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  1. 伊佐市議会 2017-12-01
    平成29年第4回定例会(第1日目) 本文 2017年12月01日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2017年12月01日:平成29年第4回定例会(第1日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  会△(10時02分) ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまから平成29年第4回伊佐市議会定例会を開会します。                △開  議△(10時02分) ◯議長(左近充 諭議員)  直ちに本日の会議を開きます。  本日は、11番 前田 和文議員から欠席届が提出されておりますので、報告をいたします。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  この会期中の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、14番 鶴田 公紀議員、15番 柿木原 榮一議員を指名します。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第2「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間とし、配付してある日程表のとおりとしたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から12月22日までの22日間とし、配付してある日程表のとおりと決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第3「諸般の報告」を行います。
     最初に、監査委員の監査結果報告について申し上げます。  閉会中に議会に提出されました監査報告は、平成29年8月、9月、10月の例月現金出納検査結果と農業委員会事務局伊佐PR課、福祉課、水道課の定期監査結果であります。  次に、平成29年第3回定例会終了後の主な行事については、別紙資料のとおりであります。  これで、諸般の報告を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第4「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」から日程第11「議案第70号 平成28年度伊佐市水道事業会計決算認定について」まで、以上、議案8件を議題とします。  この議案8件は、各常任委員会及び平成28年度一般会計決算審査特別委員会に付託してありましたので、各委員長の報告を求めます。  まず、総務産業委員長の報告を求めます。  今村 謙作委員長◯総務産業委員長(今村 謙作議員)   登  壇  皆さん、おはようございます。  それでは、総務産業委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は、「議案第69号」及び「議案第70号」でございます。  去る10月4日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果を御報告いたします。  まず、「議案第69号 平成28年度伊佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告いたします。  所管は建設課でございます。  主な審査内容として、「手数料の歳入で491万234円の収入未済があるが、原因と今後の対策は」と質され、「使用料については、毎月、滞納者に対して督促や訪問を行っているが、なかなか思うように徴収に至らなかった。できるだけ現年度分をためないように心がけて、過年度分についても分納の支払い方法なども勧めて努力しているが、応じていただけないところがある。今後も滞納が恒常化しないように個別に訪問して説得していく」との説明でした。  質疑が終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第69号」は全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、「議案第70号 平成28年度伊佐市水道事業会計決算認定について」報告いたします。  所管は水道課でございます。  主な審査内容として、「現預金が4億4,393万円ほどあるが、どのように管理しているか」と質され、「定期預金に3億4,500万円預金してあり、あとは普通預金、また、つり銭として8万円保管している」との説明でした。また、「水道料金の未収金が3,280万円あるが、今後の対策は」と質され、「3,280万円は平成28年度分である。このうち約2,590万円は3月分であり、これは納期が4月であるため、全額未収金に計上してある。また、4月分から2月分までの未収金が約690万円ある。今後も毎月、給水停止をしながら徴収を強化していく」との説明でした。  質疑が終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第70号」は全会一致で認定すべきものと決しました。  以上で、総務産業委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま総務産業委員長の報告は終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。  森山 良和委員長◯文教厚生委員長(森山 良和議員)   登  壇  おはようございます。  多くの傍聴者の方に来ていただきました。大口小学校の皆さん、ありがとうございます。  それでは、文教厚生委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は、「議案第64号」から「議案第68号」までの5件であります。  去る10月3日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。  初めに、「議案第64号 平成28年度伊佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  所管は市民課と税務課です。  主な審査内容として、「医療費通知は年6回通知をしないといけないものなのか。また、それは決まっているのか」と質され、「平成30年度から保険者努力支援制度が始まる。年に何回通知をしないといけないということではないが、1年間12カ月の医療費通知を実施することが評価項目の指標に追加された」との説明がありました。  討論に入りましたが、討論はなく、「議案第64号 平成28年度伊佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」は全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、「議案第65号 平成28年度伊佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  所管は長寿介護課と税務課です。  主な審査内容として、「認知症のキャラバン・メイトサポーター養成の効果と家族介護継続支援事業費徘回探知機について」質され、「認知症キャラバン・メイトサポーター養成講座については非常に充実して行われている。認知症地域支援推進員に関しても今年度までに配置をしなければならない。認知症に関しては困難事例になることもあり、キャラバン・メイトサポーターの方々がいち早く包括支援センター若しくは高齢福祉係に情報提供していただき、支援、解決につなげていくということがある。徘回探知機については昨年1件の申請があった。GPS機能付の腕時計を徘回される方にいつも身につけていただくが、実際にこれが機能したかはまだわからない。今のところその方の徘回はないが、一つ問題なのは身につけていただかないと対応できないということである」との説明がありました。  