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平成30年第2回定例会(第4日目 6月14日)

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  1. 霧島市議会 2018-06-14
    平成30年第2回定例会(第4日目 6月14日)


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    平成30年第2回定例会(第4日目 6月14日)              平成30年第2回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                       平成30年6月14日(第4日目)午前9時開議 ┌──┬──┬───────────────────────────┬──────┐ │日程│事件│    件                 名    │ 備  考 │ │番号│番号│                           │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤ │1 │  │一般質問 鈴木てるみ君(157ページ)          │      │ │  │  │      ・子供の健康を守る施策について      │      │ │  │  │      ・持続可能な国保運営のために       │      │ │  │  │     池田 綱雄君(164ページ)          │      │ │  │  │      ・新燃岳・硫黄山噴火について       │      │ │  │  │     宮田 竜二君(175ページ)          │      │ │  │  │      ・第2期霧島市国民健康保険保健事業実施計画│      │ │  │  │       について                │      │ │  │  │      ・安心安全まちづくり事業に関する防犯カメラ│      │ │  │  │       政策について              │      │ │  │  │     新橋  実君(185ページ)          │      │
    │  │  │      ・市職員の専門技術職採用について     │      │ │  │  │      ・学校施設の整備計画について       │      │ │  │  │      ・自治会加入促進について         │      │ │  │  │      ・公園の整備について           │      │ │  │  │      ・森林伐採後の植林の植付けと市道や林道の整│      │ │  │  │       備について               │      │ │  │  │     松枝 正浩君(208ページ)          │      │ │  │  │      ・市長の政治姿勢について         │      │ │  │  │      ・国指定記念物(史跡)の整備について   │      │ │  │  │      ・会計年度任用職員制度について      │      │ │  │  │     下深迫孝二君(221ページ)          │      │ │  │  │      ・防災対策について            │      │ │  │  │      ・霧島市土地開発公社について       │      │ │  │  │      ・国道10号の維持管理について       │      │ └──┴──┴───────────────────────────┴──────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。     1番  山 口 仁 美 君      2番  山 田 龍 治 君     3番  松 枝 正 浩 君      4番  久 保 史 睦 君     5番  川 窪 幸 治 君      6番  宮 田 竜 二 君     7番  愛 甲 信 雄 君      8番  鈴 木 てるみ 君     9番  德 田 修 和 君     10番  平 原 志 保 君    11番  阿 多 己 清 君     12番  木野田   誠 君    13番  前 島 広 紀 君     14番  有 村 隆 志 君    15番  中 村 正 人 君     16番  仮 屋 国 治 君    17番  松 元   深 君     18番  池 田 綱 雄 君    19番  厚 地   覺 君     20番  新 橋   実 君    21番  植 山 利 博 君     22番  池 田   守 君    23番  下深迫 孝 二 君     24番  蔵 原   勇 君    25番  前川原 正 人 君     26番  宮 内   博 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。     な  し 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長     武 田 繁 博 君   議事調査課長     冨 永 博 幸 君  議事グループ長    德 留 要 一 君   書記         用 貝 大 星 君  書記         郡 山   愛 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長    中 重 真 一 君   副  市  長    山 口   剛 君  副  市  長    内   達 朗 君   総 務 部 長    新 町   貴 君  企 画 部 長    満 留   寛 君   市民環境部長     有 馬 博 明 君  保健福祉部長     山 口 昌 樹 君   農林水産部長     川 東 千 尋 君  商工観光部長     池 田 洋 一 君   建 設 部 長    島 内 拓 郎 君  総務部参事兼秘書広報課長           危機管理監      新 村   司 君             德 田   忍 君  総括工事監査監    松 元 公 生 君   総 務 課 長    橋 口 洋 平 君  安心安全課長     石 神   修 君   財 政 課 長    小 倉 正 実 君  工事契約検査課長   松 崎 浩 司 君   企画政策課長     永 山 正一郎 君  情報政策課長     宮 永 幸 一 君   市民活動推進課長   山 下 広 行 君  環境衛生課長     出 口 竜 也 君   保健福祉政策課長   茶 圓 一 智 君  保険年金課長     末 原 トシ子 君   健康増進課長     林   康 治 君  すこやか保健センター所長 島 木 真利子 君   農政畜産課長     田 島 博 文 君  林務水産課長     川 東 輝 昭 君   耕 地 課 長    西 元   剛 君  商工振興課長     谷 口 隆 幸 君   観 光 課 長    八 幡 洋 一 君  建設政策課長     川 路 和 幸 君   建設施設管理課長   仮屋園   修 君  土 木 課 長    猿 渡 千 弘 君   都市計画課長     柿 木 安 長 君  福山副総合支所長兼市民生活課長             別 當 正 浩 君  教  育  長    髙 田 肥 文 君   教 育 部 長    中 馬 吉 和 君  教育総務課長     本 村 成 明 君   学校教育課長     河 瀬 雅 之 君  社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱     国分図書館長兼メディアセンター所長兼             西   潤 一 君    隼人図書館長兼郷土資料編さん室長                                    鈴 木 順 一 君 6.会議のてん末は次のとおりである。               「開 議  午前 9時00分」 ○議長(中村正人君)  これより,本日の会議を開きます。本日の日程は,一般質問のみであります。昨日に引き続き,一般質問を続けます。8番,鈴木てるみ議員から,2件通告がされております。したがって,発言を許可します。   △ 日程第1 一般質問 ○8番(鈴木てるみ君)  公明党霧島市議団の鈴木てるみでございます。一昨日,史上初の米朝首脳会談が行われました。北朝鮮に拉致された市川修一さんは,私のいとこです。このブルーリボンの青い色は,日本と北朝鮮を隔てる海と空の色を表わしています。子を思う親の愛は海よりも深く,空よりも深く,市川のおじとおばは,毎日,毎日息子の帰りを待ち続けていましたが,ついに,その願いがかなうことはありませんでした。拉致被害者家族は,今度こそはと大きな期待をしています。私も4人の子育てをした経験から,霧島市の未来を担う子供たちが健やかに育ってほしいとの願いを込めて,質問を致します。ロタウイルスは,5歳までの子供はほぼ全員かかると言われ,嘔吐,下痢症の中でも,最も強烈な症状が出ます。このロタウイルスワクチンは,まだ国の定期接種化になっておらず,市長も御存じかと思いますが,市内の小児科の先生たちも,ほとんどがワクチンの定期接種化を強く望んでいる状況です。ロタウイルスワクチンの助成事業を開始する意義として,まず,このロタウイルスワクチンの接種率向上は,財政健全化策となります。日本小児科学会が提出した要望書,「ロタウイルス胃腸炎予防ワクチンの早期導入に向けて」によりますと,ロタウイルス胃腸炎による総直接医療費は,年間220億円に上るとされています。ロタウイルス胃腸炎で入院した場合,共働き世帯にとっては,両親のどちらかが仕事を休んで看病しなければなりません。家庭においては,収入減,会社にとっては労働力減といった問題のほか,外来,入院における来院時の交通費,さらに,おむつ代,経口補液の追加購入といった非直接医療費の問題も存在します。我が国における試算では,医療費以外の支出や労働損失も含めたロタウイルス感染症による1件当たりの経済的負担は,入院治療で17万6,798円,通院治療で5万717円と報告されています。これら直接医療費及び非直接医療費を合わせたロタウイルス胃腸炎による負担額は,年間で540億円になると推定され,霧島市の人口で案分すると約6,600万円にもなります。次に,共働き世帯などの支援策となります。小さい子は24時間,一時も目が離せません。お産が一段落して働き始めたばかりのママにとって,1週間前後の休みをもらうのは,大変心苦しいことでしょう。このようなことが,女性が社会で活躍することのネックにもなっています。さらに,小児科医療の質の向上に大きく寄与します。ロタウイルス胃腸炎による夜間救急受診数を減少させ,小児科医療従事者の負担を減らし,小児科医療の質の向上に大きく寄与するものと思われます。そして,社会の公衆衛生の向上に寄与します。アレルギー体質などの理由でワクチン接種ができない子供がいますが,ロタウイルスワクチン接種により,社会全体でロタウイルス感染症を制御することは自己防衛のみならず,社会の公衆衛生も守ることになります。最後に,ワクチン助成は,子育て支援の施策に合致します。近隣に先駆けて開始することで,市外の方からも魅力的な市と感じてもらうことができます。以上,五つの理由から,ロタウイルスワクチンの助成事業を開始することは,市民,行政,医療従事者全てに有益な事業であると確信し,次の3点を質問します。一つ,2年前に故時任議員がこの問題を一般質問で取り上げていますが,そのときの答弁は,厚労省の動きを見守るとのことでしたが,その後,何か状況に変化はあったのでしょうか。二つ,先日,全額を補助している伊佐市へ調査に行きました。そのときの担当者の方のお話によると,霧島市では発症する子供が少ないということでした。これは,すなわち自費で予防接種されている方が多いということではないでしょうか。市では,自費で接種されている人数を把握されていますか。三つ,第2次総合計画に安心して子供を産み,育てられる環境の充実とありますが,であるならば,国の定期接種化を待たず,先駆的に霧島市の子育て政策としてワクチン接種の助成を行ってはどうでしょうか。次に,持続可能な国民健康保険事業の運営について質問します。今年度より,保険者が鹿児島県になり,保険税が改定されました。私たちも前回の議会では,苦渋の選択をしましたが,国保の財務状況を考えると,改定せざるを得ないと判断しました。日本は今,誰も経験したことのない高齢化時代を迎えています。60歳を過ぎると医療費が急激に増加すると言われています。私は,国保加入者に財務状況を知ってもらい,自分の健康を守ることが,結果的に国保事業の安定化につながることを理解してもらうことが大切ではないかと考えます。質問です。一つ,財務状況,課税の仕組み,疾病予防情報,事務手続要領,特定健診情報など,国保事業は,加入者に対して発するべき情報はたくさんあります。市は,これらの情報をどのように市民に周知しているのでしょうか。二つ,現在,霧島市では,広報きりしまや市議会だよりを発行していますが,ほかにも商工会議所で出している商工会議所ニュースきりしま,さらに,霧島市社協ニュース,保全協会だよりなど,それぞれの機関紙を発行しています。国保への理解と協力を得るために,国保事業の内容を詳しく解説した広報誌を出してはいかがですか。以上,壇上からの質問を終わります。 ○市長(中重真一君)  鈴木議員から2問の御質問がありました。1問目の1点目及び3点目は私が,その他は保健福祉部長が答弁します。1問目の子供の健康を守る施策についての1点目と3点目は関連がありますので,一括してお答えいたします。ロタウイルスにつきましては,感染力が強いことから,5歳までにはほぼ全ての子供が感染すると言われており,感染後は,嘔吐,下痢等を伴う胃腸炎を発症し,通常は1週間程度で回復しますが,場合によっては重症化し,入院が必要となることや合併症を引き起こすこともあります。ロタウイルス感染予防のために,ワクチンが製造・販売されており,予防接種を受けることは可能ですが,予防接種法上の定期接種とはされておらず,いわゆる任意接種であるため,接種に係る経費は全額個人負担となります。このロタウイルスワクチンの定期接種化につきましては,厚生労働省の厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会において,協議・検討が重ねられておりますことから,本市では,この動きをこれまで注視してきたところです。同分科会においては,胃腸炎の重症化予防など有効性の観点から接種の必要性が認識されているものの,副反応発生状況の分析・評価や医療経済的な評価について,まだ課題があるとの認識から,引き続き検討される予定であり,定期接種化には至っておりません。しかしながら,全国では,任意接種への公費助成を行っている自治体が増加傾向にあり,県内でも7市町村で公費助成が行われ,本市内の医療機関でも多くの子供が個人負担により予防接種を受けています。このような状況を踏まえ,また,私自身,かねてから,安心して子どもを産み育てることができる体制を構築し,母子に対する保健・医療施策の充実に努めることが肝要であると考えており,予防医療は極めて重要であると捉えていることから,ロタウイルスワクチン予防接種に係る公費助成の実施に向けて検討してまいります。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  次に,2点目にお答えします。今回調査したところ,霧島市内でロタウイルスワクチンの任意接種を実施している8か所の医療機関での接種状況につきましては,平成28年度の実接種者数は754人です。また,平成29年度の実接種者数は753人です。2問目の持続可能な国保運営のための1点目と2点目は関連がございますので,一括してお答えします。これまで,国民健康保険の制度等の周知につきましては,広報誌である広報きりしまを始め,様々な方法により行ってきました。財務状況については広報誌及びホームページで,課税の仕組みについては国民健康保険税の納付書発送の際に同封するチラシで,疾病予防情報は広報誌で,事務手続要領についてはホームページ及び暮らしの便利帳で,特定健診情報などについては広報誌,ホームページ,被保険者証や特定健診受診券発送の際に同封するチラシにより,それぞれ周知しているところです。その中でも特に,広報誌につきましては,自治会発送による世帯配付に加え,公共施設や大規模店舗等などへの設置により,誰でも自由に取れることが可能なことから,制度の周知には有効な手段であると考えています。今後とも,様々な方法で国民健康保険制度に関する情報の発信を行ってまいります。なお,8月号の広報誌には,特定健診に関する特集を掲載する予定です。 ○8番(鈴木てるみ君)  先ほどの市長の御答弁というのは,助成をやるというふうに解釈してよろしいでしょうか。 ○市長(中重真一君)  やる方向で検討していきたいと思います。 ○8番(鈴木てるみ君)  ありがとうございます。一瞬,南日本新聞の明日の記事が,補助決定か,その「か」が付くのか,付かないのか。ありがとうございます。もう少し質問させてください。具体的には,いつ頃とお考えですか。 ○市長(中重真一君)  先ほど,議員の質問の中でもございましたように,私も霧島市内の小児科の先生方からロタウイルスワクチンの必要性というのは,以前よりお聴きしておりました。ロタにかかって入院するその医療費,またそれが公費で助成するわけですので,やはりそういったところに掛けるよりも,子供たちの予防にお金を掛けるほうが,より有効的ではないかというふうな考えを持っておりました。来年度の実施に向けて,今後検討していきたいというふうに考えております。 ○8番(鈴木てるみ君)  子育て世代には大変な朗報です。ぜひよろしくお願いいたします。霧島市でワクチン助成をすると,どれぐらいの費用が必要かと思われますかとお聴きしたかったのですが,もう結構でございます。では,資料の1を御覧ください。どれだけ費用が掛かるかっていうのを説明したくて,資料を準備したんですけれども,これだけ,もろもろ掛かりますということで,ワクチン接種を助成したほうが費用対効果は十分あると思います。先日,伊佐市のほうへ,なぜ全額助成に踏み切ったのか調査に参りました。きっかけは3年前,北薩病院と寺田病院の複数の小児科のドクターから公費助成を望む要望書が提出されたことからでした。要望書によると,それまで伊佐市は他市に比べ,ロタウイルスで入院する子供がとても多かったそうです。ロタウイルス感染症は防ぐことができない。かかってしまうと非常に激しい症状になる。伊佐市は,子供が暮らしやすいまちを目指していることから,全額補助に踏み切ったと担当の方からお聴きいたしました。子育て日本一を目指す霧島市も,ぜひ全額でよろしくお願いいたします。ロタウイルスワクチンは2種類あり,生後24週,又は32週で接種を完了しないといけないそうで,1回目は,14週6日までの接種が奨励されています。生後6か月頃から,ロタウイルス感染症が増えることからも,生後早々にワクチン接種を開始する必要があります。生後6週からというと,首も据わらない早い時期から取り組まなければなりません。赤ちゃんがお腹にいるときから,早目に周知することが大切と思われます。ぜひ,産婦人科医院とも連携を図り,出産後の予防接種スケジュールをママたちが計画的に進められるように,周知していただくことも併せてお願いいたします。では,次に,国保事業の広報誌の提案に移ります。先ほど,様々な方法で情報発信しているという御答弁を頂きましたが,ホームページ上で情報公開されておりますが,検索しないと情報は届かないし,そもそも,年配の方はネットと無縁の方も多数おられます。さらに,一歩踏み込んでの対策が必要かと思われます。先月,文教厚生委員会で東京都東村山市へ行政視察に参りました。このまちは,国保事業のために,被保険者の医療費について,広島県呉市のデータヘルス分析を導入しているところです。そのときに,東村山市の国保だよりをもらいました。これには,様々な情報が掲載されています。前回の一般質問で,医療費適正化と健康増進について質問しましたが,現在,霧島市の透析患者は184人とお聴きしました。資料の2を御覧ください。東村山市の資料を見てみると,透析患者一人当たりの医療費が530万円掛かるとあります。誤解を恐れずに,これを霧島市に当てはめてみると,年間9億7,500万円と多額の医療費になります。市では,この事実を市民に明らかにしておりますか。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  医療費につきましては,公表しておりません。 ○8番(鈴木てるみ君)  尊い命を大切にし,透析患者さんも元気に過ごしていただきたい,そのための医療費は必要です。ですが,透析は本人にとって大変な苦痛を伴います。一部の腎症患者を除き,その原因はほとんどは生活習慣であり,運動や食生活の努力をすれば防げるのです。保健師さんたちも必死で呼び掛けていますが,なかなか効果が上がらない状況のようです。特定健診で数値のよくない人や治療を中断者など,指導が必要な人が大勢おられます。また,特定健診も病院にも全く行かない人がいて,その中には糖尿病ハイリスク者も多く存在しています。糖尿病は10年から15年掛けてゆっくりと進行していきます。この人たちが,早く重症化予防に取り組まなければ,このまま糖尿病性腎症患者が増え続け,国保財政はますます困難な状況に追い込まれてしまいます。この事実をもっと発信していく必要がありませんか。では,資料の3を御覧ください。これは,東村山市と鹿児島市の一人当たりの医療費の推移を示したものです。下のほうが,鹿児島のものなんですが,鹿児島市も半年ごとに国保新聞ひまわりを出していますが,こちらも市民に分かりやすく説明しております。本市でも,一人当たりの医療費の額を公表しておられますか。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  県の資料では公表されていますが,市としては公表しておりません。 ○8番(鈴木てるみ君)  国保の赤字情勢を知ってもらい,市民が健康増進に取り組む努力が必要と訴えるべきではないでしょうか。次に,資料の4を御覧ください。これも,鹿児島市のひまわりの記事です。国保税は納期内に納めてくださいというふうに上のほうにありますけれども,収納率を上げる努力というのは大変厳しいかと思いますが,滞納処分について,市民には伝わっておりますか。
    ○保険年金課長(末原トシ子君)  滞納処分の情報につきましては,ホームページに掲載するとともに,みんなの国保検定という国保制度を分かりやすくまとめた小冊子に掲載し,窓口で配付をしております。この中に掲載してございます。 ○8番(鈴木てるみ君)  あわせて,納付が困難な人に向けて,相談窓口があることのPRもよろしくお願いいたします。同じく資料4,下のほうですが,これも鹿児島市ですが,倒産・解雇などによる離職者の課税の特例処置についてですが,自己都合でない,リストラ,失業にあった人に対する特例措置の紹介ですが,本市では,どのように発信しておられますか。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  毎年,広報きりしま及びホームページに掲載しております。また,離職した方に関しましては,窓口で資格取得をされる際に,必ず,離職理由の確認を行っております。今年度の5月号と6月号にその減免制度についての記事が載せてございます。 ○8番(鈴木てるみ君)  次に,資料の5を御覧ください。こちらは交通事故などで,けがを負わされた場合のケースが紹介されています。この第三者行為の意味と市民への周知の仕方をお願いします。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  まず,第三者行為とは,交通事故等の第三者の行為によってけがや病気になった場合,損害賠償と過失に応じて,加害者医療費を負担するのが原則ですが,負担割合が決定するまでに時間が掛かってしまう場合などは,国民健康保険の被保険者の方が支払いをせずに済むように,保険証を使用して治療を受けることができます。これは,国民健康保険加害者の支払うべき医療費を一時立替払をしている状況になります。国民健康保険が立て替えた医療費は,被保険者の方に提出していただいた傷病届等をもとに加害者損害賠償を請求することになります。なお,交通事故の場合の多くは,損害保険会社等への請求となります。この取組を第三者行為求償といいます。第三者行為は,交通事故だけではなく,食中毒や他人の飼い犬にかまれた場合なども対象となります。本市では,被保険者からの疾病届の提出を待つだけでなく,病院から提出されるレセプト情報や救急搬送報告をもとに第三者の行為によるけが等の疑いがある人のリストを作成し,病院等へ確認を行い,第三者の行為と確認できた場合には,対象者に疾病届を提出していただくように,文書による通知を行っております。また,先ほどの周知について,どのように行っていいますかというお問合せでございましたが,主にホームページ,それと,先ほど申し上げましたみんなの国保検定に掲載し,周知しております。また,平成29年度には,本市の第三者求償行為の取組が評価されて,平成30年3月24日に鹿児島県国民健康保険団体連合会がテレビで毎月第一,第二の土曜日の14時頃に放送している「国保でHOT情報」という番組に職員が出演し,霧島市の取組を紹介しました。この内容は,鹿児島県国民健康保険団体連合会が発行する国保かごしまに掲載されたところでございます。 ○8番(鈴木てるみ君)  大変丁寧な御答弁ありがとうございます。なかなかこういった第三者行為というのは,当事者にならないと分からないと思うんですが,いざそういうときに遭ったときに,そういう知識があるとないとでは違うと思いますので,このようにマンガで分かりやすく説明してあるとすごく助かるんじゃないかなと思います。次に資料の6を御覧ください。これは,東村山市が取り組んでいる結果的に飲み残しとなってしまった薬の再利用の推進です。飲み残しなさいということを推進しているのではなく,うっかり飲み忘れた薬がおうちにあったときに,それを捨てないで,持ってきてくだされば,またそれを有効利用して処方しますということで,市では,このように節薬バック,節薬のやくは薬なんですけれども,これを市民に配付して,残ったお薬をこれに入れて病院で受診したときに,これもまた使うという取組をしているようです。紹介だけです。資料の7は,問合せの多いベスト3を載せていますということで,この中に,接骨院や整骨院で施術を受ける際の注意事項とありますが,この後,宮田議員も質問する予定になっております。紹介だけです。では,最後,資料の8は,東村山市の特定健診のエリア別の受診率をグラフ化したものです。地域の団結力を活用して,いい意味で競わせようとしているのではないかなと思われます。鹿児島市も東村山市もイラストをたくさん使い,分かりやすく説明しております。市民に理解と協力を求めるには,このような努力が必要ではないでしょうか。ここで中重市長にお伺いしたいんですが,国保事業で市民に何を一番伝えたいとお思いでしょうか。 ○市長(中重真一君)  鹿児島県内の国保の状況を見ましたときに,一番保険料が安いのは,三島村など離島でございます。主な原因は,医療機関が少ないからということでございまして,結局は,まずは国保税を下げるためには,医療費を抑えるということが一番大事になってまいります。そのために,必要なときにはもちろん医療機関にかかるわけですが,不必要なときに医療機関に行かないように,打撲したときに湿布だったり,そういった部分は,まず自分でできることは自分でしながら,医療費を抑えていくということが一番大事なことになってくるかというふうに考えます。また,議員から御指摘がありましたように,いろいろな場面,場面で広報していくことも必要になってくるかと考えます。また,それと同時に,現在,生命保険会社やら,そういったところから連携協定をしないかというような申入れ等もございます。そういった保険機関と上手に連携しながら,特定健診の受診者を増やすとか,医療費を抑えていくための取組というのもできればというふうに考えております。この国保に関しましては,本当に市民全体で取り組んでいくことが必要だと考えておりますので,できる方策を全て打ちながら,国保事業の安定化に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○8番(鈴木てるみ君)  中重市長のリーダーシップでぜひよろしくお願いいたします。次に,山口副市長は,商工会議所時代に,商工会議所ニュースを発行されていたと思いますが,この国保だよりを御覧いただいて,どう思われますでしょうか。 ○副市長(山口 剛君)  先ほど,開会前に頂きまして,感想をずっと書いてみました。まず,国保会計が健全に運営されるためには収入と支出のバランスが取れている,いわゆるプライマリーバランスが取れていることが大事だと思っております。そのためには何が必要なのかというのは三つあると思うんですけども,まず一つ目が,制度を理解する。国保制度を加入者の皆様方が理解する。二つ目が,財源はどうなっているかというのを理解する。そして,三つ目が,病気にかからないためには,いわゆる医療費を抑えるためにはどうしたらいいかというのをする。この先ほどいただいたこれを見たら,この三つが全て網羅されております。そうなってくると,やはり,国保会計が健全に推移するのではないかと思っております。そういった意味からも,そのことが分かりやすく記載されておりますので,大変有意義な広報誌であるという感想を持ちました。 ○8番(鈴木てるみ君)  しっかり読み込んでいただいてありがとうございます。霧島市民の健康づくりに役立つ情報を発信し,健康増進に取り組む市民が増えれば,その結果,国保財政の安定につながっていくのではないでしょうか。霧島市版国保だよりの発行を前向きに検討していただくことを要望し,私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(中村正人君)  以上で,鈴木てるみ議員の一般質問を終わります。次に,18番,池田綱雄議員から1件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○18番(池田綱雄君)  ただいま,議長の許可を得ましたので,新風会の一人として一般質問を致します。