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09月28日-05号

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  1. 鹿屋市議会 2020-09-28
    09月28日-05号


    取得元: 鹿屋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 2年 9月定例会令和2年9月定例会会議録(第5号)───────────────────────────────────────────1、開会日時  令和2年9月28日(月)午前10時────────────────────────────────1、議事日程(第5号) 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  鹿屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について(議案第64号) 第 3  事故の和解及び損害賠償の額を定めることについて(議案第67号)                      = 総務委員長報告 = 第 4  財産(物品)の取得について(議案第68号) 第 5  財産(物品)の取得について(議案第69号)                      = 市民環境委員長報告 = 第 6  鹿屋市工業開発等促進条例の一部改正について(議案第65号) 第 7  鹿屋市営住宅条例の一部改正について(議案第66号) 第 8  財産(土地)の取得について(議案第70号) 第 9  (仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結について(議案第71号) 第10  (仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事電気設備請負契約の締結について(議案第72号) 第11  (仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事空調設備請負契約の締結について(議案第73号) 第12  (仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事給排水衛生設備請負契約の締結について(議案第74号)                      = 産業建設委員長報告 = 第13  財産(物品)の取得について(議案第75号)                      = 文教福祉委員長報告 = 第14  令和2年度鹿屋一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について(議案第63号) 第15  令和2年度鹿屋一般会計補正予算(第7号)(議案第77号)                      = 予算委員長報告 = 第16  令和元年度鹿屋一般会計決算の認定について(市長提出議案第78号) 第17  令和元年度鹿屋国民健康保険事業特別会計決算の認定について(市長提出議案第79号) 第18  令和元年度鹿屋後期高齢者医療特別会計決算の認定について(市長提出議案第80号) 第19  令和元年度鹿屋介護保険事業特別会計決算の認定について(市長提出議案第81号) 第20  令和元年度鹿屋公共下水道事業特別会計決算の認定について(市長提出議案第82号) 第21  令和元年度鹿屋下水道特別会計決算の認定について(市長提出議案第83号) 第22  令和元年度鹿屋水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について(市長提出議案第84号) 第23  国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める意見書(案)(意見書案第2号) 第24  「所得税法第56条の見直し」を求める意見書(案)(意見書案第3号) 第25  文教福祉委員会の閉会中の継続審査について 第26  議会運営委員会の閉会中の継続調査について────────────────────────────────1、本日の会議に付した事件  議事日程のとおり────────────────────────────────1、出席議員 1番  中 馬 美樹郎 議員      2番  田 辺 水 哉 議員 3番  原 田   靖 議員      4番  福 﨑 和 士 議員 5番  佐々木 茂 己 議員      6番  繁 昌 誠 吾 議員 7番  米 永 淳 子 議員      8番  伊 野 幸 二 議員 9番  宮 島 眞 一 議員     10番  柴 立 豊 子 議員11番  吉 岡 鳴 人 議員     12番  岩 松 近 俊 議員13番  近 藤 善 光 議員     14番  児 玉 美環子 議員15番  福 田 伸 作 議員     16番  市 來 洋 志 議員17番  時 吉 茂 治 議員     18番  別府込 初 男 議員19番  梶 原 正 憲 議員     20番  新 保 秀 美 議員21番  西 薗 美恵子 議員     22番  松 本 辰 二 議員23番  東   秀 哉 議員     24番  岡 元 浩 一 議員25番  今 村 光 春 議員     26番  永 山 勇 人 議員27番  下本地   隆 議員     28番  花牟礼   薫 議員                              〈以上28人〉────────────────────────────────1、事務局職員       局長             内 村 純 一 君       次長             前 原 浩 幸 君       次長補佐管理係長      塩 屋 広 也 君       主幹兼議事調査係長      岩 元 隆 洋 君       議事調査係主査        長 﨑   悟 君       議事調査係主任主事      砂 原 浩 司 君       議事調査係主任主事      川 西 あゆみ 君────────────────────────────────1、説明のため出席した者の職氏名       市長             中 西   茂 君       副市長            原 口   学 君       副市長            宮 地 修 平 君       市長公室長          坂 野 博 志 君       総務部長           稲 田 雅 美 君       市民生活部長         中   裕 則 君       保健福祉部長福祉事務所長  深 水 俊 彦 君       農林商工部長         松 下   勉 君       建設部長           西 小 野 孝 君       上下水道部長         郷 原 竜 児 君       商工観光振興監        末 吉 俊 一 君       健康づくり高齢者支援対策監 畑 中 健 二 君       建築技監           泊   孝 二 君       輝北総合支所長        中 津 川 守 君       串良総合支所長        坂 元 賢 郎 君       吾平総合支所長        波 江 野 孝 君       政策推進課長         永 山 俊 一 君       財政課長           福 永 昌 晃 君       教育長            中 野 健 作 君       教育次長           稲 村 憲 幸 君──────────────────────────────────────────────────────午前10時00分開議  ▽ 開 議 ○議長(花牟礼薫君) 令和2年9月鹿屋市議会定例会第5日目の会議を開きます。 