南九州市議会 > 2015-09-01 >
平成 27年 第 3回定例会( 9月)-09月01日−01号

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  1. 南九州市議会 2015-09-01
    平成 27年 第 3回定例会( 9月)-09月01日−01号


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    平成 27年 第 3回定例会( 9月) − 09月01日−01号 平成 27年 第 3回定例会( 9月) − 09月01日−01号 平成 27年 第 3回定例会( 9月)  平成27年第3回定例会会期表 1.会期日程表月   日曜日       程 9・ 1火 本 会 議(開会) 9・ 2水 本 会 議 9・ 3木 常任委員会 9・ 4金 休  会 9・ 5土 休  会 9・ 6日 休  会 9・ 7月 休  会 9・ 8火 休  会 9・ 9水 議会運営委員会 本 会 議  9・10木 決算特別委員会 9・11金 決算特別委員会 9・12土 休  会 9・13日 休  会 9・14月 決算特別委員会 9・15火 決算特別委員会 9・16水 休  会 9・17木 休  会 9・18金 休  会 9・19土 休  会 9・20日 休  会 9・21月 休  会 9・22火 休  会 9・23水 休  会 9・24木 休  会 9・25金 議会運営委員会 本 会 議(閉会)  1.付議事件 議案第40号 市道路線の廃止について                        (可決) 議案第41号 市道路線の変更について                        (可決) 議案第42号 南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について    (原案可決) 議案第43号 南九州手数料条例の一部を改正する条例の制定について       (原案可決) 議案第44号 南九州市林業総合センター条例を廃止する条例の制定について     (原案可決) 議案第45号 財産の無償譲渡について                        (可決) 議案第46号 南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について          (原案可決) 議案第47号 平成27年度南九州一般会計補正予算(第4号)          (原案可決) 議案第48号 平成27年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決) 議案第49号 平成27年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   (原案可決) 議案第50号 平成27年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決) 議案第51号 平成27年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   (原案可決) 議案第52号 平成26年度南九州市水道事業剰余金処分について          (原案可決) 議案第53号 知覧特攻平和会館展示ケース等購入に係る物品売買契約の締結について   (可決) 議案第54号 平成27年度南九州一般会計補正予算(第5号)          (原案可決) 議案第55号 平成27年度南九州一般会計補正予算(第6号)          (原案可決) 報告第 6号 専決処分の報告について 報告第 7号 平成26年度南九州一般会計継続費精算報告書について 報告第 8号 平成26年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について 選挙第 2号 南薩介護保険事務組合議会議員の選挙 選挙第 3号 南薩地区衛生管理組合議会議員の選挙 選挙第 4号 指宿広域市町村圏組合議会議員の選挙 諮問第 4号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任) 請願第 2号 川内原発の再稼働の中止を求めることと避難計画を含めた住民説明会の開催を        求める請願                            (継続審査) 認定第 1号 平成26年度南九州一般会計歳入歳出決算の認定について        (認定) 認定第 2号 平成26年度南九州国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                           (認定) 認定第 3号 平成26年度南九州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について (認定) 認定第 4号 平成26年度南九州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定) 認定第 5号 平成26年度南九州簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定) 認定第 6号 平成26年度南九州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                           (認定) 認定第 7号 平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について (認定) 認定第 8号 平成26年度南九州市水道事業会計決算の認定について          (認定) 本会議1号     (9月1日)   出席議員     17名1番議員  西   次 雄        14番議員  山 下 つきみ2番議員  内 園 知恵子        15番議員  深 町 幸 子3番議員  吉 永 賢 三        16番議員  下 窪 一 輝4番議員  伊瀬知 正 人        17番議員  浜 田 茂 久6番議員  亀 甲 俊 博        18番議員  竹 迫   毅9番議員  松久保 正 毅        19番議員  今 吉 賢 二10番議員  東   兼 喜        21番議員  満 留 秀 昭11番議員  加治佐 民 生        22番議員  菊 永 忠 行13番議員  蔵 元 慎 一                        欠席議員     0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長  霜 出 勘 平    会 計 管理者  鶴 留 孝 一副  市  長  鶴 田 康 夫    商工観光 課長  塗 木 博 人教  育  長  中 村 洋 志    知覧特攻平和会館長兼                    世界記憶遺産室長 上 野 勝 郎総 務 課 長  金 田 憲 明    市民生活 課長  東     篤財 政 課 長  石 田 俊 彦    健康増進 課長  南 田 祥 作企 画 課 長  上 野 茂 治    長寿介護 課長  松 窪 和 文福 祉 課 長  山 脇 勝 次    福祉事務 所長  菊 永 克 幸農 政 課 長  福 留   保    都市計画 課長  大 隣 健 二建 設 課 長  下之薗 博 幸    水 道 課 長  尾 込 福 蔵教育総務 課長  堂 園 政 利    耕地林務 課長  吉 満 峰 治知 覧 支所長  西 野 栄一郎    畜 産 課 長  三 宅 俊 正頴 娃 支所長  新 留 育 男    学校教育 課長  井之上 良 一川 辺 支所長  神 薗   誠                   ─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長  下 薗 宏一郎    議 事 係 長  樋 渡 孝 宏庶 務 係 長  菊 永 隆 信    議  事  係  霜 出 雅 邦  第3回定例会議事日程(第1号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.会期の決定 第 3.諸般の報告  (1)議長報告 第 4.行政報告 第 5.選挙第 2号     南薩介護保険事務組合議会議員の選挙 第 6.選挙第 3号     南薩地区衛生管理組合議会議員の選挙 第 7.選挙第 4号     指宿広域市町村圏組合議会議員の選挙 第 8.報告第 6号     専決処分の報告について 第 9.報告第 7号     平成26年度南九州一般会計継続費精算報告書について 第10.諮問第 4号     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて 第11.議案第40号     市道路線の廃止について 第12.議案第41号     市道路線の変更について 第13.議案第42号     南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について 第14.議案第43号     南九州手数料条例の一部を改正する条例の制定について 第15.議案第44号     南九州市林業総合センター条例を廃止する条例の制定について 第16.議案第45号     財産の無償譲渡について 第17.議案第46号     南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について 第18.議案第47号     平成27年度南九州一般会計補正予算(第4号) 第19.議案第48号     平成27年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 第20.議案第49号     平成27年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第21.議案第50号      平成27年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第22.議案第51号     平成27年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第23.請願第2号      川内原発の再稼働の中止を求めることと避難計画を含めた住民説明会の開催を求める請願 第24.一般質問 平成27年9月1日 午前10時0分開会 △開会 ○議長(菊永忠行)  ただいまから,平成27年第3回南九州市議会定例会を開会します。     ──────────────────── △開議 ○議長(菊永忠行)  本日の会議を開きます。     ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(菊永忠行)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において内園知恵子議員,吉永賢三議員を指名します。     ──────────────────── △日程第2会期の決定 ○議長(菊永忠行)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。  お諮りします。本定例会の会期は,本日から9月25日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。会期は本日から9月25日までの25日間に決定しました。
        ──────────────────── △日程第3諸般の報告 ○議長(菊永忠行)  日程第3,諸般の報告を行います。  まず,議長報告については,印刷して配付しておきましたので,御了承願います。  次に,議員辞職について,蓮子幹夫氏から平成27年8月3日付けで,一身上の都合により議員辞職したい旨の願い出が提出されましたので,地方自治法第126条ただし書きの規定により,願い出日にこれを許可いたしましたので報告いたします。  次に,文教厚生常任委員会委員長及び副委員長の選任について,蓮子幹夫氏の議員辞職により,文教厚生常任委員長が不在となったことから,南九州市議会委員会条例第9条第2項の規定により互選の結果,委員長に加治佐民生議員が,副委員長に東兼喜議員が選任されましたので報告いたします。  次に,議会運営委員会委員の選任について,蓮子幹夫氏の議員辞職により,議会運営委員会委員に欠員が生じたことから,南九州市議会委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により,東兼喜議員を議会運営委員会委員に選任しましたので報告いたします。     ──────────────────── △日程第4行政報告 ○議長(菊永忠行)  日程第4,行政報告を行います。  市長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。 ◎市長(霜出勘平)  おはようございます。9月定例議会,長期にわたりますが,どうかよろしくお願いをいたします。  それでは,行政報告をさせていただきます。  南九州市とポーランド国オシフィエンチム市との友好交流協定についての報告でございます。  先の議会でポーランドのオシフィエンチム市との友好交流を進めるための事前協議に係る旅費を議決いただきました。7月8日から12日にかけてポーランドのオシフィエンチム市を訪問し,友好交流につきまして協議をいたしてまいりましたが,帰国後いろいろ検討し,最終的に友好交流は行わないと決定をいたしましたので,その経過等について報告をさせていただきます。  本市には第二次世界大戦末期における陸軍特攻隊員の遺書・手紙など数多くの資料が残されております。これは戦時中,知覧が特攻のまちとして,隊員と住民が深く結びついていたこと,また,戦後多くの特攻関係者の力添えもあったことが大きな要因であります。  終戦当時は,特攻に対する世間の評価は大変厳しいものがありましたが,知覧におきましては,日本のどの地域よりも早く,特攻の事実を残さなければならない,特攻で亡くなられた方々の意志を無駄にしてはならない,そして戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないということから資料収集に取り組み,現在に至っております。  その南九州市に対し,本年5月28日にポーランド国のオシフィエンチム市長からの手紙が届けられました。その内容は,世界大戦のさなかドイツから侵攻を受け,オシフィエンチム市にはアウシュビッツの強制収容所が建設され,多くのヨーロッパの人々,とりわけ多くのユダヤ人が虐殺された。戦後70年が経過し,我々はその悲劇を忘れてはならない。知覧は第二次世界対戦末期,特攻の基地として多くの若者が飛び立ち,そして崇高な命を失った地である。ともに世界平和を希求するパートナーとして手を携えて歩まないかというもので,両市の反戦と平和に対する思いは同じであり,友好交流を進めたいという思いに至ったところでございます。  しかし,オシフィエンチム市との交流に関する協議を終え,帰国し,このことが新聞等で報道されますと日本国中から多くの意見が寄せられるようになりました。その内容は,特攻がナチス・ドイツユダヤ人大量虐殺と同一視される恐れがある。特攻隊員を冒皹するものではないかなどというものでございました。意見を寄せた方の中には特攻の遺族関係者もおられ,多くの混乱が生じてしまいました。平和の道を歩むはずが混乱と不安が渦巻き,これ以上この事業を進めることは多くの皆様に御迷惑をかけてしまうと判断し,平成27年7月27日に中止することを決断いたしたところでございます。  ことしは戦後70年の年であります。この節目の年を迎え,戦争は二度と繰り返してはならない。そして70年前には多くの方々の尊い命が戦争によって奪われた事実を次の世代に伝えていかなければならないという思いを強くいたしています。今後とも本市におきまして世界平和を訴えていく活動を継続してまいる所存でございますので,皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げます。  以上で報告とさせていただきます。 ○議長(菊永忠行)  これで行政報告は終わりました。     ──────────────────── △日程第5選挙第2号南薩介護保険事務組合議会議員の選挙 ○議長(菊永忠行)  日程第5,選挙第2号南薩介護保険事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。選挙の方法については,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選にしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。指名の方法については,議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,議長が指名することに決定しました。  南薩介護保険事務組合議会議員に東兼喜議員を指名します。  お諮りします。ただいま指名しました東兼喜議員を南薩介護保険事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,ただいま指名しました東兼喜議員が,南薩介護保険事務組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました東兼喜議員が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。     ──────────────────── △日程第6選挙第3号南薩地区衛生管理組合議会議員の選挙 ○議長(菊永忠行)  日程第6,選挙第3号南薩地区衛生管理組合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。選挙の方法については,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選にしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。指名の方法については,議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,議長が指名することに決定しました。  南薩地区衛生管理組合議会議員に東兼喜議員を指名します。  お諮りします。ただいま指名しました東兼喜議員を南薩地区衛生管理組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,ただいま指名しました東兼喜議員が,南薩地区衛生管理組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました東兼喜議員が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。     ──────────────────── △日程第7選挙第4号指宿広域市町村圏組合議会議員の選挙 ○議長(菊永忠行)  日程第7,選挙第4号指宿広域市町村圏組合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。選挙の方法については,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選にしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。指名の方法については,議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,議長が指名することに決定しました。  指宿広域市町村圏組合議会議員に加治佐民生議員を指名します。  お諮りします。ただいま指名しました加治佐民生議員を指宿広域市町村圏組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,ただいま指名しました加治佐民生議員が,指宿広域市町村圏組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました加治佐民生議員が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。     ──────────────────── △日程第8報告第6号専決処分の報告について ○議長(菊永忠行)  日程第8,報告第6号専決処分の報告についてを議題とします。  報告理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  報告第6号専決処分の報告について説明を申し上げます。  本件は,市道を走行中の車両に発生した事故に関し,和解及び損害賠償の額を定めることについて,専決処分をいたしましたので,地方自治法第180条第2項の規定により,議会に報告するものでございます。  事故の内容は,ことし6月15日午前9時ごろ,市道三反割枦場線にアスファルトの剥離による段差があり,通行する車両の運転者が大雨による水たまりでその段差を確認できず,車両右前輪のタイヤを破損したものでございます。  市の管理上の瑕疵を認め,示談書を取り交わし,相手方に損害賠償金を支払ったもので,損害賠償金につきましては,全額を市が加入する全国町村会総合賠償補償保険により支払いを行ったものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって報告理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。 ◆議員(内園知恵子)  ただいま報告がありましたが,資料の参考3によると,早くからアスファルトが剥離していたことが見受けられます。市道の管理不足が原因ではないかと思います。それで,市の責任が70%で,和解の相手が30%という,この理由は,取り決めは何かあるんでしょうか。お尋ねします。 ◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの市道の管理不足が原因ではないかとの質問についてお答えいたします。  市道の路面等の日常の管理につきましては,道路維持班が作業現場への移動時や,大雨などで作業ができないときなど,時間を見つけて道路パトロールを行っております。また,職員が現場等への行き帰りのときの巡視や,通行人や自治会長さんなどからの通報もあります。  アスファルトの剥離等,道路に異常があった場合,担当が現地を確認し,早急に対応を行っておりますが,今回事故のあった路線の近くには二次製品の工場や養鶏場があり,大型車両の通行も多いことから,梅雨の長雨によりアスファルトの剥離が早く広がったものと考えられます。今後は,市道の巡視を増やし,事故が起きないよう早期発見,早期補修に努めてまいります。 ◎総務課長(金田憲明)  他の過失割合の件についてお答えさせていただきます。  今回の事故につきましては,市道の管理不備による市の過失と,それから,水たまりを避けるためではございますけれども,相手方が市道の反対車線を走行したこと,それから,その際に徐行する義務が当然車両のほうはございました。そういう義務,それを怠ったことによる相手方の過失があるというふうに考えております。  市が賠償責任を負う場合には,市が加入しております全国町村総合賠償保険が適用されますが,そして賠償を行うことになります。このような場合の支払いの割合などにつきましては,保険者でございます損害保険会社と相談を行っております。今回の場合は,市の責任が70%,相手方が30%ということで,損害保険会社から示された意見の割合ということになっております。この過失の割合でございますけれども,これまでの判例を参考といたしまして,保険会社の弁護士のほうから示されたものでございます。この割合で損害保険会社のほうから損害賠償金のほうも支払われることになります。  また,この割合につきましては,相手方と協議をいたしまして示談書を取り交わしていますので,相手方も理解しているものでございます。  以上でございます。 ◆議員(内園知恵子)  相手方が反対車線を通行していたために右側の前輪が破損したということで,これは通行人の不注意というか違反もあるということで30%になったという理解でよろしいでしょうか。 ◎総務課長(金田憲明)  そのとおりでございます。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  以上で,報告第6号の報告を終わります。     ──────────────────── △日程第9報告第7号平成26年度南九州一般会計継続費精算報告書について ○議長(菊永忠行)  日程第9,報告第7号平成26年度南九州一般会計継続費精算報告書についてを議題とします。  報告理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  報告第7号平成26年度南九州一般会計継続費精算報告書について御説明をいたします。  本件は,平成25年度から平成26年度にかけて継続費として執行いたしました総務費の地籍調査事業及び固定資産税システム整備事業が終了したことに伴い,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき議会に報告するものでございます。  継続費の年割額に対する実績につきましては,精算報告書のとおりですが,地籍調査事業では,川辺町の田部田地区の一部0.15平方キロメートルの地籍調査の再調査を実施し,固定資産税システム整備事業では,地籍管理システムの航空写真を平成25年撮影の最新情報に更新したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。 午前10時12分休憩
