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09月18日-06号

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  1. 姶良市議会 2020-09-18
    09月18日-06号


    取得元: 姶良市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 2年 9月定例会(第3回)令和2年第3回姶良市議会定例会議事日程第6号                      9月18日(金)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1|    |行政報告                        |      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|議  案│姶良市ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件   |総務常任委 |│  │第78号|                            |員長報告の ||  |    |                            |後、質疑・討||  |    |                            |論・採決(電||  |    |                            |子表決)  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 3|議  案│姶良市公園条例の一部を改正する条例の件         |産業建設常任|│  │第81号|                            |委員長報告の||  |    |                            |後、質疑・討||  |    |                            |論・採決(電||  |    |                            |子表決)  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 4|議  案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)       |一般会計予算|│  │第83号|                            |審査特別委員||  |    |                            |長報告の後、||  |    |                            |質疑・討論・||  |    |                            |採決(電子表||  |    |                            |決)    |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5|議  案│令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算  |文教厚生常任|│  │第84号|(第2号)                       |委員長報告の||  |    |                            |後、質疑・討||  |    |                            |論・採決(電||  |    |                            |子表決)  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 6|発  議│新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化|趣旨説明の |│  │第 5号|に対し地方税財源の確保を求める意見書          |後、質疑を行||  |    |                            |い、委員会付||  |    |                            |託を省略し ||  |    |                            |て、討論、採||  |    |                            |決(簡易表 ||  |    |                            |決)    |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 7|議  案│令和元年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について    |日程第7 議|│  │第86号|                            |案第86号か|├──┼────┼────────────────────────────┤ら日程第16|│ 8|議  案│令和元年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算|議案第95号|│  │第87号|認定について                      |までは、一括|├──┼────┼────────────────────────────┤で質疑を行 |│ 9|議  案│令和元年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算|い、決算審査|│  │第88号|認定について                      |特別委員会を|├──┼────┼────────────────────────────┤設置し、それ|│10|議  案│令和元年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に|に付託。審査|│  │第89号|ついて                         |については、|├──┼────┼────────────────────────────┤定例会終了後|│11|議  案│令和元年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算|の閉会中審査|│  │第90号|認定について                      |とする。  |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│12|議  案│令和元年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入|      |│  │第91号|歳出決算認定について                  |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│13|議  案│令和元年度姶良市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定|      |│  │第92号|について                        |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│14|議  案│令和元年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入歳出|      |│  │第93号|決算認定について                    |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│15|議  案│令和元年度姶良市水道事業会計決算認定について      |      |│  │第94号|                            |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│16|議  案│令和元年度姶良市下水道事業会計決算認定について     |      |│  │第95号|                            |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│17|    |常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の調査の件   |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│18|    |議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件        |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│19|    |議員の派遣について                   |      |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│追加│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││日程│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1|議  案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第8号)       |提案理由の説|│  │第96号|                            |明を受け、質||  |    |                            |疑の後、委員||  |    |                            |会付託を省略||  |    |                            |して、討論、||  |    |                            |採決(電子表||  |    |                            |決)    |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和2年第3回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前10時00分  ││    令和2年9月18日(金)本会議     ├─────┼────────────┤│                        │閉会(議)│  午後 1時46分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│新福 愛子 │出 │ 9│上村  親 │出 │17│谷口 義文 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │竹下日出志 │出 │10│森川 和美 │出 │18│小山田邦弘 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 3│国生  卓 │出 │11│岩下陽太郎 │出 │19│萩原 哲郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│峯下  洋 │出 │12│松元 卓也 │出 │20│堂森 忠夫 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│田口 幸一 │出 │13│湯元 秀誠 │出 │21│      │  ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│湯之原一郎 │出 │14│堀  広子 │出 │22│有川 洋美 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│鈴木 俊二 │出 │15│吉村 賢一 │出 │23│犬伏 浩幸 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│湯川 逸郎 │出 │16│和田 里志 │出 │24│東馬場 弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  23人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 迫田 耕蔵 │ 事務局次長  │ 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │蒲生総合│原田 正巳 │建設部長│松里智一朗 ││ 第121条 │    │      │支 所 長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│前畠  実 │企画部長│松林 洋一 │消 防 長│米澤 照美 ││ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名  │教 育 長│小倉 寛恒 │市民生活│福元 義行 │教育部長│岩下 直司 ││       │    │      │部  長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│宮園 正浩 │保健福祉│竹下  晃 │水道事業│新門 哲治 ││       │    │      │部  長│      │部  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │加治木総│濱田 耕一 │農林水産│吉田  孝 │総務部次│今別府浩美 ││       │合支所長│      │部  長│      │長行政│      ││       │    │      │    │      │管理課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部次│原口 浩幸 │保健福祉│野村 昭彦 │教育部次│塚田 佳明 ││       │長危機│      │部次長│      │長保健│      ││       │管監│      │保険年金│      │体育課長│      ││       │    │      │課  長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企 画 部│髙山 八大 │建設部次│田代 信彦 |水道事業|岩下 伸一 ││       │次 長 兼│      │長都市│      │部次長│      ││       │地域政策│      |計画課長│      |施設課長│      ││       │課  長|      |    |      |    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│吉永 惠子 │農林水産│萩原 安信 │総 務 部│堂路 温幸 ││       │部次長│      │部次長│      │財政課長│      ││       │男女共同│      │農政課長│      │    │      ││       │参画課長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│向江 美喜 │教育部次│前田 浩二 │    │      ││       │部次長│      │長学校│      │    │      ││       │健康増進│      │教育課長│      │    │      ││       │課  長│      │    │      │    │      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               9月18日 ○議長(東馬場弘君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 会議は、お手元に配付しています日程により議事を進めます。 ○議長(東馬場弘君) 日程第1、行政報告を行います。 市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  皆様、おはようございます。予約型乗合タクシー運行地区の拡大及び松原地区へのコミュニティバスの運行開始につきまして、行政報告を申し上げます。 予約型乗合タクシーにつきましては、上名地区、竜門校区、永原校区、中野地区において、昨年10月から11月にかけて試験運行を実施し、その状況や地域自治会、利用者からの聞き取り調査及び既存のコミュニティバス路線の廃止、見直しなどの検討を行ってまいりました。 本年7月21日に開催した姶良市公共交通会議において、これらの地区への運行が了承され、各公共交通事業者が、九州運輸局、鹿児島運輸支局から許可を受けて10月1日から運行を行います。また、以前より要望のありましたコミュニティバスの松原地区への運行につきましても、加治木地区循環バスふるさとバス蒲生・春花線、蒲生地区巡回バスの路線の見直し、延伸により、同じく10月1日から運行を行います。これらの運行開始によって、より公共交通の利便性の向上につながり、これまで以上にコミュニティバス予約型乗合タクシーに親しみを持っていただき、利用していただくことを期待しております。 以上で、行政報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで行政報告は終わりました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第2、議案第78号 姶良市ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本案は、総務常任委員会に付託となっておりましたので、委員長の報告を求めます。 ◎総務常任委員長(犬伏浩幸君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第78号 姶良市ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は9月8日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 現在、姶良市に頂いたふるさと応援寄附金は、ふるさと応援基金に一旦積み立て、寄附者の意向に沿った次年度以降の事業の財源として活用されています。 また、寄附に対する返礼等に要する経費は、寄附金以外の一般財源で対処しています。 今回、寄附金額の増加に伴い返礼等に要する経費も多額となるため、条例改正により寄附金を返礼等に要する経費にも充当できるようにして予算運用の円滑化を図り、また、寄附者の思いを迅速に姶良市の事業予算に反映させるために、寄附を受けた当該年度の事業にも充当できるようにするものです。 以上の2点を第3条において改正し、第1条は条例における寄附金の定義を整理、第5条は改正に伴う字句の整理を行うものです。 この条例は、公布の日から施行し、令和2年4月1日から適用します。 主な質疑を申し上げます。 質疑、今定例会に、歳入でふるさと応援寄附金2億5,000万円、歳出で1億3,417万8,000円の増額補正がある。寄附が大幅に増えることを見込んでの補正計上とそれに対応する条例改正か。 答弁、今年の4月に新規参入した返礼品にヒット商品が生まれ、寄附額を3億5,000万円と見込む伸びになっています。当初予算より2億5,000万円増額の寄附額に対して、返礼品ほか送料、手数料などの経費で、寄附額の半分程度の約1億3,000万円の財源を確保する必要がありますので、予算運用の円滑化のために条例を改正するものです。 質疑、第3条第2項が追加され、「寄附金を基金として積み立てることなく、必要な財源に充てることができる」が、寄附金を全て使ってもよいのか。ある程度の額は基金に積み立てないといけないのか。 答弁、返礼品の経費に充てるということを第一に行い、残りは基金に積み立てます。返礼に充てた後の寄附額を災害などにかかる経費に一部使うことはあっても、その全てを今年度の事業に充てることは原則考えていません。 質疑、条例改正して寄附額を同年度にすぐ使えるようにするということは、その寄附金をどのような事業に振り分けるのかの作業もすぐにしないといけないのではないか。 答弁、寄附金をどの事業に充当するかは、十分に検討する必要がありますので、原則、翌年度の当初予算の中で、寄附者の思いに応えた事業に充当して計上します。 質疑、ふるさと納税では、本市に入るばかりでなく他市に流れていくお金もあるのではないか。 答弁、令和元年度、姶良市で他自治体に寄附された方が948人、寄附額6,892万7,000円、姶良市の税収減額分は3,144万5,000円です。寄附額1億円の場合に、3割の返礼品と手数料などで約5割の5,000万円の経費がかかり、そこから減額する税収を差し引くと、本市に残る額は2,000万円程度と想定されます。 以上で質疑を終結しました。 次に、争点はなかったため、自由討議を行いました。 以下、議員間討議での主な意見を示します。 思いがけずヒット商品が出て、返礼品にかかる経費を捻出するため、一般財源を使わずに頂いた寄附をすぐに経費に充てられるようにしようとするもので、ふるさと納税が伸びたゆえの喜ばしい条例改正である。 寄附額の多いまちの基金運用の方法にシフトする方向性は、本市がさらにふるさと応援寄附金事業に力を注ぎ、高みを目指していくことの意気込み、前向きさが見える条例だと思う。 ヒット商品を生むことの重要性が分かった。寄附額の伸びが継続して、この条例改正の趣旨が生きてくるような事業になってほしい。 実績を伸ばすために、本事業を商工会や観光協会に委託したり、連携を強化したりすることは可能であることが分かった。 事業者や商工会、特産品協会などとも連携し、他市を参考に、本市のふるさと納税がますます伸びるよう取り組んでほしい。 以上のような議員間討議を経て、今回の条例改正は、ふるさと納税の伸びに対応し、今後の取組が期待できる条例であることを全員で理解しました。また、将来に向かったまちづくりの施策を推進するために、民間(個人・団体等)との連携強化や返礼品の充実等を図り、寄附額のさらなる増加に努めるよう求めることで合意が図られました。 討論に入りましたが討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第78号 姶良市ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件は、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。委員長、降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第78号 姶良市ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第78号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第3、議案第81号 姶良市公園条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本案は、産業建設常任委員会に付託となっておりましたので、委員長の報告を求めます。 ◎産業建設常任委員長(湯元秀誠君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第81号 姶良市公園条例の一部を改正する条例の件について、産業建設常任委員会における審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、9月8日に開会し、関係職員の出席を求め、現地調査を含め審査いたしました。 今回の改正は、姶良市総合運動公園体育館に整備した冷暖房施設の使用料を設定するため改正を行うものです。 冷暖房施設の使用料につきましては、公の施設の使用料に関する基本方針に基づき、年間経費から1時間当たりの運転費用を算定した上で、受益者負担の原則及び公平性・公正性の確保の観点から性質別負担割合に合わせ算定しています。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、イベント等で入館料を徴収して使用する場合、空調使用料の取扱いはどのようになるのか。 答弁、他市の体育館の使用状況を確認し協議を重ねた結果、空調にかかる使用料については、入館料等を徴収しているかどうかに関わらず使用料を徴収する考えです。 質疑、空調の影響を受けるバドミントンや卓球等の競技について、使用料算定をする際、考慮したか。 答弁、競技による影響を調査し、競技によっては利用されない場合もあるので、年間使用の算定をする際に、空調利用団体の使用率を50%と想定をして使用料を算定しています。 以上で質疑を終結し、議員間討議に入りましたが、討論すべき論点はなく、特に報告すべき討議はありませんでした。 次に討論に入りましたが、討論はなく採決に入りました。 採決の結果、議案第81号 姶良市公園条例の一部を改正する条例の件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で産業建設常任委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第81号 姶良市公園条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第81号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第4、議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本案は、一般会計予算審査特別委員会に付託となっておりましたので、委員長の報告を求めます。 ◎一般会計予算審査特別委員長(鈴木俊二君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)について、一般会計予算審査特別委員会での審査の経過と結果を報告します。 本委員会では、9月9日から9月11日の間に審査を行いました。 本補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策の追加及び感染症拡大に伴う未執行予算の減額、梅雨前線豪雨に伴う災害復旧費、子ども館建設に伴う地質調査委託料などの予算の計上で、歳入歳出それぞれ9億6,948万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を423億485万6,000円とするものです。これは、前年度同期の予算総額に比べると33.5%の増となっています。 なお、補正予算の概要は、提案理由説明の中で詳しく述べられていますので、以下、審査の過程で答弁されたことや議論された主なものを申し上げます。 