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12月03日-02号

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  1. 南九州市議会 2014-12-03
    12月03日-02号


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    平成 26年 第 5回定例会(12月) 本会議2号     (12月3日)   出席議員     20名1番議員  西   次 雄        13番議員  蔵 元 慎 一2番議員  内 園 知恵子        14番議員  山 下 つきみ3番議員  吉 永 賢 三        15番議員  深 町 幸 子4番議員  伊瀬知 正 人        16番議員  下 窪 一 輝5番議員  蓮 子 幹 夫        17番議員  浜 田 茂 久6番議員  亀 甲 俊 博        18番議員  竹 迫   毅7番議員  塗 木 弘 幸        19番議員  今 吉 賢 二9番議員  松久保 正 毅        20番議員  森 田 隆 志10番議員  東   兼 喜        21番議員  満 留 秀 昭11番議員  加治佐 民 生        22番議員  菊 永 忠 行   欠席議員     0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長  霜 出 勘 平    財 政 課 長  金 田 憲 明副  市  長  鶴 田 康 夫    企 画 課 長  下 薗 宏一郎教  育  長  中 村 洋 志    商工観光 課長  塗 木 博 人総 務 部 長  上 野 勝 郎    福 祉 課 長  山 脇 勝 次市民福祉 部長  東     篤    健康増進 課長  石 田 俊 彦建 設 部 長  下之薗 博 幸    農林水産 課長  上 野 茂 治農林水産 部長  福 留   保    畜 産 課 長  三 宅 俊 正会 計 管理者  新 留 育 男    茶 業 課 長  大 坪   力教 育 部 長  堂 園 政 利    都市計画 課長  大 隣 健 二頴 娃 支所長  松 窪 義 高    学校教育 課長  井之上 良 一知 覧 支所長  西 野 栄一郎             松 窪 和 文川 辺 支所長  神 薗   誠    文 化 財課長  日 置 健 作─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  樋 渡 孝 宏庶 務 係 長  菊 永 隆 信    議  事  係  霜 出 雅 邦  第5回定例会議事日程(第2号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.一般質問平成26年12月3日 午前10時0分開会 △開議 ○議長(菊永忠行)  これから本日の会議を開きます。    ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(菊永忠行)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において竹迫毅議員今吉賢二議員を指名します。    ──────────────────── △日程第2一般質問 ○議長(菊永忠行)  日程第2,一般質問を行います。 順番に発言を許します。 まず,山下つきみ議員。  [14番議員山下つきみ登壇] ◆議員(山下つきみ)  おはようございます。私は,通告してありましたグリーンツーリズムの政策について質問をいたします。 グリーンツーリズムとは,御存じのとおり,都市住民が農山漁村地域に滞在し,その地域の自然や文化,人々との交流を楽しむ余暇活動のことであります。近年,多くの自治体でグリーンツーリズムの普及啓発が進んでおり,それぞれの地域の特性を生かした取り組みで都市と農山村の交流が図られています。 本市におきましては,南九州市グリーンツーリズム協議会を窓口とし,約50戸の民泊受け入れ家庭と5軒の農家民宿で,主に修学旅行生体験受け入れが実施されています。この体験型教育旅行は,各地の普及啓発により,受け入れ地域間競争も大変厳しくなってきています。 本市の受入状況は,知覧地区,川辺地区が10年以上前から,頴娃地区におきましても平成23年から実施されておりますが,受入先の高齢化などにより,各地区1クラスの受け入れが困難な場合もあり,不足数を隣市に依頼して対応することもあります。 2017年までの後期基本計画の観光振興の中に,体験型観光の需要が高まる中,農家民宿の強化や農家民泊の受入農家の人材を育成確保することが課題であり,体験メニューを充実させ,観光の多様化に伴い体験型農家民宿の取り組みを推進するとあります。 滞在型交流人口の増加によって地域の活性化が図られるとともに,地場の特産物の消費拡大や観光など,地域産業の振興につながる事業と考えられますことから,受入体制整備のための人材育成をどのように進めていかれるのか。また,農家民宿開業支援などに取り組むお考えはないか質問し,あとは自席にて行います。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本日もどうかよろしくお願いいたします。 それでは,山下議員の御質問にお答えをいたします。 鹿児島県の民泊型教育旅行受け入れにつきましては,都市と農山漁村の交流,地域の活性化を目的に,平成16年より南薩摩を中心に始まり,今では県内のほぼ全域で受け入れを行っているところでございます。 南九州市におきましても,各協議会等が中心となりまして,現在では48戸の受入家庭によりまして,本市の恵まれた自然景観や観光資源を生かした特色ある都市農村交流を実施いたしております。 平成25年度におきましては,中高合わせ18校1,116名の受け入れを行いました。また,新幹線全線開通によりまして,関西,中国地方の中学校の受け入れを行ったところでございます。 御質問の受入体制整備のための人材育成についてでございますが,市といたしましてもグリーンツーリズムのさらなる普及と定着を図るためには,受け入れる側の人材の育成や確保が必要であると考え,平成22年度からグリーンツーリズムインストラクター育成スクール受講に際し助成を行っておるところでございます。 認定を受けましたインストラクターの方々には,各地域におきまして受け入れ体制の整備や,繰り返し訪れてみたいと思っていただくような魅力的な地域づくりを期待いたしているところでございます。 また,南九州市グリーンツーリズム協議会におきましても,さまざまな情報を提供するとともに,講習会・講演会を開催し,受入家庭の資質向上に努めているところでございます。 なお,今後,受入家庭の高齢化等による減少が予想されることから,JA,商工関係者などとの連携も必要ではないかと考えているところでございます。 次に,農家民宿開業支援についてでございますが,市単独では特にございませんが,県の地域振興推進事業の中に,主には簡易的な改修ではございますが,20万円を上限とし開業に際しての支援があります。この支援を平成24年度に活用した経緯があります。市といたしましては,今後も事業等を活用した支援を行いたいと考えております。 また現在,5軒の農家民宿登録がございますが,皆さんそれぞれ独自の都市住民との交流による事業化を目指しており,今後も引き続き農家民宿経営支援のため,ホームページの南九州市グリーンツーリズム協議会バナー広告等を活用いたしましての情報提供など,側面からの支援に努めてまいりたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ◆議員(山下つきみ)  ただいま答弁をいただきましたけれども,まず南九州市のグリーンツーリズム協議会というのが平成19年の7月に設立をされておりますが,実践している団体といいますか,組織が幾つあるのかをまずお尋ねします。 ◎農林水産課長(上野茂治)  現在,南九州市グリーンツーリズム協議会の団体といたしましては,川辺地域で川辺よかとこ村,それと長谷ふるさと村,高田むらづくり委員会,頴娃地域では当初は頴娃おこそ会でしたけれども,25年度から頴娃町グリーンツーリズム協議会ということになっております。知覧地域につきましては,知覧町グリーンツーリズム研究会,そのほかに,文化教育的な指導ということで,NPO法人PandAという団体が構成員となっているところでございます。 ◆議員(山下つきみ)  今,組織をいろいろと名前を上げて紹介していただきましたが,それぞれの組織の主な事業というのはどういうものなんですか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  まず,川辺よかとこ村につきましては,農家民宿体験農作業体験,田舎体験,郷土料理加工体験等を行っております。また,長谷ふるさと村につきましては,野外活動,農作業体験,田舎体験,料理加工体験を行ってるところでございます。高田むらづくり委員会につきましては,農作業体験,田舎体験,郷土料理加工体験。頴娃町グリーンツーリズム協議会につきましては,農作業体験,田舎体験,郷土料理加工体験。知覧町グリーンツーリズム研究会につきましては,農作業体験,田舎体験,郷土料理加工体験。それと,NPO法人につきましては,芸術鑑賞とか,そういった文化芸術の支援を行っている状況でございます。 ◆議員(山下つきみ)  それぞれ大体似たような事業を行っているようですが,この中で民泊の受け入れをしている組織というのは,全部ではないと思うんですけれども,この民泊の場合が1軒当たりが大体3人から4人ぐらい受け入れをやっておられます。 先ほどの市長の答弁にありましたように,平成25年度においては,中高合わせて18校1,116名の受け入れを行ったというふうに答弁がありましたけれども,これは年々増えている状況ですよね。ちなみに,23年度ですけれども17校の923名,24年度が17校の882名,少しここはダウンしましたけれど,25年にはまた18校の1,116名ということで,22年度からここに資料はありますけれど,21年はまだやってませんので,22年度が15校で785人だったものが,ここ3年ぐらいでかなりの学校と,それからその受け入れ人数というのが増えてきてるんだなというのがわかります。 この受け入れ農家ですけれども,農家に限らないわけですが,農業,それから林業,水産業,畜産業になりますけれど,この受け入れの登録数というのが各地域ごとにわかっていたら教えていただきたいですが。 ◎農林水産課長(上野茂治)  25年度で申し上げます。頴娃地域で10軒,知覧地域で20軒,川辺地域で16軒,合計46軒でございました。また,26年度につきまして,現在把握している状況でいきますと,合計で48軒の家庭が受け入れを行っているところでございます。 ◆議員(山下つきみ)  人材を確保するための講習であったり,講座だったりも行っていますよということでしたけれど,このほかに,受入家庭を増やしていこうというような努力を市として何か方法をとっておられることがありますか。例えば広報紙に紹介をしてみるとか,そういう方法があるんでしょうか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  市といたしましても,受入家庭の減少等,今後懸念されるところでございまして,これはどの地域協議会も今後の課題になっていくんじゃなかろうかというのは認識をいたしております。 市の支援といたしましては,こういった受入家庭の減少等につきましては,昨年度も25年の市の広報紙でございますが,6月号にて会員の募集若しくは体験,そういった広報等は行っているところでございます。 ◆議員(山下つきみ)  特にこの農家民泊の受け入れというのは修学旅行生が主なわけですけれど,時期的に春と秋に集中しております。その受け入れ家庭によっては,きょう送った後,またあしたは次の学校を受け入れるというようなスケジュール的に非常にハード的なきついのがあるんですね。 受入農家の方々は,民宿経営者あるいは既に受け入れをしている家庭から勧められてという入り方がほとんどなわけですね。都市からの人をもてなすことで,改めて地域のすばらしさとか,価値に気付された,あるいは地域の元気のために,また自分が元気をもらうために続けてみようということでやっておられる方がほとんどだと思います。 実際私のところでも6年ほど受入をやっておりましたけれども,生徒ではなくて先生方を受け入れておりましたので,受入家庭を10軒あれば10軒全部,農作業してる場所であったり,家でだんごづくりだ,そばづくりだっていうのしてるところをずっと先生方を連れて回るという役割をいたしておりました。 大体,25年度が18校ということでしたけれども,受け入れておられる方はほとんど受け入れられるんですね。あとはもう体力的なことも考えて3校であったり,5校であったりということですが,大体10校程度の受け入れをされているようです。 宿泊料というのは徴収できませんので,体験料という形で1人の生徒さんから大体6,000円から6,500円ということなんですね。それを3名程度受け入れられて,1回が1万8,000円から2万程度。それを10校受け入れたとしたときに,年間20万前後になります。これは全く収益には恐らくならないと思うんですよね。下手すると足りないというぐらい。もてなしが,自分が元気をもらってる,楽しめてるということもあって,それを大幅に上回ってるところが多いんじゃないかなと思うんですが,その受入家族が自分たちの楽しみ,あるいは収益性は余り考えていないと。自分が笑って受け入れられる範囲で実践をしているということだったんですが,当初から始めた方の中には,高齢となられて,体力的にももう限界だということでやめた方もたくさんいらっしゃるんですね。 今,登録数大体48軒というふうに答弁がありましたけれども,各地域に1クラス丸々受け入れられるということが望ましいというふうに言われています。そうすると,20戸ぐらい登録数があって,毎回毎回全員を受けられませんので,20戸登録してあれば,大体1クラスが賄えるんじゃないかというようなことで,実際にもう高齢化で受け入れられないということで,これはちなみに川辺の例でしたけれども,ことしの秋のシーズンで9軒しか受け入れることができなくて,足りない分については南さつま市さんのほうにお願いをしたということもありました。 こうなると,受け入れる場所が川辺の場合は文化会館なもんですから,加世田にお願いをすると,その加世田の受け入れ家庭は送迎も大変なわけですよね。ですから,1地域に1クラスというのが形としては望ましいとされているようです。 協議会主催のさまざまな講座とか,研修は実施されておりますが,その席に本市のグリーンツーリズムの担当の職員の方が出席をされているんですか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  受入家庭につきましては,年1回,必ず食品衛生及び安全訓練といいますか,そういった研修は義務づけられておりまして,できるだけ市といたしましてもそういった講習会等,どんなことをしているんだというのだけ把握したい。また,協議会の活動というのは把握する必要あると認識をいたしておりますので,担当が必ず各地域1人は行くようにはしている状況ではございます。 ◆議員(山下つきみ)  今おっしゃったように,年1回以上,衛生とか,それから防火・消防の講習会を受講することが当然これ義務づけられておりまして,学校関連者に限定して受け入れをするというふうに県の指針ではそうなってますよね。ただ,ここは黙認されてるようなところもありまして,一般の方も受け入れをされてる方も中にはいらっしゃるようです。 その行政の持つ情報,ノウハウというのは,もちろん協議会も持ってるとは思いますけれども,それとはまた違った形で行政はノウハウ情報は持っておられると思いますので,それを提供する機会というのはぜひつくっていくべきだろうと思います。 これは,ある話の中に,平成24年に恐らく20万円を県の補助を上限としてという,開業をされたというのが,これ川辺農家民宿を始めた方の例だと思いますけれども,その農家民宿のオープンの案内が来て初めて知ったというような話もありますので,これは受け入れ体制の整備促進をやっていこうとするんであれば,ぜひ協議会ともっと連携をしてやっていただきたいなというふうに思います。 それから,高校の修学旅行の受け入れで,京都の洛南高校の件についてお尋ねをいたしますが,平和教育の一環として,知覧の平和特攻会館を見学をされるわけですが,そのほかに全体でできる何か,体験はないですかというようなことを学校側から要望があったということで,何百人かを一斉に何を体験させようかということで,平和記念館の横にある,裏にあるといいますかね,あの灯籠を磨いてもらうという体験をしてもらっておりますよね。ずっと続いているんじゃないかなと思いますが,ちなみにこの体験のときには,職員の方も参加をしていらっしゃるんでしょうか。
    農林水産課長(上野茂治)  京都市にあります洛南中,洛南高校につきましては,毎年,南九州市においでをいただいているところでございます。また,議員がおっしゃいましたように,平和会館周辺の灯籠磨き,新聞報道等もされました。また,平和学習の場ということでも,学校の方でも力を入れているようでございます。 市といたしましても,上司の方に報告し,そういった開会式,お茶の提供,そういった支援できる最低限のことはしているものというふうに私は認識をいたしているところでございます。 ◆議員(山下つきみ)  これは,受入家庭の方も大変難儀をされてるようなんですよね。その灯籠を磨くためのバケツであったり,水を運んだりという大変な作業が,1人2人でする作業ではありませんので,その受入側のほうも大変な作業だろうと思いますけれども,できることなら,職員の方もいろいろ仕事おありでしょうけれども,時間をつくってこういうのに手伝いができればなというふうには思います。 受け入れをしたことがきっかけとなって,その高校の文化祭に招かれて,こちらの受入家庭の方々が何人かいらしてますよね,京都のほうに。これは,小さな交流が生んだ,非常にすばらしい交流じゃないかなと思うんですけれど。 その高校の方から,保護者やら,部外者もその文化祭の会場には来られるわけですから,その方々のために何かを販売をされませんかというようなことで,こちらからお茶であったり,いろいろな物を持って,向こうの高校の生徒さんが販売をしてくれてという,そういう交流があったということなんですが,これが,今何年続けておられて,あるいはどの程度の売り上げがあったのかがわかっていたら教えてください。 ◎農林水産課長(上野茂治)  先ほど来あります,京都市の洛南中学校高校文化祭へ,地区の協議会,さつま半島グリーンツーリズム協議会の一部旅費の助成をいただきまして,枕崎市,南さつま市,日置市,南九州市,NPO法人,文化祭へ参加をいたしております。目的といたしましては,受け入れた学校を訪問をし,生徒等の交流を深め,さらにグリーンツーリズムへの理解を深めていただきたいということから計画をされたようでございます。 期間につきましては,本年度につきましては,文化祭が26年10月3日から4日までの2日間でございました。枕崎市,南九州市,日置市,南さつま市,それとNPO法人14名で参加をいたしております。南九州市につきましては4名の参加ということでございます。 また,議員よりありましたように,文化祭の会場にて地域の特産品の販売と,生徒等のお手伝いをいただきまして特産品の販売もいたしております。参考までに,本市の特産品等につきましては,イチゴジャム,カツオのつぼ漬け,それと知覧茶,知覧産のサツマイモ等を持っていって販売をいたしております。総売り上げにつきましては,2日間で約64万5,000円程度ということで報告は受けているところでございます。 以上です。 ◆議員(山下つきみ)  これも,受け入れという行為があったから生まれたきっかけだろうと思いますよね。これは,4つの薩摩半島グリーンツーリズム協議会に加盟している自治体で行かれてるということですので,南九州市だけではなかったということですが,それでも南九州,薩摩半島をPRするきっかけにもなるんじゃないかなと思います。こうした小さな交流が,この後の取り組みによっては大きな産業に結びつく可能性も持っていると思いますので,ぜひこういうものは大事にしていただきたいなというふうに思います。 それから,開業支援などについてでありますが,この開業支援などにというふうにわざわざ「など」をつけましたのは,農家民宿,それから農家民泊の開業だけではなくて,今受け入れ家庭にさまざまな自治体で助成をしている例があります。開業支援ではなくてですね。 例えば受入家庭がいろいろ農作業とか,体験をさせるわけですけれども,時間が少し空いたりとか,あるいは雨が降って屋外での作業ができないときに,例えば知覧の平和会館が入っていないという修学旅行も時々あります。ここはどうしても見てほしいなという受入家庭の思いもあって,そこに連れて行かれることがあるんですね。そうすると,当然これは受入家庭の思いで連れて行かれるわけですので,入館料というのは当然受入家庭が支払いをいたします。 これは,例を言いますと,南さつま市は,そういう公的な施設に受入家庭が引率をして修学旅行生なりを連れて行った場合は,入館料,入場料を免除してるという例もあるんですね。南さつまに,坊津の歴史資料センター,それから鑑真上陸記念館,それから万世の特攻の平和記念館というのがありますが,こういったのは公的な施設ですけれど,そこに,受入家庭には市が発行する登録証みたいなのがあるんだそうでして,それを持っていって窓口で提示をして,その修学旅行生を連れて行った場合には無料になるというような,これも一つの助成だと思いますけれども,これは市長にお尋ねしたいんですが,市としてはそういうふうなお考えはありませんか。 ◎市長(霜出勘平)  今それぞれの家庭が大変努力をしていただいて,多くの方々を受け入れていただいておるところです。洛南中学校・高校におきましては,最初1学級だったようですが,その行った子どもたちの姿を見て,これはすばらしい効果があったということで,現在では1学年300名から400名かな,そういったふうに増えておるようでございます。 南九州市には大きな宿泊施設,ホテルとか,旅館がない。あっても,なかなか経営がうまくいかないというような実情もありますので,どうしてもこのグリーンツーリズム,そして農家民宿,こういったことを広げていかなければいけないんじゃないかなというふうに思っておるところです。 いろいろと民間の方々が努力をしていただいておりますので,さらに金銭的な面で皆さんに負担をかけては,これはいけないのじゃないかなというふうに思っております。議員がおっしゃるように,そういういろんな先進地のいい例はどんどん取り入れて,これを推進していくべきだろうというふうに思っておりますので,そういった点についてはこれから,積極的に検討をしていかなければいけないのではないかなというふうに思っておるところです。 ◆議員(山下つきみ)  宿泊される方が安全に体験を行うためには,学校とか,保護者からもリスク管理を問われるわけですよね。そうすると,許可を取得しているかどうかというのは非常に重要なことになってきます。旅行エージェントも許可を取得している地域を優先させるといった方向にもあるんですね。 修学旅行の地域間競争というのが激しくなってくるということを考えますと,簡易宿泊の営業許可の取得ぐらいは最低限必要となってくるのではと思います。これは当然,受け入れ家庭の意向というのが一番大事なわけですよね。ただ自分たちが楽しみたい,収益性は考えていないんだというような程度の方であればそれで済むでしょうけれども。これを例えば農家の副業としたいというような,なりわいとしたいというような方があれば,今,県にはそういう助成制度がありますよということですけれども,自治体によっては,県だけではなく,市とか町で独自の助成をやっているというふうな例もあります。 志布志市も8軒,農家民宿を市の援助を受けて開業を始めた例もありますし,それから家屋等の改修,それから営業許可取得に必要な施設整備等に,民泊と民宿というのは違いますけれど,民宿は旅館業法というのが必要になってきますが,民泊の場合は宿泊料は徴収できませんけれども,食事を共同で調理をする,そこの家庭の生活そのままに過ごしていただくというようなことで,体験料という形では徴収ができるわけですよね。民泊と民宿の大きな違いはそこだと思うんですけれど,それによって,民泊であれば50万円,民宿であれば100万円というような助成を出してるところ,これ調べればたくさんあるんですけれども,今の例は広島県の三次市の例です。 それから,新潟県の小千谷市というところは,人口は3万6,000人ぐらいですので,大体本市と同じぐらいの規模じゃないかと思いますが,これは上限を10万円というふうな形,あるいは簡易宿泊営業許可に係る許可手数料のみを2分の1補助をしましょうとか,あと,その場所によって,トイレの改修だったら幾ら,浴室の改修だったら幾らというような,市あるいは町独自で県の助成に加えて助成をしてるというふうな例をもあります。 これについては,市としてこれから考えようということはないですか。 ◎市長(霜出勘平)  南九州市の頴娃,知覧,川辺の住民の方々は本当に素朴で,そしてうまい言葉は使えないんですけども心はいいということで,このグリーンツーリズム,民宿というようなうってつけの事業だというふうに思っております。これをやることによって,また市の活性化にもつながっていくわけですので,そういった補助についてもいろんな勉強をしながら,そして南九州市としては,どうしたほうが最良のお手伝いができるかというようなことを,今後,先進地の事例も踏まえながら検討をしていく必要はあるだろうというふうに思っております。 ◆議員(山下つきみ)  この南九州市は,大型の宿泊施設が近くにあるというのが一番のメリットなんだそうです。前の日はホテルに宿泊をして,朝一番に体験のできる場所に移動ができる。これ1時間以内ということは,指宿がある,鹿児島市があるということで。それと,海もある,山もある,川もあるということで,体験型の教育旅行とかには非常にこれからもっと力を入れれば,もっとできるんではないかなというふうな気がいたします。 それから,団塊世代のスローライフに田舎に移住をしてくる,そういった方々が農家民宿を開業されたり,あるいは定年帰省をされて,空き家になっていた離れを利用して民宿を開業したりとか,そういう例はほかの市や町に行きますと,たくさん最近は出ているようです。 その宿泊施設の誘致をサポートするということも基本計画の方向の中にあるわけですけれども,今ある地元の人が住む家が施設として使えるということは大きな魅力だと思うんですね。どうぞ南九州市にホテルを建てませんか,旅館を建てませんかという誘致はなかなか難しいだろうと思います。しかも,団体ではなく家族単位であったり,そういった修学旅行というのは3人とか,4人とかで分宿ができるわけですから,そういう面でも今ある,とにかく地元の人が住む家が施設として使えるというのは,農家にとっても副業になり得る魅力があると思うんですね。 農業と観光が連携をした新しい観光産業の創出に,グリーンツーリズムの定着というのが収入を確保する方策の一つになるのではないかと思います。来年度から商工観光課にその所管が移るということですが,さらにそのノウハウをプラスをして,今言いましたように,とにかく農業と観光が連携をした新しい観光産業の創出というものにぜひ力をいれてやっていただきたいということを要望して,私の質問は終わります。 ○議長(菊永忠行)  次に,今吉賢二議員。  [19番議員今吉賢二登壇] ◆議員(今吉賢二)  私は,先に通告してありました2点について質問いたします。 まず,1点目の頴娃ごみ処理施設についてですが,頴娃ごみ処理場の老朽化に伴い,指宿市に建設されます。頴娃地域住民にとっては,焼却灰最終処分施設が残った上,ごみ処理業者や業者利用住民,また,直接搬入する住民にとっては費用負担の増加や運搬時間の増などが予想され,地域住民へのごみ処理サービスの低下が危惧されるところでございます。 そこで,平成29年に頴娃ごみ処理施設が廃止されることとなりますが,地域住民の利便性を考慮したストックヤードを設置する考えはないか。 