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平成29年 6月定例会(第2日 6月19日)

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  1. 琴平町議会 2017-06-19
    平成29年 6月定例会(第2日 6月19日)


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    平成29年 6月定例会(第2日 6月19日)                会 議 の 経 過    会期 第2日 平成29年6月19日(月曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(片岡 英樹君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願い申し上げます。携帯電話の電源はお切りいただきますようお願い申し上げます。  これより平成29年6月琴平町議会定例会を再開いたします。              (再開 午前 9時29分) ○議長(片岡 英樹君)  ただいまの出席議員は、10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しております。  これより本日の会議を開きます。
     本日の議事日程及び通告一覧表はお手元にお配りしておりますとおりであります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名  を行います。  会議録署名議員は、  2番 別所 保志君及び  6番 渡辺 信枝君  を指名いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第2 一般質問  を行います。  本定例会の一般質問は、お手元にお配りしております通告一覧表のとおり7件を受理しております。本日は通告順に従いまして、4件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条のただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは順番に発言を許します。  最初に、2番、別所 保志君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○2番(別所 保志君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  議長のお許しをいただき、平成29年6月定例会における一般質問を通告書に従い質問したいと思います。  琴平町美観条例の件、学校統廃合建て替え進行状況の件、四国こんぴら歌舞伎大芝居の件です。  それでは、質問席より質問させていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ)  それでは、質問させてもらいます。  琴平町美観条例ですが、琴平町の美観条例のような条例や、町並みの整備などの計画は考えていないのでしょうか。計画があるのでしたらどのようになっているのかについてお聞きしたいと思います。  琴平町自転車等放置の防止及び自転車等駐輪場の設置及び管理に関する条例は、3月の定例会で決議されましたが、琴平町の町並みや道路の整備に伴う琴平町美観条例のような条例は施行できないのでしょうか。景観地区などの景観まちづくりが全国でも策定されています。岡山県倉敷市では、昭和43年ごろから改正を繰り返しながら倉敷市伝統美観保存条例を施行しております。大阪に至っては、建築美観誘導制度という制度があり、訪れる機会の多い都心部の主要な街路沿いの地区を対象にそれぞれの地区にふさわしい誘導基準を定め、建物を建築する場合などには事前に協議を行い、美しい個性的な都市景観の形成を図っています。多数の人々を引きつけるような明るくにぎわいのある町並みだったり、シンボルストリートとして多くの人々を引きつける魅力的な町並み、水辺の空間を生かし快適に散策できる町並み、落ちつきのある風格のある町並み、いろんな施策をされているようです。琴平町にも当てはまる内容のものばかりかと思います。そのような施策は琴平町にはできないのでしょうか、町長、お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  2番、別所 保志君の質問に対する答弁を求めます。  町長、小野正人君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、まず別所議員からいただきましたご質問についてお答えしたいと思います。  まず、1点目の琴平町美観条例の件でございますが、美観条例をということでございますが、町並みや道路等の整備についても触れられていることから景観条例についてのことだろうと推測いたしますので、まずは本町の景観における取り組みについてご説明をしたいと思います。  別所議員のご質問にあるように、本町では景観における条例や計画は現在のところはございません。しかしながら、住民生活の向上や観光地であること等を考えますと、町内における景観の重要性については私としても認識はしておるところでございます。特に表参道の町並みでは、統一感のない建物や多彩な色の工作物が目を引くなど、必ずしも景観に配慮されたものとはいえないというふうに考えております。  そこで、これらの景観整備をする必要性があるという考えのもと、平成27、28年において香川大学工学部へ調査・研究業務を委託し、表参道の景観についての研究を行っていただき、ご指摘をいただいたところであります。建物もやはり色彩であったり工作物の乱立等が一番の問題点であるというふうなご指導をいただいております。  また、平成27年の4月に琴平町が景観行政団体に指定されたこともあり、景観に対する取り組みとして平成28年度より、2年間かけまして景観計画を策定することといたしております。景観計画における現在までの取り組み状況でございますが、平成29年2月9日に第1回景観まちづくり協議会を開催し、なぜ景観計画が必要なのか、景観計画とは何なのかということを委員の方々にご説明し、ご理解をいただいたところであります。翌月の3月29日には、第2回景観まちづくり協議会として島根県出雲市への視察を行い、景観計画取り組み状況の編集を行ってまいっております。この出雲市の特徴といたしましては、地区の方みずからが立ち上げました神明通り地区まちづくり協定運営委員会という委員会が主となってまちづくりを行っており、決して行政主導ではないというものでございました。今後、第3回目以降の景観まちづくり協議会が開催されますが、ここからは景観における重要な内容課題が議論されるものと考えております。景観計画区域であったり、重点地区の指定、建物や工作物の色彩や高さ等制限を伴う内容が含まれてくるものと考えております。  なお、景観条例につきましては、今後進められる景観計画との整合性を図る必要があることから、住民の理解を得た上で検討してもらいたいと考えております。  いずれにいたしましても、この景観を進めるためには、その住民の方、また事業所の皆様方のご理解が何よりも必要であろうと、地域全体となってよりよい景観、いわゆる美観をキープする、また新たにつくっていくためには、それら皆様方の協力が必要であろうかと思っておりますので、この点につきましても随時皆様方とお知恵を出しながら取り組んでいきたいという思いでございます。何とぞ、ご理解いただきますようお願い申し上げまして答弁といたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を終わります。   (「議長」と呼ぶ)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  大変ありがとうございます。  今のお話を伺う限りでは、計画があり進めていく予定があるというお話で理解します。それに当たって住民との話し合い、会合をもった上で町としての後押しは何か施策としては考えておられるでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これも答弁の最後に申し上げましたように、別所議員が申されましたように住民との話し合い、また住民が望む景観、さらに本町でありますと観光地でございますので、人を誘導するためのさまざまな工夫というのが必要になってくると思います。  これら景観まちづくり協議会の中で、本町としての方針なり方向性を定めた上で地域住民の方とも十分ご理解を賜る会合としたいと思っております。  なお、これらに関しまして、行政の支援というものがあろうかと思いますので、これは今おっしゃられた倉敷であったり、例えば全国的に見れば高山、さらには宮島というような本町と類似した観光も主体としております町の景観行政等について検討し、調査をした上で何らかの支援策、また共同でやっていくまちづくりというものをつくればというふうに考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  ありがとうございます。  あえてまねをする必要はないとは思いますが、先進地に影響されるばかりではなく、琴平町オリジナルの施設をまた検討して考えてもらえばと思います。参考になる内容はたくさんあると思いますので、これからもいいものをつくってもらえたらと思います。  それも踏まえて町内の交通状況に応じた道路の整備なども考えてもらったらとは思うんですが、琴平町内の交通状況に応じた道路の整備計画や、歩道の整備計画などは考えていますか。例えばですが、JR琴平駅から琴平小学校までの道路や郵便局から元観光センターまでの道路、琴平小学校からマルナカセンターにかけての道路など、日常生活での慢性的な渋滞や歩行者の安全を考えると整備の必要を感じるようなところは多々あると思います。押し車や電動カート、車いすなど、最近特に見かけることが多くなったように思います。車に乗って走っている時でも危険を感じるときを多々感じることがあります。買い物帰りに押し車に荷物を載せて押してる方を大変よく見かける機会も多いと思います。実際に手押し車を押して歩いてみてください。押してる方がどれだけ大変なのか、またどれだけ危険なのかがわかると思います。そのような場所の改善と、そのような計画は今、現在琴平町にはありますか。町長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  議員も御存じのとおり、本町にはさまざまな道がございます。また同時に、琴平の町の面積というのが非常に狭い中で多数の道が存在しておると、また同時にそれらの道はかなり長い歴史の中で培ってきたものであり、決して他の地区にあるように高規格的に開発されたものではないということは、私も認識しております。その上で、国道、県道、町道につきまして、これらはそれぞれ国道については国が、また県道については県が、町道については町が整備し管理をしておるものでございます。本町において先ほどの町並みや交通体系、美観などを考慮しながら道路事業を実施してまいりましたが、過去においてどういうことをやったかということを事例を申し上げますと、これは非常に戦後から今日に至るまででございますが、商店街から琴平小学校までの区間、さらには国道319号線のバイパスの新設、また県・町道の石張舗装、地元においては、フットライトなど、その時代に即した道路の改良事業等行ってまいっております。  今般、交通体系というものが公共交通機関から車社会へと変革し、特に榎井の319号交差点におきましては、町内に交通渋滞が発生しております。このため、国道、県道の拡幅及び歩道の整備を実施するには、用地の確保ということが必要になることから、道路管理者であります国・県に要望を行っておるところでございます。また、町道に関しては、財政的な制約の中で必要箇所から整備を進めているのが現状であります。いずれにいたしましても、町民や観光客の安全を一番に考慮しながら安全で安心して暮らせるまちづくりを目指すために、国・県などと連携を図りながら事業を進めてまいりたいと思います。  なお、これら歩道つきの道路を整備するためには、議員も十分ご存知だと思いますけども、琴平の現状といたしましては、冒頭に申し上げましたように非常に古い町並みの中で道路の際まで民家や事業所というものが隣接しておるということでございますので、中期的、いや50年、100年という期間を見ながら、それらの土地の改築等々に合わせて道路を拡幅すると、またその際には用地買収等に多額な経費がかかるということから、国道においては国、県道においては県の支援とご理解が何よりも必要になってくるかと思っておりますので、その点につきましてはご理解をいただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  冒頭でも言わせてもらいましたが、大阪を例に挙げるわけじゃありませんが、シンボルストリートというようなもの、また確立していき、琴平町オリジナルストリートというか、発信拠点となれるような整備をしてもらえたらと思います。  続きまして、小学校統廃合、中学校の建て替え進行状況の件ですが、たびたび同じような要件で聞かさせてもらってはいますが、やはり聞こえてくる話によりますと、本当にできるのかと、いつできるのか、資金は大丈夫なのか、ということをやっぱり町中でよく聞かれます。その都度、説明はしてはきているつもりではありますが、なかなか本当に大丈夫かという疑問がなかなかぬぐえないようなところが多々あります。あえて聞かせてもらいますが、小学校統廃合進行状況はどのようになっているのか、改めてお聞きいたします。町長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  現在、これは議会でも3月議会を通してご説明をいたしましたように、その手順に沿って住民等への周知を行っているところでございます。現在のところ、この5月、6月に周知をいたしました幼保小中のPTA保護者説明会というものを実施したところでございます。それらの会場におきましては、今、別所議員が申されましたように、いつできるとか、それに加えてどこにできるのかというようなことが質問で各会場とも上がっていたというふうに思っております。これらに答えるためには、我々として町の方針というものを1月に示した内容でお伝えしております。と同時に、保護者の方々から今後の整備計画等々について、ご意見等賜りたいという協力要請をした上で要望等がありますれば、ぜひともPTA等通じて行政にもそのご意見を届けてもらいたいというようなお願いもしております。これらを経まして、この6月定例会が終了した後には琴平町の現在の3校区を中心とした住民説明会を予定しておりまして、その中で今後の方針というものをお伝えし、住民の広い理解を得たいというふうに考えております。当然、そこでは先ほど議員が心配しておりましたように財政問題等もあるかと思います。ただ、この学校施設というのは、一時的ないわゆる施設の建設ではなく、これは本当に長い長期間にわたって住民が世代を超えて利用できるものであろうという観点から、当然起債というものを頼りにして建設するものでございますので、これらも十分によくよくご説明をさせてもらいたいと考えております。  そして、この住民説明会での状況等を踏まえて議会の皆様へのご報告をさし上げるという段取りでございます。賛同が得られれば、その後基本構想基本計画を作成し、報告をしてまいっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  十分に説明してもらえれば助かるんですが、その中でやっぱり新しい学校を建てていくということで、今、現在住んでいるところから近くなる人、もしくは反対に遠くになる人ができてくるかと思います。小学一、二年生に2キロを歩いて通学というのは少々厳しいかと思いますが、保護者にとっては2キロというのは非常に厳しいというふうに感じられる方も多いと思います。そのあたりの説明のほうは、きちんとされていかれるのでしょうか。町長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、琴平町の地勢的な点で申しますと、ご存知のように面積は8.47平方キロメートル、一番長いところで南北に約4キロという行程でございます。  そういった中で、どの道につくるかということは大きい前提になろうかと思いますが、まず国の基準といたしまして小学校の徒歩圏というものは4キロ以内というふうに定められております。いわゆる、他の市町村においては、この4キロ以内は皆さん徒歩で通われているというのが現状だろうかと思っております。近年、平成の大合併によりまして合併した市町村においては学校の統合等において、そういう遠隔地の児童のためには、いわゆる通学バスというのも運行しておるという状況は十分に認識しております。したがいまして、この通学方法につきましては、新設の小学校の位置が決定した後に保護者、地域住民学校関係者等からなります検討委員会にて、徒歩圏や通学バス等に関する事項も含めて通学に関するさまざまな事項を検討していきたいと考えております。  また、これは近年この子どもたちの体力という面から申し上げますと、最近非常に体力や脚力というのが低下している状況にあるというような報告が出ておりますので、一定の距離につきましては徒歩できていただきたいという思いでございます。また、そのために安全の確保、通学路の整備というものは、必要になってくるかと思っておりますので、これも含めて、先ほど申し上げました検討委員会の中で同時協議をしていくというつもりでおりますので、ご理解を賜りたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  私も個人的には、体力の低下というのは非常にどこの学校でも問題視されてまして、極力徒歩通学がいいのではないかというのはあります。ただ、やはり小さい一、二年生というのはやっぱり厳しいのではないかというのも若干感じることはあります。それも踏まえた上で通学路の安全確保というのが最善であるかなとは思いますが、今、現在歩道の確保、その他もろもろ、先ほども質問させてもらいましたが、まだ整っていないところが多々あるかと思いますので、それも踏まえて学校の設立も踏まえて道路の安全確保のほうも進めてもらえたらと思いまして、それもあえて聞かさせてもらいました。  続きまして、中学校の建て替え進行状況ですが、小学校の建て替え同様に心配されている意見が多いように思います。現在の中学校の進行状況を、町長、教えてもらいたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)
