霧島市議会 > 2019-03-14 >
平成31年第1回定例会(第6日目 3月14日)

ツイート シェア
  1. 霧島市議会 2019-03-14
    平成31年第1回定例会(第6日目 3月14日)


    取得元: 霧島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成31年第1回定例会(第6日目 3月14日)             平成31年第4回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                       平成31年3月14日(第6日目)午前10時開議 ┌──┬──┬───────────────────────────┬──────┐ │日程│事件│    件                 名    │ 備  考 │ │番号│番号│                           │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤ │1 │議案│霧島市長等給与等に関する条例の一部改正について   │総務環境常任│ │  │ │                           │委員長報告 │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │2 │議案│霧島市職員の給与に関する条例等の一部改正について   │      │ │  │ │                           │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │3 │議案│霧島市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一│      │ │  │10 │部改正について                    │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤ │4 │議案│平成30年度霧島一般会計補正予算(第6号)について  │予算常任  │ │  │16 │                           │委員長報告 │
    ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │5 │議案│平成30年度霧島国民健康保険特別会計補正予算(第2号)│      │ │  │17 │について                       │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │6 │議案│平成30年度霧島介護保険特別会計補正予算(第2号)につ│      │ │  │18 │いて                         │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │7 │議案│平成30年度霧島下水道事業特別会計補正予算(第1号)に│      │ │  │19 │ついて                        │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │8 │議案│平成30年度霧島温泉供給特別会計補正予算(第1号)につ│      │ │  │20 │いて                         │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┤      │ │9 │議案│平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)について  │      │ │  │31 │                           │      │ └──┴──┴───────────────────────────┴──────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。     1番  山 口 仁 美 君      2番  山 田 龍 治 君     3番  松 枝 正 浩 君      4番  久 保 史 睦 君     5番  川 窪 幸 治 君      6番  宮 田 竜 二 君     7番  愛 甲 信 雄 君      8番  鈴 木 てるみ 君     9番  德 田 修 和 君     10番  平 原 志 保 君    11番  阿 多 己 清 君     12番  木野田   誠 君    13番  前 島 広 紀 君     14番  有 村 隆 志 君    16番  仮 屋 国 治 君     17番  松 元   深 君    18番  池 田 綱 雄 君     19番  厚 地   覺 君    20番  新 橋   実 君     21番  植 山 利 博 君    22番  池 田   守 君     23番  下深迫 孝 二 君    24番  蔵 原   勇 君     25番  前川原 正 人 君    26番  宮 内   博 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。    