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  1. 伊佐市議会 2012-10-12
    平成24年第3回定例会(第7日目) 本文 2012年10月12日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2012年10月12日:平成24年第3回定例会(第7日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(10時01分) ◯議長山下 親志議員)  これから本日の会議を開きます。  なお、本日は21番 植松 尚志郎議員より欠席届が提出されております。 ◯議長山下 親志議員)  日程第1「議案第57号 平成23年度伊佐水道事業会計処分利益剰余金処分について」、日程第2「議案第64号 平成23年度伊佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」及び日程第3「議案第65号 平成23年度伊佐水道事業会計決算認定について」、以上、議案3件を一括議題とします。  以上の案件は、経済建設委員会に付託してありましたので、委員長報告を求めます。  中村 周二委員長◯経済建設委員長(中村 周二議員)   登  壇  おはようございます。  経済建設委員会審査報告をいたします。当委員会が付託を受けた議案は3件であります。  去る9月26日、審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。  初めに、「議案第64号 平成23年度伊佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」を報告します。  課長説明の後、主な質疑として、「一般会計から繰入金は1億4,660万円だが、この繰入金は前年度と比較して少しは減ってきたのか。また、加入率は」との質疑に対して、「繰入金については償還金に充当する。償還金は年々減っているので繰入金も減っていく。加入率は前年度より2%上がっている」との説明でした。  また、「公共ますの新設が5件ほどあったということだが、加入率との関連は」との質疑に対して、「新規の公共ますは、今まで設置していないところを工事した分である。公共ますは設置されているが、家との未接続の件数が10件近くある。現在でも北部地区は10件ほどの加入の希望があり、新設と未接続と合わせて年間15~16件の加入がある」との説明でした。  また、「使用料滞納繰越が170万8,000円ほどある。収入済額が約43万5,000円、そして現年度分が95万の未済だと毎年度この未済額が増えているが、どうするのか。また、滞納件数地区ごとに何件ずつあるのか」との質疑に対して、「前年よりも収入未済額は増えている。これについては、不納欠損等ができないかということで今検討しているところである。滞納件数平出水地区が5件、中央地区が19件、北部地区が14件の合計38件である」との説明でした。  質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第64号 平成23年度伊佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、全会一致原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、「議案第65号 平成23年度伊佐水道事業会計決算認定について」報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「給水収益で3月の未収金損益計算書の中の3億1,800万円の中に含まれているのか」の質疑に対して、「損益計算書給水収益3億1,800万円の中に3月分は含んでいる。3月分は年度が変わった4月の1カ月間が納付期間になるので、未収金という扱いで貸借対照表年度末処理して、年度初めの4月に納入される」との説明でした。なお、「普通の企業会計損益計算書貸借対照表を参考にして、もう少し見やすく工夫してほしい」との要望がありました。  質疑を終わり、討論を行いましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第65号 平成23年度伊佐水道事業会計決算認定について」は、全会一致原案のとおり認定すべきものと決しました。
     次に、「議案第57号 平成23年度伊佐水道事業会計処分利益剰余金処分について」を報告します。  課長説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、「議案第57号 平成23年度伊佐水道事業会計処分利益剰余金処分について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、経済建設委員会報告を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  ただいま経済建設委員長報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第57号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  「議案第57号 平成23年度伊佐水道事業会計処分利益剰余金処分について」、本案に対する委員長報告は「原案可決」であります。  委員長報告のとおり決定することに御異議はありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第57号」は委員長報告のとおり可決されました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第64号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第64号 平成23年度伊佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立を願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第64号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第65号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第65号 平成23年度伊佐水道事業会計決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立を願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第65号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第4「議案第59号 平成23年度伊佐国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」から日程第8「議案第63号 平成23年度伊佐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」まで、以上、議案5件を一括議題とします。  