伊佐市議会 2018-12-11
平成30年第4回定例会(第6日目) 本文 2018年12月11日開催
ブロック塀の
改修工事については、
永池住宅の
ブロック塀40メートルと
菱刈麓住宅の
ブロック塀14メートルについて、上部3段の
部分撤去を行うものでございます。
◯6番(
今村 謙作議員)
中身についてはわかりましたが、この
ブロック塀について、上部3段を取り壊すということで
理解しましたが、ほかにもこういった
ブロック塀がまだこれからも年次的に出てくるのかなと思っているところでございますが、教えてください。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
ブロック塀の
改修工事につきましては、
公営住宅全てを一旦、調査いたしまして、危険な箇所について、この
永池住宅と
菱刈麓住宅がありましたので、今回、
補正のほうに上げさせていただきました。
◯6番(
今村 謙作議員)
あくまでも
公営住宅ということの
理解でよろしいですね。(「はい。」と呼ぶ者あり……
建設課長)ありがとうございます。
今度は
解体についてですが、
下殿団地3棟3戸、
羽月団地3棟3戸、目丸第1
団地2棟2戸、目丸第2
団地2棟4戸、これは全てを取り壊して平地にして、その後、ここの
土地は何か使用するとか、何かをやるとかというようなことはまだ全然決まっていないでしょうか。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
解体後におきまして
普通財産のほうに移管します。その後の
使用目的については未定でございます。
◯6番(
今村 謙作議員)
この後は未定ということでございますが、
市有地ということで未定ということでございますけども、やがてまた何か
住宅を建てるとかいうことは多分ないかと思いますが、全然計画はないということの
理解でよろしいですか。やがて
分譲住宅とか、いろんな用途も考えるのではないかなと思うんですが、その辺はいかがなものでしょうか。
◯財政課長(
冨満 庸彦君)
住宅解体後の
土地につきましては一旦、
普通財産になりますけれども、それら
土地建物、いろいろなものの再利用につきましては、来年度以降計画しております
公共施設の再
配置計画及び施設の
個別計画の中で検討していくことで考えております。
以上です。
◯6番(
今村 謙作議員)
ブロック塀、またこの
公営住宅の
解体については
理解するものでございます。
もう一つ、ここは今、全然誰も入っていないんですけ。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
今度挙げました
解体予定のこの棟については、退去されて、
台風等で傷みが激しく危険な状態に
住宅がなったというところで
解体を計画したところでございます。
◯6番(
今村 謙作議員)
皆さん退去されているということで、ただ、その退去された方々がまたつくってくれないのかなとか、そういった質問というか、もう全然、今のこの
団地は、いいから、退去しますよという
理解でよろしいんですかね。そこはいろんな要望はなかったのかなと思うんですが、どうでしょうか。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
団地の中の一部で、
公営住宅等長寿命化計画の中で
用途廃止となっている
団地につきまして、居住されている方が退去された段階で
解体を検討するとしておりました。その建物が
老朽化してちょっと危険になってきたというところで今回、
解体を予定したところでございます。
何らかの理由で退去されたんですけど、またそこに戻ってこられるという方はいらっしゃいませんでした。
以上です。
◯6番(
今村 謙作議員)
ありがとうございます。私の
勉強不足でございます。
老朽化だから取り壊しますよと、そういった条件で既に前から言われていたという
理解でよろしいですね。
まだ9分しかたっていませんけども、そろそろ終わりますけども、ただ、このあいた
土地につきましては、今後また十分な検討をしていただきまして、住民がいろいろ使いやすいようなことになればいいのかなと思うところでございます。
るる、
ブロック塀、また
公営住宅の
解体につきましては
理解いたしましたので、これで私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で、6番
今村 謙作議員の
質疑を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
次に、3番
岩元 努議員の
質疑を許可します。
岩元 努議員。
◯3番(
岩元 努議員) 登 壇
皆さん、おはようございます。
それでは、早速
総括質疑に入ります。
「
議案第69号
平成30年度
伊佐市
一般会計補正予算(第6号)」、款15
財産収入、項2
財産売払収入、目1
不動産売払収入、節1
土地建物売払収入11万6,000円、
市有地処分の内容についてお示しください。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
この歳入につきましては、
法定外公共物の道であった
土地を有償譲渡した
土地売払収入として計上したものでございます。
詳細につきましては
財政課長のほうから説明いたさせます。
◯財政課長(
冨満 庸彦君)
それでは、補足して説明いたします。
当該地は
伊佐市
大口山野字上井手2440番地20の先、31.45平方メートル、
譲渡価格は11万6,814円となります。
当該地につきましては、
隣接地の
宅地所有者が
宅地としての
一体的利用を行うことを目的とし、
当該法定外公共物の
用途廃止と
払い下げを申請されましたので、市として現地に赴き、
当該地が
法定外公共物として機能していないことを確認した上で
用途廃止を行い、その
払い下げを行ったものであります。
現況を確認しましたところ、既に
宅地の一部として利用されていたことから、
隣接地である
宅地の単価をもとに
評価額を算定し、
譲渡価格を決定しております。
以上です。
◯3番(
岩元 努議員)
これは既にそこに
構造物が建っていたという
理解でよろしいんでしょうか。
◯財政課長(
冨満 庸彦君)
はい、そのとおりでございます。
◯3番(
岩元 努議員)
ということであれば、こういうことが今後も起こり得るのか、その辺について、詳細をお聞かせください。
