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  1. 伊佐市議会 2019-05-17
    令和元年第1回臨時会(第1日目) 本文 2019年05月17日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2019年05月17日:令和元年第1回臨時会(第1日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  会△(10時00分) ◯議長(緒方 重則議員)  ただいまから令和元年第1回伊佐市議会臨時会を開会します。                △開  議△(10時00分) ◯議長(緒方 重則議員)  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  この会期中の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、13番 鶴田 公紀議員、14番 左近充 諭議員を指名します。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第2「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。  本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日1日間とすることに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第3「報告第4号 専決処分の報告について」から日程第5「報告第6号 平成30年度伊佐一般会計予算繰越明許費繰越計算書について」まで、以上、報告3件を議題とします。  市長の報告を求めます。
     市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  おはようございます。  令和元年第1回伊佐市議会臨時会の開会に当たり、「報告第4号」から「報告第6号」までの3件について説明申し上げます。  「報告第4号」及び「報告第5号」につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により、市長の専決事項に指定された1件100万円以下の損害賠償の額の決定及び和解並びに当該損害賠償に係る歳入歳出予算の補正に関し、専決処分したもので、同条第2項の規定により報告するものであります。  「報告第4号」につきましては、伊佐市陸上競技場において、相手方競技場内の外周をランニング中、汚水排水用のふたに右足が乗った際、ふたが割れたために転倒して足等を負傷したもので、損害賠償の額及び和解の内容といたしましては、事故の過失割合は市を100%とし、市は相手方に6万6,690円を支払うことをもって、以後、市と相手方の双方は、本件事故に関し異議を申し立てないことを確約するものであります。  次に、「報告第5号」につきましては、「報告第4号」に係る損害賠償に要する経費について、新たに措置したものであります。その財源といたしましては、諸収入に増額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ166億129万6,000円とするものであります。  次に、「報告第6号 平成30年度伊佐一般会計予算繰越明許費繰越計算書について」説明申し上げます。  本件につきましては、法制・議会関係事務事業行政情報ネットワーク化基盤整備事業、公会計整備支援業務菱刈庁舎管理事業総合保健福祉センター管理事業私立保育所運営支援事業災害対策支援事業特産品振興事業市道維持管理事業一般管理道路新設改良過疎債路線整備事業辺地債路線整備事業浸水対策道路整備事業公営住宅管理事業小学校小規模改修事業小学校規模改修空調設備設置)事業、中学校大規模改修空調設備設置)事業、社会教育施設管理事業公共土木施設災害復旧事業、以上19事業の総額12億7,091万円のうち、11億9,154万円を平成31年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を調製し、ここに報告するものであります。  以上で、報告3件の説明を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま市長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの報告について、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  日程第6「議案第42号 専決処分の承認を求めることについて」から日程第12「議案第48号 伊佐市課設置条例の一部を改正する条例の制定について」まで、以上、議案7件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  「議案第42号」から「議案第46号」までの「専決処分の承認を求めることについて」説明申し上げます。  「議案第42号」は、平成30年度伊佐一般会計補正予算(第13号)を専決処分したものであります。  今回の補正につきましては、商工費におきまして、ふるさと納税返礼品に要する経費について追加の措置を講じたほか、教育費におきまして、平成31年3月15日の雷で被災した文化会館火災報知設備受信機を修繕するための経費について、新たに措置すると同時に、明許繰越による繰り越しの措置を講じております。その財源といたしましては、繰入金に増額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ499万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ166億628万6,000円とするものであります。  このほか、年度内に事業が完了する見込みがないため、菱刈庁舎管理事業について、明許繰越による繰り越しの措置を講じております。  次に、「議案第43号」は、伊佐市税条例等の一部を改正する条例を専決処分したものであります。  本件につきましては、地方税法等の一部を改正する等の法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令、地方税法施行規則及び自動車重量譲与税法施行規則の一部を改正する省令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、個人住民税住宅借入金等特別税額控除を平成45年度まで延長すること、軽自動車税グリーン化特例見直しなどの所要の改正を行ったものであります。  