    ─────────── 午前10時13分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 これをもって,報告理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  以上で,報告第7号の報告を終わります。     ──────────────────── △日程第10諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(菊永忠行)  日程第10,諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  本件について,提出理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。  本件は,人権擁護委員井上陽子氏が平成27年12月31日で任期満了となるため,引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提出理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。  これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。  次に,本件に賛成者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから諮問第4号を採決します。  お諮りします。本件については,議会の意見は,適任であると答申することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。諮問第4号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。     ──────────────────── △日程第11―日程第12          議案第40号―議案第41号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第11,議案第40号市道路線の廃止について及び日程第12,議案第41号市道路線の変更についてを一括議題とします。  本件について提出理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  まず,議案第40号市道路線の廃止について御説明をいたします。  本件は,道路法第10条第3項の規定により,市道路線の廃止について議会の議決を求めるものでございます。  廃止の理由といたしましては,鹿児島県が平成26年度より実施いたしております県営農地整備事業松山地区において,市道を農道へ編入し整備を行うため市道の廃止を行うものでございます。  県営農地整備事業で整備予定の市道路線,竹山上塚線,垂水下塚下線,竪迫3号線,松山新垣3号線,竪迫4号線,松山牧堀牧内線の6路線と,市道路線の見直しにより起点及び終点の変更を行うため,新垣西仕明線,新垣東3号線の2路線の計8路線を廃止するものでございます。  次に,議案第41号市道路線の変更について御説明いたします。  本件は,道路法第10条第3項の規定により,市道路線の変更について議会の議決を求めるものでございます。  変更の理由といたしましては,市道廃止でも説明いたしましたが,鹿児島県が平成26年度より実施しております県営農地整備事業松山地区におきまして,市道路線が廃止されたことに伴い,路線の見直しを行うため,起点及び終点の変更を行うものでございます。  県営農地整備事業松山地区で路線の一部が整備される市道,松山養豚センター線,新垣東中央線の2路線と,路線廃止による路線の見直しに伴い,垂水竹山下線,新垣東2号線の2路線の計4路線を変更するものでございます。  なお,今回の市道路線の廃止及び変更によりまして,市道は8路線減の2,167路線に,延長は2,806メートル減の120万1,992メートルとなります。  以上2件について御説明を申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提出理由の説明を終わります。  これから議案第40号及び議案第41号についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  ただいま議題となっています議案第40号及び議案第41号は産業建設常任委員会に付託します。     ──────────────────── △日程第13議案第42号南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第13,議案第42号南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第42号南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。  本案は,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い,本市が保有する特定個人情報につきまして,適正な取り扱いを確保するとともに,開示請求,利用停止請求規定の整備その他,所要の改正をしようとするものでございます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。 ◆議員(内園知恵子)  第35条の2で当該保有特定個人情報の利用の停止または消去とあるが,停止と消去とはどういうことですか,お尋ねします。 ◎総務課長(金田憲明)  個人情報保護条例の第35条の2の関係の御質問でございますけれども,この第35条の2には,何人も自己を本人とする保有特定個人情報が次の各号のいずれかに該当すると思料するときは,この条例の定めるところにより当該保有特定個人情報を保有する実施機関に対して,当該各号に定める措置を請求することができるというふうに記載されております。そして,その第1号中で,当該保有特定個人情報の利用の停止または消去はできると考えられる場合が規定されております。これにつきましては,その保有特定個人情報を保有する実施機関が適法に取得したものでないとき,それから,利用目的の達成に必要な範囲を超えて保有していたとき,それから,利用目的以外の目的のために利用するときなど,収集等の制限に違反して収集され保管されているとき,それからまだほかにございますが,または特定個人情報ファイル作成の制限に関する規定に違反して記録されているとき,このような場合には利用の停止または消去を請求することができるというふうに規定されているものでございます。  特定個人情報の利用や提供につきましては,行政手続における特定個人を識別するための番号の利用等に関する法律,番号法というふうに言われておりますけれども,この第9条あるいは第19条に規定されています。その番号法の第9条というものについては利用の範囲,それから,第19条につきましては特定個人情報の提供の制限というふうに規定がされております。これらの規定によらないで違法に実施機関が特定個人情報を取得したりあるいは提供した場合に,利用停止または記録の消去を請求できるというものでございます。法の趣旨に則って適法に利用,記録している場合につきましては,その停止や消去,これを請求できるというものではございません。  以上でございます。 ◆議員(内園知恵子)  今御説明いただきましたが,違法にこういうことを取得した場合には,停止または消去できるというふうに御説明があったかと思うんですけども,違法に取得できるような危険性があるのでしょうか,お尋ねします。 ◎総務課長(金田憲明)  違法に取得できる危険性があるのかというような御質問ですけども,個々につきましては私どものほうからそういうものがあるとかないとかということで具体的に話をすることはできないんですけども,そのようなおそれはあるのではないかということで,そのような場合があったときには,利用の停止ですとか,それから消去ができるというふうに規定されているところであるというふうに考えております。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。  これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◆議員(内園知恵子)  議案第42号南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について,反対の立場から討論いたします。  昨年6月に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用などに関する法案が成立し,今回,南九州市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定が提案されています。この案では,第8条の2,保有特定個人情報の利用の制限,第8条の3,保有特定個人情報の提供の制限,第85条の2,保有特定個人情報の利用停止請求権などが主な改正点と考えられます。しかしながら,基本的な問題は解決されていないと考えられます。  社会保障・税番号制度,いわゆるマイナンバー制度が導入され,本年10月から個人番号,法人番号が通知され,平成28年1月から順次,各行政機関において利用が開始される予定になっています。この制度は,国民一人一人に固有の番号を割り振るものであり,国や地方公共団体で分散管理している年金や納税などの個人情報を相互に利用できる仕組みにつなげることを目的としています。より正確な所得の把握が可能となることから給付漏れや二重給付,税の不正還付などが減少し,社会保障及び税の給付と負担の公平化が図られるなどの効果があるとされています。  しかし,こうした効果が期待される一方で,この制度が個人のプライバシーと密接に関連するものであることから,セキュリティー対策を完全にしていたものにもかかわらず,日本年金機構の125万件の情報流出問題などが起きました。個人情報の漏えいや目的外使用,さらには,成りすましなどの犯罪被害のおそれが指摘されています。国民のプライバシー侵害が危惧されることから,よって,反対討論といたします。 ○議長(菊永忠行)  次に,本案に賛成者の発言を認めます。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。  ほかに討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  これで討論を終わります。  これから議案第42号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第42号は原案のとおり可決されました。     ──────────────────── △日程第14議案第43号南九州手数料条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第14,議案第43号南九州手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第43号南九州手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。  本案は,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が,本年10月5日から順次施行されることに伴い,所要の改正をするものでございます。  改正の内容は,個人番号通知カード及び個人番号カードの再交付手数料規定の制定並びに住民基本台帳カードの交付及び再交付手数料規定を廃止しようとするものでございます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  ただいま議題となっています議案第43号は文教厚生常任委員会に付託します。     ──────────────────── △日程第15―日程第16          議案第44号―議案第45号一括上程
    ○議長(菊永忠行)  日程第15,議案第44号南九州市林業総合センター条例を廃止する条例の制定について及び日程第16,議案第45号財産の無償譲渡についてを一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  まず,議案第44号南九州市林業総合センター条例を廃止する条例の制定について御説明を申し上げます。  本案は,本年11月1日をもって,南九州市知覧町郡3666番地1にあります木造平家建て,南九州市林業総合センターを下郡南自治会に譲渡することに伴い,この条例を廃止しようとするものでございます。  次に,議案第45号財産の無償譲渡について御説明をいたします。  本件は,本年11月1日をもって,南九州市知覧町郡3666番地1にあります南九州市林業総合センターを地域活性化の拠点施設として,下郡南自治会に無償で譲渡しようとすることから,議会の議決を求めるものでございます。  以上2件について御説明いたしましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。  これから議案第44号及び議案第45号についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第44号及び議案第45号については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第44号及び議案第45号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。  これから議案第44号及び議案第45号についての討論を一括して行います。まず,本案に反対者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。  次に,本案に賛成者の発言を認めます。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第44号南九州市林業総合センター条例を廃止する条例の制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第44号は原案のとおり可決されました。  次に,議案第45号財産の無償譲渡についてを採決します。この採決は起立によって行います。まず,本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。   [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第45号は可決されました。     ──────────────────── △日程第17議案第46号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について ○議長(菊永忠行)  日程第17,議案第46号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第46号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について御説明をいたします。  南九州市過疎地域自立促進計画は,平成22年3月に過疎地域自立促進特別措置法が一部改正され施行されたことに伴い,平成22年12月に策定したところでございます。  本件は,新たな事業の追加及び計画に登載された事業の内容に変更が生じたため,当該計画の一部変更について,過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により,議会の議決を求めるものでございます。  変更内容は,平成26年度から過疎対策事業債の対象施設に火葬場が追加されたことから頴娃浄楽苑火葬炉改修事業を追加し,また,校舎等の老朽化が著しいことから事業着工年度を繰り上げた別府小学校中校舎大規模改造事業及び川辺小学校屋内運動場大規模改造事業を追加するものでございます。  また,林道辨才天線開設事業の延長,市道石垣只角線等の幅員等や消防施設整備事業の防火水槽等設置基数,公営住宅等整備事業の建築戸数を変更するものでございます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。 ◆議員(伊瀬知正人)  議案第46号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更については,議会全員協議会でも説明を受け,27年度までの計画に対する整備実績見込みの一部変更と捉えているところでありますが,議案つづりの38ページのAとBで,頴娃浄楽苑の運営について,今後2炉体制による火葬を検討するとありますが,現在3炉ある中で,知覧地区の枕崎共同斎場使用を頴娃浄楽苑使用とし,3炉を維持することで財政的に軽減はできないか,今後の運営では南薩地区衛生管理組合と十分調整を図るべきと考えますが,どのように考えるか質問します。 ◎市民生活課長(東篤)  お答えをいたします。  本市の火葬業務につきましては,現在,組合によります近隣市との共同処理と,それから,本市単独によりますそれぞれ3つの火葬場で業務が行われております。本市の人口規模,財政規模で3施設の保有というのは適正ではないのではないかというふうに思っておりまして,このことが経費増大の要因となっているところでございます。  火葬経費削減のために,南薩地区衛生管理組合で共同処理します知覧地域の火葬業務を離脱しまして,頴娃浄楽苑で行ったらという御提案につきましては,一つの考え方で理解できる内容であるというふうには思っております。  この提案を実現するためには3つの課題があるというふうに考えております。1つ目は火葬能力の問題,2つ目が一部事務組合におけます火葬業務からの離脱につきまして構成市の了承が得られるかということと,それから,3つ目については,頴娃地域,知覧地域の住民の皆様方の理解が得られるかというこの3点でございます。  御提案の前提条件となります火葬能力について検討をいたしてみますと,3炉体制での火葬能力は,現在の作業人員を増やすなどの管理運営体制を強化するなどの条件はつきますが,最大で650件から750件程度は可能ではないかというふうに考えております。現在の頴娃,知覧,両地域の件数が全部で500件から600件程度となりますことから,この点については計算上可能だというふうに考えられます。  2つ目の火葬業務の一部事務組合からの離脱についてでございますが,枕崎共同斎場は,枕崎市,旧坊津町,旧知覧町が火葬業務を広域化し,財政的負担を軽減する目的で地方自治法に基づきます一部事務組合の共同処理事務として平成3年に供用開始された施設でございます。  本市がこの共同処理事務から離脱をしますと,火葬数は減るといたしましても,施設の運転経費はさほど変わらないと思われますことから,本市以外の枕崎,南さつま市の負担が増えることとなります。共同処理事務として設立した経緯を踏まえますと,火葬業務の離脱の協議を行うことは,現時点ではそのタイミングではないというふうに考えております。  3つ目の頴娃地域,知覧地域,それぞれの住民の理解の問題ですが,知覧地域につきましては,現在の枕崎共同処理場よりも距離的には近くなりますことから,理解は得られやすいんじゃないかというふうに考えております。一方,頴娃地域住民の皆様にとりましては,現在の火葬数の2倍程度になるということから,希望の火葬時間帯がとれないという場合も多く発生することも予想をされます。このことを考慮しますと,現段階で現状を変更してまで頴娃地域の皆様に理解を求める時期ではないというふうに考えております。  このようなことから総合的に判断をいたしますと,現時点では知覧地域の火葬を頴娃浄楽苑で行うことについては難しいのではないかというふうに考えております。  ただ,議員御指摘のように,本市の人口規模,財政規模から考えますと,3つの火葬場による火葬業務は本市財政の負担となっておりまして,財政が縮小傾向にあり厳しさを増す中で,将来的にもその負担感はますます大きくなっていくというふうに考えます。  平成24年10月に南九州市火葬場検討委員会から答申がなされましたとおり,将来の人口減少や中長期の財政などを考慮しますと,将来に向け一部事務組合の火葬地域の再編や施設の統合などを含めた火葬業務のあり方について根本から検討をする必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。  これから討論を行います。  まず,本案に反対者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。  次に,本案に賛成者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第46号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第46号は原案のとおり可決されました。     ──────────────────── △日程第18議案第47号平成27年度南九州一般会計補正予算(第4号) ○議長(菊永忠行)  日程第18,議案第47号平成27年度南九州一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第47号平成27年度南九州一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。  今回の補正は,職員人件費,庁舎管理費及び補助事業の内示等に伴う経費並びに当面における経費について補正しようとするものでございます。  歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億4,141万4,000円を追加し,予算の総額を歳入歳出それぞれ216億5,148万円にしようとするものでございます。  補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。  まず,各費目の職員人件費につきましては,育児休業職員等に係る職員人件費の該当費目の給料,職員手当等を調整するものでございます。  次に,総務費は,庁舎管理費において,川辺庁舎の期日前投票所として使用しております既存庁舎の老朽化に伴う解体工事と,新たにプレハブ式の庁舎整備経費を,また,平成28年1月からのマイナンバー制度による個人番号カードの交付に必要な機器の購入経費等を追加いたしました。  民生費では,前年度の国庫補助事業の精算による返還金,児童扶養手当の増のほか,安心こども基金総合対策事業費で緑が丘こばと園の認可化移行に伴う保育施設の改修費に対する補助金を追加し,衛生費では,清掃費の南薩地区衛生管理組合の汚泥再生処理施設の整備に要する負担金に過疎対策事業債の充当が可能となったことにより,財源区分の変更を行うものでございます。  次に,農林水産業費の茶業振興費は,活動火山周辺地域防災営農対策事業により,7事業主体に摘採機能付き降灰除去機11台の導入補助金を追加し,畜産業振興費では,当初予算で6次産業化サポート事業による補助を予定していた株式会社エヌチキンの鶏肉加工処理施設整備につきまして,地域経済循環創造事業へ事業の変更を行うほか,貸し付けのニーズが高まっている乳用牛導入事業基金造成への増額を行い,林業振興費では,南薩地域景勝林保存再生対策事業による松くい虫の被害防止のための樹幹注入の委託料を,市有林管理費では,ふるさとの森再生事業補助金を活用した除間伐の促進経費を追加いたしたところでございます。  