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09月18日-04号

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  1. 南九州市議会 2019-09-18
    09月18日-04号


    取得元: 南九州市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 元年 第 5回定例会( 9月) 本会議4号     (9月18日)   出席議員     19名1番議員  日 置 友 幸        12番議員  松久保 正 毅2番議員  川 畑 実 道        13番議員  浜 田 茂 久3番議員  大倉野 忠 浩        14番議員  今 吉 賢 二4番議員  米 満 孝 二        15番議員  竹 迫   毅5番議員  大倉野 由美子        16番議員  満 留 秀 昭6番議員  鮫 島 信 行        17番議員  加治佐 民 生8番議員  西   次 雄        18番議員  蔵 元 慎 一9番議員  内 園 知恵子        19番議員  山 下 つきみ10番議員  吉 永 賢 三        20番議員  伊瀬知 正 人11番議員  菊 永 忠 行                        欠席議員     1名7番議員  大久保 太 智                     ─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長  塗 木 弘 幸    ふるさと振興室長  別 府   誠副  市  長  福 留   保    防災安全課 長   神 薗 省 吾教  育  長  有 馬   勉    知覧特攻平和会館長 朝 隈 克 博総 務 課 長  金 田 憲 明    税 務 課 長   浜 田 和 人財 政 課 長  橋 口 和 久    健康増進課 長   有 水 志 郎企 画 課 長  山 脇 勝 次    長寿介護課 長   新 原 伸 一市民生活課 長  東   成 功    耕地林務課 長   東垂水 忠 二福 祉 課 長  松 清 浩 一    商工観光課 長   森 田 清 博農 政 課 長兼畜産 課 長  本木下 裕 一    都市計画課 長   雪 丸 俊 一建 設 課 長  江 平 恒 博    建築住宅課 長   高 田 浩一郎教育総務課 長  和 田 春 則    水 道 課 長   下 野 浩 巳会 計 管理者  飯 伏 譲 二    保健体育課 長   桑 代 睦 雄─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長  菊 永 隆 信    議 事 係 長   上 村 孝 子庶 務 係 長  松 山 啓 志    議  事  係   尾 辻 圭 市 第5回定例会議事日程(第4号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.発議第 1号     新たな過疎対策法の制定に関する意見書について 第 3.発委第 1号     南九州市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 第 4.報告第 6号     平成30年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について 第 5.議案第52号     南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 第 6.議案第53号     令和元年度南九州一般会計補正予算(第4号) 第 7.議案第54号     令和元年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 第 8.議案第55号     令和元年度南九州介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 9.議案第56号     令和元年度南九州公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第10.認定第 1号     平成30年度南九州一般会計歳入歳出決算の認定について 第11.認定第 2号     平成30年度南九州国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第12.認定第 3号     平成30年度南九州後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第13.認定第 4号     平成30年度南九州介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第14.認定第 5号     平成30年度南九州農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第15.認定第 6号     平成30年度南九州公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第16.認定第 7号     平成30年度南九州水道事業会計決算の認定について 第17.議案第57号     平成30年度南九州水道事業剰余金処分について令和元年9月18日 午前10時0分開会 △開議 ○議長(伊瀬知正人)  これから,本日の会議を開きます。    ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(伊瀬知正人)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において松久保正毅議員浜田茂久議員を指名します。    ──────────────────── △日程第2発議第1号新たな過疎対策法の制定に関する意見書について ○議長(伊瀬知正人)  日程第2,発議第1号新たな過疎対策法の制定に関する意見書についてを議題とします。 お諮りします。