鹿屋市議会 > 2009-02-19 >
02月19日-01号

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  1. 鹿屋市議会 2009-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 鹿屋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 21年 3月定例会平成21年3月定例会会議録(第1号)───────────────────────────────────────────1、開会日時  平成21年2月19日(木)午前10時────────────────────────────────1、議事日程(第1号) 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  平成21年度鹿屋市一般会計予算市長提出議案第1号) 第 4  平成21年度鹿屋市国民健康保険事業特別会計予算市長提出議案第2号) 第 5  平成21年度鹿屋市老人保健特別会計予算市長提出議案第3号) 第 6  平成21年度鹿屋市後期高齢者医療特別会計予算市長提出議案第4号) 第 7  平成21年度鹿屋市介護保険事業特別会計予算市長提出議案第5号) 第 8  平成21年度鹿屋市公共下水道事業特別会計予算市長提出議案第6号) 第 9  平成21年度鹿屋市下水道特別会計予算市長提出議案第7号) 第10  平成21年度鹿屋市輝北簡易水道事業特別会計予算市長提出議案第8号) 第11  平成21年度鹿屋市立小野簡易水道事業特別会計予算 (市長提出議案第9号) 第12  平成21年度鹿屋市水道事業会計予算市長提出議案第10号) 第13  鹿屋市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例並びに鹿屋市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について(市長提出議案第11号) 第14  鹿屋市個人情報保護条例の一部改正について(市長提出議案第12号) 第15  鹿屋市定住自立圏の形成に係る議会の議決事件を定める条例の制定について(市長提出議案第13号) 第16  鹿屋市定住自立圏形成推進基金条例の制定について(市長提出議案第14号) 第17  ふるさと鹿屋応援基金条例の制定について(市長提出議案第15号) 第18  鹿屋市公共施設修繕基金条例の制定について(市長提出議案第16号) 第19  鹿屋市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について(市長提出議案第17号) 第20  鹿屋市行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(市長提出議案第18号) 第21  鹿屋市保育所条例の廃止について(市長提出議案第19号) 第22  鹿屋市立寿光園条例の廃止について(市長提出議案第20号) 第23  鹿屋市介護保険条例の一部改正について(市長提出議案第21号) 第24  鹿屋市老人及び青少年広場条例の廃止について(市長提出議案第22号) 第25  鹿屋市保健センター条例の一部改正について(市長提出議案第23号) 第26  鹿屋市部分林条例の一部改正について(市長提出議案第24号) 第27  鹿屋市農用地総合整備事業負担金等徴収条例の廃止について(市長提出議案第25号) 第28  鹿屋都市計画事業打馬・王子・下祓川土地区画整理事業施行条例の廃止について(市長提出議案第26号) 第29  鹿屋市手数料条例の一部改正について(市長提出議案第27号) 第30  鹿屋市立公園条例の一部改正について(市長提出議案第28号) 第31  鹿屋市水道事業給水条例及び鹿屋市簡易水道事業条例の一部改正について(市長提出議案第29号) 第32  鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について(市長提出議案第30号) 第33  鹿児島県市町村総合事務組合の財産処分について(市長提出議案第31号) 第34  財産(建物)の処分について(市長提出議案第32号) 第35  財産(建物)の処分について(市長提出議案第33号) 第36  財産(土地)の処分について(市長提出議案第34号) 第37  財産(建物)の処分について(市長提出議案第35号) 第38  市道路線の認定及び変更について(市長提出議案第36号) 第39  平成20年度鹿屋市一般会計補正予算(第5号)(市長提出議案第37号) 第40  平成20年度鹿屋市一般会計補正予算(第6号)(市長提出議案第38号) 第41  平成20年度鹿屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)(市長提出議案第39号) 第42  平成20年度鹿屋市老人保健特別会計補正予算(第3号)(市長提出議案第40号) 第43  平成20年度鹿屋市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)(市長提出議案第41号) 第44  平成20年度鹿屋市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(市長提出議案第42号) 第45  平成20年度鹿屋市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)(市長提出議案第43号) 第46  平成20年度鹿屋市下水道特別会計補正予算(第1号)(市長提出議案第44号) 第47  平成20年度鹿屋市水道事業会計補正予算(第1号)(市長提出議案第45号) 第48  交通事故の和解及び損害賠償の額を定めることについての専決処分について(市長提出報告第1号) 第49  交通事故の和解及び損害賠償の額を定めることについての専決処分について(市長提出報告第2号)────────────────────────────────1、本日の会議に付した事件  議事日程のとおり────────────────────────────────1、出席議員 1番  米 永 淳 子 議員      2番  西 口 純 一 議員 3番  宮 島 眞 一 議員      4番  岡 元 浩 一 議員 5番  大久保 博 文 議員      6番  小 園   博 議員 7番  中 