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平成21年第4回定例会(第3日目12月16日)

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  1. 霧島市議会 2009-12-16
    平成21年第4回定例会(第3日目12月16日)


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    平成21年第4回定例会(第3日目12月16日)              平成21年第4回霧島市議会定例会会議録   1.議事日程は次のとおりである。                        平成21年12月16日(第3日目)午前9時開議 ┌──┬──┬────────────────────────────┬──────┐ │日程│議案│   件                  名     │ 備  考 │ │番号│番号│                            │      │ ├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤ │ 1│  │一般質問 前川原正人君(99ページ)           │      │ │  │  │      ・子育て支援について            │      │ │  │  │      ・雇用対策について             │      │ │  │  │      ・新川地区への場外舟券売り場建設計画について│      │ │  │  │      ・一般廃棄物管理型最終処分場建設について  │      │ │  │  │     宮内  博君( 113ページ)          │      │ │  │  │      ・国保税問題について            │      │ │  │  │      ・介護保険料問題について          │      │ │  │  │      ・不均一課税問題について          │      │ │  │  │      ・豪雨災害対策について           │      │ │  │  │     新橋  実君( 128ページ)          │      │
    │  │  │      ・税収の確保について            │      │ │  │  │      ・市の観光行政について           │      │ │  │  │      ・今後の地域活性化対策について       │      │ │  │  │      ・緊急医療体制について           │      │ │  │  │     木野田恵美子君( 148ページ)         │      │ │  │  │      ・市長の政治姿勢について          │      │ │  │  │      ・交通網(バス)の整備について       │      │ │  │  │     志摩 浩志君( 160ページ)          │      │ │  │  │      ・隼人総合支所の早期統合とその経緯を問う  │      │ │  │  │     西村新一郎君( 169ページ)          │      │ │  │  │      ・選挙結果について             │      │ │  │  │      ・人事案件について             │      │ │  │  │      ・環境の世紀にふさわしい新たな産業としての地│      │ │  │  │       熱発電について              │      │ │  │  │      ・福山下場地区の水道事業について      │      │ │  │  │      ・指定管理者の指定について         │      │ │  │  │      ・山,川,海の恵まれた自然を活かした海の施策│      │ │  │  │       について                 │      │ │  │  │      ・農振農用地除外について          │      │ └──┴──┴────────────────────────────┴──────┘ 2.本日の出席議員は次のとおりである。     1番  宮 本 明 彦 君      2番  前 島 広 紀 君     3番  有 村 隆 志 君      4番  志 摩 浩 志 君     5番  中 村 正 人 君      6番  脇 元   敬 君     7番  松 元   深 君      8番  秋 広 眞 司 君     9番  池 田 綱 雄 君     10番  徳 田 拡 志 君    11番  山 浦 安 生 君     12番  厚 地   覺 君    13番  新 橋   実 君     14番  仮 屋 国 治 君    15番  常 盤 信 一 君     16番  脇 元   操 君    17番  植 山 利 博 君     19番  塩井川 幸 生 君    20番  久 保 史 郎 君     21番  岡 村 一二三 君    22番  木野田 恵美子 君     23番  池 田   守 君    24番  下深迫 孝 二 君     25番  吉 永 民 治 君    26番  今 吉 歳 晴 君     27番  細山田 為 重 君    28番  蔵 原   勇 君     29番  田 代 昇 子 君    30番  前川原 正 人 君     31番  時 任 英 寛 君    32番  西 村 新一郎 君     33番  宮 内   博 君    34番  徳 田 和 昭 君 3.本日の欠席議員は次のとおりである。    18番  上 鍋 正 光 君 4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。  議会事務局長    上 原 勝 己 君   議事調査課長   満 留   寛 君  議事調査課主幹兼  新 窪 政 博 君   書    記   有 村 真 一 君  議事グループ長  書    記    吉 村 祐 樹 君 5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。  市     長   前 田 終 止 君   総 務 部 長  今 村 恭 一 君  企画部長兼     山 口   剛 君   生活環境部長   南 田 吉 文 君  行政改革推進監兼  大学跡地利用対策監  保健福祉部長    平 野 貴 志 君   農林水産部長   萬 德 茂 樹 君  商工観光部長    柳 田 秀 徳 君   建 設 部 長  篠 原 明 博 君  工事監査部長    大 井   正 君   消 防 局 長  後 庵 博 文 君  会計管理部長    東   邦 雄 君   税務対策総括監  末 野 賢 了 君  危機管理監     宇 都 克 枝 君   企画部次長兼   川 村 直 人 君                        企画政策課長  廃棄物対策監    西     剛 君   商工観光部次長兼 細山田 孝 文 君                        商工観光政策課長  総 務 課 長   宗 像 成 昭 君   安心安全課長   尾 堂   守 君  秘 書 課 長   馬 場 勝 芳 君   広報広聴課長   緒 方 祐 二 君  管 財 課 長   津 曲 正 昭 君   財 政 課 長  塩 川   剛 君  税 務 課 長   中 村   功 君   収 納 課 長  川 﨑 秀一郎 君  共生協働推進課長  久 保 隆 義 君   行政改革推進課長 濱 﨑 正 治 君  保険年金課長    小 野 博 生 君   衛生施設課長   前 田   理 君  保健福祉政策課長  花 堂   誠 君   児童福祉課長   隈 元   悟 君  長寿・障害福祉課長 荒 木   敏 君   健康増進課長   宮 本 順 子 君  農政畜産課長    冨 永 克 義 君   林務水産課長   山 下   晃 君  耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   企業振興課長   池 田 洋 一 君  観 光 課 長   横 手 航太郎 君   建設政策課長   下 拂   勉 君  土 木 課 長   中 村 順 二 君   都市整備課長   川 東 千 尋 君  管 理 課 長   岩 下   剛 君   水 道 課 長  今 吉 近 見 君  消防局警防課長   蔵 元   悟 君   霧島総合支所   四 本 廣 美 君                        市民福祉課長  教  育  長   髙 田 肥 文 君   教 育 部 長  阿 多 己 清 君  教育総務課長    東 郷 一 煦 君   学校教育課長   村 田 研 史 君  保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君   生涯学習課長兼  山 下   修 君  隼人学校給食センター所長          隼人図書館長  選挙管理委員会   山 下 英 博 君  事務局長  農業委員会事務局長 西 山 幹 夫 君 6.会議のてん末は次のとおりである。               「開 議  午前 9時00分」 ○議長(池田 守君)  これより本日の会議を開きます。一般質問に入ります前に,昨日の前島議員の一般質問に対して,中村税務課長より発言を求められておりますので,許可します。 ○税務課長(中村 功君)  おはようございます。昨日の前島議員の国民健康保険税の現状認識と新年度に向けての取り組みに関する一般質問の中で,18年度の所得階層別世帯数を申し上げましたが,誤りでありましたので,訂正をして,おわび申し上げます。それでは,所得階層別世帯数を申し上げます。所得階層がゼロから100万円が1万7,363世帯,100万から200万円が5,647世帯,200万円から300万円が2,023世帯,300万円から400万円が619世帯,400万円から500万円が262世帯,500万円以上が513世帯,合計で2万6,427世帯であります。よろしくお願いします。   △ 日程第1 一般質問 ○議長(池田 守君)  それでは,昨日に引き続き一般質問を続けます。30番,前川原正人議員より4件通告がされております。したがって,前川原正人議員の発言を許可します。 ○30番(前川原正人君)  おはようございます。私は,日本共産党市議団の一人として質問をいたします。市当局の明快な答弁を求めるものであります。自・公政権から民主党政権に交代をいたしまして,4か月が経過をいたしました。政権交代の期待は,日を追うごとに不安に変化をしている状況であります。そのことは,沖縄の米軍基地問題に関してはアメリカの顔色をうかがい,沖縄県民の立場ではっきり基地撤去を言えないことや,子ども手当を創設した場合の財源のあり方など,その矛盾が明らかになりつつあるわけであります。民主党が当初マニフェストで掲げていた中小企業への減税も,選挙公約では「やる」と言っていたものが,政権をとったら「やらない」と変わり,一方,「やらない」と言っていた住民税控除の廃止は「やる」という,大企業や大資産家への優遇税制は温存するというものであります。子ども手当の問題では,その財源を所得税の配偶者控除,扶養控除を廃止するというもので,仮にこの控除が廃止をされますと,所得税の扶養控除38万円,住民税の33万円の控除がなくなり,課税される所得が増加をし,所得税や住民税が実質増税となり,国保税や保育園の保育料,後期高齢者医療制度など23項目の社会保障制度へ連鎖的に影響をし,雪だるま式に負担が増えるというものであります。日本共産党は,その時々の市民の切実な問題を一つ一つ解決のために前進させ,市民の暮らしを守り,充実・発展をさせるために,引き続き奮闘することをまず最初に表明するものであります。質問の第1番目に,子育て支援についてであります。霧島市は,子育て支援としてこれまで努力をし,乳幼児医療費,いわゆる子ども医療費無料化は,経済不況の続く中,子育て真っ最中の世帯に大変歓迎をされております。11月21日の新聞報道では,昨日の池田綱雄議員からもありましたけれども,薩摩川内市が来年4月から中学生までこの制度を拡充し,定住促進など波及効果も期待をして踏み切ったというものであります。現在,本市では,自動償還払いによる小学校入学前まで子ども医療費は無料化をされました。病院窓口無料化も含めて,せめて小学校卒業まで拡充すべきと考えますが,答弁を求めるものであります。また,市長が選挙戦の中で明らかにされましたマニフェストの中には不妊治療や乳幼児の健康管理への支援拡大という政策を掲げてありますが,具体的にはどのような内容なのか,明らかにしていただきたいと思います。新型インフルエンザ対策について,先の9月議会では,流行期に対しての予防という角度から質問をいたしました。この時期になり,全国的には死者が発生をするなど,事態は深刻であります。市内の小中学校でも,新型インフルエンザの罹患で学級閉鎖などの影響が出たことも事実でありますが,新型インフルエンザ対策について,行政や教育現場での今後の対応について答弁を求めるものであります。質問の2つ目に,雇用対策についてであります。これまでの経済不況に続き,デフレにより市民生活はより厳しく困難な状況に置かれている状況であります。行政のやるべき雇用対策の限界はありますが,市独自の雇用対策へのこれまでの取り組みと今後の対策をどう進めていかれるのか,答弁を求めるものであります。次に,隼人町の新川地区への場外舟券売り場建設計画についてであります。敷根地区に続きまして,今度は新川地区への建設計画が持ち上がっておりますが,計画している会社は三州ロイヤルリゾート株式会社で,敷根地区のときと同様の会社であります。計画されている敷地面積は3万1,643.96m2,約9,500坪,営業日数360日,年間売上げ約60億円,1か月当たり約5億円になりますが,また駐車場705台,駐輪場80台,バス待機場3台という内容であります。市長は,これまで議論の中で,「この種の施設での地域活性化は考えていない。積極的に公営ギャンブル施設誘致の方針は持っていない」という見解を明らかにされておりますが,今回のこの問題について変わりはないのか,市長の答弁を求めるものであります。最後に,一般廃棄物管理型最終処分場の建設についてであります。福山町宝瀬地区への処分場建設のための立地可能性調査にかかわる入札が12月4日に執行をされました。今後のタイムスケジュールをお示しいただきたいと思います。処分場建設については,どこかに建設をしなければならない施設ではありますが,今回の立地可能性調査は,処分場建設をするということが前提になっており,行政の都合だけが優先されているとの見方もありますが,いかがでしょうか。また,これまで市長は「強制的な建設はしない。当地域の方々の理解度,納得度を上げていく」との見解を示されておりますが,どの時点で判断をされるおつもりなのか,答弁を求めるものであります。最終処分場建設への地域住民が最も不安に思っている3期45年の長期計画は,そのまま継続をしていくのか,答弁を求めるものであります。以上,市長,市当局の明快な答弁を期待いたしまして,壇上からの私の質問を終わります。 ○市長(前田終止君)
     皆さん,改めましておはようございます。前川原議員から4点につきましてご質問でございました。4点目,2,3,4につきましては,私のほうから答弁をさせていただきます。1点目,3につきましては,教育委員会がご答弁させていただきます。そのほかにつきましては,関係部長等がそれぞれ答弁いたします。一般廃棄物管理型最終処分場建設についての2点目についてお答えをいたします。今回行う立地可能性調査は,この地域の地質,地下水等調査を行うことによって基礎的なデータを収集し,それをお互いが共有しながら,整備地として適しているか否かを判断する材料に使用するものでございます。3点目についてお答えいたします。公表してから現在まで約1年半が経過をいたしました。現在まで20回に及ぶ地元説明会や4回の先進地視察,さらに市の広報誌やホームページ等による処分場の必要性,安全性を掲載させていただき,市民の皆様の理解と納得度を上げる努力を行ってまいりました。この間,反対の陳情もございましたが,昨年12月の議会では,立地可能性調査の早期実施の陳情を採択していただいたところでございます。その後,地元住民の方々へも直接お会いをして,処分場整備の必要性,安全性を説明いたした結果,おおむね理解を得たと考えておるところでございます。したがいまして,今回,候補地としての立地可能性調査を行い,基礎的なデータを収集しようとするものであります。4点目についてお答えいたします。議員もご承知のとおり,本市の基本方針の一つとして,今まで3期45年を目標にしてまいりました。これは,1つ目に,一般廃棄物を将来に向けて安定的に処理する観点から,一定の期間埋めることができる場所を確実に確保すること,2つ目に,同じ場所に造ることで造成工事や管理事務所等経費節減が図られますことを十分考慮して候補地を選考することは,市民の皆様から廃棄物行政に課せられた大きな責任であると考えているところでもあります。3期45年というのは,候補地を選考する上での基本方針の一つとして定めてきたところでありますが,地元説明会を行っていく中で,ご指摘のような声をお伺いいたしました。本市といたしましては,現時点ですぐに結論を出す問題なのかと真摯に議論を行ったところでございます。このような状況で,今現在,本市が置かれている課題の最小限の問題といたしまして,1期15年の整備に全力で取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○廃棄物対策監(西  剛君)  一般廃棄物管理型最終処分場建設についての1点目についてお答えいたします。ご質問のように,今月4日に,測量や地質,地下水の調査のほか,生活環境影響調査を行う,いわゆる立地可能性調査の入札をいたしました。立地可能性調査は,四季を通じて調査を行う科目もあることから,最低1年を必要とする調査でございます。今後は,この調査とともに,構造物及び施設の配置の検討を行う造成基本設計や埋立地の規模の算定,構造,跡地利用計画等の検討を行う施設基本計画の入札を来年2月ごろ行う予定としております。このような各調査結果を踏まえ,地元説明会も行いながら,平成23年の早い時期に立地の可否の最終判断をいたし,可能であれば,平成23年度中に実施設計を行い,平成24年度中には工事着手というスケジュールを考えております。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  子育て支援についての1点目についてお答えをいたします。乳幼児医療費助成制度につきましては,子育て世帯のさらなる経済的負担を軽減するため,平成21年4月診療分から,保険診療に係る医療費の自己負担額の助成対象をこれまでの3歳未満から小学校就学前までに引き上げ,拡充したところでございます。さらに,助成対象を小学生まで拡充した場合,そのすべてが県補助の対象外であることから,本市の一般財源からの支出となり,さらなる助成対象の引き上げは現在のところ厳しいと考えております。また,現在の医療費の支払い方法は,保護者等が医療機関の窓口で医療費の自己負担分を一たん支払った後,後日,自己負担分を助成する自動償還払い方式としております。病院窓口での無料化につきましては,これまでも申し上げておりますように,現物給付を行うことにより,医療費の集計や支払い処理等を行うためのシステムの開発の初期費用や,毎月の処理費用の追加経費が見込まれることから,現時点では大変厳しい状況にあります。一方,乳幼児医療費の伸びに伴い,保険給付費も増大することが予想され,さらに国民健康保険事業への影響が懸念されます。また,歳入面におきましても,国民健康保険法第70条第2項により,福祉医療の窓口無料化等により一部負担金を現物給付化した場合には医療費への波及増が生じることになり,一部負担金の軽減措置を講じていない市町村との国庫補助配分上の公平を図るため,国民健康保険の国庫負担金が減額されることになります。また,歳出面では,すべての保険者の高額療養費・付加給付金などを全額市が一たん立て替えることになるため,多額の財源が必要となります。さらに,現物給付を導入することにより,付加給付制度を持っている保険者が,その制度を廃止することも予想されます。一方,医療機関では,受診者が霧島市内か市外かの判別が必要となり,窓口事務の煩雑さが予想されます。今後,これらの課題について引き続き研究してまいりたいと考えております。2点目についてお答えいたします。本市では,霧島市第一次総合計画や健康きりしま21などの計画に基づき,子育て環境の充実を重点施策として位置付け,各種の子育て支援策を行っております。まず,健康きりしま21におきましては,少子化の進行,家庭や地域を取り巻く環境が大きく変化している中で,母子保健は生涯を通じた健康の出発点であり,次世代を育てるための基盤となるものととらえており,安心して妊娠,出産,育児ができるとともに,親と子が心身ともに健やかに生活できるための支援を推進することとしております。このため,安心・安全に妊娠,出産ができる環境づくりのため,今年度,特定不妊治療費助成制度を拡充し,子どもを持ちたい家庭への経済的負担の軽減に努めております。また,子どもが健やかに成長するための子育て支援といたしまして,医師会医療センターにおいて,専門の小児科医による乳幼児期の発達障がいの診断や保護者への支援等を行う「発達外来」を平成22年4月から本格的に実施することといたしております。一方,小児保健医療の充実のため,現在実施している夜間救急診療事業の継続実施や予防接種の接種率の向上に努めることといたしております。特に,ヒブワクチン接種につきましては,乳幼児の細菌性髄膜炎の早期診断が難しいことや乳幼児の細菌性髄膜炎に対してヒブワクチンの接種効果が高いことから,助成する意義は大きいものと考えておりますので,今後も引き続き検討してまいりたいと考えております。3点目についてお答えいたします。まず,インフルエンザの流行状況でございますが,県は,11月17日に県内での広域的な流行が発生したとしてインフルエンザ流行警戒宣言を発令し,住民への感染予防対策の強化を促しております。このような中,本市でも,小中学校を中心とした感染拡大が見られ,季節性インフルエンザの流行時期と新型インフルエンザの流行時期が重なっていることから,今後も感染の拡大が続くことが予想されます。このような状況から,本市では,11月6日に第8回の同対策本部会議を開催し,学校等での対応や地域での対応について協議したほか,市民の皆様方に感染予防チラシの全戸配布などを決定し,速やかにチラシを配布いたしました。さらに,11月18日には第9回の同対策本部会議を開催し,学校や職場での感染予防対策について協議をいたしました。一方,新型インフルエンザのワクチン接種を10月19日から医療従事者等に開始し,11月20日からは妊婦や基礎疾患を持つ方々に,12月7日からは1歳から未就学の幼児にも開始いたしております。今後も,県のスケジュールに沿って,順次優先接種者へのワクチン接種の通知を行う予定としておりますが,このワクチン接種により,徐々に感染予防の効果があらわれるものと考えております。今後,年末年始にかけての感染拡大が大変懸念され,引き続き職場や家庭での手洗い,マスクの着用やうがいの励行など,徹底した予防対策が必要であると考えております。 ○教育長(髙田肥文君)  子育て支援につきましての3点目の教育現場の取り組み等についてお答えをいたします。市教育委員会といたしましては,8月に11名の罹患者の発生報告を受け,各学校に対しまして,薬用石けん,手洗い用及び清掃用消毒液の配布を行い,子どもたちのうがい,手洗いの徹底や来校者に対しての手の消毒の奨励,毎朝の健康状況のチェック,マスクの活用など,さまざまな対策に取り組んできたところでありますが,10月には罹患者が1日に100名,11月には500名を超え,現在は300名台で推移をしております。学校保健安全法により,インフルエンザに罹患した子どもにつきましては,学校医等の指導を受け,学校長の判断で出席停止を行うことになっており,学級・学年閉鎖や学校閉鎖につきましては市教育委員会が行うことになっております。当初は,県の学級閉鎖の基準が1週間以内に同一学級で2名以上の罹患者が発生した場合となっておりましたが,11月2日より1週間以内に同一学級で2割程度の罹患者が発生した場合に変更がなされ,本市におきましても,この基準に基づいているところであります。出席停止がなされた場合,どうしても子どもの看護をする人が必要であります。市教育委員会としましては,確かに共働きの家庭等においては厳しい状況であるとは思いますが,このようなときこそ,事業主の方にご理解をいただき,大切な我が子に寄り添っていただければと考えております。子どもにとって病気のときほど心細いときはありません。親がそばにいてくれるだけで,うれしく,安心できるものであります。そして,親子の存在を実感できる大変貴重なときでもあります。我が子に精いっぱいの愛情を注いでいただければと考えております。どうしてもそれがかなわない場合には,祖父母ですとか親戚,信頼できる知人等の協力を得て対応していただくということが感染を拡大しない最良の方法であろうと考えているところであり,ご理解をいただきたいと思います。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  2問目の雇用対策についてお答えいたします。昨年12月に霧島市緊急経済対策本部を設置し,これまで9回にわたり対策会議を開催し,各種対策に取り組んでまいりました。具体的には,商工業資金借り入れに係る利子補給率の引き上げ,信用保証料に対する助成制度の創設,事業の前倒し,市単独による臨時職員の雇用,鹿児島県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業の活用による雇用の創出や国の平成21年度一次補正を活用した地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業等を実施してまいりました。今後の対策といたしましては,今年に引き続き,対策本部での各種対策の延長や県基金事業の活用,またハローワーク商工会議所,商工会,さらには企業とも連携し,情報交換や雇用を図る雇用調整助成金,中小企業緊急雇用安定助成金などの活用などを周知してまいりたいと考えております。なお,雇用の促進につながる市独自の新たな対策について調査研究を始めたところでございます。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  3問目の新川地区への場外舟券売り場建設計画についてお答えいたします。去る10月13日に事業者から本市に対し隼人町住吉地区内において場外舟券売り場施設の設置計画書が提出されましたが,この計画書は事業者から任意に提出されたものであり,施設設置の法的根拠となりますモーターボート競走法等に基づくものではございません。このようなことから,提出されました計画書に対する本市の具体的な対応につきましては,現段階では決めておりませんが,今後,事態の推移を見守りながら,しかるべき時期に地域住民や議会の皆様などのご意見を拝聴しながら,総合的に判断しなければならないと考えているところでございます。次に,「この種の施設で地域活性化は考えない。積極的に公営ギャンブル施設誘致の方針は持っていない」との市長の見解は変わりはないかというご質問でございますが,これまでの定例会の一般質問にお答えいたしましたとおり,本市といたしましては,積極的に公営ギャンブル施設を誘致するという方針は持っていないということを改めて申し上げておきたいと存じます。 ○30番(前川原正人君)  それぞれ答弁をいただきました。2問目以降の質問に入らせていただきたいと思います。まず,順番に行きますが,この子育て支援の問題について伺います。これまで,各九州管内ですけれども,全国的な,一番近い,一番身近なといいますか,一番この鹿児島県に近いところでの先進地として,熊本県の例をお示しした例があるんですが,ここでは,この子ども医療費,47自治体がこの熊本県にはあるわけですが,ここでは入院,通院で就学前までが24自治体,7歳から9歳まで11自治体,小学校までが年齢制限もありますが16自治体,中学校までが無料というのが7自治体という状況であります。子育て支援として強力な取り組みが図られていることが見て取れるわけですが,昨日も池田議員のほうからありましたように,この鹿児島県第2の都市だということを市長は言われるわけですけれども,ほかのまちにできまして霧島市にできないはずはないということも昨日議論の中で明らかになったわけですが,いきなりできなくても,例えば年次的に,少しずつ段階的に上げていくという,そういう検討もしていくべきだと思いますが,いかがですか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  昨日の一般質問の中でもご答弁申し上げましたけれども,まず小学校までの補助となりますと,県の補助等もないわけでございますので,すべてが本市の一般財源というふうになります。また,額的にも非常に多額の経費を必要とするということ,それから他の地域の事例等も言われましたけれども,この本市の地域では,やはり医療機関等もたくさんございまして,市内ということに限定するというのも非常に現状を見ますと難しい状況もありますので,他市では,その市内に限定したというようなことも行われておりますけれども,本市では,そういうことは現在のところでは考えられないというようなこと等もございまして,現在のそういう先ほどありましたような年次的なもの等の取り組みにつきましても,今後の検討課題というふうに認識をいたしております。 ○30番(前川原正人君)  昨日の同僚議員の質問の答弁で,薩摩川内市が1万5,800人で,霧島市が1万9,768人,約2万人弱という対象者が中学校まで入れた場合いるということをおっしゃったわけですが,昨日の答弁の中で,小学校だけにした場合1億6,000万円の増と,中学校まで拡大をした場合2億4,000万円増ということになりますけれども,大体試算をしてみると4億円弱,扶助費だけで見ますと約3億8,000万円程度になるという試算になるわけですが,それに今度は事務費とか,今度は県の補助対象外の部分もありますので,大体約4億円ぐらいの財源が必要ということになるというふうに思いますけれども,これがこの薩摩川内市の場合は,前回の子ども医療費から比較をしたときに大体3億円程度増えるであろうという認識なんですが,霧島市で実施をした場合4億円弱,それぐらいの財源がかかるという認識でよろしいですか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  総額としましては,小学校までの乳幼児医療費の無料化をした場合には,大体4億円ぐらいは必要であるというふうな認識をいたしております。 ○30番(前川原正人君)  昨日,池田議員が中学校までということで質問されたわけですが,私は中学校までじゃなくて,ちょっと控え目に小学校までと,卒業までということですので,わずか3年間なんですが,市長,例えば今度の議案の中でも子育て支援のほうに使われるということが,継続されるということが明らかになっているわけですが,市長のいわゆる報酬,副市長の報酬,教育長の報酬をダウンさせてということでやられているという,そういう方向性は分かります。方向性は分かりますが,財源の問題が出てくるということですので,その辺についても今後検討すべきだと思いますが,市長,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  多くの議員の方々が,この乳幼児の医療費の件について,1期目4年間の間に議論,ご指摘をいただきました。それで,結論といたしまして,小学校就学児前まで,おかげさまで皆さんの理解を得ながら,これを踏み切ることができました。そして今,議員は小学生までをもう一段階踏み込もうじゃないかというご指摘でございますけれども,薩摩川内市さんで小学生が5,937名,鹿屋市さんで6,390人,そして私どもの霧島市は8,000人台,8,053人であります。こういうふうに考えてみますと,子どもさん方の出生数,そういうものも今後年次的にある程度見える範囲もあるわけでございますけれども,一概に薩摩川内,鹿屋さんと同じ10万台という人口でありましても,子どもさん方の分布の数は若干うちのほうが大きい。そして,一般財源を踏み込んで,こういう方向に,しっかり支えるものに財源として充てるとなりますと,本当に慎重に,きちんとした考え方を持ってやっていかなければならないものと,このように考えております。そういう意味では,今やっとこの小学校就学児前までの体制を整えさせてもらったばっかりでございます。これから皆さん方のご指摘などをしっかりお聞きしながら,総合的に将来判断をしてまいるべきことと,そういうふうに考えております。 ○30番(前川原正人君)  総合的に確かに考えていかなければならないことと,キーポイント的に考えていかなければならない。やはり乳幼児の医療費,子どもの医療費が無料になったというのは,住民側から言わせると実利にかなっているわけですね。この回り回って恩恵じゃなくて,直接実利にかなっていると,だからこそ,目に見えて恩恵を受ける。実利にかなっている。だから,その負担感というのが和らげられるという,こういうことがあると思うんです。ですので,ぜひこの問題については,今年4月から始まったばかりという,そういう側面もありますけれども,ぜひ検討を重ねていただきたいということを申し上げておきたいと思います。次に入ります。インフルエンザ対策問題についてなんですが,お聞きをしたいのは,このタミフル,リレンザが投与薬としては有効的だということが一般的な認識なんですが,これも48時間以内に服用をしたほうが効果的だということが言われているわけですが,この薬剤を投与した場合の注意事項,どういうものがあるというふうに認識をされていますか。 ○健康増進課長(宮本順子君)  タミフルにつきましては,もう皆様方ご存じのように,タミフル,あるいはリレンザ等で,現在はインフルエンザの診断があったためにインフルエンザ自体でも考えられるというふうに言っておりまして,タミフルを飲もうが飲むまいが,そういう異常行動があるというふうに伝えられておりますが,厚生労働省のほうは,転落事故,あるいは奇声を発する,走り回る,そのような異常行動があるというふうに伝えております。 ○30番(前川原正人君)  今,教育長もお聞きになっていたとおり,学校側は,新型インフルエンザが流行をしました。しかし,この注意書きを見てみますと,この薬による治療が開始された後は異常行動があらわれるおそれがありますと,自宅において療養を行う場合,少なくとも2日間,保護者の方はその1人にならないように,見張るという言葉は適切じゃないですが,ちゃんと見守っておきなさいと,目を離しなさんなというふうになっているわけです。学校側としては,新型インフルエンザなりが流行をすると,学級閉鎖,学校閉鎖で,それでもう難は逃れるわけです。現実,先ほどおっしゃったように,子どもさんたちに対して見守っていただきたいと,事業所のお願いもしたいということで言われましたが,現実的には,1週間実際学校を休まなければならないという現実も横たわってくるわけです。そうなりますと,今は共働きの世帯がほとんどです。そうしますと,1人で自宅で療養ができるのかというと,なかなかこれも難しい。事業所にも当然その理解を求めなければなりませんけれども,教育行政の立場から見たときに,その事業所にもそういう,実はこれこれこういう事情でこういうことが考えられるので,ぜひこの解雇をしないで,子どもの面倒を見させてやってくれという,そういう通達なりお願いなり,そういうことも対応策として考えられますが,いかがですか。 ○教育長(髙田肥文君)  ただいまご指摘のその事業所へのお願いというものはしておりませんけれども,市のこのインフルエンザの対策会議等では,いろんな分野の方々も出席をしていただいておりますので,そういうような要請といいましょうか,そういうものは今後また検討させていただきたいというふうに思います。 ○30番(前川原正人君)  これは空想ではないんです。現実なんです。現実的には,「1週間も子どもがインフルエンザで休むんだったら,もう辞めてください」と。辞めると,当然経済的に苦しくなりますので,また求職活動から入らなければならないという悪循環が発生するわけです。ですから,この部分については,ぜひ教育行政だけの問題ではなくて,市長部局のほうとも協議をしながら対応をお願いしておきたいと思います。次に入ります。雇用対策についてなんですが,昨日も塩井川議員の質問,また行政側の答弁ということで,融資のあっせんや利子補給などということで,行政の手立ても限界があるということも明らかになりました。これまで,ヘルパー講座とか清掃作業員,いわゆる臨時の職員の雇用ということで,それなりの努力をされてきた経過はあります。しかし,これも限界がすぐ来まして,募集がたくさん上回って,それ以上雇用することができないという,そういう事情もあったわけですけれども,例えば指定管理の業者を選定しているわけですけれども,自治法の第244条の2の4,公の施設の設置,管理及び廃止という条項の中で,「管理の基準及び業務の範囲,その他必要な事項を条例に定めるものとする」と,これは逆に言うと,公の施設を行政が持っておりますが,これを指定管理で指定管理者に指定して,その条例の中で,解釈の仕方によってはですけれども,この条文からいくと,「その他必要な事項を条例に定める」ですので,雇用を義務付けるという,そういうことは可能ではないのか,お聞きをしておきたいと思います。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  今ちょっとお聞きしたんですけれども,この第244条の2第4項は,例えばその向こう側の権限ですので,どういった方を雇うとか,そういった部分は指定管理者側の権限ですので,こちらのほうからそれを強制するということは,この法が予定しているものではないというふうに考えております。 ○30番(前川原正人君)  これは解釈の仕方であって,最初の第244条の2の中で,この条例で定めるんだと,その権限だったり,その範囲だったりするわけです。だから,言ってみれば,指定管理に出す施設に対して,行政がある意味制約をかけることができるわけですよね,制約を。ですから,未来永劫ずっと雇用をしなさいという,そういうことではなくて,今の時期だからこそ,この解釈でいけば,年限を切る,期間を切る,そういうことでこの指定管理者の計画をこっちから提示して,そして指定管理者のほう,受けたいというところに打診をしていただいて,雇用を作っていくと,そういうことは可能じゃないですか。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  今これを読む限りは,前項の条例には指定管理者の指定の手続,この手続に入るとは思われません。それから,指定管理者が行う管理の基準,これにも入るとは思われません。それから,業務の範囲,この業務の範囲でもないと思います。あと,その他必要な事項を定めると,その他必要な事項に入るかどうかという議論であろうかと思いますけれども,まず,例えば相手の会社にこういった人を入れてほしいというのは,それはある意味では利害関係を押し付けることにもなりますので,相手の独立性を保たなければならないところに,そういったことを条例で定めるというのは,法は予定していないものと私は思っております。ただ,現実としては今,こういった人を雇っていただけないだろうかというお話はしておりますけれども,条例でそういったことを定めるということは,法の予定しているところではないというふうに考えております。 ○30番(前川原正人君)  こういった人をという限定ではないんです。例えば人数なんです,人数。例えば一つの指定管理者が受けた。それが30ないし40ぐらいあるとすると,それは一つの会社ですので,その受けたところはですね。だれをという名詞じゃなくて,人数という,そういう解釈です。人数をこちら側から提示して,何名雇用をしなさいじゃなくて,していただきたいぐらいのこの大きな気持ちですね。そういう角度で見た場合には,「その他必要な事項を定めるものとする」ということになるんじゃないですかということを問うてるわけです。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  やはりそのあたりは,向こう,指定管理者側の経営にかかわる部分ですので,経営にかかわる部分に関して市が云々ということ,条例でそれを定めるということは少し趣旨が違うのではないかというような気がいたしますけれども,また中身を少し精査させていただきたいというふうに思います。 ○30番(前川原正人君)  ぜひこれは研究,検討していただきたいと思うんですが,そのプレゼンテーションを出していただいて,計画を出していただいて,選定基準というのを設けるわけですよね。ですが,行政の側が選定基準を持っとけば可能だと思うんですがね。ぜひこれは研究をしていただきたいというふうに思います。次に入りますが,これまで行政としても,雇用対策だったり,中小・零細業者の援助を側面からやられているという部分もあるわけですが,今現在,130万円以内の簡易な修繕については,地方自治法の施行令が一つの根拠になって,地元の業者さんに優先をされるという,こういうことに今経過がなっていると思うんですが,大体今までの状況,登録者数,その実績等はどうなのか,お示しをいただければと思います。 ○工事監査部長(大井 正君)  現在,霧島市では,霧島市に指名願を提出されていない中小・零細の一人親方と申しますか,そういうふうな経営をされている業者さんを対象とした随意契約にかかわる維持修繕工事等の参加申し込みをいたしておりますが,今,21年度現在で18社,これは1年更新という形になっておりますが,そういうふうな中で18社の業者が登録されております。工事内容等につきましては,建築,あるいはまた土木,あるいは給排水,その他一般もろもろですが,その工事内容につきましては,それぞれの工事発注課のほうで把握いたしているわけで,私ども契約課のほうでは,その登録の申請業務を行っているというだけでございます。 ○30番(前川原正人君)  ずっと調べていくと,これは埼玉県になるわけですが,この埼玉県には70の自治体があるんです。その中で67の自治体が,このいわゆる小規模公共工事,いわゆる入札資格がなくても,一人親方でも仕事ができるという制度ですが,これが埼玉県では70自治体中67自治体が実施をしていると。県内3,600の登録業者と。これで1万5,000件の仕事が発注をされて,年間13億円の工事が施行をされているわけです。これを単純に割ることもできませんけれども,一つの目安として,大体1自治体当たり54業者がその小規模の公共工事の登録をされている状況になります。だとするならば,今の現在の霧島市を見た場合に,先ほどありましたように今18社だということですけれども,まだまだほど遠い状況なんですね。ですから,これをある程度その目標を持って,どこまで上げていくかということが当然求められていくと思いますが,そういうことも今後検討していく,行政側はそう持っていきたいけれども,周知の徹底とか,そういう手立てが必要になってくると思いますが,その辺についてのお考えはいかがなんですか。 ○工事監査部長(大井 正君)  そういう関係業者への周知といいますか,啓発等がまだ足りないのではないかというふうなことでございますけれども,今後は,そういうふうなまだ多分相当の数もいらっしゃると思いますが,そういう方々への周知の徹底を図っていきたいというふうに思っております。 ○30番(前川原正人君)  ぜひ周知の徹底を図っていただきたいと思います。それともう一点は,雇用対策及び中小・零細業者の救済といいますか,仕事を少しでもあげていく,そのためには,仕事がなければ,いくら融資のあっせんをしても,返済がかかってきますので難しい部分もあるんですが,現在,今年の10月から生活福祉資金,いわゆる失業者,離職者に対する援助というのが改定になったわけですが,どの程度この認識を持っていらっしゃるのか,お聞きをしておきたいと思います。 ○保健福祉政策課長(花堂 誠君)  ただいま議員のお尋ねの新たな生活福祉資金制度につきましては,国のセーフティネットの構築という一環として行われております。10月から制度が始まったのでございますが,それに伴いまして,本市におきましては,その貸し付けの相談窓口である社会福祉協議会から,10月上・中旬にかけまして,まずは市民の皆様方の相談の最先端におられる民生委員さんがつなぎの役目をしていらっしゃいますので,その7地区の定例会に社協のほうで伺いまして,概要の説明をされました。それから,10月19日,社会福祉協議会とまず私ども保健福祉政策課のほうと勉強会をさせていただきました。そして,11月12日,福祉総合相談員を4月から設置しておりますが,相談体制の充実ということもあわせまして,福祉総合相談員とそれから生活保護の窓口である生活福祉課の職員,それから保健福祉政策課の職員,合計9名と社会福祉協議会において勉強会を実施しております。制度の詳細については,そういった勉強会を通じまして認識しているところでございます。 ○30番(前川原正人君)  以前からしますと,この生活福祉資金も大分緩和はされてきたんですね。全体としてのハードルは低くはなってきました。しかし,現実に行政の部局でできないといいますか,県の事業で,社会福祉協議会が中に入ってやるという形なんですが,以前,保健福祉部長は,「行政ともタイアップをしながらその援助をしていく。何とかよい方向でやっていきたい」ということを答弁された経過があるんですが,まだまだハードルが高いと思うんですね。これはもっと使いやすく,申請がしやすくするべきだと思うんですけれども,そのためには,その制約も,当然条件をクリアしなければならないこともありますが,行政としてしっかりとした対応,その勉強会も確かに必要ですけれども,やはり実利にかなっていく,返済をしなければならないという側面はありますけれども,最高580万円まで規模拡大をされておりますので,行政としての取り組み,今後の方策をどのように考えていくのか,求めておきたいと思います。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  ただいま申し上げましたように,それぞれの関係部署におきまして調整を行っているわけでございますが,これは,まず相談に来られた場合の的確な迅速な対応をしたいということからでございます。これまでも申し上げておりますように,この制度は社協が自主的に行うものでございますので,私どもといたしましては,そのような制度を有効に活用していただけるように,また迅速な対応ができるようにということで,担当者レベルの調整,あるいはそういう窓口での対応等についても進めてまいってきておりますので,今後もそのような形で迅速な対応ができるような方法をとってまいりたいというふうに考えております。 ○30番(前川原正人君)  この件につきましては,これも当然そういう制度があること自体をご存じない方も結構いらっしゃるんですね。これなども大いにアピールをしていただいて,今大変厳しい生活をされている方々がたくさんいらっしゃいますけれども,ぜひそういう方向で取り組んでいただきたいということを述べておきたいと思います。次に入ります。場外舟券売り場の建設計画についてなんですが,先ほど市長のほうからありましたように,これまでと同様,積極的に公営ギャンブル施設を誘致するという方針は持っていないということを改めて申し上げておきたいということで答弁をいただいたわけですけれども,ただ,敷根地区のときには,計画として大体約60億,これが今度は90億ぐらいに膨らんでいるわけですね。わずか半年ぐらいの間にですね。ですから,これをどういうふうに見るのかという問題もあるんですが,行政が介入できないという部分もありますけれども,やはり市長にもう一度念のためにお聞きをいたしますが,こういう施設で地域の活性化は考えていないということで確認をしておきたいと思いますが,いかがですか。 ○市長(前田終止君)  関係部長が申し上げたとおりでございまして,積極的にこの手の施設を私自身が先頭に立ちながら誘致するという気持ちは,今のところ固めておりません。 ○30番(前川原正人君)  以前,こういう質問をしたときに,敷根地区のときでもそうでしたけれども,今回のこの予定地,計画地というのは,海岸線よりも大分陸側に入ってくるわけですけれども,例えばそのビジョンをやはり示していくべきだということを申し上げた経過がありますけれども,農林水産部長として,やはりこうあるべきだというビジョンが当然あってしかるべきだと思うんですが,その辺について,こうだということは一つ一つは言えないかもしれませんけれども,大局的な見地でやはり見ていくべきだということがありますが,いかがですか。 ○農林水産部長(萬德茂樹君)  今,前川原議員が言われたのは,この霧島市の場合,33kmの海岸線あるわけですけれども,この海岸線を活用した市のビジョンをどう考えるかということでよろしいんでしょうか。(「そうです」と言う声あり)せっかくすばらしい海岸が整備されておりますので,やはりこの海岸を生かした振興策,そういったものを検討していかなければならないというふうに考えているところでございます。ただ,具体的に今どういうふうな,振興策というものについては具体的にまだ持っていないところでございます。 ○30番(前川原正人君)  時間がなくなりましたので,次に入りたいと思いますが,一般廃棄物の問題で一つだけお聞きをしておきたいのは,先ほどの答弁では,1期15年とりあえずやらせていただきたいと,その整備に全力で取り組んでいきたいということで答弁をいただいたわけですが,その1期15年を3期ということで計画にはなっているわけですね。9万m2の予定地ということになっているわけですけれども,どちらを優先したという理解でよろしいわけですか。1期15年なのか,それとも9万m2のほうが優先をされていたのか,どっちなんですか。 ○廃棄物対策監(西  剛君)  最初私どもがこの方針として定めたもので,3期45年というふうに申し上げたところでございます。議員も前にご質問でおっしゃったとおり,3期45年ということで申し上げたところでございます。したがいまして,1期,今回は1期15年ということで申し上げておりますけれども,いわゆる議員が懸念をされるというところは,やはりここで1期15年を認めた場合に,ずっと続くんじゃなかろうかというような懸念をされているような気がするんですけれども,ただ,それは協定書という,担保というのがありまして,協定書を結ぶことができます。まだ,協定書そのものは,相手方が決まってはおりませんけれども,その決まった状態でそれを担保すると,決めておくということで,今回は,ですから1期15年ということで説明,答弁をさせていただいているというところでございます。 ○30番(前川原正人君)  今回は1期15年でお願いをしたいというふうに言われるんですが,1回造ってしまうと,3期45年間,今50歳の人は95歳になるまで造り続けて,ずっと建設がされていくんじゃないかという不安なんです。だから,どうなんですかということをお聞きしているんです。市長のマニフェストの中でも,自然に優しいまちづくりということで,3R(リサイクル・リユース・リデュース)ということでうたわれているわけですけれども,こういう世界というのは日進月歩の世界なんですね。現実,ここにありますけれども,一般ごみ焼却残さの最終処分場は不要になるという,こういう技術さえ今はあるんです。こういうのも今まで検討されましたか。 ○廃棄物対策監(西  剛君)  議員が言われることはもっともでございます。もちろん我々もそういう研究というのはしております。最終処分場から出る飛灰固化物,それの資源化ということをおっしゃられているというふうに思っております。当然,私なんかもその研究はいたしておりまして,言われるように日進月歩の世界であります。今現在,ごみは出ているわけです。今現在ゼロというわけにはまいりません。ですから,今現在置かれている状況といたしましては,1期15年をどうしてもお願いしたいということで説明をしているところでございます。 ○30番(前川原正人君)  私が言いたいことは,その飛灰固化物をリサイクルできる。実際に今できているところもあるんです,重金属を除いて,無害化をしてというふうに。ですから,日進月歩という言葉を使わせていただくわけですが,私が問いたいのは,そういうリサイクルが全部できるようになったときに対応できる施策も考えて,フレキシブルに,いわゆる自由にこの考えていくことも必要ではないかということをお聞きしているんです。いかがですか。 ○廃棄物対策監(西  剛君)  将来を考えれば,ゼロと,すべて資源化できるという方法もあり得るかもしれません。私ども,今何回も申し上げてはおりますけれども,今現在の場合,そういう状況に置かれている立場ですので,その方法を説明させていただいた。推進をさせていただきたいというのが現状でございます。 ○30番(前川原正人君)  市長にお尋ねしておきたいと思います。先ほどの答弁の中で「おおむね理解を得た」というふうにおっしゃいましたけれども,どこの部分を,どういう判断で,どの時点で,おおむね理解を得たというふうに認識されているんですか。 ○市長(前田終止君)  答弁の中でも,これまでの経緯を踏まえながら総合的に判断をしたというふうに理解をいただければ結構でございます。 ○30番(前川原正人君)  総合的にというのはなかなか難しいですね。現実やはりここは駄目だと。逆に言うと,住民が嫌だと言ってるのを強制的にはできないと思います。それでもやられるおつもりなんですか。 ○市長(前田終止君)  この手の施設の場所の選定,そして手順を踏んで相談申し上げる。そして,地域の方々と何度も何度も理解を求める努力をする。そしてまた,議会の皆さん方にもお諮りを申し上げ,そういう中でお互いに納得度を上げながら,ここまで来れたというふうに思います。そういう中で,反対の気持ちがあられる方もまだおいででしょう。しかし,そこに対しても本当に心を込めて,お互いに理解が少しでも進むように,納得度が上がるように,私自身も一人一人語りかけてまいりましたし,今後も,またそういう努力をさせていただいて,何としても納得をいただき,そしてまたその立地可能性調査も丁寧にやって,必ずどうにか皆さん方の温かいご理解を最終的にはいただけるものと思って,前に行くしかないじゃないですか。 ○30番(前川原正人君)  私が言いたいのは,皆さんは必要性は認めていらっしゃるんですね。要は,やはり処分場建設というのは,やっぱり法にかなって,理にかなって,やっぱり情にかなうべきだと思うんです。それは前田市長は分かると思うんです。今後,そういう方向でやはり十分検討を重ねていくべきだと思いますが,最後に,この法にかなって,理にかなって,住民の情にかなっていくと,このことが当然必要と思いますが,最後にこのことを求めまして,私の質問を終わります。 ○市長(前田終止君)  今ご指摘の点などをしっかりと心にとどめながら,皆さん方の円満な理解が一人でも多くいただけるように,最大の努力をして前に進みたいと,こう思っています。 ○議長(池田 守君)  以上で前川原正人議員の一般質問を終わります。次に,33番,宮内博議員より4件通告がされております。したがって,宮内博議員の発言を許可します。 ○33番(宮内 博君)  前川原議員に続きまして,私も日本共産党市議団の一人として質問をさせていただきます。市長の明快な答弁を求めるものであります。先に行われました市長選挙,市議会議員選挙から早くも1か月が過ぎようとしております。私ども日本共産党霧島市議団は,市民の暮らし最優先の姿勢を掲げまして選挙戦を戦い,引き続き複数議席を確保することができました。市民の皆さんのご支援に心から感謝をすると同時に,この公約実現に向けて,今後の4年間,引き続き奮闘する決意であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。ところで,市議選と同時に戦われました市長選挙は,国保税の引き下げが大きな争点として戦われ,一般会計から6億円の繰り入れを行い,税率を引き下げることを公約した鶴丸候補に僅差で前田市長が再選される結果となりました。この選挙結果を受けて,安易な繰り入れはしないと主張した前田氏が圧倒的な支持を得られなかった以上,より踏み込んだ負担軽減策が求められそうだと,11月18日付の南日本新聞は報じております。しかし,先に行われました本会議の所信表明でも,国保税問題は前田市長から一言も触れられておりません。そこで,市長に伺います。市長選挙で僅差で再選される結果となったこの市民の批判票をどのように受けとめているのか,まず答弁を求めるものであります。次に,市長も,選挙戦の争点となった国保問題について,マニフェストを使った広報活動を展開して,その中で霧島市の国保税について,ほとんどの世帯が県内他市より安いか同等ですとの記事を書かれております。この根拠について,再度明確にしていただきたいと思います。次に,国保税の高い原因の一つである医療費について,マニフェストでは,市民全体の健康づくり大作戦を実施して,健康づくり推進室を新設し,医療費抑制のための予防医療の助成を行うと明記をしております。私ども市議団は,集落ごとに保健委員を配置している長野県の取り組みや,高齢者の死亡原因の第4位を占める肺炎について,医療費削減に効果のある肺炎球菌ワクチンへの助成など提案をしてまいりましたが,市長の言う予防医療の助成は具体的にどのような取り組みか,その考えについて見解を求めるものであります。国保問題の最後に,法定外の一般会計からの繰り入れ問題で,市長は,国保世帯は全体の3分の1であり,税の公平性から見て好ましくないと従来の主張を繰り返していることについてであります。国保制度は,75歳までの医療保険制度の最後のセーフティネットであります。現在,組合健保や共済保険に加入されていらっしゃる方も,失業や退職など職場を離れれば必ず加入することが義務付けられているのが国保であります。同時に,高齢者や低所得者が多く加入するために,医療費の負担が大きい,しかし,それを支える財政基盤は極めて弱いという特徴があります。雇用情勢が厳しい中で,その財政基盤はさらに悪化しているという現実があります。高い国保税は,払えない市民をさらに増やし,払えなければ資格証や短期保険証など,病院にも行けないという深刻な状況になります。これは憲法第25条で保障された生存権にかかわる問題と言わなければなりません。同時に,健康保険法は,その目的に社会保障及び国民保健の向上に寄与することが明記された社会保障制度であります。一般会計からの繰り入れをかたくなに拒むのではなくて,この姿勢に立つべきではないでしょうか。市長の答弁を求めるものであります。次に,介護保険料問題についてです。65歳以上の高齢者が払う介護保険料は,霧島市では住民税本人非課税の第5段階で月額4,200円であります。この介護保険料収入は,2008年度決算で現年度分調定額12億2,760万円であります。そのような中で,介護給付費準備基金は2007年度3億3,407万円,2008年度5億6,977万円と積み立てを増やし,本年9月ではこれが8億6,533万円となると報告をされた経過があります。これは65歳以上の方が払う介護保険料の8か月分に相当する多額の基金であります。暮らしが大変な事態にあるとき,この多額の基金は一部を取り崩し,保険料負担の軽減に充てるべきであります。どのように考えるか,答弁を求めるものであります。次に,不均一課税の問題です。合併後,旧1市6町のまま徴収されております水道料金にかかわる不均一課税が,5年間という期限を来年度は迎えることになります。都市計画税についても,新たな地域と税率については新市で調整するとして4年が経過をしております。水道料金,都市計画税,いずれも旧1市6町の中で隼人町に住む市民が最も高い負担を強いられており,早急に改善が求められております。水道料金では,13mm口径で月30t利用した場合,隼人町が4,190円に対しまして,牧園町では2,810円であり,年間1万5,000円以上の格差があります。また,隼人,国分のみに課税されております目的税,都市計画税も,課税できる都市計画区域が隼人では全面積の約80%を占め,市内でも最も広い1,107万8,000m2に課税をされております。税率も,姶良町,加治木町の2倍であります。この隼人町の高い水道料金や広い地域に課税されている都市計画税をモデルにして,見直し後の統一料金とすべきではありません。高い水道料金の引き下げや都市計画税の課税区域の見直し,税率の引き下げを行うべきであります。期限を前に,どのような検討がなされ,方向性が示されようとしているのか,答弁を求めるものであります。最後に,豪雨災害対策についてです。天降川,93年の集中豪雨による大災害をはじめ,2005年9月の台風14号,2006年7月の鹿児島県北部豪雨など,大雨のたびに床上・床下浸水の被害が報告をされております。これらの事態を受けて,排水機場の設置や国分地域を含む総合治水対策が進められた経過がございます。そこで伺います。隼人町姫城西瓜川原・諏訪地域における排水対策,東郷,新溝,中須西地域の内水の排水対策について,その進捗はどうか,また来年の具体策について答弁を求めまして,壇上からの最初の質問を終わります。 ○議長(池田 守君)  ただいま宮内議員の壇上からの質問が終わったところですが,ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午前10時19分」                ──────────────                「再開  午前10時35分」
    ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮内博議員の一般質問に対する答弁を求めます。 ○市長(前田終止君)  宮内議員から4点につきましてご質問でございました。1点目,1につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。国保税問題の1点目についてお答えをいたします。国民健康保険の運営につきましては,各自治体の医療の実情に応じて保険税率が定められ,そして納めていただいた国民健康保険税によって運営をされるものであって,加入者全員がいっしょになって地域の医療を支え合っていくことが基本的な考え方であります。本市では,合併後の不均一課税を解消することと,今後の医療費増に対応するため,19年度にこの税率改正を行いました。また,国民健康保険税の賦課方法についても,資産割がない3方式を導入することで,低所得者の方々に配慮をしたり,県内初の特定扶養に係る特別減免の実施など配慮すべきところにはきちんと配慮するなど,本市の国民健康保険税は地域の実情に応じたものであって,税のあり方としては適切なものであるというふうに思います。さて,今回の選挙は,私にとってまことに厳しい選挙の結果でございました。このことは,市民の皆さん方の1票は,2期目を迎える私にとりまして,市政に対する大きな一つの示唆を与えていただいたものであったと厳粛に受けとめております。今後,平成21年度決算見込み及び平成21年の個人所得の状況を見ながら,軽減策を検討してまいりたいと考えております。 ○生活環境部長(南田吉文君)  次に,2点目についてお答えいたします。先の前島議員の質問でもご答弁いたしましたけれども,マニフェストのグラフの③につきましては,平成19年度国民健康保険税率でいちき串木野市さんと比較したものでございます。また,世帯構成例といたしましては,1世帯被保険者2人,固定資産税10万円,7割・5割・2割軽減を反映したものでございますが,所得階層で見ますと,所得額約200万円以下で88.9%の世帯が安くなり,400万円以上で4.8%の世帯が同等,同じとなっております。なお,根拠につきましては,平成20年1月号の広報きりしまで掲載されております「国民健康保険税と医療費」の記事を参考に表示したものでございます。次に,3点目についてお答えいたします。医療費の抑制につながる取り組みとして,市民の皆様が健康で楽しく長生きできるためには,住み慣れた地域で健康づくりや生きがいづくりを日常的に推進していくことが重要であると考えており,健康づくりの分野では,市民の皆様が自らの健康づくりを推進し,健康診査などにおいて生活習慣病などの予防,早期発見,早期治療に取り組まれるよう助言等を行ってきております。また,生きがいづくり分野では,生涯学習,生涯スポーツの推進,高齢者の雇用の推進,農政・商工部門などでの生きがい対策などの推進に努めてまいりたいと考えております。一方,介護予防,在宅医療や在宅介護を推進していくことも医療費抑制には効果があると言われており,これらを一体的に推進するため,健康づくり推進の部署を設置し,柔軟に対応できるような取り組みを考えております。このようなことから,本市の健康増進計画であります健康きりしま21を具現化するため,平成21年度から地区自治公民館等と一体となった健康・生きがいづくりへの取り組みを7地区でモデル事業として開始しておりまして,将来的には健康づくり,生きがいづくりに積極的に取り組んでいただける市民・地域を市内全89地区に広げ,結果的に医療費等の抑制に結び付けてまいりたいと考えております。一方,予防医療への助成につきましては,現在,各種がん検診や予防接種等の予防医療への各種助成を行っており,特に感染症予防のワクチン接種は,感染症のり患予防や重症化の予防などに効果があり,ひいては医療費の抑制にもつながっていくものと考えております。また現在,新型インフルエンザワクチン接種助成による重症化予防,がん検診による早期発見・早期治療を行うことによる医療費の抑制効果が大きいことから,本年度は女性特有のがん検診推進事業として,特定年齢の方々の乳がん,子宮がん検診の無料化を実施いたしました。このことにより,受診率の向上等一定の効果があったことから,今後も継続的な予防医療への助成に努めてまいりたいと考えておるところでございます。次に,4点目についてお答えいたします。国民健康保険制度の目的は,議員は十分にご存じであるわけでございますが,国民健康保険法第1条に定められているとおり,国民健康保険事業の健全な運営を確保し,もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することでありまして,その財源は被保険者の税金と国,県等の公費で賄われ,国民健康保険税は,その事業の運営上,大切な財源の一つであると考えております。そのようなことから,国民健康保険税を滞納している世帯に対しましては,税負担の公平性を図るためにも,滞納期間に応じて短期被保険者証,または被保険者資格証明書を発行しております。これは納税相談の機会を増やし,国民健康保険税の滞納を是正するための一つの手段であり,必要なことと考えております。また,資格者証の発行につきましては,特別な事情がある場合にはご相談いただければ,短期被保険者証の発行など,現在も柔軟な対応をとっているところでございます。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  介護保険料問題についてお答えいたします。介護保険料は,介護保険法第129条の規定により,介護保険事業に要する経費に充当するために,おおむね3年を通じて財政に均衡を保つよう徴収しなければならないと規定されておりますので,本市でも,介護保険事業計画の策定に当たり,3か年間の介護保険事業の総額を見込んだ介護保険料を設定いたしております。また,中・長期的に健全な事業運営を目的として,翌年度以降の介護給付費等の財源調整のため,地方自治法第241条の規定に基づき,霧島市介護給付費準備基金条例を定め,決算剰余金のうち介護保険料充当分を基金に積み立てることとしております。また,本年3月に策定した「第4期霧島市介護保険事業計画」におきましては,平成23年度までの3か年間の介護保険事業に要する総費用を約237億8,000万円と見込み,この計画期間内の介護保険料を設定するに当たり,霧島市介護従事者処遇改善臨時特例基金の全額約5,338万円及び霧島市介護給付費準備基金のうちの5億4,200万円を取り崩して活用することとして,設定をいたしております。このことにより,保険料の基準額であります第4段階では,基金を活用しなかった場合の年額の保険料は5万9,412円となり,基金活用による場合の保険料5万400円と比較いたしますと,年額で9,012円の保険料の負担軽減が図られることになります。現時点での平成23年度末の介護給付費準備基金の残高は,本年度の積立額を含め約4億円となり,大幅に減少する見込みであります。なお,保険料段階の区分を6段階から7段階に細分化し,市民税課税世帯に属する年間所得80万円以下の方の保険料を引き下げるなど,高齢者に対する保険料負担の軽減にも配慮いたしたところでございます。さらに,平成21年度から「介護保険ボランティアポイント制度」を創設し,介護保険のサービスを利用されない元気な高齢者等に対して,獲得ポイントに応じたポイント転換交付金を交付することによって,介護保険料負担の軽減を図っているところでもございます。 ○管理課長(岩下 剛君)  不均一課税問題についての水道料金統一の期限を前にどのような検討がなされ,方向性が示されようとしているかについてお答えいたします。合併協議の中で,「上水道・簡易水道料金については,新市において5年間で統一」することになっております。水道料金の統一に当たりましては,旧1市6町の現状把握や今後の水需要,給水人口の予測,及び水道施設の更新・新設等を行うため,平成19年度から28年度までの10年間の霧島市水道事業基本計画を18年度に策定いたしました。また,今回の統一に当たりましては,広く市民の意見を料金体系に反映させるため,公募や旧1市6町の代表者等からなる霧島市水道事業等運営委員会を設置いたしました。委員会では,水道施設の現地視察や水道事業の状況などの説明を行い,今日まで5回開催し,今月中に委員会としての報告書を市長に提出していただく予定であります。今後も安心・安全でおいしい水を利用者に低廉で供給するために,委員会からの意見も取り入れながら,また独立採算制の堅持のため,水道事業にかかる費用及び施設の維持管理,更新にかかる事業費等を勘案し,平成22年度から28年度までを計画期間とする総括原価に基づいた料金体系を設定したいと考えており,現在,最終的な詰めの作業を行っているところであります。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  3問目のうち,都市計画税についてお答えいたします。ご承知のとおり,都市計画税は,都市計画事業または土地区画整理事業が実施されることによって,当該区域内の土地及び家屋について,その利用価値が向上し,所有者の利益が増大することが認められるという受益関係に着目して,当該土地及び家屋の所有者に対し,それぞれの事業に要する費用に充てるために課す目的税でございます。合併前におきましては,旧霧島町で区域を設定しておらず,旧国分市,隼人町で課税を行っておりましたが,それ以外は課税を行っていなかったため,合併協議では現状のまま新市に引き継ぎ,新たな地域と税率については,新市において調整するものと決定がなされておりました。ご質問の「この間の検討と方向性」でございますが,平成19年度に策定された総合計画や平成20年度に策定された国土利用計画との整合性を図りながら,現在,都市計画マスタープランを策定しているところであります。また,あわせて本年度から都市計画区域の再編の作業にも入っておりますので,新たな地域と税率につきましては,その結果を踏まえながら全市的な見直しを行うことといたしております。なお,都市計画税につきましては,本市の条例等に定めた試算について課税しておりますので,議員の言われる2010年度を期限に不均一課税が終了するという,いわゆる合併特例法に規定する不均一課税ではないというふうに認識いたしておるところでございます。 ○建設部長(篠原明博君)  豪雨災害対策についてお答えをいたします。本市の総合治水対策につきましては,平成18年度に地形的特性や排水施設の現状及び課題等を踏まえ,「総合治水対策事業基本計画」を策定いたしました。また,平成19年度に基本計画の中で優先順位の高い施設について,効率的・効果的に治水機能を発揮するための施設計画について検討を行い,「総合治水対策実施計画」を策定いたしました。その中で,隼人町姫城,東郷地区につきましては,早急に整備すべき地区として位置付け,平成20年度に計画地区内の排水路の測量,水路予備設計,管渠予備設計及び排水機場の最適案を検討する基本測量設計等の調査を行いました。そのようなことから,来年度はこの調査結果をもとに,2級河川への新たな水路の接続や樋門の設置が可能かどうか,県と協議を行いながら,実施に向けた詳細設計を行い,今後,事業実施について検討してまいりたいと考えております。また,隼人町姫城西瓜川原・下諏訪水流地区につきましては,以前,冠水による被害がありましたことから,その対策として手篭川,府中第二樋門へ通じる排水路を整備いたしました。今後は,樋門の管理を行いながら,その状況を見守りたいというふうに考えております。 ○33番(宮内 博君)  それぞれ回答いただきましたが,さらにお尋ねをしておきたいというふうに思います。市長選挙での市長に対する批判票については,高い国保税への批判ということで受けとめるべきだというふうに私は申し上げているわけですけれども,平成21年度決算見込み及び平成21年の個人所得の状況を見ながら軽減策を検討していくということでありますけれども,具体的にはほとんど示されていないという現状があるわけです。先ほどの回答でマニフェストで示しました,いわゆる88.9%の世帯の負担が少ないというふうに示しているのは,おっしゃる広報誌の2008年の1月号,これを参考にしたと。あれを見まして,すぐに私,そう思ったわけですけれども,ここには大きな私は問題のある試算がなされているというふうに,前の委員会でもこれ指摘をしたところがあるわけですけれども,この結果を見て,そのまま89%の世帯が負担が少ないというのにはかなりの無理があるというふうに思いますけれども,そこのところは市長はどんなふうに検討なさったんですか。と言いますのは,ここで示されているのは,被保険者が2人で固定資産税が10万円で試算をしているわけですね。それで,お尋ねですけれども,まず固定資産税の国保世帯の平均の資産税額がいくらになっているかということをまずお示しいただけませんか。 ○税務課長(中村 功君)  税務課のほうで持っております資料では,19年度税率改正をするときの固定資産税でありますが,全世帯で総額の固定資産税額を割った場合に,約7万円が平均だったと思います。 ○33番(宮内 博君)  世帯当たり7万865円ということになりますよね。それで,2つ目にお聞きをしたいんですけれども,霧島市の国保世帯の中で課税される固定資産を持っていない世帯の率,その場合のいちき串木野市と霧島市との保険税負担の比較,これはどうなりますか。 ○税務課長(中村 功君)  税務課といたしましては,今のご質問の数値は持っておりません。 ○33番(宮内 博君)  だから市長にお尋ねするんですけれども,この設定というのは2人世帯で固定資産税10万円の世帯で設定しているわけですね。その上で88.数%の世帯が霧島市の場合は安いんだと,こういうふうに書いてあるわけですね。先ほど回答がありましたように,固定資産を持っている世帯の平均固定資産税は約7万円です。ですから,もうこの時点で10万円という設定は崩れているわけですね。しかも,国保世帯のうちにすべての世帯が固定資産を持っているわけじゃないですよ。それも一くくりに固定資産を全部持っているという試算をしているわけです。そこに無理があるんじゃないですかということを申し上げているわけで,担当課もどれぐらいの方が資産を持っているか判定できない,分からないとおっしゃっている。まず,この段階で市長,どういうふうにお考えですか。 ○総務部長(今村恭一君)  国保税を平成19年度から統一したときの資料がございます。それによりますと,資産割が課税されている100万円以下の世帯は約57%でございます。それで試算したときのいちき串木野市との比較でございますけども,昨日もお答えしましたように,霧島市の今の現状での国民健康保険税がほかの自治体と比べてどうであるかということを比較したのが,昨日の答弁でございます。それによりますと,昨日の答弁の繰り返しになりますけれども,議員がおっしゃいますように4人世帯255万,そういうのはわずか4%でございます。霧島市の現状に合わすと,85%を占める1人世帯・2人世帯がより霧島市の現状に近い固定資産税の状況だと考えております。それと,所得でございますけども,これは実際の実績に応じて平成21年8月時点で課税標準額を,100万円以下の方が6割を占めたものですから,そこを全部集計しまして世帯で割りました。そうしたところ,所得が8万3,790円になったことから,課税標準額を8万5,000円と設定して,固定資産税は議員がおっしゃいます5万円で設定したときに,県下で12番目の位置になります。ですから,今回の固定資産税の税率というのは,資産割をなくした代わりに,その部分はほかのところに負担が行くわけです。それが均等割と平等割,あるいは所得割に反映されるわけですけれども,その資産割をなくしたのが所得割のほうに高くなっているのは事実でございます。ですから,3方式にした霧島市の国民健康保険税というのは,低所得者に対してはより優しく,収入のある人に対しては議員がおっしゃるようにやや高目の国民健康保険税となるようでございます。 ○33番(宮内 博君)  市長に対する質問に対して,担当部長が答えていらっしゃるわけだけれども,これはこのマニフェストの表紙のところに書いてございますように,後援会の部内資料なんですね,これ。後援会の部内資料ですよ。だから,この部内資料のマニフェストに対して,担当部長が答えるということもおかしな話です。本来なら市長がこのことを十分お分かりいただいた上で出していると私思っていますよ。答えなきゃいけないというのが,市民の皆さんの思いじゃないですか。部内資料ですから,これは。私どもは全部自分でやるわけです。私の仕事よりもずっとずっと仕事量多いですから,そういうわけにはいかないかもしれませんけれども,今,お聞きになっていてどういうふうにお考えですか。 ○市長(前田終止君)  確かに,そのとおりでございますけれども,このマニフェスト作成に当たりましては,私が1人で一方的に書き上げて作ったものではありません。やはり多くの各界各層の,自分が通じている人たちのさまざまなご意見,市民の声,1期4年間のさまざまなご指摘,そういうことを念頭に置き,第一次総合計画や方向を示したもの,そういうものを大いに参考にして,同じ人物ですから,そういうことで私を信頼していただく多くの皆様方のご助言,ご指導,そしてまた仲間たち,そういう方々からの多くの指摘をいただいて,それができ上がったこともご理解いただきたいと思います。 ○33番(宮内 博君)  ただ,2008年の1月号のこれをほとんどそのまま使っているわけですよ。ですから,本当ならこの間の検証があってよかったはずですよね。それがなされてないということでも問題があるというふうに私は思うんです。市長は「市民が主役」と,こういうふうに常々おっしゃっている。昨日も何回もおっしゃいました。私どもは,「市民が主人公」と言っております。同じことを言っている。だけど,目線がちょっと違うのかなというふうに思うんですが,先ほどの質問に返りますけど,国保加入世帯のうちで固定資産税を払っていない世帯は,私の試算では41.8%です。ですから,10人のうち4人は固定資産税払ってないわけですね。そうした場合に,先ほど今村部長のほうは,低所得者に配慮して6割の世帯で固定資産割をなくして,その代わりに所得割のほうにあるいは均等割のほうに振り向けたと。そのことによって所得の高い層には一定の課税をさせてもらったと,税負担の強化をさせてもらったとおっしゃっているけれども,もともと資産を持っていない4割の人たちは,何の恩恵も受けていないんです。その点どうですか。 ○総務部長(今村恭一君)  もともと資産を持っていない方は,7割・5割・2割の応能・応益負担の軽減がございます。 ○33番(宮内 博君)  本当にそうですか。法定減免は,資産割,所得割には該当しませんよ。確認してください。 ○総務部長(今村恭一君)  応能・応益負担は,均等割と平等割で軽減されます。 ○33番(宮内 博君)  法定減免の対象になるのは,いわゆる均等割と平等割の応益部分でしょう。だから固定資産の分には,それ反映しないんですよ。違いますか。 ○総務部長(今村恭一君)  そのとおりでございます。ただ,応能・応益負担は55・45の決まりがございますので,今,国のほうでそこを撤廃するかどうかというのを検討中でございます。ですから,答弁の中で「今後検討していく」というのは,そのようなものも含めて,国の動きがどうであるかということも考えて,検討していくというような答弁になったわけでございます。 ○33番(宮内 博君)  要するに,先ほどの質問に返りますけれども,4割の世帯が固定資産持ってないわけです。その方たちは,この資産割をなくしたということの恩恵は全く受けずに,増税だけ受けているんです。それは紛れもない事実なんです。それでお聞きしたんですけれども。資産を持っていない方の所得階層は,いちき串木野市と比較をしてどの段階で霧島市がトップになりますか。 ○税務課長(中村 功君)  私が先ほど税務課として資料を持ってないと申し上げましたが,その後,議員が数字を申されましたけれども,18年当時の所得割ごとの,国民健康保険に加入されている総世帯数に対する資産割が課税されている世帯というのは把握しておりますので,それを逆に引いていくと資産割がかかっていないという世帯が出ますが,計算しておりませんので,後ほど回答したいと思います。 ○33番(宮内 博君)  その話はもう私で計算しているからいいんですよ。私が聞いているのは,資産割が入っていない世帯の所得階層,ゼロから500万円ぐらいでいいですよ,大体450万円ぐらいで59万円の頭打ちになりますから,その段階で,どの所得階層段階で,いちき串木野市より霧島市が高いですかと聞いているんです。 ○総務部長(今村恭一君)  試算はしていないそうです。 ○33番(宮内 博君)  だから,この広報誌をそのまま使ったマニフェストには問題があるんじゃないですかということを言っているんですよ。私の試算によりますと,この固定資産税を全く払っていない人たちで1人世帯,2人世帯,4人世帯,所得ゼロから500万円まで比較をしました。鹿児島県内すべての自治体とも比較をしました。いずれの段階でも,所得ゼロの段階でも霧島市が最も高いですよ。例えば,固定資産税ゼロ,被保険者1人の場合,霧島市が1万7,900円に対して,いちき串木野市は1万7,200円,鹿児島市が1万7,200円,鹿屋市が1万4,500円,こういう状況になっています。2人の場合に,ゼロですよ,所得が,霧島市は2万7,400円,いちき串木野市が2万5,200円。4人の場合に,霧島市4万6,300万円,いちき串木野市4万1,300円ですよ。そういうのを見ますと,先ほどの88.6%というのはまやかしだって分かるでしょう。違いますか。 ○総務部長(今村恭一君)  この表は,平成19年度の固定資産税を統一したときの資料でマニフェストの中には書いてあるものだと考えております。 ○33番(宮内 博君)  ですから,そういう問題があるということは,私指摘をしておきたいと思います。同時に,所得階層の高い層に負担感を求めていったということで,先ほど部長のほうから回答なされましたけれども,所得割が12.9%ということになったことで,早い段階で59万円の限度額に到達をするという状況に,これなっているんですよね。それも霧島市が鹿児島県内18市の中で最も早い時期に到達するということになっていますよね,違いますか。 ○総務部長(今村恭一君)  そのとおりでございます。 ○33番(宮内 博君)  それで,市長は今後,いわゆる限度額の引き上げなどがあって,それによって財源が生まれて税率が下がると。多額の財源が生まれると書いてありますね。政府は,厚生労働省は,今63万円という限度額を設定しようと計画をしております。どれぐらいの財源が生まれますか,多額の財源でしょうか。 ○総務部長(今村恭一君)  59万円を4万円上げるというのは,今,国が計画案で示しているだけであって,まだ決まっておりませんので,試算はまだしていないところでございます。 ○33番(宮内 博君)  実際,多額の財源がそれによって生まれるということには,当然これならない。資料で見てみますと,所得400万円以上が大体59万円の頭打ちで引っかかる所得階層になりますよね。それで見ますと,458世帯ということになっています,資料では。単純に4万円増えるというふうに計算しまして,1,832万円ですけれども,これによって税率を引き下げるだけの財源確保できますか。 ○総務部長(今村恭一君)  税率を下げるというのは,この限度額の引き上げも一つの方法でしょうけども,医療費の抑制とかもろもろのことが考えられます。ですから,一概にこれをもって税率を引き下げるというような考え方ではございません。 ○33番(宮内 博君)  マニフェストにそう書いてあるわけです。だから言っているんです。それで,この問題だけやる時間はありませんので急ぎますが,基本問題ですよね,憲法第25条の生存権,そして社会保障の一つであるという国民健康保険法の原則,それからしてやはりこれだけ高い負担というのは本当に避けるべきだと思いますよ。部長のほうでは,私どもがよく使っている所得200万円あるいは255万円,共働き4人世帯,わずか4%しかいないんだとおっしゃるけれども,モデルケースの中にこれあるんですよね。全国の新聞各社などが使っている資料でも,これは多用されているわけですよ。6月18日でしたかね,毎日新聞がこれ報道していますけれども,そこでも所得200万円,4人家族というモデルケースが示されています。こういう世代というのは,子育て世代で他にもたくさんお金がかかる,そういう世代ですよ。ですから,そういう世代こそ非常に負担感が重いということで申し上げているわけであります。そこで,調整交付金のカットの分も繰り入れておりませんよね,そのことについて再度お聞きをしておきます。 ○総務部長(今村恭一君)  調整交付金のことについては,後でお答えしますけれども,そのモデルケースのことについてちょっと市のほうの考え方を話してみたいと思います。この夫婦2人,子ども2人,255万,固定資産税5万というケースは,国保税を統一した平成19年度にいろんなモデルケースを示しております。その中の一つでございます。それで,こういうモデルのときには,国民健康保険税がいくらになるかというのを示したものの一つでありまして,霧島市の現状は,先ほど申しましたように2人世帯というのが多くを占めております。ですから,議員がおっしゃるように,そのモデルというのは霧島市の現状には合っていないと私は考えております。議員も平成18年の議事録を見てみますと,「高齢者が多く加入する,そして同時に低所得者が非常に多いのが国保の特徴だ」と言っておられます。そういうことから考えても,霧島市のこの2人世帯あるいは1人世帯という,所得が8万5,000円というのは霧島市の現状に合ったモデルであると考えております。 ○生活環境部長(南田吉文君)  徴収率等で調整交付金が減額になっていると,その分を一般会計からの繰り入れをしなさいというようなご指摘だろうと思いますけれども,これまで市長のほうも,さまざまな一般質問の中でも,そしてまた市民団体の皆様方からのアンケートだとか,あるいは一部マニフェストにも今回触れておられますけれども,さまざまな軽減策を図っていくというふうに明言をされているところでございます。軽減策の中には,今おっしゃったようなそういったような繰り入れのことや,それから例えば保険事業への繰り入れであるとか,あるいは基金の造成であるとか,例えばそういったものが具体的には考えられるわけですけれども,ただそれらを明快に数字としてここで出すには,まだ正確な資料がないというようなこともございますので,そういったような資料やデータを収集したり,今,国の動きも大きく変わろうとしておりますので,そういったものを見極めながら,早い時期に今ご指摘のことも含めまして打ち出していきたいと,そういうふうに考えておるところでございます。 ○33番(宮内 博君)  私どもの市議団が行いましたアンケート調査では,85.5%の市民の皆さんが一般会計からの繰り入れで保険税の負担を軽減をしてもらいたいと,こういうふうに回答しています。私は,それが市民の目線だろうと思うんですね。それで,これまでいわゆる調整交付金のカット分,過去3年間で2億9,774万円というふうになっているわけでありますが,国民健康保険法第71条では,これが減額できる根拠として,「市町村が確保すべき歳入を不当に確保できなかった場合」というふうに規定をしてございます。市町村の責任だよというふうに規定しているんですね。そして,交付金の算定省令第7条第2項には,保険税の徴収に対して努力した市町村との同率の調整交付金の交付は均衡を失するとして,なぜこういう措置をとったかということを示している。これらに共通しているのは,被保険者の責任ではなくて,いわゆる自治体の取り組みがこういう制裁金を受けているんですよと。だったら,自治体でその不足分は補てんすべきじゃないですか。 ○生活環境部長(南田吉文君)  ここでそのことに明快に答えるということはできません。ただ,先ほど申しましたように,軽減策,幅広いわけですけれども,それらのことを具体的に検討するように市長からも指示をいただいておるわけでございますので,今,議員がおっしゃったようなそういった観点,視点も含めながら,検討してまいりたいというふうに思います。 ○市長(前田終止君)  いろいろご指摘をいただきました。私といたしましては,つい先日のマスコミの報道等でも明らかになりましたけれども,長引くこの景気低迷,そして国保の納付率,これが統計をとり始めて過去最低を記録したというようなご指摘等全国に広まりました。そして,今回の選挙戦を通じて,体で感じた,市民の風。そしてまた,国の今後の動き,あるいはまた私どもの市自身が今後出てくる数字,決算見込みやあるいはまた個人所得の21年の状況,そういうものをしっかり踏まえて,できる限りの知恵をみんなで出して,何らかの形でいずれ遠くないうちに軽減策ができるように,最大限の努力をしたいと,こう思っております。 ○33番(宮内 博君)  確認しておきますけれども,その最大限の努力の中には,一般会計からの繰り入れを選択をするという余地も残されていると理解してよろしいですか。 ○市長(前田終止君)  多方面から総合的に判断をしてまいりたいと,今のところはまだ明言できません。 ○33番(宮内 博君)  この件については,引き続き取り組みを進めてまいりたいと思います。時間がございませんので,次に移ります。介護保険の問題です。今後,介護保険については,多額の基金の取り崩しが予定をされているということで回答がなされているわけですけれども,平成23年までの3年間の介護保険事業に要する総費用を237億8,000万円と見込んでいるということでありますが,これは過去3年間,いわゆる平成18年から20年までの総費用と比較してどれぐらいの伸び率を試算していますか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  毎年度3%の伸びを見込んで試算をしているものでございます。 ○33番(宮内 博君)  ちょっとそれは違うんじゃないですか,部長。これまで決算を見てみますと癩癩3%の伸びを試算をしているというのは分かりますよ。それは当初予算比じゃないですか。確認します。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  事業計画に対するもので比較した場合が3%の伸びでございます。 ○33番(宮内 博君)  平成18年から20年度までの総費用のいわゆる決算と比較をして,この3年間の伸び率,いかほどになりますか。 ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  第3期の計画の実績額と,今回の第4期の237億円の伸び率につきましては,約13%程度の伸びでございます。 ○33番(宮内 博君)  それぐらいの伸びになりますよね。それ現実的ですか。 ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  私どもが,第4期の事業計画を策定する中で見込んだ事業量でもございます。そういうことで,今現時点では事業計画に基づいた設定というふうに認識しております。 ○33番(宮内 博君)  いや,現実的なんですかと聞いているんです。
    ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  実際に21年度,事業計画では74億円程度見込んでおりますけれども,今回,国庫補助金変更申請の公債変更申請を行ったわけですが,現在のところ,21年度の決算見込み額が71億9,600万円ということで見込んでいるところです。約2億円ぐらいの減額変更をいたしております。 ○33番(宮内 博君)  大体決算の推移を見ると,3%から4%の伸びという事実があります。それからしますと13%の伸びというのは,あまりにもかけ離れていると思いませんか。 ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  私どもは,年々高齢化が進行する中で,要介護認定とかそういう認定を受ける方も年々増加をいたしております。あわせまして,さまざまな介護サービスを利用される方も増えているということで,そういったことを総合的に判断をしまして,第4期計画が策定されたものと考えております。 ○33番(宮内 博君)  介護保険の中で給付費が約9割を占めます。その給付費の伸びの中で,どこがそんなに大幅に伸びると見込んでいるんですか。 ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  先ほども申し上げましたけれども,やはり高齢化の進行で介護認定者も増加する,それからそういった介護給付費のサービスを受ける方が増加するということで見込んでおります。なお,最近は居宅によりますサービスを受ける方が増加をいたしておりますので,そこら辺も要因になるというふうに考えております。 ○33番(宮内 博君)  具体的に述べてほしいですよね。居宅サービス費というのは,この3年を見てもほとんど横ばいでしょう。伸びているのは地域密着型でしょう。そういうふうに分類をしてどこが伸びるんですかと具体的に聞いているんです。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  先ほど申しましたように,居宅型のものも当然に大きく伸びておりますけれども,やはり施設を利用される方の部分のものが非常に比較的に高い割合を占めておりますので,そういうところの部分も大きな要因となっているというふうに認識いたしております。 ○33番(宮内 博君)  総額の237億8,000万円は示すことができて,給付費のどこの部分がそういうふうに伸びるかというのは示されないんですか。 ○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)  先ほど部長がご答弁申し上げましたけれども,居宅サービス以外に地域密着型サービス費も増加をいたしているわけですが,今後私どもは地域密着型,そしていろいろな施設整備を計画いたしておりますので,今後23年度までに特別養護老人ホーム等の整備が109床ほどの計画をいたしておりますので,その分の増加も見込んでいるところでございます。 ○33番(宮内 博君)  かなり粗い計画じゃないのかなというふうに思います。現実に,地域密着型のサービス事業を見ますと,過去3年間ですよ,3年ごとのスパンで見るわけですから,実際に増えているのは地域密着型が55.4%増えていて,ほかの事業はほぼ平年並みです。それを見ましても,平成18年と20年度を比較して3億円ほどの伸びですよね,それが237億という数字は,そういう中では出てこないと,今後も引き続きこの問題はただしてまいりたいと思います。不均一課税の問題についてです。水道料金の関係ですが,今後計画をしていくということで,最終的な詰めの作業を行うということですが,いつごろ明らかになりますか。 ○管理課長(岩下 剛君)  先ほども答弁いたしましたけれども,今月中に委員会としての報告書をいただきますので,それを踏まえまして次の議会にはお示しできると思っております。 ○33番(宮内 博君)  旧1市6町の中で,一番旧隼人町で生活している市民の負担が水道料金多いわけですね。これを上回るという,そういう計画にはならないでしょうね,確認です。 ○管理課長(岩下 剛君)  今回の統一に当たりましては,総括原価方式に基づきまして算定いたしますので,その料金につきましては,適正な料金に向けて作業をしているところでございます。 ○33番(宮内 博君)  今の段階では,まだそれを示すことはできないという話ですか。 ○管理課長(岩下 剛君)  そうです。 ○33番(宮内 博君)  ぜひとも一番高い隼人町を見習うような,またさらにそれを上回るようなことがないように。市長,どうですか。 ○市長(前田終止君)  そのような努力をさせていただきます。 ○33番(宮内 博君)  都市計画税の関係ですが,目的税,その目的に癩癩きちんと説明ができるエリアで正確に課税されてますか,担当課。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  先ほどもお答えいたしましたけれども,目的税ということで,土地区画整理事業あるいは都市計画事業の実施に伴う受益者負担的な意味合いもございます。そういった意味からいたしますと,必ずしも適正に明確にはなされてないのかなというのも感じているところではございます。 ○33番(宮内 博君)  旧隼人町では,公共下水道計画,土地区画整理事業,公園計画,そういう都市計画に全く該当しないところまで広いエリアに課税されているんです。その見直しも含めて検討するということでしょうか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  そうです。現在,都市計画マスタープランのほうを担当所管のほうで策定中でございます。そういったものの時期に合わせながら,詳細な税率とかあるいはそういったエリアとか,検討してまいりたいというふうに考えています。 ○33番(宮内 博君)  最後に,排水対策ですが,これは内水の排水をするためには,ポンプによる排水が極めて有効ですけれども,東郷,中須,新溝地域,諏訪地域,いずれも新たな排水ポンプを設置して内水を排水すると,そういう計画になっているか,お聞きをしておきます。 ○土木課長(中村順二君)  内水対策の最終的な処置としましては,総合的に判断するところからいけば,ご質問があったポンプ場設置,もうそれしかないというふうに考えております。東郷地区,また諏訪水流地区につきましても,将来的に宅地化が進行していくならば,当然,そういう排水路が増えてまいりますので,検討する時期が来ると考えております。 ○議長(池田 守君)  以上で宮内博議員の一般質問を終わります。次に,13番,新橋実議員より4件通告がされております。したがって,新橋実議員の発言を許可します。 ○13番(新橋 実君)  13番議員,新橋実でございます。新風会の一人として,通告に従い一般質問を行います。霧島市になりまして,議員も地域枠を撤廃され,今回初めての市内全域での選挙になりました。非常に厳しい選挙戦でした。4年間,霧島市1期目の議員として,霧島市全域を見てきたつもりでありましたが,今回改めてその広さを実感いたしました。それぞれの地域を回る中で,いろいろな指摘も受け,またその地域地域の実情も少しは知ることができました。今後は,それぞれの地域に少しでも足を多く運び,ご意見をお伺いし,市政の取り組みなどを含め,意見の交換等を行っていきたいと考えております。今回は,これまでの一般質問のその後の状況,また今回選挙で感じた問題などの一部を一般質問いたします。4項目と多岐にわたりますので,早速質問に入ります。執行部の明快で分かりやすい答弁をお願いいたします。まず1点目,税収確保についてお伺いをいたします。今,国のほうでも税収が伸び悩み,今回の補正予算を含め,平成21年度の予算総額は昭和22年以来という税収が赤字国債を下回るといった結果になると報告されました。民主党政権でも税金の無駄を省くといったことで,各省庁の仕分け作業が行われております。行政の無駄を省くといった分かりやすい政治を行うことが,市民の皆様方に対する務めではないかと思っております。そのような中,霧島市でも来年度へ向けた予算編成は非常に厳しい状況が予想されます。霧島市は,大企業や中小企業など立地企業も多く,法人税,市民税等の税収落ち込みが予想されると同時に,失業者の雇用確保を図っていくことも大事であります。今後,雇用問題,企業誘致等も含め,具体的な市の税収確保をどのようにとらえているのか,お伺いをいたします。税収確保の2点目に入ります。今年の6月議会で,地域に進出している企業のうち,パチンコ産業について質問をいたしました。そのときの内容が,市内に18店舗あり,税収として固定資産税,都市計画税で8,100万円,法人市民税が860万円,合計で9,000万円程度との答弁でした。しかし,店舗で景品としているたばこや酒類については,18店舗のうちわずか4店舗しか地元から購入していないといった実態も報告をされました。私は,そのときたばこについてはどこで買っても同じ金額なのになぜだろうと不満を持ちました。酒類についても,お菓子や他の景品についても,地元で購入すべきであると考えます。また,その金額については把握できていないとのことでしたが,前回,市長も今後研究していくとの答弁もありましたので,どのような検討がなされたのか,現在どういった状況になったのか,どう対応されたのか,お伺いをいたします。次に,2項目め,市の観光行政についてお伺いをいたします。市長は,1期目当選直後からマニフェストにもありましたが,観光産業に力を注いでおられます。しかし,経済不況が続く中,観光客も非常に少なくなっているのが現実なようです。昨年は,大河ドラマ「篤姫」の影響で若干観光客が増えたようですが,また今年は少なくなっているように思います。これからの観光客誘致に関して,市長の取り組みはどのようなものなのか,お聞かせください。また,風光明媚な霧島山,錦江湾,桜島など,観光ルートを考えるとすばらしいものができると思いますが,市として観光客誘致策等の計画はあるのか,また観光業者等との具体的に話し合いを持った経緯があるのか,お伺いをいたします。次に,3項目め,今後の地域活性化対策について伺います。今回,市内の多くの地域を回ってさまざまなお話をお伺いしました。ここでは多くを触れませんが,本当に合併してよかったのか,これから私たちの地域はどうなっていくんだろうと,不安を持っている方も非常に多いようです。市としても,それぞれの地域でそれぞれの事業が展開されているでしょう。しかし,多くの市民にはそれが見えておりません。今後,市民が目に見えて合併してよかったと言えるような施策を展開していく必要があると思います。市長は,今後,市内各地域でどのような具体的取り組みを考えているのか,市民が分かるように答弁をお願いいたします。市長も今回選挙で地域を回られて,さまざまなご意見等を聞く機会もあったと思いますが,前回行った「語イもんそ会」のようなことを行う考えがあるのか,お伺いをいたします。次に,4項目め,緊急医療体制についてお伺いをいたします。これまで私も何回となくこの質問を行ってまいりました。鹿児島県第2の都市と言われながら,救急医療や三大疾病と言われる頭部損傷による脳外,脳卒中,心臓疾患などになかなか対応できてない状況があったわけです。そのかいあってなのか,来年の1月から医師会医療センターに脳神経外科が新設され,医師1人の人件費800万円が計上され,病院事業会計補正予算にも脳神経外科の手術室の工事分4億3,000万円が組まれています。また同時に,市の避難場所並びに救命救急に対応したヘリポートの用地確保の予算も組まれています。非常にありがたいことです。市民の皆様方も少しは安心されるのではないかと感じております。そこで,伺います。今回,この補正予算が可決されることにより,これまでの医療体制と緊急医療,救急患者に対してどの程度対応できるのか,また他の診療科目との調整は図られているのか,お伺いをいたします。次に,国分の福島にある霧島記念病院は,以前救急病院指定であったと思いますが,現在はどうなっているのかお伺いをし,以上で第1回目の質問を終わり,答弁によって質問席から再質問を行います。 ○市長(前田終止君)  新橋議員から4点につきましてご質問でございました。4点目,1につきましては,私のほうから答弁をさせていただきます。そのほかにつきましては,関係部長等がそれぞれ答弁をさせていただきます。緊急医療体制についての1点目についてお答えをいたします。先の所信表明で申し上げましたとおり,全国的に医師の確保が大変困難な状況の中,このたび鹿児島大学医学部医局のご協力により,国内の脳神経外科部門で極めて多くの実績をお持ちであり,また日本脳神経血管内治療学会の指導医でもあられます中野真一先生を当センターにお迎えし,平成22年1月から,間もなくでございますけれども,1月から年明けてすぐ,霧島市立医師会医療センターに脳神経外科を開設する運びとなりました。平成12年に国から移譲を受けて以来,約10年,脳神経外科は標榜科目でありましたけれども,これまで議会や市民の皆様方からも非常に強い開設の要望があったものでございます。本市といたしましても,また姶良郡医師会といたしましても,地域開業医の皆様方との地域医療連携を推進する上からも,さらに急性期医療では不可欠の脳神経外科を開設できますことは,当地域の医療の発展に大きく貢献するものと考えております。現在の医師会医療センターは,姶良・伊佐保健医療圏,二次保健医療圏でございますが,姶良・伊佐保健医療圏における中核病院としての役割を担っているほか,地域医療支援病院として「かかりつけ医」との連携により,がんなどの高度特殊な医療,救急医療,へき地支援などの政策医療を行う役割もあわせ持っておりまして,病院群輪番制の二次救急医療病院として,また救急告示病院として年間約1,500件の救急車搬送を受け入れているなど,当医療圏の中で急性期の中心的な病院として救急医療を担ってきております。一方,医療センターを含む3つの病院を核として,平成20年3月からスタートいたしました「姶良地区循環器ネットワーク」においては,急性心筋梗塞の急患の専門治療を実施するなど,多くの実績を上げておられます。また,これまで関係機関の皆様方のご協力により,発展充実してまいりました脳神経外科分野がさらに発展充実するとともに,地域医療支援病院としての役割の充実,また循環器疾患と脳血管疾患はともに動脈硬化などに起因することが多い疾患でありますことから,総合的に脳血管,循環器疾患患者を診療することができるなど,当地域の医療連携の充実が図れるものと考えております。また,来年秋の本格的な稼動に向け,平成21年度病院事業会計補正予算として中央手術棟の建設に係る設計監理委託業務や建設工事費を合わせ,4億3,000万円の債務負担行為を設定する内容のご提案を申し上げております。中央手術棟は,医療センターの救急入り口の西側渡り廊下とデイケアセンター・リハビリセンターとの間を予定しておりまして,1階部分に救急センター,MRI等の各種検査室,2階部分に手術部門を集中配置する2階建てを予定いたしております。特に,老人ケア施設や介護施設などから,救急脳神経外科対象として搬送されてくる患者は,合併症,肺炎や心不全の方が多い傾向にありますことから,脳神経外科手術での適応は少ないものと考えられます。そのため現在,循環器,消化器内科,内科,外科,整形外科等においては,緊急の場合の診療科目の連携などもすでに整えているところであります。また,脳神経外科の開設に伴う院内のほかの診療科目との調整につきましても,外来や病棟及び検査などにおいて,病院全体として協議・調整を図っておられるところでありまして,1月からの開設について万全の体制で臨むこととされていると伺っております。 ○消防局長(後庵博文君)  お尋ねの緊急医療体制のことでございますが,お尋ねのとおり,霧島記念病院は名前が変わる以前,平成8年より救急告示病院でございます。なお,現在,3年ごとの更新でございますので,平成21年1月23日付で更新されております。したがって,現在も救急病院であることに間違いございません。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  税収確保についての1点目の中での企業誘致による税収確保について,お答えいたします。税収の確保を図るには,「産業基盤の底上げ」,「雇用の確保」を含め,市外からの企業誘致及び既存立地企業の増設が効果的な一つの手段と考えられます。企業誘致の促進は,経済情勢等に大きく左右され,昨年からの世界的な景気悪化に伴い,企業も設備投資を控え,依然として厳しい状況が続いておりますが,最近,少しずつではございますが,大企業を中心に明るい兆しも見え始めております。本市は,県央に位置し,鹿児島空港や九州縦貫自動車道を有する「絶好の地理的条件」,「豊富な人材」,「優遇制度の充実」などを全国的にPRしております。今後も県をはじめ,関係団体と連携を図り,情報収集,企業訪問等を行い,企業誘致に取り組み,税収確保にもつなげたいと思っております。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  税収確保についての1点目についてお答えいたします。昨年の9月半ばの米国証券会社の破綻をきっかけに,深刻化した金融危機に端を発した100年に一度と言われている世界経済不況により,地方自治体は昨年10月ごろから本格的にその影響を受け始めました。本市の平成21年度当初予算の税収につきましては,不況の影響は大きいものと判断し,予算計上いたしております。市税のうち,経済不況に大きく影響を受ける法人市民税につきましては,企業の業績悪化傾向に伴い,平成20年度の8月から11月までの4か月間では20%減となっております。この景気悪化状況が本年も引き続くと見込まれ,平成21年度の法人市民税は大きく落ち込むことは避けられない状況であったため,対前年度比50.3%減,また個人市民税につきましても企業の業績悪化,雇用の悪化等から,所得の減収による個人市民税も減収するものと判断し,対前年度比0.3%減,また固定資産税につきましては,本年は評価替えの年でありましたが,対前年度比0.8%減としているところであります。本市の企業等の大幅の赤字転落は税収に大きく響き,21年度はすでに納めていただいた税金を払い戻すための補正予算を編成したところでもございます。経済活動の影響を直接受けるのが企業でございます。景気の行き先は全く不透明であり,地方財政がまた危機に見舞われるときが来るかもしれません。本市においては,好況・不況を問わず,長期的に財政を維持できるための安定的な税収と財源の確保が必要であります。そのために企業の活性化や誘致,雇用の維持,また課税客体の的確な把握と適正な課税により,公平性を図りながら,さらに収納率向上対策も必要というふうに考えております。次に,2点目についてお答えいたします。パチンコ店は,現在霧島市内に18店舗ございます。議員申されたとおり,3月定例会でのご質問でもご答弁申し上げておりますけれども,市内のパチンコ店にかかる税は,固定資産税と都市計画税で8,100万円,法人市民税が860万円の合計で約9,000万円程度とお答えをいたしております。また,このほかにパチンコ店の景品としてのたばこに対するたばこ税がございます。日本たばこ産業などが小売業者から申告された売り渡し本数を基準に,業者の店舗がある自治体に納付されるものでございますが,本市では現在のところ6店舗が地元でたばこを購入いただいております。本市では,このようなことからパチンコ店を訪問し,たばこ税は本市のさまざまな施策を推進するための貴重な財源であることをご説明申し上げ,霧島市内の小売業者からぜひたばこを購入していただくようお願いし,あわせて各店舗の本社にも文書でこの旨をお願いしているところでもございます。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  2問目の1点目についてお答えいたします。マニフェストでは,観光客1,000万人を掲げ,総合計画でも平成24年度に観光客1,000万人を目標に掲げております。平成20年の観光庁の宿泊旅行統計調査による,九州各県の延べ宿泊者数は,鹿児島県を除くすべての県で減少しておりますが,霧島市への入込観光客数の現状は,対前年度比3.46%増の771万3,000人となっており,近年の経済環境の悪い中ではありますが,霧島市では篤姫効果や観光に携わる事業所の方をはじめ,市民のご尽力もあり,少しではありますが,増加しているところでございます。今後も,霧島市観光協会と連携をとり,目標達成に向けさらに努力してまいります。今後の対策といたしましては,平成22年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映がありますので,ゆかりの地の整備等を行い,旅行会社に対し商品化のPRに努めてまいります。また,平成23年3月には,九州新幹線が全線開通しますので,肥薩線などの利用により霧島市に足を運んでもらえるようにPRしてまいります。さらに,今後は全国高校総体登山大会,自然公園ふれあい全国大会,全国お茶まつり,全国縄文サミットなど,各種のイベント・大会を誘致いたしましたので,多くの方が霧島市に訪れてくださるものと考えております。次に,2点目についてお答えいたします。霧島市の恵まれた自然を生かし,点に終わらず面でとらえた観光地づくりは重要なものだと考えており,霧島山,錦江湾,桜島などをつなぐ観光ルートについても,鹿児島市,指宿市,南九州市と本市で構成する鹿児島県四地区観光連絡協議会で,エージェントなどに商品化をお願いしているところでございます。また,大手旅行会社が参加する観光関係意見交換会等に本市からも参加し,霧島市への観光ルートの商品化に向けたPRをいたしております。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  3問目の今後の地域活性化対策についてのご質問のうち,1点目の今後の市内各地域での具体的な取り組みに関するご質問にお答えいたします。本市では,合併前の7自治体の行政水準や財政状況等が異なり,一概に比較することができないことなどから,これまで旧自治体ごとの合併前後の行政水準の比較につきましては,行っていないところでございます。同じ調整項目であっても,合併前よりも負担が多くなった地区もあれば,逆に少なくなった地区もありますので,ある一部分だけを比較すると,「合併する前のほうがよかった」と思われる方もいらっしゃるのではないかと存じます。しかしながら,合併協議時に作成されました「新市まちづくり計画」の財政シミュレーションによりますと,平成21年度,つまり本年度末で基金残高が赤字になる自治体が4団体,平成22年度に赤字になる自治体が2団体と想定されており,これら6団体が合併せずそのまま標準的な行政サービス水準を維持し続けてきたと仮定すれば,今ごろは非常に厳しい財政状況になっており,市民生活に多大な影響を及ぼしていた可能性がございます。このようなことにならないよう1市6町で合併し,スケールメリットを生かしながら行財政改革を進めてきたからこそ,現在の行政水準を何とか維持・確保できているのではないかと確信いたしているところでございます。本市のまちづくりは,「第一次霧島市総合計画」をはじめ,各分野のさまざまな基本計画等に基づき,進めてまいることになりますが,今後とも各地区の特性を生かしながら,実情に見合った施策に取り組んでまいりたいと存じます。また,特に住民生活に最も身近な地区自治公民館,自治会の活性化につきましては,住民自治の確立と地域の活性化のために,極めて重要なことであると考えております。このため本市では,霧島市自治公民館連絡協議会と連携しながら,その活性化対策に取り組んでおり,本年度は来年2月を自治会加入推進月間と設定し,自治会未加入者宅の戸別訪問等により,自治会加入を促進することとしているほか,今後,地区自治公民館,自治会の自主的な再編問題等についても,検討していただくことになっております。さらに,地区自治公民館において,地域住民自らが地域の10年後を見据えて策定する「地域まちづくり計画」に基づき,まちづくりを進める「地域まちづくり支援事業」や地域振興補助制度の活用による地域活性化を促進しているほか,各地区の地域審議会からそれぞれ活性化に関する予算のご要望をいただき,予算編成の参考とさせていただくシステムを構築いたしているところでございます。 ○総務部長(今村恭一君)  次に,2点目についてお答えします。合併後の市民総親和を図るとともに,少しでも早く市民の一体感を醸成するため,市長,副市長,教育長及び部長等も出席し,市民の皆様の声に直接耳を傾け,ともに語ることを目的に,「市長と語イもんそ会」を開催いたしました。この会は,平成17年度に各総合支所単位で7回,平成18年度は小学校区単位で34回,計41回開催し,3,114名の多くの市民の皆様にご参加をいただき,貴重なご意見を聞く機会となり,1期目の市政運営に反映させてまいりました。今回,2期目の市政運営に当たり,市政を市民の皆様に身近に感じていただくとともに,もっと踏み込んで皆様とのご意見を聞くことや,各総合支所等の職員との意見交換の場を設けること,現地調査を行うことなどにより,地域の問題をスピード感を持って対処するため,市長のマニフェストにも掲げておりましたように,各総合支所及び隼人庁舎を巡回する「一日移動市長室」を実施したいと考えております。このことにより身近な総合支所等において,各地域の市民の皆様の意見をじっくり聞くことができ,市民目線で市政の運営に当たることができるものと思っております。 ○議長(池田 守君)  ただいま新橋実議員の一般質問に対する答弁が終わりましたが,ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午後 零時05分」                ──────────────                「再開  午後 1時20分」 ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き会議を開きます。新橋実議員の一般質問を続けます。 ○13番(新橋 実君)  それぞれにご回答いただきましたけども,それぞれに再質問をいたします。今回の質問の中にも,乳幼児医療費の問題や国民健康保険税の一般会計からの繰り入れ等の質問がされておりました。そのために,私は財源を確保しなければならないと考えております。そのような中,しかし,市民の税金を上げるといったことは非常に厳しい,説明責任もついて回ります。そこで,まず固定資産税についてお伺いしたいと思いますけども,前回の議会の中で同僚議員から質問がありましたが,市民は非常に不快感を持っておられます。1市6町が合併して,これまでの見直しが行われ,今回の結果になったと思いますけども,やはり説明が足りなかったのではないかと思いますけども,この問題についてはどうお考えでしょうか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  固定資産税につきましては,ちょうど3年に1回の評価替えがございました。また,あわせまして,今までそれぞれの旧1市6町での評価基準というのがまちまちでございました。それで公平,公正な課税という観点から,同じ認識のもとでの統一を図ったところでございます。 ○13番(新橋 実君)  確かにそうなんですよね。しかし,固定資産税を決める前には,現地の確認も行かれるわけですね。その中で,今回,航空写真等撮られて,もちろん回られているとは思うんですけども,そこに地域の方がいらっしゃれば,そこの地主の方がいらっしゃれば,今回からこのようになりましたと。雑種地についてが,今回非常に取り扱いが難しかったと考えるわけですけども,その辺の説明がほとんどされてないというようなことを私も聞きましたけども,そこについてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  実施に当たりましては,事前に広報等もかけておりますけれども,そういった意味からすると,もうちょっと広報が足りなかったのかなということも考えますけども,いろんな更正をかける中,納付書を送った後,いろんな問い合わせがございました。そういったものに対しましては,現場に再度出向いて調査するなりとか,そういった形で,できる限りの対応はさせていただいてるつもりでございます。 ○13番(新橋 実君)  現地調査されるわけですので,しっかりとそのときの対応をしていただきますようにお願いしておきます。先ほど進出企業についてお伺いをいたしました。霧島市になって立地した企業が,これまで霧島市になってからですけども,何社あるか,また年度別に雇用された社員等が何名いるのか,地元からの採用はどうだったか,また法人税等についてもお伺いいたしたいと思います。また,対照的に,立地企業で倒産,縮小された企業はどうなのか,それと解雇された方等もいらっしゃいましたらお伺いしたいと思います。 ○企業振興課長(池田洋一君)  まず,合併後,立地した企業は何社かということでございますけれども,合併後19社でございます。それと,従業員につきましては575名。先ほど年度別にと申されましたけれども,平成17年度が79名,平成18年度が180名,平成19年度が297名,平成20年度12名,平成21年度,今年度が7名でございます。次に,合併後,倒産,撤退した誘致企業は7社で,従業員が210名でございます。しかし,この中には,横川地区の企業が宮崎に移転しておりますが,約半数は宮崎へ,その他の従業員は同地区のグループ会社で多数受け入れしておりますので,実質の失業者はまだ低いと思っております。次に,その19社の法人市民税の総額でございますけれども,税務課のほうに調査していただきましたところ,19社分で517万9,600円ということでございます。 ○13番(新橋 実君)  17年度からすれば,雇用者も大分減ってる状況も皆さんお分かりになったと思います。今年度はわずか7名ということで,非常に厳しいのかなと。私は,税収を増やすためには,働いてもらう雇用問題が不可欠だと考えております。先ほどお話がありました公営企業であっても,市民の理解を得て設置できるようにやるべきだと私は思っております。あのような施設は,青少年の健全育成上,ギャンブル性が高いから反対だとか言ってる団体等もありますけども,そうだったらパチンコ業界はどうなんだと私は思います。これは市長にも前も聞きましたけども,市長もギャンブル性も高いと言われておりました。公営企業は駄目,パチンコはギャンブルじゃないからいいといった意見はいかがなものかと私は思っております。公営企業については,税収の面においても,雇用の確保,あるいは自治体への補助金,地域活性化対策資金など,活用もさまざまあると聞いております。何が悪いのか,今後は徹底検証をして,その対応策等も検討していけば,おのずと道は開かれていくのではないかと私は思っております。今後は,議会並びに執行部も含めて,こういった業者が来るのであれば,公営企業等が来るのであれば,前向きに考えていくために,研修会や勉強会等も開催すべきではないかと私は考えますが,市長はいかがお考えでしょうか。 ○市長(前田終止君)  パチンコのもたらす地域社会への影響,あるいはまた,公営企業としての例えば舟券売り場等に対する考え方,それをとらまえてのお話だったと思うんですが,パチンコについての一般論としての評価については,ギャンブル性が非常に高いという強いご批判もあれば,そうはいってみても,認めて,今日までどんどんみんな利用されたり,あるいは経営をたくましくがんばっておられるじゃないかというようなこともございます。この手の,特に公営の〇〇券売り場みたいなものを市の行政として,頼むから来てくれというような形では,私は強く考えていないというご理解をいただければいいのかなと思います。議員は,企業誘致立地,そういうものとの比較も出しながら言われましたが,地域社会,そしてまた,企業の誘致立地に該当しない範囲の大きな店舗展開などにおいては,我が地域においては相当数な雇用が商業施設,あるいはある程度のまた農業施設,大規模になれば,また農業施設でも大きな雇用が数百名単位で発生するケースもあろうかなと思います。そういうことを考えながら,好んで公営企業を,これをやっていくよりも,今言った全般的な企業誘致,雇用の機会の増大をなすべきかなということを私としては考えていると申し上げているとこでございます。 ○13番(新橋 実君)  私も積極的にやっていくとか,そういうことじゃないんですけども,市民のもちろん理解も必要ですし,今霧島市では,溝辺町に場外車券売り場があるわけですね。ここを見ることもでしょうけども,そういったところが本当にどういった悪影響を与えているのかと。そういったことはこの霧島市に,あそこしかないわけですけども,先進地も私は,それが,いいのか悪いのかも含めて検討する資料として現地を見たり,研修を開いたり,勉強をする,そういったことは私は必要じゃないかなと思うんですけど,それいかがですか。 ○市長(前田終止君)  それはもう必要なことだと思います。 ○13番(新橋 実君)  確かに,今市長も申されましたけども,パチンコ業界については結局何もないわけです。県の許可をもらってぽんと建てれば,もうそれでできるわけですので,これについて市のほうで「造りなさんな」とかいうことは言えないわけです。だけど,これも立派な私はギャンブルだと思います。その辺も今後は検討して,しっかりと対応していただければというようなふうに考えております。その中で,先ほど説明がありました,霧島市内に18店舗今現在あって,6店舗が地元でたばこを購入していただいているということでしたけど,たばこ以外の物は買ってないんですか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  私もパチンコを私的にはさせていただいておりますけども,商品といたしましてはいろんな物がございます。酒類とか,あるいはおもちゃ類とか,多岐にわたる商品が最近そろってるように思います。(「購入はたばこだけか」と言う声あり)その点については確認はしておりません。 ○13番(新橋 実君)  確認してないということは,税収は,たばこだけが税収だと考えていらっしゃいますか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  たばこ等も小売店業者を通じていろんな分が入ってくるわけでございます。もちろんほかの商品につきましても,そういった霧島市内におけるそういった販売にはつながろうというふうに考えております。ほかの商品につきましても,当然市内で消費されれば,当然還元もあり得るのかなというふうには考えております。 ○13番(新橋 実君)
     今たばこを6店買ってるということでしたけど,これについての税収については答弁がなかったわけですけど,税収は確認はされてませんか,どれぐらいの税収だと,この6店のたばこ税の税収はどれぐらいあるかということ分かりますか。 ○税務対策総括監(末野賢了君)  20年度の決算の総額については把握当然いたしておりますけども,実はその6店舗にかかる部分のたばこ税,消費税ですね,それについての問い合わせをやっていましたけども,教えていただけないのが実情でございます。したがって,把握できておりません。 ○13番(新橋 実君)  先ほど,今霧島市内の小売業者からたばこを購入していただくように文書でこの旨お願いしてるというような答弁でしたけども,どうかなと私は思うわけですけど。文書だけではなかなかできないのかなと。市長自ら行かれて,霧島市も「たばこは国分」ということで昔はあったわけですけども,そういったたばこ耕作者もたくさんいらっしゃるわけです。たばこについては,ほとんどどこで買っても税金も変わらないし,小売価格も変わらないような状況もあるわけですので,もうちょっと私は,前聞いたとき,4店舗が6店舗になったと,2店舗は増えたわけですけども,もうちょっと増えたのかなと思ってたんですけども,あとの12店舗はよそから買ってる状況。たばこに限らず,ほかの景品も多分そうだと思いますけども,税収を増やすんだったら,市長,もうちょっとこの辺をしっかりと力を入れて,地元にいるわけですから,私が前から質問してるように,パチンコ店に行くのはほとんどが地元の方なんですよ,地元の方々,その金がよその地域に流れていくということですよ。出玉の関係もあって,そういったよその大きいところに行くかも分かりませんけど,市民の皆様方に,どこのパチンコ屋は地元からたばこを購入してるよというような,せめて案内ぐらいも出してやっていけば,ここは地元にお金が落ちるからこっちへ行こうかとかいうようなことも,またそこの企業もまたそういうふうな気持ちを持って対応できるんじゃないかと思いますけど,どうですか。 ○市長(前田終止君)  税収の確保については本当に努力をしてまいらなきゃならんと思います。もうありとあらゆる歳入確保を努力していきたいと思います。その一つに,広報誌の裏表紙なども,例えばチャレンジいたしておりますよというようなことでございます。ですから,議員仰せのそういう努力も,またさらに熱意を持って努力させていただきたいと思います。 ○13番(新橋 実君)  例えば建築確認をとるときに,どうしても霧島市のほうで確認をとるわけですけども,そういったときに指導はできないのかですね。私もいろいろインターネットを調べたわけですけども,条例を調べたわけですけど,条例ができているとこはなかったわけですけど,そういった条例というのは作れるもんじゃないんですか。 ○税務課長(中村 功君)  条例等につきましては,これは以前,県に確認もしたことがありますが,何らかの形で条例の制定はできるかもしれないけれども,罰則等,そういったものが上位法令で決められておりませんので,市の条例で罰則等決めることはできないというふうな回答をいただいております。 ○13番(新橋 実君)  建築確認をとるときに,どうですか,建設部長,そちらのほうで,ある程度の指導とか,そういったことができるのかどうか。 ○建設部長(篠原明博君)  ちょっと詳しいことは分かりませんけども,基本的に建築確認の中では,そういうものは多分難しいのではないかというふうに今は思っております。 ○13番(新橋 実君)  税収確保という面で今回質問しましたけど,何らかの形で地域に根をおろしてる,そういった企業から,いかにして税収をもらうかということは非常に大きな問題ですので,しっかりとこの辺も,私たちも考えますけども,市当局もそちらのほうにも知恵を絞っていただければと考えております。それでは,2項目めの観光問題についてお伺いします。市長は観光事業に大変な努力をされておりますけども,現在,経済不況が続く中,観光客増加については非常に厳しい現実があるようです。昨年度は3.46%という増加があったということでしたけども,今回,マニフェストで,市長は「龍馬伝」ロケ地の誘致,平成23年に行われる全国お茶まつりの開催,また火山噴出物に関する国際会議の開催等で観光客の誘致をうたっておられます。これについて,どれぐらいの方を誘致できるのかなというような考えがあるのか,ちょっとお伺いしたいと。 ○市長(前田終止君)  全体としていくら来るかということを具体的に計算はしておりませんが,一般的な考え方として,NHK大河ドラマ「篤姫」,それで今「天地人」,来年が1月から1年間「龍馬伝」ということですね。そういう意味で考えた場合,篤姫効果,これが県土全体,あるいはまた,鹿児島市,指宿方向と向いたことを考えますと,今回のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」は,私たちの地域とも深いかかわり合いがある部分がございます。そして,全国にそういうことに対するネットワークもございますし,今まで磨いてある,あるいは継続してある龍馬ハネムーンウオークなども14年目を迎えるということなど,あるいはまた,それに関するロケがあった場合など,またもっと違う見方もできるのかなと思いますが,そういうものを考えてみますと,合併してからこの4年,ずっと右肩上がりで,1,000万人には届かないものの,ずっと増え続けてきた,この厳しい中での数字は無視できないと思います。