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  1. 伊佐市議会 2017-06-13
    平成29年第2回定例会(第5日目) 本文 2017年06月13日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2017年06月13日:平成29年第2回定例会(第5日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(10時00分) ◯議長左近充 諭議員)  これから本日の会議を開きます。  本日の日程は、配付しております議事日程のとおりです。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第1「議案第43号 平成29年度伊佐一般会計補正予算(第2号)」から、日程第4「議案第46号 ひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場指定管理者指定について」まで、以上、議案4件を議題とします。  これから議案に対する質疑を行います。  通告に基づき、「議案第43号」から「議案第46号」までについて、3番 岩元 努議員の発言を許可します。  岩元 努議員。 ◯3番(岩元 努議員)   登  壇  皆さん、おはようございます。  議長の許可をいただきましたので、発言通告に基づいて、総括質疑をさせていただきます。  「議案第43号 平成29年度伊佐一般会計補正予算(第2号)」、款14県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、節1農業費補助金産地パワーアップ事業1,496万1,000円の事業内容説明を求め、1回目の質疑とさせていただきます。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  おはようございます。  産地パワーアップ事業は、TPP対策として水田、畑作、野菜、果樹及び花卉等について、地域営農戦略に基づき、意欲ある農業者等が高収益な作物、栽培体系への転換を図るための取り組みを全ての農作物を対象として、総合的に支援するための国庫補助事業で、補助金1,496万1,000円になってございます。歳入及び歳出予算補正を計上するものでございます。  事業内容につきましては、担当課長のほうから説明いたさせます。 ◯農政課長永里 浩信君)  説明いたします。事業内容につきましては、幾つかの取り組み方法がありますが、今回の補正対象になる案件は、農産物の生産コスト削減につながる取り組みとして、リース方式による農業機械の導入を支援するもので、対象作物につきましては水稲対象面積は約50ヘクタールとなっております。  導入する機械につきましては、コンバイン、トラクター、田植え機ローター溝掘り機、バーチカルハロー、ドリルシーダーの6種類となっており、主として、水田、水稲の乾田直播栽培及び疎植栽培取り組みに貸与する機械となっております。
     補助率は、リース費用のうち消費税を除いた機械本体価格の2分の1以内となっております。  また、今回の事業においては、あらかじめ定められた成果目標のうちどれか一つの設定が必須になっており、計画では、直播栽培及び疎植栽培による生産コストの10%の削減を設定しております。  なお、事業実施の2年後には成果目標を達成する必要があります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。  指定の手続について少しお伺いしたいのですが、御説明お願いします。 ◯農政課長永里 浩信君)  今回の要件といたしましては、平成28年度の農地プランの中心となる経営体に位置づけられている方が対象になっております。伊佐市では認定農業者222名、認定新規就農者17名、集落営農組織3組織に計242農業者対象意向調査を行い、要件を満たした農業者に対する事業でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  面積、要件等を少し詳しくお聞かせ願います。 ◯農政課長永里 浩信君)  今回の面積の要件としましては、水稲をされる場合は10ヘクタール以上で、今回、事業申請されている方は50ヘクタールの申請をされていますので、要件は満たしていらっしゃいます。 ◯3番(岩元 努議員)  計画と目標についてお尋ねいたします。 ◯農政課長永里 浩信君)  生産コスト又は集出荷加工コスト10%以上の削減になります。 ◯3番(岩元 努議員)  この事業は、成果目標設定とかがありましたら教えてください。 ◯農政課長永里 浩信君)  簡単に言いますと、コストの10%減ということになります。 ◯3番(岩元 努議員)  成果目標設定年度事業が完成するということですか。済みません。 ◯農政課長永里 浩信君)  2年後になりますので、29年度の申請ですので、30年、31年度に調査がございます。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  31年度までは、次の新規事業というのは申し込みはできないんでしょうか。 ◯農政課長永里 浩信君)  この事業本体TPPの問題である28年度からの新しい事業でしたので、今年度はまだ国からの申請が上がってきてないところでございます。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。  参考までに、生産支援事業補助対象補助対象外のものを教えていただければと思います。 ◯農政課長永里 浩信君)  対象外は、中古機械とか、今までほかに国の補助金を受けた経緯があるものとか、そういうものが対象外でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  今のは対象外のものですかね。対象となるものがありましたら教えてください。 ◯農政課長永里 浩信君)  成果目標に掲げる取り組みに必要な機械等リースの導入に要する経費、本体価格が50万円以上のものでございます。