令和 2年 3月定例会(第1回)令和2年第1回
姶良市議会定例会議事日程第5号 3月16日(月)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議
案│ 議 件 名
│ 備 考 ││番号│番 号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│ │一 般 質 問 │ │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘ ┌───────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年第1回
姶良市議会定例会 │├────────────────────────┬─────┬────────────
┤│ │開会(議)│ 午前10時00分
││ 令和2年3月16日(月)本会議 ├─────┼────────────
┤│ │閉会(議)│ 午後 3時46分 │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──
┐│出席議員│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名
│出欠│議席│ 氏 名 │出欠││及
び│番号│ │の別
│番号│ │の別
│番号│ │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 1|新福 愛子 |出 | 9|上村 親 |出 |17|谷口 義文 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 2|竹下日出志 |出 |10|東馬場 弘 |出 |18|小山田邦弘 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 3|国生 卓 |出 |11|岩下陽太郎 |出 |19|萩原 哲郎 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 4|峯下 洋 |出 |12|松元 卓也 |出 |20|堂森 忠夫 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 5|田口 幸一 |出 |13|湯元 秀誠 |欠 |22|有川 洋美 |
欠 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 6|湯之原一郎 |出 |14|堀 広子 |出 |23|犬伏 浩幸 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 7|鈴木 俊二 |出 |15|吉村 賢一 |出 |24|森川 和美 |出
|│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──
┤│ | 8|湯川 逸郎 |出 |16|和田 里志 |出 | | | |├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──
┤│ 出席 21人 欠席 2人 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐| 本
会議書記氏名 │ 事務局長 │ 谷山 浩 | 事務局次長 | 迫田 耕蔵 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────
┐│ 地方自治法 │市 長│湯元 敏浩 │蒲生総合|大山 勝範 |建設部長|徳部 健一 |│ 第121条
│ │ │支 所 長| | | |│ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長|前畠 実 |企画部長|宮田 昭二 |消 防 長|米澤 照美 |│ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名 |教 育 長|小倉 寛恒 |市民生活|福元 義行 |教育部長|岩下 直司
|│ │ │ |部 長| |
| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ |総務部長|宮園 正浩 |保健福祉|竹下 晃 |水道事業|水流 哲也
|│ │ │ |部 長| |部 長
| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ |加治木総|草水 博行 |農林水産|枦 良信 |総務部次|庄村 幸輝
|│ |合支所長│ |部 長| |長兼
危機| |│ │ │ | │ |管 理
監| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │企 画 部|松林 洋一 |建設部次|田代 信彦 |総 務 部|堂路
温幸 ││ │次 長 兼
│ |長兼都市| |
財政課長| |│ │企画政策│ │計画課長| | │ |│ │課 長│ | │ | │ |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │企 画 部|原田 正巳 |農林水産|吉田 孝 |農 業|米迫
愼二 ││ │次 長 兼
| │部次長兼| |委 員
会| |│ │商工観光| │耕地課長| |会 長
| |│ │課 長
| │ │ | │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │市民生活|吉永 惠子 |教育部次|小林俊一郎 |農 業|新門 哲治
││ │部次長兼
| │長兼学校| |委 員
会| |│ │男女共同| │教育課長| |
事務局長| |│ │参画課長| │ │ | │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉|鮫島美保子 |教育部次|塚田 佳明 │水道事業|若松 耕市
││ │部次長兼
| │長兼保健| |
部下水道| ││ │子ども政| │体育課長| |課 長
| ││ │策 課 長
| │ │ | │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉|野村 昭彦 |水道事業|押領司典子
| │ ││ │部次長兼| |部次長兼
| | │ ││ │長寿障害| |
管理課長| | │ ││ │福祉課長| | │ | │ │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘ 3月16日
○議長(森川和美君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議)
○議長(森川和美君) 本日の日程は、配付しています議事日程のとおりであります。
○議長(森川和美君) 日程第1、一般質問を行います。 本日は5名の一般質問を行います。順次発言を許します。 まず、16番、和田里志議員の発言を許します。
◆16番(和田里志君) 登 壇 おはようございます。令和2年第1回定例会、トップバッターで質問の許可をいただきました、姶良が輝く市政クラブ姶輝、池島町の和田里志でございます。本日も朝早くから傍聴にお越しくださいました皆様、そしてインターネットの中継をごらんいただいている皆様に厚く御礼を申し上げます。 さて、世界的な異常気象でしょうか。例年にない暖かい冬で幕あけしたことしは、56年ぶりのスポーツの祭典、オリンピック・パラリンピック、そしてかごしま国体、姶良市制10周年など、記憶に残る1年、節目の年になるはずでした。 しかし、新型肺炎が世界中で猛威を振るい、完全なパンデミックに陥った感がある中、あちこちで非常事態が宣言されるなど、経済状況まで懸念されております。一刻も早い終結、予定されている祭典、イベント等が計画どおり実施できますよう願うところであります。 また、この3月末をもって退職される皆様方、ご定年、おめでとうございます。本当に長い間、お疲れさまでした。これからは第二の人生、ますます謳歌していただきますよう申し上げ、通告しました質問に入ります。 質問事項、施政方針と新年度予算について。 要旨、定例記者会見で、事業の効果や効率性などを改めて検証し、民間活力の導入などの検討や積極的な歳入の確保に努め、限られた財源でより有効な行政サービスを提供できるよう予算編成に取り組んだとされました。そこで、以下について伺ってまいります。 1、新年度予算編成に当たっての基本的な考え方と留意した事項は何か、伺います。 2、市長が掲げた大きな公約、記憶に残る節目の年となるオリンピック、国体関連、複合新庁舎関連、市制10周年記念事業関連以外で、新たに新年度予算に盛り込まれた事業と特に市長が推進した事業は何か、伺います。 3、歳入においては、国・県支出金等の活用、交付税措置のある地方債の活用などによる財源の確保を図るとされました。具体的に示してください。 4、歳出においては、
社会保障関係経費の増大や市民目線の財政需要を踏まえ、さらなる行財政改革を進め、効果的かつ効率的な施策の実施に努めることを基本として編成した予算とされました。具体的に示してください。 5、当初予算書に掲載されていない事業(国・県の助成、補助事業等)の明細を示してください。 6、
予算書掲載繰越金の積算根拠、現時点での概算見込み額を示してください。 7、「すべてを姶良市のために。姶良市民のために」一意専心し結果を求めて邁進するとされましたが、現時点での課題及び市民や職員に求めるものは何か示してください。 以下は一般質問者席より伺います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 皆様、おはようございます。今回は19人の方から一般質問をいただきました。順次答弁を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 それでは、和田議員のご質問にお答えします。 施政方針と新年度予算についての1点目のご質問にお答えします。 市制施行から10年が経過する令和2年度は、これまで築き上げてきた新市・姶良市としての礎の上に、さらなる発展につながる種をまき、水をやり、そして育てていくまちづくりを実現していくための節目の年であります。 令和2年度は、多様化する市民のニーズに応えて、効果的・効率的な市政運営を進めていくために、市が真に担うべき事業を選択し、財源をこれに集中することで、限られた財源を有効に活用し、市の持続可能な発展と市民福祉の向上に資するよう取り組むことを基本的な考え方として予算を編成しました。 歳入予算におきましては、景気や経済状況及び国・県の動向を注視するとともに、受益者負担の原則を考慮すること、また、補助制度や地方債の有効活用に努めることなどを主な留意点としました。 一方、歳出予算におきましては、緊急性、公共性、投資効果等の検証により、重点的な事業の選択を行うとともに、事務事業効果を十分把握し、効果の乏しいものは、整理・縮減を行うなど見直しを行い、必要最小限の額となるよう節減に努めることや、国・県の補助金、交付金等を有効活用し、市費予算の圧縮に努めることなどを主な留意点としました。 2点目のご質問にお答えします。 ご質問の中で掲げられた施策、事業を除いた新たな政策的事業としましては、情報を更新・集約した新たな総合防災マップの作成、地域に伝承される食文化の発信や地産地消につなげるための煮しめグランプリの開催、子どもの未来を守る
ミルク助成事業などを予算計上しました。 また、継続的な事業につきましても、これまでの市政において、政策的に立案、予算化され、市民福祉の向上を目的に継続的に実施されているものがあることから、巡回バスや
予約型乗り合いタクシーを運行する
公共交通対策事業、自治会防犯灯の
LED化推進事業、有害鳥獣の被害防止対策・捕獲事業、児童、障がい者、高齢者に対する福祉・扶助関連事業などについて、内容や進捗状況、これまでの実績・効果などを踏まえて、十分に検証の上、予算計上しました。 3点目のご質問にお答えします。 令和2年度の国庫支出金において、新たに活用する主なものは、
総合防災マップ作成に伴う防災・
安全交付金効果促進事業補助金、
重富漁港航路浚渫工事に伴う
水産物供給基盤機能保全事業補助金、特定個人情報の提供の求め等にかかる電子計算機の
設置等関連事務の委任にかかる社会保障・
税番号制度システム整備費補助金などであります。 次に、県支出金において、令和2年度、新たに活用する主なものは、農業用水路等の老朽化対策や長寿命化に伴う
農業水路等長寿命化・
防災減災事業補助金、移住・定住の促進及び中小企業等の人手不足の解消を目的とした移住就業・
起業支援事業費補助金、若年の末期がん患者の日常生活を支援し、患者及びその家族の負担の軽減を図るための
若年末期がん患者療養支援事業費補助金などであります。 また、地方債の活用上の留意点は、事業の目的を明確にした上で、できる限り後年度の普通交付税の算定において、その元利償還金が基準財政需要額に算入される地方債を充当することであります。 令和2年度の予算において、
過疎地域自立促進法の対象である蒲生地区の建設事業に交付税算入率70%の
過疎対策事業債を充て、複合新庁舎建設事業、
排水路整備事業に交付税算入率40%の合併推進債を充て、非
常備消防施設整備事業に交付税算入率70%の緊急防災・減災事業債を充てるなど、より有利な地方債の活用に努めるものであります。 4点目のご質問にお答えします。 令和2年度の
一般会計歳出予算を性質別に分析しますと、人件費、扶助費、公債費の
義務的経費がおよそ6割を占めております。 その中でも、
社会保障関係経費である扶助費が毎年度、しかも急速に増大してきており、前年度との比較で4億9,099万円、5.7%の増加、合併初年度である平成22年度と比較しますと35億4,662万4,000円、64%増加しております。 市民のニーズに応え、市民の日常生活を支えるために必要な
社会保障関係経費ではありますが、一方で、令和2年度の市税収入予算額を平成22年度と比較しますと7億4,280万6,000円、11.4%の伸びにとどまっていることを鑑みますと、大きな財源不足の要因になっていると考えております。 姶良市では、経常的な一般財源収入に対する経常的な支出の割合を示す経常収支比率が高い状況が続いているため、財政の硬直化が進んでおります。 一般的に、自治体において財政が厳しいという場合の原因の一つは、この経常収支比率が高いことによるもので、収入に対して、どうしても払わなければならない経常的な経費が多く、新しい事業、政策的な事業をするための財源が確保しにくいということであります。 このような中で、刻々と変化する社会情勢、市民のニーズを的確に捉え、必要な事業に財源を充当するために、行財政改革の視点で、収入の確保と支出のコントロールが必要となります。 歳入においては、税や各種使用料の収納率の向上や、ふるさと納税などによる財源の確保などに取り組み、歳出においては、市民のニーズに合った事業計画を意識し、ビルド・アンド・スクラップの徹底、組織の見直しや事務改善による経常的な経費の削減、事業予算の重点化を進めるとともに、国・県等からの財源の確保などにより一層努めることを基本に予算編成を行いました。 5点目のご質問にお答えします。 第2次実施計画に令和2年度計画事業として登載され、当初予算に計上されていない主な事業について申し上げます。 なお、事業額については、実施計画決定額で申し上げます。 例年3月に交付内示される
エネルギー構造高度化・
転換理解促進事業費補助金を活用して実施する
再生可能エネルギー導入事業3,322万3,000円。 例年4月に交付内示される
コミュニティ助成金を活用して実施する
移動図書館車更新事業1,573万1,000円。 同じく例年4月に交付内示される
県地域振興推進事業補助金を活用して実施する
重富地区まち歩き整備事業2,222万1,000円。 例年7月に交付内示される
県地方改善施設整備補助金を活用して実施する錦江町・加治木小学校線の側溝整備事業750万円などであります。 これらの事業予算につきましては、交付決定内示がありましたら、補正予算として提案させていただきたいと考えております。 6点目のご質問にお答えします。 一般会計におきましては、現時点において、令和元年度の決算剰余を見通した上での前年度繰越金額は、概算で4億円程度と見込んでおります。 令和2年度の前年度繰越金予算額1億7,265万円に積算根拠はなく、当初予算の段階におきましては、市税や税を原資とする各種譲与税・交付金及び地方交付税等の一般財源収入の見通しに不確定な要素もあることから、一般財源の調整額として予算計上したところであります。 7点目のご質問にお答えします。 本市では、第2次姶良市総合計画のまちづくりの基本理念のもと、本市の持つ潜在的な可能性を生かし、市民一体となった多様性豊かな魅力あるまちづくりを進めております。 全国各地では、少子高齢化や人口減少が進行し、本市では全体的な人口がふえておりますが、中山間地域においては全国と同様の状況となっております。 その他にも、さまざまな課題がありますが、中でも日本各地で毎年のように発生している自然災害への対応は重要な課題と捉えております。 本市は、幸いにも大きな災害には見舞われておりませんが、そのような中、自然災害から市民を守る防災拠点、消防、救急などに迅速に対応できる体制を整えてまいります。 また、本市では、災害時において多面的な協力がいただけるように各種防災協定を結んでおり、昨年は熊本県益城町と災害時における相互応援に関する協定を締結しております。 市民の皆様が今後も安心して暮らせるように対応してまいりますが、まずは、災害時には自分の身は自分自身で守るという観点で行動していただきたいと考えております。 そして、よりよい姶良市になるよう、市政の運営にご理解、ご協力を賜りたいと思います。 また、職員については、市民に寄り添った質の高い行政サービスを提供し、市民の皆様が満足する市政を提供できるよう、日々努力し、安全・安心なまちづくりに努めさせたいと考えております。 以上、お答えといたします。
◆16番(和田里志君) 答弁をいただきました。それでは、2回目の質問に入ります。 7つの質問の要旨を掲げましたけれども、質問事項は1つですので、また全てが関連しますので、項目によっては前後するかもしれないことと、質問の内容によっては、担当部長並びに課長等に直接お尋ねしますので、あらかじめご了承ください。 まず、財政状況を説明する方法に、さまざまな表現の仕方があろうかと思います。例えば厳しくなりつつある、厳しい状況、非常に厳しい、危機的状況などありますが、まず本市の現在の財政状況について、市長の認識を伺います。
◎市長(湯元敏浩君) 今、答弁でもお答えしましたように、硬直化が進んでおりまして、なかなか新しい事業等に進めない状況ではあります。各市町村、人口減少により悩んでいる各市町村もございます。姶良市も、その例にたがわないと思っております。厳しくなりつつある状況であると認識しているところでございます。
◆16番(和田里志君) 厳しくなりつつある状況と、厳しいということかと思うんですが、財政はいかがですか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 今市長のほうからありましたように、厳しい、厳しくなりつつあるということですけれども、予算を審議していただく中でもおわかりのように、当初予算を組む時点におきましても、財源不足によりまして、基金を投入しての予算編成というところが、これは予算編成上のいろんな時期的なもので、当初予算に基金繰入金を行うのは、多くの自治体で行っている手法ではあるものの、その金額につきまして、どんどん当初予算額が大きいというところで、これはこの厳しさと、あとは基金の残高というところを見比べたときに、その厳しさが増している状況はあると認識いたしております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 財政も厳しい状況、厳しくなりつつある状況ということでお答えいただきました。総務部長にお尋ねしますが、そういった認識というのは、各部署共通の認識で持っていらっしゃいますか。
◎総務部長(宮園正浩君) お答えいたします。 これにつきましてはヒアリング等、
予算ヒアリング、あるいは実施計画のほうのヒアリング等において、各課にそのような状況を伝えながら予算編成を組むように、要求をするように指導しているところでございます。 以上でございます。
◆16番(和田里志君) パネルをお願いします。これは子ども館を建設するに当たって、PPP方式で検討している理由ということで、我々全員協議会に説明をされました。 今四角で、赤い枠で囲っておりますが、福祉部長だったかと思うんですが、危機的な財源不足の時代、今後も庁舎建設等の大型事業が続々と、こういうタイトルで、タイトルじゃないですが、こういう説明をしていただきました。 子ども館の建設につきましては、新年度予算で減額修正されましたけれども、全協では議員に対しては、こうして非常に厳しい危機的な財源不足の状況と、現状ということで福祉部長は言われています。私は、これが当たり前だと思いますよ。違いますか。