さて,6月12日に世界中が注目をしたトランプ大統領と北朝鮮の金委員長の画期的な会談が開催されました。この会談を日本中が拉致問題解決の最後のチャンスと期待と望みを掛けましたが,余りにも期待が大きかっただけに,拉致問題については余り進展はなかったように思います。安倍首相は,拉致を本当に大事な問題と思うなら,人任せではなく,首相自ら金委員長と直接会って解決するべきではないかと思うことでありました。さて,新燃岳が平成23年1月に約300年ぶりに噴火をし,6年がたち,忘れかけていた昨年10月と今年3月に再び噴火をし,国分方面にも多量の降灰がありました。また,4月13日には硫黄山が噴火をし,伊佐市や湧水町の一部では,稲作を中止するなど,被害が出ております。霧島川でも新燃岳の昨年10月の噴火により,河川が白く濁り,魚は全滅しております。また,稲作への影響はないのかと心配する声が多く寄せられております。そこで,今回は,この両噴火についてお尋ねいたします。1点目は,先日,霧島連山の地下に大規模マグマが発生との新聞報道がありましたが,現状と今後についてお尋ねいたします。2点目は,観光への影響についてお尋ねいたします。3点目は,農産物への被害の状況についてお尋ねいたします。4点目は,新燃岳の噴火により,霧島川では,当時白く濁り,魚は全滅しており,例年だと,今頃は鮎釣りの名所として市内外から多くの釣り客でにぎわうのでございますが,今年は,鮎釣りの姿は全く見当たりません。魚への影響と今後についてお尋ねいたします。5点目は,国分平野の稲作の多くは,霧島川から取水をしております。この白く濁った用水は稲作に影響はないのかお尋ねをし,壇上からの質問を終わります。 ○市長(中重真一君)  池田綱雄議員から1問の御質問がありました。1点目は私が,その他は関係部長がそれぞれ答弁します。1問目の新燃岳・硫黄山噴火についての1点目にお答えします。霧島山の地下深くのマグマだまりに関する報道について,鹿児島地方気象台を通じて福岡管区気象台に確認したところ,「今回の研究発表は,霧島山の地下深くまでの構造を推定したもので,これまで十分解明できていなかった海面下5㎞から10㎞の深さに霧島山全体に広がるような幅10kmから15kmの地震波の遅い領域があり,この領域の一部がマグマであることを示唆しているものと考えられる。この領域は新たに形成されたものではなく,噴火に直接係る地下の浅い部分の火山活動の状況を示しているものでもない。噴火の可能性については,これまでと変化はないと考えており,噴火警報予報事項に変更はない。また,霧島山において,仮に,従来の火口以外で噴火するような場合には,地震活動など浅い部分での活動の変化を現在の観測体制で捉え,噴火の兆候として事前にお知らせできるものと考えている」とのことでした。本市としては,引き続き,霧島山の火山活動に対する情報連絡体制を維持し,鹿児島地方気象台,その他関係機関と情報共有しつつ対応してまいります。 ○商工観光部長(池田洋一君)  次に,2点目にお答えします。収容人員の多い宿泊施設11施設の宿泊状況につきましては,観光協会が調査した速報値では,本年1月,2月の宿泊者数は,昨年11月から各種メディアを活用して落ちついた霧島山の状況や最新の観光情報を発信した取組,明治維新150周年の各種事業の取組,大河ドラマ「西郷どん」の放送により,前年同月を大きく上回る状況でしたが,3月の新燃岳,4月の硫黄山の噴火により3月,4月,5月は前年同月を下回っており,5月以降の予約状況も全体的に先細りの状況にあるところです。また,新燃岳の噴火警戒レベル3,警戒範囲3kmが長期化した場合,ホテル,旅館,観光施設,飲食店等への影響は更に広がるものと懸念しているところでございます。このようなことから,観光客誘客のための補正予算を今定例会に提案しているところでございます。 ○農林水産部長(川東千尋君)  次に,3点目にお答えします。新燃岳の噴火による農産物等の被害につきましては,昨年10月の爆発的噴火の際,牧園の大霧地区で,露地野菜に大量の降灰と火山性のガスが原因と思われる生育不良が確認され,約20aで約34万円の被害が発生しています。本年3月の爆発的噴火の際にも本市に大量の降灰があり,原木シイタケの出荷時期と重なったこともあって,生シイタケと乾燥シイタケ合わせて被害量約22t,被害額2,661万円に及ぶ甚大な被害が発生しております。なお,この際は,降灰当日の夜から雨が降ったことが幸いしてか,被害が懸念された露地野菜や茶に大きな被害は確認されておりません。一方,硫黄山の噴火により,伊佐市や湧水町などで,今シーズンの稲作を中止し,飼料作物などへの転作を余儀なくされている地域がございますが,その原因となった長江川が本市に直接影響する水系でないことや噴火時の風向きの関係で大量の降灰もなかったことから,本市におきましては,この噴火による農産物等の被害は確認されておりません。次に,5点目にお答えします。大量の火山灰が稲作に与える影響としては,一般的に農業用水への大量混入による水素イオン濃度の変化や火山灰が葉や茎に付着することによる生育不良,重金属による土壌汚染などが考えられます。このため,本市では,新燃岳の噴火に伴い水質変化が危惧される霧島川について,本年5月9日及び16日に農業用水として使用される,松永用水と田口用水の取水口で水質検査を実施し,いずれも農業用水として利用することに問題はないことを確認しております。また,その結果及び安全性に関しては,市のホームページや広報誌,JAあいらの広報誌への折り込みチラシによりお知らせし,市民の皆様の不安の払拭と地元農産物風評被害の防止に努めているところです。今後,新たな噴火による大量の降灰や大雨による堆積火山灰の流出等により,稲の生育等に影響が及ぶ可能性もありますので,霧島連山の噴火や降雨等の状況を注視しながら,所要の調査を継続し,迅速かつ適切な対応に努めたいと考えております。 ○市民環境部長(有馬博明君)  次に,4点目にお答えします。昨年10月11日の新燃岳の噴火発生以降では,霧島川の水質調査を11月28日,12月5日,5月16日に実施したところです。このうち,11月28日と12月5日の調査につきましては,生活排水対策及び公共用水域の水質保全を図る資料とするため毎年実施しているものでございますが,生物化学的酸素要求量など,生活環境の保全に関する環境基準の項目は,いずれも過去の調査と比べて大きな変化はございませんでした。また,5月16日の調査については,ヒ素を始めとする重金属類など,人の健康の保護に関する環境基準の項目も含めて調査したところ,重金属類等の8項目は,全て基準を満たしているとの分析結果を得たところでございます。なお,河川の水生生物に係る環境基準の一つである全亜鉛についても,基準を満たしておりました。このように,これまで実施した水質調査の結果から見ますと,川魚など水生生物が生息するのに問題はないものと考えておりますが,今後も引き続き調査を行いながら,水質に注視してまいります。 ○18番(池田綱雄君)  それぞれ答弁を頂きました。順次,再質問をさせていただきたいと思います。1問目の大規模マグマについてはよく分かりましたが,今後も,気象庁などと十分連携を取っていただきたいというふうに思います。次の観光への影響についてですが,6月1日の南日本新聞で,鹿児島県では,大河効果で宿泊客が前年比1.5%増えたと。しかし,霧島地区では4.4%減少というふうにございましたが,これは,今回の新燃岳の噴火によるものか,過去5年間の結果が出ておれば,お知らせいただきたいと思います。 ○観光課長(八幡洋一君)  過去5年間の宿泊者数を申し上げます。平成25年は自然災害等もなかったことから102万2,354人,平成26年は3件の大型宿泊施設の閉館等の影響によりまして96万509人,平成27年は桜島噴火の警戒レベルの引上げや硫黄山の規制,北陸新幹線の開業,ユニバーサルスタジオジャパンのリニューアル等の影響により94万3,356人,平成28年は熊本地震の影響によりまして92万6,497人,平成29年は新燃岳の噴火の影響によりまして93万8,709人となっております。 ○18番(池田綱雄君)  思ったより減少していないんだなと感じておりますが,今年の連休期間と昨年の連休期間,まだデータは出ていないかもしれませんが,分かっていれば今年と去年と比べてどれぐらい差があったのかお尋ねいたします。 ○観光課長(八幡洋一君)  観光協会の調査した牧園の収容人員の多い宿泊施設,11施設の速報値でございますけれども,前年比の89.47%という形でございました。なお,牧園,霧島の観光施設,それから,コンビニ等に電話で確認を致しましたけれども,前年度3割程度のダウンかなというようなことでお聴きしたところでございます。 ○18番(池田綱雄君)  そういうことで,今回の議会に霧島連山の火山活発化に対する観光誘客事業に1,200万円予算が計上されておりますが,その中身について,ちょっと説明を頂きたいと思います。 ○商工観光部長(池田洋一君)  今回,一般会計補正予算(第1号)で計上しております観光誘客事業につきましては,霧島市観光協会,霧島商工会議所,霧島市商工会,霧島市特産品協会,市内の六つの旅館協会等の18団体で組織する,いざ霧島キャンペーン実行委員会で実施しようと考えております。現段階での事業内容につきましては,噴火の映像が先行し放映され,霧島,牧園地域はその影響を受けていると思われていることから,霧島山の最新の情報発信を行いながら,温泉・食・イベントなどの魅力あふれた霧島をテレビラジオ等のメディアを活用した情報発信を行う事業に取り組むほか,宿泊の促進,観光施設等の周遊を促す,話題性のあるキャンペーン事業を展開しようと考えております。また,宿泊施設等に対し,温泉の水質検査に係る経費の助成も検討をしているところでございます。 ○18番(池田綱雄君)  予算を1,200万円計上されておりますが,これで十分だと思いますか。 ○商工観光部長(池田洋一君)  今後,新燃岳等がどのような状況になるのか分かりませんけれども,今回の6月議会においては,この1,200万円というような試算をして,啓発を行うということですので,今後,まだ必要になる可能性もあれば,これで収まるというようなケースもございますので,一概に今の段階では言えませんけれども,1,200万円,6月補正で何とかお願いしたいというふうに考えております。 ○18番(池田綱雄君)  余りここを強く言えば,風評被害にもつながるということで,非常に難しいところだと思いますが,一つ頑張っていただきたいというふうに思います。次に,魚への影響,答弁では,影響はないということでしたけど,しかしながら,現場を見ましたか。魚は1匹も見当たりません。壇上からも言いましたように,霧島川は,例年,ずっと釣り客でつながっているんですが,今年は一人もおりません。釣れないからいないわけですが,そういうことで,その原因,先ほど影響ないと,魚には影響ないという答弁を頂きましたけど,影響があるから魚がいないんじゃないですか。もう一回,その魚がいない原因,そして,今後どうしていくのか,そこら辺をもう一回お尋ねいたします。 ○農林水産部長(川東千尋君)  霧島川の鮎につきましては,3月から4月にかけて,稚鮎の採捕を行います。そのときは,稚鮎の遡上といったものは確認されまして,昨年より豊漁の状況にあったということは,市長の説明でもあったとおりでございます。その後の状況ですが,5月以降,固体数が減少しまして,6月の解禁日以降,現在のところ,今,議員が申されたように,釣り人が見られないといったような状況になっております。その原因の特定というものは,まだできておりませんが,漁協の方々にお聴きしますと,何らかの理由で生息環境のよいほかの河川のほうに鮎が移動したのではないかというふうに話されております。漁協関係者と協議しました結果,今後の対策と致しましては,梅雨明けの河川の状況を見た上で,県の水産技術開発センター等の指導を受けながら,地元漁協が主体となって,まず,天降川との合流点に近い産卵場所となる河川区域の清掃活動を行って,鮎がより住みよい環境を整えていくといったような計画になっていると伺っております。その実施期間は,本年10月中旬から12月末を予定されているとのことですが,市と致しましても,このような漁協の関係者からのいろいろな情報収集に努めますとともに,今後の状況次第では,いろいろな補助事業等を見据えながら,国や県とも協議してまいりたいというふうに思っております。 ○18番(池田綱雄君)  魚がいない原因というのは,その中になかったと思いますが,原因は何だと思いますか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  原因は特定できていないと先ほど申し上げたわけですが,あえて言うならば,当然,濁っていて去年からの石に,地元の釣りに来てらっしゃった方から聴いたんですが,石に鮎の餌となるコケ等が付かないといったようなことやら,そういった話はされておりました。だから,そういったところがある河川のほうに,今,鮎が避難している状況なんだろうといったようなことで,ただ,先ほど申しましたように,3月から4月にかけて,稚鮎を採って,それを自河川放流ということで,例えば霧島川,霧島川でもちょうど下流の合流点の辺りで罠によって稚鮎を採るわけですが,去年より採れていたということで,それを上流域のほうに放流をされたそうです。例えば,霧島総合支所の裏の辺りを流れる狩川,霧島川の支流,さらに支流のほうには,そういった稚鮎の魚影というのは確認されているといったような情報も得ております。 ○18番(池田綱雄君)  私も,原因について,石にノリが付いていない。先日,地元の人と河川を見てみました。石にノリがほとんど付いていない。だから,鮎が育たないというようなことでございました。原因をちゃんとつかんでいるということですが,次に,霧島川から取水をする稲作農地,非常に松永用水にしても宇都溝にしても,たくさんの田んぼに水が入っているわけでございます。これについて,稲作への影響はないのかと,これも大変たくさんの声が寄せられております。まず,先ほどの答弁の中では,通常の検査をしたような回答でありました。5月の余り雨も降らない,きれいになった水を検査しているような答弁であったように思いますが,いつ,どのような検査をされたのか,そして,その結果がどうだったのかお尋ねを致します。 ○農林水産部長(川東千尋君)  農業用水の水質検査,これにつきましては,田口用水路と松永用水路の取水口で5月9日と5月16日,先ほど答弁いたしましたとおり実施をしております。ただ,この5月9日は降雨の後で結構な濁りも見られておったようでございます。そして,この農業用水につきましては,農林水産省が水稲の正常な生育のために,望ましい灌漑用水の指標といったものを定めておりまして,この基準に基づきまして判定したわけですが,水素イオン濃度を始め,ヒ素などの重金属を含めた9項目の検査において,水質結果は問題ないものでございました。今後も,河川の状況によっては,必要な調査を実施していきたいというふうに考えております。 ○18番(池田綱雄君)  先日,議員と語ろかいが市内八つの会場で開催されました。噴火についての質問には,班長口述として,現在,目視では,川内川水系のような状況は確認されておりませんが,鋭意,河川,飲料水,温泉などの水質検査をしている状況であると,各会場で説明をしましたが,その検査結果はどうだったのか,今日お尋ねしたかったわけですが,私が聞き取りの中で,その検査,報告もないよねというようなことを言ったから,報告書が出たのかどうか知りませんが,先日,火曜日,その結果が配られておりました。これについては説明は要りませんけど,報告が非常に遅いなということを感じているところでございます。次に,6月6日と9日に私は霧島川を見てみました。両方とも白く濁っておりましたが,このときの最大時間雨量と1日の雨量は幾らだったのかお尋ねいたします。 ○耕地課長(西元 剛君)  6月5日から6日にかけまして,時間最大雨量が8㎜,24時間の連続雨量が21㎜でありました。また,6月7日から8日にかけましては,時間最大雨量19㎜,24時間連続雨量が43㎜でした。 ○18番(池田綱雄君)  最大雨量が16から19㎜,それから,1日の雨量が21㎜と43㎜,これから雨季に入れば,毎日これぐらい,あるいはこれ以上の雨が降ると思いますが,こんな少ない雨量であれだけ濁るということは,どうなんですか,どういう原因だと思いますか。濁っている原因は何だと思いますか。 ○環境衛生課長(出口竜也君)  議員のほうで現地調査をしていただいておりますが,大雨が降ったときには,濁りが発生しているようでございます。それ以外の日には濁りは見られないことから,これまで,堆積した土砂,火山灰等が流入したことによる一時的なものであると考えているところでございます。 ○18番(池田綱雄君)  それでは,聞き取りの中でも尋ねたんですが,この濁った水,ここに後で見てもらいますけど,この黒く白く濁った水と,それから降灰,あちこち溜まっておりますが,この灰の検査はされているのかお尋ねいたします。 ○環境衛生課長(出口竜也君)  先ほど部長が答弁しましたとおり,霧島川の水質調査につきましては,噴火以降3回実施しており,またホームページのほうにも5月15日と6月4日に公表してございますが,いずれも国が示している検査基準に則って,通常の水質検査をしておりまして,その結果,特に水質に問題はございませんでしたので,濁った水では改めては実施していないところでございます。また,溜まった灰そのものの検査も,そういうことから実施していない状況でございます。 ○18番(池田綱雄君)  検査はされております。しかし,通常のきれいな水を,水面から20㎝下の水を通常の検査で検査をした。その結果がいいよということで,あちこちに知らせているというような感じを今回聞き取りの中で感じたわけでございます。こういう濁った水とか,灰の検査はしていないということですけど,私は一番大事なことだと思いますが,その検査は,今検査中ですか,どうですか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  その降灰の濁った川の検査であったりとか,そういったことの必要性についての御質問だというふうに思っておりますけれども,手前どもが,河川について水質検査をする際には,環境省が示している水質調査方法というのがございまして,それに基づいて業者に委託をしながら調査を致しております。その環境省の示している調査方法の基準の中で,比較的晴天が続き,水質が安定している,あるいは水面から2割程度の高さのところの水を取りなさいというようなその指示がございますので,それで全国統一して水質検査等行っている関係上,そのような形で水質の調査をさせていただいているところでございます。 ○18番(池田綱雄君)  それは,通常の検査で,今回はそういう灰があって濁っておると,これが田んぼに入ったらどうなのと,普段と状況が違うよね。それを,通常の水面から20㎝下の水を検査すると,しかも,こういう濁りが収まったそういう水を検査して,それで稲作に大丈夫だよと,これはどうかなと思うんだけど,もう一回答弁をお願いします。 ○市民環境部長(有馬博明君)  現在は,大雨が降ったときには,当然,濁りが発生しておりますけれども,先ほど課長も答弁しましたように,その日以外は,濁りが見当たらないところでございます。これまで,堆積した中には,その濁りの中には,当然,火山灰もあろうかと思いますけれども,当然,土砂等もあるわけで,一時的なものであるというふうに考えております。噴火前と噴火後で水質の調査に変化がないため,現在,濁り水の調査ということは考えていないというような状況でございます。しかしながら,その濁りの日が続いたり,また今後も当然,新たな噴火の可能性があるわけでございますので,河川の状況とか,火山活動の変化が見られたときには,速やかな水質調査等行いながら,今後も火山活動等について,注視をしてまいりたいというふうに思っております。 ○18番(池田綱雄君)  灰の調査はどうなっているんですか。 ○環境衛生課長(出口竜也君)  灰そのものの調査については,実施しておりません。 ○18番(池田綱雄君)  今後,検査されるんですか。 ○環境衛生課長(出口竜也君)  先ほども部長のほうからありましたとおり,新たな噴火とか,また,大雨等が続きまして,非常に濁水が多いというような状況,状況の変化がありましたら,また,必要な水質調査をしてまいりますが,現在のところは,灰そのものの調査というのは,あくまでも自然のものでございますので,考えていないところでございます。 ○18番(池田綱雄君)  まだ,今,灰があちこち溜まっています。今からでも私は検査をするべきだと思います。聞き取りの中で,ある課長が,検査をして悪い結果が出たら心配だというようなこと言いました。私は何を言っているのかと,検査をして悪いのが出たらそれに対応すればいいんじゃないかと,人間でも早期発見と,がんなんかも早期発見ということがあるよねということを言って,検査を促したんですけど,今の答弁を聴けば,どうも検査をするような気配じゃないんですが,市長はどう思われますか。 ○市長(中重真一君)  まず,先ほど議員から御指摘があった調査の結果の報告についてですが,その検査結果の中で問題点があれば,議会にはすぐ御報告いたしておりましたが,特に問題がなかったために,市のホームページには早い段階から掲載していたところでございます。また,雨が降ってくれば,火山活動にかかわらず,用水路,河川は濁るところでございます。ただし今回は,霧島山の噴火の火山灰等がまだ河川の際とかに堆積していて,それが,また大雨のときに,河川の濁りを起こしているということで,これに関しましては,国分土地改良区のほうでも総代会の中で,河川が濁るような大雨が降った場合には取水自体をやめると,もとから用水を乗せないというようなことを水守さんや総代さんにも説明をしてきたところでございます。雨が降るということは,田んぼに水が行くわけですので,代かき等,必要な場合には,晴れた日になるべく水を早目に取っておいてくださいというようなお願いもしております。こういった取扱いに関しましては,JAさんともそういったことで協議し,申合せが済んでいるところでございます。また,今日,議員から御質問があるということで,土地改良区の職員,今,この時期毎日,取入口まで行っております。水の状況がどういう状況かということも調べております。その中で,これが今朝7時に松永用水の取入口のところから取ってきた水でございます。この水が用水路を流れるわけでございますので,こういったことは,臭いに関しましても,また,見た目に関しましても,全て土地改良区の職員が必要な調査,また市の職員とも協力しながら調査をしているところでございます。火山灰につきましては,桜島が年間1,000回近く噴火したとき,国分でも相当な降灰がございました。その中でも稲の生育は順調にできたというふうに考えております。今後,また大規模な噴火等が発生し,またそれが大量に田んぼ等に積もるようなことがあれば,またいろいろ対応をしていきたいと思っておりますが,とりあえずは,しっかりと水質が基準に適しているかどうか,農業ができる水であるかどうかということの検査を続けていきたいというふうに考えております。 ○18番(池田綱雄君)  聞き取りの中でも,濁った水が取水口から入らないように,早目,早目に取水を止めるようにというような話でありましたが,私も田んぼを作る人間として,水が早目にずっと溜めておくということではなくて,代かきをするときに必要な時期があるわけでございます。濁っている水でも使わないといけない場合があるわけです。だから,桜島と比較をされましたけど,桜島の灰と新燃岳の灰とは成分がちょっと違うような気がしますので,ぜひ,この灰も検査をしてもらって,悪ければ悪いように,湧水町なんか大したもんだと思います。内容をちゃんとみんなに知らせるという措置を取ったということは。やはり隠すのではなくて,ぜひ,灰の検査をしていただきたいというふうに思います。写真を出してください。今,写真を出しておりますが,これは,今月6日に撮った写真でございます。左上,この宇都水の取水口の所ですが,この下も上も灰が溜まっている状況が分かります。下のほうは,霧島川の河川の横に溜まった灰であります。右側は医師会病院の前の付近でございます。もう一枚のこれは,写真が余り上等じゃないものですから,よく色が分かりませんけども,6月6日の白く濁った霧島川でございます。左側は,松永用水の取水口の付近でございます。白く青く濁っている水でございます。右側は,松永用水の府中付近,これも同じような水がずっと流れて,広瀬の末端までこういう水が用水で流れておりました。そのようなことから,この霧島川のあちこちに灰が堆積しておりますが,これの除去はどういうふうに考えているのか,除去をされる気はないのかお尋ねいたします。 ○農林水産部長(川東千尋君)  この通告に際しまして,一般的な河川の除去というようなことで,県のほうにもお尋ねをしてみました。県のほうの見解と致しましては,当事,砂防工事の一環として上流部の既設砂防堰堤に堆積した土砂や火山灰などをちょうど除去しておられたということで,大規模な濁流対策を図ったといったようなことでございました。そして,今後,新たな砂防堰堤などの防災整備は行っていくものの,全体的に河川内に沈殿している火山灰の除去というのは,極めて困難であるといったようなことでした。また,新たな噴火や豪雨等により,火山灰が著しく堆積し,河川の断面を阻害するような寄り洲等が発生した場合は,県のほうで対応していきたいといったような回答をも得たところです。市としましても,火山の状況に注意して,そのような箇所があれば,速やかに県へ今後また要望してまいりたいと思いますが,今,議員が写真でお示しになったような寄り洲につきましては,これまでの経過と致しまして,耕地課のほうで,現在までにその対策として,例えば,この宇都溝用水路の取水口である小鹿野堰周辺の土砂除去でございますとか,当然,田口用水路の堆積した土砂除去,土砂溜め等の設置を実施しているところでございます。また,状況を見ながら,こちらで対応できる分は,処理を行っていきたいというふうに考えます。 ○18番(池田綱雄君)  昨年の11月の噴火のこの濁った水をサンプルで借りているんですが,これが,こうして濁ってるんですが,2時間もすると濁りが消えるんです。ここに入っている灰が下のほうに堆積をします。ということは,私がさっき雨量をお尋ねしましたけど,たったあれぐらいの雨量で付近の小川から霧島川に入ってくるのかなと,それもあるかもしれませんけど,私は,こんなに早く下のほうに沈殿するようであれば,この濁った水は,恐らく河川の下に結構溜まっているんじゃないかなと,それが増水した水と一緒に流れてくるんじゃないかなというふうに,私は私なりに思っているんですけど,この川の中の下の堆積具合というのは検査されましたか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  川に入って灰の堆積の厚みとかいったような詳細の測定はしておりませんが,目視によって,あの上流域は結構,転石,ゴロタ石,そういったのが多いところで,石に付着した灰というのは当然認められるところでありますが,やはり,不規則な流れの中で堆積している所,あるいは,余り堆積は見られない所,まちまちだと思いますが,今後,河川の底の状況とかいうのもまた今後の河川の濁りなどに注意しながら,観察もしてみたいというふうに思っております。
