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  1. 鹿児島市議会 2016-06-01
    06月20日-02号


    取得元: 鹿児島市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-23
    平成28年第2回定例会(6月)   議事日程 第二号     平成二十八年六月二十日(月曜)午前十時 開議第 一 第四号議案ないし第一七号議案────────────────────────────────────────   本日の会議に付した事件議事日程のとおり────────────────────────────────────────   (出席議員 四十九人)  一  番   中  元  かつあき  議員  二  番   霜  出  佳  寿  議員  三  番   平  山  タカヒサ  議員  四  番   園  山  え  り  議員  五  番   佐  藤  高  広  議員  六  番   瀬 戸 山  つ よ し  議員  七  番   杉  尾  ひ ろ き  議員  八  番   徳  利  こ う じ  議員  九  番   薗  田  裕  之  議員  十  番   し ら が  郁  代  議員  十一 番   松  尾  ま こ と  議員  十二 番   中  原  ち か ら  議員  十三 番   米  山  たいすけ  議員  十四 番   たてやま  清  隆  議員  十五 番   わ き た  高  徳  議員  十六 番   奥  山 よしじろう  議員  十七 番   柿  元  一  雄  議員  十八 番   志  摩  れ い 子  議員  十九 番   堀     純  則  議員  二十 番   井  上     剛  議員  二十一番   上  田  ゆういち  議員  二十二番   長  浜  昌  三  議員  二十三番   大  森     忍  議員  二十四番   伊 地 知  紘  徳  議員  二十五番   大  園  た つ や  議員  二十六番   の ぐ ち  英 一 郎  議員  二十七番   川  越  桂  路  議員  二十八番   山  口  た け し  議員  二十九番   仮  屋  秀  一  議員  三十 番   中  島  蔵  人  議員  三十一番   古  江  尚  子  議員  三十二番   田  中  良  一  議員  三十三番   小  森  のぶたか  議員  三十五番   森  山  き よ み  議員  三十六番   三 反 園  輝  男  議員  三十七番   大  園  盛  仁  議員  三十八番   小  川  み さ 子  議員  三十九番   小  森  こうぶん  議員  四十 番   上  門  秀  彦  議員  四十一番   長  田  徳 太 郎  議員  四十二番   幾  村  清  徳  議員  四十三番   平  山     哲  議員  四十四番   入  船  攻  一  議員  四十五番   う え だ  勇  作  議員  四十六番   崎  元  ひろのり  議員  四十七番   秋  広  正  健  議員  四十八番   ふ じ た  太  一  議員  四十九番   片  平  孝  市  議員  五十 番   平  山  た か し  議員────────────────────────────────────────   (欠席議員 一人)  三十四番   ふじくぼ  博  文  議員────────────────────────────────────────   事務局職員出席者  事務局長   吉  永  直  人  君  事務局参事  議事課長   尾 ノ 上  優  二  君  事務局参事  総務課長   福  重  正  史  君  政務調査課長 池  田  雅  光  君  議事係長   上 久 保     泰  君  議事課主幹  委員会係長  西  田  慎  一  君  議事課主査  福  留  真  悟  君  議事課主査  小  倉  秀  幸  君────────────────────────────────────────   説明のため出席した者  市長     森     博  幸  君  副市長    松 木 園  富  雄  君  副市長    阪  口  進  一  君  教育長    杉  元  羊  一  君  代表監査委員 中  園  博  揮  君  交通局長   鞍  掛  貞  之  君  水道局長   松  山  芳  英  君  船舶局長   南     勝  之  君  総務局長   松  永  範  芳  君  企画財政局長 秋  野  博  臣  君  市民局長   中  薗  正  人  君  環境局長   山  口  順  一  君  健康福祉局長 上 之 園     彰  君  産業局長   山  下  正  昭  君  観光交流局長 圖  師  俊  彦  君  建設局長   鮫  島  健 二 郎  君  消防局長   木  場  登 士 朗  君  病院事務局長 内  山     薫  君  市長室長   有  村  隆  生  君  総務部長   白  石  貴  雄  君  税務部長   西     俊 一 郎  君  企画部長   鉾 之 原     誠  君  企画財政局参事  財政部長   中  園  豊  明  君  危機管理部長 湯 通 堂     直  君  市民文化部長 瀬 戸 口  栄  子  君  環境部長   原     亮  司  君  資源循環部長 柿  元  孝  志  君  すこやか長寿部長         福  田  健  勇  君  こども未来部長古  江  朋  子  君  福祉部長   日  髙  照  夫  君  保健所長   徳  留  修  身  君  産業振興部長 千  堂  和  弘  君  農林水産部長 宇  多  武  久  君  観光交流局次長玉  利     淳  君  建設管理部長 松  窪  正  英  君  都市計画部長 坂  元     浩  君  建築部長   屋  野  伸  洋  君  道路部長   水  元  修  一  君  消防局次長  安  樂     剛  君  病院事務局次長児  玉  哲  朗  君  交通局次長  西     美 佐 男  君  水道局総務部長鬼  丸  泰  岳  君  船舶局次長  福  崎  次  芳  君  教育委員会事務局参事  管理部長   星  野  泰  啓  君──────────────────────────────────────── 平成二十八年六月二十日 午前十時 開議 △開議 ○議長(上門秀彦君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第二号のとおりであります。 △第四号議案―第一七号議案上程 ○議長(上門秀彦君) それでは、日程第一 第四号議案ないし第一七号議案の議案十四件を一括議題といたします。 件名の朗読を省略いたします。 △個人質疑 ○議長(上門秀彦君) これより質疑に入ります。 それでは、通告による個人質疑の発言を順次許可いたします。 まず最初に、のぐち英一郎議員。   [のぐち英一郎議員 登壇](拍手) ◆(のぐち英一郎議員) 二〇一六年六月の定例会に当たり、通告に基づく個人質問を行います。 質問に先立ち、このたびの熊本と大分で発生した地震でお亡くなりの方々と御遺族の皆様にお悔やみを申し上げますとともに、被災なされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。 私は、被災された方々への支援を続けつつ、そこからの学びをあすは我が身と、そういう思いで今回の質問を含め市政の場に反映することに努めてまいる、そのように考えております。 初めに、市長多選の規制と自粛について、間もなく任期満了をお迎えになる森市長にお伺いいたします。 一点目、選挙で選ばれます自治体のリーダーであります市長というお仕事は、自治体の予算、人事、公共工事の発注等、強力な権限をお持ちの方です。その強力な権限をお一人で選挙で選ばれてお持ちになるお仕事、そういうものを同一の方が十五年以上、任期にして四期以上多選されることを森市長はどのようにお考えでしょうか、お示しをください。 二点目、平成十一年当時の自治省が首長の多選の見直し問題に関する調査研究会を、十九年には首長の多選問題に関する調査研究会をそれぞれ設置したことと、首長の多選問題に関する調査研究会が三選以上については法律で制限しても合憲であるとの結論をまとめ公表したことに対し、市長はどのようなお考えをお持ちでしょうか、お示しください。 三点目、市長選挙に対する政治的な無関心についてお伺いいたします。政治的な無関心から起こります投票率の低さの経過、とりわけ八年前におきましては二十代が抽出で一二・五七%、四年前は二十代抽出で一六・七一%という状況がございますが、そうした選挙の結果で構築をされる政治構造が本来の市民ニーズとのずれやねじれを生み出している、そういうことの可能性について森市長のお考えをお示しください。 四点目、この十二年間の森カラーによる多大な実績と、十二分とも私は考えておりますが、一期当たり二千七百六十九万六千円、三期で八千三百八万八千円にもなります退職金、実績とその処遇のことも御勘案をいただきまして、社会経済情勢を踏まえ新しい市長にかじ取りを託されるお考えはないものでしょうか。四期目に挑戦をなさるお考えでしょうか、それぞれ理由をお示しください。 以上、御答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) のぐち英一郎議員にお答えをいたします。 首長の多選につきましては、一般的には任期が長くなることにより行政を熟知し、力量も備えられ、人的ネットワークが広がるというプラス面がある一方で、行政のマンネリ化や停滞、独善的な行政に陥ることが問題になることもあるようでございます。 お触れになりました国の調査研究会につきましては、多選の制限が憲法上、許容されるのか否かについて調査研究を進めるために設置されたもので、最終的に法律に根拠を有する首長の多選制限については必ずしも憲法に反するものとは言えないとの報告がなされたものと認識をいたしております。また、同研究会におきましては、憲法論に焦点を当てて調査研究がなされたものと考えております。 市長選挙の投票率につきましては、平成二十年が二七・三八%、二十四年が三四・三八%で、特に二十代が低く、このことについては大変残念な結果であったと考えております。私は、市民が主役の鹿児島市の実現を基本理念に掲げ、これまできめ細やかな市政情報の発信を行うとともに、さまざまな機会を捉え、若者を初め、市民との対話と協働を深めてまいりましたが、今後とも市政運営に当たりましては、市民の皆様方に市政をより身近に感じていただけるよう各種施策の充実を図るとともに、市民の意見やニーズを把握しながら市民目線に立ったサービスの提供に努めてまいりたいと考えております。 私は、残された任期において、第五次総合計画や地方創生総合戦略の推進に全身全霊を傾注していくことが私の責務であり、市民の皆様方に対する責任でもあると考えておりまして、次期市長選挙に関しましては、いずれかの時期に私の態度を明らかにしたいと考えております。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁いただきました。 四期目挑戦のお考えを明言はなさいませんでした。 投票率が低いのは若年層だけに限りません。この低さを信頼によるお任せとする考え方もございますが、私は余りそうは考えておりません。期待と信頼の揺らぎ、あるいは市政全般に対する諦めと失望、そういったものも少なからぬ影響を及ぼしていると常日ごろの市民の皆様からの御指摘をいただきながら考えているところでございます。 市長に残された任期に全身全霊を傾注というお言葉をいただきましたので、来月の重なります大きな選挙の投票率なども御勘案をいただきまして、ぜひ残された任期におきまして、また、ふれあいトークなども組み立てから原点回帰をし、市民の思いに市政をより一層近づけていただきますようお願いいたしまして、次の項目に入ります。 地震についてお伺いいたします。 一点目、国土交通省による本市の地域別地震係数を熊本地震の被災地と比較することで描く本市の地震被害像に変化がどのようにあるものか。また、当局が急ぎ必要と考えている対策についてお示しください。 二点目、本市の建物の耐震概況についてお示しをください。その中でも特に指定避難施設や医療介護施設、幼保小中高、市営住宅を含む状況についてもお示しいただきたいと思います。また、当局が認識をされる喫緊の耐震化に関する課題とはどのようなものでしょうか。 以上、お示しください。御答弁願います。 ◎市民局長(中薗正人君) お答えいたします。 地震係数につきましては、建築基準法に基づく国土交通省の告示で東京都など地震の多い地域の一・〇に対し本市は〇・八となっております。一方、熊本市は〇・九とされておりますが、最大震度七という地震が連続して発生したことにより大きな被害が生じたものと考えております。本市の地域防災計画では強い地震が連続して起きる被害想定にはなっておりませんので、今後、国や県による見直しの動向なども注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お答えいたします。 本市では、耐震改修促進計画を策定し、住宅、多数の者が利用する一定規模以上の建築物、防災上重要な建築物を対象に建築物の耐震化に取り組んでおります。これらのうち市が保有している建築物は耐震化率九九・八%となっており、桜島港フェリーターミナルを除く指定避難所、病院、社会福祉施設、共同住宅、学校などについては耐震化が図られております。一方、民間建築物については、平成二十五年の国の調査によると、住宅の耐震化率は八九%となっており、また多数の者が利用する建築物は、現在、市耐震改修促進計画の改訂に合わせて調査を行っておりますが、二十年時点の耐震化率は七六%でございました。喫緊の課題は、市が保有する建築物の耐震化を完了することでございます。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれお答えをいただきました。 強い地震が連続して起きる被害想定にはなっていないままであるとのことであります。多数の者が利用する建物につきましても、現在調べが進んでいるために約八年前のデータしかまだお持ちではないようです。国と県を見守っている間に市民が大きな被害を受けるなどということにならぬよう市長のリーダーシップも発揮いただき、独自の地震対策にも急ぎ取り組みをいただきたいと思います。 重ねてお伺いいたします。 私は過日、政務活動費で、原子力を規制する国の地震担当の方々と地震動についてのヒアリングに出向いてまいりました。そこでの成果をもとにお伺いしてまいります。 三点目、二〇一六年四月の熊本地震において益城町の観測点で観測された地下地震観測記録は、はぎとり波に換算いたしますと一千ガルを超えていると考えられます。川内原発一、二号機の基準地震動を超えた可能性がある、そういうことを規制庁は否定いたしませんでした。これを詳細解析し、その結果を震源を特定せずに策定する地震動に位置づける必要があると私は強く考えます。位置づけまして、川内原発一、二号機の基準地震動六百二十ガルと、大幅に過小評価とたびたび指摘をされております耐専スペクトルを見直す必要性の認識を当局はどのようにお持ちでしょうか、お示しください。 四点目、この益城町での記録を詳細解析をし、川内原発の基準地震動を改正するまでの間、危険な状況が放置されている、そのように私は考えますので、川内原発をとめる必要性がある、そのように考えます。ぜひこのことにつきましては、森市長から、県知事、九州電力、原子力規制委員会、総理大臣に要請をしていただきたいと考えますが、森市長のお考えをお示しください。 五点目、九州電力は益城町の一千五百八十ガルをやわらかい地盤の影響とし、本年四月二十一日付で公表いたしておりますが、九七年三月の鹿児島県北西部地震の際には、川内原発の原子炉格納容器で四百六十七ガルを観測しております。同年五月には原子炉格納容器で六百三十九ガルを記録しております。また、この際、三月に地震を観測できた三十カ所で五月には欠測の状況であります。こうしたことの事実を当局はお持ちでしょうか。この事実と欠測理由の把握の有無、並びにそうしたことに基づく本年四月二十一日付九電資料の「川内原子力発電所は大きな揺れになりにくい、かたい岩盤の上に設置されています」という説明が大いに揺らいでいると私は考えますが、その揺らぎと現状を直視した当局の合理的な判断というものをどのようにお持ちかお示しください。 六点目、今回の熊本地震と同様の地震が川内原発の直下、あるいは近接地域を震源とした際に、市民の命と健康と財産を被曝から守る責務として、現在のような紳士協定の見直しなど市長はどのようにお考えになるでしょうか、お示しください。 以上、御答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 紳士協定の見直しについてお答えします。 本市におきましては、九州電力との協定に基づき川内原発での安全対策や運転状況などについて随時情報提供が行われており、また非常時には直ちに本市に連絡が来る体制が確保されております。今回の熊本地震の発生時にも地震による施設面への影響などについて本市に連絡があったところであり、今後とも当該協定の適切な運用が図られるものと考えております。 ◎市民局長(中薗正人君) お答えいたします。 基準地震動につきましては、原子力規制委員会は、地震加速度が観測地点の地質や計測方法によって大きく変化するため単純な比較ができないことから、基準地震動を見直す必要性は示しておりませんが、引き続き、地震の状況を監視していくとのことでありますので、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。 九州電力によりますと、熊本地震の際、川内原発で観測された最大加速度八・六ガルは原子炉の自動停止の設定値百六十ガルより一桁以上小さいものであり、建屋や機器の耐震設計の基準地震動六百二十ガルの揺れと比べるとさらに小さく、安全上、問題となるようなものではなかったとのことでございます。また、原子力規制委員会も現状において停止する必要はないとの見解を示しており、国・県も同様ですので、本市としましては要請する考えはございません。 次に、九州電力によりますと、一九九七年の鹿児島県北西部地震で観測した四百六十七ガル、六百三十九ガルは揺れが増幅される建物上部の観測結果であり、基礎のある岩盤位置での最大加速度は六十ガル程度と建物や設備が損傷を受けるほどの大きさではなく、安全性に問題はなかったとのことでございます。また、同年五月の欠測については地震の揺れによるものではなく、観測機器の部品の不良によるものであるとのことでございますので、今回の熊本地震と同様、岩盤上の揺れは小さく、安全性に問題はないと認識しております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。 森市長と局長からは現行のまま何もしないと、これまでどおりでやると、独自のお考えで市民のためにも一切動かないと、国と県を見守るのみとのお答えをいただきました。益城での観測点がもっと震源に近ければ別の記録がとれていたでしょうし、先ほどのような無責任な御答弁では済まないのではないかなと私は考えるところでございます。 私は、東日本大震災の学びから、やはり原発は地震大国としてなくさなければ命も国土も守れないとの思いを強く持ち、この場で数多くお伺いをさせていただいております。また、先ほど観測機器の不良をいつもの伝言ゲームのようにお答えいただいたわけでございますけれども、揺れが増幅をする建物の上部、以前、模型を持ってまいりましたけれども、短周期に非常に原発の配管や細管は弱い、そういうことを以前申し上げたことがございますけれども、伝言ゲームをしていてもしようがないわけでありますが、今回一つ熊本のことがございましたのでお伺いをした次第です。地震動の詳細解析と反映に向けましては、今後ともあらゆる機会と方法で調査を深め、この場で五期目もお伺いをいたしてまいります。 重ねてお伺いいたします。 七点目、熊本でも課題の顕在化が報告をされております女性や外国の方、障害がある方、発達障害の方への本市避難所における支援実現の見通しと課題についてお示しください。 八点目、同様に災害ボランティアとそのコーディネーターの確保等における課題も熊本等で指摘をされておりますけれども、その現状、本市において充足しているものかどうか、養成と課題についてどのような状況なのかお示しください。 九点目、避難所運営ゲームというものがこのところ広がりを見せております。ローマ字表記の頭文字をとりまして「HUG」と通称されておりますけれども、このゲームを町内会やPTA等、家庭教育学級や父親セミナーといった場所も捉えまして、さらには、成人学級や学校教育といったあらゆる機会を捉えて実施をし、災害時の担い手を育成する必要性があるのではないかと私は考えますが、当局の御認識をお答えください。 以上、御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えします。 本市避難所等の生活における支援につきましては、プライバシーへの配慮や保健師やボランティアの配置、避難が長期化した場合の福祉避難所への受け入れなど、それぞれの避難者の状況に応じた支援体制を整えているところでございますが、今回の熊本地震の状況を見ますと、女性に配慮したスペースの確保、福祉避難所の拡充、障害がある方の介助などの課題がありますことから、要配慮者等への支援の充実を図ってまいりたいと考えております。 災害ボランティアとコーディネーターの現状について市社会福祉協議会に伺いましたところ、災害ボランティアについては、二十八年三月末現在で団体が百四十一、個人が二百五十八人登録されており、コーディネーターについては八人配置されているとのことでございます。コーディネーター等の養成については、市社協と連携を図りながら、市民を対象としてボランティア活動の支援、調整等についての研修会等を開催しておりますが、幅広く人材を養成し、確保していくことが課題でございます。 避難所運営ゲームについては、職員を初め、市民が避難所生活を送る上で発生するさまざまな課題について触れるとともに、学び考えることができる手法であると思われますことから、今後、他都市の事例等を参考にしながら研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。 本市には二百四十カ所ほどの避難所がありますが、充足にはほど遠い状況ではないでしょうか。女性への配慮、福祉避難所、障害がある方への介助等、熊本の顕在化する課題もお示しをいただきましたけれども、体制は整えているということをお答えになりましたが、大丈夫でしょうか。このことは初めてお伺いする観点でもございませんし、体制が本当に十分かどうか確認をしておいていただきたいと思います。また、HUGの普及も急ぎ始めていただきますよう、担い手を市内全域にしっかりと確保いただきますことを要望いたします。 次の項目に入ります。 