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  1. 伊佐市議会 2020-11-24
    令和2年第3回臨時会(第1日目) 本文 2020年11月24日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2020年11月24日:令和2年第3回臨時会(第1日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  会△(10時02分) ◯議長緒方 重則議員)  ただいまから令和2年第3回伊佐市議会臨時会を開会します。                △開  議△(10時02分) ◯議長緒方 重則議員)  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  この会期中の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、17番 植松 尚志郎議員、1番 谷山 大介議員を指名します。 ◯議長緒方 重則議員)  日程第2「会期決定」を議題とします。  お諮りします。  本臨時会会期は、本日1日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日1日間とすることに決定しました。 ◯議長緒方 重則議員)  日程第3「議案第70号 令和2年度伊佐一般会計補正予算(第8号)」から日程第11「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」まで、以上議案9件を議題とします。  市長提案理由説明を求めます。
     市長 隈元 新君。 ◯市長隈元 新君)   登  壇  おはようございます。  令和2年第3回伊佐市議会臨時会の開会に当たり、「議案第70号」から「議案第78号」までについて説明申し上げます。  まず、「議案第70号 令和2年度伊佐一般会計補正予算(第8号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、国家公務員給与改定に準じ、市議会議員特別職職員及び一般職職員期末手当に要する経費について減額措置を講じ、教育費につきましては、新型コロナウイルス感染防止対策として、小学1年生から小学3年生までの児童へ、1人1台タブレット等の整備に要する経費について、新たに措置しております。  これらの財源につきましては、繰入金をもって充当しております。  この結果、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ3,656万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ221億7,623万2,000円とするものであります。  次に、「議案第71号 令和2年度伊佐国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第72号 令和2年度伊佐介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第73号 令和2年度伊佐後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第74号 令和2年度伊佐農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第75号 令和2年度伊佐水道事業会計補正予算(第2号)」について説明申し上げます。  これらの会計につきましても国家公務員給与改定に準じ、一般職職員期末手当に要する経費について、減額措置を講じております。  次に、「議案第76号 伊佐市議会議員議員報酬費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」「議案第77号 伊佐特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」説明申し上げます。  本件につきましては、国家公務員給与改定に準じ、市議会議員特別職職員及び一般職職員期末手当に関し、所要の改正を行うものであります。  以上、議案9件についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長緒方 重則議員)  ただいま市長提案理由説明が終わりました。  ここで、議案内容を精査し、質疑発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(10時07分)                △再  開△(10時25分) ◯議長緒方 重則議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長緒方 重則議員)  これから質疑を行います。  発言通告に基づき、1番 谷山 大介議員質疑を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」質疑いたします。  まずは、ふだんは12月議会最終日即決議案として出てくる議案が、なぜこのように早く提出されたのかをお伺いします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  今回の議案について、公務員期末手当についての減額でございました。御存じのとおり期末手当基準日というのが12月1日と決まっておりますので、その基準日までに議案を通過させないと、以前の支給率支給してしまうということになりますので、それをしないために、11月月末になりましたけれども、今回の臨時会の開催となりました。  以上です。 ◯1番(谷山 大介議員)  ということはとなるんですが、12月議会に提出できるということですので、今後は初日に提出していただき、委員会付託などしていただくようにお願いいたします。  今回の条例改正根拠をお伺いいたします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  まず、1番目の条例改正根拠というものと、それから2番目の国家公務員給与改定に準じなければいけない根拠というものが、大体似たようなものですので、ここを一緒説明させていただきます。  