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平成29年第3回定例会(第5日目 9月 8日)

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  1. 霧島市議会 2017-09-08
    平成29年第3回定例会(第5日目 9月 8日)


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    平成29年第3回定例会(第5日目 9月 8日)             平成29年第3回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                       平成29年9月8日(第5日目)午前10時開議 ┌──┬──┬───────────────────────────┬──────┐ │日程│事件│    件                 名    │ 備  考 │ │番号│番号│                           │      │ ├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤ │1 │  │一般質問 下深迫孝二君(232ページ)          │      │ │  │  │      ・所有者不明の土地について        │      │ │  │  │      ・滞納状況について            │      │ │  │  │     平原 志保君(244ページ)          │      │ │  │  │      ・全国学力・学習状況調査の結果を受けて  │      │ │  │  │      ・小中学校の冷房について         │      │ │  │  │      ・産業系施設(農産加工機能のある施設)  │      │ │  │  │       について                │      │ │  │  │     有村 隆志君(254ページ)          │      │ │  │  │      ・教育環境の充実について         │      │ │  │  │      ・子育て支援について           │      │
    │  │  │     岡村一二三君(262ページ)          │      │ │  │  │      ・指定管理者の指定について        │      │ └──┴──┴───────────────────────────┴──────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。     1番  德 田 修 和 君      2番  平 原 志 保 君     3番  阿 多 己 清 君      4番  木野田   誠 君     5番  中 馬 幹 雄 君      6番  中 村 満 雄 君     7番  宮 本 明 彦 君      8番  前 島 広 紀 君     9番  有 村 隆 志 君     11番  中 村 正 人 君    12番  松 元   深 君     13番  池 田 綱 雄 君    14番  厚 地   覺 君     15番  新 橋   実 君    16番  常 盤 信 一 君     17番  植 山 利 博 君    18番  塩井川 幸 生 君     19番  岡 村 一二三 君    20番  池 田   守 君     21番  下深迫 孝 二 君    22番  今 吉 歳 晴 君     23番  蔵 原   勇 君    24番  前川原 正 人 君     26番  宮 内   博 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。    な し 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長    新 町   貴 君   議事調査課長     冨 永 博 幸 君  議事グループ長   德 留 要 一 君   書    記     原 田 美 朗 君  書    記    用 貝 大 星 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長   前 田 終 止 君   副  市  長    平 野 貴 志 君  副  市  長   中 村   孝 君   総 務 部 長    塩 川   剛 君  企 画 部 長   満 留   寛 君   市民環境部長     久 保 隆 義 君  保健福祉部長    越 口 哲 也 君   農林水産部長     川 東 千 尋 君  商工観光部長    池 田 洋 一 君   建 設 部 長    島 内 拓 郎 君  上下水道部長    堀 切   昇 君   総務部参事兼財政課長 山 口 昌 樹 君  総 務 課 長   橋 口 洋 平 君   財産管理課長     川 路 和 幸 君  税 務 課 長   西 田 正 志 君   収 納 課 長    谷 口 信 一 君  企画政策課長    永 山 正一郎 君   地域政策課長     西   敬一郎 君  市 民 課 長   佐 多 一 郎 君   子育て支援課長    岡 元 みち子 君  保険年金課     有 村 和 浩 君   農政畜産課長     田 島 博 文 君  商工振興課長    谷 口 隆 幸 君   建築住宅課長     松 元 公 生 君  溝辺総合支所長   川 﨑 秀一郎 君   水道管理課長     浮 邉 文 弘 君  地域振興課長  教  育  長   髙 田 肥 文 君   教 育 部 長    花 堂   誠 君  教育総務課長    本 村 成 明 君   学校教育課長     河 瀬 雅 之 君  社会教育課長    西   潤 一 君  農業委員会事務局長 内 田 大 作 君 6.会議のてん末は次のとおりである。             「開 会  午前10時00分」 ○議長(池田 守君)  これより本日の会議を開きます。本日は一般質問のみであります。[233ページに訂正発言あり]昨日に引き続き一般質問を続けます。21番,下深迫孝二議員から2件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○21番(下深迫孝二君)  本日で一般質問もいよいよ終わりでございますけれども,少し行政の皆さんもお疲れが出ているようですので,簡潔にいきたいと思います。ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしました2点について質問いたします。その前に,7月5日の豪雨により甚大な被害を受けられました福岡や大分の両県の亡くなられた方にお悔やみと,被災者の方に心からお見舞いを申し上げます。新聞報道等では,被害額は福岡で1,197億円,大分では少なくとも206億円に上ると言われております。内訳は,公共土木施設関係が道路施設で275億円,河川施設409億円,砂防施設89億円,農林水産関係で288億円,農作物17億円,ため池の損壊および農業用施設が130億円,林業被害133億円となっています。特に大量の土砂や流木に襲われた朝倉市では,水稲作付面積の約半分912haが被害に遭い,山崩れも562か所で確認されております。また,秋田県でも7月24日に記録的な大雨により,秋田市を始めとして17市町村で573棟が浸水被害を受けるなど,各地で被害が相次いでいます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。さて,本市も合併して11月7日で丸12年を迎えようとしております。現在のところ他の市と比べましても順調に市政運営がなされていると私は思っております。今期最後の質問となります。執行部の明快な答弁を求め,質問に入ります。まず,1点目に,所有者不明の土地についてお尋ねいたします。6月27日の南日本新聞の報道では,増田寛也元総務相ら民間有識者でつくる所有者不明土地問題研究会は,所有者が分からない土地が全国で約410万haにのぼるとの独自の推計を公表しております。その面積は,九州の広さを上回り,登記された土地の筆数では全体の2割に当たるとしています。理由として,一つ,地価の下落で資産価値が下がったため。二つ,土地を相続で引き継いだ人が登録免許税や固定資産税など税負担につながる登記手続きを敬遠しているのが原因のようだと分析しています。そこで質問します。一つ,宅地で面積と件数を本市の分でお知らせください。二つ,農地で面積と件数をお示しください。三つ,雑種地で面積と件数をお示しください。四つ,山林で面積と件数をお示しください。五つ,本市へ寄附される土地や山林等は年間どのくらいで,引き受けるときの条件はどうなっているのか伺います。大きな2点目に,滞納状況について質問します。市政の安定した運営を行う上で,市民の皆様に公平公正に負担していただく中に,税金や水道料金,学校であれば給食費などが挙げられます。高齢者が増加していく中で国保の財源は毎年先食いをしている状況であります。そこで質問します。一つ,市税滞納で金額と件数をお示しください。二つ,国保税滞納で金額と件数をお示しください。三つ,市営住宅使用料滞納で金額と件数をお示しください。四つ,水道料金滞納で金額と件数をお示しください。五つ,軽自動車税滞納で金額と件数をお示しください。六つ,給食費滞納で金額と件数をお示しください。七つ,回収のための努力目標はどのようになっているのかお伺いします。以上壇上からの質問とし,答弁によっては質問席からの再質問をお願いし終わります。 ○議長(池田 守君)  先ほど冒頭に,本日の日程は一般質問のみと申し上げましたけれども,訂正いたします。お手元に配付しました議事日程に基づき会議を進めてまいります。 ○市長(前田終止君)  下深迫議員から2問につきましての御質問でございました。2問目の7点目の総括につきましては私のほうから,2問目の6点目につきましては教育委員会が,そのほかにつきましては関係部長がそれぞれ答弁をさせていただきます。2問目の滞納状況についての7点目について,総括してお答えいたします。地方公共団体の財政運営におきまして,市税等の自主財源は,行政サービスを提供する上で,その根幹を担うものでございます。本市におきましては,この貴重な自主財源の確保を図るため,霧島市歳入確保対策本部を設置し,市税・住宅使用料・保育料等に関する各種の収納対策を講じているところでございます。また,その収納に当たりましては,公平性と各制度上における秩序の維持に配慮しながら,確実な収納に努めているところでございます。特に,市税につきましては,これまで,コンビニエンスストアでの収納の開始,納税お知らせセンターの設置などの取組を行った結果,平成22年度から7年連続して収納率が向上しているところであり,また,住宅使用料につきましても,算定基準の統一や類似施設との調整を図るなどの見直しを行った結果,その収納率が年々向上しているところでございます。今後におきましても,公平性の確保や受益者負担の原則等に配慮しながら,市民の皆様にとって納付しやすい環境を構築することなどにより,自主財源の確保に努めてまいりたいと存じます。 ○総務部長(塩川 剛君)  2問目の滞納状況についての1点目,2点目及び5点目は関連がございますので,一括してお答えします。まず,平成28年度の市税全体の滞納額は,まだ議会の御承認を頂いておりませんが,現年度分で1億7,974万6,000円,納税義務者数は3,033名でございます。税目別の滞納額と件数につきましては,市民税が5,555万5,000円,納税義務者数は1,380名,固定資産税が1億859万5,000円,納税義務者数は1,368名,軽自動車税が774万7,000円,納税義務者数は692名,都市計画税が784万8,000円,納税義務者数は444名でございます。なお,国民健康保険税の滞納額は1億4,748万7,000円,納税義務者数は1,941名となっております。 ○建設部長(島内拓郎君)  次に,3点目にお答えいたします。市営住宅使用料の平成28年度分の現年度分滞納状況につきましては,市全体では,3,768戸のうち,滞納世帯60戸で滞納額225万8,135円でございます。内訳として,国分地区が,1,905戸のうち,滞納世帯は20戸で滞納額が76万3,800円,溝辺地区が,285戸のうち,滞納世帯は12戸で滞納額が39万4,735円,横川地区が,293戸のうち,滞納世帯は1戸で滞納額が3万5,700円,牧園地区が,281戸のうち,滞納世帯は1戸で滞納額が1万2,100円,霧島地区が,80戸のうち,滞納世帯は2戸で滞納額が9万6,900円,隼人地区が,784戸のうち,滞納世帯は21戸で滞納額が92万9,100円,福山地区が,140戸のうち,滞納世帯は3戸で滞納額が2万5,800円でございます。 ○上下水道部長(堀切 昇君)  次に,4点目にお答えします。水道料金の滞納状況につきましては,平成28年度の滞納額は上水道事業で3,156万6,836円,簡易水道事業で656万5,291円,合計3,813万2,127円,件数につきましては,上水道事業で6,637件,簡易水道事業で996件,合計7,633件でございます。水道事業につきましては,企業会計であり,出納整理期間がないことから,この数値は,平成29年3月31日現在の滞納額及び件数となっておりますが,5か月後の8月31日現在では,滞納額の合計は381万7円,件数は416件となっております。 ○教育部長(花堂 誠君)  6点目にお答えいたします。平成28年度における学校給食費の滞納状況につきましては,給食センターによっては旧市町を越えて配送しているところもありますので御了承いただきたいと思いますが,国分地区におきましては単独校を集計した金額と件数,それ以外の地区は学校給食センターごとに集計した金額と件数でお答えいたします。本年5月末現在で,国分地区の滞納件数が73件,滞納金額が157万1,918円,溝辺地区が17件,30万3,190円,横川地区が2件,1万7,856円,牧園地区の滞納はございません,霧島地区が4件,4万7,500円,隼人地区が225件,390万7,839円,福山地区が3件8万8,550円で,合計しますと324件,593万6,853円となっております。 ○総務部長(塩川 剛君)  次に,7点目にお答えします。市税の滞納額の回収に関しましては,納税者が納税しやすい環境づくり及び滞納処分の強化の二つを主軸に置き,滞納繰越額の縮減を目標として取り組んでいるところでございます。まず,納税者の皆様が納付を行いやすい環境づくりに向け,口座振替の推進のほか,納付窓口の拡大を図るため,平成22度からは全税目についてコンビニエンスストアにおいても収納を可能としたところであり,平成23年度からは毎月1回の休日相談,平成24年度からは納税お知らせセンターによる滞納者に対する自主納付の御案内を実施し,さらに,平成25年度からは広報誌のお知らせ版で納期を定期的にお知らせしているところでございます。また,滞納が発生した場合には速やかに文書を送付するとともに,訪問等による催告を行うことなどにより,自主納付の機会を拡充するよう努めているところです。