    ○18番(池田綱雄君)  私は案外,下のほうに結構溜まっているんじゃないかなというふうに思います。だからぜひ,川の中のこの堆積具合も見ていただきたいというふうに思います。議長にお願いですが,このサンプルを宮内議員から預かっております。先日,再質問で言い残したと,ぜひということで預かっております。これを,市長,副市長,そして関係部長に,ちょっと見てもらってくれということでございましたので,よろしいでしょうか。 ○議長(中村正人君)  はい,どうぞ。 ○18番(池田綱雄君)  今,この臭いを嗅いでいただきました。もう大分たっていますので,たくさんの人に臭いを嗅いでもらったので,大分薄くなっているかもしれませんけど,それでも,ものすごい臭いがするわけでございますが,これを嗅いでみて,今まで稲作には問題ないよというような,ずっとそういう答えでございましたけど,これが,田んぼに入れば,大丈夫と思いますか,それぞれ感想をお尋ねいたします。 ○市長(中重真一君)  まず,11月11日の水,水も有機物も入っておりますので,水も腐ります。温泉水があるところですので,温泉水が入る川っていうのは,よく硫黄の臭いがするところでございます。私が今持ってきた水が,今朝7時に取った取水口の水でございますので,また,そういった水が,雨が降ったときなどに濁った水が入らないような努力というものも,耕地課,土地改良区,また農協,協力してやっていきたいと。水が入ったときにも問題がないというようなことは,その調査のほうでも,県のほうからも言われてはいるんですが,なるべく,耕作者の方々に少しでも安心していただけるように,そういった濁り水が入らないような協力体制というものを,これからも構築して取り組んでいきたいというふうに考えております ○18番(池田綱雄君)  順番に感想を述べてください。 ○副市長(山口 剛君)  一応,嗅いで臭いは何かなと思ったときに,硫化水素と有機物が腐ったような臭いのような気がしました。 ○副市長(内 達朗君)  私も嗅ぎましたけれども,正に硫化水素と有機物の混合物か,そういう臭いだと思います。問題は,それ以前もどうだったのかというのは,比較しないと何も判断できないのかなと思っています。 ○農林水産部長(川東千尋君)  河川の水は,おっしゃったように,上から流れてきて人間の力ではどうしようもないと,そういった堆積物といってもちょっとなかなか先ほど言ったように,河川の底まで全部さらうということはできないんですが,用水の水につきましては,先ほど市長もおっしゃいましたように,改良区がちゃんと管理をしながら,相当な濁りがあるときには,取水を止めるといったようなコントロールができますので,ぜひ,そういった対策を徹底しながら,できるだけそういった灰が入らないように,そのような極端な堆積が生じないように努めていきたいというふうに思います。 ○18番(池田綱雄君)  川東部長,これを嗅いでもらったんですが,これは,昨年の11月11日に医師会病院の前の付近の宇都橋のところで取水した水,川全体がこういう濁りをしていた。それを取ってきているわけでございますが,こんな濁りとこの臭いです。魚が生きられると思いますか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  鮎に限って申しますと,年魚と,1年サイクルの魚でございます。ですので,今年3月,4月に去年以上の稚鮎を採って,そして,決まった量を各河川のほうに漁協のほうで放流いたします。先ほど言いましたように,今恐らく霧島川本流には,鮎がやはり住みよい環境を求めて散っておりますので,魚影はほとんど見られないと思いますが,先ほど言いましたように,更に上流である支流とかいったところで細々と生息をしているものと思います。そういった鮎が,今後また夏にかけて,大きくなりながら下ってきたりとか,川内川の記事が出ておりましたけど,そういった今後の状況がどうなるのかといったことも,我々ここ数か月,漁協の方々やら情報を交換しながら見ていって,またそういったその都度の対応に努めていきたいというふうに考えます。 ○18番(池田綱雄君)  私,先ほど写真でも見てもらったように,あちこちまだ灰が堆積している。せめて,これは除去したほうが,これはどっちみち雨が降れば,混ざって流れるわけですから,それと,検査をしてもらって,河川の下にも溜まっているのか,それが鮎にも影響しているのではないかなと私は思いますので,ぜひ,その辺の検査もしていただきたいと思います。最後に,市長は松永用水の理事長をされております。そのようなことから,先ほど早目に取水口を閉めるというような解決策を言われましたけど,それ以外に,何かそういう対策があればお尋ねをしたいと思います。 ○市長(中重真一君)  まずは,先ほど松永用水路の府中の辺りで濁った写真も出していただきました。昨年10月の噴火の際,幸いに国分土地改良区,松永用水も宮内原の土地改良区も同じ日なんですが,10月12日に落水をしておりましたので,そこから用水路に乗せておりません。ただ本来でしたら冬季通水ができればよかったんですが,松永地区で三面張りの大規模な工事がございまして,松永用水をちょっと乗せることができませんでした。4月の末までの年度を越した事業になってしまいまして。堆積している灰,新燃だったり桜島だったり,とにかく早く,一度早く流したいから工事を早く終わらせてくれというようなこともお願いしてたんですが,なかなか工事が終わらずに,4月末まで工事の終了後に用水をどんどん流して,皆さんが田んぼに水を取る前に,水をどんどん流すようなことでやっておりましたので,そのときの写真が載ったのかなというふうに思っております。現在,本当に,土地改良区の職員,24時間態勢で雨が降りそうな,アメダスを常に事務所ではつけて,雨が降りそうになったら,元を止めに行ったり,これまでもやってきたことですが,大雨の前には元を止めに行ったり,今回は,毎朝必ず取水口に水の状況を確認に行っているような状況でございます。少しでも農家の方に安心してもらえるように,土地改良区としても対応していきたいと思いますし,市としましても,風評被害等が起こらないように,取り組んでまいりますので,議会のほうからも,風評被害等が起こらないように,慎重に対応していただければというふうに思います。 ○18番(池田綱雄君)  稲作農家が非常にこの水を使って大丈夫だろうかと,伊佐市,湧水町がああいう状態でありますので,同じように考えている人もいっぱいおられるわけです。だから,この取水口を早目,早目に閉めるというような対策をぜひ取っていただいて,農家が安心して稲作ができるようにお願いをいたしまして,質問を終わります。 ○議長(中村正人君)  以上で,池田綱雄議員の一般質問を終わります。ここで,しばらく休憩を致します。               「休 憩  午前10時31分」               ―――――――――――――――               「再 開  午前10時45分」 ○議長(中村正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,6番,宮田竜二議員から2件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○6番(宮田竜二君)  議席番号6番,霧島市政クラブ所属宮田竜二です。ただいま,議長から発言の許可を頂きましたので,通告書に従って質問させていただきます。本日は,一般質問の機会を与えていただき誠にありがとうございます。それでは,1問目,第2期霧島市国民健康保険保健事業実施計画,通称データヘルス計画につきまして,市長に質問いたします。日本国民全員が保険に加入する義務がある我が国の国民皆保険制度は,医療を必要とする患者を市民全員で支え合い,所得の多い少ないにかかわらず,市民が必要な医療を必要なときに平等に受けることができる,日本らしい崇高な理念に基づいた保険制度であると思います。しかし,現状は,医療費が40兆円を突破し,財政は危機的な状況であり,霧島市の国民健康保険事業も平成30年度当初予算では,負債7億7,000万円を一般財源から補填する議案が可決されました。平成25年6月14日に閣議決定された日本再興戦略において,全ての健康保険組合員に対して,診療報酬明細書,以降レセプトと言いますのデータ分析,それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として,保険者である自治体は,レセプト等を活用した保険事業を推進することとなりました。本市では,第2期霧島市国民健康保険データヘルス計画にて,国の指針に基づき,生活習慣病対策を始めとする,被保険者の健康増進により,医療費の適正化及び保険者の財政基盤強化を目的にしています。データヘルス計画の策定に向けて,地域の健康課題を明確にし,具体的な目標設定を行っていくということでありますが,データヘルスを展開する上で,重症化予防は大きなテーマと思います。先日,文教厚生常任委員会の行政視察の際,東京都東村山市の国保医療分析を基にした,糖尿病重症化予防の取組について,勉強させていただく機会がありました。東村山市においても,データヘルス計画に則り,その説明においては,本事業へのきめ細かな取組姿勢と,いかにして国保医療を削減するか,強い熱意を感じました。霧島市も被保険者一人当たりの国保医療費の増加,今後の高齢化による医療費増加に向けて,レセプト分析をして効率よく未然防止の観点で,医療費の削減を図る必要があると感じました。問1としまして,具体的な保険事業の内容に,糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者を優先順位1位として,保険者が介入する計画となっていますが,現状の対応状況をお示しください。問2としまして,整骨院で肩こりや腰痛マッサージ等に保険を不適切使用していることが社会問題となっていますが,霧島市の実態をお示しください。問3としまして,都市部では,外国人による国保の不正受給が問題となっていますが,霧島市では,事前防止策を講じているのか,現状をお示しください。2問目は,安心安全まちづくり事業に関する防犯カメラ政策についての質問です。質問の背景は,先月新潟市において,小学2年生の女児が下校途中に車で連れ去られ,殺害後,遺体をJRの線路に遺棄され,電車にひかれるという大変痛ましく,惨忍な事件が発生しました。犯人は,被害者の自宅から100mほどの近所に住む青年であることも,周囲の住民に大きなショックを与えています。このような悲しい事件を霧島市において発生させないためには,子供たちの見守り活動を強化していくことが重要であると考えておりますが,人の目による見守り活動には限界があります。また,2017年3月,千葉県松戸市では,見守る側の保護者会会長がベトナム国籍の小学3年生の女児を登校中に連れ去り,殺害,死体を遺棄した罪で逮捕されるという信じられない事件が実際に起きています。霧島市安心安全まちづくり条例では,市の責務として,第4条第4項に,犯罪事故等の防止にすぐれた環境及び公共施設の整備をうたっています。近年,安全安心なまちづくりを進めていく上で,地域防犯という観点から,防犯カメラの設置が必要不可欠な時代になってきたことは言うまでもありません。また,防犯カメラの設置目的も多様化し,全世界のテレビ,マスコミ等で防犯カメラの映像が取り上げられる機会が大変多くなりました。以前は監視カメラの監視という言葉に多くの人が拒否反応を示していましたが,直接のプライバシー干渉さえなければ,その存在意義やその防犯カメラの信頼性と有効性を誰もが認め,受け入れる人が増えてきており,民間企業はもちろんのこと,各学校,自治体,各団体や施設における防犯カメラの設置は間違いなく増加傾向にあります。そこで,問1としまして,霧島市における防犯カメラ設置に関する考えをお示しください。問2としまして,現状の防犯カメラの設置状況をお示しください。場所として,公共の保育園,幼稚園,小中学校福祉施設,それから幹線道路,商店街についてお願いします。問3としまして,今後の設置計画をお示しください。以上で,壇上からの質問を終わります。 ○市長(中重真一君)  宮田議員から2問の御質問がありました。2問目の1点目と3点目は私が,その他は関係部長等がそれぞれ答弁します。2問目の安心安全まちづくり事業に関する防犯カメラ政策についての1点目と3点目は関連がございますので,一括してお答えします。現在,本市では,市民生活の安全性の向上を目指して,警察等の関係機関と連携しながら交通安全教室を継続的に実施するとともに,広報啓発活動や防犯パトロール隊の活動を通じ,地域の防犯力の強化を図っております。また,地域による防犯灯の設置に対し補助を行うとともに,通学路に安全灯を設置するなど,犯罪の未然防止に重点を置いた施策を進めているところです。このような中,防犯カメラにつきましては,全国各地において,撮影された画像が事件等の解決につながった例が報告されており,不特定多数の人が通行,出入りする場所などに防犯カメラを設置し,その適正な運用を図ることは,安心安全なまちづくりを推進する上で有効な方法であるものと考えております。また,学校や福祉施設などに防犯カメラを設置することは,不審者などの侵入を未然に防ぐ抑止効果もあるものと考えております。さらに,近年においては,自動車に設置されたドライブレコーダーも交通事故の原因調査のほか,あおり運転の防止,警察による事件解決などに効果を発揮しているようです。このように,安心安全なまちづくりを推進し,犯罪の未然防止を図るためには,防犯カメラの設置を含めた様々な施策の推進や地域との連携が必要とされることから,その設置に関しては,総合的な観点から検討してまいりたいと考えております。 ○危機管理監(新村 司君)  次に,2点目にお答えします。市が設置,又は市の補助により設置している防犯カメラは,公立小学校35校のうち8校に33台,公立中学校13校のうち4校に16台,国分駅駐輪場に6台,隼人駅駐輪場に3台,横川長安寮に4台,隼人駅前通りに4台,国分中央地区の六つの通りに17台です。幹線道路,公立保育園,公立幼稚園及び横川長安寮を除く福祉施設には設置しておりません。なお,国分シビックセンターには,7台設置してあります。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  1問目の第2期霧島市国民健康保険保健事業実施計画についての1点目にお答えします。平成27年度から平成29年度までを計画期間とする第1期計画においては,脳血管疾患,虚血性心疾患,慢性腎不全を重点に重症化予防を進め,特に脳血管疾患に伴う入院費の減少を目標としてきましたが,医療費は増加を続けています。その原因としては,慢性腎不全(人工透析)の増加であり,慢性腎不全の主な原因疾患の一つは,予防可能な糖尿病であることから,本年1月に策定した第2期計画では,糖尿病重症化予防を重点的に取り組むことにしております。糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者の対応状況については,平成29年度において,平成25年度から平成28年度までの特定健診で血糖値が高い方の糖尿病管理台帳を作成し,平成28年度の特定健診未受診者に対して,訪問を実施し医療機関受診の把握と特定健診の受診勧奨を行いました。また,平成29年度の特定健診の受診者で血糖値が高いにもかかわらず,服薬等のない方に対しても,市から文書による受診勧奨を行い,受診された方のうち医療機関からの食事指導,運動指導等の依頼があった方には,保健師及び栄養士による保健指導を実施しております。今後につきましては,引き続きレセプト情報による治療状況を把握し,糖尿病が重症化するリスクの高い,血糖値が高く未治療の方や治療を中断されている方に対しても,更に積極的に訪問等による受診勧奨をしてまいります。次に,2点目にお答えします。本市では,整骨院等から提出されるレセプトの内容確認を行い,被保険者証を使用できない施術が行われている場合などは,療養費の返還請求等を行っております。また,整骨院等の受診に対する正しい知識を普及するために被保険者に対し,支給の対象となる負傷等について分かりやすく例示したチラシを配布するとともに,レセプトの内容に疑義が生じた場合には,施術を受けた被保険者に,文書で施術の内容に関する調査を行うなどの取組を行っているところです。これらの取組により,整骨院等における被保険者証の不適切な使用が抑制され,保険給付費の適正化につながっているものと考えております。次に,3点目にお答えいたします。本市では,これまで,外国人による国民健康保険の不正受給を確認した事例はありませんが,国県からの指導に基づき,外国からの転入者に対しましては窓口において,パスポートで渡航履歴を確認するとともに,転入の目的や滞在期間等を確認するなどによって不正受給を未然に防止しているところです。 ○6番(宮田竜二君)  それでは,質問席から追加質問させていただきます。恐れ入りますが,補足資料をモニターに映してください。このグラフは,資料要求書に基づき,保健福祉部から提供いただいた平成25年から平成28年までの霧島市の主要な疾病別国保医療費の推移を示したデータです。縦軸は主要な医療費を示します。単位は億円です。赤色の棒グラフは,人工透析が必要な慢性腎不全,水色は糖尿病,黄土色は高血圧,灰色はがん,黄色は精神疾患,ピンク色は筋,骨の疾患になります。このデータから分かることは,ポイント1,主要な医療費は63億円程度で変化していないことが分かります。ただ,被保険者が年々減少していますので,一人当たりの医療費は増加していることになります。ポイント2,人工透析が必要な腎不全で約10億円の医療費が必要とされています。患者数は先ほど鈴木議員からもありましたように,183名と少ないんですけれども,人工透析による一人当たりの医療費は,年間で500万円以上と高額になります。ポイント3,筋,骨疾患の医療費に約10億円必要とされています。外科,整形外科以外に,整骨院を利用する被保険者も多いことが推測されます。ポイント4,総医療費の約50%を生活習慣病が占めています。すなわち,霧島市民が生活習慣病を改善すれば,医療費を削減できる伸びしろがこの50%の中にあることが分かります。以上の分析結果から追加質問ですけれども,1,糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者の介入状況につきましてお答えいただきましたけども,これまでのその取組が,どのような効果があったのか状況をお示しください。 ○すこやか保健センター所長(島木真利子君)  平成29年度に関わりました医療機関未受診者は153人ですが,そのうち87人が受診につながっております。糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者への介入につきましては,これから積極的に取り組むところでございます。本年度から,すこやか保健センターのほうでもレセプトを見られるシステムを設置いたしましたので,今後は,治療状況をタイムリーに把握し,未治療の方や治療を中断されている方に積極的に対応していきたいと考えております。 ○6番(宮田竜二君)  糖尿病性腎症は,中長期的評価のようで,効果がまだ未確認のようですけども,1年ごとに短期的評価である高血圧,糖尿病,脂質異常症,メタボリックなどの重症化予防対象者の減少は図られていますでしょうか,教えてください。 ○すこやか保健センター所長(島木真利子君)  高血圧,糖尿病,脂質異常症,メタボリック等,重症化予防対象者についてでございますが,平成28年度と平成29年度を比較してみますと,高血圧につきましては,男女とも減少をしております。空腹時血糖につきましては,男性のみが減少しておりまして,メタボリックシンドローム予備群につきましては,男性のみが減少をしております。 ○6番(宮田竜二君)  高血圧等,メタボリック等,効果があるということを回答いただきました。続きまして,質問ですけれども,糖尿病が重症化して,慢性腎不全となって,人工透析が必要になると,まずはじめに,本人の身体的,それから精神的な負担が増大します。もっと前の段階で将来発症しそうな人に対して行う保健指導も想定されています。そこで,このような体制を採るには,行政と地元医師会との協力関係が必要となるわけですけども,データヘルスに基づく保健師さんや看護師さんとの訪問指導について,どのようなお考えか教えてください。 ○すこやか保健センター所長(島木真利子君)  平成29年度から姶良地区医師会に協力を頂きまして,糖尿病のおそれのある方に対しまして,精密検査の受診勧奨の通知に,医療機関への糖尿病の精密検査のお願いも同封しており,受診の際に医療機関に提出していただき,医療機関からは返書を返していただくようにしております。また,返書にて医療機関から食事指導,運動指導等の依頼があった方には,保健師及び栄養士によります保健指導を面談や訪問等で行っております。また,返書がなくレセプトでも確認いたしまして,未受診が分かった方に対しましても,訪問で受診勧奨をしているところでございます。また,平成29年度から姶良伊佐地区では,CKD,慢性腎臓病を早期発見し,治療につなげるためのCKD予防ネットワークが開始され,かかりつけ医と腎臓専門医等が連携して診療する病診連携を推進しているところでございますが,霧島市と致しましても特定健診の結果,腎機能の低下を予防していただきたい方や既に腎機能の低下がし始めている方に適切な医療を受けていただき,早期に腎機能の低下を予防できるように訪問による受診勧奨とともに,姶良地区医師会と連携をしながら,かかりつけ医療機関に登録医になっていただき,腎臓専門医と連携した診療をお願いしているところでございます。 ○6番(宮田竜二君)  保健師の方,看護師の方と一緒に訪問されているということで,大変,細かな取組だと思います。引き続き継続をよろしくお願いいたします。それでは,次の質問ですけれども,第2期霧島市国民健康保険データヘルス計画には,ジェネリック医薬品に関する利用促進が施策に含まれていませんが,これはなぜでしょうか,理由があれば教えてください。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  先ほど議員からありましたとおり,第2期霧島市国民健康保険保健事業実施計画,データヘルス計画は,被保険者に特定健診等の結果やレセプトデータ等の健康医療情報を活用した働きかけを行うことにより,被保険者の健康の保持増進を図り,ひいては医療費の適正化及び保険者の財政基盤強化につなげることを目的として,国の指針に基づき作成したものでございます。お尋ねの後発医薬品,いわゆるジェネリック医薬品につきましては,医療費の適正化及び保険者の財政基盤強化に効果がありますことから,本市と致しましても利用促進の取組は進めておりますが,被保険者の健康の保持増進に直接つながるものではないことから,計画には掲載してないところでございます。 ○6番(宮田竜二君)  薬品自体が安くはなるんですけれども,健康増進のほうにはならないということで,計画には入れいてないということが分かりました。行政視察で行きました東村山市では,平成28年度に単価の差額100円以上の医薬品について,1万4,544人に利用促進の通知書を配付して,1億500万円の削減効果を1年間の短期間で実現したそうです。本市も,ジェネリック医薬品の使用促進を図るべきと思います。御意見をお願いします。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  本市では,ジェネリック医薬品の利用促進に関する取組を行っておりまして,年2回,ジェネリック医薬品差額通知を被保険者の方に送付しております。そのほかに,保険証発送の際に,ジェネリック医薬品についてのQ&Aを掲載した国保だよりを送付するほか,被保険者に送付する保険証ケースにジェネリック医薬品の処方を希望しますという印字を行っております。薬局で保険証をこのケースに入れて提示していただくことで,ジェネリック医薬品を処方していただけるようになっております。これらの取組により,平成30年3月調剤分の霧島市におけるジェネリック医薬品の普及率は,医薬品ベースで81.53%となっております。厚生労働省が示しました目標は,平成29年度で70%以上,平成32年度までに80%以上となっておりますことから,これらの目標は既に達成しておりますが,今後とも更に普及に向けて普及率を上昇させるための取組を進めてまいります。 ○6番(宮田竜二君)  本市もジェネリック医薬品促進を実際にやっていると,それで効果も上げているということですので,ちょっともったいないですね。先ほど,鈴木議員から広報,どういうふうに国保の取組をしているかっていうのを市民の方々に知っていただくような,実際にやってるんですから,これをぜひもっとアピールしていただいて,市民の方々がさらに健康についても,医療費についても考えるような形の機会を与えていただいたらいいかなと思ってます。それでは2問目に行きます。整骨院での保険不適正使用についてです。整骨院では,骨折,脱臼,打撲,捻挫の施術を受けた場合に,保険の対象になります。ただし,緊急の場合を除き,あらかじめ医師の発行した同意書,又は診断書が必要です。お医者さんの書類が必要だということです。単なる肩こりや慢性的な腰痛に対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は,全額自己負担になります。療養費は,本来,患者が費用の全額を支払った後に,自ら保険者,個々の場合は自治体になりますが,保険者へ請求を行い支給を受ける償還払いが原則ですけども,整骨院については,例外な取扱いとして患者が自己負担分を整骨院に支払って,整骨院側が患者に代わって残りの費用を保険者に請求する受領委任という方法が認められています。このため,多くの整骨院の窓口では,病院,診療所にかかったときと同じように,自己負担のみ支払って施術を受けることができます。整骨院が患者に代わって保険請求を行うため,施術を受けるときには,必要書類に患者のサインを頂くことが必要となりますが,白紙書類に患者のサインだけを要求して,医療費を不正受給している整骨院も存在しているようです。今,霧島市では,新しい整骨院が次々に開業して乱立状態にあると思うのですけども,その整骨院を見ると,各種保険使えますと売り文句を表示しているのが実情です。保険の適用,不適用ルールがあることを知らない一般市民の多くの方々は,近所に新しい整骨院ができて,各種保険使えます,その表示を見て,保険使えるんだと悪意はなく,軽い気持ちで施術を受けてしまっているのだと思います。そこで,提案なんですけども,保険が使える場合と,使えない場合の正しいルールを整骨院に表示するよう行政指導できないでしょうか。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  整骨院に表示できる広告は,柔道整復師法第24条で制限されていることから,保険証が使える場合,使えない場合などのルールを掲示するよう指導することはできません。 ○6番(宮田竜二君)  整骨院に表示するのはできないということです。先ほど答弁の中でも,整骨院で使える使えないをチラシで被保険者の方には配ってますよということだったんですけど,実際,皆さん知っていらっしゃらない市民の方が大勢いると思います。ですから,霧島市のホームページを見ても,そういう表示ありません。ですからそういうホームページなり,あと,パソコンで見れない方は,広報きりしまあります。整骨院での正しい保険ルールを広報できないでしょうか。御検討お願いします。 ○保険年金課長(末原トシ子君)  市民の皆様への情報発信と致しましては,保険証発送の際に,整骨院の正しい受診の仕方について,分かりやすく掲載したチラシを送付しております。さらに,平成30年2月に行われました健康福祉まつりにおいても,保険年金課のブースを設けまして,来場者に職員手づくりのチラシを配布して情報発信を行ったところでございます。これまで広報きりしまやホームページで整骨院の正しい受診方法等については掲載しておりませんので,今後は,これらを活用し,整骨院の正しい受診方法について周知を行ってまいりたいと思います。 ○6番(宮田竜二君)  御検討いただけるということで,先ほどの国保の取組も含めて,実際に行政側が一生懸命やってる,取り組んでいる内容も一緒に広報していただきたいと思います。それでは,3点目です。外国人による国保の不正受給問題につきましては,医療目的で来日する外国人は,国保に加入できないため,留学や会社経営などと入国目的を偽って国保に加入し,1割から3割の自己負担で,高額な医療費を受けて帰国するという不正な事例が増加しているようです。患者の多くは中国やその他,アジア地域から来ていると見られてます。悪用が見られているのは,肝炎の治療や高額な抗がん剤の治療です。留学などで日本に3か月以上在留する外国人は,国保への加入が義務付けられており,医療は1割から3割の自己負担で受けられます。前年度の収入がないため,保険料は最低額,月に数千円程度で済み,高額な医療費が掛かった場合には,治療費を払い戻す高額療養費制度も使うことができるようです。国保加入や普及の際に,より厳正な審査や確認を行うなど,対応策をやられているということですけれども,霧島市に居住していない外国人に制度を悪用されてしまったら,霧島市の医療保険制度が崩壊します。先ほど,答弁いただきましたように,パスポート等を見てチェックをされてるということですけれども,提案なんですが,霧島市で不正受給を未然防止するような,条例を制定することはできないでしょうか。教えてください。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  霧島市で不正受給を未然に防止する条例を制定できないかという提案でございました。まず,平成24年7月9日の住民基本台帳法の改正に伴い,これまで外国人登録制度であったのが廃止になっております。在留期間が3か月を超える外国人の方も住民票が作成され,国民健康保険に加入対象となっております。この国民健康保険法の第5条で,都道府県内に住所を有するものは,国民健康保険の被保険者とするとされていることから,同法第6条の国民健康保険の被保険者から除外される要件に該当しない限り,原則,国民健康保険の資格取得や保険給付費について,規制を掛けるのは,本市霧島市独自の条例を制定することは困難であると考えております。先ほど,答弁の第3点のところで,未然に防止を議員も言われているとおりパスポート確認したりとかということで,未然の防止を図っております。そういうことも図っておりまして,さらに,一部報道によりますと,厚生労働省では,6月に全市町村を対象に,在留資格のない外国人が不正に国民健康保険に加入していないか,調査を行う方針で,秋をめどに結果をまとめる予定としているという報道もなされております。したがいまして,このように国としてもこの課題に力を入れているところでございますので,本市と致しましても,今後の対応につきまして,国の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○6番(宮田竜二君)  ルールとして,条例としてはできないということを理解できました。霧島市も今からインバウンドであったり,観光客が来る以外にもビジネスとか,いろいろなところで外国の方も流入されると思いますので,ぜひ,先ほど言われました不正受給防止の取組,いろいろ厳しくチェックされているところを厳重に継続していただいて,私たちの国保制度を守っていただきたいと思います。それでは,質問の2点目に入ります。防犯カメラの設置についてですけども,先ほど,必要性ということでは,考えについては同じ認識でおります。ただ,防犯カメラの設置状況を見ましたところ,ちょっと少ないなと,公立の小学校36校のうち8校,中学校においても13校中4校ということで,ぜひ,学校に関しては,全校付いているのかなというような想定をしていたんですけども,ちょっと早々に設置していただきたいと思っております。ちょっと,霧島市のいろいろ状況を調べたんですけども,昨日も議会でも話がありましたが,商店街が通りに防犯カメラを設置する場合には,霧島市商店街活性化事業補助金という制度があって,最大で600万円で約半分の助成をされているという,そういういい制度があるんですけれども,これが,商店街に今限ってのことだと思いますので,いろいろな公立の中学校,小学校以外に,私立の学校ですとか,民間団体,自治体とか,そういうような助成制度は必要ないでしょうか。ちょっとお答えお願いします。 ○市長(中重真一君)  1点,訂正をさせていただきたいと思います。昨日,木野田議員にお答えした公用車のドライブレコーダーの設置の状況なんですが,現在,公用車でドライブレコーダーを付けている台数は54台でございまして,これから,また公用車のドライブレコーダーにつきましても,設置を進めていきたいというふうに考えております。今,宮田議員御指摘のように,防犯カメラ,犯罪未然防止,また,特に,小さい子供たちのいろいろな事件が発生している中で,犯人の特定だったり,また未然防止のために,非常に有効な手立てであるというふうに考えております。学校におきましては,大規模改造の際,又は天降川小の新築の際に付けているので,全ての学校に付いていない状況でございますが,商店街だけではなく,例えば,児童クラブの方々からも防犯カメラに付けることができないかというような要望等も頂いているところでございます。商店街に関しましては,そういう設置補助もあるんですが,どういった形で防犯カメラを付けていけるか,拡大していけるか,今後,行政としても検討していきたいと思います。