◎総務部長(宮園正浩君) 先ほど市長の答弁もありましたとおり、確かに厳しい状況になりつつある、そういう状況という認識は持っております。 以上でございます。
◆16番(和田里志君) なりつつある厳しい状況と危機的状況というのは、全然違うと思うんですよ。議員には危機的状況と説明して、PPPを取り入れますと、PFIを取り入れますという説明をされる。だから、中身がわかりづらいとか、子ども館については、そういう意見が出てくるんだと思うんです。これについては後ほどまたやります。 そこで、各部署がそういう共通認識を持った中で予算を組んでいかないといけないわけですが、何回も言っていますが、市長の施政方針、あるいは提案理由の中からも、そういった財源不足であるとか危機的状況という言葉、一つも出てきません。 令和2年度の一般会計当初予算320億6,900万円、補正もされましたけれども、昨年度と比較して22億7,900万の増ということです。第2次実施計画の財政計画、決算ベースですが、それでも302億4,800万円、約22億ふえているわけですが、予算を組む前に11月か12月だったと思うんですが、来年度予算は8億ぐらい減らしてくれというような要望受けているということをある人からお聞きしました。もしそういう要請があって8億減らしているんであれば、30億がどっか狂っているわけですよね。その要因は何ですか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 今議員がおっしゃってくださっている8億のところなんですけども、私が認識しますには、当初予算を編成するときに財源を見通す中で、実は320億という当初予算を編成するときに、これででき上がった予算になるんですけれども、当初に各課から要求がありましたのが、それを10億上回っているものでしたので、この8億、10億というのが予算編成として削減をしたものと認識しております。 今の30億なんですけども、320億が昨年度の297億との差で二十数億あるわけですけれども、少し長くなりますが、このうち当初予算で審議していただきましたように、ことしは加音ホールにかかる借換債といいまして、公債費を借りかえて行うものが4億数千万ございました。 それから、農政のほうで経済連等の事業の中で、国の外郭団体から市を経由して、その団体へ出されるという補助金が6億ありましたので、これが姶良市の市政でこういうことをしたいという意思とは別に、シンプルに予算規模が10億は膨らんでいると思っております。 それから、昨年度とことしでいいますと、消費税が10%になりまして、当初予算としては、そこの点で差もありますので、実は普通建設事業なんかでどのような工事を行うかによりまして、当初予算というのは大きく変わってくるものと思いますが、今のそういうような理由であると認識しております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 今、財政のほうから説明がありました。ふえた理由もそれぞれなんでしょうが、1問目で市長に、基本的な考え方と留意した事項は何かと、予算編成に当たってお尋ねしました。 私の質問の仕方が悪かったかと思うんですが、施政方針とも重複するんだと思うんですけれども、施政方針というのは、でき上がった結果によって、市長が指示されたから、いろんな指示をされた結果が施政方針に出てくるんでしょうけども、私が聞きたかったのは、予算を編成する前にどのような、各課部長に市長としてどのような指示を行っていらっしゃるのか。 例えば、これは福岡県古賀市ですが、令和2年度の当初予算編成のスタートに当たってということで、市長がメッセージを出されています。これは10月1日です。これ横浜市ですが、令和2年度の予算編成についてというような形で、このほかにいっぱいあります。 このように予算を、来年度予算を、新年度予算を編成するに当たって、市長としてこう考えるとか、財政状況を説明した上で、このようにしてくれというメッセージを発して、文書で発してらっしゃるところもいっぱいあります。本市の場合はいかがだったでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) 文書では発信しておりませんけれども、各部に対して、来年度の予算に対しては、私の考えを伝えているところでございます。これは毎年のことでございます。 来年度におきましては、オリンピックの年でもある、国体の年でもある。また、市制施行10周年の年でもある。そして、災害にはどうしても耐えなきゃいけない、そういったことも必要であるということで、予算がどうしても削れないところもあるだろうというところも含めまして考えてもらいたいということでございました。 さらに言いますと義務的予算です。いわゆる扶助費等々も本当に上がっておりますので、そういったところの兼ね合いというものも非常に大事になってきます。しかし、ことしならではのお金、国体、オリンピック、10周年、そういったものもどうしても必要になってくるというところで、その兼ね合いを考えるように指示したところでございます。
◆16番(和田里志君) 文書では出してないけども、細かな指示を出したということでご理解しますが、そうしますと、いろいろ指示を出された。満足の得られた予算編成になったでしょうか。あるいはもうちょっと、予定どおり実施されない事業も、予算が残っているんでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) これはことしに限ったことではないと思いますが、これから先もそうであると思いますが、100%満足した予算なんていうのは立てられないと思っております。やりたくてもできないもの、後年に回したもの、そういったものも十分にあります。ですので、でも今必要な最小限な予算というものは組めたと思っております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 今必要な最小限の予算は組めたということでございました。令和2年度の予算は、その提案理由の中で、第2次姶良市総合計画を基本とし、第2次姶良市実施計画の着実な推進に向けた各種施策の展開に努めることを基幹として編成したということで述べていらっしゃいます。第2次実施計画、我々もいただきました。 そこでパネルをお願いします。これ第2次姶良市総合計画の主な事業ということでしていますが、私が勝手にピックアップした項目です。青で囲ってある、公立大学設立準備事業、グラウンドゴルフ整備事業、全天候型こども館の事業、これは市長の公約かと思います。 そして、その後はこちらで勝手に入れた事業でございますが、まずこの中で第1次実施計画と第2次実施計画、これを比べてみました。どのように変わっているか。毎年度見直していくということですから、変わるのは当然なんですが、それを比べてみました。黄色で表現しているのが第2次、今回出された、今年度予算に反映されている事業です。そして来年度はこうします、そして令和4年度はこうしますという、黄色が第2次です。第1次が白い、令和2年と3年、書かれている部分です。 これでいきますと公立大学、高等教育機関の設置ですが、これは市長も申されました。まだ種まき中であると。これについてはどんな種かわかりませんが、しっかり芽が出て成長することを願っておるところであります。 そして、グラウンドゴルフ事業、設置場所の絞り込みを進めていると、できるだけ早い完成を目指すということで答弁されていますが、来年度予算は3万5,000円、次が10万円です。そして、令和4年が600万円。これ最初の計画では令和2年、来年度は4,800万、予算つけてらっしゃったんですね。そして、令和3年度は7,200万、この表を見ていただければわかりますが、このようにつけていらっしゃったんです。 これがいろんな理由はあると思うんですが、市長ができるだけ早い完成を目指すと述べてらっしゃいますが、市長としてはいつぐらいまでに完成をしたいと希望を持って考えていらっしゃるんでしょうか。
◎市長(湯元敏浩君) できるだけ早くと思っておりますが、それぞれの今の和田議員との議論の中での予算の厳しさも含めて、見直し、見直しというものは必要だと思っておりますので、今、何年後ということは言えませんけれども、環境が整って、できるだけ早くという形で考えております。
◆16番(和田里志君) パネルをもう一回お願いします。全天候型こども館、これは第1次の計画では、令和2年は300万しか予算がなかったわけです。ところが、新年度予算では約5,000万、4,900万、予算を組まれています。総体で2億8,000万、約4億近くなるかと思うんですが、これは令和3年度の完成を目指して内容の検討に入るとされましたけれども、残念ながら地質調査の予算が削減されました。 予算審査の中で、ある同僚議員が、令和4年は市長選挙、市議会議員選挙があると。それにあわせて市長、急がれたんじゃないかというような話も出ました。これは予算が修正されましたので、それ以上申しませんが、次の社会資本整備事業、それと複合新庁舎、これはまたまとめて後で行きます。 その次の学校給食、これ教育長にお尋ねしますが、当初の第1次実施計画、これでいきますと令和3年、令和2年、4,193万3,000円ですか。そうすると令和3年度、10億、計画では出されていましたね。ところが、どうですか、見てください、黄色の部分。令和2年、ゼロ、令和3年、ゼロ、4年度もゼロ、とうとうこの実施計画から外されているんですね。どのようにお考えですか。
◎教育長(小倉寛恒君) 学校給食のセンター化、整備事業に関しましては、できるだけ早く整備したいという考え方は変わりませんけれど、全体の財政状況の中で優先度の高いものから先にということで、複合新庁舎が出てきまして、これは令和4年度、5年度の初め、前半までかかってしまうということで、あとは財政当局に時期については、財政状況全体を勘案して、できるだけ早い時期にしてほしいというお願いで、令和3年度まで上げておりました実計からおろしているという状況にございます。決して、これを意図的におろしたということではなくて、その状況を勘案しながら、そのタイミングで入れていただくということでお願いしてございます。
◆16番(和田里志君) 厳しい財政状況の中、いろいろ勘案しながらということでございますが、これも10年以上前の法律からすると、とにかく早くつくらないと、つくり直さないといけない。そういうことであり方検討会を立ち上げて、センター方式で行こうという結論は出ているかと思うんですが、この実施計画見ても、第3次実施計画以降に計画検討を行う事業ということで、これ7番目に学校給食、なっているんです。かなり順位を下げられていると思うんですが、教育長も本市で約10年、就任されてると思うんですが、ぜひ在任中にこういう大きな事業を完了させていただきたいと思っております。 これはそれ以上触れませんけど、もう一回、パネルをお願いします。一番下の消防施設整備事業です。令和2年、今年度2,701万4,000円ですか、予算がつきました。第1次の計画では245万8,000円しかついてないんです。 消防長にお尋ねしますが、これ予算は通りましたんで、今回変則的な審査になりましたけれども、なぜ今なんでしょうか。女性消防員のために、消防職員のために、なぜ今なんでしょうか。消防職員も2人しかいないんじゃないですか、女性は。
◎消防長(米澤照美君) お答えいたします。 ただいま、なぜ今なのかということにつきましては、分遣所の女性エリアの増築工事につきましては、国のほう、目標水準といたしまして、令和8年度まで女性消防吏員の目標というのが、5%という目標数値があるところであります。今議員言われましたように、今現在、定数100名に対しまして、女性職員2名おりますが、ということは2%ということになっております。 これらを受けまして、消防本部としましても、令和元年度の予算におきまして、設計等の予算も立てておりましたことから、令和2年度では増築の工事をするという予算を計上させていただいたところであります。 以上です。
◆16番(和田里志君) 総務省の方針もある。あるいは令和元年度に設計の予算を立てた。そこでお尋ねしますが、ということは今回、来年度、蒲生分遣所を増築して、その次は平松分遣所ですか、重富ですか、そこをされるんですか。
◎消防長(米澤照美君) お答えいたします。 令和2年度におきましては、蒲生分遣所の増築工事ということで予定をしておりますが、姶良分遣所につきましては、今後、今現在2名ということもありますので、検討させていただきたいというふうに考えております。 以上です。
◆16番(和田里志君) 姶良分遣所については検討したいと、させていただきたいということですが、いつになるかわからないのを設計だけしたんですか。
◎消防長(米澤照美君) お答えいたします。 令和元年度におきましては蒲生と姶良、両分遣所の女性エリアの増築ということで設計を出したところであります。消防としましても、引き続き、女性消防職員の増員を図る取り組みというのも、今後、強化していきたいというふうに考えております。 先ほどの答弁で検討というのは、姶良分遣所につきましても、今回蒲生のように予算を3年度以降に計上するかどうかということにつきましては、検討させていただきたいということでございます。 以上です。
◆16番(和田里志君) 別な角度からお尋ねしますが、検討する、決まってないことをば、設計だけ先にできるんですか。財政、それでよろしいんですか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) 予算編成の中で、先ほどから出ています、財源的なことで状況が変わってくるということで、今、議員がまさにご質問いただいている実施計画、1年、去年とことしで計画が大分変わるというご指摘、それが出てきてしまうという、非常に厳しい状況にあることです。 今、消防長のほうから答弁もありましたように、消防本部としては必ず来年度、今設計を昨年した、設計をした姶良分遣所も要求は上がってくると思います。 ですので、財政として来年の予算編成の中で、必ず来年つけられるかというところを配慮いただいた発言だったと思いますけども、議員がお見込みのとおり、設計をしましたのは、建設を順次する予定で設計をしたものであることには間違いございません。 以上です。
◆16番(和田里志君) する予定で設計を前倒しで2か所分、設計した。それはそれとして了としても、であれば、予算も上がってくるかもしれないのであれば、この実施計画にのせるべきじゃないですか。のってないんですよ。どうですか、消防。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) 実施計画につきましては、企画部のほうで主導してつくっていただいているんですが、当然、当初予算編成を11月ごろから始める前段階としまして、6月、7月には職員への説明準備をして、先に実施計画をつくります。 その実施計画をもとに、我々の財政課のほうで予算編成ということになりますが、当然、実施計画で検討をするけれども、その時点の財源と、それから実際に当初予算編成をする12月、1月の財源、国の状況も財源の状況も、それから姶良市の収入の状況も変わってくることから、そこでの変更というのが出てくる場合があると。 今のその実施計画に、来年の実施計画にのってないというところにつきましては、そこの時点での実施計画のときでの財源調整の中で、要求はあったけれども、つけられていないというご理解をいただきたいと思います。 以上です。
◆16番(和田里志君) ちょっと理解に苦しむんですが、私は、計画は計画ですからのせるべきだと思うんですが、それと今、これ企画でつくると言われましたね。そうしますと私は今回、長期財政計画の資料を財政からいただきました。そして、これに基づいて、後ほど示しますが、グラフをつくってみました。この計画と企画がつくられた実施計画、財政計画、整合性がないところがあるんですよね。その辺、どう考えられますか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 実施計画についております財政計画も、私ども財政課のほうで企画部からの依頼を受けてつくっております。そこのところで、私どもの財政課では、決算が行われた後に、9月から10月にかけて財政計画を、その年の決算をもとにつくっております。 実施計画の、一つ違いますのは、実施計画の財政計画は、こないだ12月に議決をいただきました新市まちづくり計画の変更についていた財政計画もお考えいただきたいと思うんですけども、各自治体で財政部局が財政シミュレーションや財政計画を示す場合には、それが予算ベースといいまして、予算をもとにしたものであったり、決算をもとにしたものであったり、それから新市まちづくり計画であれば、例えば繰越金が出ないように、収入と収支をとって、普通1年間終わりますと、当然、収入を支出を上回らせて剰余金が出るような形で計画がされますけども、そうではなくて、収支を合わせるような形がありますので、そこらあたりの時間的な誤差等つくるテクニックでの誤差があると思います。 それから、財政シミュレーションと申しますけども、これ私の考え方では推計と位置づけております。今のままでいくとどうなるのかというのが推計で、財政計画の場合には、そこに将来的に持続可能な自治体でないといけないですので、計画というのは、そこに意図を入れて、収入を上げる努力をする、歳出を減らす努力をする。建設事業はこれだけするという意図を入れたものを、シミュレーションをもとに計画をつくるというところでの少し違いというのも出てまいります。 以上です。
◆16番(和田里志君) 細かなことはまた原課に赴いてお聞きしたいと思うんですが、パネルをお願いします。これは財政からいただいた姶良市中期財政計画の一覧表です。主なのを上げてみました。市債、公債費、地方債の残高、投資的経費、財政調整積立金、繰越金、それで基金の残高、黄色で示している部分が一番ピークです。 令和4年、市債は66億発行する形になります。公債費のピークは令和6年に来ます、38億7,300万。地方債の残高ですが、これは令和5年が一番ピーク、361億1,100万。投資的経費のピークが令和4年、8,050万。そして財調の積立金のピークは、令和元年が7億、それからどんどん減っていくんです。令和4年になりますと3,700万に減ってしまう。要するに積立金がなくなってしまうと、財調は。繰越金、これを少し問題にしますが、一番ピークで約7億あったのが、どんどん減って、一番少ないのが令和5年ですか、3,700万に減ってしまうと。 基金の残高も平成29年には54億あったのが18億まで減ってしまうと。これ目的のある基金ですから、その目的に沿って取り崩していかれて、こういう結果になろうかと思うんですが、これをグラフにするとこうなります。今言いましたとおり、丸をつけているところがピーク、大体平成4年、5年がピークという形になります。 ここで本当にこうなるんだろうかということで、これは市債と公債費の推移です。市債は令和4年に一番ふえて、ただ公債費はほとんど変わらないと。地方債の残高ですが、これのピークも平成5年、361億1,100万。仮に令和5年度の人口を7万9,000人と推定すると、1人当たりの借金は45万7,100円。平成30年は1人当たり41万です。ピークと最低、最高と最低をとっていますんで差は出るとは思うんですが、これはあまり変わらないで推移すればいいんですけど、本当に中期財政計画のとおりいくのかなという疑問があるわけです。 借金を返すために借金をするということにならないように願うわけですけれども、そこで先ほど言いました繰越金についてお尋ねするんですが、繰越金が平成30年度は約7億あったわけですけれども、令和5年度は3,700万まで落ちます。ということは決算剰余金がなくなると、ほとんどなくなるということかと思うんですが、例えば今年度の繰越金、予算で1億七千幾ら組んでいらっしゃるかと思うんですが、実際には4億ぐらい見込んでいるということですよね。 この繰越金というのは、補正のときにも必要なだけ補正をされて、一番最後になると、当然残ったやつを合算で補正されるんですけれども、あらわれてこないんです。しっかり決算を見て、我々がチェックしていけばわかるんですが、だから、よく同僚議員が質問されるんですが、留保資金は幾らですかと、留保は幾らですかという質問が出ようかと思うんですが、これ6月にはわかるわけですね。出納閉鎖期間があるわけですけども、4月、5月。6月にははっきりするじゃないですか。もちろんそれは認定されないけれども、決算で出すと。6月に繰越金を補正、全額補正しておけば、幾ら、執行率が何%とか、そういうのがわかってくるかと思うんですが、そういう考え方について。このやり方はいけないと言っているんじゃないです。いろんな自治体、これほとんど同じように実はやっていますんで、その考え方はいかがですか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) ありがとうございます。今ご質問いただきましたように、予算編成の手法として、今おっしゃってくださっている繰越金を、6月補正につきましては、5月の出納整理期間での調整になりますので、厳しいにせよ、9月議会にお願いをする9月補正の中では、全て出すということは可能でございます。 今、姶良市が予算編成の手法として、繰越金を留保、いわゆる中に持っているというようなイメージであるんですけども、この留保というのは、要は9月議会、12月議会に、そのときに対応しなければならない災害の予算だったり、新たな予算だったりということで、当初予算で想定し得なかったものを計上する補正予算の一般財源に、その繰越金の留保財源を使うという手法を、姶良市が選択しているということです。 ですので、今議員がおっしゃってくださいました手法で、9月議会には決算で出た剰余額を全部繰越金の予算に出して、当初予算にたくさん入れている基金繰入金を減額する、補正をする。 そして、12月は新たな事業や新たな予算に一般財源が必要になったらどうするかといいますと、12月の議会ではまた基金繰入金なり、それから12月になりますと、大体1年間の4分の3程度が終わってきますので、市税が若干思っていたよりもふえて、入ってくる予定がありますということで、市税を一般財源として補正予算を調整するなどのいろんな方法があります。 要は一般財源として、補正予算をどういう財源でつくっていくかという手法のやり方ですので、今おっしゃっていただく方法は、非常にわかりやすいところがございます。団体等の決算などでは、繰越金を随時出すというのはあり得ないところもありますので、市民の方々にわかりづらいところもあるのかなと思いますので、今後研究をさせていただきたいと思います。 以上です。
