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12月22日-04号

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  1. 南九州市議会 2020-12-22
    12月22日-04号


    取得元: 南九州市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年 第 6回定例会(12月) 本会議4号     (12月22日)   出席議員     20名1番議員  西 山   一        11番議員  西   次 雄2番議員  取 違 博 文        12番議員  今 吉 賢 二3番議員  上 赤 秀 人        13番議員  山 下 つきみ4番議員  大倉野 由美子        14番議員  菊 永 忠 行5番議員  米 満 孝 二        15番議員  蔵 元 慎 一6番議員  大倉野 忠 浩        16番議員  竹 迫   毅7番議員  鮫 島 信 行        17番議員  浜 田 茂 久8番議員  日 置 友 幸        18番議員  松久保 正 毅9番議員  川 畑 実 道        19番議員  吉 永 賢 三10番議員  内 園 知恵子        20番議員  加治佐 民 生   欠席議員     0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長   塗 木 弘 幸    建 設 課 長  江 平 恒 博副  市  長   福 留   保    教育総務課 長  和 田 春 則教  育  長   有 馬   勉    健康増進課 長  塗 木 智 子総 務 課 長   別 府   誠    長寿介護課 長  下 尾 修 一財 政 課 長   橋 口 和 久    都市計画課 長  中 野 俊 裕企 画 課 長   東   成 功    学校教育課 長  竹 下 公 博市民生活課 長   平 山 憲 二    中央公民館 長  今 村 博 文福 祉 課 長   有 水 志 郎    保健体育課 長  桑 代 睦 雄農政課長兼畜産課長 櫛下町 浩 二                   ─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長   菊 永 隆 信    議 事 係 長  川 﨑 弘一郎庶 務 係 長   松 山 啓 志    議  事  係  尾 辻 圭 市 第6回定例会議事日程(第4号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.議案第87号     南九州市ごみステーション条例の一部を改正する条例の制定について 第 3.議案第88号     南九州市課設置条例等の一部を改正する条例の制定について 第 4.議案第89号     南九州市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について 第 5.議案第90号     南九州市二松台公園運動施設及び御領体育館条例を廃止する条例の制定について 第 6.議案第91号     南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について 第 7.議案第92号     南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 第 8.議案第93号     令和2年度南九州市一般会計補正予算(第10号) 第 9.議案第94号     令和2年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第10.議案第95号     令和2年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第11.議案第96号     令和2年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第12.陳情第 2号     安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める陳情書 追加日程第1.発委第 3号      安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書の提出について 第13.議案第97号     令和2年度南九州市一般会計補正予算(第11号) 第14.議員派遣の件 第15.議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件令和2年12月22日 午前10時00分開会 △開議 ○議長(加治佐民生)  これから本日の会議を開きます。    ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(加治佐民生)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において,今吉賢二議員,山下つきみ議員を指名します。 ここで,12月9日の山下つきみ議員の一般質問の答弁について,市長から発言の訂正の申し出がありましたので,議長においてこれを許可します。 ◎市長(塗木弘幸)  皆さん,おはようございます。最終日,よろしくお願いいたします。 まず,発言の訂正をいたします。12月9日,山下つきみ議員の一般質問答弁において,本年9月の台風10号の際,60か所の避難所を開設し,満杯状態となった避難所が12か所と答弁をいたしましたが,15か所の間違いでありましたので,訂正してお詫び申し上げます。    ──────────────────── △日程第2―日程第3          議案第87号―議案第88号一括上程 ○議長(加治佐民生)  日程第2,議案第87号南九州市ごみステーション条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第3,議案第88号南九州市課設置条例等の一部を改正する条例の制定についてを一括議題とします。本案について,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長松久保正毅議員登壇] ◎総務常任委員長(松久保正毅)  それでは,総務常任委員会に付託された議案第87号と議案第88号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に開催をし,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,議案第87号南九州市ごみステーション条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は,知覧ごみステーションの休業日を変更することに伴い,所要の改正をするものであります。 委員から,知覧ごみステーションの休業日が増えることでの影響と市民への周知についてただしたところ,同じく市の管理する頴娃ごみステーションと同様のサービスを行うため,休業日を合わせたものである。市民の方には基本的に自治会のごみステーションを使用し,知覧ごみステーションについては,粗大ごみを出す場合などの臨時的な活用をしていただきたい。