ツイート シェア
  1. 伊佐市議会 2020-12-22
    令和2年第4回定例会(第5日目) 本文 2020年12月22日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2020年12月22日:令和2年第4回定例会(第5日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(9時59分) ◯議長(森山 良和議員)  これから本日の会議を開きます。  本日は、4番 遠矢 寿子議員から遅参届が提出されておりますので、報告します。                                                                                                                                                                                                                               本日の日程は、配付しております議事日程のとおりです。 ◯議長(森山 良和議員)  日程第1「議案第79号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について」から、日程第9「議案第87号、ひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場指定管理者の指定について」まで、以上、議案9件を議題とします。  これから議案に対する質疑を行いますが、ただいま議題となっております議案9件のうち、「議案第79号」及び「議案第84号」の議案2件については、総括質疑終了後、委員会に付託することなく即決議案として取り扱うことになっておりますので、その点をお含みの上、質疑をしていただくようお願いします。  なお、討論の通告でありますが、即決議案に対する討論の通告は総括質疑終了までとなっておりますので、念のため申し添えます。  通告に基づき、7番 岩元 努議員質疑を許可します。  岩元 努議員。 ◯7番(岩元 努議員)  皆さん、おはようございます。7番 岩元 努です。
     議長の許可をいただきましたので、総括質疑をさせていただきます。  「議案第80号 令和2年度伊佐一般会計補正予算(第10号)」、款8土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費、節14工事請負費1億3,450万円の減額の理由について伺います。 ◯市長(橋本 欣也君)   登  壇  おはようございます。  それでは、答弁をさせていただきます。  目3道路新設改良費の1億3,450万円の減額につきましては、その事業費財源調整によるものとなりますので、財政課長説明をいたさせます。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、市長の答弁に補足して説明いたします。  まず、目3道路新設改良費の1億3,450万円の減額の内訳について説明いたします。  一つは、道路舗装長寿命化修繕事業における市道大口駅国ノ十線ほか3路線工事費3,000万円であり、事業内容道路舗装工事です。  二つ目として、過疎債路線整備事業における市道土瀬戸・曽木ノ滝線のほか4路線工事費1億450万円であり、事業内容道路改良工事となります。舗装工事道路改良工事を合わせますと9路線ということになります。  続いて、減額の理由について説明いたします。  当初、過疎債を充当する路線施設、合計22件、金額にしてハード事業7億8,620万円を計画しておりました。ただ、7月10日に県のほうから、伊佐市の過疎債枠は5億9,670万円と減額の通知がありました。これは、当初の比較では1億8,950万円の減額となります。それにより事業費について調整する必要が生じたということになります。  この過疎債ハード事業減額につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に伴い、未整備地域への光ファイバー整備事業を前倒し実施するという政府の方針に基づき、過疎債ハード事業配分枠光ファイバー整備事業のほうに振り分けるために、その他ハード事業減額されたものでございます。よって、当初実施予定としていた事業の財源が利用できなくなったため、国庫補助事業の対象ではない単独事業のうち、7月10日現在において、事業未執行の9路線減額調整を行うこととしたものになります。  また、加えまして、7月豪雨災害公共土木災害事業等が増加したことにより、年度当初において予定した事業年度内完了も難しくなってきております。そのため、事業費減額しなかった事業でありましても、今回の補正において繰越明許費の追加として計上しております。繰越明許費補正につきましては、伊佐市各会計計算書の6ページの第2表に記載しておりますので、後ほど御確認いただきたいと思います。こちらは、減額しなかった事業でも年度内完了がかなり難しくなっているという状況でございます。  このように当初及び補正におきまして予算を措置した事業でありましても、予期しない事象の発生等により事業実施が困難になる場合がございます。そのような場合におきましては、速やかに現年度予算減額し、翌年度以降に再調整した後に予算を措置するほうが財源的にも事業の日程的にも確実に事業実施することが可能となります。今年度におきましては、現年度予算として残したまま繰越しを行ったとしても、来年度において全ての事業を完了することが難しいと判断いたしましたので、一部の事業において予算減額措置をさせていただいたところです。  また、今回減額したところにつきましては、来年度以降、早急な事業実施に向けて検討は行っているところでございます。