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平成30年12月定例会(第3日12月13日)

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  1. 琴平町議会 2018-12-13
    平成30年12月定例会(第3日12月13日)


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    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年12月定例会(第3日12月13日)                会 議 の 経 過    会期 第3日 平成30年12月13日(木曜日)  議事日程(第3号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(山神 猛君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。  これより平成30年12月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。               (再開 午前9時31分) ○議長(山神 猛君)
     本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりであります。  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長に報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(西井 久美子君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  命により報告いたします。  本定例会説明員として出席を求めました者は、既に配付いたしました名簿のとおりであります。  以上、報告終わります。 ○議長(山神 猛君)  以上で、諸般の報告を終わります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、3番、別所 保志君及び9番、山下 康二君を指名いたします。 ○議長(山神 猛君)  日程第2 一般質問を行います。  本日は、通告5件のうち、通告順に従いまして、残り2件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限会議規則第55条ただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許します  最初に、10番、眞鍋 籌男君。   (「はい、眞鍋」と呼ぶ) ○10番(眞鍋 籌男君)  通告を変更します。  1、せんだんの木の保存について。  2、案内板や看板が少ない。  3、いこい郷公園指定管理者の公募について。  4、琴平町情報公開条例運用等について。  5、口を慎め、町職員。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  はい、眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  せんだんの木について、天然記念物である「せんだんの木」の保存について、先日の決算委員会でも取り上げられました。「せんだんの木」は町民の誇りであり、見る人の心を和らげる木なので、末永く保存しなければなりません。そのためには条例等をすべきではありませんか。乗降場はいつでも開いたり閉めたりすることができますが、天然記念物の「せんだんの木」は、枯らしたらもうそれでおしまいである。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋議員に対する答弁を町長に求めます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  10番、眞鍋 籌男議員の質問に対する答弁をいたします。  ご指摘のように、センダンの木の保存に関する条例は定める必要があると考えております。本来ならば、既に制定しておくべきものかもしれません。現在、センダン保存活用の調査につきまして樹木医にお願いしており、その調査結果が今年度末には報告がある予定と教育委員会から聞いております。その結果を待ちまして、また、議会にも報告、相談した上で、条例制定におきましても研究・検討してまいりますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  よろしくお願いします。  2、JR琴平駅から参道口までの間の案内板や標識が少ない。また、琴平、榎井、五條、象郷地区にかかわる歴史あるものについては、今以上に案内板や標識を立てる必要があります。その場合、難しい語句や専門用語を使わずに、お年寄りや子どもにでもわかるようにしてほしいと思います。さすがは観光立町「ことひら」と思うような案内板や標識にすることについて、町長はどう思いますか。これからは国際色豊かになることでしょう。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  答弁いたします。  町外から来られる観光客、また、外国人など、難しい言葉やわかりにくい表示をしている看板につきましては、よりわかりやすくて、伝わりやすい案内看板を掲げていきたいと考えております。  また、議員のご指摘のように、町内全域におきまして、案内の看板、また、標識が少ないということも感じておりまして、観光スポットだけでなく、再度、現地でのリサーチや、主要な導線、また、人の流れを分析した上で、今後、案内の看板や、また、標識等を増設してまいりたいと考えております。  なお、JR琴平駅から参道口を中心とした主要な導線、観光スポットにおける看板設置につきましては、公衆トイレの表示のように、イラストや記号、また、ISOなどのいわゆる万国共通規格を積極的に取り入れていきたいと考えております。  以上、よろしくお願い申し上げます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  よろしくお願いします。  次、3、いこい郷公園指定管理者の公募についての①現在指定管理者の公募をする前には「こんぴらスポーツ財団」に業務委託をして、コナミへ再委託料として年間2億円余りも支払い続けてきましたが、現在の指定管理者になって、各年度ごとに琴平町にどのぐらいの金額の納入があったのですか。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  現在の指定管理者との協定等に基づき、本年度は最終の年度でございまして、5年目になります。今の指定管理者からは、施設運営権料といたしまして毎年2,500万円の入金があります。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  もうちょっと大きい声で。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、5年前、町長が言いましたけど、成果配分としては、私はそれ以外にもっとあってもよかったと思っとるんですけど、それ以外はある気配も全然なかったわけですか。