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│ 5
│議案│令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第16号)について
│ │
│ │46
│ │ │
└──┴──┴───────────────────────────┴──────┘
2.本日の出席議員は次のとおりである。
1番 山 口 仁 美 君 2番 山 田 龍 治 君
3番 松 枝 正 浩 君 4番 久 保 史 睦 君
5番 川 窪 幸 治 君 6番 宮 田 竜 二 君
7番 愛 甲 信 雄 君 8番 鈴 木 てるみ 君
9番 コ 田 修 和 君 10番 平 原 志 保 君
11番 阿 多 己 清 君 12番 木野田 誠 君
13番 前 島 広 紀 君 14番 有 村 隆 志 君
16番 仮 屋 国 治 君 17番 松 元 深 君
18番 池 田 綱 雄 君 19番 厚 地 覺 君
20番 新 橋 実 君 21番 植 山 利 博 君
22番 池 田 守 君 23番 下深迫 孝 二 君
24番 蔵 原 勇 君 25番 前川原 正 人 君
26番 宮 内 博 君
3.本日の欠席議員は次のとおりである。
な し
4.会議に出席した
議会事務局の職員は次のとおりである。
議会事務局長 山 口 昌 樹 君
議事調査課長 立 野 博 君
議事グループ長 原 田 美 朗 君 書 記 森 伸太郎 君
書 記 水 迫 由 貴 君
5.
地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。
市 長 中 重 真 一 君 副 市 長 山 口 剛 君
副 市 長 内 達 朗 君 総 務 部 長 橋 口 洋 平 君
企 画 部 長 有 馬 博 明 君
市民環境部長 本 村 成 明 君
保健福祉部長 西 田 正 志 君
農林水産部長 田 島 博 文 君
商工観光部長 谷 口 隆 幸 君 建 設 部 長 猿 渡 千 弘 君
総務部参事 小 倉 正 実 君
企画部参事 永 山 正一郎 君
兼
総務課長 兼
企画政策課長
財 政 課 長 石 神 幸 裕 君
教 育 長 瀬戸上 護 君 教 育 部 長 出 口 竜 也 君
6.会議のてん末は次のとおりである。
「開 議 午前10時00分」
○議長(阿多己清君)
これより本日の会議を開きます。議事に入ります前に,中重市長より発言の申出がありましたので,これを許可します。
○市長(中重真一君)
ただいま,議長から発言の許可を頂きましたので,
新型コロナウイルスワクチンの接種に関する現在の
進捗状況等について御報告いたします。先般,
一般質問で答弁しましたとおり,
新型コロナウイルスワクチン接種事業は,極めて重要な
国家プロジェクトで,
コロナウイルス感染症の収束に向けた切り札であると考えています。このようなことから,2月1日に,私を本部長とする霧島市
新型コロナウイルスワクチン接種対策本部を設置し,国が示した
ワクチン接種スケジュールに基づいて,
姶良地区医師会や
市内医療機関等との協議を重ねながら,早期かつ円滑な接種ができるよう準備を進めています。まず,
接種体制ですが,
個別接種と
集団接種の併用で実施する予定としており,現在,
医療機関や
集団接種会場となる予定の
民間施設との調整を行っているところです。次に,相談体制ですが,
ワクチン接種に関する各種相談を受け付ける霧島市コロナ
ワクチンコールセンターを3月19日に開設いたします。また,この
コールセンターにおいても,
集団接種の予約ができるよう,調整を行っているところです。次に,
ワクチンの保管については,
医療従事者等向けの
ワクチンを保管する施設として,市役所を選定し,
電源改修を行った上で,
ワクチン保管用の超
低温冷凍庫(ディープフリーザー)を2月に1台,今週水曜日に1台,計2台を別館4階に設置したところです。画像を御覧ください。そして,今月6日には,本市にも
医療従事者等向けの
ワクチン1箱(195バイアル),
接種回数に換算して,975回分が配達されました。画像2になります。この
ワクチンの
配分方法等については,
姶良地区医師会などとの協議により,昨日,民間のタクシーを利用して,
市内医療機関への配送を開始いたしました。画像3になります。そして,一部の
医療機関では,昨日,
医療従事者等への接種を始めたところです。画像4,こちらになります。なお,65歳以上の方々に対しては,4月2日に,
接種券等を同封した案内文書を個別に発送し,4月中旬以降,接種を受けることができるよう,準備を進めています。画像5になります。基礎疾患をお持ちの方や,それ以外の一般の方等の接種時期については,
ワクチンの
供給状況に応じて決めることになりますが,16歳以上の方を対象に,令和4年2月28日までに
ワクチン接種を完了できるよう適切に対応してまいります。今後も,市民の皆様が,安心して
ワクチン接種を受けることができる体制の構築に向け,そして,あらゆる事態に柔軟に対応できるよう,
関係機関一丸となって取り組んでまいりますので,皆様の御理解並びに御協力をよろしくお願い申し上げます。