学力という日本語の定義を変えるとも言われております文科省による高大接続改革、教育三位一体改革で対応が急務とされております高校教育と大学入試と大学教育について伺ってまいります。 一点目、特に大学入試が従来型の知識や情報の量だけを問うものではなく、いわゆる地頭が問われるようなPISA型、生きる知恵を重視する方向へ時代は大きくシフトしつつあり、思考力を重視して教科の枠組みを超えた問題が出題され潜在的な学習能力を見ていく、非常に大きな変化であろうと私は受けとめておりますけれども、こうした流れへの本市の対応の進行状況はどのようになっているものか。年度内の進展の見通しを含めお示しください。 また、思考力、判断力、表現力、主体性、多様性の理解、そして協働性が大学入試で問われる、いろいろ言いましても、中教審の答申は非常に興味深く、また本当に大きな変化をしようとしていることが伺えるわけでございますけれども、こうしたことへの備えは社会学で言うところの文化資本、とりわけ個々の身体的な文化資本の蓄積が不可欠と考えられるわけでありますが、教育長の御認識とそのことを反映させていくお考えはどのようにお持ちかお示しください。 三点目、この身体的な文化資本の育成と蓄積というものは、基本、本物に多く触れさせる以外にないと学術的には考えられているために、この文化資本が脆弱と私は考えておりますが、本市におきましてはこの教育大改革に向き合うと極めて現状は不利ではないかと考えます。地域間格差と経済格差の悪影響も本市はこうむっておりますし、このままでは個々の身体的な文化資本の格差が現在ある、そのように私は考えておりますけれども、その格差が加速の一途をたどりかねないのではないかとそのように考え、危惧を抱き今回伺っておりますが、このことに対する森市長の御認識とまたこのことに対する対策の着手状況はどのようになっているものかお示しください。 四点目、こうしたことは格差と貧困にも関連するわけでございますけれども、そうした格差と貧困の教育に対する影響を改善するためにリベラルアーツの観点をまずは持ち、さらに、その具体を明確に導入する必要性があるのではないかと思いますが、例えば、具体と考えますと、身体表現であったり、舞台芸術マネジメントであったり、演劇学といった教育と文化の政策連動を導入することを私は考えますけれども、そうしたことの必要性についてどのようなお考えをお持ちかお示しください。 五点目、これらの改革のスケジュールとその対象となる本市の子供たちの年齢と人数と準備状況はどのようになっているものかお示しください。 以上、御答弁願います。 ◎教育長(杉元羊一君) お答えいたします。 新しい大学入学者選抜においては記述式問題などを導入し、思考力、判断力を一層重視するなどの改善が図られようとしています。現行の学習指導要領においても自分の考えを説明し、他者と議論するなどの言語活動の充実や主体的、協働的に学ぶ学習の充実等に取り組むことに重点が置かれています。あわせて全国学力・学習状況調査や鹿児島学習定着度調査の中でも思考力、表現力を問う調査を行っており、その結果を検証しながら学習の充実を図ってまいります。 次に、子供たちがさまざまな経験や体験を積むことは大切であり、それらは子供の個々の発達段階や実態に応じた多様なものであることが重要だと認識しております。今後とも、学習指導要領にのっとり、学習活動の充実とともに社会奉仕活動や芸術文化的体験活動などを通して、思考力、判断力、表現力等が身につくよう努めてまいりたいと考えております。 次に、先ほども申し上げましたが、子供たちがさまざまな体験や経験を積むことは生きる力を育む上で大切であると考えております。今後とも、昨年七月に登録されました明治日本の産業革命遺産を初め、鹿児島の豊かな自然や歴史、文化に触れることで郷土に誇りを持ち、心身ともにたくましい子供となるよう努めてまいります。 次に、現行の学習指導要領においても生きる力の育成の観点から、体験的活動やそれに基づく表現活動が重視されています。教育委員会としましては、学校行事や生徒会活動などの学校内外におけるさまざまな体験的活動をもとに児童生徒みずから課題を設定し探求するなど、教育活動の充実に努めることが大切であると考えております。 次に、新たな大学入学者選抜の実施は平成三十二年度からとされており、基本的には、現在の中学二年生約五千三百人からが対象となります。今後とも自分の考えを説明したり、他者と議論するなどの言語活動の充実等によって生きる力を育むことが制度改革への対応の一つになるものと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 杉元教育長からそれぞれ御答弁をいただきました。 「今後とも」とのお言葉が繰り返されたわけでございますけれども、本市におけます公教育の今の対応速度で通告にも明記しましたさまざまな求められております力、あるいは明確な意見表明やしっかりとした議論の力が育つかなと、なかなか不安に感じるところでございます。また、産業革命遺産や豊かな自然に接するだけではなかなか育たない、ほとんど育ちにくい学力が人口減少社会を生きる上でのニーズであろうと私は考えております。 この大改革の対応にも保護者の所得の影響をさまざまに深く感じておりまして、例えば、本市におきましても、私学は始めております。受験競争と言われますような詰め込みを主眼としない、それだけを主眼としない、高い塾でもそういうことをやっていると、そのように仄聞をいたします。大丈夫でしょうか。二〇二〇年、すぐそこでございます。 今回、初めて大きな変化ということで新しい杉元教育長さんにお伺いをさせていただきましたが、機会を改めて、このことは極めて大きな課題であろうと考えておりますので、お伺いをいたしてまいります。きょうはこの程度とし、次の項目に入ります。 本市におきましてパンク状態と言われております、なぜか本市だけのパンク状態でございますが、福祉サービス利用支援事業についてお伺いをいたします。このことは本市の特異な状況をお伺いする、こういう質問でございます。 一点目、この支援事業につきまして、待機者は過去五年間どのようになってきているものか。また、そのことは公にはされていないわけでございますけれども、県内市や中核市、各県都市とも比較をいただきまして、状況のわかりやすい比較、また、この事業が予算の過去十年間どのような推移を事細かにたどってくれば現在のようなパンク状態とも報道されてしまうような残念な状況になっているのか。さらには、この待機者がなぜ多いのか、理由と解消に向けた取り組みの経過並びにその解消のめど、極めて急がれることであろうと考えてお伺いいたしておりますけれども、めどについてお示しください。 二点目、私は端的にこの事業のパンフレットだけ見ますと、本市の場合、専門員の方がその専門員の業務だけに集中して従事できていないのではないか、そのことにも起因するのではないかと考えますが、支援員の方々の役割はいかがでしょうか。支援員の方々の人数の推移と確保努力の過去十年間の状況について詳しく、わかりやすくお示しください。 三点目、この現状の枠組みで、社協が担って進んでおりますこの枠組みのままでは本事業が事業目的どおりに達成することはなかなか難しいのではないでしょうか。大丈夫でしょうか。事業の安定運営の責任は当局にもある、そういう明確な自覚をお持ちでしょうか。あるいはお持ちではないからこのようになっているのでしょうか、お考えをお示しください。 以上、御答弁願います。
    ◎健康福祉局長(上之園彰君) 市社会福祉協議会によりますと、福祉サービス利用支援事業の待機者は二十五年度から二十七年度までの三年間に生じており、それぞれ二件、四十二件、五十九件となっておりますが、待機者数については、実施主体の県社会福祉協議会への報告事項となっていないことから、特に公表はされていないとのことでございます。二十七年度の待機者数につきましては、確認した県内市と九州県都市では最も多く、中核市では三番目に多い状況にあるようでございます。事業予算の推移につきましては、十年前の十八年度が四百二十万三千円、二十二年度は三百八十七万一千円、二十七年度三百十三万八千円と減少傾向にあるようでございます。待機者が多いことにつきましては、福祉サービス利用支援事業が国・県からの補助により県社協が実施主体となって市町村社協に委託しているものであり、市社協への委託料が専門員一人分しかないため、待機者の解消に向けた対応ができない状況となっていたとのことでございます。解消に向けた取り組みとめどでございますが、二十八年度は市社協の負担により谷山分室に兼務の専門員を一人配置して待機者の解消に向けた取り組みを実施しているとのことでございます。 なお、これまでの専門員については、当該事業の専任であり、他の業務は兼務していないとのことでございます。支援員の数につきましては、市社協によりますと、把握しているのは二十三年度から二十七年度までで、順に申し上げますと、六人、九人、九人、九人、七人となっており、また支援員の確保につきましては、民生委員・児童委員等に対して研修会などの機会を捉えて募集を行っているとのことでございます。 現在、市社協において専門員の増員等により待機者の解消に努めていきたいとのことや本事業は社会福祉法に基づき県社協を実施主体として国と県からの補助金を財源に市社協に委託している事業であることを踏まえますと、まずはこの仕組みの中で課題解決が図られるべきものと考えておりますが、現状や課題については情報共有を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。 この距離感を感じる御答弁にちょっと困っているところでございますが、事業費は私も調べました。平成十八年度は四百二十万三千円、平成二十四年度は三百八十五万七千円、平成二十六年度は三百五万二千円、そして、待機者はここ三年間で二件が四十二件に、そして、五十九件という状況でございます。そして、パンク状態というような残念な報道がなされているところでございますけれども、本市ではお困りの方をたくさんお待たせしております。また、県内のほかの都市と比べれば、先ほど中核市では悪いほうから三番目に位置するというお答えがございましたけれども、政務調査課を通じて調査もしていただきました。本市ではこのような事業状況、何年間か前にも当局の方、恐らく窓口に近い方であろうかと思いますけれども、課題の認識はあったというようなこともお伺いをいたしました。しかしながら、今日のような状況になっておりますし、県内のほかの都市と比べましても本市よりも非常に多い、倍を手がけるような自治体が本県の中にもございます。 お金がないということのみが主眼のようなことも言われておりますけれども、まずは今の御答弁、課題の情報共有を図るところからというところでございましたが、スピードはもう少し早めていただきまして、また、専門員の方が専門員の方のお仕事だけしかしていないということであれば、やはり支援員の方は一桁では少ないのではないかなと、少ないですよねということをこの質問に向けていろいろとたくさんの電話もかけましたし、たくさんの方にお話をお伺いしてまいりましたが、支援員の方は即座に求めることができないとしても、やはりここまで予算が減りまして、待機者がふえまして、そういう状況でございますので、支援員の方をしっかりと確保いただき、課題の情報共有をしているだけではない次の段階、そういったものを百日後、あるいは半年後にまたお伺いをいたしたいと思います。 次の項目に入ります。 貧困についてお伺いしてまいります。 一点目、来月七月開始の学習支援事業の進捗の詳細はどのようになっているものか。また、たった二カ所でしかスタートをしないこの事業の対象者でございます中学生に対する交通費全額補助の実現のめどについて、当初から求めてまいりましたが、どのようになっているものかお示しください。 以上、御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 学習支援事業につきましては、学習会の七月開始に向けて生活保護のケースワーカーの家庭訪問時に説明を行い、約四百名の中学生のうち現在十名程度から参加希望があるところでございます。今後も児童扶養手当の現況届け時や関係機関等からの情報提供などにより参加を呼びかけていきたいと考えております。運営スタッフの確保につきましては、本市と連携協定を締結している鹿児島大学、鹿児島国際大学、鹿児島女子短期大学、鹿児島純心女子短期大学の学生に事業の案内を行い、現在十名程度の参加希望があるところでございます。また、教員OBの方々にも事業の案内を行い、参加を呼びかけているところでございます。 なお、交通費につきましては、生活保護受給世帯の中学生は移送費での対応が可能でありますが、その他の中学生は国の動向を見守ってまいりたいと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁をいただきました。 目下のところ、御案内そのもの、四百名の数字をお挙げになりましたけれども、保護を受給していらっしゃるおうちの方々を中心にといいますか、情報はほとんど外に出ていないようでございますけれども、そこはいろいろお考えもあってのことのようですが、やはり二カ所だけでのスタートは余りにも少ないのではないかと、そういうことを御懸念として申し上げてまいりました。四百名の方々に御案内をして、それはぜひありがたいなと、使いたいという表明が、来月からスタートをする、もう一カ月ございませんけれども、四百名のうちの十名、これは多いのか少ないのか、私は大変少ないと考えます。また、大学生のボランティアの方々の状況も十名と、これまたどういう募集をされたものかなと思いますけれども、幾つかの大学はポスターの張られぐあい、あるいは説明会も少し外から拝見をいたしましたけれども、余り積極的に御案内もいただいていないのではないかなと、そのように考えて十名の参加者、十名の教える側のボランティアと、スタートの箇所を多くすることでもう少し特別性を薄れさせるようなそういった工夫もやはり必要だったのではないでしょうか。 もちろん、保護の受給のおうちでございますので、そうしたおうちの中学生の利用については移送費で見ていただけるようでございますけれども、それ以外の方々、二カ所でしかしない、市内も大変南北に広うございますので、ちょっと使ってみたいと思ってみても、そのためにわざわざ交通費かと、そこはなかなか出して行ってみようとなるかならないか、もちろん御案内がそれほど広がりを見せていないということもございますけれども、まずは来月からのスタートと、余り悲観的なことばかり申し上げてもしようがございませんのでまず始めていただきまして、広がりと厚みがしっかりと出るように、四百名中十名と、課題が確実にあるとそういうことが言われている中におきまして、この応募状況は大変残念でございますが、さらなるお取り組みを要望いたします。 重ねてお伺いいたします。 子ども食堂というものがこれまでに何度も本会議の場でも食に対する、あるいは口腔衛生等、健康に対するそういったことの要請、補助、そういったことを要望してまいりましたけれども、今回は子ども食堂についてお伺いいたします。他都市では補助金を出して後押しをするというようなことも始まっているようでございますけれども、この補助金の状況の把握とその普及、そうしたことを町内会や地域活動同様、公務員の方々のいろいろな町内会の活動が低いということがたびたび言われてきておりますけれども、事貧困に限りまして、そうしたことに対する公務員の方々の積極的な参加、もちろん民生委員や児童委員の方々にも積極的に後押しをいただく必要性の御認識を当局はどのようにお持ちでしょうか。以前、これは教育長さんからだったと私は記憶しておりますけれども、本会議の答弁で、持ち家じゃないから町内会に入らない、何かびっくりするような理由をお挙げになられたことがございますけれども、身近な貧困対策に持ち家の地域だから、あるいは持ち家じゃない借家の地域だから、そういうことは全く無関係でございます。御認識をお示しください。 三点目、これは先ほどの教育の大きな改革とも実際関連するわけでございますが、きょうは貧困に関連してということでお伺いいたします。この貧困の連鎖を予防する一環として低所得者に向けた文化プログラムの実施、そういうことをお考えいただきたいと思いますけれども、お考えをお示しいただきたいと思います。 四点目、先週一つの締め切りがございました地域再生計画と関連いたしますけれども、企業版ふるさと納税や交付金の申請に係る貧困対策に関連して、学校を指定して寄附できる制度を導入する、そういったことが少しずつ広がりを見せているようでございますが、考え方、そして、スケジュールをお持ちであればお示しください。 以上、御答弁願います。 ◎企画財政局長(秋野博臣君) お答えいたします。 地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税につきましては、民間資金を活用した地方創生の推進を図るため、総合戦略に基づく事業に対し法人の寄附を促すもので、国の平成二十八年度税制改正において創設されたものでございます。同税制は、地方創生の実現に向けた取り組みの一つであるとされていることから他都市の動向を調査するとともに、関係部局と連携を図りながら検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎市民局長(中薗正人君) お答えいたします。 低所得者に対する施設等の利用料の軽減につきましては、低所得者であることの確認手段などの課題もあることから、対応は難しいと考えております。 なお、本市におきましては、無料でどなたでも楽しめるランチタイムコンサート、音とあかりの散歩道などの各種文化イベントを開催しており、今後も多くの方々が文化に親しんでいただけるような取り組みを継続してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 中核市におきましては、久留米市、枚方市が子ども食堂の運営団体等に対する補助を今年度から行うようでございます。また、子ども食堂は地域のつながりの中で支援する取り組みであると考えておりますことから、地域での活動に携わる多くの皆様にもこの活動を紹介してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎教育長(杉元羊一君) ふるさと納税制度を活用した学校等教育への支援につきましては、本市では現在のところ検討していないところでございますが、今後、事業の効果や課題等について他の自治体の状況を調査したいと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。 企業版ふるさと納税の関連はまた今後改めてということにいたします。 文化プログラムにつきましては、これまでにも自主文化事業のお客様の固定化傾向ですとか、いろいろと立て直し、組み直し、いろいろ必要かということも考えて、そういう観点でお伺いいたしましたが、ボリュームのこともございますし、まだまだこれからというふうに私は受けとめましたので、今後お伺いをいたします。 子ども食堂は、今週二十四日にも市内で開催をされる状況がありますけれども、こうしたニーズに応える動きが市内全域にきめ細かく広がるような御紹介を、ただ単にありますよというようなお知らせではなく、しっかり広がるような御紹介をいただきたいと。また、教育長はこのことはお答えになりませんでしたけれども、そのことはもちろん、そちら側にお座りの皆様全員が必要な関係に対しては全て情報を出していただけるということと、含まれての御答弁であったとそのように理解をいたします。他都市では、子ども食堂につきましての補助金を自治体が出す、あるいは民生委員さん、児童委員さんが動き出してつくる、そういう状況もございますので、森市長におかれましては、そうしたことにつきましても早目の御決断をどうぞよろしくお願いをいたします。 重ねてお伺いいたします。 本市の貧困ライン以下の人口とそのうち十九歳以下の人数についてお示しください。 また、今回改めてこの質問をするに当たりましてホームページをいろいろ見ておりましたけれども、鹿児島市のホームページでございますが、生活保護の説明、どこに書いてあるのか場所がわかりにくい、また、その説明が長く難しい、そして冷淡との印象も私は受けておるところでございますが、もう少しわかりやすく、まずは相談にどうぞと、シンプルにわかりやすく書いていただきたい、場所ももう少し変えていただけないものかとそのように考えますけれども、改善していただけないでしょうか、お考えをお示しください。また、そのことにお取り組みをいただける、いただけないということは、本日、先ほど森市長がお答えになられました市民に対する政治姿勢と現在、ホームページは乖離がある、そのように考えます。お考えをお示しください。 以上、御答弁願います。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) おただしの本市の貧困ライン等に関する人数等につきましては把握していないところでございます。 生活保護のホームページにつきましては、相談窓口の案内など、掲載内容の見直しを検討したいと考えております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁をいただきました。 貧困ライン関係については把握をしていないとのことでございます。だからかなと思うわけでございますけれども、なかなか届かないと、大切なところに情報が届いているのか、あるいは本当にニーズに沿った公共政策、展開ができているのかと、そういうこととの現状とも関連をしているというふうに考えます。実態をしっかりと把握をして政策資源を有効に生かす手だてを真剣に探っていただきたい、そのように考えます。 ウエブのほうにつきましては、改善をいただけるとお約束をいただきましたので、早期にお取り組みをお願いいたします。 次の項目に入ります。 個別具体に窓口での事例を多く積み上げてまいりました積年の課題といたしまして、公共施設を利用者側に立って利便性を向上することについて、今回、有料施設についてお伺いをいたしてまいります。 まず一点目、今回の熊本の出来事等も考えますと、携帯電話等の非常時や緊急時の電波到達の確実性の確保は極めて大事ではないかと考えますが、現状の環境、またその環境をどうするべきかお考えをお示しください。 さらには、利用申し込み書式と予約時期のばらつきがそれぞれにございます。一律かつ客観性のある基準を明文化いただき、公正・公平に運営をいただきたいと思いますが、その必要性をどのように御認識かお示しください。 また、二十人以上キャパを持つ会議室等で、ホール等も含めますけれども、マイク料を別途にしている料金体系がございますけれども、マイク料を込みにすることが現実的ではないでしょうか。そもそも込みにしておいて使う、使わないは自由というやり方が望ましいのではないかと考えますが、まず、現状の料金体系の状況とその解消をどのようにお考えかお示しください。 さらに、当日の会場のキャンセルと事前キャンセル時の返金を実現していない施設があるようでございます。このことについてのお考えをお示しください。 さらには、催し物等の関連の書籍等の販売についても規制をしている、あるいはできないと当初お答えになる施設があるようでございますが、その問題の解消についてお考えをお示しください。 さらには、申請等の手続の電子化ができていない施設数とその理由と改善の時期についてお示しください。 さらには、危機管理としての公衆電話とファクシミリの設置状況についてお示しください。 