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  1. 伊佐市議会 2017-09-22
    平成29年第3回定例会(第6日目) 本文 2017年09月22日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2017年09月22日:平成29年第3回定例会(第6日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(10時00分) ◯議長左近充 諭議員)  これから本日の会議を開きます。  本日の日程は、配付しております議事日程のとおりです。 ◯議長左近充 諭議員)  日程に入ります前に、財政課長から、議案質疑の答弁について訂正の申し出がありましたので、財政課長の発言を許可します。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  平成29年9月12日の本会議で行われました、柿木原議員の「議案第50号」への総括質疑に対する私の説明の中に誤りがございましたので訂正をいたします。  基準財政需要額基準財政収入額の差額に対し、調整率を乗じて普通交付税が算出されると説明いたしましたが、正確に申しますと、基準財政需要額基準財政収入額の差額から、基準財政需要額に調整率を乗じて得られた額を控除した額が普通交付税の決定額となります。  また、一般廃棄物処理事業債元利償還金に対する交付税措置を40%と説明いたしましたが、正しくは、補助事業の対象になる分については交付税措置50%、補助事業の対象外となる分につきましては交付税措置30%でございます。  以上2点について訂正し、おわび申し上げます。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第1「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」から日程第8「議案第61号 平成28年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」まで、以上、議案8件を議題とします。  この議案8件は各委員会に付託してありましたので、各委員長審査報告を求めます。  まず、総務産業委員長の報告を求めます。  今村 謙作委員長◯総務産業委員長(今村 謙作議員)   登  壇  おはようございます。  それでは、総務産業委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は、「議案第50号」、「議案第54号」、「議案第55号」、「議案第61号」でございます。去る9月14日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果を御報告いたします。
     まず、「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」のうち建設課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「堤防等周辺美化費が五カ所になったということだが、その内容は」と質され、「当初は、前田地区、後牟田・西太良地区金波田地区堂崎地区の4地区であったが、新たに本城地区が加わったものである」との説明でした。また、「橋りょう新設改良費工事請負費を400万円減額して業務委託料に回しているが」と質され、「橋りょう点検や補修について、社会整備交付金がほぼ満額であったということで、来年度予定していた箇所を前倒しして実施することで、今後の補修計画を早目に立てられるので措置した」との説明でした。また、関連して、「橋りょう点検箇所は何橋あるのか」と質され、「当初計画77橋の予定箇所を133橋に変更した」との説明でした。  次に、林務課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「林業振興費で55万6,000円の竹林事業先進地視察研修とあるが、行き先と人数、またどのような研修か」と質され、「福岡の小倉市と京都であり、6人を予定している。また、京都では竹でつくった有名な生け垣があるので、そこの研修である」との説明でした。また、「財産収入流木処分3,000万円とあるが、面積は」と質され、「国有林、分収林が3カ所あり、崩ヶ平分収林が約11.7ヘクタール、小床が2カ所あり、それぞれ約6.3ヘクタール、7.2ヘクタールである」との説明でした。  次に、農政課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「多面的機能支払い交付金の返還金33万円、また事業費の44万8,000円、消耗品費、燃料費とあるが」と質され、「多面的機能支払交付金については、多面的事業の面積が減になった分のうち伊佐市の25%を引いた分を、県、国に返還するものである。また、需用費は当初は国からの金額が決定していなかったので、前年度並みの100万円の予算を組んでいたが、国から面積によって追加されたので、歳入として44万8,000円の分を消耗品費と燃料費と役務費に振り分け、事務費として追加したものである」との説明でした。また、「大田春村のポンプ管理道路は、来年度新設する予定で調査するのか」と質され、「予算がついたら今年度に調査し、来年度当初、工事に入る予定にしている」との説明でした。また、「畜産業費の50万円ずつが9棟分になっているが」と質され、「これは牛舎施設整備事業で当初8棟分──8棟ですね、8棟分の事業費を計上していたが、申し込み期間内に1件増えたので、1棟分を増額するものである」との説明でした。  次に、地域総務課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「備品購入費5万円とあるが」と質され、「菱刈公衆浴場管理人室にはエアコンがなく、女性が入浴するときは女湯のドアを閉め切るため熱風が来る状況であり、部分的に冷やすスポットクーラーを1台設置するものである」との説明でした。  次に、伊佐PR課について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「木造住宅整備促進事業は今年度で最後だが、地域経済にはなくてはならないものと思う。今後、この事業をどのように生かしていくのか」と質され、「この事業は地域経済を促進・推進させるための補助金であり、また移住定住に関する意味合いもあるので、いろいろな面から検討して今後どうするか協議していきたい」との説明でした。  次に、総務課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「消防団の公務災害補償25万円とあるが」と質され、「消防団活動により、骨折や打撲等、4人の団員のけがの補償である」との説明でした。  