令和 2年 9月定例会(第3回)令和2年第3回
姶良市議会定例会議事日程第5号 9月8日(火)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────
┐│日程│議 案│ 議 件 名
│ 備 考 ││番号│番 号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1| |諸般の報告
| │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2| |
行政報告 | │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 3|議
案│姶良市
ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の
件 │日程第3
││ │第78号| |議案第78 |├──┼────┼────────────────────────────┤号から
日程 ││ 4|議 案|姶良市
ふるさと移住定住促進条例の一部を改正する条例の件 │第10
議 ││ │第79号| |案第85
号 │├──┼────┼────────────────────────────┤までを
一括 ││ 5|議 案|姶良市
衛生処理場環境保全対策委員会条例の一部を改正する条│で質疑を
行 |│ │第80号|例の件 |い、議案第7│├──┼────┼────────────────────────────┤8号、議案第││ 6|議 案|姶良市
公園条例の一部を改正する条例の件 │81号、
議案││ │第81号| |第83号、議│├──┼────┼────────────────────────────┤案第84
号 |│ 7|議 案|財産の取得に関する件 │はそれぞれ
││ │第82号| |所管の
常任 │├──┼────┼────────────────────────────
┤委員会及び
││ 8|議 案|令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)
│特別委員会 ││ │第83号| |に付託し、議|├──┼────┼────────────────────────────┤案第79号、││ 9|議 案|令和2
年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算 │議案第80
││ │第84号|(第2号) |号、議案第8│├──┼────┼────────────────────────────┤2号及び
議 ││10|議 案|令和2
年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算 │案第85
号 |│ │第85号|(第1号) |は、
委員会付││ │ │ │託を省略し、
││ │ │ │討論、
採決 ││ │ │ │(電子表決)│├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│11|議
案│令和元
年度姶良市
一般会計歳入歳出決算認定について |日程第11
││ │第86号| |議案第8 |├──┼────┼────────────────────────────┤6号から
日 ││12|議 案|令和元
年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算|程第20
││ │第87号|認定について |議案第95 │├──┼────┼────────────────────────────┤号までを一 ││13|議 案|令和元
年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算|括議題に
供 |│ │第88号|認定について |し、
提案理由│├──┼────┼────────────────────────────┤の説明を
受 ││14|議 案|令和元
年度姶良市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に|け、質疑は9
││ │第89号|ついて |月18日の │├──┼────┼────────────────────────────┤会議で行う。|│15|議 案|令和元
年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算| ││ │第90号|認定について
| │├──┼────┼────────────────────────────
┤ ││16|議 案|令和元
年度姶良市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入| ││ │第91号|
歳出決算認定について
| │├──┼────┼────────────────────────────┤ |│17|議 案|令和元
年度姶良市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定| ││ │第92号|について
| │├──┼────┼────────────────────────────
┤ ││18|議 案|令和元
年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計歳入歳出| ││ │第93号|
決算認定について | |├──┼────┼────────────────────────────
┤ ││19|議 案|令和元
年度姶良市
水道事業会計決算認定について
| ││ │第94号|
| │├──┼────┼────────────────────────────
┤ ││20|議 案|令和元
年度姶良市
下水道事業会計決算認定について | |│ │第95号| | │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年第3回
姶良市議会定例会 │├────────────────────────┬─────┬────────────
┤│ │開会(
議)│ 午前10時00分
││ 令和2年9月8日(火)本会議 ├─────┼────────────
┤│ │閉会(
