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平成24年第3回定例会(第5日目 9月14日)

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  1. 霧島市議会 2012-09-14
    平成24年第3回定例会(第5日目 9月14日)


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    平成24年第3回定例会(第5日目 9月14日)              平成24年第3回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                       平成24年9月14日(第5日目)午前9時開議 ┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐ │日程│事件│    件                  名    │ 備 考 │ │番号│番号│                            │     │ ├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤ │ 1│  │一般質問 山浦 安生君(253ページ)           │     │ │  │  │      ・活力ある産業のまちづくりについて     │     │ │  │  │     志摩 浩志君(271ページ)           │     │ │  │  │      ・道路行政について             │     │ │  │  │      ・農道と市道との通行規制はできないか。   │     │ │  │  │     岡村一二三君(280ページ)           │     │ │  │  │      ・市長の政治姿勢について          │     │ │  │  │      ・国分庁舎増築の基本構想(案)について   │     │ │  │  │      ・監査結果について             │     │ │  │  │     秋廣 眞司君(295ページ)           │     │ │  │  │      ・教育行政について             │     │
    │  │  │      ・市長の海外出張について          │     │ │  │  │     時任 英寛君(312ページ)           │     │ │  │  │      ・財政運営について             │     │ │  │  │      ・公契約制度について            │     │ │  │  │      ・公営住宅法改正について          │     │ └──┴──┴────────────────────────────┴─────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。     1番  宮 本 明 彦 君      2番  前 島 広 紀 君     3番  有 村 隆 志 君      4番  志 摩 浩 志 君     5番  中 村 正 人 君      6番  脇 元   敬 君     7番  松 元   深 君      8番  秋 廣 眞 司 君     9番  池 田 綱 雄 君     10番  徳 田 拡 志 君    11番  山 浦 安 生 君     13番  新 橋   実 君    14番  仮 屋 国 治 君     15番  常 盤 信 一 君    17番  植 山 利 博 君     19番  塩井川 幸 生 君    20番  久 保 史 郎 君     21番  岡 村 一二三 君    22番  木野田 恵美子 君     23番  池 田   守 君    24番  下深迫 孝 二 君     25番  吉 永 民 治 君    26番  今 吉 歳 晴 君     27番  細山田 為 重 君    28番  蔵 原   勇 君     29番  田 代 昇 子 君    30番  前川原 正 人 君     31番  時 任 英 寛 君    32番  西 村 新一郎 君     33番  宮 内   博 君    34番  徳 田 和 昭 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。    12番  厚 地   覺 君     16番  脇 元   操 君 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長    阿 多 己 清 君   議事調査課長    濱 ア 正 治 君  議事グループ長   宮 永 幸 一 君   書    記    村 上 陽 子 君  書    記    隈 元 秀 一 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長   前 田 終 止 君   副  市  長   南 田 吉 文 君  副  市  長   中 村   孝 君   総 務 部 長   山 口   剛 君  企 画 部 長   川 村 直 人 君   生活環境部長    平 野 貴 志 君  保健福祉部長    宮 本 順 子 君   農林水産部長    中 村   功 君  商工観光部長    萬 コ 茂 樹 君   建 設 部 長   篠 原 明 博 君  工事監査部長    中 村 順 二 君   会計管理部長兼   荒 木   敏 君                        会計課長  水 道 部 長   馬 場 勝 芳 君   危機管理監     宇 都 克 枝 君  牧園総合支所長兼  邉 田 政 弘 君   総 務 課 長   塩 川   剛 君  地域振興課長  安心安全課長    酒 元   博 君   秘書広報課長    有 馬 博 明 君  財 務 課 長   新 町   貴 君   企画政策課長    山 口 昌 樹 君  行政改革推進課長  越 口 哲 也 君   共生協働推進課長  久 保 隆 義 君  保健福祉政策課長  花 堂   誠 君   農林水産政策課長  木野田   隆 君  農政畜産課長    緒 方 祐 二 君   耕 地 課 長   石原田   稔 君  商工振興課長    池 田 洋 一 君   観 光 課 長   藤 山 光 隆 君  建設政策課長    下 拂   勉 君   建設施設管理課長  長谷川 俊 己 君  建築住宅課長    矢 野 昌 幸 君   都市計画課長    川 東 千 尋 君  契 約 課 長   上 原 良 仁 君   管 理 課 長   小 松   太 君  教  育  長    田 肥 文 君   教 育 部 長   宗 像 成 昭 君  学校教育課長    山 口 幸 彦 君   生涯学習課長兼   山 下   修 君                        隼人図書館長  代表監査委員    大 山 東 生 君   監査委員事務局長  隈 元   悟 君 6.会議のてん末は次のとおりである。               「開 議  午前 9時00分」 ○議長(仮屋国治君)  これより本日の会議を開きます。   △ 日程第1 一般質問 ○議長(仮屋国治君)  本日の日程は一般質問のみであります。昨日に引き続き一般質問を続けます。11番,山浦安生議員から1件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○11番(山浦安生君)  通告に従いまして一般質問をさせていただきます。「国破れて山河あり」という言葉がありますが,「山河破れて国残る」,昨年の3月11日,東北大災害以降の日本列島の状況は,正にこのような有様であります。加えて,昨今の内外の社会状況の激変は,市民生活に様々な難渋をかぶせており,我が霧島市民も例外ではありません。昨年当局が策定されました第2次行政改革大綱の冒頭にもそのことが示されております。共通の認識を持つものでございますが,ただ,多少気になるのは,問題の視点が地方財政面を中心に捉えられ,強調されており,市民生活にどのような影響が出ているのか,また将来,市民生活にとってどのような事態が生ずるのか,予測されるのか,その点が大変希薄に感じられるのであります。これからの基礎自治体の有りようは,今までのような国の下請的性格から対等の立場へ変わってきております。このことは国の政策や指標に依拠することだけでなく,国の示す全国的な基準を踏まえながらも,各地域の住民生活から出される切実な要求に,いかに自主的な政策や法的取り扱いの創意工夫を展開していくかが重要であります。我が霧島市においても市民目線の立場を堅持しつつ,基本構想,基本計画に基づきながらも,常に内外の情勢に敏感に反応した創造的な政策を立案し,これを市民に分かりやすく明らかにし,選択させ,それらを持続的に発展させていくことがとても大事なことであります。私は,3月議会におきまして幾つかの質問を行いました。当局より答弁をいただきましたが,6か月経過した今日,それらの課題がどのあたりまで進んでいるのか,同僚議員の質問も関連させながら,活力ある産業のまちづくりについて,四つの項目で質問をいたします。1項目めに,中山間地域における産業活性化について。ア,再生可能な遊休地,遊休施設の有効活用の具体策はどうか。イ,関平鉱泉販売事業及び関連する事業についてお尋ねをいたします。ウ,霧島神宮周辺の遊歩道,看板等,整備事業について,概要と地域活性化の関係についてお尋ねをいたします。大きな2項目め,中山間地域再生への方策について伺います。ア,中山間地域の現状認識とその要因について,どう分析しているのかお尋ねいたします。イ,中山間地域対策の現状と今後の課題について。ウ,集落支援員の活動内容と成果についてお尋ねをいたします。3項目めに,事業の縮小,変更,追加についてでございますけれども,企業誘致政策の今後の方策,それから小さな経済,新たな産業の創出についてお尋ねをいたします。4項目めに,企業未来補助金制度についてお伺いして,壇上からの質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  山浦議員から1問につきましての御質問でございました。その1点目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。活力ある産業のまちづくりについての1点目のイとウにお答えいたします。これまでの関平鉱泉水の売り上げですが,平成16年度の6億3,000万円をピークに年々減少し,平成23年度は3億7,000万円となっております。また,現在の関平鉱泉水工場は,平成9年に竣工し,これまで製造を続けてまいりましたが,施設の老朽化が進む中,工場を建て替え,設備を更新することとし,平成26年度の完成をめどに,本年度は基本構想を策定し,平成25年度に実施設計を行い,工事に着手する予定でございます。新工場建設に当たりましては,現在,敷地内にある二つの特産品直売所を含めた周辺整備を行う計画であり,関平鉱泉所が市内外からのお客様でにぎわう場所となるような魅力ある施設整備を進めてまいります。次に,霧島神宮周辺の遊歩道整備事業でございますが,年間約150万人が訪れる霧島神宮周辺には,霧島川の渓谷と自然・柱状節理,霧島の七不思議などの観光スポットも多数あり,これらを楽しんでいただける遊歩道を整備して観光客を誘導し,滞在時間を増やすことにより,周辺の商店街での買い物などで地域活性化につながることを期待いたしまして,地域住民が手作りにより遊歩道整備を進めてこられました。しかし,手作りでは限度がありますことから,行政としての支援策として,県と市が共同で実施する「魅力ある観光地づくり事業」を県に要望し,本年度事業採択をいただいたところであります。この事業概要は,霧島市観光案内所を起点として,霧島川の下流域への河川沿いから国立公園記念碑を経由し,県道60号線の参道を周遊する約2kmの遊歩道の整備であり,その整備内容は安全対策,景観等を考慮した転落防止用柵や,現地の自然状況に調和した遊歩道の整備及び案内看板の設置等であります。 ○建設部長(篠原明博君)  活力ある産業のまちづくりについての1点目のアについてお答えをいたします。農大跡地につきましては,平成20年度から平成21年度にかけまして,現在活用されている国民休養地の敷地と合わせた約40haを計画区域とした一体的な整備による(仮称)霧島中央公園の基本構想及び基本計画を策定しておりましたが,様々な観点から十分な検討を行うべきとの議会の御意見等を踏まえ,現在策定中の「緑の基本計画」におきまして,地域の方々の交流やふれあいの場,またスポーツを通じた健康増進の場や災害発生時の防災拠点など,広く活用できる緑地としての位置付けができないか検討いたしているところであります。なお,この「緑の基本計画」は,緑地の適正な保全及び緑化の推進に関する総合計画であり,緑の基本目標を実現するための六つの基本方針を掲げ,この基本方針に沿って市域全体での公園・緑地の位置付けや必要性,また整備方針などを定めるものであります。 ○牧園総合支所長兼地域振興課長(邉田政弘君)  活力ある産業のまちづくりについての1点目のアの後段「施設(庁舎,保健センター等)の活用と地域活性化の有効活用の具体策はどうなっているか」についてお答えいたします。牧園総合支所及び保健センターについては,平成4年度に竣工し,20年が経過しております。庁舎の現在の執務スペースは1階と2階の一部分となっておりますが,将来的にはその活用方法等が重要な課題となると認識しております。今後,総合支所の空きスペースに限らず総体的な公共施設等を念頭に置いた「公共施設マネジメント計画策定タスク・フォース会議」の中で検討してまいりたいと思います。 ○企画部長(川村直人君)  1問目の2点目の御質問のうち,中山間地域再生の方策について,まずアの中山間地域の現状認識とその要因の分析についてお答えをいたします。中山間地域におきましては,近年,若年層の都市部への流出や少子化等による人口の減少に加え,高齢化の進行等により相互扶助機能の低下,地域文化の衰退,道路等生活基盤や自然環境の荒廃化,耕作放棄地の増大等,住民が日常生活を送る上で支障を来したり,そのおそれのある地域が増加している傾向にあると認識いたしております。次に,イの中山間地域対策の現状と今後の課題についてお答えいたします。中山間地域対策といたしましては,移住定住促進事業をはじめ,地区自治公民館の主体的な取り組みを促進する地域まちづくり計画の策定や地域まちづくりサポーターとしての職員の配置,ふれあいバスやデマンド交通の運行,地元企業・大学生・市職員等のボランティアによるマンパワー支援事業,地域住民による井戸端会議の開催,集落支援員の配置等,その活性化に向けて,地区自治公民館長,集落支援員等と本市と連携を図りながら,これらの事業に取り組んでおります。また,地域審議会から各地区活性化のために提出されました要望等の実現にも努めているところでございます。中山間地域を取り巻く環境が厳しい中,早急に成果を上げることはなかなか難しいと存じますが,今後とも地区公民館長,集落支援員,ボランティア等の皆様と本市が連携しながら,各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。最後に,ウの集落支援員の活動内容と成果についてお答えいたします。高齢化率が5割を超える六つの地区自治公民館に集落支援員を配置し,集落点検の実施や集落での話し合いなどに出席していただき,アドバイザー,コーディネーターとして支援をしていただいております。また,6地区の地区自治公民館長,集落支援員と総合支所を含む担当職員が一緒にそれぞれの地域を視察し,意見交換を行い親睦を深めながら,それぞれの地域で開催される行事への相互訪問の提案が出されるなど,活性化を図る取り組みについて検討を行っているところでございます。集落支援員を配置して4年目になりますが,これまで集落点検による住民の地域の実態把握がなされ,話し合いなどの助言による地域の一体化,地域行事の開催,懸案事項の解決等,一定の成果を得ているものと考えております。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  3点目についてお答えいたします。鹿児島県内でも地域経済をけん引してきた半導体関連工場の撤退,閉鎖,人員削減が相次いでおり,本市に立地しているアルバック九州株式会社も人員削減を行うなど,製造業を取り巻く環境は非常に厳しい状況であります。これまで製造業を主とした企業誘致を進め,地元雇用の確保を図り,地域活性化につなげてきたところであります。しかし,グローバル化が進み,為替など世界景気の影響をまともに受ける電機製品や半導体などの製品を海外へ輸出する企業が主である製造業を柱とした企業誘致を見直す時期が来ております。また,移住定住促進策の一環として,中山間地域に移住・定住をしようとされる方に対し,財政支援を行うことにより,本市の均衡ある発展を図り,活力に満ちた地域づくりを推進することを目的に,「霧島市移住定住促進に関する条例」を制定しております。これまで同条例に基づく移住者は144世帯363人となっており,一定の成果は上がっていると考えております。これら新たに中山間地域に定住された人や,既に中山間地域に居住している人たちが,この地域で働き所得を得られる新たな産業を創出するということは,地域資源を活用した農商工連携や環境・エネルギーなど,庁内の多くの部署が連携しながら検討していかなければならない大きなテーマであり,今後,農業協同組合をはじめ,森林組合商工会議所,商工会,観光協会,特産品協会など関係機関,団体の協力をいただきながら研究してまいります。次に,4点目についてお答えいたします。経済産業省は,これからの日本の経済成長のけん引役として中小企業を位置付け,小さな企業への支援策を強化することとし,その一環として中小・小規模企業が活用しやすい小口の助成制度「ちいさな企業 未来補助金」を創設し,来年度予算案の概算要求に盛り込む重点施策として示しております。同助成制度は,若者らの小規模な起業を促すために,従業員が数人から十数人の規模の企業を想定し,100万円規模の小さなもので申請を受け,起業時の事業にかかる経費を補助しようとするものであり,5年間で約1万社を支援すると示されております。まだ,具体的な内容もはっきりしておらず,予算化されれば説明会等も開催されると思いますので,国の来年度予算の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○11番(山浦安生君)  少しばかり順番が変わると思いますけれども,まず最初に霧島神宮周辺の遊歩道,それから看板整備における事業についてお尋ねをいたします。天降川等河川環境保全条例基本施策の中に,一つに河川水質の保全,二つ目に自然景観の保全,三つ目に生態系の保全,こういう三つの基本施策が定めてありますけれども,その中に環境配慮指針ということで事業者に対しまして配慮すべき事項がありますけれども,この事項につきまして,今回行われます整備事業にどのような関わりを持つのか,担当の所管にお尋ねをいたします。 ○観光課長(藤山光隆君)  今回の霧島神宮周辺の魅力ある観光地づくりの整備事業については,今,議員がおっしゃいましたような環境配慮指針の中で,開発という意味ではございませんけれども,景観の部分,それから遊歩道の部分につきましても,この指針にありますような周辺景観と調和のとれた計画,それから事前に地元の関係住民に計画内容を説明し,意見の反映を云々と,そのようなところも含めまして,しっかりと現時点では計画の時点で話し合い等を進めながら,計画を進めているところでございます。なお,先般も申し上げましたように,県の採択をいただいた時点で,今,計画を策定中ですので,今後またその計画に基づいて必要があればこの指針,それから地元の関係者とのまた話し合いも出てくるのかなというふうに考えております。 ○11番(山浦安生君)  これは,これから県のほうに指針を示すということでなくて,もう既にこういう指針ができているわけですから,こういう条件がありますよということで,この施工業者にも周囲の方々にも事前に話をしておくべきじゃないんですか。遅いんですよ,それでは。やっていることが後手に回ってしまいますよ。どうですか。 ○観光課長(藤山光隆君)  先ほども答弁いたしましたように,現在,県のほうが計画を進めていただいている状況ですので,その辺につきましては今後また我々観光課のほうとも協議をし,必要があれば先ほど言いましたように地元とのまた説明会なり,そういうのが当然出てくるのかなと。全てを県に任せて,この指針も無視しているということではございませんので,御理解をいただきたいというふうに思います。 ○11番(山浦安生君)  やられたことにつきまして,あら探しをするつもりはございませんけれども,先般の新川渓谷の遊歩道がありますよね,今度できましたけれども。そのときは事業者に対しまして,そういう話をされましたか。 ○観光課長(藤山光隆君)  先般の新川渓谷の遊歩道につきましては,地域に地元の方というのがいらっしゃらないということで,その辺の部分での説明はしておりませんけれども,あくまでもあそこにつきましても開発行為というような考えを私どもは持っておりませんでしたので,景観整備という観点から,やはり県の魅力ある観光地づくりで事業推進していただきましたので,そういう部分では若干議員がおっしゃいましたように,この指針に基づいたものを全てというわけではございませんけれども,やはり景観に配慮しながら,よりすばらしいものにしようということで事業を進めた経緯がございます。 ○11番(山浦安生君)  県のほうから市に経費を出していただいて仕事をして,あそこが観光地というか観光客の方が喜んであそこに来られる様子はできたと思います。ただ問題点があるんですね。やはりやりすぎるといけませんよ。写真を出していただけますか。今,写真を出してもらっております。これは足湯がありまして,足湯の下に足湯からの排水がありますけれども,その排水かどうかははっきりしないんですが,お湯が。もみじなんです,2本の木は。もみじの木の根元に全部かかっていっているんですね。結果として枯れて,この間1週間目に処置されましたよね。処置されたということは,まだ評価するところでございます。今の状態を改善するわけですから,すごくいいことだと思います。ただ,それの前にやはりすべきことがあったんじゃないか。こういうことを配慮しなければ,今回行われる霧島の遊歩道についても心配がされるわけですよ。せっかくいいものがあるわけですから。せっかくいいものがある。そのいいものは何かということを取り除いては意味がなくなってしまいますので,そういうところをぜひ気を付けていただきたいというふうに思います。答弁は要りません。次にまいります。総合支所問題につきまして,一言お尋ねいたします。これはもう市長が一番詳しいのかもしれませんけれども,私たちの地域の総合支所というのは,ちょっとした高台にあります。そこまで年老いた方々が歩いて行かれる,ちょっと体の不自由な方が行かれるとなると,やはり不便な所であります。私たちのこの牧園町は合併前は1万人ぐらいいましたけれども,現在では8,000人強,それから職員にしましても職員が120人以上おりました。今では四十数名,そして3年後には20名近くになっていくというような状況の中で,まだ築後20年ですから後30年,40年,50年もつのではないかというふうにも言われております。その中で職員が20名ぐらいになると,3階建てですので非常にスペースが空くわけですね。そのスペースの問題につきまして,地域審議会のほうでも様々な検討がなされております。特別に2回ほど,その集中審議というわけではございませんでしょうけれども集中的に審議をされております。その中のタイトルが「総合支所の庁舎の位置及び総合支所関連の振興について」という題で協議をなされておりますけれども,市長にお尋ねいたしますが,この位置関係につきまして,よく理解されていらっしゃると思います。地域審議会の中でどのような意見が出たのか。そして,そのことに対して,もう地元に住んでいらっしゃって,以前の町長でございますので,当然使い勝手とかそういう地域の皆様方の声というものをお聞きしていらっしゃるはずだと思いますので,どのように考えていらっしゃるかお尋ねをいたします。 ○市長(前田終止君)  牧園総合支所の位置関係のことについての今日までの審議会及び関係地区住民の声という意味かと存じますが,まちづくり全体を冷静に考えたら,今の山の上の位置付け,これについてはやはり当時なりの真剣な議論があったとは思いますが,一般論として概略いつも御指摘をいただくのは,山の上ではまちづくりへの将来的な発展性,それらは期待できない結果になってしまったということで,多くの反省を,指摘を受けております。そして,ある種の範囲の極端な議論をなさる方は,将来的にはあの用途を見直して,むしろ小規模でいいから下の町のほうに移転を考えて,用途を見直すことによって,もっと違うほかの高度な利用を考えたほうがいいのではないかという御指摘すら耳にすることもございます。そして,自分たちの役所・役場これは役に立つ所,役に立つ場所であります。それを歩いて行く姿をほとんど見たことがない。そして,その代わり「行かれる人がいたら迎えに来ます。」というような工夫を一時期したわけでございますが,冬場の凍結,そしてほとんど歩いて行けない町との距離感覚,高齢化,そういう中で非常にあの場所の持つ意味は,今後将来にわたってはしっかりと,もう一度,きちんとした考え方をまとめなければならないかと思います。ただ,現実的にあれだけの建物があの場所にあるという事実は,誰ももう否定できない。受け入れなければならない現実だと思います。よって,その現実のオープンスペース,空き空間となった場所をどんな形で本当に公益性にかなう利用をでききるか,それを私どもに一番今,問われている部分かなと認識をいたします。 ○11番(山浦安生君)  企画部長にお尋ねしますけれども,部長も何回か行かれてよく地域等は御存じだと思います。以前,同僚議員の質問に対しまして,地域コミュニティの核として維持していくというのはどうかということに対しまして,とても今後の課題だというふうに思い,十分勉強させていただくということでありました。あの地域を見て,コミュニティの場としてふさわしいかどうか。私が見るところでは,元気な方の発想では,考え方では,目線ではあそこはいいかもしれませんが,年老いた方,体に不自由のある方にとって,そういう場所に適正かどうか,合うかどうかということをひとつお尋ねしてみたいと思います。 ○企画部長(川村直人君)