     次に、中学校の建て替え進捗状況ということでございますが、これまでワークショップや中学生、また今後中学校に入学してくる小学生を中心にアンケートを実施しております。このアンケート等、ご意見をもとに先日お示しいたしました基本構想というのを立てまして、この基本構想基本計画を策定した上で今後の方針を煮詰めていくという段取りになっております。  また、体育館の耐力度調査を現在実施しているところでございます。この体育館の耐力度調査の結果が出次第、県・国等への申請というものが本格的になっていくという段取りでございます。  また、6月中には県へ国庫補助に関する建築計画申請を行い、7月には本議会で提案させていただきました町立中学校改築検討委員会を立ち上げ、今後基本設計や実施設計へと本格的に進んでいく予定としております。今後、この中学校に関しましては、ある程度のスピード感を持ちながら、同時に子どもたちが現在学習しておる場所でございますので、これらの影響というのを最小限に抑えるという観点からの協議、また検討も必要になろうかと思っておりますので、この点も合わせて今後実施に向けて取り組んでいく所存でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  中学校の新校舎での授業ができるようになるのは、予定では平成32年春からというふうに伺ってはいますが、本当に可能なのでしょうか。あと少しでも早い開校というか、家うつりとでもいうことでいいましょうか、ができることはないのでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  中学校に関しましては、平成32年度当初から新校舎で授業ができるようにと考えております。これも今後の進行状況によりますけども、建設等々、また周辺整備等々が完了した時点で現在の校舎から新しい校舎に移動して授業というものが可能になろうかと思っておりますので、これに関しましては目標は、まず32年当初でございますが、31年度中の完成を目標に最善を尽くしていくと、また校舎が完成し安全確認次第その校舎で授業を行いたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  改めて聞きますが、小学校の統廃合、中学校の建て替えの予定が早くなることは、非常に期待はしているんですが、中学校のほうは今聞きました。小学校のほうは、今後早まってくる予定、そういう可能性はないのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  小学校に関しましても、極力時間というものが、ある程度決まってまいりますと進んでいくということでございます。ただし、小学校に関しましては、新たな場所で新設という現在の方針でございますので、これらに伴う手続や理解をいただくということをおろそかにしてはいけないとも考えておりますので、これらも適切に対応していきたいというふうに考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  何分、琴平町の基盤ともなるような場所となっていくと思いますので、よいものを早い時期に早々につくってもらえたらと思います。よろしくお願いします。  あと、続きまして、四国こんびら歌舞伎大芝居の件について聞かせてもらいます。  今年度の四国こんぴら歌舞伎大芝居の人の入りぐあいは、過去データと比べどのくらいの変動がありましたか。過去の入場者数、収入などのデータ分析はどのようにされていますか。県内外、町内外いろいろな角度から分析も必要かと思いますが、歌舞伎を行うことによって琴平町全体に与える相乗効果をどのようなものがあったかお聞きします。町長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今年度の第33回四国こんびら歌舞伎大芝居に関しましては、約16日間の期間中に2万人前後の方が観劇に来られておったということでございます。  また、これらこんぴら歌舞伎が与える相乗効果ということでございますが、いわゆる経済波及効果というような観点からのご質問であろうというふうに考えておりますので、この点につきましては、現在観光商工課のほうで香川大学の準教授によります経済波及効果等々を調査しておる段階でございますので、まだ中間報告とはなりますが、その状況、また調査の内容につきまして担当課長から説明をいたさせます。 ○議長(片岡 英樹君)  補足の説明を求めます。観光商工課長。 ○観光商工課長(鎌田 健雄君)  失礼します。命によりお答えいたします。  現在、香川大学のほうでこんぴら歌舞伎に伴う経済効果を調査中でございます。それによりますと、今のところ約8億円強の経済効果を見込んでおります。また、詳しい結果が出ましたら、またご報告させていただきます。以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  それは、8億円というのは今回の途中経過の話でしょうか。過去から現在にかけてのデータ分析などは実際今までされてないのでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  過去におきましては、こういった専門機関に調査を委託して効果をはかったということはございません。ただ、観光協会の方々や旅館組合の方々から、この事業をすることによってこの4月の期間、大変潤ってくるというような話は聞いておりました。この現在調査というのは、これまでそういう調査がありませんでしたので、この機会に一度経済波及効果を調べようということで、今年度の33回公演に限り経済効果を調べた途中経過の効果が約8億円以上というふうに現在出ております。これは、この中身といたしましては、チケットの売り上げに伴うこの事業の総額、またさらには宿泊、またお土産物、飲食等々に伴う影響額というものが出ております。これは、あくまで一時効果でございますので、二次効果、三次効果として広報宣伝に対する効果というものも出てこようかと思っておりますので、それらを今、現在香川大学のほうで調査・研究をしてもらっておるというものでございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  今のお話でいきますと、そしたら今まではそういうデータが全くなかったということになりますが、今回8億円でしたか、の成果が見込まれるという話です。  そしたら、今までの過去に収益がどのようにあったかというのは、具体的にはデータ的にないということで、今後、今回に限らず次回からもそういうデータ調査をしていくということで構わないでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この件に関しましては、毎回、毎回調査をするというのではなく、1回こういう調査をしておりますと、その事業内容であったり事業期間、また集客の人数等々が変わらない限りはほぼ同じデータが出てくるというふうに考えております。これらは、物価の上昇等々にもよりますけれども、これらを勘案した場合毎年するというものでなく、それらの大きな仕組み等々が変化をしたとき、またさらに発展させてこれ以上の効果が生まれているだろうと推測されるときには、この経済波及効果を随時行うべきではないかというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  そしたら、毎回ではなく効果が見込まれるときだけ特別にそういうデータをとるという認識で構わないですね。  そのデータをもとに今後の対策とか、そのようなものは余り考えられてないのではないかなと思ったりもしますが、その中で推進委員会の中に顧問の方がおられるように思います。その顧問の方から意見を聞いたりとかという具体的などのような意見を聞かれたりしておられますか。四国こんぴら歌舞伎、今後のあり方、どのような意見が出ましたか。  あと、この顧問からの意見などは参考にされてますか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、この四国こんぴら歌舞伎大芝居推進協議会の間に、昨年度より顧問・相談役という協議会を設けております。ここはご存知かと思いますけども、そのメンバーには我が国の観光を代表する機関の代表の皆様方、また旅行会社等々の役員の皆様方、さらにはこれら観光を取り仕切る日本政府としての大もとでございます観光庁の長官などがこの顧問・相談役に就任されております。この目的は、今、別所議員が申されましたように、四国こんぴら歌舞伎のさらなる発展のために、さまざまな分野からのご意見をいただき、今後の四国こんぴら歌舞伎のあり方についてもご教授いただきたいという思いから設置したものでございます。  この話の中で具体的に申し上げますと、四国こんぴら歌舞伎をさらに周知、広報するためには、我々のこれまでの宣伝方法等々だけでは、一定のファン層のところにしか情報が届かないというような検討課題がございましたので、顧問が所属する機関団体等におきましても情報発信を積極的にしていただくと、特に政府系の機関であります日本政府観光局においては、現在海外に数カ所の情報発信拠点をもっておりまして、そこらで内外に対しての情報発信を積極的に行っておるということから、これらの機関を活用して海外を含めた情報発信にご尽力をいただくというようなことでございます。  なお、今年度の四国こんぴら歌舞伎におきましては、相談役でございますJTBの会長さまのご尽力もありまして、全国の社員、特に新人社員の研修を、このこんぴら歌舞伎で行っていただいております。この目的は、今後、販売力を強化する上で何よりもこのこんぴら歌舞伎という商品をお客様に売っていただく窓口の営業の方々が、この四国こんぴら歌舞伎をご存知なければ、やはり売る場合においてもそのよさというものが説明できないと、また積極的に熱心に販売してもらうためには、ぜひとも一度、このこんぴら歌舞伎を見ていただきたいという会長の思いから期間中に数百人に及ぶ新人社員研修というものを実施していただいております。これら費用も全てその会社持ちでございますので、こういった点において、よりこれまでの販売に加えた強化というものが見られていくというような観点から大変効果があるものだというように考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  ありがとうございます。  今、説明がありましたJTBの新入社員の育成を踏まえた研修という話でしたが、その内容でしたら四国こんぴら歌舞伎のほうに毎年JTBさんの新入生の研修を行っていくという方向性でよりしいんでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これに関しましては、JTBさんのそういった営業戦略の一環であろうかと思っておりますので、我々のほうから毎年定期的に開催するというものではございません。我々のほうから開催するとなれば、それらの費用は我々持ちということになりますので、入場券の販売状況とかその年々の状況に応じてそこの相談役が来られる組織が判断されてくれるものというふうに考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  それは企業的な話なのでそれは追及はできないと思いますが、今、伺いますとJTBさんがそういうふうに研修があると、そしたらほかの顧問さんのほうはそのような具体的な施策というか宣伝効果、そのようなものは何かされてる方おられるんでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  販売会社のもう一方でございますJRさんにおきましても、この期間研修等行っております。さらに観光庁に関しましても、先般観光庁におきまして観光庁長官に四国こんぴら歌舞伎のお礼と今後の展開ということで、これも議長等々と相談しながらトイレの改修及びに洋式化というものに向けた具体的な国の支援策等々をご教授いただいております。これらに対し、このいわゆる琴平のみならず日本全国的な大きな資産としてこの金丸座(旧金毘羅大芝居)を活用するためには、観光庁を始め、やはり国の政府機関のお力添えも賜りますし、国のさまざまな助成事業等々に照らし合わせてこの事業が展開できるんであれば、それらについてもご指導を賜っていきたいというふうに考えておるところでございます。  いずれにいたしましても、顧問、相談役の皆様方がこの全国、また世界に向けて大きな目でご指導賜ることによりまして、こんぴら歌舞伎の底辺の拡大というものにつなげてまいるように、この会の運営をしていきたいと思っておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  四国こんぴら歌舞伎の底辺の底上げというのは非常に必要なことかと思います。それも踏まえて前回からということで、前回、今回2回ほど開催、意見交換という形でさせてもらってるということですが、顧問の方々新人研修等の方々は、この日は町内に宿泊とかそういうことはされてるんでしょうか。町長お願いします。
    ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  JTBに関しましては、全国から来ておりますので町内宿泊と聞いております。またJR四国さんに関しましては、四国島内ということで基本的には通われたのではないかというふうに推測しております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  それ以外の顧問さんが来られてる方、来られてない方とかおられるんでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  今回、お越しいただいた顧問の皆様に関しましては、全員町内に宿泊をし、2日間の滞在でこんぴら歌舞伎を始め、金刀比羅宮への公式参拝等また琴平町内を見ていただいて、さまざまな観光資源について我々のほうからご説明を申し上げたということでございます。同時にそれらに関しましては、随行の方も二、三名来ておりますので、それらの方々が町内に宿泊したということでございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  そしたら聞かせてもらいます。その宿泊されたと言われましたが、琴平町内の去年、おととし、同じところに泊まったとか、場所はいろいろ宿泊施設はあると思いますが、その辺はどうなんでしょうか、町長。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  今回この顧問相談役、昨年もそうですが主目的は先ほど申し上げましたように、こんぴら歌舞伎に対するさまざまなご意見をいただくということで、会議というものを行っております。この会議を行うに当たりましては、やはり移動等の問題から同一の宿泊上におきまして宿泊をしていただき、移動等また会議等がスムーズに開催できるようにしておるところでございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  別所 保志君。 ○2番(別所 保志君)  先ほど、四国こんぴら歌舞伎での底上げという話で、ある意味琴平町全体を知ってもらうのも一つの策かとは思います。そういう上では、町内宿泊施設たくさんありますので、そういう宿泊施設も活用してもらえたらとは思います。それも踏まえて町にあった最善の施策を丁寧に進めていってもらえたらと思います。期待しております。  以上で、私の一般質問を終わらせてもらいます。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で2番、別所 保志君の一般質問を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで休憩とします。  再開を10時25分にします。      休憩 午前10時12分      再開 午前10時26分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、発言を許します。  6番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長、6番、渡辺 信枝」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  皆さん、おはようございます。6番 渡辺でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、6月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  3月議会におきましては、小学校統合問題や中学校の建て替え、そして保育所と幼稚園等の問題について質問をいたしました。そしていろいろなことから、いろいろと考えておりましたところ、保育所・幼稚園・小学校と大きくなっていく上で、今また、やはり社会教育・家庭教育が大切で、もう一度しっかり見直していかなければならないのではないかと思いまして、今回は、健全育成・社会教育・家庭教育のことなどにつきましての質問をさせていただきたいと思います。  それでは、通告書に従いまして、順次質問をいたしますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  まず一番目の青少年健全育成につきまして教育長にお尋ねをいたします。  琴平町青少年健全育成町民会議は昭和60年6月に制定されて現在に至っております。当初は、琴平・満濃・仲南・琴南の南部4町で少年育成センターが設置されていたこともあり、各町ごとに町民会議が設置されていました。しかし、平成21年度からは琴平町単独の育成センターとなり、育成センター補導員の構成も町民会議よりの選出となっております。町民会議のほうは、以前は総会のほかに夏の強調月間に学校の鼓笛パレードとかクリーン作戦とか文化祭等もしておりましたが、現在は年1回の総会しかありません。育成センターの補導員の総会は4月の終わりごろに大体開催しております。町民会議の総会は7月に入って開催している状況です。町民会議の総会と育成センターの総会が類似した内容になっているのではないかと思います。育成センターは補導活動だけでなくて、広報啓発活動・環境浄化活動・相談活動、そして健全育成活動もしてくれています。  町民会議の事務局をこの際、育成センターにしてもらい、総会等一本化して、中身のほうを充実さすというのはいかがでしょうか。教育長にお尋ねします。 ○議長(片岡 英樹君)  6番、渡辺 信枝君の質問に対する答弁を求めます。  教育長、大林 正和君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  それでは、失礼いたします。皆さんおはようございます。(「おはようございます」の声あり)  では、答弁をさせていただきます。渡辺議員のご質問は、青少年健全育成町民会議を基軸として少年育成センターの実施するおのおのの事業を町民会議の事業に組み入れ、事務局を一本化し、少年育成センターがその中心となる組織の簡素化を図ってはどうかということだと思います。  まず、青少年健全育成町民会議の目的は、青少年問題のもつ重要性に鑑み、広く町民の総意を結集し、次代の日本を担う青少年の健全な育成を図ることでございます。また、本会議の事業内容は、青少年がその誇りと責任について自覚を高めるための諸活動。健全な青少年団体及びグループの育成を図り、青少年がこれに参加することを推奨するための諸活動。3番、勤労青年の教育・福祉対策を進め、その生活条件等の改善を推進するための諸活動。4番、体育及びレクリエーションを推奨するための諸活動。5番、健全育成施設の整備を促進するための諸活動。6番、家庭教育・学校教育・社会教育等の緊密な連携を図るための諸活動。7番、家庭の健全化を図るための諸活動。8番、青少年の非行防止のための諸活動。9番、社会環境の浄化を図るための諸活動。10番、その他この会議の目的を達成するための必要な事業、といったことになっております。  一方、少年育成センター設置の目的は、少年の健全育成を総合的に推進するとともに、少年の非行防止を図るためとなっております。また、少年育成センターの事業として健全育成事業・補導育成事業・教育相談事業・適応指導教室・少年問題関係機関及び関係団体との連絡調整・その他少年の健全育成に必要な事業となっております。  事業内容を照らし合わせてみて、青少年健全育成町民関係を基軸として少年育成センターの事業を考えたとき、違和感なく受け入れることができ、機能的にも十分機能すると推察することができます。  しかしながら、青少年健全育成町民会議を基軸とし、その町民会議の中で少年育成センターの事業を実施し、事務局を少年育成センターがとり行うのであれば、少年育成センターの設置条例等の改正等が必要になってきて各団体等との協議を重ねる必要がございます。  今後、青少年に関する事業に関し、青少年健全育成町民会議及び補導委員会並びに小さな親切運動琴平町支部等の役員会等において、このような問題提起をし、合理的な組織を構築すべく努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長の答弁を終わります。  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  今の話からいたしますと、目的を達成するための事業ということで、10個のことを言ってくださったんですが、今は本当に年1回の総会のみになっておりますので、総会資料とかには、ほかの健全育成の教育委員会としてやられていることを書いているんですが、もう少ししっかりと健全育成についてやってもらいたいというのが私の本音でございます。そこで今、教育委員会もお忙しいといいますか、いろんな学校問題等、幾らでも今、教育委員会山積みでありますので、学校等がありますけども、やはり本当に私最初に言いましたように、心のそういう教育というのが大事ではなかろうかといろいろ聞き取り等行ってまして思いましたので、そこら辺のところを十分にやってもらいたいのが本音でございます。  それで、もちろん、教育委員会の傘下で育成センターというのはありまして、社会教育活動のほうの育成センターとなっておりますので、双方で教育委員会と育成センターのほうで協力して健全育成活動のより充実した活動というのができますよう、お願いしたいと思います。  少し例を挙げてみますと、香川県では、「君が好き!あなたが大事!」を合い言葉に、地域の大人みんなで積極的に子どもにかかわって、地域の子どもたちを健やかに育んでいこうと「みんなで子どもを育てる県民運動」というのを推進して、健全育成の講演会も開催しております。また、毎月第3日曜日が「家庭の日」と定めておりまして、子どもたちが健やかに育つためには、明るく、まず円満な家庭が必要。「家庭の日」は、家族みんなが顔をそろえ、子どもたちの健やかな成長を願う日のことでございまして、家族みんなで楽しめる、長く続けられることをみんなで考え実行しよう、ということでございます。  一例で挙げて家庭の日と言っているわけでございますが、琴平町の健康増進計画を昨年、これいただいた思うんですけども、その中にも「家族仲よく暮らそう」という中の取り組みの中に「③家庭で語り合う時間をもつ。」関連団体の取り組みとして「家庭の日を提唱し普及する」と、これは関係する団体育成センターと書いてあります。一日一回は家族全員が集まって、楽しく話し合いながら、なごやかで決まりある生活を送りましょう、ということで、より一層の本当に健全育成活動というのをお願いしたいと思います。  ちょっとお聞きしたいんですが、青少年健全育成町民会議の規約というのがございますが、例規集には載っていませんで、これは何回も昭和60年6月18日から実施されて平成4年の6月にまた変わりまして20年に育成センターが琴平町単独になった時点で大きく中身、施行規則の中のことが変わったんですが、事業の目的等はここに達成するための事業を行ういうのはあるんですけども、以前のそういう規約みたいなのはあるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁は、教育長、はい。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  今、手元にございません。 ○議長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  済みません、手元にではなく、ちゃんとそういう規約というのは前の部分置いとかないといけないとか、そんな決まりは多分ないんですよね。やはり、私、何が言いたいのかといいますと、最初につくったときのこういうことでこういう規約をつくって、健全育成のために琴平町でやろうと、そして時代とともに変わって規約が変わるわけですけども、こういうことで変わっていったんだという、やっぱり最初の目的といいますか、やってたことがちゃんと見失ってしまうといけないなと思って、いいように変えてはいってるんだろうとは思うんですけども、そこら辺のところきちんと以前の作ったものも見ながら、やはりもう一度原点に返るといいますか、そういうことで健全育成のことについてもう少し考えてもらいたいなと思います。  次に、2つ目の質問にいかせていただきます。  2つ目の質問でございますけども、社会教育についての質問を、これも教育長にお尋ねしたいと思います。  ここ近年、また、社会教育や家庭教育というのが重要になってきているように思います。第4次総合計画後期基本計画の中にもありますけども、社会教育の中の④社会教育・家庭教育の推進とありまして、「地域社会及び家庭における教育力の向上を目指し、学校・家庭・地域社会が連携し、子どもや保護者が地域社会に参加することなど、社会教育・家庭教育の推進を図ります。また、社会教育・家庭教育の重要性について広報・啓発を進めるとともに、相談支援体制の充実を図ります。なお、社会教育・家庭教育の推進に当たっては、教育に関する学習の機会をつくるなど、積極的に学ぶことのできる体制を整備していきます。」とあります。本町の取り組みを具体的にお示しください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  それでは、失礼します。  第4次総合計画後期基本計画にのっとった社会教育事業及び家庭教育事業についてお答えいたします。  本町が実施しております社会教育及び保健教育に関する事業は、成人式・女性教育推進事業、これは女性教育の重要性を認識し、婦人教室の管理、学校と連携した研修会等を主体的に各婦人会へ委託しております。3番目に、家庭教育推進事業、これは家庭教育の大切さや、家庭教育の実践、子どもへの対応等を学校と連携した研修会等でPTAに委託しております。子育て推進事業、これは放課後子ども教室を開校し、地域の大人に指導者として参加を促し、こんぴら子ども塾を実施しております。高齢者教育推進事業、これはこんぴら大学でございます。アクトことひら管理運営事業、文化協会への展示業務の委託をしております。育成センター管理運営事業、保健体育管理事業、体育協会スポーツ少年団への委託費によりスポーツ振興を図っております。スポーツ振興事業、町主催スポーツ行事、こんぴら健脚大会、スポーツ少年団結団式及び交流会、ニュースポーツ交流会、町民体育祭、町内体育館合同清掃等を行っております。それらの事業を実施しております。  また、今後ご要望があれば状況に応じて新たな事業も考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)
