姶良市議会 2020-03-13
03月13日-04号
令和 2年 3月定例会(第1回)令和2年第1回姶良市議会定例会議事日程第4号 3月13日(金)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議 案│ 議 件 名 │ 備 考 ││番号│番
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1|議 案│令和元年度姶良市一般会計補正予算(第9号) |提案理由の説|│ │第52号| │明を受け、質│| | | |疑を行い、委|| | | |員会付託を省|| | | |略して、討 || | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|議 案│令和2年度姶良市一般会計予算 |一般会計予算|│ │第 1号| |審査特別委員|| | | |長報告の後、|| | | |質疑、討論、|| | | |採決(電子表|| | | |決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 3|議 案│令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定予算 |文教厚生常任|│ │第 2号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 4|議 案│令和2年姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算 |文教厚生常任|│ │第 3号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5|議 案│令和2年度姶良市
後期高齢者医療特別会計予算 |文教厚生常任|│ │第 4号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 6|議 案│令和2年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定予算 |文教厚生常任|│ │第 5号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 7|議 案│令和2年度姶良市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定予算|文教厚生常任|│ │第 6号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 8|議 案│令和2年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計予算 |産業建設常任|│ │第 7号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 9|議 案│令和2年度姶良市水道事業会計予算 |産業建設常任|│ │第 8号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│10|議 案│令和2年度姶良市下水道事業会計予算 |産業建設常任|│ │第 9号| |委員長報告の|| | | |後、質疑、討|| | | |論、採決(電|| | | |子表決) |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│追加│議 案│ 議 件 名 │ 備 考 ││日程│番
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1|議 案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第1号) |提案理由の説|│ │第53号| |明を受け、質|| | | |疑を行い、委|| | | |員会付託を省|| | | |略して、討 || | | |論、採決(電|| | | |子
表決) || | | | |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|議 案│姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件 |議案第54号|│ │第54号| |と議案第55|| | | |号を一括で提|| | | |案理由の説明|| | | |を受け、休憩|| | | |を取り、全員|| | | |協議会を開 || | | |く。再開後、|| | | |一括質疑の || | | |後、委員会付|| | | |託を省略し || | | |て、1件ずつ|| | | |討論、採決 || | | |(電子表決)|├──┼────┼────────────────────────────┤ |│ 3|議 案│姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める
件 | |│ │第55号| | |└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年第1回姶良市議会定例会 │├────────────────────────┬─────┬────────────
┤│ │開会(議)│ 午前10時00分 ││ 令和2年3月13日(金)本会議 ├─────┼────────────
┤│ │閉会(議)│ 午後 2時16分 │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏 名 │出欠│議席│ 氏 名 │出欠│議席│ 氏 名 │出欠││及
び│番号│ │の別│番号│ │の別│番号│ │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 1|新福 愛子 |出 | 9|上村 親 |出 |17|谷口 義文 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 2|竹下日出志 |出 |10|東馬場 弘 |出 |18|小山田邦弘 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 3|国生 卓 |出 |11|岩下陽太郎 |出 |19|萩原 哲郎 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 4|峯下 洋 |出 |12|松元 卓也 |出 |20|堂森 忠夫 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 5|田口 幸一 |出 |13|湯元 秀誠 |欠 |22|有川 洋美 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 6|湯之原一郎 |出 |14|堀 広子 |出 |23|犬伏 浩幸 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 7|鈴木 俊二 |出 |15|吉村 賢一 |出 |24|森川 和美 |出 |│ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ | 8|湯川 逸郎 |出 |16|和田 里志 |出 | | | |├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──
┤│ 出席 22人 欠席 1人 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐| 本
会議書記氏名 │ 事務局長 │ 谷山 浩 | 事務局次長 | 迫田 耕蔵 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市 長│湯元 敏浩 │蒲生総合|大山 勝範 |建設部長|徳部 健一 |│ 第121条
│ │ │支 所 長| | | |│ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長|前畠 実 |企画部長|宮田 昭二 |消 防 長|米澤 照美 |│ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名 |教 育 長|小倉 寛恒 |市民生活|福元 義行 |教育部長|岩下 直司
|│ │ │ |部 長| |
| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ |総務部長|宮園 正浩 |保健福祉|竹下 晃 |水道事業|水流 哲也
|│ │ │ |部 長| |部 長
| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ |加治木総|草水 博行 |農林水産|枦 良信 |総務部次|庄村 幸輝
|│ |合支所長│ |部 長| |長兼
危機| |│ │ │ | │ |管 理
監| |│ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ │企 画 部|松林 洋一 |保健福祉|野村 昭彦 |教育部次|塚田 佳明 ││ │次 長 兼│ |部次長兼| │長兼
保健| ││ │企画政策│ │長寿障害| │体育課長| ││ │課 長
│ |福祉課長| │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ │企 画 部|原田 正巳 |建設部次|田代 信彦 |水道事業|押領司典子 ││ │次 長 兼| │長兼
都市| │部次長兼
| ││ │商工観光| │計画課長| │管理課長| ││ │課 長
| │ │ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │市民生活|吉永 惠子 |農林水産|吉田 孝 |総 務 部|堂路
温幸 ││ │部次長兼| │部次長兼
| │財政課長| ││ │男女共同| │耕地課長| │ │ ││ │参画課長| │ │ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉|鮫島美保子 |教育部次|小林俊一郎
│ │ ││ │部次長兼| │長兼
学校| │ │ ││ │子ども政| │教育課長| │ │ ││ │策 課 長| │ │ │ │ │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘ 3月13日
○議長(森川和美君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議)
○議長(森川和美君) 本日の会議は、お手元に配付しています日程により議事を進めます。
○議長(森川和美君) 日程第1、議案第52号 令和元年度姶良市一般会計補正予算(第9号)について、提案理由の説明を求めます。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 皆様、おはようございます。議案第52号 令和元年度姶良市一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由を申し上げます。 今回は、1月30日に成立した令和元年度の国の補正予算に対応して、事業を実施するための補正予算などを計上しました。 まず、第1条、歳入歳出予算の補正についてであります。 予算書11ページの土木費につきましては、社会資本整備総合交付金の交付内示を受けて、岩原本通線、木田跨線橋の河川工事を行う委託料を計上しました。 予算書12ページ、教育費の教育総務費につきましては、
公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の交付内示を受けて、児童生徒1人1台の端末整備の実現に向けた校内LAN及び電源キャビネットの整備を行う業務委託料を計上しました。 予算書13ページ、教育費の社会教育費につきましては、今年度実施しております住吉地区圃場整備事業に伴う前田遺跡発掘調査において、2月に入り、県下でも貴重な縄文時代の重要遺構が検出されたことにより行う追加発掘調査に必要な経費を計上しました。 以上、歳出予算について申し上げましたが、これらの補正総額は5億7,373万2,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は324億1,632万円となります。この財源といたしましては、7ページから10ページまでに掲げてありますように、国庫補助金、県支出金、市債などで対処しました。 3ページの第2表繰越明許費補正は、当該3事業が翌年度に事業完了となるため、繰越明許費を追加、変更するものであります。 4ページの第3表地方債補正は、事業費の追加に伴い、限度額をそれぞれ追加、変更するものであります。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いいたします。
○議長(森川和美君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。
◆5番(田口幸一君) ただいま市長から提案がありました「2月に県下でも貴重な縄文時代の重要遺構が検出されたことにより」と、「追加発掘調査に必要な経費を計上いたしました」となっておりますが、この縄文時代の重要遺構が検出されたとなっておりますが、そこでお尋ねいたします。どのような遺構が検出されたものですか。
◎教育部長(岩下直司君) 住吉地区の圃場整備の関係でございますけれども、その重要遺構と申しますのは、谷状の地形のところに常に水が流れてきている場所、そこに穴を掘ってドングリを貯蔵していた遺構でございます。常に水がつかっている状態のため、当時のドングリが腐らずにそのままの状態で保存されていたものです。時期は、縄文時代中期になります。 縄文時代の人々は、採取したドングリのあく抜きと、それから寄生虫の駆除を兼ねて水中に貯蔵する施設を設けていたと考えられております。縄文時代のドングリ貯蔵のこの遺構は、大変貴重なもので、姶良市では初めての検出事例というふうになっております。
◆5番(田口幸一君) よくわかりました。そこで、最初にお尋ねしましたように、どのような遺構か、一、二例を挙げてみてくださいませんか。
○議長(森川和美君) 田口議員、今の質疑は必要ですか。
◆5番(田口幸一君) 書面でわかりました。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(堀広子君) 教育費の件で、教育費のところでお尋ねいたします。 先端技術の活用で、一人ひとりの子どもに個別の最適化された学びを推進するもので、学校教育を大きく変える内容であろうかと思います。この公教育の企業の参入という言葉がふさわしいかどうかわかりませんが、そういったことを含めて一層、集団的な学びがおろそかにされて、教育の画一化が進むんじゃないかという懸念の声があるようですけれども、この件についての見解と、それから、1人1台の端末の整備についての目的と、それから教育の効果、それから整備されますこのPCを使ってのどのような授業をされるのか、1人1台本当に必要なのかどうか、まずお伺いいたします。
◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) お答えいたします。 まず、この1人1台についての目的、効果等についてなんですけれども、これから十数年先を見通した日本、または社会、世界の情勢において、コンピュータを駆使しながら生きていくということは、これは欠かせない資質能力ということになります。 そこで、現在、学校にはパソコン教室に行けば、1人1台という形で配備してあるわけでございますけれども、そうではなくて日常的に使いこなすようなスキル、そういうものも必要であろうということで、今後子どもたちが使う必要のあるときに、すぐに使える状況をつくろうということで配備するものであります。 具体的には、キーボード付のタブレットを1人1台で、例えば調べ物をするときにすぐに検索できる、または動画を見て学習する、または学習ソフトでそれぞれの学習の到達度に応じて問題演習をする、そういったことも一つあります。今申し上げたのは、個別に最適化した学習ということでございます。 また、共同で学習をする場合に、それぞれが考えたアイデアをタブレットに入れて、そしてそれをみんなで見て、どういう考えが一番いいかといったようなものを、それぞれ見せ合って勉強する。 もっと進みますと、それを教師がそれぞれの子どもたちがタブレットに映し出したものを、教室全面の大型スクリーンに映して、これをみんなで考えるといったような授業展開も考えているということでございます。 そういうことを勘案しますと、これから先コンピュータを使いながら個人の意見をまとめ、そして共同で課題解決を目指していくような、そういう授業が目指されているというふうに考えているところです。
◆14番(堀広子君) この授業を実施していくにあたりまして、学校の先生方が大変になってこようかなと思うところですが、この教員の先生たちの指導力というのは満たされているものなのかどうか。 それから、例えば長い文章をじっくりと読んで、文章、意味を考えることがおそろかになりやしないかといったような声もございますけれども、そういう意味では、このPCの学習で読解力が身につくのかどうか、お尋ねいたします。
◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) お答えいたします。 今議員がご指摘されたことは、半分はそのとおりだと思います。なぜなら、そういった1人1台端末を持ったという想定で、教員はこれまで指導したことがございませんので、新たに導入すれば、どのように活用していけばいいのかという研修は必要かというふうに思います。それは、使い方も含めてでございます。 今回の授業の中には、そういった使い方を含めた研修をするための講師招聘費用も考えておりますので、年2回程度そういう専門家を呼んだ指導法の研修というのを行っていきたいというふうに考えております。 いずれにしても、教師はこれからコンピュータを常時使いながら、どういった創造的な授業ができるかということについて研究、研修していく必要があると思います。
◆14番(堀広子君) 今おっしゃられましたように、大変になってこようかなということが言えます。まさに英語教育も始まりましたし、教員の負担が大変重くなってくるんじゃないかと思います。そういう意味では、教員の増員とかはどのような見解をお持ちでしょうか。
◎教育長(小倉寛恒君) 既存の学習指導要領の中で、この教育活動というのは展開されるわけでございます。新たに何かを増員して、教育活動を進めるということでもございません。昨年から進めております英語教育も、定数をふやしてやるということはやっておりません。 今いる教員が自分たちの研修を深めて、そして資質をスキルを上げて、児童生徒に対して指導していくということが基本になりますので、これは定数に関しては、国が定めるもので、学校標準法というのがありますので、それで定めるものでございますけれども、現在のところ定数をふやしてどうこうという話は聞いてございません。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。
◆10番(東馬場弘君) この4ページ、地方債補正の件についてちょっとお伺いしたいんですけど、年利が4%以内ということなんですが、起債の方法としては証書借り入れ、証券発行ということで、いわゆる自前のお金をもとに借り入れるわけですけども、今般金利がゼロ金利という状態であれば、年4%以内と書いてありますけれども、この4%というのは、今後借り入れている場合に、この4%以下で借りられるということを想像するんですけれども、当局の執行部としては、この想定というのはどれぐらいを考えておられるのか。4%なのか、その点をちょっと確認をさせていただきたい。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 地方債の補正予算をお願いしますときに、この4.0%ということで、ずっとここ数年続いてきているとおりで、今議員お見込みのとおり、現在の地方債を借り入れるときに、政府資金といいまして、いわゆる国から借りる場合、それから国の関連機構から借りる場合、それから民間の資金、民間の銀行等から借りる場合の種類等がございます。 お見込みのとおり、その全てにおきまして4%に今なっている状況ではなく、借り入れの年数とか金額とかによりまして、毎年差異はありますけれども、政府資金でありますと1%いくことは、今の状況ではまずございません。民間資金につきましては、1%台というのがそのほとんどでありますので、この予算書の設定としまして、姶良市で分析をする中で、この4%を2%以内とかに起債を変えるということはあるかもしれませんけれども、その4%以内で時代の流れの中で推移をしてきている中で、この起債をこれまで変えるには至っていないというところでございます。 以上でございます。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。
◆15番(吉村賢一君) 先ほど教育長のほうから答弁がありましたけど、このLAN整備してパソコンを置いて授業を行うにあたって、いわゆる人数も増やすことはないということですが、どの時間にどのくらい割り当てて、どのぐらい学習するようなスケジュールになっているのか、各1台与えてどこに置いてあるのかという、場所もどこに置くのか、本当にどのぐらい、今のカリキュラムの中でどのぐらい押し込んでいけるのか、その辺のところの考えをお示しください。
◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) お答えいたします。 コンピュータを使った授業というのは、小学校の5年生の算数の図形のところがあるんですけれども、面積はどうかなとかいって作図をしながらやる、それはコンピュータを使ってやりなさいとなっています。 それから、6年生の理科の授業で電気の学習がありますけれども、そこについては、簡単なプログラムを打って電気をつけたり、プロペラを回したりというボードがありますので、そういった授業も、それはコンピュータを使ってやりましょうとなっております。 また、中学校の技術家庭の技術分野については、モーターカーをプログラムをして制御する、右に曲がれとか、前に行けとかですね、そういうような学習、それもコンピュータを使うということになっております。 今1人1台の端末につきましては、それ以外の授業も日常的に使うということを想定しています。例えば、社会である用語が出てきたときにわからないという場合とか、ある地図がわからないというときには、じゃあ調べてみようと。 じゃあ、ここからちょっとみんな検索してやってみようとか、それから、理科の観察学習の場合にタブレットを持って行って、校庭の草花をとって、これはどういう植物なのかなというのを教室で調べる、そういったその使い方、それから各授業でどのように使っていくかということが、まさにノートを使うようにこのタブレットを使いこなしていくと、そういうことが求められているということでございまして、コンピュータの時間というのを、特別に何か押し込んでくるということとはなっていないということでございます。
◆15番(吉村賢一君) ということは、常に机の上にコンピュータが載っかっていると、狭い机の上に載っかっているということになりますが、結局もうその場合、子どもたちが例えば学習の状態に応じて自分で検索したいというとき、このことがわからない、そういうことは自由にできるということでよろしいんですか。
◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) 常時机の上に載っている状況、どうしてもノートとか、ほかのものがあるときは机の中に入れることはあると思いますけれども、必要なときにいつでも使えるという状況にはしたいというふうに考えております。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。
◆11番(岩下陽太郎君) 今上がっていますネットワーク環境整備に関してなんですが、このタブレットに関しての更新というのを、今、国のほうがどれぐらいの期間で考えているのか。もしくは、姶良市でどれぐらいの期間でやろうというふうに想定しているのか、お聞かせください。
◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) お答えいたします。 非常に答えにくいところで、今導入するという方向で、そこをメインに考えておりますけれども、文部科学省では令和5年度までに子どもたち全員にということですので、令和2年度から段階的に少しずつ子どもたちに行き渡るようにしていくと。 今、岩下議員がご指摘のように、ある一定程度くると、更新というのが来るわけですけれども、そこについては関係課との協議をしながら、今検討しているところでございます。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) ここでお諮りします。 ただいま議題となっております議案第52号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 異議なしと認めます。したがって、議案第52号は委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(森川和美君) これから議案第52号 令和元年度姶良市一般会計補正予算(第9号)について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。 これから議案第52号を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第2、議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、一般会計予算審査特別委員会、新福委員長の報告を求めます。
◎一般会計予算審査特別委員長(新福愛子君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について、一般会計予算審査特別委員会での審査の経過と結果を報告します。 この議案は、2月17日の本会議に上程され、2月25日の会議で質疑の後、本委員会に付託されました。本委員会では、3つの班会を設置し、2月26日から3月6日の間にそれぞれの所管ごとに審査を行い、3月10日の全体会の中で報告し、慎重に審査を行いました。 本案は、一般会計当初予算案として、歳入歳出予算の総額をそれぞれ320億6,900万円とするものであり、平成31年度の当初予算と比較して、22億7,900万円、7.7ポイントの増加となっています。 主な討議の根拠となった予算内容や、意見等の出されたものについて報告いたします。 それでは、まず総務班所管の報告です。総務班では、審査にあたり事前に論点抽出を行い、以下の5点に留意して審査を行いました。 1、10周年記念事業の表彰者40名の選定について2、公有水面埋め立てにかかる避難所機能について3、グラウンドゴルフ場整備事業の調査費について4、ツキアカリノ映画祭の是非について5、かじき秋まつりへの補助金について すべての所管部・課の審査を終了し、論点整理を行いました。 論点1、10周年記念事業の表彰者40人の選定については、現在選定中とのことで論点はないとの結論に、また、論点2、公有水面埋め立てにかかる避難所機能についても、資料説明及び現地調査により、申請の過程であることから、論点はないとの結論になりました。 次に、論点3、グラウンドゴルフ場整備事業の調査費については、グラウンドゴルフはチャンピオンスポーツではなく、生涯スポーツであること、協会などへの意見聴取を含め、規模や費用、場所など、姶良市にふさわしいと思われるグラウンドゴルフ場を提案するための調査であるとのことで、論点はないとの共通認識に至りました。 また、蒲生分遣所女性エリア増築工事については、審査時に建物の概要・詳細等の説明が得られず、設計を担当した建築住宅課の担当者とともに、現地調査及び再審査を行いました。そのようなことから、新たに論点として加え議員間討議を行うこととしました。 議員間討議の主な結果を示します。 論点4、ツキアカリノ映画祭の是非については、まだ地域の動きや思いが見えてこない。入場者数は予想以上で、市民から認められる祭りになっている。今後、観光協会などに引き継ぐなど検討すべきである。などの意見があり、祭りの開催自体は否定しないが、今後も続けられる事業にするために、場所・運営方法・事業の狙いなど問題点を洗い出し、課題解決を進めるべきであるとのことで、共通認識に至りました。 論点5、かじき秋まつりへの補助金については、まつり自体がマンネリ化している。原点に戻り、農業祭として見つめ直す必要もあるのではないか。商店街を会場とし、支所を駐車場にすることにより街なかが活性化するのでは。などの意見があり、場所を街なかに移し、各まつりやイベントと連携することなど、まつり自体を加治木地域の活性化につながるようなものに再考すべきであるとのことで、共通認識に至りました。 論点6、蒲生分遣所女性エリア増築工事については、職員の5%を女性消防吏員とする国の指針があることがわかった。地域を知ることが求められるので、配置転換による分遣所勤務も必要である。建設の是非について必要性は理解できた。などの意見があり、女性消防吏員等用に施設をつくることについては、問題ないとの共通認識に至りました。 しかし、さらに論点を掘り下げ、場所と費用について討議を続けたところ、コストダウンの検討がなされているのか。コンクリート造を基本にするということだが、災害拠点の観点から国の指針にあるということがわかった。コストダウンのために建物自体をかさ上げし、下水を自然流下すればいいのでは。などの意見があり、今後さらにコストダウンを求めるべきであるとの共通認識に至りました。以上で、議員間討議を終了し、班における意思確認としての採決の結果、議案第1号 令和2年度一般会計予算のうち総務班の所管事項については、全会一致で可決すべきものと共通認識に至りました。 