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09月03日-03号

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  1. 南九州市議会 2018-09-03
    09月03日-03号


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    平成 30年 第 3回定例会( 9月) 本会議3号     (9月3日)   出席議員     20名1番議員  日 置 友 幸        11番議員  菊 永 忠 行2番議員  川 畑 実 道        12番議員  松久保 正 毅3番議員  大倉野 忠 浩        13番議員  浜 田 茂 久4番議員  米 満 孝 二        14番議員  今 吉 賢 二5番議員  大倉野 由美子        15番議員  竹 迫   毅6番議員  鮫 島 信 行        16番議員  満 留 秀 昭7番議員  大久保 太 智        17番議員  加治佐 民 生8番議員  西   次 雄        18番議員  蔵 元 慎 一9番議員  内 園 知恵子        19番議員  山 下 つきみ10番議員  吉 永 賢 三        20番議員  伊瀬知 正 人   欠席議員     0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長  塗 木 弘 幸    防災安全課長    古 屋 隆 弘副  市  長  福 留   保    税 務 課 長   内 原 広 行教  育  長  有 馬   勉    健康増進 課長   有 水 志 郎総 務 課 長  金 田 憲 明    長寿介護 課長   東   成 功財 政 課 長  石 田 俊 彦    耕地林務 課長   江 平 恒 博企 画 課 長  山 脇 勝 次    商工観光 課長   白 坂 正 弘市民生活 課長  上 赤 秀 人    都市計画 課長   松 山 和 人福 祉 課 長  松 清 浩 一    建築住宅 課長   下 野 浩 巳農 政 課 長  本木下 裕 一    水 道 課 長   野 口 義 人建 設 課 長  下 野   久    農業委員会事務局長 芝 原 和 己教育総務 課長  上 野 勝 郎    学校教育 課長   田 邉 源 裕会 計 管理者  松 窪 和 文    保健体育 課長   桑 代 睦 雄─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長  下 薗 宏一郎    議 事 係 長   上 村 孝 子庶 務 係 長  菊 永 隆 信    議  事  係   尾 辻 圭 市 第3回定例会議事日程(第3号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.一般質問平成30年9月3日 午前10時0分開会 △開議 ○議長(伊瀬知正人)  これから本日の会議を開きます。    ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(伊瀬知正人)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において川畑実道議員,大倉野忠浩議員を指名します。    ──────────────────── △日程第2一般質問 ○議長(伊瀬知正人)  日程第2,一般質問を行います。 順番に発言を許します。まず,加治佐民生議員。  [17番議員加治佐民生登壇] ◆議員(加治佐民生)  皆さんおはようございます。いよいよ最終日となりました。ゆっくりした気持ちで答弁をしていただきたいと思います。きのうの防災訓練,皆さんどうも御苦労さまでした。 それでは私は,先ほど通告してありました4点について質問をいたします。 まず第1点,交通安全対策について。(1)交差点等において,とまれの表示や停止線が消え危険な箇所があるが,その対策を問う。2番目,通学路点検において,停止標識設置の要望があると思うが,その対策をどう考えているか。 大きな2番目で,光回線の整備について。(1)光回線のアンケート調査を実施したが,その結果を示せ。2番目,6月議会において市長は,本年度から取り組むという考えを示したが,どのような経費を負担するのか。また総事業費と財源をどう考えているか質問いたします。 3番目,河川改修について。石垣川上流部において,一部未整備の部分があるが,その対策を問う。 4番目,ポケットパークの設置について。市道鬼口大隣線,いわゆる広域農道ですけれども,松永付近にポケットパークを設置する考えはないか。 以上,登壇の質問を終わります。あとは自席で対応いたします。  [市長塗木弘幸登壇] ◎市長(塗木弘幸)  皆さんおはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 加治佐議員の質問にお答えをいたします。 私のほうからは質問1の(1),交差点交通安全対策について。交差点等における交通表示等についてお答えをいたします。 交差点等におけるとまれや停止線については,市の判断で表示及び設置はできないところであります。これらの表示・設置は規制標識の設置と同様に,交通安全上重要なものであることから,県公安委員会の所管であり,警察署及び市に要望を出していただくことになります。 また,市への要望等があった場合には,その要望内容について,随時南九州警察署へ連絡しております。 2番目の通学路点検の停止標識設置の要望については,教育長より答弁をさせていただきます。 次に,質問2の(1),光回線のアンケート調査結果について。現在,光ブロードバンド未整備地域の整備に向けた計画を進めており,未整備地域の住民及び事業所の方の意向を調査するため,平成30年6月にアンケート調査を実施し,市民アンケートについては4,582世帯へ発送し1,683世帯の回答をいただき,事業所アンケートについては325事業所へ発送し207事業所の回答をいただいたところでございます。 アンケートの結果,光ブロードバンドが整備された場合の加入意向については,住民アンケートでは1,683世帯の回答のうち67.8%の1,140世帯が加入したい,条件によって加入したい,将来は加入を検討すると回答しており,事業所アンケートにおいては207事業所の回答のうち84.6%の175事業所が同様に加入意向を示す回答をしていることから,一定のニーズはあるものと考えております。 このように光ブロードバンドの整備を望む声は多く,今後ますます進展していく情報化社会への対応と地域活性化のためにも,光ブロードバンドの整備は必要不可欠であると思っております。 次に,2の(2),経費及び財源について。光ブロードバンドの整備については将来的な財政負担等を考慮し,民設民営による整備を進めてまいりたいと考えております。この場合,事業主体は通信事業者となり,整備に係る経費と設備の耐用年数及びその期間の利用者の使用料等を積算し,不足する分を市が負担金として補填することになります。通信事業者からいただいております概算見積もりによりますと,未整備地域の電話加入世帯全てに整備した場合の負担金が約9億8,000万円となっておりますが,地理的な問題もあり,全世帯整備は現実的に厳しいと考えております。 また,他自治体の事例でも全域の7割から8割程度の整備としている自治体が多いことから,今回のアンケート結果を踏まえた整備エリアの精査と財政状況も考慮しながら,市の負担を極力抑えていきたいと考えております。