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07月09日-05号

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  1. 姶良市議会 2020-07-09
    07月09日-05号


    取得元: 姶良市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 2年 6月定例会(第2回)令和2年第2回姶良市議会定例会議事日程第5号                        7月9日(木)午前10時 開 議日程┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│    | 行  政  報  告                 |市長より報告│├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|議  案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)       |一般会計予算|│  │第74号|                            |審査特別委員|│  │    |                            |長報告の後、|│  │    |                            |質疑・討論・|│  │    |                            |採決電子表|│  │    |                            |決)    |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 3|議  案│令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)    |産業建設常任|│  │第75号|                            |委員長報告の||  |    |                            |後、質疑・討||  |    |                            |論・採決(電||  |    |                            |子表決)  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 4|請  願│教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複 |文教厚生常任|│  │第 1号|式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書 |委員長報告の||  |    |採択の要請について                   |後、質疑・討||  |    |                            |論・採決(電||  |    |                            |子表決)  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5|陳  情│姶良市新庁舎建設に関する陳情書             |新庁舎建設と||  |第 4号|                            |まちづくり等||  |    |                            |調査特別委員||  |    |                            |長報告の後、||  |    |                            |質疑・討論・||  |    |                            |採決(電子表||  |    |                            |決)    |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 6|    |常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の審査・調査の件|      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 7|    |議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件        |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 8|    |議員の派遣について                   |      |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│追加│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││日程│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議  案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第5号)       |提案理由の説|│  │第76号|                            |明を受け、質||  |    |                            |疑を行い、委||  |    |                            |員会付託を省||  |    |                            |略して、討 ||  |    |                            |論・採決  |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|発  議|教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複  |趣旨説明と委||  |第 4号|式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意 |員会付託を省||  |    |見書                          |略し、質疑・||  |    |                            |討論・採決 |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤| 3|議  案|令和2年度姶良市一般会計補正予算(第6号)       |提案理由の説||  |第77号|                            |明を受け、質||  |    |                            |疑を行い、委||  |    |                            |員会付託を省||  |    |                            |略して、討 ||  |    |                            |論・採決  |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和2年第2回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前10時00分  ││    令和2年7月9日(木)本会議      ├─────┼────────────┤│                        |閉会(議)|  午後 2時38分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│新福 愛子 │出 │ 9│上村  親 │出 │17│谷口 義文 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │竹下日出志 │出 │10│東馬場 弘 │出 │18│小山田邦弘 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 3│国生  卓 │出 │11│岩下陽太郎 │出 │19│萩原 哲郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│峯下  洋 │出 │12│松元 卓也 │出 │20│堂森 忠夫 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│田口 幸一 │出 │13│湯元 秀誠 │出 │21│      │  ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │湯之原一郎 │出 │14│堀  広子 │出 │22│有川 洋美 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│鈴木 俊二 │出 │15│吉村 賢一 │出 │23│犬伏 浩幸 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│湯川 逸郎 │出 │16│和田 里志 │出 │24│東馬場 弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  23人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 迫田 耕蔵 │ 事務局次長  │ 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │蒲生総合│原田 正巳 |建設部長|松里智一朗 |│ 第121条 │    │      │支 所 長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│前畠  実 │企画部長│松林 洋一 |消 防 長|米澤 照美 |│ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名  │教 育 長│小倉 寛恒 │市民生活│福元 義行 │水道事業│新門 哲治 ││       │    │      │部  長│      │部  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│宮園 正浩 │保健福祉│竹下  晃 │総務部次|今別府浩美 |│       │    │      │部  長│      │長行政|      │|       |    |      |    |      |管理課長|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │加治木総│濱田 耕一 |農林水産|吉田  孝 |総務部次|原口 浩幸 |│       │合支所長│      │部  長│      │長兼危機|      ||       |    |      |    |      |管 理 監|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企 画 部|髙山 八大 |建設部次|田代 信彦 |水道事業|岩下 伸一 |│       │次 長 兼|      |長兼都市|      |部次長兼|      ||       |地域政策|      |計画課長|      |管理課長|      ||       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活|吉永 惠子 |農林水産|萩原 安信 |総 務 部|堂路 温幸 ||       |部次長兼|      |部次長兼|      |財政課長|      ||       |男女共同|      |農政課長|      |    |      ||       |参画課長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤|       |保健福祉|向江 美喜 |教育部次|前田 浩二 |企 画 部|湯田 広美 ||       |部次長兼|      |長兼学校|      |情報政策|      ||       |健康増進|      |教育課長|      |課  長|      ||       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉|野村 昭彦 |教育部次|塚田 佳明 |建 設 部|師玉 保之 ||       |部次長兼|      |長兼保健|      |土木課長|      ||       |保険年金|      |体育課長|      |    |      ||       |課  長|      |    |      |    |      |└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               7月9日 ○議長(東馬場弘君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 執行部から岩下教育部長の欠席届が提出されましたので、報告いたします。 ○議長(東馬場弘君) 本日の会議は、お手元に配付しています日程により議事を進めます。 ○議長(東馬場弘君) 日程第1、行政報告を行います。 市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。 ◎市長(湯元敏浩君)      登      壇  皆様、おはようございます。6月下旬からの大雨に関する対応につきまして、行政報告を申し上げます。 はじめに、今回の大雨によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 姶良市では、本県を含めて、九州南部地方で発生した今回の災害に対し、消防庁長官からの緊急消防援助隊の出動の指示に基づき、7月4日に鹿児島県土砂・風水害機動支援部隊、1次派遣隊の救助小隊として、消防本部から職員5人を熊本県に派遣しました。同部隊は、早朝から熊本県各地で救助、避難誘導活動を行い、7日に2次派遣隊4人に引き継ぎ、現在も被災地活動を継続しております。 今回の大雨は、主に6月27日から数日間にわたり断続的な大雨に見舞われ、本市においても大雨警報、洪水警報、土砂災害警戒情報などが出され、非常に危険な状況が予測されたため、災害警戒本部等を設置し、防災行政無線防災地域情報メール、防災ラジオ、SNS、ホームページなどを活用し、一部の地区に警戒レベル4の避難勧告を出すなど、早期の避難を促す情報配信を行ったところであります。 避難所につきましては、市内12か所に開設し、ピーク時である7月6日の午前6時で24世帯34人、7月7日現在で延べ82世帯104人の方が避難されました。 被害状況につきましては、幸いにも人的な被害はございませんでしたが、累計雨量が440mmを超える地点もあり、床下浸水が2か所、県道、市道、林道等の通行止め、また、市のコミュニティバス等及びJR日豊本線の運転見合わせなどもあり、市民の日常生活に多大な影響を及ぼしました。 さらに、土砂崩れや冠水などの被害も多く報告されており、現在、調査・復旧に全力で取り組んでいるところであります。 未だ梅雨明けしておりませんので、今後も警戒を怠らず、災害発生の恐れがある際には、迅速かつ的確に防災行政無線防災地域情報メール、防災ラジオ、SNS、ホームページなどにより、早期の避難を呼びかけ、市民の生命、身体、財産を守ることを第一に考え、災害対応に努めてまいります。 