最後に、消防本部が再審査に至った経緯について、当初の審査時、準備不足で質疑への説明ができなかったことは問題である。所管課は設計を依頼した課と一緒に審査を受けるべきである。所管課と設計をする課でコストダウンの検討がなされていないのではないか。請求しないと資料が出てこない。はじめに出すべきである。などの意見があり、今後の審査において大きな課題であることを確認しました。 以上が、総務班所管の報告です。 次に、文教厚生班所管の報告です。 文教厚生班では、今回の当初予算には、国体や子ども館など大型注目事業が含まれていることから、次の点を審査での注目ポイントに設定しました。 1、国体や子ども館などの新しさや大きさにばかり着目せず、既存事業での増減から安定した行政サービスの提供が可能かを見定めること。 質疑については、新規事業では事業内容に詳細に触れること、既存事業については、増減が見られたものの、理由や今後の展開にも触れていくことにしました。議員間討議の論点は、市民の関心度も高いと思われる子ども館建設とし、そのほかは審査の中から新たに設定することにしました。 全ての所管部・課の審査を終了し、議員間討議を行いました。論点抽出の様子は以下のとおりです。 事前に設定した論点1、子ども館建設に関わる地質調査の予算計上は妥当かについては、質疑の中でも多くの疑問が呈されたことから、これを中心論点とすることにしました。 また、審査の中で論点2、社会教育施設は例年どおりという取り組みが続いていて問題点はないのか、論点3、子育て政策という名目で伸び続ける扶助費の見直しは必要ないのか、という論点を新たに加えることにしました。 論点ごとの議員間討議は以下のとおりです。 論点1、子ども館建設にかかわる地質調査の予算計上は妥当か。子ども館の建設は、つくることが前提のようになっているが具体性がなく、中身が見えないまま建設にゴーサインを出すわけにはいかない。PPP方式では民間活力は利用できるが、市民参加ができず、丸投げのようで市に責任がないように思われる。市長がマニフェストに掲げられた案件だが、2年かけた割には具体性がなく、具体化するのを外部に依存するというのは理解できない。商店街とのつながりを示されているが、
適地とは思えない。むしろ、総合支所の複合新庁舎の中で検討すべきではなかったか。子ども館建設に対する市民の期待が大きいというのであれば、急ぐ必要はなく、むしろ市民の声を聞くなど時間をかけて建設すればよい。 論点2、社会教育施設は、例年どおりという取り組みが続いていて問題点はないのか。各社会教育施設の事業は継続事業で、予算内容は建物の維持管理や人件費が多くを占めている。毎年同じような予算であるが、市民が注目する取り組みが行われる施設になっているのか。政策的に導入された施設の運営に対し、市の積極的な取り組みがなされているのか見えにくい。逆に、政策的導入ではなく、健康増進課がゼロ予算で始めた「よかあんばい運動」適塩プロジェクトが、他の関係機関との連携で行政効果を高めようとしているのは興味深い。 論点3、子育て政策という名目で伸び続けている扶助費の見直しは必要ないのか。子ども医療費は2億円を超える事業になっており、もはや単純に利用を促すのではなく、適正利用をチェックすべきものになっている。子ども医療費の削減を促すことは困難だが、適正利用を促すための周知・啓発は必要になってきている。執行部側でふえ続ける子ども医療費を注視しており、今後は見直しも検討するとしていた。発達支援など療育にかかわる予算も年々増加傾向にあり、現状では天井知らずの伸びを示している。療育関連予算も削減できるものではないが、伸び続けることを無視はできなくなっている。就学前支援金も増額傾向で、扶助費増大の一因になっている。 以上のような討議の結果、論点2と論点3については、今後の経過を見ながらも、改善や見直しを要望することで意見の一致が見られました。 論点1については、子ども館建設そのものは受容するものの、議会とすれば提案が唐突に感じられたことや提案内容に具体性が乏しく、またそこに事業推進の強い気持ちを見ることができないという共通認識が生まれていました。 このため、地質調査費を認めることで、具体性の感じられない子ども館建設にゴーサインを出すことにためらいが感じられ、班会内では、この部分を削除した修正案の提出を一般会計予算審査特別委員会に求めることで、一定の合意が見られました。 子ども館建設は全員が受容する一方で、地質調査費は減額を求めるということは、子ども館そのものではなく、事業の進め方(主にPPP方式の導入や場所の選定)に疑念が持たれているものと思われたことから、その疑念に焦点を当てて審査を深掘りすべく、いま一度執行部に質疑応答を求めました。 再質疑を終了し、再度議員間討議を行いました。質疑の中で、PPPや従来の手法という建設の事業スキームは決定したものではなく、また懸念していた市民参画の機会は与えられることが確認できたこと、そして、地質調査費の可否が設置場所に承認を与えるか否かの選択になり、子ども館建設事業の根幹につながることが確認できたことから、論点を設置場所に絞り込むことにしました。 議員間討議の主な意見は次のとおりです。 庁内検討委員会において、5つの候補地があり、いずれも加治木地区だが消去法で当該地に決定したことが判明した。場所については、以前から説明済みだとされるが、一般質問で取り上げたことはあっても議会と協議したことはなく、その決定に議会が加わった認識はない。企画部の扱いで場所が決められており、今回の予算審査でいきなり場所も含めて検討しているようで、班会審査としては重さや唐突感もある。場所については、加治木総合支所で複合化する方が機能的にも、財政的にも、市民の利便性からも適している。いいものをつくろうというのであれば、加治木総合支所など市有地に限るのではなく、
適地を探すべきである。加治木総合支所が候補地に上がらなかったことは大きな疑問である。加治木物産館跡地では、商店街に好循環が生まれるとは思えない。協議したことは説明があったが、交差点に面しており、子どもが集うのには危険な立地である。場所が狭いと思っていたが、隣地まで広がるということで、広さも確保できるので当該地でもよいと思う。加治木物産館跡地であれば、商店街の活性化にもつながると思う。子ども館を楽しみに待っている人たちがたくさんいる。 以上で議員間討議を終了し、討論に付したところ次のような討論がありました。 子ども館建設は、湯元市長の公約であるが、場所が加治木物産館の跡地であること以外、中身が見えてこない。今、姶良市は子育てに関する扶助費が年々増加傾向にある中で、約4億1,000万円かかる子ども館建設の必要があるのか。時間をかけて丁寧につくり込んでいく姿勢が全く見えないため、子育て支援拠点施設事業は、今回の当初予算案に計上すべきではない。予算審査特別委員会として「子育て支援拠点施設事業」を削除した修正案を提出することを要求する。 討論の後、班としての意思確認のため採決を行った結果、議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算のうち、文教厚生班の所管事項については、賛成多数(賛成4、反対3)で可決すべきものと共通認識に至りました。 以上が文教厚生班の報告です。 次に、産業建設班の報告です。 産業建設班では、事前に次の2点を論点に上げ、審査に臨みました。 論点1、有害鳥獣対策について、論点2、下水・排水対策について、全ての所管部・課の審査を終結し、事前に設定した論点について議員間討議を行いました。 以下、論点ごとに議員間討議の主な討議内容を示します。 論点1、有害鳥獣対策について、主な討議内容。 猿のGPS調査は、全体的な状況を把握するまでは、継続すべきである。県及び隣接市町村と連携した調査の取り組みをするべきである。一斉調査や広域協議会など、広域的な取り組みを図るべきではないか。実際に猿で困っている地域に対し、指導等取り組みができないか。継続的な鳥獣被害に対し、専門職員を配置すべきではないか。地域住民との連携をさらに図り、しっかり効果が出るような調査方法を求める。調査結果を公表するだけでなく、猿の日々の動きをスマートフォンなどで最新を閲覧できるようにすべきである。 このような議員間討議の末、現在の調査情報を関係市民に公開し、猿の動きを伝え、対策に役立てるように求める。さらに県及び隣接市町にも働きかけ、その情報を共有し、広域的な猿の行動を把握することを求めることで合意形成が図られました。 論点2、下水・排水対策について。 年度別の事業計画と財源計画を検討すべきである。将来を考え、市道サービスエリア・西楠元団地線は、工事用の道路幅を確保すべきである。増水を抑えるため、調整池の設置や分流なども検討すべきである。農業用水路が排水路を兼ねている状況はこのままでいいのか。市全体の排水計画に基づく事業計画の優先順位はできているのか。短期、中長期の計画はつくられているのか。 このような議員間討議の末、事業計画は基本になるのではないかという結論になり、市全体の排水対策の長期ビジョンがないので、早期に事業計画の策定を要請することで合意形成が図られました。 さらに、設定された論点以外にも、質疑の中で重要視された事項があり、それらについて自由討議をした結果、以下のような意見が挙げられたことを報告します。 加治木の山間地区は、これまで中山間地域等直接支払事業の対象地域ではなかったが、今回一部が認められるようになったことは評価に値する。竹林整備支援事業の竹林買い取り補助が1㎏1円から1.5円に増額し、荒れた竹林整備促進に寄与することは評価に値する。JR跨線橋などの委託料が発生する事業について、内訳を精査する仕組みはつくれないか。さえずりの森については、オートキャンプ場の整備などさまざまな施設を増設してきたが、利用はあまり芳しくない状況である。市内外に対して広報などでPRし、利用促進を図るべきである。 以上で議員間討議を終了し、班会における意思確認としての採決の結果、議案第1号 令和2年度一般会計予算のうち、産業建設班の所管事項については、全会一致で可決すべきものと共通認識に至りました。 以上が、産業建設班の報告です。 各班の報告、質疑の後、議員間討議を行いました。 全体会では、文教厚生班で集中的に議論された、子ども館建設にかかる地質調査費の判断が建設場所を容認するか、子ども館建設事業をこのまま推進するのかということに論点を絞って討議を行ったところ、減額修正とし、よりよい施設とするために、周辺の施設との連携やコンセプトを見直して仕切り直してもらいたい。子ども館には反対ではない。複合新庁舎内であれば納得できるが、現状では中身が見えてこない。事業を一旦ゼロベースに戻して修正案を提出してほしい。PPP方式では、発注が決まるとあとは業者側の運営となり、それが市民のための福祉向上となるか疑問である。子ども館に反対ではないが、庁内検討会の考えだけであって、市民の声がない。ただ早くつくりたいということが先にきている。議論を深め、市民の声に耳を傾けて内容を詰めていいものをつくっていただきたい。物産館の隣地が取得できれば、子ども館用地も広くなり安心できる。周辺施設との一体感もあり、地域の活性化も期待できる。PPP方式でも優先交渉事業者と詰めていけばよいと思う。大きな過失もないと判断する。子どもに対する支援として今求められているのは、ハード的支援ではなくソフト的支援である。子ども館のコンセプトが感じられない。子ども館の整備には賛成だが、現在の案では立地条件に難があり、子どもが遊ぶ場所に適さない。PPP方式には、地元業者が参入できにくいというデメリットがある。また、安定した経営ができないのではないか。PPP方式について勘違いされている方もあるが、市民の声は必ず反映される。ただし、場所については地域の活性化につながるのか疑問であり、減額修正して再考してもらいたい。地質調査だけなら賛成だが、地質調査を認めることが、すなわち子ども館の建設がこのまま走り出すのであれば認められない。などの意見がありました。 討議の後、委員から議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について、修正の動議が出され、子育て支援拠点施設事業1,051万9,000円を減額する修正案の説明があり、質疑の後、討論に付したところ、現在の予定地でいいので、早く建設を進めてほしいという市民の声もある。商店街に近く活性化にもつながるので、原案に賛成する。子育て支援施設の充実には賛成だが、この子ども館には現時点で納得がいかない。今後しっかり練って検討し、再提出を求めたいので修正案に賛成する。 以上のような討論があり、採決の結果、適正な修正と認め、賛成多数で修正案を可決すべきものと決定しました。 次に、議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算(修正部分を除く)について討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、適正な予算と認め、賛成多数で修正部分を除く、そのほかの部分の原案を可決すべきものと決定しました。 なお、総務班の消防本部の審査において、質疑への回答が十分に得られず、再審査を行った結果、新たな資料が提出されるという事例がありました。これは準備不足以外の何物でもありません。このようなことは、他の班会の審査でも同様な事例が散見されたことから、執行部におかれましては、今後同様なことが起こらないよう、予算の立て方や資料の提出方法に関して、円滑に審査ができるようしっかり準備し、議案審査に臨んでいただくよう求めます。 以上で、一般会計予算審査特別委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。本案につきましては、8名の議員より通告がありました。 まず、20番、堂森忠夫議員、原案賛成の発言を許します。