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。大体、事業内容もわかりましたので、次に入らせていただきます。  款15財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、節1土地建物貸付収入土地25万2,000円、建物30万1,000円の内容説明を求めます。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  それでは、説明いたします。款15財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、節1土地建物貸付収入内容といたしましては、本年度から普通財産としました旧山野西小学校教職員住宅及び旧羽月北小学校教職員住宅の敷地と建物貸付料電柱使用料等土地貸付料件数増加分となります。  土地につきましては、旧山野西小学校教職員住宅敷地1件分15万6,000円及び旧羽月北小学校教職員住宅敷地2件分1万7,200円と合わせて17万3,200円、九州電力電柱使用料ほか5件の貸し付け件数増加分7万9,130円となります。  建物につきましては、旧羽月北小学校教職員住宅建物2件分として18万4,320円、当初予算に計上できなかった旧障害者福祉センター建物貸付料11万6,740円となります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。譲渡ではなく家賃収入土地収入ということでの理解でよろしいでしょうか。ありがとうございます。この件については理解をいたしました。  次に、款19諸収入、項4雑入、目4雑入、節2雑入コミュニティ助成事業450万円の事業内容説明を求めます。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  コミュニティ助成事業450万円の事業内容について御説明いたします。  宝くじの社会貢献広報事業としまして、一般財団法人自治総合センターが行うコミュニティ活動への支援等に対する助成金で、羽月校区コミュニティ協議会実施するピザ窯購入に対する助成金120万円と、それから現代版組踊鬼武蔵~TADAMOTO~」事業に対する地域芸術環境づくり事業助成金330万円となっております。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  このコミュニティ助成事業は市の助成金ですか、県の助成金なんでしょうか。そこをお知らせください。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  この歳入につきましては、全て国の事業となっております。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。この件についても理解をいたしました。  次に、款2総務費、項1総務管理費、目9企画調整費、節19負担金補助及び交付金現代版組踊舞台公演事業500万円の事業内容説明を求めます。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  ただいま歳入のほうで申し上げましたことについて、ちょっと修正をお願いします。  国の事業と言いましたが、これは一般財団法人事業でした。申し訳ございませんでした。訂正方をよろしくお願します。  それでは、現代版組踊舞台公演事業500万円の事業内容について御説明いたします。  一般財団法人自治総合センターが行うコミュニティ活動に必要な備品、集会施設の整備、それから地域文化への支援等に対する助成事業を活用しまして、現代版組踊鬼武蔵~TADAMOTO~」忠公演実行委員会平成29年12月に、舞台現代版組踊鬼武蔵~TADAMOTO~」、納忠元公の物語を公演するための補助金となっております。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。  実施団体はどこになるのか、そして申請内容などが聞ければ、そこをお伺いします。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  まず、実施団体については、今現在の実施団体現代版組踊鬼武蔵~TADAMOTO~」忠公演実行委員会となっております。  それから、これに至った経緯ということでよろしかったですか。平成29年12月に舞台現代版組踊鬼武蔵~TADAMOTO~」、納忠公物語公演するために平成28年11月にコミュニティ助成事業申請をしたところでございます。  その結果、平成29年3月末に採択の通知が来ました。平田塾感動体験実行委員会は、平成29年3月25日に伊佐文化会館大ホールで卒業有料公演の成功を機に、平成26年から28年の3年間に習得した組踊演踊を生かし、次のステップとして舞台公演を行っていくための意思を固めております。  この事業により、平成30年度以降の舞台公演活動を継続するために、舞台衣装舞台道具を備品としてそろえまして、今後、平田塾感動体験実行委員会がスタッフの確保やワークショップでの団員増計画など、独自活動基盤づくりにすることとしております。  以上でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  事業内容についてはわかりましたが、補助金をもらうには、事業達成目標みたいなものがあると思うんですが、そういうのは提出されていますでしょうか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  これは、一応、平成29年度単年度事業としております。平成29年12月にこの舞台が成功することが効果という形に思っております。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  29年度の12月公演が一応達成目標ということでお伺いしました。  先ほどのコミュニティ助成事業の330万円と今の舞台公演事業の500万円とを足してよろしいんですか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  500万円の内訳を説明いたします。