な し 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長     武 田 繁 博 君   議事調査課長    冨 永 博 幸 君  議事グループ長    德 留 要 一 君   書    記    原 田 美 朗 君  書    記     郡 山   愛 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長    中 重 真 一 君   副  市  長   山 口   剛 君  副  市  長    内   達 朗 君   総 務 部 長   新 町   貴 君  企 画 部 長    満 留   寛 君   市民環境部長    有 馬 博 明 君  保健福祉部長     山 口 昌 樹 君   農林水産部長    川 東 千 尋 君  商工観光部長     池 田 洋 一 君   建設部長兼     堀之内   毅 君                         まちづくり調整監  総 務 課 長    橋 口 洋 平 君   財 政 課 長   小 倉 正 実 君  企画政策課長     永 山 正一郎 君  教  育  長    瀬戸上   護 君   教 育 部 長   中 馬 吉 和 君 6.会議のてん末は次のとおりである。             「開 議  午前10時00分」 ○議長(下深迫孝二君)  これより本日の会議を開きます。お手元に配付しました議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。   △ 日程第1 議案第3号 霧島市長等給与等に関する条例の一部改正についてから     日程第3 議案第10号 霧島市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の                一部改正についてまで一括上程 ○議長(下深迫孝二君)  日程第1,議案第3号,霧島市長等給与等に関する条例の一部改正についてから日程第3,議案第10号,霧島市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてまで,以上3件を一括し,議題と致します。この議案3件については,総務環境常任委員会に付託となっておりましたので,委員長報告を求めます。 ○総務環境常任委員長(松元 深君)  去る2月25日の本会議で,総務環境常任委員会に付託になりました議案3件について審査が終了しましたので,その経過と結果について報告します。まず,執行部より議案第3号及び議案第10号については,平成30年人事院勧告に基づき,国家公務員特別給,ボーナスの支給割合が引き上げられる国家公務員改正給与法が成立したことから,国に準じて,市長,副市長及び教育長並びに市議会議員期末手当支給割合を変更するため,それぞれ条例について,所要の改正をしようとするものであり,議案第4号については,議案第3号及び議案第10号と同様に,人事院勧告やほかの地方公共団体改定措置等を考慮し,一般職員給料月額や諸手当の改正を行うため,本条例について,所要の改正をしようとするものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑,答弁としましては,「今回の改正による所要額対象者数に関する質疑」に対し,「今回の人事院勧告に伴う対象者数については,企業職員国分中央高校の職員を除いて996人である。所要額については,給料651万8,000円,職員手当2,053万2,000円,共済費379万8,000円,合計3,084万8,000円である。個別では,市長5万6,350円,副市長4万3,930円,教育長4万538円,議長3万1,050円,副議長は2万4,840円,委員長2万3,690円,議員2万3,115円である」との答弁でありました。議案処理に入り,議案第3号,霧島市長等給与等に関する条例の一部改正について,自由討議はなく,反対討論として,人事院勧告に基づく職員の給与改定は当然のことだと思う。今回の提案は,この人事院勧告に基づいて提案をしており,これは義務的に上げるものではないということである。特に,今年は10月の消費税率引上げの年でもあり,市民負担が強化される年である。また,市長国民健康保険税の10%近い引上げも提案をしている中で,個人消費を冷え込ませ,地域の経済にも大きな影響を与える負担増を市民に提案しながら,一方では給与引上げに対しては,市民も納得しないと思う。このような理由から反対であるという討論。賛成討論として,人事院勧告に基づく国家公務員給与改定が行われていることに伴い,職員の給与改定等についても,その勧告等に準拠する形で行われている。市長等を始めとする特別職期末手当については,国の指定職における支給割合を踏襲する形で,これまでも改定が行われているところである。特別職議会議員などの期末手当等を直接規定する法的根拠はないが,その時々の民間企業給与水準を的確に反映した人事院勧告に準拠して,ほとんどの自治体においても改定等が行われている。一般的に見ても合理的で,説明責任が明確となる根拠であり,総合的に判断しても,今回の条例改正は賛同できるものであるとの討論がありました。採決の結果,議案第3号については,賛成6名の賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第4号,霧島市職員の給与に関する条例等の一部改正について,自由討議はなく,討論もなく,採決の結果,議案第4号については,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第10号,霧島市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について,自由討議はなく,反対,賛成それぞれ討論がありましたが,議案第3号と同様でありましたので割愛します。