◎20番(堂森忠夫君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算の原案に賛成の立場で討論いたします。 令和2年度の予算は、鹿児島国体に関する予算や庁舎建設等の計上により、今後の施設の利活用や人材育成に反映する予算として期待しています。 当初予算の審議においては、市の未来開発を議会と執行部が車の両輪となり、市民の夢を現実化するために、執行部と議会はそれぞれの立場の言い分だけを強調するだけでは、事は前進しないと思います。審議に参加できない市民の立場になり、時には自分の考えを抑え、市民を代表する公的位置の立場として、謙虚に審議を前進することも必要であると考えています。 追求し過ぎて相手を追い込むと、業務が消極的になりがちであり、悪循環な方向へ進む場合が多々あります。 ところで、私は今回の予算審査の中で議論を深めた結果、3点ほど指摘事項があります。 まず、1点目は、蒲生分遣所の女性消防職員詰所の増築予算は、必要とする規模内容と姶良市の全体的な財政とを鑑み、設計前の計画時点で総合的な角度から議論を深めるべきであったと反省しています。 また、消防女性職員の夜間勤務が男性と対等でよいのか。シフト体制勤務の改善等はできないのか、将来において不安が募ります。さらに、今後も他の施設で増築予定があるようですので、慎重な対応を指摘いたします。 2点目は、18時過ぎまで議論を交わした加治木物産館敷地への子ども館建設予定地の地質調査費の予算を認めるかについて議論を深めた結果、私は原案に賛成の立場で討論を述べることに決めました。 その理由は、地質調査費の当初予算に対して、大半が予算カットの修正案を求める提案に賛成が多い状況であることが一番の理由です。 しかし、市長が修正案を求める声に真摯に受けとめていただき、市民のために議会と協議し、市民から歓迎される施設建設を目指すために、今後は執行部と議会が連携し合い、新鮮な提案等の情報交換会議等を深める時間も必要であることを指摘いたします。 議会と執行部が距離を置き過ぎると、理解を深めることが困難になります。また、議会側は反対する対案等を今までに提案してきたかが問われます。加治木物産館への子ども館建設の提案は、今までに積み上げた事業でもありません。議員提案でもありません。 湯元市長のトップダウン提案であるから、反対したいとの声を市民から聞いたことがありますが、市長は、国、県や多くの人材からの情報が議会より豊富に交わせる位置にあり、その情報を加治木地区の活性化に生かすトップダウン提案を建設予定地周辺住民は歓迎し、早期の完成を望んでいますので、当初予算は認めるべきであると強く訴えます。 当初予算は執行権のある市長が1年間の事業内容を示す予算であり、必ず実行される予算であると確定はしていません。予算が提出された内容等については、幾つかのパターンがあります。 長い期間にわたり積み上げた議員提案の事業経過は、スムーズに担当課は説明ができますが、トップダウンの予算説明では、担当課としては市長の思いを理解し、議会へ深く伝えるのは厳しい点もあるかと思います。市長の活性化の思いを確認するために、特別委員会へ市長を呼び、聞く時間も必要であったと今は反省しています。 子ども館の建設には、多くの議員が前向きであり、少子高齢化時代の課題として子ども事業分野への投資は皆が期待しています。 子ども館は、多くの子どもたちを元気に楽しくさせていただく団体や人材を募り、歌やダンスのできるスタッフを整えて、「家にいるより子ども館がよい」と言われるような施設づくりを目指すべきです。 子ども館に足を運ぶことにより、将来は「引きこもりがいない、よいと言われる姶良市」を築き上げるために、この予算を軌道に乗せることが、姶良市の未来を開く2020年の一番のテーマの一つとして、執行部と協働する事業推進に育てていこうではありませんか。 この事業を成功させて、蒲生や姶良地区でも元気子ども館を拡大していく流れを築きたいです。私の議員活動20年以上の経験の中で、補正予算に対しては、修正案を2回ほど可決した例はありますが、当初予算に対しては修正案を求めた議会多数の判断は、今回が初めての経験です。県内でも過去には例がないと思います。このような状態では感情的になりがちですが、お互いに市民の代表であることを意識し、冷静になり平常心で対応していきましょう。 市長は、組織のトップとして議会との信頼を深めるために、お互いを尊敬し合い、相手を敬い、常に周りへの気配りと感謝で対応する態度を貫き、信頼回復に努めることを3点目の指摘といたします。 本会議場での当初予算に関しては、執行権のある市長提案を受け入れて、執行権のない議会側は冷静に捉えていただき、今後の議会活動で視野を広めていただき、質問等で提案を述べていただき、納得のいく議会運営に各議員が努めることが無難な判断だと仮定をいたします。 最後に、今回の予算審査特別委員会の審査で、執行部は議会側からのダウン寸前の大打撃を受けて大きく反省していると察します。今以上のダメージを与えると、議会との溝がさらに広がり過ぎると、業務に支障を与えることになり、担当課や市民へ迷惑をかけることにつながりますので、お互いの立場を認め合いながら、本会議場での最後の審査の当初予算については、市民のために予算を認めることにし、地域の願いに応えられるように、お互いに努力し前進してまいりましょう。 よって、令和2年度姶良市一般会計予算の原案に多くの議員の賛成を求めて、私の賛成討論を終わります。
○議長(森川和美君) 次に、14番、堀広子議員、原案及び修正案に反対の発言を許します。
◎14番(堀広子君) 議案第1号 令和2年度一般会計予算に反対の立場で、以下4点を述べ討論を行います。 まず1つ目に、消費税増税後、初めての予算編成になります。2020年度政府の予算は、100兆円を超える予算となっております。しかし、税収を見ると所得税や法人税は減っています。税収が過去最高となったのは、消費税がふえたからであります。 消費税が導入されて31年間の消費税収は、424兆円になり、ほぼ同じ時期に法人3税、306兆円、所得税、住民税280兆円も減っております。つまり、消費税は社会保障の充実に回らず、大企業や富裕層の減税の穴埋めに当てられております。 安倍首相は、全世代型社会保障と称して、社会保障費の自然増を抑制する姿勢はこれまでと変わらず、高齢者の社会保障予算の削減だけでなく、年金を引き下げ続ける政策、介護保険の給付の削減などを行います。困るのは、高齢の親を抱える現役世代にも及びます。安倍首相の全世代型社会保障とは、まさに全世帯に負担増を強いるものであります。 本市においても、本年度予算額は過去最高の320億6,900万円となっています。市税は1億8,212万7,000円の増ですが、法人市民税は税率の緩和で減額になっております。地方消費税交付金は、前年度比3億4,000万円の増となっており、市税1億8,212万7,000円を上回っております。 消費税増税の影響は深刻で、家計の消費は落ち込み、デパートやスーパーも前回以上の落ち込みとなっており、キャッシュレス導入で資金繰りの問題など生じております。政府は、さまざまな対策を講じましたが、業種によっては前回以上の売り上げが減少をしております。このような状況の中、消費税増税に伴うごみ処理手数料の引き上げが提案されていることから、賛成できません。 2つ目に、個人番号カードの普及推進事業として、5,154万6,000円の経費が計上されています。現在、2020年1月時点の全国の交付率は15%にとどまり、その利用拡大のため目標を掲げ取り組みます。 本市においても、土曜日、日曜日、平日の時間外の交付窓口の開設や企業主張の申請などの予算となっております。 また、政府が目玉として打ち出しているマイナポイント事業は、ことしの9月から来年の3月までの期間中にカードを決済サービス等を連携させて、キャッシュレス決済を行った場合、5,000円相当のポイントを付与する事業ですが、これも景気対策というより、おくれているカード普及を推し進めるものであります。 ほかにもカード普及を強力に推進するため、カードを健康保険証として使えるよう、2021年3月までの利用開始を目指します。医療機関窓口受付の煩雑化、紛失、番号漏洩、盗難などのリスクがふえるものであります。 また、政府が努め努力義務となった自治体クラウドの導入や、自治体業務の標準化は、自治体の多様性をなくし、自立性を失わせることになり、住民自治を侵害するものです。カードを押しつけるやり方はやめるべきであります。 3点目です。4月から会計年度任用制度が始まり、期末手当が計上されています。任用職員への移行にあたり、不利益が生じないよう、また育児休業や休暇制度の整備や公務における同一労働、同一賃金のあり方に重点を置いた対応が行われることを指摘するものであります。 次に、子ども館建設についてでございます。地質調査費が978万3,000円計上されています。私は、子ども館建設に反対するものではありませんが、PPP方式で建設することに反対するものです。 その理由は、PPP方式で建設するさまざまな問題や、市民の意見が反映されないことです。その一つに、基本計画をもとに具体化を図る基本設計段階や、施設の配置計画の決定段階での市民の意見の反映の場が保障されない恐れがあることです。 2つ目に、実施方針案や要求水準書案をつくり、予定の民間事業者に公開し、事業者から意見を募り案を練り上げる過程をとりますが、それを公開して意見を募る相手が市民ではなく、民間事業者であることです。 次に、地域の企業が参入できず、PPP制度の経験を持つ大企業に限定されることであります。また、財源では都市再構築戦略事業の活用で、補助金の適用になるとのことですが、民間資金によって建設する場合、自治体が借金するときよりも金利が高くなり、その分建設費に上乗せされることから、建設費が高くなることが指摘されております。その結果、自治体が直接建設する場合より高くなる場合もあることが指摘されております。 PPP手法は、低廉かつ良質な公共サービスを提供するとしておりますが、公共性が大きく後退し、公共事業の安全性などについて責任を投げ捨てるものにほかなりません。 よって、PPP事業としての実施を検討するにあたっては、チェックできる保証をつくるべきであることを指摘するものであります。 以上のような問題点があることや、多くの意見の協議を重ねる中、従来の手法の建設も可能なことが判明いたしました。子ども館の必要性、また市長のビジョンが見えてこない、なぜ総合支所が候補地に上がらなかったのかなど、市民の期待が大きいのであればなおのこと急ぐ必要はなく、もっと時間をかけて多くの市民の声が反映できる工夫と、十分な検討が必要です。 以上、討論といたします。
○議長(森川和美君) 次に、2番、竹下日出志議員、原案に賛成の発言を許します。
◎2番(竹下日出志君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について、原案に賛成討論を行います。 令和2年度の予算は、第2次総合計画を基本とし、第2次実施計画の着実な推進に向けた各種施策の展開に努めたものであり、市民の声を市政につなぎながら、これまで議会での議論や一般質問等からの強い要請が後押しとなったことが伺える予算編成になっています。 複合新庁舎建設事業、防犯灯LED化推進事業、本年3月23日に市制施行10年を迎えての10周年記念事業や、東京2020オリンピック聖火リレー実施事業にかかる経費を計上されています。 選挙費の移動投票所は、投票所の統廃合による投票所までの距離が遠くなった有権者の方々を対象に、公用車を利用して移動投票所をつくり、そこで投票していただけます。 安心安全の分野では、全国各地で想定を超える大きな災害が多発しており、自然災害から市民を守るための対策として、新たな総合防災マップの作成や排水路整備の継続を計画しております。 市民の皆様の暮らしを支える公共交通機関の確保を図るため、予約型乗り合いタクシーの拡充など、移動手段の維持が図られます。 健康福祉の分野では、用途を拡大した健康長寿支援チケットあいあいの継続や、障がい者の生活を支える基幹相談支援センター「あいか」の充実を図る経費の計上をされております。 また、ミルク助成事業を含む妊産婦等乳幼児健康診査事業にかかる経費が計上されております。 学校教育では、学校備品の整備やスーパーサイエンス総合推進事業及びモラリティ・インプルーブメント推進事業を継続して実施されます。 社会教育費では、脇元地区公民館の駐車場整備事業で、水はけのよい駐車場に整備されます。 農林水産業の振興を図るため、防災営農ハウスの設置費助成、漁港の整備、有害鳥獣対策などに積極的に取り組みが図られます。 全天候型子ども館は、子育て世代の方々や子どもを育てる方々が悩みやストレスを解消しながら、安全・安心に子育てができ、子どもたちが伸び伸びと遊べる空間をできるだけ早くつくり上げていきたいとの考えで、平成31年1月、副市長を委員長に庁内検討委員会を設置し、設置場所、設置スケジュール、施設の概要、概算事業費及び財源の検討を進めています。 設置場所の検討結果では、加治木物産館跡地に建設予定であり、地質調査の予算が計上されております。加治木本町にあります加治木物産館の敷地に、全天候型の子ども館建設は、自家用車だけでなくバスや電車など、公共交通機関を活用でき、商店街や地域の活性化も見込まれる場所であります。 また、本市の立地適正化計画、都市機能誘導区域でもあります。現在、PPP公民連携の方式の導入も検討中で、令和2年度に機能・内容を含め、3年度の着工、完成を目指しています。 合併以来、待望された加治木地区への建設が、加治木地域商店街の活力にもつながる子ども館を期待しております。 令和2年度姶良市の一般会計歳入歳出予算総額は320億6,900万円となっています。令和2年度の予算は、第2次姶良市総合計画を基本とし、第2次姶良市実施計画の着実な推進に向けた各種施策の展開に努めることを一貫として編成されていることから、議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算についての原案に賛成討論といたします。
○議長(森川和美君) 次に、11番、岩下陽太郎議員、修正案に賛成の発言を許します。
◎11番(岩下陽太郎君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算、修正案に賛成の立場で討論いたします。 修正部分の子ども館設置に伴う地質調査については、時期尚早であると考えます。執行部としては、昨年6月に議会へ構想を伝え、その後庁内検討委員会で内容を精査し、満を持して提出したと説明がありました。 しかしながら、予算を審査する議会に対し、説明及び資料等が不足しており、私はこのままでは審査できないと判断したことが原案に反対し、修正案に賛成した最大の理由であります。 また、以前、私自身が一般質問で子ども館設置に伴う効果を確認していますが、市長より以下のとおり答弁をもらいました。 「私の4つの主な政策にも掲げてあるように、子育て世代を積極的に支援するための施設整備と考えています。親子が気軽に集い、相互に交流し、子育てに関する活動を行う団体等との情報の共有化、市民への情報発信、相談窓口の強化、充実など、子育て支援の拠点として天候に左右されない子どもの遊び場や、親子が相互交流できる機能を有した場を整備する予定である。」しかしながら、天候に左右されない子どもの遊び場という部分は足りていないとしても、それ以外は第1期姶良市子ども・子育て支援事業計画に基づき、整備等がなされていると判断できます。 さらに、現在実施がうまく機能していない事業はないかという質問に対して、市長は、「うまく機能していない事業等はないと認識しておりますが、今後も市民ニーズにあわせ、事業の見直し、新規事業への取り組みを検討してまいります。」と答弁しています。 それならば、子ども館は新規事業だと考えられますが、個人的には子ども館の所管課となっている子育て支援課が行わなければいけない事業は、ほかにあると判断しています。 現在の逼迫した財政状況等を考えると、新たな施設をつくるのではなく、姶良市の子育て支援センターや子育て集いの広場、保健福祉部や教育委員会等の事業などで実施している子育て施策を継続して運用しながら見直しをしていくことこそが、必要な形ではないでしょうか。 その上で、子ども館建設の意義や効果が市民の求めるものと相違ないと判断でき、現在私の考える懸念が払拭されれば、子育て支援施策の充実は私も願うことであるので、子ども館建設を後押ししていきたいと考えます。 そのためにも、現在事業を行っている子育て支援センターや集いの広場の利用者やスタッフなどから、声を確認していただき、再度検討を行っていただきたいと思います。 ただし、現在私自身の考えは、以前の一般質問でも申し上げたとおり、公園等の遊具に屋根をつける形で、天候に左右されない子育て支援設備になると、現時点でも考えていることを申し添えておきたいと思います。 ところで、加治木ふれあい物産館の土地活用は、進めるべきであると考えます。姶良市民もここにどんなものができて、自分たちにどのようなよい効果が生まれるのか、期待していることも理解しています。しかしながら、重ね重ね申し上げますが、今の検討内容や計画で子ども館事業を進めていくことには、判断がつきません。現時点であの土地の利用を考えるのであれば、企画部等で検討調査を実施する形で進め、議会や市民へ提示していく必要があると考えます。 ともあれ、市長の公約でもある子ども館を、あの土地に設置したいということを考えるのであれば、市民の声を聞き取りながら再検討を行い、子ども館基本構想などを策定し、子ども館の設置の意義や果たす役割というものを議会や市民へ示した後、補正予算等で提出を求めたいと思います。 よって、議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算修正案について賛成とし、討論を終わります。