○議長(阿多己清君)
それでは,お手元に配付しました
議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。
△ 日程第1 議案第32号 令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について
から
日程第5 議案第46号 令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第16号)について
まで一括上程
○議長(阿多己清君)
日程第1,議案第32号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)についてから日程第5,議案第46号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第16号)についてまで,以上5件を一括し議題とします。この議案5件については,
予算常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。
○
予算常任委員長(
前島広紀君)
去る2月22日及び26日の本会議において,当委員会に付託されました令和2年度
補正予算関係議案5件について,審査が終了しましたので,その経過と結果について報告いたします。なお,議案第32号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について及び議案第46号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第16号)については,一括して審査を行いましたので,一括して報告を行います。まず,議案第32号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について及び議案第46号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第16号)について,執行部から総括として,
補正予算(第15号)のうち,
歳出予算については,
決算見込みによる事業費や人件費の調整を行うほか,老朽化した
市営住宅の
設備改善,大幅な増収となった
ふるさと納税に伴う
返礼品等,
減債基金,
特定建設事業基金への積立てに要する経費などを計上した。
歳入予算については,
特定財源として事業の実施に伴う
国県支出金や市債などを,
一般財源として
決算見込みによる市税,
財政調整基金繰入金等の調整を行うほか,
普通交付税や繰越金の未計上額などを計上した。その結果,
歳入歳出それぞれ13億2,694万3,000円を減額計上し,補正後の
一般会計予算の総額を
歳入歳出それぞれ813億6,129万6,000円とするとともに,
繰越明許費,
債務負担行為及び地方債の補正を行おうとするものである。また,
補正予算(第16号)のうち,
歳出予算については,国の令和2年度
補正予算(第3号)を受けて実施する
城山公園研修センターの
エレベーター改修,
市営住宅の建て替え,令和3年度の事業を前倒しで実施する小学校大
規模改造事業,霧島市
新型コロナウイルス感染症に対する
緊急対応策第15弾となる学校における
新型コロナウイルス感染症対策の強化に必要な経費などを計上した。
歳入予算については,
特定財源として事業の実施に伴う
国庫支出金や市債などを,
一般財源として
財政調整基金繰入金を計上している。その結果,
歳入歳出それぞれ6億5,741万円を追加計上し,補正後の
一般会計予算の総額を
歳入歳出それぞれ820億1,870万6,000円とするとともに,
繰越明許費及び地方債の補正を行おうとするものである。なお,
国分北小学校の大
規模改造事業は,令和3年度当初予算で提案している事業を前倒しで実施することから,二重計上になるため,令和3年度当初予算で計上している同事業の減額を,今後,提案する
補正予算で対応したいとの説明がありました。そのほか,議案第32号及び議案第46号に係る執行当局からの説明を受け,質疑に入りました。各部ごとに主な質疑及び答弁の要旨を申し上げます。まず,総括及び
総務部関係では,「
隼人市民サービスセンター非
常用発電設備設置工事の減額が大きい理由は何か」との質疑に,「以前,溝辺及び霧島の各
総合支所で非
常用発電の工事を行っており,その実績と
隼人市民サービスセンターの面積,
上下水道部の移転による非
常用発電の規模を勘案し,令和2年度当初予算で8,400万円計上していたが,実際に工事を行ったところ,
発電機自体の規模が想定していたほど大きくなく,実績で4,202万円であった。結果として4,198万円の減額となった」との答弁。「
シビックセンター維持管理事業で
光熱水費が951万6,000円の減と大きい。
契約見直しによるとのことだが,どのように見直したのか」との質疑には,「新電力の普及ということで,令和元年度分から,電気料金の入札を行った。主に
学校施設についてなど53施設について行い,36.4%の割引率で落札した。
国分シビックセンターについては,2事業者に試算を頼んだところ,大幅な割引が見込めないとのことであったが,今年度は,