また、高齢者の給食サービスに見守り委託安否確認は、「何かあって救出につながったという事例はあるのか。また、生活支援介護予防サービス基盤整備事業のサロンは何カ所できているのか」と質され、「見守り委託安否確認については、1食当たり190円で社協にお願いしているが、重大な事故につながるのは、平成28年度はなかった。ひとり暮らしの方などの利用のうち、配達の際、返事がなければ包括の職員が確認に行ったり、警察の方にも立ち会ってもらい確認をしたことがあったが、寝ていた、外出中だったなどの事例がほとんどだった。サロンは伊佐市では社会福祉協議会が管理をしている。活動されているのは34団体で、人数が多いところ、少ないところとあるが、それぞれに活動している。通いの場のサロンを34から年々少しでも増やしていこうと、いろいろなところで声かけや趣旨を説明している」との説明がありました。  討論に入りましたが、討論はなく、「議案第65号 平成28年度伊佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」は全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、「議案第66号 平成28年度伊佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  所管は長寿介護課です。  主な審査内容として、「適正な繰越金の金額はどのくらいになるのか」と質され、「幾ら繰り越せるということではなく、包括が始まった当初から予防専門員が担当のプランを作成したときのプラン料の収益があった。包括設立当時は収入よりも支出のほうが少なかったので、それが残って繰越金となった。年々、事務量も増え、7人の専門員が毎日訪問に行くので、必要な自動車台数も増え、経費も膨らみ、現在は支出が収入を上回っており、繰越金で補填している状況である。繰越金は恐らくことしまでで、次年度以降は残らないであろうと思う。その場合の当初予算の考え方などを検討していかなくてはいけないと考えている」との説明がありました。また、「備品購入費ということで、車両を2台購入されたが、リースは考えられなかったのか」と質され、「車は使う頻度が高いため、老朽化してくると入れかえなければならない。訪問が主な仕事の専門員には1人1台ずつは必ず必要になってくる。今年度は菱刈包括の車両更新についてはリースで対応した」との説明がありました。  討論に入りましたが、討論はなく、「議案第66号 平成28年度伊佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」は全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、「議案第67号 平成28年度伊佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  所管は市民課です。  主な審査内容として、「健診期間を3日から5日に増やし、スムーズに健診を受けることができたと評価されている。2日間延ばしたことで実績的には上がってきたということか」と質され、「平成27年の受診者数が609人、それに対して28年度については674人、スムーズにいったということで受診者数も増えていると考えている」との説明がありました。  討論に入りましたが、討論はなく、「議案第67号 平成28年度伊佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」は全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、「議案第68号 平成28年度伊佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  所管は市民課です。  主な審査内容として、「工事事業費が5,000万円で、企業債が4,450万円だが、残りは一般会計の繰入金と理解してよいのか。また、今後、市水になると水道料金が上がるのか」と質され、「各戸に引く枝管の部分が起債対象にならないため、その分は一般会計ということになる。水道料金は伊佐市の上水道の単価になり、金額は若干上がる。導入する前の地元説明会で全ての戸数を上水道に布設がえしたら、この金額になるということで各戸ごとに示し、了解をいただいている」との説明がありました。  討論に入りましたが、討論はなく、「議案第68号 平成28年度伊佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、全会一致で認定すべきものと決しました。  以上で、文教厚生委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまの文教厚生委員長の報告は終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  最後に、平成28年度一般会計決算審査特別委員長の報告を求めます。  緒方 重則委員長。 ◯平成28年度一般会計決算審査特別委員長(緒方 重則議員)   登  壇  おはようございます。  大口小学校6年1組の皆さん、きょうは、ようこそ議会傍聴においでいただきました。今から報告する内容は皆さんにとって難しい言葉も出てまいります。ただその中に、皆さんが学校生活を送る上で「へえ、そうなんだ」と感じていただける部分も必ず出てまいります。少し時間は長くなりますが、聞いていただきたいと思います。  平成28年度一般会計決算審査特別委員会では、「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」、10月19日、20日、24日、25日、27日の5日間にわたって成果と課題を中心に審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。  審査は、平成28年度一般会計歳入歳出決算書、各課の主な事業の成果説明をまとめた主要な施策の成果説明書事項別歳入歳出決算説明をまとめた主要な施策の成果説明書、伊佐市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書、その他提出された資料に基づき行いました。  各課所管のうち、主な審査内容の報告をいたします。  初めに、財政課所管です。  「財政調整基金残高の適正額について、国の方針が示されているのではないか」と質され、「適正な率として明確には示されていない。県内の他市との比較において、突出して多くなっているが、特定目的基金に積み立てていくべきものに相当する経費も予定している。使途が制限されない流動的に使用したいとの考えからこの状況になっている。ただし、使用目的について国の調査も行われているので、合併後進められなかった施設統合施設廃止もしくは整理する際の費用等を主に使っていく必要があり、今後、具体的に検討していく方向であるということをはっきり国に説明する考えである」との説明でした。  また、「経常収支比率89.9%について、どう考えているのか」と質され、「90%を超えると県のヒアリングと指導が入るので、そこは超えないよう努力していきたい。社会保障費の増大、人口減による歳入及び交付税の減少など、厳しい状況ではあるが、財政による調整とともに経常経費についても各課の協力をもらい、経費節減と歳入の確保に努めていきたい」との説明でした。  次に、税務課所管です。  「収納率がアップしているが、その要因として何か強化策に取り組んだのか」と質され、「収入未済を減らすために二つのテーマで取り組んだ。一つは初期の滞納防止として、納期が過ぎたものについて、納入を促すための電話又は夜を中心に戸別訪問を行った。二つ目は連絡もなく、納入がない場合は差し押さえ等滞納処分、あるいは財産調査を行い、徴収不可能の判断に至れば欠損処理をするというものであり、今後も継続して取り組んでいく考えである」との説明でした。  また、「不納欠損の件数は」と質され、「市県民税474件、法人市民税20件、固定資産税1,439件、軽自動車税268件、合計2,201件である」との説明でした。  次に、長寿介護課所管です。  