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  1. 伊佐市議会 2018-03-08
    平成30年第1回定例会(第5日目) 本文 2018年03月08日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2018年03月08日:平成30年第1回定例会(第5日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(9時58分) ◯議長(左近充 諭議員)  これから本日の会議を開きます。 ◯議長(左近充 諭議員)  本日の日程は、配付しております議事日程のとおりです。  日程第1「議案第2号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第11号)」から日程第14「施政方針」まで、以上、議案13件及び施政方針を議題とします。  これから即決議案及び施政方針に対する質疑を行います。  通告に基づき順次発言を許可します。  まず、11番 前田 和文議員の質疑を許可します。  前田 和文議員。 ◯11番(前田 和文議員)   登  壇  発言通告書のとおり、質疑を行ってまいります。  きょうは11人のメンバーが質疑をするようです。執行部も対応に大変でしょうけど、よろしくお願いいたします。  早速、林業費のことについてお伺いします。  治山事業が490万円の繰越明許費となっておりますが、その内容と理由についてお聞かせください。 ◯林務課長(井上 修君)  説明いたします。  款6農林水産業費、項2林業費、治山事業490万円の繰越明許費については、事業名29林工第5号県費単独補助治山事業大口山野平川地区です。事業内容として、延長コンクリート土留工16メーターのり切工面積354.9平米、契約額799万2,000円、うち310万円は前払い金として支払い済みであります。契約日が平成29年11月1日、受注者が有限会社共同設備工業、工期が平成29年11月1日から平成30年3月31日の150日間。  繰り越し理由は、当初、年度内完成を予定しておりましたが、発注後、着工前協議において、治山事業申請者と隣接する山林所有者との立木伐採及び工事進入路に関する調整に不測の日数を要したことにより、繰り越すこととなりました。  早期完成に向けた取組として、当該工事現場は高さが10メーター以上あるため、加治木労働基準監督署の現場調査を受けており、転落等の労働災害等が起こらぬよう、現場での監督、指示、打ち合わせを入念に行う取組を行います。完成時期は、梅雨前の5月中の完成を予定しております。
     以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  治山事業といろいろな近隣との調整ということで遅れたということですが、安全な予算執行を速やかに図れるように努力してください。  次に、土木に入りますが、市道維持管理事業1,750万円が繰り越されております。その理由と内容と今後の取組についてお伺いします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  まず、請負工事の実施につきましては、早期発注、早期完成に努めているところでございますけれども、諸事情により年度内に完成を見込めない場合は、明許繰越において次年度にわたって事業を行っているところでございます。  また、建設業界では労働者の確保が課題となっていることから、国からは施工時期が集中しないように、また、繰り越し制度を活用して適正な工期設定と施工時期の平準化を図るように求められているところでございます。  それでは、款8土木費、項2道路橋梁費市道維持管理事業の1,750万について御説明いたします。  工事請負費3路線でございます。  まず、花北下手線補修工事でございます。延長が56メーターで、これにつきましては、2月7日契約で、工期を3月23日までとしておりましたけれども、気象条件による工期の延長等を想定いたしまして、繰り越し予定といたしました。これが、1月19日時点の判断ということで、ほぼ3月23日の工期までに完了予定ではございます。  それと、前田2号線ですけれども、市道の流末整備です。延長が180メーター。これにつきましては、12月7日に契約をいたしましたが、工事施工中に地権者との調整・協議が生じまして時間を要したことから、繰り越しといたしております。現在工事中で、4月中旬の完了を予定しております。  そして、本城永池線でございます。これは舗装補修の延長300メーター、オーバーレイでございます。これにつきましては、起伏の多い路線では寒い時期の施工は出来高に非常に影響が出るということで、冬場を避けたこと、それと、他路線の執行残も含めて発注を予定していたことから、3月末に発注するということで、5月中旬の完成予定としております。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  建設業者の労働不足、技術者不足ということも伝え聞いておりますので、地元発注ということに努められた結果がこういうことにもつながったかというふうに理解しております。それにしましても、市民は、いつ工事が完成するんだろうと心待ちにしていると思いますので、早期の着工・完成を目指していただきたいと思います。  次に、道路一般管理道路新設改良2,060万円が残されておりますが、この内容についてお願いします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  それでは、一般管理道路改良2,060万円について御説明いたします。  これについては、工事請負費3路線でございまして、針牟田川西線道路改良170メーターでございますが、10月18日に契約し、工期を3月12日までとしておりましたけれども、資材、これはコンクリート製品の側溝でございますけれども、この調達に時間を要したことから繰り越し等をしております。4月末の完成予定で、現在工事中でございます。  それと、上松渕辺線改良舗装工事延長140メーター、それと湯之尾団地4号線、側溝整備、延長73メーター、これにつきましては両方とも12月20日に契約し、工期を3月23日までとしておりましたけれども、気象条件による工期の延長を想定して繰り越しとしておりました。ただ、1月19日時点での判断ということで、3月23日、工期どおりに完了する予定でございます。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  予測されたから念のために繰越明許費を提案しているということで理解いたします。  次に、過疎債路線整備事業1億3,080万9,000円が残っておりますが、これについてお願いいたします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  過疎債路線整備事業の1億3,080万9,000円について、説明いたします。  これにつきましては、工事請負費が7路線でございます。田中中2号線道路改良工事延長37メートルでございますけれども、用地交渉に時間を要して、契約が1月11日となりまして、標準工期を確保できなかったことから繰り越しとしております。4月中旬を完了予定といたしまして、現在、工事中でございます。  それと、築地8号線です。道路改良工事で152メーターです。これも用地交渉に時間を要して、契約が2月7日となりまして、標準工期を確保できなかったことから、6月末を完了予定として、現在、工事を進めておるところです。  それと、徳辺湯之尾線道路改良工事34メートル、それと諏訪線道路改良工事延長107メートル。これにつきましては、地元との協議、それと工法検討に時間を要しまして、契約が1月11日となりまして、標準工期を確保できなかったことから、繰り越しとしております。徳辺湯之尾線につきましては、7月中旬の完成予定、そしてまた、諏訪線につきましては4月末を完成予定といたしまして、工事中でございます。  それと、川南栗野線道路改良工事228メーターでございますけれども、これにつきましては、国の河川工事と隣接していましたことから、工事施工の協議に時間を要することを想定しておりまして、繰り越し工事としたところなんですけれども、既に工事のほうは完了しております。  それと、大田木ノ氏線道路改良の延長が255メーターです。これにつきましては、用地交渉に時間を要して、契約が2月21日となりまして、標準工期を確保できなかったことから、繰り越しとしております。6月末を完成予定としまして、現在、工事中です。  それと、一の山小水流線改良工事、延長50メーターでございますけれども、これにつきましては、平成28年の繰り越し工事が3月末に完了する予定でありますために、これが完了次第、4月上旬に発注予定ということで、6月末の完成予定ということで、現在、進めているところでございます。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  工事自体は大きな工事ではありませんが、数が多いということで、交渉に手間どったということですね。そういうことで、同じことを言いますが、早期に完了いただきたいと思います。  それと、次の5番目に入りますが、浸水対策道路整備事業1億5,390万円が残されております。これについてお願いいたします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  浸水対策道路整備事業の1億5,390万円について御説明いたします。  これは、永尾金波田線の橋りょうの桁設置の工事でございます。繰り越しにつきましては、平成28年の繰り越し工事の橋りょうの下部工の工事で、出水期に施工ができなかったことが影響していることと、平成29年度事業の積算において、上部工の資材等について市場価格調査というものを実施しなければならないということで、これに時間を要したことから、4月上旬の発注に向けて、現在、取り組んでいるところでございます。これは、完成予定は平成31年の2月を予定しております。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  この工事そのものについて、31年の2月と、今年度、工事が出てますね。それとの整合性というのはどういうことになるんですか。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  桁を設置した段階で、平成30年度の工事につきましては、取りつけ道路を計画しておりますけれども、桁が据えた時点で工事を進める予定です。工期というものは、金額によって工期というのが設定されております。この桁設置については非常に金額が大きいということで工期は長くなるんですけれども、その桁設置が終わった段階で工事の発注をかける、30年の工事を行う予定ではございます。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  そういうふうな時間的な、官公庁としてのそういう約束事といったものがあるんだということですが、桁工事が早期に完成し、取りつけ道路を30年度に完成といったことがやはり使命であると思いますので、そういうところは勘案していただいて取り組んでいかないと、来年また繰り越したというようなことになってしまうと思いますので、その点、御注意いただき執行していただきたいと思います。  次に、公営住宅管理事業1,418万円が残されております。これについてお願いいたします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  公営住宅管理事業の1,418万について説明いたします。  これにつきましては、公営住宅解体工事の2件でございます。  まず、大口小下団地でございますけれども、これは、昨年11月に全室退去をされたことによって、解体するということで12月補正で計上しておりましたけれども、この団地が昭和35年に建てられたもので、設計書等がないということで、設計積算に想定以上の日数を要したということがありまして、4月中旬の発注を予定として進めておりまして、完了を5月末としております。  それと、山田団地につきましては、入札の不調があったことによりまして契約が2月21日となりました。そういったことで標準工期を確保できなかったということで繰り越しを行っております。4月末を完了予定といたしまして、現在、工事中でございます。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  ちょっと前に戻って申し訳ありませんけど、金波田線の橋台ですか、いわゆる桁といいますか、その工事の入札発注繰り越しはどういうふうなスケジュールになりますか。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  今、設計を進めておりますけれども、4月上旬に入札ということで、今現在、進めているところでございます。 ◯11番(前田 和文議員)  国や県に協力していただきながら進めているわけですので、余り長時間にわたって繰り越しというのもいかがなのかと考えますので、よろしくお願いしたいと思います。  私が考えますに、速やかな予算執行がなされるべきだと考えております。適切な人員配置がなされているのか等を考えてみますと、災害派遣の職員も長期にわたっております。技術職員の長期の不足を懸念するところです。今の御答弁の中にありましたことの中にも、交渉や、また技術的な試算等に時間を要したということもあるようです。技術職員災害派遣で長期にわたっておりますが、これが遠因にあるんじゃないかというふうに私は個人的に考えております。その状況について、参考までにどういうふうな技術職員の派遣なのか、参考までに、総務課長、お知らせください。 ◯総務課長(有薗 良介君)  説明いたします。  29年度は、災害派遣としまして、技術職員を2つの自治体のほうへ派遣をしております。一つは甲佐町で、これが2カ月から3カ月交代で1人ずつということで、5人派遣をしております。それから、喜界町に10月から12月まででしたが、3カ月間に4人の職員を派遣をしております。派遣に当たりましては、被災地からの要請があったこと、それから、九州知事会の要請、姉妹都市の関係もありましたので、災害復旧支援を決意したところでございます。  派遣する技術職員におきましては、自分の持っている業務がございますので、その調整をしながら、また、周りの同僚職員のサポートを受けながら、業務が遅れないように調整を図りながらの派遣となっておりましたので、この派遣をしたことが繰り越し事業につながったとは考えておりません。  また、土木技術者は、大災害時の復旧業務を体験することによりまして、知識あるいは技術の習得の研修にもなっておりますので、一回り大きくなって帰ってきていると思っております。ですので、今後の業務にも大きく期待の持てる技術者に育ってきたなと思っているところでございます。  以上です。 ◯11番(前田 和文議員)  いろんな事業といいますか、いろんなことにつきましては、必ずメリットとデメリットがつきものです。我々の職場といいますか、市においても、貴重な人材をですね、決して余りある人材を派遣しているわけでありませんので、これはやはり、今、総務課長がおっしゃいました期待というものと、それとまた過重な技術者不足にこちら側が陥らないような配慮をしていただきたいと思います。  最後にお聞きします。いつまでをめどに技術者派遣をされる予定ですか。なるべく早い終息が全国的な流れにもなっているようです。 ◯市長(隈元 新君)  先ほど、総務課長が技術職について答弁したとおりではございまして、議員の皆様方に御心配いただくのはありがたいんですけれども、総務課長が答弁したとおりでございます。  うちの技術の職員というのは非常にレベルが高いです。重なったのは喜界町と甲佐町が重なっただけで、そのときはやりくりをしていただきましたけれども、甲佐町に関しましては、1カ月ないし2カ月、3カ月で、自分の伊佐市で持っている仕事をあいているところをやりくりしてという、非常にそのプログラムが技術職員同士でしっかりしておりますので、彼らは研修の一環とも思っておりますし、これは本当に無理をしてやっているということは全くありません。彼らみずからがそれを望んでやっておりますので、ぜひともそういうふうに育てて、応援していただきたいと思います。  これは重ねて、誤解がないように私のほうから、今、補足の意味でお話させていただきました。  南三陸町のほうには技術職を送っておりませんので、事務職でありますので、これは、ある程度の余裕があるといいますか、いい経験をさせていると思いますが、30年度は、今、南三陸町のほうはもう7年たって、向こうのほうも派遣職員を縮小するという考えですので、私どものほうも少しずつ減させてもらう予定にしております。  甲佐町のほうはまだしばらく、何年ということは申し上げられませんけれども、30年度はやはり同じような形で派遣するようにしております。甲佐町は近い関係もありますので、期間も短くやっておりますので、そして、どうしてもこちらのほうが手いっぱいのときは、しばらくその1カ月くらいは、向こうのほうに辛抱していただくというような融通も話し合いでやっていきますので、今後も、このことは支援して、あるいは、学ぶという意味でも派遣していきたいというふうに思っております。 ◯11番(前田 和文議員)  災害時のお互いの助け合いといったことも必要なことは重々承知をしておりますが、予算執行が遅れることのないように、お互いカバーしながら議会のほうも応援していきたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  申し訳ありません。先ほど、建設課長あるいは林務課長が説明申し上げましたが、繰越明許に関する考え方は、やはり今、国の考え方が違ってきております。私が昔、議員をしているころは、この繰越明許に対しては目をつり上げて議会が質問した記憶がありますし、私もそういう議員の1人でありましたけれども、現在は、先ほど課長が申し上げましたように、作業の平準化、受注の平準化と。実際、昔よく覚えてらっしゃると思うんですけど、4月、5月、6月、ほとんど仕事がないんです、公共事業が。そうすると建設会社は非常に困るわけです。その間だけ民間の事業というのがあるわけでもないわけです。ですので、そのあたりの平準化と、それと、政権というのは政権を維持するため、あるいは交代した場合でもそうですけど、補正予算を途中出してきます。そういう補正予算を活用するとなると、これはどうしても工期内に、年度内に終わらないというのはわかっていますので、そういうのはやはり、今これも、非常に変わってきた、時代がこういう時代になってきたというふうに御理解いただいて。