◯財政課長(
冨満 庸彦君)
この件につきましては、
法定外公共物の
払い下げという形になります。
法定外公共物について簡単に説明申し上げますと、従来、道又は水路その他もろもろは国の
財産でございました。従前につきましては県のほうに
管理委託をされておりましたが、
平成13年度から15年度にかけまして市のほうに
財産を譲渡されております。そのために管理が市という形になっておりますが、それ以前におきまして実際の用途とは違った形で利用されていたものが多数存在いたします。そこにつきましては、現況でわかったり、あと、
利用者からの申請によって
用途廃止を行い、
払い下げを行っていくものとなります。
そのために、まだ全てを把握できている状態ではございませんが、今後も
利用者から、もしくは
隣接地の方から申請があれば随時、確認をして
払い下げていく形になるかと思います。
以上です。
◯3番(
岩元 努議員)
わかりました。参考までに、この
平米単価というのがわかればお示しください。
◯財政課長(
冨満 庸彦君)
今回
払い下げた
土地は既に
宅地等で利用されておりましたので、その
隣接地であります
宅地の
平米単価、
評価額を利用しております。1平米当たり2,600円の単価に基づいて
評価額を算出し、その上で
実勢価格に割り戻して
売買価格を決定したところでございます。
以上です。
◯3番(
岩元 努議員)
わかりました。
理解いたしました。
次に、節2その他
不動産売払収入28万5,000円、
立木処分の内容についてお示しください。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
その他
不動産売払収入28万5,000円の
立木処分につきましては、
市道大田木ノ氏線道路改良工事に伴う
立木補償で買い取りました杉、
ヒノキ合わせて75本を伐採しまして用材として売り上げたもので、
売上高29万5,870円となりまして、
補正を行うものでございます。
◯3番(
岩元 努議員)
少し確認ですけど、この面積は言われましたかね。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
用地買収の面積はちょっと
手持ちに資料がございませんけれども、売り上げた材積、
立米数につきましては36.5
立米というふうになっております。
◯3番(
岩元 努議員)
この
立米というのは杉と
ヒノキで別々に出ていますでしょうか。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
別々に振り分けた資料はちょっと
手持ちにございませんけれども、合わせて36.5
立米というふうになっております。
◯3番(
岩元 努議員)
これは参考までに、杉、
ヒノキ、
同一材での現在の市場での
立米単価というのがわかったらお示しをください。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
市場単価の資料はちょっとございません。ただ、今回の売り上げた分については、杉、
ヒノキ合わせた
立米単価というのが1万1,200円、平均的なものですけども、そういうふうになっております。
◯3番(
岩元 努議員)
ということになると、この立木の買い上げの算定の基準というのはどういうふうな感じなんですかね。
◯建設課長(
飯田 昭彦君)
工事にかかった用地に立っていた立木を買い上げて、そして、それを入札によって伐採を行いました。その伐採した業者のほうで市場のほうに持っていって、この
売上高という形になっております。
◯3番(
岩元 努議員)
わかりました。
理解いたしました。
次に、款16
寄附金、項1
寄附金、目7
ふるさと応援寄附金、節1
ふるさと応援寄附金500万円の算定の根拠をお示しください。
◯市長(隈元 新君)
これは算定の根拠というよりも、当初予算におきまして1億2,000万計上しておりましたが、この1億2,000万というのは昨年の実績にプラスアルファして当初の段階で1億2,000万というふうに計上していたわけでありますが、現在まで
応援寄附金をいただいている額が実績を上回りつつありますので、あと3月までの間に1億2,000万は超えるであろうということで500万円を上乗せ
補正して、その程度は歳入として入るのじゃないかなということで歳入のほうに上げさせてもらいました。
◯3番(
岩元 努議員)
参考までに、
平成30年度の
希望使途別の割合の比率だけで結構ですので、教えてください。
◯伊佐PR課長(西 直樹君)
説明いたします。
平成30年11月末現在の内訳といたしまして、子育て・
高齢者の対策とか
青少年健全育成などといった福祉・教育に関するものが55.12%でございます。そのほか、
農林業の振興、
観光地づくり、
商店街の
活性化といった経済に関するものにつきましてが29.51%となっております。また、
コミュニティ活動の
活性化に希望される方が1.3%、その他が14.08%となっております。
以上でございます。
◯3番(
岩元 努議員)
済みません、最後のその他というのは、具体的にあったらお示しいただきたいと思いますが。
◯伊佐PR課長(西 直樹君)
これは「その他」という項目で御寄附をいただいておりますので、それを集計したものでございます。特にこれといった具体的な例はございません。
◯3番(
岩元 努議員)
理解いたしました。
最近、各地で
ふるさと納税のにせサイトが出回っておりますので、
伊佐市も十分注意して対策をよろしくお願いしたいと思います。
次に、款6
農林水産業費、項1
農業費、目2
農業総務費、節3
職員手当等時間
外勤務手当150万円の内容についてお示しください。
◯総務課長(有薗 良介君)
説明いたします。
年度初めに
硫黄山噴火がございましたけれども、それに伴いまして
水稲作付中止となりました。その際の農家への説明、それから国、県への説明、
申請書の
作成等ございましたので、その特別な
事務作業が生じました関係から時間
外勤務が発生したことになります。
対象となりましたのは
農政課の職員12人、時間
外勤務時間が、5月から9月までになりますが、5カ月間のトータルで681時間となっております。
以上でございます。
◯3番(
岩元 努議員)
この問題については、やはり
硫黄山の噴火に対する対応ということで
農政課の方々も休みもなく非常に大変だったと思いますけれども、こういった問題が起きたときにはやはり、時間
