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鹿児島市議会 > 2018-03-06 >
平成30年第1回定例会(2・3月)-03月06日−07号

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  1. 鹿児島市議会 2018-03-06
    平成30年第1回定例会(2・3月)-03月06日−07号


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    DiscussNetPremium 平成30年第1回定例会(2・3月) − 03月06日−07号 平成30年第1回定例会(2・3月) − 03月06日−07号 平成30年第1回定例会(2・3月)    議事日程 第七号      平成三十年三月六日(火曜)午前十時 開議 第 一 第八三号議案ないし第一二七号議案 ────────────────────────────────────────    本日の会議に付した事件 議事日程のとおり ────────────────────────────────────────    (出席議員 五十人)   一  番   中  元  かつあき  議員   二  番   霜  出  佳  寿  議員   三  番   平  山  タカヒサ  議員   四  番   園  山  え  り  議員   五  番   佐  藤  高  広  議員   六  番   瀬 戸 山  つ よ し  議員   七  番   杉  尾  ひ ろ き  議員   八  番   徳  利  こ う じ  議員
      九  番   薗  田  裕  之  議員   十  番   し ら が  郁  代  議員   十一 番   松  尾  ま こ と  議員   十二 番   中  原  ち か ら  議員   十三 番   米  山  たいすけ  議員   十四 番   たてやま  清  隆  議員   十五 番   わ き た  高  徳  議員   十六 番   奥  山 よしじろう  議員   十七 番   柿  元  一  雄  議員   十八 番   志  摩  れ い 子  議員   十九 番   堀     純  則  議員   二十 番   井  上     剛  議員   二十一番   上  田  ゆういち  議員   二十二番   長  浜  昌  三  議員   二十三番   大  森     忍  議員   二十四番   伊 地 知  紘  徳  議員   二十五番   大  園  た つ や  議員   二十六番   の ぐ ち  英 一 郎  議員   二十七番   川  越  桂  路  議員   二十八番   山  口  た け し  議員   二十九番   仮  屋  秀  一  議員   三十 番   中  島  蔵  人  議員   三十一番   古  江  尚  子  議員   三十二番   田  中  良  一  議員   三十三番   小  森  のぶたか  議員   三十四番   ふじくぼ  博  文  議員   三十五番   森  山  き よ み  議員   三十六番   三 反 園  輝  男  議員   三十七番   大  園  盛  仁  議員   三十八番   小  川  み さ 子  議員   三十九番   小  森  こうぶん  議員   四十 番   上  門  秀  彦  議員   四十一番   長  田  徳 太 郎  議員   四十二番   幾  村  清  徳  議員   四十三番   平  山     哲  議員   四十四番   入  船  攻  一  議員   四十五番   う え だ  勇  作  議員   四十六番   崎  元  ひろのり  議員   四十七番   秋  広  正  健  議員   四十八番   ふ じ た  太  一  議員   四十九番   片  平  孝  市  議員   五十 番   平  山  た か し  議員 ────────────────────────────────────────    (欠席議員 なし) ────────────────────────────────────────    事務局職員出席者   事務局長   福  田  健  勇  君   事務局参事   議事課長   尾 ノ 上  優  二  君   事務局参事   総務課長   福  重  正  史  君   政務調査課長 池  田  雅  光  君   議事課主幹   議事係長   上 久 保     泰  君   議事課主幹   委員会係長  西  田  慎  一  君   議事課主査  小  倉  秀  幸  君   議事課主任  海 江 田  拓  郎  君 ────────────────────────────────────────    説明のため出席した者   市長     森     博  幸  君   副市長    松  永  範  芳  君   副市長    松  山  芳  英  君   教育長    杉  元  羊  一  君   代表監査委員 中  園  博  揮  君   市立病院長  坪  内  博  仁  君   交通局長   鞍  掛  貞  之  君   水道局長   秋  野  博  臣  君   船舶局長   南     勝  之  君   総務局長   内  山     薫  君   企画財政局長 鉾 之 原     誠  君   市民局長   星  野  泰  啓  君   環境局長   古  江  朋  子  君   健康福祉局長 上 之 園     彰  君   産業局長   山  下  正  昭  君   観光交流局長 山  口  順  一  君   建設局長   水  元  修  一  君   消防局長   中  薗  正  人  君   病院事務局長 有  村  隆  生  君   市長室長   松  枝  岩  根  君   総務局参事   総務部長   白  石  貴  雄  君   税務部長   西     俊 一 郎  君   企画部長   原     亮  司  君   企画財政局参事   財政部長   中  園  豊  明  君   市民局参事   危機管理部長 湯 通 堂     直  君   市民文化部長 田  畑  浩  秋  君   環境部長   池  田  哲  也  君   環境局参事   資源循環部長 柿  元  孝  志  君   すこやか長寿部長          椎  木  明  彦  君   こども未来部長中  野  和  久  君   福祉部長   日  高  照  夫  君   保健所長   土  井  由 利 子  君   産業振興部長 千  堂  和  弘  君   農林水産部長 大  迫  壮  一  君   観光交流局次長玉  利     淳  君
      建設管理部長 松  窪  正  英  君   都市計画部長 坂  元     浩  君   建築部長   屋  野  伸  洋  君   道路部長   中  川  英  一  君   消防局次長  安  樂     剛  君   病院事務局次長西  村     司  君   交通局次長  小  倉  洋  一  君   水道局総務部長鬼  丸  泰  岳  君   船舶局次長  横  山     博  君   教育委員会事務局   管理部長   緒  方  康  久  君 ────────────────────────────────────────  平成三十年三月六日 午前十時 開議 △開議 ○議長(上門秀彦君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第七号のとおりであります。 △第八三号議案─第一二七号議案上程 ○議長(上門秀彦君) それでは、日程第一 第八三号議案ないし第一二七号議案の議案四十五件を一括議題といたします。  件名の朗読を省略いたします。 △個人質疑 ○議長(上門秀彦君) それでは、通告による個人質疑の発言を順次許可いたします。  まず最初に、佐藤高広議員。    [佐藤高広議員 登壇](拍手) ◆(佐藤高広議員) 平成三十年第一回定例会に当たり、自民党新政会の一員として個人質疑を行ってまいります。  なお、さきの代表質疑の中で一定理解いたしたものについては、新たな情報と展開を踏まえつつ質疑をしてまいります。  まず、市長の政治姿勢について伺います。  明治維新百五十年という節目の年に当たり、県内各所において明治維新に関係するイベントが数多く開催されております。本市におきましても、平成二十四年から取り組まれてきたカウントダウン事業の一つである薩摩維新ふるさと博や「西郷どん」大河ドラマ館等により、県内外はもとより海外からも多くの観光客にお越しいただいております。  そこでまず、明治維新百五十年に関連する各事業やイベント等を通じての実感。  また、NHK大河ドラマ「西郷どん」放映に対するこれまでの感想とこれからの期待。  重ねて、これらフォローの勢いをいかに持続させるかということはあえて言うまでもありませんが、森市長の意気込みをお聞かせください。  以上、答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 佐藤高広議員にお答えいたします。  私は、明治維新百五十年を見据え、全国に先駆けて平成二十四年度から明治維新150年カウントダウン事業を展開するとともに、大河ドラマ「西郷どん」の放送に合わせ、大河ドラマ館の設置や維新ふるさと館のリニューアル、歴史ロード“維新ドラマの道”の整備やまちなかおもてなし隊によるおもてなし活動など、ハード・ソフト両面から受け入れ体制の充実などに取り組んでまいりました。現在、大河ドラマ館の入場者数は篤姫館を上回るペースで推移しているほか、その他の関連施設においても多くの方にお越しいただいているところでありまして、これまでの取り組みの成果があらわれてきていると感じております。  また、毎週日曜日の大河ドラマの放送が待ち遠しく、鈴木亮平さんを初め、出演者の皆様方の熱演にいつも注目するとともに、雄大な桜島やロケの行われた県内各所が映し出されていることから、「西郷どん」の魅力だけではなく、鹿児島の魅力が全国の皆様方に伝わっていると感じております。大河ドラマを通して、さらに多くの観光客に訪れていただけるものと期待をいたしておるところでございます。  私は、明治維新百五十周年や大河ドラマ「西郷どん」の放送を契機に訪れるであろう多くの観光客に、本市が有する自然、歴史、文化、食などのさまざまな魅力を直接感じていただくことが今後の観光振興や交流人口の拡大に大きな効果をもたらすものと考え、三十年度予算においては、明治維新関連の予算を倍増の約三億円としたところでございます。その後開催されますラグビーワールドカップ二〇一九や東京オリンピック・パラリンピック、鹿児島国体などの追い風を生かしながら、引き続き、観光未来戦略に基づく各種施策を着実かつ積極的に推進し、勢いを持続させてまいりたいと考えております。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 森市長に御答弁いただきました。  約五年間の明治維新カウントダウン事業の展開への取り組みの成果は順調にあらわれてきているとの実感を述べられました。  また、NHK大河ドラマ「西郷どん」について、日曜日の放送が待ち遠しいとのことであります。同じ時間帯に同じテレビ画面を見て、市長と同じく笑い、涙する方々が大勢いらっしゃるということであります。「西郷どん」の魅力、鹿児島の魅力がさらに広がりを見せることを大いに期待いたしております。  これを過ぎゆく波ととどめることなく、さらにフォローの風を生かすために、三十年度予算に明治維新関連の予算を倍増の三億円とされたことに、この勢いを持続させる強い意気込みを感じました。実効性ある展開に期待いたします。  次に、四期目マニフェストの取り組み状況について伺います。  森市長の今任期におきましても、掲げた七十五項目を分野別にした七つの基本政策をもとに施策を展開されております。今任期も十二月で折り返しとなることから、マニフェストに対するこれまでの検討・協議中を含む進捗状況及び評価、また、その中で成果が上がっているものをお示しください。  あわせて、県との協議が進まなければ公約の実現へと向かうことが難しい項目があることは認識いたしておるところでありますが、県の施策・事業等との連携についてどのように考えておられるものか市長の所見を伺いたいのであります。  以上、答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 四期目のマニフェストに掲げた七十五項目のうち、実施もしくは推進中が七十一項目、検討もしくは協議中が四項目であり、全体としておおむね順調に進めることができているものと考えております。これまでの取り組みによりまして、重点政策として掲げた次代のまち・ひと・しごとづくりにおいて、維新のふるさと鹿児島市をより一層アピールし、妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を図るとともに、地域社会において女性が活躍できる環境づくりなどを進めてきたところでございます。  路面電車観光路線の新設やサッカースタジアムの整備など、県・市間における喫緊の課題につきましては、本市としても、平成三十年度予算に所要の経費を計上したところでありまして、県都であります本市と県が緊密に連携・協力しながら、共通認識を持って、これらの取り組みを着実に前に進めることが重要であると考えております。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 御答弁いただきました。  路面電車観光路線新設は、まさにマニフェストの一丁目一番地であります。サッカースタジアム整備も含め、県との連携なしには進展が厳しい課題ではありますが、現実味をより感じられる展開に導かれますよう要請し、強いリーダーシップに期待いたします。  この項の最後に、今定例会の平成三十年度議案提案説明の中で、市長は、「平成という時代に対する国民的な関心の高まりと相まって、その歴史的な節目としての重みをより一層増しています」と述べられました。明治維新百五十周年、そして、平成という一時代の終わりを準備する特別な一年をどのように捉え、思いをはせておられるものかお答えいただきたいのであります。  御答弁を願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) ことしは明治維新百五十周年を迎え、大河ドラマ「西郷どん」との相乗効果もあり、本市にとって大きな節目の年となっております。また、我が国にとりましても、来年の皇位継承を控え、それぞれの国民が平成という時代を振り返る一年になるものと考えています。このようなことから、私といたしましても、その歴史的な節目としての重みをより一層増していると感じておりまして、この一年を次代の発展に向けて礎をしっかり築いていく、その起点としなければならないと考えております。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 御答弁いただきました。  元号の変遷を受けとめつつ、今を見つめ、先を見据えることに平成という時代が反映され、世の安寧、心の安寧を祈るところであります。  新しい質問に入ります。  鹿児島港港湾計画の一部変更と本港区北埠頭整備から見えてくる路面電車観光路線新設等の観光施策の面的整備についてであります。  平成二十四年第四回定例会において、私は、鹿児島市議会において初めて個人質疑の機会をいただきました。その際、クルーズ船誘致と市電観光路線新設の相乗効果という項目について質疑を交わしました。あれから約六年が経過し、大型客船の受け入れ体制が当時の状況と大きく変化を遂げようとしている現況に大いに期待し、日本三大美港に匹敵するポテンシャルを遺憾なく発揮する絶好の機会と捉えている立場から、以下伺ってまいります。  まず、マリンポートかごしまにおける港湾計画の変更と今後の整備について、第一点、変更の概要とその内容及びスケジュール。  第二点、クルーズ船の大型化に対する対応。  第三点、新たな岸壁の早期整備における取り組み。  第四点、新たな岸壁整備後、同時に入港・着岸は可能なものか。可能であれば、それぞれの最大トン数も含めてお示しください。  以上、答弁願います ◎建設局長(水元修一君) お答えいたします。  お触れの計画の変更については、県によると、「クルーズ船の寄港数の増加やさらなる大型化に対応するために、マリンポートかごしまにおいて世界最大の二十二万トン級のクルーズ船が接岸できる新たな岸壁を港湾計画に位置づけるものであり、平成三十年一月三十一日には鹿児島県地方港湾審議会を開催し、原案どおり適当であると認められたため、今後、国の交通政策審議会港湾分科会において審議された後、変更となる予定である」とのことでございます。  大型化への対応は、十六万トン級のクルーズ船に対応するため、二十九年度は県において防舷材や係船柱などの改良を行っております。  新たな岸壁の整備については、三十年二月二十七日に国より官民連携による国際クルーズ拠点港湾に選定され、翌日に三十年度予算に向けた新規事業採択時評価の手続等に着手したとの発表があったことから、県によると、「今後とも観光振興に資するよう新たな岸壁の早期整備に向けて全力で取り組んでまいりたい」とのことでございます。  なお、マリンポートかごしまについては、県によると、「新たな岸壁の整備により十六万トン級と二十二万トン級の大型クルーズ船が二隻同時に並んで接岸できる日本初のクルーズ専用ターミナルとなる」とのことでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  当初計画の一部変更から国の選定発表までの経緯は把握いたしました。  先月二十七日、国より官民連携による国際クルーズ拠点港湾に指定、翌日、次年度に向けた新規事業採択時評価の手続等に着手したとの発表があり、県が早期整備に全力で取り組むとのコメント、本市に対して概要やスケジュールの説明がなされていたのか大変気になるところであります。この点につきましては、後の質疑で触れてまいります。  続いて、鹿児島港におけるクルーズ船寄港について伺います。  まず、マリンポートかごしまと本港区北埠頭におけるクルーズ船の過去三回の寄港回数をお示しください。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) お答えいたします。  平成二十七年からの寄港回数を順に申し上げますと、マリンポートかごしまは、五十三、八十二、百五回、本港区北埠頭は、ゼロ、一、三回でございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  マリンポートかごしまにおいては、三年で約倍の百五回、本港区北埠頭においては、昨年は三回寄港しているようであります。  それでは、今回の本港区北埠頭の整備内容とスケジュール。  また、整備後にクルーズ船が両港区へ同時入港できる最大隻数はどうなっているものか、あわせてお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 北埠頭については、二十九年度にソーラスフェンスの整備が完了し、国際クルーズ船が寄港できる環境が整ったところでございます。県によると、「三十年四月十三日に初の国際クルーズ船一万トン級が寄港する予定であり、さらに、五万トン級のクルーズ船が寄港できるように、現在、安全対策の検討などを進めており、三十年度には受け入れたいと考えている」とのことでございます。  また、マリンポートかごしまに新たな岸壁が整備されると、両港区に同時入港できる最大隻数は三隻となります。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  今年度中にソーラスフェンス整備の完了、そして、いよいよ来月十三日に一万トン級のクルーズ船が入港予定であり、来年度中には五万トン級のクルーズ船が寄港できるよう検討に入っているようであります。  マリンポートには二隻の同時入港、さらに、北埠頭にも同時に入港が可能であり、本市にクルーズ船が三隻着岸することも現実的になってまいりました。本市の観光未来戦略にも大きく寄与し、影響をもたらす好機が目前に来ています。近い将来、マリンポートに大型クルーズ船が同時入港の際には、二隻合わせて約一万人の乗船客が下船される可能性があります。移動のためのバス台数や輸送経路の確認等、関係機関とのさらなる連携と受け入れ体制の強化がますます重要になりますので、遺漏なき対応方を要請いたしておきます。  そこで、これまでの根拠となる今回の官民連携による国際クルーズ拠点港湾の選定における概要と今後の取り組みについて伺ってまいります。  マリンポートかごしまを取り巻く環境が目まぐるしく、そして、大きく変化していく情報が先月二十七、二十八日と連日、国土交通省から公表されております。何が決まり、何が進められようとしているものか、以下伺ってまいります。  第一点、本市が把握している今回の拠点港湾選定に至るまでの経緯。
     第二点、県及びロイヤル・カリビアン・クルーズから提出された拠点形成計画書の概要。  第三点、どのような流れになっていくものか、今後の取り組み。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 拠点港湾については、これまで、全国で八代港を含む六港が選定されておりましたが、国の第二次募集に県が世界第二位のクルーズ船社のロイヤル・カリビアン・クルーズと連名で応募し、二月二十七日に鹿児島港が選定されたところでございます。  次に、お触れの計画書の概要は、国の発表資料によると、国際クルーズ拠点を構成する施設として、新たな岸壁や駐車場及びCIQを含む旅客ターミナルビル等があり、そのうち旅客ターミナルビル等はロイヤル・カリビアン・クルーズが整備することとなっております。また、新たな岸壁等については、同社が年間最大百五十日間、優先的に使用することができるとされております。  今後の取り組みについては、県によると、「昨年、過去最高を記録したクルーズ船の寄港数がさらに伸び、インバウンドを含めた観光客が飛躍的に増加することが見込まれる。この効果が県全体の観光振興に資するよう全力で取り組んでまいりたい」とのことでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  国交省が公表した資料に目を通しますと、おっしゃるように計画書の概要には、新岸壁や駐車場は国と県。また、税関、出入国管理、検疫を包括した略称のCIQ機能を備えた旅客ターミナルビル並びに屋根つき通路はロイヤル・カリビアン・クルーズが整備するとあります。さらには、新岸壁整備後の利用についても、ロイヤル・カリビアン・クルーズが圧倒的に優先利用の内容となっております。発表の唐突感と具体の内容に驚きを隠せないままに本日の質疑に臨んでいるところであります。  今月一日の南日本新聞には、費用負担の一割が本市であり、本事業を早ければ一八年度にも着工との記事。また、県がアメリカ大手の船会社ロイヤル・カリビアン・クルーズ社との連名となった経緯や、約一年前に選定された八代港をモデルとして参考にされていくのか大変気になるところでありますが、通告へのいとまがなかったので、このことについては、県の動向等も踏まえ機会を改めて伺うことといたします。  ともあれ、既に国、県、そして、アメリカのクルーズ会社グループにおいて枠組みは整えられつつあり、本市の観光施策の中枢ともなり得るプロジェクトでもあります。県との情報の共有と周知を徹底して進めていかれることを強く要請いたしておきます。  次に、拡充事業、クルーズ船誘致・受入事業でありますが、一連のクルーズ船拠点港湾選定の動きにより、各面において少なからず影響があると思慮することから伺います。  本拡充事業の取り組み内容及び予想される受け入れ体制の課題と改善策についてお示しください。  以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) クルーズ船誘致・受入事業では、出港時のアトラクションなどのおもてなしや乗船客の観光案内などを行っております。課題としましては、中心市街地へのアクセスやバス乗降場の確保のほか、乗船客でにぎわう中心市街地各店舗での外国語対応など受け入れ体制の充実が重要であると考えております。引き続き、関係機関などと連携しながら対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  先ほど触れましたが、同時に三隻が入港し、大勢の観光客が本市に上陸をいたします。クルーズ船が穏やかな錦江湾に入り、そして、雄大な桜島を眺めながら鹿児島におり立つわけです。下船される方にとっての最高のおもてなしは、歓迎ムードと目的地へ向かうための速やかなアクセスです。関係機関との迅速な連携強化を図られることを重ねて要請いたしておきます。  次に、全国クルーズ活性化会議でありますが、直近に開かれた会議の内容とその結果を受けて本市独自の連携策はあるものか伺いたいのであります。  答弁を願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 全国クルーズ活性化会議は、二十九年六月に国に対し、広域に及ぶエクスカーションが可能となるように停泊時間を十分にとったクルーズ行程とするようクルーズ船社への働きかけを要望したほか、クルーズ船社に対しても、我が国におけるクルーズ市場拡大に向けた要望書を提出したとのことでございます。