ですけど、そこで、私どもは議会のほうにしっかりと繰越明許の根拠をお示しして、議決していただいてという手順を踏むことで問題がないように進めているところでございます。  技術者が足りないからこういうふうになっているということは決してございません。むしろ、先ほどから理由で言ってますように、天候不順というのがあります、どうしても。それと、もう一つはやはり、これは民有地の場合、地権者が非常に難しいところがあります。やはり、その方々同士でなければわからないような事情というのがやっぱりあったりしまして、私どもはそこのプライバシーに踏み込めませんので、そこを何とか時間をかけて御理解いただくようにしていますので、どうしても時間がかかるということを御理解いただければというふうに思います。 ◯11番(前田 和文議員)  市民の気持ちは、早くしてほしいという、それとまた、工事を担当する、実際やる土木の会社は平準化されるとありがたいというふうなことは私も十分わかります。心から早期の完成を応援していますので、よろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、11番 前田 和文議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  おはようございます。人数も多いですので、早速ですが、平成30年度施政方針について総括質疑を行います。  重点施策の1点目に、あらゆる分野に関連する安心安全に関して、組み合わせや取捨選択により、効率的で実効性の高いサービスへと切りかえるとあります。何を見直すのか具体的にお伺いして、1点目の質疑といたします。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  施政方針ではそれぞれの重点分野における基本となる考え方を述べるものでありまして、具体化される事象については、予算や行政サービスとして形となりあらわされるものと考えております。御質問の表現につきましても、縮小社会にあるまちづくりにおいて必要となる概念を述べておりまして、その考えにつきましては後段にも組み込まれているかと思われます。老朽化が進む公共施設のあり方や地域での生活、災害対応、子育て支援環境など多方面にわたり安全安心を考える際には、全てを一律的に捉えるのではなく、真に必要な部分に対してより効率的で効果的な方法を工夫していかなければ、無駄が多いものになり、結果的に安全安心な環境が保てなくなるということを表現したものでございます。 ◯1番(谷山 大介議員)  次に、「安心安全なまちづくりは、各種団体との自助・共助・協働による取組が不可欠です」とありますが、自助・共助・公助ではなく、なぜ防災士の基本理念である自助・共助・協働なのか、また、当然、公助は行っていくという考え方でいいのか、お伺いいたします。 ◯市長(隈元 新君)  私は、この御質問をいただいたときに、この防災士というのを、私の施政方針の中では使ってなかったと思うんですけれども、ここのところは私は少し、理解するのにどういうふうにお答えしたらいいのかなというふうに思ったわけですけれども、通常、自助・共助・協働というのは従来からずっと使っている言葉でございまして、このことを行政の説明会等、あるいはコミュニティの会長さんたちとの会議などでも多く使わせてもらっております。ですので、この自助・共助・協働ということは市民の方にも申し上げているわけですが、当然、行政サービスとしての公助というのを基本として行ってまいるというのがあっての上でございます。ただし、前段にもありますように、行政や民間サービスだけでは解決はしていない面もございますので、自助・共助・協働の取組が必要になるということで表現させていただいております。 ◯1番(谷山 大介議員)  では、続いて、子育て支援の既存の支援や連携などに対し、引き続き円滑な支援体制の整備に努めるとありますが、新たに何かを行うと思いますが、具体的に何を行うのか、お伺いいたします。
    ◯こども課長(堀之内 博行君)  施政方針の中の、引き続き円滑な支援体制の整備に努めるということにつきましては、新たに何かを行うということではございませんで、産科、小児科等の連携、それとペアレントトレーニング、それとファミリーサポートセンター事業、これらについては29年度も実施しておりますが、これを引き続き実施していきたいということでございます。  産科と小児科とは密接な関係がありますので、産科で実施している母親学級の支援をしながら、産科と小児科の先生方との連絡体制と情報共有を図ってまいります。また、ペアレントトレーニングにつきましては、鹿児島大学教育学部の先生に来ていただき、ペアレントトレーニングの研修を6回、ペアレントトレーニングインストラクター研修を8回実施する予定であります。子どもの行動で分析する心理学ですが、どんなとき何をしてどうなったという日々の記録をつけることによりまして、客観的に捉える行動分析で、子どもの行動の改善に役立ててまいりたいと思っております。保護者、教職員、保育士などの支援力アップのため研修を行ってまいります。  それと、ファミリーサポートセンター事業ですが、かつて、近所の人又は友達同士で自然に行われておりました子育ての助け合い事業でございます。生後3カ月から小学校6年生の子どもがいる人の手助けを行う事業でございまして、保育園、幼稚園、小学校、放課後児童クラブからの自宅への送り迎え、冠婚葬祭、学校行事、保護者の外出時の預かりなどで子育てを支援するものでございます。 ◯1番(谷山 大介議員)  何か新しく始めるというわけではなく、今やっているものを何もやめないということで理解いたしました。  では、重点施策の2点目からは、DMOについてお伺いいたします。  DMOと市総合振興計画との関連性はあるのか。また、あるのなら、目標達成できそうなめどは立っているのかもあわせてお伺いいたします。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  総合振興計画との関連性ということで説明いたします。  DMOについては、伊佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、主に交流人口の増加のために、観光のマーケティングやマネジメントを担う組織として位置づけております。この創生総合戦略は伊佐市総合振興計画を上位計画として策定しておりますので、当然、関連するものでございます。総合振興計画の策定、観光・交流の振興において、観光ツーリズム等を通じて交流人口の増加を図ることにかかわるものと認識しております。  目標達成の件につきましては、平成32年における目標数値ということでございますので、当然、それに向けて進行していると思っております。  以上です。 ◯1番(谷山 大介議員)  先月の2月23日に、DMOである株式会社やさしいまち、そして、株式会社セルビスの会長でもある坂元さんに観光連盟にお越しいただき、地元で稼げる環境づくりの具体的な話をお伺いしたのですが、お答えになりませんでした。同じことをお伺いいたしますが、地元で稼げる環境づくりとはどんなものなのか、具体的にお伺いいたします。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  それでは説明いたします。  DMOでは、伊佐市に住む人がおもてなしや売れる商品、また来て食べたい料理などによりまして、伊佐市の中において外貨を稼ぐことができるよう、人材育成や商品づくりをはじめ、加工施設の整備を関連会社と連携いたしまして、検討プログラムづくりに取り組んでいるところでございます。  これまでも、平成29年3月と6月に大阪のほうから関連会社の皆さんが伊佐市とさつま町を訪れまして、市・町の観光施設、それから温泉施設、加工施設及び直売所などを視察いたしまして、有効活用や新たな事業展開への検証をされたほか、地元の商工会青年部や関係者などとの意見交換会を開催しております。  また、29年3月、11月、30年2月には、大阪府で、市・町の農産品や加工品を販売するやさしい市を開催いたしまして、消費者とのふれあいや意見聴取による製品のマーケティングを、生産者もしくは加工者が体験できるプログラムも行っております。  また、29年11月と本年3月6日、先日でございますが、人材育成のためのセミナーを開催しております。30年度も2回開催する予定でございます。  これらの人材育成、環境整備、事業検討と並行いたしまして、先日開催されました薬草の杜イベントのように、伊佐市とさつま町の地域イメージとして、やさしいまちを定着するような地域ブランドづくりも展開しております。このような取組を30年度も行いまして、本市で起業したり、今あるものを工夫したり、販売先の確保を行って、さらに稼げる環境づくりを行うこととしているものでございます。 ◯1番(谷山 大介議員)  DMOでは、特に、ウエルネスの基本となる、食による心と体に優しいサービスや産品づくりに力を注ぐとあります。ウエルネスと言えば、一般財団法人日本ウエルネス協会がありますが、食による心と体に優しいサービス、産品づくりに力を注ぐということで、ウエルネス推奨商品制度の利用を考えているのか、お伺いいたします。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  ここでは、お示しされた商品制度の利用を述べているわけではございません。前段で申しました県政ビジョンにある鹿児島のウエルネスにも呼応するものであり、自然環境、食、健康、癒しを有益な地域資源として活用し、地域の魅力向上や地域資源の付加価値の向上を図ろうとするものでございます。  特に、DMOでは、先月2月25日に開催しました伊佐薬草の杜キックオフのイベントを開催されるなど、薬草や食をテーマに、健康や癒しによる人に優しいまちづくりを進めておりますので、このような表現とさせていただきました。  以上です。 ◯1番(谷山 大介議員)  最後になります。重点施策の4点目に「山坂達者な子どもたちの育成を目指す」とありますが、具体的に何をするのかお伺いして、私の総括質疑といたします。お願いいたします。 ◯学校教育課長(高崎 良一君)  御説明いたします。  伊佐市の目指す山坂達者の子どもたちとは、たくましく生きる力と感性を備えた子どもたちのことであります。御存じのとおり、新納忠元公の教え「二才咄格式定目」において、二才や稚児が守るべき教えのうちの一つ、「山坂の達者は心懸くべき事」が山坂達者の語源となっております。何事においても、弱音を吐かず、へこたれない青少年をつくり上げることを目指す鹿児島の伝統的な郷中教育でもあります。このことから、山坂達者の名前から体力・気力だけをイメージしがちですけれども、本市では、知・徳・体の全ての面において、バランスのとれた力を持ち、これからの変化の激しい社会において、たくましく生き抜くことのできる子どもたちの育成を目指そうとしております。  具体的に何をするかとの質問でございますけれども、教育委員会においては子どもたちの育成を目指して取り組むべきこと全てがこれに当てはまります。教育委員会が行う平成30年度の授業を特に挙げるとすれば、学校教育課では、1校1運動の推進、KOBA式体幹トレーニング、コミュニティスクールの指定等推進、学力向上に係るさまざまな取組などでございます。  他課の事業でございますけれども、社会教育課では、喜界町との青少年交流、地域ぐるみの挨拶運動と青少年育成活動など、文化スポーツ課におきましては、演劇や音楽を通じた中高生連携事業、コミュニティスポーツクラブの支援、カヌーのまちづくりに向けた取組、ドラゴンボート大会などでございます。また、給食センターでは食育の推進をさらに進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、9番 緒方 重則議員の質疑を許可します。  緒方 重則議員。 ◯9番(緒方 重則議員)   登  壇  一般質問に引き続きまして谷山議員の後に登壇させていただくということで、若干、若さには劣りますが、年の功でいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、早速、発言通告に基づき、質疑させていただきます。  大きな変革の波をオール伊佐で対応していくということで、市長のその決意といいますか、込められました平成30年度の施政方針について、幾つか具体的な内容といいますか、見解をお伺いしてみたいと思います。  まず1番目に、産学官間連携により地域再生に取り組んでいくということで、この文言、どのような実際、具体的な内容の取組をお考えなのか、まずお伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  冒頭の基本姿勢として述べておりまして、市民をはじめ産学官連携により、地域の再生に向けて大きく前進する年としたいということでございますが、重点施策の中でもあらゆる場面にさまざまな形での連携が出てきていると思います。行政だけでなくオール伊佐で人口減少化のまちづくりに向かっていくという考え方によるものでありまして、産業の「産」は企業誘致、あるいは地域の農業、あるいはJA、さまざまにイメージできると思います。「学」のほうは、鹿児島大学と協定を結び、これから都市づくりにしても地域づくりにしても、今後、私たちが連携をさらに強めていくという、そういうこと等が背景にありまして、具体的に特定のことを指しているものではございません。 ◯9番(緒方 重則議員)  確かに最後のほうで鹿児島大学との連携ということでも出ておりますが、今、市長答弁でありましたように、実際、具体的にその締結の段階に入っていると理解してよろしいんでしょうか。これからまた話を進めていくということでよろしいんでしょうか。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  今、言われました鹿児島大学との包括連携ということですけど、今、そのような方向で事務を進めて、連携協議をしているところでございまして、今からの協議内容に基づく検討ということになります。 ◯9番(緒方 重則議員)  次に2番目ですが、安全安心なまちづくりということで、校区コミュニティとか、そういう団体を中心に、それぞれの地域で現在も活発にいろいろ取組が行われているわけですが、その中で、今回新たに地域独自の新しい動きが生まれることを期待するというような文言で記されているところです。そこの期待するというか、そのことについて、市長のお考えをお伺いしたいと思います。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  それでは、私のほうで説明をさせてください。  地域オリジナルの取組や地域独自の新しい動きとは、地域活性化そのものでありまして、その主体となるのは地域コミュニティや移住者、NPOや民間企業などさまざまだと思います。例えば、地域内の交流促進となるフットパスの取組が、地域の安全安心につながるかと思います。  また、新たに再編された移住住みかえ促進事業や企業チャレンジ事業などは、地域の空き家や空き店舗を活用し、移住者の誘致や日常生活サービスの向上につながる可能性を秘めています。地域オリジナルな受け入れ体制やPRにより、人材誘致を図れるチャンスにもなります。全国でも空き家を活用した地域の活性化の取組は多くの事例がございますので、ぜひこの事業を有効に活用していただきたいと思っております。  以上です。 ◯9番(緒方 重則議員)  確かに、定住・移住ということに関しては、これまで議会でも、再三それぞれ同僚議員を含め一般質問等も行われて、ある意味、やっと動き出したというか、軌道にこれをぜひ乗せていただきたいということがありますので、その辺を含めて新しい動きが生まれるということでの文言であるということは理解いたします。ただ一つ、各校区コミュニティ協議会、そこらあたりでの動きとなったときに、やはり地域地域での格差とか、そういうことも懸念される部分もありますので、そこのフォローについては行政のほうでよろしくお願いしたいと思います。  次に3番目ですが、地域医療体制の確保や高齢者を支える地域包括ケアシステムの進化推進ということで、これに関しましては、先日の一般質問でも申し上げましたけど、私どもが研修で行った際に、やはりこの研修を受けております。極論としてそのときに話が出たのは、地域高齢者の方々が安心にその地域に住み、あるいは安心して最後を迎えられる、そのような地域っていうのが最高なんだと、また、そのようにしていかなければいけないんだというような意味で、やはり医療、介護、福祉、そして健康づくりということでの連携が絶対必要なんですというようなことも言われておりますので、やはり今回、ケアシステムの進化推進を図るということでも出ておりますので、ちょっとその辺の取組を具体的にお伺いしてみたいと思います。 ◯長寿介護課長(大塚 慎一君)  それでは、具体的施策につきまして御説明申し上げます。  地域包括ケアシステムの進化推進につきましては、平成29年6月に公布されました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律に対応したものでございます。現在策定中の第7期介護保険事業計画では基本方針の一つに定め、推進するための重点施策として、七つの施策を設定しております。  一つ目が、地域の支え合い体制や通いの場の充実を図る仕組みづくり。二つ目が、自主的な介護予防活動の支援。三つ目が、自立支援に向けたケアマネジメントへの転換。四つ目が、多様な生活支援サービスの整備創設。五つ目が、多職種協働による医療と介護の連携の推進。六つ目が、地域ケア会議の推進。七つ目が、認知症に係る相談支援体制の充実。この七つの重点施策を柱として取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯9番(緒方 重則議員)  たしか、この後の介護計画等については、また質疑が多分出ていたと思いますので、そのあたりでまた詳しくいろいろ話をなさるのではないかと思っておりますが、介護計画とともに、なかなか策定が難しいと言われている医療計画等も、そこの連携ということで、ぜひ取組をお願いしたいと思います。  次に4番目ですが、既存とは異なる新しいビジネススタイルを創生するための積極的な支援ということで、今回、新規に企業チャレンジへの新たな支援ということで、約300万円ほど予算が計上されておりますが、実際ここにありますように、若手経営者の育成による事業拡大、あるいは業種転換による創業、あるいはスモールビジネスの起業ということが挙げられております。実際、例えばこれを受ける場合の要件であったり、あるいは、いろいろそういうものがあって、その積み重ねとして300万円ほどの予算が組まれたということになろうかと思いますので、そこの内容について、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  企業チャレンジ支援事業の事業内容でございますでしょうか。  