外労働の限度に関する基準というのがあると思いますので、そこら辺についても
十分配慮をしながら残業を認めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で質問を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で、3番
岩元 努議員の
質疑を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
次に、1番 谷山 大
介議員の
質疑を許可します。
谷山 大
介議員。
◯1番(谷山 大
介議員) 登 壇
おはようございます。
質疑の項目が多いですが、
議会審査における
論点情報を正確に
理解し、また市民も視聴できる本会議でできるだけたくさんしたいと思い、
質疑いたします。
「
議案第69号
平成30年度
伊佐市
一般会計補正予算(第6号)」の歳入、款13
国庫支出金、項2
国庫補助金、目7
教育費国庫補助金、節1
小学校費補助金4,303万5,000円と、款13
国庫支出金、項2
国庫補助金、目7
教育費国庫補助金、節2
中学校費補助金1,936万2,000円の
ブロック塀、
冷房設備対応臨時特例交付金7,875万9,000円についてお伺いします。
一般質問と重複いたしますが、再度、
計算根拠をお伺いし、1回目の
質疑といたします。
◯教育長(森 和範君)
お答えいたします。
国の
平成30年度
補正予算で本
補正予算限りの
ブロック塀・
冷房設備対応臨時特例交付金が創設されました。
伊佐市におきましては、小・中学校の空調設備設置に対して補助金申請を行う予定でございます。
詳しくは担当課長に答弁させます。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
補足して御説明申し上げます。
教室等の補助対象面積に補助基準単価2万2,300円を掛けて算定しました配分基礎額、これが補助金基準額になりますけれども、この額の3分の1が
国庫補助金になるわけでございます。
具体的には、小学校でございますけれども、対象面積が5,790平米でございます。これで割り出しました配分基礎額が1億2,910万5,000円でございます。この3分の1ということで、補助金が4,303万5,000円でございます。中学校のほうでございますけれども、対象面積が2,605平米でございます。これから割り出しました配分基礎額が5,808万6,000円でございますので、3分の1が補助金ということで1,936万2,000円となります。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
今回新設されました
ブロック塀・
冷房設備対応臨時特例交付金なんですが、これは今回設置する学校にある全ての教室が対象となっているのか、お伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
全ての教室、これは普通教室、特別教室の一部でございますけれども、申請をいたしました。それと管理教室、先生たちの校長室、職員室等でございますけれども、これも申請に上げてございます。
以上です。
◯1番(谷山 大
介議員)
では、二つ目に移ります。
歳出の款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節15
工事請負費3億6,104万4,000円についてお伺いいたします。
この建設
工事、電気
工事、管
工事のそれぞれの内容と、管
工事については
計算根拠をお伺いします。また、学校数と教室数、さらに設計の予算では別になっていましたので、職員室などの管理教室の数もお伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
まず、建設
工事でございます。365万5,000円の増額でございますが、そのうち350万5,000円につきましては、羽月西小学校校舎外壁
改修工事の増額をお願いしてございます。残りの15万円につきましては、大口小前の
市有地、これは学校用地になっておりますけれども、
ブロック塀の一部取り壊しの費用を計上してございます。
それから、電気
工事でございます。38万9,000円につきましては、湯之尾小学校の電話設備の電話主装置──これは交換器に当たるようなものでございますけれども──と受話器の取りかえ
工事を計上してございます。
細節の管
工事でございますけれども、3億5,700万円の増額につきましては、小学校8校に配備する空調設備設置
工事になります。小学校8校の内訳でございますけれども、予算に計上しております普通教室が74、特別教室が5、それから管理教室、職員室等でございますけれども、24、合計しまして103を計上させていただいております。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
8校103教室、うち職員室が24室ということで
理解いたしました。
続いて、歳出、款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節13
委託料1,300万円について、この
委託料は何の業務委託なのか、お伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
小学校の空調設備設置
工事後、設計図書と照合いたしまして、それが設計図書のとおり実施されているかいないかを確認するため、
工事監理業務委託を計上させていただきました。その費用として1,300万円でございます。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
続きまして、歳出、款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、節15
工事請負費1億4,600万円について、管
工事の内容は先ほどと一緒だと思いますが、
計算根拠、また学校数と教室数をお伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
まず、教室数等でございますけれども、普通教室が22、特別教室が12、それから先生たちの職員室等でございますけれども、今、既に完備しておりますのでゼロということで、合計34教室でございます。