以上で、行政報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで行政報告が終わりました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第2、議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。 ◎一般会計予算審査特別委員長(鈴木俊二君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)について、一般会計予算審査特別委員会での審査の経過と結果について報告します。 この議案は、6月17日の本会議に上程され、6月29日の会議で質疑の後、本委員会に付託されました。本委員会では、6月30日及び7月1日に審査を行いました。 本補正予算は、コロナ対策経費、新庁舎建設に伴う経費等の追加及び変更、国、県等の補助金額内示に伴う所要の経費などに係る予算で、歳入歳出それぞれ3億289万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を405億9,048万5,000円とするものです。これは、前年度同期の予算総額に比べますと31.5%の増となっています。 今回の予算審査は議会改革の取組の一つとして、従来の班会審査から全体での審査に変更し、予算審査を行うこととしました。 なお、補正予算の概要につきましては、本会議初日の提案理由説明の中で詳しく述べられておりますので、以下、審査の過程で議論された主なものを申し上げます。また、主な討議の根拠になった補正予算内容や意見等の出されたものについて報告いたします。 審査に入る前に共通認識を持つため、論点の抽出を行いました。 論点1、コロナ対策予算は的を射た予算となっているか。 論点2、新庁舎建設予算引っ越し予算は、コストダウンが図られているか。 以上、2点を抽出し、審査することとしました。 それでは、審査概要として質疑の主なものを報告します。 教育委員会学校教育課、 質疑、GIGAスクール構想によるタブレット導入等、ICT化によるメリット・デメリットについて問う。 答弁、メリットについては、学校に大容量高速のWi─Fi環境の整備及び児童生徒1人1台のタブレット端末の配置です。これにより児童生徒同士間の意見交換が活発になったり、なかなか手を挙げられない子どもたちがタブレットを通じて意見や感想を大画面に映し、授業に反映させたりできます。 デメリットについては、画面を見続けることでの視力の低下などが考えられます。また、タブレットを落として壊してしまうことも出てくると思います。 保健福祉部、特に報告する質疑はありませんでした。 企画部地域政策課、 質疑、公共交通支援事業について、基本額と加算額をそれぞれ設定した経緯と根拠を説明せよ。また、レンタカー業、運転代行業は支援の対象になっていないが、なぜか。 答弁、全国的にどのような取組をしているかを参考に、ほかの事業とのバランスを考え、単価設定しました。また、今回の予算は地域公共交通を守っていただいている事業者に対しての支援という考え方なので、それ以外の事業者は対象になっていません。 総務部危機管理課、 質疑、段ボールベッドテント等購入に至った経緯を説明せよ。また、数はすぐにそろうのか。 答弁、段ボールベッドにした理由は、20cmから30cmの高さが取れ、コロナウイルス対策になることが一番の理由です。テントについては、この時期の蒸し暑さ対策のため、屋根が簡単に脱着できるものとしました。 また、納入に関しては、段ボールベッドが1か月ほど、テントが二、三か月かかります。体温計はそれ以上かかりそうですので、早めの納品を業者にお願いをしていきます。 行政管理課、 質疑、4か所に仮移転するわけだが、引っ越し案は他の案も検討したのか。 答弁、市役所の行政機能の移転になりますので、市民サービスに悪影響を及ぼさない案を探ってきました。1か所にまとめられないかという案や加治木、蒲生の公共施設にそれぞれの部署が移転できないかなどの案がありました。なるべく経費をかけず、市民サービスの低下が及ばないように検討した結果、今回の4か所の引っ越しという結果になりました。 質疑、備品等庁舎間運搬業務委託が984万円とあるが、これについて職員はどのように関わるのか。 答弁、各部の職員で金曜日の夕方から土日にかけて3日間で引っ越しをする予定です。中庭に業者のトラックを停め、各部屋からトラックまで職員が荷物を運び、また、加治木支所などでも職員がトラックから各部屋まで荷物を運ぶ予定です。 財政課、 質疑、移動図書館車について、財源としてコミュニティ助成事業助成金1,000万円とは別にコロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金から753万円出ているが妥当性について問う。 答弁、移動図書館車の購入事業については、新型コロナウイルス対策事業として捉えられるということで内閣府の内示はいただきました。 今回のように、国が緊急時に交付する交付金については、市が申請する前に国から限度額が示され、1年間の明許繰越は許されているものの、令和2年度中に事業を完了しなければなりません。 臨時交付金を有効に使用するために、新たに制度設計する新規事業もありますが、当初予算などで既に実施を決めている事業の中でコロナウイルス感染症対策に合致するものに交付金を充当することもあります。 これにより他の事業が行える財源が増えることにもなり、このことが移動図書館車の更新に臨時交付金を充当したポイントと考えています。 農林水産部農政課、 質疑、畜産業の事業継続支援金について、隣接する市町村の例を参考にしたとのことだが、霧島市は当市の倍額支給されている。このことについて説明せよ。 答弁、本市において、商業・中小業者を対象にした事業継続支援金は10万円を限度としており、これに合わせ、畜産農家を救済するための支援金も上限10万円としたものです。また、霧島市において、本市同様に事業継続支援金に合わせ20万円としています。 なお、今後も価格低迷が続く場合には支援を検討していきます。 建設部土木課、 質疑、姶良市には121本の河川があるが、なぜ40本だけ調査するのか。また、どのような調査なのかを問う。 答弁、市内全てを網羅することが一番望ましいですが、今回は、緊急性のある市街地を流れる河川を中心に計画しています。 内容は、ドローンを使い、空撮班と地上班に分かれ、ポイントで現地の状況がつかめるように打ち合わせを行いながら進めていきたいと思います。 以上で審査を終了し、論点整理を行いました。 論点1については、財政の在り方など議論を深めたいとのことで論点とし、論点2ついては、類似のケースが少なく、また、職員が時間外出勤をして予算を補う努力はされているとのことで、共通認識に至り、論点とはせず、議論を終了することとしました。 論点1の「コロナ対策予算は的を射た予算となっているか」について、議員間討議の主なものを示します。 他市の場合、国会審議の先取りをされている気がするが、本市は、国の支援内容が決まってからの動きになっているようで、スピード感がなく、また、支援金等配布先が狭いように感じる。 JAなどの各種団体との連携も必要ではないか。 議会からも具体的に内容を挙げて申し入れすべきではないか。 移動図書館車のコロナ対策費の件は、いい交付金を見つけたともいえるが、地元のことのコロナ対策になっているのかどうかと考えると果たしてそういうものに使っていいのかと妥当性を見いだせない。 国とダブってもいろんな支援をすべきである。 親が職を失うと子どもを保育所に預けられなくなるような状況も出てきている。 ウィズコロナ、アフターコロナに対して、各支援と同時に市民の不安の払拭ができるような政策も必要ではないか。 事業所、住民の声をより聴いて、公平・平等を担保した事業を進めてほしい。 このまちの生産基盤は、市民、行政、みんなで守っていこうという意識を持ってほしい。 コロナ対策の予算の出し方は他の市町村より見劣りがする。きめ細やかな、かつ、思い切った事業がなされていないと感じる。 議会として何が足りないのかを検討する必要もあると思う。 議員個人として移動図書館車の購入にコロナ予算が使えることや緊急性のある事業かどうかなどの目線での審査ができていなかったように思う。 まだまだ不安があり、飲食店には気軽に行けない。 以上のような意見が議員間討議で出され、基本的には、コロナ予算についてはどれも必要な経費であり、賛成できるが、今後の予算については、市民、住民の不安を取り除くよう、しっかりと声を聴いて予算を組んでもらいたい。そして、多くの方にしっかりと予算が手に届くような予算にしてもらいたいとの共通認識に至りました。 その後、自由討議を行い、以下のような意見がありました。 ボイラー交換の件は、3月議会の蒲生分遣所の増築と同じく、部署同士、横のつながりができていない。見積りを行った建設部も同席すべきである。 岩劒神社の進入口や布引の滝など、トイレ新設に合わせて、もっと関係機関と連携を図り、協議を進めるべきである。 キーワード検索で各部署の関連事業などが検索できるシステムを構築し、情報共有という面での連携を図るべきではないか。 トイレの設計はパターン化することで経費削減できるのではないか。 全体会で審査したので各部署の横のつながりの乏しさが分かったのではないか。一つの成果である。 他の所管の資料も提出され、質疑もでき、理解が深まった。 新庁舎の免震構造について認定の申請料が予算化されているが、もっと議論を深めるべきである。 以上のような自由討議の後、一般会計予算審査特別委員会として次のとおり合意形成を図りました。 各課、情報共有が簡単にできるようなシステムを構築し、連携が図れるようにすべきである。 第1回定例会の提言が生かされておらず、担当課が予算の詳細が分からないことがあった。審査の際は、担当課がしっかりと内容を把握するか、または、関係部署も同席して審査を行うべきである。 以上で、協議を終了し、討論に入り、次のような賛成討論がありました。 庁舎建設の視点からはもっと議論すべき内容もあるが、今回は、コロナ禍による予算が組まれ、これまで組めなかった予算が組まれた努力と、引っ越し費用に関しては詳細な説明が出されており、予算には納得いくところです。 よって、賛成討論とします。 以上で、討論は終了し、採決の結果、議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、一般会計予算審査特別委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、一般会計予算審査特別委員長の報告を終わります。 これから、質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。委員長、降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから、討論を行います。 本案につきましては、2名の議員より通告がありました。 まず、2番、竹下日出志議員の発言を許します。 ◎2番(竹下日出志君) 議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)について、賛成討論を行います。 今回の補正予算は、国、県等の補助金の交付内示及び法令等の改正に伴う経費、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費が計上されています。 教育費では、昨年12月に学校のICT環境を進めるGIGAスクール構想の実現が閣議決定しました。市内の小中学校においても高速大容量のネットワーク環境、校内LANの整備を進めております。また、さらに、本年度中に児童生徒1人1台の端末整備を行う予定としています。今回は、小学5年から中学1年の3年分のタブレットリース等の整備に係る費用の計上であります。 図書館整備事業では、バリアフリーに対応した移動図書館車へ整備されます。現在の移動図書館車は平成9年に購入し、幼稚園、保育所、小中学校、病院、福祉施設などを巡回しています。しかし、購入から20年以上経過し、老朽化が進み、安全性や継続的な運行に支障を来すおそれがあり、早急な車両整備が必要なことから、新たな移動図書館車の購入に係る経費の計上であります。 衛生費では、本年10月から定期化されますロタウイルスワクチンの予防接種の費用の計上であります。ロタウイルスワクチンで予防するのは、乳児の急性胃腸炎でロタウイルス感染症の発症重症化を予防し、乳児の健康の維持増進を目的にロタウイルスワクチン予防接種が定期化されます。 農林水産費では、肉用牛農家の経営継続を支援する市肉用牛事業継続支援金給付事業の計上であります。この事業は新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止や訪日客の減少、外食等の自粛により、肉用牛の消費が大幅に落ち込み、生産者の経営に大きな影響を及ぼしています。市は緊急的な対策として、肉用牛農家の経営継続を支援するための給付金を給付します。 消防費では、避難所の感染症対策としてパーテーション、段ボールベッドなどが購入されます。避難所は3密、密閉、密集、密接になる状況が想定され、コロナウイルスの感染リスクが高くなることが予想されます。安心して避難できる環境を整えるために、感染リスクの低減やプライバシーの確保が可能となるワンタッチパーテーションや身体への負担を軽減するための段ボールベッド、避難者の健康状態を確認するための非接触型体温計等を購入する費用の計上であります。 国は、脱コロナに向けた共生の勧め、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集を出しました。この活用事例集では、新型コロナウイルス感染に対する対応、医療提供体制の整備、感染拡大の防止策として実施すること、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた、地域経済住民生活の支援として実施する事例が紹介してあります。 本市でも、市長、教育長のもと、各部が連携することで、高齢者や障がいのある方、子育て世代の方、全ての世代の方々に配慮した政策の実現に向けて、補正予算が迅速かつ確実に執行することを要請します。 また、新型コロナウイルスの一日も早い終息を願い、議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)についての賛成討論と致します。 ○議長(東馬場弘君) 次に、14番、堀広子議員の発言を許します。 ◎14番(堀広子君) 議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論を行います。 学校のICT化は環境整備5か年計画(2018年から22年度)に基づき、地方財政措置で進められております。GIGAスクール構想は地方財政措置を継続しながら、4,123億円と膨大な規模の予算の一大国家プロジェクトとしてコンピューター1台当たり4万5,000円の補助、校内通信ネットワークは2分の1の補助で学校のICT化を進めます。 本年度中に児童生徒1人1台の端末整備を行い、今回は小学5年から中学1年生の3学年のタブレットリース等の整備に関わる費用、7,250万2,000円が計上されております。 教育のICT化は、より効果的な学習や遠隔地、病児、特別支援教育などの学習環境整備など、メリットがあるのは事実でございます。GIGAスクール構想はICT活用でソサエティ5.0に向けた人材育成で個別最適化された学びを推進するものとしておりますが、教育の専門家からは、公教育への企業の参入が進み、集団的学びがおろそかになり、画一的な教育につながることや、健康被害の問題など、懸念されております。 また、インターネット環境のない家庭にルーター設置や通信量の負担、既にWi─Fi環境のある家庭についての負担の問題など、検討中かと思いますが、本来、公教育の一環として行うのであれば、これらの費用は無償とすべきであると考えます。ICT環境整備は重要です。