次に,2点目のヤンバルトサカヤスデに対する薬剤散布による影響でありますが,本年度は各地区において,不快害虫ヤンバルトサカヤスデが異常発生しております。発生地域の住民の皆さんにおかれましては,薬剤散布や後始末等に御苦労されていることと思います。 私は旧頴娃町時代,御領矢越地区において初めてヤスデが異常発生し,駆除作業にボランティア活動で参加したことがありました。そのときも矢越川河口の川底に多くのヤスデの死骸と,黄色く色づいた当時の薬剤の流出があったことを覚えております。自然環境への影響はないかと心配したことでした。現在は薬剤も研究改良されていると思いますが,ヤンバルトサカヤスデに対する薬剤散布による自然環境への影響を示していただきたい。 以上,あとは自席にて行います。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  今吉議員の御質問にお答えいたします。 まず,1問目のごみ処理施設についてお答えいたします。 地域住民の利便性を考慮してのストックヤードの設置についての御質問でございますが,現在,頴娃地域の市によるごみの収集運搬は,可燃ごみが週2回で,知覧・川辺地域と同じでございますが,粗大ごみ,資源ごみともに月2回で,粗大ごみにつきましては両地域より多く,資源ごみにつきましては川辺地域より多いなど,全体的には知覧・川辺地域より頴娃地域のごみ収集環境は整っている状況であります。 市といたしましては,先ほど申し上げましたとおり,多額の経費でごみの収集運搬を行っておりまして,できるだけ自治会ごとに設置しておりますごみステーションを利用していただきたいと考えております。既存のごみステーションを利用すれば,ほとんどの家庭のごみの処分は支障ないものと考えております。頴娃ごみ処理施設の廃止を契機に,既存のごみステーションに積極的に搬出され,持ち込みごみの量が減少することを期待いたしております。 しかしながら,さまざまな事情で直接ごみを持ち込まなければならない方々もいらっしゃる状況も現実でございます。御質問のように,このような方々の負担軽減のため,何らかの施設の検討は必要であると認識をいたしております。施設につきましては,中継施設や市営のごみステーションのようなものが考えられますが,設置について,今後,頴娃地域の住民の皆様の意向も踏まえながら検討してまいりたいと思います。 次に,ヤンバルトサカヤスデについてお答えをいたします。 現在,6種類の薬剤を使用いたしておりますが,これらの薬剤は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律によるその他の化学薬品の中の生活害虫用に分類される毒性の低い薬剤でございます。鹿児島県ヤンバルトサカヤスデ検討委員会の研究成果を踏まえ,鹿児島県とサンケイ化学株式会社が共同開発いたしましたミリペーダやコイレットは,環境生物に対する影響調査を実施し,影響のないことが確認されております。その他の薬剤につきましても,主成分含有量が同程度であることから,環境への影響は少ないものと認識をいたしておるところでございます。土壌への影響につきましても,薬剤の主成分の土壌中での半減期は6日から60日で分解されるとのことでございます。 なお,平成25年度に鹿児島県による水質検査を頴娃町石垣川と知覧町竹迫川で9月と12月にそれぞれ実施いたしましたが,いずれも薬剤の主成分は指針値を下回る結果となっております。現在のところ,駆除薬剤の影響に関する具体的な情報はございませんが,水系,農地等を含む自然環境へ影響が及ばないよう,今後も適正に薬剤を使用するよう指導してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆議員(今吉賢二)  先ほど市長は既存のごみステーションを利用すれば,ほとんどの家庭のごみの処分は支障がないものと考えると,このように答弁されましたけれども,頴娃ごみ処理施設に持ち込まれる個人ですね,委託業者,事業系,家庭系のごみの持ち込み台数ですが,わかってたら不燃ごみも含めてお示しいただきたい。 ◎市民福祉部長(東篤)  頴娃ごみ処理施設への持ち込み台数についてのお尋ねでございます。 全体では,頴娃,開聞,山川とございますけれども,頴娃の分で言いますと,全体で7,751台でございます。それで,一般車両の家庭は5,658台で,委託業者と事業系の業者が2,093台ということになっております。 ◆議員(今吉賢二)  委託業者ですね。市の委託されている業者。これの委託業者の方が,頴娃ごみ処理搬入ができなくなり,指宿に搬入するわけですよね。その場合,私の資料では,可燃ごみが1,111台,不燃ごみが218台委託業者は搬入しているようです。昨日の同僚議員の質問でもありましたけれども,距離的,時間的にも倍以上かかるようになるわけですよね。その場合,この委託業者の塵を回収する回数はどのくらい変動するのか,予測されますかね。その辺はいかがですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  今,御質問のように,距離が遠くなりますと,その運搬に相当の時間を要することになります。それに市が委託しております収集運搬業務委託について対応をしなければいけませんけれども,収集のルート等も含めて,これについては今後検討をしていくということになります。 現在,その前の段階で準備を,距離とか,時間とか,そのようなことについて検討をいたしておりますので,来年あたりに具体的な方策については示したいというふうに思っております。 ◆議員(今吉賢二)  委託業者の件に関してはそれでいいと思いますが,あと事業系,家庭系ですね。この可燃ごみ,不燃ごみ,これは把握されておりますかね,台数なり。不燃ごみで事業系が大体年間何台と。そして,家庭系が何台,可燃ごみが家庭系が何台,事業系が何台と示していただきたい。 ◎市民福祉部長(東篤)  可燃ごみにつきましては,家庭系が3,086台ございます。それから,委託が先ほど議員がおっしゃいましたように1,111台,それと,事業系のごみが2,513台でございます。それと不燃ごみでございますけれども,委託業者の分が218台,それから,事業系の分が143台,家庭系が556台ということでございます。それから,資源ごみにつきましては,全部で124台でございまして,先ほど申し上げましたけれども,全体では7,751台ということでございます。 ◆議員(今吉賢二)  台数はわかりましたけれども,今度は料金別でちょっと質問したいと思います。 持ち込みは現金を払って持ち込むわけですよね。そうすると,後納業者ちゅう方もいらっしゃいます。その後納業者の方は,市が認可した業者ですね,個人の業者認可,それと,あとはJAがあるそうです。その方は別として,一般市民が持ち込む台数,25年度ベースでいきますと5,350台持ち込まれているわけですよ。個人的に現金でお金を払って持ち込む市民がですね。 なぜ私はこういうのを質問するかと言いますと,この25年度ベースですけれども,5,350台現に頴娃のごみ処理場に個人的に搬入してるわけですよ。それが,指宿にもう今度29年度の4月から供用開始するわけですけれども,その場合,ごみ処理サービスが非常に低下すると思われるんですね。だから,今の頴娃ごみ処理施設に中間のステーションなり仮置き場ちゅうかな,そのようなのをぜひ設置してほしいと。その観点から,この今の現状を質問,説明したわけですけれども,昨日の同僚議員の質問に,地元のほうからそれなりの理解が得られれば検討していくというふうに答弁がありましたけれども,そのように理解してよろしいですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  確かに,今と比較しますと,そのサービスが少し低下する部分はあるのは事実だろうと思います。ただ,先ほどの答弁でもありましたけれども,ほかの地域と比較すると,週2回の可燃ごみの収集運搬,それから,月にほかの地域よりも多い部分とか考えますと,支障はそう少ないのじゃないかというようなことです。ただ,先ほどから出てますように,サービスは若干低下し,もう少し迷惑がかかる部分もございますので,その分については何らかの手だてをしたいということでございまして,頴娃地域の皆さんの御意向も聞きながら,それは検討してまいりたいということでございます。 ◆議員(今吉賢二)  月2回収集をしていると説明がありますけれども,これは頴娃町時代から行ってた収集回数じゃないですかね。 ◎市民福祉部長(東篤)  頴娃町時代からのものをそのまま継続しているということです。 ◆議員(今吉賢二)  ほかの地区と比較して云々という言葉ははまらないのかなと。現状は合併する前からそういう現状であったので,現状はそうだけれども,今度は持っていく場所が変わってくると。そうなった場合,その比較云々,比較2回してるから云々ということは,ちょっと私には理解できないんですが。 私もちょっと勉強してみましたけれども,南九州市は鹿児島県内の他市と比較すると,1人当たりのごみの排出量は少ないんですね。私はこれ見てびっくりしました。指宿市のほうが少ないのかなと思いましたけれども,21年度で見ますと,19市のうちの下から3番目で少ないようです。24年度になりますと,ちょっと全体的に1人当たりの搬出量が増えて,6番目ですかね。19市のうちに下から6番目で,ごみの排出が少ないようです。また,今後とも努力してごみの搬出量を少なくしないといけないわけですけども,搬出量が少なくなれば,それはもういいことですよ。CO2も減るし,いろんな環境の面からもいいと思いますが,何せいかんせん,今のこのままの状態では指宿に建設されたときに,市民サービスが低下すると。市民の皆さん方もそんなふうに思っております。 それで,先ほど来,平成26年の第1回の定例議会でも同僚議員がこのごみに関して質問しております。この文書を読みますと,議事録を見ますと3回ぐらい地元の要望があれば当然今後検討していくと,今回も答弁されましたけれども。これにつきましては,今,郡区が中心となって,郡区の館長,自治会長,それとそこで要望書を提出すると。そして,あとはそれに賛同ちゅうか,あと5校区公民館の公民館長名で要望書が年内か年度内には上がってくると思いますが,何回も答弁されておりますけれども,前向きにちゃんと検討していくと,あと2年期間がありますけれども,そのように思っててよろしいですか。 ◎市長(霜出勘平)  原則としては,それぞれごみステーションがあるわけですので,そこに出していただいて,それを我々はまた運んでいくというのが,これはもう原則なんですが,やはり世の中原理原則だけではいけません。どうしても持ち込まなければいけないものというものはあると思いますので,そういった点で,これはやはり検討をする余地があるんだろうというふうに思います。 一番今自然なのは,やはり今の頴娃のごみ処理施設を使って,きのう蓮子議員のほうからもありましたが,この灰を最終処分場に指宿の処理場の方から持ってくるわけです。そして,その便は,帰りは空で帰るわけですよね。それを利用して,この焼却場まで持っていくのが本当に自然だろうというふうに思います。これが余り費用もかからないで何とかできないかどうか,まず,これを検討すべきだろうというふうに思っております。 今度新しくそういうようなストックヤードですか,そういう場所を頴娃のどこかにやるとしたら,また,総論賛成,各論反対ということで,いろんな問題が起きてくると思いますが,一番今のこの施設を活用できないかどうか,これから検討をしていきたいというふうに思っております。それにはやはり頴娃の皆さん方の御意向等も,また要望等も出てくるということですので,そういった要望等も勘案しながら進めていかなければいけないのかなというふうに思っております。 ◆議員(今吉賢二)  昨日の同僚議員の質問にもありましたけれども,29年度の4月に供用開始となれば,今の頴娃ごみ処理施設の消毒なり解体なりをするのにも8カ月ぐらいかかるみたいな感じです。その期間もありますので,また,場所的に言いますと,今,管理型最終処分場を造ってる業者が建ててる仮設現場事務所があります。そこは広い土地であります。そこにとりあえず今市長が答弁にありましたけれども,その何億もかかりそうな施設じゃなくて,中間的にここで置いて空でトラックが来たときに,またそれで積んで指宿のほうに運んでいくと,そういうのでも私は結構だと思います。どうか,鋭意調査検討していただいて,最小限の費用で頴娃地域の要望に応えていただきたいと思います。 次に,ヤンバルトサカヤスデの不快害虫ですが,答弁ではことしは雨の日が多かったと。よって,散布の降雨による薬剤の流出が必要以上に多く薬剤をまた散布しないといけない状況であったと,そういうふうに答弁しておりますが,これはサンケイ化学のコイレットに対するQ&Aをちょっと開いてみたんですが,これでは,水系の近くでは散布を控え,側溝などには直接散布しないでくださいと。このような注意書きとかがありますが,行政の方としては,そのような指導とかはなされているのか。 ◎市民福祉部長(東篤)  指導の件につきましては,直接側溝にいるヤスデに対して薬を散布はしないでくださいということと,その駆除をしたヤスデについて河川に投棄をしないでくださいというような指導をして,極力河川に影響が出ないような指導をいたしております。 ◆議員(今吉賢二)  つい先日,私が頴娃支所の方に用があって参ったとき,ちょうど窓口に高齢者の方が薬剤を買いに来ておりました。私もずっと話を聞いてたんですが,そういう指導なり,そういうのは全然私の耳には入ってこなかったんですよね。だから,そのような件があったもんだから,幾ら環境には影響はないと,こういうメーカーが言っておったとしても,そのメーカー自体がこのようなのをホームページで出してるわけですよね。「本剤は水系に対する影響を軽減した環境保全型の製剤ですが,直接水の中に入れたり,側溝の中に散布することは絶対しないでください」と。 これは要するに,水に溶けて流れ出したら,その広い川にぽんといったら希釈され,薄まって影響はないかもしれませんが,その側溝がまた小さい川に流れて薬が余り薄まらないと。そういうことも考えられて害があるんだよと,このような説明にしか私は,メーカーのこの文書を見たら思われるんですが,その辺はいかが思いますか。 ◎市民福祉部長(東篤)  毒性は,かなり低いということで作られた薬剤ではございますけれども,今おっしゃいますように毒でございますので,決してそれが大量に河川,公共用水域等に流出することについては好ましくないということでおっしゃるとおりだと思います。 それで,先ほど職員の説明がそのようになかったということでしたので,それはきょうを受けて,またその説明等も十分するように指導をしていきたいというふうに思います。 ◆議員(今吉賢二)  その辺に関しては指導を徹底していただきたいと思います。 それと,ヤスデが移動する時期が,10月,11月,12月,今の時期ですよ。それを8月,9月ごろは幼生期に入っておりその移動はしないわけですね,そんなに。だから,そこの要するに発生源ちゅうか,発生地区の森林,そういうのは調査したことがありますか。 ◎市民福祉部長(東篤)  具体的に,発生源等について山林に入って調査したことはございません。 ◆議員(今吉賢二)  これもまたつい先日のことなんですが,ある頴娃町の観光地,今売り出し中のところに行ったら,林は,下払いをしてきれいになってるんですよね。しかし,そこの一応草を刈ったやつを集めて,その道路に運べるところみたいなところに置いてるんですよ,ずっと。それがもとで,また,そこにヤスデが寄ってきて。その草刈りなりしたやつを搬出すればいいんですけれども,そこにぶあっとまたいると。そのような状況も現状ではあります。だから,そこをもうちょっとその発生地なり,その山林を調査して,その幼生期ちゅうか,そこで駆除をすると。そのような考えはありませんか。 ◎市民福祉部長(東篤)  今現在市の発生区域と言われて,我々が推計をしているのは1万2,000ヘクタールほどございます。このほとんどが山林でございまして,発生源がどこかということについては,非常にそれを特定することはもう困難でございます。ですから,その発生源を駆除すると,ダメージを与えるということについては,物理的にというか,現実的には難しいというふうに考えております。 ◆議員(今吉賢二)  現実的には難しいかもしれませんけれども,この環境の方から考えてみますと,今はもう普通個人的な家庭とか,そういうところはもう舗装なり,コンクリートなりされてるわけですよね。そこに今薬をまいてるわけですよ。移動してきた成虫に対して。それよりもできるだけ害の少ないちゅうか,影響が及ばないようなその山林で幼生期の時に,少しでも移動はできない幼生期のときですよ。移動する前に少しでもその駆除ができればなと,そのように考えているんですが。その不可能に近いとおっしゃいますけども,人家に近い山林とか,そういうところをチェックしたらわかるちゅうか,調査はできないのかなと。 旧頴娃町時代は,やってたんですよね。そのような調査をして,そこで自然にそんなに影響ないように浸透していってろ過されていくわけですから,その間にもうこの薬の薬効ちゅうとか,そういう効果等は薄まっていきますので,今は直接排水路に入ったりして直接流れていくから,そういう環境に影響を与えると思われるんですが,その辺はいかがですかね。その人家に近いような山林等ももうちょっと調査していただいて,そこで幼生期に対応すると,そのような考えはないでしょうか。 ◎市民福祉部長(東篤)  かなり難しい面はございますけれども,そういう場合に,その対象ですけれども,今は例えば,きのうもございましたけれども,自治会で,その出てくるところに薬剤を散布したり,市で委託で道路脇の山林脇の方に散布をするというような対症療法でしかございませんけれども,今おっしゃったように,かなり面積がありまして,どこが発生源なのかというのを特定するのは難しいですけれども,何かそういう今御提案がありましたので,担当,それから,県の対策委員会等もございますので,情報等も取り入れながら今後検討課題ということでさせていただきたいと思います。 ◆議員(今吉賢二)  この不快害虫ヤンバルトサカのこの発生を防ぐには,もう環境の整備も非常に重要だと考えております。土手や移動すぐできるような山林の草払いとか,あと側溝の清掃などを行うことが,そのトサカヤスデの繁殖を抑える手だての一つだと思います。 そこで,今本市は年に1回助成をして道路愛護作業等を行っておるわけですよね。それを2回ぐらいに増やすことによって,また,少しはちょっとヤスデの発生も抑えれるんじゃないかなと,そのように思うことでありますが,いかがですか。 ◎市長(霜出勘平)  本当に厄介な不快害虫であります。旧知覧町時代に,松山校区の近くの山林に,議員がおっしゃるように大量にこのその辺が発生源じゃないかなと,よく繁殖するんじゃないかということで薬を散布したことがありました。だけども,ほとんど効果がなかったですよね。だから,もうどこにいるかわからんわけだから,山はたくさんあるし,もう全てこの山とか畑とか,コンクリートでぬい切らんな,これはちょっと撲滅ができないんじゃないかなというふうなぐらい厄介な虫ですよね。 だから,いろいろと手をこまねいておったわけではないんですが,ずっと今までいろんな知恵を出しながら努力もしてきたわけですけれども,なかなかこれを退治できない。もうどんどんどんどん拡散していくだけというようなことで,きのうも申し上げましたように,仲よく付き合わなけりゃいけないというようなことになってくるわけですが,本当に我々はそういう地域的にまだそういう苦い思いもしておりませんので,よく実情も,そういった本当の皆さん方のお気持ちというのも自分自身はわからない面があるんですが,大変な思いだろうというふうに思っております。だから,できるだけ拡散を抑えて,これを撲滅するように努力はしていきますけれども,なかなかというようなことです。 それで,おっしゃるように,余り薬をまき過ぎると,また自然環境を破壊というようなことで,もう川を伝わって最終的には海に全部流れていくわけですので,だから,やっぱりそういう環境面のことも考えなければいけないし,なかなか厄介な問題だというふうに思っています。だけども,手をこまねいているわけにいきませんので,いろいろ知恵を出しながら検討を頑張っていきたいと,このように思います。 ◆議員(今吉賢二)  平成25年度に鹿児島県による水質調査を,石垣川と知覧町竹迫川に,9月と12月にそれぞれ実施しており,害の成分は下回わったという答弁がありましたけれども。先ほども私ども申し上げましたとおり,もうちょっと小さな川ですね,その辺も調査していただいて,その水質検査を。どのような影響があるのか,もうちょっと念を入れて調査をしていただきたいと思います。そうすることによって,また,この薬だけに頼らず今さっきも言ったように,道路の愛護作業の草払いとか,そういう回数も多くしようやと,みんなでと。そのような機運も高まってくるんじゃないかなと思いますので。 先ほどのあれはどうでしたっけ。毎年1回助成をしている愛護作業の件。今質問したようなそういう感じから,なるべく除草をすると,草を刈ると。そして,それをちゃんと最後まで搬出,そして,焼却すると,そのようなふうに持っていけたらなと,私は思っておるんですが,いかがですか。 ◎市長(霜出勘平)  これもきのう加治佐議員のほうから,もう高齢化が進んで,なかなか愛護作業もままならぬというようなお話もあったわけでございます。これはもう住民も道路愛護作業と同じで,やはりその住民のその地域に発生するわけですので,地域の皆さん方がそういったことで一念発起,こう立ち上がっていただいて,撲滅をしていただければ一番いいんですが,なかなかやはり現状を考えますと,住民の皆様方にこれ以上の負担はかけられないんじゃないかなというふうに思います。やるとすれば,やはり市の予算を使って,市の直営あたりでこれをそういうような余りごみをあっちこっちためないというようなことは解消していかなければいけないのではないかなというふうに思っておりますが,道路愛護作業を増やして対処していくということは,これはちょっと無理があるんじゃないかなというふうに思います。 ◆議員(今吉賢二)  最後になりますけれども,先ほど来,草刈り,そして,側溝等の清掃と。どうせまた薬の散布もする時には,こうこうこれはだめですよと。その薬を求めに来た市民に対していろいろと注意事項等も口頭でちゃんと説明して,なるべく薬を振らないように,環境のことを考えるよう,その辺の指導というかな,していただければと思っております。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。午前11時20分休憩───────────午前11時30分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 次に,深町幸子議員。  [15番議員深町幸子登壇] ◆議員(深町幸子)  学校教育について,まず質問いたします。 平成26年10月17日付の南日本新聞によりますと,鹿児島県教育委員会は,県内全ての公立小中学校での土曜授業実施に向けて関係団体と調整に入っております。全国学力テストで特に応用力が下位低迷している上,児童生徒を対象にしたアンケート調査では,土曜日が必ずしも有効活用されていない実態が浮き彫りになってきております。来年度から予定しております体制面で脱ゆとりに打って出た格好だと思います。 県教委は,実施は学校を設置する市町村教委の判断になるとはいえ,学力向上をねらった対策と言えますと報道されているのを見たときに,私は素人ではありますが,最初から子どもの親としてゆとり教育に対し大変疑問を感じ,いつも思っておりました。庭先に1坪農園を各家庭に造り,祖父や祖母から学び,野菜づくりを習うのもいかがなものかと思い続けていた一人でありました。 そこで,以上のようなことから,学校教育について10月19日付の南日本新聞によります鹿児島県教育委員会は,県内全ての公立小学校,中学校での土曜授業の実施に向けて関係団体と調整に入っており,実施は学校を設置する市町村教委の判断になるとのことであります。要請を待たずに土曜授業の準備を進める自治体もあると大きく報道されておりますが,見解をお尋ねいたします。 次に,高齢者の福祉対策についてお尋ねいたします。 南九州市の高齢者の実態は,平成20年度は33.40%,平成26年9月30日基準日ですが,35.08%,独居老人は26年4月1日現在,頴娃851人,知覧833人,川辺1,074人,計2,758人となっております。 以上のようなことから,高齢者の方々はますます増えるのではないでしょうか。ある施設では,きれいになり,今まで6万円の使用料が8万円となるという話が出ております。退所に追い込まれるということで,本人はもちろん,家族の方々も大変心配されております。病気がちで今まで体がうまく動かすことのできない高齢者は,自宅に受け入れたとき,お金の問題で帰られたとき虐待などを受けるんではないかと私は心配しております。 そこで,高齢者対策について,低年金高齢者の福祉対策として,空き家を利用し,四,五人の共同生活するグループホーム的なものを創設し,補助する考えはないか。この2点について質問いたしました。 あとは自席にて質問いたします。終わります。(「高齢化社会はいいことなんだよ」と呼ぶ者あり) ○議長(菊永忠行)  私語を慎んでください。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問にお答えをいたします。 1問目の学校教育については,後ほど教育長のほうから答弁をいたします。 私は,2番目の高齢者福祉対策についてお答えをいたしたいと思います。 空き家を利用して共同生活するグループホーム的なものの創設,補助についての御質問でございますが,今のところ市内の空き家でこのような施設に利用できるものがどれぐらいあるのか,また,どれだけの方が希望しているのか,実態はつかめていないところでございます。 自宅での生活が困難な低所得高齢者が生活できる施設として,養護老人ホームがございます。市では,現在140人の方を県内の盲・養護老人ホームに措置しております。待機期間も施設によっては長く待たずに入所できる状況にございます。 このような状況から市といたしましては,共同生活の住まいの創設,補助についての取り組みは検討していないところでございますが,独居高齢者等の見守り対策は市としては喫緊の課題であると認識いたしております。 高齢者が住みなれた地域や家庭で安心して日常生活を送れるような地域づくりを推進するため,平成22年度から福祉座談会を開催して,独居高齢者等援護を必要とする方の見守り,声かけや災害時等の援助を行う体制づくりを進めているところでございます。 また,地域見守りネットワーク支援事業でも,自治会を単位とした見守りグループを組織し,アドバイザーを中心に定期的に見守りを行い,民生委員を通じて行政,社会福祉協議会との連携にも努めております。 また,地域見守りネットワーク支援事業でも,自治会を単位とした見守りグループを組織し,アドバイザーを中心に定期的に見守りを行い,民生委員を通じて行政,社会福祉協議会との連携にも努めております。 今後,市といたしましては,地域のきずなを強め,高齢者ができる限り住み慣れた地域で自立し,社会参画しながら,かつ尊厳を持って安心して暮らしていける地域社会の実現に向けた地域包括ケアシステムの構築に努めてまいりたいと思います。 ◎教育長(中村洋志)  お尋ねの土曜授業に関する質問に関してお答えをいたします。 平成14年度から完全学校週5日制が導入され,学校,家庭,地域の三者が連携し,役割を分担しながら,土曜日の教育活動の充実が図られてきております。しかしながら,土曜日にさまざまな経験を積み,自らを高めている子どもたちが存在する一方で,土曜日を必ずしも有意義に過ごせていない子どもが少なからずいることも課題として指摘されてるところでございます。 こうしたことを踏まえ,文部科学省では,平成25年3月に土曜授業に関する検討チームを立ち上げ,土曜授業のあり方について検討を始めました。同年9月に公表された検討チームの最終まとめでは,土曜日の豊かな教育環境の構築に向けて,土曜授業実施に向けた規則改正を行うことや,土曜日の教育活動推進プランの実践などを通じて,子どもたちの土曜日の教育環境が充実したものになるよう支援に取り組む必要があることが示されたところでございます。 この最終まとめを受け,平成25年11月29日に公布,施行された学校教育法施行規則の一部改正により,学校を設置する地方公共団体が必要と認める場合は土曜授業を実施することが可能になったところでございます。 