牧 和 美 議員      8番  柴 立 俊 明 議員 9番  東   秀 哉 議員     10番  加治屋 光 次 議員11番  前 田 昭 紀 議員     12番  今 村 光 春 議員13番  太 田   茂 議員     14番  吉 国 重 光 議員16番  山 﨑 隆 夫 議員     17番  本白水 捷 司 議員18番  永 山 勇 人 議員     19番  山 川 耕 夫 議員20番  牧 野 幸 男 議員     21番  福 岡 幸 二 議員22番  別府込 初 男 議員     23番  下本地   隆 議員24番  黒 木 次 男 議員     25番  田之上 豊 隆 議員26番  白 坂 茂 美 議員     28番  宇 戸   需 議員29番  西 薗 孝 行 議員     30番  森 園 一 美 議員31番  梶 原 正 憲 議員     32番  奥 山 康 夫 議員33番  道 下   勝 議員     34番  山 元   勉 議員                              〈以上32人〉────────────────────────────────1、事務局職員       局長             安 藤 覺 君       次長             竹 下 伸 男 君       次長補佐兼管理係長      児 島 高 広 君       議事調査係長         米 重 順 一 君       議事調査係主任        曽 田 雅 満 君       議事調査係主任        西 郷 太 淳 君       議事調査係主任        今 原 利 昭 君────────────────────────────────1、説明のため出席した者の職氏名       市長             山 下 榮 君       副市長            西 薗 琢 巳 君       総務部長           浅 井 隆 雄 君       企画財政部長         川 井 田 浩 二 君       行財政改革推進本部長併       教育委員会事務局参与     徳 留 浩 二 君       市民環境部長         西 之 園 実 秋 君       保健福祉部長福祉事務所長  田 原 一 徳 君       産業振興部長         石 神 晃 二 君       建設部長           前 野 義 春 君       中心市街地活性化推進本部長  神 田 郁 哉 君       上下水道部長         池 畑 良 文 君       会計管理者          池 田 潤 君       財政課長           原 口 学 君       秘書広報課長         今 平 健 太 郎 君       教育長            新 名 主 勝 哉 君       教育次長           本 白 水 利 広 君─────────────────────────────────────────── ───────────午前10時00分開会  ▽ 開 会 ○議長(西薗孝行君) 平成21年3月鹿屋市議会定例会を開会いたします。───────────  ▽ 開 議 ○議長(西薗孝行君) これより本日の会議を開きます。 出席議員は32人であります。 これより議事に入ります。 本日の議事は、既に配付しております議事日程により進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。─────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(西薗孝行君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員として、会議規則第80条の規定により、2番西口純一議員及び33番道下 勝議員を指名いたします。─────────── △日程第2会期の決定 ○議長(西薗孝行君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。去る2月12日開催の議会運営委員会の決定を踏まえ、今期定例会の会期は、別紙会期日程表のとおり、本日から3月23日までの33日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの33日間とすることに決定しました。─────────── △日程第3ー第49     平成21年度鹿屋市一般会計予算外47件 ○議長(西薗孝行君) 次に、日程第3 議案第1号から日程第49 報告第2号までの議案45件、報告2件を一括して議題といたします。 施政方針及び提案理由の説明を求めます。山下市長。  [市長山下 榮君登壇] ◎市長(山下榮君) 平成21年3月鹿屋市議会定例会の開会に当たり、平成21年度当初予算を初めとする諸議案の説明に先立ち、私の市政に関する所信の一端を申し上げ、議員各位を初め、広く市民の皆様の御理解と御支援を賜りたいと存じます。 私が、市民の皆様から身に余る御支援をいただき、新生「鹿屋市」の初代市長に就任し、早くも3年が経過いたしました。 この間、激変する社会経済情勢の中で、市政の責任者として、その責務を全うできましたことは、ひとえに議員各位並びに市民の皆様の温かい御理解と御協力、そして、職員の支えによるものと深く感謝申し上げる次第でございます。 平成21年度は、私の市長としての任期最後の1年であるとともに、私が市政のかじ取り役としての使命を締めくくる年となることから、新市施行以来の総括とあわせて、真の自立都市の形成に向けて、今後、鹿屋市が進むべき方向性について、私の考えを申し述べさせていただきたいと存じます。 私は、平成18年2月の市長就任以来、新市の早期の一体化と、均衡ある発展が何より重要であることから、「融合・改革・前進」を市政運営の基本姿勢に掲げたところでございます。 このため、旧3町地域に設置した地域自治区の機能を生かし、地域協議会の意見を踏まえながら、福祉分野の行政サービスについては、旧鹿屋市のみで実施していた事業を全市域で実施するとともに、小中学校の耐震化や、校舎の増改築、児童・生徒1人1台体制のパソコン設置などの教育環境の充実、市内各地域間を連結する幹線道路や橋梁等の整備などの取り組みを進めてまいりました。 