以上の案件は、環境福祉委員会に付託してありましたので、委員長報告を求めます。  前田 和文委員長◯環境福祉委員長(前田 和文議員)   登  壇  環境福祉委員会審査報告いたします。  当委員会が付託を受けた案件は議案5件であります。  去る9月28日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。  初めに、「議案第59号 平成23年度伊佐国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  初めに、市民課所管について報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「国民健康保険事業収支及び基金状況」を質され、「歳入が減った主な理由として、被保険者数が前年度より200人程度減少し、国民健康保険税が1,800万円程度減少していることや、国庫支出金が平常的であった21年度と比べ1億800万円程度減額しており、前期高齢者交付金も同じく21年度と比べて1億3,800万円減少している。一方、歳出が増えた主な理由として、介護納付金は21年度と比べ3,500万円の支出増となっている。共同事業交付金は23年度で9,000万円の支出増となっている。これらが運営収支悪化の大きな原因となり、基金から1億3,500万円を繰り入れて、2,200万円程度の繰越額におさまっている。過年度精算後の実質23年度収支は2億5,000万円程度の赤字となり、非常に厳しい状況である。国民健康保険基金は、23年度基金残高が5,228万3,694円で、前年度より1億3,000万円ほど減少している」との説明です。  また、「特定健診の受診率などについて」質され、「平成23年度受診率は、目標値の50%に対し、実績50.6%であった。24年度最終年度となり、目標値65%であるが、受診者をあと1,000人増やす必要がある。伊佐医師会23の医療機関とも連携し、さまざまな対策を講じ、最善の努力を図りたい」との説明です。  次に、税務課所管について報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「保険税不納欠損額収入未済額、その対策について」質され、「国民健康保険税不納欠損額は399件で644万8,025円になり、延べ100人である。収入未済額は、平成22年度以前の滞納繰越分が1億3,513万円で、6,628件、延べ1,890人である。23年度の新たな調定額は3,971万円で、2,206件、延べ646人である。対策として、年3回の催告書を出し、その後に夜間催告電話催告をしている」との説明です。  以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、「議案第59号」は認定すべきものと決しました。  次に「議案第60号 平成23年度伊佐介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  まず、長寿支援課所管報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「認知症サポーター養成講座の実績」を質され、「平成23年度講座回数21回、受講者は586人であり、今年度8月現在でのサポーター数は1,460人となっている」との説明です。  また、「計画策定委員会費報償費24万円とその構成について」質され、「高齢者施策委員会報償費で、平成23年度は7回開催しており、地域密着型サービス地域包括支援センターの運営に関することや、介護保険事業会計の内容、それに伴う公募事業所の選定などが審議されている。委員は、市民団体から3人、被保険者から2人、在宅介護者福祉関係医療関係県職員が各1人、介護関係4人、市の職員7人の合計20人である」との説明です。  次に、税務課所管について報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「1号被保険者保険料徴収方法について」質され、「普通徴収が3,949件、そのうち口座振り込みが1,180件、窓口が2,206件、コンビニ利用が563件である」との説明です。  以上で質疑を終わり、討論もなく、採決の結果、「議案第60号」は認定すべきものと決しました。  次に、「議案第61号 平成23年度伊佐介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  長寿支援課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「高齢化が進む中、平成22年度と比べて介護予防サービス事業費は増えてきているのか」と質され、「大口包括支援センター菱刈包括支援センターの合計で、平成22年度は3,376件、1,437万円であった。23年度は3,892件、1,669万円となっており、増額傾向にある」との説明です。  以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、「議案第61号」は認定すべきものと決しました。  次に、「議案第62号 平成23年度伊佐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  まず、市民課所管について報告します。  課長説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  次に、税務課所管について報告します。  課長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「滞納整理指導員の実績について」質され、「月4回、全税目について指導を受けているが、後期高齢者医療保険料については該当の実績がない」との説明です。  以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、「議案第62号」は認定すべきものと決しました。  「議案第63号 平成23年度伊佐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」報告します。  福祉事務所長説明の後、質疑に入り、主な質疑として、「23年度簡易水道の戸数や給水人口補修等の計画について」質され、「給水戸数は42戸、給水人口は76人である。基金が68万5,000円あるので、少規模の修理などに対応している。現時点では大規模な補修等の計画はない」との説明です。  以上で質疑は終わり、討論はなく、採決の結果、「議案第63号」は認定すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  ただいま環境福祉委員長報告が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  質疑なしと認めます。