     いろいろと町でいろんな各団体の方々が中心になって事業をしてくれているのはわかります。  やはり総合計画の中に書いている、社会教育・家庭教育の推進を図ります。相談支援体制の充実を図ります。とありますが、今、子どもたちに親や大人が責任を持って正義感や倫理観、思いやりの心を育み生きていく上で当然の心得を大人から子供に伝えなければいけないということが薄れているのではないかと、私、思うんです。  私は子育てを通しまして、子どもから教わったり、学んだり、多くのことを一緒に体験させてもらいました。子供が成長するとともに親も同時に、少しですが成長し、人の輪もそれに合わせて広がりいろんな人と接することで、地域のみんなと知り合いになれたりとかして、地域の皆さんもつながることで成長すると思います。  まずは、親が、意識を持っていろいろなことを学んでいこうという姿勢も大切でないかと思います。親学といいますか、親育て、親が育つと子どももすくすく育ちますので、親学、親がいきいきと育つことが子どももいきいきと育つのだと思います。  本当に先ほどの、本町の取り組みとして③家庭教育推進事業④子育て推進事業について、先ほどは家庭教育推進事業がPTAに託す、それから子ども塾が子育て推進事業と言われましたが、ほかに具体的な中身というのはあるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  ほかに具体的な事例というのは、ほぼ学校を通して行っております。例えば、ここ10年来やっております、町づくり科の授業の中で地域とふれあいをしっかりともっております地域の方々が学校に来ていただいて、地域のよさ等を子どもたちに知らせくれております。その中で、いろんなことを子どもたちは学んできております。  それと、保護者のほうですけれども、PTAの各種研修会、あるいは人権の現地研修等を通しまして、親が子どもと一緒に学んでいくことが大切だということを、主に私のほうから講話という形でお知らせをしております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  隣町まんのう町ですけども、育成センターは補導とか適応指導教室中心にやってるまんのう町もありますけども、町民会議ではなくて育成会議というのがまんのう町の場合は主となって、校区会議とかも盛んにしているわけでございまして、公民館活動もいろいろしておりますが、校区会議も校区の方でしっかりと芯になってくれる方がおり、やってくれてるようです。  校区会議とは別に、健全育成講演会というのを年2回ほど行ってまして、それがとても保護者に好評だと聞いております。昨年は夏に、尾木ママの「ありのままの今に」という講演会を行ったり、もう一回は、秋に町内から社会に出て活躍している方の講演会、「ようこそ先輩」ということで、中日ドラゴンズの鈴木投手とか、吉本の方の講演会であったりとか、そういうことで、いろいろとまんのう町の先輩と、活躍してる方いうことでお話を聞いて、それもすごく好評だそうです。ほかにもまんのう町では、いろいろな活動をしているようですが、ぜひ琴平町では親子での体験教室とかふれあいや大人のためのセミナーを開催してもらいたいと思います。  今は、このおっしゃってくださった中には、全て婦人会とかPTAとかこんぴら大学とか文化協会とか体育協会に委託とか、託す、それも大事だと思いますが、町主催ということでいろんな講演会などもやっていただいて、本当に心の教育、親の教育といいますか、親学、そういうことをもう一度みつめ直してやってもらいたいと思います。どうぞ、よろしくお願いしたいかと思います。  やってくれると期待してよろしいんでしょうか。ちょっとそれ、前に、やってもらえたらうれしいんですが。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  失礼します。  できるだけかなえていきたいなと思います。ただ予算があるのもありますので、そのあたりはしっかりと検討していきたいと思います。  それと、毎年、町Pとは健全育成につきましては講演会を催しております。そういった活動や今ある活動をちょっと充実させながらいろいろ考えてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  町民会議のほうの繰越金も大きいようですので、またぜひ考えていただきたいと思います。  それでは次に、2番目の社会教育委員会なんですけども、どういうメンバーで、どれくらい会議をして、どのようなことが話し合われて、今、具体的にはどのようなことをしているのでしょうか。質問いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長、答弁。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  失礼いたします。  ご質問の社会教育委員会でございますが、メンバーである社会教育委員は社会教育法第15条に基づき都道府県及び市町村に設置される非常勤の特別公務員となります。琴平町社会教育委員条例第2条及び第3条では、委員構成は学校教育及び社会教育の関係者並びに学識経験のあるものの中から教育委員会が委嘱することとなっています。また、その職務でございますが、委員は社会教育に関し、町教育委員会に助言するため次の職務を行うとなっています。  1、社会教育に関する諸計画を立案すること。2、定時または臨時に会議を開き町教育委員会の諮問に応じ、これに対して意見を述べること。3、前2号の職務を行うため必要な調査研究を行うこと。となっております。  ご質問のメンバー構成でございますが、現在、条例にのっとり有識者1名、自治会連合会会長、老人クラブ連合会会長、婦人会会長、町PTA連絡協議会会長、町子ども会育成連絡協議会会長及び校務連絡会会長の9名の委員で構成されております。また、会議の開催については社会教育に関し、特段の諮問事項がない限り年1回の開催となっております。  会議内容については、社会教育全般についての年度の実績及び次年度の計画についての協議でございます。社会教育全般についての協議でございますので、各社会教育団体の事業内容及び要望等が主な協議内容となっております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  各種団体の今、お聞きしてますと、長といいますか、の方々の会議なので、どういう要望というか、そういうことで聞いているわけなんですかね。今年度こういうことをして、例年、何言うたらちょっと失礼な言い方ですけども、こういう会議しているそれでよろしいでしょうかみたいな形で、特段こういうことをやっていきたいとか、今、私ちょっとふと思っている社会教育についてこういうなのが、今、町内にはほしいなとか、そういう話は余りでてこないんですか。何か意見とか、そういうような、具体的な意見はあるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  この組織というのは、どっちかいうと社会教育団体が複数あります、その上の取りまとめみたいな形でございますので、各団体の事業報告、それから来年度の計画みたいなのが中心となっております。教育委員会から特にこのことについて諮問してほしいということがあれば、議論する場になると思うんですけれども、今のところそういうのがございませんので、報告だけになっております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  そしたら、諮問がない場合は年1回の総会だけの事業報告と計画いう会議なんですね。諮問が今までにはあったんですか。何かしたことあるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(大林 正和君)  私がきてからはございませんし、ここ二、三年そういう話は確か聞いておりません。  以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝君。   (「はい、」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  二、三年というか、もう大分昔からこのままの状況なような気がするんですけども、今やっていることを否定するわけじゃなくていいんですが、何かちょっと改善というか改良というか、そういうふうなのも提案というか、委員会のほうからですね、していただいて、どういうことが今から学校も新しくなって夢のあることがいっぱいありますので、どういうふうな社会教育、学校建設だけじゃなくて、そういう子どもの教育いろんなことでどういうふうにしていったらいいかみたいな話も出してもらえたらいいなと思いますので、ぜひ先ほど言われた委員の方、本当に地域でいろいろと審議してくれている方たちばかりなので、意見をいろいろと聞くと多分いっぱい言ってくれると思いますので、ぜひその辺のところよろしくお願いいたします。  社会教育委員会のほうは基本的にはもう少し活発にやってもらいたいんですが、今お願いしたところで、もうやめときます。  次に、3番目の100の指標から見た市町の中の、社会教育学級・講座実施数ですけども、琴平町が県下で一番最後、一番後ろといいますか、一番悪く17市町中の17位となっております。この数字を見てどう思われますでしょうか。今後はどのように、またお考えなのでしょうか。質問いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  失礼いたします。  渡辺議員のご指摘どおり、香川県の統計情報データベース、100の指標から見た市町では、公民館における社会教育学級・講座実績人口1,000人当たりの指標では、県下最下位となっております。私もびっくりしました。その原因を担当の者に尋ねたのでございますが、本町はほとんどの社会教育学級及び講座が各社会教育団体に事業委託して講座等を実施しております。調査の段階で委託して実施している社会教育学級及び講座をカウントしていないことが主な原因だと考えております。本町では、公民館活動が活発でございます。中央公民館では、28年度実績で利用団体が23、延べの利用回数613回、琴平公民館は、19団体、延べの利用回数618回、榎井公民館は16団体、延べの利用回数が383回となっております。公民館活動は、主に同好会による活動でございますが、こういった活動も社会教育学級等々と並ぶ重要な活動になってこられております。今後とも各社会教育団体と協議して町民の意向に沿った社会教育学習及び講座内容について考えていきたいと思います。  先ほど申しました講座を加えますと、どちらかというと県下ではトップクラスの部類に入ります。調査の調べ方が市町が直接行っている講座だけというように考えて、今まで担当者が報告していた結果、こういうことになったと聞いております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  トップクラスはちょっと言い過ぎじゃないですか。ちょっと謙虚にそれは考えないといけないと思うんですけどね。公民館、隣町はしっかり公民館長さんが活動いうか、企画していろんなことをやってますよ。だから、ちょっとびっくりしたんですけども、公民館長さんは、琴平町の場合はシルバーに委託されているんですかね。教育委員会が委託しているんですか。公民館長さんは、教育課長さんが兼務で、そしたら公民館においでる館長さん全部兼務しとるんですか。全部兼務すると手が回り切れないことはないんでしょうかね。もうそれは本当にいろんなことで、委託したりとかしてるから、独自のそういう活動みたいなんはできてないように思うんです。まんのう町さん、お隣のことばっかり言うと変ですけども、大体活発にしているところは公民館祭りがあったりとか、いろんなことでそこの独自の地域の人のそういう講座要望に合った講座とか、館長さんが本当にいろいろと企画ご苦労なさってね、いろんなことでいろんな講座を工夫して人も集めたり、いろんなことをやっております。琴平町は課長さんが兼務だと、先ほど言いましたように、そうでのうても教育委員会、1人少ない上に、うちは1人少ない上に、いろんな問題がたくさんありますのに、そこまでは手が回ってないというか、本当の原点のところの手が回ってないのではないかと私思うんですけれども、トップクラスいうのはちょっとそれは言い過ぎだと思うんです。ここで、そしたらトップクラスと思ってるんだったら、それはそれで置いといてですけども、琴平町が人口1,000人当たり社会教育学級・講座実施数いうのは0.1、隣町まんのう町だったら5.3、小豆島は7.6と講座なんですけども、逆にその0.1は何の講座をしているいうことを示しているんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(大林 正和君)  失礼いたします。  ちょっと言い過ぎたかもしれませんけれども、一つはこんぴら大学でございます。それともう一つ言いますと、公民館の活動というのは地域住民が自主的に活動するのが、本来の姿、自分たちで講座を催す、つくるというのが本来の姿でございます。そういう姿に琴平町は、今なっているということを聞いております。各種団体、各種同好会がそれぞれの活動を公民館で行って、先ほど申しました公民館での活動回数になっておりまして、委員会がこの講座をしたいといってもなかなかその中に入れないというのが現状だと聞いております。  以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  本当は、そこのところも見直してもらいたいところなんですが、結局、言葉は熱心にトップクラスで活発にやってると言いますけども、いろんな団体に貸し館業務をしているだけだと私はきつい言い方ですけど、思うので、もうちょっと地域に沿ったいろんな人が集まれる、皆さんがカラオケ教室をしたりとか、太極拳とかいろんな講座いっぱいありますけども、それも本当大事なことです。でも、もうちょっと地域に根差していろんな活動をやっていってもらうのが本当は公民館活動だと思うので、それでトップクラスと満足しているようでは、私ちょっと心配だなと思いますので、いろんなことをもうちょっと研究して、社協さんですと本当にいろんな活動もされて、地域ごとにもされているわけで、一緒になっていろいろとやったりとか、今後、方向というかもう一度ちょっと考えてもらえたらいいなと思います。だから、去年か何かで、今のお聞きしますと公民館の発表か何かがあったときは、トップクラスで熱心にやっているといわれたのかどうか知りませんが、もう一度ちょっと見つめ直してもらいたいと思います。  何回も言いますけども、大人が変われば子どもも変わるといいますか、本当に子育ての大事な社会教育・家庭教育というのが、私は大事であって、公民館の中でもそういう活動も館長さんが中心となってですね、課長さんだとちょっと難しいですけども、そしたらシルバーの方は館長さんになってどういう役割なんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  シルバーの方は、管理の役割をしておられます。館の管理です。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  管理といいますか、お掃除とかそういうことだけしとるわけですか。
    ○教育長(大林 正和君)  鍵の開け閉めとか。 ○6番(渡辺 信枝君)  鍵の開け閉めとか。 ○教育長(大林 正和君)  ご案内とか。 ○6番(渡辺 信枝君)  例えばですね、文化会館ですけども、あそこは歴史民俗資料館、前12月ですかね、質問したんですけども鍵の開け閉めだけでなくて、やはり説明もしてもらい、たりとかね、そういうことも必要じゃないかと思いますので、もう一度公民館のあり方といいますか、シルバーの人はこちらから、教育委員会からこういう、たけているシルバーの人を頼みたいとかそういうのもあるんですか。それとも、もう鍵の開け閉めだけだから、人だけどなたか委託をされているんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(大林 正和君)  公民館によるんですけれども、こちらからそういう方をお願いする場合もありますし、そうでない場合もございます。はい。 ○議長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  わかりました。  ともかく公民館館長さんという、館長でなく、公民館がしっかりね、企画して地域に根差していろんな行事を少しでもやってもらえるような形、なかなか難しいとは思いますけども、それが無理だったら町民会議といいますか、あそこのところでもう少し健全育成のことで親育てといいますか、そういう親学、そういうことをしっかりやっていただくと、本当に大人が変われば子どもも変わる、子どもが変われば未来が変わるということなので、ぜひとも次代を担う人づくりとして社会教育・家庭教育そして心の教育ということをお願いしたらと思います。  これで一応、ちょっと社会教育については置きます。また次回、もう少し研究調査して質問したいと思います。  次に3番目の子ども子育て会議についての質問を町長にしたいと思います。  第1回目の子ども子育て会議をやっと6月末に開催すると聞いておりますけども、そのほかに、幼稚園とか保育所の一元化についてや適正規模・適正配置など私立も含めた幼保の先生、学校の先生とか行政側とか、そういうなかの会といいますか、そういう会議も開いて、意見を聞くのも、保護者の意見も大切ですけども、分けて聞くことも大切ではないでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、渡辺議員の子ども子育て会議、またそれ以外にもさまざまな観点から保護者の方、幼保の先生方、さらには行政側の個別の会議というのも重要でないかというご質問です。  その前段といたしまして、まず子ども子育て会議について説明をさせていただきます。  子ども子育て会議は、本町における全ての子どもと子育て家庭への支援に関する施策及び事業についてニーズに即した効果的かつ効率的な運用を実施するに当たり、子ども子育て関係者等から広く意見を聴収するために設置しておる会でございます。  会議の委員には、私立保育園を含めた保育所、幼稚園、小学校の施設長代表と同じく保護者代表の方に出席をしていただき、就学前の教育保育について協議をする予定でございます。と同時に、この子ども子育て会議におきましては、以前策定しております計画がございますので、これらを見直しながらチェックをするという役割も同時に含んでおることをご理解いただきたいと思っております。  