何とぞ御理解のほう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯7番(岩元 努議員)  今、御説明いただきましたけれども、この減額によって道路改良にも影響が出るということだったんですけれども、この延期、一時中止などの予定の遅れが予想される路線というのは、きちっと私たちも把握をしたいと思いますので、後もってまたその資料なんかも頂ければと思います。よろしくお願いいたします。  この路線整備の影響について、地域住民への配慮として説明会またはコミュニティ、自治会等への関係者への周知の方法というのは考えていらっしゃいますでしょうか。その辺について伺います。 ◯建設課長(井上 修君)  一般質問のほうでも御説明させていただいたんですけど、早急に土瀬戸・曽木ノ滝線については、今年度はもう施行しないということで調整してますので、自治会長なりに詳しく説明をするようにしております。  以上です。 ◯7番(岩元 努議員)  もう一つ懸念材料として、減額の影響で建設業界などへの影響も出ると思うんですけれども、この辺への見解はどのようにお持ちでしょうか。 ◯建設課長(井上 修君)  建設業の方には、今から災害復旧工事の発注が続きますので、多分もう年度末になっても施行が難しくなると。田んぼ等があるところについては、できればもう6月ぐらいまでに復旧を終えたいというものから先に発注していきますので、そこは組合のほうにも御理解をもらうように説明したいと思います。 ◯7番(岩元 努議員)  今、説明もするということでありましたので、しっかりと説明をしていただければ御理解いただけるというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次の質問に入ります。  款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農林施設災害復旧費、節3職員手当等150万円の内容について、人数と要した時間についてお示しください。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  それでは、説明いたします。  農林施設災害復旧費の節3職員手当等補正額150万円については、7月豪雨災害復旧業務に伴う農政課職員の時間外手当分で、一応積算としましては4人分で152時間ということで積算をしてございます。  以上です。 ◯7番(岩元 努議員)  今回の7月豪雨によって被災された皆様のために、休み返上とか残業して当たられた職員の皆様の御苦労が数字として表れているということになると思います。理解いたしました。  次に、款11災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目1土木災害復旧費、節3職員手当等175万円の内容について、同じく人数と要した時間をお示しください。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  続きまして、土木災害復旧費の節3職員手当等補正額175万円については、これも7月豪雨災害復旧業務に伴う建設課職員の時間外手当分で、こちらのほうは5人分で148時間ということで積算してございます。 ◯7番(岩元 努議員)  説明いただきました。この関連として事業量が分かればお示しいただきたいんですが、農政課、それから建設課、それぞれお示しください。 ◯農政課長(永里 浩信君)  それでは、説明いたします。  まず、農政課のほうの災害状況でございます。  災害後に市の職員災害調査に参りまして、調査票を作成した分が約550か所でございます。  それと、農政課職員が出向いて、山野地区、それから平出水地区の農地の流出、埋没の調査をした結果が300か所でございます。約850か所を調査しているようでございます。その後、11月16日から11月20日と11月30日から12月4日の2週間に分けて国の災害査定を受けてあります。その災害査定が94か所、工区にしますと265か所査定を受けて決定しているところでございます。これは年明けから工事発注に入ります。  それと、むらづくりのほうも農政課のほうでしまして、現在むらづくりのほうが210件終わっております。  それと、今回12月補正でお願いしている分が特に山野地区でございますけど、これが約130件ほど残っております。これは公共災害と隣接する箇所でございますので、公共災害と一緒に工事を進めていく予定でございます。これも年明けから始まります。  それと、災害に向けての国の事業でございますが、被災者農業者への補助金ということで、強い農業・担い手づくり総合支援事業ということで、これはハウス、それから農業施設等の再建、修繕に係る国の事業でございました。これが今、国のほうに出しているのがハウス及び附帯施設に20件、機械施設に19件、それからハウス内の土砂除去に1件で、計40件の補助事業を国のほうに申請しているところでございます。  それと、種子の、これも災害農業者への補助金で、国の事業でございます。これは持続的生産強化対策事業という国の事業でございます。これは野菜の種子とか、それから肥料の購入等に使える事業でございます。これも14件、国のほうに申請しているところでございます。  以上でございます。 ◯建設課長(井上 修君)  今年度の7月豪雨に係る災害については、市道、道路でありますが、公共災が14件、単災も合わせて127件、事業費にして約1億5,000万ぐらいです。あと、河川につきましては、これは準用河川になります。公共災が9件、残り全単災も合わせて、件数にして25件、事業費で9,000万円ほどになります。あと、橋梁が公共災が1件、単災が1件、合計で2件の事業費で1億5,800万ほどになります。合計しまして、件数で154件、事業費で3億9,860万程度というふうになります。  ちなみに、災害査定最終日は11月18日が最後の災害査定となりましたので、その後に発注の準備ということで、今から工事発注をしていくということになります。  