次のサンエールの質問は、駐車場の開場時間のこともしっかりと通告に明記しなければ通告外になるものとの考えに至りましたので今回は質問いたしません。 以上、御答弁願います。 ◎市民局長(中薗正人君) お答えいたします。 市民局所管の五施設についてお答えいたします。 携帯電話の電波環境は市民文化ホールや改新交流センターなどでは建物の場所によっては一部つながりにくい状況がございますので、今後、携帯事業者へ現状を伝え、改善について要望してまいりたいと考えております。 次に、市民文化ホールなど四施設のマイク使用料につきましては、必要な場合に限り使用するものであることから、施設使用料とは別料金としているところであり、見直すことは考えていないところでございます。 キャンセル時の返金については、市民文化ホールなど四施設におきましては、使用者から一定の時期までにキャンセルの申し出があった場合には前納した使用料の一部を、また自然災害など本人の責めに帰することができない事由による場合には全額を還付しております。 なお、キャンセル時の返金につきましては、ほかにも施設の利用希望者がいることから、施設を有効に活用するため現在のところ変更は考えていないところでございます。 関連書籍等の販売は、所定の手続を経て許可を受ければ行えるようになっております。 申請手続については、全ての施設で紙による申請が必要となっております。なお、これらの施設については、ファクシミリなどでの申し込みを受け付けるなど柔軟な対応を図っておりますので現行の取り扱いを継続してまいりたいと考えております。 公衆電話は三施設、ファクシミリは四施設に設置しております。 以上でございます。 ◎環境局長(山口順一君) お答えいたします。 環境局所管のかごしま環境未来館について該当する部分を順次お答えいたします。 携帯電話の電波環境は良好でございます。 次に、催し物の関連書籍等の販売は所定の手続を経て許可を受ければ行えるようになっております。 次に、公衆電話とファクシミリはいずれも設置してあります。 以上でございます。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 健康福祉局所管の六施設についてお答えします。 携帯電話の電波環境は各施設とも良好でございます。 関連書籍等の販売は、所定の手続を経て許可を受ければ行えるところでございます。 申請手続の電子化については行っていないところでございます。なお、これらの施設については、電話等での申し込みも受け付けるなど柔軟な対応を図っておりますので、現行の取り扱いを継続してまいりたいと考えております。 公衆電話は三施設に、ファクシミリは全ての施設に設置しております。 以上でございます。 ◎産業局長(山下正昭君) 産業局所管の該当九施設についてお答えいたします。 携帯電話の電波環境は各施設とも良好でございます。 キャンセル時の返金ですが、勤労者交流センターにおきましては、催し物などのホールを使用する場合において、使用者からの申し出によるひと月前までのキャンセルについて、前納した使用料の一部を、また自然災害など本人の責めに帰することができない事由によるキャンセルの場合には全ての施設について全額を還付することとしております。なお、御質問のキャンセル時の取り扱いの変更につきましては、他にも施設の利用希望者がいることから、施設を有効活用するため、現在のところ考えておりません。 関連書籍等の販売は、所定の手続を経て許可を受ければ行えます。 申請手続につきましては、全ての施設で紙での申請が必要です。なお、これらの施設については電話での申し込みも受け付けるなど柔軟な対応を図っておりますので現行の取り扱いを継続したいと考えております。 公衆電話は八施設、ファクシミリは二施設に設置いたしております。 以上でございます。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 観光交流局所管の五施設についてお答えをいたします。 携帯電話の電波環境につきましては、各施設とも良好でございます。 次に、鹿児島アリーナのマイク使用料につきましては、必要な場合に限り使用するものであることから施設使用料とは別料金としているところであり、見直すことは考えていないところでございます。 次に、キャンセル時の返金でございますが、鹿児島アリーナにおきましては、興行などでホールを使う場合において、使用者からの申し出による、ひと月前までのキャンセルについて前納した使用料の一部を、また自然災害など本人の責めに帰することのできない事由によるキャンセルの場合は全額を還付することといたしております。なお、御質問のキャンセル時の取り扱いの変更につきましては、他にも施設の利用希望者がいることから、施設を有効に活用するため、現在のところ変更は考えていないところでございます。 次に、関連書籍等の販売は所定の手続を経て許可を受ければ行えるところでございます。 次に、申請手続につきましては、全ての施設で紙による申請が必要となっております。なお、これらの施設につきましては、ファクシミリ等での申し込みを受け付けるなど柔軟な対応を図っておりますので現行の対応を継続してまいりたいと考えております。 次に、公衆電話は三施設に、ファクシミリは全ての施設に設置しております。 以上でございます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 建設局所管の一施設の該当する部分についてお答えします。 携帯電話の電波環境は良好でございます。 また、関連書籍の販売は所定の手続を経て許可を受ければ行えるところでございます。 申請手続の電子化については行っていないところでございます。なお、電話などでの申し込みも受け付けるなど柔軟な対応を図っておりますので、現行の取り扱いを継続してまいりたいと考えております。 公衆電話は設置しておりませんが、ファクシミリは設置しております。 以上でございます。 ◎教育長(杉元羊一君) 携帯電話等の電波環境は、教育委員会所管の二十の施設の中では中央公民館や東桜島公民館で一部つながりにくいところがあるようでございます。 次に、申請書や予約時期の統一につきましては、私のほうで一括して答弁いたします。申請書式や予約開始時期が若干異なっておりますが、これは、例えば、市民文化ホールと地域公民館のように設備の状況や施設の利用形態等の違いがあることによるものでございます。このようなことから、全ての施設を統一的に取り扱うことは難しいものと考えております。 次に、教育委員会所管の二十の施設についてお答えします。 吉田地区のコミュニティセンターと生涯学習プラザの一部を除きマイク使用料を別途徴収しているところでございますが、現在のところ変更は考えておりません。 次に、キャンセル時の返金につきましては、原則還付しないことと定められておりますが、自然災害など本人の責めに帰することができない事由による場合には還付を行っているところでございます。なお、御質問のキャンセル時の取り扱いにつきましては、他にも施設の利用希望者がいることから、施設を有効に活用するため、現在のところ変更は考えていないところでございます。 次に、関連書籍等の販売は所定の手続を経て許可を受ければ行えるところでございます。 次に、教育委員会所管の施設においては、現在のところ、申請手続の電子化は行っていないところでございます。 最後に、公衆電話は十三の施設に、ファクシミリは十八の施設に設置しております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁いただきました。 課題の該当局だけが該当部分だけをお答えいただければと、ヒアリングにお越しになられましたので私はそのように申し上げましたけれども、工夫いただきましたのかよくわかりませんが、お一人お一人、局長様からお答えいただきましてありがとうございました。かえってわかりにくかったかなというふうにも思うところでございますが、電波の到達につきましては、市民局と教育委員会、急ぎ解消をお願いいたします。 予約時期の客観的な基準の明文化等もお伺いいたしましたし、マイクや返金のことにつきましては現時点変えるお考えはないようでございますけれども、またこのことは一つ一つ事例でお話をしながら、私は本当によく公共施設の利用に関して御相談を受け、その都度、窓口にお伺いいたしますけれども、じっくりと一つ一つ扱って解決してまいります。関連の物品販売等では、これまでの対応実態と異なる御答弁もございましたけれども、ほかの質問もございますので、機会を改めてお伺いいたします。 次に、前任期からの効果的な事業展開としてのお伺い、三千八百万円をかけます五代友厚生誕記念地の整備事業の一環でディーン・フジオカさんをお招きすることにつきまして、市長の任期満了目前で整備完成を見込むのであれば、ぜひそのタイミングで実現をいただきたいと、いかがでしょうか。また、それが難しければ、明治維新百五十年の関連企画で実現をいただけないものか。 以上、御答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 完成式典の開催については、今後、内容などを検討することとしております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 局長、時間がなくて私は少々焦っておりますけれども、通告とかみ合っておりませんで、式典の中身をいつから検討するのかという通告であれば今からですとお答えいただいて全く構いませんけれども、今回、前任期を合わせまして二回目のお伺いでございます。前任期は原口 泉先生のことも書いておりましたけれども、通告とかみ合った御答弁をしていただきたいと思います。 再度、答弁を求めます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 先ほども御答弁申し上げましたが、式典の内容につきましては、今後検討することとしております。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 御答弁とは言いがたいんですけれども、私からいたしますと、時間もございませんし、今後検討するので通告した中身のこともテーブルにはのるであろうということが含まれているものと前向きに受けとめまして、最後の項目に入ります。 視覚障害の方と車椅子利用をなさる方々のその特質に応じたハード・ソフト両面からの整備デザイン、バリアフリーニーズについて、市立病院跡地の整備におけますバリアフリーの観点とそこへの配慮、その具体化についてお考えをお示しください。 以上、そこのみに御答弁を求めます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 市立病院跡地の緑地整備においては、これまで取り組んできた公園整備と同様に、移動等の円滑化の観点から、障害者や高齢者の方に配慮するとともに多様なニーズに対応した公園づくりについても研究してまいりたいと考えております。 なお、横乗りスポーツなど、特定の利用者のための施設整備は考えていないところでございます。 以上でございます。   [のぐち英一郎議員 登壇] ◆(のぐち英一郎議員) 横乗りスポーツはお伺いしていないから外していただいていいんですけれども、対応していただきたいと思いますが。多様なニーズにしっかりお応えということを御答弁いただきましたので、そのことで整備をお願いしたいと思います。 以上で、私の個人質問の全てを終了いたします。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、のぐち英一郎議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) 次は、小川みさ子議員。   [小川みさ子議員 登壇](拍手) ◆(小川みさ子議員) 二〇一六年六月二十日、改めて市民の皆様に送り出していただき声を届けることになり、初めての定例六月議会におきまして、以下質問してまいります。 前後いたしましたが、四月に発生しました熊本地震でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げるとともに、地震の影響で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 まず、森市長の政治姿勢について。 恥ずかしながら、全国で唯一稼働している川内原発についてお尋ねいたします。 四月十四日午後九時二十六分に発生した熊本地震は、最大震度七の地震が間を置かずに二度も発生し、その後も一カ月の間に最大震度六強の地震が二回、六弱の地震が三回も発生しています。その熊本地震を引き起こした活断層の延長線上に川内原発があります。伊藤祐一郎鹿児島県知事は、科学的、技術的見地から川内原発を停止する必要はないと発表した原子力規制委員会に同調し、「熊本地震のような事態は川内原発周辺では起きないと思う」と述べ、避難計画を見直す必要もないと豪語しています。このような県民の命と財産を預かる立場でありながら、住民の声を無視し、万全の備えをしようともしない伊藤知事の姿勢について森市長はいかが思われますか、御見解をお示しください。 二つ目に、安全を担保するための審査姿勢が厳格過ぎるということで、原子力規制委員会を更迭された地震学専門の島崎邦彦東大名誉教授は、先週六月十六日、「熊本地震で精度の高いデータが得られ、これまでの予測式では問題があることが明確になった。このままの予測では危険極まりない。基準地震動の見直しが必要である」と指摘、原発地震想定を過小評価する原子力規制委員会の田中委員長に対して、より真実に近づく計算式を使って一度計算してみるべきだと提言しました。余震がいまだに続く中、川内原発は大丈夫なのかと県内外で多くの市民が不安に思っています。川内原発は急ぎとめて総点検をするべきだと考えますが、いかがでしょうか。 以上、まとめて答弁ください。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 小川みさ子議員にお答えをいたします。 伊藤知事の熊本地震に関連した川内原発についての発言は、原子力規制委員会の判断等を参考に述べられたものと思われます。私といたしましては、このことに対しまして意見を述べる立場にはございませんが、今後とも県民の安心安全のために原子力災害対策を進めていただきたいと考えております。 ◎市民局長(中薗正人君) 原発の基準地震動見直しに関する見解につきましては、私のほうから答弁させていただきます。 報道によりますと、島崎氏は、当該計算式を用いた原発の基準地震動を見直す必要があると述べられておりますが、九州電力によりますと、川内原発ではお触れになった計算式は使われていないとのことですので、指摘には該当しないのではないかと考えております。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 市長、他人ごとのように、原子力災害対策を進めていただきたいと考えていると述べておられる場合ではないでしょう。行動してください。県民の命について考えようともしない伊藤知事に進言してください。 市民局長も同じように命を預かる公職の立場として、計算式が違うので指摘に該当しないという九州電力の見解をあっさり認めるべきではありません。断層面の傾斜が垂直か垂直に近い横ずれ断層で、指摘の計算式が使われた場合、著しく過小評価となるおそれがあるとのことで、川内原発も断層面は垂直の横ずれ断層であり、別な計算式とはいえ、過小評価であることには間違いないとのこと。 さらに、川内原発一、二号機は、再稼働を前に三十年目の高経年化技術評価が行われました。その中にある伸縮式配管貫通部の疲労割れを前提とした耐震安全評価では、基準地震動レベルの繰り返しの揺れではなくても余震などにより累積疲労係数が四%ほどを超えただけでも許容値を超えてしまうという結果が出ています。同じく高経年化技術評価で給水系配管の減肉を前提とした耐震安全評価では、これも余震などにより累積疲労係数が一%ほど超えただけでも許容値を超えてしまうとの結果が出ているのです。 これら複数回の揺れにより許容値を超えることは否定できず、五月三十日、福島瑞穂参議院議員の質問への文書回答でも原子力規制委員会は質問趣旨を事実上認めています。ということで、川内原発は老朽化が進み、疲労破壊という現象により熊本地震のような繰り返しの揺れには耐えられないとのことを認識していただきたいと思います。 先週の十七日、私は、原子力規制を監視する市民の会と川内原発三十キロ圏住民ネットワークの皆様と九電の社長及び伊藤県知事宛てに川内原発一、二号機を直ちに停止し、原子力規制委員会に耐震審査のやり直しを求めるよう要請に行ってまいりました。一たび事故が起きてしまったらおしまいです。市長におかれましては、六十万人の命を預かっている立場であることを自覚された上で行動していただきたいと要請しておきます。 さて、川内原発の運転差しとめ訴訟で福岡高裁宮崎支部が四月六日、「規制委員会が原発周辺の火山の噴火の時期や規模を事前に予測できることを前提としているのは不合理」と指摘したことで判断の前提が崩れていることが明らかになりました。この考えに基づけば、市民の安全を優先するため原発設置許可は取り消すべきではないか。 以上、答弁を求めます。 ◎市民局長(中薗正人君) お答えいたします。 川内原発の運転差しとめ仮処分につきましては、福岡高裁宮崎支部においてお述べになられた指摘があったようですが、運転差しとめを認めない決定がなされたところでございます。現在、川内原発一、二号機の設置変更許可の取り消しを求めて鹿児島県や熊本県などの住民が福岡地方裁判所に訴訟を起こしておりますので、今後の司法の判断を注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) この仮処分申し立ては民事裁判であることから、リスクはあるが、社会通念上、無視し得る程度の危険という不当な決定が下されましたが、川内原発の設置変更許可処分、つまり、再稼働許可の違法性を問う行政訴訟であれば、裁判所は言葉巧みに同じ手法は使えないだろうということで、私たちは六月十日に火山に論点を絞り、国を相手取り福岡地裁に行政訴訟を起こしました。ことしの三月、関電の高浜原発では、運転差しとめを命じる決定が出ていて司法の判断が分かれたことが納得できません。私たち市民がこうやって何とか再稼働許可を取り消して未来を生きる子供たちや県民、市民が生き延びるために原発をとめてほしいと願い、知恵を絞って行動しているのです。司法の判断を注視するだけでなく、行政としてできることがあるのではないですか。知事権限に対しての申し入れや三十キロ圏を保有する鹿児島市なのですから、地元の意見を求めてほしいと要望しておきます。 次の質問に入ります。 原子力災害に備え、高浜原発から五十キロ圏で三十キロ圏外に当たる兵庫県篠山市では、全市的に医師の説明会を行い、安定ヨウ素剤の事前配布を行っていますが、三十キロ圏を抱え、全国で鹿児島だけが原発を稼働しているという実態を考えると、本市でも事前配布しておくべきではないかと考えます。 以上、答弁を求めます。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えします。 安定ヨウ素剤の配布につきましては、国の原子力災害対策指針の中で原子力規制委員会がその配布、服用の必要性を判断することとしていることから、本市におきましては国の指針に従って対応したいと考えているところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) これまた国任せの答弁をいただきました。 三・一一福島原発事故でもおわかりのとおりです。国が守ってくれますか。安定ヨウ素剤を鹿児島市民全員に配布した場合、試算すると約二千七百万円、安定ヨウ素剤を服用することによって甲状腺への放射性ヨウ素の集積を九〇%以上減らすことができ、甲状腺がんの発生を予防できるのです。そう考えると二千七百万円は決して高くはないと思います。熊本地震の余震がまだ続く鹿児島です、全国で唯一稼働している川内原発一、二号機をとめることが先決ですが、現実的な問題としても、もし万が一事故が発生したときの被曝による影響を考えると、国ばかりを仰ぐのではなく、独自予算を惜しまず準備していただくことを強く要望しておきます。 原発関係の最後の質問に入ります。 九州電力は、現在、三号機の増設に向けた手続を行っていると最近よく耳にいたしますが、事実かどうか。そうであれば、その型、出力、運転開始予定日はいつなのか。あわせて森市長の川内原発増設についての賛否、見解をお示しください。 以上、答弁を求めます。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 三号機の増設計画につきましては、九州電力によりますと、平成二十四年三月の供給計画届け出以降、着工及び運転開始時期を未定として毎年度届け出ているとのことで、電気出力百五十九万キロワットの改良型加圧水型軽水炉となっております。本市といたしましては、三号機の増設は国民の理解を得ることが難しい状況でありまして、凍結すべきであると考えております。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 答弁いただきました。 伊藤鹿児島県知事は、四年前の知事選挙の前、六月議会の代表質問での答弁で、九州電力川内原発の三号機増設計画について、私が在任中は諸般の手続を凍結したいと不可解な発言を残しています。それにしても世界最大級の川内原発三号機増設が今後どうなるのか。私が質問通告をいたしました前夜までは九州電力のホームページには三号機運転開始日二〇一九年度(平成三十一年度)予定としっかり記されていましたが、通告後は開始日未定と書きかえられていました。これは一体何を意味するのか、改めて九州電力にも問い合わせてみたいと考えています。 さて、森市長は、川内原発三号機は国民の理解を得られないのできっぱり凍結すべきと回答されましたので、この件は評価したいと思います。 次に、子育て支援及び子供の貧困に対する具体的施策について、若い母親たちの声をお届けしたいと思います。 子ども食堂の必要性と実態に関して、期待される効果と行政的支援。 こども医療費の病院窓口での現物給付による期待される効果と見通しに関する見解。 以上、まとめて答弁ください。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 子ども食堂は、平成二十四年に東京都大田区で開設して以降、全国的な広がりを見せており、本市におきましても近日中に開設予定と伺っております。この取り組みは、さまざまな事情を抱える子供たちの食を支え居場所を提供することで子供の健全な成長を地域のつながりの中で支援するものであると認識しております。本市としましては、多くの皆様にこの活動を紹介してまいりたいと考えております。 こども医療費助成制度は県の補助事業であり、県においては医療費助成額の増嵩が見込まれることなどの理由から現物給付方式は導入していないところでございます。本市としましては、その効果として、受給者の病院窓口での支払いの負担感が軽減し、利便性が高まるものと考えており、県市長会等を通じて現物給付方式の導入を要望しているところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 健康福祉局長に答弁いただきました。 