また,警備会社によっては,一度付けてその後の管理を,一括で最初に付けただけじゃなく,月ごとのリースという形で安い値段で,その後のメンテナンスまで含めてやってくれるところもあるというのも最近分かりましたので,また,そういったことも含めて,どういった形で霧島市民の安心安全,特にまた子供たちの安心安全のために,防犯カメラをどのように活用できるか,今後検討していきたいというふうに考えております。 ○6番(宮田竜二君)  本市におきましても,地域の要望がいろいろ実際にあって,そこも勘案していただいて,新たな防犯カメラ設置に対する補助制度の検討を進めていただくという答弁を頂きました。早急に制度化に向けて取り組んでいただきたいと思います。その際は,特に子供たち,児童の安心安全を最優先として設置計画するように考慮いただきたいと思います。それでは,最後に,国保の件です。第2期霧島市国民健康保険データヘルス計画につきましては,近い将来の展開として,重点対象者を絞り込んで,先ほど活動されていることを教えていただきました訪問指導,それを活発にしていただきたいと思っています。そのほかにも,健康診断受診率の向上や禁煙指導など,比較的取り組みやすいテーマもあると思いますので,それも,データヘルスの範囲になるかと考えています。これから,75歳以上の後期高齢者が増えて,後期高齢者医療制度医療費が確実に増大します。データヘルス計画のPDCAが正しく回り,短期的,中長期的保険事業を霧島市の身の丈に合わせて,効率よく実施をすれば,医療費の適正化及び保険者である霧島市の財政基盤が強化されて,理念どおり所得の多い少ないにかかわらず,市民が必要な医療を必要なときに平等に受けることができる保険制度になることを望みたいと思います。最後に,市長に質問ですけれども,健康診断受けましたでしょうか,私は,この前受けまして,尿酸値が高いということで,ちょっとひっかかりまして,議員になって6か月たつんですけれども,飲み会が急に増えて,先生いわく,飲み会を控えろと言われて,考えてたんですけれども,昨日,議員の先輩から今度飲みに行くぞということで断れない状況でいます。健康はやはり自分で守るということで,重症化しないように私も考えております。市長はどういうお考えでしょうか。 ○市長(中重真一君)  私も就任いたしまして,一度人間ドックに行きました。日程を何とか都合付けて行きましたが,プライバシーもありますのでと申しますか,γ-GTPがちょっとここではお示しできないような数字が出たところでございます。やはり,議員と同じく,飲み方が多い結果かなというふうに考えております。そういったことも含めて,今現在,取り組んでいることは,市役所の中でも,極力エレベーターを使わない,普段も3階まで上って下りてやりながら,また,先日もお話ししましたが,この間の日曜日には,久しぶりにラグビーの試合,公式戦に,後半だけでしたが,後半全て出場いたしました。これからも,健康診断をしっかり受けながら,また,日常の運動もしっかりしながら,健康管理に気を付けていきたいと思います。禁煙のほうは,今後頑張りたいと思います。 ○6番(宮田竜二君)  禁煙について言おうかなと思ったんですけど,先に言われたんで,禁煙について,私,禁煙していますので,強く言おうかなと思ったんですけど,先輩議員の目も気になるんで,ちょっとここでやめておきたいと思います。ぜひ,市長におかれましては,市のトップでございますので,体調管理,十分よろしくお願いしたいと思います。それでは,次に,最後,防犯カメラですけれども,防犯カメラにつきましては,いまや私たちの身近にあり,様々な場所で普及してます。スーパーやコンビニなど,商業施設では,万引き等の犯罪行為に対する防止策として,アパート,マンション,住宅等では,不審者や侵入者の監視,道路では,交通災害に関する監視など,実に様々な場面で設置され使われております。それから,最近の事件においては,防犯カメラの映像が犯人の逮捕の決め手になったり,長期逃亡者の犯人の足取りを防犯カメラの映像で捉えて,指名手配犯の逮捕につながったり,タクシー新幹線の車内,電車,バスなど,公共交通機関にも導入し始めていることは承知のとおりです。全国的に駅や商店街,道路,公園といった公共空間にも防犯カメラが設置されるようになってきました。特に,最近増えたのは,多発している児童誘拐や連れ去り事件の影響から,学校の周囲や通学路に設置される防犯カメラです。子供たちを犯罪から守るためには,従来は防犯パトロールや防犯ブザーの携帯などで対処していたんですけれども,それでも被害件数が減らず,防犯カメラの導入に至ったと考えます。コンビニやガソリンスタンドを始め,民間事業者が多数の防犯カメラを設置しておりますけれども,必ずしも子供たちの安全確保を目的として設置されたものではありません。やはり,通学路や公園などに設置することによって,特に子供たちを犯罪から守る効果が期待されるのではないでしょうか。本市でも安心安全まちづくり事業に関する防犯カメラ施策につきましては,地域の防犯力向上のため,設置拡大に努めていただきたいと思います。以上で,一般質問を終わります。 ○議長(中村正人君)  以上で,宮田竜二議員の一般質問を終わります。次に,20番,新橋実議員から5件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○20番(新橋 実君)  20番,新橋実です。市民の皆様の声を市政へ届ける新風会の一人として,通告に基づき質問します。項目が多いので,早速質問に入ります。まず,一般職の任期付職員の採用等に関する条例制定案が提案され,専門職として弁護士などとなっているが,今後,他の専門職を採用する考えはあるか伺います。次に,学校施設整備について3点伺います。現在,小中学校の施設整備が行われているが,工事完了後において,床や窓など結露している状況があります。これから,霧等が多く発生する牧之原地区等の中山間地の施設整備等も行われるに当たり,結露対策として考えている工法等があればお示しください。施設整備される中で,以前と比較して,新しい取組等があったら紹介していただきたい。三つ目に,トイレの洋式化が進められていると思うが,近年,家庭が洋式トイレとなり,小便器でトイレをできない生徒もいるというような話もマスコミ等で取り上げられていることがある。時に,個室トイレに入ることでいじめに発展するといったことも聞くが,そのような事実は把握していないのか,また,そのような問題に対して,対応はどのようにしているのかお伺いします。次に,自治会加入促進について伺います。この問題については,これまで何名かの議員が取り上げていますが,なかなか改善の兆しが見られないようです。そこで,現状とその対策について伺います。まず,自治会加入率が旧市町ごとにどのようになっているのか。現在,旧市町ごとに一番高い公民館と,一番低い公民館の加入率をお示しください。次に,市職員の自治会加入率はどのようになっているのかお示しください。これまで,加入率を上げるためにどのような手立てを考え,実績を上げてきたのか,最後に,自治会未加入者への対策をどのように考え,取り組んでいるのか伺います。4点目,公園の整備について伺います。今回も数名の議員がそれぞれの地域の公園整備について質問されています。私は平成25年第4回定例会の一般質問で,公園整備について質問し,当時の建設部長は必要性について言及され,地域に合った整備をしていきたいとの答弁であったが,5年たった現在どのようになっているのか伺います。最後に,森林伐採後の植林の植え付けと,市道や林道の整備について2点について伺います。まず,近年,木材の価値は見直され,森林伐採が市内のあちこちで行われております。森林関係者にとっては,非常によいことだと思いますが,市長はこの伐採した後には,人工林の植林を推奨するのか,それとも天然更新を推奨するのか伺います。今,問題になっているのが,以前は間伐が主だったわけですが,現在の伐採は主伐であり,皆伐でございます。そのため,これまで通行車両が少なかったところが,大型車両等が大きな木材を積み込み,ひっきりなしに通ることで,近隣住民の生活道路の通行に支障を来すぐらい傷んでいる現状もお聞きいたします。そのような場合の対応について,対策はどう考えているのか,以上で,壇上からの質問を終わりますが,執行部の明快な答弁を求めます。 ○市長(中重真一君)  新橋議員から5問の御質問がありました。1問目は私が,2問目は教育委員会が,その他は関係部長がそれぞれ答弁します。1問目の市職員の専門技術職採用についてお答えします。職員採用については,本来,地方公務員法に基づき,任期の定めのない常勤職員の採用が原則となっております。しかしながら,平成14年に同法の特別法として成立した地方公共団体一般職の任期付職員の採用に関する法律の規定に基づき,条例で定めるところにより任期付職員の採用を行うことができるものとされました。採用の要件としては,高度の専門的な知識経験等を有する者を一定期間活用することが特に必要な場合に選考により採用できるものとされており,今回の条例案は弁護士の採用を念頭に置いたものです。一方,土木技師や保健師等の専門職の採用については,霧島市定員適正化計画及び霧島市組織機構再編計画に基づき,任期の定めのない常勤職員による計画的な採用を行ってきており,住民サービスの低下など業務に支障が生じないよう配慮しているところです。また,本年度の職員採用試験においても,土木技師,保健師及び臨床心理士専門職について募集を行うなど,全庁的な業務の状況等に応じて,必要な専門職の採用に取り組んでいるところです。今後においても,人手不足が叫ばれる社会情勢の中,優れた人材を確保できるよう,採用試験の実施方法を一部見直すなどの取組を進め,必要な人材の確保に努めてまいります。 ○教育部長(中馬吉和君)  2問目の学校施設の整備計画についての1点目にお答えします。本市では,計画的に各小中学校の大規模改造工事を行っておりますが,気象条件や立地条件等も加わって,工事完了後も時期によっては廊下を中心に結露が発生し,床が滑りやすい状態になることがあります。結露対策を念頭に置いた直近の大規模改造工事の施工上の対応としましては,北側廊下の外壁に接する壁面への断熱材吹付けや,換気扇の設置を始めとした校舎全体の適切な換気対策を実施しております。ただ,防湿対策を施してない既設のコンクリートの上に仕上げ材を張る現在の工法では,結露を完全に防ぎ切ることができませんので,今後は更なる対策として断熱性の高いサッシへの取り替えや昇降口や1階の廊下部分の壁に,より吸湿性の高い材料を施工できないか検討してまいりたいと考えております。なお,このほか,現在進めようとしている全教室への空調設備の設置が,除湿対策にも大きな効果を発揮するものと考えているところでもございます。次に,2点目にお答えします。現在,向花小学校,日当山中学校の大規模改造工事を進めておりますが,市としての整備方針を幾つか紹介します。まず一つには,トイレを和便器から洋便器へ取り替え,床についても,衛生上の観点から従来の水を流し掃除をする湿式から,濡らさずにモップで掃除をする乾式へ転換するとともに,床仕上げ材をタイル等から塩ビシートなどに変更しております。二つには,校内の照明器具は全てLEDへ取り替えることとしております。そのほか,内装材には県産材を利用して可能な限りの木質化に努めたり,夏場の暑さ対策のために,教室等には日よけ用のルーバーを新たに取り付けたりしているところです。次に,3点目にお答えします。教育委員会では,いわゆるプライバシーに配慮した男子トイレの個室化は,今のところ考えておりませんが,洋式便器率60%を目指した洋式化改修は年次的に取り組んでまいります。また,学校からトイレの利用に起因するいじめがあったとの報告は受けておりませんが,大便器を使用したことでからかわれるなど,様々なケースのいじめにつきましては,これまでと同様に,一つでも多くの事案を積極的に発見して,速やかに解決するよう各学校に指導してまいります。 ○市民環境部長(有馬博明君)  3問目の自治会加入促進についての1点目にお答えします。本市における自治会加入率は,平成30年4月1日現在で市全体では60.3%であり,地区別では,国分地区が54.4%,溝辺地区が71.3%,横川地区が84.3%,牧園地区が75.3%,霧島地区が63.6%,隼人地区が56.7%,福山地区が86.2%となっております。また,国分地区における地区自治公民館で最も高い加入率は85.9%,低い加入率は32.6%となっており,以下,溝辺地区は98.0%及び53.4%,横川地区は89.8%及び79.0%,牧園地区は86.7%及び64.7%,霧島地区は85.1%及び30.1%,隼人地区は82.1%及び49.4%,福山地区は93.0%及び81.3%となっております。次に,2点目にお答えします。平成30年4月1日現在で,市職員の自治会加入率は83.6%となっております。次に,3点目と4点目は,関連がありますので一括してお答えします。市では自治会への加入を促進するために,市外からの転入者や市内の転居者が窓口で手続をされる際にお渡しするガイドメッセージに居住される地域の自治会長のお名前や連絡先を記載するとともに,自治会加入届及び自治会への加入を促すパンフレットをお渡しし,加入をお願いしております。また,霧島市自治公民館連絡協議会では,毎年2月を自治会加入推進月間と定め,自治会未加入世帯を戸別訪問するなど,様々な方法で自治会加入の呼び掛けを行っています。あわせて,市では,広報誌やホームページで継続して自治会への加入促進に関する広報を行うとともに,市内の主要企業には啓発ポスターの掲示を依頼しているほか,主な公共施設にはこのポスターを掲示しております。さらに,公益社団法人鹿児島県宅地取引業協会姶良伊佐支部や公益社団法人全日本不動産協会鹿児島県本部にも,加入促進に関するチラシの配布をお願いしているところです。しかしながら,自治会の加入率については低下傾向にあることから,引き続き,根気強く自治会に加入することのメリットなどについて周知を図るとともに,霧島市自治公民館連絡協議会と連携し,また,他自治体の事例等も参考にしながら,加入率の向上に向けて取り組んでまいります。 ○建設部長(島内拓郎君)  4問目の公園の整備についてお答えします。本市の公園は,緑地の保全から公園緑地の整備,その他の公共公益施設及び民有地の緑化の推進まで,まちの緑全般について将来のあるべき姿とそれを実現することを目的に,平成25年3月に策定した霧島市緑の基本計画に基づき,整備を行っております。福山地区におきましては,平成26年度にパークゴルフ場の増設を行い,平成27年度からまきのはら運動公園の多目的広場などの施設改修を,現在は駐車場や多目的広場管理棟の整備を進めているところでございます。今後とも,地域性等を考慮し,利用者の視点や地域住民の意見等を踏まえ,公園及び緑地の整備について検討してまいります。 ○農林水産部長(川東千尋君)  5問目の森林伐採後の植林の植え付けと市道や林道の整備についての1点目にお答えします。スギ,ヒノキ等の人工林の伐採跡地につきましては,人工的に植栽を行わない場合,はじめに草や低木が生育し,その後,高木性の樹木で森林が形成されますが,一般的には,植栽に比べて長期間を要するものと考えられます。このため,市有林におきましては,伐採後速やかに再造林を行い,早期の森林再生を図ることとしており,個人有林につきましても,森林組合などの関係機関を通じて,再造林を推進しているところです。また,伐採後,速やかに植栽を行うことは,伐採後に植生が繁茂することにより必要となる,いわゆる地ごしらえに要する経費の高騰を防ぐ効果もあり,大きなコスト削減にもつながると考えております。森林においては,伐って,使って,植えて,育てるとの森林資源の循環利用のサイクルが重要であり,人工林伐採跡地の再造林を確実に進めることは,森林資源の枯渇を防ぎ,林業が持続可能な産業として成長するために重要な取組の一つであることから,今後も再造林を推進してまいります。次に,2点目にお答えします。伐採等に係る届出が提出された際には,伐採者及び森林所有者に計画事項を確認した上で,当該計画内容が市の森林整備計画に適合していると認められた場合には,その旨を通知しているところです。この適合通知書には,重機等で作業を行う場合は,公共施設に損傷を与えないように期すことや道路・排水路等の機能の復旧に努めることなどを,留意すべき事項として明記しており,伐採者に対しては,道路を含め,公共施設の利用者に迷惑を掛けることのないよう,文書で指導を行っております。また,日頃の巡回パトロールにおいて,市が管理する道路に伐採者に起因する破損等が確認された場合は,この者に対し復旧措置を講じるよう指導しているところです。今後は,各道路を所管する部署とも情報共有を図るとともに,引き続き,伐採者に対し,道路等の破損防止対策や破損した場合の復旧措置等に関する指導を徹底したいと考えております。 ○議長(中村正人君)  ただいま,新橋議員の一般質問中でありますが,ここでしばらく休憩いたします。               「休 憩  午前11時55分」
                  ―――――――――――――――               「再 開  午後 1時00分」 ○議長(中村正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。新橋議員の一般質問を続けます。 ○20番(新橋 実君)  それでは,自席から再質問を行います。これまで,顧問弁護士の形で対応されてきたものが,今回,任期付きという形で採用するということは,それだけ多くの案件が増えてきたのかなと思います。また,多種多様にわたっているのではないかと思いますけれども,そのような中,私は,現在の職員構成で不足しているものが幾つかあるのではないかと考えております。他の自治体では,様々な資格を持った専門職を途中採用しているようですが,今後,霧島市はどういった形で,どのように考えているのか,まずお伺いします。 ○総務課長(橋口洋平君)  職員の採用につきましては,これまでも定員適正化計画の中で目標値を設定して,効果的な採用に取り組んでおりますので,今後とも本市の取り巻く様々な状況,変化等を踏まえまして,適正な行政サービスを提供できる組織機構の構築に沿うような人員の採用の仕方をしていきたいというふうに思っております。 ○20番(新橋 実君)  この高度な専門的な知識経験ということになっていますけれど,今回は弁護士ですけれども,ほかにはこれに当たるものは何かないんですか。 ○総務課長(橋口洋平君)  この法律ができた中で,その高度な専門的な知識ということで想定されるのが,今度の弁護士,それから公認会計士,医師,そういったことが考えられます。 ○20番(新橋 実君)  それには年齢制限等,これはどういうふうな形になるのですか。 ○総務課長(橋口洋平君)  今回の想定している弁護士につきましては,特に年齢制限は設けないんですけれども,採用している自治体の状況を見てみますと,大体,40歳代以下の方がいらっしゃいますので,それぐらいの年齢が適切かなというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  多くの経験を持った方が私はいいと思うわけですけれども,それで,先ほど市長の答弁の中にはあったわけですけれども,市の職員の中にも私は優秀な資格を持った方,弁護士とかは別として,資格を持った方はたくさんいるわけですけれども,だけどその中に,本当にいろんな資格を持って,建築にしても,土木にしてもいろいろいらっしゃるわけですけれども,本当にそれを生かしているんだろうかと,建築や土木の1級の資格を持った方,技術者,こういった方が何名いるのか,また,電気,機械,こういった専門の資格を持った技術者,これが何名ぐらいいるのか分かっていたら教えていただけませんか。 ○総務課長(橋口洋平君)  本市の技術職員の数は,土木関係の技師が97名,建築関係の技師が29名,その建築技師のうち,電気設備関係が1名で,合計で126名でございます。また,有資格者数は土木施工管理技師35名,測量士6名,測量士補32名,それから1級建築士が13名,2級建築士が15名,建築施工管理技師が5名,それから3種電気主任技術者が1名となっております。 ○20番(新橋 実君)  私は1級の土木と建築,それと電気を聴いたわけですけれども,人数にしたら技師としては,土木は97名,建築は29名ということです。これだけの人数で足りるのか,この変遷というのは,どういうふうになっていますか。今現在,過去12年たっているわけですけども,どういうふうな形で推移してるのか,実際,この人数で足りているのかどうなんですか,その辺は。 ○総務課長(橋口洋平君)  今,手元に平成24年度からの分しかないんですけれども,平成24年度の技師が土木,建築を合わせまして129名でした。ですから,今の技師数もそれほど変わってはないかなというふうに思っております。 ○20番(新橋 実君)  私は大分,建築の技術者が減ったのかなと思うわけですけども,先日もありましたけれども,霧島市も今,10億円を超えるような公共工事も増えているわけです。今後は,施設の長寿命化計画等も行わなければならないわけです。そういった中で全てを,私は今現在,コンサルに任しているんじゃないかと思います。ある程度は対応できるようにしないと,任せっきりとなると,何かまた設計変更等があった場合,対応できるのかなと,予算ばかりが膨れ上がっていくのではないかと懸念をするわけです。電気,機械の専門技術者は,電気のほうが,今は3種電気主任技術者を持った方が一人いらっしゃるということでしたけれども,全ての専門性について対応できるようにしたほうがいいんじゃないかと思いますけれど,その辺についてはどういうふうに考えてらっしゃいますか。 ○総括工事監査監(松元公正君)  合併以降,霧島市におきまして,大規模な公共工事が発注されております。橋だったり,庁舎だったり,学校だったり,病院等も建設しております。技術者の確保についてですけれども,今のところ,学歴とか資格等を要件にして採用されております。公共工事の土木営繕工事等を担っているわけですけれども,公共工事につきましては,土木一式工事,建築一式工事,その他各種の設備工事,水道設備布設工事と幅広く工事が行われております。市の担当職員と致しましても,専門的な知識,実績等に基づいて,適正に発注や管理をやっているところでございます。今後につきましても技術職員につきましては,学歴,資格を要件等にしながら採用していく必要があるんじゃないかというふうには考えております。特に,専門性を有する技術職につきましては,先ほど総務課長からもありましたけれども,技術職員の数,それと効果,他自治体の状況を見ながら,その配置について検討していく必要があるんじゃないかなとは考えております。 ○20番(新橋 実君)  配置もですけれども,専門の技術者はいないわけでしょ。今,電気などの専門の免許を持った方が一人で,しかも課長で対応できていないような状況なわけでしょう。そういった方を入れていくことも大事じゃないですか。そういうことは全然考えてないんですか。 ○総務課長(橋口洋平君)  先ほども申し上げましたけれども,定員管理計画の中で,採用する枠というのは決まってまいります。その中で,次年度の採用枠の中の職種を決めるときに,その中でいろんな状況,それから施策,そういうのを考えながら組織として今後の将来の霧島市に向けた制度設計,そういうのを考えながら一般事務であったり,土木技師であったり,建築技師であったりの人数とかといったことを決めていきたいというふうに考えておりますので,今後とも,採用計画の中で,そういった技術者のことについては,検討していきたいというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  副市長,2年前,県のほうも電気の技術者を中途採用で,31歳の方を中途採用されてるわけです。専門のそういった技術者がいることで,地元の下請企業もそういった勉強もできるわけです。やはり専門の技術者がいないと,市の職員にそういう専門の方がいないと,対応できないわけです。あとは,コンサルの言いなりなんです。その辺はどう思われますか。 ○副市長(内 達朗君)  専門の技術者がいるに越したことはないと思いますけれども,例えば,なかなか公共事業といいますか,そのときはあるけど,次の年はないとか,なかなかバランスの問題もあるかと思います。そういう面で,県の話をしていいのか分からないですけれども,難しい事業があれば当然,委託を外注に出したりしますし,今でも例えば,トンネルですとか,そういうのがあると,監理などを外に出しています。1回,職員採用してしまいますと,してしまうという言い方は変でございますけれども,やはり,採用計画,将来の事業を見ながらするのも大事かなと考えております。 ○20番(新橋 実君)  先ほど私は言いましたよね。今後は施設の長寿命化で,施設改修がどんどん増えていくんです。そこにそういった電気の専門なんかがいないと,全てコンサルに丸投げなんです。私はその辺を言ってるんです。これが,今からどんどん増えていくんです。その辺を言ってるんです。それでも一つ一つ工事がなくなると,そういうふうに思ってらっしゃるんですか。 ○副市長(内 達朗君)  長寿命化計画,今から作っていったりすることはございます。ただ,そのボリュームがどれぐらいかというのは,やはり検討しなければならないのかと考えております。 ○20番(新橋 実君)  ボリュームはもう出ているわけです。結構いろんな施設があるわけだから,その辺はちゃんとしっかりと担当課と打合せをしてください。近頃は全て,私はコンサルに丸投げといったことが多いように見受けられます。先ほど言いましたように,立派な資格を持った技術者もたくさんいらっしゃいます。職員だけで,これまで現場の状況,把握,図面のチェックから,監理監督までできる体制はあると私は思います。最後の工事完了検査で,そこに電気の担当がいないことで,そこでコンサルが入って,コンサルに丸投げと,あと何かあった場合は,またそこのコンサルタントを呼ばないといけないと,そういうことではどうかと思います。そういうことも含めて,今後は,専門の技術者の職員の採用も,市長,ぜひとも考えていただきたい。この専門の技術者というのは,またそういった形のそういう大きな工事から,小さな工事まで,全てをやっぱり見れるように,工事監査というのもあるわけですから。やはりそういった専門の技術者というのは必要だと思いますけれど,市長はどう思われますか。 ○市長(中重真一君)  今後の事業計画等を勘案しながら,しっかりと雇用の計画の中で考えていきたいと思います。 ○20番(新橋実君)  コンサルよりも一番現場を熟知しているのは,地元の職員だと私は思います。先日もありましたけど,地元にいる職員は,現場サイドについて学習できる体制もできているし,現場の実情を一番よく分かっているわけですから,そういった職員が,今後も学習できる体制もとっていただくように,ぜひともそういった勉強会もしていただくような体制も必要だと思います。せっかくの技術者としての資格もどぶに捨てるということはないですけれども,勉強会とか,そういったことも大事だと思いますので,その辺もよろしくお願いいたします。次に入ります。校舎の施設整備について伺います。以前から感じておりました,鉄筋コンクリート造りで校舎を建築すると,どうしても結露すると。しかし,住宅については,多くの改善がなされております。窓については複層ガラスであったり,床については断熱層を入れて,下からの冷気を上げない工法であったり,天井や壁においても断熱材の吹付け,そのほとんどが見受けられなくなりました。3月に国分中央高校のアリーナを視察したとき,生徒たちは一生懸命,床の結露の雑巾掛けをしておりました。床の仕上げもリノリウムみたいなもので,非常に滑りやすいものであったような気がします。少し天気が悪かったことも影響していると思いますが,いかがなものでしょうか。どう感じられましたでしょうか。 ○教育総務課長(本村成明君)  確かに,あの日は天候の関係もございまして,床に結露が生じて,バレー部の生徒だったと思いますが,雑巾掛けを一生懸命してくれました。その後の状況でございますが,あのような現象は,起きていないということで,あの日に限った特別な条件が揃った場合の状況であったというふうに認識を致しております。 ○20番(新橋実君)  私は,あの日だけじゃないと思います。今後,校舎の新築する際に結露の発生を抑えるような,先ほどもちょっと話はありましたけれども,構造上の処置を考慮する必要があるのではないかと。先ほどいろいろ言われておりましたけれども,サッシを使う近年の校舎では,機密性の高さ故に結露が発生しているようですが,断熱材を使うとか,窓ガラスをペアガラスにするとか,まだ今されてないと思います。先ほど話はありましたけれど,本当に今後される予定があるのか,これでかなり発生も押さえられると思いますけれども,どうなんですか,その辺は。 ○教育総務課長(本村成明君)  例えば,断熱性の高いサッシへの取り替えということを1答目で答弁を致しましたけれども,現在のところは,ペアガラスにつきましては,空調設備を設置した教室の窓に採用いたしております。結露対策としまして,ペアガラスが有効であることは承知を致しておりますので,今後は,学校の立地条件等も考慮を致しまして,特に,結露が起きる可能性が高い1階の廊下部分におけます設計段階でのサッシの選択を慎重に行ってまいりたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  それでは,資料1を見てください。少し古い資料ではありますけども,宮崎県がアンケート調査を行った資料です。多くの学校で1年を通じて結露が発生していることが伺われます。この資料は,教育委員会には前もってお渡ししておりますので,お目通しを頂いたと思いますけれども,霧島市の現状,霧島市はどういうふうな形で,アンケート調査か何かされましたか。 ○教育総務課長(本村成明君)  本市におきましては,通常は各学校が毎月安全点検を行っておりまして,その結果を教育委員会へ報告するようになっておりますので,結露がひどい場合は報告がまいります。今回は,議員の御質問を受け,改めて全校を対象に結露の状況を調査を致しました。その結果,47校中41校で結露があると回答があり,時期につきましては,御想像のとおり梅雨時期や冬の外気と室内の温度差が大きい時期という回答がほとんどでございました。また,発生場所についても,1階部分の廊下や階段がどの学校にも共通をしておりました。 ○20番(新橋 実君)  それだけでは私はないと思うんですけれども,牧之原地区などの中山間地域においては,霧も発生するわけです。