     当時,牧園町の方々は当然そういうことも予測をされて,現在の場所に建設をされたものと思っております。しかしながら,こうして合併という事態になりまして職員数も減ってきておりますので,やはりその活用については検討していかなければならないと,先ほど市長が言われたとおりでございます。 ○11番(山浦安生君)  これは,移転という考え方もまだ残っているというふうに理解してよろしいですか。 ○市長(前田終止君)  多くの議論もきっとあろうかと思いますけれども,選択肢の一つではないかなとひそかに思っているところです。 ○11番(山浦安生君)  次に,農大跡地のことでお尋ねしますが,何て冷たい答弁だろうかなというふうに思います。以前,同僚議員の脇元議員が質問されました。答弁が全く同じではないかなと,内容が同じだから当然そうではないかということになってくると思うんですが,お尋ねしますけれども,この実施計画といいますか,最初示されたのは20年だったと思います。1,400万円の金額が計上されました。そのことが議会のほうで,もう少しいろいろ方策あるのではないかというようなことで,否決といいますか棚上げにされたわけですけれども,それが20年です。この実施計画書というのがありますが,これを見ますと2年ごとに出ております。20年から22年,22年から24年,24年から26年,それぞれ出ておりますが,26年度まで全部調査になっております。これはどういうことですか。 ○建設部長(篠原明博君)  霧島中央公園構想につきましては,今,議員おっしゃいましたように平成20年度に基本構想,基本計画というものを策定いたしたわけでございますが,その後,基本設計に移行するに当たりましては,様々な御意見等を頂きまして,もう少し違う角度,いろんな角度から議論すべきであろうということでございまして,今,調査検討いたしております。先ほども答弁に申し上げましたように,やはり,あの広大な遊休地というものをどういうふうに活用できるのかというような大きな視点に立ちまして,今「緑の基本計画」というのを策定中でございます。この「緑の基本計画」は,緑地の当然適正な保全であるとか,あるいはそういった緑地の推進,あるいはその緑地の適正な配置,そういったものを市全体の中で位置付けをしていこうという計画でございますので,その中で様々な活用があると,先ほど中でありました交流の場あるいはふれあいの場,あるいはそういったスポーツを通じた健康増進,あるいは自然として残すべき場所,いろんな形で位置付けされるべきものだというふうに考えておりますので,そういったものをやはり今,この「緑の基本計画」で位置付けようとしているわけでございます。実施計画の中で「調査」といたしておりますのは,こういう結果,こういう計画ができないと先に進めないということで,そういった計画の進捗によって,今後の策定については検討するという形で考えております。 ○11番(山浦安生君)  今,お尋ねしているのは,20年から26年まで6年間何をやっていたんだということです。 ○建設部長(篠原明博君)  今,私が申し上げましたように,様々な観点から検討している最中でございます。 ○11番(山浦安生君)  この「緑の基本計画」になぜ入れなければいけないのですか。 ○建設部長(篠原明博君)  やはりこういった,ああいう地域での緑地というのを,どういう形で位置付けるかということは,やはり市の基本的な考えである「緑の基本計画」の中で位置付けて検討すべきだというふうに判断をいたしております。 ○11番(山浦安生君)  「緑の基本計画」て何ですかね。都市周辺に大体作られる計画というふうに聞いておりますが。 ○建設部長(篠原明博君)  「緑の基本計画」は都市周辺だけでございません。基本的には都市計画区域及び市全体で考えて,やはりそれぞれの地域によって守るべき緑地というのは必要だということで考えておりますので,そういった形で検討いたしております。 ○11番(山浦安生君)  「緑の基本計画」で緑地を守らないと,ほかに守る方法はありませんか。 ○建設部長(篠原明博君)  緑地を守る方法はいろいろあるかと思いますけれども,やはりこの「緑の基本計画」は行政もだし,市民もだし,事業者もだし,それぞれの方々がどういった形で,こういった緑地の保全をするかという計画ですので,やはり基本的にはこういったものに位置付ける必要があるというふうに判断しております。 ○11番(山浦安生君)  「緑の基本計画」,景観法というのがありますよね。私,ちょっとよく分からないところがあるんですけれども,この景観法と照らし合わせたときに,「緑の基本計画」でやろうとしていることを補えませんか。 ○都市計画課長(川東千尋君)  ちょっと事業のほうからの説明をさせていただきますと,都市公園法の中に市町村が都市公園として整備する場合は,この「緑の基本計画」に則した形で整備を行うという条項がございます。今,議員がおっしゃったように,今後,仮にこの必要性が承認されて整備を行うとなった場合は,どうしてもこの中で位置付けが必要であると。これは当然,これまでもいろいろ御要望がある各地域の公園についてもそうなんですが,どうしてもそのような形でこの「緑の基本計画」の中で位置付けをしておかなければならないといったような必要性がございます。 ○11番(山浦安生君)  よく分かりませんけど,私たち地域の人間にとりましては,あの場所が20年度にプロポーザルによって計画が示されました。議会のほうで,もうちょっと考えたほうがいいのではないかと,内容につきましてですよ。基本構想,あれをやることはいいんですよ。皆さん賛成しているのですよ。だけど,あのやり方について少し疑問があるから,もう少し考えたほうがいいのではないかということはありました。それで,6年間も放置されていいんですか。地域の住民がどれほどあそこに期待をかけて望んでいるかお分かりですか。私はそこのところをもっと目線を下げて,住民の目で,観光業者の,あそこにはいっぱい宿泊施設もありますけれども,そういうところの目を,ちゃんと意見を聴いたりしながら早めにやらないと。部長,26年はまだいらっしゃるんですかね。分かりませんけれども,後へ後へ引き延ばしていってはしょうがないんですよ。どうにかしてくださいよ。造るとか,造らないとか,どういうような方向でやるとか,以前の計画を縮小するとか,もう少し分かりやすく言ってもらわないと,この中で一応位置付けをして,後でこれから考慮します,考えます,それが公園になるかどうか分かりませんというような返事では,どうしようもないですよ。 ○建設部長(篠原明博君)  今おっしゃいましたが,私のほうで将来的にどうなるか分からないという話はいたしておりません。おっしゃいましたように,20年にこういう形で議員の皆様,市議会あるいは幅広い意見を聴きなさいということで,我々もやはり聴くべきであろうと。そうしたときに,個別に何を造ろうかという議論をするのではなくて,やはり大局的な大きな目で議論しないと,市民の方々あるいは議会の方々に御説明ができないというふうに考えておりますので,こういう「緑の基本計画」で大局的な話をして,それがある程度見えたら,即そういった形で説明できるようにしたいというふうに考えているところです。 ○11番(山浦安生君)  以前の同僚議員の質問の中に,今後,公園としての整備が必要かどうかというのに移っていきたい,緑の計画を作ってですよね。必要でないということもあり得るわけですか。 ○建設部長(篠原明博君)  やはり,今,答弁いたしましたように,この地域が,あの場所がどういう形で利用される方法が一番いいのかというのを議論しているわけですので,その中で施設としてふれあいの場がどのぐらい必要,あるいはスポーツ交流にどのぐらい必要というのを位置付けることによって,そういった私どもの都市整備の,都市計画上の都市整備としての整備が必要な場所も出てくるのではないかというふうに考えております。 ○11番(山浦安生君)  「緑の基本計画」に位置付けをするのに,6年も掛かってたんじゃしょうがないんですよ。24年,今度の夏にできるという話でしたけど,もうできましたか。 ○建設部長(篠原明博君)  24年,今年の「緑の基本計画」策定に向けて今作業いたしております。ただ,今,都市計画区域というものの若干の修正をさせていただいておりますので,そこのところで若干遅れているということでございます。 ○11番(山浦安生君)  6年も掛かって,まだ調査段階ということではしょうがないというふうに思います。ぜひ頑張って,何とか形を作っていただきたいなというふうに思います。次に,関平温泉のことでお尋ねをいたします。グラフを出していただきたいと思います。このグラフを見ていただくと,左のほうからずっと上っていきまして,平成6年でしたか,最初のピークがあります。平成16年,10年後の16年にまたピークが出まして,後右肩下がりでずっと4,000万円,5,000万円,毎年落ちているような状況であります。私はこのラインを,この線をもう少し右肩上がりにしていきたいというふうに思うんです。ですから,こういうお尋ねをしているわけなんですが,今回いろんな形での整備が行われようとしております。この地域はこの関平鉱泉水の売り上げを伸ばすとともに,地域との関わりも深いものがあるわけです。この関平鉱泉だけではなくて,捉えるときに,この地域全体として捉えていただきたいという要望があるわけなんですけど,そのあたりの考え方,関平だけではなくて,あの周辺の整備についてはどういうふうになっているか,お尋ねいたします。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  今おっしゃった周辺の整備というのは,あそこには特産品協会の販売所あるいは福祉のほうの販売所がございます。捉え方は,それも含めて全体的なという意味合いでよろしいんでしょうか。今,関平鉱泉所につきましては,関平鉱泉水を販売する工場,それと牧園町特産品協会と福祉のほうの直売所,二つございます。それで,あそこに関平鉱泉水を買いに来られた方,あるいは直売所に地元の物を買いに来られる方,いろいろいらっしゃるわけですけれども,やはりあそこを今回新しく工場を整備するに当たり,やはりこの特産品協会の直売所等もあわせて,地域を一体とした整備を考えていきたいというふうに今,基本計画ではそういう形をとっていきたいというふうに考えているところでございます。当然二つだけではなくて,周りにはまだ市の土地がございますので,そこを含めた一体的な,民地も一部中に入っておりますので,そこも購入した形で,ちょっと広い意味で,採来の大きなこの地域の拠点となるような,そういう整備計画を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○11番(山浦安生君)  先ほどグラフで示してもらいましたけれども,霧島市にとりまして大変貴重な財源として財政に寄与しているわけでございます。ここでの収入なんですが,ここでの収入は税金で入ってくる金と比較したときに,どんなふうに感じていらっしゃいますか。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  この関平鉱泉の販売につきましては,当然企業という考え方で,考え方が要は企業経営的な形で,やはり販売努力をすることによって収入が増えていくというような形で考えております。したがいまして,関平鉱泉水の場合は量に限りがありますけれども,それをいかに有効に売っていくかと,販売していくかという,収入を上げていくかということを考えていきたいというふうに思います。 ○11番(山浦安生君)  そういうことでしょうけれども,そういうことじゃなくて,お金です。収入です。税金で入ってくる収入もあります。関平から入る収入もあります。それは一般会計に入ります。その金はどこで使われるか,こっちで使ったり,こっちで使われたり,いろいろ使われております。金に変わりはないというふうに私は理解しているつもりです。その点についてお尋ねいたします。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  おっしゃるとおり,その市の貴重な泉源であります財産を使って収入を得るわけですので,やはり市民の皆様から頂く税金,そういうものと同じ収入であるというふうに考えます。 ○11番(山浦安生君)  大変貴重な収入でございます。そこで一番問題になってくるのは生産加工販売という形になるわけですが,一番大きな問題は販売をいかに,どういう形でやっていくかということになってくると思います。以前はコンサルがおりましたけれども,コンサルタントの方はいつからいつまでおりましたかね。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  コンサルにつきましては,平成10年度から平成22年度までお願いをしていたところでございます。 ○11番(山浦安生君)  この販売という面では,現勢力の中で販売に関して専門的な方はいらっしゃらないというふうに私は見ておりますが,そのところの部分を大分肩代わりされていたというふうに聞いておりますけれども,この販売の方法,どういう所に販売したらいいのか,どういう形で販売したほうがいいのか,新たに新商品を作るにはどうしたらいいかというのを,今のあそこに勤務されている方々でそれはできますか。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  今,職員を中心に一生懸命販売について,いかに売り上げを上げるかという形で今,一生懸命研究というか勉強をしております。しかしながら,やはり専門的な分野での,そういった販売を促進するためのいろんな情報収集にしましても,そういった専門的な,ある程度アドバイスが必要ではないかというふうに考えているところではございます。 ○11番(山浦安生君)  いつもよく使われる言葉に「産学官の連携」というのがありますけれども,正しくそのことではないかというふうに思います。ところが,我が霧島市においては,若干売り上げが下がったということで,その貴重なアドバイスをしてくれるコンサルを頼まなかったということでございますけれども,ここはやはり考えるべきではないかというふうに思います。それから,先ほど地域との連携という話が出ましたけれど,これを地域との連携をとる中で,いろんな事業をやりやすくするために,今の会計方式を変える気持ちはございませんか。以前そういう話がありました,20年度に検討はされておりますけど,公営企業への移行ということで話がされておりますけれども,その当たりはどんなふうにお考えですか。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  今知っている限りでは,公営企業化というか,それについての一応検討はされていないところでございます。 ○11番(山浦安生君)  されていないのではなくて,してくださいよ。これはぜひ検討していただきたいです。公営企業にすることによって消費税が発生すると。近々10%近くなるという話ですけれども,であっても,私はこの鉱泉事業というのは,いろんな意味で,この収入を得るために企業的な経営感覚というもので運営していかないと流されてしまいますよ。さっきグラフにありましたけれども,あのラインがまだまだ下がっていくようなところは出てくるのではないですか。あのラインを右肩上がりにするためには,やはり飛び込んでいくと,戦争に出向いていくという私は意気込みが大切だというふうに思います。そういった意味からも,ぜひ検討していただきたい。20年度には検討の結果,一般会計のほうに入れるというふうになっておりますけれども,そこのところを私は持っていったほうがいいのではないかというふうに思いますけれども,これは財政のほうにお尋ねしたほうがいいんですかね,どうなんでしょう。 ○財務課長(新町 貴君)  地方財政法の施行令の中で,公営企業として幾つか指定がされているものがございます。例えばうちで行っています水道事業とか病院事業,そういうものを含めてございます。そういう中のどういうふうに位置付けをするかということがまた一つ,問題になろうかというふうに思っております。それから,地方公営企業の目的につきましても,地方公共団体が社会公共の利益を目的として経営する企業というようなことになりますので,その辺のまたどういう形で位置付けをしているかということ等がございます。また,自治用語辞典によりますと,住民生活の需要と市企業の利潤追求の不一致が発生することがあるために,地方公共団体が経営する必要性が生じるというようなことも言い続けられておりますので,まず関平鉱泉のほうが地方公営企業にすることが適当かというような問題等も十分考え,またメリット・デメリット等もございますので,そういうものも検討した上で判断をしていかなければならないというふうに考えているところでございます。 ○副市長(南田吉文君)  先ほど来,関平の話でございますけれども,私もこの副市長ということに任命されましてから,一番最初に市長から指示されましたのが,関平鉱泉の立て直しということでございました。私は21年度の途中でございましたので,先ほどのコンサルの話から触れるわけでございますけれども,その必要性等について,いろいろ種々議論をしてきました。先ほどグラフは出ておりませんけれども,平成16年が非常にピークでございました。これは鹿児島大学との連携のたまものでございまして,ナチュラルキラー,これが非常に宣伝されて急激に伸びたというようなことがございましたですよね。その後,御存じのように霧島山麓にはたくさんの競争相手と申しますか,それが出現をいたしまして,コンサルの力を借りるまでもなく,ずっと右肩下がりというようなことでなってきたところでございます。ここを市長のほうから「どうにかしろ」ということでございまして,今回思い切って,あの辺の周辺を含めました活性化ということも念頭に置きながら,あそこは魅力ある地域に仕立てようではないかということで今,検討しているところでございます。その中で公営企業の話もありましたが,ここは市の直営事業として,もう一遍一般財源に貢献できる,そういったような関平鉱泉水に仕立てようということで今,一生懸命努力をいたしているところでございます。そういうようなことで,この立て直しにつきましても,今のところは直営でやっていこうということで,指定管理等々の話もありましたけれども,直営でやっていこうと今いう気持ちで一生懸命取り組んでいるところでございます。 ○11番(山浦安生君)  この売り上げが下がっている理由が,競争する会社が増えてきたというのは事実です。当然事実であろうかと思います。しかし,ここは,他の場所とは違う要素を持っているわけですよね。これをいかに付加価値を付けて売り込んでいくか,売り上げを伸ばすかということが一番大切なことなのではないですか。さっき公営企業にと言いましたのも,一つにはそういう後ろ向きの姿勢があるのではないかと感じがするわけですよ。だから,前向きに捉えるためには,そういう厳しい状況の中に,やはり乗り込んでいかなければいけないのではないかなというふうなことも含めまして,企業公営という話もいたしました。これは,しかし前向きに地域の方々と連携をして,そして地域の方々の生活のことなんかも考えながらやっていかれるということでございますので,期待をしておきたいというふうに思います。次に移ります。中山間地域再生への方策についてでございますけれども,この中山間地という位置付けが非常に難しい,どこからどこが真ん中で,中間地がどこで,山間地がどこかということは難しいところなんですが,場所によっては65歳以上が何人というような規定があるみたいですけど,それでも元気な方がいらっしゃる町もあります,村もあります。決して元気でもない,中には若くして元気のない所もあれば,元気でやっている所,年寄りもおります。そういう意味で位置付けというのは非常に難しいんですけれども,この中山間地という言葉を使いますけれども,この果たしている役割というんですかね。今少々この中で述べられましたけれども,これをやはりしっかりと認識しなければいけないと思うんですが,どういう形で認識をされ,いろんな計画ございますけれども,されようとしております。この成果はどんなふうですか。いろいろ手立てがやってありますけれども。 ○企画部長(川村直人君)  本市の総合計画の七つのまちづくりの課題という中に,昨日の宮本議員の一般質問の中でもございましたけれども,中山間地域の活性化ということが掲げられております。この活性化を図るために,様々な施策を取り組んでいるところでございます。残念ながら,昨日も答弁しましたように,地域ごとの総合計画みたいなものにつきましては特にございませんけれども,それぞれの活性化に基づいて,庁舎の各組織で対応しているというのが実情でございます。本市におきましては端的なものが人口の動向,これを見てみますと,やはり国分・隼人地域につきましては横ばいからやや増加の傾向にあって,他の地域については全て合併前から,溝辺地域は一部違いますけれども,合併前からずっと減少化傾向にあって,現在もなかなかそれに歯止めがかかっていないというような状況でございます。その辺につきましても,この課題の中で1番目に人口減少の振興と少子高齢化への対応という課題も掲げておりますので,この課題の解決に向けて,本市では様々な施策を進めているところでございます。 ○11番(山浦安生君)  これはいつでしたかね。昨日,一昨日でしたかね。同僚議員の中で質問がありまして,市内域での移動が周辺部で3,523名の減少,それから都市,隼人・国分方面におきましては3,534名の増加というふうになっておりますが,この要因をどのように分析されますか。 ○企画部長(川村直人君)  この二極化が進んでいるという認識というのは我々行政だけではなくて,ほとんどの方がそういうふうな認識でおられると思うんですけれども,やはりこの国分・隼人地域につきましては,民間活力による様々な開発が進んでおりまして,当然人が集まる所に様々な商業施設などができていくと。そして,病院とか学校とかそういう施設の充実とか,そういうものなどもあって人が集まっていくということになろうかと思います。逆に,今度は周辺部になりますとその逆で,人が少なくなるから商店がなくなったり,様々な生活に関連のある施設がなくなる,その逆の今度は悪循環に中山間地域はなっているかと思います。したがいまして,その悪循環をできるだけ少なくする施策というのを行政のほうで考えられないかというのが昨日の御質問だったようにも思いますし,私たちもこの中山間地域の活性化ということにつきましては,なかなか短期的に結論を出すというのは難しゅうございます。ここ辺につきましても地道な努力ということも必要なのではないかなと思っております。 ○11番(山浦安生君)  大変難しい問題だと思います。そこで,一番大切なのは現状の把握ということが大切になってくると思います。集落支援員制度もその一部ではないかというふうに思います。集落の中に入っていろいろとその地域の面倒をみながら,お手伝いしながら,その置かれた環境をつぶさに調査していく。この進み具合はどうですか。いろいろ難しいものがたくさん並べてありますけれども,あのチェックシートがありますよね,集落点検の。あのチェックシートはどの程度改修されて,その中でどういうふうにそれを分析されている,どの当たりまで進んでいますか。 ○共生協働推進課長(久保隆義君)  集落点検のチェックシートは,市内に6地区自治公民館,高齢化が50%を超える6地区自治公民館に集落支援員を配置しておりまして,その集落の状況を把握するために,このチェックシートなるものを活用して,それぞれの6地区自治公民館でチェックしていただいているところでございまして,そのチェックシート点検報告書というのを6地区から提出していただいておりますけれども,それらをもとに集落支援員と地区自治公民館の館長さんやら役員の方々,それと市役所と一緒になって,23年度も合同でそれぞれの公民館を回りながら,いろいろこういう地区について,こういうのをしたらどうであろうかということで意見交換をしながら,今その対策について検討しているところでございます。 ○11番(山浦安生君)  何年から始まりましたか。 ○共生協働推進課長(久保隆義君)  集落支援員の配置は21年度でございます。 ○11番(山浦安生君)  今私が聴いているのは21年度から今まで,24年度まで3年間あるわけですが,この中でこのチェックシートがどの程度埋まっているのか。かなり詳しく書かれています。大変だと思います。地域集落支援員の方々も難儀をされているのではないかというふうに本当思います。しかし,これが一番の基本になっていくんですよね。この部分をしっかり調査しないことには,いろんな手立て,政策,この施策を打てないのではないかと私は思うんですけれども。だから,この部分をしっかりと調査研究していただくことが,今後のこの地域にとって優しい手立てができるのではないかというふうに私は考えるところですけど。どんなもんでしょうかね。これ,早く進めることできませんか。 ○企画部長(川村直人君)  集落支援員の方々は,非常にボランティア的な要素も強いわけでございます。そのような中で,ほとんどが地元の方ではなくて隣の地域にお住まいの方々をお願いしているわけですけれども,8月から10月ぐらいにかけて,チェックシートを作成していただいているわけです,毎年ですね。それぞれのこれをもとに定期的な巡回あるいは話し合い,それから報告書の作成まで毎年完結型ということでしているわけです。数値目標につきまして,どの程度実現ができるかということについては,今まで検証はいたしておりませんけれども,今御指摘のとおり,ある程度の目標に対するそういった目に見える検証というのは必要ではないかと考えております。今後の課題とさせていただきたいと思います。 ○11番(山浦安生君)  6名ほど設置されているわけですけど,人数の制限あると思うんですが,人数を増やすということはできないんですか。それと,今ボランティアという形でやってもらっていらっしゃるということですが,これは総務省のこの「支援員について」というのを見ますと,一人当たり財源手当として,一人当たり350万円を上限にというようなことも書いてありますが,これはどんなふうに。霧島市の中のこれには規定がありまして,65歳以上の人口比が5割を超え云々,共同生活維持難,こういう決まりがありますけれども,決してこの決まりどおりではないというふうに総務省の通達には書いてあるのですが,どんなふうですか。 ○企画部長(川村直人君)  まず人数を増やせないかということでございます。現在,本市のその基準につきましては,65歳以上の人口比が5割を超えている地区自治公民館に配置をしているということで,現在6地区の対象の地区自治公民館に6名の方,それぞれお一人ずつを配置いたしております。現在,実はあと1地区ございまして,そこにつきましてはしばらく様子を見るということにしておりますので,この状況が続けばもう一地区増える可能性もございます。ここに現在1人を,2人なり3人なりということでの御質問だと思いますけれども,この辺につきましては,確かに巡回の回数などを見れば負荷が多いようにも思います。その辺につきましては,また集落支援員の皆さん,それから地区自治公民館長の皆様とも協議はさせていただきたいと思います。また,経費の面でございますけれども,ボランティア的な要素が多いと申しましたけれども,報償費についても支出はいたしております。この報償費に対して必要なものにつきましては,特別交付税が措置されるようになっておりますので,本市としても要求はいたしております。ただ,特別交付税というのは幾らの要求に対して幾らという詳細な項目についての指定はございませんので,どの程度反映されているのか分かりませんけれども,特別交付税には要望はいたしております。また,この総務省が集計をしている集落支援員というのも,全国的には非常に600人弱というような,都道府県まで含めれば非常に少ない人数でございまして,鹿児島県でも霧島市が6人というのが数値が上がっているだけでございます。非常に霧島市独自の制度と言ってもいいと思いますけれども,その辺の充実についても今後の中山間地域の活性化につながっていくと思いますので,いい方向で検討していきたいと思います。 ○11番(山浦安生君)  といいますのは,この世帯数を見ますと,集落の人数を見ますと,多い方ではもう202世帯というような所もあるわけですね。ですから,そういう所の方というのは,この内容について調査していくにはもう大変な仕事だと思うんですよ。ですから,そういうことを申し上げているわけです。いずれにしましても中山間地域におきましては空洞化,人の空洞化,人がいなくなりました。田畑が荒れています,土地の空洞化ですね。それから,村としての機能を果たしていません,村の空洞化。こういう空洞化が幾つもあるんですけれども,その中でもまた精神的な空洞化というのもあるそうでございます。それは,やはり子供の時代のときから自分たちのふるさとについて誇りを持てるような,そういう教育が大事だということで,いずれ高校,大学を卒業してどこかよそに行って,また帰ってくるような,そういう環境づくり。仕事にしてもそうですよ,環境にしても住みやすい場所であったほうがいずれ帰ってくる。これは人口対策にもなるんですよね。ですから,そういう面では非常にこの教育という部分が大切な要素になってくると思うんですが,教育長いかがでしょう。 ○教育長(田肥文君)  自分の生まれたふるさとというものに誇りを持ったり,そしてまた自信を持って,いろんな人たちに語ったり,または都会にいたら自分のふるさとに連れてくるというそういう思いを持つのは,小さい頃からそういう自分がいろんな方々に助けられて育った,そういう経験が大きなものになると思います。正に地域あっての自分ということをしっかりと教育する場というふうに思っております。 ○11番(山浦安生君)