出席議員は28人であります。 これから議事に入ります。 本日の議事は、お手元に配付してありますとおり議事日程により進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。─────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(花牟礼薫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員として、9番宮島眞一議員及び18番別府込初男議員を指名をいたします。─────────── △日程第2-第3     付託事件について総務委員長報告 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第2 議案第64号及び日程第3 議案第67号の2件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、総務委員長の報告を求めます。 21番 西薗美恵子議員。  [総務委員長 西薗美恵子君 登壇] ◎総務委員長西薗美恵子君) ただいま議題となりました、議案2件について、総務委員会における審査の過程並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案2件の審査の結果は、全て全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査の内容を申し上げます。 まず、議案第64号鹿屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、審査の内容を申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症感染者等への対応業務に従事した職員に対し、国の取扱いに準じ、特殊勤務手当の特例を措置するため、所要の規定の改正を行おうとするものであります。 説明によりますと、令和2年3月18日に公布・施行された特殊勤務手当の特例に関する人事院規則の一部改正に準じ、特殊勤務手当のうち防疫作業従事者手当について、新型コロナウイルス感染症防疫作業に係る特例措置を講ずるとのことであります。 主な改正の内容は、当該感染者対策として、市民などの生命・健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した職員に対し1日につき3,000円または4,000円を支給するとのことであります。 審査の過程で、支給額の基準は何かとの質疑があり、これについては、国の取扱いの基準に準じて支給額を定めている。 また、他の感染症も支給の対象となるのかとの質疑があり、これについては、支給の対象は新型コロナウイルス感染症防疫作業に限定して国が特例措置を講じているとのことであります。 次に、議案第67号事故の和解及び損害賠償の額を定めることについて申し上げます。 本案は、地方自治法第96条第1項第12号及び13号の規定により議会の議決を求めるものであります。 説明によりますと、仮示談等の内容は、鹿屋市所有の旧平南小学校敷地内において、相手方の車両に樹木の一部が落下し、車両を損傷させたことから、本件事故に関する損害賠償金として、その修理費用195万3,000円を支払うものであるとのことであります。 審査の過程で、今後、管理などの対応はどのように行うのかとの質疑があり、これについては、当該箇所における老木、高木について、地元町内会にも説明の上、理解を得て既に伐採した。また、その他の学校跡地についても、適切に管理していくとのことであります。 以上で総務委員会委員長報告を終わります。 ○議長(花牟礼薫君) これから委員長報告に対する質疑を行います。ただいまの委員長の報告に対し質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入ります。通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第2 議案第64号及び日程第3 議案第67号の2件に対する委員長の報告はいずれも原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号及び議案第67号はいずれも原案のとおり可決されました。─────────── △日程第4-第5    付託事件について市民環境委員長報告 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第4 議案第68号及び日程第5 議案第69号の2件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、市民環境委員長の報告を求めます。 22番 松本辰二議員。  [市民環境委員長 松本辰二君 登壇] ◎市民環境委員長松本辰二君) ただいま議題となりました、議案2件について、市民環境委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案2件の審査の結果は、いずれも全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査の内容を申し上げます。 まず、議案第68号財産(物品)の取得についてであります。 本案は、消防車両更新計画に基づき、消防ポンプ自動車を取得するため、鹿屋市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 説明によりますと、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用し、大姶良分団西原台分団消防ポンプ自動車を更新するとのことであります。 次に、議案第69号財産(物品)の取得について申し上げます。 本案も議案第68号と同様に消防車両更新計画に基づき、消防ポンプ自動車を取得するため、議会の議決を求めるものであります。 説明によりますと、国の緊急防災減災事業を活用し、上小原分団消防ポンプ自動車を更新するとのことであります。 審査の過程で、消防車両の今後の更新について見通しはどうなっているのかとの質疑があり、これについては、現在、消防車両が66台あるが、その中で、毎年2台から5台が20年の更新時期を迎える予定となっているとのことであります。 また、更新される車両はどのように処分をするのかとの質疑があり、これについては、防衛省の交付金を活用した車両は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づき廃車処分をしているとのことであります。 また、緊急防災減災事業を活用した車両については、入札を行い解体業者へ売却をしているとのことであります。 以上で市民環境委員会委員長報告を終わります。 ○議長(花牟礼薫君) これから委員長報告に対する質疑を行います。ただいまの委員長の報告に対し質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第4 議案第68号及び日程第5 議案第69号の2件に対する委員長の報告はいずれも原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、議案第68号及び議案第69号は、いずれも原案のとおり可決されました。─────────── △日程第6-第12     付託事件について産業建設委員長報告 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第6 議案第65号から日程第12 議案第74号までの7件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、産業建設委員長の報告を求めます。 