令和 4年 3月定例会(第1回)令和4年第1回
姶良市議会定例会議事日程第2号 2月18日(金)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────
┐│日程│議 案│ 議 件 名
│ 備 考 ││番号│番 号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1
│ │一般質問 │ │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────
┐│ 令和4年第1回
姶良市議会定例会 │├────────────────────────┬─────┬────────────
┤│ │開会(議)│ 午前10時00分
││ 令和4年2月18日(金)本
会議 ├─────┼────────────
┤│ │閉会(議)│ 午後 3時18分 │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──
┐│出席議員│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名
│出欠││及 び│番号│ │の別
│番号│ │の別
│番号│ │の別
││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 1│新福 愛子 │出 │ 9│上村 親 │出 │17
│ │ ││ │ 2
│竹下日出志 │出 │10│森川 和美 │出 │18
│小山田邦弘 │出 ││ │ 3│国生
卓 │出 │11
│岩下陽太郎 │出 │19│萩原 哲郎
│出 ││ │ 4│峯下
洋 │出 │12│松元 卓也 │出 │20│堂森 忠夫
│出 ││ │ 5│田口 幸一 │出 │13│湯元
秀誠 │出 │21
│ │ ││ │ 6
│湯之原一郎 │出 │14│堀 広子 │出 │22│有川 洋美
│出 ││ │ 7│鈴木 俊二 │出 │15│吉村 賢一 │出 │23│犬伏 浩幸
│出 ││ │ 8│湯川 逸郎 │出 │16│和田 里志 │出 │24│谷口 義文 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──
┤│ 出席 22人 欠席 0人 │└───────────────────────────────────────────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────
┐│ 地方自治法 │市 長│湯元 敏浩
│市民生活│吉永 惠子 │消 防 長│米澤 照美 ││ 第121条
│ │ │部 長│ │ │ ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│宮田 昭二
│保健福祉│濱田 耕一
│水道事業│新門 哲治 ││ めの
出席者 │ │ │部 長
│ │部 長│ ││ の職氏名 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │教 育 長│小倉
寛恒 │農林水産│田代 信彦 │総 務 部│今別府浩美
││ │ │ │部 長 兼
│ │次 長 兼
│ ││ │ │ │蒲生総合│ │庁舎建設│ ││ │ │ │支 所 長
│ │課 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │総務部長│松林 洋一
│建設部長│松里智一朗 │総 務 部│原口 浩幸
││ │ │ │ │ │次 長 兼
│ ││ │ │ │ │ │危 機│ ││ │ │ │ │ │管 理
監│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │企画部長│髙山 八大
│教育部長│塚田 佳明 │企 画 部│松岡
力 ││ │ │ │ │ │次 長 兼
│ ││ │ │ │ │ │企画政策│ ││ │ │ │ │ │課 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │市民生活│原口 理恵 │建 設 部│有江 浩文
│水道事業│岩下 伸一
││ │部次長兼
│ │次 長 兼
│ │部次長兼
│ ││ │男女共同│ │都市計画│ │施設課長│ ││ │参画課長│ │課 長
│ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉│向江 美喜 │建 設 部│川崎 久志 │総 務 部│堂路
温幸 ││ │部次長兼
│ │次 長 兼
│ │財政課長│ ││ │健康増進│ │建築住宅│ │ │ ││ │課 長
│ │課 長
│ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉│野村 昭彦 │教 育 部│北野 靖往 │保
健│有田加代子 ││ │部次長兼
│ │次 長 兼
│ │福 祉
部│ ││ │保険年金│ │教育総務│ │子 ど も
│ ││ │課 長
│ │課 長│ │み ら い
│ ││ │ │ │ │ │課 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│
│農林水産│萩原 安信 │教 育 部│前田 浩二
│ │ ││ │部次長兼
│ │次 長 兼
│ │ │ ││ │農政課長│ │学校教育│ │ │ ││ │ │ │課 長│ │ │ │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘ 2月18日
○議長(谷口義文君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議)
○議長(谷口義文君) 本日の日程は、配付しています議事日程のとおりであります。
○議長(谷口義文君) 日程第1、一般質問を行います。 本定例会では11名の議員から通告がありました。 本日は4名の一般質問を行います。順次発言を許します。 まず、16番、
和田里志議員の発言を許します。
◆16番(和田里志君) 登 壇 おはようございます。令和4年第1回定例会、
トップバッターで質問の許可をいただきました。姶良が輝く
市政クラブ姶輝、池島町の和田里志でございます。本日もお忙しい中、傍聴にお越しくださいました皆様、ライブ中継をご覧いただいている皆様方に厚く御礼を申し上げます。 さて、姶良市誕生12年、議会も4年ごとの改選期を迎えました。今回限りで勇退される議員の皆さん、そしてまた、この3月をもってめでたく退職をされる職員の皆さん、長い間本当にご苦労さまでした。長引くコロナ禍において、皆さんとはゆっくりと歓談することすらできませんでしたが、これからは特に健康に留意され、第二の人生を謳歌していただきたいと思います。 また、今後も志を同じくし、その審判を受けられる議員の皆さんのご健闘、そして、何よりもこの
新型コロナウイルス感染症が収束することを祈念し、通告しました質問に入ります。 質問事項1、成熟に向けた成長について。 要旨、市長は新年の挨拶で、これまでの10年は新市を形成する基礎づくりであった。これからの10年は、具体的に次の5項目を掲げ、1、
インフラ整備、2、安心・安全な
生活環境づくり、3、教育や子育て環境の充実、4、防災意識の向上、5、市職員の意識改革などを掲げ、姶良市は成熟に向けた成長を目指します、としました。 10年後の姶良市がどうなっているのか予想することは難しいが、少なくとも未来の子どもたちが安心して暮らせるようなまちであるように、これからも努力していくと述べられました。 そこで、これらについて、その現状認識と今後の具体策・課題について問います。 以下は、
一般質問者席から行います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 皆様、おはようございます。今回は、11人の方から一般質問をいただきました。順次、答弁を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 それでは、和田議員のご質問にお答えします。 成熟に向けた成長についてのご質問にお答えします。 姶良市は、来月で市制施行から12年を迎えます。 多くの市民の皆様がご承知のとおり、姶良市が誕生するまでには幾多の困難がありました。 そして、新しい姶良市が発足してからの10年間は、市としての基礎づくりと一体感の醸成を築き上げるための施策を中心に取り組んだ期間であり、基本的な体制の確立などにおいて、一定の成果があったものと考えております。 これまでの間、市としての礎を築き上げるために、議員の皆様をはじめ、市民の皆様にご尽力いただきましたことに感謝申し上げます。 そして、これからの10年は、これまでの礎の上に、成熟したまちへの成長を目指し、姶良市がさらに大きく発展するために、未来を切り開いていく新たなステージであると捉えております。 私が、広報あいら1月号の年頭の挨拶で取り上げた5つの項目について申し上げます。 まず、1点目の
インフラ整備につきましては、
桜島スマートインターチェンジの全面開通、木田橋や宇都トンネルの開通、重富地域における上水道施設の工事着工、松原地区へのバス路線延伸、また、中山間地域への
光ファイバー整備や、
予約型乗合タクシーの本格運行などに取り組みました。 今後は、人口増や急激な宅地化に相応した、道路、水道、情報通信網、公共交通網などの整備を行っていかなくてはなりません。 これは、市民の日常生活に必要不可欠なものであり、
地方公共団体が行わなければならない基本的な
公共サービスであります。 また、国が進める行政事務のデジタル化に向けた
情報通信基盤の整備促進などへの対応も、遅滞なく進めていく必要があると考えております。 そして、市民の皆様から多くの要望をいただいている道路の改良などにつきましては、今後もこれまで同様に、要望箇所における危険性や緊急性、費用対効果など総合的に検証を行い、優先順位を定めて年次的、計画的に進めていく考えであります。 次に、2点目の安心・安全な
生活環境づくりにつきましては、防犯カメラの設置や、
自治会防犯灯のLED化による通学路等の安全対策を進めるとともに、道路や宅地等への浸水被害の軽減を図るための排水路整備、危険な空き家の解体撤去に対する支援のほか、
加治木総合支所周辺整備や
帖佐駅前周辺整備に着手しました。 特に、
自治会防犯灯のLED化については、当初の計画を前倒しして進めた結果、来年度には90%を超える見込みとなっており、大きな成果があったものと考えております。 さらに、帖佐駅の
バリアフリー化事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響等により着手が遅れておりましたが、
JR九州鹿児島支社によりますと、令和4年度から着工され、令和6年度末の完了を目指すとのことであります。 今後は、特に
住宅密集地域における水害のリスクを軽減するための
内水氾濫対策を引き続き推進し、大雨や長雨の災害にしっかりと対応できるまちづくりを目指していきます。 次に、3点目の教育や子育て環境の充実につきましては、幼稚園、小中学校の普通教室への空調整備とトイレの洋式化、手洗い場の改修・増設のほか、
学習用タブレットや
校務用パソコンの整備を進め、児童生徒、そして教職員の教育環境や執務環境の整備に取り組みました。 また、次代を担う子どもたちの夢と希望を育む
高等教育機関の設置に向けた調査・研究に取り組んでいるところであります。 さらに、特別な支援を要する子どもに対する対応につきましては、それぞれのニーズに合った教育環境の実現に向けて取り組む必要があると考えております。 子育て環境に関しましては、
住民税非課税世帯の
医療費無料化の拡充や、
子ども相談支援センター「あいぴあ」の開設、民間による保育所や認定こども園の新設、改修等への支援のほか、令和6年の開設に向けて
全天候型子ども館の整備に着手しました。 今後は、
全天候型子ども館の活用を中心に、子育て世代への精神的な支援や、姶良市で生まれ育ち、成長していく子どもたちへの切れ目のない施策を行うことが必要であると考えております。 次に、4点目の防災意識の向上につきましては、災害は、いつ、どこで起きるか予測が難しく、近年では、その発生頻度も増加傾向にあるとともに、大規模化しており、想定外の事態に日頃から備えておく必要があります。 昨年11月に、市の
総合防災訓練を実施し、関係機関や消防職員、消防団員はもとより、多くの市民の皆様にも参加いただき、救出救護訓練など、防火・防災意識の普及啓発に努めました。 また、自然災害による被害を予測し、その被害範囲などを地図化した
総合防災ハザードマップを更新し、今月、市民の皆様に配布したところであります。 引き続き、市民に対して、自助、すなわち自分の命は自分で守るという自主的な早期避難体制の確立と、共助、すなわち自分たちの地域は自分たちで守るという地域の防災力の向上につながる取組を進める考えであります。 今後は、本年度、
新型コロナウイルス感染症などの影響で中止となりました鹿児島県による大規模な
総合防災訓練を、多くの市民の皆様の参加のもと、実施できるよう、再度、誘致を進めてまいります。 さらに、今後の防災対策につきましては、消防施設の整備や避難所の環境整備、そして、災害時の防災拠点となる複合新庁舎の整備を進めており、不測の事態が発生した場合においても、迅速かつ適切な対応が可能となる体制づくりを確立してまいります。 次に、5点目の市職員の意識改革についてでありますが、姶良市が成熟に向けた成長を目指し、発展するために不可欠なことは、まずは職員が成長することであります。 それは、職員自らが企画・立案能力を高め、どうすれば市民の力になり、市全体の力を活用できるかという視点を持つことを意識することであります。 共に協力して地域に価値を生み出すための協創力と柔軟な発想力。そして、失敗を恐れず取組を始める始動力が求められます。 公務員という常識を備えつつも、それを乗り越えるだけの突破力を身につけるためにはどうするかという意識の改革が必要であると考えます。 職員それぞれが、さらに様々な経験を積み視野を広げることで、個々の資質向上につながり、姶良市が大きく発展する原動力となります。 今後も、市民に寄り添った質の高い行政サービスを提供することはもちろんのこと、市民の皆様が満足する市政を提供できるよう、職員と一丸になって日々努力してまいりたいと考えております。 現在、
新型コロナウイルス感染症の影響により、社会生活や経済、文化、地域活動など、市民の皆様の日常生活も大きく変化いたしました。 まずは、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に最優先で取り組み、市民の皆様とともにこの苦難を乗り越え、感染症収束後の
社会経済活動の回復に向けて、重点的かつ効率的な施策を展開してまいりたいと考えております。 そして、現在、右肩上がりで増え続ける人口のピークアウトをできるだけ先延ばしし、コロナ収束後も子どもたちの元気な声が聞こえるまちを維持していくことが必要だと思っております。 そのために、本市が持つ大きな可能性を最大限に生かし、子育て世代の方々はもちろん、全世代の方々が安心して暮らせるまちを目指していきます。 「すべてを姶良市のために、姶良市民のために」をモットーに、時計の針を止めることなく着実に、そして、確実に市政発展に向け全力で取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
◆16番(和田里志君) それでは、2回目の質問に入ります。 市長は、年末の仕事納め式、そしてまた今年の仕事始め式の挨拶で、これからは成熟に向けた成長という言葉を使われました。 このとき初めて私聞いたんですが、うまい表現だなあと思って聞いておりました。 そしてまた、より具体的な挨拶文が、この「AIRAview」、広報あいらに載せられました。 そこで、さらに聞いていきますが、この挨拶文、特に5項目を挙げられましたが、これから目指すとした5項目について、大変失礼かもしれませんが、これ、ご自身でお考えになって、その思いを述べられたものかどうか、お尋ねします。
◎市長(湯元敏浩君) 私自身で考え、そして推敲し熟考したものでございます。
◆16番(和田里志君) ご自身で考えられたということでありますが、ここの5項目のそれぞれについては、それぞれの部署は共通認識を持っておられるんでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) その新年の挨拶の部分は、5項目を特筆したわけではなく、などなどということで、一応まだまだほかにもあるんですが、一応主なという形で取り上げておりますので、その5項目だけしかやらないということではないんです。それはもうご理解いただきたいんですが。 このことについては各部、市の職員含めて、一緒に共有しているというところでございます。
◆16番(和田里志君) 各部署、それぞれ共通認識を持って、5項目だけじゃありませんけれども、いろんなことに取り組んでいると。であれば、私も通告書で教育委員会にも聞いているわけですよ。教育の充実についてとか、こういうことで聞いているわけですから、答弁は本当は教育委員会もしてほしかったですね。これ、後でまた教育委員会には聞いていきますけどね。いろいろ、いろんな問題があるわけですよね、学校給食の問題とか。これは後で聞いていきます。 で、市長が節目節目で述べられる挨拶ですから、取り上げてみたんですが、「これまでの10年は、新市を形成する基礎づくり、そしてこれからは成熟に向けた成長を目指します」と述べられましたが、この言葉自体も市長のお考えですか。
◎市長(湯元敏浩君) 私が就任以来、10周年をちょうど迎えました。この10年というものはどういった10年だったんだろうということを様々な方にお聞きしながら、この10年は市民の方も含めて、姶良市というものの3町合併の機運の醸成、1つの姶良市になるための基礎づくりだというふうに私は捉えておりまして、それを言葉にしたというところでございます。
◆16番(和田里志君) 新市になって12年なんですが、市長は1期、4年しか携わっておられないわけですよね。そうしますと、その前の8年間というのは別な市長が担当されて。それを基礎づくりという言葉で、片づけると言ったらおかしいですけど、表現していいのかどうか。ここはやはり、いろんな、私のところにも早速電話が来たりしておりましたけれども。あんまり過去のことを断言してしまうと、誤解を招く要因にもなると思うんですが。 そのことはさておきまして、そこで成長はよく分かるんですが、人口が増えていったりとか、だんだん成長するというのはよく分かるのですが、成熟に向けた成長、成熟の考え方ですね、成熟という捉え方。市長の考える成熟した状態、成熟社会とはどのようなことでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) 成熟というのは、ゴールはまだないと思っております。この10年間は成熟に向けたということで、目指すということでございまして。例えば鹿児島市なんかは、市制施行130年を迎えますけれども、まだまだ脱皮を続けている、まだまだ成長を続けていると思います。でも、この12年から20年の間の姶良市の成熟に向けた成長というものに対しては、そこまではもう130年かけたものに対しては全然追いつかないんですけれども。 しかしながら、この二、三年で、田んぼが住宅地になり、そして子どもの数が増え、また様々なインフラが、成長に見合ったものになっていないものが多く見受けられますので、それをなんとか一つ一つ、成長に見合った成熟に、未熟な部分を一つでも成熟に向けていかなければいけない、そういった10年にしたいと、そう思っているところでございます。
◆16番(和田里志君) おっしゃることがよく分かりました。ゴールがないと、成熟はゴールがないんだと。 いろんな言い方する人がおられるんですが。誰もがそこそこ満足という社会が成熟社会であるとか、あるいは、一種の未来社会についてのビジョンと言う方もいらっしゃいます。そしてまた、日本全体で見ると、2008年にもう成長は終わったんだと。秋葉原の通り魔事件があった年ですけども、そこから成長社会から成熟社会へ移り変わったと言う方もおられるわけですけれども。 そういった市長が目指される新しい成熟社会、こういう社会を目指すためには、やはり将来こうありたいというビジョンですか、そしてまたそのビジョンを実現するための手段、戦略が必要かと思うんですが。 こういったビジョンや戦略の一つというのが、本市で言うならば総合計画であったり、第2期総合戦略、
新市まちづくり計画、あるいは、この前出されました第4次姶良市実施計画等かと思うんですが、その認識でよろしいでしょうか。
◎総務部長(松林洋一君) そのような認識で我々も取り組んでいるところでございます。
◆16番(和田里志君) もう少し大きな声でお願いします。 そういう認識で私もおるんですが、その中で取り上げたいのが、昨年の12月、この
新市まちづくり計画の一部を変更されましたですね。その変更された理由と変更した内容についてお知らせください。
◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 昨年、
新市まちづくり計画を変更した内容につきましては、まずは、蒲生複合新庁舎の建設を約2年延期をいたしましたので、それに関わる計画。あと建設によります
排水対策事業につきまして、事業導入を行いますので、それに伴う変更、この2点で変更させていただいたところであります。 以上です。
◆16番(和田里志君) ということは、このつくっていた
新市まちづくり計画を変更しないと、いわゆる
合併推進債等が使えないということでよろしいんでしょうか。
◎企画部長(髙山八大君) 議員仰せのとおりでございます。
◆16番(和田里志君) それじゃあ、ここに市長が掲げられた5つの項目について、現状認識と課題、そしてまた具体策を聞いていったんですが、さらに掘り下げてお尋ねしますが。 まず、
インフラ整備。ここでいろいろ優先順位を定めて年次的、計画的に進めていく考えでありますということで。 私はせっかく10年スパンで、これまでの10年、これからの10年というようなことで述べられたわけですから、もう少し具体的な計画が出てこないかなあと思って聞いていたわけですけども、なかなか具体的な事業計画は出てきてませんけれども。 例えば
インフラ整備で、何回も同僚議員も質問しておりますが、宮島線の高速の下、2連ボックス化、あるいは錦原線の延長とか、あるいは中部横断道路とか、そういうのなんかはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 今、宮島線のお話ですとか、中部横断道路のお話とかございました。 中長期的な建設行政、いわゆるプロジェクトビジョンにつきましては、今、直近で事業化が見込まれるものにつきましては、市長の答弁にもございましたとおり、姶良市、今成熟の過程で一番欠点となっているのが排水対策、内水対策ですね。そこら辺のところを強化し、加速してやっていきたいということと、先日の当初予算でも発表がありました帖佐駅周辺の事業等を進めてまいりたいと思います。 それから、中長期的にまだ先のプロジェクトにつきましては、また推進するべく少しずつ進めていこうと思っております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 雨水排水対策であったりとか、駅前整備であったりとか、やらないといけないことはいっぱいあるわけですけれども。やはりイオンタウン前の高速下の2連ボックス化、これなんかも急がないといけない問題だと思うんですよね。 そこで、ちょっと具体的に工法で聞きますが、SBC工法、スチール・ボール・キャリー、この工法というのをご存じですか。
◎建設部長(松里智一朗君) SBC工法について、すみません、ちょっと知識がございません。
◆16番(和田里志君) 昨年の11月、私たちは熊本で開かれました「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2021」というのに参加させてもらいました、会派で。 そこで目にしたのが、このSBC工法。横引き工法とか、横滑り工法とか言われているんですが。要するに、鋼球、鋼の球ですね、とウインチで引っ張っていくという工法ですが、線路を引いてですね。クレーンで据付けが直接できない市街地であったりとか、道路、鉄道等の高架下、また仮設道路が設置できない場所においてもスムーズに据付け作業ができるということで。要するにコンクリートの二次製品をもう先に造っとって、それを埋め込んでいくと、引っ張って埋め込んでいくという工法で。これを聞いたときに、うわあ、いいのがあるなあと思って、会派で非常に勉強になったんですけれども。 やはり、鹿児島からも何か所かの自治体が見えていましたよ。本市もやっぱりそういう技術フェア、これ毎年開かれていますんで、そういうのに参加すべきだと思うんですが。ぜひ、今年からというか、こういう研修とか参加していただきたいと思うんですが。 それともう一つ、全国薬草シンポジウムというのもありました。これも熊本であったんですが、これも会派から2人ほど参加させてもらいましたけれども。 これなんかも6次産業化を推進する意味で、薬草を中心にしたまちおこしとか、いろんなのをやっているわけですよ。だから、役所のほうにも案内が来ているはずなんですけど。職員の皆さんも、もう少しそういうのを勉強する必要があると思うんですが、いかがですか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 新工法等につきましては、我々職員のほうも、また新しい技術がどんどん開発されていくと思いますので、今コロナ禍でなかなか、現場というのではなくて、ウェブ会議、ウェブで研修をするのもございますので、そういった機会を通じて研さんを努めてまいりたいと思っております。
◆16番(和田里志君)
インフラ整備、やらないといけないところはいっぱいあると思うんですが。それこそ優先順位を定めて、年次的に計画的に進めていくということでありますので、ぜひとも市民の要望に応えられるように取り組んでいっていただきたいと思います。 それと、次の安心・安全な
生活環境づくり。これについては、排水路整備事業、これが合併推進債が活用できるということですね。そういうことでよろしいですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 合併推進債のほうが活用できます。 以上です。
◆16番(和田里志君) そういう有利な補助事業を使っていただいて、早急に進めていただきたいと思うんです。 次に、項目がたくさんありますので行きますが、教育や子育て環境の充実。 先ほど言いましたが、これについては教育委員会がどのように考えていらっしゃるのかということをお聞きしたかったんですが。 今度いただいた第4次姶良市実施計画、これに令和4年度で907万円でしたか、予算が計画がされていますよね、907万3,000円、これが学校給食施設整備事業。今度の骨格予算には入ってないかと思うんですが、これは何ですか。
◎教育部長(塚田佳明君) お答えします。 第4次実施計画に掲載いたしました学校給食整備事業ですけども。令和2年の12月に策定しました姶良市立学校給食施設整備の方針及び今年度ただいま策定中であります第2次姶良市教育振興基本計画、この中でも主な取組というふうに位置づけておりますので、本年度から計画の策定等に着手したいということで計上したものでございます。 以上です。
◆16番(和田里志君) ちょっと、私が耳が悪いのかもしれませんが、よく聞き取れなかったんですけれども。 要するに、PFI等の可能性調査をするということじゃないんでしょうか。
◎教育部長(塚田佳明君) おっしゃるとおりです。基本計画の策定及び導入調査をしていくということでの経費でございます。 以上です。
◆16番(和田里志君) これも本来ならば令和3年度で教育委員会としてはやりたかったかと思うんですが、なかなか予算が認められなかったということですよね。そして、やっと今度4年度、しかも補正でやろうとされている。これなんかもう骨格といってもいいぐらい、最初から出されてもいいと思うんですが。 それで、お尋ねしますけど、PFI導入について可能性調査をするんであれば、平成31年の3月に内閣府が出したPFI可能性調査簡易化マニュアル、これご存じですか。
◎教育部長(塚田佳明君) そのマニュアルについても視野に入れながら、導入可能性調査をしていきたいというふうに考えております。
◆16番(和田里志君) これは、わざわざコンサルタント等の外部委託することの多い導入可能性調査なんですが、これを
地方公共団体職員が自ら行うことが可能となる手法を念頭にまとめてあるということで、調べた結果、バリュー・フォー・マネー、VFMなんかの簡易化というようなのがうたわれていますが。これこそわざわざ1,000万円近くかけて外部に頼まなくても、優秀な職員がいっぱいいらっしゃる中で、自分たちでできるんじゃないかと思うんですが。 それこそ総合戦略の中で、姶良市総合戦略タスクフォースを新たに設置されましたよね。これ、
高等教育機関の設置の関係かと思うんですが。それこそ教育委員会で、あるいは別な部署でもいいですが、こういうタスクフォースを設置して、この可能性調査、職員でできないですか。
◎教育部長(塚田佳明君) 検討してまいりたいと思います。現在のところは業者委託という形で進めようというふうに考えているところでございます。
◆16番(和田里志君) 教育委員会に限らずどこもそうですけど、やはり、全て外部委託みたいな調査委託をするというのが多すぎると思うんですよ。それだけお墨つきをもらって事業にかかりたいという気持ちは分かるんですが。それと外部に委託すれば楽は楽ですよね。だけど、やはり経費の節約とか、いろんなのを考えれば、自分たちでできるものは自分たちでやっていくべきだと思います。 そこで、教育に関係して、
高等教育機関の設置についてお尋ねしますが、これタスクフォース、専門部署を設けられて、今いろいろ調査とかアンケートを取ったりされていますよね。アンケート結果は1月末で出たんじゃないですか。
◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 業者にお願いしました工期は1月末となっております。その結果を踏まえまして、現在担当部署のほうで中身の精査等を今行っている状況でございます。 以上です。
◆16番(和田里志君) アンケート結果については、また後日お知らせいただくということでよろしいでしょうか。
◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 アンケート結果の精査及び庁内での検討協議を終えた上で、議員の皆様にはしかるべき時期に説明いたしたいと考えております。 以上です。
◆16番(和田里志君) それともう一つお尋ねしますが、タスクフォースをつくられて、専門部署をつくられて、特別な役割を担った部署なんですが。 今、熊本で進んでいます台湾の大きな大手企業、半導体の企業、TSMCですか、それとソニーが出資して共同で大きな半導体の新しい工場を造りますよね。24年からの操業開始を見込んでいる1兆円規模の工場だと思うんですが。 それに対して人材が足りないと。1,500人ぐらい雇用する予定だけど全然足りないと。そういった専門知識を持った人材が足りない。そういうところに、結局、九州管内の大学とか、高専とか、専門学校と協力してなんとかしたいということで相手が言っているわけですよね。そういうところに本市も手を挙げて、やっぱりそういう関連の大学でもいいし、サテライトでもいいですけど、そういうのを持ってくるとか。 鹿児島県にはソニーがあり、京セラがあり、そういう意味では熊本ですから近いわけですよね。そういうところに目を向けられるようなことはしないんでしょうか。
◎企画部長(髙山八大君) 議員仰せのTSMC、この件については新聞報道等で存じ上げているところであります。仰せのとおり、九州の中で、いわゆるそういう不足する人材、半導体に関する人材についてどうやっていくかというのが、コンソーシアムができて協議を今始めたばかりというところでありますが。 昨年、議員の皆様に全員協議会の中で、いわゆる産官学の連携でありますとか、あと地元がどういう人材を欲しているのかと、そういった部分も今後、
高等教育機関を考える中では一つの検討する要素にはなるということで報告はしておりますので。 今、議員仰せの部分についても、今始まったばかりで情報収集等はまだこれからですけれども、その部分についても注視していきたいと思っております。 以上です。
◆16番(和田里志君) やはり間髪を入れずにそういうところには、できなくてもともとという言い方がいいかどうか分かりませんが、やはり目を広げていろんなところで取り入れるべきだと思うんですが。ぜひそういうことも検討していただきたいと思います。 次に、防災意識の向上ということでお尋ねしました。 これは、昨年の私の一般質問で、市長は公約以外で何かほかにやりたいこと、力を入れたいことありますかということをお尋ねしたところ、防災面に力を入れていきたいという答弁をいただいたところでありますが。 ご承知のとおり、トンガ沖の大噴火、ありましたですね。奄美大島では一時避難所から高台に避難する車が多くて大渋滞を引き起こしたと。ああいうような身近で起きたことを、やはり教訓として生かすべきだと思うんですよね。意識改革ということで市長が述べていらっしゃいますが。 そこで、姶良市防災ハザードマップというのを作っていただきました。そして各戸に配られました。いいのができたなと思って見させていただきました。 それで、今関連しました津波の関係でお尋ねするんですが。姶良市、この津波の浸水想定区域というのなんかもずっと細かく書いてありますよね。姶良市は何mぐらいの津波を想定されているんですかね。何か12の地震の、12でしたかね、何かそれを勘案して一番最大となる浸水区域をつくったというようなことが書かれているんですが。高さで言えば何mぐらいの津波を想定されたんでしょうか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 今お手元にお配りしたハザードマップに記載されております津波の浸水想定域ですが、これは鹿児島県が平成26年2月に策定しました鹿児島県地震等被害予測調査、これに基づいたデータで作成しております。 これによりますと、姶良市で最も津波の高さと言いますか、おそれのある災害というものが、桜島沖の錦江湾内の海底噴火Aというやつです。これにつきましては、一番姶良市で予測として高さが高いところが脇元とされており、7.77m。これはあくまでも津波高ですので、海面と陸地が接するところでの一番高い高さというところです。 では、これが陸地のほうにどこまで浸水してくるかとなりますと、これは表すところはその地点の高さですので、津波の遡上高というところになってきます。その遡上高でいきますと、脇元で7.43m。ですから7.43mの標高、高さの部分までが浸水するということです。 これを姶良市、それぞれ陸地の地形であったりとか、あるいは海底の地形、それらによって襲ってくる津波の高さ、あるいは浸水想定域というのが変わってきますけれども、それらを結んだ線というものが浸水想定域ということになりますので。あくまでもこれは予測ということですので、これ以上の可能性もあり得るということはご承知おき願いたいというふうに思います。
◆16番(和田里志君) 専門的な表現がありましたけども、7.43mとか、脇元地区で。あくまでも予測ということで言われました。 私、このハザードマップを見たとき、浸水域が示されているんですが、ここに桜島沖の海底噴火のときの7.77mとかいうのも書かれていますが。それにしては浸水域が少ないなあという、まあ、ある意味安心したんですけど。 果たしてこれでいいんだろうかと、防災意識の啓発という面から見て。これだけを見れば、ああ津波はうちには来ないんだと、色分けしてあるところは。例えば松原地区でいくと、姶良警察署から下のほうだけですよね、それから上には来ないというようなふうに見るんですが、ほんの一部なんですね。逆に加治木のほうは加音ホールは全て、須崎地区の工業団地も全て想定域に入っていますね。 で、本当に安心していいのかどうか分かりませんが、例えば松原地域、それと加治木の須崎地域、こういう海底噴火が起こったり、津波が予想される場合に、ここの地域の方々はどこに逃げたらいいんでしょうか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 今、ちょっと具体を言われましたので、それについてお答えいたしたいと思います。 まず、松原地域ですが、昨年11月に市の
総合防災訓練をやりました。そのときに津波浸水想定域の住民の方々の避難場所として設定したところが、松原なぎさ小学校であります。それ以外でいきますと、市のほうの緊急避難指定場所としては、塩入団地の上階と言いますか、2階以上、3階以上というところになってきます。 須崎におきましては、加音ホールの上階、上の階というところです。それ以外でいきますと、指定避難所にはなっておりませんが、須崎地区には今、大きな工場が進出してきております。それらも緊急避難的には上の階を利用していただくというような形になってこようかというふうに思います。
◆16番(和田里志君) その辺のところは、それぞれの企業であったり地区の人たちに、やはり周知する、させる必要があろうかと思うんですが。それはまた別な機会に聞きますが。 この加音ホール、加音ホールの2階にというようなお話でしたけれども。津波が発生して実際に浸水したら、加音ホールまでも行けないと思うんですが、その辺のところはどのように考えていらっしゃいますか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 今回出された、今回と言いますか、26年に出した県の地震防災につきましては、姶良市で、先ほど言いましたけれども、最も心配されるのは桜島の海底噴火であるということなんですが。 専門家によりますと、桜島の海底噴火というものは事前予測が可能であると。噴火であるから、例えば山体膨張があるから、もう間もなくちょっと海底が危ないよとかいうようなことであるということでございますので、逃げる時間はある程度取れるというようなことで、専門家の方は言っていらっしゃいます。 それ以外の姶良市で襲来するであろう津波というものが、南海トラフであったりというところになります。ただし、南海トラフにつきましても、1時間半とかそのぐらい時間があるというようなことで予想されております。 先般、
総合防災訓練でも行いました鹿児島湾直下地震に伴う津波というものは、高さ的には2.7mとか、そのぐらいの高さということで想定しておりますので、今回お示ししたハザードマップは、最大値として予測される桜島海底噴火というところで予測しておりますので、浸水域としましては、錦江湾直下地震の場合は、そこまで内陸のほうには来ないというような予測ということでなっています。 以上です。
◆16番(和田里志君) 桜島の海底噴火については、大体専門家の話としては予測がつくということでお聞きしましたけれども。 今回のトンガ沖の大爆発ですね。これは空振によって津波が発生していますよね。桜島の大正噴火でも一部あったみたいですけども。そういうのも予想されると思うんですが。 2月15日付の南日本新聞に、津波避難で30市町村は徒歩が原則と。9市町村がまだ指定していないということで載っていましたけど。本市ではどのようになっているんでしょうか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 姶良市では津波避難計画というものを既にもう策定しております。姶良市の津波避難計画では、徒歩避難を原則ということで記載しております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 徒歩避難が原則ということですね。ということは、近場でないと避難できませんよね。 そこでもう一回お尋ねしますが。津波の浸水想定区域でないのに、いいですか、津波の浸水想定区域でないのに、指定避難所、指定緊急避難所になっていないところが何か所かありますよね。例えば姶良公民館、建昌小学校、松原地区公民館、重富中学校、松原たいこ公園、宮島西公園、永池公園。ここらは、緊急避難場所にもなっていないですよね。想定区域でなかったら緊急避難場所ぐらいにはしてもいいかと思うんですが、その辺はいかがですか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 先ほども答弁いたしましたとおり、あくまでもこの津波高は予測でありまして、これ以上の津波が襲ってくる可能性もあるということでございます。 したがいまして、緊急指定避難場所としてなっていない、想定区域外でもありながらなっていないところというところは、主にそこに出ているのは、公園とかいうようなところに、海辺に近いところの公園なんですが、津波がもし襲ってきた場合に、上に逃げようにも逃げられない場所であるというところです。 ですから、それ以外のところで見ますと、例えばこの近くでいきますと、そこのグラード、あそこら辺りは津波避難ビルということで指定をしております。この2号館もそうなんですけれども、ここら辺りにつきましては、津波がもしそこまで来た場合は、上の階に逃げられるというようなことでございますので、先ほど議員がご指摘された緊急指定避難場所については、そういったことで指定をしているというようなことでございます。
◆16番(和田里志君) いろいろ想定してやっているということではございますが。 それでは、逆に浸水想定区域なんだけれども指定避難所になっている加音ホール、これ海抜は3mしかないですよね。2階に上がっても6mぐらいかと思うんですが。7.7mの津波が襲ってきたら駄目だと思うんですが、いかがですか。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 先ほど言われた加音ホールなんですけれども、議員仰せのとおり海抜は3m、上の階に上っても6m、7m、そのぐらいだというようなことなんですが。 あの近辺で高さの取れる公共の施設と言えば、もう加音ホールぐらいしかないというのがまず1点であるということと、その場所でどのぐらい浸水するんだと、深さですね。そこは今回のハザードマップにはその深さまでは載せていませんけれども、その地域地域によって深さというのがまた変わってきます。そこら辺りを加味した上で、加音ホールの上階であれば、想定域内であれば避難が可能ということで、緊急指定避難場所ということで設定しているところでございます。