そして、厳しい時代にあって、持続可能な行財政基盤を強化・確立するため、新たに行財政改革推進本部を設置し、公共施設管理運営等を民間に委託する指定管理者制度の導入や、職員定数・給与・諸手当の適正化を進めたほか、大型事業を初めとする事務事業の徹底した検証・見直し、入札制度改革など、市民による行財政改革推進委員会の議論をもとに、市民の目線に立って、強力に推進してまいりました。 さらに、これらの改革の成果等を踏まえた地域活性化取り組みとして、日本一を誇れる「かのやばら園」のリニューアルオープンや、「かのやグラウンド・ゴルフ場」の整備、さらには、中心市街地のにぎわいと求心力の再生に向けた「リナシティかのや」の供用開始などによる交流促進策、また、産業振興の拠点として設置した「産業支援センター」での内発型の産業構造の構築等による地場産業の振興や企業立地による雇用の創出、そして、市民の生活を支える廃止路線代替バスコミュニティバスの運行による市内・域内の交通ネットワークの充実などの取り組みを着実に進めてまいりました。 このほか、地域の長年の悲願である東九州自動車道については、大隅地域の全区間で着々と整備が進捗しているなど、これまでの関係市町等による一体的な取り組みの成果があらわれているところでございます。 これらの取り組みの成果や時代潮流、地域の課題等を踏まえながら、新市の市政運営の羅針盤となる「鹿屋市総合計画」を策定したところであります。 計画の策定に当たっては、多くの市民の皆様の参画のもと、厳しい時代に的確に対応できる「自立都市の創造」を目標とし、地域の資源・特性を生かした地域経済の活性化に軸足を置いた計画としたところであり、「ひと・まち・産業が躍動する健康・交流都市かのや」を目指すこととしたところでございます。 このような中、昨年の原油価格の高騰や、世界的な金融市場の混乱等による未曽有の経済危機は、大手の地場企業の倒産や急激な雇用環境の悪化など、本地域に甚大な影響を及ぼしております。 このため、私は、まずは、市内の企業等の現状や要望等を的確に把握するため、各産業分野180の事業所等の聞き取り調査や、各分野を代表する17団体との合同意見交換会を開催し、その結果を踏まえ、燃料代等の一部助成や建設工事の前倒し等による地元産業の受注対策、中小企業利子補給金の助成額や対象となる制度資金の拡充、企業等の離職者を対象とした市の直接雇用などを臨時的かつ緊急的に実施したところであります。 このほか、定額給付金等を迅速・確実に市民に給付するための「定額給付金支給推進室」を設置するなど、国が実施する緊急的な政策に的確に呼応しながら、市民の安全・安心な暮らしを守っていくための施策等を講じているところでございます。 さて、金融市場の混乱等を背景とする「百年に一度と言われる世界同時不況」は、国内経済を危機的・壊滅的な状況に追い込んでおり、産業構造が脆弱な鹿屋市においては、一層深刻で、今後、予想を超える影響を受けることが懸念されます。 このように、これまでとは比較にならない厳しい環境の中では、地域の資源や特性、人材など、地域そのものをいま一度見つめ直し、地域が一丸となって、この未曽有の危機に立ち向かっていくことが何より重要であります。 このような中、着々と整備が進んでいる東九州自動車道中核国際港湾として、一層の機能充実が図られている志布志港、平成23年春に全線開業する九州新幹線、また、県都鹿児島市と大隅半島を結ぶ「桜島架橋」の整備構想など、高速交通ネットワークが構築されることは、厳しい時代にあって、鹿屋市・大隅地域の経済・産業の発展の土台・基礎となる大きな転換期であります。 そして、地域の最大の資源は、国内有数の産出額を誇る農林水産業であり、現在、主要先進国で最低水準にある我が国の食料自給率等を背景に、農地制度や米の生産調整の見直しなど、新たな農業のあり方を構築しようとする農政改革が進みつつあります。 これらのことは、第1次産業を基幹産業とする鹿屋市、そして、大隅地域において千載一遇のチャンスであり、日本の食料供給基地としての機能・地位を強化していくことが、「鹿屋・大隅の時代」として、まさに、次の時代の飛躍的な発展につながるものと確信しているところでございます。 このような時代潮流と鹿屋市の可能性・役割を的確にとらえながら、基幹産業である第1次産業を機軸に、食品加工・製造業を中心とする地場産業の振興や企業立地の促進など、第2次、第3次産業の振興による産業構造の強化、さらには、東九州自動車道の開通や九州新幹線の全線開業が目前に迫っていることから、その効果を鹿屋市・大隅地域に導入するための産業や観光振興等による交流の促進など、今後さらに激化する地域間競争を生き抜いていける自立都市の形成を推進する必要があります。 また、これらのことに加えて、人口減少、高齢化が国を上回る速度で進行している中、厳しい財政状況にあることなどを踏まえて、市民や企業、関係機関など、鹿屋市が一丸となって「共生・協働」のまちづくりと、それを担う人材育成を強化していくとともに、これらの共通した課題を持つ大隅地域の各市町が、それぞれの地域特性等を生かした的確な役割分担のもとで、地域全体の浮揚・発展を見据えた一体となった取り組みを推進していくため、これまで以上に大隅地域リーダー都市としての役割の強化を図っていく必要があります。 このようなことから、平成21年度は、これらの「新たな時代の鹿屋市が進むべき方向性」を確かなものとするための基礎・土台づくりの年度として、生産基盤である優良農地や農業用水の確保、でん粉向上再編整備、これらを支える力強い担い手の育成・確保など、加工・製造業の立地を見据えた農業生産体制の強化や、消費者ニーズに対応した、安全・安心なフィレ加工施設直売所等の充実・強化による養殖漁業の付加価値向上、そして、間近に迫っている「東九州自動車道」の開通を視野に置いた新たな工業団地の整備に向けた取り組みなど、強い産業構造の構築と雇用の創出を進めてまいります。 また、平成23年春の九州新幹線全線開業効果を確実に地域に導入するための、鹿児島中央駅から鹿屋間の直行バスの運行や、域内の交通ネットワークの再編、これらと連動した観光振興など、交流人口の増加促進による地域活性化を進めてまいります。 さらには、これらの取り組みに加え、小児救急医療救急医療体制の充実及び僻地医療の確保による安全・安心な生活の確保に向けた取り組み等を、大隅地域全体の課題としてとらえ、大隅のリーダー都市として、また、「定住自立圏」の中心市として、「定住自立圏推進室」を設置し、重点的かつ強力に牽引・推進してまいります。 