16番 市來洋志議員。  [産業建設委員長 市來洋志君 登壇] ◎産業建設委員長市來洋志君) ただいま議題となりました、議案7件について、産業建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 議案7件の審査の結果は、全て全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査の内容を申し上げます。 まず、議案第65号鹿屋市工業開発等促進条例の一部改正について申し上げます。 本案は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律の一部改正等に伴い、関係する条例の所要の規定の整理を行うものです。 説明によりますと、固定資産税課税免除等を規定する鹿屋市工業開発等促進条例において、課税免除等の根拠となる地域未来投資促進法及び地域再生法の一部改正があったことから所要の改正を行うとのことであります。 審査の過程で、地域未来投資促進法の一部改正により、新たに第15条が追加されたとのことであるが、第15条の内容はどのようなものかとの質疑があり、これについては、承認された地域経済牽引事業者計画期間中に中小企業でなくなった場合においても、当該計画期間内においては引き続き中小企業者とみなして、この法律が適用されるとのことであります。 次に、議案第66号鹿屋市営住宅条例の一部改正について申し上げます。 本案は、老朽化した市営住宅の用途を廃止するものです。 説明によりますと、昭和39年度及び昭和40年度建設の笠之原西市営住宅2棟6戸について、鹿屋市営住宅長寿命化計画に基づき、用途を廃止するとのことであります。 審査の過程で、廃止した後の跡地利用は、どのような計画があるのかとの質疑があり、これについては、跡地については、今年度中に解体を行い、市営住宅としての利活用がないことから、売却を前提に財政課と協議をしてまいりたいとのことであります。 次に、議案第70号財産(土地)の取得について申し上げます。 本案は、工場用地を取得するため、鹿屋市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものです。 説明によりますと、株式会社サクラクレパス鹿児島工場工場増設用地のうち、令和元年度に取得できなかった用地(用悪水路3筆、雑種地1筆)の土地権利者との交渉等が整ったことから、今回、当該土地を取得するとのことであります。 審査の過程で、現在、文化財発掘調査を実施しているが、土地造成工事予定どおり本年10月から開始できるのか、また、価値の高い遺物が出た場合もスケジュールに問題はないのかとの質疑があり、これについては、文化財発掘調査が終わり次第、早急に造成に入るよう準備をしているとところである。価値の高い遺物が発見された場合は、基本的に記録保存により資料で確認することとなり、調査が延長することはないとのことであります。 次に、議案第71号から議案第74号までの、(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事請負契約の締結に関する議案4件について申し上げます。 本案は、工事請負契約の締結について、鹿屋市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例2条の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第71号(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結については、(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事(建築)として、鉄骨造平屋建ての工場棟、延べ床面積2,335.26平米、車庫棟、延べ床面積199.26平米、ボイラー庫棟延べ床面積40.00平米を新たに建築するもので、契約金額は6億2,007万円、契約の相手方は、山佐・国基・福元昭・斉藤特定建設工事共同体、代表者は、鹿屋市串良町下小原の山佐産業株式会社鹿屋支店 鹿屋支店長 岡源一郎氏とのことであります。 同じく議案第72号(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事電気設備請負契約の締結については、(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事電気設備)として、工場棟、車庫棟、ボイラー庫棟に係る、高圧受変電設備幹線設備、空調・厨房動力設備照明設備のほか電気設備を整備するもので、契約金額は2億1,340万円、契約の相手方は、九電工・旭・中央・道下特定建設工事共同企業体、代表者は、鹿屋市永野田町の株式会社九電工鹿屋営業所 所長 萩原和朗氏とのことであります。 議案第73号(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事空調設備請負契約の締結については、(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事空調設備)として、工場棟、ボイラー庫棟に係る、空調機器設備空調配管設備空調ダクト設備換気機械設備のほか空調・換気設備を整備するもので、契約金額は2億2,550万円、契約の相手方は、九電工・白水・国基・共和特定建設工事共同企業体、代表者は、鹿屋市永野田町の株式会社九電工鹿屋営業所 所長 萩原和朗氏とのことであります。 議案第74号(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事給排水衛生設備請負契約の締結については、(仮称)鹿屋市立北部学校給食センター新築工事給排水衛生設備)として、工場棟、車庫棟、ボイラー庫棟に係る、給水設備排水設備ガス設備合併浄化槽設備のほか、給排水衛生設備を整備するもので、契約金額は2億1,450万円、契約の相手方は、児島・井手口・三州・大隅特定建設工事共同企業体、代表者は、鹿屋市笠之原町の株式会社児島設備工業 代表取締役 児島順二氏とのことであります。 審査の過程で、人手不足コロナ禍での部品調達などの問題があると思うが、工期の配慮などを行っているかとの質疑があり、これについては、工期については、鹿児島県の建築標準工期表に基づき工期を設定しているとのことであります。 また、工事共同企業体については、地元の下請を優先することの指導等は行っているか、コロナ禍により経済状況は厳しい状況であり、なるべく地元事業者を活用する体制づくりが必要であると思うがどうかとの質疑があり、これについては、下請に関して、可能な限り地元業者を利用していただくようにホームページや公告等の現場説明書でお願いをしている。やむを得ず市外業者を活用しなければならない場合については、書面を提出してもらうようにしているとのことであります。 また、建設の基礎づくりのために杭打ちをするとのことであるが、土地全体のかさ上げはできなかったのか、また、雨水対策はどうなっているのかとの質疑があり、これについては、もとの地目が畑であったため、要所で地盤改良をし、強度の高い土に置き換えを行っており、さらに通常の公共施設同様杭を打って建物の安定を図っている。高さについては、前面道路から50センチほど、かさ上げを行っている。雨水対策については、調整池を南側に設置しており、雨水を750トン貯留できる能力を有し、貯留した水は少しずつ側溝排水するようにしているとのことであります。 以上で産業建設委員会委員長報告を終わります。 ○議長(花牟礼薫君) これから委員長報告に対する質疑を行います。