議)│ 午前10時56分 │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──
┐│出席議員│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名
│出欠││及 び│番号│ │の別
│番号│ │の別
│番号│ │の別
││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 1│新福 愛子
│出 │ 9│上村 親
│出 │17│谷口 義文
│出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 2
│竹下日出志 │出 │10│森川 和美
│出 │18
│小山田邦弘 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 3│国生
卓 │出 │11
│岩下陽太郎 │出 │19│萩原 哲郎
│出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 4│峯下
洋 │出 │12│松元 卓也
│出 │20│堂森 忠夫
│出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 5│田口 幸一
│出 │13│湯元
秀誠 │出 │21│ │
││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 6
│湯之原一郎 │出 │14│堀 広子
│出 │22│有川 洋美
│出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 7│鈴木 俊二
│出 │15│吉村 賢一
│出 │23│犬伏 浩幸
│出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ │ 8│湯川 逸郎
│出 │16│和田 里志
│出 │24
│東馬場 弘
│出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──
┤│ 出席 23人 欠席 0人 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本
会議書記氏名 │ 事務局長 │ 迫田 耕蔵 │ 事務局次長 │ 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────
┐│ 地方自治法 │市 長│湯元 敏浩
│蒲生総合│原田 正巳
│建設部長│松里智一朗 ││ 第121条
│ │ │支 所 長│ │ │
││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│前畠 実
│企画部長│松林 洋一 │消 防 長│米澤 照美
││ めの
出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の
職氏名 │教 育 長│小倉
寛恒 │市民生活│福元 義行
│教育部長│岩下 直司
││ │ │ │部 長
│ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │総務部長│宮園 正浩
│保健福祉│竹下 晃
│水道事業│新門 哲治
││ │ │ │部 長
│ │部 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │加治木総│濱田 耕一
│農林水産│吉田 孝 │総務部次│今
別府浩美 ││ │合支所長│ │部 長
│ │長兼
行政│ ││ │ │ │ │ │管理課長│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │総務部次│原口 浩幸
│保健福祉│野村 昭彦
│教育部次│塚田 佳明
││ │長兼
危機│ │部次長兼
│ │長兼
保健│ ││ │管 理
監│ │保険年金│ │体育課長│ ││ │ │ │課 長
│ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │企 画
部│髙山 八大
│建設部次│田代 信彦 |
水道事業|岩下 伸一
││ │次 長 兼
│ │長兼
都市│ │部次長兼
│ ││ │地域政策│ |計画課長│ |施設課長│ ││ │課 長| | | |
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │市民生活│吉永 惠子
│農林水産│萩原 安信 │総 務
部│堂路 温幸 ││ │部次長兼
│ │部次長兼
│ │財政課長│ ││ │男女共同│ │農政課長│ │ │ ││ │参画課長│ │ │ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉│向江 美喜
│教育部次│前田 浩二
│ │ ││ │部次長兼
│ │長兼
学校│ │ │ ││ │健康増進│ │教育課長│ │ │ ││ │課 長│ │ │ │ │ │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘ 9月8日
○議長(
東馬場弘君) これから、本日の会議を開きます。(午前10時00分開議)
○議長(
東馬場弘君) 会議は、お手元に配付してあります日程により議事を進めます。
○議長(
東馬場弘君) 日程第1、諸般の報告を行います。 市長から、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、報告第6号 令和元
年度決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率についての報告書が提出されております。 これは議会に報告しなければならないもので、認定または議決を要するものではありません。 これで、諸般の報告を終わります。
○議長(
東馬場弘君) 日程第2、
行政報告を行います。 市長から
行政報告の申し出がありました。これを許します。
◎市長(
湯元敏浩君) 登 壇 皆様、おはようございます。台風10号に伴う
避難状況、
被害状況等につきまして、
行政報告を申し上げます。 今回の台風は、接近前から、気象庁が