発議第1号は会議規則第37条第3項の規定により,提案理由の説明を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。発議第1号は,提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,発議第1号を採決します。お諮りします。本案は,原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。発議第1号は,原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第3発委第1号南九州市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(伊瀬知正人)  日程第3,発委第1号南九州市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 お諮りします。発委第1号は会議規則第37条第3項の規定により,提案理由の説明を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。発委第1号は,提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,発委第1号を採決します。お諮りします。本案は,原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。発委第1号は,原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第4報告第6号平成30年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について ○議長(伊瀬知正人)  日程第4,報告第6号平成30年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてを議題とします。報告理由の説明を求めます。 ◎市長(塗木弘幸)  報告第6号平成30年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について御説明申し上げます。 本案は,平成30年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により,監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。 まず,実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率及び将来負担比率の4つの比率からなる健全化判断比率についてでありますが,一般会計及び特別会計いずれも実質収支が黒字であり,また公営企業会計についても資金剰余金があることから,実質赤字比率及び連結実質赤字比率は算定されておりません。 また,実質公債費比率は7.4%,将来負担比率については10.9%となっており,ともに早期健全化基準を大きく下回る比率となっております。 次に,公営企業会計に係る資金不足比率につきましては,水道事業会計ほか2会計とも資金不足額が発生していないことから資金不足比率は算定されておりません。 結果といたしまして,これらの比率から,財政健全化法上における本市の財政につきましては健全な状態にあると判断できるところであります。 しかしながら,本市の財政は,国・県支出金や地方交付税等の依存財源の割合が高いことから,国の施策に左右されるところが大きく,今後につきましても,引き続き財政の健全化に向けた取り組みが重要であると考えております。 以上で,報告第6号についての説明を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって,報告理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 以上で,報告第6号の報告を終わります。    ──────────────────── △日程第5議案第52号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(伊瀬知正人)  日程第5,議案第52号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(吉永賢三)  おはようございます。文教厚生常任委員会に付託された議案第52号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 本案は,住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令の施行及びコンビニエンスストア等における印鑑登録証明書交付サービスを実施することに伴い,所要の改正をしようとするもので,改正の主な内容は,社会において旧姓を使用しながら活動する方々,特に女性の方々が増加している中で,さまざまな活動の場面で旧姓を使用しやすくするという女性活躍推進の観点から,印鑑登録証明書などへの旧氏の記載を可能とするものであります。 また,南九州市では,コンビニエンスストア等で住民票,印鑑登録証明書所得課税証明書,所得証明書及び課税証明書の交付サービスを令和2年1月6日から新たに実施することとしており,コンビニエンスストア等での多機能端末機による印鑑登録証明書の交付ができるよう,その取り扱いを新たに規定するものであります。なお,印鑑登録証明書以外のものについては法令等によりその取り扱いが規定されているとのことであります。 委員から,交付を受けるにはマイナンバーカードが必要か,またコンビニ等での交付となるが個人情報は守られるかただしたところ,コンビニエンスストア等で交付を受けるにはマイナンバーカード取得者でないと交付は受けられず,交付の際にはマイナンバーカードと暗証番号が必要である。個人情報漏洩については確認しているところでは問題はないとの答弁でありました。 委員から,利用できるコンビニ等の店舗指定があるかただしたところ,大手のセブンイレブン,ローソン,ファミリーマートなど多機能端末機を設置している店舗であれば取得可能であるとの答弁でありました。 