負担金の財源については,過疎対策事業債の適用,ふるさと寄附金の活用を考えており,そのほか企業版ふるさと納税の活用も検討しているところでございます。 次に,質問3の1,石垣川上流の一部未整備部分の対策について。 普通河川石垣川は,福留自治会から示山までの10.4キロメートルあり,そのうち約6キロメートル程度が県営シラス対策事業で整備されております。 御指摘の石垣川上流部北青戸橋より上流において未整備区間があるところです。未整備区間につきましては,ほとんどは山林内を流れる天然河岸であります。建設課での普通河川の河川改修につきましては,該当する補助事業はなく,また背後地が山林であることから,公共土木施設災害復旧事業での申請も難しいところであります。未整備区間におきましては,流木等により河川の通水断面を阻害した場合は除去等を行い,維持管理に努めるとともに,調査研究してまいりたいと考えております。 次に,質問4の1,トイレを併設したポケットパーク設置について。 現在,南九州市内には市が管理する42公園のうち,トイレが設置されている公園が21公園で,トイレが81カ所あります。自治会等が管理する農村公園は27公園で,トイレが16カ所あります。既存のトイレは建設から20年以上経過したものがほとんどで,老朽化に対する改修,改築を必要とするトイレが増えていることや,清掃に関する問題もあるところです。このような中で,トイレを併設した新たなポケットパークの設置計画については,現時点では考えていないところでございます。 私のほうからは以上です。 ◎教育長(有馬勉)  通学路の安全点検につきましては,南九州警察署交通課鹿児島国道事務所交通対策課鹿児島国道事務所指宿維持出張所南薩地域振興局土木建築課南九州市役所建設課及び防災安全課,学校教育課の担当者に対象となる地域の学校の管理職や地区公民館長,自治会長等を加え,本年度は8月上旬に実施しました。 その際,2カ所について停止標識設置の要望がありました。その要望をもとに,現在関係機関等と協議し,対策を進めているところであります。 ◆議員(加治佐民生)  ただいま答弁いただきましたけれども,これまで以前の合併以前だと思うんですけれども,市道の交差点等において停止線ととまれ表示をしているところがたくさんあります。それが近年薄れてきて,住民の方々はもとどおりに引いてもらえないかという要望があると思いますが,そのような声は把握しておりますか。 ◎防災安全課長(古屋隆弘)  そのような声は,ときどき自治会長さんからお聞きをしておりますけど,標識等がある停止線等につきましては,公安委員会のほうが所管ということで,そういう声があることは警察のほうにはお伝えをしているところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  南九州警察署の課長に聞きましたら,普通の停止線がないところに引くことは,法的効力はないと,本部の指示でもう引かないようにしているというようなことでございました。ここについて何らかのとまれとか,停止線は引けなくても,例えばドットラインを引くとか,そういうような対策は考えられないもんですか。 ◎建設課長(下野久)  停止標識のないところの停止線ですけども,これについては,今の答弁がありましたように引けないところであります。それで,道路管理課といたしましては,そういう危険な場所についてはドットラインを引いたり交差点あり等の表示をして交通安全に努めていきたいと考えているところございます。 ◆議員(加治佐民生)  ドットライン等をたまに見ますけども,年間何カ所ぐらいそういう線を引くもんですか。 ◎建設課長(下野久)  ドットライン等についてですけども,ドットラインだけをという箇所はありません。区画線を引いていく中で,そういう危険な箇所等があった場合にドットラインを引いて危険防止を行っているところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  であれば,要望があれば現場を確認して必要であれば引くということでよろしいんですか。 ◎建設課長(下野久)  要望があってそこを調査した結果,引いたほうがいいということであれば引いていきたいと考えています。 ◆議員(加治佐民生)  1番と2番が質問が交錯しますけども,そこは了解いただきまして。次に停止表示板についてですけれども,これは市民からの要望があり,担当部署は建設課か防災安全課かわかりませんけども,それについてどのような対応をされているか伺います。 ◎防災安全課長(古屋隆弘)  標識につきましては4種類ございます。案内標識,警戒標識,規制標識,指示標識,この中で規制とか指示をする場合につきましては,もう公安委員会のほうが担当になりますので,市役所のほうでの対応はできないところです。そういう要望があった場合には,随時警察のほうにはお伝えをしているところでございます。その中で,案内とか警戒の分につきましては,こちらでできる部分もあるんですけど,今のところそういうような要望はありませんので,今こちらのほうでそういう標識をつけたという実績はございません。
    ◆議員(加治佐民生)  停止線の表示板のことですけども,昨年度は南九州市内で3カ所新品を設置したということですけれども,実際全くの新規というのはなかったそうです。ですけども,いろんなこういう通学路点検とか要望を聞きますと,いっぱいそういう要望が上がってくるわけですよね。その中で,警察としては要望があったら現場を見て現地調査をするということで,ほとんど見れば不可能に近いところが多いと思うんです。特にPTAの役員とか自治会長とかそういった方々も何年かに1回変わっていきますから,これまでなかったところを突然危険箇所で上がってくるというようなことになっておりますので,こういう分に関しては,これまで3年分とか5年分の実績を見ないと突然出てきて危ないよといって何もしてくれんというようなことになりますから,その点の事前の打ち合わせというんですか,その辺をどっかが主導権をとってやらんと,何年かたったらまた同じ場所が出てくるというようなことになると思うんですけど,そこについてはどのように考えていますか。 ◎防災安全課長(古屋隆弘)  過去の実績等も参考にしたりはしますけど,現場を見て一応判断とかそういうのはいたしますので,警察の方もそうやって現場のほうの確認をして判断をされていると思います。ですから,過去の要望等があったことも大事ですが,一応は現場,それが第一だと思います。 ◆議員(加治佐民生)  交通課長に聞きますと,要望に基づき警察のほうでも調査をしますよということですけれども,毎年同じ場所は上がっても調査をすればなかなか新規の要望には応えられないということだと思います。 そこで,この問題についてはさっきありましたように学校,教育委員会,市,警察,防災安全課,よく協議をして一貫性のある対策に取り組んで事故のないように努めていただきたいと思います。この問題については質問を終わります。 次に,順番を変えまして河川改修について質問いたします。 7月の西日本豪雨では,最大で863万人に避難勧告,指示を出したが,実際に避難したのは約4万2,000人,わずか0.5%にとどまったそうです。理由は,いつ逃げたらいいかわからない,危険性がわからなかったということです。民主国家の日本には避難命令はないそうです。日ごろから自分の住んでいるところはどれだけの危険度があるか知っておく必要があるとのことでございます。 そこで質問ですが,石垣川上流には近年太陽光発電施設が多数設置され,現在も大規模な施設が建設中で,近いうちに工事のため道路も通行どめになるようです。数年に一度の記録的短時間大雨が降りますと,下流部は水害の発生が予想されます。