設計の根拠を先ほどちょっと言い忘れておりましたけれども、まず、室内機、室外機はどんなのを設定したらいいか、学校によりまして天井等の状況とか、部屋の大きさとか、いろんなのがございます。それと、学校が現在、電気を使用しておりますが、その電気の電圧で足りるのかどうか、もし足りない場合には高圧の受電設備、いわゆるキュービクルというのが必要になってまいります。それの設置の有無、あるいは現在ついているキュービクルの改造が必要なのか、そういうことがこの費用の中に入ってまいります。それと、電気の配管等が出てまいります。それから、外の電柱からの引き込み等の
工事費用、こういうのがもろもろ合わさりまして
工事費を積算する予定でございます。今、実施設計中でございます。
費用につきましては、現在、先行事例の費用を参考にいたしまして、それを平米当たり単価ということで算定をいたしまして、この
工事費を概算事業費で出しているということでございます。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
先行事例で調べているということで、質問にちょっと答えられないかもしれないんですけども、国が提出している配分基礎額というのがありますが、これは一般的な普通教室に取りつけるエアコンの大きさ、出力ですね、というのを大体14キロワットというふうに想定しているらしいんですが、調べた自治体なんかは何キロワットぐらいのものをつけているのかというのがわかっていたら教えていただきたいんですが。よろしくお願いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
ワット数の資料等は持ち合わせておりませんけれども、平米当たりで言いますと、先行する市町村の例でいきますと、平米5万6,000円ほどないと実際には設置ができないというようなことで我々は試算をしてございます。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
では、次に移ります。
歳出、款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、節13
委託料400万円について、お伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
400万円の
委託料でございますけれども、小学校と同じく、中学校の空調設備
工事を設計図書と照合いたしまして、それが設計図書のとおり実施されているかいないかを確認するために
工事の監理業務委託を計上させていただいております。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
続いて、六つ目になります。
歳出、款3民生費、項3児童福祉費、目2子育て援助費、節20扶助費1,100万円について、お伺いいたします。
◯こども課長(堀之内 博行君)
お答えします。
子育て援助費1,100万円でございますが、児童手当の不足分を計上しております。当初予算において、過去の人口推移と
平成28年度と29年度の人口変動により予算を定めましたが、30年度は人口の変動の減少が縮小したため予算に不足が生じたものであります。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
では、次の歳出の款3民生費、項3児童福祉費、目5保育サービス費、節20扶助費9,869万7,000円について、お伺いいたします。
◯こども課長(堀之内 博行君)
保育サービス費でございます。
保育所の措置費の不足分を計上しております。処遇改善加算IIが創設されたことと、当初入園においてゼロ歳児の入所が多かったため、予算に不足が生じたものであります。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
保育所の保育士加算ということですね。子どもの人数に対して保育士をたくさんつけるということで
理解いたしました。
次に、歳出、款9消防費、項1消防費、目1消防費、節9旅費18万円について、内容をお伺いいたします。
◯総務課長(有薗 良介君)
説明いたします。
昨年の9月に秋田市で開催されました第23回全国女性消防操法大会に
伊佐市の女性消防団が鹿児島県代表で出場いたしました。そのことと、それから、女性消防団の日ごろの消防活動に対しまして高い評価をいただきましたことから、
伊佐市の女性消防団が日本消防協会の表彰を受けることになったものでございます。現段階では内定ということで通知をいただいているところでありますが、鹿児島県の女性消防団としては初めての受賞ということになります。3月ごろを予定されておりますが、東京の日本消防会館のほうであるということでありますので、団長と女性消防分団長、それから事務局職員ということで3人の旅費を計上したところでございます。
以上です。
◯1番(谷山 大
介議員)
続きまして、歳出、款3民生費、項3児童福祉費、目3母子福祉費、節20扶助費79万3,000円についてお伺いいたします。
伊佐市に住む子どもの貧困の実態調査をお願いしてきましたが、内容をお伺いいたします。
◯こども課長(堀之内 博行君)
子どもの貧困に関する実態調査は国民生活基礎調査によりまして実施されております。それによりまして貧困率が公表されておりますが、昨年は鹿児島県が初めて子どもの貧困に関する調査を実施し、子どもの貧困率を出しております。今回、本市においても子どもの貧困の実態調査を実施して現状を把握したいというものであります。
以上でございます。
◯1番(谷山 大
介議員)
最後になりますが、今回、私がちょっと勘違いをいたしまして、
補正予算に入っておりませんでしたので答えられる範囲で結構ですが、
補正予算の給料明細の1、特別職の区分、長等の給料費のうち、その他の手当689万5,000円の内容について、内訳をお伺いいたします。
◯市長(隈元 新君)
35ページ付表の
補正予算給与費明細書の長等その他の手当689万5,000円でございますけども、これは当初予算と同額のため
補正には当たりませんが、一応、御質問が出ておりますので内訳を申し上げます。
市長、副市長、教育長の3人のことでございまして、内訳は退職手当負担金と通勤手当の2項目でございます。合わせまして689万5,000円というふうになっております。