先ほどありましたように、予算は、一応、市街地商店街活性化事業の中の企業チャレンジ事業補助金として、300万円計上させていただいております。この内容につきましては、まず、地域産業の振興、それから日常生活支援機能の確保を図るため、1番目としまして、地域の6次産業化、2番目としまして、集落再生活性化、3番目としまして、市街地活性化に寄与すると認める事業について、この三つのことにつきましては事業認定して定めて、それらの認定事業につきまして起業する者に対して補助金を交付するという形になっております。  事業対象経費につきましては、新築、増改築、これらの施設整備費に対して、対象経費が50万以上、2分の1以内ということで、上限を100万円といたします。それから、附帯設備や機械機器などの設備導入費につきましても、やはり対象経費として含んで計算をいたします。  それから、加算としまして、地元加算を、今、私が説明しました対象経費で2分の1以上の地元企業へ発注となりましたら地元加算ということも考えております。それから、移住加算も考えています。  300万円につきましては、一応、上限を100万円としながら、これで新しい事業を始めるという方がどんどん増えれば一番いいことなんですけど、様子を見て300万というふうな形で計上しているような状況でございます。  以上です。 ◯9番(緒方 重則議員)  実際的に、企業チャレンジへの新規事業ということでお伺いいたしましたが、施政方針の中に出ている新しいビジネススタイル創生に向けた支援ということは、この新規事業300万円とはまた別途に何か考えられてらっしゃるということではなくて、一応、この300万円の事業の中で、こういう新しいビジネススタイル創生のための支援を行うんだという理解でよろしいんでしょうか。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  そういうことになります。業種転換による創業、それから、スモールビジネスの起業などについては、今言われた企業チャレンジ支援事業によりまして、起業や業種転換、新たな分野にチャレンジを促進するという意味で、していただくという意味で、そういう方向性を示したところでございます。 ◯9番(緒方 重則議員)  できればぜひ、当初予算では足りなくて補正を組むとかですね、また、そういう動きが出てくればいいかと思うんですが。よろしくお願いいたします。  次に、最後になりますが、中期的な経営計画の再構築ということで、やはり大きな課題になっております公共施設、老朽化して財政的な負担も相当かかってくるというようなことで、この公共施設のマネジメント、あるいは行政業務の改革等を、専門部署の設置によってそれに対応していくんだというようなことであるんですが、実際、部署、あるいはまたどういう計画のもとでそれを進めていくのかということを具体的にお伺いしたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  今後の行財政運営におきましては、老朽化した公共施設の維持管理と更新が大きく影響してきます。それで、財政課の管財係を財産管理活用係としまして増員をしながら、公共施設のマネジメントや新庁舎建設検討にも取り組んでまいります。公共施設マネジメントは、まず、施設の劣化状況等の把握やデータ化を進めていくとともに、その後は、全体的な施設の利活用や更新計画の策定など公共施設に関する統括的な役割を担っていくことになります。  行政改革としては、財政課内に新たに行政改革推進係を設置しますが、事務効率化や民間活力の導入などの具体化を検討しながら、今後の人員体制やシステム環境など含めて改革のロードマップの作成に着手していくことになります。  先ほどの財産管理活用係、あるいは行政改革推進係、こういう係が連携をとりながら、今後、計画を行っていくことになります。 ◯9番(緒方 重則議員)  財政課の中で、また財産管理活用係、それから行政改革推進係を置いて、それぞれでまた対応していくというようなことですね。  先ほど前田議員のほうの質問でもありましたが、先日の総務課長の答弁の中で、たしか、今、市の職員が256人でしたかね。そこにまた嘱託職員、あるいはまた臨時職員という方を含めた中で、今、職員での行政運営と日常業務をされているわけですけど、やはり、どんどん人口が減っていったとしても仕事が減るかというと、そこはまた比例するものでないと思います。ですから、職員の方々のいろんな負担というものを考えれば、これからまた公会計制度ですか、それに対応していかないといけない、あるいはまた財政課のほうでまたこういう部署を設置することによって、いろいろ対応していかなければならないということを考えますと、非常に職員の皆さんの大変さというものを思うわけですが、その辺の労務管理等も含めてしっかりと対応していただきたいと思います。  以上で私の総括質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、9番 緒方 重則議員の質疑を終わります。  ここでしばらく休憩します。なお、休憩時間は5分程度とします。                △休  憩△(10時59分)                △再  開△(11時05分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長(左近充 諭議員)
     次に、15番 柿木原 榮一議員の質疑を許可します。  柿木原 榮一議員。 ◯15番(柿木原 榮一議員)   登  壇  おはようございます。総括質疑で詳細にお聞きしなきゃいけないと思っておりますので、委員会なしで本日採決ですので、御容赦をお願いいたします。  1問目の質疑としまして、減額が多いが、伊佐市において、29年度の事業の減額によって伊佐市総合計画に影響は出てこないのか、危惧することはないのか、お伺いいたします。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  最終補正のところでこのように減額するのは行政の一つの手法でございます。これを行わなければ新年度に入れないわけでありますので、これは私たちが当然のこととして行う仕事でございまして、これが伊佐市の総合振興計画に影響するということはございません。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  ございませんということで聞き及ぶ程度にいたします。  第2号の歳出の款2総務費、項総務管理費、目5財産管理費、節17公有財産購入費3億2,074万円の用地の詳細な説明をお願いいたします。あとの総務費とかいうのは言いませんので、よろしくお願いいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  それでは、説明いたします。  今回取得する土地は既に行政財産等として利用していますが、土地開発基金に属するままであった土地83筆分となります。昭和61年7月から平成22年2月までに取得した44件分、面積は3万8,750.10平方メートル、補償費も含めた取得価格は3億2,073万9,333円となります。  詳細につきましては、次のとおりとなります。  昭和61年7月取得、大口警察署待機宿舎用地1筆1,329.90平方メートル、2,867万2,930円。平成4年12月取得、墓地のり面用地、計2筆104平方メートル、62万4,000円。平成5年2月から平成12年11月にかけて取得いたしました忠元公園用地計38筆、1万5,409平方メートル、1億890万3,913円。平成6年8月から平成15年1月にかけて取得いたしました大口庁舎及びふれあいセンターの駐車場用地計6筆、2,832.99平方メートル、1億512万723円。平成10年6月に取得いたしました山野駐在所用地計1筆1,072.16平方メートル、777万6,000円。平成11年1月から平成14年12月にかけて取得いたしましたダム湖整備用地計18筆、7,148平方メートル、527万414円。平成17年10月から平成20年3月にかけて取得いたしました本城体育広場用地計16筆、1万524.05平方メートル、3,957万1,353円。平成22年2月に取得いたしました緑地用地1筆330平方メートル、2,480万円となります。  これらの土地の基金からの取得につきましては、財産に関する調書及び固定資産台帳等における土地の面積及び区画の形状を適正化するための処理になります。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  5年ぐらい前でしたかね、土地開発公社の廃止をされてから。分割されて取得できなかったわけを説明願いたい。内容については、今、説明をしていただきましたが、経緯ですね。一括取得に対しましての留意点、現在の使用状況についてお願いいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  説明いたします。  平成22年2月に伊佐市の土地開発公社が解散いたしまして、それに伴って、緑地用地1筆分を取得しております。それ以外に、合併前に菱刈町におきましても土地開発公社から取得した分がございます。そのときに土地開発基金からの適正な処理を行えばよかったんですけれども、そこで処理が漏れていたという形になるかと思います。  今回、一括取得するときの注意点といたしましては、財政課で一括取得をしますけれども、あと、現在の利用状況、例えば、忠元公園用地、本城体育広場用地、所管課がそれぞれございますので、一括取得した後にその所管課に対して所管がえを行って、行政財産としての位置づけを確立させていきたいと考えております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  後で、行政財産にするのか普通財産か管理方法を聞きたかったんですけど、それまで言ってくださいましたが、これはあくまでもこの行政財産として残すわけですね。それだけをもう1回確認をいたします。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  今の土地の現況を確認しましたところ、ほとんど活用されている状況でございますので、基本的には行政財産として残します。一部、整理の結果、普通財産になるものもあるかもしれませんが、基本的には活用している行政財産を中心と考えているところです。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  普通財産とされている主なところにはどこがございますか。その点をお聞かせください。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  基本的にはほとんどが行政財産でございますけれども、警察及びその他に貸し付けているものにつきましては、行政財産としてではなくて普通財産としての貸し付けということを、今、考えているところでございます。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  平成22年に土地開発公社が廃止されてから大分たちますが、ちょっと事務的に怠った面があっただろうと思います。大体了解をいたしました。  次の質問に入ります。  項の総務管理費、企画調整費、19の負担金補助及び交付金、コミュニティ協議会運営112万7,000円、育成20万7,000円、一般コミュニティ助成金10万円の減額、交付金の自治会活性化交付金142万6,000円の減額の説明をお願いいたします。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  それでは、順を追って説明いたします。  まず、コミュニティ協議会運営補助金112万7,000円の減額につきましては、コミュニティ協議会補助金は15校区のコミュニティ協議会の人件費と事務経費を積算して助成しております。主な減額内容は、羽月北校区コミュニティ協議会の事務局職員の1週間の勤務日数が5日から3日に変更されたことによる減額となります。  続きまして、コミュニティ協議会育成補助金20万7,000円の減額について説明いたします。  コミュニティ協議会育成事業の中のコミュニティワンステップ事業の減額になります。この事業は各校区振興計画で計上された地域の課題解決に対応するための事業で、本年度は3校区から応募があり、合計で79万3,000円でございました。当初予算で100万円計上しておりましたので、20万7,000円の減額となります。  続きまして、一般コミュニティ助成事業10万円の減額につきまして説明いたします。  宝くじ助成の一般コミュニティ助成事業の減額になりますが、羽月校区コミュニティ協議会が購入した移動式ピザ窯7基が110万円で購入されたことによる10万円の減額となります。  続きまして、交付金の自治会活性化交付金142万6,000円の減額について説明いたします。  自治会活性化交付金は、年度初めの行政説明会で自治会長会へ説明を行い、5月に申請していただき、本年度は267自治会への交付となりました。交付額は、自治会事務交付金が2,643万600円。これは、9,114世帯掛ける2,900円となります。それから、自治会加入促進交付金が41万4,700円。これは143世帯掛ける2,900円となります。自治会合併促進交付金が5万8,000円で、これは20世帯掛ける2,900円で、合計額は2,690万3,300円となりました。当初予算で2,833万円計上しておりましたので、142万6,000円の減額となりました。  以上でございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  1回は説明会をなさっておられるわけですが、コミュニティとか自治会は活性化させなければなりませんが、やっぱり事務費とかそういうもので足らないというような声をお聞きします。その1回だけでしょうか。コミュニティとの話し合いというのはあるんでしょうか。コミュニティとか自治会が市の下請みたいに感じている方もおられます。コミュニティ自治会が要綱にそって自主的活動をやっていただけると思うんですが、どのようになっていますか。2回目の説明会、3回目の話し合い、そういうのはないでしょうか。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  毎月、コミュニティ協議会の定例会を行っております。そこで、15校区の会長さんの意見を聞きながら、また、別途に事務職員も集めて研修会、そして、何かいろいろ問題がないかとの話し合いをしておりますので、その辺のところでいろいろな解決方法に向かって、担当係のほうで対応して、適切な対応をしているような状況でございます。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  まだ不満等もあるようでございますから、それぞれ丁寧にお聞きになって対応していただけるように希望しておきます。  開発振興費、負担金及び交付金補助、中小企業防災対策促進事業510万円の執行残額の理由をお願いいたします。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  それでは、中小企業防災対策促進事業510万円の減額について説明いたします。  この事業は、伊佐市中小企業防災対策促進条例に基づきまして、洪水など災害を防ぐために防水壁を設置したときの補助金として予算計上しましたが、企業より数筆ある中の一部の土地の取得ができない旨の連絡がありまして、事業着手が難しいということで減額したものでございます。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  たしか伊佐農林高校の前の企業だっだと思うんですが、今まで壁とかいろんなところをされましたけど、それで大体落ちついたということでよろしいでしょうか。今度は水ノ手川の橋梁も出ておりますので浸かる心配はないんだろうと思いますけれども、その辺の関係と、中小企業の防災対策促進の管轄及び事務の実態を教えてください。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  この企業の方につきましては、私が今言いました土地の関係ですので、その辺が整えば、前もありましたように18年災害とか、そのようなことがある関係上、やはり危惧されておりますので、条件が整ったらまた申請があると思います。  それから、この防災対策促進条例に伴う事業の事務ということでは、本年度はおりませんでその辺のところはありません。  それから、先ほど私がコミュニティ協議会と定例会のことを説明しましたけど、コミュニティ協議会は毎月行っておりまして、定例会は毎月ではありませんでしたので、訂正申し上げます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  あそこの部分は水ノ手川と市山川が交わるところで、そして、羽月川に出る川になりますけれども、やっぱり、そういう心配があるときは中小企業の防災対策はよくしていただけますようお願いいたします。  同じ総務の関係ですが、諸費、節の23の償還金利子及び割引料、市税等過誤納還付金ですね、加算還付金2,080万円の内訳をお願いいたします。 ◯税務課長(吉田 克彦君)  これは、市税全ての過年度の税額更正などによる税還付金と利息に当たります還付加算金の歳出予算として、当初予算では市税等過誤納還付金に3,000万円、還付加算金に200万円を計上しておりました。今回の減額補正は高額の予定納税済み法人の確定申告がほぼ終わりましたので、3月まで、年度末までの支出見込み額を積算して、この金額を減額したものでございます。  以上でございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  企業も連結決算やらいろいろして、このように過誤納の関係で返さなければなりませんけども、一本の会社ではなくて、そういう関係であろうと思っておりましたが、それでよろしゅうございますね。  民生委員に移ります。  民生費、項社会福祉総務費、節の23償還金利子及び割引料252万1,000円、国庫支出金精算返納金の減額はどのようになっているんでしょうか。 ◯福祉課長(瀬戸山 眞由美君)  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、節23償還金利子及び割引料252万1,000円は、平成28年度に実施いたしました臨時福祉給付金の事業確定に伴い超過交付となりました補助金235万6,000円の返還と、平成26年度と27年度に実施いたしました臨時福祉給付金において、給付対象要件に該当しなくなったことによる、受給者からの返納分16万5,000円でございます。  