委員から,コンビニ交付の利用可能時間と手数料についてただしたところ,利用時間は6時30分から23時までで,年末年始の12月29日から1月3日の間は地方公共団体情報システム機構が業務停止となることから利用できないとのことでありました。また利用料については,市役所窓口交付コンビニ交付も同額であるとの答弁でありました。 委員から,コンビニ交付サービスの導入効果についてただしたところ,先行している他市の状況を見ると,まだ利用は多い状況ではなく費用対効果は低いが,住民サービスの観点からすると開庁時間外に各種証明書を取得できることがメリットと思う。職員の窓口業務負担も減り,窓口業務を効率的に進められる部分もあるが,一番の導入効果は市民の利便性向上が図られることにあるとの答弁でありました。 討論において,マイナンバー制度そのものが政府や企業に個人情報が流出することや国民に対しての管理統制が強まることが危惧される。マイナンバー制度の普及を推進することにつながるので反対するという反対討論と,条例改正は市民サービスの向上が目的で,開庁時間内の利用ができない方にとって閉庁時にコンビニで交付取得が可能となり,非常に利便性が高くなるとの賛成討論がなされました。 採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◎議員(大倉野由美子)  議案第52号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について,反対の立場で討論いたします。 今回の議案は住民基本台帳法令の一部改正及びコンビニエンスストアなどにおける印鑑登録証明書交付サービスを実施することに伴う改正です。 市民がコンビニエンスで印鑑証明を受け取るには,まずマイナンバーカードの申請と個人番号カードの取得が前提です。住民にとって便利になる側面はありますが,そもそもマイナンバーカードの市民への手続の促進と思われます。 国の指示とはいえ,自治体にとってもデメリットはサービスの大元である地方公共団体情報システム,J─LISへの新たな負担金の発生や市民から受け取る手数料金の費用対効果からすればむしろ赤字です。市民にとってもマイナンバーカードの必要性を見れば2019年7月時点でその申請は10.62%,全国的にも13.7%です。その実態は国民が必要としていないことが見えます。 そもそもマイナンバー登録の推進を国や財界が推進してきました。今回,国家公務員,地方公務員にも登録を促しています。市民にとって新たな番号制度がなぜ必要なのか,何のために使われるのか,使われることにより何かよくなるのか,理解は十分ではありません。国民総背番号制といわれるマイナンバー制度は,むしろ国家による国民管理や監視に結びつくものです。 以上,反対の理由といたします。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  これで討論を終わります。 これから議案第52号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(伊瀬知正人)  起立多数であります。議案第52号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第6議案第53号令和元年度南九州一般会計補正予算(第4号) ○議長(伊瀬知正人)  日程第6,議案第53号令和元年度南九州一般会計補正予算(第4号)を議題とします。本案について,各常任委員長の報告を求めます。まず,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長西 次雄議員登壇] ◎総務常任委員長(西次雄)  みなさん,おはようございます。 総務常任委員会に付託された議案第53号令和元年度南九州一般会計補正予算(第4号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 今回の補正は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,656万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ226億6,047万5,000円とするものであります。 歳出の主なものについて申し上げます。 まず,総務費の主なものについて申し上げます。企画費のふるさと寄附金事業費は,繁忙期の証明書発送及びワンストップ特例申請受付業務補助を行う嘱託職員の雇用に係る経費を計上するものであります。 委員から,発送件数や現在の嘱託員の状況についてただしたところ,平成30年度は4万5,954件の証明書発送があり,嘱託職員2名と職員で対応しているが,ワンストップ特例申請が増える見込みであるため,臨時的な嘱託職員が必要であるとの答弁でありました。 企画費の移住定住促進対策事業費は,地方創生推進交付金の事業採択を受け,必要な経費を計上するものであります。 委員から,地方創生推進交付金について説明を求めたところ,東京圏での人口集中を是正するため,東京圏から地方への移住者に補助を行う制度であり,1世帯の移住を見込んでいるとの答弁でありました。 財産管理費の財産管理関係費は,公有財産の維持管理に係る施設の整備等に要する経費で,JR指宿枕崎線頴娃大川駅付近の人道橋の撤去に伴う防護柵設置のための負担金や頴娃准看護学校跡地グラウンドにトイレを設置するための工事請負費等を計上するものであります。 委員から,JRが行う人道橋の撤去について,他に危険箇所はないかただしたところ,同様な人道橋が他に2箇所あり,JRと自治会を含めて協議していくとの答弁でありました。また,頴娃准看護学校跡地に設置するトイレの管理費用についてただしたところ,草払い等の土地の管理は借り受ける郡地区公民館が行うが,トイレに関するくみ取り料,水道料等は市が負担する予定であるとの答弁でありました。 次に,消防費の主なものについて申し上げます。 消防施設費の一般経費は,防火水槽設置箇所の地質調査を行ったところ,土質不良であったため,新たに設置箇所を選定して,地質調査を行うため委託料を計上するものであります。 委員から,土質不良の場合,地盤改良等は考えられないかただしたところ,検討した結果,施工費が高額となるため新たな場所を選定し,設置するとの答弁でありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 地方交付税は,一般財源の調整として普通交付税が1億9,571万円,追加計上されております。