伊佐市議会 2019-10-21
令和元年第3回定例会(第7日目) 本文 2019年10月21日開催
2019年10月21日:
令和元年第3回定例会(第7日目) 本文 ▼最初の
ヒット発言へ(全 0 箇所) △開 議△(10時05分)
◯議長(緒方
重則議員)
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、配付しております
議事日程のとおりです。
◯議長(緒方
重則議員)
日程に入ります前に、
財政課長から、9月26日の
柿木原榮一議員の質疑に対する発言について訂正の申し出がありましたので、
財政課長の発言を許可します。
◯財政課長(冨満 庸彦君)
令和元年9月26日に開催された本会議における質疑に対する説明に誤りがありましたので、訂正をいたします。
「報告第9号 平成30年度伊佐市
健全化判断比率について」における
早期健全化基準が平成29年度より微増した理由を質された際に、
標準財政規模を、平成29年度が91億4,307万3,000円、平成30年度が93億169万1,000円と説明いたしましたが、正しくは、平成29年度が93億169万1,000円、平成30年度が91億4,307万3,000円であり、額を取り違えておりました。
また、
標準財政規模が微増しているため
早期健全化基準も微増していると申しましたが、正しくは、
標準財政規模が減少したため
早期健全化基準が微増しているということになります。
以上、訂正し、おわび申し上げます。申し訳ありませんでした。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第1「議案第76号 伊佐市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」から日程第9「議案第84号 平成30年度伊佐市
水道事業会計決算認定について」まで、以上、議案9件を議題とします。
この議案9件は、各
常任委員会に付託してありましたので、各
委員長の
審査報告を求めます。
まず、
総務産業委員長の報告を求めます。
森田 幸一
委員長。
◯総務産業委員長(森田 幸一議員) 登 壇
皆さん、おはようございます。
それでは、
総務産業委員会の
審査報告をいたします。
当
委員会が付託を受けた案件は、「議案第76号」、「議案第83号」、「議案第84号」の3件でございます。
去る10月7日に
委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果を御報告いたします。
各議案、
担当課長の説明の後、質疑に入っております。
まず、「議案第83号 平成30年度伊佐市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」を御報告いたします。
主な質疑として、「歳入で
使用料の
収入未済があるが、
過年度分の収入はどのような状況か」と質され、「債務は5カ年経過すれば債権をとることができなくなるので、
分納方式によって少額でも払ってもらい、そこからまた期限が延長される。極力不公平にならないよう、
分納方式で今進めている。
農業集落排水については、
不納欠損の要綱等を今後つくる必要がある」との説明でした。
質疑を終わり、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第83号」は
全会一致で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第84号 平成30年度伊佐市
水道事業会計決算認定について」を御報告いたします。
主な質疑として、「
使用水量段階別給水戸数で
使用水量が0というのが69戸ほど増えているが、この理由は何か」と質され、「空き家で他所に家族がいて、たまに帰って掃除をするのでそのままにしてほしいとの要望がある。休止せずに
開栓状態である」、また、「
木ノ氏地区は全部給水が始まっているが、
あと市内ではどこを布設しなければならないのか」と質され、「
木ノ氏地区は今年度末に全て工事が終わる計画である。
あと市内は旧
大口南中学校まで本管が来ており、採算がとれたら延ばす計画である。橋を渡っての
曽木地区については、上水の区域内ということで給水をしている」との説明でした。
質疑を終わり、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第84号」は
全会一致で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第76号 伊佐市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」を御報告いたします。
主な質疑として、「
民間企業は労基法に基づいて時間や
給与面等いろいろと定められている。
地方公務員の場合は別の法のもとで決められているとのことであるが、その違いについて説明していただきたい」と質され、「
一般企業においては、従業員、
臨時職員等の雇用については労基法が適用されて、
労働契約法に基づく
雇用契約を結ぶことになる。一方、
地方公務員における
臨時職員においては、
地方公務員法に基づく
労働契約ということになっているので、
民間企業の雇用とは制度が違う」、また、「
嘱託職員は
フルタイム職員となるのか」と質され、「
嘱託職員は
パートタイム職員で位置づけをしている。
フルタイム職員は自治体が運営する
病院、学校などで職員と同じような
勤務日数と勤務時間、あるいは残業、
夜間特殊勤務がある。自治体によって状況が異なり、雇用の範囲を分けているが、県内の自治体はほとんどが
パートタイム職員に移行するということである」との説明でした。
質疑を終わり、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第76号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
以上で、
総務産業委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま
総務産業委員長の報告が終わりました。
これから質疑を行います。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
沖田
義一委員長。
◯文教厚生委員長(沖田
義一議員) 登 壇
