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  1. 伊佐市議会 2020-09-24
    令和2年第3回定例会(第5日目) 本文 2020年09月24日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2020年09月24日:令和2年第3回定例会(第5日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(10時03分) ◯議長(緒方 重則議員)  これから本日の会議を開きます。  本日の日程は、配付しております議事日程のとおりです。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第1「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」から、日程第14「陳情第5号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める陳情書」まで、以上議案12件及び請願1件並びに陳情1件を議題とします。  この議案12件及び請願1件並びに陳情1件は、各常任委員会に付託してありましたので、各委員長の審査報告を求めます。  まず、総務産業委員長の報告を求めます。  森田幸一委員長。 ◯8番(森田 幸一議員)  それでは、総務産業委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は、「議案第53号」、「議案第54号」、「議案第56号」、「議案第57号」、「議案第58号」、「議案第59号」、「議案第60号」の7件でございます。去る9月11日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果を御報告いたします。  まず、「議案第53号 令和2年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号」を御報告いたします。  質疑に入りましたが、質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第53号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第57号 伊佐市ひしかり交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を御報告いたします。  質疑に入りましたが、質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第57号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第58号 伊佐市菱刈パークゴルフ場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を御報告いたします。  主な質疑として、「料金改定についてはコース会員だけの使用料のことか」と質され、「コース会員の年会費だけの改定ということである。また、5年間かけて年間500円ずつ上げていくとのことだが最初から7,000円ではいけないのか」と質され、「今回の使用料の見直しについては方針が定められており、急激な負担増をしないということで1.2倍を超えないというルールがある。それを加味すると4,500円で一気に上げると5,400円になる。5年間で順次上げていって、7,000円としたほうが使用する方にとってはよい。平均的には週に1回利用した場合に年間50回程度になるので1万円か少し超えるぐらいになるが、それでもかなり高くなるので1万円ぐらいを基本額として3割引きぐらいにすると7,000円になる。それに向かって年間500円ずつ上げていくということで検討したところである」との説明でした。  質疑を終わり、討議、討論はなく、採決の結果、「議案第58号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第59号 伊佐市公の施設に係る使用料等の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を御報告いたします。
     特に報告すべき質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第59号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第56号 伊佐市議会議員又は伊佐市長の選挙における選挙運動用自動車の使用並びに選挙運動用ビラ及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を御報告いたします。  主な質疑として、「12円が7円51銭になる理由は」と質され、「平成28年度に施行令の改正があったがそのことに伴い、現行単価を今回改正するものである。」また、「7円51銭は公費で賄うということか。配布する基準は」と質され、「単価7円51銭掛ける4,000枚は3万40円であるが、この範囲内であれば公費負担ということになる。例えば単価が10円かかると、4,000枚印刷すれば4万円であるが、その超えた部分は自己負担ということになる。配付できる範囲は新聞折り込み、立会演説会をした場合は立会演説会場、街頭演説をした場合は街頭演説会場で頒布することができる」との説明でした。  質疑を終わり、討議、討論はなく、採決の結果、議案第56号は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第60号 令和元年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」を御報告いたします。  質疑に入りましたが質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第60号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第54号 令和2年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」を御報告いたします。  主な質疑として、「建設改良費の3,550万円は、配水管の布設替えか」と質され、「この内訳は県道出水菱刈線配水管布設替工事で、場所は高津原の北薩病院に行く道路で、鹿児島ハイテク伊佐工場の手前からその先のため池の手前までになる。もう一つは今年の7月に豪雨で被災した石井地区の市道尾之上石井線配水管布設替工事になる」。また、「収入で50万円、出水菱刈線消火栓設置の負担金が入ってくるが、これもやはり高津原のところなのか」と質され、「現在、古い消火栓があるが新しい配管に新設するその負担金である」との説明でした。  質疑を終わり、討議、討論はなく、採決の結果、「議案第54号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で総務産業委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま総務産業委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。  