個々の子どもに合った学習をきちんと保障することが大切であることを指摘し、賛成と致します。 ○議長(東馬場弘君) ほかに討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。これで討論を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第74号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第74号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第3、議案第75号 令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本案について、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◎産業建設常任委員長(湯元秀誠君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第75号 令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)について、産業建設常任委員会での審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、7月2日に開会し、関係職員の出席を求め、現地調査も含めて審査いたしました。 審査の概要を報告します。 今回の補正は、農業集落排水事業に関し、農山漁村地域整備交付金の割当内示の増額に伴うもので、山田地区農業集落排水施設が供用開始後18年が経過し、老朽化が進んでいるため、建設改良費(施設の設計・積算の業務、機械設備、電気設備の更新)として2,100万円を追加計上し、今年度の資本的支出の改良費は合計で3,100万円でございます。 歳入は、国庫補助金、県補助金及び企業債です。 以上のような趣旨の説明を受け、質疑に入りました。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、今回、更新予定のポンプ等の耐用年数が15年となっているが、現に18年経過している。これからの更新で間に合うのか。 答弁、平成28年から機能診断等を行っており、今年度から4か年計画で国庫補助金等を利用し、機能強化対策として施設の更新を行うこととしています。 今年度は、追加の補助金が交付されるため、施設管理を委託している姶良衛生と協議して令和3年の計画を前倒しして実施するものです。 質疑、つなぎ込み率を向上させる取組としてどのようなことを行っているか。 答弁、現在、つなぎ込み率が66%です。目標値として、市の汚水人口処理普及率85.1%に近づけるため、チラシや戸別訪問をしています。未接続者は、高齢世帯や単身世帯等が多く、敷地内配管工事費等がかかるため難しいですが、今後も継続して啓発を行っていきます。 以上で、質疑を終結し、議員間討議に入りました。 論点抽出を行いましたが、補助金の内示増額による補正であることから論点はありませんでしたが、以下の意見が出されました。 主な意見を申し上げます。 ポンプ等を含む機械設備の長寿命化を図るためには異物投入防止の啓発が必要である。つなぎ込み率向上の取組と併せ、地域住民への広報・啓発が必要である。 以上のような議員間討議の後、討論に入りましたが、討論はなく採決に入りました。 採決の結果、議案第75号 令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 委員長報告が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。委員長、降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第75号 令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第75号 令和2年度姶良市下水道事業会計補正予算(第1号)は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第4、請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。 ◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君)     登      壇  ただいま議題となりました請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について、審査の経過と結果について、報告します。 当委員会は、7月2日・6日に開会し、請願者、中村茂氏、紹介議員、有川洋美氏から説明を受け、詳細に審査しました。 趣旨は次のとおりです。 趣旨、現在、学校では新型コロナウイルス感染防止対策のため、様々な制約の下で学習が進められていますが、予防にはほど遠い状態です。このような状況下、学校現場における解決すべき課題が山積しており、ゆたかな学びを実現するためには教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。特に、小学校においては、新学習指導要領の完全実施に伴い、授業時数確保を最優先し、過密状態での学習が展開されています。ゆたかな学びの実現のためには、教職員定数改善などの施策が最重要課題です。教職員の働き方改革も進められようとしていますが、中でも、教職員定数改善が欠かせません。 また、離島、山間部の多い鹿児島県においては複式学級が多く、単式学級で学ぶ子どもたちと比較したとき、憲法が保障する教育の機会均等が保障されているとは言えません。そのため、複式学級の解消が極めて重要な課題です。 さらに、小泉政権下の三位一体改革の中で義務教育費国庫負担制度の国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられ、地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。 このような観点から、2021年度政府予算編成において次の事項が実現されるよう、国の関係機関への意見書提出を求めるものです。 1、子どもたちの教育環境改善、教職員の長時間労働改善のために計画的な教職員定数改善を推進すること。特別支援学級在籍の児童生徒が増加し、交流学級では40人を超える学級活動などが常態化しているため特別支援学級の児童生徒を交流学級の在籍数として加えること。 2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。 3、離島、山間部の多い鹿児島県において教育の機会均等を保障するため、国の学級編成基準を改めて、学校統廃合によらない複式学級の解消に向けて適切な措置を講ずること。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、趣旨、理由にある教職員の働き方改革とはどういうものか。また、それが教職員定数改善にどうつながってくるのか。 答弁、働き方改革の実態としては、校内の各種委員会、研修などの会合を減らし、持ち帰り仕事をなくそうとしていますが、まだまだだと感じています。現場では定数改善で、放課後、余裕を持って児童と語らうこと、あるいは、教材研究の時間を設ける、持ち帰り仕事をなくすことを期待しています。 質疑、ゆたかな学びを保障する条件整備を目指すのに、PTAや地域など、周りを巻き込むことは考えられなかったのか。 答弁、地域あっての学校ですので、地域に根差した学校づくりをしていかなければといけないと思いますが、いろいろな保護者がいらっしゃる中でそれが、若干、難しい状況になっていると感じています。 請願者の説明の後、担当課の関係職員に出席を求め、審査しました。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、毎年出される請願だが、教育委員会としての認識を示せ。 答弁、国庫負担率が引き下げられても、残りは交付税措置され、必要な教職員数は確保できています。逆に、国庫負担率が引き下げられたことで県が融通を利かせることができるようになりました。 特別支援学級の児童・生徒は交流学級で授業に参加します。その際、特別支援学級の先生が入ることが多く、学校全体で対応している状況です。 複式学級には法令に基づいた教員配置がなされています。また、子どもたち自身で話し合いやまとめをしながら答えを導き出すという主体的な学習態度が育成される良さもあります。統廃合については、考えていません。 以上で、質疑を終結し、議員間討議を行いました。 請願内容の主題の1つである「教職員の定数改善は本当に必要か」ということを論点として議員間討議を試みました。 議員間討議では、以下のような幅広い意見がありました。 主な討議内容。 世界的に見ると日本の教育費は低く、40人学級は欧米の25人よりも多く、本当の意味でのゆとりあるゆたかな教育が実践される環境にない。 一方、日本全体で少子化は進んでおり、法定数に従えば、教員が余るような状況にあるのではないか。 教職員の忙しさは理解できるが、それを定員改善に求めるよりも、まずは働き方改革を進めるべきではないか。 子どものためにということが主眼にあるのであれば、組合だけではなく、地域やPTAとも一緒になって訴えていくべきではないか。 以上の議員間討議の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、請願第1号 職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願については、賛成多数で原案のとおり採択すべきものと決しました。 なお、今後は、職場としての学校ばかりでなく、地域の学校からの請願になるよう、地域やPTAと連動した請願の取りまとめを請願者に要望することで委員会全体が合意したことを併せて報告します。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、文教厚生常任委員長の報告を終わります。 これから、質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆15番(吉村賢一君) 執行部の見解と要望者のほうの見解と齟齬があるというのか、執行部のほうでは、「必要な教員数は確保できております」という答弁に10ページのほうでなっているわけですね。 ところが、陳情者とすれば、例えば、複式学級等があって、教員数が足りないんだと。だから、補助を増やしてほしいという話になっています。 ちょっとこの辺がもうちょっと深く、多分、論議されていると思うんですが、整合性がどういうふうになっているのか、教育委員会の答弁とこの要望者が言うところの、人数が足りないよというところが本当にどちらが正しいのか、その辺のところはどういうふうに整理されたか、お伺いします。 ◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 毎年出されるところで、毎年ここも問題にされているとは思うんですけれども、基本的には足りないという現場に対して、足りているという教育行政側の認識があるという状況は今も変わっているとは思えません。 それが変わらないから出てきている請願であろうというふうに我々も今回も認識をしているというところです。 ◆15番(吉村賢一君) 今、言われたようなところで、認識のずれがあるということで、理解をしてよろしいんですかね。いわゆる教育委員会は足りているんだと、もう平行線になっているような具合になっているのかな。そういうふうに感じたんですが、そういうことの解釈でよろしいんですか。あまりいい解釈とは思わないんですけど、そういうことでしょうか。 ◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 認識のずれがあることを解釈しているというよりも、認識にずれがあるから請願が出るわけであって、請願を出し続けてもなかなかそれが国として実現されていないという現実があるということだろうと思います。 ○議長(東馬場弘君) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) これで質疑を終わります。委員長、降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本件に対する委員長の報告は採択です。本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、請願第1号は委員長報告のとおり採択することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第5、陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 本件について、新庁舎建設とまちづくり等調査特別委員長の報告を求めます。 ◎新庁舎建設とまちづくり等調査特別委員長(谷口義文君)     登      壇  ただいま議題となりました陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書について、新庁舎建設とまちづくり等調査特別委員会における審査の経過と結果を報告します。 本委員会は、7月6日、委員全員出席のもと開会し、代表陳情者の亀山幸正氏、亀山舞子氏から趣旨説明を受けた後、関係職員の出席を求め、詳細に審査しました。 陳情の趣旨は、次のとおりです。 新庁舎建設に関して住民説明会が実施されたものの、ほとんどの方が内容を知らず、不満や検討を求める声が多数あります。 また、新庁舎が建設されることを承知したうえで家を建築したところですが、新庁舎建設により周辺住民の快適な生活環境が損なわれることがないよう、十分な説明、配慮、対策を求めるものであります。 次に、陳情者に対する主な質疑を申し上げます。 質疑、説明会に参加されたとのことですが、詳細な説明や自由な意見が言える会でしたか。 答弁、周辺住民を対象として説明会が2回開催され、20人から30人が出席されていました。希望は伝えることができましたが、回答が明確でなかったり、はぐらかされている印象を受けるものもありました。建物の高さは反映してもらえましたが、十分ではないと感じています。 質疑、これから工事が行われる中で一番の不安材料は何ですか。 答弁、見下ろされることによるプライバシーの問題や工事に際しての騒音とか振動です。振動により家に被害が出るのではないかと北通りにお住まいの方は心配しておられます。 質疑、署名された方々はどのような人たちですか。また、自治会と協議はされていますか。 答弁、主に庁舎の北側の方を中心にお願いし、ほかは、知人、友人等の賛同された方々で合計95人の方に署名をいただきました。また、この活動について自治会とは協議していません。 以上で、陳情者への質疑を終了しました。 続いて、関係職員の出席を求め、これまでの経過等について説明を受け、質疑を行いました。 説明の概要は、次のとおりです。 市役所近隣の住民には、令和元年9月から10月にかけて戸別訪問を行い、当初のスケジュールや配置図を用いて説明を行いました。また、市道役場東線については、当初の計画では廃止の可能性が非常に高い状況でしたので、説明し、ご意向をお聞きしました。なお、亀山氏には建築中であったため業者に確認し、早めにお知らせしました。 本年3月25日に開催した説明会では20人の出席があり、6階建てを5階建てに変更するなど、可能な限り配慮した配置計画をお示しし、ご理解を求めました。 また、5月29日の説明会では、冬至における日陰のシミュレーションの資料を用いて説明しました。 次に、執行部に対する主な質疑を申し上げます。 質疑、役場東線は幅員を狭くして庁舎の敷地に取り込むとのことであるが、県の指導、判断はどうだったのか。 