まず、公務員労働基本権というものが、普通、労働基本権というのは、団結権団体交渉権それから争議権、この三つがあるんですが、公務員については、争議権というものは、してはならないと決められております。争議権がないという代償措置に、公務員給与はどのくらいあればいいのかという機関がこの人事院でありまして、労働基本権の制限の代償措置として、この人事院勧告はあります。ですから、人事院勧告をされますと、国家公務員給与は、その勧告に基づいて行いなさいよということであります。  地方公務員についても、もちろん、この争議権というのはありません。ですけれども、この小さな町とかそういうのに、人事委員会というのは持っておりません。伊佐市にも人事委員会はありません。これが中核市とか県とかになりますと、その都道府県の人事委員会を持ったりしておりますけれども、それらの人事委員会決定をするに当たっても、国家公務員人事院勧告にある程度準じというか参酌をしながら決めなさいということで、国からも通知が来ております。  今回の議案提出に当たっても、国からも、国の基準を上回ることなく、十分参考にして決めなさいよということです。率についても同じ、国家公務員に準じた形で提出をしたというところでございます。それが根拠という形になります。 ◯1番(谷山 大介議員)  国家公務員給与改定に準じての改正ということで、通知が来ているということだったんですが、国家公務員給与に準じなければならないという法律だったり、伊佐市にある条例だったりというもので、そういうものがあればお伺いいたします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  それについての明確な法令とか法律とか条例とかというのはございません。 ◯1番(谷山 大介議員)  国家公務員給与改定を行っても、地方団体、つまり伊佐市は自治権があって、市長の裁量で自由に行うべきでありまして、国家公務員給与改定に準じる必要ないということは理解いたしました。では、伊佐市ができて12年、国家公務員給与改定に準じて給与改定を行った年、また行わなかった年は、何年あるのかお伺いいたします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  ほぼ国家公務員給与改定に準じて行っておりまして、まず、月例給とそれから特別給期末手当部分ボーナスの関係がありますので、それぞれ違いまして、ちょうど昨年までで9回ずつやっております。9回ということになります。 ◯1番(谷山 大介議員)  9回行ったことというのは、12年間ありましたうちの9回ということですので、準じなかった年があるということで、今回の提案理由法的根拠などは一切なく、過去の事実に基づいても、理由になっていないということが明らかになりましたので、次の質問に移ります。  「議案第70号 令和2年度伊佐一般会計補正予算(第8号)」についてお伺いいたします。  款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、節3職員手当等52万2,000円の減額についてお伺いいたします。内容は大きく分けて二つ、特別職期末手当職員期末手当ですが、それぞれの増減額をお伺いいたします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  先ほどの御質問の中で、2回ほど準じなかったということをおっしゃいましたけれども、その2回というのは、給与改定そのものが、勧告がなかったということであります。そこは御理解をいただきたいと思います。  それから、今、予算書の10ページの総務費一般管理費職員手当等の52万2,000円の減額ということで、詳細についてお答え願いたいということですけれども、ここに、人数分を入れてありませんので、19ページの給与費明細をお開きいただきたいと思います。こちらのほうが説明しやすいので。  19ページの補正予算給与費明細書という中で、長等の比較──これは三役の部分です。これは48万7,000円増額ということになっています。給与改定では、減額になっているはずなのに何で増額かなという疑問もお持ちかもしれませんけれども、現在の首長については、12月1日基準日前に退職をされますので、支給率──期間率といいますけど、これが0.8になります。0.8で少なくなるんですが、新しく市長になられる方が12月1日基準日在職をされますので、新人の方であれば期間率が0.3月、議会の元議員であった方が新市長になられますと、今度は期間率は0.6になります。この0.6のほうを予算では組んでおりまして、ここの部分増額になったということであります。  特別職教育長については、やはり0.05の減額ということですので、ここの部分減額となります。  それから、次の20ページをお開きいただきますと、給与費明細の20ページ、ちょうど中段ほどのア会計年度任用職員以外の職員のところです。  これは職員数一般会計で239人、今回の給与改定期末手当が0.05下がった分が429万1,000円。もちろん期末手当が下がりますと、年金そういうもの等の予算が下がってまいりますので、ここの共済費部分が87万6,000円下がって、一般職については516万7,000円減額とになります。  すみません、費目ごとの人数をずっと押さえてなかったものですから、一番最後のほうの給与費明細のほうで説明をさせていただきました。 ◯1番(谷山 大介議員)  ちょっと質問を。1個戻るんですが、人事院勧告に準じてして、人事院勧告すらなかったということだったんですけど、この人事院勧告で、例えば過去12年間のうちに、給料15%上げなさいよとか、10%上げなさいよということはあったと、今回5%下げなさいよだったんですけど。そういうことがあったと思うんですが、そのときに、例えば15%上げなさいよとなっているのに、伊佐市では10%しか上げなかったということはなかったでしょうか。準じてないということがないでしょうか。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  人事院勧告については、伊佐市では、人事院勧告どおり、今までどおり、ずっとそれを準じた形でしております。ただ、人事院勧告ではありませんけれども、これは、旧大口市時代でしたか──給与費の5%を独自でカットしたというのはありました。そういう形の中ではあります。 ◯1番(谷山 大介議員)  例えば、前回、期末手当が5%上げになっていますが、たしか人事院勧告では、勤勉手当のほうが5%値上げになっていたと、私は記憶しているんですが。