また,臨時財政対策債借入可能限度額が示されたことにより1億2,210万4,000円の減額補正を行うものであります。 委員から,財産管理係所管のJR人道橋について,今回の補正で対応する箇所のほか,撤去の必要がある箇所を精査し,事故が起こらないよう早めの対処をお願いしたいとの意見が出されました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,総務常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(吉永賢三)  文教厚生常任委員会に付託された議案第53号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 歳出について申し上げます。 まず,民生費の主なものについて申し上げます。温泉施設費の温泉センター管理費は,ふれあいセンターわくわく川辺において,建築基準法に定める3年ごとの特殊建築物等定期報告に要する費用を計上するものであります。 委員から,定期報告であれば当初予算に計上すべきではなかったかただしたところ,平成28年度の法改正により平成29年度から報告対象施設となり,来年度が検査時期と考えていたが,平成28年度に鹿児島県内の公衆浴場が定期報告の対象年度として実施されていたことから今年度が検査時期となることが判明し,補正計上したとの答弁でありました。 生活困窮者自立支援事業費の子どもの学習・生活支援事業費は,今回新たに計上するもので,国の制度による任意事業である子どもの学習・生活支援事業を実施するため,社会福祉法人そてつ会に委託し,頴娃地域を中心に取り組むものであります。 委員から,事業内容について説明を求めたところ,現在,第2土曜日に別府小学校で地域食堂を行っているが,食事後,学習と生活について講師を招き支援を行うもので,宿題の習慣づけ,学び直し,日常生活習慣や社会性の形成,子どもが安心して通える居場所を提供することを事業内容として計画しているとのことでありました。 委員から,事業実施場所に別府小学校を選定した理由についてただしたところ,2年前から頴娃地域の岡村自治会,南組自治会,社会福祉法人が一緒になり,公民館にて地域食堂を実施している。今年6月からは別府小学校の協力が得られ,学校の教室を開放し,地域食堂を開催することになった。福祉事務所の方から学習支援と生活支援をあわせて実施できないか協議し,10月からの実施に向けて予算計上したものである。対象としては,場所が別府小学校であることから,頴娃地域の小中学生が対象となる。川辺地域・知覧地域でも同じように困窮者の子どもに対して配慮をしている事業所があり,来年度から実施できないか協議中であるとの答弁でありました。 母子父子福祉総務費の未婚の児童扶養手当受給者臨時特別給付金支給事業費は,未婚の児童扶養手当受給者に対し,臨時・特別給付金を支給するものであります。 10月から消費税率が引き上げられる中で,子どもの貧困に対応するための臨時の措置として,児童扶養手当受給者のうち,税法上の寡婦控除の適用を受けられない未婚のひとり親に対して給付するものであり,支給額は1万7,500円で対象者を34人程度と見込み,事務費とあわせて計上するものであります。 委員から,対象者の選定について説明を求めたところ,ひとり親世帯対象者約300人に通知し,未婚の条件に合う方については申請を上げていただき,現況確認を行った上で決定するとのことでありました。 委員から,事業期間,申請受付期間についてただしたところ,年度内事業で給付は1月を予定しており,それまでに申請をお願いしているとの答弁でありました。 次に,教育費について申し上げます。教育総務費の一般経費は,子ども子育て支援法の一部改正により,10月から幼稚園等の使用料が無償化されますが,あわせて低所得者世帯等の子どもの食材費,副食費の免除も実施されることから,この免除相当分を給付金として計上するものであります。 幼稚園管理費の一般経費は,幼児教育無償化による幼稚園使用料の減額に伴い,特定財源を一般財源として区分変更するものであります。 社会体育施設管理費の体育施設管理費は,昨年12月,知覧体育館建築物等定期検査業務委託による調査を行い,蓄電池型非常用照明の不良が発覚したため,同装置の取替修繕費を増額計上するものであります。 委員から,非常用照明器具の不具合についてただしたところ,蓄電型非常用照明については,通常は九電の電気で点灯し,停電時は蓄電に切りかわる仕組みとなっているが,現在は停電時に点灯しない状況であるとの答弁でありました。 委員から,調査は昨年の12月に行われているが,当初予算計上ではなく,整備計画の優先順において今回の補正対応となったのか説明を求めたところ,調査結果報告が当初予算計上に間に合わなかった。災害に備えて優先的に行いたいことから補正を計上したとのことでありました。 災害復旧費の公立学校施設災害復旧費は,7月初旬の豪雨により川辺小学校及び川辺中学校の法面が崩落し,法面復旧に要する経費を計上するものであります。 委員から,補助事業の対象とならなかったのかただしたところ,県と協議を行ったが,学校施設に直接関わる災害でないと補助事業として採択が厳しいことから,単独経費で計上したとの答弁でありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 使用料及び手数料は,10月からの幼児教育の無償化の実施に伴い,10月以降の幼稚園使用料を減額するものであります。 繰入金は,介護保険事業特別会計前年度精算に伴い,市の負担分を繰り入れるものであります。 討論において,生活保護法の改正に伴うシステムの改修は,生活保護受給申請者の個人情報をつかむためにマイナンバー制度を活用しようとするシステム改修が含まれていることから反対するとの反対討論がなされましたが,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長蔵元慎一議員登壇] ◎産業建設常任委員長(蔵元慎一)  産業建設常任委員会に付託された議案第53号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出の主なものについて申し上げます。 