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平成31年 3月定例会(第2日 3月 5日)

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  1. 琴平町議会 2019-03-05
    平成31年 3月定例会(第2日 3月 5日)


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    平成31年 3月定例会(第2日 3月 5日)                会 議 の 経 過    会期 第2日 平成31年3月5日(火曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(山神 猛君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。              (再開 午前 9時31分) ○議長(山神 猛君)  これより平成31年3月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。
     これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び通告一覧表は、お手元に配りましたとおりであります。  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長に報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(西井 久美子君)  命により、報告します。  本定例会に説明のため出席を求めました者は、既に配付しております名簿のとおりでありますが、生涯教育課、細川課長より、本日の会議を欠席する届け出がありましたので、報告いたします。  以上、報告終わります。 ○議長(山神 猛君)  以上で、諸般の報告を終わります。  日程第1 会議録署名議員の指名  を行います。  会議録署名議員は、  2番、堀家 正信君及び  6番、安川 稔君  を指名いたします。 ○議長(山神 猛君)  日程第2 一般質問  を行います。  本定例会の一般質問はお手元に配付しております通告書の一覧表のとおり、7件受理しております。本日は、通告順に従いまして、4件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許します。  最初に、7番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長、7番、渡辺です」と呼ぶ) ○7番(渡辺 信枝君)  7番、渡辺信枝でございます。皆さん、おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、議長のお許しをいただきましたので、3月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  今回は、3点ほど町長に質問をしたいと思います。  1つ目ですが、再犯防止対策の必要性について、それから2点目は、朝礼・終礼を取り入れてみてはどうか、それから3つ目は、片岡町長が昨日申されました31年度施政方針より、その中から、古くなった役場庁舎などについての質問をしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、質問席のほうに移ります。   (「議長、いいですか」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。   (「はい」と呼ぶ) ○7番(渡辺 信枝君)  それでは、まず1つ目の再犯防止対策の必要性について、町長にお尋ねをしたいと思います。  片岡町長におかれましては、社会を明るくする運動推進副委員長であられまして、行政として再犯防止にご尽力いただいておりますこと、心から感謝申し上げます。また、教育委員会サイドにおかれましても、少年育成センター青少年健全育成町民会議を通じて、健全育成、非行防止活動にご尽力をいただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。  琴平町における再犯防止対策についてでございますけども、犯罪が少なく、安全で誰もが安心して暮らせる社会の実現は、住民みんなが願っているところでございます。  さて、我が国の一般刑法犯の認知件数の推移を見ますと、平成14年の約285万件をピークに減少を続けており、平成28年には100万件を下回り約99万人となり、昨年29年には約91.5万人、そして30年には約80万件にまで減少する見込みとお聞きしています。また、香川県におきましても、さらに実際に刑務所に収容される受刑者のうち、初めて刑務所などに収容される人数も次第に減少しておりますが、出所後に再び犯罪を起こして、再度刑務所に収容されることとなる再犯者は検挙数のうち48.7%と、それほど減少していないのが現状でございます。もちろん、刑務所を出所した全ての人が再犯をしているわけではなく、出所後、きちんと働き、善良な社会の一員として生活を送っている人もおられます。それらの人たちは、保護観察所や保護司、協力雇用主など多くの更生保護関係者の方々の取り組みにより、少しずつ成果が出てきていると思います。  一方、刑務所を出た後、頼れる親族が無く、居場所も仕事も無いことで生活に行き詰まり、社会から孤立し、再び犯罪を起こしてしまうという悪循環に陥っているような事例もあります。再犯の防止のためには、罪を犯した人自身がその責任を強く自覚し、被害者などの心情に思いをはせて、自ら努力していくことが重要となりますが、1人の力では円滑な社会復帰が果たせない人が多く存在しており、その個別の状況に応じた適切な支援を行うことが求められております。  そのような中、平成28年12月に再犯防止の推進に関する法律が公布・施行され、翌29年12月には同法を受けて国の再犯防止推進計画が策定され、国において再犯防止対策の取り組みが進められているところでございます。地方における再犯防止推進計画の策定は努力義務があると規定されているところではありますが、それぞれの地域の実情に応じた対策を講じていく必要があると思います。  香川県におきましては、昨年、地方再犯防止推進モデル事業の実施が決まりまして、香川県再犯防止推進連絡協議会を設置し、会議を開き、その中で香川県再犯防止推進計画の策定を進めています。  そこで、我がまちにつきましても、再犯防止対策に取り組んでいく必要があると考えます。再犯防止対策は、安全で安心な社会の実現に向けた取り組みですが、これまでの琴平町における再犯防止対策への取り組みと、今後どのように取り組んでいくことを考えておられるのか、また、どこの課が再犯防止対策の窓口で対応してくれるのか、町長にお尋ねいたします。 ○議長(山神 猛君)  7番、渡辺 信枝君の質問に対する答弁を求めます。  町長、片岡 英樹。 ○町長(片岡 英樹君)  渡辺 信枝議員の質問に対する答弁を行います。  平成28年12月に成立・施行されました再犯の防止等の推進に関する法律では、社会復帰後も途切れることなく、犯罪や非行をした者がその特性に応じた指導や支援を受けることができるよう、国と自治体が密接に連携して施策を講じることが求められております。  これまでも保護観察終了者満期出所者も受けることができる公的な支援の必要性については指摘されているものの、刑事司法関係機関と自治体をつなぐ上で、支援者に関する情報共有が非常に難しいため、再犯防止対策に取り組む自治体は残念ながら少なく、当町においても再犯防止対策や担当窓口を、ご指摘の部分につきましては、特に設けてないというのが現状でございます。今後、国や県、近隣自治体の動向に注視していきたいと考えております。  以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  再犯防止対策として、余り難しく考えないで、今も何かと行政のほうにはご協力を沢山いただいております。毎年7月は、社会を明るくする運動強調月間再犯防止啓発月間ということでございまして、琴平町では社会を明るくする運動の総会を初め、啓発月間中にはポスター掲示や立て看板の設置、そして出発式や広報車を使った広報活動、それから公開ケース検討会、中学生の弁論大会など、いろんな意味で毎年ご協力をいただいております。そういうことに対しまして、今後もご協力を引き続きお願いしたいというところでございます。  それで、香川県は昨年、国の施策の地方再犯防止推進モデル事業を受けまして、香川県再犯防止推進連絡協議会を設置いたしまして、香川県再犯防止推進計画の策定を今進めているところでございます。会議も開いています。そして、ちなみに事務局、この事務局といいますのは、香川県健康福祉部子ども政策推進局子ども政策課が窓口となっております。国の施策や香川県の取り組みを踏まえて、琴平町でもそういう推進協議会を立ち上げることということは考えておられるのでしょうか。  また、担当窓口というのは特に設けてないと今言われたんですけども、再犯防止対策の窓口として、広報・啓発活動の窓口といいますか、そういうことでは、今まで総務課とか企画課にいろいろとお願いをして協力していただいているところではありますが、お願いする側からいたしますと、担当窓口はここだという明快なほうがありがたいので、今回からでも担当窓口はどこかということをお決めいただきたいなということですが、いかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  はい、お答えします。  これまで社会を明るくする運動につきましては、議員ご指摘のように、いわゆる啓発活動等につきましては、総務課のほうで受けておりましたので、質問のご趣旨の中ではですね、総務課のほうが窓口になるかと思います。よろしくお願いします。  また、協議会等の立ち上げにつきましては、ご質問いただきまして、私もこの法律であり、また第4条でですね、再犯の防止等の推進に関する法律の第4条2項に、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、再犯の防止等に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の地域の状況に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」という部分と、第24条にあります「地方公共団体は、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の地域の状況に応じ、前節に規定する施策を講じるように努めなければならない」というところがございます。現在のところですね、これからどうするかというご指摘につきましては、現在のところは今回初めてのご指摘ということもありまして、十分な答えができないのが現状でございます。ただ、これは今回の質問とちょっと関連するかどうかあれですけど、町内の民間施設でですね、この再犯防止に直接になるかならないか、若干絡みますけども、あるところがですね、どこかわかると思うんですが、非常にこう中学校までは卒業された方でですね、例えば少年院であったり、また学校になかなか適正しない人が、中学校までは施設はありますけども、それ以降の方でなかなか社会に適用できない、まあこの犯罪云々抜きにして、その方の性格というか、いろんな部分を含めてできない方について、そういう施設を教育的施設を進めることで、町のほうにもいろいろと協力を求められている段階です。町といたしましても、地元にですね、そういうその更生的な教育施設ができつつあるというは非常に喜ばしいことかと考えておりまして、国に対しましても、そういうことについてですね、応援するように、一緒になって要望をしていこうということで、いろいろ協議をしているところでございます。その施設ができれば、私も社名運動の中でいろいろとご協力いただきながら、保護司の方といろんな現状の話とか懇親会でも伺ってますけども、やっぱり問題なのは、出られた後にやっぱり社会で、ご指摘のように適応できないというところもありますし、やっぱりそのなかなか私もこういう場であんまりこう言うたらいかんな。ちょっと若干経験がある中でですね、やっぱりそのなかなか今個人情報が叫ばれてる中で、どこまでコミュニケーションの中で、言っていいこと、言わないことっていうのもありますので、非常にその辺難しいなというふうに思っているところでございます。  話を戻しますけども、そういった面で考えますと、ご指摘の部分につきましては、町としてできることは、これまでの啓発活動の協力と、地元にそういう施設ができつつあるということで、それに対する国の支援等もいただきながらできるのが、この法律に少しでも協力できる一環でないかなと私は考えております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  ほんとに町といたしましては、啓発活動、皆さんをいろんなことで広げていくいうことが大事ですので、よりよい健全育成のために、いろんなことで協力をよろしくお願いいたします。  それでは、次に、2つ目に移ります。  2点目は、朝礼・終礼を取り入れてはどうかということで、これも町長にお尋ねをいたしたいと思います。  琴平町は、庁舎内協議、課内協議ができてないと以前から言われておりました。今は庁舎内協議や課の中での話し合い、意思疎通はできているんでしょうか。今年度から、朝は8時半からラジオ体操をかけて、それから仕事に取り組んでいるとお聞きしています。仕事を始めるに当たり、気持ちの切りかえになる、区切りをつける意味で、それはいいことだなと思います。  そこで、丸亀市では、朝礼・終礼というのを実施しています。朝礼をすることで始業への気持ちの区切りがつき、めり張りをもって業務を開始することができます。また、担当間、課内での仕事やスケジュールの情報共有ができて、やるべき業務を明確にすることができます。また、終礼をすることによりまして、業務終了時刻が明確になりまして、それまでに課された仕事を終わらせようと仕事の効率化を考えたり、課長が課内の仕事を把握することで仕事をシェアできましたりとか、仕事を1人で抱えたりすることがなく、作業スピードの向上が望め、残業を減らすことにもつながるのではないでしょうか。また、一旦仕事を終わりという明確な区切りがあることで、定時で帰れるきっかけづくりにもなりまして、ワーク・ライフ・バランスも見直せられるのではないでしょうか。  近年、ここ何年か、早期退職者がどんどん増えまして、今後ますます個々へのオーバーワークが懸念される中、課長は課員の仕事の偏りや体調管理、それから、課内での情報共有はできているのでしょうか。組織活性化の第一歩として、朝礼・終礼を取り入れてはどうでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  まず、ラジオ体操につきましては、5年ぐらい前より、就業時間前の8時20分より全庁放送にて流しておるところでございます。私も町長に就任いたしまして、朝礼を導入することについて検討いたしましたが、まず感じましたことは、行政のどの部署が現在どんな仕事をしているのか。そして、どのような問題、課題を抱えているかという情報が伝わっていないことを感じたところでございます。順次、課長会は開催しているものの、行事の案内などの報告が多く、ほんとの意味での庁舎内協議が行われていないのが現状であると認識しております。  また、現在、毎週月曜日に町三役と総務課長においてミーティングを行っております。前の週のスケジュールや今後1週間のスケジュールの確認、また、その中で出てきた対応すべき問題等の情報の共有化をしているところでございます。そのことを踏まえ、総務課に三役ミーティングの内容を全職員に伝達したり、庁舎内協議を行われている仕組みについて、マニュアルづくりを指示しているところでございます。  議員のおっしゃるように、仕事の始めや終了に際し、気持ちの切りかえを行うことや課内での情報共有を行うことは非常に重要であるということは私も同じ認識でございますが、よって、朝礼の導入について、今後も検討しておるところでございます。  また、役場も職員も同じ方向へ向かって、スピード感を持って業務を遂行していくために情報共有マニュアルを策定し、また、庁議制度を現在策定しております。今しばらくお時間いただけたらと思います。  以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  情報共有マニュアルと庁議制度をつくるということですが、庁議制度メンバーというのはどういうメンバーなんでしょうか。これは後でお答えいただきたいんですが、情報共有マニュアルというのを作るというのは、ほんとにこれ大事なことでありまして、課がかわってもすぐにいろんな業務のこと、それは事務的な型どおりの手順とかそういうことは、それを作っているといろんなことでわかりやすいので、それはあることが当然だと思います。課全体の人間同士のコミュニケーションをとったりとか、その日の伝達、それから顔の様子を見たりとかしたりする、課長が課員の顔を見ての様子を見て、今日の体調はどんなんだろうかと、仕事の偏りとか、今言いました体調管理、それから課内でのその報告事項、情報共有を毎日把握することで、そういうことが朝礼・夕礼いうことが大切で、まずは朝礼が大切であるいうことで、今検討してくださるとは言うたんですけども、それにあわせまして夕礼も、その日の時間外に残るという仕事のこともありますが、それは課長の命令とかによるものだと思うんですけども、いろんな意味で課長さんがそれは全て把握をして、その把握のそのもとというのは総務課長さんなんでしょうかね。その職員さんの大もとを把握するのは。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長より答弁をします。 ○議長(山神 猛君)
