伊佐市議会 2018-03-05 平成30年第1回定例会(第3日目) 本文 2018年03月05日開催
日本政府にも、核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言していたにもかかわらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を被爆地は到底、理解できませんと厳しい言葉を投げかけております。サーロー節子さんが「核兵器の終わりの始まり」と言われた言葉もすごく残りました。
日本政府にも、核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言していたにもかかわらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を被爆地は到底、理解できませんと厳しい言葉を投げかけております。サーロー節子さんが「核兵器の終わりの始まり」と言われた言葉もすごく残りました。
しかし、残念ながら核兵器保有国と日本を含むその同盟国もオランダを除き、条約交渉会議に参加をしませんでした。日本政府は、一日も早く核兵器禁止条約に賛同し批准して、唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶へ向けて世界をリードしてほしいというのが被爆者の思いです。核兵器のない平和な世界の実現までにはまだ多く難問が立ちはだかっています」と述べられております。
一方、ことしの夏には国連本部で核兵器禁止条約制定に向けた交渉会議が開催され、参加国による投票の結果、賛成百二十二、反対一、棄権一で核兵器の使用や保有などを法的に禁ずる条約が採択されました。核兵器を違法化する初めての規範であり、核兵器のない世界への大きな一歩を踏み出したことは間違いありません。
7月7日にニューヨークの国連本部で開かれた条約交渉会議では、核兵器の使用や保有などを違法化する核兵器禁止条約が採択されました。日本政府は交渉会議に不参加でしたが、124か国が参加し、122か国が賛成しております。 1、この条約についてどのように評価するか伺います。 2、核兵器禁止条約の実現により世界的に核兵器廃絶や平和への機運が高まっていると考えますが、本市のこれまでの取り組みをお伺いいたします。
お触れになった核兵器禁止条約に関する交渉会議は、報道によりますと、核兵器を法的に禁止する条約の制定に向けたものであり、我が国としては、核兵器国の理解や関与が得られないことが明らかであり、核兵器の廃絶に結びつく措置を追求するという交渉のあり方が担保されていない現状では、建設的かつ誠実に参加することは困難と言わざるを得ないと表明し、参加を見送ったところでございます。 以上でございます。