次に,商工費には,県の地域振興推進事業による南九州観光まるごと情報発信事業費として,知覧庁舎敷地内に設置している電光掲示板の更新経費を追加し,消防費では,新規に空き家対策事業費として,空き家の実態調査に要する経費を追加いたしました。  教育費につきましては,ちらん夢郷館の多目的ホールの移動観覧席の修繕経費を追加し,災害復旧費では,梅雨前線の豪雨による林道の災害復旧に係る委託料と,市道4線の公共土木施設災害復旧費を追加いたしたところでございます。  諸支出金は,庁舎建設整備基金への予算積み立て及び基金利子分の積み立てを行うものでございます。  一方,歳入の市税につきましては,市税の固定資産税太陽光発電設備等の償却資産の増により,5,000万円の増額をするものでございます。  また,国庫支出金から市債につきましては,各事業に見込まれる歳入を計上し,この結果,今回の補正における一般財源の収入額は,市税,繰越金の増額に加え,市債の増額等により所要額を上回ったため,財源調整のため,財政調整基金繰入金を減額して調整するものでございます。  次に,第2条の地方債の補正につきましては,過疎対策事業を一次配分額に応じ調整の上,充当を予定するほか,緊急防災減災事業は,充当予定事業の変更による増額を行い,臨時財政対策債につきましては,本年度の発行限度額が決定されたことから増額するものでございます。  以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。 ◆議員(伊瀬知正人)  議案第47号,説明資料24ページ,5款1項4目,6次産業化サポート事業費及び地域経済循環創造事業費について質問します。  6次産業化サポート事業費7,500万円の総額を減額し,今回,地域経済循環創造事業費5,000万円を新たに計上しておりますが,6次産業化サポート事業費については,27年度施政方針でも新商品開発と付加価値の向上を努めるとありますが,当初の事業化の精査が足らなかったのではないか,地域経済循環創造事業費は,サポート事業費より2,500万円の減額となっており,事業主体にとって有利性があるのか,総事業費と補助率の説明を求めます。  同じく説明資料25ページ,4目畜産業振興費一般経費について質問します。  肉用牛及び乳用牛の生産基盤強化対策として,今回,乳用牛導入事業基金へ繰出金550万円を計上していますが,現在の基金総額は3,650万円で,26年度末の基金運用残額は946万7,637円となっており,今回550万円を増額することで1,496万7,637円となり,24頭分の貸し付けとなりますが,27年度中に貸し付けは可能と考えるか。  なぜこのような政策的な予算措置を,当初予算でなく補正予算なのか,財政的にも歳入で肉用牛特別導入事業基金から1,645万7,000円を繰入計上しておりますので,畜産業振興強化対策のため計上するのはよくわかりますが,なぜ補正予算計上なのか質問いたします。 ◎畜産課長(三宅俊正)  当初お願いしました6次化サポート事業は,27年1月ごろに募集がありまして応募した事業です。当初,事業主体の希望として約1億5,000万程度の事業費で,2分の1の補助であることでしたので,7,500万を計上させていただきました。その後,当該事業が融資型で補助率を3分の1に変更するなどと,及び国との直接事業であったものが県経由となるなどの大幅な見直しがあり,事業主体と協議しました。  このことにより,事業内容の大幅な検討を余儀なくされ,ことしについては早急に対応をしなければならない事業を実施し,その他については翌年以降実施することになりました。  そこで,今回早急に対応しなければならないハラールフード関係の加工販売に関する事業の総事業費約7,500万円で定額補助の上限5,000万円である総務省の地域経済循環創造事業で,工期等の関係で今回お願いしているところでございます。国の事業内容の大幅な変更に対して情報収集に欠けていたことは事実であり,今後の課題になったことは事実であり,今後に対しての反省点であります。  次に,肉用牛導入事業への550万円の繰り出しの関係ですが,この事業は平成21年に創設し,当初3年間で5,000万円の繰り出しをお願いすることで全協等でお願いした事業です。しかし,戸数や貸付の状況等から,平成22年に1,200万円,平成23年に650万円の繰り出しを行い,今までで3,650万円で運用させていただきました。本来なら額及び内容等を考慮しますと,議員の御指摘のとおり当初予算で計上すべきものと思います。  現在,畜産においては,飼料高騰の高どまり等はあるものの,酪農以外,私の想像を超える高値等で推移しているのが実情であります。ただ,酪農においては,主要飼料作物であるトウモロコシが,平成26年度は7号,8号,11号の3台風の被害を受け購入飼料に頼り,2月から4月において収入のない農家等が発生したこともあります。  また,27年においては,3月内の植えつけはまあまあであったものの,その後の植えつけしたものについては,長雨,日照不足により,これもまた大きな被害となっているところでございます。  平成26年度から3作大きな被害を受け,今年度が大変であることが予想されましたので,今回の年度途中での補正となった次第です。  また,これらのことから,酪農家の希望頭数52頭,金額において3,120万円程度の貸付希望がありましたので今回補正をするものです。どうか,年度途中でございますが,酪農家の窮状を御理解の上,御審議方よろしくお願いしたいと思います。
    ◆議員(伊瀬知正人)  昨年,26年度から27年度にかけての酪農家の実情というのも,ただいまの答弁でよくわかりましたけれども,現在,酪農家は20戸であるわけですが,うち13戸が既に貸し付けられている戸数で,52頭の貸し付けで2,700万円相当額が貸し付けられておりますけれども,残りの7戸と,1戸当たり5頭までの条件の中で,導入先がどこになるかわかりませんけども,北海道からの導入となればなおさら難しくなるのではないかなと心配しますけれども,そんなことを考える中で,当初予算で計上して計画的な事業執行をすべきではなかったかということについて再度質問します。 ◎畜産課長(三宅俊正)  大体,導入予定は12月の北海道を例年であれば予定しているところなんですけど,現在,トウモロコシ等の作付状況がありましたので,農家等の希望をとりましたところ,大体52頭の要望がありましたので,その金額に見合う要望額を補正させていただきました。  ただ,この要望に対しましては,こちら側としても経営状況において債権保全を図らないといけませんので,全戸貸し付けるわけにもいきませんけど,そして,酪農家の希望に添えないかもしれませんけど,一応飼料高,それから,トウモロコシの不足分については,これをカバーするためには一応貸し付けまして,負の連鎖反応を12月ごろで防ぐ必要があるんじゃないかということで今回年度途中でありましたが,補正となっているところでございます。  あくまでも基金運営ですので,農家の希望には添えるようにしたいと思いますので,年度をまたがるかもしれませんけど,二,三年はこのトウモロコシの影響が尾を引きますので,二,三年については今の状態で,550万円増額した分で運営させて状況を見ていきたいと思っております。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  ただいま議題となっています議案第47号は,各常任委員会に付託します。     ──────────────────── △日程第19―日程第21          議案第48号―議案第50号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第19,議案第48号平成27年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から日程第21,議案第50号平成27年度南九州市介護保険事業特別会計補正予案(第2号)までの以上3件を一括議題とします。  本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第48号平成27年度南九州国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。  歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額からそれぞれ528万8,000円を減額し,予算の総額を歳入歳出それぞれ69億4,511万2,000円にしようとするものでございます。  歳出につきましては,後期高齢者支援金と介護納付金の決定による納付金の補正を行い,前年度の療養給付費及び特定健診負担額の実績に伴う国庫負担金等の返還金を計上するものでございます。  歳入につきましては,本賦課による保険税の収入見込みの減額分を計上するとともに,前期高齢者交付金の決定による増額を行い,国の療養給付費負担金,財政調整交付金及び県の財政調整交付金は前期高齢者交付金等の決定により減額を行うもので,今回補正の収支不足額につきましては,前年度決算に基づく繰越金を計上して調整するものでございます。  次に,議案第49号平成27年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。  歳入歳出予算の補正につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ145万9,000円を追加し,予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,822万5,000円にしようとするものでございます。  歳出につきましては,出納整理期間中に納付された保険料を後期高齢者医療広域連合に支払う納付金及び前年度の事業実績に伴う剰余金の一般会計繰出金を計上するもので,歳入につきましては,繰越金で調整をいたしたところでございます。  次に,議案第50号平成27年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。  歳入歳出予算の補正につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ7,613万4,000円を追加し,予算の総額を歳入歳出それぞれ48億492万円にしようとするものでございます。  歳出につきましては,前年度の事業実績に伴い確定いたしました介護給付費準備基金への積立金,国・県等の返還金及び一般会計への繰り出し金を計上するものでございます。  歳入につきましては,地域支援事業に係る歳入の減額を行った上で,前年度の決算による繰越金を計上したところでございます。  以上で,議案第48号から第50号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。  これから,議案第48号から議案第50号までの以上3件についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  ただいま議題となっています議案第48号から議案第50号までの以上3件については,文教厚生常任委員会に付託します。     ──────────────────── △日程第22議案第51号平成27年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(菊永忠行)  日程第22,議案第51号平成27年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第51号平成27年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  歳入歳出予算の補正につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ65万円を追加し,予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,728万9,000円にしようとするものでございます。  歳出につきましては,前年度決算に伴う消費税納付金について補正しようとするもので,歳入につきましては,繰越金を計上するものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。  これから討論を行います。  まず,本案に反対者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。  次に,本案に賛成者の発言を許します。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第51号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第51号は原案のとおり可決されました。     ──────────────────── △日程第23請願第2号川内原発の再稼働の中止を求めることと避難計画を含めた住民説明会の開催を求める請願 ○議長(菊永忠行)  日程第23,請願第2号川内原発の再稼働の中止を求めることと避難計画を含めた住民説明会の開催を求める請願についてを議題とします。  ただいま議題となっています請願第2号は,総務常任委員会に付託します。  ここで,しばらく休憩します。 午前11時20分休憩 ─────────── 午前11時30分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。     ──────────────────── △日程第24一般質問 ○議長(菊永忠行)  日程第24,一般質問を行います。  順番に発言を許します。  まず,伊瀬知正人議員。   [4番議員伊瀬知正人登壇] ◆議員(伊瀬知正人)  皆さん,お疲れさまでございます。  まず,先日の台風15号により被害を受けた皆様方に,心からお見舞いを申し上げます。  それでは,私は,先に通告しておりました夢・風の里アグリランドえいの管理運営について質問します。  まず1番目に,現在アグリランドえいは,株式会社頴娃観光開発公社が指定管理を受けて管理運営しているが,公社のこれまでの収支状況はどうなっているのか。  2番目に,株式会社頴娃観光開発公社の経営の基盤,経営の状況及び経営改善策のあり方についてどのように考えているか。  3番目に,専門的な機関において経営診断を行った上で,管理運営について民間を含めたあり方検討委員会を立ち上げる考えはないか。  4番目に,一般公募により指定管理者を選定する考えはないか。  以上,登壇での質問とし,あとは議席から質問をいたします。   [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  伊瀬知議員の御質問にお答えをいたします。  夢・風の里アグリランドえいの管理運営についてという御質問の中で,1番目の管理運営している公社のこれまでの収支状況を問うという御質問にお答えいたします。  株式会社頴娃観光開発公社は,平成8年2月に夢・風の里アグリランドえいの管理法人として設立され,現在の指定管理者として業務を行っております。  これまでの公社の収支状況についての御質問でございますが,年度ごとにばらつきがあるものの,平成26年度,第20期までの決算で,変動費,固定費が売上高を上回る損失の合計が1億33万6,000円となり,資本金1億円に対し債務超過となっているところでございます。  2番目の頴娃観光開発公社の経営の基盤,経営の状況及び経営改善策のあり方についてどのように考えているかという御質問にお答えをいたします。  株式会社頴娃観光開発公社のこれまでの決算内容から,非常に危機的な状況であると考えます。施設の運営が霧などの気象条件に左右されやすいことや,過疎化による人口減少,施設の老朽化,近隣に類似施設ができたことなどによりまして入園者が減少したことが原因と考えられますが,一方,公社自体の営業や運営に関する努力も不足していたのではないかと思うところでございます。  先日開催の南九州行政改革推進委員会におきましても,経営状況に関して大きな方針転換が必要との御意見もいただき,改善が必要であるとの評価となったところでございます。  市といたしましても,今後,夢・風の里アグリランドえいの運営方法も含め,株式会社頴娃観光開発公社の経営について検討の時期にきていると考えておりますので,行政改革推進委員会をはじめ,市民の皆様の声を聞きながら対応したいと考えております。  3番目の専門的な機関において経営診断を行った上で,管理運営について民間を含めたあり方検討委員会を立ち上げる考えはないかという御質問でございますが,本年度から株式会社頴娃観光開発公社では,取締役と支配人などの関係者で月例会を開催し,現場の声を聞きながら経営改善のための施策と実施スケジュールを協議し,業務に反映させております。  各部門において,人員や経費の削減対策や売り上げ増となるような対策を検討しておりますが,抜本的な解決には至らないのが現状でございます。  このようなことから,御提案の株式会社頴娃観光開発公社の経営について,民間の専門的知識を有する方々を含めた組織を設置することについて検討したいと思います。  最後の一般公募により指定管理者を選定する考えはないかという御質問でございますが,アグリランドえいは,平成8年2月に設立されました株式会社頴娃観光開発公社が第3セクターとして運営してきましたが,平成18年5月からは,指定管理者として非公募により市と契約し運営をいたしております。現在は2期目で,期間は平成24年4月から平成29年3月までの5年間でございます。  前回の選定では,市の施策の円滑な推進を図る上で,施設の設置目的と密接に関連する団体に管理させることが適当と認められる施設と判定したことから,非公募で「株式会社頴娃観光開発公社」を選定をいたしております。  しかしながら,株式会社頴娃観光開発公社の経営状況に対する行政改革推進委員会の評価も非常に厳しいものであり,アグリランドえいの施設利用の活性化を図る必要性を感じることから,次回の選定では一般公募による選定も検討してまいりたいと,このように思っております。  以上で答弁とさせていただきます。 ◆議員(伊瀬知正人)  ただいま市長から答弁をいただきましたが,まず,公社のこれまでの収支状況でございますけれども,先の6月議会で報告された26年度,第20期の収支状況は,総売上で7,411万5,910円,うち営業売上4,428万7209円,指定管理料3,221万5,000円,支出では,販売及び一般管理費で6,742万2,459円,うち給料手当3,297万9,919円で,収支的には,先ほど市長の答弁にもありますように,566万6,598円の赤字決算であります。  一方,10年前の平成17年度,第11期の収支状況は,総売上1億1,114万5,546円,うち営業売上9,661万4,964円で,支出では,販売及び一般管理費で9,783万9,563円,うち給料手当4,194万6,175円で,収支的には668万1,673円の黒字決算となっております。18年度,第12期から株式会社頴娃観光開発公社で指定管理を行っておりますが,単純に17年度期と26年度期を比較すると,営業売上で9,600万円あったのが4,400万円まで落ち込んでおり,支出では,販売及び一般管理費9,700万円が6,700万円となっておりますが,このような状況をどのように分析して指導しておりますか,再度,質問をいたします。 ◎都市計画課長(大隣健二)  お答えします。  基本的に,収益と費用の差額を指定管理料として計上することとなっておりますが,想定した収益が得られない状況があり,結果として毎年増額されていくことになっております。先ほども市長答弁で申し上げましたけれども,施設が天候に左右されることや,経年劣化,類似施設の台頭によるもののほか,公社自体の営業や運営に関する努力不足,市当局の指導不足により,売り上げが減少したものと反省しているところでございます。  以上です。 ◆議員(伊瀬知正人)  ただいま答弁の中で,いろいろと反省すべき点があるという答弁でございます。やはり,これらを解消するためには,27年度期においては営業売上を521万2,000円増額し,4,950万円に指定管理料を47万4,000円増額して,3,268万9,000円にして収支を図ろうと計画しておりますが,計画どおりの成果が上がりそうですか。また,計画どおり,もしいかなかった場合においては,27年度途中に指定管理料の補正増というのがあり得るのか質問をいたします。 ◎都市計画課長(大隣健二)  27年度の事業を見ながら考えていきたいと思っておりますが,補正については現在のところ考えておりません。
     以上です。 ◆議員(伊瀬知正人)  27年度においても,先ほど来,いろんな報告事項等ある中で,天候,特にアグリランドにおいては,霧がかかったりして天候に左右されるということで,先ほどの市長答弁にもあった中で,現在の27年度期における状況はどういう状況であるか,また,先ほど補正は考えていないというような答弁でございますけれども,先ほど,市長答弁にもありますように,もう既に1億円を食い潰して33万6,000円の赤字,それを指定管理料で補っている今の計画ですので,運営会社からすると,指定管理料に頼ることになるのではないかと,何か手だてがあるのかというふうに思うところでございますけれども,それについてもう1回お願いいたします。 ◎商工観光課長(塗木博人)  御指摘のとおり33万6,000円の債務超過となっておる状況でございます。平成27年度におきましては,先ほど申し上げましたとおり,月例会等を開催いたしまして現場との調整を図りながら,33万6,000円の債務超過をなくすよう努力をしていきたいと考えております。 ◆議員(伊瀬知正人)  今の27年度期の営業売上等を注視しながら指導をしていかなければいけないだろうというふうに感じますけれども,この公社の経営の基盤,そしてまた経営の状況なり,経営改善策等についてでございます。  この公社は,旧頴娃町と民間会社が出資して,総額1億円でスタートしたと認識しておるところでございますけれども,当初は民間会社から常駐の専務と支配人が指揮をとって運営をされていたと思います。しかしながら,経営不振ということで民間会社が引き上げて,民間会社の持ち株を旧頴娃町が買いとって頴娃町が100%持ち株主で,株式会社頴娃観光開発公社となって現在に至っているというふうに認識しております。  そこで,やはり,先ほども市長答弁にもありましたように,26年度の決算報告は,もう既にあったように33万6,000円の赤字残高となっております。民間会社であれば,既に倒産であります。自己破産です。この公社の経営基盤,経営状況をどのように捉えて,市としては,今後どのように対応していく考えか,先ほども答弁いただきましたけども,これについてもう1回,再度,質問をいたします。 ◎副市長(鶴田康夫)  私は,市の立場の副市長という立場と,もう1つは指定管理者であります頴娃観光開発公社の代表取締役という立場にございます。しかしながら,頴娃観光開発公社の代表取締役としての答弁はできませんので,副市長としての答弁をさせていただきたいと思います。  今,資本金が1億円であったものが,既に1億円を使い切って33万6,000円の赤字になっているということでございました。これは,平成18年に株式会社頴娃観光開発公社が指定管理になったときに,資本金の1億円は,既に8,900万円ぐらい食っておりまして,残金は1,100万円ぐらいしかなかった状況,それが10年前の状況でございます。その後,やはり,売上減とかそういうものがありまして,一時期,これが一番多かったときが1,100万円からずっと落ちてきまして900万円代まで入ってきたことがあるんですけども,それが,その後ずっと減ってるというような状況でございます。私も前山内副市長から3年前に担当副市長を引き受けまして,どうにかしなきゃいけないなということで,会社ともいろいろやりとりやってまいりました。そういった中で,会社といたしましてもいろんな取り組みをしてきたところでございます。1つの例といたしまして,市の財政に頼らず,株式会社頴娃観光開発公社からの支出は一銭もないアグリウォークというのを3年前にスタートいたしました。これは,民間の方々から協賛金をいただいたり,お土産には地元のお茶農家とかいろんなところからの御協力をいただいて記念品等差し上げているところですが,これにつきましては,独立採算でやってますけれども黒字でございます。  それから,やはり,アグリ温泉は非常に泉質がいいということで,従業員の皆さん方が何とかならんかということで,アグリ温泉の化粧ミスト水というのを開発いたしました。つるつる温泉ミストと,女性だけじゃなくて男の人たちにも非常にいいミスト水だということで,昨年の11月,これを1,000本売り出しまして,いろんな方々の御協力を得まして1,000本も売り切りまして,今,2,000本目に入っているところでございます。