この会議におきまして、今後の本町の課題であります就学前教育というものについて広く意見を頂戴し、そこで出てきた課題について個別にどうするのかというところにおいて議員が申されましたような私立を含めた幼保の先生であったり、学校の先生方、さらには我々行政側としての会議、またそれらが複合的に組み合わさった検討事項も具体的には出てくるというふうに考えております。したがいまして、今後の課程におきましては、子ども子育て会議のある程度の方向性を見出した後には、そういった細かな分野についても協議を進めていき、その就学前教育の充実に向けた実施に向けて取り組んでいきたいというふうな意向があることをお伝えしておきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を終わりました。  渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  今から開催するわけで、いろいろな方面からの意見をしっかり聞いてですね、やはり琴平町の実情に合ったといいますか、今、幼保で5つあるわけでございますが、実情に合った就学前教育というのを、どういうふうな形がいいかということも含めていろいろと就学前教育の審議をしっかりとそういうことで町に合わせた形でしっかりとしていただいて、本当に若い世代がですね、住みやすく育てやすい、私がいつも口癖になってますけども、住みやすく育てやすい定住してくれるまちづくり。ゼロ歳から子育て支援などを充実させてですね、共働きでも安心して子供を預けられたり、先ほど社会教育のほうでもありましたけども、相談もできる体制、そういうことで、そういう体制づくりをしっかりと固めていけるようによろしくお願いしたらと思いますので、今から今年度しっかり子育て会議を開かれると思いますので、期待しておりますので、どうぞいいように琴平の独自のいいような方向でよろしくお願いしたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わります ○議長(片岡 英樹君)  以上で6番、渡辺 信枝君の一般質問を終わります。  11時15分過ぎに再開いたします。  ちょっと、準備の都合で一時休憩、はい。      休憩 午前11時11分      再開 午前11時17分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、一般質問を行います。  発言を許します。  3番、吉田 親司君。   (「はい、議長、3番、吉田」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  失礼いたします。  それでは、議長のお許しを得ましたので、平成29年6月定例会におけます私、吉田 親司の一般質問を始めさせていただこうと思います。  質問は、一般質問通告書どおり、1番、自治会組織の課題について。2番、琴平町公共施設等総合管理計画について。以上、2件を質問させていただきます。  それでは、質問席に移らせてもらいます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  人口減少、高齢化が進む当町の自治会組織、組織への加入率の低下や役員のなり手がないという組織存続の条件を欠く事態に追い込まれようにしています。昔は世帯内の問題は、世帯内で処理でき、地域組織は環境の整備や交通安全、防犯活動、そして住民総出の地区行事という世帯を超えた領域で活動を行えばよいという役割分担ができていました。が、単位となる世帯人数が減って、家事や育児、介護の負担が重くのしかかるようになり、合わせて公的福祉施策の後退で個人の負担がふえ、地域活動に参加することが難しい世帯がふえてまいりました。  そうした世帯の構造変化から生じてくる問題が底流にあるように思う。そこで、当町の自治会組織における課題について、組織内の構築、すなわち現在の組織を広域の分団規模ぐらいにまとめ上げ、住民自治協議会等にまとめ一括交付金化し、運用を自治協議会に委ねるべきではないかという質問をいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、吉田 親司君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、吉田議員からいただきました、まず本町の自治会組織の課題についてというご質問にお答えいたします。  議員がおっしゃるとおり急速に進んでおります過疎化、少子高齢化などの影響によりまして、自治会加入率の低下や自治会の世帯数の減少によりまして、これまで行えていた事業がこれまでどおり行えなくなった例もあるのではないかと感じております。また、これは私の所属する自治会でございますが、十数件ございますが非常に高齢化が進んでおります。町内の資源ごみのごみ出し当番であったり、また町内会費の集金であったりという部分において大変高齢の方にご負担かけるのは非常に厳しいだろうということから、我々の世代、まだ動ける範囲の世代がそれらを担当するということでございますが、しかしその人数にも限りがありまして、非常にいろんな意味での制約が出とるというふうに私も実感をしておる問題でございます。  そこで、議員ご提案の組織を広域化し、住民自治協議会へと再構築し、一括交付金化にて運用を委ねるべきについてでございますが、まず住民自治協議会とはどういった組織なのかについてご説明をさせていただければと思います。この住民自治協議会とは、地域に住むあらゆる人が自由に参加でき、身近な地域課題を話し合い解決するための協議の場として地域住民により自主的に設置させる組織でございます。また、これに対する行政の支援策としては、活動場所の提供や財政支援、相談窓口の設置を行うというものでございます。仮に、自治協議会が設置されますと、今まで町から各自治会に対し交付していた交付金はなくなり、自治協議会に対する一括交付金というふうな形になろうかと思います。そして、自治協議会は総会費、自治会、理事及び役員会費、研修費、各行事費、街灯の修理代や電気代の経費、各自治会への補助金の支払いを行い、事業報告書に決算報告書、役員名簿、規約等添えて、町に対し実績報告を行うこととなります。  近隣の例といたしましては、三豊市におきまして自治協議会という名前ではございませんが、まちづくり推進体制度というものを制度化し、自主的に地域コミュニティー活性化のために活動すると、また市の認定を受けた組織に対し、交付金の交付を行っているそうであります。  ただ、ここで問題となることが幾つかございまして、自治会がこれまで保有しておりました自治会館や土地等の資産の運用におきまして、これまでは自分たちが市を管理してきたものを協議会のものとして提供し、使用させれるかどうかという点がございます。あくまで、協議会は、地域住民による自主的な設置であるということを考えた場合、もう一点問題がございまして、果たして自分が役員をするというふうに手を挙げていただける方がいるのかという点に対しましても問題があろうかと思います。各自治会が理解を示して参加してくれるのかといったようなことでございます。  こういったことから、町が一方的に進めるべきものではなく、各自治会の意向等踏まえながら進めていく必要があるというような思いがございますので、ある程度の期間を必要とし、これらにつきましては先進地等の事例を参考にしながら調査研究をしていきたいというふうに思っております。  それと、吉田議員の質問にありました分団単位というお言葉が出てまいりましたが、この分団というのが消防隊員でいいますと、いわゆる学校区、小学校区というふうに広くなりますし、琴平地区でありますと、小学校のときにあった各分団ということで幾つか多分9町内を10個ぐらいに分割する案というのがございますので、この点につきましても、また吉田議員の考えをご提示いただければと思っております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を終わります。  吉田 親司君。   (「議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  私が思っている、先ほど町長の分で言いましたら、分団といいますのは、例えば私、小学校での、私が例えば現役小学生だったときに12分団ありましたよね。それぐらいで、例えば3分団いうか、3校区でしたら大体50ぐらいに分けてするのがどうかなというふうに思います。それとあとは、構成人員になりますよね。人口比率によって、例えば川西地区、それから榎井地区、象郷櫛梨地区という形の人口単位もかかわってくると思いますので、人口単位に合わせた自治会組織というのが一番ベストじゃないかなと思います。  先ほど町長が言われた先進地域ですね。先進地域を見てそれをまねてというか、そういうふうなことを見ながらやりたいと思うという話でしたけども、これ私自治会入らせていただいて、もう30年ぐらいでいろいろ活動をやってきたつもりなんですけども、30年前と今とほとんど活動自体は変わってないんです。ですから、極端な話言いましたら、自治会活動を町がこんな方向とか、こういう先進地を見にいくんでしたら見にいって、こういうこともやってますよ、自治会の研修旅行もございますけれども、そういう先進地見て帰ってきて、こういうことどうですかとか、こんなことやってるんですけどもやりませんかとか、いうふうな方向づけですよね、を行っていただきたいんですけども、そのあたりはどう思われてますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ただいまのご質問にお答えする前に、各分団という一つのキーワードが解けまして、小学校、我々琴平小学校出身ですので、そこにあった分団単位ということで、という理解いたしました。  確かに、町内非常に自治会の加入人数が減って、1つのとこでは存続できないところができておりますので、これらは周辺の自治会等と協議をしていただいて統合するなりということは、自主的にやっていただくことには何の問題もないかというふうに思っております。  それとあわせまして、今おっしゃられましたように先進的な事例等を調査するということでございます。行政は行政として調査はできますが、自治会連合会という組織がございますので、自治会連合会の会長さんを中心に年に1回、これらも先進視察等々に訪れておるということでございますので、これら連携をしながらよりよい方向性というものに一定の事例等がございましたら、これは協議の上で取り組んでまいろうという思いがございます。とお伝えしておきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  それでですね、先ほどの補助金の話になりますけども、今1世帯大体700円ちょっとぐらいですかね。補助金が出てると思うんですけども、その補助金の使い道といいますか、それも自治会長、他の三役その他で一応普通預金にプールして、そこから何かの行事に使うとかいう形をやってるわけなんですけども、やっぱり何かの施策単位で、私思いますのは、自治会ごとにいろんなこんなことをやったとか、こんなことをしてよかったとか、そういう先進地の話も先ほど出ましたけども、そういうよかったことなんかの体験報告といいますかね、そういう会議を開くのも一つの方向性じゃないかなと思っております。  もう一つは、各課長さん、こちらおいでるわけなんですけども、この自治会組織自体をもう少し構築していって、もう少し単位ごとにしっかりした施策を行うことによって町行政自体も非常に円滑に進むんじゃないかなと思っておるんですけども、そのあたりいかがでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  町の施策にあわせまして、各自治会の皆様方にご協力いただくということは非常に重要な課題だと思います。多分、議員もお感じだと思いますが、特に防災という点におきましては、これは自治会の皆様の協力、または自主的な活動がなければ、いざというときにわずか120人足らずの職員が全町内域に出向いて、それらの情報収集や救助にあたるといいますと非常に厳しいという問題がございますので、これらは本当に各自治会と行政が連携し合う最たるものの一つであろうというふうに考えております。これ以外にも、少子高齢化に伴いまして、さまざまな課題があろうかと思っております。福祉委員さん、また民生児童委員さん皆様方のお力添えもかりておりますが、より身近な組織の一つとしてこの自治会の中で持ち上がった課題というものを行政に伝えていただくと、それを行政が先ほど申し上げた民生委員や児童委員、福祉委員の皆さんと協力しながら課題対応に努めるということも非常に効率的な対応になろうかと思っておりますので、これらについては我々行政としても積極的に関与といいますか、かかわっていきたいと思っております。ただ、あくまで自治会というのは自主的な組織でございますので、まずは自治会の中で先ほど申されたような三役さんなり、そういった方々が協議をして、その取り組み課題というものを、まず集約していただくと、そこでどういう助けが必要なのかと、どういう相談、また支援が要るのかということをまとめていただければ、毎年やっております自治会要望等の中ででも十分対応は可能だと思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。
      (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  先ほどの再構築のちょっとまた、戻りますけども、先ほど町長が言われた民生委員さんですね。あと児童福祉委員さん、その委員さんの数ぐらいがベストじゃないかなと、私は思うんですけども、それは私の意見として一応構築という形でしたら、それがいいんじゃないかなというご提案ということで申し上げておきます。  それとあと、もう一つなんですけど、自治会数が今118団体、世帯数が3,730世帯あるということで、その中の自治会に加入世帯が2,476世帯、66.3%ということなんですよね。あと33.7%、この33.7%については、極端な話町の施策としていろんな、例えばごみ集めとか住民サービス関係ですね。その他どういうふうにされているのかちょっとお聞きしたいんですけども。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員ご質問の案件につきまして、非常に広範囲になろうかと思います。私が今、把握しとる点を幾つか述べますと、例えばごみ問題でありますと、これもある程度集積所というのをそれぞれの自治会なり組織、または団地等々で準備をしていただいておりますので、そこらに収集をいくということで対応しております。それ以外に関しましても、いわゆる加入率の低下という根底の一つには、一番初めにお答えしましたように自治会によっては、これまでその地区の皆様方が整備してきた自治会の資産というものがありまして、これらを共有するためには一定の新規加入者のご負担というものも必要になってくるという点が1点、それと最近若い方々というのは、余り隣近所のつき合いというものが、かつてのように本当に冠婚葬祭でお世話になって、そのありがたさを知るというような時代から大きく変革してきたということがあり、自治会加入への思いというものが希薄化してきたという流れが底辺にあろうかと思っております。それらを勘案した中で、やはり自治会へ加入していただくためにどういう方策がいいのかというのも、自治会、連合会の皆さんと知恵を出していきながら、特に若い方が加入していただけるような方法をとっていきたいと思っております。  また、町のいろんな行事の広報等につきましては、基本的には広報を通じてお知らせするわけですが、これらは業者委託をいたしまして自治会加入のいかんにかかわらず、全世帯配布というものを行っておりますので、情報提供という形では一定の方々には十分届いておるというふうに思っております。ただ、細かい施策に関して、自治会等を通じてお伝えするものが十分に届いているかという点につきましては、まだまだ課題はあろうかというふうに認識しておりますので、これらはどういうネットワークを使えばいいのか、特に最近であればインターネット、ホームページ等を活用して、それらを見ていただくような働きかけというものも必要になろうかというふうに思っておるところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  最近のやっぱり若い方でしたら車とですね、SNSですね。があればほとんど自治会なんかに入らなくてもいいわという風潮等もあるかと思います。ただし、当町の場合、一応若い方が定住移住という方向性からしたら、やはりその住民サービスも含めての自治会というものも、非常に活性化していってですね、売っていくべきところで琴平町に住んだらこんなことがありましたよとか、子育ても含めて、あと老人介護、ですから、この前にされた同僚議員の質問も全て自治会も含めて、要するにきめ細かな住民サービスというものが一番必要じゃないかというふうな質問が多いと思うんです。だからそのあたりも含めて各課長さんもしっかりと住民さんにやっぱり寄り添うような形の、各課縦割りじゃなくて横にしっかりと手を結んでいただいて、いろんなサービスを実施していただけるようになればと思います。  それでは、2番目のですね、続きまして他組織、取り組む課題の多様さ、困難化は地域の企業や学校、子ども会、福祉施設、種々の市民団体等との共有、相互協力体制は築けないのかという形で質問したいんですけども。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  1点目の質問で、ちょっと超える部分も追及しておりますが、ちょっと重複することはご容赦いただきたいと思います。全国的に昨今の自治会を取り巻く環境というのが、先ほど申し上げましたように少子高齢化に伴って、その運営が年々厳しさを増しておると、また課題も多く見受けられているというふうに認識をしております。これも自治会長始め、さまざまな役割というものを引き受ける方が、仕事が忙しかったり、若い世帯が少なく高齢者の方が引き受けざるを得ないといった理由もその一つにあろうかというふうに考えております。今後の自治会組織を考える中で、各種団体との協力や連携の体制づくりを行うことは、とても重要であろうかというふうに思っております。行政といたしましても、各自治会がどういった団体等々と連携してもいいように、また連携が行えるような体制を整え、できる限りの支援を行っていきたいというふうに考えておりますので、先ほどの質問とかぶりますが、ここにおる各課の中で関連する各組織団体等の中で自治会の運営に対して何らかのお手伝いができるものというのを関しましては、これは公平な観点から各自治会に対しましてお力添えを差し上げたいというようなことで、よりよい自治会づくりを目指していきたいというふうな思いでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  例えばですね、PTAですね。それとか、社会福祉協議会ですね。あたりと、老人の孤独死とか認知症の徘回ですね。今回の総合事業あたりも含めて福祉課あたりでも、そのあたりの住民の自治組織を活用した総合福祉事業の推進ですね。ですから、この総合福祉事業というのも、やっぱり国に頼らない、やっぱり地方自治の上での老人福祉事業という形で、私も受けとめておりますので、その辺も含めて、やっぱり自治組織が「隣に住んでる80歳のおばあちゃんどないなってるかな」とか、どんなん、「きょうは天気いいですね」とか、そういうふうなお声がけ一つですね。そのあたりにも、小さい部落の小さい自治組織、それが見守り、子どもの見守りも含めてそういうことになると思いますので、あと今施策でやっております空き家ですね。空き家、空き地なんかもやっぱり自治会組織が核となって動けるんでしたらそういう形で動いていただくという形も自治会長さん、その他に話をもっていくのも一つの方法だと思いますので、考えていただくのと、あともう一つですね、運動会、昔私ども運動会、たくさん児童おったときにやってたんですけども、やっぱり先般、琴平中学校の運動会に行きましたら、やっぱり分団対抗リレーとか、部落対抗リレーとかね、そういうなのが、やっぱり完全に影を落としてるんですよね。ですから、教育長含めて、ちょっとあれですけども、ここまで言うのも何やけども、学校の中でやっぱり地域地域のやっぱりきずなといいますかね、俺はこうこう川西の人間やとか、昔はそういういろんなところでソフトボール大会とか分団対抗リレーとか、そういうのがありましたけども、それも一種の地域活性化というか地域づくりの一つの意識づけとして、やっぱりいいことじゃないかなと思っておりますので、いかが思われますか。私の意見なんですけども、これは。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  要するに運動会等々で我々昔の小学校のときには、分団対抗リレーという花形競技がございましてね、まずそこの選手に選ばれるということが一つの名誉になると、なおかつそこで分団の優劣を競って、いわゆる競争、いい意味での競争精神をあおり、地域の交流と団結をかけて戦っていたという懐かしい記憶を思い出します。今、現在、確かに小学校を含めて中学校等々ではそういう分け方というのはしておりません。これは少子化に伴う要因、また地区によってはお子さんのいらっしゃらない地区が出てきたというのが根底あろうかと思います。