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平成31年 3月定例会(第3日 3月 6日)

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  1. 琴平町議会 2019-03-06
    平成31年 3月定例会(第3日 3月 6日)


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    平成31年 3月定例会(第3日 3月 6日)                会 議 の 経 過    会期 第3日 平成31年3月6日(水曜日)  議事日程(第3号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(山神 猛君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。 ○議長(山神 猛君)  これより平成31年3月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。             (再開・開議 午前9時31分)
    ○議長(山神 猛君)  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりであります。 ○議長(山神 猛君)  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長に報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長西井久美子君)  命により報告いたします。  本定例会に説明員として出席を求めました者は、既にお手元に配付しております名簿のとおりでありますが、生涯教育課、細川課長より、本日の会議を欠席する届け出がありましたので、報告いたします。  以上、報告を終わります。 ○議長(山神 猛君)  以上で、諸般の報告を終わります。 ○議長(山神 猛君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、3番 別所 保志君及び10番 眞鍋 籌男君を指名いたします。 ○議長(山神 猛君)  日程第2 一般質問を行います。  本日は、通告7件のうち、通告順に従いまして、残り3件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は会議規則第55条、ただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許します。  最初に、2番、堀家 正信君。   (「議長、2番、堀家」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  改めまして皆さん、おはようございます。2番、堀家正信でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成31年3月定例会一般質問をさせていただきます。  私は、5月16日に町会議員の任をいただきまして、6月議会、9月議会、12月議会、そして、今回の3月議会で、年4回目の議会を経験させていただいております。まだまだ未熟者ですので、一層の研さんを積んでいきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、通告に従いまして、賑わい作り「街は変われる」、自治会の急激な減少、買田川改修護岸工事、人権活動、役場庁舎、以上の5項目に関連して、てきぱきと進めていきたいと思っております。  それでは、場所を移動して、質問に入ります。よろしくお願いいたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  それでは、質問に入ります。  賑わい作り「街は変われる」。  「街は変われる」という言葉から質問に入らせていただきます。  群馬県草津温泉は日本一の噴出量を誇る名湯で、私も行かせていただきました。温泉街はどこもそうなのでしょうが、一昔前までは団体旅行の行くところでした。2000年代の初めにピンチが訪れ、バブル崩壊とともに観光客が激減してしまいました。そのときに何をしたのか。例えば草津町では、町長の主導のもと外部の都市計画の専門家を招き、湯畑周辺の商店街の反対を押し切り、大きな駐車場を移転、集客力のある施設をつくり、歩道を整備、歴史に根差しながら100年先の街づくり取り組み、危機を脱して今日の観光客を呼び込んだようです。  それでは、幾つか取り上げていきましょう。  まず、我が町にも図書館を。  「我が町の図書館についてみんなで考えよう」のテーマで、1月26日から3回、総合センターフォーラムが開かれ、私も参加させていただきました。私も琴平町に図書館が欲しいと考えている一人なんですが、残念ながら、まんのう町の図書館であったり、丸亀の図書館を利用させていただいております。  図書館とは、本を借りたり、勉強をしたりする場所だけではなく、賑わい作りに大いに貢献しているとの説明があり、意識を変えさせられた思いがいたしました。公営・民営、あり方について大いに議論を深めるべきではないでしょうか。町長のご意見をまずお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山神 猛君)  2番、堀家 正信君の質問に対する答弁を求めます。  町長。片岡英樹君   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  堀家議員のご質問に対する答弁を行います。  堀家議員の「我が町にも図書館を」ということにつきまして、議員おっしゃるとおり、図書館には、町の賑わい作りに大いに貢献する面があると思われております。  本町における図書館のあり方につきまして、現在、琴平町に図書館を作る町民会議が主催となりまして、フォーラムを開催していただいております。  私も一度、第2回だったと思いますが、参加させていただきました。図書館がない町で育った私にとりましては、図書館とはという、あり方の位置づけについて正直不明でありました。本を借りて読んだり、静かに勉強・学習する場所というイメージでありましたが、フォーラムに参加して、図書館とは、地域にとって知的財産の集積地であり、老いも若きも男女問わず、知的欲求を満たし、人が成長する場所であって、また、その地域の歴史民俗などの情報を収集し保存する拠点であるなど、多様な目的や、そうした効果があることを知り学びました。これからも大いに本町にあるべき図書館のあり方について、多くの町民が議論や研究していただき、琴平町らしい図書館の姿を考えていただきたいなあと考えております。  以上であります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  1月26日に総務省地域情報化アドバイザー岡本真氏のお話がありました。  観光の街の図書館として、沖縄県恩納村、恩納村情報文化センター、ここでは図書館の本をホテルに貸し出をしたり、地元の住民しか知らない情報発信の拠点として、観光客の地域での滞在時間を延ばしていただくことに貢献しているようです。  また、2月24日、岡山県瀬戸内市民図書館「もみわ広場館」の館長、嶋田学氏のお話として、ここでは保育園・幼稚園にも巡回図書館を実施した結果、自分で本を選ぶ楽しさ、自分のカードで本を借りる営み、家庭に絵本がある暮らし、信頼する年長者に読んでもらう喜びなどに役立っているようです。  図書館とは「学ぶ」ことをお手伝いするだけではなく、「遊ぶ」「集う」「くつろぐ」「贈る」「育てる」「守る」「信じる」など、様々な役割があります。  また、東日本大震災では、図書館は新聞が読める場所であり、不安な日々の心のより所となりました。  そして、琴平町で図書館を作ることにより、名称の公募であったり、アイデアの募集をすることで、町の名前を全国に発信するよい機会になるとのお話もありました。  情報発信賑わい作り、そして、図書館を子どもたちに残したい、そんな思いを強くしたフォーラムでした。  町民みんなで考えてみたいと思います。いつかできるだろうでは、永久にできません。町民の盛り上がりに期待したいと思います。  そして、フォーラムの中で今後必ず必要になる役場庁舎、学校とのセットで考えた方が、現実味があるかもしれないといった話も出てきました。  いろいろな選択肢で、子どもたちに未来の琴平町を託せる施設を考えてきたいと思っております。今後の検討として問題意識を持っていただきたいと思って、この質問を終わります。  次に移ります。  「マンホールカード」という題をつけましたけれども、これは二番煎じかもしれませんが、先日、綾川町、多度津町がマンホールカードに仲間入りしたとの報道がありました。マンホールカードは、下水道プラットホームが下水道の役割をPRし、観光の振興にも繋げようと自治体と共同で作成しているものです。  琴平町のマンホールはカラーリングされていなく、種類も余りないように思います。  ちなみに、消火栓のマンホールは、消防車がデザインされて、黄色で目立つ色彩をしています。今すぐカードというわけにはいかないと思いますが、今後の計画等があれば、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  マンホールカードといいますと、議員さんは、ご存じかと思うんですけれども、マンホールの蓋の形をキャラクターのカードのようにして、それを配るということで、下水道広報プラットホーム、GKPというところと全国の自治体が共同で制作し、訪れた方に無料で配布するものであります。  平成28年4月1日に第一弾として配布は開始されまして、この平成30年12月に第9弾までのカードが全国で配布されております。  全国で60種類のカードを発行し、累計枚数は290万枚ということで、沢山のカードが配られているそうでございます。  現在は、先ほど申しましたGKPでは自治体からの公募を行っていません。また、登録希望者が多い場合は抽選となるというふうに聞いております。しかしながら、登録している自治体のマンホールを調べてみますと、マンホールデザインをカラーにしているところが殆どでございますが、残念ながら、本町にはデザインしたマンホールの蓋はあるんですが、色をつけたカラーの蓋がないということでありますので、ちょっと登録するのはなかなか厳しいかなというのが現状であります。議員ご指摘のように、下水道のPR、また、観光振興にも繋がると思われますので、そういう今後の課題として捉えておきたいと思います。ご提言ありがとうございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  ありがとうございます。  今、町長がおっしゃいましたように、カラーリングされていなくて、正直言って余り格好いいものではないと思います。ただ、マンホールカードの特徴、今、町長がおっしゃいましたけれども、集める楽しさにこだわったコレクションカードであり、配布場所が限定され、その場所に行かなければもらえることができないなど、マニアのコレクション魂をくすぐるものという特徴もあります。  集めることで発見できる楽しさを意図的に残した設計もされているようです。収集することでカードに隠された記号の意味がわかるような設計もあります。デザインの奥深さや楽しさを伝えることに特化しているなどの特徴があるようです。  先ほど説明がありましたように、現状の寂しい図柄では無理なんでしょうけれども、琴平町には楽しくなる意匠は、たくさん考えられそうです。普段全く気にしていない我々の足元に、にぎわいのデザインのヒントが潜んでいる可能性もあるということで、次の質問に移りたいと思います。  次は、「タイムスリップ」という、ちょっと変わった題名をつけてみました。  栃木県に日光江戸村という観光施設があります。園内に一歩足を踏み入れると、花魁道中があり、侍の衣装を着た観光客が歩き、忍者もいます。建物も江戸時代を再現して、まるでタイムスリップしたような気持ちになれます。  伊勢神宮のお伊勢さんも独特の雰囲気を作り出しています。  倉敷の町並みも散策することが観光の目玉になっているように思えます。  他の観光地と同列に考えるわけにはいきませんが、共通点は、ゆっくりと歩ける町並みをつくり出しているという点です。もちろん町としての施策だけでどうにかなるものではありませんが、琴平町独特の雰囲気が欲しいものです。  こんぴらさんには785段の石段があります。参道ロから1,570段を歩いていただき、きつくもあり、ゆったりとした時間を過ごしていただいて、神様にお会いする清々しさを楽しんでいただいております。まさにパワースポットです。  琴平町には改装したJR琴平駅舎、高灯籠、琴電駅舎などすばらしい施設を生かし切れていないように感じています。道路は相変わらず工事の連続でがたがた状態、琴電前の問題、シャッターの続く町並み、門前町琴平として色合いなど、簡単ではないことを承知して、町長の思いをお聞かせいただきたいと思います。お願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)
     お答えします。  江戸末期に栄えました町は、全国各地に点在しております。そして、その時代からさらに日本経済が飛躍的に成長を遂げた高度経済成長期の約19年間年の間に各地では、地域に根づいた色合いの豊かなものを前面に出して、特色ある町並みを築いてまいりました。  我が町では、そうした背景の中、もう一度、江戸情緒あふれる町並みを再興することが、独特の雰囲気やタイムトリップするような感覚となり、非日常的な世界観を楽しめるスポットとして、人々を魅了する町並みになると確信しております。また、町内には歴史あるすばらしい施設が、ご指摘のように数多くございますが、各施設に応じました関連のカテゴリーを付加価値として設けて、オリジナル地元琴平らしい風情を醸し出すことが、これらの施設をさらに生かすことができると考えております。  既に、県道及び町道の電線の地中化の工事など、景観形成に資するために順次取り組んでいるものもございます。今後も琴平町景観計画に基づいた建築物色彩基準屋外広告物の表示に関する制限を遵守するように働きかけていきたいと考えており、訪れました観光客の方々に琴平町の独特の雰囲気を楽しんでいただけるよう鋭意努力してまいります。  また、ちょっと話は変わりますが、先日、四国経済産業局シンポジウムがサンメッセでございまして、私、参加してまいりました。テーマは「歩く街」ということでございました。ご質問にありますように、本町は金刀比羅宮参拝客を初めとする門前町でありますが、特徴は785段の石段を歩いて参拝することでございます。また、近年、高齢化もあり、楽に参拝したい声が多いのは承知しておりますが、私は、あえて歩いて参拝することにこだわるべきだと考えております。また、参拝するだけでなく、町中を散策したり、多くの町民の方々が健康作りのためにウオーキングしやすくするなど、「歩く」ということをテーマした街創りを一つのキーワードであると私は考えております。歩いてみたくなる街創りの「仕掛け」というものも今後の施策として取り入れたいと考えております。  また、先日、四国新聞主催の「我が町の未来会議」がありまして、その中の一つの提言とありましたのも、琴平町にはいろんな歴史や、昔ここは何であったというものが沢山あるから、それを説明する看板を設置することによって、自然と旧琴平町内だけでなく、天領であったり榎井であったり、また、象郷地域五條地域、いろんなところにですね、その町、その地域らしい歴史を感じる人がたくさん訪れるんじゃないかというご提言いただきました。そうした、わざわざ新しいものを作るのではなく、今まであるものに光を当てることによって、さらに議員ご指摘のように、昔、特に琴平は大きな歴史がある町でございますので、そういったものを醸し出せるようなことにも取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  ありがとうございます。  4月から琴平町景観条例が施行されます。そして、先ほどのお話ありました、四国経済産業局シンポジウムのテーマは「歩く」であったとのこと。歩いてみたくなる街創りの施策は大賛成でございます。とは言いながら、何をするべきなのか、何ができるのか、もっともっと町民、有識者のアイデア等を募集するべきだと思いますが、その点はいかがでしょうか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは、やるということじゃないですけど、ある例で、私もいろんな情報であれなんですけれども、「歩く町を仕掛けにするコンペ」というのがありまして、これは佐賀県の唐津市で行っているんですが、今、議員さんおっしゃるように、全国からですね、歩く仕掛け、歩きたくなる仕掛けを募集したそうです。それによってですね、最優秀になったところの人のアイデアを実際実行して、どういう内容かは今ちょっと忘れましたけれども、それによってですね、たくさんの方がそれを目的に、唐津市を歩くためにしたと。  また、昔からオリエンテーリングとかいう形もあったり、榎井の方では毎年、昔の旧跡地を歩くようなウオーキングとかをやったりですね、やっぱり何か目的を持ってやるということでありますし、先日、報道でもありましたけれども、高松の方で、おうどん屋さんをですね、60キロぐらいかけて歩くんですけど、その間、7軒のうどん屋さんを、うどん屋を歩きながらウルトラマラソンとかですね、やはりそういう歩くことをテーマにして、しかも、その町にしかないものを発見したり楽しみながらするということは、全国でいろんなことをやっておりますので、これは我が町にはですね、小さい町だけどもですね、いろんなところを見ながら、また発見しながら、そういうことに取り組んでいるのはおもしろいと思いますし、募集するということはですね、我々にはわからない新たな発見を外からの、いわゆるよそ者の方からご提言いただくのは僕おもしろいと思いますので、それはちょっとこれから企画して、考えていきたいと思いますのでということで答弁させていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  歩くイコールゆったりということだと思うんですね。こんぴらさんを初め、琴平町ほど観光において、歴史において、コンパクトな町であるがゆえの利点など、すばらしさに溢れ、取り組み次第では、発展を期待できる町は他にないような気がしております。大胆で積極的な取り組みを期待しております。よろしくお願いいたします。  「情報発信」。  倉敷には情報発信課というセクションがあります。SNS、インターネット、ラジオ、テレビなど放送媒体の活用など、琴平町にも今まで以上にアピールできる体制を組んでいただきたい。ホームページリニューアルを初め、リアルタイムに情報を発信できる体制づくり、現代では、いかにして情報を発信できるか、町長の方針の中にも盛り込まれていますが、ここでもう一度お話しいただければと思います。お願いします。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  もっと情報発信をということでございますが、これは私も全く同じ考えでございます。私は、琴平町は、他の市町に比べて小さいけれども、やっぱり先ほど来、議論がありますように、観光地であるという大きな特色があるがゆえに、どうもこれまでですね、観光地琴平ということを情報発信しがちであって、住む町という部分の情報発信が足りなかったのではないかなというのをですね、感じております。ですから、こんなに沢山の観光客の方が来られるのにもかかわらず、残念ながら人口減少がですね、県内でもワーストのほうになるというのも、その一つの要因ではないかなというふうに考えておりまして、その辺でですね、観光地琴平情報発信ということと琴平町と、住む町琴平町の情報発信、それぞれ分けるというわけじゃないんですけど、意識したですね、そういったことを意識したようにして、町外のほうに発信していくべきであると考えております。  そういったことからですね、琴平町の情報発信の一環として、新年度では新たにシティプロモーション事業を立ち上げまして、琴平町の魅力を発信していきたいと考えております。そのために、まず町のキャッチコピーを作ります。また、名札、ストラップ、名刺、封筒、そういったものにも、いわゆる統一感を持たせることによりまして、また、琴平町オリジナルの年賀状、LINEスタンプ等も作成いたしまして、琴平町をもっともっと積極的にアピールしていきたいと考えております。  