これまでも学校へ通う保護者等から私にもいろんな意見が来ているわけですけども,この学校,教育委員会に対して,そういった相談はなかったのか,私は不思議でならないんですけども,この梅雨時期,雨が多い時期,授業にも影響あると思うんです。教育長か教育部長,どうですか。 ○教育部長(中馬吉和君)  私も今回の調査を,各学校のシートをちょっと読ませていただきましたけれど,非常に結露の状態が劣悪な状況もございました。そういうところにつきましては,教育委員会のほうに報告があったというふうに聞いております。 ○20番(新橋 実君)  あったと,それで「はい,そうですか」と,それで終わったということですか。 ○教育総務課長(本村成明君)  結露があった場合の対策でございますけれども,学校では,雑巾ですとか,モップ,新聞紙等でふき取りましたり,あるいはバスタオルや新聞紙等を敷き詰めるなどして,水分をふき取って,その都度対応しているということでございます。教育委員会と致しましては,現在のところ,結露に対して,即効性のある対策がなかなかとれませんので,外気の状況に応じまして,適宜,結露箇所付近に設置してある換気扇を回し続けていただくなどの措置を,学校にお願いをしているところでございます。今回,結露の発生状況を調査を致しまして,改めて大規模改造工事などの際の断熱材の施工範囲の拡大などの結露対策の重要性を再認識いたしましたので,今後は,設計の段階で該当校の立地条件等も十分踏まえて,工法等を慎重に検討してまいりたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  しっかりと検討していただきたい。その前に,今度隼人中学校です。まだ霧島中学校とか,ほかにも牧之原中学校もですけども,結構あるわけです。予定では,もう来年から牧之原中学校も始まるような形になっていたわけですけども,どんどんなんか繰り延ばされて,どんどん遅くなっているようですけれども,その間に,何か対応できるような形はないんですか。 ○教育総務課長(本村成明君)  牧之原中学校の校舎につきましては,以前の大規模改造工事から20年以上経過しておりますので,その必要性は十分に認識をしております。しかしながら,補助金の採択の関係などもございまして,なかなか順調に工事を進めることができないという事情もございます。先日,牧之原中学校の現場を見させていただきましたけれども,やはり学校や保護者からも,あの渡り廊下を使っていくトイレの改修要望がございましたので,牧之原中学校,現在空き教室も出てきておりますので,まずトイレの教室棟内への設置はできないか検討するよう,教育長からも指示を受けたところでございます。その辺から検討を開始してまいりたいというふうに思います。 ○20番(新橋 実君)  できる限りそういったふうに要望を聞いて,できるところから改修していただきたいと思います。私は,そのような状況で長時間学校にいて,また長くそうした状況が続くとカビなども発生し,アレルギー性の気管支炎等の病気の原因になるのではないかと思いますけれども,保健福祉部どうですか。そういうことはないですか,部長。 ○市長(中重真一君)  もう一度,今の部分を質問いただけないですか。 ○20番(新橋 実君)  結局,結露が長く続くような状況の中で,長く学校にいてそうした状況が続くと,カビなどが発生してアレルギー性の気管支炎等の病気の原因になるのではないでしょうかということなんですけれど,いかがですか。どう思われますかということを保健福祉部長に聴きたいんですけれど。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  お尋ねの件でございますけれども,壁のカビが原因で気管支炎とか,そういうことが発生し得るのではないかということの御質問であろうかと思いますけれども,詳細なことについて今把握できていないところもございますので,それについてそうであるということは,ここではお答えできるものがございませんので,お答えできないというのが,今のところでございます。 ○20番(新橋 実君)  調べてもらって,後で連絡いただけますか。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  ちょっと調べてみましてお答えできるかどうか,また後ほど回答させていただきます。[208ページに答弁あり] ○20番(新橋 実君)  それではトイレの問題ですけども,先ほど言いましたけど個人住宅で洋式化が進んでいると。小便器を利用しない子供たちが多くなっているような話を聴きました。先ほど,いじめについては報告はされていないということでしたけども,その対策についてどう感じているか。大手便器メーカーTOTOですけども,ここでは出荷ベースで1963年に83%だった和式が,2015年には0.7%に減少。和式が日本工業規格JISから外され,製品としては今後改良されない可能性もあるとのことでした。以上のことを聴いて,どういうふうに感じられますか。 ○教育総務課長(本村成明君)  トイレの洋式化につきまして,昨年度向花小学校の大規模改造工事を行っておりますので,その結果,便器の状況がどうなったかという数字から申し上げてまいりたいと思います。従前が大便器の内訳が和式便器が16,洋式便器が6の合計22でございましたけれども,大規模改造工事によりまして,大便器の数が和式便器1,洋式便器19の合計20となっております。和式便器を残しております理由につきまして申し上げます。洋式便器は御存じのとおり,肌が直に便器に触れますので,中には誰が座ったか分からない便器には座ることができない児童生徒がいる場合もございます。施設整備に当たりましては,極力,様々な多様性に対応できるように配慮を致しておりますので,学校の中で1か所は和式便器を残すように配慮をしているところでございます。 ○20番(新橋 実君)  今,向花小学校を言われましたけれども,ほかの学校はどうでしたか。例えばその前に造られたのはどこの学校でしたか。例えば天降川小学校とかはどうでしたか。分かってたら。 ○教育総務課長(本村成明君)  天降川小学校はちょっと手元に資料を持ってきておりませんので,後ほどお答えをさせていただきます。和式便器が残っているかでよろしいですか。[208ページに答弁あり] ○20番(新橋 実君)  先ほど洋式の率は60%とか言われなかったですか。それをもう一回確認します。どうですか。 ○教育総務課長(本村成明君)  学校のトイレにつきましては,それぞれの学校の洋式便器の比率を60%以上にするということを目標に,改修を計画いたしております。今年度も予算化をさせていただいているところでございます。 ○20番(新橋 実君)  向花小学校は特異な形ですよね。洋式が19,和式が1ということでしたよね。もう一回確認ですけれど。 ○教育総務課長(本村成明君)  この60%以上と申し上げますのは,既存の学校の改修率でございまして,大規模改造工事を致します場合には,先ほど申し上げましたとおり,学校の中に和式便器を1か所だけ残して,後は全て洋式便器にするということでございます。 ○20番(新橋 実君)  分かりました。和式はまだ残されるということで,洋式化を60%ということで,そちらのほうについてちょっとまだ聴きますけども,今後また改修される可能性があるのかどうか,その辺も含めて,例えば洋式と和式と金額の差がどれぐらいあるのか,その辺分かりますか。 ○教育総務課長(本村成明君)  申しわけございません。便器の価格についてはちょっと今資料を持っておりませんので,それも後ほどお答えさせていただきます。[208ページに答弁あり]
    ○20番(新橋 実君)  私は,学校については避難所としても最終的には利用されると思うんです。やはりそうしたとき,せめて1階は全て洋式にしておかないと,どんな方が見えるか分かりませんけど,和式が必要ということも言われましたけども,そこら辺についてはどういうふうにお考えですか。 ○教育総務課長(本村成明君)  実は,この学校のトイレの洋式化の計画は昨年度から進めておりまして,昨年度は今,正しく議員がおっしゃったことを踏まえまして,避難所になるであろう体育館のトイレの洋式化,必ず洋式を設けると。議会でもこれまで再三指摘があったこともありましたので,そこから着手をしているところでございます。 ○20番(新橋 実君)  60%と言わずに,以上ですから90%,100%になる可能性もあるわけですけども,できるだけ私は学校や校長といろんな方と話をされて,できるだけ増やしていただきたい。これは要望しておきます。次に自治会の加入について伺います。先ほど報告がありました。中山間地域ではまだ90%を超える地域が自治会として機能していると。片や中心市街地では40%を下回る地域で運営がなされているというような状況であると。これで統制が取れていると言えるのか。ごみ問題や防災意識の問題,防犯灯の関係など様々あるわけですけれど,どういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  自治会の加入率を高める一番のメリットといいますのは,もう議員も御指摘のとおりに安心安全であったりとか,あるいは御近所,お隣で助け合う,共生協働の精神でありますとか,そういった視点でございますので,自治会加入率が低いということについては,それぞれにまた今後,様々な災害対応も含めて,地域の安心安全のための加入率が低いということになってまいりますので,私どもも,それから自公連と致しましても,そういった地域のきずな,それから安心安全のためにも加入向上に努めているというような状況でございます。 ○20番(新橋 実君)  それでは資料1を御覧ください。これは先日私は住んでいる地域で,地区名までは書きませんでしたけども,館長と私と自治会長,そして班長さんの4人で,これまで自治会に入っていらっしゃらなかった3件の住宅を勧誘したときの資料でございます。私のほうで作成したわけですけれども。皆さんからは前向きに考えていただけるようにおっしゃったところでございますけれども,やはり役員が3名から4名でお願いするのが一番効果的な方法だと感じますけれど,いかがお思いですか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  正しく御指摘のとおりでございます。身近に住んでいらっしゃるそういった自治会,あるいは地区自治公民館の役員の皆様が顔の見える範囲で,その自治会加入のメリット,あるいは当然,子育ての支援であったり,子供たちの安心安全も含めまして,こういったチラシを持ちながら1軒1軒尋ねていただきながら,加入の促進をしていただくということは,正しく大事なことで,先ほども答弁で申し上げましたけれども,自公連のほうで定めていただいております毎年2月の加入促進の折にも,そういった形での一つ一つの御努力を頂いているといった認識でございます。 ○20番(新橋 実君)  先ほど答弁で,市の職員の自治会加入率について83.6%と,以前からすると大分上がったなと思うんですけれども,以前聞いたときは確か大分低かったと思うんですけれども,この変遷は分かりますか。過去何年か。私が前に聴いたときは大分低かったと思うんですけれど。 ○総務課長(橋口洋平君)  最初にこの調査を始めましたのは平成24年度でありまして,そのときは80.3%でございました。それから調査を重ねまして,平成28年度が83.2%,平成29年度が83.4%,平成30年度が83.6%というふうになっております。 ○20番(新橋 実君)  80%ありましたかね。他都市における町会の加入促進の取組例も紹介しておきます。資料2を見てください。自治公民館加入の条例を宮崎県の都城市が制定しております。自治公民館連絡協議会が加入者を増やすため,大学教授や地元企業,NPO関係者と構成した検討委員会を設置,条例の素案をまとめ,市民のパブリックコメント等も反映して,2017年12月に施行しております。また市職員の自治公民館加入を呼び掛け,ほぼ100%の職員が加入しているそうです。市長,このことについてどういうふうに感じていらっしゃいますか。 ○市長(中重真一君)  自治会加入率の問題につきましては,例えば私が住んでいる野口地区というのも余り高くないわけでございますが,一軒家を持っている方々,そこに住んでいらっしゃる方々は,ほぼ入っていらっしゃいます。実際,ひとり暮らしのアパートの方やそういう方が多い地域ですので,少ないというようなところもあると思います。また市の職員の自治会の加入につきましても,例えばマンションに住んでいる職員が,そのマンション管理組合の中で自治会に入りましょうという話をしても,その管理組合のほうで断られて,入りたくても入れないといったような職員がいるのも事実でございます。ただ特にそういう管理人がいらっしゃるようなマンション等は,またこちらのほうからもしっかり話をしながら,なるべく自治会に入っていただきますとともに,これまで自治会加入につきましては,市民活動推進課,若しくは共生協働であったり,そういったところが中心になって動いておりましたが,やはり市役所全体でしっかり全庁的に取り組んでいかなければいけない問題だというふうに認識しておりますので,今後そういった取組をしていきたいというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  この市職員の83.6%ですか。これに入ってない方は今市長が言われましたけども,マンションとか,そういうような形ですか。その辺をちょっとお伺いします。 ○総務課長(橋口洋平君)  おっしゃるとおり,自治会加入状況調査の未加入の理由としては,集合住宅のため,全世帯が未加入であるというような回答が最も多い結果というふうになっております。 ○20番(新橋 実君)  都城市もそういったところはあると思うんです。やはりその辺も勉強していただきたいと思うわけですけども,この条例制定についてはどう思われますか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  都城市の自治公民館加入を促進する条例制定につきましては,先ほど議員からも御指摘ございましたけれども,平成27年度に市の自公連のほうから市のほうに,そういった条例制定はできないかというような要望があったようです。議員は後の資料のほうで,全国の事例等をお持ちでございますけれども,これは関西のとある自治体が全国のそういった先進事例をまとめた資料だというふうに私も認識しております。その中にも,そういった条例を既に制定している町が掲載してございますけれども,手前どものほうでも当然これまでも条例制定に向けまして,様々な研究等を行ってきたわけでございます。そういった中で,先ほどの都城市につきましては,平成28年度にその要望を受けまして,市が検討を重ねて,平成29年度にパブリックコメントを受けて条例制定を行って,去年の12月に制定ということでございますので,都城市さんのほうにちょっとお聴きしたんですが,まだ6か月ということで具体的な成果うんぬんというのはこれからだということでございます。ただ条例につきましても,よく誤解されるのが条例をつくったら転入したら必ず入らなきゃいけないとか,住んでる人は入らなきゃいけないということではなくて,あくまでもこれは努力しましょうというような経緯の条例でございます。もう一つ,議員のほうが羽島市のほうもちょうどお持ちでございますけれども,こちらは逆に市議会のほうからの提案されました条例ということで,条文の中には市議会の役割というのまで,きちっと明確に記されていながら,正しく市民一体となって自治会加入促進,あるいはその先にあるコミュニティーづくり,そして地域づくりを促進していこうといった条例であるというふうに認識いたしております。 ○20番(新橋 実君)  先に言われましたけども,資料3には,たくさんの他都市における町会加入促進の取組事例というのもインターネットのほうから引っ張り出したわけですけれども,皆さんそれぞれに工夫をされておられます。市長がいろいろ言われましたけれども,これまでは担当課というか自治公民館だけに任せたけど,今後はもう市全体で取り組む問題であるということも言われましたので,やはりそうすることで気持ちも変わって,職員だけではなく全体で,もちろん議会も中心になってやっていかないといけないと思います。条例制定はもちろんですけれども,そういったことも含めて,自治公民館の館長さん方も含めて一緒になって取り組めば,ある程度そういった形で公民館に入る方も増えていくんじゃないかと思います。私たちが回った中で,担当が一人,二人が回るのではなくて,4人ぐらいで回っていったら,さすがに向こうもちょっと考えないといけないなというような感じを持たれます。そこにまた市の職員が入ることで,また違うと思うんです。そういうことがあれば,市の職員も一緒に回るようにしようかというような気持ちはありますか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  先ほど各地区ごとの加入率の低い地区自治公民館も申し上げました。それから市の職員の加入していない理由等もございました。大きく分けまして,アパート,マンション,それから中山間部では別荘地,これがある意味,自治会加入率を下げている要因でもございますので,先ほど1答目でも申し上げましたけれども,宅建協会等とも今のところチラシの配布,あるいはこれまでもそういった開発行為等の届出があったときに,ぜひ自治会加入に向けて協力をお願いしたいというような要望等もしながら続けて,これまでも一生懸命やっておりますけれども,先ほど市長のほうから全庁体制でということでございますので,全庁体制でどのようなことができるのか,一つ一つ,今先ほど議員から提案がございました条例化,あるいはそのほかにいろんな業務提携等もあろうかと思いますので,それぞれのメリット・デメリット等も十分に勘案しながら,今後検討してまいりたいと思います。 ○20番(新橋 実君)  言われるようにアパート,マンションのオーナーさんをしっかりと捕まえて,話合いを持つと。そういったことが一番大事だと思います。そこにちゃんとオーナーさんもいらっしゃるわけですから,そういった方との話合いを持つということは,今霧島市内も国分地区は特にマンションも増えてきましたので,アパートも家主さんは調べればすぐ分かるわけですから,そういった方も含めて話合いを持つと。今後はそういったことも含めてやっていただきたいと思いますので,どうですか。その辺もされますか。 ○市民環境部長(有馬博明君)  これまでも先ほど申しました2月のそういった月間等も含めて,地区自治公民館の館長の皆様方やら,あるいは自治会の皆様方やら,そのエリアにあるマンション等の管理組合の皆様とは十分に協議を頂いていると。一生懸命頑張っていただいているというふうに思っております。ただ,そうはいっても現状がございますので,今御指摘がありましたように,私どもも様々なこの機会を捉まえて,具体的にどこのマンションがどのような形で加入率が低いのかというような実態もきちっと精査をしながら,具体的にアプローチができるような対応も検討してまいりたいと思います。それから先ほどの別荘の話で言いましても,最近では特に別荘地が中山間部にあるということやら,霧島山の近くにあるということで,別荘の自治会であったり管理会社自体が,そういった今後の安心安全対策のために更なる自治会の加入促進を促したいということで,新たなチラシをつくったり,具体的な動きをしたいといった御意向も伺っておりますので,一緒になって取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○20番(新橋 実君)  先ほど市長も言われましたけれども,そのマンションの中には市の職員もいらっしゃるということも聴きましたので,そういったのも一緒に含めて,オーナーと話合いを持つような形も含めてやっていただきたいと思います。次に入ります。先ほど平成25年第4回定例会の一般質問で,当時の建設部長が,緑の基本計画において,各地域の実情に合わせた適正な公園配置というのを策定したと。福山地区において東牧之原,特に総合支所周辺にそういった公園の必要性があると。地域住民の方のニーズに合った公園の必要性をうたっておりました。今後その地域に合った公園整備を進める。公園といっても都市公園以外いろんな地区公園,教育財産等もあると。そういったものを総合的にうまく使いながら,一番そこに合った公園整備をしてまいりたいと思うと答弁されたわけですけれども,今後どのように進んでいくんでしょうか。 ○都市計画課長(柿木安長君)  先ほど答弁にありましたように,この緑の基本計画に基づきまして,公園等の整備を行っております。福山地区の公園整備につきましては,本計画の福山地域における緑の整備方針に基づいて,牧之原運動公園の整備を行ってきたところでございます。今後とも公園整備につきましては,本計画に掲載されている整備箇所について,財源確保や優先順位等を考慮しながら,今後も整備を進めていきたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  以前の建設部長の答弁からすると,後退ではないですか。5年前からすれば後退ではないですか。その辺はどうですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  今回,まきのはら運動公園の整備を一生懸命しているわけでございますが,これにつきましては今回国体が入ってくるということでございますので,ここを今一生懸命整備しているところでございます。 ○20番(新橋 実君)  それが子供たちが遊べる公園とか,例えば上小川とか,今,広瀬に公園ができましたよね。ああいった公園と同じように使えるということでよろしいんですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  まきのはら運動公園につきましては,子供が自由に遊べる公園だと思っております。 ○20番(新橋 実君)  一緒に使えるんですか。芝が生えて,あそこはサッカー場とかそういうふうな形でしょう。今どこのことを言われているんですか。もう一回ちょっと確認します。 ○建設部長(島内拓郎君)  牧之原のあそこのグラウンドゴルフのドームのある所,まきのはら運動公園。 ○20番(新橋 実君)  東牧之原地区にということで前は答弁されてるんですけども,あそこは地区はどこになるんですか。 ○福山副総合支所長兼市民生活課長(別當正浩君)  あの運動公園につきましては,西牧之原地区になります。 ○20番(新橋 実君)  東牧之原と西牧之原というのは一緒の所なんですか。 ○福山副総合支所長兼市民生活課長(別當正浩君)  隣同士の地区になります。 ○20番(新橋 実君)  それは分かっているんです。だから東牧之原地区に造るということを前にお話をされている。だから後退だと私は言っているわけです。場所もある程度特定されて,その辺のお話をされたわけです。コミュニティー広場の近くに造ろうかというような話もあったわけです。それが今,ドームの近くのそこの公園にあるというようなことでしょう。結局みんなそこまで車で行くかしてくれということなんですか。もうそこをみんなで使ってくれということですか。そこができるからそこを利用してくれというようなことですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  そもそも公園事業というのは,ある程度事業費が掛かりますので,その辺については計画的に進めていきたいと思っております。 ○20番(新橋 実君)  ドームが今ありますよね。どこら辺にできるんですか。しっかりちょっと場所を教えてもらえませんか。 ○建設部長(島内拓郎君)  まきばドームの所に駐車場を今整備しているところがございます。そこの横に遊具がございますので,そこで遊んでいただいても結構かと思っております。 ○20番(新橋 実君)  駐車場が今あるところは,あの砂利が敷いてあるところですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  その場所につきましては,今アスファルト舗装になっていると思います。 ○20番(新橋 実君)  アスファルト舗装しているところが公園ということですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  砂利の所が今回の国体に備えまして,アスファルト舗装で整備しております。 ○議長(中村正人君)  しばらく休憩いたします。               「休 憩  午後 1時45分」               ―――――――――――――――               「再 開  午後 1時47分」 ○議長(中村正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○建設部長(島内拓郎君)  一つ確認させてください。その東牧之原の運動場の予定地というのは,曽於市に接するところでよろしいでしょうか。総合支所周辺ということですか。[「総合支所周辺ということで前に話があったんです」という声あり] ○20番(新橋 実君)  平成25年第4回の私の一般質問の内容を見ていないんですか。ちゃんとそこまで書いてあるんですけれど。 ○建設部長(島内拓郎君)  前のやつは読んでおります。この中では東牧之原,特に総合支所周辺にそういった公園の必要があると答弁をしています。[「そこです。全然,場所が違うでしょう」という声あり] ○建設部長(島内拓郎君)  緑の基本計画の中にも,住民ニーズに沿った街区公園等の整備と書いてありますので,計画的に進めていきたいと思っております。 ○20番(新橋 実君)  計画的も5年もたてば本当に計画的なのかなというような思いがあります。地区住民からもまちづくり計画等で要望が出ていると思います。本当に何年掛かるのか。今回も数名の議員が公園整備を言ってるわけです。国分だけはどんどん,30年,40年前から公園はあったと言われますけれども,今回も上小川は新しいのができた。広瀬もできた。そういうふうにほかの地域は新しい公園がどんどんできているわけです。あそこなんかは今,大型店舗がどんどんできて,どんどん成長しているわけです。ところが中山間地域はどんどんほかの地域に取り残されていくわけです。やはりそういった施設が一つでもあれば,住民の方は中山間地域でも行こうかという気持ちにもなるわけです。そういうのもない中で,中山間地域にどんどん行ってくださいって誰が言えますか。市長はどうですか,その辺は。 ○市長(中重真一君)  牧之原地区におきましては,逆に平成26年にパークゴルフ場の増設を行っておりますが,このパークゴルフ場というものは市が造っているものに関しては牧之原だけでございまして,国分,隼人の方々も会員としてたくさん訪れて,パークゴルフを楽しんでいらっしゃいます。公園整備に関しましては限られた予算の中で,特に住民の声を聴きながら,公園が全くない地域もございますので,そういったところも勘案しながら計画的に進めていきたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  計画的ということですけれど,公園の必要性というのは,市長はどういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○市長(中重真一君)  必要性を感じておりますから,計画的に進めていくと申し上げているところでございます。 ○20番(新橋 実君)