◆16番(和田里志君) ぜひ、今後、そのあり方を検討していただきたいと思うんですが、どうも見えづらい。何か変に疑いたくなるといいますか。間違っているんじゃないけれども、例えば後期高齢者とか介護保険なんかもそうです。繰越金は最初、科目設定だけですよね、1万円とか1,000円ですか。そして、後でぽんと決算で出てくるという形。だから、あれ、このお金、どこから出てきたんだろうと。 それでよく繰越金を使われるのは、給与改定等があったときの人件費です。繰越金で、財源は繰越金を使いましたと。だから、その辺がどうも、私は、この繰越金というのは一般財源として見ていらっしゃいますよね。ところが、行政試験、行政書士の試験の中には、特定財源と言っているところもあるんです。いろいろあるでしょうけれども。 だから、繰越金がそんだけ目に見えないのが、最初から、例えば今回の予算ですが、4億見ているのに1億7,000万しか計上していない。あとの2億二、三千万、市長は何かされたいのに使えばいいんじゃないかと、逆に思ってしまうんですよ、使えるんじゃないかと。 だから、ぜひもうちょっとその辺、わかりやすく市民に説明がつくような形で、今後検討してもらいたいと思います。 パネルお願いします。今これは後期高齢者、介護保険の決算と予算の関係です。これ飛ばします。 次行きますが、第2次行政改革大綱実施計画、これつくっていらっしゃいますね。28年から32年、来年度で終わりますけど、この中でうたっていらっしゃるのが、予算編成方針や要求状況、査定の状況などについて、ホームページを活用して公表すると。これ平成31年度にするという目標を掲げていらっしゃるんですが、これともう一つ、その下の事業仕分けを行う。これも31年度で行うという目標を掲げていらっしゃるんですが、これどうなっていますか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) 行政改革大綱の中でこういうようなことを目指すということになっておりますけども、結論から申し上げますと、例えば予算編成の中身等について、今までは予算や決算、でき上がったものをホームページ等や広報紙を通じてということで、今ほかの自治体で進んでいますように、先ほど私が申し上げました、要求が幾らあって、その後、こういう査定を経てというところまで公開すべきじゃないかというところなんですけども、結論的には本年度はそこまでできておりません。この点については大変申しわけないと思っております。 予算編成方針等はできているんですけども、ただ私どもが中にいるのと違って、市民の方々は、私どもが資料で使うような言葉を並べても、わかりづらいところがあるとは思いますので、そこらあたりにつきましても、今後の課題とさせていただきたいと思います。 以上です。
◆16番(和田里志君) 他の自治体では公表されているところもいっぱいありますので、その方向に向けて、早急にそういう公表ができるように検討していただきたいと思います。 パネルお願いします。もう一つ、行きますが、有料広告、ネーミングライツ、これも皆さんが目標に掲げていらっしゃるんです。公共施設に、ご存じのとおり、名前をつけると。命名権を売却する。鹿児島市なんかもしょっちゅうやっていますね。 これ例えば総合運動公園ですが、天然芝が張りかえられまして、そして今度は国体もあるわけです。なぜ今やらないんですか。これ今やるべきですよ。加音ホールにも、あるいは総合運動公園、加音ホール、大楠アリーナ、龍門滝温泉、こういうところに企業の名前をつけると。非常にいいことだと思うんですが、これはどこまで検討されていますか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 ネーミングライツにつきましては、この市議会の中でも、多くの方からご質問もいただいているところでございます。平成24年度に基本方針をつくりまして、実は庁舎内部のほうでは、これまでに検討した経緯がございます。 今ご質問に上げていただきましたようなスポーツ施設や、それから文化施設というのがその該当になるんですが、実はこのネーミングライツというのは、市営の事業としては財源確保、それからいろんな宣伝効果で2次効果を目的としたものなんですけども、このネーミングライツの検討については、その広告を担当されるような専門的な業者の方々とも一緒に検討したんですけれども、まず今県内見回して、ネーミングライツで名前がついているのにつきまして、ことしは鹿児島市さんが鹿児島アリーナなんかをされたということだったですけれども、県文化センターですとか、それから白波スタジアムという陸上競技場ですとか、一番はしりだったのが、南さつま市の桷志田というサッカー場があったんですけども、共通しているのは何かといいますと、ネーミングライツをつけられる施設というのは、その競技場にたくさんの人が、競技場、それから会館等にたくさんの人が来て、その目に触れるというのはもちろんなんですが、いわゆる新聞ですとかラジオですとか、そのメディアにその名前が出ることがないと、スポンサーさんとしては魅力を感じられないんです。 ですので、例えば鹿児島でも市民文化ホールみたいな大きなところでもできてない。それは何かといいますと、宝山ホールなんかの場合には、いろんなコンサートがあったりするのが、テレビCMに流れて、何月何日宝山ホールってテレビでその名前が、スポンサーさんの名前が呼ばれるというようなところが魅力の一つです。 ですので、これまでの検討の中では、姶良市の施設、いい施設ではあるものの、そのメディアへの露出度という意味で足りなくて、これは募集をしても厳しいですよというのが見解なんです。 ですので、その研究まではしているんですけども、そこのところで収入といいますか、そのスポンサー料を下げればいいじゃないかというところがあるかと思うんですけど、スポンサー料を下げると、今度はその看板の書きかえやパンフレットの書きかえ等々の経費を、その名前が変わることによって使うんですけども、そこでとんとん、あるいは赤字になったりするようなケースもあって、そもそも広告でのその財源確保という意味でのネーミングライツに見合う施設がないと。本当にいい施設なんですけれども、メディアに使われることがないというところで厳しいところです。 ですので、財政課のほうとしましては、それであるならばよく県立鴨池の野球場なんかに、外野のフェンスに広告が張ってあったりしますけども、そういうような別の広告収入の取り組みに変えていきます。 ただ今度フットボールセンターを整備しましたけども、これにつきましては今お話したような観点で、これまでより少し可能性があるのではないかと感じておりますので、取り組んでいきたいと考えております。 以上です。
◆16番(和田里志君) メディアへの露出度がないというようなお話かと思うんですが、今最後に言われましたとおり、フットボールセンター等々につきましては、国体もあるわけですし、人が、こういうときこそ募集をできるんじゃないかなと思うんです。 それとパネルお願いします。ちょっと見づらいかもしれませんが、非常にいいことを目標に掲げていらっしゃるんです。広報紙やお知らせ版、公用の封筒、ホームページ、こういったところはホームページ等には広告載せていらっしゃいますが、あと掲示板や案内板、施設設備、それでおもしろいのが公用車へ広告を掲載する。これもおもしろいなと思っているんですが、それとか市営住宅の壁面を利用して広告を掲載する。こういう目標を掲げていらっしゃるんですが、これいいことだと思うんです。いろいろ先ほど財政の話がありましたけど、これらについてはどのように考えていらっしゃいますか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 実際今、行政改革の実施計画の中で目標に掲げておりながら、結果が出ている部分、出てない部分もありますけども、今上げていただいたようなことにつきましても、実施の可能性を探ってといいますか、目標に上げているわけですので、取り組んでまいりたいと思います。 以上です。
◆16番(和田里志君) 時間が少ないですが、あと私、非常にいい目標を掲げていらっしゃると思うんですが、もう一回、パネルお願いします。これなんです。政策担当部署の配置、これ各部内に政策の企画立案と庶務調整機能を強化するため、政策総務を担当する部署を設置する。 今ほとんど政策については、企画で全て扱っていらっしゃるかと思うんですが、例えば大学の特別な課をつくられましたけど、これなんかはどちらかというと教育委員会に持っていったほうがいいんじゃないかと思うんですけど、そういう情報もたくさん持っていらっしゃるでしょうし。 結局、専門の部署、部署で企画立案までしたほうが、例えば何回も出てきました。今回の子ども館にしても、企画のほうで提案されて、ぱっと福祉に振られる、そういう形ですよね。 だから、やはり、せっかく目標を掲げていらっしゃるわけですから、政策担当部署を配置するという、この目標についてはいかがですか。これ令和2年度だったと、今年度だったと思うんですが、実施するというようなことで掲げていらっしゃったと思うんですが、いかがでしょうか。
◎総務部長(宮園正浩君) お答えします。 予算の編成につきましては、いろんな形がございまして、各部ごとに、あるいは課ごとに政策班を持ちまして、そこで部ごとに予算をつくって、その部の中でまた企画みたいなところが調整をしていくというような予算のつくり方もあろうかと思います。 ただし、私どもとしましても、各部で厳しい、厳しくなりつつ、財政の中を考えてほしいというのもありまして、このような目標も立てておりますが、ことしの11月から一旦仮庁舎に移転しまして、なかなか今までどおりにいかない、2年間ぐらいはなかなか厳しい状況が続くかと思いますので、その後、新しい庁舎に移るタイミングを持ちまして、またこのような形もできればというふうに考えていきたいと思っております。 以上でございます。
◆16番(和田里志君) この行政改革につきましては、来年度で終わって、今年度また立ち上げていらっしゃるんじゃないかと思うんですが、新しい会を。そこでしっかり今後の計画を立てていただいて、こういった予算編成であったり、市の財政事情を考えながら取り組んでいただきたいと思っております。 今回は一般質問と予算審査が逆になりまして、ちょっと戸惑いましたけども、以上で終わります。
○議長(森川和美君) これで、和田里志議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。10分程度とします。(午前11時05分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時15分開議)
○議長(森川和美君) 次に、5番、田口幸一議員の発言を許します。
◆5番(田口幸一君) 登 壇 皆さん、こんにちは。和田里志議員の格調高い一般質問の後に私が、最高齢者の私が質問するのはちょっと気が引けますけど、今から前語りをいたします。 3月の年度末にかかわらず傍聴してくださる方々にお礼を申し述べます。また、インターネットで傍聴してくださる方々にも感謝申し上げます。 それじゃ今から質問事項を申し上げます。 質問事項1、公共下水道の設置を急げ。 質問の要旨、現在、姶良市は合併処理浄化槽を推進しているが、側溝から川に流れる水は汚れています。鹿児島市と霧島市の公共下水道の普及率はかなり進んでおります。本市も推進してはどうか。 質問事項2、姶良市道の凹凸を早急になくせ。 質問の要旨、私の車は軽貨物だが、くぼみにはまってハンドルをとられることがしばしばあります。どうにかならないか。 質問事項3、ペタンク会場の整備を急げ。 質問の要旨、現在、帖佐グラウンドの一角で行っている、ペタンクは国体のデモンストレーションスポーツになっております。市外、県外から多くの選手が姶良市に来られると考えます。専用のペタンク会場はできないか。 質問事項4、耕作放棄地の管理を強化せよ。 質問の要旨、あちこちに放棄地があって見苦しい。早急に刈り取って生活環境を明るくしてほしいが、どうか。 最後に、3月末をもって定年退職を迎える方々が数名いらっしゃいます。今後も体調を整えて、姶良市のために活躍をしてください。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 田口議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、3問目のご質問につきましては教育長が、また4問目のご質問につきましては、農業委員会会長が答弁申し上げます。 1問目の公共下水道の設置を急げについてのご質問にお答えします。 河川や海など公共用水域の汚染が社会的な問題となっていますが、台所や洗濯水など一般家庭から排出される生活雑排水による汚れが大きな原因と考えられております。 国土交通省が令和元年8月に発表した平成30年度末の公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽等を合わせた汚水処理人口普及率は、鹿児島市の場合93.8%で、そのうち、公共下水道の普及率が79.3%となっております。 霧島市の汚水処理人口普及率は80.7%で、公共下水道の普及率は31.7%となっております。 なお、本市の汚水処理人口普及率は81.1%で、合併処理浄化槽の普及率が77.2%を占めており、既に多くの世帯において合併処理浄化槽による汚水処理が行われています。 公共下水道の整備につきましては、多額の整備費用を必要とすることや建設に長期間を要するなど多くの課題があります。 また、合併処理浄化槽は、公共下水道などに比べ、災害にも強いというメリットがあり、汚水の浄化能力も同等であることから、本市では合併処理浄化槽の設置を推進しているところであります。 今後も、生活排水対策については、地域の特性に応じた排水処理施設の設置を推進し、公共用水域の水質保全に努めてまいりたいと考えております。 次に、2問目の姶良市道の凹凸を早急になくせについてのご質問にお答えします。 市道の破損箇所の修復につきましては、通行の安全確保を図るため、パトロールや地域からの要望などにより、現地調査を行い、年次的な整備と緊急的な応急修繕の維持補修対策に努めているところであり、今後も適正な管理に努めてまいります。
◎教育長(小倉寛恒君) 登 壇 3問目のペタンク会場の整備を急げについてのご質問にお答えします。 ペタンクは、木製の小さな目標球に金属製のボールを投げ合い、より近づけることによって得点を競い合うゲームであります。 そのため、金属製のボールを投げても支障がない場所であれば、どこでも実施可能ではありますが、土や小砂利などの地面がより適しているとされ、日本選手権大会などにおいては、4m掛ける15m以上が1コートの目安とされております。 本市では、かごしま国体デモンストレーションスポーツとして、ペタンク競技が4月19日に姶良公民館広場で実施されることになっており、大会の部と交流の部と合わせて40チーム、およそ200人が参加予定であります。 同広場では競技用のコートが20面以上設営できることから、現在、専用のペタンク会場を設ける予定はございません。
◎農業委員会会長(米迫愼二君) 登 壇 4問目の耕作放棄地の管理を強化せよについてのご質問にお答えいたします。 農業委員会は、毎年、耕作放棄地を含む市内の全ての農地の利用状況を把握するために、農地法に規定する利用状況調査を実施しております。 また、耕作放棄地につきましては、効率的な調査実施の観点から、農政課や農業団体等とも連携し、荒廃農地の発生・解消状況に関する調査を一筆ごとに行うことで、荒廃状況の把握に努めております。 その調査結果をもとに、遊休農地及び耕作者不在農地、または不在となるおそれのある農地の所有者に対しては、農地法に規定する利用意向調査により、農地の農業上の利用の意向を確認することとしております。 農地法では、農地の所有者等の責務として、雑草等が繁茂しないように、農地の管理を行うことが定められておりますので、地域や市民から、雑草等除去の苦情・相談があった場合は、改めて現地の確認を行い、近隣、周辺の営農に悪影響を及ぼすことが認められた場合は、登記事項証明書、農地台帳等で所有者及び住所を確認の上、農地の雑草等除去について、指導及び今後の農地の適正管理について、文書通知、戸別訪問の方法によりお願いをしております。 農業委員会の必須業務でもあります耕作放棄地の発生防止・解消につきましては、農地パトロール等の強化により、引き続き努めてまいります。 以上、お答えといたします。
◆5番(田口幸一君) それでは、公共下水道の設置を急げから再質問を行います。 現在、姶良市は、先ほども申し上げましたが、始まる前に議長に断ってあります。現在、姶良市は、合併処理浄化槽を推進しているが、側溝から流れる水は汚れております。これはどうにかならないものでしょうか。 2つ目に、鹿児島市と霧島市の公共下水道について、私は過日、鹿児島市水道局と霧島市水道局に調査説明を受けるためにお伺いいたしました。公共下水道の普及率はどのようになっているのか。 鹿児島市は本管が入っているのは80%で、先ほどの市長の答弁にもありましたが、水洗化率は98.3%になっているとの説明がありました。普及率は80%のことという説明がありました。後から合併した桜島町、喜入町、郡山町、松元町、吉田町は、姶良市と同じく、合併処理浄化槽になっているという説明がありました。これは14.2%ということでした。吉野地区は、現在、区画整理事業が行われていますので、この事業が完了してから本管を布設するという説明がありました。 霧島市は、汚泥処理人口普及率は80.7%で、下水道整備率は31.7%で、浄化槽普及率は48.9%になっているという説明がありました。 そこでお尋ねいたします。鹿児島市から転入してこられた方々が林田団地、山野地区に多数おられます。私も個人の議会だよりを持って、この地区に訪問いたします。早々に、林田団地、これは山野自治会の一部ですが、林田団地、山野地区に多数おられます。早々に公共下水道を設置してほしいと話をされます。このことをどのようにお考えですか。また、国・県の交付金はどのようになっておりますか。
◎水道事業部長(水流哲也君) ただいまのご質問につきましては、担当課長から答弁させます。
◎水道事業部下水道課長(若松耕市君) 下水道課、若松です。お答えいたします。 くみ取り式便槽や単独処理浄化槽を使用している家庭から台所排水、風呂場、洗濯水などが汚水処理をされないまま流されて、直接側溝に流されていることが、側溝の水を汚している大きな原因とされております。 くみ取り式便槽や単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を推進することで、水質保全に努めてまいりたいというふうに考えております。 それと、姶良市内に住宅を所有されている方で、早い時期に住宅を建てられた方などは、くみ取り式便槽や単独処理浄化槽を使用している世帯も多いかと思います。 本市においては、既に汚水処理人口普及率が80%を超えていることや、公共下水道を整備するためには、多額の整備費用を必要とすることや、建設に長期間を要することなどから、合併処理浄化槽のほうを推進しております。 くみ取り式便槽や単独処理浄化槽を使用している世帯が合併処理浄化槽に転換する場合は、補助金制度がございますので、チラシ等により案内をさせていただいているところでございます。 それと国・県の交付金についてですけど、公共下水道の補助については、国の補助が管渠は2分の1、処理場が2分の1または10分の5.5になっております。県の補助は、管渠が1000分の15、処理場が1000分の30となっております。 以上です。