     佐藤総務課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきまして、町長の命により、補足説明させていただきます。  今現在、課内での仕事の進捗状況とかそういうのは、朝礼・終礼以外でも把握はしていると思います。それから、課を超えた役場全体の把握については総務課のほうで行っておりますけれども、今町長が申し上げましたとおり、課長会でも事業の案内とか、行事の案内、その程度のことしかできていないので、今後、もっと踏み込んだ課での課題とか、そういうのも一緒に協議していきたいと思います。  また、時間外勤務の一応の流れですけれども、課員がその課の所属長に申請を出すと。所属長がその内容を把握した上で承認をする。その後、総務課のほうへ上げて、時間外勤務手当の支給の事務を行うという流れになっております。  以上でございます。 ○議長(山神 猛君)  渡辺君。   (「はい」と呼ぶ) ○7番(渡辺 信枝君)  時間外勤務手当のことは、仕事があるときは、そらそういうことであるべきなんですけども、ここの仕事だったら、みんなで共有したら、もうちょっとみんなで早く帰れるんじゃないかということで、朝一番も大事ですけども、終わりのほうが、今から夕礼をしますとかっていうんではないですけど、各課課長さんによります声かけといいますか、そういう目くばせといいますか、そういうことが一番大事なことではないかなと思っております。ストレスチェックというのも年1回とか開催していて、今回といいますか、ここ何年か、ほんとに早期退職者とか続出しているわけですけども、結果とかにつきまして、どういうふうに対応といいますか、しているんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長より説明します。 ○議長(山神 猛君)  総務課長。   (「議長」と呼ぶ) ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきまして、補足説明をさせていただきます。  ストレスチェックの実施は年に1度行っております。その結果につきましては、高レベルといいますか、その方につきましては、産業医のほうへ報告をいたし、産業医のほうで面接をするという流れになっております。また、その前段におきまして、該当者に対しましては、情報を産業医のほうに渡して構わないかという承諾を得ているところでございます。  以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  機械的に言うとそういうことなんですけども、そういうことまで課員のそういう把握を毎日してほしいということでございます。そういうことでコミュニケーションがとれて、仕事の効率もよくなるということにもつながるので、是非いろんな意味で、相談に乗ってあげたりとかする環境づくりであるとか、そういうことでいい雰囲気づくりをしてもらいたいと思います。役場全体のですね、よろしくお願いします。  それで、ちょっとこれ、昨年の6月議会で同僚議員が働き方改革ということで、町長に対しての質問をしたと思いますけども、その中で、長時間残業による改善策はどのようにしているかとか、そのときに同僚議員が調べた中で、月100時間以上を超える残業が行われているいうことで、長時間による改善策はどのようにしてるかと。その答弁の中で、勤怠記録とか勤怠管理をしていくというお話があったんですけども、それは今はどういうふうに進めておりますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  働き方改革、特にご指摘ありました長時間の超過残業の件が、豊嶋議員でしたかね、ご指摘あったのは私も覚えております。私も就任当時でありまして、それ以後、いろんな職員さんから意見を聞く中で、現在、まだちょっと途中といいますか、全部終わってないんですけど、今、職員さんの個人面談をしておる途中であります。その中で、まだ言えないこともあるというのが多いんですが、新たな課題というのがいっぱい出てきておりまして、やはり、今の町の事務分掌というんですか、個人のシステムが1人担当制って言ったらいいんですかね。そういう部分にちょっと頼っているがゆえに、ご指摘のように、残業するんだったら、例えば他の課員が手伝ってということをイメージされていると思うんですが、同じ課でいても手伝えることもあれば手伝えないこともある訳で、手伝えることについては、例えば今ですと歌舞伎のチケットの販売等で、担当が1人でやっている訳じゃないんですけども、それについては、応援できることについては応援しているということがありますが、その他の専門的な業務については応援できないこともある訳で、ご指摘のように、どうしても1人の職員が遅くまで残ってやらなきゃいけないという部分であるという点があります。それと、担当によって業務量が相当激しいんでないんかというような意見も出ております。その辺が長い時間、これまでどういう形で今のような庁内の仕組みになっているのかいうのも含めて、相当ちょっと歪というか、ここが困ったからちょっとリフォームしているところがあって、そういう凸凹感が非常にあるなということがあります。  今度、4月に組織改編をする中で、そういったことも含めて、1人の業務量を変えていきたいんですが、今ちょっと人事の中でいろいろ相談しているんですが、私の理想としては、Aという業務とBという業務があれば、それをAという業務を1人でして、Bという業務を1人でしているような形を、AとBをメインとサブで両方でやると。そうすると、人事異動もある程度スムーズにいくというようなことをしたいんですが、はっきり言いまして、職員の数がそのシステム入れると足りないというのが現状です。課長がいて、課長補佐がいて、そして各担当毎に主任がいて、その下に課員がいるという仕組みを作ろうととしても、今の状況では人が足りていないというのが現状ですから、それが一番、ちょっと今、頭が痛いというのが現状です。  それともう一つは、先ほど来、情報共有というのが引き継ぎに関する部分であったり、そういう業務的なことについて、次の担当に引き継ぎがうまくできてないということがあるのと、それと退職者が大変多いがゆえに、毎年沢山の新人職員さんを雇っているがゆえに、本来ならば半年間は研修的な期間を置いて、その後に担当を増やしていくというのが理想ですが、例えばこの1月にも前倒しでお二人の職員さん新規採用いたしましたけども、いきなり広報の担当してもらわなければいけないとか、そういったところで、特に若い職員さんに対して、相当きつい業務量を与えているというのは、ここで愚痴っぽくなってしまいましたけど、それが現状であるということはご認識いただいて、じゃあ先ほどの質問に戻りますけども、本来6月に議員さんからご指摘いただいた働き方改革については、本来ならばこの時点でですね、こうなりましたということを約束しておりましたけども、残念ながらまだその辺の現状把握の途中であり、もう一つ言えば、ちょっと今の職員だけでですね、やるにはちょっと厳しいなというのが私の実感でありますので、次の手を今考えておりますので、1人でも多くの職員が力いっぱい公務員として仕事できるような環境づくりには、私もそれは頭に忘れずに進めておりますし、また、副町長、教育長、また総務課長にも、その辺は協力を求めているところでございます。よろしくお願いします。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  ほんとに1人の力が2人になると、またそれがもう少し大きな力となってやっていくいうことで、2人が3つになりと、課の全体がまとまると、ほんとにしんどいことも乗り越えられるという、そういうこともありますので、やはり環境整備といいますか、そういうことを町長もそう思ってくれてるんでしたら、是非とも早く対策を考えていただいて、働きやすい環境づくりを整えてもらいたいと思います。  それでは、3つ目の質問に移りたいと思います。  31年度の施政方針の中にですけども、古くなった役場庁舎を町民の皆さんが気持ちよく役場を利用できるように、長年の汚れを落とすために専門業者に清掃を委託するとありましたが、場所とか回数、予算など、どの程度の清掃を考えておられるんでしょうか。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  今まで庁舎管理につきましては、老朽化した庁舎にお金をかけるのはもったいない、また、もっと先にやるべくことがあるのではないかという考え方もあり、庁舎内の清掃や周辺の環境美化には十分な予算をつけてこなった経緯がございます。しかし、庁舎が老朽化しているからこそ、せめて清潔感を保つことが住民サービスの向上や職員の意識改革、それらにおいても重要であると考えております。平成31年度の予算審議においてご審議いただくことになりますが、前年度予算から増額にて計上させていただいております。  清掃内容や回数については、まだ詳細に決めておりません。現状はシルバー人材センターに委託しておりますけども、その清掃を増やすのではなく、別のいわゆる専門業者に委託して、例えば窓ガラスであったり、隅の埃であったり、一遍リセットするというような、そういう意味の清掃委託で、ちょっと表現が誤解を招く表現でございましたけど、今の清掃を増やすんでなくて、今までやってないところをきれいに一遍掃除すると、そういったことを今想定しているという予定でございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  今はそしたら、いろんな意味で、全館、シルバー人材センターにお願いをしているところなんですか。今のシルバーにといいますと。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  そのとおりでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  それでは、そのシルバーに委託してお掃除を清掃してもらっているんですけども、どういう契約をしているのかなとちょっと思ってます。それは後で教えてもらいたいんですけども、31年度の施政方針の中に、便座クリーナーとか、ハンドドライヤーも設置すると。今、ほんとにトイレのほうが洋式化になって、住民さんもほんとにとても喜んでいるところで、よかったよかったいう声を聞いています。そこで町長もクリーナーとハンドドライヤーもして、きれいに使っていただくいうことを考えてのことだと思うんです。ほんとにまずはトイレをきれいにということ、他の人も言ってますけども、ほんとに入ってすぐのトイレとか、ずっとそういう顔ですからね、おうちの中でもトレイがきれいだと、まあきれいないうこともありますので、トイレをきれいに清掃することが私は一番だと思っております。ほんとにこの30年度といいますか、新しいこの洋式トイレを設置して作っていて好評にもかかわらず、清掃の後とかちょっと覗いてみますと、床がビショビショで、せっかくの洋式トイレのところも足跡がついてたりとか、その足跡が中のビショビショから外の1階のロビーのところとか、そこら辺のところまでずっと足跡だらけになってたりとかして、ちょっと雑な感じがするんですけども、清掃点検をしたりとか、きれいに保つ工夫とかはないのかなと思うんですけども、シルバーさんとどういう清掃委託業務を今は結んでいるんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  議長、総務課長の答弁にいたさせます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  佐藤総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  議長のお許しをいただきまして、補足説明をさせていただきます。  契約の内容につきましては、詳細にはちょっと今お答えできないんですけれども、知る限りでは、フロアとトイレは水でモップで清掃をいたしております。あと、半年に1度は床のワックスがけをしているような状況だと思います。私もトイレとか水が溜まっているいうんは承知いたしております。そのときにはシルバーのほうには注意するようには言っておりますけれども、なかなか直らないというのが現状でございます。またシルバーのほうには、そういう旨伝えておきます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  清掃時間というのは、何時から何時の間にそれこそしてくれてるんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  総務課長が答弁します。 ○議長(山神 猛君)  佐藤総務課長。   (「はい」と呼ぶ) ○総務課長(佐藤 任司君)  補足説明をいたします。  時間というのは、就業前、それから土日、業務に差し支えない時間で行っていると思います。  以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  就業前までにロビーとか、フロアとトイレをしてもらうっていうことですよね、今の話ですと。ということは、8時半までには終わらせておくということで、1時間ぐらいしてるんですかね。そこら辺の業務委託といいますか、明確なのはあるんでしょうか。それから、どの程度きれいにするとか、それがこうずっとこう、何ていうんですかね、毎回頼んでいる今までのままでずっと来ているからダラダラとなっているような気がするんですけども、きちんとその業務委託なりを見直すといいますか、そういうことはできるんでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  詳細なご指摘になってきましたので、今ちょっと手持ち資料ございませんので、ご指摘の部分踏まえて、もう一回確認した上で、また報告させていただきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)
     渡辺君。   (「はい」と呼ぶ) ○7番(渡辺 信枝君)  そしたら、31年度、そのシルバーの分は置いといてですけども、それでまた後で報告いうことですけども、31年度、いろんなことで業務委託をする際にですけども、是非もっと詳しい条項も入れまして、ここまでこの時間の間にこういうことをやってもらう、この金額でどこまでやってもらうとか、きちんときれいに拭き取りとか、窓もきれいにするのには、清掃用具は多分向こうが持つと思うんですけども、そういうことまでも詳しく業務委託のほうに載せて契約書を結んで入れてもらったほうが後からも、こういうことでお願いしているから、もうちょっとしてほしいということも言えると思いますので、そういうふうにしてもらわないと、せっかく入れても余り変わらなかったりとかしたりする、今のトイレの話ですけど、汚れたりとかすると何にもならないんで、朝の8時半には確かにきれいなのかもわからないけど、水がまたそこでベチャベチャするとなお汚れたりとかしますので、いろんなこと含めて、もう一度、契約を見直してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、次に、庁舎の建て替えについてでございますけども、公共施設個別計画が出てからと言われておりますけども、それはいつ頃までにと思っておられますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  庁舎の建て替えにつきましては、先日、町議会の皆様によります、国や国会議員への陳情の成果があったと思われますが、庁舎建て替え関連の市町村役場機能緊急保全事業につきまして、平成32年度までに実施計画に着手すれば、平成33年度以降も現行と同様の地方財政措置を講じることとなる経過措置がなされることとお伺いしております。  この事業は、対象要件として、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく事業でありまして、建て替え後の庁舎を業務継続計画に位置づけることが要件の1つとなっております。近々完成いたします個別施設計画をもとに、庁舎建て替えの緊急性や教育施設の統廃合等の優先順序を熟慮しながら、早い時期に結論を出していかなければならないと私も考えております。決断の時期、また皆様にお示しする時期につきましては、現段階では具体的には決めてはおりませんが、早い時期にするつもりではありますので、ご了解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  渡辺君。 ○7番(渡辺 信枝君)  北海道では昨年、震度7の地震があり、先日も震度6弱の地震があったところでございます。ここ数年、ほんとに大きな地震がよく各地で起きているなと思います。琴平町は今のところ大きな災害が起きてはいませんが、河川の氾濫ですとか、いつ何が起こり得るかはほんとにわからないのは、町長も重々防災いうことで思っているところと思います。庁舎も47年に建設されて、ほんとにもう46年、前は中学校が60年60年と言ってたんですが、また役場もほんとに大変な時期に来ています。耐震補強もしていなくて、震度5以上の地震が起きたりすると、ほんとに倒壊して死者が出る可能性もあるということも、そういう感じで聞いております。そうなると災害本部というのもなかなか立ち上げられないということで、ここ最近の近隣の市町を例に挙げてみますと、多度津町は平成32年に30億をかけて、新しい庁舎と福祉センターを兼ねた建物が多度津駅の裏に建つそうです。今の庁舎はやはり老朽化していることと、桜川が横にあって、台風などで水が想定外に流れて危険であるいうことで、これは29年度から緊急防災対策債を使って新庁舎の整備を進めているようでございます。丸亀市は、市民活動交流センターと市役所を兼ねて、ここも平成32年の12月ごろに、これは額が大きいんですけども、125億という多額の額をかけて新しい庁舎が建ちます。合併特例債が50億とあったり、競艇からの繰入金が何か基金を75億も入れてくれるそうなんで、そういうことで使うそうです。隣の善通寺市ですけども、市役所に図書館を併設した建物を、ここは平成33年中に建てるそうでございます。予算規模は約60億円で、庁舎は公共施設等適正管理推進事業債、これは先日、国のほうへ聞きにいった事業債ですけども、それから、図書室はまた別の補助金を使って新しくするということでございました。32年度までに実施設計を済ませて、庁舎部分の22.5%が交付税措置の対象になるとお聞きいたしました。  先ほど町長も言われましたが、先日、総務省のほうに行きまして、公共施設適正管理推進事業債についてのお話を聞いて、ほんとにこれは急がなければならないなあと、私だけでなく、他の議員さんも何名か痛感したところではないかと思います。  熊本の宇土市ですけども、そこがきっかけになってこの事業債ができたそうですけども、宇土市が28年に市役所が壊れて、災害の指揮がとれなくなったと。災害対応が遅れるとともに、役場の業務機能も一時停止をしてしまいましたと。築50年以上の建物、宇土市は建物で、平成15年に耐震診断を実施し、耐震補強が必要なことは認識はしていたが、なかなか耐震補強または、庁舎の建て替えなど抜本的な対策を施せないままになっていたところ、地震が発生したということでした。  ほんとにこの琴平町も同じだなと、すごく思いました。琴平も財政面ではほんとに厳しい状況にあります。この今回の交付税措置の対象になる事業債を逃すと次はないと思いますので、32年12月までに実施計画に着手していれば構わないとみんな聞いて帰ってまいっております。是非、優先順位をつけて、並行して庁舎を間に合わすように、片岡町長に是非お願いしたいなと思って、今日はお願いということを言いたいと思います。  