文教厚生委員会の
審査報告をいたします。
当
委員会が付託を受けた案件は、「議案第78号」、「議案第79号」、「議案第80号」、「議案第81号」、「議案第82号」の5件です。
去る10月7日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。
各議案とも、課長の説明の後、質疑に入っています。
初めに、「議案第78号 平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。
主な質疑として、「平成30年度の
国保会計は29年度より約7億円程度減少している。
後期高齢者支援金などが減っているが、これらが要因なのか」と質され、「平成30年度に
制度改正があり、県も市町村とともに
保険者となった。費目の構成が大きく変わり、
単純比較は難しい。
後期高齢者支援金は
費目そのものがなくなった。30年度の歳出では、
医療費である
保険給付費が前年度に比べ1億3,000万円減少している。歳入では、30年度に
国民健康保険税率の改定をし、
収入済額が増加している」、また、「
保険給付費と
保険税と
事業費納付金の関係について」質され、「歳出の
保険給付費と歳入の
県支出金のうち、
普通交付金はこの二つがセットになっている。新制度になり、伊佐市でかかった
医療費は全て県が払うことに変わった。
普通交付金以外の収入である国保税や繰入金、繰越金、諸収入をもとに、
事業費納付金や
総務費、
保険事業費に充てることになる」との説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論に入り、
反対討論として「平成30年度国保税が大幅に値上げになった。当初予算で法定外繰入を予定していたが、決算では0円、
歳入歳出差引では黒字であり、単年度で見ると赤字ということだが、これは予算の段階と大きく異なり、さまざまな想定が異なっていると思う。よって、不認定とすべきである」、次に、
賛成討論として、「
法定外繰入金は予算で組んであったが、前年度繰越金が多額にあった関係上、法定外繰入をしなくてよかったということである。よって、認定すべきである」、他に反対一人、賛成一人の討論がありました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第78号」は起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。
主な質疑として、「第1号被
保険者保険料で
収入未済額マイナス27万2,800円とあるが、このことについて」と質され、「年度末に死亡された方の還付金である。担当者が相続人を探して還付している」との説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論に入り、
反対討論として「第7期
介護保険事業計画において、基金を取り崩しても
保険料の増額が必要ということで平成30年度当初予算を議決したが、決算では取り崩しが減り、積立金が増となっており、
基金残高は予定より多くなった。
保険料の値上げは必要なかった。よって、不認定とすべきである」との討論がありました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第79号」は起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第80号 平成30年度伊佐市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。
報告すべき質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第80号」は
全会一致で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第81号 平成30年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。
主な質疑として、「平成30年度の
保険料改定の内容について伺いたい」と質され、「
均等割額が29年度までは5万2,500円であったが、30年度は5万500円。
所得割が29年度までは9.97%であったが、30年度は9.57%である」、また、「
保険料の軽減分について伺いたい」と質され、「29年度から30年度は、旧被扶養者の
均等割軽減が7割から5割に縮小になり、
所得割の2割軽減がなくなっている」との説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論に入り、
反対討論として「平成30年度は
均等割と
所得割の
引き下げもあったが、所得の低い方々のための
軽減措置の縮小があった。所得の低い一番大変な方々の軽減を縮小した。当初から大変問題のある制度だと思っている。この決算は不認定とすべきである」、次に、
賛成討論として「
均等割及び
所得割について
引き下げをし、
保険料の
負担軽減が図られている。みんなで支えていかなければならない制度である。よって、認定すべきである」、他に一人の討論がありました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第81号」は起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、「議案第82号 平成30年度伊佐市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。
質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第82号」は
全会一致で認定すべきものと決しました。
以上で、
文教厚生委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま
文教厚生委員長の報告が終わりました。
これから質疑を行います。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
最後に、
一般会計予算決算委員長の報告を求めます。
今村
謙作委員長。
◯一般会計予算決算委員長(今村
謙作議員) 登 壇
皆さん、おはようございます。