特別警報を発表する可能性があったことから、市としましては、9月6日午前9時に
災害対策本部を設置し、同日午前10時に
市内全域を対象に
警戒レベル4、
避難勧告を発令するとともに21か所の避難所を開設しました。市民には
防災行政無線、
防災地域情報メール、ホームページ、
コミュニティFM、ツイッター、テレビの
データ放送等を活用して、早めの
安全確保や避難を周知したところであります。 避難所におきましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、
避難所内で密を避けるために受入れ人数を少なくした結果、定員に達した避難所もあったことから、さらに1か所の避難所を追加し、合計22か所の避難所を開設しました。 また、
加音ホールでは、初めて
ペット同行避難の受入れも行い、7人の方が利用されました。
避難者数につきましては、最も多かった6日の午後10時現在で842世帯1,502人であり、これは姶良市誕生以来、最も多い
避難者数となりました。 なお、今回の
避難所運営にあたりましては、
校区コミュニティ協議会や
自衛隊隊友会の方など、多くの方々からの支援をいただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
被害状況につきましては、現在、
職員一丸となって
災害パトロールを行い、さらに
自治会長等のご協力をいただきながら
被害状況調査を行っているところであります。現時点で把握している
被害状況につきましては、
人的被害は軽傷者が1人、
住宅被害は大
規模半壊が1棟、一部破損が17棟確認されており、床上・
床下浸水は確認されておりません。道路につきましては、倒木等により多くの道路が通行不能になりましたが、
台風通過後に
復旧作業を行った結果、3路線を残し通行できるようになっております。これらの路線につきましても一刻も早く通行できるよう、引き続き
復旧作業に努めてまいります。 今後も、台風等による
災害発生が予想される際には、迅速かつ的確に早期の
自主避難などを呼びかけ、市民の生命、身体、財産の保護に努めてまいります。 以上で、
行政報告を終わります。
○議長(
東馬場弘君) これで、
行政報告は終わりました。
○議長(
東馬場弘君) 日程第3、議案第78号 姶良市
ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件日程第4、議案第79号 姶良市
ふるさと移住定住促進条例の一部を改正する条例の件日程第5、議案第80号 姶良市
衛生処理場環境保全対策委員会条例の一部を改正する条例の件日程第6、議案第81号 姶良市
公園条例の一部を改正する条例の件日程第7、議案第82号 財産の取得に関する件日程第8、議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)日程第9、議案第84号 令和2
年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号) 及び日程第10、議案第85号 令和2
年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)までの8案件を
一括議題とします。 これらの案件については、8月31日の会議で
提案理由の説明を受けておりますので、
一括質疑に入ります。 2名の議員から質疑の通告がなされております。順次発言を許します。 まず、2番、
竹下日出志議員の質疑を許します。
◆2番(
竹下日出志君) 議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)について質疑します。 予算書38ページ、民生費のうち
児童福祉施設費、
保育所等新型コロナウイルス感染症対策事業について、要旨1点目、
対象施設となる保育所並びに
児童クラブの内容を問います。要旨2点目、設置の
選定基準と完了時期を問います。要旨3点目、設置される機材は何か伺います。 次に、38ページ、民生費のうち
新生児特別給付金費、
新生児特別給付金事業について、要旨1点目、本市における
年間出生数の推移を問います。要旨2点目、神奈川県平塚市等では
給付金支給要綱を定めている自治体もありますが、本市はどのようになっているか伺います。 次に、59ページ、教育費、
学校教育事務局費、
スクールサポートスタッフ配置事業について、
選考方法と採用時期及び
勤務体制を問います。 次に、61ページ、教育費、
学校管理費、
小学校施設整備事業について、
手洗い場増設工事の蛇口数等の内容を問います。
◎市長(
湯元敏浩君) 議案第83号から議案第85号までにつきましては、2人の方からご質疑をいただきました。順次、副市長及び教育長がお答えいたします。
◎副市長(前畠実君)
竹下議員からいただきました議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)の1点目の1番目から3番目までのご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 この事業は、保育所及び
児童クラブにおける
新型コロナウイルス感染症対策用品の購入を助成するために、子ども・
子育て交付金及び国の第2次
補正予算による
緊急包括支援交付金を財源として実施するものであります。 このうち保育所への助成につきましては、さきの第2回定例会において
緊急包括支援交付金を活用して予算化し、既に事業を行っているところであります。 今回の補正は、子ども・
子育て交付金を活用し、
姶良市内24の
児童クラブに対し
感染症対策用品の購入について助成するものであります。各
児童クラブに対し
感染症対策用品の
希望調査を行ったところ、換気をしながら冷暖房ができる
エアコンの
設置希望が11か所、換気扇の
設置希望が2か所ありましたので、これらの経費を助成する予定としております。 これらの
機器設置はそれぞれの
児童クラブが行うこととなりますので、完了時期もそれぞれ異なることとなりますが、
助成申請があった場合は速やかに対応しようと考えております。 2点目の1番目のご質疑にお答えいたします。 本市における出生数は、平成27年が656人、28年が665人、29年が617人、30年が678人、