同会議には、鹿児島港の港湾管理者である県が会員となっておりますことから、情報を共有しながら連携してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  局長が答弁されたように、エクスカーションが重要と考えます。客船の停泊時間が長いほど乗船客の行動範囲も広がります。クルーズ市場の拡大と余裕のある行程はセットとなることがまさに本市独自の連携策に直結いたしますので、会議の会員である港湾管理者の県との連携の強化に努められますよう要望いたしておきます。  次に、台風などの自然災害を含む緊急時における航行中のクルーズ船から入港要請等があった場合の対応がどうなっているのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お触れの要請があった場合は、港湾管理者を含む関係機関において適切な対応を図っていただく必要があると考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  緊急時、いわゆるエマージェンシーは、緊急事態、非常事態であります。適切な対応とは、避難誘導であり、人命救助でもあります。私は、この質問の通告を提出した際、港湾管理者である鹿児島県の回答に大変期待をしておりました。国際クルーズ拠点港湾に応募し選定された以上、多岐にわたるシミュレーションもパッケージされているものと思い込んでいたからであります。錦江湾は特殊な地形であります。入り湾とも言われます。本県近海の外洋で自然災害や突発的な事故などにより緊急やむを得ず入り湾である錦江湾に避難するため、港湾管理者である県へ要請があるのは想定内のことであります。三反園知事は、「寄港数がふえ、地域活性化の効果が期待できるクルーズ船誘致に全力で取り組んでおり大変喜ばしい」と談話を出されたようであります。局長も精いっぱいの答弁であったと推察いたします。県におかれては、エマージェンシー対応までが国際クルーズ拠点港湾としての役割と受けとめていただかなければなりません。クルーズ船の受け入れ地である本市としても県当局へ緊急時の連携を含めた申し入れをしていただくよう強く要請いたしておきます。  これまで伺ってまいりました両港区に係る質疑を踏まえ、本港区北埠頭へのクルーズ船寄港と路面電車観光路線の結節効果について、以下伺ってまいります。  第一点、本港区北埠頭整備後の供用開始による入港増の見込み。  第二点、過去の入港実績と比較しての予想される入り込み観光客数。  以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 本港区北埠頭は、今後、五万トン級のクルーズ船の受け入れが可能となることから寄港数がふえるものと考えております。  北埠頭へ寄港したクルーズ船の乗船客数は、近年では平成二十九年が最も多く約一千人でございますが、今後、寄港回数がふえることで、さらに入り込み観光客数は増加するものと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  来月より国際クルーズ船が寄港してまいります。入り込み観光客数も増加するとのお考えであるようです。  平成二十一年度から二十七年度まで北埠頭への入港はなかったものの、二十八年度に一回、本年度も既に三回の入港があります。北埠頭に十七回入港の実績があった十三年度を超えるにぎわいになることを期待しつつ、万全の受け入れ体制、おもてなしに努められるよう要望いたします。  それでは、この項の最後に、森市長にお尋ねをいたします。  市民の関心、注目度も非常に高い観光路線のウオーターフロント導入によるクルーズ船と路面電車の結節効果に対する市長の描くイメージ並びに期待を含めた所感をお聞かせください。  御答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 路面電車観光路線は、本市の陸の玄関・鹿児島中央駅と海の玄関・本港区の結節強化による新幹線からの二次アクセスの充実や回遊性向上による中心市街地の活性化等を図るものでございます。また、私は、本港区にクルーズ船で訪れる国内外の観光客を初め、多くの皆様方が観光路線を利用していただくことによりまして、さらなるにぎわいの創出や交流の促進につながるものと考えており、国際観光都市かごしまの魅力がより一層高まるものと期待をいたしているところでございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 御答弁いただきました。  ここまで、鹿児島港港湾計画等、観光施策の面的整備について、るるお尋ねをしてまいりました。私自身、約十年、日本国籍のクルーズ船でクルーズスタッフとして従事してきたこともあり、今回の一連の質疑となりました。  六年前に質疑したときには現況は全く予想できませんでした。答弁に至っても同じであります。時がたち、環境が変化し、時代も変わろうとする中、本市の観光戦略の最大の好機がめぐってきているのだろうと思います。  市長の御答弁の中に、国際観光都市かごしまがありました。まさに、今こそがその名にふさわしい鹿児島を構築するターニングポイントであり、後戻りのできない面的整備の絶好機であります。市長の強い期待が必ずや実現されることを心から期待申し上げ、この質問を終わります。  新しい質問に入ります。  桜島フェリーと新ターミナルについて伺ってまいります。  桜島フェリーは、桜島、大隅地域の人口減少や東九州自動車道の延伸などによる経営環境の変化により、経営面においても極めて厳しい状況にあり、今年度は経営計画の見直しがなされたことから増収対策など、利用客増への取り組みについて伺います。  まず、錦江湾魅力再発見クルーズにおいて、新たに明治維新や「西郷どん」をテーマにしたコースの運航はどのような内容か。また、目標乗船客数、さらに関係部局との連携並びに周知はどのようにされるものか。  以上、答弁願います。 ◎船舶局長(南勝之君) お答えいたします。  三十年度は、「西郷どん」、明治維新などに関する講演やクイズを交えながら旧集成館から西郷蘇生の家、白銀坂などの沖合をめぐる西郷どんクルーズを新たに設けることとしております。春と秋合わせて四回の運航で乗船者一千人を目標としており、大河ドラマ館入場券での料金割引やPR活動で関係部局との連携を図るとともに、SNSや旅行情報誌などを活用した情報発信に努め集客を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  「西郷どん」、明治維新にまつわるコースの設定、また、春と秋合わせて四回の運航で一千人の乗船を目標とされるようであります。大河ドラマ館の入場チケットによる料金の割引は観光交流局との連携であり、期待をするところであります。  また、間もなくすると、大型クルーズ船と桜島フェリーが錦江湾上を行き交う光景も多く見られそうですので、北埠頭と桜島フェリーとの結節効果を十分に生かす施策等の検討も強く要望いたしておきます。  次に、桜島港新フェリーターミナルについて伺います。  第一点、施設の概要及び供用開始日。  第二点、桜島の活性化、観光振興に資する役割。  第三点、自然災害時における防災面機能。  以上、答弁願います。 ◎船舶局長(南勝之君) 新ターミナルは、総事業費約十三億四千万円、鉄筋コンクリートづくり四階建て、延べ床面積二千九百二十五平方メートルで、主な施設としては、一階が市営バス営業所、二階は事務室、三階は改札、四階は展望スペースとなっており、平成三十年三月十九日の供用開始を予定しております。  新しいターミナルには、新たににぎわいと交流の拠点となるコミュニティースペースや周辺観光施設との回遊性を考慮したスロープを設置、また、耐震性の向上が図られ、災害発生時の避難場所としての機能を備えた多目的ホールを設けるなど、これまで以上に地域の活性化や観光振興に寄与するとともに、防災面での機能も強化されたものと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  今月の十九日より供用開始となる桜島港新フェリーターミナルであります。桜島の玄関口としての役割に寄与すると同時に、災害発生時の避難場所としての機能を備えたホールもあることから、危機管理課との連携も具体で進めていただくことを要望いたしておきます。  新しい質問に入ります。  民生委員・児童委員についてであります。  これまでも、本会議において、多くの質疑が交わされてきましたが、昨年は制度創設百周年であり、ことしは百一年を迎えた新たな出発点に立つ観点から、以下伺います。  まず、民生委員制度創設百周年事業についてであります。  同事業の本市としての主な取り組み、また、どのような成果があったか。  加えて、創設百一年目を迎えての今後の取り組みをお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えいたします。  民生委員制度創設百周年事業につきましては、全国記念大会への民生委員の派遣や本県で開催された記念大会の実施に対する助成を行ったところでございます。記念大会を通じ、民生委員制度百年の歴史を振り返るとともに、さらなる充実に努めることの重要性を再認識したところでございます。  全国民生委員児童委員連合会におきましては、今後の活動の重点項目として、地域のつながり、地域の力を高めること、さまざまな課題を抱えた人々を支えることなどを掲げており、本市も市民生委員児童委員協議会と連携しながら、これらの取り組みを推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  次に、本市の民生委員・児童委員の実態について伺ってまいります。  平成二十八年十二月に全国一斉改選が行われました。任期三年ということから来年十二月までが任期ということになります。  そこで、以下伺います。  第一点、定数及び委嘱者数と充足率、また、委員の最高、最少、平均、それぞれの年齢と男女比。  第二点、一斉改選時の再任者数及び新任者数。  第三点、地区民生委員児童委員協議会における一人当たりの担当世帯の最多と最少の数。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 平成三十年三月一日現在の民生委員・児童委員の定数は一千六十人、委嘱者数、一千四十五人、充足率九八・六%で、最高年齢は七十六歳、最低年齢、三十八歳、平均年齢、六十六歳、男女比は、男性三二%、女性六八%となっております。  二十八年十二月の一斉改選時における委嘱者数は一千三十五人で、再任者が八百十一人、新任者が二百二十四人でございました。
     地区民生委員児童委員協議会における一人当たりの担当世帯数につきましては、一斉改選に向けた調査時点で、最も多い地区が三百八十三世帯、最も少ない地区が五十五世帯でございました。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  三月一日現在では九八・六%の充足率、最高年齢は七十六歳、最年少は三十八歳、男女比はおよそ三対七で女性が多いようであります。担当世帯数については、お一人で担当する最も多い地区は三百八十三世帯、最も少ない地区は五十五世帯であることがわかりました。  それでは、民生委員一人一月当たりの平均活動件数と活動件数の内訳をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員・児童委員の一人一月当たりの平均活動件数は、二十八年度では四十九件となっております。内訳としましては、委員相互の連絡及び行政や関係団体からの連絡などが二十九件、調査、実態把握などの活動が十五件、ひとり暮らしの高齢者の見守り活動などに関する相談・支援が五件となっております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  二十八年度一人当たりの平均活動件数は四十九件であることから、一日平均約一・六三件となります。ここまであらゆる数値を示されましたが、地域によって担当住民数や活動件数に差が生じることはやむを得ないと認識はされているものの、負担に差があり過ぎるとの声を仄聞しております。  そこで伺います。  このように捉えられていることへの見解をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員・児童委員は、地区民児協ごとに意向調査を行い、地域の実情等を踏まえ定数を設定しておりますが、人口や面積、地理的条件が異なりますことから、担当世帯数には差が生じているところでございます。なお、地区民児協におきましては、区域割に当たって特定の委員に負担が偏ることのないよう努めており、本市としても均衡を失しないようお願いしているところでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  本市が地区ごとの定数設定が均衡を失しないようお願いをしているのは、五十地区民児協の会長さん方に対してであります。地区会長の方々とのさらなる連携を図り、負担の均衡に努められるよう要望をいたしておきます。  次に、本年二月十六日に閣議決定された高齢社会対策大綱の見直しについて伺います。  大綱策定の目的として、平均寿命の延伸や戦後生まれの人口規模の大きな世代が六十五歳となり始めたことなどにより、世界のどの国もこれまで経験したことのない超高齢社会を迎えていること等を踏まえ、高齢社会対策基本法第六条の規定に基づき、政府が推進すべき基本的かつ総合的な高齢社会対策の指針と定められております。高齢社会対策の基礎となり得る大綱と受けとめる観点から伺います。  第一点、今回見直された大綱の内容についてお示しください。  第二点、基本的考え方には、エイジレス社会を目指すとありますが、この考え方への見解をお示しください。  答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 新たな高齢社会対策大綱は、高齢化に伴う社会的課題に対応し、全ての世代が満ち足りた人生を送ることのできる環境をつくることを目的に、「年齢による画一化を見直し、全ての年代の人々が希望に応じて意欲、能力を生かして活躍できるエイジレス社会を目指す」ことや「地域における生活基盤を整備し、人生のどの段階でも高齢期の暮らしを具体的に描ける地域コミュニティーをつくる」ことなどを基本的考え方に掲げ、健康福祉や学習、社会参加などに関する指針が定められております。  急速に高齢化が進行する中、高齢者が知識や経験を生かして、社会の重要な支え手、担い手として活躍することができるエイジレス社会を目指すことは本市としても大変重要なことであると考えており、明るく活力に満ちた高齢社会を構築していくことにつながるものと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  民間企業等のみならず行政や各団体等も定年の延長、また年金制度の見直しや高齢就労促進などを打ち出しております。意欲ある高齢者が生涯現役で頑張られることはすばらしいことでありますが、一方では、現役で仕事に従事され、民生委員活動は理解できるが委員としての活動はできないという方がふえてしまうのではないか、そのことが民生委員の担い手不足につながるのではと危惧いたしております。  そこで伺います。  さまざまな状況が変化していく中、さらに担い手不足の厳しい現実が目前に迫っていると思慮いたしますが、本市の見解、さらに将来を見据えた今後の対応はどうされるのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員・児童委員の担い手不足の背景としましては、その活動内容が地域住民に広く理解されていないこと、高齢者等の増加や相談内容の複雑多様化に伴う負担増などが考えられるところでございます。こうしたことから、地域福祉の増進に民生委員の方々が果たしている意義、役割について理解を深めていただくとともに、市民生委員児童委員協議会とも連携しながら担い手の掘り起こしに努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  担い手不足は喫緊の課題であります。聞くところによると、民生委員の方は受けられる前から地域のさまざまな役職を引き受けていらっしゃる方がほとんどであるようです。町内会や校区成人学級等に所属をし、声をかけ合いながら担い手を探すというケースが多く見受けられます。当局におかれましても、地区民児協とのさらなる連携を図り、担い手不足解消に積極的にかかわりを持たれることを要望いたしておきます。  この項の最後に、民生委員法第十六条「民生委員は、その職務上の地位を政党又は政治的目的のために利用してはならない。前項の規定に違反した民生委員は、解嘱せられるものとする。」の解釈と現状について伺います。  まず、民生委員の政治活動に際して、本市としての考え方をお示しください。  答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員・児童委員の政治活動につきまして、その職務を離れて一個人として政党に加入し、または政治的活動を行うことまでを禁止しているものではないとされておりますが、民生委員法の趣旨を踏まえ、民生委員として住民の信頼を損なうことのないよう対応していただくことが重要であると考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  民生委員・児童委員の政治活動につきましては、これまでも質疑が交わされてきたところでありますが、解釈により受けとめ方もさまざまであります。  続けて伺います。  担当区域内と区域外での活動がどのように制限されるものか。  また、どのように説明をなされているのか。  答弁を願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員・児童委員の政治活動につきましては、国によりますと、担当区域内では職務上の地位を利用したかどうかの判定が非常に困難であり、政治的活動はできる限り避けるべきとのことでありますが、担当区域外では、職務とのかかわりがないことから特に問題はないとのことでございます。  また、担当区域内での政治活動につきましては、厳に慎んでいただくよう地区会長会においてお願いをしているところでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  担当区域内では、職務上の地位を利用したかどうかの判定は非常に困難であることから政治活動はできる限り避けるべきとのことながら、担当区域外では、職務とのかかわりがないことから特に問題はないとの一歩踏み込んだ答弁でありました。一線が明確になったものと受けとめます。  それでは、最後に、それぞれの民生委員の方々に活動の濃淡があると思慮いたしますが、民生委員さん方の政治活動に対する認識の周知はどのようにされていくのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 民生委員の政治活動に対する考え方につきましては、今後も機会を捉えて周知を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  民生委員・児童委員と地域の方々とは日常から密接なかかわりを持たれており信頼関係も構築されております。曖昧な解釈による不安から政治活動そのものを避ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。民生委員の政治活動に対する認識をひとしくするためにも、より一層、具体の周知に傾注されますことを要望いたしておきます。  新しい質問に入ります。  高齢者等の運転免許証の自主返納について伺います。  最近、新聞やテレビの報道でも多く取り上げられている高齢運転ドライバーによる重大事故。県内におきましても、先日、高齢ドライバーによる幼い子供が巻き込まれ死亡する痛ましい事故が発生したばかりであります。高齢者だから事故を起こすということではないということを前提にしつつ、ふえてきている高齢者等の運転免許証自主返納支援制度について以下伺います。  第一点、本市制度の目的とその概要。  第二点、過去三年の本市六十五歳以上の高齢ドライバーの事故発生件数及び主な原因。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) お答えいたします。  運転免許証自主返納優遇制度は、高齢運転者の交通事故防止対策の一つとして運転免許証の自主返納を促進するために市が認定したサポート店に運転経歴証明書を提示することで、料金割引などのサービスが受けられるもので、昨年九月から実施をしております。  六十五歳以上の高齢者が第一当事者となった本市の交通事故件数を二十七年から二十九年までの順に申し上げますと、六百三十二、六百三十、六百八件で、県警によりますと、主な原因は、安全不確認や前方不注意、ハンドル・ブレーキ操作の誤りが多いとのことでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  それでは、国、県においての返納者数。  また、本市においての返納者の数を把握していればお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 二十九年中の七十五歳以上の運転免許証の自主返納者数は、国が二十五万二千六百七十七人、県が四千三百六十四人、本市は九百四十人でございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  県内においての返納者のうち約二割が本市在住ということであります。  それでは、本市、警察関係の返納された方対象の優遇制度をお示しください。  答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 優遇制度の内容でございますが、本市では、レストランの飲食代金やタクシー料金の割引、定期預金の金利優遇など、県警では、指定ホテルの宿泊料や県内路線バス料金の割引などを行っております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  本市、警察関係それぞれに優遇制度を設けておられます。さまざまな工夫はされているようですが、利用の少ないものの見直しや希望される優遇制度に対するニーズを調査することなどでさらなる返納につながると思料いたしますので、検討方を要望しておきます。  次に、免許返納に対する高齢者の意識について伺います。  自主返納者が返納のきっかけとなった主な理由と返納に際しての不安。  また、運転継続者が返納を意識したときと返納をためらう理由、それぞれお示しください。  答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 二十七年度に国が実施したアンケート調査によりますと、自主返納をした人が返納しようと思ったときは、「家族等に勧められたとき」、「運転する必要がなくなったように感じたとき」が多く、返納をためらう理由としては、「ためらう理由がなかった」とする人が約半数でございます。  次に、運転を継続している人が返納をしようと思ったときは、「運転に自信がなくなったように感じたとき」、「運転する必要がなくなったように感じたとき」が多くなっており、返納をためらう理由としては、「車がないと生活が不便なこと」とする人が約七割に上がっております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。
