質疑を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第59号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第59号
平成23
年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものです。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第59号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第60号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第60号
平成23
年度伊佐市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものです。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第60号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第61号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第61号
平成23
年度伊佐市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものです。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第61号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第62号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第62号
平成23
年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものです。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第62号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第63号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第63号
平成23
年度伊佐市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものです。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第63号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
日程第9「
議案第58号
平成23
年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算
認定について」を議題とします。
この案件は、
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員会に付託してありましたので、
委員長の
報告を求めます。
柿木原 榮一
委員長。
◯
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員長(柿木原 榮一
議員) 登 壇
おはようございます。
報告の前に一言申し上げます。9月26日に
委員会が設置され、翌27日より慎重審議をしていただきました。また、各課それぞれ係の方ともに協力をしていただきました。それと、事務局の引き出しが非常に早くスムーズに行ったことを感謝しております。
では、決算
審査特別
委員会委員長報告をいたします。
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員会で「
議案第58号
平成23
年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算
認定について」審議した結果と経過について御
報告します。
「
議案第58号」については、「流用額及び不用額が多額であり、二元代表制の一つの機関である議会として、市民の目から見て、極めて不透明であることなどを理由に反対したい」との反対
討論がありましたが、
起立採決の結果、
起立多数で
認定すべきものと決しました。
報告に先立ち、
平成22
年度決算
審査における事務事業の改善点に対する回答がありましたが、このことにつきましては、関係各課の決算
審査時にその対応についての回答があり、別紙として皆様のお手元に配付されておりますので、お読みいただきたいと思います。
今回の
審査は、予定された
委員会日程の前に事前の打ち合わせ会を開き、各事業について資料提出をお願いし、各担当課の