     平等性,公平性という観点はどうですか。 ○市長(中重真一君)  この前の質問で木野田議員と,またその以前に平原議員からもございましたが,霧島地区においては,そういった子供たちが遊ぶような公園というのは,まだ一つもないような状況でございます。そういったところをしっかりと考慮しながら,計画的に進めていきたいというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  下場の土地は田んぼを造成してやったわけですけども,それなりに土地代も掛かるわけです。ところが上場はそんなにお金も掛からないわけです。土地を提供される方もいらっしゃると思います。霧島市の土地もあるわけですから,そういった土地も有効利用すれば,土地代はほとんど掛からないわけです。その辺も含めて,市長は計画的にと言われましたけれども,もう少し踏み込んで積極的に子供たちのことも考えるのであれば,今霧島地区も言われましたけれども,今回,請願が出ている牧園地区もありますけども,そういった地域にも一つぐらいは整備をしていただきたい。これは要望しますけど,もう一回どうですか。 ○市長(中重真一君)  子育て支援につきましては公園の整備,また先ほどのロタワクチンにしかり,一つだけで済む問題ではなく,総合的に進めていかなければならない問題だというふうに考えております。その中で公園整備につきましても,そういった議員がおっしゃられた地域性等を考慮しながら,今後,計画的に進めていきたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  その計画的は,大体何年ぐらいをめどに考えていらっしゃいますか。 ○市長(中重真一君)  公園がない地域等に一つずつでもできるように,またそれが単年度でできるかどうかもまた別な問題でございますが,一つ一つ着実に進めていきたいと考えております。 ○20番(新橋 実君)  部長,予算はどうですか。 ○総務部長(新町 貴君)  財源等の関係もございますので,そういうものを含めて総合的に検討していきたいと思います。 ○20番(新橋 実君)  こういう公園整備で,中山間地域に出る助成金とか補助金とかいうのは何かないんですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  過疎債という起債がございます。 ○20番(新橋 実君)  部長,過疎債なんかも使えるらしいですから,使えるところはそういったのも使っていただいて,財源がなければ,そういった補助金等も利用して,できるだけ積極的にやっていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。次に入ります。森林に関する需要が高くなってまいりました。一つは木質バイオマスによる間伐材等の活用,また上野原テクノパークにできた国内初の木材集成材を作るさつまファインウッド,かごしま材JAS化流通加工センター開設による木材の集積,中国や韓国への輸出による伸びなどが主な要因だと考えられます。霧島市でも山林伐採が,ここ数年,非常に増えております。私もこの問題を数回質問しておりますが,これまで目を向けてなかった山林に,市民の多くの方が注目していただくことは非常に有り難いことですが,伐採した後に市道や林道が結構傷んでいることが多いと感じております。先日も福山地区を巡回したとき,まだ伐採途中だったわけですけども,住宅前の道路が非常に傷んでおりました。カーブ等においては大型車が運搬することが多いからでしょうが,道路がへこんだりして,地区の近くの住民の方が非常に困惑されておりました。そのことについて,担当の方はどういうふうにお考えでしょうか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  このお話を頂いて,いろいろこちらのほうも森林法とかそのほかでの規制を調べてはみたんですが,現行の森林法の規定では,伐採者が提出した伐採届に対して,伐採に伴う道路等の破損について復旧を行わせる法的な強制力というものは有しないということで,あくまでもお願いという形にはなろうかと思いますが,そういった形で協力を求める形にはなろうかと思います。ただし,道路や側溝といった公共施設について,破損の原因が明らかに伐採者であるということが認められた場合には,やはりその方を特定して,その施設の復旧を指導することはできるのではないかというふうに思っています。また,伐採届に対する適合通知というものを出すわけですが,その適合通知には,道路等の公共施設等に損傷を与えないように留意をすることや道路排水施設等の機能復旧に努めることといったものを注意書きとして記載しておりますので,こういったことを通知書発行のときに,引き続き,伐採者のほうに詳細に指導を徹底していきたいというふうに考えます。 ○20番(新橋 実君)  前もって伐採届を出すわけですよね。伐採届出すときに,どこの道路を通るというのは,そこの担当課は分かるわけです。だから,伐採届を出すときに,そういった所を写真を撮っておいてくれと。生活道路を通るわけですから,市道であっても林道であっても,林道はあれかもしれませんけど,市道と生活道路,狭いところを大型車両が通るような所があるわけですので,特に傷むようなところは写真を前もって撮っておいて,業者でも市の職員でもいいですけれど,行って撮って,そして,それが終わった後に確認をするというようなことはできないものですか。 ○林務水産課長(川東輝昭君)  現在の今のお話なんですけれども,届出が実際ありまして,林道,当然あります。それを伝わって市道,農道もあると思いますけれども県道にあらゆる部分で出ていくルートもあると思います。そこ辺りで届出があった時点で聞き取り,大規模伐採等においてかなりの時間を要する部分もあろうかと思います。そういう部分については,聞き取り等である程度の搬出する部分のルートを探ればできるかと思いますけれども,非常に搬出するに当たってもルートが長い部分になりますので,特定したそういう路盤の部分で傷み,ひずみという部分で,業者に写真等撮ってちょっと提出してくださいというのは,若干無理になるのではないかというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  業者じゃなくて,市の職員が前もって写真を撮るとか,そういうことはできないんですかということです。 ○林務水産課長(川東輝昭君)  今,伐採届の件数もかなり御覧のとおり多くなってきている現状の中で,事前に市の職員での対応,道路に行く分については,若干厳しいものがあるのではないかというように考えます。 ○20番(新橋 実君)  先ほど復旧措置を講じる措置を指導しているという答弁ありましたけども,今まで例えば側溝を傷めたとか,何かそういうことで,復旧措置を講じた件数とかいうのは分かりますか。市道も林道も分かれば。 ○建設施設管理課長(仮屋園修君)  ただいま言われたような件数につきましては,現在のところまだ把握はしていないところでございます。[「ないということですか」という声あり]そういう例えば申し出があったり,それからそういう情報があった場合は,先ほどありましたように特定ができる場合には,その伐採,搬出した事業者と協議をしながら進めているところであります。件数につきましては把握は致していないところでございます。 ○20番(新橋 実君)  この間もちょっと県道でそういうことがあったわけですけれども,結局は市民の税金だけ,県民であれば県税だけで行うのは,私はいかがなものかと思うわけですけれども,何か対応できるところがあるのではないかと思うんです。やはり,市民の方からそういう苦情があったときに,もちろん見に行かれるわけですけれども,明らかにそういったものが分かるといっても,なかなかそれが今まで把握はできていないということは,ほとんどないということですね。ほとんど市のほうでやっているということで理解していいわけですよね。どうなんですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  市道につきましては,定期的なパトロールを道路管理者である建設施設管理課のほうで行っております。今後もそういう伐採届が出たら,関係課,林務水産課と連携を取りながら情報収集して,特にそちらのほうのパトロールを密にするようにしてまいります。 ○20番(新橋 実君)  パトロールはするけれども,結局は市のほうで工事はするということでしょう。だから業者にお願いするということはほとんどないということでしょう。業者と話はしても,市のほうで工事は全部やるということなのではないですか,どうなんですか。 ○建設部長(島内拓郎君)  当然,道路が破損された場合は,業者の方に言って原形復旧をお願いすることになると思います。 ○20番(新橋 実君)  そういう場合は,林務水産課のほうと打合せをして,どこの業者というのも分かっているわけですから,その辺の連携もしっかりしていただいて,それが本当に大事だと思うんです。特にその辺を生活道路として利用されている市民の方が一番大変なわけですから。おまけにそれを直すのも結構暇がいるわけです。すぐには予算もないわけだからできないわけですから,業者がいるうちだったら何とか対応してもらって,業者がまた業者を連れてくる可能性もあるわけです。この辺がなかなか安全パトロールはされてるんでしょうけども,業者へもある程度の負担というのは私は必要ではないかと思うんです。だからそういったところはしっかりと,今後は安全パトロールは1日1回はどこかを回ってらっしゃると思いますので,特にそういう林務水産課のほうとそういう協議していただいて,特に大型車両が通っているところは密にしていただくように,これもお願いしておきます。海は山の恋人と言われております。県の資料にも目を通しましたが,人工林を目標に計画がされているようですけども,相変わらず天然更新が増えているようです。その原因についてはどのように考えていらっしゃいますか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  やはり長引く木材価格の低迷でありますとか,林業の採算性の低下といったことで,森林所有者の方々の森林経営に対する意欲の減退でありますとか,造林作業の実行体制という面では,森林組合等の林業事業体のほうの労働力が不足しているといった複合的な要因で,やはり再造林が行き届かないといったようなことが要因ではないかというふうに考えております。 ○20番(新橋 実君)  天然更新というのは,森林の伐採後において植栽を行わず,自然に落下した種子から樹木を育成させることで再生を図る方法です。地域の気候や風土に適した種子を再生させることが可能であるとなっているわけですけれども,県も人工林の植栽を推進していますけども,実際,山主さんが後々の手間のことを考えて,進んでいかないといったことが現状のようです。先ほど市長は答弁されませんでしたけども,今後再造林をやっていくということですので,私はそれで理解しましたけども,そのためにも植林に対する植え付けの助成の増額などは曽於市が進んでいるようですので,霧島市も曽於市まではいかなくても,少しでも増額していただくような形で検討していただきたいと思いますけども,その辺はいかがでしょうか。 ○農林水産部長(川東千尋君)  議員おっしゃるように,曽於市におかれては本市とほぼ同様の補助施策が創設されておりまして,補助単価自体で比較してみますと,伐採後の植林である再造林,それと間伐につきましては,本市を若干上回っているような状況ではございます。しかしながら,曽於市を含みます曽於地域は,やはり県内でも最も林業が盛んな地域でありますことから,林業に対する支援策も手厚いものとなっているのではないかというふうに考えております。ただし,森林整備に対する上乗せ補助ということにつきましては,県内の約半数の市町村でしか実施されておりませんで,その中で本市としても行っている補助単価につきましては,制度化されている県内の他の市町村とほぼ同程度であるというふうに認識いたしております。また補助対象メニューにつきましては,本市を含め県下の7市町村でしか実施されていない森林作業道等の路網の整備や県下の14市町でしか実施していない再造林といったことに対しても補助制度を霧島市として設けているなど,幅広く十分な対策をとっている現状ではないかというふうに認識をしているところでございます。 ○20番(新橋 実君)  植林を増やすといっても,植林をする事業者が少ないというようなことも聞いております。今後は,そういったところにも力を入れていかないといけないのかなと思ったりするわけですけども,これも年間を通してなかなかできる仕事ではないらしいです。しかし少しでも人工林を増やしていかないと,何かあったとき災害が起こったとすれば,この間も宮内議員が言っておりましたけれども,やっぱり植林をしてそのまま放置すれば何があるか分からないというような状況もあります。植林をしてすぐそういうふうになる可能性もあるわけですけれども,できるだけ人工林をしていただいて,霧島市としてできることをやっていただければと思います。 ○保健福祉部長(山口昌樹君)  先ほどカビと病気との関係の御質問がございました。調べたところ,WHOの室内空気質ガイドラインというのがございまして,この室内空気質の質は性質の質です。その中で,湿気とカビによる健康影響というところがございます。その中で,まず十分な因果関係についてはないということみたいです。十分な関連性ということで,ぜんそくの増悪,ぜんそくの進行などということには,影響があるというふうに示してあります。 ○教育総務課長(本村成明君)  先ほどお尋ねがございました天降川小学校の便器の内訳を申し上げます。天降川小学校は平成22年度の新設校でございます。校舎内の便器の内訳につきまして,洋式便器が42.71%。和式便器が17.29%でございました。それともう一点,便器の価格でございますが,和式便器が約5万7,000円,洋式便器が約6万2,000円でございまして,洋式のほうが若干高目でございます。 ○議長(中村正人君)  以上で新橋実議員の一般質問を終わります。次に,3番,松枝正浩議員から3件通告がされております。したがって発言を許可します。 ○3番(松枝正浩君)  議長の許可を頂きましたので,通告しておりました質問3件につきまして,お伺いを致します。質問に入らせていただく前に,前回に引き続き,一般質問の機会を得ましたこと,多くの市民の皆様に感謝申し上げます。心と人を大切にする霧島市の社会づくりが実現できますように,私も微力ではありますが,市民の皆様方の幸せを願い,世のため人様のための政治にこの身を捧げてまいります。これからも一生懸命頑張ってまいりますことをお約束し,質問に入ります。1点目についてお尋ねを致します。中重市長は,後援会で作成された資料の中で,大きな四つの柱と21項目からなる霧島市のビジョンや方向性をお示しであります。新しい霧島をつくり上げるエッセンスであると感じております。霧島市の発展と市民の皆様方の幸せや市民サービスの向上を図るには,中重市長のリーダーシップと職員へのマネジメントの実施により,市役所職員の皆様の資質向上とモチベーションを上げていくこと,またその気持ちを維持していくことが必要であります。そこでお尋ねします。中重市長の後援会資料の中に記載してあります公平・公正,意欲・活力のある行政の中の市職員の意欲・能力を発揮できる組織構成とは,どのような組織を考えているのかお示しください。身近な職員の声を聴くことも大変大切なことであると感じております。多くの優秀な職員の声を市の政策に反映させることは必要であります。職員の政策提案等の声をどのようなシステムで採用していく考えがあるのかお示しください。平成14年度,中田横浜市長は,アントレプレナーシップ事業の推進をされました。この事業は,やる気のある職員の新たな発想や自発的な取組により,提案した職員が事業の企画から事業化までを担当するものであります。職員の意識改革や組織の活性化を図ることとやる気のある職員がチャレンジできる仕組みづくりになっております。職員が事業提案を行い,事業採用し,事業実施に向けた予算化をし,提案者を事業執行する部署へ異動させる。このように事業に対する責任や達成感を感じる仕事のやり方は,大変興味深いものであり,職員個々人の仕事に対するモチベーションの向上や仕事に対する満足へつながるものと考えます。そこでお聴きします。霧島市においてアントレプレナーシップ事業の導入を行うことは考えられないのか,お示しください。2点目についてお尋ねします。先の議会で質問をしました隼人駅から鹿児島神宮までのまちづくりについての関連質問になります。商店街の活性化につきましては,3月議会でお伺いをしたところであります。今後この点につきまして,まちづくり活性化の機運が高まり,まちづくりの醸成が図られていく時期を見ながら,活性化に向けての更に踏み込んだ質問も行ってまいりたいと考えております。現在,駅前通り会と神宮通り会が既存事業や新規事業への取組,両通り会の交流促進が更に図られようとしております。まちづくりへの動きが少しずつではございますが,地域の皆様の御努力によりまして,夢から形へと移行しつつあります。行政当局におきましても,ますますの御支援を賜りますようにお願いを致します。さて,鹿児島神宮を拠点に,これからのまちづくりを考えていきますと,大きな視点に立ちますと,西郷どんの村及び日当山温泉,蛭子神社,石體神社,鹿児島神宮,弥勒院跡,隼人塚,浜之市といった歴史史跡等があります。まずは帯状に点在している箇所を線でつなぎ,線を面へと広げていくことが大切であります。おのおののゾーニングから整備等を行っていく手法は様々であります。この面的な流れから,市内における他観光施設等へ,又は県内の他地域への波及効果及び経済効果は大きいものがあります。まずは一つずつの整備を着実に行うステップを踏むことが必要であります。今回は鹿児島神宮を含む周辺史跡,特に国指定記念物史跡の活用及びその整備やまちづくりの方向性について,市の考えをお尋ねします。平成25年10月17日に国指定となりました大隅正八幡宮境内及び社家跡の指定内容とは何であるのかをお示しください。次に,この大隅正八幡宮境内及び社家跡の整備スケジュールについてお示しください。これら大隅正八幡宮境内及び社家跡の整備においては,国指定ということもあり,様々な制約があるかと思います。この整備に向けてクリアすべき問題点は何であるのかお示しください。これら整備を行っていく際には,土地の所有も重要であります。市なりの公共が行っていく場合,公有地が基本との大前提であります。社家跡は四つあると聞いております。桑幡家,留守家,沢家,最勝寺家とありますが,これら四つの社家跡の土地所有の状況をお示しください。また,大隅正八幡宮境内及び社家跡には幾つかの史跡がございますが,整備の内容についてお示しください。これからのまちづくりについては,一つの場所を拠点として,その拠点から歩かせる。又は自転車で周回することが必要であると感じております。隼人駅もそうでありますし,鹿児島神宮もそうであります。そのように考えますと,駐車場の整備は必要であり,喫緊の課題でもあります。今回は鹿児島神宮についてお尋ねいたします。鹿児島神宮において,私は拠点となるべき場所として,駐車場整備は必要であると考えますが,市として駐車場整備の必要性をどのように考えているのか,お示しください。様々な史跡がこの国指定の中にはあります。市としてどの場所を優先的に整備を行うことを考えているのか,また整備の優先順位をどのように考えているのかお示しください。現時点において,整備の見通しの中で整備における財源をどのように考えているのかお示しください。3点目についてお尋ねします。平成29年5月11日,地方公務員法及び地方自治法の一部改正法が成立し,臨時・非常勤等職員の任用根拠が改めて整理され,新たな一般職非常勤である会計年度任用職員が新設をされました。法改正により,現に働く臨時・非常勤等職員の大多数は,会計年度任用職員に位置づけられることになります。公務の運営においては,任期の定めのない常勤・非常勤等職員の雇用の継続と正規職員との均等待遇を図ることが求められています。平成32年4月1日施行に向けて,市の考え方をお尋ねします。まず平成32年4月1日から会計年度任用職員制度発足に向け,条例規則等の改正や制定のタイミングも含め,具体的なスケジュールが組めているのかお示しください。また,そのスケジュールの中には職員労働組合等の交渉や協議の時間を十分に勘案してのスケジュールであるのかもお示しください。総務省は速やかな実態調査の実施を通知しているかと思いますが,一般職,非常勤職員と臨時的任用職員の現状の数と職歴職種についてお示しください。また制度移行に伴い,職務や勤務形態の内容をどのように考えているのか,現時点での検討内容についてお示しください。公共サービスの多様化に対応し,安定的なサービス提供をするためには,臨時・非常勤等職員の存在は不可欠であります。制度移行に当たって,経験・スキルのある人材を確保することも,現に働いている臨時・非常勤等職員を会計年度任用職員に移行することが,市民の皆様の利益につながるものと考えますが,雇用の継続について,市としてどのように考えているのかお示しください。臨時・非常勤等職員の適正な任用,勤務条件を確保することを目的とした地方自治法地方公務員法改正の趣旨を踏まえ,地方財政計画に必要な財源を盛り込むように,市長会を通じて国へ要請するべきであると考えますが,市としてどのように考えているのかお示しください。執行部の明快かつ積極的な答弁をお願いし,答弁の内容によりましては再質問を議長へお願いをしまして,壇上からの質問を終わります。 ○市長(中重真一君)  松枝議員から3問の御質問がありました。1問目の1点目は私が,2問目は教育委員会が,その他は関係部長がそれぞれ答弁します。1問目の市長の政治姿勢についての1点目にお答えします。公正・公平な行政経営の実施に当たりましては,市,議会,市民の皆様の意見総和のもと,積極的な情報公開や市民ニーズの的確な把握に努めながら,事務の適正性と市民の信頼を確保し,透明感とバランス感覚のある行政経営を推進する必要があると考えています。また人員や財源など,行政資源の制約が強まる中にあっても社会情勢の変化等に伴い,多様化,高度化する行政需要に的確に対応するために,グループ制のメリットを生かした課内体制づくりや部局間を超えた政策間連携を推進するなど,組織の柔軟性を確保した効果的で効率的な行政経営を推進する必要があると考えています。さらに,意欲,活力のある行政経営の実施に当たりましては,職員がその意欲,能力を十分に発揮するため職員同士が協力し合いながら能力の向上に努めたり,支援し合う職場環境づくりが重要と考えます。そのような意味からも今回,本定例会において,提案している弁護士を念頭に置いた任期付職員の採用により,専門的な分野について相談できる者がいることは,このような環境を形成していくために効果的であると考えています。今後におきましても,これまで以上に職員の意欲を喚起し,自らの能力を発揮してもらうために,従来からのルールや手法にこだわらず,試行錯誤を許容し,日常的に改革,改善に取り組むことができる風通しのよい組織づくりに努めてまいります。 ○企画部長(満留 寛君)  次に,2点目と3点目は関連がございますので,一括してお答えします。本市では職員に行政全般に関し,斬新なアイデアの着想や改革改善提案を募集し,効果が期待できる提案については担当部署において実施の検討を行い,事務事業の効率性及び事務事業効果の向上を図り,もって市民サービスの向上や職員の資質の向上に資することを目的に,平成21年度から平成23年度にかけて職員提案制度を実施しておりましたが,現在休止しております。またアントレプレナーシップ事業につきましては,新規事業の掘り起こしや職員の意識改革の実現を目的として,平成14年度から横浜市で制度化されております。特徴としましては,職員から企画提案された事業内容が認められた場合,その職員が人事異動により事業の推進まで携わることができるとした点であり,職員の意欲喚起や組織風土を改革していくことにつながるものと考えられます。今後におきましては,過去に取り組んだ職員提案制度の課題等を検証するとともに,アントレプレナーシップ事業も含めて他の自治体の取組について調査研究を行い,職員の政策立案の向上及び市政運営への参画意欲の高揚を図る新たな制度について検討してまいります。 ○教育部長(中馬吉和君)  2問目の国指定記念物の整備についての1点目にお答えします。ここで画像1のほうをお願いします。鹿児島神宮周辺の史跡の位置図になります。大隅正八幡宮境内及び社家跡の指定地は,参道を含めた現鹿児島神宮や現宮内小学校の校庭の一部,桑幡,留守,沢,最勝寺の四社家跡であり,指定に至った主な理由は,画像2のほうをお願いします。発掘調査の結果,京都や鎌倉,琉球,中国,東南アジアとの交流を裏付ける遺物が出土したことや,画像3をお願いします。四社家からは往時の土塁跡や堀の跡が発見されるとともに,1,000年以上にもわたって,同じ場所で同じ名字が代々受け継がれてきたことなどが高く評価されたものでございます。次に2点目にお答えします。一般的に国指定を受けた史跡につきましては,まず,保存活用計画を策定し,次に,その計画に基づく具体的な整備計画を定め,その上で公有化を進めていきながら整備事業に着手することになっております。しかしながら,本市の現状としては保存活用計画を作成した段階であり,その後の整備事業については白紙の状態でございます。したがいまして,3点目の整備に向けての課題,5点目の鹿児島神宮の駐車場を含む整備内容,6点目の整備順位,7点目の財源見通しにつきましては,今後,将来的に検討をしていかなければならないものと考えております。最後に,4点目にお答えします。社家跡の所有者はそれぞれの子孫の皆様方や鹿児島神宮でございますが,沢氏館跡につきましては,社家とは直接的に関係のない方の所有となっております。 ○総務部長(新町 貴君)  3問目の会計年度任用職員制度についての1点目についてお答えいたします。会計年度任用職員制度については,臨時・非常勤等職員が地方行政の重要な担い手となっており,その適正な任用,勤務条件を確保することが求められていたことから,昨年5月に地方公務員法及び地方自治法の一部が改正され,2020年4月1日から施行されることとなりました。改正の主な内容は,一般職の会計年度任用職員制度を創設し,任用,服務規律等の整備を図るとともに,特別職非常勤職員及び臨時的任用職員の任用要件の厳格化を行い,本制度への必要な移行を図るものです。併せて期末手当の支給を可能にするものであり,臨時・非常勤職員の処遇改善につながるものとなっております。本市においても国から示された会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアルに基づき,制度開始に向けて計画的に取り組んでおり,今年度は国からの会計年度任用職員制度の準備状況等の調査,任用勤務条件等の検討等を踏まえ,来年上半期までに関係条例案を議会へ提案する予定であります。なお,職員労働組合との協議については,この事務処理マニュアルにおいても適法な交渉の申入れに対して応じる必要があると明記されておりますので,検討段階において職員労働組合と協議を行う予定であります。次に,2点目にお答えします。平成30年4月1日現在の臨時・非常勤職員数については,地方公務員法第22条第5項適用の臨時的任用職員は675人。主な職種は事務補佐員121人,調理員116人,特別支援教育支援員70人となっております。また,同法第3条第3項適用の特別職非常勤職員11人。職種は外国語指導助手5人,国際交流員3人,家庭児童相談員3人となっております。なお,同法第17条適用の一般職非常勤職員は雇用しておりません。次に,3点目にお答えします。職務の内容,勤務形態の内容については,原則現行の形態をそのまま移行する予定でございます。次に,4点目にお答えします。臨時・非常勤職員の雇用継続については,事務処理マニュアルにおいて,同一のものが平等取扱いの原則や成績主義の下,客観的な能力の実証を経て,再度任用されることはあり得るものと規定されており,再度の任用が可能となっております。次に,5点目にお答えします。今回の制度改正において,新たに期末手当の支給を可能にすることなどから,国は所要額の影響額調査を行い,地方財政措置について適切に検討を進めていく方針が示されております。このような中,今年5月に開催された九州市長会において,財政措置を求める要望事項が採択され,また6月に開催された全国市長会においても,同要望が採択されております。今後とも引き続き市長会等と連携しながら,国の動向を注視してまいります。 ○3番(松枝正浩君)  それぞれに御答弁を頂きました。それでは再質問に入ります。1点目の市長の政治姿勢についてであります。市職員の仕事に対する市長の思いというものを,改めてお聴きしたいのですが,いかがでしょうか。 ○市長(中重真一君)  市職員の仕事に対する私の思いですね。職員は市民の幸福のために,又は市政の発展のために,時には私もトップダウンが必要なこともあるかもしれませんが,基本的には若い職員を含め,自由に物が言える環境を作りながら,自由活発に議論をして,そして市役所職員一丸となって市政運営に取り組んでいくことが必要であるというふうに考えております。 ○3番(松枝正浩君)  今答弁頂きましたけれども,その思いというのは職員の皆様方にはしっかりと伝わっているのかどうかというのをちょっとお聴きしたいんですけれど,いかがでしょうか。 ○市長(中重真一君)  私の感じは,あくまでも私の主観的な判断になってしまいます。議員も市役所の職員の中にたくさんお知り合いがいらっしゃると思いますので,また逆に議員が職員の皆様から聴いた感想等を,ここで教えていただければ有り難いなというふうに考えております。 ○3番(松枝正浩君)  若い方の意見を聴くというようなこともおっしゃられておられましたので,物の言いやすいような組織,風通しのいいような組織ということで,そういうところを少し広げていただきながら,また声を拾っていただけると非常に有り難い。まだ6か月しかたっておりませんけれども,お願いをしたいと思っております。ちょっと変わりますけれども,霧島市行政改革大綱の第2次改訂版の中に,職員の能力を高めるための研修の充実とありますが,この研修というのはどのようなものを想定しているのかお示しください。 ○総務部長(新町 貴君)  平成29年度に策定しました霧島市人材育成計画第3次計画は,人事管理,職員研修をしっかりと支える土台として,健康管理と職場環境を掲げております。特に職場環境については,明るい風通しのよい職場づくりが必要不可欠なことから,管理監督者の役割が最重要と位置付け,管理監督者の意識改革を最重点として取り組むこととしております。その中で,今年度から取り組む課長級職のグループ学習研修は,課長職について同じ境遇の課長等同士が課題解決に向けて,ある程度の期間を使ってグループ討議などを行うものです。この研修によって,それぞれが持っている情熱,知識,能力,情報を共有することにより,高い判断能力を習得することを目的としております。また,横の連携を取ることにより,お互いが高いモチベーションを保つことができ,スキルの向上につながることから,管理監督者としてのマネジメント能力が向上するものと考えております。 ○3番(松枝正浩君)  今,研修の話で,課長級のお話が出ました。これは一般職の方々,課長級じゃない方々の研修というのは,どのようなものを考えられているのかお示しを頂きたいと思います。 ○総務課長(橋口洋平君)  一般職の研修につきましては,毎年度,県の吉田の研修所でありますとか,市町村アカデミーでありますとかで研修を行っております。その中でも議員御提案の政策の企画立案の能力等を目的とした研修というのを市町村アカデミーでやっておりまして,その内容と致しましては,政策形成に必要な情報の収集,分析方法,自治体の財政状況,政策評価についての講習等を受けることによりまして,政策の企画立案を行うために当たっての必要な能力の向上が図られるということがございます。こういった研修を受講することにより,職員が理論立てた政策提案ができるようになるというふうに考えております。こういったような研修メニューがあることも職員に周知し,参加を促したいというふうに思っております。 ○3番(松枝正浩君)  今の答弁なんですけれども,外部のほうの研修のお話でしたけれども,市の内部でそのようなことを少し行っていくということは考えられないでしょうか。どうでしょうか,お示しください。 ○総務課長(橋口洋平君)  内部のほうでもそれぞれ今までも若干やってきたところがあるんですけれども,先ほど答弁でも申し上げましたところなんですけれども,今度任期付きで弁護士の方を採用する予定です。それはいつになるか分かりませんけれども,そういった高度な知識を持たれる方を使いまして,職員の能力の底上げの研修を行っていきたいというふうに考えております。 ○3番(松枝正浩君)  先ほどアントレプレナーシップ事業ということで,横浜市の事例を少し出させていただきまして,市のほうでも平成21年度から平成23年度にかけて職員提案制度を実施しておりましたが,現在休止しておりますという御答弁でありました。休止した理由というのは,どのようなことなんでしょうか。お示しください。 ○企画政策課長(永山正一郎君)  平成21年度から平成23年度までこの制度を試行的に実施してきたわけですけれども,その実績状況としましては,平成21年度に20件の提案がありまして,市長表彰が3件,平成22年は7件の提案で市長表彰なし,平成23年度は7件の提案で市長表彰なしと。年々,提案数が減少傾向になってきまして,この3年間を経過したことを踏まえまして,平成24年度において,こういった状況に関して課題等を検証したところでございました。その中で今後の方向性をずっと検証してきたんですが,結論までには至らず,結果,実施を見送ったという状況で現在に至っております。 ○3番(松枝正浩君)  この平成21年度から平成23年度までに行われました職員提案制度,このアントレプレナーシップ事業との違いというか,どういう形で実施をされていたのかということを教えてください。 ○企画政策課長(永山正一郎君)  アントレプレナーシップ事業は,対象者を限定せず,広く全職員が事業提案することが可能で,提案事業が採用された場合は,予算化されるとともに事業執行部署へ異動できるといった事業だと認識しております。本市における職員提案制度構築に向けた平成21年度の施行実施要領ですけれども,それによりますと,目的としましては事務の効率化及び職員の意識改革を図ることを目的とした職員提案制度の創設に当たり,試行的に実施した結果を検証して,本市の職員提案制度を構築しようとするものであると。中身としましては事務改善の推進,勤労意欲の向上,職場の活性化というようなこととなっております。 ○3番(松枝正浩君)  今,市が実施してきました職員提案制度よりも,更に一歩踏み込んだ形での横浜市のほうが実施しておりましたアントレプレナーシップ事業ということであります。職員の皆さんの仕事に対する充実とか満足達成感といったところにつきましては,かなりこのアントレプレナーシップ事業,非常に有効であるかなというふうに思っております。検討していただけるということでありますので,前向きな御検討をしていただきながら,職員の皆様方の資質向上を更に高めていただきまして,そしてまた市民サービスの向上へつながるものであれば,非常に有効であるというふうに私は考えておりますので,またお願いをしておきたいというふうに思っております。第2次霧島市総合計画では,積極的な人材育成を図るというふうにあります。また,霧島市行政改革大綱の中には,霧島市職員のあるべき姿,あるべき職員像の中で,質の改革を積極的に進めて,さらに,これまで以上に質の高いサービスを提供するための人材育成を推進するとあります。職員の皆さんを挑戦者と位置づけています。正しくこのことこそが市民サービスの向上や霧島市の発展,市民の皆様の幸せにつながっていくものであると感じております。職員の皆様がわくわくどきどきするような,やりがいのある仕事,職場環境や仕事の雰囲気を作り出すことも大変に重要であると考えております。霧島市人材育成計画第3次計画の中におきまして,職員の皆様へのアンケートで約70%の方が,仕事に対しやりがいがあると答えておられます。この数値を更に上げていくためにも,これから市民の皆様から信頼される行政へつながるものと考えております。活気のある職場の雰囲気は来庁された市民の皆様へ刺激ある,また躍動ある姿を描き出していくと思います。いい意味で何かが違う,変わってきているとの印象や市役所へのイメージが変化してくると,きっとこの協働という言葉が生きてくると私は思っております。共に霧島市への思い入れも強くなるものと確信をしておりますので,繰り返しになりますけれども,そういう雰囲気が作り出されるように,また描き出されるように,この事業の御検討をお願いしておきたいというふうに思っております。1問目の質問については,これで終わらせていただきます。それでは2問目について質問をさせていただきます。史跡大隅正八幡宮境内及び社家跡保存活用計画書が策定をされ,これから史跡大隅正八幡宮境内及び社家跡整備計画を策定されるという流れの考え方でよろしいかどうかお聴かせください。 ○社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱(西 潤一君)