次に、「議案第44号」は、伊佐市災害被災者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例を専決処分したものであります。  本件につきましては、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が平成31年1月1日に施行されたことに伴い、所要の改正を行ったものであります。  次に、「議案第45号」は、伊佐市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したものであります。  本件につきましては、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、課税限度額の引き上げ及び減額措置に係る軽減判定所得算定額を変更することなどの改正を行ったものであります。  次に、「議案第46号」は、平成31年度伊佐一般会計補正予算(第2号)を専決処分したものであります。  今回の補正につきましては、教育費におきまして、伊佐市内の学校に配属された教職員数の増加に伴い、不足する校務用パソコン等の備品を緊急に購入するための経費について、新たに措置しております。その財源といたしましては、繰入金に増額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159億2,550万円とするものであります。  以上5件については、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものであります。  次に「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」について説明申し上げます。なお、改元が行われたことにより、今回の補正から、今年度の予算名称を平成31年度から令和元年度に変更いたしております。  今回の補正は、総務費におきまして、新庁舎建設基本計画を策定するための支援業務を委託する経費について、新たに措置しております。その財源といたしましては、繰入金に増額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159億4,550万円とするものであります。  次に、「議案第48号 伊佐市課設置条例の一部を改正する条例の制定について」説明申し上げます。  本件につきましては、組織機構見直しにより課の分掌事務の変更を行うため、所要の改正を行うものであります。  以上、議案7件について説明いたしましたが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(10時16分)                △再  開△(10時17分) ◯議長(緒方 重則議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから質疑を行います。  発言通告に基づき、8番 森田 幸一議員の質疑を許可します。  森田 幸一議員。 ◯8番(森田 幸一議員)   登  壇  皆さん、おはようございます。「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」について質疑をいたします。  まず、新庁舎建設基本計画策定支援業務事業内容をお伺いしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  今回、補正予算に計上いたしました、新庁舎建設基本計画策定支援業務の内容につきましては、次のようなものを考えております。  新庁舎基本計画策定支援として、まず一つ目に、整備方針の検討、そして導入機能や規模及び配置等の検討、概算事業費の算出、事業手法スケジュールの検討に関する支援委員会市民ワークショップ等運営支援として、一つに市民や庁内の意見集約及び合意形成に関する支援設計者選定に関する支援として、一つ、基本計画に基づく必要な要件整理に関する支援などとなります。  なお、契約の相手方につきましては、公募によるプロポーザル方式により選定したいと考えております。選定委員会を開催し、提案内容及び予算規模を含む募集要項について決定していただきたいと考えております。 ◯8番(森田 幸一議員)  お伺いしますが、この報償費20万円の内容でございますけれども、委員の構成は何人なのか、それからまた、決まっているのかどうなのか、お伺いしたいと思います。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  まず、報償費の内容について御説明いたします。  今、報償費につきましては、選定委員会を開催する予定でございますので、そちらの委員さんへの報償費を今のところ予定しているところでございます。  あと、選定委員につきましては、資料を持ってきておりませんが、庁内の主要課長及び学識経験者として鹿大の准教授であられます小山先生のほうをお願いしようと考えております。小山先生につきましては、検討委員会委員長であられます。検討委員会に諮問して、当初いただきました基本構想について、その内容が適切に反映できるかどうかということをチェックしていただくために、選定委員会のほうに参加していただきたいと考えているところです。  ただいま選定委員会要綱案を作成中でありまして、まだ案時点ですけれども、選定委員については、9人以内をもって組織するというぐあいに今考えております。  以上です。 ◯8番(森田 幸一議員)  報償費につきましては、まだ人員ははっきりしないと。9人程度だということでございます。委託料につきましても、市長のほうから、項目だけを教えていただきました。  次に、新しい庁舎建設基本計画は、新庁舎の整備を今後進めていく上で基本的な指針でございまして、重要な位置づけとなる計画であるわけでございます。そこで、この菱刈庁舎はどのようにこの計画に位置づけされるお考えなのか、お伺いしたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  今回のこの新庁舎建設基本計画業務委託事業内容につきましては、先ほど列挙して述べさせていただきました。その列挙したとおりの新庁舎の整備に関する基本的な方針を、この基本構想に基づいておりますのでお示ししておりますが、基本計画は新庁舎の設計に係る要件等をまとめたものになると考えております。  