330万円が、先ほど言いました一般財団法人のほうから出る、歳入に入ってくるお金をそのまま支出するという形になります。それから、170万円が市の負担、一般財源の分となっております。ですので、この事業に対しては500万円を限度としておりますので、その500万円の3分の2がコミュニティ助成事業から出るようになっておりますので、そういう形で500万円の支出という形になります。 ◯3番(岩元 努議員)  では、今の説明ですと、330万円と170万円を足して500万円という事業でよろしいですか。理解いたしました。  この実施事業の規模といいますか、舞台衣装とかそういうのを合わせた事業になると思うんですけども、事業としては総額幾らという形の提示はできるんですか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  今のところでは、計画では総額が950万円程度という形になります。 ◯3番(岩元 努議員)  950万円ということで、不足分が450万円になるわけですけども、この事業に対して450万円はどのような施策になっていますか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  不足分の450万円につきましては、入場料参加料を一応262万円と考えております。それから、寄附金協賛金等が138万円と。あとの約50万円が実行委員会自己財源という形でございます。  以上でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  最後に、この事業を行うに当たって、以前から補助金等は支払いというか、助成をされた経緯はありますか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  この事業については初めてでございます。 ◯3番(岩元 努議員
     済みません、質問を改めさせていただきます。実行委員会に対しての補助金ですね、済みません。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  これまで、平成26年から平成28年度まで3年間事業をしておりますが、その事業名次世代を担うリーダー育成事業となっております。この総額でよろしいでしょうか。3年間の総額で828万円の支出をしております。  以上でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。  今聞いてみると、この事業だけでも相当なお金が動いているんだなという実感をいたしました。伊佐活性化地域活性化をするには大事な芸術文化の交流というのもありますけれども、やはり偏ったことになりますと、ほかの団体との整合性がとれないのかなと思いますので、今後の施策にも生かしていただけばと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。  次に、款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、節19負担金補助及び交付金青年就農給付金事業1,950万円の減額の理由の説明を求めます。 ◯農政課長永里 浩信君)  では、説明いたします。国の対象事業青年就農給付金事業から農業次世代人材投資事業へと事業名が変更されたことに伴い、青年就農給付金事業補助金及び交付金1,950万円を減額し、新たに農業次世代人材投資事業補助金及び交付金として1,950万円を計上したものです。この事業は、100%国の事業でございます。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。これは、わかりやすく言うと事業名の変更という形で理解すればよろしいわけですね。ありがとうございます。  その事業名の変更で、事業要綱等、主に変わったところがあれば示していただきたいと思います。 ◯農政課長永里 浩信君)  主に変わったところはございません。 ◯3番(岩元 努議員)  理解いたしました。ありがとうございます。  次に、款7商工費、項1商工費、目3観光費、節19負担金補助及び交付金、むらの魅力活用実践事業30万円の事業内容説明を求めます。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。款7商工費、項1商工費、目3観光費、節19負担金及び交付金で30万円の補正予算を計上しておりますむらの魅力活用実践事業につきましては、県がグリーンツーリズムによる都市農村交流を促進するため、地域の魅力を活用した一般客受け入れモニターツアーや安全な受け入れのための研修、情報発信取り組みを行う市町村や団体法人等に対して補助を行うものでございまして、伊佐ツーリズム協議会補助対象としております。  伊佐ツーリズム協議会では、この補助金を活用いたしまして、活動の充実を図るためのツールとして、移動式ピザ窯の購入、それからパンフレットの作成を行うほか、専門家による指導や関係機関との連携構築として研修会の開催、モニターツアー実施計画されております。  今回の補正につきましては、当初予算で計上しておりました補助金補正するものでございまして、当初予算要求段階では、県からの補助金伊佐ツーリズム協議会に直接交付される予定でございましたが、その後、交付に係る内示とともに交付方法の修正について連絡がございまして、県から市を経由して同会へ交付されることになったことから、計上しているところでございます。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございました。本件については理解をいたしました。  次に、款7商工費、項1商工費、目5特産品振興費、節12役務費、通信運搬費1,041万7,000円の事業内容説明を求めます。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  説明いたします。