そういう努力もしながらもなかなか難しい経営状況でございますけれども,先ほどの答弁の中にもありましたけど,非常に天候に左右される施設でございます。やはり,天候に左右されないような運営も,今後,考えていかなければいけないのじゃないかというふうに私自身も思っているところでございます。  以上でございます。 ◆議員(伊瀬知正人)  次に,このような状況を踏まえて,専門的な機関において経営診断を実施し,その診断をもとに民間部を含めたあり方検討委員会を立ち上げ,今後の方向性を探る必要があるということで,先ほどもその方向で検討し実施していくという答弁もいただきました。  また,行政改革推進委員会でもDランクというふうに位置づけられて,改善が必要であるという中で,いろんな意見が出されております。「経営診断をしてマンネリ化に対処する必要がある」「黒字にするための施策を再検討する時期である」「売店の商品が少ない」「民営化等を考える時期ではないか」などの意見が出されております。今,市が中心になって経営改善対策委員会を立ち上げて検討しているという,先ほどの答弁にもありましたように,取締役等含めて月例会をやっているという答弁でもございました。私は,やはり,待ちの体制ではなくて,攻めの体制に切りかえて,優秀な営業員を採用して,予約制でもって先手で仕事をする体制が必要だというふうに思います。そのための株式会社であります。優秀な社員には,やはり賃金面で優遇して意欲のある職場が大事であります。給与カットだけでは社員はついてこないというふうに思うところでございます。  私は,以前,特産品協会の質問のときに,南九州市内の特産品を一堂に集めて展示即売会を開催したらどうかと提案したことがありました。また,近隣の喜入の農村公園や,指宿市,南九州市の観光協会などと連携を密にして,集客を進める必要があると思います。  先ほど,副市長のほうから,温泉の効能的な化粧品の開発,また,アグリウォーク,非常に景観もよくて素晴らしいところであるというような評価もいただいているようでございますけれども,やはり,こういったできることから,まず手がけてやっていくという努力の姿勢が必要だと思いますけれども,このような集客の進め方についてどのように考えているか質問いたします。 ◎商工観光課長(塗木博人)  民間を入れたあり方検討会を設置する考えはないかといったような御質問かと思います。御指摘のとおり,公社の役員は,現在,市の職員が行っておりまして,いわゆる経営や営業や関するノウハウを持ちあわせていないことから,直接,経営に関して適切な指導ができない状況でございます。そのため,経営の専門家やレジャー施設運営の経験者など,民間活力を導入することには大きな意義があるのではないかと考えているところです。  しかしながら,先ほど申し上げましたとおり,現在の指定管理の契約は平成28年度までとなっておりますことから,来年度中には指定管理の形態がどうなるか,方針が打ち出されることと思われます。このような動きを見きわめながら判断したいと考えているところです。  それから,特産品の展示販売の考え方についても御質問がございました。前回もいただきましたけれども,その後,南九州市特産品協会を設立いたしまして,市全体で情報交換をしながら,また,広域的にイベントや物産展への出店活動も,現在,行っているところでございます。協会独自のイベントといたしまして,毎年3月に「春のうまかもん市」を実施しております。来年も第3回目を実施することとしております。  アグリランドえいでの特産品販売につきましてですが,基本的には経済効果の見込まれる集客力のある場所やイベントに出店する方法をとっておりますので,アグリランドで実施する催事など,そういった人が集まるような場所を捉えて,特産品協会の意見を聞きながら進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◆議員(伊瀬知正人)  今,先ほど取締役を含めて庁舎内における月例会が開催されているというようなことでございますけれども,これをどのような意見等が出てるのか,そういうことを含めて,やはり,指定管理も29年の3月までは,現5年間という期間の中で続くわけですけども,取締役会,月例会あたりでどのような意見等が出されているのか,そこをお聞かせください。 ◎副市長(鶴田康夫)  取締役を含めた,担当課も含めた月例会ですけれども,まずは,今年度は27年度の経営改善計画について協議をしたところでございます。そのほかに,毎月,会計事務所から月例報告が出てきてますので,その内容についてチェックをしているところでございます。  実を申し上げますと,先ほど,ちょっと答弁の中で触れるべきであったかもしれませんけれども,昨年の9月に指定管理者の担当課であります都市計画課を通じて,頴娃観光開発公社が9月分の支払いができないけれども,副市長は社長としての立場で知ってるかということがありまして,私もびっくりしたことがありまして,何とかそれはクリアできたんですが,今の27年度の経営改善計画を定める前に,急きょ,取締役と担当課を集めまして,売上増のことはなかなかそのときには議論できませんでしたけれども,どういうものの経費の見直しをすれば,今年度,平成26年度を乗り切れるのかということで,収益を生まないような小動物公園の縮小とか,あるいは焼き肉レストランを終日オープンしてますけれども,時間限定でして夜は予約制にしようかとか,あるいは小動物公園の従事者の時間を少し減らそうとか,いろんなことをやってまいりました。そういった中で,やはり,幾らかの改善が図られてきたわけでございますけれども,結果的には赤字となったところでございます。今後も,やはり,そういうことも含めながら月例会を開催したいというふうに思っております。 ◆議員(伊瀬知正人)  今,副市長のほうから突っ込んだ改善計画なり,月例会の報告がありましたけれども,なかなか抜本的な改革というか,改善計画が打ち出されていないなというふうに感じます。というのは,やはり,縮小,先ほども申し上げましたけれども,賃金カット,規模縮小ということになると,当然,この施設というのは国県の補助事業等を投じて設置された施設もある中で,耐用年数とか,そういった問題等もあって,ただ単に縮小もやめるということだけで済む問題でもないというふうに思います。それらを抜本的に改革するためには,やはり,専門的な経営診断を受けて,そして民間を含めた形のあり方検討委員会を立ち上げてその方向性を見出した中で,やはり全国に発信する形での29年度からの指定管理者を一般公募して決定をしていくと,そういうことが大事であろうというふうに,その足がかりとして,今,何をすべきかということをもう一回,副市長をはじめとする取締役会の中で十分検討していただきたいというふうに思います。  全体的に夢・風の里アグリランドえいの管理,運営について質問をしてきましたけれども,アグリランドの初期の目的は,都市と農村の交流の場として位置づけ,各種国県補助事業を導入して設置され,オープンしてから既に20年が経過をいたしました。南九州市民をはじめ,アグリランドに訪れる人たちが,よかった,また行ってみたいと思えるような,そんなアグリランドにするために,しかも,健全な経営のために運営会社を一般公募により全国的に発信して選定する必要があると思いますが,ここについて再度質問をいたします。 ◎副市長(鶴田康夫)  このアグリランドえいの施設を指定管理者として応募する場合に,非公募として現在のとおり株式会社頴娃観光開発公社に申請させるか,公募とするかということにつきましては,市の行政改革推進本部会議で議論して決定するというふうにシステムがなっております。そういったことで,今,伊瀬知議員からおっしゃいました要望というか質問がございましたことについては,やはり,公募ということも選択肢の一つとして議論すべきじゃないかというふうに思っております。 ◆議員(伊瀬知正人)  今,副市長の答弁の中で行政改革推進会議という確認をしたいんですが,推進会議ですか,推進本部ですか。 ◎副市長(鶴田康夫)  行政改革推進本部会議でございます。 ◆議員(伊瀬知正人)  ということは,市長がトップであるわけですが,行政改革推進委員会で議論はすることなくして,市長をトップとする本部会議で決定をして,一般公募にするか非公募にするかということを決定をしていくということで理解していいですか。 ◎副市長(鶴田康夫)  前回の行政改革推進委員会の中でも,やはり,アグリランドえいにつきましては公募すべきじゃないかという意見と,もう一つは,たしか民間移管も検討すべきじゃないかという意見があったように,私は,ちょっと記憶してるんですが,そういった中で,やはり行政改革推進本部会議で公募するか,非公募にするかということについては,今のこういうような民間の方々が構成する行政改革推進委員会の意見も取り入れながら決定するということになろうかと思います。 ◆議員(伊瀬知正人)  先ほども,行政改革推進委員会でもこのような意見が出されておりますよということを申し上げましたし,やはり,副市長のほうからあったように,その委員会の意向を踏まえて,十分な本部会議でそのような形でできる限りというか,今のこういう現状を踏まえた上で一般公募という形でやるべきであるというふうに考えますので,お願いをしたいというふうに思っております。  最後に,私の今回の質問は,夢・風の里アグリランドえいの経営を発展的に改善して,魅力ある施設にするためにはどうすればいいかという思いで質問をしておるところでございます。市長,副市長の考え方を最後にお聞きして質問を終わります。 ◎市長(霜出勘平)  これまで経営状況等も詳しく御説明してきたところでございます。そして,何よりも公社のほうで何とかせんにゃいかんというようなことで真剣に取り組まれた経緯もあります。そういったこともやってきたんですが,現在では,なかなか抜本的な解決策を見出せないというようなことでございます。  議員のおっしゃるようにいろんな専門的な機関,それから,指定管理者を変えてみるとか,それから,それでもどうしてもだめだったら,民間移管も検討してみるとか,いろんなことを考えていかないと,もうちょっと,大なたを振るわないと,これは経営改善はできない施設だろうというふうに,私も認識をいたしております。そういったことで,公社の社長もおりますし,いろんな方々と真摯に議論をしながら,解決策を探ってまいりたいというふうに思っております。伊瀬知議員は,旧頴娃町の職員としても,これに深く携わってこられまして,このアグリランドえいに対する思いは,人よりも何倍も強いものがあるだろうというふうに思っております。また,いろんな方々の意見等も聞きながら,これの改善策を早急に考えていきたいと,このように思います。 ◎副市長(鶴田康夫)  先ほど,この経営の状況,経営改善のあり方検討委員会の設置のお話もありましたけど,もう一つ考えなきゃいけないのは,行政改革推進委員会でもありましたけれども,やはり,会社の取締役が全部,市の職員になっているということで,外部の取締役を入れたほうがいいんじゃないかという,そこまで踏み込んだ言い方じゃなかったけど,そういうニュアンスの発言があったように私は会議録で見ました。  そういった中で,先般,ある新聞に,地方銀行と第二地方銀行は,社外取締役を取り入れて,それが7割ぐらい増えてるという記事を私は目にいたしました。その中である方がおっしゃるには,やはり,社外取締役というのは,経営を監視するブレーキ役と,それから成長へと導くアクセル役があるんだということを書いてありましたので,今後は,そういう取締役のあり方についても経費は伴うかもしれませんけれども,検討していかなければならないかというふうに思います。  市といたしましても,頴娃観光開発公社の健全運営に向けて,いろいろと取り組んでまいりますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(菊永忠行)  ここでしばらく休憩します。 午後0時10分休憩 ─────────── 午後1時8分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。  次に,東兼喜議員。   [10番議員東 兼喜登壇] ◆議員(東兼喜)  先に通告してありました2つのことについて,市長に質問をいたします。  我が南九州市は,平成19年12月に新市として発足以来,7年8カ月が経過をいたしました。その間,国内外,いろんな出来事や痛ましい惨事もありました。中でも国内で忘れてはならない平成23年3月に起きた未曾有の東日本大震災,さらに同時に併発した福島原発事故,爪跡が大きく,復旧復興はいまだに道半ばでございます。  また県内では,気象状況等の変化により,平成25年8月には薩摩半島を中心に夏の長期猛暑,そしてことし7月は記録的な大雨による農作物が甚大な被害を受け,否や,先般の台風15号により,特に離島においては甚大な被害が報道されております。被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  幸い,我が南九州市においては,これまでに大きな災害や人災もなく,また市政においても順調な財政運営がなされていると思っております。  そこで市政への取り組みについて市長に質問いたします。  まず,新市発足後の新年の挨拶で,「初代市長としてその重責を負うことになり,その責任の重さをひしひしと感じております」と述べられております。初登庁のときの第1日目の胸の内と,あわせて現在多忙な市政の重みの日々を過ごしている中での位置についての感想,感激についてをお聞かせいただきたいと思います。  2点目に,本市の基本理念「自然豊かで創造と活力に満ちくらしといのちが輝く“こころ”やすらぐまち」の実現のための施策の達成等についてお聞かせください。  最後にはなりますが,我々の市議選はもとより,2期目の霜出市政も残り少なくなりましたが,市民の注目の的でございます3期目の立候補に当たってのお考えをお聞かせいただきたいと思います。  以上,1回目の質問とし,あとは自席で行います。   [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。  まず,市政への取り組みの中で,初代市長として,初登庁のときの心境と現在の心境についてどのように思っているかという御質問でございます。  8年過ぎたところでございますが,もう慣れてもおかしくもない8年間であったわけでございますが,もう心の休まるときはなかったというのが実感でございます。次から次にいろんな問題が出てきまして,これに対して,やはりこの経験不足もありまして,そのときそのとき真剣に対処してきたと思っておるところでございます。現在もその就任当時の気持ちを忘れないでいるところでございます。  それから,「自然豊かで創造と活力に満ちくらしといのちが輝く“こころ”やすらぐまち」の実現のための施策について,その達成度を問うという御質問にお答えをいたしたいと思います。  本市におきましては,「自然豊かで創造と活力に満ちくらしといのちが輝く“こころ”やすらぐまち」を基本理念とする本市の最上位計画である第1次南九州総合計画を平成20年度に策定をいたしたところでございます。総合計画は,平成21年度から平成29年度を計画期間としておりますが,現在は平成26年度から平成29年度までを計画期間とする後期基本計画に基づきまして,総合的で計画的なまちづくりを進めるため,各種施策を実施いたしております。  なお,基本構想につきましては,長期的展望に立った計画とすることから前期基本計画と同様でございます。この後期基本計画を策定する際に,前期基本計画で示しました291の施策を総合計画策定委員会専門部会で評価分析をいたしました。その各施策の評価結果につきましては,「十分な成果があった」が144施策で49.49%,「ある程度の成果があった」が130施策で44.67%,「成果不十分」が17施策で5.84%となっております。  また平成25年度末の85件の目標指数の達成状況につきましては,達成率8割以上が66件で77.65%,達成率5から8割程度は10件で11.76%,達成率5割以下が9件で10.59%となっております。この結果を見ますと,着実に第1次総合計画に沿って進んでおり,前期基本計画の施策はおおむね達成できたものと判断をいたしております。  しかしながら,少子高齢化の急速な進行や産業を取り巻く環境の変化など,本市を取り巻く環境はますます厳しさを増すことが予想されますので,今後とも本市の置かれている現状をしっかりと認識し,各種施策の推進に取り組んでいかなければいけないというふうに思っております。  2問目の市長選への立候補についてのお尋ねでございます。3月議会でも議員からお尋ねがございましたが,今後,いろいろな方々の御意見も聞きながら判断をしたいという答弁をいたしてきたところでございます。あれから5カ月,いろいろと私なりに考えてみました。そしていろいろな方の意見も聞いてきたところでございます。体力の限界,気力の衰え,こういったものはやはり避けて通れないなというのが今の実感でございます。ということで,今年12月22日が任期満了になります。これをもちまして,次期市長選には立候補しないというような決断をいたしました。  以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  ただいま切ない市長の答弁をいただいて,後々質問するのにもどうも私も戸惑いも起きたような感じもするわけですが,この問題は後にして,最初,市長の答弁では,日々心休まるところもなかったというようなお話,当然だろうと思います。しかし,どうですかね。こんなに南九州市もすばらしい話題や臨機応変な対応にしましても,南九州市はすぐれた功績もあり,またそれなりの実績もあったと確信しておるし,これもやっぱし市長の采配の賜物だというふうに認識はしておるところですが。  そこで市長,どうでしょう,市長も時間的な日課で過ごされていらっしゃると思います。そしてまた,その間,恐らく県外,県内出張の業務が本当に山ほどあっただろうと思っております。  そこで,何て言うんですかね,仕事の張りちゅうんですかね,一番市長が考えられ,また自分でも早く言えば自分で南九州市をこうしたいと,あれもしたい,これもしたいといういろんな構想もあっただろうと思うんです。そういう構想の時間というのは,どこでお考えでなっているものなのか。例えば,一日のうちの,あるいは出張のときはもう自宅には帰らないわけですけれども,早く言えば,出張先で考えることが大きかったのか,あるいは市長席で,自席でいろんな構想も練っていらっしゃったのか,その辺をひとつるるお聞かせいただければありがたいですが。 ◎市長(霜出勘平)  どこでそういうような構想を練ったのかというような御質問でありますが,これはあらゆるところであらゆるときに,ここでこうということはなかったですね。やはり,ひょっと電車の中で思いついたりとか,いろんなところでそういうようなのはありました。特にここでというのはなかったように思います。 ◆議員(東兼喜)  いろいろと控え目な言葉であるし,それ以上のことも質問するのもいかがかなと思っておりますが。  そこでですね,霜出市長,実は,記憶にもあると思うんですが,先ほどこの自然豊かな創造と活力に満ちたところでもいろいろと御答弁をいただきました。そしてまた,当初市民に向けて,こういう新年号の挨拶の中でいろんなこともしますよと,そして,この最後のところに,ちょうどおしまいになるんですけど,生活環境におきましては,住民による美しいまちづくりの推進と地球環境への取り組みとして,化石燃料に代わるバイオマスの普及に努めてまいりますという言葉を述べていらっしゃるんですよね。  このことについて,私は,記憶はないんだけれど,当初,20年の3月だったと思うんですが,ある議員がこのことをやったような記憶もあるんです。そのときの記憶も私も定かじゃないけれども,私はせっかくこういうことを市長が最初申し上げたから,これは私,非常に地球環境にもいいし,あるいは食糧危機,あるいは環境の関連からも非常に大切であり重要だと。まして,この先進的で画期的なことだなと期待しよったんですが,この取り組みをどうなさったのか。いつの間にか消えておるわけですが,ここ6年の間にも市政の中にも全く出てこない言葉なんですが,この取り組みをどうなったのか,どうしておるのかを教えていただきたい。 ◎市長(霜出勘平)  総合計画の中でいろいろなものを盛り込みまして,それに向かって我々は努力をしてきたところでございます。先ほども,いろいろな達成度というようなものも申し上げたところでございますが,そういった中で全体的に今おっしゃるようなことは,ある程度達成ができたのではないかなというふうに思っておるところです。  これと言っていただければ,また答弁のしようもあるわけですが,いろんな形で地球に優しい施策を8年間やってきたと,市民の皆さんのこの御理解もいただきながら,そしてまた議会の御協力もいただきながら,このことには努力をしてきたというふうに思っております。 ◆議員(東兼喜)  先ほど回答も,ここの先ほど市長からいただいた,百九十何件の中で144件にしたんだというような答弁もなさっておるんですが,私の聞いているのは,せっかくあのバイオマスのことをおっしゃったのに,全くそれがその後出てこないし,私,このことでも農協さんとも昨年,あるいはことしもこのことを言ったら,「いや,それがね,いろんなプラントにすると,このプロジェクトはお金がかかってしょうないんだ」というお答えはいただいておったんだけれども,我が南九州市は,特に市長を初め皆さんも食料基地になるんだということもおっしゃっている。  私はこのサツマイモをアルコール化する,あるいは家畜排泄物をアルコール化して電気を起こす,あるいは木材,これも山の話も出ます。いっぱいあるわけですから,そういうのをなぜ手がけなかったかなと思って,今答弁も市長が苦し紛れな答弁だったと思うんですが,どうですか,この辺について,行政として,あるいはプロジェクトを立ち上げるような企業との会話もしなかったのか。行政そのもので行政が検討会とか,あるいはそういう認識の立場に立ってですね,計画を持った,そういう仕事は全くしなかったのか,あるいは研修会等とかそういうのにも行っていなかったのか,その辺をちょっとお聞かせいただきたい,担当でも結構ですが。 ◎企画課長(上野茂治)  私のほうでお答えいたしたいと思います。  総合計画につきましては,まちづくり大綱ということで,政策は大きく7つに分かれております。議員おっしゃるのは,その中の4番目,「安全で潤いのある生活環境づくり」と,そして個別の施策の中で,「環境保全対策の推進」ということでうたっている部分ではなかろうかと思っております。  前期の基本計画の中で,新エネルギー省エネルギーの普及促進ということで,新エネルギーの導入促進ということで計画をいたしております。その中で,先ほど市長も達成度につきまして回答いたしました。当時におきましては,バイオマスよりも風力発電が盛んでございまして,市といたしましても,21年の4月に頴娃の風力発電立地協定を締結をいたしております。また20年の12月には,春木が岡風力発電,そして24年の12月には,スカイソーラージャパンということで,3社と立地協定も締結をいたしたところでございます。  また民間によります太陽光発電設置というのも幾つかの会社,また住宅の太陽光発電導入支援事業補助金ということで,平成23年度84件,平成24年度で157件の補助金の交付等も行った実績があるところでございます。  以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  今企画課長が答弁をしていただき,私が聞いているのはバイオマスをなぜしなかったのかということを聞いているんですから,この中身に触れて答弁していただきたいと思うんですよ。確かに再生エネルギーには変わりはないわけだけれども,私が聞いているのはバイオマスのことを聞いておりますので,そのことに触れていただきたいと思います。  そこで,なぜ私がこんなことを申し上げますかといいますと,我々南九州市も畜産農家がたくさんいらっしゃったんですよね。現在は,本当に規模の大きな畜産農家が,あるいは企業がおるだけであって,もう個人的な家畜農家はいなくなっちゃった現状です。これもいろんな要素があります。  もちろん,それはいろんな設備をしなきゃならないという大きな投資も必要でございました。またいろんな問題があって,飼料も高騰が続いているし,なかなか農家も苦しみを味わった時期もあります。そういう関係で少なくなったのもありましょうけれども,早く言えば,我が南九州市は山もいっぱいあるわけです。木材は捨てるほどあるわけですから,鹿児島県の中でも,これはバイオマスをやっているところは確かに調べてみますと霧島しかないです。これも中越パルプが入ってきておるわけですが。