沖田 義一委員長◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  それでは、文教厚生委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は「議案第50号」、「議案第51号」、「議案第52号」、「議案第55号」と「請願第6号」及び「陳情第5号」の6件です。  去る9月11日に委員会を開催し審査を行いましたので、その経過と結果について御報告いたします。  まず、「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」を御報告いたします。  主な質疑として、「閉館時間を午後8時30分までとするとのことだが、長くできないのか」と質され、「閉館後の清掃作業に1時間から1時間半かかり、従業員が高齢で体力的にも厳しく見直していただけないかという意見等もあり、閉館時間を30分短くした。」との説明でした。また、「温泉浴場の使用料は、全体的に値上げになっているのではないか。また、現行の収入と今回改定された場合の収入の差額は」と質され、「まごし温泉は旧菱刈町で、建設以来、料金等の改定を全くしていない。また、合併後も2度の消費税増税があったが、その際にも値上げを見送っている。また、令和元年度の入浴料収入が約1,000万円で、入浴料を300円から380円に改定し入浴客の見込みを1.2倍で計画した場合、約1,400万円から1,500万円となる」との説明でした。  質疑を終わり、討議はなく、その後討論に入り、反対賛成の討論がありました。討論を終わり、起立採決の結果、「議案第55号」は起立多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、「議案第51号 令和2年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」を報告いたします。  特に報告すべき質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第51号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第52号 令和2年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」報告いたします。  主な質疑として、「業務委託のシステム改修の内容はどういうものか」と質され、「平成30年度の税制改正により、給与所得、公的年金の控除額の10万円の減に伴う、基礎控除額の10万円の増が行われた。それに対応するためのシステム改修である」との説明でした。  質疑を終わり、討議、討論はなく、採決の結果、「議案第52号」は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第50号 令和2年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を御報告いたします。  主な質疑として、「新型コロナウイルス感染症により特定検診ができなかったが、病院で検査はできるのか。また、来年度もこのような状況になるのか」と質され、「個別健診の案内を今しているところで、個別健診の受診は可能である。また、来年度は現在のところ実施する予定である」との説明でした。  質疑を終わり、討議、討論はなく、採決の結果、「議案第50号」は、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「請願6号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願について」御報告いたします。  質疑に入りましたが、質疑はなく、討議もなく、その後討論に入り、賛成討論がありました。  討論を終わり、採決の結果、「請願第6号」は、全会一致で採決すべきものと決しました。  次に、「陳情第5号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める陳情書」を御報告いたします。  各委員からの意見はなく、討議の中で「コロナ感染症対策によるものだと理解するが、まだ30人学級も伊佐市では実施されていない状況であり、現状を調査した上で出したほうがいいのではないか」。「今コロナウイルス感染症のことを考えれば、20人学級を国の責任でコロナウイルス感染症対策としても必要なんじゃないか。これは採択すべきだ」。「萩生田文部科学大臣と議員とのやり取りの中で、40人学級のままでは教室内で子どもたちの間隔を2メートル、最低1メートル確保するということは物理的に困難であり、今後検討しなければならない課題であると述べている。政府がこのコロナウイルス感染症対策の中で、社会的距離、ソーシャルディスタンスをしなければならないと提言しており、それを後押しする意味でも陳情の採択を本会議でもしてほしい」などの意見がありました。  討議を終わり、討論はなく採決の結果、「陳情第5号」は全会一致で採択すべきものと決しました。  以上で、文教厚生委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま文教厚生委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、一般会計予算決算委員長の報告を求めます。  今村 謙作委員長◯一般会計予算決算委員長(今村 謙作議員)  おはようございます。  それでは、一般会計予算決算委員会の審査の報告をいたします。  本委員会に付託された案件は、「議案第49号」でございます。去る9月14日に委員会を開催し、主に款の区分で審査を行いました。本委員会は、議長を除く全議員で構成されていますことから、討論と採決結果のみの報告とさせていただきます。  それでは、「議案第49号 令和2年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)」について報告いたします。  質疑の後、討議はなく、また討論もなく、採決の結果、「議案第49号」は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託された案件の結果について報告を終わります。以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま、一般会計予算決算委員長の報告が終わりました。  なお、本委員会は議長を除く全議員で構成されていますことから、委員長報告に対する質疑については省略します。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第55号」について討論を行います。  本案については、反対、賛成の発言通告があります。  まず、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)  「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」反対の立場で討論に参加いたしたいと思います。  まず、まごし温泉の使用料改定により入浴料が値上げとなる部分について反対でございます。改定は、大人1回当たり300円から380円となります。回数券で12枚つづり3,000円が、11枚つづりで3,800円となるものです。また、70歳以上、障害者手帳保持者等の方の一回当たり150円の金額は200円と、回数券で12枚つづりが1,500円だったものが、11枚で2,000円と大幅な値上げだと考えます。  