この返納分の内訳といたしましては、平成26年度が給付額1万5,000円がお一人、平成27年度分は給付額6,000円が25人となっております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  お金を返納する人には、あったらひかというような言葉が、やっぱり目に浮かぶんですが、我々も、今、税金の所得税の関係で行くときに、返ってきたら嬉しかごわんどん、やっぱり出ていくときには、こう思いますので、ぜひ事務系統の誤算のないようによろしくお願いいたします。  同じく、民生費でございますが、老人福祉費、目老人福祉総務費、節25積立金5,000万円、地域福祉金の積み立ての理由についてお聞かせ願います。 ◯長寿介護課長(大塚 慎一君)  それでは、説明いたします。  伊佐市地域福祉基金条例に基づきまして、基金設置目的につきましては、在宅福祉の向上、それから、健康と生きがいづくりの推進、ボランティア活動の活発化と、そして最後に、高齢者保健福祉の増進、これらに要する経費の財源に充てるために基金を設置しております。  合併時、福祉基金につきましては1億6,640万4,982円ございました。これを、平成28年度までに、大口元気こころ館、それからまごし館、それからいきがい交流センター、それから高熊荘、これらの施設の補修・改修等の財源に充てまして、平成29年度末の基金残高が6,864万4,782円となっております。  今後の執行計画でございますが、平成30年度当初予算でもお願いしてございますが、まごし館、それから大口温泉高熊荘、これらの設備機器等の改修費に1,860万7,000円計上しているところでございます。まごし館、高熊荘、いきがい交流センターの経年劣化が進んでおりまして、特に温泉施設の設備機器、それから大型厨房機器、それから空調設備、これらにつきましては更新時期を迎えております。平成30年度以降も、これらの設備機器の更新のために財源を充てる計画にしております。  以上でございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  福祉基金の積み立ての理由を教えていただきましたが、やっぱり更新時期だったり、まごし館のポンプ、また、高熊荘のポンプとかいろいろ更新されますと、耐用年数も8年から10年ぐらいのタービン式になると思いますが、やっぱりお金が要るところだろうと思います。積み立てて、必要なところには予算措置をしていただきますようお願いいたします。  次に、移ります。  児童福祉費、目子育て援助、20扶助費、補助事業扶助費、児童手当1,096万5,000円、児童発達支援450万円、放課後サービス、デイサービスですね、100万円減。当初と違ったわけを、お知らせください。 ◯こども課長(堀之内 博行君)  民生費の中の子育て援助費の中の扶助費でございますが、児童手当1,096万円の減額をしてておりますが、その理由につきましては、支給対象児童数の減によるものでございます。当初は前年度の決算見込みの児童数で計上しております。また、児童発達支援の扶助費450万円と放課後等デイサービス扶助費100万円の減額理由は、児童発達支援は、児童の転出によるもの、それと利用終了によるもの、それと放課後等デイサービスにつきましては利用終了によるものにより、今回、利用回数が少なくなったため、不用額として減額させていただいたところでございます。  以上でございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  児童減、転出等によって児童が減ったということですが、デイサービスはどこもやっておられるんでしょうか。今まで、28年度までやっておられて、29年度からやめられたというところはないんでしょうか。その点をお伺いいたします。 ◯こども課長(堀之内 博行君)  現在2カ所でやっておりまして、継続中でございます。
    ◯15番(柿木原 榮一議員)  継続中ということで理解しました。  児童福祉費、目3母子福祉、節20扶助費、補助事業手当の児童扶養手当1,537万4,000円の減、これもやっぱり児童減によるものでしょうか。ほかに何か理由がございましたら、よろしくお願いいたします。 ◯こども課長(堀之内 博行君)  児童扶養手当1,537万4,000円を減額の理由につきましては、当初の計画と比較しまして対象者の所得状況の見直しをやっておりますが、それに対する部分と、今おっしゃったように児童扶養手当の支給対象者数の減によるものでございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  所得対象というのがありましたけど、実際の金額はどのようになっておりますか。その辺お聞かせください。 ◯こども課長(堀之内 博行君)  8月に現況届を出していただいて、その後、所得見直しをしますが、所得金額そのもの全体については、ちょっと現在把握しておりません。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  児童扶養手当のいろいろな問題が出てきますと困りますので、よくその辺も把握してみてください。  款6農業水産業費、項2林業費、目林業総務費、節19負担金及び交付金の3,330万7,000円の補助金、有害鳥獣対策協議会の差額の減額理由をお願いいたします。 ◯林務課長(井上 修君)  有害鳥獣対策協議会補助金3,330万7,000円の減額につきましては、鳥獣被害総合対策事業整備事業において、ハード事業の侵入防止柵について、県のヒアリングを受け国に要望した6,423万8,000円に対して、結果として国の配分額が48%の3,076万6,000円にとどまったことが、減額の主な理由であります。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  減額の理由を教えていただきました。他の市で、西でございますが、不正補助金との報道がありましたけれども、それぞれ鳥獣支援の地区別のあれが違うと思います。ある猟銃をされる方からいろんな不満もありますが、その辺の関係はちゃんとしているんでしょうか。その辺をお聞きいたします。 ◯林務課長(井上 修君)  まず、有害鳥獣捕獲に係る捕獲活動費の経費の分についてですが、この経費の支払いについては、捕獲従事者の承諾印をいただいた書類を作成して、これに基づいて有害捕獲活動に要した経費をそれぞれの猟友会が一括して受理をして、実際に捕獲従事者がそれを受領するということになります。また、複数の方で捕獲した場合は、出動した捕獲従事者で均等に分配するという形になります。分配後につきましては、各猟友会から受領確認書類に捕獲従事者の受領印をいただいた書類を市に提出するようになっております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  各猟友会においてその配分の仕方はいろいろ違っているんでしょうけれども、受領される方々の不満も耳にするもんですから、その辺がないようにお願いして、また、新聞等にそういう不明な点が出てこないようにお願いをしておきます。  項2林業費、林業振興費、19負担補助金及び交付金補助金の市単除間伐推進事業550万円の減の理由及び場所を伺います。 ◯林務課長(井上 修君)  市単除間伐推進事業550万円の減額につきましては、市内の林業事業体5社による、民有林を対象にした補助金で、本年度は各事業体の森林整備計画に基づいて事業実施を予定しておりました。結果として森林所有者との協議が調わなかったことによる減額補正でございます。  場所につきましては、市内の全民有林を対象にしておりますので、限定的な場所というのはございません。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  市内全般的なものだということで地区は申されなかったんですが、この推進事業にしても550万円減額されています。やっぱり先にしっかりした調査をお願いしときたいと思います。  商工費に移ります。  商工費特産品振興費、節12役務費、通信運搬費659万2,000円の減はなぜなのか、お伺いいたします。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。  御指摘の通信運搬費の補正額につきましては、ふるさと納税返礼品の配送経費を減額するものでございます。6月補正で報償費から組み替えいたしまして、1,043万7,000円補正を組みましたが、想定よりも大幅に安く配送料が推移してきたため、余剰分を減額したものでございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  平成29年の第4回定例会、12月5日の一般質問で、現在、年末に向けて寄附が大変増える時期で昨年度の実績よりも上回る期待があるということで答弁をいただいておったんですが、期待を裏切るような形になったのかなと思いながらですね。広報の方法とか、また、いろんなふるさと納税の関係の考えどきかなということを思いましたので、一応そのような感じでお願いいたします。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  ふるさと納税の額につきましては、現段階で9,024万3,200円ということで、昨年度8,100万程度でございましたので、約1,000万近く大幅に上回っておるところでございます。今回、補正を組みましたものは、当初、ヤマト運輸に送料をお願いする予定でございましたけども、株式会社財宝のほうのシステムの関係とか、あとヤマトのシステムを導入するタイミングなどによりまして、思ったよりも輸送費が執行できなかったということでございます。寄附額につきましては、昨年を上回る寄附額をいただいているところでございます。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  運送費の変更関係があったということで、わかりました。  土木費に移ります。  住宅費、目住宅管理費、節15工事請負費1,211万2,000円の建築工事の減はどのようになっておりますか。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  住宅管理費、工事請負費1,211万2,000円の減額につきましては、小水流団地の建てかえ工事になりますけれども、当初予算額の見積もりにおきまして、資材価格や労務単価の上昇を見越して、平成28年度の工事をベースに割りまして計算しましたけれども、価格の上昇率が予定を下回ったことと、入札による執行残が発生したことによる減額というふうになります。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  入札残が多額とは思いませんでしたけども、工事の工法が変更になったのかと思いましたけど、今、小水流団地は全部できておりますので、その辺の工事の工法の関係か、算定された入札残なのか、その辺をもう1回お願いいたします。 ◯建設課長(飯田 昭彦君)  工事におきましては、28年度、29年度、増棟の施設を建てておりますので、ほぼこの残額においては入札残と、執行残という形になります。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  工事の方法は変更がないということで、入札残ということで、えらい多額だなと思いながら、はい、納得いたしました。  次に、参ります。  第二表繰越明許費ですが、これは先ほど同僚議員から質疑がありましたので、ない部分だけを教えてください。  款2総務費、総務管理費、菱刈庁舎管理事業が1,467万1,000円ございますが、どのような仕事、管理事業が残っていて残があるのか、この辺と、いつごろこれができるのか、完了するのかお伺いいたします。 ◯地域総務課長(大川内 幸弘君)  菱刈庁舎の東側車庫についての明許繰越については、今現在、解体工事が終わった段階で、あとは作業班の休憩所の工事が残っている状況と、あと、整地のほうがまだ継続中ということになっております。それで明許繰越で、一応、完成のほうは6月の上旬を予定しております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  でしたね。菱刈庁舎の東側にある倉庫を壊すということでしたね。6月の中旬ぐらいに完了するということで、了解いたしました。  それと、経営体育成交付金事業988万7,000円はどのようになっておりますか。 ◯農政課長(永里 浩信君)  お答えいたします。  款6農林水産業費、項1農業費、経営体育成交付事業でございます。この事業は、農業機械の整備でございます。繰り越す理由といたしましては、国の事業で、平成29年度の補正、担い手確保、経営強化支援事業で取り組むもので、国の募集期間が平成29年の12月26日から30年の1月9日まででしたので、まだ現在、交付の決定が来ていない状況です。3月末に来るのではないかというふうに見込んでおります。それで、今年度中の事業が不可能ということで、繰り越ししました。一応、交付決定が来ますと、4月の上旬に入札しまして、5月の上旬ごろに納入できればと考えております。  以上です。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  この事業の農業機械等の交付決定は確実でしょうね。それはまだわかりませんか。  それと、続けてまいります。  農地管理事業500万円、この事業の説明もお願いいたします。 ◯農政課長(永里 浩信君)  機械の購入のほうは、姶良の振興局のほうに資料等を全て出しておりまして、今、ヒアリングを受けておりますので、大丈夫とは言えませんけども、お願いをしているところでございます。  続きまして、款6農林水産業費、項1農業費、農地管理事業で、事業名としましては里地区の排水路の整備事業でございます。繰り越す理由といたしましては、本年度の稲刈り後の発注施工を計画しておりましたが、施工期間中に交通どめがちょうど年末年始にかかることが予想されまして、年明けからの施工を実施計画として発注しました。現在の状況といたしましては、3月の末の工事完成に向けて施工中でありますが、完成予定としましては、4月の上旬ごろを考えております。  以上です。 ◯議長(左近充 諭議員)  柿木原議員、質疑は事前に通知しておいてください。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  通知していたつもりでしたけどしてないということで、わかりました。  それと、款災害復旧費のそれぞれの250万円ですね、これの執行できる期日のめどはいつごろになりますか。 ◯農政課長(永里 浩信君)  款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復興費、農地農業用施設災害復旧事業でございます。これは2工区ございまして、一つ目が、事業名としましては宮人田原地区災害復旧工事でございます。事業内容としては、延長が9メートルでございます。もう1工区が曽木の吉松地区災害復旧工事でございます。これは延長が7メーターでございます。  繰り越しの理由といたしましては、本年度刈り取り後に測量設計を実施しましたが、工法検討に時間を要し、発注時期も年末となってしまい、また、水路の落水後の施工となるために、地元関係者との調整にも時間を要したためでございます。現状といたしましては、3月の工事完成に向けて施工中でございます。完成予定としましては4月の中旬ぐらいを予定しております。作付の準備もありますので、できるだけ早期完成に努めたいと考えております。 ◯15番(柿木原 榮一議員)  29年度は余り災害がなかったと感じておりますが、先ほど言われましたこの経営体育成交付金農業機械等、これも若手の方々が助かっておられます。また、農地管理事業の500万円、これは交通の関係でできなかったということですが、繰り越しの面はぜひお願いして終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、15番 柿木原 榮一議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、12番 畑中 香子議員の質疑を許可します。  畑中 香子議員。 ◯12番(畑中 香子議員)   登  壇  市長の施政方針に対して総括質疑を行いたいと思います。  通告をしていましたとおり、まず、これまでの10年間は旧市町の手法の違いのすり合わせや地域バランスなどにも配慮しながらとありますが、旧市町の手法の違いとは具体的にどのような点でしょうか。明快なる答弁をお願いいたします。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  市町村合併を行った市町村は、違う自治体同士が一緒になるわけですので、多かれ少なかれ一つの町として機能していくのに時間を要するものと思います。事業内容や手続、事務のやり方などにおいて、実際に運用していく中では、修正や調整が必要な面もございます。合併後数年間は、事業の優先度による判断のみでなく、投資的経費などで旧市町での配分枠の中で実施といったこともあったかと思います。住民の皆様におかれましても、旧市町のやり方と違う部分について、定着していくまでに時間を要すると思っております。  多岐にわたる行政なんですけども、例えばJAの合併等につきましても、旧菱刈のJAと旧大口のJAが合併したときも、おおむねやはり一体化するまでに10年かかったということ等もお聞きしていましたので、やはり行政においても、手法の違い、あるいはすり合わせ、地域バランスということに配慮しながらということでございます。  具体的にどのような点かという、これはベテランの議員さんでございますので当然御存じだというふうに思っていたわけですけれども、例えば、町村には福祉事務所というのはございません。県が管轄いたします。市は福祉事務所を持っております。そのことによって、両方の福祉協議会の活動の範囲というのに違いがございました。また、むらづくり方策というのは菱刈町のすばらしい施策でございました。それをベースにして、今、むらづくり方策を行ってて、ここ四、五年はもう定着してきたかなと思います。  また、調整に一番難儀したのが消防団の一体化でございました。これは、旧菱刈町には後援会がないかわりに、行政が主体性を持っているという形でしたが、旧大口市の場合は、消防団が後援会で支えられているというのが大きな特徴でということで、調整に時間がかかったと思いますし、また、中学校の再編におきましても、今、中央中学校になっておりますが、このような形になるのに時間を要しました。それはやはり、菱刈には菱刈中学校一つでありましたし、旧大口には三つ中学校がありましたから、それを将来的に伊佐市としてどういう形で中学校を残すかという議論をしなければならなかったということがございました。  また、小学校におきましても、菱刈の小学校の場合は、南永を除きまして、ほぼ同規模という状況ですが、旧大口市としては大規模な小学校と中規模と小規模というふうに幾つもある。ですので、具体的に挙げたらきりがないと思うんですが、やはり行政、議会で私たちは十数年こういう仕事をさせてもらっておりますので、そういうことでいろいろとお考えいただければ、具体的なことというのは思い浮かべていただけるんじゃないかなというふうに思います。 ◯12番(畑中 香子議員)  私どももいろいろ御説明いただいたわけですが、一番頭にあったのは、いろんな住民にとって身近なサービス、制度の違いというところが、ぱっと頭に浮かんだわけです。合併前では医療費助成なども制度が違っていましたので、水準も違っていましたので、水準が後退したものについては市民のほうから不満もありましたが、それらを配慮されながらすり合わせを行って統一されてきたと理解してよろしいでしょうか。 ◯市長(隈元 新君)  はい、当然そういうことになります。お互いがやはり譲歩し合わなければ成り立たないことでございましたので、負担が上がった方には不満がありますし、負担が少なくなった方はよかったと言われますし、その評価は個人個人で違うと思いますが、私どもとしましては、できるだけそれが大きな開きにならないように努力してきたという9年間であったとは言えると思います。 ◯12番(畑中 香子議員)  それでは、2問目の質問にまいりたいと思います。