令和元年が570人となっております。 2番目のご質疑にお答えいたします。
給付金支給に関する要綱につきましては、
補正予算の議決後に速やかに事務が執行できるよう要綱案を作成し、準備を進めているところであります。
◎教育長(
小倉寛恒君) 議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)の3点目のご質疑にお答えします。
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、本年5月、国において第2次
補正予算案が閣議決定され、
児童生徒の学びの保障を支援するための
関連予算が計上され、
学習保障に必要な
人的体制の強化が図られることになりました。 今回の
スクールサポートスタッフ配置事業はその一つであり、
新型コロナウイルス感染症対策で純増する教師の業務をサポートし、教師が子どもの学びの保障に注力できることを目的としております。
スクールサポートスタッフの
選考方法につきましては、ハローワークを通して申込みのあった希望者に対して面接を実施して選考します。 採用期間は10月1日から来年3月までの6か月間で、
勤務体制は
児童生徒が学校へ登校する日に7時間の勤務をすることとなります。400人以上の学校8校に各1人を配置する予定としております。 4点目のご質疑にお答えします。 この事業は、
新型コロナウイルス感染症対策として、
手洗い場の不足している
帖佐小学校と
建昌小学校に新たに
手洗い場を設置する工事及び
松原なぎさ小学校を除く16の小学校に
トイレ洋式化工事を実施するものであります。 内容は、
ステンレス製手洗い場を
帖佐小学校の校庭に面した2号棟に9か所設置し、蛇口を各5口の計45口設置するための工事費1,150万7,000円、
建昌小学校の校庭に面した1号棟に
ステンレス製手洗い場を12か所設置し、蛇口を各5口の計60口設置するための工事費1,921万9,000円、16校のトイレの洋式化146か所の工事費5,548万円の合計8,620万6,000円であります。 なお、中学校につきましては、別途、
中学校費の中で、5つの中学校の
トイレ洋式化97か所の工事費として3,686万円を計上しております。 以上、お答えといたします。
◆2番(
竹下日出志君)
保育所等新型コロナウイルス感染症対策事業について再質疑いたします。 今回の補正は子ども・
子育て交付金を活用し、
姶良市内24の
児童クラブに対し
感染症対策用品の購入について助成するものであります。また、
感染症対策用品の
希望調査を行ったところ、換気をしながら冷暖房ができる
エアコンの
設置希望が11か所、換気扇の設置要望が2か所ありました。これらの経費を助成する予定としております。また、
助成申請があった場合は速やかに対応しようと考えておりますとの答弁でありました。 市内の全保育所、
児童クラブに
助成申請の案内はしてあり、今回は24の
児童クラブに助成するということか伺います。
◎保健福祉部長(竹下晃君) お答えいたします。 コロナ対策に対する保育所等に対する事業ですけれども、
令和元年度の最終の繰越しの段階から全保育所等に段階的に施策しておりますので、今回は要望を取ったところ、
児童クラブという形になっております。 以上です。
◆2番(
竹下日出志君) 次に、
新生児特別給付金事業について再質疑いたします。 平塚市では新生児
給付金支給要綱を定めております。趣旨として、第1条では、新型コロナウイルス感染症が社会経済活動に与える影響を勘案し、子どもを養育する保護者の経済的な負担を軽減するとともに、安心して生み育てられる環境づくりを支援することを目的として、新生児特別給付金を支給するにあたり必要な事項を定めるものとするとしております。第1条から第10条までになっており、支給対象児、支給対象者、給付金の額、給付金の申請、申請期間、給付金の支給決定、不当利得の返還、受給権の譲渡または担保の禁止などを定めております。対象者への案内として、平塚市独自の、新生児に10万円を支給する、1人につき10万円、このようなチラシを作成しております。また、対象者の案内チラシ、対象者に対しまして申請兼請求書としまして、このような記入例まで作成しております。 本市でも、対象者への案内チラシ、申請書と一緒に記入例も作成する考えはないか伺います。
◎保健福祉部長(竹下晃君) お答えいたします。 平塚市をはじめ、ちょっと前の情報ですけれども、全国で既に220自治体がこの同様の新生児特別支援金の制度を行っているということなので、本市といたしましても先進の要綱、あと案内等を見ながら速やかに案内ができるようにいきたいと思っております。 以上です。
○議長(
東馬場弘君) これで、
竹下議員の質疑を終わります。 次に、15番、吉村賢一議員の質疑を許します。
◆15番(吉村賢一君) 議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)について質疑いたします。 質疑の要旨、59ページ、教育費、
学校教育事務局費の中で公立学校情報機器整備事業、学習用タブレットの運用について、以下問います。 1、持ち帰りは自由にできるのか。 2、卒業の際は、次の新入生が引き継ぐのか。 3、故障、破損の場合の責任者は誰になるのか。 4、数多くの初期設定・メンテナンスは、すぐすぐ対応できるのか。 続いて、61ページ、教育費、
学校管理費、
小学校施設整備事業、62ページ、中学校施設整備事業、
手洗い場新設(小学校)及び小・中学校の
トイレ洋式化について、以下問います。 1、手洗いにはコロナ対策として特別な装置を取り付けることを考えているのか。 2、トイレは温水洗浄便座をモデル的に置くことはできないのか。
◎教育長(
小倉寛恒君) 吉村議員からいただきました議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)の1点目の1番目のご質疑にお答えします。 タブレット端末は市内の全ての小・中学生に配付し、使用されることになりますが、学校の備品として管理することになります。 ただし、学校で行った学習内容などを記録し、家庭での復習に使ったり、タブレット端末を使って家庭でドリル学習を行い、学校でその取組を補充・発展させたりできることになるため、教員の指導管理の下、家庭に持ち帰っての活用も検討しております。 2番目のご質疑にお答えします。 タブレット端末は学校の備品として管理しますが、進級した場合でも自分用のタブレット端末として同じタブレット端末を使用する予定としております。 また、卒業生の分につきましては、新入生が引き継ぐ形となります。 なお、タブレット端末の学校間での過不足がある場合は、