ただいまの委員長の報告に対し質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告がなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第6 議案第65号から日程第12 議案第74号までの7件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号、議案第66号及び議案第70号から議案第74号までの7件は、いずれも原案のとおり可決されました。─────────── △日程第13     付託事件について文教福祉委員長報告 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第13 議案第70号を議題といたします。 付託事件でありますので、文教福祉委員長の報告を求めます。 14番 児玉美環子議員。  [文教福祉委員長 児玉美環子君 登壇] ◎文教福祉委員長児玉美環子君) ただいま議題となりました、議案第75号財産(物品)の取得について、文教福祉委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 説明によりますと、本案は鹿屋市立北部学校給食センター給食配送業務に必要な配送車を取得しようとするもので、2トン配送車5台、3トン配送車2台の計7台で、取得予定価格は3,586万円、取得の相手方は、鹿屋市串良町上小原3096番地、南九州日野自動車株式会社鹿屋支店支店長中尾一也氏であるとのことです。 審査の経過で、指名競争入札についての質疑があり、これについては、特殊な車両となることから、市内登録業者に事前に聞き取りを行い、対応可能だった4社を指名したとのことであります。 また、この時期に配送車を購入する理由は何かとの質疑があり、これについては、2トン及び3トントラックの荷台に密閉されたコンテナをつける必要があり、特殊な車両となることから、納期に1年程度を要するため、この時期の購入となったとのことです。 以上、審査の結果、議案第75号については、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で文教福祉委員会委員長報告を終わります。 ○議長(花牟礼薫君) これから委員長報告に対する質疑を行います。ただいまの委員長の報告に対し質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告がなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第13 議案第75号に対する委員長の報告は原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。─────────── △日程第14-第15     付託事件について予算委員長報告 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第14 議案第63号及び日程第15 議案第77号の2件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、予算委員長の報告を求めます。 4番 福﨑和士議員。  [予算委員長 福﨑和士君 登壇] ◎予算委員長(福﨑和士君) ただいま議題となりました議案2件について、予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案2件の審査の結果は、全会一致により、議案第63号を承認、議案第77号は原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査の内容を申し上げます。 まず、議案第63号令和2年度鹿屋一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について、申し上げます。 本案は、7月の豪雨により被害を受けた、市道・農道・林道等の災害復旧に要する経費であり、去る7月29日に専決処分をされたものです。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ10億4,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を665億3,428万9,000円とするものであります。 続きまして、議案第77号令和2年度鹿屋一般会計補正予算(第7号)について申し上げます。 本補正予算案は、国・県補助金の決定を受けて実施するもの等とし、歳入歳出の予算総額にそれぞれ26億3,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を711億3,228万9,000円とするもので、前年度同期に比べ20.7%の増となっております。 以下、審査の過程で論議された主なものを申し上げます。 まず、総務管理費の財産管理費における賠償金についてですが、現在、学校跡地活用で、サツマイモの生産・仕入れ・出荷等に活用している市所有となる旧平南小学校跡地において、去る6月12日未明の大雨により、敷地内にあるエノキの枝が折れ、付近に駐車していた活用業者所有の車両の一部を損傷したものに対する賠償金で、市が加入している全国市長会市民総合賠償補償保険により、賠償金を支払うものとのことであります。財産管理については、今後も各所管課等と十分連携を図り、事前管理に努めていくとのことです。 次に、民生費の高齢者福祉費についてですが、小規模福祉施設等整備事業における補助金については、国の交付金を活用し、事業者が行う防災改修等について支援を行うもので、事業者の非常用自家発電設備の整備を行い、利用者等の安全、安心の確保を図るものとのことであります。 なお、市が指定する対象事業者の中で希望のあったのは1事業者だったとのことであります。 次に、農林水産業費の農業費について申し上げます。 本事業は、降灰地域茶安定対策事業における市内茶生産組合への摘採機能付除降灰機導入に要する経費の一部を助成する事業で、質疑の中で、降灰地域とは鹿屋市全体が対象になるのか、また、本市における茶農家数の推移について質疑があり、降灰地域は、鹿児島県内では離島を除く25市町が対象となり、鹿屋市は全域が対象となるとのことです。 また、本市における茶農家の推移については、平成28年度で50事業者であり、令和元年度が49事業者、本年度においては、47事業者であるとのことです。 続きまして、農林水産業費の畜産業費について申し上げます。 本事業は、畜産競争力強化対策整備事業に係る補助金返納金で、肉用繁殖牛50頭の導入を行ったもののうち3頭について、繁殖障害であることが判明した時点で、繁殖用から肥育用へと、用途変更の手続が適正に行われなかったことにより補助金返納が生じたものであるとのことです。 質疑の中で、繁殖障害となるまでの期間や判断はどのように行うのかとの質疑があり、これについては、妊娠牛を導入し、出産後、2回目の受精を五、六回行ったが受胎しなかったことから、獣医師の判断を受け、今回の手続の対象になったとのことであります。 次に、土木費の道路維持費についてですが、橋梁診断判定において、早期の修繕が必要な箇所が判明したため補修を行うものです。 本市における橋梁数と診断判定結果において、早期の修繕が必要となる判定3以上の橋梁数についての質疑があり、本年4月時点で本市における橋梁数は455橋あり、至急策が必要となる判定結果4については、対象となる橋梁はないが、早期の修繕が必要となる判定3に該当する橋梁は43橋あるとのことです。 また、道路新設改良費における県営道路等整備事業については、永吉高須線、高隈串良線の2路線に係る本市負担金の増額によるものとのことです。 なお、永吉高須線における進捗状況について質疑があり、現段階で令和6年を完成予定としているとのことであります。 続きまして、災害復旧費の農業用施設災害復旧費について申し上げます。 野里地区ほか72地区の農地や農業用施設の災害復旧業務に要する経費となり、農道復旧に伴う用地賠償、立木補償等に要する経費のことであります。 