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12月15日-07号

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  1. 姶良市議会 2017-12-15
    12月15日-07号


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    平成 29年 12月定例会(第4回)平成29年第4回姶良市議会定例会議事日程第7号                   12月15日(金)午前10時 開 議┌──┬──―──┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議   案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番   号│                            │      │├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議   案│姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定件  │文教厚生常任││  │第 94号│                            │委員長報告││  │     │                            │後、質疑、討││  │     │                            │論採決  ││  │     │                            │(電子表決)│├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2│議   案│平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)      │予算審査特別││  │第 95号│                            │委員長報告││  │     │                            │後、質疑、討││  │     │                            │論採決  ││  │     │                            │(電子表決)│├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 3│議   案│平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算 │文教厚生常任││  │第 97号│(第2号)                       │委員長報告││  │     │                            │後、質疑、討││  │     │                            │論採決  ││  │     │                            │(電子表決)│├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 4│発   議│道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律に基づ│趣旨説明の後││  │第  8号│く補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書       │、質疑を行い││  │     │                            │、委員会付託││  │     │                            │を省略し、討││  │     │                            │論採決  ││  │     │                            │(簡易採決)│├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5│請   願│県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋│産業建設常任││  │第  4号│の管理を検討すること等についての請願書         │委員長報告││  │     │                            │後、質疑・討││  │     │                            │論採択  ││  │     │                            │(電子表決)│├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 6│陳   情│核のゴミ最終処分場の受け入れ拒否と放射性物質等受け入れ拒│総務常任委員││  │第  7号│否及び原子力関連施設の立地拒否に関する条例制定を求める陳│会へ付託  ││  │     │情書                          │(閉会中の継││  │     │                            │審査)  │├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 7│     │常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の調査の件   │      │├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 8│     │議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件        │      │├──┼─────┼────────────────────────────┼──────┤│ 9│     │議員の派遣について                   │      │└──┴─────┴────────────────────────────┴──────┘┌──┬────―┬────────────────────────────┬──────┐│追加│議   案│       議      件      名      │ 備  考 ││日程│番   号│                            │      │├──┼───―─┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議   案│訴えの提起について                   │追加日程第1││  │第 99号│                            │ 議案第99││  │     │                            │号追加日程││  │     │                            │第2 議案第││  │     │                            │100号の2││  │     │                            │案件を一括で││  │     │                            │提案理由の説│├──┼───―─┼────────────────────────────┤明を受け、一││ 2│議   案│平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)      │括質疑の後、││  │第100号│                            │委員会付託││  │     │                            │省略して、1││  │     │                            │件ずつ討論、││  │     │                            │採決    ││  │     │                            │(電子表決)│├──┼───―─┼────────────────────────────┼──────┤│ 3│議   案│姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件  │追加日程第3││  │第101号│                            │ 議案第10│├──┼───―─┼────────────────────────────┤1号から 追││ 4│議   案│姶良市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条│加日程第8 ││  │第102号│例の一部を改正する条例の件               │議案第106│├──┼───―─┼────────────────────────────┤号までの6案││ 5│議   案│姶良市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の件  │件を一括で提││  │第103号│                            │案理由の説明│├──┼───―─┼────────────────────────────┤を受け、一括││ 6│議   案│姶良市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の件│質疑の後、委││  │第104号│                            │員会付託を省│├──┼───―─┼────────────────────────────┤略して、1件││ 7│議   案│平成29年度姶良市一般会計補正予算(第8号)      │ずつ討論、採││  │第105号│                            │決     ││ 8│議   案│平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)    │(電子表決)││  │第106号│                            │      │└──┴───―─┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             平成29年第4回姶良市議会定例会              │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前10時00分  ││    平成29年12月15日(金)本会議   ├─────┼────────────┤│                        │閉会(議)│  午後 2時24分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│峯下  洋 │出 │ 9│犬伏 浩幸 │出 │17│和田 里志 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 2│萩原 哲郎 │出 │10│本村 良治 │出 │18│森川 和美 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 3│新福 愛子 │出 │11│小山田邦弘 │出 │19│吉村 賢一 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │竹下日出志 │出 │12│森  弘道 │出 │20│鈴木 俊二 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│堂森 忠夫 │出 │13│渡邊 理慧 │出 │21│湯元 秀誠 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│谷口 義文 │出 │14│堀  広子 │出 │22│上村  親 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│神村 次郎 │出 │15│東馬場 弘 │出 │23│湯川 逸郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│田口 幸一 │出 │16│法元 隆男 │出 │24│湯之原一郎 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  24人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 柊野 信也 │  事務局次長 │ 谷山  浩 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│笹山 義弘 │蒲生総合│田之上茂広 │消 防 長│福ケ迫勇二 ││ 第121条 │    │      │支 所 長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│久保  力 │企画部長│福留  修 │教育部長│竹下  宏 ││ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名  │副 市 長│西井上洋子 │市民生活│黒木 一弘 │水道事業│脇  義朗 ││       │    │      │部  長│      │部  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │教 育 長│小倉 寛恒 │保健福祉│松元 滋美 │総務部次│橋本 博文 ││       │    │      │部  長│      │長行政│      ││       │    │      │    │      │管理課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│恒見 良一 │農林水産│宮田 昭二 │危  機│庄村 幸輝 ││       │    │      │部  長│      │管監│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │加治木総│増田  明 │建設部長│上山 正人 │企 画 部│福元 義行 ││       │合支所長│      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │地域政策│      ││       │    │      │    │      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│黒木ひろ子 |農林水産│岩下 直司 |教育部次│水流 哲也 ││       │部次長│      │部次長│      │長教育│      ││       │市民課長│      │農政課長│      │総務課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│鮫島美保子 |農林水産│上原 一美 │教育部次│小林俊一郎 ││       │部次長│      │部次長│      │長学校│      ││       │子 ど も│      │耕地課長│      │教育課長│      ││       │政策課長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│田代眞一郎 |農  業│湯脇 信一 │総 務 部│大山 勝範 ││       │部次長│      │委会│      │次 長 兼│      ││       │子 育 て│      │事務局長│      │財政課長│      ││       │支援課長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │建 設 部│徳部 健一 |会  計|甲斐 一寛 |    │      ││       │次 長 兼│      │管者│      │    │      ││       │土木課長│      │    │      │    │      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               12月15日 ○議長(湯之原一郎君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(湯之原一郎君) 会議は、お手元に配付してあります日程により議事を進めます。