○議長(森川和美君) 次に、23番、犬伏浩幸議員、原案に賛成の発言を許します。
◎23番(犬伏浩幸君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について、原案に賛成の立場から討論を行います。 今回集中的に議論になったものが、子育て支援拠点施設事業、すなわち子ども館建設に伴う予算についてでありました。 委員長報告にありますように、子ども館の建設にかかわる地質調査の予算計上の妥当性について、事業の進め方について、設置場所についてなど、班会での審査、そして予算審査特別委員会全体会の審査の中で、各議員がそれぞれのお考えでさまざまな角度から建設的な議論が交わされたと思います。 同じく、委員長報告にありますように、子ども館建設そのものについては、ある一定程度の理解は得られているものと判断します。 また、事業の進め方については、PPPや従来の手法という建設の事業スキームは決定したものではないこと、また、懸念していた市民参画の機会は与えられることを確認できたことが報告されております。 その上で、最終的な論点は、設置場所についてであったと理解をしています。この設置場所の件に関しまして、私の考えを述べます。 市全体のまちづくりにあたっては、その地域の特性を生かすとともに、均衡ある発展が重要な視点の一つと考えます。今回、議論になっております子ども館の建設予定場所は、南部地区の加治木エリア、柁城小校区であります。この地には、幼稚園、小学校、中学校、高校があり、これまで教育の町、文教の地として歴史と伝統を育んできたと認識をしております。 その地域の思いは、柁城校区まちづくりプランの中にも文教の地であると記載されていることからも想像ができます。子ども館設置の目的は大前提として、この文教の地に子ども館を設置することによる期待される効果などについて、以下に述べます。 1点目、加治木駅、福祉センター、産婦人科の医院、加治木庁舎、椋鳩十文学記念館、幼稚園、小学校、高校、かもだ通り商店街周辺の事業所などの周辺地域、施設との連携のしやすさなど、親和性が高い。 2点目、近隣に産婦人科の病院があり、連携して出産前後のケアが期待できる。 3点目、文教の地であるこの地域に、ゼロ歳から18歳までの保育や教育の機関を地域、保護者、事業所、学校、子ども館などと共同して子育てがしやすい環境ができる。 4点目、生涯にわたる学びの場として、乳幼児から高齢者まで学習する環境が整う。 5点目、かもだ通りや周辺の商店は、新しい人の流れができることによるにぎわいが創出される。また、そのチャンスを生かし、商店街やそれぞれの事業所が創意工夫、努力をすることにより商店街などの活性化につながる。 以上のことが、この場所に子ども館を設置することにより期待される主な効果と考えます。 子ども館の主な設置目的は、子どもたちが伸び伸びと遊べる空間、子育て世代や子育てにかかわる皆さんが悩みやストレスを解消しながら、安全・安心に子育てができる空間づくりであります。 この文教の地に子ども館を設置することは、この地域が育ての場、学びの場として子育ての拠点、教育の拠点、生涯にわたる学習の拠点として、さらに歴史と伝統を重ねていくことになろうかと思います。 また、そのことが地域の活力につながることを期待いたします。 加えて、庁内検討委員会で総合的に判断し、加治木物産館の敷地に子ども館を設置することが妥当であるとの判断についても理解をいたします。 したがいまして、子育て支援拠点施設事業にかかる予算を含む令和2年度一般会計予算について、原案に賛成であります。 以上で、私の討論を終わります。
○議長(森川和美君) 次に、22番、有川洋美議員、修正案に賛成の発言を許します。
◎22番(有川洋美君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について、修正案に賛成の立場で討論いたします。 子ども館建設は、湯元市長の公約であります。しかし、今回の予算審査におきまして、場所が加治木物産館の跡地であること以外、中身が見えてきませんでした。 今、姶良市は子育てに関する扶助費が年々増加傾向にあります。つまり、子育て世代の増加、子どもたちの増加、それに伴いその暮らしに直結する課題がふえているということです。 その声を丁寧に拾い、まずは姶良市における子ども館をどのようなものにするか考えるべきだと思います。 鹿児島市が運営している子ども館「りぼんかん」がございます。鹿児島市と姶良市は人口も税収も大きく違います。姶良市の人口が伸びてきている原因の一つに、鹿児島市の隣町であり、利便性が高く自然が多くあり、子どもを伸び伸びと育てることができるというものがあると思います。 姶良市に合った子育て支援施設子ども館は、どんなものなのか、姶良市の子どもたち、子育て世代は何に困っていて、何を求めているのか、今回の審査におきましては、そのコンセプトが見えてきませんでした。 そして、さらに子ども館を地域の活性化に位置づけています。地域の活性化として、加治木物産館の跡地は重要であると私も考えております。私の母校である加治木高校もございます。学校帰りにかもだ通りを散策するのが楽しみでもありました。果たして子ども館を今加治木物産館跡につくったからといって、地域の活性化になるのか、私は疑問です。ほかにもっと加治木物産館跡地に未来を担う若者や通りの皆さんの声を入れて、今の時代に合った新しいものを考えていけばいいのではないでしょうか。 私はそうですが、そうでないと考える方もいらっしゃると思います。いろいろな考え方、感性があります。だからこそ、もっと議論を深めるべきであると考えております。 そして、子育て支援施設拠点事業として位置づけるのであれば、まちの活性化は後からついてくるものだと考えます。どこにつくるのかというよりも、まずはどのようなものをつくりたいのか、それは設計やデザインということではなく、中身です。まず行うべきことは、基本構想ではないでしょうか。 コンセプトが固まらないうちに建設ありきで進めていけば、この事業は失敗に終わると思います。姶良市を担う子どもたちを支え、子どもたちの健康、安心・安全な暮らし、希望、未来につながるものを残していきたいです。 重要なことは、箱ではなく中身です。急ぐ必要はありません。姶良市に住んでよかったと笑顔で言い合えるそんな姶良市に、そして姶良市そのものが大きな家族、ザ・子ども館になっていけるように、そんな思いを込めて私は修正案に賛成いたします。
○議長(森川和美君) 次に、18番、小山田邦弘議員、修正案に賛成の発言を許します。
◎18番(小山田邦弘君) 議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算につきまして、修正案賛成の立場で討論をいたします。 令和2年度に限った話ではございませんが、本市の財政状況は大変厳しいところにあるというのが私のスタンスでございます。新庁舎建設も控え、財源不足を市債と基金の取り崩しでやりくりしている、それが現実だろうというふうに私は見ております。 そういう状況に加え、ことしに入って巻き起こった新型コロナウイルスの影響は、もはやショックの状況を通り越し、クライシスの様相を呈してまいりました。 世界では、WHOがパンデミックを認め、我が国でも非常事態宣言が取り沙汰され、あすはこのまちでも何が起きても不思議ではない状態になりました。 このような事態を予見し、会議日程を調整し、市民生活への影響を最小化すべく、予算審査を前倒しした議会の判断は、正しいものだと確信をしております。今、まず先になすべきことは何かを検討し、判断した結果であるからです。 何も起こらないことが一番よいことであるのは間違いありません。しかし、今は結果がからぶりであっても、まずリスクに先手を打つべきときだと考えます。そのような認識、危機感のもと、今回の予算審査は行われました。 班会審査での統一テーマに、新型コロナウイルス対策が盛り込まれたことです。議論を重ねた末に、予算審査特別委員会では減額修正案を賛成多数で可決しました。班会審査において、ざまわしを司っておりました私は、班会並びに全体会で語られている修正案は、いわゆる減額修正とは異なるものではないかというふうに捉えておりました。なぜならば、論点となっていた子ども館そのものに、反対や否定する意見は聞かれなかった。むしろ受容されていたからです。 班会でも、なぜ今急いでつくるのか、おくれて困ることがあるのかという質疑が繰り返され、全体会では場所はここでもいいが、まだまだ検討することがあるという声が聞かれたことです。 激しい議論の中で、子ども館建設に今ギアを入れる必要があるのか、もっと先になすべき子育て政策があるのではないかという思いが広がっていたように思います。 そういう意味において、今回はいわゆる減額修正というよりは、予算の骨格化に近いものと私は認識をしています。進む方向を否定するものではない。今の状況を見たときに、進み方やスピードを改め、子ども館は先送りにして、今身近にある課題からまず手をつけていくべきだということです。 迫りつつある国難から市民生活を守るべく、新たに経常的な負担が予測されるものをそぎ落とし、強い骨組みと柔軟な筋肉で、急激な変化にたおやかに対応できる予算に骨格化すべきではないかというのが、今回の減額修正案であり、そこに込められた思いは、まず隗より始めようではなかったかと思います。 今回の会議日程の変更で、一般質問での市長の子ども館に対する考えを正す前に、予算の採決に至ったことに疑問を呈する方もあろうかと思いますが、個人的にはマニフェストが否定されたものではなく、むしろ期待が高いだけに、時間をかけて一緒に検討したいという声が大きかったように捉えています。このため、来週の一般質問での白熱した議論を期待しております。 最後に、修正を求める以外の部分につきましては、今回も学校のトイレの洋式化が見送られたことは、非常に不満に思いますが、そこは今後の長寿命化計画に明記されることを期待し、基本的には安定的な行政サービスが確保された上に、雨水排水対策事業や自校式給食施設の整備など、長年市民も議会も求めてきた案件が盛り込まれたもので、期待する点も多い予算であることをお伝えし、私の賛成討論といたします。
○議長(森川和美君) 次に、15番、吉村賢一議員、修正案に賛成の発言を許します。
◎15番(吉村賢一君) 令和2年度姶良市一般会計予算修正案に、賛成の立場で討論いたします。 子育て支援拠点施設整備事業費の減額修正についてなんですが、私のほうの考えとしては、いろいろ市長の公約でもあり、実際にかもだ通りの方々、地元の方々からも、これに関してぜひ子ども館をつくってほしいという要望を、少なからず受けております。 しかしながら、実際に子を持つ親の要望、あるいはどういった形のものが欲しいんだといったところの聞き取り、そこらがちょっと不十分であり、このかもだ通りにおいて一番の一等地であるこの物産館の跡地を、曖昧なままで何らかの事業を進めることはもったいない。 もちろん、子ども館でもいいわけですが、じゃあ実際にどういった方が来るのか、どういった利用をされるのか、あるいは中身はどういうふうに考えるのか、そこらをもう少し検討していただかないと、あそこにつくってしまえば、結果的に10年、20年そのまま残ってしまいます。物産館も、結局よかれとしてつくりましたけど、なかなかうまくいかなかった。 私どものグループで、あそこで特産品協会が売り出しをやっていました。つまり、あそこで人を集めようということで、いろんな青物、あるいは魚も含めてやっておりました。なかなか人が集まらないということで、結果的にはその特産品協会の朝市、とれたて市も終わってしまったわけです。 ですから、二度とそうなってほしくない。できたら、すごく繁栄する形で、それで人があふれるぐらい来てもらえるような、そういった形の検討を十分にしていただきたい。 先ほども言いますように、一度つくったらなかなか変更は、もうできません。そういったことで、もうちょっと考えていただきたい。その考える時間を持っていただきたい。 そして、やはりぜひ子ども館が、それが適しているとすれば、それはそれでこういった形でやる、そうするとこれだけ来ると。実際需要があるという確証が得られれば、ぜひそれは早く進めていただきたいというふうに願うわけなんですが、その際に先ほど来ありますように、例えば立地条件、面積等、あるいは駐車台数をどういうふうにイメージするのか。 私もりぼんかんに行きました。200台駐車スペースがあります。実際、私が行ったときは10台しかとまっていませんでした。だから、駐車台数が多いから、それでいいとも思わないんですが、その10台来られた車の方は、そのりぼんかんの中の一部の施設の中に偏っていました。 いわゆる屋内遊び広場といいますか、大きなジャングルジムとか、あるいはウッドボルダリングといいますか、岩登り的なもの、そういったのをすごく子どもたちは伸び伸びと広い、クッション性の高いマットの上で楽しんでいました。ですから、それが1面あって、1面でそれをやっていけば、それでも結構子どもたちは楽しくやれるんだなというふうに思う次第です。 ただ、それがどうなるかわからない状態では、なかなか本当は賛成したいけど、ちょっと中身がわからないよというところで戸惑ってしまうところです。 実は、きのうも、けさも電話をいただきました。ぜひこの件で子ども館建設賛成してほしい。でも、いろいろ私なりにちょっと中身がわからない状態で、議会としては賛否もできない状態だと。だから、もうちょっと検討の時間をくださいということで答えさせていただきました。 いろいろ周辺との計画ですね、公共施設とか周りの施設、そういったのとも融合を図るというか、あるいはお互いに業務分担ではないんですが、機能分担をしていく、そういったところもきっちり見直さなきゃいけないでしょうし、総合庁舎の総合支所建設等も相まって、どういうふうに子どものための施設をきっちりつくっていくか、そういうことも考えなきゃいけないでしょう。 それと、私が思うに、かもだ通りの活性化というのは、かもだ通りの方にいつも言うんですが、自分たちでアイデアを出せ。ところが、自分たちでなかなかアイデアを出せない。もちろん、高齢化によって若者が少ないというのもあります。その中で、例えば軽トラ市とか、そういったのをやったらどうかと提案したことがありました。ところが、「交通規制、警察の規制が厳しくて、その書類をつくるのが難儀だ。」というふうに言われました。 だったら、一つは例えばですよ、ここの物産館の跡地を軽トラ市の場所にして、それを年中行事としてやっていく、それは一つのたとえですけど、そういったいろんなじゃあ、かもだ通りの活性化というのは、一つの大きな柱でこの話を進めるとすれば、じゃあそのほかにも方法はないのかと。 もちろん、主題である子ども館の話も捨て去る話ではないんですけど、そういったのをいろいろ吟味した上で、もう少し深く検討をお願いして、それでできたらいろんな意見があるかと思いますが、一刻も早く6月補正ででも出て、具体的な形で出てくれば、また十分に検討できるような形で出てくれば、ぜひとも私も改めて検討し直したいと思います。 反対の立場ではございますが、非常に私としては今までは、──今まではというか、やはり何らかの形の施設は必要だと。子どもに対するこういう施設も必要だと。ただ、もう少し中身を詰め切れていない、そこらを期待して、時間をとっていただきたいという意味で修正動議に賛成ということにさせていただきます。