説明を求めました。現地調査についても、全ての
委員会審査をした後に行い、より踏み込んだ議論となり、
平成23
年度決算
審査における事務事業の改善点のまとめとなりました。
それでは「
議案第58号」について、
審査に出されました主な内容、
質疑と答弁について申し上げます。
まず、監査
委員より決算
審査意見として、「書類は地方自治法及び同法施行令など法令の規定に基づいて作成されており、予算の執行に当たっても関係法令及び予算の目的に沿って適正な処理が行われており、収入支出にも違法や不正も認められず、計数も正確であったことを認めた。
一般会計の決算状況については、予算現額162億5,096万7,000円で、
歳入総額162億462万3,823円、
歳出総額155億1,092万2,195円で、翌
年度へ繰り越すべき財源1億6,702万7,000円を差し引いた実質
収支となる歳計剰余金は5億2,667万4,628円となっている。
また、
基金の積み立てや取り崩し等を算入した実質単
年度収支は9億767万7,491円となり、黒字の決算となった。
財政力指数や経常
収支比率などについても、財政力指数が前
年度に比べ0.02ポイント低下している。財政力に弾力性があるかどうかを示す経常
収支比率は前
年度比2.3ポイント上がり85.8%となっているが、実質公債費比率は前
年度に比べ0.8ポイント下がり13.8%と、早期健全化基準以内となっている。また、
平成23
年度から歳計剰余金として繰り越された額のうち、繰越財源を除く5億2,667万4,628円についても、次
年度へ留保財源として全額繰り越されている状況等を勘案し、当該
年度の市の財政状態は安定した状況にあるとの見解である。
国、県の施策等に基づく翌
年度への繰越明許費は、
歳出で4億3,788万1,000円生じているが、6月議会において確認をなされたとおりである。
歳入の
収入未済額は総額9億2,501万51円であるが、内訳では市税で2億8,455万6,314円、分担金及び負担金で1,430万1,254円、
使用料及び手数料で4,926万5,780円、国県支出金で1億1,425万4,000円、財産収入で521万4,240円、諸収入で4億5,741万8,463円となっているが、国県支出金の未収額は翌
年度への繰越明許費に充当される分である。残りが8億1,075万6,051円となるが、市の一般財源が少ない状況を考えるとき、納入対策に徴収努力が求められる。
また、
不納欠損額が1,578万2,072円生じているが、市税、分担金及び負担金であって、いずれも法令等に照らし適切に処理されていることを確認した。
事務事業の執行状況や委託業務、工事請負業務の執行状況については、それぞれに定められた関係法令や市の条例等の規定に基づいて履行されていることを認めた。ただ、業務委託や工事請負契約について随意契約の措置がとられていたが、地方自治法施行令の規定に基づき、おのおの随意契約の事由が明記され、手続が履行されていることを認めた。
各種団体等への補助金交付の予算対応や補助金交付手続については、市の補助金交付基準による事務処理が行われていた。
予算に対する不用額が生じているが、大きな不用額として総務費の5億9,574万215円については、一般管理費の委託料や工事請負費の執行による入札残などである。民生費で8,619万6,647円の不用額については、社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費における業務委託料や扶助費、繰出金などが主である。衛生費で2,699万6,143円の不用額については、保健衛生費の繰出金、予防費の予防接種業務委託料、清掃費のし尿処理費の施設新設に要する需用費等であり、これらは最終補正までに所用額の確定が見込めなかったことにより、予算減額等の措置が
なし得なかったための不用額である。
財産に関する調書については、土地、建物、山林などの公有財産、公用車などの物品、各種貸付金の債権、財政調整
基金などの
基金、それぞれに確認の結果、当該
年度中の増減の整理も行き届き、正確であったことを認めた。
基金の運用状況については、23項目の
基金名称があるが、特定の目的のために定額の
基金として設置されている
基金は、
伊佐市土地開発
基金ほか5件であり、それぞれ内容を
審査した結果、運用状況どおりであった」との
説明でした。
次に、監査事務局所管について
説明がありましたが、
質疑はありませんでした。
次に、決算
説明資料について企画調整課及び財政課より
説明があり、最初に、企画調整課より主要な施策の成果
説明書及び各課の主な事業の成果
説明編について
説明がありました。
次に、財政
課長より内容と状況
説明があり、「
一般会計の実質
収支は5億2,677万5,000円の黒字でした。特別会計は6会計あり、全て赤字ではありませんでした。財政力指数は0.34で、前
年度より0.02ポイント落ちており、財源に余裕があるとは言えません。