河川については,シラス対策事業において,平成9年から20年まで一部450メートル区間を残して工事が完了しました。この残区間の改修工事は地元の強い要望があり,平成28年には建設課,耕地課,南薩振興局,地元関係者が集まり協議をしたところですが,その記録等は何か残っていますか。 ◎耕地林務課長(江平恒博)  平成28年度に県の南薩地域振興局農村整備課を交えまして,現場で検討をいたしました。このときの県の回答としましては,もうシラス対策事業は既に完了しておりまして,周りに農地等もないことから,新たな土地改良事業で整備をするのは難しいという回答でいただいております。 ◆議員(加治佐民生)  ことし8月の嘱託員会議でも要望が出されておりますが,一部残された理由は名義変更できずに,この区間を残して工事が完了をしたということですが,このことについてどなたか内容を把握していたら答弁をお願いいたします。 ◎耕地林務課長(江平恒博)  未整備区間の河川沿いに所有者不明の土地があったようでございます。本来なら所有者がはっきりしていれば整備が可能であったのかもしれませんけれども,土地の所有者が不明であった,そういうことでそれから河川の断面が不足をしていないということで,もう既設利用ということになったようでございます。この不明の土地につきましては,平成15年に設立されました上別府西入会林野整備事業におきまして,平成20年度にはっきりした所有者が確定しているということでございます。 ◆議員(加治佐民生)  当時シラス対策事業でそこの部分を積み残して終わったんですけれども,地元としてはなかなかそこに納得いかないようでございますが,そのような理由をつけて,県の当局とかそういったところに何らかの方法で改善策を練るというようなことは考えられませんか。 ◎耕地林務課長(江平恒博)  平成28年度の現場立ち合いでそういう回答をいただいておりますけれども,大変厳しいとは思いますけれども,改めて南薩地域振興局農村整備課には要望してみたいと考えております。 ◆議員(加治佐民生)  次に,光回線の整備について質問いたします。 8月30日付南日本新聞によりますと,「中山間地に光通信網補正予算計上,横川,牧園,霧島3地区の人口密集地を皮切りに,事業費8億5,700万円の債務負担行為を設定,残りの未整備地域も21年度末までに完了させる計画ということです」という記事がございました。この霧島市のことについて担当課長としてはどのように受けとめられましたか。 ◎企画課長(山脇勝次)  霧島市の記事が,議員おっしゃいますとおり先般8月30日の南日本新聞のほうに出ておったところでございます。霧島市のほうにも,こちら南九州市も整備の計画があるということで問い合わせをよくしておったところですけれども,霧島市も次の次世代の5Gという,今光ケーブルではなくて携帯などの無線の整備を霧島市も考えていたというようなことのようでございます。 ところが,この5Gの計画が,こちらの田舎のほうといいますか,都市部につきましては2020年度からAI等の活用等もある関係で整備されるということですけども,地方のほうの整備は,まだうんと後のほうになるというようなことのようでございます。そして,霧島市のほうも早速光ケーブルの計画をやり直しをしたというようなふうに聞いております。 本市におきましても,これまでも合併新市基本計画,それから第1次総合計画,第2次総合計画の中でも,このブロードバンドの整備というものはうたってはおったところですけれども,財源的にもちょっと多額の費用を要するというような考え方とか,先ほどの5Gの考え方,そして整備を民設民営と言いながらもNTTのほうに整備をしていただきたいという意向もあったところですけども,NTTのほうから,もう今後はそういうNTT側の単独での整備は考えられないという回答をいただいた関係で,南九州市も近々といいますか,皆様方の議会のほうにも12月議会でお願いする予定ですけれども,整備を進めようと考えておるところでございます。 以上でございます。 ◆議員(加治佐民生)  それでアンケート結果について伺いますが,アンケート発送数住民アンケート4,582件,回収1,683件,回収率36.7%と非常に低いんですが,このことについてどのように見ていますか。 ◎企画課長(山脇勝次)  アンケートの結果につきましては,現在,市のホームページ上で公表しておるところでございますけども,今回のアンケートにつきましては,市内9つの交換局のうち,未整備の5交換局の管内の自治会4,582世帯,それから325の事業所を対象に実施したところでございます。各自治会へは自治会発送によりまして,配布,回収をお願いし,また自治会の未加入世帯とか事業所につきましては,郵送で行ったところでございます。 住民アンケートの回収率の件ですけれども36.7%ということでございます。自治会長への依頼であったために,もう少し上の回収率を期待しておったところではございますけれども,市民アンケートの回収率としましては妥当な数字ではなかったのかなと思うところでございます。今後整備を進める上では貴重な意見等も収集できたと考えております。内容が光ブロードバンドということでインターネットの利用のない世帯や,また興味のない世帯が多かったところにつきましては,自治会ですごくばらつきのあった調査結果ともなっております。 また,高齢化率の高い自治会についても,アンケートへの回答が薄かったというような結果も出ておるところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  私の考えが悪いんでしょうけれども,未回収は全くインターネットをしないという私のただ判断でしていきますと,82%の方が電話回線によるインターネットを利用していないというな数字になるんですけども,このことはどのように捉えておられますか。 ◎企画課長(山脇勝次)  2問目のアンケートで家庭でのインターネットの利用の有無のところだと思いますけれども,解析の方法としましては幾つかの解析が出てくるのかなと思いますが,1,683世帯分の回答があった中で807世帯が利用しているという回答をいただいております。これは48%でございますので,未回収の自治会におきましても,やはりADSLとかINS,それから携帯,その後のほうの調査項目にはあるんですけれども,スマホなどを活用しまして無線を活用した形でインターネット等は利用していると思います。利用目的のところで電子メールの受信とか,ホームページ,ブログ,それからネットショッピングネットオークション等で活用しているということでございますので,市内全域で考えますと48%の方が利用していると私どもは解析しておるところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  一方,このアンケートの企業を見ますと,回収率が63.7%,インターネット利用が83.9%になっていますから,企業に関してはぜひとも必要な部門だと考えますが,そうなった場合に整備された場合に加入率はどれぐらいというふうに想定されておりますか。 ◎企画課長(山脇勝次)  企業側のアンケート結果につきましては,今ありましたとおり63.7%の回答を得ておるところでございます。企業としましては,企業訪問等も企画課の所管ということで,よく挨拶等伺わせていただいておるところですけれども,光がないことで事業の展開が,今後もう考えられないとか,できればもう撤退もしたいというふうな企業等もあるところでもございます。本当必要,今後におきましては,この光回線をすごく企業が望んでいるというのが,今回の個々の意見等の中にもぜひ入れてくれというような要望等も出ておる現状でございます。 ◆議員(加治佐民生)  いただきました資料の整備負担金概算によりますと7億8,400万円となっております。平成23年3月議会の同僚議員の質問の中で,当時の市長は,一部川辺地域だけに光回線が実施されており,残りは15億程度の試算がされているが,頴娃,知覧の36局,83局をNTTが設置するとして,残りはどれくらいかかるのかと述べていますが,この時点と比べて負担割合は変わらないものか伺います。 ◎企画課長(山脇勝次)  23年度時点では,ちょうどまだ旧川辺町が一部光ブロードバンドが整備されていただけで,25年度に頴娃局,それから知覧局,そして27年度には石垣局も開通しておりまして,今現在5局がまだ未整備地区ということであるところでございます。 この15億の金額につきまして,よくひとり歩きしている数字だと今でもよく使われている数字なんですけれども,NTTのほうに当時の担当の方にも聞いてみましたところ,これはNTT側の口頭による単純な概算見積もりだというようなことでお伺いしているところでございます。 今回,NTTが民設民営方式で,それぞれの交換局内のケーブルの敷設の延長それからサービス提供加入数をもとにして加入比率が100%,それから90%の市の負担金の見積もりを具体的にいただいたところでございます。 それによりますと,当時と比較しますと設備の構築費,それから保守,運用費などが当時よりもすごく割高になっておるということでございます。それから,民設民営による整備の場合ですと,運用経費や災害時による復旧経費,設備の更新にかかる費用等が通信事業者,NTTなどの負担になるということで,今年度における市の負担がない分,今の見積もりの中では市の負担割合が大きいということでございます。全域整備の場合の負担の割合としましては,市が68%,通信事業者が32%,6割から7割の部分整備を行ったときが,市が63%,事業者の部分負担割合が37%ということで見積もりをいただいておるところですけれども,これにつきましては積算で加入見込み数で負担割合等も大分変わってくるということでございます。実際線を引くだけではなくて,その事業者の光回線の加入をするかしないかでも,この負担割合の見込みというのをNTT側が出すすべを持っておるみたいで,その内容で,また見積もりの額も変わるということでお伺いしております。 以上です。 ◆議員(加治佐民生)  ということは7億8,400万円は,全体の経費の63%と見ていいということでございますか。 ◎企画課長(山脇勝次)  そのとおりでございます。 ◆議員(加治佐民生)  6月議会の同僚議員の質問で,当時,過疎債,それからふるさと寄附金,クラウドファンディングを財源に充てるというようなことでございましたが,今回ちょっと中身が変わっているようですが,その内訳はどのようなふうに考えていらっしゃいますか。 ◎企画課長(山脇勝次)  まだ具体的に財政課のほうとも協議しなければならない案件ですけれども,財源としまして充てられるのは,補助事業としては総務省の情報通信基盤整備事業という補助率2分の1の事業しか現在ないですので,これを充てても2分の1がもう一般財源ということになりますので,ちょっと財政的な負担が大きいと考えております。 それで考えられているのが過疎債,過疎債は充当100%で,うち70%は交付税措置がされるということでございますので,この過疎債とふるさと寄附金を活用させていただくということにしております。ふるさと寄附金につきましても,今年度2億程度の残余金があるということで,その活用について協議を今現在している最中でございますけれども,事業費の充てられるだけの額につきましては,このふるさと寄附金の活用も考えております。 それから,企業版ふるさと納税も本市で総合戦略計画をつくっておりますので,その中で地方再生計画という計画をつくることで,企業版のふるさと納税も活用できるということになるわけですけれども,こちらについても事業が終了した後に企業等に案内を募って,事業と並行して事業についての賛同を募っていきたいと考えております。割合的にはそれらが全て出た終了した後に負担割,それぞれの財源の割合というものは出てくるかと思いますけども,現在は過疎債とこのふるさと寄附金の中で運用していきたいと考えております。 ◆議員(加治佐民生)  6月でクラウドファンディングがあって,今度はもう企業版納税に変わるというふうに見ていいわけですか。 ◎企画課長(山脇勝次)  6月のときには,一応企業版ふるさと納税は述べたつもりでしたけれども,クラウドファンディングについては,まだ運用の中で,まだ間に合うと思いますので,それについての検討も今やっておりますけれども,現在この部分についての財源的なものというものについては,不確定ということもありまして上げてはいないところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  市長はさっきの答弁で,本年度から早急に取り組みたいと答弁しているんですけども,本年度はそういう検討段階というふうに考えてよろしいんですか。 ◎企画課長(山脇勝次)  当初は平成31年度からの予定で計画をしておったところですけれども,市長のほうからもありましたとおり,市長と語る会とか,今回のアンケート結果を見ますと,早期の整備を望む声が多かったところでございます。そこで二,三年の間で,この南九州市内を先ほど言った7割程度のケーブルの敷設を考えておるところですけれども,通信事業者の工期等も考えますと,できれば12月補正でこの霧島の記事ではございませんけれども,南九州市におきましては12月議会で債務負担行為の計上をさせていただきまして,今年度中では通信事業者がキューネットとかNTT,そういう事業者が3団体ございますけれども,その中から選定を行い契約を30年度で締結をしまして,31年度の当初予算からお願いしようかなというふうに考えておるところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  8月の29日の先ほどの霧島市の光回線の記事のすぐ下に,南大隅町の町長みずから講師となって,ふるさと企業納税の研修会が福岡であったようですけれども,その件に関しては本市からは誰も出られてはいないんでしょうか。 ○議長(伊瀬知正人)  しばらく休憩します。午前10時41分休憩───────────午前10時43分開議 ○議長(伊瀬知正人)  再開します。 ◎企画課長(山脇勝次)  福岡市で開催されたセミナーにつきましては,本市からは出席をしておりません。 ◆議員(加治佐民生)  この質問をしたのは時代の趨勢で光通信はもう当然必要です。また企業にとっては一番大事な問題で,市の人口,雇用の拡大に必要だと思いますけれども,昨年度には本市が枠配分という方式で予算を縮減しているんですけれども,そういった中でこのような大きなお金を動かすのはいかがなものかという考えもありますし,また他市に負けてはならないという考えもあります。 そういった観点からこのような質問をさせていただきました。できましたら早目に整備して,本市の企業がまたどんどん増える,人口も増える,雇用も拡大するというような方向に進めていただきたいと思います。この質問を終わります。 次に,ポケットパークについてです。市道鬼口大隣線松永交差点から飯伏交差点の間にトイレを併設したポケットパークを整備できないかということでございましたが,答弁では当面考えていないというようなことでしたけれども,お茶農家とか大型農家は出作が多くて,例えば頴娃の粟ケ窪の谷場地区から別府の松永方面とか結構長い距離をかけて農業をされております。そこの奥さん方とかあるいは最近は大型農家が外国人女性をたくさん雇用しております。そういった観点。 