◆16番(和田里志君) この加治木の須崎地区については、先ほどから言いますように大きな工場もあります。これ24時間体制で操業もしております。いつ、いかなる事態が発生するか分かりませんが、緊急避難的にはその会社の2階であったりとか、加音ホールの2階であったりとか、それは避難せざるを得ないと思うんですが。 やはり、人間の心理として、本市は歩いて避難しなさいということで言っているということですが。車で逃げようというふうになろうかと思うんですよね、ほとんどが。 そうしますと、先ほどの
インフラ整備と絡むんですが。姶良市の場合は、縦の道路が本当に遮断されているというか、バイパスであったり、鉄道であったり、高速であったりというようなことで遮断されている。1か所に集中してしまうと思うんですよね。だから、やはりそういうところまで考えた幹線道路の整備というのが必要になってくると思うんですが。 市長にお尋ねしますが、その辺の全体的に見た形でのそういう整備というのは、それはいつということは言えないでしょうけど、市長自身はどのように考えていらっしゃるでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) 防災を目的とした整備ということに対しては、それはどこまで整備をすればいいかということは非常に地域によって違う、また人口によって違うというところもありますので、これから精査していかなきゃいけないんですけれども。 やはり、地震に対しての市民への啓発というか、広報というのは、車で逃げてはいけません、徒歩で逃げましょうというだけではなく、地震が起きたらまず津波を考えましょうというところから始めなきゃいけない。地震が来て、すぐに津波が来るわけではございませんので、その逃げる時間に、徒歩並びにそういった自転車等々も含めて、そういった軽車両で逃げていくということも含めて、そういった啓発をしていかなきゃいけないなとは思っております。 しかし、地震で窓ガラスが道路に散乱し、また電信柱が倒れて車では移動できない、物理的に移動できない部分もございますので、車で移動するよりは徒歩で移動するということを周知徹底していかなきゃいけないなということはございます。 それと離れて、車で移動する人がいるから道路を拡張したほうがいいというような、防災に向けた拡張というのは、なかなかこれからそれが必要かどうかも否かも含めて研究していかなきゃいけないなと思っております。
◆16番(和田里志君) すぐに津波が来るわけじゃないからというようなお話ありましたけど。桜島の海底噴火、北方沖で噴火が起きると4分で津波が来ると載っていますね。だから、場所によっても違うと思うんですが、そういうことも含めて。 それと、姶良カルデラで3万年前に起きた巨大噴火、これについても産業技術総合研究所が火砕流の分布図を作成して公開していますが、今まで想定していた以上、推定の1.5倍に上るという調査もありますね。 だから、そういうことも含めて、本市の場合は桜島が一番問題があるかと思うんですけど、しっかり対策を、市長がおっしゃった意識啓発ですね、防災、それをやっぱりしっかりやっていく必要があろうかと思います。 次に、市職員の意識改革ということでお尋ねしました。 まずは職員が成長することであるということで述べられましたけれども。 これは行政改革のほうにも載っていたかと思うんですが。第3次姶良市行政改革大綱、令和3年から令和7年までの5年間。これを見てみますと、職員の意識改革ということで、市民目線に立ってニーズを把握し、仕事や研修を通して接遇の向上等に努めるとともに、職務に対して誇りの持てる意識の高い職員の養成を行いますということで計画されているわけですが。 そして、具体的な方策として、職員研修の充実、個人情報の保護、人事評価制度の活用ということで挙げていらっしゃるんですが。この人事評価制度の活用、これについて少し詳しくお示しください。
◎総務部長(松林洋一君) それでは、人事評価制度について、少し概要のみお知らせいたしたいと思います。 この人事評価制度につきましては、本市におきましては平成28年度から導入いたしているものでございまして、仕組みとしましては、二本立てになっております。業績評価というものと能力評価というものの二本立てでございます。 この人事評価制度の最大の目的というのは、今お話がありましたように人材育成、これによるところが大きいものでございます。 したがいまして、各職員に期待されている役割とか、遂行すべき業務の内容、これ等について具体的な基準を来し、職員に対してあるべき方向性とか取るべき方向性、これ等をお示ししながら人事評価制度を行っているところでございます。 また、それに至らなかった、業績評価においてその目標に至らなかった場合、そういうところに改善も行いながら、人材育成につなげているといったようなところでございます。 以上でございます。
◆16番(和田里志君) 最後に、この市長挨拶の中で、10年後の姶良市がどうなっているか分からないと。けれども、未来の子どもたちが安心して暮らせるようなまちであるようにと、努力していくということを述べていらっしゃいますが。ここをもうちょっと具体的にお示しください。
◎市長(湯元敏浩君)
インフラ整備や防災の部分を充実していく、成熟に向けて成長していくことによって、成長していく子どもたちが安心して日々の生活を送れるようなまちにしていきたい。当然、防犯、防災、こういったものも含めてやっていくことが、子どもたちにとって、姶良市をふるさととしている子どもたちにとって、非常に重要なことではないかと。この10年のうちにそれを目指してやっていきたいというふうな気持ちでございます。 以上です。
◆16番(和田里志君) 時間がなくなりました。まだたくさん聞きたかったんですが、ちょっと時間が少なくなりましたので、締めに入ります。 1月18日付の南日本新聞の社説にこんなことが書いてありました。政治の最大の責務は、国民の命と暮らしを守ることに尽きる。理念を語るだけではなく、実績を上げるときに来ている。今、問われるのは実行力であり指導力である。このように書かれておりました。 今回は、市長の年頭の挨拶を取り上げ、質問をいたしました。 市長は、2年以上にわたるコロナ禍の中、また、政策分野の枠を超えて取り組まないといけない施策が数多くある中、より総合的なまちづくり、住民サービスの維持、向上など、あらゆる角度から市政の運営に携わっておられることがよく分かりました。 ただ、そのことがしっかり市民に理解されているか、伝わっているか、これについては疑問があります。 先ほどもありましたが、市長も議員も含めて、今問われているのは、やはり実行力、指導力、そして結果を残すこと。看板を掲げて語るだけでは何ら進展がありません。 いま一度、市長の思いと今後の意気込みについてお聞きし、私の質問を終わります。
◎市長(湯元敏浩君) 議員おっしゃるとおり、結果を残さないと、その評価というものはなかなかしていていただかない。これはもう本当にそのとおりでございまして。 しかし、この4年間、行政の継続という形で、前の市政がやっていたことを必ず達成をしまして、そして、自分の掲げている目標を達成しようと努力をしてきたところでございます。未曽有の予想もしなかった新型コロナ対策の対応というのは、就任前には全く考えていなかったことでございますが、やはり、あしたどうなる、あさってどうなる、1週間後どうなるという近視眼的な対応を迫られたのも事実でございます。 しかしながら、それに伴って種まきはしっかりとやってまいりました。種まきは、まだ芽が出ていないので、皆さんの目の前にさらすことができません。それによって、何をしてきたんだ、何をしてきたのか分からないという意見は、私は甘んじて受けようと思いますけれども、しっかりとこの先の姶良市が20周年を迎えるあたりまでに見据えた種まきはしてきているつもりでございます。ですので、私の、今後も姶良市のために、また姶良市民のためにをモットーに、様々な施策に花に咲かせるような形で、今後努力をしていきたいと思っております。 市民の皆様方が姶良市に住んでよかった、そして姶良市に住みたいと思えるような姶良市をつくっていくことが私の目標でございます。そのための様々な施策というものを考えていく、姶良市民のために粉骨砕身やっていくことは全く変わらないことでございますので、これからも、議員の皆様と市民の負託を受けながら、両輪となって姶良市を前へ前へと進めていきたい、そう思っておりますので、私の今後の目標としてはそのような気持ちでいることでございます。 以上でございます。
○議長(谷口義文君) これで、
和田里志議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をします。10分程度とします。(午前11時02分休憩)
○議長(谷口義文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時12分開議)
○議長(谷口義文君) 一般質問を続けます。 次に、11番、岩下陽太郎議員の発言を許します。
◆11番(岩下陽太郎君) 登 壇 皆さん、こんにちは。議席番号11番、
市政クラブ姶輝の岩下です。 本日も、傍聴席、そしてインターネットでの視聴されている皆様、ありがとうございます。どうぞ、任期中最後の一般質問となります。おつき合いいただきたいと思います。 さて、昨日政府は、まん延防止等重点措置を鹿児島県でも2週間延長するという方針になり、本日の午後、県では対策会議を開き、飲食店への営業時間短縮要請を県内全域で継続する方向で対応を話し合うという報道がなされております。 この状況がまだまだ続くということが予想されますが、これまでの期間で学び、確立しつつあると言ったほうがいいでしょうかね、新しい生活様式を留意しながら、この危機を一緒に乗り切っていきたいなと考えております。 そうした状況の中でも、市民の皆さんが安心して生活できるため、そして市が確実に発展するためには行政が進み続けなければなりません。そこで、本日は行財政改革について質問させていただきます。 質問項目、行財政改革について。 質問の要旨、本市の財政状況は、少子高齢化の進行や社会保障関係経費・公債費等の義務的経費が高い水準で推移することが予想され、今後も厳しい状況が続くものと見込まれている。 将来にわたり安定した行政サービスを提供できる持続可能な財政基盤を確立するためには、市税等の収納率のさらなる向上や、新たな財源確保策の推進により歳入の確保に努めなければならない。その上で、個々の事業の目的と成果を明確にし、事業を推進するにあたり無駄がないかの検証と事業の効率化を図りながら経費節減に努める必要がある。 そうした厳しい財政運営が求められるなか、財政の健全化を図るためにも、新しい「技術」を積極的に活用し、市民の暮らしの安全・安心を守るとともに、人口減少対策をはじめ、姶良市が将来にわたり持続的発展を遂げ、まちの魅力を高めていく取組を着実に進めていく「新しい行政のあり方」が求められている。 さらに、限られた財源と人員で新たに発生する行政課題に即応できるように、柔軟で機能的な組織体制の整備と、自らイノベーションを起こせる人材の育成に努めることも必要である。そこで、以下の内容を問います。 要旨1、当初予算策定にあたり、各事業の目的や成果目標を精査し、事業の廃止・縮小・統合を進めるための作業としてどのような作業を行ったのかお伺いします。 要旨2、令和4年度予算策定の際に各部署から提案のあった全ての事業のうち、所期の目的が既に達成された事業、事業の目的が他部・課(局)の事業と重複している事業、費用対効果の低い事業と判断された事業はそれぞれ幾つあったのかお伺いします。 要旨3、近年、予算要求にあたっては、基本的に「ゼロベース」からの徹底した見直しを行うこととされているが、各部署においてしっかりと対応できているのかお伺いします。 要旨4、業務プロセスのデジタル化による業務の効率化やスピードの向上などが現時点で図られているのかお伺いします。 要旨5、国が進めるDX(デジタル・トランスフォーメーション)への現時点での対応と姶良市において今後どのような展望になっているのかお伺いします。 要旨6、新庁舎にかわることにより近未来の市役所が実現されるのか。また、行財政改革の観点から市民の利便性向上と業務効率化を含めて考えを示せ。 要旨7、時代の変化にスピード感を持って柔軟に対応できる組織運営と人材の育成が急務であるといえるが、現状の体制をどのように評価しているのかお伺いします。 後は
一般質問者席で行います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 岩下議員のご質問にお答えします。 行財政改革についての1点目のご質問にお答えします。 当初予算編成におきましては、まず、各部・各課等において、所管する事務事業の継続、拡充、縮小及び廃止等について予算額の精査も含めて検討しております。なお、この作業は、総合計画をはじめとする各種計画及び国・県の施策との関連性や事業の目的、期待される効果等について、これまでの決算成果や課題も踏まえた上で行うよう指示しております。 また、政策的事業については、翌年度以降3か年の事業計画、概算予算額について実施計画を策定した上で予算要求を行うこととしております。 各部・各課等で作成された予算要求書については、国の地方財政対策の内容や特定財源の有無などを含めて精査を行い、査定を経て予算案を決定しております。 2点目のご質問にお答えします。 「所期の目的が既に達成された事業、事業の目的が他部課の事業と重複している事業、費用対効果の低い事業については必ず見直しを行うこと」を令和4年度の予算編成方針で示しておりましたが、この方針により令和3年度をもって廃止した事業はございません。 しかしながら、限られた財源を真に必要な事業に優先的に充当する必要性は常にありますので、目的に沿って事業を継続する中において、実施内容や事業費について精査を行っております。 3点目のご質問にお答えします。 当初予算の策定にあたっては、前年度までの予算や実績だけに基づくことなく、根本から策定する意識を持つよう指示しております。これは、コスト削減だけを意図しているものではなく、事業予算やゼロベースから見直すことで、事業や業務の改善につなげ、市民サービスの更なる向上を目指すことに主眼を置くことを意識したものであります。 本市では、経常経費予算について、各部等に対して一般財源の枠配分を行い、予算要求・編成作業を行っており、全ての部・課等において、事務事業の見直しを念頭に予算編成を行うよう指示しているものであります。 4点目のご質問にお答えします。 本市では、これまでに軽自動車を廃車する際のシステム入力や、高額介護合算療養費等通知書のデータ化、固定資産税の地図印刷作業にAI-OCRやRPAを適用しており、年間でおよそ420時間の削減を見込める業務の効率化とスピードアップが図られております。 こうしたデジタル技術を活用しやすい業務プロセスへの変革も進めてまいりますが、各種申込み、アンケートなどを素早くシステム化する新たなツールも活用しながら、デジタル化の効果を最大限に発揮できるよう取り組んでまいります。 5点目のご質問にお答えします。 国においては、「デジタルの活用により一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」を目指し、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を進めるとしております。 こうしたデジタル社会の実現に向けて、本市では昨年10月の行財政改革推進本部会議において6つの重点取組事項を掲げ、庁内の推進体制を整えたところであります。 主な取組としては、令和7年度末までに住民情報システムの一部を、国の標準化基準を満たすシステムへ移行して、人的・財政的な負担の軽減やデジタル社会に向けた相互運用性の確保を図ってまいります。 これに関連して、子育て、介護など、暮らしに直結する行政手続について、スマートフォンから手続ができるサービスを令和4年度末から提供できるよう準備を進めております。 例えば、身近なところでは行政への転出・転入などの手続と、電気、ガスなど民間事業者への手続を一括で行うことのできる民間のオンラインサービスに関して、国において検討が進められています。 本市の描いている行政デジタル化につきましては、国と地方の関係性とデジタル化に共通した目的に資する取組を進める一方で、本市の実情に応じて、従来の対面による行政サービスのよさは残しながら、デジタルにできる分野を拡大することにより、市民と行政の両面で、より良い方向に変化してその恩恵を実感できる、そうしたデジタル行政を目指してまいります。 6点目のご質問にお答えします。 新庁舎は、東日本大震災や熊本地震の教訓から、防災拠点として行政機能を維持できる災害に強い庁舎とし、行政機能を集約した本庁方式を採用し、多様化する市民ニーズに応える機能を備え、市民サービスを向上し、市民に親しまれる庁舎を目指しております。 また、ユニバーサルデザインの採用や自然採光・換気、太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用など、人や環境にやさしい施設とし、市民利用の多い窓口を1階及び2階に集約するとともに、プライバシーに配慮したカウンターや個別対応ができる相談室の設置など、市民にわかりやすく、利用しやすい庁舎とすることとしております。 さらに、ICT等を活用した業務の効率化や市民への情報提供・情報発信に努め、急速に発展している高度情報化社会に対応できるよう検討を進めているところであります。 7点目のご質問にお答えします。 令和2年度に策定した第3次姶良市行政改革大綱において、組織機構の再編や強化、職員研修の充実などを目指すことを基本方針に掲げております。 組織のあり方につきましては、これまでも時代や住民ニーズを的確に捉え、組織機構の再編を行ってまいりました。現在、令和6年度から供用開始となる新庁舎において理想的な組織体制の構築を図るため、全庁的なヒアリングを実施し、各部局との個別検討を重ね、柔軟で機能的な組織のあり方を検討しているところであります。 今後、さらなる検討を進め、行政運営を円滑に行える組織体制の構築を図ることにより、人材育成も同時に行えるような体制を築いてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