今回の補正予算につきましては、新庁舎建設基本計画策定支援業務に関する経費を計上しておりますが、今、お尋ねになりました菱刈庁舎につきましては、これ、基本計画における菱刈庁舎に関することの記述につきましては、建設検討委員会からいただいた答申の附帯意見を尊重し、基本計画とあわせて検討していきたいと考えております。  この業務委託につきましては、新庁舎の建設、それに関しての基本計画になるわけでありますので、この中に菱刈庁舎をどうするということは含まれておりません。菱刈庁舎は、あくまでも答申をいただいた附帯意見を尊重して組み込んでいくという、考えていくということになりますので、このことは今までも、議会が終わりました後、4月に入りまして、行政説明会あるいは各校区のコミュニティ総会でもって、御質問等をいただきながらお答えさせていただいていたところでございます。 ◯8番(森田 幸一議員)  市長の御説明をいただきましたが、この関係につきましては、新しい庁舎に関することだけの予算であるということですね。それはそういうことでわかるんですけれども、これまでも、基本計画の中で検討していくんだよということを、再三市長も答弁されていらっしゃいます。  それでは、先ほどございました、この委員会等のその中で、このことについては具体的に検討していくということになるんでしょうか。どうなんですか。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  先ほど説明いたしました選定委員会というのは、委託業者選定委員会でございまして、委託内容にありますように、市民ワークショップとか、開催する予定にしております。その中で、市民の方々の意見を吸い上げていったりとか、庁内の必要要件について検討していったりとかすることを考えているところでございます。  以上です。 ◯8番(森田 幸一議員)  それでは、この基本計画をしまして、それで設計に入るわけでございますけれども、それでは、菱刈庁舎の機能のこと、それから今後の方針というのは、いつの時点でどうして決まっていくんでしょうか。わかっていたら教えていただきたいと思います。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  先ほど市長のほうからも説明がありましたとおり、基本計画を策定していく検討作業と並行して菱刈庁舎等利活用については検討してまいります。そのために、おおむね方針が固まりますのは、基本計画の策定が大体終了する程度になろうかと考えております。  以上です。 ◯8番(森田 幸一議員)  もう一つ教えていただきたいのは、その検討するというと、どこのどの部分でその検討をされるんですか。 ◯市長(隈元 新君)  先ほど、基本計画策定支援業務委託の御質問のところで、どのようなことを考えているかというような事業内容というのが御質問でございましたので、その中で、私の答弁いたしました新庁舎基本計画策定支援としてのところで、4点ほどあるわけです。整備方針の検討、導入機能や規模及び配置等の検討、それから概算事業費の算出、事業手法スケジュールの検討と。  おおむねこの四つというのが策定支援になるわけですが、この中の導入機能や規模及び配置等の検討のときに、菱刈庁舎のどの機能を残していくかということなどを検討することになると思いますし、また、委員会市民ワークショップ等運営支援としてのこの策定業務の中で、市民や庁内の意見集約及び合意形成に関する支援という、ここのところでも、やはり同じように検討していくということになりますので、基本計画とあわせて同時に検討していき、本年末までをめどとして、この建設基本計画を策定するように、スケジュール的にはなっております。 ◯8番(森田 幸一議員)  はい、わかりました。市長としては、この菱刈庁舎を、要するに我々が要求している支所機能として、具体的に当分の間、このように活用していくんだというような考えというのは今のところないというふうに考えてよろしいんでしょうか。再度、済みませんが、これ以上は一般質問になりますので、考えをお聞きしたいと思いますけど。 ◯市長(隈元 新君)  若干、一般質問的な内容になっているというのを、議員のほうもおわかりの上で御質問なさっていますので、私もそういうことを配慮しながらということになりますが、既に4月に市民の皆様方にいろいろと直接行政説明会コミュニティ総会等で御質問いただいておりますので、そういうときにもお答えしている内容と一緒なんですけども、まず支所機能というか、御不便を最小限にするために、どういう機能を残していくかということで検討してまいりますというふうにお答えしております。  年数等も聞かれておりますけど、この年数というのが、何年間、そういうのを保ちますということは確定的になかなか言えることではございません。特に議会でそれを申し上げるということは、それが記録として残り、そのことに対してのまた質疑応答というのが後々出てくることが考えられて、混乱を起こすことになりますので、あえて私は年数等を申し上げないんですが、市民の皆様方の直接のやりとりの席上では、それが3年なのか5年なのか、あるいは10年なのか、そういうことを頭に入れながら、住民の皆様方が、この機能であれば、もう統合したほうがいいんじゃないかとかいう意見も出てくるでしょうし、あるいは、もっと機能強化してくれとおっしゃる方もあるだろうし、あるいは、もっと大きな観点からいったら、菱刈庁舎敷地全てを含めての市の財産としての扱い方というのを、ほかの行政機関の本部がそこに移設されるとか、そういうような大きな構想等も出てくるんじゃないかとか、そういうような、まだ未定のことを含みながらの、どういう部門を残していくかということになると思いますというふうにお答えしておりますので、今の御質問については、ここまでの今まで市民の皆様方に、直接私がお答えしていたことの内容をお伝えするということで御理解いただければと思います。 ◯8番(森田 幸一議員