そういう中で,「龍馬伝」が基礎に1年間あることは,大きな追い風に期待ができると思います。そして,その中で,今議員ご指摘のような,例えば国際会議,全国高校総体の登山競技大会,あるいは自然公園ふれあい全国大会,あるいはまた,その次,新幹線がもう控えておりますから,秋にはもうお茶まつり大会,そういうのは,例えばお茶まつりについては,もうデータが出ておりまして,お茶の世界では最大の大会ですが,大体3,000名以上と言われております。ほかの大会は100名規模もあれば,例えば国際会議はおおむね100名少々の会ですが,そのうち外国のこれは学者先生たちの会議でございまして,国際会議,それが開かれるということがまた意味がありまして,ジオパークともまた深く絡んでおりまして,そういうことを重ねていくことだというふうに認識しております。何人このことによって全体的に増えるかは,ちょっとまだ今後のいろんな情勢を見ながら,それらを生かして,この指とまれということで,観光客を少しでも話題性をとりながら,こちらに向かってきてもらう要因に変えていくということだと思います。それを言うことによって,また磨きをかけるということだと思います。 ○13番(新橋 実君)  市長が1,000万人とうたってらっしゃるから,私は人数をちょっと確認したかったわけですけども,今回3.46%,771万3,000人ということを,先ほど観光客が昨年来たということで言われたわけですけども,この中で,実際1泊でも霧島市に泊まられた方,もしそういう方が分かってらっしゃったら教えていただきたいと思います。 ○観光課長(横手航太郎君)  この約770万の中で宿泊者は,平成20年で113万ぐらいです。 ○13番(新橋 実君)  市長は,今771万3,000人の中の113万人ぐらいと言われましたけど,これを聞かれてどう思われますか。 ○市長(前田終止君)  宿泊客数というのは全国的にも,県内的にも納税との関係がありますから,極めて数字は正確に表現されます。そして,県内のいわば3地区,これはまず100万人以上宿泊客をいただいているエリアが県内3地区,あるいはまた,プラス4地区と言われております。それは鹿児島市,そしてまた指宿,そしてまた霧島方面ということでとらまえられております。ただ,指宿,鹿児島,これはうちよりも倍及びもう3倍ということですね。うちがおおむね100万そこそこならば,指宿は約200万ぐらい,鹿児島は約300万ぐらい,そういうのが宿泊客のもう隠しようのない事実の宿泊のデータでございます。ですから,私たちの霧島圏域としては,ほかの地域にも負けてなるものか,1晩に1万人から泊まるキャパシティーがあるわけですから,もっと稼働率を高めて,もっと交流人口を拡大して,もっと地域の輝く各種取り組みをして来てもらう努力をさらにしていかなきゃならん。ですから,約七百数十万人というのは,あるいは1,000万人というのは,全体としての観光として見られる,それに向かう,一つの「よいしょ」というかけ声みたいなイメージととられていただければありがたいと思います。 ○13番(新橋 実君)  今市長も言われましたけども,霧島市はどういった方をターゲットにしてるかということなんですよ,観光客をですね。私は,観光客の中で言えば,主婦層というのはすごい力があると思います。今テレビ等でもいろいろと出されておりますけども,霧島市もそういった主婦をターゲットにしたツアーを考えたことがあるのか。例えば霧島市全域を周遊する観光バスをつくったり,こういったツアーの新規事業など,これまで考えられたことがあるのか,そういったことは考えなくてもいいのか,どうでしょうか。 ○観光課長(横手航太郎君)  観光ルートの中で,特に主婦を対象にしたというのはございませんけれども,総体的なのしかございません。また,観光ルート等につきましては,機会あるごとに旅行会社,エージェントに招待したり,我々が出向いていって,こういう施設,こういうところがありますので,ルートを商品化してくださいませんかというお願いはしているところでございます。 ○13番(新橋 実君)  先ほど言いましたけども,霧島市は非常に広いわけですね。603km2,山あり,海ありと,さまざまな観光地もあるわけです。そのような中,霧島市によそから居住される方も多いわけです。観光地として,この広い霧島市を回ろうと思っても,とても1日で回り切ることは私はできないと思います。そのために,例えば1日目,空港あるいは電車でおりて,上場の霧島山や神宮など名所を回って,温泉にゆっくりつかって,地元の食材を生かした郷土料理を食べてもらうとか,翌日は下場の地区の誘致企業や酢工場の見学,錦江湾で養殖をしているカンパチやマグロの見学,試食,あるいは冬場でいいますと,朝日や福山のミカン狩りとか,また錦江湾,この錦江湾はほとんど生かしてないんですけど,錦江湾をクルージングをして昼食を食べると,そういった観光地めぐりを行って,夕方には上野原縄文の森や敷根若尊鼻もございますけども,桜島周辺に沈むこの夕日を眺めるといった,すばらしい1日の1泊2日の小旅行が私はできると考えております。市長は,上野原あるいは若尊鼻から沈む夕日を見たことがありますか。 ○市長(前田終止君)  年間に福山あたり,牧之原と下場のほうとを結ぶ道路を行ったり来たりを何回かしました。たまたま夕日が沈む瞬間を,あの福山の牧之原から下に行くところの絶景の場所から見るチャンスがありました。見ました。感動的でした。 ○13番(新橋 実君)  今,先ほど言いましたこういった小旅行について,観光課としてどう考えていらっしゃいますか。 ○観光課長(横手航太郎君)  海,特に錦江湾がありますし,船なんかに対するクルージングとか,そういうのは旅行会社も特につくっておりませんけれども,私どもの海のところには臨海施設と言って,例えば黒酢の館みたいなのやら,いろんな建物がございます。そこを利用して観光コースはつくってあるようでございます。というのは,例で言いますと,店の名前は言えませんけれど,黒酢のところで2つございますけれども,1つ,1日に観光バスが4台来て,来館者が1日4,000から5,000人が来られるということを報告を受けております。 ○13番(新橋 実君)  私もそこは行ったことありますけど,お酢が入った料理を食べさせていただいて,すばらしい料理ですよね。そういったところもあるわけですよね。だけど,私たちより,そういう観光客の方,特に主婦層が多いです,こういったところはですね。そういったことも考えて,これは民間業者がやってるんでしょうけども,霧島市もタイアップをして,もうちょっとこう,1泊2日,せめてこういった小旅行に結び付けていただきたいと私は思います。先ほど言いましたけども,その夕日は本当すばらしい眺めで,私も,この間も霧島の方が敷根のほうに見えまして,私はこの夕日を見たいから,ここに家をつくりたいと。脇元地区という小さい集落なんですけど,そこにつくりたいけども,ところが,そこの集落の方は,いや,うちは土地は手放したくないと。だけど,借家でもどこでもいいから,とにかく土地を買うにしても,借りるにしても,そこに住んで,この夕日を見るためにここに住みたいんだというようなことも言われておりましたけれども,それぐらい,上場の方と下場の方の考え方というのはまた違うと思います。こういったことも一つの観光になると思いますので,今後はそういったことにもぜひとも観光課としても力を入れていただいて,また民間業者等を巻き込んで考えていただきたいと思っております。あと県が,市長もご存じでしょうけど,123億円もかけてつくられた上野原縄文の森,あそこは非常にリピーターが少ないんですよ。あとで行く人がですね。あれだけの施設が本当宝の持ち腐れになっております。先ほど縄文の森を言われておりましたけど,縄文の森サミット,ああいうのも開催されるかも分かりませんけど,今霧島市でやってるのは,縄文の森マラソン大会とかありますけども,霧島市もあそこに土地を持ってるわけですね。本当,だけど1回行けば,霧島市の土地というのはどこというのは私たちは分かってますけど,観光の方は分かってない。私たち,旧国分時代にも話をしたんですけど,その市が持ってる土地を生かして,そこにイベント等を開きながら,特産品の販売とか,何かしらイベントを行ってやっていくことも大事だと思いますけども,そういった考えをこれまで持たれたことはないのか。霧島市になってから考え方が変わったのか,その辺をお伺いします。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  上野原縄文の森のちょうど手前のところ,そこに,商工観光といたしましてはコスモスを植えているところだと思うんですけれども,今までそこに特産品とか,そのようなことは考えては今までいませんけれども,上野原は,宮崎から訪れて鹿児島に行かれる方,鹿児島から宮崎に行かれる方,ちょうど中間点で,非常に場所的にはいいところだと思ってるんですけれども,上野原縄文の森というのは9500年前の定住跡地でございまして,文化的に非常にすぐれておりまして,教育的な面からは非常に学生の方とか訪れていらっしゃるんですけど,観光客につきましては,まだいまいちですね。というのが,そこに大型バスなり来られて土産を買われたり,食事をされたり,そうする面にはちょっとまだ足りないのかなということは思っております。それと,私どもが管理しております,先ほど絶景の場所と言われたハイテク展望台,上野原縄文の森のところで止まってしまって,ハイテク展望台のところにお客が行かないという悩みもございます。そのようなことで,何とか生かせないかなということは常々考えておるんですけれども,まだ具体的な方策はないということでございます。 ○13番(新橋 実君)  なんですよ,市長,ハイテク展望台を持ってるわけですね,霧島市はですね。だけど,そこまで,今言われたように,行く人もいない。途中,あそこは本当土産物屋さんも何もないんですよね。中の施設をずっと回るというぐらいで,あそこで私は,中央高校が持ってるんでしょう,あの土地は。違うんですか。霧島市なんですけども,中央高校の土地と聞いたんですけど,その辺はどうなんですか。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  今現在コスモスを植えてるところは観光課のほうで管理してるんですけど,もう少しのところが中央高校の管理であると思っております。 ○13番(新橋 実君)  せっかく観光でいらっしゃるわけですけども,あそこでただ見て終わるというのは本当に寂しいものがあると。先ほど言いましたけども,せっかく市の土地もあって,コスモスも植えてはいらっしゃいますけども,特産品とか,いろんな形,そこにも国分の縄文市場というのがあるわけですけども,ああいったのを,あそこはあそこで立派なのができて,市がつくったわけですけども,あそこに代わるぐらいの施設もあそこにあっても私はいいのじゃないかと。特産品とかいろんなことを考えたときに,そういったのを販売するところがなかなかないような気がいたします。まち中に来ても,ほとんど中心市街地も通り過ぎるというようなところで,止まってというのはほとんどないわけです。今後も観光のまちということですので,せっかく上野原縄文を123億円もかけて県も造ってくれたわけです。それを生かさない方法はないと思いますので,観光課として,これもしっかりと対応していただきたいと思っておりますので,どうでしょうか,もう一回確認して終わりたいと思います。 ○市長(前田終止君)  上野原縄文の森,これを私もずっと9年間見て,そして感じていることですが,来年の3月は上野原縄文の森駅伝は20年目を迎えます。そして,平成24年,上野原縄文の森は百二十数億円かけて,36haあるわけでございますけれども,とうとう10年目を開設以来迎えることになります。ですから,私といたしましては,全国の縄文シティサミット,これをもうすでにうちでこの平成24年にやってくれと。そのときまでにいい形で意識を,もっと市民的にも意識アップする。そして,いつどきは大きな脚光を浴びたあの展望台。しかし,もうここまできてみると,もうほとんど訪れる人もいない。しかし,維持管理状態はいいですよと。でも,ほとんど残念ながら行っていただいてる形跡が少ない。そして,企業誘致等もがんばってもらっているけれども,県も私どもも,いまいちまだこたえきれない悔しさがあります。ある人の指摘によれば,下の大地から上野原の展望台まで昔は歩ける登山ルートがあって,健康づくりにもいいはずだった。そういうのもまた研究してみてくれとかいうご指摘もいただいたこともございました。ですから,上野原という,あの縄文の森のさらなる生かし方,駅伝大会,そしてご指摘の特産品やら食の部門,また花の部門,あるいはその展望台などなど,全体としての企業との絡み,そしてまた市民の意識レベルで,しっかりそこをどう支えられていく新しい知恵が出るか,今まで反省することもいろいろありましょうし,これからまた今のある現実を踏まえて,どう仕込んでいくか,お互いに大きな課題だなというふうに思っております。今後とも精いっぱい,来年3月の第20回記念の駅伝大会や,あるいはまた,今指摘をいただいたようなこと等を念頭に置きながら,さらに勉強させていただきたいと思います。 ○13番(新橋 実君)  今の上野原縄文に上がるには,国道10号を通るルートが,観光バス等は非常に多いわけですけども,本来は,あの敷根のほうから,あの昔の門倉坂というんですけど,そこを上がっていくルートが一番眺めもよくて,桜島から錦江湾からすべて見えてすばらしいところなんですよ。だけど,そちらほとんど生かし切れてない。あれは市道なんですけども,非常に狭くて,昔はバスも通ってたとこなんですけども,今は草やぶが茂って,がけ地であるということもあります。ところが,屋久島ですね。屋久島の山道がありますね。屋久島をずっと上がっていく,あそこなんかはもうがけ地ですけども,がけ地のほうに道路をせり出して道路をつくって,上に上がれるようにしてるわけですね。そういったことを考えれば,私はそちらの門倉坂から上がるような,歩いてでも上がれるようなルートをつくって上野原縄文に上がっていく。下は錦江湾,桜島を見ながら,上は上でまた昔の,古代の縄文の森を見ると,そういったルートも確立すべきじゃないかと。ただ10号線の,ただ山だけを見て上がっていくよりは,そちらのほうがずっと観光地としていいんじゃないかと思うんですけど,その辺はいかがですか。 ○市長(前田終止君)  もう全くご指摘のとおり,私もそのルートを何度か通って,今おっしゃるような景観のすばらしさ,そしてまた距離的にも何かこう親しく,近く感じる,親しみのあるコースだなと。そして,遠く桜島を遠望するもよし,錦江湾,眼下に広がる村を見るもよし,これはいいルートだなとは思います。ただ,今,例えば屋久杉ランドに上がる道路改修にしましても,相当な金がかかってますからね。ですから,ルートの研究というのも,議員仰せのとおり,将来に向かって,金がなければ時間をかけてでもこつこつやる手法もあるでしょうし,そしてまた,展望台のほうに歩いて上るルート,これも自然と環境,あるいは健康,そして地域の登山ルートとしてのまた楽しみなども全く考えられない話ではないんじゃないかなともちょっと関心も持ったりいたしております。 ○13番(新橋 実君)  距離的にも二,三kmかなと私は思ってるんですけども,建設部のほうで,時を見て,どれぐらい予算がかかるか,その辺をまた調べていただければと思います。次の質問に入ります。今後の地域活性化対策についてお伺いをいたします。今回,霧島市周辺部の地域を回って感じたことがございます。確かに年間80億近い予算を使って公共事業等を展開されているわけでございますけども,公共事業に頼らないソフト面の整備も必要だと。市長のほうも先ほど言われておりましたけども,この広い霧島市です,周辺は寂れていくところもたくさんあるわけです。だから,今回なかなか,広い霧島市ですから,なかなか細かいところまで手が届かないといったこともよく分かりますけども,市長が今回マニフェストに掲げております,各総合支所及び隼人庁舎を巡回する,1日移動市長室を実施するというようなことを言われておりました。各地域の市民の皆様方の意見を聞かれるということでしたけども,これはどういった形で開催をされていかれるのか,ちょっとそういった市民目線で本当に話が聞けるのか,月1回ですかね,1日移動市長室,どういうふうな感じなのかちょっと教えてください。 ○市長(前田終止君)  これについては,1期目4年間のささやかな経験,これをさらに生かすという視点で,1日移動市長室というのを考えました。創意工夫をして,もっとしっかり市民の皆さん方の中に,あるいはまた,問題点のある場所に私自身が現場をさらに強く回っていく努力をする。そして,職員とも1日いることで,可能な範囲で計画的に順次,若手の職員とも語れば,課長級とも語りますよということ。そして,昼間の時間は,どこにいてもきちんとやってきた,ランチで語イもんそ会などもございます。それを1期4年間の間に63回やりましたけれども,今度は1日移動市長室をつくることによって,その地域での,わざわざ本庁までおいでにならなくても,私が行った機会に市民の皆さん方に手を挙げていただいて,費用は過去も全部自己負担でございますけれども,私を含め自己負担ですけれども,訪れた場所で,「ぜひ市長と語ってみたい」という市民の方々で,あるいはまた行政の職員でもいいんですよ,お互い負担をし合って,食事をいっしょに楽しみながらまた語らう,そういうイメージで,行政当局にはスケジュールを1年間を通じて順繰り順繰りうまくつくってくれないかということを今指示を出しているところでございます。 ○13番(新橋 実君)  それは月1回ぐらいのペースということですかね。 ○市長(前田終止君)  まだこれ確定的,固定的にぜひ考えないでいただきたいと思いますが,一応事務方の想定をされました予定としては,毎月1回,日にちを決めて実施をしていこうと。各総合支所,隼人庁舎,これを半年で一巡しますよと。それで,1年間におおむね2回開催ができることになるかなと。それで,私といたしましては,さっき言ったような形で朝礼をやりますよ,指示を出しますよ,職員と語らいますよ,昼は希望者とランチをとりながら語りますよ。午後は,例えば入れ替えてもいいんですけども,午後は現場に行きますよ,長い間の懸案のところに行って,市民の方にも来てもらいますよ。そういう形でずっと1日をうまく使おうというような考え方でございます。 ○13番(新橋 実君)  分かりました。できるだけそういったことを早目に広報をされて,また,いろんな方がその1日市長室の巡回に参加していただくようなことを祈っております。また,先ほど言いましたけど,私も何回か前質問したわけですけども。総合支所があるわけですけども,総合支所の職員が地域を回っていただくと。地域を回って実情を知っていただく。これはやっていらっしゃるかも分かりませんけど,私が聞く範囲では,そういったことはあまり行われてないような状況も感じました。その辺もまた対応していただきたいと思います。また,あと地区自治公民館単位で今行われてる,国分を中心として,まちづくり委員会等が設置してあるところがございますけども,こういったところがあるところは少しでも要望も届くのかなと思いますけども,これも自治公民館単位という広い範囲の中でございます。自治会の要望まではとても対応できていけないような気がするわけです。まちづくり委員会があるのはまだごくわずかなところですので,今後,現在まだできてない地域については,どういうふうに考えていらっしゃるのかお伺いします。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  まちづくり委員会につきましては,当初,合併前の霧島町と国分市で行っておりまして,ほぼここはでき上がっておりますけれども,それ以外のところには,まだまだできていない状況でございます。前,例えば公民館長会議とか,そういったところで,こういった,まず制度があるということをご理解いただいているところでございます。そういったことから,例えばある限界集落と言われるところでも,そういったまちづくり委員会等も立ち上がってきておりますので,さらにこういったのを広めていきたいと思っております。それと,公民館の加入率が今少ないですので,そういった加入率を増やし,そして皆さんのご意見が反映できるような,そういったまちづくり委員会ができたらということで,今鋭意努力いたしているところでございます。 ○13番(新橋 実君)  国分がやってることがすべていいとは限りませんので,その地域に合った実情をくみながら,これも進めていただきたいと思います。4項目めの最後の質問に入ります。救急医療について伺います。今回,医師会医療センターのほうに脳神経外科ができるということによって,市民にとってはどのようなメリットが考えられるかということで,先ほど市長のほうもいろいろあったわけですけども,これまで交通事故等によって市外に送られていた救急患者の何%ぐらいがこの病院で対応できるとお考えでしょうか。 ○消防局長(後庵博文君)  現在までのデータと比較はいたしておりませんが,現在,脳疾患と考えられる,これは交通事故,一般疾病を含めてでございますが,61名を霧島記念病院に,脳外科が専門ということで運んでいただいております。あと重症者がそのうち17名ぐらいおりまして,交通外傷,一般負傷で,従来は鹿児島の市立病院等へ搬送していたのが,ここ数か月は鹿児島市立病院には搬送せずに,霧島記念病院で止まっておりますので,そういうことを考えますと,2次,3次まで管内でやれるということになりますと,半分以下に減るのではないかなと考えております。 ○13番(新橋 実君)  霧島記念病院はあとで私が聞きたかったわけですけども,今回この医師会医療センターが,本格医療が開始されるのは平成22年の10月ということで説明があったわけですけども,それまで対応というのはどういうふうな形になりますか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  まず,22年の1月,来年1月に開設をするわけでございますけれども,当初は脳外科の専門医師が1名で対応いたしますけれども,4月からは2名体制になるということで予定をして準備を進めております。そして,10月からはスタッフはそろいますので,本格的な稼働を始められるのではないかというふうに思っております。ただ,1月から開設するということで準備を進めておりますけれども,現在進めておりますのは,先ほど答弁にありましたように,例えば集中治療室の問題でありますとか,あるいは入院の病床でありますとかいうようなものもございますので,そういったところも当面の喫緊の課題として解決していくというふうな準備を進めているということでございます。 ○13番(新橋 実君)  準備を進めていくということは,実際,入院患者等の受け入れはできるのか,手術棟もまだ今から,手術室等も造られるわけですけども,その辺の対応というのはどうなんですか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  手術室は,現在の既存のものもございまして,国から譲渡を受ける段階で,その後に手術室等も増設をされております。そういう既存のものを使って手術は可能でございますけれども,体制が1名体制ということでございますので,随時その受け入れをしてというのは1月からはできないんじゃないかと。そういうものにつきましては整ってからということになりますので,例えば手術をされる方の予約を前もって受けて,それに対応するといったような,そういうようなことが考えられるのじゃないかと思っております。 ○13番(新橋 実君)  ということは,救急には対応できないということでいいんですね。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  新しく手術棟が完成をいたしますと,手術室等を集中的に配置をしたり,あるいは検査機能を充実したりしてまいりますので,そういうときには可能になってまいりますけれども,当面は体制がまだ整いませんので,本格稼働までの間はそのような方向で進めていきたいということでございます。 ○13番(新橋 実君)  今出ました,手術室が今回建設される予算が組まれているわけですけども,この手術室ですけども,どのような設計になってるのかですね。今では,最先端のところでは,救急車がそのまま手術室の中まで入れるというようなことも聞いております。他の市等でもそういったところやっておりますけど,最高水準の手術室の設計施工をしていただくようにお願いしたいわけですけども,どういうふうになってますか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  今回の予算に計上しております建物でございますけれども,1階部分が救急室,そして検査室,そして2階部分に手術室を集中的に配置するわけでございますけれども,全く別途に,既存のものとは別に新しくすべてを建て替えるとなりますと,そのようなことも可能ではあろうかと思いますけれども,今回の分につきましては,現在の建物はそのまま生かした形で計画いたしておりますので,そういう配置の部分については今後の課題というふうに考えております。 ○13番(新橋 実君)  配置の問題ということは,新しくそこは造られるわけですね,その空き地に。だから,救急車は入れるようにはできるんじゃないんですか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  まず,スペースの問題,あるいは今後の建物の全体的な配置,そういったものも含めた形で検討していく必要があると思いますので,現在のところでは,既存のものも使いながら,そして新しいものも並行して使うというような形のもので現在のところは考えているところでございます。 ○13番(新橋 実君)  せっかく造るんですから,最高水準のやつを私は造ってほしいと思うわけです。前回もありましたけども,この医師会医療センターは小児科が簡単に撤退したというようなこともございましたけども,そのあたりについて,この脳外科がまた撤退するというようなことが考えられないですか。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  今回の先生をお迎えするに当たりましては,それぞれ長年の懸案の部分で,市長をはじめ,医師会の方々も鋭意努力していただきましてかなったものでございまして,そういう面からいたしますと,この先生の実績等を勘案いたしますと,いつまでという,そういうものでは限定はできませんけれども,ちゃんとした救急医療を目指していただけると。また,可能でありますならば,私どものそういう財源的なものも含めまして,救急センターみたいな,そのようなものも最終的には目指されているというようなお話も伺っておりますので,当面はそういう心配はないというふうに考えております。 ○13番(新橋 実君)  ぜひともそういうことがないように,せっかく約10億使うわけですので,お願いいたします。霧島記念病院の先ほどちょっと答弁があったわけですけども,霧島記念病院について,現在,救急患者が,先ほど言われました,霧島記念病院に運ばれてるということでしたけども,そこの今医療体制というのはどのようになっていますか。 ○消防局長(後庵博文君)  医療体制について,正確には把握はしておりませんが,脳外科に関してはほぼ3次まで実施していただいてると。しかしながら,鹿児島市立病院の脳外科医長も兼務されておる関係から,鹿児島市立病院のほうに行っておられるときは留守になるということで,その不足分も近々解消したいというようなことで院長のお話を伺っております。 ○13番(新橋 実君)
     もう時間がございませんけども,私もさっき聞いたわけですけど,この院長の坂元先生という方は,脳外科の世界的専門でいらっしゃいます,あの福島先生という方のもとで勉強されて,今この霧島記念病院の院長というのを引き受けていらっしゃるということで,だけど市民は,ほとんど知らないわけですね,こういった事実をですね。情報の提供も必要と思います。今後はそういったことにも力を入れていただきたいと思いますけど,市長はいかが思われますか。 ○市長(前田終止君)  私もこの先生とお会いする機会がございまして,すばらしい方だというふうに存じております。今回の医療センターの中野先生,そしてまた,この霧島記念病院の先生,私たちの地域に本当にすぐれた先生方が腰を据えて市民の医療に当たってまいることを誇らしく思ってます。今後とも諸病院施設が,私たちの医療センター,あるいは民間,連携を深め,高めながら,市民の医療福祉のために力を尽くせるように,市といたしましても最大限のまた努力を皆さんとともに語らいながら進めたいと思っております。 ○13番(新橋 実君)  前回質問申し上げましたけども,今までは消防局と医師会がなかなか連携がとれてないというような状況もありましたけども,今そういった病院もできましたので,今後はしっかり情報を前もって知って対応していただきたい。その中で,平成23年の3月には,この医師会医療センターの指定管理が終了いたします。そこで新たに他の病院が参戦することも考えられるわけです。住民に本当に必要な医療が求められております。霧島市内で完結できるような医療体制をしっかりととって,鹿児島県第2の都市,「霧島市の医療はここにあり」といった体制の確立をお願いして,私の質問を終わります。 ○議長(池田 守君)  以上で新橋実議員の一般質問を終わります。次に,22番,木野田恵美子議員より2件通告がされております。したがって,木野田恵美子議員の発言を許可します。 ○22番(木野田恵美子君)  皆さん,お疲れさまです。睡魔の襲う時間帯でございますけれども,母さんの子守歌と思わないで,辛抱強く,時々目をぱちぱちさせながら聞いていただけたらと思います。それでは,議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました2件につき質問をさせていただきます。その前に,まず市長に一言申し上げたいと思います。11月15日行われました市長選挙におきましては,相手候補と一騎打ちという厳しい選挙戦を戦われましたが,再任を果たされまして,まことにおめでとうございました。これからの4年間,お体をお大事にされながら,霧島市発展のために霧島丸のかじ取り役を行政運営にがんばっていただきたいと思います。ご祈念申し上げます。ときに,私も2度目の当選をさせていただきました。市民の皆様の温かいご支援,ご協力を賜り,感謝申し上げます。この場をお借りしまして心からお礼を申し上げます。これから4年間,市長をはじめ,執行部の皆さん,議会の皆さん方,どうかいっしょに気張らせったもんせ。よろしくお願いを申し上げます。それでは,質問に入らせていただきます。初めに,市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。市長は2期目の課題をどのようにとらえておられるのですか。1期目の反省を踏まえ,課題解決に向けた具体的な方針についてお尋ねをいたします。2つ目に,市長は今回の選挙結果を受け,市民の声をどのようにして反映させていかれる予定か伺います。3つ目に,市長のマニフェストによると,前回のマニフェストの達成度が,3つの基本姿勢に対しておおむね80%達成となっております。ただし,その中で,空きスペースの有効活用,交通網の整備などの達成率が50%と低いようであります。この3つの約束は,今後どのようにして達成率を高める予定か伺います。次に,交通網(バス)の整備についてお尋ねいたします。1つ,平成20年度のふれあいバス,霧島連山周遊バス,温泉バスの利用実績についてお尋ねいたします。2つ目,ふれあいバスの路線見直しについては,市民の要望を踏まえた見直しとなっておりますが,また,その見直しの時期についてお尋ねいたします。3つ目,市長のマニフェストにある観光客1,000万人プロジェクトの一環として,空港を中心とした観光地などへの観光バス,周遊バスなどの検討はできないものかお伺いいたします。以上,壇上からの質問を終わりますが,質問席から再質問をよろしくお願いいたします。 ○市長(前田終止君)  木野田議員から2点につきましてご質問でございました。1点目,1,2につきましては私のほうから答弁をさせていただきます。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。市長の政治姿勢についての1点目についてお答えいたします。2期目の課題ということでございますが,霧島市の課題につきましては,すでに第一次霧島市総合計画において施策ごとに取りまとめておりますので,2期目に当たりましては,本計画に基づく具体的な事務事業の推進に最大限の努力をいたす所存でございます。しかし,行政の努力だけでは限界があることもまた事実でございますので,市民の皆様とともに生き,ともに働き,ともに助け合うという,「共生・共働・共助」をキーワードに「元気!霧島・市民力のまちづくり」を進め,だれもが「この町に住みたい,住んでよかった」と実感できるような市民生活の実現を目指してがんばってまいりたいと存じます。次に,2点目でございますが,今回の市長選挙は207票差という,私にとりまして極めて厳しい結果となりました。