     それぞれに納得できる部分もあるものの、両者に、「運転する必要がなくなったように感じたとき」とあることが返納者数の増加につながるヒントになるのではと思料いたします。返納者の増加に直結する具体の制度や意識向上へ向け警察等とも協議されていかれることを要望をいたします。  次に、高齢者の運転免許証の自主返納を促進するための本市の対応はどのようにされるのか。  答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 運転免許証の自主返納を促進するため、高齢者を対象とした交通安全教室など、さまざまな機会を捉えて優遇制度の周知を図るとともに、運転免許証の返納を含め高齢者が安心して生活できる環境の整備ついて、関係機関と連携して各面から検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  運転免許証の返納というのは、長年、当然のようにあった免許証を手放すということでもあります。納得して返納しやすい環境の整備に努められるよう要望いたします。  新しい質問に入ります。  安全性と快適性の向上へ向けた公園整備についてであります。  最初に、甲突川右岸緑地、武之橋から天保山橋の遊歩道について伺います。  鹿児島市の中心部を流れる甲突川の左岸、右岸の緑地には桜並木の遊歩道があり、間もなく、ほとりがきれいなピンク色に染まる季節となります。左岸の遊歩道は、整備がされており走りやすいため、人気のランニングスポットになっています。多くの市民の方々が日々憩い、そして、体力づくりに利用する欠かすことのできない緑地であります。しかしながら、武之橋から天保山橋の間、右岸におきましては、残念ながら長年にわたり遊歩道が整備されておらず、利用される方々からもその安全面に対する不安の声を聞いております。  そこで伺います。  武之橋から天保山橋までの右岸についてのランニングコースとしての距離はいかほどか、また現状に対する認識をお示しください。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お尋ねの区間の延長はおよそ六百十メートルであり、一部園路の連続性が確保できていない区間がございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  一部連続性が確保できていない、つまり途切れている箇所があるということは認識されているようです。  続いて伺います。  花見シーズンにおける課題はどのようなものを把握されているものか。また、ランニングやウオーキングをされる方と花見をされる方などに対してどのような周知をされているのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 花見の時期は、場所とりなどのルールについて周知を図っておりますが、園路区分のない広場では、広げられたシートにより、散策やランニングなどに支障を来すこともあるようでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  本市のランニングコースとしても紹介されている右岸緑地です。ランナーが安心して利用できる遊歩道が必要と思料いたしますが、整備に向けた考えをお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 園路の整備については、通年の利用状況等を勘案して、利用者の安全面や緑地内の回遊性向上のほか、その必要性を含めて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  利用者の安全面、緑地内の回遊性向上の観点で、ぜひともランニング可能な遊歩道の整備を要望いたします。  次に、小野公園について伺います。  本市では数少ない硬式野球ができる施設の一つである小野公園であります。利用する団体も多く、日曜、祭日の利用はなかなか予約がとれないほどであります。  そのような小野公園でありますが、安全確保の点から、以下伺います。  第一点、公園内の施設内容と多目的広場の利用状況及び駐車可能台数。  第二点、これまで行ってきた施設改修箇所。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 小野公園には多目的広場やテニスコート、遊具広場などがあり、多目的広場は、社会人や高校生の野球大会のほか、小学校の遠足などの利用がございます。なお、駐車台数は、車いす使用者用の四台を含む百十台でございます。  また、これまで改修を行った主な箇所は、多目的広場内の排水施設やテニスコートのフェンスなどでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  劣化箇所や破損箇所等の修繕については速やかに対応してくださっているようであります。  次に、野球の利用が多い多目的広場において、これまでのファールボール等による事故発生件数と内容及び危険性に対する認識をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) これまでに駐車場利用者への看板による注意喚起や野球利用者に対し捕球員等の配置をお願いしているところですが、多目的広場から飛び出したボールによる自動車の物損事故が年に数件あるようでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  昨年まで長男が所属する高校と同時に、次男が所属する中学校それぞれの野球部保護者会長をしており、数多く小野公園へ足を運んでおりました。試合の途中は、下級生がネットの外側でグローブを持ち待機、ファールボールがネットへ向かうとスタンドで待機していた別の下級生がくわえていた笛を大きく響かせ、ネット外側の部員に知らせるという連携プレーのおかげで、遊具施設で遊ぶ子供たちに当たることは幸いありませんでしたが、駐車場にとめてある車に直撃し、車体の一部がへこんだり傷ついたりして、数度、野球部として弁償したことがありました。人じゃなくてよかったと関係者で胸をなでおろすことの繰り返しでした。  それでは、このような現状を改善するための安全確保へ向けた対策はどのように考えておられるものか。  答弁を願います。 ◎建設局長(水元修一君) 利用者の安全確保については、利用形態の見直しや施設改修などを含め各面から検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  具体の検討に入ったと理解いたします。  これまでも数度、当局の方々とは現場に立ち会い協議してまいりました。何かが起こってからでは遅いというのは同じ見解でありました。安全確保のためにも、一刻も早く対応方を要請いたしておきます。  最後の質問に入ります。  鴨池市民球場の改修と来場者の円滑な動線確保について伺います。  まず、球場設備の改修について伺います。  また、ことしも、高校生を初め、小中学生また大学生、社会人等でにぎわう球春が近づいてまいりました。鹿児島国体での使用もすでに決定しており、球場自体の整備が本格的に進みつつあることから、以下伺います。  第一点、市民球場を改修する目的と内容。  第二点、これからの改修スケジュール。  以上、答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) お答えいたします。  鴨池公園野球場は、鹿児島国体の軟式野球の会場となることから、長寿命化計画等も踏まえ改修を行うものでございます。  平成二十九年度は、ファールポールの改修を実施し、三十年度は内野スタンド観客席やトイレ改修、外野フェンスのかさ上げなどを行う予定であり、三十年九月に改修工事に着手し、三十一年一月に完了予定でございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  ファールポール改修は既に完了し、新年度に入りますとスタンド席またトイレ改修といった来場者へのサービス向上に資する内容で安堵いたしました。  次に、観戦する来場者の円滑な動線確保について伺ってまいります。  まず、観戦される目的の来場者が多い主な大会や催事、また、最高でどれほどの方が当日球場へ足を運ばれたのかお示しください。  答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 二十九年度の主な大会で一日の来場者数を多い順に申し上げますと、秋の九州地区高等学校野球大会県予選が四千八百八十五人、二千四百十四人、春の九州地区高等学校野球大会県予選が一千八百八十二人などでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  次に、来場者の入退場の際、人員の配置はどうなっているか。また、ゲートは幾つ開放しているのか現況をお示しください。  さらに、注目を集める対戦カードや日曜、休日で多くの来場者がスタンド内にいる場合のゲートの開放基準があればお示しください。  以上、答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 指定管理者によりますと、有料試合の場合、主催者が出入り口に複数の人員を配置しており、また、出入り口につきましては、ほとんどの大会で一塁側のみ開放しているとのことでございます。  なお、高校野球の全校応援等で多くの来場者が見込まれる場合は、三塁側の出入り口も開放しているとのことでございます。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  通常は一塁側のみの開放とし、多くの来場者が見込まれる場合に三塁側を開放されているようであります。試合終了後、退場できずに大勢の方が三塁側からバックネット裏の通路まで並び、また、入場されたい方が大勢入り口で待機し、一塁側の入場ゲートが人でごった返し、階段や通路が危険な状態になることをたびたび確認をしております。そのような状況でも、三塁側のゲートを開放されない理由は何か。  また、一カ所のみの階段使用に対する危険性は認識されておられるのか伺いたいのであります。  答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 三塁側の出入り口につきましては、来場者の状況に応じて開放しているところでございますが、今後、来場者の状況を把握し、安全の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  危険性の認識に対しての答弁がないのは残念であります。安全の確保ができていないことから伺っているのです。  続けます。  危険な状態を避けるためにも、指定管理者や主催者との事前申し合わせが重要と考えますが、その必要性についてお示しください。
     答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 来場者の安全確保は重要であり、今後も指定管理者と主催者との協議が綿密に行われるとともに、状況に応じた柔軟な対応がなされるよう指導してまいります。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  高校野球、春の九州野球鹿児島県予選大会も目前です。柔軟な対応を速やかにされるよう要請をいたしておきます。  最後に伺います。  予想を超える入場者がスタンド内にいる場合、あるいは入退場が危険な状態になりかねないと判断ができる場合に、複数ゲートを開放して、安全を確保する考えはおありかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 出入り口の開放につきましては、指定管理者や主催者との協議等も踏まえ、より安全が確保されるよう状況に応じた柔軟な対応に努めてまいります。  以上でございます。    [佐藤高広議員 登壇] ◆(佐藤高広議員) 答弁いただきました。  安全が確保できていない状況を互いに認識させていただいたと理解しておきます。  状況は常に変化いたしますので、万遺漏なき対応方を要請いたしておきます。  以上をもちまして、私の個人質疑の全てを終わります。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、佐藤高広議員の個人質疑を終了いたします。(拍手)  次は、しらが郁代議員。    [しらが郁代議員 登壇](拍手) ◆(しらが郁代議員) 平成三十年第一回市議会定例会に当たり、公明党市議団の一員として個人質問を行います。  初めに、国民健康保険における保険者努力支援制度についてお伺いいたします。  国保の制度改革については、二十七年五月の医療保険制度改革関連法の成立を受けて、三十年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効果的な事業の確保等、国保運営に中心的な役割を担うこととされております。  また、医療費の適正化に向けた取り組みに対する支援として保険者努力支援制度が創設され、二十八年度から前倒しで取り組みが始まっているところであります。同制度については、三十年度から公費が大幅に拡充され本格的に実施されることからお伺いいたします。  初めに、保険者努力支援制度の目的、仕組み、概要についてお示しください。  御答弁をお願いいたします。 ◎市民局長(星野泰啓君) お答えいたします。  保険者努力支援制度につきましては、被保険者の健康の保持増進や医療費適正化等に向けた保険者の努力を促す目的で、特定健康診査の受診率などの指標に基づき点数を加算し、都道府県や市町村に対し、その点数に応じて支援金を交付するものであり、平成三十年度は国全体で約一千億円を交付し、そのうち市町村へは約五百億円となっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  特定健康診査の受診率などの指標に基づき点数を加算し、都道府県や市町村に対し点数に応じて支援金が交付されるとのことであります。引き続き、本市への三十年度見込みの交付額等についてお伺いいたします。  第一点、交付額。  第二点、本市と全国平均について、獲得点数及び一人当たりの交付額をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 本市の三十年度の交付額は、これまでの取り組み実績に基づき二億五千六百五十五万二千円を見込んでおります。  三十年度の獲得点数の見込みにつきましては、八百五十点満点中、本市は五百七十四点、全国平均が四百六十一点。次に、一人当たりの交付見込み額は、本市は一千九百七十九円、全国平均が一千六百八十八円となっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  本市の三十年度の交付見込み額は、一人当たりでは全国平均を上回っているようであります。  次に、獲得点数から見える評価及び課題をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 獲得点数から見える評価及び課題につきましては、三十年度見込みでは、全十二指標のうち、重症化予防の取り組みを初め七指標で満点を得るなど、全体の獲得点数が全国平均を大きく上回っており、一定の取り組みがなされているものと考えております。今後、特定健診受診率や保険税収納率の向上など全国平均を下回る指標についても対応を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  十二指標のうち、重症化予防の取り組みを初め七指標で満点を得て全国平均を大きく上回っているとのことであります。しかし、特定健康診査受診率が全国平均を下回っているとのことであります。そのことを踏まえ、本市の国民健康保険の特定健康診査における受診率向上の取り込み等について伺ってまいります。  特定健康診査は、病気の早期発見・早期治療、重症化予防につながり、本市としても国保の赤字の要因である医療費の伸びを抑制することができます。  そこで、特定健康診査についてお伺いいたします。  第一点、目的、概要。  第二点、受診率目標値及び受診率並びに中核市での順位をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 特定健康診査は、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防、早期発見のために、国保の被保険者のうち四十歳以上の方々を対象とした無料の健診であり、身体計測、血圧測定、血液検査等を実施しております。  二十八年度における本市の特定健康診査の受診率の目標値は五二・五%、実績値は三〇・八%で、中核市における順位は、二十七年度では四十五市中三十一位でございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  特定健康診査は無料で受けられるにもかかわらず、目標値の約五三%に対し、実績値は約三一%と二〇%以上も低いようであります。さらなる受診率向上に向けた取り組みが必要であると考えます。  引き続きお伺いいたします。  受診券の送付時期、送付対象者、対象者人数、送付方法についてお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 二十九年度の特定健康診査の受診券につきましては、保険証と一体化したものを集団健診の日程や医療機関などを案内したチラシとともに、四十歳以上となる国保の被保険者約九万五千人へ二十八年度末に郵送をしております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  受診券につきましては保険証と一体化したものを郵送しているとのことであります。  次に、受診の状況についてお伺いいたします。  第一点、受診者数の月ごとの推移の傾向分析、評価。  第二点、年代別の受診率及び傾向分析、課題についてお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 受診者数の月ごとの推移につきましては、四月から九月までが少なく、未受診者への受診勧奨通知を行った後の十一月以降が多くなる傾向にございます。  二十八年度の年代別の受診率は、四十歳代、五・一%、五十歳代、八・九%、六十歳代、四九・五%、七十歳代、三六・五%で、四十歳代、五十歳代の受診率が低くなっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  受診者数については、四月から九月までが少なく、送付方法に工夫が必要と思います。また、年代別の受診率については、四十代、五十代が極めて低いようであります。受診率の低い理由の調査や健康への関心を高める工夫など、この年代の受診を促す取り組みを要望いたしておきます。  次に、受診者と未受診者の一人当たりの医療費の比較をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 特定健康診査受診者と未受診者の生活習慣病にかかる年間医療費を二十八年度で比較しますと、受診者が約八万五千円、未受診者が約二十四万七千円と受診者が約十六万二千円低い額となっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  二十八年度の生活習慣病にかかる医療費について、未受診者は受診者の約三倍の医療費がかかっているようであります。この結果を見ても、特定健康診査の受診率向上の取り組みは、本市の医療費の抑制につながることが明らかです。  次に、本市での受診率向上に向けた取り組みについてお伺いいたします。  初めに、未受診者への対策とその必要性についてお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 特定健康診査の受診率を向上させることで、生活習慣の見直しや重症化予防などの効果が期待されることから、未受診者対策として、当年度に四十歳になる方へ誕生月に改めて案内はがきを送付するほか、二十九年度から前年度の受診者と未受診者にそれぞれ対応した受診勧奨はがきを送付するなどの取り組みを行っているところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  二十九年度から前年度の受診者と未受診者にそれぞれに対応した受診勧奨はがきを送付するなどの取り組みを行っているとのことであります。前年度の受診者に受診勧奨はがきを送付することで、継続した受診を促す取り組みとなるよう期待いたしておきます。  次に、受診率向上に向けた取り組みの現状についてお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 受診率向上に向けた取り組みとしましては、先ほどの取り組みに加え、国保の広報紙「ひまわり」等による周知を図ったほか、二十九年度から特定健診トク得キャンペーン事業を実施しております。また、三十歳代の方々につきましても、生活習慣の見直しや健診受診の大切さを啓発するため、少ない自己負担で済む若年者健診を実施しております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  二十九年度から実施されている特定健診トク得キャンペーン事業については新たな取り組みであり、また、三十歳代の方々について、少ない自己負担で済む若年者健診を実施されているとのことであります。健診受診の習慣化につながると考えますので、周知・広報の取り組みを強化されるよう要望いたしておきます。  次に、未受診者のうち医療機関で治療中の方の割合及びその方への対応はどのようになされているのかお示しください。  御答弁願います。
    ◎市民局長(星野泰啓君) 二十八年度の特定健診未受診者のうち医療機関で治療中の方の割合は六三・二%となっており、対応といたしましては、受診勧奨を行うとともに、医療機関へは治療中データの情報提供等について依頼をしているところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  二十八年度の特定健康診査未受診者のうち医療機関で治療中の方の割合は六三・二%とのことであります。医療機関で治療中の方が、特定健康診査を受けやすい仕組みづくりも必要と考えます。治療中の方々への周知・広報や医療機関との連携をさらに強化されるよう要望いたしておきます。  次に、受診率向上に向けた提案についてお伺いいたします。  初めに、保険証と一体化されている受診券については、保険証がコンパクトになっていることから、受診券の文字が非常に小さく見づらいので、文字を拡大するなどの工夫が必要と思います。また、案内封筒については、封筒の色や大きさを変えることなども必要と考えますが、見解をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 受診券につきましては、受診率向上と利便性のために保険証と一体化したもので、集団健診の日程等を記載したチラシを同封するなどしております。今後、さらに受診率向上につながるよう、わかりやすい案内など研究をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  わかりやすい案内など研究していかれるとのことでありますが、保険者努力支援制度にもつながりますので、受診率向上に向けた早急な取り組みを要望いたしておきます。  新しい質問に入ります。  家庭における食品ロス削減についてお伺いいたします。  平成二十九年第三回定例会において質疑を交わした際、本市の食品ロスについて詳細な実態調査を行うとのことでありましたので、そのことを踏まえ、お伺いいたします。  初めに、平成二十九年十二月に行った食品ロス実態調査について、目的、調査対象地域の特徴を含む概要をお示しください。  御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) お答えいたします。  食品ロス実態調査は、国の支援事業を活用し、食品ロスの性質や発生量を把握するため、これまで行っているごみの組成調査にあわせ、生ごみを食べ残し、手つかずで廃棄された食品、使い切れず廃棄された食品など詳細に分析したものでございます。今回調査を行った地区は、戸建てが多く比較的年齢層が高い住宅地や共同住宅が点在し若年層も居住する住宅地でございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  引き続きお伺いいたします。  実態調査の結果及び傾向分析をお示しください。  御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 調査結果は、生ごみのうち、食べ残しは一三・四%、手つかずで廃棄された食品は一三・一%、使い切れず廃棄された食品は三・六%で、これらを合わせました食品ロスは三〇・一%でございました。傾向としましては、共同住宅が点在し若年層も居住する住宅地のほうが食品ロスの割合が少なくなっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  今回の調査で食品ロスの割合が三〇・一%であるとの結果が示されましたので、本来食べられるのにもかかわらず廃棄される食品を減らす取り組みがごみの減量化にもつながることを市民の皆様に広く周知されますよう要望いたしておきます。  次に、本市の市民一人一日当たりの食品ロス推計値及び調査結果に対する評価をお示しください。  御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 食品ロスを市民一人一日当たりに換算いたしますと、食べ残しが二十五・〇グラム、手つかずで廃棄された食品が二十四・三グラム、使い切れず廃棄された食品が六・六グラムで、合計五十五・九グラムでございます。本市の一人一日当たりの食品ロスは、全国平均の六十五グラムを九グラム下回っておりまして、これは多くの市民の方々に食べ切りや使い切りの意識が共有されているためと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  食品ロスは全国平均を下回っているとのことであり、食べ切りや使い切りの意識が共有されているためとの評価をされましたが、今回明らかになった食品ロスを減らすためには、さらなる市民意識の向上が重要と考えます。  そこで、本市の今後の取り組みについてお示しください。  御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 食品ロスの削減に向けましては、今回の結果を市民の皆様に周知するとともに、住民説明会や街頭キャンペーンなどで、食べ切り、使い切りをより一層呼びかけてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  今回の結果を市民の皆様に周知するとともに、食べ切り、使い切りをより一層呼びかけていかれるとのことであります。  改定された家庭のごみ出しカレンダーでは、三月は時節柄、三〇一〇運動で食品ロス削減を促す記事が掲載されております。このごみ出しカレンダーに、食品ロスゼロを目指し、ゼロのつく日、十日、二十日、三十日を賞味期限や消費期限をチェックし、食品ロス削減を意識する日としてはいかがと考えますが、そのことを検討されますよう要望をいたしておきます。  新しい質問に入ります。  