「介護ロボット等導入支援事業特例交付金は、どの施設に使われたのか」と質され、「社会福祉法人隼仁会特別養護老人ホームことぶき園に腰タイプのもので移乗介助機1台分である。価格は150万円であり、補助額は92万7,000円となる」との説明でした。  また、「福祉タクシー助成事業の実績と未使用分の取り扱いはどう考えているのか」と質され、「交付者数4,250人、交付枚数10万2,000枚で、そのうち利用枚数5万1,596枚で、残りは未使用分となる。また、1枚も使用しない人が1,240人いた。未使用分の取り扱いも含め、市街地と遠い地域における距離の捉え方で、なかなか取り扱いが難しく、今のような状況で交付している」との説明でした。  次に、教育委員会総務課所管です。  「中高連携推進事業大学進学奨励金の実績について」質され、「大口高校の平成28年度卒業生が67人、そのうち4年制大学や短大を含め58人が進学、現役10人が今回、奨励金の対象となった。あと2人は編入生と浪人生で計12人の360万円であった」との説明でした。  また、「教職員住宅管理事業において、活用推進をどのように考えているのか」と質され、「平成28年度羽月北小学校の旧校長住宅を解体。また、旧山野西小学校教職員住宅普通財産に所管がえをしたので、現在45戸の教職員住宅がある。そのうち3戸が空き家となっているので、2戸については10年以上入居がなく、老朽化が激しいので解体の考えである。もう1戸については入居があれば使っていきたい」との説明でした。  次に、建設課所管です。  「住宅使用料収入未済分について、対策はどうしているのか」と質され、「現在は公営住宅の入居に際しては、保証人2人の連帯保証人をとっている。入居者への支払い督促も含め、保証人に対しても支払い通知を出している。その成果として、保証人より数十万円単位で支払いがなされている。引き続き、他の市町村の先進事例や具体的な裁判への手法も含め、問い合わせながら進めていく」との説明でした。  また、「新設道路や橋梁工事において繰越明許費が非常に多く見受けられる。どのように考えているのか」と質され、「年度内執行に取り組んでいるが、安全な工事のために適正な工期を保ちつつ何件かは残るも、ほぼ年度内に完了する見込みである。28年度から29年度の繰越件数は比較して大幅に少なくなる状況である」との説明でした。  次に、企画政策課所管です。  「伊佐市企業立地等促進事業補助金として、大口電子株式会社に交付されているが、その成果をどう見ているのか」と質され、「インク第2工場及び結晶基盤生産の第5工場の2カ所、合わせて17人の新規雇用があり、今後も雇用拡大を図る見込みである。また、設備投資や倉庫増設により量産体制に今入っているとのことであり、効果はあったと思う」との説明でした。  次に、社会教育課及び図書館所管です。  「郷土資料館来館者数を増やす取り組みはされたのか」と質され、「大口の資料館の入館者数2,913人、菱刈の資料館の入館者数2,770人、その他専門指導員によるふれあい講座や学校、商工会、シルバー人材センター歴史研修会などの講演依頼に対応した。最近では高校の授業による市内めぐりの案内依頼があった。また、現在、海音寺潮五郎40周年記念事業に合わせ、「二本の銀杏」のモデルとなった堀之内良眼房展を行っているが、毎日多くの来館者でにぎわっている。このように今後はタイムリーな企画で来館者数を増やしたり、催し物をすべきと考える」との説明でした。  次に、環境政策課所管です。  「牛尾湧水施設処理対策と更新時期については、どのように考えているのか」と質され、「平成6年11月から稼働を始め、既に23年経過しており、その都度、部分的補修を行ってきた。処理において、ヒ素濃度がリッター当たり0.3ミリグラムの基準を超えると特別管理産業廃棄物となり、多額の処分費用を要するため、今回、住友金属鉱山の協力によりパック工事を行い、薩摩川内市にあるエコパークかごしまで処理することで処分費用を半分以下に抑えることができた。今後もこの処理方法で進めていく。施設の更新については大規模な期間整備として、耐用年数や場所の選定など総合的に検討して、平成44年度までにはと考えている」との説明でした。
     次に、こども課所管です。  「トータルサポートセンター事業において、対応は十分できているのか」と質され、「平成28年度で相談延べ件数が約700件で年々増えてきている。1件1件の内容が深く、職員の対応も難しい状況になっていくことから、全体的に何らかの対策が必要な時期にきていると考える」との説明でした。  また、「保育料の収入未済額1,777万9,470円あるが、その対策について」質され、「滞納者の増加を防ぐ方法として、まず、保育所入所時に保育料の連帯納付誓約書を保証人からいただき、本人に再三お願いしても未納のときは保証人に直接連絡をして納入してもらう。そのほかに児童手当から徴収する方法をとっている。これははじめに徴収申出書をいただき、それに基づき交付時期に徴収させていただくものである。また、金額的に大きい場合は賞与時期に納付していただくもの、あるいは分納方式による取り扱いや電話による催促も行っている」との説明でした。  次に、福祉課所管です。  「地域福祉の推進は抜本的な見直しが必要ではないか」と質され、「地域福祉計画については、毎年度、計画の進捗状況を管理することとなっているが、平成28年度は事業が複数入ってきた関係上、協議会開催を行えず、進捗状況を報告できる機会を逸してしまった。実際、行政ができることには限りがあるので、地域の力の中核をなす社会福祉協議会と市が両輪となり取り組まなければいけない。その中で、社会福祉協議会との連携強化事業実践力の向上というところが課題と考えている」との説明でした。  次に、農業委員会事務局所管です。  「平成28年度において農業委員制度改正が行われたが、仕事の割り振りが明確になっているのか」と質され、「新たに農地利用最適化推進委員を設けることとなった。しかし、業務的には国からの明確な指示もないので、他の市町村同様、伊佐市においても農業委員推進員ともにほぼ同じ仕事内容である」との説明でした。  次に、文化スポーツ課所管です。  「カヌー艇、カナディアン4人艇、購入補助金155万円の内容について」質され、「2020年に鹿児島県において国体が予定されているが、その1年前に高校総体があり、伊佐市においてカヌー競技が開催される。その種目の中にカナディアン4人艇が採用されているが、県内の高校で4人艇を持っているところが1校もなかった。国体種目としては4人乗りはなく、ペアとシングルしかないが、カナディアン種目での高校総体及び国体選手強化につながるとの考えから伊佐農林高校に補助を行った。なお、同校カヌー部から20万円ほどの負担をしてもらった」との説明でした。  また、「国体に向けた準備は計画的に進んでいるのか」と質され、「国体は平成32年10月である。県は10年ぐらい前から準備をしているが、開催市町村はおおむね6年ぐらい前から準備している。先進地の開催地研修視察を通して、現在の伊佐市の準備状況等や実際に本番を迎えた場合に想定される懸案等を研修しながら計画的に進めてきている」との説明でした。  次に、学校給食センター所管です。  「アレルギー食や特別食はどの程度つくっているのか」と質され、「1日平均約2,100食提供している中で、食物アレルギーのある児童生徒は、小学生15人、中学生5人、幼児3人の計23人である。アレルゲン、つまり、アレルギーの原因となる抗原物質として牛乳、乳製品、卵、エビ、カニ、イカ、ピーナツなどである。専属の調理師2人でチェック体制を強化し、除去食や代替食で対応している」との説明でした。  次に、林務課所管です。  「竹林利活用調査業務委託料として、802万4,000円あるが、その成果をどう見ているのか」と質され、「鹿児島銀行の外郭団体である九州経済研究所が委託先である。山林活性化交付金事業関連で、平成28年から3カ年の中で竹林をテーマに整備を進めていく。内容的には、市内の竹林所有者を対象にアンケート調査を行い、竹林の活用計画を聞き、その中から整備をする事業体や緑の会などを中心に所有者の同意をとりながら、竹林整備の基礎データをつくっていく業務をメーンとしている。