報告の前に、まずもって台風19号で被災された皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を願います。また、お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げたいと思います。非常に大変な災害で、我々も心が痛むところでございますが、早い復興を願っているところでございます。
それでは、
一般会計予算決算委員会の
審査報告をいたします。
本
委員会に付託された案件は、「議案第77号 平成30年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算認定について」でございます。
去る10月8日、9日、10日の三日間にわたり審査を行いました。本
委員会は、議長を除く全議員で構成されていますことから、討論と採決結果のみの報告とさせていただきます。
また、全ての質疑が終了した後、委員間で討議を行い、次のような意見が出されました。
まず、「里道の整備について、道路の目的、用途によってどこで整備するのかなかなか線引きが難しいと思うが、やはり
生活道路として欠かせないところもある。また、
緊急自動車等が入っていけないような里道もあり、早急に整備をしていただきたい」、次に、「市民税、法人税、
固定資産税、
軽自動車税等の
不納欠損があるので、今後も多額にならないように徴収に精力的に取り組んでいただきたい」、次に、「こっがら団地について、大きな金額を投入して建設された団地である。まずもって条例を改正し、
用途変更をして、多くの方々が利用し、
使用料が入ってくるような施策を要望する」、なお、以上の意見については、これからの
予算執行や新年度の
予算編成、また、日常の
業務執行においても反映していただくよう、執行部にお願いするものであります。
次に、討論に入り、まず
反対討論として「今回の決算では、人件費、公債費は増加している。
実質収支は3億7,912万7,000円の黒字であるが、実質単
年度収支はおよそ4億7,596万8,000円の
赤字決算となっている。これは
財政調整基金が取り崩されたことによるが、内容が小中学校の
空調設備設置での取り崩しも含むので評価はするが、財政が厳しいと言いながら、
財政調整基金に2億5,000万円、
減債基金2億円、また、
特定公有財産取得基金に1億5,000万円も積み立てている。また、
繰越明許費も非常に多額になっている。また、
子ども医療費助成が県下で
最低水準である。また、
防災無線がないことも県下でただ一つである。また、マイナンバーカードや
大学進学奨励金、
同和対策事業等について指摘し、本案は不認定とすべきである」というものでした。
次に、
賛成討論として「
財政状況等は正確であり、中身についてはいろいろと
委員全員で精査し、いろいろな意見が出されている。その中で改良すべき点もあると思うが、認定しない明確な理由はない。よって、本案は認定すべきである」というものでございました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第77号 平成30年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算認定について」は起立多数により認定すべきものと決しました。
以上で、平成30年度
一般会計予算決算委員会の審査の結果について、報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま
一般会計予算決算委員長の報告が終わりました。なお、本
委員会は議長を除く全議員で構成されていますことから、
委員長報告に対する質疑については省略します。
これから「議案第76号」について討論を行います。
本案については反対の
発言通告があります。
原案に反対の11番 畑中
香子議員の発言を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員) 登 壇
「議案第76号 伊佐市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」、
反対討論を行います。
この
条例改正は、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正し、1年任用の
会計年度任用職員という新たな仕組みを導入し、臨時、非常勤の
地方公務員の大部分を移すために制度制定するものです。
会計年度任用職員制度の導入は、第1に、非
正規職員に対して法的な根拠を与え、非
正規雇用を合法化し、非正規化を進めることにつながりかねないこと。第2に、1年限定の
雇用制度であり、
任用期間の限度を定めて雇いどめすることにつながるということ。
フルタイム無期雇用が原則という国際的なルールからも、公務の運営は任期の定めのない
常勤職員を中心とする原則からも逸脱した法改正のため、
日本共産党は反対をいたしました。よって、この法律に基づく
条例改正には反対をするものでございます。
条例案は法律の施行に伴うものですが、国は法成立時の
附帯決議で、現在の臨時・
非常勤職員に不利益とならない
勤務条件の確保のため、政府が助言し、必要な
財源確保に努めることとし、
総務省通知でも、
会計年度職員は
人材確保に資することから、
フルタイムでの任用を可能にした
必要経費抑制や
合理的理由なく
フルタイム任用の抑制を図ることは改正の趣旨に沿わないと通達をしています。
市は、
条例制定後、来年度から嘱託を含む現在の
臨時職員は全て
パートタイム勤務扱いとすることを明らかにしていますが、
条例制定の前に、
当該職員への説明、それぞれの移行についての確認、
該当職種の精査を行い、
正規職員と同等の仕事をされている職員は同一労働、同一賃金の観点から、
正規職員に、少なくとも
フルタイム勤務とする取り組みが不可欠でした。ところが、
条例制定後に該当者への説明を行うというのでは、
附帯決議や
総務省通達の趣旨からも逸脱していると考えます。
本
条例案では、
パートタイム勤務の場合、手当や勤務時間において不利益となる可能性が出てくることも考えられます。このことは、継続して安定的な
サービスを市民に提供できる保障をも奪うことにつながりかねないものです。
以上を指摘しまして、「議案第76号」に反対するものでございます。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。(「はい。」と呼ぶ者あり……7番議員)