現在、教科書会社から補助教材として制作・販売されている、いわゆるデジタル教科書・教材等についてお伺いいたします。  子供たちの学習への興味・関心を高め、子供たちの確かな学力を育成するためには、わかりやすい授業を実施することが必要であり、その指導方法の一つとして、教科書とともに補助教材であるデジタル教科書等を使用することなど、ICTを活用した授業がなされております。教育へのICTの活用を充実していくことは重要と考えることからお伺いいたします。  初めに、デジタル教科書・教材の概要及び教育的効果についてお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) お答えいたします。  指導者用に教科書発行者が制作・販売しております、いわゆるデジタル教科書・教材は、タブレット等の情報端末向けの補助教材であり、文字や図の拡大、音声による読み上げ機能などがございます。これらの機能を効果的に活用することで授業の充実が図られていると考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  引き続きお伺いいたします。  本市でのデジタル教科書・教材を活用するためのICT環境の現状をお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 本市におきましては、現在、小・中・高等学校の全ての普通教室に電子黒板または大型テレビを設置し、児童生徒およそ二人に一台のタブレット等のコンピューターを整備するとともに、デジタル教科書・教材等を使用できるネットワークの環境を整備しているところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  本市においては、小・中・高等学校の全ての普通教室に電子黒板または大型テレビを設置し、児童生徒およそ二人に一台のタブレット等のコンピューターが整備されているとのことであります。  次に、通常の学級に在籍する学習面で課題のある児童生徒への対応についてお伺いいたします。  対象児童生徒数の過去三年の推移について割合を含めお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 国の調査項目を活用した本市の調査により、市立小中学校の通常の学級に在籍し、学習障害等を含む学習面に困難を示す児童生徒数と全児童生徒数に占める割合を二十七年度から二十九年度の順に申し上げますと、小学校、六百七十三、七百十六、七百六十八人、二・一、二・三、二・四%、中学校、三百三十八、三百八十六、四百四十一人、二・一、二・五、二・九%でございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  通常の学級に在籍する学習面で課題のある児童生徒数は、小学校、中学校ともに増加しているようであります。  次に、対象児童生徒への指導方法についてお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 具体的な指導方法を申し上げますと、例えば文字を書くことが苦手な児童生徒へは、ノートの升目を大きくしたり、補助線を引いたりする指導。全般的に学習内容の理解が難しい児童生徒へは、理解の程度に応じて電子黒板やタブレット等を使用する指導などさまざまな指導方法を工夫しているところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  全般的に学習内容の理解が難しい児童生徒へは、理解の程度に応じて電子黒板やタブレットなどを使用し指導されているようであります。  引き続き、特別支援学級に通う児童生徒への対応についてお伺いいたします。  平成二十二年第四回定例会において、我が会派の先輩議員がデイジー教科書の導入を要望する質疑を交わしております。その後、本市においてはどのように取り組まれたものかお伺いいたします。  初めに、タブレット端末の導入状況及び活用方法についてお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) タブレットにつきましては、小中学校全ての特別支援学級及び通級指導教室に児童生徒用として二台ずつ整備しております。活用方法としましては、タブレットに漢字の筆順練習や計算ドリル、活動の手順を絵やカードで提示するソフト、話し言葉での表現が苦手な児童生徒が筆談できるソフトなどが入れてあり、それらを使って児童生徒の実態に応じた支援を行っております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  次に、デイジー教科書についてお伺いいたします。  第一点、仕組み及び効果。  第二点、利用方法。  第三点、平成二十九年度のデイジー教科書を使用している児童生徒数についてお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) デイジー教科書は、読むことが困難な児童生徒を支援する教材で、タブレット等の画面に教科書の文字や写真、絵が映し出され、文字と連動して読み上げる機能があります。その際、読む速度等を調整することができることから学習内容を理解しやすくなるなどの教育効果があります。  教育委員会では、二十九年五月に公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会に利用登録を行っており、各学校はデイジー教科書をダウンロードすることにより利用が可能になっております。  特別支援学級におきましてデイジー教科書を使用しております児童生徒数は、三十年二月末現在、小学校二百八十四、中学校四十四、合計三百二十八人でございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  デイジー教科書は、読むことが困難な児童生徒を支援する教材で、学習内容を理解しやすくなるなどの教育効果があるとのことであり、現在、デイジー教科書を使用している児童生徒は三百二十八人とのことであります。  次に、デイジー教科書の積極的な利用についての考え方についてお示しください。
     御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) デイジー教科書につきましては、特別支援学級担任等に対しまして、内容や利用方法等についての研修を実施しております。今後、学校における効果的な実践例を収集し紹介するなど、教職員等へ適切な活用が図られるよう周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  今後、学校における効果的な実践例を収集し紹介するなど、教職員等へ適切な活用が図られるよう周知されるとのことであります。  デイジー教科書の必要な児童生徒の把握と一人一人に見合った活用方法に取り組まれますよう、改めて要望をいたしておきます。  次に、補助教材としてのデジタル教科書・教材ではなく、今後、国が進めるデジタル教科書についてお伺いいたします。  デジタル教科書の位置づけについて国の動向をお示しください。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 国によりますと、学校教育法等の一部を改正する法律案では、新学習指導要領を踏まえた授業改善や障害等により教科書を使用して学習することが困難な児童生徒の学習上の支援のために、教育課程の一部または全部において、通常の紙の教科書にかえてデジタル教科書を使用できることが示されております。なお、施行期日は三十一年四月一日とされております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  学校教育法等の一部を改正する法律案では、教育課程の一部または全部において、通常の紙の教科書にかえてデジタル教科書を使用できることが示されているとのことであります。  次に、本市の対応についてお伺いいたします。  御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) 本市としましては、国の動向を注視しながら、他都市の状況等について情報収集に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  国の動向を注視しながら、他都市の状況等についての情報収集に努めていかれるとのことでありますので見守ってまいります。  デジタル教科書については、学習面で課題のある児童生徒を初めとして、全ての児童生徒に教育効果がありますので、タブレット等のコンピューターのさらなる整備についても検討されるよう要望をいたしておきます。  新しい質問に入ります。  聴覚障害者等への支援についてお伺いいたします。  先月、中途失聴者・難聴者の方々が主催された「人の心が聴こえる社会に 難聴者が置き去りにされない社会を目指して」というテーマで、筆談ホステスとして話題になり、平成二十七年から東京都北区の議員として活躍されている斉藤りえさんの講演を聞く機会がありました。  斉藤さんは、一歳のときに病気で聴力を失い、当時、聾学校では手話が禁じられていたため、口話教育で育ち、手話の取得をしたのは議員になってからで、今も勉強中とのことでありました。  講演は、コミュニケーション手段として、手話、要約筆記、またパソコン要約筆記が使われ、斉藤りえさんは、情報格差をなくす重要性や全国で初めて議場への音声ソフトの導入をしたことなどを語られ、その生き方も含め大変感銘を受ける内容でありました。  そこで、以下伺ってまいります。  初めに、本市の聴覚障害者数及び中途失聴者・難聴者数をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えいたします。  本市の身体障害者手帳所持者のうち聴覚障害で交付されている方は、本年二月現在二千六百七十三人で、そのうち中途失聴者・難聴者については正確には把握しておりませんが、手帳新規交付時の年齢が十歳以降の方は二千二百九十八人でございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  本市の聴覚障害者のうち、中途失聴者・難聴者が大半を占めているようであります。  次に、聴覚障害者のコミュニケーション手段の状況についてお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 聴覚障害者のコミュニケーション手段の状況としましては、平成十八年の国の調査結果によりますと、複数回答で主なものは、補聴器や人工内耳等、六九・二%、筆談・要約筆記、三〇・二%、手話・手話通訳、一八・九%となっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  筆談・要約筆記をコミュニケーション手段とされている方が手話・手話通訳を上回っているようであります。  そこで、要約筆記者養成事業についてお伺いいたします。  第一点、目的、過去三年の実績、本市における要約筆記者の登録者数含む概要。  第二点、過去五年の個人、団体からの派遣要請数の傾向分析をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 要約筆記者養成事業は、話している内容を要約し、文字として聴覚障害者に伝える方を養成することを目的として、国が定めるカリキュラムに準じた講習会を実施しており、平成二十七年度から二十九年度までの受講者数を順に申し上げますと、五、六、四人で、要約筆記者の登録者数は、本年三月一日現在二十二人でございます。  要約筆記者の派遣要請件数を二十四年度から二十八年度まで順に申し上げますと、個人、百二十二、百十九、百三、百六十九、百三十件、団体、四百七十四、二百九十二、二百九十四、三百二十二、三百五十件で、個人より団体からの派遣要請が多く、全体の約七割となっております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  要約筆記者の派遣要請件数は団体からの派遣要請が多く、要約筆記者の登録者数は二十二名であり、要約筆記者養成事業での受講者数は少ないようであります。  要約筆記をコミュニケーション手段とされる方が三割もおられることから、要約筆記者をふやすことが必要であると思いますが、今後の要約筆記者養成の取り組みについての見解をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 聴覚障害者には手話ではなく文字を使った支援が必要な方も多いことから、要約筆記者の派遣事業を実施しており、今後も引き続きその重要性を周知するとともに、養成講座を実施し人材の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  聴覚障害者には手話ではなく文字を使った支援が必要な方も多いことから、今後も引き続きその重要性を周知するとともに、人材の確保に努められるとのことであります。  派遣要請が二十八年度は年間約四百八十件ありましたので、さらなる要約筆記者の養成に努められますよう要望いたしておきます。  次に、維新ふるさと館、西郷南洲顕彰館、ふるさと考古歴史館、かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館におけるビデオやモニターなどの情報収集の環境についてお伺いいたします。  私も、それぞれの施設を訪れ、大変貴重な展示を興味深く拝見したところであります。しかし、ビデオやモニターなどに字幕がなく、聴覚に障害をお持ちの方々には内容が伝わらないのではないかと思います。貴重な情報であり残念な思いがいたしました。要約筆記の方々からも映像情報への文字等の表示などの要望が出されているようであります。  そこでお伺いいたします。  聴覚障害者への対応ができることを示す耳マーク、字幕を含む現状をお示しください。  また、映像等に字幕や要約文をつけるなど聴覚障害者に優しい環境づくりについての見解をお示しください。  御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) かごしま近代文学館・メルヘン館では、受付において耳マークを表示し、筆談等の対応を行っております。また、展示の映像等につきましては、一部字幕等の対応を行っているところでございます。  今後も聴覚障害者の方に配慮した対応に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎観光交流局長(山口順一君) お答えいたします。  維新ふるさと館では耳マークの表示はしておりませんが、必要に応じて受付で筆談等の対応を行っております。また、今回のリニューアルにおいては、昔の薩摩言葉コーナーなど視覚的に楽しく学べる展示を多く取り入れたところでございます。  今後においても、展示更新等の機会を捉えて、どなたにも利用しやすい施設となるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎教育長(杉元羊一君) ふるさと考古歴史館、西郷南洲顕彰館におきましては耳マークの表示をしておりませんが、映像展示の一部に字幕が表示されないものもありますことから、現在、必要に応じて筆談等で対応しているところでございます。  今後、耳マークの表示や映像の説明資料を置くなど、聴覚に障害のある方々が利用しやすい環境づくりに努めてまりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) それぞれ御答弁いただきました。  聴覚障害のある方が利用しやすい環境づくりに努めていかれるとのことでありますので、今後の取り組みを見守ってまいります。  新しい質問に入ります。  人工内耳装用者への支援についてお伺いいたします。  この件につきましては、市民の方から相談があり、人工内耳の外部装置であるスピーチプロセッサの買いかえ費用が百万円以上と高く負担が重いため、簡単には買いかえることができない。また、乳幼児装用者がふえ成長に応じて買いかえる必要があるが、若い世帯には経済的負担の大きさに困っておられるとの内容を受け質疑を交わした経緯があります。  そこで、以下伺ってまいります。  初めに、市立病院における人工内耳手術についてお伺いいたします。  平成二十五年四月から二十九年十二月までの間で手術を行った人数と手術時の年齢を十歳未満、十歳以上二十歳未満、二十歳以上でお示しください。また、その傾向分析及び見解をお示しください。  御答弁願います。 ◎市立病院長(坪内博仁君) お答えいたします。  当院において人工内耳手術を行った人数は、平成二十五年四月から二十九年十二月までの間で、十歳未満が三十三、十歳以上二十歳未満がゼロ、二十歳以上が五人、計三十八人で、中でも三歳以下が十九人と全体の半数を占めており、先天性難聴などに対して幼児期における早期治療が有効であることによるものと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  人工内耳の手術を行った人数のうち、三歳以下が十九人で全体の半数を占めているとのことであり、幼児期における早期治療が有効であるとのことであります。  次に、これまで人工内耳に対応できる言語聴覚士の配置の拡充について要望をしてきた経緯があります。そのことを踏まえ、リハビリ体制の状況についてお示しください。  御答弁願います。 ◎病院事務局長(有村隆生君) お答えいたします。  人工内耳装用者のリハビリテーションにつきましては、専門の言語聴覚士の勤務を平成二十九年八月より、それまでの月三日から週五日にふやし、体制の充実を図ったところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇]
    ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  人工内耳の専門の言語聴覚士の勤務を従前の月三日から週五日とし、大幅にふやし、リハビリ体制の充実が図られたとのことでありますので一定評価いたしておきます。  次に、人工内耳の外部装置、スピーチプロセッサの買いかえ費用の助成について、目的・概要をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 人工内耳の外部装置は、落としたり水にぬらしたりして買いかえが必要となる場合がございますが、費用が高額であることから負担軽減を図るために、日常生活用具給付事業の対象種目に加えたもので、五年の耐用年数が経過後、故障のために買いかえが必要で、他の制度が適用されない場合に百万円を上限として助成するものでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  新たに五年の耐用年数が経過後、故障のために買いかえが必要で、他の制度が適用されない場合に百万円を上限として助成されるとのことであり、高く評価いたしておきます。  次に、周知方策についてお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 制度につきましては、医療機関や使用者の団体にお知らせするとともに、窓口での案内チラシやホームページにより周知を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  この事業の実施を切望されている方もおられますので、周知・広報を含め、今後の取り組みを見守ってまいります。  新しい質問に入ります。  HTLV─1ウイルスの母子感染予防についてお伺いいたします。  HTLV─1ウイルスは、現在、全国でキャリア数は百万人とも言われ、人口に占めるキャリア数が、国では約一%、鹿児島県では約五%と推定されています。発症すると成人T細胞白血病やHTLV─1関連脊髄症などの重篤な疾患になる可能性があります。感染の多くが母乳を介した母子感染であるために栄養方法が重要となります。今回、未来を守るミルク支給事業と大変すばらしい事業名で新年度予算に計上していただきましたので、以下伺ってまいります。  初めに、国のHTLV─1ウイルス母子感染予防対策における栄養方法の変更点及び本市の対応についてお伺いいたします。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 平成二十九年四月に厚生労働省から送付された改正後のHTLV─1母子感染予防対策マニュアルによりますと、母子感染は主に母乳が感染ルートであり、予防のためには母乳を遮断する必要があり、これまでの完全人工栄養、短期母乳栄養、凍結母乳栄養のいずれかを選択する方法から、原則として完全人工栄養を勧めることに変更されており、本市としてもマニュアルに沿った対応を行っております。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  国は、栄養方法について原則として完全人工栄養を勧めることに変更されているとのことであり、本市は国のマニュアルに沿った対応を行っておられるとのことであります。  次に、市立病院の産婦人科における妊婦健康診査についてお伺いいたします。  第一点、平成二十四年度から二十八年度までの五年間のHTLV─1抗体検査を受けた人数及び検査結果が陽性の人数、割合。  第二点、陽性反応の方への対応についてお示しください。  御答弁願います。 ◎市立病院長(坪内博仁君) お答えいたします。  当院産婦人科において抗体検査を受けた人数は、平成二十四年度から二十八年度までの五年間で一千二百十二人、うち陽性の方は十七人、割合は一・四%となっております。  陽性の妊婦さんへは、主治医からキャリアであることをお伝えするとともに、感染経路や授乳に関すること、保健所による支援内容及び情報提供同意書などについてリーフレット等を用いて説明を行い、母子感染の予防に努めているところでございます。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  市立病院の産婦人科において五年間で陽性の方の割合は一・四%とのことであり決して少なくありません。  そこで、未来を守るミルク支給事業についてお伺いいたします。  初めに、目的、支給方法、スケジュールを含む概要をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 未来を守るミルク支給事業は、完全人工栄養の実施による経済的負担の軽減を図り、母乳による母子感染を予防することを目的として、HTLV─1抗体陽性の母親から出生した乳児に対し粉ミルクを支給するものでございます。  申請に基づき、原則、出生月から一年間、市民税非課税世帯へは一月当たり十二缶、その他の世帯へは六缶のミルクを各保健センター等で支給することとしております。また、事業は本年四月から開始することとしており、四月一日時点で一歳未満の要件を満たす乳児も対象といたします。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  原則、出生月から一年間、各保健センター等で粉ミルクを支給するとのことであります。  次に、周知方策及びフォロー体制の充実についての考え方をお示しください。  御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 周知方策としては、各保健センターでの母子健康手帳交付や産科医療機関での妊婦健康診査時にパンフレットの配布や説明を行うほか、広報紙やホームページ等により周知してまいります。また、ミルク支給事業の申請とミルクの受け取りの際に各保健センターの地区担当保健師が相談に応じて母親への支援を行ってまいります。  以上でございます。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 御答弁いただきました。  フォロー体制については、ミルク支給事業の申請とミルクの受け取りの際に各保健センターの地区担当保健師が相談に応じるとのことであります。これまでHTLV─1のキャリアの母親については、人数把握や相談体制などに課題がありました。この事業により各保健センターとキャリアの母親がつながり、相談体制の充実が図られるものと期待いたしておきます。  最後に、未来を見据え、母子感染予防に取り組まれる森市長の思いをお聞かせください。  御答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) しらが郁代議員にお答えをいたします。  私は、未来を担う子供たちが健やかに生まれ育つ環境の整備が重要であると考えており、これまで子育て支援のための各種施策に積極的に取り組んできたところでございます。  今回新たに、未来を守るミルク支給事業を実施することといたしたところでございますが、この事業を通じて母子感染予防の推進が図られ、次の世代が安心して子供を生み育てることができる社会づくりにつながっていくものと考えております。    [しらが郁代議員 登壇] ◆(しらが郁代議員) 森市長より御答弁をいただきました。  この事業を通じて、母子感染予防の推進が図られ、次の世代が安心して子供を生み育てることができる社会づくりにつながっていくとのお考えを示されました。この未来を守るミルク支給事業が、三十年後、五十年後に日本からHTLV─1ウイルスを根絶できる真に未来を守る取り組みとなり、また、全国のモデルとなるよう期待し見守ってまいります。  以上で、私の個人質問の全てを終了いたします。