◆11番(岩下陽太郎君) では、2問目以降質問させていただきたいと思いますが、先ほど行われた同僚議員の一般質問の中でも示されましたが、先日第2次姶良市総合計画、第4次姶良市実施計画が策定されました。その中で、令和4年度から令和6年度まで行う予定の事業等が示されました。新規事業として記載されているもの、重要な施設整備等であり、しっかりとこれまでの計画を含めて計上されたんだろうということで承知をしています。 それに先駆け、昨年の9月、財政課から市議会のほうに出されました姶良市の財政状況という、こういう冊子ですね。これの総括としては、今後さらに厳しい財政運営を余儀なくされることが見込まれるということでなっています。簡略的に言うと、姶良市の財政はもう新規事業の実施はもちろんのこと、既存事業の継続すら厳しい状況にあると。 理由としては、市税収入の大幅な増加が見込めないこと、合併後に実施した大型事業等の借入れにより市債の返済額が減らないことが要因となっているなど、姶良市を維持していくためには、前例にとらわれない大胆な決断をする必要があるという状況だというふうにまとめられていると思うんですが、改めての確認になりますがこの見解で間違いはないでしょうか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 その現在の財政状況というのが、これまでの決算、これまでの現在の状況を踏まえた上で推測をしていく場合に、姶良市としてやっぱり特徴的に増えていく経費、姶良市では税収の増加が見込めないという書き方がされていますけれども、実は姶良市をたくさんの方に選んで住んでいただき過ごしていただく中で、人口が唯一増えていき、税収も若干であるんですが増えているという、県内でも珍しい状況にもあります。 その中で増えていかないというのは、その人口が増え活気が出ていくことに対して、必要な行政の経費、これが税収を上回って伸びていくというのがこれがまちの特徴、姶良市の特徴としての、都市型だったり、昔の言葉で言いますとベッドタウン的な自治体に多い姿になってきます。 ですので、これは危機的な状況ということで嘆く状況ではなく、姶良市の今の姿を財政的に分析したときにそういうような状況であるということですので、今復唱していただきましたとおりの状況でありますが、これらを分析をした上で今住んでいただいている方々、これから未来に向かっての方々の行政の需要に応えていくべく、この状況を分析して計画を財政的にも立ててしっかりとやっていくというようなことになっていきます。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) 本当心強い言葉でもあるんですが、やはり懸念材料としてあるのかなっていうのも含みながらのところなんですが、今のところだとするといろんな計画からこの人口増だったりとか、姶良市のこの10年を振り返ってとかいろんなものがある中で、予想がされている範囲なのかなというふうに思うんですが、いわゆるこの財政状況というのは、合併前もしくは合併直後、そういう運営の中でのことでいろいろあるかもしれないんですが、いわゆる想定内の範疇なのかっていうのをお伺いします。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) 財政を担当する者から申し上げるとすれば、これまでの決算を振り返ってということになってしまうと思うんですが、実際まず分かりやすい予算規模で申し上げますと、旧3町、合併前の3町合わせた予算額っていうのが230数億円でありました。 合併後の平成22年度が250億円台、これは合併をすることによりまして市になったことで、今社会福祉課が担っております生活保護の事務、これが県の予算から市の予算になったと。それで20億円弱ありますのでっていうようなところもございましたが、今回提案をしてあります当初予算で骨格予算とはいえ320億円というところでありますので、この予算規模が大きくなるというのは、先ほど申し上げましたまちの成長によるもの、それから時代的なものというのが手伝ってというところでございます。 実際、合併当時にも財政課に私おりましたけれども、そのときに10年後の予算規模がどうというのを厳密に予想したことはなく、当然そのときに作った財政推計財政シミュレーションに、今の金額ほどまでのものが想定されていたということではないんですが、それはやはりまちが成長してきたということで、想定内であったのかということに申し上げますと、正確な答えは持ち合わせていないということになるんですが、当然今のまちの姿を見ますと財政的にはこの規模であるというのは考えております。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) ちょっと難しい回答を求めたところはあると思うんですが、とはいえ今のその
流れでいうと妥当な形で進んでいるのかなというふうに私のほうでは今の言葉を聞いてそしゃくして判断、言葉としたいと思うんですが、そうした中で姶良市の財政状況、財政の健全化っていうところを図っていく中でいろんな指標が出てきています。 確かに、昨年だったりとかで経常収支比率の部分も出てきました。あとは、ほかにも財調の残金の部分、そういったものもいろいろは出てきてると思うんですが、やはりちょっとそのまとめだったりとかでも出てきてるのは公債費という部分、ここに関してがやっぱりちょっと大きなあれになってるのかなというところで判断はされるとは思うんですが、そうした中でこの公債費適正管理っていうところで、投資的経費の抑制っていうことでいうと、合併後これは適正に管理されていたということで財政課のほうは評価しているのか、それとも多大なる形で支出等が行われた状況であって、予想されなかった内容だというところになっているのか、ちょっとその辺りがもし分かれば教えてください。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 財政状況の説明を、議員の皆様にもさせていただくときに、扶助費、公債費、今借金を返す公債費と人件費が義務的な経費ということで簡単に削れない。まず真っ先に払うべきものということで説明しておりまして、扶助費につきましてはこれまでも説明しましたとおり、まちの活気を持つとともに増えてきているものなんですが、公債費につきましては合併以降ほぼ、その資料にも示しておりますように、大きな変動はないと。 ただ公債費が、できれば少しずつでも下がっていけば経常収支比率とも関係するんですけども、まず先に借金を返して残ったお金で、家計と一緒です、ということを考えますと、ローンの返済が少なければ少ないほど何か今新しいことを始めるっていうのはできやすいところでありますので、下げていきたいところもありますが、やはり行政の長いスパンで、公債費ていうのは20年30年40年、庁舎のように50年以上、あらゆる世代の人たちで使うものを造るときに使うのが起債でありそれを返すお金ですので、そこは負担の平等性というのを考えますと、今の姶良市の市民を守るといいますか、今の姶良の市民の人たちのニーズに応えるためには、この公債費が激減していくのは自治体としては理想的な姿ではないと考えております。 ただ、ちなみにやはり地方債の残高といいまして、いわゆるローンの残高になるんですけども、これにつきましては平成22年度の合併、まず令和2年度の決算申し上げますと、姶良市は306億円程度の地方債残高を持っておりますが、これ合併当時からしますと41億円減らしてきております。ちなみに令和元年度から令和2年度につきましても、9億5,000万円程度地方債残高、借金の残高は減らしております。 ですので、ここらあたりから考えて少しずつ借金の残高を減らしながら、借金を返すお金っていうのはある程度、5年10年のスパンの中でその市民のニーズに応える建設事業を行った。当然、その年度によって建設事業の大小がありますので、瞬間的に去年と今年を比べて地方債残高が増える減るっていうのはありますけれども、トータルではしっかりコントロールができていると考えております。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) 言われたとおり、そこが多分抑制だったり管理っていうところになってくると思います。私も、ただ金額だけが減っていくことがいいことではなくて、やはり公平な市民への負担をお願いする、庁舎だとやっぱり50年使う、もしくはそれ以上使おうと思っているのであれば、やはりそこは年数としてしっかり均等にやっていくべきだと思うので、その1年1年というよりはやはり長いスパンで見ていかないといけない、それが先ほどからもありますが12年前ですね、合併をした。 要は前から実際いろんな計画が動き始め、その中でいろんなものが変わり今後これから10年、もしくは100年先そういったところを見据えながらどういうふうに姶良市が描いていくのか、これをやはりここにいらっしゃる方々皆さんが持ち得ながら次につないでいく、その業務をやっていただくっていうことがまずは行政の大前提、それは議会も同じだと思います。 両輪であるので、これまでの経緯、それから今後の流れ、そういったものもしっかり把握しながら私たちは仕事に、もしくはこういういろんな事業、それから市民の負託に応えていかないといけないんだろうなと思っております。 その中で、現状姶良市の財政っていうところはやっぱり余裕はないのかなというところは思います。ただ、うまくしっかりいっているところだと思いますので、答弁にあった国の地方財政対策の内容や特定財源の有無、そういったものを含め精査を行いながら算定を経て予算案を決定したという
流れに関してもある程度理解はできます。先ほどの答弁というところで理解できました。かつ先ほどの、今確認をしたところ、これまでの
流れというところも確認できたので、ここはいいのかなと思います。 次に、要旨2のところにちょっと入っていきますが、各部署からの要求が出てきた中で、今年度に関してはほとんどがそのまま通ったということでよかったんですか。こちらからの質問に対しての答弁としてはどれくらいの数だったりとかあったのかなというので確認させていただこうと思ったんですが、そこはなかったので、それが通ったということで認識してよろしいですか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 市長のほうで令和4年度の予算編成方針を示した中で、各部課で予算の要求がされます。その予算が要求された事業に対して、全て通ったという表現ではないのかもしれません。やはり、当然各課としましては計画的に進めなきゃいけない事業、それから要求に基づいた事業を要求するわけです。 今度は、答弁の中にありますような地方財政対策といいまして、姶良市にとりましては姶良市の市税、皆様が納めていただく市税の動向も気になるんですが、一番はやはり地方交付税その他を初めとする、いわゆる税金を原資とする国からの交付金、交付税等々です。そこらあたりの方針が年末に示されますので、そこの示された状況の中で各課から予算要求があったものを、優先順位として企画部と総務部のほうで全体を見渡す中で優先順位で選んでいくというような作業をしておりますので、今議員の質問にあります事業として削られたものはなかったのねっていうところなんですが、予算事業そのものとして全くこれはもう要求があったけれどもというものはないんですが、答弁にありますとおりそれぞれの中でやり方、例えば道路などでいきますと皆様方にお示ししています道路新設改良事業とか維持改修事業とかというような、例えばそういう名前で上げておりますが、その中には当然市内一円の複数の路線、橋梁にしてもそうですが持っております。 ですので、事業としては減ってないけれども、その中で来年の予算をどれだけ確保して、どの路線とどの路線をどれぐらいの規模でやるのかっていうのをしております。その中には、当然補助金とかそれから有利な地方債ということで交付税措置のあるものとか、そういうようなものを各課と企画財政のほうと一緒に考えながらということで、形で言いますと要求があったときから要求額に対して決まる予算額は、歳出のほうはやっぱりどうしても下がって決定をしていきますが、要求の時点から歳入のほうはいろんな知恵を出し合い、探し合いながら、歳入のほうは増えていくというような形の査定に今年はなっております。 以上でございます。
◆11番(岩下陽太郎君) なぜちょっとこのような形で聞いたかというと、今年度のいわゆる当初予算というところが政策的な予算ていうのがあまり入っていない予算になっているというところであれば、財政計画の基本方針であるいわゆるスクラップ・アンド・ビルドの考えをやりやすい予算編成の時期だったんじゃないのかなと思って、それを財政のところでは、しっかりとなたを振ったのかというところをちょっと確認したいなと思ったところでした。 そういう視点において、今いろいろ言っていただいた。端的に答えるとそのなたっていうのをどのような形で振るったのか。それとも、なたではなくて別の形でチェックをした、そういったところを確認させてください。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。すいません。 姶良市では、4月に市長・市議会選挙があるということで、4年に1回この骨格予算ということになります。暫定予算とは違いまして、今回でいいますと令和4年度に必要な義務的経費、経常的経費、それから政策的経費ですけれども意思決定に基づき、一番分かりやすいの庁舎建設ですけども、継続事業でここで骨格予算から、3月議会から6月議会の間にその予算を決定せずに止めておくことでデメリットが出るようなものというのは、骨格予算とはいえ政策的な予算ですが入ってくるというような考え方あります。 今議員がおっしゃってくださいました事業でいきますと、予算の事業数ということでひとつ説明をしますと、令和3年度、昨年度の当初予算が532事業、今回の骨格予算が518事業ということです。 この予算事業も、今は特にコロナウイルスの対応がありますので、昨年、おととしまではなかった事業で、コロナ関係の事業で複数本、保健福祉部やいろんなところに事業が増えてくるところもありますので、そういうようなところでございます。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) その辺に関しては分かりました。理解できてきました。 では、要旨3のほうにちょっと移っていきますが、各課としての対応、各部門においてといったほうがいいんですかね、しっかりと対応をしていたというところ、各部署においてしっかりと予算を上げてくる上でスクラップ・アンド・ビルドの観点で予算を策定していってるとは思うんですが、このあたりに関しては担当部長の方々とかにしっかりとそこは浸透していたということで間違いないですか。 要は、先ほどは財政のほうで出てきたものを見る。逆に上げる、ここで言ったら部長さんたちだと思うんですが、部長のほうとしてもその認識でしっかり仕事をやられたということで間違いないでしょうか。
◎総務部長(松林洋一君) 予算の編成にあたりましては、財政課のほうから予算の編成の方針等々を示しておりまして、その中で各部にいわゆる枠配分といったようなものもいたしておる中で、その範囲を超えない形で各部も取組をいたしてるとこでございまして、全庁的な取組ということでやってるとこでございます。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) 今総務部長が代表していて、多分ほかの部長さんたちも確認していってもいいのかなと思うんですが、すいませんもう時間の関係もありますので、各部署での取組というところもしっかりと各部長、それから課長を通してそれぞれの係のところまでしっかりいってるんだということで理解しましたが、やはり今後もこれを継続し、よりよい事業の推進に邁進してもらえるように、ここは要請をしておきたいと思います。 要旨4のほうに移っていきたいと思います。 要旨4の中で、いろんなデジタル化を推進していく中で今動きがあるということで、内容分かってきたところもありますが、この中でちょっと具体で出していただいているOCRだったりとかこういったものを使うことによって、今、年間420時間の削減を見込める業務量の効率化というふうな形で出てはきていますが、ちょっとうがった見方というかそういうのでやると、1人当たりに換算すると多分年間で1時間程度の削減、今職員数ていうところから考えると、1人当たり1時間分ぐらいの削減になったというふうにもとれるのかなと思います。 ここに関しては、多分まだまだ始まった状況というところなので難しいとは思うんですが、ここにもあるようにいろんなツール、そういったものを入れながら取り組んでいきたいというところは理解はできるんですが、ここについてもう少し何か具体的なものだったりとか、もうちょっとこういったこともあるんだよていうのがあればお示しをしていただきたいと思います。
◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 個々具体でということは、なかなかちょっと今の段階でぱっと頭に思いつきませんが、市役所に様々な業務がございます。いわゆるデジタル化をするに、非常に導入がやりやすい業務、そうでなくても窓口対応であったり相談業務といったような、なかなかいわゆるデジタル化しづらい業務等がありますので、一概に今議員言われた効率化された時間を職員の数でってなるとなかなか微々たるものになってしまうんですけれども、特に今回、昨年補正予算に出しましたAI-OCR、RPAその補正予算のときに説明したとおり、スモールスタート、できるところをデジタル化して、効率化が見込めるところをまずは取り組んでみようという形で今進めてきております。 今回の答弁にもありましたとおり、時間数にしますとかなりの効果が出ていると担当部署としては考えております。 今後につきましても、当初予算、あとまた6月以降の補正予算の中でもいわゆるデジタル化ができる分野と、あとデジタル化ができるようにいわゆる既存の様式であったりとかフォームであったりとか、そういったものもデジタル化がしやすい形で変えていく、そういった部分に取組を進めていきたいと考えているところです。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) もう今部長のほうに先に言われてしまったんであれなんですが、要はデジタル化できない部分ていうのもたくさん業務には出てくると思います。 もしできない部分にしても、やはり業務の効率化を図っていく、もしくは間違いが起こりにくいシステムというかやり方に変えていくなど、いわゆる業務の効率化というところはこのデジタル化が入ってくることによって、多分皆さん見直しが今入っているはずだと思ってます。そこの部分をしっかりと遂行していただきたい。 デジタル化にならないからといってそのままというのではなく、やはりそこの中で、じゃあどうやれば改善できるのか、自分たちの仕事が確実にかつ早く、それが市にとって有意義なもの、有益なもの、そういったものにつながるような業務をしっかりつくっていっていただきたいなと。 それのまずとっかかりとして、今1番はデジタル化だったりとか、そういったものを一番掲げやすい状況にありますので、これを使ってしっかりと自分たちが業務効率を上げられるような形に進めていただきたいなというところを要請をしていこうと思っていたとこでしたが、部長のほうからそこが出てきましたので、ぜひその取組を続けていただきたいと思います。 そこの部分も含めまして、そうですね、5番目のほうにちょっと入っていきたいなと思いますが、ここに関してはもう国からの方針が出ないとなかなか進まないのかなというのは承知しておりますし、そのようなあれだなと思います。 今、職員を1名出向させシステム開発等にも関わらせているというような状況ですので、動きとしてはものすごく前向きな形でできているというふうに私は判断しております。 ただ、やはり国からの指示だったり要請という形に対して、素早く対応ができるような形をとらないといけないのかなと、言われたときにすぐ動けるような体制を取らないといけないかなと思っていますが、その部分についてどのような準備をしているか、一応確認させてください。
◎企画部長(髙山八大君) 国のほうでは、いわゆるDX計画によりまして行政事務のオンライン化を強力に進めております。市としましても、それに呼応するためにはかなりの予算を使いながらやっていかなければならない。当然、国からの支援も若干あると思いますけれども、国の支援では届かない部分もあろうかと思います。 そういった中で、これは一例ですけれども、本市が今住民基本台帳を含めた様々なシステムにつきまして市のほうでいわゆる大型のコンピューターを管理、運用しておりますけれども、今後国のほうはこれをクラウド化しようと考えているところであります。 そうしますと、現在、今本市が使っております大型ピューターの更新時期と、国が進めるそのクラウド化に向けた機器の導入、そういった部分が重複しないように、市としてもその更新時期と導入時期をなるべく合わせる形で、無駄のないような予算的な部分の対応等はしてるところであります。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) 市としてはいろんな準備も進めているというところで理解はしましたが、そうした中で、やはり市民の中にはこのデジタル化というところに不安を感じてる人たちが多いというふうに聞きます。そういう人たちに対して、どのような施策だったりどのような啓発というかそういったこと、何か考えていることっていうのが今現在でありますか。
◎企画部長(髙山八大君) お答えします。 いわゆる行政事務のオンライン化という部分では、国のほうはパソコンであったりタブレット、あと身近なところではスマートフォンということが出てまいります。そういったデジタル機器を全市民の皆さんが使いこなせるようになるためには、行政としてもそういうシーンをより市民の方々に提供していく必要があろうかと考えています。 その中で、これは一例ですが、現在総合計画の後期基本計画策定に、本格的には来年度からですが現在準備を進めておりまして、その中で市民アンケートを実施いたしております。 当然これまでは、市民アンケート、いわゆるアンケート用紙を郵送して紙の媒体で返していただいて、それを手集計をしている分になりますが、今回からですがアンケート用紙の表紙にQRコードを設置いたしまして、回答できるフォームのほうに誘導しましてそこで回答していただくと。 それによって、これまで手作業でやっていた集計作業が、回答がありますとこちらの任意の時点でその都度集計ができる、そういった機能も今回持たせておりますので、今後企画部だけではなく様々な部署でそういった市民の意見を聞くそういったシーンもあろうかと思いますが、そういうツールも積極的に使って市民の皆さんもそういったものに、言葉はちょっと適当かどうか分かりませんが、慣れていただくという部分もやはり必要になろうかと考えております。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) 本当その市民の方々にもいろんなものをお願いしていくところもあると思います。例えば、今スマホ等を購入する費用を一部助成している、補助している自治体やスマホの講座を開いてる自治体、そういったところも数多く出てきました。 デジタル化を推進っていうかじが切られている日本という今国の中において、このデジタル化をしっかり対応させていく、させていくっていう言い方がいいのか、すいませんちょっとあれですが、対応できるような市民を育てていくという部分でいうと、地方自治体の使命ではないかなと思っています。 できないからその人たちに合わせるという方法ももちろん大事なところですが、その人たちに私たち、もしくはいろんな団体の人たちも含めて合わせてもらうという発想。それは行政においても同じことが言えるのではないかなと思いますが、そのような例えば補助事業だったりとか、何かスマホの講座だったりとかそういったことていうのは今検討されたりっていうのはありませんか。
◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 前段、議員が申されました、いわゆるデジタルデバイス、スマホ等の購入補助といったものは本市では考えておりません。ただ、それぞれ市民の皆さんがご購入されたそういうデバイスについての、特にスマホの使い方等の講習会につきましては、民間の携帯電話の大きなキャリア等が、総務省の補助をいただきながら使い方教室等されてるところもありましてそういった分への、本市でいいますとデジタル行政推進課のほうでの後方支援というものはやっているところであります。 以上です。
◆11番(岩下陽太郎君) ちょっと後にもつながるので、ここの部分に関しましては大体理解できました。デジタルに関しては、しっかりとアンテナを張りながらやっていただきたいなと思っております。 庁舎建設の部分の少し質問させていただいたんですが、内容としてはこの答弁で理解はできております。が、ただこれだけ時代が早く流れていくといいますか、変わっていくようになってきていて、今いいと思ったものがちょっとしたらもう古いものになったり、何か違うぞっていうふうになったりというのもあります。 時代に即応した形で庁舎というものも、今理想で造ったけれどやっぱ何年かしたら見直しとか、そういったものも多分発生はしてくると思いますが、そのあたりに関してはいろんなちょっと説明とかでもあるんですが、今の現時点でどのように庁舎建設担当するところでは考えられているのか答弁求めます。
◎総務部次長兼庁舎建設課長(今別府浩美君) お答えをいたします。 まず新庁舎建設に向けましての基本的なところは、市長答弁があったとおりで進めてきております。あと、併せましてICTであるとかAI化、そういったデジタルに対応するためにはそういった電子機器を動かす電力であるとか配線、配管であるとか、無線を設置するにいたしましての必要な設備であるとか、そういったものには今考えられる範囲ではもうハード的な部分につきましては対応しているところでございます。 また、ソフト的な市民の対応、その中には新たな電子機器とか携帯電話の活用とか、そういったものも今後想定されてまいりますので、そういったところにつきましては今後必要に応じて検討のほうは進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
◆11番(岩下陽太郎君) また本当そのあたりも、デジタルのとこと同じような感じですがアンテナを張っていただきながら対応していただきたいなと思っております。 では、要旨7のところに入っていきたいと思います。 これまでのちょっとやり取りをさせていただきながら、私はもう歳出を抑えるということは当然、財政のところでいったら当然だとは思うんですが、やはり執行部、ここにいらっしゃる方々を中心とした方々には、歳入に関してやっぱしっかりやっていただきたいというところを思っております。市民の生活の質の向上、市民の財産を守るため、そして市の発展のためにはそこが一番重要かなと思っております。 例えば、都市構造再編集中支援事業とか今出てきていますが、加治木地区、姶良地区、しっかりと国のほうに提案をし、それをしっかりと採択していただいたといったらあれですが、それで予算を獲得して事業が行えるということになっております。 それ一例ですが、ほかのところでも様々なことをやられて事業に取り組んでいるというのも見受けられます。やはりこの各部署での様々な取組、動きというのをこれからもやっていただきたいと思っている中で、行政の動きというか働き方だったり役割というところをどちらかというと抜本的にいろんなものを変えていかないといけない、そこはデジタル化というのもありますし、行政の組織というのも変えないといけないんじゃないかというところも出たりしてる論文だったり等もあります。 そういったものでいうと、姶良市においては今デジタル化というところ、それから新庁舎というハード面、こういったものでよるとちょうど今いい時期なのかなと正直思っています。 そしてそこに、姶良市にとって本当に必要だなと今私は思っているいわゆる稼げる職員、言い方がいいのか分かりません。でもそういう育成っていうのをやる、そして自ら考えられるような職員というのが今必要なのかなと思っています。 それが、皆さんが今できてないということではなくて、私たちの市議会というものやはり入れ替え、そういうなのがありながらレベルアップをしていっているつもりです。それと同じような形で、例えば市長もそういう形でいろいろ皆さんの付託を受ける内容というのが4年ごと変わってくるとかそういったものがあると思います。 市の職員の方々に関しましても、入職してしまったらなかなかこの組織から外のところというのが分からなかったりするというのもあります。私ももともとそういうところにいたときに、やはり井の中の蛙だった部分があったりするので、いろんなとこ、外に出ていったりして情報を得たりとか、研修行ったりとかさせていただきました。 そうしてくる中で、ここはちょっと提案みたいな形になるんですが、職員の方々には国だったり県、公益団体だったりとか研修はもちろんなんですが、いろんなところに人事交流、もしくはそこまでいかないにしても現地調査をしっかりと行くとかというような形で、人材育成というところをやっていただき、少しでも歳入というのを上げるような働きというのがしていただけないかなというところを感じております。その点について執行部のほうに答弁を求めます。
◎総務部長(松林洋一君) 人材育成を含めた組織のあり方についてのお尋ねだろうと思っております。業務の効率化においては、今先ほど来話がありますとおりAIとかRPA、これ等については今緒に就いたばかりではございますが、始めつつあるところでございます。 定型的なものはいわゆるそのデジタルでということに、その浮いた時間で職員については企画立案の時間を多くとっていきたいというふうに考えているところでございます。それによって、例えば今おっしゃった稼げるとか、そういったところに時間を割いていければというふうに思っているところでございます。 併せて、歳入確保という面では先ほども財政課長のほうから紹介ございましたが、国・県の補助事業であったり有利な起債であったり、あるいはふるさと納税ですね、これ等についても新たな部署を設けたりといったことをやっているところでございますので、今後ともさらに進めていきたいというふうには思っているところでございます。 それと併せまして人事交流ですね、これについても今県から建設部長おいでいただいておりますが、こちらからは若手の職員を県に送っているといったようなことをやっております。それからJ─LISですね、デジタルのほうのJ─LISのほうにも今職員派遣をやっておりまして、その職員から様々な情報をいただいたりということで、デジタル化推進の一助になっているというふうには思っているところでございます。 また、来年度につきましても、同様に人事交流等々については計画をいたしておりますが、ちょっと人事に関わりますのでそこから先はちょっと申し上げられないとこでございますので、けど引き続きそういった形で人材育成を図りながら、稼げるといったことも念頭に置きながらやっていきたいというふうには思っております。 以上でございます。
◆11番(岩下陽太郎君) 大体私がきょう質問しようと思った内容としてはこのあたりになってくるんですが、やはり経常収支比率に関して言うと昨年ちょっと上がったりしたときでいうと、やっぱり押し上げてしまったのは扶助費っていうところになって、実を言うと人件費とかそういったものに関しては下がってるていうところはあります。 そうなってくる1つの要因としては、やはり少数精鋭になってきているというところはあると思います。そういった中では、一人一人のパフォーマンスというのが市の職員の方々には求められる時代になってくる。そこをデジタル化だったりとか、いろんな改革によってよりよい形でパワーを出していただくような行政にしていかないといけないと考えます。 なので、そういった部分でしっかりとパフォーマンスを皆さんが発揮しやすい環境をつくるということが、姶良市が明るくなる1つの要因になるのではないかないうふうに考えます。ここまでの一連の内容を聞いて、市長のほうで答弁を求めたいと思います。
◎市長(湯元敏浩君) 議員おっしゃるとおり職員のパフォーマンスというのは、一人一人のパフォーマンスが上がれば非常に活性化していく、そしてまた市のリーダーシップとして非常に活躍ができると思っております。 やはり公務員としての立場というものは、当然法律を守って公平公正に市民のためにサービスを提供するというところは、基本的にはもうこれは抗えないところでございますけれども、やはり私も民間にいましたから民間のそのスピード力とか発想力とか、そういったものはやはりこれは公務員が備えても全然おかしくないものでありまして、それを備えながらよろいかぶとをかぶっていくというような姶良市役所職員にしていきたいと思っているところです。 稼ぐ力も今萌芽が出てきていて、私が言わなくても例えば公用車に宣伝をつけたらどうだろうかとか、ネーミングライツをはじめ総合運動場の件は私が言いましたけれども、蒲生のほうではどうだろうかとか提案をして、実際に自主的に動いていく姿が今見られております。 稼ぐお金はすごく少ないですけれども、そこにチャレンジしようという気持ちは非常に高いものがございまして、これを基本として将来的にはそれを大きくしていきたいなと思っております。 公務員の仕事には終わりがないと言われておりますが、やはり何かの結果というものを感じて、それを成功体験として自信につなげていくというのは必要なことだなと思っております。
◆11番(岩下陽太郎君) もうまとめに入ります。今市長言われたとおり、やはりいろんな経験そういったものも積んでいただき、いろんな人の考え方っていうのも入れていただきながら、姶良市の職員の方々には成長していただき、パフォーマンスを発揮できるようにしていただきたいなと思っております。 そうした中で、この4年私も1期務めさせていただきまして、つたない一般質問させていただきながら、ここにいらっしゃる方々の温かい答弁を返していただきまして本当ありがたかったと思っております。 そうした中で、姶良市をこれからも盛り上げていきたいと私自身も思ってますし、多分今度退職される諸先輩方に関しましてもそのように思われてると思いますので、また姶良市のために、そして自分たちのために明るい姶良市を夢見ていきながら日々過ごしていければいいのかなと思っております。 以上で一般質問終わらせていただきます。
○議長(谷口義文君) これで、岩下陽太郎議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。午後からの会議は1時20分から開きます。(午後0時13分休憩)
○議長(谷口義文君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時20分開議)
○議長(谷口義文君) 一般質問を続けます。 次に、19番、萩原哲郎議員の発言を許します。
◆19番(萩原哲郎君) 登 壇 皆さん、こんにちは。志成会の萩原です。 新型コロナウイルス感染が全国的になかなか収まりそうもありません。鹿児島県は新型コロナウイルスの感染爆発が続いているとして、まん延防止等重点措置の延長を国に要請する方針を固めました。また、我々一人一人注意を呼びかけ、感染しない対策が必要ではないでしょうか。 3月をもって退職される職員の皆様、議員活動を長期にわたり、姶良市発展のためにご尽力くださった議員の皆様、長期にわたりご苦労さまでした。今後も姶良市発展のために、ご指導、ご尽力をいただきますようよろしくお願いします。 また、傍聴席に足を運びいただきました皆様、ありがとうございます。最後まで楽しく聴取してください。 では、質問に入らせていただきます。 質問事項1、市内の道路・側溝整備について。 要旨1、令和3年6月定例会一般質問で「市道並木東線沿線は近年世帯数が倍増し、結果、交通量も倍増し交通事情が極めて悪化している。住民にとって、交通事故等の危険性が増して憂慮すべき事態となっている。道路等の改善を自治会としても要望している。何とか改善に向けて、行政の施策を要望している」と質問しました。これに対し、「予算確保に向けて導入可能な補助事業等の調査を行い、早期事業に努めていく、今しばらくお時間をいただきたい」との回答があった。 ところが、12月の定例会の部長の答弁は、「早期整備については認識している。整備事業がほかに23件まだ残っているため、十数年ぐらいはかかる」との答弁であった。「早期事業化に努めていく、今しばらくお時間をいただきたい」との答弁に、並木東自治会は半年から長くても1年ぐらいの期間を想定し、安堵の気持ちでいたが、期間十数年との答弁は納得しがたい。「早期事業化に努めていく。今しばらく時間をいただきたい」に対し、十数年という期間については妥当と思われるか、見解を問います。 (2)姶良ニュータウンは造成以来約43年を経過し、道路に傷みのひどい箇所が多く見られる。そこで以下について問います。 ①姶良ニュータウン入り口交差点付近の路上傷み等の箇所は補修工事を行っても雨等ですぐ穴があく。全体的舗装整備が必要と思うが考えを問う。また側溝蓋の隙間や他の場所もニュータウン全般的に点検を行い、悪い場所は整備が必要と思うがどうか。 ②松陽台公園横の階段手すり等のさびがひどい。早いうちに整備が必要と思うが考えを示せ。 (3)触田・鍋倉線の高速横、触田・森山交差点間と運動公園西側の出入口は、工事車両の出入りも終わりに近づいている。道路工事はいつから始まるのか。 (4)城瀬自治会のイケダパン流通センター横の道路は、大型トラックの通行が多く、以前よりも傷みがひどくなっている。近くには福祉施設も設置され、騒音も懸念される。今後、地質調査を行い舗装整備を検討していくとの答弁であった。その後の進捗状況を問う。 質問事項2、山之口自治会の住宅外壁問題について。 平成16年4月、イケダパン工場周辺の環境問題解決への協力依頼の陳情が採択されてから、17年が経過しても何ら進展が得られていない。令和3年7月に山之口自治会の住宅外壁問題について、代表者宅で話し合いが開催された。 そこで以下について問う。 (1)工場から、現在、黒ずみを出していない状況を住民に証を示すため、シートを白いものに交換し、ダクト周辺も洗浄するとの話し合いでの合意であったが、現在も汚れたままの状態である。どうなっているか問う。 (2)昨年、山之口自治会代表者からイケダパン部長宛てに、家屋の洗浄について25件の名簿が提出されたが、何の返事も返ってこないと住民の怒りがある。どうなっているのか問う。 (3)今後の対策について問います。 後は、一般質問席から行います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 萩原議員のご質問にお答えします。 1問目の市内の道路・側溝整備についての1点目のご質問にお答えします。 市道並木東線のご要望にありますような道路側溝整備につきましては、国の補助事業である地方改善施設整備事業を活用し、年間2件程度の進捗で整備を進めており、現在も整備をお待ちいただいている要望箇所が23か所ある状況です。 先の議会ではこうした状況を踏まえ、少しでも早く事業化できるように担当部長からほかに導入可能な補助事業等がないか調査を行い、早期事業化に努めていくこととしており、今しばらくお時間をいただきたい旨を答弁したものですが、すぐに整備が行われると誤解を招いてしまった方々には、引き続き丁寧な説明を行うよう心がけてまいります。 なお、市道並木東線につきましては、先月に姶良校区コミュニティ協議会からも要望をいただいております。市道の整備には時間を要することを踏まえ、安全を確保するための早急な対策を強く要望するものでありましたので、今月2日に姶良校区コミュニティ協議会と並木東自治会の両会長の立ち合いのもと現地で協議し、当面の対策として汎用性のある鋼製蓋板の設置を行うことで合意し、現在、年度内に設置できるよう調整を進めているところであります。 2点目の1番目のご質問にお答えします。 姶良ニュータウン入口交差点付近の舗装補修につきましては、これまで職員による迅速な部分補修に努めてまいりましたが、令和4年度に専門業者による面的な舗装補修を行う予定としております。 また、側溝蓋の隙間等につきましては、パトロールで発見した箇所や地元からの要望のあった箇所は、迅速な補修を行っております。 今後も、これまで同様に適切な維持管理に努めてまいります。 2番目のご質問にお答えします。 松陽台公園横の階段手すり等につきましては、さび止め塗装などの補修を行い、更新につきましては、今後、検討してまいります。 3点目のご質問にお答えします。 市道鍋倉・触田線の舗装補修につきましては、令和3年度で姶良市総合運動公園整備にかかる土砂運搬が完了することから、令和5年度の国体開催までには全面的な舗装工事を行う予定としております。 それまでの間は、これまでと同様に適切かつ迅速な補修に努めてまいります。 4点目のご質問にお答えします。 上水流・城瀬橋線につきましては、地質調査が完了し、舗装構成の設計を行ったところであります。 本年度は、最も損傷の激しい城瀬橋・野中線との交差点の面的な舗装補修を行い、令和4年度にイケダパン流通センター横の面的な舗装補修を実施する予定としております。 次に、2問目の山之口自治会の住宅外壁問題についての1点目のご質問にお答えします。 現在、設置してあるシートは防音対策のためのものであり、本年3月をめどに工場の壁及び屋根並びにダクト等の洗浄と併せて、防音シートも交換する予定であると聞いております。 2点目のご質問にお答えします。 昨年8月末に洗浄希望の25件の名簿が企業に提出された後、社内で検討した結果、工場内の洗浄が終わり次第、希望のあった家の洗浄に取りかかる予定であると聞いております。 また、周辺住民の代表者には、昨年10月と本年1月に計画内容についてお伝えしたと聞いております。 3点目のご質問にお答えします。 本件に関しましては、市が、直接対応するための法的な根拠がありませんので、企業と住民との連絡・調整など、引き続き、可能な範囲で対応してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
◆19番(萩原哲郎君) まず初めに、早期事業化に努めていく、今しばらく時間をいただきたいとの答弁に並木自治会は半年からなくても1年ぐらいの期間を想定したんですよね。それで安堵の気持ちでいたが、期間十数年ぐらいとの答弁は納得しがたいということでありました。 早期事業化に努めていく、今しばらく時間をいただきたいに対し、十数年という期間について妥当と思われるか、市長答弁をお願いします。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 私のほうから、今しばらくお待ちくださいと言ったこの一言で、並木自治会の方々が半年、1年という誤解を招いてしまったと、これは私の本当に言葉の使い方が間違ったと思います。 予算というものが、毎年1年ごとに移行していくものですから、そのスピード感からいうと我々が思っている時間軸と地元の方が思っている時間軸に差があったということですので、そこについては、今後、表現等、説明に十分注意していこうと思います。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 市長のほうは、何か考えがないですか。
◎市長(湯元敏浩君) 今、建設部長が答えたとおりでございます。