山下議員に申し上げます。
反対討論ですか、
賛成討論ですか。
◯7番(山下
和義議員)
賛成討論です。
◯議長(緒方
重則議員)
7番 山下
和義議員の討論を許可します。
◯7番(山下
和義議員) 登 壇
おはようございます。
「議案第76号 伊佐市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。
今回の改正につきましては、今までの
嘱託職員及び
パートタイムの職員について、
期末手当等を支給するというものでございます。これにより、今まで1円もなかった
期末手当等が全職員というか、
非常勤職員に与えられるものであり、非常にいいことだと思います。
今まで職員にはボーナスとかいうのがありましたけれども、今まで
非常勤職員にはありませんでした。それが今回、こういうことで手当てをされる、同一労働、同一賃金。確かに働き方は違いますけれども、働く人に対する給与を少しでも増やそうということのあらわれであるということで、私は賛成であります。
以上で討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下
和義議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
御発言がありませんので、討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第76号 伊佐市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」、本案に対する
委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第76号」は
委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第77号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の
発言通告があります。
まず、原案に反対の11番 畑中
香子議員の発言を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員) 登 壇
「議案第77号 平成30年度
一般会計歳入歳出決算認定について」反対の立場から討論に参加いたします。
平成30年度は
経常収支比率が91%と悪化しました。これは、平成29年度の市民税の減が大きかったことが影響し、一時的なものと考えられるとの説明がございました。
一方で、財調積立額は、1人当たりの額で20万と、依然として県内トップの額がため込まれていると考えます。市民
サービスが抑えられた結果であると考えております。
施策について、有名大学へ進学すると100万円、レベルによって金額に差をつける大学進学助成金など、市民から大変批判が強く、廃止を求める声が大きいものについては、給付型の奨学金としてこれを見直すことを求めるものでございます。
また、同和関係予算につきましては、毎年行われるデザインウォールパネルの調査、補修、隔年度で行うことや、同和対策特別措置法が終了した後も補助金を依然として支出していること、学習会を地域内の子どもに限定をして行なうことは差別であることなどを挙げます。
決算認定に対しまして反対をすることに対しまして、市長がよくおっしゃいますけれども、議会がお認めになったということで施策等の妥当性をおっしゃいますが、これは当然のことだと私も思います。議会は可否を議決して決めます。市の事務や施策に対しては、賛成をする責任、反対をする責任があると思っております。
責任を負う以上、私は一貫して反対する施策に対しましては、決算の中で見えてきた問題点に対しまして、反対する市民を代表して反対の意見を述べて、明確に反対ということを述べまして、この一般会計決算に反対をするものでございます。
以上です。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の討論を終わります。
次に、原案に賛成の7番 山下
和義議員の発言を許可します。
山下
和義議員。
◯7番(山下
和義議員) 登 壇
「平成30年度 伊佐市
一般会計歳入歳出決算認定について」賛成の立場で討論に参加いたします。
今、反対者の中で議会の責任を言われました。確かにそのとおりであります。議会として認定する、認定しないをどういうようにするかというのは、議会の議員の皆さんの意見であろうと思っております。
ただ、今回、賛成する大きな理由について申し述べます。
各歳出項目について、議員全員での審査であり、特に不正な支出はなく執行されており、認定できない理由に当たらないと思います。
歳出においては、不正がないということがまず第一にあろうと思います。職員が努力されて、そういうことは一つも見当たりませんでした。あくまでも予算に基づいた執行であり、それが不正であるということは認定できませんでした。また、不用額が発生しております。それについては、職員が努力されたにもかかわらず、いろいろ執行できない理由等もお聞きして、私は理解しております。さらに、繰り越し事業についても、これは国の状況等で必要な措置であると理解いたします。
ただ、歳入において、監査委員の審査意見書でも指摘されているとおり、多額の市税等の
収入未済額があります。いろいろ努力をされていることは認めます。税負担の公平性と自主財源の確保から、なお一層の努力を望みたいと思います。
その点は指摘して、平成30年度伊佐市一般会計決算認定については、私は賛成であります。
賛成討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下
和義議員の討論を終わります。
次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
おはようございます。
「議案第77号 平成30年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論に参加いたします。
今回の決算では、
経常収支比率が91.4%であり、昨年と比べ5.2%悪化しています。当局の説明では、今後も悪化していくと考えられるので、経常経費の人件費、扶助費、公債費については、一層の精査が必要であるとのことでしたが、今回の決算では人件費や公債費は増加しています。決算を審査し、新庁舎建設などの公債費はさらなる精査を議会でもしていくべきと考えます。