審査に入る前に共通認識を持つため、論点の抽出を行い、 論点1、新型コロナ感染症拡大に伴う予算の減額は、妥当なものになっているか。 論点2、新型コロナウイルス感染症対策のための予算は的を射ているか。 論点3、子ども館事業の進め方に問題はないか。 以上、3点に留意して審査を行いました。 また、各部ごとの審査を経て、さらに次の2点が論点として抽出されました。 論点4、水陸両用車(バギー車)の使用と災害派遣について 論点5、GPS情報を活用した鳥獣被害対策について 全ての審査終了後、まずこの2点について議員間討議を行うこととしました。 論点4「水陸両用車(バギー車)の使用と災害派遣について」審査で明らかになったことは、1、本年7月の八代市、芦北町等での災害派遣活動において、アスファルトやオフロード等を43.5㎞走行しており、これまでにも習熟訓練を重ねて走行していること。2、新品のタイヤの溝は2cmで、現在は1.5㎝弱であること。3、今回の派遣についての課題は、すでに開催された県土砂風水害機動支援部隊の派遣事後検証会の検証結果を基に、今後の運用、活動方針を定めるとのこと。4、災害時の派遣人数等については、県内及び本市内の災害状況、被災状況等を考察、判断して、災害派遣が可能であれば、市内の災害活動態勢に不測事態が生じないよう対応していること、などでした。 次に、議員間討議の内容は以下のとおりです。 バギーの被災地においての取扱いに問題はなかったか。 他県の災害に対する応援協力体制に迅速に対応できる本市消防は誇りであり、すばらしいと思うなどの意見があり、本市内及び国内で発生した緊急の災害にも対応できるよう適正な維持、管理に努めるべきとの共通認識に至りました。 論点5「GPS情報を活用した鳥獣被害対策について」審査で明らかになったことは、1、蒲生群、姶良群、加治木群の行動範囲、加害レベルなど調査を行ったが、継続して監視が必要なため、GPS発信機器を更新するとのこと。2、委託を受けた人がGPSの電波を拾える場所へ行き、それをデータ化していること。3、高度な機器もあるがGPS側の電池の消耗が激しいことが課題であること、などでした。 次に、議員間討議の内容は以下のとおりです。・放送施設の活用や監視員制度なども導入すべきである。・備えをして効率よく追い払い活動ができるよう情報をしっかり出してほしい。・鳥獣被害対策は、これといった特効策がないと思えるぐらい難しい。・日に1回は情報が入るGPSシステムへグレードアップを検討してはどうか。 などの意見があり、事業をしっかり進め、かつ、追い払い活動に関してもレベルアップをどんどん図るべきとの共通認識に至りました。 以上で、新たな2点の論点についての討議を終了し、続いてはじめに出されていた論点について順次、審査で明らかになったもの、そして議員間討議の意見を申し上げます。 論点1「新型コロナ感染症拡大に伴う予算の減額は妥当なものになっているか」について、審査で明らかになったことは、1、コロナ感染症対策に伴う減額は、総額約3億円である。イベント予算は実施できないものに対し減額を行い、実施の可能性があるものは減額していないこと。2、日本一大楠どんと秋まつりの予算は、祭りは中止するが、全額を減額せず、これまでの26年間の記録を集めデータ化することなど将来の活用策を見いだす事業を実施するとのこと。3、あいら未来特使団の減額は、富士山が入山禁止になったことによるものである。それ以外の山に登ることは、「日本一の山に挑む」という目的からずれてしまうので中止としたが、他の事業を通じ青少年育成に取り組んでいること、などでした。 次に、議員間討議は以下のとおりです。 日本一大楠どんと秋まつりについては、一部減額して残した20万円の予算で、継続性やまちの活性化を考えており、いい事例である。 予算の前に事業の目的がある。何もしないことはその目的まで手放したような気がする。特に子どもの未来を育てるための事業については、縮小してでも事業を実施してほしい。 コロナ禍の中、市民の有志が花火を上げていた。行政も減額だけではなく、工夫をして気運を高めるような事業ができないかなどの意見がありました。 次に、論点2「新型コロナウイルス感染症対策のための予算は的を射ているか」について審査で明らかになったことは、1、高齢者向けの施策は、ウィズコロナ時代に向けて、今後の予算編成において検討していくこと。2、コロナウイルス感染症対策としての小・中学校の手洗い場とトイレの改修は、年度内の完成を目指していること。3、観光PR事業のライトは持ち運び可能で、龍門滝や大楠などシンボル的なものを照らしたり、商工会など各種団体にも貸し出し、夜間イベントで活用したりすることもでき、まちの活性化にもつながること、などでありました。 次に、議員間討議の内容は以下のとおりです。 学校のトイレの洋式化が飛躍的に進む。今まで要望があったができなかったことであり、この事業が進むことは評価できる。 事業継続支援金の第2弾は、市内の業者、商工団体等の声を聞き、制限を大幅に外したことは高く評価する。 新規オープンの店など事業継続支援金の対象外となるところへの支援も考えるべきではないか。 コロナ対策予算で行った事業の事業効果をどう評価するか。予算効果の関係は複雑になるため、議会として評価すべき軸が必要であるなどの意見があり、今後の施策について以下の事項を付すこととしました。 付記事項。 今以上にコロナ禍の情報収集を行い、スピード感を持って次の施策に生かすべきである。そして我々議会もコロナ禍の状況把握に努め、その情報を担当課に伝えるなど施策に協力する。 次に、論点3「子ども館事業の進め方に問題はないか」について審査で明らかになったことは、1、令和2年第1回定例会で指摘した、①事業手法については、PPP方式の取りやめ、②住民の声を聞くことについてはアンケートの実施、③施設の内容が分からないことについては、基本的な機能のみで変更はなく、詳細は今後協議するとのことが確認できた。2、ボーリングの調査の深さは、建物の詳細が決まっていないため、新庁舎建設と同じ50mとして予算計上したこと。3、駐車場は約70台を予定していること。4、子育て支援策として重要な施設であるので、少しでも早く整備を進めるため、当初予算ではなく、今回予算計上したとのこと。5、保護者の相談体制の拡充を考えているとのこと。6、子育て世代に必要な施設のため、第2次総合計画に沿って進めているとのこと。7、姶良市内の0歳から9歳までの人口は、アンケート調査時点で7,294名であること。8、利用者数は鹿児島市のすこやか子育て交流館(りぼんかん)の7、8割を見込んでいること。9、その施設に求める最低限の機能を定めた基本計画はあるとのこと。10、今後事業を進める際には、市民の声、保護者の声を聞きながら取り組むこと。11、庁内検討委員会では、建設候補地が9か所あり、検討の結果、加治木物産館の場所になったこと、などでした。 次に、議員間討議の内容は以下のとおりです。・子ども館そのものを否定するわけではないが、本気が感じられない。・今の物産館はもっと利活用できるのではないか。・住民の声を聞くなど、最初からもう一回仕切り直すべきではないか。・当初予算で否決したものを補正予算で通していいのか。・アンケートにより市民の希望や意向が見えてきた。・「あいぴあ」には延べ4,000件の相談が寄せられている。その中には深刻な問題もあり、助けないといけない人たちがいるのではと思う。・核家族化や育児鬱などの問題など、子育てには多くの問題があり、保護者には必要な施設である。・全天候型で遊ぶことができ、かつ保護者が相談をできる場所は必要であるなどの意見があり、子ども館機能の必要性は十分理解するが、場所や事業の進め方について、さらに討議を行うこととしました。 (1)場所については、以下のような意見がありました。・物産館ではなく、新しくできる加治木支所のほうがいいのではないか。・今の場所で安全・安心な事業ができるのか。ほかに相応しい場所があるのではないか。・駐車場の広さなど検討が甘く、利用者のための施設になっていない。・地質調査を認めると事業が進むことになるので、慎重な判断が必要である。・加治木地区にとってはプラスと捉え進めるべきである。・かもだ通りの活性化と子ども館とは関係ないとの意見があるが、この場で今後生かしていけばいいと考える。 などの意見がありました。 次に、(2)進め方について、以下のような意見がありました。・箱物を造ること、場所選定など再度ゼロスタートすべき。・必要な施設だからこそ、もう少し具体的計画を示すべきである。・公共施設再配置計画との整合性は取れていないと考える。・最初から完璧なものはない。進めながら修正し、完璧なものを作っていけばよい。 などの意見がありました。 討議の後、委員から議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)について、子育て支援拠点施設事業1,000万6,000円を減額する修正案の提出がありました。 採決に入り、採決の結果、賛成多数で修正案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)(修正部分を除く)について、採決の結果、賛成多数で修正部分を除く、ほかの部分の原案を可決すべきものと決しました。 以上で、一般会計予算審査特別委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 委員長報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。 本案につきまして、8名の議員より通告がありました。 まず、6番、湯之原議員の発言を許します。 ◎6番(湯之原一郎君) それでは、議案第83号 令和2年度一般会計補正予算(第7号)について、原案に賛成、修正案に反対の立場で討論いたします。 子ども館関連予算に視点を置いて討論を進めます。 最初に、市民の声として保健福祉部が実施した子育て世代や子ども館建設予定地周辺の住民アンケート調査の結果に示された、子育て支援拠点施設(仮称)子ども館への期待度の高さは、予算の可否の判断材料として決して軽々に見るべきではないことをまず申し述べておきたいと思います。 子ども館設置の必要性については、予算審査特別委員会の中で大方の議員が賛成の意思を表明されていましたが、払拭しきれない疑問に答えが得られず、地質調査委託料を減額する修正案に賛同する議員が多かったのではないかと思慮します。 委員会での議員間討議を振り返ると、残る疑問は次の6点に集約されるのではないかと考えます。1、駐車場は足りるのか。2、周辺地域の交通と利用者の安全は確保されるのか。3、公共施設再配置基本計画との整合性は取れているのか。4、扶助費が増大する中で、子ども館の建設は適切なのか。5、なぜ、子ども館建設を急ぐのか。6、設置場所は適切かという6点であります。 まず、駐車場の問題ですが、敷地内に2.5m幅の駐車スペースを70区画、応急的な駐車場として加治木福祉センターの駐車場約40区画、合計して約110台分を確保するとの説明を受けましたが、2.5m幅では狭すぎるとの意見がありました。これを仮に幅3mにしたとして、子ども館敷地内に60区画の駐車スペースは確保できます。ちなみに、市内公共施設の駐車場区画数を見てみると、子ども館の類似施設として挙げられた働く女性の家が、周囲の施設利用者分も含めて68台、人の出入りの多い支援温泉施設では、くすの湯が約50台、龍門滝温泉が69台、さんさ乃湯がある姶良生活改善センターが26台となっており、その他の施設の駐車場を見ても、蒲生総合支所が公用車、職員駐車場を除いて24台、加治木総合支所の体育館と利用者分も含めて一般向け駐車台数は約80台となっています。子ども館来館者が利用可能な約100台の駐車スペースは、決して不十分な数字ではないと考えます。 次に、周辺地域の交通と利用者の安全は確保されるのかという懸念については、隣接する交差点には信号機が設置されており、また、当該地は、道路よりかなりの段差があることを考えますと、出入口の設置位置を考慮し、周辺を整備することにより、交通の安全性も利用者の安全も十分に確保できると考えます。 公共施設再配置基本計画との整合性についてでありますが、公共施設総合管理計画の位置づけは、上位計画の姶良市総合計画を下支えする計画の1つであります。第2次総合計画は、「子育て施策の方向性として親と子が気軽に集い、相互に交流して子育てに関する活動を行う団体等の情報の共有化、市民への情報発信、相談窓口の強化・充実、子育て支援の総合的拠点施設として天候に左右されない子どもの遊び場や親子相互交流ができる機能を有した子育て支援施設の整備を進めます」と明記しています。第2次姶良市実施計画にも、子育て支援拠点施設事業が登載してあり、決して唐突に提案されたものではなく、計画にのっとったものであることが確認できます。確かに、公共施設再配置基本計画の中で、公共施設建築物の基本方針として、原則として新規の公共施設は建設しないとしておりますが、新たな公共施設を建設する場合は、同じ面積以上を削減するとともに、縮充を基本として持続可能な公共施設整備を進めるとなっております。現在進行中の公立保育所の民営化、重富、帖佐、加治木、各保育所と大楠ちびっ子園の4園の建物延べ床面積合計2,746.96m2の削減とこども館の新設、建設計画建築面積1,000m2は基本方針に沿った事業となり、整合性は保たれていると考えます。 次に、扶助費との関連性でありますが、姶良市は、県下19市の中で唯一人口が増え続けていることは周知のことであります。若い方たちが姶良市に居を構え、子どもたちを含めて人口が増えることで、扶助費がそれに合わせるように増えていくことは当たり前と言えば当たり前のことです。