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、しらが郁代議員の個人質疑を終了いたします。(拍手)  ここで、しばらく休憩いたします。               午 前十一時五十一分 休 憩             ─────────────────               午 後 零時五十九分 開 議 ○議長(上門秀彦君) 休憩前に引き続き会議を開き、質疑を続行いたします。  次は、のぐち英一郎議員。    [のぐち英一郎議員 登壇](拍手) ◆(のぐち英一郎議員) 二〇一八年三月の定例会に当たり、事前通告と全項目における現場調査並びに直接体験からの考察を踏まえ、質疑を行ってまいります。  まず、優しさと思いやりの可視化である子ども食堂のリスクマネジメントとしての保険料の助成事業についてお伺いいたします。  議案にある食堂主催者への行事保険料助成による効果の期待と条件等含め事業の詳細はどのようなものか。また、スケジュールをどのようにお考えのものかお示しをください。  また、現状のきちんとした把握は完了されておられるのか、未了であれば、その必要性の認識をどのようにお持ちかお示しをください。  さらに、この助成は二〇一八年度からの子ども食堂の開催に間に合うものかどうか。  以上、御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えいたします。  子ども食堂への保険料の助成につきましては、参加する方々が安心して利用できる環境を整えるとともに、主催者も安心して運営できる体制を支援するため、新たに実施することとしたもので、市内で子ども食堂を開催する団体が参加者等のための保険に加入する場合に、その保険料を対象に補助率十分の十で、一人当たり二十八円を上限に助成するものです。周知につきましては、年度内に説明会を開催するほか、ホームページなどに掲載してまいります。  保険加入状況につきましては、複数の団体から聞き取りを行っておりますが、今後、説明会などの機会を捉え、改めて状況の確認に努めてまいります。  また、本事業は本年四月以降に加入する保険料を対象に実施することといたしております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁いただきました。  多様な方により善意で運営されているものが安定継続するために、本事業を充実の助成率で議案にしていただきましたことを心から感謝申し上げます。  社会福祉協議会の行事用保険を調べますと、開催日の前日までに入ればいいという決まりのようでございますので、新年度の事業といたしましては、四月二日以降開催の子ども食堂には全て使えるということを理解いたしました。  次に、城山公園園路整備工事の工法と既存物の最大限の活用についてお伺いをいたします。  先日、上のほうまでずっと当局と一緒に改めて歩かせていただきましたけれども、今日まで市民に愛されておりますのは、現在のあの靴の裏に当たるやわらかい土の感触であり、全面舗装を施工する必要性はやはり希薄なのではないかなと改めて感じた次第でございます。生かせる既存のものや構造はないものか、あるいは生かされておらず機能を発揮できていない既存物を最大限活用するような施工としていかれるお考えはあるものかどうかお示しをください。  また、逆土木がもはや珍しくない今日、経年変化を理解し受けとめて、雨水を上手に側溝に導く工事やますの設置など、必要最低限のリスクの対策の施工だけをすることが歴史と景観を大切にすることと言えるのではないかと私は考えますが、いかがでしょうか。御見解をお示しください。  以上、御答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お答えいたします。  城山公園の園路は、これまで舗装や側溝の一部が整備されていなかったことから、降雨による斜面崩壊や園路侵食が繰り返し発生し、利用者に不便をおかけしておりました。また、城山は、国の天然記念物及び史跡に指定されていることから、文化庁との協議を踏まえ、平成二十五年度に植生や地質に精通した学識経験者等で構成する委員会において、城山公園保全計画を策定し、未舗装の園路を自然素材の真砂土を使用した土系舗装とし、適切な雨水処理を実施することとしたところでございます。  整備に当たっては、既設の側溝及び転落防止柵を極力活用し、歴史と景観に配慮した必要最小限の工事を行っております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁いただきました。  必要最小限、最低限というような同様の言葉をお互い用いましても、全面舗装を初めといたしまして、中身には結構な開きがございますので今回のお伺いでございました。改めて全面舗装につきましては再考を求めておきます。  次の項目に入ります。  私は、本件に係る大変な質量の暴言を一方的に浴びせかけられ、その心身への負担から本会議を休まざるを得ないような体調の悪化があり、大迷惑をこうむり続けております環境未来館と原子力発電に関連してお伺いいたします。  一点目、館の設置目的と整合する原発賛否等それぞれの催し物の打診に対する、開館してから今日までの対応の実態がどのようなものかお示しください。
     以上、御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) お答えいたします。  環境未来館は、市民及び事業者が環境について関心や理解を深め、日常生活や事業活動において自発的に環境保全活動を実践するとともに、活動の輪を広げていくことを促進することを設置目的としております。  原子力発電の賛否にかかわる使用につきましては、二十七年度から本年一月までに四件の打診があり、問い合わせの段階でいずれにも再考を求めておりましたが、二月一日から申請を受け付けるよう改め、未来館では職員全員にそのことの周知を行ったところでございます。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁いただきました。  わずかな期間の記録によるだけで、過去三年間で四件とのことであります。再考を求めるとはなかなかどういう意味なのかわかりにくい表現でありますが、端的に申せば、使用書類を出す前の段階で、原発に関連することは賛否にかかわらず使わせないようにはじき飛ばしていたということであります。とんでもないことを長きにわたり環境学習の拠点施設がなさっていたということがよくわかりました。猛省を求めます。  次に、東京電力の大変な原発事故である三・一一から七年が経過をしても、全く収束の見通しが立たない中で、燃料採掘から半永久的な核廃棄物の管理まで、CO2を膨大に排出する原子力発電(核発電)に対する館の運営方針と時代認識はそれぞれどのようになっているものかお示しください。  以上、御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 館の管理運営を行うかごしま環境未来財団におきましては、これまで原子力発電に関する問題はさまざまな考え方があることから、賛否にかかわる使用につきましては、いずれの立場にもくみしないとの考えに基づき、再考を求めてきたところでございます。私どもといたしましては、原発問題は環境問題の一つであり、使用についても館の設置目的に沿ったものであると認識しておりますが、このことについて財団との認識の共有が図られていなかったものと考えております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁いただきました。  さまざまな考え方がある社会的な問題で、どちらにもくみしないことはパブリックな存在として単純に当たり前であります。ただそれだけのことであります。賛否に限らず、大いにお使いいただき、建設的な学びを深めていただければそれで十分というだけのことであります。今回の大問題は、かごしま環境未来財団の認識だけに係るものであることということを局長の答弁で理解いたしました。  関連して、重ねて伺います。  今回の問題の現場の責任者と館の運営全体的な責任者はどなたでしょうか。このように残念な管理運営状況を当局関連全施設において、再発の防止を確実にお取り組みをいただき、原子力発電など社会的に容易ではない事柄のことも主体的に思考できて、対話と議論をしっかりとできる市民を育て数多くふやすことにより、持続可能な緑あふれるまちづくりを進めることに対する森市長の御決意をお示しください。  以上、御答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) のぐち英一郎議員にお答えをいたします。  公共施設は、基本的に市民や利用される方々や団体に開かれた公の施設として、その役割を果たすべきものであり、本市の各施設におきましてもそれぞれの設置目的を踏まえながら、広く利用していただくことが最も重要であると考えているところでございます。 ◎環境局長(古江朋子君) 環境未来館は、かごしま環境未来財団が指定管理者であり、財団の常務理事がその業務の責任を担っております。また、同財団を所管する環境局に監督責任がございます。先ほどの四件に対しましては、財団と私どもからおわびをするとともに、今後の環境未来館の使用につきましては適切に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁いただきました。  森市長から市民に開かれた公の施設のあるべき使われ方について御決意をお示しいただきました。競争のない指定管理者による独断と偏見に基づく異常事態が今後起きぬよう、あすからの監督責任の十全な発揮を期待いたします。  次に、全面公募へ大きく転換したはずの人材募集について気になることが起こっておりますので、久しぶりにお伺いをいたします。  当局関連施設・団体等の職員等公募の状況について五点お伺いいたします。  一点目、二〇一八年になってから先月二月末日までの間に実施された職員等公募の総数と全ての応募期間についてわかりやすくお示しをください。  二点目、募集人数を若干名とした施設・団体等の職種と募集実施側の名称と応募総数、そして実採用数についてお示しください。  さらに、募集情報の詳細を所管のウエブサイトに上げずに、ハローワークの表記のみを行った職種と応募総数と実採用数についてお示しをください。  さらに、職種に関する学歴や資格、職務経験等を細かく指定した募集の種類とその理由についてお示しをください。  さらに、以上の全ての募集のうち、市民のひろばへの掲載の状況がどのようになったものか。  以上、一括して御答弁願います。 ◎総務局長(内山薫君) 職員等の公募の状況について、私のほうで一括してお答えいたします。  平成三十年一月から二月末日までの間に実施した総数は七十四件で、うち本市が四十八件、外郭団体等が二十六件でございます。募集期間は、五十日以上が十五件、四十日から四十九日が四件、三十日から三十九日が四件、二十日から二十九日が十六件、十日から十九日が三十二件、十日未満が三件でございます。  次に、募集人数を若干名としている団体等の名称と職、応募総数、採用人数を順に申し上げますと、本市では観光農業公園の運営嘱託員、六人、一人、同公園の農業体験指導員、五人、一人でございます。また、これらのほかに現在募集中、あるいは合格決定の作業中のものがいしき園の介護職員・支援員、文化財課の埋蔵文化財発掘調査専門員、少年自然の家の社会教育指導員で外郭団体等でもかごしま教育文化振興財団の科学を専門とする一般事務職員及び事務嘱託員、公園公社の平川動物公園飼育展示員がございます。  次に、募集の詳細をハローワークのみで公表した職と応募総数、採用人数を順に申し上げますと、本市では、個人番号カード交付業務嘱託員、九人、二人、すこやか子育て交流館臨時職員、四人、二人、保育料等収納嘱託員、一人、一人、交通局乗車券発売業務嘱託職員、五人、一人であり、外郭団体等では鹿児島市衛生公社一般事務選任職員、一人、一人、スパランド裸・楽・良、調理師、一人、一人、かごしま温泉健康プラザ、受付・プール監視員、一人、一人、西郷南洲顕彰会臨時職員、三人、一人でございます。これらのほかに、本市では、ワンストップ窓口支援員、幼稚園講師、学習支援員など、外郭団体等では高齢者福祉センター吉野臨時職員、マリンピア喜入プール監視員など合わせて十九の職について現在募集中あるいは合格決定の作業中でございます。  次に、受験資格に学歴や資格、職務経験等の要件を設けているものは、本市では、介護職員・支援員、保健指導嘱託員、精神保健福祉指導員、ジオパーク国際推進員、臨床心理相談員等の三十四件、外郭団体等では、栄養士、調理師等の十七件であり、いずれも職務を遂行する上で専門的知識や資格、経験を必要とすることによるものでございます。  次に、かごしま市民のひろばに職員等の募集を掲載したものは、本市が十一件、外郭団体等が一件でございます。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁いただきました。  ことしの二カ月間だけで七十四件の募集があったようでございます。そのうち市民のひろばに載せたものはわずかに十二件、また二十七の職ではウエブサイトでの詳細な情報の掲載はなしに募集がなされたということがわかりました。  募集期間について申せば、十日未満のものが三件もあるようでございます。これが森市長の掲げる市民が主役のまちづくりの人材募集のあり方としてベストだとはなかなか考えにくいところでございます。さまざまな改善点があります。特に各面からの基準の整理や市民への情報提供など早期に見直していただくことを要望いたします。  次に、実質コネ採用の時代は、採用してから資格取得という方策も存在したと仄聞をいたしておりますが、年明け間もない時期の公募に、資格要件だけならまだしも職務経験等、昭和三十三年四月二日以降に生まれ、理系の大学院修士課程修了以上の学歴を有し、博物館、科学館などで特定の職務経験が三年以上ある人、こういったような極めて詳細な条件を付し、あたかもピンポイントで採用内定者が実在するかのような公募を行ったのはなぜでしょう。採用者の方々は就職氷河期世代、あるいは長期不安定雇用者に該当される方々なのでしょうか。当該のかごしま教育文化振興財団を所管する当局の御見解をお示しください。  重ねて、このような募集をしているので、市民の方から、これは公募のふりをした出来レースなのではないかとの指摘も受けておりますが、そのような疑いを招くことは一切ない、ありませんよと言明をいただきたいのであります。いかがでしょうか。  以上、御答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) お答えいたします。  かごしま教育文化振興財団によりますと、募集時期については、次年度に必要な採用人数等を確定させ試験を実施することからこの時期となったもので、採用条件の年齢については、六十歳定年や職務経験を条件としたことから、法に基づき、昭和三十三年四月二日以降生まれの者としたところでございます。  学歴や職務経験については、JAXAや大学などの研究機関、教育機関との連携強化が必要となっていることや科学の分野をわかりやすく伝えるため、平成二十九年秋から取り組んでいるプラネタリウム学習の充実を図る必要性などから条件としたところであり、採用につきましてはまだ決定していないとのことでございます。  今回の職員採用につきましては、団体の就業規則等にのっとり適正な募集がなされ、公募による競争試験を経てその職にふさわしい人材が採用されるものと考えております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁いただきました。  六十歳定年のある中で、五十八歳以下の方のプラネタリウムなど、宇宙科学に関連するノウハウやプログラムを極めて急いで市民提供していくためのものであり、募集条件が細かいだけで、決して出来レース人事などではないということの御答弁をしっかりと胸にとどめおき、今後は全ての募集のあり方と市民への機会平等の観点から、事細かに、全面的に数年ぶりに調べて、また機会改めてお伺いをいたしてまいります。  新しい項目に入ります。  公共料金等の滞納を困窮や貧困の兆しとして適切なケアやサポートにつなげる必要性について、今回は特に身寄りのない御年配の方の観点からお尋ねをしてまいります。  まず一点目、一例として介護保険料の滞納人数と支援につなげた人数、それぞれの経過について六年の滞納、十年の滞納、十年以上の滞納という刻みでお示しをください。  また、本市の六十五歳以上のひとり暮らしの方は約三万二千人とされるところでございますが、ライフラインの利用料や市役所などへ納付するお金の滞納状況や情報は、現在どのように、必要部局間で共有と把握がなされケアやサポートにつながっているものか、現状と課題の認識をお示しをください。  さらに、本年の生活困窮者自立支援法等の一部改正等の動きを受けて、一時生活支援事業など、当局は年配の方の見えにくい生活困窮についてどのような対策をお考えかお示しください。  以上、御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 介護保険料の本年一月末時点における滞納者は、未納期間六年が七十一人、十年が二十五人、十年を超える者が九十六人となっております。これらの方々に対しては、窓口等での相談や個別訪問時に減免や分割納付の案内を行うほか、状況に応じて生活・就労支援センターの案内などを行っておりますが、その件数は把握してないところでございます。  公共料金の滞納等の相談につきましては、現在、個別の窓口で対応し、複合した課題を抱え生活に困窮している場合には、生活・就労支援センターが情報提供を受け、支援先と連携して対応しておりますが、相談窓口に来ていただけないなど課題もありますことから、今後、関係各課や関係機関との連携強化を進めてまいりたいと考えております。  また、地域社会から孤立している方などへの一時生活支援事業の実施につきましては現時点では考えておりませんが、高齢者等への相談支援につきましては、生活・就労支援センターで対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。  今回はあえて介護保険料に絞ったお伺いをいたしましたが、それにはわけがあります。  私は本年の一月末から、ある民生委員の方に頼まれて、電気は未払いで停止、ガスは使わないようにせざるを得ない、御近所に身寄りのない認知の進んだ八十代の方のちょっと大変な状況のお部屋に二週間毎日お世話に通いました。その方のこたつの上に積まれていたのは介護保険料を含むいろいろな納付書類でした。そういったわけで、今回は介護保険にフォーカスをしてお伺いした次第です。  御答弁によれば、六年以上の滞納が最新直近の把握で本市に二百人以上いらっしゃるということです。にもかかわらず、支援とのリンク等の経過はここで示せるようなものは特にお持ちではないという状況です。大丈夫でしょうか。  ほかの観点からのお伺いといたしましても、今回のような社会的に孤立をされておられる方の長期の状況の顕在化の問題を考えますと、現在の連携の強化、あるいは法の改正を受けた相談対応というだけでは甚だ心もとなく感じるところでございます。私のお伺いした方は、少なくとも十年以上の滞納の方でございますけれども、そもそも今日まで、こうした滞納ケースに際し、横割り行政でケアとサポートの即応ができていたら、私が通いましたお部屋ももっときれいに保てていたかもしれません。  森市長、私は、こうした社会の脆弱性に適切な政策を打つと、そういうことが言葉どおりの本来のセーフコミュニティなのではないかなというふうに考えるところでございます。  御答弁だけでは心配が尽きませんし、一時生活支援事業はぜひお取り決めをいただきたいというところでございますが、今回は、まず滞納の状況、そして、ケアやサポートとのリンクがなかなかよく見えない状況にあるなということを答弁で理解をし、機会改めてまた深めてまいります。当局にもきめ細かく、横割りでしっかりと配慮をしながらも、必要な情報をきちんと把握をしたケアとサポートにお取り組みいただきますよう強く要望をいたしておきます。  次に、朝の気温五度、寒過ぎる市立小中学校の教室についてお伺いをいたしてまいります。  本年一月のまとめで、鹿児島県内のインフルエンザ患者数は全国最悪でした。年齢別の統計では十歳から十四歳が最多となっており、冬場の寒い学校環境が病気の広がる現場になっていることを十分に考える状況であります。また、この冬は特に寒かったわけでございますが、幾つかお伺いいたしてまいります。  まず一点目、インフルエンザ予防の観点から、何をすべきか、あるいは何ができるのか、何が必要とお考えなのかお示しをいただきたいと思います。  もちろん、うがい、手洗いを聞いているわけでもなく、適切な湿度管理、それは当たり前でございますし、栄養と休養の確保、マスクの着用、それはやらなければならない、当たり前、最低限のことでございますので、それ以外のことについてお示しをください。  さらに、私学にもこのような寒過ぎる教室問題というものはあるのでしょうか、その有無と理由について把握のほどをお示しください。  さらに、この冬、標高八十八メートルの場所に位置します鹿児島市立の小学校においては、教室が朝五度の日もありました。私も子供に気温をはかることを一週間ほど頼みまして、ずっと、うちの子は気温をはかってくれたわけですけれども、元気のいい中学生が教室に全員集まって朝の八時に十度までしかならないということが相次いでいた二月でございました。こうしたことを勘案いたしますと、学びに集中できる環境整備の観点から、何を私たちはすべきか。一つには、気温、気候の変動に柔軟に対応するエアコンの基準設定が必要なのではないかと考えますが、いかがでしょうか。なぜならば、今、冬場の気温、気候の変動に柔軟に対応する基準は全く何もないからであります。お考えをお示しください。  さらに、酸素ボンベの使用等でストーブが使えない特別支援学級でさえも、エアコンの使用ができない状況があるということを現地調査で把握いたしました。こうしたことの把握と緊急是正の必要性について御見解をお示しください。  以上、御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) お答えいたします。  インフルエンザの予防対策につきましては、お触れになった対応のほかに、子供の体調に応じた上着や長ズボンの着用等が考えられます。  本市市内にある私立十六小・中・高等学校によりますと、エアコンは全て整備されており、室温などの一定の基準を設けている学校や、基準は設けず状況に応じて使用している学校、使用していない学校など、各学校の判断において対応されているようでございます。  普通教室の暖房の運用につきましては、各学校の状況や児童生徒の状態に応じて対応するため一律の基準を設けていないところであり、このことにつきましては、管理職研修会等においてさらに周知を図ってまいりたいと考えております。なお、室温を含めた教室環境のあり方については、今後研究してまいりたいと考えております。  また、特別支援学級や通級指導教室におきましては、児童生徒の実態や体調等に応じてストーブやエアコンの利用により対応してきているところでございます。お触れになった件につきましては、安全面に配慮しながらストーブを利用しておりますが、現在、より安全性を高めるためにエアコン設置に向けて対応しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上門秀彦君) のぐち英一郎議員、しばらくお待ち願います。  ネット中継にふぐあいが生じておりますので、議場内交渉係で協議していただきたいと思いますので、しばらくお待ち願います。  ただいまネット中継にふぐあいが生じておりますが、本会議は続行いたします。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁をいただきました。  ネット中継の残念な状況がございますけれども、一期目のころからたびたびと議会運営には御迷惑をおかけいたしておりますし、こういうことはスムーズに応じることがよろしいかなと思って質問は続けさせていただきます。録画もできないようでございますので、気合いを入れてつくりましたが、残念に思いますけれども、また今回の答弁に関連することをお伺いする機会もあろうかと思い、残りを続けて頑張ってまいります。  インフルエンザ対策につきましては、お答えはあとは衣類がメーンとの御答弁を頂戴いたしました。適切な湿度管理などの以外をお尋ねいたしましたので、例えば適切な空調設備の使用をお答えいただければよかったのでありますが、そこに言及がございませんでしたので、そこはハードルが相当に高いのかなというふうに思いますと、さにあらずという御答弁でした。  これまでの間、特にことしの冬は大変寒うございましたので、教育委員会の施設課より、私は、たびたび学校の空調暖房は基本使わないものです。基本使いません。何度も何度も言い聞かされてきて、なかなかなぜ柔軟な対応ができないものかなというふうに思ってきて、きょうのお伺いだったわけでございますけれども、お伺いをしてみますと、それぞれの学校の状況や児童生徒の状態に応じて対応してよい、そのことの周知もしていくという、これまでの把握とはかなり違いのある見解を本会議の御答弁としていただくことができました。きょうの教育長のお言葉を公式な御回答としてありがたくいただいておきます。特別支援のお部屋にもきちんとした御対応をいただけるということをお示しいただきました。いろいろ続きで関連し、気になることもございますけれども、所管の委員会で詰めてまいります。  次に、たびたび市民の方からの御要望をお伺いいたしております、鹿児島アリーナのサブアリーナ等の利用者駐車場の割引適用について、二点のみお伺いをいたします。  一点目、利用者アンケートによる本件の要望は、本件要望が寄せられましたのは初めてではないわけでございますけれども、その状況と対応の今日までの経過についてお示しをください。  通告に、求められているのは応答可能性があるコミュニケーションとあえて記しましたのは、今回が初めてではない、今回もまたこのことが利用者の方々から寄せられている、そういうことで通告にあえて書かせていただきました。  お答えいただきたいと思います。