以上です。 ◯7番(岩元 努議員)  今お示しいただきましたとおり、多くの災害が出てるんだなということが数字で表れているのかなと思いました。しかし、被害を受けられた皆様の早期の復旧・復興を考えると、この仕事量は仕方ないのかなというふうに考えるわけですが、職員の皆様にとっての負担、働き方改革としては改善の余地があると思います。我々議員からの要望に対しても、庁舎内協議予算調整などをしながら対応していただいたことに対して感謝申し上げますとともに、補正予算の上程に対して法令遵守の下、業務遂行に当たられることを望み、質疑を終わります。 ◯議長(森山 良和議員)  以上で、7番 岩元 努議員質疑を終わります。  ここでしばらく休憩します。                △休  憩△(10時16分)                △再  開△(10時17分) ◯議長(森山 良和議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。 ◯議長(森山 良和議員)  次に、9番 森田 幸一議員質疑を許可します。  森田 幸一議員。 ◯9番(森田 幸一議員)  皆さん、おはようございます。  「議案第86号 財産の無償付けについて」、質疑をいたします。  菅公アパレル大口工場企業誘致年月日はいつでしょうか。また、この建物昭和45年に建築されていますが、企業に貸し付け年月日はいつですか。お伺いいたします。 ◯市長(橋本 欣也君)   登  壇  本件につきましては、市の普通財産である土地及び建物誘致企業である菅公アパレル株式会社に有償で貸し付けておりますが、本建物昭和45年に建築されたもので耐用年数を経過しており、借受人による施設改修等が度重なることから、経営負担を軽減させ、誘致企業による雇用の維持に資するため、建物無償で貸付けようとするものであります。詳しくは、財政課長から説明をいたさせます。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、市長の答弁に補足して説明いたします。最初に確認されますが、企業に貸し付け年月日のほうでよろしいでしょうか。  建物自体昭和45年に建築されておりますが、菅公アパレル企業に貸し付けたものは昭和53年7月18日に大口市議会において議決を経て、その結果、昭和53年8月7日に賃貸借契約を締結しております。  企業誘致年月日もですかね。この企業を誘致した年月日は、貸付け後の昭和53年9月30日ということになっております。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  ありがとうございました。すると、では、これまでの年間の貸付料は幾らでしょうか。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  これまでの貸付料でございますが、こちらも旧大口市議会におきまして、減額付けの議決を経まして年額120万、月額にして10万円でございます。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  これまで、この企業施設改修をしてきておられるわけでございますが、改修年改修額が分かったら教えてください。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、大きな改修の部分だけ御説明いたします。まずは、平成19年の8月、これは経年劣化屋根修繕といたしまして250万円でございます。平成20年9月、熱感知器煙探知器の交換及び配線工事、これは消防設備点検によって指摘されたものでございますが、それに45万975円。  続きまして、平成22年8月、こちらのほうに水道管配管工事といたしまして37万5,979円、平成27年6月、こちらのほうには、また経年劣化による雨漏りが発生しましたので、屋根修繕として612万円、令和2年1月、こちらにつきましては、漏水が発生しましたため水道管の布設替工事で66万133円、それと、今年度ちょっと申入れがありまして、今、検討されているのが分電盤高圧気負荷開閉器交換工事、こちらのほうが589万6,200円程度かかると申告を受けております。合計で1,600万円以上は施設整備のほうに負担をされているような形です。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  1,600万円の改修ということでございますが、この施設改修は、言わば何を基準といいますか、そういうのがあるんでしょうか。それで企業がするように、契約書ですか、賃貸契約書ですかね。これにはうたってあるわけですかね、そこあたりをお聞きします。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  この施設につきましては、行政財産ではなく普通財産として管理しております。そのために市のほうから積極的には工事というものを行っておりません。契約書において設備整備における負担については、企業側借主側のほうにお願いするということで記載はしてございます。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  それでは、次の質問ですが、この企業雇用は何人でしょうか。そして、現在この伊佐市内雇用人数を教えてください。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  それでは、雇用人数についてですが、69人となっております。伊佐市内は、うち65人、市外が4人となっております。