町長が運営理念のほうでも、幸せを感じる町、みんなが笑顔で幸せを感じる町いうことは、やっぱり町民が安心して安全に暮らせる町ということにも繋がりますので、是非ともそういうことで、スピード感を持って、よろしくお願いいたします。  以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(山神 猛君)  これで、7番、渡辺 信枝君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開を10時35分といたします。      休憩 午前10時23分      再開 午前10時35分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(山神 猛君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  3番、別所 保志君。   (「はい、3番、別所」と呼ぶ) ○3番(別所 保志君)  3番、別所です。3月定例議会における一般質問を、通告書に従いまして、質問していきたいと思います。  町政運営はどのようになるのか、道の整備をする考えは有るのかについて、それぞれ質問席より質問させていただきます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  それでは、質問させていただきます。  町政運営はどのようになっているのかということで、町長は、最初の1年間で町のグランドデザインを作成し、概ね10年間で必要な公共施設を整備し、保育所・幼稚園の整備統合と小学校の統合、教育・福祉・文化振興に関係する施設、その他防災拠点としての町役場の建て替えを、いつまでに、どのように、幾らの予算で整備するのか、財政面をしっかり検討して示す。計画と実行力・判断力で、新生の琴平町を築いていく。民間感覚を導入し、行き当たりばったりの行政から脱却を図り、職員の働きやすい環境を整え、職員の意欲の向上を図るとおっしゃっておられましたが、町長就任から約1年になろうとしております。町政運営はどのようになりましたか。これからどのように舵をとっていくつもりでしょうか。  近隣市町から遅れていると言われている幼稚園や保育所の就学前教育の体制、施設の整備、小学校の統廃合問題の早期解決、耐震に不安を抱える庁舎、図書館、公共施設の整備の遅れ、どのように対応していくおつもりなのか、お聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(山神 猛君)  3番、別所 保志君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  別所議員の質問に対する答弁を行います。  まず、町政運営についてのご質問につきましては、行政サービスの向上のためには、行政力を上げることが肝心と考えております。就任して、ハード・ソフト面両面におきまして、町職員が能力を発揮しにくい環境であると感じております。そこで今年度におきまして、議会のご理解をいただき、トイレの洋式化、また空調の整備を行いました。そして、現在も進行しております町職員との個人面談を行い、声を聞いているところでございます。政策的には、前向きに取り組み、町民の方々がわくわくするよう、また、今日より明日は良くなる雰囲気を醸し出すように頑張ってまいります。また、町についたところでございますが、付託を受けました重責を全うすべく頑張ってまいります。  保育所、幼稚園、小学校の統合整備、また耐震問題を抱えておりますこの役場庁舎の問題につきましては、どこに、どのように、いつごろに整備するのか、基本的な構想を策定し、議会を初め町民の皆様にも多くの方々にご理解を得た上で、新年度早々にも取りまとめを行いたいと思います。それにより、総合的基本構想から各施設を順次財政を鑑みながら、基本構想、基本計画、実施計画などを策定して進めていきたいと思っております。  近々完成します個別施設計画をもとに、庁舎の建て替えの緊急性や教育施設の統廃合等の優先順序を熟慮しながら、早い時期に結論を出していかなければならないという認識でございます。決断の時期については、現段階では具体的には決めておりませんが、早い時期に行うとお答えいたします。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  これから後の議員からも同じような質問があると思いますが、個別施設計画を早急に構築してもらい、少しでも前へ進んでもらいたいと思うんですが、職員の間からの意見を聞きながらというふうにお伺いしましたが、その辺りはどのような聞き取りをされておるのでしょうか。申せる範囲内で教えてもらえたらと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  現在、職員の個人面談を行っております。今日来ている課長さんは全員終わってますけども、個人診断書ということで、自分自身の自己分析をした申告書を書いていただいております。それをもとに、今の業務について、勤務意欲について、自分の適正について、自分の将来について、そういったことを書いてもらった自己分析書をもとに、私のほうから、どうしてこのように思っているのか、何を不安に思っているのか、また、自分はどのような仕事が適正であるかということの自己分析をしてもらいます。  といいますのは、新年度に採用いたします職員さんについては、私のほうで採用させていただいておりますので、大体こういう人であろうということでは分かりますけども、これまでは私は採用にも関わっておりませんし、こういった町長という立場で接触しておりませんので、立場上、今、個人の職員さんの考えであったり、意識を確認するいうことを行っております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  今、お伺いした範囲でいいますと、個人の面接を随時課長からしていっているというんで間違いないでしょうか。尚且つ、適材適所に人員を配置するということで調査しているようには聞こえてきますし、そうであるべきだと思います。お話を聞いておられる中で、これから琴平町がこういうことをしていったらいいのではないかというような個人的な見解などは聞かれたりはしてるんでしょうか、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  人事に影響をするかしないかという希望調査をとっているわけではありません。先ほど私申しましたように、自己分析であります。やっぱり職員さんによっては、窓口業務が得意な人、事業系が得意な人、企画が得意な人、事務仕事が得意な人、いろんな人がいますが、私がイメージするのと違っていてはいけないし、また特に、逆にですね、若い職員さんにおいては、いろんなところを経験していただく必要があると思います。そして、主任、課長補佐、課長と上がっていく内に、ある程度自分に適したところにしていっていただきたいなと思いますけども、いかんせんこればっかりは、個人の希望はあっても、人事というものは全てその通りにいかないという旨がありますので、もちろん個人的にはこういう仕事がしたいけれども、なかなかそれがかなわない場合もありますので、決して希望調査をとっているわけではないということはご理解いただきたいと思います。  もう一つ、何でしたっけ。   (「個人的な町への見解」と言う者あり)  最後に、町に対する意見等は、ないしは私に対する意見は聞いております。沢山言う人もおれば、特に無いいう人もおりますけども、それは聞いております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  今、町長が言われましたように、若い頃にいろんな課を回り、いろんな経験をしていくことが、先々人間を育てていくと思いますし、必要な事項かと思います。尚且つ、若い人の考えを吸い上げて、町政のほうにどんどんこれからも活かしてもらえれば、よりよい町ができるのではないかと思いますので、そのあたりをよろしくお願いします。  2個目として、道の整備をする考えは有るのかということで、高齢化が進み、買い物や病院の足の確保を望む声が多くあります。近隣の市町のバス路線の活用など、公共ネットワークや歩道や街路灯など、安全な交通網対策はどのようになっていますか。琴平町の都市計画はあるのでしょうか。町長、お願いします。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご質問の交通ネットワーク対策につきましては、近隣市町のバス路線の活用についてということですが、平成30年9月議会の別所議員のご質問にも答弁いたしましたように、丸亀市のコミュニティバスにつきましては、年間2,000万円を超える費用が必要という調査が出ており、費用対効果を考えますと、現状での導入は難しいと考えております。また、善通寺市のコミュニティバス空海号につきましては、12月定例会前の総務産業経済常任委員会の中で企画政策課長が経過報告を行いましたが、善通寺市側からは、JR琴平駅までの延伸そのものについては可能であるとの回答はいただいておりますが、ただ、延伸にかかる時間といたしましては、約10分程度と割と短時間であるものの、現在の時刻表の中では対応できないということであります。そのため、時刻表の改正やバス停の時刻表の付け替え作業、さらには運行主体が善通寺市であることから、延伸に必要な手続全てを善通寺市が行わなければならず、かなりのご負担をかけることとなってしまいます。費用についても当初想定したものより高額になるといった試算結果もいただいているところであります。善通寺市側からは協力の意向は示してはいただいておりますが、費用対効果や延伸による様々な影響等も考え、もう少し慎重に検討したいというのが現状でございます。  次に、安全な道路交通網対策につきましては、以前の一般質問でも答弁・回答いたしましたとおり、国道・県道の拡幅及び歩道の整備を実施するには費用と用地が必要となることから、道路管理者である国・県に要望を行っております。また、町道に関しましては、財政的な制約の中で、必要箇所から整備を進めているところでございます。いずれにいたしましても、町民や観光客の安全を一番に考慮しながら、安全で安心して暮らせる街創りを目指すため、国・県などと連携を図りながら事業を進めてまいります。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  バスの件ですが、善通寺市からのバスの乗り入れですが、費用対効果や様々な影響とは、具体的にどのようなことが懸念されますか。 ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  僅か、あそこの大麻のとこから琴平駅行って帰る部分で、我々からすると、少しだからできるんでないかなというふうなことで申し入れしたわけですが、金額的にも相当、年間高い費用の試算を、まだここでは言えませんけども、善通寺市のほうから言われておりますし、それから運転士さんの確保であったり、また時刻表の組み替えにより、善通寺市さんが3台のバスを回しておりますので、その連携であったり、非常に我々からするとさほど負担はかけないかなと思ったんですけど、善通寺市側の市長のほうでは、琴平町との連携だからぜひ前向きには考えたけども、現場のほうがなかなか対応できないというのが影響でございます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  仮に琴平町単独でバスを走らすのにかかる費用は、仮に走らせたとすれば、どれぐらいかかりますか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  それは、どこからどこの話でしょうか。わからないので、済みません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  すみません。具体的にが抜けてました。とりあえず、琴平町内を普通に巡回したということを想定してということで、ざっくりで構わないのでお示ししてもらえればと思います。 ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  そういった試算はしておりませんので、ちょっとお答えできません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  以前、研修に行った先で、バス1台を走らすのに、大体年間1,000万からもう少しというふうな試算は聞いてはありますが、やっぱり広さが違うので一概に一緒とは言えません。ただ、1,000万から2,000万、1台走らすのにそれぐらいかかるのではないかというふうな予測が立ちます。その上で、善通寺市さんの協力を得れば、安い試算でバスが引けるのではないということでお伺いしたのですが、そのあたりは無理なんでしょうか、町長。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の趣旨がちょっとわからないんですけど、町全体の話なのか、今の大麻まで来ている空海号の延伸の話なのか、そのあたりをどちらか明確にいただかいないと答弁しがたいので、すみません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  すみません。本来なら琴平町全域を走らせてもらえられればありがたいのですが、まず大麻から琴平駅までの短い区間だけでも、まずきっかけとして走らせてもらえればということでお聞きします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  12月に山神議長とともに、善通寺の市長、また議長に、今の空海号の琴平駅までの延伸について申し入れをしたところでございますが、先ほど申しましたように、市長は協力は惜しまないということですが、現実問題として、今の善通寺市の市内のバス運行に支障が出るということで、なかなかそれより前進した回答ができてないいうことが一番の大きな原因でございます。費用の面につきましては、それは2番目の問題かと思っております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  わかりました。町民の足として非常に有効な施策かと思いましたので、今回お伺いさせていただきましたが、なかなか交渉的にも難しいようなところがありますので、今後とも交渉していただきまして、前向きな返答をいただければと思います。  あと、安全な道路交通網対策ではどのようになっていますかということで、町民や観光客の安全で安心して暮らせる街づくりを目指すため、国や県などと連帯を図りながら事業を進めていくということでありますが、どのようなものに今取り組んでおられるし、申し立てしているのでしょうか、町長。 ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  具体的にといいますと、例えばですね、まずは通学路の確保という部分が大事ということでありまして、先日、いこいの郷に現在琴平中学校が工事中ということでありまして、あそこの377号線にはごらんのように大変急な坂でございますが、あそこで年に1か、数年に1度、自転車同士の接触事故が起きているということを聞いておりまして、県の中讃土木事務所の方とともに現場確認をしていただいて、何とか下りの自転車が高速で下りてくるときのと、下から上がってくる人で接触事故がないように、少しでも自転車で上がるのに安全確保できないかという点もありますし、また他、今、琴平高等学校が駅からの間に、特に通学時に多く動いております。あそこのおがわうどんさんの横から北向きにおいては、特に朝の時間帯ですと行けないので、これについても道の幅を広げることは難しいんですが、工夫するように、また高校のほうにも、学生さんが安全に動くように指導をお願いしてますし、警察にもお願いしましたところ、ご案内のように、はしかた書店の前に横断歩道ございますが、あそこは踏切の前ということで、非常に複雑な交差点になっているのはご案内のとおりでございますが、そこについても取り締まりのほうを強化して、一旦停止であったりして、やはり一番、私はまず学生さんの通学路問題については考えていかないかんなと思っているところでございます。なお、先日、土曜日に四国新聞主催のわがまち未来会議の中で、象郷小学校区の学生さんやと思うんですけど、やっぱり暗いと、通学路が暗いという意見があります。私もこれについては非常に前から懸念しているところでございまして、特に象郷地区の中学生は自転車で通学するんですが、あそこのこんぴらパチンコのある苗田の交差点から南におりる方もいれば、1本東側の細い道を通ってくる子どもさんもいます。その辺も教育長とも相談して、小学校に関しては各校区ごとに危険箇所をPTAから上げてるんですけど、中学生の通学路問題については、新しい校舎もできることなので、そういった部分も含めて、我々が言うよりも、実際利用されている学生さん、生徒さん、児童さん、また町民の方からも、議員さんからもいろんなご意見いただくところ、できることから改良していくように進めておりますので、一般論としては、どこっていうことになっては、今現在、私が浮かんでいる部分はそこだけではないことしか言えておりませんが、そういったことで、やはりこれは危険だな、やっぱりこれは改良すべきだなということについては、そういう県道については県事務所、国道については国道事務所、町道については町の内部のほうで、できることからそういう工夫をしながら進めているというのが今の状況でございます。また何かご意見ありましたら、また現課のほうとご相談いただけたらと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  別所君。 ○3番(別所 保志君)  ありがとうございます。実を言うと次の工程で、安全とおっしゃられているのであれば、道の拡幅、歩道の確保、街路灯の整備等があればしてくださいというふうに聞くつもりでしたが、先に答えられてしまいまして、実質、通学路の安全確保ということで、やっぱり夏場は明るいんですが、冬場はどうしても暗くて危険なところが多々あると思いますし、どうしても象郷のほうになりますと、農作物の被害等がありまして、街灯がつけれないという問題も実際あると思います。その上で、LED化を図って、道を明るく照らすいい政策があればと思い、ここで質問させてもらっておりますが、なかなか地権者との問題もあるので、なかなか進まないとは思います。ただ、県道ないし主要道路だけでも、歩道の安全確保ないし歩道の拡幅等をしてもらえたらと思いますので、そのあたりは前向きというより、早く進めてもらえたらと思いますので、よろしくお願いします。  