また、これは、あくまでも構想・研究段階でございますけれども、世界4大企業でありますGoogleとの「地方創生・観光立国推進担当」の方とアドバイザー契約を結びまして、世界への情報発信の全般の強化を図りたいと検討し、事務方で協議を行っているところでございます。  今やデジタルマーケティングの時代でございます。全世界のインターネット人口は、今後も増えていきます。パソコンやモバイルだけでなく、車、ゲーム、テレビなど電源を使うもの全てがネットがつながるIOT時代を迎えるのであります。旅行情報の検索では、パソコンよりスマホやタブレットを使う人が上回っており、こうした端末を使う人々に向けて情報を発信していくことがこれからは重要であると私は考えております。本町でも、これら時代に対応するべく新たなホームページリニューアルを図りまして、町の新たなPR動画の作成、また、その再生回数を増やすための仕掛け、また、SNSを初めとする宣伝にも力を注ぎまして、よりこの琴平町を、情報発信をしていきたいと考えております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  ありがとうございます。  四国新聞に「machi自慢」などが琴平町でマスコミに登場することが多くなってまいりました。また、先日、町長がラジオ番組で、歌舞伎の話をされておりました。すごい宣伝力だなあと感心いたしました。これからますます発信力を努めていただきたいと思います。  その情報発信に関連しまして、昨年4月29日に町民ハイキングが開催されて、私も参加いたしました。まだ議員になる前のことです。  この会は、琴平町教育委員会、琴平町青少年育成町民会議の主催で、毎年実施されているようで、この年は、小学校低学年から高齢者まで、スタッフの職員たちを含めると約40名が参加して、快晴のもと13キロ、昔でいえば約3里の行程を旧丸亀街道を歩き、丸亀城に向かいました。3時間半の行程で、丸亀城大手門で解散。そのときの私の感想が「もったいないなあ」「何でこれで終わりなの」でした。そうなんです。歩いただけで終わってしまったのです。丸亀街道は、こんぴらさんにお参りするための街道であり、現在では金刀比羅といいますけれども、字がちょっと違うんですね、昔と。琴平といいますけど、昔は金毘羅という字を使っていました。そういうことも書いてあるところなんです。  琴平町の歴史を知るための絶好の機会を逃し、写真を広報誌に掲載するでもなく、ただ歩いて終わってしまったことが残念でなりませんでした。これは、ただハイキングに限らず、琴平町の施策全般に言えることではないでしようか。感想、意見、今後の計画など前向きな答弁をお願いしたいと思います。  教育長、お願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  堀家議員情報発信に関連してのご質問にお答え申し上げます。  町民ハイキングについては、自治会の回覧板で募集をかけております。  ハイキングの目的地については、参加者の脚力、所要時間、安全面など考慮しないといけないことが多く、苦慮しているのも事実でございます。  また、毎年、実施時期が歌舞伎の時期と重なるために、計画や準備が大変で、スポーツ推進員の皆様にもお手伝いをお願いしております。  ご指摘いただいた貴重なご意見として受けとめ、計画や募集に生かし、情報発信については、現在、教育委員会情報発信力を高めるために、地域おこし協力隊と協力するなどして、参加される方に喜んでもらえるようなものにしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  教育長、ありがとうございます。  行事は、こなすだけでは味気なく、仕事もつまらないものになってしまいます。目的を同じくして集まった町民、職員たちとの懇親、一体感を作るよい機会でもあります。もう少し工夫していきましょう。同じするなら楽しくやっていきたいものです。よろしくお願いいたします。  話は大きく変わります。自治会員の急激な減少について質問いたします。  自治会員が急激に減少しています。回覧板を初め、日常の情報連絡、地域の見守り、災害時の対応を初め、町民の連携といった意味でも危機的状況だと言えます。近年、特に脱退者が増加しているやに聞きます。現状の報告、原因、そして対応策をお聞かせください。お願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いわゆる自治会問題につきましてご質問いただきました。  自治会会員の減少につきましては、町といたしましても大変危惧しているところでございます。  まず、自治会の現状を申し上げますと、平成31年1月末での町全体における自治会の加入率は64.7%となっております。平成30年度末も同じく64.7%、1年前の平成29年度末は66.2%、そのもう一つ前の平成28年度末では67.7%となっており、毎年少しずつではありますが、残念ながら加入率が減少しているのが実情であります。  この一番の原因といたしましては、亡くなられたりして会員の方が減少しているにもかかわらず、新たな会員の方が加入していない現状があると思われます。本町は、高齢化率も高く、今後もますます人口減少が進むと思われ、それに伴いまして自治会の加入率も、そうした傾向と伴い、減少していくことが考えられます。また、独居老人となり、自治会の会費の納入が厳しくなり、また、自治会の世話ができないがゆえに退会する方も多いとも伺っております。  若い方におきましては、自治会に入らないのも原因の一つではないでしょうか。例え自治会に入ったといたしましても若い方は仕事が忙しく、自治会長は高齢の方が引き受けざるを得ないという声をたくさん聞いておる現状でございます。  現在、活発な活動が行われている自治会は残念ながら一握りであり、運営にも余り力が入っていないところの自治会も多いとも聞いております。これも、そういったところが関係しているのではないでしょうか。  根本的な対応策は、すぐにはないと思われますが、自治会の組織、現在あるそのもののあり方を再検討する時期が来ていると私は考えております。私は、防災対策、また福祉対策、この2つの軸による組織が今後必要であると考えております。他の地域であったり、先進地の取り組みなどを参考に自治会制度についてどうあるべきか、研究をしてまいります。  町といたしましても、新年度予算において、可燃ごみのごみ袋大に「自治会へ入ろう」といった内容のスローガンを印刷しまして、住民へアピールをしようと考えております。これで急激に自治会の加入率が上がると思いませんが、自治会の重要性や行政の取り組みを住民の方に、地道ではありますけれども、周知できればと考えております。各自治会に対するサポートも今まで同様行っていくつもりでございますが、ぜひ議員各位におかれましても、ご協力、また、今後ともよろしくお願い申し上げます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家議員。 ○2番(堀家 正信君)  この問題の解決策は、そう簡単にはないと思います。自治会活動は行政の下請として考えるのではなく、現代の生活が公共的な対処を必要とするライフラインにて繋がり、ごみ問題から街路灯、回覧板までを含めて多くが公共的な事業として行われているだけに、住民の組織的な参加が欠かせません。現実の課題をもとに議論し、協働できる自治会組織を整備していくことは必要不可欠なことだと思います。  自治会は、住居・世帯を単位として組織されています。世帯内の問題は、世帯内で処理をし、自治会は、地域環境の整備や交通安全・防犯・子どもたちの見守りなどという役割分担が行われます。しかし、単位となる世帯の中での人数が減少しており、家庭内での負担が増加しています。当然の結果、自治会への加入率や行事参加者が減少しているという結果につながってまいります。  そして、参加しない理由として、町長もおっしゃいましたけれども、「多忙」という理由と並んで多いのが「地域のことがわからない」ということも上げる方が多いようです。地域では多様な役割を住民みんなで協力して担い合うことが必要です。お互いの負担をならして、無理なく役割を果たし合える関係を築くことができれば、地域で生きる活力を生み出すことにも繋がります。これは役場だけではなく、住民全体の問題、琴平町の問題として今後、検討課題としていきたいと思います。どうぞ皆さんもよろしくお願いいたします。  災害時対応と緊急時対応のための買田川改修護岸工事。  五條地区から金倉川に流れ込む買田川の堤防改修工事が平成29年度に手をつけ、ストップした状態で近隣住民も心配しております。その間にも金倉川との合流地点で浸水、騒動が起き、一部住民から苦情も上がっているやに聞きます。  また、その地域は、消防車両や救急車といった緊急車両が入れない地域となっています。災害面からだけではなく、住民が安心して生活できる取り組みをお願いしたいと思います。  これは琴平町だけで取り組める問題ではないのかもしれませんが、町民を災害・緊急時から守るために何をするべきか、何ができるのか、現状、途中経過を知らせるのも行政の役割の一つかと考えます。行政の中では「これこれこうなんだから仕方がないんだよね」で納得してしまいますが、住民から考えれば、「どうなっているんだろう」と思うのも納得できます。現在、どのような状況になっているか、進行状況をお知らせください。お願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  買田川の工事の件につきましてお問い合わせございました。二級河川の買田川につきましては、香川県の管理・管轄になっておりまして買田川河川改修工事につきまして、中讃土木事務所に問い合わせました。  平成26年度より用地買収を開始し、一定の区間の用地が確保できたことから平成29年度に、当該区間の境界の構造物を施工したところでございます。今年度も引き続き用地買収を進めており、用地取得完了後、町道の落合橋の架け替え工事を行う予定でございます。今後も河川改修工事の推進に取り組んでまいるという報告を聞いております。  以上です。 ○2番(堀家 正信君)  ありがとうございます。  近年の急激な天候変化であったり、毎年のように繰り返す豪雨情報、岡山でのことを考えれば、琴平町は安心だなんて言えない状況になっています。住民の安心・安全を確保するのが行政の一番の役割と考えます。そして情報があれば、住民は安心します。よろしくお願いします  琴平中学校の人権劇を町民一体として、人権を考える機会にしたい。  琴平中学校の人権劇が、昨年11月29日に開催され、私も見せていただきました。1995年の第1回開催から今回で24回目になります。生徒たちも勉強し、工夫し、練習して開催にこぎつけ、すばらしいできだと思いました。父兄も一部来場されていたようですが、生徒たちの努力に報いるためにも町民への周知を増やし、一緒に人権を考える機会にするべきだと考えます。町民に発表会を開放することの是非、周知の方法、今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。  教育長、お願いします。
      (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  琴平中学校の人権劇を町民一体として人権を考える機会にしたいというご質問にお答え申し上げます。  ご承知のように、琴平中学校の人権劇は、1995年に第1回が開催され、本年度で24回目を迎えました。生徒たちが日常にあるさまざまな差別について、その理由や実態を知ることで、その不合理さに気づき、考えを出し合い、話し合う中で、そこから差別はだめだと思える心、相手の気持ちを思いやり、いたわる心を今以上に大切にするため、人権劇を通して訴えています。  豊明支部と連携しながら四半世紀にわたり長く続いている、すばらしい実践であります。この人権劇の上演は、中学生のみならず、広く大人や地域の方々へ発信し、ともに人権を考えるよい機会であると捉えているところでございます。本年度より町広報を通して、町民の皆さんへもご案内をしたところでございます。周知方法についても、今後検討してまいりたいと考えております。  なお、今後も人権劇については検討を重ねながら、引き続き実践していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  人権に関連いたしまして、法務省の人権擁護部から全国の小中学校及び特別支援学校の全児童にSOSミニレターを配布しております。これは、児童が悩み事を文章にて相談するための取り組みです。相談内容は申し上げられませんが、いじめに繋がりかねない内容、虐待に繋がりかねない内容の芽が潜んでいる可能性があります。  昨年度、香川県から東京都に転居した女児が、両親から虐待されて死亡する事件がありました。万が一にもそのような悲しいことが起きないためにも、できる限りの事前の取り組みが必要だと考えます。教育長を初め学校関係者、その他の方々のなお一層の目配りをお願いしたいと思います。  教育長にお伺いしたいと思います。琴平の3小学校、琴平中学校でのSOSミニレターの取り扱い・把握状況を教えていただきたいと思います。お願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  子どもの人権SOSミニレターについてのご質問にお答え申し上げます。  子どもの人権SOSミニレターは、全国の法務局、地方法務局及び都道府県人権擁護委員連合会が平成18年度から実施しているもので、全国の小中学生に配布し、身近な人にも相談できない子どもたちの悩み事を的確に把握し、学校及び関係機関と連携を図りながら、子どもを巡る様々な人権問題の解決に当たられていると聞いております。  本町でも本年度6月下旬から7月上旬にかけ、各小中学校に送られてきた子どもの人権SOSミニレターを全児童生徒に担任から、この趣旨を説明しながら配布したところでございます。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  ありがとうございます。  昨日も3歳の女児が、育児放棄とも、虐待ともとれるような事件が発生したようです。最近のニュースに取り上げられるような虐待等を含む人権問題は、若い世代に関係することが多くなっているような気がしております。学生の家族だけではなく、若い世代にもっともっと関心を持っていただく方法はないのだろうか。それは町内の行事全てに言えることではないかと思います。防災会議や他の集会でも、来場者の年齢層が非常に高齢化しています。若い世代に少しでも関心を持っていただきたい。未来を担う若い人世代に働きかけたい。一緒に考えていきたいと思います。  人権問題は、これで終わります。  最後の質問になりますが、琴平町役場庁舎に関連して。  今回の一般質問しました議員7名のうち、私を含めて3名の議員がこの問題を取り上げております。それだけ危機感を感じているということです。そして、我々が先日行った東京での陳情の際のショックが大きかったことを物語っています。  琴平中学校が改築の真っただ中で、少しずつ校舎の外郭が現れてきています。公共施設個別調査の結果が、3月末に出るとのことで、その結果を待つために公共施設に関する検討が進んでいないように感じてしまいます。小学校問題その他の施設の重要性は重々承知した上で、あえて役場庁舎の建て替え問題をどのように考えておられるのか、再々度質問にはなりますけれども、町長のお言葉としてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  県内で唯一の耐震工事ができていないといいますか、また、見通しが立っていない、計画がないということで、実は、防災の消防長、また、総務省の方からも強く琴平町に対しましてですね、指摘が来ているところでございます。そんな中で、この庁舎の問題については、防災の観点でも大変危惧するところでございます。庁舎の建て替えにつきましては、庁舎建て替え関連の市町村役場機能緊急保全事業について、平成30年度までに実施計画に着手しますれば、平成33年度以降も現行と同様の地方財政措置を講じることとなる経過措置がなされることとなっております。  この事業は、対象要件として、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく事業でありまして、建て替え後の庁舎を業務継続計画に位置づけることが要件の一つとなっております。  近々完成します個別施設計画をもとに、庁舎の建て替えの緊急性や教育施設の統廃合等の優先順位を熟慮しながら、早い時期に結論を出していかなければならないと考えております。決断の時期につきましては、現段階では具体的には申し上げられませんが、新年度の早い段階で議会の皆様、また、町民の皆様にも基本構想等をお示しできればと考えておるところでございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  堀家君。 ○2番(堀家 正信君)  今、町長のお言葉の中にありました「香川県で唯一耐震工事ができていない」という不名誉な称号をいただいた琴平町庁舎です。できない理由を考え出すと、物事は進まなくなります。役場庁舎は、必ず起きるであろう南海トラフ関連の災害から住民を守るために、そして、琴平町を未来に繋げるための最大の拠点になるものです。時間との戦いでもあります。よろしくお願いいたします  最近、外部の方から「役場庁舎は、はっきり言って危ないですよ」といった声を聞くことが多くなってまいりました。私としても、言い訳したいことは山程ありますが、住民でない方からの言葉が突き刺さるのは私だけではないと思います。  昨日の答弁で、一個一個の計画ではなく、町全体のグランドデザインを描き、セットで提示したいとおっしゃっていましたが、それは、そのとおりだと思います。大変な作業で決断力も必要であると思います。個別調査の結果を踏まえて提案をいただき、議論を深めて、琴平町の未来のために何とか形にしたいと思っております。ぜひ早期の提案をお待ちしております。よろしくお願いいたします。  以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山神 猛君)  これで、2番、堀家 正信君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開を10時30分といたします。      休憩 午前10時18分      再開 午前10時30分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(山神 猛君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  10番、眞鍋 籌男君。   (「はい、10番、眞鍋」と呼ぶ) ○10番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従って一般質問します。  1、夜の町役場の照明について。  2、いこいの郷公園の指定管理者について。  3、名刺の図案について。  4、琴平町情報公開条例の運用について。  5、琴小体育館の時計が幾分進んでいるのは。  6、琴平町の高齢者対策について。 ○10番(眞鍋 籌男君)   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○10番(眞鍋 籌男君)  昨年の冬、それは寒い夜のことです。夜の11時になっても琴平町役場の1階と2階に明々と電気がいっぱいついていました。不夜城さながらであります。  琴平町役場も、県下で一番古く、50年近くなります。昼間の庁舎は耐震工事もしてなく廃墟同然で、みすぼらしく、エレベーターも付いていない有り様です。日本中を見渡しても、このような庁舎は、他にあるでしょうか。そう、その琴平町役場が夜になれば形相が一変して、不夜城となるのです。  住民は、11時もなれば寝静まっているというのに、庁舎だけが煌々と電気がつき、異様な光景です。常識では考えられないこと。電気代を何とする。一体何をしているのか。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  10番、眞鍋君の質問に対し、町長の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  眞鍋議員のご質問に答弁いたします。  議員がおっしゃるように、町役場庁舎は、就業時間後の夜も照明がついている日が多いのは事実であります。一体何をしているのかと言われましても、職員が仕事、残業をしているとしかお答えできません。決して電気を消し忘れているのではありません。また、職員は、夜だけでなく、休日の昼間でも出勤し、仕事をしていることも多くあります。