平成23
年度の
伊佐市の財政指数の累計は1のゼロの分類でした。
本市と類似団体と比較すると、標準財政規模は99億円と114億9,000万円であり、基準財政収入額は27億円と34億7,000万円である半面、基準財政需要額は79億円と86億円となっており、費用・収入とも多いのが類似団体の特徴であります。実質収支は5.3%で、3から5が望ましいと言われているが、特別交付税が見込みより多く交付されました。
財政の硬直化を示す経常収支比率は85.8%でした。経常一般財源とする
収支が影響し、税収が1.3億円増収、普通交付税が5.3億円、臨時財政対策債が2.4億円増加したことで、
歳入の経常一般財源が9.0億円増えたことが改善した理由です。経常
収支は、前
年度より9億円経常一般財源が増えたことによって大幅に改善しました。全国的にも交付税が増えているので、改善され、
歳出は前
年度とほぼ同額でした。
地方税徴収率は91.00%で、前
年度より0.8ポイント改善しており、担当者が努力した結果があらわれたと思われます。
地方債現在高は145億円余りで、地方債の元金の未償還残高であり、利息分14億円程度を考慮するとさらに大きな負債となります。
平成13
年度から地方財源の不足に対処するため、特例として臨時財政対策債を借り入れており、その額が47億4,568万8,000円と、その構成比は残高の32.7%(21
年度28.0%、20
年度23.4%)と非常に大きくなっています。本来、地方債は、単
年度に多額の財源を必要とする道路や学校などの社会資本のために長期の借り入れをし、後世代の住民と現世代の住民との間で費用負担を分かち合うこととしていましたが、単に臨時財政対策債による赤字補填では、後世にツケを残すだけになっています。
債務負担行為額は16億7,395万円であり、そのうちほ場整備事業分は13億9,846万5,576円です。
平成25
年度までは2億円台の償還をし、
平成25
年度には残高も10億円を割り、
平成37
年度が最終年となります。合併時点でのほ場整備の債務残高は、限度額が23億1,528万249円であるため年々減少しています。
健全化判断比率では、実質赤字比率及び連結実質赤字比率はありませんでした。実質公債費比率は13.8%(22
年度14.6%)、将来負担比率32.9%(22
年度54.4%)で、いずれも早期健全化基準以内でした。
基金の状況は、財政調整
基金だけを取り上げますと、合併時点(20年11月)では17億円でしたが、
平成23
年度末は49億4,000万円となっております。
予算流用については、特に農政課と建設課が多かったです。
伊佐市の経常
収支比率は83.5で、
基金は1人当たり19万8,019円、地方債の残高は47万3,740円になっていて、実質
収支比率は5.3%である」との
説明でした。
次に、「
議案第58号
平成23
年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算
認定について」のうち、財政課所管について
報告します。
主な
質疑として、「特別交付税の見積もり以上の
歳入について」の問いに、「理由は、集中豪雨と、
伊佐市は療育を頑張っているとの申請に対しての増額」との答弁でした。
また、「減収補填特例交付金は」との問いに、「住宅と自動車取得で2,058万5,000円である」との答弁でした。
また、「株式の配当は」との問いに、「みずほフィナンシャルグループが1株当たり6円、鹿児島銀行が1株当たり4円、南日本放送が1株当たり60円」との答弁でした。
次に、環境政策課について
報告します。
主な
質疑として、「し尿処理費の繰越明許費の内容及び理由は」との問いに、「施設の管理システムのコンピューターにふぐあいが生じ、3月中に修復できないことから繰越明許にした」との答弁でした。
また、「一般廃棄物最終
処分場維持管理事業の委託料について、延命化の調査の結果は」の問いに、「施設は使用期間を建設より15年で計画していたが、ごみの減量化等で、あと7年から8年は使える予定である。延命化の調査により、最終
処分場として使うにはかさ上げ工事と水の調整槽を別に設けなければならない」との答弁でした。
次に、農業
委員会事務局所管について
報告します。
主な
質疑として、「農地保有合理化事業の広報はどのようにしているのか」との問いに、「毎年1回、農業
委員会だよりに載せている。また、農業
委員が各地区を巡回したときに話をしているが、他の組織との連携はしていない」との答弁でした。
また、「農地法3条の貸し借りの実情は」との問いに、「3条の貸し借りはやっていない。利用権設定で行っている」との答弁でした。
次に、地域振興課について
報告します。
主な
質疑として、「商工振興費の負担金補助及び交付金の不用額の内容は」との問いに、「不用額については、商工振興事業の市街地商店街活性化補助金500万円、商工振興資金利子補給事業費169万6,828円、定住促進空き家活用事業150万円であるが、申請がなく、結果として使われなかった」との答弁でした。