     大変なことだと思いますけれども,しっかりそういう困っていらっしゃる方々への目線を少し下げていただいて,目配り,気配りをしていただきたいなというふうに思います。最後のほうになりますけれども,3月の議会におきまして質問いたしました。それに対しまして答弁が返ってきておりますので,そのことについてお尋ねいたします。まず,企画部長にお尋ねしますが,「健康増進・保養・リハビリ・医療主体とした地域の活性化について,専門家を含む意見交換と調査研究によるコンセプトを作ると考えたい」というふうに発言をされていますが,現時点で具体的にどこまで進んでいるかお尋ねをいたします。 ○企画部長(川村直人君)  その際に,官民の役割分担などについても検討するというようなふうにいたしております。ここにつきましては,そのときも申したと思いますが,非常に壮大な構想でございますので,現実的にどこまで進んでいるのかと言われれば,企画サイドのほうではちょっとまだ進んでおりません。 ○11番(山浦安生君)  もう一点。大学の研究機関や民間の研究機関の誘致についてというのに対しまして,今後,産学官の連携を図りながら誘致のための研究・情報収集に更に努めていくとされております。どのように研究され,どのような情報が入ってきたのか,具体的にお示しください。 ○企画部長(川村直人君)  資料の収集などにつきましては,例えば指宿の実例とか,メディポリスというんですかね,あそこの情報などにつきましても入手はいたしております。それから,先ほど庁舎の話が出ましたけれども,そういった今後庁舎などの跡地の利用,もし仮に庁舎として使わなくなったら,そういうことなども含めた跡地利用・活用,そういうのもまた当然,先ほど市長のほうから言われましたけれども選択肢の一つとなってまいりますので,やはり様々な機会を捉えて,そういう既存の施設などを生かした活性化策,そういうのも大事なことではないかと思います。 ○11番(山浦安生君)  できれば具体的に的を絞ったような取り組みもしていただきたいというふうに思います。部長,今日新聞,御覧になられましたですか。9月,今日の南日本新聞ですけれども。京セラの会長川村さんですか,同じ名前ですよね。あの方,誠さんという人ですかね。あの方が「鹿児島の3工場について」ということで見解を述べられておられました。「鹿児島は国分に研究部門がある。これがメリットだ」というふうにおっしゃっております。研究部門があるということはメリットなんですね。そのあたりをよく考えて,商工観光部になるかもしれませんが,その当たりをよく考えて,企業誘致等も頑張っていただきたいなというふうに思いますけれども,いかがでしょう。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  やはり今からは企業誘致,それぞれ特徴を持ってやっていかないと非常にいけないと思います。京セラの場合はここに総合研究所があるということで,それがやはり一つの大きな会社にとって非常に大事な部門ということでございます。我々も今,企業誘致を進めていく中で,今の時代どういったものが必要なのか。あるいは企業でも今からは,内需型というものを考えていかないといけないのかなと思っているところです。霧島市の特徴を全面的にアピールしながら,企業誘致を進めていきたいというふうに考えております。それと,もう一ついいですか,適地というのを考えたときに,いろんな業種によって求める土地の条件というものがいろいろ違ってきますので,やはりその辺も考えながら,いろんな条件に,ある程度合う候補地の選定というものも,しっかりやっていきたいというふうに考えているところです。 ○11番(山浦安生君)  いろんな方策があるということで今,考えていらっしゃるということですか。考え方だけで終わらずに,前に進めるように検討していただきたいと思います。同じようなことになりますけれども,6次産業のプランナーというふうに前回答えていらっしゃいますよね,商工観光部長。これについて,6次産業に対するプランナーの力を借りて,農家の方々に意識啓発をしていくということでありましたが,どの程度進んでおりますか。 ○農林水産政策課長(木野田隆君)  6次産業のほうは,農林水産部のほうで担当しておりますので答えます。現在,市内の農林水産業者あるいは食の関連の企業等の方々が,本市のほうに6次産業化の相談に参られます。そのような方々が,計画あるいは今後の認定を受けるための様々な手続の相談等があります。そのようなもので6次産業化のプランナーというのは,いわゆる6次産業化を目指している方々の個人,法人に対する計画作りから事業化の一環まで相談や支援をしていただく方々でありまして,鹿児島県では天文館のほうにありますネイチャリング・プロジェクトというNPOがやっているサポートセンターがございます。そちらのほうに相談をしていただくように市のほうとしては働きかけをしておりまして,これまで数件の方々がそのような形で市のほうに相談がありまして,そちらのほうに御紹介を申し上げたところでございます。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  先ほどの研究所の関係で私ちょっと答弁がおかしかったかなと思います。やはり研究所があるということは,これから先を見て,いろんなものを開発していくということでございますので,やはりそういった先を見ての事業展開というのが一番大事であろうというようなことではないかなというふうに思います。そういった面で,全ての事業においても,あるいは企業誘致においても,先を見て誘致をしていくというのが一番大事であろうというふうに思います。 ○11番(山浦安生君)  いろいろ嫌みなことでお聴きしました。しかし,これは大切なことなんです。自分たちが一回口にしたんですから,それを「考えています」という段階で止まるのではなくて,一歩前に足を進めてほしいというのが私の今回の質問の要旨でありました。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  関平鉱泉の関係で,今から売り上げを伸ばしていかないといけないということで,お話があったわけですけども,現場でも今,関平鉱泉の主要製品が20甬のものでございます。しかし,高齢化がだんだん進んでいく中で,やはり自分でここに買いに来て,持って帰って家で据えるという労働が非常に大変だということで,25年度から市内の高齢者の方につきましては宅配をしましょうというような,そういうサービスを進めていきましょうということでやっております。今販売を見ましても50代,60代,70代,80代,この方々がほとんど大部分を占めております。そういった面で,やはり顧客を増やしていくためには,こういった宅配サービスというものが非常に大事だということで,職員も一生懸命いろいろ知恵を出して頑張っておりますので,その辺も御理解をいただきたいというふうに思います。 ○11番(山浦安生君)  大変頑張っていらっしゃるというのは,私は,何回もあそこに足を運んで,よく分かっているつもりでございます。ですから,申し上げているのは,生産・加工・販売・工場ができます。新しい商品もできます。ただ販売するところが広がっていかないと売り上げが上がらないということでございますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(仮屋国治君)  以上で山浦安生議員の一般質問を終わります。次に,4番,志摩浩志議員から2件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○4番(志摩浩志君)  霧島会の志摩浩志でございます。会派のトリを務めさせていただきます。第3回定例会におきまして,ただいま議長の許可をいただきましたので,壇上から1問目の質問をさせていただきます。先に開催をされましたロンドンオリンピックの日本選手の活躍ぶりは,同僚議員により御紹介がございました。私の感動いたしましたものは,もう一つのオリンピック,パラリンピックでの日本選手の活躍ぶりでございました。ハンディを持ちながら苦しい練習に練習を重ね,健常者以上の頑張りを見せ,陸上で,水泳で,室内競技で,テレビを応援する国民に勇気と感動を与えていただきました。阪神の金本選手いわく,苦しみ8割,喜び2割の野球人生であったと。その2割に向けて,その喜びを味わうために頑張ってきた。このような話をしておりました。今日の日本社会での問題となっているいじめや自殺,平和な時代を自由に暮らす人たちに,生きることの厳しさ,命の尊さ,人生を前向きに努力して生き抜くことを教えたことであろうと思います。一方,この間,竹島問題,尖閣諸島の問題,曖昧でいい加減な政府の対応が引き起こした事件も発生をいたしております。今朝のニュースでは,中国の船2隻が領海を侵し,侵入したそうであります。毅然とした態度で早期解決に向け,真剣に対応していただきたいと思います。国民生活を忘れ,我が身を守るため,若い元気にほえる橋下維新の会の人気にあやかりたいと,御機嫌を伺っているではありませんか。国を愛し,国民のため,信念を持って行動する国会議員のいない彼らの行動に非常に残念でならないのは,私一人ではないはずであります。不信任を受け,同僚議員からも信頼を失った総理が,12月にはロシア外交訪問するなど,こんなばかげたことをする,このような政府は近いうちではなく,すぐにでも解散をし,国会運営を正常化しなければ,我が国は国際的にも孤立してしまうと危惧するものであります。我が霧島市議会におきましては,市民の代表としてしっかりと市民の声を市政に反映できるよう,しっかりと討論してまいりたいと,質問に入ります。市内の幹線道路には,市道,県道,国道とありますが,どれを走ってみましても維持管理の悪さから雑草が生い茂り,ドライブをする車窓からも決してすばらしい車窓とはほど遠い景観であります。数日前から国道沿いの除草作業があちこちで見受けられておりますが,観光を目玉とする霧島市であります。新幹線の開業により観光客の誘致合戦が展開をされておりますが,報道等によりますと,指宿のほうには非常に観光客も増えているという報道であります。霧島市ではホテル経営の方々,そして観光に関する関係団体の方々が地道な努力をされているようでございますが,それだけでよいのでしょうか。人気温泉地ランキング満足度日本一,このホテル関係者のおもてなしだけでよいのでしょうか。行政のほうでも鹿児島中央駅前広場をはじめとして,数々のPRを繰り広げ,努力されているようでございますが,今回も空港ロビーへもPRブースを建設予定をされております。このような関係者の方々の努力に対し,取り巻く環境の整備をする,これは行政の務めではないかと思います。それには,道路管理・維持グループ,環境保全グループ,観光地づくりグループ等,関係グループ,県や国の連携がもっとも大切なことであると思います。その連携はとれているのでありましょうか。市内数箇所にある生活環境美化条例制定のまちのモニュメント,なぜか私の目には,草むらの中で恥ずかしそうに立っているような気がしております。霧島錦江湾国立公園と改称され,霧島市には多くの特産品をはじめ,名所,史跡,何よりも泉質のすばらしい自慢の温泉があります。それぞれをつなぐ道路がこれでよいのでしょうか。各地からお越しいただいた観光客の皆様に,人も景観も霧島全体で心からのおもてなしをするべきではないでしょうか。そこで,日頃観光施策には特に強く取り込んでおられる市長の方針,また日頃忙しく飛び回っておられる市長の目にはどのように映っているのかを伺います。次に,県道崎森隼人線の隼人駅前通りは,旧隼人町時代から通り会をはじめ,地域の方々の強い要望により改良工事が行われてきました。一部,隼人郵便局前がいまだ未整備のままであります。この道路には側溝がないため,強い雨が降りますとすぐ川のように流れ,歩道の割れ目にはカヤが大きく伸び,地域住民はいつかいつかと,黙ってその日を待っております。そこに,市と県の連携はとれていますか。駅前ロータリーも同様に整備されておりません。地区民が黙っていれば置き去りにしていませんか。五,六十mの区間を六,七年工事が残されている,おかしくありませんか。疑問に思いますが,進捗状況を伺います。次に,農地整備が進み,変形した田んぼも四角に整備されました。これに伴い農道も立派に舗装されてきております。しかしながら,農耕者用の車両だけでなく一般車両の通行も多くなり,耕作者との間でトラブルが多く発生をしているようです。農道であることから一般車両は通行を控えるような規制はできないものか問うものであります。以上,明快な答弁を期待いたしまして,壇上からの質問を終わらせていただきます。 ○市長(前田終止君)  志摩議員から2問につきましての御質問でございました。1問目の1点目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。道路行政についての1点目についてお答えをいたします。霧島市内には国道,県道,市道合わせまして1,966kmの道路があります。その維持管理については,それぞれの管理者において草払いや街路樹の剪定,路面補修などの管理を行い,道路通行の安全と環境美化に努めているところでございます。しかしながら,道路の管理延長が長いことから,夏場における草木の成長が早いことにより,一部の道路沿線において草木が茂っているところが見受けられ,管理が行き届かない実情もございます。このようなことから,市では,道路の環境保存を図るための美化活動を行う市民活動の団体等と市がともに協力をし合う,共生・協働による快適で美しいまちづくりを推進する道路アダプト制度を本年度導入したところでございます。志摩議員,いろいろ言われましたけれども,私は,私たちのこの霧島市,海の国立公園と山の国立公園に囲まれて日常生活を送っております。その中で海岸線を走る道路,山と平野部を結ぶ道路,国・県道,市道わけですが,戦後の六十有余年の間,特にそれ行けどんどんで来た時代から,ここ5年,そこそこ10年ぐらいを振り返ってみますと,かつてと違って,公共事業がもう本当にピーク時であった頃からすると,もう約半減近く,そういう予算が削られてあります。その時期を境にしながら,それらを結び付ける,この道路の維持管理,また河川の中洲,寄り洲等の除去,こういうのが目に余る形で,本当に手が行き届かなかった。このことに非常に,この地域で美しいふるさとを持つ者として心痛い思いをいたしてきました。このままじゃいけないという考え方が,県に対して天降川リバーフロント整備事業,こういうものに,せっかくやったんだから,もう一度選択集中で力を込めてくれと。そして,徹底してやっていただきました。その後,河川の里親制度,アダプト制度が本当にせっかくここまできれいにしてもらったんだから,この後を徹底してみんなで地域社会,企業,団体,個人が頑張らないといけないという空気が市民の中から生まれてきて,河川アダプトがともかく勢いを増してまいりました。道路についても,私はこれを何としてもやろうじゃないかということを,部長をはじめ,関係の者たちに幾度か集まってもらい,そして国の方々にも県の方々にも,私たちの町は徹底してこういうところをやってもらわないとね,自分たちも頑張るから頼むよということを相当主張しました。よって,このアダプト制度が河川も道路も今諸に就けたばかり,そして一つずつ一つずつこれをしていこうという取り組みが始まったところでございます。今後,この国・県道を含めた市内の主要幹線道路につきましては,道路管理者による管理と併せてこのアダプト制度を活用して,普及し,そして国・県とも見事に連携する努力が今続いておりますから,観光立国日本であります。観光立県鹿児島でもあり,また私たちの霧島市もそうでございます。景観や安全に配慮した道路環境整備,そういうものに今後とも努力を続けてまいりたいと思います。議会の皆様方をはじめ,また市民の皆様方にも,ぜひ多くの河川や道路に対して自分たちも力を尽くしていこうというところにも力を貸していただきたいと思います。 ○建設部長(篠原明博君)  道路行政についての2点目にお答えいたします。県道崎森隼人線の隼人工業高校から隼人郵便局前の区間は,旧隼人町において土地区画整理事業の中の町道として整備された道路で,その後,県に移管された道路であります。そのうち隼人郵便局前の110m区間は,歩道が両側に設置され,その歩道内に排水路が設置してありますが,最近の豪雨の際に排水処理がうまくいかず,雨水が車道にたまる状況があります。また,歩道上にある排水路の蓋は,隙間が大きい古いタイプであることから,歩行者の通行に支障を来たしているとの声が寄せられているようです。このようなことから,これまでも県に対して改修の要望をいたした経緯があり,排水路の蓋の応急的な処置をしていただいておりますが,今後はこの区間の排水対策を含め,歩道改修を県に引き続き要望してまいります。 ○総務部長(山口 剛君)  農道と市道との通行規制はできないかについてお答えいたします。御指摘のとおり,農道が整備されると,一般車両が近道や生活道路等として利用し,交通量が増加する傾向にあります。規制の要望につきましては同様の要望が多数寄せられているところでありますが,警察に確認したところでは,交通規制をすることは現実的に難しいと伺っております。このため,今後とも運転者のマナー向上や注意喚起のための看板の設置等を検討してまいりたいと考えます。 ○議長(仮屋国治君)  ただいま志摩浩志議員の壇上からの質問に対する答弁が終わったところですが,ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午前10時40分」                ──────────────                「再開  午前10時55分」 ○議長(仮屋国治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。志摩浩志議員の一般質問を続けます。 ○4番(志摩浩志君)  各質問に対して答弁をいただきました。参宮橋を国分から行けば渡ってすぐですけれども,草払いがしてありました。私は昨日の帰りに写真を撮ろうと思って行ったのですけれども,跡形もないように払ってありました。これはそっちのほうで指示をされたんですか。 ○建設施設管理課長(長谷川俊己君)  直営の作業班のほうに指示をして,処理していただきました。 ○4番(志摩浩志君)  在り難いことなんですけれども,今回この書画カメラも新設されまして,私もこれを使ってみようと思って写真を撮りに行ったんですけれども,肩透かしにあったような気がいたしました。特に歩道にある街路樹,また緑地帯。12と13の写真を。このように,もうツツジの植えてある緑地帯なんですけれども,カヤ,センダンもこのように大きく成長しております。歩道部分まではみ出してきておりますけれども,このような光景は見たことはございませんか。 ○建設部長(篠原明博君)  今,議員おっしゃいますように,特に街路・道路でありますと,特に低木のツツジの中にそういったカヤというのが繁茂しているという状況もあります。また,先ほどちょっとありましたように,堤防沿いにそういったセンダン,あるいはそういう街路の低木等にそういったものも入っているというのは目にいたしております。 ○4番(志摩浩志君)  もう既に,町なかでもこういう状態が多く見られております。もう今となってはカヤの根とかほこって,抜くだけでは手遅れの状態ではないかと,そういう感があります。今の市長の意見では,予算が大変厳しくなっていると,そういう意見もございましたけれども,これを手入れするには,私は土の入れ替えとか全部掘って入れ替えないと,もう,ただ上から切ったばかりでは,すぐにまたこのような状態になって,反対に経費の無駄遣いではないかというような気もいたしておりますけれども,部長のほうの御意見はどんなものですか。 ○建設部長(篠原明博君)  今,議員おっしゃいますように,こういった街路樹の剪定等につきましては,非常に予算の関係もありますし,例えば今まで地域の方々にお願いしていた所も,なかなか高齢化に伴いまして難しい状況になっております。今おっしゃいます,全面的に,抜本的に,では,そういったものを入れ替えてやると,ますます非常に経費も掛かるというようなこともございます。今,私どもができる範囲内の予算の範囲と,先ほど最初に御答弁申し上げましたように,地域の皆様方の力をぜひお借りして,そういったものを随時進めていくというアダプト制度を今,確立させようといたしております。その中でおっしゃいました,どうしても根本的にやり替えないといけないという箇所があれば,そこはその時点でまたいろいろ検討していかないといけないというふうに思っております。 ○4番(志摩浩志君)  町の人からはこういう意見もあります。あの緑地帯,街路樹はまあとしても,緑地帯のあのツツジまで必要なのかと。景観を目指したものであるか,それともやはり空気の清浄化を狙ったものであるか。手入れをできないようであれば,もういっそ歩道にしてもらったほうが広く使えていいんじゃないかというような意見も聞こえております。十分な今後の対策を期待いたします。そして,先ほどから言われますように,住民の方々の協力も必要であると。アダプトも今やっておられます。しかし,このアダプト制度の在り方,そしてそれをどんなふうにして作ったかと,そういうのをただ広報誌で流して募集されております。それがまだ住民にしっかりと浸透するような施策を行っているかといえば,そうではないのではないかと私は思っております。そして,アダプトにしても,天降川のアダプトにも参加しておりますけれども,限られたアダプトの中ではあの広い面積を,そして1回目は天降川の寄り洲等もちゃんと整備をされましたけれども,今はいつそういうのがあったのか分からないように,また復元しております。そういうようなことで,やはり住民の予算が少なくなっているというのは皆さん御存じだと心得てはいらっしゃると思います。言えば,合併前の隼人を言えば,シルバー人材センター等を使いまして,こういうような今のような光景は見たことがなかったと思います。きれいにいつも整備をされておりました。合併後の今広くなって,そして公共の予算が少ないということで困っている。こういうのにも,やはり合併に対しての反論が出てくるのではないかと,一つの原因にもなっていると思います。次の写真お願いします。これは私,第2回定例会の質問で,通学路の安全性についての中で,国道223号線,見次陸橋の植栽について,剪定について質問,また指摘をいたしました。この対応の早さにはびっくりいたしました。質問をして私の舌の根が乾かないうちに剪定に入っていただきまして,びっくりしていたところで,保護者の皆さんにも大変喜ばれておりました。ところが,これからが問題なんです。覆っていた枝が取り除かれまして,太陽の光をいっぱい受けました雑草が,根元の雑草が今度は急激に大きくなりまして,元と変わらないように歩道を使えなくなってしまっているわけです。そこでお尋ねをいたしますけれども,剪定の発注の仕方,除草とはまた別なのか。これは発注が違うのか,工事として。どうですか。 ○建設部長(篠原明博君)  今,街路樹の剪定と除草,防虫の話だと思います。剪定につきましては,多分道路によって様々な形態があるかと思います。例えば,こういった街路樹等で歩道に接している場合の剪定というのは,やはり歩行者の安全対策,当然自然景観というような形もありますが,歩行者の安全対策上のどうしても限られた,そういった中での剪定になるというふうに思っております。また例えば,公園等によっては景観を重視して大きく育て,あるいは景観の見た目のいいようにするという方法はありますので,やはりその剪定基準というのは,その地域あるいは道路の状況によって変わってくるものだというふうに考えております。 ○4番(志摩浩志君)  3枚ともこう,スライドショーみたいに見せてください。こうなっております。もう一枚の写真ですけれども,このように家庭の庭でも剪定作業をするときは,剪定のついでには下の草まできれいにこう取るんですよ。これが手入れのうちに入っているかなと思って質問するわけですけれども,枝を切れと言えば枝だけ切って,歩道のほう,利用が100%の使用をされないといった質問で前回も指摘をしたんですけれども,枝は枝,草は草,別の仕事だと思いますけど,これは私は関連した仕事だと思うんですよね,一般的には。公共工事においては,また区別されているのかなというような気がいたしまして,また今度は,今日指摘をするのは,草を払っていただきたいと要望いたします。どうですか。 ○建設部長(篠原明博君)  若干,私の答弁に説明不足がございました。お聴きいたしましたら県道は剪定と除草は別の発注形式をとっているみたいでございます。市は一緒の形で合わせてやっておりますが,そういう形態になっているということです。 ○4番(志摩浩志君)  了解いたしました。今度は草を,除草をまた発注していただきますようにお願いをいたします。それと,草の成長時期もあると思いますけれども,年に何回ぐらいの計画で,市道といたしましては計画されておりますでしょうか。 ○建設施設管理課長(長谷川俊己君)  市道につきましては,街路樹の剪定は年に1回,それと今さっき部長のほうから答弁ありました低木の所の剪定を1回,そしてその中にある除草を2回しております。それと,草払いは盆とお正月を基本にしてするようにしております。 ○4番(志摩浩志君)  盆と正月ということですけれども,うちと似たようなことだなと思います。また,事務局方では様々な施策を打ち出しておられます。また,PRをされながら観光客に訴えておられます。観光客の誘致には努力をされているようでございます。その観光地の案内を見て,いざ霧島に行ってみたら町中雑草だらけで,決して活力のある町には見えなかったと,そういう心配はございませんか。 ○建設部長(篠原明博君)  今おっしゃいますように,私ども霧島市は「観光地霧島」というのを掲げておりますし,あるいは空港というアクセス道路を抱えております。そこで,最初に若干説明すべきであったかもしれませんけれども,今回,市あるいは地域の皆様方と併せて管理をしているわけですが,やはりこの主要幹線,観光地を取り巻く主要幹線については,やはりこういったアダプトというものを県道,国道,市道,かかわらずやはり一体的にすべきだというのが第一原則でございまして,今年度ある程度,指定区域を決めて,国・県道及び市道を一応アダプト制度を導入いたしております。先ほど若干周知が足りないということで,市報等ではお知らせをいたしておりますけれども,この指定区間に関係ある自治会に直接出向いて説明をいたしておりました。ほかの地域からもぜひという言葉も,そういう要望もございましたけれども,一応今回は指定区間を決めて,まずこういった観光地,非常に外から県内外から来られる観光客の方々に,非常にそういった違和感を持たせないようなところをまず整備し,管理をしようということでスタートいたしておりますので,十分そういったものは認識いたして,それからまず取り込もうというふうにいたしているところでございます。 ○4番(志摩浩志君)  やはり,この我が霧島市は,「世界にひらく,人と自然・歴史・文化がふれあう都市」,霧島市であれば,それなりのまちづくりをするべきではないかと思います。今の状況では,人と自然・雑草等がふれあいすぎているというような感じがいたしております。シルバー人材センターからも要望書が出ておりましたけれども,もっとやはりシルバー人材センター等を活用し,高齢者の生きがい対策にもなる一石二鳥の価値のある対策は検討されないものかお伺いします。また,もう少し,やはりアダプトというのもいいですけれども,あの国道の車の通りの激しい所で,ちょっとお金をもらっても,命を懸けて草を取らないといけないような,それは一般の人にはちょっと,私は無理だと思います。町の幹線の通り会,そういうところにはボランティアでもお願いをすれば,やはりそこにある程度のアダプト制度で払うような金額で予算で通り会,またその任命した自治会,そういうところにお願いをして,そこに何らかの補助を出してもらえるような取り組みをしていただきたいと思います。予算がないと言えば,それまでですけれども,やはりこのような,もっとシルバー人材センターを活用するようなそういう施策はできないものかお伺いをいたします。 ○建設部長(篠原明博君)  道路のそういった管理につきましては,私ども市が直接する分,それと今おっしゃいましたシルバー人材センターにお願いする分,結構たくさん予算を確保して,シルバー人材センターにもそういったものをお願いしている実情もございます。やはりそういったシルバー人材センターの生きがいづくりのための,例えばそういう事業確保,事業については十分頭に入れてやっているところでございます。それと,やはり今回,国道・県道も含めて非常に交通量の多い所もぜひ必要ということで協議をいたしたところ,やはりおっしゃいました交通量の激しい所をそういったアダプトでするのは非常に難しいという声もありました。そこで,やはり国道等については一緒に国道が管理を,私の今回アダプトで言う制度は,やはり国道・県道が,日常管理にしていただいて,どうしてもあと一,二回必要だなということで,補完する形でのお願いあるいは連携というのを考えておりましたので,仮にそういった交通量の激しい所をされるときには,国道のほうも一緒になって,そういった交通対策,安全対策を図りながらやっていこうというところまでは協議をいたしております。 ○4番(志摩浩志君)  今,部長おっしゃいましたように,専門家が出ていただきまして,交通整理をしてもらいながら県とまた市と住民と一緒になってやるような,そういう施策もまたいいのではないかと思います。観光地として,少しでも美しいまちづくりということを心掛けていただきますように御指摘をいたしまして,次に移りたいと思いますが,次に隼人の駅前についてお尋ねをいたしますけれども,本当にあそこは,水はけが悪いんですよ。そして,一部床屋さんがありますけれども,陥没して低くなった所がございます。先日も指摘をいたしまして,アスファルトを上から盛っていただきましたけれども,まだまだ足りておりません。雨の日は水たまりができまして,歩道を歩く人へ車の水しぶきが飛んだり,店先には泥水を飛ばしている状況であります。隼人総合支所がなくなり本庁へ統合されまして隼人庁舎となりましたけれども,駅前通りは人通りも大変少なくなってきております。その中でもAコープ,郵便局,銀行が移転することなく,やはり残っていただきまして,頑張っていただいております。その隼人庁舎の入口交差点にある隼人郵便局前が,昔のまま街路樹のザイサンボクが生い茂って,看板も見えないぐらい生い茂っております。歩道は劣化が激しくて,隙間からカヤが茂り,抜くこともできなくなっております。私は,この一般質問の通告書を5日の朝,提出いたしましたが,さすがに現場主義の前田市長,早速現場を視察していただいたそうであります。地域の住民から「あの人は感心だよ」と,「見に来ていた」という情報を頂いております。市長も御覧いただいているということで,質問もしやすいわけですけれども,どう思われましたか。感想をひとつよろしく。 ○市長(前田終止君)  現場を見させていただきました。歩道と車道との段差,そして側溝,そして近接している場所の植え込みなどが,また植え込みの茂り,大変危険性を感じました。まあ,大体そんな感想ですね。 ○4番(志摩浩志君)  全く我々も同感であります。しかしながら,これが合併して7年目を過ぎようかとしているところですけれども,あのような状態でずっと何度も私どもも注文しておりますけれども,言ってはあるんですけれどもということで,はかどっておりません。失礼になるかもしれませんけれども,県の職員に対して言いにくいとか,格差を感じてびびっているとか,はっきりものが,注文を強く言えないと,そのようなことはないですか。そうでなければ,こんなに遅れることはないと私は思っております。駅前のロータリーもそうでございます。市民が何も言わなければやはり新しい仕事のほうからどんどん進めて,しかけた仕事を忘れてしまっているんではないですか。道路パトロール車も災害のときだけでなく,日常の市内の安全をパトロールしてほしいと,有効に使ってほしいと思います。私どもの市議会では,仮屋議長の発案でいいですか,地元出身の県議団ともまた意見交換会を計画いたしております。その中でも私どもは県に対しての意見・要望等,強く求めてまいりたいと思います。早急な対策をお願いして,次に入ります。農道の交通規制についてでございますが,確かに通行止めとか一方通行とかできないと思います。難しいと思います。しかし,もう隣は大きな立派な道路が通っているんです。それをやはりドライバーというのは一回近道を見つけたら,そちらにどんどん,うわさがうわさを呼ぶんですかね,通行が大変多くなっております。この道路というのは農道と車道,これは構造が違うと思いますけれども,どうでしょうか。 ○総務部長(山口 剛君)  農道というのをちょっと引いてみました。そしたら,一般道路は乗用車,トラック,バスなどの高速自動車が通行するのに対し,農道は耕運機などの小型車やトラクター,コンバインなどのように大型でも低速度の農業機械が通行するほか,農作物などの運搬のためにはトラックのように高速自動車も通行するため,高低速混合交通となっていると,そういった構造に造ってあるというふうに書いてございました。 ○4番(志摩浩志君)  重量計算とかそういうのも基礎の段階から違うと思います。ここを2t車などが通行するようになりますと,また道路の崩壊のもとになります。あまり良いことはなさそうなんですけれども,また農業をしている方も,田んぼに入って,農作業の途中に,クラクションを鳴らされて移動させられたり,泥のまま車に乗って移動したり,大変迷惑があると思います。そこで,やはりよく耕地整理なんかのところを見ますと,「地元車優先」とかいう標識を見ますけれども,そういうような農道であるよというようなことの標識で,運転手に,ドライバーにやはり啓発するような標識でもあれば,少しはこのトラブルも少なくなると思います。ちょっと語りすぎまして時間が足りなくなりましたけれども,また次に質問をさせていただきたいと思いまして,私の一般質問を終わります。 ○総務部長(山口 剛君)  先ほどのお話ですけれども,自動車交通量のうち農業に関わるものが過半を占める前提で道路構造が設計されていると。逆に申しますと,農業以外の者も半分ぐらい通るんだということから,全国でもこれが問題になっておりまして,いろいろな所でやはり啓発看板が立ててあるようでございます。もっとも多いのが,大半の道路標識では「無理な運転をしないでください」とか,そういったのを書いてあるようでございますので,私どももマナー向上の注意喚起のための看板とか,そういったものを考えていきたいというふうに思います。 ○4番(志摩浩志君)  ぜひそのように御配慮していただきたいと思います。 ○議長(仮屋国治君)  以上で志摩浩志議員の一般質問を終わります。次に,21番,岡村一二三議員から3件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○21番(岡村一二三君)  質問の前に,我が国の国政における,ここ数箇月の党利党略むき出しの騒動に,この国の政治家が誰のために胸にバッジをつけているのか,国民は改めて思い知らされたことでしょう。我がまちは霧島市となり7年が経過しようとしております。1市6町が合併して新市霧島市となったとき,市民の夢や希望,期待は大きかったのではないでしょうか。現実は,新市における一体改革は先送りしながらの度重なる合併記念事業の人集めイベント,土地開発公社の当面活用見込みのない保有地の一般会計での買い受け,総合的に市全域を考慮しない市街地中心部を主とした土木費等の予算配分,市民の声は「こんなはずではなかった」,どちらを向いて本市の一体性のある行政を行っているのか,市民には不可解,行政運営は職員任せとの声が聞こえております。そこで,今回も6月議会に引き続き,住民・世論を背景とする内容の質問です。指導力と権威ある市長の政治姿勢について,次のことをお尋ねします。1点は,霧島市給水条例は条例制定の意図通り機能しているのかということであります。同条例第35条,減免措置は,合併前の旧市町の給水条例に基づき実施されており,新市において申請に基づき減免した事例はないとのことです。平成23年度,減免は398件,512万7,000円を減免しているとのことです。霧島市給水条例第35条に基づきなされたことと思いますが,同条例の「市長は,公益上その他特別の理由」とはどのように規定されているのか,市長に伺います。2点目は,2011年4月現在,自治体職員の格上げ給与,いわゆる「わたり」仕組みが報道され,その中に霧島市も記載されていたわけですが,本市職員の給与は適正化されているのか。適正化されていないとすれば,霧島市となってからの「わたり」運用による支給額の総額は幾らになっているのか問うものであります。3点目は,6月議会での条例農村公園,質問を自治会長にアンケート調査が行われましたので,引き続き質問します。公有財産は,霧島市公有財産の管理及び管理者は,指定管理者による管理以外は市長です。6月議会での質問で適切であるとの答弁でしたが,法の規定に基づき市長において公正・公平に管理をされることを求めます。なお,農村公園の設置目的は,地域住民の憩いの場となっております。5か所の条例農村公園の取り扱いが,農業振興費,農地費と分別しての歳出予算計上は理解しがたい。大茶樹公園は霧島茶のシンボル的公園と位置付け,観光とも連携するものであれば,農村公園設置及び管理に関する条例から排除するべき観光施設と思うが,この二つについて問うものであります。次に,国分庁舎増築の基本構想(案)についてであります。先般,増築基本構想(案)が議員へも配付されました。財源は,合併特例債,一般財源合わせて本体関連で19億円であります。増築場所は本庁舎裏の職員駐車場が予定されておりますが,本庁舎を含め予定地は錦江湾海面から幾らの高低差があるのでしょうか。去る8月29日には,国は南海トラフの大地震想定も発表しました。海底火山活動など錦江湾周辺に分布するカルデラなど,海底火山に対する危機管理体制をどのように捉えているのか。市長も政治家なら,現状の身に目を向けるのではなく,100年先の霧島市のあるべき姿を見据えて政治活動をする気概を持つべきと思います。市民の要望など受けて,一つの提案として経費削減を含め,建築年数の新しい溝辺・牧園・霧島総合支所を活用する分庁舎方式を選択したほうが,広域的な住民サービスと周辺部の活性化策につながると考えているが,このことを問うものであります。次に,監査委員に2点ほどお尋ねします。1点は,平成24年5月7日付け,霧島市職員措置請求書が霧島市監査委員宛て提出され,その監査結果が同年7月2日付けで請求人に通知されております。その通知を受けた請求人は,7月3日,監査委員事務局へ監査結果に誤りがあると指摘したところ,監査委員会は7月13日に請求人宛て監査結果の修正文書を送付されています。このことは,事務局職員の説明をなぞっただけではと監査委員の権能に市民の不信感を与えるものと思うが,このことについてどのように思われているのかお尋ねします。2点目に,霧島市水道事業会計の持続可能かつ効率的な運営の在り方についてであります。霧島市となり7年が経過しようとしておりますが,霧島市給水条例第35条に基づく一部免除,全額免除件数が398件ほどあります。水道部は合併後,申請に基づき減免した事例はないとのことですが,監査委員会として,一つに第35条の取り扱いは具体的な目的,根拠があって対象が選定されているのか。二つには,現在一部免除,全額免除されている用途中,自治体が免除採用する有効性が保たれると判断されているのか。三つ目に,霧島市給水条例第35条の問題点や意見・要点が明確に指摘されているのか。3点ほどお尋ねし,以上,壇上からの質問といたします。 ○市長(前田終止君)  岡村議員から3問につきましての御質問でございました。1問目の1点目につきましては私のほうから,3問目につきましては代表監査委員が,そのほかにつきましては関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。私の政治姿勢についての1点目にお答えをします。霧島市給水条例は,「水道事業者は,料金,給水装置工事の費用の負担区分その他の供給条件について,供給規程を定めなければならない」という水道法第14条の規定に基づき制定をされております。条例制定に当たっては,「料金,給水装置工事の費用の負担区分」は,供給規定に必ず定めなければならないとされ,「その他の供給条件」に関する具体的な内容は,水道事業者が当該水道事業の地域的社会的諸条件に応じて自主的に定めるとされており,本市をはじめ,ほとんどの水道事業者が社団法人日本水道協会の作成した標準給水条例を参考に制定しているのが実情でございます。よって,他自治体の水道事業者とほぼ同様の条例内容,構成となっており,水道事業を行う上で必要となる条項は整備されているものと考えております。議員御指摘の減免措置に関する規定も,標準給水条例どおりの内容でございまして,合併前の旧市町においても同じように規定されておりました。条文の内容は,「市長は,公益上その他特別の理由があると認めたときは,料金等の免除ができる」というものですが,その中で「公益上特別の理由がある」とは,公共施設以外で,例えば市民がいつでも自由に利用できるトイレや公園・広場などの施設を免除する場合が考えられます。「その他特別の理由がある」とは,災害や突発的な事故により被災した場合や市民からの要望等に対し,その都度適当かどうかを判断し免除する場合が考えられます。現在の減免措置は,合併前の旧市町の条例に基づき実施されたものを引き継いでいるわけでございますが,その大部分は当時の首長の判断で決定されたものであり,「その他特別の理由があると認めたとき」に該当すると考えております。現在,水道料金の減免措置見直し作業を進めておりますが,この作業と並行して,水道料金等の免除等を実施する要件・基準といったものをより明確にするため,本条例の施行に関し必要な事項を定めた霧島市給水条例施行規程等の整備を行ってまいりたいと存じますので,御理解をいただきたいと存じます。 ○総務部長(山口 剛君)  市長の政治姿勢についての2点目にお答えします。平成21年度の総務省の「わたり状況調査」におきまして,地方公共団体で国の役職の給料格付と異なる給料格付をしている場合,「わたり」であると判断され,報道等でも取り上げられているところでございます。本市に対する指摘でございますが,本市では,国が行政職給料表第一表4級に格付けしている係長級に相当する職を,4級及び5級に格付けしておりますが,国の基準では5級は課長補佐級の職であるとしていることから,5級に在職する係長級の職につきまして国の基準を上回る格付がなされているとされ,「わたり」であると指摘されたところでございます。しかしながら,国の級別標準職務分類が10級制であることに対し,本市の級別標準職務分類は規則により7級制となっており,職務の級の格付が国と一致するものではなく,また本市におきましては定員適正化計画に基づきまして,職員数の削減に取り組んでいることから,在職する単独課長補佐の職は派遣指導主事を除いて配置しておらず,グループ長級の職を課長を補佐する職務として分類し,また実質的にその職責を担っているところでございます。以上のようなことから本市におきましては,実態に即した条例・規則に基づく給料格付を行っており,国の基準と全く同様の基準とすることは困難かと考えております。なお,本年4月1日現在,指摘されている5級に格付けされているグループ長級の職員は164名おり,その職員を仮に4級に格付けて試算した場合,給料,期末手当,期末勤勉手当で年間総額890万円ほどの減額となります。 ○農林水産部長(中村 功君)  市長の政治姿勢についての3点目のアについてお答えいたします。本市が設置している農村公園は市長が管理者でありますが,「霧島市農村公園の設置及び管理に関する条例」に規定する五つの農村公園のうち,小鹿野農村公園,大茶樹公園は,全て市の予算で維持管理をしており,岡村農村公園,正牟田農村公園,宮川内農村公園は,地元自治会で維持管理していただいております。地域によっては地域住民の減少と高齢化に伴い維持管理が困難になりつつある状況であることから,平成24年度予算では消耗品費と委託料を計上いたしましたが,公園整備当時に決められた維持管理方法の違いなどもあり,岡村農村公園,正牟田農村公園,宮川内農村公園については,トイレのくみ取り手数料,電気料,水道料を自治会で負担されております。現在,五つの農村公園について,小鹿野農村公園と同様の維持管理の仕方に統一することを検討しているところであります。そこで,光熱水費以外の草払い等については,地域住民に身近な農村公園に愛着を持っていただけるように,地域と行政の協働の一つとして,一定の基準を設けて地域の方々への委託により管理をしていただくことを含めて検討しております。次に,イについてお答えします。本市の農村公園の設置目的は,地域住民の憩いの場として設置するとなっております。大茶樹公園は平成23年度の全国お茶まつり大会の視察コースとして活用することにあわせて整備したものですが,この公園は大茶樹の茶摘みや祈願祭などのほかに龍馬ハネムーンウォークなどの地域行事にも活用されておりました。大茶樹公園の整備に当たっては,地元の意向を反映するための意向調査等も行い,地域のコミュニティ広場とすることを基本に整備されましたので,農村公園として位置付け,管理することが望ましいと考えているところであります。 ○企画部長(川村直人君)  2問目の国分庁舎増築の基本構想(案)についてお答えいたします。市役所の事務所の設置方式は,合併協定では住民サービスが低下しない行政コスト削減の実現を図る必要があり,方式については新市において検討するとなっており,霧島市議会では平成18年の「行財政改革の推進に関する決議」において,本庁方式導入を視野に入れた分庁方式導入が決議され,また平成21年には「行財政改革調査特別委員会」最終報告において,「急激に職員が減ることに対し,それに対応できる本庁及び総合支所を含む組織機構の大胆な再編・変革が必要である」と報告されております。さらに,平成21年4月,行政改革推進委員会より「霧島市合併10年後の組織の在り方について」と題し,「将来的には本庁に移行せざるを得ない。総合支所における生活に直結した申請書等の最小限の受付窓口については,今後も保持していくものと考える」との意見書が提出されました。本市といたしましては,これらのことを踏まえながら,事務所の在り方について,「行政改革推進本部」及び「事務所機構検討委員会」で協議を重ねた結果,事務所の在り方は「総合支所・分庁方式」から「本庁方式」へと移行し,総合支所は現在の地域割で生活に身近な部分のサービス提供窓口を有する出張所へと移行するという目標を第2次の「霧島市組織機構再編計画」で掲げ,これを実現するために今回,最小限の庁舎増築を行い,市民の利便性向上を図るという「国分庁舎増築の基本構想(案)」を作成し,お示ししたところでございます。事務所の方式につきましては,「本庁方式」,「分庁方式」,いずれの場合もメリット,デメリットがございますが,本市におきましてはもっとも行財政の効率化が図れる「本庁方式」を採用する方針といたしておりますので,御理解賜りたいと存じます。 ○代表監査委員(大山東生君)  ただいま岡村議員の示唆に富んだ御高説を拝聴いたしまして,大変参考になりました。それでは,第3問目の監査結果についてお答えいたします。まず,1点目ですが,地方自治法第242条に基づく霧島市職員措置請求書が平成24年5月7日付けで提出され,御案内のとおり7月2日付けで監査結果の公表及び請求人へ通知いたしております。翌3日に請求人から監査結果について誤りがある旨の電話連絡があり,直ちに事実を確認し,監査結果の修正について監査委員会議で調整を行った上,7月13日付けで内容の一部修正についての公表及び請求人へ通知したところです。さて,議員がただされた実態調査につきましても,去る5月28日,監査委員は開発区域,崩土箇所,道路の利用状況等を把握するため,霧島総合支所担当職員と現地に同行し,種々説明を受けております。また,今回の住民監査請求に係る監査委員の機能云々ですが,請求の要旨が災復旧費用の公費負担の是非及び市有地の払い下げがなされているのかが主旨であって,そのことについての監査結果でありましたので,職務について何ら不信感を与えることはなかったものと確信しております。2点目の3項目については関連がありますので一括してお答えいたします。霧島市給水条例第35条の「料金,手数料等の軽減または免除」の規定に係る水道料金の免除等の取り扱いについては,内容の審査はしておりません。料金や手数料等の免除等については水道事業に限らず,一般会計や特別会計においてもそれぞれの事業において行われており,様々な事情や理由を考慮し,条例の主旨にのっとり免除等がなされているものであると認識いたしております。今後は,議員の御指摘のとおり,免除等の条例の適用については不公平感を持たれないように,適正な運用を必要であれば指示していきたいと考えております。貴重な御意見を頂きましたので,今後もより一層市民に信頼されるよう努めてまいります。