農林水産業費について申し上げます。農業施設管理費のやすらぎの郷管理運営費は,川辺やすらぎの郷の建物が築20年以上経過し,外壁,屋根,ウッドデッキなどの腐食,劣化が進み,雨漏り等の発生や一部危険な箇所があるため,外壁改修及びその他工事の実施設計業務委託料を計上するものであります。 委員から,今回の実施設計は,単年度で大規模改修を行うためのものか,それとも年次的に危険な箇所から改修を行うためのものかただしたところ,実施設計は全体的な改修費用を算出するためのものであり,その金額によって単年度での執行か年次的な整備を行うかを考えていかなければならないとの答弁でありました。 委員会として,やすらぎの郷は築20年以上経過した施設であり10年から15年後には建て替えの必要が生じる可能性がある。実施設計を検証し,今後,全体的な改修を含めしっかりとしたビジョンを持って長期的な計画を立て,事業を実施するよう要望するものであります。 次に,商工費の主なものについて申し上げます。交流推進費の一般経費は,岩屋公園内の磨崖仏群を見るための展望デッキを設置する委託料等で,県産材を利用した補助事業に認定されたため計上するものであります。 委員から,展望デッキ設置に要する費用としては高額であることから,材料や経費の内訳についてただしたところ,材料は川辺馬事公苑内の杉材を約300本使用する。経費の内訳は切り出しから製材加工代,プレカット代,防腐防虫の薬剤注入費,設計監理費,周辺の伐採,整地,看板等を設置する費用であるとの答弁でありました。 委員から,材料が木材ということから腐食が危惧されるが,長期の利用ができるよう薬剤注入等,執行に当たっては工夫していただきたいとの意見が出されたところであります。 次に,教育費の主なものについて申し上げます。社会体育施設管理費の平和公園管理費は,知覧平和公園桜並木保存対策事業の排水対策工に要する経費を増額計上するものであります。 委員から,交付金事業の計画変更となるのかただしたところ,当初計画で交付決定を受けている事業であり計画の変更はできないため,単独での整備となるとの答弁でありました。 委員会として,排水対策工の執行に当たっては,桜への影響はないか樹木医と協議するなど十分検証し,工事に臨んでいただくよう要望するものであります。 次に,災害復旧費について申し上げます。災害復旧費は,6月30日から7月3日にかけての豪雨により被災した農地・農業用施設,市道及び河川並びに諏訪運動公園法面の災害復旧に要する経費を計上するものであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 国庫支出金において現年発生補助災害復旧事業費負担金を追加し,県支出金において,南薩地域景勝林保全再生対策事業補助金及び木のあふれる街づくり事業補助金を追加するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◎議員(大倉野由美子)  議案第53号令和元年度南九州一般会計補正予算(第4号)について,反対の立場で討論いたします。 今回の補正予算は,6月30日から7月3日にかけての大雨で被災した農地や農業用施設及び公共土木施設などの復旧に要する経費,補助事業が組まれました。市民の皆様には一刻も早い復旧が待たれております。 しかし今回の補正予算に3款2項1目,事業名,生活保護適正実施事業費について123万2,000円が入っています。補正内容の委託料は生活保護システム制度改正対応の業務委託費です。その中の一つ,高校や大学への進学の方に進学準備金の新たな支給は生活保護の受給者の方に喜ばれています。 一方,保護申請の際の調査項目を追加したこと,また生命保険の調査について,全国的調査を新たな保護の申請者にマイナンバーを取得してもらい,その調査を可能にすることです。申請者にとってマイナンバー登録が条件となる点について,緊急性がないばかりか,これまでもしてきたこの制度がカードの紛失などで個人情報漏えいやなりすましの悪用に結びつくおそれなど,弊害こそ広がることを指摘して,反対といたします。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,本案に賛成者の発言を許します。 ◎議員(日置友幸)  議案第53号に対しまして,賛成の立場から討論いたします。 私は今回の補正案は,攻めと守りのバランスのとれた補正案だというふうに考えます。 まず,攻めについて,民生費では,生活困窮者自立支援制度の任意事業である子どもの学習生活支援事業が計上されております。世帯の貧困が子どもの学習環境につながり,子世代の所得が伸び悩む貧困の連鎖が問題となっております。本事業はその連鎖を断つべく,国,市,民間が連携して子どもの学習する機会を守ろうとするものでございます。額としては小さい事業ですが,意義としては非常に大きなものがあります。事業立ち上げにかかわられた全ての方に心より敬意を表します。 次に,商工費の岩屋公園展望デッキの設計費,公園内の磨崖仏をより見やすくするための取り組みは,本市の観光推進に大きく寄与するものでございます。また,県の事業を活用することで経費を大きく抑えていることも評価されるべきことです。 次に,守りについて,災害復旧費です。6月30日から7月3日の豪雨に対する復旧では,先の議会でも専決分がありましたが,今回も多くの復旧費が計上されております。いち早い復旧を目指すものであり,市民の暮らしを守るための重要な予算でございます。 以上,本案は攻めと守りのバランスがとれた有効な補正予算です。よって賛成です。 ○議長(伊瀬知正人)  ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  これで討論を終わります。 これから議案第53号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は,各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(伊瀬知正人)  起立多数であります。