令和 2年 第 4回定例会( 9月) 本会議4号 (9月11日) 出席議員 19名1番議員 西 山 一 11番議員 西 次 雄2番議員 取 違 博 文 12番議員 今 吉 賢 二3番議員 上 赤 秀 人 13番議員 山 下 つきみ4番議員 大倉野 由美子 14番議員 菊 永 忠 行5番議員 米 満 孝 二 15番議員 蔵 元 慎 一6番議員 大倉野 忠 浩 16番議員 竹 迫 毅7番議員 欠 員 17番議員 浜 田 茂 久8番議員 日 置 友 幸 18番議員 松久保 正 毅9番議員 川 畑 実 道 19番議員 吉 永 賢 三10番議員 内 園 知恵子 20番議員 加治佐 民 生 欠席議員 0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市 長 塗 木 弘 幸 防災安全 課長 神 薗 省 吾副 市 長 福 留 保 長寿介護 課長 下 尾 修 一教 育 長 有 馬 勉 耕地林務 課長 東垂水 忠 二総 務 課 長 別 府 誠 茶 業 課 長 大 坪 力財 政 課 長 橋 口 和 久 商工観光 課長 森 田 清 博企 画 課 長 東 成 功 水 道 課 長 下 野 浩 巳福 祉 課 長 有 水 志 郎 監 査 委 員 事 務 局 長 雪 丸 俊 一農 政 課 長
選挙管理委員会兼 畜産 課長 櫛下町 浩 二 事 務 局 長 辻 浩 昭建 設 課 長 江 平 恒 博 学校教育 課長 竹 下 公 博教育総務 課長 和 田 春 則 会 計 管理者 坂 元 ゆかり ───────────────────────────────────
事務局職員出席者事 務 局 長 菊 永 隆 信 議 事 係 長 川 﨑 弘一郎庶 務 係 長 松 山 啓 志 議 事 係 尾 辻 圭 市 第4回
定例会議事日程(第4号) 第 1.
会議録署名議員の指名 第 2.発議第 1号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について 第 3.報告第 4号 令和元年度南九州市決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率について 第 4.議案第58号 令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第6号) 第 5.議案第59号 令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 6.認定第 1号 令和元年度南九州市
一般会計歳入歳出決算の認定について 第 7.認定第 2号 令和元年度南九州市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第 8.認定第 3号 令和元年度南九州市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第 9.認定第 4号 令和元年度南九州市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第10.認定第 5号 令和元年度南九州市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第11.認定第 6号 令和元年度南九州市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第12.認定第 7号 令和元年度南九州市
水道事業会計決算の認定について 第13.議案第61号 令和元年度南九州市
水道事業剰余金処分について 第14.議案第62号 令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第7号)令和2年9月11日 午前10時00分開会
△開議
○議長(加治佐民生) これから,本日の会議を開きます。 ────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(加治佐民生) 日程第1,
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において浜田茂久議員,
松久保正毅議員を指名します。 ────────────────────
△日程第2発議第1
号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について
○議長(加治佐民生) 日程第2,発議第1
号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題とします。 お諮りします。発議第1号は,会議規則第37条第3項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。発議第1号は,提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,発議第1号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。発議第1号は,原案のとおり可決されました。 ────────────────────
△日程第3報告第4号令和元年度南九州市決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率について
○議長(加治佐民生) 日程第3,報告第4号令和元年度南九州市決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率についてを議題とします。 報告理由の説明を求めます。
◎市長(塗木弘幸) 皆さん,おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 報告第4号令和元年度南九州市決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率について御説明申し上げます。本案は,令和元年度南九州市決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率について,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により,監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。 まず,