それからこの道路は,今,南薩横断道の問題もありますけども,準南薩横断道じゃないかというふうに思っております。そこを通行する観光客らも立ちどまってトイレ休憩したりというためには,ぜひ必要な場所と思いますけれども,そこについて何か,どのように考えているか,もう1回答弁を求めます。 ◎市長(塗木弘幸)  確かにこの知覧地域には主要道路に面してポケットパークが幾つかあって,トイレも整備をされているところです。質問の内容は,ポケットパークの整備ということでしたから,そういうポケットパークということでは考えていないというような答弁をいたしましたけれども,確かに農業者の皆さん,またあるいは観光バスもああいう広大な農地を茶畑の中を通るというようなことも出てくると思います。ですから,やはり農家の皆さん方からの要望もあるところです。ポケットパークとしては考えていないところですけれども,農村地域振興事業や農政の事業等で整備をできていくような検討を,これからしていきたいと考えております。 ◆議員(加治佐民生)  今ありましたように,知覧町内にポケットパークが数カ所あるんですが,これはどのような経緯でできたものでしょうか。 ◎都市計画課長(松山和人)  知覧町時代に知覧フィールドミュージアム事業という形でポケットパークを整備をしているわけでございますが,この事業が平成5年4月にミュージアム知覧が開設されたわけですが,その建設されたことを受けまして,まちづくり事業の一環としまして,町内各地に点在している史跡や文化財を有効に活用してミュージアム知覧を核として知覧町全体を野外博物館として整備を図ることをテーマにしまして,町民の文化財に対する意識を高めて,さらには本町を訪れる観光客等を町内全域に誘導していくという目的でつくられているものでございますが,拠点となる公園としましては,マザーパークとしまして鹿児島から知覧のほうに入ってきますと手蓑のゴルフ場のところに1カ所手蓑マザーパークがございます。そしてまた知覧の町を過ぎまして特攻観音を過ぎまして,霜出のげんき館のところにございます知覧中学校の横に駐車場的なものがあるんですが,あれが霜出マザーパーク,さらに南部のほうに下っていきまして,塗木から松山に抜ける途中の左手下塚のあたりにトイレを併設した松山マザーパークがございます。それと国道226沿いの西塩屋のところに南部マザーパークというような,マザーパークは4カ所整備してございますが,さらにそれから細かい施設に案内するためにポケットパークを立山ポケットパーク,それと松山の菊永のところのヒゲボトケドンのところにございます菊永ポケットパーク,それと南部の国道沿いにございます震洋艇基地跡をテーマにしました聖ヶ浦ポケットパークと,このような形でマザーパークを基本にして総合案内板をつけまして,それぞれの地区の文化財を回っていただくという形でポケットパークを設けております。ポケットパークの中に,1カ所はトイレが入っているというような形で整備をしたものでございます。 ◆議員(加治佐民生)  そこの現在の維持管理あるいは清掃はどのようにされておられますか。 ◎都市計画課長(松山和人)  ポケットパーク,マザーパーク全て都市計画課のほうで管理をしているところでございます。ポケットパークにつきましては,地元の自治会のほうに依頼したり,あとはシルバーに依頼したり指定管理者がしている部分もございます。 以上です。 ◆議員(加治佐民生)  実はこういったトイレの設置はできないかということを,平成23年に同僚議員が同様の質問をしております。そのときの答弁として「トイレや休憩所は必要と考える」と。「ただ施設の設置に当たっては,農業面,観光面,衛生管理面や環境面などを考慮しながら,地元の取り組みとして日常の管理体制や電気及び給排水施設の設置が地理的に可能か,設置場所の用地の確保は可能か,施設の設置については検討したい」という答弁があります。そこで用地取得については可能かどうか。ちょうど農免道路沿い,そのあたりはどのようなものですか。 ○議長(伊瀬知正人)  しばらく休憩します。午前10時50分休憩───────────午前10時51分開議 ○議長(伊瀬知正人)  再開します。 ◎農業委員会事務局長(芝原和己)  ただいまの御質問でございます。 農免道路沿いの用地が,そういうポケットパークに転用可能かという御質問かと思いますが,農地法の関係条項に照らして,転用可能であればそういう施設に転用はできるものと思いますが,農地法の規則等を精査してみないと,その土地にあわせてみないと判断ができないところでございます。 ◆議員(加治佐民生)  確保は非常に難しいでしょうけども,前向きに取り組んでいただきたいと思います。 それから,水の便といいますか,上水道はその地区には配置されておるでしょうか。 ◎水道課長(野口義人)  松永自治会から南へ向かいまして,市道鬼口大隣線の点滅信号から飯伏方向に本管の100ミリが埋設されているような状況でございます。 ◆議員(加治佐民生)  この件も過去にKAM南薩の事業の中で頴娃町内に路線沿いに3カ所ポケットパークをつくるという計画があったそうですけれども,先ほど言った条件で断念をしているようですが,特に大型農家で出作をする農家とか,あるいはこの道路を通る観光客,そういった観点から,ぜひとも早急に駐車場とトイレを備えた簡単なパークを設置していただきたいと考えまして,私の質問を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  次に,米満孝二議員。  [4番議員米満孝二登壇] ◆議員(米満孝二)  お疲れさまでございます。一般質問の最後となりました。質問に入る前に,ことしはこれまで経験したことのない自然の驚異を感じた年ではなかったかと思います。7月の西日本豪雨による犠牲者は14府県で220名,行方不明者が3県で11名であったと報じられています。このときの避難者は最高で4万2,000人以上,今でも3,000人以上が避難生活を余儀なくされています。犠牲となられました方々に心から御冥福をお祈り申し上げます。また,被害を受けられました方々にもお見舞いを申し上げますとともに,一日も早い復興を祈っております。 ことしは台風も多く発生し,台風12号については西日本を横断する九州の南まで達成するという異例の進路となったことから,一時は本市にも影響があるのではないかと心配されました。今度は猛烈な台風21号が接近中で,日本列島直撃は避けられない状況であります。本市にどの程度接近するのか気がかりなところでもあります。 ことしの夏は気温が高い日が続いたことから,その対策として一般質問でも同僚議員から学校のクーラー設置について質問がされています。埼玉県のある市では,クーラーが設置されていないことから,9月以降最高気温が35度,最低気温が28度を超すと予想される場合は臨時休校すると発表されております。人の命にはかえられないということでしょうか,市教育委員会では,来年の7月までに全教室にエアコンを設置するという方針であると報じています。 本市においても厳しい財源であることを理由に,全ての教室にクーラーを設置するのは控えた答弁であったと思いますけども,児童生徒が安心して学べる環境を早急に整える必要があるのではないかと思います。 これから,本格的な台風シーズンを迎えますが,直撃がないことをお祈りしたいと思います。 長くなりましたけれども,先に通告してありました1点について質問いたします。 運動公園施設の使用状況と課題についてでございます。 規則改正により,月曜日が休館日となったが,使用者からの要望に応えていないと考える。希望する団体等に使用させる考えはないか。 残りの質問につきましては,自席にて行います。 ◎教育長(有馬勉)  運動施設等の月曜日休館と利用開放についてお答えします。 