土曜授業に関する検討チームの中間まとめや最終まとめ,実際に土曜授業に取り組んでいる学校の実践事例等を参考にして,土曜授業を実施する意義について検討してみますと,次の3点に集約することができます。 1番目,学校における授業や地域における多様な学習,体験活動の機会など,これまで以上に豊かな教育環境を提供することができる。 2番目に,学校が児童生徒の実態,保護者や地域の実情,学校の教育目標等を踏まえた上で特色ある教育活動を展開することができる。 3番目に,保護者や地域住民等,外部人材の協力を得て授業や行事を行うなど,学校,家庭,地域が連携し,開かれた学校づくりを一層推進することができる。 以上のことを踏まえまして,本市教育委員会では,これまで以上に豊かな教育環境を提供し,子どもたちの成長を支えることができるよう,各学校が土曜授業を実施できる体制づくりを進めていく方向で検討しているところでございます。 以上でございます。 ◆議員(深町幸子)  それでは,県内で研究協力校として,坊津学園小中と喜界町の喜界小,3校で土曜授業を取り入れております。県教委は,子どもの学習意欲が高まったとする報告などを踏まえ,各市町村教委に実施することを要請する通知を出す考えであるとのことでございます。要請を待たずに,既に土曜授業の準備を進める自治体もあるとのことであります。 そのような中,私たち南九州市の子どもたちも,学校,保護者,地域,三者が次の次代を担う子どもたちをどこの市町村より早く,スピーディーに取り組んでほしいと思うわけですが,もう一度,教育長の考えをお尋ねいたします。 ◎学校教育課長(井之上良一)  再度どのような覚悟や気持ちで土曜授業に取り組むのかということを確認したいとの質問の趣旨かと思いますが,それでよろしいでしょうか。 昨日現在,実は県教委の方針を示した通知がまだ届いていないところです。県教委の方針を確認した上でないと確たることは言えないわけですけれども,私たちはこれまでもう既に,先ほど議員もおっしゃったモデル校,南さつま市の坊津学園小中学校,それから喜界のほうの喜界小学校の取り組み等についても情報収集をしたり,他県においてまた取り組みを進めているところもありますので,そういったところの情報も収集して研究に努めてきたところであります。 改めて県教委から通知が届きましたら,学校が地域の信頼,保護者の信頼に応えられるような学校づくりを推進できるように,精一杯,スピーディーに導入できるように努力していきたいと考えているところでございます。 ◆議員(深町幸子)  学校の教育問題については,前向きな,これから学びながらやっていくということで期待しております。 次に,高齢者福祉の問題でございますが,はっきり申しまして,みどり園が,建築してから30年なってるもんだから全部造り替えると。そのときに,実際今度,来年の3月末にでき上がる中で,今一生懸命とどまってほしいと。6万円だった低所得者の方が今度は8万円になると。それは,新しい施設になったのでやむを得ないんだと。 そして,私は思うんですね。今までいた高齢者の方々,前は200人待ちとか,大変みどり園のことについては,個人的なことでございますが,聞いておりました。もう入れないんだと。そういうことを聞いている時に,何とか順番を早く,50代でも順番を言っとこうとか冗談を言ってましたけど,実際今とどめるのに職員が躍起になってるということです。6万円が8万円,9万円に実際なるということで,対処せざるを得ないという方々がいらっしゃると聞きました。 そんな中で,もし今までみどり園にいた方々,その施設にいた方,その方たちがおうちに帰ったときに,本当に今までのように家族が介護できるのか。そして,介護してくださるのか。私は,虐待の方に少しはつながっていくんじゃないかなと懸念されております。そういうことがあってはならないと思うわけです。動けない人たちでございます。 だから,その辺を何とかグループホーム的なものを地域に,空き家もいっぱいあります。そして,雇用の関係も生まれてくると思います。検討してみる必要があるのではないかと思うわけです。 伊佐市では,既に答弁の中で,民生委員や自治会長に話題を提出して,事業化あるいは制度化できるところはモデルケースをつくっていきたいという答えが出ております。そのように検討するだけでも何とかできませんか,市長。 ◎福祉課長(山脇勝次)  みどり園の関係等につきましては,施設の改修工事,新築工事の関係で,負担の高い位置にある施設となる関係で,個人の負担額が増えるところでございます。 今議員のおっしゃるとおり,市におきましても,高齢者対策につきましては喫緊の課題ということで,先ほど市長の答弁のほうからもありましたけれども,まず独居老人の方々が,地元は,今読んでのとおり,1人で日常生活を行っている高齢者の方を指すわけですけれども,彼らが実際地元のほうに帰って生活できるようなシステムというものが,現在,南九州市の方にもないところでございます。 ただ,国のほうも今後,在宅介護を主にやっていくという方針で今進めておるところでございまして,先ほど伊佐市の例もありましたが,各地においてはモデル的にそういう調査を行って,実施を試みようとしている団体はありますけれども,現在のところ,まだ県内ではそういう状況はないところでございます。 ただ,この独居の方々の把握の仕方等につきまして,南九州市におきましては,その調査をまだ,そういう方が望んでいるのかというような状況も把握できていない状況でございます。 先ほど数字のあったものにつきましては,市においては住民基本台帳の数と実際在宅でいる高齢者の独居の方の数字というものは大分開きがございます。その関係で,4月1日を基準日としまして,民生委員の方々に実際見守りの必要な方がどれぐらいいるかという実数が,先ほど議員のおっしゃった数字でございます。その方々を支える意味でも,また今回,明けて4月1日を基準としまして調査を行うわけですけども,実際そういう在宅で今グループホーム的なもの,集団生活をしたいと意向のある方々の調査は行いたいと思っております。それの状況を見て,また今後検討していきたいと考えておるところでございます。 以上です。 ◆議員(深町幸子)  今福祉課長が言われたように,大変現場でも心配されているようです。そして,それぞれの施設でも,引き取りたいんだけど,お金が高くなって帰らなきゃならないとか,大変心配しております。もう毎日説得しているという職員の話でございました。 私,二,三日前に行って相談してみたんですが。だから,この後どうするのか,きめ細かに,福祉関係の方々大変ですけど,対応していってほしいなと思うところです。 以上で終わります。 ○議長(菊永忠行)  次に,西次雄議員。  [1番議員西 次雄登壇] ◆議員(西次雄)  私は,先に通告してありました2件について質問いたします。 1件目は,人口増対策であります。実質は増とはいきませんけれども,せめて現状維持という観点から質問いたします。 平成20年の総合計画の人口推計では,9年後の平成29年は3万8,628名となっております。本市の人口は,合併時の4万2,000人余りから,現在3万7,900人余りでございます。合併後7年で4,000人以上減少して,予想をはるかに超える速さで人口減が進んでおります。 また,日本創成会議が,全国の約半数に当たる896市町村で将来消滅の可能性があると衝撃的な試算を発表しました。市の総合計画の後期基本計画でも,重点プロジェクトとして移住定住促進対策や子育て支援体制の強化など,さまざまな取り組みがなされ,保育サービスの充実や中学生までの医療費助成も実施されていますが,人口減には歯止めがかかっておりません。 そこで,例えば子育て世代の保育料のさらなる減免や高校生までの医療費助成,子育て世代の移住定住に対する支援強化など,子育て世代の生活しやすい環境で人口に歯どめをかける取り組みをする考えはないか伺います。 2問目は,ふれあいセンターわくわく川辺についてであります。 ふれあいセンターわくわく川辺は,市民の健康と憩いの場として,年間12万人ほどの人に利用され,川辺地域外の知覧や枕崎などからも入浴客が訪れて大変喜ばれております。利用者の中には,腰痛,膝痛,肩の痛み軽減のために来られる方も多く,特に電気風呂は好評であります。 ところが,電気風呂は先般故障し,なかなか修理が進まず,市民から2週間も経つのにまだ直らないと苦情を聞かされている状況でございました。さらに,浴室内の照明等は切れたものが数カ所あり,カバーはごみが付着したままで,管理はどうなっているのかと苦情を聞かされます。 そこで,指定管理者への対応状況を伺って,登壇での質問を終わります。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  西議員の御質問にお答えいたします。 まず,一番最初の人口増対策についてお答えいたします。 保育料の軽減につきましては,国の規定に基づき実施しているところでございますが,同一世帯で2人以上同時に保育所に入所している場合では,1人目は市の定めている月額保育料の定額,2人目は月額保育料の半額,3人目以降は無料としているところでございます。また,3人以上児童のいる世帯で同時に入所していない場合でも,3人目からの児童を対象に多子世帯として保育料の軽減も実施いたしているところでございます。 さらに,認可保育所における保育料におきましては,保育所徴収金基準額表により決定をいたしますが,現在の基準額表は国が示している基準額を下回る設定にしてございます。所得に応じた階層区分を細分化することで月額保育料の負担を軽くしてございます。 平成27年度からの子ども・子育て新支援制度に伴う保育料の改定も現在検討をいたしておりますが,より所得区分の細分化を行い,所得に応じた保育料として反映させたいと考えております。 次に,医療費助成事業についてでございますが,本市は県内でもいち早く,中学生までを対象とした取り組みを行ってまいりました。県内の状況を見てみますと,19市中,高校生までが3市,中学生までが8市,小学生までが3市,それ以外が5市という状況でございます。現行,中学生までを対象としているものを高校生まで拡大するとなりますと,純粋に一般財源で賄うことになります。 その他の子育て支援事業といたしましては,出生祝金事業を行い,第2子5万円,第3子以降10万円の祝い金を支給し,子育て家庭の支援を行っております。 保険,福祉など市民に対し手厚くすることは望ましいことでありますが,財政的に潤っているときなら,定住促進あるいは少子化対策の観点から政策としての位置づけで検討することもできると思われますが,今後ますます厳しい財政状況が続くと思われる中では,余りに市にとって負担が大きいと考えるところでございます。 本市の子ども・子育て支援に関する制度は,他市に比べ見劣りする状況にはありませんので,今後につきましては,県内の状況や市民の声を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。 また,子ども・子育て支援法に基づく子ども・子育て支援事業計画を現在策定中であります。市の質の高い教育・保育の提供,保育の量的拡大・確保,地域の子育て支援の充実等を図ることとしており,上位計画である第1次南九州市総合計画後期基本計画との整合性を図りながら,総合的に推進したいと考えております。 次に,2問目のふれあいセンターわくわく川辺についてお答えをいたします。 ふれあいセンターわくわく川辺の電気風呂と浴室等の故障についてお答えをいたします。 ふれあいセンターわくわく川辺は,平成23年度から平成27年度まで,株式会社セイカスポーツセンターが指定管理者として管理を受託しているところでございます。指定管理者によりますと,男子浴室の電気風呂につきましては,11月9日に2カ所の電極盤のうち1カ所の出力が弱く,もう1カ所からは出力されていないことがわかり,電圧の操作での対応を試みましたが改善されなかったため,専門業者に修繕依頼をしたとのことでございます。 点検,修理には浴槽を空にして行う必要がございますが,電気風呂は大浴槽と一体となっていることから,11月26日の定休日に故障原因の確認をしたところ,電極盤に接続している配線が経年劣化により断線していたため,直ちに修理し,復旧したところでございます。また,この故障の間は,受付及び浴室入口に張り紙をして周知を図っていたところでございます。 次に,浴室等でございますが,電球が切れた際の取りかえは速やかに行うよう指示していたところでありますが,取りかえてもすぐに切れてしまう箇所があるとのことで,先般,11月20日に福祉課でも確認し,早急に専門業者に対応を依頼するよう指示いたしたところでございます。 現在,経年劣化によります接触不良となっていた浴室等9カ所の器具取り替えを指定管理者において終了いたしております。また,その他の箇所で同様の症状が確認された場合は,その都度速やかに対処するよう指示をいたしております。 以上でございます。 ○議長(菊永忠行)  ここでしばらく休憩します。午前11時47分休憩───────────午後0時52分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ◆議員(西次雄)  それでは,人口対策についてということで,さらに質問をさせていただきます。 今,先ほど市長からも回答いただきました。国においても,また県,市,いろんな子育て支援をされております。確かに相当国においても,少子化ということで各種の対策が行われております。また,県においても,そのような事業を取り組んでおり,また,鹿児島の子育て支援パスポート事業というようなのもございます。そういう中で,国も新たな子ども・子育て支援制度,新制度ですか,ということで,27年度から新たな取り組みが始まるということでございます。 そういう中で,なかなか実効ある対策までは行き届いてないのかなという思いがしております。かごしま子育て支援パスポートという事業もございますが,この事業については結構申請があるものか,あるいは本市でもそれに賛同されている事業所もございますが,その辺の子育て世代の反応というのはいかがなものか,把握しておれば教えてください。 ◎福祉課長(山脇勝次)  支援パスポートにつきましては,こちらのほうでは現在把握しておりません。 ◆議員(西次雄)  子育て世代がこの事業を使って買い物等とか,そういうのに利用しているのかなと思ったんですけども,実質的に厚遇されたような事業なのかどうか私わかりませんけれども,先ほど回答いただいた中で,国の基準を下回る設定で保育料も徴収されているということ,さらに,県内での中学校までの医療費無料化というのは,先を走っている本市でございます。ただ,どこも似たような取り組みかなという気がしないでもないです。特に,なかなか子育てが大変なのかなという気もしております。 そういう中で,子育てに,子どもたちの教育,親の働く場所,あるいは医療機関とか,生活環境などでさまざまな要件が考えられるわけですが,私が思うところでは,本市は鹿児島市にも近いし,通勤も道路状況がよくなって相当便利になってきているのかなと思いますが,そういう意味では住環境についてはいいのかなと。あと,先ほど申し上げましたように,教育や医療等の関係もあると思うんですが,そこらの考え方はいかがでしょうかね。 ◎市長(霜出勘平)  御答弁いたしましたように,本市においては,そう他の市町村と比べて見劣りのするようなあれはないと思います。移住定住促進対策事業も行っておるところですが,これあたりも,同居あるいは近くに居を構える方々に対しては補助を行っております。 先般,石破大臣が同居あるいは近居というようなことも言っておりますよね。だから,少子化ということは,子どもを育てるのも大変というようなことも大きな一つの原因にあるようです。だから,これからは,そういう親の近くに住んで,親のこれまでの経験をいろんな形で生かしてもらうというんですか,今までは核家族が多かったわけですけど,親と一緒に住むことによって子育てもしやすいし,そしてまた,お母さんが仕事もしやすいと,安心して仕事もできると,そういうようなことがあるわけでございますので,こういった移住定住促進対策事業等を有効に活用にしていただけば,それなりの負担軽減というものが図られるんじゃないかなというふうに思っております。 医療費についても,できれば高校まで無料化できればいいんですが,聞いてみますと,子どもの医療については,もう中学校,大きくなりゃなるほど余り要らないんだそうですよね。だから,中学校あたりまでが一番そういうのが必要だというようなことも聞いておりますし,高校までできればいいんですが,これはまた今後の課題だろうというふうに思っております。 とにかく産んで,そしてまた,育てやすい環境を作らなければいけないということが一番の問題ですから,そういったことも,今やってる施策等を有効に活用していただきながらやっていただければ,そう難しい問題はないんじゃないかなというふうに思っております。 この少子化という流れが,もう今できておるようですので,なかなかこの流れというものを変えるというのは容易なことではなかろうというふうに思っております。国,県,そして市町村,この三者が一体となってこのようなことに取り組まなければ,効果は上がってこないんじゃないかなというふうに思っておるところです。 ◆議員(西次雄)  今市長からもございましたが,確かにこの地域でも産科医がほとんど少なくなってると。地方に行けば行くほど産科医がいなくなるというような新聞報道等もございます。悪循環かなと。少子化だから,そういう状況が生まれてるのかなという気がしないでもございません。 そういう中で,今市長がおっしゃったように,移住定住についても一生懸命取り組んでもらっております。その中で,ここ二,三年,子育て世代がどのくらい移住されているのか,データがあれば教えてください。 ◎企画課長(下薗宏一郎)  移住定住の促進補助を行った件数,これは,平成25年で申し上げますと,申請件数がちょうど131件ということで,この年は突出しているわけですが,うち子どものいる世帯が88世帯,うち子どもが187人でございます。平成26年度は,まだ今8カ月が経過したところでございますが,申請件数が54件ございます。そのうち子どもがいる世帯が39世帯,子どもの数は67人となっております。なお,この数につきましては,市内居住者あるいは転入者を含めた数でございます。 ◆議員(西次雄)  市内の移動も含んでるのかなと思いますが,思った以上に子ども世帯が移住定住されてるのかなという気がします。 そういう中で,移住定住促進についても各市町村とも知恵を出して,いろんな取り組みがなされているようでございます。ある町では,町が企業を興して,そこに雇用を生み出して移住定住を進めているというようなところもあるようでございます。 そのような中で,話は変わりますが,伊佐市は高校の存続ということで,大学進学に奨励交付金事業というのをやっております。難関大学に合格すれば100万円の支給という制度を設けて,非常に私調べてみましたら賛否両論あるようでございます。市内の方々のデータを見ると,半分が賛成,半分は反対と。また,著名人の投稿を見ると,何とも嘆かわしい制度だというようなのも載っておりました。普通の一般的なやり方,他の市町村がやられるようなやり方では,その学校の存続もままならないという思いだろうと思います。 そういう中で,子育て世代,先ほど市長もおっしゃいましたけれども,親と一緒に住むことで,子どもを安心して親世代に預けながら自分たちも働き,共働きもできる,そういう環境も考えられるわけですけれども,他の地域においては,子育て支援,NPOの設立に向けた取り組みとか,そういうのも行われているようでございます。 そういう意味では,私もできるだけ子育て世代にシフトを置いて,子育て世代が定住しやすい生活環境ができるように整備をしていくことで,人口増とまではいきませんけれども,減少に歯どめがかからないのかなと思ったりもしておるところです。 そういう中で,先ほども申し上げましたけれども,子育て世代にもっと手厚い支援は考えられないのかなと思っているところです。特に移住定住促進住宅は,先ほど課長からも話がございました。結構効果があるように思います。そういう意味では,市民が,あるいは行政があらゆる知恵を出して,奇抜な発想を持ってでもしないと,人口減に歯止めがかからないのかなと思います。そういう意味では,オール南九州市で人口減に歯止めをかけるべき取り組みが必要かと思いますが,再度市長の考えを聞きたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(霜出勘平)  本市におきましては,少子化というようなことで,なかなか出生率が下がったということで,医療の面では不妊治療等の補助もやっておったり,いろんな形で皆さん方にできるだけ子どもさんを産んでいただくようなことも考えておるところでございます。 今後も大変重要なことですので,このことについては,医療の面,そしてまた保育の面,また住環境の面,そういった諸々のことを考えながら,1つをやってもまただめだろうし,総体的に子どもを育てやすい環境を作っていくように,これはもう最大の努力をしていかなければいけないことだろうというふうに,職員も,我々も認識は持っておるところです。 そういうことですので,いろんな市民の皆様方の御意見,議会の御意見,いろんな方々のお知恵もかりながら,このことについては真剣に取り組んでいかなければいけないのじゃないかなというふうに思っております。 そしてまた,いろいろとこの効果等も考えながら,こういった補助事業というんですかね,いろんな形で負担等もできれば増やしていければと思っておりますので,そのような努力を今後もやっていきたいというふうに思います。 ◆議員(西次雄)  今後も取り組んでいくということでございますの,ぜひ,私は人口増に向けた市民会議とか,何かそういう組織はできないのかなと,市民の意見を聞く組織はできないのかなと思ったりもしておりますので,いろんな角度から検討されるということですので,ぜひ前向きに取り組んでいただきたいということで,次の質問に入ります。 先ほどふれあいセンターわくわくの問題についても回答いただきましたけども,私はこの辺の管理について,一般質問でしないといけないのかなと思いもあったんですけれども,なかなか市民の苦情がというか,そういう声が耳に入ったもんですから質問をさせていただきましたけれども。 11月9日に電極盤の故障ということでございますが,その後,26日にということでございますが,その間の休館日はなかったのか伺います。 ◎福祉課長(山脇勝次)  わくわく川辺の休館日は第2,第4水曜日となっております。先ほどありました9日の日に,そこの支配人が利用者の声を聞きまして,異常があると,電気風呂がきかないよということに気づいて,いろいろ自分でも電極盤の操作を行ったりとかしておって,第1回目の休館日が過ぎてしまったらしいということでした。 その後,市の方に利用者のほうから11月14日の日に,こういう状況で電気風呂が使えないというような御不満等もありまして,支配人に質したところ,わくわく川辺の電気風呂につきましては大浴場の一部に設置されておりまして,湯が張れてる状態では検査ができないということで,利用者の方にも次の2回目の第4水曜日,11月26日に一応検査または修繕等がその日にできればやりたいということでお伝えして,市のほうとしましても,利用者の方には電気風呂の故障であるという旨の周知を入浴前に果たすようにということで指示をしておったところでございます。 以上でございます。 ◆議員(西次雄)  11月9日に故障というのがわかって,指定管理者から14日に報告があったということですけれども,その間に市民からの話等はなかったのか,伺います。 ◎福祉課長(山脇勝次)  私どもの方には,14日の日に市民の方からの声で電気風呂が故障だというのがわかって,その間には,市民の方からは通知いただいたケースはございません。 以上です。 ◆議員(西次雄)  ということは,11月14日は市民の方からの電話で故障ということがわかったということでよろしいですかね。ということは,指定管理者からその日までは報告はなかったということですか。 ◎福祉課長(山脇勝次)  そのようなことでございます。指定管理者の方からは,14日に故障がしたということと,あわせて今後見積もりをとらなければならないということと,故障中の対応の仕方について,市のほうからは先ほどありましたとおり,ちゃんと周知をするようにという指示をしたところでございます。 ◆議員(西次雄)  私が気が付いたところでは,故障の表示がされたのは,もっとその後だったと思うんですけれども,やっぱり故障であるというのを表示が非常に遅かったんではないかと思っております。私もちょくちょくわくわくには行くんですけれども,もう私が行ったときには,ちょっと日にちは記憶しておりませんけれども,故障しておって,「いっこう直らんどね」という話でございました。「お前たい何しよっとや」と言われるんですけれども。それから,私も電話でどうなっている,早く対応して欲しいと。あるいは,表示をして欲しいということもお願いしたところでございますが,やっぱり指定管理者との連絡がもうちょっと足りないんではないかと思うんですが,そこらどのように感じておられるか,お伺いします。 ◎福祉課長(山脇勝次)  公の指定管理者につきましては,施設設置者である市にかわって指定管理者が代行しているわけなんですけれども,市は指定管理者が施設の設置目的を十分理解の上,市の意向に沿った管理ができているか。また,条例規則,協定書等で合致した契約内容でやっておるか。市としても監視してこなければならないと考えております。 今回の件につきましても,定時の報告等は,トラブルがあった場合には休館にしなければならないとか,そういう大きなトラブルのときには,市のほうに報告をいただいて,対処等を防災行政無線等で行っておるわけなんですけれども,安易な修繕等につきましては管理業務の中に入っておりますので,それが20万円を超えた段階で市と相談をして,指定管理者の負担とするか,市の負担するかということが,修繕料につきましては20万円という取り決めをわくわく川辺の場合はしておりますので,超えた場合に,すぐ協議をしております。 ところが今回は利用者のほうの声があって,我々も月の途中に理解したところでございます。そしてまた,対応はその旨しているものとして,14日の日に指定管理者のほうにも聞きましたところ,26日の休館日に行うということでしたので,再度周知を徹底するようにということで対応したところでございます。毎日のように,管理施設のほうに足を運ぶわけにもいかないことでして,そこの辺の管理者との連携という点では,何かあったらすぐ連絡をいただく体制というものができなかったことは,今回,反省しておるところでございます。 以上です。 ◆議員(西次雄)  26日に業者に修理を依頼すると。業者のほうからもその定休日に点検なり修理をするということで報告があったということですが,その間は,例えば,お湯を抜く時間帯というのはなかったんですかね。 ◎福祉課長(山脇勝次)  そこの部分につきましても,10時までの営業と,朝の9時から湯を張る作業に入りますので,夜間の10時以降,若しくは6時以前に来て見てもらえないかということも,この間には我々の方もお願いしたところでしたが,指定管理者がいつもかねて保守点検をしている業者とは違う業者の専門部門だったということもあって,夜間と午前早くの修繕箇所の点検等に来ていただけなかったという回答をこちらの方はいただいたところでございます。 以上です。 ◆議員(西次雄)  9日から26日ということですね。15日ぐらいですかね。先ほども申し上げましたように,やっぱり市民の皆さんは,半分は保養のために来られるわけです。話を聞くと,わくわくは,電気風呂が故障しよっで,おいだ,べんなとこに行くんだという話も聞きました。やっぱり保健という意味,福祉という意味で言えば,早急な対応が欲しかったなという気がします。特に,業者も1社ではないと思いますので,そこらは,もうちょっと丁寧な対応が欲しかったかなという気がするところでございます。 そのようなところで,先般私もこの本会議が始まる前に行きましたら,非常に改修されておりました。照明も4カ所切れておりましたけれども,きれいに改修されておりました。そして,電気風呂も当然修理されて動いておりましたので,ほっとしたところでございますが,やっぱり先ほど課長も申されたように,やっぱり指定管理者とのもうちょっと意思疎通というか,何かあったらすぐ連絡しっくれというようなことも常に連絡だけはとれる体制をお願いしたいと思います。 