実質赤字比率,
連結実質赤字比率,
実質公債費比率及び将来負担比率の4つの比率からなる
健全化判断比率についてでありますが,一般会計及び特別会計いずれも実質収支が黒字であり,また
公営企業会計についても資金剰余金があることから,
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率は算定されておりません。また,
実質公債費比率は7.3%,将来負担比率については7.6%となっており,ともに
早期健全化基準を大きく下回る比率となっております。 次に,
公営企業会計に係る
資金不足比率につきましては,
水道事業会計ほか2会計ともに資金不足額が発生していないことから,
資金不足比率は算定されておりません。結果といたしまして,これらの比率から,
財政健全化法上における本市の財政につきましては,健全な状態にあると判断できるところであります。しかしながら,本市の財政は,国・県支出金や
地方交付税等の依存財源の割合が高いことから,国の施策に左右されるところが大きく,今後につきましても,引き続き財政の健全化に向けた取組が重要であると考えております。 以上で,報告第4号についての説明を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,報告理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 以上で,報告第4号の報告を終わります。 ────────────────────
△日程第4議案第58号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(加治佐民生) 日程第4,議案第58号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。本案について各常任委員長の報告を求めます。まず,
総務常任委員長の報告を求めます。 [
総務常任委員長松久保正毅議員登壇]
◎
総務常任委員長(松久保正毅) それでは,
総務常任委員会に付託された議案第58号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第6号)の所管に属する部分について審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は9月4日に開催をし,執行部の出席を求め審査いたしました。今回の補正は,
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13億8,990万2,000円を追加し,
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ281億8,636万7,000円とするものであります。 歳出の主なものについて申し上げます。まず,総務費の主なものについて申し上げますが,電算費の
光ブロードバンド整備事業費は,来年度の国の補助金が本年度に前倒しで予算化されることに伴い,来年度予定していた事業分を補正計上し,市内全域での整備を完了させるものであります。委員から,事業の完了予定について質したところ,本年度中の完了は難しいため,翌年度へ繰り越しとなる可能性があるとの答弁でありました。
平和会館管理費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,
新型コロナウイルス感染症対策として,
インターネットミュージアムで情報発信を行うための経費及び非接触で入館者の体温を検知するシステムを導入する経費を計上するものであります。委員から,
新型コロナウイルス感染症対策の状況と
システム導入後の対応について質問したところ,現在は自己申告により体温等を
健康チェックシートに記入して対策を行っているが,
体表面温度検知システムを導入することで,一度に多くの入館者の体温を検知でき,正確で迅速な対応ができるようになる。また,
健康チェックシートの記入については
システム導入後も続けていく予定であるとの答弁でありました。 次に,衛生費の主なものについて申し上げます。環境衛生費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,
新型コロナウイルスに係る
消毒作業用具一式を購入する経費を計上するものであります。委員から,購入する具体的な用具等について質したところ,消耗品として消毒液,防護服,ゴーグル,マスク,消毒作業用の
ペーパータオル等を購入し,備品としては,背負い式の噴霧器を6台購入したいとの答弁でありました。 次に,消防費の主なものについて申し上げます。消防施設費の一般経費は,
川辺分遣所庁舎新築工事に伴い,敷地造成等に要する経費を計上するものであります。委員から,
川辺分遣所移転に伴う経緯について説明を求めたところ,議会への説明を行い,組合負担金,
川辺庁舎プレハブ撤去費用等を予算計上し,業務を遂行している。
地元自治会等への説明会がなされなかったことで一部反対の意見も頂いているが,市民の安心安全を守る施設の建設について,理解していただけるよう説明し,業務を推進したいとのことでありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。国庫支出金は,
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として6億2,370万円が計上されております。また,今回の補正予算で必要な一般財源は,
財政調整基金繰入金を減額して調整されております。審査終了後の意見集約の中では,
川辺分遣所新築工事のような事業は住民の理解を得ながら進めることが大切である。今後,このような重要な事業については,住民へ十分な説明を尽くしてもらいたいとの意見が出されました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで
総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) 次に,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任副
委員長蔵元慎一議員登壇]
◎
文教厚生常任副委員長(蔵元慎一)
文教厚生常任委員会に付託された議案第58号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は9月4日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず歳出について申し上げます。民生費の主なものについて申し上げます。
児童福祉総務費の
新型コロナウイルス感染症対策事業として,
特別定額給付金の対象とならなかった令和2年4月28日から令和3年4月1日まて゛に出生した新生児の保護者の経済的な支援を行うとともに,新生児の健やかな成長を応援するため新生児1人に対して10万円を給付する
新生児特別定額給付金が計上されております。対象者数については,南九州市創生総合戦略の
人口ビジョンの出生者により見込んだものであるとの説明がありました。委員から,対象者数については,
人口ビジョンを基に計上しているが,近年の出生者の状況は考慮したのか質したところ,過去3年間の出生祝金の支給状況も参考にしたとの答弁でありました。 次に,衛生費の主なものについて申し上げます。予防費の
予防接種関係費は,新たに乳児のロタウイルスワクチンが定期予防接種になることから,予防接種に係る委託料と令和元年度に実施した
緊急対策風しん検査事業の実績確定に伴う返納金を計上するものです。委員から,
緊急対策風しん検査事業における対象者と実績について説明を求めたところ,検査対象者は昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性3,239人で,令和2年6月末で645人が受診し,抗体検査の結果,風しんへの十分な抗体がなかった方が228人となり,187人が予防接種を受けているとのことでありました。 次に,教育費の主なものについて申し上げます。
学校施設整備事業費は
新型コロナウイルス感染症予防のため市内小中学校21校の体育館に
大型循環送風機,扇風機材を配置するとともに,大丸小学校の
特別支援教室と,中学校の特別教室に
空調設置工事等を行おうとするもので,3密,熱中症及び換気対策を図るために要する経費が計上されております。委員から,空調設置工事は授業等に支障がないよう休日等に行うのか質したところ,休日を中心に実施するが,若干は授業の時間に重なることもあると考えるが,できる限り支障がないように行っていくとの答弁でありました。 教育振興費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,コロナ禍により修学旅行時にキャンセル料が生じた場合に,児童の保護者の負担軽減を図るため
地方創生臨時交付金を活用して補償を行うものであります。委員から,修学旅行は
新型コロナウイルスの影響で中止になったのか質したところ,各小中学校では修学旅行が実施できるようぎりぎりまで検討することとしており,
新型コロナウイルスにより突然実施できなかった場合の負担軽減措置として補助金を計上したとの答弁でありました。 次に,
社会体育施設管理費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,体育施設の環境整備を行うもので,
御領体育館トイレ水洗化改修工事及び
頴娃農業者トレーニングセンター体育館合併浄化槽設置工事並びに市内の体育館,武道館に
大型循環送風機を配置しようとするものです。
御領体育館トイレ水洗化改修工事については,体育館の建設が昭和56年でトイレが水洗化されておらず,
新型コロナウイルス感染症のリスク回避のため改修を行うとの説明がありました。 また,
社会体育施設管理費は,コロナ禍の中,一般市民や
スポーツ団体等が負担する
体育施設使用料を減免し,経済支援と
新型コロナウイルスに負けない体力づくりを推進しようとするものであります。減免期間は本年10月から来年3月まで,施設使用料は全額免除,照明使用料は半額免除とし,減免した
体育施設使用料については
地方創生臨時交付金を財源として充当するとの説明がありました。 次に,
給食センター管理運営費の
茶給食事業費は,
新型コロナウイルスの影響によるお茶の消費低迷に対する消費促進と子どもたちがお茶文化へ親しめるよう,小中学校の児童生徒に対して水筒に入れるお茶パックの配付と冷茶・温茶が飲める給茶機を各小中学校へ設置する経費を計上するものであります。委員から,給茶機の管理について説明を求めたところ,これまでの給茶機はリーフ茶によるものであったが,今回設置する給茶機は粉砕茶を使用するもので,茶殻が出ないため管理は軽減されるとのことでありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,
文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) 次に,
産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 [
産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇]
◎
産業建設常任委員長(今吉賢二)
産業建設常任委員会に付託された議案第58号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。委員会は,9月4日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。今回の補正予算は,
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とした
新型コロナウイルス感染症対策事業費が歳出の主なものとなっております。 まず,
農林水産業費について申し上げます。農業振興費は,