     以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  ほとんどが伊佐市内雇用だということでございます。今回の施設無償付けは、企業のほうからの申出なんでしょうか。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、説明いたします。一応、先ほども説明いたしましたように、施設補修修繕に多額の経費が要するようになりましたので、できれば貸付料減額無償付け、そういうものができないかという相談がございました結果、こちらのほうで検討して、建物のほうの無償の貸付けを行うと判断したところでございます。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  企業のほうから相談があったということですね。そして、今日、このような形で議決を受ければ、いつからこの無償付けというふうになるんでしょうか。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、説明いたします。議決をいただいた後の貸付けにつきましては、来年度の4月1日から開始しようと考えております。また、建物のほうは無償ですが、土地のほうは評価を最新のものに改めた形での有償貸付けという方向で考えております。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  この土地は有償貸付だということでございますが、そうしますとこの土地の有償貸付けですね、この貸付料は幾らでしょうか。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、御説明いたします。土地につきましては、現在の評価額を基に再計算いたしました結果、年間貸付料は66万7,810円ということになります。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  この土地のことですが、これは無償付けの要望というのは企業のほうからはございませんでしたか。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、説明いたします。土地については、特に無償でということは聞いておりません。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  分かりました。この件については了解をしたところでございますが、そこで、この伊佐市内企業がこのような形で無償貸付等の申出があった場合、市長としてどのような思いというのを考えて今後対応されますか。お聞きします。 ◯市長(橋本 欣也君)  企業誘致は、伊佐市にとって雇用の安定と雇用の確保については、非常に重要なことだと思っております。それで、企業誘致の方々とのいろんな意見交換をする中で、当然、今回のような私どもが貸している建物に多額の修繕費用がかかる場合については、それは一定の考慮をするということは必要だと思っております。伊佐市で企業活動がやりやすいということに関して、私どもはしっかりと話をさせていただきながら、企業も喜んで伊佐市で活動ができる。そして、伊佐市としても、雇用の安定としてメリットがあるということに対して積極的に取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯9番(森田 幸一議員)  ありがとうございます。ぜひこの地場企業の育成のために、どうかひとつ御支援くださるようにお願いしたいと思います。  終わります。 ◯議長(森山 良和議員)  以上で、9番 森田 幸一議員質疑を終わります。  ここでしばらく休憩します。                △休  憩△(10時29分)                △再  開△(10時30分) ◯議長(森山 良和議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、13番 畑中 香子議員質疑を許可します。  畑中 香子議員。 ◯13番(畑中 香子議員)  「議案第84号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、お尋ねをしたいと思います。  まず、地方税法改正に係る条例改正ということですので、地方税法改正の内容についてお尋ねしたいと思います。改正日、施行日も併せて内容についてお知らせください。 ◯市長(橋本 欣也君)   登  壇  今回、令和2年3月31日公布、施行日、令和3年1月1日の地方税法の改正は、市中金利の実勢を踏まえ、租税特別措置法に関し、国税における利子税等の割合の見直しが行われたことに伴い、実施されるものであります。  地方税法改正につきましては、延滞金及び還付加算金の割合等や条文中の特別基準割合の用語自体も見直しが行われています。  主な改正点につきましては、徴収の猶予等の適用を受けた場合の延滞金について、その算出に用いる特例基準割合の率が0.5%引き下げられ、「特例基準割合」を「猶予特例基準割合」と用語が変更されています。  また、還付加算金についても同様に0.5%引き下げられ、還付加算金特例基準割合と変更されています。  このように、統一的に定義されてきた特例基準割合を目的に応じてその割合を決定し、また、用語自体もそれぞれに適用するように整理されています。  なお、延滞金特例基準割合及び還付加算金特例基準割合が年0.1%未満であるときは、年0.1%とすることとされました。 ◯13番(畑中 香子議員)  今回の改正は、地方税法改正では納税の猶予などの改正が行われるということです。延滞税の税率については改正がなされなかったと。用語の文言の整理だということなんですけれども、今回の提案されている条例改正の内容なんですが、当該特例基準割合が延滞金特例基準割合と改正をされることによりまして、地方税、税外収入の特例に係る要件は変更があるのでしょうか。係る変更が何かあるのかどうか、そこをお尋ねしたいと思います。 ◯税務課長(岡 信吾君)  それでは、御説明いたします。