そのほか竹材の活用や掘り出されたタケノコを活用した料理等の提案のあったものを実現する時期として今年度から来年度にかけて地域の方々や加工グループ、業者と連携を図り経済的な効果が出るような取組を計画している」との説明でした。  次に、農政課所管です。  「むらづくり支援事業の予算額に対する執行率はどうだったのか」と質され、「予算額1,800万円に対して、1,748万1,000円の支出で、執行率97.1%になる。今後の課題として、平成34年11月30日をもって電波法の改正がある。情報伝達として現在市内に150の自治会に無線設備があるが、そのうち51カ所において法改正後使えなくなるとのデータがある。51カ所全部を修理した場合、約1億円かかる。現在の補助率でいくと補助金4,000万円、自治会負担分6,000万円となり、平成30年度以降の機械導入に単年度では難しいので、年度を平準化して進めていきたい」との説明でした。  次に、会計課所管です。  「マイクロバスの維持管理が耐用年数や使用頻度から見て困難な状況ではないか」と質され、「現在、市のマイクロバスが1台あるが、運転手は個人の委託契約を結んでいる。責任の所在などの問題や平成32年度で使用年数も20年を経過することから、検討の結果、平成29年度でマイクロバスを廃止し、平成30年度から業者に委託することにしている。もう1台福祉バスがあるが、長寿介護課所管である」との説明でした。  次に、市民課所管です。  「マイナンバーカードの発行枚数と事務処理について」質され、「本年8月31日現在で2,502枚、人口比9.37%である。カード発行の際は本人確認を厳格に行っている。また、自分のマイナンバーを失念された方の窓口での問い合わせについても、必要な本人確認をさせていただきセキュリティーには万全を期している」との説明でした。  また、「選挙に係る経費削減のための施策は検討されていないのか」と質され、「数年前から自動読み取り分類機を導入し、開票係、審査係、点検係、分類係の各セクションにおいても、開票の進捗状況に応じて必要最小限の人員で進行管理をしながら人件費の抑制に努めている。投票所の統廃合は有権者の利便性を損なうことから簡単ではない。AI技術の活用については、今後、情報収集していきたい」との説明でした。  次に、伊佐PR課所管です。  「伊佐米広告宣伝業務委託料349万9,000円について、委託先と内容、その成果について」質され、「委託先は鹿児島市の株式会社西広で、内容はテレビコマーシャルである。今回は青木集落においてMBCタレントの竹之内 雄太さんを起用。おにぎりを食べたり、田の神様を含めた映像をスポットで流した。ふるさと納税等で伊佐米を購入される方が年々増えてきているので、効果はあったと思う」との説明でした。  次に、学校教育課所管です。  「菱刈中校区小中一貫教育推進事業について、安定した学校生活と学力向上の成果は」と質され、「以前は中学校の授業において非常に落ちつきがなかった。小学校において授業を受ける態度、しつけといったものを指導していくとの考えを教職員全員が持ち、同じ方針でならしていくことにより、成果があらわれ、比較的中学校の授業がスムーズに進むようになった。学力の向上については数値的になかなか伸びていないが、授業に対する教職員の考え方など変わってきていることが成果になると思う」との説明でした。  また、「いじめ等の把握、年に1回程度はしているのか」と質され、「毎月各学校に月例報告を求めている。また、いじめの事案があったときは、すぐ事故報告として上げてもらうようにしているので、素早い対応ができていると思う。特に中学校に関しては適応指導教室に相談員を配置しているので、スクールソーシャルワーカーや指導主事、指導監を交えて、対策・検討会を開き、すぐ対応ができるような体制で臨んでいる」との説明でした。  次に、地域総務課所管です。  「湯之尾地区地盤沈下の観測業務の結果について」質され、「左岸の鵜泊地区の沈下量が年間10.55ミリ、27年度の10.17ミリに比べ若干増加している。右岸の湯之尾地区の沈下量が年間8.77ミリで、27年度の6.45ミリに比べて、左岸同様増加している状況である」との説明でした。  次に、総務課所管です。  「危険廃屋解体支援事業の補助金交付件数が22件あるが、全体の相談件数としては何件あったのか」と質され、「42件の相談があった。この制度は危険廃屋となっており、主要部分が朽ち果てているのが対象である。そこまでいかない単純に空き家となっている分の申請については、該当しない旨の説明をした件数が全体の半分あった」との説明でした。  また、「二要素認証システム導入作業委託1,196万6,000円とあるが、このシステムの内容について」質され、「総務省からマイナンバーを扱う端末に関して、セキュリティー強化の方針が出ている。通常は職員がIDとパスワードを使い、端末にログインするが、マイナンバーを扱うときはもう一つ、本人がログインしたという証拠を確認するため、入力するIDと手のひらの静脈、この二つの要素が合わなければ業務に当たることができない仕組みとなっている。この手のひらの静脈を認証する二要素認証システムの導入である。現在このシステムに入れる職員は69人、閲覧をした履歴を確認できる」との説明でした。  4日目の10月25日に現地調査を行いました。  対象となった場所は、大口電子株式会社インク第2工場と第5工場、牛尾湧水処理施設、大口中央中学校プール、菱刈カヌー競技場艇庫、社会福祉法人大一会、永尾金波田線(原田橋)、小水流団地、計7カ所でした。  それぞれの事業について、担当課より現地にて詳細な説明を受けました。  最終日の10月27日にまとめを行い、各委員から次の意見が出されました。  1点目、総体的に各課とも未収金額が多く見られたので、改修等の取組の強化を図られたい。  2点目、鳥獣被害対策事業のさらなる取組を強く要望する。  3点目、木造住宅整備事業は非常に評価できる事業であり、今後も継続して取り組むよう強く要望する。  4点目、むらづくり事業は申請されたもの全てについて、取り組むことができないところもあることを考慮するが、今後も市民生活に生かされるよう取り組んでほしい。  5点目、教育相談事業はいじめ、あるいは家庭教育での実態把握にしっかりと取り組んでいただきたい。また、学校教育において、登校等も含めた中での児童生徒の環境づくりに努力してほしい。  6点目、地域自殺対策事業は県の相談窓口等もあるので、市民への啓発活動の強化を図られたい。  7点目、各種がん検診の受診促進を図り、一層の受診率アップに取り組んでほしい。  8点目、マイナンバー制度において、二要素認証システムが導入され、取り扱いが始まり、特定の職員だけ業務に当たるとの説明ではあったが、慎重を要するので取り扱いには十分な配慮をお願いしたい。  9点目、菱刈中校区の小中一貫教育推進事業は一定の効果は認めるが、より一層の事業促進を図ってほしい。  以上、9項目でした。  次に、「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」討論に入り、まず、反対討論として、「決算収支において実質3億1,025万5,000円の黒字であるが、市民の生活、福祉にウエートを置いた財政支出となっていない。財政調整基金残高も市民一人当たりの県内平均は断トツであり、市民の中からは財政支出に不満が増大している。その他各課の事業においても指摘すべき事項があることから、平成28年度決算認定議案に反対する」というものでした。  次に、賛成討論があり、「事業評価とともに職員の努力も評価できる。財政調整基金についても将来の伊佐市の財政を左右するものであり、健全に運営されることが非常に重要である。以上のことから決算認定議案に賛成する」というものでした。  討論を終わり、起立採決の結果、「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」は、起立多数により認定すべきものと決しました。  以上で、平成28年度一般会計決算審査特別委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま一般会計決算審査特別委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第63号」について討論を行います。  