人口増が地方交付税の算定基準となる基準財政需要額に反映され、市民税などの税収が増えてくることも考慮すべきことで、親の育児疲れを解消することで、子どもも元気に育ち扶助費の削減につながるなど、目に見えない部分で扶助費削減効果も十分に考えるところであります。また、子ども館の建設については、投資的予算の枠組みの中で市長が市民との約束を果たすために判断することであり、扶助費とは直接的な関連はないのではないかと考えます。 なぜ、建設を急ぐのかという点でありますが、今回地質調査委託料が議決され、その後順調に計画が進められたと仮定しても、子ども館が供用に付されるのは令和5年になるということをしっかり認識しておかなければなりません。子ども総合支援センター「あいぴあ」への相談件数が、年間4,000件に上るという実態を今回の審査で把握しました。相談件数は増加の傾向にあり、児童虐待等の深刻な事例も含まれるということです。令和2年、3年、4年と2年半の間にさらに増加する懸念は拭いきれません。子ども館の大きな役割として、子育て中の親が精神的に疲れ果て、育児に問題が生じるような深刻な状態に陥る前に、子どもを遊ばせながら同世代の人たちと出会い、語りながら悩みや心配事を解消していくということがあります。そのためにも早期の完成を目指す必要があると考えます。 設置場所に関する件でありますが、私も当初は近々に建設が予定されている加治木複合新庁舎内に併設してもいいのではないかとの思いもありましたが、しかしながら、子ども館の機能や利用者への配慮を考えると、やはり別に建設することが望ましく、加治木物産館跡地が面積的にも妥当であり、周囲への波及効果を考えたときにも最適な場所であろうと考えます。地域住民の中に、子ども館建設を起爆剤に周辺地域のにぎわいを取り戻すための構想を考えている方々の姿が見え始めていることも、子ども館建設の明るい材料であり、視野に入れておくべきと考えます。 子どもへの投資は姶良市の未来への投資であり、それを支える保護者への投資は、住みよい県央都市あいらを具現化していくことにほかならないと考えます。加治木地区は、姶良郡の中心地として栄えてきました。今は少しばかり、かつての輝きに陰りが見えてはきてはいますが、子ども館建設が新しい輝きを取り戻すきっかけとなり、官民一体となった地域活性化への取組の方向性が見えてくることを期待しています。 以上、子ども館建設予定地の地質調査委託料を認め、子ども館建設に向けて歩みを進めることが重要であることを申し述べ、修正案への反対討論といたします。 ○議長(東馬場弘君) 次に、17番、谷口議員の発言を許します。 ◎17番(谷口義文君) 議案第83号 一般会計補正予算、子育て支援拠点施設事業に関して、原案に対して反対、修正案に対して賛成の立場で討論いたします。 先の議員とは、異なる観点から申し上げます。 子ども館に関しては、私自身、この事業をはなから否定するものでもなく、建設反対というわけでもありません。最も恐れているのは、この地質調査を認めてしまうと有無を言わさず事業が進行していくことです。議論が全くされたとは言えません。市長の公約でもあり、事業自体は必要なものであると理解しております。私は、当初からこの事業に関しましては、なぜ加治木の物産館跡地なのか、ほかにも適した場所があるのではないか、またなぜこの問題のある場所にこだわるのか、どうしてこの事業を急いでやろうとするのか、この2点の疑問について、主に設置場所については、数多くの問題点を指摘、多々述べ議論してきましたが、いまだかつて解決に至らず払拭されておりません。今予算は、あくまで物産館跡地での地質調査に関するものだけのものであり、子ども館そのものの在り方、必要性についてはすでに委員会でも議論し、議員の皆様もほぼ一致した認識を持ち、理解、納得が示されております。よって、必要性議論は、この予算の中での議論としては、早計と考えますので、差し控えさせていただきます。 まず、子ども館設置場所についてでありますが、加治木物産館跡地での決定は、令和元年5月16日に副市長ほか部課長だけの庁内内部検討委員会でなされております。なぜ、外部の有識者、保護者等の外部の意見を参考に反映することなく、これだけ多額の費用を伴う大事業である重要施設を職員だけでいとも簡単に決定したのか、はなはだ不可解、疑問でなりません。なぜ、子育て世帯、保護者の意見を反映しなかったのか、このような選定の在り方には、到底納得できるものではなく、理解が得られたとは思えません。 また、この設置場所の工事についても、当初の説明と最近明らかになったものとでは違いが判明しており、曖昧な説明が露見した形となりました。また今議会に提案されております補正予算、子育て支援拠点施設事業の資料の中に、業務委託内訳書がありますが、この中において、肝心の地質調査場所の記載がありませんでした。私が特別委員会の質疑の中で、どこの場所を地質調査するのか、明確に示すべきだとの問いに、担当課は「3月の当初予算に出ており、議員の皆様は理解されていると思っておりました。との解釈で記載しなかった」との答弁でありました。この発言は、議員の皆様もしっかり聞いておられると思います。当初予算は既に廃案となり、審査も終了しており、今回提案されている予算は、全く別ものであります。であれば、一から詳細なかつ確実な資料を提出し、十分なる説明を果たした上で議論がなされ、この事業の審査を行うべきが本質ではありませんか。あたかもこの補正予算が継続審査で進行しているかのような答弁としかとれません。間違った認識ではないでしょうか。 地方自治法第119条に、会期中に議決に至らなかった事件は、後会に継続しないとはっきりうたってあります。後会とは後の会、後の会であります。担当課のこの答弁は、継続審査としての実態が生じかねないという疑念であり、この法に抵触する疑念が生じる恐れがあります。 この補正予算は、当初予算の継続審査ではありません。全く別ものです。この間違った認識の進め方の中で、果たして正当な採決ができるのでしょうか。また、満を持してアンケート調査を実施し、議会にもつい最近になり、結果報告がなされました。ここで注目すべきは、子育て保護者用に向けたアンケート調査で、明記されるべき肝心の建設場所、つまり加治木の物産跡地は記載されておりません。ちなみに同じタイトルで地域の皆様に向けたアンケート調査では、冒頭に、場所につきましては、加治木物産跡地を建設予定としているとしっかり述べております。なぜ、偏った2通りの方法をされたのか、はなはだ疑問であります。地域の皆様のアンケート結果は様々で、賛否両論の意見もあるようです。ところが子育て世帯保護者のアンケート128人の意見では、子ども館そのものの在り方、必要については、おおむね肯定的な意見が多くなっているようですが、肝心の場所の整備については、ほとんど触れられておりません。子ども館イコール建設場所は一体となって考えるべきであります。調査の中で、建設場所を問うていないのは、あえてこの建設場所の問題点から避けて通りたいと疑われても仕方ありません。もし加治木物産館跡地が建設場所に決定しているとして、アンケートに示されていたとするならば、恐らく子育て世帯保護者の考え方、捉え方、別の異なる見方の意見も出され、アンケート調査の意見そのものも変化したものになっていたのではと推測されます。アンケート調査の意見で印象に残っている子育て世帯保護者の声です。『子ども館は子どもやその養育者のために、まずあるべきだと思いました。もう一度原点に返って、設置の目的を見つめ直して、アンケートを取られてはいかがでしょうか。商店街のために設置するのですか。』 以上、声ですが、これが本音ではないでしょうか。果たしてこの調査は、事業遂行にあたり、議会の正しい審査の材料としての判断、課題解決につながる意見集約だったのか、はなはだ疑問でなりません。議会に対して正しい判断と理解を求めるのであれば、熱意をもって、もっと早い段階でのアンケート実施が必要だったのでは、遅すぎます。議会上程に間に合わせのまやかしと取られても仕方ありません。 いずれにせよ、本市においては、コロナ禍に対しての経済支援、生活支援、そして新庁舎建設と待ったなしの課題が待ち受けております。ましてや財政を取り巻く厳しい状況の中、多額の市民の大切な税を行使する大事業であります。今まで述べてきました、不透明な設置場所の選定方法、信ぴょう性にかける資料を議会に示し、審査を託し、短期間でこの重要案件の判断、決断を迫り、結論を急ぐさまは、議会軽視でありませんか。ましてや市民をも軽視していると思わざるを得ません。ましてや当初予算減額から、わずか半年しか経過していない中での今回の議案上程、何も変わっておりません。ただ一度アンケート調査の結果報告があっただけです。議会においてもただ一度だけの特別委員会でのわずかな審査で終了、これで果たして審査を尽くしたといえるのでしょうか。この半年間、議会はやるべきことをやってきましたか。子ども館の必要性については、くどくど語りませんが、議員の一致した理解が示されております。であればこそ、今一度建設場所は加治木物産館跡地で果たして適地なのかふさわしいのか、時間をかけ議論、検討していくことが姶良市議会の責務ではありませんか。議員の皆様が良識ある正しい判断と決断をなされるものと確信しております。 子ども館建設に関しては、様々まだまだ多くの市民の方々に周知浸透しているとは到底思えません。提案されております建設場所が果たして適地であるか、ふさわしいのかも含めて、市民の皆様の様々な意見に耳を傾け、理解、納得される形でこの事業を遂行されることが、公約である市長の評価にもつながるものと確信しております。急ぐ必要はありません。なぜ急ぐのですか。必要性を感じ、施設建設を待っている子育て世代の皆様のためにも、もう少し時間をかけ、議会そして市民の皆さんと一体となり、納得できるものをつくり上げてこそ、市長の公約でもあり、すばらしい施設ができた、よかったと後世にも継がれる施設に夢があります。 以上、建設場所の再考を要請し、修正案に対し賛成の立場で討論いたします。 ○議長(東馬場弘君) 次に、15番、吉村議員の発言を許します。 ◎15番(吉村賢一君) 議案第83号 一般会計補正予算修正動議に反対の立場から討論いたします。 私はもろ手を上げて賛成ということではありませんが、片手を上げて、この子ども館建設の地質調査に賛成の立場で発言します。 まずこの物産館の候補地につきましては、平成17年頃、加治木町特産品協会がとれたて市を行いました。数年間やったわけです。非常に人の入りが少ないということもありまして、私ども地域おこしの団体の一員としては、この物産館を起終点としてまち歩きを実施しました。その場所で買い物してもらおうと、また加治木のまちを知っていただこうという趣旨でした。 令和元年の10月、庁内検討委員会の報告によると、この物産館は県の補助で、平成2年度に端山通りの一等地にできています。端山通り、もしくはかもだ通りの振興を図る意味で、何らかの意義はあったかと思いますが、今にしてみれば、非常に利用客が少ない状況です。かもだ通りを活性化する、あるいは端山通りをにぎやかにする、その一助になればという思いもございます。すぐ隣は当時から、平成17年我々が歩こう会やった当時から空き家状態でした。竹藪が敷地からはみ出て、三角屋根の休息所まで出ておりました。まちの中心部がこんな形じゃ非常におもしろくない、非常に貧しいまちに見えます。 そこで、その地主さんが売る気があるということを聞きまして、市に対して取得を進めたことがあります。この土地を市が取得することで、物産館の駐車場が広く取れ、できれば階段であるいは端山神社の境内を経由して結ぶと、福祉センターとのアクセスが容易に取れ、公共施設が有効に使えるようになります。この神社の境内を通っての往来については、神社宮司に直接会いまして、了解をもらい、自治会長の承諾ももらい、提案を市のほうにもさせていただきました。 昨年度の3月議会では、子ども館について需要調査のデータもなく、いかにも唐突な予算案が出まして、この子ども館建設に関する地質調査を私は反対させていただきました。 今回、アンケート調査によって、その調査結果がはっきり、調査結果といいますか皆さんの保護者、もしくは自治会の方々の意向がある程度はっきり分かるようになりました。もちろんこれで十分かとは思いません。しかし、この子ども館というのは、全体としても必要性があると、場所にしてもこの場所はJRも使えます。巡回バスも使えます。車に限らず利用が可能でございます。そういったことから、場所的にはそれなりに適切な場所と考えております。 ただし、これからも地質調査を行っている間、半年の間に、まだ足りないところ、つまり優遇施設等を含めたサウンディング調査とか、あるいは周辺関連公共施設あるいは隣接する民間との協力関係、提携、そういったありとあらゆる想定される課題を調整し、必ずや成功に導くための基礎づくりを固める時間として取っていただきたいと。 それとまた、先ほども指摘にありました検討委員会のメンバーに追加して、保護者あるいは地元の代表、有識者、そういったのを入れて、引き続き内容を慎重に吟味していただきたい。 それと、昨日かもだ通りの方、数人に話を伺いました。反対される方は意見としてはたまたまいらっしゃらなかったんですが、その中で高齢者も子ども館の施設内に入り一緒に遊べないかと、そういった意見もあります。ですから、いろんな意見を酌み上げる、まだその努力が足りていないんじゃないかなと思います。そういったのを充実させていけば、もろ手を上げて賛成できるような立派な施設になっていくかと思います。 話変わって、今度の新総理は自助、共助、公助の順番で国民に頑張れよということを言っています。確かにそのとおりです。しかし残念ながら、自助ができないで困っている人たちが大勢いらっしゃるというのも事実です。また共助も受けられず、助け合いがしづらい環境が少なからずあるのも事実です。