姶良市内の全ての小・中学校でタブレット端末の移動・調整を行うことになります。 3番目のご質疑にお答えします。 タブレット端末は学校の備品となりますので、故障・破損については教育委員会の責任で対応します。また、故障・破損につながる取扱いを避け、大切に扱うようタブレット端末の取扱いマニュアルを作成し、教員、
児童生徒の周知を図る予定としております。 4番目のご質疑にお答えします。 今回はタブレット端末およそ7,000台を共同調達により導入する予定ですが、調達の際は初期設定が完了したものを納品してもらうこととしております。仮に追加の設定が必要になった場合は、事業者から電話によるサポートや手順書の提供を受けることができます。メンテナンスにつきましては、事業者が設置する運用支援・故障対応のためのGIGAスクールコールセンターを通じて対応してもらう予定となっております。 2点目の1番目のご質疑にお答えします。 今回の事業では、
手洗い場不足の解消と感染症予防策を目的としておりますので、蛇口についてはレバー式のものを取り付けたいと考えております。 2番目のご質疑にお答えします。 トイレにつきましては、より多くの洋式化を進めることを優先して考えておりますので、温水洗浄便座の設置は考えておりません。 以上、お答えといたします。
◆15番(吉村賢一君) 2回目の質疑を行います。 まず、1点目の件です。このタブレット端末、1番で聞いています持ち帰りのときの破損・損傷の件なんですが、持ち帰りした場合、自分の自宅での故障、あるいは持ち帰りの途中の破損、そういったことが予想されるのではないかと思うんですが、それに対してはどういうふうな処置を考えているか。 2番目の件です。卒業生が出た場合、次の新入生が引き継ぐ形ということですが、その際にデータの、例えば個人情報が入るとか、そういうことはあり得ないのか。もしあった際は、当然、基礎システムの入れ直しといいますか、初期設定をし直しということが生ずるのではないかと思うんですが、それについての対応はどう考えておられるか。 3番目について、先ほどもありました故障・破損につながる取扱い、先ほどとちょっと重複しますけど、一切、個人には負担は生じないと、いわゆる故障・破損した場合、そういうことになるのか。つまり個人の責任であっても学校が責任を負うということでよろしいのか。 4点目のほうです。仮に追加の設定が必要になった場合は、事業者から電話によるサポートや手順書の提供を受けることができるというふうになっていますが、その際、もちろん難易度にもよるかと思うんですが、その操作、入力は誰が行うのか、誰が責任を持って行うのかお伺いします。 次に、トイレ、
手洗い場の件ですが、この
手洗い場については、紹介されている画像でアルコール消毒のペットボトルが置いてあったわけですが、アルコールアレルギーの小学生といったものもいるのではないかと思うんですが、それについては対策を考えておられるのか。それとか酸性電解水とか、そういった新しいというか、よりコロナに対して効率的なものの消毒液も考えられると思うんですが、そういったことは考えておられないのか。 続いて、トイレの件です。これは、今50%強の設置率に洋式化がなると思うんですが、残りはどういうふうな予定で整備されるか伺います。今後の予定です。
◎教育部次長兼学校教育課長(前田浩二君) お答えいたします。 タブレットの持ち帰りの際の破損等、これにつきましては、答弁で申し上げたとおり教育委員会に責任がございますので教育委員会で対応することになりますが、明らかに故意による破損等、こういった場合につきましては別途検討していきたいと考えております。 2点目のご質問です。 個人情報の持ち帰りにつきましては、これは漏えい等大変心配されるところですので、個人情報の持ち帰りにつきましては厳しく持ち帰らないようにしていきたいと考えております。また、セキュリティーポリシー等しっかりと立てまして、そういったことに対応していきたいと考えております。 3点目につきまして、破損した場合、個人の責任は問われるのか、誰が責任があるのかということにつきましては、1点目と関連いたしますけれども、通常の場合の破損につきましては、これは答弁にありますように教育委員会が責任を持つということになりますが、明らかに故意の破損と、こういった場合には別途検討してまいりたいと考えております。 それから、追加の設定等につきましては、手順書等を頂きまして、教育委員会の担当者または学校の係が設定や追加のことをやっていくというふうに今のところは考えております。 以上です。
◎教育部長(岩下直司君) 水道蛇口の件につきましてお答えいたします。 まず、アルコールアレルギー対策、それから新しい消毒液について考えていないかというご質問ですけれども、今回の補正につきましては水道蛇口の増設を考えておりますので、消毒液関係につきましては、今回の予算の中には考慮しておりません。 また、今後、消毒液等が必要になった場合は、別途消耗品等の予算で対応したいというふうに考えております。 それから、洋式化でございますけれども、現在、小・中学校全体で29%のものが、今回の整備で大体五十三、四%ぐらいに上昇するものと思っておりますが、今後の洋式化につきましては、次年度以降の各単年度の教育費予算の修繕料等の中で、できる部分から少しずつでも、洋式化に向けて取替えを行っていきたいというふうに考えております。
◆15番(吉村賢一君) 先ほどの1番目の2点目、卒業生が出た場合、新入生が引き継ぐ、これについてはちょっと回答がなかったんですが。その際の個人情報があればそれを削除するとか、あるいは場合によっちゃ、その基礎システムの入れ直しとか、全体データを消去して、もう一度初期設定する、そういったことも考えておられるかということと、それから全体にタブレットの管理番号をつけて、いわゆる7,000台あるにしても番号なしで管理されるのか、何らかの形で管理をされていくと思うんです。その辺についてお伺いします。