また、「ひしかり交流館は413万9,000円のコストがかかっているが、
収支の状況はどうか」の問いに、「特産品の売上収入は観光特産協会に入ります」との答弁でした。
次に、健康増進課所管について
報告します。
主な
質疑として、「女性特有のがん検診推進事業、がん検診
受診率は」の問いに、「子宮がん検診
受診率が19.7%で、他のがん検診率も30%に満たない。検診対象者の正確な把握が難しいが未
受診者対策に努力していきたい」との答弁でした。
また、先ほど
環境福祉委員会から言われましたが、「特定健診の50.6%の
受診率で大丈夫か」との問いに、「最終目標65%だが、今後、個別検診、人間ドック、
医療機関からの情報提供等で
受診率向上を図りたい」との答弁でした。
次に、会計課所管について
報告します。
主な
質疑として、「決算
審査資料の提出資料別紙で、短期貸出車両の期間の定めは」との問いに、「期間は定めていないが使用状況は把握しているので、必要な場合、継続して使ってもらう」との答弁でした。
次に、地域総務課所管について
報告します。
主な
質疑として、「菱刈庁舎の管理事業について、空調設備の改修工事の内容は」との問いに、「空調設備改修工事は5工区に分けて行い、1工区から3工区は庁舎1階から3階の空調工事で936万円、4工区は換気機器設備工事、既設空調撤去工事の486万3,000円、5工区は幹線・動力工事、電灯・計装工事819万4,000円である」との
説明でした。
次に、教育
委員会総務課所管について
報告します。
主な
質疑として、「雑入の大口小の太陽光発電の売電料はどのくらいか」との問いに、「故障のため、4月だけの売電で1万円もなかった。23
年度に修理の検討をしたが、費用対効果を考え、修理を控えた」との答弁でした。「魅力ある高校づくり支援事業で3校に補助金を交付してあるけれども、魅力ある高校づくりをしたとの成果内容がないが」との問いに、「成果内容については次回より
報告したい」との答弁でした。
次に、学校教育課所管について
報告します。
主な
質疑として、「スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラー配置事業の内容は」との問いに、「学校だけでは対応が困難な事例等に対して、関係機関との調整を図ることで、大口中、大口南中に1人、菱刈中に1人のスクールソーシャルワーカーを、スクールカウンセラーはいじめや不登校等の解決に資するため、大口中、大口南中、菱刈中に3人配置した」との答弁でした。
また、「情報教育推進事業の内容は」との問いに、「パソコンなどICT機器の使用については、電子黒板はまだ設置していない。途中から20校にADSL回線が整備され、デジタル教科書は一部の学校で購入されている」との答弁でした。
次に、社会教育課図書館所管について
報告します。
主な
質疑として、「ふるさと学寮事業の実施状況は」との問いに、「菱刈の公民館指導員を配置している四つの公民館で、コミュニティの事務員や地域の方々の参加で、延べ60人ぐらいが支援のもと実施している。今後もコミュニティに呼びかけていきたい」との答弁でした。
次に、農政課所管について
報告します。
主な
質疑として、「むらづくり整備支援事業では感謝しているが、今後の課題について」の問いに、「事業実施は大口地区を約7割方整備する方向で進めたいが、大口地区ではまだ、むらづくり整備支援事業への理解が不十分なので、今後は集落の皆さんに制度を
説明し、ご理解願いながら集落環境の整備をしていく」との
説明でした。
また、「野菜価格安定対策事業で、発動金額169万8,943円の内容は」との問いに、「カボチャは値段が高かったので、金山ネギ18万7,878キロに対する発動分である。22
年度末の
基金造成額は4,612万3,245円である」との答弁でした。
次に、文化スポーツ課所管について
報告します。
主な
質疑として、「保健体育総務費で補正予算521万6,000円、体育施設費で61万9,000円減額されたが、人員不足で事業ができずに減額したのか」との問いに、「当初予算に計上していた事業を行わなかったということではない」との答弁でした。
また、「委託料の消防用設備点検委託と音響点検委託の落札業者と入札方法は」との問いに、「消防用設備などの委託は99万7,500円で、原口防災で指名競争入札、文化会館舞台機構音響照明設備保守点検業務委託100万8,000円で、株式会社サンケンエンジニアリングで4社指名競争入札である」との答弁でした。
次に、福祉事務所所管について
報告します。
主な
質疑として、「子ども発達支援センター事業の成果は」との問いに、「22
年度まるっと相談室を設置した。また、心理士、作業療法士をそろえ、就学・未就・ゼロ歳から18歳までの相談を受けるトータルサポートセンターを設置した。延べ200件近い相談が来ており、より専門的な形で支援している」との答弁でした。
