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平成27年第2回定例会(第3日目 6月24日)

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  1. 霧島市議会 2015-06-24
    平成27年第2回定例会(第3日目 6月24日)


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    平成27年第2回定例会(第3日目 6月24日)             平成27年第2回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                       平成27年6月24日(第3日目)午前9時開議 ┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐ │日程│事件│    件                  名    │ 備 考 │ │番号│番号│                            │     │ ├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤ │1 │  │一般質問 中村 満雄君(98ページ)           │     │ │  │  │      ・周辺地域活性化について          │     │ │  │  │      ・木質バイオマス発電事業について      │     │ │  │  │      ・漁業振興策について            │     │ │  │  │      ・鹿児島空港閉鎖の影響について       │     │ │  │  │     平原 志保君(116ページ)           │     │ │  │  │      ・PM2.5対応について            │     │ │  │  │      ・夏休みの学童保育について         │     │ │  │  │      ・今月締切りのあった国家戦略特区に応募しなか│     │ │  │  │       った理由について             │     │ │  │  │     前島 広紀君(123ページ)           │     │
    │  │  │      ・キリシマツツジサミット後の取組について  │     │ │  │  │      ・農政について               │     │ │  │  │      ・医師会医療センターの救急医療の対応について│     │ │  │  │     木野田 誠君(135ページ)           │     │ │  │  │      ・観光行政について             │     │ │  │  │      ・農政について               │     │ │  │  │     宮本 明彦君(146ページ)           │     │ │  │  │      ・「市営住宅の稼動率向上策」について    │     │ │  │  │      ・「牧之原三地区の大字『福山』を『牧之原』に│     │ │  │  │       変更すること」について          │     │ │  │  │      ・「高齢者の健康増進策」について      │     │ │  │  │     池田 綱雄君(160ページ)           │     │ │  │  │      ・中心市街地の開発について         │     │ │  │  │      ・中山間地域活性化の移住・定住促進について │     │ └──┴──┴────────────────────────────┴─────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。      1番  德 田 修 和 君      2番  平 原 志 保 君      3番  阿 多 己 清 君      4番  木野田   誠 君      5番  中 馬 幹 雄 君      6番  中 村 満 雄 君      7番  宮 本 明 彦 君      8番  前 島 広 紀 君      9番  有 村 隆 志 君     11番  中 村 正 人 君     12番  松 元   深 君     13番  池 田 綱 雄 君     14番  厚 地   覺 君     15番  新 橋   実 君     16番  常 盤 信 一 君     17番  植 山 利 博 君     18番  塩井川 幸 生 君     19番  岡 村 一二三 君     20番  池 田   守 君     21番  下深迫 孝 二 君     22番  今 吉 歳 晴 君     23番  蔵 原   勇 君     24番  前川原 正 人 君     25番  時 任 英 寛 君     26番  宮 内   博 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。     10番  志 摩 浩 志 君 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長    久 保 隆 義 君  議事調査課長     新 町   貴 君  議事グループ長   宮 永 幸 一 君  書    記     徳 留 要 一 君  書    記    松 下 俊 一 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長   前 田 終 止 君  副  市  長    平 野 貴 志 君  副  市  長   中 村   孝 君  総 務 部 長    川 村 直 人 君  企 画 部 長   塩 川   剛 君  生活環境部長     小 野 博 生 君  保健福祉部長    花 堂   誠 君  農林水産部長     馬 場 勝 芳 君  商工観光部長    池 田 洋 一 君  建 設 部 長    川 東 千 尋 君  消 防 局 長   木佐貫   誠 君  総務部参事兼総務課長 満 留   寛 君  溝辺総合支所長兼  川 﨑 秀一郎 君  牧園総合支所長兼   前 田 幸 一 君  地域振興課長               地域振興課長  霧島総合支所長兼  上 牧 幸 男 君  福山総合支所長兼   隈 元   悟 君  地域振興課長               地域振興課長  財 政 課 長   山 口 昌 樹 君  財産管理課長     池 田 宏 幸 君  企画政策課長    堀 切   昇 君  共生協働推進課長   西   敬一朗 君  環境衛生課長    中 馬 吉 和 君  子育て支援課長    田 上 哲 夫 君  長寿・障害福祉課長 小 松   太 君  健康増進課長     林   康 治 君  農林水産政策課長  永 山 正一郎 君  農政畜産課長     桑 木 治 夫 君  林務水産課長    石原田   稔 君  耕 地 課 長    島 内 拓 郎 君  観 光 課 長   八 幡 洋 一 君  霧島ジオパーク推進課長  坂之上 浩 幸 君  建築住宅課長    松 元 公 生 君  都市計画課長     池之上   淳 君  消防局警防課長   喜 聞 浩 志 君  霧島総合支所     原 田   修 君                        産業建設課長  教  育  長   髙 田 肥 文 君  教 育 部 長    越 口 哲 也 君  学校教育課長    室 屋 正 俊 君  保健体育課長     新 鍋 一 昭 君  国分中央高校事務長 西 田 正 志 君  農業委員会事務局長 砂 田 良 一 君 6.会議のてん末は次のとおりである。             「開 議  午前 9時00分」 ○議長(常盤信一君)  これより本日の会議を開きます。本日の日程は一般質問のみでございます。昨日に引き続き一般質問を続けます。6番,中村満雄議員から4件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○6番(中村満雄君)  7回目の一般質問となりました。初心を忘れずに,私は市民感覚・市民目線で市民の皆様の代弁者として,本日は4点の質問を致します。まず,周辺地域活性化問題です。市長は,「中山間地域の人口減少問題を最優先課題と捉え,様々な取組を講じてきたが,厳しい状況にある。全庁を挙げて中山間地域の振興に取り組む」との所信を述べられました。正にそのとおりです。周辺地域の方々とお話をする度に話題になるのは,人口減少への対応です。5月の議員と語ろかいで,市民の方々からの御意見も,周辺地域の衰退にどのように歯止めを掛けるのかとの問いかけをたくさんいただきました。そこで伺います。1点目,市長は様々な取組をされていると言われますが,平成27年度当初予算で周辺地域活性化予算と思われる項目,予算規模をお示しください。2点目,3月議会で企画部長は「これまでの取組の結果,約900人の移住者があり,中山間地域の活性化や人口流出の縮減にも大いに寄与している」と答弁いただきました。この900人の方々が移住を決断された理由について把握されていれば,その内容を伺います。この方々の移住先について,市街地か中山間地域かの内訳を把握されていましたら,お示しください。3点目,霧島市が発足した後,周辺地域から市街地へ又は市街地から周辺地域に住所を移された世帯数を把握されていれば,お示しください。4点目,霧島市が発足した後,周辺地域から市街地へ又は市街地から周辺地域に住所を変更された市の職員数を把握されていれば,お示しください。5点目,旧6町の支所庁舎の具体的な活用策をお考えであれば,お聞かせください。2問目,木質バイオマス発電事業について,近隣の都城市及び志布志市で,新たな木質発電所建設計画が具体化するとの情報が届いています。以下伺います。1点目,平成26年度の燃料種類別の調達量,市外・市内の比率,県外からの調達量,燃料調達補助金の交付状況を伺います。2点目,木質燃料協議会メンバーが木質燃料会社に搬入した燃料にのみ,補助金が上乗せされることになっています。平成26年度の霧島市内の民有林伐採量について,協議会メンバーが対応した量とメンバー以外の森林業者の方々が対応した量の比率が分かれば,お示しください。3点目,平成26年の燃料供給契約は1年限りのものでした。平成27年度の燃料供給契約が成立しているのか,燃料調達のめどについて伺います。4点目,平成27年,林務水産課の当初予算に計上されております森林維持管理事業7,416万円について,その事業目的,対象場所,受託事業者の選定方法について伺います。3問目,漁業振興策について,錦江漁業協同組合で栽培型のアサリ試験養殖が開始されています。テレビでも何回も放送され,多くの期待があることが伺えます。漁協の方々は安定した収入につながるとして,大きな期待を持たれています。姶良・伊佐地域振興局の主査は「アサリは水質改善の働きがあり,錦江湾の赤潮被害軽減につながり,かつ収益性が高い」とコメントしています。しかしながら,場所によって育ち方が異なる,重労働克服が課題との声もあります。漁協にとって後継者不足,安定収入の確保などの課題も多いことも事実です。霧島市の農林水産業ビジョンで栽培漁業の推進がうたわれています。平成31年の数値目標として,アサリ17tの収穫の記載まであります。漁協関係者,市の意気込みが伝わってきます。このアサリの栽培型試験養殖に対して霧島市が果たした役割,今後の支援策について伺います。4問目,鹿児島空港閉鎖問題について伺います。4月26日,軽飛行機が鹿児島空港に胴体着陸したことにより,空港は閉鎖され,26日は35便が欠航,27日の午前中も欠航が続きました。足止めを余儀なくされた乗客は,午後10時の空港ビル閉鎖で強制退去させられたとの報道がなされています。地元に知り合いがいる方々は対応できたでしょうが,鹿児島に不慣れな他府県からの観光客はさぞ大変な思いをされたことと思います。空港ビルは管理規則に従った対応をしたと述べておりますが,このようなしゃくし定規な対応について,違和感を覚えた霧島市民は私一人ではなかったと思います。このような事故があったときにこそ,観光立市を標榜している霧島市の対応が問われます。市民の方々から,「口先だけのおもてなしは意味がない」との声も聞きます。災い転じて福となす,事故はいつ起こるか分かりません。このような事故があったときの心温まる対応こそが,霧島市の評価を高めることになります。この事故について,霧島市はどのように動き,どのような対応をされたか,今後どのような対応をされるかを伺います。以上,壇上からの質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  中村満雄議員から4問につきましての御質問でございました。1問目の1点目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等が,それぞれ答弁させていただきます。1問目の周辺地域活性化についての1点目にお答えいたします。中山間地域を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり,地域住民自らがその地域の問題を認識し,自律的に問題の解決や地域としての価値を発見・創造する力である「地域力」の低下も見られますことから,その活性化策を講じることが喫緊の課題であると受け止めております。私は市長就任以来,市街地周辺部,中山間地域の人口減少問題を重要な市政課題の一つとして捉え,中山間地域住民の皆様の安心・安全な暮らしの確保に向けて,生活環境の整備,産業基盤の強化など,様々な施策に取り組みますとともに,元気なふるさと再生事業による集落の再生,移住定住促進事業により人の流れをつくるなど,全国に先駆けて積極的な取組を講じてまいりました。今後,更なる中山間地域の活性化を図るためには,若い世代が将来にわたって安心して働き,暮らしていける持続可能な地域社会を形成し,地域の未来を実感できるまちづくりを進めていくことが重要であると考えております。このようなことから,平成27年度霧島市一般会計予算におきましては,地方創生や市制施行10周年を契機として実施する事業などを盛り込み,総額551億円の「『霧島・元気なふるさと再生予算2015』~地方創生,さらなる飛躍へ踏み出す予算~」を編成したところでございます。中山間地域活性化関連の予算につきましては,この当初予算の中にきめ細かく盛り込んでおりますが,項目についての分別は困難でありますことから,代表的な事業について申し上げさせていただきたいと存じます。中山間地域の活性化に資する事業予算としまして,過疎対策事業に2億3,200万円,辺地対策事業に1億3,700万円を始め,移住定住促進事業に3,400万円,コミュニティバス等運行事業に8,200万円を計上いたしたところでございます。また,本年3月の平成26年度補正予算におきましても,本市の「地方創生総合戦略」策定に先行いたしまして,ちょうど12億円となる「プレミアム付商品券発行助成事業」や「移住定住促進空き家活用補助事業」など,国の地域住民生活等緊急支援交付金を財源として,総額約3億5,000万円を計上させていただいたところでございます。 ○企画部長(塩川 剛君)  1問目の2点目にお答えいたします。これまでの移住定住施策によりまして,本年3月末までに930人が移住されておりますが,その理由につきましては,補助金支給者に対するアンケート及び移住相談時の聞き取り調査などでは,「自然環境が素晴らしい」,「温泉が良い」,「空港や高速道路があることで交通の便が良い」など,霧島市ならではの理由や,「伸び伸びと子育てができる」,「霧島市がふるさと」といった理由が多いようであります。また,移住先につきましては,国分地区109人,溝辺地区235人,横川地区61人,牧園地区160人,霧島地区174人,隼人地区93人,福山地区98人となっているところであります。次に,3点目にお答えいたします。霧島市発足後,約10年の間に,中山間地域から市街地への転居は1,144世帯,また市街地から中山間地域への転居は770世帯となっております。 ○総務部長(川村直人君)  1問目の4点目についてお答えいたします。本年4月1日現在における給与実態調査の対象となる一般の職員1,135人について,霧島市制施行時の平成17年11月7日,若しくは,本市に採用された時点の住所と現在の住所を比較いたしますと,周辺地域から市街地である国分及び隼人地区へ住所変更した職員は78人,また,その逆は7人となっております。次に1問目の5点目についてお答えいたします。旧6町の庁舎うち,合併後に建て替えを行った福山及び横川総合支所庁舎以外の庁舎活用方針につきましては,昨年2月に策定いたしました「霧島市国分庁舎増築基本構想」において定めているとおりであり,これまで各地域審議会でも議論を重ねられ,提言として取りまとめていただいたところでございます。また,庁内におきましても,課長補佐,グループ長級を中心とするタスクフォースにおいて,それらの有効活用に関し,現状を踏まえながら,様々な観点から協議された結果を取りまとめた報告書の提出を受けているほか,全国の先進事例の情報収集を行うなど,有効な活用方針を決定するための作業を進めてきているところでございます。今後は,これらの提言や調査結果等に加え,さらに,本年3月に策定いたしました「公共施設管理計画」の趣旨を踏まえながら,例えば,利便性等の向上を図るために周辺施設にある機能を統合し,複合施設として現在の建物を使用し続けていくのか,あるいは建物の耐震性等を考慮して,現在の建物を売却や除却による処分をするのか,といった具体的な内容に踏み込んで,地区自治公民館長の皆様などの御意見等を伺い,活用策案として取りまとめたいと考えているところでございます。なお,当該案につきましては,議員の皆様に御意見等をお聞かせいただいた後,最終的な方針としてお示しする予定であります。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  2問目の木質バイオマス発電事業についての1点目についてお答えします。燃料調達状況につきましては,平成26年度は約4万3,000tであり,内訳は間伐材等由来の木質バイオマスが約4万1,000t,一般木質バイオマスが約2,000tであります。また,調達先は,市内が約3割,市外が約6割,県外が約1割と伺っております。平成26年度の安定調達支援事業補助金につきましては,補助対象は約4万3,000tであり,補助金額は約8,400万円となっております。次に,2点目についてお答えいたします。霧島市の民有林伐採状況ですが,平成26年度については現在のところ数値が確定していないためお示しできませんので,平成25年度の数値を申し上げますと,本市の民有林で生産された丸太の量,いわゆる素材生産量は4万9,805m3となっております。なお,霧島木質バイオマス燃料協議会会員と協議会会員以外に区分した伐採量については把握いたしておりません。次に,3点目についてお答えいたします。燃料調達の見通しにつきましては,平成27年度に霧島木質燃料株式会社は,霧島木質バイオマス燃料協議会の会員と木質バイオマス売買契約書を締結し,現時点での契約数量は約6万tと伺っております。次に,4点目についてお答えいたします。森林維持管理事業につきましては,約2,400haの市有林を適正に管理するために,森林整備や監視人の設置,森林国営保険への加入等を行っております。平成27年度当初予算の費目別に説明しますと,市有林監視人への報償費として93万9,000円,市場の手数料として1,051万2,000円,森林火災等に対する保険料として498万1,000円,下刈,除間伐,主伐・再造林の森林整備委託料として3,970万円,周囲測量の委託料として258万4,000円,市有林の支障木伐採の委託料として250万円,間伐材などの木材運搬等に要する使用料及び賃借料で1,096万8,000円,その他198万3,000円の合計7,416万7,000円を計上しております。間伐等森林施業の受託業者の選定方法については,市の契約規則に基づき,50万円を超えるものは入札参加資格を有する者の中から選定し指名競争入札により,また50万円を超えないものは随意契約により執行しております。引き続き,3問目の漁業振興策についての1点目と2点目に一括してお答えします。錦江漁業協同組合が実施しているアサリの養殖事業につきましては,平成25年6月から姶良市の錦海漁協が養殖試験を開始し,その試験結果が良好だったことから,自主事業や水産多面的機能発揮対策事業を活用し,試験を開始しております。市も当初からモニタリング調査に立ち会うとともに,県外研修で情報収集を行うなど,連携した形で進めてきております。このような中,試験結果は良好であり,養殖事業の新規事業化に向け,漁業者の期待,意欲が高まっているところでございます。今年度,同漁業協同組合は,姶良地区水産業改良普及推進協議会の予算を活用して,効率的な養殖技術の確立を目指しているところであり,また,本年9月をめどに,アサリ養殖の区画漁業権を取得される見込みです。市と致しましても,新規事業化に当たって,経営が軌道に乗り,所得向上につながるよう必要な支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。 ○商工観光部長(池田洋一君)  4問目の鹿児島空港閉鎖の影響についてお答えいたします。御質問の本年4月26日に発生いたしました,鹿児島空港における小型航空機による胴体着陸事故につきましては,午後5時25分頃に事故が発生し,約3時間にわたり鹿児島空港が全面閉鎖され,鹿児島空港発着便が35便欠航いたしました。対応された鹿児島空港ビルディング株式会社によりますと,路線バスの案内や案内所における宿泊手続もスムーズに進み,また,この日の状況を勘案し,通常の空港ビル閉館時間の午後9時30分を午後10時まで延長して,館内滞留の方への対応を行ったとのことです。なお,市と致しましては,必要があれば,人道的見地から臨機応変に柔軟な対応をしたいと考えているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  それぞれ答弁いただきました。引き続き質問させていただきます。市長のほうから予算規模につきまして,ほぼ4億円程度の周辺地域の活性化予算を計上しているということでしたが,これが費目別にどう評価すべきかという点は,また見せていただきます。まず,市外から転入されました900人に関しまして,そのようなアンケートを取っておられるということに関しましては,すごく結構なことであって,それが今後とも生かされることを期待いたします。そこで,私自身がびっくりしたのは,やむを得ないことかもしれませんけれども,市の職員が周辺地域から78人で,その逆の市街地から周辺地域は7人であったと。御家族も含めますともっと多いわけですが,その方々が上から下へ下りて来られたと。それで,今問題となりますのは,周辺地域の人が減っていると。これをいかにして増やすかということを模索する,具体的にその方策を考えて実施に移すということが必要かと思います。周辺地域の良さとか不便さ及び市街地の良さ,欠けているもの,おおよそは行政のほうで把握されていると思いますが,各個人にとっては住居を変えるというのは重大な決断であろうと思います。その決断をされた理由は何だろうかということを把握したいところですが,その理由を正しくつかむことが周辺地域の人口増につながることだと思います。そこでお伺いしたいのですが,霧島市職員の住所を移された方に対して,匿名ということで結構ですが,どのような理由であったかとか,そういったことをアンケートなり,そういったもので問いかけることはできないでしょうか。 ○総務部長(川村直人君)  この職員の住所変更の御質問を受けましたが,その前には把握はしておりませんので,調べさせていただいた結果を先ほど報告させていただきました。ですから,個々の職員に住所を移した理由というのは当然聴いていないわけですけれども,この辺につきましてはプライバシーの関連もございますので,慎重に検討させていただきたいと思います。 ○6番(中村満雄君)  当然,個人的な行動ですので慎重に取り扱うべきと思いますが,せっかくこのような人数を把握されておりますが,霧島市の施策が正しいのかどうか,それが的を得た施策であるかどうかということを把握しない限り,問題の本質を突かない施策が立案されているのではないかということを危惧するわけなんです。今のところ,そのような個人的な理由があるからなかなか難しいということですが,ぜひともお願いしたいということです。市長,これはいかがでしょうか。 ○市長(前田終止君)  職員の皆さんがどこで暮らしながら勤務をするかということについては,私と致しましては願わくば,その地域に密着したエリアの中で,ぜひ頑張っていただきたいというのを常に思っているわけですが,また声にもしているわけでございますけれども,合併を致しまして,本庁に集約化が進んでいく。そして地域の中で,全体がかつては七つに自治体が分かれていたのが,七つの役場を中心に仕事をするのが習慣になっていたけれども,その時期でも中山間地域から下場の平野部のほうに,教育の関係やら,医療の関係やら,あるいは買い物の関係やら,暮らしやすさ,そういう点などもあったことをお聞きしているわけでございますが,そこから中山間地域の役場に勤務するという方々もおられて,合併前は,それこそそういう人たちに「それはちょっとまずいんじゃないか」と,「何のために,この役場にあなたは勤めているの」といった時代もあるんですね。しかし合併後,それらが無くなった。そして,住居の選択の自由というのもございます。そしてまた,特に消防職員などは近くに住むことが,ほぼ位置付けられた原則的なイメージになっておりますけれども,どうしても,やはり子育ての関係,また生活のしやすさ,都市化というようなものの中でおいでになっているのかなと,こういうイメージを受けているところでございます。願わくば,私と致しましては,市の行政職員がなるべく元の位置のエリアの範囲で,腰の座った生活体系が維持できたらいいなと思うところでございます。私自身も市長に選ばれて10年ですけれども,本当に周辺は山ばかりの環境で,すぐ近所と言えば7軒しかないというようなところで,この街なかまでいつも出てくるというスタイルを取っているわけですが,田舎で暮らす暮らしやすさ,豊かさ,そういうものもあるだけに,市民の皆様方にしても,職員の皆様方にしても,中山間地域もすばらしいということを,もっと私たちも主張しなければいけないなと思っているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  3月議会では,職員の周辺地域への移住促進を進めるつもりはないと,職員の判断に任せているということで,結果としては上から下へ下りる方が大半なわけですけれども,逆に市民の方々にはいろんな補助金とかそういったのを交付して「上に行きなさい,行きなさい」と言っている。ところが,職員が下に下りてこられる理由というのは,便利さとか教育とかそういったところであると。それは,もう間違いないと思います。しかしながら,それでは上に移る人はほとんどいないであろう。上に移りたいという特別な理由があればこそと思いますが,そのような状況で進められている周辺地域活性化予算というのは,ひょっとしたら空振りに終わるんじゃないかということを懸念するんですが,いかがですか。 ○総務部長(川村直人君)  まず,職員の件から答弁させていただきますが,職員が率先して様々なことに取り組んでいかなければならないということは,これまでも答弁してきたとおりでございます。議員が御指摘の住所の件につきましても,移住定住を進めている中で,職員が率先して,そういった中山間地域へ転居すると。特に,実家などが中山間地域にある職員については近くですので,そういうのも勧めたいわけですけれども,国分・隼人の市街地に元々住んでいた職員が,なかなかそういったところに移住して,転居するのは難しいという実態等もございますが,その辺につきましては,可能な限り,家などを造るという職員がおりましたら,補助金などもあるので,ぜひそちらのほうに造ってはどうかというようなことは言ったりしますけれども,なかなか最終的には先ほども申しましたように個人的なことでございますので,やむを得ない面もあるかと思います。しかしながら,家などを造るというのを検討している職員には,知りうる限り勧めてみたいと思ってはおります。 ○企画部長(塩川 剛君)  地域振興策関係の予算の話がございましたけれども,中山間地域におきましては,通勤・通学に不便であるといったような声等も聞いております。それらに対応するための予算ということで,先ほど市長のほうで答弁いたしましたけれども,中山間地域内のそういう道路整備等を中心とした辺地,過疎,また中山間地域と中心市街地とを結ぶようなそういった道路整備等についてもそれぞれ予算を計上いたしておりますし,中山間地域の活性化ということにターゲットを絞った移住定住促進事業といったようなこと等についても予算を計上いたしております。ただ,答弁でも申し上げましたけれども,項目の区別が非常に難しいというようなこと等もございまして,実際は農林水産業費においても中山間地域活性化の事業が含まれておりますし,商工観光費などにつきましては,正に総合産業でございまして,様々な予算が関連して地域振興のための予算を組んでいると考えているとこでございます。 ○6番(中村満雄君)  建設的な提言と受け取っていただきたいんですが,くどいですが,住所を移された市の職員,その方々の意識というのは匿名でもいいからすごく貴重な意見が伺えるのではないかと。多分,市の職員でも周辺地域活性化について異論を唱える方はいらっしゃらないと思います。しかしながら,上から下へ住所を移されたということは,その理由というのが,その理由を解消するということが上場地区の人口増につながるのではないかと思います。そいった意味で,積極的に個人名とかそういったことを問うているのではなくて,それらの方々に対して「あなたが下場へ住所を変えた理由というのは,仕事のことか,お金のことか,医療のことか,子供の教育のことなのか」とか,ほかにもたくさん項目はあろうと思いますが,それらをアンケート形式でいいから把握するということに関していかがですか。そのような提言をしたいと思うのですが,いかがでしょう。