山形大の戸室健作准教授の研究によれば、周知のことではありますが、鹿児島の貧困率は二四・三%で全国二位、子供の貧困率は二〇・六%で全国三位、ワーキングプア率は一二・九%で全国五位、つまり、四世帯に一世帯は貧困に苦しんでいるということになります。そこへ持ってきて昨年の週刊ダイヤモンド誌によれば、知事力ランキングは四十七位で最下位とのこと。さすがに教育格差、貧困の連鎖が広がっているこの貧しき鹿児島の中で、具体的にはひとり親家庭、非正規雇用、長時間労働で多忙な親のもと一人でご飯を食べていたり、あるいは親が精神障害などでネグレクト状態の子供など、その例は事欠きません。 子ども食堂についてはまずはこの活動を紹介されていくとの御答弁、紹介だけで終わらないでいただきたいと考えています。地域の子供を地域が見守り、子供たちの学びや暮らしを支えることで地域や子供が変わり、未来をつくる力が発揮できるようになるとても大事な活動です。鹿児島市、鹿屋市で取り組みが始まっております。鹿屋市では二つのグループが一緒になって取り組みに向け動いております。子ども食堂が県下に広がることを願っています。また、こども医療費助成制度について、窓口での現物給付方式の導入は引き続き機会を見て要望いただきたいと思います。 次に、育児サークルのお母さんたちからの声ですが、三歳児健診における眼科医による視力検査の必要性、視覚障害の早期発見と早期治療への対策の現状について。 以上、お示しください。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 三歳児健診における視力検査につきましては、国の通知に基づき健診の案内と一緒に視力検査セットをお送りし、御家庭で視力検査をお願いしております。この検査結果や会場で行う色覚検査をもとに医師が診察を行い、目の異常やその疑いがあるような場合は眼科医での精密検査ができる受診券を発行し、早期発見、早期治療につなげているところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 三歳児健診における視力検査について答弁いただきました。 鹿児島盲学校で学習会に参加した育児サークルのお母さんたちにいただいた資料によれば、子供の目の発達は六歳、七歳で完成を迎えるとのこと。そして、弱視は早く見つかるほど治るとのこと。三歳で発見されたら九割近くが治るそうです。三歳から五歳で発見されるのがベターと言われています。そこで、幼稚園では法によって義務づけられていても実施している幼稚園は極めて少なく、平成二十四年の全国アンケートによれば九三・七%の自治体が本市と同じように各家庭に指標を送付し、視力検査を保護者に委ねていることが明らかになっています。しかしながら、二次健診として行われる健診会場での担当医については、眼科医は四・八%とのこと。その後、就学時健診で弱視を見逃すと生涯にわたって矯正視力は改善されないとのことです。 そこで、本市で家庭で視力検査ができなかった数とその対応の仕方について、以上、再質問をいたします。 以上、答弁ください。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 健診の際に御家庭での検査をしてこられなかった方は、割合で申し上げますと四割程度いらっしゃいますが、後日報告をいただくようにはがきをお渡ししております。報告がなかった方に対しましては、眼科医での精密検査の受診券を発行するなど対応いたしております。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 御答弁いただきました。 森市長は、子育てするなら鹿児島市と標榜されていますので、全国先駆けてでも、早く三歳児健診で眼科医による視力検査が実施されるか、当初から委託した眼科医院を紹介し受診できるシステムでゆっくり検査ができ、早期発見、早期治療につながるように改善していただくよう強く要望しておきます。 次に、これも子育てサークルのお母様たちの要望ですが、一歳、二歳児でも転落事故なく外遊びができる公園の遊具、背もたれつきブランコの導入はできないものか。宮崎など他都市では既に導入されているとのこと。 以上、見解を求めます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お答えいたします。 お尋ねのブランコの設置については、地域のニーズなどを踏まえ検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 背もたれつきのブランコについては検討してみると前向きな答弁をいただきました。 私の友人は一歳の双子の孫がおり、三人目が誕生の予定で、いっときもじっとしていない孫たちのお守りでてんてこ舞いをしています。鹿児島市には約六百四十カ所の公園があります。公園によっては用途が違っていたりもしますので、ニーズを把握された上で早く導入していただくよう要望しておきます。 次の子ども会議については今回は割愛し、新たな質問に入ります。 最後のセーフティーネットとしての生活保護行政について、以下お尋ねします。 まず、生活保護受給時の保有または利用が認められる資産の判断基準と条件。 実質的に現金化不可能な資産、例えば僻地の土地や田畑、家屋などを保有している保護受給者の実態とその数。 資産の処分、現金化についてどのような指導を行っているのか。行き過ぎた指導はないか。 以上、まとめて答弁ください。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 生活保護における資産につきましては、生活に必要とされるものや売却することが困難なものなどにつきましては保有が認められているところでございます。 保護受給者の資産につきましては把握しておりますが、それらが現金化不可能な資産かどうかにつきましては個別の状況がありますことから、実数把握については困難な面がございます。 資産の活用につきましては、文書等により保護受給者の方の理解を得ながら対応しているところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 健康福祉局長にそれぞれ御答弁いただきました。 私がなぜ今回、生活保護受給者の保有する資産の活用について質問しているかと申しますと、資産運用について公平感がないと感じたからです。相談者の五十代男性は市の担当者から、離島にある農具を保管する倉庫が本人名義になっているので処分を求められていたものの、土地は祖父か父親の名義で倉庫だけの買い手がつかない、土地と名義が違っている農具用の倉庫を第三者が購入するなどとは到底考えられません。それでも何度も求められ、追い詰められた男性は、ついに離島に住む姉が五十万円で購入したような書類をつくり、印鑑を押し、長年、姉が固定資産税を納めている分を十万円引いた形をとり、四十万円の虚偽の収入申告をするに至ったわけです。しかしながら、実際はその収入はゼロ、月々の返還額が一万円ずつで、半年ごとにまとめて六万円返納するということになったので、それは大変、その六万円返納金はもともとなかった収入ですから、それを納める月は生活扶助費はほとんどゼロになってしまいます。そうやって男性は水ばかりを飲む暮らしをしていて、困り果てて相談に来たというわけです。 これは生活保護法の間違った運用だと思い、実態をおただししたのですが、理解の求め方に行き過ぎがあったのかどうか、それは私自身、現場を見ていないのでわかりません。しかしながら、生活保護受給者がメンタル面の弱い場合、個別指導の際は十分配慮すべきという事例だと思います。固定資産税も支払えないので生活保護を受給してきたわけです。最後のセーフティーネットとして人権を侵害することがあってはならないので猛省を促しておきたいと思います。 次に、自立を望む生活保護者に対する自動車運転免許の取得、パソコン研修などの行政的支援のあり方について。 以上、答弁ください。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) 自動車運転免許を取得する費用につきましては、免許の取得が雇用の条件となっているなど、就労に必要な場合には支給できるとされております。また、パソコン研修などにつきましては、ハローワークの職業訓練などを案内しているところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) それぞれ御答弁いただきました。 この自動車運転免許の取得に係る費用の件ですが、何度伺っても非現実的な回答が寄せられます。免許の取得が雇用の条件になっている事業者が、就労希望者が免許を取得するまで待っていてくれますか。非現実的な域から何ひとつ改善の意思が表示されず十年以上が経過しているように思われます。就労支援というのであれば、免許失効の例も含め再度検討していただくよう要望しておきます。 最後の質問に入ります。 鹿児島市の情報公開のあり方と交通局の諸問題について。 交通局や市立病院が移転しているJT(日本たばこ産業株式会社)跡地の土地の評価額は幾らだったのか。 評価額を算定したときの関係文書は残っているのか。約八十一億円もの土地取引の根拠文書を五年で廃棄するようなことが通常行われているのか。 JT跡地に関する情報公開請求に対して一旦出した開示決定を取り消したことも報じられています。全国的にも例がないと思いオンブズマンに問い合わせてみましたが、まさに本市の情報公開が形骸化しているということにならないか。 以上、まとめて答弁ください。 ◎企画財政局長(秋野博臣君) お答えいたします。 JT跡地につきましては、平成十八年十二月十五日時点で一平方メートル当たり十三万八千五百円、土地全体としては九十五億四千六百三十一万七千四百八十円の評価でございました。 管財課が行う土地評価につきましては、所管部局の依頼に基づき一平方メートル当たりの価格を評価し、その結果を所管部局に通知しており、当該業務に係る文書については、本市公文書管理規則等に基づき五年保存としているところでございます。 以上でございます。 ◎交通局長(鞍掛貞之君) お答えいたします。 JT跡地等に関する開示請求につきましては、事前に送付していた開示決定通知書に沿って文書を開示したところ、請求者から求めていた文書が不足しているとの指摘があったため、本人と協議し、当初の開示決定を取り消し、要求された文書を加えた決定通知書を送付することにより改めて開示することとしたものでございます。このことについては情報公開の所管課とも十分協議した上で適正に対応したものでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) それぞれ答弁いただきました。 市議会に非開示で議会軽視なのではとネット報道ハンターの記者から問い合わせがありました。真偽のほどをこちらからハンターに対して逆取材してみました。 御答弁にありました平成十八年十二月十五日時点での土地全体の評価額約九十五億円を議会に示しましたか。市立病院のあり方及びJT跡地の活用策等に関する調査特別委員会の調査経過一覧表によれば、平成十九年二月の時点でJT跡地を八十五億円と仮定した財政シミュレーションの作成に着手したとあります。この財政シミュレーションは本会議後でも結構ですので示してください。 ハンターによると、情報開示請求に基づいて資料が公開されたものの、あれもこれもと抜けている資料が多く、さらに、プレス発表したものさえ白抜き、黒塗りになっていたので、こんな開示の仕方は全国でも聞いたことがないということで、一旦開示決定を取り消して改めての開示になったとのこと。これを適正と言えるのでしょうか。八十一億円の評価額は出していない、黒塗り情報開示に抗議されたので出した。評価額の根拠になる資料は五年を経過したので保存していない。そこ何百万円の買い物ではないのですよ。五年経過して不正が発覚したとすれば、わからないということになるのですよね。通告時の調査でわかったことですが、予算案には建設改良費として埋もれた形で提案されたようですが、これも詳細資料をここで要求しておきます。 次に、交通局が行った土地取得をめぐり、関連文書のページがなくなったとの報道がありました。公文書毀棄を指摘されていますが、事実関係を示してください。 交通局が取得した新栄町の土地はどうやってピックアップしたのか。取得経過の説明をしてください。初めに土地ありきではなかったのか。 JT跡地の開発、それに伴う交通局の土地取得、いずれの事案にも疑念が持たれる展開となっていることに対する市長の見解をお示しいただきたいと思います。 以上、答弁ください。 ◎交通局長(鞍掛貞之君) 御質問の文書は平成二十二年五月に開催された局内の施設リニューアル調査検討委員会の資料でありますが、当時の担当者に確認しましたところ、欠落した原因はわからないとのことでございました。 バス移転用地の選定に当たっては、市内の工業系用途地域の中で必要面積や運行効率などの観点から十カ所を候補地とし、検討を重ねた結果、新栄町及び浜町の土地をあわせて取得することに決定しております。 JT跡地やバス移転用地の土地取得については、局内で十分に検討を重ねるとともに、法令や本市の条例規則に基づき適正に手続をいたしております。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 情報公開の件でしたので市長に御答弁を求めましたが、交通局長にそれぞれ御答弁いただきました。 きちんと保存しておかねばならない関連文書が欠落しているわけですね。都合が悪いから出せないのではないですか。福岡市では備忘録、つまり、メモ書きでさえ市民に公文書毀棄罪として訴えられているそうです。今回のこの件はメモ書きではなく公文書なのです。欠落の原因はわからないとのことですが、都合が悪いので抜いて捨てたのではないですか。もはや、本来ならばこのような事態は百条委員会ものでしょう。情報公開制度の恣意的運用だと言わざるを得ません。十分な協議、検討を重ね、適正な手続をしていると繰り返し答弁されていますが、私たち市民の税金から巨額の財産取得を執行した場合は経過がわかるように永久保存することになっているのではないですか。公共用地の土地取得をめぐっては、金額はもちろん、役所側の鑑定額、評価額をオープンにするのがどこの自治体でも常識とのこと。鹿児島市議会がチェック機能を果たしていないとまで報道された今回の件、もし事実誤認があるのなら、ハンターに抗議をすべきではないですか。 最後に伺っておきます。 本庁の正規職員と交通局で働く正規職員の平均給与の比較をお示しください。 以上、答弁を求めます。 ◎交通局長(鞍掛貞之君) お答えいたします。 市政概要によりますと、市長事務部局と交通局の職員の二十七年四月一日現在の平均給与月額はそれぞれ三十五万八百八十九円、二十八万三千六百六十三円となっております。 なお、この給与月額には時間外及び休日勤務手当等は含まれていないところでございます。 以上でございます。   [小川みさ子議員 登壇] ◆(小川みさ子議員) 御答弁いただきました。 前年度の六月議会、十二月議会でもこの問題を取り扱ってまいりましたが、交通局は非正規公務員の官製ワーキングプアの温床になっているわけですが、御答弁いただきましたように、正規の職員でも市長事務部局と交通局職員には平均で約三十六万円と約二十八万円、これほどまでも給与格差があるのです。市長事務部局がこのような情報公開制度の不透明な運用でばたばたと過ごしている間にも交通局の職員は市民の足を確保するために、そして命を預かる職としてプライドを持って業務を遂行しています。そして、不規則な激務をこなすバスの運転士のこの待遇は市民の命の危険につながりかねないと指摘しておきます。 改めて福知山線の死亡事故を思い出します。病院、消防に加え交通は人の命を預かる公営事業です。市民が納めた大切な税金は、市民にも、また職員にも公正・公平に再分配として使われて当然です。繰り返しますが、税金は一部の人の幸せのためではなく、市民に富として公正・公平に行き渡るべきなのです。情報開示の黒塗り、白抜き、捨て去りは議会軽視、市民を愚弄する行為です。 次の機会にこの質問は改めることにいたしまして、以上で全ての私の質問を終わります。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、小川みさ子議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) ここで、しばらく休憩いたします。              午 前十一時四十二分 休 憩            ─────────────────              午 後 零時五十九分 開 議 ○議長(上門秀彦君) 休憩前に引き続き会議を開き、質疑を続行いたします。 次は、大園盛仁議員。   [大園盛仁議員 登壇](拍手) ◆(大園盛仁議員) 私は、市民サイドの市政を目指す立場から個人質問を行います。 まず、質問通告の一番、(四)の週刊ダイヤモンド掲載の質問については、ダイヤモンド社の要望で割愛することになりましたので、御了承ください。 私は、日ごろから、豊かなロケーションと歴史文化、農林水産業を有するこの鹿児島が他県や他都市におくれをとっていることが残念でなりません。地方分権、地域主権が叫ばれ久しいですが、どれだけ本県や本市の行政体質は変わってきているのでしょうか。 八年半前、隣の宮崎県は、東国原知事を輩出し、知事のリーダーシップにより、わずか一期で鳥インフルエンザや狂牛病を克服し、鶏肉や鶏卵の販売を五倍以上にふやし、マンゴーをブランド化する等、宮崎県の知名度を高めました。 一方、十二年前、「守ろうふるさと・変えようかごしま」を訴え誕生した伊藤知事でしたが、何がどのように変わったのか。伊藤知事のマイナス面だけが前面に出て、鹿児島県の実情はほとんど変わっていないようでなりません。 そこで、全国の県勢・知事の現状と鹿児島県の課題等に関して伺います。 まず、伊藤鹿児島県知事が知事就任以来の県民所得と全国順位の推移と評価について、三年ごとにお示しください。 また、鹿児島県の貧困率と子供の貧困率、ワーキングプア率について、全国の順位とあわせてお示しください。 答弁願います。 ◎企画財政局長(秋野博臣君) お答えいたします。 平成十六年度以降の県民所得を三年ごとに順に申し上げますと、十六年度約四兆一千八百三十二億円、十九年度約四兆二千三百三十二億円、二十二年度約四兆九百十九億円、二十五年度約四兆二百九十三億円、順位はいずれも二十六位で、おおむね横ばいとなっております。 以上でございます。 ◎健康福祉局長(上之園彰君) お答えします。 鹿児島県の子供の貧困率につきましては示されておりませんが、国全体では、平成二十四年の国民生活基礎調査によりますと、相対的貧困率は一六・一%、子供の貧困率は一六・三%となっております。なお、ワーキングプア率の国の統計はないところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 答弁にありましたように、県民所得は横ばいであり、国における相対的貧困率や子供の貧困率は答弁どおりですが、新聞報道によれば、本県の貧困率は二〇・六%で全国三位、子供の貧困率は全国二位になっております。 先日、高校生の県外就職率は一五年度、四五・八%で、全国で悪いほうから一番との報道が地元紙にありました。伊藤知事の場合、財政を立て直したとの評判が高く、その手法や功績は認めますが、県が本来行うべき幹線道路等の社会資本整備をどれだけ行ってきたと言えるでしょうか。農道より狭い県道の未整備を初め、河川工事や治山工事、急傾斜工事にしても、財源を理由に据え置かれた箇所が多々あるようです。必要な社会資本整備は経済活性化のためにも行うべきであります。 伊藤知事が初出馬された際には、「守ろうふるさと・変えようかごしま」を訴え、M元県議会議長と県を二分する選挙戦を展開し、これを制しました。当時の伊藤知事には、県民と一緒に郷土のために頑張るとのやる気と何よりも低姿勢でありましたが、現在の伊藤知事には、上から目線での傲慢さが目立っており、初出馬の際の初心を忘れているのかと感じるのは私だけでしょうか。 県民のために、県民と協働で鹿児島県全体を浮揚させる姿勢が感じられず、当初、懸命に支援した一人として残念でなりません。川内原発の再稼働にしても、県民や周りの自治体を無視して行いました。日ごろから、県民だけでなく、県内の自治体に対しても上から目線で、物事に対し協働で取り組む姿勢が欠けているようでなりません。 本市にある鹿児島県工業試験場跡地や本港区一帯の活用は、本市のまちづくりや都市機能の活性化策において避けて通れない問題ですが、本格的な活用が決まらずに何年経過したことでしょうか。ポートルネッサンス21事業推進協議会は所期の目的を果たさないまま解散し、鹿児島県工業試験場跡地一帯の活用を模索した鹿児島中央駅西口地区開発連絡会もそれぞれ独自での開発を余儀なくされているようです。 そこで、両地域の土地活用に対する協議経過はどうだったのか。経過と現状、今後の課題、問題点についてお示しください。 答弁願います。 ◎企画財政局長(秋野博臣君) 県工業試験場跡地については、県、JR九州、日本郵便、本市の四者で構成する連絡会において、十八年以降、一体的な開発に向けて協議や検討が行われてきましたが、具体的な開発には至らなかったことを踏まえ、二十六年十二月に開催されました同連絡会において、個別の開発も含め、幅広に検討することが確認され、現在、それぞれにおいて検討を進めているところでございます。 以上でございます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お答えいたします。 鹿児島港本港区については、平成三年六月に発足した鹿児島港ポートルネッサンス21事業推進協議会が七年三月に策定した鹿児島港本港区ウオーターフロント開発基本計画に基づき、かごしま水族館などが整備され、新たな交流人口とにぎわいが創出されたところでございます。 同協議会は、所期の目的を達成したとして、二十五年三月に解散しており、現在は県のドルフィンポート敷地等における施設のあり方検討会において土地の活用の検討が進められているところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 県の見解はそうですが、結局、両方とも目的を達成せず、現在に至っているのは明らかであります。 ポートルネッサンス21事業推進協議会の解散にしても民間外しとしか思われず、民間との協働の視点が欠如しております。突然のスーパーアリーナ構想を打ち出すなど、この間の伊藤知事のリーダーシップが疑問でなりません。伊藤知事は何のために知事になられたのでしょうか。 先ほど紹介した東国原前宮崎県知事は、県議会や県の官僚とぶつかりながらも、わずか一期で宮崎県の名を全国に知らしめ、当時、県に与えた経済効果は特産品の売り上げや観光客の倍増で年間約五百億円、テレビやインターネットへの露出を広告料に換算した広告宣伝効果は約一千八百億円とも言われていました。 現在は、特に、地域主権や地方創生時代に突入し、情報発信や経営力、営業力において、知事や市長の手腕によるリーダーシップが問われている時代になっているのではないでしょうか。 そこで、市長の政治姿勢に関して、まず、海外出張について伺います。 伊藤鹿児島県知事は、三期十一年余りで三十四回の海外出張があって、全国知事の中で一番多く海外出張があったと仄聞しておりますが、多くの海外出張を経て、何を県民や地元にもたらしたことでしょうか。県民あっての知事であります。