条例可決後,市民には広報紙等で周知し,理解を求めていきたいとの答弁でありました。 委員から,管理体制についてただしたところ,ごみステーションの管理は1人体制を基本とするが,知覧ごみステーションはごみの持ち込み量が多いため,ごみの量が多い日は増員する事も検討しているとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第88号南九州市課設置条例等の条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は,文教厚生常任委員会に申し入れをし,連合審査会を開催いたしました。本案は,まちづくり推進課を新設することに伴い,所要の改正をしようとするものであります。 委員から,新設するまちづくり推進課の体制についてただしたところ,課は知覧庁舎に置き,課長が中央公民館長の役割を兼ねることになる。課内に共生・協働推進係と公民館係を置き,それぞれ係長以下3名体制となるとの答弁でありました。 委員から,課設置のメリットについてただしたところ,現在,企画課でコミュニティ・プラットフォーム事業を進めているが,中核となる地区公民館の運営は教育委員会が行っている。これを同じ部署で行うことで,より効率的な運営ができるとの答弁でありました。 委員から,地区公民館設置の根拠法令についてただしたところ,現在は社会教育法上の施設で,営利的活動等についても制限がある。これを地方自治法上の公の施設に変更することにより,各地区公民館の活動資金確保のための営利活動なども可能となるとの答弁でありました。 また委員から,地区公民館の活動内容についてただしたところ,地区公民館の活動内容や運営体制は今までと変わらない。このことは,中央公民館の運営審議会等で説明を行っているとの答弁でありました。 文教厚生常任委員から,自治会は多くの課題を抱え活動が成り立たなくなっている状況である。まちづくり推進課を設置することでコミュニティ・プラットフォーム事業を推進し,地区活動が活発になることを期待しているとの意見が出されました。 また委員から,地区公民館長や書記の方々の理解が不十分だと思われる。今後も理解が得られるよう十分説明していただきたいとの要望がありました。 討論において,人口減少の中,地域の活性化や組織をより強固にするために大切なことであるとの賛成討論がありました。 採決の結果,賛成多数で本案は,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,総務常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第87号及び議案第88号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第87号南九州市ごみステーション条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第87号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題87号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第88号南九州市課設置条例等の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第88号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題88号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第4―日程第5          議案第89号―議案第90号一括上程 ○議長(加治佐民生)  日程第4,議案第89号南九州市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第5,議案第90号南九州市二松台公園運動施設及び御領体育館条例を廃止する条例の制定についてを一括議題とします。 本案について文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長大倉野忠浩議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(大倉野忠浩)  文教厚生常任委員会に付託された議案第89号及び議案第90号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,議案第89号南九州市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は,子ども医療給付事業において,医療機関等の窓口における自己負担金の支払いが不要となる対象者年齢を見直すことに伴い,所要の改正をするものであります。 委員から,今回の改正による対象者数等についてただしたところ,高校生は101人,小・中学生が245人,非課税世帯の医療費助成分は高校生が121万円,小・中学生は261万4,000円の見込みである。小・中学生分については,これまで課税世帯,非課税世帯とも償還払いであったが,改正により非課税世帯については医療機関等での窓口における自己負担金は不要となる。なお,医療費助成分の2分の1の額は県からの助成対象となるとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第90号南九州市二松台公園運動施設及び御領体育館条例を廃止する条例の制定について申し上げます。 本案は,二松台公園運動施設を二松台公園に改め,普通公園に移行し,御領体育館は学校施設に所管替えすることに伴い,条例を廃止しようとするものであります。今回,二松台公園運動施設を普通公園に移行することで,都市計画課所管の普通公園条例に則った施設の適切な管理運営が図られる。また,御領体育館は教育総務課所管の学校施設に所管替えすることで,効率的に活用できるとのことでありました。 委員から,二松台公園運動施設は普通公園に移行することで,使用者の手続き等に影響は無いのかただしたところ,運動施設については,これまでどおりの使用手続きであるとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。