また、「保育料の多額の収入未納額と219万5,830円の
不納欠損額が出ているが、23
年度の対策は」との問いに、「子ども手当の支払い時に相談をし、保育料の納入計画書を出していただき、その後の計画的な収納をお願いする。また、収納強化のための差し押さえを行い、滞納整理を行うことをお願いする予定である。保育所入所受付の際には連帯納付誓約書を提出させて、未納にならないように努めている」との答弁です。
また、「民生費の社会福祉費の障害者自立支援費の扶助費1,771万9,013円と、民生費保護費の扶助費1,833万6,866円の不用額の内容は」との問いに、「3月補正で調整するが、2月、3月支払いの予算を見ているためである」との答弁でした。
次に、
長寿支援課所管について
報告します。
主な
質疑として、「元気こころ館の利用状況と建設当時の事業目的がマッチしているか」との問いに、「利用状況は2万8,601人で、高齢者の介護予防に資する施設ということで、体操教室、世代間の交流、検診などのほか、囲碁や将棋等が行われる教養娯楽室も備えており、建設当時の事業目的とマッチしている」との答弁でした。「福祉タクシー助成事業で発行枚数1万2,260枚、使用枚数6,582枚の違いについて」の問いに、「使用枚数が少ないのは、各自治会の申請のやり方が異なるためで、実際の利用状況が悪くなることもあると思う。これを伸ばす方法として、本当に必要な方で年齢や障がい者関係の対象者を考慮していけば少しは効果が出てくると思うが、検討したい」との答弁です。
次に、企画調整課所管について
報告します。
主な
質疑として、「行政評価システム導入事業委託料583万8,000円の成果及び評価は」との問いに、「実施計画の進行管理に行政評価を活用し、各施策の現状と課題を踏まえながら実施事業の見直しを行い、次
年度の成果向上に結びつけた」との答弁でした。さらに「
平成23
年度の事務事業評価の公表を行うのか」との問いに、「各
課長が評価する部分は、24年8月にヒアリングを行った。その公表を何らかの形でやっていきたい」との答弁です。「チャレンジ
基金を使用した
平成23
年度の事業の内容は」との問いに、「麹用米生産拡大事業に400万円、
伊佐ブランド全国発信事業に380万6,749円、
伊佐市優良種雌牛の保留導入事業760万円、定住都市農村交流促進事業に168万6,342円の4事業である」との答弁でした。
次に、給食センター所管について
報告します。
主な
質疑として、「給食米として使用する
伊佐のヒノヒカリについて、JAの仕入れからの一連の流れはどうなっているのか」との問いに、「直接JA北さつまから納めてもらっているが、最終的には県学校給食会を通じたことになっている」との答弁です。
次に、
市民課所管について
報告します。
主な
質疑として、「国民年金事務の相談件数はあったのか」との問いに、「申請件数は295件で、基礎年金、障害年金、遺族年金、未支給年金に関する分、寡婦年金、死亡一時金、死亡届に関する部分である」との答弁でした。「人権啓発推進事業の成果と評価は」との問いに、「
伊佐市人権教育・啓発基本計画を策定する中で、市職員や
伊佐市人権擁護推進協議会
委員によって内容を議論し、より発展した人権感覚が浸透してきた」との答弁でした。
次に、総務課所管について
報告します。
主な
質疑として、「職員の自己啓発支援事業の効果は」との問いに、「自主研修助成金は実績が4件で、2人が第29回全国障害者問題研究会九州ブロック研究集会福岡大会に参加し、1人が固定資産の評価事務法律知識と
審査業務の進め方の研修を受け、評価がえの事務に生かしている。また、福祉職員が心理相談専門研修に行き、職員のメンタル面の相談や組合からの相談に応じている。自己啓発支援研修事業は見直して、新たにグループ単位での研修制度に力を入れている」との答弁です。「193人の嘱託職員、臨時職員、パート職員の事務的な責任の度合いは」との問いに、「臨時職員、パート職員は責任度合いは軽く、嘱託職員は専門性のある方をお願いして、国家資格を取得されている方などを雇用している」との答弁です。
次に、
税務課所管の
報告をします。
主な
質疑として、「給与差し押さえ、動産不動産差し押さえ、強制執行の、滞納指導整理員の指導による数を示してほしい」との問いに、「指導員の指導で市の職員と一体となってやっているので個別に挙げていない。差し押さえは、年金、給与、預金、生命保険等を含めて25件、動産の差し押さえ11件である。また、強制執行案件はない」との答弁でした。「行政として最終的に法的差し押さえをして
処分することが妥当だと思うが」との問いに、「基本的には納めてもらえるよう、滞納整理係、収納管理係を中心に税務課全体で取り組みをして、預貯金調査などの
処分をしていく」との答弁でした。
次に、林務課所管について
報告します。
主な
質疑として、「未登記の現状は」との問いに、「22