◆5番(田口幸一君) 私の近くには2級河川思川が流れております。そこに、以前もお尋ねしたんですが、背中の曲がった魚が泳いでいるんです。このことをどのようにお考えですか。
◎水道事業部下水道課長(若松耕市君) 先ほども少し申しましたけど、単独処理浄化槽やくみ取り式便槽を使っている家庭から生活雑排水が直接流されるというのが、川の水を汚している大きな原因というふうに考えられておりますので、そういう変形した魚がいるというのは、調査をしてみないと詳しいことははっきりはわからないんですけど、原因としては、そのような生活雑排水が川のほうに流れ込んでいるということが考えられます。 以上です。
◆5番(田口幸一君) それでは、2番目の姶良市道の凹凸を早急になくせということで、私は去る13日の本会議が終了後、船津橋を渡って、姶良市道、農道の調査に参りました。私の車は軽貨物ですが、くぼみにはまって、ハンドルをとられることがしばしばあります。最近、このことについて、よくなったことです。最近、池島町の啓明幼稚園のあたり、東原・上水流線の楠元地区が舗装され、きれいになりました。他の舗装はいつごろになりますか。それから、予算はこの工事に対して幾ら計上してありますか。 これは前にも質問しましたが、理容福元の前の横断歩道のでこぼこはいつ解消されますか。三拾町の田んぼの市道、農道に合材をまいて一部修復されておりましたけど、十二、三分、走っている中で、でこぼこはまだたくさん見受けられましたが、この三拾町の田んぼの市道、農道のでこぼこはいつ修復できますか。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 市道の舗装につきましては、現在まで3つのパターンで維持管理をしております。まず最初、ご指摘がありましたでこぼこ、これにつきましては事故防止の観点から、緊急に職員等で埋め戻しをやっているところでございます。 それと4年ぐらい前からでこぼこの補修が多過ぎるということで、適正な舗装ができないかということで、中規模程度の舗装を業務委託によりまして、建設業者さんのほうにやっていただいております。 それから、長い路線につきましては、路面正常調査を行いまして、国の事業等活用して、3本の柱でやっているところでございます。 舗装の要望、それから区画線、多々ございます。建設部といたしましては、おおむね5年以内に事業の推進を図るということで考えておりますが、何せ路線数が1,400あまりございます。そして、中山間地域におきましては、舗装のひどいところが多々ありまして、延長も長いということで、毎年、地区、地区ごとでやっているところでございますので、交通量、それから中山間地域にも目配りをして、計画を立てて実施をしているところということでございます。 以上です。
◎農林水産部次長兼耕地課長(吉田孝君) 農道につきましてお答えをいたします。 議員の申されました三拾町の農道につきましては、先日議員からご指摘がありましたので、土木のほうと私ども耕地課のほうとあわせまして、はっきりとわかっている部分につきましては補修をさせていただきました。 前回の質疑のときにもお答えしておりますけども、農道につきましても、市道と同じように定期的なパトロール、それから今議員から指摘を受けましたように、地元の方から声が出てきたとき、早急に対応するようにしております。 これもまた市道と同じなんですが、基盤整備をされて舗装をした後、経過年数がかなりたっております。計画的に全体的な舗装をしたいところなんですが、なかなかそれに見合う補助事業がないことから、多面的機能支払交付金事業による舗装とか、それから部分的な舗装につきましては、市単独事業で対応するようにしております。これも予算の関係がございますので、緊急対応しなければならないところから優先順位を決めまして、計画的に進めてまいりたいと考えております。 以上です。
◆5番(田口幸一君) 今、答弁していただきましたが、先ほど申し上げました、去る13日に私の車で約十二、三分走ってみたんですけど、まだこれは農道ですか、でこぼこが見受けられましたので、早急にでこぼこの、また行ってみてくださりゃわかると思うんですが、でこぼこの修復をしてください。これは答弁は要りません。 それでは大きな3番目、ペタンク会場の整備を急げ。このことについては、多くの傍聴者が来ていらっしゃいます。現在、私たちは帖佐グラウンドの一角でペタンクを練習しておりますが、2つ目、ペタンクは国体の、答弁にもありましたが、デモンストレーションスポーツになっております。市外、県外から選手が姶良市に来られると考えます。専用のペタンク会場はできないか。これは先ほどの教育長の答弁で、姶良公民館の広場ということがわかりました。 私がお尋ねしたいのは、市外、県外からの選手が姶良市に多くの方が見えますが、その対策はどのようにお考えですか。
◎教育部次長兼保健体育課長(塚田佳明君) お答えします。 デモンストレーションスポーツでは、大会の部、交流の部ということで、約200名程度の募集人員であったわけですけども、2月28日の申し込みの期限の時点で、大会の部のほうに県外から6チーム18名ということで、参加者が来られるということでお聞きしておりますので、これらを含めて、総体で今のところ、選手の方々、交流の部まで含めて142名程度ということでございますので、通常公民館の広場を使った行事、イベント等の想定の範囲内だというふうに考えておりますので、特別な対策は要らないというふうに考えております。 以上でございます。
◆5番(田口幸一君) 今の塚田次長の答弁でよくわかりましたけど、その142名の方々の宿泊はどのようにお考えですか。
◎教育部次長兼保健体育課長(塚田佳明君) 特に宿泊のほうにつきましては、国体、ペタンクのほうでデモンストレーションスポーツということでもございまして、国体の実行委員会での手配ということではございませんが、人数的に県外から、先ほど申し上げたようなチーム数ですので、特に手配ということではないというふうに考えております。 以上でございます。
◆5番(田口幸一君) 国体の実行委員会が宿泊は考えるということですが、それでは最後、耕作放棄地について再質問をいたします。 米迫農業委員会会長から答弁をいただきましたが、あちこちに耕作放棄地があって見苦しいです。平松、城下の下に、田んぼにしたら何枚ですか、そこに耕作放棄地があって、私の出身自治会になりますが、ここは刈り取ればいいのに、前回も質問しましたけど、まだ刈り取ってなくて、非常に姶良市道のすぐ下です。ここを刈り取ってほしいと思うんですが、いかがですか。
◎農業委員会事務局長(新門哲治君) 農業委員会事務局、新門と申します。よろしくお願いいたします。 ただいまのご質問に関しましては、農業委員会といたしましては、住民、地域の方から耕作放棄地の雑草除去等のご依頼があった場合には、農業委員会事務局で現地に出向きまして、その農地の権利者、管理者の方に対しまして訪問、戸別訪問、もしくは文書依頼によりまして、刈り取っていただいております。 どうしても管理につきましては所有者、権利者の責任においてしていただかないといけないものですから、今田口議員が言われました箇所につきましては、こちらのほうで戸別訪問、文書通知等をしているかどうかは、今確認はとれないんですが、また後ほど地番等を教えていただきましたら、所在地等教えていただきましたら、こちらのほうでどういう対処をとっているか、また、ご質問にお答えできるかと考えております。 以上です。
◆5番(田口幸一君) 今、事務局長の答弁で大体わかりましたが、私が今言ったのは、米迫農業委員会会長は十分ご存じです。 それでは、続けて質問いたします。このことについてパトロールはどのようになっていますか。また、この耕作放棄地について規制がありますか。
◎農業委員会事務局長(新門哲治君) 農地のパトロールにつきましては、8月に農業委員、農地利用最適化推進委員の方々に姶良市内の農地全筆、現地調査をしていただいております。 耕作放棄地の──ちょっと質問をもう一回、確認させていただきたいんですが。
◆5番(田口幸一君) 私が先ほど質問したのは、パトロールはどのようになっているかというのが1つと、このことについて規制があるのかという、この2つでした。
◎農業委員会事務局長(新門哲治君) 耕作放棄地に規制があるかと言われますと、一応法律上におきましては、耕作放棄地というか、農地の管理につきましては、権利者の責務となっておりますので、管理が適正になされない場合は、罰則等はございます。 以上でございます。
◆5番(田口幸一君) 今の件に場所等については、隣の米迫農業委員会会長に聞いてください。十分知っているはずですから。 まだ時間がたくさん残っておりますけど、以上で私の一般質問を終わりますが、先ほども壇上で申し上げましたように、3月末で定年退職をされる谷山議会事務局長を初め数名の方々が定年退職をされます。健康に留意されて、また姶良市のために活躍をお願いし、私の一般質問を終わります。
○議長(森川和美君) これで、田口幸一議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩いたします。午後からは1時から開きます。(午前11時51分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分開議)
○議長(森川和美君) 次に、8番、湯川逸郎議員の発言を許します。
◆8番(湯川逸郎君) 登 壇 皆さん、こんにちは。令和2年第1回定例会において、3番目に発言の許可をいただきました湯川逸郎でございます。 国難とも言える新型コロナウイルス感染症が全国的に広がる中、感染拡大に備える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が国会において3月13日に成立し、14日から施行されることとなりました。 幸いにして、現時点において鹿児島県内、また姶良市内においては発生しておりませんが、事務的に大きな支障を来していることと思います。業務的に大きな支障を来していることと思っております。 今後、感染のないことを願いながら、安全で安心して生活できるまちづくりを願い、一般質問を行います。市民の方々にわかりやすく誠意ある答弁をお願いを求めます。 質問事項は、あいら清掃センター焼却炉の延命化及び生ごみ処理についてであります。 質問の要旨は、1点目は、焼却炉の現時点での状況について説明を求めるものであります。 2点目は、焼却炉の延命はあと何年を想定しているのかお伺いいたします。 3点目は、焼却炉の改修をしなければならない時期が来ると思いますが、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。 4点目は、姶良市で1年間に出る生ごみは、おおむね何tかお伺いいたします。 5点目は、生ごみは焼却せず、また、二酸化炭素を排出しない環境対策を検討すべきであると思いますが、お伺いいたします。 6点目は、焼却施設の延命化を図るために、生ごみを資源として堆肥化する計画・検討はなされていないのか、お伺いいたします。 7点目は、衛生協会役員理事の方々が、生ごみ処理(堆肥化)を検討していらっしゃいます。日置市並びに姶良市内の2事業所で研修され、アンケートをとられたと聞いたが、どのような結果であったのか、お伺いいたします。また、その結果をどのように分析し、今後のごみ処理に生かすのか問うものであります。 8番目に、姶良市議会議員会派として、日置市の生ごみ対策について研修をいたしました。日置市民は、生ごみが発生したらいつでも出すことができ、高齢者や仕事に行かれる方々から喜ばれているとのことでありました。 環境の面で、資源を生かし、市民の負担にならない方策を講ずるべきであると思いますが、どのように考えておられるのかお伺いいたします。 以上、8項目についてお伺いいたしますので、市民の方々にわかりやすく誠意あるご答弁を求めます。 あとは一般質問席にてご質問いたします。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 湯川議員のご質問にお答えします。 あいら清掃センター焼却炉の延命化及び生ごみ処理についての1点目から3点目までのご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 あいら清掃センターは、平成21年4月に稼働し、10年が経過しております。 平成30年度は2万1,709tの可燃ごみを搬入し、適切に処理しております。 焼却炉の耐用年数は、一般的に15年と言われておりますが、延命化を図りながら、可燃ごみの搬入量の推移や焼却施設の稼働状況を見きわめ、基幹改修工事の時期等を含め、現在、調査・研究を進めているところであります。 4点目から8点目までのご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 平成30年度にあいら清掃センターに搬入されたごみのうち、ごみ組成分類調査をもとに搬入された生ごみの搬入量を推測すると3,451tとなります。 市としましては、家庭向けに電気式生ごみ処理機の購入費と、EM菌を活用した堆肥化バケツ購入費に、市衛生協会を通じて助成しており、また、市の給食施設において、平成30年度から給食調理過程で発生する残渣や食べ残し等による生ごみの肥料化に取り組んでいるところであります。 一方、市内の事業所においても、賞味期限切れの総菜や弁当などの生ごみを回収し、堆肥化に取り組んでいるところもあり、ともに、焼却による二酸化炭素の排出を削減する、環境に優しい循環型社会の推進に努めているところであります。 生ごみの堆肥化につきましては、市衛生協会が平成31年2月に日置市で、令和元年11月に市内の3事業所で、先月にさつま町で、それぞれ生ごみの処理について研修会を実施しました。 研修の結果は、ごみの削減、経費の削減、生活環境の改善、循環型社会の形成など、生ごみの堆肥化に取り組むことで、さまざまな方面によい影響を与えている一方、収集運搬体制、自治会加入率、市民の協力、臭気、堆肥の処理などの課題がありました。 市としましては、費用対効果等をも含め、先進地等の取り組みをさらに調査・研究していきたいと考えております。 以上、お答えといたします。
◆8番(湯川逸郎君) 1問目はすんなり答弁していただきましたが、このごみの問題というのは、1点目から10件まで、全て関連があります。それを一つ一つ解決していくのが、今後の課題であるんじゃないかなと思っております。 まず、2点目に入りますが、2点目の中において、焼却炉の現時点での状況についてお伺いいたしました。この問題につきましても、前々から既に問題が起こっているということでございましたので、質問に上げさせていただきました。これをもう少しご答弁していただければと思います。どういうことが現時点でなっているのかを求めます。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 清掃センターにつきましては、平成21年4月稼働以降、日常の点検整備、毎年の点検補修工事、また精密機能検査等を実施しまして、性能の維持に努めているところでございます。 この精密機能検査は、規則によりまして、おおむね3年に1回行っておりますが、平成29年に実施しました検査の結果は、日常のメンテナンス等を十分に行っていることや適切な整理、適正な定期検査等の実施を行っていることから、施設面では良好な状態と言われており、維持管理の方面で問題ないとの報告を受けております。 しかし、3年経過しておりまして、日常的、定期的な整備、いろいろな点検等を含めて、施設の安定的かつ効率的な焼却施設の運用、稼働に努めてまいります。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 焼却炉の問題は、いかにして寿命を長くするかということが一番問題であります。そこらあたりを今答弁がなされたんですが、焼却炉の改修をしなければならない時期が来ると思いますということで、私は3問目に申し出ております。そういうことになりますと、どのような方法を考えて、ここに捉えておられるのか、お伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) 清掃センターの焼却炉を構成する設備、機器、部材等は高温多湿にさらされており、24時間稼働しておりますので、そういう運動による摩耗等も激しいものと思っており、性能低下、いろんなところで進行が進んでおるかと思っておりますが、今年度、今年度というか、令和2年度、精密機能検査を予定しておりますので、その結果によりまして改修の時期、あるいは修繕の場所等を把握できるものと考えております。 その結果によりまして、今可燃ごみの搬入量の推移や施設の稼働状況を見きわめながら、そういう年次的な整備計画を策定しまして、基幹改修工事等を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 姶良市においても、生ごみの問題が特に必要ではないかなと思っております。そうしましたときに、いかにして、質問の5点にも上げているんですが、生ごみは焼却せずに、二酸化炭素を排出しない環境対策を検討すべきであると思うがどうかということの答えとしましても、今さら既に検討がなされていると思いますが、具体的にはどういうような形でなされているのかお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 市長の先ほどの答弁の中にもありましたが、市におきましては、焼却による二酸化炭素の排出を削減するとか、環境に優しい循環型社会の推進のために、現在のところ、電気式の生ごみ処理機の購入費やEM菌を活用しました堆肥バケツの購入費に、衛生協会を通じて補助金、補助をしているところでございます。 それと平成30年度からではございますが、給食センター等の調理過程等で発生する残渣や食べ残し等を既に生ごみ堆肥化に取り組んでいるところでございます。 また一方、市内の事業所におきましても、同様にそういう生ごみを回収して堆肥化に取り組んでいるところでございます。 今後もこの事業を、今までも実施しています事業を継続していくように努めるとともに、今二酸化炭素の削減の観点から、生ごみを発生させないリデュース、繰り返し使うリユース、資源として使う再生利用リサイクルを中心としたごみ減量化を進めていく中で、二酸化炭素を排出しない環境対策につながるものと思っております。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 今答弁がありましたような、施設としてはどうしてもそこを熱心に考えた上で、焼却していかなければならない改修の場所でありますので、ぜひそこ辺を中心に考えていただければと思います。 では4点目は、姶良市で1年間に出る生ごみは、おおむね何tですかということで質問いたしましたが、この中におきまして、どのような形で年間が出されて、1年間に出される生ごみはおおむね、全世帯から考えまして、どのぐらい1年間に、具体的に、具体的なものを教えてください。
○議長(森川和美君) 湯川議員、答弁は出ておりますが。質問を角度を変えてから。
◆8番(湯川逸郎君) 総トン数というものはもう出ているということですけど、その中におきましておおむね想定しておったトン数から考えて、どのように考えていらっしゃるかということを質問しているところです。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 平成30年度に実施しました、このごみ組成調査に基づきまして、3,451tという数字を出しておりますが、ごみ量につきましては、年々増加しております。生ごみにつきましても、比較は今手元に資料がないところではございますが、ごみの搬出量につきましては、事業所、人口の増加等により年々増加している状況でございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 5点目の質問に入りますが、生ごみは焼却せず、また、二酸化炭素を排出しない環境対策を検討すべきであると思いますがということで出しました。そうしますと、この問題がもう少し定着的に走っているのか、行われているのかどうか。そして、住民の方々がそれを安全に指導されているのかということにお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 先ほどの答えと重複する部分があるかもしれませんが、二酸化炭素を排出しないこととしまして、ごみを発生させない、繰り返し使うとか、資源物として再生利用するということで、リサイクルを中心とした事業を展開しておりますので、そういう中で地域の方々とともに削減に努めているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 次に、6点目に入りますが、焼却施設の延命化を図るために、生ごみを資源として堆肥化する計画、検討はなされていないのかとお伺いしたんですが、リサイクル的なもので検討していくという方向だと思いますが、これはどのように今後、焼却施設の延命化を独自で役所として考えていらっしゃるのかお伺いいたします。