     今後,そのように予定しているところでございます。 ○3番(松枝正浩君)  この整備を進めていくためには,この整備計画というものを必ず策定をしなければならないということになるのでしょうか,お答えください。 ○社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱(西 潤一君)  おっしゃるとおりでございまして,整備を行う前提となるものでございます。 ○3番(松枝正浩君)  霧島市教育振興基本計画後期計画に,文化財の保存・整備と記載がしてあります。整備を行っていくことが述べられておりますが,市として整備を行っていくことを考えているのかどうかお示しください。 ○教育長(髙田肥文君)  その歴史的価値をもう少し説明をさせてください。大隅正八幡宮と言われるこの鹿児島神宮は,社伝によりますと和同元年,708年の建立で,その頃は鹿児島神社と呼ばれていたようであります。そしてまた,この鹿児島神宮が位置する宮内地区というのは,多くの神官ですとか僧侶の方々が居住をしていて,中世期には神社を支える社家が110社家あったというふうに言われております。また,この発掘調査ですが,旧隼人町時代,平成6年から発掘が始まっておりまして,20年近くずっと今まで,先ほど映像に出ましたようなものが発掘されたわけであります。そして,その調査研究の成果によりまして,平成25年10月17日に国指定ということになったわけであります。それを今後ともこの価値を損なわないようにするために,こういう冊子ですが,保存活用計画書というのを策定しました。その策定は,霧島市教育委員会が主になりましたけれども,この策定委員会というのを設置しまして,文化庁鹿児島県教育委員会の指導の下,文化庁の国宝重要文化財等保存整備補助金の交付を受けまして,平成26年度,平成27年度,2年間にわたってこの保存活用計画書を策定した経緯がございます。その結果,月間文化財というものの平成25年の9月号に,こういうような記載があります。最後の部分だけちょっと申し上げます。これら四社家はいずれも平安時代後半に成立したと考えられ,また保存状態が良好であり,神宮御家人の館の構造を知ることができます。大隅正八幡宮と弥勒院,四社家は,資料や出土遺物から,京都や鎌倉,琉球や東南アジアとも交流を行う異文化交流の場として機能していたことが分かる。また,この一宮を中心に形成発展した中世の地割りが良好な状態で残るなど,中世都市の形成事情や過程を知る上でも重要である。よって,大隅正八幡宮境内及び社家跡として一体的に国指定をしたいというようなことが記載されております。この社家跡というのは,例えば正八幡宮を支配する立場にあった大分県の宇佐神宮と今度は京都府にあります石清水八幡宮には社家跡は残っておりません。全国の中で社家跡が残っているのは,ここだけです。そういう歴史的な価値というものが非常に高いという評価を受けておりますので,今後はどうしても保存が必要になってくるのかなというふうには思います。例えば上野原縄文の森が発見されたときに,当時の知事は天からの贈り物とおっしゃいましたけれども,それほど重要な日本でここしかない遺跡があるということは,私は,非常に誇り高いものだというふうに認識しております。そういう意味で,遠い将来になるかもしれませんけど,やはり整備していくべきじゃないかなというふうな思いを持っております。 ○3番(松枝正浩君)  非常に貴重な御答弁ありがとうございます。今,保存活用計画ができているということですけれども,過去に例えば整備の構想図とか,そういったものを検討してつくっているということはないでしょうか。 ○社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱(西 潤一君)  まだ作成には至っておりません。 ○3番(松枝正浩君)  私,先日,現地のほうを一応確認させていただきました。先ほど教育長がおっしゃられましたように,歴史的な資源活用ということで,非常に貴重な場所であると。詳しくはないんですけれども歴史的な資源活用ができて,これから観光等も含めて活用できないかということも感じたところでございます。私の個人的な意見になりますけれども,四つの社家跡がございましたけれども,四つの社家跡の中で沢家の場所ですけれども,これが少しでも早く事業着手ができればよろしいのではないかというふうに思ったところであります。この沢家の箇所は,地域の避難所的な位置づけも含めて,早々には難しいという御答弁ではありましたけれども,2020年の鹿児島国体があるときぐらいまでに整備を行って,見ていただくということも一つあるのではないかと思うんですけれど,これもあくまでも私の主観的な思いでございますので,それを強制するものではありませんけれども,それに向かって検討を行っていただけたらというふうには思います。例えば,文化財が市内各地にはたくさんございますけれども,文化財の整備の手法として,バーチャル的による映像的に見せる整備というのも一つあると思うんですけれども,文化財を傷めずに昔の姿を見せるということもあるんですけれども,そのような手法というのは考えられるのかどうか,お示しください。 ○社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱(西 潤一君)  今,世の中には様々なメディアやアプリケーションソフトが存在しているわけなんですけれども,そういったことも非常に有効な手段だと考えておりますので,今後検討させていただきたいと思っております。 ○3番(松枝正浩君)  今年の5月20日,宮内地区の地区自治公民館におきまして,歴史ウオーキングが開催されました。私自身も参加させてもらったんですけれども,多くの地区内外の方が参加されておりました。子供たちも多く参加されていたようでございます。参加者の方にお話をお伺いいたしますと,地域の歴史,史跡というものを知らなかったというのが正直なところであったということで,地域の歴史や史跡を知ることができて,とてもよかったというふうにおっしゃっておられました。この史跡等なんですけれども,地域や地域外の方にもっと知っていただくことも必要であるというふうに,ウォーキングに参加しまして思ったところでしたけれども,市として今後,文化財の史跡を具体的にどのように活用をしていかれるのかということのお考えをお示しください。 ○社会教育課長兼文化財グループ長事務取扱(西 潤一君)  例えば,観光客誘致等の活用についてもあろうかと思うんですけれども,それにつきましては,まず公有化が欠かせないものというふうに思っておりますので,まず今できることと致しましては,社会教育課のほうで開催しております歴史巡りや講座等の開催,あるいはリーフレットの配布やホームページ等によって,まずは知っていただくということが重要だろうと思っております。知っていただいた上で,真の価値を理解していただいて,何とか整備をしていかないといけないというような機運を醸成していって,その上でコンセンサスを得ながら開発のほうに進めていくというようなことが大事だろうと思っているところでございます。また一つの例でございますけれども,隼人塚史跡公園におきまして,昨年度から霧島ガーデンプレイスによりますイベントと致しまして,フリーマーケットというようなものも開催されておりますので,そういったことも今後の参考になるものと思っているところでございます。 ○3番(松枝正浩君)  今後,文化財や史跡等を市内外に情報発信をしていただきまして,先ほど御答弁にもありましたけれども,この神宮周辺の社家跡については非常に希少価値の高いものであるというふうな御答弁も頂きましたので,そういうことを踏まえながら,今後積極的に検討を願いたいと思うんですけれども,最後に,この整備についての意気込みをちょっとお聴きしたいんですけれども,いかがでしょうか。 ○教育部長(中馬吉和君)  整備についての意気込みでございますが,先ほど教育長のほうが,十分教育委員会としてのその考えを申し上げられたところでございます。その考えと今,議員からのいろんなそういう熱い思いも踏まえた上で,今後検討してまいりたいと思います。 ○3番(松枝正浩君)  分かりました。そういうような形で,また私ができることがございましたら,あるか分かりませんけれども,一緒に地域の活性化,まちの発展等に寄与できるような形で動いてまいりたいと思いますので,そのときはどうぞよろしくお願いをしたいと思います。それでは二つ目の質問については,これで終わらせていただきます。3点目に入ります。総務省からの調査を国より県を通じて現在行っているとのことでありますが,調査結果の内容を職員労働組合と共有を行っていくことを考えられているかどうか,お示しください。 ○総務課長(橋口洋平君)  現在,国から県を通じてその調査を行っているところですけれども,職員労働組合との協議につきましては,国の調査内容を踏まえ,今後,全庁的に勤務条件等を検討した後に,職員労働組合と協議を行う予定でございます。 ○3番(松枝正浩君)  現状の人数等については先ほどお答えいただきましたけれども,これから制度移行に伴いまして,正規職員と臨時職員とですけれども,配置割合が適正となることも含め,具体的な検討をされているのかどうかお示しください。 ○総務課長(橋口洋平君)  総務省の示しました事務処理マニュアルにおきましては,簡素で効率的な行政体制の実現を掲げ,臨時・非常勤の職の設定に当たっては,現に存在する職を漫然と存続するのではなく,それぞれの職の必要性を十分吟味した上で,適正な人員配置に努めるよう規定されているところでございます。しかしながら,本市におきましては毎年度,事務量調査を実施しております。そういった中で,現実的な人員配置を行っているということなどから,大幅な職の廃止はないものと考えているところではございますが,制度の趣旨にのっとり,適正な職の配置になるよう検討を行う予定でございます。 ○3番(松枝正浩君)  会計年度任用職員の導入の際に,どの職を特別職非常勤として残すか,あるいは会計年度任用職員とするかなど,具体的な任用のルールというものは,現時点で考えられているのかお示しください。 ○総務課長(橋口洋平君)  特別職非常勤として任用されるべき職につきましては,今回の法律の改正によりまして,専門的な知識経験等に基づき,助言・調査等を行うものに厳格化されました。任命権者の指揮管理下で行われる事務につきましては,会計年度任用職員が従事すべき事務として整理することとなっております。このようなことから,特別職非常勤から一般職の会計年度任用職員に移行する職員につきましては,事務処理マニュアルに具体的に示されておりまして,それにつきましては霧島市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の外国語指導助手,それから国際交流員,それから家庭児童相談員らが会計年度任用職員に移行するものと考えております。 ○3番(松枝正浩君)  今の御回答ですけれども,総務省がその調査を行っていると思いますけれども,国のほうにどのように回答を考えているのか,また回答したのかお聴きしたいんですけれどもいかがでしょうか。 ○総務課長(橋口洋平君)  今回の国の調査につきましては,新たな制度の適正かつ円滑な実施を確保するため,各自治体の準備及び措置の状況を把握するためのものでございます。本市におきましては,現在の臨時・非常勤職員を会計年度任用職員に移行することを基本にしまして,主に期末手当及び通勤手当の支給の見直しを柱として報告をする予定でございます。 ○3番(松枝正浩君)  会計年度任用職員の件に関連をしてなんですけれども,今回の改正法では,会計年度任用職員の給与,又は報酬の水準,手当支給,休暇制度について,常勤職員との均等を図ることが主眼となっておりますけれども,具体的にどのように取組を行っているのか,お示しをお願いしたいと思います。 ○総務課長(橋口洋平君)  今回の会計年度任用職員の制度導入におきましては,期末手当の支給が可能となるということです。それから月数は常勤職員との均衡等を踏まえて定めるものというふうにされております。また通勤に掛かる費用につきましても,費用弁償として適切に支給すべきだというふうに規定されております。したがいまして,今回の制度導入におきましては,期末手当と通勤手当の処遇改善が主なものになるというふうに考えております。また,その報酬水準につきましては,職務の内容や責任,職務遂行上必要となる知識,技術及び職務経験等の様子を考慮しながら,職務に対する反対給付という報酬の性格を踏まえて,検討を行う予定でございます。 ○3番(松枝正浩君)  先ほど地方財政計画のお話を申し上げまして,市長会等と連携をしながら国の動向を注視してまいりますという御答弁を頂きました。法の改正によりまして,財源等も要ることでございます。国が財源を含め考えていくという方針でありますけれども,どれだけの保証があるのか不透明なところもございます。霧島市の自主財源は平成30年度予算規模で40%となっており,類似団体からしても依然として低い状況にあるわけでございます。このような状況にある中で,法改正による負担が生じることは十分御承知だと思いますけれども,市にとっても厳しい状況にあると考えます。再度になりますけれども,このような状況を踏まえて,市長会を通じて,再度国へ要請していくということは考えられないのか,お聴きしたいと思います。 ○総務課長(橋口洋平君)  確かにおっしゃるとおり,財源的な裏付けというのが非常に重要となるというふうには考えているところでございます。先ほど部長の答弁でも申し上げましたけれども,今年5月の市長会,さらには6月の全国市長会において,財源に関する要望が採択され,総務省に要望したという事実もございます。それから昨年,平成29年8月に総務省自治行政局公務員部長から会計年度任用職員制度の導入に向けた必要な準備等についての通知がなされまして,その中で,新たに支給すべき期末手当の賞与額の調査,制度改正による影響額調査を行い,地方財政措置についても適切に検討を進めていく予定ですというふうな文言もございますので,そのような方向で進んでいくものと考えておりますけれども,また県内19市ありますので,そういった19市の担当者会がございますので,その中でも,そういった話を上げていこうかなというふうに考えております。 ○3番(松枝正浩君)  国の動向を注視していただきながら,また動きのほうをお願いをしたいというふうに思っております。平成32年4月1日からの施行になるわけでございますけれども,霧島市民の皆様のサービス低下につながらないような形で,実施に向けての最大限の努力を図っていただきまして,円滑な行政運営ができますことを要望したいというふうに思っております。また,いろいろまだ不確定なところもございますので,検討をしていただく中で,場合によっては9月の議会において質問をさせていただくことを申し述べまして,これで私の質問を終わります。 ○議長(中村正人君)  以上で,松枝正浩議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩いたします。               「休 憩  午後 3時09分」               ―――――――――――――――               「再 開  午後 3時25分」 ○議長(中村正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,23番,下深迫孝二議員から3件通告がされております。したがって発言を許可します。 ○23番(下深迫孝二君)  ただいま議長の許可を頂きましたので,先に通告いたしました3点について質問します。その前に6月8日の新聞で,東海地方や西日本を中心に大きな被害が想定される南海トラフ巨大地震が発生した場合,20年間に及ぶ経済的被害が1,410兆円にも上るとの推計を7日に土木学会が公表しました。東海・近畿・四国が大打撃を受ける可能性があり,都市機能分散を進めるべきであると報じています。また東京周辺を直撃する首都直下地震では20年間で778兆円,大阪湾や伊勢湾の高潮では14か月でそれぞれ経済的被害が121兆円と19兆円と見積もっています。これは国の今年度の一般会計予算97兆7,000億円の14倍となり,一度,大災害が発生すれば,我が国は最貧国になりかねない状況に陥るとも報じられています。本市においても,災害に対して想定外ではなく想定内でなるべく済むような対策を講じていただくことを要望し,質問に入ります。まず1点目に防災対策について質問します。本年1月31日と2月1日に熊本県益城町と福岡県朝倉市に観光特産品振興議員連盟の11名で視察に行ってきました。益城町では平成28年4月14日21時26分,震度7の前震と4月16日震度7の本震により,甚大な被害を受けられ,復旧に取り組んでいる状況でした。一方,朝倉市では7月5日から6日にかけ,僅か9時間の間に774㎜の短時間記録的豪雨を観測し,山間部で450か所の土砂崩れが発生,民家などを直撃し,死者33名,行方不明者2名を出す事態となり,土砂が東京ドーム8個分との説明を受けました。一方,本市では桜島はもとより,近くに新燃岳や硫黄山などの活火山,中山間地域においては,山の崖近くに住宅が存在する場所があるなど,昨今の集中豪雨等が発生すれば,本市も十分な備えを講じる必要があります。そこで一つ,本市の避難場所は幾つあるかお伺いします。二つ,本市の避難経路,避難所は現在の場所で適切かどうか伺います。三つ,本市では万一災害が発生した場合,食料,飲料水,毛布など,備蓄の状況はどのようになっているかお伺いします。第2点目に,霧島市土地開発公社について質問します。今まではどこの市町村でも,企業誘致のため,開発公社が土地の先行取得を行って造成し,多くの企業誘致を行ってまいりました。半面,景気が落ち込むと,塩漬け土地も多くなり,借金が膨らんだことも事実です。平成17年11月,1市6町が合併し,本市開発公社の借金も約38億円あったわけですが,その後,残地については安くてもいいので早く処分するよう議会からも提言し,行政においても経営健全化計画を策定し,開発公社の解散に向けて,未売山林等については毎年3月議会において,開発公社から市が買い戻す形をとってきました。そこで質問します。合併後,開発公社の解散に向け取り組んできたが,今定例会において,市長は先送りとの見解を示されたが,その理由は何か伺います。二つ,解散に備えて,毎年度末に開発公社より土地を買い戻してきたが,面積と金額は幾らか伺います。三つに,現在の開発公社の借入残高は幾らか伺います。3点目に国道10号の維持管理について質問します。国道10号は,鹿児島から宮崎,大分の東九州を回り,小倉までつながる大動脈であります。本市でも福山から隼人までが該当しますが,御案内のとおり,大型トラックなど交通量が多いため道路の傷みが激しく,また場所によってはブレーキの効かなくなった車両が緊急避難所に飛び込んだり,対向車と接触するような事故も発生しております。そこで質問します。一つ,道路の管理は適正に行われているか伺います。二つ,上之段と後川内にある緊急避難所は適正に管理されているか伺います。三つ,以前は年に2回程度草払いがされていましたが,現在はどうか伺います。以上,壇上からの質問は終わりますが,答弁によりまして再質問をお願いし,終わります。 ○市長(中重真一君)  下深迫議員から3問の御質問がありました。2問目の1点目は私が,その他は関係部長等がそれぞれ答弁します。2問目の霧島市土地開発公社についての1点目にお答えします。平成17年11月7日の1市6町の合併に伴い発足した霧島市土地開発公社は,公有地の先行取得や宅地造成事業等の実施により,秩序ある地域の開発促進や地域経済の伸張,市民福祉の向上に大きく寄与し,市政の一翼を担ってきました。一方,長期にわたる景気の低迷や地方公共団体の財政のひっ迫等に伴う事業計画の変更,延期等により,全国的に土地開発公社が長期保有土地を抱える状況となり,本市公社においても同様の状況であったことから,平成21年2月に霧島市土地開発公社経営健全化計画を策定し,抜本的な経営健全化に着手しました。さらに,同計画に基づく取組の成果や当時の経営状況などを踏まえ,解散を視野に入れた霧島市土地開発公社解散プランを平成26年3月に策定し,市民の皆様,議員の皆様の御理解を頂きながら,引き続き公社保有地の再取得等を進めてきた結果,合併当初約38億円あった同公社の借入金は,全額返済されたところであり,経営の健全化が図られ,いつでも解散可能な状況となりました。プランに掲げた平成31年3月の解散に向け,今後,所要の手続を進めていくことも可能ではありますが,残り36区画を有している宅地分譲地の販売や維持管理については,市が直ちに業務を引き継ぐよりも,これまでのノウハウを有する同公社において引き続き実施するほうが効率的・効果的であること,また,県内自治体が昨年度締結した企業との立地協定件数が過去最多となるなど,プラン策定時から社会経済情勢が変化する中で,今後一団の用地の取得に公社の機動性が必要となる可能性もあることなどを総合的に勘案し,解散の時期を再考すべきとの判断に至りました。同公社については,今後も経営の健全性の堅持及び透明性の確保に努めながら,改めて解散の時期を判断してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○企画部長(満留 寛君)  次に,2点目にお答えします。モニターに資料の表示をお願いします。平成21年2月に策定した霧島市土地開発公社経営健全化計画以降に開発公社から再取得した土地の面積と金額は,平成29年度末現在で総面積で138万34.82㎡,総額で47億830万109円となっております。年度別の面積及び金額は,平成21年度21万1,683.11㎡で,3億9,180万4,887円,平成22年度3万4,631.59㎡で,6億1,816万349円,平成23年度16万1,468.27㎡で,3億1,324万5,143円,平成24年度12万2,029.69㎡で,3億7,190万9,758円,平成25年度3,460.00㎡で,2,734万1,398円,平成26年度45万415.89㎡で,8億4,366万1,047円,平成27年度20万3,443.75㎡で,12億4,214万6,620円,平成28年度7万5,685.66㎡で,4億2,132万2,026円,平成29年度11万7,216.86㎡で,4億7,870万8,881円となっており,地域別の面積及び金額は,国分地区110万8,521.30㎡で,27億5,035万172円,溝辺地区5万3,771.00㎡で,2億1,503万3,909円,横川地区3,165.10㎡で,2,000万8,888円,隼人地区21万1,117.42㎡で,16億9,556万5,742円,福山地区3,460.00㎡で,2,734万1,398円となっております。なお,牧園,霧島地区については,再取得した土地はございません。次に,3点目のお答えします。開発公社の借入金は全額返済を終えており,現在ございません。 ○危機管理監(新村 司君)  1問目の防災対策についての1点目と2点目は関連がありますので,一括してお答えします。現在指定避難所は151か所あり,災害対策基本法の改正により,洪水,土砂災害,火山噴火などの災害種別ごとに指定することが規定されたことから,全ての避難所を調査し,全面的な見直しを行ってきたところです。この見直しにつきましては,先般5月29日に開催された本市防災会議において承認されたことから,今後8月に配付予定のくらしの便利帳や市ホームページへ掲載するなどして,市民の皆様に周知を図ってまいります。次に,3点目にお答えします。災害時における避難者に対する食料については,1万1,400食を確保しております。これは南海トラフ地震で想定される避難者の1日分に相当する量です。それ以上に必要になった場合には,鹿児島県及び県内市町村間の災害時相互応援協定などに基づき,炊き出し等により避難者に対して支援を行うこととしております。さらに,大規模な火山災害や地震が発生した際は,相互応援協定に基づき,岐阜県海津市,京都府京田辺市,空港所在地自治体7市などに対し,職員の派遣や食料品等の支援を要請することになります。また,県知事へ自衛隊に対する災害派遣要請を依頼し,給食,給水及び入浴支援並びに陸上航空輸送などによる支援物資の輸送などにより,避難者を支援いたします。次に,4点目にお答えします。毛布については本市内の総合支所などに合計259枚保管しております。自主避難などの際,高齢者など毛布を携行できずに避難してきた人に対しては,通行可能な道路などを確認した上で,近い拠点から必要な量を運ぶことにしております。 ○建設部長(島内拓郎君)  3問目の国道10号の維持管理についての1点目から3点目は関連がございますので,一括してお答えいたします。国道10号は,本市を東西に横断する主要幹線道路であり,国が管理する直轄国道であります。その維持管理状況について,鹿児島国道事務所加治木維持出張所に確認しましたところ,九州地方整備局では全国基準を踏まえた道路維持管理計画に基づき行っており,道路巡回は2日に1回,道路除草は通常年1回で,特別な事情等がある場合は複数回実施し,一般の方から相談等があった場合は,その都度現場に出向き,必要に応じて対応していると伺っています。また緊急避難所の除草等についても道路と同様の回数で整備が行われているとのことでした。特に道路上に張り出している樹木等のうち,私有地に生えているものは土地所有者の管理物であり,その対応に苦慮されているようです。国においても道路を常に良好な状態に保てるよう維持や修繕を行い,一般交通に支障を及ぼさないように努めています。市と致しましては,近年,国,県道や市道の維持管理に関する情報等が市に多く寄せられていることから,安心安全,快適な道路環境を確保するために,関係機関との連携を図ってまいります。 ○23番(下深迫孝二君)  写真を出してください。ここに出していただいたのが,福岡県朝倉市の災害の状況です。何枚かありましたですよね。今出していただいた分が朝倉市の写真です。東京ドーム8杯分の土砂が流出をしていると。山が450か所滑ったということでした。今,私がここに一般質問させていただいたのは,2月1日に朝倉のほうに視察に我々行ったんですが,忙しい中,現地のほうも連れて回っていただきました。見ますと,我が霧島市と,こういう場所は変わらない状況なんです。そうしましたときに,私がこの質問をしております避難所の数は幾つかということで,これに答えていただいております。151か所あるということで。こういう災害が発生したときに,その避難所まで行けないんです。土砂で全部道路が埋まってしまっているという状況のときに,その151か所が本当に役に立つのかということと,また低い場所に避難所があるということもあるわけですよね。例えば避難所は高いところにあっても,道路が浸水して歩いていけないといったようなこともあるので,今回この質問をさせていただいたんですが,見直しをして適正だといったような答弁をされました。危機管理監,まだ4月から来られたばっかりで余りきつい質問はできないんですが,その隣にいらっしゃる課長にお尋ねしましょう。