これは、念のため申し上げますけども、当初予算の128ページのほうに既にお出ししておりますので、そのときに御質問あるいは説明等を求めていただければよかったかなと思いますので、あくまでも
補正予算につきましては追加又は削減されている、変更になっているところを明記してございますので、このように表にいたしますとやはり全てののを、変更していないところもこのように数字が出てまいりますので勘違いなさったのじゃないかなと思いますが、
総括質疑ということには当たりませんが、一応、御質問いただいていましたので答弁ということにさせていただきます。
◯1番(谷山 大
介議員)
詳しい内容については、また3月当初予算でお伺いしたいと思います。
終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で、1番 谷山 大
介議員の
質疑を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
次に、11番 畑中 香子議員の
質疑を許可します。
畑中 香子議員。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
伊佐市国民健康保険基金条例一部改正について伺いたいと思います。
今年度4月から国保制度が改正となった中で、現在の7,000万円相当の基金積み立てに伴い条例改正が必要となったとのことですが、これまでの条例のどの部分が現制度の中で不都合な部分となるのか、条例改正の目的、理由について伺いたいと思います。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が施行され、県が市町村とともに国民健康保険の財政運営の中心となる制度改正、
伊佐市国民健康保険基金条例の一部の改正を行うものでございます。
改正の目的、理由は、制度改正に伴う文言の整理で、詳細は
議案資料の新旧対照表のとおりでございます。現行の条文は積み立てたり取り崩したりする条文が現行制度に対応しないことから、文言を改正するものでございます。
◯11番(畑中 香子議員)
現行の条例は「保険給付又は保健事業の費用に不足を生じた場合の支払に要する費用に充てるため」という部分がありますが、この部分を「国民健康保険財政の健全な運営に資するため」というふうに改正をされるわけですが、これはこれまでの仕組みが都道府県単位に変わったことによりまして医療費が県より給付される仕組みとなるため、保険給付の事業の費用に不足を生じた場合というふうに限定される部分を、財政の状況により、例えば財政調整の役割を持つように変えるためというふうに認識するわけなんですが、ここをこのような認識でよろしいのか伺いたいと思います。
◯市民課長(田之上 和美君)
御説明いたします。
第1条につきましては、制度改正により市が負担する保険給付費の費用は県から当該年度中に市に全額交付されるものに制度が変わりましたで、今、議員がおっしゃったように、制度が変わったことにより文言を訂正するものでございます。
第2条につきましても、従前は積立金額は急激な医療費の増加に対処するため、おおむねですけども、2カ月という目安がございまして、その2カ月分の保険給付費等の積立金額が必要との考え方が従前ございました。先ほど申しましたように、県から単年度中に全額交付されますことから、2カ月分の根拠といいますか、ここに算定する根拠が消滅いたしましたので、これを解消するものでございます。
◯11番(畑中 香子議員)
都道府県化に改正される以前から国保の基金というのが今、ほとんどの自治体で枯渇している状況であります。都道府県単位化の検討の段階でこの基金を保有している自治体が存在するわけですので、この基金に対して国の取り扱いの規定で国の考え方というものが示されていたのではないかと思うんですが、このところはどのように検討されていたのか、御説明いただければと思いますが。
◯市民課長(田之上 和美君)
伊佐市におきましても数年来、枯渇している状況でございました。この条文につきましても、国が示しました条文等がございましたけれども、3月の時点におきましては御提案申し上げずに今回の提案時期になっているものでございます。
◯11番(畑中 香子議員)
その段階で基金を保有している自治体については国からの考え方が示されていたということだったというふうに伺います。
その時期につきましても、本市では基金がございませんでしたので基金条例の改正というのは必要なかったかと思うんですが、ちょっと調べた感じでは、制度改正の時点で基金を保有していた自治体のほうでは制度改定の時点でこの国保基金については国保財政調整基金というふうに名称から変えて運用されるように改定をしていたのではないかというふうにお聞きしたんですが、この積み立てをするということがなければ、実際、本市でも条例改正の必要はずっとなかったのかどうか、この時期について伺いたいと思うんですが。
◯市民課長(田之上 和美君)
国民健康保険基金条例の一部を改正する条例の
議案上程につきましては、先ほど申しましたように、3月議会時点での本市の国保基金が数年来枯渇している状況でございまして、前回の9月
補正予算におきまして地方財政法の規定に基づく積立金が発生いたしましたことから、まず9月議会での予算をお認めいただきましたので、今回、積立実行前の本議会に上程させていただこうとするものでございます。
他市町につきましては、議員さん先ほどおっしゃいましたように、3月議会の時点で改正をなさっていらっしゃるところもありますし、それぞれの自治体のお考えによって上程時期を違わせているものかというふうに
理解しているものでございます。
◯11番(畑中 香子議員)
この基金の積み立てに関して、今後の国保財政の状況を見て、法定外繰り入れ削減のために段階的に取り崩される、活用されていくという考え方なのか、予算の段階で法定外繰り入れの部分に段階的に充てていくとか、保険料の高騰を緩和する、引き下げる目的で取り崩すことも考えられるのかを伺いたいと思います。具体的な取り扱いについて、市長の見解を伺ってみたいと思います。
◯市長(隈元 新君)
これは条例にも書かせていただいていますように、健全な運営に資するということで一定の定める額とするというふうに御理解いただきたいと思います。
◯11番(畑中 香子議員)