そういった中で、町民体育祭で行われております競技の中で最も盛り上がるのが、校区対抗の綱引きということでございますが、やはりこういう部分での意識の高揚というものある意味必要かと思っておりますので、これができる種目、できない種目というのがありますんで、町のスポーツ推進の皆様方とも協議をした上で町民体育祭の中では、ある程度地区の特色を出した競技というのはできるかなと、学校単位の運動会につきましては、ちょっと私も十分、今現在の内情にはわからない点がございますので、これもまたちょっと持ち越すか、もしくは教育長のほうでもし言えるんであれば、お願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  大丈夫ですか。はい、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(大林 正和君)  それでは、失礼します。  運動会の分団対抗ということなんですけれども、私が琴平町に、榎井の小学校に赴任しましてからは、そういうのはありませんでした。私の教員経験からしますと、大体今から15年ぐらいまでは、各小中学校ともにそういうのがございました。それがだんだんとなくなってきたのは、一つはPTAの役員の方の選出方法にもかかわってくるんですけれども、PTAの役員というのは昔は各地域から一人ずつ選ばれていたのと、もう一つは学級役員というのがありますよね、その2種類がございました。それがだんだんと地域に子どもたちの数が減るようになりまして、地域からの役員が出なくなりました。もちろん、地域の世帯数が減ったのも一つでございます。そこの地域に各学年から代表を出して競争なんかするわけなんですけれども、中には本当に遅い子が出てくる地区が出てきました。そうすると、どうなりますかといいますと、その子の保護者の方がまたいろいろ言われるわけです。そういったことがございまして、ここ15年ほどはそういう分団対抗というのはなくなる傾向にございます。それと、そしたら新しく組み直したらいいんじゃないかというのが、ご意見があろうかと思うんですけれども、組み直すことも学校だけではなかなか難しくて、やっぱりそのあたり自治会であるとか、保護者の方のご了解を得ないと、なかなかそういうことができませんので、今のところどこの小学校も中学校とも少子化の数が減っているところはなくなりつつあります。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長の答弁を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  なるほど、そういうことがやっぱり考えられるわけですね。私も今、教育長のお話をお聞きしまして、昔とはやっぱり時代が変わってきてるなというのをまざまざと痛感いたしました。  いずれにせよ、住民自治の組織の話を今させていただいてるわけなんですけども、町でできる限りの組織の活動なんかの周知とかですね、運営に係るガイドラインの策定もできればしていただきたい。それから、地域ごとのまちづくり計画に盛り込む内容を整理するなど、地域自治の基盤をですね、考えていただいて、先進地、当町が一番先進地になっていただきたいんですけども、先進地の視察等をしていただいて、お勉強をしていただきまして、どうやったら住民自治を活性化していって、町行政にできるだけの行政改革にも、これなると思いますのでね、考えていただいて、お願いできたらと思います。  3番目の住民との役割を議論する場を設けるというべきではないかという質問になりますけども、これも私が思いますのは、年に二、三度、総会はもう近々ありますけども、総会以降で何かの形で3回ぐらい開いていただければと思うんですけども、その辺町長どうですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員もおっしゃりましたように、現在自治会の意見や要望を集約する方法といたしましては、まずは年度当初に要望書という形で各自治会から意見の集約を行っております。その中には、議員が先ほど心配されとった、ごみの問題であったり街灯の設置等々につきまして町の施策に対するご意見等も踏まえております。回答につきましては、関係各課でなければわからないような内容が含まれておることから、各自治会長に対しまして関係各課より出向いての和解等というのをさせていただいております。また、自治会連合会総会においても、参加自治会長からの質問等に対応できるように各課長も出席させていただいておるというところでございますが、これはご指摘のように年に1回の総会ということでございますので、何らかの形で自治会の皆さん、また地域住民の方々とそういう協議の場が、まちづくり協議会、もしくはそういった行政相談会のようなものですね。そういったものができればとも考えますので、これについてはちょっと時間を頂戴いただきながら、調査研究を重ねていきたいというふうに思っております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  ありがとうございます。  そういうふうなもので、結局は今回の学校建築にしても広く言わせていただいたら、いろんな町の事業ですね。そのあたりも自治会単位から全部湧き上がって、住民説明会に至るまでの経緯、その他いろいろあるとは思いますけども、学校建設その他、給食センターいろいろハード事業も含めてですけど、そのあたりをきちっとできてたら、もっとスムーズに行われるんじゃないかなと私個人的に思っておりますので、しっかりやはり各課長さんもいろいろ日常の業務忙しいとは思いますけども、しっかりと住民のところへ出向いていただいて、住民の要望に応えていただけるようにお願いいたします。  それでは、1番目の自治会組織課題についての質問を終わります。  それでは、2番目ですね。  琴平町公共施設等総合管理計画について。  本年3月に策定された公共施設等総合管理計画、ことしから10年にわたり計画実施の随時見直しを行うとのただし書きがされていた。私が拝見した限り、現状の施設の状況報告書としか伺いしれないもので、全体で何十億のお金が要るとか、随時見直しを図るとかの文言で覆われている。既に耐用年数を超えた建物が多数ある当町の公共施設、まるで人事のようにしか思えない。総務省からの要請で、今回作成に至ったのかもしれないが、もっと従来からの議論を踏まえた着実な管理計画を作成してほしかった。今、行われている都市計画との整合性も含め、町民議会も巻き込んで議論をやるべきだ。個別に何をいつまでにどうする、計画だからそれでいいのでは、町長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この公共施設等総合管理計画、これ言葉だけを読みますと、町が抱える公的資産、施設等を総合的に管理する計画ができ上がって、それに応じて中長期的な取り組みをするというふうに多分読まれたのだと思います。私もこの字づらだけ見るとそう思います。この公共施設等総合管理計画というのは、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針及び施設類型ごとの管理に関する基本的な方針を定めたものでございます。議員が質問の中で現状の施設の状況報告というのでございましたが、結果としてはこういう報告書がこの計画であろうというふうに考えております。また、これらの計画を策定するためには、住民からの意見ということでパブリックコメント等を行い、また皆様方のご意見を求めたものでございます。  なお、総務省ではこの目的といたしましては、インフラの長寿命化基本計画に基づき平成29年3月23日に各府省庁では、平成32年までのできるだけ早い時期に個別の施設ごとの長寿命化計画を策定するとともに、これも各府省庁は地方公共団体等に対して個別施設計画の策定、また推進上の留意点を周知するとともに計画策定や対策推進に活用可能な財政的支援策、技術的支援策、その他の支援策について、その周知及び充実に努めるとされております。本庁においても町民や議員の皆様方のご意見を伺いながら、このたび作成した公共施設等総合管理計画を基本中の基本といたしまして、今後平成32年度までには個別の施設計画の策定を行っていく考えでございます。  なお、これに当たりましては、非常にこれは我が町だけでなく、全国的に築40年、50年といった施設も点在しております。これら施設を本当に必要とするのか、また人口減少や少子化に伴ってそれらのニーズがあるのかということを的確に判断した上で、いわゆるスクラップアンドビルド、もしくはスクラップアンドスクラップというような方向性を決めるのが個別施設計画の策定であろうと考えておりますので、その中で具体的な方針というものを示してまいりたいというふうに思っております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  これ、私としては委員会も何もなくて唐突にね、この書類が出てきたように思うんですけども、これやはり国や県との要望でつくった冊子なんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この公共施設等総合管理計画の策定に際しましては、これまで大変、以前から取り組みでございまして、まずは平成26年の4月22日付で総務大臣通知により策定の要請があったということで、平成26年から28年度いっぱいの3カ年の中で策定をするということでございましたので、吉田議員が議員になられてから唐突に出てきたということでございますが、その前より策定の要請があり、それに基づき策定を検討しておったというものであろうかと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  そしたら、町長それを知ったのは、もう26年ぐらいからはご存知やったわけですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  こういう総合管理計画を策定しなければならないというような通知があったということは認識しております。 ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  それでしたら、私いつも思うんですけどもね、今回の学校建設にしろ給食センターにしろ、やはりこういう青写真的なものが長期にわたってですね、ここはどうするかとか、これはどうするかとかいう、言われたからするいう話じゃなくて、やはり町長が、私何回も言ってますけども、町長になられてから7年、7年前から学校建設、給食センターその他も含めた議論をやっぱり集約するべきことでもあるし、総合計画をこれ見てたら、やっぱりスクラップアンドビルド、スクラップアンドスクラップという話もありますけども、やはり旧町外に施設がかなりいろんな施設もありますし、駐車場がないところもたくさんあると思うんです。だから、そういうところも含めた現状の把握事項で、これ示されたと思うんですけども、何でもう少し今回、学校建設にしてもそうですけどね、こうなってしまったのか、ちょっと言ってもらえますかね。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  決して言いわけでございませんが、この計画自体は国の大きな方針、国自体も地方財政計画を立てるにあたって、それらをやはり中長期的に把握しておけなければ今後の財政また税制体系等に関係を及ぼすということから、平成26年度に要請の通知があったということでございます。本来、吉田議員おっしゃるようにそれぞれの町の施設に関しては、それぞれの計画というものがあって、これはもう設置した時点から何年後には大規模改修をする、何年後にはこの施設の有無を含めた見直しをするという個別計画というものがあってしかるべきかなというふうに思っております。ただ、私も議会を議員を通じてこういう立場にならせていただいて、そういう視点というのが少し欠けておったといいますか、非常に大きな琴平町の組織の中での一つ一つ計画でございますので、十分そこら辺まではちょっと目が届かなかったというのは率直なとこでございます。ただ、今後は、その中長期的な経営管理計画というものが個別に必要になってまいりますので、それらを体系づけて管理していくと、また情報共有していくということの重要性を認識した上で個別計画の策定に向けて進みたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)
     そうですよね、それでやっぱりこれ管理計画ずっと進めるうちにですね、やはり進めるときのトータルコストの削減ですね。コストをいかに少なくしていくか、それとあとはやっぱりある程度民間ですよね。民間に委託するものは委託して管理運営とかそのあたりも、当町はやはり観光施設近くにあります施設もありますし、お金を、例えば委託して商売しようと思えばできるんじゃないかなという個人的にですけども、いうようなところも幾つかあると思いますので、そのあたりも精査していって管理していっていただければと思うんですけども、よろしくお願いします。  優先順位はやっぱりつけていくつもりですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この今後の計画におきましては、当然優先順位、何よりもこの施設というものが本町にとって今後必要なものかどうかというものをまず大きくふるいをかけていく必要があろうかと思います。その次には、そのニーズというものを応えるためには、どういう計画をもって改修もしくは改築を進めるべきかというもの、さらにはそれに対して規模ですね。人口の多かった時代の規模ではなく、今9,000を切った今後の状況の中で規模も果たしてそれで適正なのかという幾つかの段階を経た計画になろうかというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  先ほど町長も言われました、やっぱり町民との会議といいますか集まりですね。ワークショップあたりをつくっていただいて、担当の方といいますか、総務課になるかわからんですけども、そのあたりで住民を交えたどういうふうな施設にするものなのか、スクラップアンドビルド、スクラップアンドスクラップ、そういう形も集約していただきたいんですけども、よろしいでしょうかね。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  町内の施設、幾つかございまして、これも所管がいろいろ変わっております。これは各所管ごとの対応になろうかと思っておりますが、それらを活用しておるこれまでの住民の皆様、団体との協議も十分進めていきたいと思っておりますし、いざ廃止となりますとご理解も賜らないといかんと思っておりますので、それらの説明は丁寧にしていきたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  何回も私、申し上げておりますけど、トイレのようにですね、先ほど町長も言われましたけども、地方創生関係の補助金と観光関係ですね。そのあたりも含めて優遇措置が今つくられているうちに早く優先順位をつけてやっていただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この公共施設等の管理につきましては、先ほども少し触れましたけども、やはり国の地方財政計画というのも非常に大きく関与してまいります。国としてはこれらの施設等をどのように各地方自治体が維持していくか、また運営していくかということを含めた国の大きな施策の中での必要ある観点ということから、この管理計画の策定を指示したわけでございまして、当然地方創生という一つの交付金事業もございますが、これに関しては今後も国の方針としては一定の事業展開をされるものであろうというふうに推測しておりますので、その都度その都度最も適正な、また有利なものを探していきたいと思います。ただ、幾ら補助があるといってもやはり何分の1かは当然町の財政負担がかかってまいりますので、これらの総額も検討の一つとしながら、果たして過度に必要以上の経費が要るのではないかというようなことは十二分に精査をしていくというようなこともつけ加えさせていただきたいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  先ほど、同僚議員の歌舞伎の話でもなかったけど、どれぐらいの経済効果があるんやいう話ですけど、やはりトイレはやっぱり経済効果重々あると思いますので、個人的にはね。だからトイレはやっていただきたいということで、それでですね、最後にこの冊子のですね、私一番これここが一番要かなと思うところをちょっと言いますね。  26ページの11番に、「総合的かつ計画的な完了を実現するための体制の構築方針ということでですね、その中で、経営的視点や最適性の観点から施設情報を一元的に把握の上、管理するとともに全庁舎横断的な組織を積極的に活用し、今後の取り組み等について検討します。全ての職員が公共施設等に関する維持管理や利活用等に関するマネジメントの目的や意議を理解し、行政サービスの向上のため創意工夫に努め、実践していきます」と、このフレーズですね。これがもうこの冊子の私、これ見させていただいて、全てじゃないかなと思うんです。だからやっぱり施設管理、一元的にね、全庁的にあそこは先ほど町長言われたけども、あそこは総務課や、あそこは観光課や、あそこは何やかんやいう縦割りじゃなくて共有した、あそこはここがこうなって便所も古くなっている、便所ばっかりの話するけども、こうなってるああなってるいうんは、共有に皆さん、最低課長クラス、主任クラスぐらいまでは共有の施設的な管理の中でしていただいて、我々議員が文言を言うたびに、「いや私はこうですけども、こう思います」とかいうふうな形に議論ができるようにやっていただきたいと思います。  それでは、以上で私、平成29年6月定例会におけます、私、吉田 親司の質問を終わらせたいと思います。  以上です。失礼いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で3番、吉田 親司君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで休憩といたします。  再開を13時30分といたします。      休憩 午後0時01分      再開 午後1時31分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き一般質問を再開します。  発言を許します。  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従って一般質問をします。  1.こんぴら歌舞伎チケット販売について  2.琴平町の温泉事業について  3.公用車の使用について  4.タクテックを相手とする訴訟と温泉掘削の失敗の損害について  5.学校の統廃合について  6.県下ナンバーワンの町職員の給料の比率について  7.琴中と図書館建設の案について  8.職員等のあいさつについて  以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  こんぴら歌舞伎チケット販売について  ①前山下町長は、就任して一時期こんぴら歌舞伎の基金が約200万ぐらいになったときがありました。これではいけないと思い、山下前町長はいろいろ考え、その時代に合った販売方法を考え出しました。検証し、見直ししたわけです。そしてそのうち、確か五、六年して約1億円ぐらいの基金がたまったと言います。今回は、チケット販売率88.2%で、マイナス約1,000万円と先日の委員会で報告されました。残りの基金も約1,300万円で、1,000万円を差し引くと基金の残はたったの約300万円少しになります。今回、このような状態になった原因はどこにあると町長は思っているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、眞鍋議員からいただきました、こんぴら歌舞伎のチケット販売についての質問にお答えいたします。  まず、今回、収支的に申しますと、1,000万前後の赤字ということは予測されております。この最も大きな原因というのは、今回の公演に関しましては、チケットの販売数が思っていたほど伸びなかったという点が非常に大きいかと思います。  また、四国こんぴら歌舞伎の運営につきましては、年々経費が増加してきております。特に平成26年度から消費税が5%から8%になったことで、約1,000万円の経費が増加したということも大きな要因の一つであろうというふうに考えております。しかしながら、その消費税増税に見合うだけのチケットの値上げというものもなかなか難しいところもございますので、今後におきましてもこの運営方法、販売方法につきましては推進協議会等々と協議をしながら検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を終わります。  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  消費税が上がってなかったら赤字にならなかったということですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほど申し上げましたように、消費税が3%上がったことによりまして経費が約1,000万ほど増加しております。今年度に関していえば、この消費税が上がっていなくてほかの要因が同じであれば、ほぼとんとんであったというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、今言ったように消費税が上がらなかったらとんとんというわけですね。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  数値の計算上では、ほぼそういった金額が出てくると思います。ただし、冒頭に申し上げましたように、今回赤字に陥った要因の最も大きなものは、チケットの販売数が伸びなかったことだろうというふうに認識しております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  違う。なぜ違うか説明します。  去年、愛之助や中車が来たときに、私その辺もう聞くだけで実際どこがどうなったかわかりませんけど、あのときですわ。職員1人当たりのちょっとした給料がマイナスと聞いたんですよ。あのときの超目玉が2人来て、マイナス。今度は太陽が北から出ますよ、これ。あり得ないことが琴平町で起きとるんですよ。わかりますよね、小野町長。超大物の役者が2人来て、ようけ売れて、それで赤を出したということは、あり得んことが琴平町に起きたんですよ、去年。  もう一回聞きます。マイナスになった原因はそのほかにどんなんがありますか、今いろいろ3つ、4つ原因上げましたけど、私が言ってるのは去年からことしも同じようになって、ことしは今言うた金額はマイナスになっていますよね。質問やから、ほかにどういうような原因がありますか。マイナスになった。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これは根本的な問題になりますが、このこんぴら歌舞伎を公演するに当たっての収入源はチケットの販売及び企業等によります寄附金が主な収入です。それに対する支出の中には、当然公演をするに当たっての委託料、また金丸座に従事するボランティアの方たちの食費等、さらにはこれらに伴います周知宣伝、この中には当然、こんぴら観光振興策という中での宣伝も含まれます。さらには歌舞伎公演とは直接関係ありませんが、前日に行われるお練り等々の謝金、また運営費用というものが入ってまいります。これらを全て勘案して出てくるのが現在の収支だと思います。本当の琴平のこんぴら歌舞伎の収支を問うのであれば収入に対して歌舞伎本体にかかった経費、これを比較するのが本来ではないかというふうに考えております。が、これまで33回にわたりまして大変大きな効果を上げてきたので、その中に人件費も含めてさまざまな経費をそちらに充てて効率よく運営してきたということでございますが、近年それらの経費の高騰により、また消費税等の増加によりまして、それらの収支ざやが非常に減少してきておるというようなことが大きな要因だと思います。
    ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ちょっと次いきます。  ②ここのところマイナスが続くのは、販売方法を変更したのが原因ではないかと普通であったらそう考えます。このような最悪の状態が二、三年続いたら反省し、見直しをするのですが、どのように反省し見直しをしたのですか。なお、歌舞伎は4月終わってもう2カ月以上になります。大赤字を出した反省会、それなどについていつどのようにしたんです。要するに、どのようにいつ検証誰がしたかいうことです。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、眞鍋議員の質問が、この販売方法を変更したのが原因ではないかというふうに考えるということでございますので、現在の販売方法について、まずご説明いたします。  今、現在は主としてJTBとJR、そしてチケットホン松竹でチケットの販売を行っております。JTB及びJRにおきましては、主に団体の観劇者を、またチケットホン松竹では個人の観劇者を主体として販売をしております。販売方法を変更したということですので、このチケットホン松竹での販売が以前とは新しく変わった点でございます。それ以前は、町での町売りというものがあったというふうに眞鍋議員もご存知だと思っております。しかし、時代が変わりまして、インターネットという通信網が以前はありませんでしたが、現在はこのインターネットでの購買というものが、歌舞伎を始め、さまざまなイベントのチケット入手方法の主流を占めるまでに普及しております。時代に合った販売方法であろうかとも考えますし、以前の町売りの場合は希望枚数の往復はがきをお送りいただき、それに基づき抽せんをし、その抽せんに当たった方が購入をするということでしたが、希望枚数、実際の購買枚数と希望枚数、いわゆるはがきを出す数との中に大きな乖離がございまして、いざ町売りをしたところで結局は希望の数を用意しておってもそれ以上に大きく売れ残りが出ていたというようなことから、無駄券を防ぐ意味から今の時代に即したインターネットでの購買というものを選択したということでございます。ただ、この方法にもまだまだ改善点があろうということから、こんぴら歌舞伎が終了し約2週間ぐらいだったと思いますが、反省会というのを行っております。この中で検討課題となったのが、いわゆるチケットの中締め日というものの日数とインターネットにチケットを出す日というものにずれがあった場合に非常に手元にチケットが残る可能性があるということでございますので、今後におきましてはJTB、JRと協議をしながら、インターネットの販売が効率よく無駄なくチケットホンのほうに流せるような体制づくりが必要であろうということを協議し、今後の対応とすることとしております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2週間ぐらいして反省会開いた言いますけど、誰がおったんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、こんぴら歌舞伎推進協議会の正副役員が参加しております。それに観光商工課の職員が課長を始め、担当2名を含めて協議をいたしております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  ③販売手数料のことを考えたことはあるのですか。JTB、JRに約11%を支払っていますが、それより以外にどこがありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  JTB、JR以外で申しますと、まずチケットホン松竹、こちらのほうに7%、また番頭さんを通じて販売しておるチケット、これが10%、そして少枚数ではございますが、町内の観光事業所として琴平バスのほうに11%の手数料を支払っております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  チケットの販売については、JTBとJRの恐らく半分ぐらいいっとると思うんですよ。その今、チケットホン松竹言いましたけど、何枚いってるんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  通告にありませんでしたので、ちょっと正確な数字はわかりかねますが、JTB、JRにそれぞれ5,000枚強の数がいっておると思います。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  JTBやJRに5,000枚じゃなくて、私が聞いておるのは松竹ホンへどのぐらいいっとるかいうの、さっきのでわかると思いますんで、ここ大事なんで、あのね、これ今小野町長いってますけど、番頭10%これはコトバスは前からしよるから、これはもう全然問いません。これは、今回チケットホン松竹へ7%、要するに売ってもらうためにタダであげるお金やからな、これは。大体何枚分ぐらい、今答弁してくださいよ、調べて、わかると思いますんで、これぐらい。面倒ないから。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁できるかな。 ○町長(小野 正人君)  それでは、詳細につきましては観光商工課長から答弁させます。 ○議長(片岡 英樹君)  観光商工課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○観光商工課長(鎌田 健雄君)  失礼します。  それでは、命によりましてお答えいたします。  JTBですかね。 ○9番(眞鍋 籌男君)  大体半分ぐらいいきよるんは大体わかっとるんですよ、これは。 ○観光商工課長(鎌田 健雄君)  JTBが約4,800枚でございます。それからJRが4,400枚、それからチケットホンが約4,900枚。 ○9番(眞鍋 籌男君)  え、チケットホンが。 ○観光商工課長(鎌田 健雄君)  が、4,900枚でございます。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4,900、そないいっとんですか、松竹へ。思ったんと全然違うやん、小野町長これ。そりゃ赤になるわ。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  恐れ入ったな、これ松竹チケットホン、いつからですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  確かチケットホン松竹に変わりまして、もう多分4年か5年ぐらいになろうかと思います。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5年・・  はい、議長。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい、」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  ④これは、仮定の話ですが、今のとおりなら来年も同じように約1,100万円ぐらいの赤字が出るかもしれません。要するに、そうした恐れがあるということです。そのとき、赤字の責任は誰がとるのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい、」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これは、仮定の話でございますので、まだそうなったわけではございませんで、そうならないように販売促進と経費の節減に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、いろいろなところでチケットがようけ流れて、その上に上乗せ、ただで売ってもらうためにものすごい金額だと思いますよ。これは、赤にならんのが不思議なぐらいで、その赤を穴埋めするためにも、公演委託料の交渉か松竹いってるのは。次いきます。  ⑤町の努力が足らなかったので赤字になったのですから、そのあたりを住民の税金で穴埋めするようなことは、よもやしないでしょうね。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい、」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この四国こんぴら歌舞伎というものは、単に興行というものだけではなく、まちおこし、つまり観光振興事業であろうというふうに考えております。この公演を行うことで町が経済効果を生み、町内の各事業所等が潤うんであれば、これは非常に振興策としては有効な事業であろうというふうに考えております。また、先ほどお答えしましたように、本当にこの歌舞伎公演の収入の使い道として、さまざまな経費を含んでおりますけども、それらが果たして歳出として適切なのかどうだろうかということは、再検証する必要があろうかというふうに考えております。したがいまして、もちろん税金で穴埋めをするということは避けるほどよいとは思いますが、観光振興策としてどういう手だてができるのかということを考える時期にきておるというふうに考えております。したがいまして、今後におきましてもチケットの販売促進と経費の節減を努めるということを第一に考えてまいりたいと思います。   (「はい、」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、小野町長は、このこんぴら歌舞伎は観光振興、何か今いろいろ申しましたけど、歌舞伎で御利益をこうむっているのは琴平町全体の一部分じゃないですか。これね、以前、私、こんぴら歌舞伎4,000万の大赤字で最終的には4,900万円でしたけど、かわらばんに書いて僕琴平町に全部いきよりますけど、象郷や榎井や五条の人はこんぴら歌舞伎やめてしもたらええんじゃいう声が多いんですよ。今、あなたが観光振興でそれに税金がその名目で何ぼでも使ったらだめ、それは。一部分の業者やないん、儲けよんは。税金はもう、琴平町中の税金やからな。その辺のところ、何か甘くていかん。何でも観光振興の名目でこんぴら歌舞伎を住民の税金で補填いうか穴埋めしてやるのは、もう時代おくれですよ、これ。これ永遠と続きますよ、今の状態やったら。
     この前ね、保存基金いうんですか、約3,200万あるんですよ今、現在。それで南海トラフいうんか、今もこれも仮定の話になりますけど、ひょっとしたらくる場合、もしきた場合なんか、主催が琴平町ですから、もういっぺんに町は潰れますよ。ですから、1回ね、頭冷やす意味でもうあそこに変わってね、1、2年変わってもいいですからね、そうしないとだめやわ。今のこのチケットホンが4,900枚や、ほかのもんもいろいろ数字聞いて、私もうこの通り冷静さをちょっと失ってるぐらいですよ。赤が出るのが当たり前や。500枚、1,000枚、800枚やそんなときに、チケットタダであげるんやから、7%やその約11%か、そういうふうな。チケットタダで売ってもらっても手数料代あげるんやから、それ赤字が出るのわかってる、その赤字やっぱり交渉で公演委託料いうんか、そこで値切らないかんがな。どう思いますか、私が言ってること。いや、さっき金丸座の保存の基金か、約3,200万あって、それでちょっと南海トラフもマスコミの報道によると30年以内にくるみたいに言ってますからね、それちょっと休めても金丸座直したらどうですかいう質問です。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  そのために、今年度から金丸座の耐震診断というのを行っております。これは、専門の機関にお願いするわけで、約1年半をかけて調査をさせていただきます。その調査結果に基づき最適な耐震補強というものを選択してまいりたいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  1年半調査よろしくお願いします。  次いきます。  ⑥松竹への交渉、腹をくくるときがきていると思いますが、町長はどうお考えですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい、」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  毎年、この公演委託料に関しましては、担当者レベルで協議を重ね、課長に至りましては本当に松竹とちゃぶ台をひっくり返すほどの勢いで交渉してきております。歌舞伎公演は、松竹の独占ということがございまして、こればかりは競争入札をすることができないという背景がございます。そういった中で、何回も何回も交渉を重ねて委託料を決定しております。毎年、腹をくくって交渉はしておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ご理解お願いできますとの小野町長言いますが、ご理解は私できません。結局、委員会でもこれもう毎回のように取り沙汰いうんか、問題になるんですけど、松竹はね、もう足元見とるんですよ、足元を。  どないいうんかね、やっぱり今言いよった手数料ですか。それ何千万ぐらいになると思うんですけど、それは、公演委託料から毎年引かないかんわ。そこでもし松竹が云々するんやったら、穴まくったらええんじゃ、穴。そのぐらいの腹がなくてどうするんや。  いや、失礼、穴まくれいうたらいかんな。どない言うんや、穴まくること。まあ、言うてしもて何やけど。  向こうもね、もう役者が違うんですわ。役者が違ういうたら怒られるけど、変な言い回しやけど、役者が違いますわ、向こうと町とは。(「はい、質問続けてください」の声あり)いや、考えとんですよ。(「失礼しました」の声あり)これね、永遠と続くから言ってるんですよ。今回の一過性の、今回きりやったら何も言いませんわ。それで何回も言うけど、愛之助や中車が来たときに人件費が1人分マイナスになって、あれ聞いて気も動転しとるんですよ。太陽が南からきたといってたわい。  ⑦こんぴら歌舞伎の最大のイベント、今後も維持していく気はあるのですか。幾らいいイベントでも住民の税金を使ってするのはいかがなものでしょう。私が言いたいのは、その限度と甘い町の体質を問題にしているのです。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  さきの質問の回答とも重複はいたしますけども、四国こんぴら歌舞伎は単なるイベントではなく、まちおこし事業としていち早く取り組んだ先進的な観光振興事業として全国に知れ渡っております。また、これは別所議員のところでも答弁したように地域経済への波及効果というのも大変大きく、四国こんぴら歌舞伎をやめるということは、琴平町全体に対しましての大きな損失をもたらすというふうに考えておりますので、今後も継続していく所存ではございます。ただ、先ほどの質問にもありましたように、腹をくくって交渉ということでございますが、過去においても松竹と、もうそれなら一旦やめますかというような話も実際に行っております。しかしこれに関して松竹としてもそうですねと、ちょっとやめますかという話がございましたが、ここで本当にやめてしまったのでは、町の経済効果等々が皆無になってしまうということから、そうならないような交渉を重ねてきたところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町、今あなたが言ったこと最後はもう向こうに見透かれとんですよ。(「腹のうち見透かれとんのや」との声あり)(「不規則な発言は控えてください」との声あり)何か、町長の経済効果が琴平町にあるのは、それをなくしたらいかんいう、そこで穴まくったらええんじゃわい。もう、どない言うんか、これは同じ質問になるんで、もうやめます。小野町長、先ほど私が言ったようにね、約、去年、おととし2,900万の赤出したことあるんですよ、2,900万で、約ですよ。そのときに、旧町内以外か榎井でも五条でも象郷でもいいわ、歌舞伎もうちょっとやめたらええいう声が多いんです。あんたの耳には届かないかもしれませんけどね、歌舞伎をやめてしもたらええがいう声について小野町長どう思いますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい、」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  歌舞伎をやめるということは、もちろん選択として否定はいたしません。しかし、一旦やめてしまうと再開したときには、これはこの間の委員会の中でも山下議員のご指摘にありましたように、再度再開するときには、それこそ足元を見られると、これまで以上に見られてしまうという結果になるというふうに私は考えます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今でも足元見られとるのに、やめたら足元見られる。足元見あいしたらええんですよ。そしたら。今の早30分きよるやないかい。これ今、歌舞伎の分ちょっとおくから、次、公用車いきます。  3、公用車の使用について  次、最近のマスコミ等の報道によりますと、綾川の町長の公用車使用が問題になりました。住民の税金である公用車は綾川町において病院へ行ったり、墓参り、果ては選挙の出陣式または当選のお祝いに使用されたと言います。要するに、綾川町長は、公用車を私物化したわけです。琴平町において、そのようなことはあったのですか。ことし1月からの町長が使用した公用車の運転日誌の提出を求めます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  運転日誌の提出につきましては、事前答弁のときにお配りした資料がそのものずばりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4月の2回、9日、16日に丸亀行ってますよね。日曜日。あれ公用車でどこへ行って、誰とあったんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  私の、この公用車の使用に関しては全て公人として公務に出たものでございます。私人として使ったことはございませんので、それらの会合に関しましても公務上のイベント・事業等に出たものだと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私、日まで言っとんですよ。日曜日、日曜日公人として公務として言いましたけど、具体的に行ってください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  4月9日、丸亀市、これは丸亀市と言いましても旧の綾歌町でございまして、ライオンズクラブの四国大会がございまして、これは琴平町長として来賓として呼ばれた会でございます。9日ともう1日はどれやったかな。(「16日日曜日」の声あり)16日か。この4月16日に関しましては、丸亀の市長選挙が終了いたしまして、丸亀市長選挙が終わったということで、新しく市長に選ばれました梶さんのところに、琴平町長としてご挨拶に参ったという件でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これは、以前綾川町長は選挙の出陣式、当選のいろいろ、小野町長、あなた今そう言いましたけどね、正義の監査請求するから、それだけ覚えといてください。  これ私物化やないな、これ。以前、山下町長がいったんやって、あんた全然性根にいっとらんやん。これいずれにしろ監査請求するから、眞鍋は正義じゃ。  2.琴平町の温泉事業について  平成20年4月から施行されていたこんぴら温泉いこいの湯供給条例施行規則第5条では、温泉の供給を受けるものは、水及び湯を混入し、成分の低下をしてはならないとして温泉水100%のかけ流しをする条件をつけていましたが、現在の智光院温泉も同様の条件をつけているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい、」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  かつてのこんぴら温泉いこいの湯供給条例施行規則の第5条でうたわれとった文言に関しましては、今回の琴平町智光院温泉供給条例及び施行規則には、そのような条文は入っておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  智光院のこの条例の文では、この分で一番新しい例規集の1954ページに第6条に、町長は前項の許可に条件を付することができると書いとるんですよ。この文の、まあええわ。この条件ってどういう条件ですか。そこが問題になるんですよ。どう条件を付けとるかいうことや。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  その他の条件でございますんで、特定の条件でなく、その時々の必要に応じて条件をつけることができるというふうに解釈しております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ちょっと、場所移してもええか。 ○議長(片岡 英樹君)  何ですか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  場所移しても、ちょっと取りにいくんや。 ○議長(片岡 英樹君)  はい。ではすぐに取りにいってください。時計はとめないでいいです。 ○9番(眞鍋 籌男君)  済みません。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、今、私、源泉100%の源泉かけ流しの分でね、これこういうことが出とんです。これはもう定義としてね、これ字がもう本に入ってますから、そこ読みますとね、「2004年6月奈良県の十津川温泉が我が国で最初の源泉かけ流し宣言を行いました。これは地域の温泉施設は、源泉かけ流しをするという極めてハードルの高い宣言です。同じ2004年に新潟県関温泉、北海道川湯温泉、2006年には大分県長湯温泉、北海道摩周温泉、長野県野沢、もうずっとあるんですよ、温泉。源泉のね、何ぼでもかけてもええがということですよ。かけ流し。何でこういうかいうたら、ほんなん温泉まつりやよう来てくれてる人に対してですよ、これを琴平町も宣言したらいいんですよ、こんなん一つのキャッチフレーズいうんか、大きな目玉になるんやから、どう思いますか。
    ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  確かに全国的に100%源泉かけ流しという表示があるということは、私も認識しております。ただ、これをどの温泉地でも適用するかしないかというのは、それぞれの施設側の判断だろうというふうに考えております。本町として以前の、いこいの郷の湯のときにはつけておったということでございますが、当時その制定をしたのは私の前、前町長時代でございますので、その経緯はちょっとわかりかねますが、今回の智光院温泉でそれが入ってないというのは、一つには今回の温泉が冷鉱泉であるというようなこと、どうしても100%かけ流しというのは、自然湧出をし、また温度も非常に高い温泉が湧出し、硫黄等の香りを含めた、そういった温泉情緒という中での効果を狙ったものではないかと思いますが、この智光院温泉に関しましては、前回の反省を踏まえながら確かに今、現在、湧出量に関しては心配ない量出ておりますが、これとて地殻変動によっていつどうなるかわからないというようなこともございましたので、今回の条文からはないというようなことを選択しております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ②、現在の智光院温泉供給条例施行規則では、こんぴら温泉いこいの湯供給条例施行規則第5条の規定していた温泉水100%かけ流しとする規定を削除していますが、なぜ削除したのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほども少しこれに触れましたけども、大きい理由といたしましては、町としてはこの源泉を供給するという大きな役割がございます。その上でその供給を受けたお湯に関しては施設側が、この温泉、源泉をどのように使用するかというものを決めていただくという観点から、智光院温泉供給条例施行規則では規定していないということがございます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、あなたのおっしゃってることは、もう根本的に間違っています。心底間違っています。以前、平成10年ごろに前山下町長のときに温泉をいろいろ出て、そのときは町を挙げて温泉の町いうんで、そのときは紅梅亭から町が買ういうていろいろ方法はとっていましたけど、あのころは、要するに絶対に加水したらいかん、その条例で決めていたんですよ。何で今の条例はそこだけ削除するんですか、不自然でいかんのですよ。つけたらいいんですよ、今すぐでも。のける理由がないもの。(「湧出量ふえとるんやきん。」と言う者あり)湧出量ふえとるとはどういうこと。(不規則発言あり) ○議長(片岡 英樹君)  発言続けてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  わけわからんな。  私ね、小野町長、あなたは本当に間違っていますわ。以前のままね、それ書いとったらええのをね、何かやましい事あるんか何があるんかわからんのですけど、そこ一番肝心なとこのけとんのですよ、それ。のける必要ないんですよ、そんなとこ条例やの。条例いうたらみな命やないですか、町の。それを割愛する、それで削除して書いて丸しとるんですよ。  これなぜ削除したかって、私が質問して小野町長、今言ったように答えてますけど、その考えは間違ってます。  次、小野町長文句があるんやったら言うてきたらええんで、俺に。  ③琴平町は、平成10年ごろから町の事業として、こんぴら温泉郷開発事業を行ってまいりましたが、町の実施する温泉郷として温泉水への加水は禁止すべきではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これも先ほどの回答と同じになりますけども、町といたしましては源泉を施設に供給するということでございますので、加水等々につきましては各施設での判断になろうかというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長ね、今言うたのは間違っています、完全に。どないいうんか、先ほどまで小野町長、これね、直してくださいよ、これ、条例やから。これやったら何ぼ加水してもええがいうことですよ、あんたのこの言い分での、この今新しい分で、前の分と違うんですよ。今までのこの回答、答弁ですよ、③番、琴平町平成10年ごろからですよ。町を売り出すためにで。それも町の公共事業じゃわな、住民の町の金で今回やって売り出すため躍起になっていろいろやっとんですけど、そのときは加水を1滴もしたらいかんいうのを明言しとんですよ。今回のけいう必要ないことは何ぼ加水してもええがということですよ。今回の趣旨ですよ、ここは今回の質問の。だからようけいうて十も何ぼも書いとるけど。今の状態じゃ加水してもええんじゃ。腹立つ、何ぼ言うても腹立つわ、ここは。(「加水しとるんやろ」の声あり)  ④智光院温泉の湯量は、いこいの湯とは異なり、加水や循環使用をしなくても十分な湯量があるのではありませんか。加水率は法定の掲示事項ではありませんが、温泉を売り出しにしている琴平町営温泉では加水をする場合にも加水率を掲示するよう行政指導をできないのですか。2つともに対して、親切でありたいものです。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これも回答が重複いたしますけども、加水につきましては法律上禁止はされておりませんが、施設の判断になろうかと思っております。また、その際には適切に表示をするということがうたわれておりますので、各施設でそれらを判断しているものと理解しております。また、温泉の利用許可につきましては、施設側が都道府県知事に申請をするものでございますので、施設に対する行政指導も都道府県によるものと考えてます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ⑤ことし3月議会の前に配付された平成29年3月定例議会の町政一般報告の温泉使用料によると、町内の11軒の旅館やホテルの温泉使用料は、平成28年11月が2,774トン、日量92.4トン、平成28年12月は2,540トン、日量81.9トン、平成29年1月は2,886トン、日量93.1トンとなっています。この中で最も多い月でも平均日量93.1にしか過ぎません。旅館やホテルの浴槽の体積から見ても日量250トンは必要でないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この温泉の使用の量、「はかり」という量ですね、量につきましてはどのぐらいの量が必要になるかというのは、各施設等々の合計になろうかと思っております。ちなみに、町内の施設においては、循環型の浴槽が多いというふうに聞いておりますので、この眞鍋議員のご質問の数値から考えますと、大体3日に1回の入れかえ作業をしているのかなというふうに推測ができると思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私が言いたいのは、これ水道料金の兼ね合いもありますけどね、加水しとるか違う、前の条例では、禁じられていた加水をしているのではないかということです。(「はい、ちゃんと質問して」の声あり)旅館やホテルはね、使う量が少な過ぎるから、250トンは出るようになっとんですよ、書類の上でも、最低。かなりの差があるからね、使ってる量がね。はい、答弁要りますよ。それは、これは加水しとんでないかという質問や、事件やぞこれ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  加水につきましては、先ほど来ご説明しておりますように、適切な表示をするということが法律上決められております。表示した上で加水した温泉水を供給することは、特に問題とはならないと考えております。なお、この加水表示のない施設については、加水をしてないものというふうに認識しております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、そしたら智光院の250トンいうてね、書いとんですよ、書類に。何で何とか250トンも要るいうた、その根拠を言うとくれ。今やもう100トン切っとるやろ、数字が。何で250トンも要る言うたん、そのときに。(「眞鍋さん、これ町の加水しとるの1軒だけで、ほかは加水できへん。県へ申請しとるん。これ見て町長・・・」の声あり)(「答弁できますか」の声あり)(「できますよ」の声あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  ちょっと若干、答弁の筋があれかもしれませんが、今、外野から聞こえてきたように、我々としても現在11館に供給しております。そのうち加水表示をしてるのは、1軒のみでございます。その他の10軒に関しては加水をしていないものとは考えております。適正な表示に基づいた循環型の温泉を運営しておるものというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  はい、以上。  ⑥平成29年3月定例議会の町政一般報告においては、平成28年11月19日から、同年11月28日までこんぴら温泉まつりを実施していますが、町が実施する温泉郷として観光客を広く集めようとする企画に源泉100%かけ流しではない、薄めた温泉水を提供するのはおかしいのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  このこんぴら温泉まつりの運営につきましては、琴平町観光協会が主催でございますので、そちらのほうの考えを優先すべきであろうかというふうに考えております。この加水に関しましては、我々としては把握しておるのは1軒のみというふうなことでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ⑦温泉を利用する温泉やホテルには、温泉法の規定により温泉の成分等の掲示が必要とされていますが、各旅館やホテルの掲示内容は確認していますか。また、掲示内容がきちんとできているのかどうかの確認をしたことはありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これは温泉法第15条に温泉を公共の浴用または飲用に業しようとするものは、都道府県知事に申請して、その許可を受けなければならないというふうになっております。智光院温泉の成分等の掲示に関しましては、源泉の所有者である本町が専門機関に分析を依頼し、その結果を供給先である各施設に提供し、施設より香川県に申請したものです。施設の温泉の成分等の掲示や、掲示内容については許可権限のある都道府県が確認するものと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのね、わしもちょうどもってないんやけど、これまで公開請求した中に町がもっとるんじゃないですか、その今言いよる都道府県関係なくして、一つ一つの旅館の分で、町が全部詳しく書いたんもってるじゃないですか。矛盾してますよ、言よんが。旅館や成分のもん僕確認してますか言うたら、確認したのをちゃんともっとるじゃないですか。もってるのに私それ見せてもええんやけども、今ちょっともってきてないんで、ちゃんと1軒、1軒全部成分、それが今都道府県やいうこと自体がおかしいんですよ。県や言うことが。これどうしましょうか、これ。どうしましょうかいうんは、課長に聞いてください。ちゃんと琴平町しとるんですよ、1軒、1軒全部、詳しく。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  そういった各施設の表示内容、県に申請した書類が本町にあることも私は認識しております。(「しとるや、何で県や言うんや」の声あり)私、確認したのかということで、最終的な確認は申請を上げた都道府県が権限をもっとるということを説明したものでございますし、各施設が県に提出した成分表に関しましては、今答弁したとおり、町の成分分析結果を各施設に提供したものであるということでございますので、その成分内容は本町が提供した内容であります。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そうしたらいいんですよ。じゃあ町が全然知らんでね、今の答弁では、と思うじゃないですか。知っとんやったらいいんですよ。ちゃんと詳しく書いとるや、細い字でようけ。やっぱり公開請求いうたらおとろしくて何が出るやわからないんですよ。  ⑧町長は、かつて平成24年12月議会の一般質問の答弁の中で、1滴でも温泉水が入っておれば温泉だから入湯税の徴収できるとの趣旨の答弁をしてますが、琴平町の実施する智光院温泉の事業もこの考えで運用するのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この智光院温泉の源泉につきましては、町の所有でございます。また、源泉において加水はしておりませんし、今後もするつもりはございません。もっと言いますれば、加水をする施設自体がないということでございます。ただ、施設によりましては、先ほど申し上げましたように、1施設が、これは多分浴槽の数の問題だと思いますけども、加水表示をした上で加水をしておるということを掲示しております。したがいまして、もちろん我々町としても少しでも多くの温泉を使っていただきたいというふうな思いの中で、今後の運用をしていきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。
    ○9番(眞鍋 籌男君)  はい、以上。(「はい、どうぞ」の声あり)  ⑨智光院温泉の温泉分析書によると、湧出量は毎分319リットルとされていますから、旅館やホテルは温泉水100%のかけ流しをすることはできます。加水を禁止して温泉水100%のかけ流しをさせない理由は何ですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)   (「これ全部、条例に関係してかかってきとんで、町長」という声あり)決して100%かけ流しをさせないというものではございません。それを選択していただく施設においては、そうしていただければよいというふうに思っております。いずれにいたしましても、この判断は各施設の判断になろうかというふうに考えておりますので、ご理解をください。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  やっぱりね、町のあそこの土地やって、三千何ぼで土地買うて、とにかくようけお金を入れて町が主体やからね、ある程度は強引に各旅館やホテルにいかなどうするや。  ⑩智光院温泉は、放射能泉のラドン温泉です。ラドン温泉のラドンは、湧出後空気中に散ってしまいますので締め切った内湯のかけ流しにする必要があります。何キロも温泉水を引いたのでは、ラドン温泉の効用はなくなるのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員のご質問からは、この智光院温泉がラドン温泉とのことですが、確かに温泉として認められる成分としてラドンが含まれてることは事実です。また、議員のご指摘のとおりラドンは湧出後、空気中に散ってしまうということで、時間の経過とともに効能が減少するということも事実であろうと思います。しかしながら、この智光院温泉はラドンのほかにもメタケイ酸とフッ素という成分が温泉の基準値を満たしておりますので、これら3つの成分により温泉法上の温泉と認められているということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ⑪旅館やホテルは入湯税に関する入湯客数等を帳簿に記載する義務がありますが、この帳簿の記載内容を確認したことはありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  本町におけます入湯税の特別徴収義務者数というのは、現在11軒となっております。これらは、その施設によりまして徴収者であります町のほうに記載する義務があるということも事実でございます。その上で、本町におきましては平成28年の5月に、これは別件の調査も兼ねておりましたが、1事業所につきまして職員が出向き帳簿の確認を行ったということはございます。ただ、今後におきましては、別府市等がこれらの実施方法に関しましては先進地的な取り組みをやっておるということでございますので、研究をし検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのね、今28年5月って言いましたけどね、これね、法律ですからね、記載してちゃんとせないかんの、これはこれからも全部の旅館にしてください。いや、ホテル、旅館にね、全部の分にしてください。帳簿のこの合わすのね。お願いします。  ⑫琴平町の実施する温泉事業は多額の税金を使った公共事業ですから、旅館やホテルの自家源泉の場合とは異なり、多くの制約があります。各旅館やホテルのホームページの温泉紹介が正しくなされているかどうかは確認してますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これに関しましては、担当課でまず観光商工課長のほうから答弁をさせます。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、観光商工課長。   (「議長」と呼ぶ) ○観光商工課長(鎌田 健雄君)  失礼します。命によりまして答弁させていただきます。  自社でホームページをアップしている企業につきましては、確認をしております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4、タクテックを相手とする訴訟と温泉掘削の失敗の損害について。  ①町長は、監査委員からの勧告を受けて、タクテックを相手方として一応訴訟の提起をしましたが、訴訟の最終的な結論を得ないまま控訴をしませんでした。監査委員の勧告趣旨は控訴の最終的な結論を得ることだったのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  監査によります勧告につきましては、速やかにタクテックに対し損害の補填を求め、その補填が得られなかった場合には損害賠償請求訴訟を行うよう求める、との趣旨でございました。