     質疑を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第59号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第59号 平成23年度伊佐国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第59号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第60号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第60号 平成23年度伊佐介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第60号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第61号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第61号 平成23年度伊佐介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第61号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第62号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第62号 平成23年度伊佐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第62号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第63号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第63号 平成23年度伊佐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものです。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第63号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第9「議案第58号 平成23年度伊佐一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。  この案件は、平成23年度一般会計決算審査特別委員会に付託してありましたので、委員長報告を求めます。  柿木原 榮一委員長。 ◯平成23年度一般会計決算審査特別委員長(柿木原 榮一議員)   登  壇  おはようございます。  報告の前に一言申し上げます。9月26日に委員会が設置され、翌27日より慎重審議をしていただきました。また、各課それぞれ係の方ともに協力をしていただきました。それと、事務局の引き出しが非常に早くスムーズに行ったことを感謝しております。  では、決算審査特別委員会委員長報告をいたします。  平成23年度一般会計決算審査特別委員会で「議案第58号 平成23年度伊佐一般会計歳入歳出決算認定について」審議した結果と経過について御報告します。  「議案第58号」については、「流用額及び不用額が多額であり、二元代表制の一つの機関である議会として、市民の目から見て、極めて不透明であることなどを理由に反対したい」との反対討論がありましたが、起立採決の結果、起立多数で認定すべきものと決しました。  報告に先立ち、平成22年度決算審査における事務事業の改善点に対する回答がありましたが、このことにつきましては、関係各課の決算審査時にその対応についての回答があり、別紙として皆様のお手元に配付されておりますので、お読みいただきたいと思います。  今回の審査は、予定された委員会日程の前に事前の打ち合わせ会を開き、各事業について資料提出をお願いし、各担当課の説明を求めました。現地調査についても、全ての委員会審査をした後に行い、より踏み込んだ議論となり、平成23年度決算審査における事務事業の改善点のまとめとなりました。  それでは「議案第58号」について、審査に出されました主な内容、質疑と答弁について申し上げます。  まず、監査委員より決算審査意見として、「書類は地方自治法及び同法施行令など法令の規定に基づいて作成されており、予算の執行に当たっても関係法令及び予算の目的に沿って適正な処理が行われており、収入支出にも違法や不正も認められず、計数も正確であったことを認めた。  一般会計の決算状況については、予算現額162億5,096万7,000円で、歳入総額162億462万3,823円、歳出総額155億1,092万2,195円で、翌年度へ繰り越すべき財源1億6,702万7,000円を差し引いた実質収支となる歳計剰余金は5億2,667万4,628円となっている。  また、基金の積み立てや取り崩し等を算入した実質単年度収支は9億767万7,491円となり、黒字の決算となった。  財政力指数や経常収支比率などについても、財政力指数が前年度に比べ0.02ポイント低下している。財政力に弾力性があるかどうかを示す経常収支比率は前年度比2.3ポイント上がり85.8%となっているが、実質公債費比率は前年度に比べ0.8ポイント下がり13.8%と、早期健全化基準以内となっている。また、平成23年度から歳計剰余金として繰り越された額のうち、繰越財源を除く5億2,667万4,628円についても、次年度へ留保財源として全額繰り越されている状況等を勘案し、当該年度の市の財政状態は安定した状況にあるとの見解である。  国、県の施策等に基づく翌年度への繰越明許費は、歳出で4億3,788万1,000円生じているが、6月議会において確認をなされたとおりである。  歳入収入未済額は総額9億2,501万51円であるが、内訳では市税で2億8,455万6,314円、分担金及び負担金で1,430万1,254円、使用料及び手数料で4,926万5,780円、国県支出金で1億1,425万4,000円、財産収入で521万4,240円、諸収入で4億5,741万8,463円となっているが、国県支出金の未収額は翌年度への繰越明許費に充当される分である。残りが8億1,075万6,051円となるが、市の一般財源が少ない状況を考えるとき、納入対策に徴収努力が求められる。