1回伺ってみたいんですが、この条例の処分の部分なんですが、6条には「この条例により積み立てる基金は、当該目的のためでなければこれを処分することができない」と現行の場合にはあります。改正後は「不足する場合において、当該不足額を補うための財源に充てるときに限り」とあるんですが、ここは言葉上は意味合いは変わらないと思うんですが、ここを1回確認してみたいと思うんですが。
◯市民課長(田之上 和美君)
議員さんおっしゃいますように、言葉では変わらないということでお受け取りになられると思います。「当該目的でなければこれを処分することができない」と従前ではございましたけれども、先ほど議員さんおっしゃいましたように、かかる医療費につきましては単年度中には県のほうから見てくれますので現行の制度の表現のままでいくと当てはまらないということで、処分の目的が今の文言でしたら限定されていますので、これを解消するものということで御
理解いただきたいと思います。
◯11番(畑中 香子議員)
保険給付の医療費の不足分としては使うことはあり得ないということになるわけなんですが、それでは、この積立金の取り扱いなんですよね、これを改正してどのようなときにこの処分をされるということになるのか伺いたいと思います。
◯市民課長(田之上 和美君)
国民健康保険基金はこれまで財政基盤の安定強化の観点から安定的な基金が必要でございました。制度改正に伴いまして、今、6カ年間の激変緩和の期間中の初年度でございまして、それの措置に対する対策費として今現在必要なものということで認識しているものでございます。
◯11番(畑中 香子議員)
先ほどもちょっとお伺いしたんですけど、予算の段階で法定外繰り入れの額を解消するという目的というか、取り崩しということがあるのかどうかなんですが、例えば、課長のほうからありましたけども、保険給付費の2カ月分相当との規定がなくなりますね。今後の基金積立額はどのように推移するというふうにお考えなのか、どのように基金の取り扱いが行われていくのかということを、課長ですかね、市長の見解ですかね、伺いたいと思うんですけど。
◯市民課長(田之上 和美君)
先ほど申しましたように、今、制度改正が成りまして6カ年間の激変緩和期間中でありまして、今後どのように医療費が推移するのかというのが非常に不透明なところがございますことが一つと、それから、保険税を改正させていただきまして、本年度が初年度でございまして、前回の3月議会でも御説明しましたように、最初の3カ年間で振り返りをいたしまして、全体の推移がどのようになっているかというのも見なければならないことから、今の時点で今後どのようになるのかということはお答えするのは非常に難しいところがあろうかと思います。
今現在、基金も積み立てをさせていただいておりますけれども、単年度中の医療給付費については単年度中に県から給付が来るとはいいますものの、もしこれが医療費のほうが高騰していきますと後年度の県に支払う金額がまた高騰してくることも考えられますので、先ほど申しましたように、今、激変緩和期間中ということがありますので、ここを推移しながら今後検討していかなければならないのかなというところが見解でございます。
◯11番(畑中 香子議員)
それでは、最後になりますけれども、この基金を取り崩しを行うという財政状況になったときに、どんな順番でこのようなことが提示をされて、どのような手続で取り崩されて特別会計のほうに上がってくるのかというところをお伺いしたいと思います。
◯市民課長(田之上 和美君)
第4条は基金利息のことをうたってございますけれども、取り崩しにおきましても、取り崩しを行いまして一旦、特別会計のほうに歳入で受け入れて、それから歳出のほうで執行するという手続になります。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の
質疑を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
次に、
議案の
委員会付託省略についてお諮りします。ただいま議題となっております「
議案第76号」の
議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
緒方 重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました
議案1件については、
委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(
緒方 重則議員)
これから「
議案第76号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
緒方 重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
これから採決します。
本案の採決は無記名投票により行います。
議場の出入り口を閉めます。
(議場を閉める)
◯議長(
緒方 重則議員)
ただいまの出席議員数は、議長を除き16人であります。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に9番 久保 教仁議員、10番 前田 和文議員を指名します。
投票用紙を配ります。
(投票用紙配付)
◯議長(
緒方 重則議員)
念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。
また、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により、反対とみなします。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
緒方 重則議員)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
(投票箱点検)
◯議長(
緒方 重則議員)
異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。
事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。
議会事務局長、前田 千弘君。
◯議会事務局長(前田 千弘君)
それでは、点呼を行います。
1番 谷山 大
介議員、2番 武本 進一議員、3番
岩元 努議員、5番 森山 良和議員、6番
今村 謙作議員、7番 山下 和義議員、8番 森田 幸一議員、9番 久保 教仁議員、10番 前田 和文議員、11番 畑中 香子議員、12番 沖田 義一議員、13番 鶴田 公紀議員、14番 左近充 諭議員、15番 柿木原 榮一議員、16番 福本 千枝子議員、17番 植松 尚志郎議員。