一番大切なのは、自分の心構えのはずなのに、自らを律することはできず、酒におぼれて幼い子ども2人を死に追いやる親がいるのも事実であるし、こういった課題を受け止められる場所はなかったものか、嘆くものです。 すなわち、少子高齢化の今の時代、子どもを外で遊ばせていても、誰かがめんどうを見てくれるおせっかいな人がいるわけではありません。昔、子どもは勝手に外で遊び、山に行き、道で遊び、川で魚を獲る、遊び場は子どもが自ら開拓できていました。しかし、今は道で遊べない、川で遊んだらだめということで、結局児童クラブ、もしくは保育所が面倒を見ている状態です。 アンケートにおいても、子育てに対し、不安や負担を感じることはときどきあるという回答が半数あります。隣近所の助け合いといったことはほとんどなくなった最近、若い者同士の情報交換の場所は少なくなっている。少子高齢化と個人情報保護は行き届き過ぎる社会になり、近隣の人がめんどう見てくれることは少なくなって孤立を深める親が少なくありません。当然、こういった子育ての親の相談センターの必要性も生じてきます。でも、それだけでいいのかという疑問があります。財政の問題があります。もし子ども館が必要不可欠としたら、新庁舎建設の費用を削り、スリム化する、あるいはその他の大型公共事業も削り込んだ慎重な予算立てを行い、すべからく経費の削減を図ることも子ども館建設を認める条件として並行して検討が必要だと思います。公共施設立地計画もさらに見直す必要があります。 子育ての環境につきましては、安倍晋三首相は、平成14年地方創生を掲げ、まち・ひと・しごと創生本部を立ち上げました。東京圏への転入を2020年には2013年と比較して、この7年間の間に、年間6万人を減らして、地方への転出を年間4万人増やすという目標を立てました。実際には、今現在、東京への転入は3万人増えて、転出は2万人減っています。東京への一極集中が変わらない中、姶良市の人口はまだ伸びています、伸び続けています。今、姶良市が姶良市の人口が増えている勢いの延長で、さらに子どもに手厚い政策ができれば、子育てするなら姶良のキャッチフレーズが生きることになります。人口増が継続するはずみにもなります。 姶良市は、重ねて申し上げますが、人口は右肩上がりのときに子育て環境を速やかに充実させることは、まちを勢いづけることであります。今子ども館をつくることは有効な手立てであると思います。 お隣の霧島市でも子ども館計画は進んでいます。来年の夏オープンの予定のようです。テクノパークの上で見晴らしのいい場所ですが、車もしくは施設のマイクロバスしか交通手段がありません。既存の展望施設を使い、3階建てで面積が282m2です。片や姶良市はまちの中心部、面積は1,000m2ということです。それぞれのまちがその特色をうまく生かして、重要な施設になってほしいと思います。 ○議長(東馬場弘君) 討論される方に申し上げます。討論の時間は10分となっていますので、10分で討論していただくようにお願いしておきます。 次に、22番、有川議員の発言を許します。 ◎22番(有川洋美君) 議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)原案に反対、修正案に賛成の立場で討論します。 令和2年3月に、第1回定例会にて子ども館建設にかかる地質調査費は、当初予算より削除された修正案が可決されました。そして半年たった今議会9月の第3回定例会にて補正予算として上程されました。 私は、以下の3つのことに着目して審査を行うことにしました。 1、この半年間でどのような作業、議論がなされてきたのか。 2、今、姶良市はコロナ禍である。 3、そして、姶良市の財政をどう考えるのか。 まず、1番目のこの半年間で、どのような作業、議論がなされてきたのかということです。委員長報告にもありましたように、1つはPPP方式から従来型に変更になったこと、2つ目、アンケート調査を行ったこと、3つ目は、詳細が見えないということでしたが、詳細は今後協議することが確認できていますので、変更はないということ、この3つが確認できました。 そのうち、PPP方式が従来型に変更したということで、市が直接かかわっていくという部分では、よいことではあるんですが、今姶良市の財政の面から考えていくと、この予算が3月に出されたものでは、約4億だったと覚えております。これがまた上がっていくのではないかという不安が、問題が発生してきます。 そして2つ目、アンケート調査を行いましたけれども、数がそんなに多いものではなかったということ、本当にこの姶良市内にいらっしゃる子育て世代の皆々様方の声が、このアンケート調査に反映されているのかということに疑問を感じます。 そして、造ることに肯定的な意見が多かったというまとめになっておりましたが、中をよく読んでいきますと、相談ができる場所というのを皆さん求めているということが読み取れます。そして、待機児童、保育園に関することがアンケートにも書かれております。待機児童の解消、保育士さんの待遇をよくしてほしいという意見もたくさんではありますが、この少ないアンケートの中から何件かあるということは、潜在的に多く皆さんが考えていらっしゃることだと思いますので、この子ども館が待機児童対策に当たるとは、ちょっと考えられないと私は判断いたしました。 そして、前回もお伝えしましたが、子ども館建設の思いが見えない、中身が見えない、それは今回におきましては、思いに関しましては、執行部の答弁の中から少し垣間見ることができました。ただ、半年間で結論が出せられるような内容ではありませんでした。 そして、2つ目の着眼点、新型コロナウイルス感染症に対しての不安が姶良市内市民の皆様、まだまだ払拭はされておりません。市民の経済活動は元には戻っておりません。今後、税収の減少が考えられます。 そして、それに伴って3つ目の姶良市の財政は、非常に厳しいものであるということが、財政課の説明により確認できました。 そして、私たちは、大型事業をもう1つ抱えています。複合新庁舎建設でございます。こちらは、100億以上かかる本当に大きな大きな事業でございます。この大型事業を抱えながら、新規の箱ものの新規事業を行うということが、私には理解ができません。子ども館には、先ほども言いましたが、約4億ほどかかる予定となっております。 3月の第1回定例会当初予算で否決した子ども館建設にかかる地質調査費用を認めるほどの根拠、この今回の補正予算の上程によって、上程の中で見つけることは、私はできませんでした。コロナの影響から抜けていない今、この建設の必要性を私は認めることができません。3月の第1回定例会においての討論でも述べましたが、箱、ハードではなく、中身、ソフトが大事だと思います。 先ほどの同僚議員の討論にもありましたが、「あいぴあ」においては、年間4,000件にのぼる相談があるそうです。子育て世代の相談にしっかり対応できるように、人材の確保、アウトリーチの強化、外部の専門家との連携、庁舎内での横の連携が非常に必要であると考えております。 今、姶良市財政難の中、職員の人件費も削減されています。建設費の中に子ども館建設が入れば、その他の建設費の事業が削減されることも考えられます。今、市民の皆様の困り事に対応しきれていない中で、新しい事業を行うということに納得できません。ソフトに人に力を入れてほしいです。人さえいれば、相談ごとに対応することはできます。 そして、複合新庁舎加治木支所の中に、そういった機能を加えることは、十分できると考えます。そしてかもだ通りの活性化におきましては、物産館跡地の有効利用を地域の皆様と話し合いを重ね、重ね考えていくべき問題であると思います。 私は、人の見える政治的判断をしていきたいと考えております。そして、姶良市民の皆様も、私たち議員にそして市長にそして市役所、皆様方に、人の顔の見える政治を行ってほしいと考えていることは一緒だと思います。 これで、私の修正案に対する賛成討論を終わります。 ○議長(東馬場弘君) ここでしばらく休憩します。10分程度とします。(午前11時11分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を行います。(午前11時20分開議) ○議長(東馬場弘君) 討論を続けます。 次に、13番、湯元議員の発言を許します。 ◎13番(湯元秀誠君) 議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の原案に賛成、修正案に反対の立場で討論に参加いたします。 子ども館の建設に関連して討論させていただきます。若干、子育ての総論になるかもしれませんが、私の考えを述べさせていただきたいと思います。 私の幼少の頃は「鼻つまん団子」という用語を皆さんご存じありますでしょうか。郷中の女性たちが寄り合い、あらびきした米粉に砂糖を加え紅白の団子にして、3本の指で団子をつまんで人間の鼻の形にして重箱に入れ、子どもが産まれたばかりの家にお祝いに出向いていました。このしきたりは「よろこび」といわれ、「よろこびに行こうか」と話し合われていました。おむつの作り方、川や溝での洗濯の仕方など子育ての仕方を嫁ぎ先の親や、周辺、郷中の年配の女の方々、産婆さんなどが手取り足取り教えていた光景がありました。育児の母親は、人前でも乳房を露出して子どもに母乳を与え、そのことは支えられている安心感から生まれる、育てるたくましさを持ち合わせた姿だったのではと思い出させます。50年から60年前の子育て環境でございます。昭和40年代後半には、男性の出稼ぎから、地方でも女性が家での仕事から外への働きに出るなどの女性の社会進出で社会の変革が起きてきました。地域で支え合う互助の精神の崩壊を意味していました。ここからは、子育ての支援は行政の出番となってきました。 平成7年、25年前になりますが、私も議員となり、議会で待機児童解消対策や3歳児以下の保育所預かりなどの質問をいたしました。「3歳までは母親の手元で育児すべきだ」とやじが飛んでくるありさまでございました。また、建て替えが必要な保育所、幼稚園の問題で、幼保一元化を議員が提案しても「無理難題だ」、子育ての環境の変革に反応しきれない行政とともに対峙してきたときもありました。行政も議会も議論を尽くし、県内で初めての幼保一体化の大楠ちびっこ園が開所となりました。また、議会の質疑では、「役場職員の中で夫婦で勤務する職員はいるか」、「町民に説明がつかない」などの考え方が横行し肩たたきが存在しておりました。女性の社会進出で社会環境の変革が起き、それに連動して様々な問題が起きている現状と見えます。固定観念で対処できていかない今の子育て環境の変化は、今なお進行形であるということを自覚すべきと考えます。 姶良市は、鹿児島県内でいち早く子育て基本条例を設けております。内容を見ますと、乳幼児・育児についての用語の数は少なくありません。姶良市は、家庭、学校、地域、事業所に行政を加えた5者で子育てに向けてしっかり連携を図り支援していくという基本的な考え方を明記してあり、力強く感じております。しかし、この5者の中で、組織化がないのは家庭のみであります。姶良市のまちの中でも誰でも見かけることができる子どもに向けられた子育て条例と見えます。社会の表で見られない家庭の懐で育てられている幼児を持つ母子に、育児不安や悩み、課題が多様に潜在している現実があると思います。私ごとではございますが、東京に住む息子の嫁も表面に出ない育児鬱で12年前に孫を道連れに自分から命を絶って他界しました。1人になった息子のふびんさの悲しみと、嫁の親とともに気づいてやれなかったことへの悔やみが今も離れないところです。 今回の子ども館建設のアンケートで、問6の「用事があるときお子さんを預かってもらえる人や場所がありますか」では、46.6%、558人の回答でございます。恵まれた子育て環境であるということです。次が、配偶者40.2%、481人で大半が姶良市外から移住、転入されて来られた方々と推測されます。問8では「子育てに関する悩みや不安をどなたに相談していらっしゃいますか」、配偶者28.8%、551人、次に28%、祖父母や親戚、友人・知人20.6%、395人となっており、2つの問いに配偶者と回答された方々に注視しているところでございます。 嫁の心境に私近づくために、昼間は母親一人で子どもに向き合う時間の中で起こり得ることを、娘の同級生の子を持つ親や複数の集まりの方々に尋ねてみたことがあります。「泣き止まらない子どもに座布団をかけて別の部屋で過ごした」、「一人で子どもを沐浴させ桶の中で手を離した」、危ないところ寸前まで行ったことなど、赤裸々に笑いながらでも涙して話をしてくれました。ここを見逃してはならないと思います。こんな心境に陥ったところから、自らの力で克服できない母親も潜在的にあるということです。悩みからの助けを求められております。この加治木の方々には、寂れると嘆き続けるより、まちに人影が見え、人の往来が始まることを機に、加治木のまちの巻き返しが始まることを期待したいものです。 このような目的に資するための子ども館建設は急ぐべき施設と考えます。今、助けが必要な方々を救える場として、今回の子ども館の地質調査費の補正は、限りなくコスト削減を追及することを付け加え、修正案を否決すべきことと訴え反対討論といたします。 ○議長(東馬場弘君) 次に、18番、小山田議員の発言を許します。 ◎18番(小山田邦弘君) 私は、修正案賛成の立場で討論をいたします。 私は3月定例会においても同じ立場で討論をいたしました。その折に申し上げましたのは、まず、「隗より始めよ」ということでございました。方向性は理解できるが、まずはほかにやるべきことがあるというものでした。それから半年、執行部におかれましては、国や県と連動する形で矢継ぎ早に新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を打ってこられました。