    ○総務部長(川村直人君)  すぐに検討したいと思います。 ○6番(中村満雄君)  次にいきますが,国は地方創生策として高齢者の移住提言を行っております。鹿児島市もその対象になっているようですが,高齢者を受け入れるには医療施設の充実というのが非常に重要になるわけですが,そこで霧島市の医療従事者数というのは県平均よりも低いということを御認識ですか。 ○保健福祉部長(花堂 誠君)  県が出す医療計画に基づいて実態を調べますと,やはり低いということでございます。 ○6番(中村満雄君)  医療従事者が低いのは,いろんな理由があろうかと思いますが,霧島市が医療従事者にとって魅力のある自治体であるかとか,そういったところも問題だろうかと思います。そこで,私が議員になって以降,霧島市の小児科医療,小児科の夜間救急診療といったものに対していろいろ質問を繰り返しておりますが,遅々として進んでいません。今,医療ということでは産科とか婦人科の領域も非常に問題です。そういった意味で,積極的に霧島市を医療のメッカとして構築する,そのようなことはできないであろうかと。例えば,国に対して高齢者の移住を受け入れますよ,その代わり国にお金を出してよと。それ相応の負担を前提として,この高齢者の移住提言に対して手を挙げるお考えはないですか。 ○保健福祉部長(花堂 誠君)  高齢者福祉について,福祉サイドのほうから申し上げますと,本年3月に策定いたしました介護保険高齢者福祉事業計画におきまして,やはり以前から住み慣れた地域で元気で暮らしていかれるということが,最初の目標としているところではあります。ですので,ほかのまちからの受け入れとなりますと,ほかのまちでもそういった理念を持って計画を策定しているところであると伺っております。ただ,高齢者の移住関係につきましては,やはり首都圏というところの土地の問題,そういった人的確保の問題等があって,そういう計画もなされているのではないかと思います。ただ,先ほどありました医療の関係,小児科等の関係につきましては,現在,医師会医療センターと市が一体となって,非常にいい雰囲気で進んでいるということだけは申し上げたいと思います。 ○企画部長(塩川 剛君)  高齢者の移住の問題が,最近マスコミ等で報道されております。都市部から地方への高齢者の移住といったような話でございます。この話につきましては,一部の民間団体から出た話でございまして,現在,まだその範疇の話でございまして,国自体が制度としてどうするかといったようなこと等もまだ明らかにされておりませんので,現在のところ,まだ検討の段階には至っていないということでございます。 ○6番(中村満雄君)  画像の投影をお願いします。市長,これは牧園の立派な庁舎です。御存じだと思いますが,平成4年1月竣工です。これが非常に悲しいことに,ほとんど職員はいないわけですよね。先ほど御答弁いただきましたけれども,これから先考えるんだと。ということは,合併直後から周辺地域の支所庁舎をどう活用するかということは,当然考えがあってしかるべきだと思うんですが,なぜ今に至ったか,理由があればお示しください。 ○総務部長(川村直人君)  合併協議時に事務所の方式などにつきましても協議がなされて,現在の方式に至っているわけでございます。そのときには当然,職員の削減等も協議をされておりましたので,合併時よりも職員が減っていくというのは,もうこれは分かっていたわけでございます。したがいまして,職員が少なくなった後のその建物の利活用については,当然課題として考えられたわけですけれども,合併時の様々な混乱時を経まして,そして地域審議会等も設置されておりましたので,そういったところで今後の活用について,どういうふうにしていったらいいかというのを御議論も頂いたわけです。時間が掛かりましたけれども,今後の総合支所等の在り方も含めまして,建物の利活用というのはハード面だけではなかったものですから,時間が掛かっているわけですけれども,今は建物を建て替えた福山それから横川を除いては,それぞれの地域の地域審議会の方々から御提言等は頂いているわけでございます。また,隼人につきましては,国分庁舎増築の基本構想の中で今後の予定もお示ししたところでございます。 ○6番(中村満雄君)  もう10年たつということで,本庁方式というのが発表されてから,その時点でも,もう支所の人数は減るんだよということは明らかになっていたわけです。にもかかわらず,結局遅いと。私自身の個人的な考えですが遅いと。何で今頃なのということで,それならば,今後考えるということですが,それはいつ頃をめどにということでしょう。 ○総務部長(川村直人君)  この取扱いにつきましては,中山間地の活性化などと直接関連があるというようなこともございまして,慎重に時間を掛けながら協議をしてきているわけでございます。ですから,どの施設はいつということは,ここではっきり申すことはできないわけですけれども,もう既に10年たっておりまして,地域審議会の方々の御意見なども伺っております。そして庁内でも,先ほど答弁しましたとおり,タスクフォースなどからの報告書も受けておりますので,各建物を一緒の時期というわけにはいきませんけれども,できるだけ早い機会で今後の活用方策についてお示ししたいと考えております。 ○市長(前田終止君)  今,部長が答弁した方向で大まかそのとおりなんですが,もう少し付け加えますと,合併後,それぞれの地域の地域審議会というものもございますし,それぞれの地域から選出された議会の皆さん方もおいでになったわけでございます。そして,職員の減につきましては,徐々に,やはり10年掛けて進んでいったわけでございまして,一気に10年後の今の姿になっているわけではありません。そういう中で,それぞれの声をよく聞きながら,合併直後から部屋を使わなくなったところから順番に資料室に変えたり,郷土館がそこに変わったり,あるいは図書などを置いたり,倉庫などの置き場になったり,そうしながら,年々再々の変化を持ちながら,今日に至って,やはり本庁方式というものがしっかりきた以上は,中山間地域のエリアの問題,あるいは総合支所の問題,もう決定的にどんどん変わってきつつあると。それを現実の,更に現実として受け止めて,どう押し上げていくかというところが今になっているという御理解を頂けたら幸いでございます。これから,例えば,牧園総合支所などにおきましては,大体40名近くの職員がいるわけでございますが,ピーク時は140名近くいたわけですよね。それが100名くらいぐっと10年掛けて減ってきました。しかし,最大限で運営を致していた時期の維持管理費というものが,かつては約2,000万円掛かっていたわけですね。職員がいて,仕事をして,皆さんを受け入れて一生懸命執務に当たる,運営すると。しかし,今,人数が少なくなったにもかかわらず,年間の維持管理経費というものは,大まかな話でございますけれども約1,700万円前後かと伺っております。そこらをしっかり見据えて,将来,本当にどうしていくべきかという議論が進んでいる真っ最中でございます。なお,横川・福山については,そういうところもいち早く見直して,今までの流れの中で,力を尽くして御理解いただいて,総合支所を既に造り直したというところでございます。 ○6番(中村満雄君)  私自身は,いろんな方からのお話を伺うときに,分かっていたことじゃないかと。人を減らすということは方針として決めているんだから,それと並行して支所の活用策というのを考えるのは当たり前だと。そういったことを伺っておりますので,苦言としてお聞きおいてください。それでは,周辺地域から市街地へ移られるお子さんのいらっしゃる世帯の方々ともちょっと,私はお話ししたことがあるんですが,大きな問題が教育問題であると。上場には塾がないと。市街地に存在する塾に通わせるのが大変なんだと。子供の教育というのが非常に大きな問題であるということですが,周辺地域で塾を開かれる方に対する助成,またはその周辺地域で塾に通う子供たちに対する助成,さほどのお金は掛からないと思いますが,考えられませんか。 ○企画部長(塩川 剛君)  助成ということで,補助ということになろうかと思いますけれども,公平性の観点等を考慮いたしますと,難しい面もあるのではないかなと考えおります。 ○6番(中村満雄君)  そうですよね。公平性といいますと,一人当たりのサービスやそういったことを考えますと,公平性で言いますと,要は周辺地域の人を市街地へ集めたら公平なサービスを提供することができて,非常に効率良くできると。でも行政というのは,それでは駄目だと。ということは,上から下へ下りる人を引き止めるための一つの方策ということで,私が申し上げていますのは,周辺地域は当然塾に通う子供も多くはありません。でもそこに対して,塾を開かれる方がやっていけるような形の助成とも考えられませんかと申し上げているんです。政策的にいかがでしょう。 ○企画部長(塩川 剛君)  ちょっと答弁で漏れていたところがございました。空き店舗等のそういう活用の助成というのは,今行っておりますので,そういったような店舗等を活用した塾の開設といったようなところ等も考えられるのではないかなと思います。 ○市長(前田終止君)  条件的に有利に恵まれているエリアで生活をされている市民の方々,逆に山間・へき地,中山間地域の中で厳しい教育環境等にある方々,これを政治,政策判断をしっかりと十分な検討をした上で,地域の例えば小・中・高の学校の教育拠点地があるという,その灯を消すなという意味で政治,政策決定をしながらやっていく方法は検討に値するものだと思います。県内・外,そのようなことで,およそ10年,20年前は考えられなかった範疇まで,様々なことを小さな学校は生き残って,地域の中にあることの大事さを訴える意味で,膨大な支援をしながらやっていくという手も尽くしておられるところもあります。それでもなお且つ,今度は一人当たりに掛かる教育のコストなどを考えれば,もうあとはこれ以上耐えられないというようなことなども,やがては来るのかなということもあるわけでございまして,よくそこら辺も検討して,勉強してしかるべき範囲だと思います。 ○6番(中村満雄君)  市長のお考えは,その通りだと思います。先ほど周辺地域から市内へ移られた市の職員の方々,多分子育て世代だろうと思います。その方々がひょっとして,理由として,子供の塾のこととか教育のことということで下場へ移られた,そういった結果が出るかもしれないわけなんですよね。そうしますと,その結果,いわゆる上場での塾の環境,教育環境は整ってないから下場へ行くんだと。そしたら,その弊害といいますか,上場のほうでも教育は十分に受けられるよということにしたならば,下場に移るということを防ぐことができる,若しくは上場でも塾に行けるんだと,そういったことが考えられると思います。その辺は,ぜひとも今後とも考慮していただきたいと思います。次にいきます。2問目の木質バイオマス発電についてですが,予算が当初1億200万円ですか,それが使われなかったわけですよね。それに関してどのように取り扱いされるのでしょうか。 ○農林水産政策課長(永山正一郎君)  26年度分につきましては,不用額として残ることになります。 ○6番(中村満雄君)  金額をまず教えてください。 ○農林水産政策課長(永山正一郎君)  26年度の予算は1億200万円でありまして,実績が8,410万4,650円でございます。この差額につきましては,不用額として決算で残ってくるということで,27年度以降に使われるということはありません。 ○6番(中村満雄君)  昨年の12月議会及び今年の3月議会の私の質問に対して,恒久的な燃料保管場所は,木質発電の敷地内及び牧神の2か所との御答弁でしたが,このパンフレットを御覧になったことがあると思いますが,木質発電のパンフレットです。この中には,材木置き場としまして5か所が記載されています。ちょっと答弁と異なるのですが,いかがでしょう。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  確かに昨年の12月議会,そして3月議会におきまして,発電会社に聴き取りを致しまして,今後の貯木場につきましては自社の工場がある敷地内と牧神の2か所でしていきたいということを伺っているということで,お聞きしたことをこの場で御答弁を申し上げたところでございますが,このパンフレットにつきましてもお聴きしたところでは,現在,使っている場所を掲載しているということでございます。当然,会社と致しまして2か所で運営できれば借地料も支払わなくてよいわけですので,2か所でできればいいというところなんでしょうが,現在のところでは,まだ稼働したばかりで,実際置いてある木が,どんどん今発電に使われるんだけれども,後もどんどん来ているわけですので,そこら辺りの状況を見ながら,そういう2か所にも持っていきたいということではないかと,私どもは思っているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  この具体的な場所というのをお示しできますか。 ○農林水産政策課長(永山正一郎君)  貯木場の場所につきましては,春山地区が2か所,牧神地区が3か所となっております。地番までは把握しておりません。 ○6番(中村満雄君)  5か所というのは,このパンフレットに書いてあるわけですよ。事前にどこですかということを質問しているわけですので,具体的に調べておいていただけるのは当然だと思うんですが,今分からなければ後で結構ですので,お示しください。次にいきますが,木質発電を見学したいとの申出に対して,ある地区の住民の方々が市の職員を通じてですが,その職員の方がその木質発電の会社にお伝えしたところ,1,000円頂きますと。そのようなことがあったんですが,このことを御存じですか。 ○農林水産政策課長(永山正一郎君)  把握しておりません。 ○6番(中村満雄君)  補助金対象の事業であって,市としても木質発電は非常に推奨しているところであると。そこが見たい,見せてちょうだいと言ったら1,000円取るということで,ちょっと納得しづらいのですが,市長,いかがなんでしょうね,こういったことは。 ○市長(前田終止君)  誠に恐縮ながら,私も初耳でございまして,よく精査してみたいと思います。 ○6番(中村満雄君)  次にいきますが,先ほどの伐採予算とかそういったので伺ったのですが,国分地区と牧園地区の市有林6haの伐採についての予算委員会の質疑で,執行部は木質バイオマス発電,サツマファインウッド等が設置されておりまして,やはり,それに対応すべきものと答弁をされています。これは議事録そのものですが,この発言から見ますと,この2社に対して木材を供給するのではないかと受け取れるのですが,いかがですか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  平成27年度に主伐,再造林の施業を計画しました理由と致しましては,3月の予算常任委員会でも説明しましたけれども,霧島市では今後,木材需要の増加が見込まれておりますが,人工林が伐採後に再造林される割合が低く,今後,再造林を進めていくためには低コスト化や省力化が求められているところでございます。そのため,まずは市有林において再造林の低コスト,省力化施業を実践され,その技術を地域に定着させようという考えから予算計上したものでございます。今回の主伐で市有林から生産される木材は3,000㎡程度を見込んでおります。市有林の木材でA,B材は市場に,C,D材は伐採者に現地で売払いをしております。市場等に木材が供給されることで,結果としてサツマファインウッド,それと霧島木材燃料に供給されていくことになるかもしれませんけれども,市が直接業者に供給することはありません。御理解をよろしくお願いいたします。 ○6番(中村満雄君)  ということは,この2社に対して,持っていきなさいよとか,そういったことを指導するわけではないという理解でいいですか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  おっしゃるとおりでございます。 ○6番(中村満雄君)  画面をお願いします。この予算執行の結果,例えばこの6haの伐採の結果,画面のほうは7,416万円の維持管理事業の予算ですが,この結果として,市の収益はどの程度を見込まれていますか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  収入は3,559万9,000円,内訳と致しましては,木材販売額が3,256万8,000円,造林の補助金が3,003万円でございます。支出は3,024万円でございまして,主伐及び再造林の作業委託料1,629万円,それから市場手数料682万2,000円,使用料712万8,000円でありまして,535万8,000円の収入を見込んでいるところでございます。 ○6番(中村満雄君)  もう1点お願いします。間伐を30haされますよね。間伐というのは,例えば国有林なんかですと斜めのほうに乱暴に切ったりするのですが,この場合の除間伐というのは,どのような切り方になるのですか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  除間伐につきましては,森林組合に委託をしておりまして,それぞれ重機等を使って行っているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  ここで出る間伐材というのは,どのように扱われるのですか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  市有林から生産される間伐材等については,A,B材は市場のほうへ持ち込んでおります。C,D材については市場に持ち込んでも採算が取れないことから,現場で販売をしているところでございます。間伐現場では土場が確保できなく,集積された部分だけ少量に数回の入札になることから,間伐作業委託者から見積りを徴収いたしまして,随意契約により販売をしているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  次に,漁業振興策について伺います。画像の投影をお願いします。試食会用のアサリ収穫時の画像です。全くアサリのいなかった袋の中に,たくさんのアサリが育っていることに感動いたしまた。霧島市農林水産業ビジョン,この本の中にアサリの数値目標ということで,17tとの記載がありますが,これの算定根拠はどういったことでしょう。 ○林務水産課長(石原田稔君)  アサリ養殖は錦海漁業協同組合が10名,錦江漁業協同組合が18名,福山町漁業協同組合が5名の計33名が取り組むことになっています。1名当たり約52万円の所得向上を見込んでおりまして,一人当たり500袋,1.5kgを500袋でございますので約750kg,それに23名を掛けまして17.25tとなっているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  今,この対象に錦海漁協もなっているわけですか。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  補足して申し上げます。今の根拠につきましては,浜の活力再生プランというものを昨年の12月16日付けで水産庁のほうから,このプランが承認にされております。これにつきましては,今日お見えでございますけれども,錦江漁協の林組合長さんが,姶良地区の水産業再生委員会の会長ということで,このプランを水産庁のほうにお出ししたところでございます。その中で,このプランというのは漁業者の所得向上,5年間で10%向上させるというような目標がございます。そういう中での試算ということでございますが,霧島市の関係でいいますと,錦江漁協が18名,福山町漁協が5名ということで,23名なんです。23名の方々がこれに取り組むということであったものですから,これで試算をしていると。そして一人当たり500袋と。そして,一つの袋に養殖試験場の実績として,1.5kgくらい入っているということでございます。ですから,500kg掛ける1.5kg掛ける23名分ということで,1万7,250kgということでしたので,ここでは1万7,000kgということで霧島市農林水産業ビジョンには掲げさせていただいたところです。 ○6番(中村満雄君)  現在のアサリの相場というのを御存じですか。鹿児島市の魚類市場及び近隣のスーパーとか,そういったところで小売されている金額・単価とかそういったものは。 ○林務水産課長(石原田稔君)  調べまして,後ほどお答えいたします。 ○6番(中村満雄君)  私が調べましたところ,鹿児島市の魚類市場では1kgで高値が1,350円程度,中値が530円,安値が300円程度でした。スーパーでは100g当たり80円とか120円くらいで売られています。ということは,先ほどの数字の17t,これで幾らほどの収益が見込まれるのかということが当然必要になりますが,その辺はつかんでいらっしゃいますか。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  先ほど申し上げました浜の活力再生プランの試算におきましては一人当たり500袋,そして一袋で1.5kgと,それで単価的には800円と見込んで計算しておりまして,一人当たり60万円というようなことで所得向上のための試算としております。先ほど議員からありましたとおり,県の姶良・伊佐地域振興局の主査の話では価格が今後の課題だと。量自体は取れるだろうと。しかしながら価格が問題であって,だから,これだけを専業でするというのはなかなか難しいだろうと。複合経営の中の一環として考えていくべきだろうというようなお話は聞いています。 ○6番(中村満雄君)  この秋には漁業権が設定され,出荷が始まります。湾奥アサリのブランドを確立し,できるだけ高い価格で販売できることが望まれますが,市としてはどのような対応をお考えですか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  錦江漁協につきましては,平成28年度は県の補助事業でございます浜の活力再生支援事業の導入を目指しておりまして,砂浜を走行可能な運搬車の購入,それからアサリの選別作業を効率的に行うことができるふるい機の購入。それと,砂抜きを目的とした蓄養用丸かご,軽石の購入が予定されているようでございます。市としましても経営が軌道に乗り,安定が図られるよう必要な支援をしてまいりたいと思っております。 ○6番(中村満雄君)  新聞報道とかテレビ報道が複数回なされております。湾奥アサリの動向について,私がいろんな市民の方々に伺っても御存じのない方が多いと。そこで提案ですが,広瀬の浜のアサリということでブランドを確立するためにポスター作成とか,市の広報誌への掲載とかも必要ではなかろうかと思いますが,いかがでしょうか。 ○林務水産課長(石原田稔君)  アサリの販売促進対策と致しましては,例えば県内での地産地消を促進しまして,特産化を図るための飲食店への販売拡大等が考えられるわけですけれども,錦江漁協の計画に沿った形で支援を行いたいと思います。