役場の事務は、期限付きで処理しなければならないものも多く、そのため昼間の住民さんへの対応が終わってからも仕事をしなければならないケースも多々あることをご理解ください。  現在、庁舎の空調設備は5時15分になると電源を切っており、残業時には、夏は暑く、冬は寒い状態であります。私は、職員の健康上よくないと考え、今年度9月補正予算におきまして、庁舎内の空調整備の事業を議会でお認めいただきました。間もなくこれも稼働の予定でございまして、今は寒い中、残業している環境も改善されると思います。電気代がもったいないということがご指摘でございますが、仕事をしておりますので、ご理解いただきたいと思います。  また、残業の削減につきましては、課題となっていることは重々承知しておりますので、引き続き対応を検討してまいります。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  丸亀の情報センターの業務、要するにパソコンの利用ができるのは何時までですか。パソコン、何時に切れるんや。   (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  住民サービス課長の答弁をさせていただきます。 ○議長(山神 猛君)  住民サービス課長、宮脇君。 ○住民サービス課長(宮脇 公男君)  失礼します。議長のお許しを得たので、説明させていただきたいと思います。  情報センターのパソコンに関してですが、常時切れるのは、業務時間済んで大体30分後ぐらいには切れますが、事前に残業とかそういうので延ばしてほしいという要望があれば、その部分、延ばしてもらうような格好は今とっております。そういう状況です。   (「30分?普通は何時に切れるん?」と言う者あり) ○住民サービス課長(宮脇 公男君)  概ね、業務が5時15分までですので、その後、30分程度したら情報センターの方も職員帰りますんで、その辺で切れるはずになっております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  丸亀の情報センターのパソコンは5時15分に切れるん。   (「15分には切れん。それから30分後に切れる。」と言う者あり)  ただし、何か今言ってたのは、5時15分に切れてでも言うた、パソコンをつけてほしいいうとこに関しては、そうつけてくれるんですね。そう理解したら、ええんやね。 ○議長(山神 猛君)  宮脇課長。 ○住民サービス課長(宮脇 公男君)  失礼します。その業務に関してですが、要は、住民票とかそういう格好の業務に関して。   (「住民票があるわな。」と言う者あり)  住民票関係の業務関係からいいますと、おおむね30分で切れます。  ただ、財務会計という支出命令とかそういうふうな、そっちのシステムが入っとる部分に関しては若干、情報センターの制限の範囲外ではあります。私のほうがさっき説明したのは住基とかそういう格好の、情報センターと住民の異動関係を入力する分に関しては切れるんで、あと延ばしてくれれば、延ばしますという話にはなっております。情報センターの入っとるシステムによって、管轄しとるシステムによって、制限のない部分と制限のある部分がありますんで、その辺はご理解いただきたいなと思っております。 ○議長(山神 猛君)  はい、眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  住民サービス課長が言いましたけど、ちょっと何だかややこしいて、いきませんわ。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきましたので、補足説明させていただきます。  丸亀の情報センターと繋がっている業務につきましては、ほんの一部分でございます。  以上でございます。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  丸亀の情報センターと通じているのは、ほんの一部分。他はもう結構ずっと使えるわけやね。情報センターと通じているのが切れるんやから、5時15分で切れるんやろ。どういうこと。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきましたので、補足説明させていただきます。  情報センターとつながっている部分は、住民票の発行とか戸籍の部分でありまして、行政全体からの一部分でございます。   (「それやったらわかります。よくわかりました」と言う者あり)   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  あのね、わし、何でこう言うかといいますとね、去年の寒い時、冬の。11時ちょっと過ぎとったんですよ。正確に言えば11時10分ぐらいや。1階と2階、煌々と電気がついとん。何ちゅうこっちゃ。そしたら、あれですか。残業の申請、何課から出とったんですか。明々と電気がついとる1階、2階の何課か、言うてみい。1階と2階じゃ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長が説明いたします。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。  眞鍋君、ちょっと静粛に。 ○総務課長(佐藤 任司君)  そうしたら、まず時間外の申請の流れについてご説明申し上げます。  個々の職員から残業の必要がある場合は、各課の所属長のほうに申請をいたします。所属長は、それが妥当という場合には承認をいたします。それで時間外手当の事務のために総務課のほうに最終的に上がってくるような流れになっております。  以上です。   (「最終的には総務課長ですね」と言う者あり)   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  なるほど。残業した、そうしたら1階と2階がね、真っ赤なんですよ。住民はみんな寝よんでな。知らんかよんででも、もうごうごう寝よん、いびきかいて。そんときに役場だけが煌々と電気ついとる。異様な光景ですよ、これ。目の当たりにしてるから言ってるの。  そしたらね、その残業時間で、去年と今年と今ごろと大体、今、1月やきん30年度、去年と比べて残業時間増えとるか、増えてないか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長から。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきまして、補足説明をさせていただきます。  前年度と今年度、比べてはちょっと言えませんけれども、課によって大体、年間で、この時期が忙しいとか、そういうのは大体決まっておりますので、同時間だと認識はいたしております。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  大体、同時間と言ってますけど、それなら、その残業が一つの課に、一人の職員に集中しとるんですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  昨日も議員さんの質問がありましたけれども、どうしてもですね、先ほど総務課長が申しましたように、シーズンによってですね、どうしても忙しい、忙しくないという時期がありまして、例えば今、税務課の方では向かいの、今も行っておりますけれども、確定申告の受け付けのほうを住民の方で今やっております。  その中でですね、私も実は、昨日9時に帰ったんですけれども、役場出たん9時にもなってもですね、2階にも6人ぐらい、1階にも10人程度、残業しておりました。何をしているのかと尋ねたら、昼間に確定申告の住民対応しているので、普通の日常の税務課の仕事をどうしても夜にしなければいけないということで残業しているふうになっておりますですし、また、観光商工課においては、歌舞伎のですね、時期によっては、チケットの采配をしなきゃいけない時期もあったり、その課によってですね、シーズンによって繁忙期になったり、そうでない時期もありますので、どうしても集中しなければならないときあります。  また、総務課でいいますと、給与の出す日の直前になると給与担当の職員がですね、その計算のために、どうしても締め切りの日がありますので、それまでに計算をしなければいけないなど、どうしても今、職員の担当担当によってですね、時間、時期によっては、やむを得ず遅くまでしている現状はあります。それにつきましても、昨日答弁いたしましたけれども、どうしても1人が集中しないような体制作りは今後の課題であると思いますので、議員おっしゃるように、残業が多いというのは、よろしくないというのはわかっております。しかし、現実は、今そういう対応をせざるを得ない状況であることはご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私は、あなた、町長が言ったことは全然ご理解できない。これっぽちも理解できません、なぜか。当たり前のことを言うただけや、税務課やったら、シーズン忙しいわ。いろいろあったら教育委員会、忙しいが。歌舞伎があったら観光商工課、忙しいわ。そんな事、言よんで違うわい。私が言ってるのは、常において、ある課、ある職員に集中していたら、なぜ私がこれだけ言うかいうたら、理由は一つしかないんじゃわい。どの家にも家庭がある。昼間、一生懸命仕事しとったらで、残業してまでする必要ないんですよ、私、言わしたら。それでまだ残業するんやったら琴平町の機能がおかしい。機能自身が狂ってしもうとる。今、あんた勿体ぶってな、税務課ここんところ忙しいわ、確定申告。今がちょうど、税務課か、忙しいわ。それは当たり前やないか、確定申告があって忙しいの。そんなこと言よらへんのじゃわ。  みんなそれぞれ家庭があるんですわ。とにかく今の琴平町のね、この機能、機構いうんか、もっと深いとこでの分が狂うてしもうとるからね、こよになってしまうんですよ。香川県中探しても、11時になっても電気がついとるとこはない。そりゃね、国会やってね、夜間審議あるわ。そんなことはたまにですよ、国会もあるのは。市や町では、香川県では11時10分に電気がついとるとこ、まずない。あんた、あると思うなら言うてくださいよ。あるわけないやない。何故か、みんなちゃんとしとんや、善通寺でもまんのうでも綾川でも、あそこの多度津でもそやけど。  何かね、今の琴平町は異様な、異様な言うんは電気がついとるのも異様なけど、機構そのものがね、何か機能してないんじゃないんか。してないんでないんかいうんは、残業するいうんわで、ある課に集中しとるよう、私、とるんですよ、忙しいとこは。ある課いうたら、その一人の職員が。それで、その場合、総務課長や副町長は残業、部下や。部下が残業しとるとき、総務課長や副町長はおるんですか、一緒に。 ○議長(山神 猛君)
     答弁。 ○10番(眞鍋 籌男君)  答弁要るわ、もうこんな大事なこと。総務課長や副町長は、そのときおるんかというこっちゃ。もう。 ○議長(山神 猛君)  町長。  眞鍋議員、冷静に。 ○町長(片岡 英樹君)  ケースによって、いる場合もあれば、いない場合もあると思いますので、今、残業といっても、いろんなケースもありますので、当然、課全体でやらなければならないときには、上の課長さんもいるときもありますし、その担当しかできない仕事で残業してるときには、その課員1人が残っているケースもあると私は認識しております。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたらね、先ほど私が言った、どの職員、それも1階、2階、ようけおったと思うんです、あの時。どの家庭にも家庭がある、言いましたよね。そのことについてどう思う。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  委員さんらしい、本当、職員さんの健康であったり、家庭のことまでご心配いただくのは本当にありがたいのでございますけれども、説明にはならないかもしれませんが、業務量がこれだけある中で、それを均等割してできたらいいんですが、どうしても先ほど申しましたように、課によってはですね、忙しい時期、忙しくない時期もあれば、昼間が忙しい仕事もあれば、どうしても昼間できないがゆえに、夜に持ち越して仕事しなきゃいうことで、私も結構夜遅くまで、8時、9時ぐらいまでおることも結構あるんですが私は、何をしてるのかいうと、やっぱり昼間いろんな行事に参加してですね、挨拶文を出さないかんとか、決裁をしなければいけないとか、いろいろ調べものするいうときのために、私は残業じゃないんですけれども、遅くまで残っているんですけど、その度に職員さんにはですね、遅くまで残っていることについては、早よ帰れよというふうな話するんですけど、どんな事業をしているのかいうことも聞くようにしておりますけど、もう議員さんのご指摘はそのとおりだと思いますけれども、やむを得ず残業してるいうことについては、私なりには把握しておりますので、決して遊んでいるとか、昼間に仕事を怠けているから残業していることはないということありますけれども、何度も申しますが、今ご指摘のように、少し課によって、また、個人によって業務量、担当している仕事の量が偏っているのでないかいうところについては私も、そういうところもあるので、それをうまく分散なり、少しでも仕事が減るような体制づくりを今検討しておりますので、100%、恐らく日本全国、残業代ゼロの役場はないとは思いますけれども、それに近づけるようにするのは私の責務であると思いますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  町長、あなた、すぐにね、ご理解を願います、そういうこと言うけどね、私は、あんたの言うこと一切理解しない。何や、そのメメチョッもう。これね、あれですよ。普通やったらね、こっち向いて、ように聞かんかい。会社やったら、これ労働基準法でね、パワハラ。そいなんでね、過労死しますわ。わかっじょんかい、俺が言よんを。もう労働基準法には、これ公務員やからね、そこまで企業と違うから、もう限界まで行っとると思う、11時に、あの光景見とる以上は。  これ何と言うか、今、対応の忙しいとこは、それなりに今後において補充する、いや、補充いうか、考えるみたいに言っていましたけど、朝8時半から、5時15分まで仕事して、できんのは無能、能なし、覚えとけ。  そしたら議長、質問としては、タイムレコーダーつける気あるか、ないか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ちょっと総務課長から答弁。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきましたので、補足説明させていただきます。  今、タイムカードは設置いたしておりませんが、出勤簿の方に判こを押しております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、総務課長は、タイムレコーダーはないけど、出勤簿にしてます言いましたけど、出勤簿はもう明治ぐらいからずっとやっとる、わかっとるわ、そのぐらいは。もう時代も変わってきとるんやから、タイムレコーダーする必要も、ここに来てね、わし、特にやかまし言いますわ。そのほうがピシッとする、タイムレコーダーのほうが。どうですか。もう一回。明治時代のことは言うんでない。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご指摘の部分につきまして私もですね、御最もかないうことでございまして、実は、先ほど議員さんがおっしゃったような情報センターのほうにもですね、要はですね、今、全職員が、パソコン1人1台ずつありまして、必ず業務上パソコンを使うがゆえに、よく聞いてくださいよ。スイッチ入れて立ち上げるとパソコンが起動、スタートいたしますけれども、それによって何時に出勤したというふうなシステムも今考えてもらうようにしておりますし、パソコンのスイッチを切ると同時に業務が終わりというふうな形をすれば、タイムレコーダーと同じように、業務がいつから始まって終わるというふうな、そういったものもできるような形も聞いておりますし、今そういった研究もしておりますので、今、タイムレコーダー云々いうこともありますけれども、恐らく議員さんがおっしゃるのは、何時に来て何時に帰ったということがわかるようにせえということが質問の趣旨かと思いますけれども、今はそういうふうなことでデジタル化も含めてやっておりますので、そういったものに代わるものを今ちょっと研究・検討しておりますので、それに代わるものを今やっておりますので、よろしくお願いします。研究しておりますので、そのときにまたお願いしたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  こう言や、ああ言うし、ああ言や、こう言うんじゃけど。あのね、今、総務課長が言うんはで、パソコンはで5時15分過ぎたら一部のちょっとしたところ、そういうのはもう使えんのや、パソコンは。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君、ちょっと間違ごてとっとる。 ○10番(眞鍋 籌男君)  いや、それ佐藤総務課長。住民の分や丸亀の情報の分や言よったでな。意味が分からんわ。さっぱり。 ○議長(山神 猛君)  また後で、詳しく聞きまえ。 ○10番(眞鍋 籌男君)  いや、これ大事なからな。タイムレコーダー、私はもう、この際もう思い切って、付けて欲しい言うとんや。そしたらパソコンしてスイッチ入れたら、それが分かるいうて。ほんで帰りもパソコンで分かるみたいやけど、パソコンはもう5時15分過ぎたら、ほとんど消えるんですよ、もう使えんのですよ。ええ、何これや、そう言うた。 ○議長(山神 猛君)  そこ間違うて理解しとる。 ○10番(眞鍋 籌男君)  間違うて理解しとる。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません、パソコンはですね、1台ずつ町が職員にノート型パソコン、机の上にありますよね、今、職員のところに。それは、いつでもスイッチ入れたり切れたりするのは24時間、極端な話できます。議員がおっしゃるのは、先ほどご質問あった、情報センターと繋がっているのは、いわゆる昼間の時間だけだということでありますので、そのパソコンと個人個人が今活用しているパソコンと、職員がですね。それと、情報センターとつながっているの、話は別ですのでご理解、そこは別ということで、ご理解ください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  もうちょっとね、あんた、ややこしいこと言いますな。もうこれね、じゃあ、もうそんなことよりもタイムレコーダーにしたらいいんですわ。どこの会社でもうそうしよんやから。もう言うてもわからんな、もう。パソコンやそんな事言うたって、俺や詳しないのに、わかりっこないやない。  もうこれ、次、行きます。次、行きますいうて、これ結論はどない出たん。夜の11時頃まで仕事しよるの。それと、8時から以後は仕事せんやん、そいなんある程度、結論出してくれるん。11時、不夜城、不夜城。それでは、いかんでしょう、近所から見ても。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のように、現状はよくない状況であることはわかっておりますけれども、かといってですね、仕事を残して、どうしても、いつまでにやらないかん仕事もあったり、先ほど申しましたように、どうしても今日中にしなきゃいけない仕事もありますので、その辺についてはもう極力、今ご心配いただくように健康面、また、家庭もあるいうことで職員さんにもですね、そういう面はあるいうのは私もわかっておりますけれども、約束はできないですけど、そういうのが少しでもなくなるようには、しなきゃならないのはわかっておりますので、これは先ほどのご提言も含めてですね、課の統廃合をした後にも少しでも、そういう体制できるように今検討しておりますので、ゼロというのは約束できませんが、少しでも遅くなる職員が減るようにはやりますので、それは私の責任であるということでございますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私はね、先ほどの繰り返しになりますけど、やっぱり朝8時半から5時15分まで仕事してるでしょ。それを力いっぱいやったらね、残業する必要ないいうて私は言うんですけど。あなたは、いや、その課そこががいに忙しいときあるんや。部分的にね、税務課、今忙しいわ。そいなん言よん違うんですよ。そんな忙しいんやったらね、ちょっと手助けいうんか、いろいろそこで考えないかんわ、5時までに。普通の企業では通らんのや、これ。役場の、琴平町役場の常識は住民の非常識。