その上で、まず、町内の県道26号線と28号線の交わる交差点、杉屋電機さんのある交差点ですが、池田内科さんの前に当たる電信柱があるせいで、大きな車がすれ違うことが非常に困難なときがありまして、渋滞をよく起こされております。その電信柱等の位置の変更とかはできるんでしょうか、町長。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  また現課と相談していただいて、私から答弁ができません。すみません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  すみません。事前にもう少し詳しく言っとけばよかったんですが、大分あそこで大きなバスだとかすれ違う際に、ドアミラーなどがいっぱいいっぱいで当たり、すれ違いをしかねている風景をよく見ますので、今後とも、あそこは県道なので県のほうへまた申し立ててもらい、道の改善等をしてもらえればと思います。  あと、町内で歩いてて気がついたのが、最近、JR駅前の交差点にある信号機の支柱が、以前は道の中に出てなかったのですが、道路のほうにはみ出して立っているのはご存じですか、町長。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  そういったご指摘があったかとは記憶あります。それともう一つですね、先ほどの通学路の問題のその続きですけど、駅から駅西駐車場の間が真っ暗なんですよね。あそこも非常に駅に向かう人が暗いですし、また、あそこの間の何メーターかな、50メーターぐらいですけども、それも片側で東側を歩く方も多いので、ここも先ほどの高校生の問題も含めて、不安箇所かなというふうな認識は持っております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、別所君。 ○3番(別所 保志君)  観光客の安全、高校生の通学路の歩道の安全、いろいろ改善していかなければいけないところは多々あると思います。今、町長も言われましたように、駅前から小学校へ行く途中、街灯がなく、暗いところもあり、転倒する方も見たこともあります。そのあたりも踏まえて改善などしてもらえたらと思います。そのためにも道幅を確保するなり、そういうふうな政策として、セットバックにより、日照の確保などのために、建物を建てるときに道より後退させる、道の中心線から2メートル後退した線を道路の境界線とみなされることと、道路の反対側などが川・崖などのときには、境界線から水平に4メートル後退した線が境界線とみなされる。道幅を4メートル確保するためには、セットバックというのを活用して道幅を広げていくのは必要なことではないかと思いますし、4メートルでは場所によっては足らないところもありますので、条例などを聞き、道の整備をすることが、安心・安全な街づくりのきっかけになるかと思います。都市計画とは、将来のあるべき姿であり、各種施設の秩序ある整備を図る総合計画であり、人口、産業、土地利用、主要政策等の展開を想定し、そのために必要な規制、誘導、整備を行い、適正に発展させようとすることであり、都市の安全な発展と秩序ある運営を図り、都市景観を改善し、保守するなど、土地利用のあり方、都市施設、道路公共等の整備、都市開発について計画を策定し、その実現を図ることに意味があるのではないでしょうか。  結果として、道路を整備することにより、住みやすい環境を整えることができると思います。また、人口増にもつながっていくのでないでしょうか。町長は、計画と実行・決断力で新生琴平町を築いていくとおっしゃっておられましたので、大いに期待をして、今回の一般質問を終わりにしたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(山神 猛君)  引き続き会議を開きます。  次に、発言を許します。  4番、吉田 親司君。   (「はい、議長、4番、吉田」と呼ぶ) ○4番(吉田 親司君)  皆さん、おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、平成31年3月定例議会におけます、私、吉田 親司の一般質問を開始したいと思います。  まず、今回は3問、ご提出しております。  1番目は、琴平町独自の創業支援と事業継承支援策を作成すべきではということ。2番目、斎場利用者専用駐車場整備事業の進展をお聞きしたい。3番目、直ちに、小学校の再編と、それに伴い庁舎の建て替えを。以上3問、質問席にて質問したいと思います。よろしくお願い申し上げます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  まず、1問目の琴平町独自の創業支援と事業継承支援策を作成すべきではということで、最近、川西地区に新しいホテルの開業が1つの刺激となったのか、若者が、参道筋、また路地裏に新しい業態の店を出店し始めている。移住促進の意味も含めて、やはり琴平という街に興味を持って起業したいと思う若者は少なくないと思います。商工会を介した県の支援制度、その他民間事業、USENなどが行っていますが、もっときめの細かい支援策が必要ではないかと思います。他市、他町は、それぞれ独自の創業支援、継承支援事業を繰り広げています。空き家空き店舗対策、その他琴平の観光業にとっても、これからが非常に大切なことだと思っていますので、補助金を含めた金融支援や創業、継承塾等のソフト・ハード両面にわたる琴平独自の支援事業を考えてはいかがですか。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  4番、吉田 親司君の質問に対する答弁を求めます。
     町長。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  吉田議員の質問に対する答弁を行います。  議員ご指摘のとおり、このところ参道筋を中心に、国内の観光客や訪日外国人旅行客に向けました新しい店の出店が数多く見受けられるところでございます。そうした事業者の中に、末永く事業を続けていただくだけでなく、さらなる企業者を呼び込み、まちの活性化につなげていくためにも、町としての創業支援は必須であると考えております。  これまで創業支援に関する窓口は商工会のみでございましたが、まずは町といたしましても早急に創業支援計画を策定した上で、町や商工会、そして金融機関の連携を図り、創業者への一体的な支援体制を構築するため、観光商工課内に連携の窓口なるものを設置いたしまして、各支援機関との相談をしながら、各種支援制度などの情報提供ができることとしたいと考えております。その上でニーズに応じた補助金等の支援策を検討していきたいと思います。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  私も今回、この創業支援のことを、結構新聞で最近、2月だけでも創業とか継承ということに対する、四国新聞なんかでも結構商工リサーチとか、それから高知県なんかでしたら、事業引き継ぎセンターなんかの新聞記事がたくさん出ているわけなんですけども、それで今回、この創業支援とか継承支援のことを聞いてみようかなと思ったんですけども、いろんなところで私も見ておりますと、先ほども言いましたように、平成27年に一応そういう支援事業の県からの申し出あたりの記事があって、支援を琴平町が受けるような施策をやってないんですよね。ですから、その辺、今さらいうたらあれですけども、三豊さんなんかでしたら、みとよ創業塾ですね。これが2月5日スタートで、受講料無料、会社設立時の登録免許税の軽減とか、信用保証協会、創業関連保証の特例とか、日本政策金融公庫新創業融資制度の自己資金要件の充足とか、そういうことで、5回か6回ぐらいの創業塾をした上での一応検討に入るというふうな、こういう施策をやられております。それから、隣のまんのう町では、ご存じかと思いますけども、百十四銀行さんがIT活用、これはITに限ってですけども、まんのう町創業・IT活用支援セミナーの開催についてというふうな、他町、他市はこういうふなことを先駆けてやられておるわけなんです。  創業支援について、特に琴平という町は、先ほど私も最初に文書で言いましたけども、町自体観光がほとんどですけども、創業したい方は非常に県外からでも県内でも多いんじゃないかなと思っております。ですから、先ほど町長も早速取り組みますということなんですけども、どうなんですかね。今回、31年度事業からということでよろしいですか、やっていただけるのは。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  31年度予算の中には、創業支援の新たな事業の予算は計上しておりません。先ほど申しましたように、今はこれからということでございます。ただ、創業支援で、特に一番町としては、空き店舗対策の1軒当たり、県と町が200万、これは大きいと思います。ご商売されてらっしゃるのでよくわかると思うんですけども、やっぱりリフォームをした経費がどうしてもローンといいますか、ずっとそれを支払いしていかないかん中で、町と県費で200万円を補助して運営していくというのは、これは創業支援としては一番ハード面で、いったらランニングコストの削減に一番効果があると私も思っております。今、三豊さんの塾はどちらが主催ですかね。だから、そういったことも含めて、やっぱり町が単独では当然できないわけで、恐らく商工会議所であったりが主催で、市がもちろん応援しているかと思いますが、そういった塾をする場合、地元の方に新たにチャンスを与える場合はあるんですが、特に琴平の場合は、議員おっしゃるように、飲食であったり、小売りであったり、そういうビジネスチャンスを求める若い方にはやっぱりもってこいであるというのは、特に商店街もそうですし、特に私は一番懸念されるのは、議員さんの地元であります石段筋が、いつまで今の形態を維持していくかというのは非常に不安な材料で、以前もご指摘あったとおりでございますけども、何とか開けさすいう手もあれば、閉まっている状態を工夫するということも考えないかんなと思っております。これは町並みの話なんで話が飛びますけども、いずれにしましても、ご質問の新年度予算の中にはありませんが、そういったことをもっとアピールして、琴平もチャンスがあるよということは必要かなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  吉田君。   (「議長」と呼ぶ) ○4番(吉田 親司君)  先ほど町長言われた空き店舗対策ですよね。200万かな。それも非常にいいとは思うんですけども、結果論からの話になりますけども、空き店舗として創業されたところは数店舗ぐらいしかないと思うんです。私なんですけども、もう少し何百万単位じゃなくてもいいですから、もう少し小さい玉でもいいから揃えて、こんなことをやっていただいたらこうしますよとか、こんなことをやれたらこうしますよとか、具体的なものは今ちょっと浮かばないんですけども、そんな感じでもう少し、例えば20万か30万ぐらいで、創業支援で例えば看板代を出しますとか、例えばしたとしたら、極端な話、定住移住にも関わってくるし、それから、またこれ変わってくるんですけども、石段筋の先ほど町長のお話にありました、これは完全に継承になってくると思うんですよ。ですから、創業というものの、創業したい、ここに空き店舗あります、それで借りてください、そしたら町がこれだけ支援します、金融関係もこれだけ支援します、いう形のものはどこでも、例えば三豊市にしろ、善通寺市にしろ、そういう例えば県とかの予算を組んでのある程度の日本政策金融公庫ですかね。あのあたりの公的銀行あたりが施策として入れているのの取り次ぎというのは、今の商工会ではやってると思うんですよね。じゃなくて、やっぱり町独自、こんぴら独自の事業継承と創業を、実際きめ細かにメニューをこしらえていただいた上で、例えば今回ホームページあたりをリニューアルするというような予算が出ておりますけども、ホームページあたりにそういう呼び込む、琴平で商売しようかとか、琴平でこんなことがやりたいんやとか、例えば今商売している人のインタビューとか、こんなことがありますよとかいうふうな形のものを作っていただいて、他町にはない商売をする、琴平で何かの観光業になるかと思いますけども、小売業、観光業、飲食業、そういう商売をやりたいなという導緯、呼び水を作っていただければと思いますので、その点どうですかね。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  幾らですね、今ご指摘のように、いらっしゃいいらっしゃいと準備してましても、発信しないと伝わらないんですよね。例として一番にあるのは、別の方の質問になるんですけども、新築に100万円出しますという制度は町民の人もあんまり知らないですけど、町外の人も知らないから、なかなかその効果が出てないのがええ例で、200万円についてもどこまでアピールできているのかなというのは、今ご指摘のとおりかと思います。やっぱり幾ら用意しても、それにひっかからないと、ネットの検索じゃないんですが、ひっかからないと情報としては伝わらないというのは、これが今の琴平町のこれまでの課題であるというのは認識しておりますので、今ご指摘ありましたように、ホームページであったり、前までは画像やったんですけど、今は動画なんですよね。今は4Gが今度5Gというふうな情報もありますから、そういった面で動画をうまく活用していかないかんというのは私も非常に意識しているとこですので、そういった町のCM的な形で動画を作って発信すればええわけですので、そういうのはあんまり言えないことがいっぱいあるんですけど、ちょっと言うとあれなんですけど、そういう意識は十分持っておりますので、ご提言ありがとうございます。  ただ、それと、発信はいいんですけど、先ほど20万、30万というのがあるんですけど、かといって、呼び水としてはいいんですが、手厚く出したところで、ご商売されているとわかるんですけど、やっぱりこの琴平で仕事がしたい、創業したいというと、やっぱりこれだけの観光客がいるというところが魅力ですから、そういう事前の十分な計画がないと、開けたは何じゃい、やっぱり近くでも1年で閉じられるうどん屋さんもあったりするわけですから、そういうところもしっかり、それはもちろん民間の個人のことですから、町がどうこうないんですけども、呼び水としてはというのはあるので、そういう面では、琴平町に来たらこういったメリットがあるよということを、住むだけでなくって、ご指摘の創業的・企業的継承も含めて、そういうのは意識して、やっぱりインパクトが大事かなと思いますんで、そういった情報発信はご指摘のとおりかと思いますんで、前向きに考えたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  町長になられてまだ間もない時なんですけど、今までの話になるんですけども、平成27年市町村策定の創業支援事業計画認定の権限等に係る移譲という形で、香川県が出しているんですよね。総合支援事業計画、今回される計画だと思うんですけども、この計画が平成27年からやっているんですけども、6回認定申請予定が高松市で、策定予定が丸亀、坂出、善通寺、観音寺、東かがわ、土庄、小豆島、宇多津町、綾川町なんです。27年の時点ですけども、現時点で策定予定なしが三木町、直島町、琴平町、まんのう町、多度津町というふうな答えといいますか、ですから、30年といえば、非常にまたそれから遅れているんですけども、先ほど言いましたように、まんのう町は百十四銀行とコラボしてやってますよね。その点、何年からやっているかちょっと、これが出てるのが平成29年5月2日で百十四銀行のホームページに出てるんですけど、創業支援という形でね。ですから、町長も今、温かいお言葉をいただきましたので是非、予算は組んでないということですけども、前向きに創業支援、ほんとに参道筋は特に継承支援という形で何かを考えていただくというのも、私も協力いたしますので、是非よろしくお願い申し上げます。以上です。  それでは、2題目に移りたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  斎場利用者の専用駐車場整備事業の進展はということで、昨年2月27日、全員協議会にて、理事者側担当と課長による詳細な現状の説明と現地駐車場の設計図を提示いただき、事業工程表まで見せていただきまして、今年度、当初予算で30年度予算で850万を議決した斎場利用者専用駐車場整備事業、その後、委員会での資料提示や報告事項がさっぱりございません。私は、平成28年3月議会で、議員になりたてのときに初質問として、斎場の上がり口から斎場の入り口付近にマイクロバスぐらいが入るようなということで質問した覚えがございます。やっと住民の負担軽減になると去年の3月議会で喜んでおった次第なんですけども、現状どのようになっておるのかお聞きしたいということで、よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  琴平斎場は高いところにあり、特に高齢者を初め、非常に斎場に下の駐車場から上がってくるのは大変だという、これは町にとりましても長年の課題になっておるところでございます。そうした中、議員ご質問のように、本年度の当初予算におきまして、移転補償金及び設計委託費をご承認いただき、予算計上しているところでございます。  本年度、移転先の墓地候補地、いわゆる無縁墓地等の整備を行いまして、該当されます方々に見せられるような状態に整備ができたのが、本年1月の中旬でございます。現在、該当される方々に移転してもらえるかどうか、該当者一人一人に会って、担当課のほうより会いまして説明し、家族の方々に相談してもらっているところでございます。  細かいことになりますが、該当者8人のうち5人には直接お会いして説明をしております。残り3人のうち、お一人は継承者が死亡しており、新たな継承者の連絡先等を確認しているところでございます。他のお二人につきましても、現住所に4回ほど訪問しましたが不在となっておりまして、もう少し時間をいただき、該当者の方々のご了解を得てからの予算執行になると考えておりますので、なお、移転補償金につきましては、現状まだ交渉中ということでございますので、次年度へ繰越明許費として計上しているのが現状でございます。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  これのことですけども、そうしたら遅れるということで認識してよろしいんでしょうか。やるかやらないかの話になってくると思うんですけども、例えばこれで持ち主の墳墓を8軒分でしたかね、9でしたかね、9つの中で、先ほど町長ご説明があったように、8人中、一応5人が説明済みということでお聞きしたんですけども、例えばこれで本人がつかまらない、地権者といいますか、墓の持ち主がわからないということになりましたら、この事業自体はどういうふうにされる。それでもやるとか、それでもやるつもりなのか。