職員のほうはそうかもしれないですが、勤勉手当が5%上がっていたはずなんですが、例えば議員だったり、特別職だったりというのは、期末手当が5%増額になっていると思うんですが、そういうことはなかったでしょうか。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  私の、今、手持ちの資料の中で、特別給という形で期末、勤勉と合わせた形の中での比較表しか持ってないものですから、恐らく、0.05昨年上がったというのが、私は期末だとは思っているんですけれども。そこをまた調べさせて答えたいと思います。 ◯1番(谷山 大介議員)  ではちょっと戻ります。すみません、僕の認識と違ったんですが、3か月未満在職職員──職員か分からないんですけど、特別職だったり議員だったりというのは、僕は30%と定められていると記憶しています。だから、30%、60%、80%という段階を踏んでたと思うんですが、3か月未満在職でも60%の期末手当支給というのはあるんでしょうか。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  12月1日の基準日前1か月以内に退職された方にも、期末手当支給をされます。ですけれども、その期間率というのが、丸々6か月ないものですから、それについては0.8という割合です。それから3か月以上の場合が、たしか0.6、それ以下は0.3と理解をしております。 ◯1番(谷山 大介議員)  ということは、今回新しく、議員さんだったりとか市長だったり、三役の入れ替わりがあった場合は、新しく在職された特別職だったり議員さんというのは、30%──先ほど60%とお答えになったんですけど、30%の期末手当が支払われるという確認でよろしいでしょうか。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  先ほどは、長の給与の関係で、特別職ではなくて三役のところでしたので、今度、市長選に立候補された方が、10月に退職をされましたよね。ですから、結局、期間率というのは、もしその方が──非常に言いにくいんですけれども──市長に当選をされますと、期間としては6月1日から10月までの期間が加わるわけですので、それを足すと0.6、丸々新しい方が議員になりますと0.3と理解をしていただきたいと思います。ただ、予算的には、当局としては、最大の部分予算措置をしないといけませんので、0.6分を計算して、今回の補正に上げております。 ◯1番(谷山 大介議員)  そうなってくると今回の条例特別職に関するところで質問を絞りたいんですが、特別職じゃない期間特別職ではなくて職員だったということなんですけども、その職員在籍率日数も、特別職のそこに含まれるという認識なんですかね。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  ちょっと整理をさせていただきますと、今回の市長選に出られた方が、もし、10月の何日でしたか──議員辞職をされました。その方が、当選をされますと、期間率というのが、12月1日に当然在職があるわけですから、前6か月の期間を見ますと、まず、3か月以上となりますので、0.6が適応されます。ですから、特別職部分ですね。職員は、12月1日前1か月に在職をしておけば、0.8来ますけれども、例えば10月中に退職をされますと、ボーナス支給というのはありません。 ◯1番(谷山 大介議員)  ですので、伺っているのは、特別職に今回新しくなられる方がいらっしゃると。その人は以前職員であったと。特別職になった今回の給与改定があったと。特別職は3か月未満のはずなんです。特別職になられたのは3か月未満なはずなんです。それ以前に職員をされていた、その職員だった期間を、特別職のそこに入れて計算されるんですかという質問をしています。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  新たに今回、市長になられる方の期末手当については、0.3ということになります。別な方が、その前議員であった方が首長になられると、0.6ということになります。 ◯1番(谷山 大介議員)  そこも同じなんです。結局、議員特別職と僕は別だと思っているんですよ。議員だった方が当選して特別職になったとして、特別職任期期間に、議員だった頃の任期期間を入れていいのかという質問は全く一緒なんですけど。していいんでしょうか。 ◯議長緒方 重則議員)  これはあくまで、総括質疑ですので、質問の領域に入っている認識を、まずしていただきたいんですが。まず、この根拠について、今、執行部からその根拠を示されたわけですので。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  予算組みをする段階では、特別職在職期間があるということで、そこの期間を見て、今回、予算措置をしております。 ◯1番(谷山 大介議員)  次の質問に移ります。それでは、款10教育費、項1総務管理費、目2事務局費、節3職員手当等35万8,000円の減額についてお伺いいたします。  先ほどのところで、三役の期末手当減額になっているという認識なんですが、こちらにも特別職期末手当が3万3,000円減額というのがあるんですが、これは一体何なのか、説明をお願いいたします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  これについては、今回の条例で出しております、期末手当の0.05か月分の減額分でございます。特別職減額分が3万3,000円、職員分が32万5,000円、ここの教育委員会事務局費に、何人いるかはそれ先ほど言いましたが、今、分かりませんけれども、教育委員会事務局費の中では、減額がこれだけということになります。 ◯1番(谷山 大介議員)  教育長かなという認識なんですが、すみません、先ほどこちらじゃ説明しにくいので、全体のところが載っているところで計算したら、先ほど期末手当とこちらの期末手当を足したものが、長等三役のところの合計でしたので、期末手当というのが2種類支払われているということなんでしょうか。2か所から出ているというのは、なぜなのかお伺いします。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  2か所から出ているわけではございません。この長等の給与費明細の中で、人数3となっておりますけれども、それぞれ、実際は12月1日の基準日には3人しかいませんよということで3と挙げてあります。支給者については、実質は4という形になりますね。そういうことで、御理解いただきたいと思います。ですから、教育長と副市長と、市長が新旧2人となりますので、この部分は若干増えていると理解をしていただきたいと思います。 ◯1番(谷山 大介議員)  ですので、特別職期末手当が、総務費から出ているのと、教育費から出ているのはなぜかというところをお伺いしたいんですが。 ◯総務課長宇都宮 安照君)