次に、企画政策課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  次に、財政課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「過疎対策事業が20億3,030万円に増額されたが」と質され、「国の配分額が大きかったこと、県内の過疎債を発行できる市町村からの要望が少なかったこと、伊佐市では、最初の要望に汚泥再生処理施設を含めていなかったが、これが過疎債の対象事業であり追加申請ができたこと、この三つの条件が重なり、ことしだけ20億という要望が可能になった」との説明でした。  次に、議会事務局所管について報告いたします。  局長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  以上で質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」のうち当委員会所管部分については、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第54号 平成29年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「工事請負費電気工事費2,560万円の減額は」と質され、「当初、機能強化対策事業の計画の中で、平成29年度6,700万円要望していたが、要望の約半額の3,300万円、その中で29年度中に実施するものが、機械設備汚泥脱水機の取りかえとほかの機器類の更新を考えていたが、とりあえず汚泥脱水機の部分だけが確保できたものである」との説明でした。  質疑が終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第54号」は原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第55号 平成29年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「営業設備費菱刈地区水道施設集中監視システムの変更とあるが」と質され、「監視システムデータ送信方法専用回線から携帯電話回線に変更する機器の設置費用である。これにより、24時間の監視委託料専用回線使用料が約152万円減額となる。この初期投資費用が529万2,000円計上しているが、4年目でこの金額を回収できる」との説明でした。  質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第55号」は原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第61号 平成28年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第61号」は原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で、総務産業委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま総務産業委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。  森山 良和委員長◯文教厚生委員長(森山 良和議員)   登  壇  おはようございます。  文教厚生委員会審査報告をいたします。  当委員会が付託を受けた案件は、「議案第50号」から「議案第53号」までと「議案第59号」であります。去る9月13日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。  初めに、「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」について報告します。  各課長の説明の後、質疑に入っています。  まず、長寿介護課所管です。  質疑はありませんでした。  次に、教育委員会総務課所管です。  主な質疑として「全ての小中学校にエアコンを設置した場合、どれぐらいの費用がかかるものなのか試算はされていないか」と質され、「概算ではあるが、e-Gaなんちゅうに子育て支援教室の設置をしたときに、エアコンを5、6教室につけた。そのときの事業費で、平米単価がこれくらいと出した数字はある。それによると、大体、普通教室特別教室、それから管理室、校長室などを含めると6億円程度になるという計算はした」との説明です。  次に、学校教育課所管です。  主な質疑として「学校運営協議会研修視察先とその選定理由は」と質され、「視察先はコミュニティスクール先進地義務教育校になっている南さつま市の坊津学園選定理由は、坊津学園は、以前、旧坊津町の小学校が一つになって小学校、中学校があったが、5年前に小中一貫校になって活動を行なっている。現在、南さつま市の坊津が、このコミュニティスクールとして先駆けて地域一体となった事業を取り組んでいる。鹿屋市も昨年、坊津学園に行かれ実際の現場の様子を聞き、地域の方々が学んで帰ってきたことの成果がよかったということを伺ったため計画を立てた」との説明です。  次に、社会教育課所管です。  主な質疑として「部落差別があるといってチラシを配るということが、逆にどういうことになるのかなと疑問に思う。部落差別が伊佐市の中でも実際にあるかどうかをきちっとされてからのほうがいいのではないか」と質され、「社会教育課では人権教育を進めている。その中で、今回、推進に関する法律ができた。国が部落差別は存在するということを初めて認めた法律なので、まず法律ができたということを市民にお知らせするという意味でのチラシをつくりたいということで考えている」との説明です。  続いて、文化スポーツ課所管学校給食センター所管環境政策課所管です。  各課長、所長の説明の後、質疑に入りましたが、それぞれ質疑はありませんでした。  次に、福祉課所管です。  主な質疑として「地域福祉計画策定に係るアンケートは何人くらいに出されるのか」と質され、「アンケートの対象は各自治会を想定している」との説明です。  次に、市民課所管です。  主な質疑として「国民年金受給資格要件が変わり申請者が増加になったということだが、現在の状況は」と質され、「加治木年金事務所のデータにより、事前抽出という形で、最初159人ほど伊佐市に対象となる方がいる見込みという事前連絡を受けた。対象の方には色つきの封筒で目立つようにして個別に郵送でお知らせしている。年金事務所から現時点で送付された方は131人である」との説明です。  次に、こども課所管です。  主な質疑として「保育士の実践力向上に要する経費について、具体的な内容は」と質され、「保育士が適正に子どもの支援を行うことができるように、講師を招き研修を受けていただく。当初は保育園1カ所だったがもう1カ所が希望され、今年度に入ってからその2カ所の打ち合わせを行ったが、講師が県外から来られ、1回の来市で2カ所行うというのが難しい状況ということになり、研修日数が増えるので報償費の増加をした。回数は当初2回計画をしていたが、補正後は4回を計画している。1カ所を2回ずつの計4回である」との説明です。  質疑を終わり、討論に入り、反対討論として「扇風機をつけるということだが、税金を使ってつけるので、使う税金は最小に抑えて効果を最大限に発揮しなければならないというふうに考えているが、費用対効果は計算していないということなので、一つそういうのがあると全てに対してそういう疑問が出てくるので反対」との討論がありました。  