そのほかに,鹿児島市に,私も見にいきましたけれども,木材をやって電気を起こしているところがあります。これは個人的にやっているところですが。たしかに,近隣にやっている自治体はございません。私は自治体がどんな,早く言えば基本計画のほうには大きな表現しか使っていない。私は具体的に南九州市としてそういう検討会とか,あるいは研修会とかやったのかと聞いているので,それをお答えいただきたいと思います。 ◎畜産課長(三宅俊正)  畜産においては,バイオマスについては掲げてないんですけど,メタンについては,現在,畜産の分野ではないんですけど,頴娃の白波工場,それから知覧の桜島の本坊酒造ですかね,あそこで焼酎のもとになるのを使って,メタンは利用してるんですけど,メタンを蒸気,火力発電のもとにして蒸気を起こしているのが実情です。  畜産のほうについては,なかなかメタン発酵というのは投入量に対して処理料の原料が減らないということが一番の問題と,それからコスト的な問題があります。南九州市で一番適当なのは火力発電ということで,いろいろ畜産農家,それから養鶏農家を中心に検討してまいりましたけど,なかなか原料が集まらない,原料が足らないということで,広域的に取り組まざるを得ないというのが実情だと思います。  ただ南九州市についても,宮崎の都城の火力発電のほうには原料として供給しているのは実情でございます。 ◆議員(東兼喜)  それでは,どうなんですかね。あるプロジェクトについて,そういう大きな企業とか,あるいは共同体でやろうとかいう話もなかったちゅうことですか,どうですか,その辺は。あるいは企業と,お招きをしてもらって話し合いをしたということもないということですか。その辺,ちょっとお答えください。 ◎畜産課長(三宅俊正)  畜産の関係では,前回の浜田議員の質問もありましたとおり,現実的に行っております。ただ企業等の面談を受けてますけど,それ以上,規模の問題とかという関係でなかなか進んでないのが実情でございます。 ◎市長(霜出勘平)  この家畜の糞尿については,松下忠洋先生の秘書の渡辺さんという方がおりました。この方が大変熱心な方で,この食肉あたりにも来て,いろいろ話もしていただいたんですが,なかなか実現まで行かなかったというのが実情でございます。 ◆議員(東兼喜)  確かに私もいろいろ調べてみましたら,このプロジェクトは,やはり企業としては,もちろん産業としては,やっぱしどちらかといえば,採算が,事業が合わなきゃいかんので,事業として黒字でなければ意味がないわけですよね。そういうところからして,企業としてもやっぱし足踏みをすることもあるのだろうと思います。  しかし,やっぱし行政として私は大きな企業誘致にもなるわけだから,その辺,企業とのそういう話し合いも,どうなんですか,なさっていないわけですか,現在までになさったことがあるのか,その辺ちょっとおっしゃっていただけませんか。 ◎企画課長(上野茂治)  正式に進出の話とか,ちょこっとした挨拶程度はございました。ただ,具体的に計画がまだ具体化されてないということから,ある程度の計画ができましたら,また再度訪問をしたいということで面談は終わってるケース等はございます。  以上です。 ◆議員(東兼喜)  そうしますと,やっぱり市としては,行政としては,やはりいろんなことを考えて先送りしたと,しておるというふうなお考えをしてよろしいんですか,どうなんですか。 ◎企画課長(上野茂治)  先送りとかじゃなくって,そういった企業等の誘致となりますと,先ほど畜産課長も話をしましたように,原料の確保とかもろもろの解決すべき課題等も結構ございます。ただ,そういった話があったから即乗るというのではなくって,やはり地域の問題,場所の問題,においの問題,もろもろございますので,そういった部分をクリアーしていく必要があるということで,市のほうからは,そういった具体的な提示等がなされたら慎重に検討をしていきたいということでございます。 ◆議員(東兼喜)  それじゃ,要望しておきますがね,やはり私は,バイオマスの場合は普及は非常に,これはいろんな問題もありますけれども,やっぱし我が南九州市としては,いろんな角度から考えて検討する余地があると思っておりますので,どうかひとつ前向きで,これもただ計画性に乗っける問題でなく,自主的に行動するようなひとつの仕組みを,検討会なりつくって立ち上げていただきたいちゅうことを要望しておきます。  次にですね,市長,常々市長は,「健全な財政運営に努めてまいります」という非常にいい言葉を使っておるわけ。本当,私はその言葉で南九州市は100%の成果を上げているというふうに認識しておるわけです。しかし,市民からよく聞かされる言葉が,これは国もそうですけど,鹿児島県もそうですが,南九州市は借金が幾らあっとねと,この言葉が一番反響として返ってくる言葉です。とにかく,わいどんは幾らあっとやと,そういう言葉もございます。  そこで,そのつまり財政の問題のことにちょっと触れさせていただきたいと思うんですが。私も,その市民の方に,回答に困るときがあるんです。今,我が南九州市はこんぐらいやと。枕崎はこんぐらいあいもさと,こう言うと,それは南九州市も北海道の夕張となるのか,どれだけ行ったときに夕張と匹敵するのかと,こういう夕張との比較を持ってくるんですね。  そこで,我が南九州市のことをちょっとお聞きかさせていただきたいんですが。  今我が南九州市は,先般,私も資料をもらいましたので,総務課長なり,あるいは企画課長もこの資料を持っていらっしゃると思うんですが,今,合併当時は,これはもう3町の持ち合わせでなっているわけですが,221億8,696万5,000円あって,それから人口はそのとき4万861人おったわけですよね。そして,平成22年度,3年後は,これが減っておるんです。つまり,さらに26年度は,今度は増えてきているんですね。つまり,早く言うならば,借金のことですよ,22年度が220億4,428万3,000円あったものが,26年度は我々議員も未審査であり,まだ認定はされていないんだけれども,もう監査委員が報告しておりますので,ここにも数字が上がってきていますが,報告しますが,227億6,651万8,000円。そうしますと,8億円増えてきているんですね。公債残高ですよ。  そして,今度は人口はですよ,22年度は3万9,738人おったのが,26年度は3万7,437人,つまり,2,300人減,年にすると,575人ずつ減ってきているんですよね。これはもうデータ的に大体500人前後は毎年減っていくというのが,今までの数字から,行政のほうからも話があるとおりであります。
     そこで,今この債務高を人口1人当たりにすると,22年度は,55万4,741円,今度は26年度は60万8,930円。つまりですよ,5年間のうちに6万5,944円増えているんですね。これはもう計算すりゃ,そうだろうと思うんですが,もし計算が間違っとったら訂正をさせていただきたいと思うんです。  そこで,この今申し上げました合併して,もう7年になるわけですが,22年度から5年間の間に,1人当たりに計算すると,6万5,900円増えてましたが,これをどのような見解をしていらっしゃるのか,財務課長でも結構ですが,おっしゃっていただきます。 ◎財政課長(石田俊彦)  ただいま議員のほうからありましたが,地方債現在高につきましては,大体215億円から227億円という大体横ばいの状況で推移しておりますが,今議員が言われたとおり,人口は毎年度減少をしている関係で,議員が言われたとおり人口1人当たりで換算しますと,22年度55万4,000円なのが,26年度60万8,000円。これは人口が減っていくのに地方債現在高は横ばいの状況ということですから,1人当たりの負担額は大きくなるという結果になります。  議員が言われたとおり,本市の財政状況というのは,歳入予算の約4割を地方交付税が占めておりまして,27年度から一本算定へ移行する漸減期間に入ることから,市が加入する一部事務組合の施設整備に要する負担金の増のほか,生活保護費や障害者自立支援給付費事業などの扶助費の伸びによって,歳入の件に対して歳出は増大の傾向が見られ,財政運営は非常に大きな転換期を迎えているというところでございます。 ◆議員(東兼喜)  確かにですね,私はいずれかは,我が南九州市もそういうふうになるような気がしてならないんですよね。ただ,これは早く言えば,公債費比率とか実質収支比率もあります。その数字からすると,我が近隣では,まだまだ南九州市は大丈夫だよというような声もあるんですが。しかしですよ,人の様のことじゃないから,私,やはり我が南九州市として,今後,ずっと永遠に南九州は続いていかなきゃならないわけだから,子孫に残さないためにも,ある程度の考え方は持たなきゃいかんと思うんですよ。  例えばですよ,ここに毎年,人口は減っていくわけですよ。そうなれば,あと5年後,西暦2020年,その20年後の今のまま,それはある程度の事業をすれば,借金もせにゃいかん,また学校もいろんな箱物も維持管理するためにはそれなりのこともしなきゃいかん。それには,しかし自主負担金が乏しい我が南九州市においては,それはお金を借りれなきゃ丸々仕事ができないわけだから,それはやむを得ないとしても,20年後は,恐らく今のままで行くと,人口も減っているわけだから,それからすると相当な額に上がってくる,今のままの推移で行った場合ですよ。それは確かに南九州市も財政危機があります。80億円近くあるわけだけれども,それはそれとしてそれなりの持ってなければ,それは大きな仕事はできないと思うんですよ。その財政貯蓄は別にして,できるだけ借金を増やさないような仕組みを私は立てるべきだと思うんですが,この辺において,財政のほうはどう考えていらっしゃるのか。やはり,あと10年したら,今度は新庁舎も造らなきゃいかんということで,もう決まったわけだから,毎年積み立てもせんにゃいかんわけですよ。今,消防署を造ってる,あれも庁舎そのもの,建物だけでも約4億円ですよ。新しい市をつくるとなると,その10倍ですよ。そうすると,ある程度の財政計画を立てなければ,私はだめだと思うんですよ。  まあそれよりも,私はこの借金を増やさないように,もっとこれは早く言えば,この数字が出ているわけだから,毎年,元利償還を20億円から30億円してるんですよ。ねえ,元金。それで,借金を増やさないために,皆さん方はどのような対策をしてるのか,財政課長,もう一回おっしゃってください。 ◎市長(霜出勘平)  細かな数字はまた係のほうからお話をいたしますが,我々も本当に今後の財政危機というものを強く感じております。だから,行財政改革,それから職員の適正配置,こういったものをやらなければいかんということで取り組んでおるところです。議員も御存じのように,やはり部もまた課制に戻しました。いろんな努力をしていかなければ,やはり南九州市といえども,これからは経営難に立ち入っていくんじゃないかと,このような危機感を持っております。そして,そういうことで,議会のほうも22名を20名にしていただいたと,そういうような,みんながこのことについては取り組んでいかないと効果は上がらないわけですよね。  そして,今いろんな,学校にしても橋にしても,この老朽化が進んでおりまして,建て替えの時期に来ておる。学校については大規模改修をやらなければいけない,耐震化もやらなきゃいかん。庁舎にしてもそうです。そういう時期に来ておるわけですので,とにかく無駄を省いて,そういった必要経費に充てなければいけないことがたくさん出てきておるわけですので,そういった努力は今後も一日たりとも休むことはできないのじゃないかというふうに思っております。  細かい数字は,また係のほうからお知らせいたします。 ◎財政課長(石田俊彦)  議員が言われる南九州市が借り入れる市債が増えてきているということですけども,これはそれぞれの地方公共団体が賄えない財源につきましては,普通交付税で交付税のほうで措置するわけですが,国のほうも苦しくなっておりますので,国が手当できない分につきましては,臨時財政対策債という,これ100%交付税で償還額については皆出るんですが,それで補填するという状況になっておりまして,それが現在7億程度,毎年度あるような状況でございます。  こういう国の財政状況が悪化してるというところで,こういうふうに臨時財政対策債とか交付税で本来措置すべき財源をこういう起債で賄うという状況もあるということを考慮していただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  確かにですね,国の臨時財政対策債もあります。私は国の場合は,これは内容が随分自治体とは違うわけですよね。国は国債を発行すりゃいいわけだから,本当はよくない言葉なんだけれども,そういう自治体は,国におすがりすることも必要だけれども限界があるわけですよ,国は,南九州市だけじゃないわけで,県が対象になっておるわけだから,実際は。そういうことからすると,自治体は自治体である程度の基本的な計画を立てていく必要があると思うんですよ。市長が毎年,健全財政のことを言ってるんだから,健全財政に向かって,それなりの指針を作るべきだと私は思うんです。  で,この問題は,いろいろ差し支えもあったりしますので言えないところもあるには,やっぱしさらなる財政改革,あるいはその基本的な行政改革も必要でしょうけれども,私はこれは限界があると思うんですよ。幾ら,人間を減らしてどうだこうだと言っても,やっぱある程度人間がいなきゃ行政は動きません,動きようにもそれは無理が来ますよと言ってるわけだから,私は財源の問題については,臨時もそうですけれども,人件費もそうですけれども,基本的にはできるだけ借金を減らす,20億円か30億円の元金を減らすような仕組みを立てるべきだと思いますので,これはひとつ今後,検討課題としていただくよう要望としておきますので,ぜひですね,前向きに,本当の健全な財政計画のもとにやっていただきたいということを希望しておきます。  それでは,最後に霜出市長のほうに,先ほど御答弁もいただきましたが。それで市長,どうですか,長年御苦労さまであったと言いたいんだけれども,私はそうじゃないんですよ。ここまで来れたのも,市民の方々は,何ごて霜出市長さんはやむいたっとか言って,私はこういう言葉が返ってくると思うんです。その前にですね,私は市長に言いたいのは,市民の皆さんは霜出市長に期待してる面が一番大きいと思うんですよ。だから,私はそれにこたえるためにも,もう1期やっていく気持ちはないのか,お聞かせください。 ◎市長(霜出勘平)  ありがたいお言葉をいただきまして光栄に思っております。だけど,やはり兼喜さんは私よりも先輩で,東議員みたいな体力と気力があれば,私もまだこの挑戦をしてみたいという気持ちはございますが,やはり今の自分の気力,体力,こういったものを考えた場合,これ以上やるとかえって皆さん方に迷惑をかけてしまうと,そのようなことを思っております。やはり,人間,引き際が大事じゃないかなと,それがまたこれまで応援をしてきていただいた方々に対する恩返しでもあるんじゃないかなというふうなことを思っております。本当に私は,運のよか男だと自分では思っております。運だけで生きてきたんじゃないかなとも思っておりますが,いろんな方々に恵まれて,ここまでやってこれたんじゃないかなというふうに思っております。市民の方,そしてまた議会議員の皆さん,職員,本当に皆さん方に恵まれてここまでやってきました。だから,あと4カ月ぐらいございますので,初心を忘れず一生懸命最後を全うしたいと,このように思います。 ◆議員(東兼喜)  私,最初から控え目な言葉かなと思ったら,まあ引き際というような言葉も出ました。確かにそういえば,まあ引き際も大切だろうと,私の人生を振り返ってもそう感じる面があります。  しかし,人生は今,市長,百年という言葉もありますよ。私,家族的な話もなされるかなと思ったら,そうじゃなくて,体力と気力という言葉,私は霜出市長は気力とか体力という言葉そのものが,私のこと言ってるのかなという気がしてならなかったんだけれどもそうじゃなかった。  しかし,市長,あえて申し上げるのも酷な話かもしれませんけれども,市民はほんとに期待していますよ。もう私んところにもこんなことを発言するのもいかがかなと思うのだけども,霜出市長にもう1回頑張るよう言ってくれとこういう言葉があるんです。私はこれがほんとの生の声だと思いますよ。  ぜひまだあと3カ月一生懸命頑張れば盛り返しができると私は思っております。もし,気持でもお変わりになったり,あるいは,またそういう方々の支援の言葉があれば,ひとつぜひ先頭を立っていただきたいということ強く要望して終わります。 ○議長(菊永忠行)  次に,浜田茂久議員。   [17番議員浜田茂久登壇] ◆議員(浜田茂久)   議場の皆様,御苦労さんでございます。本日は先に通告いたしました2点のふるさと創生に欠かせない政策について,順次質問を展開したいと存じます。質問に当たり,一言申し添えます。  先般,ポーランドオシフィエンチム市との友好交流協定の締結に対し,先ほども市長から話がありましたけども,諸般の事情に鑑み,市長自ら断念の決意を表明されましたことに対しましては,称賛の念を禁じ得ません。何の罪もない大量の一般市民が虐殺された収容所を持つ都市とともに,2度と戦争を起こさないと全世界にメッセージを送っていく上での連携を図る上での友好協定に対し,そのことによって,日本国民の中に苦しみを与えてしまう人々が多くいらっしゃることに配慮した総合的判断は,実に的確なものであったと存じます。行政執行に当たり,市長責任として今後とも広く意見に耳を傾け,間髪を入れず毅然とした行動,政治的判断を行うことを切に希望するものであります。  さて,本9月議会は余すところ12月議会のみとなり,今期最後のものとなりますので,私は南九州市の根幹ともなる教育の問題に絞り,質問を展開してまいりたいと存じます。  本市は,平和教育の拠点として日本国内はもとより,諸外国に多くの重要な平和に関する情報を発信しております。そのような中,本市は教育を柱としたまちづくりをさらに進める必要を強く心に抱いております。その思いからの質問を本日は市長並びに教育長に行うものであります。  さて,第1の質問でありますが,少子化の中で日本国のふるさと創生に最も大切な義務教育の意義を再認識し,日本国再生の礎として,小中学校の存続を守り抜くことが,今に生きる私どもの務めであります。  江戸時代においては,小規模の寺子屋が武士道の節義のたしなみとして,日本国のあり様をつくりました。明治以降は尋常小学校,国民学校,さらに新たな学区制のもとで整備された小中学校は,地域コミュニテーの根源とし,国づくりに常に大きな役割を果たし,人づくりを担ってきたものであると思慮するものでありますが,児童生徒の教育に関する見解を求めます。  薩摩の代々の藩主たちには「薩摩を守るのは城ではなく人である」という訓育がございます。さて文部科学省は,公立小中学校の統廃合についての手引きをつくって,小学校は6学級以下,中学校は3学級以下で,設置者である自治体に統廃合するかどうかと速やかに検討するよう求めております。文科省は,統廃合や存続はあくまでも自治体の判断で,国として一定の方向に誘導するものではないとしているにも関わらず,財務省がもくろむ,統廃合で教員が減れば,財政負担の削減につながるとする考えに同調し,小規模学校の存続に対する積極的な取り組みを放棄する向きがあるように思われます。小規模校は,集団学習や部活動などへの支障が指摘されるものの,少人数できめの細かい学習指導や地域とのつながりを魅力と捉える区民,保護者も多くあります。学校は地域の行事や集まりの核となっており,学校がなくなれば加速度的に地域が疲弊してしまうこととなります。  行政のよりよい教育の場を子どもに提供するのが,行政の役割であり,小中学校の設置者は市町村であり,市町村が主体となって望ましい教育環境をつくり出すために,地域住民の意向を反映した計画的学校配置を進めることが原則で,統廃合ありきではなく,学校を存続させる上で,どんな対策が可能なのか真剣に検討し,あらゆる可能性を試みることのほうがいかに大切であるかを認識していただきたいと思うものであります。  教育は自分たちがかかわりつくっていくものという主体的な意識を高め,国や地方公共団体,学校だけでなく保護者や地域住民が,子どもの教育に責任を持つという自覚を広く形成する必要があります。  1947年に公布された学校教育法は,戦後の日本の人づくり国づくりを誘導する重要な役割を果たしてまいりました。教育基本法に掲げられております教育の目標に,本市の進むべき将来像を垣間見ることができます。次のような条文でございます。「伝統と文化を尊重し,それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに,他国を尊重し,国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと,郷土を愛する心を育てることの重要性」が述べられているくだりに,郷土の学び舎を放棄することの危険性を私は強く感じております。  小規模であると児童生徒間の切磋琢磨が損なわれ,子どもたちの育成に支障を来すことなどを挙げへつらえ,統廃合に対するかじを切ることは安易で不幸な選択であります。  本県出水市では,伊藤鹿児島県知事の出身地であります。県内各地で学校統廃合が進む中,学校は地域のともしび,子どもの声がなくなれば地域はすたれるとの考えが根強く,小規模校を地域の核と位置づけ,存続の方針を打ち出しております。見事あっぱれであります。出水は元来から受け継がれてきた地域教育の要となる,ものの哀れをたっとぶ,出水兵児の掟や,味噌なめての石碑が語る開拓魂と郷土愛が今なお生き続けているという土地柄にもよるものと考えます。  教師の負担を減らすため,会議や事務作業を最小限に簡略化,教育に集中できる環境を整えるとともに,各校の交流を積極的に実践し,地元との連携による校区を超えて通学する特認校生の募集,空き家を改修して居住者を受け入れることなど児童数を増やす試みもなされております。行政,学校,地域がうまく連動しなければ小規模校は残らない,児童や保護者が満足できるような地域の特徴を生かした教育を続けることが大切と出水市教育長は述べております。誠にあっぱれであります。  本市が活気あるまちであり続けるためには,それぞれの校区,地域が元気でなければなりません。今後就学機能の維持が困難となる恐れのある集落の増加が懸念される中,住みなれた地域に安心して住み続けられるよう高齢者の豊富な経験,知識や技能と各地域の個性や資源を生かし,地域住民が生き生きと活躍する上で拠点となる小中学校の存在は重要な鍵であります。地域コミュニティーが衰退し,地域の消滅に拍車がかかることとなることは,何としても阻止しなければなりません。  厳しい環境に立ち向かう気概を持つことが,今一番必要であります。そして豊かな人間性と郷土愛を育む教育を推進し,郷土の歴史,伝統文化の保存,継続及び新たな文化の創出,教育を行う拠点としての義務教育,小中学校の現存を守り,学校の存続を命がけで訴えるものであります。市長,教育長の見解,所見を求めます。  第2の准看護大学校誘致の問題についての質問であります。  厚生労働省の推定によれば,日本国内で毎年5万人が看護師及び助産婦などの看護人材資格を取得している反面,10万人が離職すると集計されております。その結果,今後10年間の間に看護人材不足規模が20万人から40万人に達するとされております。高齢化の進展により,看護師などの医療機関,介護機関のサービスがさらに必要とされる中,人材確保は深刻な問題でございます。  国際グローバルの時代,我が国は少子化,高齢化対策として経済連携協定EPAや自由貿易協定FTAに基づく外国人看護師,介護福祉士候補者の受け入れがインドネシアフィリピンに次いでベトナムでも動きが広がりを見せております。経済連携協定に基づく候補者の受け入れは,看護,介護分野の労働者不足への対応ではなく,協定国の経済活動の連携の強化の観点から実施されるものでありますが,資格取得者は日本の先進医療に携わることを希望し,引き続き日本国内での就労するものと期待されております。  しかし,日本で看護師として就業するためには,日本の看護試験資格に合格することが義務づけられており,日本語の取得も同時に求め,狭き門となってその数を増やすには至っていないのは現状であります。  日本再生の基本戦略に私も政府に物申してまいりましたが,組み込まれた看護師,介護福祉士候補生の受け入れで資格取得試験の見直しはなされているものの,専門的な知識を日本語で身につけることはたやすいものではございません。  このような状況を踏まえ,留学性を対象とした新たな准看護学校の誘致,整備について考える必要がございます。外国人看護師,介護福祉士養成に対します准看護師養成により資格取得後,より高度の高い日本語の習得と医療に対するスキルアップを行い,先の資格取得受験に挑戦することで確実に合格証を手にすることになり,そのための器づくりが必要とされます。  