上海路線の職員一千名派遣問題は、県民より職員を優遇した政策として大きな批判を受けたことは記憶に新しいところです。海外出張の目的や効果について県民にはほとんどわからない現状があります。 伊藤知事の宿泊費にしても、二〇一二年、香港での鹿児島・香港交流会議では七万七千三百十四円であり、条例での上限額二万五千七百円を大きく上回っているようです。その費用は全て県民の税金であり、費用対効果の視点があるのかとの批判も多々あります。 そこで、森市長の海外出張についてどのようになっているものか伺います。 一点目、市長の海外出張回数と宿泊費、随行員数と経費額の最高額と最低額についてお示しください。また、市民への情報発信方法と宿泊費の規定内容についてお示しください。 二点目、過去三年間における随行員数と選定方法、平均年齢、課題についてお示しください。 三点目、海外出張の意義と成果をどのように評価されているものかお示しください。 四点目、親善訪問でも前例踏襲主義でなく、少しでも商業等の民間交流を高める施策を組み入れることも必要でないのかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎総務局長(松永範芳君) お答えいたします。 市長の海外出張につきまして、まず、回数でございますが、姉妹友好都市への訪問やアジア諸国へのトップセールス、国際会議への出席など、平成十六年の市長就任から二十七年度まで計四十回でございます。 次に、派遣等に係る経費は、航空運賃、宿泊料のほか、通訳やバスの借り上げなど、現地での活動に要する経費など一括して委託料として企画提案方式により選定した旅行業者に支出しております。このことから、個別の宿泊料は算出できないところでございます。 なお、海外の宿泊料につきましては、職員等の旅費に関する条例等において、国家公務員等の旅費に関する法律を準用すること及び特別の事情等により旅費を調整して支給できる旨を規定しており、市長の上限額は一泊当たり二万九千円となっております。 過去五年間における市長を除く訪問団員数は、市議会議員、市民代表、関係部局の職員など一名から十名でございます。派遣等に係る全ての総経費の最高額は、二十六年八月のパース市との姉妹都市盟約四十周年における市長を含む十一名の訪問団の総額経費一千五百六十二万七千円で、最低額は、二十五年八月の釜山でのロッテジャイアンツ鹿児島デーの開催における市長を含む六名の経費八十六万九千円でございます。また、市民への情報発信につきましては、姉妹友好都市を初めとする交流について、市長定例記者会見等で発表するとともに、ホームページや市民のひろばでも紹介しているところでございます。 次に、市長を除く訪問団員数は、過去三年間の海外出張十一回で計五十一名、平均年齢は四十九・一歳でございます。訪問団は、市長、市議会議員のほか、訪問目的等を考慮した市民代表及び関係部局の職員で構成しているところであり、それぞれの訪問目的に沿った幅広い分野の方々に参加していただいているところでございます。 グローバル化の進展や人口減少が進行する中、海外の都市との交流を進め、本市の魅力を発信し、交流人口を拡大していくことは、地域の国際化や活性化を図っていく上で重要であり、これまでも姉妹友好都市への親善訪問やアジア諸国の都市へのトップセールスなどを積極的に行ってきているところでございます。 成果といたしましては、青少年の派遣やスポーツ交流、アジア青少年芸術祭への招聘、クルーズ船の寄港、国際大会の誘致などにつながってきているところでございます。 姉妹友好都市などへの訪問に際しては、経済界の方や学識経験者などに市民代表として参加していただき、現地の旅行会社や船会社などの企業を訪問するなど、民間交流、経済交流の促進に取り組んできているところでございます。今後とも多様な主体による幅広い分野における交流につながるよう意を用いてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 森市長の四十回の海外出張については多いように思いますが、答弁どおりの成果があったと信じておきます。今後は、相手都市の訪問先を把握され、訪問先と交流が期待される民間企業の若い職員も訪問団に加えていただくよう工夫され、これまで以上の成果が上がるような御努力を要望しておきます。 次に、これまで全国で起きている在宅介護での痛ましい出来事に対する要因と御認識についてお聞かせください。 そして、これらは本市の市民と無関係ではありません。息子が母親の介護を余儀なくされたり、老老介護等で多くの市民が困っておられる現状があります。団塊の世代が後期高齢者に突入すればなおさら深刻になることは容易に推測できます。 そこで、本市の介護体制に対する現状認識と今後の対策についてどのようなお考えかお聞かせください。 また、厳しい土地利用規制と少子高齢化で疲弊していく市街化調整区域の農家、農村に対する現状認識と対策及び線引きの功罪に対してどのような認識なのかお聞かせください。 最後に、市長の任期もわずかとなってきましたが、森市長の四期目の市長選出馬はどうなのかお示しください。 以上、答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 大園盛仁議員にお答えをいたします。 在宅での介護におきましては、お触れになられたような状況があることは認識しているところであり、介護疲れや将来への不安などがその要因ではないかと考えております。 私は、人口の高齢化が急速に進む中、住みなれた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう、高齢者を地域全体で支えるための体制整備は不可欠であると考えております。 そのため、第六期の鹿児島市高齢者保健福祉・介護保険事業計画において、介護保険制度の円滑な運営と地域包括ケアの推進を基本的な目標の一つに掲げ、各種施策を推進してきているところでありまして、今後とも地域包括ケアシステムの構築に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 私は、残された任期において、第五次総合計画や地方創生総合戦略の推進に全身全霊を傾注していくことが私の責務であり、市民の皆様方に対する責任でもあると考えております。次期市長選挙に関しましては、いずれかの時期に私の態度を明らかにしたいと考えております。 ◎産業局長(山下正昭君) お答えいたします。 本市の農業、農村を取り巻く現状は、農家戸数の減少や従事者の高齢化、後継者の不足に加え、遊休農地の増加などがございますが、引き続き、都市型農業の振興や地域の特性を生かした産地づくりを進めるとともに、新規就農者など、地域の担い手の確保・育成に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 本市の都市政策は、これまで本市の都市構造をコンパクトな市街地の形成へと導いてきており、その中でも線引きは、まちづくりの根幹をなすものとして、秩序ある都市環境の創出など、公共の福祉の増進に寄与しているものと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 森市長に答弁を伺いました。 現在も大変な介護を余儀なくされている方々が多数おられることを認識していただき、各種施策が市民に満足していただけるよう御努力をお願いしておきます。 森市長の四期目出馬の表明はありませんでした。職務に全身全霊を傾注していくことは当然でありますが、選挙まで半年を切っても表明がないのは無責任でもあります。赤崎市長以来続く本市行政の部内市長では、市民のためより行政のための行政に陥っているとしか思えない例が多々あります。次の鹿児島市のかじ取りについて、いろんな方々が出ていらっしゃるような配慮も必要であり、早期の意思表明が必要であることは指摘しておきます。 農家、農村の現状認識、対策については、新規就農者や後継者育成に引き続き御努力をお願いしておきます。 線引きの果たしてきた役割は答弁のとおりですが、厳しい土地利用の規制の結果、疲弊してきた農村の線引きによる弊害については答弁がありませんでした。線引きによる調整区域の弊害、実態についてどのような認識か、再答弁を願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 昭和四十六年の線引き制度導入後、市街化調整区域においては、人口減少と土地利用規制が複合的に重なったことにより、集落機能の活力低下が見られたことから、平成十六年には鹿児島市市街化調整区域における住宅建築等に関する条例を施行するなど、これまでさまざまな手法を取り入れ、地域の方々の思いに応えられるよう集落の維持・活性化に向けて取り組んでいるところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 再答弁を伺いました。 もっと具体的な実態も把握すべきであります。市街化調整区域の方々も市民であります。線引きにより土地の資産価値はほとんどない現状を認識していただき、将来に夢を描けるような行政対応が必要であることは申しておきます。 次に、鹿児島マラソンに関して伺います。 日本では二〇〇七年に開かれた第一回東京マラソンがマラソンブームの契機と言われており、全国では多くの市民マラソン大会が開催されております。本市でもこの三月六日、第一回鹿児島マラソンを開催しましたが、懸念していた事故もなく盛会裏に終わりました。しかも大変好評で、多くの支援・協力団体を初め、ボランティアの方々や大会関係者の従事者数は約六千百人おられたようです。これらの方々のおもてなしの成果があることを考えたとき、鹿児島市の潜在可能性の高さを痛感しているところであります。企画当初から大会に携われた当局を初め、関係者の皆様には大変な御苦労があったことと推察し、心から敬意と感謝を申し上げます。 そこで伺います。 鹿児島マラソンの目的、効果、課題をどのように把握されているものかお示しください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) お答えいたします。 鹿児島マラソンは、冬季の宿泊観光客の誘致等を目的に開催したところであり、県内外から多くの参加者があり、宿泊観光客数の増等の効果があったところでございます。また、課題としては、職員、ボランティア、警備員等の大会従事者のスキルアップや連携強化等があるところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 従事者のスキルアップや連携強化等に御努力いただき、世界に誇れる鹿児島マラソンに高められるよう御努力をお願いしておきます。 次に、このような大規模なイベントを行う場合、その経費は自治体の負担金や企業の協賛金、各イベントの収入等で賄われているようですが、今回はどうだったでしょうか。第一回鹿児島マラソンの総事業費と収支状況、本市の支出額、経済効果についてお示しください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 鹿児島マラソン二〇一六における総事業費は約三億五千二百万円で、収入の内訳としましては、本市の負担金一億円、参加料約一億一千五百万円、協賛金約一億三千七百万円等であり、収支決算においては約三十万円の黒字となったところでございます。 また、経済波及効果といたしましては、宿泊・飲食等の直接的効果が八億七千六百万円、土産品や飲食品の製造等に係る間接的効果が五億五千四百万円で、合計十四億三千万円と試算しております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 経済効果が十四億三千万円で、収支決算の黒字が三十万円あったことがわかりました。大会関係者の御努力の勝利であり、再度敬意を表します。 次に、県内と県外別の参加人数についてお示しください。 また、チェスト!応援隊の目的と参加団体数、参加人数、主な職業についてお示しください。 また、大会当日の苦情等にはどのようなことがあったかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 鹿児島マラソンの出走者数は一万一千八百五十四人で、その内訳は、県内七千七百七十九人、県外四千七十五人となっております。 次に、チェスト!応援隊は、ランナーのおもてなしを目的として、コース沿道での応援をしていただく団体を公募したもので、学生等で構成された二十五の団体、約四百人の方々に参加いただいたところでございます。 次に、大会当日の苦情としましては、交通規制に関するものなどがあったところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 県外の方々も多数参加され、苦情も交通規制に関するものだけであり安堵しました。 そこで、大会以後、参加者を対象にアンケートを行うとのことでしたが、アンケート項目とその結果及び好評だった事柄と改善を要する事柄について、あわせてお示しください。 以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 参加者へのアンケートでは、参加者の住所、参加動機、大会運営に関する評価、宿泊や観光等での消費額等について調査したところであり、スムーズな大会運営や沿道の心温まる応援等に対する好評価をいただいた一方で、鹿児島空港や中央駅から受け付け会場までの案内がわかりづらかった等の意見が寄せられたところであり、これらについては次回に向け改善してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 参加者のアンケートでも好評をいただいていることがわかりました。 事業の成功と同時に、今後、鹿児島マラソンを通じて、鹿児島市をどのように継続して売り出し、発展させていくかが重要と考えます。 そこで、鹿児島マラソンを観光産業や地場産業の活性化に生かす視点からの取り組みはどうだったのかお示しください。また、その工夫の必要性についてはどうなのかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 鹿児島マラソンは、鹿児島の全てを感じるマラソン大会として、本市の魅力を堪能いただくコースを設定するとともに、ランナー給食では、さつまあげやかるかん等の地元特産品を提供するなどの取り組みを行ったところでございます。また、地元企業が販売したオフィシャル焼酎やミネラルウオーターなども好評であり、今後とも官民一体となってこれらの取り組みを強化してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 参加された方々には答弁にあったような対応でよいと思われますが、地元に帰られた後、思い出に残り、常に話題を提供していける工夫が重要ではないでしょうか。本市の場合、それは何といっても桜島や西郷さんの額縁入りの風景写真や肖像画、敬天愛人等の色紙等ではないでしょうか。考慮の余地はあるのではないでしょうか。一考していただきますよう要望しておきます。 次に、ふるさと納税に関して伺います。 五月二日の地元紙に鹿児島県四十三市町村のふるさと納税の状況が掲載されました。また、今月の十二日には、二〇一五年度の全国ふるさと納税ランキングが地元紙に掲載されました。全国一位は四十二億三千百二十三万円の都城でしたが、都城市は、二〇一五年時、一月から十二月集計でも全国一位の三十五億円に達しているそうです。このふるさと納税をめぐっては、全国で返礼競争が激化し、応援したい自治体を選び、地域振興に役立ててもらうという本来の趣旨と異なる指摘があり、総務省は四月一日付で通達を出したとありました。 そこで伺います。 まず、ふるさと納税の目的とこの通達の内容についてお示しください。 また、このふるさと納税制度の創設以来、本市寄附金額の推移と返礼品額割合の推移について見解をお示しください。 また、返礼品の推移と本年度から変更に至った理由についてお示しください。 答弁願います。 ◎企画財政局長(秋野博臣君) ふるさと納税につきましては、出身地への貢献や特色ある自治体への応援といった納税者の思いを実現する観点などから導入されたものでございます。なお、国においては、本年四月、返礼品の取り扱いについて、寄附金控除の趣旨を踏まえた良識ある対応を行うこととの通知が改めてなされたところでございます。 本市への寄附受け入れ額を平成二十年度から二十七年度まで順次申し上げますと、一千六十九万円、一千二百九十五万円、一千三十四万円、一千百九十一万円、一千百二十八万円、二千七百八十九万円、二千三百四十七万円、三千三十六万円でございます。 寄附に対するお礼品額の割合につきましては、寄附に対する対価の提供との誤解を招きかねないため、国の通知によりお示ししていないところでございます。 お礼の品につきましては、これまで、あめ菓子セットやニガウリなど地元の産品を贈呈してきたところでございます。ふるさと納税の制度の趣旨に変更はありませんが、国において、税控除額を約二倍に拡大したことや地元特選品のPR、地域経済の活性化につなげている自治体がふえている状況を踏まえ、地方創生や財源確保等、総合的な観点から、同制度の取り組みを強化したところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 本年度から取り組みを強化したとのことですので、見守ってまいります。 ふるさと納税制度の趣旨はともかくとして、多額の寄附金を集めた自治体は、財源不足への対応と地方創生の観点から創意工夫した成果と言えるのではないでしょうか。 私は、これまで、本市行政組織に営業感覚の醸成を提唱してきていますが、前例踏襲主義の事務分掌から脱却し、改革しようとの姿勢すらありません。それは、せっかく法で認められた税収制度でありながら、取り組みにおいて他都市におくれをとっていることが証明しております。 そこで伺います。 大崎町と鹿屋市の寄附金額と取り組み内容、返礼品、返礼品額の割合の状況についてお示しください。 また、他都市と比較して、本市の取り組みをどのように評価・分析されているのかお示しください。 また、税収を補う重要な取り組みであるとの認識と積極的なPRの方法、必要性についてお示しください。 以上、答弁願います。 ◎総務局長(松永範芳君) 大崎町や鹿屋市におけるふるさと納税の取り組みについてでございますが、両団体とも地元業者と連携し、お礼の品として、農産物や水産物など多くの地元特産品を充実させるとともに、インターネット等の広報媒体を活用したPRを行っているところでございます。 二十七年度の寄附額は、それぞれ約二十七億円、約八億円となっておりますが、返礼品額の割合については公表されていないところでございます。 最近の総務省のふるさと納税に関する調査では、各自治体は、インターネットの活用や返礼品の充実、クレジット納付の採用などの工夫をされているようでございます。 本市におきましては、ふるさと納税の取り組みとしまして、これまでホームページ等によるPRのほか、各地の物産展等のイベントや東京での市政報告会等におけるPR活動などに取り組んでまいりましたが、今年度から新たに本市の魅力や特産品のすばらしさを感じていただき、販路拡大及び地域の活性化を図るとともに、寄附金額の増加につなげるため、お礼品の充実とクレジット決済の導入を行ったところでございます。 ふるさと納税制度は、大都市の税収を地方に移転し、地域間格差の解消の一助にするという側面から導入されたものであり、今後も制度の趣旨を踏まえながら、ただいま申し上げました取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 先ほど本市も取り組みを強化したとのことでしたので、他都市におくれている現状を認識され、一層の御努力を要望しておきますが、返礼品業者に山形屋を選定した経過と理由についてお示しください。また、目玉となる主な返礼品名をお示しください。 他都市は、地元業者の育成の観点から、返礼品に磨きをかけているとも仄聞しています。本市は、観光や地場産業、地元業者育成の観点から、創意工夫の必要性についてどのような認識なのかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎総務局長(松永範芳君) 今回の業者の選定に当たっては、地元特産品等を幅広く採用するため、品目の選定から発注、発送までの業務を一括して行える業者を広く募集し、企画提案競技により、お触れの業者を選定したところでございます。 お礼品の主なものとしまして、黒毛和牛や黒豚、焼酎、薩摩切子などがございます。 お礼品につきましては、申し込み状況や寄附者、地元企業の声などもお聞きしながら、今後もより魅力ある品をそろえられるよう工夫してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 他都市は、税収確保と地元業者育成の面から民間と一体となって取り組み、成果を上げている自治体が数多く見られます。本市で成果がないのは前例踏襲主義の事務事業に固執し、経営感覚がないため、営業意識が育たないからではないでしょうか。 そこで、地方創生に対応した行政の経営感覚醸成の必要性についてはどのような見解かお示しください。 答弁願います。 ◎総務局長(松永範芳君) より一層厳しさを増す行財政環境や地方創生に的確に対応するためには、これまで以上に職員一人一人が経営感覚やスピード感を持って業務を遂行することが重要であると考えております。これまでも日本政策投資銀行等へ職員を派遣しているほか、自治研修センターの民間の経営戦略を学ぶための研修等を受講させるなど、本市の人材育成基本方針に掲げる経営感覚を持った職員の育成に各面から取り組んでいるところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 経営感覚にしても、知っていることと行うことは違ってきます。答弁にあったように、経営感覚とスピード感を持って業務遂行ができる体制になるよう要望しておきます。 次に、明治維新百五十年関連事業等に関して伺います。 明治維新も遠くなりつつありますが、市民のどれだけが明治維新を郷土の誇りと感じておられることでしょうか。私たちの小さいころは、明治天皇と西郷隆盛の肖像画を個人の家でよく見かけたものです。 大正十二年、当時の文豪徳富蘇峰は、講演会で、「西郷隆盛を忘れたら日本は滅ぶ」と話したようですが、今の社会情勢はどうでしょうか。他を顧みない、倫理・道徳観の欠如で考えられない事件や事故が、また天地異変が相次いでおります。社会の模範となるべき東京都の舛添知事でさえ、政治と金の問題で公益より私利私欲を優先した結果、昨日、辞任に追い込まれました。政治と金にまつわる問題は後を絶ちません。大人社会がこのようでは、若者や子供たちに倫理・道徳の規範を説いてもよくなるはずがありません。少なくとも西郷隆盛の出身である郷土鹿児島では、愛民思想である世のため人のためや敬天愛人を大事にした取り組みを行ってほしいものです。 そこで伺います。 西郷さんや大久保さんが頑張った明治維新の偉業が市民に十分理解されているものかお示しください。また、偉業に対する市民への啓発状況と工夫する事柄はないものかお示しください。 また、郷土の偉人に対する啓発状況と工夫の必要性についてもお示しください。 