     また、不納欠損額が1,578万2,072円生じているが、市税、分担金及び負担金であって、いずれも法令等に照らし適切に処理されていることを確認した。  事務事業の執行状況や委託業務、工事請負業務の執行状況については、それぞれに定められた関係法令や市の条例等の規定に基づいて履行されていることを認めた。ただ、業務委託や工事請負契約について随意契約の措置がとられていたが、地方自治法施行令の規定に基づき、おのおの随意契約の事由が明記され、手続が履行されていることを認めた。  各種団体等への補助金交付の予算対応や補助金交付手続については、市の補助金交付基準による事務処理が行われていた。  予算に対する不用額が生じているが、大きな不用額として総務費の5億9,574万215円については、一般管理費の委託料や工事請負費の執行による入札残などである。民生費で8,619万6,647円の不用額については、社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費における業務委託料や扶助費、繰出金などが主である。衛生費で2,699万6,143円の不用額については、保健衛生費の繰出金、予防費の予防接種業務委託料、清掃費のし尿処理費の施設新設に要する需用費等であり、これらは最終補正までに所用額の確定が見込めなかったことにより、予算減額等の措置がなし得なかったための不用額である。  財産に関する調書については、土地、建物、山林などの公有財産、公用車などの物品、各種貸付金の債権、財政調整基金などの基金、それぞれに確認の結果、当該年度中の増減の整理も行き届き、正確であったことを認めた。  基金の運用状況については、23項目の基金名称があるが、特定の目的のために定額の基金として設置されている基金は、伊佐市土地開発基金ほか5件であり、それぞれ内容を審査した結果、運用状況どおりであった」との説明でした。  次に、監査事務局所管について説明がありましたが、質疑はありませんでした。  次に、決算説明資料について企画調整課及び財政課より説明があり、最初に、企画調整課より主要な施策の成果説明書及び各課の主な事業の成果説明編について説明がありました。  次に、財政課長より内容と状況説明があり、「一般会計の実質収支は5億2,677万5,000円の黒字でした。特別会計は6会計あり、全て赤字ではありませんでした。財政力指数は0.34で、前年度より0.02ポイント落ちており、財源に余裕があるとは言えません。平成23年度伊佐市の財政指数の累計は1のゼロの分類でした。  本市と類似団体と比較すると、標準財政規模は99億円と114億9,000万円であり、基準財政収入額は27億円と34億7,000万円である半面、基準財政需要額は79億円と86億円となっており、費用・収入とも多いのが類似団体の特徴であります。実質収支は5.3%で、3から5が望ましいと言われているが、特別交付税が見込みより多く交付されました。  財政の硬直化を示す経常収支比率は85.8%でした。経常一般財源とする収支が影響し、税収が1.3億円増収、普通交付税が5.3億円、臨時財政対策債が2.4億円増加したことで、歳入の経常一般財源が9.0億円増えたことが改善した理由です。経常収支は、前年度より9億円経常一般財源が増えたことによって大幅に改善しました。全国的にも交付税が増えているので、改善され、歳出は前年度とほぼ同額でした。  地方税徴収率は91.00%で、前年度より0.8ポイント改善しており、担当者が努力した結果があらわれたと思われます。  地方債現在高は145億円余りで、地方債の元金の未償還残高であり、利息分14億円程度を考慮するとさらに大きな負債となります。平成13年度から地方財源の不足に対処するため、特例として臨時財政対策債を借り入れており、その額が47億4,568万8,000円と、その構成比は残高の32.7%(21年度28.0%、20年度23.4%)と非常に大きくなっています。本来、地方債は、単年度に多額の財源を必要とする道路や学校などの社会資本のために長期の借り入れをし、後世代の住民と現世代の住民との間で費用負担を分かち合うこととしていましたが、単に臨時財政対策債による赤字補填では、後世にツケを残すだけになっています。  債務負担行為額は16億7,395万円であり、そのうちほ場整備事業分は13億9,846万5,576円です。平成25年度までは2億円台の償還をし、平成25年度には残高も10億円を割り、平成37年度が最終年となります。合併時点でのほ場整備の債務残高は、限度額が23億1,528万249円であるため年々減少しています。  健全化判断比率では、実質赤字比率及び連結実質赤字比率はありませんでした。実質公債費比率は13.8%(22年度14.6%)、将来負担比率32.9%(22年度54.4%)で、いずれも早期健全化基準以内でした。  基金の状況は、財政調整基金だけを取り上げますと、合併時点(20年11月)では17億円でしたが、平成23年度末は49億4,000万円となっております。  予算流用については、特に農政課と建設課が多かったです。  伊佐市の経常収支比率は83.5で、基金は1人当たり19万8,019円、地方債の残高は47万3,740円になっていて、実質収支比率は5.3%である」との説明でした。  次に、「議案第58号 平成23年度伊佐一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、財政課所管について報告します。  主な質疑として、「特別交付税の見積もり以上の歳入について」の問いに、「理由は、集中豪雨と、伊佐市は療育を頑張っているとの申請に対しての増額」との答弁でした。  また、「減収補填特例交付金は」との問いに、「住宅と自動車取得で2,058万5,000円である」との答弁でした。  