入国管理法では准看護師は4年間限定の在住資格が認められております。まず,2年間の在住ビザで日本語を学びながら比較的ハードルの低い准看護師資格を取得し,認められた4年間の在住資格で准看護師として働きながら看護師国家試験を受験することにより,より多くの看護師等資格取得者の増員が図られ,日本国内での外国人看護師等の確保を図るという私のシナリオであります。  一方,留学生に伴う経済的負担を見逃すわけにはまいりません。留学生のアルバイト斡旋も重要な課題でありますが,留学生が資格外活動許可をもらうことで,原則週28時間の就労が認められております。今後は,教育施設と本市が連携し,農業を初めとし市内の各施設において支援者として受け入れ,人出不足の解消に継続的に活用することなどは,地域活性化という面においても効果的であるものと考えるものであります。地域との密着を重視し,人口減少と過疎化に歯止めをかける若い労働力の確保は,地域活性化の源となります。  看護大学の本国で看護資格等を取得したい300名程度の留学生を毎年本市に受け入れ,准看護師資格を与えるための各種学校,大学校分校の誘致設置による国際准看護師養成都市構想は,本市の将来を照らす光明として大きな夢を与えるものとして確信いたします。市長の見解を求めて,第1回目の質問といたし,後は自席から行います。   [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  浜田議員の御質問にお答えいたします。  1番目の小中学校の統廃合と教育の意義についてという御質問でございますが,日本国憲法第26条に,「すべて国民は法律の定めるところによりその能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有する」とあります。また本年7月8日に出されました教育再生実行会議の第8次提言の中でも,「教育は人格の完成を目指し,心身ともに健康な国民の育成を期するとともに,国家,社会の存立・繁栄の基盤を形成する」とあります。時代の変化に対応し,我が国が経済成長を遂げるために,産業構造の転換を図っていく上で,教育は経済社会の基盤あるいはセーフティーネットとして重要な役割を担っており,国づくりの基盤をなすものだと考えております。  学校は地域コミュニティーの中心的な存在であり,避難所としての防災機能も持ち合わせております。また,統廃合によって,今まで学校を中心としてまとまってきた地域が衰退するとの声も聞かれますが,何よりも現在通っている子どもたちの将来のことを考えて判断することが大切であることから,学校の統廃合につきましてはさまざまな要因を分析し,慎重に対応していく必要があると考えております。したがいまして,子どもたちの健やかな成長を第一に考えて,保護者や地域住民から統合の要望があった場合は,市教育委員会と連携を深めながら,誠実に対応してまいりたいと考えております。  2問目の准看護学校の再生についてお答えをいたします。  御質問の趣旨は,旧頴娃准看護学校跡地の利活用についてのことと解しまして,回答をさせていただきます。  旧頴娃准看護学校跡地につきましては,平成26年9月議会におきまして,南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例を可決していただき,行政財産としての利活用等が見出せないことから,現在は普通財産として管理をしているところでございます。普通財産の利活用及び処分につきましては,公有財産活用等検討委員会が設置されておりまして,その委員会で利活用,処分等の方向性が決定をされるようになっております。  具体的な利活用方法につきましてはまだ決定しておりませんが,今後御質問のような何らかの利活用の方向性が見出された場合は,普通財産貸し付けや公募による譲渡または行政財産として管理すること等が考えられるところでございます。  以上で答弁とさせていただきます。 ◎教育長(中村洋志)  お尋ねの小中学校の統廃合と教育の意義についてお答えをいたします。  昔から「教育は国家百年の計」と言われるように,教育は国づくりの根幹をなすものだと考えております。国をよくするためには有能な人材を育成する必要がございます。  本年6月30日に閣議決定された,経済財政運営と改革の基本方針2015においても,経済成長の源泉は人であり,教育を通じた人材育成は極めて重要な先行投資であると明記されているところでございます。学校は,人と人をつなぎ,さまざまな課題に対応し,地方創生の核となる地域コミュニティーの中心として役割を果たしております。  小学校の統廃合につきましては,今後財政面のことも踏まえ,さまざまな観点から検討してまいりますが,各小学校の児童数の推移など少子化による小規模化が進行する中で,保護者や地域住民からの統廃合の要望が上がってきた場合は,その思いを真摯に受けとめ,関係の方々と丁寧な協議を行うなど,その支援を図ってまいりたいと考えております。  中学校の統廃合につきましては,現在南九州市頴娃地区中学校再編検討委員会からの頴娃の3中学校の統合を実施すべきとの答申を受け,住民説明会で一定の理解が得られたことから,平成26年12月に南九州市頴娃地区統合中学校開設準備委員会を設置し,手順を踏まえ,慎重に新中学校の開校に向けた協議を行ってるところでございます。  平成26年12月27日に閣議決定された,まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で,集団の中で切磋琢磨しつつ学習し,社会性を高めるという学校の特質に照らし,学校は一定の児童,生徒の規模を確保することが望ましいが,今後少子化のさらなる進展により,学校の小規模化に伴う教育上のデメリットの健在化や,学校がなくなることによる地域コミュニティーの衰退が懸念されており,各市町村の実情に応じた活力ある学校づくりを推進する必要があるとされてるところでございます。  このことを踏まえ,市教育委員会といたしましても地域コミュニティーの核としての学校の役割を重視しつつ,各学校が特色ある学校づくりを実現できるよう支援に努めてまいりたいと考えてるところでございます。  以上でございます。 ○議長(菊永忠行)  ここでしばらく休憩します。 午後2時23分休憩 ─────────── 午後2時35分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ◆議員(浜田茂久)  途中で休憩に入ったから気が抜けたんですけど,要は,我が国,義務というのは,納税の義務,義務教育,徴兵制がないから,定められた義務は二つしかないんです。その義務教育は,子どもたちに与えられた義務じゃないんです。大人たちに与えられた義務ですから,統廃合をあおるというのは義務教育の放棄に当たると私は思ってるんです。何としてもこれは行政が誘導して,中学校もしかり,統廃合はやるべきではない。その方針を,鹿児島県としては打ち出しております。  そこで,県の古川教育長と,とくと語りました。最終的に彼が言うのは,「鹿児島県はこれ以上廃れるわけにいきません」と,「教育の現場を預かる我々は必死で頑張りますので,中央政府の財務省のほうに働きかけてください」という結論に達しましたので,私は今月の25日,ふるさと創生大臣石破茂氏と,もうセットされておりますけど,最終本会議でありますので,迷いが生じておるのが現実です。しかし,そこまで鹿児島県の教育をつかさどる教育長も,はいつくばってふるさとの教育を守っていくという方針を出しておりますので。少なくとも,南九州市で財政が何のかんのと,それはへ理屈ちゅうんです。義務教育は,義務を与えた国家が全て最後の一人になるまで育てていくんです。そのことを胸に秘めて,簡単に統廃合を言わないように釘を刺しておきます。  それと,准看護学校は,今から52年前に,教育長,あなたの親戚の方々が身銭をはたいて,まあ,形だけの田之上町長は財政を出しましたけども,全てに近い,郡の越さん,上久保商店,川下魚屋,この人たちが命がけで50年先,100年先を見込んでつくったのが准看なんです。それを一般財源にして売っ払うなどちゅうのは,話にはならん話でありますから,この人たちの気持ちを,先人の気持ちをしっかり受けとめて,今,国際大学を鹿児島県の市にどっかに持ってこようという動きがありましたから,何とか県立看護学校の跡地もあるから,ここも対象に入れてくれと。それであれば300名,大体フィリピン看護大学が,国立,3,000名卒業します。その中から1割程度,農業体験のできる農家出身の看護大学出身者を300名,何とかこちらに,鹿児島県知事が県庁所在のところでやりましょうということになったら,南九州市ということを考えていただくことで話は進めております。あんたたちがやる気がないんだったら,まあ,それだけしか値打ちがなかったちゅうこっですな。やはり,はいつくばっても,先人の心を引き継いで次の世代に渡してくという腹構えだけは持っていただきます。  要は,私が言わんとするのは,地方が主役のまちづくりを目指し,地方政府の確立を目的とした地方分権改革を推し進め,国に依存しない,行政及び財政の基盤を確立し,経営力の高い自立した自治体の構築に向けた取り組みが必要とされているのです,現在。そういう思いで,声は少し控えめながら話してまいりました。  本日,2つの質問は,要約しますと,自立した市政の原動力となるものを求めた質問でありました。今後とも,私の発言した内容を,できるならば継続的に慎重審議を提言する次第であります。今後は,各地域の特色を生かして環境の整備を図り,家庭,学校,地域が一体となった教育を進め,児童生徒一人一人の個性と多様な能力を伸ばすための教育活動を推進する,より望ましい教育環境の整備を求めます。  本市は,私が先の議会で取り上げました市内の3つの高等学校,これは,県議時代に75%制度をつくりましたので,何とかこれで守っております。これで守り切れんときには,自動的に75%切ったら県は廃校に持っていきますから,それを守るためには,学校に特性を持たすことです。私の先だっての質問でやった国際情報科をつくったりですね。情報教育の問題,これから情報の時代ですから。そういう人材教育に取り組む必要があります。  これからのまちづくりは,従来にも増して,地域みずから考え,地域みずから取り組む,主体的な地域づくりを進めていくという観点が求められております。地方創生の最大の課題は,いかに地域力を育てるかであります。地域が持つ資源を再認識し,歴史・文化や特色を最大限に生かし,市民の価値観や社会経済の変化など,現状に対応した取り組みを展開していくことが必要であります。薩摩半島の拠点都市として,時流に応じた新たな歴史を刻みながら,新たな個性を創出する力強い南九州市を築く上での根幹となる,教育長も述べましたかね,教育環境の整備を推進していかなければなりません。本市の将来像の実現に向けて重点的に取り組むべき指針として,私は活力,交流の政治課題を挙げ,以上をもって私の質問を締めくくらさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(菊永忠行)  次に,竹迫毅議員。   [18番議員竹迫 毅登壇] ◆議員(竹迫毅)  どうも皆さんお疲れさまでございます。  私は,通告してあります2問について質問いたします。  まず1番目に,農業振興についてであります。  本市の農業は,主に土地利用型の農業であると思っております。そして,農地は不足しているという認識であります。遊休農地の活用や農地開発等により,農地不足解消に努める考えはないか答弁いただきたい。  それから2問目ですが,JR西頴娃駅の維持管理についてであります。  6月議会において,簡易業務委託の時間短縮や内容を縮小することにより,財政負担を軽減する考えはないかと質問いたしましたが,「乗降客の利便性はもとより,頴娃地域の活性化,青少年の健全育成,指宿枕崎線及び頴娃高等学校存続のため,財政負担を伴うが,当面,現状を維持したい」との答弁でありましたが,曜日により午前のみとか,あるいは午後のみの営業とするなど時間を短縮して財政負担を軽減する考えはないか,答弁いただきたい。   [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えをいたします。  まず1番目の,農業振興についてであります。  農地は,農業生産にとりまして最も基礎的な資源であり,農業者によって最大限に有効活用されることが重要でございます。このため,土地基盤整備や道路網・用排水路等の生産基盤の整備や,生産施設の近代化等を図り,また,畑かん営農による効率的な水資源を活用した,生産性の高い本市の土地利用型農業を築いてきたところでございます。  御質問の,「農地が不足している。遊休農地の活用や農地開発等により,農地不足の解消に努める考えはないか」とのお尋ねでございますが,今後,さらに本市の土地利用型農業による生産性の向上を図るためには,経営能力の高い,規模拡大に意欲のある地域の中心となる経営体に対しまして,まとまった農地を集積・集約化することが重要であると考えているところでございます。国におきましても,昨年度から,新たな農地施策といたしまして農地中間管理事業が開始をされ,本市としましてもこの事業を有効活用し,農地の集積・集約化に努めているところでございます。  また,地域におきましても,人・農地プランによりまして,地域全体で5年後,10年後といった将来の地域農業について話し合う場を持ち,その中で地域農業を維持・発展する上での課題として,農地の不足を解消するために,遊休農地の活用や農用地開発等を望む要望等があるのであれば,積極的に国,県や市単独の補助事業の導入支援を行いたいと考えます。  しかしながら,土地改良事業の農用地開発になりますと,地元からの申請が必要となり,国の予算確保も厳しいことから,関係機関との協議,地元との連絡調整を十分に図らなければと思うところでございます。  市といたしましても,農業委員会との連携を図り,地域連携推進員等を活用し,今後,高齢化等により遊休化していく恐れのある農地も含め,地域での農地の掘り起こし活動の強化による優良農地の確保に努めることとし,農地の多面的な機能を発揮できるよう,有用な農地の利活用について,地域の方々と一体となって進めていき,競争力のある力強い農業の実現に取り組んでまいりたいと思います。  次に,JR西頴娃駅の維持管理についての御質問にお答えをいたします。  JR西頴娃駅の簡易業務委託に係る営業時間は,午前7時30分から午後7時30分までで,土・日・祝日・振替休日及び12月31日から1月3日は休業となっております。なお,前回の一般質問でお答えしましたように,営業時間は従来,列車の運行時間を考慮して,午前6時30分から午後8時30分まででありましたが,平成26年度より2時間短縮したところでございます。  このようなことから,乗降客の利便性はもとより,頴娃地域の活性化,青少年の健全育成,指宿枕崎線及び頴娃高等学校存続のために,財政負担が伴いますが,当面,現状を維持してまいりたいと考えております。  以上で答弁とさせていただきます。 ◆議員(竹迫毅)  それでは,この農業振興について再度質問いたしますが,私は1回目の質問で言いましたように,とにかく農家の方々等から,とにかく畑がなかかというような声,もう畑がないという話を聞くわけです。そういうことで,今では絶対量がもう決まってるわけですよね。農業を辞めていく人,そういう人たちがいるわけですから,そういうのは,残ってる農家の人たちが借り受けるなりして利用はしていると思うんです。  しかし今後,私は第一に,この南九州市は農業がなくなったら,もう南九州市もなくなるんじゃないかと,やっぱりそのぐらい思っております。なぜかといいますと,農業が元気がないと,商店街はもとより,建築屋さん,車屋さん,それから農機具を販売するところとか,そういうところまで影響が出てくるというふうに思います。それと,いろんな飲食店,そういうところも,もう本当活気がなくなると。  現に,お茶がこの近年厳しくなっているわけですが,いいときとしますと,お茶の組合とかそういうところで,皆さん一緒に,聞くところによりますと,家族,夫婦同伴とか,そういうことで大きな宴会場でやっていたと。しかし,もう今,公民館で弁当やどというような話ですよね。そういうふうになってきますと,そういう飲食店等にも影響がもろに出る。そして,ひいては,元気のいいときは二次会にも行くかと,行きよったのが,それもなくなってきてると。そうしますと,代行運転者にも影響が出てくるという。もう飲ん方があんまりにもすんなかもんで,代行もすんなかがみあいと,そういう話も聞いたことがあります。そういうことで,やっぱ,この南九州市は農業だと。ほかの業種も,そりゃもう影響あるわけですが,本当影響が大きいのはやっぱ農業じゃないかというふうに思います。  そういうことで,とにかく農地が不足しているというふうに私は認識していますが,どのように受けとめていますか。答弁いただきたい。
    ◎農政課長(福留保)  本市の農業は,頴娃・知覧地域は畑作を中心といたしまして,川辺地域は水田を中心として営まれているところでございますけれども,土地利用型農業がその根幹をなしているのは御承知のとおりでございます。  認定農業者などの担い手農家の意向としましては,規模拡大によるところのスケールメリットで農業経営を営む傾向が見られて,大型機械等がスムーズに作業のできます大規模規格の優良農地等についての需要については,非常に高いものがあろうかというふうに思っております。  しかしながら,農業委員会等にあっせん申し出のある貸し出し農地等につきましては,狭小であったり,排水が悪かったり,山林等に隣接しまして日照条件が悪かったりと,さまざまな条件の悪い圃場が大半でございまして,貸し手,借り手のマッチングがなかなか難しい。条件のよい優良農地の不足というものは否めないというふうに認識いたしているところでございます。  以上でございます。 ◆議員(竹迫毅)  そこで,本市の遊休農地の面積,それから耕作放棄地,それはどのようになっていますか。 ◎農政課長(福留保)  耕作放棄地の現状といたしましては,平成20年に国の指導のもと,農業委員会において実施したところでございますが,その調査以来5年以上経過したため,平成26年度,昨年度でございますけれども,技連会の協力を得まして,再調査を実施いたしたところでございます。  その結果,抜根,整地,区画整理等により再生することによりまして耕作が可能と見込まれる,私どもで呼んでるところのA分類という荒廃農地が334ヘクタール,農地に復元するための物理的条件整備が著しく困難であろうと見込まれるB分類につきまして233ヘクタール,合計567ヘクタールを確認いたしているところでございます。 ◆議員(竹迫毅)  A分類という,これでも334ヘクタールあるという答弁でしたが,もうほんとものすごい面積だと思うんです。ですけど,これはまあ,全体でということになると思うんですが,これは飛び地とかそういうところも含めての面積だと思うんですが。  A分類とか,こういうところも,ある程度まとまった,例えば1ヘクタール,2ヘクタール,それから5ヘクタールとか,そんなまとまったところがありますか。どうですか。 ◎農政課長(福留保)  今回のこの調査につきましては,地目,農地・田・畑等について,全ての筆について調査をしたものでございます。  ですので,ほんと山際のところとか,あるいは住家近くの農地とか,そういうものを拾い集めた結果がこの334ヘクタールという数字になっておるところでございまして,議員おっしゃるような,団地的にまとまっているような耕作放棄地等につきましては,なかなかないというのが現状でございます。  先ほども申しましたように,ある程度面積があっても排水条件が悪いとか,あるいは石れきが出るとか,そういう条件等がありまして,なかなか耕作に不適な土地が集まってこの数字なっているものというふうに認識いたしております。  以上でございます。 ◆議員(竹迫毅)  どうですかね。そういうところを,まとまっていないということになると,なかなか問題だと思うんです。ですから,例えば農地開発事業ば入れようとすると,国のほうは遊休地があるんじゃないかとか,そういうことば言うようですが,そこらは辺どうですか。 ◎耕地林務課長(吉満峰治)  土地改良事業によりますと,農用地開発につきましては,市長答弁でもございましたけれども,国の予算状況を見ますと大変厳しい状況でございます。  また,採択要件につきましても,やはりこの遊休農地でありますとか耕作放棄地の部分が解消しなければ,なかなか厳しいというような話も聞いております。  ただ,その辺が解消できますと,また地元の熱意でありますとか,協力体制がおきれば,市といたしましても,また国,県のほうに働きかけていきたいというふうには考えているところでございます。  以上でございます。 ◆議員(竹迫毅)  私も県に行ってちょっとお話を伺ったら,今の答弁のような,そういう話だったんです。しかし,国,県にしてもだと思うんですが,もう全く机上論で物事ば考えてると思うんです。実情に合っていないと,私はそのように思います。ですから,末端の市町村は,今,答弁があったように,あるんだけどこういうところだと。まあ,ほんとこう,ちょっと難しいというようなところが放棄地,遊休農地になってると見たほうがいいと思うんです。  そういうこと等からしますと,私は農地開発の補助事業の採択要件,そういうものについても,やはりこの末端の行政が,県を通して国に,国県に対して,実情はこうなんですよというようなことをば,やっぱり物言うべきだと思うんです。それが,私は行政,政治だと思うんです。そうでなければ,なかなか前に進まないという点があると思います。  そういうことで,これは確かにハードルが高いと思います。高いと思いますが,やはりそういう声は,県下の市町村長あたりで話をして,南九州市だけが声上げても力になりませんから,市町村がそういう声を出して,県を動かして国へ届けるというようなことをばやはりやるべきだと思うんですが,どうですかね,市長。 ◎市長(霜出勘平)  真にそういうような必要なことがあったら,今いろんな形でこの南薩4市連携もしておりますし,そしてまた,鹿児島県の市長会,こういうところ等もいろんな形で意見を吸い上げて,そして国のほうに届けるというようなこともやっておりますので,有効な手段というんですか,そういったことを模索しながら,これはやっていくべきだろうというふうに思います。 ◆議員(竹迫毅)  この件については,そういう農家の皆さんが,畑が欲しかという声がもう圧倒的です。中には,今は足らんけど,後は余っくっどという方もいました。確かにそれも考えられんことじゃないと思います。  しかし,そのような状況になっていったら,さっき言ったように,ほんと,南九州市の農業がこれはもう衰退ということになれば,本市の衰退と,イコール衰退というふうに私は思います。そういうこと等からしますと,どうしても,やはりもう後継者がいなくて辞める農家もあると思うんです。しかし,残った人は,やはり規模拡大をしていかないと,私は今後厳しい面があるんじゃないかと思うんです。確かに,TPPですか,それも先行き不透明。そういうことで,ほんとどうなるのかなという,そういう懸念はあります。しかし,食糧をつくる農家の皆さんがいなくなったら,これは日本はどうなるのかということも私は思います。  そういうこと等からしますと,確かに今の遊休農地,耕作放棄地,そういうところはもう適当なところがないということになりますと,戦中戦後,畑で耕作していたところが,昭和40年代になってどんどん植林をしていってきたところが,そういう経緯があるわけですよね。そういうところは,農地の開発をするにしても,予算は要るけどやりやすいところが,市内というか,私の地域周囲でもあるんです。ですから,山の際の耕作放棄地,遊休農地,そういうところに目を向けるより,やっぱり見るところば変えて考えていったほうがいいんじゃないかというふうに私は思うんです。確かに何回も言うように,ハードルは高いと思うんです。  一つ例を申し上げますが,私の地元の塩屋地区農地開発,あれは,地権者の要望は全くなかったんです。これはもう全面的に行政主導だったんです。行政主導で,申請するためには地権者が何人以上か,何割か,お願いをするというような,そういう形にもっていって,そして開発したのが塩屋地区の農地開発事業だったんです。たしか182町歩だったと思うんですが。そういう例もあるわけです,旧知覧町時代に。ですから,私はやっぱそういうところでは,行政がそういう力を発揮すべきだと思うんです。そうしないと,やろうとしてもなかなか進まないと思います。  そういうことで,私は思うんですが,今ではもう山の木が値打ちがない,値段がしない,そういうような状況ですよね。ほいで今度の台風でも,大分杉を植えてあるところが傾いたりとか,そういうところも見受けられます。