いい加減にせんかい。普通のね、家庭やったら電気代がこれ11時まで付けとってみい、もったいないから早く消すんです。役場の何ぼ電気使こうてもね、親方日の丸、ただやきん、自分とこ痛まんからね、好き放題なんや。ほんで、そのくせ仕事がある言よん。朝8時半から5時15分まで仕事したらで、それで片づかん仕事やったら役場の機能そのものが狂るとる。言い訳にいくんやったら、言い訳してみい。ちょっと。普通のね、企業やったら、こんなの通らんのでな、大企業やったら。何ぼそぼそ言よんじゃわ。じゃっ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ちょっと情報じゃないんですけれども、議員さんおっしゃるのは、全職員がそんな遅くまでやってるわけではなくてですね。先ほど来申し上げますけど、その時期、場合によって、遅くまでいる職員がいるということで、一部職員が若干、仕事が集中したり、どうしてもその日に、遅くまでしないと、いけないという現状があるいうことは、ご理解いただきたいと思います。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そうしたらもう私が結論出すわ。これからで、今からで、夜ここ通った時、時間、何時、何時、全部書いとくから。何時まで開いとった、開いとったかいうのを。それで、次の時に再度、これ質問するわ。私が見るからいいな。  2、いこいの郷公園の指定管理者について。  ①昨年12月議会の答弁によると、指定管理者との包括協定書の会費等には、地方自治法244条の2第9項に規定する利用料金に含まれていると答弁していますが、包括協定書16条1項には「施設の利用料金及び会費等は」と規定しています。この場合、利用料金と会費等とは意味が異なるのではありませんか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  包括協定書の会費等というのは、都市公園条例の利用料金の一つであると考えており、議員ご指摘の意味が異なるものではないと認識しております。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これね、地方自治法のね、これ何か利用料金は入っとるんですよ。町長、ここにね、244条の第8項には、これ読みませんけどね、利用料金も詳しく出とるので、訳注にも書いとるんですよ、全部。利用料金言うたら、この例規集やわね。ここにも書いとるんですよ、利用料金。ページ数が2,416から2,418までに。しかしで、会費いうのは一切出てきてないんですよ、会費いうのは。これね、ちょっとね、皆ね、考えたらすぐ分かるんですよ。考えたら。包括協定書にね、書いとるのが間違うとんですよ。会費入れとんのが。向こう気がついてないんですよ、恐らく。ほんで、ちょっと待って、あなたや副長や、それに関連してる人はね、その包括協定書に利用料金が、会費の中、入れとる間違えた、気づいとると思うんですよ。それ思うとるんやったら、今言った答弁にならないんですよ。全然違うんですよ、水と油みたいに。これね、あのう、そこがね、理解できてなかったら、これ議論にならんのですよ、これ、今日は。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次のご質問の答弁となりますけれども、今、認識としては先ほど答弁しましたように、問題はないと考えておりますが、ご指摘のように誤解をね、招く表現であるいうことでありますので、新しい次の現在協議しております、新しい包括協定書には「利用料金及び会費等」というのを改めまして、「利用料金等」ということに記載することでおりますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたら指定管理者はもう町の指定管理者ですからね、町が主導権握らんなといかんのですよ。この前、2、3カ月前に出たチラシが出ましたよ、チラシが。そのときには会費いうて書いとんですよ。「会費」いう言葉、これね、今ちょっと、つい「利用料金等」にする言うたら、その中にもちろん会費が含まれるから、そういう意味だと思いますけどね、その辺は、多少は進歩したんですよ、あんたたちも。しかし、まだわかってないとこかなりあるんですよ。  これ、ですからね、徴収、できないのを徴収しとんですよ。指定管理者とは町の管理者ですからね。そう思た場合で、町が、そこで間違うとるんですよ、そこは。町が、指摘しないことが間違うとるんです。あそこのいこいの郷のパートナーズか。私の言うことわかっとんですか。わかってないやろ。わかるん。わかるんやったらね、言わないかん。徴収できんもんを、徴収しよんやから。金取んじょるんやから。  あのね、パートナーズ、あそこはね、自分の管理やんじょんやったら、かまんのですよ。51億円も、自分とこが金出しとやったらええけども、こっちは今言いよる質問はできないんですよ。町がして、この前まで金利だけ、毎年。金利だけで7億から7、8億、金利だけ。払っとるんや、あれ。ですから、もっと強ように言わないかんのを、あなたたちがピシッと言わんから、こういうふうにでたらめに徴収したらいかん、違法なことをやっとるんですよ。会費いうの使うたらいかんのですよ。それを今、私はこない重たいもの持ってきとうないんですよ、重たいから。そこに書いとるんですよ利用料金、会費が全然出てこないの、この分も会費がないんですよ。全部、利用料金にしとるんですよ。目覚ませ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この質問はもう議員が以前よりご指摘いただいているところでございまして、先ほども答弁いたしましたように、新しい包括書ではですね、「会費」という言葉を除けまして、「利用料金等」ということで、正式な文書には入れます。ただ、先ほど、会費として募集したとしてましても、それは利用料金として町にかわって集めているわけでございますので、議員がご指摘されるように、確かに契約上は、そういう部分では誤解を招くということでありますが、実際のクラブを運営する上でですね、利用者の会員から会費を集めるいうことと、それを利用料金ということは言葉は、表現は違いますけれども、中身は同じでございますので、実際の運用については、是非それはご理解いただきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  町長、この地方自治法やから、これ、国のものですわね。国のものとして、こいなのを参考にして、これを作るわけですけど、ですから、これを参考にしてこの部分にね、ちょっとそれだったら利用料金しか入っていないですよ、これ全て。会費、これにないんですよ、見てください、ちょっと待ちますから。ちょっと待つから、見てくれ。  包括協定書には、さっき言ったいうの書いとんですよ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員ご指摘の部分につきまして、琴平町都市公園条例第10条の3項に、利用料金の徴収方法については、指定管理者が定めるものとするというふうになっておりますので、町が定めております、今ご指摘の別表の利用料金がありますよね。それの範囲の中で徴収方法を「会費」という名前で、指定管理者が集めていることには何ら違法性はないという認識でございますので、よろしくお願いします。条例上、そのように書いておりますので、会費として定めて徴収しているということでご理解ください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  あのね、町長ね、これは国の分を見て地方自治法、これ国からきとん地方自治法。これを見てこれ作ったら正解なんですよ。何ちゃ言よらへんのや。  だけどね、ただ、指定管理者の方はね、会費ぐらい、ここへちょっと1文字でも入れたらいいんですよ、ここに。どこちゃに入ってない。ですから、会費等で、お金を徴収したら駄目、しかし、何ぼ言ってもしますわ。法的違反や、これはほんまの話で、根拠がない。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは解釈の違い、取り上げ方の違いになってしまいますので、ここで〇×クイズではないんですけど、ずっと議論してもあれなので、今ご指摘の条例についても、ちょっともう一回検討させてください。ご指摘の部分で、はいそうですかと私がここで言える問題ではございませんので、ご指摘の部分が必要かどうかいうことも含めて、もう一度検討させていただきますので、議員さんは「会費」という文言がないことは違法行為ということですけれども、それ違法行為かどうかいうことは、私、先ほど申しましたように、指定管理者が徴収方法を定めることができるという中で、「会費」という言葉で集めているいうことで、私どもは問題ないと考えておりますが、その条例と地方自治法の実情を合わせるべきだと、ご指摘については研究させてください。今はちょっと明確な答弁できないことはご理解いただきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  はい、眞鍋君。  これ、次の包括協定でそういうふうにするって言よんやから、少し待ってあげて。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたら町長、これ次に来期いうのは6月にもう一回しますから、今あなた、多少ね、等入れたんは。多少はわかっとるかなと思うんですけどね。それも多少なんですよ、ちょっとわからないとこあるから、次に廻しますからね。  ②本年度からの指定管理者の募集要項でも「施設利用料金及び会費等は」としていますが、この場合、これ同じや、これ。  次、③です。地方自治法や町条例により、施設の利用料金の額は、琴平町の承認を得る必要としますが、現在の指定管理者の利用料金の承認に関する決裁文書はありますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  包括協定書第20条第1項により、指定管理者から毎事業年度開始前に、利用料金についての記載もある事業計画書が提出されており、その決裁処理を行っております。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ④来年度から指定管理者の募集要項では、施設運営権料は「1年間の会費収入総額の5%」としていますが、5%とした根拠は何ですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  前回の募集要項で施設運営権料は、1年間の会費収入総額の5%程度としておりました。琴平町いこいの郷公園指定管理者選定委員会でも、この点について学識経験者のほうからも妥当ではないかという意見をいただいたところでございます。このことから今回の指定管理者の募集要項の条件も、1年間の会費収入総額の5%程度を引き続いて条件といたしました。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これは、ここに「1年間の会費、収入の総額」と書いてますよね。私が言ってるのは、この町の、これね、2,418ページ見てください。例えばやけどね、2,418ページ開けたな。2の分や。そこのね、例えばで、一番下にプール、マシーンジム、スタジオ、浴室あるわね。その中に、これ何か2,700円以下こうやって書いとるわね、2,700円以下いろいろ。これはね、町長、町長、会費で違うんですよ、会費等と入ってないんです。こよんして使う人おるでしょ、利用料金、ここに書いとるわね。こっから書いとるけどね、全部ね。それをここに書いてる13条の、ここに書いとるとおりなんですけど、それ例えばなんですけど、例えばね、今書いとる一番下、分かり易いから、これを持ち出しているんですけどね、2,700円以下とするいうて、これは利用料金はここに書いとるんや。ここに会費総収入やわ、全部の。この中にこれは入ってないんやろ、利用料金は。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のところのですね、上のところに、いやいやもとい、プール・マシーンジム、スタジオ、浴室の4施設を1回利用した場合、2,700円以下とするというふうになっております。第10条の第2項に、利用料金の額は別表3の、今言った範囲の中において、指定管理者が町長の承認を得て定めるものとするというところに合致しておりますので、それは一回一回ですね、例えばプール使うたびに1,000円貰うというよりも1カ月間、例えば5,000円という会費を月会費として決めまして、何回でも使いたければ使いたいという方式をとっているのが今の現状でございますので、それは、この条例上、そういうふうな手続上、問題はないというふうに考えておりますので、ご指摘にあたわないと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これも語句に関してですけどね。今、これ「会費」いうて書いとるでしょ。1年間の会費いうたらね、月謝なんですよ、これ「会費」いうのは。そうしたら、ここに何で利用料金って書かんの。利用料金いうたら、ようけないんですよ、この利用料金いうのは。今見たでしょ、最後のプールや書いとるとこの例えば、そこをね、利用料金をこれ含めて、含めて、文言なんですよ、これ全部。いい加減いうことや。これ町がいい加減か、向こうがいい加減か、どっちがこうなっとんか知らんけどね、おかしいですよ、これは。  町長は、この1年間の会費いうたらね、月謝やわ。会費の収入の総額、総額の5%と書いとるんですよ。語句は、この分は入ってないんですよ、この中には。この考えようけでないんで、この分は、今、私が言ってる分は。これ以内とするか否か。  町長、これ宿題、調べといて。次にまた言うから。あんたが間違っとん、わかっとんや、これ。私、これ、何回も何回も言うけど。何回も何回も読んどん。こっちはヘビ年生まれやからな、執念深いからな。  ⑤来年度からの指定管理者との包括協定書は、本年度中に締結することになりますが、協定書案について議会に報告する考えはありますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  包括協定書の策定過程の説明につきましては、先日の公共施設整備特別委員会にて報告いたしましたが、包括協定書につきましては、現在、案を確定するに向け進めておりますので、その内容について報告する考えでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  包括協定書を作る前の、まだ今のところ、案も出来ていないようですから。できとん。   (「協議中」と言う者あり) ○10番(眞鍋 籌男君)  協議中やろ。それでいいから、案の段階で見せることを約束できますか。案が大事なんや、案が。   (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  締結前には説明いたします。 ○10番(眞鍋 籌男君)  よっしゃ、締結前には出す言うたな。ちょっと待ってくれよ。締結前には出す。これ確約やからな。あんた出さなんだら怒るで。  ⑥昨年12月議会の答弁によると、包括協定書の「会費等」は、琴平町都市公園条例に規定する「利用料金の一つである」と答弁をしていますが、その根拠は何ですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  答弁いたします。  指定管理者募集要項の会費等は、都市公園条例の利用料金の一つであると考えております。ただ、ご指摘のように、誤解を招きやすい表現であるということを踏まえ、新しい次期包括協定書では「料金及び会費等」ではなく、「利用料金等」と記載することにしております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑦琴平町都市公園条例に規定する利用料金の体系と指定管理者作成の料金チラシとは余りにも異なるもので、新年度から公園条例に従った体系を示す必要があるのではありませんか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  このご指摘につきましては先ほど来、議論しているところと同じでございますが、ご指摘については特に問題ないと考え、必要はないと考えます。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これはまた今のは一旦、わかりました。先に急ぎます。  3、名刺の図案の種類をもっと多く、情緒あるものにしてはどうでしょうか。私の手元に今から約15年から20年前の名刺があります。余り名刺を使わない私です。町より200枚単位でもらうので、今だに私が持っているという次第です。観光立町琴平町であります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  私も眞鍋議員のおっしゃるとおりと感じております。以前は観光商工課が作成した台紙を利用し、名刺を作成していたと記憶しておりますが、現在、その台紙は作成しておらず、町職員は、各々自費で作成した名刺を使用しているのが実情でございます。結果、挨拶等で名刺交換を行った際、統一感のない名刺が先方に渡すという現状になっており、私としても何とかしたいという考えでございます。そういったこともあり、さきの堀家議員の答弁でもお答えしましたが、新年度ではシティプロモーション事業を立ち上げまして、その中で琴平町をアピールするにふさわしい名刺のデザイン作成についても新年度で取り組んでいきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、何かシンクロなんとかしゃん、俺、意味わからなんのですよ。何ですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  シティプロモーション事業、それはもう気にしなくていいと思います。カタカナでシティいうのは分かりますよね、町、シティー。プロモーションいうのは宣伝するというか、要はですね、それは気にしないでください。その言葉じゃなくてですね、ご指摘のように、新しい名刺じゃないんですけれども、町のキャッチフレーズを創って、町を表す図柄、イラストを創りまして、そういったものを、町の統一した名刺を作るということで、ご指摘のように、前でしたら、いろんな観光名刺があって配ったんですけど、今ですと、例えば挨拶行ったときに課長が出す名刺、主任が出す名刺、課員が出す名刺、もうばらばらの名刺を出すので、この町どうしたんかなと、やっぱり先方、感じておるので、やっぱりある程度同じような形の名刺を作らないといかんなというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○10番(眞鍋 籌男君)  よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  4、琴平町情報公開条例の運用について。  昨年12月議会の答弁によると、公開条例の33条と34条に規定する「出資法人」「指定管理者」「補助団体等」の制定済みの情報公開制度は、合計20団体あると言っていますが、これら20団体の規程の写しは、どの課で保有していますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の部分につきましては、持っておりません。それぞれの団体において、お問い合わせを願いたいと思います。ただし、本町が公開請求の必要がある場合については、それぞれの団体による公開規定や本町の情報公開条例等に基づき、公開請求を行うこととなっております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  20団体あるいうて、この前、言いよったんやけど、どないしてこれ調べたんですか、20団体がちゃんと公開しとるみたい、条例制定しとるって、20団体あるいうて、この前、言っとる。どのようにして確認とったんですか。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長、答弁します。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  それでは、議長のお許しをいただきましたので、補足説明させていただきます。  これら20団体について、問い合わせをした結果でございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  総務課長ね、いや、違う。総務課長じゃない、これ町長か。  町長、今言うのでは、もう20団体いうたら名前わかっとるんやから、事前に聞いとるから。問い合わせをしたいうんです。電話で。僕は、写しで、ちょっとした書面を言ってるんですよ。問い合わせは、行政はね、書類一枚で人事の異動までできるんです、予算から全て。問い合わせは駄目。ちゃんとしてみんな写し、取らないかんわ、こない、ちゃんと本会議で町長は、20団体は制定したの、はっきり言うとる以上は。不誠実やわ。もう不誠実までこの場で言われたら立つせがないやろ、そっちも。問い合わせ、電話で、ちょいちょい問い合わせた。私は今、写しをこの場で見せてほしいいうことなんや。  なぜここまでして言うかいうたら、私、今までずっと議員生活していたけど、ほとんどは公開請求において知り得た書類が多いんですよ。ですから、こういうことを私、こだわるんです。写しぐらいは、取っとけ。その問い合わせしたぐらいで。総務課長、写し、取れるな。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長、答弁します。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  それでは、議長のお許しをいただきました。補足説明をいたします。  先ほど、町長も申し上げましたとおり、それぞれの団体のほうにお問い合わせください。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今の執行部の答弁では、この20団体、今、私のほうからそれぞれ、もう適当にとれとれって言うんですよ。それ答弁になってないじゃないですか。町長、それで今の答弁でいいんやな。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員ご指摘の質問の趣旨はですね、要は情報公開請求する、運用する上で、どうかということでいうと、町が受け付けしてできる場合もあれば、町ではないところ、受け付けできない場合は直接、情報公開をできる団体に聞くわけでございますので、ご質問の部分については大きな問題はないと思います。運用が問題だと思います。情報公開請求をする方が、どこに請求すべきかという問題が、このご質問の趣旨かと思いますので、そのあたりはご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)