以上で点呼を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
緒方 重則議員)
投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
議場の出入り口を開きます。
(議場を開く)
◯議長(
緒方 重則議員)
これから開票を行います。久保 教仁議員、前田 和文議員の立ち会いをお願いします。
( 開票 )
◯議長(
緒方 重則議員)
立会人に申し上げます。立会人として何か御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
緒方 重則議員)
御意見がありませんので、立会人の意見はないものと認めます。
◯議長(
緒方 重則議員)
投票の結果を報告します。
投票総数16票、これは先ほどの出席議員数と符合しております。そのうち、賛成14票、反対2票。
以上のとおり、賛成が多数であります。したがって、「
議案第76号」は同意することに決定しました。
◯議長(
緒方 重則議員)
ただいま議題になっております「
議案第69号」から「
議案第75号」までの
議案7件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります
議案付託区分表のとおり、それぞれ所管の
委員会に付託します。
◯議長(
緒方 重則議員)
日程第9「
議案第77号
平成30年度
伊佐市
一般会計補正予算(第7号)」、
議案1件を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
追加提案いたしました「
議案第77号
平成30年度
伊佐市
一般会計補正予算(第7号)」について、説明申し上げます。
今回の
補正は、民生費につきましては、菱刈総合保健福祉センター空調設備
改修工事に要する経費について新たに措置し、教育費につきましては、大口小学校給水管
改修工事に要する経費について新たに措置しております。
これらの財源につきましては、繰入金に追加の措置を講じております。
この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,700万円を追加し、歳入歳出の総額を169億5,269万5,000円とするものであります。
これら2件の事業は、年度内に事業が完了する見込みがないため、明許繰り越しによる繰り越しの措置を講じております。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(
緒方 重則議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで、
議案の内容を精査し、
質疑の
発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。
△休 憩△(11時05分)
△再 開△(11時06分)
◯議長(
緒方 重則議員)
休憩前に引き続き会議を再開します。
◯議長(
緒方 重則議員)
15番 柿木原 榮一議員の
質疑を許可します。
15番 柿木原 榮一議員。
◯15番(柿木原 榮一議員) 登 壇
おはようございます。
きょうは「第77号」の
質疑が行われるということで、けさになってから書きましたので、誤字があるところはよろしくお願いいたします。
「
議案第77号
平成30年度
伊佐市
一般会計補正予算(第7号)」の大口小学校給水管
改修工事について、
質疑を行いたいと思います。
実は11月の末に保護者の方から「小学校の水が飲めない。ポットか水筒を御持参していただくようにということで学校側から連絡があって、今持っていっております。だけど、持っていかない人はどうなるんでしょうね」ということでお電話がありまして、それと、期間等について、早急にしていただきたいという意見が出されましたので、
質疑を行っていきます。
それから、大口小学校に参りまして校長先生から御説明を受けて、今、体育館の周りの3カ所だけは水が飲めるということだけはお聞きしておりますので、よろしくお願いいたします。
まず、水道蛇口からの異物はどのようにしてわかったのかお伺いいたします。
1回目の質問といたします。
◯教育長(森 和範君)
11月14日の日に大口小学校校長から電話がございまして、数日前、児童が水を飲んだとき、異物感を感じて吐き出したということで、保護者より担任のほうにそのようなことがあったということは連絡がありまして、校長のほうからは教育
委員会のほうに対策を依頼されたところでございます。以下は、議員が先ほどおっしゃったとおりでございます。
◯15番(柿木原 榮一議員)
普通の大人だったら幾らか出しっ放しにして、それを見て飲むんでしょうけども、本当に出てきたんだろうと思っておりますが、水道はとまったり管の中の流速が違ってきたときには時々、鉄のさびとか、そういうのが出てまいりますが、水質検査もやられたということで、この結果についてお伺いいたします。この中にないのですが、透明度、濁度もわかっておりましたら。
昔、オオカガクという株式会社がありまして、山野の上のほうでカオリンというものを泥の中から採取されておったようですが、濁度の度数というのはこれを薄めていってはかってまいりますが、この透明度と濁度、それに鉄分、硬度と書いてありますが、総硬度、カルシウム、マグネシウム、これと、水を蒸発していきますと1ミリリットル中に何ミリグラムという数値が出てまいるんですが、この数字等について、わかっていたら教えてください。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
まず、濁度でございますけれども、水質検査基準では2以下という基準でございますけれども、0.1未満ということで結果が出ております。水道法上の水質基準では上水に適合するという検査結果が出ております。
それから、異物の関係ですけれども、砂状のものが出てまいりました。それを検査に出したわけなんですが、検査の結果でございますけれども、鉄分になります。亜鉛メッキ、鉄ということで、水道管の鋼管に使われている鉄ではないかということで判断が出ております。