国分シビックセンターも含め56施設について入札を行ったところ,40.1%の割引率となった」との答弁でした。次に,
企画部関係では,「
光ブロードバンドの第1期の整備における普及率はどうか」との質疑に,「第1期整備を国の
高度無線環境整備推進事業を活用して,霧島を始め4地区で行った。この四つの主要局で令和3年1月末現在で2,026世帯が加入し,24.7%である」との答弁でした。次に,
市民環境部関係では,「
マイナンバーカードの交付率は幾らか。また,昨年度と比較して,どれくらいの増か」との質疑に,「令和3年1月末で22.14%,昨年の1月末と比較すると8.82ポイントの増である」との答弁でした。次に,
保健福祉部関係では,「
障害者自立支援給付事業費と
障害児通所給付事業費が増えた理由は何か」との質疑には,「
障害者自立支援給付事業は,
日中活動系の
サービスの中で
訓練等給付費があるが,主に就労移行や
就労継続支援の需要の高まりが影響していると考えられる。
障害児通所給付事業は,
放課後等デイサービスを利用する方が増加していることが要因だと考えられる」との答弁でした。次に,
農林水産部関係では,「
和牛能力共進会対策事業の報償費について,
専門指導員の
勤務日数による減とあるが,当初の予定は何日で,実際はどうであったのか。また,このような
勤務日数で大丈夫か」との質疑に,「当初は月10日で120日の予定であったが,1月現在,49日の勤務で73万5,000円支払った。
勤務日数の減については,
新型コロナウイルスの関係で各地区の
共進会開催が中止になったことや巡回自粛の影響がある。コロナの状況次第ではあるが,今後・
調査会等を実施できればと考えている」との答弁でした。次に,
商工観光部関係では,「
企業誘致のための旅費が減となっている。
コロナ禍により,
リモートで
企業誘致を行ったことがあるのか」との質疑には,「
リモートで行った企業もある。また,立地協定の実績もある」との答弁。「
ふるさと納税の件数と金額は幾らか」との質疑には,「2月28日現在で約4万1,000件,寄附額は約10億4,700万円である」との答弁。「
ふるさと納税の額が,これまで約6億円であったものが,約10億円までに増加した要因は何か」との質疑には,「一つ目は,
コロナ禍の中の巣籠もりということで,家でネットでの買物が増えていることから,
広告サイトを四つ増やして六つにした。この四つのサイトだけで約1億7,000万円の寄附。二つ目に,
新規商品の開拓に力を入れ,返礼品を120品以上増やしたことで約3億2,000万円の寄附[345ページに訂正発言あり]。三つ目に,
コロナ禍での
生産者支援ということで,農林水産省が補助を出して実施している企画へ参加し,約2億3,000万円の寄附となった。この三つが主な増額の要因と考える」との答弁でした。次に,
建設部関係では,「補正第16号の
橋梁長寿命化修繕事業について,市内一円の
橋梁定期点検とあるが,何箇所を予定し,事業費はどれくらいか」との質疑には,「50か所を予定しており,事業費は2,000万円である」との答弁。「
区画整理事業で麓第一地区と浜之市地区の整備率はどの程度か」との質疑に,「
面積ベースでの進捗率は,麓第一が99.6%,浜之市が89.3%である」との答弁でした。次に,
教育部関係では,「
奨学資金貸付事業で,
減額補正する大きな要因は何か」との質疑には,「大学等について,令和2年度,国の高等教育の無償化という政策が始まり,
日本学生支援機構の給付型の新しい
奨学金制度が始まった。事前に市の
奨学資金を申し込んで,決定していたが,その後,
日本学生支援機構の給付型が決定したため,貸与型である市の
奨学資金を辞退された方が12名,金額で630万円となった」との答弁。「
北小学校の
屋内運動場大
規模改修工事は,どの程度の
改修工事となるのか」との質疑には,「昨年度の
向花小学校や今年度の
日当山中学校と同様で,躯体だけを残して,全て改修する」との答弁。「
ICT環境整備事業で端末の執行残に小学校と中学校で開きがあるが,理由は何か」との質疑に「OSが,小学校ではIOS,中学校がWindowsであり,単価が違う上に,中学校は県が一括入札したためである」との答弁でした。次に,
消防局関係では,「北署に配備している高
規格救急自動車更新とあるが,内容を確認したい」との質疑には,「北署の
救急自動車は,令和3年度に更新の予定であったが,牧園の会社が70周年記念で,社会貢献したいとのことで,指定寄附があったことに伴い,令和2年度で計上し,繰越しで購入する」との答弁。「
新型コロナウイルス感染症に係る
資機材購入について,納品時期や価格が不確定であり,年度内の執行が困難とのことであるが,当面は,資機材は足りているのか」との質疑に,「価格が当初から7倍も上がっており,購入を控えている。一,二年分のストックがあり,大丈夫である」との答弁でした。
農業委員会事務局,
選挙管理委員会関係,
監査委員事務局及び
議会事務局関係については,割愛いたします。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第32号については,