    ○6番(中村満雄君)  鹿児島市の魚類市場のほうでは,湾奥で取れたアサリということで,高い価格での取引が可能であろうということは伺っているのですが,当然,当初の出荷量は少ないと思います。そういった意味では,特定のスーパーや販売者とかそういったところの対応になろうかと思いますが,これを観光の材料として使うとか,そういった構想はありませんか。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  おっしゃるとおり,これから所得向上のためには売るということが問題になるかと思いますが,昨年も姶良地区の水産業の協議会の中で研修にも行きました。そして,昼食でアサリを実際食べさせる所も行きました。やはりそういった所は観光等も一緒になった形でもやっておりますし,ですから,ただアサリを市場に出すだけではなくて,地元で消費する方法とか,そういったものもこれからいろいろと考えていきたいと,私どもはそのように考えているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  漁協のほうでも,当然,網の中から漏れ出した卵とかいったものが実際海辺に定着して,そうしますと,例えば,今ほとんど取れない下井海岸とかいったところでも,一般の方が行ってもアサリが取れるという状況になろうかと思います。そういった点も,漁協の方々は期待はされていると。当然,浜がきれいになる。今の問題は,貝をまいてもエイが食べるといったことと,水はきれいであるけれども,海底はさほどきれいではないと。そういった意味では,浜の浄化ということがすごく期待されるわけですが,皆さんの御期待と一緒ですので,これはこの辺で置いておきますし,今回のこういった方策に対して,当初からうまくガイドなり,指導なり,いろんなことをされた林務水産課に対してはすばらしいことだと評価しておきます。次に,最後の4問目の鹿児島空港の問題についてお伺いしますが,画像をお願いします。これは,閉鎖が起こったときの軽飛行機が滑走路上に止まっている新聞記事です。市の答弁では,空港会社にヒアリングしての御答弁でしたが,行ったと聞いたとかそういったことで,非常に悲しいと。それで,人道的見地から今後,対応しなければならないと。人道的見地からだけでしょうか。私が申し上げましたのは,要は口先だけでは駄目なのではないのかと。「おもてなし,おもてなし」と言っていても,結局はこういったときに対応できなくて何なのと。観光立市と言っていてどうなのということを訴えたわけですが,市長,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  まず,私たちの鹿児島国際空港という場所でございますけれども,これは空港所在都市ではあっても,私たちが霧島市として直接管理をしている空港ではありません。そういう大前提があろうかと思います。そして,今回の報道,これはやはり空港の管理事務所だとか,あるいは空港ビルディングとか,鹿児島県とかいうレベルの方々がしっかり連携を今までも,今も,今後もしっかりとした対応をなさるべき範囲のことかというふうに存じております。そしてまた,一般的には,普通の民間航空機としてのエアライン,これは契約をしてきちっと通常運行をするようなところが起こした事故か,あるいは,プライベート機が胴体着陸をしてやったことかとなりますと,プライベート機が胴体着陸をしたという報道でございました。そういう中で,空港ビルにおかれては新聞報道等を見る限りにおいて,セキュリティなどのことがあり,24時間空港ではないわけですから,例えば羽田空港みたいに24時間空港だと,それなりに対応される範囲が常識的にあるわけです。しかしながら,私たちの地域では,それこそ14時間空港運用の時間帯になっていますよね。そして,例えば様々なセキュリティが,しっかりと安心・安全の利用ができる体制というものを一般的に空港は,常に配慮されております。誰でもいつでも,何かあったら宿泊場という格好にはなっておりません。そういうところを,観光立県・観光立市じゃないか,直ちにこうするべきだという点は人道上,例えば8・6水害があったときは,正にそういうことを対応されております。しかし,この場合,プライベート機が胴体着陸して,一般のエアラインも大きな悪影響を受けて,しかも時間帯は午後5時ちょっと過ぎと。そして明らかに今後の便が欠航にならなければならないというのは,その頃は,まだ明るい午後6時半ですよ。それからビルが閉まるまで午後7時,8時,9時,10時あるわけですね。その間に多くの説明が成されて,行くべき人は,皆あちこちに「これは残念だな」と「しょうがないね」という理解をしながら動いておられるわけですね。ですから,この少数の残られた方々に対してどうなさるかは,やはりそういう関係された方々が,本当にしっかりと「午後6時半くらいから欠航がはっきりしました。近くに,あるいは別な場所にも宿泊機能だとかいろんなところをお探しになられておりますが,いかがいたしましょうか」と,「バスなど周りの交通機関も全部ありますよ」と,そういうことを全部丁寧に対応なさった。でも一桁台の複数の方々が「ここに泊まることはできないか」と,何かそういうことをおっしゃったみたいですね。結果,今までの流れの中で,新聞報道等で我々は結果を知るということになるわけですね。「霧島市さん,この人たちをどうにかしてください」と言ってきたわけではないわけです。私たちはそれを常に,じっと待っている立場でも今のところないわけです。ですから,そこは冷静な事実を見ながら,市が何ができるかを御指摘いただいたほうがよろしいのではないかと思います。 ○6番(中村満雄君)  新聞報道は,締め出されたとかいった形で,このような対応はできないだろうかと,そういった提言も含まれていました。ということは,それは事実ではないというお考えなのですか。余りにも報道がやり過ぎだとか,そういった認識で,先ほどの観光部長の御答弁だったということですか。 ○商工観光部長(池田洋一君)  私どももこの質問が出ましてから,空港ビルディングへ詳細を聴きました。そうした場合,最終的に残られた方が3名ほどいらっしゃったということで,その中の一人の方が24時間滞留させてほしいというような御希望があったと聞いております。そのほかの方につきましては,タクシー・バス,いろんな交通網が動いておりますので,そういう形で自分なりに対応されたと。それと空港ホテルにも聴いてみましたけれども,その日は満室ではなく,空室もあったということですので,そこらの事実を踏まえて今後,対応をさせていただければと思っております。 ○6番(中村満雄君)  もう1回画像をお願いします。南日本新聞で霧島市の方が怒りといいますか,遭遇された利用者への対応のまずさは目を覆うほどであったとか,そういったことと,もっとうまくできないのと。実は,空港会社というのは,航空会社から開いておいてという依頼があったら,それは受け入れるらしいのですよ。鹿児島空港も。ということは,所在地の霧島市からその申出があったとしたならばどうだろうかということで,その辺は確認されましたか。霧島市からの要請があったら開きますよ,閉鎖しませんと,そういったことの確認はされましたか。 ○商工観光部長(池田洋一君)  霧島市から要請して,空港ビルディングがどうお答えになるのかはっきり分かりませんけれども,そのような要請はしておりません。 ○6番(中村満雄君)  この6月の県議会で,鹿児島空港の運用延長ということに対する質問がなされて,それに対して県の企画部長は空港使用の時間帯延長を検討することをこの県議会で表明しています。理由として,利便性の向上,観光ビジネス客の増加が期待できる。航空事業者や地元などの関係者と検証を進めたいと発言をされております。先ほど市長の御答弁もありましたが,これに対して市はどうお考えになりますかということと,市へ協議の申入れはありましたか。いわゆる時間延長の協議には空港閉鎖問題,こういったものも含めて県と協議するべきと思いますが,このことを御存じかどうか分かりませんけれども,県議会の6月議会で,そのようなやり取りが行われています。どう思われますか。 ○企画部長(塩川 剛君)  空港の時間延長についての正式なお話というのは,お伺いいたしておりません。今後どうするかというようなこと等につきましても,これまでも空港につきましては,時間延長をした経緯がございますけれども,それらに当たりましては十分地元の方等に説明と配慮を尽くした上で,現在の時間帯になっているところでございますので,今後の時間延長について正式な議論を行うということになりますと,同じように十分住民の方々等の理解を得た上でやっていくというようなことになるのではないかなと想定しているところでございます。 ○市長(前田終止君)  今,申し上げたとおりでありますが,若干加えますと,今までの段階で,空港利用促進協議会,あるいはまた,城山観光ホテルで先般行われました海外路線や国内路線の利用促進についてのシンポジウムなどで招かれていったときに,漏れ聞いたと。願わくばこうもあってほしいというような話としては聞いたことがございます。今の空港が位置付けられて42年であります。やがて8年もしますと,半世紀という時代が到来を致します。あと5年もしますと東京オリンピック,2度目の鹿児島国体となります。そしてまた,海外4路線あるわけでございますが,これらの定期路線がデイリー運航化への大きな外客の増大による期待もあります。そして,国内の航空機も今から50年前,45年前,40年前,30年前などに比べると機種の改良が随分進んでおります。よって,航空機騒音というのも大昔とは段違いというような流れにもなってございます。日本が観光立国であり,私たちの地域も観光立県であるという認識を強く持ちながら,今後の国や地方の在り方が検討をされております。そういう中では,やはり市民の皆さん方や地域に近い関係の皆さん方の理解と協力を得ながら,お互いが前向きにそういうことを受け止めていく時代がやがて来るのかなと。また,そういう話も正式にいずれ訪れるのかなと憶測いたしているところでございます。 ○6番(中村満雄君)  県議会でのいろんな提案では,23時までというのは,ほぼそういった形で検討しようということを言っているということと,24時間化ということも構想に挙がっているようです。となりますと,たまたま今回の胴体着陸の時間帯が開いた時間帯で良かったわけですけれども,例えば夜にそうなったときにどうするのか。そのときに,霧島市は空港会社とか航空会社に任せればいいということではなくて,こういったときにこそ,先ほどの霧島市へ移られた方の理由の一つが,高速道路がある,空港があるという,そういったことも理由になっていたと思うのですよ。そういったことがありますので前向きにといいますか,検討をちゃんと打合せなさって対応していただくことをお願いして,私の質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  例えば,成田空港辺りの24時間空港化という実態は,大変おおざっぱな話ですが,おおむね午後10時過ぎくらいまでで終わり,朝の大体6時過ぎくらいから運航と。その間は,一般的には24時間化の許可は得られていても,使われることはほとんど在り得ないという実態でございます。 ○議長(常盤信一君)  以上で,中村満雄議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。             「休 憩  午前10時26分」             ―――――――――――――――             「再 開  午前10時40分」 ○議長(常盤信一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,2番,平原志保議員から3件通告されております。したがって,発言を許可します。 ○2番(平原志保君)  議長から発言の許可を頂きましたので,通告どおり質問していきます。はじめに,屋久島町の口永良部島の爆発的噴火から来週で1か月になろうとしています。全島避難されている島民の方々には,同じ県民として心よりお見舞い申し上げます。日頃の訓練の成果で素早い避難が行えたことなどが報道されておりましたが,同じ霧島火山帯の上に住む我々も心しなければと改めて感じているところであります。さて,ここ数年,思いもよらない自然環境の猛威に触れる機会が多く,いつ何時,何が起こるか分からない時代になりました。想定外という単語は使えなくなりました。そんな中で,予測できるものも中にはあります。今回質問いたします一つ目のPM2.5などの公害は,天気予報のように予想図が公開されます。しかし,その情報も正しく伝わり,生かされなければ意味を持ちません。今後,長い目で見たときに,このPM2.5によっての健康被害が出ないよう,今,我々ができることをしていかなければなりません。質問に入ります。今年に入って初めてPM2.5の濃度が高く,県からの注意喚起もあった日は,霧島市は龍馬ウォーク当日でした。私も霧島の山のほうから国分に下っていく中,霧島市の平野部分が濃い霞に包まれているのを見ました。一緒にいた子供にマスクをさせ,目的地に下り,建物に入りましたが,外には乳飲み子を抱えたお母さんもいて心配になりました。私が知る限り,過去に注意喚起があったときにも,学校関係などでは野外から屋内への避難など,呼び掛けもなく,普通に体育や外での清掃がなされていましたが,今後もこのような注意喚起は特には注意されず,無視されていくのでしょうか。また,市民全員がメール等でPM2.5の情報を受け取っているわけではありません。市民はもちろん,観光客など,市内に訪れている人に対しても防災無線等で呼び掛けてほしいという声も上がっていますが,どうでしょうか。次に,学童保育について伺います。昨日,学童保育について宮内議員が質問されていましたので,私は夏休みの学童保育に絞って伺っていきます。本音を言えば,早期の「放課後教室」の市内全域設置を望んでおりますので,学童保育ばかりを取り上げるのにはちゅうちょがありましたが,夏休みを前に緊急を要する問題なので,解決策を含め,答弁をお願いいたします。質問いたします,来月には夏休みに入りますが,長期休暇中は親の仕事の都合上,毎年希望する子供が増えております。今回希望する子供たちは,学童に全員入ることができるのか伺います。最後に地方創生について,議会では地方創生総合戦略調査特別委員会が,市民の方々からは霧島市地方創生有識者会議が設置され,動き出しました。さて,国のほうでは以前から,いろいろな種類の特区を進めており,今月5日締切りだったものに「国家戦略特区」が募集されておりました。これらは広く各市町村に伝えられて募集されているものですけれども,霧島市は過去,このような規制を取り払って行っていく特区などに手を挙げたという話は聞きませんが,このようなものに応募しない理由をお聞かせください。以上,壇上からの質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  平原議員から3問につきましての御質問でございました。1問目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等が,それぞれ答弁をさせていただきます。1問目のPM2.5対応についてお答えします。PM2.5とは,工場や自動車から排出され,大気中に浮遊する,粒径が2.5μm以下と極めて小さい物質のことを言いまして,大気中に長時間滞留し,呼吸器系の奥深くまで入り込みやすいことなどから,健康への影響が懸念されているものでございます。このようなことから,鹿児島県では,環境省が示している注意喚起のための暫定的な指針に基づき,「微小粒子状物質(PM2.5)に関する注意情報の発表要領」を定めております。この要領には,注意情報の発表を行う際の判断基準が定められており,それらの基準を超えた場合,県は基準値を超えた場所,濃度の速報値及びその後の対応などについて,県内の全自治体に伝えることとなっております。本市では,その情報が,環境衛生課及び保健体育課に伝達されることとなっておりまして,それらの情報は,庁内の関係課,各学校,児童福祉施設等にお伝えするようにしております。また,市民の皆様へのお知らせは,屋外の活動での注意事項等について,防災行政無線による迅速な呼び掛けを行うほか,市ホームページへの掲載や,FMきりしまなどにより,更なる周知を図ることといたしております。なお,これまで本県におきましては,注意情報が発表されたことはございませんが,今後,発表があった際は,迅速な対応を行うことにより,注意喚起に努め,市民の皆様の健康の保護を図ってまいる所存でございます。また,鹿児島県におきましては,独自の対応として,注意情報の基準値に満たない場合であっても,比較的高い濃度が継続し,注意を促す必要がある場合には,県民に対してメールによる情報発信を行っておりますので,本市と致しましては,このことについて,市民の皆様に周知を図ってまいりたいと存じます。 ○保健福祉部長(花堂 誠君)  2問目の,夏休みの学童保育についてお答えいたします。霧島市内の放課後児童クラブの利用料や利用料減免の制度につきましては,各児童クラブの登録数やその登録数に対応する放課後児童支援員の人数等,地域の実情に応じ,運営の状況が異なることから,統一が困難な状態にあります。しかしながら,利用料の設定や利用料の減免制度は,放課後児童支援員の処遇等,放課後児童クラブの運営に直結するものでありますので,子ども・子育て支援新制度における放課後児童健全育成事業の基準額設定の動向等を注視し,各放課後児童健全育成事業者の方々と連携しながら,利用者の御意見等にも配慮し,調整に努めてまいりたいと存じます。また,夏休みに増加が予想される放課後児童クラブ希望児童につきましては,その児童が就学している小学校の近隣の児童クラブの施設面積に余裕がない場合や夏休みなど,一時的な期間における放課後児童支援員の確保が困難な場合は,受入れが困難であると認識しております。このようなことから,夏休みなど,一時的に不足する放課後児童クラブの確保につきましては,早急な対応は困難でありますが,本年3月に策定しました「霧島市子ども・子育て支援事業計画」などに基づき,各放課後児童健全育成事業者の方々と連携しながら,学校周辺の公共施設等の利活用も含め,様々な手法も視野に入れながら対処してまいりたいと考えております。 ○企画部長(塩川 剛君)  3問目についてお答えいたします。本年4月28日から6月5日までの間に,内閣府から募集受付のありました国家戦略特区につきましては,事業の実施主体となる民間事業者又は地方公共団体から,国家戦略特別区域における産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成の推進に関し,政府が講ずべき新たな特例措置に係る提案を募集するものでありました。この国家戦略特区の概要につきましては,提案に基づき国が指定した区域において,国と地方による協議会を設置し,国の主導的立場の下,規制緩和等による事業の推進とともに効果の検証を行おうとするものであります。具体的な規制改革の事例と致しましては,公立学校運営の民間への開放や国際医療拠点における外国医師の診察,外国看護師業務の解禁などがあり,それぞれ関係機関団体との合意形成が必要であると想定されます。このようなことから,本市におきましては,現時点で国に対して規制緩和や制度改革を求める具体的な事業がなかったことから,今回の国家戦略特区に係る新たな特例措置に関しての提案につきましては見送ったところでございます。 ○2番(平原志保君)  丁寧な答弁ありがとうございました。質問席から再質問させていただきます。市長からも説明がありましたが,PM2.5は粒子状物質と言われるもので,主に人の呼吸器系に沈着して健康に被害を及ぼすとされています。疫学的には,粒子状物質の濃度が高いほど呼吸器疾患や心疾患による死亡率が高くなると言われております。また,アレルギーを持っている人たちにとっては厄介なもので,皮膚や目のかゆみ,鼻,耳などに影響を及ぼし,悪化させます。さて,このPM2.5なんですが,発生させないことが一番なんですけれども,今,飛んでくるものは防ぐことはできません。対策としては,自分たちがそれに暴露しないようにする方法しかないわけですけれども,今回,注意が出ていないと。注意喚起は出ているけれど注意は出ていないから,学校などには伝えていなかったという話を聞いているのですが,私の知る限りでは同じ条件,やはり,この注意喚起がメールで来たときに,保育園などではそこに通う乳幼児や学童の子供たちに対して,野外活動は控えるように先生たちが伝えているのですね。片や同じ条件で,学校では外で草取りをさせたり,体操をさせたりしているわけです。この問題は沈着していくということが問題であり,やはり70μg/m3だから平気だというわけではなく,環境基準は35μg/m3ですから,やはり高いわけですよ。80μg/m3になっていないからいいというわけではなく,テレビを見ていても天気予報のところにPM2.5が出ますが,70μg/m3のところでは赤いマークが付き,外には出ないほうがいいですよというようなことが言われるわけです。それで,注意喚起のときのレベルでは役所にもメールでしか情報が来ないのかもしれませんけれども,その時点でぜひ,子供たち,学校関係にはこちらから情報を伝えていただくということはできないものでしょうか。 ○保健体育課長(新鍋一昭君)  確かに,今までそのような情報は出しておりませんけれども,今後,ぜんそくなどの疾患を持った児童・生徒・園児の方がいらっしゃるということも考慮しまして,注意喚起の情報等については鹿児島県の環境保全課がメールを配信しておりますので,QRコードの付いた利用方法を今後,校長会・教頭会で促していきたいと思います。 ○2番(平原志保君)  そうしますと,その情報があったときには,先生たちもその情報を取って,子供たちに伝えてもらうようにお願いしてもらえるということでよろしいでしょうか。 ○保健体育課長(新鍋一昭君)  そこも含めてお願いしたいと思います。 ○2番(平原志保君)  あとは観光客の方,外でグラウンドゴルフなどをされている方なども情報がなかなか入らないと思うのですが,その辺の対応はどのようにお考えでしょうか。 ○環境衛生課長(中馬吉和君)  先ほどの答弁の中でも,注意報が出た場合には,全自治体同様の対応を定めているということで,御説明申し上げました。ただ,その前の段階で,その基準に満たない場合の情報等については,これはもう早くから市のほうでもホームページ等にその情報等を入手できるようなQRコードを添付しておりますけれども,なかなかホームページ等を御覧になれない方々等もいらっしゃると思いますので,その辺の周知についてはまた広報誌等を活用したりとか,そういうものも考えてみたいと思います。 ○2番(平原志保君)  ぜひ,幅広く情報が伝わるように考えていただければと,お願いしたいと思います。では,次に移りたいと思います。学童保育についてですけれども,昨日も説明がありましたが,市内の学童保育のほうは,サービスや料金,それには基準がなく,施設任せになっているという状況です。料金的には,月々2,500円から1万円を超えるところがあるということでしたけれども,県外ですと,保護者負担はおやつ代だけで,ほかは行政負担とか,親の収入には関係なく,完全無料化というところもあります。それは財源の問題とかもありますので,比べることも難しいのですけれども,一応そういうところもあるというのは認識をお願いいたします。それで,今年,市内では,企業内学童保育もオープンしているというふうに伺っています。今後も計画などもあると聞いているのですが,そのようなものを含めれば,霧島市の学童クラブの数は増えてはきていると思うのですけれども,やはり,夏休み中は,時間が長い分,子供たちは行く場所がなく,親たちが利用せざるを得ない状況が毎年起こっております。古い数字になりますが,2012年に発行された全国学童保育連絡協議会の「学童保育ハンドブック」の資料によると,小学校低学年の子供の場合,学童にいる時間は,年間1,140時間になります。それに比べて,学童保育で生活している時間は,年間約1,630時間になります。ですから,学校にいる時間より,学童で生活をしている時間のほうが長くなるわけですよね。半数の学童では午後6時まで開設し,中には午後7時まで入れるという所を入れると,約7割の学童保育が長時間やってくださっているのですけれども,考えていただきたいのは,学童に入れない子が霧島市内にもいるわけですよ。そうすると,中には1,630時間を一人で家で過ごしている子供がいるかもしれないのですよね。現に経済的な理由とかで,入れていない子もおります。子育て支援を市が言うならば,そこら辺をしっかりとフォローする必要があると思うのですね。地域で子供たちが被害に遭う事件が,本当にここ最近多発している中,全ての子供を対象にした放課後の安心安全な居場所づくりが整わなければ,今後胸を張って,私も子育て世代の方へ,霧島市への移住促進を勧めることができません。ただ,今回,そういう大きなことを言うつもりもありませんので,まずは目の前の夏休み,希望する子供が約1か月間,孤独にならないようにする方法を,いろいろな理由が書いてあり,今も説明されて,できないようなことも出ていましたけれども,やはりやらなきゃいけないのですよ。やらざるを得ない。周辺の公共施設等の利活用も含めてとおっしゃっていますけれども,学校周辺ではなくて,夏休みは学校そのものも空いていますよね。そちらを使って。人材は探せばいます。どうぞ,この夏からしっかりと,一人も漏らさず,子供を預かれるという状況をつくっていただきたいとお願いしたいのですけれども,市長,いかがでしょうか。 ○市長(前田終止君)  教育に関わる大半は,教育委員会のほうにお願いしておりますが,夏休みの学童保育に集中して,地域の子供が安心安全でいられる環境づくりに力を尽くしたらどうだという御指摘かと感じました。今ある制度の中で,どこまでお応えができるか,あるいはまた,新たにそのような視点がどういう方法で,応えることが可能なのか,その辺を具体的に関係する教育委員会等で協議をしてもらいたいと思います。あと,残りの詳しいことについては教育委員会へ答弁させます。 ○学校教育課長(室屋正俊君)  学童保育の学校教育施設の利用ということでございますので,お答えいたします。夏季休業については,霧島市の学校管理規則について定めてあります。夏季休業だけではなくて,冬季休業,学年末休業,学年始休業等を定めてございますが,なぜ,こういう長期休業を定めてあるかといいますと,現在も地球温暖化については皆さんも御承知のとおりでございますが,一年を通した季節,地域の行事等を鑑みて,学校教育の節目節目をつくっているところでございます。夏休みにつきましては,子供たちが学校で学習をするには,やはり高温多湿で,なかなか教育環境としては整わないということで,夏休みを設けてございます。職員については夏休みというのはございませんので,基本的には学校で勤務をしております。会議や研修,あるいは外部での研修等に出ておりますが,職員はあくまでも学校教育の立場で勤務をしておりますので,学童保育とはまた業務が異なると考えております。施設の面から申しますと,現在のところ,小・中学校とも普通教室にはエアコン等を設置しておりませんので,教育で過ごされる子供さんたちにとっては,余り良い環境ではないかということが二つ目です。それから三つ目,けがとか,そういうときの責任を誰が取るのかというときに,外部から学童保育の専門の方が必要かと思います。その方と学校の職員との連携というのもなかなか課題があるかなと,今のところは思っております。 ○2番(平原志保君)  すぐには難しいとは思うんですけれども,しかし実際,学校を使っての学童保育をされているところありますし,一つ一つクリアすれば,そんなに難しい問題ではないと思うんですね。今回,夏休みにすぐやれないかも,困難だという話で,施設がないということが一つ挙がっているわけですけれども,学校を使うとかすれば,そこからいろいろな知恵も出てきますし,皆さん専門家ですから考えていただければ,やれないことはないと思います。冷房等がなくて環境が悪いということもあるかもしれませんけれども,その時間を子供一人で置いておくよりは,少々環境が悪くても,犯罪に遭う確率が減るならば,親はお願いすると思うのですね。泣く泣く子供一人を置いていかなければいけないことを考えれば,誰かが見てくれる場所があるというだけで安心感につながります。ぜひ,難しいと言わず,まず考えるというふうにおっしゃっていただければということを心よりお願いしたいと思います。次に,3問目の最後の質問になります。今回,国家戦略特区のことについて伺いました。こちらは6月5日まで出ていた内閣府からの募集だったのですけれども,国家戦略特区とか,ほかの特区について,いろいろ募集が過去出ておりました。霧島市はやれそうなのに,そういうものになぜ手を挙げないのかなと,議員になる前から思っていたのですけれども,今回も6月5日までの締切りがありますから,ぜひ知恵を出して応募してくださいと内閣府の方々がおっしゃっていたのですけれども,やはり今回も出ていなかったようなので,それはなぜだろうと考えてみました。そうしますと,まずこの特区というのは,いろいろ教えていただいたところによると,規制を取り払うことが目的で,規制があるからこそできないものが,規制が無くなればやれるよというものを目指して,あるプロジェクトを進めたいから特区を取るんだということなんですけれども,そうしますと,そういった規制を取り払ってまでして,これをやりたいというアイディアが霧島市は出ていないということなんでしょうか。回りくどい言い方をしましたけれども,規制を取り払ってまでもやりたいというプロジェクトがなかなか挙がらない状態になっているのかお聴きします。 ○企画部長(塩川 剛君)  まず,今回の国家戦略特区の募集要項でございますけれども,提案の概要といったようなところで,先ほども申し上げたのですけれども,次の全ての要件を満たす提案について募集するというようなこと等で,「産業の国際協力の強化又は国際的な経済活動の拠点の形成の推進に資する具体的な事業に関する提案であって,規制・制度の下では不可能又は困難である場合に,これを可能とするために必要となる規制・制度改革についての具体的な提案であること」と,今回の提案についてはこういうことでございました。したがいまして,私どものほうでは具体的事案がなかったといったようなこと等でございます。基本的には,申請できるのは民間もできますし,地方公共団体もできるということなんですが,一般的には民間などが主になるのかというふうには感じているところでございます。そういった事案がなかったのかということなんですけれども,今回,霧島市の地方総合戦略の策定の関係で,外部有識者会議を設けたわけなんですけれども,その辺で,けんけんがくがくいろんな話が出てくるということを楽しみにしているのですけれども,その辺りで例えば,「特区がないと無理だよね」といった話などが出てくれば,そういうものを挙げるというのも可能ではないかなと思いますけれども,いずれにしましても,どういう事案が挙がるのか。こういう規制があってなかなかできないということなんですけれども,関係する団体があります。そういう団体等の規制があるからできないんだと。だから特区なんだということなんですけれども,事前にそういう団体との協議というのは必要ではないのかなと感じているところでございます。その辺を踏まえながら今後の国の動きには注視していきたいと思います。 ○2番(平原志保君)  今回の国家戦略特区の募集の中身には全く当てはまらないのですけれども,霧島町田口土地改良区では小水力発電を今,進めています。こちらは数年掛けて,水利権をクリアして地元も一丸となって進めているのですけれども,この小水力発電は,そこの地域だけの話になるものなのかもしれませんけれども,これをうまく使って観光につなげ,そこでの財源をもっと別なものに使っていくという夢を,この霧島町田口土地改良区の方たちは抱いているわけですけれども,やはりある種,規制などがあったりして,なかなかうまくいっていないようです。こういった小さい単位でのアイディアやら事業が,これからは増えてくると思うのですけれども,そのときに大事なのが市役所の方々の対応とお知恵なんですね。いきなり特区を目指せということは言いません。