また、反対討論として「補正予算書の款10教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費の中の需用費、印刷製本費に関して、6万5,000円と小さな額ではあるが、伊佐市の中でも地域を特定して差別をしているという事実はないと思っている。特別扱いをすることが差別の解消になるとは思わない。チラシ配布ということで、部落差別がまだあると全戸に配布することで、これまでの部落差別が解消しなかった、垣根を取り払うという、本当のところが解消しなかったところにまた逆行していくような気がする。小さな額ではあるが、部落差別解消推進法にも反対しており、この政策に反対」との討論がありました。  次に、これらの反対討論に対して賛成討論があり、「扇風機設置については、確かに費用対効果ということも検討の中ではあるが、今回の補正で提案されている小学校、中学校、各特別教室の全てに扇風機を設置するということで、設置による環境の改善に関しては当然効果があると十分理解できる。それ以上の環境改善ということになれば、担当課長からもあったように億単位での費用がかかってくるということになり、また十分な検討が必要になってくる。現状において、反対して何もしないということよりは、環境改善ということから考えればこの設置については賛成」と。  次に「チラシ作成については、まずこの部落差別解消推進法というのが施行されたということに関して、執行部からも答弁があったように、まず、チラシ作成をして市民にお知らせすることは、市民ひとりひとりにとっても、法律が施行されたということで当然知る権利がある。それを市が行わないということは、逆に抑え込むというおかしなことになると思う。事実を語る前に、まず、部落差別解消推進法が施行されたことを市民にお知らせするということからすれば、これは行政の仕事として必要なことだと思うので、この補正に関しては賛成」との討論がありました。  討論を終わり、起立採決の結果、「議案第50号」は起立多数で、当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、「議案第51号 平成29年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について報告します。  市民課長税務課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「2件の高額な過誤納還付金について、市税の過誤納還付金はどのように二人分がわかったのか」と質され、「1件は平成29年4月に届け出があり、平成26年10月から社会保険であったという届けがなされた。もう1件も同じように、ことし6月の届け出で、平成27年4月に社会保険であり、その間は国民健康保険税を払っておられたのでお返しすることになった」との説明です。  質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、「議案第51号」は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、「議案第52号 平成29年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「認知症地域支援推進員というのは、認知症に関わる業務だけを行うのか」と質され、「認知症ばかりとは言えないが、高齢者の方のケアも含め、医療・介護関係機関や自治会、商店街、金融機関などの御協力いただけるあらゆる地域の資源を活用しながら、支援のネットワークを形成する。その要となるのが認知症地域支援推進員になる。認知症高齢者の増加が予想される中、ある程度専門性を持たせて、主に認知症高齢者をフォローしていこうという体制をとるために設置するものである」との説明です。また、「今後も国の補助金、県の補助金は続いていくのか」と質され、「地域支援事業については負担割合が、国が39%、県が19.5%、市が19.5%、保険料が22%と決まっている。この割合はしばらくの間このままいくと思う」との説明です。  質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、「議案第52号」は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、「議案第53号 平成29年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について報告します。  市民課長税務課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論に入りましたが、討論もなく、「議案第53号」は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、「議案第59号 伊佐市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「主任ケアマネジャーではない介護支援専門員の方々は、資格更新の必要性はないのか」と質され、「主任ケアマネジャーの資格と通常ケアマネジャーの資格はどちらも更新の必要がある。どちらも持っている方は今まで主任ケアマネジャー資格更新はなかったので、通常ケアマネジャーだけの更新だった。主任ケアマネジャーが更新制になったことで更新時期がずれてくる可能性もあるが、更新時期を引き寄せて同時に更新できることになっている」との説明です。また、「個人負担はないのか」と質され、「予算で対応する」との説明です。  質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、「議案第59号」は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、委員から、「執行済みの行事を補正予算で出しているが、このような例も幾らかあると思う。補正予算の考え方をしっかりとしていきたいと思っている。補正予算のあり方を検討するように」との指摘がありましたので、委員会からの要望としてお伝えしておきます。  以上で、文教厚生委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま文教厚生委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第50号」について討論を行います。  本案については、反対、賛成の発言通告があります。  まず、原案に反対の12番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯12番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」に反対の立場で討論に参加いたします。  反対理由の第一は、款10教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費、節11印刷製本費部落差別解消推進法が施行されたことによる、伊佐市内部落差別が今なお存在するとの前提で市民に啓発するチラシの作成、全戸配布です。  人を出自や系譜、住んでいる地域によって差別してはならないのは当然のことです。