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第1、議案第94号 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定の件を議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 文教厚生常任委員長の報告を求めます。 ◎文教厚生常任委員長(森川和美君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第94号 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定の件について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、12月5日、6日、7日に開会し、関係職員の出席を求め、詳細に審査しました。 70歳以上の方を対象とした、従来の温泉、はり・きゅう・マッサージの利用に対する助成に、新たにバス、タクシー、プールなどの健康施設の利用に対する助成を加えた、姶良市健康・長寿支援チケット健康チケットあいあい」の利用について条例制定するものです。高齢者の方々が生涯心身ともに健康で、生きがいや楽しみのある生活を送られ、長寿を喜び合えるように支援しながら、健康寿命の延伸に寄与することを目的とします。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、利用券の金額をこれまでの9,000円から6,000円に下げたのは、利用者がふえることを見込んでのことか。 答弁、利用範囲がバス、タクシー、プールまで広がりますので、利用者が大幅に増加し、現在の執行額の倍以上の利用額も想定されることを考慮して利用券の額を設定しました。また、執行する中で利用状況が見えてきますので、健康長寿につながるような範囲をどこまで広げるかということを段階的に検討していきます。 質疑、従来の温泉、はり・きゅうの利用にも使える上に、バス、タクシーにも使えるとなると、温泉などの利用が減ると思う。バス、タクシーの利用割合をどの程度と考えたか。 答弁、温泉券などの利用をしなかった方も今後は利用されるようになると考えられ、バス、タクシーの利用は相当あると考えます。これまで、足腰が弱って遠くまで外出できない、移動手段がないといった声を多く聞いていますので、これが高齢者の社会参加とひきこもり防止、社会的孤立の解消、健康寿命の延伸の一助になることを期待しています。 条例案を出す以前の検証についてや施行規則の説明が不足したことから、12月7日に再度、担当課の説明を求めて詳細に審査をしました。 その上で、健康・長寿支援チケットにより、この事業の本来の目的が達成されるかということが論点として抽出されました。抽出された論点に基づき議員間討議を行いました。主な討議内容は次のとおりです。 健康長寿にどのように生かされるか。バス、タクシーの利用状況がデータとして次年度に生かされるのか。このチケットが偏って使用される懸念はないのか。対象者がより多く利用できるよう周知を徹底すべきではないか。医療費全体との関連に合わせて分析し、医療費の抑制等につなげられるよう努めるべきではないか。従来の温泉、はり・きゅう・マッサージ事業者への説明をしっかりすべきである。 以上のような討議の結果、さらにバス、タクシーなどの事業者との詰めや財源の確保に努め、新年度予算案に十分な裏づけ検討を行うこと。自治会やコミュニティ協議会など、機会を捉えて周知に努めること。利用状況を集計して、次年度以降の運用に反映させること。以上の必要性を確認して、当委員会内の合意形成を図りました。 議員間討議の後、討論に入りましたが、要旨、次のような討論がありました。 賛成討論の1つ、旧町時代から要請してきた事業が今回前進した形となった。高齢者がピークとなる2025年問題を含め、ひきこもりから社会参画を促し、高齢者の健康保持増進、医療費の抑制、健康寿命の延伸につながると考えることから賛成する。 温泉を利用しない人や車の免許を持たず温泉に行けない市民からの、バス券としても使えるようにできないかとの多くの要望に応えることができる。また、高齢者の健康増進を図るには多様なサービスが考えられる。バス、タクシーやプールも加わることで、多目的に利用可能となる条例制定に賛成する。 反対討論はなく、採決の結果、議案第94号 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定の件については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 委員長、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。 本案につきましては、1名の議員より通告がありました。12番、森弘道議員の発言を許します。 ◎12番(森弘道君) 議案第94号 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定の件について、賛成の立場で討論をいたします。 私は、姶良町時代から要請してきた事業であります。高齢者の方々が温泉保養券、はり・きゅう券をもらっても、移動手段の車がなくて行くことができない。平成28年度の決算で、対象者に対する温泉保養券の利用率が39.6%、はり・きゅうの利用率が12.6%となっておりまして、予算はあっても執行ができず、不用額が続いておりました。 高齢者がピークとなる2025年問題を含め、住みなれた地域で安心して暮らすことができるように、家のひきこもりから社会参加を促し、健康の維持増進、医療費の抑制、そして健康寿命の延伸につながります。 また、選択肢が広がることで、これまで利用できなかった方々が、それぞれ心身の状態に応じて幅広く利用できる可能性が広がります。この条例により、高齢者の方々の長年の思いがかなえられることになります。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。 ◎19番(吉村賢一君) 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例に賛成の立場で討論します。 28年3月8日、私、一般質問したわけですが、実はその際は、高齢者の健康保持増進を図ることや、温泉の利用で心身をリラックスさせることを目的として発行しているものであるので、これをいろんな部分に使えるならばいいという考え方もあるが、交通弱者に対する施策は公共交通施策の中で総合的に検討していきたいという回答でした。1年ちょっと、それから1年半たちまして、大分この雰囲気が変わりました。 その際も質問していたんですが、温泉券を民間の温水プールでの差額補填として活用するとかできないものかと。それから、高齢者はそうやってそこを歩くとかで、心身リラックスできるのではないかというふうな質問をしたわけです。その際、市内の民間施設は水着を着なければいけない、スイミングキャップをしなければいけないという決まりもあるようなので、今のところそれについては考えていないところですという回答でした。 しかし、先ほど言いましたように、1年半たちまして、このような条例が出たということは非常に歓迎すべきと思います。 多くの市民から、温泉に行くには足がないんだという要望を以前から数多く聞いておりました。そういったこと、それから高齢者の運動能力を維持する、あるいは高める。それと、活動範囲がバス券によって広がる。そういったことを考えて、多面的な高齢者福祉の施策につながるということで賛成討論といたします。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) これで討論を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第94号 姶良市健康・長寿支援チケット交付事業実施条例制定の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第94号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第2、議案第95号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 予算審査特別委員会委員長の報告を求めます。 ◎予算審査特別委員長(神村次郎君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第95号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)について、一般会計予算審査特別委員会での審査の経過と結果について報告します。 この議案は、11月24日の本会議に上程され、12月4日の会議で質疑の後、本委員会に付託をされました。本委員会では、総務、文教厚生、産業建設の所管ごとに審査を行い、全体会の中で報告がありました。 それではまず、総務班所管の報告に入ります。 総務部総務課です。文書管理関連事業の増額補正636万8,000円は、消耗品費及び通信運搬費の計上です。印刷機使用増に伴うコピー用紙やインクが不足をすることや有効期限の切れた後期高齢者医療被保険者証の回収や各種アンケートの実施による後納郵便の発送件数が増加していることなどが主な要因です。 次に財政課です。今回の補正の財源として前年度繰越金9,053万2,000円を充当しており、今回補正後の額を差し引くと、繰越金の留保額は1億5,372万7,000円となります。 次に税務課です。税務総務費の増額補正63万4,000円は、産休代替事務補助者の賃金と通勤費5か月分の計上です。 次に企画部地域政策課です。自治会等活動支援事業(姶良)の増額補正27万7,000円は、重富校区の城瀬、高牧の両自治会が10月1日付で合併し、城瀬自治会総戸数77戸となったことに対して補助金を交付するものです。 また、公共交通対策事業の増額補正16万3,000円は、来年2月から2か月間、蒲生地区の新留区域のみを対象としてタクシー事業者に委託し、予約型乗り合いタクシーの試験運行を実施するものです。 次に情報政策課です。電子計算システム管理事業761万4,000円の増額補正は、マイナンバーカード及び住民票に旧姓併記を可能とするなどの記載事項の充実、他自治体との情報連携をするシステムの一部を改修するための経費の計上です。財源は、社会保障・税番号制度システム整備補助金655万2,000円と一般財源です。 質疑終了後、議員間討議を行いました。 当班会では、事前に提出をされた各課の審査資料を中心に事業ごとに意見を出し合い、次の2つの事業を共通論点として審査を深めました。 論点1、行政は自治会合併を進めるべきではないか。 論点2、デマンド交通の試験運行を今後にどのようにつなげるか。 以上を共通論点として議員間討議を行いました。 論点1、行政は自治会合併を進めるべきではないかについて、次のとおり討議を行いました。 1つ目、戸数が少ない自治会は、合併に関して行政が積極的に支援すべきである。 2つ目、自治会は任意団体なので、合併を強制することはできない。 3点目、財産問題で合併が難航している自治会が多いのではないか。 4点目、中山間地域の自治会が存続できるかが課題であり、少世帯自治会は広域での合併を進めるべきではないか。 5点目、中山間地域以外の少世帯自治会は合併を進めるべきではないか。 以上のような討議の結果、班会としては、小規模化や高齢化の進んでいる自治会については、地元住民の意見を尊重すべきで合併の強制はできないが、指導・推奨することはできるのではないか。各自治会の実情は、人的要因や財産問題など多種多様で、かつ地域固有の背景を有するものであるため、それぞれの自治会活動の実態を把握するよう調査・研究する必要があるとの合意形成に至りました。 論点の2点目、デマンド交通の試験運行を今後にどのようにつなげるのかについて自由討議を行いました。 1つ目、中山間地域の方々の利便性の向上を図り、外出機会を多く持っていただくことが試験運行の主たる目的である。 2つ目、運輸支局と協議し、行程や費用を勘案して試験運行は2か月間としたが、調査期間としては十分であると認識できた。 3点目、デマンド交通を本格運用したときは、新留区域の巡回バスは廃止することになるが、あわせて他ルートの新設や増便を検討することが理解できた。 4点目、試験運行の結果次第で、ほかの中山間地域でもデマンド交通の導入を検討すべきである。 以上のようなことで共通認識に至り、争点は上がりませんでした。 議員間討議は終了し、討論に入り、次のような討論がありました。 反対討論です。 電子計算システム管理事業ですが、女性の活躍できる社会づくりが重要であるということで、マイナンバーカードに旧姓併記ができることになっています。これは、女性の活躍できる社会づくりというのであれば、選択的夫婦別姓制度の確立が優先だということを1つ上げます。これまでもマイナンバーにかかるシステム改修に多額の費用がかかっていますが、プライバシー侵害につながるマイナンバー制度の範囲拡大はやめるべきであるということから反対の討論とします。 以上が総務班所管の報告です。 次に、文教厚生班所管の報告です。 市民生活部市民課です。戸籍住民基本台帳費の補正は、職員の出産に伴う代替職員1名、8か月分の事務補助者賃金及び通勤費101万4,000円と、イオンタウン市民窓口「あいぽーと」でパスポートを受け取る際に必要となる収入印紙及び収入証紙など、需用費の不足見込み額150万円の計上です。 次に保健福祉部長寿・障害福祉課です。歳出の主なものは、障害者総合支援法の改正に伴うシステム改修費156万6,000円と障害児通所支援事業の扶助費7,063万6,000円、障害者自立支援給付事業の扶助費8,676万円は、利用増加による不足見込み額の計上です。歳入の主なものは、障害児通所支援事業及び障害者自立支援給付事業にかかる国庫負担金と県負担金の計上です。 次に保険年金課です。後期高齢者医療費467万2,000円は、平成28年度後期高齢者医療特別会計決算の確定に伴う療養給付費負担金の不足額の計上です。財源は一般財源です。 次に子ども政策課です。子ども医療費助成事業の扶助費2,800万円は、平成30年2月、3月支払い分の不足額の見込みの計上です。児童手当等給付事業の4,700万円は、平成30年2月支払い分の不足額の見込みの計上です。財源は、一般財源と国・県負担金です。 次に子育て支援課です。公立保育所運営管理事業の87万4,000円は、小山田保育所の遊具撤去に伴い、新たに遊具を購入するための備品購入費の計上です。財源は一般財源です。 次に健康増進課です。賃金143万4,000円は、職員6名の産前・産後休暇及び育児休暇取得に伴う臨時的任用職員の賃金の不足分の計上です。扶助費の350万円は、不妊治療費助成事業の年度内助成に伴う不足見込み額の計上です。財源は一般財源です。 次に教育部学校教育課です。教育振興費115万円の補正は、平成30年度から道徳が特別の教科と位置づけられることに伴い、教師用の教科書と指導書を購入するための消耗品費の計上です。財源は一般財源です。 次に社会教育課です。社会教育総務費50万円の補正は、平成30年2月25日に開催を予定している生涯学習フェアにおける講師謝金及び費用弁償の計上です。財源は、全国生涯学習市町村協議会補助金と一般財源です。 