     若干、これ、一般質問みたいになりましたけれども、ありがとうございました。  以上で終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、8番 森田 幸一議員の質疑を終わります。  次に、15番 柿木原 榮一議員の質疑を許可します。  柿木原 榮一議員。 ◯15番(柿木原 榮一議員)   登  壇  おはようございます。引き続き「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」についてお伺いいたします。  質疑の一番目は、今、森田議員のほうからお話がありましたので、大体わかりました。1項目から4項目ぐらいお話をされましたですね。それは一括だろうと思いますが、詳細にわたってさせていただきます。  消防法等の法令の特別な調査とか、特殊な調査もお伺いするのか、お伺いいたします。ここの地区の都市区画整理事業は、稲荷町通とか、いろんな家が混んでおられて、消防的に防火の面からもやられたものと思いますので、このような調査も行うのか、お伺いをいたして1回目の質疑といたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明申し上げます。  先ほど市長のほうからも、事業内容について説明がございましたが、あくまで今回委託するものは、基本計画策定支援でございます。ですので、建設に関する調査とか、それはまだ後もって行うことになるであろうと考えております。現在、これから行う作業といたしましては、どのような調査が必要になるのか、そういう建設に関する要件、その辺も含めてこれから調査し検討していくという形になると考えているところです。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  項目に入っていくんだろうと思います。ぜひ消防面から、特に水路は防火水路として中央水路がありますし、冬場の期間は、国土交通省からの取り入れの期間ではございませんので、よろしくお願いいたします。  業務委託先はどのような業者で、先ほど言われました4項目ですが、一括して一般競争入札になるのか、また、この委託先への瑕疵項目はどのようなものを設定するのかお伺いします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明申し上げます。  先ほど市長のほうからも一部説明がございましたが、契約の相手方の選定につきましては、公募によるプロポーザル方式を考えております。そのために、瑕疵項目とかその辺につきましては、相手側の提案内容によるものとなります。また、基本的には計画の策定支援という形になり、何か物をつくるとかということではありませんので、普通の建設工事の瑕疵項目とはちょっと異なった形になるかとは考えております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  重大な瑕疵がないように検討をお願いいたしたいと思います。  新庁舎の建設の環境影響評価業務の有無でございますが、これは有なのか無なのか、それと大気、水質、地質、岩盤、騒音、振動ですね。それと、ふれあいセンターをつくられてから、電波障害の調査もされたと思うんですが、いろんな候補地が出てきましたときにこの調査の可能性はあるのか、この辺もお聞きいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明いたします。  環境影響調査等につきましても、今後の検討作業の中で何が必要になるのか、どういう項目をしなければならないのかという調査から含めて進めてまいりたいとは考えております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  ぜひ、この項目もまた検討していただきたいと思います。  それと、また言われるかもしれませんが、この計画をするための一つのものでございますけれども、いろいろ市道の拡幅とか変更の可能性も考えておいでなのか、お伺いいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明いたします。  新庁舎に関しましては、導入機能や規模及び配置等の検討も今後進めていくことになるかと思いますので、その検討内容により、市道の取り扱いというものも考えていかなければならないのかなと思っております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  調査を行いましたら、新庁舎をつくられたところは、大概この市道とかこういうのは拡幅されておりますので、不便のないような構造のを考えていただきたいと思います。  それと、最後になりますが、地元建設業者の活用について、業務委託先として考慮ができるのかお伺いいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明いたします。  今回につきましては、計画の策定支援という業務でございますので、特に建設業者等については当たらないのかなと考えております。ただし、今回の委託の中に、最終的には基本設計につながります基本計画に基づく必要な要件整理に関する支援をお願いしてございますので、この計画が策定できて、次の基本設計に入る段階においては、いろいろ業者については検討する必要があるかなと考えております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  今からのことだということでお伺いいたしましたが、新庁舎の整備を今後進めていく上で基本的な指針でありますので、しっかりと計画ができますようによろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、15番 柿木原 榮一議員の質疑を終わります。  次に、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  おはようございます。「議案第44号 専決処分の承認を求めることについて」、伊佐市災害被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。  発言通告のとおりでございます。控除対象配偶者を同一生計配偶者に改めるとありますが、控除対象配偶者と同一生計配偶者の違いは何かお伺いいたしまして、1回目の質疑といたします。 ◯税務課長(上薗 信行君)  それでは、御説明いたします。  被扶養者及び配偶者の所得に応じて配偶者控除を受けられない同一世帯の配偶者も含めて同一生計配偶者としております。  以上です。 ◯1番(谷山 大介議員)  同一生計配偶者の説明ということで、もう一度お伺いするんですが、違いは何かお伺いします。 ◯税務課長(上薗 信行君)  控除対象配偶者というのは、それぞれ被扶養者及び配偶者の所得に応じて配偶者控除を受けられる方です。それと、同一生計配偶者というのは、そういう方も含めて、今度は、その被扶養者及び配偶者の所得に応じて配偶者控除を受けられない方がいらっしゃいますので、そういう方々も含めて同一生計配偶者としているところです。 ◯1番(谷山 大介議員)  この「議案44号」に関しては、文言は変わりますが、内容的な中身としては変わらないと。しかし、平成30年度以降、控除対象者というものに関しては、納税者本人の給与収入の見込み額が1,200万以下などの制限があるため、今回、文言を改正したということでよろしいでしょうか。 ◯税務課長(上薗 信行君)  はい。