このような小さな単位の,自治会でやるものなどに,プラスアルファの知恵や経験を伝えていただき,手を貸していただけることで,これがもしかして発展し,大きな特区を目指すようなものになるかもしれません。今回,地方創生を言われ,我々のほうでも委員会をつくり,霧島市は動き出しておりますけれども,絶対いろいろな良いアイディアが出てくると思います。そのアイディアを発展させられるかどうかは,やはり役所の方々の協力だと思うのですね。ぜひ,いろいろな条件が整わないやら何やらという理由が出てくるかと思うのですけれども,そこを一つ一つクリアして,努力していただけるよう,今回,国家戦略特区に応募しなかった理由はというふうに聴きましたけれども,今後の地方創生の動きのためにも,何かをやっていかなければ生き残れないということなのでやっていくしかありません。ぜひ,御協力いただき,そして,できたら引っ張っていただけるような存在になっていただければありがたいと思います。私の質問は以上です。 ○企画部長(塩川 剛君)  特区につきましては,旧小泉政権時代の構造改革特区というものがあったり,民主党時代の総合特区というのもございます。これらにつきましては,地方のほうからビルドアップしていって,それらの意見を踏まえて特区を設けるという形であったのですけれども,今回の国家戦略特区につきましては,基本的にトップダウンという形のものでございます。総合特区の指定基準概要などもちょっと見てみますと,先ほど申しましたように国際競争力の強化とか,いろいろ国全体を見回した感じでのそういうようなイメージでございます。ですけれども,いずれにしましても総合特区とか構造改革特区という制度自体はまだ残っているようでございますので,その辺りの制度等について,こちらのほうももっと勉強しながら,そういう御相談があれば,こちらのほうもその相談に合わせた形で検討はしていきたいというふうには思います。ただ,クリアできる問題・クリアできない問題,いろいろ出てくるかと思いますけれども,その辺を見ながら一緒に勉強させていただきたいと思います。 ○議長(常盤信一君)  以上で,平原志保議員の一般質問を終わります。次に,8番,前島広紀議員から3件通告されております。したがって,発言を許可します。 ○8番(前島広紀君)  新燃市政クラブの前島広紀でございます。私は,子供や障がい者,お年寄りに優しいまちづくりを目指し,霧島市の更なる発展と市民福祉の向上のため,初心を忘れることなく活動を続けてまいります。さて,先の4月18日に,霧島市内のホテルにおいて全国から約250名以上のキリシマツツジに関係のある方々が集まり,「第2回全国キリシマツツジサミット」が盛大に開催されました。主催は,「霧島連山希少植物保全調査会」のメンバーや副市長などを中心に構成された実行委員会や生活環境部が事務局として計画し開催したものでありますが,遠いところでは石川県能登地方や,群馬県館林市,新潟県,島根県など,近くでは環霧島の首長を始め各種団体の参加がありました。そして,「キリシマツツジの栽培の歴史」や「全国各地への広がり」などについての基調講演がありました。その次に行われた国分中央高校の生徒による,「キリシマツツジの栽培に関する研究発表」がとても印象的でした。同校は昨年の春から,挿し木による増殖を授業の一環として始めたとのことで,その成果を,例えば用土のこと,また発根促進剤のことなどを比較しながら,大勢の大人の聴衆の前で堂々と発表しました。私はこのりりしさをたたえてあげたいと思います。そして,このことで,高校生の若者が,キリシマツツジというものに興味を示してくれれば,今日,地域で忘れられかけている現状から脱却できるのではないか,そして,復活の原動力になってくれるのではないかと思います。そこで,今回のサミットを通して多くの環霧島地域の方々に,キリシマツツジの存在を知ってもらうことができたと思いますが,今後,霧島市としてはどのように取り組んでいくつもりなのかお伺いいたします。また,併せて国分中央高校としては,どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。次に,少子高齢化の波は,農業に関しても同じであり,農業者の減少と高齢化が警鐘されていますが,それに対する本市の取組をお伺いいたします。最後に,医師会医療センターの救急医療の対応に関してですが,1点目に,本市における全体的な救急搬送の現状をお伺いいたします。2点目に,医師会医療センターに関する急患受入れの現状はどうであるかお伺いいたします。3点目に,同センターにおける医師や看護師,その他の職員の確保はどのようであるかお伺いし,壇上からの質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  前島議員から3問につきましての御質問でございました。1問目の1点目につきましては私のほうから,1問目の2点目につきましては教育委員会が,そのほかにつきましては関係部長が,それぞれ答弁をさせていただきます。1問目のキリシマツツジサミット後の取組についての1点目にお答えいたします。「第2回全国キリシマツツジサミットin霧島」の開催は,平成21年から始まった石川県能登地方のキリシマツツジ関係団体と本市の霧島連山稀少植物保全調査会との間における,キリシマツツジを介した活発な交流がきっかけでございました。私と致しましても,原産地である環霧島地域で,このキリシマツツジをキーワードとした地域の活性化ができないものかとの思いから,サミットをお引き受けいたしたところでございます。サミットの開催内容につきましては,先日,皆様に御報告申し上げましたとおり,官民一体となった実行委員会を組織し,環霧島会議の各市長・町長を始め,全国から約250名の方々に御参加を頂き,4月18日に盛大に開催をされました。また,キリシマツツジ研究の第一人者である先生方による講演や国分中央高校生による研究発表などに対し,参加者の皆様から大いに好評を得たところでございます。また,実行委員会では,サミット開催の機運を高めるため,多くの企業・団体の皆様からの御支援を受けて,樹齢100年及び70年の古木を含む22本のキリシマツツジの石川県能登地方からの里帰り事業を行い,写真展及びオープンガーデンを開催いたしました。このような取組を通じて,全国のキリシマツツジ保存地域の皆様との親交が深められたことはもとより,メディア等の紹介により,多くの市民の皆様にキリシマツツジを御認識いただいたものと考えております。本市と致しましては,里帰りキリシマツツジを含めた古木等の保存,市内全域を始めとした環霧島地域に植生させるための増殖の取組,市民の認知度の向上を図る取組について,霧島連山稀少植物保全調査会や国分中央高校などとの連携を図りながら,環霧島地域が一体となって取り組むことが重要であると考えているところでございます。そして将来的には,キリシマツツジが結ぶ園芸文化による交流人口の増加や地域間交流による地域活性化,さらには,花の持つ人を引き付けて止まない力を生かした観光振興につなげてまいりたいと考えているところでございます。そのためには,先ほども申し上げましたけれども,まず,稀少植物であるキリシマツツジの花を増やす取組を重点的に推し進め,原産地における本家の復活に全力で取組んでまいりたいと存じます。参考までに,第3回全国キリシマツツジサミットの開催は,群馬県館林市ということになりました。私も機会があって,館林市を尋ねてまいりましたけれども,「花のまちたてばやし」ということで,今までに既に何回も「つつじまつり」というのをやっておいでになっております。これはそのツツジの古木でありますが,これはもう日本一と言っていいくらいすばらしいものでございます。そして京都府長岡京市,そこも機会があって行ってみたのですが,長岡京市の長岡天満宮,こうしてキリシマツツジがメインにあるということでございます。びっくりいたしましたのは,長岡京市の景観重要樹木として,市が指定を,そのキリシマツツジに対して,大事にしていますよということを表しているわけでございます。そして,なおびっくりいたしましたのは,57回となるきりしまコンサートというのが行われておりました。「なんでここできりしまかと。私は全然聞いていないよ」というような感想を持ったのですが,実は長岡京市民にとって,キリシマツツジ,キリシマ,これはいつも見る花であって,親しみがあって,コンサートそのものをきりしまコンサートと名付けてしまって,57回,既にやっているということでございます。もう一つ申し上げますと,誕生記念のプレゼントに幸せを運ぶ赤い花ということで,長岡京市在住である新生児の保護者にモミジかキリシマツツジ,これは市の木はモミジ,市の花はキリシマツツジ,その苗木のいずれか1本を御自宅に配送しますということまでこだわってやっているわけですね。ですから,私たちは国立公園の中に保護されているキリシマツツジを念頭に置いておりますけれども,全国的には里山・里庭にしっかり根付いているということでございます。 ○教育部長(越口哲也君)  1問目のキリシマツツジサミット後の取組についての2点目にお答えいたします。国分中央高校の園芸工学科では,キリシマツツジの効果的な増殖方法の確立と栽培管理の方法について,昨年度実施したキリシマツツジの挿し木に関する研究結果を基に,より効果の上がる方法を探究し,現存するキリシマツツジの保存と管理については,剪定や周囲の除草など,できることから協力していきたいと考えております。次に,地域との連携につきましては,現存するキリシマツツジの保存のために,霧島連山希少植物保全調査会と連携した取組を行ってまいりたいと考えているところでございます。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  2問目の農政についてお答えします。本市の農業を取り巻く環境と致しましては,耕作放棄地の拡大,農産物の価格の低迷や資材・燃油の高騰,鳥獣被害の拡大などとともに,農業従事者の高齢化や担い手不足が重要な課題となっております。農業従事者の減少対策と致しましては,第一次霧島市総合計画後期基本計画の施策に基づき,青年就農給付金の活用,後継者等育成就農支援事業を実施しており,徐々にではございますが,お茶,花卉,果樹におきまして,後継者が確保されてきており,園芸においては,新規就農者が育成されているところであります。畜産におきましては,生産農家の高齢化により飼育頭数が減少していることから,後継者,若手畜産農家への増頭運動として,農家の個別巡回や事業の導入等を行っております。また,出荷時における高齢者の方々の負担軽減を図るため,必要なサポート等を行っているところでございます。今後とも,後継者,新規就農者の育成確保に努めるともに,離農を検討されている高齢者が新規就農者等へ経営を引き継ぐ,経営継承事業の活用等を考えているところでございます。 ○保健福祉部長(花堂 誠君)  3問目の医師会医療センターの救急医療の対応についての1点目にお答えいたします。霧島市消防局による平成26年度の救急車搬送件数は5,346件で,前年度と比較して188件の増となっております。このうち,管内医療機関への搬送件数は4,587件で,うち医師会医療センターへの搬送件数は,最も多い1,703件,率にして37.1%を占めており,前年度と比較して188件の増となっております。次に,2点目にお答えいたします。医師会医療センターは現在,救急告示病院として,また病院群輪番制,いわゆる二次救急病院として多くの救急患者を受け入れております。また,小児科・内科の夜間救急診療や循環器ネットワークの中心的病院としても役割を果たしているところでございます。医師会医療センターの救急患者受入れの現状でございますが,救急車の受入件数は,霧島市消防局管外を含め,平成26年度は1,958件で,うち診療時間内が686件,時間外が1,272件となっており,前年度に比較して182件の増となっており,年々増加傾向にあります。また,夜間救急診療の平成26年度の実績は,内科が2,187件,小児科が2,507件の合計4,694件となっており,夜間救急における市民の安心につながっているところでございます。次に,3点目にお答えします。平成27年6月1日現在の医師会医療センターの職員数は,常勤・非常勤を合わせて411名でございます。このうち医師が56名,看護職が237名,技術系職が41名,事務職等が77名となっております。医師等職員のうち医師の確保につきましては,昨年,第4回定例会で議員の一般質問に御答弁しましたとおり,鹿児島県のドクターバンクへの登録,鹿児島大学医学部医局への医師派遣の要請,本県出身者の縁故等による要請など,姶良地区医師会,医師会医療センター,市の三者が連携し,その確保に継続して取り組んでおります。また,慢性的に不足状態が続いております看護職の確保につきましては,医師会医療センターにより,看護学校への直接的な働きかけや奨学資金制度の周知などを行いながら,また,そのほかの職につきましても,随時,現状を把握しながら人材確保に取り組まれているところであります。しかしながら,救急医療施設としての役割を十分に機能させていくには,医師不足・看護師不足は継続的な課題であることから,今後も引き続き,姶良地区医師会等と連携を図り,医師や看護師等の確保に努めてまいります。 ○8番(前島広紀君)  質問したいことも先に答えられまして,ちょっと困ったところですけれども,それでは次に質問席からの質問としまして,キリシマツツジサミット終了後の市の取組に対しましてお伺いしたいわけですけれども,その前に写真の1番をお願いいたします。これは里帰りの樹齢100年と言われるツツジが植えられている状況です。2番をお願いいたします。これは国分中央高校に植えられました樹齢70年くらいという数字で,真紅の鮮やかな小さな花がたくさん咲いているところが特徴です。それと,3番をお願いいたします。これがあるホテルで行われました第2回全国キリシマツツジサミットin霧島の状況です。その次をお願いいたします。こういう状況で約250人が集まったということでございました。今回のサミットの成功は,先ほど市長からの答弁でございましたけれども,霧島連山希少植物保全調査会の方々が,以前から石川県能登地方のNPOの方々と連携を深めてこられていたことが背景にあります。この良好な関係は今後も継続していくものと思われますけれども,霧島市は今後どのように関与していくのか,4点ほどについてお尋ねしたいと思います。まず,1点目に,先ほど示しました里帰りツツジ,この管理に関してはどのように考えておられるのでしょうか。 ○生活環境部長(小野博生君)  里帰りツツジが,ちょうど市役所の懸垂幕塔の前のところと国分中央高校に2本,大きなのがあります。そのほかにも20本ほど里帰りをしておりますが,その管理につきましては,現在は市の土地に立っておりますが,今後は先ほど話が出ましたけれども,霧島連山希少植物保全調査会あるいは国分中央高校の方々が今技術を蓄えていらっしゃると思いますので,その方々と連携を取りながら,やはり今後,このツツジの管理に努めていきたいと考えているところでございます。 ○8番(前島広紀君)  せっかく譲っていただいた大切なものですので,枯らさないように注意していただきたいと思います。それでは次に,残存する古木の調査,あるいはその場所の確認,記録などはどういうふうに対応していかれるつもりでしょうか。 ○生活環境部長(小野博生君)  今回のキリシマツツジでございますが,生態調査というのを我々のほうでも行っているところでございます。平成26年度実施でござますけれども,霧島市に30か所くらい見つかっているようでございます。これはいろいろなところからの情報もありますが,特に霧島連山希少植物保全調査会の方々からの情報が非常に多かったです。ですので,そのような方々と連携を図りながら,今後も希少植物がどこに生息しているという場所の調査をしてまいりたいと思っているところでございます。 ○8番(前島広紀君)  おっしゃることは分かるのですけれども,霧島連山希少植物保全調査会の方々に頼るのも負担が大きいのではないかと思います。そこで,今回企業からの協賛金も頂きましたし,それから造園協会の協力なども大変頂きました。これからこういう方々との連携も必要ではないかと思いますけれどもどうでしょうか。 ○生活環境部長(小野博生君)  当然,そのような方々の御意見等を頂き,連携も図っていきたいというふうに思っております。 ○8番(前島広紀君)  さらには,その古木,キリシマツツジと思われるツツジが本当にキリシマツツジなのかという疑問の声も出たりすることもあります。そこで,例えば鹿児島大学に遺伝子研究所というところがございまして,そこでDNAの鑑定も可能だということで,島根大学の小林教授などがDNAに関するデータを持っていらっしゃるということも伺っておりますけれども,鹿児島大学の遺伝子研究所の話によれば,5,000円くらいで鑑定ができると,そういう話も聞いておりますので,今後はそういうところとの連携も必要ではないかなと思います。それと併せまして,私も所属しているのですけれども,鹿児島市に古木や老木の保存・管理を専門的に行っている日本樹木医会鹿児島県支部というところがございます。ここも市から要請があれば,協力を致しますよということも聞いておりますので,ぜひ,今後はそういうところとの連携にも取り組んでいただきたいと思います。それと,鹿児島県林業試験場におきましてはツツジ専門の技術者もいると聞いておりますので,そこらも併せて協力を要請して,一緒に取り組んでいってほしいと思います。次に,このキリシマツツジを生かした産業・観光の観点から,地域づくりに関しまして,挿し木による増殖で,苗を販売することで園芸産業として定着を図ることや,古木をオープンガーデンとして公開し,観光資源として活用することなどが考えられますが,能登町においては,NPO法人が中心となって活動していると聞いておりますけれども,霧島市におきましては,当面は市が中心になって,てこ入れをする必要があるのではないかなと思いますけれどもどうでしょうか。 ○環境衛生課長(中馬吉和君)  確かに議員がおっしゃいましたように,能登町はNPO法人が,そして,えびの市はおこびらつつじの保存会がオープンガーデンを行っております。霧島市も今回,このサミットに合わせて2軒のお宅について,オープンガーデンを行っておりますが,まだ,オープンガーデンのノウハウが確立していないことや,実際に家を御提供される方々のいろんな御心配事もあろうかと思いますので,当分の間は,基盤が確立するまでは,市がてこ入れをしながら,主体となって取り組んでいくことが望ましいというふうに考えます。 ○8番(前島広紀君)  ここで少し話を変えてみたいと思うのですけれども,市の花ということについて,ちょっと考えてみたいと思います。教育部長にお伺いいたしますけれども,霧島市の市の花は何か分かりましたらお示しください。 ○教育部長(越口哲也君)  市の花は,ミヤマキリシマが旧牧園町・霧島町が町の花と指定していたのを引き継いで,霧島市の花になっております。それと,ハナタバコが旧国分市の市の花ということで,霧島市の花になっているようでございます。 ○8番(前島広紀君)
     先ほど,市長に先に言われましたけれども,キリシマツツジが市の花になっている市があります。どこですか。 ○環境衛生課長(中馬吉和君)  キリシマツツジを市の花としておりますのは,先ほど市長も答弁いたしましたように京都府長岡京市,それと石川県能登町のほうで,のとキリシマツツジを町の花として指定いたしております。 ○8番(前島広紀君)  この後に市長の話を伺うつもりでしたけれども,順番が逆になりましたけれども,言われましたようにキリシマツツジが市の花となっている市があります。そこで,先般,同僚議員からもキリシマツツジを市の花にしたらどうですかという話がありましたときには,まだ,それほどキリシマツツジの花がそう広がっていない状況でありましたけれども,最近はいろいろな団体が活動を始めまして,例えば空港の出入口に20年ものが8本植えられました。それとか,市内のあるお菓子やさんの駐車場に新築記念としまして,キリシマツツジが100本植えられました。このように,だんだんキリシマツツジが市内に増えていく中で,例えば5年,10年先に,キリシマツツジを市の花にしようとする意気込みはありませんでしょうか。 ○市長(前田終止君)  今,現実的には霧島市の合併後の花木としてお互いに確認をされておりますのは,先の答弁にもありましたが,市の花としてはミヤマキリシマとハナタバコ,市の木としてはクロガネモチとモミジという花木が,今までの歴史的な流れを重要にして指定をされているものでございます。ただ,ここに来て,皆さん方の多くの今日まで,のとキリシマツツジとの出会いから様々な御指摘を私ども市,行政のほうにも頂きました。また,その間,メディアを通じても新聞やテレビ等で相当数キリシマツツジというものについて報道もございました。それらに基づいて私も初めて,そういう関係する地域に足を踏み込んでみるチャンスを頂いて,目の当たりにしてみました。それで先ほどの答弁のところで,一部御披露を申し上げましたけれども,私たちのふるさとにもともとあった江戸の昔,あるいはずっとそれ以前からあったのでしょうけれども,キリシマツツジというそのものは,実は全国にキリシマツツジとして伝搬しているというのが,はっきりとしてまいりました。DNAは正に鑑定された結果,能登半島のものとも一緒であることが分かったということでございます。そして,また翻って私たちのふるさとにも残存している古木,でっかいものがあったということも新聞等で知ったわけでございます。特に春山の島田さんのところのものも有名ですが,一番最近にではサミット前に紹介されました溝辺の古木も,能登半島にあるものに勝るとも劣らないというくらいのすばらしい樹高,枝張りでございました。そして,考えてみますと,これが長岡京市でのコンサートの名前を,市民に配るために,わざわざキリシマツツジの里だということで,第57回きりしまコンサートと。うちに断りは全然ないのですよ。[笑い声あり]だけれども,こうして57回もやっているわけですね。これくらい全国に認知されている。それを実際あるものとして,歴史的な価値としても,またもともとの原種の場所としても市の木か花という考え方で,積極的に検討することは,もう絶対これは必要だなということを市長としては感じております。市民の皆さん方の更なる理解・認知,そしてこういうことに対して,どういう形で,どう御披露,デビューさせてもらっていいか,そこらを十分に検討をして,その上で満を持していずれ良き日に,そのようなことになったらいいなと。市長としては。個人的な見解ですが,私としては意欲的に,十分にそういうものを検討してみたいなと,関係者とも勉強してみたいなと,こう感じているところでございます。 ○8番(前島広紀君)  ぜひ,そのようになっていただきたいと思います。次に,今後の国分中央高校の取組についてお伺いいたします。 ○国分中央高校事務長(西田正志君)  毎年,園芸工学科で1,000本くらい挿し木を行いたいというふうにお聞きいたしております。 ○8番(前島広紀君)  1,000本くらい挿し木をしたいという計画だそうですけれども,相当な大きさになるまでにはやはり3年以上掛かると思います。それであれば,三,四年後の話なんでしょうけれども,その後は,例えばその苗を今までのシクラメンとか,そういうものと同じように低価格で販売していくのか。それとも,先ほど市長から話がありました長岡京市でやっているように,誕生日とか何かの記念日にプレゼントするとか,そういう方法も考えられると思いますけれども,その辺りに関しましてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○国分中央高校事務長(西田正志君)  担当教諭の考えと致しましては,4年後くらいをめどに,霧島市内を対象として苗木を無料配布して,普及啓発に努め,その後は生育の状況を見ながら低価格での販売というのを検討してまいりたいとお聞きいたしております。 ○8番(前島広紀君)  ぜひ,そういうふうに努力していただきたいと思います。次に,農政関係に入ります。農業者の減少と高齢化に対する本市の取組につきまして,今回は高齢者の小規模農業について,薬草や野草の栽培などに関して,提言も含めて質問を行いたいと思います。10年後からは,地域活動を担ってきた高齢者の人口も減少に転じると言われており,耕作放棄地の増加が懸念されたり,農業委員会には田や畑を山林に転換したいという申請が多く出されてきております。今回の6月議会において,新規事業として,経営体育成支援事業が提出されています。経営規模を拡大する農家が金融機関から融資を受けて,農業機械を購入する経営体に補助金を交付する内容であります。大規模化を志す農家を支援することも重要な施策である一方,高齢者が自宅の空き地などを活用して,少しの収入を得られるような農業の提案や支援も今後,必要になってくるのではないかと思います。そこで画像をお願いします。これは,指宿の建設会社で,奥様が朝夕の少しの時間でクレソンを栽培しているところの写真ですけれども,議長すみません,これは,昨日の夕方,スーパーで買いましたクレソンなんですけれども,これを市長に見ていただきながら説明したいと思うのですけれども,よろしいでしょうか。[「許可します」と言う声あり]この指宿の現場を視察に行かせてもらいまして,そこで話を聞いたことを少し説明させていただきたいのですけれども,画像をお願いします。このような小さな間口6mで,奥行き10mくらいのビニールハウスの中で,先ほどの画像のような栽培をしている状況です。それで,まず高さが適当な高さに設定されているので,作業中に腰が痛まないということ。それと,流水を一方から入れて出口に流すだけですので,労力も肥料も要らない。それとビニールハウスで栽培すれば,一年中収穫できます。しかも,手前から収穫を始めたときに,奥まで行った頃にはまた手前のほうが収穫できるというような,そういう状況で生育しております。主な作業としましては,先ほど渡しましたように,長さをそろえて束ねるだけが主な仕事です。それを京都などへ契約栽培で出荷し,高級な肉料理の添え物として使われているということでございますけれども,霧島市においては余り食べる習慣がないと思われますけれども,和え物やサラダにすれば,ビタミンミネラル,食物繊維がたっぷりの栄養価が高い野菜と言われております。昨日の南日本新聞にも,徳之島でこれを40年以上食べているという記事が載っていたところでした。先ほどのクレソンは昨日の夕方,霧島市内の七つのスーパーを回って,やっと1か所見つけたものでございます。市長,その値段は幾らだと思いますか。 ○市長(前田終止君)  税込みで105円のようですね。これは川に行くと,もう始末に負えないくらいいっぱい生えていますよ。 ○8番(前島広紀君)  私が今,それを言いたかったのですけれども,市長にはいつも先に言われますけれども,これは皆さんの近くの川にたくさんある,野草・雑草,そういうものなんですけれども,先ほど言いましたように徳之島では,これを主食じゃないですけれども,取って食べているということで,やはり,長寿にも良いものではないかと思います。以上のような観点から,今後の農家の高齢化対策として,霧島市の豊富な流水を活用して栽培を広げることはできないのか。霧島市には園芸関係の技術指導者がいると聞いております。その辺りも加味しながら農業政策の一つとして,市が音頭をとって取り組む熱意はないのか,お伺いします。 ○市長(前田終止君)  これで98円,税込みの105円で売っているわけですよね。それで本数を数えてみました。15本です。輪ゴムでくくって,15本の手のひらサイズで,ざっと100円と見ても,10束作ったら1,000円ですよね。それを30束,100束と地域の一家族で頑張ったら,結構な収入になるのではないかと。しかも育てやすいというようなこと等もありましたよね。これは研究に値するかもしれませんね。しかし,誰が,どこで,どんな仕組みをつくってどうしてやっていくか,それらをしっかり腰を据えてやらなければ,そう簡単に商売にはならないというところでしょうが,あと詳しいところは担当者に答弁をさせます。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  薬草につきましては,今のところ市としましては,県内の栽培状況とか,何を作っているかとか,説明会等には出席しておりますが,特に取組はしておりませんが,先般,ミシマサイコを栽培される方はいないかということで御相談がありまして,農家を紹介してお話をしていただいたのですが,なかなか手間が掛かるということで,すぐにはいかないということなんですが,自家用としては薬草を栽培されている方がいらっしゃいまして,ドクダミ,ゲンノショウコ,マタタビ,ヒョウガトウキ,オウレンなどというのを栽培されているというようなことで,薬草になりますと,薬事法の関係で契約栽培になるというようなこともございますので,今後,先ほど議員が言われました高齢者の方の栽培,あるいは耕作放棄地対策の一環と成り得るかどうか,研究をしていきたいと思っております。 ○議長(常盤信一君)  ただいま前島広紀議員の一般質問中ですが,ここでしばらく休憩いたします。             [休 憩  午前11時57分]             ―――――――――――――――             [再 開  午後 1時00分] ○議長(常盤信一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。前島広紀議員の一般質問を続けます。 ○8番(前島広紀君)  それでは3問目の医師会医療センターの件に関しまして質問を行いたいと思いますけれども,その前に写真を1枚写すのを忘れていました。国分中央高校の方が残っていますので,画像をお願いいたします。これは,国分中央高校の生徒が,大勢の大人の前で研究成果を発表しているところの写真でございます。これを見まして,石川県能登町のNPOの会長が,霧島市で後継者が育っていることにすごく絶賛されておりました。これも報告いたしたいと思います。 ○市長(前田終止君)  そちらのほうも言い忘れがあったみたいですが,私のほうも実は一言言い足りなかった点がございまして,長岡京市におかれては,キリシマツツジを市の花にされたのは,昭和44年,長岡町制20周年を記念して制定をしたということでございます。また,これは長岡京市で作っているタケノコの佃煮みたいなものですね,それを京風味きりしま,断わりもなしに[笑い声あり]こういう形で,コンサートも57回やって,きりしまを名付けている。そして,こういう地域のものづくりにもきりしまの名称を使っている。なぜいかというと,ここに書いてありますが,長岡京市の市の花である,キリシマツツジがタケノコの最盛期を迎えるころに咲き誇ることから,よく繁栄するようにということで,きりしまと名付けましたと。ここまでは,結局,こんな取組までキリシマツツジ,きりしまが名称としてひとり歩きしているということをある意味誇らしくも思いますし,また,私たちも評価をし直さないといけないなという点をもう一点付け加えさせていただきます。 ○8番(前島広紀君)  元祖の霧島市としましても負けないように,何か特産品にキリシマツツジとかそういうものを付けて,これから活動していければいいなと思います。それでは,医師会医療センターの救急医療の対応について質問させていただきます。まず,1点目は救急搬送の現状についてでありますけれども,救急車が現場に到着して,それから病院決定,搬送ということになると思いますけれども,おおよその収容時間はどのくらい掛かっておりますか。 ○消防局長(木佐貫誠君)  消防局における救急搬送の現状でございますけれども,先ほど保健福祉部のほうは年度での報告でございましたので,消防局は,まず国・県に報告する,統一する統計書に基づきまして,暦年としての報告を行っておりますので,整合性を含めまして,平成26年中として報告をさせていただきたいと思います。先ほどの前島議員からの現場到着までの時間でございますけれども,平成26年中は,これは119番通報から現場に到着するまでに要した時間でございますけれども,平均で8.6分と。前年が8.7分でございますので,0.1分は短縮されたということでございます。引き続きまして,病院収容時間でございますけれども,これも119番通報から,今度は病院に収容するまでに要した時間ということで,平均が40.5分,前年が41.4分でございますので,約0.9分短縮された形となっております。 ○8番(前島広紀君)  それでは病院との連絡の回数,その辺りは大体どのくらいで済んでいますか。 ○消防局長(木佐貫誠君)  これも同じく平成26年中で御報告させていただきますと,85.4%が一応管内で受け入れているわけですけれども,その連絡回数でございますが,現在ほとんどが3回以内で,26年中が96.2%でございます。前年が94.4%でございますので,これも向上しています。 ○8番(前島広紀君)  次に,救急車に関してでありますけれども,高規格救急自動車は今,これはどのくらいありますか。 ○消防局長(木佐貫誠君)  高規格救急自動車は,管内において8台配備しております。 ○8番(前島広紀君)  高規格救急自動車になったことで,どういう対応ができるようになったわけでしょうか。 ○消防局長(木佐貫誠君)  従前の救急車に比べますと,車内のスペースが広くり,いわゆる高さも出てきました。それと,高度救急医療資機材を積載することになりました。一番大事なことは,救急救命士が搭乗することによって救急資機材が積載され,車両スペースがあり,応急処置ができると。高度な処置もできるといったことで改善がされております。 ○8番(前島広紀君)  次に,医師会医療センターの急患受入れの現状についてお伺いいたします。患者の診療科目と主な対応の仕方,これが昼と夜とではどのように違うのか,分かりましたらお答えください。 ○健康増進課長(林 康治君)  それでは,医師会医療センターにおける救急搬送された患者の診療科目の主なものにつきまして,御説明いたします。まず,平成26年度中でございますが,内科が最も多く,割合が約33%を占めております。続きまして整形外科で21%,脳神経外科が14%であり,この三つの科目で全体の約7割を占めております。それと救急体制ですが,まず待機状況につきましては,昼間は受入れの医師が一人,それと外来の看護師2名体制を取っておりまして,それと各診療科目の医師・看護師・医療技師など多くの職員が病院内に勤務していることから,急患がございましたら,それぞれの病状に応じて関係診療科目の医師が対応することになります。一方,夜間になりますと,人数と致しましては医師が1名,看護師が2名,放射線技師が1名,臨床検査技師が1名,事務職員1名の合計6名が病院内に待機しております。それとまた,当局の医師以外に,内科・外科・脳神経外科・循環器科・整形外科及び内視鏡関係の医師と薬剤部の職員などがオンコール対応となっている状況でございます。 ○8番(前島広紀君)  先日,医師会と議員と語ろかいを行いまして,その中で,夜間救急診療で輪番の当番になると,待機職員を確保しないといけないと。こういうことで,本当はすごく赤字なんですよという話を伺ったことがありまして,このことに関しましては,また環境福祉常任委員会などでいろいろ議論されることだと思いますので,これで終わりたいと思います。次に,医師会医療センターの医師等職員の確保に関してでございますけれども,先ほどから答弁の中でもありましたけれども,医師や技術者,看護師等の確保は継続的な課題であるということでありました。その原因の一つとしましては,建物が古い,それと不便なところにあって,子育て,学校,通勤などのことが影響しているのではないかと考えられます。また,今,病院改築の計画が中断しておりますが,これは国・県の地域医療構想策定に翻弄されているようにも感じられます。県から構想が示された後,それから市の計画を策定し,実行していくしかないのかもしれませんけれども,老朽化が進む中で遅すぎるのではないでしょうか。不便な場所からの移動,例えば隼人駅に隣接した場所に移設する,こういうことも視野の一つに入れて再検討するべきではないかと思います。利用する市民の利便さと併せて,医師と職員の利便性を考慮することも重要なことであるということを要望いたしまして,以上で質問を終わります。 ○議長(常盤信一君)  以上で,前島広紀議員の一般質問を終わります。次に,4番,木野田誠議員から2件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○4番(木野田誠君)  議席番号4番,木野田誠でございます。ただいま議長の許可を得ましたので,先に通告いたしました2問6点について質問させていただきたいと思います。質問に先立ちまして,口永良部島新岳の爆発的噴火により,今なお,全島避難されている住民の皆様には心からお見舞いを申し上げます。1日も早い帰島がかなうことをお祈りいたします。それでは質問に入らせていただきます。まず,観光行政についてお伺いします。1点目に,平成25年及び26年の海外からの旅行者数を国別にお示しください。また,団体・個人別もお示しください。2点目に,26年度は海外からの旅行者が1,300万人となり,2020年には2,000万人とも言われています。日本の人口が減少していく中で,外国人の観光による経済効果は非常に大きく,計り知れないものがあると思います。今後の外国人旅行者の誘致はどのように進めていかれるのか,お伺いいたします。3点目に,持続的な観光地づくりを目指すために,国内外からの受入体制の強化はできないのか,お伺いいたします。2問目に農政についてお伺いいたします。まず,1点目に,平成27年度の新規需要米のそれぞれの生産契約面積及び数量をお示しください。また,産地交付金についてはどうなっているのか,お示しください。2点目に,平成25年4月,政府・自民党は「農業・農村所得倍増目標10カ年戦略」を打ち出しました。そして,これらの内容を踏まえて「霧島市農林水産業ビジョン」が,本年3月に策定されました。この中で,水田農業の振興の今後の取組として「売れる米作りの推進」とありますが,どのような計画,生産を考えているのか,お伺いいたします。3点目に,新規需要米の平成27年度霧島市の基準単収は,反当り486.1kgでありますが,これの根拠をお伺いいたします。以上,大きく3問について壇上からの質問とさせていただきます。 ○市長(前田終止君)  木野田議員から2問につきましての御質問でございました。2問目の2点目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等が,それぞれ答弁をさせていただきます。2問目の農政についての2点目についてお答えいたします。米を取り巻く環境は,食生活の高度化・多様化によって主食用米の需要が減少し,米価格の下落を招くなど,非常に厳しい状況となっております。このような中,売れる米づくりの推進につきましては,あいら農協,鹿児島県,関係市・町等で構成されております姶良地域米生産流通対策協議会等を中心に,一般財団法人日本穀物検定協会が実施する食味ランキングにおいて,2年連続で最高評価の「特A」を獲得した「あきほなみ」の作付面積の拡大及び栽培技術の確立や,県が安心・安全を考えて定めた認証制度である「かごしまの農林水産物認証制度」を活用した特色米の栽培の推進などに,鋭意取り組んでいるところでございます。さらに,市内におきましては,これらのJAグループを通じた流通を基本とする取組とは別に,一定の地域の農業者等が連携して,地域で取れる特色のある,こだわりのお米を独自にブランド化し,生産から流通・販売までを自ら行う6次産業化の取組も開始されており,ふるさと納税の返礼品としても幾つか指定されております。今後,さらに多くの特色ある地域のお米が,地域のブランド米として返礼品に加えられ,ほかの農畜産物や特産品と併せて全国に発信されていくものと考えております。おいしいお米ができる条件として,品種や土・水・気候などの自然条件とともに,生産者の栽培技術が大変重要でございます。売れる米作りはおいしい米作りが基本となりますので,関係機関や良質米生産者組織等との連携を強化しながら,生産者に対する栽培管理技術の指導に取り組み,霧島市の恵まれた自然を生かした地域独自のブランド米の生産振興を進め,ほかの農産物と併せて市内・外に広くPRしたいと存じます。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  2問目の農政についての1点目についてお答えいたします。本市における新規需要米の取組は,飼料用米とWCS用稲について実績がございます。本年度,6月15日現在の実績となりますが,飼料用米の契約面積は20.4ha,契約数量は102.7tであり,前年度実績の10.4ha,50.9tと比較しますと,約2倍に増加しております。また,今年度のWCS用稲の契約面積は91.1ha,契約数量は905.9tであり,平成26年度実績の83.8ha,833.6tと比較しますと,約8%の増となっております。なお,平成27年度の産地交付金につきましては,前年度と同様の交付単価となっており,加工用米に対しては3万8,000円,地域振興作物に対しては2万5,000円,その他の作物に対しては1万円となっております。次に,3点目についてお答えいたします。県内の各市町村の生産数量目標等については,県が鹿児島県農業再生協議会の審議を経て了承された算定の考え方に基づき決定しているところであり,基準単収の算定につきましては,「生産数量目標」を「面積換算値」で除した値とされております。本市における平成27年度の基準単収の根拠を具体的に示しますと,生産数量目標である9,200.7tを面積換算値の1,893haで除した結果,10a当たり486.1kgとなっております。 ○商工観光部長(池田洋一君)  1問目の観光行政についての1点目についてお答えいたします。鹿児島空港の国際線を利用した乗降客数は,平成24年度が10万7,981人,平成25年度が10万9,459人となっております。また,本市に宿泊された外国人の国別宿泊者数は,平成25年度は,台湾が3万2,891人,韓国が2万4,148人,香港が4,902人,中国が3,571人,その他の国が9,823人で計7万5,335人となっております。平成26年度は,台湾が3万9,783人,韓国が2万3,894人,香港が8,390人,中国が4,160人,その他の国が1万1,836人で計8万8,063人となっております。なお,団体・個人別を含め,海外からの旅行者数につきましては,把握困難なため,お示しできません。2点目につきましては,国内における観光客数が減少傾向にある中,本市における平成26年度の全宿泊者数は約96万人であり,そのうち外国人の宿泊者数は約8万8,000人で,全体の9.2%程度を占めており,従来のソウル線及び上海線に加え,新たに台北線や香港線の定期便が就航したことや円安効果により,更に年々大幅に増加するものと見込んでおります。このようなことから,本市におきましても,まずは受入体制の充実を図ることとして,民間の観光事業者に対し,外国人受入体制の整備に係る事業支援や外国語表記の看板設置支援などの事業を進めているところでございます。また,更なるインバウンド対策の強化を図るため,地方創生先行型の追加事業と致しまして,音声ガイドシステムの導入やホームページの多言語化などの事業を実施するため,補正予算に計上し,本定例会へ提案いたしているところでございます。併せまして,誘客活動につきましては,台湾,韓国,香港,中国等に県などが主催するセールスや商談会に積極的に参加いたしますとともに,海外メディアの取材協力により海外での知名度向上に努めるほか,鹿児島県四地区観光連絡協議会等と連携したエージェントの招聘事業や情報誌等による情報発信も実施しているところでございます。3点目につきましても,先ほど申し上げました外国人受入体制の整備支援と併せまして,観光客受入施設等に係るバリアフリー化や無線LANの整備に係る事業支援など,受入体制の更なる充実を図っているところでございます。また,地域の活性化や交流人口の増加を図る観点から,フィルムコミッションの誘致や教育旅行の誘致を積極的に展開してまいります。今後におきましても,引き続き旅行者のニーズを注視しながら,現地エージェントへのセールスやプロモーション活動を効果的に行うなど,本市が持つ観光素材を十分に生かしながら,官民一体となった取組を積極的に展開し,本市の魅力を広く発信できるよう観光PRに努めてまいります。 ○4番(木野田誠君)  それぞれに答弁を頂きました。私もこの観光行政,農政については,もう数回の質問をさせていただいております。私も霧島に生まれまして,昔から観光と農業は頭からなかなか離れないような感じでおりましたものですから,くどいような質問を何回もさせていただき,また,似たような答弁をいつも頂いておりますけれども,あしからず御了承いただきたいと思います。それでは,質問をさせていただきますが,まず,答弁の中で民間の観光事業者とありましたが,これはどういう業者になるわけですか。 ○観光課長(八幡洋一君)  今回対象としております民間の観光事業者は,宿泊施設,温泉施設,複合的観光施設となっております。 ○4番(木野田誠君)  その後に事業支援とありましたが,ここの事業支援が答弁にないような事業であれば教えてください。 ○観光課長(八幡洋一君)  平成27年度に計画をしております外国人観光客の受入環境の整備と致しまして,先ほども言いましたとおり,地方創生先行型の事業を活用いたしまして,鹿児島空港国際線ターミナルビルへの電照案内板,それから市内の霧島市観光案内所とか,神話の里公園等の公共的観光施設等へのQRコードなどを記載を致しました外国語表記の看板設置,それから公衆無線LANの設置,併せまして,民間の宿泊施設,温泉施設,複合的観光施設では,外国語表記の看板やパンフレットの作成に要する経費,それから公衆無線LAN,バリアフリーの整備に要する経費,外国人用のカード決済,それから消費税免税制度を導入するための経費に要する支援のほかに,答弁の中でもありましたけれども,音声ガイドシステムの導入やホームページの多言語化,戦略的プロモーションの展開などが整備に係る事業となっております。 ○4番(木野田誠君)  先ほど数字を示していただきましたが,8万8,063人と毎年上がってきておりますし,これも今,答弁いただいた事業が功を奏してきているのではないかと思います。ただ,この8万8,063人というような数字の中に,韓国だけが減少していると。香港については倍近い数字になっておりますけれども,韓国もいろいろ事情があるのではなかろうかというふうに推測しているところでございます。答弁を頂きました,受入体制に係る市が行う整備や民間が行う整備への補助事業等につきましては,今後,外国人を継続して更に増やして受け入れていくためには必要な対策だとは考えておりますが,ハード整備に加え,ソフト面の整備の必要性が重要になってくるのではないかというふうに思っております。また,国の調べによりますと,外国人観光客が訪日前に期待することは,1位が食事を楽しみに日本を訪れるそうで,これは62.5%そして外国人が好きな外国料理は1位が日本料理というような,これが21.2%の方が日本料理と答えていらっしゃいます。これは農水省の調べです。例えば,ホテル・旅館・飲食店等において,地場産の食材を最大限に活用した食への取組などを推進していく必要があると思います。全ての食材まではできないでしょうが,生産されている安心安全な霧島の食材等をふんだんに使うことは,宣伝力が高まり,生産者は生産意欲が向上すると考えますが,今後,そのような取組をする計画はありませんか。 ○観光課長(八幡洋一君)  現在,ホテル・旅館・飲食店等においては,食の分野というのは誘客をするに当たりまして,またリピーター対策と致しましても,本当に大切な部分になろうかと考えております。現在,それぞれの施設で,地場産品を利用していただいた取組等がなされているというふうに考えていますけれども,十分と言えるような状況ではないと考えております。今後,ホテル・旅館・飲食店等におきまして,どのような食材の需要がどれくらいあるのか,また,農政サイドと連携も図りながら,供給できる農産品がどの程度あるのかを調査等をしまして,紹介できる農産品があれば紹介を行いながら,地産地消の推進に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○4番(木野田誠君)  近頃,余り耳にしないようになりましたが,ひところよく言われた正に観光と農業の並進というようなことで,ぜひ,捉えていただきたいと思います。また,この外国人旅行者が年々増えてくる,将来的にも2020年には2,000万人とも言われるわけですけれども,せっかくいらっしゃる観光客の霧島市に対する経済効果,これを考えたときになるべく幅広く,いろんな人に影響がもたらされるようなことを考えて,ぜひ,その食材のこともそうですけれども,いろいろな面について考えていただきたいと思います。国内の旅行者については団体旅行より個人旅行・家族旅行が増えているように思えます。外国人旅行者についても今後,個人旅行者が増加傾向にあると思いますが,どうでしょうか。 ○観光課長(八幡洋一君)  今,鹿児島県内,そして霧島市内の団体旅行客とか,個人旅行客というような数値は出ておりませんけれども,官公庁の平成26年度の訪日外国人消費動向調査によりますと,平成26年の日本国内への外国人の旅行手配方法別では,団体ツアー参加者が22.8%,個人旅行パッケージ利用者が11.3%,個別手配者が65.9%となっておりまして,77.2%は個人旅行者,小グループとなっております。 ○4番(木野田誠君)  先般,産業建設常任委員会で行政視察をさせていただきました和歌山県田辺市では,熊野古道は世界遺産に登録されて,インターネット等を利用し,海外からのお客さんも増えて,しかも,小グループ化と個人化が進んできているそうです。特に,ヨーロッパからの観光客が多いそうでございます。また,観光振興に当たり,訪れたくなるような魅力ある地域づくりを進め,観光戦略の基本スタンスとしては,「ブーム」より「ルーツ」,いわゆる日本文化を守ると。「インパクト」を求めず「ローインパクト」でじっくりと。「マス」より「個人」で団体より個人の趣向性と。「乱開発」より「保全・保存」による活用とし,世界にアピールする「上質な観光地,田辺市」と掲げてあります。また,「健心・健脚・健浴・健食」をキーワードとして取り組んでいるそうでございます。同じく研修いたしました長野県飯山市は,農村の原風景を楽しむ。何でもない観光,何げない観光が,個人・家族旅行者に好評であり,これを信州いいやま観光局が一本化して引き受けているそうです。もちろん,観光の面においても,それぞれ地域の特色があり,皆一緒ではないわけでございます。10月にはジオパークの全国大会が鹿児島県で開催されます。霧島市は今,ジオパークの世界登録のために一生懸命努力されております。登録の暁には,今の東南アジアからの団体客も含め,東南アジア・欧米からの個人客,家族客等も増えてくると思いますが,これに対して特別な取組はございますか。 ○観光課長(八幡洋一君)  先ほども答弁を致しましたとおり,外国語表記の看板やパンフレットの作成,公衆無線LANの設置等,受入れのための環境整備に併せまして,霧島市の地域の特色を生かした観光資源の開発が必要であると考えております。現在進めております,霧島高原自然体験では,霧島連山や森林セラピーを活用した自然体験,黒豚みそ作りやかるかん作り等の食文化体験,ポンパチ作りや陶芸体験等の工芸体験,和太鼓等の芸能体験等をインバウンド対策の個人向けとして今後,取り組むほか,霧島神宮の300年祭に併せまして,和服を着て霧島神宮周辺を散策する着物体験も計画しているところでございます。自然体験と食,温泉を取り組んだ商品造成を行い,海外の旅行エージェント,情報誌等を活用しながら進めていくことと致しております。 ○市長(前田終止君)  私自身もトップセールスを繰り返しているわけでございますけれども,35回目を迎えます霧島国際音楽祭は,東京公演があり,台湾公演があったわけでございますが,台湾のほうからは,その国際音楽祭がすばらしかったと。今度はツアーを組んで,この夏お越しになるとの情報が入っております。そしてまた,先週,再び台北・台南入りをしたわけでございますが,去年,霧島温泉に台南の温泉の関係者が来られて,今年は我々が行ったのですが,来年ツアーを組んで,また参りますよと。相互交流から観光拡大,それについては相手の方々が,私たちの持っている地域の様々な情報を宣伝しますよと。自らも来る,そしてまた,同じ提携をしたところとしてPRもしますよというような連携になっているところでございます。一方,ほかのソウル,あるいはまた上海,あるいは香港,そういうところにもいろんなつながりがございまして,普段の努力を重ねていくことだと,地道な努力をこつこつ重ねていくことだというふうに存じております。 ○4番(木野田誠君)  市長は,個人客対策についてはどのように思っていらっしゃるのですか。 ○市長(前田終止君)  ここ10年,20年といってもいいのですが,極端に変わってきました。かつては旗を立てて,大型バスでどんどん来る観光というのが,全国・県内も普通にあったわけでございますが,今は,そういうのは,ほとんど珍しい部類に入っております。逆に増えておりますのが,議員御指摘のとおり,圧倒的に個人客,あるいは家族旅行,あるいは気の合う人たち同士の小グループ旅行,そういうのが私たちの身近な観光地の,身近な圧倒的なケースだということを経営者はほとんど口をそろえて,そういう感想を述べられております。ですから,県におかれても,私たちのふるさとにおいても,そこらの視線を意識したPRで努力をされているという理解を致しております。 ○4番(木野田誠君)  私もそのように思っておりますし,今後はこの個人客対応の物心両面ですね,その辺の受入体制というのが必要になってくるのではないかと思います。ジオパーク関連の施設はもちろんですけれども,今まで団体客では行かなかったところ,例えば,先般,霧島にオープンしました神水峡や千滝,そのほかに牧之原の惣陣が丘展望所ですか,すばらしい風景ですけれども,霧島市にはこういった隠れた名所が,まだまだたくさんあると思います。これらを発掘し,観光資源を広げていく,そしてインターネット等に予約等も増えてくると思います。本当は私も霧島市独自のインバウンド専門の旅行業者をつくってほしいということを考えていたのですけれども,行政はそういう業者は持てないということであります。それであれば,一番身近に助成も行っていらっしゃる観光協会等があるわけですけれども,この観光協会等が中心になり,国内外からの個人旅行やグループ旅行を受け入れる,そして目的地まで連れていく仕組みや農水産物やその他の霧島産品を取り込んだ観光,例えば海外旅行者に対する農水産物あるいは6次産品もそうですし,工業製品等を販売できる霧島物産館なるものができたらいいなと思っております。霧島市や鹿児島地域の広域的な展開によって,お客様をあっせんできる商品開発など,インバウンド対策を目指していただくように,先ほど申し上げました霧島市観光協会に運営補助として,年間2億5,290万円の助成をされているわけですから,大いに活躍していただくように,また,市長のほうからも観光協会に助言あるいはお願い,提言を行っていただきたいと思いますが,どうでしょうか。 ○市長(前田終止君)  具体的に既に種がまいてあり,しかも実感できる部分を一部お話しますが,上海の大手の旅行社は私たちの霧島市についても,私たちが想像を絶するくらい情報を持っております。例えば,霧島市の〇〇地区の〇〇神社,〇〇ウォーキング大会と,全部掌握しています。そして,地元より詳しいくらい情報を持っておりまして,そういうものを特別な形で商品化して,その旅行社の特別な,言わば隠し玉といいますか,そんな形で,そういうものを選択する層が相当いるわけですね。そういう形で,既に商品販売がものすごい勢いで始まっております。そして,例えば,あるホテルは韓国の方を2人雇って,地元とソウルに置いておられます。そして,1社だけで年間1万3,000人くらいの人を呼んでおられまして,実績を重ねられております。これもすごいことですね。そして,今度,私は機会を見て,韓国に行きますけれども,ソウルの一番近い国立公園,そこの辺りを中心としたトレッキングに関する,ものすごい層の厚いファンがいっぱいおられます。それを専門的に霧島連山は最高峰の「韓国岳」と書いて「カラクニダケ」ですが,ここに年間数千人を目指して送客をする,そういう目標設定を持った方を,私と致しましては霧島市の観光・交流,そういう側面の大使に任命します。大使といっても給料は払いません。しかし実務的に,その人は大使カードをうまく使いながら,こちらに確実に送客しますよというような流れを約束しているところでもございます。また,香港とジオパーク絡みのネットワークを強化していこうという努力もしているところでございます。今,そういうことをきちんと仕込んでいって,種をまいて,まかない種は芽が絶対出てこない,そういう意味でまいて,そして刈り取っていくという作業を地道にやっていかなければなりません。国においては,今度,オリンピックのある2020年の年には2,000万人,そして2030年には3,000万人ということをおっしゃっておりますが,今,2兆円を超す経済効果というものが言われておりますけれども,オリンピックの年になりましたら,これが3兆円を越すような経済効果に結び付いていくという確信を持っておられ,特に今年は1,500万人突破ということに,もう既に確信を持っているということでございます。 ○4番(木野田誠君)  市長が一生懸命観光行政に取り組んでいただいて,先ほども申し上げましたけれども,霧島市民全体にこの観光客増の経済効果というものが,なるべく幅広く行き渡るような政策をしていただいて,市長はあのときに観光行政に一生懸命していただいて非常に良かったという評価を頂けるように,ぜひ頑張っていただきたいと思います。それでは農政問題についてお伺いさせていただきます。飼料用米ですけれども,去年の数量に比べまして,去年が10.5tでしたので,約倍に増えているわけですけれども,ここで,この産地交付金についてお尋ねしたいと思います。画像をお願いします。画像を見ていただければ分かりますように,加工用米に県が1万8,000円,市が2万円という形で3万8,000円の産地交付金が付いております。その他,飼料作物にも付いているわけですけれども,飼料用米について,今年度,県は加算はされておりませんか。