     「これからの10年は、伊佐市という一つの町としての選択を行いながら、将来を見据えたまちづくりを主眼とし」とありますが、このことは具体的にはどういうことを指しておられるのでしょうか。具体的な説明をお願いいたしたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  こちらについても、冒頭の挨拶としまして、合併後10年が経過したことを踏まえてこれからの10年に向けての大きな考え方を述べたものでございます。特定の事柄を特別指しているということではございませんが、予想されることというのは幾つかあるだろうと思います。一般的には、合併市町村が一本化されるまでおおむね10年というのが目安になっております。そして、合併市町村の基本計画などの期間がおおむね10年であることや、地方交付税の合併算定替えの期間などからもそのようなことが言えますので、これまでの10年、これからの10年という表現になると思います。  これまでは、基本的には合併時点の調整をベースにしながら、実情や時勢の変化に対応する形で改正を加えていくというものも多かったと思います。特に公共施設につきましては、他の合併市町村と比較しても整理統廃合などをあまり行ってまいりませんでしたが、今後は伊佐市として利用状況や必要性を考慮しながら、中長期的に更新・再配置を考えていく必要がございます。これなどはわかりやすい具体的な例だと思います。  これからの10年は、国レベルでも人口減少の中で大きく社会情勢も変わることが予測されますので、伊佐市としましても、大きな変化に対応していくためには、合併市町村ということではなく、一つの自治体として、どこまで必要なサービスなのか、何を優先するのかということを判断していただくことになるかと思っておりますので、係の再編などを、この30年度から行い、財政課の中に二つの係というのを連携させながら、方向性を示していけるのではないかなと思っております。 ◯議長(左近充 諭議員)  ここで、昼食のため、しばらく休憩します。再開は午後1時からとします。                △休  憩△(12時00分)                △再  開△(12時55分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長(左近充 諭議員)  12番 畑中 香子議員の質疑を続けます。  畑中 香子議員。 ◯12番(畑中 香子議員)  これからの10年はという部分につきまして、市長のほうから、公共施設の統廃合のことも念頭にあるというようなお答えがあったわけですので、ここの部分につきまして最初に読んだときに、公共施設の統廃合とおっしゃいましたので、庁舎で言いますと、これまで急激な変化を避ける形の市政運営であったという部分につきましては、合併時は分庁方式できたけれども、これから一つの町としての選択を行うに当たっては総合庁舎にというふうに読みかえることもできるのかというふうに思うわけですが、このような判断で、このような解釈でよろしいでしょうか。 ◯市長(隈元 新君)  今、実態も総合庁舎になっていると思うんですけれども。ただ、大口のほうと菱刈のほうにあるということで、庁舎としては総合庁舎として機能していると思います。 ◯12番(畑中 香子議員)  菱刈庁舎と大口庁舎で課を分割していて、課を分ける形であるけれども、一つの庁舎をつくり、そこを一つの拠点にするというような解釈でよろしいのかというふうにお尋ねをしたわけですけれども。 ◯市長(隈元 新君)  ちょっと私が理解ができなくて申し訳ないんですけれども、新庁舎をつくりましても、それは総合庁舎ということになります。現在も総合庁舎の考え方で行っているわけであります。 ◯12番(畑中 香子議員)  一般質問でもお伺いしまして、庁舎は一つというようなお考えであるというふうに確認をしたかったわけですけれども、一般質問のほうでお尋ねをしていますので、この部分はそういうことだと思います。  地方債残高の推移についての部分でお尋ねをしたいと思います。  平成29年度末に168億円まで積み上がるというふうな部分があるわけですが、このような事態をどのように考えておられるか。さらに、大型庁舎建設となると、地方債残高は大幅に増えることになりますが、市長の見解を伺ってみたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  地方債残高の推移につきましては、中長期的なスパンで捉えながら、世代間での負担の不均衡が大きくならないように、実質公債費比率など一定の基準の範囲内で、できるだけ平準化していく必要があると思います。先ほども若干触れましたけれども、合併前の時点から、公共施設の大規模な改修や更新はできるだけ控えてきた現状があります。そうした中で減少してきた地方債残高でありましたが、衛生センター、そして公営住宅の大きな二つのプロジェクトのため、建てかえにより残高が増えてきたという実情があります。  高度成長期からバブル経済期にかけて、多くの公共施設が建設され、その大半について老朽化が進んでおります。道路や橋梁などのインフラ施設についても同様のことが言えます。県平均より多くの公共施設を抱えている現状もありますので、やはり施設の統廃合や複合化を行いながら、必要最小限の施設について大規模改修や更新をしていく必要があると思います。  庁舎建設につきましても、仮に新庁舎を建設しないということがあったとしても、今の二つの庁舎の更新は必要になりますので、どうしても今後を考えますと、効率的に行っていくにはどうするかということで、新庁舎の建設の検討ということでございますが、新庁舎をつくるに当たりましては、やはり基金等、あるいは合併の推進債、そういうのとを組み合わせながらできるだけ負担を軽減する、地方債残高のほうに大きく残さないようにとは思いますけれども、やはりある程度は増えたり減ったりというの繰り返しながら、中長期的には行くんだろうというふうに思います。  新庁舎にしましても、大型庁舎になるかどうかは別にしまして、今の時代に必要な機能を組み込みながら適正な規模としていくというと考えで行っていかなければならないのではないかなと思います。  地方債の推移につきましては、計画的に公共施設の大規模改修や更新を行うことで平準化を図る必要があると思いますし、今より上昇することもあり得るというふうに思っております。そのためにも、これまでさまざまな形で基金積み立てを行ってきた経緯もございますので、そういうものを組み合わせながら世代間での負担の不均衡が大きくならないように考えてやっていきたいと思っております。 ◯12番(畑中 香子議員)  地方債残高について市長のお考えを伺ったわけですけれども、市長も必要最低限のものはやっていくというようなこと、必要最低限、市民に必要なものということはですね、必要だと思います。いつも市長もおっしゃっていますとおり、将来にわたって大きな負債となっていくような、後々の市民に負担となることのないようにお願いをしたいと思います。市民にとって必要な施策、それから不必要な施策、そういった仕分けをきちんとされて、優先順位等を検討されて、慎重に財政運営を行っていただくようにお願いをいたしまして、私の質疑にかえさせていただきます。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、12番 畑中 香子議員の質疑を終わります。  以上で、即決議案及び施政方針に対する質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。ただいま議題となっています「議案第2号」から「議案第8号」まで、「議案第22号」「議案第24号」「議案第25号」及び「議案第27号」から「議案第29号」まで、以上議案13件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました議案13件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第2号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第2号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第11号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第2号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第3号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第3号 平成29年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第3号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第4号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第4号 平成29年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第4号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第5号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第5号 平成29年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
        (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第5号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第6号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第6号 平成29年度伊佐市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第6号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第7号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第7号 平成29年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第7号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第8号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第8号 平成29年度伊佐市水道事業会計補正予算(第3号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第8号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第22号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第22号 伊佐市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第22号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第24号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第24号 伊佐市衛生センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第24号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第25号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第25号 伊佐市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第25号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第27号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。
     「議案第27号 伊佐市スポーツ推進審議会条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第27号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第28号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第28号 伊佐市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び伊佐市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第28号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第29号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案の採決は無記名投票により行います。  議場の出入り口を閉めます。     (議場を閉める) ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまの出席議員数は、議長を除き16人であります。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番 谷山 大介議員、2番 武本 進一議員を指名します。  投票用紙を配ります。     (投票用紙配付) ◯議長(左近充 諭議員)  念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。  また、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により反対と見なします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。     (投票箱点検) ◯議長(左近充 諭議員)  異常なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。  議会事務局長 前田 千弘君。 ◯議会事務局長(前田 千弘君)  それでは、点呼を行います。  1番 谷山 大介議員、2番 武本 進一議員、3番 岩元 努議員、5番 森山 良和議員、6番 今村 謙作議員、7番 山下 和義議員、8番 森田 幸一議員、9番 緒方 重則議員、10番 久保 教仁議員、11番 前田 和文議員、12番 畑中 香子議員、13番 沖田 義一議員、14番 鶴田 公紀議員、15番 柿木原 榮一議員、16番 福本 千枝子議員、17番 植松 尚志郎議員。  以上で点呼を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  議場の出入り口を開きます。     (議場を開く) ◯議長(左近充 諭議員)  これから、開票を行います。谷山 大介議員、武本 進一議員の立ち合いをお願いします。     ( 開票 ) ◯議長(左近充 諭議員)  立会人に申し上げます。立会人として何か御意見はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  御発言がありませんので、立会人の意見はないものと認めます。 ◯議長(左近充 諭議員)  投票の結果を報告します。  投票総数16票、これは先ほどの出席議員数と符合しております。このうち賛成11票、反対5票。以上のとおり、賛成多数であります。  したがって、「議案第29号」は同意することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  ここで、執行部席入れかえのためしばらく休憩します。                △休  憩△(13時18分)                △再  開△(13時23分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。  日程第15「議案第9号 平成30年度伊佐市一般会計予算」から日程第29「議案第26号 伊佐市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」まで、以上、議案15件を議題とします。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから付託案件に対する質疑を行います。  通告に基づき、順次、発言を許可します。  まず、11番 前田 和文議員の質疑を許可します。  前田 和文議員。 ◯11番(前田 和文議員)   登  壇  議案第9号 平成30年度伊佐市一般会計予算、そのうち歳入になりますが、PR所管、公園使用料、曽木の滝公園等使用料、観光きのこ園(ずい道・店舗)19万8,000円は、解約に向けた取組はないのかということと、2番目に入りますが、これも相手先は一緒でございます、公園占用許可使用料、洞窟きのこ園6,000円は、まだ継続するのかいうことを示していただきたいと思います。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  それでは、説明をさせていただきます。  御指摘のございました使用料につきましては、これまで平成27年6月26日から平成30年3月31日までの期間で、株式会社セルビスから都市公園法第5条第1項に基づく公園施設の管理許可申請などが出されており、これに対する許可により伊佐市都市公園条例第12条等の規定に基づき使用料をいただいているものでございます。これを踏まえまして、30年度以降についての意思確認をした結果、引き続き当該施設を管理・利用するために許可申請を行いたい旨の回答があったため、予算計上したものでございます。  同様に、二つ目の御質問の占用許可使用料につきましても、曽木の滝公園の洞窟にございます看板、それから水道管につきまして、都市公園法第6条第1項に基づく占用許可申請が出されており、これに対する許可により、伊佐市都市公園条例第12条の規定に基づき、使用料をいただいております。  先ほど申し上げました、30年度以降についての意思確認した結果、引き続き占用許可をお願いしたいという旨の回答があったため、予算計上したものでございます。  このように利用意向がありまして、ほかに利用についての申し出もない中でございますので、これまで解約についての検討は行っていないところでございます。 ◯11番(前田 和文議員)  再度確認ですが、これはセルビスさんとの契約の執行予算であるということ、そして、これは観光きのこ園とか洞窟きのこ園という、前ありました運営会社に対するものではないと理解してよろしいんでしょうか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  はい。今、申されましたとおり、株式会社セルビスとの許可に基づくものでございます。以前、平成27年6月25日までは、株式会社曽木の滝洞窟きのこ園様がこの洞窟を経営されておりました。それから、先ほど申し上げた売店について経営されておりましたが、これを、平成27年6月26日にセルビスのほうに引き渡しをされたということでございまして、その後、申請があり、引き続き許可を行っているところでございます。 ◯11番(前田 和文議員)  それでは、次の質問に入ります。今度は歳出のほうなんですが、やはりPR所管でありますが、款7商工費、項1商工費、目3観光費、PR所管の地域創生推進事業負担金補助及び交付金、DMO株式会社やさしいまち1,400万円の具体的な事業内容、積算根拠、今後の活動と課題についてお伺いします。
    ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  款7商工費、項1商工費、目3観光費、PR課所管の地域創生推進事業、節19負担金補助及び交付金につきましての御質疑でございます。  DMO株式会社やさしいまちに対します1,400万円の補助金でございますが、これは伊佐市がDMOに対しまして補助を行う額を計上しております。このうち国の地方創生推進交付金で半分の700万円を歳入で見ておりますので、実施的な市の負担は700万となる予定でございます。  DMOにおきましては、平成30年度を世界一優しいをキーワードにした体験型観光メニューの普及期と位置づけておりまして、DMOによるコンテンツマーケティングデータに基づいた体験型観光メニューのプロモーションと実践のための事業を行うべく、今回、予算を上げているところでございます。  全体予算といたしまして2,800万円の予算でDMOは事業を行う予定です。この事業につきまして、国へ地方創生交付金の申請を行うべく事業計画を提出いたしまして、現在、内示等を待っているところでございます。  以下、事業計画に上げました事業内容とそれぞれの事業費について説明をさせていただきます。  まず、イベント経費といたしまして400万円を計上しております。内容といたしましては、伊佐・さつまの魅力を発信するイベント、それから、地域産業活性化推進につながる事業者交流会などの各種イベント、続きましてプロモーション経費といたしまして650万円を計画しております。各種ツーリズムの開発、プロモーションの経費、それから、交流人口、宿泊者数の増加に向けた施策の開発と実施に係る経費、それと、やさしいまちのサイトの運営管理費、それから、アウトドアの関連会社でございますモンベルとの関係でフレンドエリアというものがございますが、それの年会費などを予定しております。  続きまして、人材育成セミナーの経費といたしまして450万円を予定をしております。これは6次産業化の推進、それから優しい取組の実践・支援、企業相互の相談支援にこの経費を充てることにしております。  次に、調査コンサルティング経費といたしまして、300万円を予定しております。川内川流域の観光マーケティングの調査、それから、それに係るコンサルティングの業務委託でございます。  このほか、これまで申し上げました事業を実施するためのDMOのスタッフ人件費として700万円を予定しております。また、DMOの事務所の運営経費として、300万円を予定しております。  これを合わせますと2,800万円の事業経費となりまして、伊佐市の当初予算ではこの半分を負担することにしております。  以上でございます。 ◯11番(前田 和文議員)  今、お話ししていただきました、いろいろなイベント、そしてまた交流、そしてまたメーカーとの接触といったようなものも積極的にやっていくということでございます。  この前ちょっと観光連盟のほうでもお話を聞きましたが、人材育成ということに非常に力を入れるといったことをアピールしていただきました。我々としましても期待するところでございますが、執行部としましても、やさしいまちさんと成果が共有できるように、一般市民が共有できるように、なるべく早い立ち上げに力を入れていただきたいと思います。  最後にお聞きします。  懸念されるここ1年間のことでございますが、課題といいますか、それについて何かお気づきの点があれば、参考までにお聞かせください。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  DMOにつきましては、これまで活動をするための下地をつくる、要するに、基礎をしっかり固めていくということで、いろんな情報発信やいろんな方への目に見えない形での検討とかお話し合いとかいう形でこれまで進めてきておられます。今後は、それを具体的に実践する年というふうに私どもは考えておりますので、課題といたしましては、これに関係する企業とか個人とか団体の方にいかにそこを御理解いただいて参加していただくかということが大きな課題でございます。私どもといたしましても、現在連載もしておりますが、DMOに関する情報を発信いたしまして、市民の方に広く周知を図っていきたいというふうに考えております。 ◯11番(前田 和文議員)  我々も議員として使命を果たしたいと思いますし、応援をしております。よろしくお願いいたします。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、11番 前田 和文議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  前田議員と重複いたしますが、内容は違いましたので、総括質疑をいたしたいと思います。  早速ですが、「議案第9号 平成30年度伊佐市一般会計予算」の歳出のうち、款3商工費、項1商工費、目3観光費、節19負担金補助及び交付金、DMO株式会社やさしいまちへの補助金1,400万円についてお伺いいたします。  このDMOは3年間の事業で、補助金は1年限り支出するものと思っていましたが、今年も計上されていましたので、補助金はいつまで出されるつもりなのか、また、それに伴う将来にわたるコスト計算はどのようになっているのか、お伺いいたします。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明をいたします。  国の地方創生推進交付金を活用いたします。この補助金につきましては、平成31年度までというふうに予定をしております。平成31年度は1,250万円の予算となる予定でございます。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、7番 山下 和義議員の質疑を許可します。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)   登  壇  「議案第23号 伊佐市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、質疑をいたします。  介護保険事業は平成12年の第1期介護保険から18年が経過し、平成30年度から第7期になります。最初のころと比べ、この事業に係る経費も増加してきている現状であります。また、伊佐市の高齢化率は40%を超しております。第1号被保険者、65歳の方が、もう第2号被保険者を上回っているような現状ではないかというふうに思っております。  以上のことから、次の点についてお伺いいたします。  現在の1号被保険者数、2番として各段階の段階別人数、3番として施設への入所者数、4番として自宅で介護を受けている方の人数、5番として介護人に対する市の支援等について、6番として今回の介護保険料の改定の根拠、以上のことについて、質疑をいたします。 ◯長寿介護課長(大塚 慎一君)  それでは、御説明いたします。  まず、現在の第1号被保険者数ということでございますが、第7期の介護保険事業計画におきましては、29年の9月末の時点で押さえておりますので、その数字を申し上げます。平成29年9月末時点で1万520人になっております。  続きまして、各段階の段階別人数ということでございますが、これにつきましては、要介護認定者数につきまして段階別に御説明いたします。平成29年9月末時点で要支援1が350人、要支援2が126人、要介護1が346人、要介護2が238人、要介護3が171人、要介護4が255人、要介護5が216人で、認定者数の合計が1,702人ということになりまして、認定率は16.1%でございます。  続きまして、要介護認定者数、ただいま申し上げました1,702人中、施設等への入所者数でございますが、まず、施設への入所者数につきましては、29年9月の段階で627人でございます。施設につきましては、特老、老健、それから、療養型介護グループホーム等が入ります。  続きまして、自宅で介護を受けている数でございますが、こちらにつきましては、ケアプランを作成してサービスを受けられた方々につきまして、御報告いたします。29年9月時点で741人でございます。残りの334人につきましては、総合事業のヘルパー及び通所介護を利用された方、それから、住宅改修のみを利用された方、そして福祉用具の購入のみの方、さらに介護認定を受けてはおられますが、継続して介護サービスを使用されなかった方、比較的軽度な方々が334人いらっしゃるということになります。  続きまして、介護人に対する支援ということでございますが、伊佐市では、伊佐市老人介護手当支給条例に基づきまして、要介護4以上の在宅の寝たきり老人等の介護者に対しまして、月額1万円を支給しております。平成29年9月の時点で、支給人数が45人、支給額が203万円でございます。27年度、28年度につきましても、ほぼ変わりございません。  続きまして、今回の介護保険料の改定の根拠ということで、積算根拠について御説明いたします。  まず、平成30年度から32年度の3カ年の給付費見込み額、それと一般介護予防事業等の地域支援事業費、これを足しまして介護保険事業費見込み額総額になります。この額が91億9,216万2,105円でございます。これに第1号被保険者の負担割合、第7期が23%でございます。ちなみに第6期は22%でしたので、1%上がっております。これをかけまして、第1号被保険者負担分相当額が出てまいります。この額が21億1,419万7,284円となります。これに、国のほうから調整交付金が交付されますけれども、全国に均一5%交付されることになっておりますが、伊佐市は高齢化率が高いこともありまして上乗せ分がございます。その分を差し引きます。さらに、今回、基金を1億2,285万円投入いたしますので、その分を差し引きます。その上で、今度は保健福祉事業がございますが、こちらは1号被保険者の保険料が100%の財源でございます。こちらのほうの保健福祉事業が7,127万2,000円ございますので、それを足します。そして出された額が保険料収納必要額ということになります。こちらのほうが15億4,887万8,539円になります。この数字を予定保険料収納率で割り戻しまして、収納率の予想が97.7%でございます。この数字で割り戻しまして、さらに3年間の1号被保険者数で割ります。この1号被保険者数につきましては、所得段階別加入者割合補正後の数であります。この数が2万7,220人でございます。そして、割りますと年間の保険料が算出されます。年間の保険料につきましては5万8,200円でございます。これを12月で割りまして、第7期の基準月額4,850円が算定されるということになります。  今回、保険料が100円増額となっておりますけれども、その理由につきましては、1号保険者負担率が第6期22%から第7期が23%で改定されております。また、新聞等でも出ておりましたが、介護報酬が0.54%引き上げになっております。また、平成31年10月からの消費税率の引き上げに伴う介護職の処遇改善等も実施される予定でございます。それ等を見込みまして、算定をした結果、100円増額という形になっております。  御参考までに、準備基金を繰り入れなければ基準月額が5,235円となります。準備基金を繰り入れたことで4,850円に抑えることができております。  以上です。 ◯7番(山下 和義議員)  今回の改正の部分を、今、担当課長より詳細に説明していただきました。本当にいろんな意味でよかったなというように思います。ただ、少し保険料が上がるのはしようがないかなと。これははっきりみんなで支えるしかないのかなと思っています。ただ、介護職員等に対する手当等が少し増えたのがいいのかなと思っております。  市長のほうに最後に聞いておきたいと思います。  介護保険は本当の意味の共助の保険であると思います。これが伊佐市のパンフレットです。「みんな笑顔で介護保険」、いい冊子ができたなと思っています。やっぱりどうしても、自分たちも、今、おっしゃった1万5,000人の中で合計で1,702人、今、介護保険の方がいるんですけれども、これを本当に自分たちも介護にならないようにしながら、一生懸命支えていく世の中をつくっていけたらなと思っていますので、市長の考えをお聞きし、質疑を終わります。 ◯市長(隈元 新君)  今朝、「介護保険料6,000円を超える 65%」という大きな見出しで南日本新聞に出ておりましたので、今、うちの課長が説明いたしました4,850円というのをどういうふうに評価されたらいいのかという。私から言う言葉ではありませんけれども、これはやはり、いかにお互い共助の精神でやっているかという伊佐市民のあらわれだというふうに思います。  私の母のことを申し上げて申し訳ないんですが、三百三十何人のうちの1人に入っています。認定2を受けていますけれども、私は一緒に暮らしておりますし、うちの妻が一緒にいるわけですが、かといって介護報酬をもらっているわけでもありません。これは、大正生まれですので、日本人の評価していい考え方、暮らし方を守っているんだと思います。これからの時代は、私を含めてそうですけど、若い戦後の世代になっていきますが、果たしてどこまで自助努力でやれるかというのは、やはり自信がありません。ですけれども、自分でできる限りは自助努力して、できるだけ、お世話にならないという表現はおかしいんですけど、保険料は払うけれどもお世話にはならないことがやっぱり町に貢献しているんだという、そういう誇りといいますか、矜持といいますか、そういうことをやはり私はわかっていただきたいなと思います。  それがある限りにおいては19市で常に19番目だと思います。逆に言ったら一番低い保険料になると思います。枕崎市が前回、少しでしたけれども、今回わかりませんけども、少なくとも5,000円を切っているのは、市というレベルでは全国でも非常に珍しいではないかと思います。だからといって、非常に無理を強いているのか、他の市に比べたときにどうかと言ったら、そうでもないと思います。施設はかなり整っていますし、また、市役所のスタッフ、あるいは介護認定員、ケアマネジャー全て含めまして、やはりスタッフ、いわゆる人がそろっていますので、これからも安心していただいていいのではないかと思います。  一番大事なのは、自助努力を誇りと矜持を持ってやっていけるかだと思います。どうしてもというときは、これは本当にお世話にならなくちゃいけません。そのための保険だと思いますので、その基本となる考え方を皆さん方に御理解いただくように、これからも努力してまいりたいと思います。 ◯7番(山下 和義議員)  終わるつもりでしたけれども、私、このことについて、ちょっと来年から介護保険料が上がるんですよねって80過ぎの人に聞いてみました。その人が言われました。「そいどん、和義さん、ビールを飲んがでくいほうがよかでやな」って言いやったですから、そういうようにして歳をとっていけがいいのかなと思っています。皆さん努力していきましょう。  終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、7番 山下 和義議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、10番 久保 教仁議員の質疑を許可します。  久保 教仁議員。 ◯10番(久保 教仁議員)   登  壇  今回は、款2、項1、目2、節13の委託料1,593万2,000円のうち、782万円のホームページ更新作業業務委託についてお伺いいたします。  現在の伊佐市のホームページは、合併当初の平成20年、194万2,000円をかけてつくられたと考えております。この現在のホームページ、これまでの10年、伊佐市の歴史を詰め込んできております。ただ、データであったり画像であったりといろいろ膨らんできておりますので、この10年を機にリニューアルされるのは時宜を得た施策だと思います。  そこで、このホームページについていろいろ調べてみましたが、通告で「最も経費を費やしているのは」、あるいは「積算内容は」「契約方法は」と通告をいたしましたが、若干、言葉を変え、通告の趣旨を逸脱しないようにしながら質疑していきたいと思います。  