     町長、あなたね、そうしたらね、この前の本会議での制定済のね、情報公開請求は合計20団体ある言うたや。そんなことは言うな、もう、軽々しく。  ②昨年12月議会の答弁によると、20団体以外の団体の公開制度の制定について「必要な措置を講じていますと」と答弁していますが、「必要な措置」とは、具体的にどのような措置をとっているのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  町民等から町へ各種団体に対する公開請求があった場合、町民等への説明責任など公正で開かれた町政を図るため、各種団体の公開規定や琴平町情報公開条例等に基づき情報の公開が推進するよう、措置を講じているところでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、私は、ここに書いているとおり、具体的にどうしているかを聞いているんですよ、具体的に。今、あなたが言っているのは、もうおざなりの、もうその通りのことですよ、それは。歯が浮くようなこと言うても駄目。具体的にどうしているか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  実際、公開請求が来た場合は、条例等に基づきまして各種団体へ公開請求をいたしますが、各種団体は、基本的に行政文書を保持していない、または、行政文書の写し等を町が保有しているため、条例の趣旨にのっとりまして開示できるものと考えております。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私の質問が、これ的を射ていないんかなあ。例えばね、この辺で一番近いのやったら昨日も出てきた、社協やったら、社会福祉協議会ね、そこへ情報公開の制度のそういうなんをちゃんとした書面でね、するように働きかけ、例えばの話ですよ、働きかけなんかしていますかいうことです。あなた、措置を講じてます言うて、この前言うとるんやから。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員さんのほうが精通されてらっしゃると思いますけれども、情報公開請求の基本的なところは、行政文書の公開するものが情報公開制度の基本であると思います。ですよね。   (「まあええ。町長いう通りね。もうこれわかった。」と呼ぶ者あり) ○町長(片岡 英樹君)  ですので、情報公開請求。行政文書を、情報公開の請求があった場合には、行政文書を公開するのが情報公開制度のもとでございますので、町の場合ですと当然、行政文書をそのまま出すわけでございますが、町以外の団体については、それは行政文書であるかないかいうものを、町にあるものは出せますけれども、その先のものについては、それは、そこの団体の文書でありますので、行政文書である場合、ない場合がありますので、その辺についてはケース・バイ・ケースになるということはご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そういうのを言っているのではなく、この前の答弁では町長、講じてます言うてるんですよ、情報公開のね。それやったら具体的にね、今言ったように、例えば社協なら社協、例えばですよ、ほかにようけあるんやから。その数いうたら、出資法人が2で、指定管理者が1で、補助団体等が134も、ようけあるんですよ。そんなものに一遍でいかないにしても、少しでもで、こっち見よらんかい。少しでもで、何らかの奉仕や働きかけているかを聞きたかっただけなんですよ。それしてないなら、してない言うたらええんや、もうごちゃごちゃ言わんと。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど申しましたように、町といたしましては行政文書の管理保管をすることしかできませんし、仮に、それが請求、Aという団体の何か求められても、町にあるものは出せれますけれども、町にないものは、そこの団体あるものを出すということは、それは行政文書違うということで、今の一般論でございますけれども、それはご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  あなたが言うことは全てもうご理解できん。これね、例えば社協やったら社協内で作ったらええんですよ、簡単なことを、公開請求できることを。社協でせないかんで、町とはもうこれね、次、いきますけども、次に置くわ。これ。あんた芯がわかってないきん議論にならんわ。  ③昨年12月議会の答弁によると「いこいの郷パートナーズ」の公開規程4条に請求先は「琴平町」としているのは誤りではないのかという質問に対して、誤りではないと答弁をしていますが、町長は、高松市や香川県の指定管理者の公開規程を見たことありますか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  見たことはございません。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  町長、私、この前、高松市や県の分、見せてあげたでしょう。公開ちゃんとできるの、見たことありません言うて、私はこれ質問で、どよんして確認したんですか、見たことないいうのは、確認は。あんたが確認したん。ニコニコするな。もう必死やのに腹立つ。あのね、これね、県や高松市はあるんですよ。私ね、県もようしとるんですよ、公開請求を。県の公開請求、これ私にしたらね、最低ね、4名ぐらい前に並ぶんですよ、課長から。厳かなんですよ、別室でして。ちゃんとね、宿題。再度、次の機会に質問するから、高松市や県の分を、今の分でもいい、古い分でもええけど、これに類したもの取り寄せといて。聞くだけではいかんのやで、書面でやで。  前にも言いましたけど、これは小野町長のときから言ってるんですよ。例えば住民がで、いこいの郷パートナーズの情報を知りたい場合に、町を通じたらいかんの。何故いかんのかいうたら、これに書いとるじゃないですか、ここの分に、例規集に。もうこれ読まんわ、もう一々。第何条かいうたら、この33条、34条の方の見てくれたらわかるわ。この前読んだんですけど、今日は読みませんよ、もう時間なくなるから。ここに指定管理者やったら必要な措置を講ずるよう努めなければならない。いうて、最後に結びついとるんですよ。これ2の最後わかるね。しとらへんやない、何ちゃ。これやったらしてからで、住民がパートナーズへ直接請求できるようにせないかん。町を通したら駄目なんや。もうそこがわかってなかったら、これもね、これも宿題。ように調べといて。  議長、あなたからも言いなさいよ。今の、これ何でかというと、小野町長の時から言いよんや。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋さんから言うたので十分伝わっていると思います。 ○10番(眞鍋 籌男君)  いかん、いかん、ちゃんと黙っとったらこのままで、いつもこういって出さんのや、これ。いいな。  次、行きます。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  昨年12月議会の答弁によると、町長は「行政文書を持っていない指定管理者」という表現をしています。指定管理者の保有する文書は、公開条例に規定する行政文書とは異なることは認めるのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  はい。異なります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑤県内8市1町では、公開請求者の範囲を制限する合理的な理由のないこととして「何人でも」としていますが、琴平町で請求者の範囲を制限している理由は何ですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  琴平町情報公開条例の目的は、地方自治の本旨に基づき、町政情報の公開を請求する町民の権利を明らかにするとともに、情報公開の総合的な推進について、必要な事項を定め、もって、町民の知る権利を保障し、町政に関し、町民に説明する責務を全うし、町民の理解と信頼を深め、町民参加の公正で開かれた町政の推進に資することを目的とするとなっております。そのため公開請求権については、琴平町に住所を有する者、事務所や事業所を有する者、通勤する者、在学する者及び利害関係がある者としており、琴平町と関係がある全ての者について、情報公開を行っていると考えております。  なお、議員ご指摘の「何人でも」となりますと、琴平町と全く関係のない方からの公開請求にも対応しなければならなくなり、業務量の増加、対応人員の不足等が生じ、本来の趣旨であります町民参加の公正で開かれた町政の推進に支障が出ることにもなり得ることから、「何人でも」とはしておりません。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  それは、あなたの考えです。私は違います。  2019年(平成31年)2月7日木曜日、これね、大事なから読みます。  朝日新聞です。市民の知る権利に応えるために制定された情報公開条例をめぐり、県内の全17市町の内8市1町では、誰でも開示が請求できるのに、残りの8町は、利用を住民らに制限している。専門家は、制限に合理性はなく、行政の情報は全ての人に開かれるべきだと指摘する。  宇多津町は、2014年に条例を改め、制限を廃止、撤廃した。担当者は、町外からも情報公開を求める声があった。情報がインターネットで拡散する時代に、請求者を制限する理由はないと説明する。  県内の全8市も、請求者に制限がない。移住を考えている人や、もともと住んでいる人など、市民以外にも公開すべきだと考えた。  総務省の調査では、17年10月時点で、条例を定める全国の市区町村の内、約半数は、誰でも情報公開を求められる。香川県も14年に条例を改定して、制限を止めた。  こうなっています。もうこれ全部読んみょったら、きりが無いので、肝心なとこだけですけどね。  遅れちゃ駄目。もう全国でも半分はやってるいうて総務省は言ってるんですよ。  これね、本当ね、小野町長の時も言うたんですけど、今だにね、全然進展がないんです。宿題。  5、琴小体育館の時計が幾分進んでいるのは。  先日、防災の話を琴小の体育館でしました。いつ頃からのものですか。他の榎小、象小、琴中等の時計はどうなっているのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  琴平小学校体育館に設置しております時計は、昭和61年度の卒業生による卒業記念品になります。琴小校舎に設置している時計は、平成16年11月に購入しております。時間の修正は個別に、本体にて行うようになっております。榎井小学校、象郷小学校の校舎の時計については、屋外の時計と教室の時計が連動しており、放送室で時間の修正ができるようになっております。琴平中学校の中の敷地内にある時計につきましては、個別ごとの時間の修正が必要となりまして、各教室にある時計についても同様となります。時計の時刻の修正につきましては、適宜対応するようにいたします。  ご指摘を受けまして、現在建設中の琴平中学校の体育館についても、電波時計への変更を検討いたします。また、その他の学校、園、公共施設には、これから建て替えや大規模改修などの適当な機会に順次、電波時計などに、どのようにして、正確に時刻が表示されるものに変更していくことを検討いたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これ今、町長、61年、言いましたね。平成61年いうたら、これ何年前になるんかな。   (「昭和61年」と言う者あり) ○10番(眞鍋 籌男君)  30年以上になるわな。 ○議長(山神 猛君)  昭和。平成言うたで。 ○10番(眞鍋 籌男君)  かなり古いんやろ。これちょっと何年前になるんか分からんが。  なぜもっとはよ変えなかったんですか、狂とるの。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  時計でございますので、正確にですね、示せなければいけないというのは当然ご指摘のとおりでございますが、どうしても電波時計、今、最新型の、今、古い時計でございますので、どうしても時間が進んだり、遅れたりしているというところもございますので、ぜひその辺についてはですね、適宜、遅れているなあ、進んでいるなあいう発見次第、直さざるを得ないと思います。時計が古いといいましても、先ほど申しましたように卒業記念品でありますので、それをもう早々に変えるというのも、やっぱりちょっとなかなか難しかったのかと思いますが、正確に、先ほど申しましたように、これから順次、電波時計等の対応できるように、今後の検討にも入れておきますので、ご指摘については諒といたしたいと思います。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、町長は、これから電波時計に変えていくみたいに言いましたけど、変えていく言うた、もう言いましたね、電波時計に。 ○町長(片岡 英樹君)  検討します。 ○10番(眞鍋 籌男君)  前向きに検討してくださいね。それね、寄附や、そいなん云々よりね、もうとにかくあれですよ、もう変えないかんのは、除けたらいいんですよ、もう古いの。30年以上もなっとるのは。それ狂っとるんやから。時計は、あのね、これ余談になるかもしれないけど、私がね、町会議員に出たわ、28年前に。親父がね、受かったときに、これ言われたんですよ。籌男、おまえ、お金と時間だけは自分自身、律しとけ言うたんですよ。俺、もう時間正確ですよ。金は一円たりとも変なことないんや。  6、琴平町の高齢者対策について。  琴平町の高齢化率、65歳以上の高齢者の割合は、平成27年で38.9%にもなっており、全国平均の27.3%と比べて10%以上も高くなっています。琴平町では、「高齢者支援課」を設置して高齢者対策に力を入れていますが、最も重要な課題は何だと考えていますか。 ○議長(山神 猛君)  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  ちょっと数字なので、まず本町の高齢化率、そして全国平均の高齢化率、そして比較の率を申し上げます。  本町の高齢化率は、2020年には40.8%、2025年には41.8%、2030年には42.3%、2035年度には43.5%、2040年には45.4%と推計されております。  全国平均は、同じく2020年には29.1%、2025年には30.2%、2030年には31.5%、2035年には33.3%、2040年には36%と推計されております。  これによりまして現時点では、2020年度には全国平均に比べ11.7%、2025年には11.6%、2030年には10.8%、2035年には10.2%、2040年度には9.4%、いずれも10%程度の、全国平均より高い高齢化率が見込まれております。このような現状から高齢になっても、いつまでも住み慣れたこの地域で、また、生き生きと安心して生活できるように推進していくことが重要であると考えております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  町長は、もうあんまり先のことは言いません。言いませんけど、2020年、来年です。来年には、琴平町は40.8%、全国平均は29.1%で、もう恐ろしい数字が出てます。後はもう2040年、45.5%も琴平町になるそうなので、もう半分が高齢者になるみたいな予想ですけど、今言いましたのでいいです。  次、行きます。  介護保険の要介護と要支援の認定を受けている人数は、最新のデータでは、それぞれ何人いますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  平成28年度から順次、要介護者と要支援者の人数を申し上げます。  平成28年度の要介護者は485名、要支援者は175名。  平成29年度は要介護者が489名、要支援者は194名。  平成30年度の要介護者は482名、要支援者は170名。  平成30年の12月現在でございますけれども、要介護者は477名、要支援者は170名となっております。  以上のデータより、ここ数年、要介護者、要支援者の数字に変化は、さほど多くないというふうに、データでございます。  以上です。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  次、行きます。  琴平町と近隣の介護保険施設の待機人数は、把握していますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  介護保険施設には介護療養型医療施設、介護老人保健施設、介護老人福祉施設がございます。  介護療養型保健施設は、主に医療法人が運営をしている施設で、医療措置とリハビリを提供する施設でございます。  介護老人保健施設は、病状が安定した方が機能維持・改善のためのリハビリを中心にした介護を受け、3カ月から6カ月で在宅復帰を目指す施設となっております。  次に、介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホームでございますが、介護療養型医療施設は、状態がよくなれば在宅に戻りますし、介護老人保健施設においても在宅に復帰する施設となっております。このような理由から本町において、待機者数と把握しているのは介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホームでございますが、本町にある特別養護老人ホームは約80名、近隣市町の施設においては約40名から500名ほどが待機している施設もございます。  以上でございます。  すみません。特別養護老人ホームは定期的に待機者数を把握しておりますが、申込者数は、同時に複数の箇所を申し込みしておるという現状があり、実際の希望の状況がわかりにくいこととなっております。また、施設の待機者数は常に変化しておりますので、ご家族は必要に応じ、施設に問い合わせしているのが現状でありますので、先ほども申しましたような、幅のある答えになることはご理解ください。   (「はい。」