年度は市道が51筆、農道が35筆、林道455筆で、全部で541筆であったが、23
年度は77筆登記完了をした」との答弁です。「有害鳥獣捕獲事業の実績と鳥獣処理施設の補助金決算額は」との問いに、「捕獲実績は、イノシシ254頭、鹿244頭、カラスが280羽、カワラバト107羽、ニホンザル2頭、アナグマ80頭で、
報償費391万円である。また、処理施設は、鹿10頭、イノシシ8頭を処理し、水光熱費、施設の備品に手を入れ、3回の運営
委員会手当を払い、販売額は60万976円だった」との答弁です。
次に、建設課所管について
報告します。
主な
質疑として、「当初計画したものが災害等で繰越明許にしなければならない。限られた人数でやらなければいけないし、例年このような状態であれば人事の問題等になるが、どう思われるか」との問いに、「事務の効率化を図り、課内でも協議しながらやっていく。人事の件に関しては何とも言えない」との答弁です。「住宅新築資金の回収で、相続人に対する処置、保証人の債務はどうなっているのか」との問いに、「23
年度は繰上償還3人、滞納の方1人が済ませた。相続人で地元に在住の方には通知できるが、不明なことがあり、保証人の内情を把握していない部分もある」との答弁です。
最終日に、建設課の新川新拓線1~3工区──これは繰越明許事業でありますが、地域振興課の曽木の滝観光拠点施設運営事業、文化スポーツ課の市民体育館耐震補強工事、福祉事務所の地域子育てサポート拠点整備事業、十曽こどもの森・育ちあい事業業務委託について資料の提出を求め、現地調査を行いました。
最後に、
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員会の中で5日間にわたり出された意見等の取りまとめをし、次の22項目について各課担当所管に申し送ることとしました。
各課全体について。「主要な施策の成果
説明書」の記載方法について、全事業明記してほしい。また、これの内訳は、目次の事業別に支出済額、事業の目的及び内容欄に支出済額。不用額、流用、繰越明許費が多く見られたので、財政課及び関係課と協議し、3月補正等で対処されたい。また、資料をいただく中で修正がすごく多うございましたので、対処していただきたいと思っております。
財政課について。予算要求に対する考え方、関係課との調整で予算流用、不用額の3月補正での対応を十分に論議、検討されたい。
環境政策課について。合併処理槽の排水先を関係機関と検討されたい。二つ目に、ごみ減量化推進事業で、生ごみ処理機購入補助金7件分であったが、制度の利用を促進するため、啓発行為の強化を検討してほしい。
農業
委員会については、
高齢化で田、畑の耕作放棄地が増加し、鳥獣被害が出てきており、農政課、林務課との連携をとり合う施策の検討をされたい。二つ目に、農地の活用で集落営農、営農組合等の設立推進をし、田畑の集積をされる施策を検討されたい。
地域振興課について。ひしかり交流館は413万9,000円の賃金等人件費を組んであるが、販売収入等で委託契約に疑問が残るので、観光特産協会と協議してほしい。
健康増進課について。女性特有のがんや各種がん検診の未検診と、調査票で受けないとの記入が多いが、住民の関心を高め、検診率向上に努力してほしい。
教育
委員会総務課について。需用費で314万8,000円の不用額が出ているが、学校のプールの水の入れかえについて、状況を見て教育
委員会総務課と学校で協議されたい。二つ目に、小学校の太陽光発電施設で売電及び効果の出ないものは、修理見積もりの結果を見て、
処分等を考えられたい。
学校教育課について申し上げます。学校図書館の司書補の役割は重大であるので、司書補の確保を考慮してほしい。
社会教育課図書館について。郷土芸能の継承・育成で、指導者不足に配慮し、指導者育成費等の創設は考えられないか。
農政課について。野菜価格安定対策事業では、近年の気象を研究して、平均販売価格や生産コストでの適正な価格保証単価の設定に取り組んでほしい。
文化スポーツ課について。自主文化事業開催で芸術鑑賞する機会が少なかったので、芸能文化の底上げを図られたい。
福祉事務所について。障がい者の社会参画と自立の推進にいろいろな事業があるが、相談施設の場所が違うので、相談施設ごとの紹介やPR、案内を心がけてほしい。
長寿支援課について。老人クラブへの
加入が40.8%で他の市町より
加入率が高いが、
加入促進の施策をお願いしたい。
企画調整課について。自治会の再編成(小戸数自治会統合)と自治会未
加入者の
加入促進に力を注がれたい。
総務課について。消防団の再編成、報酬問題について、早急に解決を図られたい。
税務課について。固定資産税、軽自動車税の滞納分の納税率向上を図るために努力されたい。
林務課について。有害鳥獣捕獲事業で事業費予算を上回る成果を上げてほしい。
建設課について。住宅新築資金の回収で、債務者とよりよい信頼関係を心がけ、回収に励んでほしい。二つ目に、市営住宅改善事業の長寿命化計画の中で、
高齢化に伴うエレベーター設置も検討されたい。