     また、一回とめれば三百円というこの駐車場料金の割高感も相変わらず残っておりますけれども、今回も寄せられた要望に対応した場合の財政の影響というものはどのようになるものか、試算についてお示しをください。  以上、御答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) お答えいたします。  鹿児島アリーナの利用者アンケートの自由記載欄には、これまでサブアリーナの利用者もトレーニング室などと同様に三回目が無料となる割引の対象としてほしいとの意見が最も多く寄せられております。現在の制度は、比較的短時間利用となるトレーニング室等への利用者への対応策として実施しているものであり、サブアリーナ等の利用者は対象としていないところでございます。  仮に、サブアリーナ等の利用者に割引適用を拡大した場合の影響額でございますが、二十八年度のトレーニング室等の割引利用の実績等から単純に試算いたしますと、年間約九百万円となるようでございます。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。  本市はいつまで、この応答可能性の乏しいコミュニケーションを続けてしまうのだろうか、そういう観点からの質問をさせていただきました。健康長寿にも大いに資するであろう活動のために、九百万円を使うということは無駄遣いではないのではないでしょうか。段階的な割引の導入も含め、利用当事者の方のお気持ちに何らかの方法で応えていけないものでしょうか。アンケートも三年間で三回なさってこのような御意見が寄せられる状況です。そろそろ見える形のお答えがほしいと利用者の方々皆様が思っておられるのではないでしょうか。御検討のほど、どうぞよろしくお願いをいたします。  次に、本年二〇一八年、地元が稼げて、地元でお金が循環していく観光の実現につきまして各面からお伺いをいたしてまいります。  一点目、大河ドラマとリンクした小売業活性の現状認識と残り十カ月の、この十カ月と申しますのは、放映完了の時期の見通しを示しておるわけでございますけれども、この盛り上げを成功させるための課題の認識をどのようにお持ちかお示しをください。  二点目の項目につきましては、午前中の同僚議員の質疑でほぼ明らかになりましたので、本日は質問はいたしませんが、この観点は、今回の大河に密接の南洲顕彰館は十五本映像資料ございますけれども、ほとんどが字幕ついておりませんので、そうした観点を含め、また、大河等とゆかりの深い施設のみならず、環境未来館など全ての公共施設において実現いただきたいと考えております観点でありますが、差し当たりましては、稼ぐ観光のための字幕の充実、さらには幅広い実現も要望いたして、機会改めてまた詳細はお伺いをすることといたします。  三点目に、タンカー事故による海産物等第一次産業へのコンデンセートの影響の把握と、市民に向けて風評被害を防ぐためにも正確な情報提供されることが、観光の方からお問い合わせも飲食のお店には少なくないようでありますが、どのようなお考えなのかお示しをください。  さらに、二〇一八年度の観光に関連する全ての公的発注におきまして、地域内をお金が循環することによる経済効果の捕捉の観点、すなわち乗数効果を意識する必要性が近年になくとても高い、とても強い、そういった年を迎えているのではないかと考えますが、そのことを意識する必要性についてどのようなお考えをお持ちかお示しください。  さらに、ツイッターやLINE、フェイスブックやインスタグラムなどの有効活用は、当局の中におかれて、当局同士のいろんな取り組みがあるようでございますけれども、相互支援を含め徹底をなされているものかどうか、状況と課題についてお示しをください。  さらに、本年、吉本興業との事業をお考えということが明らかにされておられますけれども、新喜劇のみならず、私は以前、サンエールかごしまにおきまして、本市出身の吉本興業の方がステージをなさるのを拝見しにお伺いしたことがございますけれども、本市出身の芸人さん方にも大いに参加をしていただき、盛り上げをつくる枠組みでの実施となるものかどうか、ぜひそうしていただきたいというふうに考えますが、当局のお考えをお示しください。  さらに、当局は大河の機運やインバウンドの増加に大変期待されておられるようでございますけれども、その期待の意気込みの見える化といたしまして、観光関連部局は市民や御旅行の方々が気軽に立ち寄りやすい場所に、庁舎内での配置がえをされることを実施されてはいかがかと思いますが、そのことをされればさまざま相乗効果も見込めるのではないかと考えますがいかがでしょうか、御見解をお示しください。  以上、一括して御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 海上保安庁によりますと、「今回のタンカー事故に伴い流出した揮発性の高い原油の一つであるコンデンセートなどの油による人的被害や漁業被害などに関する情報は、これまでのところ確認されていない」とのことでございます。現在、環境省では大気環境や生態系などへの影響調査を、水産庁では水産資源や漁場への影響調査を実施しているところであり、本市といたしましては、その調査結果などの情報収集及び市民への情報提供に努めてまいります。  以上でございます。 ◎産業局長(山下正昭君) お答えいたします。  日銀鹿児島支店は、昨年七月に、大河ドラマ「西郷どん」による鹿児島県への経済波及効果について、平成三十年を中心とする約一年で宿泊施設や土産物などへの直接効果が約百九十九億円、関連業者の収益増といった間接効果が約百八億円の合わせて約三百七億円になるとの試算を発表しております。  本市を訪れる観光客は着実に増加してきており、それに伴う土産物店などの小売業への経済効果も出てきているものと思われます。商店街や通り会等におきまして、いわゆる西郷どん効果を見込んだイベント等の開催も予定されており、本市としてもそのような取り組みに対して支援していくこととしております。  今後とも、増加する観光客をターゲットに、消費を促すイベントの開催や情報発信に積極的に取り組んでまいります。  以上でございます。 ◎観光交流局長(山口順一君) 観光は総合産業であり、消費されるサービスの原材料の生産や加工、販売の各段階が市内で行われることが地域への波及効果を一層高めることにつながると考えております。第三期観光未来戦略においては、鹿児島の経済成長のエンジンとなる稼ぐ観光の実現を基本目標としており、これを達成するためにはそのような視点を持って各種事業を進めていくことが重要であると考えております。  次に、情報発信につきましては、観光未来戦略の基本戦略に掲げ、SNSにつきましてもフェイスブックを中心にツイッター、LINE、インスタグラムを活用しているところでございます。SNSにつきましては、口コミによるリピーターづくりにつながる有効な手段でありますことから、多くの方にごらんいただくことが重要でありますので、効果的な情報の見せ方や発信方法を研究するとともに、まずは職員による情報発信も呼びかけてまいりたいと考えております。  次に、吉本興業連携誘客促進事業につきましては、本市の魅力を盛り込んだ内容の新喜劇を上演するとともに、物産展を開催するほか、タイのテレビ番組等を活用した情報発信を予定しており、起用するタレント等につきましては、本市の魅力発信につながるよう吉本興業と協議してまいりたいと考えております。  次に、観光交流局におきましては、新たに観光施策を紹介するコーナーを市民や観光客が立ち寄りやすい、みなと大通り別館の一階に設置することとしております。なお、庁舎内の配置につきましては、市民サービス全体からの観点もございますので、所管部局とも協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。  一年間で三百七億円の経済効果試算を本物にできるかどうか、ドラマ館への相次ぐ厳しい御意見への即応を初め、本市のビジネス、小売のプレーヤーの方々が稼ぐための基盤を整える当局の役割は、本当に大きなものがあるというふうに私は考えております。  コンデンセートの状況につきましては、調査結果待ちということでございますので、結果が公表され次第、市民の方々あるいは特に海産物、水産物等を扱う方々にはしっかりと正確な情報をお伝えいただきたいというふうに思います。  地域でお金がちゃんと循環していくための乗数効果は御認識をいただけているということを理解いたしました。  喜入グリーンファームのLINEを初め、インスタグラムなど相当数スタートしておりますけれども、反響や経済効果を継続して生んでいくためには、もう少し頑張らないといけないように、幾つか時折拝見する限りは私は実感しているところでございます。  特に、更新頻度は、取り組みたくさんありますけれども、もう少し頑張っていただかないと、やってはいるけれども・・・というふうになっている状況がなくはないのではないかなと、事細かなことをここで詰めてまいりませんけれども、更新頻度のことは極めて強く意識をしていただき、初めての方、あるいはリピートして訪れてみようかなという気持ちが生まれるような機運の高まりをSNSの活用でつくっていただければというふうに考えるところでございます。  吉本興業との事業におけます本市出身の方の起用につきましては、どうぞ今後の前向きなお話を展開していただきますようよろしくお願いをいたします。  観光関連の配置がえにつきましては、まずはコーナー展開からお考えのようでございますけれども、その見える化はじわじわと効き目が出るものというふうに私は考えます。また、ぜひその空間を、コーナーをスタートしていかれる際には、国内外の双方の方が使いやすいWi─Fiの環境を整えていただきたいというふうに思います。きっと、ただコーナーを展開されるということよりも、Wi─Fiを飛ばしてその場で提供された情報に対するアクセスや確認等がしっかりと図られれば事業効果はきっと高まるはずであります。  最後の項目に入ります。  ごみ政策について、特に有料化と資源化の観点からお伺いをいたしてまいります。  有料化方針決断のタイムリミットとされます九月末まであと約半年でございます。生ごみのための脱水機の配布もまだまだ微々たるものである中で、今から九月まで市民の意見を有料化に関連し、どのように集めていかれるおつもりかお考えをお示しください。  また、他都市の事例を参考にすると、「有料化、有料化」と、この三文字をよく見かけるわけでございますけれども、有料化実施による受益者の負担や減免というものはどのようになると試算をされておられるものか。例えば六十五歳以上の単身の世帯や三人以上の多子世帯など、モデル世帯を示して御試算をお示しください。  さらに、落ち葉や枝など、草木等の植物性のごみの自家消費ということが新年度の議案に明記されておりますけれども、これは現実味に乏しいのではないでしょうか。町内会などが清掃する公園や道路からの落ち葉や枝のごみといったようなものは、今回の議案でどのような取り扱いとなるものか。さらには、本事業はどのような立案過程をもって作成されたものか、当局の御見解をお示しください。  さらに、霧島市の前田産業など、県内には木質バイオマス発電の関連密接ないろいろな施設ございますけれども、こうした一連の関連密接なものについての施設の状況把握は、現地の実地見学を含めて完了なさっておられるものかどうかお示しをください。  さらに、スパランド裸・楽・良でのボイラーの検討や新しい南部清掃工場において、草木類のごみを燃料資源として活用することの検討は、地球温暖化対策アクションプランとの相関や位置づけの中で、その整理をどのようになされているものかお示しをください。  さらに考えますと、そもそも北部清掃工場におきましても、草木類のごみは、ごみと申しますよりも燃料資源というふうに捉えることもできるのではないでしょうか。  私は、地球温暖化対策アクションプランを今回の本会議のために、改めて事細かに読んでおりますけれども、書かれておりますこと一つ一つとの相関、あるいは植物のカーボンニュートラルの特質を勘案いたしますと、これらはごみ削減の対象物としなければならないのかどうか、いろいろと考えるところがございます。  きょうは、事細かにお伺いいたしませんけれども、ここまでの六点につきまして、以上、一括して御答弁願います。 ◎環境局長(古江朋子君) 家庭ごみの減量につきましては、本年九月末現在のごみ減量状況をもとに総合的な検討を行い、百グラムの減量を達成しなければならない最終的な目標年度を設定することとしております。現在、市民の皆様の御協力をいただきながらごみの減量に取り組んでいるところであり、本年九月までに市民の皆様から御意見をお聞きする予定はないところでございます。  二十七年十一月に家庭ごみ有料化の諮問を行った際の清掃事業審議会の審議においては、他都市の例を参考に手数料を一リットル当たり一円とした場合の四人世帯における年間負担額が約五千円となること。手数料減免の対象としましては、生活保護世帯から排出されるごみや紙おむつなどの例があることをお示ししたところでございます。  草木類資源化モデル事業は、家庭ごみ一人一日当たり五百七十グラムのうち五分の一を占める草木類の減量を図るために、剪定枝粉砕機の貸し出しやモデル地区における草木類の分別収集を行うもので、町内会が集めた落ち葉や枝などの取り扱いはこれまでどおりでございます。  次に、木質バイオマス発電施設につきましては、現在のところ見学していないところでございます。  地球温暖化対策アクションプランにおける再生可能エネルギーの導入促進を具体化するために、木質バイオマスボイラーの公共施設へのモデル的導入などを掲げ、生ごみ等の有効活用を図るために、南部清掃工場にバイオガス施設の整備を行うこととしておりますが、家庭から排出される剪定枝につきましては触れていないところでございます。しかしながら、草木類の資源化は廃棄物による環境への負荷を低減し、地球温暖化対策の一環となることから、今回実施するモデル事業で研究することとしたものでございます。  草木類の焼却は、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えることがなく、また、発電で有効活用しているところでございますが、現在、草木類は燃やせるごみとして収集し、生ごみなどと一緒に焼却していることから、資源物としての取り扱いは行っていないところでございます。  以上でございます。    [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。  有料化を実際にした場合ということで、四人世帯の年間負担金額五千円という、あくまでの参考値をお示しいただいたところでありますが、仮に少子化の時代でございますけれども、これを六十万都市で単純に当てはめて計算をいたしますと、市民の負担する額は年間七億五千万円になるということが試算できるということがわかりました。  南部清掃工場のバイオガス施設におきましては、剪定枝は難しいということでございましたが、剪定枝が難しい、剪定枝だけが難しいということの明確なお答えでございましたので、落ち葉はバイオガス施設で使えるのだなということも御答弁で初めてわかりました。  さきの質問で、草木類の植物を資源化すれば、当局から百グラム中の七十三グラムが減らせるということの御答弁をいただいておりますけれども、なぜ、地球温暖化対策アクションプランとの整合の観点をあわせ持ちながら、本気で資源化をすれば百グラムの目標を大幅に今すぐにでも減らせる資源化に積極的に取り組まれていかないのか。そうした中で、九月末に向かって進もうとしていかれるところがなかなか理解に苦しむところでございますが、そうしたことをこうして一つ一つお伺いしながら、論点、観点を整理しておるわけでございますけれども、まずはこの年、二十九年度実績といたしましても、生ごみ脱水機は百個の実績しかないということを先ごろ調査で教えていただいておりますけれども、そのことの大幅な普及も含めまして、枝を砕く機械の導入なども考えておられるようでございますので、そうしたことの活用など、ありとあらゆる機会を捉えて、この七億五千万円の課題ということの位置づけから取り組んでいきたいというふうに御答弁で考えるところでございます。  当局におかれましても、もう少し地球温暖化対策アクションプランに、当局がおつくりになられたプランでございまして、私がつくったプランではございませんので、パリ協定の動き等もあるわけでございますけれども、当局が御自身でつくられたプランに基づき、相関をよくよく念頭に置いた上で多面的な動きを新年度においてお取り組みいただきますよう要望を申し上げまして、私の個人質問を全て終わります。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、のぐち英一郎議員の個人質疑を終了いたします。(拍手)  次は、平山たかし議員。    [平山たかし議員 登壇](拍手) ◆(平山たかし議員) 無所属是是非非の会として個人質疑を行います。  まず、平川動物公園におけるコアラの飼育状況とオーストラリアのドリームワールドから平川動物公園に来園予定の新たな二頭のコアラについて、その飼育状況を含めて質問いたします。  最初に、平川動物公園における現在のコアラの飼育頭数を雄雌ごとにお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) お答えいたします。  コアラの現在の飼育頭数は、雄三頭、雌五頭の計八頭でございます。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 現在のコアラの飼育頭数については、雄三頭、雌五頭の計八頭というふうにお答えをいただきました。  次は、平成二十九年の五月に生まれ、その後、十一月と十二月にそれぞれコアラの母親から出袋をしました二頭の赤ちゃんコアラの成育状況をお聞かせいただきたい。さらに、赤ちゃんコアラの名前募集が実施をされましたが、名前募集の期間と応募件数、名前選考の方法及びその選定結果についてお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 二十九年に出袋した二頭のコアラは、体重が約一・五キログラムとなるなど順調に生育しているところでございます。名前の募集につきましては、二十九年十二月二十三日から三十年一月二十一日にかけて行い、五千八百五十一点の応募があり、地元の小中学生を含めた選定委員会で雄がイシン、雌がイトと決定したところでございます。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) この写真は、去る二月十八日に実施をされました二頭の赤ちゃんコアラの命名式の様子の写真であります。これが、命名式が終了してからの二頭のコアラの写真撮影を参加の皆さん方から要請されて、こういう場面が撮ることができました写真です。この写真は、コアラの命名式のときに、終わりましてから、コアラが園舎に帰らない顔をしていたもんですから、私がずっと眺めていたら、見つめ合って、ちょっと私も目線をそらすわけにいかない状況になりまして、コアラも私を同類に見てくれたんだなと思って、本会議の中で披露のために持ってきた写真であります。私も非常に、コアラの目の動き、つぶらな瞳を見て、これを見るたびにほっとして、いかつい顔が非常に和やかな顔になってきますので、今、控室に飾っていることにいたしております。  当日は、赤ちゃんコアラの命名式の式典があることを事前に知られた多くの来園者でにぎわっておりました。式典の中で二頭の赤ちゃんコアラの名前の紹介があり、先ほどの答弁にもありましたとおり、雄の赤ちゃんコアラはイシン、また雌の赤ちゃんコアラはイトというお披露目をされました。また、当日は、それぞれの名前の名づけ親になった市民の方々も御家族と一緒に紹介がありました。まことにほほえましい職員手づくりの温かみのある式典でありました。今後とも二頭の赤ちゃんコアラのイシンとイトちゃんが平川動物公園の人気者となり、多くの来園者でにぎわうことを期待いたしておきます。  次は、新たにドリームワールドから平川動物公園にやってくる二頭のコアラについての質問です。  私は、ホワイトタイガーとコアラの交換記念セレモニー参加のため、昨年十一月十八日から二十二日までの日程で、森市長、そして上門議長と一緒にオーストラリア・クイーンズランド州を訪問いたしました。十一月二十日、ゴールドコースト市議会議場でのゴールドコースト市と鹿児島市の親善関係と野生動物保護への協力関係をたたえる親善声明書の署名会場に、突如、ドリームワールドから平川動物公園に来園予定の二頭のコアラ、つまり雄のバンブラと雌のジェインが登場をしました際は、会場では大喝采が起き、私も大変驚くとともに、オーストラリア側のゴールドコースト市とドリームワールドの演出に深い感銘を覚えました。  そこで伺いますが、二頭のコアラ、つまり雄のバンブラと雌のジェインの現在の状況、移送計画、また、平川動物公園への来園、コアラの公開までのスケジュールについてお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) ドリームワールドから来園予定のコアラにつきましては、二月九日からオーストラリア国内での検疫に入っており、体調等に問題がなければ三月下旬に専用ケースで空路により日本に向かい、成田空港を経由し平川動物公園へ移送いたします。公開は四月上旬になるものと考えております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 二頭のコアラ、雄のバンブラと雌のジェインの平川への来園については、四月上旬に公開というスケジュールをお答えいただきました。  それでは、次の質問は、平川動物公園に来園する二頭のコアラ、雄のバンブラと雌のジェインの名づけについての考え方について伺います。  私としては、ドリームワールドでの呼び名をそのまま平川動物公園でも使ったほうがいいのではないかと思いますが、当局のお考えをお聞かせいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 来園予定のコアラにつきましては、ドリームワールドにおいて命名され、現地で親しまれてきた名前を引き続き使用したいと考えております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) ただいま答弁がありましたとおり、引き続き、平川動物公園でもドリームワールドでの呼び名を使用したいという、そのことについても私は賛同をいたします。  市長に伺います。  平川動物公園のコアラは、この間の市当局の長年の努力により、日本でもトップクラスの飼育体制が築かれていることに敬意を表します。いよいよオーストラリアのゴールドコーストにおいて私を初め森市長も対面をしました二頭のコアラも鹿児島にやってくるようであります。  そこで、森市長に伺います。  過去を振り返っての平川動物公園でのコアラの飼育についての思いをお聞かせいただきたいのであります。