そのとおりです。 ◯1番(谷山 大介議員)  次に、「議案第45号 専決処分の承認を求めることについて」、伊佐市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について質疑を行います。  基礎賦課額にかかわる賦課限度額が58万円から61万円に引き上げとなりますが、それに伴い増税となる世帯が何世帯あるのかお伺いいたします。 ◯税務課長(上薗 信行君)  それでは御説明いたします。  平成30年度の改正で基礎課税分、医療分ですけれども、の限度額が54万から58万円に上がりましたが、平成30年度本算定では71世帯が該当しておりますので、今回の改正で、このうち数十件ほどになるかと考えられます。  以上です。 ◯1番(谷山 大介議員)  最後になりますが、第23条2号、3号の法第703条の5に規定される納税義務者もそれぞれ引き上げになっていますが、それに伴い増税となる世帯が何世帯あるのかお伺いいたします。 ◯税務課長(上薗 信行君)  御説明いたします。  平成30年度の本算定時では、5割軽減世帯が753世帯、2割軽減が570世帯ありましたので、今回の改正で幾分かそれぞれ5割、2割の軽減の分の世帯が増えると考えられます。  以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。  次に、10番 前田 和文議員の質疑を許可します。  前田 和文議員。 ◯10番(前田 和文議員)   登  壇  「議案第42号 専決処分の承認を求めることについて」の質問に入ります。  まず、(1)の款7商工費239万円の、いわゆるこれは増額の専決処分でありますが、まずこれについて御説明いただきたいと思います。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。  御質疑のありました款7商工費、項1商工費、目5特産品振興費の補正額239万円につきましては、ふるさと納税に係る返礼品に要する経費を節8報償費に計上しております。ふるさと納税につきましては、平成30年度におきまして7,018件、1億4,727万3,345円の御寄附をいただいております。3月補正でも歳入の増額をお願いいたしましたが、想定の1億4,000万を超える実績となっております。これに対する返礼品を調達する報償費に不足が生じたため、専決処分により補正を組んで対応いたしたものでございます。  以上でございます。 ◯10番(前田 和文議員)  ふるさと納税で1億4,000万ですか、超えの御寄附をいただいたということは非常にいいことだと思います。それも、いわゆる総務省が示している中での取り扱いということで思っておりますので、そういうところは非常に皆さんの努力の結果かなと思いますが、この239万円の支出、報償費を増額するのであれば、それに見合っただけのふるさと納税の歳入も出てこないとバランスがとれないといいますか、そこはどういうふうにお考えですか。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  御説明いたします。  今回の補正につきましては、通常の補正と異なりまして、また3月補正も終了した段階での専決を行ったものでございます。そのために、歳入につきましては、決算で明確にすることにし、とりあえず一般財源で報償費のものを対応したということで、今回、繰入金による増額に財源措置をしたところでございます。  以上です。 ◯10番(前田 和文議員)  そうしましたら、我々議員としましては、その決算のときにしか、この増額したものについての明確な収入額はお知らせいただけないという形かを今ここで確認したいと思います。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  御説明いたします。  30年度につきましては、先ほど述べました数字がほぼ確定している額でございます。3月31日までの寄附というのが30年度の寄付額と、歳入ということになりますので、これを見込んで補正を組むということは基本的に難しいのかなというふうに考えております。 ◯10番(前田 和文議員
     一般的な家計であれば、支出があるということは、収入が見込めるから支出があるのでありまして、そういう類いの支出であれば、やはりそこをここに明確にといいますか、概算でも上げるべきじゃないかと思うんですね。それは、決算でぴしゃっとした額が出るのが当たり前ですけど、ここでは概略でいいわけですから。その収入はですね。そこのところが我々の考えとは違うんじゃないかと思いますが、財政課長含めてどういうふうにお考えですか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  3月補正におきまして、その時点、3月補正の要求ができる時点までの収入等を見て、1億4,000万を見込んだということでございます。それ以上に700万を超える額が、収入があったということでありますので、これに対応しないといけないということで歳出を、今回補正を組んだということでございます。 ◯10番(前田 和文議員)  財政課長も何かありますか。あればどうぞ。ないですか。であれば、ふるさと納税が、今おっしゃいました700万超えのものがあったからこの数字が出たんだということであれば、歳入もやはり上げていただいて、この歳出を専決ということで、我々は承認とするべき話だと思います。  これについて、市長、どういうふうにお考えですか。 ◯市長(隈元 新君)  予算のつくり方、予算の出し入れの性格上、歳入については、議会にどれぐらい入りましたという前もっての報告というのは、する場合もありますし、しない場合もあります。歳出につきましては、議会の承認をいただかなければ、歳出できませんので、確定した数字で、このように上げるわけであります。  それで、会計年度の締め切りは5月でございますから、そこで締め切ったので最終的には決算として、見込みは1億4,000万でしたけど、結果としては1億4,700万の収入がありましたというのを決算で報告する。これは、収入に関しましては、後もって報告するということで許されておりますといいますか、そういう会計処理になっております。それが、5月締めというのが、そこにあるわけであります。  歳出につきましては、3月31日までに当然支払うということを前提としますので、それを議会に諮る機会がない場合は、専決させていだたくという場合もありますし、歳出につきましては、これは1円たりとも議会の議決を経なければならないという。この歳入に対する考え方と歳出に対する考え方で、時期がずれるというのがこれの行政の会計制度の仕組みであります。  