◎教育部次長兼学校教育課長(前田浩二君) お答えいたします。 卒業生が卒業しまして、その後、新入生に引き継ぐ際の個人情報の削除ということにつきましては、基本的にはタブレットは学習用のものでございますので、そういう個人情報等は極力入れないように使用していくということになろうかと思います。また、何かしら個人情報が入る場合につきましては、しっかりとそこは初期設定を行いまして、次に引き継ぐということを確実に行っていきたいと考えております。 2点目の管理番号につきましては、当然、タブレット1台1台大切な備品ですので、しっかりと番号等をつけまして管理をしていきたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(
東馬場弘君) これで、吉村議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。 ほかに、これまでの質疑に関連する質疑はありませんか。
◆10番(森川和美君) 議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)の同僚議員の質疑の関連としてお尋ねをさせていただきます。 まず、
姶良市内24の
児童クラブに対してのコロナ対策でありますところの冷暖房
エアコンの設置の件ですが、これらの
機器設置はそれぞれの
児童クラブが行うことになりますので、完了時期もそれぞれ異なることとなりますが、
助成申請があった場合は速やかに対応しようと考えておりますというご答弁なんですが、この
児童クラブは様々な館あるいは面積等々あるわけですが、この器具の設置については申請があって、そしてまた器具を設置してから役所として点検といいますか、適切なものであるかどうかというのは、そこらあたりはもう全て
児童クラブの経営者にお任せするということでよろしいんでしょうか。 それから、2点目の
スクールサポートスタッフの配置事業の件ですが、ハローワークを通して申込みのあった希望者に対して面接を実施して選考しますということなんですが、恐らく県下の小学校全ての対象でされると思うんですが、仮に応募者が不足の場合、いわゆる選考の人数ですか、400人以上の学校8校に各1人を配置するとなっておりますが、これに満たない場合はどのような対応をされるんでしょうか。 それと最後なんですが、
帖佐小学校と
建昌小学校に新たに
手洗い場を設置する工事ということですが、先ほどから答弁の中でレバー式となっておりますが、今、センサー式というのがあるんですよね。とにかく蛇口に触らない。そこあたりまで思い切って計画はなかったのかどうか。それと、他の小学校の蛇口はそのままですか、お答え願います。
◎保健福祉部長(竹下晃君) まず1点目の
エアコンの設置に関する手順というか、そういう形について申し上げます。 これにつきましては補助金になりますので、当然、現地、
児童クラブが設置をします。その際に、この答弁書にもありますとおり、換気のできる
エアコンということで、まずそこにあります。それと、こちらができるのは
エアコンの本体、あと、よく電気屋さんなんかであります標準工事、それが対象になるということでございます。それで、当然、その書類の確認、申請等々につきましては、書類と写真等、そういう形で補助を行うという形で予定しております。 以上でございます。
◎教育部次長兼学校教育課長(前田浩二君)
スクールサポートスタッフの募集につきまして、不足の場合、どうするかということにつきましてお答えいたします。 9月5日の南日本新聞で、県内の
スクールサポートスタッフ約90人という報道がございました。ですので、県内で
スクールサポートスタッフを奪い合うという状況ではないのかなと考えております。 また、不足した場合には、また追加の募集をかけてまいりたいと考えております。 以上です。
◎教育部長(岩下直司君) まず、蛇口のセンサー方式については考えなかったのかというご質問ですけれども、まず、不特定多数の児童が利用するということで、感染防止に配慮するならばセンサー方式が一番ベターな方式なのかなということも考えたところではありますけれども、センサー方式につきましては、それぞれの水栓に電池を設けて感知するような形になりますので、なるべくシンプルで故障が生じない、水が止まらない、そういったものを考えてレバー方式としました。レバー方式につきましては、蛇口をぐっと手のひらで握るのではなくて、手の甲で開け閉めできる、最低限の接触で開閉が可能ということでレバー方式を選定したところでございます。 それから、ほかの小学校の蛇口は足りているのかというご質問ですけれども、今回の補正の中では、特に
手洗い場、蛇口が不足しているということで、子どもたちが休み時間に特に多く列をつくる
建昌小学校、それから
帖佐小学校、この2か所を選定して設置するということで計画したところでございます。
○議長(
東馬場弘君) ほか、ありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 以上で質疑を終わります。 以上で、議案第78号から議案85号までの
一括質疑を終わります。
○議長(
東馬場弘君) これから、議案処理に入ります。 議案処理につきましては、さきに配付しました議案処理一覧に沿って処理します。 日程第3、議案第78号 姶良市
ふるさと応援基金条例の一部を改正する条例の件につきましては総務常任委員会に、日程第6、議案第81号 姶良市
公園条例の一部を改正する条例の件につきましては産業建設常任委員会に、日程第8、議案第83号 令和2
年度姶良市
一般会計補正予算(第7号)につきましては一般会計予算審査特別委員会に、日程第9、議案第84号 令和2
年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)につきましては文教厚生常任委員会にそれぞれ付託します。
○議長(
東馬場弘君) お諮りします。 日程第4、議案第79号 姶良市
ふるさと移住定住促進条例の一部を改正する条例の件、日程第5、議案第80号 姶良市
衛生処理場環境保全対策委員会条例の一部を改正する条例の件、日程第7、議案第82号 財産の取得に関する件及び日程第10、議案第85号 令和2