その結果、現状本市においては、感染の広がりを抑え込んでいる状態にあると捉えます。また、今回の補正予算においても、新型コロナウイルス感染対策と災害対策がそのほとんどを占めており、時宜を得たものと評価しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症は終息の糸口さえ見えておりません。まだまだ気を抜けない状況にあります。そのような状況で、子ども館建設に着手する必要があるのだろうかというものが私の中にあります。 今回、補正予算という急を有する性格のものとして、再上程されたことから執行部の意図を酌み取ろうと試みましたが、残念ながら私は納得できる意図を酌み取ることができませんでした。中でも疑義を拭えなかったのが、公共施設再配置基本計画との整合性についてであります。この計画の基本方針では、第一に、原則として新規の公共施設は建設しないと明記されています。社会経済状況の変化や国の政策動向等に応じて適宜見直すともされていることから、基本方針に反して子ども館建設に踏み切るのであれば、その見直し、書換えを一般質問で問いましたが、その必要性は認められず、計画にはかなっているとのお考えが示されました。また、同僚議員の質疑において、新たな公共施設を建設する場合は同じ面積以上削減するというただし書について、公立保育所等が民営化されることで、その面積は確保されるというお考えが示されました。いずれも私には素直に理解、納得できるものではなく、共感を形成するには至りませんでした。山田地区の皆さんが公民館集会施設の移転、新設を求められた折に、執行部は、第一声で基本方針どおり今後新たな公共施設は建設しないというお考えを示されました。それを根拠に議会も同調しました。市民の求めにはブレーキとなったものが今回作用しないという理由が私には理解できません。また、面積については、保育所等の民営化と子ども館とは別の話であり、しかも、保育所の民営化は既定路線にあったもので、子ども館建設が後から検討されたものです。これでは、後出しの数字合わせにすぎないと思われます。仮に子ども館が先、あるいは同時に検討されたとすれば、姶良市は子ども館と引換えに保育所等を手放す政策を打ったことになります。そのような子育て支援の政策が成り立つはずもなく、また、それでは、保育所民営化の事業目的とも整合性が取れなくなってしまいます。この半年の間に、市長と語る会や市民アンケートが実施されたことは大変よいことだと思います。今後の計画に十分に反映されることを期待します。ただし、私としては、今の時点で、この建設事業にゴーサインを出すことができません。まだ「隗より始めよ」と思っております。私が問題としています公共施設再配置基本計画は、本市の最上位計画である総合計画を下支えする計画の1つに位置づけられ、他の分野に横断する重要なもので、言わば本市のまちづくりの屋台骨といえます。今、子ども館建設にあたり、新たに公共施設は建設しないという基本方針を見直すこともせず、建設するために都合のよいように数字を読み替えるのは40年も先を見据えて自分たちでおつくりになったこの計画を自らの手で骨抜きにしてしまうことになります。私は、皆さんの法令遵守の姿勢を尊敬をしております。何をなすにも裏づけや根拠を大事にされる姿は市議会議員になって一番驚かされたことであり、10年にわたりその姿勢を貫いてきたのが姶良市の行政ではなかったでしょうか。今回、私が減額修正を求めるのは地質調査費ではありますが、ここで、上位計画との整合性を曖昧なままに通してしまうのは、子ども館建設には近づくものの、これまで行政が大切にしてきたものを失ってしまうような気がしてなりません。それは、徹底した法令遵守の姿勢と行政マンとしてのプライド、そして、ずっと先の未来を見据えて先輩方とつくり、守ってきたまちづくりの計画、骨組みです。このような思いは執行部に対してばかりではありません。市民への説明責任を明記した議会基本条例を自らつくりうたっている私たちは、基本的に新たな公共施設は建設しませんとお伝えした山田地区の皆さんに、子ども館との違いを説明できるくらいに上位計画との整合性を理解し、腑に落ちているのでしょうか。それを曖昧にしないと市民とお約束したのが議会基本条例ではなかったのでしょうか。それに目をつむり、ごまかしてはならないものだと私は理解しています。 今回、私は一つの覚悟を持って討論に参加しております。上位計画との整合性が認められないことを論点に据えたということは、今後もそれが埋められない限り永遠に子ども館には賛成できないということです。どれほど良い施設とサービスを有していても、私がこの一手を打ったからには、そこが埋められない限り、私は転身できないという状況を自ら生み出してしまいました。それほどに上位計画との整合性、市民への説明責任は大きいものだと考えております。 最後に、この場に子どもたちの健やかな成長やお父様、お母様の子育ての幸せ、そして、地域の活性化を望まない人は一人もおりません。それを実現するために議論を重ねてきております。まちづくりは市長の熱い思いに多くの市民を巻き込みながら、一方で政策的根拠や財源的裏づけをきちんと取り付けながら、時間をかけて具現化していくものと考えます。その結果、生み落とされた仮称子ども館について、市民のお一人が、「なぜ今ここに子ども館を」という問いを呈されたときに、ここにおられる皆さんが異口同音に答えられる、そんな理解と納得と共感を得た子ども館建設事業でありたいと思います。そのためにも、また改めまして、「隗より始めよ」と申し添えまして、私の討論を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 次に、1番、新福議員の発言を許します。 ◎1番(新福愛子君) 私は、議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)について、修正案に対して反対の立場でございます。 会派として当初予算の計上以来、子ども館建設に対して賛成してまいりました。また、私自身加治木地区在住の者として、新市誕生以来ようやく、ようやく到来した教育と文化のまち加治木地区への子ども館建設が、必ずや加治木地区のみならず姶良市全体にとっての希望の館となることを確信しております。その上で原案に対して賛成の立場で討論いたします。 今回の補正予算には、新型コロナウイルス感染症対策にかかる経費のほか、災害対策など国、県などの補助金の交付、内示等に伴う経費が計上されました。前回までの補正で要望されていた事業所や肉用牛農家への事業、経営継続支援の第二弾が間髪を入れずに計上されました。教育部門における小中学校のトイレ洋式化は、長年の課題を感染症対策に価値的に結びつけたこと、小・中学生全員に対するタブレット配付は、予算額の減額により備品購入に組み換えられ、学校のICT環境整備が確実に進むことを評価いたします。さらに、2小学校への手洗い場増設では、水道蛇口を手回し式から肘などで操作でき手洗いの後ウイルスが手に付着するリスクが軽減されるレバー式を採用するなど細やかな配慮も確認できました。また、スクール・サポート・スタッフ配置費用は補助割合が国3分の1、県3分の2という有利な事業であり、積極的に手を挙げられた姿勢も評価できます。確かに期間限定ではありますが、教職員の皆様の負担軽減策となり得るか、その効果を注視していきたいと考えております。子育てにかかる生活支援として、本年4月28日から令和3年4月1日までに産まれた新生児1人につき10万円の給付は、私も市民の方々からご相談を受け、また、全国の自治体でも事業が始まっていることも確認しておりました。コロナ禍の中で、大きな不安やリスクを抱えながらも誕生した、また、誕生しようとする新しい命と親子にエールを送る意味でも嬉しい計上です。保育所や児童クラブ等への感染症対策にも子育て支援に力を入れる本市の姿勢が読み取れます。一般会計予算審査特別委員会全体会において、若干不評であった観光PR事業、投光器ですが、その目的は医療従事者はじめ、感染拡大防止、命をつなぐために日々奮闘されておられる全ての方々に敬意と感謝を表すためにライトアップを計画されております。また、今後の諸事業に貸出し等も可能とのことで経済波及効果も目指しつつ、市民一人ひとりが不安やマイナスな気分を少しでも明るくし、元気を取り戻す手段として期待するものです。まさに、希望の光となり市民に有効活用されるようこの投光器を「アイライト」と命名してはいかがでしょうか。また、3月議会で一般質問したネット119緊急通報システムの計上はスピード感のある取組と評価いたします。対象者に対し、確実に情報が行き届き利用が進むよう今後の取組を期待いたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金はじめ、限られた財源をいかに最大限の効果に結びつけることができるか、まさに各自治体の知恵比べの時代となってまいりました。今回の補正予算が市政施行10周年への後半への架け橋となり、市民へのエールにつながることを期待し賛成討論といたします。 ○議長(東馬場弘君) 次に、14番、堀議員の発言を許します。 ◎14番(堀広子君) 議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の修正案に賛成の立場で討論を行います。 児童福祉施設費の子育て支援拠点施設事業として、地質調査費委託料が1,000万6,000円計上されております。子ども館を建設するにあたり、ふれあい物産館跡地のボーリング調査費でございます。私は、子ども館は必要なものと認識しております。幾つかの問題を指摘し討論といたします。 まず1つ目に、公共施設再配置計画では、目標達成のための基本原則として新規の施設整備は行わないとしております。このことと、子ども館建設との整合性が取れているのか疑問であること。 2つ目には財政の問題です。陳情、請願で採択されたものにもかかわらず、何年たっても実施されず市民の暮らしに影響している実態があります。また姶良市の実施計画に掲げられた事業が先送りされたり、また削除されたりしていることでございます。例えば、地域の道路改修の問題や、弓道場や学校給食センター、そして、プールの建設など例を挙げれば枚挙にいとまがありません。いずれも姶良市の財政が厳しい状況があるがゆえの問題であります。さらに庁舎建設に多額の財源が必要になってまいります。 次に、この事業の進め方についてであります。3月の定例会で私は市民の声が反映できる工夫と十分な検討が必要であることを述べました。この間、市民へのアンケート調査が実施されましたことは大変よいことであります。アンケートの結果を見ますと子ども館ができたら利用したいという方が76.3%もおられます。一方、子ども館の建設計画を知らなかった方が72.7%となっております。このことをどう受け止め、どのような対策を講じるのか示されておりませんが、私はこれからの子ども館建設に大きな課題が与えられたと思っております。「すばらしい子ども館ができた」と市民と一緒に喜び合える、そんな館を造って行けたらと思います。そのことが、子ども館を維持、継続していくことにもつながるのではないでしょうか。子ども館をつくるにあたって、公共施設再配置計画とも併せて考えることが大切です。行政によるマネジメント計画に対し市民は無抵抗で受容していく状況が続くと、住民自治の劣化になるのではないでしょうか。アンケート調査は市民の声として、また人口減少社会も考慮しながら、どういう館にするのか、どういう機能にするのか、市民と一緒に積み上げ進める、そして、つくり出していく、このプロセスが住民自治であり、今後の運営やまちづくりにも、ましてや子どもたちにも大きく影響すると思います。 また、新型コロナ感染症も終息されておりません。もっと、もっと時間をかけて、市民にも議会にも十分な説明と議論が必要であることを申し述べ討論といたします。 ○議長(東馬場弘君) 通告による討論は終わります。ほかに討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) これで、討論を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第83号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第7号)を採決します。 本案に対する委員長報告は、修正可決すべきものと決したとの報告です。まず、委員会から提出されました修正案について採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。なお、会議規則第72条第2項の規定により賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなしますので申し添えます。 この修正案に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成少数です。したがって、委員会から提出された修正案は否決されました。 次に、ただいま修正案が否決されましたので、原案について採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 お諮りします。原案を可とすることに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第83号については、原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。午後からは1時10分からとします。(午前11時49分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を行います。