憲法14条は「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」と、法のもとの平等を保障しています。ところが、差別は多くの場面で確かに存在しています。  部落差別解消推進法は、「現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って部落差別に関する状況の変化が生じていることを踏まえ」とありますが、本当に現在も伊佐市内部落差別が存在し、インターネットなどでの差別が部落問題に特化して深刻な状況であるのか疑問です。インターネットの書き込みによる差別は千差万別であり、子どもたちの間にあるいじめの問題や性別による差別、LGBTなど解決するべき差別問題はほかにもたくさんあります。インターネットによる人権侵犯事件全般受理件数は年々増加し、2015年には1,869件となる中、同和問題に関するものは年間0件から7件程度というのが法務省の調査結果です。なぜ、部落問題に特化して法制化や法律ができたことのお知らせという特別な対策が必要なのでしょうか。  日本共産党は、この部落差別解消推進法に対して反対しております。また、自民党も、1986年以来、部落差別の解消を目的とした法律を基本法として制定することは、その被差別対象地域及び住民を法的に固定化させるという極めて重大な政治的、社会的結果を惹起させるおそれがあり、我が党が今日まで講じてきた施策に基本的に相反するとしてきています。国会の参考人質疑では、自民党関連の同和団体推薦の大学教授が、1980年代、90年代になり、小学生などで日常的に差別されるようなことがなくなってくると、もう部落出身とか同和地区民であるというアイデンティティーはない状態でずっと育ってくる。部落民であるかないかという定義やそれを前提としたという運動はもう成り立たない時代が来ていると述べています。  そのほかの参考人も、部落民としての帰属意識の希薄化などに伴って、今日では既に消滅及び過去の歴史的概念になりつつあるとし、弁護人である参考人も、まさに部落差別の解消が進んで、国民の間に大きな問題としていまだに残っているということではないと述べています。伊佐市で今なお部落差別が存在するということが事実としてあるのかどうか、検証してみる必要があると思います。  国の同和特別対策も2002年3月で終了しておりますが、その終了に当たっての総務省の見解は、一つは、国、地方公共団体等の長年の取組によって、同和地区を取り巻く状況は大きく変化した。住宅、道路など物的な生活環境については改善が進み、全体的には同和地区と周辺地域との格差は見られなくなってきているということです。1960年以来、33年間にわたっておよそ16兆円が投じられた同和対策特別事業や高度経済成長による社会構造の変化により、同和問題の解決は大きく前進しました。
     もう一つは、経済成長に伴う産業構造の変化、都市化などによって、大きな人口移動が起こり、同和地区、同和関係者に対象を限定した施策を継続することは難しくなってきているとのことです。また、このように同和地区が大きく変化した状況で特別対策をなお継続していくことは、同和問題の解決に必ずしも有効とは考えられない。行政施策の適用上、地区や住民を行政が公的に区別して実施する特別対策の手法が、差別の解消という同和行政の目的と調和しがたい側面があるとしています。分け隔てなく等しく市民として生活している人々の間に特別扱いを復活させれば、逆に新たな差別意識を生み出すことになるのではないでしょうか。  法律の成立に当たり、参議院法務委員会において付帯決議がなされています。付帯決議では、「施策の実施をするに当たり、格段の配慮を求める」として、「教育及び啓発を実施するに当たっては、当該教育及び啓発により新たな差別を生むことはないように留意しつつ、それが真に部落差別の解消に資するものとなるよう、その内容、手法等に配慮すること」とあります。付帯決議に照らしても、安易に部落差別が今も存在するなどというチラシ配布部落差別の真の解消に資するものとなるか、甚だ疑問です。  以上、「議案第50号」に反対するものです。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、12番 畑中 香子議員の討論を終わります。  次に、原案に賛成の9番 緒方 重則議員の発言を許可します。  緒方 重則議員。 ◯9番(緒方 重則議員)   登  壇  「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」に賛成の立場で討論に参加いたします。  部落差別の有無を論じることで、今回の補正予算全体に反対するということには賛同はできません。交付された法律を全市民に対し周知を図ることは、市の業務として当然必要なことであると考えます。市民全戸数に配布するための広報チラシ作成に要する費用計上であること、また、今回の補正予算に重要な案件もまだ多々含まれていること、それらのことを理解した上で賛成するものであります。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、9番 緒方 重則議員の討論を終わります。  次に、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。  谷山 大介議員。 ◯1番(谷山 大介議員)   登  壇  「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」について反対の立場で討論に参加いたします。  主な反対の理由として、款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節15工事請負費と、款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、節15工事請負費で、これは今回の補正で小学校と中学校に扇風機を設置する予算ですが、まず総括質疑で、扇風機をつけたときの費用対効果がどれぐらいあるか聞いたところ、調べてないとの答弁がありました。また、そればかりではなく、ことしの3月での一般質問では、扇風機を全ての教室に設置してあると答弁しています。市民から預かっている税金で政策を行なっている以上は、最小の経費で最大の成果を上げるように最大限努めていくべきだと思います。また、このような答弁をされると、この政策だけでなく全ての政策において、市民から預かった税金を無駄に使っていないか、本当に市民に対して還元できているのか疑問に思います。  ことしは体育祭や部活中に熱中症で病院に運ばれた生徒が多数います。また、扇風機のついている教室の中で授業を受けているにもかかわらず、熱中症の疑いで保健室に運ばれた生徒もいます。どういう意味があり、どのような効果があるかわからない扇風機を設置することはやめるべきだと思います。  また、扇風機を設置すると今よりは涼しくなり、環境の改善に繋がるという意見もありますが、環境省熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数──WBGTランキングが掲載されていて、ことしの7月22日14時に伊佐市大口が暑さ指数ランキング全国1位であり、WBGT33.9度であったとされています。