○議長(森川和美君) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) これで討論を終わります。
○議長(森川和美君) これから議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算を採決します。まず、一般会計予算審査特別委員長報告の修正案について採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案について、一般会計予算審査特別委員会の修正案に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、一般会計予算審査特別委員会の修正案は可決されました。 次に、修正された部分を除く議案第1号 令和2年度姶良市一般会計予算について採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 お諮りします。本議案に対する一般会計予算審査特別委員長の報告は、修正部分を除くその他の部分の原案を可とするものです。よって、本議案は委員長報告のとおり修正部分を除くその他の部分の原案を可とすることに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第1号については、修正部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩をいたします。午後は1時から開きます。(午前11時42分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分開議)
○議長(森川和美君) 日程第3、議案第2号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、文教厚生常任委員会、小山田委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第2号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定予算について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、2月28日、3月4日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部による説明は以下のとおりです。 歳入歳出予算の総額は、93億459万4,000円で、前年度より2億1,528万円の増額です。増額の主な理由は、被保険者は減少しているものの、医療技術の高度化等により1人当たり医療費が増加していることに伴う保険給付費と、県へ納付する国保事業費納付金の増額によるものです。このため、歳入の県支出金も増額になっています。 厳しい運営環境の中、財政の健全化に向け、県の方針を踏まえた事業計画と具体的な数値目標を定め、計画的な事業運営に努めるとしています。 主な質疑を申し上げます。 質疑、1人当たり医療費の動向を示せ。 答弁、平成28年度は43万円、29年度は45万5,000円、30年度は46万5,000円と上昇傾向にあり、50万円に近づきつつあります。 質疑、特定健診の受診率を上げるため、教育委員会を通じて子どもから親に受診勧奨する自治体もあるが、本市ではどのような取り組みをしているか。 答弁、少し厳しい目標を掲げているため、訪問による受診勧奨をしたりしていますが、訪問できるところも限られているため、商工会などと連携して効率的な受診勧奨をしていこうと考えています。子どもからの受診勧奨については、今後研究してみようと思います。 質疑、一般会計繰入金が減額している理由を説明せよ。 答弁、昨年度まで法定外繰入をしていましたが、令和2年度から法定外繰入を行う自治体について、保険者努力支援制度において減点の対象になりますので法定外繰入を行わないことにしたためです。 以上で質疑を終了し、議員間討議を行いました。 論点は、令和2年度からの法定外繰入の廃止とし、意見を出し合いました。 主な意見は以下のとおりです。 法定外繰入が必要だということで投入し続けてきたが、これで安定的な会計を運営できるのか不安がある。 会計の黒字が見込まれるという説明ではあったが、今後も緊縮財政が必要となる。 黒字が見込まれるとはいえ、保険者が減る中で、一人当たりの医療費が高くなっていることから、いずれは保険料率の見直しが議論されてくると思われる。 基金も現状では安定しているが、持続可能な運営を維持するには今後も慎重な運営が求められる。 以上のような討議を経て、そもそも将来不安がある会計の運営の中で法定外繰入がなくなるという大きなインパクトを想定すると、国や県の動向も含め、会計の動きを今後も注視すべきであるとの認識で合意形成が図られました。 続いて、討論に入り以下の反対討論がありました。 反対討論、保険者努力支援制度で、法定外繰入に減点を適用するペナルティの導入で、本市においては、これまでの法定外繰入を解消するとしている。今でも高すぎる国民健康保険税のさらなる値上げにつながり、暮らしと健康を壊し、命をも危険にさらすことになるため反対とする。 ほかに討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第2号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第2号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計事業勘定予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第4、議案第3号 令和2年姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、文教厚生常任委員会、小山田委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第3号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、2月28日、3月4日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部による説明は以下のとおりです。 歳入歳出予算の総額は4,403万3,000円で、前年度より1,683万9,000円の減額です。減額の要因は、平成26年度途中から医師派遣により運営していることによる常勤医師の給与等の減額と、診療者数の減少見込みによる医療費の減額です。地域の高齢化は今後も進むと予測されることから、地域包括ケアシステムの構築を図る等の取り組みを推進します。 主な質疑を申し上げます。 質疑、常勤医師の給与を削減した理由を説明せよ。 答弁、現在の医師派遣の実態に合わせて予算を計上したものです。常勤医師を断念したということではありません。常勤医師が獲得できた場合は補正で対応する考えです。 質疑、へき地医療診療所として力を入れる点を説明せよ。 答弁、北山診療所のあり方について、これまで介護保険係や健康増進課など関係課と検討をしてきました。現在も看護師が地域を訪問していますが、地域包括ケアの拠点として、体制の構築や運営方法などについても検討を進め、令和2年度中には方向性を示したいと考えています。 以上で議員間討議を終結し、討論に入り、次のような討論がありました。 賛成討論、北山診療所は、へき地医療として、歴代の市長が政策として取り組んでいる医療機関だと考えます。常勤医師の退職により、診療体制が大きく変わったことや、地域人口の減少もあり、診療者数、診療費は減少傾向にありますが、地域住民のより所となっており、現状の体制で運営が継続できるよう配慮されていることから賛成とします。 ほかに討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第3号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。本案につきましては、1名の議員より通告がありました。 5番、田口幸一議員、賛成の発言を許します。
◎5番(田口幸一君) 議案第3号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算に、賛成の立場で討論いたします。 委員長報告にもありましたように、常勤医師の退職により診療体制が大きく変わったことや、地域人口の減少もあり、診療者数、診療費は減少傾向にありますが、地域住民のよりどころにもなっていることから、当分の間は現状の体制で運営が継続できるよう当局は配慮する考えであります。 平成30年度実績で年間の診療日数は155日間となり、延べ診療者数が1,763名、1日平均診療者が11.4人となっております。年間の診療費は2,199万1,920円となっております。姶良市立北山診療所はへき地医療であり、国からの交付金もあります。歴代の町長、市長が政策として取り組んでいる医療機関だと考えます。 私は過去において、担当係長として4年6カ月仕事をしてまいりました。薬品の棚卸にも立ち会ってまいりました。よって、議案第3号に賛成いたします。
○議長(森川和美君) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) これで討論を終わります。
○議長(森川和美君) これから、議案第3号 令和2年度姶良市
国民健康保険特別会計施設勘定予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第5、議案第4号 令和2年度姶良市
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、文教厚生常任委員会、小山田委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第4号 令和2年度姶良市
後期高齢者医療特別会計予算について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、2月28日、3月4日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部よる説明は以下のとおりです。 歳入歳出予算の総額は、10億3,971万7,000円で、前年より3,226万9,000円の増額です。増額の要因は、後期高齢者医療広域連合納付金の増額分と長寿健診の受診対象者の増加に伴う健康診査委託料の増額によるものです。運営主体は広域連合ですが、将来にわたって持続可能な医療制度を構築するため、保健事業の一体化なども検討します。 主な質疑を申し上げます。 質疑、保健事業の一体化について説明せよ。 答弁、現状においては、国民健康保険等から後期高齢者医療・介護保険にうまくつながっていないと認識しています。特に、データ上の連携がうまくとれていないことで、同じような事業を各課で行っているものもあり、一体的に事業展開できないかを検討します。例えば、健康増進課で行っています「よかあんばい運動」についても連携すればさらに効果が上がるものと考えています。 以上で質疑を終結し、議員間討議に入りましたが、報告すべき討議はありませんでした。討論に入り、次のような討論がありました。 反対討論、鹿児島県後期高齢者医療広域連合で決定された、2年ごとに改定される保険料の引上げに反対です。また、75歳以上の窓口負担を原則1割から2割に引き上げることや、現役並み所得の対象拡大、受診時定額負担の導入、医療用薬品の保険給付外しなど、高齢者の生活を苦しめる施策が検討されていることから反対とします。 ほかに討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第4号 令和2年度姶良市
後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第4号 令和2年姶良市
後期高齢者医療特別会計予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第6、議案第5号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、文教厚生常任委員会、小山田委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第5号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定予算について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、2月27日、3月4日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部よる説明は以下のとおりです。 当初予算総額は、67億976万2,000円で、前年より4,142万3,000円の増額です。本年度は第8期介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画を策定予定で、さらに引き続き、要支援者及び要介護者が安定した日常生活を営むために必要な給付の提供と、高齢者を対象とした介護予防として地域支援事業を実施します。 主な質疑を申し上げます。 質疑、予防に関する予算が減額していることを説明せよ。 答弁、一つには総合事業の中で、難病などによる専門的な支援を必要とするサービスを必要とする状態にある方の利用件数が減少し、比較的報酬単価が低い、軽い支援を必要とする人がふえていると言えます。また、サービスを利用せず、お守り的に認定を受けている方もあり、認定の実績に基づいて予算づけしたところ減額になったものです。 質疑、蒲生畠田団地緊急通報システム保守点検委託料について説明せよ。 答弁、これまで建築住宅課で予算計上していたものですが、高齢者が入る住宅の見守りシステムの保守点検委託料ですので、令和2年度からこちらで計上することになりました。介護保険の地域支援事業の対象となるため、国・県の補助対象となります。 以上で質疑を終結し、議員間討議に入りましたが、報告すべき討議はありませんでした。 討論に入り、次のような討論がありました。 反対討論、要支援1・2に続いて、要介護1・2の生活援助の見直し、施設入所者の食費・住居費の負担増、高齢介護サービス費の負担限度額の引き上げを打ち出しています。これ以上の給付削減と負担増は、医療制度を支える現役世代にも痛みを押しつけるものであるため、反対とします。 ほかに討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第5号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。本案につきましては、1名の議員より通告がありました。 14番、堀 広子議員、反対の発言を許します。