議案第53号は,各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第7―日程第8          議案第54号―議案第55号一括上程 ○議長(伊瀬知正人)  日程第7,議案第54号令和元年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び日程第8,議案第55号令和元年度南九州介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題とします。本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎文教厚生常任委員長(吉永賢三)  文教厚生常任委員会に付託された議案第54号及び議案第55号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 議案第54号令和元年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について審査の経過と結果を申し上げます。 歳出の主なものについて申し上げます。 総務費は,2021年3月からマイナンバーカードが保険証として使用できることとなることに合わせ,国民健康保険においても現在の世帯単位の被保険者証記号・番号に個人識別番号2桁を追加するためのシステム改修に要する経費を計上するものであります。 委員から,全ての医療機関でマイナンバーカードの利用が可能になるのか説明を求めたところ,オンライン資格確認等システムを導入しないと資格確認ができないことから,導入していない医療機関では保険証を使用しなければならないとのことでありました。 委員から,被保険者証記号・番号に2桁プラスした被保険者証が交付されるとのことであるが,受診時はマイナンバーカードと被保険者証両方が必要か説明を求めたところ,医療機関がマイナンバーカード利用可能であることが確認できるまでは両方必要ではないかと考えているとのことでありました。 次に,歳入について申し上げます。 今回の補正で必要な一般財源は繰越金で調整し,国庫支出金についてはシステム改修に対する補助金を新たに計上するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第55号令和元年度南九州介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について審査の経過と結果を申し上げます。 まず,歳出について申し上げます。 地域支援事業費は,成年後見制度の申し立てに係る医師の鑑定料の不足見込額を増額計上するものであります。 成年後見申立において,被後見人の判断能力鑑定について想定外の鑑定料が発生したことと申請件数の増加により予算に不足が見込まれるため増額補正するものであります。 家庭裁判所の指示で行う判断能力の鑑定は,通常は5万円であるが,今回9万円の事案が発生したことや申立件数が平成28年度は1件,平成29年度は4件,平成30年度は9件,本年度の申立済がすでに3件,申立準備中のものが4件と件数の増が見込まれるため,今回の補正を行うものであります。 委員から,鑑定料の差について説明を求めたところ,鑑定料は通常5万円から10万円程度で,主治医で鑑定まで可能な場合は5万円程度であるが,主治医の元で鑑定ができない,かつ往診を頼まなければならない場合は,鹿児島大学の医師を依頼し,交通費込みの初診料から鑑定料まで含めた9万円ということでおおよそ決まっているとのことでありました。 基金積立金及び諸支出金は,前年度決算に伴う介護給付費準備基金への積立金のほか,確定した国,県,支払基金への返還金及び一般会計への繰出金を計上するものであります。 次に,歳入については,前年度繰越金の増額が主なものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,文教厚生常任委員会の審査報告をおわります。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第54号及び議案第55号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第54号令和元年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◎議員(大倉野由美子)  議案第54号令和元年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして,反対の立場で討論いたします。 今回の補正は,保険証に個人番号カードを付記するもので,政府が進める行政の電子化です。政府はマイナンバーカードの普及と利用促進に向け,2022年度中にほぼ全ての医療機関でマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにシステム整備を支援することと決めました。これに基づく地方団体での具体化です。つまりマイナンバー制度の加速,加入促進が狙いであり,反対といたします。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。ほかに討論ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  これで討論を終わります。 これから議案第54号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(伊瀬知正人)  起立多数であります。議案第54号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第55号令和元年度南九州介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第55号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(伊瀬知正人)  起立多数であります。議案第55号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第9議案第56号令和元年度南九州公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(伊瀬知正人)  日程第9,議案第56号令和元年度南九州公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。