このほか、市内の町内会やボランティア団体NPO等のさまざまな活動支援のもと、まちづくりを担う人材の育成など、市民や企業、行政などが、ともに協力し支え合う、「共生・協働」による活力ある地域社会の構築を推進してまいります。 このような市政運営の方向性を念頭に、平成21年度は、次の7つを政策の柱として、施策・事業を展開してまいります。 まず、第1の柱は、「地域で支え合う健やかで心のかようまちづくり」であります。 人口減少少子高齢化が急速に進行する中で、活力ある地域社会を築いていくためには、子供から高齢者まで、すべての市民が健康で、安心して生活できる環境づくりを進める必要があります。 このため、健康づくりの推進や、高齢者・障害者福祉のさらなる充実とともに、不妊治療費妊婦健康診査費の助成の拡充、また、第3子以降の保育料等の軽減や、延長保育サービスの充実など、安心して子供を生み育てられる環境づくりを推進いたします。 あわせて、救急医療体制の充実に向けた取り組み大隅地域の各市町や医療機関等と連携しながら進めてまいります。 次に、第2の柱は、「創造性と豊かな心をはぐくむまちづくり」であります。 地域の未来を担う子供たちを、安全・安心で、充実した教育環境の中ではぐくむための学校施設の耐震化や、輝北地域等における学校再編の取り組み学校給食センターの整備などを着実に進めてまいります。 また、国際社会で活躍できる人材の育成を目指して、小学校における英語教育や、中・高校生の海外派遣等を推進してまいります。 第3の柱は、「安全・安心な暮らしのあるまちづくり」であります。 安全・安心な市民生活を確保することは、行政としての最大の役割であることから、自然災害等から市民の生命・財産を守るため、治山・治水対策を計画的に進めることとあわせて、全市域をカバーする総合的な防災情報システムの構築に向けた検討を進めてまいります。 また、地域防災体制の強化のため、老朽化した消防自動車の更新や、消防資機材の充実等を図ります。 特に、昭和27年に建築した串良総合支所の庁舎は、耐震性に問題があることから、その機能を串良保健センターに移転いたします。 跡地整備については、旧串良町役場の所在地として、その跡地にふさわしい環境整備を行います。 第4の柱は、「豊かな自然環境を次代に引きつぐまちづくり」であります。 地球温暖化を初めとする地球規模での環境問題が顕在化する中、本市の豊かな自然を次代に確実に引き継いでいくために、自然環境の保全や、自然と共生する循環型社会の形成が求められております。 このようなことから、平成21年度は、肝属川の浄化対策など、環境保全に関する総合的・長期的な指針となる「鹿屋市環境基本計画」を策定いたします。 あわせて、ごみの排出抑制、資源化の促進など、一般廃棄物の処理について、市民、事業者及び行政等がそれぞれの責任と役割分担のもとで、一体的な取り組みを進めるため、「鹿屋市一般廃棄物処理基本計画」を策定し、循環型社会の形成を図ります。 また、「バイオマスタウン構想」に基づき、地域の主要なバイオマス資源である家畜排せつ物等の総合的な利活用システムの構築を進めてまいります。 第5の柱は、「快適な生活を支えるまちづくり」であります。 地域の産業・経済の発展や、市民生活の利便性の向上を図るための都市基盤の整備として、東九州自動車道大隅縦貫道、国道504号等の高速・広域交通網や、市内各地域間を結ぶ主要幹線道路整備促進、くるりんバス等のコミュニティバス利便性向上や、路線バス等の結節点におけるバス待合施設の整備に向けた取り組みなどを進めてまいります。 また、地域の住民等の交流の場としての輝北ダム移転記念公園の整備に着手いたします。 このほか、情報格差の是正と地域情報化を一層推進するため、平成23年7月のテレビの地上デジタル化に伴う受信対策を進めてまいります。 第6の柱は、「活力ある産業が展開するまちづくり」であります。 地域の基幹産業である第1次産業のさらなる振興を図るため、農畜産業等の未来を担う後継者や核となる経営体の育成はもとより、安定的な生産基盤の確保のために、畑かんの整備や農業振興地域の統合、耕作放棄地の解消に取り組むとともに、気象・災害に負けない力強い畑作営農の推進や地産地消・食育など、地域に根差した一体的な取り組み関係団体等と連携して推進します。 畜産については、畜産物の価格低迷に加え、配合飼料などの生産資材の高騰により、危機的な状況にあることから、肉用牛の繁殖基盤の強化を初め、畜産経営の安定化を図ります。 加えて、魚価の低迷やえさ代の高騰に苦しむ漁業者等の経営の安定化を図り、あわせて消費者ニーズに合致した商品の開発や技術の導入、販路開拓など、かのやカンパチ等ブランド化・高付加価値化取り組みを支援いたします。 また、平成21年度は、第2次・第3次産業を戦略的に振興するため、新たに商工観光部を設置し、市全域の商業活性化を図るための空き店舗対策事業や新たな雇用創出のための地域雇用創造推進事業などに取り組んでまいります。 そして、豊富な第1次産品等を生かした食品加工・製造業などの地場産業の振興や、企業立地等の促進による雇用創出を図るため、吾平地域の誘致企業等のブロードバンドの整備を初め、「企業立地戦略プラン」に基づき、工業立地等促進補助金制度の充実や企業立地の受け皿となる新たな工業団地の整備に向けた基礎調査、また、東アジアを中心とする海外市場への販路の開拓を見据えた情報収集などの取り組みを推進してまいります。 また、観光振興による地域の活性化を図るため、「かのやばら園」を核とした広域観光ルートの構築や、グリーンツーリズムの推進に向けた取り組みを行います。 このほか、スポーツ合宿を促進するための助成制度の導入や受け入れ態勢の整備等を行うとともに、7月22日に国内の陸地では、46年ぶりに観測が可能となる皆既日食にあわせて、地域住民等との協働のもと、天文施設としては大隅半島で唯一の「輝北天球館」を有する「きほく上場公園」を中心に、域内外の小中学生等を対象とした観測イベントなどを実施いたします。 また、平成23年春の九州新幹線全線開業効果を地域に導入し、地域経済の活性化等につなげるため、鹿児島中央駅から鹿屋間の直行バスの実証運行を実施します。 さらに雇用環境の悪化による就業機会の創出対策として、IT技術者や訪問介護員の養成を行う研修を実施し、離職者の再就職を支援します。 このほか、地域が自立・発展していくためには、地域の資源や特性を生かした地域の活性化と地域間競争を勝ち抜いていく「地域力」の向上が不可欠であることから、市民や生産者、企業など、地域全体で共有し、愛着や誇りを持って活用できる鹿屋のイメージを構築するため、「かのやブランド創出プラン」を策定いたします。 