     森市長、答弁をよろしくお願いいたします。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 平山たかし議員にお答えをいたします。  平川動物公園のコアラは、昭和五十九年にオーストラリアのクイーンズランド州より初めて導入されて以降、長年にわたり同園の人気者として県内外の方々から愛されてきております。近年、飼育頭数が減少しておりましたが、本市が中心となってコアラ会議を開催したことなどによりまして、平成二十六年に二十九年ぶりとなる新たなコアラ三頭を導入できたところでございます。このことにより、現在まで五頭の繁殖に成功しており、コアラの種の保存に向けた取り組みも着実に進んでいるものと考えております。  今後とも、さらに多くの方々に愛され、親しまれる動物公園として、また、三月下旬の二頭の導入で国内最多の十頭のコアラを展示する動物公園として、広く国内外にアピールできるよう、飼育環境や展示方法のさらなる充実を図ってまいります。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 森市長より、昭和五十九年初めて導入をされたコアラ、これはコアラ会議等を含めてまさに今、日本の中でも最多の頭数を誇っている平川動物公園、その役割は極めて大きくなってきているというふうに考えております。そういう点では、市長を初め関係当局のこれまでの対応について、心から感謝を申し上げ、非常に敬意を表している次第でございます。  それでは、次は、平川動物公園でのコアラ飼育に欠かせないユーカリをどう確保するかという、これも大きな課題であります。これからも続く課題です。  そういう点では、圃場整備事業については、やはり新たな観点で充実をしていかなくてはならないのではないかというふうに考えておりますが、そのことを前提として、まず、平成二十九年度事業においてのユーカリ圃場整備事業における成果と課題についてお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 二十九年度は、園内に新たに二千五百平方メートルの圃場を整備するとともに、植栽等の作業の効率化を図るため、既存圃場の管理用通路を再整備いたしました。課題としましては、台風対策やイノシシによる掘り起こしへの対応などがございます。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) コアラ飼育に欠かせないユーカリの圃場整備事業については、台風対策と特に平川動物公園の位置が山に囲まれたところですからイノシシが多いんですよね。そういう点では、イノシシ対策を含めたものというのはこれから一層綿密に対応をすべきではないかということで、圃場整備におけるそういう点をやっていただきたいというふうに考えております。  ただいままで答弁をいただきました今後の課題を踏まえての平成三十年度以降における対応並びに今後の具体的な計画についてあればお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎観光交流局長(山口順一君) 今後、イノシシへの対応として電気柵を設置するなど、引き続き適切な植栽管理に努めるとともに、三十年度は隣接する既存圃場、約一千五百平方メートルの再整備を行うこととしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) コアラ飼育に欠かせないユーカリの計画的な補植、そういう点では、イノシシ被害に対しての電気柵、そしてまた、やはり一千五百平米の敷地での計画的な栽培と対応というのをこれからも進めていただきたいということを要望いたしておきます。  新たな質問に入ります。  次は、谷山地区の諸課題について順次伺ってまいります。  なお、過去の市議会での質疑、答弁を踏まえて、順次質問いたします。  まず、谷山駅周辺地区土地区画整理事業について伺います。  この事業の対象地域であります谷山駅周辺地区は、本市の副都心の核となる地区であるにもかかわらず、都市基盤が未整備であり、また、商店街の活力の低下、鉄道の踏切等による交通渋滞が発生していたことから、本市の副都心の核としての再整備と活性化が求められている状況にあります。  そのようなことを踏まえ、谷山駅周辺地区土地区画整理事業は、JR指宿枕崎線の鉄道高架化と合わせて幹線道路、駅前広場、公園の整備と密集住宅における生活環境の改善等の一体的なまちづくりを行い、副都心の核として魅力ある都市空間の形成や都市機能の集積を図ることを目的といたしてまいりました。この事業は、平成十八年四月に都市計画決定告示され、平成二十年三月には事業計画決定公告がなされ、その後、三回の事業計画変更を経て現在に至っておりますが、初めに、平成三十年度、ことしの予算額と主な事業概要。  また、建物移転補償対象棟数と対象となる補償費項目と道路擁壁詳細設計と宅地整地設計の概要について。  順次、できるだけ詳細にお答えをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お答えいたします。  三十年度は、事業費十三億六千四百七十八万八千円を計上しており、都市計画道路南清見諏訪線ほか二線百八十六メートルや永田川沿い区画道路擁壁百メートルの築造工事などを行うこととしております。  建物移転補償は五棟を計画しており、その他は、仮住居、ライフラインの移設、整地に係る補償などを対象としております。道路擁壁詳細設計は、春日橋付近のおよそ百メートルの区間について、道路などの平面図や縦横断面図を作成し、擁壁の構造など宅地整地設計は、谷山駅前広場の整備に合わせて周辺街区の宅地整地高などの設計を行うものでございます。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 該当の地区は永田川という大きな河川もありますし、そういう点では都市計画道路の改善を含めた永田川の整備なども一緒にかかわってまいりますが、ぜひ具体的な予算獲得を含めて要請をいたしておきますが、特に、谷山駅周辺地区土地区画整理事業は、谷山地区の商店街を含め主要な地域であります。新年度の計画については、地域で具体的な説明会が行われることを要望いたしておきます。  次は、谷山地区アクセス環境整備事業について伺います。  同事業は、JR谷山駅及びJR慈眼寺駅の駅前広場等を整備することにより、交通結節機能の強化を図るとともに、公共交通利用への転換や利便性向上を目指す事業でありますが、特にJR谷山駅周辺では、先週土曜日に都市計画道路南清見諏訪線の暫定供用が始まり、いよいよ谷山駅前広場の道路、駐車場、タクシー及びバスの停車帯の整備が開始されることになりますことから、平成三十年度の予算額と主な事業概要についてできるだけ詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 三十年度は、事業費三億七百八十六万九千円を計上しており、谷山駅前広場内の連絡通路上屋や歩道舗装などの整備を行うこととしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 平成三十年度の予算についてお答えをいただきました。  次は、谷山第二地区土地区画整理事業について伺ってまいります。  同事業は、北側は主要地方道鹿児島加世田線、南側はJR指宿枕崎線に接した地区内において道路及び河川等の公共施設の整備を行い、居住環境良好な住宅地の創出を目指し、当該地域の発展に寄与することを目的といたしております。この事業は、平成八年三月に都市計画決定告示がなされ、平成九年八月には事業計画決定公告がなされました。その後、五回の事業計画変更を経て現在に至っておりますが、事業施行期間の終了年度は平成三十二年度の計画であります。同事業もいよいよ締めくくりに近づいておりますので、平成三十年度の予算額と主な事業概要について質問いたします。  都市計画道路築造等の工事内容。また、補償内容と委託料の内容、これを対象項目ごとにできるだけ詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 三十年度は、事業費二億八千六百四十八万一千円を計上しており、都市計画道路惣福森山線などの交差点改良工事、地区内の支障物件の移設や仮住居補償など、また、出来形確認測量を行うとともに、換地計画の作成などを行うこととしております。 以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 谷山第二地区土地区画整理事業についての答弁をいただきました。  次は、谷山第三地区土地区画整理事業について伺います。  同事業は、北側及び東側は二級河川の永田川、南側は県道鹿児島加世田線、西側は県道小山田谷山線に囲まれ、谷山駅周辺地区及び谷山第二地区土地区画整理事業の施行区域に隣接をした地区内において、道路、区画道路、公園等の公共施設の整備を行い、市街地の住宅地として良好な都市環境を創出することを目的としております。地域住民の方々も大きな関心を持っておりますので伺います。  同事業につきましても、平成三十年度の予算額と都市計画道路築造等の工事内容。また、補償内容と委託料の内容を対象項目ごとにできるだけ詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 三十年度は、事業費六億八千百四万二千円を計上しており、都市計画道路南清見諏訪線ほか一線百五十三メートルの築造工事、地区内の二十四棟の建物移転や支障物件の移設補償など、また、建物移転のための調査や区画道路の詳細設計などを行うこととしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 谷山第三地区土地区画整理事業については、今年度も約六億八千万円以上の予算を計上し事業を進められる計画のようでありますので、期待を申し上げておきます。  次は、谷山地区連続立体交差事業関連事業について伺います。  まず初めに、同事業の平成三十年度の予算額と主な事業概要についてできるだけ詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 三十年度は、事業費六億三千六百十四万二千円を計上しており、遊歩道や自転車道の整備工事、永田川橋梁の補修工事、慈眼寺駅周辺の自転車等駐車場の整備工事及び鉄道残地の用地買収などを行うこととしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 連続立体交差事業関連については、特に永田川橋梁についてはかなり大きな頑丈な鉄橋等もありますし、鉄道の残地の扱いについてもいろんな課題が出てくるというふうに考えておりますが、計画どおり進められるよう努力をしていただきたいと要望を申し上げておきます。  次は、自転車等駐車場の設置計画についての質問であります。  JR谷山駅は、通勤・通学者を含め乗降客がかなり多い駅であります。それだけに自転車等駐車場はかなりの広さが必要であると思います。自転車等駐車場の設置計画はどのようになっているものか。  さらに、当初から計画のありました遊歩道・自転車道整備について、平成三十年度の事業概要をお聞かせいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 谷山駅周辺の自転車等駐車場の設置計画は、高架下利用計画に基づき、高架下に四百三十八台の整備を行い、二月十日より供用開始しており、高架下で不足する台数は三十一年度までに十四─一街区の一部に整備することとしております。  また、三十年度の遊歩道・自転車道整備の概要は、谷山駅周辺地区土地区画整理事業区域内の南清見諏訪線から旧試験場踏切に遊歩道をおよそ六百五十メートル、旧森永踏切から旧試験場踏切に自転車道をおよそ五百二十メートル整備することとしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 遊歩道並びに自転車道の整備について御答弁をいただきました。  次に、この質問の最後は、谷山地区連続立体交差事業における四つの地区、つまりJR慈眼寺駅周辺、高架一般部、JR谷山駅周辺、市電谷山電停周辺ごとの主な高架下等の活用につきましては、この間、地域の方々からも多くの要望が出されておりますので、その地域要望の実現という観点を踏まえてのそれぞれの事業内容についてできるだけ詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お触れの高架下等の活用内容は、二十六年度に実施した地元意向調査を踏まえ、慈眼寺駅周辺は自転車等駐車場や駐車場、高架一般部は遊歩道、谷山駅周辺は自転車等駐車場、駐車場及び遊歩道、谷山電停周辺は自転車等駐車場や駐車場として活用することとしております。なお、自転車等駐車場については高架下での整備が全て完了し、残りの台数は鉄道残地や市有地に整備することとしており、また、遊歩道は鉄道残地などを利用した自転車道とあわせて整備することとしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) ただいまの答弁によりますと、住民から出されておりました要望に基づいて事業実施が進んでいるようでありますので、今後も期待をいたしておきます。  最後の質問は、この間、毎定例議会ごとに質問をしてまいりました国道二百二十五号、本町交差点から木之下橋付近までの区間、約三百二十メートルありますが、この鹿児島市道木之下慈眼寺団地線の拡幅計画についての質問であります。  同路線につきましての平成三十年度の予算額と主な事業概要について詳細にお聞かせをいただきたいのであります。  答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 三十年度は、事業費九千四百七十万円を計上しており、用地測量や建物移転のための調査及び用地買収などを行うこととしております。  以上でございます。    [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 今回の議会質問と当局の答弁をお聞きいたしますと、かなり具体的な形で事業の実施が実現をされてきておりますので、新年度予算にはこれまでの議会指摘や地元説明会において出された課題や要望が予算化を含めて十分期待に応えられるように努力していただいたと思って評価をいたしております。  効果ある事業となりますよう期待をするとともに、私自身も引き続き努力をしてまいりたいということを申し上げ、時間を十一分残しておりますが、以上で、私の個人質問を終わらせていただきます。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、平山たかし議員の個人質疑を終了いたします。(拍手)  ここで、しばらく休憩いたします。               午 後 二時二十九分 休 憩             ─────────────────               午 後 二時五十八分 開 議 ○議長(上門秀彦君) 休憩前に引き続き会議を開き、質疑を続行いたします。  次は、園山えり議員。    [園山えり議員 登壇](拍手) ◆(園山えり議員) 日本共産党市議団の一人として個人質疑を行います。  二〇一一年の福島原発事故から間もなく七年、報道でも収束の見通しの立たない福島原発の実態や復興半ばの現地の様子を目にする機会がふえてまいりました。三月四日付地元紙によると、最新の全国世論調査で原発再稼働と新増設について、「将来的にゼロ」と答えた人と「今すぐゼロ」と答えた人は合わせて七五%に上っています。原発事故の懸念が残ると回答した人は実に八割に上っています。原発からの撤退は国民の願いではないでしょうか。  昨年十二月には広島高裁が四国電力に対して、愛媛県の伊方原発の三号機の運転を二〇一八年九月三十日まで差しとめる仮処分命令を下しました。判決は、伊方原発から百三十キロ離れた阿蘇山の巨大噴火を挙げ、九万年前の破局的噴火の規模なら火砕流到達の可能性は否定できないとしたもので、高裁による初めての原発再稼働差しとめであり、原発の立地不適を判断した画期的な判決だと思います。  また、福島原発事故の一カ月後、強制避難を迫られた飯舘村の百二歳の男性が、「避難したくないな、ちょっと長生きし過ぎたな」という言葉を残して自殺し、遺族が東電に約六千万円の賠償を求めた裁判でも原発事故と自殺の因果関係を認め、東電に一千五百二十万円の支払いを命じました。ところが、安倍政権は、国民世論や裁判の判決に背を向け、原発事故をさも終わったかのように電力会社や原発メーカーの利益を最優先に考え、再稼働を次々に進めようとしています。私は、市民の皆さんとともに原発は今すぐ廃炉の立場で質問をいたします。
     まず、原子力災害対策について伺います。  本会議でも議論が交わされましたが、危機管理局の新設については、激甚化する地震や風水害などの自然災害を初め、桜島の火山対策など、市民を災害等から守る特化した局を新設するとのことですが、ぜひこの機会に危機管理局を先頭に原子力災害対策にも力を入れるときではないでしょうか。市民の命と暮らし、財産を守るという本市の役割を今こそ発揮するべきです。  そこで、市長に伺います。  三・一一福島原発事故から七年を迎える今、危機管理局の新設で改めて原子力災害対策に取り組む市長の決意をお聞かせください。  以上、答弁願います。    [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 園山えり議員にお答えいたします。  福島第一原発事故から間もなく七年が経過いたしますが、被災地の復旧・復興が進む一方で、いまだ避難生活を強いられている方々もおられることから、一刻も早い全面的な復興を願っているところでございます。私はこれまで、本市の防災力を高めるためにハード・ソフトの両面からできる限りの施策を展開してまいりましたが、新年度からは迅速かつ機動的に対応する体制をさらに充実強化することといたしたところでありまして、原子力災害を含めさまざまな危機事象に対し今後とも市民の生命、身体及び財産を守るべく積極的に取り組んでまいりたいと考えております。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  ふるさとを奪われ、避難生活を強いられている福島の事実を直視するならば、一番の原子力災害への備えは原発を動かさない、廃炉しかないと考えますが、万が一の事故に備え十分な対策をとることは市長の責務です。本市でも当然あり得る原子力災害に真剣に向き合い、市民の命と暮らしをどう守るのか、積極的に取り組んでいただきたい、私はその姿勢が今、大きく問われていると思います。  次に、万が一の原発事故に備え危機管理局が原子力災害対策に本気で取り組むことが求められますが、危機管理局の新設で原子力災害対策はどのように変わるのでしょうか。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) お答えいたします。  これまで取り組んできた避難訓練や図上訓練の実施などにより避難計画等の実効性を高めていくことに変わりはありませんが、局長が専任で危機管理・防災等の業務を担当することになり、より迅速な意思決定や機動力の確保が図られるものと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  新設したこの機会にこそ、原子力災害対策の取り組みを強化していくべきではないでしょうか。  次に、県は、川内原発から三十キロ圏内の障害者や高齢者の方々に条件つきではありますが、安定ヨウ素剤を事前配布することとしています。  そこで、県の安定ヨウ素剤整備事業と危機管理局とのかかわりについて伺います。  一点目、三十キロ圏内での配布時期とスケジュール、予算をお示しください。  二点目、危機管理局における安定ヨウ素剤整備事業への対応をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 安定ヨウ素剤の事前配布は、市保健所が県の薬務課と協力して行うことになりますが、危機管理局においても情報を共有しながら連携して対応することになります。  以上でございます。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えいたします。  安定ヨウ素剤の事前配布につきましては、県によりますと、「まず、UPZ圏内全ての世帯に事前配布に係るパンフレット等を配布した上で、申請書の提出があり、要件に該当する方については、五月から順次開催する説明会において配布する」とのことでございます。また、予算は、事前配布に係る事業費として三千四百十三万七千円を計上しているとのことでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  要件に該当する方には五月から順次配布されるとのことです。危機管理局におかれましては、必要とする対象者に安定ヨウ素剤がしっかり行き届くよう、県や保健所任せにせず、局としてこれまで以上に責任を持って対応していただくことを要請いたします。  次に、原子力災害に備える対策検討委員会について伺います。  私は、平成二十九年第四回定例会において兵庫県篠山市の先進的な取り組みを紹介し、質疑を交わしたところです。篠山市は、独自に原子力災害対策検討委員会を設置し、議論を深める中で、安定ヨウ素剤の全市民への事前配布を市長に提言し、市長がそれに応え事前配布事業が実現しています。  そこで伺います。  質問の一点目、兵庫県篠山市の原子力災害対策検討委員会の構成メンバーをお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 兵庫県篠山市の原子力災害対策検討委員会は、学識経験者や医療関係者のほか、自治会や公募による一般市民などにより構成をされております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  原子力災害対策検討委員会の構成メンバーの中には、自治会長会や消防団、学識経験者などのほかに推薦や公募で選ばれた市民の方々が半数近くを占めています。ことし一月に私ども党市議団は、原子力災害対策について篠山市の取り組みを改めて視察してまいりました。また、二月四日には篠山市の検討委員会のメンバーの一人であるフリーライターの守田敏也さんの講演を鹿児島市で聞く機会がありました。そこでわかったことは、篠山市の取り組みが国の原子力災害対策の下請的なものではない、真に市民の側に立った対策を打ち立てる取り組みをされておられるということです。委員会では、今すぐにでもできる有効なことから進めていこうと、繰り返し市民の啓発を行うことを試みたということでした。私は、ここに大変重要な教訓があると思います。本市でも市民参加型の議論ができる場所が必要ではないでしょうか。  そこで、質問の二点目、市民の推薦や公募制をとるなど、住民参加型の公平・公正な委員会設置の検討をしていただきたいと考えますが、当局の見解をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 本市において委員会の設置は考えておりませんが、県の原子力安全・避難計画等防災専門委員会で、防災対策の充実強化に向けさまざまな議論がなされておりますので、その動向に留意しながら必要な対策を講じてまいります。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  委員会設置は考えておられないという答弁でしたが、鹿児島県の原子力安全・避難計画等防災専門委員会にはメンバーの中に推薦や公募で選ばれた市民はおりません。また、本会議の質疑でこれまでも述べてまいりましたが、安全性を確認する県の専門委員会においては、寄附や多額の研究費を受けている方もおられ、公平・公正に判断ができるものか疑問が残ります。本市におかれましても公平・公正な委員会の設置を検討していただきますよう要請いたしまして、この質問を終わります。  新しい質問に入ります。  性的少数者、いわゆるLGBTへの支援について伺います。  平昌冬季オリンピックは、友情・連帯・フェアプレーのオリンピック精神に基づき、平和の祭典として十七日間の熱戦に幕がおろされ、選手たちの熱い戦いで勇気と感動に包まれました。続いてパラリンピックが開幕します。  この平昌オリンピックでは、LGBTを公表した十五人のアスリートたちが活躍したと報道されています。オリンピック憲章には、平成二十六年から性的指向による差別禁止が明記され、オリンピックの開催国はこれに準ずる必要があります。二年後に迫る東京大会ですが、LGBTへの差別をなくすことは国際社会の要請でもあります。日本では昨年七月に、ゲイやトランスジェンダー、いわゆる性同一性障害であることを公表している地方議員五人がLGBT自治体議員連盟を発足させました。性的少数者の人権を守る条例や施策を地方議会を通じて全国の自治体に広げていくことを目指すといいます。勇気を持って当事者の議員が議会の中で声を上げることは、何より説得力があり、大変意義のある取り組みだと思います。  このような流れの中で、私も地方議員の一人として、性的少数者の方々の権利が本市でも全面的に保障されるよう取り組む立場でこの質問をいたします。  まず初めに、平成二十九年度の総括と三十年度における性的少数者への理解促進や相談、支援等の具体的取り組みを伺います。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 平成二十九年度は、新たに人権課題に位置づけた性的少数者の人権について職員研修会のテーマに取り上げるなど、その周知に取り組んだところでございます。三十年度におきましては、引き続き、性的少数者の人権についての記載を加えた啓発冊子等を市民や企業に配布するほか、人権週間等で実施するパネル展においてもテーマの一つとして取り上げるなど、理解促進に努めるとともに、相談、支援については、人権擁護委員等による人権相談や保健所で行う精神保健福祉相談で対応することとしております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  二十九年度は、人権課題に新たに加わった性的少数者を職員研修会のテーマにも取り上げられたとのことでした。  そこで、具体的な取り組みはなされてきているものか伺います。  まず、公的書類の性別欄削除の取り組みについて伺います。  私たちはふだんから、公的な書類を書く場面において性別を問われることがあります。ところが、性同一性障害の方にお話を伺うと、窓口などで見た目と実際の性別が違うことに驚かれたり、偏見を持たれることが大変つらい、書類の性別欄で必要のないものは削除してほしいという声をお聞きしています。  そこで、質問の一点目、本市の公的書類について性別記載の意義はどのように認識されておられるのか見解を伺います。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 本市の申請書や届出書などで性別記載を行っているものとしましては、住民票など法令等に定められているものや施設入所申し込みなど、性別により対応を区別する必要があるものなどがあるところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  法的に定められているもの、性別によって対応を区別するものがあるということでした。  現在、LGBTへの理解が少しずつ進む中で、国も公的書類の中の性別欄の削除について取り組みが始まっています。  そこで、質問の二点目、公的書類の性別欄削除について、国の取り組みで性別欄が削除されたもの、また、本人の申し出により配慮する取り扱いをするものにはどのようなものがあるのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) これまで国の取り組みにより性別欄について本人の申し出により配慮する取り扱いを行っているものとしては、住民票記載事項証明書などがあり、性別欄が削除されたものとしては精神障害者保健福祉手帳がございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  精神障害者保健福祉手帳は性別欄が削除されていることがわかりました。  次に、本市の取り組みについて伺います。  質問の三点目、印鑑登録証明書について。  まず、二〇一六年、平成二十八年の総務省からの印鑑登録証明書の発行の際に性別を明記しなくても差し支えないとする通知内容と目的をお示しください。  次に、本市の対応と対応に至った経緯をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 平成二十八年十二月十二日の総務省通知についてでございますが、印鑑登録証明事務処理要領においては、印鑑登録証明書に男女の別を記載することとされているが、性同一性障害者等に配慮し、記載しない取り扱いとしてもよいかという他市町村からの問いに対して、差し支えないとの回答が示されたものでございます。  次に、本市の印鑑条例につきましては、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律が平成十五年七月に公布される中で、総務省に照会したところ、印鑑登録事務は市町村の条例に基づく事務であり、各自治体の判断で行えばよいとの回答を得たことから、平成十六年四月一日に一部改正を行い、印鑑登録証明書から男女の別についての項目を削除したところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  本市では平成十六年に削除されたことがわかりました。当時、当事者の声を本会議で取り上げられ、議論が交わされた経緯もあり、性別の必要性を精査する対応がなされており、その取り組みを評価するものです。  それでは、性別欄削除による効果についてどのように認識されておられるのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 印鑑登録証明書の性別欄を削除したことによる影響等は特にないところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  特に影響はないということでしたので、ほかの書類でも特段、男女の対応を区別するものでなければ性別欄を削除しても影響はないと見込んでもいいのではないでしょうか。  そこで、質問の四点目、LGBTへの理解と支援が少しずつ広がってきた昨今、改めて性別記載の意義を精査し、可能な限り削除されるよう検討を求めるものですが、当局の見解をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎市民局長(星野泰啓君) 申請書や届出書などの性別記載欄への配慮につきましては、これまで国の通知等に基づき一定の取り組みを進めてきているところであり、今後においても見直しの検討を行いながら適切な対応が図られるよう努めてまいりたいと考えております。