スポーツは健康の保持増進,体力や運動能力の向上はもとより,精神的充足感など心身両面にわたる活力に大きく寄与するものであります。幅広い年齢層の市民が,気軽に日常的にスポーツに親しむ環境を構築するには,施設の管理の充実を図ることは大事なことであり,利用者の利便性を考慮しながら管理を行っております。 本市の体育施設につきましては,都市公園条例施行規則と二松台公園運動施設及び御領体育館条例を改正し,平成29年4月1日から市内の体育施設を月曜日休館といたしました。 休館とした理由は,施設の安全確認や公園内の管理作業を年間を通じ計画的,効率的にかつ安全に行うためであり,県内及び近隣市の状況も参考としながら,市内全ての体育施設を月曜日休館としたところであります。 休館日に使用を希望する団体等につきましては,今後も改正の趣旨と内容を説明しながら,御理解いただくよう努めてまいりたいと考えております。 ◆議員(米満孝二)  答弁と重複する部分もあると思いますけども,再度質問いたします。 運動公園は条例または施行規則によって月曜日を休館日としているところですけれども,施設の使用については市民にも権限はあると思うんです。それでまた市民あってこその南九州市であると思うんです。やっぱりそういうところを考えていただかないと,この条例がいつどうしてできたのか,市民にも全て説明をしてこういう休館日を設けたのか,それについて伺います。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  ただいまの月曜日休館の理由についてでございますけども,月曜日休館にした理由は,先ほど教育長が答弁をいたしましたが,施設の安全確認や公園内の管理作業を年間を通じ計画的,効率的に,かつ安全にできるようにしたことが主な理由でございます。 以前は,管理受託業者が施設の予約台帳を見ながら予約のない日を確認し,不定期に作業日を設定し作業を行っておりました。月曜日が休館になったことで,定期的に計画的に作業を行うことが可能となり施設の利用者がいないことで機械作業も安全に行うことが可能となりました。 また,近隣市の休館状況を参考とさせていただきました。南薩地区3市や鹿児島市などは以前から月曜日を休館としておりまして,月曜日は休館は定着しております。そしてまたスムーズな運営がされているというようなことでした。 以上が理由でございます。 ◆議員(米満孝二)  安全面ということで答弁がありましたけれども,例えば体育館それからグリーン広場とか,それから運動場,陸上競技場そういうところを考えたときに,確かに体育館とかそういうところは鍵もかかるし,そしていろいろ管理ができると思うんですけれども,陸上競技場とかそういう外の施設については,休館日であっても一般の方も入っていますよね。入っているということは,安全を考えるというのであれば入らないようにせんなならん。そこまでやっているのか,私はやっていないと思うんです。やはり市民がその施設を使いたいという気持ちであると思うんです。 そういう外の施設については,幼児から高齢者までいろんな方が利用しています。ということで何とか室内と室外をちょっと分けて考えていただいて,やはり先ほど言いましたように,高齢者の方が一生懸命健康増進のために頑張ろうという気持ちでやっているところなんです。 私もグラウンドゴルフを高齢者の方と一緒にさせてもらっています。いろんな声を聞きます。そういうことでこの月曜日は,今使っているところもあるんです。だけどいつ使うなと言われるかという心配はあると。 私がこういう質問をするというのは,人は「もう黙っとってくれ」と言われました。それは今こうして使わせてもらっているからということでしたけども,それじゃいけないと。やはり規則は規則だから,ぴしゃっとしとかんないかんと。使うにしても使わないにしても,そういう規則を守った利用方法が必要ではないかということでありまして,一応ある高齢者の方が私にこのように言いました。「今こういうグラウンドゴルフがあるから,毎日楽しく残された人生を過ごしているんだ」と。そしてまた「今このグラウンドゴルフがなければ病院通いになっているんではないか」と。 確かに実際にグラウンドゴルフを高齢者の方と一緒にやっていますと,一番長いので50メートルあります。スティックでぽんと打ったら50メートル走っていきます。我々みたいに直で立っているんじゃないです。腰は90度曲がったおばさんが走って行くんです。そのぐらい元気なんです。そういう元気をこのことについては,今健康寿命という言葉をよく使われていますけれども,やはりこの健康寿命にも寄与しているんじゃないかと思うんですけども。これについてもう1回答弁をお願いいたします。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  スポーツの大切さということから,スポーツは人類共通の文化の一つと考えております。体を動かすという人間の本質的な欲求を満たすとともに,精神的な充足や楽しさ,喜びを与えてくれます。スポーツをする人にとっては,健康増進や体力向上につながり,また各種の大会で通じた人との交流は,地域の経済発展や活性化にも貢献すると思っております。 さらに,地元のスポーツ選手のひたむきに取り組む姿は,人々に夢と感動を与えるとともに,見ている私たちに連帯感,それから共同意識を起こす契機となり,活力ある社会の形成にも貢献していると思います。 そのようなことで,私どもといたしましては,施設のやはり安全確認というようなことで,施設の充実を図りながらやっていきたいというようなことでございます。 ◆議員(米満孝二)  今,施設の充実を図りたいと,安全に作業をしたいとかいろいろありました。私は外のそういう芝の管理とかそういう管理を見たときに,毎週毎週,そう管理はしているかと,私はないと思うんです。あいているときには,この施設やはり使って何ぼです。使わせない施設とかつくってどうするんですか。そういう稼働日数があって,相当な予算を入れてつくっているわけですので,この辺は使う方向で使わせる方向で考えていったほうがいいんじゃないかなと私は思うんですけども。それでちょっと教育長にもう1回,このことについて答弁をお願いいたします。 ◎教育長(有馬勉)  運動ということは高齢者から幼い子どもたちまで,先ほど保健体育課長も答えましたように人類の文化の一つというようなこともございます。運動されることは健康の保持増進あるいは豊かな人生を送る上からも,大変大事なことでありますし喜ばしいことだというふうに思っております。 しかし,先ほど来申し上げておりましたように,施設の管理,維持ということも大事なことでございます。理由は先ほど来申し上げておりますとおりでございます。他市の状況等もそういう管理をしているところでございますので,どうかこの趣旨を御理解いただきたいと。 また,この改正によりまして,この趣旨を理解していただいた団体等もございますので,どうか今後ともこの趣旨を御理解いただくように私どもも努めてまいりたいと思いますので,御理解賜りますようにお願い申し上げます。 ◆議員(米満孝二)  今,教育長の話の中で理解を得たと。団体がどんだけか知らんですけども,本当に理解を得れたんですか。私はそれでないと思うんです。今私もこういう質問をしているのは,頴娃だけじゃなくて川辺とかいろんなところからそういう声を聞いているから質問をしているんです。私,恐らく今まで月曜日に使用した方々が,それをもう使わないと言ったとしても,私はそれは本心ではないんじゃないかなと思うんです。 使わせない,私このことが非常に気にかかるんですけども,道路であれば道路をつくった,この道路は整備しますから1週間に1回通行どめにしますよとそういうことはないです。