    ○議長(加治佐民生)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第89号及び議案第90号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第89号南九州市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第89号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題89号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第90号南九州市二松台公園運動施設及び御領体育館条例を廃止する条例の制定についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第90号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題90号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第6―日程第7          議案第91号―議案第92号一括上程 ○議長(加治佐民生)  日程第6,議案第91号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第7,議案第92南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを一括議題とします。 本案について,産業建設常任委員の報告を求めます。  [産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇] ◎産業建設常任委員長(今吉賢二)  産業建設常任委員会に付託された議案第91号及び議案第92号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に文教厚生常任委員会との連合審査会を開催し,執行部の出席を求め,審査いたしました。 まず,議案第91号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は,都市公園有料施設に属さない二つの社会体育施設の二松台公園運動施設及び御領体育館条例の廃止に伴い,二松台公園運動施設を二松台公園に改め,普通公園条例に移行するものであります。なお,二松台公園運動施設は普通公園移行後も業務体制に変更はなく,普通公園条例に則った施設の適切な管理運営が図られるとのことでありました。 以上,質疑,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第92号南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は,都市公園における有料公園施設の知覧平和公園相撲場頴娃農業者トレーニングセンター水泳プールの用途廃止に伴い,所要の改正をしようとするものであります。知覧平和公園相撲場は,平成2年に建設され,相撲連盟等が使用しておりましたが,十数年前から使用しておらず,また老朽化により屋根材の飛散や雨漏りがあったため,安全面の確保から既に解体されており,廃止するものであります。 頴娃農業者トレーニングセンター水泳プールは,経年劣化により,プール本体とプールサイド等に亀裂や段差が生じ,利用者の危険防止と衛生管理が困難であることから,平成28年度において50メートルプールを,29年度から幼児プールの利用を休止しており,廃止するものであります。プールの跡地利用については,頴娃地域の地区公民館長から要望をいただいており,今後,参考として協議を重ねていきたいと考えているとの説明でありました。 委員から,農業者トレーニングセンター水泳プールの跡地利用に係る地区公民館長からの要望内容についてただしたところ,プールの復活,駐車場,子どもや家族が遊べる広場,ローラースケート場などを整備してほしいとの要望であったとの答弁でありました。 委員から,プールに溜まる雨水や周辺の草払いなど,施設の維持管理についてただしたところ,危険防止のため,現在もプールに水は入っていない。周辺の草払いについては,業務委託の中で,年に1,2回実施する予定であるとの答弁でありました。 審査終了後の意見集約では,プールの跡地については,施設管理をしっかりと行っていただきたいとの意見や,跡地活用については,地域との協議を行いながら,できるだけ要望に沿って対応していただきたいとの意見が出されたところであります。 以上,討論はなく採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,産業建設常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第91号及び議案第92号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第91号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第91号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題91号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第92南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第92号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案題92号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第8議案第93号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第10号) ○議長(加治佐民生)  日程第8,議案第93号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 本案について,各常任委員長の審査報告を求めます。まず,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長松久保正毅議員登壇] ◎総務常任委員長(松久保正毅)  それでは,総務常任委員会に付託された議案第93号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第10号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は12月11日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 今回の補正は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14億3,393万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ296億9,458万円とするものであります。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。総務費の主なものについて申し上げます。企画費の企業立地推進事業費は,新型コロナウイルス感染症の影響により,市内企業合同説明会の開催内容を変更すること等に伴い,予算の増減をするものであります。 委員から,事業の主な変更内容について説明を求めたところ,例年薩南工業高校を会場に開催している対面方式での市内企業合同説明会を中止することに伴い,頴娃高校及び川辺高校の生徒が参加するため,バス借上げ料等の経費を減額し,代わりに各学校で市内企業PR用DVDを活用した説明会を行ってもらうための業務委託料を増額するものであるとのことでありました。 企画費のふるさと寄附金事業費は,ふるさと納税寄附金収入の増加見込みにより,返礼品費用や返礼品送料,サイト利用手数料等の経費を追加計上するものであります。 委員から,現在のふるさと寄附金の総額についてただしたところ,12月10日現在で17億4,700万円を超えており,今後も増える見込みであるとの答弁でありました。 財産管理費の財産管理関係費は,事業執行に伴い不足の見込まれる経費を増額するもので,未利用財産の家屋評価調査に係る経費等を計上するものであります。 