同じく、災害復旧費の林業用施設災害復旧費については、林道岡元線ほか2路線に係る災害復旧工事であり、ほか2路線については、輝北地区における久木野々線と岳野線とのことであります。 また、通行止め等となっている路線数について質疑があり、現在7路線程度であり、当面は通行止めでの対応となるが、災害査定後、早期復旧に努めていきたいとのことであります。 最後に、仮称、北部学校給食センター調理配送業務委託に係る債務負担行為については、期間を令和2年度から令和6年度までの5年間、4億7,019万1,000円を限度額と設定しており、令和3年9月に施設稼働を予定しているとのことです。 以上で予算委員会委員長報告を終わります。 ○議長(花牟礼薫君) これから委員長報告に対する質疑を行います。ただいまの委員長の報告に対して質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告がなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 委員長の報告は、日程第14 議案第63号は承認、日程第15 議案第77号は原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は承認、議案第77号は原案のとおり可決されました。─────────── △日程第16-第22     議案第78号令和元年度鹿屋一般会計決算の認定について外6件 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第16 議案第78号から日程第22 議案第84号までの7件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。中西市長。  [市長 中西 茂君 登壇] ◎市長(中西茂君) ただいま上程されました、議案7件につきまして、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第78号令和元年度鹿屋一般会計決算の認定につきまして御説明申し上げます。 令和元年度は、中長期的に持続可能な行財政運営に努めていくことを念頭に置きつつ、第2次鹿屋市総合計画に掲げるまちづくりの将来像、ひとが元気!まちが元気!「未来につながる健康都市 かのや」の実現に向けた施策を計画的・重点的に実施し、地域経済の活性化や住民福祉の増進に努めてきたところです。 この1年間の行政活動の実績は、歳入歳出決算書及び歳入歳出決算附属書のほか、主要施策の成果説明書など、附属書類にお示ししたとおりです。 まず、決算額ですが、歳入は581億6,410万231円、歳出は553億9,855万5,865円で、差引き形式収支は、27億6,554万4,366円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源、5億6,465万円を差し引いた実質収支は、22億89万4,366円の黒字となります。 以下、歳入歳出決算の概要を前年度と比較して申し上げますと、歳入では、令和元年10月からの幼児教育・保育無償化に伴う保育料の減などがあった一方で、市税の収納率向上やふるさと納税の促進など自主財源の確保に努めたことや、畜産クラスター事業など県支出金の積極的な活用により、決算額は増となっております。 一方、歳出では、官民協働による魅力ある公園づくりを推進し誘客促進を図る、霧島ヶ丘公園活性化プロジェクト事業をはじめ、安全で快適な学校環境の充実を図るため、小中学校の空調設備の整備や鹿屋女子高等学校の新校舎の建設を行い、また、令和元年10月からの消費税増税に伴う影響を緩和するため、国の政策に合わせ、プレミアム付商品券の発行や幼稚園・保育所等の無償化を実施したほか、肝属中部畑地かんがい事業負担金の支出などにより、決算額は増となっております。 次に、主な財政指標につきまして御説明申し上げます。 財政の弾力性を示す経常収支比率につきましては、92.4%となり、前年度に比べて2.2ポイント増加しております。これは歳出面において、経常的な経費である扶助費や補助費等が増加したことが主な要因であります。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく各指標につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに前年度と同様に赤字なしで、実質公債費比率は6.4%、将来負担比率についても充当可能財源が将来負担額を上回ったため、将来負担なしとなっております。いずれの指標も国が健全と定める基準の範囲内にあるところです。 今後も、引き続き、歳入・歳出の両面にわたる行財政改革を徹底するとともに、将来にわたって持続可能な財政運営に努めてまいります。 次に、議案第79号から第83号までの特別会計5会計の決算認定につきまして御説明申し上げます。 特別会計の決算につきましては、5つの会計全てにおいて形式収支、実質収支ともに黒字になっております。このうち、国民健康保険事業特別会計における被保険者数は2万4,205人で、前年度比2.4%の減となりましたが、1人当たりの医療費は39万4,488円で、前年度比4.4%の増となりました。 介護保険事業特別会計における令和元年度の要介護認定者数は6,025人で、前年度比0.7%の減となりましたが、保険給付費は102億5,460万2,194円で、前年度比2.4%の増となりました。 公共下水道事業特別会計におきましては、新川地区外8地区における汚水管渠の整備などにより、歳出決算額は9億2,647万2,604円となりましたが、平成30年度に鹿屋市下水処理センターの大規模な長寿命化工事を実施したため、前年度と比較し19.2%の減となりました。 最後に、議案第84号令和元年度鹿屋水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして御説明申し上げます。 まず、未処分利益剰余金7億752万1,541円の処分につきましては、資本金への組入れや減債積立金及び建設改良積立金へ積み立てようとするものです。 次に、収益的収入及び支出の決算額における収入合計は16億6,719万404円、支出合計は13億6,927万2,258円で、当年度は、2億9,791万8,146円の純利益となりました。また、資本的収入及び支出の決算額における収入合計は3,386万9,829円、支出合計は6億2,732万8,880円となり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億9,345万9,051円は、建設改良積立金等で補填いたしました。 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(花牟礼薫君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑に入ります。 なお、本7件は委員会への付託を予定しております。委員会付託とする議案に対する質疑は、申合せにより、大綱的なもの、政策的なもの、また重要なものを主として行うことになっておりますので、これを遵守の上、御質疑願います。 質疑は、一般会計決算の認定議案と特別会計決算の認定議案に分けて行います。 まず、日程第16 議案第78号一般会計決算認定議案について質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) なければ、次に、日程第17 議案第79号から日程第22 議案第84号までの各特別会計決算の認定議案6件について、一括して質疑ございませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) なければ、以上で質疑は終結したものと認め、委員会付託についてお諮りをいたします。 