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ④、認知症のような判断能力の低下した高齢者について、町長が成年後見の裁判開始の申し立てをした件数は何件ありますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご存じのように、認知症などの理由で判断能力の不自由な方々は、不動産や預貯金の財産を管理したり、身の回りの世話のために介護などのサービスや、施設への入所に関する契約を結んだり、自分でこれらのことをするのが難しい場合がございます。また、自分に不利益な契約であっても、よく判断ができずに契約を結んでしまい、悪徳商法の被害に遭う恐れもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度となっております。その中で家族の間の関係が弱くなっている場合や、家族間のトラブル、高齢化により支援すべき家族も高齢により支援できないなどにより、成年後見制度の町長申し立てを行っております。  さて、ご質問の申し立ての件数につきましては、平成28年度はゼロ、平成29年度は3件、平成30年度は1件でございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑤琴平町社会福祉協議会の実施してる日常生活自立支援事業によって、サービスを受けている人数は把握していますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  日常生活自立支援事業は、高齢等によりまして、一人では日常の生活に不安のある方が地域で安心して生活が送れるよう、社会福祉協議会が本人との契約に基づきまして、福祉サービスの利用援助や、日常的な金銭管理や重要書類等の預かり、保管などの支援を通して、高齢者の権利擁護を図ることを目的とした事業となっております。  さて、ご質問の日常生活自立支援事業につきましては、平成31年2月現在でございますが、4名の方が受けているということでございます。 ○議長(山神 猛君)  これで、10番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開を13時ちょうどといたします。      休憩 午後 0時02分      再開 午後 1時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(山神 猛君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  8番、今田 勝幸君。   (「はい。8番、今田です。」と呼ぶ) ○8番(今田 勝幸君)  最後の質問者となりましたが、しばらくおつき合いください。日本共産党の今田 勝幸でございます。2019年3月議会の一般質問を行います。  通告にも情勢を述べてからというふうに書いておりますが、その情勢について触れておきたいと思います。  最初に、2月24日の辺野古新基地建設住民投票、この結果は、72%以上が反対の意思を表しました。しかし、安倍政権は、建設を先送りできないという、民意を無視しています。政府の政策判断の基準をなす国政の土台を揺るがす毎月勤労統計の不正問題は、雇用保険や労災保険で2,000万人、被害者送金額で567億円という内容であります。  しかし、安倍政権は消費税増税の根拠に、賃金の上昇で景気は回復し、戦後最長になったなどとしてきました。森友・加計疑惑、この隠蔽、改ざんなどが相次ぎ明らかになった時期が2018年1月から12月と言われています。そのとき厚労省が、賃金の伸びは公表値よりも低いと下方修正をいたしました。2018年1月から2月の間が集中しているということでございます。下方修正をしましたのも、その時期と重なっております。  消費税の増税の根拠が崩れたと、お手盛りと言われている厚生労働省の特別監査委員会の追加報告、これらを含めて組織的な隠蔽を認めておりません。しかし、統計法違反は明らかで、背景に何があったのか、ここが問題でありますし、その責任も問われなければなりません。このような政治、行政の温床には、安倍政権の政治モラルの崩壊が指摘をされています。  10月から消費税10%の増税があります。今、報道にもありますように、相次いでの物価の値上げが報道されているところであります。消費の落ち込みは深刻で、増税でさらに冷え込むと多くの経済人も指摘をしています。この消費税は、弱い者ほど負担が重い、この本質を忘れてはいけないと思います。民商の全国連絡会などで、全商連などの調査によると、流通や商業、サービス業では55%、宿泊・飲食業は80%以上の業者が転嫁できない、身銭を切る、このように答えているそうであります。  社会保障の財源についてでありますが、アベノミクスで大儲けをした大株主、税引き後の当期純利益が12年の19.5兆円から17年には44.9兆円にも増えている大企業にこそ応分に負担をしてもらえば、消費税に頼らなくても財源は確保できると私どもが提案をしています。  私は、今、政治に民主主義と地方自治、ここが問われていると申し上げたいと思います。町民の立場で率直に、今から質問席において質問を行ってまいりたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  質問でありますが、まず最初に、町長の施政方針について質問をしていきたいと思います。  施政方針を読ませていただきました。そこで、政治や行動の根本、その前段に書いてありますが、そのことについては共感をしているところであります。ただ、私は、今日、子どもだけではない貧困の問題、さまざまな格差の問題、人権意識などの問題意識を持って質問をするわけであります。  具体的な質問でありますが、町民の将来に対する不安解消策が、私は欠落をしているのではないかと思います。つまり、医療の問題や介護の問題、営業、暮らしの問題が町政の責務として、どうなるのかという所見をまず伺いたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  8番、今田 勝幸君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今田議員の質問に対する答弁を行います。  私、昨年の6月に町長に就任いたしまして、早や9カ月が経過いたしました。その間、「小さくても、みんなが笑顔で、幸せを感じる町」を理念といたしまして、町政運営に取り組んでまいりました。  施政方針の中で、今年の10月より消費税の増税が予定されておる件について述べておりませんでした。国は、ご案内のように、増税による景気低迷を危惧しており、それに対する施策として、プレミアム商品券の発行、軽減税率制度の導入、キャッシュレスによるポイント還元などが対策として予定されております。全国市町村には、プレミアム商品券の発行が事業として予定されておりますが、詳細についてはまだ、国より十分に伝わっていないというのが現状でございます。しかし、町といたしましては、これをしっかり対応していかなければならないと思っております。  さて、医療や介護など、我々の生活に直結した問題につきましても、貧富の格差が年々拡大をし、生活を圧迫している中、国の制度や施策については、推移を見守り、当町として福祉、教育、暮らしの充実などについて、できることから手をつけ、ご指摘の町民の将来に対する不安解消策につきましては、これまで行っている事業制度を引き続き継続し、「日常の安心」と「明日への希望」という幸せを追及する事業に積極的に取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  消費税絡みの問題については、行政の中でも少し触れておりますけれども、結局のところ、ここは意見が対立すると思います。10%を止めることが一番、町民の立場に立つということが我々の考えであります。  しかしながら、行政の立場もあろうかという思いはしているところでありますけれども、ここには触れませんけれども、その根本的な私どもの考え方の中で、町民の立場に立って、是非あらゆる事業に取り組んでいただきたいというのが要求であり、願いであります。  問題はですね、ここでお伺いしておきたいのは、今このような中で、国政が進める施策そのものを町政がそのまま実施、実行する、それでは余りにも生活実態からして、町民の立場とは相入れないんでないかと。この辺のところをですね、町長自身はどのようにお考えなのか。もっと平たく言いますと、全てが国政上の下請機関にはならないでほしいと。中には、それに斜めから構えて取り組める事業もあるのではないかと。あるいは、そのことが、そういったことをすることによって、町民の願いや思いが実現をするということもあるように私は思うんです。お答えのできる範囲で、思いを述べてほしいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  若干、後の質問に布石かなというふうな感は若干いたしますけれども、国の、どうしてもですね、国の例えば、先ほど申しましたプレミアム商品券についても大変、内部の担当課でもですね、これ、どないしたらええんやということで実際、本当、混乱しております。まだ本町の場合ですと、ここ3年前からですかね、独自の商品券を発行しておりますけれども、発行していないような隣の市であったりすると、果たしてどうなるのかなと。また、個人情報の取り扱いの問題であったり、実際利用する場合ですね、あなたは、その対象の方ですかということがわかるというところもありますし、非常にその辺、本当に国がですね、今、確かに小さいお子さんをお持ちの家庭、また、低所得の方への対策としては、確かに応援というのではわかるんですが、実際の現場のことをわかってるのかなということを本当に共々に、その辺については議論しているところでございますが、かといって、うちの町だけしないというわけにいかないので、その辺はご留意いただきたいと思います。  それと、恐らく、そういう普段の生活、私も施政方針で申しましたように、大変日々の生活も苦しい方々をいかに救っていくかということも大事でございますけれども、その辺はですね、本当、私の政治理念といいますか、根本であります、いただいた税金をいかに活用して、住民サービスで返すかというところを、これはもう本当、口で言うのは簡単ですけれども、それをどのようにして、どこに重点的に、どこに活用していくかというのは非常に難しいところでございますけれども、その辺りはですね、負託を受けた以上、私の責務であるとは考えております。  本当、冒頭のお話ありましたように、今回の沖縄の分についても、これは今後、地方自治と国がどうあるべきかという非常に大きなテーマでありますし、たまたま今、本町では、直接そういう部分はないんですけれども、じゃあ直接投票をした結果が全てであるんでしたらですね、失礼ながら、議会は必要なのかなという議論にも発展しかねませんし、また、地方自治と国政は、どちらが優先すべきかということで、いろんな意味でですね、他山の石とならないように私もですね、いざこの町でも同じような状況になることも踏まえてですね、責任ある立場であることを忘れずに取り組んでまいりたいと思います。とりあえず、ちょっと取りとめなくなりましたけれども、思いをそのまま申しました。終わります。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  率直な答弁だと思います。  私、もう一つ、地方自治の問題にしろ、何にしろですね、要は、これは憲法上の問題が全てにあると思います。そこのところをどう考えるかということやと思います。これは、ここでこれ以上議論しません。それぞれの課題なりのいうのがありということで、やっぱり私が言いたいのは、そういう憲法が暮らしや行政や政治に生かされているかというのを問いたいわけ。そういう立場で見ると全て答えは出てくるのではないかということであります。  それと、町政について、これは特に課長さんたちにもお願いしておきたいのは、そういう立場に立って、思いやりがある政治行政をお願いしたいと。表現で、こんな表現はどうかと思いますけれども、洪水で溺れている人が目の前におっても、縄の一本も、棒切れの一本も、手の届くようなところに投げられない。自分が危ないから素通りをする。そういうことについては、やはり自分が余ほど危険な目でない以上、当然、人としてやるべき立場というのは、そういう人権の問題、もっと言えば、人道的な問題が優先されるべきやということに尽きると思います。人にこれを押しつけるわけにもいきません。私も肝には銘じておりますけれども、なかなか難しいところがございます。  次に移りたいと思います。  2番目の小学校の統廃合の問題の経過と本町の就学前教育、あるいは保育について、町民への説明と、これは関連をしますので、今までの同僚議員の質問等々の中からもありますので、3番目の防災拠点である庁舎問題について、この基本方針、あるいは構想について、町民に説明をすべきではないのかという質問を2つしておきたいと思います。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご質問の就学前教育のいわゆる保育所、幼稚園、また、小学校の統合・廃校問題並びに耐震問題を抱えるこの庁舎の建設の問題につきましては、当町にとりましては、非常に大きな懸案事項であることは承知しているところでございます。そこで、本年度、この保育所・幼稚園・小学校、それから役場庁舎については主要な建物として、まずは、それらのものの建物を公共施設のうち、建物をどうすべきかということを現在検討しているところであります。  そこで、それらの建設につきまして、どこに、どのように、いつ頃に整備するのか、基本的な構想を早く策定し、議会を初め町民の皆様にも、多くの方々にご理解を得て、新年度早々にも取りまとめたものを示したいと思っております。それにより、総合的基本構想から各施設を順次、財政を鑑みながら、基本構想、基本計画、実施計画などの策定を順次進めていければと考えております。  近々完成いたします「個別施設計画」をもとに、庁舎建て替えの緊急性や、先ほど述べました就学前の教育施設並びに小学校の統廃合の優先順序を熟慮しながら、早い時期に結論を出していかなければならないと考えております。  町民の説明につきましては、町の方針が固まり次第、議会、また町民に説明することは予定しております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  私の感想、全体の流れは、同僚議員の質問と同じ内容です。  それはそれとしてですね、私、今の時点で、こういった問題については、やっぱり節目節目で説明をきちっとすべきだと思います。というのは、あれから約1年以上ですね。その間、やっぱりいろいろな問題も、新たな問題も加わってはきておるわけですけれども、端的に言いまして、私は、小学校の問題については、整備的にはもう終わったという状況も一面、見受けられる、これはね。中学校に移行した時点と、それからしばらくして後の問題を考えると、それは話が進まなかったという問題を考えると、もう整備的なものは終わったと言っても言い過ぎではないという状況だというふうに認識しております。ですから、これは仕切り直しが必要だという思いから、こういう説明をしてほしいという話をしたわけです。  それと、この庁舎の問題については、あわせて言いますけれども、近年の台風や豪雨の問題からして、テレビで報道される庁舎、役場が機能しなくなった時点のことを考えたときに、相当これは琴平町の流れが変わるよという思いがしました。町民の意識の中に、そう変わってきていると思うんですね、それは。ですから、そこのところが、大事にしなければならないし、庁舎というのは先ほども言いましたように、防災の拠点である司令塔であると。そこがなくなると要は、お城がなくなって、殿さんがどこおるかわからんようでは戦争にならない、国が治められないという問題と同じですから、やっぱりこれは安心を、町民に本当に安心を持ってもらうというのは、それをやっぱり確保して、そこから適切な判断と行動を示すことやというふうに思っています。ですから、これは、やっぱり急がなければならない問題だというふうに思います。  私は、先ほど来、問題になっておったわけですが、市町村役場の機能保全の問題については、私は2月の中旬ごろから、ちょっとこれ、国の方が延びたなというのを知っておりました。だけども、これをやっぱり使わざるを得ないのではないかという思いが強くします。十分にまだ時間的には間に合うという私自身の判断でありますけれども、やりようによっては間に合うということでありますので、そういう方向に舵を切るのは正しいのではないかというふうに求めておきたいと思います。いかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  昨日来の同じ答弁になることはご了解いただきましてですね、私自身も、たくさん聞くのは、一つはですね、なぜ小学校と中学校を一緒にしなかったという意見。それから、小学校あれだけもめた、もめたといいますか、いろいろ検討して進めていたのに、なぜ中学校を先やって建設をするのかという意見。それから、最近やっぱり、今まさに議員おっしゃるように、役場はほんまにこれでええんかという、以前は、表現悪いですけど、役場なんか、もう後回しやというのが、もうほとんど体制で、まずは学校じゃというのが多かったのがですね、やはりここ数年の災害を町民の方も感じているせいか、やっぱりほんまにこの役場でええんかということの意見もたくさんあります。それは感じております。ただし、やはりそれを一気にやると、それか、保育所、幼稚園が先じゃないかという意見もちょっと聞きます。  やはりその辺ですね、ちょっとお時間かかっているとこについてはもう、申しわけないなと思うんですけど、やはりここまで来た以上、私は、多分、前回の委員会で議員がおっしゃっていたと思いますけど、やっぱり住民説明はしっかりしていけというのもありますが、ある程度この10年間で、今言う、特に小学校であり、保育所、幼稚園の問題については、ある程度、住民の方にも、もういい加減にせえよということで、改めてまた審議会を開くよりもですね、まずは町の方でですね、これまでの議論なり、これからの展望を考えた上で、一つの案を示した上でですね、それについて説明をして、ご理解いただく方法をしないと、恐らく相当の時間がかかってしまうとですね、もちろん無駄なことはしてはいけませんが、そのあたりはですね、省略するわけじゃございませんし、手を抜くことはございませんので、まずは議会の皆様方のご意見を十分鑑みた上で、住民の皆様に示していくということの過程は、これを外さずに進めることはできないと思います。  そのためにも、何度も同じことを申し上げますが、こういうパターンだと、これぐらいの経費がかかると。それだったら財政的に何とか町としてできるから、こういうふうにやらせてくれということを示さないとですね、今までのように、まずは小学校やるんだ言いながら、いや、先、中学校ぽんとやったりすることが、ちょっとちぐはぐなところにですね、町民の方に、本当に琴平町大丈夫かという不信感を与えれていることをすごく感じております。  その辺を反省した上で一つのセットとして、どこに何を建てるということを示すことで、一つの安心感を持っていただいた中で、建設の順序につきましても、どういうことになるか、今はちょっと白紙でございますけれども、あわせてそれを示せたらなあというふうにありますので、ご指摘の部分、重々鑑みた上でですね、慎重にかつ丁寧にはしなきゃいけませんけど、早く皆様にお示しして、またいろいろ協議した上で、住民の方にも示していきたいという、そういうのが私の流れでございます。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  町の方針も確定をしてというところも大事かと思います。ただ、もう一遍だけ強調しておきたいのは、節目節目の説明というのは十分に考えていただきたい。私にとっての節目と行政側にとっての節目は違うかもわからない、実はあります、節目というのはね。一つ一つ節目で力を入れる部分とか、入れない部分というのはやっぱり必要になってくるのは当然でありますから、その点の説明をきちっとやっぱりしておくべきだと思いますし、今からも双方型ということで求めておきたいと思います。  今の説明の問題についてはそうでありますが、以後の問題についてでありますが、私は、公共施設については、かつての昭和の大合併のしこり、3地区プラス五條が入ります。この辺のしこりは十分にまだ解消されていない。まだ何十年か続くのではないか。そうすると、私は、住民の声というのを聞きながら、どうかという問題が出てくる。小学校については、文化伝統の問題であるというものではございます。  その他の問題等々を一緒に考える中で、これだけお願いしておきたいのは、一定の公共施設のバランスですね、バランス。