     教育長教育委員会事務局費から出ておりますので、ここの部分が記載をしてあるところです。 ◯1番(谷山 大介議員)  すみません。じゃあ確認なんですけども、総務費は、現市長、新市長、副市長の3人で、こちらの教育費のほうからは、教育長期末手当が支払われているという認識でよろしいでしょうか。 ◯総務課長宇都宮 安照君)  はい、そのとおりでございます。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員質疑を終わります。  次に、3番 岩元 努議員質疑を許可します。  岩元 努議員。 ◯3番(岩元 努議員)  今朝出した質疑に対して、手間を取らせて申し訳ございませんでした。  発言通告に基づいて発言をしたいと思います。「議案第76号 伊佐市議会議員議員報酬費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」(1)第1条、第2条の条例改正の経緯について、それぞれ説明を求めます。 ◯議会事務局長(左近充 円君)  説明を申し上げます。国の特別職職員給与に関する法律の一部を改正する法律に準じまして、議会の報酬を100分の170を100分の165に改める──これは、6月のボーナスは既に配付しておりますので、12月分で0.05のマイナスになるということでございます。そして第2条のほうが、この170を165に改めましたので、165を適用すると、年間で0.1マイナスになってしまいますので、それを2分割しまして、100分の5を2.5ずつに分けまして165にそれぞれ付加しまして167.5にして、6月、12月、それぞれ支給すると改めたものでございます。 ◯3番(岩元 努議員)  今までは、12月では増額が結構出てたと思うんですけども、今回、減額になった理由というのをお聞きしてよろしいでしょうか。 ◯議会事務局長(左近充 円君)  あくまで、国の法律に準じてでございますので、国の法律がなぜ0.05下がったかということになると思います。これを私のほうで答弁するのもいかがなものかと思われますけれども、コロナ関連の経済の減速というのが主なところではないかと推測されます。 ◯3番(岩元 努議員)  はい、理解いたしました。この減額についても、東北の震災があって以来の10年ぶりの減額となっていると思うんですけども、背景としては、やはり新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きいんじゃないかということであるかと思います。分かりました。  以上で質疑を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、3番 岩元 努議員質疑を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  次に、議案委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「議案第70号」から「議案第78号」まで、以上議案9件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題となっております「議案第70号」から「議案第78号」まで、以上議案9件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから、「議案第76号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  それでは、「議案第76号」について、賛成討論が出ておりますので、1番 谷山 大介議員の賛成討論を許可いたします。(「反対討論のときに賛成討論を認めてください。そんなのがありますか。」と呼ぶ者あり)(「賛成の理由を聞きたいです。賛成の理由も聞かないといけません。」と呼ぶ者あり)  ただいま討論はありませんかということでお伺いいたしました。討論なしということが出ましたので、反対討論はなしということの判断から、賛成討論が出ておりますので、賛成討論の許可をいたしました。よろしいでしょうか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  1番 谷山 大介議員の賛成討論を許可いたします。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第76号 伊佐市議会議員議員報酬費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」賛成の立場で討論に参加いたします。  議員報酬につきましては、ネットなどでも公開されています。ちなみに議長38万6,000円、副議長28万3,000円、各委員長27万1,000円です。私は26万6,000円いただいています。そこから、私の場合、所得税7,210円及び住民税1万8,900円、また国民年金1万6,410円並びに国民健康保険税が1期当たり4万5,900円を支払った残りが、手取りと俗に言われている金額ですが、17万7,670円となります。  この給料で生活をして、政治を行うに当たって起こる事務や活動、俗に言う政務活動を行わなければなりません。市議会議長会が発表している「市議会議員議員報酬について」によると、「議員報酬を、市長のおおむね2分の1に該当する課長級を最低基準とすることが妥当であると考える」と結論づけています。市長給与の2分の1が39万7,000円、課長職の平均6級46号が39万7,500円であることを鑑みると、我々議員が政治活動を行うことがどれだけ困難なことであるか分かると思います。  2年前の議長選では、条例改正を行ってでも、議員給与を上げると公約に掲げ断言されました。しかし、その後1回も、伊佐特別職報酬等審議会に諮問されたことはありません。我々議員期末手当は、法律支給することができるものと規定されています。伊佐市の条例では、増減や減額に関する条例がないため、市長提案がなければ増額減額はできません。