まごし温泉の設置及び管理に関する条例では、その第1条に「市民の健康増進と福祉の向上を図るため設置する」とうたってございます。これまで、まごし館の維持運営上、赤字が続いてきた状況から、他の温泉施設、入浴料を参考にされたとも御説明がございましたけれども、市民の健康増進と福祉の向上を図る目的で設置された施設に対して、採算性を求めることがそもそもできないのではないかと考えます。また、商業施設としての入浴施設を参考にされて使用料を定めるというのは、設置目的に反するのではないかと考えますので、市民の福祉と健康増進のための施設ですので、市民の利用を増やすというところに重視して運営するべきと考えます。使用料の値上げには反対でございます。以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に賛成の16番 福本 千枝子議員の発言を許可します。  福本 千枝子議員。 ◯16番(福本 千枝子議員)  「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。  まごし温泉は、先ほどもありましたが、市民の健康増進と福祉の向上を図るために旧菱刈町から引き継がれた温泉施設であります。老朽化により新しく建設され、来年度から供用開始となり、今回はそれに伴う使用時間や使用料を新たに定めるための条例の制定であります。  まごし館については、これまでも具合が生じ修繕等を繰り返し、本年度約5億円をかけ新しく建設するに至りました。  今回の文教厚生委員会での課長の報告によりますと、年間のまごし館全体の運営費に約4,000万円かかり、収入である入浴料が約1,000万円入っても毎年約3,000万円から3,500万円の赤字であったとのことであります。  今回の使用料値上げによりますと、約1,400万円から1,500万円の収入が見込まれることと、そして、ガス代が約700万円が約100万円に減額できることによりまして、約1,000万円の赤字額の減額になるとの説明でありました。  市の持ち出しとなる運営費については、温泉がある限り続いてまいります。使用料値上げについては、他の温泉施設等の調査もされ、同額の1回当たり380円と提示され、80円の値上げとなります。  確かにいきなり1回の80円負担増となりますが、現在では公共施設等の利用については、受益者負担の考えにより、使用料を払って利用いたしております。自分の健康は自分でつくるという観点からでもあります。いまだ収束の見えない新型コロナウイルス感染症対策、7月の豪雨災害の復旧と、多額の予算を伴い、財政的にも厳しくなってまいります。  市民の皆様にもこのような状況を御理解の上、お願いし、賛成討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、16番 福本 千枝子議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」、反対の立場で討論に参加いたします。  委員会での質疑の結果、今回、まごし温泉の料金改定の値上げは、まごし館の修繕費が依然として多く、採算が合わないためとの説明があり、内容としてはまごし温泉の新設によりガス代が700万円から100万円へ減額、入浴料の値上げにより収入が1,000万から1,400~1,500万円増額するとのことで、まごし館の収支でいうと、1,000万円程度減額はいたしますが、2,000万円程度マイナスが発生するという内容でした。  しかし、今回の議案は、「まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定」であり、まごし館の修繕費をまごし温泉の収益でカバーさせるという発想自体が筋違いであります。新設であることから、修繕費はしばらくかからない、また、ガス代が大幅に減額されていることから料金の値上げは福祉の向上に反し、また、値上げにより客足が遠のく可能性もあり、それにより健康増進が図れなくなる市民が現れることを懸念しています。  以上のことを主な理由とし、反対討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  ほかに討論ありませんか。
    ◯議長(緒方 重則議員)  10番 前田 和文議員に申し上げます。反対討論ですか、賛成討論ですか。(「賛成討論です。」と呼ぶ者あり……10番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  10番 前田 和文議員の討論を許可します。  前田 和文議員。 ◯10番(前田 和文議員)  前田和文です。賛成の立場で討論に参加します。  まごし温泉そのものの趣旨というのは、市民の健康増進ということを願ってのシステムなわけでございます。しかし、今までの修繕とか、いろんなものがかかりまして施設が悪化、劣化しまして、今度新しくして、いろいろ経費も削減できるということでありますが、これに伴って、料金も改定したいということの執行部からの提案でございます。  これは、我々市民が今から考えていかなければならないこととしまして、自助努力がいつも何かにとって必要である。全て公的援助によってしか何も解決できないといったような市民の立場そのものを考えていく必要があると思います。  やはり、先ほど福本議員も申し上げましたが、委員会の中でも出ましたけど、受益者負担といったものはある程度賄っていただき、運営していくことが、市全体の施設の健全な運営になると思いますので、賛成いたします。以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、10番 前田 和文議員の討論を終わります。  ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第55号 伊佐市まごし温泉の設置及び管理に関する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第55号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第56号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第56号 伊佐市議会議員又は伊佐市長の選挙における選挙運動用自動車の使用並びに選挙運動用ビラ及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第56号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第57号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第57号 伊佐市菱刈交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  したがって、「議案第57号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第58号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第58号 伊佐市菱刈パークゴルフ場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第58号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第59号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、採決します。  