御家庭におきましては、収入があって、そして支出があってというようなやりとりになるわけですけど、御家庭のとはまたちょっとというふうに御理解いただきたいと思います。 ◯10番(前田 和文議員)  ここはその会計の仕組みを議論する場ではありませんので。ああ、いいです。どうぞ。 ◯市長(隈元 新君)  この場合は、寄附者に対して返礼が遅れるということが一番信用を落とすわけであります。ですので、歳入はこれぐらいあるだろうというのは、後もって数字としてあらわれる。だけど、お返しする分については先にお返ししなくちゃいけませんから、それにかかる経費というのは歳出になりますから、議会に諮るという。こういうふうに御理解いただきたいと思います。 ◯10番(前田 和文議員)  いわゆる正式には、その会計補正予算等の扱いについては、今、執行部のおっしゃるような会計年度の仕組みというものがあってのことだとは、そういうちょうど切れ目のときですから、はっきりしなかったんだということは理解できますが、やはり市長説明の中で、なぜこの専決をしたのかと、これがあってこれを専決すべきだったんだという説明でもないと、ただただ出費だけが出てきたと、それで専決しましたよと、専決したんだからもう文句は言えませんよという話ではいけないと思うんですね。ここは議論の場ですので、やはりそこの説明は明確に、執行部のほうは、この議会に対して、こういう根拠があって、いわゆる補正予算には収入、歳入は組めなかったけど、これだけのものに対しての支出をやむを得ず認めましたということが、我々にとっては必要なことだと思いますので、今後、御配慮いただきたいと思います。  それと、続きまして、款10教育費2,600万円の内容と専決に至った理由をお願いいたします。 ◯教育委員会総務課長(万膳 正見君)  御説明いたします。  平成31年3月15日の夜に発生しました落雷によりまして、伊佐市文化会館の火災報知設備が誤作動を起こし、防火シャッター等の動作ができなくなりました。調査の結果、火災報知設備受信機の故障によるものと判明いたしました。防火管理上、緊急対応が必要であったため、専決処分で行ったものでございます。  また、年度内に完成しないため、繰り越しの措置もお願いいたしました。260万円でございますけれども、260万円の内容につきましては、火災報知設備受信機の修繕が主な費用でございます。  以上でございます。 ◯10番(前田 和文議員)  ちょっと細かい経緯をお願いしたいと思いますが、火災報知機が誤作動したということですよね。それは、どうやって気づかれたんですか。それとも、何か、機械的な非常音が出て、管理者が気づいたのか。それとも消防に何か行ったのか。そこら辺について具体的に教えてください。 ◯教育委員会総務課長(万膳 正見君)  3月15日の午後7時49分でございました。文化会館内の非常警報が一斉に鳴り出しまして、嘱託員が受信機のほうを見たところ、一斉に受信機が点灯しておりました。これは異常の点灯でございます。停止しようとしても鳴りやまなかったことから、防災の点検をお願いしている業者に連絡をいたしまして、対応をいたしております。そのときに誤作動を招いたということで判断をいたしました。それで、一旦電気関係を遮断して、誤作動を起こさないようにしております。そういう経過でございます。 ◯10番(前田 和文議員)  いろいろ専決処分のことについて御説明いただきました。ありがとうございました。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、10番 前田 和文議員の質疑を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「議案第42号」から「議案第48号」まで、以上、議案7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題となっております「議案第42号」から「議案第48号」まで、以上、議案7件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第42号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第42号 専決処分の承認を求めることについて」を承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第42号」は承認することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第43号」について討論を行います。  本案については、反対の発言通告があります。  まず原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第43号」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。  本議案は、地方税法改正に伴う条例改正でありますが、国の地方税法改正は、消費税増税対策としての車体課税の大幅改正や住宅ローン減税の延長の措置が中心であり、ひとり親世帯への個人住民税の非課税措置の適用など、必要なものも一部含まれるものの、全体として、消費税増税のための改正であります。  環境性能割の導入を契機に、自家用乗用車に係るグリーン化特例の適用対象が、電気自動車等に限定をされます。消費税引き上げに配慮するため、2年間延長した上で、2021年4月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車から対象が限定されるものなどが含まれます。  消費税引き上げにつきましては、労働者実質賃金も、家計消費も、連続でマイナスである状況で実施されようとしているものです。これまで、消費税導入時や税率引き上げ時、政府はいずれも景気が拡大局面、回復の動きとされる中で行われてきましたが、今回は、政府自身も景気悪化を認める中で強行されてようとしているもので、過去に前例のないものです。  このような中で、10月に消費税引き上げを実施することは、歴史的にも前例のない無謀な行為であり、日本経済にとって自滅行為となるとし、私ども日本共産党は、10月からの10%増税の中止を求めるものであります。  今回の条例改正は、消費税引き上げに伴うものであるため、本条例案に反対するものであります。  以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に賛成の討論はありませんか。  7番 山下 和義議員の発言を許可します。