答弁、幅員を6m確保できないのであれば、車が進入すると危険だとの県の判断もありましたので、バリカー等で車の進入を防ぎ、歩行者・自転車専用通路として残すこととしております。 質疑、プライバシーに対する配慮をどう考えているのか。 答弁、プライバシーは、当然、守られるべきだと考えていますので、北側の窓をすりガラスにしたり、ブラインドを取りつけたりするなど、プライバシーを守るための対策を考えていきます。 質疑、立体駐車場の低層化を考えているか。また、コストダウンを図れないか。 答弁、電子申請等手続きの簡素化で来庁者が減ることも考えられるため、駐車場の台数と高さについてさらに精査します。このことにより、コストダウンも図られると考えます。 質疑、説明会開催については、どのように周知したのか。 答弁、北側周辺の90戸に対して、説明会の案内を各戸のポストに投函しています。 質疑、土地・家屋の売買等による新たな所有者に周知することはあったのか。 答弁、敷地売買の際は、宅地建物取引法により不動産業者から重要事項の説明が義務づけられていることから、不動産業者からの説明が必要であると考えます。 以上で質疑を終了し、議員間討議を行いました。 主なものは、次のとおりです。 近隣住民の方々に対して丁寧な説明を行っている。特に日照の問題については、6階建てを5階建てに計画変更するなど、要望に応えている。 執行部は不安解消のために徹底的な話し合いを重ねていく必要がある。 立体駐車場の関係で役場東線を歩道化するのはやむを得ない。 幅員の狭い北通線の電柱を市役所敷地内に移すなどの環境整備を考えている。 立体駐車場の高さや台数については、さらに精査する考えを示している。 討議を終了し、討論に入り、次のような討論がありました。 反対討論。陳情者の言われることは理解できる。しかし、パブリックコメントを知らない人がいるということだが、時は経過して終わっている。日照の問題も建築基準法上は問題なく、市道役場東線についても県との協議を経るなど、所定の手続き等も行っている。 賛成討論。周辺住民は、新庁舎建設により快適な生活環境が損なわれるのではないかと不安を感じている。このことを真摯に受け止め、さらなる配慮や再考を求めるものであることから、住民の立場で採択すべきである。 以上で、討論を終結し、ここで趣旨採択について採決すべきとの口頭による動議がなされました。 このため、動議についての賛否を問い、3人以上の賛同を得ましたので動議が成立したことから採決に入り、採決の結果、陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書については、賛成多数で、趣旨採択すべきものと決しました。 今回、提出された陳情については真摯に受け止め、今後、新庁舎建設事業が進められていく中において、市民に対して様々な広報手段を活用して情報発信を行うとともに近隣住民に理解していただけるよう引き続き丁寧な説明に努めていただきたい。 以上、意見を付して、新庁舎建設とまちづくり等調査特別委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、新庁舎建設とまちづくり等調査特別委員長の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。委員長、降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。 本件につきましては、4名の議員より通告がありました。 まず、18番、小山田邦弘議員の発言を許します。 ◎18番(小山田邦弘君) 私は、原案に賛成、委員長報告の趣旨採択に反対の立場で討論を致します。 この夏、甲子園もインターハイも秋の国体も開催されることはありません。高校3年生の子を持つ一人の親として、そこを目指してきた若者たちとその周りにいる人々の心情はよく分かっているつもりでございます。 陳情を趣旨採択にするということは、これと同じような状況を生み出すのではないかという危惧、思いが私の中にあります。 本市に住まわれて間もない陳情者は、庁舎建設に幾つかの疑念を持たれ、それを仲間やご近所の方々に打ち明け、意を決して議会に陳情を出されました。まず、その勇気と行動力に敬意を表したいと思います。 加えて、仮にこの陳情が不調に終わったとしても、それは姶良市民の代表からなる議会の出した結論として受け止め、訴訟などそれ以上の訴えは考えてもいないというすがすがしさをも添えておられました。 つまり、我々の判断に全てを委ねる覚悟をお持ちなわけで、我々もその実直な覚悟に応えるべきであろうと思います。 私は、趣旨採択という方法論を全く否定するものではありません。含意は妥当であるけれども実現性の面で確信が持てない場合に不採択とすることもできないとして取られる決定方法があってもいいだろうと思います。財源的な問題からそうした決定を下すことはあり得るだろうと思うからです。 しかし、今回の陳情事項に実現性で確信が本当に持てないのでしょうか。パブリックコメントは周知徹底不足であり、あらゆる手段で広報、告知を行うべきだということの実現性に確信が持てないでしょうか。 そもそもパブリックコメントとは、往復書簡ではありません。市民から寄せられた声に行政が答える。こんな声が寄せられましたが、行政としては、こう考えていますということをまた広く広報し続けなければなりません。その答えに新たな議論が生まれたり、そこから市民運動が始まることはよくある話です。 ですから、一度聞いて答えたから終わりではなく、そのやり取りを広めていく必要があるわけで、それは、実現可能性の話ではなく、実行すべき事案です。この点に関しましては、議会側よりもむしろ執行部のほうが理解を示されていたように思います。 次に、周辺住民への配慮不足があり、デメリットについても十分な説明、配慮、対策を願うということの実現性に確信が持てないのでしょうか。 執行部も「真摯に受け止めて今後は徹底したい」としていたこの事項に、なぜ議会が確信を持てないのでしょう。法的には問題がない、やるべきことはやっている、お役所的な判断に議会が支配されてしまっているのではないでしょうか。 ついおととい、ある市の新庁舎建設現場で大規模な仮設の崩落事故があり、近隣に建築資材が飛び散るというニュースがありました。あの全国ニュースを見て不安になった住民への配慮も足りているのでしょうか。 私は、デメリット、リスクに関しては議会が探してあげるべきではないかと考えます。さらに、執行部も再検討の余地を示された高層立体駐車場を検討することになぜ実現性を確信できないのでしょうか。むしろ直接的に否定されるほうが私には理解しやすいものでありました。 では、市道役場東通線の再考に実現性を認められないということでしょうか。もうこれ以上訴えを起こす気もないという市民に対して、議会は再度一緒に考える機会さえ与えられないのでしょうか。 一部採択ではなく趣旨採択するということは、陳情事項の全ての実現性を認めず、趣旨だけを採択するということになります。つまり、陳情事項については、否定と同じであります。陳情事項は4つ掲げられておりますが、共通しているのは、住民の快適な住環境が損なわれないよう4つのポイントについてもう一度考えてほしいというものです。 趣旨採択するということは、4つのポイントについて、もう考える機会は必要ないとするものと同じであります。 なぜ高校球児達は涙を流したのでしょうか。甲子園に出られなかったから、そうではありません。甲子園に行くために挑戦する機会がなかった、機会を奪われてしまったからだろうと思います。 今、市民の中に新庁舎建設で不安を抱えている方がいる。自分たちの声をもう一度聴いてほしい。4つのポイントでもう少し考えてほしいと願っていらっしゃる。それをもう今の時点で考える必要はないと議会が判断するのは本当にいいことでしょうか。もう一回、考える機会をつくれるのは議会しかないように私は思います。 以上をもちまして、私の賛成討論と致します。 ○議長(東馬場弘君) 次に、11番、岩下陽太郎議員の発言を許します。 ◎11番(岩下陽太郎君) 陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書の件について、反対の立場で討論いたします。 今回の陳情書は、4つの事項において構成されております。 1つ目がパブリックコメントの周知徹底不足であるが、今回の件では募集期間中に5人16件のパブリックコメントが上がっております。これまでもパブリックコメントを実施してもコメント件数が少なかったり、件数なしということもあります。もちろん注目が高い事業等に係るパブリックコメントであれば、件数が上がり、動物愛護条例に関する条例などでは多くのコメントがきております。 そもそもパブリックコメントという制度を知らない人もいることは事実です。制度は知っていても、コメントを出すことをしたくないと思う人もいると思います。 したがって、今回、しっかりとコメントが出てきていることを考えると、行政は市報やホームページなどを使い、パブリックコメントの実施の広報、告知は実施されたものと言えると判断いたしました。 2つ目が、周辺住民への配慮不足であるが、これまでの経緯を追ってみても平成30年度の基本構想・基本計画策定以前から住民への説明等を行い、協議しながら住民に寄り添った形はできていると考える。該当住民全ての方が求める生活環境の考え方を新庁舎建設に反映させることは、事実上、不可能であり、行政が住民に対して行える最大限の配慮に近い形で計画が立てられていると判断できます。 したがって、周辺住民への配慮不足というものには当たらないと考えます。 しかしながら、庁舎建設において、まだ決まっていない事項や今の計画から変更する点なども今後もあり、また、住民の方が受けるデメリットに対して、少しでも改善できるかもしれないという視点を入れながら、今後の建設事業に携わっていただきたいと考えます。 3つ目の事項については、もう少し行政側が、市民の方々に提案していく必要があるとも考えます。構想にある自転車・歩行者のみが通行できるということについては、個人的には賛成です。ただし、そのスペースがただの道なのか、何か市民が催しなどが行えるいわゆるストリートなのか、もう少しイメージができる材料の提供をすると周辺住民を含める市民の皆さんがより深く考えることができるのではないでしょうか。 住民や市役所を利用する方でも利便性を考えると車が通れなくなることはデメリットですが、子どもや車椅子の方が安心・安全な状態で通行するためには、最高の方法であると思います。もし、市民の方がベンチに座り、語らうことができるあずまやなどを作る計画があるとすれば、また、お弁当販売が行われる場所があるとすれば、そのような情報も含めて、市道役場東通線の用途変更等の事項を説明してもらいたいと思います。 4つ目の事項として、高層立体駐車場の必要性を問い、計画の変更を求められておりますが、個人的には自走式立体駐車場の収容台数をさらに増やすことを求めたいと考えております。 理由としては、2011年3月11日の東日本大震災では、地震、津波により大きな被害が生じました。その大災害の中で倒壊せずに残った大規模建築物に大型商業施設や遊戯場施設などに併設された自走式立体駐車場があります。また、近年のゲリラ豪雨等で川の氾濫や増水等による浸水等の被害から逃れる方法として有効な施設であると考えております。それと、災害が起こった際に平地に物資支援基地を設置するよりも、高所でかつ、車で運搬できる場所に設置するためには、災害本部となる市役所本庁の横にある立体駐車場が最適であることは言うまでもありません。 したがって、1から4の事項について、これ以上、行政に対し改めてもらうものが大筋ではないものと考えます。 しかしながら、陳情者は、最近、土地を購入し、建物を建て、この場所で希望に満ちた生活を送ろうとしているところに対し、行政が十分に配慮できなかったのではないだろうかとも考えます。新天地に引っ越しして陳情が最初の大仕事になったことは本当に悔しい思いもあったことでしょう。 審査を通じて、庁舎建設予定地が商業地域で、住居等がある場所は準商業地域であり、法律に基づき庁舎建設が進んでいることは理解いただけていると陳情書を読み、陳情者の生の声で判断いたしました。 その中で、陳情者が求める周辺住民の快適な住環境が損なわれることがないようにという願いは十分理解ができ、行政は最大限努力を行う必要があると考えます。 委員会審査において、新規土地及び建物の購入者への事前のコンタクトは取れないのかという質疑に対し、担当課は「不動産販売業務の妨害になるので、事前のコンタクトは取れない」また、「販売する不動産業者等が購入者に対し、重要事項説明として説明すべきである」との回答であった。確かにそうだと思います。 しかしながら、地元不動産業者等への新庁舎建設に関する説明会や進行状況の説明資料の配布などを行っていない状況であれば、重要事項説明として不動産業者は記載できないのではないでしょうか。 それこそ不動産業者への責任転嫁になるとも思われます。そのような懸念を払拭するためにも、まだまだできることがあると考えます。 また、担当の課だけでなく、様々な部署でも新庁舎建設に関することにおいて懸案事項が出てきていると思います。行政内で情報を共有しながら周辺住民を含めた市民にとって最適な庁舎とその周辺にしていくことにさらなる努力が必要だと考えます。 近隣住民を含む市民に寄り添う形で事業を行うことを求めている今回の陳情者の願いは理解できます。したがって、担当課をはじめとするさらなる執行部は市民に対する視点を意識しながら、庁舎建設事業に関連する全ての業務を遂行していただきたいと考えます。 以上、陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情に対し、反対討論と致します。 ○議長(東馬場弘君) 次に、22番、有川洋美議員の発言を許します。 ◎22番(有川洋美君) 私は、陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書に対しまして、原案に対しまして、賛成の立場で討論いたします。 今回、陳情者である亀山氏をお呼びいたしまして説明を受けた後、執行部とのやり取りを議会の特別委員会で行いました。 その中で、この陳情項目、陳情事項4つに関しまして確認できたことがございます。 まず、陳情者が訴えておりますパブリックコメントの周知徹底不足、こちらに関しましては、執行部のほうは「まだ徹底していかないといけない」というふうに答えております。パブリックコメントは終わってしまったかもしれませんけれども、これからも庁舎建設に関しましては、パブリックコメントを、そして、その他のことに関しまして多くのパブリックコメントを今から市民に出していくことがあると思います。そして、その中で、パブリックコメントを知っている人と知っていない人の差があるのは仕方がないことかもしれませんが、努力をし続けていくということは行政としての責任であると考えます。そして、執行部のほうは周知をしないとは言っておりません。増やしていく方向ということをしっかりと確認できたと思います。 そして、2つ目の陳情事項であります。 周辺住民への配慮不足ということです。もちろんこういった大型施設を造る場合は必ずメリットがあるからこそ大型施設の建設に立ち向かっていくんですけれども、どうしても周辺住民というのはデメリットを受けてしまいます。それに対しての説明不足だ、もっと配慮が欲しい、そして、対策をお願いしますということですけれども、こちらも行政としては説明し過ぎて足りないということはございません。そして、それをまた取り組んでいくことも確認できました。 ですので、この事項を賛成できないということではないと思います。 そして、3番を飛ばしまして、4番目の高層立体駐車場の必要性でございます。 こちらに関しましても、執行部のほうも。 最初、6層で考えていたところ、これは違いましたね。すみません。 「階層を減らすことは可能である」と執行部のほうも答弁しております。いろいろと再考は可能であるというふうに確認しました。 