    ○議長(仮屋国治君)  ただいま岡村一二三議員の一般質問中ですが,ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午前11時51分」                ──────────────                「再開  午後 1時00分」 ○議長(仮屋国治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。岡村一二三議員の一般質問を続けます。 ○21番(岡村一二三君)  それぞれ答弁をいただきましたが,聴いていることについて答弁を受けたいと思います。聴かないことを答弁を求めていませんので,まずそのことから。この給水条例の関係ですが,意図どおり機能しているのか伺うということですよね,表題は。それで,これは聴かないことをたくさん答弁があります。22年度に水道料金の見直しをしたにもかかわらず,福山・横川の減免適用施設は1件もないわけなんですが,今回の質問前に減免申請をしたいがという話で水道部へ電話したところ,水道課長と管理課長の2名が私の家に見えられましたよ。減免申請について否定的な発言で,見直しをするからということで帰っていかれたわけなんですが,ということは給水条例は機能を果たしていないと宣言したも同然だと思いますよ。給水条例は執行部が提案してそれを議決した,我々議会を無視していると思うが,議会議員は政治家ではなく執行部の言うがままの追認機関なのか,このことからお伺いしたい。 ○水道部長(馬場勝芳君)  今お話にございました,減免の申請を出すと言ったときに拒否したということでございますが,それにつきましては,先ほど答弁もありましたとおり,今,減免措置についての見直しをしておりますのでしばらくお待ちくださいということだったと思いますが,それにつきましてもとにかく,今おっしゃったように料金改定時に当然すべきだったと私も思っております。6月の定例会の一般質問の際にもそのようにお答えしたところでございまして,今それに向けて作業しているところでございます。ただし,機能しているかということにつきましては先ほども市長から答弁がございましたとおり,給水水道事業を行うためには当然,先ほどありましたように供給規程を定めないといけないわけですので,この給水条例はそれに基づいて定めておりますし,水道事業を行う上では機能しているというふうに考えております。ただし,その減免措置につきましては,旧市町で行われたものを引き継いでいるだけでございまして,先ほど議員からもございましたとおり,新市になってからは施設につきましての申請に基づいた減免措置というのはしていないということでございますので御理解いただきたいと思います。 ○21番(岡村一二三君)  機能していないわけですよ。見直し作業中ですということで受け付けないような話をするということは,この条例そのものは機能していないと私は判断しますよ。あと,一般会計からの繰入金の中でも運営されているわけですから,そのことも御存じでしょう,一般会計から繰り入れていることも。7年間,合併してもう7年が過ぎようとしていますよ。このままでいいと,水道部としては,まあ馬場部長は近頃代わられたから,なんですが,トップは市長ですので,この減免措置が7年間妥当と判断されていたのか。まず,そのことからお尋ねしたい。 ○水道部長(馬場勝芳君)  今,御指摘の減免措置ですね。毎年500万円程度の減免措置をしているということでございますので,これがもう7年になるではないかと,当然御指摘のとおりでございます。ただし,これが合併協議会でも全く議論をされていなかった案件でございます。しかしながら,これを分かった時点で水道事業所の水道事業管理者である市長と十分協議をして,いついつまでにするということを目標を持ってやればできなかったことはない。先ほど言いましたように,料金改定時に合わせてやればできたというふうに思っております。ですから,やはりこれにつきまして,いつまでもこういうのがやはり不公平,是正がされていない,今そういうものがされているということはやはりおかしいというふうに思っておりますので,私も昨年こういうのが初めてあるということを知りました。それで,これにつきまして取り組まなければいけないということで,現在取り組んでいるところでございますので,よろしくお願いします。 ○21番(岡村一二三君)  給水条例施行規程などの整備を行ってまいりたいという答弁でしたよ。ということは,整備されていないものを引き継いで条例制定を新しくした中で,その分は引き継いでしまっているわけですので,早めに見直しを図るべきだったと思いますよ。先ほどから言うように,福山・横川はそういった減免制度があることすら住民は知らないわけなんですよね。この減免している中身を見ると,公民館であり,条例公園とか,もういろいろありますよ。墓地公園とか,神社,仏閣,こういったものもあります。そこで,もう一回くどいようですが,合併後,これらを引き継ぎ,免除された根拠は何ですか。 ○水道部長(馬場勝芳君)  霧島市給水条例でございますけれども,附則の中で「経過措置」というのがございます。経過措置の中にこの条例の施行の日の前日までにそれぞれの町の給水条例があったわけですが,その規定によりなされた処分・手続,その他の行為はそれぞれこの条例というのは霧島市,新しい給水条例の相当規定によりなされたものとみなすですので,相当規定というのは第35条の規定によりみなすと,みなし規定がありましたので,これに基づいて今までされてきたものというふうに判断しております。 ○21番(岡村一二三君)  この神社・仏閣など政教分離住民訴訟もあるようですが,その判断はどうされているんですか。政教分離住民訴訟というのもあるわけなんですが,訴訟もありますよね。そういったものについての判断はどう考えていらっしゃったのか。 ○水道部長(馬場勝芳君)  政教分離の原則に反しているかどうかということでございますけれども,確かに神社等ございますが,この神社におきましても地区の公民館等で管理をされている神社でございます。憲法でいうところの第20条第1項及び第3項,そして憲法第89条,これが政教分離に関する三つの規定でございますけれども,その中でもやはり一番禁じられているのが我々,国,地方公共団体,そういったものが宗教教育あるいは宗教活動をしてはならないということでございます。その神社につきましても宗教活動をされているのかということについて,私どもも現地も見ましたけれども,地域で管理されている,そしてその神社の中では祭り,そういったものが行われているだけであって,そこで布教活動がされているということではございませんので,この政教分離の原則に反しているとは考えておりません。 ○21番(岡村一二三君)  判断の仕方はそれぞれでしょう。訴訟してみないと分からないわけですので,執行部はそういった答弁しかできないと思いますけど,住民訴訟があれば判断が示されるでしょうから。去る8月7日ですか,横川で一日移動市長室があって,横川の住民が神社・仏閣まで減免されているところもあると聞いていると。どのような基準で減免措置を行っているのかということで質問されていますよね。そこで,水道部の管理課長は,消防以外は特別の理由があると認められた場合,減免規定に基づき首長が減免していた部分になると答弁しています。ただし,住民の市長に対する質問は基準を尋ねているわけですので,その規定のどこに明示されているのかということなんですが,この一日移動市長室の管理課長の答弁は,曖昧なその場しのぎの答弁として聞こえるわけなんですが,せっかく一日移動市長室をされるわけですので,どうですか。どのように判断されましたか。 ○管理課長(小松 太君)  一日移動市長室のときにお答えしました分につきましては,市長に代わりまして,そこの部分につきましては,今先ほどから出ております「公益上特別な理由がある」というところの,「特別の理由がある」ということで,各首長が判断したということでお話をいたしました。これは合併前からそういうことを各首長さんがお決めになって,それで引き続き今しているという判断のもとでした。 ○21番(岡村一二三君)  時間がありませんので,ただ一日移動市長室の広報では,「市長が総合支所に出向き,地域の皆さんの意見を聞いたり,現場を確認することで課題解決に向け,迅速に対応します」という案内なんですよ。迅速になされていないんですよね,いろんな話が。それで,あえて,この話をさせてもらいました。合併して7年,旧町で減免していなかった町が二つあるわけなんですが,霧島市はこういった減免制度がありますよと,市民には周知されていないわけなんですよね,横川と福山は今までそんな取り扱いをしていないから。先の議会での物産館の廃止条例では不公平感が生じているのでとの説明で条例を廃止されましたよ。この水道については年間500万円以上,7年間で3,500万円以上の水道料金の減免措置です。そして,一般会計からの繰入金,水道料金の納入金で運営されているわけなんですが,不公平な取り扱いでの被害者は福山・横川の市民だと思いますが,このことをどのように捕まえていらっしゃいますか。 ○水道部長(馬場勝芳君)  この減免制度は周知されていないということでございますが,これにつきましては先ほども申し上げました,合併協議会時に全くこれが協議されていないというのがまずありましたので,そういったことを結局,公表されないままで今まで来たというのが現実だろうと思います。実際これについて知っていらっしゃる方がどれだけいたんだろうということは,私もそのように思います。実際私も昨年異動になりまして,行ったときにこういった減免措置があるというのは初めて知りましたので,知らない方が多かっただろうと思います。ですから,やはりもう今御指摘のとおり,確かに横川・福山,そういったところではいわゆる,福山は消防詰所ありますけど,これはもう行政のほうで実際支払うべきものですので,それを除いて福山と横川につきましては,実際減免をしている施設はございませんので,そこら辺りは,もう不公平だということは,おっしゃるとおりでございます。ですから,早くこれを是正しないといけないということで,見直し作業をしているところでございますし,先ほど言われました施行規程の中にもより明確にやはり基準をしておかないと,どういったときに減免するのかというのが実際分かりません。そういったことで,施行規程等,あるいは要綱,そういったものできちんとした基準を作ってまいりたいと。そうしないと,やはり減免をするときに不公平が生じるということになりますので,そういったことも併せて今後やっていきたいというふうに思っております。 ○市長(前田終止君)  市長の立場より追加して説明を,気持ちを話させていただきます。議員,正に御指摘のとおりだというふうに認めます。このような実態がしっかりと伝わった時点で,何度かこの件について私どもの幹部の会もさせていただきました。そして,今,馬場水道部長のほうからお話がありましたけれども,この際,これをきっかけに,しっかりと公平感のある水道行政,あるべき姿をきちんと打ち出すようにということを命じているところでございます。今後ともこのようなことがなきよう,努力をさせていただきます。 ○21番(岡村一二三君)  施行規程の整備をするということですので,ただし,整備をする前に,現在減免で恩恵を受けているそれらの方々には,事前に連絡をしておいてこうなりますよとしておかないと,職員の皆さんではないけど,既得権益を言われると困りますよね。その辺はどのように捕まえていらっしゃいますか。 ○水道部長(馬場勝芳君)  当然御指摘のとおりでございますので,それにつきましては8月29日に行われました自治公民館連絡協議会の会長会,これが横川で開催されましたけれども,その際7人の会長さんのうち1人,牧園の会長さんが欠席でございましたが,そのほかに横川で開催ということで,横川の地区の自治公民館長さん,副館長さんたち,全員いらっしゃいましたので,当然そういったところにつきましては,減免措置をしているところにつきましては,事前にこういう作業をしておりますという連絡をしまして,そして方針が決まり次第,また新たに通知をするということを申し上げましたし,本日一斉に通知をする予定でございます。 ○21番(岡村一二三君)  次に,「わたり」の問題なんですが,答弁を受けて「峰渡り」はなかったというふうに判断ができるわけなんですが,「峰渡り」はないんですよね。 ○総務部長(山口 剛君)  ございません。 ○21番(岡村一二三君)  私がこのことをあえて取り上げたのは,先般から合併して給与の不公平感があるという,それで質問もありましたよね。この1市6町の給与の格差是正はもう終わったんですかね。これが主題でしたので。 ○総務部長(山口 剛君)  終わっております。 ○21番(岡村一二三君)  終わっているということですので,もう執行部としては格差是正の必要性は感じていないというふうに受け止めてよろしいんですか。 ○総務部長(山口 剛君)  はい,終わっているというふうに判断しておりますので,そういうことでございます。 ○21番(岡村一二三君)  もう一回調べられたほうがいいと思いますよ。それぞれの七つの自治体の職員。まだそうはなっていないですので,私の耳に入っているのは。だから,確認をしてくださいよ。同じ職員同士じゃないですか。そのことを求めておきます。あと,農村公園の関係ですが,部長も耕地課長も初めてで,誠に人のいい人で私も質問しにくいんですが,これを予算措置するときはいらっしゃらなかったわけですよね。この農村公園の関係でお尋ねします。今議会で議案第55号の広瀬地区コミュニティ広場と農村公園,コミュニティ広場が出てくるんですが,このコミュニティ広場と農村公園の公有財産はどこが違うのかお示しください。 ○建設部長(篠原明博君)  今回提案をいたしております広瀬地区のコミュニティ広場につきましては,都市公園として市のほうで条例の中に位置付ける公園でございます。 ○農林水産部長(中村 功君)  五つの公園につきましては農村公園として位置付けて条例化しております。 ○21番(岡村一二三君)  私の今回の一般質問は,公平・公正なのかという質問だったと思うんですが,そうではなかったですか,取り扱うべきだと。公有財産として市長が公平・公正に取り扱うべきではないのかと質問しているわけなんですが,また違った答弁をしていますよ。同じように小鹿野と大茶樹公園は市の予算で維持管理をしているという答弁をしていますよね,前もそうでした。そうではなくて,まずは基本的に五つの条例農村公園は同じ公平・公正に取り扱いをするべきではないかということなんですよ。併せて,大茶樹公園は条例の設置目的にそぐわないから,別の方法で考えたほうがいいのではないのかと言っているわけなんですよ。大茶樹公園はできた当初から市が全部,光熱水費,委託料,管理をやっていますよね。私はこれも,なぜかと言うと,物産館に不公平感があるという話からこういう話が生まれてくるんですよ。では,こっちは不公平感はないのかということでして,その岡村,正牟田,宮川内ですか。これまで自治会で管理をしてきたことは否定しませんよ。だけど,合併してこういう状態が目に見えてくると,公平・公正にやりなさいよということになるんですよね。そうではないですか。そうでしょう,市長,公平・公正に。あと協力をもらえた分はまた,この分はお互いどの公園も協力してくださいというのが筋だろうと思います。したがって,光熱水費,委託料,そういったものも公平に予算措置を求めているわけなんですよ。どうなんですか,そのことはできないような答弁ではないですか。 ○農林水産部長(中村 功君)  24年度予算におきまして本庁・総合支所,協議をしながら予算措置をしたわけなんですけれども,6月議会でも議員から御質問がありまして,こちらとしても地域のほうからそういう声があるんであればということで,地域の方のお話を聴いたりして検討してまいりました。その結果,先ほど答弁いたしましたように,現在統一する方向で検討中であります。その統一の仕方というのがどれが一番ベストかということを考えながら,また地域の方とも相談をしながら進めたいと思っておりますので,よろしくお願いします。 ○21番(岡村一二三君)  部長も大変だろうと思いますよ。24年の当初予算の計上のときはいらっしゃらなかったわけで,耕地課長も。だけど,まだ職務は違っても,隣の萬コ部長は当時説明をされたわけですから御存じだろうと思います。部長。市長と言ったほうがいいでしょう。委託料がそれぞれ計上してありますね。だから,光熱水費,そういったものは現在の委託料の予算の中で財源組み替えはできると思うんですが,その取り扱いも考えないということですか。 ○農林水産部長(中村 功君)  今おっしゃることは分かります。ただ,24年度の方針としまして,予算費目を計上して地域の方にも御理解いただくことを前提に予算化しております。それで,今おっしゃったように,掛かる費用の中には光熱水費,それから消耗品もありますし,清掃委託料もあると思いますので,全ての農村公園を一括して同じように取り扱うために,もうしばらく時間を頂きたいというふうにお願いしたいと思います。 ○21番(岡村一二三君)  冒頭に給水条例の減免取り扱いの質問をしましたよ。一般の公園でも水道料金の減免,全額免除もありますよ。そういったことから考えると,私はこれまで公園管理をしている自治会は,合併を7年間,光熱水費を自治会のお金で払っている関係があるわけなんですね。ということは,不公平な取り扱いを受けているんだというふうに認識していますよ。よって,地方税法の第17条を準用して水道,電気,管理費の過誤納金還付を求めたいが,どうですかね。 ○農林水産部長(中村 功君)  地方税法の第17条の還付の項目でありますが,当然地方税法にあっては都道府県民税と市町村民税を規定した地方税法でありますので,これを準用する形でということだろうと思います。この公園の経費につきましては,これまで旧市町ごとに公園が整備をされまして,それぞれのいきさつで今の運用形態がなされてきております。それで,合併と同時にその在り方を検討すればよかったのかもしれませんけれども,現在それは自治会の意見を聴くなり精査をしながら,一定の方向で25年度予算から考えたいと思っておりますので,御理解のほどよろしくお願いします。 ○21番(岡村一二三君)  理解しないんです。なぜかというと,合併以前はそれぞれ自治体で管理をしてきたというのは私も申し上げたとおりですよ。合併前にそれぞれが役割を担ってきた,公的に公助のほうでやってきた部分も,部長も遠くから聞こえていたでしょう。物産館はどうでしたか。物産館は合併前はそうだったでしたよ。そして,昨年,今年でしたか,条例を廃止して不公平感が生じていることからこうだとおっしゃっているからこういう話をするんですよ。だから,同時に見直しをすれば問題はなかったということにつながるじゃないですか。だから,第17条を私言っているわけで。部長は,この前から税務課長でしたよねと,第17条はどうですかという話をしていますので,十分検討されたと思うから,この話をしているところです。もう一回,もう少し突き進んだ答弁を求めたいが,どうですか。 ○農林水産部長(中村 功君)  この地方税法の第17条の還付を参考にとられました。こちらとしても現在,こういう状況が発生していることは認識しておりますので,今どういった方向でこれを統一していくかというのはある程度の線までは来ておりますので,25年度予算に向けて統一を図りたいと思います。還付のほうについては今のところ考えていないということで御理解をお願いしたいと思います。 ○21番(岡村一二三君)  庁内会議でも図って,検討してくださいよ。財源組み替えの話もしたじゃないですか。もう3回やりましたので物産館は,もう12月は質問がないようにしておいてください。でないとまた,私しぶといほうですので,また質問しないといけませんので。あとですね,庁舎増築関係なんですが,これも答弁は質問と合わないと思いますよ。答弁があった,今までの経緯は十分分かっているわけなんですよ,私も。だけど,昨年の3・11,地震がありましたよね,水害もありましたよね。それを念頭に私いろんな活断層がある,どうだこうだという質問をしているわけですので。写真を出していただけますか。去る9月1日の新聞で出水断層帯が紹介されていました。昨日は水戸川の安全対策の質問もありましたが,この市役所は危機管理については,先の消防局職員の放火殺人未遂事件,また本庁舎での職員の喫煙所が,屋根付きの公用車の置いてある場所に変更されていること。公用車には揮発性ガソリンが入っております。危機管理に大いなる疑問を抱いて,このような写真を撮らせていただきました。先日は市長が,「公用車は市民の税金で購入し,大切な市民の財産」との答弁も先日ありました。増築計画と併せて,行き当たりばったりの職員管理ではないのか,市政の責任は50年,100年先を見越した市民の生命財産を守るべきではないのか,このことについて市長,どのように説明されますか,喫煙所の関係と併せて。本当にこれでいいんですか,職員の喫煙所は。危機管理の話です。市長の答弁を求めたい。 ○市長(前田終止君)  喫煙所の写真を示しての御指摘でございます。十分考えた上での場所設定であろうとは思いますが,ただ議員御指摘の公用車のある近くだということの指摘を考えれば,あまり適切でない位置付けだろうということも推測できます。よく調査して,あるべき方向で検討を重ねてみたいと思います。 ○総務課長(塩川 剛君)  職員の喫煙所の件につきましては,現在議員の御指摘の場所に2か月ほど前に移転したところでございます。それまで庁舎北側の守衛室を出ました庁舎北側で喫煙をさせておりましたけれども,副流煙が1階,2階への執務室へ流れてくるというようなこと等の御指摘を受けまして,いろいろ場所を検討いたしましたけれども,なかなかいい場所がないというのが実情でございます。そのようなことで現在の喫煙所に移ったということをまず御理解いただきたいということと,現在の場所につきまして消防局のほうにもちょっと見てもらいまして,火災報知器,それから消火器等が設置されているということで,問題ないだろうというような話はいただいておりますけれども,今後たばこ,またライター等の火器類の取り扱いにつきましては,十分注意を喚起していきたいというふうに思います。 ○21番(岡村一二三君)  ただいま総務課長のほうから,職員が吸っていた場所は副流煙が2階のほうに流れてきたという話ですよ。本当にそれをそのまま受けるわけにはいきませんよ。なぜかというと,今まで職員が吸っていらっしゃった所,今,来客用の喫煙所になっているじゃないですか。来客がたばこを吸ったときは副流煙はいかないんですか。もう一回。 ○総務課長(塩川 剛君)  来客の方々につきましても,喫煙所を外に設けて吸ってもらっているわけですけれども,圧倒的に職員のほうの数が多うございまして,また来客の方を,今,職員が吸っております車庫,夏場は非常に暑うございますので,そういうところで吸ってもらうというのも非常に心苦しいというような思いがございまして,来庁者の方につきましては守衛室を出た庁舎北側の部分で,従来の場所で喫煙をしていただいているというところでございます。 ○21番(岡村一二三君)  職員はかわいそうだなと思いましたよ。休憩時間中,昼間の休憩時間中であれば,来客と一緒の場所でいいと思いますよ。あえて職員を別な所にしなくても。ただし,休憩時間しかできないわけですので。よく検討されることを求めておきます。危機管理の話なんですが,市長,市長にお尋ねしますが,今回19億円の,本体工事だけを19億円を費やすと,増築計画をしているということなんですが,市町村合併でですよ,首長は総務大臣から表彰状を受けたと聞いているわけなんですが,市長はどうだったか知りませんけど。市長,牧園町が合併しないといけない主な理由は何だったのか。財政的なことではなかったのか,どういった理由で合併を進められたのか。まず,そのことから教えてください。 ○市長(前田終止君)  今後の時代の推移等を考えれば,一番大きな理由は御指摘のとおり財政事情等が一番大きな事案の一つだったと思います。 ○21番(岡村一二三君)  そういった財政的な,一つの町ではもうやっていけないというのが皆さんの触れ込みで首長はされたわけなんですよ。そして,何も知らない市民は不安感だけが先走ってしょうがないねという話になったと思いますよ。であるとするならば,本体だけで19億円をかけて危険な場所になるかもしれない場所,危機管理ですよね。そういった所に増築する必要はないと。どうしても今の庁舎を当時造った人口規模からどうだという話は聞いていますけれども,8階のレストラン,組合事務所,2階のレストラン,公民館,そういったスペースを,まずどうかするという方向性も考えられないこともないですよね,エネルギー館もあるわけですので。そういった考えはまずなかったんですかね。ただ,決めていただいたから,決めているから,もう危機管理も何も地震の関係も考えないという方向性で職員の皆さんは進めようとしていらっしゃるのか。人間が決めたことは見直しもあるんですよ。神様が決めたことはもう見直せないそうなんですけどね。昔,馬が一年に1回しか子づくりができないよという話も神様が決めたことと。それを聞いた馬が神様を蹴っ飛ばして,怒った神様が人間はどうするか,もうどうにでもしろという話から,いろいろなったそうです。企画部長の考え方をちょっとお伺いしたい。 ○企画部長(川村直人君)  いろいろ御指摘をいただきました。まず,既存のスペースなどを,今事務所として使っていないスペースを活用できないかという御質問につきましては,現在特別委員会等でもやはり同様の御質問をいただきました。我々といたしましてはそういった空きスペースの活用,それからそれぞれの現在の目的であるその使用ですね,それからそれの代替措置,そういうことにつきましては庁内の組織でいろいろ議論をし,また今一番狭隘化が深刻である福祉事務所の一体的なスペースの確保といったこともございまして,この庁舎増築の基本構想をお示しいたしたところでございます。また先ほど委員のほうからも御指摘がありましたように,合併と言いますのはやはり,一番の趣旨につきましては経費節減と,御指摘のとおりだと思います。そういうことから行政改革をずっと進め,定員適正化計画なども進めまして,最終的にはそういう趣旨からは,やはり本庁方式が一番望ましいのではないかというようなことは,これはもう全国的にもそういった流れであるようでございます。それから,危機管理の件につきましても,通告の中に南海トラフ大地震被害想定ということも出てまいりますけれども,それらにつきましても内容を見てみますと,霧島市のほうにつきましては津波の影響は3mと。それから,今のこの国分の所は標高は防災マップによりますと6.5mあるということで,そういったことにつきましては大丈夫ではないかというふうに考えております。それから,最初に質問に答えていないのではないかというようなこともございましたけれども,この議員の御質問が最終的に分庁舎方式を選択したほうがいいのではないかというようなことでございましたので,答弁といたしましては本庁方式が望ましいと,そういう方針でいきたいというようなふうにお答えしたところでございます。 ○21番(岡村一二三君)  危機管理だけを言うようですが,先ほど一般質問の中で,企業の話を商工観光部長が説明されていらっしゃったようです。企業も危機管理の関係,危機管理を念頭に工場配置も分散しているわけなんですよね。分散しているわけなんですよ。先ほどの答弁を聞いていて不思議に思いました。「企業誘致も先を見て誘致を」という発言には私は疑問を持っているんですが,では先を見ることができる職員がいるのかということなんですよ。そんな職員が育っているのかということなんですよ。どんな企業がいいとか,悪いとか。全くこの庁舎も同じだろうと思いますよ。私言っているのは,50年,100年先を政治家がどう考えて決めていくのかということを論点としていますので,その辺をもう少し回答いただいて,消化不良の分については監査委員さんには失礼なんですが,12月議会にまたやらせていただきたいと思います。 ○企画部長(川村直人君)  そういった長期的視野から見た観点,そういうのも大事なことではないかと思います。それから,短期的に見た観点,これは先ほども申しましたように,一日当たりの福祉事務所,現在窓口を持っている2課の一日当たりの来客数を見ても,220人程度というような1日当たりの平均というのが出ておりますけれども,この220人程度の値を見ますと,ほとんどの総合支所よりもやはり100人程度は多いというような現状もございます。したがいまして,長期的な視野から見るのも大事でありますし,また現実に即した見方も,これはまた当然,していかなければならないということでございます。 ○副市長(南田吉文君)  1点,聞き間違いかどうか分からなかったもんですから,訂正方をできたらと思いまして発言をさせてください。国分庁舎の再質問の冒頭に,危機管理の件で,「放火殺人未遂事件」というふうに聞こえたんですけれども,家裁等のほうでも傷害事件というふうな取り扱いにいたしておりますので,できればそういうような形での発言に訂正願えないものかと思いまして発言をいたしました。 ○21番(岡村一二三君)  発言訂正の御要望だったようですが,私は自分で考えたことを発言していますので,訂正はしません。 ○議長(仮屋国治君)  ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午後 1時45分」