それでもなお自主納付をしていただけない方に対しましては,地方税法及び国税徴収法の規定に基づき,不動産,預貯金,給与,生命保険などの財産調査を行った上で,判明した財産の差押を実施するなど,滞納処分の強化にも努めているところでございます。このような取組の結果,市税の収納率は,現年度分で,7年連続で前年度を上回っており,また,滞納繰越額につきましては,7年連続で前年度を下回っております。次に,市営住宅使用料の滞納額の回収につきましては,納付期限内における納付を推進し,滞納額の縮減を図ることを目標に取り組んでいるところであり,滞納が確認された場合には,速やかに督促状を送付し,これにより納付いただけない場合には,再度,催告書を送付いたしております。また,戸別訪問などを粘り強く実施し,徴収に努めているところでございますが,長期の滞納を続け,保証人による支払等も見込めない方につきましては,必要な手続を経た後,明渡し訴訟を行うことと致しております。また,家賃滞納対策として,新規の入居者に対しては,市営住宅の抽選会場において家賃滞納に対する市の対応に関する説明を行い,入居者の保証人に対しては,連帯保証人の位置付け等を詳しく記載した連帯保証人開始通知書を送付しているところであります。このような取組の結果,住宅使用料の収納率は,現年度分で,7年連続で前年度を上回っており,また,滞納額につきましても,5年連続で減少しております。次に,水道料金の滞納額の回収につきましては,前年度の収納率を上回ることを目標に取り組んでいるところであり,口座振替の推進のほか,納付期限内に納付がない場合には,督促状や給水停止予告書を送付するとともに,電話や戸別訪問による催促を行っているところでございます。それでも納付がない場合には,一定の期間が経過した後,給水停止措置を講じております。このような取組の結果,水道料金の現年度分の収納率は3年連続で前年度を上回っているところでございます。次に,給食費の滞納額の回収につきましては,前年度の収納率を上回ることを目標に取り組んでいるところであり,校長研修会や教頭研修会におきまして,滞納に係る早期対策をお願いしているほか,各学校に対し,就学援助制度の周知のお願いや未納者に関する情報の提供を行っているところでございます。このような取組の結果,口座振替に移行した学校の収納率が向上したこともあって,2年連続で増加していた滞納額が平成28年度は減少に転じ,前年度の収納率を上回っているところでございます。今後におきましても,収納率の向上を図るため,保護者の皆様に対し,引き続き,口座振替の御利用を強く推奨してまいりますとともに,滞納者につきましては,児童手当等の支給日に,直接,面談をさせていただき,納付に向けた相談をさせていただくことを検討しているところでございます。1問目の所有者不明の土地についての1点目にお答えいたします。地方税法におきましては,固定資産における土地について,課税標準額が30万円未満の場合は課税されていないことから,課税標準額が30万円以上の課税対象となる土地で,相続放棄相続人不存在及び住所不明のものについてお答えいたします。宅地につきましては,46筆,1万5,099㎡,農地につきましては,45筆,3万9,417㎡,雑種地につきましては,2筆,1,008㎡,山林につきましては,137筆,29万8,141㎡でございます。次に,2点目にお答えいたします。本市に対する道路用地やごみステーション用地などの寄附の状況につきましては,平成27年度に44件,約8,100㎡,平成28年度に46件,約9,600㎡,平成29年度は8月末現在13件,約2,800㎡となっております。これらとは別に,財産管理課で把握しております土地所有者等から山林や宅地の管理が困難となったなどの理由による寄附の相談が,平成27年度以降これまでに18件,約7万2,300㎡あり,寄附を受けた場合の当該土地の利活用方法について全庁的に検討を行いましたが,寄附の受入れに至ったものはございません。また,寄附の受入れの判断につきましては,道路用地においては,霧島市道路用地寄附採納要綱に規定する要件等により行っており,一方,その他の公共施設等の用地については,個別具体的に今後の利活用の可能性などについて,土地の踏査等を踏まえ,それぞれ判断を行っているところであります。 ○21番(下深迫孝二君)  今それぞれ答弁いただきました。所有者不明の土地についてから再質問させていただきます。宅地については46筆,1万5,099㎡ということで,まず宅地からお伺いしますけれども,これは通常言われる下場のほうに多いのか上場のほうに多いのか,そこはどのようにお考えでしょうか。 ○税務課長(西田正志君)  土地不明といわれております55名が今答えた分なんですけれども,その55名の方につきましての土地の所在までは把握いたしておりません。[244ページに答弁あり] ○21番(下深迫孝二君)  はい,所在は確認されていないと。ですけれども,やはりこれは,固定資産税を徴収される皆さん方の立場としては確認は必要なんじゃないかなという気がしますけれど,市の税金に直結してくることなので,今回は調べていらっしゃらないんであれば,今後調べてきちっと対応すべきではないのかなという気が致します。そこで課長,もう一回お尋ねしますけれども,今後調べられる気はありますか。ないですか。 ○税務課長(西田正志君)  55名と分かっておりますので,名寄せを調べればすぐに分かりますので。[244ページに答弁あり] ○21番(下深迫孝二君)  分かっているんであれば,きちっと調べていただいて税金を掛けられるところには掛けていかないと,財源はあったよりかは上はないわけですので,そこら辺も慎重に調査もしていただきたいと思います。次に,農地については45筆,3万9,417㎡。課税対象として30万円以上でないとこちらには分からないということなんでしょうけれど,これについてはどうなんでしょう。30万円以上の課税の対象になっているからここに上がってきているわけです。これは下場の土地ですか,上場の土地ですか。全体的に考えていただいて。 ○税務課長(西田正志君)  宅地同様,上場下場ということまでは調べておりません。[244ページに答弁あり] ○21番(下深迫孝二君)  そちらは台帳を調べれば分かるということなんでしょうけれども,面積等ということで私がいいましたので,そこまで詳しく調べてられなかったんでしょうけれども,これも税金にはね返ってくるということですので,きちっと調査した上で対応していただきたいと。そして,雑種地が2筆で1,008㎡。この雑種地というのは恐らく1筆あるわけですけれども,上場の安い土地では税金は掛からないわけです。ですから,当然下場の土地だろうと思いますけれども,これも調べていらっしゃらないだろうからお尋ねしませんけれども,これはきちっと調べた上で対応してください。山林につきましては137筆,29万8,141㎡ということですけれども,これは下場よりか上場じゃないかなという気がするんですが,大体出ている数の中でどちらが多いのか,それも調べていらっしゃいませんか。 ○税務課長(西田正志君)  申し訳ございません。上場下場という区別では調べておりませんでしたので。[244ページに答弁あり] ○21番(下深迫孝二君)  今期最後の質問でございますので,あんまり厳しいことは申し上げませんけれども,12月に出てくる機会が万が一与えられたときには,次は少し厳しくいきたいと思いますので,よろしくお願いしておきます。道路あるいはごみステーション,こういったものについては提供いただいていると。恐らくこれは,ほとんど下場だろうと思うわけですけれども。また,寄附の申し出があったときに,今の答弁を聴きますと,市のほうが選択して要らないと言っている感じです。ですけれども,中国などから来て土地を買いたいという人もいるわけです。ですから,もらうということはただなわけですので,一応もらっておいてはどうなんだろうなと私は思うんですけれども,そこら辺はいかがですか。 ○総務部長(塩川 剛君)  管理しづらいということ等で市に譲り渡ししたいというような話もございます。ただ,私どもとしましても,それをどう利用するかということも検討しなければいけないと思います。ただ単に受けて,維持管理費に相当経費が掛かってくるということが見込まれますので,ただ単に受け取るということではなくて,どういった利活用が可能かということを検討しながら引き受けるということに致しております。そういうことで,そういうお話があった場合には全庁的に情報を流してそういったような対応ができる部署はないかということを検討した上で,そういう利用がない場合についてはその旨をお相手のほうにお話しているというところでございます。 ○21番(下深迫孝二君)  今は荒れた山かもしれませんけれども,万が一金が出たり石油が出たりとかいろんな場面もあるわけでしょうから,掘ってみないと分からないわけですから,ですから,ただで市にあげますといっていただく土地については,市はもらったからといって税金が掛かるわけでもないわけですので,一応引き取っておいたらどうかなというのが私の考えなんですけれども,そういうつもりはないですか,平野副市長。 ○副市長(平野貴志君)  市のほうに御自分で管理されている土地を寄附したいんだというお話がございます。そういう事例の中には,子供たちが自分の所有している土地を管理する意思がないといったようなもの,それから,相続人の方が霧島市内に居住していないので遠隔地では管理がかなわないので,その土地を有効活用してほしいといったようなものが多く寄附の申し出としてあるようでございます。先ほど総務部長が申しましたように,それぞれのお申し出のあった土地等について,現地調査をしたり現状等を見に行きますと,例えば,その中に廃屋となった宅地が含まれているものがあったり,あるいは進入路が無かったり,あるいは荒れ放題であったりなど,様々な状況があるようでございます。これを市で引取るとなりますと,例えば廃屋の解体でありますとか,あるいは進入路の確保であったりとか,あるいはその山林等が周辺の方々に迷惑が掛からないようなものであったりとか,それから境界が図面上でははっきりしておりますけれども,現地を踏査した場合に,その確認がなかなか難しいというような様々な状況もありまして,また庁内でも,例えば市有林といったような活用も考えられるわけですけれども,個々に土地を管理できずに市に寄附したいという方々の状況等をみますと,なるほど管理が行き届かないような状況になるなというのも感じているところでございます。したがいまして,せっかくのお申し出でございますけれども,私どもも様々な角度から検討するわけでございますけれども,そこに公費を投じて維持管理していくというのは,なかなかそこまで至らないというのが現状でございますので,お引き受けできないということにつながっているところでございます。 ○21番(下深迫孝二君)  今,東九州自動車道辺りを見ますと決して街中は走っていないんです。山の中をずっと道路が走っています。ですから,こんな山を持っていても何にもならないなと思うところが高速道路に引っ掛かったりとかいうことがあったときには,結構役に立つということもあるわけですから,こちらは高速道路は通りましたので,また大きな道路が通るということは期待はできませんけれども,いろんな面を勘案していただいて,せっかく申し出があるわけですから,慎重にやっていただきたいと思います。持ち時間30分,だいたい1時間で終わらせろということですので,少し前に進みたいと思います。滞納状況についてお伺いしました。今この金額を聴いて,私は平成28年度分だけでいいというようことで出していただいたんですけれども,その前の滞納がずっときている分もあるわけです。それを考えたときに,総務部長,平成28年度分だけであれば,えらい少ないなという気はするんですけれども,その前年度の滞納している分を考えたときに,霧島市としてはこの程度はやむを得ないという金額なのか。あるいはもっと努力をしないといけないという金額なのか,一言どうぞ。 ○総務部長(塩川 剛君)  先ほど答弁の中でも申し上げたところでございますけれども,現年度につきましては7年連続で徴収率は上がってきているということでお話しました。また滞納繰越額についても7年連続で減少しているというふうに申し上げたところなんですけれども,これは積み残し部分を全部足した繰越額がだんだん減ってきているということでございますので,滞納分についても努力はしているというところでございます。自主財源,貴重な税収でございます。公平性のことを考えましても,まじめに納税していただいている方々に対しても,徴収というものについての公平性等に留意しながら引き続いて努力していかなければならないものと考えております。 ○21番(下深迫孝二君)  本来は満額回収できれば一番いいわけですけれども,なかなか税金というのは滞納される方もいるわけでして,本当に困窮されて払えない方,ましてや贅沢をしながら払えない方というのもいらっしゃるのではないかと思うんです。いい車に乗りながら税金を滞納しているということもあるんですが,そこら辺はきちっと調査をされていますか。 ○収納課長(谷口信一君)
     収納につきましては収納課で管轄しておりますけれども,滞納者に関しましては,まず市に相談に来てくださいということで来ていただきまして,現在の生活状況とかその辺をお聴きしまして,そのほかに財産の調査とか資力調査とかを致しまして,今後どういうふうに納めていただこうかということを検討いたしております。 ○21番(下深迫孝二君)  市に相談に来られた方はお約束されたとおり支払いはされているんですか。 ○収納課長(谷口信一君)  納税相談に来られて一応計画書を作成するわけでございますけれども,中には議員の言われるようにそのまま履行できないという方もおられます。そういった場合は,預金とか給与,財産,資産などを調べておりますので,滞納処分という形に進んでいくということになります。 ○21番(下深迫孝二君)  平成28年度で結構ですけれども,例えば差押えをしたという件数は分かっていますか。 ○収納課長(谷口信一君)  平成28年度で差押えをした数ということでございますが,1,471件の差押えをしております。 ○21番(下深迫孝二君)  1,400件余りの差押えをしたというのは,かなり件数的には多いんだなというふうに思うんですが,まず,例えば何を差押えされたのか,またそのあとの売却もしないといけないものがあるんだろうと思いますが,そういうものはきちっと市で公表された中で売却されているんでしょうか。お知らせください。 ○収納課長(谷口信一君)  差押えの内訳ということでございますけれども,まず国の所得税の還付額や預貯金,給与,生命保険など,また不動産などを差し押さえております。先ほど差押えが1,471件と申しましたけれども,換価した件数は1,319件でございます。 ○21番(下深迫孝二君)  今,生命保険も差押えされるというお答えがあったと思うんですが,生命保険を差押えされてどのように金額を取られるのか。解約をさせるのか,****************************,生命保険を差し押えされるというのは,どのような形で処理されるんですか。 ○収納課長(谷口信一君)  生命保険の還付金といったようなものを押さえております。[244ページに訂正発言あり] ○21番(下深迫孝二君)  還付金のあるものについては,その生命保険の還付をしていただいて,それを差押えるという理解でよろしいわけですね。分かりました。