日程第16 議案第78号については、委員会条例第6条の規定に基づき、お手元に配付してある特別委員会設置要領のとおり13名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、別紙議案付託表のとおり決算特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、日程第16 議案第78号については、決算特別委員会を設置し、別紙議案付託表のとおり決算特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。 また、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の特別委員会設置要領にあるとおり、13名の議員を議長において指名をいたします。─────────── △日程第17-第22     令和元年度鹿屋後期高齢者医療特別会計決算の認定について外5件 ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第17 議案第79号から日程第22 議案第84号までの議案6件については、別紙議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託の上、閉会中の継続審査にすることといたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、本件6件については、別紙議案付託表のとおり、所管の常任委員会の付託の上、閉会中の継続することに決しました。─────────── △日程第23     国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める意見書(案)(意見書案第2号) ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第23 意見書案第2号を議題といたします。 件名、案文は既にお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。─────────────────── 意見書案第2号   国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める意見書(案) 新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休業中や学校再開への移行段階で「3密」を避けるためにクラスの2分の1程度で授業ができる分散登校や時差登校が行われた。20人程度で授業を受けた子どもたちからは「いつもより勉強がよくわかった」、「手を上げやすかった」などの声が聞こえ、教職員から「ゆとりをもって子どもたち一人ひとりと丁寧にかかわることができた」、保護者から「感染から子どもを守るには20人ぐらいがいい」などの肯定的な声が上がった。20人で授業を受けられるようにすることが感染拡大を防ぐとともに、豊かな学びを実現することにつながることが実感された。 学校を再開するにあたり、感染拡大防止対策として教室の「密」を避けるための少人数学級・授業、学校規模の縮小などが必要である。そのためには教職員を増やすことが不可欠である。現行の40人学級では、子どもたちのいのちと健康を守ることができない。教室に「社会的距離」を確保するには20人程度で授業できるようにすることが必要である。いま、「20人学級」を展望した少人数学級の前進が求められている。 さらに、教職員も40人学級で感染防止対策をしながら、授業時間の確保に追われている学校現場の状況がある。「子どもも教職員もくたくたになっている」、「消毒作業など過重労働」、「感染拡大を招いてはならないという精神的な負担」など悲痛な声が上がっている。 さまざまな課題を抱えた子どもたちが増える中、一人ひとりに行き届いた教育を保障するため、全国の多くの自治体が独自に少人数学級を実施しているが、国の責任による少人数学級は小学2年生で止まったまま8年連続で見送られている。 コロナ禍の中で「20人学級」を展望した少人数学級の前進は圧倒的多数の父母・保護者と教職員、地域住民の強い願いである。それに応えて自治体独自の少人数学級は今年度も着実に前進している。しかし、国の責任による施策ではないため、自治体間格差が広がっていることも厳しい現実である。教育の機会均等を保障するためには、地方に負担を押し付けることなく、国が責任を持って少人数学級の前進とそのための教職員定数改善を行うことがきわめて重要である。 よって、鹿屋市議会は国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要請する。記1 子どもたちのいのちと健康を守り、成長と発達を保障するため、緊急に20人程度で授業ができるようにすること。そのために教職員増と教室確保を国の責任で行うこと。2 「20人学級」を展望し、少人数学級を実現すること。そのために国は、標準法を改正し教職員定数改善計画を立てること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年9月 日鹿児島県鹿屋市議会衆議院議長 殿参議院議長殿文部科学大臣 殿内閣総理大臣 殿─────────────────── ○議長(花牟礼薫君) 提案理由の説明を求めます。10番 柴立豊子議員。  [柴立豊子議員 登壇] ◎議員(柴立豊子議員) 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める意見書(案)について、趣旨の説明をさせていただきます。 少人数学級の問題は、長年、教育現場で要望されてきました。これまでは、要望に逆行するように教員数が減らされ、業務量はむしろ増えていくため、子供たちに向き合う時間を確保するため、現場の教員は苦労しています。その中で、授業についていけない子供が出てきています。現在の40人学級では、子供たちの習熟度に合わせてサポートしていくことは、かなり難しいのではないでしょうか。そして、今年は新型コロナ感染症が教育現場に大きな影を落としました。3月の一斉休校の中で、改めて、子供たちの学ぶ環境が国民の前に明らかになったのではないかと考えます。 教室は子供たちが1日の大半を過ごすところです。子供たちにこそ、もっと距離を保つことにより、感染の心配をしないで学校生活が送れるようにするべきではないでしょうか。今、様々なところで、この少人数学級のことが話題になっています。文部科学省でも、子供たち一人一人の学びを保障するために、教育再生実行会議で、少人数学級にすべきという結論が出され、そのことを9月8日の萩生田文科大臣の記者会見で、大臣の責任をもって総理に報告すると言われました。早速9月24日、再任された萩生田文科大臣は、10年かけて30人学級にしていくと発表されました。しかし、10年もかけるのでは、あまりにも遅いのではないでしょうか。新型コロナ感染症は、特に鹿児島では、新たなクラスターが発生し、鹿児島市では感染を恐れ、学校に行けない児童生徒がいるとの報道があります。個人で心配して学校に行かないというのではなく、学校はソーシャルディスタンスを行い、手洗い、マスクなど、しっかり感染対策をしているから安全ですよと言えるようにすべきです。国の宝である子供たちを心身ともに、そして、学力をどう守っていくかという大きな課題だと思います。 少子化で少なくなっていく子供たち全員を大人の力で守っていくために、国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める意見書(案)について、どうか、よろしく御審議いただき、賛成していただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(花牟礼薫君) 以上で説明を終わりました。 これから質疑に入ります。