○議長(森川和美君) 湯川議員、最初の質問と全く変わらないんですが、具体的に。
◆8番(湯川逸郎君) 失礼しました。焼却施設の件につきましては、焼却炉の耐用年数が一般的に15年と言われていますが、延命化を図りながら、可燃ごみの搬入量の推移や焼却施設の稼働状況を見きわめ、基幹改修工事の時期等を含め、現在、調査・研究を進めているところでありますという言葉が並んでいるんですが、これの中におきまして、どこまでが今現在が調査・研究、これを進めていらっしゃるのかをお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 施設につきましては、現在のところ、順調に稼働しておりますが、令和2年度に実施しますこの精密機能検査の結果をもって、詳細については、どういう時期に改修工事を進めるとかという内容等、詳細に計画をしていきたいと考えているところでございます。 その一方で、ごみ減量につきましては、リサイクル等を進めていったりとか、あと生ごみの処理機等の普及を図りながら、減量を図っていけたらと考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 非常に今答えられたものが、非常に市民としては待っていたと言わんばっかりの形になりますので、ぜひそういう形をとられて、改善の方向性をとられていかれたらと思っております。 また、この問題につきましては、焼却施設との延命の関係がありますので、この問題が今後大きな問題を抱えるんじゃないかなと思っております。 次に、7点目の衛生協会役員理事の方々が、生ごみ処理を検討している中において、日置市並びに姶良市内の2事業所で研修され、アンケートがとられたと聞いておりましたが、どのような結果であったのか。また、その結果をどのように分析し、今後のごみ処理に生かされる考えなのか、お伺いいたします。 ここの中におきましては、そのほかに衛生協会のほうで、どういう形で前向きに検討するのかということを私は聞きたいわけですので、そこをちゃんとお答えください。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 日置市の研修につきましては、昨年の2月に実施しておりますが、参加された皆様方は、おおむねよい評価を得ております。この中でごみの削減、経費の節減、あと循環型社会などのよい影響を得ることは理解しておりますが、姶良市に置きかえた場合の人口規模、自治会の加入率、異なる要素がありますので、費用対効果等も含めて、さらに調査研究していく必要があるかとは考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) この問題は大きな問題でございますので、7の2の中から引っ張り出した、ここの中に出てくるんですが、衛生協会の研修及び理事会等で協議されたことは、内容的に事業として反映しているのかどうかをお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 衛生協会の事業の中でということだと思いますが、日置市の研修を受けまして、昨年の3月の理事会において議論を踏まえ、そして衛生協会の総会が4月に開催されましたが、その中で主な事業計画の中に、生ごみ堆肥化の取り組みにつきましてということで、住民意識の調査であったりとか、先進地事例等の研修を行うなどと決められております。 この総会での計画に基づきまして、6月の三役会、あと10月で三役会とか理事会を行われまして、市内3か所の堆肥化施設の研修等も行われているようでございます。 その後、市長答弁にもありましたように、2月にさつま町のほうでまた研修会を実施されております。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) この衛生協会との研修及び理事会等で協議されたかということは、一番大事なことでございますので、念入れて質問していきたいと思います。 先ほども答弁がありましたが、日置市で生ごみ堆肥化の視察をされたと、すばらしかったというような記録も議事録に載っております。そうした場合に、その方法を姶良市として、どのように取り入れることが考えられているのか。どこまでを今進行しているのか。そのあたりをお聞かせください。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 先進地に衛生協会の方々が行かれまして、その結果を踏まえまして、市としましては、市内の3事業所、市内の3か所に同じように堆肥化施設等がございますので、そういう施設等視察を行ったりしております。 そういう中でいろいろ市長答弁にもありましたように、搬入コストの問題等もありますので、費用対効果、そこに結構な費用が発生いたしますので、その費用等も含めた中で費用対効果を今検証しながら、内容等を検討しているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 独自では走れないことですので、衛生協会の理事の方々が一生懸命になって方向性を定めようということで、今動いていらっしゃることは承知しておりますが、それを具体的に姶良市として方向を、本当にそのものが出ていくのかどうか、そこが不安であるわけです。 そのためにも理事の方々から日置市に以前、蒲生の生活学校で研修されたということがわかりまして、これを取り組めばと理事会の中で提案したんですが、やっと動き出したのかなというような言葉まで議事録の中に入っております。うれしく思っているところですと述べられておられますので、このことを時間的なことで言いますと、もう2年経過していますが、方向性というのは、今のやり方から変えていかなけりゃいけないんじゃないかということで、熱心に理事会のほうで述べていらっしゃいますので、そのあたりを答弁いただければと思います。(発言する者あり) 内容的にもう少し詳しく言わないとわからないということですが、以前の蒲生の生活学校で研修されたことが、今となってそういうようなことで動いていらっしゃるんですが、そのあたりが今後方向性として再度出てくるのかどうか。役員会ですね。衛生協会の中で、そういうことが動き出したのかなというのを感じているんですが、そのあたりの答弁を求めたいと思います。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 理事会等のことだと思いますが、理事会等におきましては、先ほど議員仰せのとおり、そういうご意見もあるようでございます。そういう意見というか、そういうのを受けまして、市におきましては、以前より生ごみ処理機であったり、堆肥化バケツ等の補助を行って、減量に取り組んでいるわけです。そういうものも引き続きながら、またさらに議員仰せの堆肥化につきましては、費用対効果等をまた検証しながら、理事会等とも、衛生協会の理事会の皆さんとも、また協議していかなければならないと考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 今、部長の答弁によりまして、次の項目が実際現実として、ここのほうに私は質問を次にしようと思っておったところです。理事会で結成されてよい機会となりましたので、姶良市でも検討したいというような項目が新年度にあってもいいのではないかと考えますということで、述べられてくださいませんかということで質問しております。 そのためにも事務局として理事会で議論されたことについて、内容的について市長に報告を実際されているのかどうか。また、事務局から現在のところ、堆肥については、堆肥化については記載していないところですが、ごみの減量化も兼ねて、含めて、理事会の中で議論する場を設けたいと思いますという、議事録の中にあります。だから、そういうことで、そのことを検討はどのように現在は進んでいるのかをお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 衛生協会での議論の生ごみ等につきましては、市長のほうにも報告はしておりますが、衛生協会の理事会におきましては、昨年からですが、引き続き、今年度もそのような形で進むものと考えているところでございます。 理事会等がまた今月末に開催される予定ではございますので、その中で同様、そのような生ごみの今後の対応策といいますか、どのようなことを来年度研修されるのか、そういう点につきましても、多分協議されるものと思っております。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 部長のほうからその言葉が出てきた場合、非常に理事会の中でも方向性を定めやすいんじゃないかなということで質問したところですが、ごみの減量化を含めて、理事会の中で議論する場を設けたいと思いますというふうに、理事会の中では言われているわけですので、これを完全に述べて、実行していただければと思っております。 次に移りますが、理事会において、我々衛生協会が研修したり議論したことは、一つの形が見えるような方向で進めていく。提案を上げるような形でつくっていくべきだと思うが、施策のほうも議会に承認を得られるような形を求めていかれたらどうでしょうと述べられておられますが、事務局はこのことを市長に報告されていらっしゃるのかどうか、そこをお聞きいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 生ごみ堆肥化につきましては、市長のほうにも報告はしております。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 部長のほうからはしておりますということでしたが、逆に市長にお伺いいたします。 今まで述べました、私のようなこういう質問の結論的なものを市長はご存じでしょうか、答弁ください。
◎市長(湯元敏浩君) 結論的なものは聞いておりませんが、理事会でどういうことが話し合われたか、衛生協会でどのようなことが話し合われたかということは、報告は受けております。
◆8番(湯川逸郎君) 市長も耳にしているということですので、報告をどのように前向きな検討をなされているのかをお伺いいたします。その部分を、新たな方向性というのを事務局としては考えていらっしゃるのかお伺いいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 生ごみ堆肥化につきましては、市長答弁にもありましたように、循環型社会とかの形成とかCO2削減、あと地球温暖化の視点から考えますと、大変いいものと考えますが、あと事業費等の中の費用対効果、あと自治会、市民の皆様方の理解、あと堆肥化した後の堆肥の搬出先とか処理先等、まだいろいろな課題があるかと思っております。こういうものを継続的かつ安定的に処理ができて、多くの課題を解消、まだする必要があるのではないかと考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) この問題は、いろいろな形で改善かれこれを抱えた上で進まなければいけない項目でございます。そこでお聞きいたしますが、衛生協会の議長が前向きなご提案をいただきましたので、総会のときには研修したときの報告はあるんですかという質問をしております。そのことを事務局に聞かれておられますが、これは返事がなされているのかどうか、議事録に回答はありません。そこで総会で報告されたのは、どのようなものであったのかをお聞きいたします。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 日置市で研修された生ごみ堆肥化の研修につきましては、4月に総会が、衛生協会の総会がありましたので、その事業実績の中で報告をしております。 それと衛生協会の理事会等の会議録につきましては、理事さんたちもですが、各コミュニティ協議会のほうにも報告しておりますので、各自治会長さんたちも読む機会があったのではないかと考えているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) いろんな役員の方々から聞こえてくるのは、衛生協会は何してらっしゃるんですかということはよく聞かれます。聞こえてきます。そうしたときに、実行されているのかなと。そして、それは市長も知っていらっしゃるんですかということまで聞かれます。 そこらあたりの衛生協会の会議の中というのは、やはり重要な住民の人たちが待っている項目でございます。そのあたりを衛生協会の議長が尋ねられても、ちゃんと答弁できるのかどうかを、きょうこういう場で言われても大丈夫なのかどうかをお聞かせください。 もう一回言います。前向きな提案をいただいたということはご承知のとおりだと思いますが、総会のときには、研修したときの報告はあるのですかと、このことです。そして、事務局に聞かれておりますが、議事録に回答がありませんよということです。私も会議録を見ながら書いておりますので、もう一回調べてください。 総会で報告されたのかということも聞いております。それも載っておりません。事務局にお伺いいたしますということで、最終的に私はきょうの答弁を、質問を行っているわけです。そのあたりのいきさつの違いをどういうふうに埋めるのかということで、方向性を示してください。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 今の会議録につきましては、3月の末の会議録ではないかと思います。総会につきましては4月に開催しておりますので、総会の席で事業実績として報告はいたしております。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) そのことにつきましては研修、堆肥化研修アンケートによりますと、非常によかったという方が23名中19人、よいが4名でありましたということまで記載されております。だから、そこらあたりをちゃんと今回の場合は述べられて、市民にPRもしなければいけないんじゃないかなと思っております。だから、そのあたりの今の件、執行部はどのように受けとめていらっしゃるのかをお聞きしたいと思います。
◎市民生活部長(福元義行君) お答えいたします。 日置市の研修では大変よいという結果を得ておりますが、それを踏まえまして、その他の施設等の研修もまた実施して、それをまたまとめるように今進めているところでございます。 以上でございます。
◆8番(湯川逸郎君) 市民の中で一番問題になることを聞きたいんです、市民は。どういうふうにごみの問題が流れていくのかなということも、ほっちらかした形で出されている山を、どういうふうに納得していくのかなというのは、私としても心配であったがために、こういう質問をしたわけです。 最後になりますが、8点目に、姶良市議会議員会派として、日置市の生ごみ対策について研修をいたしました。日置市民の方々は、生ごみが発生したらいつでも出すことができ、高齢者や仕事に行かれる方々から喜ばれているとのことでありました。また、ごみ袋は不要でもあります。 日置市においては、スタート当時はわずかな希望者だけであったが、現在では約8割の市民が参加し、今後は日置市全体で事業を進めていきたいということでありました。 日置市の場合、竹チップと酵素をまぜて処理され、ほとんど悪臭がないということであります。そのやり方を姶良市内はできるのかどうか。その竹チップまで行き届くのかなということで心配しているんですが、方向性を今回の議会でお示しできればと思っております。(発言する者あり) 検討されておるかどうかというのを最終的にうたっているんですが、市として費用対効果等を含め、先進地の取り組みをさらに調査・研究していきたいと考えておりますということしか書いてありませんので、内容的にどういうふうな方向性を示したいのか。そして、自治会の加入者をどのように方向性を統一していくかということをお示しくださればと思っております。
◎市長(湯元敏浩君) 湯川議員仰せのごみ問題というのは、非常に大きな問題から小さな問題まで多様化、ありまして、人口がふえていく姶良市においても、大きな問題だと思っております。 日置市における堆肥化のことにつきましても、非常に参考になるシステムだとは思っております。メリットも非常に、先ほど来部長から言われているように、焼却炉の延命化だとか、地域の方々の手間が省けるとか、CO2の削減とか等々ございますが、課題もまだ多く残っていると私は認識しているところでございます。 それは、まず生ごみという部分で、また分別化が厳しくなるということです。今燃えるごみを出しておりますが、そこから生ごみを分別しなきゃいけないという手間、こういったものが市民の方々にどう理解されるかということです。 そしてもう一つは、さっきから言っている費用対効果でございます。最初に準備するだけでも数億かかる。そして、年間何千万という中でどう対処していくかというところ、まだ解決に至っていない。まだ方向性が見えていないということ、それがもう一つ。 そしてもう一つは、堆肥をつくった場合に、堆肥をつくるのはいいんですけど、堆肥をどこに持っていくかということです。売り先があるのか。そして、そこの処理の部分がどう販路みたいなものがあるのか。日置の場合は、オリーブの畑に一部使っているということをお聞きしております。そういったところが姶良市にあるのかどうなのかも、これから調査していかなきゃいけないというところもございますので、総論的にはいいシステムだとは思いますけれども、そこの姶良市に投下する場合に、どのようなところを準備していくのかというのに、まだまだ調査と研究が必要だなと思っているところでございます。 モデル地域等々決めて、そういったところである一定の住民の方々に協力してもらうという方法もあると思うんですけれども、その辺のところもまだまだこれから先の話だなというふうに感じております。
◆8番(湯川逸郎君) 非常に質問の趣旨を含んだ上で、市長が答弁なさいました。本当に私の思いも、そこまで到達したのかなということで思っております。 以上で私の質問を終わります。
○議長(森川和美君) これで、湯川逸郎議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。10分程度休憩します。(午後1時48分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時58分開議)
○議長(森川和美君) 次に、3番、国生卓議員の発言を許します。