また、「株式の配当は」との問いに、「みずほフィナンシャルグループが1株当たり6円、鹿児島銀行が1株当たり4円、南日本放送が1株当たり60円」との答弁でした。  次に、環境政策課について報告します。  主な質疑として、「し尿処理費の繰越明許費の内容及び理由は」との問いに、「施設の管理システムのコンピューターにふぐあいが生じ、3月中に修復できないことから繰越明許にした」との答弁でした。  また、「一般廃棄物最終処分場維持管理事業の委託料について、延命化の調査の結果は」の問いに、「施設は使用期間を建設より15年で計画していたが、ごみの減量化等で、あと7年から8年は使える予定である。延命化の調査により、最終処分場として使うにはかさ上げ工事と水の調整槽を別に設けなければならない」との答弁でした。  次に、農業委員会事務局所管について報告します。  主な質疑として、「農地保有合理化事業の広報はどのようにしているのか」との問いに、「毎年1回、農業委員会だよりに載せている。また、農業委員が各地区を巡回したときに話をしているが、他の組織との連携はしていない」との答弁でした。  また、「農地法3条の貸し借りの実情は」との問いに、「3条の貸し借りはやっていない。利用権設定で行っている」との答弁でした。  次に、地域振興課について報告します。  主な質疑として、「商工振興費の負担金補助及び交付金の不用額の内容は」との問いに、「不用額については、商工振興事業の市街地商店街活性化補助金500万円、商工振興資金利子補給事業費169万6,828円、定住促進空き家活用事業150万円であるが、申請がなく、結果として使われなかった」との答弁でした。  また、「ひしかり交流館は413万9,000円のコストがかかっているが、収支の状況はどうか」の問いに、「特産品の売上収入は観光特産協会に入ります」との答弁でした。  次に、健康増進課所管について報告します。  主な質疑として、「女性特有のがん検診推進事業、がん検診受診率は」の問いに、「子宮がん検診受診率が19.7%で、他のがん検診率も30%に満たない。検診対象者の正確な把握が難しいが未受診者対策に努力していきたい」との答弁でした。  また、先ほど環境福祉委員会から言われましたが、「特定健診の50.6%の受診率で大丈夫か」との問いに、「最終目標65%だが、今後、個別検診、人間ドック、医療機関からの情報提供等で受診率向上を図りたい」との答弁でした。  次に、会計課所管について報告します。  主な質疑として、「決算審査資料の提出資料別紙で、短期貸出車両の期間の定めは」との問いに、「期間は定めていないが使用状況は把握しているので、必要な場合、継続して使ってもらう」との答弁でした。  次に、地域総務課所管について報告します。  主な質疑として、「菱刈庁舎の管理事業について、空調設備の改修工事の内容は」との問いに、「空調設備改修工事は5工区に分けて行い、1工区から3工区は庁舎1階から3階の空調工事で936万円、4工区は換気機器設備工事、既設空調撤去工事の486万3,000円、5工区は幹線・動力工事、電灯・計装工事819万4,000円である」との説明でした。  次に、教育委員会総務課所管について報告します。  主な質疑として、「雑入の大口小の太陽光発電の売電料はどのくらいか」との問いに、「故障のため、4月だけの売電で1万円もなかった。23年度に修理の検討をしたが、費用対効果を考え、修理を控えた」との答弁でした。「魅力ある高校づくり支援事業で3校に補助金を交付してあるけれども、魅力ある高校づくりをしたとの成果内容がないが」との問いに、「成果内容については次回より報告したい」との答弁でした。  次に、学校教育課所管について報告します。  主な質疑として、「スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラー配置事業の内容は」との問いに、「学校だけでは対応が困難な事例等に対して、関係機関との調整を図ることで、大口中、大口南中に1人、菱刈中に1人のスクールソーシャルワーカーを、スクールカウンセラーはいじめや不登校等の解決に資するため、大口中、大口南中、菱刈中に3人配置した」との答弁でした。  また、「情報教育推進事業の内容は」との問いに、「パソコンなどICT機器の使用については、電子黒板はまだ設置していない。途中から20校にADSL回線が整備され、デジタル教科書は一部の学校で購入されている」との答弁でした。  次に、社会教育課図書館所管について報告します。  主な質疑として、「ふるさと学寮事業の実施状況は」との問いに、「菱刈の公民館指導員を配置している四つの公民館で、コミュニティの事務員や地域の方々の参加で、延べ60人ぐらいが支援のもと実施している。今後もコミュニティに呼びかけていきたい」との答弁でした。  次に、農政課所管について報告します。  主な質疑として、「むらづくり整備支援事業では感謝しているが、今後の課題について」の問いに、「事業実施は大口地区を約7割方整備する方向で進めたいが、大口地区ではまだ、むらづくり整備支援事業への理解が不十分なので、今後は集落の皆さんに制度を説明し、ご理解願いながら集落環境の整備をしていく」との説明でした。  また、「野菜価格安定対策事業で、発動金額169万8,943円の内容は」との問いに、「カボチャは値段が高かったので、金山ネギ18万7,878キロに対する発動分である。22年度末の基金造成額は4,612万3,245円である」との答弁でした。  次に、文化スポーツ課所管について報告します。  主な質疑として、「保健体育総務費で補正予算521万6,000円、体育施設費で61万9,000円減額されたが、人員不足で事業ができずに減額したのか」との問いに、「当初予算に計上していた事業を行わなかったということではない」との答弁でした。  また、「委託料の消防用設備点検委託と音響点検委託の落札業者と入札方法は」との問いに、「消防用設備などの委託は99万7,500円で、原口防災で指名競争入札、文化会館舞台機構音響照明設備保守点検業務委託100万8,000円で、株式会社サンケンエンジニアリングで4社指名競争入札である」との答弁でした。  次に、福祉事務所所管について報告します。  主な質疑として、「子ども発達支援センター事業の成果は」との問いに、「22年度まるっと相談室を設置した。また、心理士、作業療法士をそろえ、就学・未就・ゼロ歳から18歳までの相談を受けるトータルサポートセンターを設置した。延べ200件近い相談が来ており、より専門的な形で支援している」との答弁でした。  また、「保育料の多額の収入未納額と219万5,830円の不納欠損額が出ているが、23年度の対策は」との問いに、「子ども手当の支払い時に相談をし、保育料の納入計画書を出していただき、その後の計画的な収納をお願いする。