採決の結果,議案第10号については,賛成6名の賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で,当委員会に付託になりました,議案3件についての報告を終わります。 ○議長(下深迫孝二君)  ただいま委員長報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対して,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。   △ 日程第1 議案第3号 霧島市長等給与等に関する条例の一部改正について ○議長(下深迫孝二君)  まず,議案第3号について討論に入ります。討論はありませんか。 ○25番(前川原正人君)  私は,日本共産党市議団を代表いたしまして,議案第3号,霧島市長等給与等に関する条例の一部改正について,反対の立場から討論に参加を致します。今回の市長等給与改定は,市長,副市長教育長に支給される平成30年度分の期末手当基礎額部分を12月に支給する場合,100分の172.5から100分の177.5へ0.05値上げをし,平成31年度に支給する期末手当基礎額の6月支給分も0.25,12月支給分を0.25に分割して支給するという内容であります。委員長報告でも明らかになりましたように,これらの期末手当金額上昇分市長で5万6,350円,副市長4万3,930円,教育長4万538円,この4役の総額の期末手当上昇分では18万4,748円との報告がございました。これは,国が定めた基準や人事院勧告の考慮によって決められ,議員の期末手当も同じような扱いがされております。一方市内の国保加入者には,新年度4月からの所得割,均等割,平等割を改定し,今でも高く払い切れない国保税は約10%近い大幅な値上げが予定されております。今回の霧島市長等給与等に関する条例の一部改正は,市民の目線や市民の感情から見ても納得を得られるものではないということを指摘し,本案に対する私の反対の討論と致します。 ○21番(植山利博君)  私は,議案第3号,霧島市長等給与等に関する条例の一部改正について,賛成の立場を明確にし討論を行います。今回の条例改正は,平成30年人事院勧告に基づき,国家公務員特別職支給割合が引き上げられることに準じて,霧島市の市長及び特別職の改定を行おうとするものであります。これまでも,市長及び特別職,議員の給与や報酬における改定は人事院勧告に基づき上げたり,下げたりしてまいりました。平成3年から平成25年までは,勧告のマイナスから大体横ばいの時期が続いており,霧島市もその間,数度引下げの条例改正を行ってきております。人事院勧告による市長特別職,議員の報酬,給与の改定については法的根拠は明確ではありませんけれども,これまで何を基準にして市長特別職,議員の報酬のその時々の社会情勢や民間の給与レベルに準じて改定を行うかのよりどころとなってきました。これまでの経緯からしても,今回人事院勧告が示す改定の割合について,そのことに準拠して市長を始め特別職及び議員の報酬や特別給の改定を行うのは当然のことだと言えると思います。したがって今回の条例改正は可決すべきであるということを申し述べ,私の賛成討論と致します。議員各位の御協賛を心からお願い申し上げます。 ○議長(下深迫孝二君)  ほかにありませんか。               [「なし」と言う声あり]  以上で討論を終結します。採決します。委員長報告は賛成多数で,原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告でありますので,電子により採決を行います。議案第3号について,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを,反対の方は反対ボタンを押してください。                [電子ボタン押下]  ボタンの押し忘れはありませんか。               [「なし」と言う声あり]  押し忘れなしと認めます。確定します。賛成多数であります。したがって,議案第3号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第2 議案第4号 霧島市職員の給与に関する条例等の一部改正について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第4号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第4号について,委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第4号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第3 議案第10号 霧島市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例                の一部改正について
    ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第10号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告でありますので,電子により採決を行います。議案第10号について,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを,反対の方は反対ボタンを押してください。                [電子ボタン押下]  ボタンの押し忘れはありませんか。               [「なし」と言う声あり]  押し忘れなしと認めます。確定します。賛成多数であります。したがって,議案第10号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第4 議案第16号 平成30年度霧島一般会計補正予算(第6号)について                から     日程第9 議案第31号 平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)について                まで一括上程 ○議長(下深迫孝二君)  次に,日程第4,議案第16号,平成30年度霧島一般会計補正予算(第6号)についてから日程第9,議案第31号,平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)についてまで,以上6件を一括し,議題とします。この議案6件については,予算常任委員会に付託となっておりましたので,委員長報告を求めます。 ○予算常任委員長有村隆志君)  去る2月25日及び28日の本会議において,当委員会に付託されました平成30年度補正予算関係議案6件について,審査が終了しましたので,その経過と結果について報告します。まず,議案第16号,平成30年度霧島一般会計補正予算(第6号)について及び議案第31号,平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)については,一括して審査を行いましたので,一括して報告を致します。執行部から総括として,まず,補正予算(第6号)のうち,歳出予算については,決算見込みによる事業費人件費の調整を行うほか,公立小中学校等における空調設備の整備,減債基金等への積立て,土地開発基金保有地の買戻しに要する経費などを計上した。歳入予算については,一般財源として決算見込みによる市税や財政調整基金等の調整を行うほか,地方交付税や繰越金の未計上額などを特定財源として事業実施等に伴う国県支出金地方債などを計上した。その結果,歳入歳出それぞれ,11億6,246万9,000円を追加計上し,補正後の一般会計予算の総額を,歳入歳出それぞれ590億8,796万6,000円とするとともに,繰越明許費及び地方債補正を行おうとするものであるとの説明でありました。次に,補正予算(第7号)のうち,歳出予算については,国の平成30年度補正予算(第2号)を受けて,プレミアム付商品券事業平成31年度の事業を前倒して実施する小中学校の校舎大規模改造事業に必要な経費などを計上した。歳入については,それぞれの事業に対する国県支出金地方債に加え,調整額の復活により増額された普通交付税などを計上した。その結果,歳入歳出それぞれ,6億478万円を追加計上し,補正後の一般会計予算の総額を,歳入歳出それぞれ596億9,274万6,000円とするとともに,繰越明許費及び地方債補正を行おうとするものである。補足として,小中学校の校舎大規模改造事業については,大型事業財政負担も大きいことから,その実施に当たっては,財源の大部分を国の補正予算に伴う国庫補助金地方債に委ねていたところであるが,国の補正予算の内定がなかったため,本事業については,当該補正予算による予算執行を見送らせていただきたい。また,本事業平成31年度当初予算でも提案している事業を前倒しして実施しようとするものであるため,同額を平成31年度当初予算にも計上しているとの説明がありました。このほか,議案第16号及び議案第31号に係る執行当局からの,それぞれの補正予算説明資料等に基づき説明を受け,質疑に入りましたので,質疑及び答弁の要旨を申し上げます。まず,総括及び総務部関係についての主な質疑としては,「地方交付税計上額の決定は,いつの時点か」との質疑には,「今回の補正予算(第6号)において,地方交付税のうち普通交付税を予算計上している。その決定は,平成30年7月24日付けの決定通知により行っている」との答弁。「会計年度任用職員制度移行事業について,次年度の予算確保を考えると,9月議会ぐらいまでに,会計年度任用職員関係条例が整備されないといけないと思うが」との質疑には,「県内の他市町村の動きがはっきりしていないことや県自体もこの3月に条例が出たくらいで,まだ規則のほうがよく分かっていないこと等があり,時期尚早と判断し,今回は繰り越しの判断をした。条例案の提案については,他自治体状況等を勘案しながら,遅くとも9月には条例案を提案したい」との答弁。「地方消費税交付金について,増額ということは,消費が拡大していることから,景気は引き続き好況であるという認識でよいか」との質疑には,「今のところ堅調に推移しているのではないかと考えている」との答弁。「公有財産取得処分事務で,横川町の土地の雑種地とは何か」との質疑には,「大隅横川駅に向かって左側にある公園敷地である。当該土地土地開発基金保有地であることから,市の公共用財産とするため,一般会計により買い戻すものである」との答弁でした。