年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)の4案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 ご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第79号、議案第80号、議案第82号及び議案第85号の4案件につきましては、委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(
東馬場弘君) 議案第79号について討論を行います。討論ありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(
東馬場弘君) これから、議案第79号 姶良市
ふるさと移住定住促進条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(
東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第79号は原案のとおり可決されました。
○議長(
東馬場弘君) 次に、議案第80号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(
東馬場弘君) これから、議案第80号 姶良市
衛生処理場環境保全対策委員会条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(
東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
○議長(
東馬場弘君) 次に、議案第82号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(
東馬場弘君) これから、議案第82号 財産の取得に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(
東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第82号は原案のとおり可決されました。
○議長(
東馬場弘君) 次に、議案第85号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(
東馬場弘君) これから、議案第85号 令和2
年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(
東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第85号は原案のとおり可決されました。
○議長(
東馬場弘君) 日程第11、議案第86号 令和元
年度姶良市
一般会計歳入歳出決算認定について日程第12、議案第87号 令和元
年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について日程第13、議案第88号 令和元
年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算認定について日程第14、議案第89号 令和元
年度姶良市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第15、議案第90号 令和元
年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入
歳出決算認定について日程第16、議案第91号 令和元
年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入
歳出決算認定について日程第17、議案第92号 令和元
年度姶良市農業集落排水事業特別会計歳入
歳出決算認定について日程第18、議案第93号 令和元
年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入
歳出決算認定について日程第19、議案第94号 令和元
年度姶良市
水道事業会計決算認定について 及び日程第20、議案第95号 令和元
年度姶良市
下水道事業会計決算認定についてまでの10案件を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
湯元敏浩君) 登 壇 本定例会に追加提案しました議案第86号 令和元
年度姶良市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第95号 令和元
年度姶良市
下水道事業会計決算認定についてまでにつきまして、一括して
提案理由をご説明申し上げます。
令和元年度の主な事業内容につきましては、お手元の主要な施策の成果報告書に記載しておりますので、総体的なことについて申し上げます。 まず、
令和元年度普通会計の決算状況などから見た本市の財政状況についてであります。 財政状況を示す指標のうち、経常収支比率については96.8%で、前年度より3.5ポイント上昇しました。実質公債費比率は10.9%で、前年度より0.4ポイント、また、将来負担比率は63.7%で、前年度より7.6ポイントそれぞれ上昇しているものの、これら2つの指標は、いずれも早期健全化基準を下回っております。 積立基金の現在高は40億2,172万5,000円で、前年度より9億9,465万5,000円の減となりました。 また、市債残高は315億8,830万4,000円で、前年度より3億4,957万4,000円の増加となりました。 社会保障関係経費の急増、税収の伸び悩み、さらには新型コロナウイルス感染症拡大による影響などにより、地方財政はさらに厳しさを増すことが予想されますが、活力に満ちたまちづくりを進めていくために、引き続き行財政改革に力を傾注し、財政の健全化に努めてまいります。 次に、会計別の決算の概要についてであります。 一般会計の決算額は、歳入が336億7,638万4,000円、歳出が328億575万5,000円、歳入歳出差引額は8億7,062万9,000円となりました。 歳出の主なものは、コンビニ証明交付事業、防犯灯LED化推進事業、子ども家庭総合支援拠点事業、基幹相談支援センター事業、吉田清掃センター解体事業、龍門滝温泉整備事業、鳥獣被害防止対策事業、さえずりの森整備事業、黒川岬展望公園整備事業、スマートインターチェンジ、市道岩原本通線、奥之宇都線の整備等を行う社会資本整備総合交付金事業、橋梁維持整備事業、排水路整備事業、姶良市総合運動公園整備事業、避難所整備事業、学校施設長寿命化計画策定事業、三船小特別教室棟新築事業、蒲生のクス保護増殖事業、国体準備関連事業などであります。 