そして,もう1点,課長,この温泉センターを間近に見に行ってどういう状況か見られたことがあるか,伺います。 ◎福祉課長(山脇勝次)  私も4月にこの川辺の福祉課の方に参りまして,月1回程度は必ず顔を出して,また,施設管理上も状態等も担当の係長とともに見て回っております。 以上です。 ◆議員(西次雄)  見ていらっしゃるということですけれども,もう1点,私がよく聞くのは,うたせ湯がもうほとんどお湯がちょろちょろしか出てないという苦情を聞きます。どうなんですかね。もう開設して20年ぐらいになるかなと思うんですけれども,湯あかがついて,お湯の出る量が少なくなってるんじゃないかと思うんですが,そこらは確認はされていらっしゃいますよね。 ◎福祉課長(山脇勝次)  そこのうたせ湯についての情報,また,自分の目でも確認はとれておりません。 ◆議員(西次雄)  先般,内装の改修もされて,非常に新しくなっております。リニューアルされております。また,耐用年数というか,経過年数も大分過ぎておりますので,そういうふうにリニューアルをされていただいたと思うんですが,ぜひうたせ湯の配管もちょっと見ていただきたいと思います。ほとんどお湯はたらたら状態かなと思っております。 そういうことで,市内に各指定管理をされてるところがあるんですけれども,先般の,総務委員会の所管事務調査でもございました。指定管理モニタリングマニュアルにある施設管理運営評価委員ということで,まだ,設置されてないということでございましたが,そういう評価委員会を早急に設置して,各施設の対応をもうちょっと速やかにできるようにするべきだと思うんですが,市長の見解を伺って,私は質問を終わります。 ◎市長(霜出勘平)  多くの施設を業務委託をやっております。私かねがね部課長会あたりでも言うんですが,指定管理を業務委託をして,それでよしと。それじゃなくて,やはりかねてから,常にこの連携をその業者ととってうまく運営ができているか,市民の皆さん方にこの満足な状態でいろんな施設が運営されてるかと,そういうことは常々見守ってくれよと,注意をして運営をしてくれと。もしできてなければ,指導監督をして,うまく業務委託ができるように努力をしてくれと言っております。 いろんな形でまだ不十分な点も多いようですので,今後におきましてもよく連携をとって,そして,市民の皆さんに御迷惑がかからないような形にしていかなければいけないというふうに思っておりますので,今後におきましても努力をしていきたいと,このように思います。 ○議長(菊永忠行)  次に,亀甲俊博議員。  [6番議員亀甲俊博登壇] ◆議員(亀甲俊博)  通告しておりました4件について御質問いたします。 まず,公園や学校等の樹木管理について質問をいたします。 私は,ことしの3月議会において,旧頴娃町が策定していた花と緑の美しいまちづくり条例と同様の条例を制定する考えはないかと質問いたしました。条例は要らないというようなお考えのようでしたが,各地域の公園や街路の桜等の樹勢の弱っている状況,また,市内各学校の樹木の中には,大変歴史のある古木等がありますが,樹勢が弱り,切り倒したものやシロアリによる食害が進んでいる状況があります。 それぞれ歴史や背景があり,整備されてきた施設です。そこで公園や学校等の樹木の現状と今後の管理方策に対する見解を示していただきたい。 次に,川辺仏壇の振興についてであります。 26年9月議会の同僚議員の川辺仏壇の支援制度は考えられないかという質問の答弁の中で,川辺の仏壇業界の中で対立があるから難しいという答弁がございました。川辺仏壇協同組合員と組合を脱退した業者と元来,もともと組合員になれない業者間のあつれきがあるのは,市長御承知のとおりであります。 行政は,地場産業としての川辺仏壇全体の振興策を考えなければならないわけで,徒弟制度の中で培われてきた仏壇組合の考え方だけを尊重するわけにはいかないのも事実でございます。 私は,仏壇組合関係者,七職会関係者,地元商工会が話し合いをすることについて,それぞれ打診をしてきました。皆さん,話し合いには応じるとのことでございました。行政が呼びかけたら行きやすいということを七職会の方は言っておられました。そこで,川辺仏壇の今後の振興方策について,行政が中心となり,製造業者や商工会及び仏壇組合と一体となって協議する必要があると思うが見解を示していただきたい。 農山漁村グリーンツーリズムの推進についてお伺いいたします。 農林水産省と観光庁では,観光関係者と農村地域が連携し,新たな旅行ニーズに対応した地域のグリーンツーリズムの取り組みを推進することにより,都市農村交流の拡大及び観光を通じた地域振興を図ることとしております。 農山漁村地域において,グリーンツーリズムとは,自然,文化,人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動です。頴娃地区,知覧地区,川辺地区,それぞれ民泊農家が修学旅行生受け入れ,体験型修学旅行の受け入れが行われています。南九州市では,それぞれの地域がそれぞれ受け入れており,連携がなかなかとれないと困っているという話も聞いております。 その中で今度農政課から商工観光課に担当が移るらしい,どのようになるのだろうと不安げな話も聞きます。そこで,農山漁村グリーンツーリズムについては,商工観光課が所管することになりましたが,今後の推進方策を示していただきたい。 次に,監査意見書についてでございます。 ことしの9月議会で学校給食費のことについて質問いたしました。学校給食費について,なぜ市会計で行う必要があるのか,見解を求めたところ,市会計により給食物資の発注,契約事務の簡素化が図られていることなどから,市会計で管理をしてまいりたいとの答弁でありました。 なぜ私が給食費の問題を取り上げたかと申しますと,平成24年度決算の監査意見書に,学校給食センターにおいては,給食業務に関して地元食材の活用促進を図りながら,適正な予算執行を行い,安全な学校給食の提供を進めるため,総計予算主義の原則に基づき,会計制度を検討していただきたいとの意見が出されていたからでございます。 市の姿勢が問われていることでもあります。そこで監査意見書で示された意見をどのように市政に反映しているか,お伺いをいたします。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  亀甲議員の御質問にお答えいたします。 樹木管理についてでございます。 公園の樹木管理につきまして,都市計画課では,都市公園7公園を含む41公園の樹木管理を含めた管理を行っておりますが,植栽されている樹木等につきましては,公園開設当時に植栽されたものや,記念樹として植栽されたものなどさまざまでございまして,老木化が進んでいる樹木が多いのが現状でございます。 現在,実施いたしております管理方法は,業者委託がほとんどで,樹木等全体の監視を行いながら,桜や常緑樹,落葉樹等の一部について樹木剪定のほか,防除や施肥等を実施いたしております。 また,生育の悪い桜につきまして,樹木医の診断結果をもとに,土の入れかえの実施や造園業者が自主的に樹勢の弱ってきた桜に対して地衣類除去等の試験施工を実施し,それらの経過を観察中でもございます。 今後の管理方策といたしましては,今までの管理方法を継続するとともに,樹勢の弱くなった桜などにつきましては,樹木医や造園業者などと協議しながら,適切な対策を実施してまいりたいと考えております。 次に,川辺仏壇の振興についてお答えいたします。 川辺仏壇協同組合のデータによりますと,平成25年度の川辺仏壇の生産額は16億円程度であり,この10年間で約6割の減額となっており,業界の疲弊は否めません。安価な外国産仏壇の流通を初め,生活様式の変化,産地間競争の激化などの原因が考えられます。最近では,公正競争規約の施行で,産地表示が義務づけられたことに伴いまして,本市で行っている仏壇後継者育成資金貸与制度の貸与者が増加傾向にあるなど,幾らか明るい兆しもあるようでございます。 いずれにいたしましても,川辺仏壇は歴史ある国の伝統的工芸品であり,また,本市の重要な産業の一つでもございます。御質問の仏壇産業の関係団体等を集めての振興対策の検討につきましては,地域の産業振興対策として大変有意義であると考えます。現状を把握分析しながら,将来に向けてどのような対策や連携が必要なのか,また,可能なのか,検討する必要があります。今後,川辺仏壇協同組合を始めとする関係者の御意向を踏まえながら検討したいと思います。 3番目のグリーンツーリズムの推進についてお答えをいたします。 近年,心の癒やしを求めまして,豊かな自然や景観が残る農山漁村を訪れ,人々との交流を楽しむグリーンツーリズムに都市住民の関心が集まっているところであります。 南九州市におきましても,都市と農村の交流を促進する場として,道の駅川辺やすらぎの郷の交流拠点施設や生産物直売場,ふれあい農園等の施設整備など,農林水産業の振興を図ってまいりました。 また,平成20年8月には,南九州市グリーンツーリズム協議会を立ち上げ,地域の協議会と連携し,民泊型教育旅行を中心に活動を行い,受け入れ家庭を対象にさまざまな情報を提供するとともに,講習会や講演会を開催するなど,積極的な取り組みを行っていただいているところでございます。 今後の推進方策についてですが,民泊型教育旅行受け入れております方々が,新たなビジネスの一つとして経営に取り入れることができるよう,新たな体験メニューの企画や人材育成のための体験指導者育成支援に努めたいと思います。 また,本年度は,南九州市において,県主催のフォーラムも開催されます。このような機会を活用いたしまして,各種団体等にも参加を呼びかけ,地域の女性や高齢農家等の新たな就業などグリーンツーリズムの普及,PRが図られればと思うところでございます。 今後の課題といたしましては,新幹線全線開通等の影響もありまして,民泊型教育旅行も年々増加の傾向にあります。今後は,新規の受け入れ家庭の発掘による受け入れ体制の拡大に早急に取り組む必要があり,山下議員の質問の中で申し上げましたが,受け入れ家庭の高齢化等による減少が予想され,今後はJA,商工関係者などとの連携も必要ではないかと考えるところでございます。 このような状況を踏まえまして,平成27年4月からは,グリーンツーリズムに関する所管を商工観光課に移し,総合計画の後期実施計画にも掲げております体験型観光の推進を図るため,各関係機関や地域で活動している団体等との連携を強化し,民泊型教育旅行受け入れ農家の育成確保に努めるとともに,農家民宿に関する情報提供や観光資源と農業体験の組み合せに加え,グリーンティーリズムなど新たな体験メニューの創出など総合的な交流活動を推進し,南九州市グリーンツーリズム協議会等と連携を図りながら,農産物の消費拡大など,グリーンツーリズムの推進に取り組んでまいりたいと思います。 監査意見書について,お答えいたします。 監査には,定期監査,随時監査,財政援助団体等監査,例月出納検査などもございますが,ここでは地方自治法第233条第2項の規定に基づく決算審査についてお答えをさせていただきます。 監査の決算審査は,歳入歳出の状況を主管課から提出された資料及び財政課が提出する地方財政状況調査に基づく南九州市決算審査総括資料等により慎重に審査がなされます。 財政課が提出する決算の総括資料では,歳入歳出の状況,性質別歳出の状況,主な財政指数,流用,充用等の状況,基金の状況,市債の現在高など,本市の財政状況を報告いたしております。これらの報告などに基づき,地方自治法233条第2項の規定により,毎年度監査委員から一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに定額資金運用状況に係る審査意見書が提出されております。 市では,監査委員から指摘のありました事項につきましては,それぞれの所管で役割分担しながら対処いたしております。例えば,その指摘が市債の借り入れが多く,将来の市民の負担が重くなる,あるいは流用,充用が多いなど,財政的見地からの指摘であれば,財政課が総括的役割を果たしながら,全庁的にその改善に取り組んでいくことになります。 また,課ごとの個別的な指摘には,その課ごとに対応いたしております。今後も指摘のありました事項につきましては,その改善を図りながら市政に反映してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎教育長(中村洋志)  先ほど市長から公園の樹木管理等についての答弁がありましたけれども,お尋ねの学校等の樹木管理についてお答えをいたします。 市内小中学校内に植栽されております樹木等につきましては,樹齢が長く,卒業生や地域の方々から親しまれ続けているシンボルツリー的なものから,卒業生等による記念植樹として植栽されたもの,または生け垣用として植栽されているものなどさまざまで,その本数や樹種など各学校ごとで異なっているところでございます。 このように多くの木が植栽され,しかもさまざまな樹種が確認されております樹木等の管理,樹勢状況の把握は,学校現場の目視等だけでは限界がありまして,毎年度枝葉等伐採及び剪定作業を主にした病害虫駆除,防除,養生などの経費を予算化し,適宜執行している中で造園業者等のアドバイスを受けながら,必要に応じた管理処置を実施しているところでございます。 これまでも病害虫等の発生により,樹勢等に急な影響を与えかねない状況等になった場合は,専門業者等へ措置を発注するなど,臨機応変に対処しておるところでございます。 また,樹齢の長い古木等の樹勢回復を処置しようとする場合には,かごしまみどりの基金が行う無料の樹木医診断をお願いし,ケースによってはみどりの基金事業で全額樹勢回復術が施されたものもあったところでございます。 本市内の学校等に賦存する樹木は,亜熱帯性の樹木から寒冷地帯の樹木まで多種類でそれぞれの管理手法も異なることから,学校現場における日常的管理も容易ではございません。 しかしながら,樹木等に異常が見られるような場合は,これまでと同様,迅速な対応をしていく考えでございます。 また,樹木等は,児童生徒に与える教育的な影響も大きいことから,今後とも県の樹木医会の無料樹木診断等を活用したり,専門家のアドバイスを受けたりしながら,適切な対処,対応を図っていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆議員(亀甲俊博)  都市計画課長にお尋ねをいたします。 3月の産業建設常任委員会の中で,公園等の樹木については,すぐ調査を行い,樹木のカルテをつくっていくというようなことが示されましたが,どこまで進んでいるのか,示してください。 ◎都市計画課長(大隣健二)  お答えいたします。 公園に植栽されている樹木の状況を確認するため,造園業協会と協力しながら,樹木調査を継続中でございます。差し当たり,治療を必要とする樹木に限定して調査を行い,位置図と調査内容が報告されております。 調査内容につきましては,一番目に,軽度の軽い治療が必要,重度の治療が必要,伐採処分が必要の3項目でございます。出された報告書を精査し,対処方法を検討しているところでございます。 また,まだ公園全体の樹木調査状況を把握できていませんが,引き続き調査を進めております。 以上です。 ◆議員(亀甲俊博)  調査をしてるということでしたが,いつまでに調査は完了しますか。 ◎都市計画課長(大隣健二)  公園内の樹木につきましては,量が多いものですから,全ての樹木につきましては,できましたら27年度中にはカルテ,調査台帳みたいなものをつくり上げたいと考えております。 ◆議員(亀甲俊博)  本当に木の数が多いし大変だろうと思います。 ただ,カルテをつくるんであれば,本当に木に番号を打つなり,ずっとやはりすぐわかるようにして,経過を観察していくということが大事だろうと思いますけれども,本当にその通常の造園協会で,きちっとできますか。木の状況とかですよ。そういう例えば病気とか,そういうあとのその治療の方法とか,そういうことがきちっとできればよろしいんですけど,何も言いません。でも,今までずっと造園業者の方々管理委託を受けてやったきたわけでしょう。それでもかなり改善されてない部分もあるんですね。だから,その辺がどうなのかということなんですけど,見解を示してください。 ◎都市計画課長(大隣健二)  ことし3月に一般質問で質問が出されておりますけれども,その際にも申し上げたと思いますが,公園を管理する造園業者さんの1年ごとに変わる管理委託というものもございました。それを踏まえまして,公園業者さんと造園業者さんと協議をしましたところ,やはり親身になって樹木の管理を進めていくというような形で造園業者さんもおっしゃっておりますので,今後は,そういう形で樹木管理に熱を入れていただけるものと考えております。 ◆議員(亀甲俊博)  本当に課長,大変だろうと思いますよ。それ私もわかっています。ぜひ27年度中に計画ができ上がるという,そういう調査が済むということでございますので,その上で基礎的かつ総合的な施策を策定をして実施していただきたいと思いますけれども,そういう計画的な施策というのを策定をする考えはございますか。 ◎都市計画課長(大隣健二)  申し上げましたように,策定につきましては,27年度中を目標に頑張りたいと思っております。 また,今報告されております樹木の中で治療を要すようなものにつきましては,その対処方法も含めて今後業者と連携しながら進めていきます。 以上です。 ◆議員(亀甲俊博)  私また,神殿小学校のことを後で教育長にお尋ねをしますけれども,県の樹木医,みどりの基金の方に聞きましたら,一人では判断はできないという話でした。だから,最低二人いないと治療の方法というのは,なかなか決められないということでございましたので,その辺も考慮して,きちっとやはり守っていけるようにしていただきたいんですけど,その辺はどうですか。 ◎都市計画課長(大隣健二)  桜の管理につきましては,樹木医さんの御意見をお聞きしております。その樹木医の意見と,それから,造園業者の持ってるノウハウを合せながら,今後管理を進めていきたいと考えております。 ◆議員(亀甲俊博)  過去,みどりの基金で治療した樹木の樹勢回復の責任ですよ。樹木の樹勢が回復をしてない状況があるんですけれども,その樹勢回復までの責任というのは,どこにあると思う,誰にあると思われますか。 ◎市長(霜出勘平)  このことは,本当大事なことだと思います。だけど,議員もおっしゃるように,41公園に何本ぐらい,何千本ぐらいあると思いますか。学校にもあるんです。これを一々根元を調べて,土を調べて,これは不可能なことだと思います。だから,目視をしたり,注意深く造園業者には管理をしてるところには目視を注意深くしてもらったり,それから,職員も機会あるごとに足を運んで,この目視でやる。もうそれぐらいしかできないんじゃないかと思います。これをそんながんじがらめにやったら,もう職員は仕事もできませんよ。だから,そういうことで,できるだけこの木は長年たって成長するわけですから,そういうことをよく勘案しながら,しっかりと目視あたりで管理をして,もう枯れてしまったら,また植えかえるというようなことでいかなければ,それはもうこれは大変な労力を要すると思いますし,多分不可能だというふうに思います。 ◆議員(亀甲俊博)  私がお聞きしたのは,みどりの基金で治療した経緯があるわけですよ。それで樹勢が回復してないように見受けられる樹木があるんですけれども,その責任は,その治療した樹木医にあるのか,あとの管理を市がしなかったのにあるのかっていう,そこの責任がどこらにあるのかをお聞きをしたいんですよ。 ◎市長(霜出勘平)  これは,やはり樹木医さんは,それなりの診断をされておると思います。あとは管理をするのは,市でございますので,そういうことからいけば,市に責任が,市の管理がまずかったということになるのではないかというふうに思います。 ◆議員(亀甲俊博)  私,神殿小学校のイロハモミジに,住民の指摘でシロアリの食害があるということで,みどりの基金に改善が見られないときは,どちらの責任になるか,はっきりしてくれということを言ったんです。はっきりできなければ困るということをみどりの基金に強く申し上げました。そうしましたら,事務局長と樹木医が,神殿小学校まで来て話をしようということであったわけです。それで,現地に出向いて,私も行って話をしましたら,樹勢が回復をしてないからシロアリがついたんじゃないのかと言ったら,みどりの基金は,今回はみどりの基金のほうでさらに治療をするということでございました。 そういうことで,今後は,あとの管理も含めて樹木医のみどりの基金は,きちっと市と打ち合わせをしてやるということでございましたけれども,市長がおっしゃったように,数が多過ぎて大変だろうと思います。 そこで,市には保存樹を指定をして後世に継ぐというような制度が今のところないと思います。冒頭申し上げた旧頴娃町の条例には,保存木を指定をして,大切な樹木を保存する条項も入ってたと記憶しております。市の責務として条例を制定し,保存樹を残すよう検討をすることを私の方からは提言をしておきます。 それともう一つ,川辺小学校のケヤキについては,樹木医の診断の結果,文化財的価値があるというふうに書かれております。治療をして天然記念物として指定した方がいいのではないかというような提言もみどりの基金からもございますので,ぜひ治療をして天然記念物として指定するように提言をしておきます。 それと,先般,議会と語る会が旧頴娃町で開催されたんですけれども,そのとき,帰り際にいろいろ話を住民の方としておりましたら,頴娃中学校の桜も10本ぐらいは伐採して切り株がそのまま残っているよということでございました。そうなんですか。 ◎教育部長(堂園政利)  桜の伐採の件については現地は確認していないところでございます。 ◆議員(亀甲俊博)  都市計画課長,諏訪公園の入口の桜が倒伏しているのを御存じですか。 ◎都市計画課長(大隣健二)  場所的には文化会館から上ったところの坂道の途中のことかと思いますけれども,はい,存じております。
    ◆議員(亀甲俊博)  先般の台風で県道沿いの桜も倒れてて,それと柳も倒れていましたよね。桜は多分僕が見た限りでは,下の田んぼのところにも枝が入っていましたんで,台風の後二,三回市役所の方へ行く用事があって,1週間たってもそのまんまだったもんで,一応役所のほうへは電話をいたしました。 その後,片づけられてたんですけれども,諏訪公園の桜,それはもう片づけが終わりましたか。 ◎都市計画課長(大隣健二)  御指摘の桜につきましては,今の状況でも生きれるということで,現在そのままにしている状況にございます。 ◆議員(亀甲俊博)  課長,あそこ根がもう丸見えになっていますよね。あれはあのまんまだったらまた住民の人たちいろいろ言うかもしれませんので,土を盛るなりいろいろして,倒れても手を入れていないというふうに思われたらまた大変ですので,その辺はきっちり後処理をして,そのまま残すなら残すなりできちっとしておいてください。 都市計画課の公園管理係は,職員は今何人ですか,実際動ける人は。 ◎都市計画課長(大隣健二)  現在,都市計画課長の私,それから,公園管理係が3名おりまして,うち1名が今長期入院中,それから都市計画係につきましては,係長以下2人,3名体制でございます。 ◆議員(亀甲俊博)  市長の答弁で,都市公園が7公園を含む41公園の樹木管理を行っているということなんですが,私,どう見ても陣容的にその公園管理係のそれだけのスタッフで手が回るとは思えないんですよ。 ですから,この辺もまた人員の体制をどうした方がいいのかというのも検討をしていただくように提言をしておきます。 樹木の管理につきましては,それぞれアグリランドにしろ,川辺の岩屋公園にしろ,観光の振興という目的も多分にあったわけです。都市公園で住民に憩いと安らぎの場を与えるというだけではなくて,それを利用して観光施設ということでつくっている部分もございます。 ですから,やはりその辺は考えていただいて,無理は承知の上なんですけれども,できるだけ管理ができるようにしていただきたいと思います。 続きまして,川辺仏壇の振興についてでございますけれども,答弁の中に川辺仏壇協同組合を始めとする関係者の意向を踏まえながら検討するということなんですが,私が質問しましたように,実際は話し合いをする場を,仏壇の関係者はつくらなければいけないというふうには思っているようでございます。 ですから,私のほうもいろいろ話し合いをしてくれないかということで,一応関係者に呼びかけたんですけれども,中には仏壇組合が呼びかけても行かないというような方々もニュアンス的にはあるようです。 ですから,行政が中心となり,そういう協議の場を設けてくれれば参加はするよということを言う人もいらっしゃいました。そういうことがございますので,今後,そういう場をつくる努力をしていただきたいと思うんですが,いかがですか。 ◎商工観光課長(塗木博人)  この内容で,あらかじめ議員の方からお電話いただきまして,組合の方々にも数名,事務局を含めまして話を通してございます。 概ね前向きな返事はいただいておりますので,今,市役所の窓口は組合でしかございませんが,そのほかどのような方々を集めて話し合いをすればよいのか,その辺のところもちょっと御意見いただきながら多方面から情報収集いたしまして,実現に向けて努力したいと考えます。 ◎市長(霜出勘平)  仏壇組合,本当に伝統工芸で基幹産業でございます。 ただ,議員の話を聞いておりますと世の中,自助,共助,公助というふうな順序があると思うんですが,それは逆みたいな感じがするんですね。自助がなくて,もう最初から公助に頼ってやってくれと。本当に仏壇組合の方々が,全てそんな意向なのか,私はちょっと腑に落ちないんですが,本当にそのような仏壇組合の方々はそういうような言い方をされておるんですか。 ◆議員(亀甲俊博)  仏壇組合は,仏壇組合の理事長に話をしました。そしたら,いいですよということでございました。で,七職会の方も,行政が呼びかけをしてくれるんだったら参加しますよということでございます。 そのほかにも全然そういう団体に,入ってなくて個人で営業している方もいらっしゃるんですけれども,その中で向こうから提言されたのが,仏壇組合は仏壇組合で話を最初して,そして,仏壇組合以外の人たちは仏壇組合以外の人たちで話をして,出てきた問題をお互いの場で話をするようにした方がいいのではないかという話ももらっております。 それと仏壇に携わっている青年の方々の意見も聞いてくれということでございましたんで,いろいろ話をしていけば道は少しずつ開かれるのじゃないかなと思っていますけれども。いずれにしましても,もう自分たちでがんじがらめになって,今はどうしようもない状況でございますので,もう一方を立てれば一方が立たずというような状況の中で,非常にあつれきもあります。 行政としては,非常に大変だろうと思いますけれども,やはり行政は川辺仏壇全体のことを考えていかなきゃいけないわけでございますので,トータルの問題として,そういう関係者と話し合いをするということを考えていただければというふうに思いますので,そのようにしていただければありがたいと思っております。 今回のこの仏壇組合の話し合いの件は,いろいろ私なりにいろんな関係者と話をして,商工会も参加をするということでございましたので,つけ加えておきますけれども,私はただひとり勝手でやったんじゃなくて,みんながもうどうにかしなければいけないというふうに思っていますんで,今がタイミングかなと思っております。 続きまして,農山漁村ツーリズムの推進についてでございます。 ツーリズムをやっていらっしゃる方と話をすると,私,質問の中で申し上げましたように,それぞれでなかなか連携がとれないという話があって,これが何とかできないのかなという話があったわけですよ。 その中で,本当は自分たちで研究会なり大きな南九州市のグリーン・ツーリズム協議会というのがあるんですけれども,これがなかなか機能できていないという話もありまして,それでこれを何とかしたいんだけどということで,行政のそういう支援というか,かかわりというか,そういうのができないのかという話があったんですけれども,その辺はどうですか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  今議員より市のグリーン・ツーリズム協議会の連携,結びつき,弱いんじゃなかろうかと,行政は支援,そういうのはどうする考えかということでございます。 それぞれの地域,グリーン・ツーリズム協議会,受け入れ家庭の歴史は実質深いところ,浅いところ,受け入れ,やり方違う面等が今までございました。まだ旧来のやり方を踏襲している面もございます。 