そして、大きい問題となりましたのが、3番目の市道役場東通線の廃止に関して、この方が言っているのは、廃止をやめてくださいということではなく、来庁者の利便性は高くなりますが、周辺住民の利便性は著しく損なわれるので、再考を願いますという願い事でありました。 私は、この特別委員会の後にこちらの現地のほうに確認に行ってまいりました。車でその周辺を走ったところ、確かに非常に周辺住民の方の利便性は今よりは上がることはない、どちらかというと下がるなと感じました。 ということは、このまちづくり特別委員会におきまして、せっかく特別委員会が立ち上がりましたので、この陳情をきっかけに市役所周辺のまちづくり、つまり、今回に関しまして、私は道路を見たんですけれども、側溝の蓋がないとか、電柱が飛び出しているとか、道路の幅が狭いとか、あと、北側に関しましては、今は古びたものが出ていますし、見える形になっていますし、ブロック塀が中途半端に高さがあったり、その辺は、新しい新庁舎ができる、そして、8mセットバックすることによって、逆に明るく広々となるのではないかと私は感じております。 ただ、周りの道路の環境が非常に悪いなというのを考えましたので、それは陳情者をまた含めて、再考していく中のテーマとして、この特別委員会で取り組んでいくテーマにできるのではないかと思い、私は、この4つの陳情事項を採択するものであると判断いたしました。 よって、今回の陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書に関しましては、趣旨採択ではなく、陳情事項も含めて採択すべきと判断し、賛成討論と致します。 ○議長(東馬場弘君) 次に、1番、新福愛子議員の発言を許します。 ◎1番(新福愛子君) 私は、陳情第4号 姶良市新庁舎建設に関する陳情書について、反対の立場、また、趣旨採択については、賛成の立場で討論いたします。 4項目にわたる陳情事項は、ご自身だけでなく、近隣住民の声を代表する思いの内容でもあります。 しかし、周知徹底不足と言われるパブリックコメントについては、ホームページや広報紙等で新庁舎建設関連記事が幾度も掲載されており、今後もきめ細やかに発信していくとのことでした。 また、周辺住民への配慮不足、市道役場東通線の廃止、高層立体駐車場の必要性については、陳情者自ら、複数回、行政管理課を訪問され、担当者より説明を受けておられました。 これまで、近隣住民の影響を考慮し、精査していく等の姿勢も確認できたわけで、心情的には採択すべき陳情とも考えました。しかし、実現の可能性が低く、採択することで逆に無責任になることも危惧される部分もあることから、陳情には反対という判断になりました。 しかしながら、周辺住民の快適な住環境が損なわれることのないような新庁舎建設の進め方を願う思いや全国に誇れるすばらしいモデル庁舎を建設していただきたいという含意は十分にくみ取れるものであります。 新庁舎建設へのさらなる周知と理解を市民の中に醸成していくことの必要性を再確認する尊い陳情にもなりました。 よって、今回の陳情を趣旨採択とし、陳情者の含意を真摯に受け止め、議会としても、今後の新庁舎建設とまちづくり等庁舎特別委員会において、周辺住民への影響等についても、きめ細やかに調査を続けながらまちづくりを考えていくこと、執行部におかれましても、小さな声に耳を傾け、どこまでも、工事中のさまざまな不安やプライバシー保護の問題等についても、誠実な対応を続けていかれる中で、市民との信頼関係を構築していかれることを強く要請し、討論と致します。 ○議長(東馬場弘君) ほかに討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。これで、討論を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これから、陳情第4号 新庁舎建設に関する陳情書を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本件に対する委員長の報告は、趣旨採択です。本件を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者なし] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、陳情第4号は委員長報告のとおり趣旨採択にすることに決定しました。 ここでしばらく休憩します。10分程度とします。併せて追加日程を配付します。(午前11時23分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時32分開議) ○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。 ただいま市長から議案第76号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第5号)が、文教厚生常任委員長から発議第4号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書の2案件が提出されました。これを日程に追加し、それぞれ追加日程第1、追加日程第2として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第76号と発議第4号を日程に追加し、それぞれ追加日程第1、追加日程第2として議題とすることに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 追加日程第1、議案第76号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  議案第76号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 今回は、新型コロナウイルス感染症対策及び土木施設の災害復旧にかかる経費を計上しました。 まず、第1条、歳入歳出予算の補正についてであります。 予算書の9ページの総務費、1億766万7,000円の追加は、高度無線環境整備推進事業及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、北山、上名、漆地区の一部に光ファイバ回線を整備するための経費を計上しました。 予算書10ページからの民生費、1億2,295万6,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、ひとり親世帯臨時特別給付金及び保育所、認定こども園、児童クラブ等に対する交付金並びに生活困窮者自立支援法に基づき実施している自立相談支援事業委託料の実績増加に伴う追加経費を計上しました。 予算書12ページの商工費、3億8,167万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ市内経済の活性化と市民の生活支援を目的に実施するプレミアム商品券事業にかかる経費を計上しました。 予算書13ページの教育費、196万6,000円の追加は、小・中学校で使用するマスク、消毒液、非接触型体温計等を追加購入するための経費を計上しました。 予算書14ページの災害復旧費1,000万円の追加は、梅雨前線に伴う雨や強風などにより被災した土木施設の災害復旧にかかる委託料を計上しました。 以上、歳出予算について申し上げましたが、これらの補正額は6億2,426万7,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は412億1,475万2,000円となります。 この財源としましては、3ページに掲げてありますように、国庫支出金、繰越金及び諸収入で対処しました。 よろしくご審議の上、議決してくださるようお願いいたします。 ○議長(東馬場弘君) 提案理由の説明が終わりました。 ○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 ◆10番(森川和美君) お尋ねをいたします。 まず、総務費のこの高度無線環境整備推進事業でありますけど、この北山、上名、漆地区の一部に光ファイバ回線を整備するということですが、これは今回のコロナ禍の国の地方創生臨時交付金を活用して、本市の独自の事業ということなんですが、北山、上名は旧姶良地区ですよね。漆地区は蒲生ということで。加治木地区も何か所か私、この要望等も聞いているんですが、加治木地区辺りは何地区、まだ整備しなくてはならない地区があるのかどうか。多分、ほとんどあると思うんですが、そこら辺りは今回入れなかった理由をお知らせください。 それと、ひとり親世帯の臨時特別給付金、これは非常に私は最初から求めておったわけですけど、今回、国が2020年度の第二次補正予算が成立して、約3兆円この予算を地方に配分しているものを今回事業に取り入れたと思うんですが。お尋ねしたいのは、このひとり親の内訳ですね。私はちょっともらったのかもしれませんけれども、母子家庭が何世帯、父子世帯が何世帯あるのかどうか、そして、この母子、父子、おおよそ年間収入はどれくらいと掴んでいらっしゃるのかどうか、まずお知らせください。 ◎企画部長(松林洋一君) それでは、光ファイバ整備の関係についてお答えいたしたいと思います。 お尋ねのございました加治木地区についてでございますが、加治木地区のうち辺川地区の一部ですかね、そちらのほうに一部未整備の区間があろうかと思っております。それから、今回、整備をいたします北山、上名、漆地区につきましても、全ての部分を整備できるわけではございません。未整備地域のうち、比較的住民の方が多くお住まいになられている部分について今回整備をするということにいたしているところでございます。今、いわゆる幹線以外というか、木に例えれば幹の部分はできるんですが、枝葉の末端の部分はちょっと今回、北山、上名、漆についても整備できかねるところでございます。 このことにつきましては、採算性が乏しいという部分では、通信事業者にこれまでも整備をお願いしたところではございますが、なかなか採算性が乏しいということで通信事業者におきましても、これまでも整備が進まなかったという現状にございます。したがいまして、今、整備が未整備のところにつきましては、行政等で何らかの手立てをしなければ今後とも整備は進まないといったような地域ではございますが、費用対効果といったような観点、あるいは住民からのニーズがあるのかどうか、その辺りも考えなければならないというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) お答えいたします。 ひとり親世帯への臨時給付金の件ですが、まず内訳としましては、申請不要の816世帯について申し上げます。うち、父子世帯が46世帯、母子世帯が765世帯でございます。それと、収入の把握はということなんですが、子どもさんの数によって収入制限というのは若干変わってきますので、一概には言えないところなんですが、おおよそ年収が300万円以下というのを考えているところでございます。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) このひとり親世帯への今回の支給の件ですけれども、ある調査によりますと母子世帯では約82%が就業しているものの、パート、アルバイトなど非正規雇用が半数近い結果があると。母子世帯の平均年間就労収入が約200万円ということにあるわけですけれども。そこら辺りを含めて確かに国のほうの事業内容は5万円。そして、子どもさんが1子に3万円ですかね。それ以降お1人に3万円ということだったと思うんですけれども。そこらの非常に厳しい経済状況にあるところにさらに上乗せをするという検討はされなかったのかどうか。ただ、国からの1つの目安としましての5万円、3万円、3万円なのか。そういったところは考慮しなかったのかどうか。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) お答えいたします。 上乗せはなかったのかということなんですが、今回は上乗せは考えておりません。ただし、コロナが長引くようでありましたら、またそれぞれ検討しないといけないなと考えております。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) いいですか。ほかにありませんか。 ◆7番(鈴木俊二君) それでは、3番の商工費、プレミアム商品券についてお聞きをいたします。 とてもいいシステムを組んでいただいたと考えているところなんですが、今日、朝1番に特別委員会の委員長報告として出ささせていただきました。その中に、まだまだ不安があり飲食店には行けないという議員の意見がございました。私もそれを非常に今感じております。プレミアム商品券があったとしてもなかなか不安でお店には行けないんじゃないかなというような気がいたしまして、このプレミアム商品券を組まれる、議論はされる中で、そういう点についての議論があったのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎企画部長(松林洋一君) これを制度設計する段階では今回のクラスターの起こる前であったところなんですが。そのこともコロナの関係についてはまだまだ終わりではないということは十分に認識をしながら考えていたところでございます。したがいまして、本日、資料のいわゆる商品券の使用期間について若干長くとらさせていただくということで修正をさせていただいたところですが、その辺りも考え併せながら修正をかけたところでございます。 以上でございます。 ◆7番(鈴木俊二君) 確かに長引く状況ですので、いいときもあれば不安が募るときもあるのかなという気がいたします。少しでも、不安を取り除くことができればできるほど、このプレミアム商品券の事業としての効果も高まるのではないかなと思いますので、その辺を加味した事業になっていただければ1番いいと思うんですが、費用がかからない状態でこのプレミアム商品券事業自体をフォローするような、各お店に、例えば3密を防ぐ方法の通知を出すとか、そういうこともできるのかなと。併せるとすれば相乗効果が出て、よりよい事業になっていくのではないかなとは思いますが、その辺に関してのお考えをお聞かせください。 ◎企画部長(松林洋一君) もちろんお店に行かれる方々の不安を払しょくする取組というのは必要なことであろうし、今現在も各店舗、あるいは小売店業におかれても実施されているところでございます。今回、商品券事業を取り組むこととしたわけでございますが、例えば飛沫を防止するための防止剤といいましょうか、それ等の補助等もいかがなものかという検討はなされたところではございますが、既に店舗さん等でなされている実態もございましたので、今回については予算のほうには計上しなかったところでございます。しかしながら、この状況が長引くとすれば、またそれを別途検討していくことになろうかなというふうには思っております。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかにありませんか。 ◆1番(新福愛子君) 教育費についてお尋ねいたします。今回、小・中学校で使用するマスク、消毒液、非接触型体温計等ということですが、この等についてお尋ねいたします。今、鹿児島市内のほうでは早く対応されたようですが、難聴とか聴覚障がいを持ったお子さまにとってはマスクで先生のお顔がはっきり見えないと唇読っていうんですかね、唇の動きで読み取る子どもたちも複数いらっしゃるようで、このフェースシールドであったり透明マスクということを先生方にまずは配備していただきたいという声が市内ではあったそうです。早速対応されているわけですが。この等の中に、それらフェースシールドであるかとか透明マスクなどは入っていないのかお尋ねいたします。 ◎教育部次長兼保健体育課長(塚田佳明君) お答えします。 今回、購入を予定しておりますのが不織布マスクの大人用と子ども用、それとハンドソープを入れる容器ですね。それと加えまして、詰替え用の消毒液。