◆19番(萩原哲郎君) 市長の考えももう少し聞きたいんですけども、そういう答弁しかないんだったら仕方がないですね。 じゃあ、先ほど言いました並木自治会ですよね。最初の答弁が6月ですよね。その答弁のときに本当にすばらしい答弁、すぐやってくれるんだ。半年から1年がまんすればできるんだということで思っていたんですけど、12月になったら答弁ががらっと変わったんですよね。そこに対して何でこうなるのか、もう少し地域住民の物事を真剣に考えてもらえば、こういうような答弁はなかなかでなかったと思うんですけど、いかがでしょうか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 住民の要望に対して、なるべく早く実現したいというこの気持ちは変わりません。6月議会で、これは補助事業でやりますと、例えば1,000万円かかるとこが500万円で済むわけです。逆にいえば500万円あれば1,000万円分の工事ができますので、倍のいわゆる要望がかなっていくということでございます。 補助事業を調査してまいりますというのは、もっと有利な補助事業はないかというところを調査していきますので、今しばらくお待ちくださいという答弁をいたしました。 ただ、これがそれでもって、半年、1年でできるんじゃないかというふうな期待を持たせてしまったことについて、私のほうの表現が間違っていたなと思います。 今の状況はといいますと、二十数件ありますということですので、今の地方改善事業が年間2件程度でございますので、これを鑑みますと、大体10年ほどかかってしまいますということでございます。 ちなみに市長からの答弁でございましたとおり、自治会のほうともお話させていただきまして、自治会の方々も時間がかかるのは分かったと、ただやはり危険があるのでそこは何とかしてほしいというご要望がコミュニティのほうからもありましたので、担当課長のほうがまいりましてお話しまして、汎用性のある鋼製の蓋なんですが、それを置くことで少し道幅を広げて、有効幅員を広げることができるということで調整が整いまして、今、その準備を進めているとこであります。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) その中で、「少々」が本当にそんな10年以上かかるのか、それが一番問題なんですよね。部長の答弁の中で、自分の過ちであったという物事もありますけど、やはり住民は物事を真剣に聞きながら、やっぱりその答弁に対して期待感を持っていくんですよ。そういう物事からここにもありますけど、部長が12月に言った答弁の中に、議員の質問の中に交通量が増えたとありました現場の道路については先が行き止まりの道路で、通過交通量が増えたという認識はしておりませんと。こういう言葉も書いているんですよね。また利用者が増えて危険度が増すというような認識はしておりますが、あそこの場所は優先度は他のところと比べると高くないと認識しています。 じゃあ、この間資料をもらったこの中の23か所、この中で二、三点でいいですから、危険度の高いところはどこどこですか。
◎建設部長(松里智一朗君) 12月の答弁で、それほど優先度は高くないと思いますというお話をしました。ちょっと言葉足らずのところがございました。 要は、23か所、今、待っていらっしゃるところがございます。この23か所の中には、例えば馬渡団地、錦江団地、富士団地、あるいは山野団地等、合併前からずっと待っていらっしゃるとこころがあります。そこを順番をひっくり返してまで優先度が高いかと言われたら、それはないという意味で申し上げました。 今までずっと待っていらっしゃるところが、最近、確かに交通量、団地が家が増えて、交通量というのが、利用者が増えているというところはございますが、ほかのところも同じように危険度はあります。 待っているところから順番にやっていくというのが、我々のセオリーです。これをひっくり返すのは、確かに危険度があればそれは説明をしてひっくり返さなきゃなりませんが、同じような危険度であれば、それはやっぱり待っているところを順番にやっていくのが筋だと思っておりますので、そういう意味で申し上げました。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 前回、こういう形で場所をもらったんですけどね。この場所を見ても、全然どこかちんぷんかんぷんなんですよね。中も要領も全然何も書いていないし、私のほうから最初のときに資料を提出をお願いしたのは、23か所の要望者、提出者と依頼者、23か所の整備事業の順位、それと23か所の整備事業の内容、23か所の経費、分かる分だけで結構で。あと工事期間ですよね。そういうところは全然書いていないから、調べようがないんですよね、自分たちで行っても。だから、もう少しここはどういうところで、どこですよというような丁寧な案内があればいいんですけど。だから本当にこれをただ見ただけじゃ、本当全然どこかちんぷんかんぷんで分からないんですよ。そういう配慮も足らないんですよね。 それと、並木東自治会のほうです。危険度、優先度、あるいは周辺には学校があるかを総合的に勘案して順位を進めていきたいと思っているとの答弁であったし、住民の意見は近年世帯数も倍増し、結果、交通量も倍増し、交通量が極めて悪化し、交通事故等の危険性が増してきている。事故等のトラブルが発生しないうちに、並木自治会は交通安全標語まで作成しているんですよ。 その標語、読みます。「譲るだろう行けるだろうその気持ちにブレーキを、気をつけて慣れた道こそ気が緩む、ゆとりある心と時間で事故ゼロへ、かもしれない心構えがあなたを守る」このような標語もつくって、自治会は一生懸命本当交通事故が起こらないように住民に呼びかけております。 また、最近住まれた方の住民へお願いという形で、一般の主要道路、並木東線は、住民の方々の増加で車の往来が頻繁になってきているようです。自治会役員の班長さんから狭い道路なのにスピードを出して走る車がいるとの苦情が寄せられた。現在、53世帯の住民がお住まいで、車両の数も60から70台に増えているんですよね。以前は大体30台から35台ぐらい。それはそれだけ倍以上に増えているんですよ。 また、この自治会に80歳以上の方も13人ほどいらっしゃって、手押し車で買い物にも歩いて行かれているんですよね。また、足の不自由な方もいらっしゃいますし、また子どもたちの通学路でもあり、姶良駅に向かう通勤、通学路でもあります。 通勤で車に乗られる方への注意事項として、お出かけのときは30km以下での走行をお願いします。また、この道路は4m未満の道幅で車の離合が大変だと思います。事故等が発生しますと、住民等のトラブルも発生しますので大変です。何とぞスピードを出さないよう願います。 また、敷地より路地道路に出る際は、必ず一旦停止を心がけて、左右確認をお願いします。通行人にやさしい運転や車同士お互いの思いやり運転を心がけてくださいと。皆様のご協力を何とぞよろしくお願いします。 このような注意事項も本当、住民の方に述べているんですよ。部長のほうから答弁の中で本当、車も平坦じゃないし、そういう物事自体ももの凄く住民にはいらつきがあるんですよね。もうこれだけ地域住民が一生懸命やっておって、なるべく事故が起こらないように起こらないように支援等授けて物事を頑張っていますので、もう少しいい方法を対策を早急にお願いしたいと思います。 それに対して、何かあれば答弁をお願いします。
◎建設部長(松里智一朗君) 繰り返しになりますが、住民の方の取組には敬意を表します。危険というところも認識いたしまして、何か方法はないかということで、補助事業でするとなりますと、その補助事業に合致する事業になってきますので、その危険をなるべく早く回避するということで、汎用性のあるグレーチングを置いて、そこで少しよけられることはできます。その側溝に蓋をかぶせるわけですから、避ける幅が広がるということで対応させていただきました。 補助事業はもっといいものが見つかれば、少しは縮まると思います。それに向けて、今、頑張っていきますよと述べさせていただいておりますが、それまでの間はぜひそれでご理解いただいて、ぜひ安全運転、あるいは住民の皆様と安全運転に気をつけていただければと考えております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) それで答弁の中に、姶良校区コミュニティ協議会とも、今、いろいろ要望をいただいております。その中で、姶良校区コミュニティ協議会からのほうも、あそこの入り口は高低差が1.5mぐらいあるんですよね。急で坂で危ない。これはもう少し緩やかな道路にちょっと盛ってできないか、それで、あと旧10号線から入るときに道路が狭くて、ちょうど登りきったところでやっぱり交差、車との出会い頭に危ないということで、そういう改善はできないかということがあったと思うんですけど、それはどのようになっていますか。
○議長(谷口義文君) 萩原議員。それは話し合いがあったということだけでいいですか。話し合いがあったということをお聞きになるだけでいいのですか。
◆19番(萩原哲郎君) いやいや、そういうことがコミュニティとのお願いがあったんだけど、行政のほうはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○議長(谷口義文君) 建設部長。答弁はできますか。
◎建設部長(松里智一朗君) 正確な答弁にならないかもしれませんが、要望書の中にはスピードが出ているので危ないということのお話もございました。そこにつきましては、警察のほうとの協議になると思います。 もう一つ、その高低差があるというお話がございました。高低差があって、間口を広げるという話になりますと、旧10号線、今の市道になりますが、そこの高低差を要するになだらかにするためには用地買収も必要になります。それから施工する範囲も広くなります。今、お話伺っている並木東線の道幅の有効幅員を広げて、側溝を広げるという話はちょっと話の規模が変わってまいりますので、そこはまた改めて検討が必要だと考えております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) この中に、答弁の中に側溝蓋ですよね。これを鋼製板の設置を行うということで合意しているという形で、鋼製板入れた場合に、段差が多分出ると思うんですよね。今、盛り上がっている敷地から出るところとの違いが、出ないですか。 いや、出なければいいんですけど、最近、またあそこの住民の奥さんですよね。80何歳の方々も、ちょっとした段差でつまづいて顔面を打って、今、ここにあざをつくっていらっしゃるんですよね。やっぱりそういうことの高齢者にやさしい道路ですよね。やっぱりそういうのを少しでも段差のない、道路を設置していただけるようにということで、本人からもお願いというか、そういうこともいただいております。 今後、その鋼製板を設置した場合に、そういうところは見かけるようであれば、そこをなんとか工夫して、段差が少しでもないような形で整備をしていただきたいと思います。 じゃあ、次に、ニュータウン入り口の交差点付近ですね。 これも、近いうちに4年度に専門業者に面的な舗装修理を行う予定としております。だからもう、今、ここ最近も、ここも本当しょっちゅうまた穴が開き、1か月に二、三回、やはりその補修に行かれていると思うんですけど、やはりこういうところは早く、姶良ニュータウンの表の看板入り口なんですよね。もう車の通りも多い。だから大型バスも通る。そういう形で他所もぼんぼん剥がれていくと思うんですけど、早くこういうところも予定じゃなくて、もう早くに全面的な補修は考えていらっしゃいませんか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 答弁にありますとおり、これまで職員による部分的な穴を埋めたりとかいう作業をしておりました。議員のおっしゃるとおり、やっぱりそこはよく外れるというところがあって、次の段階としまして、面的な補修ということで両側ですかね。面的にもうカットして、専門業者さんのほうに舗装をしていただくということ。これはもう予算もございますので、予定というのはそういうことでございます。来年度する予定で、今、準備を進めております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 次にパネルをお願いします。 今のこの場所ですよね。これは幅が何cm空いていると思いますか。これは下がもう腐れた何か木なんですよね。だから足がぼこっと入る。だから、私は思うのは、パトロールで発見した箇所は地元からの要望のあった箇所は、敏速な補修を行っています。こんな大きい隙間があれば、パトロールすれば分かると思うんですよね。これ場所はどこか分かりますかね。
○議長(谷口義文君) 萩原議員。萩原議員のほうから場所を説明していただいたほうが。
◆19番(萩原哲郎君) はい。じゃあ、私のほうから説明します。 これは4丁目の3の1から10の間、こう言っても分からないですよね。これはもう全部姶良ニュータウンですよ。だから、私は一番懸念するのは、このパトロールで発見したって、本当パトロールを行っているのかなと思って。今日出しているのは、この近辺だけですよ。だから姶良ニュータウンの周りを見てみれば、5cmから以上隙間が空いている。子どもの足が入るぐらいの場所はすごくあるんですよ。だから、どこどこというよりも、もう全部隅から隅までパトロールしながら、そういう箇所があるところは、補修してもらいたいと思うんですけど。 それと、これもですよね。これはもうすぐこの上ですよ。これが5の1の9の間ですよね。これはきれいに全部補修をされた後なんですよね。前はあったんですよね。木で仮補修したところは、全部取替えてちゃんとしますということだったんですけど、もうそのままなんですよね。 そのような形で、もう一つ写真を撮ってくればよかったんですけど、これも4丁目です。4丁目のグラウンド、運動公園ですよね。ニュータウンのあの上側の貯水池がある、あれから、何ですか、これも4丁目ですよね。4丁目の20の1と22の17の間ですよ。そこももの凄く本当、側溝が真ん中がもう割れているんですよね。だから行ってみたらびっくりされると思うんですけど、やっぱりそういうところも、今後、だから私はいつも言っているのは全般的に、全部1回点検してみてください。それで悪いところは、補修するなりやっていただきたいと思いますけど、いかがですか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 市道のこういった側溝の損傷等につきましては、本来パトロールの中で気づいて市の職員のほうが、随時、市民の皆さんが気づかれる前に補修するのが理想でございます。ただ、やはり市道も1,574路線、延長にして約500km以上ございます。東は日木山から西は白男、北は北山、南は脇元までございますので、姶良ニュータウンだけでもございません。 日々、市民の皆様からお電話をいただいて、我々が気づかなかったところについてはお電話いただいて、お電話をいただいたらすぐ我々職員が向かうようにはしております。そのお電話とか、自治会を通じてとか、あるいは市議会議員の先生を通じてとかいう形でいただいております。ですので、大変申し訳ないんですが、気づかれるところについては、今後も我々もどこかと言われても分からないので、気づいた時点で、議員も我々のほうに話していただければ、その分早く補修ができるということですので、この議場でなくとも、我々いつでも門戸を開いておりますので、お話いただければと思っております。よろしくお願いします。
◆19番(萩原哲郎君) 私もだから1回1回説明すれば、多すぎて説明しきれんのですよ。逆に。だから、もう全体的に1回回ってみてくださいと。回れば分かります。これだけあるということが。だから今日言っているのは本当東の一部だけですよ。北の一部だけ。ほかのとこもいっぱいあります。 もう時間がありませんから、じゃあ、次にいきますね。 次は、これが松陽台公園の横の手すりですよね。だから手前にこうポールが置いてあるんですけど、これはいつ頃置いたんですかね。もうポールもぼろぼろなんで、向いて左側のほう、何かほらもう壊れて、ぽっと持てば中だけ取れるんですよ。もうああいう形で、多分うちはもうさびがきて、そろそろ補修をするのかなと思っていたんだけど、なかなか本当そういうふうに入ってこないもんですから、今回、またこれ出しました。 それで手すりなんかも、今のうちならさびを落として塗装をすればまだ10年かそこら、まだ十分、本当、替える必要はないと思うんですよ。それで、こういう場所もまた西姶良小学校のプールの横のところも、こういう箇所はありますので、そういうとこを点検して、整備してもらいたいと思うけど、いかがですか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 答弁にありましたとおり、こういったところにつきましては、塗装の補修ですね。塗装の補修をする前に、ただ塗るんではなくて、その前に磨いたりとかいう作業がございます。この作業をするのも手間賃がかかりますので、このほうがいいのか、あるいはもうその部材自体を変えたほうがいいのかというところもございますので、そういった意味で今後、更新の検討はしてまいりますという答弁になってございます。 手すりということですので、手すりの機能を損なわないようにといいますか、そういった形で維持、補修に努めてまいりたいと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) いい方向にお任せしますから、お願いします。 次に、3番目オーケー。要旨3ですね。 触田・鍋倉線の高速横、触田・森山交差点との運動公園西側の出入口のこの場所ですよね。だから、この答弁に書いてあるのは、令和3年度姶良市総合運動公園整備にかかる土砂運搬が完了をすることから、5年度の国体開催までは全面的な舗装工事を行う予定としております。 だから、この私が言っているのは、特にこの触田・鍋倉高速横の触田・森山交差点の間なんですよね。だから、前、質問したときには、2月にはもう整備しますいうことだったんですよ。 証拠を見ましょうか。 前、この場所は質問したんですけど、今回もこの答弁の中に、触田・森山区間というのは入っていないんですよね。この間でいいんですか。今度補修する長い、大体1kmばかりの、ここ間違いないですか。こことあと運動公園の出入口ですね。(発言する者あり)分かりました。じゃあ、納得しましたので、そういう形で、これも本当住民から長い間、本当もの凄く質問があったんですよ。だから、もう一時待っときなさいと。あの運動公園の工事が終わって、車両が通らなくなったらやるちゅうことですよということで、それで間違いないですかね。もう1回お願いします。
◎建設部長(松里智一朗君) 場所につきましては、森山交差点から触田のほうに向かう区間で間違いございません。 時期につきましては、以前、ひょっとしたら国体がまだ延期になる前ですね。造成も少しスケジュールが変わってまいりましたので、その造成工事が終わらないと大きなトラックが通って、また舗装がやられるもんですから、造成工事が終わってから国体までの間ということで、その考え方は変わっていないと思います。 もう一時待ってくださいというのは、すみません。また、一、二年内ですので、そこは半年とかではないですが、国体がはじまるまでの間には舗装をきちんと整備する予定でおります。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) その期間がだいぶ長いと思うんですけど、長さがですよね。だから大変ですけど、本当この道路はもう以前から水道か何か工事があった後の残りがだんだんダンプが通って、浮き沈みがひどくなったということですので、よろしくお願いします。 それと、じゃあ次にこのイケダパン流通センターですよね。ここはいい答えが返ってきておるんですよね。パネルをお願いします。ここですよね。これ、今、右側のほうがその城瀬橋の入り口ですよね。だから、今はこのぐらいで済んでいるんですけど、今はまだこの倍ぐらいひどくなっていますよね。昨日も見たときに。だから、雨がちょっと降ったりすれば、もの凄く本当、大型トラックが通れば音がするんですよ。だから、左側が今度は逆、富士運送のほうから入ってきた道路ですよね。あそこも、真ん中と左手側のくぼみですよね。もの凄く傷みがひどいですよ。 この近くに福祉施設が、今、できているんですよね。だからそういうところに響きがくるということで、だからこういうところもなるべく、そういう福祉の施設の方々が懸念されないうちに整備のほうを、ここには舗装整備を実施する予定となっとるんだけど、予定じゃなくて実行をお願いいたしたいと思いますけど、いかがですか。
◎建設部長(松里智一朗君) お答えいたします。 予定と書いてございますが、年度内、城瀬橋のところにつきましては、年度内の予算で執行する予定でございます。 来年度につきましては、これ予算がございます。一応、予定しておりますが、実現するようにいたします。今、あそこは護岸を兼ねた場所になっておりますので、あまりほかのために掘れないもんですから、まず地質調査から始めて、その舗装構成をどういった形でやっていくかと、トラックも多いよねというところを踏まえての設計になりましたので、若干時間をいただきましたが、そういった形で進めてまいります。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) この場所も、私が議員になった当初から本当いっている場所なんですよね。だからもう15年ばっかたっているんですよ。それでようやく15年たって、何とか協力を得られたという形で、今回もそういう形で私も道路関係を主にやっていますけど、最後にこのイケダパン、山之口自治会の住宅外壁汚れですよね。 これは去年の7月に代表者のお宅で、イケダパンと行政と、あと住民と話し合いをして、イケダパンのほうもシートの汚れ、それでダクト、もう早急に新しいのに取替えて、工場から害が出ていない証を示すよということであったんですよね。 それで今年になっても、この間、今、見ても、まだそのままの状態で、住民のほうも早く言われて決まった物事は、ちゃんと実行してもらいたいということなんですけど、これはここに書いてあるのは3月をめどに工場の壁及び屋根、並びにダクトの洗浄と併せて防音シートを交換するとありますけど、だからこれをやはり地域住民の方々に適切に伝えないと、今、あそこの代表者という方ももう90歳近い方なんですよね。だから、あんまり強く言われるとおびえて、もう次の言葉が出ないらしいんですよ。だからそういうことがないように、今後は徹底しとって、いろいろ決まった物事があれば、代表者の方に連絡してもらいたいと思いますけど、本年3月をめどにと、これは心配ないですか。間違いないですか。