(午後1時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 日程第5、議案第84号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)を議題とします。 本案は、文教厚生常任委員会に付託となっておりましたので、委員長の報告を求めます。 ◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君)     登      壇 ただいま議題となりました議案第84号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)につきまして、文教厚生常任委員会における審査の経過と結果について報告します。 当委員会は9月8日、11日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 今回の補正予算は、国民健康保険事業費納付金の本算定結果に伴う費用の差額の計上です。県の仮算定から本算定に至るまで時間を有し、当初予算の議決後に本算定が確定したために今回の補正となりました。 補正額は、1億4,123万7,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は、94億4,739万8,000円です。財源は、姶良市国民健康保険基金からの基金繰入金で対処します。 主な質疑を申し上げます。 質疑、保健事業費納付金の本算定の結果ということだが、本算定の時期はいつか。 答弁、本算定は、1月に国から示される係数等に基づき、県において算定が行われます。2月半ばに算定結果が公表されますが、確定通知が3月で、当初予算の議決後であったことから今回の補正対応となりました。 質疑、財源は基金を利用するということだが、基金は、現在どのくらいあるのか。 答弁、基金は、令和元年度末で3億3,800万円です。 質疑、基金から繰り入れるとのことだが、基金積立はどのようなタイミングでどの程度されているのか。 答弁、基金に関しては、これまでの基金条例では保険給付費、つまり、医療費が不足した場合にのみ取り崩しできるというものでした。制度改革に伴い、医療費に必要な費用が全額県から交付されることになり、医療費が不足することがなくなったため、昨年度、条例改正を行い、納付金など医療費以外にも基金を活用できるようにしました。昨年度は2億3,700万円ほど積み立てており、今後は決算状況を見込みながら積み立てていこうと考えています。 以上で質疑を終結し、議員間討議を行いましたが、論点もなく、特に報告すべき討議内容はありませんでした。 このため討論を求めましたが討論もなく、ただちに採決に移りました。 採決の結果、議案第84号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) れから討論を行います。 討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 これから議案第84号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) タンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成、全員です。従って、議案第84号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) ここで、しばらく休憩します。追加日程を配付します。(午後1時12分休憩)             (午後1時14分開議) ○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。ただいま市長から議案第96号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第8号)が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。従って、議案第96号を日程に追加し、追加日程第1として、議題とすることに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 追加日程第1、議案第96号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇 本定例会に追加提案しました議案第96号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第8号)について、ご説明申し上げます。 今回は、台風10号により被災した施設等の復旧や倒木等の処理などに要する補正予算を計上しました。 まず、第1条、歳入歳出予算の補正について、款ごとに歳出の主な補正内容を申し上げます。 8ページの総務費については、道路反射鏡の修繕料を計上しました。 9ページからの民生費については、姶良高齢者福祉センター敷地内の倒木撤去委託料及び大楠ちびっこ園のひさしの修繕工事費等を計上しました。 11ページの衛生費については、くすの湯のバイオマスボイラー煙突の修繕料を計上しました。 12ページからの農林水産業費については、農業施設敷地の倒木処理委託料及び重富漁港の流木等撤去委託料などを計上しました。 14ページの土木費については、公園の災害復旧委託料を計上しました。 15ページの消防費については、避難所運営など災害対応にかかる職員の時間外勤務手当を計上しました。 16ページからの教育費については、幼稚園、小・中学校の施設修繕費、倒木処理委託料及び防水工事費並びに市指定文化財天福寺磨崖仏で発生した崩土の除去委託料などを計上しました。 20ページからの災害復旧費については、林道及び土木施設における災害復旧委託料を計上しました。 以上、歳出予算の主なものについて申し上げましたが、これらの補正総額は6,347万9,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は、423億6,833万5,000円となります。この財源としましては、1ページに掲げてありますように、繰越金及び諸収入で対処しました。 よろしくご審議の上、議決してくださるようお願いいたします。 ○議長(東馬場弘君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆15番(吉村賢一君) 2つ、質疑させていただきます。参考資料の6ページ、子どもみらい課大楠ちびっこ園河川というのがありますが、この河川は河川敷であって土木で扱う用件じゃないのかなと思って確認をします。 それから補正予算書の15ページ、災害対策費、消防費の中の災害対策費ですが、時間外勤務手当ということで、消防のほうにあがっていますが、現実は、ほかの部署の職員の方も、例えば避難所に詰めたりしていると思うんですが、およその各部で分担して何人ずつ出されたのか、わかればお示しください。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) 参考資料6ページの写真の件についてお答えいたします。 この川につきましては、県河川の前郷川ということで、飛散物が大楠ちびっこ園のものですので、こちらで対応させていただきました。 以上でございます。 ◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 今回、台風第10号に対しまして対応した職員は、およそ280名程度です。この中で避難所配備要員としましては103名が対応したということでございます。 この体制につきましては、姶良市のほうの災害対策本部というところで対応しておりますので、消防の防災の中からの予算という形で支出した形ですので、各課から詳細ということではないということでございます。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) ほかに質疑ありませんか。 ◆13番(湯元秀誠君) 参考資料をちょっと見せていただきましたが、この4ページから5ページにかけての大楠ちびっこ園のテラスの部の屋根の倒壊というか、飛んで行ったということなんですが、これは台風のことと言え、幼児教育の場所での出来事が、これ信じられない部分であります。 原因が、ここの部分だけ何故飛んだのか、風の向きか、いろんな強度の不足か、そこら辺りはどう判断されているか、これはあってはならんことです。テラス部の部分においては、壁は開放になっているわけですから風抜きはいいわけです。これが浮き上がって川の河川敷まで飛んでいったというのは、相当な威力のある風じゃなかったのかなと思いますが、そこら辺りの判断はどうされているか。 それと、私の探し方が悪いのかもわかりませんが、教育部の中での、これ天福寺というんですか、これ予算措置はないんですか。 予算は計上して、ここには出てないんですが、ただ、写真だけ出して予算はありませんということですね。それで解釈していいですか。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) 参考資料の4ページから5ページまでの説明になりますけど、議員がおっしゃったように風が相当強くて、恐らくその河川からの巻き込みもあったんじゃないかと思います。どういう状況でこのテラスがあおられたかというのは、今から総括していかないといけないと思っております。 以上です。 ◎教育部長(岩下直司君) 天福寺に関するご質問ですけれども、予算書の19ページになります。 文化財保護管理事業の委託料の中の倒木処理委託料209万4,000円、倒木が崩れ落ちてきたということ、あるいは土砂が崩壊したこと、併せて処理をいたしますので、この中の予算で対応したいというふうに考えております。 ◆13番(湯元秀誠君) この天福寺については、まあその中に入っているというような解釈でいいんですね。わかりました。 大楠こども園のテラスの件ですが、これ川のほうに行ったからよかったものですよ。この反対側住宅地ですよ、民間の、幸いも幸いだったのかなと思います。ですから台風前のことといえて、専門家をある程度、木部でつくったところなどは劣化して経年化的な痛みもありますので、ある意味では台風シーズンになる前に点検されて、そういうことはやっぱり観察をしとくべきだと思いますね。 幼稚園側に任せるというのは、専門の方、園長含めて、ないと思いますから、やっぱり設置をされている行政側のほうでしっかりとそこら辺りは点検してやらないと、これは大きな損害に、ただ賠償で済むような問題ではないような気がいたしますね。 ですから、こういう学校や幼稚園や保育園の施設については、万全を期して管理体制をしっかり強化していただかないといなんなあと。 まあ、今回、本当に幸いだったから、この予算で再建できれば復旧できればいいことですが、強固なものにしていただければと思います。 何か答弁ありますか。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) 議員のおっしゃるとおりです。台風災害前には、施設点検を十分に行っていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。 ◆10番(森川和美君) ただいまの同僚議員の質疑に重なるんですが、地震みたいな、地震の場合は突発的にくる訳ですが、台風の場合は、大体、3日、4日前から気象庁がテレビで最近は、特に、盛んに報道しているわけですが、今回、この倒木とか道路反射鏡、くすの湯のバイオマス煙突の修繕、壊れたということなんですが。 しっかりと答弁なかったんですが、そこのあらゆる施設の点検・保守、台風に対する心構えというか、その辺はどのような形で担当部署が点検やら、あるいはここはちょっと危ないというところやら、どのような形で台風に備えていらっしゃるんですかね。 それと、もう1点は、その前の豪雨、雨によって災害が出ているんですが、この災害に対して、この予算が通過した後に、即、できない部分があるのかどうかですね、お知らせください。 ◎総務部長(宮園正浩君) 施設全般についてでお答えしたいと思います。 確かにおっしゃるとおり、施設については点検が必要かと思っております。今後、そういうことは持続して行きたいと考えております。 ただし、いろいろ台風も大きさがあったり、いろんな形がありますので、随時、台風のときは外に出れないんですが、大雨等につきましては、各部署出回って見ている分もございます。そのような形を続けながら、作業がされるような体制をとっていきたいと思います。 以上でございます。 ◎総務部財政課長(堂路温幸君) 災害関係の予算をまとめているという意味で、私のほうからお答えしたいと思います。 災害関係につきまして、今回の8号予算の中には、国の補助金や市債等を必要とするような1件当たりとして大きなものがございませんので、今回の補正予算でそのすべてが対応できると思います。 ただし、台風10号でやはり今、例えば、林道ですとか、いろんな箇所のところで、市民の方々から連絡をいただいている分、それから職員で管理、ほとんど回り取っているんですが、やはり、今回は相当な風台風ということで倒木等により、市内の隅々という意味において、まだ確認ができていない細かい場所と言うのがあると思いますので、そこら辺りについては、今後、発覚をして、あるいは、お金を必要とするものが出てこないとは言えないと思いますので、その場合には、今後、予備費等の中で早急に対応をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) さきほどの総務部長の答弁の中で、風が吹き出したら出れないというような答弁がありましたが、最初、私は冒頭に申し上げたように、今回の台風は、大きな台風だということで、これまでに特別警戒も出す可能性があるということでしたよね。 