◎14番(堀広子君) 議案第5号
介護保険特別会計保険事業勘定予算に反対の立場で討論に参加いたします。 介護保険サービスの利用者の2割負担やケアプラン作成の有料化など、関係者から批判の声があり先送りされましたが、総合事業の弾力化として要支援1・2に続いて要介護1・2の生活援助を保険給付から外して、地域支援事業、総合事業に移行し、ボランティアポイント制度で元気高齢者が担い手となる仕組みを導入します。介護の質やサービスの内容が自治体によって全く異なる総合事業へ締め出すものであります。 また、施設入所者の食事、居住費の負担増、高額介護サービス費の負担限度額の引き上げも打ち出しております。こうした給付抑制や負担増は、医療制度を支える現役世代にも痛みを押しつけるものです。 また、所得の格差による治療の格差、健康格差をさらに深刻にさせるもので、病気の早期発見を妨げて重症化させ、要介護状態の悪化にもつながり、かえって給付費の増を招くことになります。 以上、討論といたします。
○議長(森川和美君) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) これで討論を終わります。
○議長(森川和美君) これから、議案第5号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計保険事業勘定予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第7、議案第6号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、文教厚生常任委員会、小山田委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第6号 令和2年度姶良市介護保険特別会計サービス事業勘定予算の文教厚生常任委員会での、審査の経過と結果について報告します。 当委員会は、2月27日、3月4日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部よる説明は以下のとおりです。当初予算総額は4,620万円で、前年度より710万円の減額です。介護認定において、要支援1及び要支援2と認定された高齢者への介護予防サービス計画を作成する指定介護予防支援事業所としてケアマネジメントを行い、介護予防に努めるとしています。 特に報告すべき質疑はありませんでした。 討論もなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第6号 令和2年度姶良市介護保険特別会計サービス事業勘定予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第6号 令和2年度姶良市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第8、議案第7号 令和2年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、産業建設常任委員会、吉村委員長の報告を求めます。
◎産業建設常任委員長(吉村賢一君) 登 壇 ただいま議題となりました、議案第7号 令和2年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計予算について、産業建設常任委員会での審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、2月26日及び3月4日に開会し、関係職員の出席を求め審査しました。 農林業労働者災害共済事業は、農林作業中に不幸にして事故や災害に遭われた方を救済する事業です。 歳出は、災害共済補償費のほか、運営審査委員会経費等です。歳入の主なものは、災害共済掛金です。 以上のような趣旨説明の後、質疑に入りましたが、報告すべき質疑はありませんでした。 議員間討議に入りましたが、討議すべき論点もありませんでした。 次に討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第7号 令和2年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第7号 令和2年度姶良市
農林業労働者災害共済事業特別会計予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第9、議案第8号 令和2年度姶良市水道事業会計予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、産業建設常任委員会、吉村委員長の報告を求めます。
◎産業建設常任委員長(吉村賢一君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第8号 令和2年度姶良市水道事業会計予算について、産業建設常任委員会での審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、2月26日及び3月4日に開会し、関係職員の出席を求め、現地調査を含めて審査しました。 令和2年度の水道事業会計予算は、引き続き水道事業の効率的な経営を行うために、上水道事業及び簡易水道事業の安定供給に要する維持管理の経費と、施設の整備・更新の経費です。 令和2年度の上水道事業の予定量は、給水栓数3万7,550栓、年間総給水量793万5,400m3、一日平均給水量2万1,741m3です。 主な事業は、上水道事業で老朽管の更新等の配水管整備事業3億1,305万円、施設整備事業4億1,460万円です。このうち、簡易水道事業は配水管整備事業1,800万円です。 収益的収入及び支出は、収益合計15億378万1,000円に対し、費用合計は12億6,928万2,000円です。 資本的収入及び支出予算は、収入の計が3億5,500万1,000円、支出合計は11億5,694万円で、不足額8億193万9,000円は損益勘定留保資金などで補填することとします。 以上の予算編成の結果、当年度の純利益は1億9,720万7,000円を見込んでいます。 以上のような趣旨の説明を受け、質疑に入りました。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、老朽管の更新事業の延長が少なくなった理由を示せ。 答弁、本道原と重富水源の工事が始まったため、企業債の借り入れがあり更新事業を減らしました。 質疑、窓口業務包括委託は始まって1年だが問題はなかったか。 答弁、市民からの苦情はないと思っていますが、業務のスピードが少し遅く感じられます。しかし包括業務の先進地に聞くと同様な状況のようです。受託業者には毎月の業務報告会で業務をチェックし、注意、指導等を行っていてよくなっていると思っています。 質疑、九州旅客鉄道中学校踏切配水管推進受託工事について説明せよ。 答弁、JR踏切下を横断している水道管は昭和29年のもので、耐用年数を大幅に上回り老朽化が激しく、水道事故があった場合はJRに損害を与えるということで、JRに設計委託し、来年度工事に入るものです。 質疑、財政融資資金及び企業債予定残高は毎年増えているが、今後の見通しを示せ。 答弁、平成29年度に簡易水道事業が公営企業に入り純利益が減っています。純利益を建設改良積立金等に積み立てて資本的収支のマイナス分を補填しておりますが、事業の増加や純利益の減少で積立額は年々減っております。今後も事業を行うためには、企業債を借り入れなければならないと考えています。 質疑、本道原地区の配水管工事について説明せよ。 答弁、令和2年度は配水管布設工事として7,500万円、施設整備工事として2億円計上しています。元年度を合わせると約3億5,000万円の事業と予想しています。 以上のような質疑があり、審査を進める中で次のことを論点に上げ、議員間討議に入りました。 論点、水道事業会計の持続的な経営について。 主な討議内容、 ○本道原地区は給水人口を増やすための策を講ずるべきである。 ○水道料金の値上げは将来的に考えていくべきである。 ○経営が将来的に成り立っていくのか。 ○給水人口が減る中で財源確保をどのようにするか検討し、収益の上がる事業も考えるべきである。例えば水の販売(重富給水所)費用対効果を考えた上で検討すべきである。 ○老朽管の更新を計画的に行うべきである。 ○九州旅客鉄道中学校踏切配水管推進受託工事を行う際は、関係課と協議し関連工事を計画的に取り組むべきである。 以上の議員間討議の末、水道企業会計の安定化を更に検討すべきである。関係課との連携を密にして、事業の効率化を図るよう求めるということで合意形成が図られました。 次に、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第8号 令和2年度姶良市水道事業会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
◆5番(田口幸一君) 21ページの中ほどで、当年度の純利益は1億9,720万7,000円を見込んでいますと書いてありますが、その22ページの論点、水道料金の値上げは将来的に考えていくべきであると書いてありますけど、もう1回繰り返します。当年度の純利益は1億9,720万7,000円を見込んでいるというふうに書いてあるんですけど、この論点の水道料金の値上げは将来的に考えていくべきであるという、このことについてどのような議論があったか詳細をお示しください。
◎産業建設常任委員長(吉村賢一君) いろんな原因があるわけですが、大きいもので言いますと、簡易水道事業が従来一般会計で行われてきたわけです。それが、今回の水道事業会計に入ってきてます。簡易水道事業そのものは全く赤字でございました。それが1つ要因としてあります。 それから、新しい事業として先ほど来申し上げましたように、重富地区の配水事業、それから本道原の新しい配水事業、そういった事業があります。 それともう1つ、配水管の布設がえ、これについて60年という耐用年数をひとつ考えてみた場合、大概のものがそういう時期に入ってきてます。ところが、現実にできてるのは年間、例えばその配水管総延長の0.5%、今回の場合ですね、という状況です。 ですから、本来そこを例えば年間総延長の1%を最低目標として考えていった場合でも、今の時点では予算が足りないという状況があります。1億9,800万は確かに純利益としてありますけど、これでは足りないという状況が見えてるということで将来的に、今すぐという意味じゃなくて将来的にそれを検討していかなければならないんじゃないかというふうな論議はありました。
◆5番(田口幸一君) ただいまの吉村委員長の説明で了解いたしました。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) これで質疑を終わります。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第8号 令和2年度姶良市水道事業会計予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 日程第10、議案第9号 令和2年度姶良市下水道事業会計予算を議題とします。
○議長(森川和美君) 本案について、産業建設常任委員会、吉村委員長の報告を求めます。
◎産業建設常任委員長(吉村賢一君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第9号 令和2年度姶良市下水道事業会計予算について、産業建設常任委員会での審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、2月26日及び3月4日に開会し、関係職員の出席を求め、現地調査も含めて審査しました。 姶良市農業集落排水事業が公営企業会計に移行するため、令和2年度下水道事業会計では、地域下水処理事業と農業集落排水事業について予算計上しています。 地域下水処理事業、農業集落排水事業合わせて排水処理戸数を3,000戸、年間排水量67万1,000m3、1日平均排水量1,838m3を見込んでいます。 地域下水処理事業は、それぞれの処理施設の経過年数も30年を超え、今後施設更新が課題となっています。令和2年度で経営戦略を策定します。また、農業集落排水事業では、既存施設が18年経過し施設の適正な改善・強化を行う必要があるため、農山漁村地域整備交付金事業を令和5年度まで計画しています。 収益的収入及び支出は、施設の維持管理に係る経費を計上し、事業収益2億3,393万2,000円に対し、事業費用2億5,621万4,000円を計上し、不足額2,228万2,000円は引継金で補填します。 資本的収入及び支出予算は、収入合計が5,106万1,000円、支出合計が6,246万1,000円で、不足額1,140万円は引継金で補填します。 このうち建設改良費は、処理施設における機能強化対策実施設計業務委託費など1,000万円の計上です。 以上の予算編成により、当年度は2,220万5,000円の純損失となります。 以上のような趣旨の説明を受け、質疑に入りました。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、令和3年度末に策定する広域化共同化計画について説明せよ。 答弁、鹿児島県を7ブロックに分割して、広域化・共同化の計画を策定します。具体的には姶良市は姶良・伊佐ブロックで、構成市は霧島市、伊佐市、湧水町、姶良市になります。計画は、ハード面では処理施設の統廃合、汚泥処理施設維持管理業務の共同化の検討。また、ソフト面では人材育成、水質管理業務、災害時対応の共同化について検討します。 質疑、地域下水処理事業について今後の計画はどのようになっているか。 答弁、計画書は経営戦略の中で作成します。令和2年度中に投資計画を作成する予定です。 以上のような質疑があり、議員間討議に入りましたが、討議すべき論点はありませんでした。 次に、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第9号 令和2年度姶良市下水道事業会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(森川和美君) 委員長報告が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