◎市民生活部長(吉永惠子君) お答えいたします。 私どもも、名簿が提出されてから相当な期間が過ぎておりましたので、今回、事業所のほうに出向きまして確認をしてまいりました。 まずは3月に工場敷地内の洗浄をして、黒カビが近隣に浮遊しない環境をつくってから、その後に1軒を洗浄し、ほかの住民の方々にも洗浄の状況を見ていただきたいということでした。 確認をしていただいた上で、次の家へと作業を進めたいという考えがあるということで、工場の洗浄につきましても、地域への今後の影響を軽減し、再発防止を図る目的で次亜塩素酸を使用して、工場の屋根、壁、ダクト等を洗浄して、カビが飛ばないようにしたいということでございました。 どの家をいつ洗浄するかというようなスケジュールにつきましては、各家の大きさとか、家の汚れとかの程度、そして足場を組んでの作業になりますので、足場の移動の順番も決めないといけないということで、具体的にいつというお示しは、まだ今のところはできないということでありました。 ただ、しかし工場の洗浄にかかる前には代表者に連絡をするということでありましたので、市としましては代表者だけではなくて、やはり自治会の地域の問題であるので、自治会長への連絡もするようにお伝えをしたところであります。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) すると、今回、今も話がありましたけど、全体的に77軒の方がそういう公害に遭われている。その中で今回募ったところ、3分の1の25軒だけですね。洗浄してくださいと。ほかのところは、洗浄すれば剥がれたりいろいろ危険性を生じるからもう結構です。そういう言葉をいただいているんですよね。だからそういうこともありますので、今後、地域住民が安心しとってようやく、長年、姶良町時代からこの物事は始まってまだ解決していなかったんですけど、ようやく先が見通しが見えてきて、地域住民の方も今は一つほっとされているんじゃないでしょうかね。 そういう形もありますので、また今後、いろんな連絡、調整など、協力は必要でありますので、敏速、明確な対応を今後とも地域住民の方に伝えていただきたいと思いますけど、いかがですか。
◎市民生活部長(吉永惠子君) お答えいたします。 今回、話し合いの場に住民の方々と事業所、そして議員と市も同席をした上で住民の方々の要望をまとめるということが提案されて、それが共通認識がされたこと、そして住民の方々が主体となって、要望をまとめて提出されて、そしてまたそれを事業所も住民の方々の要望を真摯に受け止めて、今回の計画がなされたというふうに考えております。 本当にこれまで長い期間にわたり、住民の方々の大変なご苦労があったということを市のほうも承知しておりますので、今後も市としましては、事業所と住民の方々を取り持つ形で連絡調整など、可能な範囲で対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
◆19番(萩原哲郎君) 最後にパネルをお願いします。 これですよね。こんなに汚れているんですよね。 もう終わりました。こういう形ですね。ありがとうございました。
○議長(谷口義文君) これで、萩原哲郎議員の一般質問を終わります。ここで、しばらく休憩します。10分程度とします。(午後2時08分休憩)
○議長(谷口義文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時19分開議)
○議長(谷口義文君) 一般質問を続けます。 次に、10番、森川和美議員の発言を許します。
◆10番(森川和美君) 登 壇 皆さん、お疲れさまでございます。また、傍聴者の方、お帰りにならずに残っていただきました。ありがとうございます。本日、最後の質問をさせていただきます松原下自治会の森川でございます。 質問に入る前に、この議場に入っておられる職員の3月をもって退職される方、また議場外の中にも退職される方に対して敬意を表し、長年のご苦労に重ねて敬意を表する次第です。しかしながら、今、いい制度がございまして、再任用ということがありますので、今までに培った知恵と専門性をさらに生かして姶良市に貢献をしていただき、市民の福祉向上に頑張っていただければと思います。 私はこの質問を5問出しております。常に住民サイドの立場に立って、その要望を中心に代弁を心がけてきたつもりです。さらに、日本全体の課題、また本市の社会状況を捉えた質問をいたしております。どうぞ答弁は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。 それでは、質問に入ります。 項目1、ヤングケアラー支援体制について。 家族の介護や世話など日常的に行っている18歳未満の子どものことをヤングケアラーといいます。 昨年4月に公表された国による全国調査では、中学2年生の5.7%、全日制高校生の4.1%が世話をする家族が「いる」と答え、その頻度は「ほぼ毎日」が5割弱、平日1日に平均約4時間を家族の世話に費やしている実態が明らかになっております。これらのことで、学業や健康、友人関係、さらに将来の進路まで影響すると考えられます。そこで、以下について問います。 要旨1、本市の実態調査を急ぐ必要があると思いますが、所見を伺います。 要旨2、国の新規事業でヤングケアラーの実態調査や福祉・介護・教育などの関係機関職員向けの研修を実施する自治体に対し、費用の半分を補助する財政支援を行うとありますが、これらについてお考えを問います。 項目2、在宅保育、在宅介護者への支援について。 要旨1、様々な事情で、在宅で子どもの保育を行っている家族、また在宅介護をされている家族の実態を調査し、支援すべきと考えるが、見解を問います。 要旨2、在宅保育、在宅介護家族を応援する基金を創設し、寄附を募ることの見解と、市も一部負担する考えはないかお伺いいたします。 項目3、待機児童対策について。 市の発表する待機児童数と実態との差には違いがあると認識いたします。2月1日現在での待機児童数は何人でありますか。また、現在調整中の人数はどれぐらいの人数かお知らせください。 項目4、国家賠償法第1条第2項の求償権について。 求償権とは、公務員に故意または重大な過失があったときには、国または公共団体はその公務員に対して求償権を有するとあります。本市はそれらのことについての第三者委員会などの設置はしてあるのか伺います。また、このことについての運用規定などを定めてあるのかお知らせください。 項目5、感染症対応の業務継続計画について。 1月30日の新聞報道に、感染症対応の業務継続計画が未策定の市町村が県内19市町村あり、本市もその中にあるとのことでありました。本市は、自然災害に備えたBCP(業務継続計画)に感染症対応を盛り込んでいるとありますが、コロナも災害のうちとは考えますが、自然災害とは大きく異なる特質的災害であります。早急に策定を急ぐべきであると考えますが、見解を問います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 森川議員のご質問にお答えします。 1問目のヤングケアラー支援体制についての1点目と2点目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 ヤングケアラーは、法律上の定義はありませんが、病気や障がいのある親や、高齢の祖父母らの介護を日常的に行っている18歳未満の子どもであると言われております。 子どもたちは、自身がヤングケアラーであることを認識していない傾向が根深くあるため、表面化しにくいなどの課題があります。このようなことから、ヤングケアラーの実態をしっかりと把握した上で、子どもたちの気持ちを尊重し、相談支援体制を充実させることが重要であります。 現在、本市が設置している要保護児童対策地域協議会では、ヤングケアラーについて情報共有し理解を深めており、教育部等の関係機関から情報提供のあった家庭については、
子ども相談支援センター「あいぴあ」を中心に家庭支援を行っております。 また、対象者への支援を実施する上で、現状や実態を把握することにより、早期発見につながることから、国の補助事業等を活用し、児童福祉や教育部などの関係機関と連携して、ヤングケアラーに対する実態調査を行い、併せて社会的認知度の向上、制度に対する理解を深めるための研修会等も検討してまいります。 次に、2問目の在宅保育、在宅介護者への支援についての1点目のご質問にお答えします。 まず、在宅で育児をしている家族の実態調査につきましては、令和2年3月に作成しました第2期姶良市子ども・子育て支援事業計画の中間見直しのための基礎資料となる調査を令和4年度に実施いたします。 当該調査は、姶良市の子ども・子育てを取り巻く背景や子育て支援施策の現状・課題の把握をするための内容となっております。 続きまして、高齢者の在宅介護を行っている家族を対象とした実態調査につきましては、3年を1期として策定する介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画の基礎資料となる介護予防・日常生活圏域ニーズ調査を実施しております。 当該調査は、家族介護者が抱えている困り事や、現在利用しているサービスの満足度などを問う内容になっており、令和4年度も実施することとしております。 次に、在宅で育児をしている方、在宅介護者への支援につきましては、それぞれの計画に基づき実施しているところでございます。 具体的には、在宅で育児をしている世帯への支援は、地域子育て支援センター事業やファミリーサポート事業、一時預かり事業、病児保育事業など、子育て中の様々な場面に応じたサポート事業を実施しております。 さらに、親子が孤立しないよう、保護者同士が出会い、子育ての悩みや不安を気軽に語り合う場所として、
全天候型子ども館の整備など、全ての子育て世帯を支える環境づくりに努めております。 在宅介護者への支援につきましては、介護者同士の交流が図れ、精神的な支えにつながる自発的活動支援事業や認知症カフェ、介護の相談「語らい処」などを実施しております。 2点目のご質問にお答えします。 在宅で育児をしている方、在宅介護者を応援する取組としましては、1点目でお答えした様々な事業を実施しているところであります。 また、個別支援が必要な方々には、地域包括支援センター、
子ども相談支援センター「あいぴあ」、障害者基幹相談支援センター「あいか」などに所属する社会福祉士等が相談支援を行い、精神的な支えになったり、必要に応じて社会保障制度や公的扶助等につなげる対応をしていることから、基金を創設することは考えておりません。 次に、3問目の待機児童対策についてのご質問にお答えします。 本市の待機児童数は、厚生労働省の調査に基づき、令和3年4月1日現在では17人と発表しております。また、令和4年2月1日現在の待機児童数は48人となっております。 増加の理由としましては、4月の入所決定以降に出生や転入、育児休業等の終了により、保育所入所を希望される方が申込みをされたことによるものです。 現在、待機児童48人の方に対して、順次、入所の調整を行っているところであります。 次に、4問目の国家賠償法第1条第2項の求償権についてのご質問にお答えします。 本市において、職員に対する求償権を行使するなどの事案に対する審査は、姶良市賠償責任等審査会で行うこととしております。この審査会は、副市長を会長とした審査会で、第三者の委員は選任しておりません。 また、事案ごとに状況や内容が異なることから、運用規定などについては定めておりませんが、その都度、顧問弁護士や関係機関などから専門的な見識をお伺いし、対応することとしております。 次に、5問目の感染症対応の業務継続計画についてのご質問にお答えします。 本市の業務継続計画につきましては、自然災害に備えた計画を既に策定しておりますが、その中に感染症対応時の非常時優先業務を盛り込んでおります。 したがいまして、現在策定している業務継続計画においても、
新型コロナウイルス感染症への対応もある程度可能なものになっておりますが、感染症に特化したものではないことから、新たに感染症に特化した業務継続計画の策定に向け、現在取り組んでいるところであります。 以上、お答えといたします。
◆10番(森川和美君) それでは、再質問をしてまいりたいと思います。 まず、ヤングケアラーの支援体制についてでありますが、この最初の質問の中で、親に対する介護等々を質問しているわけですけれども、専門家の話によりますと、兄弟の世話、情緒面のサポート、請求書の支払い、病院への付添いなど、学業との両立の難しさや、同世代からの孤立といった様々なことがあるわけですが、こういったところの子どもへの支援というのは何かありますか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) お答えいたします。 子どもへの支援という形ですけれども、基本的にヤングケアラーにつきましては、なかなか見いだすことが難しいものでございます。本市としましては、まずはこのヤングケアラーというものがどういうものかというようなことを全員が知っていただくと、そういった形で認識とか実態把握等をしていきたいと思っているのですけれども、基本的にヤングケアラー自体はなくならないと思っております。 ただ、ヤングケアラーになっている方々がそういった権利がなくならないような形で、今、「あいか」でもいろんなサポートをしたり、いろんな支援はしているところでございますけれども、まずはその本人がヤングケアラーであるということを自覚していない状況が見受けられますので、そういった部分を相談できる体制、そういったところからまずは構築していきたいと思っているところでございます。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) ですから、そういう実態が分からないからこの答弁の中に法律上の定義はありませんと書いてあるわけですが、しかしながら、このことが最近ではなくて、やっとこの問題を取り上げてきているわけです。そうしますと、まず、内容、実態をあらゆる角度から調査研究をして、ほかの自治体の先頭を切って姶良市が動くことが私は重要ではないかと思うのですが、そのことについて教育部との連携が非常に私は大事だと思っているのです。 この子どものことについては、一番内容をつかんでいらっしゃるのは私は学校の先生だと、こういう風に思っているのですが、そういったところは特に今まで調査というか、あるいは先生方との協議をしたことがあるのかどうか、あるとするならばどういった内容があったのかご答弁ください。
◎教育長(小倉寛恒君) ヤングケアラーの実態を把握しやすい立場というのは、確かに学校の教師、これが一番にあるのかなと思います。実際には、学校では個人情報の問題もあって、本人から話があればいいのですけども、それがない場合、なかなか踏み込めないというところもあります。また、学校では日々の子どもたちの健康観察、例えばいつも着衣が汚れているとか、あるいは朝食を摂っていない実態があるということなどから、その家庭を推測するわけでございますけれども、それから家庭訪問だとか、三者面談だとか、そういうときで察知することが多いと考えます。 当のヤングケアラーといわれる本人が、学校のような同質性の集団、同じことをしなければならないということで、とりあえず周囲に合わせるというのが非常に難しいという子どもたちが増えてきているわけです。それと、誰にも話せないという孤立感、これが一番問題だと思いますけれども、そういう場合が多い。そういうことから、実態把握は非常に難しく、表面化しにくい状況もありますけれども、学校としては何らかの方法で、やっぱりそういったヤングケアラーの子どもたちの実態把握をして、そしてその子どもたちの負担している世話を福祉サービスにつなげていくということが肝要だと思います。 実際に今、どれぐらい実態把握をしているかというのは、数はそんなに多くないところではあります。数としては数件程度、学校が把握しているものはございます。
◆10番(森川和美君) そこは確かに非常に難しいところではあると思うのですが、これ、成蹊大学の文学部のある専任講師の話のデータですが、医療ソーシャルワーカーの方々に調査したところ、約3人に1人が、18歳以下の子どもが家族をケアしていると。あるいは、学校関係では学校の先生方に理解されず、親に任せろという先生たちも、あるいは介護のために欠席したり、疲れて授業中に居眠りしたりしていると目の敵にされたと、そういう事例もあるということですが、さらに、自分の状況を先生に話しても、おうちのお手伝いをしているのねと言われると。これは都会的な内容のことでしょうが、しかしローカルでも、地方でもそう大きな違いは私はないと思っているのですが、そういった観点から、ぜひ早急に学校教職員関係、あるいはPTAの方々とこういったことについての調査といいますか、ある程度の内容をつかむための知恵を出し合って、できるだけ早く姶良市が先頭を切ってやっていただければと要請してみたいのですが、どうでしょうか。
◎教育長(小倉寛恒君) ヤングケアラーのそういった実態が表面化する、問題が生じたら、やっぱり学校、教育委員会、そして市の機関、特に「あいぴあ」、そういうところと連携を取ってその対応を考えていかなければならないと思いますが、やっぱり一番大事なことは、ヤングケアラーという社会的な認知度というのをもうちょっと高めていかないと、それは何のことかということで、今の段階では多くの方がそのことを、実態をよく分かっていないというのがまず第一だと。 それから、情報提供と、情報をお互いに連携する、そういった整備をきちんとやる。何よりも大事なのは、やっぱり子どもたちの孤立化を防いでいく、それによって学校に登校できないという実態が生じることのないようなことだろうと思います。そして、具体的にはどう支援するのが妥当なのかということを、それぞれの機関で責任を持って対応していくということが必要なのではないかと思っています。 まだまだ、そういう意味ではこれから取り組んでいかなければならない問題で、学校としても教職員の研修はもとより、関係の機関と一緒になってこのことは研修を深めていかなければならないと思っている。そういう意味では、まだスタートラインにも着いていない状況があるというふうに実態としては考えております。
◆10番(森川和美君) 教育長がおっしゃったとおりではあるのですけど、しかしながら高齢の社会に向かっていくということから、このヤングケアラーの人数といいますか、減っていくほうではないと思うのですよね。増えていくという方向でありますので、これから、これからではなくて、できることから何らかの形で様々な情報をキャッチしながら進めていただいたらいいと思うのですが。そこで本市が設置している要保護児童対策地域協議会では、ヤングケアラーについて情報共有し理解を深めて云々とありますが、この要保護児童対策地域協議会というのは、どのような協議会でしょうか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 担当課長に答弁させます。
◎保健福祉部子どもみらい課長(有田加代子君) 子どもみらい課の有田です。よろしくお願いいたします。 姶良市の要保護児童対策連絡協議会は、代表者会を委員16名以内で組織しております。委員の方は、医師会の代表の方、県の児童相談所の方、という方々を委員として入っていただいておりまして、支援の必要な子どもたちのケース会議等を、代表者の会議を実施しております。年に1回しておりまして、あと、その下の方に会議、代表者会と実務者会議というので構成しております。実務者会議は年に4回程度の会議を実施しております。 以上です。