また、収納強化のための差し押さえを行い、滞納整理を行うことをお願いする予定である。保育所入所受付の際には連帯納付誓約書を提出させて、未納にならないように努めている」との答弁です。  また、「民生費の社会福祉費の障害者自立支援費の扶助費1,771万9,013円と、民生費保護費の扶助費1,833万6,866円の不用額の内容は」との問いに、「3月補正で調整するが、2月、3月支払いの予算を見ているためである」との答弁でした。  次に、長寿支援課所管について報告します。  主な質疑として、「元気こころ館の利用状況と建設当時の事業目的がマッチしているか」との問いに、「利用状況は2万8,601人で、高齢者の介護予防に資する施設ということで、体操教室、世代間の交流、検診などのほか、囲碁や将棋等が行われる教養娯楽室も備えており、建設当時の事業目的とマッチしている」との答弁でした。「福祉タクシー助成事業で発行枚数1万2,260枚、使用枚数6,582枚の違いについて」の問いに、「使用枚数が少ないのは、各自治会の申請のやり方が異なるためで、実際の利用状況が悪くなることもあると思う。これを伸ばす方法として、本当に必要な方で年齢や障がい者関係の対象者を考慮していけば少しは効果が出てくると思うが、検討したい」との答弁です。  次に、企画調整課所管について報告します。  主な質疑として、「行政評価システム導入事業委託料583万8,000円の成果及び評価は」との問いに、「実施計画の進行管理に行政評価を活用し、各施策の現状と課題を踏まえながら実施事業の見直しを行い、次年度の成果向上に結びつけた」との答弁でした。さらに「平成23年度の事務事業評価の公表を行うのか」との問いに、「各課長が評価する部分は、24年8月にヒアリングを行った。その公表を何らかの形でやっていきたい」との答弁です。「チャレンジ基金を使用した平成23年度の事業の内容は」との問いに、「麹用米生産拡大事業に400万円、伊佐ブランド全国発信事業に380万6,749円、伊佐市優良種雌牛の保留導入事業760万円、定住都市農村交流促進事業に168万6,342円の4事業である」との答弁でした。  次に、給食センター所管について報告します。  主な質疑として、「給食米として使用する伊佐のヒノヒカリについて、JAの仕入れからの一連の流れはどうなっているのか」との問いに、「直接JA北さつまから納めてもらっているが、最終的には県学校給食会を通じたことになっている」との答弁です。  次に、市民課所管について報告します。  主な質疑として、「国民年金事務の相談件数はあったのか」との問いに、「申請件数は295件で、基礎年金、障害年金、遺族年金、未支給年金に関する分、寡婦年金、死亡一時金、死亡届に関する部分である」との答弁でした。「人権啓発推進事業の成果と評価は」との問いに、「伊佐市人権教育・啓発基本計画を策定する中で、市職員や伊佐市人権擁護推進協議会委員によって内容を議論し、より発展した人権感覚が浸透してきた」との答弁でした。  次に、総務課所管について報告します。  主な質疑として、「職員の自己啓発支援事業の効果は」との問いに、「自主研修助成金は実績が4件で、2人が第29回全国障害者問題研究会九州ブロック研究集会福岡大会に参加し、1人が固定資産の評価事務法律知識と審査業務の進め方の研修を受け、評価がえの事務に生かしている。また、福祉職員が心理相談専門研修に行き、職員のメンタル面の相談や組合からの相談に応じている。自己啓発支援研修事業は見直して、新たにグループ単位での研修制度に力を入れている」との答弁です。「193人の嘱託職員、臨時職員、パート職員の事務的な責任の度合いは」との問いに、「臨時職員、パート職員は責任度合いは軽く、嘱託職員は専門性のある方をお願いして、国家資格を取得されている方などを雇用している」との答弁です。  次に、税務課所管報告をします。  主な質疑として、「給与差し押さえ、動産不動産差し押さえ、強制執行の、滞納指導整理員の指導による数を示してほしい」との問いに、「指導員の指導で市の職員と一体となってやっているので個別に挙げていない。差し押さえは、年金、給与、預金、生命保険等を含めて25件、動産の差し押さえ11件である。また、強制執行案件はない」との答弁でした。「行政として最終的に法的差し押さえをして処分することが妥当だと思うが」との問いに、「基本的には納めてもらえるよう、滞納整理係、収納管理係を中心に税務課全体で取り組みをして、預貯金調査などの処分をしていく」との答弁でした。  次に、林務課所管について報告します。  主な質疑として、「未登記の現状は」との問いに、「22年度は市道が51筆、農道が35筆、林道455筆で、全部で541筆であったが、23年度は77筆登記完了をした」との答弁です。「有害鳥獣捕獲事業の実績と鳥獣処理施設の補助金決算額は」との問いに、「捕獲実績は、イノシシ254頭、鹿244頭、カラスが280羽、カワラバト107羽、ニホンザル2頭、アナグマ80頭で、報償費391万円である。また、処理施設は、鹿10頭、イノシシ8頭を処理し、水光熱費、施設の備品に手を入れ、3回の運営委員会手当を払い、販売額は60万976円だった」との答弁です。  次に、建設課所管について報告します。  主な質疑として、「当初計画したものが災害等で繰越明許にしなければならない。限られた人数でやらなければいけないし、例年このような状態であれば人事の問題等になるが、どう思われるか」との問いに、「事務の効率化を図り、課内でも協議しながらやっていく。人事の件に関しては何とも言えない」との答弁です。「住宅新築資金の回収で、相続人に対する処置、保証人の債務はどうなっているのか」との問いに、「23年度は繰上償還3人、滞納の方1人が済ませた。相続人で地元に在住の方には通知できるが、不明なことがあり、保証人の内情を把握していない部分もある」との答弁です。  最終日に、建設課の新川新拓線1~3工区──これは繰越明許事業でありますが、地域振興課の曽木の滝観光拠点施設運営事業、文化スポーツ課の市民体育館耐震補強工事、福祉事務所の地域子育てサポート拠点整備事業、十曽こどもの森・育ちあい事業業務委託について資料の提出を求め、現地調査を行いました。  最後に、平成23年度一般会計決算審査特別委員会の中で5日間にわたり出された意見等の取りまとめをし、次の22項目について各課担当所管に申し送ることとしました。  各課全体について。「主要な施策の成果説明書」の記載方法について、全事業明記してほしい。また、これの内訳は、目次の事業別に支出済額、事業の目的及び内容欄に支出済額。