「議案第59号 伊佐市公の施設に係る使用料等の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第59号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第60号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、採決します。  「議案第60号 令和元年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第60号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第49号」について討論を行います。  本案については、賛成の発言通告がありますが、原案に反対の討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  それでは、原案に賛成の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。
    ◯1番(谷山 大介議員)  「議案第49号 令和2年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)について」、賛成討論をいたします。  伊佐市議会では、コロナ禍社会において何かできないか、全員協議会で話し合ってきました。その結果、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、研修が不可能でありできないと判断し、議員1人当たり6万円の17人分、計102万円を減額し、逼迫するコロナ対策の予算に少しでも役立ててほしいと、議会費から102万円の減額を行っております。  これは今回の補正予算11億67万円のうち、新型コロナウイルス感染症対応対策関連経費7,810万円のおよそ1.3%であり、微力でありますが貢献できるのではないかと考えております。  以上のことから、賛成討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第49号 令和2年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第49号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第50号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第50号 令和2年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第50号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第51号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第51号 令和2年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第51号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第52号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第52号 令和2年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第52号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第53号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第53号 令和2年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第53号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「議案第54号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は、起立により採決します。「議案第54号 令和2年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第54号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「請願第6号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「請願第6号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の2分の1復元をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択の請願について」、本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員
     異議なしと認めます。  したがって、「請願第6号」は、委員長の報告のとおり採択されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「陳情第5号」について討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「陳情第5号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める陳情書」、本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「陳情第5号」は、委員長の報告のとおり採択されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第15「報告第10号 令和元年度伊佐市健全化判断比率について」及び日程第16「報告第11号 令和元年度伊佐市資金不足比率について」、以上、報告2件を議題とします。  市長の報告を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  おはようございます。  「報告第10号」及び「報告第11号」について説明申し上げます。  まず、「報告第10号 令和元年度伊佐市健全化判断比率について」説明申し上げます。  本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和元年度決算における実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率について監査委員の意見をつけてここに報告するものであります。  令和元年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、赤字額がないことにより算定されませんでした。また、実質公債費比率は8.4%と、早期健全化基準を超えないものであり、将来負担比率については、償還に充当可能な財源が将来負担額を上回り算定されませんでしたので、健全な財政運営となっております。  次に、「報告第11号 令和元年度伊佐市資金不足比率について」説明申し上げます。  