質疑・審査の過程で、次の点が論点として抽出をされました。 1番目、子ども医療費増加の懸念に対する検討はなされているか。 2つ目、生涯学習フェアの基調講演のあり方は十分に検討されたか。 3番目、増加傾向にある発達障がい児に対する財源は十分か。 4つ目、小山田保育所の保育環境に対して行政の対策は十分か。 抽出された論点に基づき議員間討議を行いました。主な討議内容は次のとおりです。 1つ目、子ども医療費増加の懸念に対する検討はなされているか。 子ども医療費の増加については、先進地の取り組みなどを参考にしながら要因を分析し、予算の効果的活用、予防医療に努めるべきである。 2つ目、生涯学習フェアの基調講演のあり方は十分に検討されたか。 単発や話題性のみではなく、目的を持ってシリーズ化して取り組むべきである。講演の成果を今後の施策に生かすべきである。スポーツ振興、健康増進などにつなげるべきである。 3番目、増加傾向にある発達障がい児に対する対策は十分か。 発達障がいの早期発見から相談体制の一体化を図るべきである。 4番目、小山田保育所の保育環境に対して行政の対策は十分か。 9月議会で小山田保育所を現地調査したときに、ほとんどの遊具は壊れて使えずに危険な状態であり、遊具整備を指摘していたことが生かされた。使用できない遊具は全て撤去されることが確認できた。今後の保育所のあり方を見据えて、移設可能な遊具を購入することが確認できた。安全に遊べる環境が整い、一定の保育の公平性が保たれることを評価する。 以上の課題解決に対する取り組みを注視していくことで、班会の合意形成を図りました。 以上が文教厚生班所管の報告です。 次に、産業建設班所管の報告です。 農林水産部農政課、農業振興費の中山間地域等直接支払交付金事業の40万8,000円は、集落協定を締結している14地区のうち2地区において、協定面積が増加したことによる交付金の増額です。青年就農給付金交付事業の34万1,000円は、昨年度の夫婦受給者において、妻が農作業に従事不可能であった期間の交付金を国へ返還するための計上です。 畜産業費の22万5,000円は、全国和牛能力共進会推進事業「出品対策事業」補助金で、5年後に鹿児島県で開催される第12回全国和牛能力共進会に向けて、計画的な出品対策を実施するための経費の計上です。財源としては、国・県補助金と諸収入は青年就農者からの返還金です。 次に建設部土木課です。歳出の主なものとして、道路新設改良費の委託料400万円は、桜島サービスエリアスマートインターチェンジの工事施工により、隣接宅地の住宅及び外構にクラックが発生したことによる事業損出補償調査業務委託料250万円と、宇都トンネル本体工事の積算業務委託料150万円の計上です。 工事請負費の2億8,660万円は、桜島スマートインターチェンジ整備におけるサービスエリア線のり面対策の工事請負費として9,060万円及び宇都トンネル整備において、鹿児島市との境界までを本市で工事を行うことになったため、負担金から工事請負費へ予算組み替えとして1億9,606万円です。財源としては、国庫補助金の減額もありますが、過疎対策事業債及び合併推進事業債で対応しました。 質疑の後、議員間討議を行いました。 論点抽出です。質疑を経て、さらに検討を要するものとして3つのテーマを抽出し、これらを委員会討議の論点として設定をしました。 論点1、返還金が生じている青年就農給付金交付事業のあり方について。 論点2、250万円と多額な事業損出補償調査事務業務について。 論点3、突然の変更が告げられた宇都トンネルの工事について。 以下、論点ごとに議員間討議の主な討議内容です。 論点1、返還金が生じている青年就農給付金交付事業のあり方について。 1つ目、女性が子どもを産み、育てることは大切なことである。現制度では、そのことが給付を妨げるというのは心情的には理解できない。 2つ目、一度は給付しているものを返還させていることが問題のように思われる。給付前の詳細な説明や途中でチェックが甘かったのではないか。 3点目、議会も含め、この事業において、妊娠・出産・育児の期間は就農できないというルールがあることをよく理解できていなかったことも大きな問題である。 4点目、制度を熟知していないと制度が生きたものにならないという実例である。 5点目、子育て支援のまちを標榜するのだから、市単独で返還分を補填できるようなことも今後の検討課題である。 6点目、働き方改革が進み、産休・育休はあたり前の制度となっている。この流れと制度のルールでは整合性がとれていない。 以上のような討議の結果、当班会は、この制度の妊娠・出産・育児期間のあり方を見直すよう、執行部とともに国に働きかけていくことを予算審査特別委員会に提言することにしました。 論点2、250万円と多額な事業損出補償調査事務業務について。 1つ目、250万円で家屋の調査をするよりも、最初から補修費を出すほうが予算的にはよいのではないかと事業効果に疑問が残る。 2つ目、自前で調査が実施できないという実情は理解できるが、専門性をもった職員がいないと、たとえ外注でも適正な執行をチェックすることができないなどの問題もある。 3点目、今回、250万円かけて調査する、そこで補修費がまた必要になる。こうして生じた小さな補正が積み上げられて、スマートインターチェンジの事業は当初の12億5,000万円が約16億円と膨らんできているのではないか。 4点目、今回の補正に出ている落石に伴うフェンス設置工事や立ち退きの訴訟など、執行部が想定外とする事業が多く、また大きいのではないか。 以上のような討議の末、想定外に対応するために、予算設計において専門家や住民の声をよく聞くなどして、執行部の予知する力を強化をすることも求めていくこととしました。 論点3、突然の変更が告げられた宇都トンネルの工事について。 1つ目、他市との間で単年度協定を繰り返しながら事業を進めるという形式があること自体、初めて認識できた。 2つ目、単年度ごとに協定が結ばれ、それを変更されるようであれば、議会への事業報告も即時に行われるべきである。 3点目、鹿児島市での事業がおくれそうなら、掘削は全て姶良市で受けるという方法も想定できたはずである。途中変更の実態を議会が知っていれば、そうした提言もできたのではないか。 4点目、議会としても相手のある事業をチェックしたり、評価するための技術が必要ではないか。 以上のような討議の末、市境を挟んだ事業のあり方について、今後は地域協定のテーマとして取り上げていくべきであるとの共通認識を得ました。 以上が産業建設班所管の報告です。 各班長の報告があった事項について要約して報告しましたが、詳細な質疑及び各班会審査における質疑につきましては会議録を参照ください。 全体会における議員間討議ですが、各班の報告、質疑の後、議員間討議を行いました。予算審査特別委員会のまとめとしては次のとおりです。 1番目、発達障がいの支援について、概念が広がり、ニーズも高まっている。相談、早期発見からサービスにつなぐという流れの環境整備のために、早期の体制整備が必要である。 2つ目、子ども医療費が増加傾向にあるが、医療費の削減対策として詳細なデータを収集するなど、先進地の取り組みを参考にしながら医療費の分析をし、学校養護部会、健康増進課など関係部署が連携し、予防医療に努めるべきである。 3点目、青年就農給付金交付事業において、今回、一度給付したものを返還させることとなったが、働き方改革も求められている中で、子育て支援施策として、妊娠・出産・育児期間のあり方を見直すよう国に対して要請していくことが必要ではないか。 4点目、建設部事業の執行にあたっては、現地調査時点で専門家や地域の事情に詳しい市民の意見を参考にするなど、想定外の事態が発生しない対応が求められます。 以上、今回の補正予算にかかる指摘事項については、今後の各事業の執行において十分に考慮し、姶良市のさらなる発展につなげていただくよう要請します。 討議の後、討論を行いましたが、討論はなく、採決の結果、議案第95号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)は、賛成多数で原案どおり可決するものと決しました。 以上で、一般会計予算審査特別委員長の報告を終わります。
    ○議長(湯之原一郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 委員長、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。 本案につきましては、1名の議員より通告がありました。13番、渡邊理慧議員の発言を許します。 ◎13番(渡邊理慧君) 議案第95号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)について、次の点で反対をいたします。 1点目、電子計算管理システム事業についてです。希望する者のマイナンバーカードに旧姓を併記できるようにする、マイナンバーカード利用拡大の予算となっております。政府も女性活躍のためと位置づけており、旧姓で仕事をしていた人が結婚後もキャリアの継続につながるということで旧姓併記を可能とします。 しかし、女性の活躍できる社会づくりが目的というのなら、旧姓併記ではなく、選択的夫婦別姓制度の確立が優先であることを申し上げます。 これまでマイナンバー制度には多額の費用がかかっておりますが、さらに情報連携のためのシステム改修委託料も計上されております。情報漏えいやプライバシー侵害につながるマイナンバーの利用拡大はやめるべきです。 2点目、小学校教育振興事業115万円です。平成30年度から小学校の道徳の時間を特別の教科、道徳とすることにより、新たに教師用の教科書を購入するものです。本来、道徳とは上からこうあるべきと押しつけることはできません。自由な雰囲気のもとに多様な価値観が認められる中で、さまざまなことを経験し、学習することによって自主的判断で学び、形成していくものです。 道徳の教科化は、特定の価値観を押しつけ、憲法の定める思想・良心の自由を侵すことにつながります。道徳を教科とするのではなく、子どもたちが話し合い、つくり上げていく行事など、自主的な市民道徳の教育を求めます。 3点目、障害者総合支援法の改正に伴うシステム改修委託料の計上についてです。障がい者が障害福祉サービスを受けている場合、65歳で介護保険サービスへの利用へ移行すると介護保険が優先となり、これまで無料で受けられていたものに利用者負担が発生することになります。 今回、低所得者の利用者負担軽減を行うためのシステム改修となっておりますが、介護保険への原則移行を前提としており、不利益に対しての根本的な解決にはなっておりません。利用者の負担を軽減するためには、介護保険優先の原則を撤廃するべきです。 以上のことから反対の討論といたします。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) これで討論を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第95号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第6号)を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第95号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第3、議案第97号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)を議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 文教厚生常任委員長の報告を求めます。 ◎文教厚生常任委員長(森川和美君)     登      壇  ただいま議題となりました議案第97号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、12月5日、6日に開会し、関係職員の出席を求め、詳細に審査しました。 歳出の総務一般管理費の324万円の補正は、介護保険制度改正に伴うシステム改修の必要が生じたことによる委託料の計上です。 歳入の介護保険事業費補助金98万円は、歳出のシステム改修に伴う国庫補助金の増額分の計上です。繰越金226万円は、特定財源で不足する額の一般会計からの補填分の計上です。 質疑の主なものを申し上げます。 質疑、今回の制度改正とシステム改修の関連について説明せよ。 答弁、平成30年4月からの法改正に基づくシステム改修です。法改正の内容は、介護報酬改定、高額介護サービス見直し、調整交付金における年齢区分の細分化、更新認定有効期間の上限延長などがありますが、まだ確定はしていません。改正に備えて準備を進めるようにとの厚生労働省からの通知に基づき補正計上したものです。 以上で質疑を終了し、討論に入りましたが、要旨、次のような討論がありました。 反対討論。今回のシステム改修では、まだ不確定な内容との説明ではありますが、ヘルパーが家事を手伝う生活援助や3割負担の導入等の見直しが予定されています。介護の社会化の理念に始まった介護保険制度は、制度の見直しのたびに給付の抑制が進められ、質の低下が懸念されています。制度の拡充を求め、反対討論とします。 賛成討論はなく、採決の結果、議案第97号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。 ◆8番(田口幸一君) まず、13ページの討論のところで、介護報酬改定、高額サービスの見直し、これらについては、ただこれだけ書いてありますけど、議論があったかと思うんですけど、介護報酬の改定がどのようになされるのか。また、高額介護サービスの見直しが今後どのようになされていくのか。 次に、討論のところで介護の社会化というのがございますけど、介護の社会化とは、これは、討論は一番最後に行われたと思うんですが、介護の社会化とはどのようなものかということが委員会でどのような審査が行われ、また議論がなされたものかお尋ねをいたします。 ◎文教厚生常任委員長(森川和美君) ただいまのお尋ねですが、今回の審査内容については、これから進めていかれる内容についてのシステムの改修ということのみの審査でございました。厚生労働省からこういった事務通達でペーパーはいただいておりますが、そのことについての審査は特に行っておりません。 それから、介護の社会化ということのお尋ねですが、これは社会一般的な介護のことだというふうに、これはもう答える必要ないのかな、そういうことだと思います。特に議論はございませんでした。(「了解」と呼ぶ者あり) ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) これで質疑を終わります。 委員長、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。 本件につきましては、1名の議員より通告がありました。14番、堀広子議員の発言を許します。 ◎14番(堀広子君) 議案第97号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算に対して反対の立場で討論を行います。 平成30年4月から施行される改定介護保険法に伴うシステム改修委託料324万円が計上されております。以下、主な改定について反対の理由を述べます。 1つには、自己負担額の見直しとして3割負担の導入です。 ことし8月から介護納付金に対する総報酬割が導入され、また、高額介護サービス費の負担上限額の引き上げも実施されました。さらに、来年8月には利用料の3割負担が導入されます。一昨年8月、一定の所得がある人に2割負担を導入したばかりであります。 その影響の検証を行うことなく、3割負担の導入は、給付抑制、負担増を行うものにほかなりません。高齢者を狙い撃ちにした社会保障の負担増と年金削減の中で、これまで以上の負担増を課せれば、高齢者のみならず、介護者家族の暮らしが破綻しかねません。 2つ目には、生活援助の利用制限についてです。 訪問介護のうち、掃除や調理などの生活援助をおおむね1回以上利用する場合、ケアマネジャーに市町村への届け出を義務づけ、利用制限につながる仕組みを導入する方針です。