以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 明治維新の偉業と郷土の偉人についての啓発状況等についてでございますが、市民のひろばやフェイスブック、ツイッターなどでクイズ形式やキャラクターを用いて紹介するとともに、ホームページでは、解説映像を公開するなど、工夫を図りながら啓発に取り組んできており、市民の理解も深まってきているものと考えております。 今後もより幅広い年齢層の意識醸成のため、工夫を凝らして普及啓発に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 それぞれ工夫していることがわかりました。一層の御努力をお願いしておきます。 次に、明治維新150年“維新のふるさと鹿児島市”PR事業と明治維新150年カウントダウン事業の目的と取り組み、効果、課題についてお示しください。 また、明治維新後百五十年の節目に対する当時の偉業や各事業の情報発信は、市内と全国向けではどのようにしているかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 明治維新150年“維新のふるさと鹿児島市”PR事業は、本市の歴史を初め、多彩な魅力を広く全国にアピールすることを目的とし、郷土の偉人に扮した薩摩観光維新隊を各地のイベントに派遣し、観光PRを行うことで、本市を旅行先として選んでいただく動機づけに寄与しているところでございます。明治維新百五十年に向けて、今後、薩摩観光維新隊をさらに活用するなど、全国へのPRを拡大してまいりたいと考えております。 次に、明治維新150年カウントダウン事業は、市民の郷土への誇りと愛着の醸成、観光振興を初めとする地域経済の活性化を目的とし、市民を対象としたシンポジウムやバスツアーなどを開催し、意識の醸成が図られてきているところであり、各イベントへの市民参画を今後さらに促進してまいりたいと考えております。 次に、情報発信の方法についてでございますが、ただいま申し上げましたとおり、PR事業やカウントダウン事業などにより情報発信に努めているところでございますが、平成三十年の明治維新百五十年に向けて、引き続き関連イベントを実施するとともに、市民のひろばやSNSなどの広報媒体を活用し、さらなる情報発信を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 それぞれ工夫、努力されておられるようですので、引き続いての取り組みを要望しておきます。 明治維新後百五十年の両事業は、本市を全国に売り出す絶好の機会であります。観光や地場産業を飛躍させる工夫についてはどのようにしているのかお示しください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) これまで薩摩維新ふるさと博の開催や薩摩観光維新隊の各地のイベントへの派遣のほか、民間でのロゴマークの活用、観光お土産品等の開発促進などを通して、本市の観光や地場産業の活性化を図ってきており、今後もそのような取り組みを広げてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 答弁があった取り組みにプラスして、先ほど鹿児島マラソンで述べたように、本市の場合、桜島や西郷さんの額縁入りの風景写真や肖像画、敬天愛人等の色紙等の活用ももっと工夫すべきではないでしょうか。これはふるさと納税の返礼品や他の事業等にも幅広く活用して、本市をPRしていただきますよう要望しておきます。 次に、吉野町の天神山水路の課題について伺います。 これについては、前回の三月議会で当局の方針が示されたところですが、これまで水路の権限等何ひとつ明らかにされないままであり、関係者は当局対応に不信感を抱かれたままであり、今後の対応にも懸念を抱いておられます。私も一緒であります。 そこで、再度質問をいたします。 まず、K氏が所有している水路を公共施設と認めていますが、この水路については、県や市にも工事履歴が全くないことは関係者が指摘し、当局も認めておられます。幅員や延長も把握していないことやK氏の所有とする根拠の書類もないことも本会議で答弁され明らかであります。そこで機能を果たさないこのような私人の水路を公共施設として認めてよいものかお示しください。認める理由についてお示しください。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 公共施設は、都市計画法の規定により、道路や公園、水路などで公共の用に供する施設とされております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 開発を前提にしたような水路を私人が勝手につくることが許されるはずがありません。地権者が了解しての私人の工作物といっても明らかに開発を前提にした不法工作物であり、道義上許されるはずがありません。しかも、公共の用に供する施設といっても浸水で機能を果たさない水路であります。 そこで伺います。 公共施設の水路とは、私人の水路であっても適正に管理され、機能を果たしていることが前提ではないのかお示しください。 また、水路の適正な管理について、当局は当該水路管理者に指導を行ってきたでしょうか。この指導についてはどうだったのかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 当該水路については、開発行為に関係がある公共施設として、都市計画法第三十二条の解釈を正当に行い適用しているものでございます。 当該水路は、本市が管理する水路ではなく、個人が管理する工作物であることから、当該個人が維持管理を行うことが基本であると考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 私には、市道たんたど葛山線の不法工作物の件と同様、スタートの時点で方向性や指導を誤ると取り返しができなくなる典型的な例であるように思われます。当局が都市計画法三十二条の解釈を正当に行っていたら、当然ながら、維持管理にしても行政指導を行うべきですが、当局がそれを怠ってきたことだけは指摘しておきます。 次に、平成十七年十二月の吉野町七百四十二番の開発許可申請の際は、Mホームに四個の浸透ます設置と排水計画同意の行政指導を行い、二十一年九月の七百五十六番を開発した業者には浸透ます設置や排水計画同意の行政指導を行っていない経過があり不公平であります。なぜこのように行政指導に差が生じているのかお示しください。 答弁願います。
    ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの件については、公共公益施設管理予定者との協議書以外に詳細な協議録などがなく、把握できないところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 詳細な協議録はないとのことでしたが、協議書が存在し、当時の担当者に聞き取りを行えばわかることであります。 そこで、水路所有者と協議するよう指導した後の協議録は全て存在しないのではないのですか。当該水路に関する他の協議録はあるのかどうかお示しください。 再答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの件については、公共公益施設管理予定者との協議書以外に協議録等が存在せず把握できないところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 協議録がないことに意図的なものを感じ疑問でなりません。行政指導したら少なくとも公文書として残さなければならないのではないでしょうか。あまねく公平に公益に資する観点の欠如があることだけは指摘しておきます。 次に、開発許可や建築確認の際、当該水路管理者に排水の同意を求める行政指導を行って多くの被害者が出ております。当局はこれまで、民事上の問題として、違法な利権構造を黙認してきておりますが、行政が不当な利権をあっせんしているのと一緒であります。開発許可や建設確認の際、適正な管理ができていない当該水路管理者に排水の同意を求めさせる指導を行い、市民に多額の金銭的被害を与えながら民事上の問題で済ます行政対応が許されるのかお示しください。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 開発許可の申請においては、都市計画法第三十二条の規定に基づき、水路管理者の同意を求めております。また、建築確認において、水路所有者から排水計画の協議要請があった場合は、申請者に対し、水路所有者へ排水計画を説明するよう伝えております。 なお、お尋ねの件については、民事上の問題であり、本市としては関知していないところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 排水計画を説明するように指導していることが金銭被害の原因であります。その責任や問題意識についても認識できない行政に陥っているのでしょうか。子供でもわかることではないでしょうか。 次に、私は、平成二十六年第四回定例会で、浸水により逆流し、合併浄化槽が故障した事案を指摘していますが、さきの第一回定例会では、この事案については把握していないとの答弁でした。環境局の環境衛生課に届けられた案件でもあります。マンションの所有者であるN氏の奥様は、「行政としての責任が感じられない。多額な固定資産税を払いたくない」とおっしゃっていたため、供託金としての取り扱いを模索した経過もあります。善良な市民に迷惑をかけながら、これを無視している行政対応が許されるはずがありません。 そこで、指摘されながらこの事案をなぜ把握していないのかお示しください。また、迷惑をかけている認識がなく、議会でも指摘されながら調査すらしなかったことは議会軽視であり、行政の怠慢ではないのか、見解をお示しください。 以上、答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの箇所付近において、これまで豪雨時に道路冠水が発生した事例は承知しておりますが、御指摘の事案については把握しておりません。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 冗談ではありませんよ。把握していないから質問しているんです。再度申し上げます。指摘されながら把握していないことは議会軽視であり、行政の怠慢ではないのか、的確な再答弁を求めます。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 先ほどお答えしたとおり、お尋ねの箇所付近において、これまで豪雨時に道路冠水が発生した事例は承知しておりますが、御指摘の事案については把握しておりません。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 指摘されながらなぜ調査すらしないんですか。森市長、聞いていますか。的確な答弁でしたか。議会と一緒に適正に業務を遂行する行政の姿勢が全くありません。反省すべきであることは申しておきます。 次に、さきの第一回定例会では、水路の権限や共有地の権利行使等、顧問弁護士と相談してきて、法的に一定の整理がついたとの答弁でしたが、関係住民には、権限や権利行使等についての情報が全くなく、これまでと一緒であり、本市行政に対する不満は募るばかりであります。そこで、K氏が所有すると認める水路部分について、同意を得られる確証があるのかどうか。得られないときの対応はどうなるのかお示しください。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 天神山水路の改修については、地域住民などの御理解と御協力をいただきながら取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 建設局長、先輩たちのこれまでのずさんな指導で現在の状態があるんです。私はあなた方は気の毒だと思っています。しかしながら、これまで弁護士とも相談してきたと答弁されながら、何ひとつ明らかにせず、答弁もこれまでと一緒であります。市民の立場に立って相談されたのか、行政の立場から相談したのか全く不明であります。 そこで、長期間、市民に金銭的被害や浸水被害をもたらしてきた前例踏襲主義の行政対応が問題であることは確かであります。このような場合、行政としてベストな行政対応と方法についてはどうすべきだったと考えられるのか。国土交通省から来ておられる阪口副市長の見解をお示しください。 答弁願います。 ◎副市長(阪口進一君) 都市計画法に基づく開発許可につきましては、同法の趣旨にのっとり適切に対応しているところでございます。 今後は、先ほど局長から答弁を申し上げましたとおり、早期に浸水被害が少なくなりますように、地域住民などの御理解と御協力をいただきながら取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 阪口副市長に答弁を伺いました。 今回の質問全体を聞かれても、よく適切に対応しているとの答弁ができるものです。しかしながら、努力されていくとの答弁でありましたので、聞き置くこととします。 次に、松元支所管内におけるミニ団地開発と住宅建設の問題点について伺います。 森市長は、「子育てをするなら鹿児島市」のスローガンを掲げ、各施策に取り組んでおられることは十分承知しておりますが、子育て世代にとっての夢はマイホームであることを認識していただきたいものです。本市が行っている都市計画が万全でしょうか。市民や子育て世代のニーズを満たしているでしょうか。現在、安価な住宅地を求めて、子育て世代は松元支所管内に押し寄せていると言っても過言ではありません。 そこで伺います。 スーパー等の商業施設から離れた箇所に林立するミニ団地開発の現状と課題についてお示しください。そして、コンパクトなまちづくり、集落核との整合性はどうなのかお示しください。 また、現在、道路や小中学校の教室整備に多額の財政負担も余儀なくされ、ほかに児童クラブや保育所等の待機児童の問題もあります。これらをどのように認識し、評価されているのかお示しください。 そして、これらは、総合的・計画的な土地利用の推進と言えるのかお示しください。 以上、答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 松元支所管内の石谷町や春山町では、都市計画法による開発許可が不要な小規模な宅地造成が多く行われており、道路幅員など整備についての許可基準がないことが課題であると考えております。 また、松元支所管内では、人口や児童数が増加傾向にあるため、関係部局と連携を図っていくことが必要であると考えております。 なお、土地利用ガイドプランの集落核に位置づけられている石谷小周辺や地域生活拠点に位置づけられている春山小周辺に住宅建設が進んでいることから、今後、これらの地区に生活利便施設の立地を促進することで拠点性が高まり、コンパクトなまちづくりに寄与するものと考えております。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 問題点は認識されておられるようですので、許可基準等の課題解決に向けた御努力を要望しておきます。 次に、農道に沿って開発が進むミニ団地開発と住宅建設の問題について伺います。 まず、農道というだけで農業土木費が一般市民の生活道路整備に支出される現状と課題についてお示しください。 また、農業に資する本来必要な農道整備等の予算不足が懸念され、現在、予算がないとの話もよくあります。地方創生の原点となるべき農道整備等農林水産業費にはもっと十分な予算措置を講じるべきであります。その必要性について見解をお示しください。 以上、答弁願います。 ◎産業局長(山下正昭君) 農道が生活道路としての役割を担っている箇所もございますが、地域の要望等も踏まえ、必要に応じその整備等に努めているところでございます。 また、農村の環境整備等につきましては、地域の要望を取りまとめ、検討を行うなど、必要な事業を予算に反映させているところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 必要な事業については、景気対策の面からも予算に反映できるよう御努力を要望しておきます。 先ほど、線引きの弊害についての認識を伺いましたが、的外れな答弁であり、乱立する住宅の現状を考えた場合、建設局が推し進める都市計画が万能でしょうか。教育委員会や財政当局を初め、全体的な対策を含めた全庁的協議が必要ではないのかお示しください。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) コンパクトなまちづくりを進めるためには、関係部局との連携が重要であることから、土地利用ガイドプラン運用等庁内調整会や立地適正化計画の策定に向けたかごしまコンパクトなまちづくりプラン策定検討委員会などにおいて、全庁的な協議を行っているところでございます。 以上でございます。   [大園盛仁議員 登壇] ◆(大園盛仁議員) 答弁を伺いました。 市民のニーズに逆行して疑問でならない点が多々ありますが、全庁的な協議を行っているとのことでしたので、まずは見守ってまいります。 今後とも郷土の発展と市民福祉向上のために努力していくことをお約束いたしまして、私の個人質問の全てを終わります。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、大園盛仁議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) 次は、小森こうぶん議員。   [小森こうぶん議員 登壇](拍手) ◆(小森こうぶん議員) 平成二十八年第二回市議会定例会に当たり、私は、自民党新政会の一員として個人質問をしてまいります。 さきの熊本の地震でお亡くなりになられた方へ哀悼の意を表したいと思います。と同時に、二カ月が経過した今、被害を受けられた方々への一刻も早い復旧・復興を願うものであります。 市長の政治姿勢についての四期目出馬の決意について伺います。 森市長におかれては、平成十六年に市長就任以来、現在三期目の最終年に入っております。この間、「市民が主役の鹿児島市の実現」を基本理念に、市政の諸課題に取り組んでこられました。三期目におかれましては、市民とのパートナーシップのもと、マニフェストに掲げた百十項目の実現に鋭意取り組まれるなど、市勢発展と市民福祉の向上に大きく寄与されてこられました。 国においては、安倍政権が二〇一二年の政権交代選挙に勝利してから、ことしで四年目の政権運営となります。この間、経済最優先で取り組み、三本の矢からなるアベノミクスの諸施策により、デフレ脱却、経済再生と財政健全化の双方において着実に成果を上げるとともに、昨年の平和安全法制の成立やTPP協定交渉の大筋合意など、平和外交、そして経済外交においても大きく前進したところであります。 さらに、今月二日には、ニッポン一億総活躍プランのほか、いわゆる骨太の方針や規制改革実施計画、日本再興戦略などを閣議決定し、成長と分配の好循環を実現するとされております。 地方創生の実現なくして一億総活躍社会の実現はあり得ません。地方の元気は日本の元気につながり、今後、我が国の未来は、地方自治体の積極果敢な取り組みにかかっていると言っても過言ではないと考えております。 今日を生きる我々世代が将来をしっかりと見据えながら、地方創生に向けた取り組みを進め、真に豊かさを実感できるまちを次の世代へと引き継いでいくことが最も重要な責務であると考えます。 そのような状況の中、本市における平成二十八年度は、第五次総合計画の後期基本計画の策定、地方創生本格始動という森市政の大きな節目を迎え、大変重要な年になるものと思料いたします。 先ほどの質問にもありましたが、ここであえてお聞きしますが、本市の将来を左右する大切な時期に当たり、秋には森市長の三期目の任期満了に伴う市長選挙が行われます。この重要なときに鑑み、市長の市政に対する強い思いと、それを踏まえ、四期目に向けた決意をお聞かせください。 答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 小森こうぶん議員にお答えをいたします。 私は、平成十六年十二月、鹿児島市長に就任し、今日まで市勢の限りない発展と市民福祉の向上のために、持てる力を最大限に発揮し、積極的に各種施策を推進してまいりました。 三期目におきましては、明治日本の産業革命遺産の世界文化遺産の登録、世界保健機関が推奨するセーフコミュニティの国際認証の取得など、本市が目指してきた世界基準、世界レベルのまちづくりが認められるとともに、本市初の鹿児島マラソン二〇一六の開催や市立病院・交通局舎の移転、谷山連続立体交差事業の整備、本庁舎西別館の竣工など、本市にとりまして重要な施策・事業も着実に実を結んできており、市政は確かな歩みを続けていると考えております。 また今後、本市は、平成三十年に明治維新から百五十年の節目を迎え、三十二年には約五十年ぶりに鹿児島国体が開催され、これらに呼応するように、鹿児島中央駅、天文館、交通局跡地、本港区などで大規模なプロジェクトが構想されており、まさにこれからの数年間は本市の将来を左右する極めて重要な時期であると考えております。 このことも踏まえ、今年度は第五次総合計画の後期基本計画を策定するとともに、地方創生総合戦略につきましてもその取り組みを本格始動させたところでございます。 私は、残された任期においても、みずからの手で策定した第五次総合計画や総合戦略の推進に全身全霊を傾注していくことが私の責務であり、市民の皆様方に対する責任でもあると考えており、次期市長選挙に関しましては、いずれかの時期に私の態度を明らかにしたいと考えております。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 市長より答弁をいただきました。 市長の強い思いということでは、「みずからの手で策定した第五次総合計画や総合戦略の推進に、残された任期に全身全霊を傾注していくことは市長の責務であり、市民の皆様に対する責任でもある」。私は、市長が言われた「みずからの手で策定した」という発言に注目したいのであります。このことは二月の我が会派の代表質疑でも答弁されていますが、そこから四カ月余り経過をいたしましたが、変わらない熱意を評価するものであります。 市長自身考えられておられると思いますが、平成二十八年度は、先ほども言われました、第五次総合計画の後期基本計画の策定、地方創生の本格始動という森市政の大きな節目を迎え大変重要な年であるものと思います。本市の将来を左右する大切な時期に当たり、一刻も早い決断をし、市民に市長自身の気持ちを伝えることが別の角度から見ますと、安心安全、安定につながるものと私は信じております。 市民の皆様から見ると、いつ出馬表明をされるかという期待感を持っていることだけは申し上げておきます。 新しい質問に入ります。 リオデジャネイロオリンピックに出場する七人制ラグビーの本市におけるスポーツ合宿等について伺います。 昨年は、日本ラグビー界にとって大変喜ばしい一年でした。さきのラグビーワールドカップ二〇一五イングランド大会において、日本代表が南アフリカからの歴史的勝利を含む三勝を上げ、日本中がラグビーフィーバーに沸いたことは記憶に新しいところであり、まさに日本ラグビー史の記録と記憶に残る年になりました。 また、本年八月から開催されるリオデジャネイロから新たに採用される七人制ラグビーの合宿は、この地、鹿児島において五回、県立鴨池陸上競技場、ふれあいスポーツランド、鴨池ドーム等を利用して行われてきております。