ただし,合併いたしましてから市の協議会もできました。行政といたしましては,議員がおっしゃるようにまだ行政が若干は入っていって,そういった体制を強くしていく必要は,私の方といたしましても感じてはいるところでございます。 ただ,グリーン・ツーリズム協議会,受け入れ家庭,実施運営にできるだけお任せはいたしたいとは思っている本音もある反面,もうちょっと体制を充実はさせる必要は今後あるんじゃなかろうかということから,交流会,勉強会,市の協議会等通じまして講習会と今合同で若干するようにはなってはきましたけれども,まだそういった話し合いの場,交流会の場がまだ足らないのかなというふうには思っておりまして,今後そういった組織内部の結束,組織固めはやっていきたいというふうには考えているところでございます。 ◆議員(亀甲俊博)  わかりました。グリーン・ツーリズムは都市住民が,農山漁村の住民等と交流や滞在をしたいという願望を実現していくことで,農山漁村に活動とにぎわいをもたらすことになると思います。そのことが定住にもつながる可能性があると思われます。 地方創生の重要な今後施策となるように思うんですが,そういう地方創生の一つとして施策の中に反映させる考えがあるのか,見解を示していただきたいと思うんです。 ◎農林水産課長(上野茂治)  今,議員より地方創生のそういった施策になるのかという話でございます。 先ほど議員より質問の中で,農観連携の話も出ました。国が今,農山漁村の活性化と観光立国実現のための連絡推進協定というのを国のほうも推進をいたしておりまして,農業・観光連携をして今後進めていく必要があるということで,26年の1月17日付で農林水産省農村振興局長と官公庁長官が協定書を交わしているところでございます。 この協定の中でいきますと,今後も旅行者のニーズはもう多様化諸々していくよと。また国の方針ですけれども,和食のユネスコ無形文化遺産登録や,2020年のオリンピック,パラリンピック,そういった東京開催決定を機に日本への観光客等も増えていくということから,農村漁村の魅力と観光需要を結びつける取り組みを,国の方といたしましても推進をしていくということでございます。 市といたしましても,総合計画の中に謳ってありますけれども,今後,お茶などの特産品を活用したお土産,グルメ開発や日本一の茶畑を観光素材として活用し,市全域で農業と観光が連携した新しい観光産業を創出する必要があるということから,広域での連携,そして,農業と連携した新たなお土産開発や茶畑を観光素材とする旅行形態を推進し,経済効果に結びつくような観光産業の創設を推進しますということで,今後,体験型観光の推進を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆議員(亀甲俊博)  平成6年に議員立法で農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律というのができております。その中で,目的としては,ゆとりある国民生活の確保と農山漁村地域の振興に寄与するため,農山漁村滞在型余暇活動のための基盤の整備を促進する。 2番目に,農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備を促進するための措置,農林漁業体験民宿業の登録制と実施とか,こういうことがあるんですけれども,この中で市町村は,都道府県基本方針に基づき農村滞在型余暇活動の機能の整備に関する市町村計画を作成することができるというふうになっているんですが,私も質問しながらいまいちよくわかっていないんですが,この市町村計画を作成することができるとなっていますけれども,まだ策定はしていないですよね。 ◎農林水産課長(上野茂治)  今議員がおっしゃった平成6年の分につきましては,農村休暇法のことだと思うんですけれども,市においては,計画につきましては策定はしておりません。 ◆議員(亀甲俊博)  策定をしてこの促進をする考えはないですか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  グリーン・ツーリズムの今後の方策,推進,そういうのを考えた場合にはある程度の方針,基本計画,そういったのは総合計画が一番でございますけれども,作る検討はしていくべきだというふうには考えております。 以上です。 ◆議員(亀甲俊博)  続いて,監査意見書についてですが,最終的に市長の答弁で,今後も指摘のあった事項については,その改善を図りながら市政に反映してまいりたいというふうに述べられたわけでございますけれども,給食費については,総計予算主義が一番の基なんですよね,総計予算主義というのが。 私,総計予算主義でやった方がいいんじゃないかと前も言ったんですけれども。以前,川辺町は公会計に入れております。その中で,柔軟に運営ができてたわけです。そのことについては,今財政課長はその当時財政の担当もしてたんで,多分わかっていらっしゃると思います。 そういうことからして,この監査委員の意見を今後の予算編成に反映する考え方はないですか。 ◎市長(霜出勘平)  今,南九州市は私会計により,保護者から徴収した運営をやっておるわけです。今,県内のほとんどの給食はそういうような形でやっておりますし,何も問題がないようでございますので,当分はこれで続けていきたいと,このように思っております。 ◎財政課長(金田憲明)  ただいま市長の方から方向性については答弁があったところでございますが,私の方からちょっと説明させてもいただきますが,今議員がおっしゃいましたとおり,合併前の川辺町におきましては,公会計ということで,一般会計の中に全部歳入歳出組み込んで処理を行っておりました。 頴娃町とそれから知覧町におきましては,私会計ということで,会計の処理のほうは行っておりまして,そして合併協議に伴いまして,3地域でそれぞれ十分協議をした結果だと思いますが,私会計のほうに統一され,今日もその運営方法で行っているところでございます。 今,市長の方からも答弁ございましたとおり,給食費の内容というものにつきましては,これは学校給食法のほうに規定されておりますが,それによりますと,学校給食の運営に必要な施設設備の整備費,調理従業員等の人件費については,学校の施設者が,それからそれ以外の経費,これは食材料費ですとか,そのようなものについては保護者の負担とするということになっております。 この私会計をとる場合の給食費の徴収でございますけれども,各学校が児童生徒の保護者から徴収し,校長あるいは給食センターの共同調理場長とかというふうになろうかと思いますけれども,そちらの方で管理をして,そして必要に応じて業者等に支払う方法,それから学校給食センターが保護者に対して納付書を発行,または口座引き落としなどによって徴収する方法などがあるようでございます。 このような方法をとっておりますけれども,これまでの全国的な行政実例といいますか,そのようなもの等で見ますと,文部省管理局長の回答というものが,これは随分古いんですが,1957年の12月ということになりますけれども,それによりますと,学校給食費は学校長限りの責任で管理してもよいとしながらも,一方では市町村の歳入歳出として徴収,支払いという形をとってもよいという,非常に弾力的な方法がとられているということで,そしてその方法どちらをとるのかというのは,各市町村の判断に委ねられているというのが実情でございます。 そして,お膝元の鹿児島県の状況についてどうかといいますと,現在,公会計に準じて処理を行うよう,これは昭和58年の県の教育庁保健体育課長からの各市町村教育委員会教育長宛ての通知というものがなされておりますけれども,それによりますと,私会計による会計処理を前提として,これまでの対応はなされているようでございます。県の方の考え方というのは,私会計が前提であるというようなことでございます。 市長の方からも答弁がございましたけれども,南九州市の方でも県内の各市の会計処理の方法というものを調査をいたしておりますけれども,各市の会計処理の方法については,回答があったところでございますけれども,一部地域を公会計で行っているところもあるようでございますが,18市が私会計で行っているというような回答があったところでございます。 公会計と私会計におきましては,それぞれ長所短所の方もあろうかと思いますけれども,これまでの私会計のメリットとして考えられていた事項もございます。それから,現状といたしましては,南九州市の方も給食センターの統合とか,そのようなこと等もあって,若干世の中のほうは変化はしてきています。 このような状況ではございますが,全体といたしましては,給食費の債権,会計の透明性,それから給食徴収費の債権管理などを考慮しながら,現時点ではそれぞれの自治体が判断していいのではなかろうかということで,先ほど市長が答弁いたしましたとおり,南九州市の場合は私会計の方で処理をするということで,今は行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(菊永忠行)  ここでしばらく休憩します。午後2時29分休憩───────────午後2時40分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 次に,東兼喜議員。  [10番議員東 兼喜登壇] ◆議員(東兼喜)  先に通告してありました市民の安心で豊かな生活を脅かすまでに蔓延し続けております,ヤンバルトサカヤスデ対策について質問いたします。 その一つとして,発生状況と委託による駆除等を含めた現在の対応策をお聞かせいただきたい。 2つ目に,24年12月の議会において,同僚議員の質問に答弁で,南薩地区総合開発期成会で県に要望していきたいとのことであったが,その後の対応と経緯をお聞かせいただきたい。 3つ目に,今後ますます蔓延が予想されるヤンバルトサカヤスデ対策のため,委員会の設置をして対応する考えはないか,質問いたします。 次に,教育長に,国,県が施工しております南薩縦貫道の沿線,知覧道路,霜出道路の建設工事が進んでおります。この工事に伴い,市内数カ所で発掘調査を実施しているが,発掘状況についてお聞かせいただきたい。 以上,第1回目の質問とし,次回は自席で行います。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えいたします。 ヤンバルトサカヤスデ対策についてということでございますが,まず,発生状況と現在の対応状況を示せということでございます。 ヤンバルトサカヤスデの発生状況につきましては,10月末現在,頴娃地域で52地区,知覧地域で46地区,川辺地域で21地区の合計119地区で発生が確認されております。 ことしは全地域で異常発生が見られておるところでございます。生息域面積につきましては,市内全域で推定1万2,086ヘクタールとなっておりますが,発見されずに生息している地区等もあると考えられることから,生息範囲はより広範囲に及んでいるのではないかと推測をいたしておるところでございます。 ヤンバルトサカヤスデに対する現在までの市の対応状況でございますが,委託による駆除が10月末現在,南九州市全体で106地区,面積にして54ヘクタールを実施いたしております。 また,家屋侵入防止薬剤の助成につきましては,10月末現在,申請件数1,046件,薬剤総数2万6,985キログラム,助成額849万560円となっております。 自治会による共同駆除用薬剤配布につきましては,69地区で1万735キログラムを配布しているところでございます。 次に,2番目の南薩地区総合開発期成会で県に要望していきたいとのことであったが,その後の経緯を問うということでございます。 現在,駆除対策の調査研究や蔓延防止対策等の県に対する要望につきましては,鹿児島県が事務局となっております鹿児島県ヤンバルトサカヤスデ対策検討委員会を通じて要望等を行っているところでございます。 このところのヤスデの生息区域拡大と大量発生によりまして,南薩地区総合開発期成会の構成市におきましても,その対策に苦慮しており,大きな問題となってきているとの情報を得ております。 このため,南薩地区の共通の課題として,南薩地区総合開発期成会を通じまして,県へ要望するにはよい時期ではないかと考えておりますので,来年度の県への要望に向け,各市と協議してまいりたいと考えます。 次に,3番目の今後ますます蔓延が予想されるヤンバルトサカヤスデ対策のため,委員会を設置して対応する考えはないかという御質問でございますが,鹿児島県におきましては,鹿児島県ヤンバルトサカヤスデ対策検討委員会が設置され,生態系研究及び発生状況情報,駆除方法,蔓延防止対策などについて検討,協議することとしており,本市からも委員として参加しているところでございます。 天敵もなく繁殖力は極めて強く,生息域を拡大し続けるヤンバルトサカヤスデの撲滅あるいは抑制のための有効な対策は,残念ながら現在まで見出せない状況であります。 御質問の委員会設置につきましては,有効な対策が見出され,対策を講じるために各課横断的な協力体制が必要と判断された場合には,設置を検討したいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ◎教育長(中村洋志)  お尋ねの南薩縦貫道建設工事に伴う発掘調査の状況等についてお答えをいたします。 今年度,鹿児島県による地域高規格道路南薩縦貫道建設工事に伴い,南九州市内6カ所で発掘調査を実施しております。 内訳といたしましては,川辺町の高付遺跡,知覧町の鞍曲遺跡,牧野遺跡,金山水車跡,知覧飛行場跡,鍛冶園遺跡となっております。このうち,知覧飛行場跡につきましては,本市が鹿児島県から委託を受け,本年9月から来年2月までの予定で調査を実施し,これまでに当時の造成面や水路の底盤を検出しております。 その他の5カ所につきましては,鹿児島県立埋蔵文化財センターが調査を実施いたしまして,鞍曲遺跡は10月に調査を終了,高付遺跡,鍛冶園遺跡,金山水車跡は年内,牧野遺跡につきましては,年度末までの調査予定でございます。 これまでの調査により,旧石器,縄文時代の石器や土器,これに関連した遺構のほか,金山水車跡からは金製錬に伴う水車坑,建物跡などを発掘しているとの報告を受けているところでございます。 調査結果につきましては,今後,専門家の指導を仰ぎながら県及び市がそれぞれの調査報告を取りまとめ,来年度に発行する予定となっております。 以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  ただいま御回答いただいたところでございますが,まず,1番目にヤスデのことにつきましては,きのうとそして先ほども同僚議員が質問をなさったところでございます。 なおまた,24年の10月までに5人の同僚議員も数回にわたって議論をしておるわけでございますが,実はそういうことを踏まえてきょうは重なるところもあるかと思いますけれども,角度を変えて質問をさしていただきたいと思います。 実は私のところにもいいお客さんが9月の1日からいらしております。そういうことで,私もどうしてもこの問題を立ち上げて,一つでも,一歩でも二歩でも前進できればなあと思いできょうは質問をさしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 今先ほど市内の状況等をいただいたところでございますが,ここにも頴娃地区,知覧地区,川辺地区ございますが,この数字,確かに今言った数字と先般いただいた資料と一致します。 この確認はどうであったのか,その辺を少し,いろいろ確認の仕方にもあると思います。恐らく推測であると私もそういうふうに思っています。その辺のどういう方法でこの数字が出てきたのか。 それと今一つ,皆さんが,頴娃地区もここに5,104.2ヘクタールと,知覧もあるんですが,先ほども御回答でこれ以上あるかもしれないという御答弁もいただいておりますが,頴娃地区,知覧地区,川辺地区,この数字は今全体的に各地区ともどのぐらいの割合だと思っていらっしゃるのか,その辺を2点ほど御回答いただきたい。 ◎市民福祉部長(東篤)  面積についての御質問でしたけれども,推測であるのはそのとおりでございまして,なかなかその推測は難しいんですが,私たちがこの推測に用いておりますのは,地域からヤスデの駆除剤を購入する申請が出てまいりますけれども,その家屋を結んでいって,大体の現地等も見て検討はしますけれども,それをば参考にして面積を算出をいたしております。 2番目の大体何割ぐらいかということですけども,面積と地区数と違いがございますので,この場で即答はできませんけれども,大体地区数というのは自治会の単位になっております。正確には若干違いますけれども,264地区ということで当初から地区を定めておりまして,川辺が,ちょっとその地区の合計がわかりませんけども,先ほど答弁した地域ですので,割合についてはちょっと面積なのか,地区なのかで若干違いますので,この場での答弁はちょっとできかねるところです。 ◆議員(東兼喜)  その程度の回答だろうと私もそう思っています。私が聞きたいのは,皆さん方が今発表した頴娃地区で5,104.2平米だと,これは頴娃地区でいえば,頴娃地区の面積は皆さん方も知ってると思うんですよ。その半分なんですよね。 それから,知覧地区も半分なんですよ。頴娃地区は110.31平方キロメートルですから,知覧は120.19平方キロメートル,川辺は127.35平方キロメートル,つまり川辺は皆さん方の数字で1,339.2ヘクタールなんですよ。そうしますと,わずか10%なんですよね。 私は,もう川辺もこれ以上だと思うんですよ。例えば頴娃地区なんか,私はもう6割,7割近いんじゃないかなあと思うんですよ。今皆さん方の数字は半分なんですよ,私は,知覧は半分以上だと思っていますよ。 そこで,今頴娃地区の場合,私どもが観光リゾート言ってる,つまりアグリランドね,それから瀬平公園,今私が言ったのをちょっと書いとってくださいね,その辺に入っているのか,入っていないのか。 それから,知覧地区でいえば平和公園,あの自由広場から体育館付近,文化会館付近,これを確認している,もちろん運動公園も含めてね。それから立山に観光の名所,無仏のあれがありますよね,あそこなんかにも入っていないようになっているんですが,もう事実入っているんです。この辺も皆さん方確認しているのか,それもお答えください。 それから,川辺地区ですよ,川辺地区なんか清辺りはもちろん入っていないと思うんですが,磨崖仏付近なんかも確認しているのか,それから塘之池周辺,ここ辺はどうなのか。 それと,私,このことでちょうど川辺高校から県道が阿多川辺線が走っているんです。297号線ですが。ここの川辺からちょっと行きますと,阿多の手前に集落があるんです。この集落は南谷集落,川辺の方々御存じだろうと思う。ここの方が,川辺から入ってきたと,こう言っているんですよ。本当なんですよ。これがすごいんです。このことは後で触れます。 ここで実験をやっているところがあるんです。それで,今私が言ったこの地域を,確認をしているのかしていないのかお答えしていただきたい。していなけりゃしていないでいいんですよ。 ◎市民福祉部長(東篤)  ちょっと地理的に疎いところもございますが,地図上に落として議員にもお渡しをしたかと思います。アグリランドえいについてはまだ発生していないと,瀬平公園についても同様でございます。平和公園につきましては,発生している地域もあるというふうに思われます。岩屋公園については発生はいたしておりません。それから塘之池公園周辺についても発生はいたしていない状況です。 以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  多少は合ってはいますけど,ほんとはまだ私,あんた方も,まあそりゃ人間も少ないことだから大変でしょうけれども,頴娃の場合,もうアグリにも入っているという人がおったわけですよ。私は見ませんでしたけれども。この辺もやはり入っているという人がおったなら,もうこれ入っているんですよ。そう思わなきゃだめなんですよ。 それから,瀬平公園です。瀬平公園には皆さん入っていないと言ったけれども,もう見た人がいっぱいいるんです。だから,これは南九州市ではまだありませんから,恐らくもうあの辺に准看護もあったわけですから,あの辺の郡にも近いから,その辺も恐らく話が来るだろうと,薬の折衝もあるだろうと思っています。 そういうことで,今言ったところも今後はひとつ観察をしていただきたい。 質問がいっぱいありますので先にいきます。 そこで,皆さん方はこのヤスデの生態というものをどの程度認識しているものか,おっしゃってください。わかっているだけでいいです。 ◎市民福祉部長(東篤)  生態についての御質問でございますけれども,文献によりますと,ヤンバルトサカヤスデの寿命は1年程度であると。集団で移動する時期が4月と6月ということと,それから10月から11月の成虫になったときの集団移動ということで,ちょうど今の時期でございます。繁殖期が10月から11月でございまして,10月,11月交尾で,約1カ月で産卵をいたしまして,その後,8日程度で孵化をするということでございます。特に湿度の高くなっている雨上がりの山に集団移動が見られると。腐葉,落ちた葉っぱを餌にしているということで,天敵はいないということでございます。 簡単に申し上げましたけれども,以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  勉強はなさっているなというような気がします。 それで,私もこのことで,県,それから薬をとっているサンケイさん,それから有恒社,それからペットコントロールのところにも行きました。もちろん私が行ったのは,駆除を含めて,どういう研究をなさっているのか,どうしているのかということを私は確認したかったんです。というのが,後にまた質問しますけれども,サンケイさんも研究はしていると言うもんだから,それならば見せてくださいと私は言うわけです。すると,県を通じなさいと,県の委託ですからと。そして県に行って,県は南九州市の松ヶ浦の出身の方なんです,皆さんも御承知だろうと。名前は申し上げません。何年ですかと言うたら,もう3年県庁でこの担当をしているんですよ。その方さえもわからないんです。ほんと難しいって。どうしようもないってことはこれだけなんです。もちろん,県下はあちこち回っています。もうあちこちですから。 それで,このヤスデの生態を一生懸命教えてくれたのは,今薬をとって,ある人なんです。ある人から,資料までいただいて,それで総合的に私も,ああ,こんなもんかと。例えば,ヤスデというものは,4月,5月にも産卵するんですよ。9月,10月ばっかりじゃないんですよ。確かに1年したら亡くなります。ということは,ヤスデ1匹300から600個産むわけです。最低300個だとしても,1匹が4月,5月にはもう9万個になるわけです。1匹が300個産むわけだから。その300個の幼虫が大きくなって,また9万匹になる。今度は10月,11月にまた産卵する。2生する場合もあるちゅうんです。そうしますと,2,700万匹ですよ。すごい勢いなんです。だから,早く言えば,1年すりゃ死ぬんだけども,それが仮に3割は低温で,昨年あたりは冬場に温度が低かったから,それで亡くなったともあります。最低3割から5割は生存する,孵化は,卵は孵化するんだと言っているんです。そうしますと,100倍増えるわけです。だからすごい勢いなんです。とてもじゃない,手もつけようがない。この数字からすると,私は本当に厄介なものだと。 早く言えば,もう来年は100倍になるんだという考え方をしなければ,この対策は追いつかないという話も出てきました。 そういうことで,ひとつその話を次に質問させていただきますが,今,そこでうちは,サンケイさんから薬もとっている,あるいは有恒社さんですか,2社からとっている。この契約方法というものはどうなさってやっているのか,その辺をお聞かせいただけませんか。 ◎市民福祉部長(東篤)  今有効な薬剤は6種類ほどございますけれども,サンケイ化学と有恒社でございます。そういうふうな状況でございますので,見積もりによります随意契約ということでございます。 ◆議員(東兼喜)  確かに随意契約だろうと思っております。もちろん見積もりでしょう。そこで,うちがとっているのは,ここに資料の中で助成に,それから市の駆除分,自治会共同防除分と,単価が違うんですが,これは何で違うんですか。これを説明してください。 ◎市民福祉部長(東篤)  市民への配付分につきましては,3キログラムの粉剤でございまして,あとについてはもちろん用途が違います。ムシクロパーペイドというものについては,3キログラムですけれども,これは成分が若干違います。これは毒餌剤ということでございます。それからミリペーダ粒剤というのは,2キログラムの袋剤でございます。これも毒餌でございます。それから,ミリペーダ液剤というのは,1リットルの液剤でございます。これは接触によります駆除をする分でございますので,それぞれ基準の単位が違うというようなことでございます。 ◆議員(東兼喜)  それでは,もう一回確認しますよ。資料は恐らく皆さんのお手元と一緒だろうと思うんですが,ここに助成分のコイレットとございます。単価は,私が計算すると280円なんです。それと,今度は下にいって,市駆除,自治会共同防除の場合は,373円79銭と,私が計算すると単位がなるんですが,この説明は,成分だけでこうなるんですか。どうなんですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  価格のお話でございますけれども,市が購入します分については,補助を含めて,コイレット,ヤスデガード粉剤というものについては製品価格が1,230円でございます。それの3割が個人負担ということで,それぞれ370円が個人負担でございます。それからノックダウンダスターというものは1,540円が製品価格で,個人の負担が470円となっております。あとは,自治会に配布する分,委託で散布をする分については,ムシコロパーベイドが1,836円とミリペーダ粒剤が1,620円,ミリペーダ液剤が1万9,440円ということです。 以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  それでは,ここにノックダウンとかあります。これが助成の場合に350円で,今度はここの下の方の市駆除が437円,早く言えば70円近く違うんだけれども,つまり,この分は市が全額持っているということですか,その辺ちょっと教えていただけませんか。ちょっと理解ができないんですが,もう一回再度。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。午後3時10分休憩───────────午後3時11分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ◎市民福祉部長(東篤)  先ほど申し上げましたように,個人負担はコイレットとヤスデガードが370円でございます。それからノックダウンダスターが470円でございます。 ◆議員(東兼喜)  わかりました。資料はもう同じだからすぐ答えなきゃ。私こんな資料をもらったって,ほんとこれもさっき言いたかったんだけど,何もわからないですよ,こんなのもらったって。あんた,一般の市民だったら失礼になりますよ。だから注意してくださいよ。それじゃわかりました。 今,我が南九州市は2社からとっています。このサンケイさん,有恒社さんと,これに当たっては,どちらが優先なのかというのも,私どもはこれ判断できないわけだけれども,薬の効果とかいろんなのを判断して,半々にとるとか,あるいはどうするとか,その辺は協議の上でやっているだろうけれども,その辺はやっぱり均等になさっているつもりなのか。これから見ると差がやっぱりひどいように感じてならないし,その辺も含めて,これはどういう話し合いのもとでするのか,ただ二,三人の方々で決めているのか,随契にしてもその辺ちょっと説明していただけませんか。 ◎市民福祉部長(東篤)  これにつきましては,市民の皆さんが購入する分についてを助成をしておりますので,市が,これがいいですよという,まあ状況によってアドバイスはいたしておりますけれども,市がこれにしなさいとかということではございません。それぞれ使用の用途がある程度のものはありますけれども,見ていますと,自分の知識で,いろいろ人に聞いたりとかで,それを選んでいるんじゃないかというようなことでございます。 決して,市が強制的に,これをしなさいとか,サンケイがいいとか有恒社がいいとか,そういうようなことで決めているものではございません。 ◆議員(東兼喜)  私は,もちろん財政が伴っているからこのことも話してみたかったんです。2社しかなければ仕方がないけれども,その辺も十分検討する余地があるんじゃないかなということも,今後,これは議論はしませんけれども,まだ同じ薬剤をつくっている会社があるんですよ。私はもう言いません,公表はしませんけれども,ありました。 それで,その辺も十分今後,この薬のことについては,ヤスデの駆除については薬しかないというのが,これはもう判明しております。だから,どこに行っても,早く言えば,サンケイさんは研究はしているというけれども,事実していないんです。しようがないんです。これも県の方もそうおっしゃいました。県の方と一緒に行くようにしておったんだけれども,忙しい忙しい。何で忙しいのと。それで私が「してないんでしょう」と言ったんです。そしたら,返答がないもんだから,私は面と向かって言いましたよ。だから,今後は別な業者さんとも話しました。食うしか現在のところ,早く言えば審議を含めて,内容を含めて,防除策はないだろうというようなことをおっしゃいました。市長もこのようなことを,きのうもきょうもそういう答弁もあったような気がします。 そこで,次に入ります。今度は,今駆除について,シルバーさんにお願いしてやっているわけです。そこで,もちろんシルバーさんも随契だろうと思うんです。この委託業務の内容を,どういう内容なのか教えていただけませんか。 ◎市民福祉部長(東篤)  シルバーが一番経費的に安いというようなことの判断で,シルバーにお願いをいたしておりますが,これは液剤なり粉剤なり,自治会からの要請によりまして,道路脇等について散布をいたしているものでございます。単価については,実績で支払いをしておりまして,1日9,240円ということでございます。これは機械を込みで。 以上でございます。 ◆議員(東兼喜)  それでは,これも資料は一緒だと私も思っておりますが,確かに合併当時は森林組合さんとか頴娃の方にお願いしておったのも記憶しております。なぜこれを話すかといいますと,できれば私も去年は特会だったので,もっとこのヤスデの方を,少しでも勉強しようかなと思っておった矢先だったんですが,それはそれとして,ここに23年度から24年,25年,26年度,資料をいただいておりますが,シルバーが23年度が53日,24年度が78日,25年度が38日,26年度が48日としますと,もう時間がありませんので,25年度の決算でいいますが,25年度はここでは38日,決算書では,これは施策成果説明書の中でも78日と出ているんですが,これはどっちが正しいのか,そこの数字は前後しているのか,その辺を。確かに単価は924円というふうに書いてあります。そこで,まずこの23年度,24年度,25年度それぞれの数字の日数は1人当たりの日数のことなのか全体の日数なのか,その辺をちょっと説明していただけませんか。 ◎市民福祉部長(東篤)  全体の日数でございます。 ◆議員(東兼喜)  それでは,例えば25年度,去年の決算でいきますよ。1日機械持ちで9,240円でしたよって。この数字が合いますか。合いませんよ。 ◎市民福祉部長(東篤)  ちょっと詳しいその決算の額,日数等を今確認はできませんが,考えられるのは,丸々1日ということではなくて,日数を按分したのを割ったというふうに聞いておりますので,その関係もあるのではないかというふうに思います。 ◆議員(東兼喜)  それは回答になっていないですよ。私が聞いているのは,25年度の決算で78地区しましたよと。そして金額も出てきている。ここに38日出て136万9,200円でしたよと書いてあるもんだから,人間と総体が合わないが何でやろかなというのを聞いているんです。これをはっきりと答えてよ。 ◎市民福祉部長(東篤)  済みません,質問の内容が今よくわかりました。38日と78地区ということですけども,1日に数地区する場合もございますので,その関係ではないかというふうに思います。 ◆議員(東兼喜)  それじゃ,再度確認します。25年度,24年度,もちろん26年度も,この数字は,日数ではなく地域のことということですか。どうなんですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  お示しをいたしましたのは日数でございます。お示ししてある78日,38日,26年度が10月末現在で48日ということでございまして,決算は地区数で表現をしているということですけれども,それは先ほど申し上げましたけれども,1日に2地区,3地区する場合も含まれているということですので,この数字とは合致しないということです。 ◆議員(東兼喜)  それでは,こういうふうに理解していいんですか。私なりに計算したことです。25年度のことを言いますよ。38日だったけれども,実際は148人出ておって136万2,900円だったということでよろしいんですか。私の計算ですよ。そういうふうに捉えるんですか,どうなんですか。大切なことですよ。決算書を作るに当たって,そんならばもう1回やり直さなきゃいかんじゃない,これを。 ◎市民福祉部長(東篤)  決算書はもう間違いはございませんけれども,表現の仕方でございまして,日数で38日ですので,先ほどから申し上げますけれども,1日に地区数を2地区とか3地区とかする場合もございますので,その差がこれと合致しないということでございます。 ◆議員(東兼喜)  理解しました。そうしますと26年度は10月の31日までに48地区じゃなくて48人だったということでいいんですか。どうなんですか。人ですか,これ。 ◎市民福祉部長(東篤)  9,620円ですので,同じことになります。48日,48人であるということです。 ◆議員(東兼喜)  このように,我々議員の方がわかるように,今度はその辺の資料もひとつ工夫していただきたい。これは時間が,もう幾らあっても足りません。 そこで,できればシルバーさんがやってくれることはいいことなんだけども,早く言えば,市が要請するこの方法です。そういうことで,私はもっとこの辺,機械持ちに9,240円に1日の日当を出すわけだから,それぐらいの仕事をしてもらわなきゃほんとは困るんですよ。 なぜこんなことを言うかというと,うちの集落で頼んだんです。ただ山に行って,薬を2袋持っちょって振って,終わりましたと。あそこは竹ん子が出っで振らんがなと。もうそれで帰っちゃったと。それも1日なんですかどうなんですか。その辺はどう確認するんですか。教えてください。 ◎市民福祉部長(東篤)  まず,先ほどの38人か日にちか人かということでございましたけど,私がちょっと勘違いをいたしておりまして,これは38日の間違いです。38日の中に何人かで作業をしているということ,それから先ほど言っていますけれども,1日に何地区かをするというようなことで,数字が合わないということでございますので,御了承願いたいと思います。 そのシルバーの関係につきましては,ちょっとその現場を見てはおりませんけれども,我々は真摯に仕事はちゃんとやっているという報告は受けておりますので,タケノコが出たりするというところはやはり薬をかけない。薬剤が残ることもありますので,発言としては適切かどうかわかりませんけれども,そういうふうに発言したのではないかと思います。もうかけなかったということについては。 先ほど,議員からもありましたけれども,タケノコに少し残るんじゃないかというようなことをおっしゃる学者の方もいらっしゃいますので,そのことを理解をしていて発言されたんじゃないかというふうに思います。 ◆議員(東兼喜)  答えもあんた方も苦しいだろうと思うんです。実際はそりゃあんた方も自分でヤスデばっかりかかっていられないわけだから,薬の販売,薬の申請の取り扱いばっかりじゃいかんわけで,ほかの仕事がいっぱいあるわけだから,市長さんもすばらしい職員だと言っていらっしゃるから,私それだけならばシルバーさんにどこどこをしてくださいと頼むわけだから,足を運んで言って,それぐらいある程度の確認はとしたことはあるんですかないんですか。ちょっとその辺,あっこせっくいやんせなあとただ任せっきりですか。もちろん言葉はかけなきゃいかんわけだから。どうなんですか,その辺もうちょっと面積をくくって,ここだけは,袋は幾らいるから,薬から全部シルバーさんに任せっきりですかどうなんですか。その辺,もう一回説明してくださいよ。そこを聞きたいんですよ。 ◎市民福祉部長(東篤)  作業の報告については,写真とそれから図面で報告をいただいております。それと担当も,全部ではございませんけれども,最初に案内をしたりする場合もございますので,先ほど来の,忙しかったりというのは理由にはなりませんかもしれませんが,なかなか全部を確認をしていくということにはなっておりませんけれども,ある程度抽出した中で確認検査はいたしております。 ◆議員(東兼喜)  私が言いたいのは,シルバーさんでも,このヤスデ駆除をする方の話も聞いているんですが,ほんと,あんた方が言うのと受ける側とは全然違うんです。もっとその辺,ただ口のやりとりで頼んどねと言うぐらいじゃだめなんですよ。お金を使ってやっているんだから。シルバーさんは補助までくれてやって,お願いしているわけでしょう。もうちょっとその辺を厳しくやってくださいよ。ただいいかげんに,二,三人の方が,いや,はいわかりました,そうしますと。それじゃいかんですよ。大体,面積を持って,あんた方も長年やっていらっしゃるわけだから,もうヤスデが入ってきて16年になるんですよ。これからまだどんどんどんどん増えるんですよ。そういう最中においてこんなことをしよったら幾らお金があっても足らないですよ。駆除にならないんですよ。なっていないんですよ,現実が。 おかしな話をしますけど,中には薬の半分もいらんやったどねというところもあったと言うんです。もちろん,あんた方の耳には入らないと思いますよ。入ったら大変ですから。そういうことがありますので,十分今後は契約に当たっても,もちろん随契は仕方ないでしょうけれども,私はこの辺ももっと抜本的に見直して,お金が業者よりも安いからシルバーさんに頼んだという答弁じゃなくして,何とかしてこれも工夫して,どんどんどんどん年寄りは増えてくるんですよ。自分でできなくなる。そんな時には市がお手伝いしなきゃならんような現状があるんですよ。きのうも,市長がもう苦しい答弁をしていたのはそこなんですよ。まあひとつ,この辺十分留意してやっていただきたい。 それから次にいきますが,今,駆除に当たって,いろいろ多面にわたりましたけれども,そこで,今南薩縦貫道が下郡のちょうど豊玉姫神社から川辺に向かった500メートル先でやっています。今発掘調査をやっているちょうど上になるんですが,あそこの上に人家があって,その人家が立ち退きを食って,その上を全部雑草から竹藪からいっぱい雑木林があったんです。それを今,業者さんが,もう特定ですので申し上げませんが,運び出しておるんです。 私が,これはどこに運ぶんですかと言ったら,川辺方面だとおっしゃったんです。それも大きな11トントラックで,3台,4台の車が運ぶんです。土じゃないですよ,その雑木林から竹やぶから全部,その表土を運び出しよったから,それで,ここはヤスデの一番,すごいところだが,どこに持っていくんですか,どうするんですかって言ったら,いや,消毒をするからって。それで私は消毒まで丸半日おって,その6台のトラックを見ておった。運転手さんがちょっと最後は苦い顔をしていましたけど。 もちろん薬剤は液です。もちろんタンクを据えつけて,出るたびに発動機を起こして薬を,トラックの上に乗って,こうやってぱあっといくんです。私,いいましたよ。こんなやり方でいいんですかって。一番ここは,早く言えばすごいところなんですよと。いや,それは知っていますと。それで,市は立ち会っていないんですか,市は何とか話はなかったんですかって言ったら,「いや」。もちろん彼らは市の先生方はいらっしゃらないほうがいいでしょうから。どんどん運び出しているんです。場所はここだと認識していますか,どうですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  今のお話ですと,ちょうど文化財が出た城ヶ崎のあそこから知覧トンネルの手前のところに盛土材として運び出しているというお話だろうというふうに認識をいたしました。 ◆議員(東兼喜)  運び出し捨てる場所を知っているか。 ◎市民福祉部長(東篤)  ですから,トンネルの手前のところの盛土材に活用した土だろうというふうに認識をいたしております。 ◆議員(東兼喜)  確かな情報も得ましたけれども,私はやっぱり川辺の勝目の捨て場だと思っておったら,そうじゃない,そこは近くは近くらしいですが,そこに運び出している。今度はそこで大変なことになるんではないかなと思っているんです。その問題はほんとあんた方も目を光らせて,そんなところには進んで行って,見てください。 それと,皆さん方が今までに,決算書を見て何を見ても,成果はあったと。表現しているんです。つまり,薬なのか知らないけども,とりあえず成果はあったと。私は,この言葉も,いかように皆さん方は判断しているのかわからないけども,今後は,もっと決算書の,あるいは主要施策成果についても,,ヤスデについては成果は上がっていないんですよ。薬の効果が上がったと書けばいいんですよ。そう書かないと,成果があったと言うもんだから,成果があればそれの結果は出てくるんだけれども,結果が出てきてないから,私はこう言いたい。 それと,先ほどあんた方の数字で,頴娃,知覧は5割以上,それから川辺は1割,もし市内全体が6割ないしは7割になったと,もし進捗状況がそういうふうに進んだと,あんた方が仮定した場合ですよ。早く言えばどのような考え方,対応というものを考えていらっしゃるのか,その辺。まだ遠い先じゃないかもしれないけれども,川辺は1割だけれども,もし今の川辺が5割になったり,知覧,頴娃が7割,8割になったら,その対応というものをどう考えているかということをお尋ねします。 ◎市民福祉部長(東篤)  それは数年先か,全体に蔓延するのは予想はされます。その場合に,どう対応するかということですけれども,抜本的な対策は今のところはもう見出せておりませんので,市民の皆さんに不快害虫が進入しないような対策として薬剤を補助をするというような,今の対策でしか今のところは考えられないところでございます。 ◆議員(東兼喜)  そこで,この対策の検討委員会のことですが,早く言えば,何か後手後手に回って,もっと大きくなってから県が何とかかんとかとこう書いてある。これじゃ,地元の問題だから,私,早急に立ち上げるべきではないですか。これは担当課はお尻を叩かないかんから,担当自らがやろうやという気になりませんか。どうですか。 ◎市民福祉部長(東篤)  答弁いたしましたように,具体的な対策があれば,見出せればそれに向かって全庁的な取り組みをしなければいけないという,おっしゃるとおりだろうと思います。しかし,残念ながら,今の段階で具体的な対策はないわけでございますので,今は我々が支給をしたり,自治会にお願いしたり,市で駆除を行ったりというような対策しかとり得ませんので,今現在のところでは委員会を立ち上げて対応をとるというようなことには今は考えておりません。 ◆議員(東兼喜)  それじゃ,最後になりますが,市長にぜひお答えいただきたい。市長,我が南九州は基本理念として,「くらしといのちが輝く心やすらぐまち」を目指しているんですよね,それも行政と市民も一体となってやっています。そういう中で,まして我が南九州市は観光もあります。(「東議員,簡潔に」と呼ぶ声あり) そこで,我が観光の振興にも悪影響を果たしているんじゃないかと。私は住んでみたい,行ってみたいという南九州のイメージダウンにも危惧されておるんですが,市長,この辺を含めて本当に駆除対策に今後取り組んでいきたいという決心をひとつお持ちでありませんか,どうですか。 ◎市長(霜出勘平)  このことについては,もう先ほどから申し上げておるように,我々本当に苦慮しております。この一般質問を控えて東議員もいろんなところに行って勉強されたと思います。 だから,その結果,議員もいい方法は見出せなかったんじゃないかと,このように私も思う。それほど難しい問題ですよね。本当にもうすぐに1匹もいなくなるように駆除をやっていきたいんですが,本当にいい手立てが見つからない,本当にこれは議員もよく御存じのように,これが現実です。 だから,今は薬をまきながら少しでも駆除をしていくというようなことしかないんじゃないかというふうに思っております。勉強されたんだから,いい駆除法があったら,教えていただければ大変ありがたいと思います。そういう現実です。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。午後3時42分休憩───────────午後3時50分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 次に,内園知恵子議員。  [2番議員内園知恵子登壇] ◆議員(内園知恵子)  それでは,市民から寄せられた相談,要望に対し,市民の立場に立って精一杯頑張ります。お疲れのことだと思いますけども,よろしくお願いいたします。 まず初めに,お茶の振興について。 平成26年度の施政方針は,茶流通拠点施設の整備を行い,日本一の茶産地として新たな販売戦略やお茶の持つ健康増進機能の実証,さらにはお茶文化の創造など,総合的に推進してまいりますとあります。 一つ,南九州市には年間約80万人の観光客が訪れますが,これらの観光客をターゲットにして茶の総合的施設「見る工場」を建設する考えはないですか,お尋ねいたします。 2つ目に,平成24年度の施政方針では,茶業の振興について,茶産業の健全な育成に努めますとあります。3年連続の価格低迷で,今日では茶業振興を目指して帰農した,Uターンした若者が,将来の営農に不安があり,一部に離農の動きもあります。 農業者の高齢化が進んでいる今日,若者の就農は貴重な存在となっています。茶の振興の立場から行政・JA・茶業者などの出資による基金などで価格補償制度を設置し,健全な育成を図る考えはないか,お尋ねします。 2番,市道愛護作業について。 市道愛護作業,自治会によっては県道も含みます。この作業で高齢化の進んでいる自治会では,外部に頼らざるを得なくなっています。結果的に,1世帯当たり1万円の負担となっている自治体もあります。本来,市道管理は市が責任を持つべきと考えます。愛護作業について,受任の意向調査などを行い,実施すべきではないでしょうか,お尋ねいたします。 3番目に,頴娃地区の中学校再編について。 頴娃地区の中学校を再編することとしていますが,若者定住や移住対策を充実し地域を活性化することにより,3中学校を存続する考えはないか,お尋ねいたします。 あとは自席で行います。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  内園議員の御質問にお答えいたします。 茶振興について,2問あるようでございますが,まず,最初の「見る工場」を整備する考えはないかという御質問にお答えいたします。 南九州市は薩摩半島のほぼ中央に位置しており,直径20キロ圏内に鹿児島市,指宿市,南さつま市に囲まれた地理的環境にあります。 また,知覧武家屋敷群や頴娃番所鼻自然公園,川辺清水磨崖仏群など,観光資源があり,国内有数の観光地指宿市と連動して,年間約80万人の観光客が訪れております。 これまで多くの交流人口がある中で,観光客をターゲットにした体験型の観光施設は必要と考えております。 特にお茶については,市の特産品であり,市の経済を支える基幹作物であることから,これまでも新規茶工場建設に当たって,見学路を設置している事例もあるところでございます。 また,お茶の体験型観光施設として,畑の郷水土利館は,お茶の手もみ体験や本格的な喫茶体験のできる施設であり,修学旅行生を中心に入館者数も増加しているところであります。 今後,南薩縦貫道路の整備によりまして,さらに交流人口の増加が期待できることから,地域産業と観光を関連づけ,市の特産品であるお茶を初め,仏壇などの伝統工芸など総合的な体験型観光に結びつけていくため,見る工場もさることながら,体験型施設などの整備についても,既存施設の活用も含めて,市民,団体並びに各関係機関に検討,協議をしていただきたいと考えておるところでございます。 次の茶振興の2番目でございますが,価格補償制度を設ける考えはないかという御質問です。 長引く景気低迷に加え,食生活の変化等から茶の消費は減退し,あわせて,茶の価格は低迷しており,茶業にとって大変厳しい環境下にあります。茶産地の健全な発展と茶業経営の安定を図るため,さまざまな対策が講じられているものの,大きな進展はなく,さらに厳しい状況にあります。 御指摘のとおり,茶の価格が補償されれば,茶業経営の安定につながるものと考えますが,お茶の価格帯は,上級煎茶や番茶など茶種によって違うほか,生産される地域や一番茶,二番茶等の時期によって大きく異なるところでございます。 また,生葉販売のみを行う茶業者から,仕上げ茶の販売を行う茶業者まで,多様な経営体があり,さまざまな価格が存在しており,農家ごとに収益性も大きく異なる特徴があります。 このため,お茶につきましては,他の作物で行われているような価格補償の基礎となる補償基準価格を一律に設定することは極めて難しい状況にありますことから,現段階では価格補償制度の設置は大変難しいと考えております。 このような状況の中で,茶業経営の安定対策として担い手や法人等への農地の集積や茶工場の合理的再編などの生産基盤の強化や,茶消費拡大と併せ,茶流通対策への支援が重要であると認識し,これらに対して積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に,市道愛護作業についてお答えをいたします。 道路愛護作業につきましては,御指摘のとおり,高齢化や人口減少によりまして自治会員による伐採作業が困難となり,一部の自治会におきましては,業者等へ委託している事例も見られることから,年々困難な状況を迎えるのではないかと危惧いたしております。 道路愛護作業につきましては,受任の意向調査により実施する考えはないかとの御質問でございますが,仮に受任の意向調査を実施した場合,受任しない自治会が増えることが予想され,市道の維持管理に対する市の負担がますます増えてくることになります。現在の維持管理体制や財政状況を考慮いたしますと,今後,市道の適正な維持管理を続けていくことがかなり難しい状況になると思われることから,受任の意向調査については実施する考えはないところでございます。 市といたしましては,施設愛護に対する意識の高揚を図るためにも,官民一体となった活動が大事と考えていることから,今後も引き続き各自治会の実情に応じて,可能な範囲内での道路愛護作業をお願いしてまいりたいと,このように思っております。 中学校の再編については,教育長より答弁をいたします。 ◎教育長(中村洋志)  お尋ねの頴娃地区中学校再編に関する質問についてお答えをいたします。 若者定住や移住対策については,総合計画の前期基本計画に引き続き,後期基本計画においても,重点プロジェクトに掲げ,総合的に取り組んでいるところでございます。 しかしながら,子どもたちを取り巻く社会環境は,目まぐるしく状況が変化し,少子高齢化は児童生徒数の減少という形で,子どもたちの教育環境にも大きく影響を与えてきているところでございます。 急速な少子高齢化の進展が国の課題となっている中,本市が人口減少を克服し,さらには児童生徒の増加を図っていくことは難しい状況であると考えております。 このように将来的に本市の学校のさらなる小規模化が進むことが予測される中,魅力と活力ある学校づくりを目指して,将来を展望した本市小中学校の適正規模について協議,検討するため,平成23年8月に,南九州市学校のあり方検討委員会を立ち上げましたことは,御承知のとおりでございます。 平成24年10月には,南九州市の学校の適正化規模という内容の意見書の形で,この委員会から報告を受けたところでございます。この意見書の内容に基づきまして,平成25年8月に,本市の学校の適正規模に照らした頴娃地区中学校の規模について協議,検討する南九州市頴娃地区中学校再編検討委員会を立ち上げ,12月には中学校の再編統合を実施すべきであるとした答申をいただいたところでありました。 いただいた答申の内容等につきましては,頴娃地区の住民の皆さんへの説明を平成26年3月から6月にかけて行い,3中学校の再編に向けた準備,協議等を開始しましょうとした決定に至ったところでございます。 なお,再編に向けた準備をスタートさせることになった経緯等につきましても,住民の皆さんへ10月中に延べ3回にわたって説明を行ったところでございます。 現在,統合中学校開設準備委員会での協議開始に向けての準備中で,今後,地区公民館長や有識者,保護者の代表など幅広い方々で構成する準備委員会において,統合中学校の場所や生徒の通学方法など,多くの項目を協議していくこととしております。 頴娃地区の中学校の将来の教育環境を考え,3中学校の再編という結論に至った経緯を踏まえますと,子どもたちにとって魅力ある学校をつくることが,若者移住・定住にも好影響を与えるものであると考えております。 子育て世代の方々にとりましても,より質の高い教育が実践され,子どもを通わせたいと思わせるような学校づくりを目指していくことが,地域の活性化にもつながるのではないかと考えているところでございます。 以上でございます。 ◆議員(内園知恵子)  それでは,お茶の振興についてから順次行っていきたいと思いますが,この中で,私が要望いたしました見る工場をつくる考えはないかということ,総合的な施設をつくる考えはないかということに対しましては,そういう考えがあるということで御答弁いただきました。 この中で,ちょっと要望も入れてみたいと思いますが,嬉野市では見る工場を造って観光ルートに組み込んでおります。そこでは,お茶の関連商品をたくさん売っています。 南九州市,旧知覧町の平和会館及び武家屋敷だけで80万人おるそうです。それにまた頴娃町の釜蓋神社が今増えているそうで,そこでまた10万人ぐらいいるという,このような観光客を最大限に活用いたしまして,お茶の製品開発ということでアイスクリームとか,お茶を使ったお菓子とかケーキとか,またそれにも唐芋も生産量が多いところですので,地場産として唐芋やら焼酎,また旧川辺町の川辺仏壇の技術を生かした工芸品ですか,こういうものも展示即売などを一緒にしていくような総合施設を中心にして,こういう工場を考えていってくださいということで,要望は通ったような感じですが,市のほうとしては,何かこれに対していいアイデアなどはあるでしょうか,お尋ねいたします。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えします。 非常に交流人口が多い中で,この交流人口を生かして経済を成り立たせるというのは非常に重要なことだと思います。 先ほどありましたように,見る工場ということで,以前,新規工場を建設する際に設置したことがあります。これにつきましては,知覧地区の有限会社西垂水茶業,これは平成4年度に建設をいたしております。また,頴娃地区のクリンティかごしま有限会社,ここにつきましては平成10年度に,2階部分に見学路を設置し,見学をしているところでございますけれども,見学となりますと,見学時期も茶の製造時期4月から8月となってくるということになります。 また,8月以降は稼働しない時期,ここにつきましては茶工場の電気料の基本料金を節減するため,茶工場の電源を切るということで工場内が暗くなり,受け入れ困難となっているところでございます。そういうふうな状況でございます。 また,JA南さつまの茶業センター,ここにおいては出品茶工場と併設して仕上げ加工施設がございます。ここにつきましても,出品工場の稼働時期以外の時期,5月以降になりますけれども,この時期に工程の紹介をしたり,それから仕上げ加工施設,作業路を使用して見学コースをつくって見学していただいているということになっております。 ただ見る工場となるとなかなか需要がないということでございまして,現在,体験型の施設ということで水土利館のことを紹介をしたところでございます。体験型になりますと,修学旅行生を中心にして入館者も増えているということになっております。 先ほど80万人という中で,知覧地区においては交流人口もあります。さらに,新たな観光施設として釜蓋神社等もあって,交流人口が増えているところでございまして,この交流人口に市の特産品を販売していくという施策でいろいろと取り組みをしていかなければならないということになります。 