ですから一つの考え方ですが,そういうところを不足する農家さんが譲ってもらって,そして農地開発事業ばお願いするとか,そういうことも一つのやり方じゃないかと思います。そして,今持っている地権者は,農業やる意志のある人はですけど,その負担金とかそういうものを出してまで,「それじゃ,やりましょうか」というようなことには,もう今の時点ではならないのじゃないかと思います。ですから,必要とする農家さん,それから農業生産法人とか,そういう人たちが買い受けて,そして,例えば何十ヘクタールとかいうことを考えんでもいいと思うんです。2町とか3町でもいいと思うんです。5町でも。そういう,面積でヘクタールと町とごっちゃになっていますが。そのようなことをば,モデルケース的にでも5町歩ぐらい,5ヘクタールぐらいやってみようかとかいうようなことは考えてみたらどうかなと思うんですが,どうですか。 ◎耕地林務課長(吉満峰治)  農用地開発につきましては,やはりいろいろな採択要件等がございます。今の分でいきますと,県営事業であると60ヘクタール以上であるとか,団体営でありますと20ヘクタール以上という規模がございますので,それ以下になりますと,今,この農用地開発の事業に乗っからないということになりますので,別の事業といいますと,今,もう農用地開発はこの一本しか現在のところないということでございますので,その5ヘクタールという形になりますとこの事業に乗りませんので,ちょっとできないということになります。  確かに,農地開発をしますと農地のほうは増えることにはなりますけれども,やはりその辺をクリアできないと県のほうにも上げられないというような,県のほうに話もできないというようなことになろうかと思います。  以上です。 ◆議員(竹迫毅)  今,答弁の,そういうことでしょうけど,さっきも言いましたように,例えば2ヘクタールでも5ヘクタールでもやってみようかと,今後やっぱり規模を拡大をしたいというような農家さん,それから生産法人,そういう方たちがいたら,私は市単独事業でも考えてみていいんじゃないかと思うんです。そして,そういうことをば見せて,そして県にもお願いするというようなことをやったら,県を説得する一つの材料にもなるんじゃないかなというふうに思いますが,その点,どうですか。 ◎耕地林務課長(吉満峰治)  市の単独事業ということを言われましたけれども,今,財政状況も大変厳しい中で,単独というのはどうかなと。まあ,検討はしたいと思いますけど,大変厳しいんではないかというふうには考えております。 ◆議員(竹迫毅)  まあ,私も厳しいということは承知の上で意見を言ってるわけです。ですから,しかし何回も言うように,農業がだめになったら南九州市も一緒ですよ。一身,一体と私は思っております。そういうことで,今こういう発言をしてるんです。市長,どうですかね,小面積でモデルケースにでもやってみようかというようなことをば,財政負担も伴いますけど,やってみたらと思うんですが,市長はどうですか。 ◎市長(霜出勘平)  真に農地が足りないのであれば,これはもうやはり農業と観光の町ですから,やっていかなければいけないと思いますが,その辺のところも,実態調査もやってみる必要もあるんじゃないかなというふうに思います。  そして,私,一番今思ってるのは,農地のまず集積・集約化というものを進めていかないといけないのじゃないかというふうに思っております。人手も足りなくなります。そうすると,やっぱり機械を使った大型農業ということもこれから取り組んでいかないと,なかなか農家の方々は大変だろうというふうに思っております。  その農地開発については,実態も調査しながら,おっしゃるように農業で生きていかなければいけない町ですから,その辺のところをどうなのかということをまず実態調査をし,そしてそれと並行して,こういった農地の集積・集約化というものを進めていくべきだろうというふうに思います。 ◆議員(竹迫毅)  まあ,集積・集約をしても,絶対量は変わらんわけですよね,今んとこですね。さっき言うように,もうほんと今,遊休農地,耕作放棄地,そういうところは,多分,耕作条件のいい優良農地とすることはちょっと無理じゃないかというふうに思うから,こういうことを言ってるわけです。  ですから,やっぱり考え方をば場合によっては変えていかんといかんのじゃないかと。もうだめなところはだめというふうに,やっぱ諦めると,そういうことをば,こういうところはもうどうしようもないんですよというようなことをば,県,国にもわかってもらわんと,採択条件にもなかなかならないということです。それで,やっぱ実情,現実を県,国に声を上げるということは私は大事だと思うんです。ですから,今,市長の答弁にあったように,希望調査,そういうものをばやって,そして欲しいと,需要があるということになれば,やはりこれは行政として考えていかんにゃいかんというふうに思います。  そういうことで,とにかくやはり優良農地の確保ということをばやっていただきたいと思います。  それと,一言申し添えるというかですが,日本はというか,南九州市もなんですが,土地利用型といっても,1枚の面積が1町も2町もというような畑は,私は向かないと思ってるんです。なぜかというと,塩屋地区の農地開発がいい例なんです。私は,あの農地開発をば云々というころには議席をいただいたんですが,そのときに,市長も記憶があるかどうか,当時の塗木町長と一般質問でいろいろやったんですが,第一に圃場勾配をその当時は2%ということで言ったんです。お書物には,4%との5%とのとあるということだったんです。  しかし,そういう圃場をつくったら,土の流亡で,畑でなくなるんです。私はそれを盛んに言ってきて,もうゼロにしろと言ったんです。そういうことは,塩屋地区の場合は,下が岩ですから,工事費もかかるし,いや,排水が悪くなるとか。排水が悪くなるということは,私もわかってるんですよ。そしたら,その岩盤を斜めにやったら排水はできるんです。そういうことを言ったんですが。そして,何とか0.5かそんくらいにおさめるように,もうやかましく言ったんです。そして,まあ,そういうふうになったんですが,それでも土地の土の流亡はあるわけです。現に,シラスを入れんにゃ,大型機械が,鋤が岩に行くというようなことで,客土事業やらにゃすまんということで,塩屋地区もやってるんです。やりましたよね。  そういうことで,日本のようにこういう,きょうも集中豪雨がありましたが,ああいう雨,ロータリーをかけた後に,きょうみたいなあんな雨が降ったら,それこそ2トンダンプで何台分も1枚の畑から流れてしまうんです。そういうことも考えなくてはいけないんです。それで,大型機械等を入れる条件として,やはりそこそこ,30アールか,そのくらいでないと価値ある財産として残らないということは,もう塩屋地区の農地が証明してるんです。ある人が,お隣の人が,「ああ,竹迫議員があんせ言うごったちゅうが,やっぱそんとおりだったな」と,最近の話です。そういうこともやっぱ頭に入れてやらんといかんと思うんです。  それで,余りにも面積が広いということになりますと,もう土が流亡して畑でなくなるということも申し添えておきたいと思います。そういうことも現にあるわけですから。  そういうことで,私が言わんとするのは,とにかく末端の行政が一番知ってるわけですから。そういうことを県に,県を通じて国に上げるということで,やらないと東京のど真ん中にいる人が考えることは,実情に合わんことばっかりやっているようですから。そういうことが先ほどからるる申し上げてきましたが,やっていただきたいなというふうに思います。  大きなことからやらずに,小さなことからやったらどうかというふうに思います。  次にいきます。それじゃあJR西頴娃駅の維持管理について質問していきますが,この委託先はどこなのですか。 ◎企画課長(上野茂治)  有限会社ということで1企業でございます。 ◆議員(竹迫毅)  有限会社という1企業。企業名は。 ◎企画課長(上野茂治)  鹿児島市にあります有限会社総合商社丸信でございます。 ◆議員(竹迫毅)  代表取締役社長はどなたなのですか。 ◎企画課長(上野茂治)  有限会社総合商社丸信代表取締役濱田武久でございます。 ◆議員(竹迫毅)  濱田武久とは私は人物はちょっとどういう方か今ではわからないのですが,鹿児島市の企業と,そして,どうですかね,もう委託してから20年ぐらいなるのですかね。今までの委託先。それをば答弁いただきたい。 ◎企画課長(上野茂治)  1社随契で今まできております。  以上です。 ◆議員(竹迫毅)  この10年,20年なると思うのですが,ずっと全く随契,随契できているということでよろしいのですね。どうですか。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。 午後3時24分休憩 ─────────── 午後3時25分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ◎頴娃支所長(新留育男)  これまで1社随契でございます。  以上です。 ◆議員(竹迫毅)  どういうことなのですかね。20年ぐらい1社随契。全く独占企業じゃないですか。ほかの方法は検討したことはなかったのですか,どうですか。 ◎企画課長(上野茂治)  今議員おっしゃるように契約をする前の段階で,入札契約委員会というのがございまして,その席でも話が出たようでございます。  ただ,27年まではこの委託を受託する場合には駅業務の研修を事前に受けないといけないという制約がありまして,それをクリアできなかったというふうには聞いているところでございます。ただ,平成28年度以降につきましては,関係課とも協議をいたしまして長期継続契約等,そういった方策等も今後は検討していくべきではなかろうかというふうに考えているところでございます。 ◆議員(竹迫毅)  この委託をさせるには,事前に駅業務の研修を受ける必要があるということ。期間を置いて,これが要件ですよということであれば,ほかにも法人なり個人なりこういうことは研修を受けることができるのじゃないですか。どうですか。 ◎企画課長(上野茂治)  JRの研修につきましては,受託先が決まらないと研修は受けることができないということになっているようでございます。 ◆議員(竹迫毅)  それじゃあ,期間を置いて受託先を決めて,それでそこに研修を受けることが前提とした契約をしたら可能じゃないですか。 ◎企画課長(上野茂治)  議員おっしゃるように我々もいろいろと検討いたしました。先ほど申しましたように,長期継続契約でだったら極端な言い方しますと,3月の末までに業者を決めて,その間に研修ができれば4月1日からの駅業務がスタートできるんじゃなかろうかというふうに我々も一応今のところ考えているところでございます。 ◆議員(竹迫毅)  20年も競争もなくて,随意契約こういうことはちょっと考えられないですよ。これは。議長,今私語が聞こえてきます。耳障りなのです私は。発言の途中ですが私語がないように注意してください議長。 ○議長(菊永忠行)  浜田議員に申し上げます。発言中であります。私語は禁止します。 ◆議員(竹迫毅)  本当20年もこういうことを行政がやってきていたのかということですよね。びっくりしますね。それと,地元企業でもないじゃないですか。地元企業でもない。地元の人でもない鹿児島市の総合商社ということですよね。そしたらまして,できたら地元の人にやってもらったほうが,私はいいんじゃないかと思うのですが。どうですかね。 ◎企画課長(上野茂治)  28年度以降一般からのといいますか,そういった方策も検討していきたいというふうに考えております。  たまたま私も聞き取りですけれども,たまたまいろいろ当たったことは当たったみたいなのですけれども。なかなか駅業務割に合わないということで応ずる業者,協会等もなかったというのは耳には入ってきているところでございます。 ◆議員(竹迫毅)  なかなかその割に合わないと当たったけどって言うけど1社でずっと来ていると。割に合っているからやっているんじゃないですか。私はそう思いますよ。それじゃどうですかね。来年度以降はそういう1社で独占させるようなことはやらなくて,門戸を広げてそして市内の企業,市内の個人に限るとか,そういう条件は付けていいと思いますが。市長どうですかね。 ◎市長(霜出勘平)  今,企画課のほうでも答弁をしておりますが,これまでのいろいろな経営等も踏まえまして,28年からそういうようなことをやろうと。こういうような構想があるようでございます。  だから,これは地元の方々にやっていただければ一番いいのですが,これにこだわることもどうかなというふうに思っております。やはり,そういうようなJRの研修等も受けなきゃいけないというようなこともあるわけですので,広く募集したほうがいいのじゃないかなというふうに思っております。 ◆議員(竹迫毅)  ぜひ,そういう方向で来年度についてはやるようにしていただきたい。それと,この時間短縮をまだやっていいんじゃないかと思います私は。やはり,短縮したらそれなりに受託費は減ずるわけですから,私はまだ時間も短縮してもいいのじゃないかないうふうに思います。1回目の質問でしましたように隔日置きに午前と午後にするとか,そういうこともやっぱり検討していいんじゃないかと思います。どうですかね。 ◎企画課長(上野茂治)  26年度から午前で1時間,夕方1時間短縮をいたしております。またダイヤにつきましては,上り下りともに8本ずつございます。現在,始発上りにつきましては,5時台と6時台。生徒の利用が多いのですけれども,上り鹿児島方向でございますけれども,5時台と6時台が時間短縮と言いますか便が2便ございますけれども。7時間半からの現在営業ということでその時間帯は無人化の状態になっております。  また,上りの段階で8時32分の便が無人化の状態になっている状況です。それと下りにつきましても,枕崎方面ですけれども,6時46分と夕方の20時32分と21時56分が無人化の状態という状況になっております。西頴娃駅の利用につきましては,時間帯等も利用者につきまして調査をいたしましたところ,どうして6時台から7時台と夕方の16時から19時台の4便が通勤,通学。特に利用客は多い状況でございます。  また,平日現在営業をいたしておりますけれども,平日の場合でも曜日によりましては特に多い日,少ない日はなく平均している状況でございます。 ◆議員(竹迫毅)  無人化になっても乗れるわけですよ。降りられるのです。西頴娃駅は委託で居るだけでほかのところは無人駅ですから。始発駅も無人駅ですよね。ですから,乗ったり降りたりそれには支障はないのです。だから言っているのです。少しでも財源を減らすということにしますと,無人化だから列車に乗れない降りられないということだったら困りますけど。それ支障はないわけです。  ですからこういうこと言っているのです。今後,委託先のやり方,それとこの時間等についても大いに短縮できる余地があると思いますので,今後それも含めて検討するかしないか答弁いただきたい。 ◎企画課長(上野茂治)  西頴娃駅につきましては,乗り降りだけではなくて定期券等の販売等もやっている関係上,ほとんど高校生が大部分が利用しているのですけれども。そういった定期券の購入等につきましては,高校生は乗り降りをするときに,その時間帯に定期券の購入を行うといった状況等もあるようでございます。  ただ議員おっしゃるように,時間帯の短縮とかその辺につきましては,県内簡易委託駅が6駅ございます。そういった県内の状況等も踏まえながら検討は今後していきたいというふうに考えます。  以上です。 ◆議員(竹迫毅)  確かに定期券の購入。前回の質問で答弁にもありましたが,定期券の購入は私はそこまでは確かめていませんが,ある程度余裕を持って買えるんじゃなかと思うのです。9月に乗るものを9月になってから買わないといかんとか,そういうことはないと思うのです。ですから私はこういうことを言っているのです。  それで,午前午後にわけてというのも隔日置きにとか,今のあれを聞くと土日祝祭日はやっていないということですから。曜日で午前と午後とわけるとかしたら,そんなに利便性は損なわないと思うのです。そういうことだから私は隔日置きに午前午後ということも考えたら,前もってわかっとったら,それに合わせて高校生の皆さんも準備すると思うのです。そういうこと等から前回に引き続いて,前回は学校再編で時間切れになりましたので,今じっくりやっとるわけです。そういうことで,そういうことも含めて検討していただきたいと思います。  少し早いようですが,これで終わります。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。 午後3時38分休憩 ─────────── 午後3時50分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。  次に,蔵元慎一議員。13番。   [13番議員蔵元慎一登壇] ◆議員(蔵元慎一)  通告していました2点について質問をいたしますが,冒頭に先ごろの台風15号で被害を,甚大でありました被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに,早く復旧できますよう祈念しております。  それから,もう一つ,28日,29日の新聞でしたか,朝の新聞に全国お茶品評会で南九州市がほとんど賞のほうを独占し,産地賞それから農林水産大臣賞も受賞しました。来年,28年知覧茶統一に向けて弾みができたのではないかなと,御尽力いただいたお茶関係者の方々に心から敬意を表する次第であります。  それでは,質問に入ります。厚生労働省研究班の調査によると,65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で2012年時点で約462万人に上ることが明らかになっています。認知症の前段階である軽度認知障害の高齢者も約400万人いると推計されています。65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となる計算です。  厚生労働省は,全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値を発表しました。65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症に罹患する計算となります。約10年で1.5倍にも増える見通しです。厚生労働省は同結果を踏まえ,認知症対策のための国家戦略を急ぎ策定することとしています。
     一方で,南九州市の高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画から見ますと,高齢化率は2015年に35.3%でありますが,2025年には42.7%になると推計されています。今後,認知症の患者の増加,介護にかかる負担が大きくなっていくことは間違いありません。現在,本市でも生き生きと健やかに暮らせる健康福祉のまちづくりを基本理念に施策の推進を図っているわけですが,最新のスマートフォンにはさまざまな機能が備わっており,見守りや居場所確認,健康管理などに利用できる可能性を持っていて,全国の自治体でも注目され始めています。本市でも調査し検討をしていく考えはないか質問をいたします。  次に,オシフィエンチム市との友好交流協定締結の中止について,その経緯と今後のあり方についてですが,知覧特攻平和会館は第二次世界大戦末期の沖縄戦において,特攻という人類史上類のない作戦で戦死した陸軍特別攻撃隊の遺品や関係資料を展示し,二度とこのような悲劇を生み出す戦争を起こすことなく,世界の恒久平和を願いつつ,英霊の慰霊・顕彰を後世に引き継いでいくため,出撃の地であった知覧の住民の責務として建設しています。昨年度は,年間53万人余りの来館者を迎えています。特に,近年では戦争を知らない若い世代の来館者も増え,修学旅行等による学生への平和教育の場として,その役割を担っているところであります。  時代の変遷とともに来館者の戦争に対する捉え方,感じ方もだんだんと変化している現実の中で,本市は基本計画に知覧特攻平和会館を核として命や平和の尊さを語り継ぎながら,平和情報を発信し続け世界平和に寄与していくことをうたっています。  今回のオシフィエンチム市との平和に向けた相互交流は,その理念のもと進められた事業であったかと理解しています。6月議会において準備のための渡航費用など,補正が可決され親善訪問を行ったわけですが,後の経緯は南日本新聞の報道や先の全協で説明があったところであります。改めて,知覧特攻平和会館に特別な思いを持つ多くの方々がいることに驚くとともに,ややもすると1市だけの行動では済まされない可能性もあるということを皆さんが感じたと思っております。  かといって,消極的な姿勢になってしまってよいのでしょうか。今回の教訓をもとに,その反省と今後の平和を語り継ぐ都市宣言の町としてどのように施策を展開していくか考えを質問いたします。後の質問は自席で行います。   [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  蔵元議員の御質問にお答えをいたします。  スマートフォンを利用した福祉健康増進対策についてでございます。本市におきましても超高齢化社会を迎えておりまして,独居高齢者の増加,医療費,介護費の増加は大きな課題となっております。  そのような中で,見守り活動等につきましては,高齢者が住み慣れた地域で安心して生活ができる支援体制づくりを進めるために地域見守りネットワーク事業等を行っております。  また,急激な高齢化に伴い認知症の人が,さらに増加していくことが見込まれる中,認知症高齢者等の地域での生活を支援するために,居場所確認は非常に重要となっております。  現在,特に徘回が懸念される方に対しましては,行動範囲や行動パターンの情報共有をしたり,個別に位置検索システム等の情報提供を行っているところでございます。健康管理につきましては,健康づくりに対するスマートフォン等の活用について,どの程度の方々が利用しているか把握しておりませんが,南九州市健康増進計画の中で運動の普及促進の取り組みの一つとして携帯電話活用法の普及があり,主に万歩計機能の紹介等は行っております。今後,スマートフォン等の機能調査及び先進事例等の収集に努め,活用につきましては調査をもとに検討してまいりたいと考えております。  次に,オシフィエンチム市との友好交流協定締結の中止についてお答えをいたします。  ポーランド国オシフィエンチム市との友好交流協定締結の中止につきましては,行政報告でも申し上げましたとおり日本国中から多くの御意見をいただきました。その中には,御遺族関係者からも意見をいただき,多くの混乱を巻き起こしてしまったところでございます。  70年前の戦争の悲劇を振り返るとき,今後取り組んでいかなければならないことは,過去の事実を決して風化させることなく,その資料を保存し現在の人に伝え,そしてこれからの未来の人にも継承し,二度と戦争は起こしてならないということを伝承していくことだと強く感じております。  ことしは,戦後70年企画事業といたしまして,アメリカ合衆国ハワイ州の戦艦ミズーリ記念館で特攻企画展を開催いたしており,会場では特攻隊員が残した手紙等を展示しております。特攻に関するこれらの記録は,歴史資料としての価値のみならず,反戦,平和への願いという普遍的な価値を持つものとして,現代に生きる多くの人々に影響を与えていると思われます。今後もこれらの情報を世界に伝えていく努力を続けていく所存でございます。  また,平和を語り継ぐ都市宣言の町としての施策につきましては,総合計画の中でも明記してありますが,平和事業の推進として知覧特攻平和会館の語り部の育成,戦争体験者の資料の収集,スピーチコンテストの開催などに取り組んでまいります。世界記憶遺産の推進につきましては現在ユネスコ世界記憶遺産への登録申請中であり,あわせて遺書等の保存にも今後力を傾注してまいりたいと思います。  以上で答弁とさせていただきます。 ◆議員(蔵元慎一)  まず,最初にスマートフォンの件で質問いたします。  今,答弁にもありましたけれども,南九州市のほうでも緊急通報システムとか,地域見守りネットワーク支援事業といったことを行っておりますけれども,その概要ですね,それからここ数年間の実績等がわかっていればお答えいただきたいと思います。 ◎長寿介護課長(松窪和文)  それでは,アドバイザーによります見守り活動につきましてまず答弁させていただきます。  アドバイザーによる見守り活動につきましては,在宅福祉アドバイザーが見守り対象者の方を安否確認等を行っている事業でございます。実績といたしましては,24年度がアドバイザー332人,25年度が同じく322人,そして26年度が326人,26年度の見守り対象者としまして1,072人を見ている状況でございます。在宅高齢者緊急通報システム事業につきましては,急病等の緊急時に迅速に対応するため,緊急通報装置を設置する事業でございます。  