介護保険は、利用者にサービス選択の権利がある制度として発足したはずであります。回数を制限し、選択の権利を奪うなど、制度上あってはならないことであります。 3点目です。今度の改定は、自立支援、重度化防止等に向けて市町村の取り組みを支援するため、目標の達成状況を評価して交付金を支給するとしています。介護保険からの卒業を目標に、交付金によって介護度軽減を競わせれば、サービス利用の阻害につながりかねません。 4点目です。介護報酬の改定についてです。 来年4月は、診療報酬と介護報酬、障害者福祉報酬改定も同時に行われる年であります。改定は、通所介護で前回、小規模事業所の基本報酬を引き下げたのに続き、大規模事業者の基本報酬を引き下げます。これまでも介護報酬の引き下げで倒産や廃業が続いており、さらなる報酬引き下げは地域の介護基盤に大きな影響が出てきます。今必要なのは、マイナス改定ではなく、削減されてきた介護報酬をもとに戻し、増額して介護事業所の経営を安定させることが必要であります。 以上申し述べ、討論といたします。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) これで討論を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第97号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本件に対する委員長の報告は原案可決です。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第97号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第4、発議第8号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律に基づく補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書を議題とします。 提出者の堂森忠夫議員に趣旨説明を求めます。 ◎5番(堂森忠夫君)     登      壇  発議第8号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律に基づく補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書について、趣旨説明を申し上げます。 現在、市道新設改良等の道路事業においては、道路財特法の規定により交付金事業の補助率等がかさ上げされており、このかさ上げ規定が平成29年度までの時限措置となっております。地方創生に全力を挙げて取り組んでいるこの時期に補助率等が低減することは、地方自治体にとっては死活問題であります。 つきましては、来年度以後も迅速かつ着実な道路整備の推進により地方創生が推進され、地域の活性化が図れるよう、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置については、平成30年度以後も現行制度を継続することを強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出しようとするものです。 ○議長(湯之原一郎君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 堂森議員、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。発議第8号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。よって、発議第8号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、発議第8号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律に基づく補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第8号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) ここでしばらく休憩します。5分程度とします。(午前10時56分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時03分開議) ○議長(湯之原一郎君) ここでお諮りします。 市長から、議案第99号 訴えの提起についてと議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の2案件が提出されました。 これを日程に追加し、それぞれ追加日程第1、追加日程第2として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。議案第99号と議案第100号を日程に追加し、それぞれ追加日程第1、追加日程第2として議題とすることに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第1、議案第99号 訴えの提起について                                  及び追加日程第2、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の2案件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(笹山義弘君)     登      壇  今議会に追加提案いたしました議案第99号及び議案第100号につきまして、一括して提案理由を申し上げます。 議案第99号 訴えの提起につきましてご説明申し上げます。 本件は、桜島サービスエリアスマートインターチェンジ事業に伴う建物等移転補償交渉難航者に対し、建物収去土地建物明け渡し等請求の民事訴訟を提起するにあたり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 桜島サービスエリアスマートインターチェンジ事業は、平成25年3月に実施計画申請し、同年6月11日に九州自動車道への国土交通省連結許可を受け、27年度から用地取得交渉に入りました。 現時点での用地の進捗率は、土地売買契約100%でありますが、建物等を所有している借地人1人との補償協議が解決していない状況にあります。 交渉につきましては、これまでも当該借地人に対し、面談、電話による事業説明、補償説明、相手方の意向の聞き取りなど、数十回にわたり十分な協議を行ってきたところでありましたが、理解を得られない状況にあります。 市といたしましては、事業の公共性や重要性を考慮しますと、まことにやむを得ない判断ではありますが、事業の正当性及び所有者の損失補償など、司法の判断を仰ぎ、立証しなくてはならないものと考えております。 これにより、当初の事業計画に基づく事業完了期間までに整備を終えることが厳しい状況となることから、今後、訴訟の状況を踏まえ、引き続き関係機関と協議し、連携を図りながら、スマートインターチェンジ事業の完成に努めてまいります。 次に、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)につきましてご説明申し上げます。 今回は、議案第99号にかかる補正予算を計上いたしました。 まず、第1条、歳入歳出予算の補正について、款ごとに歳出の補正内容を申し上げます。 予算書6ページの総務費につきましては、本件訴訟にかかる顧問弁護士への委託料を計上いたしました。 7ページの土木費につきましては、土地明け渡しにかかる代替地を整備するための測量設計委託料と工事請負費を計上いたしました。 以上、歳出予算について申し上げましたが、これらの補正総額は1,622万5,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は298億2,675万4,000円となります。 この財源といたしましては、1ページに掲げてありますように、繰越金で対処いたしました。 以上、提案しております議案に2件について、一括してその概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いいたします。 ○議長(湯之原一郎君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑は一括で行います。 なお、3名の議員から質疑の通告がありました。順次質疑を許します。 まず、19番、吉村賢一議員の発言を許します。 ◆19番(吉村賢一君) 議案第99号 訴えの提起について。 1、スマートインターチェンジ計画段階の事前またはその時点において、関係地権者及び借地権者に周知する作業は全く行っていなかったのかどうか。 2、最初の話を持っていく際には、どんな姿勢で臨まれたのか。 100号 29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)。 6ページ、総務費、文書広報費、補正で上げてある弁護士費用はこれで十分なのかどうか。 以上、お伺いします。 ◎市長(笹山義弘君) 議案第99号及び議案第100号につきましては、3人の方からご質疑をいただきました。順次、久保副市長がお答えいたします。 ◎副市長(久保力君) 吉村議員からいただきました、議案第99号 訴えの提起についての1点目のご質疑にお答えいたします。 関係地権者に対しましては、平成25年1月20日に事業計画説明会を開催し、事業の目的、必要性など、計画図面を用いて説明しております。 また、借地権者への事業計画説明につきましては、貸し主と借り主との契約上の関係がありますので、直接市が借り主に説明することは控えることとし、土地所有者である貸し主から借り主に対し説明をしていただくようお願いしておりました。 2点目のご質疑にお答えいたします。 本事業に限らず、全ての交渉事案におきまして、相手方のご理解とご協力が必要不可欠であることから、言動などにも十分配慮しながら交渉に臨んでおります。 次に、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)のご質疑にお答えいたします。 今回の顧問弁護士委託料につきましては、議案99号にかかる訴訟を弁護士事務所に委任するに際して、着手金と旅費・日当等を計上したものであります。 なお、報酬金につきましては、その訴訟が終了した後に支払うこととなり、当該報酬金にかかる予算については改めて計上することとしております。 以上、お答えといたします。 ◆19番(吉村賢一君) まず第99号、これについては、結局、借地権者に対しては話をしてないということなんですが、これが公に例えば街路計画が、スマートインターチェンジ計画がこういうことでありますよと、少なくとも地域住民に対して一定の広報をなされたのか。 それと、あと問題は、用途地域あるいは都市計画決定もこちら、ここは全然白地で何もなされてないわけなんですが、そういったのがなされてないとすれば、別の形でこういうスマートインターチェンジとしての整備計画があるよというのを、地域住民あるいはそこらの自治会長一切に知らせておく必要があったのじゃないかというふうなことを思いますが、そういったことはなされたのかどうかと。 それから、100号につきましては、通常、たしか年間120万、弁護士費用を計上していると思いますが、これで十分足りますという、どこかで回答があったような気もするんですが、今回、それで足りないと。まだ足りない可能性があるという答弁でございます。 あと、これに直接付随するかどうかわかりませんが、前、職員からの訴えもありました。そういったのの弁護士費用もこの120万の中でできるものか。いわゆるこの補正の中に含まれてないのかどうかお伺いします。 ◎建設部長(上山正人君) お答えいたします。 その事業当初の地域の方々への周知の話かと思いますけれども、担当といたしましては、その当時、周辺の自治会長さんのほうには文書をお流しして、説明会の案内をいたしております。また、その後、個人的に窓口に見えたりとか、いろんな方もいらっしゃいますので、計画図面を用いての説明はしているということでございます。 また、借り主の方につきましては、当初は地主さんのほうから事業の話をしていただいて、その後は担当のほうから出向いて話をさせていただいているということでございますので、当初の取り組みは地主さんのほうにやっておりますけれども、その後は借り主の方にもこちらのほうから担当が出向いて、一つ一つ説明はしているということでございます。 以上でございます。 ◎総務部長(恒見良一君) お答えいたします。 まず、120万の考え方なんですけれども、年間、私どもの姶良市のほうでは、顧問弁護士料ということで年間120万を一応契約させていただいて、さまざまな行政に関する相談事のほうで対応いただいております。 ですから、今議員ご質問いただいたわけなんですけども、この中では全然、今回の補正とは関係ないところで一応執行のほうはやっているということでご理解いただきたいと思います。 それから、例えば今回の一般質問の中でもいただいた案件ではございましたけれども、そうした場合は、例えば今回の議会の中でも、前にその訴状のほう届きました。すぐさま法律事務所のほうと契約を行って対応するために、予備費のほうを使いながら、一応そちらのほうにつきましては早目の対応をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ◎建設部長(上山正人君) 先ほど、この道路事業に関しましては、別な方法では検討されなかったかというご質問もあったように、今漏れておりました。 別な方法と申しますのは、都市計画決定をしてのという話が若干出ましたけれども、そういう方法もないことはないんですが、それをするには、この事業費の拡大といいますか、相当規模な予算がまた必要だと。そしてまた、期間的にも数年かかるというようなことで、今回は、この道路改良、今現道の道路改良に用いての道路整備ということで進めてまいりました。 以上なことでございます。 ◆19番(吉村賢一君) 99号、結局私が思うのは、自治会長には伝えたけど、その自治会長からきっちり周知がなされていたんだろうかと。その地域の、いわゆるそこに直接かかわらない人も、当然道路が変わっていくと影響を受ける方々もいらっしゃると思いますし、そういった意味での周知徹底、当初の、それが必要だったんじゃないかなと思いますし、それと、例えば、次の質問者もいらっしゃるかもしれませんが、土地収用とか、そういったのを万が一考えていくとすれば、何らかの公的な計画決定をしてやられたほうがよかったんじゃないかなという、そういう意味合いもございます。 ですから、住民に対する徹底的な周知を、これだけ大きな計画ですし、一つの目玉ですから、そういった大事な、最初、当初きちっと周知が本当に一人ひとり図られたのか。つまり周りの住民も含めて図られたのか。それと、今言ったように、根拠的なものがきちっとなされてればよかったのではないかなという、これは、それについてどう思われるかと。 それから、先ほどの総務部長から答弁がありましたが、予算書、予備費を使って職員からの訴訟については対応するということで、話だったと思うんですが、それはいかほどぐらいの予備費というようなことになるのか。もし答弁できればお願いします。 ○議長(湯之原一郎君) 吉村議員、その件については通告外になりますが、答弁必要ですか。(「じゃあいいです」と呼ぶ者あり) ◎建設部長(上山正人君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたけれども、その当時の計画としては、できる限りの周知はしたのではないのかなと考えております。地権者の方々には、それぞれ個別に通知も出しておりますし、周辺の自治会長さん方にもお願いをして周知をしていただいたということで、我々としては、まあ言うと漏れなくやったというふうに考えてはおるところでございますので、その辺どうぞご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで吉村議員の質疑を終わります。 