本案については、反対賛成の発言通告があります。  まず、原案に反対の12番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯12番(畑中 香子議員)   登  壇  傍聴者の皆さん、こんにちは。  私は「議案第63号」に対して反対の立場で討論に参加いたします。  平成28年度の決算収支は、歳入180億7,579万8,000円、歳出174億8,575万9,000円、歳入から歳出と翌年に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は3億1,025万5,000円の黒字であります。経常収支比率は県内19市中8位、類似団体8市の中でも2位と高位であり、財政力指数も8市の中では第3位となっております。財政調整基金を見てみますと58億6,851万2,000円、これは市民一人当たりの額に換算しますと21万6,726円であり、県内でも断トツの1位となっております。県内平均額の3倍以上を積み立ててきていることになります。  一方で、市民の中からは市の財政支出について不満が増大しております。生活道路の改修の要望がほとんど通らないことやごみの袋が県下で2番目に高いこと、子ども医療費の助成が県内で一番低い水準であること、教室の空調設置の要望がなかなか通らないこと、県内で唯一防災無線未整備地域があることなど全て財政に余裕がないことを理由とされてきていますが、財政状況から考えるとやるべき事業をやらなかったことで、必要以上にため込んできているのではないかと推測ができるわけです。市民の暮らし、福祉にウエートを置いた財政支出となっていない点について、本議案に反対する第1点とします。  各課の事業については、まず、市民課のマイナンバー関連経費について、導入当初から詐欺被害などの懸念が払拭されないままであります。28年度までにマイナンバーカード発行は2,502枚、9.37%となっていますが、利用は転入転出の際に使用できる程度で、いまだに利用件数は数件にとどまっており、この制度自体に反対するものです。  また、同じく市民課所管の地方改善対策費の同和対策事業補助金150万円については、国が対策を終了したもとで、引き続き補助金を支出することに道理はないと考えます。  また、同じく地方改善対策費の隣保館運営事業で、特定の地域に住む子どもの学力が低いとし、学習会を行うことはそのこと自体が差別に当たると考えます。  また、地域内と地域外の子どもが交わることで人権意識の向上を図るとの位置づけもなされていることについて、地域内の子ども、地域外の子どもとそれぞれ線を引いていますが、子どもたちにとっては最初から垣根はなく、学校でも地域でも自由に交わっています。わざわざ線を引き、垣根をつくった上で交流をさせるというこれも明確に差別と言えると思いますが、行政がこのような差別を行うことはやめるべきだと考えます。  デザインウオールパネルについても28年度は12万5,000円ですが、これは各年で修復しなければならないものでパネル自体、全て取り去るべきだと考えます。  教育委員会総務課所管大学進学奨励金事業については、子どもたちの進学先を誘導するもの、進学先に優劣をつけるというものであり、市民からも大きな反感を買っている事業で、即刻やめるべきであると考えます。  最後に、財政課所管の財産貸付収入の中に土地貸付料として、林建設に太陽光発電所用地として貸し付けている土地の貸付料の2カ月分16万5,550円がありますが、この土地貸し付けには大きな問題があると考えています。そもそも林建設が選定をされた当初、契約金額は年間270万円であり、契約書も存在するにもかかわらず、議会には204万円の契約金額から減額と説明がされていました。さらに、半額の102万円に減額すると上程され、可決したことにより、当初からすれば20年間で3,360万円もの減額となった。そのうちの一部が28年度収入としてあったということになり、このような一連の土地貸付料減額は認められないと考え、反対理由の一つといたします。  太陽光発電施設設置については、国からの補助金1キロワット当たり10万円という制度があり、蓄電施設設置についても平成27年までは1キロワット当たり10万円、平成28年度からは1キロワット当たり30万円の補助金制度があることが判明しております。市民の中で疑惑として話題にもなっており、一連の減額貸し付けは認められないと考えます。この減額貸し付けについて本当に妥当なものであったのか、議会としても調査し、対処するべきだということを申し上げて「議案第63号」に対する反対討論としたいと思います。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、12番 畑中 香子議員の討論を終わります。  次に、原案に賛成の7番 山下 和義議員の発言を許可します。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)   登  壇  「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。  今、反対討論の中で財政力指数等に関することを指摘され、伊佐市の財政状況は非常によくなってきていると言われました。その中で、歳入歳出から差し引いた数字が3億1,025万4,531円の黒字決算でありますと言われております。しかし、単年度収支は1億211万8,255円の赤字であります。また、実質単年度収支は5億8,733万4,890円の赤字決算であります。このことを自覚するべきであります。確かに財政指標の状況を見ますと少しは改善しております。しかしながら、当年度の財政力指標の平均を見ますと0.38であります。県の平均は0.39であり、前年度より0.02ポイント上昇しているが、類似団体に及ばないということもあります。  また、今後の普通交付税の減少やいろいろな地方債借り入れの数字が大きくなり、経常収支の悪化も見込まれるそういう状況に置かれていることも認識すべきであります。今、財政調整基金が50億強あるからといって、それを使っていろいろな事業に取組ますと財政は一遍に破綻に向かっていくと思います。計画的に執行していくことが大切なことであります。それが今後の伊佐市民、ましては子ども子育て、そういうことの安心安全につながっていくのではないかと思っております。  また、マイナンバー経費の執行について反対されております。これは地方自治法第2条第9号の法定受託事務であります。これは国の法律によって自治体がしなければならない事務であります。伊佐市だけが取り組むことを拒むことはできません。  さらに、地方改善事業等の経費についても反対しておられます。人権に対する法律として部落差別解消推進法も平成28年12月16日に施行されております。誰もが幸せに暮らすための法律であります。国もこういう法律をつくって、こういうことに取り組んでいますので、自治体もそれなりにこういうことに対して補助金等を出しながら取り組んでいくべきだと私は思っております。  以上のことから、「議案第63号」の決算認定について賛成討論といたします。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。  次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  「平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。  繰り返しになる部分もあると思いますが、平成28年の決算収支は歳入180億7,579万8,000円に対して、歳出174億8,575万9,000円、これは29年に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は3億1,025万5,000円の黒字でした。  まず、基金について見てみると財政調整基金は58億6,852万2,000円であり、これは4年前の2倍に膨れ上がっています。ちなみに、総務省が推奨している財政調整基金の適正金額は予算の1割に当たる17億円程度でありますが、伊佐市は3倍以上所持していて、県内のほかの市と比べても人口一人当たりの金額は1位であり、非常にため込んでいると言えます。  