鹿児島における合宿は大変評判がよかったものです。これもひとえに市民の皆様、関係する皆さんの支えによるものだと思います。 そして、昨年十一月、オリンピック予選が始まりました。鹿児島合宿が終わり、予選に出発するとき、瀬川ヘッドコーチが、「必ずオリンピックに出場できるように頑張り、鹿児島に戻ってきて、また、鹿児島の陸上競技場、ふれあいスポーツランド、鴨池ドームで練習をしてオリンピックへ行きたい」と語り、香港へ出発したのであります。その結果、皆さん御存じのとおり、全試合勝利して、リオデジャネイロオリンピックへの出場が決定したのであります。しかも、この七人制ラグビー日本代表のキャプテンは、県立鹿児島工業高校出身の桑水流選手であり、関係者を含め大変喜んだのであります。 そこでまず伺いますが、スポーツ合宿についての本市並びに県の基本的な考え方についてお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) お答えいたします。 スポーツ合宿につきましては、選手等の宿泊やマスコミによる情報発信など、本市の地域経済や観光振興へのさまざまな効果が期待されることから、積極的に誘致し受け入れているところでございます。 また、県としては、誘致から歓迎まで官民一体となった取り組みでスポーツを通じた誘客の拡大を図るとともに、スポーツキャンプ等の参加者及び観客への観光PRを通じて、観光立県かごしまの実現を目指すこととされているところでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 地域経済や観光振興へのさまざまな効果が期待されるとのことから、積極的に誘致し受け入れていくとのこと、対応のあり方、体制もさらに努力されるよう期待いたします。 県も考え方としては同じようであります。ただ、観光立県かごしまの実現を目指すためには、スポーツ合宿等の対応窓口が教育委員会であるということは、観光交流局と連携をもっと密にしていただければと希望するものであります。 次に、先ほども触れましたが、七人制ラグビー日本代表は、鹿児島を拠点の一つとしてオリンピック出場を決定いたしました。そこで改めて、七人制ラグビー日本代表のオリンピック出場までの経過をお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 七人制ラグビー日本代表は、平成二十六年三月から五回にわたって本市で合宿を行っており、昨年十月の本市における合宿の後、アジア予選香港大会で優勝し、オリンピック出場が決定したところでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 オリンピック出場に至るまでにこれまで鹿児島をスポーツ合宿所としてやってきたスポーツがあったでしょうか。私たちは、もっと鹿児島がスポーツ合宿等の適地であることに自覚を持ち、対応を考えるときに来ているのではないかと思います。行政と民間との交流協議会なるものを立ち上げてみたらと考えております。一考願います。 次に、本年三月の鹿児島合宿で選手たちは一日に三回練習をするという大変ハードな日程でした。そのため、できるだけ選手の移動に対する疲労を避けるため、県立鴨池陸上競技場の使用を希望されたのであります。そんなとき、仄聞するところによりますと、陸上競技による練習はまだしも、ラグビー等の練習はできないということをお聞きいたしました。 そこで伺いますが、県立鴨池陸上競技場及び補助競技場の利用に関する県の基本的な考え方をお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 県によりますと、県立鴨池陸上競技場等の利用につきましては、県条例に基づき指定管理者が許可等を行っており、大会の主催者や規模によって定めた優先順位を原則として、競技団体等を交えた調整会議において年間スケジュールを策定しているとのことでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 県条例に基づき指定管理者が許可等を行うことはよいと考えますが、調整会議に至るまでの年間スケジュールの情報を県、市、指定管理者が共有し、その上での調整会議となるような仕組みづくりが必要だと考えます。努力されますことを要望しておきます。 いろいろと課題もありましたが、お互いの努力、行動により、三月の合宿の日程は乗り越えることができました。そして、いよいよリオデジャネイロオリンピック直前の合宿も鹿児島で行われることになったわけですが、これらに対する対応はどのようになっているのかお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 七月の直前合宿につきましては、可能な限り、鴨池陸上競技場及び補助競技場を利用できるよう、現在、指定管理者と協議し、調整を行っているところでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 オリンピックに出場する競技の練習会場というものは、どこの県でも誘致をしたがっている。そのための質問でありますし、調整がうまくいきますよう望むものであります。 鹿児島でのスポーツ合宿は、メンタルな部分では、おいしい食事、温泉、景色等とどれをとっても最高の場所であります。さらにPRに努められますよう要請しておきます。 私は、このような状況の中で考えさせられました。子供たちやスポーツを愛する人々のために、「百聞は一見にしかず」というがごとく、本物を見せてあげたい、皆さんも同じ思いであることを感じます。 そこで伺います。 日本代表などを含むスポーツ合宿について、今後への考え方、対応、以上、お聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) スポーツ合宿につきましては、市民が一流選手のプレーを間近に体感できる機会ともなることから、今後とも、県や関係団体等と連携し、円滑な受け入れに努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 一流選手のプレーが間近に体感できるように、今後もあらゆる機会を通じてPRされますよう要望しておきます。 新しい質問に入ります。 鹿児島東西道路について伺います。 鹿児島東西道路については、平成二十五年九月に新武岡トンネルが開通し、残る調整区間である田上インターから(仮称)甲南インターまでの区間の整備に向けて、荒田川暗渠化工事などが進められており、中洲電停側の約百七十メートルの整備が終えられておりますが、その後の整備が進んでおりません。 そこで伺います。 荒田川暗渠化工事における現在の取り組み状況、二十八年度における工事費用と県の負担額、今後の取り組み予定、以上、一括して答弁を願います。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お答えいたします。 国によると、「荒田川暗渠化工事については、中洲通交差点から上流側のおよそ九十五メートルの区間について、昨年から占用物件の移設を行うなど準備作業を進め、暗渠化工事に着手したところである。今後は二十八年度の工事費として六億七百万円の予算を計上しており、引き続き、残区間の暗渠化工事を実施していく。また、県の負担額は一億六千三百二十万円である」とのことでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 現在の取り組みは二十七年度分の繰越事業のようであります。荒田川を暗渠化するという大変大きな工事にもかかわらず、工事自体の機械化、技術力というものに驚きを感じました。要は、予算があるかないかで工期も大きく左右されるものだと実感した次第であります。 私たちは道路の持つ経済への貢献度をもっと知るべきであります。経済的ロスを少なくすることが本市まちづくりに大変重要な要素となりますので、引き続き予算確保に努力されますよう要望しておきます。 次に、荒田川暗渠化工事が終わりますと、いよいよトンネル工事に着手されるのかと思いますが、暗渠化工事後におけるスケジュールを含む今後の取り組み予定をお聞かせください。 以上、答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 国によると、「荒田川の暗渠化工事完了後、市道中洲通線の道路中央部に下り線トンネル本体工事に必要なスペースを設けるため、荒田川寄りの歩道及び車道を南側に切りかえる工事を進めていく予定である。なお、スケジュールについては、暗渠化工事の進捗などを見きわめながら早期の完成に向けて取り組んでいく」とのことでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 今後の取り組みとしては、暗渠化工事終了後、中洲通線の道路中央部に鹿児島東西道路の道路本体及び工事に必要なスペースを設けるため、現在の歩道及び車道を南側に切りかえる工事を進めていくとのこと。通常でさえ渋滞・混雑の時間帯が多くなってきている状況ですので、工事に当たっては、前もっての関係機関、地域との協議を十分にされるよう要請しておきます。この計画が策定されてから四半世紀が経過しようとしております。一刻も早い完成を待ち望んでおります。 新しい質問に入ります。 熊本地震による本市の影響について伺います。 今定例会の補正予算の中に、熊本地震を受け、問い合わせや申請がふえている住宅耐震関連の安全安心住宅ストック支援事業二千三百万円が含まれています。これだけではなく、報道等によりますと、観光関連産業にも影響がある模様です。観光に対してはどのようなものが影響があったものかお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 熊本地震につきましては、九州全体の観光に大きな影響を与え、本市におきましても、修学旅行の方面変更や延期が多数発生したほか、個人旅行や団体ツアーの取り消し等も生じ、市内の六十三施設において、五月末時点で約七万八千人の宿泊キャンセルが発生したところでございます。また、四月の県の観光動向調査における宿泊観光客数は、県全体で対前年同月比で一五・七%減少し、本市で一三・六%減少するなど、本県並びに本市の観光に大きな影響が生じているところでございます。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 大きな影響があるようです。修学旅行の方面変更、延期に対しては、仄聞するところによりますと、鹿児島県教育旅行受入対策協議会なるものがあるようです。情報を持っておられるようですので、修学旅行の延期されたところなどの情報をもとに接触され、総合産業としての活動をされますよう期待いたします。対応されていくことは、本市の宿泊観光客数一三・六%減の対策の一つになると考えます。 次に、本市は観光産業を総合産業と捉え、今日まで事業・施策を展開してきております。 昨年の桜島の噴火警戒レベルが四に上がった際には、風評被害に対していち早く対応されたと記憶しておりますが、今回の震災に対しては、補正予算等を含めた何らかの対応は必要なかったものか。また、今後の対応をお聞かせください。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 熊本地震の影響に対する観光対策についてでございますが、県において、宿泊施設等を対象とした割引旅行商品「鹿児島お得旅事業」が六月一日より実施されており、本市においては、複数年度にわたる影響が危惧される修学旅行に対する緊急の取り組みとして、かごしま水族館や維新ふるさと館などの観光施設の入館料を免除する取り組みを七月一日から実施する予定としております。このほか、観光キャンペーンなどの既存の事業の活用や県や関係市町村等と連携した取り組みやキャンペーンを東京、福岡などで実施しており、今後とも積極的に観光客の誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。   [小森こうぶん議員 登壇] ◆(小森こうぶん議員) 答弁をいただきました。 県においては、宿泊施設等を対象とした割引旅行商品「鹿児島お得旅事業」が六月一日よりされているようです。本市は、修学旅行に対する緊急の取り組みとして、かごしま水族館や維新ふるさと館などの入館料を免除する取り組みを七月一日から実施するとのこと。関係機関等に対する周知・広報は漏れなくされますよう要望しておきます。 九州は一つという考え方のもと、今後も協力し合い、助け合っていくことが共助の精神になっていくものと思います。 以上で、私の個人質問を終了いたします。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、小森こうぶん議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) ここで、しばらく休憩いたします。              午 後 二時二十八分 休 憩            ─────────────────              午 後 二時五十八分 開 議 ○議長(上門秀彦君) 休憩前に引き続き会議を開き、質疑を続行いたします。 次は、平山たかし議員。   [平山たかし議員 登壇](拍手) ◆(平山たかし議員) 無所属是是非非の会として、市民の方々より質問が寄せられている内容を中心に個人質疑を行います。 最初の質問は、鹿児島市の行政組織と事務分掌の変更に係る質問であります。 これまで、平川動物公園に係る業務は建設局建設管理部の平川動物公園の所管として、議会答弁も建設局長が答弁をされておられましたが、今後は、新設された観光交流局の中の観光振興課が所管すると事務分掌が変更されました。 そこで伺いたい第一点は、これまで建設局で対応していた入場券の販売及び改札、公園内の管理はもちろん、動物の飼育及び繁殖に関すること、動物の展示に関すること、動物が食べる飼料の収集や健康管理など、平川動物公園に関することは全て観光交流局の中の観光振興課で所管することになり、そして、平川動物公園から市職員を引き上げておられますので、管理運営面を含めこれまでのシステムとの違いとその理由、効果と課題についてお聞かせいただきたいのであります。 また、同じように、新設された観光交流局の中の観光振興課が、かごしま水族館に関すること並びに鹿児島市水族館公社に関することを所管することとした理由、期待する効果、また、課題についての認識についてお答えをいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) お答えいたします。 平川動物公園につきましては、これまでの市職員と委託先である鹿児島市公園公社の職員を中心とした運営にかえ、平成二十八年度から指定管理者制度を導入し、指定管理者である市公園公社が施設の整備やコアラの種の保存等を除いた全てを担っております。 理由としましては、高い専門性を有する人材による管理運営や専門的なノウハウを生かした新たな事業の展開等が期待でき、市民サービスの向上が図られ、そのことにより効果的・効率的な管理運営が可能になるものと考えております。 課題としましては、指導監督者として本市の意見が十分反映されるよう指定管理者と綿密に協議し、良好な協力体制を早期に構築していくことであると考えております。 次に、かごしま水族館につきましては、観光資源としてさらなる活用を図るために移管したもので、他の観光施設やイベント等とも連携することで、インバウンドや修学旅行の誘致など、交流人口のさらなる拡大につなげてまいりたいと考えております。 課題としましては、県内外の観光客を含めた入館者のさらなる増を図っていくことであると考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 今回の事務分掌の変更により期待する効果、課題についての認識について答弁をいただきました。 それでは、改めてこれからの質問にかかわることでお聞きをいたしますが、これまで提起したことに対する質問を含め、今後の答弁は、新設された観光交流局長が答弁されると理解してよいか答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) ただいまお述べになられたとおり、観光交流局長である私のほうから御答弁をさせていただきます。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) それでは、具体的な質問に入ります。 森市長と私ども訪問団一行が二〇一四年にオーストラリアのドリームワールドを訪問し、雄コアラ二頭、雌コアラ一頭の計三頭を譲り受けてまいりました。そして同じ年の十月二十五日、オーストラリアからやってきたコアラ三頭の一般公開が始まりました。 私は、来園者が来てもいつも寝ているコアラではなく、来園者も楽しめる昼間動き回るコアラを目指し、その方策を探るべく埼玉県こども動物自然公園を訪問し、朝の開園から夕方の閉園までカメラ片手につぶさに調査をいたしました。その際の調査報告書と写真集の写しはこれでありますが、当時の建設局長や公園公社など関係部署の方にもお渡しをし、平川動物公園でも改善できるものはぜひ改善を早急にすべきと要望いたしてまいりました。 平成二十六年十月二十六日の平川動物公園でのコアラ三頭のお披露目として一般公開が始まりましたフランクの元気なころの写真もここに持ってきておりますが、ことしの五月十五日の地元新聞のフランクの死亡の報道に驚きました。この間、フランクの体調が悪いということも全く知らされておりませんでしたので、なぜ、どうしてという思いがいまだに消えませんし、これまで新しいコアラを鹿児島にと懸命になってこられた森市長さんも同じ気持ちであったと思います。 まず、第一の質問は、フランクが死んだ原因について、オーストラリア、ドリームワールドの動物担当責任者のアル・ムッチ氏に何と説明すればいいのか。 また、今回のことが今後のコアラの新個体の導入計画にも影響を与えることになりかねないのではないかと心配いたしておりますので、順次お伺いをいたしますが、今回のフランクの死亡の原因、体調変化の時期と病気判明の時期、病気判明後の関係者の対応内容、ドリームワールドへの状況説明の内容とその時期、フランクの体調変化から死亡に至るまでの市長への報告内容とその時期について、それぞれお答えをいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) フランクの死亡原因につきましては、解剖及び各種細菌検査で原因が判明しなかったことから、現在、専門機関に病理組織学的検査を依頼しているところでございます。 また、体調変化と病気判明の時期でございますが、二十七年九月十一日にフランクが外傷を負い、その後、治癒したものの脱毛や湿疹等が改善せず、十二月中旬ごろからは四肢の脱力などが見られるようになり、さらに二十八年三月上旬ごろから徐々に元気がなくなり衰弱してまいりました。病気判明後は、園内で情報共有を図り、検査や治療等を行うとともに、四月上旬以降、ドリームワールドの獣医師にフランクの症状や治療内容を報告し、随時アドバイスを受けていたところでございますが、そのかいなく五月十五日に死亡したところでございます。また、市長へはその旨を五月十六日に報告したところでございます。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) この写真は、フランクが元気ばりばりに平川動物公園で動いているときの写真です。私はこの写真を見るにつけ、あいたこら、何か方法はなかったのかなというような思いです。 そしてまた、やはりオーストラリアとの関係が、このことでどうなっていくのかという心配をいたしました。そういう点では、これまでの平川動物公園におけるコアラ飼育三十年、この資料もやはりコアラの減少を克服して改めて平川動物公園でどういうふうに繁殖を進めていくかということでつくられた資料であります。 これにも明らかなように、昭和五十年五月、コアラを鹿児島に連れてくる会が発足をしました。ユーカリの苗四千本が園内に植栽され、鹿児島から空輸したユーカリを試食するテストも実施し、また、コアラの飼育研修のため技師二人をオーストラリアに派遣し、五十九年十月、日本で初めて平川動物公園に来園した二頭は、「はやと」と「ネムネム」と命名されました。ネムネムと書いてあるからいつも眠るのかなと、私も最初から心配をしていたところなんですが、その翌年には、当時の赤崎市長一行がコアラ四頭の受領のためにオーストラリアに出発、六十一年五月には待望の二世コアラ誕生、六十三年には日本初の三世コアラも誕生、その後、平川動物公園はコアラ飼育の数がふえ、国内の東山動物園、多摩動物公園へブリーディングローンとして貸し出しを行う。それでも平川動物公園のコアラ飼育頭数は、平成五年は十八頭に、平成九年には二十七頭を数えるようになりました。しかし、日本最多の飼育頭数もそれをピークに減少し、三年前の平成二十五年にはついに八頭まで減少、その後、フランクの子供コロンが、昨年十一月に生まれましたが、その一年後のことし五月、そのフランクが死亡した。コアラの飼育頭数は現在も八頭のままです。 そこで伺いますが、コアラの平均寿命は十歳から十二歳という過去の議会での答弁があります。そうしますと、現在、平川動物公園で飼育中のコアラ、雌のコアラ五頭中二頭が十二年目と十七年目を迎えています。また、雄のコアラは三頭いますが、生まれて二年目のコロンと六年目のブンダ、それに生まれて十三年目のピックス、つまり雄雌合わせ八頭中三頭が平均寿命を超えていると思うが、そのとおりか。 また、今日の平川動物公園におけるコアラ飼育頭数の減少状況を見ての思いと、今後の対策をお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) お述べになられたとおり、八頭中三頭のコアラが平均寿命を超えております。 また、現在飼育中の八頭のうち繁殖適齢の個体は三頭で、今後、繁殖適齢となる個体が二頭おりますが、将来的には高齢化が避けられないことから、オーストラリア、ドリームワールドなどのコアラ飼育施設との交流を継続し、コアラの種の保存推進や健康管理技術の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 次は、市長にお伺いいたします。 ことしは、ホワイトタイガー二頭とコアラの交換が行われ、既にオーストラリアに送られたホワイトタイガーは大変な人気者になっているとお聞きをいたします。 一方、平川動物公園のコアラの数はどんどん減ってきて、今、平均寿命を超えている雄と雌の頭数を引いたら、あと残っているのは五頭しかいなんですよね。コアラの新たな個体導入が急務となってきていると思います。 市長に伺いますが、現状を踏まえての森市長の思いと、新たなコアラの個体の来園についての計画があればお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 平山たかし議員にお答えをいたします。 平川動物公園におきましては、現在、国内最多の八頭を飼育しておりますが、以前に比べ減少してきておりまして、大変残念に思っております。 私も二年前にオーストラリアに行き、コアラと触れ合う中で、平川動物公園を日本で一番コアラのいる動物園にしたいという強い思いを持ち、新たな個体の導入を現在計画しているところでございます。