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による野菜出荷農家の販売支援のために計画している
プレハブ貯蔵施設建設に要する経費を補助する
農産物直売所利用促進対策事業補助金及び
焼酎用さつまいも農家を支援する
さつまいも流通改善支援事業補助金が新規計上されております。委員から,
さつまいも流通改善支援事業補助金について質したところ,今年度は
焼酎用さつまいもの栽培面積が減少し,焼酎用からでん粉原料のさつまいもへの用途変更・出荷を余儀なくされ,数量は増加する見込みで,生産農家の大幅な減収が見込まれる。本市に居住する生産農家に対してキロ当たりの単価差の30%を補助するものであるとの答弁でありました。 茶業振興費は,
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で,価格割れなどにより経営が逼迫している茶工場の運営及び経営への継続を支援する
茶工場継続支援助成金を新規計上するものであります。茶工場の加工に係る直接経費のうち,燃料費相当額の一部を茶工場の経営面積に応じて助成するもので,対象は,法人,個人,関係なく南九州市茶業振興会に所属する荒茶工場で,経営者が本市に住所を有し,補助金受領後も本市において茶工場業を継続して行うものとしているとの説明でありました。委員から,対象茶工場の数について質したところ,102工場を予定しており,対象外は6工場で,うち2工場の経営者が本市内に住所を有していないことによるとの答弁でありました。
畜産業振興費は,
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により枝肉価格が低下し,経営が悪化している
肉用牛肥育農家を支援する
肉用牛肥育農家経営対策事業補助金及び
悪性家畜伝染病の発生予防と
蔓延防止対策としての消毒資材の購入に係る経費の一部を補助する
畜産農家防疫対策事業補助金を追加計上するものであります。委員から,
畜産農家防疫対策事業補助金の対象要件等について質したところ,畜種を問わず本市に住所を有する全ての畜産農家が購入する消毒資材等に対して,10万円を上限として8割を補助する計画であるとの答弁でありました。 次に,商工費について申し上げます。商工総務費は,商工会が実施する
プレミアム率100%の飲食・
弁当券発行事業に要する経費に対する補助金及び
新型コロナウイルスの終息がみえない状況下において更に深刻で厳しい経営状況となっている事業者に対しての
事業継続支援金が計上されております。委員から,
プレミアム率100%の飲食・弁当券発行について質したところ,1冊500円の8枚綴りを8,000セット発行予定で,11月に販売を行い来年2月までの使用期限を想定しているとの答弁でありました。委員から,取扱店について質したところ,5月に発行した弁当引換券の取扱店は40店舗であったが,7月から店内で利用できるように拡充したところ71店舗の取扱店となっている。今回も,商工会員に限らず募集を行い,実施する予定であるとの答弁でありました。委員から,南九州市
事業継続支援金について質したところ,6月から9月に80%以上の減収となった事業者に対し,最高100万円までの支援をしていきたいとの答弁でありました。 次に,教育費について申し上げます。
社会体育施設管理費は,感染症対策に伴い諏訪運動公園内のトイレを調査した結果,老朽化が激しく,衛生上の問題もあるため,北側及び自由広場のトイレ撤去及び自由広場の
トイレ新築工事に要する経費が計上されております。委員から,感染症対策に伴う事業とのことであるが,施設の撤去,建て替えについては,利用状況や意見等を精査して計画を進めていただきたいとの意見が出されたところであります。 次に,災害復旧費について申し上げます。災害復旧費は,7月5日から7月10日にかけての大雨により被災した,農地・農業用施設並びに市道及び河川の災害復旧に要する経費を計上するものであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。国庫支出金において現
年発生補助災害復旧事業費負担金を追加し,県支出金において,
国産農畜産物供給力強靭化対策事業補助金を追加するものであります。審査終了後の意見集約の中で,
新型コロナウイルス感染症対策事業全般を通して,コロナ対策であるとは思われない事業も見受けられることから,今後の事業計画において行政内部で十分精査し,計画的なコロナ対策に取り組んでいただきたいとの意見や,
各種支援事業においては市民への周知徹底を図っていただきたいとの意見が出されたところであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第58号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は,各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第58号は各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第5議案第59号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(加治佐民生) 日程第5,議案第59号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案について,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任副
委員長蔵元慎一議員登壇]
◎
文教厚生常任副委員長(蔵元慎一)
文教厚生常任委員会に付託された議案第59号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について審査の経過と結果を申し上げます。委員会は9月4日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出について申し上げます。介護保険事業の前年度精算に伴う残金の介護給付費準備基金への積立金と地域支援事業の前年度精算に伴う支払基金への返還金を計上するものであります。 次に,歳入については,介護保険事業の過年度分追加交付金を計上するものであります。 以上,質疑,討論はなく,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで
文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,
文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第59号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第59号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第6―日程第13 認定第1号―議案第61号一括上程
○議長(加治佐民生) 日程第6,認定第1号令和元年度南九州市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第13,議案第61号令和元年度南九州市
水道事業剰余金処分についてまでの以上8件を一括議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。
◎市長(塗木弘幸) 認定第1号から認定第6号までにつきましては,令和元年度南九州市の各会計の決算認定に関する案件でありますので,一括して御説明申し上げます。これらの案件につきましては,令和元年度南九州市の一般会計,国民健康保険事業特別会計,後期高齢者医療特別会計,
介護保険事業特別会計,農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして,地方自治法第233条第3項の規定に基づき,議会の認定に付するものであります。 次に,認定第7号令和元年度南九州市
水道事業会計決算の認定について,御説明申し上げます。本案は,令和元年度南九州市
水道事業会計決算につきまして,地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき,議会の認定に付するものであります。 次に,議案第61号令和元年度南九州市
水道事業剰余金処分について御説明申し上げます。本案は,地方公営企業法第32条第2項の規定により,令和元年度南九州市水道事業剰余金の一部を建設改良積立金に積み立てようとするものでございます。 以上8件につきまして,御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(加治佐民生) これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから,認定第1号から認定第7号まで及び議案第61号の以上8件についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。
◆議員(大倉野由美子) 認定第1号令和元年度南九州市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして,3点ほど質問したいと思いますが,1つは,34ページ2款1項14目総務費の中で,事業名としましては自衛官募集についてであります。この自衛官募集について,郵送あるいはその他の方法などで自衛官募集の案内を届けられた市民の方の対象年齢と対象者の数を明らかにしていただきたいと思います。 2点目は,147ページ3款1項1目です。民生費の中で,プレミアム付き商品券事業費につきまして,これは,令和元年10月からの消費税率10%引き上げに伴って,いわゆる低所得者の方,子育て世帯への消費喚起あるいは,暮らしの下支えが目的の事業です。実際,事業の効果につきまして,この説明の中では購入者の対象の25%の利用だったという総括がございます。このことについて今後の検討課題だとしましたが,その内容について,お尋ねをしたいと思います。 次に,151ページ,3款2項1目民生費です。放課後児童対策事業費につきまして,施設利用の児童数は,各施設で密になる状況です。児童クラブ内での児童の健全な育成を図る目的の達成に必要な具体的な対策について,お尋ねをしたいと思います。以上です。
◎防災安全課長(神薗省吾) 自衛官募集についての市民の対象年齢,対象者数ということでの御質問でございますが,対象年齢等でございますが,平成10年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた男女でございまして,この間の方が218名でございます。また平成14年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた男女の方でございますが,283名でございます。合計で501名を,自衛隊鹿児島地方協力本部知覧駐屯所よりダイレクトメールのほうで送付してございます。
◎福祉課長(有水志郎) 質問にお答えいたします。 2番目の質問で,民生費の中のプレミアム付き商品券事業についてにお答えいたします。令和元年度のプレミアム付き商品券事業につきましては,消費税の引き上げに伴いまして,令和元年度市民税の非課税の方と,それから3歳児未満の子育て世帯,28年4月2日生まれから令和2年2月29日までに生まれた子どもさん方の御家庭に1口4,000円で1,000円のプレミアム,5,000円分の商品券を購入できるということで,最大で5口,2万円で2万5,000円の商品券が購入できるというような事業でございました。 これのためには,いわゆる手出し分2万円の購入に対して,5,000円のプレミアムがつくんですけれど,いわゆる手出しをしなければならないということで,購入について控えられた方が多かったのではないかというふうに思われます。対象者について,この1万1,000人に対して,購入者が2,850人で,25.92%の購入率でございましたけれども,この手出し感を必要としないというような事業にするとか,もう少し工夫を加えての消費税の増税に対する補助とかいうような部分を考慮していかなければならないというのが課題というふうに考えているところでございます。 もう1点につきましては,放課後児童対策事業費についてでございます。密になるということについての対策でございますけれども,今般,