また、交付税が多いと依存財源が多く、財政の柔軟性はないと今まで説明しながら、依存財源である交付税が減少すると財政の柔軟性が失われると、増えても減っても不安はある説明には納得できません。
実質収支については、およそ5億7,912万7,000円の黒字ではありますが、実質単
年度収支額はおよそ4億7,596万8,000円の
赤字決算となっています。小中学校への
空調設備設置で5億2,000万円が補正予算で組まれましたので、ここに関しては評価していますが、しかし、お金がないと言いながら、
財政調整基金とは別に
減債基金に2億円、また、
特定公有財産取得基金に1億5,000万円積み立てています。合計で3億5,000万円となりますから、積み立てを行わなければ1億2,596万8,000円の
赤字決算となります。
30年度の実質単
年度収支は
赤字決算となりましたが、硫黄山対策や小学校への水道工事など早急な対応もあったため、仕方ない部分もあるかとは思います。
次に、地方債についてですが、30年度末の残高は、29年度と比べて4億3,639万4,000円の減で、161億9,909万3,000円となっています。非常に多額に感じますが、県内の地方債残高は19市中14位、1人当たりの地方債は県内19市中10位となっています。また、100%交付税措置される臨時財政対策債が63億6,366万5,000円含まれていて、地方債全体に対する臨時財政対策債の割合は39.3%であり、全国平均と比べ2.5%高く、心配するほど地方債が多いわけではありません。
次に、財政に関しては、建物の非木造において2件の台帳記載漏れが発覚するなど、ずさんな管理も明らかになりました。新築ではなく改築によるものであるためとの説明でしたが、理解に苦しみます。
さて、いろいろ話をしましたが、
実質収支はおよそ3億8,000万円の黒字であり、
財政調整基金も54億8,000万円あります。日本一高額な子ども
医療費を値下げしたり、学校給食を値下げしたり、
生活道路を補修したり、市民の要求に沿った市民
サービスができたはずと考えます。
次に、歳出についてです。
款項目は省略いたしますが、乳幼児
医療費助成事業については、自己負担3,000円、全国1,724市区町村中で最も高額であり、子どもの未受診へとつながっていること、また、子ども安心
医療費助成事業についても、子ども疾病の早期発見と早期治療を促進するための制度ですが、年間
医療費助成が1件と、実績から目的を達成できているとは思いません。市民から届けられた署名3,800筆、また、これに対する議会での議決に対し、何も行われていないことを指摘します。
ほかにも、学校給食の公会計化が行われないことも不認定の理由の一つといたします。
さらに、子ども
医療費貸付金300万円についても、事業開始から4年が経過していますが、4年間一人も利用がなく、また、利用に必要な登録さえ一人も行われていない現状から、事業の見直しをするべきであると考えます。
また、高校進学奨励金については、もともと大口高校の学級数を減らさないために行なわれた事業ですが、試験の受験者は減少してきていますし、そもそも市民からの反対が大きい事業であります。
また、DMO、やさしいまちについても効果が見えず、昨年との合計2,900万円、さつま町と合わせて5,800万円かけて進められているマネジメントなるものが何なのか、伊佐市への未来への何に対しても見えてきません。
歳入についても、林建設に太陽光発電所用地として貸し付けている土地の貸し付け料についても、当初の当局の説明に瑕疵があり、正確な情報のもと決議されたものでないことや、市民からも、伊佐市の加計・森友問題と言われていると声が上がっています。
最後に、裁判では、審議をして議決をしたのは議会であり、責任は議会にあるというあり得ない説明をしたことから、平成30年度は市民の声に応えたといえる決算になっているとは到底言えないため、認定について
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第77号 平成30年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第77号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第78号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の
発言通告があります。
まず、原案に反対の11番 畑中
香子議員の発言を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員) 登 壇
「議案第78号 平成30年度伊佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論に参加いたします。
国保は、国保法第1条に定められているとおり、明確に社会保障の制度の一つです。被用者保険には雇用主の2分の1の負担があり、国保に比較して
保険料が安く抑えられています。
国保も発足当時は国の助成が約半分ほどありましたが、国が市町村国保に支出する助成を次々と減らしてきたことが原因となって、国保税は大変高騰しております。平成30年度から、国保は都道府県化となり、国保特別会計へ一般会計から繰り入れ予定の1億2,500万円のうち7,500万円を税の値上げで賄うとして、1人当たり平均で6,347円の国保税値上げが行われました。
ところが、年度途中で29年度の剰余金が1億4,100万円となることで、半額以上の7,255万円を基金に積み立てる補正が行われました。国保の加入者は、税の値上げで困窮している中、このような措置がとられたことに対して納得がいくものではないと考えます。値上げの必要はなかったのでは、あるいは、少なくとも値上げ幅が必要以上であったのではと誰でも考えると思います。
国に対して知事会や市町村会も要求しているように、1兆円の公費負担を求め、加入者が支払い可能な国保税の額とするべきであると考えます。
以上を指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の討論を終わります。
次に、原案に賛成の7番 山下
和義議員の発言を許可します。
山下
和義議員。
◯7番(山下
和義議員) 登 壇
「議案第78号 平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。