自由討議はなく,
議案処理に入り,まず,
反対討論として
伊佐北姶良環境管理組合脱退負担金を令和2年度から令和6年度を期間として,
債務負担行為を設定している。本
補正予算の全てに反対するものではないが,1市6町の当時の
合併協議会の協定書には脱退することは全く含まれておらず,脱退することには承認できないことから,本議案には賛成できないとの討論がありました。次に,
賛成討論として今回の
補正予算は,
決算見込みによる事業費や人件費の調整を行うほか,老朽化した
市営住宅の
設備改善,大幅な増収となった
ふるさと納税に伴う
返礼品等,
減債基金,
特定建設事業基金への積立てに要する経費などが主である。
減額補正の大きな要因は,
新型コロナウイルス感染症の影響による事業の縮小,中止,研修等の中止がある。それを補填するため,庁内で調整し研修を行ったり,
企業誘致に関しても
リモートを活用するなど,様々な工夫をして対応していたということを評価する。それぞれの
事務処理についても適正であり,可決すべきものであるとの討論がありました。採決の結果,議案第32号は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第46号については
自由討議はなく,
議案処理に入り,まず,
反対討論として最大の理由は,
戸籍住民基本台帳費で,
繰越明許費477万4,000円が計上され,
マイナンバーカードの
追記プリンターの更新,保管庫の購入などが予定されていることである。
マイナンバーカードは,
個人情報の漏えい,
カード紛失や盗難の不安が拭えないなどの問題点がある。また,本市の
マイナンバーカード発行の普及率は22.14%と,進んでおらず,その使途に必要性がないなどの理由がある。2021年から
マイナンバーカードを
健康保険証としても使用可能にするなどの
健康保険法改正や
戸籍事務と
マイナンバー制度を結びつける
戸籍法改正,行政の手続や業務に用いるデータを,紙から
デジタルデータに変換し,
オンライン化を原則とする
デジタル手続法が2019年の通常国会で成立している背景がある。また,
デジタル手続法では,
暗証番号を入力しない方式で利用できる方法を入れ込み,
個人情報の保護の在り方を後退させているなど,
マイナンバーカードに問題点があることから賛成できないとの討論がありました。次に,
賛成討論として今回の第16
号補正予算は,国の様々な補助の決定を受けて計上している。
学校関係では,
新型コロナウイルス対策のために必要な機材をそろえることや,
国分中央高校では,新しい農業を取り入れるということで,温室の
デジタル化改修設計業務委託など,これからの霧島市にとって大事な
予算計上である。また,
マイナンバーカードについても,各
総合支所で処理等ができるよう取り組む事業を予算化している。
マイナンバーカードの普及は国策でもあり,市もこれに準じて
マイナンバーカードの普及に努めていただきたいとの討論がありました。採決の結果,議案第46号は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第33号,令和2年度霧島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について,執行部から,今回の
補正予算は,令和元年度における
決算剰余金を
国民健康保険基金に積み立てるための経費及び諸支出金で
国庫支出金等の確定に伴う経費などを追加計上し,
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,589万4,000円を追加し,補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ157億67万4,000円とするものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑として,「年度末の
基金残高は幾らになると見込んでいるのか」との質疑には,「5億1,552万623円と見込んでいる」との答弁。「この
コロナ禍により,出納閉鎖時までの
保険給付費の伸びはどのように想定しているのか」との質疑に,「1%程度の減少になるのではないかと見込んでいる」との答弁でした。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第33号については
自由討議はなく,
議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第33号は,
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第34号,令和2年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について,執行部から,今回の
補正予算は,
職員給与費等の減,
基金利子の
決算見込みによる減等,
減額補正するものである。
補正予算の規模は,