                   ──────────────                「再開  午後 2時02分」 ○議長(仮屋国治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。岡村議員の一般質問を続けます。 ○21番(岡村一二三君)  先ほど南田副市長のほうから発言訂正の申し入れがありました。申し入れのとおり訂正をさせていただきます。以上で私の本日の一般質問を終わります。 ○議長(仮屋国治君)  以上で岡村一二三議員の一般質問を終わります。次に,8番,秋廣眞司議員から2件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○8番(秋廣眞司君)  私は,日の丸と君が代をこよなく愛する新風会の秋廣眞司であります。冒頭に,先日,薩摩川内市出身の松下忠洋郵政金融担当大臣が亡くなられました。郵便局の見直し改革の関係で,多くの郵便局員の方々ともども大変お世話になりました。誠に残念で痛恨の極みであります。心からお悔やみと御冥福をお祈り申し上げるものであります。さて,去る7月14日,夏まつりに合わせて恒例の拉致被害者救出のための署名活動に参加をいたしました。7名の同僚議員と市長,副市長をはじめ,職員の方々,そして家族会の方々と一緒の呼び掛け,「北朝鮮にさらわれた横田めぐみさんや市川修一さん,増元るみ子さんたちを取り戻しましょう,田中正道さんたちを取り戻しましょう,署名活動に御協力をお願いします」,呼び掛けること3時間,老若男女多くの市民の方々,皆様方の御協力で,例年にないたくさんの署名をいただきました。この場をお借りしまして厚く御礼を申し上げます。御協力本当にありがとうございました。追伸としまして,その後,2時間総踊りで踊り続け,66歳の体がくたくたになり汗だくになり,大変な一日でありました。さてさて,昨今の中国,韓国の目に余る日本たたき,反日の行状に強い憤りを感じているのは私だけでしょうか。8月10日,李承晩ラインの名のもとに不法占拠された竹島へ李明博大統領が上陸しました。8月14日には恐れ多くも天皇陛下に謝罪要求をし,とんでもない暴言・妄言大統領となり果てました。もともと大統領就任直後には「日本に謝罪と反省は求めない。未来志向の日韓関係を」と発言し,親日家を自称しておりました。一説によりますと,BBKという汚職事件に絡み,大統領退陣後の逮捕確率50%と言われており,今回の行状は最後に愛国者と呼ばれたかったらしいからという話もあります。一方,中国は,香港活動家の尖閣への不法上陸,日本大使車両への暴行,今朝のニュースでも6隻の中国艦船が領海侵犯を強行いたしました。次から次へと新たな蛮行に及んでおります。貧富の格差,汚職の蔓延,爆発寸前の中国民衆,経済より公害で身を滅ぼすと言われる中国各地の汚染蔓延の状況。全人代トップの交代は控えてはいるものの,この国も最後の悪あがきをしているものと感じる次第でございます。ここ数年,韓国は従軍慰安婦という,嘘だらけの少女像を世界にばらまき,中国は南京大虐殺という嘘の歴史映画を世界に配給し,日本を落としめることに必死であります。そもそも中国,韓国,この二つの国は,王朝交代を繰り返し,前王朝は完全に否定され続けてきた中華思想の国であり,仏教と神道,お寺と神社をコアとする万世一系日本文明と比べようがないわけであります。両国の反日蛮行は,我々のこの美しい国,日本の風土と文化・歴史の中に暮らす日本人の心が,羨ましいからにほかなりません。2012年5月11日付け読売新聞の紙面に次のような記事がありました。「イギリスBBCと読売新聞など,22か国で行った世界世論調査の中で,世界に対してもっとも影響を与えた国として日本が第1位に輝いたことの記事でありました。すばらしい国日本であります。美しい国日本,この国に生まれてよかった。若者たちの間にナショナリズムがよみがえりつつある今,政府はしっかりと外交防衛に取り組んでくれと切に願うものであります。それでは,通告に従いまして一般質問を行います。1点目に,教育行政について,学校教育におけるいじめ問題について,霧島市の小・中学校における過去5年間のいじめ件数について示された年度ごと,学校・学年ごと。今回の文科省により緊急いじめ実態調査報告と前回報告との違いは何か。大津市の中学校いじめ自殺についての霧島市教育委員会の認識の変化を問う。いじめの起こりにくい学校教育体制づくりへの課題を示されたし。2点目に,中学公民教科書において,在日韓国・朝鮮人への差別の一例として,選挙権の制限を挙げておりますが,どのような補助教材にて授業を行っているか,具体的にお示しを願いたい。大きな2点目に,市長の海外出張について,平成18年度から平成24年度までの出張場所,日時,随行人員,費用,目的を示されたし。2点目に,市長の海外出張により具体的な成果を示されたし。3点目に,韓国は大統領竹島上陸,陛下への暴言,中国は尖閣不法上陸,日本大使館襲撃,これら両国の由々しき蛮行について,政府と歩調を合わせ,抗議すべきときであります。地方の首長と言えども,関係国への海外出張は取りやめるべきではなかったか伺うものであります。以上で壇上からの質問を終え,質問席からの質問に代えさせていただきます。 ○市長(前田終止君)  秋廣議員から2問につきましての御質問でございました。2問目の2点目及び3点目につきましては私のほうから,1問目につきましては教育委員会が,そのほかにつきましては総務部長が答弁をさせていただきます。私の海外出張についての2点目にお答えをいたします。主な成果といたしましては,アメリカ合衆国カリフォルニア州ソノラ市との「姉妹都市盟約」の締結並びに中華人民共和国陝西省銅川市耀州区及び湖南省瀏陽市との「友好交流協議書」の締結が挙げられます。また,私自らが,これまで長年にわたり市内の国際交流団体が青少年派遣交流を行っているマレーシアマラッカ市及び大韓民国釜山広域市を表敬訪問し,同派遣交流事業に対する敬意と感謝を伝えることにより,相互の理解と友好を更に深め,相互訪問による持続的な交流に寄与してきたものと考えます。また,観光の振興につきましては,霧島市の知名度を向上させるため,鹿児島空港に国際線定期便が就航している韓国や中国,台湾を訪問し,現地の観光協会や関係者等と親交を深めるとともに,旅行エージェント等に対して直接霧島の魅力を発信しているところでございます。お陰様で韓国からの登山客の定着化や台湾からの観光客も,本年3月の就航以来確実に増加をしており,先般台湾で行いましたトップセールス後,早速本市においてゴルフツアーが企画されるなど具体的な成果につながっているところでもございます。次に,3点目につきましては,今年の8月20日から24日にかけまして,本市の友好交流都市である中国の耀州区と瀏陽市を私をはじめとする本市関係者や民間の霧島市国際交流協会の皆様と訪問した件について,領土問題などを考慮して取りやめるべきだという意見だと思います。それも一つのお考えであるとは認識いたしております。私といたしましては,渡航に当たり,まずは安全性が確保されているかについて,外務省や旅行代理店などから情報を収集し,安全性が確保されているという判断のもと,渡航を決定いたしました。議員御指摘の領土問題などにつきましては,国家間の立場もあり,お互いに主張をせざるを得ないという点もあるのかと存じますけれども,このようなときにこそ長年の友好交流の歴史に裏付けられた信頼関係に基づく,この地方の自治体間交流や,あるいはまた民間交流が国家間の課題解決への下支えをしていくものと,私としては確信をいたしているところでございます。また,青少年は,その国の未来であって,交流により理解を深め,友好を促進することは世界平和を創造する礎でもあります。様々な困難や課題があろうとも,次代を担う青少年に,それを乗り越え,体験をし,学びあう機会をつくることは大きな意義があり,そのことは現地の方々も同様の考えであると感じたところでございます。また,8月16日から3日間の日程で,教育長も韓国釜山広域市の,20年からもう交流をいたしておりますペーヨン初等学校を訪問いたしておりますが,交流先では熱烈な歓迎を受け,何の問題もなかったと報告を受けております。そのようなことから,今後更に信頼関係を継続していく上からも,今回の中国訪問に限らず,国際交通事業はグローバル化・国際化への時代,そういうものをしっかり見据えた上で,そして安全性,そういうものをしっかり確保されているならば,懸命な判断をしながら中止するようなものではないというふうに認識をいたしております。 ○総務部長(山口 剛君)  市長の海外出張についての1点目にお答えいたします。平成18年度は,市長の海外出張はございませんでした。平成19年度は3件ございます。7月26日から6日間の日程で,旧霧島町と交流があったアメリカのソノラ市と「姉妹都市盟約」を締結のために,また日系三世で,祖父が旧国分市出身であるゲーリー・山内氏が市長をされているアルハンブラ市を訪問し,職員2名が随行いたしております。また,10月17日から5日間の日程で,旧国分市と交流があった中国湖南省瀏陽市と「友好交流協議書」を締結のために渡航し,担当職員と国際交流員2名が随行いたしております。そして,11月14日から9日間の日程で,国際音楽祭や温泉の活用の在り方をテーマにオーストリアのザルツブルク市を,エコミュージアムの在り方についてフランスのウイイ町を訪問し,教育長が同行いたしております。平成19年度の経費は,旅費と委託料を合わせまして497万771円です。平成20年度は2件ございます。4月29日から3日間の日程で,鹿児島・香港線就航を記念して,空港所在市を代表として知事を団長とする香港訪問団の一員として香港を訪問いたしております。議会代表1名も同行されています。また,8月3日から5日間の日程で,本市の中・高生が交流しているマレーシアマラッカ市のセント・フランシス学院の表敬訪問をはじめ,マラッカ市長及びマラッカ州首相との面談,世界遺産である古都マラッカの観光事情の調査のために訪問いたしております。職員1名が随行し,議会代表1名も同行されています。平成20年度の経費は,負担金,旅費,委託料合わせまして173万6,275円です。平成21年度は,市長の海外出張はございませんでした。平成22年度は3件ございます。7月15日から2日間の日程で,鹿児島県観光連盟と釜山広域市との観光協会姉妹盟約10周年記念交流会に出席し,鹿児島県や霧島市の観光客誘致のためにトップセールスを行いました。県観光連盟の主催につき随行はなく,経費も発生しておりません。次に,8月18日から3日間の日程で,旧溝辺町と交流がある釜山広域市のペーヨン初等学校を訪問し,併せて釜山や韓国の観光事情についての情報収集や観光客誘致のためにトップセールスを行いました。随行は職員2名です。そして,11月24日から4日間の日程で,和気公園のフジの花の御縁で交流している中国の上海市嘉定区を訪問いたしました。職員2名,国際交流員1名が随行し,議会代表1名も同行されています。平成22年度の経費は,旅費と委託料合わせて135万6,260円です。平成23年度は2件ございます。7月30日から5日間の日程で,平成20年度に続いてマレーシアマラッカ市を訪問いたしております。随行は職員1名です。教育長も同行し,議会代表1名も同行されています。また,8月17日から3日間の日程で,韓国釜山広域市への青少年海外派遣に合わせ,梁山市,釜山広域市を訪問し,併せて観光PR街頭キャンペーンなどのトップセールスを実施いたしました。随行は職員2名です。平成23年度の経費は,旅費と委託料を合わせて142万7,513円です。平成24年度は,2件の実績と今後1件の予定がございます。7月3日から4日間の日程で,本年3月に開設された台湾との定期航空路線就航に伴い,鹿児島をPRし,観光客の更なる増加を図るため,県内の4地区,鹿児島市・指宿市・南九州市・霧島市で構成する観光連絡協議会の事業として4市長による台湾でのトップセールスを行いました。職員2名が随行いたしております。次に,8月20日から5日間の日程で,友好交流都市である中国の耀州区瀏陽市を訪問いたしております。職員2名と国際交流員1名が随行し,議会代表1名に同行していただいております。また,今後の計画としましては,11月18日から6日間の予定で,本市の姉妹都市であるアメリカのソノラ市及び相互交流を行っているアルハンブラ市を訪問する予定にいたしております。随行は未定でございますが,市長を含め4名分の旅費及び委託料を計上いたしております。平成24年度の経費は,見込み分も含めまして440万8,155円といたしております。 ○教育長(田肥文君)  学校教育におけるいじめ問題の1点目についてお答えをいたします。平成20年度は,小学校7校から9件,中学校6校から44件の報告がありました。その内訳は,小学校1年生が3件,3年生が1件,4年生が1件,5年生が3件,6年生が1件,中学校は1年生が30件,2年生が8件,3年生が6件でございました。平成21年度は,小学校9校から21件,中学校4校から41件の報告がありました。内訳は,小学校2年生が3件,4年生が2件,5年生が6件,6年生が10件,中学校は1年生が20件,2年生が13件,3年生が8件でございました。平成22年度は,小学校6校から11件,中学校7校から13件の報告がありました。内訳は,小学校2年生が1件,3年生が1件,5年生が5件,6年生が4件,中学校は1年生が11件,2年生が1件,3年生が1件でございました。平成23年度は,小学校1校から1件,中学校4校から7件の報告がありました。内訳は,小学校6年生が1件,中学校は1年生が5件,2年生が1件,3年生が1件でございました。平成24年度は,9月3日現在で,小学校3校から3件,中学校1校から1件の報告が上がっております。内訳は,小学校1年生が1件,4年生が1件,6年生が1件,中学校は1年生が1件であります。次に,2点目にお答えをいたします。これまでの報告におきまして,いじめの認知件数やその内容については調査が行われておりましたが,今回の緊急調査は,学校側が認知しているいじめのほかに,「気付いていないいじめがある」という認識のもと,いじめの解消に向けて指導を行うために,全国の小・中・高等学校において,同時期に一斉に実施されるものであります。その内容としましては,例えば児童・生徒へのアンケートでは,冷やかしやからかい,仲間外れなど,具体的な9項目について,児童・生徒自らが受けたいじめを回答するようになっております。さらに,そのいじめが現在も続いているか,解消しているかの状況についても回答するようになっております。次に,3点目にお答えをいたします。教育委員会としましては,これまでも「いじめはどの学校でも起こり得る」という認識のもと,「いじめを1件でも多く察知・発見し,1件でも多く解決する」という姿勢で,各学校における取り組みを支援してまいりました。今回の事件以降は,特に「まだ気付いていないいじめがある」という認識に基づいて,児童・生徒の小さな変化やサインを見逃さない,よりきめ細かな対応と,「いじめは絶対に許さない」という毅然とした対応について,これまで以上に学校への指導の徹底を図っているところであります。具体的には,今回の事件後,まず,これまでに実施したアンケート調査や,日常の観察等から把握した事案や,いじめにつながるような事案について,本人や保護者への再確認を徹底するよう,各学校に指示しました。次に,校長研修会において,具体的ないじめの事例を示し,それに対する対応策等について演習形式で協議・研究を行いました。さらに,夏季休業中の校内研修を通して,教職員のいじめ問題に対する危機意識の高揚と資質向上を図るよう再度重点的に指導したところであります。次に,4点目についてお答えをいたします。いじめの起こりにくい学校教育体制づくりの課題としましては,一つに,定期的なアンケートに加えて,臨時的なアンケートを実施して,よりきめ細かい実態把握を行うこと。二つ目に,日常の学校施設の点検や清掃の状況により,児童・生徒の心の変化を察知すること。三つ目に,花づくりや美化活動を通して,児童・生徒の心の醸成を図ること。四つ目に,保護者や地域の方々から多くの情報を収集すること。五つ目に,地域を挙げて学校や児童・生徒を見守る体制づくりを行うことの5点を考えております。次に,教育行政の2点目にお答えをいたします。「外国人の参政権」につきましては,国籍条項日本国憲法及び平成7年2月28日最高裁判決等により,一部の日本国籍取得者(帰化人)等を除いて,法律上認められておりません。議員御指摘の選挙権についても同様であります。その理由は,日本の将来や国家の重要事項については,日本国民が日本の歴史や文化・伝統を十分に踏まえ,責任を持って最終的な判断をする立場にあるからだと考えております。そのほかの自由権や平等権,社会権など,全ての国民に認められている基本的な人権は,外国人にも等しく保障されております。学習指導要領には,参政権について具体的な記述はありませんが,公民的分野の「日本国憲法の基本的な原則」について,「民主的な社会生活を営むためには,法に基づく政治が大切であることを理解させ,我が国の政治が日本国憲法に基づいて行われていることの意義について考えさせる」と明記されておりますので,憲法や学習指導要領にのっとった教育が適切に行われるべきと考えます。この内容について,市内の中学校の生徒は,補助教材としての資料集を使って,「我が国は日本国籍を持たない人に対して参政権を認めていないので,選挙で投票することはできません」と学習をしております。教育委員会としましては,公教育を推進する立場から,学校における教育活動は,これまで同様,日本国憲法教育基本法,学校教育法及び学習指導要領にのっとって,適切に行ってまいりたいと考えております。 ○8番(秋廣眞司君)  それでは,再質問をさせていただきます。まず,教育行政についての(2)から,中学「公民」教科書において,在日韓国・朝鮮人への差別の一例として,選挙権の制限を挙げているということでございますが,今説明いただきましたけれども,これは公民の教科書を持ってきているんですけれども,これは教育出版でよかったですかね,東京書籍ではなかったですね,教育出版のものですけれども,これを今年の3月以前に新しい教科書選定のときに選ばれたわけです。選ばれた教科書にそれが載っておりますので,私は3月一般質問をしたんですけれども,再質問をしているところでありますが,回答を受けましたように,選挙で投票する,参政権を認めていないという説明がありました。それで,この公民の47ページには何と書いてあるかといいますと,「定住外国人への差別」というところで,「日本に住む外国人には選挙権や被選挙権などに制限があります」と。これは差別の一例として掲げてあるわけで,これは完全に教科書が間違った教科書を選定されたわけです。ほかの教科書もあったわけですのに,これは間違った選定をされて,それについて補助教材でやっておられるということですが,これについては補助教材の資料集ということですけれども,平成7年2月28日の最高裁判例等は,具体的に生徒には読み聞かせはしておられないんですか。お伺いします。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  現在,中学校のほうで使っております公民の教科書の中の外国人への差別の例として,今,指摘がありましたことについて表記があるのはそのとおりでございますが,現在,学習指導要領によってする社会科の授業におきましては,議員御指摘の最高裁判決を踏まえての授業ということについては,これはもう変わりのないことでございますので,表記の中で,現在差別の一つの例として,世の中の中で動きがしているということを指摘し,それをまた子供たちと一緒に話し合う中で,確かに先ほど最初の中でも申し上げました,いろんな形で行われている差別のことについては,それを許さない心や正しく学ぶというとともに,そう言われている中において見ても,そうではない事例というのもあるんだということで,今の一般的に社会科の授業の中においてみれば,そう言われることはあるけれども,この選挙権等につきましては,きちっとした形で授業の中でそれを取り上げて,それは認められていないというのを授業するのが正しい授業であると思いますし,そういう形で授業が行われているものと思っております。 ○8番(秋廣眞司君)  今の答弁で納得するんですけれども,付け加えて,やはりその最高裁の判例が出ているわけですから,判例をきちっと読み聞かせていくのが正しい教育の方法ではないでしょうか。それを希望してこの質問は終わります。次に,教育行政の1点目ですが,それぞれ御説明を,答弁をいただきましたが,市長にお伺いします。市長は大津市のこの事件が発生して,教育委員会の対応が報道されて,ものすごい批判を浴びたわけですけれども,この事件について市長はどのようにお考えを持っておられるか,お伺いします。 ○市長(前田終止君)  テレビ・新聞等の報道で,幾度となく大津市の問題は見聞をさせていただきました。教育委員会の持っておられる姿勢と,市長の持っておられた姿勢と,ちょっと乖離があったかなと思いました。そして,もっと素直な対応をなさったらいいのになという気も,客観的に聞ける立場の距離から言いますと,そういうことも感じました。本当にあってはならないことだと思います。 ○8番(秋廣眞司君)  正に市長のおっしゃるとおりだと思います。一般社会との乖離がかいま見えた,教育委員会の記者への回答であったと思いますが,一回アンケートをした後,更にアンケートを繰り返したのはどういう心境なのか,ちょっと分からないんですけれども,そこらは分かっていましたら教育長,感想でいいですが,述べていただければ。2回目のアンケートをなぜ行ったのか。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  大津市で2回目のアンケートをした理由については,詳細に把握しているわけではございませんが,一般にアンケートをして,その中でいじめを心配したり,そういうような内容があったときに,再度それを詳しく把握するために,学校においては2回目,3回目というような形でアンケートをとったり,それから全員もしくは一部の子供たちと面談をしたりして,より正確に把握するためにアンケートを活用しようということでは,方法的にはそういう方法はあるかというふうに考えております。 ○8番(秋廣眞司君)  私は逆に,先生方の心理は分かりませんけど,教育委員会の心理も分かりませんけれども,逆に更にアンケートを繰り返したのは,いじめはなかったという,その情報を探したい心理が働いたのではないかと。教育委員会が,いい発表をしたいがために,そういう情報を探したのではないかというぐあいに捉えているんですけれども,この考え方は間違っていますか,どうですか。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  実際のところで,そういうふうにされたかどうかという,議員御指摘のように,そういうような見方も当然できるだろうなと思いますし,よく言われる,こういういじめに関してみれば,隠してしまうというような体質があるということについても認識しておりますので,そういう解釈はされることもあるかと思いますが,実際にやる場合に,現場においてみては,いじめということが,正しくあってはならないということによって,おし隠そうということよりも,できるだけ早くそのことを正確につかんで,厳しい状況にならないためにというのがもう大原則であるだろうと思いますので,今回の大津市の事例が具体的にどうだったかということは十分承知はしておりませんけれども,本市において行われた場合においてみても,そのような対応,アンケートを繰り返すことによって,なかったというようなことになるようなことは,絶対やってはならないというふうに考えております。 ○8番(秋廣眞司君)  あり得るというようなふうに私も捉えましたけれども,それではお伺いしますが,いじめの定義について,2007年に文科省が新たな規定を出しましたけど,その内容は御存じでしょうか。私が調べたところによりますと,文科省は新たな視点で提示したものは,いじめられる側を主語とする表現にするというようなことで,いじめられた側に視点を置いていくんだというぐあいに,2007年から変わってきておりますので,その後変わっておりませんか。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  その調査のときに変わってから,定義は変わらないで,そのままで毎年調査をしているところでございます。先ほど教育長が申し上げた数字も,その調査をもとにした結果でございます。 ○8番(秋廣眞司君)  捉え方がちょっと違うかもしれませんけれども,犯罪としてのいじめという視点は考えられないんでしょうかね。今回の大津市の事件では,犯罪としての視点から捉えるべきだったのかなという感じを受けておりますけれども,文科省はそういう表現は使って出してはきていませんけれども,そういう視点では物事は考えられないものですか,このいじめの自殺の関係についてですね。犯罪としてのいじめという捉え方についてはどうお考えですか。 ○教育長(田肥文君)  昨日もちょっと申し上げたんですけれども,学校の中で起こってしまえばいじめとして判断され,社会で起これば,これは犯罪として認められる。ただ学校だということでいじめというふうに軽く扱われますので,今,文科省のほうも警察との連携というのを,ものすごく今私どもにも指導していますし,国のほうでもその連携にいろいろ策を講じておられるようでありますので,そういう考え方は,今後また出てくるのではないかというふうに考えております。