それと国保税の滞納なんですが,年々金額も上がってきて,先ほども申し上げましたけども先食いをしているという状況です。そのような中で,やはり納めていただいて足りない分は一般財源から入れていくということも大事なんでしょうけれども,そこら辺はどのようになっておりますか。 ○収納課長(谷口信一君)  国保税につきましても,先ほどの市税と同じように収納課で担当しておりまして,徴収の方法といいますのは同じようなやり方をしておりまして,税目一つ一つといった徴収の方法ではなくて,AさんならAさんに幾つか滞納があれば,その全体を見ながら折衝していくというような対応をしておりますので,税目毎にどうということではございませんので,御理解いただきたいと思います。 ○21番(下深迫孝二君)  先に同僚議員からも国保税の質問等も出ておりました。県が担当するということですけれども,やはり基本的には国保に加入されている方は,皆さん方も市役所にいらっしゃるときは共済年金ですけれど,収入が無くなったときには国保のほうに移行されるわけです。そうしたときに,納めるお金も少なくなってくると。そして大きな病気をしたりすると使う金額は大きくなっていくということなので,どうしてもなかなかうまく回らないというのはあるんでしょうけれども,なるべく滞納を減らしていただいて,そして足りない分は一般財源からでも投入していただくということも 必要でしょうから,そこら辺も集金をされる担当部署においては小まめに回らないと。やはり役所から督促状がきたと,督促状で簡単に払う人はそういないと思うんです。やはり小まめに回るということが少しずつでも回収していける手段だろうと思いますので,努力をしていただきたいと思います。それと,市営住宅のほうです。こうして見ますと,横川地区で1件だけです。牧園も1件だけです。霧島地区で2件,福山が3件ということで,やはり国分隼人が市営住宅も多く,人もたくさん住んでいるということで件数的にも多いんでしょうけれども,市営住宅の場合,今滞納していらっしゃる方で最高額がもし分かればお知らせください。例えば,1年分溜まっているとか,あるいは3年分溜まっているという方はいらっしゃらないと思うんですけれども,そういう方がいらっしゃればお示しください。 ○建築住宅課長(松元公生君)  滞納の総額で高い方ということで,この方は明け渡し裁判を行いまして退去されております。 この方が一番多くて410万円でございます。 ○21番(下深迫孝二君)  今,410万円というお話があったわけですけれども,もちろん退去されたということなんですが,この市営住宅の家賃については時効というのはあるんですか。 ○建築住宅課長(松元公生君)  時効はございます。裁判等であった場合には10年ということになっております。 ○21番(下深迫孝二君)  そしてその410万円という方は時効の分もあるんですか。それともまだ未だに回収ができる方なんでしょうか。 ○建築住宅課長(松元公生君)  時効もありますけれども,市営住宅の使用料ということで私法上の債権という扱いを考えておりますので,市のほうから一方的に10年経ちましたからということで落とすということには,今のところしておりません。本人のほうから時効の援用ということで申し出があれば,そのときに処理をしていくということになっていきます。 ○21番(下深迫孝二君)  いつも私この質問をするときは申し上げるんですが,民間であれば410万円も滞納していただくと,そこは潰れてしまうと。市営住宅なのでそれでもっているわけです。ですから,滞納しないということが大前提であろうと思います。金額が小さいうちは何とか払っていけるんです。だけど,だんだん溜まってくると,もう追い出されるまで払わないということになるんだろうと思いますので,そこら辺は,例えば家賃の高いところに入っている人は,家賃の安いところに移っていただくとか,そういうことは全く今までに経験はないのでしょうか。 ○建築住宅課長(松元公生君)  議員のおっしゃる高いところから安いところへというのは,今のところ事例はないです。取組につきましては,1か月経って入らない場合には督促状を出して,それでも入らない場合には催告書を出します。そのときに,先ほどから言っておりますとおり,訪問をしてなるべく払っていただくということで説得をして回っているような状況でございます。 ○21番(下深迫孝二君)  基本的にはそこまで溜めてしまうということが,市役所の職員のほうに危機感がないんだという気がいたします。こういうことを言えば,また嫌なことを言うというふうに思われるかもしれませんけれども,その部署にいる人たちは,もう少し危機感を持って自分たちはその税金から報酬をいただいているわけです。私どももそうですけれども,ですからもう少し危機感を持って回収に当たるということが大事ではないかと思うんですが,市長どのようにお考えですか。 ○市長(前田終止君)  納税の義務というのがあり,そしてそのことによって市政発展の道のり作っていくという繰り返しでございますから,収納においては今おっしゃったようなこと等も念頭に置いて,職員もしっかり頑張ってくれているものと思っております。私もそういう連携をいろいろと取らさせてもらっているところでございます。 ○21番(下深迫孝二君)  次に水道課のほうに入ります。水道課では381万7円,件数で416件ということです。水道課においては,私はそう滞納される方はいないんじゃないかという気がするんです。本当に水道料金が溜まってくれば元を締めればいいわけですよね。飲ませなければいいわけですから。ただ,建築住宅課が出て行きなさいと言っても荷物を外に置くわけにはいかないわけです。ですから,水道課においては滞納についても随分,ほかの課とは違うのかなと思うんですが,それでも416件あるということですが,これは原因は何ですか。 ○上下水道部長(堀切 昇君)  水道料金につきましては,滞納されていた方が市外へ転出されて,転出先が分かればそこに催促状を出したりしているんですが,出て行ってしまわれた方については,なかなか取れないということ。あと,先ほどから出ております生活困窮者につきましては,年金暮らしで一人暮らしで下手すると電気を止められている家庭もございます。そういったところから,どうしても給水停止とかそういった措置がなかなかできないところもあるのは事実でございます。 ○21番(下深迫孝二君)  転出された方は,ということは連絡が取れなければ,もう取れないということになるんだろう思います。水商売ですから,儲かってはいらっしゃるんでしょうけれども,なるべくそういうことがないようにやっていただきたいと思います。また,生活保護世帯で例えば水道料金というものを滞納していらっしゃるといったことはないでしょうか。 ○水道部管理課長(浮邉文弘君)  そのような場合がこちらで確認できた場合には,担当部署と調整を図りながらやっているところでございます。 ○21番(下深迫孝二君)  あるんでしょうかと聴いたので,いらっしゃるか,いらっしゃらないかということです。 ○水道部管理課長(浮邉文弘君)  そのような方もいらっしゃいました。 ○21番(下深迫孝二君)  生活費を市からちゃんと支給しているわけですので,そういう方たちについては滞納のないようにきちっとやっていただきたいと思います。もうすぐ1時間になろうとしていますので,もう少し, 給食費のほうに入ります。給食費もそこそこ滞納があるということで,国分地区が一番多いんですね,73件。それと隼人地区が225件。これちょっと多すぎですよね。これの原因はなんですか。 ○学校給食課長(石神 修君)  国分の場合は,学校に持っていって給食費を納めるという学校が多くありまして,その中で保護者も納付意識が高いんだろうと思います。一方,隼人地区におきましては,最近口座振替を始めてきておりますが,それまでは徴収員が各家庭を集めに回ったり,個人で納付書を持って農協等で納めるというようなことがございまして,どうしても保護者の納付意識が希薄化しているのではないかということがございます。私も以前給食費の徴収員をしていたことがございまして,幸い,私のところは100%完納していただいたんですけれども,徴収員が回っても,その家庭と徴収員の時間が合わないということも一つの原因ではないかと思います。中には,朝早く仕事に行って,夜遅く帰ってくるというような家庭もございますし,徴収員も日曜日が仕事だったりとかで,なかなか接点がないということもございます。そういったところで,隼人地区の収納率があまりよくないということもあるかと思います。また,学校におきましても,そうやって滞納が多くなりますと,なかなか一件一件手が回らずに,文書による催告というようなことで,先生方の業務負担も大変多くなってきているので,そういったことが原因で隼人地区の納付が低いんじゃないかというふうに考えております。 ○21番(下深迫孝二君)  納付意識が低いということで225件ということは,要するに払っていない人がこれだけいる中で,払っている人の子供たちのお金で払っていない人たちにも給食を出しているんじゃないんですか。払っていない子供たちは給食は食べられていないんですか。これだけ多いんですけれども。そこはどのようになっていますか。 ○学校給食課長(石神 修君)  おっしゃるように,払っていない子供にも給食を提供しておりますので,その負担というのは払っている御家庭の給食費で賄われるということになります。 ○21番(下深迫孝二君)  それはあまりにも不公平と言わざるを得ないですよね。やはり,今のやり方で徴収できないのであれば,例えば徴収員を雇って回らせるとか,そういうこともされないと,職員もぎりぎりいっぱいでやっている。225件もの滞納があって,その子供たちは,払っている人の子供たちの分で給食を食べていると。例えば,市が払っているのならいいんです。市が給食費を払ってやって,あとで回収するというものであるのならいいわけですけれども,例えば1食100円するものに100円お金を出していても,極端に言えば80円のものを提供しているということになるのではないでしょうか。これはもう少し考えていただかないと,滞納したまま卒業したときに,後の回収はできているんですか。私が学校のPTAをやっているときにも,そういう方がいらっしゃいましたので,こうしてあえて言うんですけれども,そこら辺はどうなんでしょう。中学校を卒業したら高校の場合は給食ではないわけですので,後はきちっと親御さんが責任をもって払っていらっしゃるんですか。そこはどうでしょう。 ○学校給食課長(石神 修君)  現在も各学校から卒業された方にも督促なりの催告をしまして,少しずつではありますが納付されているところもございます。 ○21番(下深迫孝二君)  納付されているところもありますということは,納付されていない方も多いんじゃないかという気がいたしますので,今言ったように,滞納が多いということは払わなくても食べさせてくれるという甘えもあるんだと思います。ですから,もう少しそこら辺はきちっと,集金ができる形を取っていただきたいと思いますけれども,教育長,どのようにお考えですか。 ○教育部長(花堂 誠君)  給食費の考え方,それから徴収につきましては,議員御指摘のとおりでございまして,なお一層努力をしないといけないと思っております。直近の報道によりますと,文部科学省がそういう給食費の滞納率が全国平均でも100人に一人,つまり1%。ほとんど本市と同じような状況ですが, それを非常に重大なこととしておりまして,また教職員の方々の負担軽減ということもありまして, 来年度において自治体のほうで徴収ができないか,その徴収方法のガイドラインを示すというような報道もございました。そういうこともございますので,国の動向にも注目しながら,更には本市においても先ほど総務部長のほうから答弁もございましたが,いろいろな方法で先生方の負担軽減にもつながるような方法を検討していって徴収努力をしたいと思います。 ○21番(下深迫孝二君)  この給食費も,昔から滞納というのはあります。ですから,できるだけこれを滞納させないようにして,子供たちが出した分の見返りはきちっともらえるというふうに努力をしていただきたいと思います。今回は滞納と土地所有者不明ということで一般質問をしましたけれども,1時間になりましたので,次は機会がありましたら,12月の議会に出てこられたときには質問をさせていただきたいと思います。 ○税務課長(西田正志君)  先ほど議員から御質問のありました土地の上場か下場かという件ですけれども,まず宅地につきまして申し上げます。下場地区に24筆6,150㎡,上場地区に22筆8,949㎡。農地につきましては,下場地区に4筆5,987㎡,上場地区に41筆3万3,430㎡。それから山林ですけれども,下場地区が48筆14万7,453㎡,上場地区89筆15万688㎡。最後に雑種地ですけれども,これは2筆でして下場のほうに1筆232㎡,上場に1筆776㎡でございます。 ○収納課長(谷口信一君)  先ほど生命保険の差押えの件で御質問いただきましたけれども,差し押さえているものは保険給付金と解約返戻金,これを差し押さえております。 ○議長(池田 守君)  以上で,下深迫孝二議員の一般質問を終わります。次に2番,平原志保議員から3件通告がされております。したがって発言を許可します。 ○2番(平原志保君)  議席番号2番,新燃市政クラブの平原です。この夏は,「暑いですね」という挨拶しかしなかった記憶がございます。しかし,関東,東北では雨による日照不足で,農作物の生育にダメージを与え,秋の収穫も心配されています。そして,九州北部では豪雨災害で大変な被害を受け,また先日は喜界島でも50年に一度といわれる大雨が降っております。被害に遭われた皆様にはお見舞いを申しますとともに,一日でも早い生活の再建をお祈り申し上げます。それでは一般質問に移ります。一つ目は,先日マスコミでも発表されましたが,全国学力・学習状況調査の結果を受けて質問いたします。二つ目は小中学校の冷房についてです。三つ目は市内にある農産加工機能のある施設について伺います。それでは一つ目のテスト結果についてです。今回公表された小中学校のテスト結果を受けて,霧島市ではこのデータをどのように分析しているのか。今後の対策は,どのように考えているのか。公表された小中学校の全国学力テストの結果を受けて,そして今後の対策はどのように考えているのか。次に二つ目の,市内の小中学校の冷房の状況については,市内の小中学校で夏の冷房に関して状況はどうなっているのか。この数年,授業中に熱中症など,暑さで具合が悪くなった子供などの事例はあるのか。鹿児島県内でも冷房を付ける動きは出ているが必要ではないか。大規模改造する学校や,せめて気温の高い隼人,国分の学校を優先に設置できないか。子供の健全な学習環境を考えるなら冷房は必要ではないかという意見も学校医から出ていますが,それに対してはどう思うか。また,学校の先生方の労働環境という視点で考えるとどうだろうか。次に,三つ目の,市内にある農産加工機能の建物の現状と今後。市内には農産加工機能のある施設は地域ごとに幾つあるのか。どのような人たちがどのような目的で使っているのか。施設が老朽化し,道具や備品も具合が悪くなってきているようだが,交換や修繕などできないのか。課題と今後の取組方針はどのように考えているのか。以上,大きく3点お願いいたします。 ○市長(前田終止君)  平原議員から3問につきましての御質問でございました。2問目の総括につきましては私のほうから,1問目及び2問目につきましては教育委員会が,3問目につきましては農林水産部長が答弁をさせていただきます。