まず、このリニューアルは何ページ程度を考えておられるのか。また、現在のホームページの原稿、あるいはデータを使い回していくのか。コンテンツ、中身でありますけれども、これを変更するのかしないのか。また、ドメインURL、ホームページ上の住所でありますが、これを変更するのかしないのか、まずお伺いいたします。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  それでは、説明をさせていただきます。ただいま御質疑のございましたことについて説明いたします。  まず、今回の更新におきましては、ドメインについては変更いたしません。それと、新たなページを約180ページ作成する予定でございます。現在約2,000ページ、市のホームページはございますが、そのうちの約1,000ページの移行を予定をしております。  コンテンツといたしましては、現在のものを継承しながら、より見やすく、魅力的なものとなるようにしたいと考えております。 ◯10番(久保 教仁議員)  180ページ程度ということでありましたか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  新たに180ページを作成いたします。 ◯10番(久保 教仁議員)  現在のページから新たに180ページするということと、ドメインは変更しないということでありますが、これは当然だろうと思います。これまで10年間積み重ねてきたデータが入ったホームページを一からつくり直すのは、さらに経費がかかるわけでありましょうから。  そして、私がホームページ関係で調べたところによりますと、20ページ作成するのに145万から150万かかるというようなことですから、この782万、妥当と思うわけですが、ドメインを変更しないんだったら、今までのデータ、今までの資料をもとにしてやられるわけですから、これは随意契約と受け取ってよろしいですよね。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。  契約方法につきましては、これまで市のホームページの内容について熟知をし、管理体制の整っている現在の取り扱い業者との随意契約を行うことで、更新後のホームページのデータ移行、それから円滑なページの運営・管理の面などから安価に更新作業が行えるなどといったメリットがあると考えます。しかしながら、最終的には、伊佐市建設工事等指名推薦委員会において審議をしていただくものと考えております。 ◯10番(久保 教仁議員)  わかりました。  続いて2番目でありますが、SNSについてと、担当課の負担が重くならないかと通告をしておりましたが、担当課云々については撤回いたします。28年度決算の成果説明で、このホームページ作成について、どういう形で進めているかというのを詳細に記載してあります。恥ずかしながら、私の認識不足、勉強不足でありました。ここでは、担当課の負担が重くなるというところは撤回させていただきます。  そこでSNSについてでありますが、我が国の3大SNSは、ツイッターであったりフェイスブックであったりミクシーであると言われておりますが、このリニューアルされるホームページは何を考えておられるんでしょうか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。  今回のホームページにつきましては、市のホームページと、それとあわせまして定住促進用のページがございまして、「ここがい~さ」というものでございます。それの更新もあわせて行う予定でございます。市のホームページ上にSNSの枠を設ける予定でございますが、フェイスブックを予定しております。定住促進サイト「ここがい~さ」におきましては、インスタグラムと連携するように現在進めております。 ◯10番(久保 教仁議員)  わかりました。フェイスブックを使っておられる若い人たちも随分おられるので、例えば、各地の伊佐会であったり、各年代の同窓会であったり等の連絡にも極めて有効に、市を通して使うことができるんではないかと思うんで、ありがたいことだと思います。
     最後に、これまでの説明で、現状のホームページ等、リニューアルされたものはどのように違ってくるかという形でまとめていただきたいと思います。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  今回のホームページの更新に当たりましては、庁内の各課の広報委員から意見聴取しながら現在のホームページの課題整理を行いまして、これに対する方針を作成し、改修内容を決定し、予算要求を行っているところでございます。  これまでのホームページの課題といたしまして、使用しておりますCMS──コンテンツ管理システムというのございますが、これにセキュリティー上の脆弱性があり、今後、外部からのウイルス等による攻撃などによる改ざんなどの被害が起こる可能性があるという課題がございました。また、視覚障害などをお持ちの方や外国人の方への対応、それから、スマートフォンなどの新たなデバイスといいましょうか、そういったものへの対応ができていないというのございましたので、こういった課題を整理しようということで、今回、取り組むわけでございます。  このことから、セキュリティーの向上、それから、閲覧者に優しいホームページをつくるためにCMSを変更いたしまして、あわせてホームページデザインを一新し、先ほど申し上げましたフェイスブックとSNSとの連動が図れるようにしたいと考えております。  また、外国語の対応、それから色覚異常の方への対応ということも行う予定でございます。 ◯10番(久保 教仁議員)  リニューアルの概要がある程度つかめてまいりました。リニューアルされるのはいつごろになるんでしょうか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  試験運行を来年の1月あたりから行いまして、31年度から実質稼働ということで、今、スケジュールを組んでいるところでございます。 ◯10番(久保 教仁議員)  1年もかかるんでしょうか。答えはいいんですけれども、なるべく早いリニューアルを期待し、楽しみにしております。  終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、10番 久保 教仁議員の質疑を終わります。  ここで、しばらく休憩します。休憩時間を7分程度とします。                △休  憩△(14時02分)                △再  開△(14時08分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、8番 森田 幸一議員の質疑を許可します。  森田 幸一議員。 ◯8番(森田 幸一議員)   登  壇  それではお尋ねをいたします。  まず、定年退職する職員の再任用についてお尋ねをしたいと思います。  60歳定年退職となる職員は、再任用を希望する場合、退職日の翌日から公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢に達するまでの間、再任用することにより雇用と年金の継続を図ることができるのでありますが、この再任用職員の対象者、勤務形態、採用方法、任期、給与について、それと人事評価、勤務時間、休暇そのほかもろもろの制度についてお尋ねをしたいと思います。  総務課長、よろしくお願いいたします。 ◯総務課長(有薗 良介君)  説明いたします。  まず、対象者でありますが、基本的には定年により退職した者であります。条件としましては、公務員としましての退職日以前2年間において懲戒処分を受けていないこと、あるいは欠勤がない者となっております。  勤務形態につきましては、勤務日数は1週間のうち4日間となっております。  採用方法についてですが、定年退職予定者の再任用意向調査票を受けますので、それを受理後に伊佐市職員再任用選考委員会におきまして選考するとしております。選考の判断基準といたしましては、公務員としましての退職日以前2年間における勤務実績、あるいは知識・経験・技能等の保持の状況又は健康状態、勤務意欲、職に対する適性等、それから正職員の配置状況等も勘案しながら総合的に判断した上で選考しております。  基本的には、職員の配置上で不足が生じた場合等に再任用をし、配属先につきましては、短時間勤務に対応しやすい窓口業務、あるいは収納業務等を想定しております。また、若手職員が苦手としますクレーム対応の伝授も期待をしているところでございます。  それから任期でありますが、4月1日から3月31日までの1年間としております。更新は可能でありますが、先ほど議員がおっしゃいましたように、この制度は公的年金の支給が引き上げられたことによりまして、無収入期間が発生しないよう雇用と年金接続を図ることを目的とした制度でございますので、年金支給が開始する年度の再任用の任期更新はしないことにしております。  それから給与でありますが、給与につきましては行政職の2級を適用しております。2級でありますと、21万4,800円でありますが、先ほど言いましたように1週間のうち4日の勤務でございますので、1週間は5日ありますので5分の4を掛けまして、月額17万1,840円としております。昇給昇格はありません。  それから、人事評価についてですが、これは正規職員と同様に人事評価を行います。  勤務時間につきましては、8時半から17時15分までとなっております。  休暇につきましては有給休暇が16日ございます。あと、夏季休暇、特別休暇、介護休暇等は正職員と同じ扱いでございます。  その他の制度としましては、健康診断、災害補償、雇用保険等がございます。社会保険につきましては、共済組合、任意保険に加入してもらいますので、これは本人負担ということになっております。年金保険は加入しておりません。  以上でございます。 ◯8番(森田 幸一議員)  ありがとうございました。  この定年退職者の再任用についての職員の皆様方への周知方法、あるいは意向把握ですか、これはどんなふうにされていらっしゃるのか教えてください。 ◯総務課長(有薗 良介君)  毎年6月までには退職者となる方に説明をし、その希望調査をとっているところでございます。 ◯8番(森田 幸一議員)  次に、平成30年度再任用希望職員数、それと再任用採用予定者数、そして、これは言えないかもしれませんが、配置部署がおわかりだったら、あわせてお尋ねしたいと思います。 ◯総務課長(有薗 良介君)  今現在、配属先との協議、あるいは勤務時間等の割り振り等の調整を行っている最中でございまして、職員と同様、今の段階では人事は発表しておりませんので、今の段階では答弁できない状況でございます。  希望者数は2人いらっしゃいました。先ほど言いましたように、まだ異動発表ございませんので、職員と同じ日に発表する予定でございますので、控えさせてください。 ◯8番(森田 幸一議員)  どうもすみません。  この再任用者は定数内に入るわけですかね。予算、費用の中に入ってこないんでしょうか、どうでしょうか。 ◯総務課長(有薗 良介君)  予算の中には入っております。定数には入っておりません。 ◯8番(森田 幸一議員)  定数内に入っていないということでございますが、新規採用者とこの再任用者との関係ですけど、非常に、人事管理上、いろんな難しいところもあろうかと思いますが、年金の報酬比例分が65歳以上になりますので、定年退職を迎えた職員の皆様方はですね、まだまだこれからでありますし、そして、再任用を希望されれば、多く雇用するべき、現在の社会情勢ではないかというふうに思うわけでございます。このような社会情勢にあるんではないかというふうに考えるわけでございますが、そこあたりはいかがなもんでしょうかと思います。  それから、今、それぞれ課に配属されている職員の方いらっしゃいますが、非常に、相談に行きますと、手っ取り早く相談に乗っていただきまして、早く対処していただくということで、非常に助かっている部分もあるわけでございます。そういうことでございますが、職員の皆様方も年金の報酬比例分がつくまではどこかでか働かなければならないと、生活のためですね、働かなければならないというのがあるわけでございます。このような人材を生かすべきだと私は思うわけでございますが、市長のそこあたりの考え方はいかがなもんでしょうか。市長の考えがおありだったら教えていただきたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  持ってらっしゃる能力が卓越したものであれば、これは有用な人材だと思います。しかしながら、やはり若い世代が定住してこの町の将来をつくっていかなくてはならないということも重要でございますので、そのあたりは調整、バランスを図りながらということになります。 ◯8番(森田 幸一議員)  わかりました。  次に、臨時職員の雇用についてお尋ねをしたいと思います。  29年度と30年度との比較をということでお願いしてございましたが、臨時職員の数と、それから1日の勤務時間及び賃金、一月の勤務日数と賃金について、そしてまた、雇用保険、社会保険等について、まずお尋ねしたいと思います。 ◯総務課長(有薗 良介君)  説明いたします。  まず、臨時職員の数でございますが、平成29年度が151人、平成30年度が144人となっております。それから、1日の勤務時間と賃金についてでありますが、勤務時間は8時30分から17時15分となっております。全ての職員がということでなくて、業種によっては時間が違うところもございます。賃金は5,890円。これも業務の内容によっては若干差異がございますが、基準としましては5,890円となっております。  一月の勤務日数及び賃金についてでありますが、勤務日数は13日、場合によっては繁忙期の箇所もございますので、そういったところは15日としております。賃金についてですが、賃金は先ほど言いましたように日給でございますので、13日勤務しますと7万6,570円となるようであります。  それから、雇用保険料でありますが、これは掛けております。それから、社会保険料、これにつきましては、13日勤務となっておりますが、日額5,890円の臨時職員でございますと、ちょっとこれには条件等がございますので、13日勤務の5,890円でありますと、社会保健料の適用を満たしておりませんので、被保険者とならないようでございます。条件としましては、1週間の所定勤務時間が20時間以上あること、継続して1年以上雇用されることが見込まれること、賃金が月額8万8,000円以上であること、学生でないことということになっております。これを13日勤務の5,890円でありますと満たしませんので、社会保険の適用者とはならないということになります。  以上です。 ◯8番(森田 幸一議員)  ありがとうございます。平常勤務の臨時職員でございますと、1月に13日間ということで、1日に5,890円ですから、一月にしますと7万6,570円ですかね、こうなるようでございますが、年間にいたしますと91万8,840円ということになるようでございます。現実的には社会保険料の要件を満たさないということでございまして、雇用保険に加入できるということでございます。  そこで、30年度の応募の状況ですね、これがお済みかどうかわかりませんが、どういう状況だったか教えてくださいませんか。 ◯総務課長(有薗 良介君)  先ほど144人ということを申し上げましたけれども、大方このところで調整が進んでいるところであります。 ◯8番(森田 幸一議員)  応募していただいた方々は、それぞれおおむね採用していただいたということでございます。職員数も定数管理で毎年減っていかざるを得ない状況であるわけでございますが、そうしますと、臨時職員の数が減っていきますと非常に職員の皆さん方の仕事にも影響が生じていくんではないかというふうに思うわけでございます。ぜひ一つ、職員の皆さん方の力を最大限に引き出していただいて、市民の皆様方の負託に応えていただくように頑張っていただくようにしていただきたいというふうに思います。  次の木造住宅の整備促進事業ですが、これにつきましてはさきの一般質問で理解したところでございますので、これで終わりたいと思います。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、8番 森田 幸一議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、3番 岩元 努議員の質疑を許可します。  岩元 努議員。 ◯3番(岩元 努議員)   登  壇  それでは、総括質疑をさせていただきます。通告をいたしました4点のうち、まず、1について款、項、目については省略をさせていただきます。節1報酬、地域おこし協力隊597万6,000円の内容を伺い、1回目の質問といたします。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  それでは、地域おこし協力隊597万6,000円の内容について御説明いたします。  地域おこし協力隊については、単位1人当たり400万円を上限に、活動経費として全額が特別交付税措置となっております。他市町村の事例を参考にし、おおむね平均的な額として隊員報酬を月額16万6,000円としております。予算としましては概数で3人を計上しておりますので、報酬として年額597万6,000円となります。なお、正式に採用が決定し、予算に過不足が生じましたら補正予算にて対応させていただくことになります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  今の状況で3人予定ということでよろしいんですか。であれば、これに付随して、任務内容として、どのような専門性を持った方なのか、今の時点でお答えできる範囲でよろしいんですけれども、お答えいただければと思います。 ◯企画政策課長(吉加江 光洋君)  今、私が申し上げましたのは、当初予算時期で概数3人を計上したということでございまして、現状と人数が最終的に4月以降、一致するかはわかりません。そういうことで、応募する隊員の業種というのは、今のところ控えさせいただきたいと思います。 ◯3番(岩元 努議員)  理解いたしました。  では、次の2番に入ります。節8の報償費2,621万7,000円の内容をお伺いいたします。 ◯林務課長(井上 修君)  目1林業総務費、節8報償費2,621万7,000円の内容は、内訳としまして、有害鳥獣対策協議会等出会手当4万7,000円、有害鳥獣捕獲従事手当191万円、有害鳥獣捕獲報酬費1,546万円。あと、鳥獣被害防止緊急捕獲支援対策事業報償費880万円の内訳が、イノシシ8,000円の200頭で160万円、鹿8,000円の900頭、720万円。この880万円と1,741万7,000円を合わせて1,621万7,000円となります。 ◯3番(岩元 努議員)