見学体験型の施設にしましても,既存の施設を有効に使いながら,また今,市民の団体等でその施設等の協議もなされておりますので,それらをお聞きしながらまた進めていくということを考えております。 ◆議員(内園知恵子)  今,お茶の体験型観光施設として畑の郷水土利館のお話が上がってまいりましたが,ちょっとそこまで,平和会館と武家屋敷に来た方々を連れていくルートというのを考えるのはちょっと無理かな,どうなのかなと思ったりもしますけど,どのように考えますか。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えします。 ただいまありましたように,知覧地区,特攻平和会館を中心に80万人の方々が交流人口としてございます。それをまた畑の郷水土利館までつなぐということは,非常に距離が遠くなってきておりますけれども,現在,状況を見てみますと,釜蓋神社も頴娃地区にあります。さらに,大野岳も今新たな観光として茶寿階段等を設置しているということで,そちらの方にも交流が図られていると。 また,畑の郷水土利館についても図られていますが,その理由として家族でマイカーで,さらにはレンタカーで観光される方々が非常に多くなってきているということで,付加価値を高めた形で紹介をしていくという形で進めていくと,また交流もそちらの方に流れてくるのじゃなかろうかと思っております。 ◆議員(内園知恵子)  距離は長いけども,大野岳やら,また釜蓋神社やらいろいろとあるということで,そういう80万人,90万人という人たちがただ戻るだけではなく,せっかくこちらにいらしてくれるんですから,知覧町のお茶を宣伝して,どうにかしていかないと,本当にお茶の人たちが大変だということですので,こういう要望,提案が上がっております。 この人たちの見る工場というものを一つにまとめて,今まである施設を生かすということももちろん大切なんですけども,近いところにまとめてこういうことをしていただくというようなことを協議していただければなと思いますけども,協議しますということで,検討しますということで御答弁いただいておりますので,次に入ります。 お茶の補償制度は,農産物の中ではお茶だけはまだしていないということで,本当に大変な人たちがおります。お茶を小作に出しましたと,南九州市の茶業の推移表では,荒茶単価が平成24年度は1キロ1,250円,25年度が988円,26年度は1,017円となっております。 茶園を拡大しても,小作料が払えないと言って小作茶園をまた戻してくるそうです。戻された人は返されても高齢のために茶園管理ができなくて,できないから貸したんですけども,それでも小作料払えないということで返ってくると。それを伐根してキャベツ畑などに貸している。これが日本一茶産地の現状です。 荒茶で1キロ1,000円で経営がとんとんだと生産者は言っています。1,000円を下回ったら価格補償制度を活用することで,経営を守ることができるんじゃないでしょうか。平成26年度施政方針は,茶業振興について総合的推進を図るとあります。価格補償制度をつくり,生産者の経営安定を図る考えはないでしょうか,もう一度よろしくお願いします。 ◎茶業課長(大坪力)  質問にお答えいたします。 ただいま議員の方からありましたように,ここ数年,非常に価格が低迷しております。1,000円前後で推移しているところでございます。 お茶価格の補償制度につきましては,茶業界でも話が出ているところでございます。この価格補償については,農作物の価格の下落分を補償するということで,安心して生産活動ができる,また経営安定につながるということでございます。 現在,野菜類を中心に価格安定対策等が取り組まれているところでございます。そのシステムにつきましては,品目を指定する。さらには産地の要件としては,共販面積,いわゆるJAがかかわってくるということもございますので,共販面積を確定する。また,補償対象する数量を確定する。一番重要なものが,補償基準額を設定するということでございます。 野菜類に見てみますと,過去9年間の経済連等の取り扱い単価の平均価格で設定しているというような動きでございます。 先ほど市長の答弁がございましたように,現在のお茶の価格の形態としましては,いろんな茶種がございます。さらに,茶期があって,一番茶から秋冬番まであるということで,市の実績を見てみましても,一番茶が2,058円,二番茶が817円,それから三番茶,四番茶については300円台,秋冬番茶については267円ということで,1年間を通じても非常に格差があるということになります。 また,一番茶の平均2,058円でございますけれども,お茶によって,また地域によって格差があるということで,そのような価格帯があるということでございまして,現在のところ,先ほどありましたように補償基準額を設定するのが非常に難しいというようなことで,現在茶業の方では補償制度はないところでございます。 今後,県のお茶の中央であります茶業会議所,さらには国内のお茶の中央であります日本茶業中央会等に情報発信しながら,このことについても協議をしてまいりたいと思っております。 以上です。 ◆議員(内園知恵子)  ぜひともお茶の生産者を守るために,このようないい制度を利用して,安心してお茶の経営ができるような施策を考えていただきたいと思います。 お茶の日本一の産地づくりの目標指数で,茶業の振興計画の一つに1年間に5ヘクタール茶園面積の拡大計画があるということで,25年3,455ヘクタール,26年3,460ヘクタール,27年,平成ですけど,3,465ヘクタール,平成28年3,470ヘクタール,平成29年3,475ヘクタールと5ヘクタールずつ増やす計画について平成26年度までの実績と今後の目標の達成について,拡張できる戸数と反別はどのくらい見込んでいるのでしょうか,お尋ねします。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えいたします。 市の総合計画後期実施計画の作成に当たっては,本市の茶業が国内最大の産地であるということで,その実現を目指して施策を講じながら進めているところでございます。 目標面積につきましては,総合計画の中の数字のところでも記載してあるところでございますけれども,平成24年度の実績と近年の状況を勘案しながら作成したところでございます。 24年度の実績については,新植が5.23ということであります。その後25年が4.91ヘクタール,また26年度につきましては2.51ヘクタール,さらに現在進めております27年度の事業の申請,これにつきまして6.8ヘクタールということでありまして,ここ6年間の平均が5.59ヘクタールということになっております。 現在,非常にお茶の供給が多いというような状況の中で,新植を増やすのかという話もございますけれども,23年度に制定されました茶業振興法等の目的もあります。さらに,現在の茶業者の経営適正規模の推進という面も勘案しながら,現在5ヘクタールずつ,微増ではございますけれども,増加するということで計画をしたところでございます。 以上です。 ◆議員(内園知恵子)  計画どおりに5ヘクタールずつ,平均で5.59ヘクタールということでしたが,進んでいるということでありました。 この中で,拡張計画の目的達成のため,茶業農家の経営安定のためにも価格補償制度が確立する必要があると考えますが,そういう形ではどのように考えておりますか,お尋ねいたします。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えします。 先ほど回答いたしましたけれども,価格補償制度についてはやはり作物を安定して生産できるということもございます。さらに茶業経営を安定させるということもございますので,先ほど申しましたように各関係機関にまた要望をしていきたいと思っております。 さらに,そのようなことが実現すると,さらに目標達成につながるものだと考えております。 ◆議員(内園知恵子)  お茶を植えてから5年経ってやっと生産ができて,それから永年作物として35年ぐらいお茶は使われるということで,本当に人生80年の半分40年はお茶でやっていかなきゃなんないという人たちにとって,この補償制度というのは本当に大切な問題だと考えられます。 お茶農家の方で,考えなしに拡大し過ぎたのよねという,そんな意見も上がってきましたけども,そういうことの言われることのないように安定してお茶を植えて生活していけるように,それこそ日本一の茶どころなんですから,それに見合ったような政策を考えてやっていただきたいと思います。 お茶については,ぜひそういうことを県のほうにも上げていって,みんなでお茶を守る考えでやっていただきたいと思います。 次に,市道愛護作業についてですが,市道愛護作業で高齢化のために外部委託をしている自治会がどれぐらいあるのか,把握しておりましたらお願いします。 ◎建設部長(下之薗博幸)  道路愛護作業を報償費等でシルバー等に外部委託している自治会があることは承知いたしておりますが,正確な自治会の数は把握はしておりません。 ただ,県の環境美化活動支援事業の平成25年度の実績報告書の中でいいますと,道路愛護作業ではございませんが,河川愛護作業で6自治会ほどあります。 以上でございます。 ◆議員(内園知恵子)  私も高齢化率が74.5%以上の集落を上げてみましたら,頴娃町が源川集落,知覧町が小田代と二ツ谷と牧永野と中須,それから川辺町の自治会では,土喰,打木谷,川原,鉄山,城の前,軸屋,神之下という7自治体がありました。 その中で,皆さんにいろいろとお尋ねしてみましたが,本当に大変で今年からシルバーを頼みましたと,そしたら1家族1万ずつの出費がありましたというような御相談でした。 それから,「どうにか息子やら子どもたちに帰ってきてもらってやっている」と,「どうにかしてもらえればいいんですけどねえ」っていうお話もありました。「みしんは取ってないけども,どうにかやっていますというような状態の高齢化率ですので,人数も足りないし,ある自治会は出てきた人には自治会からお金を払うと,出てこない人はもうしようがないというような感じで,どうにか乗り越えています」と,「これをどうか市のほうで考えてくれればいいんですけどね」っていうことで,いろいろと当たってみました。 それで,このように外部に委託を頼らなければならなくなってきていることに対して,早急に軽減対策を取り入れるべきではないかと考えますが,どのようにお考えでしょうか,お尋ねいたします。 ◎建設部長(下之薗博幸)  この愛護作業につきましては,どこの自治会も年々高齢化が進み,参加人員の確保に大変御苦労をされているということは認識いたしております。 自分たちの集落周辺につきましては,自分たちの手でできる範囲内で維持管理をしていくという意識を持っていただく必要があると考えております。そういうことから,市では愛護作業につきましては,地域の共生・協働と位置づけた取り組みとしまして,皆さんにできる範囲内での作業をお願いしているとこでございます。 以上でございます。 ◆議員(内園知恵子)  県は地域ふれあい環境美化活動支援事業で,自治会の外部委託に対して補助金を年に2,000平方メートル以上,上限7万3,000円を限度に支給しております。南九州市も外部委託費について,実態に合った支給を実施する考えはないでしょうか,お尋ねします。 ◎建設部長(下之薗博幸)  県につきましては県管理の道路,河川等につきまして,一定面積2,000平米以上の面積の作業をされた自治会,団体等につきまして補助を出しておりますけれども,現在市といたしましては,報償金の平米当たりの単価等も合併をしまして増額をいたしております。 そういうことで,現在のところは委託に対する別な追加の報償費というようなことは現時点では考えておりません。 ◆議員(内園知恵子)  今のところは考えていないということですけど,もう本当にすぐにそこに問題が見えていることだと思います。 85歳まで掃除に来ていますという集落もありました。車椅子で参加しているという集落もありました。参加すれば,みしんは取られないということで,そのように努力している,来るだけでもいいんだというような,そういう気持ちで参加して,やっぱり地域の皆さんと気持ちを一つにして集落をきれいにしていくんだという,そういう気持ちに対しては理解できるんですけども,本当にこれだけでいいんでしょうかというのがあります。 それで,市としては,何らかの形を,対策をとってほしいと,この人たちの中からも何とかしてもらえないでしょうかねっていう要望は上がっております。 集落の中でこれを市にお願いしてみたんですかって言ったら,市にお願いしてみたんですけど,そしたら,助成金はもらえないと言われて,それをもらえないと,今度は集落がそのお金で動いているから,あとは動かせないので,やっぱり出てどうにかしてやらなきゃいけないんだというような答えもありました。 そういうのがすぐそこまで見えているわけですから,この高齢化率のパーセントは私が2年前にいただいたもので,ことしのはまだ高いのかもしれません。そういう中で,きのうも同僚議員がされたと思いますけども,大変苦労されながら皆さん愛護作業を愛してやまなくてやっているのか,仕方なくやっているのか,一応今のところは乗り越えているというような状態でした。 また反対に,郡ですか,そこの中の人たちは自分たちのところは掃除がないんだと,僕たちは第3の日曜日にみんなで集まって話をしながらごみをとったり草をとったりしながら,そういう交流を持ちたいんだと,場所によってはそういう反対の理由もあるんです。 それと,ちょっとお尋ねしたいんですけれども,集落によって,戸数にもよりますけれども,その距離がみんな違いますが,それはどこからどこまでの距離なんでしょうか,お尋ねします。 ◎建設部長(下之薗博幸)  この愛護作業につきましては,先ほども申しましたように,できる範囲内で各自治会にお願いをして,自治会がしていただいているわけですので,どこまでしなけりゃならない,あるいは身銭を出して委託をしてまでしなきゃならないというようなことはございません。聞くところによりますと,市あるいは県からの報償費,県の補助金等の範囲内で委託をされているところもあるというようなことも聞いておりますので,無理をしないで,できる範囲内でしていただければありがたいと思っております。 ◆議員(内園知恵子)  大変,その人たちに伝えるにはいい答弁をいただきました。無理しないでしてくださいということで,そのようにお答えしてよろしいんですね。ありがとうございます。 3番目の頴娃地区中学校再編についてお尋ねいたします。 先ほど教育長から,ずっと御説明をいただきましたが,市教育委員会は南九州市学校のあり方検討委員会より,小学校においては複式学級の解消ができる学校づくりを目指す,中学校においては全教科の教諭が配置できるとともに,多様な部活動ができるよう,1学年2学級以上の学校づくりを目指すとの提言を受けておりまして,これに対して,市教育委員会は,頴娃地区3中学校を再編するという結論に至ったわけであります。 本来,学校づくりとは,知・徳・体となっております。検討委員会ももっと慎重にすべきであったと思いますが,教育委員会は多様な部活動ができるようにという課外活動を優先した統合に重点を置いている本末転倒ではないかと思いますが,この点,どう思いますか,お尋ねします。 ◎教育長(中村洋志)  今,部活に重点を置いて,そのことで統合を進めているというような御感想でしたけれども,決してそうではなくて,今言われた知・徳・体のバランスをとるためにも,豊かな学力,あるいは確かな学力が必要ですし,それを支える体,それから,さらにそれを包み込む精神というのは心ですね。このバランスの中で考えているわけでありまして,平成23年,急に浮上した話でもなくて,私,ちょうど約1年になりますけれども,平成23年からあり方検討委員会を立ち上げて,慎重に慎重に議論し,そして,地域の方々の御意見を聞いたり,それからまた説明会を開いたりする中で,非常に積み上げてきたものだというふうに捉えております。 ◆議員(内園知恵子)  市長は平成26年度の施政方針で,後期基本計画で,移住定住促進対策に重点を置くとしています。例えば,姶良市では移住定住者に200万円の助成,旧蒲生町は,若者定住者に280万円の助成をしております。そして,約30区画の団地即売しております。また,志布志市では,農業公社事業で月額15万円,夫婦研修者では25万円を支給しております。 このように,新規就農者など育成事業の見直しで村おこしの若者定住対策を示す考えはないかどうかお尋ねします。 頴娃住民は,このような政策などを示されればもっと考えが違ったんじゃないでしょうかということです。後期基本計画では,姶良市や志布志市のように,補助金を上げて若者の移住定住を図る考えはないかお尋ねします。 ◎企画課長(下薗宏一郎)  南九州市につきましては,移住定住促進対策補助金を設けて,そういった対策を行っているところです。ただ,これが蒲生とか一部の地域については,市の一部に限定しているところもあるかもしれません。私ども南九州市としては市全域を対象としているところでございます。 ◆議員(内園知恵子)  その特定した市だけというような答弁でしたが,それはちょっとあり得ないんじゃないかなと思うんですけれども,もう一度調べ直してきます。 南九州市教育委員会は,平成26年6月3日に,頴娃地区3地区の中学校の生徒減少率は,川辺中学校,知覧中学校よりほんとに緩やかに減少しております。また受給の対象者となる新規参入者や後継者は,頴娃地域は平成24年度では12名,平成25年度では13名と,全体の60%を占めています。この定住者たちが生徒数の減少を支えていると考えられます。 今,南九州市に必要なのは,思い切った移住定住対策と新規就農者育成確保対策事業ではないかと考えられます。教育長並びに市長,御意見をお聞かせください。 ◎教育長(中村洋志)  最初,答弁でもお答えしましたけれども,若者定住移住対策につきましては,総合計画の前期基本計画に引き続きまして,後期の基本計画におきましても重要プロジェクトとして掲げて,総合的に取り組んでいるということなんです。ただ,先ほど申し上げましたように,残念ながらというか,国においても県においても,市町村において,我が市においても,なかなか減少に歯どめがかからない状況は,非常にいろんな施策を打っていくわけですけれども,思うように有効な政策がなかなか見つからないというのが,恐らく全国的な大きな悩みの一つだろうということを思います。 ただ,手をこまねいて減少をずっと見ているんじゃなくて,いろんな施策も打ち,その中でどうしても5年先,10年を見通したときに,なかなか増えていく材料が見えてこない中で,魅力ある学校をどうつくるかというのも非常に大きな課題になっているということでありますので,恐らくあり方検討委員会を含めていろんな方の御意見を伺いながら,今後の頴娃地区全体の,あるいは南九州市全体の教育のあり方をどうするかということを慎重に協議し,いろんな御意見を伺った中で一つの結論に至ったということで,今後は子どもたちにとってよりよい学校,あるいは人々が通わせたいような学校,そういう学校をつくっていくことを目指すことが非常に今後の大きな課題になってくるのかなと考えているところでございます。 ◎市長(霜出勘平)  先ほどの答弁の中でも申し上げました南九州市は移住定住促進対策事業をやっておるわけですが,これは,同じ集落内に家を造る,それから同居というようなことで,これを見て石破大臣も同居・近居というような言葉を思いつかれたんじゃないかなというふうに思っております。だから,南九州市はそういう点では,先をいっているんじゃないかなというふうに思っているところですが。こういうのを活用しながら,移住定住者を増やしていくということなんですが,これは,この近辺では,現在ではもうどこも同じような施策をやっているわけです。だから,県外からいろんな方々を,移住者を募集ができれば一番いいんですが,今のところは,お互いに近隣の市町で同じような政策をして,このパイの数は決まっているのをこっちへ引っくり返えし,こっちへ引っくり返えし,南さつま市の人をこっちへ持ってき,こちらの人を南さつま市へという,もうそれぐらいしか今できていないんじゃないかなというふうに思っております。 だから,今後については,県外から持ってこないと意味がないわけでしょうから,そういったことも,愛郷会あたりでも盛んに広報をして,そしてまたこの出身者の方々も南九州はこのような政策をやっているんだよということをどんどん知らしめていかなければ,本当の意味での効果は上がってこないんじゃないかなというふうに思っております。 今やっております頴娃3中の再編については,これは地元の皆さん方の意見を聞いて,そしてこのような形でいこうということを我々は決めておるわけですので,それについては,本当にそういう決断をされた以上,我々にも責任がありますから,これまで以上のすばらしい学校をつくり上げて,そしてまた,そういう点では頴娃の皆さん方の決断に対して恩返しをしなければいけないのではないかなというふうに思っているところです。 ◆議員(内園知恵子)  私の集落の近くにみずほ団地というのがあるんですけど,そこのお陰で霜出校区は複式学級にならずに済んでいます。そういうことで,やはり団地をつくったら若者が寄ってくると。今市長が言われたのは,近辺の人たちでこうしているじゃないかと,東京とか密集地帯のところから呼べるような政策を掲げていけたらなと思います。 それでは,文部省と中等教育局長は,公立小中学校の統合についてということで,まず1つ,学校統合の意義及び学校の適正規模については,学校規模を重視する余り,無理な学校統合を行い,地域住民などとの間に紛争を生じたり,通学上,著しい困難を招いたりすることは避けなければならない。また,小規模学校には教職員と児童生徒との人間的ふれあいや個別指導の面で小規模学校としての教育上の利点も考えられるので,総合的に判断した場合,なお小規模学校として存地して充実するほうが好ましい場合もあることに留意すること。 2つ目は,通学距離及び通学時間の児童生徒の心身に与える影響,児童生徒の安全,学校の教育活動の実施・影響などを十分検討し,無理のないように配慮すること。 3つ目は,学校統合を計画する場合には,学校の持つ地域的意義なども考えて,十分に地域住民の理解と協力を得て進めること。統合後の学校の規模が相当大きくなる場合や,現に適正規模である学校についてさらに統合を計画するような場合は,統合後の学校における運営上の問題や児童生徒への教育効果に及ぼす影響などの問題点も慎重に比較,考慮して決定することと通達しています。 頴娃町の場合は,そんなに減っているという人口とは思いません。適正な規模であると考えられます。それをまた再編するということに結果が至りまして,このような通達が来ているんですが,このままで進んでいくということでありますね。それから,大口市では,先ほども同僚議員が言っておられましたが,大口高校の生徒確保に苦肉の策として国公立大学か難関私立大学合格者に対し最大100万円の奨励金を支払いするという支給金支援を実施することにしました。これは11月24日の南日本新聞1面に掲載されております。 内容は別としまして,いろいろと考えたあげくの結果,学校を存続させるための精一杯の気持ちは伝わってきます。一定の評価はできるのではないでしょうか。 頴娃3中学校が統合するということは,地域の文化センターという学校も失うことになります。このことは,地域の人口減少に連動し,農業振興にも支障来すと考えられます。志布志市や姶良市のように,県下でも最高水準の若者の移住定住政策を策定し,安定した人口増を図り,児童生徒を確保して,豊かな学校を存続させるようにしていただきたいと思います。 最後に市長の言葉をいただきたいと思います。このような考えはないですか。
    ◎市長(霜出勘平)  再編は,もうこれは大体皆さん方の御理解をいただいておりますので,これはもうそのようなことで進めていかなければいけないというふうに思います。我々ができることは,やはり地域の皆さんが,「これはしもた」というようなことがないように,すばらしい学校をつくることが我々の使命だというふうに思っておりますので,それに向けて努力をしていきたいと思います。 ○議長(菊永忠行)  次に,下窪一輝議員。  [16番議員下窪一輝登壇] ◆議員(下窪一輝)  皆さん,御苦労さまでございます。いよいよ最後でございます。あとしばらくお付き合いをいただきたいと思いますが,時間も迫っております。前向きな答弁,明快な答弁で早く終わりたいと思っておりますので。 それでは,通告してありました2点について質問をいたします。 まず1点目ですが,茶業振興についてでございます。 厳しい状況が続いている茶業に対する市長の認識をお伺いいたします。 次に,日本一の茶産地として,今後どのように対処する考えかお伺いいたします。 それから2番目ですが,自主防災組織が100%を達成して久しくなりますけれども,現況と課題をお伺いいたします。 次に,自主防災組織の訓練等に対する助成は考えられないか,お伺いいたします。  [市長霜出勘平登壇] ◎市長(霜出勘平)  下窪議員の御質問にお答えいたします。 茶業振興について,2問ほど質問をいただいておりますが,まず1番目の厳しい状況についての茶業に対する認識を問うという御質問にお答えいたします。 近年の茶業を取り巻く環境は,石油製品を初め生産資材である肥料等の高騰や長引く景気低迷に加え,食生活の多様化等から,上級茶を中心に,茶の消費が低迷し,厳しい状況が続いております。過去10年間の統計数値を見ますと,茶園面積が221ヘクタール増加している反面,栽培農家戸数は547戸減少しており,農家1戸当たりの平均的な経営面積は,平成15年は約2.2ヘクタール,平成25年は約2倍の4ヘクタールとなっており,農地の集積により,専業化が進んでいることが伺えます。 しかしながら,生産額は平成15年が145億9,000万円で,10アール当たり約45万円となっておりますが,平成25年は116億3,700万円で,10アール当たり約33万円で,12万円の減収となっております。鹿児島県が作成いたしました収益性標準の所得率18%で計算しますと,10アール当たりの所得は約6万円で,平均的な経営面積4ヘクタールにおける所得は年間約240万円であり,茶業経営にとって極めて厳しい状況であると認識をいたしております。 次に,日本一の茶産地として今後どのように対処する考えかということでございますが,南九州市は合併と同時に国内最大の茶産地となっており,茶業関係者一体となり,茶業振興並びにお茶の生産活動に取り組んでいただいているところでございますが,茶経済が低迷し,茶産地の健全な発展に支障を来しているところでございます。 このような中で,生産基盤の強化対策といたしまして,最近では高齢者や兼業農家を中心に,茶業のリタイヤが散見されることから,農地中間管理機構を活用いたしまして,法人や担い手への農地の集積を図るとともに,茶園管理の共同化や生産コスト削減等を推進してまいります。 また,市内126の茶工場の合理的な再編や大型工場の施設の拡充を推進し,茶工場運営の効率化と荒茶品質の高位平準化により,作業経営の安定に努めてまいりたいと思っております。茶の流通対策につきましては,付加価値を高めたお茶の販売戦略の一環といたしまして,市の茶銘柄を知覧茶に統一する方針決定に基づきまして,条件の整備を積極的に進めるとともに,茶流通拠点施設として整備した仕上げ加工施設を最大限に活用し,生産者みずからが販売活動を展開し,消費者ニーズを的確に捉えた製品づくり等を支援いたしたいと思います。 さらに,国内消費が落ち込む中で,世界的な健康志向の高まりから,緑茶需要が高まっておりまして,国は攻めの農林水産業の具体的な方向として輸出戦略を掲げ,お茶は重要品目の一つとして2020年までに輸出規模を150億円としていることから,国・県と歩調を合わせた輸出対策に取り組んでまいりたいと思います。 次に,自主防災組織についてお答えをいたします。 自主防災組織の現況と課題についてでございますが,過去の災害教訓を踏まえますと,行政による対応のみでは被災者の救助や消火活動等に限界があることから,住民自身による相互の活動体制を整えるために本市では自主防災組織の結成を進め,平成23年度に100%を達成することができたところでございます。現在,組織率が100%になりましてから4年目を迎えておりますが,それぞれの組織で結成されてからの期間に差異があることから,組織として充実しているもの,まだ活動が不十分なものなど,231組織それぞれの活動内容に地域間格差があるところでございます。 