不用額、流用、繰越明許費が多く見られたので、財政課及び関係課と協議し、3月補正等で対処されたい。また、資料をいただく中で修正がすごく多うございましたので、対処していただきたいと思っております。  財政課について。予算要求に対する考え方、関係課との調整で予算流用、不用額の3月補正での対応を十分に論議、検討されたい。  環境政策課について。合併処理槽の排水先を関係機関と検討されたい。二つ目に、ごみ減量化推進事業で、生ごみ処理機購入補助金7件分であったが、制度の利用を促進するため、啓発行為の強化を検討してほしい。  農業委員会については、高齢化で田、畑の耕作放棄地が増加し、鳥獣被害が出てきており、農政課、林務課との連携をとり合う施策の検討をされたい。二つ目に、農地の活用で集落営農、営農組合等の設立推進をし、田畑の集積をされる施策を検討されたい。  地域振興課について。ひしかり交流館は413万9,000円の賃金等人件費を組んであるが、販売収入等で委託契約に疑問が残るので、観光特産協会と協議してほしい。  健康増進課について。女性特有のがんや各種がん検診の未検診と、調査票で受けないとの記入が多いが、住民の関心を高め、検診率向上に努力してほしい。  教育委員会総務課について。需用費で314万8,000円の不用額が出ているが、学校のプールの水の入れかえについて、状況を見て教育委員会総務課と学校で協議されたい。二つ目に、小学校の太陽光発電施設で売電及び効果の出ないものは、修理見積もりの結果を見て、処分等を考えられたい。  学校教育課について申し上げます。学校図書館の司書補の役割は重大であるので、司書補の確保を考慮してほしい。  社会教育課図書館について。郷土芸能の継承・育成で、指導者不足に配慮し、指導者育成費等の創設は考えられないか。  農政課について。野菜価格安定対策事業では、近年の気象を研究して、平均販売価格や生産コストでの適正な価格保証単価の設定に取り組んでほしい。  文化スポーツ課について。自主文化事業開催で芸術鑑賞する機会が少なかったので、芸能文化の底上げを図られたい。  福祉事務所について。障がい者の社会参画と自立の推進にいろいろな事業があるが、相談施設の場所が違うので、相談施設ごとの紹介やPR、案内を心がけてほしい。  長寿支援課について。老人クラブへの加入が40.8%で他の市町より加入率が高いが、加入促進の施策をお願いしたい。  企画調整課について。自治会の再編成(小戸数自治会統合)と自治会未加入者の加入促進に力を注がれたい。  総務課について。消防団の再編成、報酬問題について、早急に解決を図られたい。  税務課について。固定資産税、軽自動車税の滞納分の納税率向上を図るために努力されたい。  林務課について。有害鳥獣捕獲事業で事業費予算を上回る成果を上げてほしい。  建設課について。住宅新築資金の回収で、債務者とよりよい信頼関係を心がけ、回収に励んでほしい。二つ目に、市営住宅改善事業の長寿命化計画の中で、高齢化に伴うエレベーター設置も検討されたい。  以上の意見が出されましたので、よろしくお願いいたします。  以上で、平成23年度一般会計決算審査特別委員会報告を終わります。ありがとうございました。 ◯議長山下 親志議員)  ただいま平成23年度一般会計決算審査特別委員長報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。  6番 畑中 香子議員。 ◯6番(畑中 香子議員)  委員長に質問します。報告書の1枚目、予算に対する不用額の部分で総務費の5億9,574万215円の不用額とあるんですが、歳入歳出決算書によりますと、5,957万4,215円となってますので、訂正をされるべきではないかという質問です。(「ちょっとお待ちください。」と呼ぶ者あり……柿木原 榮一委員長
    ◯議長山下 親志議員)  しばらく休憩いたします。                △休  憩△(11時15分)                △再  開△(11時15分) ◯議長山下 親志議員)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  柿木原 榮一委員長。 ◯平成23年度一般会計決算審査特別委員長(柿木原 榮一議員)  済みません。私の間違いでした。改めて訂正いたします。5,957万4,215円です。失礼しました。 ◯議長山下 親志議員)  ほかにありませんか。  3番 久保 教仁議員。 ◯3番(久保 教仁議員)  4ページの地域振興課のところで、ひしかり交流館について収支の状況はどうかという問いがあったみたいですが、ここでは特産品の売上についてのみ答弁を書いてありますけれども、交流館のほうではパークゴルフの使用料等も入るかと思うんですが。そのパークゴルフの利用者数、使用料等について質疑はなかったのか。また、これは諸収入の中に入っているのかどうかということと、各課への申し送りの中で、この413万9,000円は人件費ということでありますけれども、販売収入等で委託契約に疑問が残るということでありますが、これは具体的にはどういうことなのか、開示していただきたいと思います。  また、次ですけれども、6ページの野菜価格安定対策のほうで、ネギのほうに価格が安かったから対応していただいたということなんですけれども、22年度末の基金造成額が4,612万ということですが、23年度末ではどうなっているのかということをお伺いしたいと思います。 ◯平成23年度一般会計決算審査特別委員長(柿木原 榮一議員)  パークゴルフの収入も観光特産協会に入っているとのことです。どのくらい利用があっかというのは受けておりません。  それと、基金のほうは22年度だけを言っていただき、あとは報告を受けておりません。言った残りを引いてくだされば出てくると思います。 ◯3番(久保 教仁議員)  委託契約に疑問が残るので観光特産協会と協議してほしいという申し送りをされている、この疑問ということについて、どういう意見が出たのか教えてほしいという質問もいたしました。 ◯平成23年度一般会計決算審査特別委員長(柿木原 榮一議員)  支出で一般会計から賃金とかそういうものに払っているのに、収入自体が全然入ってこない、前菱刈町のときに契約された問題だということで、収入が全然一般会計に上がってこないということで疑問視するところであります。  以上です。 ◯議長山下 親志議員)  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから「議案第58号」について討論を行います。  