具体的には、ことしの秋ごろをめどに雌のコアラ二頭、さらに平成三十二年までに雄のコアラ一頭を導入する予定でありまして、その実現に向けまして、今後取り組んでまいりたいと考えております。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 市長のただいまの答弁を聞いて、やはりこれから平川のコアラの個体をどうふやすかという点では、新たな雌二頭、雄一頭、こういうような計画があるということをお聞きいたしました。一安心じゃないですけど、やはり一日も早く平川に来て頑張ってもらいたいというふうに考えております。 次は、昼間動き回るコアラを目指しての質問です。 オーストラリアのドリームワールドのコアラ舎では、昼間、赤ちゃんをおんぶ、だっこしながら動き回るコアラの一挙手一投足に目を凝らしてずっと見てきました。そして、全日空の機内雑誌「翼の王国」平成二十六年十月号に、「コアラもいるよ。午後一時のお食事時間に見に来てね」とのそういう記事を目にしまして、その写真には、昼間、目をぱっちりあけ、ユーカリの葉を食べている写真を見つけました。 その一カ月後の十一月二十一日、私は、埼玉県こども動物自然公園を訪問し、開園から閉園直前までの時間、昼間動き回るコアラの撮影に没頭しました。私は、その調査の中で、平川でも工夫すれば、昼間動き回るコアラの姿を見ることができると確信し、それには、まず第一に、平川でのコアラにユーカリを与える時間帯をこれまでの早朝から昼間の十二時前後に変える、昼間の時間帯に新しいユーカリを与える。そのことで、それまで動かなかったコアラが一斉に動き出します。しかも、早く自分のところにユーカリを持ってきてと、コアラみずからが催促をする動きも示します。 二つ目に、コアラ一頭一頭のユーカリの好みが違うこともわかりました。したがって、このユーカリの木から採取した葉っぱをどのコアラが好むかを埼玉ではわかっているんです。そして、ユーカリ採取の場所ごとに一、二、三、四という札をつけて、その中に採取してきたユーカリを入れて、人間はわからないから、一のこの葉っぱは、どのコアラの何々ちゃんがよく好んで食べるというのがわかるような仕組みに分類されてあります。 そういうことから、三頭が同時飼育されている雌の大きな部屋から一頭だけが動き出す、何であの一頭だけが動き出すのかなと思っていたら、やはりユーカリを分別してある、この子はこのユーカリを与えれば必ず動くというのを埼玉はちゃんと会得しているんです。今度は別の数字の中からユーカリをとって与えると、あと二頭残ったのは、もうばったいせんかったのが突然動き出してユーカリを食べに行くと、その状況はまさに昼間動くコアラの実態が埼玉では実現をしている。そういう点では、どのコアラがどういうようなユーカリを好むか採取の場所ごとに区分をする。そして、ユーカリの植栽から採取までの体制を確立する、これが第二の条件であります。 平川動物公園でも昼間動き回るコアラの実現には、まずコアラにユーカリを与える時間帯を午前十一時から午後一時の間に変えるべきではないか、新しく交換されたユーカリを目指して動き出すまさに昼間動き回るコアラを実現する、そういう提案をいたしてまいりました。 この方式は、オーストラリアのドリームワールドでも、日本の埼玉県こども動物自然公園でも実証済みであります。私は、そういう点では、平川動物公園の管理等の業務に責任を持つ公園公社側にもお届けをしてまいりました。しかし、昼間動き回るコアラの姿はいまだに実現していません。今年度から平川動物公園は、新しく設けられた観光交流局の所管となりましたので、観光交流局長に伺います。 オーストラリア、ドリームワールド及び埼玉県こども動物自然公園の現地調査を踏まえ、昼間動き回るコアラの実現に向けた提案を行ってまいりました。平川動物公園でやれない原因とその理由についてお聞かせいただきたい。 また、コアラごとにユーカリの好みが違うことを踏まえ、ユーカリの採取場所ごとに仕分けできる体制の充実と分類できる置き場の改善も提案してまいりました。そのことについてもいまだに改善されておりません。 私は、埼玉県こども動物自然公園を視察した、こういうパンフをつくって公社にも渡し、関係当局にも渡した。ところが、なかなかこの提案が実現をしていないんです。提案をした改善策がいまだに実現できない理由をお聞かせいただきたいのであります。 さらに、今後の改善策への方向づけを含めてお聞かせいただきたい。 答弁願います。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) 動き回るコアラがごらんいただけるよう、これまでの御指摘や来園者の状況を踏まえ、二十七年三月から餌やりの開始時間を午前九時三十分から午前十一時に変更するとともに、渡り木の設置を行ったところでございます。さらなる時間の繰り下げには、飼育体制の検証などが必要になってくるものと考えております。 次に、ユーカリの仕分け体制や置き場の改善についてでございますが、まずはユーカリの品種ごとの採取量の確保が必要となることから、現在進めておりますユーカリ圃場の整備状況等を踏まえながら、設備や飼育体制のあり方も含め、今後検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 事務所管の体制も変わったことですから、改めて初心に返って、やはりどういうふうに改善をすべきか。他のところで証明をされている、それが平川でも実施をしてみてできなかったらそれじゃどうするかというのは出てくると思うんです。だからそういう点では、今後の方向づけを見守っていきたいと思っております。 次は、平川動物公園のホワイトタイガーの死亡原因についてお聞かせをいただきたいのであります。 また、森市長には、平川動物公園生まれのホワイトタイガー二頭のオーストラリアのドリームワールドでの近況、さらにドリームワールドからのタイガーの平川への導入の可能性としては、ドリームワールドのタイガーランドでは、タイガーが広く緑の豊富な園内でのびのびと飼育をされておりました。つきましては、同園からタイガーの新しい個体を譲り受けてはどうかと考えますが、その可能性を含めて市長の見解を伺いたいと思っています。 答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) ドリームワールドに送ったホワイトタイガー二頭は、搬出時に約十五キログラムだった体重も現在は四十五キログラムを超え、元気に成長しているとのことでございます。 ドリームワールドからの新たなタイガーの導入につきましては現時点では考えておりませんが、今後、情報収集を行ってみたいと考えております。 ◎観光交流局長(圖師俊彦君) ホワイトタイガーの死亡要因でございますが、前日まで体調の変化もなく元気に過ごしており、また、解剖においても死因が判明しなかったことから、その後、専門機関に病理組織学的検査を依頼しておりますが、現時点で結果は出ておらず、死因は特定できていないところでございます。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) やはり貴重な動物ですので、原因を解明し、それからやはり対策を練るということになってくると思いますので、十分な分析をしていただきたいと思っております。 また、ホワイトタイガーは、十五キロあったのが四十五キロ、環境もよかったんでしょうね、だからそういう点ではほっといたしました。 新たな質問に入ります。 谷山地区連続立体交差事業高架開業、そして、JR谷山駅、慈眼寺駅、両駅舎の落成記念式典の三月二十六日から三カ月近くが経過をし、喜びの声が寄せられる中で、速やかに改良、改善しなければならない事業が出てきておりますので、順次質問をいたしてまいります。 平成八年、私の個人質問での提起から始まりました谷山地区連続立体交差事業は、平成十八年七月七日に都市計画決定、平成二十年十月四日には、中核市として全国初の事業として工事が始まりました。そして工事区間三千百四十メートル、高架化区間二千七百二十五メートル、総事業費百九十五億円を要する事業も本年三月に無事に高架切りかえを完了いたしました。同時に、JR谷山駅、慈眼寺駅の駅舎も新しく建てかえられ、二階ホームへの上り下りはエレベーターも完備されるなど、非常に便利ですばらしい駅舎が完成いたしました。JR九州と関係当局の皆様方の御努力に対し、改めて心から敬意を表します。 そこで、市長に伺います。 谷山地区連続立体交差事業のこれまでの経過や今日までの道のりを振り返り、また、高架切りかえ完了後二カ月余りを経過しての利用者の反応などを踏まえての市長の思いについてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 谷山地区連続立体交差事業につきましては、お述べになられたように、事業推進に当たりまして、市議会や国を初めとする関係者の方々に御支援、御協力をいただき、本年三月二十六日に高架開業をいたしました。開業後、鉄道利用者を含む地域の方々からは、谷山地区のさらなる活性化への期待の声をお聞きいたしております。 私といたしましても、副都心谷山の魅力あるまちづくりの実現とさらなる発展に向けて、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 期待をいたしておきます。 次に、谷山地区連続立体交差事業のこれまでに要した事業の国、県、市、JRごとの想定事業費の負担額とその総額について、また、残された仮線撤去を含めた今後の整備事業に要する事業費総額を含め、国、県、市、JRごとにそれぞれ想定される負担額についてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お答えいたします。 本事業における全体事業費百九十五億円のうち、平成二十七年度までに要した事業費はおよそ百七十五億円で、負担の内訳は、国が八十一億五千万円、県が二億六千万円、市が八十億一千万円、JR九州が十億八千万円、二十八年度以降の事業費はおよそ二十億円で、負担の内訳は、国が六億円、県が六千万円、市が十二億六千万円、JR九州が八千万円となっております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 連続立体交差事業の全体の事業費並びに国、県、市、JRごとの事業費というのは、いつ聞けばいいかなと思ってこれまでずっと我慢して聞いてこなかったんです。やはりそういう点では、鹿児島市の負担というのは、率直に何らかの形で市民にも伝えていっていただきたいということを申し上げておきます。 次は、永田川にかかっております旧鉄道橋の活用策の質問であります。 JR谷山駅と市電の谷山電停周辺を結ぶ約百メートルのJRの旧鉄道橋を自転車と歩行者の専用道路として活用する方向で譲渡に向けてJRと交渉していただくよう申し上げておりましたが、譲渡は有償か無償か。また、旧鉄道橋の仮線撤去の時期、さらに今後の活用に向けた現状調査と補修計画の内容についてお聞かせいただきたいのであります。 また、永田川にかかる橋梁以外の仮線撤去計画との整合性についてもあわせてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねのJR橋については、本市へ無償譲渡することで協議が調っており、仮線やバラストなど全ての撤去を本年七月上旬までに完了することとしております。 また、JR橋の現状調査については、調査補修設計業務を発注しており、仮線撤去後に外観の変状やコンクリートの品質などの調査を行い、その結果を踏まえて補修に向けた検討や設計を行いたいと考えております。なお、残りの仮線などの撤去は本年度中に完了することとしております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 私は、今回の質問に当たって、一カ月ぐらいの間、一週間に三回ぐらいずつ、大体二時間から三時間、沿線の状況を写真にずっと撮ってまいっておりますが、仮線撤去、かなり早いですね。そういう点では、やはりJRを含めたそういうような協力が本当にあるというふうに考えております。 改めて、それでは具体的に質問いたしますが、既設の鉄道敷の仮線撤去計画についての質問であります。 今現在、進んでいるということは申し上げましたが、JRの高架区間の既設鉄道敷の仮線撤去はいつごろから始まり、いつごろまでに該当区間の作業が終了するのか、その見通しについてお聞かせいただきたい。 また、高架化区間に存在していた十五の旧踏切の遮断機が排除されきれいになりました。通行が極めてスムーズになってまいりました。今まで踏切で一旦停止していた車両へのとられた対策とその効果についてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの仮線などの撤去については、仮駅舎や通信ケーブルなどの撤去を本年四月から、またレールの撤去を六月から開始しており、残る枕木など全ての撤去を十二月下旬までに完了することとしております。 廃止された踏切については、鹿児島県公安委員会と協議し、旧軌道内への侵入防止のためのフェンス設置、遮断機の撤去及び一時停止線の除去を行うとともに、旧踏切横に踏切廃止と速度抑制の周知看板を設置いたしました。その後も一時停止する車両が確認されたことから、旧踏切のおよそ五十メートル手前に踏切廃止の周知看板を追加して設置しております。今後も、廃止された踏切の整備が完了するまでの期間は、引き続き状況に応じ必要な対策を講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) この間、踏切の周知看板の設置など、状況を見て看板を新たに立てるということを含めて関係当局、本当に努力をしておられることにありがたいと思っております。 次は、市電谷山電停横の危険な人道用踏切、市電上踏切の構造物の撤去についてでございます。 まず急ぐべきは、市電谷山電停横の周辺の仮線撤去と通行に不便で危険な市電上踏切、こういうふうになっています。コンクリートと鉄骨の階段を上がらないといけない。自転車も押して上がらないといけない。これがまだ現在も続いております。自転車を引いて上り下りできるように、真ん中は約六十センチ幅のコンクリート敷きのスロープがありますが、この七段ずつの階段を含めて傾斜が急で通勤・通学のための利用者が自転車を押し上げるには、かなりきつい勾配であります。 また、高齢者のシルバーカー、そしてまた、乳幼児を乗せた乳母車、こういうものはなかなかこの真ん中の通路を押して上がるのは困難です。危ないです。そういう状況から、母親は乳幼児をだっこし、買い物袋を下げた片手で乳母車を引いて上るという危険極まりない状況であります。 この急な階段を上り切ると従来のJRの線路敷二メーター二十センチを含む延長約九メートルの平坦部分になります。 次は、桜川方面への階段でありますが、片側に幅七十センチの歩行者用の階段とこれまた八十センチ幅のコンクリートのスロープで自転車やシルバーカー用の通路部分があります。このきつい傾斜のスロープと階段に高齢者の方々は途中で休憩をされる場面もしばしばであります。この危険できつい構造物の一日も早い撤去が急がれておりますが、既に三カ月近い前に高架化切りかえも完了し、JRの列車は既にこういうふうに上部を約三カ月前から走っていますから用をなさないんです、この階段が。もう終わりました、三カ月前に。そういう点では、このまま放置していっているこの階段で、こういうような状況も見られます。もう子供さんをだっこして、こういう状況。そういう点では、もう既に高架は終わっているわけですから、上を列車は走っているんです。列車が走る写真を撮るのに五日かかりました、この写真を撮るのに。 私は、そういう点では、本当にこういう状態をやはり一日も早く改善をしていただきたい。したがって、上りはきつく下りも危険なこの鉄骨とコンクリートでできた勾配の通路はまさに無用の長物、つまり、あっても役に立たず、かえって使いづらく邪魔になるという代物であります。乳母車の利用者も支障なく通行できるようにすべきです。 市当局は、現在のこの危険な状態をどのように認識されておられるのか。またこの市電上の踏切を撤去され、新しい道路として利用できる時期と見通しを含めてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの踏切については、仮線と既存の側道に高低差があることから、階段とスロープを併用した仮設の歩行者用通路を設置しておりますが、幅員が狭いことや勾配が急なため、歩行者が安全に通行できる高低差のない道路の早急な整備が必要であると考えております。そのようなことから、早期の改善に向けて当該踏切を先行して整備することについて、JR九州と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) どっちにしても、仮線を新しくつくるということが必要です。そういう点では、そのことも含めてJR側と速やかに協議をして整えていただきたいと思っております。 次の質問に入りますが、高架下の活用策についての協議でありますが、永田川から谷山電停間の高架下の活用以外に、他の区間における高架下の活用についての方針、JRとの協議と今後の対応につきまして、あわせてお聞かせいただきたいのであります。 答弁願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 高架下については、平成二十七年度に策定した高架下利用計画に基づき、段階的にJR九州から借地した後、整備を行い活用していくこととしており、具体的には、駅部に駐輪場、高架一般部に遊歩道などを設置することとしております。 本市としましては、JR九州が運営する高架下駐車場の整備に伴う協議において、地元要望を伝えるとともに、借地に係る地元とJR九州との協議などへの協力も行ってまいりたいと考えております。 また、谷山電停周辺部以外のJR九州が運営する高架下駐車場の地元活用についても同様に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 次は、連続立体交差事業で振動や騒音もなくなったという喜びの声の一方、隣接する従来の鉄路周辺の住民からは、「騒音・振動を少なくしてほしい」という声も強まってまいりました。 私も改めて現場を見てみますと、これは一週間前に撮った写真ですが、三つの写真は木の枕木です。枕木を押さえているくいが五センチか六センチ、あるいはそれ以上浮いているんです。五センチか六センチ、それだけここを運行した鉄道の列車は振動をするんです。だからレールの振動により、周辺に騒音・振動がずっと響いていく、何とかしてほしいという声はずっとあるんです。ちょうどJR高架化事業が終わって仮線の撤去が始まりました。仮線を撤去した部分には、コンクリート製の枕木がたくさん存在しています。これは私が写真を撮った二日後には、JRがもうどこかに運んでいました。だから写真をよくぞ撮っていたと思っています。 やはり振動をなくすために、木製のこういうような危険な振動・騒音の原因になっているこの枕木を変える。そしてまた、浮いている原因になっている支えるくいを新しく取りかえる、こういうことについての住民要求を当局はJRにぜひ伝えていただき、対応をしていただきたいというふうに考えるんですが、関係当局の答弁を願います。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) お尋ねの仮線に使用したコンクリート製枕木は再利用すると伺っておりますので、騒音などの対策として、本事業区間に隣接する箇所で再利用していただくようJR九州に要請してまいりたいと考えております。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 期待をいたしておきます。 最後の質問に入ります。 谷山中心部の幹線道路であります市道木之下慈眼寺団地線の拡幅改修に向けたその後の状況について質疑をいたします。 この道路の状況については、慈眼寺公園から木之下橋の区間は、土地区画整理事業によって、歩道も道路側についている幅十二メートルの道路幅員として完成されているのに、国道から木之下橋までの三百二十メートルの区間は、十二メートルの半分以下の五メートルか六メートルしか幅員がありません。その改善のために新年度予算で木之下慈眼寺団地線に四百万円の調査費が計上されました。 調査費の執行に当たっての事務作業はどこまで進んでいるのか。 また、その調査項目と調査に当たる業者選定、調査の進行状況とその内容、今後の事業実施に至るまでの主な調査項目の流れと関係住民へのその時々の節目での説明をすべきでないか。このことについて一括して答弁をお願いいたします。 ◎建設局長(鮫島健二郎君) 木之下慈眼寺団地線の調査項目は、現地測量による現況平面図の作成、道路線形の比較を含む道路予備設計、国や県公安委員会との関係機関協議などであり、これらの調査を行うための測量設計業務委託を指名競争入札により発注し、本年五月二十七日に土木設計コンサルタント会社と委託契約を締結したところでございます。 当該業務は、完成期限を平成二十九年一月三十一日とし、現在、測量作業に伴う協力依頼のチラシの準備などを進めており、近日中に地権者などへ配布する予定としております。その後、道路線形案ができた段階で、地権者などとの意見交換会を開催することとしております。 事業実施までの一般的な流れは、予備設計の結果を踏まえ、路線測量や詳細設計を行い、占用物件などの協議や用地買収などにより、事業用地の確保を図った上で工事施工の段階へと進むこととなります。 以上でございます。   [平山たかし議員 登壇] ◆(平山たかし議員) 懸案でありました木之下慈眼寺団地線の未整備の区間三百二十メートル、この区間の具体的な改修計画というのが、まず、調査を始めて、そして現状を踏まえ、どういうようなルートにするか、そしてまた、その前にルートが決まったら、ある程度未定の部分でもいわゆる買収を含めたそういうような関係が出てくると思います。 そういうことを含めて、今おっしゃった答弁の内容の節目節目で、ぜひ住民の方々にはしかるべき説明をされて、ここまで進んできたのか、やはり鹿児島市はきちっとやってくれるんだと、そういうことがよくわかるような、そういう点では、私は、この道路拡幅問題における対応というのは、旧谷山市時代からの、その後の末吉市長さんから始まっての土地区画整理事業の延長としての問題も問われておるというふうに考えておりますから、一連の作業がスムーズに進んで、来年度予算にはそれなりの予算措置がされますよう期待をいたしておきます。 以上で、私の個人質問の全てを終わらせていただきます。 ○議長(上門秀彦君) 以上で、平山たかし議員の個人質疑を終了いたします。(拍手) △延会 ○議長(上門秀彦君) ここでお諮りいたします 本日の会議はこの程度にとどめ、明日に延会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(上門秀彦君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 なお、明日は、午前十時から会議を開きます。 本日は、これにて延会いたします。              午 後 三時四十六分 延 会            ─────────────────地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。         市議会議長  上 門 秀 彦         市議会議員  霜 出 佳 寿         市議会議員  園 山 え り...