車を通しながらでも整備します。その辺はちょっとどうなのかなというふうに感じるわけですけども。その辺はもうちょっと検討していただいて,条例,規則と言いますけれども,この規則,条例は人がつくったもんです。人がつくったものは人が変えられると思うんです。それでまた,市民がそれを納得して条例ができているのかということもいろいろと考えるわけですけれども。先ほども言いましたが,ちょっとそれに答弁がなかったもんですから,本当に市民が納得してこの条例ができているんですか。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  平成28年度までに利用していた団体というのが頴娃地域で2団体,川辺地域で4団体,知覧地域がちょっと団体数がわからないんですけども,把握できないんですが298件というようなことでございました。これにつきましては,月曜日に定期的に親しんでいた団体につきましては,事前に趣旨と経緯を説明し,理解を求め,他の曜日に変更していただいたところでございます。 以上です。 ◆議員(米満孝二)  何か,前後するような感じがするんですけども,条例が先にできて後で理解を得られたんですか,ちょっともう1回お願いします。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  これは平成29年の議会が終わった後にお願いをしているところでございます。 ◆議員(米満孝二)  それから,市の施設について,料金が発生するところと発生しないところがあるんじゃないですか。今,市内のあらゆるところでグラウンドゴルフとかそういう競技を楽しんでいる方もおると思うんですけれども,今この休館日があるのは,この都市公園の,諏訪公園,それから頴娃の運動公園,それから知覧の特攻平和公園,この3カ所だけが休館日があるんですか。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  私どもが管轄している分については,今,議員がおっしゃった施設でございます。 ◆議員(米満孝二)  恐らくこの都市公園については,都市計画課が管理していると思うんですけども,そのほかはどうなっていますか。 ◎都市計画課長(松山和人)  都市公園条例で定めがございます有料公園施設として料金を取る施設を持っている公園につきましては,今,保健体育課長からもありましたように3公園のほかにも岩屋公園も若干あるんですが,そのほかに都市公園条例の中で有料施設として定めのない公園としましては,そのほかの公園では二松台公園,塘之池公園,両添公園等がございます。二松台公園につきましては,保健体育のほうで申請をしていただいて使用料を納めて使っている形ですが,塘之池,両添につきましては,使用料は発生しない公園となっているところです。 ◆議員(米満孝二)  使用料が発生する施設については,今,答弁いただきましたけども,使用料が発生しない,市の施設を使ってそういう競技をしているところがあるんですか。 ◎都市計画課長(松山和人)  使用料が発生しないといいますか,公園の中にいろんな人が来園して自由に使える広場,そういう場所を設けてございます。例えば知覧平和公園でありますと自由広場,塘之池公園でありますと多目的広場,そういったことでいろんな方が来園される方が自由に使える,予約なく使っていただける場所ということでそういう広場を設けてございます。 ◆議員(米満孝二)  いろんな方が自由に遊べる場所というんですか,スポーツをするということのようですけども,その中で例えばゲートボールとかグラウンドゴルフとかそういうものをやるとしたならば,やはりグラウンドゴルフとかゲートボールについては,あるエリアをしゃっと決めなければ危なくて競技ができないと思うんです。 そういうことであれば,やはりほかの有料の使用料をとっているものと一緒に考えてやっていけば,そういうところは今度は逆に使わないんじゃないですか。そこは,使用料が発生しないということであるからそこを使おうとするんであって,今の知覧にはちゃんとしたグラウンドゴルフ場があります,ぴしゃっとした。やはりそういうところを使っていくんじゃないかなと思うんですけども。無料と言ったらおかしいんですけども,自分たちで勝手に使っているのかもしれんですけども,そういうことでそこ辺のところのちゃんとした決まりをつくってやっていったほうがいいんじゃないかと思うんですけども。その辺についてどう考えているんですか。 ◎都市計画課長(松山和人)  自由広場や多目的広場を利用して,確かにグラウンドゴルフをされている団体がございます。以前の一般質問等でも出ている問題でございますが,本来の目的が自由広場,多目的広場はそういった競技的なものをするべき広場ではないと考えております。 そういうことで,知覧の自由広場につきましても,使用している団体に我々のほうもできればゲートボール場,ちゃんとした正式な場所がございますのでそちらを使っていただきたいと,やはり来園して遊びに来た,遠足をする方なんかがけがをしたりするおそれもあります。そういう形で広い場所を占有するんであれば,やはりそういう正式な場所でやっていただきたいというようなお願いをしている経緯がございます。 ◆議員(米満孝二)  今の知覧の自由広場ありましたけども,この知覧の自由広場は月曜日は休館日なんですか。使わせないということなんですか。自由にいろんな方が使うわけですけども,何がしてはいけない,何がしてはいいというのではなくて,そこで月曜日は全部使わせないということで理解していいんですか。 ◎都市計画課長(松山和人)  月曜日を休館にする,使わせない,使わせないという表現は変ですけど,それは有料施設として条例に出ているものだけについてという考えでいると思います。 自由広場とか多目的広場は,もう予約も何もなく,普通に来たら使える場所でございますので,そういったところは有料施設としては条例上上げておりませんので,そこは月曜日休館に関係なく使える広場と考えております。 ◆議員(米満孝二)  私が言いたいのは,こうしてどこを使わすとか使えないじゃなくて,こうして高齢者の方が少しでも1日でも元気に過ごしたいという気持ちを察しているから言っているんです。 私はよくこの南九州市は南九州市に住んでみたい,いろいろそういうキャッチフレーズをやっています。どこがどういうふうに住んでみたいんだろうかなといつも思うんですけども。やはり思い切った施策を打って,市民の声を十分取り入れてやっていかないと。ただ役所のほうでこうして条例を決めました,決めたから絶対するなと,そういうやり方は本当にいいんだろうかなと私は思いますけども。 先ほど言いましたように,市民の声を聞いたかと,本当に聞いたのであれば私はもうそれでいいと思うんです。市民の声も聞かないで,ただ条例だけが先走ってやっているちゅうんであったら,それはどうなのかなと私は思います。 我々にもこういう条例をこうして変えますよという議案としては出るかもしれんですけれども,事前のそういう打ち合わせはあったのか,私今ちょっと記憶はないんですけども,そういう打ち合わせはされていますか。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  今回の条例に関しましては,規則の改正につきましては,都市公園条例の中の施行規則ということでございましたので,議会のほうには出ておりませんが,二松台公園の使用,それから御領体育館の使用については,条例として昨年の3月の議会で上程をしております。 以上です。 ◆議員(米満孝二)  こうして話をしていても,もう先には進まないと思いますけども。 