大なり小なりいろいろあると思いますけれども、バランスは大事だと。これは将来の琴平町をどう創るのかという問題と一緒に考えないといけないと。ですから、このバランスをよく考えていただきたいということをお願いしておきます。これは、それぞれの出てくる中でのバランスもありますし、今後の問題も出てくるので、バランスだけはお願いしておきたいというふうに思います。これは、答弁は要りません。結果を見なければ判断できません。お願いだけしておきます。  それと、小学校の問題について一言、意見を述べておきたいと思います。  統廃合、統合の問題については、私は、少人数学級が基礎だというふうに私は思います。今でも全国で35人学級、30人学級というふうな流れもございますけれども、やっぱり少人数学級で子どもの基礎学力が、それを十分に見ていくというのが本当に、今からの子どもの能力について大事なんじゃないかというふうに思います。  上段でさっきもパソコンの話をちょっと出しましたけれども、パソコンはあくまでも道具ですから、使う人間の能力を高めていかないと、それは人間でなくなる恐れもありますので、そういうことをきちっと、使える技術でなく、能力を勉強させるような学校生活になってほしいというふうに思っておりますので、こういう意見を申し上げておきたいと思います。  次に移りまして、新規施策と主な事業を中心に語られておる、この所信表明でありますけれども、農業と商工業がもう基幹産業ですけれども、この辺がやっぱりちょっと手薄なんじゃないかということで、4番目の質問をしておきたいと思います。この農業、商工業の重点施策というのはお考えでしょうかということであります。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答え申し上げます。  農業振興対策についてでございますが、本町におきましても法人化や、若い新規の就農者も見られますが、高齢化が進み、担い手の不足が懸念される中、国においては、このような状況を鑑み、6次産業化などさまざまな施策を行っておりますが、本町のように水稲を中心に、夏はオクラ、冬は麦、ニンニク、ナバナ、レタス、ブロッコリーなどを取り入れた家族経営が主な作付体系では、規模の拡大を進めるにも、期間限定の労働力や収益性など、さまざまな課題がございます。現在、地産地消を目的に定住自立圏で、農業者と商工業者とのマッチングであったり、福祉分野との連携などを行っておりますが、今後もその時々に県並びに近隣市町、また、JAと連携を図りながら、農家のニーズに沿った指導・助言を行い、さまざまな施策を行っていきたいと考えております。  次に、商工業対策についてでございますが、これまで創業支援に関する窓口は商工会のみでありましたが、まずは、町としても早急に創業支援計画の策定の上、町や商工会、そして金融機関との連携を図り、創業者への一体的な支援体制を構築するため、観光商工課内に連携の窓口を設置し、各支援機関と相談しながら、各種支援制度などの情報提供ができるようにしたいと考えております。その上で、ニーズに応じた補助金等の支援策を検討していきたいと考えております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  答弁をいただきましたけれども、農業の問題について私は、観光の、あるいは買い物難民の問題も含めた、今、朝市が一之橋公園で行われておりますけれども、私は、ああいった施設なり市場がですね、旧町内については必要なんだという思いがしています。それは観光客をターゲットに十分にできるわけでありますし、地元の皆さんも足を運んでいただける。それによって買い物が日常品も含めた、食料品も含めて買い物ができると。できれば常設でという思いがするわけでありますが、そういった方向に、是非あれを、育成をしてほしい。  買い物の問題についてもですね、トラックとか移動の販売もありますけれども、やっぱり足で歩いて、出歩いて交流をしながら買い物をするというのが、年が寄っても、それは欠かせない、生きていく証なんですね。ベッドの上でずっと、幾らいい物を食べさせてもらっても、それはそれとして、いまいち生きている感覚としては乏しいのではないかと思いますので、是非それが長続きするように、するためには、今の琴平町内の商店数、小規模なあるいは飲食店等々の小売業者が少なくなってきている状況の中で、そういうふうな方向が正しいのではないかという思いがしております。是非そういった方向に、町長はどうお考えなんでしょうかということをまず、そこのところ、やっぱり鍵になると思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の朝市の件でございますが、実行委員会制度でございまして、社会福祉協議会であったり、観光協会、また、商工会、もちろん町といたしましても、観光商工課、高齢者支援課も、その実行委員会のほうにも参画しておりまして、まずは4週間にわたって運営しました。私もちょっと全て行けてませんが、何度か足を運んでですね、特に、たまたまお越しいただいていたご近所のご年配の方と、いろいろご意見いただきました。  今ご指摘のようにですね、私、年いったけど、ひとり暮らしやけど、こうやって家から出ること、それから、自分で材料を買って御飯を食べること、これが何とか防止になるんやというふうな声もありましたし、せめて肉、魚、野菜、これをですね、週に一回でもおったら、ひとり暮らしやし、ふたり暮らしやから、1週間に一遍でいいんやと。気軽に買えるようになるだけでもええんやし、またここ来たら、また近所の知らん人と会うて、ちゃばちゃば話するのも楽しみやと。  なるほど、そういった面でですね、試験的にやってみたところ、そういったご意見もありますし、逆に、いろんなパターンで開催したときに、どしたんな、今日は魚がないんなぁというかいうふうな話も聞きました。やっぱりその逆に期待していただけてる声もあるなということありますけど、何せこれはやっぱりなかなか、今、議員言われたように、商売でありますので、やっぱり商売として、生業として成り立つには、ある程度の売り上げがないと、なかなか厳しいかなというのが本音です。  チャリティーですと単発でもできるんですが、そのあたりが僕も現場を見ながらですね、難しいんじゃないかなと思いますので、とはいえ、おっしゃるように、もう町としてほっとくわけにいかないので、今、私が聞いてる限りでは、何とか毎週開催できるようにということで、当番制で、その中に町の職員も協力するということで、あそこの一之橋公園の管理の支援と、毎週開催するに当たってのお手伝い等を町職員もするというふうなことを、報告を受けておりますので、ちょっとまだもう少し推移を見ながらですね、観光客ももとより、まずは住民の方にですね、喜んでいただけるようなものになりまして、ある程度安定すればですね、あそこの手狭である一之橋公園のあり方、また、もっと使いやすいものにもしていきたいというのはありますけど、まだちょっと試験的かなと思いますので、逆にまた、いい意見ございましたら、ご提言いただきたいなと思います。私は、思いは以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  是非常設が望み、そういう方向がな。まずは、今の状態の中で試験なら試験、あるいは毎週1回でもいいと思いますけれども、やっぱりそこに観光客をどうターゲットにするのかというのは、私、県の観光案内所のときもちょっと提案をしたことありますけど、250万の観光客を相手にした県内の物産展をここでやったらどうだという話と同じですね。その小型版として、町がやりました、町として、買い物難民の解消も含めて、どうできるのかというのはセットにすべきだという思いであります。  私は、琴平町内に好きな人もたくさんおるだろうし、その観光客の新しい、年間、二百数十万人の観光客をターゲットにしながら、ちょっと手広くというのか、そういう思いの人も、ひょっとしたら出てくるのではないかという思いもします。  あるいは、外から来るかもわかりませんけれども、いずれにしても、琴平町内に目玉の商店がないというね。旅館はありますけれども、そういったものがないということも含めて、是非そういう施設を長続きさせ、存続させて育成をと。これは、将来展望としてきちっと、ずっとやっぱり課題として持っていってほしいし、今も行政が一枚かんでいるようですので、それを絶やさずに育成していってほしいという思いを強調してお願いしておきたいと思います。  次はですね、これに関連しまして、今年の4月から町の琴平景観条例が動き始めます。これについて一つだけ質問といいますか、お願いといいますか、しておきたい。  これは、景観条例によって形成、色の問題とかそういうのは建物も含まれるんですけれども、形成推進事業補助金が予算化するようですが、私は、もっと大きい建物、例えば、内町と神明町にある民家の家屋の木造といいますかね、木造の古い建物ですね。もう名前言いますけれども、虎屋さんとことか、隣のこんぴらうどんさんとか、まだこっちのほうに、元の備前屋さんとかそういうのもありますね。神明町あたりにも二、三軒あるわけですが、この人たちの、これは先代のときから、あれは、私がここで住んどる間は、こういう町を創りたいので残すんやということで、頑張って残してきた家なんですよ。  ある人が聞いた話ですけれども、今田さん、それは、今は、わしが持っとるきにこうやけど、息子の代になったらわからんぞと。維持が今ごろ大変やない。そうすると、この景観の中で琴平町の歴史や文化、伝統が本当に途絶えるのかなという心配はする。新しい景観条例の中で、そういったことが私の認識では全く将来的に、次の段階みたいな形でふれられていないというふうに思っています。  色の問題と広報看板の色とか、そういった建物の色とかについては、これはそれでいいんですけれども、もう一つ、そこら辺のあたりを行政としてどのように見ていくのかと。これは全国でも町並み保存条例の中で、一定の補助金を出してというのはあります。それも一定の間口から一定の間までが、そういうふうにしておいてほしいという条例になっとるところあるんですが、それ以外は、お好きなようにと。その一定の部分について、全額でなしに一定、それこそ一定の補助金をという、今の建て替えのときのリフォーム、リフォームの条例の内容とほぼ、よく似たことをやっているわけで、そういったやつの景観条例に関わって、古い保存すべき建物の指定とかそういうのも、しておく必要があるのではないのか。もし将来、あれがなくなったときにどうなのかなという思いがします。  時々、観光客の皆さんも、それまで隠れ看板の写真を撮ったりとかしているのはよく見ます。ですから、それがやっぱり今の歩く町という問題との関連でね、考えてみるべきではないのか。新しい雰囲気の町の中で、そういった風情は保てないのではないか。古い門前町だけに、そういった建物を大事にしていく。できればそういう町並みにしていくということは、私は、この町の将来の明るい展望、望みを託していける道でないのかというふうに思っています。  ですから、是非そういう意味での、もしご意見がありましたら答弁をいただきたいんですけれども、その辺はいかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ちょっと具体的な通告にないんですが、ご指摘の部分についてはですね、私も琴平といえば、江戸時代の建物が沢山あるイメージがあるいうことで観光客が来て、思ったより町中に無いねということが言われる意見と、それと、従来お住みになっている方が、あの建物、蔵が、わざわざ見に来るのにもったいないという多分、そういうことをご懸念かと思います。  本当の、今ご指摘、具体的におっしゃったようなものについてもですね、やっぱり今はあるきに当たり前ですけど、多分なくなっていくと寂しいかなというのが、やっぱり住民の方も感じるところがありますので、運用の方法等も含めて、ご意見として伺っておきますし、なるほどそのとおりだという部分もございますので、今後の課題ということで、ちょっともう一回研究させてください。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  よろしくお願いしたいと思います。課題、検討は、是非よい方向に検討をお願いしたいと。これは極端な言い方すると、今すぐ、近い将来、将来にきちっと残せるように、しっかりとやっぱりやってもらいたい。検討はしたけれども、軽々にできなかったということではなしにね、そういう方向で検討を是非、琴平の町をどうするかという問題ですから、是非お願いしたい。  次に移りますが、高過ぎる国保税を「協会けんぽ並み」に引き下げてということで質問します。  高過ぎる国保税が町民の暮らしを圧迫しています。滞納者を生み出し、保険証の発行の停止や中止、あるいは差し押さえなどが、悲惨な事態を引き起こしている市や町もあるほどであります。  国保新聞の2014年7月10日号は、全国知事会「公費1兆円の投入を協会けんぽ並み負担を求める」と内容で、自民党社会保障制度に関するヒアリングで訴えております。全国で均等割や平等割の徴収額は約1兆円である。  前回は、国保税滞納者の延滞金免除もある徴収猶予制の周知を重点質問しております。  2018年度町の国保税率は、医療分の所得割が8.15%、均等割が3万3,400円、平等割が2万3,200円と支援分の所得割2.3%、均等割8,400円、平等割5,800円の合計です。協会けんぽ保険料率は、本人分が香川県から5.115%であります。モデル世帯負担で協会けんぽと比べると、年収400万円の夫婦と子ども2人の場合、43万3,394円です。均等割と平等割を除くと23万7,194円になります。協会けんぽは20万4,600円です。年収240万円単身者だと国保税18万9,900円で、均等割、平等割を除くと11万9,106円になり、協会けんぽは12万2,764円です。年金夫婦世帯で国保税は16万8,466円、均等割、平等割を除くと7万8,386円である。  国保加入者の所得は低いのに、保険税は協会けんぽなど他の健康保険と比べると一番高いわけである。矛盾をしていると思います。国保の構造問題の要因、これは国費、公費負担の後退と国保加入者の貧困化・高齢化・重症化によるもので、この解決は国庫負担・公費負担を増やす以外、道はないと思います。  そこで、質問をいたします。  国保法第77条の特別な事情のある場合、市町の判断で国保税を減免できることを規定しています。この活用を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  議員ご指摘の国民健康保険法第77条の「特別な理由」は、琴平町国民健康保険税条例第26条に規定し、震災、風水害、火災等により、納税が困難であると認められる方につきましては、琴平町国民健康保険税減免要綱に基づいて対応させていただいております。  また、琴平町国民健康保険税条例第23条において、低所得者に対しては、現行制度において適正な減額措置(7割減、5割減、2割減)を行うとともに、個々の世帯の生活状況に応じ納税相談を行い、分割納付等により対応しております。  ご質問については、以上のように現在対応しております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  特別な事情が本当に災害を中心になっているというところなんですね。  2017年度の減額措置世帯というのは、全国で加入者の半分が減額世帯なんですよ、国保の場合。それにもかかわらず、滞納世帯というのは15%もある。国保加入者の構造的な問題がここにあるというのもです。先ほども言いましたように、入っている人の状況であるとか、あるいは収入が少ないとかいう問題ですよね。ここにもやっぱり雇用問題であるとか、あるいは、怪我をしたとか、営業不振とか、これが原因であって、これらは、いつ滞納世帯になっても不思議がないという今の社会だと思います。私どもは、ここに特別な事情というものも、あるのではないかと思っています。  こういう怪我や、急な営業不振や雇用問題などで収入が途絶えても、前年度が基準になっていますから、ここの網に掛かってこないという問題ですね。それがこの不幸なところに落とし込められる一つの大きな原因なんです。ですから、そこのところをどう考えるかという問題がある。  自治体の判断が可能なのは、ここにも特別な事情という、77条の問題の特別な事情には政省令の定めがないと。法律があるけれども、政省令の定めがない。いわば自治体首長の裁量に委ねられている分が大きいということになっております。非常に、これを使って多くの自治体では、減免に使ったり、事業に使っているところがで、こういったことをどうお考えになるか。これは、先ほど言いましたように、特別な事情でというのは災害だけでなしに、日常の暮らしの中で起こり得る可能性。それを前年度の収入によって、それが判断してから、非常に難しい状況に追い込まれるという判断を特別に、是非思ってほしいということ、いかがでしょう。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  税務課長の答弁になります。 ○議長(山神 猛君)  税務課長。 ○税務課長(鎌田 健雄君)  失礼します。命により報告をいたします。  確かに今田議員さんがおっしゃるように、国保税につきましても、前年の所得がベースになります。ですので、突然な失業とかにおきましては、今現在、個々に納税相談を行いまして、分納等によって対応しております。  以上です。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  課長に問います。  平とうに合うわな。それが納められなかったときにどうするんですか。 ○町長(片岡 英樹君)  税務課長、答弁。 ○議長(山神 猛君)