本件の説明に対して、質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認めます。 お諮りいたします。本件は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会への付託を省略することに決しました。 これから、討論に入りますが、通告がなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 ◎議員(米永淳子議員) 本意見書案について、議員各位の考えを明らかにするために、記名投票を要求したいと思います。 ○議長(花牟礼薫君) ただいま7番 米永淳子議員から、意見書案第2号の採決について、記名投票によられたいとの要求がありました。これについて、会議規則第70条第1項の規定により、4名以上の要求が必要であります。意見書案第2号の採決について、記名投票を要求される議員の起立を求めます。  [賛成者起立] ○議長(花牟礼薫君) 御着席ください。 4人以上からの議員から記名投票によられたいとの要求がありましたので、本案の採決は電子表決による記名投票により行います。 これより採決いたします。本案については、鹿屋市議会会議規則第71条第2項の規定により、電子表決のシステムにより採決いたしたいと思います。 議場の閉鎖を命じます。  [議場閉鎖] ○議長(花牟礼薫君) 議場を閉鎖をいたしました。 ただいまシステムを準備しておりますので、しばらくお待ちください。 ただいまの出席議員は、議長を除き27人であります。 本件については、原案のとおり決することに賛成の議員は「1」、反対の議員は「2」をお押し願います。 なお、点滅中であれば、押し間違った場合もやり直しができます。 また、モニター画面に表示される無投票は、退席した者、ボタンを押さない者であり、どちらも賛否を表明しない者として無投票の取扱いといたします。 ちょっとしばらくお時間ください。何かシステムのほうで、具合がまだ出ているようですので、しばらく閉鎖を解いて休憩をいたしたいと思います。  [議場開鎖]午前11時03分休憩───────────午前11時10分再開 ○議長(花牟礼薫君) では、全員おそろいですので、会議を再開させていただきます。 議場の閉鎖を命じます。  [議場閉鎖] ○議長(花牟礼薫君) それでは、もう1回説明を申し上げます。 本件について、原案のとおり決することに賛成の議員は「1」を、反対の議員は「2」をお押し願います。 なお、点滅中であれば、押し間違った場合はやり直しも可能であります。 また、モニター画面に表示される無投票は、退席した者、また、ボタンを押さなかった者であり、どちらも賛否を表明しないとして無投票の取扱いをいたしたいと思います。 投票願います。  [各員投票] ○議長(花牟礼薫君) 押し忘れはございませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 押し忘れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。  [議場開鎖] ○議長(花牟礼薫君) ただいま集計をしておりますので、しばらくお待ちください。 投票の結果を報告いたします。 有効投票27、賛成4票、反対23票。  賛成4票 [中馬美樹郎、米永淳子、柴立豊子、   時吉茂治]  反対23票  [田辺水哉、原田靖、福﨑和士、   佐々木茂己、繁昌誠吾、伊野幸二、   宮島眞一、吉岡鳴人、岩松近俊、   近藤善光、児玉美環子、福田伸作、   市來洋志、別府込初男、梶原正憲、   新保秀美、西薗美恵子松本辰二、   東秀哉、岡元浩一、今村光春、   永山勇人、下本地隆] 以上のとおり反対多数であります。よって、意見書案第2号は否決されました。 なお、記名投票の採決結果の氏名は、後日作成される会議録で明示をいたします。─────────── △日程第24     「所得税法第56条の見直し」を求める意見書(案)(意見書案第3号) ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第24 意見書案第3号を議題といたします。 件名、案文は既にお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。─────────────────── 意見書案第3号   「所得税法第56条の見直し」を求める意見書(案) 中小事業者は、地域経済活動の担い手として日本経済の発展に貢献してきたところであるが、不況が長期化する中で、中小零細事業者は倒産・廃業などがかつてない危機に直面している。そうした中で、事業を支える女性は自営中小零細事業者の家族従業者として、また、女性事業主として営業に携わりながら、家事、育児、介護と休む間もなく働いている。 しかし、所得税法第56条の規定により、配偶者とその他の家族が事業に従事した場合の対価は、必要経費に算入しないこととされている。これゆえに、配偶者もさることながら、子ども等の家族従業者は社会的にも経済的にも全く自立できない状況である。家業を手伝いたくても手伝えないことが、後継者不足に拍車をかけている。 ドイツ、フランス、アメリカなど、世界の主要国では、「自家労賃を必要経費」としており、日本だけが世界の進歩から取り残されている。 民法、労働法や社会保障の上においても、「一人ひとりが人間として尊重される憲法に保障された」権利を税法上でも要求するものである。 2015年末に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画において、所得税法第56条の見直しについても言及されており、また、これまでに10県議会を含め、525以上の自治体の議会が「所得税法第56条見直し・廃止」の決議、意見書を国に提出している。 家族従業者は、事業の重要な担い手である。よって、国におかれては、税の公平性に考慮し、所得税法第56条を見直すよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年9月 日鹿児島県鹿屋市議会衆議院議長 殿参議院議長 殿文部科学大臣 殿内閣総理大臣 殿─────────────────── ○議長(花牟礼薫君) 提案理由の説明を求めます。7番 米永淳子議員。  [米永淳子議員 登壇] ◎議員(米永淳子議員) では、意見書案第3号についての提案理由を説明いたします。 本意見書案にある所得税法第56条は、いわゆる白色申告において、生計を一にする配偶者その他の親族が居住者の営む事業に従事したことなどで、当事業者から対価の支払いを受けている場合に、これを居住者の必要経費として認めないという規定です。つまり、給料を支払ってもいいけど、家族の働き分は人件費としては認めないので、事業主は、この分も自分の所得として払いなさいよという規定です。 この56条の立法の背景には、世帯内では給与分を支払う慣行がなかった戦前の家父長制度の時代という社会背景があったこと、そして、帳簿によって、その支払いを確認することが困難であったという頃の立法であります。 しかし、同法が成立して60年以上が経過した今、当時と状況が一変し、現在は世帯内でも給与が支払われ、記帳習慣もかなり浸透し、しかも、女性の社会進出が一般化し、職業における専門性も増したことから、世帯内の取引については、課税上認める必要性が増してきているのです。家族従事者の多くが配偶者やその子となっており、法律によって、個人の働き分が認められないということは絶対におかしいことだと思いませんか。働いたことが社会的に認められ、給料として返ってくるという当たり前のことが、56条によって、長年否定し続けてきているのです。 また、この56条の適用によって、課税上必要経費として認められず、本来ならば、受け取った側の所得となるべきものが合算されている。