現在,この避難所は,これで万全だというふうにお考えですか。 ○危機管理監(新村 司君)  今回,避難所の見直しにおきましては,現在いろいろ151か所の避難所を調査しました。その結果,災害に対して全く問題ない避難所もございました。それに対して,例えば低地である浸水想定区域内にある避難所,あるいは崖下は土砂災害警戒区域などに指定されますが,そういうところに立地する避難所もございました。そういう避難所を今回の見直しにおいて,そういう災害の状況が発生することが予想されるときには,使用しないように今回見直しを行ったところです。 ○23番(下深迫孝二君)  市長にお尋ねします。今回こういう災害が朝倉市で出てます。これは霧島市でいつ起こってもおかしくない。短時間で四百数十㎜の雨が降れば,山はどんどん滑っていくんです。8・6災害よりひどい状況の災害でした。ぜひ安心安全課二人ぐらい,朝倉市に視察に行かせたらどうですか。陸路で行っても1日で行って,日帰りできる状況です。2月1日で,まだほとんど手つかずの状態でした。今もまだそういう状況だろうと私は思っております。ぜひ参考になると私は思ったので,こうしてあえて質問させていただいた。市長どうですか,二人ぐらい,近いうちに,梅雨に入る前に現地調査させるという考えはありますか。 ○市長(中重真一君)  議員御指摘のように,災害に職員が適切に対応できる体制を作るということは,大変重要なことだというふうに考えております。朝倉市も含め,災害が起こった場所,また災害にどう対応したか,そういった先進事例の箇所があれば,職員のスキル向上も含めて研修に行く必要もあるのかなというふうに考えております。また災害自体,特に豪雨災害に関しましては,天気予報等で大体これくらいの雨が降ると。たまにはゲリラ豪雨で急に降る雨もございますが,大雨に関しましては最近の気象の技術におきまして,台風であったり豪雨というものは,天気予報で大体分かるところもございます。そういったものを含めて,早目の避難を呼び掛ける。また,その避難ができない要介護の方々に関しましては,そういった避難の措置等も採っておりますので,そういうようなところを充実していきながら,しっかりと避難すべき方が安心できる場所に避難できる体制づくりというものに努めていきたいと考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  今回,33名の方が一晩のその豪雨で亡くなっているんです。そしてまた二人の方が行方不明で,いまだに出てこないということで,御主人が探しておられる姿もビデオで見せていただきました。ぜひこれは参考になりますから,1日に職員が二人いなくてもどうってことないわけです。責任者は現地にぜひ行って見ていただいて,参考にしていただいたら,被害を受けられたところには気の毒だけれども,霧島市にとっては大きなメリットに私はなると思いましたので,あえてこの質問を取り上げさせていただきました。ぜひ,そういうことも前向きに一つ検討してください。そして次に,食糧の確保はそこそこできているということで,まず安心したわけですけれども,その食料は確保してあっても,災害が発生した場合に,そこまで持っていけないという状況が相当起きているわけです。東日本でもそうでした。東日本も我々は3回行ってきましたけれども,崖崩れの場合は特に道路を寸断されるといったようなことで,その避難所まで食料を運べないということもあるわけです。当然,自衛隊のヘリだとかいろんなものにも,大きな災害の場合は要請されるでしょうけれども,やはりそこら辺も考えて,もう少し食料の置き場所も考えていただきたいなということを要望しておきます。それと3点目に,先般,議員と語ろかいで隼人の宮内地区に行ってきました。お年寄りの人たちというのは避難所に毛布が必要なわけです。そのときに避難所のほうに毛布10枚ぐらいずつを設置できないだろうかという要望もございました。災害というのは夏だけに起こるものじゃないわけです。冬でも大雨というのは降ることもあるわけですから,そうしたときに年寄りの人に,毛布を背負って貴重品を下げて,その雨の中に避難所に行きなさいと言っても,これは当然無理なことですよ。これはもう若い人でも無理ですよ。袋に入れて担いでいっても,濡れたりしたら,濡れた毛布というのは使えないわけですから。ぜひこれは市長,高齢者を大事にするという意味でも一度買っておけば,これは腐るものでも食べてなくなるものでも何でもありませんから,きちっとまたビニールの中に入れて管理しておけば長く使えるものだろうと私は思いますが,市長はどうでしょうか。 ○市長(中重真一君)  先ほど御答弁申し上げましたように,総合支所などに合計259枚現在保管してあるような状況でございます。また,他自治体との協定等につきまして,先ほど岐阜県海津市だったり京田辺市だったり,姉妹都市のところとの協定,又は空港所在地自治体7市等との協定等を申し上げましたが,それと別に,現在,九州市長会におきまして,やはり九州の中でこういった災害については連携して対応していきましょうというようなことで,どこかで災害が起こったときには,まず,どこの自治体がリエゾンとして先遣部隊で行って,そして,それにどの自治体が補佐的に食料を運んだり職員を派遣したりとかいうような,九州市長会の中でも今連携をする動き,福岡市が中心になって進めているところでございます。もう大分,形もでき上ってきておりますので,しっかりと他の自治体等とも連携しながら,災害が起こったときに,しっかりと対応ができる体制を作っていきたいと考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  災害が起きた後については,そういう対応ができるでしょう。私が申し上げているのは,災害があったときに,避難される方たちがびしょ濡れになって避難所に行かれるとき,今,総合支所にあるというお話でした。総合支所にあっても避難所になければ,そのときは使えないわけです。であれば総合支所に指示をされて,この梅雨の間だけでも,台風が来る時期の間だけでも避難所のほうに少しずつ分散させておくということは考えられませんか。 ○危機管理監(新村 司君)  それぞれの避難所に保管するということも考えましたが,数をどれだけ確保するかというところの問題が出てまいりました。また,避難所に毛布を保管しておくと,それを使い回したりしていくうちに,衛生上よくない状況になるというところで,常に我々が必要なときは持っていき,それを使い終わったら回収いたしまして,ちゃんとクリーニングをした上で,また次に使えるようにということで,現在のような計画を考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  おっしゃっていることは,固いことをおっしゃっているのは分かるんだけれども,私が言っているのは,例えば総合支所に置いてあったときに,総合支所の近辺も水に浸かって動けないとなったときに,運べやしないでしょう。だから,この梅雨の間だけでもそういうことが発生したときに使えるように,10枚ぐらいずつでも避難所に運んでおけないかということを申し上げているわけです。市長,どうですか。 ○市長(中重真一君)  各地区の公民館等が避難所になっている場合もございまして,保管場所等にもう既に道具がいっぱいであったり,また保管場所の衛生等もございます。もし,どこかの総合支所が浸水した場合には,また他の所から持っていく。そこは行政が責任を持ってしっかり届けられるように,しかも迅速に届けられるように責任を持って対応したいというふうに考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  市長,私が今申し上げたのは,行政が責任を持って届けていただく,それは災害が起きてすぐには行けないんです。道路が寸断されている。水で途中が浸かっている。ですからそのために10枚程度ぐらいずつ前もって配付しておけば,公民館が幾ら場所がないといっても,毛布の10枚ぐらいですよ。いろんなところの隅に置いておけば使えるわけですよ。あなた方がおっしゃっていることは頭が固いことをおっしゃっているけれども,もう一回ちょっと答弁してください。 ○安心安全課長(石神 修君)  おっしゃるように,各避難所にある程度置いておけば,来られた方がすぐ使えるということは,こちらも重々承知しております。ですが,今現在259枚で,毛布というのは結構かさばるもので,保管場所に非常に苦慮しているところもございます。なぜ,こちらから運ぶかと申し上げますと,例えば各避難所に10枚ずつ置いてあったとしましても,例えばこの避難所には5人避難されて,毛布を使う方も5人だと。他の所には15人来られて,そちらは5人足りないというような過不足も生じることがございます。その場合に,余っている所がどこかというのを探すのが非常に難しいということもございます。総合支所等の拠点のところから車で運んでいって,必要な枚数だけ置いていくとしたほうが過不足なく配布できるんじゃないかというふうに思っております。そしてまた,例えば国分地区で避難されている方に国分地区のが届けられない場合は,隼人からとか福山からとか霧島からとか,そういったところからも届けることはできますので,必要な量は,できる限り職員のほうで道路を確保した上で運ぶというような体制でいきたいというふうに考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  あなた方のおっしゃっていることは本当頭の固いことをおっしゃっている。毛布の10枚がどれだけかさばりますか。畳んである毛布がどれだけ場所を取りますか。責任を持ってとおっしゃったけれども,災害で今日毛布が必要なんだとしたときに,連絡を我々でもしたときに,その日に必ず責任を持って届けられますか。あなたたちが責任を持つということはそういうことなんだ。そんな口先だけの答弁してもらったら本当に困る。市長,僕の言っている意味分かりますか。災害が発生して何日かした後は,どこからでもいろんな人たちの応援で入れるんです。そうじゃなくて,災害が発生しているときに,避難された方たちが高齢者の方はずぶ濡れになって,例えば公民館まで来られたときに毛布でもあれば,何とかその晩を一晩明かせれば,明くる日はいろんなところから支援の輪もあるでしょう。そういうことを申し上げてるんだけども,何かかみ合わない。分かりました,そしたらそうして少しこれを分けましょうと言ったらそれで済むことなんです。違いますか。山口副市長。俺のほうには回って来ないというような顔をされてるから,一つ答えてみてください。 ○市長(中重真一君)  避難所を開設するときには,先ほど申し上げましたように,天気予報等ですぐ予測を立てて,その上で避難所を開設するわけでございますので,やはり日常的に毛布を置いておくこと,私の野口の公民館を考えたときも,毛布10枚置くスペースというのは結構厳しいかなというふうな感覚もございます。ただ避難所を開設するときに,野口公民館へ入るというような場合に,すぐに総合支所,又は本庁から持っていけるような体制を作っておくことをしっかり準備していきたいというふうに考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  私は上之段なんです。もしそういう災害が発生したとき,役所に電話を入れます。必ず責任を持って届けてください。いいですね。あなたたちが責任を持って届けますと言ったから,ちょっとそこをはっきりしておいてください。 ○危機管理監(新村 司君)  届けます。
    ○23番(下深迫孝二君)  届けていただくということでしたので,安心しました。行政が言った言葉には責任がありますから,それだけはきちっと胸の中に収めておいてください。ちょっと時間の都合もありますので,次にいきます。土地開発公社について再質問します。市長も先ほどおっしゃいましたように,土地開発公社の借金38億円あったのが,早く解散しないと利息はどんどん膨らんでいくということで,年度末に,やはり国からの補助金が来た,何が来たといったときに,現在の価格の約10倍ぐらいの値段で市がほとんど買い取ってるんです。今までそうしてきたわけです。それで買い取らなければ,そのお金はほかにも使えるわけです。生活道路がといった場合でも,予算が予算がと言って,なかなかしていただけなかった。特に建設部の道路維持あたりのほうでは,木が垂れ下がってても,予算が限られた予算ですということでおっしゃってました。だけれども,我々は開発公社が早く解散するのであれば,利息も要らなくなるし,人件費も要らなくなるということで,それに議員の皆様方も全員同意して通してきたわけです。ここに来て,もう少し残したほうが利用価値があるということで,市長のほうが今回,説明されましたけれども,それはいつ頃を目標に解散を考えていらっしゃるのかを,まずお聞きします。 ○市長(中重真一君)  開発公社が持っている機能,開発公社を解散すれば,今度は行政が土地を取得したりするときに単年度で購入しなければいけなくなってまいります。開発公社があることによって,例えば企業団地だったり工業団地だったり,また公園の整備等で複数年にわたって土地を取得したいときに,それが可能なのが開発公社でございます。開発公社を解散して,どこかにその機能を持たせる団体をというようなことも考えましたが,本当に議員の皆様,また市民の皆様の御理解を得て,全く借入金もない状況まで来ました。そしてまたもう一つ,先ほど宅地分譲のお話も最初の答弁で申し上げましたが,今,開発公社が持っている宅地分譲地を解散して市有地と致しました場合,完全に路線価でしか売れないことになり,開発公社が販売する場合は値下げだったり,いろいろと民間のような感覚で売ることができるわけでございますが,逆に今持っている土地が路線価等で売るということになれば,なかなか今度は売ることができないというような状況も考えられます。今後,霧島市の将来を考えたときに,やはり,そういった宅地分譲の面からも,もう一つ,一番やはり大きかったのは,複数年度にまたがって土地を購入できるといった機関をどこに持たせるかというようなことを考えた上でも,開発公社をもう本当にいつでも解散できる状況まで,借入金もない状況まで来ましたので,この後,無駄な土地を買うことなく,必要な土地を買うためだけに残していきたいというのが,今回の趣旨でございます。 ○23番(下深迫孝二君)  今ちょっと景気がよくなっています。その前は景気が落ち込んで,高校を卒業しても大学を卒業しても仕事がないと。どこか仕事がないですかと我々も随分言われてきました。ですけども,この景気がいつまでも続くと思ったら,やはり踏み誤るということもあるわけです。前もバブルの時期にどんどん買って,もっともっと企業が来るということで買った土地が塩漬けになってきたことも事実です。そして高い利息を銀行に払いながら,開発公社の売上げだけで返していけないとなったときに,もちろん市が先行取得をしてくれということでお願いしていたわけですから,市が買い戻さなきゃならないと。ですから10倍ぐらいの値段で買い戻して,早く借金をなくして解散していこうということで,私は理解してきたつもりです。そして今回,何の前触れもありませんでしたので,市長のほうから説明の中で開発公社をちょっと先延ばししたいということでした。それもきちっとした目標があるならいいんです。そして延ばしておいて,人件費だけ食われておいて,そしてまた今度は景気が悪くなって塩漬けになってしまったと。また今までよりか人件費に食われてしまったというのでは,これはもう今のうちに解散したほうがいいんじゃないかという気も私はするものですから,あえて質問したんですが,必ずいつ頃解散を考えているということを示していただかないと,ただずっと続けるよとおっしゃられても,我々も市民の方々に話をするのも,開発公社もこれだけの借金があったんだけれども,これを解散するために今そっちにもお金を回しているんだということも言ってきたわけです。ですからいつを目標に解散をされるのか。だらだらこれをやってもらっても,やはり,人件費が膨らんでいる一方だと私は考えるんですが,そこはどのようにお考えですか。山口副市長,あなた理事長でもあるわけです。 ○副市長(山口 剛君)  まず,開発公社の理事長でありますので,理事長として,この場でお答えすることをお許し願いたいと思います。議会だから理事長の立場で言えないかもしれないので,議長にお許しを頂きたい。 ○議長(中村正人君)  理事長としての。 ○23番(下深迫孝二君)  副市長兼理事長に答えてもらっていいんですよ。 ○議長(中村正人君)  では理事長ということで答弁お願いします。 ○副市長(山口 剛君)  理事長及び副市長の二つの立場をもってお話を差し上げたいと思います。少し,市長とのお話が二重になる可能性もありますけれども,お許しいただきたいと思います。解散プランがありまして,これは平成26年3月にできたものでございます。その中で,解散が望ましいとの結論に至った主な理由というのがありまして,その一つが長期保有地の増加及び経営状況の深刻化ということがございます。二つ目が組織的な役割,意義の創出というのがあります。まず最初に申し上げた長期保有地の増加及び経営状況の深刻化ということは,借金を返すことによって,これは解消されたというふうに考えております。それから組織的な役割,意義の創出ということですけども,この部分が先ほど市長が申し上げましたとおり,役割が当時とすれば状況が変更になってきたというふうになっております。議員いろいろと御心配なところもあられると思うんですけど,私どもは一回,開発公社である意味失敗しております。そこはちゃんと学習してまいりますので,二度と同じような轍は踏まないということを,まず考えていかなけりゃならないと思います。実は,先日の議会が始まったときに,解散のお話を市長のほうのお話の中でしたんですけれども,5月のほんのこの前に理事会を開いて,そういう理事会の中で御承認を頂いている状況が変わってきたので,ここを何とかしたいということで理事会の中でお諮りして,分かったというようなお話だったんですけども,その中で解散時期はどうするのという話が出ました。議員おっしゃるとおりのものが理事会の中でも出まして,再度この議会が終わった頃に,もう一回理事会開いて,その辺りの議論をしたいと思います。ただ状況が好転していることもそのとおりですので,まずこれに対応できるような公社というのを今解散するのは,ちょっと先延ばしをしたいと。それでいつにするのということで,それは何回も申し上げておりますけれども,いつでも解散できる状態です。仮にまた社会情勢が変わってきたときには,いつでも解散できますので,ただ一つの目途としていつ頃にするかというのは,やっぱりするべきだと思いますけど,その中には今残余の財産を持ってます。市に迷惑を掛けない程度の事務費が残ってますので,少なくともその事務費が切れるまでには結論を出さないといけないかなというふうに私のほうでは思ってますけれども,その辺りも含めて理事会の中で議論をして,そしてある程度目途が示された時点で,また議会のほうにもお示しして,いつ頃というような話もできるんではないかというふうに考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  大体その流れとしては考えていらっしゃることは大まか分かってはきてるんですが,市が買い取ったお金が47億830万円ということで,先ほど報告をしていただきました。そして借金があったのが38億円ということだったわけですけれども,その約9億幾らはどのような形で使われたのか。そこら辺がきちっと見えてきてないところもあります。まずそこが1点と,借入残高はもう終わりましたということでした。それなら手持ちの基金は幾ら今現在あるのか,お答えいただけたらと思います。 ○企画政策課長(永山正一郎君)  47億円と38億円の差額の約9億円ですけれども,これは合併以降十数年,公社として運営しておりますので,その間の人件費とか維持管理費等に使用されたものでございます。今現在,幾らキャッシュがあるかという御質問ですけれども,4月末時点で約1億1,760万円となっております。 ○23番(下深迫孝二君)  人件費と維持管理費で10億円近い金を使っているということは,これはちょっとただことじゃないです。この発言は無責任な発言だと思います。ちょっとそっちのほうで分かればちょっと答えてください。 ○議長(中村正人君)  しばらく休憩いたします。               「休 憩  午後 4時17分」               ―――――――――――――――               「再 開  午後 4時19分」 ○議長(中村正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。答弁をお願いいたします。 ○企画部長(満留 寛君)  合併時点で38億円程度の借入金があったわけですが,それの利子もございます。またそのほかに,例えば小田工業団地を日本郵政のほうに売却したわけですが,それの造成費等に掛かった経費等もあるかと思います。造成して当然売却したわけですが,そこには土地の時価で売却しておりますので,その辺の経費もあるかと考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  日本郵政に売った土地,私は当時は,産業建設常任委員長でした。10億5,000万円ぐらいで開発公社から買い取って,5億4,000万円ぐらいで市が日本郵政に売ったという記憶があります。そんな時価で売ったとか言われても,ちょっと納得いかない気がしますけど。もうちょっとまともな答弁をしてください。 ○企画部長(満留 寛君)  その理由につきまして,もうちょっと精査して,後ほど答弁させていただきます。[238ページに答弁あり] ○23番(下深迫孝二君)  こうして通告をして一般質問を出しているわけですから,やはりそんな人件費とかで10億円なんてことはありっこないわけです。だから今こうして再度質問したわけですけども,決して無駄なものに使ってるというふうには思いません。なんだけれども,やはり利息やら何やら考えていけば,こうして膨らんでいくんだということを私は申し上げたかったので,あえてこうして話をしたんですが,基金も1億1,760万円。その中の分だと思うけど残っているわけですよね。そうしますと,これがただ人件費に終わってしまわないような,きちっと対策を講じていただかないと,今,開発公社に何名いらっしゃるか分かりませんけれども,人件費で後の分は終わってしまったよというのでは困るから,こういう質問もさせていただいているところです。ですから,そこはもう少しきちっと。決して開発公社が無駄づかいしたとかというのは私も思っていないですよ。ただ,今言ったように造成してどうだこうだとかと言われても,市はこれを高い値段で買い取って日本郵政に渡したと私記憶があるんだけども。それならそれでいいです。後で調べて答えていただければ,もう時間も迫ってきますから,ちょっと一方のほうからいきます。国道10号の維持管理はどうかということで,ちょっと写真を出していただいていいですか。今映っています左側が歩道です。もう一枚あったと思うのですが,これは上野原工業団地に上がっていくところの信号です。歩道は雨が降るときには歩いては通れません。何でかと言うと,草に水がいっぱい付いてますからびっしょりになってしまうというような状況なんです。こういう状況で維持管理がきちっとできているのかなというふうに思いましたので,今回質問させていただきました。建設部長にお伺いします。国道だから市にはこれは関係ないというお考えか,県道,国道,霧島市にはいっぱい走っています。そこら辺はどのような捉え方をされてますか。 ○建設部長(島内拓郎君)  市も県も国もお互い道路管理者でございます。一応こういう状況があったら,国道事務所のほうにもこういう状況であるというような連絡を致しております。 ○23番(下深迫孝二君)  私が恐らく質問したから国交省の加治木推持出張所にも行かれたんだと思うんですけども,その前に気付いて行かれたことはありますか。 ○建設部長(島内拓郎君)  残念ながらありません。 ○23番(下深迫孝二君)  素直に答えていただければ,こっちも素直に終わらせたいと思います。やはり国道,県道,霧島市を走っているところは市にも責任があるんです。通るときにはきちっと見て,悪いところは悪いなりに連絡をしていただくことが事故をも防げるわけです。ということでこれはお願いをしたいと思いますけども,課長,今回いろいろ現場にも足を運んでいただきましたが,感想としてどうでしたか。 ○建設政策課長(川路和幸君)  今回,御質問いただきましてから現場を確認いたしましたところ,今,議員おっしゃいますように,道路沿線や緊急避難所に雑草の繁茂が見受けられました。特に上之段の歩道橋の付近の歩道に雑草が生い茂っているといったところ,また道路に竹等が張り出しているといったところも確かにございました。そういうのを見まして,道路を利用されている方の中には,現在の道路の現状を見て,安全安心快適な道路という観点から,道路の道路管理者に除草等を行っていただきたいと思っている方も多いのではないかなというふうに感じたところでございます。 ○23番(下深迫孝二君)  もう一枚の写真を。緊急避難所です。これは下のほうの緊急避難所です。もう一つありましたよね。こっちはちょうどナンニチリースの斜め前の緊急避難所です。1回車が飛び込んで,タイヤの跡はずっと残ってましたけども,そのままでした。昨年は1年中草も刈ってありませんでした。そして去年ちょうど選挙のとき,森山先生の秘書さんの池田さんが事務所のほうに御挨拶に見えましたときに,「何とかしてください。国交省のほうと話をしてください。こういうことじゃ本当に1年に1回も草を払いませんよ」ということを言いましたら,23日から始めますということで,秘書さんから電話を頂いて,そしてその年やっと間に合ったと。こういうことは我々議員が1回1回,国会議員にお願いしなきゃいけない問題でもないというふうに私は思うんですが,そしてその前の年は,小里先生のほうにお願いして,そして道路のガタガタやらを直すように印が付けてありましたけれども,一向に直さないものですから,4月になって国交省の鹿児島の所長に電話をしました。もう一回国会議員の先生にお願いしないとできませんかということを言いましたら,すぐ鹿児島から連絡が行ったみたいで,舗装のガタガタも少しずつですけど直ってきています。そのようなこういう状況は,霧島市内のましてや緊急避難所としてあるわけです。私が一般質問を通告しましたら,8日にすぐ来てきれいに草刈り等を緊急避難所されてました。中に草がよく生えるんです。ですから部長,国交省に指導してください。除草剤を振れと。根っこが枯れないと,また草は後が目立ってくるんです。ですからこれは提言です。市のほうからしてください。こういうことがありますので,やはり市のほうも,たださっと走って通っていくのではなくて,やはり走りながら気を付けていただいて,国とか県のほうにも連絡していただきたい。これは内副市長,あなたの出番ですけどもどうですか。 ○副市長(内 達朗君)  実は先日,鹿児島国道事務所の所長とお会いする機会がありまして,市のほうからもお願いすることがありますのでよろしくお願いしますとお伝えしたところでした。また,今,除草剤の話が出ました。鹿児島国道は分からないですけど,大隅河川国道事務所は路線に除草剤を使って撒いております。それで,かなり効果を出しているのかなと思います。またそういうことにつきましても,鹿児島国道事務所の所長と話をしてみたいと考えております。 ○23番(下深迫孝二君)  もうそろそろ時間になってきました。開発公社のほうは決して不正があるとかそういうことを思っているわけではありません。解散に向けてということで取り組んできた我々にとっては,延ばされるのであれば,それなりの理由をきちっとやっぱり説明していただいて,いつ頃を目途で考えているとか,あるいはそういうことをきちっと示していただかないと,やはり我々もそれを承認してきた手前,責任があるわけですよ。ですからこのことを申し上げましたけれども,なるべく早く,借金がなくなったわけですから,解散に向けて努力をしていただくようにお願いしまして,2分残っておりますので,これで終わりたいと思います。最後に市長,何か言いたいですか。 ○市長(中重真一君)  開発公社につきまして,先ほど副市長のほうからも説明がございました。今まで一度失敗をしてきた過去がございます。一番は公社が独自で借入金を借入れしながら,新たな土地を取得してきたというような過去があるわけでございます。今回は,必要最低限,公社の機能を利用したいというのが一番の目的でございます。ですので,もし新たに土地を購入するような場面があれば,もちろん議会の皆様にも御説明して,こういったことで公社を利用して土地の購入をしたいということを,一つ一つ御説明したいというふうに考えております。ですので公社独自で借入れをして,また公社が勝手に土地を増やしていくというようなことはないということをお約束したいというふうに思います。また先ほど工業団地のお話も申し上げました。実は今,いろんなところから,霧島市内に進出をしたいというようなお話が来ておりますが,市が持っている工業団地も,実はもういっぱいでございまして,新たな工業団地をどうするかというところが,今,霧島市の市政推進会議の中でも話し合われているような一番の課題でございます。臨空団地がございますが,あそこは県の臨空団地でございまして,臨空団地の値段を下げて霧島市と協力してできないでしょうかというような申入れも県に致しておりますが,県としては先に買ったところとの兼ね合いで値段は下げられませんというようなことで,霧島市は,もう既に工業団地をほぼ持たないような状況になってきているところでございます。そういった中で,今後また新たに工業団地を整備するなり,また公園のために土地を取得するなり,そういった場合には議会の皆様にしっかり説明をして,こういったことでこの土地を買いたいというようなことをしっかり御説明した上で,公社を使わせていただきたいというふうに考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。 ○23番(下深迫孝二君)  最後に安心安全課の皆さん,ぜひ朝倉市には1回足を運んで災害現場も見ていただいて,毛布を運ぶことがないように祈っております。これで僕の質問を終わります。 ○議長(中村正人君)  以上で,下深迫孝二議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残り5名については,明日の本会議で行います。本日はこれで散会します。御苦労さまでした。              「散 会  午後 4時34分」...