期末手当は、現行では、期末手当基礎額に100分の170を乗じて得た額となります。この期末手当基礎額とは議員報酬ですから、この議員報酬が適切であるのかを考えます。  金額が適正かどうかは伊佐特別職報酬等審議会に諮問していただき、市民の考えを問うべきだと思います。しかし、この4年間、私は、議員期末手当は高過ぎる、下げるべきだと討論してきました。今までの値上げに賛成してきた皆様が反対討論するかもしれないと思い、賛成討論を作りました。  このことから、議員期末手当減額を求める本議案に賛成し、討論といたします。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の賛成討論を終わります。  反対討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第76号 伊佐市議会議員議員報酬費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第76号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第77号」について討論を行います。  この議案についても、賛成討論が出ておりますが、反対討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  それでは、議案に賛成の1番 谷山 大介議員の賛成討論を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第77号 伊佐特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」賛成の立場で討論に参加いたします。  市長は、議員と異なり1期4年務めるたびに、およそ1,500万円の退職金が支払われます。また、選挙で市内全域を回り聞こえてきた訴えは、コロナ禍で大変苦しいという声でした。仕事が減らされて生活ができない、支払いができない、中には商売を辞めたという方や、息子の決まっていた就職が取消しになっていまだに就職できないなど、市民生活は想像をはるかに超える厳しいものでした。そういった市民感情に寄り添うと、今回の期末手当減額は、市民から受け入れられるものだと考えます。  このことから、三役の期末手当減額を求める本議案に賛成し、討論といたします。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の賛成討論を終わります。  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第77号 伊佐特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第77号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第78号」について討論を行います。  まず、原案に反対の1番 谷山 大介議員の反対討論を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」反対の立場で討論に参加いたします。  先ほど総括質疑でも分かったとおり、これまで人事院勧告に準じて、忠実に手当の増減を行っていない上に、減額になる法的根拠はありません。つまり、市長が提案した減額になる理由には、既に道理はありません。また、市役所の職員伊佐市の模範となるところです。職員期末手当減額されると、伊佐市内の企業が倣って、期末手当減額を行う可能性があります。それにより、伊佐市にある個人事業主や接待業など、様々な会社への個人消費の落ち込みが懸念されます。コロナ禍で苦しい中、そのようなことは絶対あってはならないと考えています。  以上のことから、本議案に反対し、討論といたします。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の反対討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  10番 前田議員に申し上げます。反対討論ですか。賛成討論ですか。
    ◯10番(前田 和文議員)  賛成討論です。 ◯議長緒方 重則議員)  10番 前田 和文議員の賛成討論を許可いたします。  前田 和文議員。 ◯10番(前田 和文議員)  ただいまの議案第78号、職員給与に関する条例の一部改正ですが、今までも人事院勧告に従って、粛々と、一般職特別職給与の増減等を執行されております。それを鑑みますと、今回の人事院勧告に沿った通達といいますか、改正は、職員の皆様も理解していただけるし、我々特別職、また長の特別職等も、コロナ禍の経済状況を鑑み、賛成できるものだと、私は理解しております。  以上です。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、10番 前田 和文議員の賛成討論を終わります。  ほかに討論ありませんか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  畑中議員に申し上げます。反対討論ですか。賛成討論ですか。 ◯11番(畑中 香子議員)  反対討論です。 ◯議長緒方 重則議員)  11番 畑中 香子議員の反対討論を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)  反対討論としたいと思います。  まず、谷山議員が討論の中でも触れられたように、人事院勧告は、あくまでも国家公務員給与の関係の──平たく言えば、労働組合の代わりをする機能を持つものでして、人事院勧告国家公務員給与改定に加えたことが、地方公務員とか議員とか、参酌をしなさいということですので、必ずしも準じなければならないという規定はないということでした。そこが理由ということと、先ほど谷山議員が言われたように、コロナ禍で大変になっている市民のことを考えて、職員給与が参考になって市中の一般企業の給与にも関係していくこともありますので、その2点について、やはり私も職員給与の引下げというところは反対ということで、表明をしたいと思います。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、11番 畑中 香子議員の反対討論を終わります。  ほかに御発言はありませんか。