委員から,未利用財産の家屋評価調査の内容についてただしたところ,貸付が見込まれる旧青戸中学校の校舎等の施設全体を評価算定するため,家屋評価調査を行うとの答弁でありました。 衛生費の主なものについて申し上げます。衛生総務費の浄化槽設置整備事業費は,合併処理浄化槽の設置事業補助件数の増加により,新設23基分,単独浄化槽からの更新10基分の補助金を追加計上するものであります。環境衛生費の不快害虫対策費は,ヤンバルトサカヤスデ家屋侵入防止薬剤購入費に不足が見込まれることから,追加計上するものであります。 諸支出金の主なものについて申し上げます。特定目的基金費庁舎建設整備基金費は,庁舎建設整備基金利子収入の増額が見込まれるため,庁舎建設整備基金への積立金を増額するものであります。 委員から,基金総額についてただしたところ,令和2年度で当初予算と合わせて527万円を積み立てるため,総額は7億2,274万4,000円になるとの答弁でありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。固定資産税は太陽光発電施設等の償却資産などが増加したことにより4,000万円を増額補正するものであります。寄附金は,ふるさと寄附金の大幅な増加を見込み14億円が増額補正されております。繰入金の財政調整基金繰入金は,一般財源を調整するために7,981万円が減額補正されております。 以上,討論はなく,採決の結果,本案の所管に属する部分については,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,総務常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長大倉野忠浩議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(大倉野忠浩)  文教厚生常任委員会に付託された議案第93号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は12月11日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。民生費の主なものについて申し上げます。母子父子福祉総務費の児童扶養手当関係費,ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費は,ひとり親世帯臨時特別給付金の受給見込者数が当初見込者数より少なくなることが見込まれ,国の交付決定額が示されたため,減額補正するものであります。障害者福祉費の障害者自立支援給付事業費は,障害者の方々の様々なサービスの利用に対する扶助費等を増額補正するものであります。要因として,コロナ禍における日常生活でサービスの利用が増えたことが要因の一つに考えられるとのことでありました。 次に,教育費の主なものについて申し上げます。教育総務費の一般経費,総務係関係は,旧別府中学校教室棟東側出入口戸改修工事に要した交付金を返還するものであります。平成22年に国の交付金を活用し,体育館へ続く校舎の東側出入口戸の改修を行ったもので,閉校までの期間が10年未満となることから,補助金の返還額を計上するものであります。また,学校教育係関係は,新型コロナウイルス感染症拡大により,不要不急の外出を控えている児童生徒に対して,市内の各学校長が作成した推薦図書の紹介文を製本し配布するものであります。 委員から,紹介文の印刷数と推薦図書の部数について説明を求めたところ,2,500部の印刷製本費を計上している。推薦図書の冊数や内容については,現在,各学校長と調整中であるとの答弁でありました。 教育振興費のキャリア教育「夢の懸け橋」事業費は,市内3中学校の生徒を対象に全国的に活躍する方の講演会を行っている事業であります。本年度は9月に青山学院大学陸上競技部の原晋監督を講師に招き開催する予定であったが,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となったことから,事業費の全額を減額補正するものであります。 図書館費の図書館運営費は,経年劣化により,頴娃図書館の屋根全体で腐食が進行したことにより,屋根及び外壁の改修工事に要する経費を計上するものであります。 委員から,建物の詳細な現状と,今回の補正に至った経緯についてただしたところ,頴娃図書館は平成19年に建てられ,築13年が経過している。本年9月の台風10号の後,屋根の継ぎ目部分の腐食を確認し,早急な対応が必要と判断した。来年度の当初予算計上では,改修工事が梅雨時期と重なることが想定されることから,今回の補正計上となったとの答弁でありました。 文化振興費の自主文化事業費は,新型コロナウイルス感染症予防対策のため,幼児向けのマスクプレイミュージカル,市民大学,自衛隊西部方面音楽隊演奏会が中止となったことから,委託費等を減額補正するものであります。 社会体育総務費の国体推進費は,燃ゆる感動かごしま国体かごしま大会の延期決定に伴い報酬,職員手当等,旅費,負担金の不用額を減額補正するものであります。なお,令和3年度以降の国体開催の準備に係る経費については,各年度で予算計上するとのことでありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。国庫支出金は,民生費国庫負担金の障害者自立支援給付費等負担金の増額,民生費国庫補助金の独り親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金の減額補正が主なものであります。 県支出金は,民生費県負担金の障害者自立支援給付費等負担金の増額,教育費県補助金の国体正式・特別競技運営事業競技別交付金の減額補正が主なものであります。 繰越明許費は,市内3中学校の特別教室の空調機器設置の年度内完了が困難と判断されたことに伴い,工事請負費を繰越明許とするものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇] ◎産業建設常任委員長(今吉賢二)  産業建設常任委員会に付託された,議案第93号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出について申し上げます。農林水産業費の主なものについて申し上げます。農業振興費の生産指導関係費は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,販売促進活動等を自粛したことによる旅費を減額し,サツマイモ基腐病対策に関する鹿児島大学への研究委託に要する委託料を追加するものであります。 委員から,鹿児島大学への委託期間をただしたところ,令和3年1月から3月までの期間であるとの答弁でありました。 また,事業は新年度以降も継続するのかただしたところ,熊毛,大隅,南薩の各地域でサツマイモ基腐病対策プロジェクトチームが設立されており,南薩地域は4市が一体となって調査研究を行っていく予定である。新年度は,その研究チームに鹿児島大学も参加し,本市独自だけではなく,南薩全体で対応していくとの答弁でありました。 次に,新型コロナウイルス感染症対策事業費は,南九州市園芸農家,畜産農家等緊急経営支援補助金を実績に伴い減額し,サツマイモ販路流通改善支援補助金は,でん粉用サツマイモへの用途変更に対する補助金を減額するとともに,新型コロナウイルス感染症拡大及びサツマイモ基腐病の発生拡大の影響により,収入が減少したサツマイモ農家及び次年度でのサツマイモ生産を維持継続する農家を支援する目的の補助金を追加するものであります。 