本案については反対者の討論の発言通告がありますので、6番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯6番(畑中 香子議員)   登  壇  平成23年度伊佐一般会計歳入歳出決算について、反対の立場で討論に参加いたします。  本案に対する反対理由の主なものといたしまして、第一に3億216万3,805円に上る不用額と73件の予算流用についてでございます。二元代表制の一つの機関である議会の立場から見ると、極めて不透明であることを指摘するものであります。  第二に、款10教育費項1教育委員会費目2事務局費の中の中学校再編推進事業として、調整員2人の報酬331万1,824円と、再編成協議会委員の報酬等に46万円を計上していることであります。調整員については、中学校再編に関して、当初は是非を含めて再編について協議していくとの説明があったにもかかわらず、協議の最初から再編が決定しているとの説明を保護者に行うなど、再編を強力に推し進め、保護者の間に混乱をもたらしたということを指摘したいと思います。再編成協議会についても、初めから会の資料には、大規模校のほうが子どもたちにとってメリットがあり、小規模校では学力向上が望めないなど、後に議論の中では根拠がないことが明らかになったにもかかわらず、保護者や市民を再編に誘導する役割を果たしたということであります。  第三に、款3民生費項1社会福祉費目7地方改善対策費同和対策事業について、部落解放同盟へ150万円の補助金を支出している点についてであります。平成14年3月同和対策特別措置法は失効しており、本当の意味で地域の垣根を取り払い、同和行政の終結に向けて努力をすべきであります。  最後に、子育て安心日本一を掲げて、地域子育て創生事業として、こどもの森事業を行った点について、事業自体については地域振興としての事業だと思うわけですが、子育て安心に直結する事業と位置づけることについては疑問であります。子育て世帯のニーズについてもっとよく調査し、多くの子育て世帯の安心につながる施策を検討するべきということを指摘し、反対討論としたいと思います。 ◯議長山下 親志議員)  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  本案起立により採決します。  「議案第58号 平成23年度伊佐一般会計歳入歳出決算認定について」、本案に対する委員長報告は「認定」とするものであります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長山下 親志議員)  起立多数です。  したがって、「議案第58号」は委員長報告のとおり認定することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第10「農業委員会委員の推薦について」を議題とします。  お諮りします。  議会推薦の農業委員会委員の人数は2人であります。議会推薦の農業委員会委員に、伊佐市菱刈2855番地、北原 勝浩さん、伊佐市大口山野2428番地、羽田 五子さん、以上2人を推薦したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、北原 勝浩さん、羽田 五子さん、以上2人を議会推薦の農業委員として推薦することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第11「発議第3号 伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  提出者、鶴田 公紀議員。 ◯10番(鶴田 公紀議員)   登  壇  「発議第3号 伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」、趣旨説明を申し上げます。  地方自治法の一部を改正する法律が9月5日に公布、施行され、会議規則に公聴会の開催、参考人の招致に関する条文等が追加されたことに伴い、所用の改正を行うものであります。  よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯議長山下 親志議員)  ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  お諮りします。  この「発議第3号」につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました「発議第3号」については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  これから「発議第3号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長山下 親志議員)  これから採決します。  「発議第3号 伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。
     したがって、「発議第3号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第12「議員派遣の件」を議題とします。  お諮りします。  お手元に配付しました別紙資料のとおり、会議規則第159条の規定により議員を派遣したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、別紙資料のとおり派遣することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  お諮りします。  ただいまの議員派遣については、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  日程第13「閉会中の所管事務調査の件」を議題とします。  お諮りします。  本件については、議会運営委員会に地方自治法第109条の2の規定に基づき、事務の調査を別紙「閉会中の所管事務調査の委員会付託区分表(案)」のとおり付託したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長山下 親志議員)  異議なしと認めます。  したがって、別紙付託区分表のとおり、付託することに決定しました。 ◯議長山下 親志議員)  以上で、今期定例会は予定された議事の全てを終了しましたので、平成24年第3回伊佐市市議会定例会はこれで閉会いたします。                △閉  会△(11時27分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....