次に、国民健康保険特別会計事業勘定の決算額は、歳入が97億1,346万円、歳出が93億9,245万9,000円、歳入歳出差引額は3億2,100万1,000円となりました。 被保険者に適切な医療の給付を行うための資格・給付関係事務を行うとともに、県への納付金の支出、また、特定健診や特定保健指導の実施、人間ドック等の費用助成や各種保健事業の取組により、被保険者の健康の保持と医療費の適正化に努めました。 次に、国民健康保険特別会計施設勘定の決算額は、歳入が4,386万8,000円、歳出が3,760万7,000円、歳入歳出差引額は626万1,000円となりました。 北山診療所を運営し、僻地医療の要として、診療はもとより、疾病の早期発見や介護予防を視野に入れ、北山・木津志地区の地域包括医療の充実に取り組みました。 次に、後期高齢者医療特別会計の決算額は、歳入が10億8,988万6,000円、歳出が10億3,467万円、歳入歳出差引額は5,521万6,000円となりました。 後期高齢者に適切な医療の給付を行うための資格・給付関係事務を行うとともに、鹿児島県後期高齢者医療広域連合への保険料の納付、また、長寿健診や訪問指導の実施、人間ドック費用助成等により、後期高齢者の健康の保持と医療費の適正化に努めました。 次に、介護保険特別会計保険事業勘定の決算額は、歳入が71億4,870万7,000円、歳出が69億4,498万6,000円、歳入歳出差引額は2億372万1,000円となりました。 被保険者からの介護保険料及び国・県・市からの介護給付費負担金等と支払基金からの交付金などを主な財源として、介護保険制度の安定的な運営を実施するための、被保険者の資格管理や認定調査に係る事務、介護保険制度の趣旨普及のほか、介護保険サービスの利用に伴う各種給付費の支給などを行いました。 次に、介護保険特別会計介護サービス事業勘定の決算額は、歳入が4,630万円、歳出が4,325万円、歳入歳出差引額は305万円となりました。 介護保険における要支援1と要支援2の認定者に対し、延べ7,198件の介護予防サービス計画を作成しました。 次に、農業集落排水事業特別会計の決算額は、歳入が1億7,985万1,000円、歳出が1億7,880万8,000円、歳入歳出差引額は104万3,000円となりました。 農業集落排水事業区域である山田地区のし尿・生活雑排水を処理する施設の適正な維持管理を行うとともに、豊留地区に下水道管路の布設工事を行いました。 また、地方公営企業法の適用に向けて、資産調査・評価、地方公営企業会計システムの導入及び法令事務手続等を行いました。 次に、農林業労働者災害共済事業特別会計の決算額は、歳入が117万8,000円、歳出が110万3,000円、歳入歳出差引額は7万5,000円となりました。 農林作業中の事故による休業や傷害等について補償を行う共済事業を行いました。 次に、
水道事業会計についてであります。
水道事業では、市民の安全・安心、快適な暮らしを守り、安全な水を安定的に供給するため、建設改良工事として配水管の新設や老朽管等の更新のほか、浄水場等の施設整備、新たな水源地開発として重富水道施設の電気工事等を実施しました。 また、民間の高い専門性や豊かな経験により市民サービスの向上を図るため、窓口業務・料金請求業務などを包括的に業務委託した姶良市上下水道お客様センターを開設しました。 この結果、決算額は収益的収支では、収入合計が15億3,187万8,000円、支出合計が12億213万5,000円、収支差引額は3億2,974万3,000円となり、消費税を整理した当年度純利益は2億6,646万5,000円となりました。 また、資本的収支では、収入合計が3億7,153万7,000円、支出合計が13億3,900万8,000円となり、差引不足額9億6,747万1,000円については、新留飲料供給施設引継金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補填しました。 最後に、下
水道事業会計についてであります。 下
水道事業は、加治木町新生町、姶良ニュータウン、みさと台、朝日ヶ丘の各処理施設において、集合処理方式による処理施設の適正な維持管理を行いました。 この結果、決算額は収益的収支では、収入合計が1億4,300万6,000円、支出合計が1億3,205万9,000円、収支差引額は1,094万7,000円となり、消費税を整理した当年度純利益は1,011万7,000円となりました。 また、資本的収支では、収入はなく、支出合計が1,062万9,000円となり、差引不足額1,062万9,000円については、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び引継金で補填しました。 以上、
令和元年度の決算に係る議案10件について、地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づき、監査委員の意見書をつけて、議会の認定に付するものであります。 また、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和元
年度決算に基づいて算定しました姶良市の
健全化判断比率及び
資金不足比率については、同様に監査委員の意見をつけて別途報告しております。よろしくご審議の上、認定くださいますようお願いいたします。
○議長(
東馬場弘君)
提案理由の説明が終わりました。
○議長(
東馬場弘君) ここでお諮りします。ただいま提出案件10件について
提案理由の説明が終わりました。各案件の処理は、9月18日の会議で行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって、各案件の処理は、9月18日の会議で処理することに決定しました。
○議長(
東馬場弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は9月18日午前10時から開きます。(午前10時56分散会)...