款7商工費、項1商工費、目5特産品振興費、節12の役務費、通信運搬費の1,041万7,000円につきましては、ふるさと納税の取り扱いにつきまして、事務改善等を行うために必要な経費を計上したものでございます。  これまで、ふるさと納税の寄附者に対しまして送付する返礼品に係る経費につきましては、送料込みの価格で執行してまいりましたが、このたびヤマト運輸のふるさと納税に係る事務処理システムを導入いたしまして、事務の効率化、確実な執行を行うために、送料の見込み分1,000万円を節8報償費から節12役務費の通信運搬費に組み替えているものでございます。  これまで、ふるさと納税の御寄附があった場合に、当課の職員が寄附者の希望する返礼品の発注、管理をいたしておりましたが、この業務をヤマト運輸に委託することで、事務負担を減らすとともに、確実で円滑な返礼品の送付が行えるようにするものでございます。  また、寄附者にとりましても、返戻品の発送状況等につきまして、同社の発送管理サイトで確認できるようになるなどメリットがあることから、導入したいと考えております。  このほか、節12役務費1,085万4,000円のうち通信運搬費の41万7,000円につきましては、ふるさと納税の寄附者に発送する受領証明書やお問い合わせなどに対するパンフレットなどの送付に係る経費を計上いたしております。  以上でございます。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。ヤマトグループのふるさと納税トータル支援サービスの導入ということで、コスト削減、利便性の向上、業務効率化を図るための業務委託費という形でよろしいでしょうか。ありがとうございます。  ウェブの導入に対しての費用対効果が出ていらっしゃいましたら示していただきたいのですが。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  直接の費用対効果を計算はいたしておりませんが、これまで職員がチェックなどを行う際に時間外勤務などを行ってまいりました。そういったものの経費削減が図られるものが大きいかと思います。具体的な数字は計算いたしておりません。 ◯3番(岩元 努議員)  こういうシステムを導入する場合には、やはり導入する前に費用対効果を算出して、それから導入という形がベストじゃないかなと考えるわけです。これが、また後もってでもいいですけども、算出ができましたらと思うんですが、ここは時間がかかりますか。 ◯伊佐PR課長(西 直樹君)  これまでの時間外勤務に関する時間、費用等を計算することで出るかと思いますが、今の段階では出ないということでございます。 ◯3番(岩元 努議員)  また今後の参考にしたいので、できればそういう形で資料としてまとめていただければ、また後でお伺いする形にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  次に、「議案第46号 ひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場指定管理者指定について」、指定業者の選定基準と記載してありますが、今回は指定手続の説明を求めます。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  実際の指定手続ということで御説明させてください。  伊佐市公の施設に係る指定管理者指定の手続等に関する条例、それから規則の内容をより詳細に定めた事務処理要領に従いながら作業を行っているところでございます。  お尋ねのひしかり交流館及びパークゴルフ場の指定手続につきましては、市の運営方針や施設の管理及び危機管理体制などに分類された項目に応じまして、指定管理者の選定審議会にて書類審査及び申請者からの説明、プレゼンテーションを受けた後、総合点数方式にて最も高い点数となった者を選定結果として市長等に報告しまして、候補者として議会に上程しているという流れになっているところでございます。 ◯3番(岩元 努議員)  今回のこの件に関して、何社の応募があったのかお示しください。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  応募業者数については、2業者となっております。 ◯3番(岩元 努議員)  業者名は出せますか。 ◯企画政策課長吉加江 光洋君)  ホームページに公表していますが、ここの指定管理を頼んだ業者は業者名を言えますけど、あとの1業者は今のところ控えさせていただきたいと思います。 ◯3番(岩元 努議員)  理解いたしました。ありがとうございます。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、3番 岩元 努議員の「議案第43号」から「議案第46号」までに対する質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託についてであります。  ただいま議題となっています「議案第43号」から「議案第46号」まで、以上、議案4件については、規則第37条第1項により、お手元に配付しました議案付託区分表のとおり、それぞれの所管の常務員会に付託します。 ◯議長左近充 諭議員)  日程第5「議案第47号 財産の減額譲渡について」を議題といたします。  ここで、地方自治法第117条に基づき、12番 畑中 香子議員の退席を求めます。     (12番 畑中 香子議員 退席) ◯議長左近充 諭議員)  これから、議案に対する質疑を行います。  通告に基づき、「議案第47号」について、3番 岩元 努議員の発言を許可します。  岩元 努議員。 ◯3番(岩元 努議員)  「議案第47号 財産の減額譲渡について」お尋ねをいたします。  これまでの経緯と減額に対する算定基準の説明を求めます。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  これまでの経緯について御説明いたします。  今回譲渡する土地につきましては、旧菱刈町に対し、平成13年度において寄附された土地14筆のうち1筆となります。その際、保育園の近くの土地は園児が健やかに育つために活用してほしいとの申し入れもあったものでございます。  