     以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  前向きな答弁と評価いたします。ぜひ全庁的な調査をしていただき、男女を記す必要のないものは一刻も早く削除をしていただき、当事者の方が嫌な思いをしないよう取り組んでいただくよう強く要請いたします。  それと同時に、現在、国民健康保険証等においては、本人からの申し出により性別は裏面に記すことが可能です。加えて、性同一性障害の方から通称名の記載を希望する申し出があれば、表面に通称を、裏面に本名を記載することになっています。当事者の方々に周知徹底などがなされれば負担が少しは軽くなるのではないかと思いますので、各課が情報を共有し相談があった場合に対応がなされるよう重ねて要請いたしまして、この質問を終わります。  新しい質問に入ります。  昨年十二月に国連では家族農業の十年が可決され、二〇一九年から二〇二八年が家族農業の十年間になることが正式に決定されました。二〇一四年に国連が定めた国際家族農業年を十年間延長するもので、小規模・家族農業を関連政策の中心に位置づけようとする国際的流れが改めて重視されることが示され、時代おくれだと思われていた小規模・家族農業は、持続可能な農業の実現という目標に照らして実は最も効果的だという評価がなされるようになりました。ところが日本の農政は全く逆行しています。TPPやEPAといった貿易自由化の流れの中で大企業の農業参入や規模拡大を強め、日本の小規模農家は効率が悪いという評価のもと家族農業を切り捨てるという姿勢です。  本市は、国の流れに乗るのではなく、家族農業を守り支えるという大きな役割が求められていると思います。本市でも食料自給率の低下や深刻化する農業従事者の高齢化と後継者不足が大きな課題であることを昨年の第三回定例会で質疑を交わしたところですので、平成三十年度の取り組みを以下伺ってまいります。  新規就農者支援対策事業について、まず、本市に寄せられた平成二十四年度から二十八年度の就農相談件数、また主な相談内容、また平成二十八年度の相談者の年齢を年代別でお答えください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) お答えいたします。  就農相談件数を平成二十四年度から二十八年度まで順に申し上げますと、四十九、四十八、六十四、五十二、七十七件でございます。主な相談内容は、作物の選定や農地のあっせん、技術の習得などに関することでございます。二十八年度の相談者数を年代別に申し上げますと、十代、七、二十代、十三、三十代、十七、四十代、十五、五十代、十三、六十代以上、十二人でございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  相談件数は年々増加傾向にあるようです。農業に興味や関心を持たれた方々が就農に結びつくよう支援の取り組みが求められていると思います。また、若い方以外にも五十代や六十代以上の就農相談もあることがわかりました。  次に、三十年度予算における事業内容と目的、新規就農者数の年間目標と見込まれる効果をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 本事業は、新規就農者の確保・育成を図るため、就農相談や技術習得の研修、就農開始に必要な生産施設等の整備に対する助成のほか、就農後の経営安定を支援するための農業次世代人材投資資金の交付等を行うものです。三十年度は新たに都市農業センターに研修農園を設け、市民農業塾を実施いたします。これらの取り組みにより円滑な就農が促進されるものと考えており、第二期農林水産業振興プランにおきまして新規就農者数の目標値を年間五人としているところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  新規就農者の確保や育成を図るため、研修や助成、経営安定を支援するための農業次世代人材投資事業があることがわかりました。新規就農者の年間目標は五人ということです。  次に、就農までの支援の流れと関連施策の特徴について伺います。  質問の一点目、就農までの支援の流れをお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 就農を目指す方は、相談窓口を経て、農業体験講座や市民農業塾、さらに専門的な基礎研修や指導農業士のもとでの研修を受けるなど、技術を習得した後、農地のあっせんや施設の整備に対する支援制度などを活用して就農することになります。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  就農までの流れの中で研修について三十年度は拡充が図られているようですので、以下伺います。  質問の二点目、市民農業塾について。  就農実践コースの目的と拡充に至った経緯をお示しください。  また、利用要件、対象年齢、定数をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 市民農業塾の就農実践コースは、就農基本コースの修了者が円滑な就農と自立した経営の確立を図るために、より専門的な栽培技術の習得などを目的として野菜の植えつけから収穫、出荷調整まで、一年を通じた実践主体の研修を行うこととしたところでございます。  受講者の要件は、本市に居住し、就農を希望する十八歳以上、七十歳未満の方で、定員は五人としております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  一年を通じて実践的な研修をするよう拡充が図られたとのことです。ぜひ円滑な就農につなげられるよう効果を期待するものですが、技術を身につけ、就農に踏み出した方々への経済的な支援はどのようになっているものか、以下伺います。  質問の三点目、農業次世代人材投資事業、いわゆる旧青年就農給付金事業について。  まず、事業の概要と変遷、国の方針と位置づけについてお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 農業次世代人材投資事業は、本市の人・農地プランに位置づけられた地域の担い手となる新規就農者に対し、就農後の経営安定を図るため、年間百五十万円の交付金を五年間にわたり交付するものでございます。この事業は、平成二十四年度に青年就農給付金事業として開始され、次世代を担う意欲ある新規就農者への支援であることを明確化するため、二十九年度に事業名を改めたもので、国の食料・農業・農村基本計画における担い手の育成・確保を推進するための主な施策の一つとして位置づけられております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  青年就農給付金事業は、二十九年度から農業次世代人材投資事業に名称を変更された際、制度の内容にも変更があり、給付金の交付終了後に交付期間と同じ期間の就農を義務づけ、違反の場合は返還しなければならないなど、新規就農者が不安になる点もあるようです。真面目に意欲を持った志望者であれば従来どおりに対象となることは確認されているようですので、新規就農者が交付の申請をためらうことのない対応を要請いたします。  次に、平成二十八年九月に公表されました青年就農給付金に関する農林水産省のアンケート調査結果の特徴的な内容をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) アンケート調査結果につきましては、当事業を実施している市町村からは、新規就農者の確保と育成につながっているとの回答が多くあったところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  市町村としても新規就農者の確保と育成につながっており、評価がされているようです。  次に、平成二十四年度から二十八年度の本市の年度ごとの交付者数と交付額をお示しください。  また、効果と課題はどのようなものがあるかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 本市における交付者数と交付額を平成二十四年度から二十八年度まで順に申し上げますと、交付者数は、八、十三、十一、十二、十二人、交付額は、一千百二十五、一千八百、一千五百、一千五百三十八、一千六百五十万円でございます。  事業の効果といたしましては、新規就農者の運転資金や施設等の導入資金として効果的に活用されるなど、就農後の経営安定に寄与しているところでございます。課題としましては、交付の要件として、四十五歳未満の新規就農者に限られることや農家の後継者が就農する場合は親と経営を分離する必要があることなどでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  本市でも毎年十人前後の交付実績があり、課題として交付要件が四十五歳未満に限られていることなどがあるようです。本市の就農相談には五十歳以上の中高年の方々も多く、また、市民農業塾も七十歳未満の方も対象であることから、制度の拡充を図ることは新規就農者の増加につながるのではないかと考えます。  そこで、四十五歳以上の新規就農者が同事業を利用できるよう制度拡充を国に求めるべきと考えますが、当局の見解をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 本事業の年齢要件の緩和は、新規就農者のさらなる増加と就農後の経営支援につながりますことから、今後、県や関係機関とも協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  年齢の要件緩和での効果は当局も認めておられるので、ぜひ関係機関と協議していただき、声を上げていただくことを要請いたします。  昨年の第三回定例会で、本市の農業就業者のうち、納税できた方の中で所得二百万円以下が八割を占めており、大変厳しい経営環境であるということを確認いたしましたが、給付金の年間百五十万円の支援は新規就農者の支えであり、頼みの綱となっているのではないでしょうか。他都市ではこの事業の四十五歳未満という年齢要件を踏まえて、四十五歳以上の方を対象に独自の給付事業に取り組んでおられる自治体もあるようですので、私も引き続き調査研究し、改めて質疑をさせていただきたいと思います。  この質問の最後に、本市の農業従事者の高齢化や後継者不足に対しての認識と平成三十年度における新規就農者支援に取り組む当局の決意をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 本市の農業の持続的な発展と地域の活性化を図るためには、次代の農業を担う新規就農者の確保・育成が重要な課題であると認識しております。今後とも第二期農林水産業振興プランに基づいて就農を希望する方への相談体制や各種技術研修制度の充実を図るとともに、就農後に自立した経営が確立できるよう支援体制の整備などに関係機関と一体となり積極的に取り組んでまいります。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  本市は、第二期農林水産業振興プランにおいて、新規就農への支援は重点施策と位置づけられておられます。政府は、農村への関心の高い若者を中心に都市と農村を行き来する田園回帰の動きが出始めていることや定年退職を契機とした農村への定住志向も見られるようになってきていると指摘していることからも、安定的な新規就農者の確保ができ、経営を支えることができるよう、切れ目のない支援を強く要請いたしまして、この質問を終わります。  新しい質問に入ります。  市営住宅についてです。  割愛する質問があることを申し上げておきます。  まず最初に、平成三十年度予算におけるエレベーター設置で見込まれる設置率、対象住宅をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) エレベーターの設置は、三階建て以上の建物を対象としており、大明丘、桜ケ丘住宅の完成などにより、三十年度末で一万五百九十四戸のうち二千九百六十七戸に設置予定であり、設置率は二八%となる見込みでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  大明丘、桜ケ丘住宅の完成等により、エレベーター設置率は二八%になる見込みとのことですが、高齢者を初め、子育て世代の方々からもエレベーター設置を望む切実な声を聞いておりますので、必要な住宅への一刻も早い設置を要請いたします。  次に、三十年度から予定しておられる市営住宅滞納家賃収納業務委託事業について伺います。  質問の一点目、事業内容と目的をお示しください。  質問の二点目、予算の内容について、予算の金額と成功報酬の有無、また、対象となる人数と金額をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お触れの事業は、家賃を滞納した退去者に対する回収業務を弁護士または弁護士法人に委託するもので、収納率の向上と負担の公平性の確保を目的としております。  予算額は五十万円で、回収額に応じた成功報酬を予定しており、二十八年度決算で申し上げますと、対象は三百十二世帯、滞納額はおよそ一億二千万円でございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  家賃を滞納した退去者に対して弁護士等に回収業務を委託する事業で、対象は三百十二世帯、約一億二千万円に上ることがわかりました。
     次に、質問の三点目、これまでの滞納繰り越し分の回収率、金額、委託によって見込まれる効果をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 二十八年度決算で申し上げますと、滞納繰り越し分の収納率はおよそ一三%、収納額はおよそ二千百七十万円となっており、収納率の向上のほか、新たな滞納の抑止などの効果があるものと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  収納率は二十八年度決算でおよそ一三%とのことでした。委託によって新たな滞納の抑止等の効果が見込まれるとのことですが、滞納しがちな住民に対し、家賃減免制度や生活を立て直すための助成制度の紹介など、市営住宅に暮らし続けられるように支援することこそが新たな滞納家賃を生まないことにつながるのではないでしょうか。ところで、これまで職員が対応してこられた滞納家賃の収納業務ですが、弁護士等に委託する五十万円でどれほどの効果を見込んでおられるのでしょうか。  質問の四点目、そもそも費用対効果に対する当局の認識はどのようなものかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 滞納繰り越し分は現年度分と比べ収納が困難であることから、法的な資格やノウハウを有する弁護士等へ委託することで一定の効果があるものと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  一億二千万円の滞納家賃に対し五十万円の予算で委託することでの効果は疑問であり、これまでどおり市職員の対応でもよいのではないでしょうか。  次に、質問の五点目、市民サービスの低下や厳しい取り立て、情報漏えい等、問題が発生した際の責任の所在はどうなるのかお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お触れのことについては、契約書に個人情報保護規定などを盛り込むこととしておりますが、問題が発生した場合は個別に判断することになるものと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  市営住宅から撤去された後も住民の方々は、恐らく経済的に大変なことに変わりはないと思われますが、滞納している住民は弁護士から支払いの督促が来たり、裁判をちらつかされれば当然不安に感じると思います。支払いの相談ができずにサラ金に手を出してしまうことや自己破産への道につながらないでしょうか。住まいは人権という観点から、家賃が払えず余儀なく退去した方々を思うと、なぜ家賃が払えなくなったのか、高い専門性を持った職員の皆さんが力を発揮し、生活の再建を支援することこそ求められているのではないかということを指摘いたしまして、この質問を終わります。  次の質問に入ります。  ひとり暮らし高齢者等安心通報システム設置事業について伺います。  これまで私ども党市議団は、この事業について、議会や市民の皆さんとともに繰り返し改善を求めてまいりました。三十年度からシステムの拡充が実現するようですので、どのような改善が図られたのか、以下伺ってまいります。  まず、平成三十年度のシステム拡充の内容、拡充に至った経緯と見込まれる効果をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 安心通報システムにつきましては、固定電話回線がなくても専用の携帯型端末などを利用できるシステムが普及してきたことから、新たな契約の締結に合わせて固定電話を必要としないシステムを導入し、従来型システムとの選択制にするとともに、固定電話を所有していない生活保護受給世帯の方などが従来型システムを希望する場合には、市の保有する固定電話回線を貸与することにしております。効果としては、ひとり暮らし高齢者等の生活の安全確保等がさらに図られるものと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  これまで固定電話を所有していなければ利用できなかったものから、固定電話を所有していなくても利用できるシステム改修がなされるということで、利用者が広がると思われることから評価するものです。  次に、予算額と見込まれる利用人数、旧制度、いわゆる在宅介護支援システムからの利用者の推移を平成二十四年度から二十八年度でお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 三十年度の予算額は七千九十九万八千円で、固定電話を必要としないシステムにつきましては、三十台を見込んでおります。また、利用者の推移を年度末時点での稼働台数で二十四年度から二十八年度まで順に申し上げますと、一千百十六、一千十、一千二百四十、一千二百九十三、一千三百十九台となっております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  旧制度から現在の制度に変更された平成二十五年度は若干利用が減っているものの、一千人を超える方々の利用があり、年々増加傾向のようです。高齢者や家族にとっても安全の確保につながっているのではないでしょうか。今回の拡充でこれまで利用を諦めていた方々にも利用が広がることを期待いたします。  質問の最後に、既に利用している方も含めシステム拡充の周知徹底を求めますが、当局の見解をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) システムの拡充内容等につきましては、利用者を初め、民生委員や地域包括支援センター等にお知らせするほか、市民のひろばやホームページ等を活用し、周知を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  対象となる高齢者の方々がもれなく利用できるように周知徹底を図っていただくことを要請いたしまして、この質問を終わります。  最後の質問に入ります。  田上小学校周辺における土地区画整理事業について、まず、現在の取り組み状況をお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) お触れの事業については、現在、課題の把握や分析などを行うとともに、新川河川改修事業の進捗状況や今後の取り組みなどについて県と協議を行っているところでございます。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  この地域は、生活環境の改善及び治水が課題となっており、住民の皆さんは、たび重なる浸水被害に大雨のたびに不安を抱えておられますので、一刻も早い事業の検討を要請いたします。  次に、第五次総合計画第四期実施計画における今後の取り組みや見通しをお示しください。  以上、答弁願います。 ◎建設局長(水元修一君) 現在、計画中も含め六地区で土地区画整理事業を進めており、これらの地区の進捗状況や残事業量などを勘案するとともに、河川改修との整合を図る必要があることから、引き続き検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。    [園山えり議員 登壇] ◆(園山えり議員) 答弁いただきました。  引き続き事業の検討状況を注視し、今後も議論させていただくことを申し上げまして、私の全ての質問を終わります。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、園山えり議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) △延会 ○議長(上門秀彦君) ここでお諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、明日に延会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(上門秀彦君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  なお、明日は、午前十時から会議を開きます。  本日は、これにて延会いたします。               午 後 三時 五十分 延 会             ───────────────── 地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。          市議会議長  上 門 秀 彦          市議会議員  柿 元 一 雄          市議会議員  大 森   忍