◆3番(国生卓君) 登 壇 議席ナンバー3番、志成会の国生でございます。早速、通告に基づき一般質問を行います。 項目1、河川整備及び雨水排水対策計画について。 昨年の10月12日に発生した台風19号は、東海から東北を中心に広い範囲で記録的な大雨や暴風、高潮となり、複数の河川が氾濫するなど列島に大きな爪跡が残りました。また、県内では、6月下旬から7月初旬にかけて、また、7月中旬に豪雨となりましたが、姶良市におきましては、幸いにして人災はありませんでしたが、河川等の災害はありました。 以上を踏まえ、以下のとおりお伺いいたします。 要旨1、姶良市内の河川を見てみますと、川底には土砂が堆積したり、その土砂の上に雑草が生い茂ったりして、川の流れが阻害されている河川が見かけられます。 そこで、河川の実績を踏まえ、河川としての安全性を高めるため、堆積した土砂の撤去や適切な時期での雑草刈り払いなど、良好な河川環境の確保を望みますが、市としての取り組みをお伺いいたします。 要旨2、平成31年3月に、雨水排水対策計画が策定されましたが、今後地球温暖化が進むにつれて、頻繁に起こることが予想されるゲリラ豪雨について、姶良市の地理的状況、それに伴う都市基盤整備の状況を考えたときに、これらの計画に基づいて、今後の被害の軽減を図るための整備計画の取り組みをお伺いいたします。 続きまして、項目2、ふるさと納税について。 ふるさと納税は、地域活性化を目的に平成20年4月に始まりました。姶良市は、平成27年10月から専用サイトを開設し、生まれ育った故郷を応援したい、貢献したいという温かい思いを寄附という形でいただいています。寄附金の使い道は、子育て、教育、文化、スポーツ、地域振興、環境保全に関する事業などに活用しています。 以上から、以下のとおりお伺いいたします。 要旨1、姶良市は、鹿児島県の19市の中で、平成30年度の寄附額はほかの市と比べて寄附額が低いように感じるが、ふるさと納税に対する考えをお聞きいたします。 要旨2、平成21年から導入された地域おこし協力隊という制度があります。これは、総務省の取り組みで、地方自治体が都市部から人材を受け入れ、農林水産や観光、自治体PRなどさまざまなまちづくりに関する事項の支援や仕事を委嘱する制度です。この制度の導入の結果、県外目線で地域が気づかなかった潜在的な価値を掘り起こし、磨きをかけてくれる新商品の開発や誘客で期待は高いとのことです。 そこで、昨年6月から返礼品を地場産に限るなどのルールを厳格化した新制度が始まりましたが、姶良市も地域おこし協力隊を募集して、姶良市産の新しい返礼品に力を入れる考えはないか、お伺いいたします。 あとは一般質問席よりお伺いいたします。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 国生議員のご質問にお答えします。 1問目の河川整備及び雨水排水対策計画についての1点目のご質問にお答えします。 市の管理する河川につきましては、準用河川が41本、普通河川が80本、合計121本で、およそ144kmを管理しております。 護岸の補修や寄洲除去、立竹木の除去につきましては、優先順位を定め、年次的に実施し、防災・減災に努めております。 市内の県管理河川につきましては、例年、寄洲除去等の要望書を提出し、維持管理をお願いしております。 また、県の河川環境美化活動として、みんなの水辺サポート推進事業が実施されており、本市でも毎年、広報紙に掲載し、周知に努めております。 さらに、市内の建設事業者等のボランティア活動において、草払いなどの協力をいただいております。 今後も県や地域と連携して河川の適切な管理に取り組んでまいります。 2点目のご質問にお答えします。 雨水排水対策計画は、市内の主に都市計画用途区域に指定されている範囲について、排水対策事業を推進する方法を多方面から検討し、提案することを目的に策定しております。 その内容につきましては、加治木と姶良の地区を5つのエリアに分割し、浸水被害箇所の現状把握及び排水事業評価を行い、治水安全度が確保されていない箇所や、浸水実績のある箇所について、対策を検討・実施することとしております。 具体的には、令和2年度は、思川用水放水路の用地買収や、イオン周辺の用地交渉と工事に着手する予定であります。 その他の路線につきましては、現況河川・水路の治水安全度や、浸水実績の有無による整備優先度が設定されており、今後は、有利な補助事業の導入を検討し、計画的な整備に努めてまいります。 次に、2問目のふるさと納税についての1点目のご質問にお答えします。 ふるさと納税は、寄附者みずからが選択した自治体を応援する制度です。また、ふるさと納税は、寄附金から返礼品等を含めた諸経費を差し引いたおよそ5割が市の歳入となることから、各分野の施策を実現するための市の貴重な自主財源となります。 現在、姶良市出身の方や姶良市にゆかりのある方だけではなく、全国の方々に姶良市を認知していただく貴重な機会と捉えており、ふるさと納税の寄附者にとって、魅力ある返礼品の企画・提供に、市内の事業所と協力して取り組んでいるところであります。 これまでは、返礼品競争が過熱し、総務省の通知に違反し、改善されない自治体がふるさと納税の対象から外されたり、また、返礼品は地場産品に限定され、返礼割合も寄附額の3割以内とされるなど制度が変遷した時期もありましたが、今後も一定のルールのもとで、姶良市を応援してくださる方をふやす取り組みに努めてまいります。 2点目のご質問にお答えします。 地域おこし協力隊の全国での活動事例を見ますと、地域おこしの支援、農林水産業への支援、環境保全活動、住民の生活支援など多岐にわたっており、中には、地域おこし協力隊が地場産品の開発・販売を実施している自治体があることは承知しております。 これまで姶良市では、ふるさと納税に取り組む中で、地域おこし協力隊を活用しておりませんが、地元事業者、特産品協会、観光協会などの連携とあわせて、地域おこし協力隊の活用の可能性につきましても調査・研究してまいります。 ふるさと納税は、本来、出身地やお世話になった自治体への感謝と応援する気持ちを伝え、または、税の使い道をみずからの意思で決めることを可能とすることを趣旨として創設された制度ではありますが、寄附される方は、価値観や満足感等を判断材料に、より魅力ある返礼品を求める傾向にあります。 そのため、本市におきましても、戦略的な方策も必要であると考え、返礼品は地場産品に限るというルールのもとで、寄附者が求める返礼品について分析を行い、魅力あるもの、希少価値のあるもの等について掘り起こし、企画に努めてまいります。 以上、お答えといたします。
◆3番(国生卓君) 要旨1について、また再質問していきますけど、ただいまの市長答弁の中で「優先順位を定め、年次的に実施し、防災・減災に努めております」という答弁だったんですが、私も一通り見てまいったんですが、ほとんど寄洲除去はしていないんですよね。この答弁はどのような意味なんでしょうか。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 県河川も含めまして、7月に県からの要望依頼が出てまいります。市としましても、梅雨前の春、新しい年度になるころに、その要望に合わせて河川の状況を見に行っております。その中で、寄洲の除去の優先順位を決めていくということになっております。 通常、県河川におきましては、河川断面の2割以上の埋設がある場合とか、浸水が過去にあったところというようなことを優先順位として決めていらっしゃるという状況でございます。 以上です。
◆3番(国生卓君) また、随時お尋ねしていきます。 まず、2月17日、新聞でこのような記事がありました。「総務省は河川の底に積もった土砂を除去のほか、河川周辺の樹木を伐採した自治体に対して、2020年から2024年度の5年間に限り、事業費の70%を地方交付税で財政支援する」という記事がありましたですね。もう見ていらっしゃいますよね。それを受けて、2月27日、これは県ですね、県の発表では、県の寄洲除去を強化、梅雨までに90か所やるという記事が出ておりました。 それで、まず最初は、県管理河川からお尋ねします。 姶良市の県管理河川を一通り見てまいりました。きれいなところは、最近、山田川が、豊留の山田川ですね、その後は下流の別府川、あと、思川の下流のほう、あそこは何かボランティアで同僚議員が事務局になって土手の草などを払っていらっしゃるということを聞いていますが、ほかのところはほとんど草ぼうぼうです。もう加治木から蒲生から、もうめちゃくちゃですね、正直なところ。 それで、一通り見た中で一番気になったところが2つほど、私が見た感じなんですが、竜門小学校のところ、網掛川のもう上流ですね、竜門小学校のところ。あそこは豪雨のとき、ことしもそうだったし、去年もそうだったと言っていらっしゃいました、コミュニティセンターの方が。小学校の校庭までもう浸水すると。あそこに保育所があるんですよね。それで、あそこの田中橋だったですか、あそこのとこは。あそこのところに民家がまた、あるんですよね。だから、学校のあるところは特に早目になさったほうがいいと、私は思っております。 それと、もう一つは、気になったのは、漆のほうなんですが、別府川のもう本当の最上流の川です。ここは民家があります。もう、そこのところは土のうが積んであります、常時。漆のほうの上流で本当あれなんですが、そこも県河川になっているんですよね。 それで、今も市長答弁で、「県管理河川につきましては、寄洲除去の要望を提出しています」と言ってあるんですが、これ、5年間で国が財政支援するよと言っていらっしゃるわけですから、これを優先順位を、どの辺を優先順位をつけて県へ要望、働きかけを行っていらっしゃるんですか。どこの河川をまず、5年間のうちに、どこの河川を1位、2位つけて要望を出していらっしゃるのか、お聞きいたします。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 県への要望につきましては、例年、毎年、先ほど言いましたように、7月を前に提出をしております。というのは、河川というのは、日に日に、一雨ごとで様相を変えてまいりますので。県の採択条件も我々は一応認識しております。その目線でもって要望しているという状態でございます。 それと、先ほどおっしゃいました総務省の浚渫事業の5か年とは別で、その5か年分のセットをお願いしているということではございませんので。この浚渫事業を用いて、県は独自で、当然市の要望もありますけれども、この5年間で、我々もまた毎年要望していきますので、その中でされていくという認識であると思います。 それと、竜門小学校のところですけれども、あそこは重要水防区域になっております。竜門小学校の北側から崎森川に合流する約730m程度の区間で、先ほどおっしゃったところは浸水が起こり得る、結果的に、堤防の高さが足りないということで指定されております。 竜門小学校の東側、土砂が堆積している状況になります、グラウンド側のほうはですね。そこはまた要望をしていきたいと思っております。 以上です。
◆3番(国生卓君) 続きまして、準用河川、市の管理河川についてお伺いいたします。 ここの、私も準用河川、市の管理河川を見てきたんですが、田んぼのあるところの川は、やはり地域の方たちがボランティアで、土手はきれいにしてあるところが多いです。感心しているところであるんですが、やはり、ほとんど川底の寄洲には、あの辺のところはもうぼうぼうです。 それで、その中で、また、見た中で、やはり気になったところは、蒲生町の小川内川ですね。ここが、聞くところによると、豪雨のときには、あそこに、言葉ちょっと悪いかもしれませんけど、住宅が1戸、道路より下のところにあるんですよね。そこの方が豪雨のときには、もう毎回避難するんですよという悲痛な叫びというか、声を聞いております。そこに、運悪く、また排水路が、何ていうんですか、ゲートが運悪くついているんですよね、用水路のゲートがついているんですよね。だから、その辺の絡みがあってなかなか難しいんじゃないかなと思うんですけど、この70%の財政支援を受けてやっていただければなと。 それと、やはり小川内川の上のほうは、また、田んぼのほうへ浸水するということも聞いております。 それと、もう一つは、これはそうだと思うんですが、加治木の木田川、この前の産業建設委員の中の話が出ましたけど、私も上流から網掛川までずっと車で行ったんですが、もう、草ぼうぼうという感じですね。ですから、この辺のところは、もう把握されていらっしゃると私は思っているんです。 ですから、この5年間で、地方交付税支援制度を活用して、市の管理河川の整備計画は立てていらっしゃいますでしょうか。立てておられますか、お聞きいたします。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 まず、小川内川につきましては、ちょっと年度を忘れているんですけど、2年ほど前に、隣接地の方と私もお話をさせていただきまして、寄洲除去をしております。しかし、議員が仰せのとおり、上流に堰があって、また、すぐ土砂が堆積するというような状況でなっていることは理解しております。また、状況を見ながら、浸水の防止に努めないといけないと思っております。 それと、総務省が出しました浚渫事業につきましては、令和2年度の予算組みの途中でございまして、この有効な事業を活用しようとしたんですけれども、時間的なタイミングで、令和2年度には予算化できなかったということが一つあります。 もう一つは、おっしゃるとおり、堆積の土砂の管理計画書、それから、もう一つ、維持管理計画書を策定しないといけないということになっておりますので、本年度はこの計画書の作成に努めたいと思っております。 以上です。
◆3番(国生卓君) 財政課長にお聞きします。 今年度は、これ、補正予算できないんでしょうか、お聞きします。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 国の今年度の全体的な事業の進捗状況等を確認をしまして、建設部と連携をして、今後考えていくことになろうかと思います。 以上です。
◆3番(国生卓君) 今後ですか。今後というのは、いつからですか、今後というのは。5年間しか猶予はないんですよ。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) おっしゃっていただきましたように、5年間の中での対象事業になりますが、先ほど建設部長のほうからありましたように、今年度の当初予算において、計画策定並びにその事業予算というのはまだ姶良市では出しておりませんので、私が申し上げましたのは、今後、令和2年度にそこらの状況で、まだ国の補助事業がつく可能性があれば、今後の補正で対応していくことを含めて検討いたしますという意味でございます。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) この総務省からのを見ると、整備していた自治体に対して70%補助すると言っているんですよね。整備した自治体に対してということを言ってあるわけですので、前もって補正予算を組むということはできないんですか。 それと、鹿児島県のほうは、もうこれで、今年度は90か所を梅雨までやるという、2月27日の新聞になっているじゃないですか。何で姶良市はできないんですか。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 補助事業でありまして、今回のこの河川の事業につきましては、内容をまた確認をいたしますけれども、現在、河川や、それから建設部でいきますと橋梁とか道路とか、それから、いろんなほかの部課署にわたる施設もなんですが、今、国の方針としましては、さまざまな公共施設、特に昭和30年代とか、前の東京オリンピックのころを含めまして、いろんな施設を各自治体がつくってきたものの老朽化対策があるということは課題で共有をしているところかと思います。 そういうような意味から、公共施設の再配置計画とか、そういうようなものもつくっているところでございますけれども、この長寿命化計画を国としてはつくらせて、その計画に位置づけられたこと、例えば、今の例は、その河川の仕事をした場合に、恐らく議員がおっしゃってくださっている75%というのは、その分を、通常はその寄洲除去とかいうのは起債対象には今まではなっていないんですけれども、いわゆる、それで起債を起こしたり借金を起こしていいですよと。その借金を起こしたものに対して交付税措置をしていこうとか、そういうようなものが含まれていると推測されますので、そこらあたりを考えていきたいと思います。 ただ、国のその財政支援を補助金であったり、その起債の交付税措置であったり、受けるというのには、やはり計画があって、姶良市が、例えば6月議会で予算をお願いしまして、幾らか組んで、これだけ組みましたのでお願いしますということでは、国も結局、今年度の予算というのがありますので、その順番ではできないところはご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) もう、これ以上は言いませんけど、何で県はやると言っているのに、市はできないの。県に何で言わないのかなと思っているんですが。もう、この論議は終わりますけど、これは、建設部長、やるということでよろしいですね。令和3年度には、もう必ず予算を組んでやるということでよろしいですね。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 先ほど申しましたように、2つの管理計画、それから維持管理計画をつくって、それから、県の指導を受けて協議していきたいと思っております。 以上です。
◆3番(国生卓君) 終わります。 じゃ、次に、ふるさと納税についてお聞きいたします。 このふるさと納税については、新聞記事等を織りまぜてお伺いさせていただきます。 まず、このふるさと納税の担当は財政課だと聞いているんですが、何人体制でやっていらっしゃるのか、お聞きいたします。また、その方は専任なのか、あるいは兼務なのか、その辺のところもお聞きいたします。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 おっしゃいますとおり、ふるさと納税、姶良市では財政課が担当しております。鹿児島県内では、財政課が担当する部署、企画部でしたり商工観光が担当する部署、さまざまでございます。 姶良市の場合には、今、財政課が財政係と財産管理係を持っておりますが、ふるさと納税の主担当は財政係でございます。財政係が係長以下4名おりますが、ふるさと納税だけを100%担当業務としている職員はおらず、その4名の中の1名がふるさと納税を主担当しておりますけれども、姶良市のような各課、各係に職員が少ないような自治体におきましては当然なんですけれども、それぞれその係の職員、また、さらには、業務が集中する年末等におきましては、財政課として財産管理係の職員等の協力もしながら、そういう体制で努めております。専任はおりません。 以上です。
◆3番(国生卓君) そこで、私も全国で20位、それで、鹿児島県で1位の志布志市に聞いてみました。あそこ、3万1,000人ぐらいの人口ですよね。それで、昨年、平成30年度ですか、32億7,000万円を寄附を集めております。 志布志市のほうでは、商工課の中にふるさと納税推進室があり、11名でふるさと納税に担当していると。ですから、姶良市においては、この人数をかけても、このふるさと納税を、一番いい財源の確保するチャンスであり、また、いろんな事業にも、5つのとおりの事業にも使えると思うんですが、職員をふやしてやるという気構えあるんでしょうか、お聞きいたします。
○議長(森川和美君) ここは総務部長じゃないですか。
◎総務部長(宮園正浩君) 先ほど、志布志市の例がございましたけども、ふるさと納税を希望される人数、あるいは、その希望に応じて人数等も若干変わってくるかと思います。 先ほど、財政課長が専任はいないと申しましたが、逆に、私どもの市のほうは、係員4人おりますので、その中で分担しながらやっている分もございます。 今後、特産品等がまたふえましたら、人数等について、その事務量に応じて、人というのも、また割り当てていきたいといふうに考えております。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) 一つ、財政で兼務していらっしゃるとおっしゃいますけど、実際言って、財政というのは、姶良市の一番のところじゃないですか、予算つくったりするところは。大体、予算つくるのは、もう8月ぐらいからやっているでしょう。だから、予算をやって、ふるさと納税をやるということ、できるのかなと、1人でまた兼務というのはどうなのかなと思っているところでございます。 それで、先月の2月25日の新聞があったんですが、これ、南日本新聞なんですが、「仲介サイトは、高額所得者への規制、寄附減恐れ、自治体難色」というのが、記事が載っていました。その中に、姶良市のアンケートの記事が載っていまして、この姶良市の財政課の人だと思いますが、税金の一部が手数料に流れていることに違和感があるが、寄附額が減少していることのほうが厳しいという回答をしていらっしゃいます。私も税金の一部が手数料に流れていることに対しては、私もそう思います。何で基金から流用しないのかなと、そう思っています。私はですよ。 だから、担当者のほうもそういう回答を新聞記事に載っかっているわけですから、私もそう思います。 それで、もう一つは、寄附額が減少してしまうことが厳しいという回答なんですが、これはどのような意味なんでしょうか、お聞かせください。
◎
総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 今、議員がご紹介くださいました新聞の記事なんですけども、共同通信社のアンケートにそれぞれ各自治体が答えたものです。 少しお時間をいただきまして、この質問の内容なんですけども、姶良市でも、いわゆるインターネットの社会になりまして、皆さん、ご寄附をされるときが、数年前に、最初ふるさと納税が始まったときには、私どもの財政課に直接、出身の方々がお電話をいただきまして、姶良市にふるさと納税をしたいんですがということでお電話をいただいて、それをもとにして、職員のほうで寄附の申請とか、そういうやりとり、お金の受領とかをやって、職員が加治木の物産館に行って、ふるさとの香りのする詰め合わせをつくって送るというような、そういうような、いわばアナログなといいますか、手作業でずっとやっていたんですけど、今は、ご存じのとおり、いろんな、姶良市でいいますと、楽天とふるさとチョイスという2つのサイトを使っておりますが、このサイトの会社に対して、自治体、いわゆる姶良市などから利用する自治体が手数料を納めています。その手数料を楽天等のポータルサイトが受け取ることや、楽天スーパーセールとかいろんなポイント還元セールとかっていうのをそういうサイトはするんですけども、そこらあたりのポイント還元をそれらの会社がすることに、いわゆる公的なお金が流れることを疑問視する声がありまして、それを規制することにどう思いますかという質問でした。それに対して、今、議員がご紹介してくださったところなんですけども、私どもとしましては、当然、ふるさと納税のご寄附をいただいて、その思いを予算に上げまして、形にして、姶良市の事業に使うんですが、返礼品を送る、それから、いろんなこういう業者の手数料を払う、品物を送る、送料を払うということで、ふるさと納税にはどうしてもそのご寄附に対して姶良市の税金の中から、いわゆる手数料的な事務経費がかかってしまうと。 姶良市の方々が納めてくださる市税からその経費を払うことになりますので、そこには若干抵抗はあるものの、今、国としてふるさと納税を全ての自治体が取り組んでいて、昨年度、その規制はかかったものの、やはり取り組みがおくれると一人負けになってしまいますので、最後にご紹介くださいました手数料の規制をかけて、いわゆる楽天とかのサイトを使わないことで制限をかけてしまうと、姶良市の今の状況であると寄附額が減ってしまうので、どうしても厳しいと。その背景には、姶良市にお住まいの姶良市に税金を納められる方々が同じようにほかの自治体にふるさと納税をされるという実態もありますので、少なくとも、少し言い方は悪いんでしょうけれども、そこのプラスマイナスを考えたときに、姶良市がされる方々よりも、やはりもらわないことには、これだけの時間と手間をかけておきながら、マイナスになってしまうと。そこに対しての交付税措置はありますけれども、今のふるさと納税の日本の中での取り組みはそういうことになっているという認識の回答でございました。 以上です。