今回の決算について、執行部に質問をしてまいりましたが、特に違算を指摘する事項もないと私は判断しております。
国保事業は30年度から
保険者が県に移行しました。確かに、当初予算には法定外繰り入れがありましたが、29年度の繰越金が1億4,000万円あり、これは29年度に多額の法定外繰り入れをしていたのが大きな理由であります。そういうことを考えますと、30年度に法定外繰り入れをしないからといって、何ら違算を唱えるべきではないと思います。
以上の理由により、「議案第78号 平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」は賛成といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下
和義議員の討論を終わります。
次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第78号 平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、反対の立場で討論に参加いたします。
平成30年度より、
保険者が市から県へ移行しました。それに伴い、伊佐市民の国保税が大幅に値上げになりました。調定額で6,347円もの値上げとなり、予算の段階から反対しているものであります。
昨年、29年度の決算では、法定外繰り入れが2億円あり、最終的にはおよそ1億4,000万円黒字が出たため、基金へ7,255万円積み立てています。
地方自治体は単年度主義に基づいていますが、平成30年度当初予算の法定外繰り入れは5,646万8,000円です。しかし、今回の決算では、法定外繰り入れは0円、歳入歳出額はおよそ1,046万円の黒字となっています。
子育て世代から聞いた声では、今回の負担は非常に大きく、子どもが多いと負担は増えるので生活がとても大変になった、子どもを遊びに連れていく回数が減ったなど、生活の変化が見られたという声もありました。
国民健康保険制度は低所得者が多数加入している制度であり、社会保障の観点から、市民の
負担軽減を図るべきだと考えます。
よって、当時の反対は間違っていなかったと確信し、市民の負担が増え過ぎた「平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定」に反対の立場とし、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第78号 平成30年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第78号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第79号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の
発言通告があります。
まず、原案に反対の11番 畑中
香子議員の発言を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員) 登 壇
「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論に参加いたします。
30年度は、少額でありましたけれども
保険料の値上げが行われました。1,936万円の基金積み立てを行い、前年度比約500万円増の3億2,500万円と、基金が多額になっております。
基金は、
保険料や利用料の
負担軽減策を講じ、市民の
負担軽減を図ることや特別養護老人ホームの待機者を解消するなど、施策などに有効に使うべきだと考えます。
保険あって介護なしという状況にならないよう、予算の適正な執行を求めて
反対討論といたしたいと思います。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の討論を終わります。
次に、原案に賛成の7番 山下
和義議員の発言を許可します。
山下
和義議員。
◯7番(山下
和義議員) 登 壇
「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。
今回の決算は、歳出が前年度より1,517万859円減額となりました。ただ、それでも歳出総額は30億8,486万2,704円であります。今後の支払いを単年度のみで判断してはならないと私は思っております。
介護保険事業は、65歳以上の方々の
保険料や、国、県の交付金、また、40歳以上の方々のみんなで支える事業であります。今、伊佐市の現在の65歳以上の状況は1万429人で、要介護度の人数は1,724人であります。今後も増えていくことが私は予想できると思います。伊佐市の今後を考えると、支払いが増えてくることも予想されます。基金が増えたからといって、認定できないものではないと私は思います。
以上の理由により、「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」は賛成であります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下
和義議員の討論を終わります。
次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、反対の立場で討論に参加いたします。
第7期
介護保険事業計画において、基金を3年間で1億2,285万円取り崩しても、月額100円、年間1,200円増額しなければ対応できないとして、当初予算では、基金取り崩しが2,362万5,000円、基金積み立てが7万6,000円で予算を議決していましたが、決算では、取り崩しが988万6,000円減の1,373万9,000円で、積み立ては1,931万円増の1,938万6,000円でした。当初の予定より2,927万2,000円も基金が多くなる計算であり、これは、月額100円の値上げを行わなくても当初の予定より1,654万5,000円基金が組み込まれている計算となり、本当に増額が必要だったとは到底思えません。
それだけでなく、歳入歳出の収支は5,532万1,873円の黒字であり、今回の100円の値上げの根拠は机上の空論でしかなく、ふたをあけてみれば全く必要ななかったものであり、むしろ値下げできるものと考えます。