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)   登  壇  今この専決第5号について、反対の立場で討論がございました。伊佐市税条例等の一部を改正する条例を専決されておりますけれども、消費税増税を値上げされるからこの条例に反対するというような内容でございました。  ただ、消費税の増税については、国のほうで今後どうなるかわからないわけですけれども、10月に消費税が上がった場合、この条例がないと、受けられるべき市民の恩恵が受けられないということもございます。  そういうこと等も考えて判断されるべきものと私は思っていますので、この条例については、賛成いたします。  以上です。 ◯議長(緒方 重則議員)  山下議員、冒頭で第5号というふうに申し上げられましたが、第43号でよろしいですね。(「はい。済みません。43号でした。」と呼ぶ者あり……7番議員)はい。  以上で7番 山下 和義議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  「議案第43号 専決処分の承認を求めることについて」、伊佐市税条例等の一部を改正する条例について、承認することへ反対の立場から討論に参加いたします。  主な理由として、軽自動車税グリーン化特例、軽減税率がなくなることにより、恩恵が受けられなくなる制度であるからと、細かい理由になりますが、NOx・PM法の対象地域が、この法律ができて以来、減っていないこと。また、伊佐市はNOx・PM法の対象地域に含まれていないこと。また、軽減率の対象区分として残る電気自動車や天然ガス自動車が本当にエコであるか疑問だからです。電気自動車は、走るときにNOxやSPMを排出しませんが、電気をつくるときに火力発電にて排出していますし、天然ガス自動車もNOxを排出していないわけではありません。  最後に、この条例のもととなる法案ができた理由が、消費税増税による車の買い控えを抑えるために行われる自動車税の税率の引き下げによる穴埋めをするためというのも、反対の理由の一つであります。  以上が主な理由とし、反対討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第43号 専決処分の承認を求めることについて」を承認することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)
    ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第43号」は承認することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第44号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第44号 専決処分の承認を求めることについて」を承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第44号」は承認することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第45号」について討論を行います。  本案については、反対の発言通告があります。  まず、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第45号」に対して反対の立場で討論に参加いたします。  国保法施行令改正により、国保税額の上限を引き上げるもので、医療分で58万円から61万円に引き上げられるというものを含んでおります。  国保税の上限額を引き上げることは、所得の多い世帯だけでなく、世帯人数が多く均等割が多くかかっている場合など、保険税支払いが厳しい世帯にとってさらなる引き上げとなる可能性があります。また、国保の減免の特例として、被用者保険から後期高齢者医療へ切りかわった被保険者の世帯の被扶養者が国保に加入する場合の減免措置を平成30年度までとすることは、該当世帯にとって負担増を意味するものであります。国保は社会保障の制度であり、福祉であるため、安心して払える税額であることが求められると考えております。  以上の点を指摘し、反対討論といたしたいと思います。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に賛成の討論はありませんか。  7番 山下 和義議員の発言を許可いたします。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)   登  壇  「議案第45号 専決処分の承認を求めることについて」、賛成の立場で討論に参加いたします。  先ほど反対討論の中でありました、賦課限度額が引き上げになるということは、確かにあります。ただ、先ほどの質疑の中でありましたように、低所得者世帯に対する部分が、軽減の範囲が広がるということになります。私たちが何事にかけても気にかけなければならない、そういう方たちに対する部分が少しでもよくなるような専決であります。私は賛成であります。  以上で終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  「議案第45号 専決処分の承認を求めることについて」、伊佐市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、承認することへ反対の立場から討論に参加いたします。  提案されている条例改正は、市長の説明では、平成31年3月29日に公布された地方税法施行令の一部を改正する政令の改正に伴うもので、保険料の基礎賦課額に係る賦課限度額を61万円に引き上げるものです。現行の限度額は58万円であり、3万円も増額されるものであります。  ちなみに平成26年度の基礎賦課額に係る限度額は51万円であり、5年で10万円もの負担を強いられ、押しつけられているものであります。  また、先ほど課長からも説明がありましたとおり、この条例は、昨年の平成30年にも4万円増額されていて、収入は増えないばかりか、消費税増税が言われている今、市民は悲鳴を上げています。  次に、軽減判定所得見直しにおいても引き上げが行われていて、住民の福祉の増進が行われる条例改正とは思えません。また、なぜこの条例が専決処分なのか疑問であります。それは、市長から、地方税法施行令の一部を改正する政令が、平成31年3月29日に公布されたことに伴いと説明がありましたが、国保法施行令の公布はことしの1月25日であり、東京都東久留米市や栃木県大田原市、兵庫県加西市などは3月の第1回定例会に提出していて審議されているからです。  