次に、7番、神村次郎議員の発言を許します。 ◆7番(神村次郎君) それでは、質疑をさせてください。 都市計画区域内であり、都市計画決定して事業計画をすべきではなかったか質問いたします。 ◎副市長(久保力君) 神村議員からいただきました、議案第99号 訴えの提起についてのご質疑にお答えいたします。 桜島サービスエリアスマートインターチェンジ整備事業に伴う市道鍋倉・触田線とサービスエリア線の道路改良事業につきましては、当該スマートインターチェンジの接続道路として、都市計画決定に基づく道路整備ではなく、現道の改良による道路整備としての事業を実施することといたしました。 以上、お答えといたします。 ◆7番(神村次郎君) 都市計画事業でしなかったということですが、先ほども、前の質疑の中でも少し部長が触れておられましたが、今回は都市計画事業ではしなかったと。年数がかかると。そういうこともあるんだろうと思いますが、市街地の重要な部分の基幹道路、マスタープランの中でも基幹道路ですかね、重要なルートになった道路なんで、市道認定してあれば都市計画事業は認定できるんですよね。そういった意味からすると、重要な道路としての都市計画事業としてすべきではなかったかというふうに考えています。 年数がかかるということが難点がありますが、重要であればあるほど年数かけて、ちゃんと市民にも納得をしてもらって、なかなかそういうわけにはいきませんが、そういった部分が欠けていたんではないか。そういったことからすると、最初の段階でちゃんと街路事業決定してすべきではなかったというふうに考えています。どうですかね。 それからあと、事業の終了年を何年ごろに考えておられますかね。それと、この件で事業の継続はどうなっていくのか。事業の終了年はいつになるのか。そこら辺をお聞きをします。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) お答えいたします。 まず、都市計画街路での整備ということでございますけれども、当初、このスマートインターチェンジの計画にあたりましては、まず、どういったアクセスをするのかということで、今の計画となっては、4か所の出入り口ということになっておりますが、当初計画におきましては、まだ簡素化した計画でございました。 先ほども回答の中で、そういった意味で、取りつけ道路という観点で計画をしておりました。区間内におきましても、現道を利用した計画で考えていたところでもあります。 それと、スマートインターチェンジ事業本体につきましては、NEXCO西日本と、それから市道へアクセスする部分、要するにランプ周辺ですけれども、それがスマートインターチェンジ事業にかかわるものでございまして、ランプの設置によって現道の市道を改良していくという観点から、社会資本整備を用いた現道改良ということで実施いたしました。 それと、完成日につきましては、まだ補償物件の調査等が行われていないところでございます。それと、今後の訴訟等の時期も考えますと、ある程度用地の確保が見えた時点で九州整備局等と協議いたしてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆7番(神村次郎君) 1つお聞きをしたいのは、街路事業として決定をしてできる事業だったのか、そこを1つお聞きをします。 それと、事業終了年がはっきりわからないんですが、そのことで、この事業にどの時点で解決はできるのかというのをめどを立てんにゃいかんと思いますよね。そうすると、事業の終了年がおくれるということになりますが、その間の中途完成している部分もあるし、できない部分もありますが、供用開始というのはどうなりますか。 以上、2点。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) お答えいたします。 都市計画街路で整備できなかったのかということにつきましては、計画性をクリアすればできないことはなかったと考えております。 それから、完成のあり方についてですけれども、今出されました中で、九州整備局のほうからも、例えばハーフでの供用はできないかとか、それから今後、どういったオープンの仕方をするのか、いわゆるフルオープンまで待って、整備を終えてするのかとかということもございます。それは、今後、NEXCO、それから整備局も含めて協議していくということになっております。 それと、まだサービスエリア線の北側斜面ののり面防護の工事も残っておりますので、通行車両の交通の安全を図るという意味では、そこの整備も進めていかねばならないと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで神村議員の質疑を終わります。 次に、8番、田口幸一議員の発言を許します。 ◆8番(田口幸一君) 議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)。 7ページ、土木費、道路新設改良費。 1、測量設計委託料100万円の委託先はどのようになるのか。 2、造成工事1,500万円の工事内容はどのようになるのか。また、業者選定はどのようになるのか。 ◎副市長(久保力君) 田口議員からいただきました、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の1点目と2点目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 今回は、桜島サービスエリアスマートインターチェンジ整備事業に伴う建物移転にかかる代替地を整備するため、建昌城跡駐車場付近の市有地約1,000m2の測量設計業務委託と造成工事にかかる補正予算の計上であります。 なお、委託等の業者につきましては、指名委員会において入札参加資格を選定することとしております。 以上、お答えといたします。 ◆8番(田口幸一君) 今、久保副市長から答弁をいただきましたが、さきの同僚議員の2人に関連するかと思うんですが、今後、どのようにこの桜島サービスエリアの道路が整備されていく計画か、そのことについてお尋ねいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) お答えいたします。 今の質疑の内容でよろしいですよね。すみません。まず、代替地の確保ということで予算を計上させていただきました。市のほうといたしましては、建物を所有されている方の権利を保護する、担保するという意味合いで、代替地に移っていただくということでお話を進めさせているところでございます。その後、了解を得て、補償調査を行っていきたいというふうには考えております。 以上です。 ◆8番(田口幸一君) 今、次長が答弁されました。その代替地というのは、もうめどがついておるんですか。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) 答弁にありましたように、建昌城の十三谷・重富線の横に建昌城の現在の駐車場がございますけれども、その南側に建設予定でございます。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで田口議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。ほかに、これまでの質疑に関連する質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、議案第99号と議案第100号の一括質疑を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。ただいま議題となっています議案第99号と議案第100号の2案件は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第99号と議案第100号の2案件は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第1、議案第99号の訴えの提起についての討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第99号 訴えの提起についてを採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第99号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第2、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第100号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第7号)を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) ここでしばらく休憩します。追加日程第2号を配付します。(午前11時33分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時34分開議) ○議長(湯之原一郎君) ここでお諮りします。市長から、議案第101号 姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件から議案第106号 平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)までの6案件が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第3から追加日程第8までとして議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。議案第101号から議案第106号までを日程に追加し、追加日程第3から追加日程第8として議題とすることに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第3、議案第101号 姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件追加日程第4、議案第102号 姶良市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の件追加日程第5、議案第103号 姶良市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の件追加日程第6、議案第104号 姶良市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の件追加日程第7、議案第105号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第8号)                                  及び追加日程第8、議案第106号 平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)までの6案件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(笹山義弘君)     登      壇  今議会に追加提案いたしました議案第101号から議案第106号までにつきまして、一括して提案理由を申し上げます。 議案第101号 姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件につきましてご説明申し上げます。 本件は、国の人事院勧告に準じて、一般職の職員の給料及び勤勉手当等について改正するものであります。 主な改正内容でありますが、第1条関係につきましては、勤勉手当の支給月数を0.1月分引き上げるものであり、本年12月1日にさかのぼって適用するものであります。 また、給料表の改正につきましては、民間の初任給との間に差があること等を踏まえ、大卒・高卒の初任給を1,000円引き上げるなど、若年層に重点を置きながら給料月額を引き上げるものであり、本年4月1日にさかのぼって適用するものであります。 第2条関係につきましては、平成30年度以降の6月期及び12月期の勤勉手当が均等になるように配分するための改正であります。 次に、議案第102号 姶良市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の件、議案第103号 姶良市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の件、議案第104号 姶良市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の件につきましては、関連がありますので一括してご説明申し上げます。 これらの議案につきましては、さきの議案第101号の一般職の職員の給与改定に合わせて、議会議員及び市長、副市長、教育長の期末手当について改正を行うものであります。 いずれの議案につきましても、第1条関係で期末手当の支給月数を0.05月分引き上げるものであり、本年12月1日にさかのぼって適用するものであります。 また、第2条関係につきましては、平成30年度以降の6月期及び12月期の期末手当にかかる改正であります。 次に、議案第105号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明申し上げます。 今回は、さきの議案第101号から第104号までに基づく、一般職の職員、議会議員及び特別職の職員の増加する給与等にかかる経費を計上いたしました。 歳出の補正内容につきましては、予算書7ページの議会費から34ページの教育費まで、共通して給与等の改定に伴うものであります。 補正総額は3,124万9,000円の追加となり、補正後の歳入歳出予算総額は298億5,800万3,000円となります。 この財源といたしましては、1ページに掲げてありますように、繰越金で対処いたしました。 次に、議案第106号 平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 今回は、さきの議案第101号に基づく、一般職の職員の増加する給与等にかかる経費としまして、収益的収入及び支出のうち、支出の予定額106万6,000円を計上いたしました。 以上、追加提案いたしました議案6件について、一括してその概要を申し上げました。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いいたします。 ○議長(湯之原一郎君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑は一括で行います。質疑ありませんか。 ◆8番(田口幸一君) 議案第101号、職員の最高号給給料表は何級の何号給か。 また、現在、姶良市立北山診療所には専任の医師は不在ですが、もし赴任されたとしたら医療職何級の何号給か。 次に、議案第105号、5ページ、3,124万9,000円の補正額は一般財源となっておりますが、後で普通交付税の算入があるのかお尋ねをいたします。 ○議長(湯之原一郎君) 暫時休憩します。(午前11時42分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時43分開議) ○議長(湯之原一郎君) 答弁お願いします。 ◎総務部長(恒見良一君) お答えいたします。 3点質疑をいただきました。まず、最初の一般職の一番高い給料、格付はということでございましたけれども、行政職給料表の中の7級41号給でございます。 それから、北山診療所の所長の関係でございましたけれども、こちらにつきましては、医療職1の5級25号給、一番高いところに位置づけてあります。 それから、3点目でございます。普通交付税の算入は後であるのかということのご質疑でございましたけれども、この点につきましては、まず給料関係につきましては、当初の段階で、当初予算におきましては、市税、また普通交付税の一般財源を確かに充てております。 ただ、今回のこの人勧に関する補正につきましては、普通交付税の算入といったようなものはございません。ただ、また次年度以降の普通交付税につきましては、その分が人件費の中にまた入ってくるというような形で認識しているとこでございます。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、議案第101号から議案第106号までの一括質疑を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。ただいま議題となっています議案第101号から議案第106号までの6案件は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第101号から議案第106号までの6案件は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第3、議案第101号 姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第101号 姶良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第101号は原案のとおり可決されました。
    ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第4、議案第102号 姶良市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の件の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第102号 姶良市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第102号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第5、議案第103号 姶良市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の件の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第103号 姶良市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第103号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 暫時休憩します。(午前11時48分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時49分開議) ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第6、議案第104号 姶良市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の件の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第104号 姶良市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第104号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第7、議案第105号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第8号)の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第105号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第8号)を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成多数です。したがって、議案第105号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 追加日程第8、議案第106号 平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)の討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第106号 平成29年度姶良市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第106号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第5、請願第4号 県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋の管理を検討すること等についての請願書を議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 本件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君)     登      壇  ただいま議題となりました請願第4号 県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋の管理を検討すること等についての請願について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は、12月6日、11日、13日、14日に委員会を開会し、委員会を協議会に切りかえ、請願者山下徹志氏から請願の趣旨等を聴取し、関係職員の出席を求め、現地調査も含めて詳細に審査をしました。 請願者からの請願の趣旨等は次のとおりです。 請願事項。1、県による旧山田橋の解体撤去を留保すること。 2、今後将来にわたって姶良市による旧山田橋の管理を検討すること。 3、旧山田橋を歴史遺産として登録すること。 請願の理由・経緯等。90年にわたって地域住民の足となり、凱旋門とともに地域住民に親しまれてきた旧山田橋が新山田橋架設に伴い、12月にも解体工事が始まると聞き及んでいます。しかし、旧山田橋が解体されることでのさまざまな問題が議論されず、未解決のまま解体されることは禍根を残します。 第1に、旧山田橋は新山田橋が架橋された今もなお人道橋として地域の足となり、古くから山田町に居住していた私ども住民、通学児童の足となっています。 第2に、新山田橋の歩道は住宅地(旧山田橋側)の反対側であり、勾配も急で、幅員も狭く、通学児童や保育園を利用する子どもは車道横断を余儀なくされ、交通事故の危険にさらされます。将来車椅子のお年寄りの利用にも不向きです。 第3に、旧山田橋自体、新馬場通りから凱旋門に結ばれる地域に親しまれ、愛されてきた歴史遺産であり、姶良市の観光資源としての価値論議が不十分です。 第4に、架橋90年を経た旧山田橋の耐用年数が議論されていますが、近年の北薩地震にも耐え、人道橋として残すことにさほどの問題はなく、旧山田橋上流の2つの堰も含めた洪水時の流れの検討もなされていません。 以上のように、旧山田橋を人道橋として残し、凱旋門と一体のものとして山田地域の、また、姶良市としての歴史遺産として残すことが、住民の安全と地域の活性化につながると思われます。 請願者との主な質疑を申し上げます。 質疑、昭和46年の水害では、相当の降水量で被害も大きかったと聞く。今も災害を心配される方もいると思うが、山田地区の合意形成はどうですか。 答弁、署名を渋る方も何人かいました。我々が声をかけると、残してもらいたいという方がほとんどでした。組織的なことや合意形成はわかりません。個人的には残してほしいというのが大半だと思っています。 質疑、歴史遺産なのか、土木遺産なのか、教育委員会と話されましたか。 答弁、教育委員会と話したことはありません。 質疑、8・6水害では流木が橋脚にかかることはなかったということですが、最近は集中豪雨もあります。旧山田橋には足が5本あり、堰がありますが、流木がひっかかりやすい状況です。どう考えますか。 答弁、流木とめをつくったらどうかと提案しています。県は、その流木とめはしませんということでした。 請願者の質疑後、協議会を委員会に切りかえ、関係職員の出席を求めて審査しました。 執行部との主な質疑を申し上げます。 質疑、歩道を設置しなければならないと思うが、その点はどうなるのか。 答弁、道路の横断については、県公安委員会、姶良警察署、地域と連携して、位置、通行の動線を地域の要望により検討・設置するという回答をいただいています。 質疑、山田橋の解体に伴う高欄の再利用に関する要望書が住民から提出されているが、何か対応をしているのか。 答弁、旧道残地のうち、旧山田橋前後の土地に高欄を保存して、橋の記憶が残るよう計画しています。その計画については住民説明会でも示しています。 質疑、旧山田橋の構造上の支障は何か。 答弁、河川法で見ると、旧山田橋の構造自体が河川の流量を侵しています。河川構造物設置の基準でいくと、1径間22mは必要ですが、現状は10mしかありません。橋脚が多いことで河川の断面の中の流用断面を侵しています。河川の断面阻害率は標準で5%以下ですが、現状は8%阻害しています。 質疑、移譲された場合の財政的な支障を示せ。 答弁、解体費は県の試算で7,000万円です。国の長寿命化事業を使えば、解体は補助事業でできます。しかし、詳細調査をクリアした場合のみです。ほかに国の補助を使うということも考えられません。県の予算を市に受けて、工事を解体で発注するというのも考えられません。流木等の維持費はその都度違いますが、20万円ぐらいです。 以上で質疑を終結し、議員間討議に入り、次のような項目を委員の総意として確認しました。 1、山田地区だけでなく、流域住民の安全安心を確保することが第一である。 2、今後予定されている上流側の河川改修に大きく影響を与える。 3、河川法の橋脚の基準径間長と橋脚断面による阻害率を満たしておらず、保存・維持、ひいては歴史遺産登録も不可能である。 以上で議員間討議を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、請願第4号 県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋の管理を検討すること等についての請願書は、全会一致で不採択とするものと決しました。 ただし、以下の項目を附帯事項とし、県・市に強く求めるものです。 1、流域の住民の安全・安心を確保するため、県・市は災害に強い地域づくりを進めること。 2、地域内に保存を求めることも多いことから、一部保存の計画を住民にいま一度周知、説明すること。 3、車道横断を避けるために横断歩道の設置を早急に進めること。 4、本事案に限らず、事業の計画立案から実施までの間に市民と十分な対話を重ね、合意形成を進めること。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) 暫時休憩します。(午後0時04分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時20分開議) ○議長(湯之原一郎君) 日程第5、請願第4号 県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋の管理を検討すること等についての請願書の委員長報告が終わりました。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。 ◆7番(神村次郎君) 議会としての基本的なことを聞いていきますが、一昨日までは、私、継続の結論が出ていたと聞きました。本会議前日になって、このような、きょう報告があったような結果が出てきたわけですが、この間の継続にした理由を。いや、継続という経過があったわけですよ。継続にした理由は何があったのかですね。そして、不採択ということになったわけですが、そこら辺の経過を少しお聞かせください。 それから、きのう、委員会が開会されたわけですが、誰の要請で委員会が開会されたのかお聞かせください。 それから、署名が幾つか、何筆かあると聞きましたが、何筆あるのかですね。 それから、報告の中で、17ページに阻害率がありますが、阻害率の3%の違いというのはどういう影響を与えるのかお答えください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 4点ほどありました。 まず1点目、継続ということについての質疑でございますが、委員会はずっと続いているわけですので、委員会をする中で、一日一日、日にちがかかっているわけですが、その過程の中では、6日、それと11日、13日に開いております。その中では、まだ今の──その審議の状況に応じては、まだ継続の状態でありましたけれども、その継続にという一番の理由は何かということでございますが、その一番の理由は、合意形成がなされていないというのが、まずは一番であろう。 そして、2番目の委員会を開催、誰が呼びかけをしたかということでございますが、委員会中心主義をとっておりますので、委員長と、この件については、すごく慎重に委員会はしておりますので、事務局にも報告し──事務局、それと委員長、副委員長、それぞれ連携とりながら、日にちが迫ってきた中で、副委員長に相談しながら、最後の昨日、調整して委員会を開いております。 そして、3番目の署名がどれぐらいあったのかということでございますが、署名は、地元が290人、地区以外の方の署名が150人、合計440名の署名が上がってきております。 それと、阻害の3%についてと言われましたが、河川法からきておりまして、それが現在のところ、もうその河川法からいけば5%以下なんだけれど、現状はもう8%であるという説明を受けておりますので、その8%、多いということですね。(発言する者あり)影響ですか。その3%に影響がどれだけあるかということについては議論はしてないです。 ◆7番(神村次郎君) きのうの委員会開催するのは、委員長が要請されたわけですね。もう少し詳しくお聞きしますが、委員長は委員長個人で判断をされて、きのうの委員会招集したんですか。 それから、3%のこと、なかなか難しいとは思いますが、技術的なことなんで、どういう、今お答えになった内容では少しわかりませんが、この差というのは大きいんだろうというふうに思ったりもしています。 ただ、この議会のあり方として、前日になって委員会が開催されてということ、どうも不自然でならないんです。委員長は個人で判断されたのか、誰かから要請があったのか、そこら辺もう少し詳しくお聞かせください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) この件については慎重に進めていく中で、事務局とも相談し、連携しながら、議長にも報告をして進めております。その中で、執行部からも説明不足があるのでというのがありましたので、その説明不足の分も受けたところです。ですので、その中で、個人と言われましたが、個人的考え方じゃなくして、副委員長とも相談しながら、事務局とも相談しながら委員会を開催しました。 ◆7番(神村次郎君) 結局委員長が招集したわけでしょう。今言われるのは、事務局と議長と言われますが、委員長が招集したんではないんですか。ほかに何か、誰か、これ正直に答えてくださいね。誰かから要請があったのか、そこを詳しくお聞かせください。委員長が判断したのか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) もちろん私たちは議長の下で付託されてやっているわけですので、それは議長からもあります。 ○議長(湯之原一郎君) どうしても聞かれたいなら許可します。 ◆7番(神村次郎君) 今言われた、議長からも要請があったと。これ委員長が委員会はちゃんと、委員会の開催については責任を持つべきじゃないんですか。誰かから要請があったということは、これ委員会としての独自性ありませんよ。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 委員の中からも議長を呼んでいろいろ聞きたいというのがあって、委員会でその辺は議長の話も聞いております。