これは、温度基準厳重警戒の28度にとどまらず危険の31度も超えていて、熱中症が全ての生活活動で起こる危険性がありました。伊佐市がどれほど熱中症の危険性があるかわかるデータです。私が独自に調べたところ、今回、扇風機を設置する特別教室で42度あったところがあると聞いていますが、このような教室に扇風機を設置すると、気流により熱風が起こり、熱中症の危険が高くなり非常に危ないというところも指摘したいと思います。  以上のことから、「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」に対する反対討論といたします。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。  次に、原案に賛成の5番 森山 良和議員の発言を許可します。  森山 良和議員。 ◯5番(森山 良和議員)   登  壇  「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」に賛成の立場で討論に参加します。  市内全小学校、全中学校の全ての特別教室への扇風機設置については、扇風機により空気の流れができることで涼しさを感じられるという環境改善の効果はあると思います。  一方で、エアコンの設置には一定の理解もできますが、それらの設置を求めた場合、6億円ほどの経費がかかるという試算があることも念頭に置く必要があります。これには、さらに電気代や維持費という年間の経費も相当量必要となってくる計算をしなくてはいけません。十分な議論が今後も必要です。現状においては財政面を含め、考えられる策として最大限の努力を行い検討した結果であり、妥当な措置をとられていると思います。  また、今回の補正予算案には、准看護学校校舎外壁改修工事や第5期障害福祉計画及び第1期障害児福祉計画策定業務など重要な案件も含まれています。反対して何もしないというのではなく、扇風機を設置し環境改善を図るということを考えた場合、この扇風機設置については必要だと考えます。よって、修正案も示されない中での反対討論には賛同できません。  以上のことから、補正予算案に賛成です。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、5番 森山 良和議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第50号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第4号)」について、本案に対する各委員長の報告は「原案可決」であります。  各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第50号」は各委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第51号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第51号 平成29年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第51号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第52号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第52号 平成29年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第52号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第53号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第53号 平成29年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第53号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第54号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。
    ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第54号 平成29年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第54号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第55号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第55号 平成29年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第55号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第59号」について、討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第59号 伊佐市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」について、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第59号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第61号」について、討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第61号 平成28年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第61号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第9「報告第4号 平成28年度伊佐市健全化判断比率について」及び日程第10「報告第5号 平成28年度伊佐市資金不足比率について」、以上、報告2件を議題とします。  市長の報告を求めます。  市長、隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  「報告第4号」及び「報告第5号」の2件について説明申し上げます。  まず、「報告第4号 平成28年度伊佐市健全化判断比率について」説明申し上げます。  本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成28年度決算における実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率について、監査委員の意見をつけてここに報告するものであります。  平成28年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、赤字額がないことにより算定されませんでした。