2問目の小中学校の冷房についてお答えします。本市では,平成27年4月に地方公共団体の教育に関する方向性を明確にするため,教育の振興に関する施策の大綱を定めるとともに,同年4月から私と教育長,教育委員が大綱に基づく推進策を具体的に議論する総合教育会議を開催してきたところであります。私と致しましては,かねてから本市の未来を担う子供たちの教育環境に,特に強い関心を寄せてまいりました。御質問の小中学校の冷房の現状につきましては,保健室や図書室等の特別教室には優先的に冷房を設置してまいりましたが,児童生徒が一日の大半を過ごす普通教室におきましては,4台から6台の天井取付型扇風機を設置して暑さに対する措置を講じておりました。このような取組を通じて,これまで一定の効果がみられたところではありましたが,年々暑さが厳しくなる中,その効果も次第に薄れてきているところでございます。したがいまして,夏休み期間を除く夏季において,普通教室等における冷房の設置の必要性,緊急性を十分に認識しておりますので,子供たちの教育環境を充実させるためにも,冷房の設置について,前向きに検討してまいりたいと考えております。 ○教育部長(花堂 誠君)  2問目の小中学校の冷房についての1点目にお答えします。本市の小中学校の普通教室への空調設備設置率は,平成29年4月1日現在,小学校11.8%,中学校11.6%でございます。なお,文部科学省が本年6月に公表した,公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査結果によりますと,全国平均は49.6%と半数に近い現状であり,鹿児島県の平均は35.8%と本市と同じく全国平均には届いていない状況でございます。次に,2点目にお答えします。児童生徒が教室内で熱中症になった具体的な事例はございませんが,校舎の配置の関係上,ある学校では大変風通しが悪い特別教室があり,そこでの授業は大人でも気分が悪くなるぐらい暑いとの声が届いたことはございます。次に,3点目にお答えします。他自治体におきましても,普通教室への設置を検討する,あるいは,具体的に設置に向けて動き出しているところもございます。本市におきましては,現段階では大規模改造をする学校の普通教室には扇風機を設置しており,パソコンなどの精密機器がある職員室などの管理諸室には空調設備を設置しているところですが,議員御提案の気温による優先順位につきましては,事業を進めるに当たっては考慮すべき点であると認識いたしております。次に,4点目にお答えします。学校医が子供たちの健康管理という視点から具体的に提言をされたこと,また先般,同校からPTA会長名の要望書もいただきましたことは,大変重く受け止めております。次に,5点目にお答えします。教育委員会では,常に教員の指導力向上に力を入れておりますことから,その環境整備をすることは,業務の効率化の面からも効果があり,最終的には児童生徒の学力向上にもつながっていくものと認識しております。 ○教育長(髙田肥文君)  1問目の全国学力・学習状況調査の結果を受けての1点目と2点目は関連がございますので一括してお答えします。本調査は本年4月に全国の小学校6年生を対象に国語と算数,中学校3年生を対象に国語と数学が実施され,それぞれ知識に関するA問題と活用に関するB問題に分けて出題されました。本市の正答率は小学校のA問題では国語が76%,算数が79%,B問題では国語が54%,算数が45%でした。国語A・B,算数A・Bともに県と同程度で,全国と比較しますと国語と算数のA問題はやや上回り,算数B問題は同程度でしたが,国語のB問題は2ポイント以上下回り課題が見られました。中学校のA問題では国語が75%,数学が60%,B問題では,国語が68%,数学が46%でした。国語A・B,数学A・Bともに県と同程度でありましたが,全国と比較しますとA問題,B問題ともに2ポイント以上下回っており,県が全国の正答率を下回っている結果が続いているのと同様,本市でも課題が継続しております。今の数値は,実施校すべての平均でありますので,各学校は,自校の実態を踏まえた改善策に取り組む必要がありますが,今回のデータの詳細な分析につきましては,今後,進めてまいります。一方,本調査は学力面だけでなく,学習に対する関心や基本的生活習慣等についての調査も併せて実施しており,霧島市の子供たちは学習に対する興味・関心が高く,学習習慣・生活習慣も良好であるという結果も得られました。これらの学びに向かう姿勢や態度は,学力向上のための第一歩であり,今後の対策を考える上では,結果を課題と良さの両面から分析する必要があります。そこで,教育委員会としましては,各学校に,自校の結果を課題と良さの両面から詳細に分析させ,それぞれが設定する学力向上プランを見直させるとともに,PDCAサイクルに基づいた改善のための手立て,例えば,児童生徒が,アクティブに活動し,深く考え,なるほどと実感するような授業づくりに職員全員で取り組むとか,個別指導で分かるまで生徒一人一人に指導するとか,児童生徒の学習状況を家庭と共有し,家庭学習の質を高めるなど,各校の実態を踏まえた学力向上のための一点突破の取組を計画させており,今後,着実に実践されているかどうか,見届けてまいりたいと思います。そして,市が進めている「ほめる運動」の視点も生かしながら,子供たちの自己肯定感を高め,自ら学ぶ意欲,自ら積極的に問題を解決し,どんな困難も乗り越え,社会を生き抜く力につなげていきたいと考えております。 ○農林水産部長(川東千尋君)  3問目の1点目にお答えいたします。農産加工機能のある施設につきましては,国分地区に1施設,溝辺地区に1施設,横川地区に1施設,牧園地区に6施設,霧島地区に3施設,隼人地区に5施設,福山地区に3施設で,計20施設ございます。次に,2点目にお答えいたします。農産加工機能のある施設の利用者の多くは,数名単位の地域の女性グループであり,国分地区では59,溝辺地区では56,横川地区では53,牧園地区では220,霧島地区では123,隼人地区では277,福山地区では75の計863のグループが,味噌,めんつゆ,ふくれ菓子等を作っておられます。次に,3点目と4点目につきましては,関連がございますので一括してお答えいたします。農産加工機能のある施設の多くは,築後20年以上を経過した施設であり,備品につきましても,施設の建築に合わせ購入されており,老朽化が進んでいる現状でございます。施設の補修や備品の修繕等につきましては,高額なものも多いことから,現地調査等を行い,緊急度等を考慮しながら対応しております。一方,霧島市公共施設管理計画においては,農産加工機能と集会機能を併せ持つ施設が地域ごとに設置されていること,市民文化系施設と重複する機能を有する施設がみられることが課題として挙げられております。このようなことから,今後の取組方針として,市民の皆様のニーズを踏まえながら,産業系施設等が保有する機能を集約していくなどの検討を進めてまいりたいと存じます。 ○2番(平原志保君)  2問目の学校の冷房についてからお伺いします。まず,市長が前向きに検討してくださるというというお答えを聴いたので質問する必要性はないのかなと思うんですけれども,準備してきたので出したいと思います。まず資料の1をお願いします。こちらは文科省から出ていたデータをグラフにしてみましたら,意外にも鹿児島県の設置率は低いと言いつつも全国的には真ん中くらいの設置率になっています。次の2番目の写真をお願いします。これは県立の楠隼中学校というところを見せていただいたんですけれども,天井に付いているのが冷房です。ここは冷暖房完備だそうです。こういう形のものが県内幾つか付きだしたりしているらしいんですけれども,今後,冷房を付けてくださるとなれば一気に付けることは無理だと思うんですけれども,安く付ける方法を考えていかなければならないと思うんです。これからのことだと思うんですけれども,そこら辺は市長どのような計画で付けていこうかなと,前向きに検討ということなのでちょっとお聴きしたいんですけれども。 ○市長(前田終止君)  詳しく担当の者に答弁させます。 ○教育総務課長(本村成明君)  安くということでございますけれども,いずれにいたしましても,霧島市も学校数が大変多うございますので,普通教室にクーラーを設置するとなりますと,莫大な事業費が掛かってまいります。したがいまして,今私どもが研究をいたしておりますのは,事業の実施方式でありましたり,あるいは財源の確保でありましたり,そのようなことを先進事例を検証しながら研究を進めているところでございます。 ○2番(平原志保君)  私のほうも希望としては,暑い地域から,下場上場という言葉がありますけれども,下場のお子様たちがいる学校から優先的にやってもらえればなとは思うんですが,お金的なことを考えますと,やはり大量に買ったり大量にリースということをすると値段を下げることもできますので,一つ一つ細かく付けていく方向もありますが,ここはいろいろな方法も考えて,全域に一気に付ける,それもリースで,となるとかなりお金も低く済んでいる地域もあったと聴いていますので,そういうことも考えていただければと思います。あと,今後,大規模改修をする学校などもあると思うんですけれども,冷房が付く前提ならばそこまで気にすることはないと思うんですが,建物の質ですよね。このような庁舎もそうですけれど,今は鉄筋コンクリートの造りになっています。元々は冷房があることを前提の建物になっているのを,今,無しで使っているわけですから,逆を考えれば冷房が無くても過ごしやすい設計というんですか,風通しのいいものとか,素材に熱がこもらないいいものが最近出ていますから,そういうものを使っていただくとか,お金は高くなるかもしれませんがエネルギーも,今後冷房代というものも掛かってきますけれども,それが使わなくても済むような建築というものも考えていただければなと思います。再質問の部分は,前向きに考えていただけるということならばこれ以上はないので,次へ移りたいと思います。学校の全国学力・学習状況調査のテスト結果を受けて伺っていきます。市の成績のほうも出されていたということで今伺って,鹿児島県の成績よりは小学生なんかはまだいいのかなと思いましたが,中学校が全国と比較しますとA問題B問題ともに2ポイント以上,下回っているということで,なかなか厳しいのかなと思っております。県内も5年連続で下回っているというふうに報道でも出ておりましたが,この原因としては何だとお考えでしょうか。 ○学校教育課長(河瀬雅之君)  中学校の学力が県と同様,全国に比べて低いという状況が続いております。ただし,全国との差というのは縮まってきているところでございます。具体的な数字で申し上げますと,例えば,国語でありますと,1問の差というのが3.1ポイントの差になります。国語Bであれば1問の差は11ポイントになるわけです。2,3ポイントの範囲に収まっているということは僅かな差である。ですから,全国よりも下回っているのは事実ですけれども,その差は縮まってきていると捉えております。ただし,下回っているという現実はきちんと捉えながら,先ほど言いましたような,授業改善といったことを中心に取り組みながら,また家庭学習等の在り方等にも私たちは今注目しているところです。例えば,宿題にどれだけ取り組んでいるかというデータを見たところなんですけれども,全国が宿題をきちんとやっていると答えている子供が67.7%おりますが,本市の場合83.6%。非常に高い子供たちが宿題をまじめにやっているという現実がございます。ところが自ら計画を立てて勉強しているかという問いになると,全国をやや下回っていると。つまり,与えられた学習はやっておりますけれども,自ら計画する学習はあまりできていない。そういったところが今後の分析でたくさん明らかになってくると思いますので,その辺りを一つ一つ改善策に結び付けてまいりたいと考えております。 ○2番(平原志保君)  今回のテストは小学校6年生と中学校3年生を対象にやっているテストになります。うちも小学6年生の子供がおりましてちょうど受けてきたのでどうだったか聴いたりもしたんですけれども, 比較的霧島の同級生の子供たちはよくできていたような印象を受けます。それで,中学校がなかなか難しいと言いつつも,宿題などはまじめにやっているようですが,この宿題です。この宿題がいろいろくせものなのかなと私は考えているんですけれども,今,学校では学校毎や担任の先生毎によって宿題の出し方というのはそれぞれなんですけれども,一律なもの,小規模校であれ大規模校であれ決まったもの,霧島の場合ですと,ノートが一つありまして漢字と作文とあと自分で計算問題をやるような形のものを毎日毎日やっておりますが,漢字も一律に書ける子も書けない子も,覚えている子も覚えていない子も,同じことを毎日やっていると。そうすると,先ほどおっしゃっている自ら計画を立てて勉強していく。自分の学びたいことを学んでいくという時間が今の子供たちは忙しいので,そこまでの時間が今度は取れなくて,家庭学習も宿題に振り回されている印象を受けるのですが,教育長,宿題に対してはどうお考えになりますでしょうか。 ○教育長(髙田肥文君)
     私も今回の全国学力の問題を,昨年もでしたが解いてみました。鹿児島県の問題の出し方。鹿児島県の学習定着度調査という県が独自にやっている問題と比べますと,1問の問題文が非常に長いんです。ですから,そういう問題に慣れていない。漢字を書くとか計算問題をするとか,そういう単発の宿題というものはできているんですが,長い文章を読み取って,そこで解いていく。算数であっても,1問が2ページにわたって問題が出されていますので,宿題がそのレベルまでいっているかというといってないんじゃないかと。だから鹿児島の子供たちは克服するのはなかなか難しいんじゃないかというふうに,私は自分で問題を解いて分析をしているところであります。 ○2番(平原志保君)  教育長のおっしゃるとおりだと私も思います。今の傾向としては,子供たちに求める力というのが,長い文章を読めるようにし,そしてグラフや図などからいろんな情報を読み取るという力を国のほうは求める傾向がもっと強くなっている状況での,今回のテスト。なかなかその訓練をしていない子供たちにとっては厳しいものだったのではないかと思います。細かいところを伺いたいんですけれども,相模原市では無回答率の高さが目立ったという報道を受けているんですけれども,今回,霧島市の分析はやっている途中だと思うんですけれども,その辺の回答の出し方,全く手を付けられていないのか,それとも途中まではできているんだけれども,あと一歩というようなお子さんが多かったのかとか,その辺は教えていただけますでしょうか。 ○学校教育課長(河瀬雅之君)  今年度の結果についてはそこまではまだ分析できていないところです。ぜひそういうところも参考にしながら,今後分析してまいりたいと思います。 ○2番(平原志保君)  それでは次にまた伺う機会がありましたら,ぜひ伺いたいと思います。今回の学力テスト,さらりと通すつもりだったんですけれども,いろいろ伺えば伺うほど問題が見えてきてしまうんですが,今後,この学力テストが中学生の場合ですと平成31年には英語が入ってくるということと,3年に一度理科が入ってきていますけれども,英語の対策と言ったら変なんですけれども,その辺の力を付けるためにはどのようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。 ○学校教育課長(河瀬雅之君)  試験に対する対策ということでは,まだこれからになりますけれども,やはり日頃ただ文章で答えるだけではなくて,自分の意思を表現できるような力を付けさせたいということで,本市は取り組んでおりますので,そのような教育を継続していくといったことになるかと思います。 ○2番(平原志保君)  今回,成績が中学生がなかなか振るわないといった面で,部活動と学力のことも出ておりましたけれども,市内の部活動の時間というものは,私も中学校の子供がいないのであまりよく分からないんですけれども,見ている限り,ちょっと長いのかなという気がするんです,その辺の教育委員会からの学校への指導,時間的なものは何かされたりしているんでしょうか。 ○学校教育課長(河瀬雅之君)  部活動と学力の関係も非常に着目しているところです。今回も全国学力・学習状況調査の結果で,部活動の時間と学力との関係というのが,今回初めて数値化されております。その中で,全国的な傾向としましては,1時間から2時間程度の部活動をしているお子さんの学力は高い。一方,3時間を超えるようなお子さんの学力は低いと,そういうふうな結果が出ておりまして,市のほうでも今その分析中なんですが,同等の結果がみられるところです。ですから,今行き過ぎの部活動についての市としての指導,この辺りを数値的に示しながら今後各学校に示して指導してまいりたいと考えております。 ○2番(平原志保君)  部活動と学力の問題。これから研究されていっていろいろ発表され,またそれが子供たちの健全な生活に生かされていけばなと思います。それでは次に移ります。写真の2の1を出してください。こちらは,農産加工施設の一つなんですけれども,霧島にある施設です。もう一つ次のところも見せてください。このような外観をしている建物です。看板がないので私も最初,何の施設かよく分からなかったんですけれども,私も物産を作るグループの一員として利用させていただくことがあります。今回,現状なんですけれども,意外に数がたくさんありましてびっくりしていたところでした。最初ホームページでどのくらいの施設があるのかというのを調べたときに,施設がホームページ上にうまく出てこなくて,かなり探しました。この件に関しては,ホームページの担当の部署の方が分かりやすく作り直してくださるということでお願いしてあります。今後,霧島市の公共施設管理計画においても,数を減らしていかなければならないというところは重々承知しているんですけれども,まず,863というグループが,まだ現在使っているんですよね。元々この施設ができてきた歴史的背景というものが,やはり地元の女性グループ,女性たちがみんなでいろいろ作って,農村地帯の振興ですよね,味噌を作ったり,めんつゆを作ったり,ふくれ菓子などを作っていますけれども,地域毎には作るものが違ったりしていまして,そこの地域の文化というか,伝統を引き継ぐ大事な施設でもあるわけです。それなので,数字だけで切られて施設管理計画だけで数が多いから切ろうという感じで切られても,現在使っているグループとしては,自分達の伝統をつなげることができなくなる危機感というものは抱いております。そこで,心配しているのは,地域に今後集約していくにしても加工施設というもの自体が無くなってしまうんじゃないかという心配もされているんですけれども,そこら辺はどのようにお考えなんでしょうか。まだ計画段階ですから,やるともやらないとも出ていないですけれども,いずれにしても少なくなっていかなければならないというところで,このような地元の伝統・食文化を育まなければいけない施設というものは,やはり絶対必要なわけで,数を少なくするにしても考えていかなければならない点だと思うんですけれども,そこら辺はどのようにお考えか,市長,お願いします。 ○市長(前田終止君)  農産加工機能のある施設についての市全体を見渡した視点での御指摘でございます。振り返ってみますと,その歴史的な背景は半世紀以上昔の実態というものを,お互いに振り返ることのできる世代はよくお分かりだと思うんですけれど,どの家庭でもかつては味噌を作っていたんです。中心的な家もあって,そこに一族が集まって,毎年そういうことを繰り返して一年を過ごしてきたというような時代が,終戦直後,昭和30年代,昭和40年代の初期まではあったと思います。しかしながら,だんだん核家族化が進んでいき,地域でそういう集団的な加工施設が必要という時代が昭和40年代の初めの頃から各地で始まってくるわけです。そして,それに指導なさる方々がおられ,それを学ぶ世代がおり,地域おこしというのが徐々に熱心になり,女性の方々は食文化を継承していくという流れがずっとあったと思います。ただやっぱりここまで時代が変わってきますと,地域の加工施設は古いものでは数十年,それ以上というものも多分あるんじゃないかなと。そして,施設の整備そのものも古いもので,作る場所の管理運営の仕方も随分変わってきたんじゃないかなと思います。現在は食文化,日本の食というのが,国際的にも大きな評価がありますし,また日本の地域におけるそういうものも大事にされる時代に入っておりますけれども,ただあまりにも施設そのものが老朽化し,かつての時代のニーズと違う流れになっておりますので,見直しの声などが当然出てくるのかなと思います。あと,今,現状を踏まえて今後この手の施設をどう維持管理していくか,担当の方に詳しく答えさせたいと思います。 ○農政畜産課長(田島博文君)  先ほどの御質問についてですけれども,農産加工機能のある施設,先ほど部長のほうから答弁いたしましたように,私どもの所管する施設と教育委員会の所管する施設がございまして,計20施設ございます。同じ地区内に,このような機能を併せ持つ施設が複数あるというような地区もございますので,今後において具体的にどこをどうするというのは今後決めていくことだと思うんですけれども,その際には,市民の皆様方のニーズを確実にお聴きしながら,どこをどうしていくかという方針を今後決めていければと考えているところでございます。 ○2番(平原志保君)  せっかく写真を用意してきたので見ていきたいと思います。これが施設の中です。このように給食室のような感じで台が置いてあり洗い物などもできるようになっています。次の写真をお願いします。こちらは別な施設です。30年ほど前の施設だったりしますので,ウェット式というんですか,下を水で流すような形になっています。この辺が市長がおっしゃるように,今のニーズとは合わないような施設になっているところです。次をお願いします。これは何だろうと思うかもしれませんが,瓶を洗う機械だそうです。こちらも毛の部分が壊れて使えなくなっていたのを,最近新しくしてもらえたということで今使えているそうです。次をお願いします。これは圧力釜みたいなものなんですけれど大きな鍋になります。安全弁が付いていまして,大豆などを煮る,味噌を作るときの必需品です。これも30年使用してきているものらしくて,次の写真をお願いします。このパッキンの部分が老朽化しており,これは今度替えていただくようにお願いしているものです。このような大きくとても高価な道具が入っておりまして,これは誰かのおうちに入れて使うということはなかなか厳しいところがあり,やはりこういう施設で一気に蒸し,一気に皆さんで作るというのが,味噌作りには必需品になっています。次をお願いします。これはせいろになります。かなり積んでありますけれども,ここに蒸すものを入れてやるんですけれども,これを置く蒸し台というものがあります。次の写真をお願いします。これは旧霧島町で買ったものです。それが今でも使われているんですが,上はステンレスでできています。下の枠は鉄でできていまして,次の写真お願いします。これはもうボロボロになった下の枠の部分です。それがもう取れてしまって使えなくなっています。ただ先ほどのせいろをこの上に熱いまま乗せるわけなので,この台がガタガタですととても危険なんです。次の写真をお願いします。こちらは,そのステンレス台の下の部分なんですけれども,このように錆びてしまっていますが,市役所の担当者が工夫してくださって,応急的に修理をして,今だましだまし使っているような状況です。こういった道具の状況です。この施設も似たり寄ったりです。次の写真をお願いします。建物に関しても,これはシロアリだそうです。次をお願いします。こんな状況で,ただシロアリ対策ができているかというと,殺虫剤すら用意できないという状況で,やはり予算等も少なく困っているようです。次の写真をお願いします。これは新品のスノコです。実はこのスノコは竹を切るところから管理人の方が,いろいろ関わって作ってくださっています。次の写真をお願いします。何年か使うとこのように壊れてしまいますので,管理人が一つ一つ外して,タコ糸を買ってきて,つなげて新しく作っています。その都度,このような古いものを取っておき,修理に使っているそうです。壊れたからといって新しく買ってくるわけではなく,管理人の方々が工夫して道具なども作ってくださったり,役所の方が修理をしたりということで,本当に大事に大事に使っているそれぞれの施設です。それでお願いなんですけれども,今回,この863のグループが今,元気に味噌やめんつゆやふくれ菓子を作っているわけです。これは自分たちだけが消費するものもありますが,そうではなく,地元の祭の際に出したり,そのような形でほかの料理も作ったりするのに,ここの施設は使われています。今後統廃合するにしても,まだ少し時間のあることです。このような道具もだましだまし使っている状況なので,買い換えることは難しいですが,できる限り,ストレスの掛からないくらいの修理くらいはお願いして,女性グループたちが安全に使えるようにお願いしたいと思います。また,今後このような加工機能のある施設の利用方法というか今後の在り方なんですけれども,やはり管理者を含め利用グループの方々の意見をぜひ聴いていただきたいなと思います。そして,農産加工機能のある施設というのは,元々農産物に関わる人たちが中心になって入っているわけですけれども,回転率が上がれば収入も入りますので,もっとグループが増えて使えるような形も考えていただければと思います。最後は要望になりますけれども,加工機能を有する施設を現在使えるようにお願いしたいと思います。以上で私のほうは終わるんですけれども,何かありましたらお願いします。 ○市長(前田終止君)  公共施設の維持管理,利用について,今いろんな施設についてきちんとチェックをさせてもらっていますから,特に今日御指摘の農産物加工機能のある施設等についても,造るいきさつがいろいろ違ったり,そして利用形態も,かつての合併前のやり方でずっと継承されているところもあれば,いろんな流れがありますから,それぞれの課題探しをきちんとやって,その上で,今後どうしていかなければならないのか,各小学校区単位にあったところもあれば,自治会ごとに小さく小まめにやってるところも場合によってはそういう時代もあって,その場所も地域によって差があります。新しい時代を見据えて,整理統合だとかあるいは,よりよいものをという新しい時代に沿ったもの,それをまずきちんと全体を見て,その上でいい流れを何よりも利用される市民の皆様方の声も大事にしながら,しっかり対応できるように努力させたいと思います。 ○2番(平原志保君)  市長のおっしゃるとおりに,きめ細かなリサーチの上,今後検討していただければありがたいです。 ○議長(池田 守君)  以上で,平原志保議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩いたします。             「休 憩  午前11時52分」             ―――――――――――――――             「再 開  午後 1時00分」 ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き会議を開きます。ここで,下深迫孝二議員から発言を求められておりますのでこれを許可します。 ○21番(下深迫孝二君)  先ほど私の質問の中で,生命保険を差し押さえるというところで不適切な発言がありましたので削除をお願いいたします。 ○議長(池田 守君)  はい,そのように致します。一般質問を続けます。次に,9番,有村隆志議員から2件通告がされております。したがって発言を許可します。 ○9番(有村隆志君)  公明党の有村隆志でございます。ただいま議長の許可を得ましたので質問させいただきますが,その前に,去る7月31日に亡くなられました,故時任英寛氏の葬儀に際しまして,議長,副議長,議員の皆様,また,市長,副市長,市職員の皆様と多くの友人の方々の御参列をいただきましたこと,また9月定例会の冒頭での黙祷,そして中村副議長の心温まる追悼のお言葉をいただき,故人も喜んでいることと拝察します。同僚議員として衷心より御礼を申し上げます。重ねて故人の御冥福をお祈りしますとともに,故人が貫かれた公明党の精神を,更に異体同心の団結で受け継いでいくことをお誓いし,質問に移ります。教育環境の充実については,先ほど平原議員の質問で市長より前向きの答弁がございましたが,少し質問をさせていただきたいので,質問を続けさせていただきます。近年,地球温暖化で夏場の教室は暑く,雨で窓を閉めると湿度が高く,蒸し暑くなります。そこで,児童生徒の学習環境の向上と健康管理面から,小中学校教室にクーラーの設置ができないか問うものです。次に,2点目の子育て支援について,子育て支援は,今抱えています子供の貧困問題や少子高齢化等の人口問題,労働力不足,将来の税損失を防ぐなど,最大の投資です。大人の貧困は近年少なくなり,子供の貧困をなくすことが日本の未来を救うことになると言う経済学者もおられます。また,ノーベル経済学賞受賞者でシカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授は「恵まれない境遇にある子供たちに対する投資は,公平性や社会性を改善すると同時に経済的な効率性も高める非常に稀な公共政策である」と結論付けておられます。支援となりますと,現実には働き方も様々で,若い世代ではいろいろなライフスタイルから非正規社員の比率も高く,親の所得や親の勤務時間等,また母子,父子家庭等の様々な支援が求められています。幼児教育の無償化,義務教育化を望むものでありますが,育児世代の負担軽減を図ることで幼児期に質の高い教育推進と将来の貧困対策や子育て世代の定住促進に生かせないか,お伺いします。以上で檀上からの質問を終わります。答弁次第では自席からの質問を議長にお願いします。 ○市長(前田終止君)  有村議員から2問につきましての御質問でございました。2問目につきましては私のほうから,1問目につきましては教育委員会が答弁をさせていただきます。2問目の子育て支援についてお答えします。子育て世帯の支援につきましては,霧島市第一次総合計画におきまして,子育て環境の充実を目標に掲げ,教育・保育施設はもとより,子ども医療費助成や放課後児童クラブの拡充など,合併当初から様々な事業に積極的に取り組んできたところであり,平成27年度に策定した霧島市ふるさと創生総合戦略におきましても,幸せな家庭づくりを支える環境づくりを大きな戦略として位置付け,安心して生み育てる環境づくりに取り組んでおります。このような中,本市の保育料等につきましては,保護者の負担軽減を考慮して,国が定める基準額より低く設定していることから,国の示す保育料の基準額との差額約2億7,000万円が生じておりますが,差額を一般会計より補填する財政措置を行い,保護者負担の軽減措置を継続しているところでございます。