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。 ◆22番(上村親君) まず最初に、この山田橋、県道上にかかっている橋というふうに認識しているんですけども、この請願者の方が姶良市に出す前に、請願を、県のほうに出すべきだったと思うんですけれども、県のほうにはどういった状態だったのか。そしてまた、県のほうの、県議会のほうはどういった見解を持っているのか。まずそこについて説明をお願いしたい。 それから第2点は、請願者の理由の経過、経緯等の説明の中で、12月にも解体工事が始まると聞き及んでいますというようなコメントが入っているんですけども、この取り壊しについては、県の計画はどうなっているのかというのが審査になったのかどうか。 以上、今のところそれだけお答え願います。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) まず1点目は、県のほうには要望書ということで、振興局の土木課のほうに出されておられます。 そして、12月にも解体工事が始まると聞き及んでいますということでございますが、請願者がですね。担当課のほうにこのことを確認しましたら、担当課のほうでは、それはないということを確認しております。 ◆22番(上村親君) そうしますと、県のほうはこの撤去工事については、今の現段階では計画はないというふうに理解していいのかどうかですね。 それからもう一点は、委員会の中で非常に集中審議をされたというふうに理解しているんですけども、この指摘事項の2番目、もし仮にこの山田橋が撤去をされた場合、この指摘事項の2番目に非常にいいまとめがしてあると思うんですけども、この地域内に保存を求めることも多いことから、一部保存の計画を住民にいま一度周知、説明することということで、これが非常に大事になってくるんじゃないかと思うんですけども、これについて、今後の委員会での各方面への要請、そういったことについては議論がなかったのかどうか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) まず、その工事のことについては、担当課の説明によりますと、6月、梅雨時期前には解体撤去することの説明がありました。 そして、一部保存については、皆様のけさ、お手元にも配付したと思うんですが、橋の両端にあります、親柱というのが両方にあるんですが、それと橋の高欄、これを敷地の、その橋の空き地、そこに、両サイドにそれを保存場所をつくると。そして、委員会のほうでは、そのことが地域に浸透していないので、地域にもうちょっとこのことを、地域の人たちにこれを知らせるように委員会のほうでは強く求めております。 ◆22番(上村親君) 最後になりますけども、請願者の理由も十分理解することですけれども、まずこの6月、梅雨前にでしたっけ、撤去工事をするというような地域振興局の計画だというふうに今委員長がおっしゃいましたけれども、これについて、住民説明会等々をどのようにやるのか。また、地域住民の理解をどんなふうに得られるのかということは議論されませんでしたでしょうか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) このことについては、担当課のほうが県と一緒になって、11月の12日、中ごろでしたかね、その辺でしたと思うんですが、日曜日に地域で説明会を開いております。そして、参加者はちょっと少なかったようですが、そのことはコミュニティの関連の方たち理解を、コミュニティの方々はその説明を聞いていらっしゃる人たちがほとんどでございます。(発言する者あり) 地域住民の方は、自治会がその周辺に5自治会あります。5自治会の170世帯343人がおられます。そして、この方々に徹底した広報はなされていない状況かなと。それで、この請願者の方たちは1軒1軒回って、この地区の方々が290人署名してらっしゃいますので、約、地域の85%ですね。ですので、その辺の、再度、委員会ではこの方々に対しての説明が必要だなということは求めました。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。 ◆18番(森川和美君) 大分質疑が出ましたけれども、予算に対しての質疑では、第三の委員はるる申し上げることは慎まなくてはいけないんですが、請願ということでございますので、一部重なる部分があるかもしれませんが、お尋ねをいたします。 まず、最初、同僚議員がお尋ねされた、つい先日までの経過においては継続審議だということでした。それが急遽委員会をお開きになって、不採択と。全員不採択という結果になっておるわけですが。 1番目にお尋ねするのは、その委員会での招集のあり方は、どのような内容のあり方だったのでしょうか。 それと、この請願の事項の中の2番目に、旧山田橋の管理云々というのがございますが、これは、県においては年間どれぐらいの管理費が費やしてあったのか。さらに、本市がこれを管理するということになった場合に、どのような形になるかということが審査されたのかどうか。 それと、新しく築造された、この新しい橋、この橋と旧山田橋の通行量、これが1日何人ぐらいあるのかを確認されたのかどうか。 それから、質疑の中で、教育委員会と話されましたかということに対して、教育委員会と話したことはありませんということなんですが、教育委員会所管にもなるわけですけども、そこらあたりは、教育委員会をなぜ呼ばなかったのか、そこあたりの理由をお聞かせ願います。 それと、これには、たしか3名の紹介議員がおられたわけですが、一番中心者である一議員は委員会の委員ということで、他のお二方の紹介議員には連絡をとらなかったんでしょうか。そういった配慮の議論というのはなかったんでしょうかね。 それともう一点、請願書というものはさまざまな考え方があるわけですけども、まず第一義は、請願者、市民の立場に立って、あらゆる角度から慎重に審査すべきだと思って、という観点から、趣旨採択というご意見等はなかったのかどうか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 今、森川議員の質疑をまとめると5点ほどありますので(発言する者あり)7点ですかね。年間管理ですね。まず、1つずついきたいと思います。 年間管理については、報告の中で述べております。この流木の関連では、その維持費はその都度違いますけど、20万円ぐらいですというふうに答えております。 そして、姶良でも過去に橋が流されたときのがあるわけですが、それは1億円ぐらいかかったということでした。 通行量については調査をしていらっしゃいました。橋の新しいほうの歩道橋を通られた方が八十何名おられます。1日の朝から夕方までの調査でですね。そして、この旧山田橋を通られた方が51名ほどだったかな。(「57人」と呼ぶ者あり)57名ですかね、通られております。 教育委員会はどうしたのかということでございますが、この請願者に尋ねた、教育委員会とは、請願者は、その話し合いはしていないということでございます。 それから(「教育委員会とは」と呼ぶ者あり)それはしておりません。なぜしなかったかということについては、まず優先順位ですね。この橋が非常に、足が5本あると。これによって非常に、あることによって、それが阻害し、河川法の基準に満たしてないと。昔はこの基準でよかったんですが、今はその基準に満たしてない。一番のこれがネックになっております。 そして、紹介議員に連絡したかということでございますが、紹介議員に委員外が2人いらっしゃいますので、その方にも連絡しまして、当初は来てもらっております。 それから、市民の立場から、趣旨採択、一緒ですね。市民の立場とはまた別ですかね。市民の立場になって、これは考えたのかと言われましたが、市民の立場になって地域、流域ですね、あの川流域の市民の立場になって、安全を一番重視している上のことでございまして、それと、委員会の中でも出ましたけれども、昨日の朝ですかね、新聞に四国電力の記事が出ておりまして、いろんな災害というの、阿蘇の地震の影響も出ておりまして、災害というものを想定外じゃなくして、想定内として捉えていかないと安全が保たれないというのが一番あるかと思っています。 それと、趣旨採択はしなかったのかということでございますが、この請願事項1、2、3にしても、1は解体撤去を留保しなさいということでございます。2番は旧山田橋の管理を検討すること。3番は歴史遺産として登録しなさいということでございまして、この橋が、旧橋を残すことによって、今後大きな災害があったとき、これはないと言ったらいけないわけです、あったときに、もうこの流木がこの橋にかかり、大きな災害につながっていくと。それで、もしこの橋を壊さないで市にということも、市は受け入れられないということですので。それで、壊さないことには地域の安全は守られないということで、趣旨採択はしておりません。 あと、きのうの招集のあり方、それと、紹介議員に連絡したかと、ここでもうちょっと補足させてください。我が委員にも紹介議員がいらっしゃいましたので、非常につらい立場だったと思います。そして、彼は彼なりに振興局に行き、地域を回って、それを委員会で報告しておりますので、それも大きく変わっております。それで、きのうは招集、先ほど神村議員に説明したとおりだと思っております。 以上です。 ◆18番(森川和美君) どうやら予算関連の審査をするような答弁みたいなことになっておるんですが、そして大分私見を入れて、普通のこれ会議じゃないんですよね。本会議場での議論ですので、具体的に尋ねているんですけれども。 ということで、一番のポイントは、14日の、本日の前日に急遽何らかの特別な理由が発生をして、そして招集かけられたということなんですが、そこは問題はないというふうにお考えですかね。 というのが、招集かけて、すぐ全議員が集まったとは到底思われないんですよね。そこらは、職員の体制等々も含めて問題なかったのかどうかですよね。非常にこれ大事なことだと思っておるんですが。 それから、5自治会の、そして署名が、300人余りの署名が出ているんですけれども、5自治会の代表の方あたりには何ら対応はしなかったんでしょうか。その委員会に呼ぶなりとかですね。 それから、教育委員会のことについては、何ら審査対象としておらなかったんですが、そこあたりもしっかりとした理由というのは特に答弁されませんでしたけども。 それと、この管理費のことですが、県のほうでは約20万ということで、流木等々の処理費用ということなんですが、これは年々管理が大変なことになるわけですけども、そういう具体的な市の当局の説明等は議題に上がらなかったんでしょうかね。 以上です。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) まず、この当局、市長というふうに言われましたが、市長は呼んでおりません。教育委員会を呼んで審査するという、委員会ではそれはなかったです。 20万円の管理の説明なかったのかと、その管理のね。それは、当局の説明では、もうこの橋自体のこの足5本、これがあることが、この橋を解体しないとなったとき、それはもう今会計検査でひっかかる、将来なってくると。ですので、説明の中では不十分かもしれませんが、これがまず、橋が一番危険性があるということですね、撤去しないと。それの中で教育委員会も呼んでいないということです。何か補足がありますかね。 ○議長(湯之原一郎君) 答弁漏れありませんか。答弁漏れ。いいですか。(「はい、今はいいです」と呼ぶ者あり)ほかに質疑ありませんか。 ◆19番(吉村賢一君) この中で、横断歩道をどうのこうのというのが一つ対策として出ているんですが、この290名の請願者に対して、横断歩道をつくることで一つの妥協点を見出そうということなのかなと思うんですけど、この横断歩道というのは、あの線形においては非常に危険な線形の中にあります。見えません。今度は信号をつくるとか、本当に本格的なことをしなきゃいけません。それ以外の考え方、例えば歩道橋を追加するとか、そういう論議はなかったものかどうか。 それからもう一つ、解体費、県の試算では7,000万円ということでありました。前回、永瀬橋、これはたしか1億円近くかかっていたかなと思うんですけど、橋の長さとか、橋脚の数、それからいくと相当、もし旧山田橋を解体するとすれば、もっと費用がかかるんじゃないかと思ったんですが、それについても論議なかったんでしょうか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 歩道については、現地調査も行って、委員会では危険性は指摘しております。その中で、この最後の附帯事項の中に、3番目、車道横断を避けるために横断歩道の設置を早急に進めることということを附帯事項に上げております。 解体費についての、もし将来ああしたとき、何かあったときには、1億円以上はかかるやろうなということは担当課が述べておりますが、それ以上の追及、解体費についてはしておりません。 ◆19番(吉村賢一君) 今、車道横断を避けるために横断歩道の設置を早急に進めることというのは、この横断歩道というのは、いわゆる川をまたぐ歩道という意味ですか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) それではなくて──休憩いたします。 ○議長(湯之原一郎君) 暫時休憩します。(午後1時56分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時57分開議) ○議長(湯之原一郎君) 産業建設常任委員長、答弁を続けてください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 歩道の設置しなければならないと思うが、その点はどうかということを質疑し、その答弁、道路の横断については、県公安委員会、姶良警察署、地域と連携して、位置、通行の動線を地域の要望により検討・設置するという回答をいただいております。述べます。 ○議長(湯之原一郎君) 吉村議員、よろしいですか。(「さっき言いましたように、信号とか、そういう設置まで要望しているのか」と呼ぶ者あり) ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) それは質疑は出ておりません。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆17番(和田里志君) 大方出尽くしておりますが、1つだけお尋ねします。 先ほど来、同僚議員のほうで、なぜきのうこういう結果になったのかという質疑がされまして、どうもはっきりしない、すっきりしない答弁だと思うんですが。 もう一回お尋ねしますが、委員長が事務局、あるいは議長と相談されて、招集はもちろん委員長がされたと思うんですが、委員会の。委員長個人で気になっとって、相談されて、きのうもう一回委員会開かれたのか。その辺の、事務局、議長と相談された内容についてお知らせください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) それは、事務局、議長を通して連絡があったと思います。連絡がありましたので、副委員長と相談して、皆さんに待機をお願いしました。それで、昨日15時開会しまして、昨日8時半まで委員会を開催しております。そして、その中に議長も、委員の中から呼ぶようにということで、議長も呼びました。そして、議長もその中で、これを6月には県のほうは壊す方向であるということを述べられております。 ◆17番(和田里志君) 相談して招集したというのはわかるんです。なぜ、だから、きのうになって、委員長がずっと例えばこれを、我々も継続と聞いていたんですが、ずっと気にしておられて、やっぱり気になるから、事務局に相談して、あるいは議長に相談して、きのう、委員会を開くことになったのか、同僚議員も言われました、何かほかから誰か言われて、それで招集されたのか、そこを聞かせてください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) なぜ昨日か。15日、きょうが最終本会議ですので、昨日しか委員会を開くのはないわけです。ですので、委員会を開くことにしたわけですが、外部からと、私たちは外部、それはないです。