新型コロナウイルス感染症は,本県にも発生をして広がりつつありました4月から5月にかけまして,保育園に登園自粛を出しました。それと同時に,放課後児童クラブにおきましても,同じように自粛のお願いをしたところでございます。この自粛と言いますのが,もし御家庭でみることができるところは御家庭でみてください,それでも医療機関に勤めておられたり,遅くまでお仕事される御家庭にある場合については,そこについてはお預かりすることにはお断りすることはできませんけどということでの自粛でございました。 そうしたときに,放課後児童クラブにおきましても,16か所市内にございますけれども,最大で38人の年間での1日当たり利用数がございます。最低で8人ということで,1日当たりの平均人数が出ておりまして,今回のコロナウイルスに対する部分につきましても,やはり新しい生活様式を取り入れて,手洗い,それから検温,マスクの着用などを徹底してお願いをするとともに,また児童クラブの主催者におかれましても,このようなことに徹底しておられるというようなことで理解をしておりまして,また学年が違って散集する時間も違ったりしますので,密になるということも考えられますけれども,この新しい生活様式を取り入れながらコロナ対策も図っていくというようなことをお願いをして,取り組んでいただいているところでございます。以上でございます。
○議長(加治佐民生) ほかに質疑ありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 この際,本案の審査を一時中止します。 お諮りします。認定第1号から認定第7号まで及び議案第61号については,9人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会及び8人の委員をもって構成する特別会計決算特別委員会を設置し,認定第1号については,一般会計決算特別委員会に,認定第2号から認定第7号まで及び議案第61号の以上7件については,特別会計決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。 御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。認定第1号から認定第7号まで及び議案第61号については,9人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会及び8人の委員をもって構成する特別会計決算特別委員会を設置し,認定第1号については,一般会計決算特別委員会に,認定第2号から認定第7号まで及び議案第61号の以上7件については,特別会計決算特別委員会に付託して審査することに決定しました。 次に各特別委員会の委員の選任を行います。 お諮りします。各特別委員会の委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,お手元に配付いたしました名簿のとおり指名したいと思います。御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。各特別委員会委員は配付いたしております名簿のとおりに選任することに決定しました。 これから,委員長及び副委員長を互選していただきます。しばらく休憩します。午前10時45分休憩───────────午前11時01分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 ここで報告します。 一般会計決算特別委員会委員長に上赤秀人議員,副委員長に山下つきみ議員,特別会計決算特別委員会委員長に大倉野忠浩議員,副委員長に取違博文議員が選任された旨,通知がありましたので報告します。 ────────────────────
△日程第14議案第62号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(加治佐民生) 日程第14,議案第62号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。
◎市長(塗木弘幸) 議案第62号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は,南九州市議会議員に欠員が生じたことによる繰上補充の選挙会の開催に要する経費について補正しようとするものであります。
歳入歳出予算の補正につきましては,
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万7,000円を追加し,
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ281億8,647万4,000円にしようとするものであります。 歳出予算補正の内容につきましては,総務費の選挙管理総務費に選挙会選挙長及び選挙立会人の報酬,費用弁償並びに当選証書の印刷費を追加するものです。 歳入は繰越金を増額して調整いたしました。 以上で,議案第62号の提案理由の説明を終わります。 ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(加治佐民生) これをもって提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第62号を採決します。 この採決は,起立によって行います。本案は,原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第62号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────
△散会
○議長(加治佐民生) これで本日の日程は全部終了しました。次の会議は,9月29日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。午前11時05分散会...