以上の意見が出されましたので、よろしくお願いいたします。
以上で、
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員会の
報告を終わります。ありがとうございました。
◯議長(
山下 親
志議員)
ただいま
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員長の
報告が終わりました。
これから
質疑を行います。
ただいまの
委員長報告に対し、
質疑はありませんか。
6番 畑中 香子
議員。
◯6番(畑中 香子
議員)
委員長に質問します。
報告書の1枚目、予算に対する不用額の部分で総務費の5億9,574万215円の不用額とあるんですが、
歳入歳出決算書によりますと、5,957万4,215円となってますので、訂正をされるべきではないかという質問です。(「ちょっとお待ちください。」と呼ぶ者あり……柿木原 榮一
委員長)
◯議長(
山下 親
志議員)
しばらく休憩いたします。
△休 憩△(11時15分)
△再 開△(11時15分)
◯議長(
山下 親
志議員)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
柿木原 榮一
委員長。
◯
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員長(柿木原 榮一
議員)
済みません。私の間違いでした。改めて訂正いたします。5,957万4,215円です。失礼しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
ほかにありませんか。
3番 久保 教仁
議員。
◯3番(久保 教仁
議員)
4ページの地域振興課のところで、ひしかり交流館について
収支の状況はどうかという問いがあったみたいですが、ここでは特産品の売上についてのみ答弁を書いてありますけれども、交流館のほうではパークゴルフの
使用料等も入るかと思うんですが。そのパークゴルフの利用者数、
使用料等について
質疑はなかったのか。また、これは諸収入の中に入っているのかどうかということと、各課への申し送りの中で、この413万9,000円は人件費ということでありますけれども、販売収入等で委託契約に疑問が残るということでありますが、これは具体的にはどういうことなのか、開示していただきたいと思います。
また、次ですけれども、6ページの野菜価格安定対策のほうで、ネギのほうに価格が安かったから対応していただいたということなんですけれども、22
年度末の
基金造成額が4,612万ということですが、23
年度末ではどうなっているのかということをお伺いしたいと思います。
◯
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員長(柿木原 榮一
議員)
パークゴルフの収入も観光特産協会に入っているとのことです。どのくらい利用があっかというのは受けておりません。
それと、
基金のほうは22
年度だけを言っていただき、あとは
報告を受けておりません。言った残りを引いてくだされば出てくると思います。
◯3番(久保 教仁
議員)
委託契約に疑問が残るので観光特産協会と協議してほしいという申し送りをされている、この疑問ということについて、どういう意見が出たのか教えてほしいという質問もいたしました。
◯
平成23
年度一般会計決算
審査特別
委員長(柿木原 榮一
議員)
支出で
一般会計から賃金とかそういうものに払っているのに、収入自体が全然入ってこない、前菱刈町のときに契約された問題だということで、収入が全然
一般会計に上がってこないということで疑問視するところであります。
以上です。
◯議長(
山下 親
志議員)
ほかにありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「
議案第58号」について
討論を行います。
本案については反対者の
討論の発言通告がありますので、6番 畑中 香子
議員の発言を許可します。
畑中 香子
議員。
◯6番(畑中 香子
議員) 登 壇
平成23
年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算について、反対の立場で
討論に参加いたします。
本案に対する反対理由の主なものといたしまして、第一に3億216万3,805円に上る不用額と73件の予算流用についてでございます。二元代表制の一つの機関である議会の立場から見ると、極めて不透明であることを指摘するものであります。
第二に、款10教育費項1教育
委員会費目2事務局費の中の中学校再編推進事業として、調整員2人の報酬331万1,824円と、再編成協議会
委員の報酬等に46万円を計上していることであります。調整員については、中学校再編に関して、当初は是非を含めて再編について協議していくとの