あくまでも議長の下で動いているわけです。 ◆17番(和田里志君) まだ釈然としないんですが、我々も今後の議会の委員会の進め方というのがありますんでお尋ねするんですが、議長の下で動いていると。それは確かにそうなんですが、この件に関して、外部から何でしないのとか、そういう、何で継続にしたのかとか、そういう何かあったのかどうか、そこを聞かせてくださいということです。きのうじゃなくても、例えばおとといでもよかったわけですよね。なぜきのうだったのかというのが不思議でならないんです。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) まず、委員会の中で、その危険性がある、この橋は危険性がある。だから、解体だよなという気持ちのある人もいらっしゃいます。そして、地域から290名の陳情が上がっている。慎重にしないといけないという、この2つの調整がありましたので、ある程度はその辺の委員会の開催にあたっては、委員長権限というのもある中での進め方も多少あったかと思います。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。 ◆16番(法元隆男君) 私も紹介議員の一人でございますので一言。 最初の審議会のときに出席いたしまして、いろいろ自分の考えも申し上げたんですが、その当時、要するに県にも書類が上がっているということが私のほうの情報でも入りまして、ただ、県に出したのが、請願なのか、陳情なのか、要望書なのか、その時点ではわかりませんでした。後から調べてみると、請願で出したけれども、請願者がいないから要望書にしなさいと。紹介者がいないということで。そういったことで、ちらっと、それが本当かどうかはっきり確認はしておりませんが。 そういったことで、その最初の審議会のときには、県にも書類が出ているということだから、少し県の推移を見守ったらどうかというような発言をさせていただいて、その後はその委員会には出席しておりません。そして、その後、今いろいろ話出ていますように、継続の話なんかもちらちら耳に入ってきました。 そういうことで、今の県の動静というのは、委員会としてはどの程度確認されましたでしょうか。 それと、姶良市における、この陳情事項の第2、今後将来にわたって姶良市による旧山田橋の管理を検討することということは、陳情者が姶良市に管理をしてくださいよという陳情内容ですが、請願の内容ですが、これは、陳情者が管理するんだったら市がやるんだ、ような言い方を耳にしたんですが、その辺ははっきりと委員会としても確認された上でこの話は進められたんでしょうか。そのようなことで、県の方向性をどの程度精査されたかというようなことをお答えください。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) 県の推移については、請願者にもその確認はしました。そして、紹介議員がいないと。ですので、県としても、それは単なる要望書であるということだということを、そういうふうに捉えています。それで、県は、姶良市、この議会の動きを見ているというのがありました。その辺によって、県もそれを見ながらというのも聞いております。 そして、県は、県の振興局の話では、もうこれは6月までには解体、梅雨前ですね、するという、そういうことだということを受けております。それで、市はこれは受け取らないということを、担当課ははっきり述べております。 ◆16番(法元隆男君) 委員会として、県に対しては、その要望書が出ていると。その要望書に対して、どんなふうな県は意思表示を、方向性を出しているのか。その辺のところで、ただもう要望書が出たら、それを預かるだけ、そういう感じとして考えてよろしいんですか。 それと、市はもうそこを管理する意思はないということをはっきりということでした。となると、これをもし残すということになれば、県が管理をするんでしょうかね。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) この説明の中でも述べていると思うんですが、県ももう壊すということですので、後をしないということです。 以上です。 ◆16番(法元隆男君) ということは、今おっしゃったように、この山田橋については、もうそのまま解体するということありきでというふうに感じられるんですが。 それと、さっき横断歩道のことが出ましたけれども、私も現場を2回ほど見て、非常にあれを、横断のサインを書いたとしても、車は物すごくあそこスピード出して行きますね。だから、非常にこれ横断するのは本当に危険だなということで、反対方の上流のほうにも歩道をつけるなら、それも納得いきますけども、片方だけしかないわけですよね。 ですから、そこを横断歩道で、例えば子どもたちでも横断して、向こうの歩道橋の歩道に行ったとするルートしかないと、それは非常に危険がそこに潜んでいるというようなことで、その辺の視点であれは、論議なかったんでしょうか。 ◎産業建設常任委員長(堂森忠夫君) それは、一番問題に委員会でもし、多く議論し、先ほどの森川議員の質疑にも答弁したとおりですね。そしてまた、附帯事項の中にも、先ほども述べましたが、車道横断を避けるための横断歩道の設置を早急に進めることを強く要望を委員会でもしております。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 委員長、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。 本件につきましては、1名の議員より通告がありました。19番、吉村賢一議員の発言を許します。 ◎19番(吉村賢一君) 非常にきゅうきゅうなゆうべのきょうなんで、全く原稿ができておりませんけど、思い連なるのを述べていきたいと思います。 まず、この計画そのものは県の計画なんですけど、地域住民との情報共有が全くできてなかったと。つまり、地元の方の一般に橋を利用される方の意見が、当初計画の段階、あるいは途中の段階で聞ける場を持ってなかった。 地域の住民の方にそれを言いますと、結局うわさは聞いても発言する場がない、質疑する場がないという状況があったと。それで、こういうふうに橋ができてみて、片側歩道である。両サイドの集落、川を挟んだ両サイドの集落というのは、もともと大字は下名、同じです。学校も同じです、郵便局も同じ、病院も同じなんです。そうすると、結構メインのところの交流の橋であったということであります。そこを全く県のほうでは通過交通の利便性を大前提にしていたがために、このような形になったんではないかと予想しています。 それで、先ほどの交通量調査の中で、旧道を渡る人が57名でしたか、それから新しい橋の歩道を渡る人が85名ということでしたかね。そういったことで、旧の橋を渡るほうがフラットですから、渡るには非常に楽であるという高齢者とか、あるいは自転車の方もそういうふうな話がございます。そういったことで、地域間の相互の交流の橋としては重要な状態があります。 それから、災害についてなんですが、昭和46年6月に災害がありました。これについては、県に直接問い合わせましたが、橋による原因ではないと。つまり、橋の橋脚によって洪水が起こったんじゃないということで、それ以降、昭和60年ごろに改修が行われて、それ以降は全く災害は発生してない。8・6水害も乗り切っているという状況があります。 当然、想定外というのは常にあり得ますので、全く今後一切、いかなる災害もないかということは言い切れませんけど、8・6水害を乗り切ったということにおいては、ある意味、他の橋と同等か、それ以上の力は持っているんじゃないかと。もちろん今後の修復、そういったものに費用がかかるということは当然あり得ますので、それはそれで、また別途の観点から予算措置を考えていかなきゃいけない。 私が何を言いたいかというと、290名の住民に対する回答が、この中で残念ながら出てないんです。横断歩道ということで私は質疑しましたが、横断歩道は非常に、我々はまだ大丈夫だと思いますが、もう少し10年、20年、年いった場合、あそこを速やかに渡れるのかと。あのカーブの線形と5%勾配考えてみた場合、非常に高齢者にとっちゃ、乳母車を押したりということになると無理があるというふうに感じております。 ですから、想定外の洪水の危険と解体費用の課題がメインになっているんですが、通過される、利用される歩行者、もしくは自転車、近隣の交流を考えていった場合は、これは残すべきかなというふうに思いまして、私は賛成とするわけですが。 もう少し立ち入っていきますと、なぜこういう問題が出たかというと、この橋に両側に歩道がなかったと。歩道があれば、ある程度の問題は解決するような気もしたわけなんですが、それも県に直接問い合わせました。通行量からすると、このぐらいの橋だったら片側で十分なんだという話でした。 でも、そこらは、なぜそういう回答になるかというと、住民との話がない、住民との要望を受け付けてないということにおいて、最初の話になりますけど、その辺が出発点になって、このような状況になってきているんじゃないかと。ゆえに、もし最悪でも旧山田橋を撤去するとすれば、最低でもこの歩道橋を両サイドにもう一つつくれという条件と差しかえにいくべきであって、もしそれがならないとすれば、残すという選択肢がありということで、私も考えるところです。 姶良橋につきましても、土木遺産ということで認定されています。足が9つあります。山田橋は5つです。約10m間隔なのかなと。本当の丼でそういうふうに思います。そういった意味での危険性を考えていくと、いろんな細かいとこでは条件が変わりますけど、似たり寄ったりではないかと。 それで、どうにか290名の地域住民の声というのも大事にして、同じ集落、大字で同じところの集落同士の人が気軽に行き来できるような形での橋は残すべきであるということで、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。 ◎16番(法元隆男君) 反対討論があれば、その次にしようと思って申し上げました。 吉村議員が言われるのとほとんど同じに感じられるかもしれません。まず、地域住民の説明が物すごく不足しておりますね。だから、そうやった請願で、それだけの署名運動が出てきたと。もうちょっとこれを丁寧に、行政サイドが一方的な計画ではなくて、地域あってのものですから、住民説明を今後も、次年度の梅雨前までをめどにしているということですので、まだ時間はたっぷりありますので、その辺の説明会をしていただいて、しっかりと住民の理解を得るような形をとるべきだと思いますが。 賛成の要件は、要するに凱旋門がありまして、それを下ってきて西郷どん、西郷さんの座った石が、腰かけやった石があると。そして、それをもうちょっと下ってくると今の旧山田橋があるということで、それを渡ってしばらく行った左側に行くと、これ有名な田の神さあがあるというようなことで、こういう、それと、旧山田橋、もちろん新しい山田橋からでもいいんですが、眺めると、あの辺のロケーションはすごくきれいです。上流側を見ると堰が2つありますけれども、それを見る場所としても非常にいいような気がします。個人的には、山田のかかしをあそこに飾るような、そういったスペースにすると、一つの観光ルートにもなるんではないかなと。 それと、解体費が7,000万ということですので、その7,000万を利用して、要するに補強するような整備をすれば、丼勘定的な話ですけど、十分予算で賄えるんじゃないかなというような気がします。 それと、吉村議員言われたように、8・6災害のときには、その前の46年のときに非常に災害があって、非常な結果があったと。その後、その河川の整備も相当進んで、8・6災害ではそういったようなことはある程度クリアできたんだというような話を聞いております。 そういったことも含めて、今後、やはりあれを残していけたらなおいいというようなことで、賛成の立場で討論いたします。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに討論ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) これで討論を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから、請願第4号 県による旧山田橋の解体撤去を留保し、姶良市による旧山田橋の管理を検討すること等についての請願書を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本件に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決します。本件を原案のとおり採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成少数です。したがって、請願第4号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第6、陳情第7号 核のゴミ最終処分場の受け入れ拒否と放射性物質等受け入れ拒否及び原子力関連施設の立地拒否に関する条例制定を求める陳情書を議題とします。 ただいま議題となりました陳情第7号は、11月17日の議会運営委員会後に提出されましたので、配付しています陳情等文書表のとおり、閉会中の継続審査として総務常任委員会に付託します。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第7、常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の調査の件                                  及び日程第8、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を一括議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 各常任委員長と議会運営委員長より、会議規則第111条の規定によってお手元に配付しました「継続審査・継続調査事件一覧表」のとおり申し出がありました。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査・継続調査とすることにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・継続調査とすることに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第9、議員の派遣についてを議題とします。 ○議長(湯之原一郎君) 議員派遣については、会議規則第167条第2項の規定によって、議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した行事計画書をお手元に配付しております。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。議員研修会等の派遣については、行事計画書のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員研修等の派遣の目的、場所、期間等を明記した行事計画書のとおり議員を派遣することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。本会議の案件中、字句等の軽微な整理を要するもの及び行事計画の変更等については、その整理を議長に委任されたいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、字句等の軽微な整理及び行事計画の変更等については、議長に委任することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議を閉じ、平成29年第4回姶良市議会定例会を閉会します。(午後2時24分閉会)              地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   姶良市議会議長   姶良市議会議員   姶良市議会議員...