委員から,1経営体10万円から20万円の支援金とあるが,どのように農家を選定するのか説明を求めたところ,今年と昨年の8月から12月を比較して,サツマイモの販売収入の減少が,対前年比20%以上は10万円,40%以上は20万円助成していきたいとのことでありました。 委員から,収入保険に加入している農家はこの支援金の対象外かただしたところ,対象内であるとの答弁でありました。 次に,環境と調和した農業推進事業(土づくり展開事業)は,県の基金事業で,サツマイモ基腐病対策として病害が発生しにくい土壌環境を作り,継続的な堆肥施用等による土作りを図る補助金を新規に計上するものであります。 委員から,募集期間等についてただしたところ,この事業は,国の基金を用いて県が実施する事業で,既に募集を終了している。90人以上の農家から申し込みがあったところであるとの答弁でありました。 次に,商工費について申し上げます。商工総務費の新型コロナウイルス感染症対策事業は,これまでの新型コロナウイルス感染症対策事業での不用額の減額及び事業者への経営支援,地域経済活動の支援策として補助金を増額するものであります。 委員から,商店街(スタンプ会)活性化補助金についてただしたところ,市内には,頴娃,知覧,川辺それぞれにスタンプ会があるが,機械やポイント還元率も異なっており,各地域のスタンプ会が統一に向けて協議中である。集客が減少している商店街の活性化に向けて機器整備を図り,共通商品券は来年4月1日からの発行を目指しているとの答弁でありました。 次に,土木費について申し上げます。公園施設管理費の清水ツーリズムの里管理費は,岩屋公園キャンプ場において大量のヤンバルトサカヤスデが発生し,キャンプ場の運営に支障を来している状況であることから,10人用ロッジ4棟,6人用ロッジ6棟に,ヤスデ返しを設置する工事請負費及びロッジ周辺の高木伐採に要する委託料を増額するものであります。 委員から,指定管理者もコロナウイルスの影響や,ヤスデの大量発生により,集客に苦労している。対策に係る経費がかさむことを考慮し,今後,指定管理者と協議しながら運営の支援を行っていただきたいとの意見が出されたところであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。県支出金において,環境と調和した農業推進事業補助金を追加計上するものであります。 次に,債務負担行為の補正について申し上げます。12月8日の本会議で可決された各施設の指定管理について,契約年度終了まで指定管理料を設定するものであります。審査終了後の意見集約において,委員から,コロナ対策やサツマイモ基腐病対策については,各所管課において,本市独自の補助事業等の取組を高く評価するところであるが,スピード感のあるスムーズな補助金支援等の執行に努めていただきたい。また,これらの事業等については,まだ情報発信が不十分に思えるので,周知徹底に努めていただきたい等の意見が出されたところであります。 以上,討論はなく採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。 ◎議員(日置友幸)  議案第93号南九州市一般会計補正予算(第10号)に対して,賛成の立場から討論いたします。今回の補正予算で私が賛成する理由は,次の3点です。 1点目は,歳入ふるさと寄附金の大幅な増額についてです。約14億円の増額を見込んでおります。現在の寄附額は,既に昨年度を越えております。先の見えない時代ですが,しっかりとした成果が出ているのは,市長,担当部署の皆様を初めとした行政職員の努力のたまものであり,市の財源となっております。 2点目は,コロナ対策,まず不要なものについて,3月を待たずに減額していることはいいことだと思います。 次に,商工総務費のあなたの取組を応援しますサポート事業は,当初予算の倍近い額の需要が見込まれての増額補正でした。この増額は,コロナの厳しさをあらわしているとも言えますが,つまりは,本事業が事業者のニーズを捉えているからこその増額だと思います。 次に,茶工場経営継続支援金は,当初一番茶の売上が20%以下となっておりましたが,現在では実態に合わせて一番茶と二番茶の合計が20%減としていることによって工夫があります。コロナ対策については,必ずしも必要十分な量とは言えませんが,12月議会の補正分については,今できる最大限の支援をしようとする執行部の姿勢を私は感じました。 3点目は,サツマイモ基腐病について。市独自の補助金であったり,鹿大との研究を進めたり,対策協議会を立ち上げたり,その取組は評価されるべき点も多いと思います。ただし,本市の基幹産業は農業で,その基幹品種であるサツマイモの危機とあれば,支援体制はさらなるものが必要とも思いますが,これは次年度以降の課題です。 以上,ふるさと納税,コロナ対策,サツマイモ基腐病対策などを見るに本案は原案のとおり可決すべきものと考えます。以上で賛成討論を終わります。 ○議長(加治佐民生)  ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  これで討論を終わります。 これから,議案第93号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は,各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案第93号は,各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第9―日程第11          議案第94号―議案第96号一括上程 ○議長(加治佐民生)  日程第9,議案第94号令和2年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から,日程第11,議案第96号令和2年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)までの,以上3件を一括議題とします。 本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長大倉野忠浩議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(大倉野忠浩)  文教厚生常任委員会に付託された議案第94号,議案第95号及び議案第96号について審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,議案第94号令和2年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,382万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を58億8,691万8,000円にしようとするものであります。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。保険給付費の一般被保険者高額療養費は,平成30年度から令和元年度にかけての伸び率及び令和元年度と2年度の上半期の伸び率を勘案し,増額補正するものであります。