しかし、借金は人口一人当たり11位であることから財政に余裕があることは明らかであると思います。  また、平成27年度末には6,751万6,000円しかなかった減債基金も28年度末には6億4,386万2,000円になっています。これは9.5倍になっていて、この1年だけで5億7,634万6,000円も積み立てています。これは市民への福祉の増進を進めることができる事実であり、この決算では市民への暮らし、福祉の応援になっていない。これまで幾度となく財政難であると当局は答弁していますが、減債基金にこれだけの金額を積めるのであれば、例えば子どもの医療費の無料化や小中学校への冷暖房完備など充実できると思います。また、生活道路の整備やごみ袋の値下げなどの市民に最も身近な市民サービスも向上できたと思います。  次に、子ども医療費貸付事業についてですが、これは過去1回も利用実績がなく、また、当局も現行制度では利用しにくいという認識があり、かつ他市で類似事業がないため、この制度の利用価値は低く、利用しやすい制度の見直しや、ほかの事業で市民への福祉の増進を図るべきであると考えます。  事業に対しての主な反対理由として、市民課所管の市民窓口業務のマイナンバー制度の歳出432万800円に対して反対で、理由として普及率が9.3%と悪い上に、マイナンバーは知られるだけで悪用される危険が非常に高い。また、市民が管理するのは難しく、実際に紛失が起こっている。市民にとってはリスクだけが非常に高く、メリットが少ないため反対です。  次に、財政課所管の土地建物貸付収入のうち林建設にメガソーラー用地として貸し付け得た2カ月分の歳入16万5,550円に対して反対で、これは伊佐市の財政は非常に厳しい状態にあると市長は答弁しています。また、入札したときの年額270万円の価格を議会では一切公表せず、204万円の半額102万円と説明し、大幅な割引を行っているなど不透明な部分が多数あり、監査請求に対して伊佐市監査委員も必要性や妥当性、経緯などより丁寧で詳細な説明責任が求められると記載しているためです。  最後に、こども課所管の子ども安心医療費助成制度の歳出102万7,010円に対しても反対です。この制度は子どもの疾病の早期発見と早期治療の推進の促進を目的としていますが、所得制限が一世帯当たり350万円あり、子ども一人当たり年間8万円を超えた額しか助成されません。1年間の医療費が8万円を超えたら助成されるから病院に連れていこうとなるでしょうか。全く目的が達成できているとは思えません。事実、医療費助成制度として利用者はわずか2人であり、機能していません。また、拡充が行われたが、これも2件にとどまっている。ちなみに、県内19市のうち10市は中学校卒業まで無料、4市は高校卒業まで無料です。自己負担のある市もありますが、月額2,000円と伊佐市の年額8万円とは比較にならない額となっています。この制度こそ他市の状況を見て事業の内容の見直しを行う必要があると思います。
     以上が主な反対の理由として反対討論といたします。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。  9番 緒方 重則議員。  賛成ですか、反対ですか。(「賛成です。」と呼ぶ者あり……9番議員) ◯議長(左近充 諭議員)  はい。 ◯9番(緒方 重則議員)   登  壇  賛成の立場で討論に参加いたします。  今、いろいろ反対討論もありましたが、福祉サービス等も含め、市民へのサービス、これは単年度で終わるものではありません。一つのサービスを始めることによって、やはり将来的にも継続していく事業でなければいけません。それをまた市民の皆さんも求められます。それを始めるということは、いかにやはり支出において重要であるかということも考えられた上での28年度決算においての事業が行われた。で、各担当課それぞれの事業を行いながら、市民への最低限のサービスを行いながら努力された上で、最終的に今出ているように3億からの結局黒字になった。だから、その3億だけ黒字に出たからこのサービスをすればいい、あのサービスをすればいい、そのことをやっていたら、単年度だけで見て、先の継続的なことを議論するということは余りにも安直過ぎるのではないでしょうか。  先ほど申し上げましたように各担当課の努力があって、そして黒字を単年度で数字をつくり上げた。それをまた、財政調整基金残高においても財政課のほうから説明があったように、これは特定目的基金ではない。やはり流動的に使うというその明確な目的のもとで基金が積み上げられているということを強化した上で、私は28年度のこの議案に対しては賛成の立場で討論に参加いたします。 ◯議長(左近充 諭議員)  以上で、9番 緒方 重則議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第63号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第64号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第64号 平成28年度伊佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第64号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第65号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第65号 平成28年度伊佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第65号」は委員長の報告のとおり認定することと決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第66号」について討論を行います。  討論はありませか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第66号 平成28年度伊佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第66号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第67号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第67号 平成28年度伊佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第67号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第68号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。
     本案は起立により採決します。  「議案第68号 平成28年度伊佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第68号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第69号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第69号 平成28年度伊佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第69号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第70号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第70号 平成28年度伊佐市水道事業会計決算認定について」、本案に対する委員長の報告は「認定」とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第70号」は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第12「議案第74号 教育委員会委員の任命について」を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  平成29年第4回伊佐市議会定例会の開会に当たり、「議案第74号 教育委員会委員の任命について」説明申し上げます。  