また、実質公債費比率は9.1%と早期健全化基準を超えないものであり、将来負担比率については、償還に充当可能な財源が将来負担額を上回り算定されませんでしたので、健全な財政運営となっております。  次に、「報告第5号 平成28年度伊佐市資金不足比率について」説明申し上げます。  本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成28年度決算における各公営企業の資金不足比率に係る状況を、監査委員の意見をつけてここに報告するものであります。平成28年度決算において、本市の公営企業である水道事業会計、簡易水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計はいずれも資金不足額を生じておらず、資金不足比率は算定されませんでした。  以上で、報告2件の説明を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま市長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの報告について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第11「議案第62号 財産の取得について」から、日程第20「議案第71号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」まで、以上、議案10件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  追加提案致しました「議案第62号」から「議案第71号」までについて説明申し上げます。  まず、「議案第62号 財産の取得について」説明申し上げます。  本件につきましては、市内小中学校の教育の情報化に関し、ICTの内容をより一層充実し効果的に授業に活用するため、教育用コンピューターの更新及びタブレットパソコン等の購入に係る仮契約をパステムソリューションズ株式会社と8月25日に締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び伊佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、「議案第63号」から「議案第70号」までについて説明申し上げます。  「議案第63号 平成28年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」、「議案第64号 平成28年度伊佐市国民健康保健事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第65号 平成28年度伊佐市介護保健事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第66号 平成28年度伊佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第67号 平成28年度伊佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第68号 平成28年度伊佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第69号 平成28年度伊佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第70号 平成28年度伊佐市水道事業会計決算認定について」、これら8件の議案につきましては、地方自治法第233条第3項又は地方公営企業法第30条第4項の規定により、それぞれの決算を主要な施策の成果説明書、基金の運用状況、監査委員の審査による歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書を添えて議会の認定に付するものであります。  次に、「議案第71号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」について説明申し上げます。  今回の補正は、姉妹都市である喜界町での豪雨災害に対する支援に要する経費について新たに措置したものであり、総務費につきましては、喜界町への職員派遣及び寄附に要する経費について新たに措置しております。この財源につきましては、繰入金に追加の措置を講じております。この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ152万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ179億8,420万9,000円とするものであります。  以上、議案10件についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(10時52分)                △再  開△(10時52分) ◯議長左近充 諭議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいまのところ、発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託についてであります。
     ただいま議題となっています「議案第64号」から「議案第70号」まで、以上、議案7件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付しました議案付託区分表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、以上の案件は、閉会中の継続審査として所管の常任委員会に付託することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  「議案第63号」については、委員会付託を一時保留します。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっています「議案第62号」及び「議案第71号」については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議はありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第62号」及び「議案第71号」については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第62号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  「議案第62号 財産の取得について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第62号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「議案第71号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第71号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ◯議長左近充 諭議員)  起立多数です。  