まず、議案第84号に関しましては、議案書の4ページに記載されております第1条に、今、御発言がありました伊佐市税外収入に係る督促手数料及び延滞金徴収条例の一部の改正、それから、第2条に、伊佐市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例の一部改正、第3条に、伊佐市後期高齢者医療に関する条例の一部改正、第4条、伊佐市介護保険条例の一部改正、第5条に、伊佐市道路占用料等徴収条例の全てにおいて、地方税法の延滞金の割合に関する改正を行うものですので、一括して税務課のほうで御説明いたします。  今回の市の条例改正につきましては、地方税法の改正点を踏まえ、延滞金に関する改正を行っております。延滞金に関しまして、先ほど市長からもありましたように、猶予等の適用を受けた場合には、その割合が引下げられるというふうに御説明をしたところでございますが、猶予の適用を受けない場合、すなわち通常の延滞金につきましては、地方税法においても、その割合の見直しは行われておりませんので、市の条例に関しましても延滞金の割合自体の見直しは発生せず、特例基準割合を延滞金特例基準割合に変更するなどの規定の整理を行ったところであります。  以上です。 ◯13番(畑中 香子議員)  地方税法改正で文言が改正になったというところで、条例上もその文言が改正になるということの提案だということで御説明ですので、そのように了解したいと思います。議案第84号については以上でございます。  次に、「議案第86号 財産の無償付けについて」、お尋ねをしていきたいと思います。  森田議員のほうで企業誘致年月日等、また、私の質疑の通告にあります一番の土地及び建物貸付料は年120万ということで、もうお伺い済みでございます。森田議員建物昭和45年に建築されて、貸付年月日等をお尋ねをされて、大口市議会のほうで議決を行って、120万の減額も行って、契約を行ってというところでお伺いしていますので、企業が誘致をされた経緯というところも了解をしたというふうに思っております。  ただ、この2番の建物がそもそも昭和45年に建築された目的、どういう建築物だったのかと、どういう建物なのかそもそもはというところを一回お尋ねしてみたいと思います。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、先ほど御質問のありましたことについて説明いたします。建物につきましては、過疎対策といたしまして鹿児島県のあっせんで誘致いたしました九州サンエス電機株式会社、こちらのほうが工場として昭和45年に新築をしております。先ほど、昭和53年8月に菅公アパレルの前の会社、尾崎商事と申しますけども、そちら誘致したんですけれども、その際に経営縮小を行われた九州サンエス電機株式会社から、土地建物を大口市のほうが大口市過疎対策事業の一環として取得いたしまして、誘致した尾崎商事に貸し付けたものとなっております。  以上です。 ◯13番(畑中 香子議員)  当初の建物の目的については、違う工場であったということでお伺いをいたしました。森田議員のほうでいろいろお伺いされていて、度重なる施設改修の状況について私も通告を出しておりまして、平成19年、20年、22年、27年、令和2年で1,600万円以上の施設改修が行われているという状況をお伺いをいたしました。5番目の市有財産の全般的な貸付け状況について、他の貸付けに影響はないのかというところと、6番の普通財産無償貸付や譲渡する場合の基準についてお伺いをしてみたいと思います。  市長、先ほど見解をおっしゃって、誘致をされた企業が貸し付けている建物等の改修が多額になる場合、度重なっている場合などを考慮されるということで見解をおっしゃられたわけですけれども、今後もほかの貸付けを行っている企業等があるわけですので、この御時世で本当に厳しい状況があれば、そういうことも起こってくるのかもしれないんですが、単に改修が度重なるとか経営が厳しいというような単純なことでは、条例上、無償貸し付け、譲渡、条例で決まっていますので、伊佐市財産の交換譲与、無償貸付に関する条例がございまして、これの規定に沿わなければ、簡単には無償譲渡、無償付け等もできないわけですが、今回の件につきまして、この伊佐市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の第4条、普通財産無償付け又は減額貸付の規定のどの……、1項、2項、3項のどこに該当をすると考えられるのか。3項ではないかと、見たときにこれしかないのではないかと思うんですが、未曽有の経済危機により、企業の存続、あるいは雇用の確保が著しく困難と認めるときというふうに規定がございます。これの規定に照らして、この未曽有の経済危機である状況、それから企業の存続が危うい状況、それから雇用の確保が著しく困難と認めたことに照らして御説明をお願いしたいと思います。 ◯市長(橋本 欣也君)  細かい内容については担当課長のほうで説明をさせますが、基本的な考え方について、私の考えを述べさせていただきたいと思います。  先ほど財政課長のほうから説明がありましたとおり、1,600万を超える今回、改修費用がずっと度重なっておりまして、これは通常私どもがお貸しして家賃をいただいて、使用料をいただいているものに対して、企業がそれに対して改修費用を負担をしているということは企業に相当な負担を強いてるわけでございます。そういった意味では、私どもが今まで、本来ならば負担すべきところを企業が負担しているということを考えれば、当然このようなことに対して経営の圧迫をしているということを私ども想像できますので、今回の状況を考えたときに、これに対して無償付けをするというのは妥当なものだろうというふうな判断をして、今回お願いをしているところでございます。  ただし、ほかの企業につきましては、このような負担を強いてるという状況がなければ、また、それはそれで、このような無償付けということにはならないと思いますし、そのときに応じた状況をしっかりと判断をしていきたいというふうに思っております。  