第7の柱は、「共生・協働で進めるまちづくり」であります。 地域が真に自立し発展していくためには、地域コミュニティの活性化やNPOなどとの連携を進めるとともに、地域を担う人材の育成が重要であることから、地域コミュニティ活動の核となる町内会組織の機能強化や地域のリーダー育成のための研修費助成などを実施してまいります。 あわせて、平成20年度から開始した市民活動支援事業については、市民が安心してボランティア活動等に参加できる環境づくりを進めるとともに、市民とのパートナーシップ推進事業を拡充し、地域づくりの一翼を担う意欲のある団体の育成・支援に力を注いでまいります。 また、男女共同参画社会の実現に向けて、「かのや男女共同参画プラン」に基づき、フォーラムの開催など、市民と一体となった取り組みを進めてまいります。 厳しい時代の中で、増加する行政需要に適切に対応していくためには、さらなる行財政基盤の強化を図る必要があることから、施策・事業の峻別を行うための、より精度と信頼性の高い行政評価システムの確立や、人件費の適正化、定員適正化計画の見直し、指定管理者制度の導入の継続などの、効率的な行財政運営に努めます。 また、歳入確保として、市有財産、遊休地の売却の推進や市税等の徴収体制の充実・強化、市のホームページや広報紙、封筒への地元企業等の広告の掲載などにより、自主財源の確保を図ってまいります。 さらに、健全な財政運営を維持・確保するため、全庁的に公会計改革に取り組むとともに、「財政健全化法」に基づく連結財務4表を作成し、財務分析など、今後の財政運営に活用してまいります。 このほか、自治体EAの「業務・システム最適化基本方針」に基づく総合窓口の設置などを推進し、行政の簡素化・効率化を図ってまいります。 以上、市政に関する所信の一端を述べさせていただきましたが、私は、平成6年に「旧鹿屋市」の市長に就任以来、15年の長きにわたり市民の皆様の安全と幸福を最優先に、誠心誠意、市政運営に取り組んでまいりました。 この間、時代は、これまでに経験したことがない激しい変化・変革を遂げているところであり、このような中で、市民の皆様の御理解と御協力を賜りながら、大隅地域2市17町での大隅地方拠点都市地域の指定や、寿第2都市下水路の整備、肝属中部畑地かんがい事業の着工、さらには、県民の健康づくりの拠点としての県民健康プラザの立地、武道館や田崎多目的運動広場など、生涯スポーツ振興のための拠点づくり、また、鹿屋市の総合的な環境保護・保全の取り組みとしての畜産環境センターの整備と、これによる素掘りの解消、西日本一を誇るばら園の整備、簡素で効率的な広域行政のための、介護保険や一般廃棄物処理に関する一部事務組合の成立、地域の長年の懸案であった市街地再開発事業の竣工、そして、地域の悲願である東九州自動車道大隅地域全区間での工事着工など、数々の成果と実績を得ることができました。 中でも、時代に合致した自治体を形成するために、合併という歴史的な事業を成し遂げることができたことは、大きな印象として残っているとともに、鹿屋市の財産である鹿屋体育大学から4名ものオリンピック選手が輩出されたこと、特に、アテネオリンピックにおいて、鹿屋体育大学から誕生した初のオリンピック選手である柴田亜衣選手が金メダルを獲得されたことは、他にかえられない喜びでございます。 時代は、混沌とし、引き続き厳しい状況が予想される中、基礎自治体は、これまでのような国や県に依存した受け身の地域づくりの手法では、活性化のみならず、基本的な行政サービスの展開さえ、困難になっていくことは必至であります。 このようなことから、厳しい時代に合致した、足腰の強い自治体の形成に向けて、その礎を確固たるものとするため、この1年間、全身全霊を傾注して市政運営に当たる決意でございます。 議員各位並びに市民の皆様の、より一層の御指導・御協力を重ねてお願いを申し上げます。 なお、諸議案につきましては、副市長をして説明させますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◎副市長(西薗琢巳君) 引き続きまして、ただいま上程されました議案45件、報告2件について、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第1号平成21年度鹿屋市一般会計予算についてでございます。 平成21年度の予算編成に当たっては、国の地方財政計画や県政の動向、市税の推移などを見きわめつつ予算編成を行ったところであり、平成21年度は、特に国の政策と一体となって、地域活性化及び雇用対策、市民生活対策に積極的に取り組んでまいります。 また、経済情勢が低迷・混沌としていることを踏まえ、中長期的な健全財政の堅持を基本として、地域活性化と財政健全化の両立を図るため、1つには、「地域の底力」が発揮できる産業の活性化と雇用対策の推進、2つ目には、市民が安全で安心に暮らせる都市基盤教育環境の整備、3つ目には、行財政改革の断行による健全財政の堅持、以上、3つを基本方針とする当初予算といたしました。 この結果、当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ382億1,200万円で、前年度当初予算に比べ3.6%の増となります。 前年度に比べて増となった主な要因は、地域産業活性化及び緊急雇用対策、生活対策などの事業が増加したことによるものでございます。 現下の経済情勢は、世界的規模でますます激変すると予想されており、国においては、新たな経済対策などを検討しているところでございます。 本市においても、財政健全化法の施行や公会計制度改革に基づき健全財政の堅持に取り組みつつ、国の新たな政策に柔軟かつ迅速に対応できるよう万全を期してまいる所存でございます。 歳入歳出予算に係る款別の主な概要及び債務負担行為、地方債については、記載のとおりでございます。 次に、議案第2号平成21年度鹿屋市国民健康保険事業特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ119億7,912万円で、前年度当初予算に比べ0.6%の減となります。 次に、議案第3号平成21年度鹿屋市老人保健特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,340万円で、前年度当初予算に比べ92.5%の減となります。 次に、議案第4号平成21年度鹿屋市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9億6,400万4,000円で、前年度当初予算に比べ3.7%の減となります。 