それと、非接触型体温計と今議員がおっしゃいました教職員に使っていただくための透明マスクを購入する予定でございます。 以上です。 ◆1番(新福愛子君) 了解いたしました。安心いたしました。 あと、子どもたちもなかなか子ども用のマスクというのも難しくて、保護者の皆さん苦戦されているわけですが、やはり小中学生にとってはこの人の表情っていうのが情緒的なものとかいろんな精神的なものにも影響していくと思いますので、子どもたちへのこういった透明マスク、フェースシールドはちょっとあんまりあれかなと思いますので、透明マスクとか今後検討していく余地はないか、最後にお尋ねいたします。 ◎教育部次長兼保健体育課長(塚田佳明君) お答えします。 今回、提案させていただきました予算につきましては、4月に成立しました国の第一次補正予算にかかる予算ということで提案させていただいております。その後、6月に国のほうで第二次の補正予算が成立しまして、その中でまた新たにそういうことにも使えるメニューというのが示されており、ただいま学校現場にもその旨、情報をおろしております。それを吸い上げて今、そういった形で学校の要望に沿った物品を調達できるような形で今調整を進めているということでございます。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) ほかにございませんか。 ◆14番(堀広子君) 2点ほどお伺いいたします。 光ファイバの件ですが、先ほど未整備地区の件でご質問もありました。私も加治木地区におりますが、加治木の住民の方から特に小さな地区ですけれども、同じようにやっぱりみんな平等なんだよね、なぜ早くしてくれないんだろうっていう声がたくさん届いております。そういう意味でも是非今後の計画としてどのようなお考えを持っていらっしゃるのか。こういったところの未整備地区を含めての今後の計画ですね。 それからもう1点、これは参考資料としていただきました生活困窮者自立支援事業の件でございますが、このご説明の中で相談件数が増加していることから人員やそれから相談支援等の環境整備の面接相談等の体制を強化していくということで述べられております。この具体的にどのような体制を取っていかれるのか。併せてお尋ねいたします。 ◎企画部長(松林洋一君) 光ファイバの関係についてお答えいたしたいと思いますが、今回予算計上をいたしております上名、北山、漆地区につきましては、今回の予算で整備が完了いたしますと未整備地域のおよそ7割強の世帯がカバーできるというふうに見込んでいるところでございます。あと、加治木地区、辺川地区の一部、それから今回整備する場所のおよそ3割程度、それから例えば蒲生の新留地区とか、そんなところの一部実は未整備のまま残るところがございます。ただ、これにつきましては、今後とも通信事業者に整備をお願いしていくことになろうかと思いますが、いわゆる不採算地域でもございますので、なかなか民間での整備というのは難しいのかなというところでございます。かなり費用額も多額になるものですから、今のところここ数年のうちに整備が終わりますと言えるような状況にはないところでございます。 以上でございます。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) 自立支援相談事業の件ですが、現在、社会福祉協議会に委託してございます。相談員は現在4名ということで、この補正予算で1名増員をお願いして、相談事業にお願いをするというところでございます。それと、相談実績につきましては、参考資料に書いてございますけれども、この2か月、4月、5月のトータルで合わせますと、249件ということで平成元年度の291件にもう迫る勢いということで、相談件数が非常に多くなっております。なので、まずは人員を増加するということが目的でございます。 以上です。 ◆14番(堀広子君) この自立支援事業でございますが、相談者も相当増えているということで、体制を整えていくということでございますが。このコロナ感染症の影響で収入が減少した方への支援の実績というのは、例えば生活福祉資金の特例の貸与とか、あるいはまた住居確保給付金などが実績として多分現時点で挙がっているかと思いますが、どのような状況でしょうか。 それと、先ほどのこの未整備地域ですけれども、加治木地区ではまだ辺川だけではなくて、桃木野という集落の方々も強い要望がございます。ですから、全体時にどれだけの要望があるのか、そしてまた、要望だけでなく等しく整備していかなければならない問題でございますので、そういったことを含めまして、今後の大変厳しい財政状況の中で、しかも高額な財政が必要としますので、今後の計画としてはやはり同じく、等しく、平等に、同じことを何回も言いますけれども、配置していく、設置していくということを基本に据えて計画をやはり立てていく必要があるかと思いますが、どのようなお考えか再度お伺いしておきます。 以上です。 ◎保健福祉部長(竹下晃君) 分かる範囲でお答えいたします。 まず、住居確保給付金の件でございますけれども、延べ件数で今20件ほどあります。執行額でこの前、臨時の補正で増額補正をお願いしましたけれども、それも含めまして、今執行額が47万3,000円というところでございます。それと、小口の緊急相談ですが、これも件数ともに多くなっておりまして、ほぼ前年度に迫る勢いということです。今、手元の資料では3月からの件数になりますけれども、申請件数が約210件ほど、申請額で言いますと3,600万ほど、貸付件数が191件、貸付金額が3,270万ほどということになっております。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかにございませんか。 答弁がありました。ごめんなさい。 ◎企画部長(松林洋一君) 要望の光ファイバの未整備地域下の要望の状況でございますが、年によって多少増減があるものの年間10件程度は毎年そのようなお話を聞いているという状況にはあることは確かでございます。ただ、先ほども少し申し上げましたように、光ファイバとなりますと、1キロあたり300万、400万といったような額になるものですから、なかなか進まないという状況もございます。したがいまして、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、未整備地域につきましてはここ数年のうちに整備できますといったような状況にはないところでございます。 ○議長(東馬場弘君) 失礼しました。ほかにありませんか。 ◆13番(湯元秀誠君) 昼まで時間もないですが、光ファイバを市長、いろいろ考えていただいた中で、別な通信技術であるというようなことを今まで述べておられたわけですけど、今回光ファイバがこの漆地区やら上名地区、北山地区に入るということで非常にみんな期待をもっております。 この令和3年の3月の31日を完了とするというようなスケジュールではございますが、ちょっとそのスケジュールについてプロポーザル方式をとられるということでございますけども。それと、この方式については行政側がされることですので、構いませんが、住民への説明会等なされるものか、今後のスケジュールを含めて。 それと、光ファイバも同等なんですが、有線になるわけですので、どういう形で、形式で相乗りで、例えば電柱あたりに相乗りで配線がなされるものか、というのは光ファイバの場合は非常にこう高額なものでありますから、災害等で切断というようなことになりますと大変な工事費がかかるわけですよね。そういうことからして、どういう形でこの地域、漆地区なら漆地区の地域まで配線がなされるのか、そこら辺りをちょっと教えていただければなと思います。 ◎企画部長(松林洋一君) それではスケジュールの関係について私のほうからお答えさせていただきたいと思います。 今のところのスケジュールでございますが、7月中に公募方プロポーザル方式という方式でやりまして、通信事業者の募集をいたしたいと思います。8月中旬までには事業者を決定し、整備を進めるということといたしており、来年の3月末までには事業を終えたいという計画といたしております。 それ以外の件につきましては、担当課長のほうで答弁させます。 ◎企画部情報政策課長(湯田広美君) 情報政策課の湯田といいます。それでは、お答えいたします。 まず、説明会についてお話をさせていただきます。 ○議長(東馬場弘君) もっとマイクを手前に。 ◎企画部情報政策課長(湯田広美君) 失礼しました。それでは、説明会についてご説明いたします。地域住民の方への周知、説明会につきましては、プロポーザルで選定された通信事業者との協議、調整をした上になりますけれども、光ファイバ整備の整備エリア、そして工事の日程など通信事業者が作ります光ファイバ整備計画がまとまり次第、時期をみて地域住民の方への詳細な説明会を開催したいというふうに考えているところでございます。 それと、続きまして、どういった工事ということでございますけれども、今回ご審議いただいております補正予算についての光ファイバ整備につきましては、民設民営方式を採用することで考えているところでございます。これは過去近年のことなんですけれども、公設公営方式で事業整備した場合なんですけれども、地方公共団体において整備の老朽化に伴い、更新とか、あと利用者のニーズ、そして技術革新等に対応した設備の高度化等によりまして財政面の課題とか深刻さを増しているようでございまして、少子高齢化社会とか、あと住民ニーズの多様化等に業務の増加、そして地方公共団体自体の行政関係職員の減とかそういったものもあって、人的な確保課題も深刻化しておりまして。こういった負担を理由にしてサービスそのものが困難になりつつあるっていうのもお聞きしているところでございまして、今回考えていますのが民設民営方式なんですけれども、これは整備費用、そして後年の設備の維持費も一括してお支払いする、負担することになりますので後年の例えば光ファイバが切断されました等、あと機器が古くなりましたので更新しなければならないといったことについては電気通信事業者が自己負担をして整備をする、修理をするといったことになりまして、市町村において後年の負担が発生しない整備の方法でございます。 説明は以上でございます。 ◆13番(湯元秀誠君) 共同アンテナ等の敷設等がございますが、あの場合は共同体を作りながらで保険にかけているそういうあれでありますけど、今回は民設であるということで、例えば民間業者がそういうことを対応しながらやるということで、公共的な負担は、今後はもう発生しないというような理解でいいわけですね。そうですか。今、漆でも金の採掘の可能性にかけてもう何年か、ここ3年ぐらいになりますが、調査していますが、あの方々、いろんな事業の方々がこの地域で中山間で事業をやりたいときにこの光ファイバ回線がないと、やはり事業の展開が非常に鈍くなるというようなことを言われております。そういうことを含めますと、今回非常にこの点は効果的かなと思います。光ファイバの特徴を十分住民の方々にもお知らせしていただいて、できましたらそういう展開が広がっていくことをお願いしておきたいと思います。 終わります。 ○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。 ◆5番(田口幸一君) 今回の補正予算の8ページに補正予算額1,000万円が計上してありますが、これ番号1から番号43までこの1,000万円の補正予算額は、今日が最終本会議で議決になると令和2年度中にこの1,000万円の補正予算額、土木施設における災害復旧委託料の追加補正は今年度中に工事は終わる予定ですか。 ◎建設部長(松里智一朗君) ただいまの質問に関しましては、担当課長から説明させます。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) 土木課の師玉です。お答えいたします。 8ページの資料でございます。1番から43番までございますが、今回1,000万に該当する部分につきましては、26番から43番までの18件の1,800万が今回の追加補正に該当する部分でございます。これにつきましては、業務委託という形で急を要するものでございますので、早急に議決いただきましたら早急に発注をし、年度内に完成を目指すものでございます。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) ほかに何人いらっしゃるんですかね。いらっしゃるんですね。 ここでしばらく休憩します。お昼は1時15分から行います。(午後0時06分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を行います。(午後1時14分開議) ○議長(東馬場弘君) ほかに質疑ありませんか。 ◆17番(谷口義文君) それでは、1点だけお伺いするわけですが、まず、商工費、プレミアム商品券事業ですが、事業目的がありますが、この事業は市民には、非常に喜ばれる事業ではないかなというふうに思っております。 販売額が5,000円で、額面が1万ということで、非常にいい、倍になるわけですから、市民も喜ぶと思っております。 そこで、お尋ねしますが、500円が20枚で1万円というふうになっております。当初の予定では、計画では、8枚が飲食店ということでありましたが、今回宿泊施設にも8枚使えるということであります。 まず、この20枚の中の8枚というものは、これはどういうふうに20枚の中で表示されているのか、飲食店に限る、宿泊施設に限るというような表示がされているのかどうか、ということが一点。 それと、そういうことの中で、8枚が限定してあるということであれば、高齢者とか、体の不自由な方とか、中山間地域の方は、なかなか食べにも行かないと、宿泊施設も利用しないとなると、この8枚というのは浮いてしまうんじゃないかなと、使えないということになって、非常に不平等であるというふうに思っております。その辺のところを、それが一点。 それから、郵便局で販売するということでありますが、蒲生、姶良、加治木、どのくらい郵便局があるのかということです。簡易郵便局は除くということでありますが、その数、それと引換えをする場合、郵便局で、土日も、これは引換えができるのかどうかということ。 それから、取扱店を募集するということでありますが、まず取扱店には縛りがあるのか、この業種は駄目だ、この業種はいいというような限定するのか、その辺のところを、ひとつお示しください。 ◎企画部長(松林洋一君) プレミアム商品券の関係について、幾つかご質問いただいたところです。 まず、今回の商品券につきましては、資料でお示しをいたしておりますように、500円掛けるの20枚のワンセットという形になります。そのうち飲食店、宿泊施設用に8枚、その他共通用として12枚ということにいたしております。 このように区分をした理由といたしましては、市内の状況等をいろいろ見聞きいたしましたときに、外出自粛とか等によりまして、非常に影響の大きい部分がこの飲食店、あるいはホテル業に大きな影響があるということで、そこにつきましては、幾分手厚くしたらどうだろうかというのが、私どもの考えでございます。 そして、表示があるかということでございますが、当然その商品券には、これは飲食店、宿泊施設用ですよと、こちらのほうは共通用ですよという形で、色を分けて表示をさせていただきたいというふうに考えております。 それから、2点目ですが、使用される方が限られてくるのではないかといったようなこともあろうかと思いますが、私どもとしましては、より影響の大きかったところに、手助けをしたいという思いの中から、今回の制度設計をしたところでございます。 それから、郵便局の関係ですが、今回は購入に際して、郵便局での引換えということを考えております。郵便局は帖佐駅前、重富、姶良、三船、山田、イオンタウン姶良内、加治木、加治木須崎、蒲生、以上9つの郵便局で対応可能でございます。 このことは、例えば、庁舎でということになりますと、3か所しかございませんので、それよりも9局ということでございますので、利用者の利便性が高いというふうに思って、今回このような制度設計をいたしたところでございます。 