次に,企画部関係についての主な質疑としては,「移住定住促進補助事業で増額を見込んでいるが,当初の見込みから,どれぐらいの世帯数や人員が増加したか」との質疑には,「中山間地域新規住宅取得が10件プラス中古住宅の取得,増改築で7件マイナス,中学生以下の扶養加算が11人プラス家賃補助が3件のマイナス,市街地の中古住宅取得増改築で2件マイナスである」との答弁でした。次に,市民環境部関係についての主な質疑としては,「合併処理浄化槽設置整備事業で,見込み数が少なかったということで減額だが,件数とその事業費は幾らになるのか」との質疑には,「当初,250基を予算計上していたが,年度末の見込みが159基であった。事業費は7,105万6,000円で,申請の減によるもの」との答弁でした。次に,保健福祉部関係についての主な質疑として,「子どものための教育・保育給付事業について,扶助費が増額となっているが,要因は何か」との質疑には,「要因は大きく二つある。一つ目保育料算定の影響で,市から認定こども園へ支払う運営費については,国の基準で算定した補助基本額公定価格)から園が自ら徴収した保育料を差し引いて支払っているが,その保育料見込みが想定より下回ったため,その分が,約1億2,000万円増加した。もう一つの要因の公定価格,いわゆる運営費の増については,当初予算編成時に明らかとなっていなかった処遇改善事業などを積算したことにより,約7,000万円の増ということで,合計1億9,000万円余りの増額となった」との答弁。「プレミアム付商品券事業について,福祉給付という色合いもあり,販売手法は,これまでの商品券の販売とは全く違う感覚で取り組む必要があると考えるがどうか。また,どのくらいの人数を想定しているか」との質疑には,「個人情報の取扱いなど,関係課と協議を進めながら,事業実施をしていきたい。人数は3万5,000人を想定している」との答弁でした。次に,農林水産部関係についての主な質疑としては,「林地台帳管理システム整備事業不採択による減とあるが,今後の事業展開があるのか」との質疑には,「今後の計画は,森林環境譲与税で当初予算に計上している」との答弁でした。次に,商工観光部関係についての主な質疑として,「国分ハイテク展望台について,利用状況用地取得後の事業計画について」との質疑には,「利用状況は,平成29年度が1万493人,平成28年度が6,644人,平成27年度は6,782人である。事業計画については,現地からの景観をよくするための用地取得であり,現在,林務水産課等と伐採可能な範囲を調査,協議しており,今後,関連する予算措置可能性がある。伐採に当たり,大規模な工事は発生しないと考えている」との答弁でした。次に,建設部関係についての主な質疑としては,「街路整備事業の減額は,山崎線等事業費確定によるものとあるが,山崎線進捗率はどうか」との質疑には,「橋脚と橋台が工事完了し,現在,上部工で,桁を造る段階に入っている。繰越事業であり,国体前には供用開始できる見込みである」との答弁でした。次に,教育部関係についての主な質疑としては,「幼稚園,小中学校空調設備整備については,年度内の完成が可能か」との質疑には,「年度内に終わらせるという確信は,なかなか持てない状態である。年度内完成ができない場合は補助金の対象外となることから,この補助予算が成立した場合には,速やかに業者のほうと連携して,協議等を行う予定としている。担当部署として,年度内に完了させる気持ちで取り組んでいこうと考えている」との答弁。「工区を分けてとのことであるが,全体で何台あり,工区ごとに何台となるのか。また何割を地元業者に発注できるか」との質疑には,「空調機器は818台。業者は,Aランク,Bランク合わせて23社である。工区の振り分けや発注については,これからの段階である」との答弁。「小中学校施設整備費で,交付金対象の経費の三分の一ということだが,全体の事業費はかなり大きい。かなり絞られての対象経費と見ていいか。向花小であれば,1,800万円ほどの交付金で,7,000万円ぐらいの事業となるが,そのような考えでよいか」との質疑には,「平米当たりの建築単価で説明すると,建築単価の補助単価の取扱いにおいて,最初の設定金額が,普通の建築の鉄筋コンクリートの改修で,20万円を超える平米単価ということになるが,この整備事業では,最初の設定がそれよりも低い。さらに国の基準で,53%の改修費率を掛けることとなっている。低い単価で,更にその半分になるということで,必然的にその三分の一ということである。全体事業費からすると,とても三分の一に満たないような金額になっていく仕組みである」との答弁でした。次に,消防局関係,選挙管理委員会関係,議会事務局関係及び農業委員会事務局関係については割愛します。ほかに質疑・答弁がありました。議案第16号について,自由討議はなく,議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第16号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第31号について,自由討議では,小学校の施設整備と中学校の施設整備で大規模改造事業が計画されており,説明の中で,国の内示がなく,執行しないという旨の報告があった。この二つの事業は,当初予算にも計上されているので,詳細はそこで説明があるとのことだが,ぜひとも進めてほしいという意見がありました。議案処理に入り,まず,反対討論として,プレミアム付商品券が,繰越明許費として予算計上されている。これは,消費税増税による消費の落ち込みに十二分な対策をとるとして持ち出された仕組みである。消費税増税というのは一つの情報であり,国策の問題ではあるが,法律さえない中でのプレミアム商品券繰越明許費については問題があると思う。