それとも、もうそれはしょうがないから、もうこのままほっとかないかんとか、そのあたりはどうお考えになられてますかね。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  墓地の移転というのは非常にシビアな問題でございまして、この辺は遺族といいますか、管理されている方のお気持ちを重視しないと、町としてこれしたいからということで、余り強行に交渉するもんではないと思いますし、かえってそれはそもそも問題になるかなと私は思いますが、先ほど申しましたように、こればっかりは相手側の先方のお気持ちを重視しなければいけないなと思いますので、その結果次第になりますので、ちょっと仮定の話では、今現時点では答えにくいので、現在交渉中ですので、交渉結果次第では、また皆さんにご報告した上で、また判断したいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  今、担当課長が替わられておりますけども、去年の担当課長の説明では、今現在でも、そこの該当墳墓の跡地が地盤沈下をしてるというふうにお聞きしている覚えがあるんですよ。地盤沈下をしてるから、それをどうしても直さなければならないと。直すには、要するに地盤沈下を補強して、地上げをするついで、ついでと言うたら失礼な言い方ですけども、そういうふうな意味も込めてやりたいんやというお話は聞いてると思うんです。ですから、そのあたりも含めて、地権者8名の中で、そういうふうな説明はされてるかどうかいうのをお聞きしたんですけども。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど答弁いたしましたように、移転先の墓地の候補地の整備を行ってできたので、ようやくこの1月になって説明しているという現状でございます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  そしたら、一応移転先は個別に、この方はこちら、この方はこちらいう形で、ご説明はされてるわけですね。ですね。それでしたらあれなんですけども、あとは本人のどうするかというだけの話ですかね。そのうちの3人がまだわからないと、どういうふうな、先ほどのご説明では、そういうふうに捉えていただいてよろしいでしょうか。   (「はい」と言う者あり) ○4番(吉田 親司君)  それでは、あと3名の方には、担当課長も大変だと思いますけども、しっかりと日参していただきまして、明石の市長さんみたいな形にならないように。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません。昨年、どういったご説明したかまでは確認できませんが、私も先ほど申しましたように、これは相当シビアな問題でございますので、住民サービスの向上の面では、早くこれができることはいいんですが、かといって、あんまりせくこともどうかなと思いますので、先ほどの答弁にもなりますけども、そうすぐにできる事業ではないと私は認識しております。無縁墓地を整理するだけでも何年もかかりますから、この事業は多分、今年や来年にできるようなもんではないかというのはご認識いただけたらと思います。私はそういう認識です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  先ほど町長言われよったけど、私も聞こかと思とったんですけども、無縁墓の整備は、今どれぐらいあって、どれぐらいまで整備ができてるかいうのは、大体わかっているんですか。 ○町長(片岡 英樹君)  議長、住民サービス課長が答弁。 ○議長(山神 猛君)  住民サービス課長、宮脇君。 ○住民サービス課長(宮脇 公男君)  議長のお許しを得ましたんで、ちょっと説明させていただきたいと思います。  無縁墓地に関してですが、今現在、何ぼあってどうしよるかっていう部分で、何ぼあるんかいうんは毎年変わってきます。毎年整備、草がぼうぼうになって、どうなっとるかわからん状態が出てきますんで、その辺がわかった都度、官報に載せて、1年間整備されてないんやけど、持ち主さんいらっしゃいますかという官報に載せて、連絡来るかどうか待った上で、1年後、どうするかいう判断してまいります。その辺で、何ぼあって、何ぼ整備したかという部分は非常に申しづらいところがあって、非常に答えがしづらいところです。ただ、当初予算を計上する上では、無縁墓地を整備するんは、毎年15から20の個数をしたいというんで予算計上はさせていただいとる状況にあります。その辺だけはご理解をお願いしたいと思います。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  ありがとうございます。それでは、先ほど町長も言われたように、前向きにこの事業もせっかく、高齢になればなるほどだと思うんですけど、特に夏暑いときとか、雨が多い時期、その他、お墓といいますか、火葬場の話になってきますけども、そういうときに住民が楽できるいうたらあれですけども、そういうところで、結構私も、それが議員になって初めて、これをこうやったらええんちがうか言うて、ある方に聞かれまして、そういうたらそれは絶対にやるべきことやなと思って一般質問させていただいたわけなんですけども、これ3年、4年になりますけども、前向きに事業としてはやる予定にされとるということで、長い目で見させていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、3番目の、直ちに、小学校の再編と、それに伴い庁舎の建て替えをということで、先般の陳情活動により、総務省において、公共施設管理推進事業債(市町村役場機能緊急保全事業)という、当町にとっては非常に有利な財政措置を伴う事業の経過措置の延長を求める要望を行いました。総務省の担当課長の説明では、どうしても平成32年12月議会までに実施設計の着手が最低条件であると聞きました。よって、優先順位、まず第1の小学校再編を緊急に行った上で、跡地利用の観点から庁舎の建て替えという、かなりタイトな工程ではありますが、当町の財政から鑑みて、私はそうすることが一番よいと思いました。理事者側からはそれぞれ、それは不可能であるという意見もありましたが、何とかやっていただきたい。そういうことで、町長の現在の所見を問いたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  小学校の再編も重要課題でございますし、市町村役場機能緊急保全事業という庁舎建て替えに対して唯一交付税措置がなされるという、非常に有利な事業に手を挙げるかどうか、本庁においては重要な決断となっております。  庁舎建て替え関連の市町村役場機能緊急保全事業につきましては、平成32年度までに実施計画に着手すれば、平成33年度以降も現行と同様の地方財政措置を講じることとなる経過措置がなされることとなっております。この事業は、対象要件といたしまして、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく事業でございまして、建て替え後の庁舎を業務継続計画に位置づけることが要件の1つとなっております。近々完成いたします個別施設計画をもとに、庁舎建て替えの緊急性や教育施設の統廃合等の優先順序を熟慮しながら、早い時期に結論を出していかなければならないと考えております。決断の時期につきましては、現段階では具体的には決めておりませんが、早い時期に決めたいと考えております。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  吉田君。   (「議長」と呼ぶ) ○4番(吉田 親司君)  これは、先ほどの同僚議員からも質問がありますし、また明日もまた同僚議員からの質問もあろうかと思いますので、私のあくまでも考え方をこの場で言いたいと思うんですけども、これはそもそもの話ですけども、1回、私これ質問したことあるんですけど、公共施設等総合管理計画、平成29年の3月に出されておるわけなんです。前町長が町長時代に出されたことだと思うんですけども、今、これ29年で、これで個別計画を出してたら、極端な話、これには間に合ってたと思うんですよね、個別計画を。今、個別計画をやって、私、9月に一般質問させていただいた時には、副長が年度内に個別計画は出させてもらいますということで、年度内という話はお聞きしてたんですよね。ですから、その辺を含めて、これどうして、当時の執行部の方、この中にある程度はおいでると思うんですけども、29年にこれ作って出して、このときには、庁舎のことはこういうふうに書いてますわ。町役場の防災上、重要建築物について、耐震性の確保を図ります。また、耐震診断基準に基づく審査の結果、耐震性が不十分と診断された施設については、計画的に補強工事を行いますと。29年ではこんな感じのうるうるした形のことしか出てないんですよね。ですから、この個別計画いうのがどういうものか、多分これから先出てくると思うんですけども、その辺、是非町長、せかすみたいですけども、どんなに思われてますかね。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  一番簡単な個別計画は、琴平町役場でなくて、琴平中学校です。中学校できましたら、そのままずっと使うということなるんですが、逆に言いますと、個別計画では、例えばAという小学校は廃止します、Bという小学校はどうしますという、これが個別計画になりますので、それを現状では出せないというのはご理解いただけると思います。  以上です。 ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  それで、先般の陳情活動の話になるわけでなんですけども、先ほど私も言いましたけども、32年の12月議会における議決で、一応実施設計までということで担当課長からはお聞きしたわけなんですけども、その辺りはどうですか。陳情活動も私も、何かこれできないことを無理言っているような感じで非常に、後でついていって、諸先輩方と一緒についていって、大丈夫なんかなと思いながら、後ろのほうで聞いてたわけですけども、町長、この32年度を、33年、34年と延ばすようにという陳情活動のほうはご存じだったのかということと、この公共施設適正管理推進事業債というのは、いつ頃ご存じだったのか、ちょっとお聞きしたいんですけども。いつ頃聞いたか、いつ頃ご存じだったか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  いつ頃いうのは記憶ありませんが、私が議員時代、1年前は議員でなかったんですよね、1年前には知ってました。多分、その制度が、要は緊防債を知っておりましたけども、新たにそれができた時にそういったものがあるということで、お隣の善通寺市さんであったり、多度津さんであったり、丸亀さんが、坂出さんが、にわかにはよせないかんと動いたのは覚えております。この質問もたくさん他の議員さんからいただくんですけども、現時点で非常に私もどうして早く出せと言われるという部分で、ずっと歴史を考えて、ふっと考えたら、やっぱり住民の感覚は、あれだけ小学校の統合言いよったのに、何で先に中学校できるんやという声をたくさん聞きます。我々も、当時私も議員でしたけども、やっぱり我々も小学校の統合問題やったのが、いつの間にか中学校に変わってしまっているというのが、これは本音かなと思います。その辺が住民の方の中で、特に若い中で、ほんまにできるんかというふうな声を、ほんといろんな方から私も聞いておりますので、私も何度も言いますけど、1つずつやっていくというのは聞こえはええんですが、1つずつ決めると、何でそんなんやいうことで、いろんな地域性であったり、いろんなお考えの方もありますし、私も今だに、多分議員各位もですね、何で小・中一緒にせんのやという声を一番聞いとう思います。だけど、今からじゃあやりますかいうことができるかいう問題もありますし、ですから、役場の問題、保育所、幼稚園の問題、小学校の問題いうのは、どこにどういうふうにやりますとセットで出すことによってある程度は、住民の方であったり、これからの特に若い方にはご理解いただけると私は信じております。もちろん、どうしてそんな案出すんやというお叱りもあるかと思います。でも、それは何とか私は51点をいただくつもりで、それなりの理由をつけた構想なりをお示しできるように、今業者さんを通じて、現在の校舎であったり、建物についての状況を今調べてもらっておりますので、間もなくその報告が出ると聞いておりますので、それをもって新年度の予算にも計上しておりますが、そのデータをもとに構想の案をつくりまして、早い時期には案として、まずは議会の皆さんも含め、教育委員会等を含め、内部のほうに説明した上で、その後にその案を住民の方々にご理解いただかないと、決めたけん、これで行きますいうことでぶっち切れば、確かに32年の12月にも間に合うかと思いますけど、これは先ほど来の質問にありますように、まち全体のグランドデザインにかかわることでございますので、ある程度は住民の方々にも、それやったらしょうがないのというようなご理解をいただいた上でゴーを出さないと、やはり無理強いすることはよくないと思いますが、かといってですね、考えまくったってもできないことですから、今しばらくその経費の問題と、例えば私は、小学校や中学校であったり、学校施設いうのは、大体自己負担は4分の1でできると思うんです。ところが役場庁舎いうのは、多分ご存じのように、もう全然ないんですよね。今回、そのご指摘の部分については、大体22%程度、実質交付税措置があるいうことで、ゼロよりかはあるという、非常に少ないチャンスであるのは認識しておりますので、20億かかるんでしたら4億円、10億やったら2億円で、庁舎がどれだけかかるかわかりませんけども、そういった面で考えるとですね、間に合わすことも大事ですけども、かといって、せいては事をし損じてもいけないので、その辺のバランスが非常に難しいので、現時点では、まずその構想を決めて、議会を初め住民の皆様の概ねのご了解いただいた段階では走れるかなと思っております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  答弁ね、ほんとにこれ、タイムカプセルかなんかで平成29年に戻ったら、うったてからやり直して、習字の最初のうったてをどこから行くかいう形でやったら、全部の公共施設はいいものができてたと思うんですけど、やっぱりうったてを町長は議員時代になりますけども、うったてをかなり間違ったという、私も同感の意見を持っておりますので、今さら言うてもしょうがないことなんですけども、非常にこれからの公共施設は非常にやりにくいというか、やりづらいというか、どうしようというのがあるとは思います。ただし、先ほど言いましたけども、私は別に庁舎にしたって、おごる必要はないと思うんですよね。先ほど同僚議員から、丸亀が何十億、善通寺が何十億という話ではなくて、やはり当町なりの、そんなにおごる必要がないと思いますので、とりあえずは危険建物になった中学校からやろうかいうて、古い順番やったら庁舎からやらないかんと思うんです。後もう一つは、こんなことを陳情に行かなければ、私どもも全然、議会議員として知らなかったわけなんですよ。その辺が非常に、この議会で私も言いたいのは、やはり町長サイドの昨日もあることでありましたけども、議員サイドと町長サイドとあと執行部、事務方サイド、そのあたりが今の現状の把握と何をするべきかというものを、みんな一緒になって考え、みんな一緒になって話をして、助け合ってやっていけるような町政を、町長しっかりやっていただきたいというのが私の一番の、この度の意見もそうだと思うんです。  これ、最後になりますけども、こんなこと言うたらあれですけども、小学校の統合を先にせいと私は言ってますけども、逆に言いましたら、例えばこの庁舎を建て替えるという形、今の庁舎をですよ、この庁舎。建て替えるとしたら、極端な話、仮設の庁舎が必要ですよね。ここでやればできないんですかねと思うんですけども、その点どうですかね。この場所で建て替えるという案は。 ○議長(山神 猛君)  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  たしか4年か5年前に耐震の調査したときに、震度6で危険と出たと思うんです。それで、そのときに耐震補強の話も出ました。ただ、耐震補償の額は忘れましたけど、相当金額がかかるのが1点と、それともう1点は、こういうバッテンがいっぱい入りますので、部屋が狭くなると。現状、ご案内のように、今でも庁舎内のスペースが狭い状況である上にできないいうことで、その当時、庁舎の補強を耐震をせずに、今だに至っているのが現状であります。今の質問は、ここを取り壊してということですか。全然考えてないので答弁できません。すみません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  吉田君。 ○4番(吉田 親司君)  考えてないということで、例えばもう一つですけどね、小学校の統合を急がないという話でしたら、例えば32年という私は頭があるもんで、急がすような話ですけども、至急にできるとしたら、極端な話いうたら、東駐車場ですね。東駐車場に建てて、こちらを潰して、後の総合センター、その他のところの用地として確保するとか、そんな形も考えてもいいんじゃないかなと思うんですけども、そのあたり、私がこれを言ってもしょうがないことですけど、早急にするのも言ってる話を、町長どうですか、これはどうですかいう形で私は提案しているみたいなもんなんですけども、そのあたりも考えて、やはりこれ、10億で2億、20億で4億、交付税やからね。やっぱりその辺で、地方債になってきたらやはりロングに償還はできると思いますので、その辺、交渉力と、あとは調査力を駆使していただいて、これはやらなければいけないマストなことだと思いますので、町長、ほんとに施政方針なんかでも施設の耐用いうことで、保育園、幼稚園、小学校の総合整備、また耐震問題を抱えている役場庁舎の建設につきましてという形と、あと、私が9月に説明した一般質問させていただいたときに、小学校の統合にしましては、いずれにいたしましても、この件につきましては、恐らくどの答えになろうとも、逆に引っ張れば引っ張るほど、逆にいろいろとお叱り等もあるかと思いますけど、いずれにしましても、これはもう決めるほかないというのは覚悟はございますので、またよろしくお願いしたいと思いますという答弁書をコピーしてきたんですけども、しっかり考えていただいて、町のためになりますので、先ほど町長言いましたように、ハード事業につきましては、中学校といううったてがちょっと違ったところからスタートになっておりますので、間違った意図を直すのも1つの町長の仕事で大変かと思いますけども、しっかりとやっていただければと思いますので。   (「ちょっと1点、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど、建て替えを何も考えてないというのは誤解を招くのであれなんですけど、先ほど申しましたように、じゃあ役場っていうのは、町にとって、住民にとって、どういう機能なのかということを考えなきゃいけないと思うんですが、今、この立地条件の中で大きな課題は、僕はやっぱし進入路やと思います。ここに建て替えをするということは、ご案内のように大変道が狭いということがあるので、なかなか厳しいかなと思いますし、仮にここを建てかえするのが一番安くできる可能性は高いですが、そのための整備する道路のお金は非常にかかるかと思いますので、その辺は考えないといけないと思いますし、それともう一つは、やっぱり観光地であるという件で、観光地がゆえに駐車場の問題と、役場は駐車場が無料ですので、それとの兼ね合いを考えて立地条件をしないと、今でも私も多く聞くのは、役場に駐車場が少ないというのが多いゆえに、無料駐車場が平日は問題ないんですけども、どうあるべきかということで、非常にその辺も考えて役場を建てないと、でも、役場があるから近くに家が建つかどうかというのも議論があると思いますし、遠いところにあったらどうなのかとか、いっぱいいろんなことはあると思いますけども、それはいうのも含めて考えないといけないと思いますので、考えてないというのはちょっと誤解でして、ここに建て替えすると、そういう別の費用もかかるという意味でちょっと厳しいんじゃないかなということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(山神 猛君)  はい、吉田君。   (「議長」と呼ぶ) ○4番(吉田 親司君)  今の町長の発言でちょっと思い出したんですけども、前回、公共のほうで、京都と神戸、議員研修させていただいて、神戸の北区の区役所、鈴蘭台というところのJRの駅の横に、商業施設が1階と、イオンが2階だったですかね。それから上、4階、5、6、7かな、社会福祉協議会とか庁舎が入った施設を研修で見させていただいたわけなんですけども、あそこは他の議員とも言ってたんですけども、デザインビルドという手法で、基本設計イコール予算だけ決めて、基本設計イコール実施設計でやっていったと、鉄骨づくりでしたけどもね。そういうふうな形も、この一般質問として、私の提案として一応お聞きいただければと思いますんで、一応よろしくお願い申し上げます。  それでは、以上で、3月議会におけます私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。失礼いたします。 ○議長(山神 猛君)  これで、4番、吉田親司君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。再開を13時といたします。      休憩 午前11時57分      再開 午後 1時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(山神 猛君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  5番、豊嶋 浩三君。   (「はい、5番、豊嶋」と呼ぶ) ○5番(豊嶋 浩三君)  それでは、これより、平成31年3月定例会におけます一般質問をさせていただきます。5番、豊嶋 浩三であります。  本日は、通告書に従いまして、1、琴平町ひと・まち・しごと総合戦略と若者住宅取得助成事業について、2、平成31年4月よりの新協定で運営される、いこいの郷公園指定管理について、3、2020年からの小学校に導入予定のプログラミング教育について、4、第3期国民健康保険特定健診審査実施計画及び第2期データヘルス計画について、以上の4点について質問をしたいと思っております。  質問時間の都合上で、質問の要旨の前置きは通告書に記載しておりますので、省略して質問事項のみ発言させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、場所を移動して質問に入らせていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  近年、男女共同参画による女性就業者の増加や晩婚化が進む中で、結婚年齢もさまざまな状況となってまいりました。琴平町総合戦略において、移住定住者の増加を推進する施策として、若者住宅取得助成事業を行うのであれば、現在の若者定義を柔軟に考えて、年齢制限を明記しない補助事業にすべきではないかと考えております。  また、2番で、琴平町若者住宅取得助成事業補助金交付要綱第8条の補助金の返還において、町長は、補助事業に交付を受けた者が、対象住宅を取得した日から5年以内に第三者に譲渡したときには補助金の返金を義務づけておりますが、2016年4月1日からの事業であることから、2020年4月1日より補助金交付者に対する定住調査を行わなければなりません。当初の5年間を経過した補助給付者に対する定住確認はどのように考えているのか。  以上の2件について、一括でお答えいただきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  5番、豊嶋 浩三君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  豊嶋議員のご質問に対します答弁をさせていただきます。  ご指摘の若者住宅取得助成事業が始まりまして3年が経とうとしております。この3年間での実績を申し上げます。1年目は11人、2年目が15人、3年目が21人の方がこの制度を活用して、琴平町内に住宅を購入されて、生活をされております。議員ご指摘の若者住宅取得助成事業の要件としての年齢制限をすべきではないというご質問でございますが、県内で若者住宅取得助成事業を行っている市町は、全て年齢制限を40歳以下としておる現状でございます。また、この補助金を利用した方にアンケートをとっております。40歳が1人で、その他は全て20代から30代の方でございます。質問の中で、この制度がなくても琴平町で住宅を取得するかしないかという問いに対し、大半の方が「はい」ということで、この制度がなくても琴平町に家を建てたというのがアンケート結果に出ております。私も年齢制限を例えば10歳上げまして、50歳まで引き上げてはどうかと考えておりました。しかし、今述べましたように、これまで利用された方からの移住定住などの効果が出ていないということが1つ判明したわけでございます。このことも、この制度のPR不足なのか、そもそもこの制度自体にこういう移住定住の効果が薄いのか検証が必要であると考えております。以上のことを踏まえて、現状では、今のままで進めていければというのが私の答弁とさせていただきます。  失礼しました。続きまして、調査の件でございますが、琴平町若者住宅取得助成事業補助金交付要綱第8条の、町長は、補助金の交付を受けた者が、対象住宅を取得した日から5年以内に第三者に譲渡したときは、補助金を町に返還させるものとするとありますし、交付申請のときにも様式第3号町内定住誓約書を交わしておりますので、5年を経過した対象者に対しては、住宅等の確認をとり、調査をしていく考えでございます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)
     町長のご答弁において、この若者住宅取得助成事業が移住定住に効果が出てないと言われました。何を根拠に効果がないと結論づけたのか、そのあたり、明確なデータをお示しいただいた上でお答えいただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど申しましたように、取得した方のアンケート調査で、この制度があったから琴平町内に家を建てたというのが1人だったということで、その他の方は、この100万円いただける制度がなくても琴平町に家を建てたということをもって見ると、残念ながら今のところ、そういった効果が出ているとは言いがたいというのが私の今の根拠です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  農政土木課から資料をいただいておりまして、29年度も30年度も予定募集者数を超える申請があったという資料をいただいております。今、町長もご存じのように、町はこのための補助金を、幾ら何でもたくさん出そうというわけでないわけでしょう。今の状況において、限られた中での補助金を使って申請を出している方っていうのは、毎年大変多く来られるということを聞いております。その中で、年間で約29年度でも19名、30年度でも同じく19名だけは、企画の中で補助事業でお金をいただいております。今1点、アンケートでなかって、例えば補助事業がなくてもここで住みたいというのであれば、極論から言うて、この事業自体が不必要じゃないですか。そうでしょう。この事業をすることによって、ここで住みたいという方が大変多くおる、私もそういうふうな意見を聞いてこれを取り上げたんですが、まずですね、今言ったような、人数的に見て少ないというふうなところは若干違うというふうに思っております。毎年、年度末で締め切りましたっていうときは、次に年に補正で残りの方々も入れておりますので、現実には沢山の方がこれを使われたいというふうに要望はあると思います。また、もう一つ、ちょっとおかしいんですけどね、県内の同様の助成事業を行っている自治体は全て年齢制限を40歳としておると言われました。私、昨日確認のために、もう一度インターネットで調べてみましたところ、東かがわ市、ここでは夫婦のいずれかが40歳以下でなければならない、いずれかですよ。さぬき市においては、結婚定住奨励事業としては、夫婦のここもいずれかが40未満であること。また、定住奨励金ということについては、年齢制限は全くやってません、現実でも。このあたりがあるということです。特にですね、近隣自治体が移住定住促進のために広報看板を掲げておりますが、こういった同様のPRをするというのではなく、助成事業交付要綱において、琴平町は定住期間を5年と定めております。状況の確認を行うのであれば、40までが若者で、40過ぎたら若者でないというお粗末なこういう条例は即刻改正して、琴平町は一定の条件に適合すれば年齢制限をなしというふうなことをするべきでないかと思いますが、どうでしょうか、そのあたりは。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  まず、私の答弁で、今議員ご指摘の部分があったことについては、ちょっと事実と違う答弁になったことについてはお詫び申し上げます。私も確認できてませんけども、議員さんご指摘の部分を是とした場合は、それは申し訳ないと思います。  それと、私が言ったのは、今の制度を止めるということではないし、効果がないということじゃなくて、今の制度で今言うように、確かに多くの方が使って、そら100万円をいただけるのといただけないんやったら、いただけるほうがありがたいという意味では、それは確かに効果はあるんですが、アンケート結果で本人は、これは目的にもあるように、もちろん町外から呼び込むというのが大きな目的でもあるし、それとやっぱり近隣で言うと、うちとまんのうと、他はどこがしよんかな、この近隣は。そういった面で考えると、先ほど私申しましたように、もっとPRをせないかんなというのは私もあると思いますが、議員ご指摘の部分、今議論の争点が、この制度そもそもの話なのか、年齢制限の話なのか、ちょっとそのあたりが、今言われているのがもう少し、私はこの制度を否定してるんじゃなくて、今のところは今の部分でも十分でないかということなので、この制度を否定してるわけじゃないということはご理解いただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  ごもっともなんです。私もこの制度は大変必要なんです。だから今回取り上げたんですが、町長答弁の中で、アンケートで、なくてもここで住みたいという方が多くおられたというふうな状況の答弁がありましたので、そのあたりは、今、私はこれ必要であるということで質問しておるところで、こういうふうな答弁をいただいたということで、ちょっとそのあたりが、町の考え方をもう少し変えないかん。今、この定住促進の分の窓口が農政土木に行ってまして、そちらのほうからのお話を聞いた中でも、やはりですね、大変多く方が来られとると。そのあたりは今までのデータ見てもわかります。ただ、今おっしゃるように、香川県の平均結婚年齢ですか、いわゆる30前後ですよね、男女も。その前後が一番多いという、それはあるんですが、ただ、やはり琴平で住みたいという方が40歳を来たときに、いや、町はこういうふうな条例で決めてますからっていうふうなことをすること自体が、やはり移住定住に対して矛盾が大変多くなると思うんですね。町長もこの答弁の中でおっしゃってたように、年齢を引き上げるのはどうかという、大変初めはいい意見かなと思ってよく読んでいったら、なりませんということなんで、大変がっかりしたんですが、ただ、こういうふうな条項を、若者というふうな定義をどうとるのか。そこまでちゃんと考えなければ、40が若者で、40超えたら若者でないというふうなことを条例に上げていくこと自体が、本来こういうとこで条例にあるべき文言かということもあります。ただ、やはり今言ったように、5年間の縛りがあって、琴平で建てたときに、5年間までお住みになっていただいておる方にしては、多分ここで移住定住として、ここで家族を持っていただけるということで言うとるんやと思うんでね。そのあたりの縛りがあるのであれば、このあたりはやっぱり考えていただくというふうなことを考えていただけませんでしょうか。もう一度、このあたりについて、今の状況では駄目だということですが、そのあたりどうでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  申し合わしたように、今の時点で私も実は、これ言うていいんかな、ええわな。答弁整理の段階では、50歳ぐらい上げてもいいんでないかなというふうなことで、内部の担当の課長さんとかとも協議したんですが、1点は、ほんまにこれが効果上がっているのかというところがちょっと問題かな。その原因はPR不足、幾ら町の広報でいらっしゃいいらっしゃいしても、町民の方がこの制度わかっても、町外の方がわかってないとなかなか呼び込めてないのかないうのは、これも前々から私も問題があるので、その辺は他市町の例も見習って、看板を設置して、琴平町に家建てませんかというのはありかなと思うんで、そういうPR不足の原因も1つあるかなと思うんですが、若者のいう言葉を云々は置いといて、この100万円を出すということについての効果、意味というのを考えないといけないと思うんですけども、例えば隣の町ですと、地元業者で木造を使うと200万、地元業者だと150万、町外業者やと100万という制度ですけど、最大200万って書いとるとようけくれるようなイメージがあって、まんのう200もくれる、琴平何しよんやというのはよく聞かれますけども、実質聞くと、やっぱり100万の人が多いというのがお隣の町の現状であるというのは、議員さんもご存じかと思います。  そうなると、うちは年齢制限してないよと、年齢上げればということあるんですけど、何ていうんですかね。私も当初は、例えば給食費であったり、医療費であったり、いわゆる補助をするという制度はお金を出せばいいいうことで、映りはいいんですけども、その後を効果的に見ると、すぐ他の町が同じようにしていくと普通の制度になってしまう。一番いいのは、子どもさんの医療費なんかも最初は目玉だったんですけど、今はもう中学生までというのが大抵普通になってしまっているのが現状やと思います。この制度もですね、確かに100万円出して、私は100万円を出すという呼び水、先ほど吉田議員が創業支援で呼び水の話と、またこれも呼び水になって、町内に家を建ててもらうというのは必要やと思うんですけども、そういった面で、先ほどの実際使っている方のアンケートによると、まだ呼び水までなってないということなんで、単純に年齢を上げたらいうわけじゃなくて、やっぱり私はPRであったり、情報発信をしていかなんだらいけないんじゃないかなという、その辺、セットで考えていくべきやと思うので、年齢上げるということについては、100万円ですから、10件になると1,000万円で、これは非常に大きな予算、町予算のウェートとなりますので、そのあたりも鑑みて、希望があった方には、最初の質問があったように、町としては当然、予算がないからやりませんと言うつもりはなく、それは議会のご理解をいただきながら対応したいと思いますけども、これはちょっと待ってください。私としては、ご指摘の部分については、先ほど申したようにあるかなと思うんですけども、ただ単なる、ああそうですな、ほな上げましょうかというには、ちょっと今踏み切れてないのが本音ですので。  それと、今までくれてなかったのに、急にくれるようになったときのタイムログという懸念材料があるのも、これも協議の中で出てきた本音の話です。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  おっしゃること、ようわかっとんです。ただね、琴平町の場合は、多分見たのが隣の町の条例を見てやったと思うんですけどね。東かがわとか、ああいうとこはもっと、住宅取得の何%で幾らまでとかって、そういうふうな仕組みにしとんです。今みたいに、琴平とかまんのうみたいにはいどうぞでは、今言ったように、年齢制限をのけるとか、そういうこと自体は、それをすることによって際限なくなるとか、今言ったように、今までの整合性はどうだとかなりますけど、そのあたり、しっかりと勉強していただいて、そのあたりの制度として、こういうふうな若者っていうふうなことをまず出してやるいうこと自体が安直過ぎましてね、もう少し大人的な条例の仕方を考えていただきたいと、そのあたり、もう一度、しっかりと考えていただきたいと。  それとやはり、5年の括りですけど、あと2年ですよね。32年からですよね。これについては、先ほどもアンケートとったっておっしゃっておりましたが、しっかりと4月1日からきちっと、移住定住に対してどういう効果があるのか、人口が増えているのかというところをしっかりと見ていただきたいと。それで、この効果があるかないかを判断すべきやと私は思いますので、それを期待して、待って、それからということにしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  続きまして、平成27年から30年までのCCRC事業についてお聞きしたいと思います。  この成果と問題点は何か。また、31年度の最終年度に向けた到達目標、31年度以降のCCRCに新たな移住定住施策についての町長のお考えがあるのであればお聞きしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  答弁いたします。  