当該地は、寄附以前から譲渡の相手方である社会福祉法人明生福祉会と別の隣接地所有者において分割して使用されておりましたが、平成16年度に旧菱刈町と正式に貸付契約を締結し、合併により伊佐市となった後、平成21年度に契約内容の一部を変更しております。  当該地につきましては、平成28年度に明生福祉会から第2種社会福祉事業に供するためとして譲渡申請が提出され、当該地の寄附の際に申し入れのあった事項も勘案し、今後、市の事業による使用も考えていないことから、譲渡して差し支えないと判断したところでございます。  譲渡の判断を行った後、もう一方の隣接地所有者に対し、当該地の全部について明生福祉会から譲渡申請が出されたこと、その利用目的が第2種社会福祉事業の用途に供すること、全部譲渡となれば、現在の貸付契約の解除が必要となること等について説明し、現在の貸付解除について平成28年度中に同意を得ております。  以上のことは、今までの過程でございます。算出基準については財政課長から説明いたさせます。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  補足して説明いたします。減額に対する算定基準になりますけれども、伊佐市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の第4条第1号により、社会福祉法人等への貸付料5割の減額としているところでございます。  今回の譲渡におきましても、同様に実勢価格相当額からの5割の減額が適当であること。また、通常での譲渡でありますと、整地した後にお渡しするという形になりますが、現状のままでの引き渡しとなったために、本来市が負担するべき整地に要する費用についても、その相当額を減額することが適当であると判断したところによります。  なお、整地に要する費用については相手方から提出されたものになりますが、こちらにおいて内容等を確認し、金額的にも妥当であると考えた額となっております。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  減額譲渡する用途というのは、正しく示されているのでしょうか。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  先ほど答弁の中にもございましたけれど、第2種社会福祉事業ということで記されておりまして、この中には保育園の運営及び学童クラブの実施、その他もろもろ就学前児童に関する、子育てに関する事業実施が定められております。  申請書におかれましても、そのようなことを、今後、今に比べて拡張して実施したいという申し入れがありましたので、公共的な事業であると認めたところになります。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員)  ありがとうございます。この相手方に関するほかの貸し付け地はございますか。 ◯財政課長(冨満 庸彦君)  社会福祉法人明生福祉会に対しましては、別にもう1件土地を貸し付けております。保育園東側に隣接する市有地を運動場の用地として貸し付けており、ここにつきましても標準の貸付料から5割を減額した額にて貸し付けを行っているところでございます。なお、この貸し付け地に対する譲渡申請は今回は出されておりません。  以上です。 ◯3番(岩元 努議員
     わかりました。譲渡申請は出てないということで理解をいたしました。  これで私の総括質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、3番 岩元 努議員質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託についてであります。  ただいま議題となっております「議案第47号」については、会議規則第37条第1項により、お手元に配付しました議案付託区分表のとおり、総務産業委員会に付託します。  ここで、12番 畑中 香子議員の着席を求めます。     (12番 畑中 香子議員 着席) ◯議長左近充 諭議員)  日程第6「議案第48号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」及び日程第7「議案第49号 平成29年度伊佐一般会計補正予算(第3号)」、以上、議案2件を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  追加提案いたしました「議案第48号 和解及び損害賠償の額を決めることについて」、説明申し上げます。  本件につきましては、環境政策課事務所敷地内において、市嘱託職員が除草作業を行っていたところ、使用していた刈払機によってはじかれた石が駐車してあった車両の窓ガラスを損壊したもので、事故の過失割合は市を100%、相手方をゼロ%とし、市は相手方に3万2,400円を支払うこともって、以後、市と相手方の双方は本件事故に関し異議を申し立てないことを確約し、和解するものであり、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、「議案第49号 平成29年度伊佐一般会計補正予算(第3号)」について、説明申し上げます。  補正の主な内容について、歳出から順次説明いたします。  まず、総務費につきましては、市が賠償責任を負うべき事故が発生したことから、その倍損害賠償に伴う経費について新たに措置を講じております。  消防費につきましては、伊佐市女性消防団員が全国女性消防操法大会に出場するための経費について新たに措置を講じております。  教育費につきましては、平成28年度からの繰越明許費にて羽月小学校の校舎外壁改修工事を予定しておりましたが、同時に施工すべき工事が判明いたしましたので、羽月小学校の校舎窓枠等の防水工事に要する経費について新たに措置を講じております。  以上、歳出について説明いたしましたが、歳入につきましては繰入金及び諸収入に増額の措置を講じております。  