     ここの年間の1,100頭の捕獲見込みということで880万円ということですが、ここについても、先ほど柿木原議員からもありましたとおり、報償金受給においてのチェック体制と周知徹底をよろしくお願いを申し上げます。  それと、ここで見ると1,100頭の捕獲見込みということでございますが、処理施設での年間処理頭数というのは60頭というふうにお聞きをしております。ということは、1,000頭余は山に埋蔵・投棄をされているということになります。ここについての対応策も必要かと考えます。  次に、3、節19負担金補助及び交付金のうち、鳥獣処理施設91万9,000円と有害鳥獣対策協議会4,204万2,000円の事業内容をお伺いいたします。 ◯林務課長(井上 修君)  目1林業総務費、節19負担金補助及び交付金のうち、鳥獣処理施設の補助金91万9,000円の事業内容は、処理施設の光熱水費36万円、建物保険料5万9,000円、買上げ費用30万円、解体費用20万円、合わせて91万9,000円となります。  次に、有害鳥獣対策協議会の補助金4,204万2,000円の事業内容が、鳥獣被害総合対策事業ハード事業、ワイヤーメッシュ柵になりますが、これが4,184万2,000円と、鳥獣被害総合対策事業、これはソフト事業になります、狩猟免許助成として20万円、合わせて4,204万2,000円となります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  91万9,000円については施設の運営費という理解でよろしいでしょうか。  次に、その4,204万2,000円は、鹿、イノシシ用のワイヤーメッシュ柵、これは2万9,260メートル分の事業費ということでよろしいですか。ということであれば、この設置区域というのはわかりますか。どこに設置という区域をお願いいたします。 ◯林務課長(井上 修君)  たしかですが、針持地区と曽木地区ですね。あと青木だったと思います。たしか4地区ぐらいだったと思うんですけど、詳細には資料を持ってきていませんので。すいません。 ◯3番(岩元 努議員)  また後で確認に参ります。  次に、移ります。  付表2、給与費明細書、2一般職(一)総括1億1,555万5,000円の減額理由について伺います。 ◯総務課長(有薗 良介君)  説明いたします。  職員手当の中の退職手当負担金1億5,852万6,000円の減額が大きな要因となっております。これにつきましては、昨年、29年第3回の定例会の中で総括質疑で説明したところでありますが、再度申し上げますが、職員の退職金支給事務につきましては、鹿児島県市町村総合事務組合が行っております。市町村ごとに長期財政予測をもとに負担率を定めまして、負担金を納入することになっております。この総合事務組合の退職手当負担金条例の改正が行われまして、負担率の見直しがありまして、減額となったところであります。  負担率につきましては、これまで1000分の330であったものが1000分の180に変更となっております。負担率の変更の理由としましては、10年を一つの期間として計算することになっておるんですが、全期間、平成17年から平成26年までの10年間を一つの期間としておりますが、この期間におきまして早期退職者があったということで、対象者が多かったということ、今後は、今後といいますと平成27年から平成36年までの期間10年を言っておりますが、今後は定年退職者がほとんどであるということを見込んでおりますので、対象者が少なくなったということで負担率の変更がなされたところであります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  今の説明で、退職者の人数が減少する見込みということで、負担金が減額されたという理解でよろしいですか。ありがとうございます。理解いたしました。 ◯林務課長(井上 修君)  すいません。来年30年度の設置地区についてはちょっと詳細にはわからないんですけど、先ほど4カ所といいましたけど、6カ所で2,926メーターを計画しております。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。  終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、3番 岩元 努議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、2番 武本 進一議員の質疑を許可します。  武本 進一議員。 ◯2番(武本 進一議員)   登  壇  私のほうからは、議案第9号 一般会計予算、款10教育費、項1教育総務費、目3教育振興費、節8報償費と11需用費の社会科副読本について、「郷土伊佐の発展に尽くした先人たち」とは具体的に誰のことなのか、伺いたいと思います。 ◯教育長(森 和範君)  平成30年度に作成しようと計画しております「郷土伊佐の発展に尽くした先人たち」でございますが、郷土の先人とは、伊佐の郷土発展において歴史的に顕著な業績や影響を与えるとともに、産業・文化・教育などで地域振興等に尽力した偉人を、現在、選考しているところでございます。具体的には、郷中教育のもとになった「二才咄格式定目」をつくった新納忠元、天保の川浚えを行った堀之内良眼房、灌漑や新田開発に尽力した有村隼次、山下竹之助、歴史小説作家の海音寺潮五郎、曽木発電所設立の野口遵、おぎゃー献金生みの親の遠矢善栄、大口地頭で木曾川治水工事の責任者、平田靱負、そのほか、菱刈重妙、中山正熊、別枝行正、伊地知季安と、たくさんの伊佐市の発展のために尽くした方々がいらっしゃいます。 ◯2番(武本 進一議員)  偉大な歴史作家で、「西郷隆盛」などを執筆された海音寺潮五郎先生をはじめ、さまざまな分野で御活躍をされた皆様に感謝する思いであります。  次に、新規の事業となっています今回の副読本を発刊しようとした経緯を伺いたいと思います。 ◯教育長(森 和範君)  教育委員会では、伊佐のふるさと教育の推進を基本方針とし、郷土の伝統や文化を生かした特色ある教育活動を進め、知・徳・体の調和のとれた人材の育成を目標に掲げております。市制5周年においては、伊佐市歌を全ての小学校、中学校が参加して作成をし、今、各学校で親しまれているところでございます。  そのような中、伊佐市への愛着と誇りをさらに育て、ふるさとを愛するとともに、日本及び世界で生きていく伊佐の子どもを育てるため、ふるさとの発展に尽くした人々やその業績について学ぶことには大きな意義があります。また、価値も高いと考えます。  伊佐市制10周年を迎えた今、学校教育の教材としての活用はもとより、家庭での読み聞かせや市立図書館等で活用していただきたく、副読本の作成を計画しているところでございます。 ◯2番(武本 進一議員)  市制10周年記念事業でありまして、教育振興基本計画に基づく施策としての位置づけということで理解をいたしました。  時代とともに、新聞とか書物を手にとって読む機会が少なくなってきているようなんですけれども、その中で、未成年世代の方で活字離れが広がってきていると思います。そういったことについて教育長の考えがありましたらお聞かせください。 ◯教育長(森 和範君)  確かに、若い方々が新聞を読まないとか、大学生がほとんど本を読まないというようなことが、今、話題になっておりますけれども、やはり小学生、中学生のころの読書の習慣というのはすごく大事だと思っております。そのために、伊佐市では、小学生は100冊を読みましょう、中学生はじっくり50冊を読みましょうというような活動を進めているところでございます。 ◯2番(武本 進一議員)  わかりました。  それでは最後に、小学生、中学生を対象としました家庭に配布されているこの副読本なんですけれども、子どもたちに期待するものは何かを伺いたいと思います。 ◯教育長(森 和範君)  私たち伊佐の身近な郷土の歴史や先人の偉業に誇りや憧れを持たせるとともに、将来の夢を膨らませ、何事にも目標を持ち、努力しようとする心情や態度及び他の人のために尽力する心を育ててほしいと願っているところでございます。 ◯2番(武本 進一議員)  わかりました。  感性豊かなこの成長期に先人の偉業を学ぶことで、子どもたちの豊かな心が育まれていくことを期待しまして、終わりたいと思います。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、2番 武本 進一議員の質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、12番 畑中 香子議員の質疑を許可します。  畑中 香子議員。 ◯12番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第21号 伊佐市菱刈生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」、質疑を行いたいと思います。  今議会に、生活支援ハウスひしのみ苑の用途を廃止する条例が提案されております。2月3日付南日本新聞に、「札幌支援住宅火災、有料老人ホーム可能性 自治体も無届け頼み」との大きな見出しで記事が掲載されました。火災で11人が亡くなったそしあるハイムや、2009年に火災で10人が亡くなった群馬県渋川市の老人施設たまゆらは、いずれも低所得者の高齢者の受け入れ先であり、このような施設が不足しているという問題が報道されたわけでございます。このような施設は社会福祉法上の有料老人ホームの可能性があり、自治体はこのような民間の施設に頼らざるを得ない状況であることが報じられております。  今回、用途廃止が提案されているひしのみ苑がどのような定義で設置をされ、新聞記事にあったような事態、つまり、必要とされているけれども不足をするような状況を招くことはないかということを伺い、その上で、整備計画の考えはないかということについて見解を伺ってみたいと思います。 ◯長寿介護課長(大塚 慎一君)  それでは御説明いたします。  まず、ひしのみ苑の利用状況について前段で御説明いたしますが、伊佐市菱刈生活支援ハウスひしのみ苑、これにつきましては、旧菱刈時代に建設されたものでございます。高齢のため住宅において生活することに不安のある者に対し、住居の提供──定員はこちら5人でございました──、及びデイサービス事業を実施する目的で、平成4年6月1日から供用開始をしております。当初から現在に至るまで、自宅火災による緊急避難の3世帯4人の利用以外に、生活支援ハウスの本来の目的に即した入居者はございませんした。ひしのみ園では、平成28年度まで社会福祉協議会によりますデイサービス事業だけが実施されております。  施設の老朽化によりまして利用者の安全が確保できなくなったことから、平成29年度から社会福祉協議会のデイサービス事業もまごし館のほうに場所を移して実施しているところでございます。現在の事業運営に支障はございません。  また、低所得者等の高齢者の受け入れ先としましては、養護老人ホーム敬寿園、それから啓明園等がございます。現在は、両施設で対象者の受け入れは十分対応できておりますので、新たな施設整備は、今のところ計画はございません。  以上でございます。 ◯12番(畑中 香子議員)  敬寿園や啓明園など養護老人ホームで対応できるので、用途廃止でも不測の事態にならない、不足する事態にはならないということをお答えいただいたわけでございます。  有料老人ホームの定義ということで、最初に定義を教えてくださいということだったんですけれども、新聞記事で知ったわけですけれども、有料老人ホームの要件というものが、この南日本新聞の記事で私も知ったわけですけれども、食事の提供、掃除・洗濯などの家事、入浴介助など、介護、健康管理と要件があるわけですけれども、このことからしますと、このひしなみ苑は有料老人ホームという定義であったということで理解してよろしいのでしょうか。 ◯長寿介護課長(大塚 慎一君)  生活支援ハウスにつきましては、1989年、平成元年でございますけれども、高齢者保健福祉推進10カ年戦略、いわゆるゴールドプラン21、これによりまして過疎地域に限定して400カ所の設置目標が推進された事業でございます。その後、介護保険施行に伴いまして、当時の厚生省によりまして生活支援ハウス運営実施要綱が定められまして、平成12年4月1日から適用されております。  施設の内容としましては、居宅部分を指定通所介護事業所等に合わせ、又は当該事業所の隣地に整備した小規模多機能施設という位置づけになっておりますので、老人ホームという捉え方はしてございません。  以上でございます。 ◯12番(畑中 香子議員)  実質的には小規模多機能施設として機能していたということで、入居の方もいらっしゃらなくて用途廃止ということですので、敬寿園や啓明園、そしてまた、生活が厳しい方々については、もし敬寿園や啓明園に入れなくても、隣の町の養護老人ホームなどに措置をされていらっしゃるようですので、不足する事態にはならないということで理解いたしました。整備検討もないということで理解をいたしました。  それでは、次の質問を通告して、介護保険料の値上げに関する一部改正の条例のことについてお尋ねをしていましたけれども、通告で1、2と通告をしましたが、3年間の費用総額も1号被保険者の負担額の推計も、3年間の人数、それから1号被保険者の負担率23%とか、詳しく山下議員の質疑の中でわかりました。基金も1億2,000万円ほど繰り入れをして値上げの幅を抑えたということでお尋ねしましたので、これは質疑ですので、私の介護保険の値上げに関することや見解について、ここで申し述べることは控えさせていただきます。また、委員会の討議や討論で私の見解はお伝えしたいと思いますので、私の質疑は以上で終わりたいと思います。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、12番 畑中 香子議員の質疑を終わります。  以上で、付託議案に対する質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託についてであります。  ただいま議題となっています「議案第9号」から「議案第21号」まで、「議案第23号」及び「議案第26号」、以上議案15件については、会議規則第37条第1項の規定によりお手元に配付しました議案付託区分表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をします。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第30「議案第30号 平成29年度伊佐市予算一般会計補正予算(第12号)」及び日程第31「議案第31号 伊佐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」、以上、議案2件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  追加提案いたしました「議案第30号」及び「議案第31号」の2件について説明申し上げます。  まず、「議案第30号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第12号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、適正に行われていなかった障害支援区分認定事務について、適正化作業が完了したことから、国・県への返還金等の経費について所要の措置を講じたものであり、民生費につきましては、適正化作業による障害支援区分の上位変更に伴う給与費の差額支払いに要する経費及び国・県への返還金に要する経費について新たに措置しております。この財源につきましては、財政調整基金繰入金に増額の措置を講じております。この結果、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,765万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ180億7,697万4,000円とするものであります。  次に、「議案第31号 伊佐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」、説明申し上げます。  本件につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、非常勤消防団員等の公務上の災害等に対する損害補償の補償基礎額の加算額を改めるなど所要の改正を行うものであります。  以上、議案2件についての説明を終わります。
     よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま、市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくためにしばらく休憩します。                △休  憩△(14時49分)                △再  開△(14時50分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  ただいまのところ発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「議案第30号」及び「議案第31号」、以上、議案2件については、会議規則第37条第1項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました議案2件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第30号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第30号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第12号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第30号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第31号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第31号 伊佐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第31号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。                △散  会△(14時52分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....