本件につきましては、現在、教育委員会委員であります久保田 悦子氏の任期が本年12月11日をもって満了となることから、引き続き久保田氏を教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(11時19分)                △再  開△(11時20分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまのところ、発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題としております「議案第74号」については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第74号」については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第74号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  本案の採決は無記名投票により行います。  議場の出入り口を閉めます。     (議場を閉める) ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまの出席議員数は、議長を除き16人であります。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番 鶴田 公紀議員、15番 柿木原 榮一議員を指名します。  投票用紙を配ります。     (投票用紙配付) ◯議長(左近充 諭議員)  念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。また、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は会議規則第73条第2項の規定により反対とみなします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。     (投票箱点検) ◯議長(左近充 諭議員)  異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。  議会事務局長 前田 千弘君。 ◯議会事務局長(前田 千弘君)  それでは、点呼を行います。  1番 谷山 大介議員、2番 武本 進一議員、3番 岩元 努議員、4番 井上 文雄議員、5番 森山 良和議員、6番 今村 謙作議員、7番 山下 和義議員、8番 森田 幸一議員、9番 緒方 重則議員、10番 久保 教仁議員、12番 畑中 香子議員、13番 沖田 義一議員、14番 鶴田 公紀議員、15番 柿木原 榮一議員、16番 福本 千枝子議員、17番 植松 尚志郎議員。  以上で点呼を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  投票漏れはありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  議場の出入り口を開きます。     (議場を開く) ◯議長(左近充 諭議員)  これから開票を行います。鶴田 公紀議員、柿木原 榮一議員の立ち会いをお願いいたします。     ( 開票 ) ◯議長(左近充 諭議員)  立会人に申し上げます。立会人として何か御意見はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  御意見がありませんので、立会人の意見はないものと認めます。 ◯議長(左近充 諭議員)  投票の結果を報告します。  投票総数16票、これは先ほどの出席議員数と符合しております。そのうち賛成15票、反対1票、以上のとおり賛成が多数であります。  したがって、「議案第74号」は同意することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第13「議案第75号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」から日程第15号「議案第77号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」まで、以上、議案3件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  「議案第75号」から「議案第77号」までの「固定資産評価審査委員会委員の選任について」説明申し上げます。  本件につきましては、現在、固定資産評価審査委員会委員であります竹下 静雄氏、倉野 泰二氏、桐原 茂太氏の3人の方々の任期が本年12月11日をもって満了となることから、引き続き3人の方々を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま市長の提案理由の説明を終わりました。  ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(11時30分)                △再  開△(11時30分) ◯議長(左近充 諭議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいまのところ、発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題としております「議案第75号」から「議案第77号」まで、以上、議案3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました議案3件については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第75号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第75号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第75号」は同意することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第76号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第76号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第76号」は同意することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから「議案第77号」について討論を行います。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第77号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第77号」は同意することに決定しました。 ◯議長(左近充 諭議員)  日程第16「議案第72号 専決処分の承認を求めることについて」から日程第26「議案第86号 伊佐市過疎地域自立促進計画の一部変更について」まで、以上、議案11件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  「議案第72号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)を専決処分したことについて」説明申し上げます。  今回の補正は、平成29年9月28日の衆議院解散に伴う衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を実施するための経費について、新たに措置したものであります。  