◆3番(国生卓君) 今の財政課長の答弁と、私は若干違うんですよね。最後のほうの返礼品が厳しいと、寄附額が厳しくなるということに対しては、私は規制により、地場産の返礼品が種類が減ることが重要だと思うんですよ。ですから、そのためには、要旨2にありますように、地域おこし協力隊というような方々を募集して返礼品に力を入れていくといいと思うんですよ。 それで、この地域おこし協力隊は、姶良市と垂水以外は41市町村、皆さん募集していらっしゃるんですよね、これはご存じですよね。 それで、市長答弁にありましたように、今後、調査研究してまいりますよという市長答弁だったんですが、なぜ、今まで地域おこし協力隊ということを検討なされなかったのか、お聞きいたします。
◎企画部長(宮田昭二君) お答えいたします。 今、議員お示しのふるさと納税に関してだけではないんですが、さきの12月議会におきましても、地域おこし協力隊の件につきまして質疑がございました。その際に、提案と申しまして、農業団体、これにおける担い手不足ではなくて、その働き手ではなくて、活性化の打開策という確固とした目的を持って制度を導入できないかというご提案がございました。 したがいまして、ただ単に、導入して何かが出るんじゃないかという考えではなくて、何かをするために導入するという考えであれば、当然、今回のふるさと納税につきましても、所管課のほうが検討するという回答を申し上げておりますので、そこは、受け入れる体制が整うのであれば、導入していけるものだと考えております。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) では、今後、導入していくとお考えですね。
◎企画部長(宮田昭二君) お答えいたします。 その方向を検討したいということでございます。
◆3番(国生卓君) じゃ、その検討する上において、姶良市として、この地域おこし協力隊の方にどのようなミッションというか任務とか使命とか考えていらっしゃいます。どこの地域にどのような特産品をというようなミッションとかは考えていらっしゃいます。
◎企画部長(宮田昭二君) お答えいたします。 先ほど答弁申し上げましたが、その方向性と申しますか、目的をまず定めるのが大事でございますので、それを定めた上で、それが有効であるならば導入していくということでございますので、現段階で、どの地域にどのような地場産業、特産品を開発していくか、そういうところはお話できないところでございます。
◎総務部長(宮園正浩君) ふるさと納税の特産品につきましては、ここにも回答しておりますけども、まずは、ユニーク、姶良市独特のものがまずできないか、ほかにないものがないか。 続きましては、現在のふるさと納税ですが、たくさんの方が魅力ある商品として認識してもらって、そうしないと売り上げが上がらないということがありますので、そういうものがトレンドとして、傾向として何があるのか、そういうのを見きわめながら選定していきたいと思っています。 それと、地域おこし協力隊につきましては、これにつきましては、登録されている方がどのような意図を持っていらっしゃるか、協力隊の方が、そして、姶良市のほうはどのようなことをその人にしてもらいたいかというマッチングが整わなければ難しいかと思っております。 それと、できましたら、来てくださる方は、それを今後発展させて、この地に住みつくとか、移住されるとか、いろいろそういうご希望もあるでしょうから、そのあたりを勘案しながらしていくことになろうかと思っております。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) また、これも記事なんですが、先週の3月8日に、鹿児島市なんですが、桜島のほうに2人を配置して特産品のビワをPRさせていくようなことを書いてありました。これも2020年度の一般会計予算1,000万円を計上したと。 ご存じだと思うんですが、これ、国から隊員1人当たり400万円の補助があるんですよね。何でこういう補助があるのに活用しないのかなということが、私は非常にクエスチョンでございます。 時間がございませんので、次に行きます。 これは企画部ではないかなと思うんですが、平成28年度税制改正において、地方創生を応援税制というのが、企業版ふるさと納税ですね、これが創設されました。この制度は内閣府の認定を受けた地方公共団体が行う地方創生プロジェクトに対して企業からの寄附を行っていただくことにより、地方創生の取り組みを進化させることを目的とするものですということです。 それで、これも鹿児島県においては、鹿児島県と20の市町村がこれを導入というか募集しております。これ、私が考えたんですが、この企業版ふるさと納税を、例えばなんですが、昨年の5月に蒲生町の麓地区が日本遺産に認定され、鹿児島の武士が生きた町、魅力発信推進協議会のもとに、日本遺産蒲生麓プロジェクトを立ち上げております。 それと、また、平成30年12月には、日本ユネスコ協会連盟からプロジェクト未来遺産2018に登録された加治木のくも合戦があります。 このように、こういうプロジェクトがあるのに、このプロジェクトに対して、企業の方に応援していただけませんかというような発信をするために、これは総務省ですか、国のほうへ届け出て、そのプロジェクトを各企業の方にお願いして、そうすることによって、この日本遺産の蒲生麓のプロジェクト、あるいは、加治木のくも合戦に寄附していただくことによっていろんな活動ができると思うんですよ。 このような、市として導入する、国のほうへ申請してこのような企業版ふるさと納税を導入するお考えはありますでしょうか。
◎企画部長(宮田昭二君) お答えいたします。 議員お示しの企業版ふるさと納税でございますが、制度的には今、るる議員のほうがお示しになりましたとおりでございますが、これが31年度までの時限立法でございました。令和2年度から新たに税制が変わりまして、新たな制度ができるというふうにお聞きしております。したがいまして、その新たな制度のまず精査が第1点目でございます。 それと、今言われたとおり、窓口は当然うちの企画政策課になりますけども、事業主体が、今言われたところの蒲生麓地域の協議会、もしくは、くも合戦保存会と事業主体がございますので、そことのまず調整も必要になってくるかと思います。 したがいまして、その制度を見きわめた上で、地域の再生計画に乗せ込めるかどうか、それがまず最初でございますので、そこらを精査しまして、新たな制度の企業版ふるさと納税、こちらのほうに取り組めていけるかどうか、それも含めまして検討してまいりたいというふうには考えております。
◆3番(国生卓君) この内閣府の資料を見ますと、いろんな、鶴の恩返しとか、本当、地域、地域あった観光を大事にしているプロジェクトが非常に多いですので、ぜひとも国のほうへ申請していかれるといいんじゃないかなと思っておるところでございます。 それで、まことに恐縮なんですが、総務部長、私はこのふるさと納税というのは、商工観光が一番中心じゃないかなと思うんですよ。これを企画部のほうへ担当がえしたら、私は一番スムーズにいくんじゃないかなと思っているところでございます。もうこれ以上は聞きません。時間も過ぎましたので。と、私はそういう気持ちであります。今後、検討してください。終わります。
○議長(森川和美君) これで、国生卓議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。10分程度とします。(午後2時49分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時57分開議)
○議長(森川和美君) 次に、19番、萩原哲郎議員の発言を許します。
◆19番(萩原哲郎君) 登 壇 皆さん、こんにちは。志成会の萩原です。言い忘れました。また、傍聴席にお越しの皆様、傍聴席に足を運びいただきありがとうございます。また、3月をもって退職をされる職員の皆様、ご苦労さまでした。退職されても、姶良市発展のためにご尽力をお願いいたします。 鹿児島マラソン、今まで以上に走り込んできましたが、コロナウイルス感染予防のため中止となりましたが、緊急対策のやむを得ない事情であったと思います。来年はまた歳を1つとりますが、来年に向けて、完走に向けて頑張っていきます。よろしくお願いします。 では、一般質問に入らせていただきます。 質問事項1、姶良市の道路整備と総合運動公園施設等について。 国体を間近に控え、施設等の準備に忙しくなると思うが、以下について問う。 要旨1、国体が開催されると多くの来客があり、駐車場利用者が多くなると思うが、現在の駐車場で十分か。また、駐車場整備は国体までに間に合うのか。 要旨2、陸上競技場奥下の駐車場、広々として多くの駐車が可能であるが、急坂のため利用者が路上駐車している状況である。路上駐車を減らすため利用促進の策はあるか。 要旨3、体育館前の駐車場の白線引き直しと、アスファルト改修工事計画を問う。 要旨4、触田・鍋倉線の高速横、触田・森山交差点間と運動公園西側の出入り口は、現在、工事用トラックの出入りが多く、舗装の痛みがひどい。国体が始まると多くの車両が利用すると思うが、改善対策を問う。 要旨5、陸上競技場トラック使用料1時間当たり使用料が、個人と団体の料金が同じで、個人の場合の負担が大きいが検討したか。また、利用状況はどうか。 新しいトラック1から3レーンの水はけの状態はどうか。また、コケや草が生えてきているがどのように対処するのか。 要旨6、人工芝グラウンドは、昼夜問わず利用がある。点数掲示板と時計がないと競技委員や一般の方から指摘を受けた。点数掲示板と試合時間を知らせる時計の設置が必要と考えるがどうか。また、天然芝会場及び子ども広場等にも設置が必要と思うが、今後設置の予定はあるのか。 要旨7、総合運動公園もウオーキング、ジョギングで多くの方が体力づくりに汗を流している。夜は安全で走りやすいが、野球場のバックネット裏が暗く危険である。また、子ども広場は、夜、サッカー場の照明の薄明かりで遅くまで子どもたちが遊んでいるので危険を感じる。照明の設置はあるか。 質問事項2、市内の公園・施設等の駐車場整備(白線)・看板等について。 要旨1、船津公園・蒲生体育館・蒲生公民館・白銀坂公園・高岡公園・椋鳩十記念館等駐車場の白線が消えているが、引き直しの計画はあるか。 要旨2、公園内の案内看板点検を行い、補修する必要があると思うがどのように考えているか。 要旨3、椋鳩十記念館駐車場に設置してあった案内看板は、いつ撤去したのか。 質問事項3、サボーランドパーク姶良の公園維持管理と陥没・崩落改善等について。 サボーランドパーク姶良は、造成25年が経過し、階段・用具等も傷みつつある。昨年の夏ごろは雑草で生い茂り、草刈り等の管理が追いつかない状態であったが、秋ごろから雑木の伐採や雑草等の草刈りが行われ、風通しもよくきれいになり、来園者がふえている。 今後の公園維持管理と、昨年の豪雨での陥没・崩落改善について問う。 要旨1、ことしも昨年同様の作業内容で、公園維持管理に努めてもらいたいがどうか。 要旨2、昨年の豪雨で欠陥場所(3段目の歩道)の原因を示せ。また、真ん中の側溝の排水は暗渠で処理されているのか。 要旨3、昨年の豪雨で3か所の崩落場所の改善処置は、現状の処置で問題ないか。年々、道路のひび割れがひどくなるが原因をどう考えているか。 要旨4、以前から、用具・階段等の手入れ(色塗り)をお願いしているが進捗がない。長期利用できるように、手入れの考えはないか。 要旨5、高齢者等がトイレ使用時に手すりなく、上下作動に不便であるが、設置の考えを問う。 以上、一般質問席から行います。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 萩原議員のご質問にお答えします。 1問目の市道の道路整備と総合運動公園施設等についての1点目のご質問にお答えします。 総合運動公園は、現在538台分の駐車場がありますが、国体開催時には一般観覧者及び役員等協議関係者を含め、およそ650台分が必要になると想定しております。 新たに、およそ150台駐車可能な多目的広場横の駐車場の整備を進めており、完成しますと全体でおよそ690台分が確保されますので、対応が可能と考えております。 2点目のご質問にお答えします。 陸上競技場奥下の駐車場は、運動公園施設と高低差があり、利用されにくい状況でありますが、新たな駐車場が整備されることから、完成後の利用状況を調査したいと考えております。 3点目のご質問にお答えします。 体育館前の駐車場につきましては、舗装の補修及び白線の設置を国体開催前までに行いたいと考えております。 4点目のご質問にお答えします。 市道鍋倉・触田線の補修につきましては、令和2年度の市道舗装補修業務委託において、他の施工予定箇所との調整を図りながら補修を行ってまいります。 また、運動公園西側の出入り口につきましても、傷んだ箇所の舗装補修を行う予定であります。 5点目のご質問にお答えします。 陸上競技場利用料金につきましては、占用する利用者がいない場合は、トラック及びゴムチップ舗装のランニングコースを、市民の健康増進の場として広く利用していただきたいと考えております。 現在の利用状況につきましては、団体の利用はなく、個人の利用はありますが、その数は無料開放のため把握しておりません。 また、トラックの1レーンから3レーンまでの水はけの悪い箇所につきましては、表面の不陸整正を行い、今後の状況を観察するとともに、浸透水の処理についても有効な対策を検討してまいります。 6点目のご質問にお答えします。 人工芝グラウンドの点数掲示板及び時計の設置につきましては、本年度に移動式点数掲示板とタイマー、時計を購入し、試合の際に利用できるようにしており、時計についてはクラブハウスの外壁に設置してあります。 また、子ども広場の時計についても、本年度に設置したところであり、天然芝グラウンドにつきましては、国旗掲揚台側に時計が設置してあることから、新たな時計の設置は現在のところ考えておりません。 7点目のご質問にお答えします。 総合運動公園のウォーキング時の照明につきましては、陸上競技場周囲に照明灯が設置されておりますので、日没後は、こちらを利用していただきたいと考えております。 また、子ども広場は大型複合遊具のほか複数の遊具を設置し、多くの子どもたちの遊びの場として日中に利用いただいておりますが、安全性の確保や防犯上の観点から、夜間の使用を控えていただきたいため、照明の設置は、現在のところ考えておりません。 次に、2問目の市内の公園・施設等の駐車場整備(白線)・看板等についての1点目のご質問にお答えします。 まず、蒲生体育館と蒲生公民館の駐車場の白線につきましては、国体で利用する駐車場となっておりますので、国体開催前までに引き直したいと考えております。 船津公園、白銀公園及び高岡公園の駐車場の白線につきましては、年次的に整備を検討してまいります。 椋鳩十文学記念館の駐車場の白線につきましては、令和2年度に引き直す計画であります。 2点目のご質問お答えします。 公園内の案内看板の補修につきましては、随時破損等のあったものを修繕しており、今後も点検を行い、対応してまいります。 3点目のご質問にお答えします。 椋鳩十文学記念館駐車場の入り口付近にありました観光案内看板は、合併前に、当時の加治木町観光協会が設置したものであります。 なお、設置された時期は不明でありますが、経年劣化による板面の薄れや台風被害による取りつけ屋根が破損していた状況にありましたので、所管しております姶良市観光協会により、昨年3月ごろに撤去されております。 次に、3問目のサボーランドパーク姶良の公園維持管理と陥没・崩落改善等についての1点目のご質問にお答えします。 サボーランドパークの維持管理につきましては、これまで同様の作業内容を行い、公園環境の維持に努めてまいります。 2点目のご質問お答えします。 園内通路の陥没箇所につきましては、雨水の浸透水による地盤沈下が原因であると考えられ、既に復旧されております。 また、園内の真ん中の通路の側溝は、陥没箇所から中央広場側へ流れる勾配でつくられており、暗渠は設けておりません。 3点目のご質問にお答えします。 崩壊箇所及び道路のひび割れにつきましては、姶良・伊佐地域振興局に被災状況を報告し、木柵工やモルタル吹きつけ工及び舗装補修で対策を講じていただいたところであります。 また、擁壁背面の沈下箇所につきましては、砕石を補充するなどし、擁壁背面の土砂吸い出しによる沈下防止にも努めております。 次に、道路のひび割れの原因につきましては、平成9年の供用開始から20年以上経過していることから、経年変化による不等沈下が主な原因であると考えられます。 4点目のご質問にお答えします。 園内の遊具及び木製の階段につきましては、老朽化による損傷箇所の修繕を市で随時行っておりますので、塗装についても実施を検討します。 5点目のご質問にお答えします。 園内には3か所のトイレがあり、いずれも和式の大便器となっておりますので、手すりの設置について検討します。 今後も、引き続き姶良・伊佐地域振興局と連携し、施設の維持管理に努めてまいります。 以上、お答えといたします。
◆19番(萩原哲郎君) 要旨1と2は関連がありますので、一緒に質問いたします。 まず、陸上競技場、この下の駐車場、ここの駐車台数は何台ですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 陸上競技場下の駐車場は、現在131台駐車できます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 131。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) はい。
◆19番(萩原哲郎君) ここに、現在538台となってくるんですよね。その中に、今の台数が131と入っております。ここの問題ですね、陸上競技場奥下の駐車場は、運動公園施設と高低差があり、利用されにくい、新たな駐車場が整備されることから、完成後の利用状況を調査したいとあるんですけど、今回、この131台入れて、大体669台なんですよね。そうなった場合に、この下の駐車場が入らないと、650台の確保がされないわけなんですよね。 だから、やはり、この下側の、私は今回質疑したのは、陸上競技場奥下の駐車場、利用者は坂があって大変だから路上駐車が多いんですよ。そのために、路上駐車を減らすための利用促進の策はないかとお尋ねしているんですけど、ちょっと意味がわからないんですけど。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今のその131台のところには、国体のときには、役員それから係員の方々、約150台の方々の駐車を考えています。今、そこには131台しかとめられませんが、主に役員の方々の駐車を考えているところでございます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 役員のことであれば、無理がしでもとめられるちゅう形で異論はないと思います。 じゃ、次に、3番目、ここ3番目ですね、大体、鍋倉・触田線なんですけど、令和2年度の市道舗装補修業務の委託において、調整を図りながら補修していくということですので、これも仕方がないと思いますけど、そういう形でやっていけたらいいと思います。 次、4番目ですね。これは4番目じゃない、3番目がちょっと違いましたですね。3番目は体育館前の駐車場につきましては、舗装並びに白線ですね、国体前までには行いたいと考えておりますとなっておるんですよね。やっぱり開催前までには、行います、こういう答弁でいいんじゃないですか。(笑声)
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 白線の設置は、国体前までに行います。(笑声)