成分の要素ですけれども、これはパーセンテージで要素分析結果が出ておりますのでパーセンテージで御説明いたしますけれども、検出された元素の中で一番大きいのが鉄でございます。46.74%。その次が酸素と書いてございます。38.56%。以下、小さい数字になっております。大きいのは鉄と酸素ということで分析結果が出ております。
以上でございます。
◯15番(柿木原 榮一議員)
この検査をするときに、飲料水の場合は蒸発残留物まで、数値的にはミリグラム/リッターになるんですが、この数値がわかっておりましたら教えてください。
それと、重金属をはかるものは、この辺はクーラーに持っていくときに冷凍して持っていくんですが、重金属を調べるには硝酸を入れて前処理をして持っていかなきゃならないんですが、そういうことも水道課とか、そういうところからお聞きになっておりますでしょうか。
それと、次に参りますが、この配管自体の埋設年度、これがわかっていたら、それも教えてください。
それと、取りかえの
工事の管の径及び長さについて、御説明願います。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
これも現場で私どもと、それから委託業者さんで立ち会いをいたしまして、そしてその場で水道水を流しながら砂状の鉄を採取して、その場で持っていってもらっております。そして、結果表しかいただいておりませんのでどういう方法でされたかというところはございませんけれども、これをすり潰して、そして成分検査をしたということで結果が出ております。
済みません、水道課のほうから結果をいただいておりまして、鉄がリッター当たり0.01ミリグラム未満、それから硬度が31ミリグラム/リッター、それから残留物が108ミリグラム/リッターということで、水道課のほうの検査結果が出ております。
それから、管の長さでございますけれども、今想定しておりますのが、室内給水管ですけれども、約400メーター、それから、屋外給水管ですけれども、約500メーターですけれども、取りかえるということで計画してございます。
径のほうは、今、屋外のほうが50ミリがついているのではないかと思っております。室内管については、20ミリからそれぞれ、いろいろ部署で違っているとは思いますけれども、そのような状態になっております。
以上でございます。
◯15番(柿木原 榮一議員)
できましたら、埋設された期間は昭和何年であったのか、お知らせ願えますか。
それと、交通安全で立しょうしておりますと、水筒並びにポットを持っていく子どものほかに持っていない子どももおられますので、今度はこの辺の
工事期間について、早目の
工事のほうがいいんでしょうけども、その辺の
工事の期間についてお伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
埋設期間でございますけれども、高架水槽を改造したり、直結の水道にしたりして途中途中でいろいろな修繕等をやっておりますので、それぞれ管をそのときそのときで入れているということでございますが、ほとんどの管につきましては建築当時と同じではないかなという判断でいたしますと、校舎の建設でございますけれども、一番古い校舎部分で昭和41年、新しい部分で昭和62年、そのような建物の建設でございますので、ほとんどの部分はそういう管が入っているのかなと推測はできます。
それから、工期でございますけれども、水道管の大規模改修というようなことになってしまいましたので、5カ月ほど工期が必要じゃないかということでございます。繰り越しのほうも今回の
補正で計上させていただいております。
以上でございます。
◯15番(柿木原 榮一議員)
5カ月と申しますと、5月以降、梅雨に入る前ということになりますね。今、埋設年度を聞きますと50年から30年たっておりますね。また、そのころは鉄管だったんでしょうけども、今は塩ビ管になっておりますので、その辺の安全性を考えて、飲むものですのでできるだけ早目に処置をしていただくようにお願いしたいと思いますが。
他の学校の埋設管の状況の関係は、管ですから中が見えません、出してみないとわからない状態でしょうけども、どのようにしていくのか、お伺いいたします。
◯教育
委員会総務課長(万膳 正見君)
御説明いたします。
他の学校につきましては、現在、水質的には良好な状態を保っております。水質につきましては定期的な水質検査で確認をしてまいりたいと思っております。
ハード的な部分でございますけれども、部分的な修繕等につきましては常時、対応いたしております。大規模の改修等が必要な場合でございますけれども、長寿命化計画を策定する方向で今進めておりますが、そういう計画等もございます。これからの判断でやっていきたいと思います。
以上でございます。
◯15番(柿木原 榮一議員)
先ほど言われた分析の数値、これはほかのものと大体一緒みたいな感じがします。今まで私が扱ったところの数値もこのくらいでした。
答弁していただきましたが、やっぱり飲み物です。異物並びに泥水の入ったものは飲料水には使えません。これが基本でございますので、公共物のインフラのほうも考慮していただき、施設の耐久性だけじゃなく、水道管本体のほうもぜひよく見ておっていただきたいと思います。
終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で、15番 柿木原 榮一議員の
質疑を終わります。
◯議長(
緒方 重則議員)
次に、
議案の
委員会付託についてであります。
ただいま議題になっております「
議案第77号」の
議案1件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります追加
議案付託区分表のとおり、所管の
委員会に付託します。
◯議長(
緒方 重則議員)
日程第10「請願第4号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元、複式学級解消をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請について」の請願1件を議題とします。
この請願1件については、会議規則第141条第1項の規定により、配付しました請願文書表のとおり、所管の常任
委員会に付託します。
◯議長(
緒方 重則議員)
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
△散 会△(11時22分)
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