私どもも警察とはよく情報交換し,その他,いろんな面で今情報をお互いに交換しているところであります。 ○8番(秋廣眞司君)  今後そういう考えが出てくると思うんですけれども,いじめの認識の関係に入っていきますが,教育長はこの大津市のいじめがある前後,事前事後について認識はほとんど変わっていないような感じを受け取ったんですけれども,そういう感じで受け取って,認識してよろしいですか。 ○教育長(田肥文君)  大津市の事件が起きてから,私どもは先ほど答弁の中でも申し上げましたように,まだ子供たちが表明をしていない隠れたいじめがあるということと,そしてもう少し先生方の意識を上げないといけないということ。そして,しかもまず一番は,校長としての学校のトップとしての校長の意識を高める必要があるということで,この夏休みにいろんな面を取り組んだところであります。 ○8番(秋廣眞司君)  ちょっと聞き漏らしておりました。同僚議員の説明に対する回答もかぶっておりましたので,申し訳ありません。よく理解できました。先生が一人でいじめを請け負って解決することは絶対不可能なんですね。ですから,学校としては教委と一緒になって,自衛隊では即応部隊と言いますけれども,それに対する即応できる部隊を編成して,かねてから訓練をしていくというのが一番大事なこれからの取り組みだと思うんですけれども,いじめが学校でないという報告があるのはおかしいのではないかという認識を私は持っているんですけれども,いじめというのは,例えば昔の郷中教育の中でもありましたように,「負けるな,うそを言うな,弱い者をいじめるな」ということわざがありますように,この教訓がありますように,いじめは昔からずっとあったんです。集落の中でも,あるいは学校の中でもあったんですね。ですから,こういう郷中教育で教えられていたわけなんですが,いじめが学校でないと,ない学校はいい学校なんだという認識が,教育委員会のほうにはずっとあったような気がするんです。ですから,ちょっとでも隠して報告して,いじめはないですよというような報告が多くなっていったような気がするんですが,そこらの私の考えについて,どうお考えですか。 ○教育長(田肥文君)  いじめにつきましては,私も小さい頃からありました。そういう認識は十分持っておりましたが,国がこうして全国でいろんな自殺の例が出るようになりまして,しかも今,昔はもうラジオぐらいしかなかった時代,それがテレビが入り,そして今インターネット,その他,いろんな部門で情報が氾濫をしてき出しますと,もう即子供たちに伝わってまいります。正に自分の学校でいじめはないという認識の学校は,今のところ全くないというふうに思います。昔はその辺が曖昧だった時代があったのかもしれませんが,このいじめ問題が国で取り上げられるようになってから,私はすごい大きな変化が教育界に来たというふうに思ったのを,もうかなり前ですけど,もうそういう感覚を持ちました。本当に国がやっと動き出したんだなという思いでありました。 ○8番(秋廣眞司君)  学校の先生方が,予防対応というものをきちっと自分の担任の先生が,特に教室で生徒を見ながら,机をちょっと離してこの子たちはいるなとか,そのような小さなことをチェックしながら,担任が予防的な措置を講じていくのが一番ですけれども,図らずしもやはり起こる場合があるんですね,見逃して。これは市のほうにお伺いをいたしますけれども,大津市ではそのいじめの自殺があった後,第三者の調査委員会というものを設置いたしましたけれども,市のほうではその設置要領とかはありませんか。あるいは設置されているんですか。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  第三者委員会の設置につきましては,国のほうから先日出されました報告の中で,来年度に向けて検討されていくということでしたので,本市においてみても,その準備が必要だということには痛切に感じておりますので,前向きにそれを検討してまいりたいと思っております。 ○8番(秋廣眞司君)  これは今後の対応になりますけれども,来た場合の対策として,やはり第三者委員会,しかも外部からの人たちを入れて,きちっとした委員会を立ち上げていただきたい。要望しておきます。先ほども言いましたけれども,緊急対応チームというのを教育委員会の中につくったらどうですか。教育委員長がトップでなくてもいいですよ,課長あたりをトップにして,学校長とその担任の先生あたりで,がちっとすぐ取り組んでいじめに対応するというチームをつくって対応されれば,これが即戦力になると思うんですが,いかがですか。 ○学校教育課長(山口幸彦君)  名前を付けて何とかチームというような形ではしておりませんけれども,現在いじめが学校からの報告等であった場合,または昨今は学校からの報告ではなくても,本人や,または保護者の方々から情報等を頂くこともありますので,その場合には私,それから指導官,それから担当指導主事,それからこちらの支援センターも持っておりますので,関係の職員を招集して,その事例のまず実態把握をした上で,学校の対応の在り方や今後の対応等について緊急に対応するような体制はとっているところですので,それについてチームというような形ですることについては,もう現在やっていることを形にすることを早急に行いたいというふうに考えております。 ○8番(秋廣眞司君)  ひとつよろしくお願いをいたします。それで,教育委員会の報告の中にもいじめがなかったという報告をしたいという気持ちは重々にあると思うんですけれども,いじめというのはいろんな原因が重なって,自殺につながっていくケースが多いわけですから,いじめもその自殺の言えば主因であるというような捉え方もしていかれたほうがいいのかなと。ただ単なる悪ふざけではなくて,そして先ほども言いましたように,お金を持って来いというのは,これは強要罪ですから,警察にすぐ連絡を取る,そして集団で暴行するのは暴行罪ですから,これもですね。窃盗罪も入ってきますし,いろんなやらせは窃盗罪あたりに入っていきますから,ひとつ警察と連絡を密にとって,傷害を起こして刑法に触れる人はもう警察に任せると。そうでないと,学校のことは学校内で全部片付けるんだとしたら,これは先生たちにとって大変な負担ですから,これは先生たちのストレスの原因にもなりますから,ひとつけじめをつけて対応をしていただくように希望をしておきます。以上で教育委員会のほうの質問は終わります。あと,続けまして,市長の海外出張についてでありますが,再質問をいたしますけれども,市長の海外出張に対する考え方・コンセプト,それをお伺いしたいんですが。 ○市長(前田終止君)  1市6町,7自治体で新市霧島市が誕生しました。七つの夢や希望,期待をもって,この分野においてもそれぞれを引き継ぎました。私自身,政治の世界に足を踏み入れて,そして秘書の時代もあれば県議の時代もあれば,本当に一瞬でしたけれども町長,そして首長,市長ということですが,この間,本当に国際化への対応というのはどんどん時代が変わってきて,実に大事なことだということを学び続けてきました。そういう意味で,新しい市ができて,世界に誇る,日本を代表するようなインターナショナルパーク(国立公園)がありますよと。そして,また国際空港も所在する都市ですよと。そして,何よりもアジアに向かって私たちの地域は国際的な企業もたくさんあって,そういうところで日常的に生活もしておりますよと。そして,外来も外から入ってくる玄関口ですよと。そういう中で,市民の方々が暮らしていらっしゃる。そして,願わくば,一人でも多くの将来,国際的に飛躍する人材もこの国としても私たちのふるさとからも,様々な形で活躍をする者たちが,自分たちのまた国際的な企業の中にも入っていく者たちが出てきてほしいという期待等もあります。ですから,私の言わば市長としての海外出張に対する思いというものは大変深いものがありまして,その出張の多くは,子供たちが毎年やっているそれに合わせて行く。そしてまた,国際交流協会とか,あるいは経済界とか,市民の人でも,どうぞというときには募集を公募しまして,一緒になってこのグローバル化の時代を乗り切っていく,そういう気持ちを込めて,毎年々の企画をお願いしているところでございます。 ○8番(秋廣眞司君)  市長の思いはよく分かります。私がこの質問をしたのは,実は市民の方から,何人かの方から言われまして質問をしているところなんですが,「市長はしょっちゅう海外出張をしているみたいだ」,「何のために行くのか」,「トップセールスの成果はどんなのがあるのか」というようなことで,「財政難なのに行く必要はないのではないか」というようなことをおっしゃるんです。私は,これは前の旧1市6町から引き継いで,きちっとした交流の過去の経緯があるから,一概に否定はできないけれども,整理整頓をすることはできるのではないでしょうかねということで,一般質問をしているわけです。それで,もう一点お伺いしますが,具体的にまず第一に,市長,ゲーリー・山内氏ですね,アメリカのアルハンブラ市ですね。この方は旧国分市出身がお爺さんということの理解ですね。ゲーリー・山内氏,この方は現職ですか,まだ市長でおられるんですか。 ○市長(前田終止君)  ゲーリー・山内氏はアルハンブラ市の現職市長でございます。3期目です。 ○8番(秋廣眞司君)  それから,もう一点ですね。尖閣の関係ですけれども,中国に行かれて「学びあう機会をつくることは大きな意義があり,そのことは,現地の方々も同様の考えであると感じた」ということでありますけれども,尖閣の話等は出なかったものですか,その場では。 ○市長(前田終止君)  訪問中に尖閣諸島の問題が出たかということですか。 ○8番(秋廣眞司君)  向こうに行かれて,その話し合い,協議の中で尖閣の領有権の問題とか,そういうことは話題にならなかったかという質問です。 ○市長(前田終止君)  話題に私のほうからしました。お互いの国には歴史的な問題が存在するけれども,私たち地方自治体を預かるもの,あるいはまた学校教育とか預かるもの,そういうものはお互いにもっと交流をきちんとやはり歴史をつくっていこうじゃないかと。そして,むしろお互いの国に対して言えること,そういうことを地域の声として歴史を重ねていって,友好の実を地方自治体が,あるいは企業,組織団体が,あるいは青少年が,今後そういうものをやはり重ねていくことによって,新しい時代をつくるということだと。国と国はお互いに主張があれば,これはお互い主張し合って聴かざるを得ないだろうと。そして,やがて時間が,時が解決していく時期も来るだろうというような意味のことを申し上げました。 ○8番(秋廣眞司君)  おっしゃったのはいいんですけど,ちょっと的が外れているんですね。日本の国の領土ですから,そこを言われたんですか。 ○市長(前田終止君)  日本の国の領土である,この認識は私たちのほうにはありますけれども,お互いそれは主張を国同士しなければならない点があるんだろうと。それはお互い聴きましょうということです。 ○8番(秋廣眞司君)  願わくば,そういうきちんとした主張をして,けんかになればけんかでいいじゃないですか。そういう主張をしていただきたかったと思っておりますけれども。ペーヨン初等学校との交流ということで,教育委員会ですかね。これはどういういきさつで始まった交流なのか,交流の具体的状況についてお示しを願いたいと思います。 ○教育長(田肥文君)  この交流は,1991年8月に国際空港のあるまち同士の交流ということで,これは最初,駐福岡大韓民国総領事館親善使節団の一行を,この「みぞべ西郷どん交流館」が受け入れをしております。その際,子供同士の日韓交流の話が持ち上がりまして,同じ国際空港のあるまち同士の交流としまして,陵南小学校が特色ある学校教育の一環として位置付けて,翌年ですね,1992年(平成4年)に学校PTAが主体的に大韓民国釜山市の訪問をして,1991年(平成3年)8月のこのペーヨン小学校との最初の絵画等の作品の交流が始まりであります。それから,今回がちょうど20回目ということでありまして,第1回目は1992年ですね,児童4名と引率者9名で訪問をしております。これは私のことですが,私の妹も第1回目に行っておりまして,20回目私が行ったということで話をしますと,向こうからは「おお」という感じが出てました。短い出会いですけれども,すごい長い縁だということを,そのときにも向こうの校長先生もおっしゃいましたし,私のほうからもその縁の深さをお話ししたところであります。 ○8番(秋廣眞司君)  ぜひこれは続けていっていただきたい。長い歴史がありますので,続けていっていただきたいと思いますけれども,市長が同行する必要はないのではないですか。どうですか。毎回毎回。 ○市長(前田終止君)  ペーヨン小学校には,私も20年前の原点から知っておりますし,そして市長になってから1回もう既におじゃました歴史がありますので,今回の節目訪問は教育長に行っていただきました。その代わり,20年前,私が旧隼人町につないであげました中国のほうは,私が行かせていただきました。 ○8番(秋廣眞司君)  一番最初の答弁の中で,ちょっと気になることがあったんですが,22年の3件の関係の釜山の10周年記念交流会ということで観光協会の姉妹盟約と,県の観光連盟の主催ということで,経費はないと,発生しておりませんということですが,この観光連盟には連盟費として払っているはずですが,それは幾らぐらいですか。 ○市長(前田終止君)  鹿児島県観光連盟があることは御承知のとおりだと思いますが,県の観光連盟会長は,県議会,時の議長と定まっております。そして,霧島市の市長,鹿児島市の市長,そして指宿市長,自動的に副会長になるような歴史ができております。そして,このときの派遣につきましては,県の観光連盟でもって企画をされた流れがございまして,その県観光連盟副会長という立場から動いたということでございます。 ○8番(秋廣眞司君)  ちょっと質問に対して答えておられないんですけれども,観光連盟費を払っておられるんでしょう。幾らですかということなんですけど。 ○商工観光部長(萬コ茂樹君)  今,ちょっと資料を持ち合わせておりませんので,調べて後ほど御報告させていただきたいというふうに思います。 ○8番(秋廣眞司君)  市長は平成22年度から23年度にかけて,韓国に3回行っておられます,2年間のうちに。ですから,1任期で1回といえば,これはもう原則が崩れていますね。2年間に3回ですから。どうしてこの韓国の,しかも同じところに行かれたのか。そこらをちょっと疑問に思うものですから,お伺いします。よろしいですか。韓国の釜山広域市に22年度の7月15日から2日間,これは県の観光連盟の主催ですね。その年の8月18日から3日間,これは小学校のほうに行かれましたね。それから,23年度の8月17日から3日間,同じ所に行っておられるんですが。ほかの所は間を置いて行っておられるのに,立て続けに行かれた,何かうまい話でもあったんですか。 ○市長(前田終止君)  平成22年7月15日の釜山訪問,これは先ほど申し上げました県の観光連盟の関係で行きましたよと。そして,ペーヨン小学校交流は定期的な訪問で8月18日ですね,4年に一遍の計画をした。そして,1年後がペーヨン小学校で20年目というところで,たしか1年後,もう一回来るよという約束をして,ここは異例の形で2回,2年連続の訪問になったと思います。 ○8番(秋廣眞司君)  次の質問ですけれども,平成18年度と21年度には,一回も海外出張しておられませんね。その理由は何でしょうか。 ○市長(前田終止君)  別に意識的にそうなったのではないんですが,流れとしてそういう計画が作りきれなかったということだと思っております。
    ○8番(秋廣眞司君)  18年度は17年度に合併して,新市霧島市で忙しかったから行けなかったんだと思うんですよ。21年度は選挙の年なんです。選挙の年に行ったら市民からまた総批判を食いますがね,だから行かなかったんだと思いますけど,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  私の基本方針は,なるべく4年間の間に,1回ずつは今までの旧自治体の流れから,交流のある所を努力をして訪問をするようにしますよと。それを念頭に置きながら,計画的になるべく行くようにしておりますが,時の流れによって忙しい時期は無理をしないようにしております。そして,特に議員も選挙をされる方ですからお分かりだと思うんですが,選挙の前にはもういろんなスケジュールが混んでまいります。そういうことを考えますと,なるべく窮屈な日程を,あるいはまた混乱する日程を避けたいという普通の心理が働きますから,そうなったのだと思います。 ○8番(秋廣眞司君)  私が答弁を変えて申し上げたとおりじゃないですか。最初からそれをおっしゃればいいんですよね。観光の関係で,商工観光部にお伺いしますが,費用対効果という関係で,どのような具体的成果があったのか。先ほどゴルフのツアーは聞きましたけれども,そのほかはどんなことがありましたか。 ○観光課長(藤山光隆君)  具体的な効果ということでは,先ほど市長の答弁にもありましたように,早速台湾の旅行エージェントの方々が,台湾のゴルフクラブの代表の方々,御夫婦のところもあったんですけれども,本市においでいただきまして,全て霧島に連泊をしてPRをしたというようなことが,直近の実績でございますけれども,先ほど議員のほうからありましたように,市長,それからこの同行の中には私も釜山のほうには行かせていただきましたけれども,その成果というのは確実に出ていると思います。それは何かといいますと,先般,先週の末から今週の頭にかけまして,観光課の職員が県の連盟,それから県の観光課を含めまして釜山のPRに出向きました際に,やはり私やら,それから市長,それから県の関係者等も何回かソウルであったり釜山であったり,観光PRに出ているんですけれども,そのときにやはり市長のトップセールスということで,市長のパフォーマンスも印象に残ったのかもしれませんけれども,全ての旅行エージェントの代表の方々が,「ああ,鹿児島県の霧島市」と。「こういう所ですね」というようなことで声を掛けてきてくださったと。それを担当の職員はものすごく感動したと。やはり市長自らトップセールスに行くことの重要性とか意義とか,そういうものがありましたというようなことも聞いておりますので,そういう部分では,市長がトップセールスに行かれるということの意義というものは大きいのかなというふうに考えております。それと,先ほど議員のほうから御質問いただきました,県の観光連盟への負担金でございますけれども,24年度,本市からは75万5,000円を負担金として納めております。 ○8番(秋廣眞司君)  負担金の関係ですけれども,75万円支払っていると。その中から旅費が出ているわけですから,やはり持ち出しはなかったということは,今回はなかったんでしょうけど,その中から出ているわけですから,やはり税金を使っていることに変わりないわけですから,そこらは認識をちゃんとし直していただきたいと思います。それから,姉妹都市などとの交流事業ということで,瀏陽市に花火の関係で前回も行かれて高い花火を買わされたような印象を受けたんですけれども,今回も花火の話はしてこられたんですか。中国花火を使われる予定ですかね。 ○市長(前田終止君)  旧国分市の時代に,この瀏陽市,世界一の花火都市でございますが,交流が始まりました。ここだけやめるというわけにいかないでしょう。だから,当然足を運ばせていただきました。そして,瀏陽市の新市長をはじめ,関係者とお会いをさせていただきました。そして,今度行われる中国花火を含む霧島市の花火の話もさせていただきました。そして,そのポスターも持って行って,中国花火,半分は打ち上げるよというような,それをポスターごと差し上げて,話題にもしたところでもございます。前の訪問のときに,3年前ですかね,4年前ですかね,行ったときに,どんと1,000万円分ぐらいの花火を寄贈して,それを受け取るのに大変苦労があって,皆さん方にも本当にいろいろと心配をいただきました。でも,結果としては,すばらしい花火大会に結果なったのではないかなと。いろいろお考えの批判はあるのかもしれませんが,私としてはこういう交流についても,しっかり今後も流れをつくっていきたいと。そして,どうなるかよく分からない点もありますけれども,向こうの方々も,ぜひ向こう1年間ぐらいの間には,訪問の計画もこちらのほうに作ってみたいというお話もいただいて帰ってきたところでございます。 ○8番(秋廣眞司君)  花火の世界一は技術的には日本なんです。認識を間違えられてはいけませんよ。あそこは大量に作っているだけなんです。大産地だけなんです。技術は日本が一番なんです。これはもう世界で認められているわけですから,そこらの認識を間違えて,「中国花火中国花火」と言ったって,しょうがないことでしょう。日本が一番なんですから,日本の物をずっと使えばいいじゃないですか。そこ苦言を呈しておきます。あともう一点ですね,時間もなくなりましたけど,アメリカに今度行かれる,11月ですけれども,この経費は300万円ぐらいとお伺いしておりますけれども,間違いないでしょうか。 ○企画政策課長(山口昌樹君)  今年の11月にアメリカに行く予定になっております経費につきましては,議員が今申し上げられましたとおり,300万円程度の予算を確保いたしております。 ○8番(秋廣眞司君)  市民にとりましては,大変な税の負担だという捉え方をしているんです。市長,これを取りやめる気はありませんか。 ○市長(前田終止君)  今のところ取りやめるという気持ちはございません。と申しますのも,先方に対して,それだけのもう既に連絡を取って体制をつくっているところでもございますので。 ○8番(秋廣眞司君)  それは信義に反しますけども,反故にしていただいて,取りやめられたほうが私は賢明だと思いますので,苦言を呈しておきます。もう一点ですが,先ほど市民の声として紹介しましたけれども,「市長はしょっちゅう海外へ出張しているみたいだ」,「何のために行っているのか」と。その後の続きがあったんです。市長が24年7月3日から4日間台湾に行かれましたですね。その関係で,ちょっと資料のナンバー1を出していただけますか。消防士の不祥事が新聞に出たのが7月2日なんです。これについて市民の方はやはり,「不祥事を知っていて,なぜ取りやめなかったんだ」,「非常識だ」という声を聞いたものですから質問しているところですが,7月2日のこの南日本新聞を市長は見られましたか。 ○市長(前田終止君)  当然7月2日はおりますので,見ております。 ○8番(秋廣眞司君)  見て大事になるとはお思いになりませんでしたか。 ○市長(前田終止君)  その時々にきちんと対応をしておりますから,それはもう御理解いただきたいと思います。 ○8番(秋廣眞司君)  ナンバー2を見せてください。その後,7月11日に市長が帰ってこられてから会見されたんですよ。その中に「職員の軽率な行動だ」と言っておられるんですね。市長のほうこそ軽率な行動ではないんですか,これ。2日の日に新聞を見て,あるいは警察問題になるのかもしれないというようなことで,それでも台湾に3日の日に行かれているというのは,市長のほうこそ軽率な行動ではないですか。 ○市長(前田終止君)  このまず台湾の訪問につきましては,県下の4地区の代表する観光協議会というのがございまして,何年もそういう活動をしてきております。その4地区の首長がそろって行くところに意味があるというところで,4人の首長,協議をして,台湾線の更なる出入り運行化を目指す努力の,前もってからの流れがございました。そして,この消防につきましては,議員仰せのような指摘はあるかもしれませんが,私としてはその時々,出た話題がそのときあった瞬間瞬間に関係者と協議し向かい合い,そしてまた二人の副市長もおりますし,消防局長もおりますし,そして私が今,その瞬間なすべきことは,きちんとした上で指示を出して,そしてほかの行事に移っていくというのが常でございます。ですから,そういう意味では,ちゃんとなすべきはなして,その上での行動だと御理解いただきたいと思います。 ○8番(秋廣眞司君)  私はどうも納得がいかないんです。副市長は「行かれないほうがいいのではないですか」という諫言はされなかったんですか,市長に対して。 ○副市長(南田吉文君)  市長からも相談を受けました。市長も今,御答弁されましたけれども,いろいろ苦悩されておりました。ただ,諸準備が整っている段階であって,「後は頼む」ということで出発されました。 ○8番(秋廣眞司君)  後の対応をしっかり副市長に指示されて行かれたということで,当然台湾に行かれてからも電話連絡等で密に連絡を取られたんでしょう。それはそれで理解をしますけれども,市民感情としては,このような不祥事のさなかに,明日行く,今朝の新聞で見て,明日行くというのはどんなものかという感情がありますので,ぜひこれも頭の中に入れて,反省するところは反省していただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。 ○議長(仮屋国治君)  以上で秋廣議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。                「休憩  午後 3時20分」                ──────────────                「再開  午後 3時35分」 ○議長(仮屋国治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,31番,時任英寛議員から3件通告がされております。したがって,発言を許可します。 ○31番(時任英寛君)  ただいま議長より発言の許可をいただきましたので,通告に従い順次質問をいたします。一般質問の最後の登壇者となりました。昔より,「終わりよければ全てよし」でございますので,どうか私の答弁は明確に,そしてはっきりと,そして前向きにお願いをいたしたいと思います。それをもって今回の一般質問全てが丸く収まるということを御認識いただきたいと思います。さて,多くの重要法案を先送りにして通常国会が閉幕をいたしました。今後,国民生活に多大な影響が及ぶことは必至であります。そのような中で,マスコミ等の関心事は,専ら民主党,自民党の党首選の行方であります。しかしながら,政党の代表が誰になるのか,党の役員人事がどうなるのか,確かに日本のかじ取りを担う人を選任することは重要な事案であることは認識いたしますが,国民の皆様は国民生活を守る政治,将来に不安を抱かない社会保障の構築と国民目線,生活者のための政策実現が最大の関心事であることを国会議員の皆様,マスコミの方々,強く認識すべきと申し上げ,質問に入ります。第1点,財政運営についてお伺いいたします。政府は特例公債法の未成立を理由に,地方交付税の交付延期を表明しました。