     税務課長。 ○税務課長(鎌田 健雄君)  失礼します。命により報告いたします。  今のところ、そういう規定はございませんので、分納と、もしくは徴収努力をいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  繰り返しは言いませんが、仮定の話だと、それが払えなかったときにどうするんですかと聞いたけれども、同じ事やきん。それはそれとして聞いとくけども、答えにはなっていないですね。しかし、それはそれで置いとかなければ、終いがつきませんので。  もう次の問題に移りたいと思います。  厚労省自身が2番目ですね。2018年度については急激な住民負担増回避のために、市町村の法定外繰り入れを認めている状況です。本町の認識を伺いたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の厚労省自身が2018年度については、急激な住民負担回避のために市町の法定外繰り入れを認めるとのご指摘につきましては、町としては確認ができておりません。ただし、平成30年度1月29日付で、厚生労働省保険局国民健康保険課長から各都道府県に出された通達文が根拠でないかと思われます。  それによりますと、国民健康保険の財政を安定的に運営していくためには、原則として必要な支出を保険料や国庫支出金等の収入で賄うことにより、国保会計の財政収支が均衡することが重要である。しかしながら、実際には決算補填などを目的とした法定外の一般会計繰り入れや、前年度繰上充用が行われている現状があると記載されております。  法定外繰入金につきましては、決算補填等目的の法定外繰入と決算補填等目的以外の法定外繰入がございます。決算補填等目的とは、具体的には国保の運営方針に基づいて、計画的に削減解消すべき赤字を指します。この決算補填等目的の法定外繰入の分類の中に、保険料税の負担の緩和を図るための項目がございます。あくまでも決算補填等が目的でございまして、本町においては、現時点では該当しないと判断しております。  国民健康保険は、持続可能な制度を構築するため、2018年度から都道府県が財政運営の責任主体として、市町村とともに個々の運営を担うこととなり、本年度は、国保税の算定方式や税率が変更になっている保険者が多くなっており、本町の平成30年度の国保税率は、県が提示した標準税率を使用しておりますが、これにより国保特別会計の運営がどうなるか、今後の財政面も見極めた上で総合的に判断し、町の国保税率を検討していきたいと考えておりますが、現時点では、本町における保険税を引き下げるための一般会計からの法定外繰入に対する考えは従来どおりで、国保は独立採算が原則の医療保険制度であり、一般会計からの法定外繰入を行うことは、国保加入者以外の方にその負担を求めることとなり、負担の公平性の観点からも、理解を得るのは難しいという考えでございます。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  しないということでありますけれども、国保は町民全て、今入っていない人も、そのうち入らなければなりません。ですから、一生に一遍は、どうしても国保に入らなければならないということが一つ。  その中で減額の話、その減額がない世帯については49.9%、7割の減額が29.7%、5割減額は13.3%、2割減額が11.1%と低所得者が多く、最高限度額も度々上がっている。  今から先ほどの話の中でもありましたように、安定的な基盤といいますか、財政運営という話がございました。こういう状況の加入者の中でですね、もうこれ以上、上げないことについて私は限界があると思うんです。まだ上げるつもりかというふうにお聞きをしたい。もちろん運営主体は県になっております。しかし、その県の示す額について、それで判断するのは琴平町ですから、町の判断ですから、あえて問いたいわけですが、このような構造的な問題だという認識の上に立って、まだ今後も上げるのかというのをお聞きをしておきたいと思います。 ○町長(片岡 英樹君)  福祉保険課長、答弁。 ○議長(山神 猛君)  友枝課長。 ○福祉保険課長(友枝 眞理子君)  失礼します。議長のお許しを得て、命により今田議員の質問にお答えいたします。  これ以上、国保税を上げるのかということでございますけれども、先ほどの町長の答弁にもございますが、この制度が2018年度から変わりまして、琴平町においては、この数年の経過を見ての保険税を考えていきたいというところで、議会に対しても説明しておりますし、そういうことで今現在では、その繰越金なり、基金なりの分でいける見込みで運営をしております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  数年も上げないと理解していいですか。 ○福祉保険課長(友枝 眞理子君)  これからの結果次第です。 ○8番(今田 勝幸君)  いや、6年ちゃっ、数年は上げないという答弁やったので、それは、よく精査してみます。  要はですね、先ほど町長が言うた、1月29日付のもんにも、赤字解消のための話といろいろ、るる書いてありますね。要は、一本化によって、6年後までに解消をなくすると、全体のね。その流れの中で、私は、上げないのか上げるのかというのを数年でなしに、今後、本当に国保が保てるのかどうかという心配、これ以上なってくる心配があって、構造的問題だという指摘をしました。  本当に、例えば最高限度額上げるにしても、今の状態で上げたら、どこに響くかいうと、すれすれの人が一番しんどい目して、また中流から下流に押し込められている状況になってきよるんですね。昔は中流に上げとったって、まだ上がようけおったけん大丈夫やったけど、二層化していっきょるわけですから、その二層化していっきょる中ですから、真ん中におる人のとこにももぶれつっきょるような状態が税金を含めて、あるわけです。それが格差の問題として、99%問題になっとるわけだな、表現としては、世界中。そこのところをそろそろ自治体も考えとかないかんのではないでしょうかという提起も含んでおる。  ですから、本町の場合には、今、課長のほうからあったように、話でも、今のところは通用するかもわかりませんけども、その次の段階に来ると、本当にそういうのが通用しなくなるんじゃないかという心配です。そういう心配をなくするためには何か。一般会計から法定外の繰り入れをしとかなければならないのではないか。あるいは、この法定外の繰り入れの中で、新しい事業もしておく必要があるのではないかというのが3番目の質問であります。これについて、どうなんでしょうかね。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  国保の法定外繰入につきましては、先ほどの答弁と同じでございますが、ただし、2017年度からは地方公共団体が独自に行います、福祉医療にかかわる国保の減額調整措置分、波及増分の繰り入れ、金額にして約300万円でございますが、これについては行っておりますので、よろしくお願いします。  本町の平成30年度の国保税率は、県が提示いたしました標準税率を使用しておりますが、これにより国保特別会計の運営がどうなるか、今後の財政面も見極めた上で総合的に判断し、町の国保税率を検討していきたいと思います。医療費が削減されれば国保税率を下げるということにつながりますので、町といたしましては予防医療等を充実し、健康寿命の推進を目指していきたいと考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  国保法の第77条ということで減免措置、公費の繰り入れについては、政府、厚労省の区分がありますが、この区分、国保運営方針に基づき計画的に削減、解消すべき赤字が含まれていないということでございます。ですから、これ以外でも、赤字以外でも継続してもよいという繰り入れになっとるんです。今、町長が言われた答弁は、これとは若干のニュアンスが違うわけでありますけれども、私は、こういったことをして、将来にも蓄えをしておくべきだというふうに提言をしておきたいと思います。是非酌み取って、新年度から一定の金額については、繰り入れをすべきだというふうに求めておきたいと思います。  次に、4番目の問題に移ります。  人頭税と同じだと言われています「均等割」あるいは「平等割」の廃止の問題であります。  まず、均等割については、特に子どもの均等割、これについては、私は、直ちに廃止を求めたいと思います。ここに先ほどの問題の絡みがあるわけであります。  均等割というのは、特に世帯の人数が増えるばずつ、税金が上がってくる、国保税が上がってくる。これは、やっぱり今のご時世に合わないのではないかという指摘もございます。私も、そうだと思います。国保に入っている人たちは、やっぱりそれなりの、今の経済状況の中では余り高くない人ばかりだと思います。そう考えると、また少子化問題を考えると、大きなしっぺ返しが来る。こういう状況では、私は、本来の政治の課題として間違っているのではないかと思いますので、これについてはよろしく、判断を求めたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  国保税におけます子どもの均等割は、特に多子世帯、多くの子どもがいる多子世帯には負担になっていると思います。ただ、単に子どもの均等割を廃止するだけでは、所得割、また均等割に影響が及ぼし、低所得者層の被保険者の負担が増える可能性がございます。  平成30年11月に開催されました全国町村長大会におきまして、国に対する要望をまとめて提出しておりますが、その中の医療保険制度の安定運営の確保という項目で、国保関係の一部でございますけれども、地方単独事業で実施している子どもへの医療費助成に対する国庫負担金及び普通調整交付金の減額調整措置については、早急に全廃すること。また、子どもにかかわる均等割保険料税を軽減するための支援制度を創設することについて、町村会より国には要望していますので、ご報告申し上げます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  町に聞いたんですけれども、町村会の答弁がありました。町村会に要求しているということだと思います。是非それ努力は必要なんですけれども、その率先をしていくのはどこかと。町村会だけで、いうたら事が済むんやったら何ちゃ、簡単でしょうね。今までの子ども医療費の関係についても、さまざまな問題についても、町村会や県知事会も動くし、それぞれの町村で足並みを揃えながら、一挙にいけなかったですけれども、長い年月をかけて、それを実行してきて、そして、国の制度にしたわけです。  ですから、そこのところのやり方も含めてですね、市町村会は当然、町として応援をしたり、努力をしてほしいんですけれども、町自身としても、その道を歩んでいただきたい。それが、その解決の道の早い道だというふうに思いますので、是非そのところはよろしく早期に、お願いをしておきたいと思います。町としては、しないという結果の答弁だと思うんですけれども、是非そういうふうにならないように、お願いをしたい。少なくとも、これ次、議会だよりに余り、そういう露骨に書けんので、もう一遍、答弁お願いできませんか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  福祉。福祉課長。 ○議長(山神 猛君)  友枝福祉保険課長。 ○福祉保険課長(友枝 眞理子君)  今田議員の質問にお答えいたします。  子どもの均等割軽減に関しましては、どこの自治体でも、やはり検討はしているようでございます。県の方から先週もちょっと調査がありまして、その回答によりまして、香川県内では、とりあえず2019年度に予定があるところは一つもございませんでしたけれども、今後、十分に検討する課題であると思いますので、検討していきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  県の調査でまだ手を挙げてないようですけれども、こういったことはですね、やっぱり光る分は早く光らせた方がいいように思います。検討という課長の答弁です。その検討の期待を大きくしておきたい。琴平町の将来のためにも、やはり大事な施策だと思います。子どもが増える度に税金が上がる、この回避は誰が見ても当たり前の話じゃないかと思います。将来、生まれてくる子どもたちに世話にならなければならないんですから、その思いも託していく必要がありますので、是非早い実施を求めておきたいと思います。  次に移りたいと思います。  国保税を協会けんぽ並みに引き下げるには、国費・公費の1兆円の負担が必要です。国や県などへの働きかけは欠かせません。これは、先ほどの町長の答弁との関係からも出てくると思いますけれども、本町の政治姿勢・所見を改めて伺っておきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のように、国保税を引き下げ、被保険者の負担を軽減するためには、国による財政支援の拡充が不可欠とは考えております。国保については、平成30年度から新制度に移行しておりますが、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等に向けては、課題が残されております。そのため先ほど申しましたが、平成30年11月に開催されました全国町村会におきまして、国に対する要望で、同様の医療保険制度の安定運営の確保の中の項目で、国保関係で申しますと、毎年3,400億円の公費投入を確実に実施するとともに、今後の医療費や保険料税の賦課、加入者の動向を踏まえ、各自治体の実情に応じて財政支援を講じるなど国保基盤の強化を図ること等について、国に対して要望しております。  今後も国保の財政運営の主体となりました県とともに、国保制度を将来にわたり、安定的で持続可能な制度となるよう国保負担割合を引き上げ、一層の財政支援の拡充に、国に強く求めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  さっきと同じようなことですけれども、是非市町村会だけでなしにですね、町としても、その立場に立って、この国保問題については施策を進めていってほしいと、この思いを今、全く一致はしておりませんけれども、ほんの少し引っ掛かっておる部分で、それを広げていってほしいというふうに思います。是非実現をお願いをしておきたいと思いますし、これだけを言っておきたいと思います。
     県下のですね、2018年度の国民健康保険料税の一覧表があるのですが、医療分の所得割については、県下で3番目でございます。8.15で3番目で、均等割については、3万3,400円は県下で1番でございます。高い。平等割については10番目ぐらいです。  もう一つが年収400万円世帯、4人世帯で国保料は42万2,330円で計算されていますが、これは1番になっております。琴平町の国保税へのずっと続いております一般会計への繰り入れをしないという方針が結果として、こういう状況になっているということ。高松市を初め各市町村、各市、ほとんどしています。町村関係でも、しておるところが多いのではないか。結局、それは何を意味するのかということです。よくお考えをしていただきたいと思います。  国保は、強調しておきたいのはですね、年金生活者や失業者、けんぽ非適用事業所に働く労働者、自営業者、障害者、難病患者でございまして、国民皆保険制度として最後のセーフティーネットでございます。今、ここに入っていない人でも、退職すれば国保に加入するわけですから、こういうふうに最後のセーフティーネットというのは、政府や全国知事会など地方団体、医師会も位置づけているのは国保です。この国保に入っている方々の所得は低いのに、保険料や税金は高いというのは大きな矛盾です。是非その矛盾解消のために町として、是非要求なり議論してきた内容で、早期に実施を求めたいと思います。  次に移ります。  これはもう、あと2つは簡単です。  大きな3番で、今までも私は、県の広域水道事業団の発足については反対の立場をとってまいりました。しかし、移行しておりますが、この時にも申し上げました。この根本問題で提供したのは、複数水源と水質の問題です。特に複数水源については、今どうなっているのかというのを、ちょっとお聞きをしておきたい。水質についても、同じように検査しているのかどうかというのをお聞きをしたい。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  県広域水道企業団水道事業についてのお尋ねでございますが、香川県広域水道企業団に問い合わせましたところ、複数水源の確保については、今現在ある水源地を予備水源として確保しており、緊急時には使用できる体制をとっているとのことでございます。また、水道の水質検査につきましては、企業団が一括実施をいたしますが、現在の検査方法と同様の検査をいたしますとの報告でございます。  なお、本町の予備水源は、第1水源、第4水源、第5水源でございます。  第1水源とは、町消防団本部の横にあるところが第1水源です。  第4水源は、琴平中学校東側にあるのが第4水源でございます。  第5水源は、榎井小学校のプールの横にあるのが第5水源でございます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  これ、また今からちょっと関連してですね、例えば、今ある五條の浄水場へ入っている水は、丸亀の公文にある県の施設があるじゃないですか。あれから入ってきよるわけやろ。違うんかなぁ。   (「違うでしょ」と言う者あり)   (「まだでしょ」と言う者あり) ○8番(今田 勝幸君)  まだかなぁ。まだ来よらんのかなあ。将来は、それが来るわけやろ。で心配なのは、来かけた時に、町の水源地に3つがどういうパイプでつながるのかということ。五條の浄水場に単独で行かなければ、丸亀市の公文にある、公文違う、下櫛梨にある、あそこから1本の管で行くんやったら、いざというた時には同じ形になる。送るのに。水源地はあるけれども、それを全部1本の管で送るんやったら、1カ所が壊れたら、あと手がつけられなくというのが一つ、同じなの。だから、別のルートで回してこないかんというのが、ここでは私の懸念材料なんです。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  当初ですね、今ある浄水場を廃止しまして、ポンプ場とすると。今ご指摘の県の中部浄水場の水をですね、ポンプアップいたしまして、今ある五條浄水場をポンプ場として配水とする予定でございましたが、現在、その予定がですね、琴平町だけでなく県下全体で、浄水場を廃止してポンプ場する計画が遅れているというふうに聞いております。ですので、まだ配管工事も全くやっておりませんので、今ご指摘の部分については、まだ先の話ということであります。ですので、しばらく、まだ未定でございますが、しばらくは現状の浄水場運営を続けていくということでご理解ください。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  はい。それはその方がずっといいわけなんで、それは。あと、そういう心配がないようにしとかないかんと。いざといった時にまだ、あの五條の浄水場、ポンプでもいいんですが、そこから来るんやったら今の水源地とパイプとしては、きちっと確保しておかないと、公文から来るやつだけでは駄目ですよという、私の意見。それが複数水源との絡みで、複数の水源がやっぱり必要、パイプが要るということです。  水質については現行どおりということですので、しといて、将来的には、また検討を是非、そういった意味も含めて要求をしておきたいと思います。確保しておいてほしいということでございます。  4番目の町道と生活道路の補修整備についてであります。  高灯籠の北付近ですね、ちょうど高灯籠の東側あたりから琴電の北野町の踏切までに、特にコンクリートで蓋をした部分が、用水路がございます。この20年来してから20年はもう経つと思うんですけれども、全然いろわれてないと。アスファルトについては2回ぐらいかな、やった経緯はありますけれども、そのアスファルトも相当傷んでいる部分もあると。特に、このコンクリート、川の蓋しているコンクリートの境目が特に悪いのと、コンクリートの上がもう石が出る、砂利が出るのかな、コンクリートがなくなって砂利が出て、ガタガタしとる。  ここは、ご承知のように、苗田の豊明地区からも含めてずっと生活道路となっておりまして、特にお年寄りの皆さんが、老人車や自転車や徒歩や、杖をついたりして歩くのに、その川の上を歩くわけです。そうすると、その辺の石や砂利に杖がつまずいたり、足をとられたり、歩道がガタガタというてなかなか、引っ張りよったら押さないかんようになったりするわけで、そういう状況になっていると。これをアスファルトの境部分も含めて、一緒に修繕をしてほしいというのが、この要望でございます。是非早期にお願いをしたらと思うのですけれども、よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  議員ご指摘の箇所につきましては、担当課におきまして現状を把握した上で、町全体の外の道路改修事業等々の優先度と照らしまして、検討してまいります。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  優先度とおっしゃいましたけど、使う人にとっては、歩く人にとっては全部、みんな優先でございます、一人一人が。通行量だけの問題ではないように思います。特に生活道路でありますので、是非強く要求したいと思います。  重ねて、これ通告とは全く関係ないんやけど、これは聞き及んでいただきたい。  同じ高灯籠の東側にある灯籠の柵ですね。並び灯籠があるんですが、これが朽ち果てております。これも20年近くなるのかな、あれコンクリートで、四国学院の学生さんが研究として、よそからでコンクリで作ったやつ、それは風水でもう壊れてしまっているところが大分あるので、危険だという指摘をして、これは5、6年になるんですかね、柵を掘って、上がれないようにはしている。しかし、このまま朽ちるのを待つのかどうかというのが、是非これは先ほどの景観条例と関連も全くは、ないことはないと思うんですけれども、こういった施設をどうするのかというのは、これはこんぴらさんとの関係もありますよね。是非こんぴらさんに問題を投げかけておいてほしいと。こんぴらさんの方も、それぞれ計画はどうするのかとあると思うので、こんぴらさんの問題としても、これはやっぱりどうするのか、将来どうするのか。今はあれでも、将来はどうするのかというのを投げかけて、協議を是非進めてほしい。これはお願いをしておきたいと思います。  生活道路については、強く申し入れを要求して、ちょっと時間は早いですけれども、終わりたいと思います。要望したことについては、是非よろしくお願いを申し上げて、終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(山神 猛君)  これで、8番、今田 勝幸君の一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りします。  委員会審査のため3月7日から3月19日までの13日間、休会といたしたいと思います。  ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山神 猛君)  異議なしと認めます。  したがいまして、3月7日から3月19日までの13日間、休会とすることに決定しました。  本日は、これで散会いたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 2時26分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...