したがって、「議案第71号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第21「平成28年度一般会計決算審査特別委員会の設置及び委員の選任について」を議題とします。  お諮りします。  「議案第63号」については、8人の委員で構成する平成28年度一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第63号」については、8人の委員で構成する平成28年度一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、委員の選任を行います。  ただいま設置されました一般会計決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長が指名します。  総務産業委員会から武本 進一議員、今村 謙作議員、山下 和義議員、前田 和文議員、文教厚生委員会から谷山 大介議員、岩元 努議員、緒方 重則議員、畑中 香子議員、以上8人の議員を平成28年度一般会計決算審査特別委員会の委員に指名します。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、正副委員長を決めていただくために、特別委員会を開催します。委員の方は直ちに委員会室にお集まりください。  ここでしばらく休憩します。                △休  憩△(10時55分)                △再  開△(11時24分) ◯議長左近充 諭議員)  休憩前に引き続き、会議を再開します。 ◯議長左近充 諭議員)  休憩中の特別委員会で、正副委員長が互選されましたので、平成28年度一般会計決算審査特別委員会委員長に緒方 重則議員、副委員長に前田 和文議員が選出されましたので報告いたします。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第22 意見書案第4号「全国森林環境税の創設に関する意見書」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  提出者、前田 和文議員。 ◯11番(前田 和文議員)   登  壇  それでは、意見書案の説明をいたします。  この意見書案の趣旨としまして、地球温暖化対策のためには、森林吸収源対策の推進が不可欠となっています。しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村では、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢で、森林吸収源対策及び担い手の育成等にかかる財源が大幅に不足している状況であります。  こうしたことから、政府・与党は、平成29年度税制改正大綱において、国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に関して、平成30年度税制改正において結論を得ると明記されました。  この森林環境税(仮称)が創設されると、山村地域の市町村は財源の強化につながり、ひいては森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保が可能となります。よって、森林・林業・山村対策の抜本的強化を図るため、全国森林環境税の早期導入を強く求めますという内容の意見書を国会及び関係行政庁に、地方自治法第99条の規定により提出するものです。  詳細につきましては、配付してあります資料をそれぞれお読みいただき、皆様の御賛同賜りますようお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、意見書案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっています「意見書案第4号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「意見書案第4号」については委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  これから「意見書案第4号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。
    ◯議長左近充 諭議員)  これから採決します。  「意見書案第4号 全国森林環境税の創設に関する意見書」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、「意見書案第4号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長左近充 諭議員)  ここで、ただいま可決されました「意見書第4号」の取り扱いについてお諮りいたします。  「意見書第4号」の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  よって、「意見書第4号」の取り扱いについては、議長に一任することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第23「議員派遣の件」を議題とします。  お諮りします。  お手元に配付しました資料のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により議員を派遣したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、資料のとおり派遣することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  お諮りします。  ただいま、議員の派遣については、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任することに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第24「閉会中の所掌事務調査の件」を議題とします。  議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、本会議の会議日程及び議案の取り扱いと議会運営に関する事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。 ◯議長左近充 諭議員)  お諮りします。  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長左近充 諭議員)  異議なしと認めます。  したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、本定例会は全ての議事を終了しましたので、平成29年第3回伊佐市議会定例会を閉会します。                △閉  会△(11時31分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....