詳細につきましては、担当課長のほうから説明をさせます。 ◯財政課長冨満 庸彦君)  それでは、市長の答弁に補足して説明いたします。伊佐市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例、こちらのほうで条例で決められた案件につきましては、議会議決を経ずに貸付けができるものでございます。そのため、今回そちらのほうで規定しているものと合致しない民間企業への貸付けですので、このように議会の議決をお願いしようとして提案したところでございます。要は条例に規定されているものは、議会を通さず無償で貸し付けられるもの、これは地方自治法で定められております。それの定めに該当しないと判断しましたものですから、今回の議会にお願いをしたところでございます。  以上です。 ◯13番(畑中 香子議員)  市長及び財政課長の答弁で特例であると、特別な状況であるということを勘案されたということですので、このような、5番目に一旦提出をしたんですけれども、全般的な貸付け状況について先ほど市長もちょっと触れられたんですが、ほかにもこういった状況が出てくればというようなお答えがあったんですが、現状でこのような状況が見込まれる状況というか、全般的な状況ですね、今の時点では議会に出されたわけですから、これ以外にはこのような状況は上がっていないということで受け止めたいと思います。あくまでも、その1,600万円以上も企業のほうが負担をされている状況というのが特別な案件だということで出されたということで了解をしたいと思います。  以上です。 ◯議長(森山 良和議員)  以上で、13番 畑中 香子議員質疑を終わります。 ◯議長(森山 良和議員)  次に、議案委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「議案第79号」及び「議案第84号」の議案2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました「議案第79号」及び「議案第84号」の議案2件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(森山 良和議員)  これから「議案第79号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(森山 良和議員)  これから採決します。  「議案第79号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第79号」は原案のとおり可決されました。
    ◯議長(森山 良和議員)  これから、「議案第84号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(森山 良和議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。  「議案第84号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(森山 良和議員)  起立多数です。  したがって、「議案第84号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(森山 良和議員)  ただいま議題となっております「議案第80号」から「議案第83号」及び「議案第85号」から「議案第87号」までの以上議案7件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託区分表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託します。 ◯議長(森山 良和議員)  日程第10「選挙管理委員及び補充員の選挙」を行います。  お諮りします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選としたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選にて行うことに決定しました。 ◯議長(森山 良和議員)  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、議長が指名することに決定しました。 ◯議長(森山 良和議員)  選挙管理委員には、菱刈市山、馬場 嘉彌さん、菱刈南浦、扇園 義人さん、大口里、宮ノ原 戍さん、大口曽木、土瀬戸 修さん、以上の方々を指名します。 ◯議長(森山 良和議員)  お諮りします。  ただいま議長が指名しました方々を選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました馬場 嘉彌さん、扇園 義人さん、宮ノ原 戍さん、土瀬戸 修さん、以上の方々が選挙管理委員に当選されました。 ◯議長(森山 良和議員)  次に、補充員には、次の方々を指名します。  第1位 仮屋 基夫さん、第2位 前田 千弘さん、第3位 長野 政光さん、第4位 川畑 晴美さん、以上の方々を指名します。 ◯議長(森山 良和議員)  お諮りします。  ただいま議長が指名しました方々を補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(森山 良和議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました第1位 仮屋 基夫さん、第2位 前田 千弘さん、第3位 長野 政光さん、第4位 川畑 晴美さん、以上の方々が補充員に当選されました。 ◯議長(森山 良和議員)  以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。                △散  会△(10時51分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....