    ○農政畜産課長(桑木治夫君)  飼料用米について,県は今年度から産地交付金として5,000円を助成するとなっております。 ○4番(木野田誠君)  市は,27年度はどうなのですか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  産地交付金につきましては,地域段階で配分された額の範囲内で,更なる生産拡大が見込まれるものということで,霧島市におきましては,焼酎の麹用とか食酢用として,市内でも取引が多くて,農協等も推進をしております加工用米や地域振興作物に配分を行っているところでございまして,今,議員がおっしゃる飼料用米につきましては,戦略作物助成額が多いということ,5万5,000円から10万5,000円の間ということになりますが,それと県が産地交付金を助成するというようなこともありまして,ほかの作物との均一性を取るために,今年度につきましては,産地交付金は設定をしておりません。 ○4番(木野田誠君)  ちょうど1年前にこの件で質問したときに,県は付いていなかったのですけれども,その後,すぐ県は5,000円の産地交付金を発表していただきました。昨年の私の質問に対して,このような答弁を頂いております。霧島市農業再生協議会では,今後地域で伸びるものに対して,産地交付金を付けなさいということで,飼料用米が今のところ伸びていないから,逆に加工用米のほうが伸びているので,産地交付金の戦略枠を加工用米に設定したという答弁でありました。普通考えるに逆ではないかと思うのですけれども,伸びていないところに助成をするというのが普通ではないかと思いますけれども,その辺の捉え方はどうですか。また,先ほど言いました農林水産業ビジョン,これは市の10か年計画のビジョンですけれども,この中でも,ビジョンでも産地交付金制度を活用しながら飼料米の生産の維持拡大を図ると。飼料米についてこういうふうに書かれているわけです。この辺のビジョンとの整合性あるいは先ほど質問いたしました去年の答弁,その辺からして,どういうふうに考えられますか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  先ほども申しましたとおり,生産拡大が見込まれるものということで,昨年度につきましては,飼料用米の販売経路がなかなか見つからないというようなことで,加工用米が多かったわけなんですが,27年度につきましては,JA全農グループが集荷をするというようなことで,数字的には今年度2倍というようなことで,伸びておりますが,農協等さんが推進を図る中で,農家の皆さんの話を聞きますと,やはり加工用米のほうが取り組みやすいというようなことがありまして,27年度については対策協議会の中で,加工用米を更なる生産拡大が見込まれるものという位置付けをして,産地交付金を付けております。 ○4番(木野田誠君)  確かにそうですよね。加工用米のほうが酢とか焼酎工場とかありますから,受入れ機関も霧島市にたくさんあるわけですから。飼料用米については,全量検査というような1俵1俵検査をしなければならない,この検査費用も掛かるわけですよ。大変面倒くさい部分もあるのですけれども,しかしビジョンでもうたってあるし,しかも数字的には10町歩の伸びしかないですけれども,倍率で言うと2倍に伸びているというような捉え方もできるわけですよ。ですから,JAが飼料用米を引き受けるというようなところも出てきたかもしれませんけれども,資料として引き受けるには,まだまだ足りない部分もあるわけですよ。去年も申し上げましたけれども,私どもは一つの養鶏業者に出していますけれども,そこは,もみ殻で食べさせて加工する必要がないから,出しているわけですけれども,やはり飼料用米も加工施設がないとたくさんの量を貯蔵できないというようなデメリットとか,そういうものもあるわけですけれども,その辺を緩和して,去年から言っているのですけれども,今後,本当に考える余地というのはないわけですか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  今年度も2倍になっておりますし,今後も伸びる可能性はございますので,28年度以降につきましては,農家の意向をお聴きしながら,農業再生協議会のほうで協議をしていきたいと考えます。 ○4番(木野田誠君)  農家の意向は,「付けてください」というのが意向に決まっているわけですよ。ですから,一つ大きな疑問は,県は去年,5,000円という額は決まっていたかどうか分かりませんけれども,付けましょうというような返事を26年にされた。それで,市はなぜできないのか。今おっしゃった理由はいろいろありますけれども,県ができて,市はなぜできないのか。非常にこの辺が疑問であるわけです。額ではなくて,市はなぜできないのか。どうですか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  産地交付金につきましては,配分された額の範囲内で,県から配分された額が決まっておりますので,その中で生産拡大が見込まれるものという形でしておりますので,均一を図ったということで,今年度につきましては飼料用米には付けていないということでございます。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  ただいま担当課長が申し上げましたけれども,議員から御質問がありましたように,できないということではなくて,再生協議会の中で,そういう協議をして決めればできないことはないわけでございます。先ほどから言うように,生産拡大が見込まれるものということで,今年度についてはまだ加工用米のほうがということで,この交付金については飼料用米には付けておりませんけれども,ただ,飼料用米についても心配はしていたわけなんですけれども,今,農業新聞等で見ますと,豚あるいは牛,これについて飼料用米を食べさせて,非常にいい効果が出ているというようなことが出ておりますので,今後飼料用米についての需要が見込まれるということは,私自身思っておりますので,飼料用米の作付けが増えてくるものと思われます。そうなりますと当然,先ほど言いましたような交付金についても,飼料用米についても付けていくということになろうかと思いますが,今のところは,現状はこのようなことということで御理解いただきたいと思います。 ○4番(木野田誠君)  そのように理解したいと思いますが,やはり,先ほど申し上げましたように,JAだけではなくて,いろんな飼料会社の開拓もぜひ進めていただきたいと思います。来年についてはいい返事を頂けるように,よろしくお願いしたいと思います。次に,3点目から先にお伺いいたしますが,飼料用米に対する支援は水田活用の直接支払交付金により,実際の就労に応じた金額,反当り5万5,000円から10万5,000円を交付するとともに,取組内容に応じて,この二毛作助成で1万5,000円や構築連携助成で1万3,000円,産地交付金による加算が行われますというふうに農林水産省の文書にもあります。この前,林農林水産大臣がお見えになったときに,意見交換をする場を与えていただきましたが,このときにも話が出ておりました。平成27年度の霧島市の基準単収は,画像に出ているとおり,この赤い数字の486.1kgが基準になりまして,これよりも減っていくと,だんだん手取りのお金が減っていくと。1kg当たり減ると167円減ると。増えていくと167円増えていくというようなシステムになっているわけですけれども,この486.1kgについて,これだけ取れたら反当り8万円の交付金があるわけですけれども,ここで問題が出てくるのは,霧島市でも平野部と中山間地があって,中山間地の特性でもありますが,日陰があったり,日当たりが悪く,また水が冷涼であったりして,平野部ほど単収が伸びないと。これを同一の基準数量とするのはおかしいのではないかと。また,昨年は485.8kg,今年は486.1kgというふうに多少ながら増えているわけですが,この辺のことについてお伺いいたしますが,この数量はどこが決めているのか教えてください。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  単収につきましては,鹿児島県農業再生協議会の審議を経て了承された算定の考え方に基づいて決定をしたものでございます。 ○4番(木野田誠君)  答弁で「基づいて決定している」と言われたわけです。これは県が決めているということではなくて,県のこういう審議を経て,これに基づいて市が決めるということではないのですか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  これは農業再生協議会の考え方に基づいて,県が決めるということで,市が決めるものではございません。 ○4番(木野田誠君)  それでは,県が決めるというふうに理解させていただきますが,これについて,霧島市農業再生協議会は,この基準数量を決める際に,意見を述べる機会等はないわけですか。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  この数字につきましては,10a当たりの7年間の平均とか,あるいは姶良・伊佐地区管内の生産量を出したりとかということで計算をしてありまして,県内で統一した形でしてありますので,この数字がもう少し低くならないかということは言えないところでございます。 ○4番(木野田誠君)  意見を述べる場があったら,先ほど申し上げました下場・上場,その辺も勘案して,ぜひ意見を述べていただきたいと思います。時間がありませんけれども,2点目について,新規需要米は単収を上げて,経費を抑える努力をすれば,売上げは確実に確保されて,言わば契約栽培みたいなものですけれども,主食用米は皆さん大変苦労していらっしゃって,去年は1等米が5,300円と非常に安い単価でありました。この試食米の単価を維持するために新規需要米の制度ができたわけですけれども,霧島市農林水産業ビジョンによりますと,今後の取組として,主食用米については栽培暦を基準とした栽培技術の励行,県育成品種の普及・拡大,かごしまの農林水産物認証制度を活用した特色米の栽培を,安心・安全・信頼を基本とした売れる米作りを目指すとありますが,これを具体的に教えてください。 ○農政畜産課長(桑木治夫君)  あきほなみの推奨につきましては,現在JAあいらが事務局を担っていらっしゃいます,あいら地域米生産流通対策協議会というのがございますが,この中で農協,県,関係市町長等で推進を行っておりますので,今後もこれで推進を行っていきたいというふうに思っております。それと,売れる米作りということで,先ほど議員もおっしゃいましたように米の消費量は減少しているわけですが,やはり消費者意識の高まりから,安全で安心な良食米の需要は拡大していると言われております。安心安全な米作りに向けて,栽培技術を確立して,美味しい米の安定生産を行う必要があるというふうに考えております。そのためには,高い技術力を生かした生産性の向上,あるいは質の均一化と地域の特性を生かした付加価値の高い米生産,あるいはブランド化の推進,販路拡大等が大切なことではないかと考えております。 ○4番(木野田誠君)  今,課長に答弁していただいた,そのようなことになろうかと思いますけれども,それは米の手法ですよね。私が欲しかったのは,具体的にこういうような米を作るんだというようなことが欲しかったわけですけれども,答弁にもありましたように,ふるさと納税についても米が2点ほど出ております。先般,長野県飯山市のふるさと納税の研修に行きましたが,そこでは幻の米という名前で5kg当たり2,500円の販売単価ですね。今,鹿児島県内で,5kgで2,000円の米を探してもありません。ほとんどが2,000円以下です。そういった高級米を,これは農協も長期ビジョンを作って持っていらっしゃいますから,行政と農協が手を結んで,協力し合って,ぜひ開発していただきたいというふうに思います。また手前みそではありますけれども,私どもも,ただいま課長から説明していただきましたような手法によって,松元深議員たちと一緒になって,あいら特色米ということでパールライスに,去年ですと5,300円より1,500円高い,毎年1,500円高めで買っていただいている米も作っているわけですけれども,生産者が数多くまとまっていないものですから,そういうところもあります。ぜひ,そういうようなところも農協と協力していただいて,共同開発をしていただくようにお願いしまして,私の質問を終わります。 ○農林水産部長(馬場勝芳君)  今,議員からいろいろと御指摘もございましたけれども,先般,6月18日の南日本新聞の地域総合欄に鹿児島人物語ということで記事が載っておりました。ちょうど伊佐黄金米,小北農場の新米おかみさんということで,もともと国分出身の方で,結婚されて今,伊佐市のほうで農業をやられているということだったのですが,やはり先ほど課長が申し上げましたように,売れる米作りというのは,おいしい米と。おいしさというのが一番だと思うのです。それと,やはり安心安全と。そこにあと一ひねりということで,売るためのPR,アイディアがやはり必要なのかなと思いますが,この方が「ご飯嫌いだった私をとりこにしたおいしいお米を,もっとたくさんの方に知ってもらいたい」ということで,この方が企画・宣伝等もされているのですけれども,一番の人気商品は,一つに出産内祝に出生時の体重分の米を入れた袋にオリジナルラベルを貼って提供すると。これが非常に売れていると。これはすばらしいアイディアだなと思います。ですからやはり,先ほど言われました,例えば品種のこともなんですけれども,やはりこういう売れる米,おいしい米作りのためには,先ほど言いました生産者の問題,生産者の技術だと思うのです。やはりそういったことの確立,そして我々としては,こういうPRも当然していかなければいけない。専任の職員がいるわけですので,専任の職員で霧島市の米,ほかの農産物,そういった物を知ってもらって,これを売るために何か方策はないかというアイディアを出していただく。職員で駄目であれば,市民にそういったPRをするための方策の募集をするという方法もあるのかなと,私自身は思っておりますので,今後とも議員のグループの方々ともお話をしながら,売れる米作りというのも,当然私どもも目指していきたいというふうに思います。 ○市長(前田終止君)  先ほど議員からふるさと納税の米の分野では2品目と,二つの地域ブランド米というお話でございましたが,実際は四つございますので,その点は誤解のないように申し上げておきます。一つは横川産米,これは豚みそとセットになって売っております。それから合鴨米,これはきりしま修行農園が,黒米・3色米で勝負に出られています。もう一つは伊邪那岐(イザナギ)米,これは牧園町の中津川でございます。それからもう一つは竹子極楽米がごくらく長寿茶と組み合わせたものと。量が2kgのものと5kgのものと変わっております。四つのブランド米が県内外に消費拡大を目指して頑張っておられるという理解でいいかと思います。 ○議長(常盤信一君)  以上で,木野田誠議員の一般質問を終わります。次に,7番,宮本明彦議員から3件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○7番(宮本明彦君)  議席番号7番,新燃市政クラブの宮本です。ただいま議長の許可を頂きましたので,事前通告に従い3点の質問をさせていただきます。先月29日に口永良部島で大噴火が発生しました。屋久島へ避難された島民の方々におかれましては,元の生活にいつ戻れるのか心配が尽きないことをお察し申し上げます。一日も早い帰島が実現することをお祈り申し上げます。国内においては,箱根山でも,浅間山でも噴火警戒レベルが上がっている状況です。霧島市でも御鉢の噴火活動に備えて避難計画を作成されるということです。噴火,水害,地震などの大規模災害発生時にも行政機能が滞らないよう,以前も質問させていただいたBCPの整備も進めていただきたいものです。もう一点,午前中にキリシマツツジに関する市長の答弁がありました。資料を持ち込まれての詳しい説明です。ぜひ,事前に議会事務局に資料をお渡しいただいて,傍聴者・議員・執行部のみんなが分かりやすいようなものにしていただけたらと感じました。質問に入ります。まず,1問目は,「市営住宅の稼働率向上策」についてです。国分・隼人地区の市営住宅募集は,2か月に1回の間隔で行われています。その他の地区は,随時申込みを受け付けていると聞いています。人気がある国分・隼人地区とは言え,入居者が決定しない住宅も出ている状況です。市営住宅を満杯にする,さらに稼働率を高くすることによって,使用料収入を最大限まで持っていける策をどのように考えているのか,お示しください。1点目として,退去から入居準備完了まで,どの程度の期間を要しているのかお伺いします。2点目として,ここ1年間に応募された世帯数,抽選日当日に入居が決定した割合,次回抽選日までに入居が決まった割合,未入居の割合を募集回ごとにお示しください。3点目に,市営住宅の入居率・再稼働率の向上策をお示しください。2問目は,「牧之原三地区の大字『福山』を『牧之原』に変更すること」についてです。4月に「牧之原三地区の大字『福山』を『牧之原』に変更することについての陳情書」が,市長に提出されたことと思います。平成23年に議会にも提出された陳情書の内容から,大字変更地域の範囲を狭め,大字福沢・佳例川の地域は除外されました。地番が重複するという問題点はクリアになったかと思います。また,3地区公民館で3回目の決議がなされたとも伺っています。合併前から,牧之原3地区の一体性の確保,生活の利便性の向上,郷土意識の高揚,地域活性化のための提案と受け止めていますが,大字の変更を進めようと考えておられるのか,市長の方向性をお伺いします。3問目は,「高齢者の健康増進策」についてです。1点目は,いきいきチケットの活用方法についてです。いきいきチケットの活用方法も市民からの要請も受けて,はり・きゅう,あん摩マッサージの施術や温泉利用から,バス利用にも拡大してきました。今回,利用範囲を更に拡大して,スポーツ施設の利用も可能とできないか,市長の見解をお伺いするものです。2点目は,霧島ハイツのパークゴルフ場についてです。霧島ハイツが,昨年8月に閉鎖されました。本年5月にはパークゴルフ場が閉鎖されたと,議員と語ろかいで伺いました。パークゴルフ場の再開に向けて,市として取り組めることがないかお伺いします。以上で,壇上からの質問については終わります。答弁の内容により,質問席から再質問をさせていただきます。 ○市長(前田終止君)  宮本議員から3問につきましての御質問でございました。3問目の1点目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等が,それぞれ答弁させていただきます。「高齢者の健康増進策」についての1点目につきましてお答えいたします。高齢者が家庭や地域において,自分らしく,生き生きと充実した生活を送っていくために,健康を維持することは何より重要なことと考えております。私は,市長就任以来,高齢者の方々の健康増進策につきましては,高齢者自身の健康づくりや社会参加活動に対する支援が必要であると考え,様々な施策を実施しているところでございます。特に,健康生きがいづくり推進モデル事業においては,平成25年度までに,市内89の全地区自治公民館で事業を一つ一つ丁寧に広げていって開始をし,地域ぐるみで健康づくりや生活習慣の改善に取り組んできたところでございます。さらに,介護保険ボランティア・ポイント制度や健康マイレージ事業なども導入し,高齢者の方々にボランティア活動や各種イベント,スポーツレクリェーション等にも参加していただいております。このような中,いきいきチケット支給事業につきましては,合併前からそれぞれの市・町で,高齢者の健康保持のために温泉保養券,はり・きゅう券の配布を実施しておりましたが,合併後,支給年齢や金額の統一を行い,平成23年度からは,高齢者の外出支援として,バスにも利用できるように拡充したところでございます。この事業は,70歳以上の高齢者や障がい者の方々の健康保持や引きこもり防止などを目的とした施策の一つであり,現在,はり・きゅう,あん摩マッサージ,温泉利用,バス利用に使用していただいておりますが,近年,市民一人一人の健康保持に対する価値観が多様化していることに配慮し,更なる利用率の向上を図るためにも,スポーツ施設等の利用につきましては今後,検討させていただきたいと考えております。 ○霧島総合支所長兼地域振興課長(上牧幸男君)  3問目の「高齢者の健康増進策」についての2点目にお答えします。平成26年8月3日に閉館となりました旧霧島ハイツのパークゴルフ場につきましては,利用者の要望などもあり,受付事務やコース管理などを霧島市パークゴルフ協会の方々がボランティアで行われ,その後も運営がなされておりましたが,本年5月10日をもって閉鎖されたようでございます。現在,旧霧島ハイツと関連施設につきましては,関係者の皆様が協議されているようでございますので,その協議の行方を見守ってまいりたいと考えます。 ○建設部長(川東千尋君)  1問目の市営住宅の稼働率向上策についての1点目にお答えいたします。退去から入居準備完了までの期間につきましては,入居者が住宅を退去した後,修繕する箇所があれば担当職員が業者に依頼して修繕を行い,入居準備完了となります。入居準備完了までの期間につきましては,退去から1か月程度を要しますが,修繕内容によっては2か月程度を要する場合もございます。次に,2点目にお答えいたします。平成26年度の実績で申し上げますと,平成26年5月に実施した第1回入居募集におきましては,募集戸数22戸に対して,応募数が62戸,抽選日当日の入居決定戸数が13戸,次回抽選日までの決定戸数が0戸,入居未決定戸数が9戸。以下順に申し上げますと,7月に実施した第2回入居募集におきましては,募集戸数33戸に対して,応募数が69戸,抽選日当日の入居決定戸数が16戸,次回抽選日までの決定戸数が4戸,入居未決定戸数が13戸。9月に実施した第3回入居募集におきましては,募集戸数37戸に対して,応募数が43戸,抽選日当日の入居決定戸数が18戸,次回抽選日までの決定戸数が5戸,入居未決定戸数が14戸。11月に実施した第4回入居募集におきましては,募集戸数40戸に対して,応募数が48戸,抽選日当日の入居決定戸数が18戸,次回抽選日までの決定戸数が5戸,入居未決定戸数が17戸。平成27年1月に実施した第5回入居募集におきましては,募集戸数39戸に対して,応募数が35戸,抽選日当日の入居決定戸数が15戸,次回抽選日までの決定戸数が7戸,入居未決定戸数が17戸。3月に実施した第6回入居募集におきましては,募集戸数36戸に対して,応募数が57戸,抽選日当日の入居決定戸数が17戸,次回抽選日までの決定戸数が7戸,入居未決定戸数が12戸となっております。なお,入居未決定戸数は,募集戸数に対して応募数が少ない団地もあったことから,生じたものでございます。また,応募数が少なかった理由と致しましては,浴槽や給湯器などの設備が完備されていないことなどが考えられます。次に,3点目にお答えいたします。市営住宅の平成27年4月1日現在の管理戸数は4,689戸で,政策空き家戸数224戸,入居可能戸数4,465戸,空き家戸数483戸で,入居率は89.18%でございます。また,稼働率につきましては,平成26年度では市全体で90.4%になります。国分地区の稼働率は92.26%,隼人地区の稼働率は94.23%でございます。入居率・稼働率を向上させる対策と致しましては,これまでは修繕の完了した住宅に限って入居の募集をしておりましたが,より効率的に空き家の活用を図るために,昨年度途中からは,修繕が終わっていない住宅も募集に加えることといたしました。また,霧島市公営住宅等長寿命化計画に基づき各種の改善工事を計画的に進め,安全で快適な住環境を確保し,応募者を増やし,長く住み続けてもらうことにより,稼働率が向上するように取り組んでまいります。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  2問目の牧之原3地区の大字「福山」を「牧之原」に変更することにお答えします。牧之原3地区の大字の変更につきましては,合併前から要望のある案件でございますが,合併後の平成23年5月27日に,霧島市長及び霧島市議会議長に牧之原地区のまちづくり委員会等から「字『福山,佳例川及び福沢』の一部を『牧之原』に変更することについての陳情書」が提出され,同年9月,市議会においては,地元の意見が精査されることを前提に趣旨採択されたところでございます。また,本市におきましては,大字の名称を変更することについて様々な観点から検討し,過去に市が実施したアンケート結果を踏まえ,特に,日常生活には支障がなく緊急に解決すべき課題ではないこと,一定の割合の方々が反対されておられることといったことから,総合的に勘案し,御要望には添いかねるという回答を,平成24年3月1日に致したところでございます。この回答を受け,同年4月19日にはまちづくり委員会等から,自ら行ったアンケート結果と併せて,市長へ再度,陳情書を提出されました。本市としましては,当該陳情書を精査させていただくとともに,平成26年12月17日に,まちづくり委員会等の皆様と副市長を始め,関係部課長との意見交換をさせていただき,「福山」と「福沢」字の179筆の重複地番があり同じ大字名にすることができないこと,下牧之原地区に「福山」「福沢」「佳例川」の三つの大字が混在していること,さらに住居表示のことについては人口集中地区でないと難しいといった課題などを指摘させていただき,内容をよく検討されるようお願いいたしました。これを受け,平成27年4月17日付で,まちづくり委員会等から,前回までの陳情書とは異なる区域を設定して大字の変更をする旨の陳情書を持参され,市長に直接説明されたところであります。このようなことから,現在,地元の方々が福山字であることで日常生活に支障が出て困っておられるのか,また,大字変更のためにはどの程度の経費や事務量があるのかといった点などについて,庁内関係部署で検討している最中でございますので,御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(常盤信一君)  ただいま宮本明彦議員の一般質問中ですが,ここでしばらく休憩いたします。             [休 憩  午後 2時34分]             ―――――――――――――――             [再 開  午後 2時50分] ○議長(常盤信一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮本明彦議員の一般質問を続けます。 ○7番(宮本明彦君)  冒頭の壇上からの話の中で,市長の御答弁の話をしましたが,少し言葉が足りなかったと思います。すみません。事前に議会事務局へ資料を渡していただければ,モニターであったり,タブレットであったり,そういう取り込みができますよということですので,よろしくお願いします。2問目から入ります。5月14日に行われた福山地区の地域審議会へ出席しました。その中で,予算外分ということで報告がなされています。画像にありますように,福山地区地域審議会資料ということで,一番下の3番目のところです。以前から陳情があった際に,当然,大字を変えるのに予算が必要ですよという話はありました。ここでなぜ,予算外分で回答されたのかをお答えいただけますか。 ○共生協働推進課長(西敬一朗君)  こちらの地区からの要望をあらかじめ頂いた際に,その振り分けは共生協働推進課で行いまして,各地域振興課のほうへお渡ししているのですけれども,明確なハードに関する事業等,分類しやすいものではなかったということと,要望に対して市の回答も済んでいない部分であったため,一応,予算うんぬんの前の話ということで,分類させていただきました。 ○7番(宮本明彦君)  そういう理由はあったのかもしれませんけれども,予算の中でと回答されてもよかったというふうには考えております。この中に,「以前より,住所表示の変更等も要望がありましたが」とあります。牧之原地区3公民館で,住居表示の変更を要望したことはないと私は理解しているのですけれども,住居表示の変更がこの3地区から要望があったというふうに受け止めておられるのでしょうか。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  昨年の12月17日にも,副市長と関係部長等との意見交換が行われたわけですけれども,そのときにも代表の方からもはっきりとお話が出ております。 ○7番(宮本明彦君)  昨年のということですね。そういうことであれば分かりました。確かに,住居表示の変更は,人口が集中している市街地で行うものという理解はしております。これまで住居表示の変更を行った例をお示しいただけますか。 ○建設部長(川東千尋君)  住居表示につきましては,今,議員おっしゃいましたように,主に市街地ということで,人口が集中している地区を対象として,これまで行ってきておりますが,合併以降も2年,3年くらい前までに,例えば国分福島の辺りでありますとか,主に国分地区を中心に継続して行ってきた経緯がございます。 ○7番(宮本明彦君)  今回,東牧之原,西牧之原,下牧之原,その3地区の中で,字については東牧之原公民館は全部福山だと,西牧之原も全部福山だと。それで下牧之原のほうが,福山と福沢と佳例川の大字があるということですね。ですから,基本的には福山を変えればいいよと。大字を変えることは可能という表現は難しいですけれども,変えることなんですよということが,今回の陳情です。その中で,下牧之原については,住居表示の変更が伴うと。そういう理解でよろしいですか。 ○建設部長(川東千尋君)  まず,この福山地区の大字の変更の要望が出てきたときに,内部でも私ども都市計画部局のほうに,住居表示での対応が可能かどうかといったような打診もございまして,いろいろ検討を致しました。その中で,先ほど申しましたように住居表示法の中では,ある程度,市街地に限った手法であるといったようなことも示してございまして,その市街地といいますのが,細かく申しますと先ほど申しました人口が集中している地区,DIDと申しますが,国分・隼人の市街地を想定していただければよろしいかと思いますが,そういったところで行うべきものであるといった認識が,我々もございましたので,この牧之原地区,福山地区につきましては,当然,DIDの地区でもございませんし,密集した市街地という捉え方もなされておりませんので,通常の大字の変更が適当ではないかといったようなことを申し上げた経緯はございます。 ○7番(宮本明彦君)  先ほどの資料に返りますけれども,住民の機運が盛り上がってくる推移の中で検討することと致しておりますと。地域審議会といったら地区の最高の決定機関,諮問機関ではあるのですけれども,そういう機関の中で,私としては,まだ住民にボールを返すのですかと。これは4月に陳情が上がった後ですよね。要は,3地区の公民館が決議をしたにもかかわらず,まだ,こういったことを市は考えておられるのかなというのが,答弁を聞いたときの第一印象だったのですけれども,この辺はもう一歩踏み込んで答弁ができなかった理由というのは何かありますでしょうか。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  本市が平成18年に行ったアンケート調査の結果について,62%の方が不便を感じていないという回答であったため,機運が盛り上がっていないということで判断した経緯があります。そして,4月17日に前回までとは違う陳情書,福山に限って牧之原に変更したいというような陳情書が出されておりますが,この陳情書の中で,地元の方々が,本当に日常生活で困っていらっしゃるのか,そこに住民の皆さんの機運が高まっているのかというのを今,検討しているところでございます。そのことにつきましては,機運が盛り上がっていないということではないのですけれども,少しずつ機運は高まってはいるとは思いますけれども,私たち行政としましては,そこの確認を今後,検討していく中で,その辺りをまた検証させていただきたいと思います。 ○7番(宮本明彦君)  3地区の公民館で決議をされたということで,基本的なところは高まっておられるのかなと,私は感じています。今の答弁でも平成18年に市のほうで行った調査ということかと思いますけれども,確かにそのときには,下牧之原も含めた形で,経費が掛かるかどうかということも含まれたアンケートを取られたという認識でいます。それで,23年の陳情の際にも,地区公民館の方々がアンケートを取られたと。そのときには,約8割の方がやってもいいよと,賛成だよという表決を示されていたという認識ですけれども,その認識は市のほうはありますよね。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  そのようにお聞きしております。なお,牧之原3地区で取られましたアンケートにつきましては,平成23年4月頃にされたと思いますが,これにつきましては賛成が537世帯ということで,72.76%ということで存じ上げております。しかし,このときに合計世帯が1,238世帯でしたので,未回収が502世帯あるというところから,未回収率40%ということで,この方々が未回答ということになると,6割の方々で判断をされたということになります。ですので,我々も慎重になっているところです。 ○7番(宮本明彦君)  市議会においては,地元の意見が精査されることを前提に趣旨採択されたと。確かにそういった形で趣旨採択しました。ですけれども,その後,また2年経過しているわけですね。福山総合支所にそういった陳情された方々以外で,市民・住民の方からお伺いしている声というのは何かありますでしょうか。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  直接,この関係者や住民の方から変えていただきたいという声を聞く機会は少ないのですけれども,ただ,昔から「牧之原」という愛称で,どちらかというと「牧之原」とか,安易に「牧之原」となればいいなという声はお聞きしたことはありますけれども,この陳情書につきまして,関係者以外の方から直接,特にお聞きしたことは,ないところです。 ○7番(宮本明彦君)  そういう意味では,機運はというのは,確かにもう一つなのかもしれませんね。ただ,陳情者の方々が,市長へ陳情書をお持ちになったということを伺っています。市長はその場でどういう支持をされたのか,お知らせいただけますか。 ○市長(前田終止君)  これは合併後の懸案の一つでございまして,私と致しましては,市民の方々の大事な声でございますから,話を聞きおき,そしてまた部内協議をしながら,今後のスケジュールの中でお互いによく協議し合い,そして最終的に市民の声をしっかり聞き抜いた上で判断をしていくという形を述べさせていただきました。 ○7番(宮本明彦君)  前向きなお話をされたというふうにも受け止めるのですが,それでよろしいですか。[「はい」と言う声あり]地元の方が福山字であることで,日常生活に支障が出て困っておられるのかということですけれども,私の目からしたら,地元の方はもう牧之原と呼んでいるから,それで十分なのかなという認識も受けます。ただ,牧之原に来られる方,要は,福山町を目指して来られる方々が,福山町は下場があり,上場がありと言っています。私もまだ認識としては下場と上場です。だから,そういう意味では牧之原という地名が定着したら,どこに行ったらいいかというのがすぐに分かるというのが認識なんですけれども,そのほかに地域活性化とかありますけれども,その辺の状況というのはどういうふうに御理解されていますか。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  恐らく郵便の配達とか,そういうものにも支障が出るのではないかとか,いろいろありましたけれども,今は郵便番号も振られて特に支障はないところです。ただ,県外からの方々が,この番号だけで来られるということになりますと,通称の牧之原で話をされていて,今は,学校も地域も愛称で牧之原と使っておりますので,これはおおむね知れ渡っていると思っておりますので,そこで困られるのかどうかは,これから再度,検証する必要があるのかもしれませんけれども,私はそういうふうに考えております。 ○市長(前田終止君)  私の認識を尋ねられるのであれば,下場に行くときは福山に行くと。上場に行くときは牧之原に行くと。そういう認識でいつも動いております。 ○7番(宮本明彦君)
     そうなんですよね。私が余り上場に上がらないからといったらそうなのかもしれませんけれども,牧之原幼稚園があり,牧之原小学校があり,牧之原中学校があるので,地元の方はほぼ牧之原と思っておられる。だけれども,ただ住所を見ただけでは,牧之原なのか,下場の海岸線なのかというのが,ちょっと分からないという認識が,多くの方にあるのかなというふうに思っております。それで,このようなことから地元の方が福山字であることで,日常生活に支障が出て困っているのか。今,お話をしたような内容です。大字変更のためには,どの程度の経費や事務量があるのか,この2点の課題が書いてあります。そのほかの課題というのは何かありますか。 ○福山総合支所長兼地域振興課長(隈元 悟君)  答弁にもありますけれども,実際に不便を感じていらっしゃるのか,地元の方々の日常生活に支障が出ているのかというのが一番大事なことだと思います。そこを今,関係部署で検討しているところです。 ○7番(宮本明彦君)  日常生活に支障が出て困っておられるのか。困っていないかと言ったら,困っていないと思うのですよ。ほかの方々が困っていると。だから,牧之原地域活性化のために一体になりたいから,牧之原にしてくださいということです。この辺はどのように調べて,結論を出していかれるおつもりですか。 ○企画部長(塩川 剛君)  この「牧之原」大字変更の問題につきましては,現在,陳情を受けまして,次のステップとして回答をしないといけないというところで,庁内でいろいろと協議をしているところでございます。協議の中で,先ほど話がありました郵便の問題です。郵便が届かないといったこと等で困っているのかとか,あるいは牧之原という名前の歴史を確認したほうがいいのではないかとか,公共施設でいろいろな問題が出てくるところはないのかとか,あと,事務量と経費の問題ですね,その辺を当たるということです。それから一番心配しているのは,反対の意見はないのかというところでございまして,陳情書ではそういう意見でございますけれども,今回,字を変えることによって,個々の利害が発生したときに,それでもいいのかというようなところが行政側としては,一番懸念されるところでございまして,その辺の拾い出しというのが,今後大きな作業になってくるのではないかなと考えております。 ○7番(宮本明彦君)  選挙のときに,社員のほうもいろんな家に回りました。表札も付いていなければ,新しく入居したところ,新築のところがありますよね。そういったところに何とか,社服は干していないかなとか,車のナンバーのところに京セラマークが貼っていないかなとかで探しに行くのですけれども,そういうところでも郵便物はちゃんと届いているのですよね,だから,郵便物の問題は余りないかなと思っています。確かに反対の声はないかなということも,きちっと調べていただきたいと思います。今,企画部長の答弁の中で,次のステップに進むための,まずは調査だよということです。先ほど,私も少し話をはしょって,テレビモニターとかタブレットという言葉を抜かしてしまったということを申し上げました。「庁内関係部署で検討している最中でございますので,御理解賜りますようお願い申し上げます」と答弁されましたが,一体何を理解したらいいのかなと思うところです。ここら辺は,進めていることを御理解くださいということでよろしいですか。 ○企画部長(塩川 剛君)  この点につきましては,4月に,直接市長に陳情に来られたわけですけれども,その中で,市長のほうからも即答はできないけれども,議論を深めて,時間も区切れないんだけれどもということで回答するということで,市長のほうから直接,そういったような話を頂いたところでございます。そういうことを踏まえまして,非常にデリケートな部分等もございますので,ある意味,慎重に検討しないといけないところもあろうかと思います。そういうことを踏まえて,現在検討しているというところでございます。 ○7番(宮本明彦君)  全体としては,前に向いた御答弁なのかなというふうに捉えています。市長,そういう御理解でよろしいでしょうか。 ○市長(前田終止君)  私どもの市内に,例えば,妙見温泉というところがあります。そして,そこの字は確か嘉例川になっていますね。そして,通称は妙見温泉という言い方だと思います。それと置き換えながら私もいろいろと考えるのですが,それとは逆の現象かなとも思ったりもします。いずれにいたしましても今まで,何回も地域を代表される立場の方々が,常にこういう強い要望を伝えておいでになるという,そこの思いというのは,ものすごいものがあられるのであろうというふうに思います。仮に,そのことが全部成就した暁には,それ相当の経費も掛かるでしょうけれども,それだけの地域全体の思いが強いのであれば,地域の声を市長としては重視せざるを得ないのかなと思うところでございます。一方,同じようなことがあっても,全くもう言ってこない場所もあるから,それぞれの地域の意識の違い,あるいは状況の差というものを感じるところでございまして,ここは皆さんの声をしっかり聞かせてもらおうと思っております。 ○7番(宮本明彦君)  私も前に進むことを祈っております。市長の答弁があった後ですけれども,次の資料の5ページを見ていただけますか。少し色が付いているところが福山字です。右下のところに飛び地があるのですよね。次は福沢字です。問題になっているのは,上のほうの長方形のところです。ここが福地字です。市長は,こういう飛び地がいっぱいあるということは御存じでしたか。 ○市長(前田終止君)  当然,知っております。選挙であちこち回りますから,その間はそうだと思いながら。 ○7番(宮本明彦君)  私も今回,福山・福地・福沢の字を見て,こういった飛び地があるということを見てびっくりしました。こういったところは歴史があるまちですから,いかんともし難いところがあるのかもしれませんけれども,何かこの辺も問題があるのではないかなという気がしたところです。次,3問目にいきたいと思います。まず,いきいきチケットの例を出させていただきました。一番近い事業と感じたからであります。答弁にもありましたように,健康生きがいづくり推進モデル事業,介護保険ボランティア・ポイント制度,健康マイレージ事業など,これは高齢者を含まずという部分もありますけれども,こういった形で高齢者の方々へ,いろいろな事業をやっておられるということです。そういう中で,例えば,いきいき国分交流センター,温水プールを利用される高齢者で65歳以上の方は,1回160円ということです。一般の方は310円ですよね。トレーニングルームはといいますと,一般しかありませんから高齢者も一緒というイメージです。ほかの施設を見ても,プールは高齢者が半額と減額をされていますけれども,その他のスポーツは一般の方と同様と受け止めています。そういう意味で,プール以外のスポーツで何か割引というのがありますか。 ○保健体育課長(新鍋一昭君)  高齢者だけではないのですけれども,以前,牧之原のパークゴルフが1ラウンド360円ということで,南九州随一値段が高いということがありまして,いろんな方から陳情や,議会でもいろいろ取り上げていただいて,利用者が高齢者主体であるということで,1ラウンド250円に下げております。 ○7番(宮本明彦君)  確かに,これも一般の方と高齢者との差はないということですよね。だからほかに高齢者がスポーツをするのに,例えば,いきいき国分交流センターのジムといったらいいのですか,そういったところの利用も減額できるとかは考えておられませんか。 ○保健体育課長(新鍋一昭君)  いきいき国分交流センターはうちの管轄ではないのですけれども,恐らく分けてはいないと思います。一般の方と同額だと思っております。 ○7番(宮本明彦君)  プール以外でも高齢者に対して,割引がきくような形にできませんかというような質問です。今後,検討されるかどうかということですけれども,高齢者の健康寿命を見て,ぜひ考えていただきたいと感じています。後期高齢者医療特別会計は医療の関係でしょうから,96%くらいが医療費関連で費やされているということですよね。そのほかの健康保持増進事業費としては,約3%くらいということですから,この辺の医療費を抑える,そのために健康な高齢者の方々を増やすという意味でお話をしているところです。市としても,そういう方向性は,先ほどあった事業のような形で進めているよと。ですから,もっともっと進める価値はあるよという方向で理解してよろしいでしょうか。 ○保健福祉部長(花堂 誠君)  保健福祉部のほうでは,今,議員のお話のような,高齢者に対する健康増進,健康寿命の延伸,それと当然,その延長線には医療費の削減,そして介護予防というものもございます。そういったものに向けましては,霧島市の健康増進計画である「健康きりしま21」にも,スポーツという多様な種目については記載しておりませんが,運動普及推進員を活用して,主にウォーキングとか,軽い体操とか,そういった運動の普及を目指すというようなことを計画しているところでございます。 ○7番(宮本明彦君)  スポーツ施設等の利用については,今後検討させていただきたいと考えておりますという答弁でしたので,前に進めるというふうに受け止めておきます。2点目に,霧島ハイツにあるパークゴルフ場の件です。霧島永水地区で行った議員と語ろかいにおいて,パークゴルフ場を閉じることになったと。高齢者の健康増進のために,パークゴルフ場を造っていただきたいというようなお話でした。今,市でパークゴルフ場の新設等は計画されていませんか。 ○教育部長(越口哲也君)  市の教育委員会におきましては,パークゴルフ場の新設というのは今のところ考えていないところでございます。 ○7番(宮本明彦君)  私もそのときに,計画もなければ,そう簡単には造れないでしょうという話はさせていただきました。霧島ハイツは昨年の8月に閉鎖になり,その後,パークゴルフ場はそのまま利用できていたということを,今月の新聞記事に牧之原同好会が月例会を霧島ハイツのパークゴルフ場でやった結果が載っていましたので,それを見て,つい最近までやっていたんだということを初めて知りました。この9か月間利用できていたという状況については,霧島市パークゴルフ協会の方々がボランティアで行っていたということですね。それで,この霧島市パークゴルフ協会の方々から市のほうに,再開に向けての相談とかはなかったのでしょうか。 ○保健体育課長(新鍋一昭君)  保健体育課のほうには直接,そういう話はございませんでした。 ○霧島総合支所長兼地域振興課長(上牧幸男君)  総合支所のほうにも特にございません。 ○7番(宮本明彦君)  議員と語ろかいの中で,初めてそういう話を出されたということかと思います。推移を見守っていくということでしたよね。関係者の皆様が協議されているのでと。この関係者というのはどういった方々と理解したらいいですか。 ○霧島総合支所長兼地域振興課長(上牧幸男君)  倒産ということでございましたので,今,管財人の方が中心になって,後を引き受けていただく方を探していらっしゃるということでございます。 ○7番(宮本明彦君)  みやま荘と霧島ハイツがあったわけですけれども,まだ買い手が決まったという話は受けておられないということでよろしいですか。 ○霧島総合支所長兼地域振興課長(上牧幸男君)  管財人の方にお伺いいたしましたところ,今のところまだ見通しが立っていないということでございました。 ○7番(宮本明彦君)  言いにくいことなんですけれども,霧島ハイツには温泉使用料のほか,一部未納があるというふうに決算特別委員会でお聞きしたことがあります。温泉使用料のほか,どういった税の関係で未納が生じているのかというのは,お話はできますか。 ○総務部長(川村直人君)  税の関係であれば,個人情報のことですので,申し上げることはできません。 ○7番(宮本明彦君)  どういうものが,あるかなしかも駄目というお話ですか。 ○総務部長(川村直人君)  そのとおりでございます。 ○7番(宮本明彦君)  決算特別委員会の内容で一部お話いただいたという部分はありますけれども,そういった未納がある。要は,この霧島市パークゴルフ協会の方も何やかんや言いながら,利用料を払っていたという部分はあるようです。この辺は,市がどうやって未納の処理をされていくのかということにも関わってくるのですけれども,そういう意味で,あの土地を買いなさいということは申し上げられません。そんな公共施設管理計画の中で,縮減を図っていこうというところで,また市が土地を買うのかということには絶対にならないと思います。ただ,いろんな意味で,新しい引受人が見つかるまで,レンタルで借りることはできないかと,そういうことを管財人とお話しすることはできないかというところが突破口だと思っています。そういったお考えはないでしょうか。 ○市長(前田終止君)  この件につきましては,私も大変気になっておりまして,すばらしい場所にある,すばらしい施設でございますから,引き続いて,どなたかがこの場所を購入いただいて,そして,御利用いただき,雇用も発生し,納税もいただくといういい循環をつくることがどうにかしてできないかということを強く望んでいるわけでございます。民間の事業のことでありますけれども,私自身も市長という立場で,今,議員が御指摘のような点を大変気にしておりまして,願わくば「いかがですか」と,いい意味で営業の手先にもなって,どうにかこれを方向付けたいという最大努力をしている真っ最中でございます。 ○7番(宮本明彦君)  今,市長がお話をされたように,本当にいい施設です。それで,霧島市パークゴルフ協会の方々が約9か月,きちっと管理をされて,見にも行きましたけれども,やはり手入れは今後も必要だと思います。ただ,このまま放っておけば,もう買い手が付かないパークゴルフ場になってしまうのではないかという懸念もしております。ですから,その期間だけでも,何とか維持管理ができるような,それも管理がしやすい方法で。例えば,近くには霧島緑の村がありますよね。ここも指定管理に出しているかと思います。あそこに人を常駐させるというのはもったない話だと思います。何曜日と何曜日と何曜日を開ける。広いところですから,一人では回れないかもしれませんけれども,きちっと手入れをしていただくということで,維持・管理からまずはできないかというところを考えています。市長が大事な件だということで,前向きに,一生懸命苦心されているというふうにもお伺いしましたので,ぜひ,この辺はもう一回,本当に前向きに進める方向でいっていただきたいと思います。それでは1問目に入ります。事前にいろんなデータを頂きました。画像のとおり,少しだけ紹介しておきます。霧島全体で,今管理しているのが4,689戸,空き家が483戸ということですね。2枚目は種類によります。その下のほうは募集戸数ということです。現状は,これだけ10%の空き家がある。23年度は空き家率が8.4%くらいでしたか,増えてきたということになっていますけれども,今の率そして増えてきたことに対してどうお考えかお話いただけますか。 ○建築住宅課長(松元公生君)  ちょうど長寿命化計画を策定するときの平成23年7月現在の資料と平成27年4月現在で比較しますと,空き家率が増加しております。考えられる原因としましては,ちょうど消費税の税率のアップが平成26年4月に予定されておりました時期でもありまして,住宅を造りたいと思っている方が前倒しされて,住宅の建築・購入等をされたということで退去をされたという理由も結構出ております。26年度でも住宅建築・購入で退去をされた方の割合が26%くらいになっております。そういったことと,今,募集をかけても決まらないというような状況にあったりもします。団地によって,その状況は様々なのですけれども,そういったことがありまして,空き家が増えてきたのかなと考えております。 ○7番(宮本明彦君)  資料の3ページ目に住宅使用料の歳入が,平成25年度で8億1,700万円,平成21年度が8億4,300万円というようなことがありますけれども,これで10%の状況ですので,ここを上げたら,あと8,000万円くらい上がるだろうという見込みも立ちます。ただ,応募率を見たら,そんなに多くないなと。今,空いている空き家483戸が全部埋まるというくらいには応募数がないと。今,ちょっと人気が落ちているというところですね。だから人気を上げるためにどういう手立てをするのかというのが,稼働率向上といったら向上です。今のところ三点給湯というのが一番大きなところで挙がっているかと思います。三点給湯があるところ,例えば名波ハイタウンとか奈良田団地とか,そういうところは空きが出たらすぐに入られるという方が多いようです。三点給湯は,あとどれくらい整備をしていかなければならないと考えておられるか,お示しいただけますか。 ○建築住宅課長(松元公生君)  三点給湯の改善につきましては,合併以降,23年度までに4棟の96戸を改善済みでございます。それと,長寿命化計画の24年度から26年度の昨年度までで,5棟の82戸を済ませております。それから27年度から33年度まで,長寿命化計画が33年度までの計画でありますので,それでは25棟の460戸を計画予定しておりますので,進捗率と致しましては,戸数でいきますと27.9%の進捗になっております。 ○7番(宮本明彦君)  三点給湯になるということは,何も持たずに入れると。風呂釜も持っていかなくていいよということですよね。やはり今,学生関係のアパート等も冷暖房,洗濯機,それからコンロもあるし,冷蔵庫も付いているというところがいっぱいあります。それを全部揃えなさいというつもりも全然ありません,それは使い勝手がありますから,ただ,部屋の中のレイアウトという意味では,たんすは持ってこなくていいですよと,クローゼットがありますからというようなところとか,いろんな方策を考えながら,入居率をぜひ上げていただきたいというところです。それに加えて修繕のやり方,確かに修繕に時間が掛かるところもあるでしょうけれども,本当に,その修繕の期間を1か月短くしたら,1か月の使用料が入るわけですから,そういったきめ細かい計画も立てながら,ぜひ進めていただけたらと。あとは,中山間地域という話もあります。空き家対策で家賃の補助が出ますという話がありました。この市営住宅に家賃の補助を出すということは無理です。ただ,中山間地域のほうで,子供が入られるのであったら,子供に移住定住促進の制度で,子供に補助を出す。一回きりで20万円とかでしたよね。そういうことも考えられないのかなと。ですから,移住定住あり,公営住宅あり,二つの課をまたがってでも,移住定住,公営住宅を埋める,そういった形で全庁まではいかないですけれども,両方で取り組んでいただいて歳入を上げる。歳入が増えることで修繕代を出していくと。改造費をたくさんスピーディにできるようにしていくということを考えていただきたいと思います。この件は公営住宅を公共施設管理計画に基づいて縮減しないといけないですから,簡単に全部残してくださいよというわけにはいきませんので,最後にどういった政策を持っておられるのか,建設部長にお伺いして,私の質問を終わりにしたいと思います。 ○建設部長(川東千尋君)  ただいま議員からもありましたように,健全財政の堅持,これと公共サービスの両立という観点から,今回,公共施設管理計画が示されたわけでございます。したがいまして,私どものほうで現在策定いたしております。霧島市公営住宅等の長寿命化計画,こちらのほうも,これに即した形で見直しを行う必要があると考えております。したがいまして,まずは,この公共施設管理計画にあります大きな課題でございますが,公営住宅の総量の縮減,これに全力で取り組みたいと考えております。