本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和元年度決算における各公営企業の資金不足比率に係る状況を監査委員の意見をつけてここに報告するものであります。  令和元年度決算において本市の公営企業である水道事業会計及び農業集落排水事業特別会計は、いずれも資金不足額を生じておらず、資金不足比率は算定されませんでした。  以上で報告2件の説明を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま市長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの報告について、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第17「議案第61号 令和元年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」から、日程第23「議案第67号 令和元年度伊佐市水道事業会計決算認定について」まで、以上議案7件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)  追加提案いたしました「議案第61号」から「議案第67号」までについて説明申し上げます。  「議案第61号 令和元年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」、「議案第62号 令和元年度伊佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第63号 令和元年度伊佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第64号 令和元年度伊佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第65号 令和元年度伊佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第66号 令和元年度伊佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第67号 令和元年度伊佐市水道事業会計決算認定について」、これら7件の議案につきましては、地方自治法第233条第3項または地方公営企業法第30条第4項の規定により、それぞれの決算を主要な施策の成果説明書、基金の運用状況、監査委員の審査による歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書を添えて議会の認定に付するものであります。  以上、議案7件についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(10時45分)                △再  開△(10時46分) ◯議長(緒方 重則議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  ただいまのところ発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。  質疑を終わります。  ただいま議題となっております「議案第61号」から「議案第67号」まで、以上議案7件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付しました議案付託区分表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第24「意見書案第15号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  久保教仁議会運営委員長。 ◯議会運営委員長(久保 教仁議員)  「意見書案第15号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財源の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書案」について、趣旨説明を申し上げます。  この意見書は、議会運営委員会から提出するものであります。新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、我が国は戦後最大の経済的危機に直面しております。地域経済にも大きな影響がおよび、本年度はもとより、来年度においても地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっております。地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない激しい状況に陥ることが予想されます。  よって国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改革に向け、下記の5項目について措置を講じられるよう強く要望する内容の意見書であります。  とりわけ固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地、家屋、償却資産を問わず、断じて行わないことを記しておりますので、皆様方の賛同をよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、意見書案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「意見書案第15号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題となっております「意見書案第15号」については、委員会付託を省略することに決定しました。  これから、「意見書案第15号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「意見書案第15号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「意見書案第15号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  ここで、ただいま可決されました「意見書第15号」の取扱いについてお諮りします。  「意見書第15号」の取扱いについては、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  よって、「意見書第15号」の取扱いについては、議長に一任することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員