加えまして、イオンタウン姶良内郵便局につきましては、土日対応も可能であるということから、郵便局に委託をするということにいたしたものでございます。 それから、4点目ですが、募集、これを取り扱う募集につきましては、一定の条件というか、を付した上で、募集をかけたいというふうに思っております。 例えば、風俗営業等の規制、それから役員が暴力団に関わっていないとか、そのような一定の条件はございますが、姶良市内に店舗があれば取扱店ということで、応募いただければ取扱店になれるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ◆17番(谷口義文君) 今、ある程度、飲食店、宿泊というものは、非常に被害というか、コロナの影響があるというふうなものはよく理解はできるわけですが、私が最初質問したですよ、8枚がそうやって表示されているのであれば、高齢者とか中山間世帯とか、利用しない方は、これどうするわけですかということも質問しているんです。8枚は浮いてしまいますがね、使わない場合は。 だから、不公平ですがね、20枚全部使う人もおれば、12枚だけ使って8枚は飲食店、宿泊だけに限るということで表示されておれば、使わない方は8枚分は、これは宙に浮いてしまうということになりますけども、そこの説明はなかったんじゃないですか、詳しく。大事なことですよ。 取扱店も分かりました。郵便局も大体分かりました。あとは、今の質問にしっかりと答えていただきたい。 ◎企画部長(松林洋一君) 制度設計につきましては、先ほど申し上げましたように、今回、コロナ禍によりまして、影響の大きいところに手厚くしたいという思いの中で、制度設計をいたしているところでございます。 ですので、ぜひとも、皆さん、飲食店でもご利用いただければというふうに考えているところでございます。 ◆17番(谷口義文君) 国の特別給付金は、これは、5人おれば5人分、50万というやつです。ところがこれは各世帯に1冊ということですから、非常に5,000円で1万というのは、これは魅力的なんです。特に主婦にとっては、毎日の買い物をするわけですから。 そういう中で、今、企画部長、ちょっと説明が足りていないような気がします。 であれば、それよく分かりますよ、飲食店、宿泊施設、コロナの関係で影響が大きい事業主というのは、よく分かるんですけれども、いろんなところまで及んでいるわけです、コロナの影響というのは。 そういうことを考えると、20枚自体を縛りをつけないで、フリーにすべきなんです。20枚自由に使えると、それが、私はこの商品券の目的に、コロナの今のときには、一番市民も喜ばれると思いますから、なぜここで、よく分かります、飲食店、宿泊施設と分かるけれども、この20枚フリーにすべきだったんです。 だから、今答弁されました。それでは、やっぱり不十分。ほかの議員も聞いてそう思うはずです。お年寄りとか、誰も使えないじゃないですか。 その辺のところの8枚がもし使えないとなると、どういうふうに考えいらっしゃるのかということを、私は質問しているんです。そこを分かりやすく丁寧に、これはこうだ、こうだというふうに、もうちょっと分かりやすく説明していただかないと、せっかくいい事業なんですから。 ◎市長(湯元敏浩君) この事業につきましては、このプレミアム商品券を使う側と、そして利用する側と、そしてそれを利用されて、何とか事業を立ち直ろうというほうの2つの側面があると思うんです。 当然、消費者側からすると、自由に使えるほうがいいと思います。しかしながら、その商品券を使ってもらうほうは、飲食店の方々は飲食店で使ってほしいということがあると思います。これはなかなか平行線で行かないんですが、今回のコロナの場合は、まずこのプレミアム商品券で事業者の方々を、市民のみんなで助けてあげようという趣旨が入っております。 ですので、皆さん利用されて、地元の企業、地元の飲食店を利用されて、そしてそのプレミアム商品券を有効に使ってあげて、飲食店並びに小売店の方々を助けていただきたい、そういう目的がございます。 ですので、ぜひとも、山間部の方々、お年寄りの方々、友人、知人、そして家族等誘い合わせて、飲食店を利用していただいて、密にならないような形で、少人数で利用していただいて、有効に使っていただければと思います。 期間も来年の、年度末のちょっと前まで延ばしてありますので、是非とも期間も長いですので、有効に、そして楽しんで使っていただければ、そういう気持ちでございます。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) 3回になりました。ほかにありませんか。 ◆15番(吉村賢一君) まず、光ファイバ整備事業について伺います。 先ほど、民間で、民設民営ということでした。この民設民営でやるわけですが、これが修理、補修まで面倒見るということでした。これは期間が限界があるのか、永久に、半永久的に面倒見るということになっているのか。 それと、先ほど質問があったかと思うんですが、やはりこのほかのまた周りの地域も希望されているかと思うんです。対策は考えておられると思うんですが、めど的に何年ぐらいで全域カバーしようと考えておられるか。 それから、各家につなぐという手間が、当然有線であればあると思うんですけど、その辺の周知、あるいは費用はどのくらいかかるのか、伺います。 それと、プレミアム商品券について一つ質問します。発行総額3億7,000万ということなんですが、これは1冊5,000円で市民が購入するわけです。そうすると、単純にいうと、5,000円を市なり、このコロナ対策の経費から出すということですから、3億7,000万全部丸々出すんじゃなくて、この半額を市が負担するという勘定じゃないかなと、ちょっと簡単な算数の質問をさせていただきます。 ◎企画部長(松林洋一君) 今回の光ファイバ整備につきましては、今、議員からお話ございましたとおり、民設民営という形での整備をすることといたしております。 今回の予算計上につきましては、設備事業費が1億600万ほどかかるんですが、それに開通工事費と維持管理費の6,700万円、合計1億7,300万ほどになるんですが、そのうち国から通信事業者へ直接支払われます補助金、これは別途3,500万円ほどあるんですが、それと通信事業者負担となる3,000万円と、これを差し引いたおよそ1億700万円を予算計上いたしているところでございます。 それで、後年度の維持管理につきましては、通信事業者の責任においてということになりますので、今聞いているところでは、ずっとということで聞いているところございます。 それから2点目でございますが、今回も漆、それから上名、北山のほぼ中心部について整備をいたしますが、いわゆる枝葉の部分については、未整備のままということで残りますし、これまで、午前中でも質疑がございましたが、加治木の一部とかにも未整備地域が残ることになります。 しかしながら、本市の光ファイバの整備率というのは、県の普及率の93.3%に比較しますと、98.6%ということで、かなり高い数字ではあるところでございます。 周りのところの未整備地域の今後の目途いうことをお話なさいましたけど、ご質問くださいましたけど、午前中での質問の中でも答えいたしましたように、ここの数年のうちに整備は終わりますよと言える状況にはないところでございます。 それから、家につなぐ手だてにつきましては、いわゆる市街地と同様で、そっから家に引くのには、当然工事が要りますし、モデムも必要になろうかと思います。これはどこの地域でも一緒になろうかと思います。 それから、プレミアム付商品券の関係についてでございますが、お察しのとおり、5,000円の商品券を1万円で買うということですので、市からの手だてとしましては、5,000円分ということになります。 以上でございます。 ◆15番(吉村賢一君) もう一度質問させていただきたいと思うんですが、先ほどの光ファイバのほうで、家につなぐ、戸別の家につなぐのはモデムとか、あるいは工事はそれなりかかりますよということですが、それなりというのはどのくらいのもんなのか、額的には。いわゆるこういう中山間地域で、せっかく設置しても、巨額な金が各家庭にとってかかるようでしたら、せっかく設置しても利用率が低くなるんじゃないかなというのは、ひとつ疑問に思っているわけです。 それから、この光ファイバ引く場合に、直径が幾らかというのもありますけど、いろんな、例えば、ガス管とか、水道管とか一緒に埋設していくということも、場合によっては考えていかれないのかなというふうに思っているところです。 それと、先ほど、商品券の件、3億7,000万というのは、一応予算組んでおいて、後で減額補正するという考え方なんですか、そうすると、5,000円と1万円の差というのは。 ◎企画部長(松林洋一君) 光ファイバの関係、自己負担の関係については、担当課長のほうで把握しているそうでございますので、そちらのほうで答弁をさせていただきます。 プレミアム商品券につきましては、各家庭で購入していただく分につきましても、歳入のほうで、雑入で予算立てをしているところでございますので、こちらのほうでご確認ください。
    ◎企画部情報政策課長(湯田広美君) それでは、費用負担について答弁させていただきます。 今回整備をします事業におきましては、幹線の部分の整備にかかるものでございまして、当然幹線から各家庭に引き込むための費用というのは、利用者の方が申込みをされて、それに応じて事業者さんが宅内まで光回線を引くことになります。その費用につきましては、初期経費としましては2万5,000円程度、安いところでは2万円程度になりますけれども、大体2万5,000円上限とした金額になろうかと考えています。 そして、毎月の費用については、5,000円程度の利用料ということで考えているところでございます。 そして、工事の内容ということで、地下埋設とかいうお話ございましたけれども、それに関してなんですけど、今回の整備費用というのは、光回線を電柱、コンクリート柱を空中、コンクリート柱をはわしながら、引いていく工法をとっておりますので、そのほかの回線等を一緒に埋設するということではなくて、あくまでも、電柱、コンクリート柱を張り渡すという工法を考えているところでございます。 以上、お答えいたします。 ○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかにありませんか。 ◆9番(上村親君) まず、財政課のほうにお尋ねしたいと思うんですけれども、先般の第4号補正の中で、財政課長の説明の中では、国の第1次補正の中では、本市に来るのが約3億円ということをされて、2次補正の2兆円の中には、合わせると、第1次、第2次補正を合わすと11億3,400万程度、本市に来るという説明があったかというふうに記憶しているんですけども、それで間違いないかどうか。 それから、この質問で一番したいのは、今回の第4号、第5号の補正を合わせますと、約9億円でなろうかと、単純に計算しますと、そういうふうに考えるんです。そうしますと、財政課長がおっしゃいました最初の、合わせて11億3,400万ですか、それを引きますと、約2億が余っているんじゃないかなというふうに計算ができるんじゃないかなと思うんです。 その残りの財政を、今回の国の施策のほうでは、各地方自治体がそんなに制約をしないで使っていいですよというようなことの国の方針だったですね。そういったことを考えますと、今後、そういった残った金額をどのような事業に充てていくのかというのが1点です。 それからもう一点は、先ほどからちょっと話題になっていますプレミアム商品券、確かに3億7,000万、そのうちの市の持ち出しが1億8,500万、当然1億8,500万は商工費雑入に入ってきてます。その1億8,500万は政府の給付金の中に入れ込んでいいのかどうか、そうすると、政府から来た給付金のほうがまた膨らんでくるわけですから、事業が拡大できるんじゃないかなと思うんです。それができるかできないかという問題。 それから、先ほど、その8枚の4,000円です、宿泊券。単純に計算しますと、姶良市の人口約7万7,000人、戸数でいくと、3万5,000戸ぐらいですか、行政の皆さんにお尋ねしますけど、我々も宿泊を、姶良市内のホテルに泊まるのに独りで行く人、あまりいらっしゃらないと思うんです。 そりゃ、どうしても独りで行けち言えば、独りで行くかもしれないけど、そりゃ、夫婦世帯であれば夫婦、子どもさんがおりゃ子どもさん連れ、そういった形態になるんじゃないでしょうか。そういったことは熟慮されなかったのかどうか。 宿泊施設も、国のほうでは、持続化給付金というのは出しているわけでしょう。そういったことを視野に入れると、もう少し制約をしないほうが、私はベターじゃないかなというふうに思います。 また、宿泊施設のほうも、一応イベントを打って、そのイベントに対して親子とか、夫婦とか、そういった客寄せをするようなイベントを打っていただくと、自然と姶良市民の方々も足が向くと思うんです。 ですから、姶良市内の宿泊施設も、姶良市民に対して、これだけのことを減額しますよと、それに対して姶良市の行政のほうが支援をしたほうが、私は分かりやすいと思うんですけど、そういった考えは、市長はどういうふうにお持ちでしょうか。 ◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 地方創生臨時交付金、今、議員からございました金額のとおりですが、ここで改めて正式に、正確に限度額、来ている額を申し上げます。国の1次補正のその一部分約7割に当たる部分に対する姶良市の上限額が2億9,397万8,000円、国の2次補正の2兆円分、国の予算として2兆円にあたる部分の上限額が8億4,090万4,000円、合わせまして、11億3,488万2,000円でございます。 これに、先般の委員会審査の中で申し上げたんですけれども、1次補正の分の残りの3割分、国の予算でいくと3,000億円にあたる部分が、これがまた改めまして、全国の都道府県市町村に配分予定なんですが、今の予定では、ここの部分については、今年国が、コロナウイルスに関する補助金ではなくて、通常に行われている様々な国庫補助金事業がありますけれども、それの各都道府県市町村の活用状況が積算根拠にされるという、ちょっと複雑な部分がありますので、それを国が、内閣が調整をする中で、秋ぐらいまで、交付の額が示されたり、使えたりするようなのが、ずれ込むかなという予想でございます。 ですので、姶良市としては、このコロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金については、11億円プラス、ここでもアルファという状態で申し上げたいと思います。 先ほどありましたように、今年は4月以降に臨時議会でもコロナウイルス対策の予算をお認めいただいたんですけど、これまでに、おっしゃってくださいました7億から8億の予算計上しているところでございます。 これは、歳出予算でコロナのその臨時交付金を充てる歳出額相当分を歳入予算に計上しておりますが、当然その範囲内で執行残というのが出てくる通常の執行と一緒になってきますので、ただこれ上限額ですので、姶良市としては、この上限額までは使えるわけですから、使い切らなければならないようなところが出てきます。 ですので、今後9月補正や、また、先ほどの話を踏まえまして、12月補正などでも、コロナに関する、この交付金を使う姶良市のための事業と、それとコロナ交付金を使って既にお認めいただいた予算を、執行しているところなんですけども、それが思うほど、例えば歳出が伸びなかったとかいう場合には、今度はそこのやりくりといいますか、また次の予算を考えるなどの調整を、議会の皆様方に、補正予算という形でお示しすることになります。 