また,2019年10月から2020年3月31日までのわずか半年間しか使えないという問題点もある。以上のことから反対であるとの討論がありました。次に,賛成討論として,プレミアム付商品券事業が法制化もされていない中で繰越明許費として予算計上をしていることは不適切であるという旨の反対討論であった。確かに明確となっていないが,消費税増税については,国の大きな方針の下に,様々な対策が講じられている。増税により予想される消費の落ち込みに対する対策,また,消費税は逆進性が高いと言われていることから,低所得者や子育て世帯を支援する対策としては有効な手段であると思う。ただし,この商品券の販売については,個人情報の関わる問題もあることから,販売方法はしっかりと関係部署と協議調整をしながら,合理的で混乱を来さないような販売に努めてもらう旨を申し上げ,消費税の引上げに対する効果がある施策だと思うことから評価をし,賛成であるとの討論がありました。採決の結果,議案第31号は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第17号,平成30年度霧島国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について,執行部から,今回の補正予算は,保険給付費及び前年度繰上充用金の減額並びに諸支出金で国庫支出金等の確定に伴う経費などを追加計上し,歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億170万2,000円を追加し,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ161億4,857万6,000円とするものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑として,「保険給付費について,出納閉鎖時までの伸びを,どれぐらいと見込んでいるか」との質疑には,「冬場の医療費を若干多目に推計し,約5.6%を見込んでいる」との答弁。「繰上充用金は最終的に幾らになったか」との質疑には,「3億9,617万2,063円となった」との答弁でした。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第17号については,自由討議はなく,議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第17号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第18号,平成30年度霧島介護保険特別会計補正予算(第2号)については,決算見込みによる人件費の調整を行ったとのことでした。議案第18号については,自由討議はなく,議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第18号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第19号,平成30年度霧島下水道事業特別会計補正予算(第1号)について執行部から,主な内容は,事業実施をしている国分隼人クリーンセンターの建設工事委託等における国庫補助事業事業費が確定したことに伴うもの,また平成29年度決算剰余金に伴うものに加えて,平成30年度の打ち切り決算をし,平成31年度から地方公営企業法の全部適用を行うために取り崩す基金繰入金等について補正を行うもので,歳入歳出それぞれ1億3,993万6,000円を追加し,歳入歳出それぞれ18億9,097万8,000円とする補正予算である。第2表,繰越明許費については,公共下水道管理事業で293万8,000円,公共下水道事業で1億5,007万2,000円を,特環下水道事業で8,539万8,000円をそれぞれ計上している。第3表,地方債補正については,決算見込みにより限度額を変更しようとするものであるとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑として,「基金条例を廃止するということで,公営企業会計に移行していく段階で,基金という科目はなくなり,予備費という科目で運用をしていくという理解でいいか」との質疑に,「今回の特別会計の予算において,歳入が超過するため予備費で調整する。4月から,公営企業会計となり,独立会計で水道と同じようになり,会計課を通さずに,自前で工事請負費等を支払うときは,その預金通帳の中から支払っていく。最初,手持ちを預金通帳に入れておかないと運用できない仕組みである」との答弁でした。ほかにも質疑・答弁がありました。議案第19号について,自由討議はなく,議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第19号は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。次に,議案第20号,平成30年度霧島温泉供給特別会計補正予算(第1号)について,執行部から,「決算見込みにより歳入歳出それぞれ245万8,000円を追加計上し,補正後の総額を7,146万5,000円とするものである。歳入では,事業収入及び繰越金をそれぞれ追加計上し,基金繰入金などを減額し,歳出では,総務管理費の一般管理費で人件費及び温泉供給事業基金積立金を追加計上し,公課費を減額するものである」との説明がありました。