     日程第25「意見書案第16号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  沖田 義一文教厚生委員長◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  「意見書案第16号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書」について、趣旨説明申し上げます。  この「意見書案第16号」は、「請願第6号」が採択されたことにより、文教厚生委員会から提出するものであります。  内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策の影響もあり、学校現場では新学習指導要領への対応だけではなく、貧困、いじめ、不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちの豊かな学びを実現するための準備や時間を確保することが困難になっています。豊かな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配措置ではなく抜本的な定数改善計画に基づく教職員定数改善が不可欠です。  義務教育国庫負担制度は、小泉政権下の三位一体改革の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。  厳しい財政状況の中、独自の措置を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。国の施策として、定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。  よって、政府において地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請する意見書であります。  皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、意見書案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「意見書案第16号」については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題となっております「意見書案第16号」については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから、「意見書案第16号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「意見書案第16号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書」を、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「意見書案第16号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  ここで、ただいま可決されました「意見書第16号」の取扱いについてお諮りします。  「意見書第16号」の取扱いについては、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  よって、「意見書第16号」の取扱いについては、議長に一任することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第26「意見書案第17号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める意見書」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  沖田 義一文教厚生委員長◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  「意見書案第17号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める意見書」について、趣旨説明を申し上げます。  この「意見書案17号」は、「陳情第5号」が採択されたことにより、文教厚生委員会から提出するものであります。  内容といたしましては、新型コロナウイルス感染拡大による学校の臨時休業中や学校再開への移行段階で三密を避けるために、クラスの2分の1程度で授業ができる分散登校や時差登校を行ったところ、20人程度で授業を受けた子どもたち、教職員、保護者から、ゆとりを持った授業を行うことができたと、感染拡大防止とともに豊かな学びを実現できることにつながることが実感されました。  これらのことから、学校再開するに当たり、様々な課題を抱えた子どもたちが増えることもあり、ひとりひとりに行き届いた教育を保障するため、全国の自治体が独自に少人数学級を実施していますが、国の責任による施策ではないため、自治体間格差が広がっていることも現実です。  教育の機会均等を保障するためには、地方に負担を押しつけることなく、国が責任を持って、少人数学級の前進とそのための教職員定数改善を行うことが極めて重要です。  よって、下記の2項目について実現できるよう強く要望する内容の意見書であり、皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  9番 久保 教仁議員の発言を許可します。 ◯9番(久保 教仁議員)  ただいま委員長の報告がありましたが、この「意見書案第17号」、20人を目途とした少人数学級の前進を求めるということでありますが、これには伊佐市の現状を把握されているのかどうか。伊佐市の20人以下の学級が何割ぐらいで、そして20人を超えた学級がどのぐらいあるか把握されておる上での結論でしょうか。 ◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  今の御質問ですけども、大変難しい質問でございますけれども、この趣旨というのは全国的に統一した意見書を出すというようなことから、ちょっと伊佐市としては少人数学級もありますし、複式学級もあることではありますけれども、全国一律のものを要望したいということ等もあってこういう趣旨になったと思います。  伊佐市では複式学級もあるわけでございまして、そのことなんかも、1人の先生が2学級を見て授業をするということは非常に難しいんじゃないかと思っておりまして、先生方の負担も大変大きいと思っております。そのことは分かっておりますが、「意見書案第17号」についてはそういうことで全国的な要望ということでもありますので、御理解と御協力をお願いしたいと思います。 ◯9番(久保 教仁議員)  全国的な要望ということでありましたが、これ新日本婦人の会という共産党の組織が、全国的に出した意見書案であります。  少人数のクラスが、学級が全国的にいろいろあると言いながら、この伊佐市の現状を把握し、踏まえないでこれに賛同するには、今一つ早いんじゃないだろうかと思いますが、いかがですか。 ◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  なかなか厳しい御意見でございまして、伊佐市の学校の状況だけを見ますと、20人学級というものが、複式学級もありますし、まず、20人を割っている学級もあるわけでございますけれども、これは今も言いましたように全国的なことで、この趣旨が実際もし施行された場合については、私たちの伊佐市の少人数学級とかそういうことについても前進があるのではないかと思っておりますので、そこのところをちょっと御理解いただきまして、よろしくお願いしたいと思います。  また、30人以上の学級というのは、大口市にも実際あるわけでございまして、1人の、例えば、何年生かが1人しかいない学校、あるいは40人以上の学級とそういうこともあるわけで、非常に難しい問題ではありますけれども、双方を解決するということは非常に難しいこともありますが、そこのところを一つ御確認を願って、よろしくお願いしていただきたいと思います。 ◯9番(久保 教仁議員)  30人以上の学級も伊佐市にはあるということでしたら40人以上学級もあるということで、ある学級数が幾つかを把握しないで答弁されても困ります。  