歳入歳出予算から,それぞれ235万1,000円を減額し,補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ120億5,676万4,000円とするものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑として,「年度末の
基金残高は幾らになると見込んでいるのか」との質疑には,「6億2,062万2,251円と見込んでいる」との答弁。「
新型コロナウイルスによる特例減免は何人か」との質疑に,「令和2年度は51人である」との答弁でした。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第34号については
自由討議はなく,
議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第34号は,
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第35号,令和2年度霧島市
温泉供給特別会計補正予算(第1号)について,執行部から,今回の
補正予算は,
決算見込みにより,
歳入歳出それぞれ154万3,000円を追加計上し,補正後の総額を7,224万6,000円とするものである。歳入では,繰越金を追加計上し,
基金繰入金などを減額するものである。歳出では,
総務管理費の
一般管理費で,
温泉供給事業基金積立金を追加計上し,
温泉施設費で補償補填及び賠償金を減額するものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑として,「
減少電力量に対する補償金が
減額補正となっている。この補償金とは何か」との質疑に,「霧島川から取水しているが,その取水場所が発電所の上流になり,
取水した分の発生電力が減少するということで,その
減少電力に対しての補償である」との答弁でした。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第35号については
自由討議はなく,
議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第35号は,
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で,本委員会に付託となりました議案5件についての報告を終わります。
○
予算常任委員長(
前島広紀君)
商工観光部の
ふるさと納税のところなんですが,
新規商品の開拓に力を入れ,返礼品を120品以上増やしたことで3億2,000万円の寄附と申し上げましたけれども,正確には2億2,000万円の寄附でございましたので,おわびして訂正をお願いいたします。
○議長(阿多己清君)
ただいま,委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。
[「なし」と言う声あり]
質疑なしと認めます。これより
議案処理に入ります。
△ 日程第1 議案第32号 令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について
○議長(阿多己清君)
まず,議案第32号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について討論に入ります。2名の議員から討論の通告がされておりますので,順次,発言を許可します。まず,26番,宮内博議員。
○26番(宮内 博君)
私は,日本共産党市議団を代表して,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について反対の立場から討論に参加をするものであります。私が本
補正予算に反対をするのは,
債務負担行為として追加をされております
伊佐北姶良環境管理組合脱退負担金についてであります。本負担金は
債務負担行為補正の中には,金額として示されておりませんが,この間の議論の中で明らかになったのは,霧島市が伊佐北姶良環境管理組合から脱退し,牧園・横川地区のごみを一本化することによる霧島市の負担は,上限額を7億3,200万円とし,その中で財産帰属分4億3,200万円を除き,霧島市の負担を3億円と見込んでいるとしております。この計画に反対する第1の理由は,横川・牧園地区のごみは合併後も未来館で処理するとした合併協定書に明確に反するものである点であります。第2に,地元住民からは,未来館から離脱すべきではない。計画には反対の声が上がる中で進められ,十分な説明も行われず進められたことであります。第3に,霧島市が未来館から脱退することにより牧園万膳地区の生コンクリート跡地を借用して,新たなごみ集積所を設置をし,その集積場には計量器を設置をする。持ち込まれたごみの計量や管理を行い,それに必要な人材も人件費を払って確保し,そのごみを敷根清掃センターへ移送して処分することになります。牧園・横川地区から未来館に個人持込みで搬入されたごみは,2019年度実績で7,841台に上り,それらの処理に必要な財政的負担や新たな集積場の借用に要する費用,今後の設備投資費用も明確に示されていない状況にあります。にもかかわらず,執行部は伊佐北姶良環境管理組合から脱退することにより10億2,000万円の経費削減効果があるとして進められているのであります。脱退することにより,横川・牧園地区の可燃物,2019年度実績で3,105t,1日当たり8.5tを処理することも考えたクリーンセンターの焼却炉の整備が必要であり,さらに,特別委員会で議論が進められている中での今回の