◆19番(萩原哲郎君) 納得しました。 4点目は、さっき言ったとおりで、もう質疑はありません。 4点目の2番目ですね、触田・鍋倉線はいいんですけど、運動公園西側の出入り口ですよね、ここが、回答が、傷んだ箇所の舗装補修を行う予定でありますと書いてあるんです。この場所は、真ん中から高速より入り口になってくれば、石が転んできたり、結構崩落がある場所だと思います。だから、現在は、大型トラックが、やっぱり左側に寄ったりしたときには、石が相当転んでおります。やはり、この場所、ちょっと狭いから、今回この舗装をするときに、少しでも崖崩れがないような対策とか拡幅工事とか、そういうのも行われているんですか。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 グラウンドに上がる西側入り口のほうにつきましては、まだ工事が残るということで、舗装の補修をさせていただきたいと。完成後には、おっしゃるようなことも研究していかないといけないかなとは考えております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) じゃ、そういう形でお願いしたいと思います。 じゃ、5点目ですね、陸上競技場。この陸上競技場、新しく今度改善したんですよね、側溝から全部。だから、私は砂道を使っておってもほこりもしないよと、水はけもいいですよ、草も生えないですよということを伺ったような気がするんですけど、そこには間違いないですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) おっしゃるとおり、水はけのいい土を使って表面を補修いたしました。1レーンについては、工事で確実に下まで行ったんですけれども、2レーンから6レーンにかけては、表面の不陸をした程度でございます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) そのたびに、あそこグラウンドに入ってみれば、コケが生えたり、水たまりがあったり、草が生えたりしているんですよね。だから、やはり、その前に一言あるんですけど、昨年は10月1日に、ここは有料やったんですよね。いつから、これ、無料になったんですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 令和元年の12月24日に、指定管理者姶良スポーツクラブと保健体育課、それから都市計画課のほうで、管理について協議いたしました。トラックのゴムチップ舗装のところを無料として開放していた関係で、その内側のトラックレーンを使う人がたまにおるということで、管理がしにくいということ、それから、占用許可がおれば、危ない使い方、要するに、砲丸投げとかそういった危ない使い方で占用される人がおれば、自由には使えませんけれども、それ以外は自由に使えますので、その辺で無料開放ということで話し合いをしまして使っていただいております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) この場所なんですよね。利用者が少ないからコケが生えたり、草が生えたりするわけなんですよね。だから、やはり、このトラックというのは、あそこはもう大会のときに、時計をはかったときに、時間が、時計の申告が確定されないんですよね。臨時みたいな形で、記録に残らないという形なんですよね。だから、そのような場所ですので、やはり、お金はとらないで、思う存分に健康管理、汗をかいてもらうために使っていただければ、グラウンドも使っていければ、そういう草、コケ等も生えないと思いますので、今回そういう形で無料になっておりますけど、そういう形で、今後もそういう方向性で利用していただくように、一般の方には注意書きとか何かで、無料開放という形で提示していただければいいと思いますけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今、言われたように、競技場入り口に使用の注意書きを掲示して、今、開放いたしております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) もう一点、グラウンド、この天然芝ですよね。ここは4月から供用開始の予定なんですよね。それで、今の芝の育成は順調ですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今、4月からと言われましたですけれども、今の芝の状況を見ながら、根の張りぐあいは大体思ったとおり、計画どおりいっていると思います。3月の年度末に、また芝刈り関係をして状態を確認してから、開放の時期をまた検討していきたいと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) そのときに、グラウンドを見に行きましたか、芝を。芝が枯れているんですよね。ご存じないですか。私はおととい行ったんですよ。これで、果たして、芝刈っとって、青いのが生えてくるかなと思うんですかけど。だから、ほんと、私らから言えば、その前に、1月ごろに行ったときには、物すごく管理がよくて青々としとって楽しみにしとったんですけど、2日前に行ったら、芝はあちこち枯れた草が出てきとるんですよね。これで、果たして芝管理、ちゃんとやってんのかなと思うんですけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 自分は1週間ぐらい前に行ったときには青々と茂っておりまして、今現在も維持管理を外部団体に頼んでしているところでございますので、問題があれば報告があるはずですので、今のところ報告は上がってきておりません。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 写真撮ってくりゃよかったんですけど、もう、持ってきませんでした、わかっていると思って。だから、きょうでも確認に行ってください。本当に見とってびっくりしますよ。だから、それはそういう形で、また管理のほうをちゃんとしていただくようにお願いいたします。 じゃ、次、7点目ですね。総合運動公園ですよね。この場所、野球場のバックネット裏ですよね。 もう以前から言っているんですけど。この外周が大体、あそこが1.5kmぐらいで、みんな、やはり外周、1周回ったり、2周回ったり、3周回ったり、いろいろ好き好きで回っているんですけど、やはり近くを回るよりも1周ぐるっと回ったほうが利便性は高いんですよね、やる気も出てくる。そのときに、ここに書いてある答弁が、日没後はこちらを利用していただきたいというような、照明が設置してある場所だけなんですよね。だから、私が一番思うのは、仕事を終えて、夜、そこを利用される方、そういう方たちが、やはりこの小さいところを回るよりも広く回ったほうが本人は利便性は高いので、何とかそういうところにも防犯灯、水銀灯、2基ぐらい設置してもらえないかと。だから、野球場のネット裏も2基あれば十分なんですよね。だから、そういう形でお願いしているんですけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今言われました野球場の裏のほうの照明灯でございますが、それ以外のところには、大体200mピッチで最低防犯灯はついています。この野球場のところを全部するとなりますと、4か所、5か所、最低でも必要になってきますので、今のところ、その計画はしていないというところでございます。
◎建設部長(徳部健一君) 補足をさせていただきます。 議員仰せのコースは、外周を回るということで、気分的にはいいかと思います。ただし、野球場の裏を回ったあたりはいいんですけども、それから行き先が駐車場に向いて行くわけですよ。そこで、もしもがあると危ない。照明照らせばわかるんじゃないかということもありますけれども、コースの中を駐車場が通るというのが果たしていいのか。 それと、駐車場を通らずに、バックを回って左に行けば、90度、90度で今度はコースを曲がっていかなければいけない。ということならば、出会い頭で何かあるとか、スリップでこけるとか、その辺もありますので、できましたら、今既存の運動場周辺のライトがあるところを運動していただければと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 人によって、ある場所で考えがあると思いますけど、やはり、その駐車場を通らなくても一段上を通れるんですよね、一番外側を。フェンスの横側をずっと通れるんですよ。だから、最後に行って、入り口の駐車場だけは横断しますから、そこはちょっと車が来たときに危険性がありますので、そんなもんだと思いますけど。今後、やはり、そういうところももう少し頭の中にたたき込んで、いい方向性にお願いしたいと思います。 それで、今度は子ども広場ですよね。ここは、夜間、試合があったりしたときに、親は子どもたちの応援のために一生懸命なんですよ。小さい子どもたちが、やはり公園に薄明かりがあるもんだから、そこに行っとって遊ぶ。それと、暗闇でありゃ、やはりけがとか、特に誘拐、誘惑の危険性もあるんですよ。だから、私も今回、こういうのを出したのは、最近、誘拐も結構起きている。その中で、やはり照明灯を設置して、誘拐犯があらわれない、あらわれたら捕まえるぐらいの気持ちで、明るければなかなか、やっぱりそういうところでは犯罪は起きないんですよ。だから、やはり防犯の対策のためにも、そういうところに灯がつけば、なかなかそういう犯罪も起こらないと思います。 だから、一番心配するのは、起きてからじゃ遅いんですよね。どこも今、防犯灯とか防犯カメラとか、そういうので、なるべく犯人が近づかないような対策はとられているんですよ。だから、そういう対策ももう少し防犯のためにも、子どもたちが誘拐されない、危険性にあわないためにも、こういうところには防犯灯か防犯カメラとかそういう設置も必要だと思いますけど、いかがですか。
◎建設部長(徳部健一君) お答えいたします。 市の公園の遊具広場というのが、全て同じような状態でございます。議員が仰せの誘拐といいますか、暗いという中での犯罪が起きるんではないかという観点もございます。逆に、若者が騒ぐとか、最近では、数人の男性が遊具を根こそぎ基礎から動かして被害を受けたというのもございますので、いろいろな観点の中で、今、統一見解としては、子どもの、逆に安全を守るために、市内の全域の大型遊具のところは照明を設置していないということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
◆19番(萩原哲郎君) やはり、そういう犯罪が起きるんであれば、防犯カメラを設置しとって捕まえればどうですか。そういう防犯カメラはついてれば、相当の効果があるんですよ。人は捕まりたくないのは頭の中にまず入ってくると思うんですよ。だから、ここには防犯カメラ設置してありますよということを言えば、設置の物事でもうたってあれば、そういうところで、なかなか、だから、そう悪いことをする人間はなかなかいないと思います。だから、最近の例にしとっても、防犯カメラがついとったから、いろんな犯罪も解決しているんですよね。だから、これから先は、やっぱり時代とともに防犯カメラを多く設置をしとって、そういう犯罪を少しでもなくするような対策は必要と思いますけど、いかがですか。
◎市長(湯元敏浩君) 途中から防犯カメラの話になりましたが、防犯カメラというのは効果があると思います。でも、防犯灯というのは、やはり、そこにまず人を、夜中に子どもたちが来ないということをまず、来させないということをしないといけないなと思っておりますので、やはり明るいと、ここで遊んでいいんだという意識は、ちょっとこれは違うメッセージになるかなと思っています。防犯カメラというのは効果があると思いますが、最初、防犯灯のお話でございましたので、防犯灯のお答えをしていたと思います。
◆19番(萩原哲郎君) 防犯カメラも防犯灯も一緒ですよ。やはり、暗闇でいろんな物事が起きる、そういうことの対策に防犯灯、防犯カメラ、そういうのも設置が必要だと思います。もう何回言ってもわかりませんから、次に進みます。 じゃ、次に行きます。 市内の公園の設備ですね。1番目ですね。ここは、一応蒲生体育館、蒲生公民館は国体の利用のために、駐車場は国体までに白線なんか引き直すということで納得しました。 2番目、船津公園、白銀坂及び高岡公園、こういうところも年次的に整備を検討していきます。やはり、線が消えとけば、年次的にはいいんですけど、年次的にも早目に設置を、整備を願いたいと思います。 それと、椋鳩十のこの駐車場の案内看板ですよね。これ、いつごろ撤去されたんですかね。ここに書いてある、この観光案内板のこれを撤去した後の補修ですよね、これは考えていないんですか。
◎企画部次長兼商工観光課長(原田正巳君) お答えいたします。 補修ということは、そこの場所にまた新たな看板という解釈でよろしいでしょうか。 お答えします。 椋鳩十文学記念館、教育施設ということで、本来の観光駐車場に関しましては、そこから100m先でございますところの郷土館前に観光案内駐車場を設けております。そこにも看板ございますが、実は、そこも老朽化をしておりまして、近いところの撤去、予定にございます。 そのような観点から、平成29年度におきまして、姶良市内の、いわゆる観光案内全てを網羅した観光案内の看板を加治木地区では龍門滝の駐車場、そして龍門司坂の駐車場の2か所、そして、姶良地区では重富海岸ですね、そして、蒲生地区では掛橋坂の駐車場、この看板を5枚立てておりますけど、県の地域振興推進事業にあずかりましたので、平成29年度に設置しました。その関係で、古くなった看板を平成30年度以降、観光協会において年次的に撤去するという流れになっております。 以上でございます。
◆19番(萩原哲郎君) それともう一つ、この椋鳩十記念館の入り口の反対側にも小さい看板があるんですよね。あれは、まだそのままじゃないですか。あれも全然見えないんですよね、わけわからない看板であって。だから、要はもう、そういう看板も撤去したほうがいいんじゃないですか。それをお願いいたします。 では、サボーランドパークに行きます。 1番目のこの作業内容、昨年と同様でことしも頑張っていくということでありますので、了解いたしました。 2番目の豪雨の陥没場所ですよね、3段目。ここは、やはり真ん中に側溝があり、それが中央の方向に流れるようには、段階ではなっているという答弁なんですけど、だから、全体的に見れば、あそこは大体一番頂上あたりは平坦なんですよね。だから、今回もこの陥没した原因、やはり、中央から下に側溝あるんですよ。そこまで排水路を通したら、こういう物事は起こらないと思うんですけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 現地を確認しましたら、そこの中央にあります側溝から勾配がちょっと悪くなっているところがありましたので、3mほど逆勾配になっておりますので、そこ辺については底盤調整なり補修したいと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) じゃ、3番目に行きます。 昨年、3か所ですよね、豪雨で崩落した場所があるんですけど、今の補修で後に出た手出しする箇所がありますか。今の現状のままですか、もう。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 モルタル吹きつけ工についてはそのままですが、木柵工のところについては、まだ、水がどの程度出てくるか、まだ、これ以上大きく崩れるかどうかを状態を確認のために、今のそのままで、下のほうの土が流れないように木柵工でとめているところでございます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 従来の形状に、もとあったのり面、ああいう形にやがてはなるんですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) 今の状態を確認して、それから振興局と協議をしながら、もとの状態に戻せれば一番いいんだと思いますけれども、今のところ、まだ、その状態を確認をしているところでございます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) やはり、今の現状じゃ崩れたような状態のままで、あそこも結構年配の方々がウオーキングされているんですよね。その方々から、やはり現状復帰はできないのかとか、そういう、今のこのままかとか聞かれたりするんですけど、あそこは公園でありながら、今の現状じゃちょっと見苦しいんじゃないですか。そこは検討しながら、もとのさやに少しでも近づくような修正、改善をお願いしたいと思います。 それで、あそこは年々ひび割れがひどくなってくるんですよね。だから、道路のひび割れがひどくなるが、原因をどう考えているかということで答弁があるんですけど、今、平成9年度開始から20年以上経過している。経年変化による不等沈下が主な原因であると。私が思うのは、あそこに石積みが擁壁で積んであるんですよね。あれが原因であると思うんですが、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 擁壁背面の沈下も一つの原因であると思いますけれども、それについて、吸い出し防止材とか、それから砕石を補充するなどして補修しております。 ただ、全体的なひびの発生については検討、現状を確認したときに、不等沈下が原因ではないかと思われるということで、ちょっと状態を確認していきたいということでございます。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) 今回の補修も上にモルタルを乗せてやっておるぐらいのものですよね。だから、やはり下からちょっと削って原因を突きとめたり、補修のやり方を今後考えていかないと、今の状態じゃ、また、すぐひびが入ってくると思うんですけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) 今、状態を確認しながら、それから、姶良・伊佐地域振興局とその状況をまた確認しながら、今の状態ではどうしてもだめな場合は改修が必要かと、そこら辺まで研究しながら話し合いをしたいと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) そういう形で、早目にいろいろ検査しながら、手入れのやり方を頑張っていただきたいと思います。 じゃ、4番目に、今現在、公園の階段、ここを洗浄しながら傷んだ部分だけ補修を行っていますが、今はもう洗浄をして物すごくきれいになっているんですよね。だから、このままで終わったらもったいない。やはり、ここに防腐剤とか塗料、色を塗って長持ちさせるような改善が必要だと思いますけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 答弁書にもありましたように、塗装についても、自分たち職員のほうでもちょっと塗装をかけていこうと計画しております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) やはり、防腐剤一つ塗るだけでも、だいぶ違ってくると思うんですよね。四、五年はもつと思うんですよ。また、その上に色を塗ったりすりゃ、また5年、10年は大丈夫だと思いますので、いい方向性を編み出しながらやっていってください。 それと、最後、高齢者のトイレのときに、手すりですよね。ここに答弁が書いてあるのが、園内に3か所あるんですよね、トイレが。それと、真ん中の1か所に障がい者用の洋式トイレも設置してあります。ここで、だいぶ、使えるという方も多いんですけど、やはり東、西ですよね、ここのトイレにも、手すりがなくて使いづらいと。特に、高齢者になってくれば、上下運動が大変だと思います。 私たちも、今、考えてみれば、もう、そういう和式は、手すりがなけりゃ大変です。だから、私たちが思うことだから、高齢者の方、まだ一段と思っておりますので、そういう手すりだけでも早く設置してもらいたい。 それで、こういう公園がほかにもたくさんあると思うんですよね、和式の便器が多いところは。やはり、そういうところも年次的に少しずつでもいいですから、手すりを和式に、洋式にかえるまでの間に手すりの設置をお願いしたいと思いますけど、いかがですか。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今、答弁にもありましたように、手すりの設置について計画はしておりますので、職員のほうでもちょっと努力していきたいと思っております。 以上です。
◆19番(萩原哲郎君) そういう形で、高齢者になれば、なかなか今の和式じゃ大変です。今後も、やはりそういうところ、いろんな公園を見ながら、悪いところはそういう段階でやってもらいたいと思います。 今回、先ほどの防犯灯以外は意外といい答えが出ましたので、頑張ってください。また、今後、やはりいろんなところに施策しながら、お願いしていきたいと思います。 以上で終わります。
○議長(森川和美君) これで、萩原哲郎議員の一般質問を終わります。
○議長(森川和美君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は明日3月17日午前10時から開きます。(午後3時46分散会)...