例えば、教育委員会が出している伊佐の教育令和2年度版によると、20人を超えている学級は大口小学校と羽月小学校。平出水小学校は3クラスなんですけど、これは全部複式学級。で、さっき複式学級はよくないようなことを言われましたけれども、教育関係の方から聞きますと、複式学級を望んでおられる父母の方々もおられるということですから、この意見書案は、委員会で、完全に検討・研究されてない意見書案だから、撤回すべきだと思います。 ◯文教厚生委員長(沖田 義一議員)  私たちもいろいろ説明を聞いたり、考え方もいろいろあったわけですけども、この意見書案というのは、今指摘されましたようないろんな問題があると思っておりますが、全国的なことということでございますので、ひとつ御了承をお願いしたいと思います。  また、伊佐市におきましては、教育委員会のほうでも、それぞれの学校の特徴がありまして、特色ある学校とか、そういうような形でやっているわけでございまして、先生方も非常に努力をされて学力向上やいろんなところで頑張っていらっしゃいますので、そういうこと等も含めまして、私たちはやっているわけでございます。  伊佐市にも40人学級を超えているところもあるわけでございますので、学校によっていろんな子どももありますし、問題点もありますので、一つの意見書だけで全部を網羅することはできませんけれども、そのようなことは議員の方も大体分かっていらっしゃることもありますので、どうかその辺を御理解いただいて、御賛同をお願いしていただきたいと思います。 ◯議長(緒方 重則議員)  ほかに御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  以上で質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、意見書案の委員会付託省略についてお諮りします。ただいま議題となっております「意見書案第17号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題となっております「意見書案第17号」については、委員会付託を省略することに決定しました。  これから、「意見書案第17号」について討論を行います。  討論はありませんか。  9番 久保 教仁議員に申し上げます。反対討論ですか、賛成討論ですか。(「反対討論です。」と呼ぶ者あり……9番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  9番 久保 教仁議員の討論を許可します。  久保 教仁議員。 ◯9番(久保 教仁議員)  「意見書案第17号」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。
     先ほど質疑の中でもありましたように、伊佐の現状を把握しないで、そしてその委員会のテーブルにそういう議題も上がらないで、ただ単に全国的だ。全国的だったら大東亜戦争のときと同じでないか。そしてまた、コロナ対策だ。冗談じゃない、もうちょっと伊佐の現状は把握した上で、検討していただかなければいけない。  文教厚生委員会の中で、令和2年度の伊佐の教育行政の各学校のクラス人数等を書いた資料がありますけど、それを多分持って議題に対して参加されていた委員の方々はおられない。  よって、いろんな理由からこの意見書案には反対いたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で9番 久保 教仁議員の討論を終わります。  次に、賛成討論はありませんか。 ◯議長(緒方 重則議員)  10番 前田 和文議員の討論を許可します。  前田 和文議員。 ◯10番(前田 和文議員)  賛成討論です。  今、反対討論がありました。反対討論の内容を聞いていますと、委員会の議事録を精査していない発言であります。  我々は、伊佐の現状をテーブルに上げ、そして今の伊佐の教育といったものも鑑みながら議論し、そしてこの趣旨が国の責任によりこういうことをしてほしいということであれば、市も望むところであり、いろいろな教育的な観点から必要な要望であるということで、我々は賛成として、皆さんに報告したところであります。以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で10番 前田 和文議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。 ◯議長(緒方 重則議員)  岩元議員に申し上げます。反対討論ですか賛成討論ですか。(「反対で。」と呼ぶ者あり……3番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  3番 岩元 努議員の討論を許可します。  岩元 努議員。 ◯3番(岩元 努議員)  今、討論を聞いておりまして、私もちょっと引っかかるところがこの意見書にはございます。裏面のほうの「コロナ禍の中で20人学級を展望した少人数学級の前進は圧倒的多数の父母、保護者と教職員、地域の住民の強い願いです」とあります。この「圧倒的多数」というのは漠然的な表現であり、ここはやはり修正すべきではないかと思います。その点について反対討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、3番 岩元 努議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。 ◯議長(緒方 重則議員)  畑中 香子議員に申し上げます。反対討論ですか、賛成討論ですか。(「賛成討論です。」と呼ぶ者あり……11番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  11番 畑中 香子議員の討論を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)  この、意見書案に賛成の立場で討論に参加いたします。  まず、質疑の中でちょっと出てきました新日本婦人の会が共産党の組織だということが出ましたけれども、これは新日本婦人の会に対してどうなのかと、これは訂正すべきではないかと思います。新日本婦人の会は、大衆団体でございます。政党と関係のある団体ではございません。  それと、コロナ対策として政府がソーシャルディスタンスを今すごく打ち出して実施をしてきているんですけれども、社会的距離ですよね。テレビを見ましても、司会者同士が離れているとか、仕事場でも2メートル掛ける2メートル離れないといけないということで、物すごくそのソーシャルディスタンスを勧めてきていますけれども、教室を見ますとそれはできないという状況がございます。  伊佐市でも30人学級、40人学級ございますので、この教室の中でソーシャルディスタンスを保つことができないじゃないかと、こういう矛盾と混乱は実際に生じております。それで、国会の中でも、こういった教室ではソーシャルディスタンスは無理ではないのかと議論もありまして、先ほどありましたように、萩生田文科大臣のほうも本当に矛盾を認めておられると。これは解消しなければいけないと認めておられますので、これを後押ししなければならないということで大衆団体が動かれたと。そして、少人数学級を求める声は、本当に署名運動もすごく盛んで、何年も何年もやられていますので、件数をここで申し上げられませんけれども、物すごい数の署名も集まっています。