ご存じかと思いますが、いま一度、CCRCについてご説明させていただきますと、CCRCとはコンティニュイング・ケア・リタイアメント・コミュニティの略で、日本語では継続的なケアを提供する高齢者向けコミュニティとなり、高齢者が健康なうちに入居し、必要に応じて介護や医療のサービスを受けながら、人生最後のときまでを過ごせる生活協同体を意味しております。国は、都市部から地方への人の流れを推進する施策と売りまして、日本版CCRCを推進し、都市部の高齢者を地方へ移住させようというのが、この文の骨幹でございます。  議員おっしゃるように、確かに平成27年10月に策定いたしました琴平町まち・ひと・しごと創生総合戦略にも琴平町高齢者地方移住推進事業、いわゆる日本版CCRC事業を盛り込んでおりますが、実際のところ、取り組みには至っておりません。  平成28年3月議会で、豊嶋議員の総合戦略の事業を全て実行しているのかという一般質問に対し、前町長も答弁いたしましたが、総合戦略に盛り込んだ事業については、5年間という期間の中で、また限られた予算の中で取り組まなければならず、費用対効果や優先順位をつけて取り組みを行っているところであります。  このCCRC事業を進めるためには、医療機関、教育機関、商工会、民間企業、ボランティア団体など多岐にわたる機関の協力は不可欠であり、何もない状態から5年間で形あるものにできるのか。また、受け入れる土地があるというだけで、果たして本当に都市部の高齢者が地方に移り住んでくれるのか。そういったことを考えたときに、このまま取り組むのは難しいのではないかという判断した次第でございます。なお、今後について、そういったサービス環境や施設等が整い、取り組みに向けた機運が醸成された暁には、再度検討することは可能であるというふうな考えです。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  大変CCRC、流暢に英語で発言していただきまして、ありがとうございます。私、それ読むのが大変やな思いよったんですけど。このCCRC、ご存じのとおり、居住者の健康、地域の雇用、税収の創出、新産業の創出、大変良いことばっかりで、民・公・産の発展を目指すという、まさに三方一両得、大岡越前ではありませんが、初めのときはウハウハで大変良かったということで、多分そのあたりを見て、琴平町も入れたんじゃないかと思います。私はなぜこのCCRC事業を取り上げたかというのは、このひと・まち・しごと総合戦略の第4章、施策の基本方向においてという、28ページの施策2というところに、世代交流や生きがいのある生活づくりというところに、このCCRC事業というのは記載しておりました。これは全く、CCRC事業自体の本質を理解してないんじゃないかというふうに思いましたので、今回、せっかく総合戦略に記載しているのであれば、片岡町長であるならば、この事業も繋げていっていただけるというふうに考えまして、質問に入れたわけでございます。  そのあたりを考えまして、やはり今、何が必要かというと、このCCRCっていうのは、今言ったように、都市部におりますシニア世代の移住定住を施策とするというのは大変困難なんです。今やっているとこでも難しいということになっております。町長の施政方針の中で明言されているように、地域包括ケアシステムですね。この構築がまだ琴平町の場合、今からというような段階で、そんな早よからCCRCをというふうな形はならんと思います。ただ、おっしゃる中で言っとるように、この地域包括ケアができてきたら、このCCRCも生きてくると思うんです。地方に住む場所あり、仕事場所あり、生きがいがあるというふうな形が琴平町にできたならば、この事業も確かに琴平町でも花が咲くんじゃないかと思っておりますので、これについては是非ともやっていただきたいと。今回はそういうことで終わっておきます。よろしくそのあたり、お願いいたします。  続きまして、私は、平成31年の4月1日から、いこいの郷公園指定管理においての協定書の選定基準の履行ということについて、大変危惧しております。我が琴平町は観光の街であります。人をもてなすための高品質な環境と多様な運動カリキュラムが充実した施設の提供こそが、観光立町「ことひら」にふさわしいハイクラスなスポーツ施設であると私は考えております。  平成31年4月以降のいこいの郷公園の位置づけとして、より上質なスポーツ施設を目指すのか。あるいは、若干の施設の老朽化も我慢するコミュニティースポーツ施設として運営していくのか。これからのいこいの郷公園の施設運営方針について、これからの大規模改修等を考慮した上で、生涯スポーツの振興や健康づくり、地域づくりの付与という当初にありました施設設置目的ですね、これに合致した指定管理の協定内容となっているのか。その点をお答えいただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  概ねご質問と被るような答弁になるかもしれませんが、琴平町いこいの郷公園指定管理者募集要項には、施設の設置目的として、生涯スポーツの振興、健康づくり、地域づくりの推進に供することを目的とするとあります。第4次の琴平町総合計画には、子どもの体力向上に向けたスポーツ活動、高齢者の生きがいづくりに向けたスポーツレクリエーション活動と、ライフステージに応じた取り組みが必要と掲げております。  こういった面で、今回募集に応じていただいております指定管理をお願いしますことひらいこいの郷パートナーズについては、スポーツクラブ運営会社を確固とした企業体でございまして、これまでヴィスポことひらとして15年間の運営実績で、およそ上記の目的に合致した運営を行っていただけているものと認識しております。もし、この琴平いこいの郷公園の運営を、これは仮の話でございますが、町独自の直営方式で行うとした場合、今以上の町の持ち出しの経費が必要でございますし、スポーツ指導のための人材の確保、また、効率的な運営のためのノウハウ等が必要であることは議員もご承知いただけるかと思います。さすがにそうしたこのようなスポーツ施設が本町の近隣には現在のところ見当たらなく、広く近隣からも会員となって町民だけでなく、近隣の市町からも会員となって、多くの人が汗を流して、スポーツに頑張っていただいているのが施設であります。  ことひらいこいの郷パートナーズが提示してきました計画書にも、先ほど申しました2つの目的に合致するように、自分たちが提供するサービスで、町民の健康増進に貢献したいと明記していただいております。こうしたことを鑑みまして、現在、指定管理者の指定といいますか、協定書の策定に向けて今協議をしているのは、先日、委員会でも説明したとおりでございます。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  ありがとうございます。大変よく似た答弁をいただきました。  実は、通告書が出るときと現在で、若干、施設の整備について改善がありました。それは、1階の更衣室のシャワールーム、天井ですけど、大変黒カビが生えてましたのが、つい先日、塗装しておりました。また、年に2回ぐらいはやられているような感じはするんですが、余計なことではありますが、黒カビっていうのは、大変熱やアルコールに弱いんですよね、菌類としては。週に何回か、天井に向けてアルコールを噴霧するだけでも、1年中きれいな状況で保たれます。このぐらいのことでもやはり美化というところについて、ぜひ進言していただきたい。簡単にスプレーするだけで、数秒で黒カビは除菌できますので、そのあたりもしていただきたいと思います。  また、マッサージ機ですけど、2月15日に2カ月ぶりにやっと2台とも修理をされておりました。町長、私が言いたいことは、民間企業が自前で運営するスポーツ施設であるならば、内部環境や備品などにも徹底した配慮をしなければ、県内の同業他社に会員を取られてしまいます。これは町長もそのあたりはお考えになられとると思いますが、現在、そういったような危機感がないのが問題でないかと思っております。  このいこいの郷公園の指定管理についての協定内容において、公共施設整備調査特別委員会がわずか2回しか協定内容について審議が行われていないところも、私は大変不安に思っておるとこでございます。このような状況の中で、内部環境や備品について、これまで以上に配慮した協定書の内容になっているのか。また、施設管理について、是正勧奨、つまり今言ったように、汚れておりますよ、雑巾が汚いですよとか、そういったようなことについての是正勧奨ができると考えていいのか。そのあたりを今回の協定内容についてあるのかどうかということについて、町長のほうから明確にお答えいただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の部分は、恐らく1回目の10年間じゃなくて、この5年間の中で一番大きな課題だったと思います。議員さんは会員で、ご熱心にご利用されとるから今現場の状況もよくご存じかと思うんですが、私も包括協定書の協議の中で、教育委員会がパートナーズと協議する上で一番の課題になったのが、何で対応が遅いのか、どうしてそういうのができないかいうことで言うと、やはり修繕料の問題が10万円であって、10万円を超える場合は町が出すと。町が出す場合には、内部協議も含めて、また議会にも金額大きくなった場合は相談しなきゃいけないということで、非常にフットワークというか、スピード感がないというのはご案内のとおりでございます。  その中の包括協定書の中で、ちょっと細かくは申し上げられませんが、どういった場合にはですね、どちらがどういう判断でやるかというところが非常に曖昧なところがあったので、そこをもう一度交渉するようにということで指示しておりまして、その返事が返ってくると、また議会の皆さんにもお知らせできると思います。  それともう一つは、備品の取り扱いが、町の備品である部分がほとんどでした。これは今回、パートナーズの提案で、備品をパートナーズ側の備品として取り扱うように変わるという、これは僕、大きいと思います。というのは、町の備品であるがゆえに、幾ら金額云々にしても、直すとしたら町がやると時間がかかる。金額によっては、ご案内のように見積もりとったり、入札せないかんというところがあるので、それがパートナーズ側が全て、今後更新すると、パートナーズのものとして考えると、向こうのほうでできるので、これはやっぱり、ご懸念の部分については大きく前進すると私も期待しているところであります。ですから、そういった部分については、一番、特にああいう施設ですから、泳いだり、走ったり、ジムをするわけですから、どちらかといったら露出が大きい衣装で運動するわけですから、ご指摘のような汚れであったり、不潔なところいうのは一番目につくし、利用者にとっては嫌がるんではないかなというのは私も感じますし、ジムの機械も長い間使用不可というのもですね、何をやっとんかということで、やっぱりそういう面で、ほかに新しい施設できたらそっち行っちゃうというのもあり得ますので、そういった面で、どこまでかっていうのはあれですけども、私は今回、その辺を重視した中での協定を結ぶ上での話をするようにしておりますし、ある程度、それを先方も飲み込んでいただけるものと、まだちょっと返事できませんが、今現状はそういうことで、委員会と前回ポイントの部分も含めて、議会のほうにもポイントだけは説明させていただきましたが、それをある程度、先方がクリアすれば、ある程度は改善できるものと期待しております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  今回の問題でもそうですけど、マッサージ機でもね、町のリース契約で、管理は向こうがしよって、じゃあ故障したらどっちが電話するんかいう問題があったんですよね。いわゆる一事が万事で、そのあたりの計画はしっかりやっていったら、若干でもよくなっていくんかと思いますので、そのあたり、町長もしっかりご存じやと思いますので、期待しております。またこの件について、一般質問もできんでもええようにしていただくことが大事だと思いますので、よろしくお願いします。  次に、これは町長に提案なんですが、住民の健康維持、体力維持の観点から、厚生大臣が指定します運動型健康運動増進施設の認定をお考えいただけないかということで提案させていただきたいんですが、いかがでしょうか。  この施設、香川県内にあんまりないんですよね、数カ所しか。認定期間10年いうことなんで、是非ともこのあたり考えていただきたいと思うんですけど、そのあたりどうでしょうか、町長。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  通告にないところもありますので明確な答弁はできませんが、恐らくご指摘の部分のメリットとしては、施設が厚生労働省に認められると、医療費控除の対象になるというのがメリットでないかなと思われますが、これは認定されることによって、利用者の会員拡大であったり、町民の健康増進にも効果があるかと思われますので、これは前向きに研究・検討していきたいと思いますので、ご提言として受け入れさせてもらいます。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  実際、高齢化が進む中でですね、住民のほうの会員数が増えないというところで、こういった整備というのも必要かなと思います。是非ともご検討いただきたいと思います。  次に参ります。教育長にお願いしたいと思います。  2020年度から小学校のプログラミング教育が全面実施に向けて、児童がプログラミングを体験しながら、論理的思考力を身につけられるかどうかというのは、現段階で琴平町の教育委員会と各小学校長の判断に委ねているといって過言ではないと思っております。教員研修や教材の選定、調達状況など、これからの教育方針について、具体的なスケジュール等を含めてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  5番、豊嶋 浩三君の質問に対する答弁を求めます。  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  豊嶋議員の2020年からの小学校に導入予定のプログラミング教育についてのご質問にお答え申し上げます。  小学校のおけるプログラミング教育は、新学習指導要領において新たに必修化されたことから、2020年度までに無理なく円滑に実施できるよう、段階的に準備を進めていくことが必要であると存じております。  ご承知のように、今回必修化されるプログラミング教育は、プログラミング言語やコーディングスキルを学ぶものではございません。文部科学省の有識者会議の取りまとめでは、プログラミング教育の目的について、プログラミング的思考などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではないと定められております。新学習指導要領にもプログラミング教育を盛り込んだ教科ごとの内容が記されております。そこには、児童がプログラミングを体験しながら、コンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身につけるための学習活動との記述があり、これを各教科で行うとあります。  プログラミング教育必修化の目的は、思考力を育成することでございます。論理的思考や物事を分析し、正確に認識する力は、国語、算数、その後学ぶ科目のベースとなります。論理的思考を行うためには、その基礎となる読解力や分析力、表現力の育成が必要となります。本町におきましても、2020年度からの小学校におけるプログラミング教育の完全実施に向け、各教科の中にどのように位置づけるかが大きな課題であることから、新学習指導要領で例示されている5年算数科の図形や6年理科の物質エネルギーなどを参考にして、創意工夫した取り組みを進めていくこととしております。  一方、指導する側の教員研修も重要であります。プログラミング教育の導入に当たり、県教育センターや企業等の研修も積極的に取り入れ、教員の指導力の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。既に本年度においても先取りし、研修会を実施しており、次年度も複数回にわたり教員の意識改革を図ってまいりたいと考えております。  教材等につきましても、県教育委員会からの情報提供とともに、多くの教材会社が無料のデモンストレーションによる教材紹介も行っていることから、それらを十分に吟味し、子どもたちにとってより効果的な指導を行うことができるような教材の選定も年内を目途に行っていきたいと考えているところでございます。  答弁は以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  ありがとうございます。2月20日の四国新聞におきまして、陶の小学校がモデル校ということで、プログラミング教育を先行実施していると、でかでかと出ておりました。綾川町教育員会は、先行実施に向けての各校の情報推進委員の教諭らを対象にした授業力の向上を図ることが目的とされておりました。  ところがですね、これはちょっと話が変わるんですけど、国立情報学研究所のロボットは東大に入れるかプロジェクトというのがありまして、そのプロジェクトリーダーの新井紀子教授がNHKの放送の中で提言したことを私見て、感銘しました。何かと申しますと、このプロジェクトの東ロボくん、AIのロボットなんですけど、その人工知能のAIというのは、センター試験での総合偏差値は57.1でありました。大変複数の国立大学を優に合格できるだけの実力はあるということだったんですけど、ところがですね、東大の2次試験の足切り点には届かなかった。今から考えても、これ以上は点数をようけ取れんというのがわかったそうです。これ、すなわち、AIには問題文の意味を理解できないから答えられないということがあったそうです。この文の意味を考える。先ほど教育長がおっしゃったように、文の意味を考える、複数の文同士の関係を考える、また文脈を捉える、言いかえや抽象的な言い方を具体的な言い方に捉え直すといったような、そういった一連の作業というのは、AIには今のところは困難であるということだそうです。実質、そういった意味は何かと申しますと、この内容自体というのは、今回のプログラミング教育にどうかということになりますが、文章の読解力や表現力の低下というのが、この新井先生に言われますと、小学校でのプログラミング教育をしてないばかりに、表現力とか読解力が中高生に大変低下が目立ってきておるということが如実にわかってきたと、大変危惧されております。だから、小学校というのは、そういった教育をしっかりやってないもんから、中学校入って数学の定義とかそういった、もともとわかってなくてはいけないことについて理解ができない、表現力がない。