また,本年度につきましては,国の幼児教育の段階的無償化に向けた取組に合わせて,市町村民税非課税世帯の第二子の保育料等の無償化や年収約360万円未満相当世帯の低所得者やひとり親世帯等の軽減措置の拡充を行い,さらなる保護者負担の軽減を図ったところでございます。なお,幼児教育の完全無償化につきまして,本市独自で実施いたしますと,新たに約8億4,000万円の財源の確保が必要になると試算いたしているところでございます。今後におきましても,国県の動向を注視しながら,既存の事業の充実を図るとともに,子育て世帯の定住促進につながるような,新たな子育て支援策についても検討を進めてまいりたいと考えております。 ○教育部長(花堂 誠君)  1問目の教育環境の充実についてお答えします。本市の小中学校の普通教室への空調設備設置率は,平成29年4月1日現在,小学校11.8%,中学校11.6%でございます。なお,文部科学省が本年6月に公表した,公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査結果によりますと,全国平均は49.6%と半数に近い現状であり,鹿児島県の平均は35.8%と本市と同じく全国平均には届いていない状況でございます。このようなことから,県内他市におきましても普通教室への設置を検討したり,あるいは,具体的に動き出しているところもございますが,財源を含めた事業の実施方式やトータルコストに大きな影響を及ぼす熱源,これは電気やガスといったものの選択などについて,先進事例を研究しているところであり,引き続き前向きに検討を進めてまいりたいと考えております。 ○9番(有村隆志君)  では,再質問をさせていただきます。まず初めに,教育環境の充実にということで,市長より前向きの答弁がございましたので,子供たちが喜ぶ声が聞こえるような気がしますが,なるべく早い期間にできればいいのかなと考えておりますが,今後のスケジュールについて,どのようにお考えかお知らせください。 ○教育総務課長(本村成明君)  まずその前に,今回一般質問をいただきまして,教育委員会のほうでも,最近の気温の推移について,気象庁の鹿児島観測地点で7月,8月,9月の平均気温を50年前,30年前と平成28年度を比較分析いたしましたので,そのことをお答えさせていただきます。30年前と比較をいたしますと,7月が平均気温で0.9℃,8月が1.8℃,9月が2℃,それぞれ高くなっております。年々暑さが厳しくなっていることは,実感しているところでございますが,数字の上からもはっきりと近年の温暖化傾向が現れているようでございます。そのようなことから,教育委員会でも学校の普通教室への空調機の設置を喫緊の課題と捉えておりまして,スケジュールと申しますか,今後の手順について答弁をさせていただきます。まず,事業の実施方式,直接工事で行うのか,あるいはリース方式なのかといったようなことを決める必要がございます。それに併せて財源確保の見通しを立てる必要があるというふうに考えております。実施方式につきましては,幾つかの自治体で採用されております,今申し上げましたリース方式や,まだ,鹿児島県内では前例はございませんが,PFIを活用した実施事例も全国的にはあるようでございますので,最も効率的で,かつ財政負担をなるべく分散化できる方法を選択する必要があると考えております。同時に1校当たり400万円を超えると国の補助金も活用ができますので,市としての意思決定をし次第,国庫補助金の要望調査を文部科学省へ提出をいたします。今後,関係部局と緊密な連携を取りながら,なるべく早くスタートが切れるよう努力してまいりたいと考えております。 ○9番(有村隆志君)  多額の資金が掛かることでありますので,そしてまた,その後のメンテナンスも考えた機械の耐用年数もありますので,そこも含めて,保守点検まで含めた,PFIまで含めた考えのほうが良いのかなと思っているところでございます。次に,質問を移ります。子育て支援についてでありますが,まず壇上からも申し上げましたが,やはり,子ども子育てを支援することは,次の将来の10年,20年後の我がまちの将来像が決まるのではないかと言われておりますので,少し現状というところで,小学校に入学されるお子様が,保育園,幼稚園に通わずにそのまま入ってこられている方が,どれくらいいるか教えてください。 ○教育部長(花堂 誠君)  平成29年度の小学校新入学児童の入学前の状況ということで調べてまいりました。ただ,この数字は平成29年4月1日現在の数字であり,市内の小学校35校,そして広域で通園,いわゆる市外通園,そういった方も含みます。それをまず前提としておりますが,児童数が1,292名,公立幼稚園がパーセントで申し上げますと4.3%,私立の幼稚園が4.9%,公立保育所が5.0%,私立の保育所が19.7%,認定子ども園が,1号認定,分かりやすく言えば,幼稚園教育を希望される方,第1号認定,それから保育希望の方,2号,3号認定といらっしゃいますが,これを合わせて認定こども園が44.8%,その他が21.4%となっております。その他の中には,認可外の保育所に通園されている方も相当いらっしゃると思われます。従いまして,お尋ねのどこの施設にも通っていないという方の把握というのはなかなか難しい。いわゆる家庭内保育といった方の把握は難しいと思っております。 ○9番(有村隆志君)  今回の質問の趣旨がそういう調べるということでなく,学校ではそのように各園に入園していなくても,一年生で入ったときの対応はきちっとできると思っているんですが,一年生を教えていく上での障害は無いものと考えていますが,そこら辺の答弁いただけますか。 ○教育長(髙田肥文君)  それぞれの学校は,入学前に幼稚園と,または保育園との連携ということで,事前の打ち合わせをしながら情報をお互いに入れております。ですから,特別な支援を要する子供さんとか,またはいろんなことに配慮しなければならない子供さんの情報は,入学前に十分お聴きして入学しているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  大事な点なので確認させていただきました。それでは,子育て支援の無償化をするのは,それぞれ様々な働き方があって,そのニーズに対応できる環境整備ということが大事だというふうに考えるわけですが,何年か前に質問したときは,待機児童はないという時代から,今は潜在的待機もあるよという,具体的に取り組んでいって方針を変えてこられていますので,この分かる範囲内でいいんですが,保育児童数と待機児童数の各年度別の推移が分かれば教えてください。 ○子育て支援課長(岡元みち子君)  保育児童数,いわゆる2号,3号認定児の各年4月1日現在の市内の施設に在園する数になりますが,平成25年度が2,878人,平成26年度が2,981人,平成27年度が3,199人,平成28年度が3,145人,平成29年度が3,244人となっております。潜在的待機児童数は,平成25年度が126人,平成26年度が120人,平成27年度が176人,平成28年度が244人,平成29年度が177人となっております。 ○9番(有村隆志君)  このように市としてもたくさんの保育園,また認定こども園,それから新たな1歳,2歳児の受け入れ増をしたことが結果として,こういう形として現れているということで,この辺を評価していいのかなというふうに私は思っております。先ほどの市長の答弁でございましたが,無償化したら現在,市が一般会計より本市の保育料につきましては,保護者の負担軽減を考慮して国が定める基準額より低く設定している。国の示す保育料の基準額との差額2億7,000万円が生じておりますが,差額を一般会計よりということで多く出していただいているのが,他市よりも頑張っていただいているのかなというふうに思っているところでございます。それで,これを全てするということになると多額の金額が掛かるということですけれども,こんなふうに増えてきたんですけれども,ただ,本当の意味での将来の投資として,質問の趣旨からすると無償化がいいのかなと思うんですけれども,財源が伴うわけですが,今後について,その辺のもっと増やしていくという考え,それか,国の動向を見てということですので,そこら辺も含めて,当然,待機児童も減らさないといけないので大変だとは思うんですが,その辺の今後の考え方についての基本的な方向性があればお示しいただけますか。 ○保健福祉部長(越口哲也君)  市長からの答弁の中にも若干含まれているところでございますけども,国のほうも幼児教育の無償化に向けた取組が進められております。そういう中で,本年度もやはり若干の無償化のための取組ということで,例えば,市町村民税非課税での第二子の保育料の無償化,年収約360万円未満相当世帯の低所得者やひとり親世帯等の軽減措置というのが,拡充として出ております。このようなものが,更に国としても枠を広げていくというような動きもあるようでございますので,そういう部分を見守りながら,市としても更に拡充できる部分があれば,検討を進めたいなというふうに考えているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  何とかそこら辺も考慮して,一つの支援をして,引き続きやっていただきたいと思います。また,今度は,新たな視点ですけども,質問で少し述べさせていただいているんですが,中山間地域にある保育園とか幼稚園の利用を促す観点から無償化する考えというのはどのようにお考えですか。中山間地域のほうにそういった資源があるわけだから,それを利用する手はあるのかなと思うので,そこに新たな視点での援助,支援というのは考えられませんか。 ○子育て支援課長(岡元みち子君)  保育料につきましては,基本的に応能負担が原則ではございますけれども,山間部への定住促進や潜在的待機児童の解消など,様々な観点やその他の施策等との関連性や連携なども踏まえながら,まずはその効果などについて,いろいろと検討していければというふうに考えているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  何とかある資源を有効に利用するという意味で,検討していただきたいと思います。また,昨日同僚議員から佐々木保育園が無くなるという話が。その後の利用はどのように考えていらっしゃるんですか。 ○保健福祉部長(越口哲也君)  佐々木保育園につきましては,今年度,園児がいないということで休園状態でございます。小学校に保育園が隣接している場所でございまして,佐々木小学校の保護者の皆さん方が,ぜひ,その地を児童クラブとして利用できないかという声がございました。児童クラブに転用することによりまして,保育園としては廃園のような形になるわけですので,地元ともぜひ御相談願えませんかということで,小学校の保護者の方にはお願いしたところでございます。また,私も地域の公民館長さんとお会いする機会がございまして,小学校の保護者の皆さん方,児童クラブをどうしても設置をしたいという声があるみたいなので,地域の方でぜひ,御検討願えませんかということでお話ししましたところ,7月の中旬になりましてから,要望書という形で児童クラブとしての設置を地域としてお願いしたいということで,300数十名の署名をいただきながら,そういう申入れがございました。私どもも有効に保育園の跡地を利用したいということで,何とか児童クラブとしての活路を見出すように,今,鋭意努力をしているところでございます。ぜひ,新年度からは,児童クラブとしてその地を活用したいというふうに考えております。 ○9番(有村隆志君)  よく分かりました。先ほども市長からありましたように,新たに無償化をすると,約8億4,000万円の財源がいるということでございましたので,少し私の思うところを言わせてもらうと,保育園を民営化してきたので,幾らか人件費も浮くのかなと思いますけれど,そこら辺の金額というのが,それを財源にして支援はできないものかなというふうに思いますが,どうでしょうか。 ○子育て支援課長(岡元みち子君)  民営化いたしましても,正規職員はそのまま雇用が継続されますけれども,人件費の大きな歳出減にはつながらないところでございますけれども,公立保育所の臨時職員の雇用がそのまま民営化先で,引き継がれた場合になりますけれども,平成28年度分で公立保育所の臨時職員の人件費,約9,900万円のうち,平成30年度に民営化の予定のある約4,500万円分の賃金が歳出減となってきます。この部分につきましては,今後いろんな方向から検討をしていければというふうに考えているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  ぜひ,そういう取組をせっかく努力してつくったものでございますので,それをなんとか活用をお願いしたいと思います。そう言っても,今ある現実を見なければいけないので,無償化よりも待機児童を無くす方が先なのかなという考えでございますので,現実的に現在の様々な冒頭質問でも申し上げましたけれども,様々なニーズに対応し,女性活躍とか,いろんな若者,非正規,そう言った働き方の中での支援ということで,入園できないことによる貧困を無くすためにも,まずはそれなりに対応し,待機が無くなることが今の急務な対策だと思います。その中で,教育部のほうで幼稚園の今後の中で,同僚議員の質問の中で,公の果たす役割を広げたいとの御答弁がありましたけれども,1,2歳児の保育について,受入れるお考えなのか,お伺いいたします。 ○教育部長(花堂 誠君)  昨日も宮本議員の御質問にお答えしたところですけれども,現在,霧島市公立幼稚園民営化等検討委員会を今1回開かせていただきまして,その中では,今後の公立幼稚園の特に富隈,陵南幼稚園につきまして,その運営を,民営化を含めた形で検討するということでやっております。民営化するとなった場合は,0,1,2歳の待機児童を何とか保育をしたいということもあります。そういったことから現在検討しているわけですが,昨日もお答えしましたとおり,一昨日ですかね,文部科学省の直近の考え方に,幼稚園接続保育という考え方が出てきまして,これは,今,公立幼稚園は,3歳から5歳児までを9時から14時までの保育をしているわけですけれども,2歳児を保育という形で幼稚園で預かるという制度も考えているようでございます。この理由は,0,1歳児をいきなり幼稚園でということになりますと,ほふく室の準備であったり,一番大事な保育士の確保というのが全国的に今非常に厳しいということもあって,比較的2歳児ならば3歳児に近いですので,幼稚園教諭のほうでもできるんじゃないかというような考え方をしているようでございます。しかしながら,そういったものも併せて,周辺部の公立幼稚園の今後の在り方,例えば政策的な,すばらしい自然環境の下に幼児教育をするとか,そういったことも考えられますので,そういったことを総合的に議論していただきたいと思っております。 ○9番(有村隆志君)  できるだけ多くの方が待機のない状態でのことをいろいろ御検討いただきたいというふうに思います。次に,これは私事なんですが,今,保育園思っていることで間違っていたら御訂正ください。保育園を認定こども園にするというのが,私的にはいいのかなと思っておりますけれども,この辺は保育園によっては保育園がいいというところもあると思いますが,今後,市として認定子ども園をもっと進めるのか,それとも,いやそこのバランスを取っていく,それぐらいのお考えはどのようにお考えでしょうか。 ○保健福祉部長(越口哲也君)  認定こども園に来年度からの移行を目指しているところが10園ほどございます。