私も署名運動なんかにも参加していますので、この声は子育て中の親からはたくさん出ている声でございます。  この意見書は、やっぱり国の責任でこのソーシャルディスタンスを進める上でも、20人学級を進めるべきだということの意見書ですので、採択するべきだというふうに考えまして、賛成討論にかえさせていただきたいと思います。 ◯議長(緒方 重則議員)  11番 畑中 香子議員の討論を終わります。ほかに討論ありませんか。 ◯議長(緒方 重則議員)  福本 千枝子議員に申し上げます。反対討論ですか、賛成討論ですか。(「反対討論です。」と呼ぶ者あり……16番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  16番 福本 千枝子議員反対討論を許可します。  福本 千枝子議員。 ◯16番(福本 千枝子議員)  私はこの「陳情5号」について、委員会では拙速過ぎるのではないかということで意見を申し上げました。賛成をいたしましたけれども、いろいろ考えてみました。で、学校教育課長にもお伺いしましたが、この対象となるのは大口小学校と羽月小学校であるということを伺ったわけですけれども、40人学級を二つの学級に、20人学級にしますと大口小学校で約10教室が不足するということであります。  以前、私は大口小学校の特別支援クラス数が増えてきておりまして、教室が不足し、教育長先生にも仮設教室をつくっていただきたいとの要望がありましたので御相談申し上げましたが、これ以上増えるのであれば、検討するということでもありました。  今回、30人学級もまだ実施されないままで、いきなり今回20人学級ということの陳情であったわけですが、やはりさっき久保議員もおっしゃったように、地域の状況をよく把握されて、空き教室等の調査、そしてまた教職員も必要になってくるわけでありますが、これらのことを考えて、今回は趣旨採択すべきでないかなと思っておりましたが、委員会では賛成に回ったわけですが、やはり何でも出す、今回コロナのことで出されたわけでありまして、致し方ないのかなというのは私は最初ありました。  なので、30人学級もままならないうちに20人学級というのは拙速過ぎではないかということで、反対討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  16番 福本 千枝子議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  山下議員に申し上げます。反対討論ですか賛成討論ですか。(「賛成討論です。」と呼ぶ者あり……7番議員) ◯議長(緒方 重則議員)  7番 山下 和義議員の討論を許可します。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)  この意見書案について、賛成の立場で討論に参加します。  なぜ賛成の立場かと言いますと、陳情を私たちは先ほど異議なしで通過させております。陳情を採択した後に意見書案を出す段階で、反対、賛成なのかというのは、私はちょっと議会の基本的な部分で、おかしいような気がします。(「陳情でね、意見が聞かれなかったの。」と呼ぶ者あり)  陳情のときに意見が聞かれなかったという、今、御意見がございましたけど、「これに対する異議はありますか」ということで、議長のほうから聞かれました。それは間違いないと思いますけど、どうですか。(「ないよね。異議はありますかは言わなかったよね、私手を挙げようと思って待ってたんだから。」と呼ぶ者あり)  本当からいえば、陳情の段階で採択するか採択しないかを、まずどちらかを決めないといけないと私は思っています。それが陳情に対する採択か採択でないかであって、その時点で先ほど久保議員が言われたような反対討論賛成討論があっていいのかなと私は思っています。  それで、その後にもし陳情が採択されなければ意見書案を出す必要はないし、そういうように思うわけですね。そこら辺は私の解釈の違いかもしれません。  ただ今回、陳情が採択された一番の原因は、やっぱりコロナでした。ソーシャルディスタンスで20人学級、私たちはまずここについて、委員長のほうから少し説明不足のあったところがありますので、私も委員として参加しましたので、皆さんに分かりやすいように言いたいと思います。  まず、20人学級を何で今というのは、久保議員が言ったとおりです。それで、まず30人学級が先じゃないかということもありました。そういうことの中で、でも、どういう団体から出されても、今のコロナ禍の中で、20人学級はソーシャルディスタンスで、はっきり言って、コロナが蔓延しなかったのはこれのおかげだということが学校の中では言われております。そこはもう間違いのないことであります。  確かに伊佐には、20人学級を超える学級というのは、先ほど久保議員が言ったように、2校か3校しかありません。ただ、中学校は全部、40人学級というか、20人は全部超えていますので、そういう意味では中学校は全部該当するのかなと思っています。  それで、私たちはこの前にまず、複式がいいという考えもございますけれども、私たちがまず、小学校に対しては先生方が、やっぱり複式じゃなくって、単学級で伊佐は求めていくのが一番の本当の学校に対する求め方じゃないかなということも話題に上がりました。ただ、そういうのが今回の場合には入っていませんけれども、そういうこともあります。  そういういろいろなことがありまして、私としては陳情の段階でのやり取りがなくて、今、この意見書案を出す段階でのやり取りというのは、私としては、これについては陳情に賛成した、陳情を異議なしで通した以上は、私は意見書案は出すべきじゃないかなと思いますので、賛成討論とします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  この採決は起立により行います。「意見書案第17号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める意見書」を、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「意見書案第17号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  ここで、ただいま可決されました「意見書第17号」の取扱いについてお諮りします。「意見書第17号」の取扱いについては議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  よって「意見書第17号」の取扱いについては、議長に一任することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第27「請願第7号 子どもの最善の利益を最優先する観点から国に対して企業主導型保育施設の設置、認可を自治体に参加させることを認め既存の法律、規則等の抜本的見直しを求める意見書の採択を求める請願書」の請願1件を議題とします。  この請願1件については、会議規則第141条第1項の規定により、配付しました請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託します。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。                △散  会△(11時21分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....