討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  この採決は起立により行います。  「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第78号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第70号」について討論を行います。  まず、原案に反対の1番 谷山 大介議員の反対討論を許可いたします。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第70号 令和元年度伊佐一般会計補正予算(第8号)」について、反対の立場で討論に参加いたします。  反対の理由といたしましては、先ほど反対した「議案第78号 伊佐職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」の予算が含まれていることが主な理由です。よって、「議案第71号 令和2年度伊佐国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第72号 令和2年度伊佐介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第73号 令和2年度伊佐後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第74号 令和2年度伊佐農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第75号 令和2年度伊佐水道事業会計補正予算(第2号)」も同じ立場です。  予算の反対討論なので、もう少し掘り下げて討論いたします。  今回の期末手当減額によって生まれた財源は、7,942万3,000円です。そこから、備品購入費4,186万1,000円を差し引いた3,656万2,000円です。この財源は、財政調整基金に積立てを行っています。また、減額の理由は人事院勧告に準じたと説明がありました。人事院勧告はなぜ減額を行ったのか。人事院は、コロナ禍にあるため迷惑をかけないように、企業に依頼をかけ調査を行った結果、一般企業との期末手当に差異があるからということです。なぜ差異があるのかと。一般企業の期末手当減額になったからです。なぜ一般企業の期末手当減額になったのか。これはコロナ禍だからですね。経営が苦しいからです。これは伊佐市でも同じことが起こっています。  皆さんの生活を守るため、社会を守るために、弱者に対して、伊佐市ができることは貯金でしょうか。私は違うと思います。生まれた財源を還元することがいいのではないのかなと考えております。人口2万5,200人、3,656万円を割ると約1,500円です。商品券などにして、全ての市民に配布すればいいのではないかと、私は考えております。  今回の予算ではありませんが、プレミアム商品券は大変不評です。購入するお金がないとの声が多くの方から上がってきました。執行率などを考えると、購入しないといけない商品券ではなく、全ての市民に配布するべきだと考えています。  少し話はそれましたが、自治権を行使し、市民に寄り添った行政、そして市民目線の議会であることを展望し、本議案に対する反対討論といたします。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の反対討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第70号 令和2年度伊佐一般会計補正予算(第8号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第70号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第71号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第71号 令和2年度伊佐国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第71号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第72号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第72号 令和2年度伊佐介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第72号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第73号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員
     これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第73号 令和2年度伊佐後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第73号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第74号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第74号 令和2年度伊佐農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第74号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  これから「議案第75号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第75号 令和2年度伊佐水道事業会計補正予算(第2号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第75号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長緒方 重則議員)  以上で、今期臨時会は全ての議事日程を終了しましたので、令和2年第3回伊佐市議会臨時会を閉会します。                △閉  会△(11時13分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....