よって、住民の負担が増えただけの今回の認定はできかねますので、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第79号 平成30年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第79号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第80号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第80号 平成30年度伊佐市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第80号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第81号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の
発言通告があります。
まず、原案に反対の11番 畑中
香子議員の発言を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員) 登 壇
「議案第81号 平成30年度伊佐市後期高齢者特別会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論に参加いたします。
年金暮らしで大変な高齢者は、後期高齢者
保険料の支払い等で大変な思いをされています。平成30年度は
軽減措置の縮小もあり、ますます
保険料負担が重くなったのではと危惧されます。
そもそも後期高齢者医療制度は、病気になりやすい75歳以上の高齢者を囲い込み、
医療費が増えれば
保険料が増える仕組みで
医療費抑制を図るというものであり、多くの反対の中で発足しました。制度発足当時より私は反対をしてきておりましたが、改めて制度自体の廃止を求めると同時に、30年度決算に反対をするものでございます。
以上です。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の討論を終わります。
次に、原案に賛成の7番 山下
和義議員の発言を許可します。
山下
和義議員。
◯7番(山下
和義議員) 登 壇
「議案第81号 平成30年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。
後期高齢者医療は、高齢者の方々の
医療費をみんなで賄うために発足した医療保険であります。これからますます多くなっていく75歳以上の方々を国民みんなで支え合うためにつくられた制度であります。確かに、75歳以上の方々の
保険料も負担はありますが、国、県、市、また、0歳から75歳の方々の支援金等により運営している保険制度であります。
その中で、後期高齢者の方々にも負担をお願いしている部分があります。今回、軽減部分についての改正があり、法律に基づく改正であります。ただ、
均等割、
所得割については
引き下げをして、
保険料の
負担軽減が図られているところもあります。
そういうことから、この会計の決算認定について、私は違算はないと思っておりますので賛成といたします。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下
和義議員の討論を終わります。
次に、原案に反対の、1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第81号 平成30年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論に参加いたします。
平成29年度では、
均等割や
所得割の5割の
軽減措置が2割に縮小し、平成30年度では2割軽減がなくなりました。また、7割軽減も5割軽減となっています。弱者に対して
軽減措置があると言われていますが、28年度までは5割軽減だった措置がなくなり、7割軽減が5割軽減となり、余りにも非道な改悪が行われた年であります。
所得割や
均等割は下がっているという声もあるとは思いますが、お金持ち優遇としか思えません。
また、予算ベースでは、徴収見込み額が1,059万5,000円増額するとの説明で、予算から
収入済額を引いた金額はおよそ64万円となっています。市民感情からいたしましても、
軽減措置が必要な弱者に対し、対応できている制度ではなくなったことから、本認定には反対とし、討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第81号 平成30年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第81号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第82号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第82号 平成30年度伊佐市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第82号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第83号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第83号 平成30年度伊佐市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第83号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第84号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第84号 平成30年度伊佐市
水道事業会計決算認定について」、本案に対する
委員長の報告は「認定」とするものであります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第84号」は
委員長の報告のとおり認定されました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第10「議案第85号 工事請負契約の締結について」を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
追加提案いたしました「議案第85号 工事請負契約の締結について」説明申し上げます。