次に、議案第5号平成21年度鹿屋市介護保険事業特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ80億7,821万2,000円で、前年度当初予算に比べ8.6%の増となります。 次に、議案第6号平成21年度鹿屋市公共下水道事業特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ17億2,672万9,000円で、前年度当初予算に比べ20.2%の減となります。 次に、議案第7号平成21年度鹿屋市下水道特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,091万7,000円で、前年度当初予算に比べ0.2%の減となります。 次に、議案第8号平成21年度鹿屋市輝北簡易水道事業特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,981万3,000円で、前年度当初予算に比べ12.2%の減となります。 次に、議案第9号平成21年度鹿屋市立小野簡易水道事業特別会計予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ213万7,000円で、前年度当初予算に比べ13.8%の増となります。 次に、議案第10号平成21年度鹿屋市水道事業会計予算についてでございます。 水道事業は、これまで第8次及び合併後の第1次拡張事業計画に基づき、各施設及び各配水系の整備の充実を図り、「安全で安心して飲める水の安定供給」に努めているところでございます。 平成21年度の主な重点施策及び予算の概要については、記載のとおりでございます。 次に、議案第11号鹿屋市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例並びに鹿屋市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてでございます。 本案は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により民法などが改正されたことに伴い、関係する条例の整理を行うものでございます。 次に、議案第12号鹿屋市個人情報保護条例の一部改正についてでございます。 本案は、統計法の全部改正に伴い、当該法律から引用している用語等について、所要の規定の整備をしようとするものでございます。 次に、議案第13号鹿屋市定住自立圏の形成に係る議会の議決事件を定める条例の制定についてでございます。 本案は、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、議会の議決すべき事件として、定住自立圏形成協定を締結し、もしくは、変更し、または廃止をする旨を通告することを定めようとするものでございます。 次に、議案第14号鹿屋市定住自立圏形成推進基金条例の制定についてでございます。 本案は、定住自立圏構想に係る先行実施団体の中心市における地域活性化・生活対策臨時交付金の割増相当額を財源として、定住自立圏の形成を推進するための基金を設置しようとするものでございます。 次に、議案第15号ふるさと鹿屋応援基金条例の制定についてでございます。 本案は、鹿屋市のまちづくりを応援する人々からの寄付金を財源として、心豊かで快適なふるさとづくりを推進するための受け皿となる基金を設置しようとするものでございます。 次に、議案第16号鹿屋市公共施設修繕基金条例の制定についてでございます。 本案は、市の設置する公共施設の修繕等に係る資金に充てるため、基金を設置しようとするものでございます。 次に、議案第17号鹿屋市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正についてでございます。 本案は、公有財産の適正かつ効率的な運用を図るため、普通財産の譲渡の範囲を拡充しようとするものでございます。 次に、議案第18号鹿屋市行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。 本案は、平成21年度の行政組織機構の見直しを行うことに伴い、鹿屋市部設置条例を初めとした関係する条例の規定の整備を行おうとするものでございます。 次に、議案第19号及び議案第20号につきましては、鹿屋市福祉施設民営化実施計画に基づき、鹿屋市立寿保育所、鹿屋市立上小原保育所及び鹿屋市立寿光園を平成22年4月1日から民営化するため、当該条例を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第21号鹿屋市介護保険条例の一部改正についてでございます。 本案は、今後の要介護認定者、介護サービスの必要経費等を見込んで策定した第4期介護保険事業計画に基づき、平成21年度から平成23年度までの第1号被保険者の介護保険料率の額を定めようとするものでございます。 次に、議案第22号鹿屋市老人及び青少年広場条例の廃止についてでございます。 本案は、鹿屋市老人及び青少年広場を普通財産として、地域老人クラブに無償貸し付けを行い、効率的な活用を図るため、当該条例を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第23号鹿屋市保健センター条例の一部改正についてでございます。 本案は、串良総合支所の庁舎移転に伴い、鹿屋市串良保健センターを廃止しようとするものでございます。 次に、議案第24号鹿屋市部分林条例の一部改正についてでございます。 本案は、独立行政法人緑資源機構法の廃止に伴い、当該法律から引用している用語について、所要の規定の整備をしようとするものでございます。 次に、議案第25号鹿屋市農用地総合整備事業負担金等徴収条例の廃止についてでございます。 本案は、大隅中央区域農用地総合整備事業において、所期の目的を達成したため、当該条例を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第26号鹿屋都市計画事業打馬・王子・下祓川土地区画整理事業施行条例の廃止についてでございます。 本案は、鹿屋都市計画事業打馬・王子・下祓川土地区画整理事業の廃止決定に伴い、当該条例を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第27号鹿屋市手数料条例の一部改正についてでございます。 