債務負担行為であります。以上,問題点を指摘をして,
補正予算(第15号)に
債務負担行為補正として追加をされております
伊佐北姶良環境管理組合脱退負担金について,
反対討論といたします。
○議長(阿多己清君)
以上で,宮内博議員の討論を終わります。次に,8番,鈴木てるみ議員。
○8番(鈴木てるみ君)
私は,公明党霧島市議団を代表して,議案第32号,令和2年度霧島市
一般会計補正予算(第15号)について,賛成の立場を明確にして討論に参加いたします。今回の
補正予算は,
歳出予算については
決算見込みによる事業費や人件費の調整を行うほか,老朽化した
市営住宅の
設備改善,大幅な増収となった
ふるさと納税に対する返礼品や
減債基金,
特定建設事業基金への積立てに要する経費などを計上しています。
歳入予算については,
特定財源として,それぞれの事業の実施に伴う国・県支出金や市債など,また
一般財源として
決算見込みによる市税,財政調整基金の繰入れ等の調整を行うほか,
普通交付税や繰入金の確定額などを計上しています。委員会では,伊佐北姶良環境管理組合の脱退をめぐり,議論が交わされましたが,平成24年の
地方自治法の改正で,構成団体はその議会の議決を経て,脱退する日の2年前までに他の全ての構成団体に書面で予告することにより,一部事務組合から脱退することができると定められています。今回は,各構成市町の合意によって円満に脱退する運びとなりました。そしてもう一点,強調したいことがあります。敷根清掃センターの老朽化による建て替えの計画が出されておりますが,完成後は市内全域のごみをそちらで処分することになります。それにより,伊佐北姶良環境管理組合に支払っていた横川・牧園のごみ処分費用が削減され,年間約9,000万円の合理化になると試算されております。このまま脱退せずにいると極めて非効率な財政運営となり,納税者市民の理解が得られないものと考えます。今回,組合の脱退を協議していく中で,本市のリーダーシップにより,姶良市,さつま町も加わり,さらに広域で柔軟な対応が期待できるようになりました。また令和2年度は新型コロナ感染症の影響により,縮小・中止となった事業が多かった反面,新型コロナ関連の業務が多く加わる中,
リモートを活用するなど様々な工夫をしながら対応したことは大いに評価すべきであります。これらの理由により,本議案は賛成すべきと申し上げ,私の
賛成討論と致します。議員の皆様の賛同を心よりお願いいたします。
○議長(阿多己清君)
以上で,鈴木てるみ議員の討論を終わります。これで通告による討論を終結します。ほかにありませんか。
[「なし」と言う声あり]
以上で,討論を終結します。採決します。委員長報告は,賛成多数で,原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告でありますので,電子により採決を行います。議案第32号について,委員長の報告のとおり,可決することに賛成の方は賛成ボタンを,反対の方は反対ボタンを押してください。
[電子ボタン押下]
ボタンの押し忘れはありませんか。
[「なし」と言う声あり]
押し忘れなしと認めます。確定します。賛成多数であります。したがって,議案第32号は,原案のとおり可決されました。
△ 日程第2 議案第33号 令和2年度霧島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2
号)について
○議長(阿多己清君)
次に,議案第33号,令和2年度霧島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について,討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と言う声あり]
討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,
全会一致で,原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第33号について,委員長の報告のとおり,可決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と言う声あり]
御異議なしと認めます。したがって,議案第33号は,原案のとおり可決されました。
△ 日程第3 議案第34号 令和2年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)
について
○議長(阿多己清君)
次に,議案第34号,令和2年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について,討論に入ります。討論はありませんか。