諸支出金の国県支出金等償還金は,令和元年度事業実績に基づき,県負担金等の超過交付分の返納金を補正計上するものであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。県支出金は,療養給付費等の増額見込みに伴い普通交付金を増額し,繰入金は財政安定化支援事業の確定に伴い,一般会計繰入金の減額補正を行うものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第95号令和2年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ201万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を6億612万3,000円にしようとするものであります。 まず,歳出について申し上げます。後期高齢者医療広域連合納付金は,保険基盤安定負担金の確定に伴う増額分と前年度出納整理期間中に収納された保険料を,県後期高齢者医療広域連合に納付するため増額補正するものであります。諸支出金の繰出金については,前年度決算に基づき広域連合へ納付する分を差し引き,一般会計への繰出金を補正計上しようとするものであります。 歳入については,保険基盤安定負担金の増額に伴う一般会計繰入金と,前年度からの繰越金を増額補正するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第96号令和2年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億822万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を53億1,550万9,000円にしようとするものであります。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。介護給付費準備基金積立金は,過年度精算に伴う残金及び基金利子を積み立てるものであります。 歳入の主なものについては,国庫支出金の増額に伴い,保険料を減額するとともに,前年度精算に基づく繰越金を補正計上するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第94号から議案第96号までの,以上3件の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第94号令和2年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についての討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第94号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案第94号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第95号令和2年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第95号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案第95号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第96号令和2年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第96号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案第96号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第12陳情第2号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める陳情書 ○議長(加治佐民生)  日程第12,陳情第2号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める陳情書を議題といたします。 本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長大倉野忠浩議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(大倉野忠浩)  文教厚生常任委員会に付託された,陳情第2号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める陳情書について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,12月11日に開催し,本陳情に対する見解を参考とするため,執行部と陳情者を参考人として出席を求め,審査いたしました。 本陳情の趣旨は,子どもたちの命と健康を守り,成長と発達を保障するため,20人学級を展望し,少人数学級を実現することであり,そのために国は標準法を改正し,教職員定数改善計画を立てることを要望する意見書を国に提出することを求めるものであります。 審査の中で,参考人から,鹿児島県議会が内閣総理大臣等へ本年10月7日付で提出した意見書の説明がありました。意見書の主な内容は,国においては新しい生活様式に沿った安心安全な教育環境をつくり,新型コロナウイルス収束後も感染症対策と子どもたちの成長発達及び学びの保障を両立していくために,義務標準法を改正し,早急に義務教育における30人以下の学級編制が可能となるよう,教職員定数の充実と教室確保を国の責任で行うよう強く要望するというものでありました。 委員から,20人学級という限定ではなく,少人数学級を求めているものなのか説明を求めたところ,40人学級は多すぎるため早期に解消し,30人以下の学級編成を目標として,最終的に20人学級にしていただきたいとのことでありました。 また,執行部に見解を求めたところ,新型コロナウイルスの感染症防止のため,教職員や児童生徒のマスク着用や消毒の徹底などの対策をした上で,日々の授業充実に取り組んだところであるが,現在の40人学級を少人数に見直す場合でも,一定の児童生徒数は必要ではないかと考えているとのことでありました。 討論において,反対討論として,本陳情の少人数学級を求める趣旨は妥当であると考えるが,「20人学級を展望し」とあるため,反対であるとの意見がありました。 賛成討論として,このコロナ禍の今,マンモス校と言われる大規模校の解消は急いでいただきたい。一人一人に対応する少人数学級の実現を求めているため賛成であるとの意見がありました。 また,陳情者から40人学級を30人学級へとの説明があったことから,委員会では30人学級を目指すということで,一部採択とすべきとの意見がありました。 以上,採決の結果,賛成多数で,陳情第2号は「20人学級を展望し」を除く部分を,一部採択すべきものと決定しました。 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◎議員(川畑実道)  反対の立場から申し上げます。この陳情は,新型コロナウイルス感染におけるソーシャルディスタンス,社会的距離を保つための論議を意味し,新型コロナウイルスが収束した後は考えていないように思います。 