それから、プレミアム商品券の予算の部分ですけれども、これは同じように、地方創生臨時交付金を充てられるんですが、いわゆる生活支援という意味では、現金給付だったり、それから経済対策でこういうような金券を使うようなメニューというのを考えられる都道府県自治体が多いんですけれども、当然、その中に、普通のコロナウイルスの交付金がなければ、姶良市の一般財源を投入する部分に充てられるという補助金になりますので、今後考えていく施策によっては、この交付金を充てたり、増額をしたり、また、今までにやったような事業の2回目が出たりとかいうようなことをされる自治体もぼちぼち出てくるところですけれども、それはくしくもコロナが終息にずっと向かっていくのではなくて、やはりまた感染症防止に戻らなければいけない、それから金券、現物支給に戻らなければならないというような状況で繰り返している状況もあるかと思いますので、そこら辺りを対応してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◎企画部長(松林洋一君) 2点目の関係について、プレミアム商品券の関係について答えいたしたいと思います。 まず、前段といたしまして、実は6月の中旬でしたか、商工会の代表の方、それから観光協会の代表の方、特産品協会の代表の方々と意見交換をさせていただいた経緯がございます。 その際にも、プレミアム商品券の要望があって、その後、正式に要望書という形で、3者連名で市のほうに要望書をいただいているところでございます。 その中で、意見交換会の中でも、宿泊業の代表の方も見えられておりまして、例えば、従業員を休ませている状況とか、宿泊客が全くない状況の中でと、いわゆる切実な声を聞くに及びまして、今回、飲食と宿泊については、かなり厳しい状況があるということを、かいま見ましたので、今回そこについては少し手厚くしたいという思いで、この制度設計をいたしたところでございます。 もちろん宿泊業者におかれましても、市内の方が市内のホテルに泊まるということは、あまり多くないだろうというような想定はされているところでございますが、市においても、ホテル業界にも目を向けてくださっている、といったような精神的な支えというのもあるんだろうというふうには思っているところでございます。 ただ宿泊業界におかれましても、先ほどお話がございました、イベント的なものも考えているということは聞いているところでございます。 以上でございます。 ◆9番(上村親君) 中身に入っていきますけども、姶良市内のほうに宿泊施設、何施設ありますか、収容施設は何部屋ありますか。 1万円のうちの約4割が宿泊施設になるわけですね。8枚ですから、4,000円。宿泊施設が何施設あるか分かりませんけれども、ちょっと教えていただければ。約1億5,000万程度はそこに行くわけでしょう。その何十か所、何百か所あれば別ですけれども、そういったとの計算されているんですか。 宿泊施設数とそれから収容部屋数。 ◎企画部長(松林洋一君) 少し誤解があるといけませんので、最初にお話をさせていただきますが、500円券を20枚準備をいたす、これがワンセットなんですが、飲食店と宿泊用に使える分が8枚、その他共通で使えるものが12枚ということですので、この8枚は宿泊だけではなくて、飲食店も使えるということでございますので、その点ご理解いただければと思います。 それから、宿泊施設の関係でございますが、すみません、誠に申し訳ございません。こちらに資料がございませんので、後もってお伝えしたいと思います。 以上でございます。 すみません、ございました。ホテルにつきましては、ホテルAZさん、ファンコートランドホテルさん、アイライクホテルさん、グッドイン加治木、フォンタナの丘かもう、以上で265室、313名というようなマックスの宿泊になるようでございます。 以上でございます。 ◆9番(上村親君) ちょっと説明が悪かったのか、我々議員のほうもちょっと理解がしてなかったんだけれども、この飲食店と宿泊施設、これは併用で使えるということ、使えるということ、それなら了解しました。 宿泊施設の制約があるのかなと思ったんですけれども、そうじゃないんですね、分かりました。 以上で終わります。 ○議長(東馬場弘君) ほかございませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) これで質疑を終わります。 ◎10番(森川和美君) 動議。 ○議長(東馬場弘君) 動議を、また誰かいらっしゃいますか。 動議に賛成される方は。内容は。 ◎10番(森川和美君) 動議の内容は、プレミアム商品券、非常にすばらしい内容だと思っておりましたが、これはあくまでも、使われる側のサイドに立ったような内容です。 ですから、動議を出した内容は、この飲食店及び宿泊施設、ここを使える8枚を広げていただいて、これはもろ手を挙げて賛成です。 ただ、先ほどから議論になっておりますように、非常に使い勝手は、使う側にはなってないと、お独り家族とか、あるいは障がいのある方とか、体の不自由な方が使えないということで、この色はついているけれども、使う方が強い希望があれば使ってもいいというふうに内容を変更していただくという動議でございます。 ○議長(東馬場弘君) 森川議員、文書をもって動議を出していただくためには、まず、2人以上の賛成者もありますので、ここでしばらく休憩します。(午後1時52分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を行います。(午後2時20分開議) ◎10番(森川和美君) 大変ご迷惑をかけておりますけれども、内容的には、先ほど申し上げたように、今回のプレミアムの事業はもろ手を挙げて賛成しようと思っておりましたが、同僚議員のいろんな質疑においての、この5,000円の20枚の使用の仕方、これが飲食店、さらに宿泊施設用まで広げて、8枚の4,000円は使えるということなんですが、確かに事業者が休業要請に従って、いろんな事業者が大変なところになっております。 そういうところを助けようということで、この内容にはなっているわけですけれども、いろんな質疑の中で、どうしても、飲食店あるいは宿泊施設を使えないお年寄り、お独り家族、高齢者、体の不自由な方は、100%といって使えないと思うんです。 そういう方は、私はどうしてもこれを使えないということで、その4,000円分もほかのスーパーあるいは雑貨店で使えるようにするだけのことであるから、私は、事業費に変更もないし、公平公正という観点からした場合に、この8枚の4,000円分を色分けしたくない人は、自由に使えるということだけで変更を求めるものであります。 確かに、そうしますと、今までのように、大型店舗とか、特殊な、特別な商業施設だけに偏っていくという心配がありますけれども、今回の場合は、皆さんちょっと違うと思うんです。飲食店を助けてやろう、宿泊施設を助けてやろうと、家族4人おるところは、お前が一人泊まいけ行たっみれと、あるいは、スナック、喫茶店でも使えるわけですので、そこを自由に使えるように、使いたい人は、そういう意味での内容変更を求めたものであります。 同僚議員の賛成をよろしくお願いいたします。 ○議長(東馬場弘君) ただいま、森川議員から動議が提出されました。 まず、森川議員の動議に賛成の方の起立を求めます。今、説明に対しての、森川議員の動議に対しての賛成の方の起立を求めます。    [賛成者起立] ○議長(東馬場弘君) 起立少数です。したがって、森川議員の動議は否決されました。 ○議長(東馬場弘君) ここでしばらく休憩します。(午後2時23分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を行います。(午後2時25分開議) ○議長(東馬場弘君) 以上で、議案第76号の質疑を終わります。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。ただいま議題となっております議案第76号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、議案第76号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから議案第76号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第5号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 追加日程第2、発議第4号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書を議題とします。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。ただいま議題となっています発議第4号は、会議規則第37条の規定によって、趣旨説明及び委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、発議第4号は、趣旨説明、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 提出者の小山田文教厚生常任委員長、登壇してください。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。降壇ください。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、発議第4号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、発議第4号は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) ここでしばらく休憩します。(午後2時29分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時30分開議) ○議長(東馬場弘君) ここで、企画部長から発言の訂正の申出があります。これを許します。 ◎企画部長(松林洋一君) 申し訳ございません。先ほど、質疑の中で、上村議員から宿泊施設についてご質問をいただきました。その際に、私のほうで、ビジネスホテルのみの回答をいたしたところでございますが、すみません、改めてここで、宿泊施設について回答いたします。 ホテル等につきましては、ファンコートランドホテル、渓谷苑、グッドインホテル、加治木温泉センター、フォンタナの丘かもう、ホテルAZ鹿児島、アイライクホテルといった宿泊施設でございます。 このほかに、キャンプ場がございます。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) ここで、お諮りします。 ただいま、市長から、議案第77号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第6号)が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第3として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、議案第77号を日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 追加日程第3、議案第77号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  議案第77号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 今回は、7月3日以降の大雨に伴う災害復旧に要する補正予算を計上しました。 まず、第1条歳入歳出予算の補正について、款ごとに歳出の主な補正内容を申し上げます。 予算書7ページの消防費につきましては、避難所運営など災害対応にかかる職員の時間外勤務手当を計上しました。 8ページからの災害復旧費につきましては、耕地、林道、土木施設における災害復旧委託料、土のう袋や砕石などの消耗品費及び原材料費、公共工事測量設計委託料、職員の時間外勤務手当の追加分などを計上しました。 以上、歳出予算の主なものについて申し上げましたが、これらの補正総額は、1億2,062万円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は、413億3,537万2,000円となります。 この財源といたしましては、3ページに掲げてありますように、繰越金及び諸収入で対処しました。 よろしくご審議のうえ、議決してくださるようにお願いいたします。 ○議長(東馬場弘君) 提案理由の説明が終わりました。 ○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。議案第77号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第77号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第77号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第6号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第6、常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の審査・調査の件                                  及び日程第7、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を一括議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第111条の規定によって、お手元に配付しました継続審査・継続調査事件一覧表のとおり申出がありました。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査・継続調査をすることにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査・継続調査とすることに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第8、議員の派遣についてを議題とします。 ○議長(東馬場弘君) 議員の派遣については、会議規則第167条第2項の規定によって、議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した議員派遣計画一覧をお手元に配付しております。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。議員研修会等の派遣については、議員派遣計画一覧のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。よって、議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した議員派遣計画一覧のとおり、議員を派遣することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。本会議の案件中、字句等の軽微な整理を要するもの、行事計画の変更等については、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、字句等の軽微な整理、行事計画の変更等は、議長に一任することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 以上で、議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議を閉じ、令和2年第2回姶良市議会定例会を閉会します。(午後2時38分閉会)              地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   姶良市議会議長   姶良市議会議員   姶良市議会議員...