昨年度の自主防災組織の訓練の実施状況を見てみましても,全体の52.8%,122組織で訓練を実施していただいておりますが,その内容も消火器の取り扱い訓練などの基本的訓練から避難訓練の内容まで自主防災組織で話し合い,立案・計画して訓練を実施する,より高度な訓練まで,さまざまなものとなっていることから,同じようなレベルの訓練ができるよう,さらなる意識づけが必要と考えております。 さらに,自主防災組織自体も高齢化が進んでいくものと懸念され,今後,組織をどのように継続していくかも課題となっているところでございます。 次に,自主防災組織の訓練等に対する助成でございますが,現段階におきましては,まだまだ自主防災組織において資機材が充足されていないのが実情のようでございますので,助成年限を設定するなどの方法により,早目の整備率の向上を図るべきであると考えておりますが,当分の間は現在の助成制度を維持しながら,自主防災組織の充実強化を図っていきたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(菊永忠行)  本日の会議時間は,議事の都合によって予め延長します。 ◆議員(下窪一輝)  まず,本年産茶も,全て秋冬番茶まで終了いたしましたけれども,本年度の実績等について報告をお願いいたします。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えいたします。 26年度,ただいま話がありましたように,秋冬番茶まで終了いたしたところでございます。茶工場等を通じて統計を出しているところでございまして,その推定でございますけれども,茶園面積で3,458ヘクタール,荒茶生産量1万1,468トン,生産額でございますけれども,116億8,800万円でございます。単価が1,019円となっているところでございます。10アール当たり換算しますと33万8,000円の10アール当たりの生産額となっております。 なお,現在の栽培農家戸数でございますけれども,864戸,工場数につきましては126工場となっております。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  本年度の生産額が116億8,800万ということでございますが,昨年より5,000万程度上乗せができたというようなことのようでございますが,この数字につきましては,昨年度,消費税が8%に上がったというようなこと,茶価が上がったということでは決してないというような思いがしております。そしてまた,重油,生産資材等においては昨年よりまだまだ値上がりがしておりまして,5,000万程度上乗せができたものの,生産者の手取りについては昨年よりさらに減っているというような認識でいいんじゃないかと,このように思っています。 それから,ただいま市長の答弁の中にありました農地の集積や合理化再編など基盤整備の強化に取り組んでいくというようにありましたけれども,どのような中身かお示しいただきたいと思います。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えいたします。 市長の答弁にもございましたけれども,厳しい茶業環境の中で生産基盤の強化を図るためには,まず産地の生産体制の強化を図る必要があるということで考えております。現在,茶の生産者を初め茶工場を対象に,茶業経営並びに茶工場の運営方針についてのアンケートを実施しているところでございます。生産者については,茶業経営の拡大・縮小,リタイヤ,その原因と茶園の流動化について。また,茶工場については茶工場の経営面積,その拡大・縮小,それから茶工場の処理能力の過不足,それから再編に対する意向や条件などを調査をしているところでございます。 生産者においては,高齢化,さらには兼業農家などから,茶業経営の縮小,またリタイヤの意向が見られることから,農地中間管理機構を活用し,担い手,法人への茶園の流動化を推進しているところでございます。 また,茶工場においては,再編を希望する工場の意向を再調査し,再編の諸条件など適合した茶工場同士で随時相談活動を実施しているところでございまして,今後もまた,さらに推進をしていくということとしております。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  ここ数年のうちに私の身の回りでも茶工場が五,六軒,7軒ですか,今課長が言われた合理的再編というんでしょうか,閉鎖にやむなくなったというような思いがしておりますけれども,そのお茶を周辺の茶工場に受け入れてもらって加工をしているわけでございますけれども,もうそれも満杯状況,受け入れ茶工場がないというような状況に近まっていると思いますけれども,今後もこのような状態が続いていくと思いますけれども,それについての対応等については何か考えていますか。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えします。 再編につきましては,合理的な再編ということで,吸収合併も含めて対等合併もあるわけでございますけれども,ここにつきましては,アンケートについては市内一円をアンケート調査をしているところでございます。ただ,人間関係の面もあります。それから作業効率の面もあるということがありますので,やはり優先順位からしますと,再編をするのであれば集落単位で,また学校区,それから旧町,それから市内全域という形で,できるだけ近いところから集約をしながら進めていくという方向でしているところでございます。 今後は,市内全域を網羅しながら,検討,協議を進めていきたいというふうに考えております。 ◆議員(下窪一輝)  昨日から,中間管理機構で集積をしていくんだというようなこともありました。ただいまの答弁にもありましたけれども,この今中間管理機構の活用されている方々,面積等がわかっておればお聞かせいただきたい。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えします。 この中間管理機構につきましては,本年度実施しておりますが,市内全域でも活用しておりますけれども,その実績が頴娃地区で出ております。農地の貸し手でございますが,8戸の農家が貸し手になっております。その全体面積が15町8反,15.8ヘクタールとなっております。そのうちの茶園の面積が15.59ヘクタールとなっているところでございます。 なお,中間管理機構に貸し手がいて借り手がいるわけでございますが,借り手につきましては,6法人8個人ということで,14の個人・法人が借り手となっておりまして,現在,茶園の15.59全てが借り手にわたっているという状況でございます。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  今活用があるのは頴娃だけということでいいですか。 ◎茶業課長(大坪力)  現在,実績があるのは頴娃地区だけということになっているところでございます。 ◆議員(下窪一輝)  樹園地のほかの畑については,中間管理機構を活用しているということはございませんか。 ◎農林水産課長(上野茂治)  現在,農林水産課のほうで農地中間管理機構の事務を農業委員会と連携して行っているわけでございますが,今,茶業課長が申しました面積につきましては,全体で農地の出し手が15町8反,うちお茶にかかわる分が15町6反ということでございます。 ◆議員(下窪一輝)  ぜひこの中間管理機構を活用しながら,農地集積を進めていただきたいと,このように思います。 次に,輸出茶のことについてお伺いしますけれども,2020年までに茶の輸出額を150億円とすると,国が目標を掲げておりますけれども,本市において生産体制を推進するとあるが,どのようなことに取り組んでいかれますか,お伺いします。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えいたします。 先ほど言われましたように,国が掲げる輸出戦略に基づき,鹿児島県においては,鹿児島輸出茶サプライチェーンを展開いたしているところでございます。このサプライチェーンを展開いたしているところでございます。このサプライチェーンにつきましては,お茶の国内消費が減少傾向にあり,荒茶価格が低迷する中,新たな販売として海外への販路拡大を見込んでいるところであります。 この鹿児島輸出茶サプライチェーンにつきましては,本県独自の取り組みとして,県内の茶業関係者一体となって,生産者から荒茶工場,荒茶技術仕上げの製品化に至るまで一環した製品管理を行うシステムであるところでございます。現在,生産者,それから茶業振興会,JA,経済連,茶商,市,県が連携して,生産者圃場,茶工場,流通業者の登録を行っているところであります。 現在,南薩地区茶業振興会で輸出茶研究会を発足して,圃場や茶工場の登録に係る手続を進めているところであります。 ◆議員(下窪一輝)  それじゃ,その輸出に向けた工場,そして圃場数,面積,また流通業者等はどのようなことになっていますか。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えいたします。 輸出茶に向けた工場,圃場数,面積でございますけれども,先ほど申し上げましたように,南薩地区茶業振興会で取りまとめをしているところでございますけれども,南薩地区全体で36の工場が研究会に加入しているところでございます。うち南九州市が24工場となっております。 また,全体の圃場を登録するということでございますので,登録筆数,畑の枚数につきましては233枚,それから茶園面積については62.5ヘクタールでありますけれども,そのうち南九州市は196筆,51.29ヘクタールを登録に向けて今事業を進めているところでございます。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  生産者も新たな活路を見出すために,輸出茶にやっけなって取り組んでおりますけれども,問題は,このお茶を取り扱ってくれる業者の方がどんだけ本腰を入れて取り組んでくれるかということが大きな問題になろうと思いますけれども,そこら辺の情報は入っていませんか。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えいたします。 昨日,この鹿児島茶輸出茶サプライチェーンのプロジェクトチームの会議があったところでございますけれども,その中で,茶商として名簿をいただいているのが7社となっているところでございます。現在,その流通業者と県と協議をしながら,流通にかかわる協議を進めているという情報が入っております。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  生産者も厳しい条件をクリアしながら生産に当たっているわけでございますので,このお茶が輸出にされなかったとか,売れなかったとかいうようなことがないような努力もしていただければと思っています。 それから,輸出の相手国,そして輸出は,来年の一番茶から間に合うのかお聞きいたします。 ◎茶業課長(大坪力)  お答えいたします。 今,輸出茶研究会の中で協議をされているところでございますけれども,輸出茶研究会の中では,輸出相手国としましては,今日本茶の輸出量が一番多い米国を想定して動いているところでございます。 なお,輸出については,来年の一番茶から輸出していく計画で,本年,最終適採日,これは三番茶で終わるとは三番茶,四番茶で終わるとこは四番茶が最終適採になりますけれども,主に8月中旬から輸出相手国米国の栽培基準に合わせた管理を実施していただいているということでございます。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  生産者も大変期待をしておりますので,行政としてもできるだけの支援方をお願いいたします。 それから次に,その消費者ニーズに対応した安心・安全対策として,近年,第三者認証の取得工場がありますけれども,その状況についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎茶業課長(大坪力)  ただいまの質問にお答えいたします。 市におきましても,安心・安全,信頼される茶産地づくりということで推進をしているところでございます。現在,消費者の安全性に対するニーズ,これは年々高まっているということでございます。特に大手量販店,さらには国際的なドリンクメーカー等の取引の条件で,その安心・安全に対する証明というのを求められているところでございます。今後,輸出に取り組む中で,より高度な第三者の認証が求められているということになってまいります。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  その第三者認証の種類,かれこれあると思いますが。 ◎茶業課長(大坪力)  申しわけございません。第三者認証の種類,それから工場数ということでございますけれども,現在,市内においてはその取り組みが急速に進んでいるところでございます。現在,126工場ございますけれども,その中の68工場が何らかの第三者認証を取得しております。 まず,鹿児島の農林水産物認証制度,K―GAPでございますけれども,52工場が取得をいたしました。日本農業規範J―GAPでございますが5工場,安全管理手法,品質管理でございますがISO,31工場,有機農法JAS4工場ということになります。重複している工場もあるところでございます。 なお,平成26年度中にグローバルGAPを1工場が,またK―GAPを3工場が取得する計画で今進めております。さらに,来年27年度はJ―GAPを25の工場が取得に向けて準備を進めているところでございます。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  農家も低迷するこの状況の中で,また新たなこのような取り組みもしなければなりませんが,登録にかかわる審査料,多額を要しておりますけれども,市の支援もありますけれども,そこら辺のどのような支援されているか,お伺いします。 ◎茶業課長(大坪力)  それでは,お答えいたします。 認証に係る審査料でございますけれども,鹿児島の農林水産物認証制度につきましては,1工場5,400円,それからこれにつきましては生産者もかかわってまいりますので,生産者1人当たり1,620円という審査料が必要になります。それから,ISOでございますけれども,これにつきましては1工場13万円,それからJ―GAPは12万円,グローバルGAPについては45万円ということで,1工場になっておりますけれども,この額につきましては,初回の認定審査に係る費用ということで,さらに審査員の旅費,それから認証に係るコンサル料などが加算されて,およそ3倍になる見込みでございます。 なお,先ほど申しましたように,市としましても安心・安全,信頼される茶産地づくりということで推進をしておりまして,支援としましてK―GAPについては審査料,生産者,茶工場生産者の全額を,ISO,J―GAP,グローバルGAPにつきましては5万円を,認証初年度のみ支援をいたしているというところでございます。 ◆議員(下窪一輝)  先ほども申しましたが,大変な時代を迎えておる中で,このようなことも取り組んでいかなければならないというようなことでございます。市の支援の方も拡充ができたらさらに要請をしたいと思います。 次に,現在進行中であると思いますが,茶の健康増進実証事業,お茶プラス6杯運動でございますが,その進捗についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎茶業課長(大坪力)  質問にお答えいたします。 お茶の健康増進実証事業の進捗ということでございますけれども,この事業につきましては,健康増進の機能を検証するということで,市民の皆様に御協力いただきながら進めているところでございます。6月にモニターの募集をいたしました。モニターにつきましては地区の隔たりがなく,市内全域にモニターがいる形で,市内3地区の保健推進員の方々,また従業員の多い企業や高校,JA,市の職員など212名の方々に登録をいただいて事業を進めたところでございます。 8月から10月の3カ月間にお茶プラス6杯を飲用していただきましたので,7月と11月に前後の血液検査,採血をしたところであります。 現在,鹿児島大学の医学部と連携して,その血液をもとに健康増進の機能についての研究を進めていただいているということであります。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  まだ結論は出ていないようでございますが,いい結果を心待ちにしたいと思います。 現在,農家も,この厳しい時代を乗り切るためにコスト削減を図りながら,第三者認証や輸出を目指し,また,煎茶以外のウーロン茶や紅茶,そして点茶工場等も視野に入れ,わらをもつかむ思いで模索をしております。日本一の産地として後継者,担い手が夢を持って取り組めるような思い切った施策も期待をしております。 以上で,茶のことについては終わります。 自主防災組織231組織という報告でございますが,昨日の道路愛護作業の一般質問の中で,南九州市の集落数は239というようなことのようでございましたが,この数字をどのように理解したらいいか説明をお願いします。 ◎総務部長(上野勝郎)  組織の数の問題でございますが,今,市内の自治会数を239とおっしゃいましたけど,自治会数でいきますと260自治会ございますので,そのように御確認をしていただきたいと思います。 あと,自主防災組織の数につきましては,二,三の集落で1つの組織を形成したりしておりますので,自治会数と必ずしも一致しないのが実情でございます。 ◆議員(下窪一輝)  やはりこの防災組織,100%達成が目的ではなく,災害時にどう対応するか,被害を最小限に食いとめるためにどのようにすべきかなど,訓練を通じ身に付けて,そして市民の防災意識の向上を図るということが大きな目的であろうと思います。 今,南九州市全域で足並みがそろったと言えると思います。平成26年6月議会の総務委員会の所管事務調査の報告の中でこのような提言がされておりますけれども,「自主防災組織の育成に当たっては,リーダーの研修を行うとともに,全ての組織で実施計画及び報告書の作成がなされるよう指導し,また災害弱者への対応を含め,地域の実情に沿った体制及び活動をとるよう進めること。 次に,自主防災組織の訓練に係る経費への支援を検討するなど,定期的な訓練の定着を促すための施策を講じること。」このような提言もなされておるわけでございますが,まず,リーダーの育成という観点から,組織の会長は概ね自治会長が兼務をされているようでございますが,その自治会長さんも1年で交代する自治会も多くあるように見受けられますけれども,そのために研修をする機会が必要と思われます。年度初めの行政嘱託委員会あたりで活動計画のマニュアルを初め気象の知識とか災害の情報の取得,また優良事例の紹介など必要最低限の研修をするべきと思いますが,いかがですか。 ◎総務部長(上野勝郎)  御案内の研修につきましても,どんどん実施すべきだろうというふうに考えています。ちなみに,昨年度につきましては2月に県のアドバイザーを招致いたしまして,自主防災組織の会長さんを招致いたしまして,研修会を実施いたしたところでございます。今年度も実施しようということで計画はいたしていましたが,時期をちょっと失しているような状況もございます。 ただ,自主防災組織自体の訓練内容は,今この市長答弁にも書いてございましたとおり,それぞれの団体で地域間格差がございまして,消火栓の使い方に終わるところもあれば,自分たちで自ら訓練計画を立ててやっているところもございますので,組織自体の成熟度も違うもんですから,なかなか統一した研修というのが無理なところでございますが,ただ,日々そういう意識づけをつけて,そういう訓練を主体的に実施するような方向づけをしたいというふうに考えていますので,今おっしゃったような定期的な訓練も,温度差あるものの,実施していかなければならないというふうには考えております。 ◆議員(下窪一輝)  いろいろ大変な自治会もありますけれども,特に高齢化が進んだり,訓練の厳しい組織もあると思います。答弁書を見ますと,52.8%の組織で訓練がされたと。半分ぐらいの組織が訓練をしたというようなことでございますけれども,実施されていない組織,これらについて行政が出向き,そしてその自治会に合った訓練等を,マニュアル等を紹介しながら,自治会に出ていって指導するその用意はございますか。 ◎総務部長(上野勝郎)  自主防災組織の訓練につきましては,たびたび答弁をいたしておりますが,実績報告等に基づきまして訓練のされていない団体につきまして抽出をして各支所単位で実施をしようということで計画をいたしているところでございますが,本年は現段階におきましてはちょっと実施されていないところでございますが,今後におきましてもそういうことで,24年度から,各団体からの訓練計画とか実施計画をとるようにいたしておりますので,それの実績が積み重なった段階で,長くやっていないとか実施が見込まれていない団体等につきましては,積極的にそういう取り組みをしていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆議員(下窪一輝)  それぞれの組織で成熟度が違うと言われますけれども,やはりそれには行政が出向いていって,指導体制を強化するというようなことが必要であると思います。 それから,災害弱者への対応も大きなポイントであると思いますけれども,これらについて,支援が必要な方々の名簿等は作成ができておりますか。 ◎福祉課長(山脇勝次)  福祉課の方で災害時の要援護者台帳を民生委員等を通じて作成しております。現在,387名程度が登録されている状況でございます。 ◆議員(下窪一輝)  その名簿が各自治会組織に届いておりますか。 ◎福祉課長(山脇勝次)  名簿そのものは各地域の分団,それから自治会長,自主防災組織,民生委員,そういう団体等に届けてございます。 以上です。 ◆議員(下窪一輝)  資機材の充足が先だというようなことのようでございますけれども,現在,この防災組織に小型ポンプが配備されている組織がどのぐらいあるもんですか。 ◎総務部長(上野勝郎)  自主防災組織につきましては,そういう小型ポンプ等の配置はいたしておりません。各自主防災組織の中にあります消火栓等を活用した活動というふうに認識をいたしております。 ◆議員(下窪一輝)  自主防災組織に配備されている小型ポンプはゼロということですか。 ◎総務部長(上野勝郎)  私の認識といたしましては,自営消防隊の方には配置をいたしておりますけれども,自主防災組織につきましては市の方から配置はいたしておりませんし,地域の方でそういう自営消防隊の廃棄物等を利用しているところはあるかもしれませんけど,今市の方では自主防災組織資機材購入費補助金というのを設けて補助をしているわけでございますが,その補助対象の中にもそういう器具等は記載をされておりませんので,早く結成された団体でそういう払い下げでやっているところもあるのかもしれませんけれども,そういうことにつきまして,積極的に配置をしているということではないというふうに考えています。 ◆議員(下窪一輝)  私の認識では,自主防災組織の備品であるというような認識のもとで質問しましたけれども,自主防災組織に配備されていないということであれば,取りやめたいと思いますが,今,資機材の購入,資機材の補充が必要だというふうな答弁でしたけれども,資機材というのは私は,小型ポンプか消防ホースかというような,そのようなことを認識しておりましたけれども,資機材といいますのは何が入っていますか。 ◎総務部長(上野勝郎)  先ほど申しました補助金の対象となる資機材の名称でございます。大きく項目に分けまして7項目ございまして,1つ目が情報連絡用ということで,携帯用無線,受令機,電池メガホン,腕章。それから2点目といたしまして消火用ということで,消火ホース,消火栓金具,ヘルメット,噴霧ノズル,管そう。それから3点目といたしまして水防用ということで,ロープ,ツルハシ,防水シート,救命胴衣,スコップ,土のう袋,針金。4点目といたしまして救出救護用ということで,救急箱,はしご,担架,毛布,テント。5点目といたしまして給食・給水用ということで,給水タンク,飲料用水槽,炊飯装置一式。7点目といたしまして避難用として,リヤカー,発電機,警報器具,照明器具,標旗,旗です。それから,その他といたしまして,訓練用消火器,消火薬剤,ホース格納箱という形で規定をされておりまして,これらを対象として補助金を支出しているところでございます。 ◆議員(下窪一輝)  早目の整備率の向上を図るとありますけれども,今の整備率はどのくらいですか。 ◎総務部長(上野勝郎)  失礼しますが,そこの整備率までは把握はしておりませんが,ただ,今申しました内容といたしましては,合併当初から毎年120万円の予算を計上して運用いたしておりますが,21,22年度につきましては,執行率が50%でございましたが,その達成をいたしましてから,24年度からですが,ほぼ100%の執行率ということになっておりますので,ただ,中身につきましては,新規というよりまた古いのの更新というのもあろうかと思いますが,それらを含めまして,資機材の補助金につきましては120万円の予算をほぼ100%使い切るというような状況でございますので,このような表現をさせていただいたところでございます。 ◆議員(下窪一輝)  行政の大きな使命は,やはり市民の安全・安心を守り,人命と財産を守ることだと思いますが,このことを自主防災組織へ丸投げをしているような感もいたします。行政の末端組織と位置づけ,訓練に対し支援すべきと思いますが,再度市長の答弁を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  一番地域の実情に詳しい自主防災組織です。これが機能するのとしないのでは大変な差が出てくるのではないかと,このように思っているところです。自主防災組織が100%達成されてもまだそういうような訓練等も十分でない自主防災組織もあるようでございますので,これが100%機能するように,そして,いざ一旦緩急というときには,ほんとに1人の犠牲者も出さないというような気持ちでこの自主防災組織を育てていかなければいけないのではないかというふうに思っているところです。だから,今器具のこういうような面でいろいろと助成をいたしておりますが,まだそういった内容の訓練等についても,これからは助成ということも考えていかなければいけない時期に来ているのではないかなというふうに思っております。 このことについては,高齢化も進んでおりまして大変だと思いますが,自分たちの安全は自分たちで守るというようなことを第一にしていただいて,自主防災組織が本当にフルに機能を発揮すれば,ほんとに力強い団体でありますので,我々もこのことについては一生懸命応援をしていきたいと。そしてまた,いろんな形で協力もしていきたいと,このように思っております。 ◆議員(下窪一輝)  やはり資機材の購入も大事であります。訓練も大事です。訓練も同時並行でやはり進めていかなければいけないことだと思います。「まあ資機材の購入が先だから,これを整備してから訓練に入ろうか」,それじゃだめです。やはり同時並行で進めていかなければいけないと思います。ぜひ検討をいただきたいと思います。 先日,長野県で大きな地震もありました。死者がゼロと,1人も死者が出なかったというニュースが流れましたけれども,これには,まさに自主防災組織の充実と住民の防災意識が高かったことだと,このように認識をいたします。本市においても,台風の常襲地帯であり,また,今1時間に100ミリを超えるゲリラ豪雨がどこで発生するかもわからないような状況でございます。海岸線も長く面し,高潮や津波等々,いつ災害が発生するかわからないような状況でございます。自主防災組織をさらに充実をさせ,被害を最小限にとどめるよう,行政も大きくかかわっていかなければいけないと,そのように思います。 以上で終わります。 ○議長(菊永忠行)  これで一般質問を終わります。    ──────────────────── △散会 ○議長(菊永忠行)  以上で本日の日程は全部終了しました。 次の会議は12月12日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。午後5時35分散会...