正々堂々の戦いでありましたけれども,今冷静に考えてみますと,よく勝てたと,今さらながらに思っているところでございます。この結果を謙虚に受けとめながら,引き続き霧島市政をあずかる者として,「開かれた市政」,「活力ある市政」,「公正公平な市政」,この3つの基本姿勢と現場主義を堅持しながら,市民の皆様の声を分け隔てなくお聞きをし,その声を市政に反映させてまいりたいと存じております。具体的には,例えば「市長とランチで語イもんそ会」のような語る会のほかに,市民の皆様や市職員とのさらなる対話がこれまで以上に気軽にできるように,各総合支所での「1日移動市長室」を定期的に実施し,全体として市,役所,職員が,私を含めて「問題点解決のできる役所づくり」,これを目指しながらがんばってみたいと,こう思っているところでございます。 ○総務部長(今村恭一君)  空きスペースの有効活用についてお答えします。総合支所等の空きスペースの利活用につきましては,公共的団体への貸し付けや市民を対象とした相談室などに使用しております。また,会議室や保存すべき書類の保管などにも使用しております。しかしながら,一部には利活用されていないスペースもありますが,市民や公共的団体等からの要望があり,夜間の出入りやセキュリティの問題等の貸出条件が整えば貸し出しは可能であります。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  1問目の市長の政治姿勢についての3点目のうち,交通網の整備についてお答えいたします。本市は,空港,高速道路及び鉄道の交通網等が整備された南九州の交通の要衝となっておりますが,市内における公共交通の利便性につきましては,各交通機関との接続などに関し,市民の皆様に十分に満足いただいていないという市民意識調査の結果が出ております。このようなことから,第一次霧島市総合計画における7つの政策の1つであります,「快適で魅力あるまちづくり」の実現に向けた施策のうち,交通体系の充実を重点施策と位置付け,市民の皆様や観光客などの交通移動の確保を図るため,交通網の整備に向けた取り組みを進めているところでございます。今後も平成23年春の九州新幹線の全線開通を視野に入れながら,鉄道,航空,バスなど公共交通相互の連携を図ることにより,接続利便性の高い交通ネットワークを官民一体となって構築するとともに,特に生活住民に身近なふれあいバスや路線バスにつきましては,バス事業者や関係機関との連携を図りながら,市民の皆様に満足していただけるような運行に努めてまいりたいと存じます。2問目の交通網(バス)の整備についてのご質問のうち,1点目の各バスの平成20年度の利用実績についてお答えいたします。ふれあいバスの利用者数は9万436人,霧島連山周遊バスの利用者数は4,133人,温泉バスの利用者数は1万1,957人となっております。次に,2点目のふれあいバスの路線見直しについてお答えいたします。バス利用者の方々や各自治会等から,バス停の位置,運行時刻,運行日の変更などについてお寄せいただいたさまざまなご意見やご要望は,利用実態調査などを勘案しながら,道路運送法に基づく地域交通会議や各地区の代表者,学識経験者からなるコミュニティバス検討委員会等で協議していただき,最終的にはバス事業者や関係機関との協議等を踏まえ,見直しが可能なものについては,年末を目途に策定する,翌年度の霧島市ふれあいバス運行計画に反映させることといたしております。なお,ふれあいバスの路線見直しにつきましては,変更手続に一定の期間を要することや利用者の方々に対する周知期間を十分に設ける必要がありますことから,原則として,緊急的なもの以外は翌年度運行から反映させることといたしておりますが,軽微な変更につきましては,バス事業者と協議し,適宜見直しを行っているところでございます。 ○商工観光部長(柳田秀徳君)  次に,2問目の3点目についてお答えいたします。霧島地区のバス運行は,温泉バスや霧島連山周遊バス,定期観光バス,そして霧島温泉駅から丸尾間と霧島神宮駅から丸尾間の2コースがある路線バスなどがございます。平成23年春の九州新幹線全線開業を控え,南九州エリアでの主要観光地区である霧島エリアへの送客をより効果的に行うため,霧島市や鹿児島県,バス会社,JR九州などが一体となり,空港や駅,さらに観光スポット,宿泊施設等を結ぶ利便性の高いバスネットワークを構築していく必要があると考えております。そこで,来年1月ごろから,庁内担当部署や関係機関と定期的に勉強会を実施し,バスネットワークづくりを検討していくこととしております。今後このようなバスネットワークが構築され,実施できますと,観光1,000万人プロジェクトの達成度が高まるものと考えております。 ○22番(木野田恵美子君)  ただいまそれぞれご回答いただきました。ありがとうございました。再質問をする前に,私はどうしても市長にお聞きしたいことがございます。市長は,政治家になりたいと思われたのはいつごろからだったんでしょうか。小さいころから政治家になりたいと,そういう夢を持っていらしたんでしょうか。そのことをマニフェストの中に,お父さんの追想という文がありまして,あれを私見せていただきまして,大変感じ入ることがございました。今日はそれもあえてお聞きしたいと思って,今日はこの政治姿勢の中でお聞きすることにいたしました。いつのころから,小学生のころでしょうか,中学生になられてからでしょうか,政治家を目指したいと思われたのをお聞きしたいんですけれども。 ○市長(前田終止君)  50年ぐらい前になりますけれども,私が小学生のころでございました。伊勢湾台風というのがございまして,私はそのとき児童会長をやっておりまして,それで,かねがねは台風銀座と言われる私たちの霧島,鹿児島,こういうエリアに,さまざまな全国の方々から,いわば物資とか,義援金とか送ってくることを子ども心に知っておりました。しかし,伊勢湾台風のときには,私たちの地域は被害はなかったわけで,時の児童会長だった私といたしましては,こういうときにこそみんなで物資を送ったり,義援金を送ろうじゃないかということを児童会長として提案させていただきました。そして,そのことが南日本新聞に取り上げられたと。地域の私をよく知る,遠い親戚のおじがその記事を,新聞をうちはとっておりませんでしたので,私の父親に示して,私のことを期待を持てる少年だということで褒めてくれました。かねがね私はそのおじさんが嫌いでしたけれども,そのとき以来好きになりまして,そして私の父に,「この子は,やがて大きくなれば,大物になるかもしれん」というようなことを言われまして,子どもですから,そのことが大きな励みになって,そしてやがて大きくなったら世の中のためになるような仕事をしてみたい。そのためには,「今はこうして泣き虫だけど,やがては見とれ」と,こう思いながら,政治家への道を,多くの先輩方の活動を見て,こつこつと小学校,中学校,高校,大学,社会人となって追い続けてきて,そのときから丸50年が過ぎなんといたしております。 ○22番(木野田恵美子君)  ありがとうございました。すばらしいお話を聞かせていただきました。クラーク博士が「少年よ大志を抱け」と言われましたが,まさにそのとおりで,18歳のときにバイクで上京されたということですが,そのときにお父さんが言われたあの言葉「おてんとうさまが見ちょいやっでね」と,明治,大正の親は,ほとんどのみんなの親がそんなふうに言って子どもを育ててくれたのだと思います。私も,私ごとで大変恐縮ですけれども,私も8番目の,8人兄弟の中の末っ子でございます。昨日,市長が,選挙も9回した。そして,政治活動が40年とおっしゃいましたが,本当に大志を抱いて,バイクに乗って上京されたそのときのことを思い出しながら,想像しながら,お父さんのことは触れていらっしゃるのですが,私は母親の一人として,お母さんはどんなお気持ちだったんだろうと。成人もしない少年がバイクに乗って出かけていく,その姿を想像しますと,本当にお母さんは心の中で涙しておられたんじゃないかなと,そんなことを私は思って,自分のこととして想像することでございます。お母さんは何と言われたのですか,行かれるときに。一番下のかわいい末っ子を,そうして単車に乗って出ていく,大きな志を持って出ていく子どもの後ろ姿を見ながら,どんなお気持ちだったんだろうと,私は本当に自分のことのように思えてですね。それをちょっと,お母さんのことをお聞きしてみたいと思いました。すみません,お聞かせください。 ○市長(前田終止君)  恐縮でございますけれども,質問でございますから,お答え申し上げます。「少年の大志」という,自分の小学校5年生のとき書いた掛け軸にしてある大きな字が,約50年前ですけども,今も残っております。これは鹿児島県で当時金賞にもなって,自慢の作品でした。私が言いたいのは,その大志を追い続けながら,何十回も新聞紙が真っ黒になるぐらい書いたあの字,それをずっと追い続けながら生きた。そしてまた,おやじやおふくろ,そのいろんな会話の中で育てられた。そして,ふるさと,地域社会のさまざまな知ってる人たちにお世話になりながら,中学,高校,大学と成長していった。そして,特にオートバイで,3,500円,昭和41年3月16日,朝6時,18歳でしたけれども,オートバイで東京を目指しました。18歳の卒業の春でございます。「ぼっけもん号」という名前をつけました。そして,我がこの庭に帰ってくるときには,必ず政治家への道を歩く,その自分をふるさとの人たちに見せたい,そういう思いを持って大学生活を送りました。よって,そのまま国会に行き,国会の秘書の活動をさせていただき,それから鍛えて鍛えて,さまざまな活動をしながら県政に挑戦をし,そしてふるさとの首長を目指したということだと思います。おやじがどうこう言ったって,世界に1人しかいないもう1人の親,母親,もうこの母親の存在には,何も言うことがないぐらい,気持ちが今も熱くなるような思いで,あのおふくろに恥じない自分を鍛えて,しっかりとした人生を歩いていかなきゃならんなと,母の名において心に決意しているところでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  まことにありがとうございました。「おてんとうさまが見ちょいやっで」,本当にそれをみんな忘れないで正直にがんばっていきたいものだと思っております。私も母がいつも「おてんとうさまが見ちょいやっで,うそを言うといかんど。人には裏切られても,人を裏切っといかんど」と,それを本当に口しげく言って育ててくれました。そんなことを思いながら,今市長のお話と重なって,本当に胸が熱くなる思いでございます。どうかこれからもいっしょにがんばっていきたいものだと思っております。それでは,大変すみません,個人的なことをお聞きしまして,お許しください。先ほど通告いたしました中の再質問をこれからさせていただきます。このまちに住みたい,住んでよかったと実感できるような市民生活の実現に努めると言われましたが,具体的なこととして,どのような政策を考えておられるのかお尋ねいたします。その中でも最も力を入れたい政策というのは何でしょうか。 ○市長(前田終止君)  今,霧島市は合併をして4年が過ぎ,年明けますと5周年を目指します。それに関連しながら考えますと,いろんな課題を抱えつつも,私たちのふるさと霧島市は本当にすばらしいところだと,お互いに思えると思います。それは,例えば空港がある。そして,高速道路が張りめぐらされて,市内に5か所もインターチェンジがある。そして,温泉があり,大中小の企業がある。国立公園の霧島連山がある。そして,例えば今霧島連山は,今日は雪化粧していますね。そういうふるさとの全体的なすばらしい位置付け,これを私はどう生かし切るかが常にお互いにこの市の行政も,あるいは議会のほうも問われていると思います。ただ,その基礎的な持っているポテンシャル,潜在的な値打ち,価値というものは,「本当にこんなすばらしいまちに生まれてよかった」,あるいは「ここに引っ越してきて,ここで縁あって住んでよかった」,こういうことは多くの市民が感じておられると思うんです。ただ,そういう中で,例えば医療,福祉,交通,市内の利便性,教育,雇用,さまざまな面において満足度が上がってる点もあれば,低い点もある。それらの点について,私たちは本当に力を合わせながら満足度を上げていく努力が問われているのかなと思うわけでございます。そういう中では,子育て支援など,特に次代を担う子どもたちはふるさとの宝だと,こう思っております。そして,いかなる人たちも,お父さん,お母さんはもとよりですが,おじいちゃん,おばあちゃん,家族を挙げて,次の世代を支える子どもに対する期待は大きいものがあろうと思います。そういう意味では,霧島市の子育て支援対策は総合して評価をすればいいよねと。ですから,ああいうところに企業としても来たい,あるいはああいうところで働きたい,ああいうところで学ばせたいというような雰囲気を精いっぱいの努力をして,「このまちに住みたい,住んでよかった」,そういう努力をし続けていくことかなと思います。 ○22番(木野田恵美子君)  よく分かりました。次は,1期目4年間の市長は「ランチで語イもんそ会」というのを実施されておりますが,その実績が,開催された数が104回と,そして参加者が3,687名とマニフェストの中に書いてあるのですが,市民の声をどのように反映させることができたと思われますか,お尋ねいたします。 ○市長(前田終止君)  今ご指摘の語る会と,もう一つ,市長とランチで語イもんそ会というのもやりました。これは,1か月に1回以上やりますよという約束をしまして,63回,578名の方に参加をいただきました。それも加えていただきたいと思いますが,今後もこれはまた続けたいと思っております。ただ,いずれの語る会も,これは話を聞いたことを聞きっ放しにしない。そして,そのことをきちんと駄目は駄目で答えを出す。そして,みんなで問題点解決をできる役所を目指す,そういう努力を全般としてさせていただきました。ですから,どのようなお話がその会で指摘があっても,その場で答えて解決できた問題もありますし,後日追っかけて返事をさせてもらったこともありますし,まだ今後も中長期的に追っていかなきゃならない夢みたいな計画もございますし,そういう形で,市民の中に飛び込んでいったこと,あるいは食費を,お弁当代を払ってもらって来てもらって聞いたこと,こつこつと4年間を振り返ってみれば,よくそういう意味では,不足ながらもがんばれたと思っております。今後とも,この市長とランチで語イもんそ会は,会費制ですから,予算に食い込んでいきませんので,市民の皆さん方との,あるいは行政の若手の職員とか,そういう方たちと語る,私にとっては市民感覚,そういうものを学ぶ,あるいはまた,気づくいいチャンスですから,努力をしてまいりたい。そしてまた,「1日移動市長室」,こういうものも昼もまいりますから,その地域地域に行ってるわけですし,本庁まで来にくかった人たちは,今度は少しでもそこでまたお会いできたらいいかなと思っているところでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  市民の方々も市政を大変身近に感じられたんじゃないかなと思って,大変いいことだったと思っております。今この1日移動市長室を定期的にされるということですが,これを今私お聞きしようと思っているところでございました。具体的な実施方法,例えば年間どのくらいの頻度で実施される予定なのかお尋ねいたします。先ほど同僚議員も質問をされたのですけれども,確認のためにお尋ねいたします。 ○市長(前田終止君)  今,最初の1年間の具体計画を事務方の者に,こういうマニフェストを示してるんで,私も強い意欲を持ってるから,具体的にずっと公平感のある形で,計画的に,年間スケジュールをつくってくれないかと。そして,どういうパターンになるということを総合支所長及び隼人庁舎の方々に,トップに,お互いの都合というものもよく意見交換をしながら,その骨格を決めてほしいということを申して,検討を具体的にしてもらってるところでございます。一応私が大事にいたしておりますことは,1日移動市長室は,1番目には,市長が各総合支所及び隼人庁舎に出向いて,市民の皆さんと,あるいは行政の職員の皆さんと直接対話をするということ。2番目に,現地調査,これを行うことによって,その地域で長い間解決できなかったような問題,そういうものに具体的に足を,自分ほうから具体的に踏み込んでいきたい。それで,スピード感を持って対応する努力を先頭に立ってさらに示してまいりたい。そして,こういうことをすることによって,私も市民感覚というものがさらに深く理解ができないのかなと思ってございます。その実施内容につきましては,職員朝礼を,行ったら,まず朝一番にやりますよ。そして,地区市民の皆さん方との対話を計画したい。そして,職員の皆さん方と層を決めて,それぞれ意見交換などしたい。そしてまた昼間が来たら,もう一人で食事をせずに,それを生かす形で市長とランチで語イもんそ会をその地方版でやります。希望者はぜひ手を挙げてください。ただし,会費を,弁当代を払ってください。こういうことになります。そして,午前でもいいし午後でもいいですから,どこでか,その地域の現在的な課題,過去の解決できてないような課題,そういうものを現場に入っていって現地調査などを積極的に実施したい。そういうことを基本に考えております。それで開催日・開催場所につきましては,毎月1回程度実施をすると。そして各総合支所・隼人庁舎を半年でおおむね一巡し,1年間に2回できるようなことにイメージとしてはなっていくのかなと。それを計画的に上手にやってまいりたいと思います。 ○22番(木野田恵美子君)  今,市長が大変力強い決意をしていただきましたが,そのような計画を立ててやっていただきますと,「このまちに住んでよかった」,「住みたい」とみんなが思うようないいまちに段々なっていくのではないかなと大変希望を持っております。前回は各地域を回って語イもんそ会を実施されましたが,今後もされるおつもりだと先ほどお聞きしました。それでよろしいんですね。されるわけですね。 ○市長(前田終止君)  各地域を回るっていうのは,この1日移動市長室,これで回る結果になります。 ○22番(木野田恵美子君)  よく分かりました。どうかそのようにしていただきたいと思います。曽於市では副市長を各総合支所に週1日終日勤務させるような話をお聞きしたのですが,霧島市ではそのようなことは考えていらっしゃらないのでしょうか。例えば,1か月か2か月に1回でもいいと思うのですが,各地域や総合支所の現状や職員の勤務状況なども分かるのではないかと思うのですが,市長はそういうことはお考えになったことはございませんか。 ○市長(前田終止君)  皆さん方の信任を得て,両副市長をいただいて,将来私が一人で張り切るんじゃなくて,やはり全員野球ということを市長,両副市長,教育長,行政執行部の4役は,みんな担い合っていかなければならないのかなという理解をいたしております。もちろん,部長級になりますと,なおまた行政のそのつかさつかさのトップとして,また各地域を上手に理解するということも大変必要なことでございます。本庁にだけおっていい仕事ができるはずがありません。ですから,そういう意味では,私を先頭にほかの者たちもいっしょにやって,そういう創意工夫ができる部分については今後まず私が範を示し,そしてまた両副市長や教育長,あるいは関係部署などいろいろな方法を講じながら市民の皆さんの中に飛び込んでいって,よりよい市行政ができるように努力をさせていただきたいと思います。 ○22番(木野田恵美子君)  どうか,そのようにしていただきたいものだと思います。それでは次に,空きスペースについてお尋ねをいたします。空きスペースの利活用については,全体の空きスペースに対してどのくらいの比率で活用がされているのか,把握されておりましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○管財課長(津曲正昭君)  先日,各総合支所等からの空きスペースの状況を聞き取りをしました。隼人と牧之原の支所につきましては,隼人は旧館ですけれども,そこは取り壊しが予定されておりますので,そこの部分は含めませんけれども,各総合支所の何も目的を持たない部屋と,今は何も使っていませんよというのが,全体で9か所あるようでございます。各総合支所の空きスペースと言われているところが58か所ございまして,そのうちの9か所程度が特に目的を持たずに空いているというような状況になっております。ただ,使用の状況としては,倉庫に使っているとか,会議室とかそのようなのも含まれますので,そういうことでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  58か所の中の9か所なんですか。 ○管財課長(津曲正昭君)  先日聞き取りをしたときには,そのような状況でございました。最近隼人庁舎の品物を持っていったとか,あと保存すべき文書をこちらのほうにもう収め切らないで,それをまた持っていったとかそういう場所もございますので,最近はそのような状況になっております。 ○22番(木野田恵美子君)  分かりました。空きスペースは高齢者が集う場所とか,例えば高齢者サロンなど活用はできないものかなあと思うんですけれども,どうでしょうか。 ○管財課長(津曲正昭君)  今提案をされましたことについてですけれども,具体的にどのぐらいの面積が必要なのかとか,どういう条件が必要なのかとかいうことにもよると思いますけれども,そういう条件が合えばそのようなことにも使えるかと思います。 ○22番(木野田恵美子君)  貸し出しの条件が整えば貸し出しをするということでございますね。こういうことを望まれる方々がおられると思うんですよ。ですから,そのときにはまたそちらのほうにご相談をすれば,何らかのいい手が打てるんじゃないかなと思いますが,どうでしょうか。 ○管財課長(津曲正昭君)  その都度,相談があった都度,関連する課と協議をいたしまして進めてまいりたいと思っております。 ○22番(木野田恵美子君)  それでは,次に交通網の整備についてお尋ねをいたします。市内における公共交通の利便性につきましては,市民の意識調査の結果では,どのくらいの人が「満足していない」と回答されたのでしょうか。お尋ねいたします。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  霧島市で地域公共交通計画というのを21年3月に作りました。このときに,個別内容に対する満足度をいろいろしております。その中で,例えばバスとバスとの乗り継ぎについて満足しているという方は15%とか,それからバスとJRの乗り継ぎがどうだとか,これは12%,それからバス停の時刻表や路線図の分かりやすさで22.9%は満足されてるけどそれ以外の方は満足されてないと。それから,地区別にとったのなんかもございますけれども,総じてやはり低い数字が出ているようでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  満足していないという人のパーセントが高ければ,見直しをしていただく必要があるのではないかなと思うんですけれども。バスについては,市民の皆様に満足していただけるような運行に努めるとありますが,市民の満足度を上げるために,現時点で具体的にはどのようなことを考えておられるのかお伺いいたします。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  この地域公共交通計画を作るときに,今のふれあいバスの利用の度合いを調べてみました。大体平均で1台当たり6人ぐらい乗っております。ただし,多いところでは約9人,少ないところでは1.7人とか1.9人とか,地区によってはそうなっております。なぜこういった利用率が低いんだろうということでいろいろ調べてみたんですけど,大きく3つあります。1つが,やっぱり自家用車に依存している率が多いと。ですから,利用率が低いところは自家用車の保有率が高いようでございます。それから2つ目が,やはりふれあいバスという性格上あちこち回っていきますので,目的地まで直接行けないというのに対する不満というのもございます。それから3つ目が,情報がよく分からないというのもあります。それは,私どもとしてはいろいろやっているつもりではいるんですけれども,なかなか分かりづらいというところがあります。ただ,現在は自家用車への依存率が高いですけれども,これから超高齢化社会を迎えれば,必ず自家用車に依存できない時代が来ると思います。そうしていくと,やっぱり利用される方が多くなっていくと。そうすれば,利用率が上がれば利便性も高めることができるというふうに感じております。そうした中で,皆様方がどういう格好でこのバスを運行したらいいかというのを注意深く見ながら,改めるべきところは改めていけば利用率は上がっていくのではないかなと思っております。一つ,ちょっとだけ個人的に少し感じるところを言いますと,今,例えば旧国分から空港を経て,東京とか大阪とか行くときは,みんな自家用車で行かれますけれども,私どのくらいバスがいるのかなと見てみたら,最低1時間に1本はおります。多い時間帯は1時間に3本あります。ですから,私はもうここからバスで行きますけれども,そういった「バスで行けるのかなあ」というのをまず関心は持っていただく。そして調べていただく。そうしたら,いるじゃないかと。例えば空港に着いても最低30分40分待てば国分までバスがおります。そういったところをまず関心を持っていただいて乗っていただく,それが利便性を高めていく,そういったことだというふうに思っておりますので,私どももぜひ関心を持っていただくような施策を今後やっていけたらというふうに感じております。 ○22番(木野田恵美子君)  バスの利便性のいいところは,そういった時間帯にたくさんのバスがおりますので,大変便利でそんなに不便は感じられないと思うんですけれども,過疎地であってまた高齢化が進みまして,免許証を返納された方とか,高齢者のそういった足に大変不便を感じておられる方が年々増えているようでございます。市民の方々が100%満足されるようなそういったことはできないと思うんですけれども,市民の声を少しでも吸い上げていただいて,そういった過疎地のふれあいバスなどを,もう少し見直しをしていただきたいものだと思うところでございます。交通網のバスの整備については,平成20年度のそれぞれのバスの利用実績についてご答弁をいただいておりますけれども,平成18年・19年度に比べて利用者の数は増えたのか,それとも減ったのかお尋ねいたします。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  ふれあいバスに関しましては,平成20年度に対して21年度は,4月から10月にかけての数字を拾ってみますと,少し減っているようでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  分かりました。どうもありがとうございました。それじゃあ,コミュニティバス検討委員会というのができているということでしたが,その委員の数は何人いらっしゃるのか。また,開催日数はどのくらいの頻度で開かれているのかお聞かせください。 ○企画部次長兼企画政策課長(川村直人君)  ここに資料を持ってきておりませんので,後ほどお答えいたします。 ○22番(木野田恵美子君)  また,この検討委員会には,総合支所を通じて市民の要望が具体的に届いているのかどうか。総合支所に届いているかなと思うことがたびたびあるんですけれども,そういうところはどうなんでしょうか。お分かりでしたらお聞かせいただきたいと思います。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  コミュニティ検討委員会では各総合支所の地域振興課の方々がそういった意見を吸い上げて持ってきております。また,地域審議会の中でもバスについて語られておられますし,いろんなところでバスについてのご意見を伺っているところでございます。 ○22番(木野田恵美子君)  ありがとうございました。各地域で市民の要望もそれぞれ異なると思いますが,各総合支所ではどのような形で市民の要望を集約しておられるのか。また,その結果は担当課にきちんと届いているのかどうか。それもお聞かせいただきたいと思います。確認ですが,ふれあいバスについては要望があれば,軽微な変更については適宜見直しをしていただけると考えてよろしいのでしょうか。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  先ほど申しました地域振興課の職員が,それぞれの各地域のお声を吸い上げて本庁のほうに申されておりますので,適宜できるものと思っております。ただ,それぞれの言われる方が自分中心に言われておられますので,そこを見失って,何が一番いいのかというのをある意味では少し我慢していただいて,例えば30分待っても乗れるとか,そこに来て,すぐ来てすぐ乗れるというのはなかなか難しいですけれども,それぞれが少しずつ我慢してみんなが乗れるような,そういったバスにしていかなければならないと思います。ある方のご意見をそのまますると,ほかの人に対しては,次は不便になるとかそういったのもありますので,それをよく見極めながら実態に即したような内容にしていきたいというふうに考えております。 ○22番(木野田恵美子君)  ただいまおっしゃるとおりで,個人個人の要望は聞けないと思いますので,やっぱり五,六人以上の方々が,どうしてもこうしてもらいたいという要望がありましたときには,聞いていただくようにしてもらいたいと思っております。次に,バスネットワークづくりを検討していくと言われましたが,既存の温泉バスや霧島連山周遊バスを一体化させ,空港やJR駅を拠点とした東京のはとバス的な運行などは考えられないものかお尋ねいたします。 ○観光課長(横手航太郎君)  観光バスということで観光課のほうでお答えしたいと思います。現在,バスネットワークで霧島・えびの高原定期観光バスというのがございますが,これが昨年いっときではございますけれども,乗る人が少ないということで運休をした経緯がございます。それで,民間会社にお願いすることになるかと思いますけれども,採算が合わなければバス会社は乗ってこないと思っております。これについても,1月ごろからまた話し合いを担当課といっしょにすることになっております。 ○22番(木野田恵美子君)  ありがとうございました。全くおっしゃるとおりで,いくらバスが通りましても乗客がいないとその採算がとれませんので,それはもうそのとおりだと思っております。しかし,何とかそういった観光につなげるバスの運行も考えていただけたらと思うところでございます。以前にも,一般質問で提案いたしました「日豊本線,肥薩線を回る。ぐるっと周遊の旅」というのを私一回申し上げたことがありますが,JRを利用した観光ルートと,それから観光バスを利用した計画などを組み合わせることによって観光客を増やすことができるのではないかなと思うのですが,どうでしょうか。観光客や利用者を増やす一つの手立てとして,鹿児島市内を走っているレトロ調のバスの運行なども,バス会社と交渉され検討されてみてはどうかなと思いますけれども,いかがでしょうか。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  数年前に,そういったレトロ調のバスにどのくらいの費用がかかるんだろうかというのを少し調べたこともございます。ちょっとここに持ち合わせておりませんけれども,かなりの高額のお金がかかるというふうにしております。例えば,ラッピングバスとかそういったのであればある程度の予算でできるんですけれども,ああいったレトロ調なのはかなり高額だというふうにお聞きしております。それをどういう方法で持ってこれるのか。市が出すべきなのか。それともバス会社が出すべきなのか。それとも既存の何かあるのかどうか。いろんな方法で考えてみなければならないと思いますけれども,言えることは,かなりの莫大なお金がかかったということだけは事実として残っております。 ○22番(木野田恵美子君)  素人考えで大変,よく調べもしませんでしたけれども,質問をしてしまいましてまことに申し訳ございません。これから大変いろいろなことで,何をされるにも財源が伴わないとできないことですので,いろいろ大変な面もたくさんあると思いますけれども,どうか霧島市が少しでもよくなるような,そういった施策を講じていただきたいものだと思います。何回いたしましても,なかなかけいこが行きませんで,大変お粗末な一般質問でございましたけれども,以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○企画部次長兼企画政策課長(川村直人君)  先ほど,木野田議員のほうからコミュニティバス検討委員会の人数をお尋ねでございました。全部で各地区の代表者の方が7名と学識経験者が4名の合計11名で構成をされております。それから,この検討委員会が何回開かれたということでございますけれども,平成18年が4回,19年度が2回,それから20年度が2回でございまして,大体年明けに開催をいたしておりますので,本年度はまだ開催はいたしておりません。 ○議長(池田 守君)  以上で,木野田恵美子議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。                「休憩  午後 3時13分」