最後に、国民健康保険法施行令の改正によるものだと思われますが、施行令や政令ですので、憲法73条により、罰則を設け、義務を課し、権利を制限する規定を設けることはできません。つまり、伊佐市の福祉の増進が図れないものに対しては、反対しても全く差し支えありません。現に栃木県大田原市では、52万円から58万円増額がされていて、施行令と同じ額にはなっておりません。  以上を主な理由とし、反対討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第45号 専決処分の承認を求めることについて」を承認することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第45号」は承認することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第46号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第46号 専決処分の承認を求めることについて」を承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第46号」は承認することに決定しました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第47号」について討論を行います。(「議長、ここでしばらく休憩させていただけませんか。ぜひお願いします。」と呼ぶ者あり)  ここで、暫時休憩といたします。                △休  憩△(11時08分)                △再  開△(11時25分) ◯議長(緒方 重則議員)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第47号」について討論を行います。  討論はありませんか。  11番 畑中 香子議員に申し上げます。討論は反対討論ですか。賛成討論ですか。 ◯11番(畑中 香子議員)  反対討論です。 ◯議長(緒方 重則議員)  畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯11番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」について、反対の立場から討論に参加いたします。  反対理由は、総務費におきまして、新庁舎建設基本計画を策定するための支援業務を委託する経費が計上されているためです。庁舎建設について、市民のほうに基本構想が配布されておりますが、この構想では、庁舎建設費として40億、面積8,000平米の庁舎が示されているわけであります。  これまで指摘してまいりましたとおり、菱刈庁舎廃止を前提として、伊佐市の庁舎を二つの庁舎を合わせた、菱刈庁舎と大口庁舎を合わせた規模にすることを明確に示すものであると考えております。構想から検討し直すことを求めるものでございます。菱刈庁舎廃止、8,000平米、40億もの豪華庁舎を進める計画につながっていくと考えるため、この議案に反対したいと思います。 ◯議長(緒方 重則議員
     ただいま11番 畑中 香子議員の反対討論が終わりました。 ◯議長(緒方 重則議員)  次に、賛成の方の討論はありませんか。  8番 森田 幸一議員の討論を許可いたします。  森田 幸一議員。 ◯8番(森田 幸一議員)   登  壇  「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」について討論に参加いたします。  私は、庁舎建設はしなければいけないと心の底から思っております。しかし、既存の菱刈庁舎をないがしろにした計画では賛成しかねるわけでございますし、認めるわけにはいきません。ぜひとも菱刈庁舎支所機能としていただきたく、そういうことを願いまして、賛成といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  ただいま8番 森田 幸一議員の賛成討論が終わりました。  ほかに討論はありませんか。  1番 谷山 大介議員にお伺いいたします。反対討論ですか。賛成討論ですか。 ◯1番(谷山 大介議員)  賛成討論です。 ◯議長(緒方 重則議員)  ほかに反対討論の方はいらっしゃいませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  それでは1番 谷山 大介議員の賛成討論を許可いたします。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」について、賛成の立場で討論に参加いたします。  反対討論、賛成討論ともにございまして、賛成討論の理由、先ほど森田議員が述べられた理由と一致するところも多いのですが、先ほど畑中議員も言われました、案にて8,000平米、40億円という表記がございます。その中に、現存する菱刈庁舎も活用し、合計した規模がその程度になる。それによって建設費が安く抑えられることを願いまして、賛成討論といたします。 ◯議長(緒方 重則議員)  1番 谷山 大介議員の賛成討論が終わりました。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決をします。  本案は起立により採決します。  「議案第47号 令和元年度伊佐市一般会計補正予算(第3号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(緒方 重則議員)  起立多数です。  したがって、「議案第47号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから「議案第48号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(緒方 重則議員)  これから採決します。  「議案第48号 伊佐市課設置条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(緒方 重則議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第48号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(緒方 重則議員)  以上で、今期臨時会は全ての議事日程を終了しましたので、令和元年第1回伊佐市議会臨時会を閉会します。                △閉  会△(11時32分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....