市長,ちょっと聞きたいんですけども,やはりこうして高齢者の方が一生懸命頑張っている,今,高齢者がどういう状況にあるかというと独居生活の方,一人で生活をしている方,そういう方がやはりこういうスポーツを通じてコミュニケーションをとって,1日でもたくさんこういう場所を提供してほしいという気持ちはあると思うんです。 この高齢者の方々には,本当言って悪いけれども時間がないんです。そういうことで,今後このことについて絶対使わせないというのか,今後検討していくのか,その辺を市長ちょっと答弁をいただきたいと思います。 ◎市長(塗木弘幸)  確かに高齢者の方が多くなっているところで元気もございます。グラウンドゴルフ場が足りないという声を聞いているところです。今,質問がありました平和会館の自由広場の問題にしても,この前から問題になっているところでございますが,やはりその辺の趣旨はよくちょっとわかっていただいて休館日ということを設けたということでございます。仕事をする方もやりやすいということでございますので,そういう声も確かに聞いております。 ですから,こういう広場とかグラウンドゴルフ場とかそういう競技場,そういう屋外の施設につきましては,申し込みをしていただければ使って,今でもそういうふうにしているということでございますので,不定期の利用の方々は早く申請をしていただいて,そして補修とかそういう工事がなければ使っていくような形にしていけばいいのではないかと思っております。 ◎保健体育課長(桑代睦雄)  施設につきましては,子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方々が使用をしております。さらにソフトボールとかサッカーとか走ったり蹴ったり,多種多様な競技団体が使用しております。これは,多種多様な使用者がいつでも誰でも使って,そしてまた安心・安全な状態を保っていく必要があるのかなというふうに考えているところです。 現在まで使っている団体等につきまして,もしあれば,やはり今までの生活スタイルとかそれから地域のスポーツの文化がありまして,簡単にいろいろ曜日の変更とかそういうのができないかもしれません。このような団体には,月曜日が休館となったことの説明と,それから安全確認や公園内の管理作業を年間を通じ計画的に行うため,それから安全に行うため必要であるというようなことを,丁寧に説明し理解を求めたいというようなところを考えているところです。 以上です。 ◆議員(米満孝二)  少し市長の答弁でちょっと前にいったのかなと。何でこのような質問をしたかというと,私はあるときにこういう正装をした格好でグラウンドゴルフをしているところに行ったときにびっくりしたと。なぜびっくりしたかと,それは市の職員が来たかと思ったと。またもうすんなと言いに来たのかなという言い方をしました。やはり高齢者の方は,いつ本当にもう使わないでくれと言われるかというのをやっぱり心配していると思うんです。 その辺を今,課長のほうからもありましたけれども,よく説明をして,そして使えるときは使わしてください。これを何のために施設があるんですか。使わせない施設があってどうするんですか。私はいつも言う。恐らくこの運動広場とかいろんなのができるときには,稼働日数とかいろんな国の基準をクリアしてできていると思うんです。使わせない運動場でクリアできないと思うんです。だからそういうことで,その辺もありますので,今後も使わす方向で考えていただきたいなというふうに思います。 それから,この使用するに当たって,いろいろ使用者からの要望もあると思うんです。そういう要望があるのかちょっと聞きたいんですけども。施設に対する要望。 ◎都市計画課長(松山和人)  施設の維持管理をしております都市計画課のほうにつきましては,地元等から要望等がありましたら,当然,次の受注した業者と打ち合わせを行いまして,優先順位等もありますが予算の都合もありますので,その中で優先順位等見きわめながら要望等には応えていくような形で,受注業者とは打ち合わせているところです。 ◆議員(米満孝二)  頴娃のグリーン広場について調査をいたしました。あそこの施設は,周りにイヌマキが植えてあって,その内側をフェンスが張ってあるんです。大体高さが1メートル50あります。イヌマキも1メートル50,二重に柵があると言ったほうがいいのかもしれませんけども,そういう状態のところになっていますけども,非常に利用するに当たって風通しが悪くて暑いと。特にことしは非常に暑いというようなことで,要望をしてくれないかというお願いもしたんですけども,最近その下枝を切った,伐採していただいているようでございます。私も全部見ていないんですけどもそういうことでやっているんでございますけれども。 やはり今やれるんであれば,どんなことでも言えるんですけども,やはり市民が喜ぶそういう時期等もあると思うんです。早目にこうやってやるとか。その要望はどういう要望なのかということをよく見きわめてやる必要があるんじゃないかなと私は思うんですけども。 そういうことで,今,グリーン広場については委託をされているようでございます。そういうことで業者が決まった時点でこういう要望が来ているんだがと,これをこうしてくれないかという打ち合わせをして,早目の対応ができればよかったのかなと。 もう暑い時期が過ぎてから,今,下枝を切ってもらっていますけども,ただ切ったから終わりじゃなくて,ありがたいとは思っています,やってくれたと思ってはいますけども,もうちょっと早くできなかったのかなというふうに感じているんですけれども,都市計画課長どうですか,これについて。 ○議長(伊瀬知正人)  米満議員に申し上げます。少しちょっと質問の内容を変えていただけませんか。通告外にちょっとなっているようですので。 ◆議員(米満孝二)  通告外ということでございますので,この今申し上げましたイヌマキの伐採については訂正させていただきたいと思います。 そういうことで,いろいろ私も質問させていただきましたけども,屋外の施設をやはり自由に使える,市民が使いたいときに使える,そういうシステムをつくっていただきたいなと。ただ,行政がこうして決めました,こうしてやりましたというんでは,本当に南九州市の発展があるのかなというふうに感じますけども。 そういうことで,私の質問は1点だけですので,今こういうことになっていますけども,やはり施設の状況というのは,その現場に行ってみればいろいろわかります。そういうことで,1時間その現場におればいろんなことはわかるとよく言われますけども,いろんな施設があるわけですけども,施設の状況によって過ごしやすい環境なのか,その辺も調査していただければなというふうに思います。 私は要望ということで質問をさせていただこうかなと思ったんですけども,通告外ということでございますので。今後も高齢者の方々は一生懸命頑張っていますので,本当に高齢者の方々が納得する説明をしていただいて,そしてただ説明をして押しつけるんじゃなくて,私はいつも思うんですけども,市民と行政が同じ目線で本当に話し合えばこういうトラブルはないと思います。やはり上から目線ということもありますけども,それがあることによって,こういう行政に対する不満とかいうのが出てくるんじゃないかなと思います。 ということで,今回は高齢者の思いというものを皆さん方に告げたくて質問をさせていただきました。これで私の質問を終わります。 ○議長(伊瀬知正人)  これで一般質問を終わります。    ──────────────────── △散会 ○議長(伊瀬知正人)  以上で,本日の日程は全部終了しました。 次の会議は,9月11日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。午前11時35分散会...