                   ──────────────                「再開  午後 3時30分」 ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,4番,志摩浩志議員より1件通告がされております。したがって,志摩浩志議員の発言を許可します。 ○4番(志摩浩志君)  本日5番目ということで,大変お疲れと思いますが,しばらくの間おつきあいを願いたいと思います。私は,今回の市議選において市民の皆様方のご支持をいただきまして,議席をいただきました志摩浩志でございます。心からの感謝を申し上げたいと思います。また,前田市長におかれましては,2期目のご当選を果たされ,また,いよいよ本格的に霧島市の方向付けをする大事な4年間でございます。大いに期待するとともに,体調管理には十分ご配慮を願いたいと思います。また,今回の選挙,市また町ごとの選挙区が撤廃をされまして,初めての選挙であり感じましたことは,とにかく広い霧島市であること。この広い霧島の大地にまんべんなく光を当てるには,大変難しさがあると感じながらの選挙戦でございました。あいさつの行き届かなかった地域の皆様方には,深くおわびを申し上げたいと思います。霧島市議会におきまして,市民の皆様方の負託にこたえること,議員の皆様方とともに活動してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。平成21年第4回の定例議会におきまして議長より発言の許可をいただきましたので,先に通告いたしましたとおり,住民を代表いたしまして質問をいたします。まず,隼人町では他の市町にも増して長年にわたり合併問題には慎重に取り組み,協議をしてまいりました。ご承知のとおり,合併協議会へ参加をし,そして離脱,また住民投票を行いまして,そして合併へと苦難の道を歩いたのもそのあかしであります。先般実施されました九州大学,西南学院大学,佐賀大学,熊本大学,鹿児島大学の5大学による合同ゼミが行われました。テーマは「平成の大合併を考える」でありました。霧島市の合併を事例にとり,職員の話を聞いたり,実際のまちの人々の声を聞き検討しておりました。その結論は,大半の市民の声は合併による公共の工事はほとんど行われていないということ。行政サービスに対する住民負担が大きくなった。住民説明会では合併によるメリットばかりが強調され,合併後とのギャップが大きいこと。また,行政との距離が遠くなったなどの平成の合併は失敗であったとしております。そんな中,数多い合併項目の中で,おおむね10年間総合支所方式をとると住民説明会で説明された隼人総合支所は,2年余りで本庁へ統合。本庁隼人庁舎となりました。隼人町住民への影響は大変大きなものがありました。特に,周辺の商店街に対する影響は大なるものであります。職員の異動による減少,役所を利用する客足の減少による購買力の減少,10年先を見据えた事業計画の見直し,また,それによる資金繰りの返済計画の見直し,売上げの減少によりやむなくシャッターをおろすという店舗も増えてまいりました。今でも落胆の色は隠せないのが現状であります。まずこのことは,利用者である住民の意見が十分反映されているものであるか。都合のいい行政の独り歩きではないのか。地域には,地域をまとめ地域の活性化を推し進める行政協力員である自治会長さん方がいらっしゃいますが,まず自治会長さん,すなわち地域住民の代表の方々の意見等を参考にすべきではなかったのか。これは,市長の信念とされる「市民が主役,開かれた市政,活力ある市政,公正公平な市政」とは,ずれのある政策ではないでしょうか。今までまちづくりに励んでこられた先人たちにとって,本当に住んでよかったと思えるまちづくりなのか,官民一体となったまちづくりと言えるのか疑問に思う一人であります。決定したものをまたぶり返すような質問ではありますが,納得のいかない住民を代表してその経緯の説明を求めるものであります。2点目は,統合して本庁隼人庁舎となった後の利用者である住民等の意見,また,住民生活の変化や商店街の変化等,追跡調査をしたことがあるのか。そして,統合しての成果は上がっているのか問うものであります。話によりますと,旧庁舎も解体すると話を聞いておりますが,住民を交えた再利用の検討は行われているのかお尋ねをいたします。今後,旧5町の総合支所も統合する予定があるのか。それはまたいつごろの計画か問うものであります。以上,3点を壇上からの質問として終わります。明確な回答をお願いし,また答弁のいかんによっては質問席より再質問を議長にお願いしたいと思います。 ○市長(前田終止君)  志摩議員より,隼人総合支所の早期統合とその経緯を問う1点に絞ってのご質問でございました。私のほうから答弁をさせていただきます。3点の視点からのご質問でございましたけれども,関連がございますので一括してお答えをいたします。霧島市は平成17年11月に,1市6町が多くの難問や課題を克服し,人口約13万人を擁する県下第2位の人口規模と面積を有する新市としてスタートいたしました。平成18年度は合併後初めての本格予算でありましたが,多額の一般財源が不足をし,約46億円もの基金を取り崩して対応しなければならない大変厳しいものであり,行政改革は喫緊の課題でございました。このような中,同年12月議会において,「例えば隼人総合支所は本庁との位置関係から地域に直結をした窓口業務を残し,行政委員会である教育委員会部局を分庁方式導入により隼人総合支所に早い時期に移転すべきである」という行政改革の推進に関する決議をいただき,これを十分に尊重させていただきながら,平成19年2月に策定をしました組織機構再編計画に国分・隼人の分庁を位置付けさせていただきました。この組織機構再編計画等につきましては,市議会はもちろんのこと,各地区地域審議会,自治公民館連絡協議会でご説明をさせていただき,市民の皆様には広報誌を使い周知徹底を図らさせていただきました。そして,隼人総合支所につきましては,この組織機構再編計画に基づき,平成20年1月から教育委員会及び選挙管理委員会の本庁機能と,隼人地域の住民生活に密接にかかわる窓口業務を担う隼人庁舎とする分庁を行っております。また,分庁の実施につきましては,隼人地区の地域審議会及び隼人地区自治公民館連絡協議会で具体的な取り扱い業務等についても説明をさせていただき,個別の説明要望があった地区には,説明会を開催をしながら進めてきた経緯がございます。この分庁により,定員の適正化計画に基づき,毎年多くの職員の削減を進める中,市民の利便性向上につながる権限移譲の受け入れや,新たな政策課題等に対応するための政策課の設置など,本庁機能の充実を進めることができ,さらに本庁に職員も集約することで狭あいとなっていた執務スペースを新たに確保することができております。分庁後につきましては,隼人地域振興課に分庁の相談窓口を設置して対応をしているところでございますが,これまで大きなトラブルも報告はされてはおりませず,市民の皆様のご理解が得られているものと考えているところでございます。総合支所を含めた合併10年に向けた霧島市の組織のあり方につきましては,本年3月議会で報告をされました行財政改革調査特別委員会最終報告や,本年4月8日に霧島市行政改革推進委員会から市長へ提出されました「霧島市の組織のあり方に対する意見書」をもとに,現在までに副市長,教育長と部長級で構成をする「霧島市事務所機構検討委員会」を設置させていただき,各委員会から提出された意見を十分に踏まえながら検討を進めているところでございます。今後とも職員数の削減を推し進めながら,組織の見直しを行ってまいりますが,基本的な考え方といたしましては,本庁と総合支所で同じ業務を扱っている部分については,一本化することでより迅速かつ適切な対応が可能であれば本庁へ集約を図ってまいります。また,総合支所は地域住民の身近な行政窓口でありますので,生活に直結した申請・相談等の最小限の受付窓口については今後も保持していくべきものであると考えており,また,それぞれの地域の特性を生かしていくための体制についても検討を進めてまいりたいと考えております。 ○4番(志摩浩志君)  ただいま,市長から答弁をいただきました。地域住民には,役所が近いから,駅が近いから,また,事務所を構えたり家を建てたり,事業を営む人にあっては将来を考え後継者を育てたり,数年先を見据えた事業計画を立てたり,経営資金の借入計画等をするわけでございますが,それをいきなり行政の財政難とスリム化を理由に計画を早めたりするのは,住民生活を無視した行政の独り歩きではないのか。この件について十分な話し合いをしたと思われているようですけれども,この各地区の地域審議会,こういう方々のメンバーというのはどういう方々であるか,お教えを願いたいと思います。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  今手元のほうに持っておりませんので,すぐ取り寄せますので,しばらくお待ちください。 ○4番(志摩浩志君)  それと,自治公民館連絡協議会で説明をさせていただいたとありましたけれども,何回程度の話し合い,説明がなされたのかお伺いをいたします。また,いつごろのことであるか。 ○行政改革推進課長(濱﨑正治君)  最初,19年3月16日,これにつきましては先ほど市長のほうも申されましたけれども,組織機構再編計画,ここの中に位置付けておりました。それで,分庁のことにつきましても,霧島市の行政改革大綱,これも含めて3月2日に自治公民館連絡協議会のほうに説明をさせていただきました。それとまた,具体的に行政のほうで4月から話を進めておりました。それで,その進捗状況につきまして,10月2日,隼人地区自治公民館連絡協議会のほうに組織案とかそういうものについて話をさせていただいております。また,同じく19年11月2日に隼人地区の自治公民館連絡協議会のほうに分庁について詳しい説明をさせていただいております。計3回,自治公民館連絡協議会,隼人地区については,説明をさせていただきました。 ○4番(志摩浩志君)  私も地区の公民館長をしているわけですけれども,そういう話は一回も聞いたこともないわけです。また,隼人地区自治公民館連絡協議会においても,この質問をする上は一応下調べをするわけですけれども,「この話はいけなこっじゃったけな」,「あれは行政と議会が勝手にしたこっを」,そういうような話を受けております。ちゃんと納得いくような説明があったのか。ついでの話か,自公連を集めての話であるのか。どうですか。 ○行政改革推進課長(濱﨑正治君)  隼人地区の地区公民館連絡協議会,これは月初めに合併前からずっと開催されておりましたので,特別に集まっていただいて説明した,そういうことではございません。それぞれ,その定例会のほうに出向いて行って話をさせていただいております。それで,3月にしたときにつきましては,先ほど言いましたように,「こういうような計画で今後進めていきたいというようなことで,計画を作りました」というような説明をさせていただきました。そして,4月から検討委員会等を開きながら具体的に進めていくという説明も,そのときにさせていただいております。20年1月にという目標もこの再編計画の中に位置付けておりましたので,そこまで含めて説明をさせていただいて,先ほど言いましたけれども,10月そして11月の2回につきましては,具体的に「こういうふうに今進めております,進んでおります」というような説明をさせていただいております。 ○4番(志摩浩志君)  こういう話を,また自公連の会でちょっと行って話をしたというようなことですけれども,町が,つくりが,ぐるっと変わるようなこういう大事なことを,これは自公連の会長さんたちが,ただ聞いて地域の皆さんに話してないのも悪いかも分かりませんけれども,地域の皆さんはそういうことをただ風のうわさぐらいでしか聞いてないわけです。そうしますと,やはり商店街,そしてまた地域の方々はいろんな計画を立てて,「10年先は,やがては役場もなくなって統合されるんだなあ」というような考えで,やはり行政も計画があるように,経営者の方々も小規模ではあります,零細ではありますけれども,そういう10年ぐらいの計画は立てるわけですね。そして今ではもう半数以下の,教育委員会と人数的には変わらないとおっしゃいますけれども,教育委員会と建築課・土木課,そういうのがあるのとはもう全然違うわけです。教育委員会というのはもう部屋の中で仕事をすればいいわけですから。出らんわけでしょう。そういうのとはまた町の形態が違ってくると思うんですが。そして,このことによって利便性とか考えるときに,隼人の線路から国分寄りはどうこうないと思います。道路が広くなったから近くなったとか,そういうのはいいですけれども,まだその道路も,小野,小浜,この高齢化が進む地域においては,ちょっとしたことは住民票,印鑑証明そういうことは庁舎でできますけれども,もうちょっと問題があれば本庁のほうに行ってくださいと,こういうことですので,もう年寄り,高齢者の方は,「もうそれならいい」というようなそういう考えも出てきますし,大変不便な形になっているんじゃないかと思われるんですが。そういうことも考えてやられたと思うんですが,その後の調査を,どういうふうに変わったのか,今隼人庁舎になってからの追っかけ調査,そういうことをされたことがあるのか。それはどうでしょうか。 ○行政改革推進課長(濱﨑正治君)  議員が言われるように,住民へ十分な説明をしながら進めたいというようなことで,先ほど言いましたように自治公民館連絡協議会,それと地域審議会,地域審議会は2回説明をさせていただいておりますけれども,そのほかにこの計画を作った19年3月に広報誌で2回分庁についてお知らせをし,そして直前の暮れ,19年の暮れには,10月,11月,12月それぞれ広報誌を使いながらこの分庁についての徹底を図ってまいった経緯もございます。それと,隼人地区の自治公民館連絡協議会,ここにつきましては,先ほど言いましたけれども10月,11月それぞれ説明をいたしましたけれども,この中で最後に「分庁について説明が必要な地区があったら,教えていただければ地区に行って説明をいたします」というようなことを2回言って帰ってきた経緯もございます。それで,「うちの地区に来て説明してくれ」という地区が嘉例川の中福良地区,ここが1か所ございましたので,19年11月7日に行って,この分庁についての説明会をさせていただいた経緯もございます。それと,分庁が20年1月1日から始まりましたけれども,これについて組織が変わる。そしてたまたま税金関係の申告時期等も重なっておりましたので,いろんなトラブルが出てくるであろうというような,出てきたらそれに即対応したいというようなこともございまして,その分庁に関係した課・グループに,分庁についての問い合わせとか苦情とか,そういうようなのがあったら毎日つけて報告をしていただきたいというようなことで,してきた経緯がございます。それで,一番最初に対応したのが,やはり税申告関係の証明書の発行が,やはり証明書を発行すればそれだけの説明責任が発生するので,当初は税務課といたしましては国分のほうで発行したいというような経緯もございましたけれども,申告関係でどうしても必要だというようなことで,そこについては早急に隼人のほうでも発行できるように対処した経緯がございます。分庁して,先ほど言いましたけれども,毎日どのような要望・苦情等があったのか,そして即対応できるのはどういうものがあるのか,そういうのを1月そして2月,3月分庁に関係した課についてデータをとっていただいて,そして3月が終わって4月になった段階で,「もうそんなに苦情はないから」というようなことで,隼人の地域審議会のほうにその相談窓口も設置してありましたので,各課・各グループの対応は3月いっぱいでやめまして,あとは隼人の地域審議会のほうに窓口一本でそういうような対応をさせていただいているというのが現状でございます。 ○4番(志摩浩志君)  地域審議会のメンバーが分かりませんけれども,これは地域をよく知っている方なのか,地域の現状をよく知っている方々なのか,それが分かりませんので,なんですけれども。やはり,こういう形式的な会議では何もならないんじゃないかというような気もします。そして,やはり役所を中心にまちはつくられていると思うんですけれども,そういう点からしましても,非常にこの隼人の早期の分庁舎になったということは,まちの動きからいっても,活性化を進める上で反するものではないかと思われるんですけれども,こういうことはもうちょっと真剣に時間をかけてやるべきものではないかと私は思います。10年近くの協議をしてようやく合併に結び付けたところが,たかが2年ぐらいで覆されるということでは,これは市民が納得いかないのは当然のことではないかと思います。大変失礼な言い方かもしれませんけれども,これはやはり行政のあり方として納得のいかないのが,前田市長には大変きついですけれども,選挙の票にも出るんじゃないかと私は思っております。住みよいまちづくり,そしてまた住んでよかったと思われるまちづくり,これは考えるところに,とり方によっては「このまちに住みたい」,「住んでよかった」,これはこれからの方じゃないかと思います。今までやはり伝統・文化・歴史を守ってこの隼人を盛り上げてこられた先人たちにしてみれば,最後で難儀をするような,まちが廃れていくようなこういうあれでは,いくら市民力といっても,元気が出るまちづくりではないと思われるんですけれども。もう少し市民が納得した上での,こういうやり方はしたほうがいいんじゃないかと思っております。もう今現在執行されて,今もう始まっておりますので,今さらどうにもならないという気がいたしますけれども,次のこの役場の解体については質問していいもんかどうか。私は通告文に書いておりませんので。役場の解体について,どこで決められたのか。また,再利用する気はもう今さらないのか。それを聞きたいと思います。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  まず,最初の前段の部分を少し説明させていただきたいと思います。霧島市は平成17年11月7日に合併いたしました。その間,日本の動きですけど,少子高齢化の中で人口が減に転じていったということです。ですから,そういった中ではGDPそのものが今までみたいに,右肩上がりのGDPというのはもう望めないと,そういったことから,平成18年,ちょうど合併1年後の8月31日に地方行革新指針というのが国のほうの総務省のほうから出ております。その中で申しますと,もうこういったGDPが上がっていかない中で国・県・市町村はどうあるべきかという中で,3つほど言っております。まず,総人件費を抑えなさいということが1つです。2つ目が公共サービス改革をしなさいと。3つ目が地方公会計改革を行いなさいと。まず,この3つで行革をやっていきなさいと。それを受けて行革大綱とか作ったわけですけれども,中身につきましては,まず総人件費改革ということは,人を減らすか給与をカットするか,その2点のうちのどちらかだと思います。それから,公共サービス改革,この時点でもう仕分け作業と言っておりまして,公共サービスの必要性,実施主体を総点検して,実際もうやるべきものでないものはやめなさいということが2つ目です。3つ目が公共会計改革ということで,未利用財産の売却とか,それから資産・債務などを減らしていきなさいと。この3つをしなさいということになってまいりました。ただ,合併した中で,この公共サービスを改革するというのはなかなか難しいと。やはり今までしてきた公共サービスは,なるだけ残していきたいと。必要なものについては。そうなってくると,やはり人件費改革ということになってまいります。人件費改革となりますと,霧島市の人件費はどうなんだろうとしたときに,合併してかなりオーバーな人を抱えておりました。ちょっと今手元にありませんけれども,当時定員適正化のあるべき霧島市の人数,それから他の同じような規模の市と比べますとかなり大きい人数を抱えておりました。そういったことから,まずは140人以上の職員を減らしていこうという計画を立てております。そういったことによって,なるだけ公共サービスをなくさないながら維持していこうと,そのためには人件費をまず減らそうということからやったところでございます。そういったところで140人以上の人を減らしていくことで,結果的には今年の4月で160人減らすことができました。先ほど午前中のお話でもスケールメリットによって何とか今の公共サービスを維持しているということもできたんですけれども,個々の旧町ごとにやってたら,これだけの160人という人間は減らせなかったと思っております。さらに今後合併後10年に向けて,さらに減らすことがまだ喫緊の課題であろうかと思っておりますけれども,そういった中でそうなってくると,二重行政の部分については,やはりなくさなければならないということでございます。できれば残したいのもやまやまではございますけども,この人件費総額を減らすためには二重行政になっている部分をどうしても削らざるを得ないと。そういったことから,隼人の役場のほうは大体距離にして,車でそのとき計ったのでは8分から9分,10分以内で行ける,そういったところであればその部分は我慢いただけないだろうかと。その代わり,やっぱりお年寄りとかそういった方々が日常する,大体こられる方の85%の行政需要にはこたえているようなつもりでございますので,そういった意味ではあと15%の方は少し我慢していただいて本庁に来ていただくとか,そういった議論をした関係でこのような格好になったというのをまずご理解いただきたいと思います。ご質問の旧庁舎をどうするのかというお話なんですけれども,実はこれは地域審議会にもお諮りして庁内での検討をし,地域審議会にもお諮りし,地域審議会のほうでは現場も見ていただきました。あれを活用するためには相当な耐震の問題とかありますので,かなりの額を投入しないと利用できないということになっております。あの地区は,現段階では駐車場が足らないといったような課題もございますし,まずは駐車場として利用することが,例えば保健センターなどもございますので,そういったことも一つの方策ではないかということで現在の方向に至ったところでございます。 ○行政改革推進課長(濱﨑正治君)  先ほど質問がございました地域審議会のメンバーですけれども,これは7か所設置してございます。それで,構成といたしましては,公共団体等の代表,それと学識経験者,そして公募というような方々で構成されております。隼人地区につきましては,公共団体等の代表の方が7名,それと学識を有する者という方が5名,そして公募が3名の構成でございます。また,公共的団体等の代表の方につきましては商工会代表,そして錦江漁業協同組合代表,それと地域女性団体連絡協議会代表,そして農業委員会代表,妙見温泉振興会代表,それと隼人地区民生委員児童委員代表,そして隼人地区公民館連絡協議会代表,この7名が公共的団体の代表でございます。それと学識を有する者というようなことで工技センターの所長,そして都市計画審議会の会長,志學館大学のセンター長,そして人権啓発センター所長,そして,元議会議員代表というようなことで,学識経験を有する者というようなことで5名でございます。 ○4番(志摩浩志君)  今,160人の職員の削減ができたということですけれども,これは各1市6町の割合でどのぐらいのものか分かっておられますか。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  基本的には,国分と隼人を本庁として分庁をしております。そのほかのところは基本形をつくって,大体現段階では同じぐらいの人数を配置しているところでございます。ただ,土木関係につきましては,ちょっと北部のほうに一括にしたほうがより効率的ということで,1回水道を南部と北部に集めた関係で,今土木農林関係は国分……(発言する声あり)……すみません。辞めた人の地区別につきましては,定年退職をした方の後を,例えば50人辞めても10人しかしないというような格好でしておりますので,それについては少しお時間いただけないでしょうか。今のところは持っておりません。 ○4番(志摩浩志君)  全体的に考えましても,「なぜ隼人か」と言われるような思いもしております。今,隼人の住民にしても「合併して一番損をしたのは隼人だった」というような声も多く聞かれるわけです。これから霧島市をどううまくやっていくかというのはこれからの課題ですので,今からあまりいろいろつくじるようなことは申し上げませんけれども。これからの前田市政と,また議会との連絡も密にしながら,何とかうまく軌道に乗せなければいけないとの気持ちはあります。しかしながら,この役場の耐震補強,こういうのは全く考えていらっしゃらなかったのか。解体費に対して補強費のほうが,私の考えではまだ安くつくんじゃないかというようなことで,まだそして,公民館を持たない自治会とかそういうのもたくさんあるわけです。それで,高齢者が病院をコミュニケーションの場としているような話もありますし,そういうところで生きがいを感じるようなコミュニケーションの場に利用できないか,そういうことまでいろんな討論がされたのか,私はちょっと気になるところでございますけれども。駐車場というのは,目的がないから駐車場にするんではないかというような気もいたしております。それと,まだこの隼人庁舎というのはもう納得のいかないところがたくさんあるわけですけれども,なぜあの時点だったのか。まだいまだに庁舎も建っておりますし,そう急いで動かさんといかんかったのかというような気もしております。話が出たから動かしたんじゃないかと思われますけれども。やはり市民が主役のあれであれば,この早めの隼人庁舎というのは,ちょっと早過ぎたんじゃないかというような気もいたします。私はいつも霧島市が株式会社霧島市,このような考えでおります。前田市長も雇われ社長であります。また,職員の皆さん方も社員であります。株主は住民であります。住民には「住んでよかった」と思える配当を配るべきであります。そういう考えから,これからの霧島づくりは,この4年間の中で前田市長にぜひお願いしたいのは,前田市長の張り切る考えも十分分かります。住民が納得する動きをしていただきまして,またいっしょにこうして議席をいただきまして,こう質問できるのも大変ありがたいことだと思っております。いっしょになって霧島市を進めていきたいとは思います。今後このような問題でまだ納得のいかないところもいっぱいあると思いますけれども,住民との対話を十分にとっていただきまして,本当に年寄りから若い者まで「住んでよかった」と思えるようなまちづくりをしていただきたいとお願いを申し上げて,質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○市長(前田終止君)  志摩議員のよって立つ自分の出身地の隼人,ここの調整についての方向が出たものに対する不満あるいはまたご指摘などを,初当選の今,ご指摘をいただいたなというように思っております。市といたしましては,関係部課長がそれぞれの立場で説明をしましたけれども,やはり市民の方々というのはどれほどの努力をしても,あるいはまた議会で一定の方向を示していただいても,納得度を上げていくというのは難しいものだと,つくづくお話,ご指摘をいただきながら思うことでございました。18年の12月議会において,隼人総合支所は本庁との位置関係から,地域に直結した窓口業務を残して,行政委員会であるこの教育委員会部局を,分庁方式導入により総合支所に早い時期に移転をすべきだ。それでまた行財政改革推進に関する決議,こういうものをそれぞれの議論を踏まえられて私のほうに推進があり,これを十分に尊重しながらこの隼人の分庁の位置付けというのをした。それでまた努力も,それぞれ考えられ得る限りの努力もさせてもらう。しかし,やっぱり市民の皆さん方の中には,志摩さん以外にもおそらく多くの方々が「おいどんな聞いちょらんぞ」と,「おれは知らんぞ」というような点があったのかなということを,つくづく話を伺いながら,納得度がまだ足りてなかった,説明不足の点もあったのかなと,こういう点を反省することでございました。最後の結びでおっしゃったのが,関係の地区住民を中心として市民の納得度を上げるその努力,そういう説明不足というものを徹底して,何の問題でもしっかり対応してほしいという意味のことを言われたかなというふうに思ってございます。今後とも私といたしましては,精いっぱい真摯な気持ちを持ちながら多くの困難に向かって納得度を上げ,説明不足がなるべくないような最大限の努力をすることをお誓い申し上げ,そしてまたおっしゃったとおりいっしょになって今後また4年間ともになってがんばってまいりましょう。 ○総務課長(宗像成昭君)  地域別の退職者の数でございますが,20年度までの実績でございますが,211名の退職者のうち旧隼人町の出身の方が56名いらっしゃいます。 ○議長(池田 守君)  以上で,志摩浩志議員の一般質問を終わります。次に,32番,西村新一郎議員より7件通告がされております。したがって,西村新一郎議員の発言を許可します。 ○32番(西村新一郎君)  合併前4年,新市霧島市誕生後4年,歴史的な節目に議長の要職の務めを無事務め終えられましたことは,市民の皆様,同僚議員,市長はじめ執行部各位のご指導・ご協力のたまものであります。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。さて,8年ぶりの一般質問でございます。池田守新議長の許可をいただきましたので,早速通告いたしました7件について質問をいたします。アメリカ発世界同時不況に端を発したこの厳しい待ったなしの経済状況下の中,一般質問できる喜びのあまり,多くの質問通告をさせていただきました。もう少し減らそうということも考えましたが,22年度予算編成前の12月定例会,大事なときであります。市民の皆様の声が反映される市政,「住んでみたい,住みつづけたい,住んでよかった霧島市」になるよう質問をいたします。市民の皆様の立場になり,分かりやすく明快なぬくもりある答弁をお願いいたします。なお,何をするにも財源が必要であることを念頭に,3つに大別して質問をさせていただきます。3番目と7番目は,財源確保のための大事な私は事業と心得,質問をさせていただきます。また,4番,6番の質問は歳出を伴う質問であります。ただ,3番,7番に明快な答えをいただきますと,財源確保ができ,新たな歳出どころか余力を持って市民の皆様方にさらにこたえられる,そういう財源確保も私はできるのではないかと思います。1番,2番,5番目は特に今回財源を必要とする質問ではございません。ここにつきましては,意識改革をすることによってこの13万人弱の市民の皆様方に大きな満足を提供できる。これが私の3つに大別しての質問骨子でございます。どうかこのあたりをご理解いただきながら,答弁をお願い申し上げます。まず,選挙結果についてでございます。合併しまして,市長選は全体での選挙区での選挙2回目でございます。市議選は,1回目は選挙区を背負っての選挙でございました。今回は市長選も市議選も同じ選挙区で選挙を行ってまいりました。当初から投票率の私は低下を心配いたしておりました。そのとおりの結果になりました。まず,投票率の低下の原因をどのようにとらえていらっしゃるのか,どのように分析をされているのか伺うものであります。市長選,昨日の質問の中に788票でしたか,「無効票の投票が含まれていました」ということでございました。同時に,市議選の中にも無効票があったのではないかと想定するところでございます。その無効票の中身を問いたいんでございます。例えば,白票なのか,全く関係のない人の名前を書いているのか。そこらあたりをお示しいただきたいと思うところでございます。2番目,人事案件についてでございます。教育委員の任期が12月9日で任期満了でありますと,8日に即決いただきたいと。議員各位十分に理解をしながら,提案されました方々の同意をさせていただきました。この選任については,副市長の選任がこれだけ大事なときであるにもかかわらず,ちょっと空白が生じてしまった。これは,市民に対してどのように市長は説明なさろうとしているのか。また,人権擁護委員をはじめとする推薦について,どのような形で基準を設けながら,こうして議会に提案なさってらっしゃるのか。特に大事なときでございます。この副市長の選任につきましては,先ほどからいろんな質問もなされておりますけれども,合併してよかったとか悪かったとかというのは,副市長の腕一つで大きく私は市民の意識は変わるものと思ってます。そういう意味でも求められる人物像は,私から申し上げますとやる気を起こさせる人事であってほしい。部長や課長が「目いっぱいに取り組んでいこう」,「県下2番目の,すばらしい霧島市をつくっていこう」,こういうモチベーションを高めてくれる人物を私は提案していただけるものというふうに思っています。そういう意味で,何を基準にどういう形で人選をなさっていらっしゃるのか。私の思いもちょっと含めながら述べさせていただきました。小さな2番目。市長はいつも副市長と密に連絡をなさっていらっしゃいました。そして,副市長も市民から問われたことに対して市長に即報告をし,密に連携をとっていらっしゃいました。そういう意味でも,合併後の実に難しいこの時期,見事に私は務めを果たされたものと思っております。今回2人とも8日付でこの場で辞任あいさつをされ,その数多く市長と協議をしながら約束されてきたことが,部長や課長にどのように今後伝達され,引き継がれていくのか,ここを問うものであります。