それが今、大変危惧されるというところであります。小学校でのプログラミング教育、先ほどおっしゃった英・数・国・理・社・美など全てにおきまして、読解力、表現力などの論理的思考ですね、そういった基礎をしっかりと身につけられるようにすることには、先ほど教育長もおっしゃったように、教員研修も重要です。もう一つ大事なのが、来年からプログラミング教育をやりますって国のほうが言われて、今回でもそうですけど、ああやって小学校で来年からプログラミング教育って出てきますんで、是非ともですけど、教育委員会を含めて、学校の先生方から保護者の皆さんに対して、来年からしますけど、こういう状況ですっていうことについては、わかりやすく説明していただくほうがいいんじゃないかと思うんですけど、その点、教育長どうでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  新しく取り入れられるプログラミング教育について、保護者の方々に説明することは大変重要であると考えております。2020年度からの完全実施ですけれど、次年度、2019年度において、学校でどのように取り扱っていくかについては、PTA総会などの折に学校のほうから説明をするように指示をしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  父兄の方は携帯は使えますけど、パソコン自体を習熟されている方は意外と少ないもんだから、できれば参観日とか、ああいうところでも、そういった状況で来年からっていうことについては、簡単に丁寧に説明していただくように、よろしくお願いしたいと思います。  次に参ります。町長にお聞きしたいと思います。  今言った論理的思考力というのは、子どもによって得意不得意などの個人差の解消がやはり一番の問題となると思います。小学校におけるプログラミング教育の論理的思考力強化と児童・生徒間の標準化ですね、そのあたりに対して、教師の負担軽減のためにも、町長が施政方針でおっしゃる公営塾、こういったところで専門の教師等をしっかりと入れて指導をすることは有効ではないかと思うんですけど、そのあたりいかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問に対する答弁いたします。  私が考えております公営塾というのは、イメージとしては、2種類どちらにしようかなという部分がありまして、1つは、例えば英検とか、レベルの高いものを目指すような公営塾をするべきなのか。もう一つは、補完的な学校の授業の学習を主に行った上で、自分の力で、宿題であったり、日々の提出物をきちんと仕上げるように応援したり、また、毎日の学習習慣を小さいころからきちんと身につけるという、そういったどちらかかというふうなイメージでおります。  その中で、議員が言われますプログラミング学習によって思考力をつけまして、論理的思考を養うことは、一人一人の子どもたちに真の学力をつけるために重要なことだと思います。私も先ほどご質問に出てました新井さんの本を読んでおります。関関同立ぐらいは通るというふうなことで書いておりました。ただ、それ以上は無理やというとこで書いとったり、ただ、AIというのは人工知能ですけども、決して人工知能じゃなくて、人工機能技術であるという部分で非常に言葉が走って、現実、大体読まれたんでわかると思うんですが、今、町としても、来年度から三豊市にできますサテライトに対しても一緒にやりますし、また、この役場業務をAIを活用して、中讃広域でも今度研究するわけですけども、そういった部分で少しでもAIでできる業務についても研究していくいうことで、我々自身もですね、AIとは何ぞやということをわかっていないといかんのかなというのは考えているところでございます。そういった面で考えると、非常に当てになるけども、先ほど質問にありましたように、意外とちゃんとしたデータを上げることが非常に大変なわけで、いわゆる学習をすることによって、このパターンはこうやという、結局あれは数学なんですよね。全部計算式ですから、その辺を与えることが大変だということで、私もあの本を読んで思ってたことで、何でもかんでも頭ええからできるんかなと思ったら、そういうもんじゃないということが、私の知識はその程度でしかAIないんですが、そういった面でいうと、うまく活用はすべきだけども、AIで何でもできるわけでないという、そのあたりを十分私も含めて、みな理解せないかんのかなと思っております。ちょっと話が脱線しましたけど、いずれにしましても、ご提言の分につきましては、公営塾を今後どうあるべきかということを考える上での1つの参考にしたいなということで、答弁とさせていただきます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  公営塾、この前、研修で岡山のほうへ行かせていただいたときにいろいろとお聞きし中で、やはり公営塾というのは、ともするとやはり進学塾のような形にも変貌していくということもあります。今、私、これまで思ったことは、特に時間のかかる授業なんかの場合、特に理科なんかの場合、実験や何かっていうのがなかなか、学校で最初からの基点から始まって、最後の結論までがなかなかできないと、1時間では難しい。それとか、発明・発見なんていうのは論外だと。自由研究もそうですけどね。そういうふうなところも子どもを育成する中で必要かなと。また、生の新しい音楽を聞くとか、そういった意味での、子どもが学校でなかなかできないような、そういった体験なり、そういった知識なりっていうのは、そういう公営塾でやっていただくいうことが是非ともできたらいいかなと思っておりますので、これは期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  時間も迫ってきておりますので、次に参らせていただきます。  現在、第3次特定健診実施計画、第2期データヘルス計画が新たに30年度より実施されている中で、特定健診受診率及び特定保健指導の実施率の向上に向けた、より具体的なかつ効果的な新たな対策についてどのように考えているのか、お聞きしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご答弁いたします。  市町村国保における保健事業実態調査では、平成30年3月時点の状況を調べたものでありまして、1,741の全ての市町村が回答しております。本町でも特定健診受診率の向上の取り組みを進める上で、被保険者の受診意識の低さ、それと医師会、かかりつけ医との連携、この2つが大きな課題であると捉えております。  一方、国保中央会が市町村国保の平成29年度特定健診等実施状況の速報値を取りまとめました結果によりますと、特定健診実施率は前年度比0.6ポイント増の37.2%、特定保健指導の実施率は、これも0.6%増の26.9%と、いずれも過去最高を更新したと、2月20日の国保新聞に掲載しております。ただ、国が目標にして設定してるのは60%でありまして、大きく開きがありまして、全国的に伸び悩んでいる状況に厚労省も向上策を練っているようでございます。  このような中、本町の平成29年度の実施率は、特定健診が42.7%、特定保健の指導が13.3%となっておりまして、今後も受診率の向上に努めなければならないのは認識しているところでございます。  具体的には、特に受診率の低い40代、50代の被保険者に対する健診の重要性の周知徹底、それと未受診の理由、なぜ受けないのかという未受診の理由の把握、これに努めた上で、特に医療機関に、病院に来られた方に対して受診済みかどうかを確認してもらったり、また、受診をしてない方にはその場で、受診をしたらどうですかという受診勧奨を依頼するなど、医師会のご協力をいただきながら、受診しやすい環境というものを検討し、できるところから整備していきたいと考えております。  また、KDB、いわゆる国保データベースを有効活用して、特定健診などの受診率向上と保健事業の充実に努めて、医療費の抑制、健康寿命の延伸につなげていきたいというふうに考えております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  今の答弁内容によりますと、より具体的、効果的な対策というのは、現状維持であるというふうに考えねば、そのように私は今の答弁を理解しております。他より具体的な特定健診受診率向上及び特定保健指導に対して、今おっしゃられたKDBですね。香川県の国保データベースとか、レセプトデータとか、NDB、それとか介護DBなどにより、高密度なデータの集約っていうのが、今、毎年ですけど、これまではかなりのスクリーニングがあったり、中で制約があったんですけど、かなり情報がとれるようになってきました。今言ったようなレセプトのデータまでが入ってこれるようになった、琴平町内の場合やったら。そういうふうになった中でですね、やはり全体のリスク低下を図るというふうな、このポピュレーション・アプローチっていうのとか、高リスク者、いわゆる糖尿病が重症になっておられるようなハイリスクの方々に対するアプローチに対する施策っていうのは、今の大雑把な医師会ですかね。そういうところに頼むしかないと町長自身は思われとんか、何か新たな方策は考えられていないのか、そのあたり、いかがですか。もう一度、しつこく聞くようですが。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ないです。私はないです。担当課長はあるかも、あるんやったら。  担当課長のほうから。 ○議長(山神 猛君)  友枝課長。 ○福祉保険課長(友枝 眞理子君)  失礼いたします。議長のお許しをいただいて、豊嶋議員のご質問にお答えいたします。  今の町長からの答弁は、ちょっと包括的というか、具体的にはちょっと乏しいとは思うんですけれど、ただ、実際、今のところ、未受診の理由に対しての把握とかができてないので、それについては、今回、特定健診の受診券を送る際に、アンケート的なものを入れたりとかはする予定です。  あと、多分国保新聞ってご存じだとは思うんですけれども、健康立国宣言に基づく先進優良事例として、香川県の糖尿病性腎症と重症化予防対策事業が優良モデルとして紹介されておりますけれども、国保連合会と県医師会、また県歯科医師会、また県とか連携しながら、そういう糖尿病の未受診者、受診の中断者とか、歯周病についても治療をすればいいなっていう人とか、あらゆるところの抽出をして、そういう人に向けての受診勧奨は何年か前から行っております。それに追加で慢性腎臓病、CKDっていうのもやってますし、それに伴って効果が少しずつは出てきているところです。  あとはですね、今、町内の方が受けやすい環境づくりということで、医師会のほうのご協力は不可欠ですので、そちらのほうにまた力は注いでいきたいと思っております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  今言った一番の問題は、糖尿病なんですよね。日本人に一番多いと言われている。私も代々そういった持病といいますか、そんなんはどこの家でもありますけど、糖尿病っていうのは、全て高血圧、心臓病、脳卒中、全ての歯周病も入りますけど、いろんな意味で重篤化していく。今言ったCKDっていうような慢性糖尿病からの腎症ないし透析に入ったり、そういった形の方になりますと、今度、いわゆる保険料が大変高額なものになってくる。そういうとこがありまして、是非とも今言った受診勧奨ですよね、それを何とかして増やしていかないかん。今、琴平でもそのあたりは、今課長おっしゃられたけど、実質はっきりとそのあたりは問題意識を持たれておると思うんですが、昨年度、綾川のほうが同じような保健課だったかと思うんですけどね、そこのあたりの事例について国保新聞に入ってましたけど、やはりこれからそういった意味での受診勧奨とか指導するときに、いわゆるインセンティブ、そういったことまで考えながら、そらアメやるから来いっていうようなもんじゃなくにしても、何かやはり少しでも増やしていかないかん。それと特に今、琴平でもやっておりますけど、電話による受診勧奨とかね、それとか指導のほうはやられとるんかな。そのあたりを直接、人数的に言ったら、町長ご存じかどうか、そのあたりわからんですけど、意外とそんなに多くの方が保健指導や何かにかかわってないと思うんで、そら琴平町の保健婦さんやなんかに考えたら大変多くになると思いますが、そのあたりも今回、包括を社協のほうに委託管理されるんであれば、あちらのほうにもそういった保健師さんも、いるようになった時点で、そういった食事のコントロールとか、そういったとこまで含めた受診勧奨と、それと保健指導ですか、是非とも考えていただきたいと思います。  時間もあれなんで、次に入りますが、琴平町第2期保健事業実施計画ですよね、これ、いただいております。先ほども言いましたように、専門KDB、国保データベースとか、SBSデータとか、KKDA、CKDなんていう言葉が大変多く入っております。このままの状況で、内容ははっきり言って、グラフや何かってわかると思うんですけど、こういった中で、住民目線でより理解できるような計画書になっているかどうかということについて、ちょっと町長にお聞きしとこかなと思っておりますんで。そしたら、こっちのほうに回していただいても。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません、福祉保険課長に答弁。 ○議長(山神 猛君)  友枝課長。 ○福祉保険課長(友枝 眞理子君)  失礼します。豊嶋議員の質問にお答えいたします。  確かに今のこの計画書では、そういうデータシステムの略語が入ってます。KDBシステムにSBSシステム、KKDAシステム、全部医療費の分析システムの略語ではあるんですけれども、この計画を広く住民の方に知っていただいて、それでまた協力いただいて、健康増進に努めるにはわかりにくいと思いますので、言葉の注釈なり、用語集は入れて、また変更したいと思っております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  これもインターネットにしっかり出てますんで、そのあたりも是非ともね、できればこの中のパンフレットの中に簡略化したようなものをつくって、特にこの対応をされる方々、高齢者の方なんかには、やはりどうにかせないかんということを意識づけをしていただくような形をお願いしたいと思います。  最後ですが、糖尿病受診中断者受診勧奨、一遍その病気になって薬もらいに行きよって途中でやめるような方のことを言いますけどね。それとか、歯科の受療勧奨歯科保健指導ですね。これも途中でやめられる方、歯医者さんのほうに行かんようになるとか。それと先ほど言った特定の保健指導ですね。こういった対象者っていうのは、先ほど言いましたように、大変数から言うと少ないんですよね。そのあたりに対する、これまでやられているのは、電話、ハガキだけでなくて、あとのような方法について考えていっていただけるかどうか。そのあたり、最後にもう一遍聞いとかんかったらと思いまして、町長いかがでしょうか。そのあたりは検討していただけるかどうか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今後、どうやったら特定健診を受けていただけるかという問題については、今ずっと議論があるように、最終的には、やっぱり意識なんですよね。本人が幾らお医者さんに言われようが、もういいんやと。例えば、ちょっと今頭浮かんだんですけど、余り体がお元気でないのに、お酒はずっと飲んだり、誰かわかると思うんですけど、たばこを飲んどる人、大丈夫かなと思うんですけ、ええんやいう人、こういう方にとてもじゃないけど健診受け言うても、それは極端な例であるんですが、やっぱり私がよく聞くのが、集団健診で行くのが恥ずかしいというのと、だからその辺で今、医師会の協力になって、個々に受けれるようにするいうようなことも対応せないかんし、町内の病院行くと知り合いに会うから嫌やとか、そういういろんな理由をもって、なかなか健診自体を受けてくれないというのが多いというのは私も認識しております。  ですから、いろいろ勧奨するしか、今のところは電話でやったり、いろんな形でお願いするしかないんですけど、結構危機感をあおるような少し過激なですね、表現等を使って、みな病気を人ごとのように捉える方多いんですけど、ほんとになったときに、今おっしゃるように、ご自身も当然大変ですし、町としても医療費が抑制という面では、それが回り回って、特に国保に関しましては、国保の負担がなかなか下がらないというのは、これは本町だけでなく、日本全国の大きなテーマですけど、ご指摘のように、先進地ではそういうところで、それなりに実績上げるところもありますので、今はどうと言われてもあれですけど、これは大きな懸念であるということは認識しておりますので、また具体的にいいものがありましたら、またご提言いただけたらと思います。  以上です。
      (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  豊嶋君。 ○5番(豊嶋 浩三君)  やはり今言ったように、今の国保新聞を読まれたと思いますけど、毎回ですけどね、この受診率を何とかしたいということで、いろいろなことで話は出てます。今言ったように、保険料率が上がっていく中で、そのあたりをやっていかんかったら、今は私あの、国のほうの受診率6割っていうのは、多分そのあたりをなぜ高いところにハードル置いとるかというと、徐々にやはり締めつけができてきて、最終的にアメとムチになってくるような状況でないかと私思うんです。早くからそういった意味での内部での住民に対する習熟度ですかね。こういう病気にはこういうふうなことが必要よというふうな形を、今のうちからとっていくことが大事でないかと。高齢者っていうのは、まず4割を超えるのは間違いないと思いますんでね。そのあたりをしっかりと今からやっておかないと、琴平の場合は、もうほんとにぎりぎりまでお尻に火がつかなかったらいかんいうような施策が多い中で、このあたりはしっかりと、特に後々の課長さんにそういった意味での施策をつないでいっていただきたいと、ぜひともそのあたり、よろしくお願いしたいと思います。また、ほんだら、こういった意味での質問せないかんなというふうに今ちょっと思いましたが。  以上で、私の平成の年号における最後の一般質問を終わらせていただきます。大変ご清聴ありがとうございました。終わります。 ○議長(山神 猛君)  これで、5番、豊嶋 浩三君の一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これで散会いたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 2時10分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...