◆5番(田口幸一君) 上から3行目に、農業集落排水事業に合わせて排水処理戸数3,000戸というふうに掲げてあります。そこでお尋ねいたします。 この農業集落排水事業において、書いてないですけど本管からのつなぎ込みというのが出てくるんじゃないかと思いますが、そのような点は委員会では議論になったものかどうかお尋ねいたします。
◎産業建設常任委員長(吉村賢一君) 本管からのつなぎ込みというのは、そのつなぎ込みの戸数のことなのかちょっと、私なりの今の質問に対する解釈としては今どういう状態かと。 つまり、つなぎ込みが完全に今できておりません。この農業集落排水においてですね。ひとつは、既にもう合併浄化槽を設置されている家があると。もうひとつは、もう高齢者のためにいわゆるそういった資金がない、自分の自己資金も自己負担も必要になりますので、そこまでやるかどうか、そういう資金的余裕がない。 もうひとつは、もう住んでおられないというふうな家もございまして、ただつなぎ込み率はさらにそういったところも含めて何とか努力をするというふうな論議はございました。
◆5番(田口幸一君) 今、吉村委員長の説明で了解いたしました。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) これで質疑を終わります。
○議長(森川和美君) これから討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議議案第9号 令和2年度姶良市下水道事業会計予算を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) ここでしばらく休憩します。追加日程を配付いたします。(午後1時51分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時52分開議)
○議長(森川和美君) ここでお諮りします。 市長より、議案第53号 令和2年度 姶良市一般会計補正予算(第1号)から議案第55号 姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める件までの3案件が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1から追加日程第3として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 異議なしと認めます。議案第53号から議案第55号を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第3として議題とすることに決定しました。
○議長(森川和美君) 追加日程第1、議案第53号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を求めます。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 議案第53号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を申し上げます。 まず、第1条歳入歳出予算の補正についてであります。 予算書7ページの衛生費の補正1,390万円は、故障したくすの湯の揚湯ポンプにかわる新たなポンプの据付工事費であります。 以上、歳出予算について申し上げましたが、補正額は1,390万円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は320億7,238万1,000円となります。この財源としましては、6ページに掲げてありますように市債で対処しました。 3ページの第2表地方債補正は、事業費の追加に伴い限度額を追加するものであります。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いいたします。
○議長(森川和美君) 提案理由の説明が終わりました。
○議長(森川和美君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
◆6番(湯之原一郎君) これは一般質問でも出しておりましたけれども、議案として出てまいりましたので2点ほどお伺いいたします。 まず1点目は、当初予算の補正として今回提案されたわけですけれども、当初に間に合わなかった理由についてお伺いいたします。 それともう1点は、今回ポンプの出力が前回の11kWから5.5kWに引き下げられたわけですけれども、揚湯量とかそれについては影響がないものかどうか。 その2点についてお伺いいたします。
◎蒲生総合支所長(大山勝範君) まず1点目でございます。なぜ当初予算に計上しなかったということでございますけれども、全協でもご説明申し上げましたとおり、昨年の12月末に揚湯ポンプがとまっております。 それまで事故原因につきまして、施設工事業者やポンプメーカーに原因の調査の報告を求め、聞き取り調査なども行っております。また瑕疵がなかったかということで、弁護士にも相談してまいりました。これらのことを今まで検討してまいりました。 早ければ臨時議会でということも考えておりましたけれども、2月17日のほうに定例会が入りました。また予備費でも考えましたけれども、予算がそこまで残っていなかったということで今回の計上になりました。 それから2問目ですけれども、5.5kWのポンプにした理由でございますけれども、まず11kWのポンプを設置しておりましたけれども、ガス等の影響で今回のような故障が起きております。今回5.5kWのポンプを入れることで出る量が抑えられまして、水位も上がってくると考えられます。 そうすると、水位が上がり水位とポンプの距離が深くなることから水圧がかかり、ポンプに当たるガスの気泡が小さくできることから、ポンプに与えるダメージも少なくなるということで5.5kWにしております。 また、湯量が足りるかということでございますけれども、今回は毎分25Lを想定しておりまして、毎分25Lということは1日に例えますと36m3でございますので、露天ぶろは十分賄うことができると考えております。 以上でございます。
◆6番(湯之原一郎君) 以前蒲生町時代のことですけれども、以前も当初は外国製のポンプを使っておりまして、途中でそれが故障して日本製に切りかえた記憶があるわけですけども、今回同じように外国製のポンプを導入するようになっているようですが、日本製のポンプに切りかえるという検討はなされなかったのかどうか、その点お伺いいたします。
◎蒲生総合支所長(大山勝範君) 日本製のポンプにつきましては、あることはあるんですけれども、くすの湯のような深い井戸に入れるポンプというのがございませんで、おかもとポンプというのがあるんですけれどもこれ22kWのポンプでありまして、今回のようなポンプはないということでございましたのでグルンドフォス社のポンプを入れることにしております。 以上です。
○議長(森川和美君) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議案第53号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 異議なしと認めます。したがって、議案第53号は委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(森川和美君) 追加日程第1、議案第53号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第1号)について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから、議案第53号を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
○議長(森川和美君) 追加日程第2、議案第54号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件 及び追加日程第3、議案第55号 姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める件の2案件を一括議題とします。 各提出議案の提案理由の説明を求めます。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 議案第54号及び議案第55号につきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。 まず、議案第54号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件についてであります。 現在、公平委員会委員としてご活躍いただいております川瀬孝二氏が、本年3月31日をもって任期満了となりますので、再度同氏を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 川瀬氏は、お手元の資料にありますとおり昭和40年8月に旧蒲生町役場に入庁され、総務課長などを歴任し、定年退職後もその豊かな行政経験を生かし、再任用職員として平成22年3月まで旧蒲生町役場で総括監として勤務されました。 同氏は、姶良市行政改革推進委員会委員の経験もあり、また現在も姶良市公有財産処分委員会委員として行政が取り組むべき課題や問題に積極的にかかわっておられます。 このように、長年の行政経験で培われた高い見識を持ち、労使双方の立場を十分理解され、中立公正に審査されることが期待されるとともに、人柄は実直で誠実な方であります。 このようなことから、本市の公平委員会委員として最適任者であると確信し、提案するものであります。 次に、議案第55号 姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める件についてであります。 現在、教育委員会委員としてご活躍いただいております岩元真美氏が、本年5月13日をもって任期満了となりますので、再度同氏を教育委員会委員として任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 岩元氏は、お手元の参考資料にありますとおり長年にわたり学校教育、子育て支援等に熱心に取り組んでこられました。また、平成28年5月からは本市の教育委員会委員として、豊富な経験を生かして、情熱を持って取り組んでいただいております。 このようなことから、人格、識見ともに本市の教育委員会委員として最適任者であると確信し、提案するものであります。 よろしくご審議の上、ご同意賜わりますようお願いいたします。
○議長(森川和美君) 提案理由の説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。全員協議会を開きますので、議員の皆さんは議員控室にお集まりください。(午後2時04分休憩)
○議長(森川和美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後2時11分開議)
○議長(森川和美君) ただいま議題となっています議案第54号と議案第55号の2案件について質疑を行います。質疑は一括で行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 質疑なしと認めます。 これで、議案第54号と議案第55号の一括質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第54号と議案第55号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 異議なしと認めます。したがって、議案第54号と議案第55号の2案件は委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(森川和美君) これから、追加日程第2、議案第54号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから議案第54号を採決します。採決については、会議規則第73条第3項の規定によって、無記名電子票決システムで行います。 なお、出席議員が賛否のボタンを押していないときは会議規則第73条第5項の規定によって否と見なすことになっておりますので、ご注意願います。 これから、議案第54号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件(川瀬孝二氏)を採決します。 ただいまの出席議員は21人です。本件に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 投票を確定します。 投票結果を報告します。 投票総数 21票、うち賛成21票。 以上のとおり、賛成全員です。したがって、議案第54号は原案のとおり同意することに決定しました。
○議長(森川和美君) 次に、追加日程第3、議案第55号 姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める件について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) 討論なしと認めます。
○議長(森川和美君) これから議案第55号を採決します。採決については、会議規則第73条第3項の規定によって、無記名電子票決システムで行います。 なお、出席議員が賛否のボタンを押していないときは会議規則第73条第5項の規定によって否と見なすことになっておりますので、ご注意願います。 これから、議案第55号 姶良市教育委員会委員の任命について議会の同意を求める件(岩元真美氏)を採決します。 ただいまの出席議員は21人です。本件に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(森川和美君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(森川和美君) なしと認めます。 投票を確定します。 投票結果を報告します。 投票総数 21票、うち賛成21票。 以上のとおり、賛成全員です。したがって、議案第55号は原案のとおり同意することに決定しました。
○議長(森川和美君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は3月16日、午前10時から開きます。(午後2時16分散会)...