そしてまた,今回,議員のほうで御指摘の稼働率の向上といった観点から申しますと,これも管理計画にも掲載されておりますが,民活導入の可能性といったものも,これから検討しながら,維持管理業務の効率化といったことなども図ってまいる必要があろうかというふうに考えております。ただ一方では,この公営住宅法の目的というものに鑑みますと,住宅に困窮されている低額所得者の方々に対する,我々地方公共団体の役割といったことも十分に勘案をしながら,あるいは先ほど申された中山間地域,こういったところの活性化を踏まえた各地区の将来像といったものなども併せて勘案しながら,今後の適正な住宅供給の施策に当たってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(常盤信一君)  以上で,宮本明彦議員の一般質問を終わります。次に,13番,池田綱雄議員から2件通告されております。したがって,発言を許可します。 ○13番(池田綱雄君)  本日,6番目,最後の質問者でございます。ただいま,議長の許可を得ましたので,新風会の一人として一般質問を致します。さて,今年の梅雨は例年になく雨が多く,平地の福島地区でも道路が一時30cm程度冠水したところがありました。今までの長雨で山は水を多く含んでおり,今後,少しの雨でも地滑りや土砂災害が発生するおそれがあり,十分な注意が必要であります。それでは質問に入ります。1問目,中心市街地の開発についての1点目。都市再生整備計画事業国分中央地区の概要と進捗状況についてお尋ねいたします。2点目の市の中心部にある野口町のソニー東側の1種農地,約18.8haについては,昭和42年から昭和55年にかけて,圃場整備が実施されております。早いところは,整備後,約50年近くが経過しております。その間,旧国分市時代にも,いろいろな開発の話が出ては消えております。商業地と商業地の間に農地が存在するのは全国的にも大変珍しいと言われております。国分地域と隼人地域の商業地を分断しており,市の発展を阻害しているようにも思えます。しかし,一方から言いますと,中心市街地にこのような広大な農用地の存在は,今後,いろいろな開発の可能性が残されており,大変すばらしいことだと思います。旧国分市時代から,いろいろな話が出ては立ち消えになっておりますが,農用地除外を始め,用地の取りまとめなど,多くの課題があることは私も認識を致しております。市長のところにも開発の話がたくさん来ていると思いますが,このすばらしい何にでも利用できるような約18.8haの農地を,市長は今後,どのような有効利用を考えておられるのか,お尋ねいたします。次に,2問目の中山間地域活性化の移住定住促進事業については,利用者が多く,移住定住につながっているものと思います。その概要と年度,地域,種別ごとの利用者数をお尋ねいたします。2点目は,この条例の中に,「市外に転出し,連続して5年以上経過後,再び市内に転入した者」とありますが,私は転出後,霧島市への再転入が早ければ早いほど,住んでみて霧島市が良かったという証であり,喜ぶべきだと思います。転出後5年の期間がどうして必要なのか,理解できません。転出後5年間の根拠を分かりやすく,また納得のいく説明をお願いし,壇上からの質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  池田綱雄議員から2問につきましての御質問でございます。2問目の総括については私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等が,それぞれ答弁をさせていただきます。2問目の中山間地域活性化の移住定住促進についてお答えいたします。私は市長就任以来,中山間地域の人口減少問題を重要な課題の一つとして捉えておりまして,中山間地域住民の皆様の安心・安全な暮らしの確保に向けて,生活環境の整備,産業基盤の強化など,様々な施策に積極的に取り組んでまいりました。特に,移住定住促進に関しては,合併から間もない平成18年7月に,全国でも,県内でも珍しい形でございましたけれども,ワンストップ相談体制を構築することを目的とする専門部署(おじゃんせ霧島移住定住推進室)を設置し,情報発信の充実・強化を図るとともに,平成20年度には,本市の均衡ある発展を図り,活力に満ちた地域づくりを推進することを目的に,5年間の時限制度として「霧島市移住定住促進に関する条例」を制定し,当時としては日本一の補助金額200万円を財政支援することにより,中山間地域への市外からの移住定住を積極的に促進してまいりました。さらに,平成25年度には制度の見直しを行い,年齢要件の引下げや補助金額の縮減を行う一方,市街地からの転居者も対象者とした,またこれも全国に類を見ない制度でありますけれども,新たな「霧島市中山間地域活性化のための移住定住促進に関する条例」を制定し,現在まで新制度による移住定住を促進しているところであります。これらの取組の成果が,補助金支給による移住者数612人も含め,本年3月末までに930人が移住されており,移住者は,地域コミュニティの機能維持や担い手としての役割など,中山間地域の活性化に大きく寄与していただいているところであります。合併前の合併協議会において,七つの旧自治体は人口統計学で見ても減るだろうということが,しっかりと予測をされていたわけでございますが,そういう意味では,この政策をしっかりと位置付けて,皆で頑張ってきた結果,これだけのものをしっかりと示して,結果として人口は横ばい,あるいは微増というところまでこぎつけているというのが実態であると存じているところでございます。しかしながら,日本の人口も減る,鹿児島県の人口も減る,全地域の市町村が減っていく中で,我々は,そこを皆の理解と協力で持ちこたえてきている。それはぜひ,理解を頂きたいと思うところでもございます。これらの取組の成果が,補助金支給による移住者数,全体として大きな数字に変わって,それを維持しているというふうに理解できるかと思います。今後も,これまでの結果を十分に検証しながら,新たな人の流れをつくるために,霧島市の魅力を効果的にPRするとともに,中山間地域の活性化に寄与すると思われる施策を積極的に展開してまいりたいと存じます。 ○企画部長(塩川 剛君)  2問目の中山間地域活性化の移住定住促進についての1点目にお答えいたします。ただいま市長が御説明申し上げましたとおり,「霧島市移住定住促進に関する条例」及び「霧島市中山間地域活性化のための移住定住促進に関する条例」により,平成20年度から促進しているところであります。この補助制度による移住定住者数は,本年3月末までに239世帯612人であり,年度別では,平成20年度が13世帯38人,平成21年度が33世帯83人,平成22年度が36世帯83人,平成23年度が35世帯90人,平成24年度が旧制度の最終年度ということもありまして,65世帯159人,また,新制度を開始いたしました平成25年度が31世帯89人,平成26年度が26世帯70人であります。地域別では,国分地区4世帯10人,溝辺地区58世帯188人,横川地区18世帯42人,牧園地区62世帯136人,霧島地区51世帯118人,隼人地区17世帯43人,福山地区29世帯75人であります。また,住宅の取得形態別では,新築が131世帯,中古住宅取得が85世帯,増改築が23世帯,移住形態別では,転入定住者が165世帯,再転入者が55世帯,平成25年度から開始いたしました市街地からの転居定住者が19世帯であります。次に,2点目にお答えいたします。旧条例及び新条例のいずれも第2条におきまして,再転入者の定義を「市外に転出し,連続して5年以上経過した後,本市以外の市区町村から定住の意思をもって再び市内に転入し」と定めているところでありますが,平成20年度に旧条例を制定する際,5年間の時限制度として定めたことにより,補助金目当ての不用意な転出,再転入を防止するため,当時,同様の制度を定めていた他の自治体の例を参考にしながら,再転入者の要件を「5年」と定めたところであります。また,現行制度への見直しの際,3年以上市街地に居住し,市民税に滞納がない「転居定住者」を補助対象に加えたことにより,納税の観点から比較考量して,「再転入者」の要件をそのまま残したところであります。 ○建設部長(川東千尋君)  1問目の中心市街地の開発についての1点目にお答えいたします。都市再生整備計画事業国分中央地区の概要につきましては,国分中心市街地の活性化に向けて,平成19年度から平成28年度までの計画で,国分中央歩道橋(通称コアよか道)や,生活密着性の高い国分駅の東口自転車駐車場及び骨格道路である都市計画道路平和通線などの整備を行ってきたところでございます。現在は,主に都市計画道路平和通線の未整備区間や市道町の下2号線の整備を進めているところでございます。事業の進捗状況と致しましては,都市計画道路平和通線の未整備区間である市道迫田~車田線との交差点から中心市街地の方向へ延長240mの区間を全体幅員12mで整備しており,平成28年度までには全区間の整備を終える予定でございます。また,市道町の下2号線は,県道国分霧島線の宮崎太陽銀行前から中心市街地を東に横断し,市道竪馬場通り線を終点とする延長250mの区間を全体幅員7mで事業を進めておりますが,国の予算配分等の関係から計画の見直しなども必要であると考えているところでございます。 ○企画部長(塩川 剛君)  1問目の「中心市街地の開発について」の2点目にお答えいたします。御質問の市の中心部にある野口町及び府中の約18.8haの農地につきましては,過去に,大型商業施設の出店等を目的に,農業振興地域の農用地区域の指定除外や用途地域の指定等に係る要請が関係部署に寄せられ,また,平成22年第3回霧島市議会定例会におきましては「霧島市国分野口土地区画整理事業推進陳情書」が不採択とされた経緯がございます。当該区域に関しましては,「第一次霧島市国土利用計画」を踏まえ,まず1点目としまして,当該農地については,これまで優良農地として基盤整備が行われ,安定かつ適切な管理の下,本市における農業の発展や食料の安定供給等に大きく貢献していること。2点目としまして,平成11年から15年にかけて,総事業費9億7,495万円を掛けて,湛水防除事業が行われ,当該農地が位置する天降川流域における都市水害の抑制に大きく貢献していること。3点目としまして,当該農地が位置する地区の幹線道路である県道北永野田小浜線においては,朝夕や日曜,休日になると慢性的な交通渋滞が発生しており,開発が行われるためには,抜本的な交通形態の見直しなどによる道路事情の解決が必要不可欠であることなどの理由により「当分の間は現状のまま農用地として保全することが適当である」と位置付けているところでございます。 ○13番(池田綱雄君)  再質問をさせていただきたいと思います。まず,都市整備事業について,町の下2号線,これは計画を練り直さないといけないという答弁でしたけれども,これは幅員が7mということですが,歩道はどうなるのですか。 ○都市計画課長(池之上淳君)  歩道につきましては,両側に1.5mとしております。 ○13番(池田綱雄君)  7mに両側1.5mということは,歩道が3mなので,車道は4mということですか。 ○都市計画課長(池之上淳君)  車道につきましては,4mとしております。 ○13番(池田綱雄君)  この町の下2号線の中ほどに,タイヨーの駐車場側に道路がありますよね。これが今,片側通行になっております。周辺の人たちもせっかくこの道路ができるのなら,両側通行にしてもらいたいなという要望もあるのですが,その辺はどうお考えですか。 ○都市計画課長(池之上淳君)  通行規制に係る解除等につきましては,公安委員会が取り扱う意思決定事項でございますので,道路管理者である市としては,判断をすることができませんけれども,今後,市道町の下2号線の整備が進み,開通した後に,周辺道路の利用状況等を勘案し,必要に応じて公安委員会と協議してまいりたいと考えております。 ○13番(池田綱雄君)  片側通行というのは,商業地においては非常に使い勝手が悪いというようなことでございます。せっかくそういう道路ができるなら,短い区間でありますので,ぜひ関係機関と調整をしていただいて,両側通行にしていただくように検討をよろしくお願いいたします。それでいいですか。 ○都市計画課長(池之上淳君)
     そのようにさせていただきたいと思います。 ○13番(池田綱雄君)  よろしくお願いいたします。次に,野口町の18.8haの農地についてですが,現在,この18.8haの中で,自分の土地を自分で耕作しているというのがどれくらいあるか,分かっていたら教えていただきたい。 ○農業委員会事務局長(砂田良一君)  自作農地の割合でございますが,当該地区の土地使用者が自ら耕作されている面積は約12.5haございます。全体の約67%にあたるようでございます。 ○13番(池田綱雄君)  私が思っていたより多いですね。この18.8haは何筆あるのですか。 ○農業委員会事務局長(砂田良一君)  当該地区の農地になりますけれども,全てで247筆というふうに確認しております。 ○13番(池田綱雄君)  市長にお尋ねいたしますが,市長のところにも,いろんな開発の話がたくさん来ていると思いますよ。なぜか現在も,私のところにも,いろいろ来るのですが,この農地は1種農地ですけれども,全国のいろんな企業とかコンサルタントから見れば,非常にいい場所だということで注目をしているわけですよね。市長としては,これは優良農地とか,田んぼのままでとか答弁がありましたけれども,ずっと農地でいいと思っておられますか。 ○市長(前田終止君)  そうは思っておりません。 ○13番(池田綱雄君)  そう思っていると言えば,これで終わりだったのですけれども,そうは思っていないということで,もう少し聞かせていただきますが,18.8haを一遍に除外,一遍に何かの大きな開発というのは無理があるような気がしますよね。247筆もあるということは。だから,もう少し小さく,二,三町歩単位で企業とか,商業施設というようなものに利用というのは考えられないものか,その辺はどうお思いですか。 ○市長(前田終止君)  塩川部長が答弁の中で,申し上げた大基本が,今,現在この瞬間はあるわけでございますが,この場所のポテンシャル,潜在的なこの魅力,価値というものは,議員御指摘のように,この時代,日本の地方都市としては,元気のある霧島市だとよく言われます。その中で,国分側,隼人側の中心市街地のど真ん中というところに農地が,今の状況で横たわっていると。これは南九州全体を見渡した一つの,例えば商業施設であったり,あるいは南九州どころか九州全体から様々なスポーツ競技の総合的な運動拠点施設でもあったら,これはすばらしい環境でもありましょう。国分駅からも歩いていける距離,状況によっては隼人からもこられる距離,そこに相当な規模の集客拠点施設があり得るということは,我がまちの将来に対して,大きな発展への拠点地にもなり得るということは,誰が考えてもそういう方向性は見えている範囲はありますよ。ただ,先ほどの答弁にもあったとおり,現実的にはこういう事情がどっしりと横たわっているものですから,今すぐにはおいそれといけませんよと。仮に,私が選挙戦で一番にそれを掲げて戦って,当選してやるぞということでやったにしても,かなりのパワフルな努力をしない限り,なかなか今,直ちにそういう方向に位置付けることは大変困難だというふうに存じております。 ○13番(池田綱雄君)  今からいろんなことを質問しますので,怒らないで応対していただきたいと思います。私が現職時代に,国分市の農用地除外を県に申請しますと,県の担当官が三十何年前の話ですけれども,今私が質問しているその土地を,国分市は,ここをまず外しなさいよと。全国的に商業地と商業地の間に白地があるというのはないよと。ここから外しなさいよということも,昔言われたことがありました。それは別と致しまして,それならば,例えば優秀な企業が,そこなら来ていいよと。もしそういう話があったとして,2町歩でいいよとなったときに,農業委員会ですか,どこですか,市役所から500m以内は,1種農地でも2種農地扱いをするよというのがありますよね。そうした場合に市役所から500m以内の地域を2町歩除外申請した場合,それはどういう取扱いになりますか。 ○農業委員会事務局長(砂田良一君)  まず,転用については除外が先かと思いますけれども,500m農地につきましては,市役所から半径500m以内に位置する農地については2種農地という取扱いをしております。 ○13番(池田綱雄君)  それは,1種農地より除外が優しいよという捉え方でよろしいですか。 ○農業委員会事務局長(砂田良一君)  おっしゃるとおりでございます。 ○13番(池田綱雄君)  市長,そういうことだそうですから,もし,すごい企業が2町歩,3町歩欲しいのだがと,場所はここしかないというようなのが来たら,そういう方向で,除外も優しいようですので,そういう手立てを打っていただきたいなというふうに思います。市長,姶良市のイオンタウン姶良ですか。こういうふうになるんだそうです。全体で7町歩くらいしかないのですよね。1期工事,2期工事で,2期工事には映画館もできるようになっています。先日,地方創生総合戦略調査特別委員会で,市の資料によりますと,霧島市から姶良市に転出した人とその逆の20歳代,20歳以下と人数が出ておりましたけれども,私もびっくりしたのだけれども,霧島市から姶良市に出るのが例えば141人,逆に姶良市から霧島市に来るのが110人くらい,たった100人の単位で三十何人,霧島市から出ているのですよね。最近は,「今は霧島市じゃないよ,姶良市だよ」と,「姶良市がすごく元気で活気付いているよ」と。市長も感じておられると思うのですけれども,実際そういう数字に表れて,なるほどなと思います。もっと言うならば,店舗の中に200店舗入るのだそうです。そして,新規雇用が1,000人というような資料が来ているのですが,そうしまして,これが出来上がった後には,桜島サービスエリアにスマートインターチェンジができて,ここをETC装着車が乗り降りできるようになるんだそうです。そうしますと,ますます姶良市に人が流れていくなというふうに思うわけです。しかし,先ほど市長も言われましたが,ここは南九州でも一番すばらしい土地だと。だからこれができようが,そこを何か大きな目玉で開発すれば,すぐこんなものは逆転できると思っているわけです。だから,まだ霧島市は前途有望だなと思っているのですが,私が今回質問をして,市長が「いいや,ここは農用地だよ」とおっしゃるのであれば,それを全国に発信してもらいたい。そうしないと,いまだに,防災施設も入れて,そんなものを開発しようかなと夢を持ったコンサルタントがあるわけです。駄目なら駄目ではっきりと発信したほうが,そういう人達もお金も使わないので,私はいいなと思いましたけれども,全くゼロということではないとおっしゃいますので,そういう人達も何とか霧島市に気に入られるような,そういう開発を考えてみようという,またちょっと,夢が膨らんだのかなというふうに思うわけですけれども,この問題については,今日もたくさん傍聴者が見えていますけれども,みんなここはどうなるんだろうかというのを,私もたくさんの人から聞きます。そういう代表者の方が,たくさん見えておりますけれども,この用地については誰が見てもすばらしい土地です。開発すれば全国あるいは世界から本当に注目を浴びる土地だと思います。そういう用地でございますので,利用法については焦らずに,十分時間を掛けて検討していただきたいなと思いますが,どうですか。 ○市長(前田終止君)  戦後70年過ぎようとしているわけですが,お互いの地方自治体の形も変わり,そして交通事情も県民・市民の一日の行動圏も大きく変わってまいりました。そういう意味では,鹿児島市が姶良市が霧島市がというような,我がところ取り込み主義みたいなものが崩れ去っていくような時代に早く突入しているという理解でいいかなと思います。一衣帯水ですよ。そして,鹿児島市民も霧島市に取り込んでいく,逆に向こうにも平気で通勤する時代,そういう中に今我々は生きているというふうに思いますね。とは申せ,自分たちの住んでいるエリアの中の責任を持たないといけない範囲については,譲ることはできない。自分たちのプライドに懸けた地域の発展への思いというのがありますから,そこはお互いに知恵比べ,腕比べというところでありましょう。今後,私たちの地域全体ではまだまだほかの地域に競い負け得ない,潜在的魅力も地域の持つ地域力も,そしてまた人々の力も,私たちの地域には求心力があるというふうに,私はいつも存じております。鹿児島市のあるいは姶良市の,お隣のどの自治体の成功も望んでおりますけれども,私たちの地域も負けておりませんよ。それだけの環境が必ず次の年,また次の年と一歩ずつ前進していきますよ。この秋も見ていてください。唖然とするような相当な企業をしっかりと,今は場所も名前も言えませんけれども来ますよ。そして,将来的にもそういう流れも,中長期的には考えられ得る将来も待っているかなと思います。 ○13番(池田綱雄君)  もう一点お聴きしますが,旧国分市時代,この地域も全部1種農地でくくっていたわけですね。だから,消防署のところまでですが,全然虫食いもなくて,こんなたくさん,きれいに買うことができて,今,立派にこうして建物も建っているわけですけれども,例えば次の段階,今日,私が質問をしている,その土地については,前の市長から「ここは,こんなふうに将来考えているから」という引継ぎはなかったのですか。 ○市長(前田終止君)  特別に,こうしてください,ああしてくださいという引継ぎはありませんでした。 ○13番(池田綱雄君)  この問題については,全く農地のままでは考えていないという答弁を頂きましたので,今日お見えの方たちがそのような発信をしてくれると思います。私は一般質問で何回も言っていると思いますけれども,霧島市は空港あり,高速道路の七つのインターチェンジがあって,働く場所も京セラ,ソニーを始めたくさんの企業があり,温泉地があり,こんな地の利を持った市は,私は全国で3番以内に入っていると思います。だから,どんどん伸びる余地はたくさんあると思いますので,頑張っていただきたいと思います。次に,中山間地域活性化促進事業についてですが,先ほど市長が,何か,私を怒るような調子で答弁をしましたけれども,私はこれが悪いとか,そんなことは一切言っていないです。非常に良いことだというようなことで言ったつもりですから,何か怒られたような気がしたのですけれども。[「そんなことはない」と言う声あり]なかったですか。それなら,利用者については非常に多いというのは分かりました。2点目の再転入者の5年間というのは,市長は分かっておりましたか。一旦霧島市に住んで,転出をして,そして5年以上たたないと,この制度は申請できませんよというのは分かっていましたか。 ○市長(前田終止君)  定住移住に力を入れて,その打合せの中で,そういうルールだということは当然分かっております。 ○13番(池田綱雄君)  よく許可をしましたね。5年間ですよ。なぜ,これを言うかといえば,こういう相談がありました。霧島市に住んでいて,転勤になりましたと。転勤になって,やっぱり霧島市が良かったということで,溝辺町に土地を買って,家を造ろうという計画を立てましたと。そして,中山間地域活性化促進事業があるということを知って,建設会社がこれを知っていて申請しなさいということで,100万円出るよということで,そういうふうに決めたそうです。ところが,申請をしてみたら,5年間に20日足らなかったと。そして駄目だったというようなことですよね。40代の公務員です。夫婦,子供が2人の4人家族ですよね。私はこれでお客さんを逃がしていいのかなというふうに思ったものですから,何で5年間というのが必要かなと。壇上から言いましたけれども,短ければ短いほど,霧島市が良かったということではないのと。だからこの5年間というのが,分からないのですね。何で5年間が何で必要だったのか。この5年間を決めるのにいろいろな意見があったと思いますが,どのような意見があったか,お知らせ願いたいと思います。  私もその説明を受けて,何でそうなるのというような疑問は,今議員がおっしゃるような観点から持ちました。しかしながら,不正防止というような観点で,やはりこういう歯止めもなければ,手応えのある政策ですから,そこらはある程度,歯止めを掛けていかなければならないと。「ああそうか」というような認識でございました。後は,係の者に答弁させます。 ○共生協働推進課長(西敬一朗君)  平成20年に始まった制度でございますが,平成20年の制度創設の頃は,まず,純粋に流入人口を増やしたいと。つまり,市外からの呼び込みをメインにした制度ということで始まりました。ということで,一旦市外に転出された方が,純粋な流入人口に近いと判断されるには,どの程度の期間だろうかという議論を当時行いまして,5年たった方であれば,一応その時点で係累がないというとおかしいですけれども,流入人口増ということで,平成20年にはこの条件を加えたものでございます。そして,平成25年に新たな制度に見直しをする際,御承知のとおり,市外地から中山間地域への転居者という条件を設けました。それで,この転居者が,市街地にどの程度住まわれた方を対象にすればいいのかという議論を行いまして,市内に住まわれて,それまで申請の時点で,支払うべき市税に滞納のない方という条件を考えておりますので,市内に住まわれた方にある意味,有利になるようにということで,転居者を5年から3年にしたという議論が行われたようでございます。 ○13番(池田綱雄君)  もうこれは,私は,5年にした根拠が全く理解できません。これを言っても平行線でしょうから,これで止めますが,市長,この活性化事業は来年の3月31日までですよね。非常に利用者も多いというようなことで,しかも地方創生の政策目標の一つに「移住者・定住者の拡大を図るための支援や,環境整備に取り組むこととしている」とうたってありますよね。そういうことからして,現在の移住定住促進条例は来年の3月31日ですが,地方創生の政策目標からいっても恐らく,継続されるのかなというふうには思いますけれども,その辺はどのようにお考えですか。 ○市長(前田終止君)  これは皆さん方にも,ぜひ御理解いただいて,更に改善,継続と。そして,何よりも市域全体の人口が一人でも増えていく最大努力をする。その中でも,高齢化・過疎化・少子化の波を平野部以外の中山間地域はどっしりと受けております。そこに合併後10年の経験を生かし,そして,自らの問題として,今,県内・全国でも,この政策においてはトップレベルを走っているわけでございますけれども,それに更に磨きを掛けて,地方創生の私たちの地域における実績もあり,今を乗り越え,将来に向かう大きな流れをつくっていくことができたらなと,市長としてはそういうような方向をじっと見つめながら,今までの振り返りと今の分析,将来への流れをつくるべく,力をため込んでいるところでございます。 ○13番(池田綱雄君)  今,継続の方向だなと感じたわけですが,今回の地方創生の各自治体のこれは目玉事業になると思います。霧島市は市長が,もう何年も前から取り組んでおられるわけですけれども,今の話を聞いて,来年の3月31日以降も継続の可能性が強いと判断をしました。来年4月以降にずっと継続になれば,先ほどの20日足りなかった人が救われると。昨日もどうなったかと聴けば,その建設会社が,100万円出るから霧島市にということでしているみたいで,建設会社が責任を取って,出ないのなら私がその分を出しましょうということになって,溝辺に造ることが進むという話を昨日,聞きました。今日,市長が来年度以降も継続するよとなれば,20日間が救われるということですので,ぜひ,そういうふうにしていただきたいのと,先ほど,市長が充実したというような言い方をされました。使いやすいとなれば,この5年間というのは取り払うか,あるいは2年間とか1年間とか。また,そんなのは要らないのではないですか。私が先ほどから言うように,霧島市を出てみて,どこかに転勤になって,「やっぱり霧島市が良かったよね」と1年で感じるかもしれないし,それを5年間もとなれば,せっかくいい制度をつくって利用しにくいなと,私は思います。ぜひ,今度,継続なりをされるときには,それも含めて検討していただきたいと思いますが,最後にそれをお伺いして,私の質問を終わりたいと思います。 ○市長(前田終止君)  池田議員御指摘の点,よく理解できる点もございますので,よく勉強させていただきます。 ○議長(常盤信一君)  以上で,池田綱雄議員の一般質問を終わります。これで,本日の一般質問を終わります。残りの10名については,明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。             「散 会  午後 4時28分」...