◆10番(森川和美君) 分かりました。そういうことで、最後の締めくくりのところにヤングケアラーに対する実態調査を行い、併せて社会的認知度の向上、制度に対する理解を深めるための研修会等も検討してまいりますということでございますので、ぜひひとつ、早め早めにそこらを進めていただければと思います。 2番目の在宅保育、在宅介護者への支援について再質問に入りたいと思いますが、いろいろ詳しく説明、答弁をされていらっしゃいますが、私が尋ねた根本的なことは、在宅保育、在宅介護者への直接な支援と、いわゆる家庭に出向いての支援というのを中心にお尋ねしたつもりなのですが、全体的な捉え方でご答弁していただいているのですが、私がもう少し具体的に質問すればよかったのですけど。在宅保育、まずこれについてはある意味、私は待機児童に貢献しているというふうに捉えているのですね。申し込んでも認定されずに入園ができなかった、あるいは申し込んでも多分駄目だろうと決めつけている方やら、ほかに様々な事情で在宅で保育をしている方がいらっしゃると思うのです。実際、私にもそういう方から相談があったのですが、やはり保育及び家事、そしてほかにもいろいろあって非常に大変だと、そのようなところに直接支援はあまりありませんよねということでありますが、その辺のところ何か、いや、実際はありますよというのはございますか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 今の形で申し上げますと、保育園に入れなかった方、親御さんが自宅で保育をするというところに対しての支援ということでよろしかったでしょうか。 基本的に全員が全員ではないのですが、保育園に入れなかった方が企業型の保育園に入られたり、育児休暇を延長されたり、そういったことは聞いております。ただ、保育園に入れなかったという方に対しましては、基本的には一時預かり保育とか、そういった部分についての支援はしているところでございます。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) この在宅保育は、さっき言ったように、待機児童をカバーしているという面、あるいは在宅保育をするばかりで仕事も収入もできないというところもあると思うのです。ですから、今後はこれ、お一人保育園で出すと市の持ち出しがかなりあるわけですが、ただ、この在宅保育をした方に直接は支援はないと思っておるのですけれども、そういったところもしっかり実態をつかんで何らかの新しい施策が求められていると思いますが、そこの余地はあるのでしょうか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 先ほどちょっとお答えしましたが、一時預かり以外で無認可の保育所、そういったところにも市のほうからは支援をしているところでございます。なので、基本的にそういったところをどうしてもということであればご利用いただくとか、そういった形になろうかと思っているところでございます。
◆10番(森川和美君) 無認可ということが出てきたわけですけども、この無認可のことについては、私は三、四回、もう少し事業者に対して、あるいは預ける保護者に対して手厚く出すべきだと質問、要請をしてきているのですが、年間1万円ですか、事業者に対して預かり人数の1万円と記憶しているのですが、これがもう少し手厚くできないのは、一番のポイントというのは何でしょうか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 一番のポイントというのは、認可と無認可の違いと思っていただければいいと思いますけど、一応、厚労省の規定に基づいて敷地面積とか保育士、そういったのを揃えてなった場合には認可になるのですけれども、それではなくて、無認可でも保育所を運営できる、その要綱が国のほうにはございますけれども、そういった部分をクリアすれば認可という形になってきますので、そこの保育士の人数とか、敷地のそういった部分について無認可のところの金額は低いものだと思っております。 以上です。
◆10番(森川和美君) 分かりました。 ちょっと、これは時間が過ぎておりますので、この待機児童対策に入りますが、答弁の中で、令和3年4月1日現在では17人、そして令和4年の2月1日現在の待機児童数は48人となっておりますということでありますが、これからまた調整の団体もあるわけでしょうが、まず最初にお尋ねしたいのは、この48人の待機児童の1号認定、2号認定、3号認定とありますが、1号認定の場合は幼稚園の規模だと認識しているのですが、2号、3号認定の内訳は分かりますか、この待機児童数の何か。
◎保健福祉部子どもみらい課長(有田加代子君) 令和4年2月1日現在の2号児につきましては、3歳以上児になります。3歳以上児の待機児童が3名。3号につきましては、ゼロ、1、2の3歳未満児になります。3号につきましては、45人の待機児童になっております。 以上です。
◆10番(森川和美君) さらにお尋ねしますけれども、4月の入所決定以降に出生や転入、育児休業等の終了により保育所入所を希望される方が申込みをされたことによるものとありますが、この内訳は分かります。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 今、課長のほうから答えましたけれども、当初は待機児童は17名ということで、15名と2名という形ではあるのですけれども、誠に申し訳ございません、もう一度質問を教えていただければありがたいのですが、よろしいでしょうか。
◆10番(森川和美君) 令和3年4月以降から令和4年2月1日の待機児童数が増えているわけですよね。その増えた理由としましては、4月の入所決定以降に出生や転入、育児休業等の終了によりとありますから、この内訳が分かりますかということです。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 大体、毎年600人ほどの出生がございます。令和3年につきましては660人の出生がございました。転入・転出、そこにつきましては転入が310名、転出が185名の125名の社会動態がございました。この未就学児につきましては、合計で令和3年につきましては784名の人口増になっております。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 私の質問にあまり合っていないと思うのですけれども、これはよく調べたらお分かりなのでしょうが、しかし、入園されなかった親御さんから言わせると、そこらが分からないとどうも不公平さを感じるというようなことを聞いているわけです。そして前々回でしたか、お尋ねしたときも、姶良市外の保育園にお世話になっている児童がたしか百六、七十人おると記憶しているのですが、その中で、仕事上の関係で霧島市、あるいは鹿児島市にお世話になっている児童もおると思いますが、しかしあまりにも多過ぎると、もちろん姶良市が受け入れている児童もおるわけでしょうけども、うがった考えをしますと、その園に何かありましたら、今お世話になっている児童はどうしようもなく、例えばコロナ感染のことなんかもありますから、そう悠長な気持ちではあまりよろしくないと思うのですが、その辺も含めて確かにここ2年、3年で企業型、企業内、あるいは医療機関等やら新しく大きな保育所もたくさんできてはいるのですが、そういうことも含めて園児を預けたい方が納得いける、待機といいますか、保育園に入れない状況をしっかり納得させるような内容にすることが一番大事だと思うのですが、その辺についてはかねてから十分留意されていると思いますが、再度そこらあたりを確認してみたいと思いますが。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) 保育園に入所できない方につきましては、いろんな事情が保育所等にもございます。あと、どうしても、ご紹介してもここでないといけないという個人のご要望もあったりします。ですので、入れない、今、来4月度いっぱいで大体、定数が埋まってしまいますので、その後出産されたりとか、1年、育児休暇が終わったり、そういった形で途中で申し込まれる方もいらっしゃいますけれども、そういった方々につきましては、懇切丁寧にこういった状況ですのでということでご理解をいただいていくように説明をしていきたいと思っております。 以上です。
◆10番(森川和美君) そこでお尋ねするわけですが、多くの園があるわけですけれども、国は待機児童解消のために質から量をという考え方があるわけです。あれ、20%ぐらいまでですか、今までよりか受け入れてもいいというような、質を落としてといいますか、量を優先的にしているような内容があるわけですが、そこらあたりは、本市はどういうような捉え方をしていらっしゃるか。あるいは、また市が対応できる、感知できる保育園に対しての内容確認といいますか、そこらあたりは年に何回かやっていらっしゃるのでしょうか。
◎保健福祉部長(濱田耕一君) お答えいたします。 定数が大体、保育園で決まっておりますけれども、質より量ということを言われましたけども、最近は保育士以外にも看護師、そういった方が入られて、病児保育とかいろいろな障がい児、そういったことに対応する保育園も出てきております。あと、定数よりも多い保育所もありますし、少ない保育所もございます。定数が70人と決まっておったときに、敷地がそれよりも大きくて保育士が確保できるということであればお願いして、定数よりも多く、少しでも待機児童を減らすために保育園にはお願いしているところです。片や、定数よりも少ないところの場合には、基本的にいろんな子どもたちがおります。多動性の子どもがいたり、いろんな子どもがいらっしゃいますので、ここでも手いっぱいで受け入れる余裕はない、そういったところの保育所につきましては、基本的に定数を割り込むというような実情でございます。 あと、保育所等への監査的な部分につきましては、担当課長から答弁させます。
◎保健福祉部子どもみらい課長(有田加代子君) お答えいたします。 保育所の定員につきましては、大体120%までは子どもさんの受入れをお願いしているところにあります。定員を超えた入所を、その年数がずっと続くようであれば、また定員の見直し等も園のほうにご相談するという形になっております。 以上です。
◆10番(森川和美君) なら、120%を超えている保育所はないと確認していいですか。
◎保健福祉部子どもみらい課長(有田加代子君) 120%を超えているところもありますが、それが常態化するようであればまた見直しを検討していただいたり、あとはこちらのほうで監査等で園のほうに伺いますので、そのときに定員の適正化というところで指導のほうをさせていただいております。 以上です。
◆10番(森川和美君) それでは、4番目に入ります。 国家賠償法第1条第2項の求償権について。まず、この求償権について説明を求めます。
◎総務部長(松林洋一君) 求償権についてお尋ねでございますので、お答えいたしたいと思います。 これは国家賠償法の規定でございます。これの第1条第2項になるのですが、第1条の1項のほうに「国または
地方公共団体の公権力の行使にあたる公務員が、その職務を行うについて、故意または過失によって違法に他人に損害を与えたときは、国または公共団体が、これを賠償する責に任ずる」というのが1項でございまして、この2項は「この場合において、公務員に故意または重大な過失があったときは、国または公共団体は、その公務員に対して求償権を有する」これが内容でございます。
◆10番(森川和美君) ただいまおっしゃったように、極めて重要な事柄なのですよね。しかしながら、答弁の中にはそのような審査を行うといいますか、審査会を設置されて、副市長を会長とした審査会で、第三者の委員は選任しておりませんと、これ、あまりにも軽過ぎると思うのですが、市長、どうですか。
◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 第三者委員会でございますが、これは御承知のとおり常設の組織ではございません。基本的に案件ごとに設置されるものでございまして、例えば不祥事、これらが起こった際に必ず設置するというものではございません。 市としましては、市独自の会を設けると同時に、第三者、いわゆる弁護士等にその内容につきましては、随時、逐一相談いたしまして、公正中立な立場から助言等をもらっているところでございまして、県内におきましてもこの設置の条例等を設けているところはございませんで、確かに県外を見ますとその条例を設置しているところもございますので、この設置の状況につきましては、引き続き研究してまいりたいとは考えております。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) これは今おっしゃったことではありますが、やっぱり今後、極めて重要なことが発生するおそれがあるわけです。現に公用車の事故で多大な市民にご迷惑、あるいは事業者に対しての関係が発生しました。そしてまた、今回の議案にも損害賠償の額の決定及び和解についての議案も提出されているわけですが、これをそう軽々しく捉えていると、いざというときに相当なことに発展するわけです。ですから、様々な法的ないろんな壁というのはあるし、姶良市が特別にそれらの組織を早めて設置するということは議論があるところですが、一番現時点において問題といいますか、発生したものについては公用車の関係ですよね。 そこでお尋ねするのが、市の公用車の管理運用の実態はどうなっているのですか。
◎総務部長(松林洋一君) 公用車の管理につきましては、その課に属している公用車と、どの課からも使用ができるものと2種類ございますが、いずれにしましても、月初めの点検であったり、始業時の点検であったり、それから車を乗り終わったときの点検であったりということは、日誌をつけてチェックをされているところでございます。管理としては、全体的に押さえられる分については財政課のほうで管理をいたしているところでございます。
◆10番(森川和美君) じゃあ、この公用車の運用規定があるならば、いつ制定されて、どのような内容になって、この最高責任者はどなたになっているのでしょうか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 運用規定につきましては、今ここに持ち合わせておりませんが、当然、市の規定になりますので市長のもとに定めております。 先ほど部長が申し上げましたように、それぞれの管理の実態としましては、各部署、セクションになっておりますけれども、市の規定となっております。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 今回は、公用車においての事故が多発という言葉は少しオーバーかもしれませんけれども、この公用車の事故については相手を犠牲にする可能性があるし、よく園児の登校・下校中、小学生の登校・下校中に車が突っ込んで、相当な、日本全体の話題になった大きな一つがあるわけですけれども、これを軽視していると相当なことに発展しますので、今後はしっかりその辺の、公用車の管理運行の責任者、これ、担当部署はどこになるのでしょうか。
◎総務部長(松林洋一君) 担当部署という意味でいえば総務部になろうかと思っております。 それから、今、議員からお示しのとおり、最近において交通事故等についても多発している状況でございます。したがいまして、せんだって副市長命で依命通達というのをいたしておりまして、その中にも交通法令の遵守及び交通事故等の防止ということで、改めて注意喚起をいたしているところでございます。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 一つ提案を申し上げたいのですが、毎週1回、朝礼終了後に公用車点検整備の日(仮称)として課員全員で車両整備等を行うこととすると。各課に1人ずつ交通事故防止委員を設定して、毎月1回、各部内で事故防止委員会なるものを設定し、事故防止啓発活動を行うことを提案するわけですが、いかがですか。
◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 今、議員ご議論の求償権以前に、やはり一番大事なことは交通事故等を起こさないことでございます。全ての職員が免許証は持っているわけでございますが、その上に公務員という身分を持っているわけでございますので、引き続きその安全運転の確保につきましては鋭意努力してまいりたいと思います。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 市民から聞いた声なのですが、この車の洗車、これらも臨時職員、いわゆる正職員でない方がやっているという情報があるのですが、そこらを含めてこの車の点検及び管理、そういったものを特別な職員といいますか、再任用の職員が中心になっているという情報があるのですが、これ、そんなことないですか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 車の管理で再任用職員、それから会計年度任用職員が特に集中して車の管理をしている部署がございます。例えば、財政課のマイクロバスのドライバー、これはマイクロバスの運転と財政課で集中管理をしている車の全ての管理をしておりますので、財政課につきましてはその会計年度任用職員がしているところでございますが、各課所有の車につきましてはその管理、清掃等が会計年度任用職員に行わせているという実態はなく、常勤職員を含めて全ての職員で行っております。 以上です。
◆10番(森川和美君) これはどういったことで申し上げたかというと、やはり車の愛着心、そしてこの公用車というのは市民から預かった税金で購入をして使用するという観点、様々な角度から車をしっかり管理していくことが事故にもつながらないということで申し上げたわけです。 最後ですけれども、この第三者委員は選任しておりませんということなんですが、これ、やはり第三者委員を2人ぐらい早急に入れるべきだと思いますが、これ、最後にするわけですけれど、この4問目は。
◎総務部長(松林洋一君) 先ほど副市長のほうからも答弁ありましたが、本市のこの委員会のメンバーは、副市長が会長で、委員は教育長、それから教育部長、教育総務課長、総務課長、それから私及び安全運転管理者の職にある者、並びに会長が指名した者というものがございますので、運用の中で今後そのようなものを検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 分かりました。 最後の感染症対応の業務継続計画についてお伺いいたしますが、感染症に特化したものではないことから、現在の本市の業務継続計画につきましては、自然災害に備えた計画を既に策定しておりますが、その中に感染症対応時の常時優先業務を盛り込んでおりますということなのですが、これ、保育園、幼稚園、小学校、中学校、介護施設、医療機関、様々なところで非常事態が発生する可能性があるし、現在他市町村でも、本市もそれに近いぐらいになった状況があるわけですけれども、これ、早急に、これもコロナが、感染が始まって2年以上過ぎているわけですが、そういった悠長なことでよろしいのですか。
◎総務部次長兼庁舎建設課長(今別府浩美君) お答えをいたします。 答弁にもございますように、本市で業務継続計画、BCPと言われておりますけれども、地震を想定いたしました自然災害を想定した計画は既に作成しておりました。約2年ほど前に新型コロナの感染等が始まりまして、その際に、仮に感染が拡大した場合の市役所の通常業務をどのような形で復旧させるかというようなことで、それぞれ事務ごとに優先順位をつけて整理をしておりました。 答弁にもありますように、これまではそういった計画で対応を取っておりましたけれども、今年に入りまして、オミクロン株の感染力が非常に強まりまして、県内、近くにも濃厚接触者等が増加する傾向が見られましたので、感染症に特化した計画の見直しに着手をしているところでございます。非常時、まずは市民の生命に関係する業務につきまして最優先に業務を実施し、それ以外の中止できるものにつきましては中止するなど、そういった優先順位をつけた計画を現在策定をしている状況でございます。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) その優先順位と申されましたけれども、優先順位はこのコロナ対策ではないですか、違いますか。
◎総務部次長兼庁舎建設課長(今別府浩美君) 今回の感染症に対する優先順位、申し上げましたように、市民の生命に関わるものが最優先ということで、計画書等には盛り込んでございます。 以上でございます。
◆10番(森川和美君) 違うでしょう。それは生命を守るため、それはそうでしょう。しかしながら、生命を守る、その二次的なこととして、まず職員体制ですよね。職員体制が整わなければ、生命も何もないじゃないですか。仮に何かで、集団で感染した場合に、せめてどういった形で、その課をカバーするという、それぐらいのことは計画を立てていかないと、これからもさらに続くわけです。新しい感染、そういう株といいますか、次の株もまた出てきておりますよね、日本でお一人発見されたということですから、これ多分、半永久的に私は続いていくと思うのですが、確かに様々な仕事量もあるわけですけども、これに特化した、早急にチームを立ち上げて、業務継続計画を、一定の内容をつくり上げていくことは一番重要だと思いますが、これ、最後に市長、お答えください。
◎市長(湯元敏浩君) 形としてこのような計画を立てるのは重要なことだと思っておりますが、現在取り組んでいるということを答弁でお示ししたところでございます。 これまでも、日々起こる予想できないコロナ対策について、職員の体制というものは融通無碍に、また非常に柔軟性を持って対応して、それぞれの対策本部会議のときに、全庁体制で臨んでカバーしていくようにということを言いながら、柔軟性を持って対応していたところでございます。形としてこのような計画を持っていくという段階になっているので、私どもも今現在取り組んでいるということでございます。
○議長(谷口義文君) これで、森川議員の一般質問を終わります。
○議長(谷口義文君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は2月21日午前10時から開きます。(午後3時18分散会)...