その後,9月の交付分については,とりあえず財政力の弱い市町村分は,確保・交付するとのことでありますが,今後11月の交付分も遅延する見込みが考えられますが,本市の影響を問うものであります。さらには一般会計から繰り出し等,繰入金を要するほかの特別会計,公営企業会計の影響について重ねて問うものであります。第2点,公契約制度についてお伺いいたします。先に本議会または同僚議員から同様の質問がなされました。先の質問においては,工事請負等工事契約に特化した内容でありました。公契約と言うぐらいですので,霧島市が結ぶ全ての契約,工事請負をはじめ,物品購入,業務委託等々,多大な政策項目の検討が必要であり,また公的機関が民間企業の経営状況まで介入することが,市場経済への悪影響を及ぼすこととならないかなど,課題もあることから,当該制度導入に至る自治体の増加が見られない現状となっております。今回,当該制度の再質問に至りましたのは,御案内のとおり,消費税法の一部改正,消費税の税率引き上げの法律が成立いたしました。引上税率及び実施目標年次が提示はされておりますが,様々な引上条件が整い,時の内閣が判断するとなっております。公明党は,今回の消費税法の一部改正の3党合意に臨むに当たり,「社会保障の全体像,改革内容及び財源裏付け等を明らかにする景気回復策を先んじて講じる」,「税制全般の抜本見直し,引き上げ分の消費税は全て社会保障費に充当する」,「徹底した行財政改革,議会改革を行い,無駄の削減を進める」。そして,「消費税の逆進性について,低所得者層への対応策の軽減税率」を条件としております。また,中小企業対策も重要な課題となっております。前回引上分については,元請企業が下請企業へ増税分の消費税を転嫁している事案が散見されたとの公明党の全国調査で明らかになりました。我が党といたしましては,このことを重視し,下請企業等への引上転嫁を防止する対策を確立することも重ねて主張しております。下請企業へ増税が転嫁されますと,企業は別途経費を圧縮し,転嫁分を捻出せざるを得ない,勢い人件費への抑制へとつながる懸念がありますし,そのような声も党本部へ寄せられております。そこで,労働者の生活を守る,市民生活を守るとの観点から,給与保障を含め,公的機関の責務・契約,企業の責務を明確化する公契約制度の導入は必要と認識しますが,前回の質問時からの検討・協議の進捗状況を問うものであります。第3点,公営住宅法改正についてお伺いいたします。昨年,地域の自主性及び自主性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律,いわゆる第1次一括法により,公営住宅法の一部が改正され,本市においても本年3月に霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正が行われました。今定例会にも当該条例の一部改正が上程されておりますが,今回の改正は公営住宅法の一部改正に関わるものではないようであります。本格実施を明年4月1日に控え,法改正に伴う条例改正を早急に行うべきと考えます。3月改正分以外,残りの改正分について,従来の条例と比較し,どのような点が改正されるのか,問うものであります。以上で壇上からの質問を終わり,答弁のいかんによっては再質問を議長にお願いいたします。 ○市長(前田終止君)  時任議員から3問につきましての御質問でございました。1問目につきましては私のほうから,そのほかにつきましては関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。財政運営についての1点目と2点目につきましては,関連がございますので一括してお答えさせていただきます。本市では,一般会計及び特別会計の資金を一括して管理しており,特別会計等で税等の納期限未到来に伴う歳入不足等が生じ,支払準備金が不足する場合などは,一般会計からの繰替運用により対応をしているところでございます。また,例年,補助事業等の財源である国・県の支出金等は,事業完了後の交付となることなどから,年度末の資金需要が逼迫する時期は,市の貯金であります基金から繰り替えて対応をしているところでございます。本年8月末日現在の資金収支の現状は,昨年同期と比較いたしまして,特別会計への繰替運用で2億1,300万円の増となっている一方,支払準備金は約12億6,000万円減少しており,大変厳しい状況でございます。今般,地方公共団体の財政運営に配慮され,市町村に対する9月分の地方交付税の遅配は回避されましたものの,今後,地方交付税の遅配などの状況に至った場合は,例年より早い時期から基金からの繰替運用や金融機関からの一時借入の手法により,支払いの遅延を防止し,地域経済に影響を与えないよう配慮していく必要があると考えているところでございます。なお,国では地方交付税の予算執行抑制のほか,補助事業等の事業採択の決定留保及び決定済みの補助事業についての執行留保などが実施される見込みでありますことから,資金繰りのほか,本年度計画しております事業に着手できなくなることなどにより,甚大な影響が予想されるところでございます。このようなことから,去る9月3日には,県などの関係先と綿密な連携と情報収集を行い,状況を見極め,補助金等の確保に万全を期すとともに,くれぐれも一般財源の振り替えによる事業実施などによる財政状況の悪化を招くことがないよう,財政担当から全職員に対して通知させたところでございます。いずれにいたしましても,今後の動向を注視するとともに,地域経済への影響に配慮しながら,合併以降取り組んでまいりました財政健全化の成果である基金を活用するほか,あらゆる知恵をしぼって財政の健全性を確保しながら,この難局を乗り切ってまいりたいと考えているところでございます。 ○総務部長(山口 剛君)  2問目にお答えいたします。公契約とは,当事者の少なくとも一方が,国や地方公共団体などの公の期間である公共工事や業務委託などの契約を言います。近年,バブル経済崩壊後の長期不況を受けた公共工事削減や業務の民間委託進展などを背景に,これらに従事する労働者の賃金低下が問題となり,公契約の条項に,当該公契約による事業で働く労働者の賃金等の労働条件の最低基準を定める「労働条項」を盛り込むことによって,適正な労働条件を確保しようとする動きが見られるようになり,千葉県野田市や川崎市などで公契約条例が制定されてきているところであります。しかしながら,国においては,ILO(国際労働機関)第94号条約「公契約における労働条項に関する条約」を日本が批准していないことが度々問題として取り上げられ,そのたびに政府は,批准の前提となる国内法令の整備が困難であるとして,公契約法の制定や条約の批准に至っていないところでございます。全国市長会議においても,これまで継続的に「公共事業の充実に関する提言」の中で,「公契約において,適正な労働条件が確保されるよう,公契約法に関する基本的方針等を策定すること」が決定され,国会議員及び関係府省等に要請が行われております。このようなことから,これまでも申し上げてまいりましたが,労働者の賃金等労働条件の基準となるものにつきましては,自治体レベルではなく,国全体の問題として具体的な在り方が検討されるべきであると考えており,国や他の自治体の動向をよく注視し,先進自治体の実施状況や課題等検証を含め,引き続き調査研究をしてまいりたいと考えております。 ○建設部長(篠原明博君)  公営住宅法改正についてお答えをいたします。第1次地域主権一括法により,公営住宅法では,次の3点について改正が行われ,平成24年4月1日から施行となりました。1点目は,整備基準の条例委任で,公営住宅及び共同施設の整備基準は,国土交通省令で定める基準を参酌して,各事業主体が独自に条例で定めること。2点目は,同居親族要件の廃止で,入居資格のうち同居親族要件については,平成24年4月1日をもって廃止とし,各事業主体が新たな入居資格を定めること。3点目は,入居収入基準の条例委任で,入居資格のうち収入基準については,各事業主体が国の定める上限額内で独自に条例に定めることとなっております。この中で,同居親族要件については,本年の3月議会で市営住宅の設置及び管理に関する条例の改正を行っております。残りの整備基準と収入基準については,1年間の経過措置により,平成25年3月31日が条例の施行期日となっておりますが,新しい収入基準に基づいた平成25年度家賃を来年2月までには決定する必要があることから,本年12月議会で条例改正の提案を予定しております。現在,整備基準につきましては,国が定めた基準を参酌しつつ,また他の自治体の動向を参考にしながら,当市の入居状況や施設の現状などの分析を行っており,条例にどのように盛り込むか協議を行っております。また,収入基準につきましては,現入居者や新規募集への影響,そして特定公共賃貸住宅や民間の賃貸住宅等への影響など予想されることから,様々な検討を重ね,方針を決定したいと思います。 ○31番(時任英寛君)  それぞれに答弁をいただきました。まずは財政運営から入りたいと思います。11月分の遅延というものが懸念されるとの答弁がなされました。これにつきましては,当然特例公債法ですね,これが成立しなければ,この地方交付税,残りの分の交付というのは考えられないと思うんですが,現状において今特例公債法ですね,これの成立の目途が立ってない状況下にあっては,年度末までにこの地方交付税,あとはまた特別地方交付税分ですね,これが入る可能性というのは非常に薄いと,このように懸念をいたしておりますが,総務部長,どのような見解でいらっしゃいますか。 ○総務部長(山口 剛君)  全くおっしゃるとおりで先が見えない状況で,11月までは一定の方向が示されましたけれども,その後が全く見えない状況でございますので,大変懸念いたしているところでございます。 ○31番(時任英寛君)  まさしく政府の怠慢で,この国民生活に多大な影響,影を落としてしまったわけです。本来予算編成時にこの財源不足というのは,当然考慮すべきことであって,特例公債法が期限が切れるというのも,当然考えられたことですけれども,唐突に消費税の議論が入りまして,結局成立させなければならない重要法案を先に送ってしまった結果,このような状況になったわけでございます。政府は,先ほど答弁がありましたように,事業等の執行抑制をかけてくるということで閣議決定をいたしました。ところが,政府が国の事業の執行抑制をかけるということは,これは勢い地方においても事業の執行抑制をかけざるを得ないという状況になってまいるわけですけれども,これについての認識はいかがですか,総務部長。 ○総務部長(山口 剛君)  当然市が行う事業などは,国の補助があるものとか,県の補助があるものとかがございます。そういったもので国・県が資金不足に仮に陥ったとしたときは,それを予定していた市の事業も遅れていく可能性があるのではないかというふうに考えております。 ○31番(時任英寛君)  今回,地方交付税のことが非常にクローズアップされておりますけれども,結局県に交付される,県分の地方交付税,これがやはり遅延していくと。そして,国が今,総務部長も申されたように,事業の執行抑制をかけていくということで,地方交付税だけではなく,国・県支出金,ここが大幅に減ってくるという非常に懸念があるわけでして,そうなりますと市の経営,財政運営というのは非常に厳しい状況になろうと,このように考えるわけでございます。当然のごとく事業の執行抑制を市がかけていかなければならない。となりますと,先ほど答弁にありましたように,今年度事業を見送らざるを得ない,そのような状況が発生する可能性があるわけでございまして,ただそうなりますと,繰越明許という考え方になりますが,繰越明許の場合はその事業と財源を翌年度へ送らないといけませんけれども,その財源が明らかにされない状況であれば,事業の中止というのも考えられると思いますが,この私の見解についてはいかがでしょうか。 ○総務部長(山口 剛君)  やはり事業は国・県からのいろんなもの,当てにしているというか,それをもとに考えておりますので,例えば仮にそれが,市の一般財源で繰り替えるようなことがあってはならないというふうに考えておりますので,それが保障されない限り,事業にかなりの大きな影響が出てくるものというふうに考えております。 ○31番(時任英寛君)  市長,この件につきましては,市当局の責任を追及するつもりもございませんし,いよいよよく言われます執行当局と議会は車の両輪であると言われるわけですけれども,この厳しい状況下において,しっかりと市当局と議会と連携をとりながら,難局を乗り切っていかなければならないと私は決意をいたしております。市長,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  正に御指摘のとおりだと思います。県及び関係機関とも連携を密にしながら,財政事情等極端なことにならないように,最大限の努力を皆様方とも力を合わせながら乗り切ってまいりたいと,こう覚悟しています。 ○31番(時任英寛君)  したがいまして,今回私を含めて21人の議員が一般質問に立ったわけでございます。やはり予算の必要な,財源の必要な提案も多々あったわけですけれども,やはり今回のこの状況を見ますと,お互いに自粛する部分は自粛し,しかしながら義務的経費,人件費を含め扶助費ですよね,そういうものは払っていかなければなりませんので,しっかりとそのあたりの財源の確保には努めるということを執行当局考えていただきたいと思います。それで,ちょっと余談ですけど,先ほど秋廣議員が海外視察のことをおっしゃいました。先方があるからということでございましたが,この11月の地方交付税,または国・県支出金の交付状況を見れば,そのときはやはり,市長,それなりの御決断をしていただきたいと思いますが,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  そのときはもう当然謙虚にきちんと見つめながら,賢明な判断をさせていただきたいと思います。 ○31番(時任英寛君)  いずれにいたしましても,本当に国がこういう,もう国がというよりも,民主党内の混乱において,引き起こったこの今回の財政危機でございます。しっかりと地方から,当然地方6団体,それぞれの長の皆さんが国へ対して苦言を呈し,注文を付けているところですが,本当にあってはいけないことが発生したということは,この地方6団体がしっかりと国に継続的にものを申していくべきだと,このように認識をいたしております。特に,財政力の弱いこの地方自治体,交付税の不交付団体ならいいですけれども,ほとんど90%,95%を超える地方自治体が,やはりこの地方交付税というものを各自治体の財政の根幹に据えているわけでございます。これがなくなるということは非常に厳しい状況に陥っていくということですので,しっかりと,やはり危機感を持って対応していただきたいと思いますし,また市民の皆様方が,地方交付税は当然御存じないです。この間,私の近所の方が,「英寛ちゃん,国も大変だなあ」と,「大臣が何か言ってたけど,地方何とかというのが入らないんだってね」と言ったので,「おじさん,国が大変なのではなくて,霧島市が大変だ」と。だから,皆さんになじみがないものですから,国のこととして考えていらっしゃるわけです。だから,市民の皆様方にも,結局私,今日はこの場をお借りいたしまして,皆様方にお知らせをしようということでこの質問をさせていただいたところでございます。本当に先の見えない財政運営になろうかと思いますが,執行当局の努力のかいがありまして,経営健全化の施策が順調に進んでおりまして,それなりの基金もためていたということが幸いをいたしていると思いますが,今後やはり厳しい状況が続くということで,特に事業部の方々におきましては,しっかりといろんな事業を導入するのであっても,市民の皆様方とその現状をよく協議していただきまして,導入に踏み切っていただきたいと,このように求めておきます。次に,公契約制度でございます。先ほど答弁いただきました。確かに全国の自治体においては,なかなか踏み込めない部分がございます。これはILOの先ほど答弁がございましたように,第94号条約ですね,これを批准していないというのが大きな要因になっていると思います。一つは国が民間の市場経済というのに公的機関が介入していいんだろうかという一つの懸念があるということも大きな要因ではなかろうかと考えておりますが,やはり先ほど壇上から申し上げましたように,当然今,公共事業においても,経費削減ということで単価というのが下がってまいります。そして,勢いその経費削減の分がどこにしわ寄せがいくかといいますと,その従業員の方の給料に影響をしていくというのが今の現状でございます。しっかりとしたその従業員の労働環境というのを確保するためにも,そしてまた行政が発注する仕事,これは一つの政策実現のための契約であります。したがって,公契約と申すわけでございますけれども,そのあたりを考えていきますと,やはり公契約制度というのは重要な制度になるんではなかろうかと考えておりますが,先ほど野田市と川崎市と答弁申されましたけれども,全国にはさほどまだ聞かないんですけれども,どのぐらいのまちが,都市がこの制度を整備されておられるか,お伺いしたいと思いますが,お分かりになっておりますか。 ○工事監査部長(中村順二君)  公契約制度につきまして,議員から22年の第2回の定例会で質問を受けておりましたが,その後調査をいたしましたところ,野田市,川崎市に次ぎまして,平成23年12月に東京都多摩市神奈川県相模原市の4,プラス2自治体が条例を制定されております。 ○31番(時任英寛君)  まだ全国に10の都市も上がらないぐらいの状況でございます。それほど煩雑であるといえば煩雑であるし,先ほど申し上げましたように,ILOのこの条約を批准していないというのが大きな原因であろうと思います。とにかくやはり国が一つの基準的な参酌,または参酌的な基準を出していただかないと,地方ではなかなか条例化というのは難しいと,このように考えておりますが,このような見解でよろしいですか,総務部長。 ○総務部長(山口 剛君)  はい,やはり現段階では国が批准していないということから,なかなか国全体で考えるべきものであろうかというふうに考えておりますので,難しいかなというふうに思っております。 ○31番(時任英寛君)  いろんな課題はあろうかと思います。ただ,やはり公的機関が結ぶ契約,公的機関の責務,そしてまた契約をする側の企業の責務,そこを明確にした上で,そしてまた公的機関,地方自治体が政策実現に向けて取り組む一つの契約であるということと,そして市民である従業員である皆様方の労働環境条件を守っていくという,この大きな目的というのがあるわけでございまして,ぜひとも国にも働きかけていただきたいし,先ほど答弁がございましたように,全国市長会のほうでもそのことについては申し入れがされているようでございますが,今後引き続きこの公契約制度の導入というものについて,全国市長会でも議題として取り上げていただきたいと,このように考えますが,市長,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  その前に,私鹿児島県の19市の市長会の副会長という役務を担わさせてもらっておりますので,また県市長会においても提案をし,議論をした後,そのような流れで参加することができたらと思っているところでございます。 ○31番(時任英寛君)  いずれにいたしましても,まだいろんな課題がありまして,越えなければならないハードルというのも多々ございますが,ただ国が動き出せば,これは地方のほうも動きやすいということでございますので,私どものほうからも,やはり国会のほうへ,国会議員のほうへその要望というのを伝えていきたいと考えております。一緒になって取り組んでいきたいと,このように考えておりますので,よろしくお願いいたします。それでは,公営住宅法改正についてお伺いをいたします。先ほど答弁をいただきました。あと,答弁をいただいた中で,整備基準と収入基準,これについてを定めて12月に提案をするということでございますが,これは考え方によりますと,国からの権限移譲と理解してよろしいでしょうか。 ○建築住宅課長(矢野昌幸君)  整備基準につきましては,国のほうが今,参考となる整備基準を定めております。それを参酌して,市のほうがそれにいろいろな条件を加えるということになりますので,考え方によりましては,そういう形になるかと思います。それと,入居のほうにつきましても,市のほうの裁量でできるということですので,やはり同じようなことかと思います。 ○31番(時任英寛君)  大幅な私は改正であると認識をいたしております。今までは国交省の言うとおりに造らないとだめよというのが公営住宅の基本でありまして,国交省が定めた入居資格または収入基準に沿って入れなさいということを守らなければ認められなかったわけですので,これは裁量権を市が握ったというわけですが,ちょっと心配していることがございます,懸念材料が。と申し上げますのは,その公営住宅を建設するための国庫補助率については,従来のままであるのか。それとも,この権限を移譲した分,国庫補助率が下がってくるのか。それについてはいかがでしょうか。 ○建築住宅課長(矢野昌幸君)  今回の見直しに対します国の考え方が示されているわけですけれども,国の補助率と標準建設費,これは工事費のことですけれども,変更はないというふうに伺っております。 ○31番(時任英寛君)  先ほどお伺いいたしました,市の裁量で整備基準を定められる。確かに国が定めているというか,参酌基準というのを設けております。これを参考にしなさいという基準でしょうけれども,それはあくまでも参考材料であって,市がオンリーワンの住宅を造りたいということで,一つの整備基準を設けるならば,造れないことはないと認識をするわけですね。しかしながら,その参酌基準を大幅に超えるようなと,そういう市営住宅について,やはり同等の補助率で来るのかという懸念がございますが,いかがでしょうか。 ○建築住宅課長(矢野昌幸君)  例えば,整備基準の見直しを市のほうで行うとします。その場合に必要以上の工事費の増加を招いた場合,補助率は一緒ということですから,あくまでも市のほうの持ち出しが多くなってしまうということになりますので,市のほうで今考えておりますのは,例えばの話ですけれども,世代構成の多様化のための複数の間取りの住宅の採用,将来の省エネルギー対応が可能であるかどうかということですね。それと,地元産の木材使用の促進,降灰の配慮,自然換気の検討などがありますけれども,これらにつきましては,やはり工夫を凝らすことによっていい住宅ができるというふうに考えておりますので,工事費の増加が招くような見直しはなるべく避けたいと考えております。 ○31番(時任英寛君)  となりますと,大体,今申された新たな工夫というのはなされるわけですけれども,原則国交省の参酌基準に沿った形で,また収入基準に沿った形で市の条例改正を行うと,このように認識してよろしいでしょうか。 ○建築住宅課長(矢野昌幸君)
     整備基準につきましては,やはり国の基準がよくできておりますので,なるべくそれを参酌して定めたいと考えております。収入基準につきましては,ちょっと詳しい説明になるかと思うんですけれども,市営住宅は低所得者向けということで,月額所得が15万8,000円までとなっております。そのほかに,特に居住の安定を図る必要性がある世帯を裁量階層としておりますけれども,例を挙げますと,障害者の世帯,小学校未就児がいる世帯,高齢者に加えまして同居者がいる世帯などは,月額所得で21万4,000円まで入居可能となっております。今回の見直しでは,両方とも月額所得が25万9,000円まで上限に引き上げができるというふうになりました。ただし一般階層は15万8,000円を参酌することとなっております。これをもとに自治体の判断で,裁量階層について対象者の見直しと金額の引き上げと,一般階層の月額所得の見直しが可能となります。このようなことから,例えば月額所得のみの変更は,市営住宅の入居者が現在いるわけですから,それと特公賃住宅の入居者もいらっしゃいます。それと民間住宅への影響が大きいというようなことで,慎重に取り扱うべきだろうというふうに考えております。仮の話が続きますけれども,月額所得を21万9,000円のままで裁量階層の解消の見直しを行った場合には,子育て支援という観点から,それと住宅の世代交代の多様化を図る観点ということで,例えば小学校または中学校を卒業するまでの子供同居世帯,結婚を機に入居の世帯を認められたりすることはいろいろ検討を行っております。この場合,対象を,これも仮の話ですけれども,人口減少地区に限定することも可能であります。 ○31番(時任英寛君)  先ほどの答弁で,12月定例会にこの改正を提出したいということでございます。また,12月定例会においてしっかりと議論ができる場があろうかと思います。それまでに,当然収入基準を含めて,しっかりとした検討・協議がなされて提出をされるものと期待をいたしておりますので,本日はこれにて私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(仮屋国治君)  以上で時任英寛議員の一般質問を終わります。ここで,前田市長より発言の申し出がありましたので,これを許可します。 ○市長(前田終止君)  秋廣議員の質問に対して,ちょっとお詫びして訂正しなければならない部分がちょっとできましたので,発言させていただきます。アルハンブラ市は,定数5人の市議会議員を選挙で選出した後,その議員で輪番制により9か月単位で市長を務めていくことになっておりまして,ゲーリー・山内氏は,過去,平成19年2月26日から9か月,そして2期目が平成22年11月1日からの9か月間,計2期にわたり市長を務めておられます。その後,また当選したというのを私聞いておりました。先般実施されたアルハンブラ市議会議員選挙において当選をし,議員の中から市長が選ばれるわけですから,平成25年末から市長を務めることが既に3期目,決定をしているところでありますが,現在,私現職と申し上げましたけれども,現職であるのは市議会のほうで,市長が順番が3期目をまたやらねばならぬのは,平成25年末からということに決定をしているところでありまして,現在は正確に言うと市議会議員であられます。現在のアルハンブラの市長は,バーバラさんという方でございます。最後になりますが,この件,訂正してお詫び申し上げます。また,アメリカの出張については,先ほどの質問もあったとおり,慎重によく検討しながら決断をしたいと思っております。 ○議長(仮屋国治君)  これで通告のありました21名の議員の一般質問の全てが終わりました。次の本会議は10月2日の予定であります。本日はこれで散会します。               「散 会  午後 4時17分」...