毎年,6月議会に教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための新年度政府予算に関わる意見書を提出していただくため,請願書を提出し,議会として採択していただき,意見書を政府に提出しているところであります。これは,新年度の予算編成を見据えて,6月議会に図っているのであります。この意見書を毎年提出したことで,政府は1984年度の昭和55年度から,40人学級であったのを41年ぶりに5人減らし35人学級にしようとしています。 鹿児島県では,2005年度,平成17年度より小学1年生を,2006年度,平成18年度より小学2年生を,それぞれ30人学級としております。今回の国の見直しの35人学級にした場合,南九州市内の2つの学校,川辺小学校と知覧小学校の一部の学年が対象となるようです。 国も少しずつではありますが,50人学級から45人学級,40人学級,そして今回,35人学級へと段階的に学級人数を減らしてきています。また,昭和44年度,1969年から加配教員定数を順次制度化し増やしています。加配教員は,習熟度別指導のための少人数指導の実施,いじめや不登校等への対応など,学校の様々な課題解決のために,学級担任等の基本的な教職員定数とは別に,特例的に配置して取り組んできております。 この陳情は,予算編成時期でもない,国がしっかりと動きを示している新型コロナ感染対策拡大対策をてこに主張を通そうとする便乗と考えられます。よって,安心して学び合える教育環境のための少人数学級を求める陳情に反対するものであります。 ○議長(加治佐民生)  次に,本案に賛成者の発言を許します。 ◎議員(内園知恵子)  このコロナ禍の今,このマンモス校である学校はもちろん少なくしてほしいということで急ぐべきだとは思いますが,小規模学校の一人一人を尊重して大切にする,そういう意味では,ソーシャルディスタンスは20名でないとそれだけの間隔を取れないということでありますが,コロナが終わった後でも一人一人大切に子どもたちを尊重して,少人数学級で教育をしていきましょうと,この少ない子どもの,私たちのところは子どもが少ないということで,かえって統合されるという心配もありますが,多いところが今,反対者の意見からありましたように2校あります。そういう中でも,ここだけでも分けていただいて,少人数学級で子どもたちを尊重していただきたいという立場から賛成討論といたします。 ○議長(加治佐民生)  ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  これで討論を終わります。 これから,陳情第2号を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は一部採択です。陳情第2号を一部採択することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。陳情第2号は,委員長報告のとおり一部採択することに決定しました。しばらく休憩します。午前11時10分休憩───────────午前11時12分開議 ○議長(加治佐民生)  再開します。 ただいま,文教厚生常任委員長から,発委第3号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書が提出されました。これを日程に追加し,追加日程第1として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  異議なしと認めます。発委第3号を日程に追加し,追加日程第1として議題とすることに決定しました。    ──────────────────── △追加日程第1発委第3号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書の提出について ○議長(加治佐民生)  追加日程第1,発委第3号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書の提出についてを議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎文教厚生常任委員長(大倉野忠浩)  発委第3号安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書の提出について,提案理由の説明を申し上げます。 先ほど,陳情第2号が採択されましたので,これによりお手元に配付しました意見書を関係機関に提出しようとするものであります。提出先は,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,財務大臣,総務大臣,文部科学大臣であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(加治佐民生)  これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,発委第3号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。発委第3号は,原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第13議案第97号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第11号) ○議長(加治佐民生)  日程第13,議案第97号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第11号)を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎市長(塗木弘幸)  議案第97号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第11号)について御説明申し上げます。 今回の補正は,ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に要する経費について補正しようとするものであります。歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,125万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ297億583万円にしようとするものであります。 歳出補正予算の内容につきましては,新型コロナウイルス感染症の影響を著しく受けている低所得の独り親世帯に対し,臨時特別給付金の支給を実施しているところですが,その生活実態が依然として厳しい状況にあることから,給付金の基本給付の支給対象者に対して,再度,同様の基本給付の支給を行うための経費を,民生費の児童福祉費に追加するものです。 歳入は,歳出事業費の全額について,国庫補助金を増額して計上いたしました。 以上で,議案第97号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど,よろしくお願いいたします。 ○議長(加治佐民生)  これをもって提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆議員(大倉野由美子)  このひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては,今年の6月の時点で,児童扶養手当を支給されておられる方々に,国が臨時給付金を子どもさん1人5万円,2人目以降は3万円ということでの支給が始まったわけですが,それに加えて,さらにこのコロナ禍の中で,やはり独り親世帯の方々が大変な苦境にあられるという実態が全国からの声があり,これがさらに臨時交付金につながったわけですが。 本市において,一つはひとり親世帯の中で,児童扶養手当を受けておられる世帯が幾らあられるのか,9月補正の中でも論議はしたわけですが,改めてそのことと,いわゆる所得がオーバーをするといいましょうか,年金支給などを受けておられて該当しない世帯が何世帯あるのかということをお尋ねすることが1点と,加えてこの制度については,市民の皆さんへどういう形で周知がなされるのかをお尋ねをしたいと思います。 ◎福祉課長(有水志郎)  お答えいたします。児童扶養手当の受給者でございますけれども,前回の6月時点の数字でございます。261世帯でございます。そのほかに,年金受給による支給停止等によって該当をされる方が,そのほかが18世帯でございます。今回の対象が合計で279世帯ということになっております。 もう1件の周知方法でございますけれども,これにつきましては,市のホームページで広報いたしております。また,該当者につきましては,郵便で通知をいたしておるところです。 また,国のほうからは,フリーアプリのラインのほうでのタイムラインという形でも周知がされているようでございます。以上でございます。 ◆議員(大倉野由美子)  この子ども手当を受けておられる261世帯の皆さんへは,文書で通知が行くということだと思います。それで,この年金受給を受けておられるこの18世帯の皆さんたちの中で,いわゆるコロナの関係で,収入が激減している世帯も考えられるわけですが,こういった方々について,やはり十分な周知がなされることが大事と思いますので,その点で再度,どういう形の今,周知の方法もおっしゃいましたけれども,こういう機会を知る機会を失ってしまう方たちが出ないことを希望しますが,改めて年金受給などで対象外になっておられる方々は,いずれにしてもひとり親家庭で,日々の生活に御苦労もされておられると思いますので,再度ここのところを,それぞれにこういう制度があるよということをお知らせをしていただきたいと思うんですが,特別なことは考えてはいらっしゃらないということでしょうか。 ◎福祉課長(有水志郎)  今回の支給につきましては,6月それと7月の南九州市では4号補正で対象となりました方に,その対象そのものの方に同じ対象の方に支給をするという仕組みになっておりますので,その支給をされた方には郵送で直接こちらからの通知が届くということでいたしておりますので,漏れがないということで認識をいたしております。以上でございます。 ○議長(加治佐民生)  ここでしばらく休憩します。午前11時23分休憩───────────午前11時35分開議 ○議長(加治佐民生)  再開します。 ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第97号令和2年度南九州市一般会計補正予算(第11号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(加治佐民生)  起立多数であります。議案第97号は,原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第14議員派遣の件 ○議長(加治佐民生)  日程第14,議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。会議規則第167条の規定により,お手元に配付のとおり,議員を派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  異議なしと認めます。議員の派遣については,お手元に配付のとおり派遣することに決定しました。    ──────────────────── △日程第15議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(加治佐民生)  日程第15,議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。 議会運営委員長及び各常任委員長から,お手元に配付しました事件について,会議規則第111条の規定により,閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり,閉会中の継続調査をすることに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(加治佐民生)  異議なしと認めます。各委員長から申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに決定しました。    ──────────────────── △閉会 ○議長(加治佐民生)  これで,本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。 令和2年第6回南九州市議会定例会を閉会します。午前11時38分閉会 △安心して学びあえる教育環境のための少人数学級を求める意見書  新型コロナウイルス感染症対策として,「新しい生活様式」を学校現場においても導入することが求められているが,現在の学校編成基準では,感染症拡大防止のために児童・生徒間の十分な距離を確保することが困難であることから,その対応が学校現場において大きな課題となっており,感染拡大収束後も次なる感染症等の緊急時にあっても,子どもたちの豊かな学びを持続的に保障できるための教育環境をつくることが急務となっている。 令和2年9月8日に開催された政府の教育再生実行会議の初等中等教育ワーキング・グループにおいては,ポストコロナ期も見据え,令和時代のスタンダードとしての「新しい時代の学びの環境の姿」を描き,特に,少人数によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備や関連する施設整備等の環境整備を進める方向で議論するとともに,今後,予算編成の過程において,関係者間で丁寧に検討することを期待するとの成果文書がとりまとめられたところである。 さまざまな課題を抱えた子どもたちが増える中,一人ひとりに行き届いた教育を保障するため,全国の多くの自治体が独自に少人数学級を実施しているが,教育の機会均等を保障するためには,国が責任を持って少人数学級の推進とそのための教職員定数改善を行うことが重要である。 よって,国においては,「新しい生活様式」に沿った安心安全な教育環境をつくり,新型コロナウイルス収束後も感染症対策と子どもたちの成長・発達及び学びの保障を両立していくために,義務標準法を改正し,早急に義務教育における30人以下の学級編成が可能となるよう教職員定数の充実と教室確保を国の責任で行うよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和2年12月22日鹿児島県南九州市議会   衆議院議長   大島 理森 殿参議院議長   山東 昭子 殿内閣総理大臣  菅  義偉 殿財務大臣    麻生 太郎 殿総務大臣    武田 良太 殿文部科学大臣  萩生田光一 殿...