そういう形で,認定子ども園化するところが増えているという状況でございます。これは,保育園が1号の教育を中心にした幼稚園に相当する部分を受けることによりまして,仕事をされてない方も受け入れることができるようになると。併せて,仕事をされている方が,もし離職をしますと,基本的に保育園だと退所しなければならないわけですけれども,認定こども園で1号の分がございますと,そちらに移行することができると。そしてまた,1号に移行していて新たに仕事に就きましたというときには,2号が空いていれば,2号に戻ることもできますし,戻れない場合には,1号の延長保育を利用して,そのまま保育を継続することもできるということで,その辺の移動といいますか,動きが非常にスムーズにできるという意味では,保護者の皆様方も利用しやすいものになるのではないかなということで,私どもも認定こども園化の方向が,今後の流れではなかろうかなというふうに考えているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  そのようにしていただくと,利用される方は便利かなと。先ほどから言いますように,様々なニーズに対応ということで,これは最近ちょっとお聴きした話でもあるんですが,延長保育の部分で,キャリアウーマンといいますか,会社でそれなりに地位があったり,職責,責任があられる方になると,少し時間も遅く帰られるのかなと。だから,それが元で働けなくて貧困ということでは,かわいそうな気もするので,そこら辺のところの対応もしっかり考えていただきたいと思いますが,どうでしょうか。 ○子育て支援課長(岡元みち子君)  働き方につきましては,現在多様化しております。今,議員がおっしゃっていただきましたそこの部分は今後も対応ができますように,各施設等とも協議しながら対応ができるように努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○9番(有村隆志君)  ただ,部長が言いたいんだと思っているところが,前回質問したときにも,保育士の確保が問題だということでございましたので,その後どのような御検討をされたのかなというふうに,少ししか時間が無かったかなと思いますが,その後の検討はどのようになさっていらっしゃるかお伺いいたします。 ○保健福祉部長(越口哲也君)  保育士の確保が困難なことから,なかなか待機児童の受入れができないような状況というのは,もうずっとこれまでの間,話をさせていただいております。昨年,一億総活躍プランが閣議決定されたわけですけれども,その中に,保育士の資格を持っていて保育士の資格の要る職業に就いていない方が,全国で6割いらっしゃると書かれておりました。霧島市に保育士の資格を持っておられて,保育士の資格が要らない仕事に就いていらっしゃる方が,どれくらいいらっしゃるのか分かりませんし,仕事に就いていらっしゃらない方も当然いらっしゃると思うんですが,そういう方々に保育の現場に帰っていただく方策というのも考える必要があるのかなと思っております。元々,保育士の資格を取られたということは,保育にすごく興味を持たれて,学校を出られて保育の資格を取られた。だけど,やはり過酷な労働といいますか,時間的な部分もございますし,責任も重い仕事でございますので,一般の仕事に就かれている方もいらっしゃると。今回,このような形で国も賃金改善とかの対応をとられて,賃金もだいぶ上昇する傾向にございますので,こういう中で何とかそういう方々を保育の現場にもう一回帰ってもらうような方策というのもすごく大事かなと思っております。そのためには,例えば,広報誌などで現状等を市民の皆様方にお伝えして,そういうのを御覧になった市民の皆様で,もう一回保育士をしたいという方が少しでも生まれてくれば,非常に有り難いのかなと思っております。市の保育バンクの方にも登録はありますけれども,なかなか常勤の保育士というのが少ない状況でございます。ただ,市の保育協議会の方々も,非常にそこは危惧されておりまして,少しでもそういう保育現場に帰りたい人には,例えば保育協議会の開催する研究会等にも参加を無償でしていいんだよという話も伺っていますので,そういう掘り起こしと同時に不安も持ちながら現場に復帰したいんだけどという方には,そういう研修の場を提供したいとか,そういうことも今後広く検討してまいりたいというふうに思っております。 ○9番(有村隆志君)  今後の待機児童,また,保育政策,子育て支援の中の一つの大義が,保育士さんの確保という大きな課題になるということが明らかになりました。今ありましたように,広報とか,そういった方々の集まりとか,そういう中での保育士さんのプライドとか使命感を持っていただけるような対応をしていただいたり,どうしてもその中で,人が確保できないときには,待遇面の改善も,今後市としても独自のことを考えていくのも一つの方策かなと思いますので,今後も引き続き保育士さんの確保を努力していただきたいと思います。以上で質問を終わります。 ○議長(池田 守君)  以上で有村隆志議員の一般質問を終わります。次に,19番,岡村一二三議員から1件通告がされております。したがって発言を許可します。 ○19番(岡村一二三君)  今期最後の質問になりました。早速,通告しておいた住民世論を背景とする内容の一般質問を行います。質問事項は一つ,指定管理者の指定について,平成27年12月25日,霧島市溝辺麓地区共同利用施設を溝辺町麓公正会へ指定管理する議案が当議会で議決されております。当時の市長の提案理由は,麓公正会は,地域住民の文化,教養及び福祉の増進を目的として適切な維持管理がなされている団体として,今後も効果的かつ効率的な管理運営が期待できる。引き続き指定管理者としたい旨の提案に対し,私ども議会は賛成多数で指定管理議案を可決しました。ところが,今回,賃貸借契約書を賃借人自ら提示を受けました。それには,賃借人,麓生産森林組合会長名を甲とし,個人名を乙とし,次のとおり賃貸借契約を締結した。物件,麓共同利用施設大広間,お手洗い。使用目的,カラオケ場とし,その他の目的に使用することはできない。賃借料,賃借料は1か月2万5,000円とし,乙は,毎月末までに,甲に支払う。敷金,3か月分,9万円を払い,解約のときは甲は乙に返すこととする。特約事項,水道代は全額乙の負担とする。電気代は月6,000円を超えた金額を乙の負担とする。その他,問題が起きたときは,甲,乙協議して解決する。大広間を組合,その他の団体が使用するときは,その日時だけは乙は無条件で使用を認めることを約束する。その他,飲食,特に酒類は見えないように工夫をすること。屋内に犬,ねこなどを入れないことにする。契約の期間,平成29年1月1日から平成29年12月31日までとする。使用してみて理事が問題ないと判断したときは1年契約として毎年契約を更新する。甲,賃貸人,溝辺町麓生産森林組合,組合長名, 乙,賃借人,溝辺町麓〇〇番地,氏名,保証人,溝辺町崎森〇〇番地,氏名,いずれも押印してあります。平成27年12月の議決後の平成28年3月31日付けで,市長と麓公正会長と締結した協定書では,事業計画書の提出,事業報告書承諾等々網羅されております。市民のための行政財産が特定団体間で私物化されている現状を放置しておくことは,末永く県下第2の都市,霧島市の歴史に残ると同時に,市長や議会議員の役割も問われる大きな前代未聞の事案です。指定管理については,地方自治法第244条の2にもありますが,霧島市として地方自治法上の問題はないか問うものであります。以上檀上からの質問とします。 ○市長(前田終止君)  岡村議員から1点に絞っての御質問でございました。その総括につきましては私のほうから,そのほかにつきましては,溝辺総合支所長が答弁をさせていただきます。1問目の指定管理者の指定について,その総括についてお答えいたします。指定管理者制度につきましては,公の施設の効率的かつ適正な管理を確保することにより,住民サービスの向上や行政コストの削減等を図ることを目的として創設された制度であり,本市におきましては,平成18年度から年次的に導入を進め,平成29年4月現在,168施設において本制度による施設管理を実施いたしております。そのうちの117施設につきましては,公募により民間事業者等が指定管理者となり,民間のノウハウを生かした自主事業の実施や休館日の見直しなどによって市民サービスの向上が図られているところであり,毎年度実施している利用者アンケートにおいても,接客対応や清掃状況などの項目において高い評価を得るなど,制度導入の効果が現れているものと認識しているところでございます。また,公募による指定管理者で組織された,霧島市指定管理者運営協議会においては,接遇研修やAED講習会などの取組を主体的に行っていただいているほか,年2回,市の各施設の所管部署と一堂に会し,意見交換や情報共有等を行っているところでございます。今後におきましても,指定管理者との連携を密に図りながら,効率的かつ適正な施設運営に努めてまいりたいと存じます。そのほかにつきましては,溝辺総合支所長が答弁をさせていただきます。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  次に,溝辺麓地区共同利用施設における指定管理者の指定についてお答えいたします。溝辺麓地区共同利用施設は,航空機騒音対策の教育施設等騒音対策事業により,昭和51年に完成し,現在約40年余りが経過しております。当施設は,建築直後の昭和52年度から平成18年度までの間,溝辺麓地区の住民で構成する麓公正会が旧溝辺町と管理委託契約を締結して,管理してきた経緯がございます。この経緯を踏まえまして,平成18年度から平成22年度までの5年間,平成23年度から平成27年度までの5年間,更に平成28年度から平成32年までの5年間,直接指定により麓公正会指定管理者として管理運営の協定を締結し,現在に至っているところでございます。当施設内のカラオケ教室につきましては,多くの高齢者の憩いの場となっているとお聴きしておりますが,議員御指摘の契約につきましては,地方自治法等を踏まえながら,今後,適正な管理ができますよう改善してまいりたいと存じます。
    ○19番(岡村一二三君)  行政財産が私物化されていることに,何ら行政当局は疑問を感じていないことが,この1回目の答弁で分かりました,まず,再質問の前に,写真を見ていただきたいと思います。3枚ほど提案してあります。この1枚目が平成29年7月4日撮影分であります。1枚目は提示された賃貸借契約書です。議員の皆さんはタブレットで閲覧できるかと思います。2枚目は,施設が老朽化しているとして,当議会で2,500万円の建替工事費が平成29年度予算で可決されたことから,老朽化の実状,実態を撮影したものです。3枚目の上のほうの写真は,麓公正会の事務所との説明でしたが,外からの窓越しに中のほうが一部見えましたので,撮影したものです。外から見えるものは,酒屋の酒蔵倉庫と見えました。以上,写真の紹介を致しますが,再質問を行います。私は去る8月29日に溝辺町麓公正会の評議員であった監事さんと,麓公正会についてお話をする機会がありました。お話によると平成28年4月9日の麓公正会の評議員会では,麓公正会は今日で最後になりました。最後ですと説明がありました。なお,残金は会計が通帳で保管されているということでありました。また,麓生産森林組合の平成29年3月末の日曜日の総会の席で,麓公正会は既に解散したと会長が報告したということも組合員の方から話も聴き,ペーパーでも確認できました。総会当日には,市長もみえておられたとお聴きしております。指定管理に当たり,行政当局が麓公正会から毎年度提出され,保管されているはずである,締結された協定書第9条に基づく平成28年度,平成29年度の事業計画書関係資料,並びに第10条に基づく平成27年度,平成28年度の事業報告書関係資料の写しを議会で指定管理議案を議決した責任もあることから,市長,いいですか,私の質問終了後,直ちに本日中に議会へ提出を求めたい。いかがですか。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  そのように致します。 ○19番(岡村一二三君)  市長,総合支所長がそのように致しますということでございましたので,議長において取り計らいをお願いしたいと思います。今日中にこの質問が終わった後,今日中に提出をしていただきたいと思います。これは協定書を結ばれていらっしゃるわけですので,麓公正会が現存しているのか,調査を行い,議会へ報告をしていただきたいが,市長どうでしょうか。 ○市長(前田終止君)  指定管理のほうから御案内を受けて,総会に出まして,そして必要な資料等があれば,先ほどのとおり出させていただきたいと思います。次の質問どういうのでしたかね。 ○19番(岡村一二三君)  いや,私は,市長と麓公正会が締結された協定書について提出してほしいと。当然出てきているはずですから,毎年度提出しますという協定書でしたので,それは,総合支所長が提出しますということでしたので,議長において取り扱いをお願いしたところです。あと,私が先ほど言いました麓公正会の評議員の監事さんの話,あと麓生産森林組合の組合員の方の話を聴いて,それを麓公正会は解散したというふうに理解しているわけですので,実際は指定管理を出された市長が,現存している会なのか,団体なのか,それを確認するべき手続きをしないとおかしいと思いますので,そのことをお願いしているわけです。 ○市長(前田終止君)  詳しくその辺の細々にわたるところは,私自身がよくチェックしなければならないのでしょうけれども,詳しい点については,係の者から述べさせていただきます。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  今,議員のほうから私も正式に解散したという,会長が言われたということも公の場で聴きましたので,そこも含めて事実を確認して,また対処の方法を考えたいと思います。 ○19番(岡村一二三君)  方法じゃないんですよ。団体が解散しているのかしていないのかを,まず確実に捉えてもらわないと,当議会の責任は,また市民から問われるわけですよ。本日は溝辺の麓の方も傍聴に見えていらっしゃるようですので,それらの話は十分お聴きされていらっしゃると思います。私は先ほど言ったように,会計監事さんから直接お聴きし,そしてまた,組合員の方から,会長が解散しましたとおっしゃっていますよというものもペーパーで頂いているわけですから,市長としては,指定管理に出した以上は責任があるわけですね。解散した団体と指定管理を継続することはできないと思いますよ。だからそれを求めているところです。よろしいですか。 ○企画部長(満留 寛君)  私が麓公正会の会長さんに電話で確認したところによりますと,麓公正会のほうは解散されていないということを聴いております。 ○19番(岡村一二三君)  だからこういう結果になるだろうということで,再度確認を求めているところです。先ほどから言うように,麓公正会の評議員会の会計監事さんから直接私聴いているわけですので,見識者ですよ,その方も。直接私聴きましたので。その人も間違ったことをおっしゃる方ではございませんので,皆さん御存じの方であると思います。次に,麓共同利用施設については,私は,平成28年6月17日の市議会定例会で一般質問を行いました。カラオケ場と使用されていること,カラオケ教室の方の宿泊のことや建物の譲渡について提案しましたが,そのとき,市長は御指摘の点を調査させまして検討してみたいとのことでした。