議案第20号に入り,自由討議はなく,議案処理に入り,討論はなく,採決の結果,議案第20号は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。最後に委員長報告に付け加える点として,1点目,霧島一般会計補正予算(第6号)は,小中学校の空調に係る予算措置が非常に大きなポイントだと思う。対象となる教室は818室で,かなり大きい予算になる。そして,国が平成31年度内に完成することを補助事業の対象としているということもあり,非常に難しい対応が迫られていると思う。地元業者が23社あるということだが,この地元の業者と綿密な調整をし,年度内に完成することを目指して取り組んでほしい。2点目,関連として,現時点では平成31年度内に施工完了ということが条件となっている。これは本市だけではなく,全国の自治体で工事等がなされるものであり,果たして全国で対応できるものなのかという思いもある。この補助の条件を緩和するような方策を国に求めてほしい。3点目,平成30年度霧島下水道事業特別会計補正予算(第1号)について,平成31年度から全面的に企業会計に移行するということで,そのための基金条例の廃止から予備費に組み替えるなどの作業もされている。企業会計に移行する場合は,原則,独立採算ということが求められる。このことから,健全な運営を進めるために,現在の使用料の適切な見直しということも当然必要となり,処理単価と使用料のことも含めて十分に検討した上で,合理的で適切な受益者負担での金額設定を求めておきたいとの意見がありましたことを付け加え,以上で,本委員会に付託となりました議案6件についての報告を終わります。 ○議長(下深迫孝二君)  ただいま,委員長報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  質疑なしと認めます。   △ 日程第4 議案第16号 平成30年度霧島一般会計補正予算(第6号)について ○議長(下深迫孝二君)  これより議案処理に入ります。まず,議案第16号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第16号について,委員長報告のとおり,可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第16号は,原案のとおり,可決されました。   △ 日程第5 議案第17号 平成30年度霧島国民健康保険特別会計補正予算(第2                号)について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第17号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第17号について,委員長報告のとおり,可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第17号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第6 議案第18号 平成30年度霧島介護保険特別会計補正予算(第2号)                について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第18号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第18号について,委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第18号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第7 議案第19号 平成30年度霧島下水道事業特別会計補正予算(第1号)                について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第19号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第19号について,委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第19号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第8 議案第20号 平成30年度霧島温泉供給特別会計補正予算(第1号)                について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第20号について,討論に入ります。討論はありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第20号について,委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と言う声あり]  御異議なしと認めます。したがって,議案第20号は,原案のとおり可決されました。   △ 日程第9 議案第31号 平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)について ○議長(下深迫孝二君)  次に,議案第31号について,討論に入ります。2名の議員から討論の通告がされておりますので,順次,発言を許可します。まず,26番,宮内博議員。 ○26番(宮内 博君)  私は,日本共産党市議団を代表して,平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)について,反対の立場から討論に参加を致します。本補正予算では,向花小学校や日当山中学校の施設整備費として5億4,620万円などの予算が計上されております。これは,子供の教育環境整備のために必要な予算であり,これに反対するものでないことは当然であります。私が本補正予算に反対をするのは,プレミアム商品券事業1,101万4,000円についてであります。この事業費は,10月から予定されている消費税10%への引上げに伴い,低所得者や子育て世代の消費に与える影響を緩和し,地域における消費を喚起し,下支えをするためとして安倍政権のよる増税対策の一環として行われるものであり,この商品券の利用は2019年10月から2020年3月までの期限付きであります。もともと消費税は低所得者ほど負担が重い,逆進性が最大の問題であり,対策をとるのであれば,消費税を増税しない,これが一番の対策であることを指摘をするものであります。内閣府は,先日7日に本年1月の景気動向指数を発表しましたが,その速報値は景気の現状を示す指数が3か月連続で悪化したとの報告であります。2014年11月以来4年2か月ぶりの景気悪化と指摘をされ,消費税増税の根拠も崩れる中で,その増税対策としてプレミアム商品券事業が計上されていることは大きな問題であります。安倍政権発足から7年が経過いたしますが,この間物価は5.3%上昇したのに対し,年金生活者のよりどころである年金は0.8%引き下げられ,この7年間で物価と年金は6.1%も乖離しており,高齢世代の貧困と不安が広がっております。2014年に消費税が8%に引き上げられてから家計消費は25万円減少し,実質賃金もマイナス14万円であります。このような中で,消費税10%への増税によって5兆7,000億円もの庶民増税を押しつければ,家計にも経済にも大きな打撃になることは明らかであります。一昨日,12日に報道された共同通信の世論調査結果は,消費税10%への引上げは54.4%が反対と答えており,消費税増税は中止すべきであります。経済を立て直すためには,庶民増税ではなく,国民の暮らしを応援をして消費を拡大し,それによる生産や雇用の拡大しかありません。国民の負担を増やし消費を更に冷え込ませる消費税の増税や社会保障の国民負担の強化などは,この真逆の政策であり容認できないことを指摘して討論と致します。 ○議長(下深迫孝二君)  以上で,宮内博議員の討論を終わります。次に,6番,宮田竜二議員。 ○6番(宮田竜二君)  私は,霧島市政クラブを代表して,議案第31号,平成30年度霧島一般会計補正予算(第7号)について賛成の立場で討論します。補正予算(第7号)のうち,歳出予算につきましては,国の平成30年度補正予算(第2号)を受けてのプレミアム付商品券事業や,平成31年度の事業を前倒しで実施する小中学校の大規模改造事業に必要な経費などが計上されたものです。歳入につきましては,それぞれの事業に対する国庫支出金,県支出金や地方債に加え調整額の復活により増額された普通交付税などが計上されております。その結果,歳入歳出それぞれ6億478万円を追加計上し,補正後の一般会計予算総額を歳入歳出それぞれ596億9,274万6,000円とするとともに,繰越明許費及び地方債補正を行おうとするものです。予算常任委員長から報告がありましたように,本議案の論点はプレミアム付商品券事業の捉え方です。前回の2014年の消費税率5%から8%への増税では,地方での消費を励起する目的でプレミアム付商品券事業が翌年の2015年に一時的に導入され,本市においても一定の経済効果はあったと考えております。今回は,本年10月からの消費税率8%から10%への増税に伴い予想される一次的な消費の落ち込み分を半年間一時的にカバーするカンフル剤のような国政事業として計画されたもので,0歳から2歳児がいる世帯と住民税非課税世帯など,消費税増税による家計負担を受けやすい世帯が対象となり,本予算の財源は全額国庫支出金です。本市における経済効果は未知数な部分がありますが,25%のプレミアが付いた商品券で買い物ができる本事業は,限られた世帯だけではありますが有益な事業であると思います。また,向花小学校の屋内運動場や日当山中学校校舎の大規模改造工事を始め,農業振興や道路施設整備などについても必要な予算措置であると考えます。したがいまして,本補正予算につきましては可決すべきと判断します。以上で賛成討論を終わります。 ○議長(下深迫孝二君)  以上で,宮田竜二議員の討論を終わります。これで,通告による討論を終結します。ほかにありませんか。               [「なし」と言う声あり]  討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告でありますので,電子により採決を行います。議案第31号について,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを,反対の方は反対ボタンを押してください。                [電子ボタン押下]  ボタンの押し忘れはありませんか。               [「なし」と言う声あり]  押し忘れなしと認めます。確定します。賛成多数であります。したがって,議案第31号は,原案のとおり可決されました。以上で,本日の日程は全て終了しました。次の本会議は3月28日の予定であります。本日はこれで散会します。             「散 会  午前 10時54分」...