本案について,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長蔵元慎一議員登壇] ◎産業建設常任委員長(蔵元慎一)  産業建設常任委員会に付託された議案第56号南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は9月6日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 歳出は,平成29年度決算及び平成30年度決算に係る消費税額に不足を生じるため増額するものであります。補正の要因については,これまで知覧税務署の指導のもと申告していたが,鹿児島税務署と知覧税務署間で課税対象となる特定収入についての認識が異なり,今回,鹿児島税務署の指導により再計算をしたところ,消費税額に不足が生じたとの説明でありました。 歳入は,前年度繰越金を増額するものであります。 委員から,繰入金に係る分の考え方の違いであったということだが,繰入金は特別会計の基金繰入か一般会計からの繰入かただしたところ,一般会計からの繰入であり,一部が特定収入に当たると判断されたとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって,産業建設常任委員長の審査報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第56号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(伊瀬知正人)  起立多数であります。議案第56号は,委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第10―日程第17          認定第1号―議案第57号一括上程 ○議長(伊瀬知正人)  日程第10,認定第1号平成30年度南九州一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第17,議案第57号平成30年度南九州水道事業剰余金処分についてまでの以上8件を一括議題とします。本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(塗木弘幸)  認定第1号から認定第6号までにつきましては,平成30年度南九州市の各会計の決算認定に関する案件でありますので,一括して御説明申し上げます。これらの案件につきましては,平成30年度南九州市の一般会計,国民健康保険事業特別会計,後期高齢者医療特別会計,介護保険事業特別会計,農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして,地方自治法第233条第3項の規定に基づき,議会の認定に付するものであります。 次に,認定第7号平成30年度南九州水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。本案は,平成30年度南九州水道事業会計決算につきまして,地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき,議会の認定に付するものであります。 次に,議案第57号平成30年度南九州水道事業剰余金処分について御説明申し上げます。本案は,地方公営企業法第32条第2項の規定により,平成30年度南九州市水道事業剰余金の一部を建設改良積立金に積み立てようとするものでございます。 以上,8件につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(伊瀬知正人)  これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから,認定第1号から議案第57号までの以上8件についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 この際,本案の審査を一時中止します。 お諮りします。認定第1号から議案第57号については,それぞれ9人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会及び特別会計決算特別委員会を設置し,認定第1号については一般会計決算特別委員会に,認定第2号から認定第7号まで,及び議案第57号の以上7件については特別会計決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。認定第1号から議案第57号については,それぞれ9人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会及び特別会計決算特別委員会を設置し,認定第1号については一般会計決算特別委員会に,認定第2号から認定第7号まで,及び議案第57号の以上7件については特別会計決算特別委員会に付託して審査をすることに決定しました。 次に,各特別委員会の委員の選任を行います。 お諮りします。各特別委員会の委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,お手元に配付いたしました名簿のとおり指名したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊瀬知正人)  異議なしと認めます。各特別委員会委員は配付しております名簿のとおりに選任することに決定しました。 これから,委員長及び副委員長を互選していただきます。しばらく休憩します。午前10時59分休憩───────────午前11時13分開議 ○議長(伊瀬知正人)  再開します。ここで報告します。 一般会計決算特別委員会委員長に川畑実道議員,副委員長に米満孝二議員,特別会計決算特別委員会委員長に日置友幸議員,副委員長に大倉野忠浩議員が選任された旨通知がありましたので報告します。    ──────────────────── △散会 ○議長(伊瀬知正人)  これで,本日の日程は全部終了しました。次の会議は10月2日午前10時から開会することにし,本日はこれで散会します。午前11時14分散会...