その財源といたしましては、県支出金をもって充当しております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,806万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ180億227万7,000円とするものであります。  次に、「議案第73号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第7号)を専決処分したことについて」説明申し上げます。  今回の補正は、富士地区共同納骨堂の外壁等改修工事に要する経費について、追加の措置を講じたものであります。  その財源といたしましては、繰入金をもって充当しております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ271万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ180億499万3,000円とするものであります。  以上2件については、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認められたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  次に、「議案第78号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第8号)」について説明申し上げます。
     今回の補正は、障がい者の自立支援に要する経費や公共施設の維持補修に要する経費等について、所要の措置を講じたものであります。  補正の主な内容について、歳出から順次説明いたします。  総務費につきましては、菱刈庁舎東側車庫の解体工事に要する経費について新たに措置し、民生費につきましては、事業実績確定に伴う国、県に対する精算返納に要する経費について新たに措置したほか、障害者介護給付費の支給、重心医療助成費の支給及び生活保護扶助事業に要する経費について追加の措置を講じております。  衛生費につきましては、事業実績確定に伴う国、県に対する精算返納に要する経費や落雷被害を受けた大口リサイクルプラザの機器の修繕に要する経費について新たに措置したほか、牛尾湧水処理施設の設備更新に要する経費について減額の措置を講じております。  農林水産業費につきましては、野菜価格安定対策事業に要する経費について減額の措置を講じたほか、第12回全国和牛能力共進会に向けた取組に要する経費について新たに措置しております。  商工費につきましては、商店街活性化事業に要する経費や木造住宅整備促進事業に要する経費について追加の措置を講じ、土木費につきましては、鵜泊2号線の計画変更に伴い、過疎債路線整備事業に要する経費について減額の措置を講じたほか、老朽化した市営住宅の解体に要する経費について新たに措置しております。  消防費につきましては、伊佐湧水消防組合に対する負担金について減額の措置を講じ、教育費につきましては、伊佐市文化会館の非常用発電機の修繕に要する経費や田中校区集会施設の駐車場用地購入に要する経費について新たに措置しております。  以上、歳出について説明いたしましたが、これらの財源につきましては、市税、国庫支出金、県支出金、県財産収入、寄附金、繰入金、諸収入並びに市債をもって充当しております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,397万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ181億2,896万9,000円とするものであります。  このほか債務負担行為では、一般廃棄物収集運搬業務委託4件と新衛生センターの運転管理業務委託について追加の措置を講じ、地方債では公共施設等適正管理推進事業債を追加したほか、公共事業等債、過疎対策事業債について限度額の変更を行う措置を講じ、一般事業債について廃止の措置を講じております。  次に、「議案第79号 平成29年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、歳出において保険給付に伴う経費について所要の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,187万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ49億1,525万6,000円とするものであります。  次に、「議案第80号 平成29年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、歳出において保険給付に伴う経費について追加の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ705万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億8,696万7,000円とするものであります。  次に、「議案第81号 平成29年度伊佐市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、歳出において公債費に減額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ45万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,436万円とするものであります。  このほか地方債では、簡易水道事業債について限度額の変更を行う措置を講じております。  次に、「議案第82号 平成29年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  今回の補正は、歳出において事業費に追加の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ316万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,594万9,000円とするものであります。  次に、「議案第83号 伊佐市課設置条例の一部を改正する条例の制定について」説明申し上げます。  本件につきましては、組織機構の見直しに伴い、課の分掌事務の変更を行うため、所要の改正を行うものであります。  次に、「議案第84号 伊佐市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について」説明を申し上げます。  本件につきましては、災害対策基本法の一部改正に伴い、引用している条項にずれが生じたため、所要の改正を行うものであります。  次に、「議案第85号 新市まちづくり計画の一部変更について」説明申し上げます。  本件につきましては、新市まちづくり計画について、東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部改正に伴い、合併推進債の起債可能期間が5年延長されたことから、その間、合併推進債が活用できるよう計画変更を行うもので、市町村の合併の特例に関する法律第6条第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、「議案第86号 伊佐市過疎地域自立促進計画の一部変更について」説明申し上げます。  本件につきましては、伊佐市過疎地域自立促進計画について、教育の振興に過疎地域自立促進特別事業として、図書館整備事業を追加する計画変更を行うもので、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、議案11件について説明を終わります。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(左近充 諭議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。                △散  会△(11時42分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....