本件につきましては、伊佐市まごし温泉を新築するため、公募型プロポーザル方式により事業候補者を選定した結果、林建設・川幸産業・畠中設計特定建設工事共同企業体を契約の相手方に決定し、10月2日に、4億9,973万円の建設工事請負に係る仮契約を締結いたしましたので、
地方自治法第96条第1項第5号及び伊佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
工事の概要につきましては、鉄筋コンクリート造・平屋建て、延べ床面積748.20平方メートルの施設を建設するものでございます。
以上、議案1件についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで議案の内容を精査し、質疑の
発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。
△休 憩△(11時11分)
△再 開△(11時12分)
◯議長(緒方
重則議員)
休憩前に引き続き、会議を再開します。
◯議長(緒方
重則議員)
通告に基づき、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第85号 工事請負契約の締結について」について質疑いたします。
請負の契約金額4億9,973万円について、まずは工事請負の内容を詳細に示していただきたいと思います。
◯長寿介護課長(大塚 慎一君)
それでは、御説明いたします。
内容につきましては、
令和元年度事業分が設計業務になります。これが税込みの3,180万円でございます。
それから、令和2年度分の事業が、まず初めに管理業務事業がございます。こちらのほうが税込みの1,260万円になります。
そして、施工分のほうが、税込みの4億5,533万円になります。
こちらの施工分の内訳につきましては、建設工事一式、電気設備工事一式、給排水・衛生設備工事一式、空調換気設備工事一式、温泉設備工事一式、外構工事一式、それから看板等の撤去、それから看板新築工事一式、それから備品一式、これらを踏まえた額としております。
今後、基本設計、実施設計に入ってまいりますので、その中で詳細な額は見積もられてくるものと思っています。
以上でございます。
◯1番(谷山 大介議員)
それでは、もう一つ聞いてみたいんですが、公募型プロポーザルで事業主を選定したということだったんですが、応募は何社あったのでしょうか。
◯長寿介護課長(大塚 慎一君)
2社でございます。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、議案の
委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「議案第85号」の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました議案1件については、
委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第85号」について討論を行います。
本案については、反対の
発言通告があります。
原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第85号 工事請負契約の締結について」について、反対の立場から討論に参加いたします。
まごし温泉の新築工事設計業務については、当初から白紙撤回を求めていますが、まごし温泉を新設する理由として、当初、感電などで命にかかわる危険性があると説明していましたが、質問をしていく段階で、安全管理は徹底していて、現在、入浴可能ということでした。本当に命にかかわるという認識があるなら、入湯を禁止すべきだと思いますし、最初の説明の撤回もないことから、説明の矛盾を解決できていません。
また、古い施設ではないので、井戸から新たに給湯管を大浴場や歩行浴に通すことで対応でき、全てをつくり直すよりも経費を抑えられるのではないかと考えています。
さらに、2年前に作成された伊佐市公共施設等総合管理計画では、まごし館は予防保全型管理により長寿命化を図るとしてあります。そして、各公共施設等の個別施設設計を策定していくとしていますが、まごし館についてはもちろん示されていません。
最後に、万が一のためにとってあるという
財政調整基金をこのために5億円も取り崩すことについても、市民の理解は得られないと考えるため、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第85号 工事請負契約の締結について」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第85号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第11「議員派遣の件」を議題とします。
お諮りします。
お手元に配付しました資料のとおり、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により議員を派遣したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、資料のとおり派遣することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
お諮りします。
ただいまの議員派遣については、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第12「閉会中の所管事務調査の件」を議題とします。
議会運営
委員長から、会議規則第111条の規定により、本会議の会期日程並びに議案の取り扱いと議会運営に関する事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。
◯議長(緒方
重則議員)
お諮りします。
委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、
委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、本定例会は全ての議事を終了しましたので、
令和元年第3回伊佐市議会定例会を閉会します。
△閉 会△(11時20分)
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