調査検討の結論をお示しください。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  前回の一般質問の中で市長にお伺いされたのは,生産森林組合のほうに譲渡をさせたらどうかというようなことで市長が答弁されたと思うんですけれども,私も正式にどうですかということを聴いたことはありませんでした。だけど,前回議員のほうから質問があったときに,正式にどうですかということをお聴きしましたら,譲渡は受けないと,無償でも受けないという話を聴いております。 ○19番(岡村一二三君)  会議録を確認してください。私が提案したんですよね。土地は麓生産森林組合のものだから,この際,施設をこの麓生産森林組合にでも譲渡すればカラオケをされようとどうされようと,行政は関わりはないからいいんじゃないですかということを提案したわけです。そしたら市長が御指摘の点を調査させまして検討してみたいとのことでした,ということなんです。調査検討の結論をお示しくださいという質問なんです。市長が答弁されていらっしゃるから,私,市長に聴いているんですよ。総合支所長は何もおっしゃっていないわけです。調査をさせてということもおっしゃっているわけですから。 ○市長(前田終止君)  私のほうは,調査した云々という中の結果としては,譲渡は受けないという流れでしか分かっていません。 ○19番(岡村一二三君)  何回ほど,どういう形で議論をされたか,総合支所長,記録がありますか。この私の当時の質問を受けて,後ろのほうで,そんなのは要らないという人の声も聴こえております。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  確かに,前回の話の中で,そんなのは要らないという言葉を私も聴いています。だけど,正式に,私も老朽化しているあの建物を麓公正会が受けてくれれば一番いいんだろうかなというふうに溝辺に来たときは思っていました。だけど,いろいろ検討する中で,あの老朽化したものを,それと今はできた当初と違って,利用者もほとんど無いです。だから,二階もあるものを我々がもらってもという話もあって,いろいろその話をした中で正式に話をしたら,やっぱり無償であっても譲渡はちょっと受けられないということでしたということで報告をしております。 ○19番(岡村一二三君)  いいですか,私,冒頭に市長の提案理由を申し上げました。麓公正会は地域住民の文化,教養,及び福祉の増進を目的として,適切な維持管理がなされている団体として,今後も効果的かつ効率的な管理運営が期待できると。これを真に受けて私は議決に参加したわけですよ。そして,今になって老朽化して云々という話はおかしいですよ。先ほども写真もお見せしました。床のタイルも剥げ落ちたまま,修理もしていないじゃないですか。それを今回は老朽化している,耐用年数は50年あるが,もう40年で建替えをするというような話になっているじゃないですか。今になって老朽化の話を言われるのはおかしいですよ,執行部は。平成27年に提案されているんですよ,議会に。議会はそれを真に受けて,問題ないだろうと,安心して議決に参加したということなんですよ。議長,前にも行かないようですが,行政当局は,特定団体から市の建物を私物化されているにも関わらず,こんなのらりくらりの話をされるんですか。昨日の一般質問の中で,健康の話もありました。行政施策運営も健康でなければならないと思います。国では,先般来,森友,加計学園の件が賑やかに議論されていたようであります。霧島市の行政財産である麓共同利用施設の現状は,目的外使用,独占的利用です。独占的利用を認める結果,一般市民は当該公の施設を利用できないことになり,機能面において,公の施設の効用を廃止するのと同じ効果となります。本件は,特定団体に行政が大きく歪められた事案だと思います。市長に責任ある行政運営を求めるところですが,私と同僚議員2名で議会基本条例の規定に基づき,本件について資料を添付して質問したのが,去る7月10日でした。行政当局は,公共施設のマネジメントも打ち出しながら,このような公共施設の現状もあります。したがって,地方自治法上の根拠に基づき,再度,行政当局の説明を求めたい。 ○企画部長(満留 寛君)  議員から御指摘のあります賃貸借契約につきましては,地方自治法上,原則として賃貸借契約,貸付けをすることはできないものと考えております。今後,指定管理者とも十分協議を行い,適切な管理ができるように,今後改善してまいりたいと考えております。 ○19番(岡村一二三君)  それを最初言われればいいんですよね。だからまわりくどく話がなってくるんです。私どもが質問状を出してから回答されて,あれから2か月経過しております。本件事案について,行政当局は麓公正会に対して,どのような態度で臨まれたのか,日付を追ってお示しください。 ○議長(池田 守君)  答弁調整のためしばらく休憩いたします。             「休 憩  午後 2時10分」             ―――――――――――――――             「再 開  午後 2時12分」 ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ○企画部長(満留 寛君)  先ほど答弁いたしましたように,麓公正会の会長のほうに電話をいたしまして,確認したのは8月15日でございます。 ○市長(前田終止君)  先ほどの私の答弁の中で,指定管理者からの案内に基づいて総会に行ったという認識を言いましたけれども,正確には,麓生産森林組合のほうの御案内で総会に出席したということでございます。そしてまた,御指摘の先ほどあった点につきましては,私が最高責任者でございますから,地方自治法の趣旨を踏まえて,改善すべき点については,しっかりと対処をするように指示を出したいと思います。 ○溝辺総合支所長兼地域振興課長(川﨑秀一郎君)  私のほうは,8月21日だったと思うんです。盆明けの8月21日の日に麓公正会の会長,副会長と会いまして,解散したという噂があるが本当なのかということをお伺いしましたところ,解散はしていないというのを頂いております。 ○19番(岡村一二三君)  8月15日,8月21日に麓公正会長と話をしたと。解散のことの話だけをされたみたいですが,先ほど言ったように,7月10日付けで,資料を添付して市長宛に議会基本条例に基づき質問状を送ってあるわけなんです。そして,回答書がきました。とんでもない木で鼻をくくったような回答書でしたが,それから2か月だと言っているわけです。2か月経っているのにまだこんな話をされていらっしゃる。だから,昨日も松元深議員でしたか,一般質問をしていらっしゃいましたけれど,霧島市長の行政は全然前に進んでいないということになりますよ。こういった状況を市民が知れば,秋になると,市民が主役の行政不信も紅葉するのではと危惧しております。あと,平成29年度当初予算では,麓共同利用施設の老朽化に伴う代替施設建設補助金として,2,500万円の予算が上程されております。可決もしました。新たな代替施設は,解散した団体には指定管理者として指定できないはずなんですが,どこの団体に指定管理者としてすることになるのか,それが1点。2,500万円の施設建設補助金について,どこが要請したのか,1点。この建設計画の進捗状況について,以上,3点について御答弁を求めたい。 ○企画部長(満留 寛君)  当初予算に2,500万円の県からの交付金と補助金という形で予算計上いたしております。これにつきましては,現在,地元の要望を聴きながら協議,検討をしているところでございまして,まだ最終的な決定に至っていないところでございます。そういう中で,進捗といたしましては,そのような形でまだ最終決定していないというところでございます。それと,どこということについても,最終的に決定していないところでございます。あと,どこから要請したかということでございますが,地元からの要望であったということでございます。 ○19番(岡村一二三君)  前回の質問では,指定管理者からもお聴きしていますということも言われて,記録もあるようです。この件について,何を言っても霧島市政については,明確になってこないと思います。残念なことです。回答は要りませんが,先般,空港の時間延長の質問もさせていただきました。これについては,溝辺が主ですが,特定のお二方が,交付金は私が持ってきたんだから黙っててくれないかという話と,それは私が言ったという話と二通り耳に聴こえてきます。誠に市長としても残念な言葉を受ける結果になろうかと思います。私は,安心して勇退をと思っていましたが,この本日の答弁を受けて,このまま行政から目を離すことはできない,という強い気持ちにただいま駆られたところです。以上申し上げまして本日の質問の全てを終わります。 ○議長(池田 守君)  以上で,岡村一二三議員の一般質問を終わります。これで通告のありました18名の議員の一般質問の全てが終わりました。次に,追加議案が提出されております。日程第2,議案第64号,平成28年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定についてから,日程第14,議案第76号,平成28年度霧島市病院事業会計剰余金の処分についてまで,以上13件を一括し,議題とします。提案者の説明を求めます。 ○市長(前田終止君)  本日,提案いたしております決算関連議案につきまして,その概要を御説明申し上げます。まず,議案第64号,平成28年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。平成28年度の我が国の経済は,アベノミクスの新・三本の矢である,希望を生み出す強い経済,夢を紡ぐ子育て支援,安心につながる社会保障を柱とする経済財政政策の推進により,依然として緩やかな回復基調が続いており,地方行財政につきましては,一億総活躍社会の実現に向けて地方創生と地域経済の好循環の確立を目指す,地域経済好循環推進プロジェクトの更なる推進が図られ,地域の実情に即した各種取組が進められてまいりました。さて,霧島市の行財政運営につきましては,これまで,行財政改革の推進を最重要課題の一つとして位置付け,霧島市行政改革大綱(第2次)改定版や霧島市経営健全化計画(第2次)改定等に基づき,市税等の収入の向上や受益者負担の適正化などに努めるとともに,ふるさと納税など自主財源の確保にも積極的に取り組んでまいりました。加えて,今後の健全財政の堅持と適切な公共施設の管理等を両立させるために策定した,霧島市公共施設管理計画の具体的な推進を図るとともに,公の施設の使用料につきましても,各施設のコストの再計算を行い,同計画との位置付けや施設の採算と市民福祉のバランス等を総合的に勘案しながら見直しを行ったところでございます。また,限られた財源を有効に活用するために,行政評価を活用することにより,施策や事務事業について,それぞれの目的や目標に対して取り組んだ結果や効果等を分析するなど,事務事業の検証を行い,予算編成に反映させる取組も積極的に進めてきております。更に,しらさぎ橋を含む新川北福島線整備事業の完了,国分庁舎別館の竣工,小学校の大規模改造事業,国分中央高校体育館建設事業,給食センター建設事業などの大型事業を実施するとともに,梅雨前線及び台風等に伴う災害にも迅速に対応したほか,霧島市ふるさと創生総合戦略に掲げた基本政策の実現に向けた各種取組を積極的に進め,日本一のふるさとづくりを目指して,少子高齢化,産業振興,教育,都市基盤整備への対応,安心安全対策など市政全般にわたるさまざまな市民サービスを積極的に展開いたしました。その結果,平成28年度一般会計の決算規模は,歳入総額615億1,465万5,000円,歳出総額589億5,033万3,000円で,歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は,25億6,432万2,000円,更にこの金額から翌年度へ繰り越すべき財源4億8,900万7,000円を差し引いた実質収支は,20億7,531万5,000円の黒字となったところでございます。総務省地方財政状況調査に基づき,平成28年度普通会計決算を分析いたしますと,財政の柔軟性を示す指標であります経常収支比率は,扶助費が増加したことのほか,普通交付税及び臨時財政対策債など経常一般財源等が減少したことにより,昨年度を2.4ポイント上回り,87.3%となったところでございます。また,市の借金であります市債につきましては,市債の借入額を償還元金以下に抑制したことなどにより,平成28年度末残高は,前年度末に比べ16億7,996万6,000円減少し,605億4,302万4,000円となり,合併を致しました平成17年度末と比較いたしますと,約199億円もの縮減が図られたところでございます。一方,市の貯金であります積立基金につきましては,平成32年度の合併特例措置の終了に備えるとともに,市債の償還や今後の大型事業の実施等に備え,将来を見据えた積み増しを行い,2億748万4,000円増加し,221億9,632万2,000円となりました。このうち,年度間の財政調整に活用可能な財政調整基金及び減債基金並びに特定建設事業基金の3基金を合計した残高は,4億9,742万5,000円増加し,165億5,709万円となり,市債と同様,平成17年度末と比較いたしますと約88億円増加したところでございます。これらを,霧島市経営健全化計画(第2次)改定の目標数値と比較いたしますと,市債残高では約16億円下回るとともに,3基金の残高では約96億円上回る結果となり,目標を前倒しして達成したことになります。また,地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づく,実質公債費比率は8.8%となっており,他の健全化判断比率同様,いずれも国の示す早期健全化基準を下回っており,財政状況はおおむね健全な状況にあると考えているところでございます。今後も,引き続き自主的,自律的な姿勢で行財政改革に積極的に取り組み,財政の健全性を堅持してまいりたいと存じます。以上,地方自治法第233条第3項の規定に基づき,監査委員の意見を付けて議会の認定に付するものであります。また,併せて議案第65号から第70号までの霧島市国民健康保険特別会計ほか5特別会計及び議案第71号及び第73号並びに第75号の霧島市水道事業会計ほか2企業会計の平成28年度決算認定につきましても,同様に監査委員の意見を付けて議会の認定に付するとともに,議案第72号及び第74号並びに第76号では霧島市水道事業会計ほか2企業会計の平成28年度決算剰余金の処分について議決を求めるものでございます。なお,公営企業や出資法人等を含めた会計の実質的負債の標準財政規模に対する比率であります将来負担比率などの健全化判断比率につきましては,地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき,監査委員の意見を付けて,別途報告いたしておりますので,よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(池田 守君)  ただいま提案者の説明が終わりました。この13件の議案に対する質疑は,次の本会議で行います。以上で本日の日程は全て終了しました。次の本会議は9月15日であります。本日はこれで散会します。御苦労様でした。             「散 会  午後 2時31分」...