新規ということで,24年度11台,25年度5台,26年度2台設置しまして現在延べ21台を設置している状況でございます。  以上です。 ◆議員(蔵元慎一)  先ほども言いましたけども,市の高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画からすると,2025年に10年後ですけれども高齢化率が42.7%という数字が出ておりますけれども,今の事業,特に見守りに関しては見守る側の数はどんどん減って,見守られるほうは増えていくという状況がだんだん進んでいくと思うんですが,その辺はどのように理解されているというか,計画等があるんでしょうけれども推計しておりますか。 ◎長寿介護課長(松窪和文)  高齢者の見守り等につきましては,南九州市の人口は減っていきます。ということで,高齢者の数というのは変わらないという推定をしていますので,高齢化率については数値が上がっていくという推定をしているところでございます。ということで,元気な高齢者が介護の必要な方を見守ると,そういう活動につきましても事業取り組みをしていまして,安心生活創造事業というので今,福祉座談会等をしているところでございますが,安心マップとかそういうのをしてその地域で支えあっていこうと。それとか,高齢者元気度アップ地域包括推進事業という事業展開もしていまして,元気な高齢者の方が介護を必要な方の介護をすると,そういう事業取り組みをやっているところでございます。 ◆議員(蔵元慎一)  いずれにしてもやはり今からの先,この人口減,それから高齢化が進む中ではそれを守っていくほうの側がだんだんだんだん少なくなっていってしまうと,事業自体非常にやりにくくなるという現象が続いていくというふうに理解しているわけなんですけれども,今ちょこっと課長のほうが言いましたけれども,健康な高齢者でいていただきたいということで,それに対する事業等もやっているということですよね。さっき,健康増進対策のほうで高齢者元気度アップポイント事業というのもやっておりますよね。その概要,また実績についてもちょっと説明していただきたいと思います。 ◎長寿介護課長(松窪和文)  長寿介護課のほうでは,高齢者元気度アップポイント事業というのを展開しておりますけれども,この内容というのは引きこもりな高齢者の方を外へ出そうという活動でございます。ですので,高齢者の方がいろんな福祉活動それから見守り活動というのに活動しましたら,ポイントをつけて商品券等を配布してやっているという事業でございます。 ◆議員(蔵元慎一)  それから,南九州市徘回ネットワーク事業,認知症の方々の見守りになると思うんですが,この事業も概要,実績等を説明していただきたいんですが。 ◎長寿介護課長(松窪和文)  今議員のおっしゃいました事業につきましては,徘回SOSネットワーク事業という事業だと思いますが,これにつきましては認知症が疑われる方で徘回が懸念される方,その方を台帳登録しましてその台帳登録したやつをば警察署,消防,自治会長,民生委員へ配布して見守り活動をしていただくという事業でございまして,27年8月末現在の登録者数ですけれども,南九州市36名の登録となっているところでございます。 ◆議員(蔵元慎一)  今のスマートフォンの機能なんですけれども,いろいろな機能がついておりまして運動量を測るセンサーであったりとか,移動距離を測るセンサーであったりとか,スマートフォンと連動した選ぶ携帯,身に着けるものなんですけど,そういったものはその人の体温だとか,脈拍とかの記録までできる機能が今だんだん出てきているわけですよね。やはり,どうしても人手が足らなくなってくる中で,じゃあやっぱりそれを補うためのツールとして,やっぱりこのスマートフォンというのが今後注目されてくるように私は考えております。  まだ実際そういったことが自治体の中でやっているところはないと思うんですけれども,その可能性について,ちょこっと答弁の中には携帯電話の万歩計の機能はという説明はありましたけど,今後の可能性についてどのように考えておられますか。 ◎長寿介護課長(松窪和文)  市長の答弁の中でもさせていただいたんですけれども,実際のところはスマートフォン等の機能についても現時点で細かい機能等は把握しておりません。また,その機能につきましてどのような活用法があるのかというところも把握していない状況ですので,今後その機能それから活用法についてどんなのがあるのかということ調査しましてから検討していきたいと考えているところでございます。 ◆議員(蔵元慎一)  先日,私の母も今79歳ですか,健康教室なんぞに行ったりします。そうすると,タブレットを使った認知症予防の講習というようなことであったよというふうに話を聞きました。ここに認知症ネットというサイトから引っ張った中で認知症予防のための脳トレーニング,とにかく脳を使うということが認知症予防に一番いいという,その中にパズル,計算をする,読み書きをする,麻雀,囲碁,将棋,オセロ等のゲームをする,他人とのコミュニケーションを図る,こういったふうにその予防に関して書いてあります。これ全部スマートフォンが持っている機能ですよね。これ1台でやろうと思えば全部ができる。もちろんタブレット端末でもできるんですけれども,今の高齢者にすぐスマートフォンを使えということはなかなか難しいかもしれませんけど,今60の方々が10年後,70になったときそれ,今の60ぐらいの年代だとスマートフォンもかなりもう無理なく使える世代になってくると思います。  また,この機能とかもアップしてくるわけでありますから,ぜひ検討をしていただきたいというお願いなんですけれども,その辺に関してはいろいろ情報を集めていただきたいと思うんです。スマートフォンの普及率ですけれども,それについてなんですが,ちょっと調べますと携帯電話の保有率というのは世帯別でいくともう94.5%という数字であります。スマートフォンについては,これはまだピックアップされた民間の調査会社によるデータですけれども,2015の4月時点で62.5%のこれは個人の所有ということのパーセンテージなんですけれども,このスマートフォンの伸び率というのは非常に早いスピードで普及が進められているわけですね。  今この,ひところは家電だとか,車業界だとか経済を引っ張るという柱があったんですけど,今の世界経済を引っ張っているのがこのスマートフォンでありますので,各企業も非常に注目してその機能や可能性についていろいろ日々進化しているわけであります。今後は,この民間だけでなくても観光,こういう自治体だとか国だとかもこの機能を有効利用していくことが考えられますので,ぜひアンテナを高くしてこのスマートフォンを活用した健康増進だとか,見守りだとか,まだほかのこともたくさんできると思いますので,そういったことを研究していただきたいと思います。  また,国の地方創世の中にもやっぱりそういったものを利用するという動きに関しては支援の動きもあるようでありますので,ぜひ考えていただきたいと思います。市長のほうに1回答弁いただいて次に入りたいと思いますけれども。 ◎市長(霜出勘平)  よくわからないんですが,どのようなことを市がすればいいの。 ◆議員(蔵元慎一)  市がすればというか,まだいろいろ市ができること,自治体ができるサービスは今からまだ今調査研究を始めている,協議会もでき上がっているので,どんなふうにかかわるというのは今から考えていただかなければならないんですけれども,それを全国100自治体ぐらいあるんだそうです。協議会というのがですね。そういったところにも目を向けていただいて,また自分たちでもさっき言ったように身近なところでそれを利用するということは始まっていますし,できるできないというのは別にして,例えばポイントアップ事業みたいなものであれば,今はそこの教室に参加したらハンコをもらっている。座っていても1回行ったとなりますけど,こういう運動センサーなどが入っていると1万歩歩かないとポイントをもらえないとか,そういったより現実的により細かく個人のチェックを評価できるような考え方もできますので,そういうところをつなげていっていただきたいというところです。よろしくお願いします。 ◎市長(霜出勘平)  我々はもう後期高齢者の仲間入りをしなきゃいけないんですが,ガラ系でももてあましているんです。スマートフォンとなるとなかなかこれは使いこなせないんじゃないかなというふうに思っています。  だから,そういうスマートフォンを必要な方に市のほうから助成をするとか,それからスマートフォンを使って健康管理をしてくださいよと,そういうような働きかけをするのか,両方ですか。だから,それがわからないとなかなかこのスマートフォンも我々の年になると使いこなせないわけですが,万歩計なんかは持っておけば自然とカウントされていくわけですからいいんですが,その機能を十分に使いこなすとなるとやはり大変なことだろうというふうに思っております。  これが普及してきたらそういう講習とか,そういうことも市としてもしなければいけないでしょうし,またスマートフォンを買えないというような人たちには市のこの財政支援というようなこともあるのかどうか,その辺のところをこれからやはりこういったものは使えば使うほど有効活用ができるわけですので,我々も研究をさせてもらいながらこのことには取り組んでいきたいとこのように思います。 ◆議員(蔵元慎一)  使うこと自体が認知症予防になりますので,ぜひそのように理解しておいていただきたいと思います。  続きまして,オシフィエンチム市との友好交流協定締結の中止について続けさせていただきます。  先ほど,市長のほうからちょうど行政報告ということでいただきましたけれども,繰り返しになるかもしれませんが非常に大事な問題だと思いますので,再度全協でも配られましたけれども,この経緯,1月の29日にピースウィーク平和教育代表の宮田氏という方が来ていただいたそのあたりから経緯を説明をしていただきたいと思います。 ◎総務課長(金田憲明)  それでは,オシフィエンチム市との友好交流の経緯についてまた説明申し上げたいというふうに思います。  これにつきましては,全員協議会のほうでも説明申し上げましたが,27年の5月28日の日に先ほど議員のほうからもございましたが,宮田さんという方がオシフィエンチム市の市長のメッセージということで手紙のほうを持って南九州市のほうへ来庁されております。  これにつきましては,第3回のピースウィーク平和教育というものを9月15日から21日にかけて開きたいということと,それからオシフィエンチム市の市長のメッセージだったんですけども,そのメッセージにつきましてはオシフィエンチム市のほうは70年前にナチス・ドイツのほうから侵攻を受けて,そして強制収容所のほうができまして,そういう悲惨な歴史の事実というものがありますということでした。そして,そのことを自分たちの責任,オシフィエンチム市のほうの使命ですけれども,事実ということをちゃんと認識し今に伝え,将来に伝えていかなければならない。  一方,南九州市のほうにつきましても,当時知覧のほうには特攻基地が置かれて,そして若い崇高な意思,そういう意思のある若い方々が多く飛び立って亡くなった地であると。そして,知覧においてもやはり70年前のその歴史というものを繰り返してはならない,事実は残さなければならない。そして,将来に伝えていかなければならないというような思いを持っているというようなことでございました。その思いというものは一緒ではないかということで,一緒に平和のパートナーシップということで歩んでいかないかというようなそのような内容のメッセージでございましたので,その内容については平和を求める,希求するということでは同一ではなかろうかというようなこと等で,その話については賛同をしたいというようなことになったわけでございます。  その後,27年の7月8日から12日にかけまして実際アルベルト市長はオシフィエンチム市の市長でございますけれども,そこの市長にお会いし,そして現地のほうも見たいということで,事前協議ということで7月8日から12日の日にポーランドのほうに訪問をいたしております。その中で,市長のほうとも協議をいたしまして,そしてその思いというものはお互い確認ができたところでございます。  そして,12日までのポーランド王国の訪問のほうが終了いたしまして,日本のほうに帰国いたしたわけでございますが,その後,南九州市がオシフィエンチム市のほうと交流協定を結びたいというようなこと等が新聞等で報道されましたので,その後日本国中から,また中には日本出身のハワイにいらっしゃる方とか,ヨーロッパにいらっしゃる方とかそういう方々も含めて二百数十件の御意見,手紙,ファクス,メールなどをいただいております。このようなこと等がございまして多くの方々に迷惑をかけた,混乱というものを引き起こしてしまったということがございました。  また,とりわけ特攻関係の御遺族の方からも非常に心配する御意見等をいただいたところでございます。そっとしてほしいということもございましたし,それからナチスのほうと同一視されるということについては,やはり特攻隊員に対する冒?というものもそういうことも考えられるのではなかろうかというようなことで非常に御心配をかけたところでございます。  このようなこと等がございまして,7月27日の日でございますけども,これは全協が開かれた日でございますが,議員の皆様方にも中止の決定ということで御報告申し上げ,そしてマスコミのほうにもそのことをお伝えしたところでございます。また一方,ポーランド国のオシフィエンチム市の市長のほうにもその日付でメールのほうを送りまして,このようなことになったというようなこと等の御連絡を差し上げております。  経緯については以上でございます。 ◆議員(蔵元慎一)  ことし1月の29日にまず宮田氏が来庁しているというふうにこれを見ると書いているんですよね。そのときにどのような話をされたのか,その内容を聞いていないんですけれども,例えばその中で今南九州市はこの平和の情報発信としていろいろやっているけれども,どこかそういった交流とか,つてだとか,そういうことを依頼したとかということはないんですよね。 ◎総務課長(金田憲明)  申しわけございません。1月29日のことについてはちょっと触れませんでしたが,1月29日の日には宮田さんのほうが来庁されておりますけれども,これにつきましては彼が2007年から平和メッセンジャーとして徒歩で世界中をあるいていらっしゃるということ,そしてその平和の大切さ環境活動のほうも行っていらっしゃるというようなことでございますが,9月の15日から21日にピースウィーク平和教育を行いたいというようなこと等でそのときに来庁されたということでございます。そのときに,友好交流協定とかそのようなことについての話はなかったというふうに聞いております。 ◆議員(蔵元慎一)  そうするとやはりそういったコンタクトをとった後に,彼はポーランドのほうに行く機会があり,またそういった話をする中で自分の中で友好交流のことを話されて,市長が向こうのほうもそれはいいなという感じで受け取り親書を託したという理解でよろしいんですか。 ◎市長(霜出勘平)  この1月は,そのときに見えたのが宮田さん,それから池端さんという花火師,これは加山雄三さんの息子さん,それと長岡市の市会議員の方,それともう1人見えたと思いますよね。そういったことでそういうような平和週間というんですかね,ピースウィークというようなことをやっているんだというような,ベルギーで去年はやったと言ったかな,そういうようなことをやりたいというようなことで来られた。長岡の市議は研修でこちらのほうに長岡市議の何人かが南九州市に来られたと思いますが,それに同行された方だったようです。  そういったことで,主にピースウィークのことで9月の15日から21日までやりたいんだと。それで,学生を何人か世界から集めてやりたいというようなそういう話でした。ただ,こちらからそういうような具体的な話は持ちかけていませんし,ただ,ハワイのミズーリの話はしたようなしたような気もしますけれども,そういうことで彼がなんかロンドンまで歩いている途中で,そのアウシュヴィッツのことを頭に浮かんで,それからロンドンに着いたのもすぐそこに行って市長に直談判したとそういうようなことを聞いております。 ◆議員(蔵元慎一)  5月の28日に親書をいただいて,6月議会の補正第3号だったですかね,後から出てきて,その間というのは1カ月ぐらいだったと思います。議会のほうもそれは可決をしているわけですけれども,この1カ月の中で非常に大きな決断,それからその事業の進行ということだったんですが,その期間に関してもちろん庁内で協議もしただろうし,その中でじゃあ第三者というか,外部の意見等を聞いたりとかというのはあったのかどうか,いろいろな影響,後からなのでこういうふうに言いますけど,やはり非常に対外的にすごく大きなことだったんだなと思うものですから,そのときにはこの身内だけでやったのか,相談もしたのかどうかということを確認をさせてください。 ◎市長(霜出勘平)  このことについては,外部の方々には相談という相談はしていません。ただ,この記憶遺産のアドバイザーの方々にはこういう話があるという報告はしてあると,平和会館のほうからしてあるというふうに思っております。  このことについては,我々はその前に4月11日からハワイのミズーリ号でこの展示展をやっております。そして,その感想文が毎月ミズーリから送ってきたんですね。そして,それを見ますとほとんどが目からうろこだとか,これは世界にとって貴重な資料だとか,今後残していかなければいけない資料だとか,ほとんどの感想がそういうような賞賛の感想でした。ただ,1件だけこの浅ましい行為を美化するのはやめてくださいというのが1件だけありましたが,ほとんどがこれはすばらしい人間愛に満ち溢れた資料だというようなことでした。  そういうことを踏まえて,まだこのアウシュヴィッツには140万から150万という世界から人が集まってくるというようなことでしたので,ここでこのような展示展をやらせてもらえば必ず世界の方々にこの特攻というものも,これまで日本では大体70年経って特攻に対する理解が進んで,そして議員がおっしゃるように最近では650を超える学校が平和学習ということで平和会館に来ていただいているわけですよね。  だけども,世界では記憶離れ,記憶遺産を申請するに当たって外国人記者クラブでも会見を行いましたが,外国の記者はほとんどテロじゃないかとか,それからクレージーだとか,自殺志願隊じゃないかとかいろいろこの敗戦後日本国民が思ったようなことを今でも外国の人は思っているわけですね。だから,我々は我々が幾ら語ってもおわかりにならないかもしれないから,ぜひ知覧に来て平和会館で本当の彼らのそういう遺書,手紙,日記というものを見てくださいと,そうすればわかっていただけるというふうなことを申し上げてきておりました。  だから,そういうことが本当にミズーリ記念館でそういう感想文をいただいたものですから,意を強くしていたわけなんですね。だから,アウシュヴィッツでもそういう展示会をやれば世界の多くの方々が特攻を見直していただくし,そしてまた彼らのすばらしい人間愛というもの,また日本人が心のよりどころにしている特攻兵ですから,世界の方々もよりどころにしていただけるというような確信があったものですから,そういうこともあわせて行ってみようかということでした。  そして,とにかく行って平和情報を発信するだけでなくて,向こうのほうで展示展をやってそういう遺書,日記,手紙,そういったものを見てもらえば本当に人間,思いは日本人も外国人も一緒だろうというふうに思ってそのようなことを企画したところでした。 ◆議員(蔵元慎一)  その戦艦ミズーリ記念館のことも今話をしていただきましたけれども,こちらのほうは12月7日の新聞を見て会館の方がコンタクトをとって交流をして,記念館とか平和会館の交流という形で,これは市報の多分載っていた記事なんですけど,大成功をおさめているわけですよね。  例えば,今回のにしても友好交流というところまではなくて,そういう資料の交換だけでもし最初の部分は終わっていれば,ここまでいろんな反響というのはなかったかもしれませんけれども,いずれにしろ二百数十件の批判,ほとんど批判だったと思うんですけれども,そういったことがくれば今後なんですけれども,じゃあ平和情報をしようと思っても二の足を踏んだりとか一回一回そういうことに関して,じゃあどうやって決めるのか,市としてやっぱりきちっとした理念だとか,じゃあそれを進めましょうというんであれば協議する場が必要ではないかなと思うんですね。それは内部だけではなくて,やはり有識者いろいろな方々もいらっしゃると思うんですけど,そういう方とそのときは一応協議をするという場も必要ではなかったのかなというふうに思うわけです。  今後もやはり多分こういったことはあるでしょうから,その辺については検討していただきたいというふうに考えますけど,どうでしょうか。 ◎市長(霜出勘平)  今回の件については,外国の方がどうのこうのということではなかったわけです。日本国内の方々がこのアウシュヴィッツということで大量虐殺と間違えられると特攻は。それと何でユダヤ人と特攻と一緒にするんだというようなことでした。  だから,私はそれもいまだにわからないんですが,何でユダヤ人は悪い民族だというようなことを思っているのか。アウシュヴィッツが悪いんだと。もうとにかく特攻と大量虐殺,特攻も大量虐殺というような,イコールというようなことに思われてしまうからこれはいけないんだというようなことでした。  だから,これは先ほどから申し上げるようにアウシュヴィッツでもそういう手紙,遺書こういったものを見てもらえば本当によくわかっていただけるという自信はあったんですが,何しろこの日本国内での議論がフェイスブックである人が立ち上げてそれに同調しなさいというようなことだったものですから,ここでそういうフェイスブックで議論をしても始まらないなというふうに思いました。  だから,今回は反省といたしまして我々もこの戦後70年という年でしたから,この機を逃してはいけない。そしてまた記憶遺産の申請の結果も9月には出るということでした。それについても,前回が外国からの視点というものも同じじゃないかというようなこともありましたので,ミズーリ記念館とあわせてこちらからのそういうような反応もあればこれにもプラスになるんじゃないかなというようなことも考えたところでした。  ただ,やはりこういうような方々がいらっしゃるというようなことがわかりましたので,こういうこともこれからは気をつけてやっていかなければいけないのじゃないかなというふうに思います。アウシュヴィッツは別にいたしまして,この世界の別なところでこのような機会があったらどんどん積極的に出かけていって,世界の方々に特攻兵の残した資料を見てもらえば,おのずと私は成果は上がっていくんじゃないかなというふうに思っております。  だから,世界平和というのは異質なものが融合して初めて平和が来るんじゃないかなというふうに私は思っております。これとはいいけど,これとはだめだというようなのは平和じゃないんじゃないかなというふうに思っておりますので,だからこの特攻兵が残した資料等は本当に我々が最初から思っておったとおりのすばらしいものだということは,これは自信を持って言えるのではないかなというふうに思っています。  だから今後におきましても,これに屈することなく世界のあらゆるところでそういう機会があったら,この展示会をやって特攻兵の世界ではまだ認めておりませんので,特攻兵の名誉回復も図りながら平和情報を発信していければなというふうに思っております。 ◆議員(蔵元慎一)  知覧特攻平和会館を開館している大きな役割は慰霊堂を中心として灯篭の建立など,慰霊顕彰して英霊の鎮魂を後世に引き継いでいくということ,それから平和会館に展示している資料,遺品,遺書,手紙などを通じて戦争の悲惨さを訴え,またスピーチコンテストを開催し,若い世代に平和について考えていただいていくという大きな2つの柱があると思うんです。  今回の反対意見は,前者の部分に対しての批判であっただろうと思います。しかしながら,南九州市は平和を語り継ぐ都市宣言もしており,基本計画にも知覧特攻平和会館を核として命や平和の尊さを語り継ぎながら平和情報を発信し続け,世界平和に寄与していくことをうたっているわけでありますから,今後も大切な役割なはずです。世界からも注目をされています。知覧特攻平和会館はその基本理念をしっかり確立して,平和情報発信の地としてしっかりと引き継いでいっていただきたいと思います。  以上で終わります。     ──────────────────── △延会 ○議長(菊永忠行)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本日はこれで延会することに決定しました。  次の会議は9月2日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。 午後4時40分延会...