恣意的な所得分割ではない適正な対価で支払われたものについてまで規制してしまっている不合理なことが、この56条の問題点となっています。しかも、これが課税された結果、累進税率の下では、税負担が重くなる可能性もあることが指摘されています。 また、56条の例外規定である所得税法第57条が社会の状況に応じて柔軟に変化していったのに対し、法56条のみが時代に取り残されている存在であるという印象さえも受けます。 消費税が引き上げられた今、そして、コロナ禍により暮らしも営業も大変で、給料が支払えるだけの商売として成り立つ保障はないかもしれませんが、国の制度で、私たちの労働がなかったことにされることの解消と法56条によって、不公平・不合理な扱いを受けている世帯が救済されることを、ただ、望んでいるだけです。 全国では、保守・革新を問わず、多くの自治体で意見書採択が広がっています。公平を最重要の公準とする課税である以上、ここに1日も早い問題の解決を求めるものです。 各議員の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(花牟礼薫君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑に入ります。本件の説明に対して、質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認めます。 お諮りいたします。本件は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会への付託を省略することに決しました。 これから討論に入りますが、通告がなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 ◎議員(米永淳子議員) 本意見書第3号につきましても、議員の皆様方の意向を明確にするために記名投票を願います。 ○議長(花牟礼薫君) ただいま7番 米永淳子議員から、意見書案第3号の採決について、記名投票によられたいとの要求がありました。これについては、会議規則第70条第1項の規定により、4人以上の要求が必要であります。意見書案第3号の採決について、記名投票を要求される議員の起立を求めます。  [賛成者起立] ○議長(花牟礼薫君) お座りください。 4人以上の議員から記名投票によられたいとの要求がありますので、本案の採決は電子表決により記名投票によります。 これより採決いたします。本案については、鹿屋市議会規則第71条第2項の規定により、電子表決システムにより採決をいたします。 議場の閉鎖を命じます。  [議場閉鎖] ○議長(花牟礼薫君) 議場を閉鎖をいたしました。 ただいまシステムの準備をしておりますので、しばらくお待ちください。 ただいまの出席議員は、議長を除き27人であります。 本件については、原案のとおり決することに賛成の議員は「1」、反対の議員は「2」をお押し願います。 なお、点滅中であれば、押し間違った場合もやり直しができます。 また、モニター画面に表示されている無投票は、退席した者、ボタンを押さなかった者であり、どちらも賛否を表明しない者とし無投票の取扱いといたします。 それでは投票願います。  [各員投票] ○議長(花牟礼薫君) 押し忘れはございませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 押し忘れなしと認め、投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。  [議場開鎖] ○議長(花牟礼薫君) ただいま集計しておりますので、しばらくお待ちください。 投票の結果を報告いたします。 有効投票27、賛成9票、反対18票であります。  賛成9票  [中馬美樹郎、田辺水哉、米永淳子、   伊野幸二、宮島眞一、柴立豊子、   時吉茂治、梶原正憲、新保秀美]  反対18票  [原田靖、福﨑和士、佐々木茂己、繁昌誠吾、吉岡鳴人、岩松近俊、近藤善光、児玉美環子、福田伸作、市來洋志、別府込初男、西薗美恵子松本辰二、東秀哉、岡元浩一、今村光春、永山勇人、下本地隆] 以上のとおり反対多数であります。よって、意見書案第3号は否決されました。 なお、記名投票の採決結果の氏名は、後日作成される会議録で明示をいたします。─────────── △日程第25     文教福祉委員会の閉会中の継続審査について ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第25 文教福祉委員会の閉会中の継続審査について議題といたします。 お手元に配付のとおり、会議規則第110条の規定により、文教福祉委員長からの閉会中の継続審査の申出がなされております。 お諮りいたします。 文教福祉委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続審査にすることに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、文教福祉委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査にすることを決しました。─────────── △日程第26     議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第26 議会運営委員会の閉会中の継続調査について議題といたします。 お手元に配付のとおり、議会運営委員会から事件を付し、調査終了までの閉会中の継続調査としたい旨の申出がなされております。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの申出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長からの申出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに決しました。───────────  ▽ 閉 会 ○議長(花牟礼薫君) 以上で予定された日程全部を終了いたします。 本日の会議をこれで終わります。 令和2年9月鹿屋市議会定例会を、これをもって閉会をいたします。午前11時28分閉会──────────────────────────────────────────────────────閉会中の継続審査の申し出について☆ 文教福祉委員会 ・事件名  陳情第3号       高齢者や障がい者などの生活の足を守る福祉有償運送への支援を求める       陳情 ・理 由  実情を詳しく審査及び調査する必要があるため 閉会中の継続調査の申し出について☆ 議会運営委員会 ・事件名  次期議会の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について ・理 由  次期議会の円滑な運営に資するため特別委員会について特別委員会設置要領1 名称    決算特別委員会2 目的    一般会計決算に関する事項についての審査に資する。3 設置の根拠 地方自治法第109条及び鹿屋市議会委員会条例第6条の規定に基づく特別委員会4 定数    13人5 委員名   ・中馬 美樹郎 ・田辺 水哉 ・柴立 豊子 ・岩松 近俊        ・児玉 美環子 ・市來 洋志 ・別府込 初男 ・梶原 正憲        ・西薗 美恵子 ・松本 辰二 ・岡元 浩一 ・今村 光春        ・下本地  隆 6 設置日   令和2年9月28日7 調査期間  調査終了までとし、調査は原則として閉会中に行うものとする。───────────────────────────────────────────        地方自治法第123条第2項の規定により署名する。           鹿屋市議会議長             〃  議員             〃  議員...