本案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の制定により、所管行政庁として長期優良住宅建築等計画の認定申請に係る手数料を定めるとともに、建築確認等について、現行の床面積以上の申請に係る手数料を定めようとするものでございます。 次に、議案第28号鹿屋市立公園条例の一部改正についてでございます。 本案は、鹿屋市立公園条例で定める公園のうち、都市公園の機能を有する「高千穂公園」を都市公園として位置づけるとともに、鹿屋市立輝北公園条例で定める公園を鹿屋市立公園条例に規定しようとするものでございます。 次に、議案第29号鹿屋市水道事業給水条例及び鹿屋市簡易水道事業条例の一部改正についてでございます。 本案は、水道料金の支払請求権のうち、消滅時効が完成したものの取り扱い等について、必要な事項を定めようとするものでございます。 次に、議案第30号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更についてでございます。 本案は、平成21年4月1日から、大隅中部火葬場組合、姶良伊佐環境保全センター管理組合及び肝属地区介護保険組合が解散すること等に伴い、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について、関係地方公共団体の協議を行おうとするものでございます。 次に、議案第31号鹿児島県市町村総合事務組合の財産処分についてでございます。 本案は、平成21年4月1日、姶良伊佐環境保全センター管理組合が解散することに伴い、同日から、鹿児島県市町村総合事務組合を脱退することに伴う財産処分について、関係地方公共団体の協議を行おうとするものでございます。 次に、議案第32号から議案第35号までの議案4件につきましては、先ほど議案第19号及び議案第20号で申し上げましたとおり、鹿屋市立寿保育所、鹿屋市立上小原保育所及び鹿屋市立寿光園の民営化に伴い、当該建物を移管予定法人に無償譲渡し、鹿屋市立寿光園につきましては、当該土地1万1,214.06平方メートルを処分予定価格1億500万円で移管予定法人に売却しようとするものでございます。 鹿屋市立寿保育所の処分の相手方は、鹿屋市今坂町12405番地47、社会福祉法人敬心会理事長、郷原建樹でございます。 鹿屋市立上小原保育所の処分の相手方は、鹿屋市上谷町11657番地3、社会福祉法人二葉福祉会理事長、野元道臂でございます。 鹿屋市立寿光園の処分の相手方は、鹿屋市下祓川町1800番地、社会福祉法人恵仁会理事長、池田志保子でございます。 次に、議案第36号市道路線の認定及び変更についてでございます。 本案は、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、市道路線を認定及び変更しようとするものでございます。 次に、議案第37号平成20年度鹿屋市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6,605万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ384億8,588万6,000円といたしました。 「第2表 繰越明許費」は、翌年度に繰り越して使用できる経費で、今回計上いたしました定額給付金事業ほか1件でございます。 次に、議案第38号平成20年度鹿屋市一般会計補正予算(第6号)についてでございます。 本案は、国の二次補正に伴う事業の追加や国・県支出金の確定に伴う計数整理のほか、事業費確定に伴う不用額の整理を中心に編成いたしました。 まず、「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億929万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ389億9,517万8,000円といたしました。 次に、議案第39号平成20年度鹿屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ6,584万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ119億9,038万8,000円といたしました。 次に、議案第40号平成20年度鹿屋市老人保健特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,889万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ11億4,721万円といたしました。 次に、議案第41号平成20年度鹿屋市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ9,004万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ9億1,212万2,000円といたしました。 次に、議案第42号平成20年度鹿屋市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億3,251万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ79億2,517万7,000円といたしました。 次に、議案第43号平成20年度鹿屋市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,777万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ21億3,551万1,000円といたしました。 「第2表 繰越明許費」は、翌年度に繰り越して使用できる経費で、鹿屋市終末処理場増設事業でございます。 「第3表 地方債補正」は、公共下水道事業及び借換債の限度額の変更でございます。 次に、議案第44号平成20年度鹿屋市下水道特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入予算の前年度繰越金を増額し、その同額を一般会計繰入金から減額するものでございます。 次に、議案第45号平成20年度鹿屋市水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、事業費などの確定に伴う不用額の整理を中心に編成いたしました。 