そういうことから、一般家庭、私、5地区の自治会をある程度放送しながら回ったんですけど、抜群な何というんですか、台風に備えていらっしゃいました。非常に私も個人的に参考になりました。 例えば、空調設備の室外機にブロックを載せたり、あらゆる、ああ、なるほどなと、非常に参考になった訳ですが、行政サイドとしては、その3日ぐらい前から予報がされた訳ですけれども、さきほどの答弁では余り対策を打ってないような話でしたが、もう少し、その備えるマニュアルみたいなのは作ってないのですか。 ◎総務部長(宮園正浩君) さきほどの答弁としましては、施設が限定されておりませんでしたので、すべての施設についての考え方ということで申し上げたところでございました。 施設毎には施設管理者がおりますので、その辺りにつきましては、当然、その施設管理者のほうが対応を図っていくものと考えております。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) 即決ですから少し意見を言わせていただきますが、今の答弁じゃ駄目ですよ。施設管理者に任せるって限界があるんじゃないですか。だからこういう被害が出ている、倒木の分はどうしようもない部分がありますけども、例えば、この道路反射鏡とか、くすの湯の煙突の辺りは、しっかりと綱を張ったり、あるいは、反射鏡辺りも相当古い物は下がさび付いているんですよね、さび付いているからやられるんですよ。だから、そこら辺りはしっかりと台風時の備えのマニュアルをしっかり作って、その管理者と併せてそういったチームを作って、特に、今回辺りの大きな台風という前触れがありましたから、最低限の被害になるように今後しっかりと構えをやるように要請をしておきます。 ○議長(東馬場弘君) ほかに質疑ありませんか。 ◆20番(堂森忠夫君) 関連で質問いたします。 今、写真が出ているのは、これは一番下の写真ですね。破損前の写真が出ていますけど、これは煙突の高さはどれぐらいだったんでしょうか。 また、これは未然に防げなかったのかなと思うんですけど、そういう対応はしなかったんですか。 ◎蒲生総合支所長(原田正巳君) 7ページのくすの湯の件でございますでしょうか。はい、お答えします。 申し訳ございません。高さ自体は把握しておりません。現在、建っておりますところに関しましては1本の煙突でございますけど、中程に4本のいわゆるワイヤーで固定をしておりましたが、今回は、継ぎ手でありますところの部分が、ちょっとワイヤーがかかっているところですけど、外れて、そして、倒壊したということでございますので、今後の対策につきましては、そこの部分を4本プラス上部のほうにもワイヤーをかけて合計8本ワイヤー固定をする対策を一応講じる予定でございます。 以上でございます。 ◆20番(堂森忠夫君) あそこの場所は、余りこう周りが山ですよね、そんなに風が当たらないような場所で、これが飛んでいる、そして、屋根の上に飛んだ部分が一番上の部分の煙突の飛んだ部分がのっているじゃないですか。 風が強かったら、これも屋根から飛んで来ますよ、だから、弱い風でもこれが落ちているということですよ。だから、これを設置するときに、ワイヤーの張りを最初から8本にすれば、これは未然に防げた筈です、手抜き工事じゃないですか。 ◎蒲生総合支所長(原田正巳君) お答えします。 施工当時のことを詳しく存じ上げておりませんけど、今回のことを踏まえまして、新たに8本という補強策を練ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) ほかに質疑はありませんか。ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) これで質疑は終わります。 お諮りします。 議案第96号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって議案第96号は、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 これから議案第96号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第8号)を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第6、発議第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題とします。 提出者の犬伏浩幸議員に趣旨説明を求めます。 ◎23番(犬伏浩幸君)     登      壇 ただいま議題となりました発議第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、別紙のとおり、姶良市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 それでは、趣旨説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響により全国的に経済危機に直面し、地域経済にも大きな影響が及んでいます。本年度はもとより来年度においては、地方税、地方交付税など一般財源の激減が予想されます。 地方自治体では、医療・介護・子育て、地域の防災減災など喫緊の財政需要への対応をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策に迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 よって、国において令和3年度地方財政対策及び地方税制改正を行い、確実に地方税財源の確保を実現されるよう強く要望するものです。 以上、趣旨説明といたします。 ○議長(東馬場弘君) 犬伏議員の趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 発議第5号は会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって、発議第5号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 ◎14番(堀広子君) 発議第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の提出について、反対の立場で討論を行います。 意見書を見ますと、新型コロナウイルス感染症対策として地方税法等の改正に伴い、自治体の税減収の財源確保を求めるものとなっております。 国会で4月30日に成立いたしました地方税法の改正は、感染症の影響で経営が厳しくなった中小・小規模事業者の固定資産税や都市計画税の軽減を行うものです。 その内容は、軽減の対象を償却資産と事業用家屋に加えて、駐車場を持つバス事業者や庭園を持っている旅館、ホテルの土地も対象とし、収入が一定以上悪化した中小事業者の税負担を軽減するとしています。 要件として、2020年2月から10月の連続3か月間の売上高が、前年同期間比30%以上50%未満減少の場合、2分の1に軽減し、売上高50%以上減少の場合は、ゼロとするものであります。 しかし、今回出された意見書は、固定資産税は市町村の重要な税収であり、大幅な減収が予想をされるので、土地、家屋、償却資産の軽減は断じて行わないことと記されております。 私は、コロナ感染症で大きな影響を受け、経営が厳しくなった中小・小規模事業者への税軽減など支援拡充を行うべきだと思います。軽減に伴う自治体の減収分は新たな交付金で国が全額、補填することを求めます。 よって、固定資産税を含めて、国の責任で財源を確保すべきであることを申し上げ討論といたします。 ○議長(東馬場弘君) ほかに討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) これで討論を終わります。 これから発議第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、発議第5号は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第7、議案第86号 令和元年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について日程第8、議案第87号 令和元年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について日程第9、議案第88号 令和元年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算認定について日程第10、議案第89号 令和元年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第11、議案第90号 令和元年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定について日程第12、議案第91号 令和元年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入歳出決算認定について日程第13、議案第92号 令和元年度姶良市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第14、議案第93号 令和元年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第15、議案第94号 令和元年度姶良市水道事業会計決算認定について                                  及び日程第16、議案第95号 令和元年度姶良市下水道事業会計決算認定についてまでの10案件を一括議題とします。 これらの件につきましては、9月8日の会議で提案理由の説明を受けております。 また、通告による質疑はありませんでした。 ここでしばらく休憩します。(午後1時42分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時43分開議) ○議長(東馬場弘君) お諮りします。 ただいま議題となっています10案件につきましては、委員会条例第6条及び第8条の規定によって、ただいま配付しました決算審査特別委員会委員名簿のとおり、議長及び議会選出監査委員を除く、21名の委員を持って構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査については、本定例会終了後の閉会中に行うことにしたいと思います。 これに、ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま議題となっております10案件につきましては、配付しました委員名簿のとおり、21名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これを付託することとし、審査については本定例会終了後の閉会中に行うことに決定しました。 なお、決算審査特別委員長に犬伏浩幸議員、副委員長に新福愛子議員が選出されておりますので報告します。 ○議長(東馬場弘君) 日程第17、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件                                  及び日程第18、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を一括議題とします。 各常任委員長と議会運営委員長から、会議規則第111条の規定によって、お手元に配付しました継続審査、継続調査事件一覧表のとおり申し出がありました。 お諮りします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査、継続調査とすることにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査、継続調査とすることに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第19、議員の派遣についてを議題とします。 議員派遣については会議規則第167条第2項の規定によって、議員研修会等の派遣の期間、場所、目的等を明記した議員派遣計画一覧表をお手元に配付しております。 お諮りします。 議員研修会等の派遣については、計画一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。 議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した行事計画書のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。 本会議中の案件中、字句等の軽微な整理を要するもの、行事計画の変更等については、その整理を議長に委任されたいと思います。 ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって字句等の軽微な整理、行事計画の変更等は議長に委任することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議を閉じ、令和2年第3回姶良市議会定例会を閉会します。(午後1時46分閉会)              地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   姶良市議会議長   姶良市議会議員   姶良市議会議員...