説明があったにもかかわらず、協議の最初から再編が決定しているとの
説明を保護者に行うなど、再編を強力に推し進め、保護者の間に混乱をもたらしたということを指摘したいと思います。再編成協議会についても、初めから会の資料には、大規模校のほうが子どもたちにとってメリットがあり、小規模校では学力向上が望めないなど、後に議論の中では根拠がないことが明らかになったにもかかわらず、保護者や市民を再編に誘導する役割を果たしたということであります。
第三に、款3民生費項1社会福祉費目7地方改善対策費同和対策事業について、
部落解放同盟へ150万円の補助金を支出している点についてであります。
平成14年3月同和対策特別措置法は失効しており、本当の意味で地域の垣根を取り払い、同和行政の終結に向けて努力をすべきであります。
最後に、子育て安心日本一を掲げて、地域子育て創生事業として、こどもの森事業を行った点について、事業自体については地域振興としての事業だと思うわけですが、子育て安心に直結する事業と位置づけることについては疑問であります。子育て世帯のニーズについてもっとよく調査し、多くの子育て世帯の安心につながる施策を検討するべきということを指摘し、反対
討論としたいと思います。
◯議長(
山下 親
志議員)
ほかに
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
本案は
起立により
採決します。
「
議案第58号
平成23
年度伊佐市
一般会計歳入歳出決算
認定について」、
本案に対する
委員長の
報告は「
認定」とするものであります。
委員長の
報告のとおり
認定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
◯議長(
山下 親
志議員)
起立多数です。
したがって、「
議案第58号」は
委員長の
報告のとおり
認定することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
日程第10「農業
委員会委員の推薦について」を議題とします。
お諮りします。
議会推薦の農業
委員会委員の人数は2人であります。議会推薦の農業
委員会委員に、
伊佐市菱刈2855番地、北原 勝浩さん、
伊佐市大口山野2428番地、羽田 五子さん、以上2人を推薦したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
異議
なしと認めます。
したがって、北原 勝浩さん、羽田 五子さん、以上2人を議会推薦の農業
委員として推薦することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
日程第11「発議第3号
伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題とします。
提出者の趣旨
説明を求めます。
提出者、鶴田 公紀
議員。
◯10番(鶴田 公紀
議員) 登 壇
「発議第3号
伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」、趣旨
説明を申し上げます。
地方自治法の一部を改正する法律が9月5日に公布、施行され、会議規則に公聴会の開催、参考人の招致に関する条文等が追加されたことに伴い、所用の改正を行うものであります。
よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
◯議長(
山下 親
志議員)
ただいま提出者の趣旨
説明が終わりました。
これから
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
お諮りします。
この「発議第3号」につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、
委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
異議
なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました「発議第3号」については、
委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから「発議第3号」について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(
山下 親
志議員)
これから
採決します。
「発議第3号
伊佐市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を
原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議
なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山下 親
志議員)
異議
なしと認めます。