送配水設備改良事業については、拡張事業の工事計画の一部変更や入札執行残などの減額により、8億8,383万8,000円に改めるものでございます。 次に、報告第1号及び報告第2号の交通事故の和解及び損害賠償の額を定めることについての専決処分につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 報告第1号につきましては、平成20年10月27日に鹿屋市串良町の市道白城線において発生した市道破損による走行車両の損傷事故で、損害賠償額は1万7,910円でございます。 報告第2号につきましては、平成20年11月3日に鹿屋市笠之原町の市道東原線において発生した市道破損による走行車両の損傷事故で、損害賠償額は4万320円でございます。 なお、事故の状況等は、別紙「示談書」のとおりでございます。 以上、御説明申し上げましたが、議案の詳細につきましては、関係委員会におきまして、関係部課長等をして説明いたさせますので、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西薗孝行君) 以上で説明は終わりました。 なお、報告2件を除く議案に対する質疑は、一般質問終了後に行う予定でありますが、日程第32 議案第30号、日程第33 議案第31号及び日程第39 議案第37号の3件については、本日議決することから、また、日程第40 議案第38号から日程第47 議案第45号までの各補正予算議案8件については、本日委員会に付託する関係から、日程第48 報告第1号及び日程第49 報告第2号の2件とあわせて直ちに質疑に入ります。 まず、審査の都合上、報告事件から質疑を行います。 日程第48 報告第1号及び日程第49 報告第2号の2件を一括して議題といたします。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 別にないようですので、報告第1号及び報告第2号については、これをもって終わります。 次に、日程第32 議案第30号を議題といたします。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) なければ、以上で質疑は終結したものと認め、委員会付託についてお諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論に入ります。本案に対して討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 別にないようですので、討論は終結したものと認め、採決を行います。日程第32 議案第30号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第33 議案第31号を議題といたします。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) なければ、以上で質疑は終結したものと認め、委員会付託についてお諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論に入ります。本案に対し討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(西薗孝行君) 別にないようですので、討論は終結したものと認め、採決を行います。日程第33 議案第31号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第39 議案第37号を議題といたします。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) なければ、以上で質疑は終結したものと認め、委員会付託についてお諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論に入ります。討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 別にないようですので、討論は終結したものと認め、採決を行います。日程第39 議案第37号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号については原案のとおり可決されました。 次に、委員会付託する予算案の質疑に入ります。委員会付託とする議案の質疑は、申し合せにより、大綱的なもの、政策的なもの、また、重要なものを主として行うこととなっておりますので、これを踏まえて御質疑願います。 日程第40 議案第38号一般会計補正予算(第6号)については、これは歳出、歳入、その他に分けて行います。 まず、歳出全般について質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 以上で歳出を終わり、歳入全般、その他について質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) なければ、以上で一般会計補正予算を終わり、次に、日程第41 議案第39号から日程第47 議案第45号までの各特別会計補正予算7件について一括して質疑ありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) なければ、以上で質疑は終結したものと認め、委員会付託についてお諮りいたします。お手元に配付の別紙議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(西薗孝行君) 御異議なしと認めます。よって、別紙議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託することに決しました。───────────  ▽ 散 会 ○議長(西薗孝行君) 以上で予定された日程全部を終了いたしました。 なお、一般質問をされる方は、本日の会議終了後から2月23日の午前10時までに、所定の用紙に件名とその要旨を記載の上、事務局にお出しくださるようお願いいたします。 本日の会議はこれで終わり、散会いたします。午前11時08分散会─────────── ───────────────────────────────────────────        地方自治法第123条第2項の規定により署名する。           鹿屋市議会議長             〃  議員             〃  議員...