3番目,ここはちょっと力を入れたいんでございますが,環境の世紀にふさわしい新たな産業としての地熱発電についてでございます。9月議会を非常に思い出深く思い起こしておるところでございます。最終日,地熱発電建設促進を求める5つの陳情が提出をされました。三体地区自治公民館長さん,そして霧島火山資源の活用と地域活性化を考える会,霧島市商工会,霧島商工会議所,牧園町建設同志会,特に三体地区の自治公民館長さんの議会に対する陳情については,44名中39名の方々が採択に同意をいただきました。あとの4つの陳情については37対7,すなわち,霧島市選挙区設けての将来的にない議員の数の大多数の方々が賛同をしてくださったわけでございます。その議会の採択を受け,翌日新聞発表で,「それぞれの立場での主張を重く受けとめている」と報道がありました。今まさに世界はグリーン・ニューディール政策,世界が求めております。クリーンエネルギー地熱発電建設促進は霧島連山,市長が一生懸命力を入れてらっしゃいますジオパーク構想認定においても,当地の持つ地熱エネルギーの活用状況と活用構想は,認定を受けるに訴えのある価値ある事業と考えます。具体的な対応をお示しいただきたいと思います。4番目,福山下場地区の水道事業についてでございます。地域の方々から,「ちょっと議長,来てくれ」という当時のお願いがございました。早速伺いました。ふろにためた水,しばらくしますと下に沈殿物が薄く皮膜をつくってしまう。このような水を,人間の命に最も大事な水をこういう形で提供されていることを知りました。早速,帰ってまいりまして副市長に話をし,実態を掌握されているかどうかを伺いを立てました。よく承知をされておりました。私はそのときに申し上げたんですが,国分地区からその福山の海岸線に水量が足らないのであれば水を提供すればどうでしょうかと。大隅線跡のあそこを真っすぐにやったらどうですかと,ストレートに申し上げました。それが無理だったら,国道を掘削して,まず水量を確保し,具体的対応をお願いいたしたところでございます。地区の方々に間違いなくこの事業は,即速やかにいたしますよという答弁を申し上げていいですかということまで確認をさせていただきました。市長と協議をして連絡をするということでございました。市長と協議の結果,その約束をしてもいいということでございました。具体的に今後のスケジュールを問うものでございます。5番目,指定管理者の指定について,ちょっと走って進めます。新たな指定,変更指定,継続指定,このことについて,今国民は政権が新たになりまして事業仕分けが,それこそテレビの人気番組にもなっておりました。約75%,80%の国民は,これを支持しております。私ども霧島市も,数多い今回の提案がなされておりますけれども,この視点から作業の検討がなされたのか問うものでございます。小さな2番目,特に議案第86号,87号,91号,92号,94号,101号の年間利用者数,利用数の動向,指定管理の効果,指定管理以前の年間総費用と,指定管理後の年間の施設改修費等もあわせて問うものでございます。6番目,山,川,海,恵まれた自然を生かした海の施策について。私は小さいころから,あの国分の下井海浜公園を毎日見に行っておりました。あそこの情景は,この議場においでの皆様のだれよりも詳しい一人だと自負いたしております。すなわち,当時は両側に突堤が出る前は,ハマグリやアサリが採れたんです。きれいな砂浜でございました。突堤ができてから潮流が変わったんです。あの中に,それこそヘドロがたまったような状況が発生してまいりました。西側のほうを一部掘削し,潮流の試験等もなされたときもございました。私は,この両方の突堤を除去したら,昔の海浜公園がよみがえってくると,このように思うところでございます。砂浜の海岸にするため,両方の突堤を除去して砂浜をよみがえらせ,そして西側のところの突堤跡に海釣り公園の橋をかけたらどうですかと。砂浜が返ってきますと。キスが釣れますよね。湾にはヒラメの放流も相当なされております。間違いなく釣れる状況が出てくると思います。鹿児島のあの海釣り公園よりも,はるかに夢を持たす私は施策の一つだと思います。また,脇元地区の皆様方が若尊神社までの遊歩道復旧をお願いしたいと。ちょうど選挙期間中でございました。「西村さん,西村さん」と言って,車をとめられまして,こうしてお願いもいただきました。昔はしっかりとした整備がなされておりました。それを何としても復旧していただきたい。同時に,ここはトヨタ車体研究所の佐羽尾名誉会長が,それこそあの地域は最高の湾奥のヨットハーバーになるんだということをおっしゃっていました。そういうことを含めながら,ここの観光客誘致の施策はいかがでしょうかと問うものでございます。農業用地の除外についてお尋ねをいたします。まちづくりの基本は土地利用にあるといっても過言ではないと思います。そこで,平野部の農振農用地除外について伺うものであります。まず,基礎認識のために霧島市の中で一般選挙及び農業委員会選挙における霧島市及び国分地区の有権者数を教えてください。そして,農地法の一部事務の権限の移譲前と移譲後の対応を問うものでございます。本年の4月から移譲をされております。そのことを問うているわけでございます。広瀬地区の福祉施設建設計画に係る農振農用地除外申請不許可の理由について問うものであります。次に,不許可に対する再度ご検討いただくための手当はできませんかということをこの壇上からの質問に代えさせていただきます。また,答弁を拝聴させていただきまして,自席からもお許しをいただきたいと思います。 ○議長(池田 守君)  ただいま西村議員の壇上からの質問が終わったところですが,本日の会議時間は議事の都合によりまして,西村議員までといたしたいと思います。あらかじめ時間を延長いたします。 ○市長(前田終止君)  西村議員から,7点につきましてご質問でございました。2点目,3点目につきましては,私のほうから答弁をさせていただきます。そのほかにつきましては,関係の行政委員会及び関係部長が,それぞれ答弁をさせていただきます。人事案件についての1点目についてお答えをいたします。今回の定例市議会におきまして,霧島市教育委員会委員の任命,霧島市監査委員の選任,霧島市公平委員会委員の選任,霧島市固定資産評価審査委員会委員の選任,人権擁護委員の推薦についてご審議をお願いいたしております。各委員の任命等につきましては,それぞれの関係法令に規定がなされております。例えば,霧島市教育委員会委員につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項におきまして,「人格が高潔で,教育,学術及び文化に関し識見を有する者」,第4項では,「委員の年齢,性別,職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに,委員のうち保護者である者が含まれるようにしなければならない」と規定されております。このようなことから,それぞれの要件に見合う最適任者と考え得る方々を私自ら,あるいはまた,副市長や関係部長とも協議の上,人選を行い,議会にご提案させていただいているところでございます。次に,2点目についてお答えいたします。副市長の事務引き継ぎは,懸案事項等につきましても新副市長に事務引き継ぎを行うことといたしております。また,前副市長は,かねてから関係部課長とも打ち合わせをされていましたので,支障はないものと考えております。3点目の地熱発電に関するご質問にお答えをいたします。本市の地域特性をいかした地熱エネルギーの活用は,再生可能なエネルギーの導入促進や地球温暖化対策を図る上で重要なことであると認識いたしているところでございます。地熱エネルギーの開発につきましては,地域住民や関係者の方々に賛否両論あることは承知いたしており,新聞報道にありましたように,それぞれの立場の主張につきましては重く受けとめているところでございます。また,先の9月定例市議会におきまして,地熱開発促進の陳情が議員ご指摘のとおり採択されましたことは,今後,地熱エネルギーの有効活用に関する本市の方針を決定する際に十分に尊重しなければならないと考えているところであります。本市といたしましては,景観など,自然環境や既存の温泉への影響等を勘案しながら,今後とも引き続き関係機関と連携を図り,事業予定者と意見交換等を重ねてまいりますとともに,地域住民の方々等へ説明責任を十分果たされるよう要請してまいりたいと存じます。 ○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)  委員長に代わりましてお答えいたします。1問目の選挙結果についての1点目,投票率の低下についてお答えいたします。前回の平成17年11月27日選挙の投票率は,市議会議員及び市長選挙が72.01%で,今回の選挙の投票率は市議会議員選挙が66.68%,市長選挙が66.69%で,それぞれ5.33ポイント,5.32ポイントの低下となっております。低下の理由としまして,市議会議員の選挙において,前回の選挙区が撤廃されたことにより立候補者が激減し,有権者の選挙に対する関心が薄れたのではと思われます。また,市長選挙では,前回と同じ立候補者による選挙で争点に乏しく,有権者の判断材料にならなかったと思われます。次に,2点目についてお答えいたします。まず市議会議員選挙における無効投票は,白紙投票515票,候補者でない者または候補者となることができない者の氏名を記載したもの237票,2人以上の候補者の指名を記載したもの81票,候補者の氏名のほか,他事を記載したもの4票,候補者の何人を記載したか確認しがたいもの78票,単に雑事を記載したもの160票,単に記号,符号を記載したもの124票の計1,199票であります。次に,市長選挙における無効投票は,白紙投票296票,候補者でないもの,または候補者となることができない者の氏名を記載したもの222票,2人以上の候補者の氏名を記載したもの16票,候補者の氏名のほか,他事を記載したもの1票,単に雑事を記載したもの131票,単に記号,符号を記載したもの103票,その他19票の計788票であります。ちなみに,前回の選挙における無効投票の数は,市議会議員の選挙で983票,市長選挙で1,002票となっております。 ○水道課長(今吉近見君)  4番目の福山下場地区の水道について,福山下場地区は,国分寄りが小河原配水区で500m3の配水池,垂水寄りが中崎配水区で500m3の配水池の2系統で,それぞれ1日平均300m3から350m3の使用量であります。合併後,さまざまな問題が発生いたしましたが,原因は老朽鉄管と判断いたしました。そこで,平成20年度から垂水寄りの末端集落より老朽鉄管口径50mmを主に,延長826m,事業費2,309万円で布設替えを実施し,平成21年度も老朽鉄管口径50mmを主に延長1,163m,事業費2,887万5,000円で現在布設替えを施工中でございます。今後も口径50mmを1,357m,口径150mmを600mの布設替えを実施するために,国道事務所と協議中でございます。事業費7,750万円の計画でございます。平成22年度に口径150mmを250m布設替えいたしますと,総延長4,196mの老朽鉄管の更新が完了になります。また国分敷根・脇元集落と福山下場地区の配水連絡管新設事業も現地調査に基づき,平成22年度設計委託と一部連絡管配水管布設を実施する予定でございます。また,事業内容につきましては,敷根・脇元集落にポンプ場と揚水場を新設,旧福山亀割配水池跡に新設の配水池を築造し,また連絡配水管も新設いたします。平成22年度完了予定の老朽鉄管布設替えの口径150mmと連結をいたします。これを実施することで,小河原地区,中崎地区の2系統は新設の亀割配水池より直圧流下方式で配水をいたします。この事業は,平成22年度から24年度と考えております。 ○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)  5番目の指定管理者の指定についての1点目についてお答えいたします。今回,提案をいたしております22件の指定管理者の指定議案につきましては,18件が公募により指定管理候補者を選定し指定するもの,4件が直接指定により指定管理者の指定を行おうとするものであります。公募による18件につきましては,ほとんどが平成18年度に公募で指定管理者を指定した施設の更新になります。事業仕分けにつきましては,平成18年度の霧島市が初めて制度導入を行う際に,指針を設けて実施しており,今回の更新では,それを踏襲して手続を行っております。また,新たに導入する施設についても,集中改革プランや指定管理者導入指針に基づき検討し,単独,あるいはこれまでの導入施設と組み合わせた形で提案しております。なお,今年度で指定期間が満了する公募施設につきましては,庁内の評価委員会において総合評価を行っております。すべての施設で管理状況はおおむね良好との結果が出ており,制度導入の効果があらわれていると判断しております。また,今回の公募におきましても,現在の指定管理者が引き続き応募しているところが多数でございます。 ○教育部長(阿多己清君)  それでは,指定管理者の指定についての2点目,教育委員会関係についてお答えいたします。まず,「いきいき国分交流センター」につきましては,平成16年度の利用者数は5万2,249人,使用料は1,150万2,942円,平成20年度の利用者数は6万5,453人,利用料は1,332万8,600円でございます。「国分運動公園,国分体育館,国分武道館,国分弓道場」につきましては,平成16年度の利用者数は21万2,623人,使用料は854万5,812円,平成20年度の利用者数は21万2,727人で,利用料は993万5,698円でございます。「隼人庭球場,隼人温水プール,隼人健康温水プール」につきましては,平成16年度利用者数は2万1,710人,使用料は251万2,335円,平成20年度の利用者数は3万4,138人,利用料は446万7,650円でございます。「国分総合プール」につきましては,平成16年度の利用者数は6万6,387人,使用料は1,263万7,755円,平成20年度の利用者数は6万7,237人,利用料は1,253万3,855円でございます。「サン・あもり」につきましては,平成16年度利用者数4万3,876人,使用料は549万130円,平成20年度の利用者数5万9,766人,利用料は574万2,900円でございます。いずれの施設も指定管理者の持つノウハウを生かした施設管理や自主講座の実施などにより,おおむね利用者数,利用料とも増加し,市民へのサービスも向上し,指定管理導入の効果はあったものと考えております。続きまして,指定管理以前の年間総費用と指定管理後の年間管理委託料及び施設改修費でございます。「いきいき国分交流センター」につきましては,平成16年度の管理運営費が5,391万7,803円,指定管理後は平成20年度管理委託料が3,772万1,000円,指定管理後の工事費についてはございません。「国分運動公園,国分体育館等」につきましては,平成16年度管理運営費が5,588万2,747円,指定管理後,平成20年度の管理委託料が4,451万1,000円,指定管理後の工事費651万円でございます。「隼人庭球場,隼人温水プール等」につきましては,平成16年度管理運営費が1,692万6,105円,指定管理後の平成20年度管理委託料が1,596万8,000円,指定管理後の工事費2,175万6,000円でございます。「国分総合プール」につきましては,平成16年度の管理運営費4,265万7,999円,指定管理後,平成20年度の管理委託料が3,043万1,000円,指定管理後の工事費についてはございません。「サン・あもり」につきましては,平成16年度の管理運営費が1,218万4,198円,指定管理後,平成20年度の管理委託料663万4,000円,指定管理後の工事費630万円でございます。 ○保健福祉部長(平野貴志君)  続きまして,指定管理者の指定についての霧島市霧島温泉健康増進交流センターの管理につきましてお答えを申し上げます。まず,平成16年度の利用者数は7万779人,使用料は1,359万4,740円,平成20年度の利用者数は3万7,552人,使用料は1,269万6,210円でございます。次に,指定管理委託料の算定ベースとなった平成16年度の総費用は2,756万400円,指定管理後の平成20年度の管理委託料は2,466万6,300円でございます。また,指定管理後の平成18年度から平成20年度までの修繕費の総額は380万7,825円,工事費の総額は236万4,700円でございますが,その主な内容は温泉のろ過のための「ろ材」入れ替え,配管改修工事等でございます。 ○生活環境部長(南田吉文君)  議案第106号の指定管理に至った背景についてお答えいたします。平成19年2月策定の霧島市集中改革プランの中で,民間のノウハウ,活力の有効活用により,公共サービスの質の維持・向上及び経費の削減が図られると判断される事業については,公の施設についても積極的に民間委託等を推進するといたしております。国分斎場もその対象の施設でありまして,当初より検討を重ねてまいりました。火葬という特殊な業務でございますし,故人との最後のお別れの場でもございますので,全国の火葬場の状況や県内各地の火葬場の実情,またこの施設,国分斎場においては,すでに一部民間委託により実施しているというようなことなどを調査検討してまいったところでございます。その結果,指定管理者制度によっても施設の管理運営も可能であると判断いたした次第でございます。 ○農林水産部長(萬德茂樹君)  6問目の山,川,海の恵まれた自然を生かした海の施策についてお答えいたします。国分海浜公園両側の突堤を整備した経緯は,以前は海岸一帯に広い砂浜が存在しておりましたが,桜島の大噴火により潮の流れが変わり,徐々に砂浜がなくなり,検校川河口西側と海岸の合流部に砂浜の一部が寄洲状に残り,その場所を海水浴場として利用されていたということであります。その後,高度経済成長期に入り,余暇時間を活用するためのレジャー等に目が向けられるようなったことを受け,旧国分市が海水浴場を本格的に整備するために,昭和49年に創設された農林水産省所管の海岸環境整備事業を導入し,県営事業として整備されたところであります。検校川を含めた沖合からの潮流調査や風などの気象情報をもとにして海水浴場の設計がなされ,昭和49年に着工し,突堤工や養浜工など事業費約5億5,000万円を投じ,昭和56年に完成しております。事業完成後は,区域内にトイレやキャンプ施設などのレジャー施設も造られ,平成20年度における利用者数は,日帰りを含めて約3万7,000人となっております。ご質問にありました両側の突堤を除去すれば,以前のように砂浜がなくなり,西側突堤跡は水深が深く,整備すればよい海釣り公園になるかもしれませんが,老朽化した既設堤防が直接高波を受けるようになることも考えられますことから,堤防保全と防潮扉,階段の変更など,新たな整備が必要となることが予想されます。しかし,突堤の除去が原因で発生する新たな整備に対し,農林水産庁の補助事業の導入は難しいのではないかと考えております。また,今日まで大きな投資をして整備してきたこと,キャンプ,海水浴場を毎年市内外の多くの方々が利用されている現状を考えた場合,両側突堤を除去し,西側部分の突堤跡を海釣り公園にすることは困難であると考えております。次に,若尊神社までの若尊鼻遊歩道の復旧についてお答えいたします。若尊鼻遊歩道は昭和53年度に鹿児島県の公共用観光施設整備事業を活用し,磯平遊歩道整備事業として岩や沿岸部を利用してコンクリートを流し込みながら,約1,100mの歩道を整備したものであります。しかし,平成5年の台風豪雨により決壊し,隣接する山林からの落石が懸念され,危険性が高いということで,現在は入り口を閉鎖している状況であります。しかし,本地区は,昔から良好な釣り場としてよく知られており,景観的にも魅力ある場所であることから,遊歩道が閉鎖されているにもかかわらず,釣り人や散策を楽しむ方々が訪れております。また,地域から当地区を生かした地域活性化を望む声も多くありますことから,防災面も含めて,この地域の活性化も視野に入れて遊歩道の復元につきまして現在検討を進めているところでございます。 ○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)  7問目の1点目についてお答えいたします。一般選挙での有権者数は,平成21年12月2日に定時登録した数が霧島市全体で10万1,409人であり,国分地区の登録者数は4万3,928人であります。農業委員会委員選挙人名簿登録者数は,平成21年3月31日現在の調整で,霧島市全体で7,192人,国分地区で1,835人となっています。 ○農業委員会事務局長(西山幹夫君)  2点目についてお答えいたします。平成21年4月1日から権限移譲を受けた主な事務は,市内に住所を有しない方の農地取得の許可,2ha未満の農地から他の地目への転用の許可,2ha未満の農地等の転用のために権利移動の許可,下限面積の設定,小作地の指定のほか,違反転用等に対する立ち入り調査やこれらに付随する事務であります。権限移譲前は,月末までに県に進達し,県農業会議に諮問され,翌月末に県から許可書が届いておりました。権限移譲後は農業委員会定例総会で可否の処分決定をし,県農業会議へ諮問し,同月内に農業委員会から許可書が発行できるようになりました。比較しますと,以前は約2か月を要していたものが約1か月に短縮することができるようになっております。 ○農林水産部長(萬德茂樹君)  農振農用地除外についての3点目と4点目にお答えいたします。お尋ねの広瀬地区の福祉施設建設計画に係る農振農用地除外申出に対する除外できない旨の回答の理由として,次の3点が挙げられます。1つには,申出地は92haの集団性のある優良な農用地内にあることから,除外を認めることで,今後外周部に虫食い的な除外申出が予想され,農振農用地の保全に支障が出るおそれが高いこと。2つ目には,除外により農地の集約的利用の阻害や農作業の効率低下の懸念があり,農振法上の除外要件であります「除外により,土地の農業上の効率的かつ総合的な利用に支障を及ぼすおそれがないこと」の要件を満たさないこと。3つには,事業計画の達成のためには,農地転用などの許可見込みが必要ですが,市農業委員会へ求めた意見によりますと,除外は認めがたいとの意見書であること。以上,3点を総合的に判断し,現時点では除外できない旨の回答をいたしております。次に,不服申し立てが可能かどうかのご質問ですが,農用地利用計画は直接特定の個人に向けられた具体的な処分でないことから,その決定は不服申し立ての対象とはなりません。また,再申出はできないかとのご質問でございますけれども,先ほど除外できない理由を申し上げましたが,その要件をクリアしない限り回答は同じになります。しかし,どうしても再度申し出をしたいとのことであれば,その旨を説明申し上げた上で受け付けを行い,また再度関係機関の意見を聞き,市として回答を出したいというふうに思っております。 ○議長(池田 守君)  ただいま西村議員に対する答弁があったところですが,ここでしばらく休憩いたします。                「休憩  午後 5時13分」                ──────────────                「再開  午後 5時25分」 ○議長(池田 守君)  休憩前に引き続き会議を開きます。西村議員の一般質問を続けます。 ○32番(西村新一郎君)  先ほどは壇上から失礼をいたしました。5番目の指定管理の指定について,106号霧島市国分斎場のことについて,壇上からの質疑をちょっと抜かしてしまいました。私が申し上げたいのは,この霧島市に住んで,最後,とにかく神聖な儀式,「ありがとうございました」というこの儀式に対して,市営直営でしてもいいんではないかという,そのようなご意見はございませんでしたかということを問いたかったわけでございます。この件については結構でございます。まだけっこう傍聴席のほうにもおいででございますので,意識をしながら環境の世紀にふさわしい新たな産業としての地熱発電,このことについて壇上から申し上げましたけども,歳入の点でも,世界のテーマの点でも非常に私は大事だというふうに思っているところでございます。事業予定者と意見交換等を重ねてまいりますと。重ねてまいっても,もう今重ねるときではないのではないかと。すなわち可能性調査を認めますよというような発言まで言及するときではないのかなというふうに思うところでございます。ここへ,守る会の代表の方からも,こうして三者を交えた環境調査協議会を条件付けたいというようなことも記載されているわけでございます。こういうことを含めまして,十分私はこの可能性調査を認めますというタイミングに私はもう訪れているんではないかと思うところでございます。ジオパーク5市2町ございます。5市2町の方々に,ちょっと私なりに知り合いに聞いてみました。「私のところにこれだけの事業があれば,ぜひとも推進したいんだけど」と。「もう今のこの経済状況下の中,これだけの企業誘致という面からも,それだけのすばらしいこの計画はございません」と。本当に皆さんがうらやましがっておられました。そういう意味でも,もうちょっと前向きに,ここについては市長もひとつ対応していただきたい。100%を求めるのは厳しいです。やはり賛否両論あります。どこの段階ではっきりするか。それこそ今の鳩山内閣も沖縄の基地の問題で大変に苦悩しています。しかし結論を出さなきゃいけないんですよ。それがトップリーダーなんですよ。ぜひともひとつ,ここは再質問をさせていただきたい,答えていただきたい。この5つの団体というのは,ほとんど網羅しているんです。この点をまず確認をさせていただきたいと思います。 ○市長(前田終止君)  西村議員のご質問,この件に対して,思いを込めていろいろご指摘もいただきました。私は,インタビューでも答えてございますけれども,この地熱開発促進の陳情が採択されたこと。これまでの段階までは,極めて慎重な姿勢を一貫して申し述べてまいりました。しかし,世の中のさまざまな変化,そしてまた,いろいろと疑義のある点についてのお互いの語り合い,そういうものをずっと踏まえられて,そして最終的に議会において陳情が圧倒的多数で採択をされたこと,こういうことをしっかり受けとめて,今後地熱エネルギーの有効活用,これの最終方針を決定する際,答弁でも申し上げましたけども,十分に市民を代表される意思決定の機関である議会の,この意思を十分に尊重しなければならないというところで,今日のところはよろしくお願いいたします。 ○32番(西村新一郎君)  非常に前進した答弁をいただいたと解釈をいたしたいと思います。ありがとうございました。次に,この2番目の人事案件について,やはりモチベーションを高めていただくと,この議場の中にも予定の人が1人おいでなんです。非常にこの方につきましては,4年間おつきあいさせていただいておりますので,私の心の中は定まっております。ただ,もう一方の方は,全く分からないわけです。ただ提案されたその学歴等はすばらしいものがあります。ここは何も疑う余地のないところであります。ただ部課長さんをまとめていかなければならない。このことの人間的魅力,いわゆる「任せたよ」というぐらいの度量を持っているのか持っていないのか。ここらあたりは,やはり皆さんがどういう判断を明後日,この議場でされるか分かりません。市長が一応こうして任命をされるわけでございますので,やはり任命する立場として,このことはしっかりと最初の時点でかたくなに,過去私も合併前の国分市の議長も4年間しておりましたということを申し上げました。県からお見えになった方が,非常にそういう意味では,しばらく職員間とうまく,潤滑油がうまく回らなかったというふうに解しております。それまで非常に時間がかかると。しかし,今はこの時間がかかっては困るんです。ここは市長自らが,最初のうちにしっかりと言って,ある程度は目をつぶるときはつぶってくれと,優秀な部課長だと,彼らの力を存分に引き出してくれんかと,ここはしっかりと私は最初の時点で話をしておくべきだろうと。そして,定期的にやはりそこらあたりのしっかり確認をしながら,2人副市長はいるわけでございますので,しっかりとそこの点はお願いをしたいと思いますが,どうでしょう。 ○市長(前田終止君)  まず,1期4年間を振り返って考えて見ますと,今,西村議員がご指摘の点,どういう人選であっても大変大事なことをご指摘いただいていると思います。市長,そして両副市長,また教育の分野においては教育長,さまざまな形で年間を通じて心を通わせながら,この4人の執行部がしっかりとつなぎ合って,肩を組み合って,相当な努力をしなければ,誰がやっても難しいこの1期4年間は乗り切ることができなかった。そういう意味で,経験として両副市長,存在感の大きい立場で,本当に公私ともどもご指導いただいたなと思います。そして,その両副市長に相談をしながら,私も最終的な意を決して,よし,じゃあもう技術系は知事と語って,そして県からぜひ優れた,将来に対してもまたお互いに楽しみのある,そういう人を引き出そうという決意をさせていただき,私の最終的には意思によって県に走りました。そして,知事が人格識見ともに優れた男であると,あと申されたように,経歴等についてはお手元の資料のとおりでございます。物事はスタートするときが一番大事だというふうにもまた存じております。そういう意味では,皆さん方から,この提案をしております2人,何とぞご選任をいただいて,私どもも精いっぱい呼吸を合わせてがんばり抜き,2期目8年に向かって,1期4年間の基礎方向付けをいただいたその上に,新しい風をまた注ぎ込んでまいることができたらと,こう思っております。また,もとより,いろいろご指摘をいただきました点につきましては,見事にこれを引き継ぎながら,そしてしっかりと2期目4年間を力を合わせて見直させていただきたいと思っております。 ○32番(西村新一郎君)  あと4分弱になりました。この世界的なトップ企業であります企業,この霧島市には立地されております。ここの現地の社長が申しておられたことを今思い起こしております。こういうことをおっしゃっていました。管理職に,管理職そのものが仕事をすることは期待してないんだと。部下をどのように引き出して部下の有能な力を引き出すか,そのグループをいかに統率するか,それを期待をしているんだと。若い者の力をいかに引き出してやるかと。ところが,そういう見地でその管理職におる人間が非常に少ないんだと,そういう意味では非常に残念であるということをおっしゃっていました。私は,霧島市は今まさにそういうときだと思います。これだけこの議場に管理職の方々がおいでです。この方々が100%の力を発揮しようという気持ちでいかれるのか,70%のならし運転でいこうと思うのか,これは両副市長の大きなやはり私は仕事だと思います。そういう意味でもここを管理するのは,ここに指導するのは市長であります。どうかよろしくお願いいたします。それと,この山,海,川,自然を生かした,ここはちょっと残念な答弁でした。本当,部長もここの議場にいらっしゃる皆さんよりも私は承知をいたしているつもりです。そういう形で,本当にその昔のきらきらと透き通って底が見える砂浜の海岸がかえってきたら,どれだけこの下井海浜公園が内外から脚光を浴びる,湾奥の下井海水場に変化を遂げるか,自然を取り戻せるかと,こういう点からも,今後もこの件については質問をし続けてまいりたいと思います。あと農用地除外について,これも県下2番目の市ですよ。2番目の市にふさわしい対応をしなければいけない。この広瀬地区の当該地区は四十五,六年にほ場整備がなされたところでございます。今は何年ですか。その当時は,ここは非常に道路に面してすばらしいところである。ここに代々,子々孫々病院の建設をしながら,そういう施設を造るためにもというふうにずっと引き継がれてきたところであります。新たに安いからと買い求めたところではございません。そして,その西小学校に面する,3面,面しているんです。南側は郵便局,西側は100mの道路,北側は農地,農道,これだけの条件を整えているところに何で農振法上の虫食い状態になるというような,こういう対応をしなきゃいかんのかなと。これは当広瀬地区のすべての住民の方々に問うてみて,このような判断をする人は私はいないと思います。そして,この選挙人名簿を問いました。霧島市の有権者の約4%が農業委員の有権者でございます。約4%が,いわゆる戸数の農家住宅でございます。4%の方が96%の意見をやはり決定付けるということはいかがなものかと。そういう意味でも,市長,やはりここは農業委員会にすべてを任すんじゃなくて,その窓口はこの萬德部長の農林水産部にあります。しっかりとひとつここはリーダーシップを発揮していただきたい,このことを強く申し上げたいと。でなければ県下2番目の躍進する霧島市にはなりませんよ。もう本当にここは柔軟に対応をしていただきたいということを申し上げながら,時間が参りましたので質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(池田 守君)  以上で,西村新一郎議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの13名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会いたします。               「散 会  午後 5時40分」...