勧告に基づき訴訟を行いましたが、裁判の結果については非常に残念なこととは存じますが、勝訴には至らず、弁護士を始め多くの皆様方のご意見をお聞きし、判断を覆すだけの新たな材料をもって主張することが困難な状況だと考え、控訴を断念するふうに至ったということでございますので、訴訟は起こしましたが、残念な結果に思ったということで、私と関しましても非常にじくじたる思いで、この判決を受け入れたということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、あなた今、そういうことをぬけぬけとこの場で言いましたね。10対0、小野町長あなたも知っとるやないですか。タクテックが八州試錐に丸投げしたん。丸投げして、契約違反でもう全部ごじゃやないん、あのへんの一連の動き、向こうが。もう情けないというより、控訴したらええんですよ、これ。もうこれ次いきます。  今のあなたの考え方は間違ってるから、それだけ言っときます。  ②タクテックを相手とする訴訟では、町は控訴をしませんでしたが、この温泉掘削の失敗の責任はタクテックにはないと考えておるのですか。あのとき、馬場弁護士は乗り気でした。49万円の訴訟費用は要らないとまで言っていましたのに。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これも先ほどの答弁と重複いたしますけども、第一審の敗訴によりましてタクテックへの法的責任が問えない結果となりました。この結果を受けて弁護士を始め多くの皆様のご意見をお聞きしましたが、判決を覆すだけの材料をもって主張することが困難であると考え、控訴を断念するに至ったということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ということは、私の前で、私もね、これまで裁判20ぐらいやってきとるんですよ。ほかの人に通用しても、わらわには通用せんわな。今言ったように、丸投げは禁止されとるんや、契約違反でこれ。それだけとってもですよ。ほんで、馬場弁護士はね、あの席でね、49万何ぼや。みなおったけん、知っとるわ議員も。あなたもおったけん知っとるとおりでね、要らんいうたんですよ。めったにないことですよ、これは、馬場弁護士は。何でかいうたら、やりたかったんですよ馬場弁護士は。あなたは全然ね、控訴するだけの材料がなかった言いますけどね、馬場弁護士はもっていたんですよ。もってなかったらね、約50万まけてや要らんいいませんわ、あの弁護士やって。それも一切要らんいうて、それは馬場弁護士が何ぼかはネタがあったんですよ。一番摩訶不思議だで、おどら琴平町、今後ないと思うけど、10対0で負けるようなことはあり得ないんですよ、10対0。それは、わかっとるな、私が言うん。  ③ことし3月議会の町長答弁では、温泉掘削の失敗の責任について山下町長に責任があるかどうかは、住民訴訟の判断によるものとしていますが、町長の考えに従って訴訟は進行されていますから、町民のためにも町長の考えを明らかにする必要があるのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましては、現在係争中につきまして、答弁は差し控えさせていただきますが、裁判所の判断が出次第、それに従い適切に対処したいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、それ逃げちゃだめですよ。今のあなた答弁してもね、訴訟に影響なんかあるはずないじゃないですか。そんなことあなた知ってると思いますよ。これ言っときますが、以前も言ったけど、山下町長は自分がしたことは悪いいうの認めとるんですよ。あんたそれほったらかしやな、いつも。本人が認めることないんですよ、こんな場合、よっぽどやない限り。私は悪ございました、言うとるんですよ。30万わしが払う、そこまで言うとるんですよ。それやのに、あんたもう全然ナシのつぶていうか、ほったらかしで、ほんで今言うたら答弁できません言うでしょう。山下町長に何でそんな気兼ねするんですか。気兼ねするから、もう答弁せん。  5、小学校の統廃合について。  小学校の統廃合について、保護者への説明会を行ったとの報告はありましたが、その説明会でどのような内容のものを説明したのか、そのものを言ってください。いつどこで何人集まり、執行部からは誰が出席したのか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  保護者説明会の日程、出席者及び執行部については、保護者説明会の資料のとおりでございますので、既に議員お持ちかと思いますが。  また、報告の内容につきましては、琴平町立小中学校再編改築整備基本方針を資料として用いまして、その内容についての説明を行ったほか、中学校については平成32年度から、小学校については平成33年度からの開校をできれば目指したいという旨の説明をいたしました。保護者からは、質問等がありましたが、特に反対という意見はなく、多かった意見としては、早く進めてほしいとの要望が出されております。さらに新設小学校の計画が決まれば、各種検討委員会等を立ち上げて、校舎や通学、制服、校章などを保護者や先生方の意見を聞きながら決めていきたいとの旨の説明もいたしております。  なお、先ほど申し上げました保護者説明会の資料でございますが、一応質問の中では何人集まり、誰が出席したのかということでございますが、述べましょうか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  資料はそれ委員会でくれたものですね。 ○町長(小野 正人君)  そうです、はい。  一応答弁いたしましょうか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  俺持ってないわ。委員会でくれたんか。  もうちょっとええわ。読まんでええわ。俺時間ないわ。あと、これ大事なこと・・。 ○町長(小野 正人君)  委員会で出したのは、日程と場所でございまして、参加者につきましては人数等は書いておりませんでしたので・・ ○9番(眞鍋 籌男君)  ほんなら読んでください。 ○町長(小野 正人君)  読みましょうか。はい。  4月7日金曜日、象郷小学校PTA役員会におきましては、学校関係者が2名、保護者が9名の出席です。執行部としては、石橋総務課長、前田生涯教育課長、西岡室長、山下主任、大西の5名が出席しております。  次に、4月10日の月曜日、榎井小学校PTAの役員会に関しましては、学校関係者が2名、保護者が7名、執行部からは、大林教育長、西岡室長、山下主任、そして大西の4名が出席しております。  4月11日の火曜日、琴平小学校PTAの役員会、これは学校関係者は1名でございます。保護者といたしましては、役員10名が参加し、大林教育長、西岡室長、山下主任、大西という4名が説明に当たっております。  4月20日の南幼稚園、これはPTA総会でございまして、学校関係者2名、保護者が41名参加のもと、大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の4名で説明をしております。  4月21日は、象小PTAの総会においては、学校関係者が2名、保護者が75名、また同日の北幼稚園PTA総会では、園の関係者が2名、また保護者が20名ということで、これも大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の4名で対応しております。
     4月22日土曜日の琴中PTAの総会におきましては、学校関係者が24人、保護者が131名参加のもと、私と大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の5名が担当して行っております。  4月27日の北保育所、これも保護者総会でございますが、園の関係者が2名、保護者が28名参加し、大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の4名でございます。  5月2日の南保育所、これも保護者総会でございますが、園の関係者は1名、保護者は16名ということで、私と教育長、西岡室長と山下主任、大西の5名で当たっております。  5月11日のあかね保育園、これも保護者総会でございますが、園の関係者が1名と保護者が45名参加し、私と西岡室長、山下主任、大西の4名で当たっております。  5月18日木曜日、榎井小学校PTA、これはこの日授業参観も同時に行われ、その後に説明会を開催していただいております。学校関係者が6名、保護者が13名、大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の4名でございます。  5月26日金曜日には、(「もおええわ・・」の声あり)琴平小学校の授業参観に合わせ説明会を開催し、学校関係者が3名、保護者が66名、これに対しましては、私、また中副町長、大林教育長、西岡室長、山下主任、大西の6名が当たったものでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  地域においてかなりばらつきがありますね・・。この学校統廃合に・・、もうこれでいいです。次いきます。  県下、ナンバー1の町職員の給料の比率について、平成29年3月県の出している香川県市町行財政要覧によると、人件費の比率は21.6%で県下ナンバー1になっています。その原因は何ですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  議員の言われます、香川県市町行政要覧によります人件費の比率というものは、この算出方法といたしましては、普通会計の歳出に占める人件費の金額での比率となっています。ということは、この人件費の比率が高い原因といたしましては、合併せずに単独の市町での生き残りを考慮してきたことや、小学校の統廃合問題、これ本町でございますが、小学校の統廃合問題などにより、普通建設事業費などの投資的経費を抑制してきたために分母となります歳出額が県下で最も少ない、一番少ない少額になったということでありまして、県下で2番目に面積人口の少ない自治体である本町は基本的に必要な職員数の確保の面から比率としては、どうしても人件費が高くなってまいります。  ちなみにでございますが、この普通建設事業費や投資的経費の比率は、本町が格段に低くなっております。これはたとえといたしまして、本町の約3分の1の人口と少ない直島町を例にとりますと、正規の職員数は本町の6割となっており、予算規模は逆に本町の1.1倍であるということでございますので、分母が大きく支出がそれなりということでありますので、人件費比率が12.6%となっておるということでございます。  なお、職員の給料の高さをあらわすと言われるラスパイレス指数は、国の職員を100とした場合に本町は96.0でありまして、県内では三木町の92.6、小豆島町の94.4、土庄町の94.4、宇多津町の95.6に次いでの県下で5番目に低いというふうになっております。いずれにいたしましても、この県のこの算出方法の一つとして、分母であります歳出額が県下で最も少額であるということが、こういった数値に反映されたものというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  歳出額が少ないんやったら、歳出額に見合った職員の数をしたら済むことですよ。なぜしないんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほど申し上げましたように、歳出額というのは、ある程度中長期的な観点に基づいて財政状況を鑑みながら歳出額を決めておるわけでございます。すなわち、本町といたしましては、今後の大きいプロジェクトがあるということから、過度な投資事業というのは抑制をしてきたという要因があります。ただ、議員ご指摘のように、その歳出に合わせた職員にすればよいというのは確かに合理的な考えであるかとは思いますが、事務、事務量等々勘案して、やはりこれだけはそろえておかないといかんなというような職員、また職場というものがございまして、これらが非常に今後もそうなんですが、やはり技術をもった職員等々の不足によりますサービスの低下ということも考えられますので、それらを近年補充してきたということ、また学校等におきましては特別支援等々、以前にはなかった職種というものがふえるということも要因の一つだろうというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私、小野町長の今の話聞いてたんですけど、甘いとしか言いようがありません、私に言わせたら。私が言いたいのは、山下前町長やったらもう六、七年前ですけど、そのときに正社員がね、何ぼいたかというたら121名いたんですよ。あなたに変わるまえ、121名いた。今119名ですけど、臨時職員がふえとるやないか。何でこんなよけ給料とらないかんの、仕事せん職員ばっかりで、いいかげんせないかんで、ほんまこれ。台所いうんか、主婦の感覚でやらないかんわ、もうちょっと会社のそういう経営でせなんだら。それに見合わったようにしないから、あなた県下でナンバー1になるんじゃないですか、こんなとか。直島いろいろラスパイレス指数や出してもいかん、単純に考えたらいいんですよ。これこれの器やから、これこれの中でやったらいいだけでしょ、主婦の台所の感覚でやったらえんや。小野町長、あんたもいかんで。私や小笹や町長選に出る時どない言うたん。給料3割カット言うとるや、2人とも。退職金全額返還、言うとるやないん。あんたはどうなん、善通寺市長より給料高こうて丸どりやないか。いいかげんにせい、ほんまもう。ほなけん、職員もみな甘ったれてしまうんじゃ。仕事せんと給料ばっかりとりやがって、もう。  次いきます。  ②嘱託職員については国家試験の資格を持ったものを専門職として雇うのは住民に対しても納得してもらえます。ただし、臨時職員については、育児や病気等により正職員が勤務できないとき、穴埋めとしてその期間に限り雇用をしています。結局、補助期間については、限度を設ける必要があるのではありませんか。現に山下町長がやめたとき、正職員121名、現在は119名です。しかし、嘱託臨時がふえています。人口ガタ減りの中で町職員が多過ぎるとの声は住民の声です。この声なき声に対して町長は何と思ってるのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  臨時職員につきましては、議員の言われる理由のほかに、先ほど申し上げましたように、ここ数年で導入増加した特別支援教育支援員など、また職務内容、勤務時間、もしくは勤務形態が特殊な職であるために臨時職員を充てることが効率的であると認められる場合などに一定期間の雇用が必要だろうというふうに考えております。職員の数については新たな制度等によって業務量がますますふえる傾向にありまして、減らすことについては非常に難しい課題であろうかというふうには考えておりますが、業務に支障のない範囲で適宜見直しを行ってまいりたいというふうに考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  また、ここのところ新たに職員入れるいう、だめ。今の分をやりくりいうんか、そういうのはできないんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これも先ほど来、申し上げてますように、国のさまざまな制度や本町の課題を克服するために、やはり必要な部署には必要な人員をつけないと、どうしても十分な施策の実行ができないという一面がございます。もちろん無駄に人員をつけることはないと考えておりますので、これも各課とヒアリングを重ねながら、最終的には決断をしてきておるという状況でございます。今後、事務の効率化等々というのも考えながら、組織のスリム化というのが図れる場合には、先ほど申し上げましたように適宜見直しを行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  7、琴中と図書館建設の案について。  ものには何をするにも優先順位というものがあります。確かに、図書館をつくることはいいことであります。琴中はいかがなものかと、私は思います。これは、先日の委員会で、執行部から出された案ですが、今は図書館のことは後回しにして、一日も早く中学校建設に取り組んでください。町長さん、二兎を追う者は一兎も得ずということわざがあるではありませんか。図書館は、金食い虫だというのも知っていてください。要するに、今は図書館はやるべきでない。駐車場にすればいい。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  中学校の基本計画のページ、18、21ページにあります、図書室につきましては、基本構想基本計画アンケートでも保護者からのさまざまな要望が寄せられておりまして、特に子どもたちや地域の人たちが利用できることを望んでおられます。このような要望を踏まえますと、図書室については地域の住民や中学生以下の子どもたちが利用できる施設も選択肢の一つとして考えております。この質問に関しましては、あすの豊嶋議員のところでは、またちょっと違った見方からのご質問いただいておりまして、さまざまな考えがあるんだなというふうに思います。  ただ、眞鍋議員がおっしゃることにも一理ございまして、図書館というのは、図書館を正式につくるとなりますと、多額の経費が必要になってまいります。現在、小中学校、さらには庁舎の耐震化等考えますと、なかなか図書館として一戸建てした施設を設けることはなかなか難しいとは考えておりますが、これは中学校等の建設によって利用の工夫等することによりまして、それにかわるスペースの提供というものはできるんではないのかということで、住民のニーズにお答えしていきたいという思いがございます。  いずれにいたしましても、学校の先生方や検討委員会を通じまして、非常にさまざまなご意見を十分にお聞きして、よりよいものができるように協議したいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、委員会等でみんな議員がどう思ってるか、大体わかってると思いますけど、中学校に関してはみんな一致なんですよ。3小学校向こうへ、苗田か榎井かあっちか知りません、あっちももっていくんやったら、これなかなか決まりませんわ。消極的な意見のほうが多いんやから、議員は。ほんで中学校やったら、私も反対ですわ。賛成もおるけど、私は中学校反対なんですわ。そういうふうにみんなおるからね、合ってくるのは中学校ただ一つ、これは10人が10人にせい言いよるんですよ、議員も。議会のこと小野町長、多少は考えないかんわ。検討委員会検討委員会いうて、神さんみたいに言いよるけど。  8、町職員の挨拶について。  俳句の高浜虚子が、「挨拶にその人の全てが出る」と言っています。そこで思うのは、かつての山下町長は、事挨拶に関してはすばらしかった。先日も葬儀のとき、眞鍋さんお変わりないですかとねぎらいの声をかけてくれました。小野町長、あなたは部下の者に対して、あなたのほうから挨拶なり声をかけているでしょうね。中副町長も大林教育長も部下の者に対して自分のほうから挨拶なり声をかけていることはしているでしょうね。課長としてもこれしかり、課長のほうから部下の者に挨拶なり声をかける、やっているのでしょうね。山下前町長は、今の町職員の挨拶なり声のかけ方を見ると何というでしょうか。  なお、職員が住民に対して軽い会釈は絶対にしないといけませんよ。小野町長、常に挨拶についてどのような指導をやっているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この挨拶というのは、イロハのイであろうかというふうに考えておりまして、事あるごとに指導をしており、課長会等におきましても周知をしておるところでございます。また、電話の応対を含め、接遇マナーについては、常日ごろから職員への指導というものを行っております。また、今後においても電話対応を始めとする接遇マナー向上のための指導を行ってまいりたいというふうに考えております。もし、役場への来庁者に対して接客対応ができていない職員がいるとすれば、研修等を通して公務員としての心得、接遇マナーの向上などを公務員としての必要な研修会の開催を実施し、引き続き徹底した指導を行っていきたいというふうに思っております。  私も含めて職員に対して率先して挨拶をしたいというふうに思っておりますし、廊下等で職員とすれ違うときには、「お疲れさん、ご苦労さん」という言葉を全職員に対してかけとるつもりでございます。今後も接遇対応や指導の意識の充実を図っていけるように率先して挨拶や声かけをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくまたご指導のほどお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  はい、小野町長、あんたうまいこと言うたわ。職員に対して、ご苦労さん、ご苦労さん、それに尽きる。  はい、終わります。ありがとうございました。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で9番 眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了であります。  本日はこれにて散会いたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 2時59分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...