この結果、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ499万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ178億9,412万1,000円とするものであります。  以上、議案2件について説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長左近充 諭議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで議案内容を精査し、質疑発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(10時44分)                △再  開△(10時46分) ◯議長左近充 諭議員)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ◯議長左近充 諭議員)  これから質疑を行います。  発言通告に基づき、7番 山下 和義議員の質疑を許可します。  山下 和義議員。 ◯7番(山下 和義議員)   登  壇  おはようございます。  「議案第48号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」、発言通告書に基づき総括質疑をいたします。  まず、今回の事故の作業上の安全管理について、また事故に至った経過、作業上の安全管理体制等について、どこまで注意をされていたのか。また、この事故をどのように捉えられているのかについてお伺いいたします。 ◯環境政策課長(宇都宮 安照君)  事故に至った経過等について説明をいたします。  かねて、車を駐車してある近くの草払い等をするときには、車を動かしてくださいと、作業に入りますからということで、取りかかるのですけれども、当日の状況としましては、車はアスファルトの上にとめてございまして、草払いの場所とは少し離れていたため、大丈夫だろうと思って車を移動せずに作業を行っていたところ、小石が思いのほかはじかれまして、助手席の窓ガラスを破損したものでございます。  やはり、こういう草払い作業等を行うときには、周囲の状況に十分注意すべきであったということで十分反省しているところです。  今後、このようなことがないように十分注意して作業に当たるようにしたいと考えております。  以上でございます。 ◯7番(山下 和義議員)  ちょっと確認いたしますけれども、この相手方は職員の車だと思うんですけれど、それには間違いないでしょうか。 ◯環境政策課長(宇都宮 安照君)  職員の車でございます。 ◯7番(山下 和義議員)  今、課長から説明がありましたけれども、大丈夫だろうということで作業に当たらせたということ自体が、こういうことにつながっていくのかなと思ってます。  今までも、こういうことで、私も職員時代に自分の失敗としていろんなところがありました。郡山団地で職員がボランティアをしたときに、そこの所有者の車に当たりました。ボランティアを職員がしとっても、そこに住んでる人の車に当たったとか、そういうのはやっぱりちょっと注意をすれば、防げる事故は防いでいかなきゃいけないのじゃないかなと思ってます。本当は、余りこういう言い方をするのは私としても心苦しいんですけれども、やっぱり想定外ということがございます。この間の西水流団地の台風のみたいなときは、私はあそこまで予想しろとは言いません。ただし、今回みたいな場合については予想できると思います。だろうじゃなくて、ここまではやらなきゃいけないというところは、ちゃんとそういう注意をするべきじゃないかと思いますけれども、考えをもう一回お伺いします。 ◯環境政策課長(宇都宮 安照君)  議員おっしゃるとおり、今後このような作業については、周りの状況を十分注意しながら、二度と起こさないように配慮していきたいと思います。 ◯7番(山下 和義議員)  本当に注意をしていただきたいと思います。これが業者さんとかになると、すぐ労災とか労働基準監督局とか、そういうところの検査が入ります。逆に言えば、発注者としては、いつもそれを注意されて発注されてると思います、市役所の場合はですね。だからこそ、自分たちの作業については、そこまでやっぱり注意をしていくべきじゃないかなと思います。  今後、市内の自治会等でまた美化作業等が行われます。そこら辺について、やっぱり自治会員等に、こういう自分等のこういうことがあったからというわけじゃないんですけれども、やっぱり一つ一つ身を引き締めて作業に当たっていただきたいと思っておりますので、最後に市長の見解を求めて終わりたいと思います。 ◯市長(隈元 新君)  先ほどおっしゃいましたように、建設会社、あるいはシルバー人材センターが業として行う場合は、万全を期して防護ネットなどを用意しながら行うのが通常でございますけども、どうしても職場内で自分たちの範囲のところを作業するとか、あるいは自治会とかそういうところの場合は、どうしても安易さといいますか、お互いが知り合っているということでの安易さというのが出がちでございますから、今後そういう点等十分配慮しながら指導してまいりたいと思います。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、7番 山下 和義議員の質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  ほかに発言通告がありませんので、質疑を終わります。 ◯議長左近充 諭議員)  次に、議案の委員会付託についてであります。  ただいま議題となっております「議案第48号」及び「議案第49号」の議案2件については、会議規則第37条第1項によりお手元に配付しました議案付託区分表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託します。 ◯議長左近充 諭議員)  以上で、本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。                △散  会△(10時54分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....