2,500万は施設運営権料かわかってますけど。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  現在の協定の中でですね、最低でも毎年2,500万円の施設運営権料というのにプラス、具体的な数字はちょっと今ありませんけども、その会員数が基準を超えた場合には、その利益を折半というような話でありましたが、残念ながらそういう年がなかったということで、今年度はちょっとわかりませんけども、予測としてはちょっと厳しいのではないかなということで、先ほど答弁したように、毎年2,500万円掛ける5年間ということでご理解ください。  以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  あのね、これ、私もどないしても腑に、今、先ほど申し上げましたけど、委託料として結構ようけ要っとるんですよ。金額を全部書いてますけどね。そして、一応会費収入が、一番初めの、どないいうんですか、平成16年目ですか、それはもうこちらのほうも約6,000万ちょっとが、その委託料の分としてようけしとるんですけど、あとは大体3,000万ぐらいになっとるんですけどね。会費が一番初めのときは少なかったんですよ、初めてやというので。それから、その会費がずっと何十年も、かなり長い間、2億何ぼになっとるんですよ。それをまたそこがコナミへ再委託しとるんですよ。それも2億でむちゃくちゃ大きいんですよ。  ほんで、琴平町が、大事なのは次なんや。琴平町が、一番初めだけは、これはやむを得ないんですよ。これ、もう海のものとも山のものともわからないので、私は賛成したんですけどね。あとずっと、これ、3,000万、1,000万と、物すごくようけ要っとるんですよ。払う必要のない金額なんですよ、これ全然。払うたらいかん金額をずっと、ほんでどこへ、自分とこのスポーツ財団に会費として2億何ぼをずっと払っていたのを、そこをコナミへ再委託してから、ちょっと金額は少ないですけどね、再委託しとる。コナミやったら能力あるから、もう全部がこの仕組みがおかしくなっとるんですよ。後の分やから余分に払っていたんです、何千万も、何十年も。  ですから、私が何が言いたいかいうたら、もっとようけよこせというわけや、こっちへ。施設運営権料か、正式な名前は。2,500万、今回減ったからまた1,000万になっとるやない。ほんで先日もある議員が言うたけど、人口は減りよるんやから、減って当たり前なんや。そういう見方をせないかんのにね。そして、今度、また200人ぐらいが少なかったら、今度はまた施設は省いて、運営権料2,500万円くれるんな。そこはどう思いますか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員はですね、この問題について、常に以前より問題があるんやないかというご指摘ございますが、今も最初の10年間の協定に基づくことと現在のことで言われておりましたが、お気持ちといいますか、言われる部分は、確かに後づけで言いますと、なるほどなというところはあるんですが、やはりよく議員さんがおっしゃるような条例であったり、ルールであったり、協定に基づいたものでありますので、後からもうかったからちょっと出せというのは、ちょっと無理があるのかなというふうに思います。  それと、現在の昨日、指定管理者のご議決をいただきましたが、協定につきましては、これからの話になりますけども、現状の中では、応募の段階では指定管理者からは施設権料として1,000万円ということの応募で来ている状況ですので、そこから交渉といいますか、協定の話し合いになるというふうなことをご理解ください。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  何言うてるんですか。私が言っているのは、減って当たり前なんですよ。これ、何回なしに言うけど、さっきも言ったように、人口やいろいろなんが香川県は全部減ってるんですよ。減りようが減りようですよ。2,500万が1,000万いうたら、これは何事かと言いたいんですよ。余りにもへらこ過ぎ、もう。そんなんはもう今田議員ががいに言いよったでしょう。1,000万ので、減らした分、いつやったんや、二、三日前にも。ちょっと言わないかんわ、これ言うてきたときに、1,000万減らしとる。こっち向かんかい。人口が減っとんやったらやで多少は減るわな、今の時代やから。ほんで、ほかにもいろいろそういうなん、そういったような施設も方々へできよるから、減すんやったら500万じゃわ、ええとこ。それやったら減す必要ないんや。今まで余りにももうけ過ぎてもうけ過ぎて。2億何ぼ、あれへ行きよったんでな、ずっと。何ぼコナミのほうへそんなあれしたらえんな、もう。減らしようが減らしようや、もう。ええとこ500万。もうこれ、根本的におかしいんや、これ。もう。  次に行きます。  ②今年度に募集する指定管理者について、現在の指定管理者から納入額を下らない金額を確保することとしていますか。   (「議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  平成30年8月24日に開催いたしました町議会公共施設整備調査特別委員会にて、いこい郷公園指定管理者募集要項案をお示しいたしました。その中の施設運営権料の設定及び納付のところで、町に納付していただく施設運営権料は、1年間の会費収入総額の5%以上を目安として事業者側で提案してくださいという条件を示しておるところはご案内のとおりかと思います。  また、新たな入札の上での契約ということでございますので、ご指摘のような確約をするのには当たらないと考えております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  なるほど、今おっしゃったように、包括協定書の17条の3項にあるわね、今言ったんが、今言ったとおり。そしたら、この5%がくせ者、何で5%とした根拠はどうやと思いますか。あんたの前のときやけど、そこがくせ者なんや、一つの5%、包括協定書に書いとるわ。その根拠を言って。もっとせないかんのを5%は少ないんじゃ。これ、今までもうけ過ぎとるんやからな、そこを頭に入れて返答せないかんで。もう何ぼコナミに振り回されたら済むんじゃ、うちは。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の部分につきましては、大変重要なことになりますので、ちょっと今、通告の部分になかったもんですから、答弁できないのをご理解ください。ちょっとまた、今、お答えできないことをお許しください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ③現在の指定管理者との間の「包括協定書」17条の3項、これはちょっと字を間違うて、9ではないので、3項までしかないので、3です。3項には「当該年度会費収入が」と記載されていますが、「会費収入」について「琴平町都市公園条例」に規定されていないのに、なぜ徴収できるのですか。違法な徴収ではないのですか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ことひらいこい郷パートナーズと締結いたしました琴平町いこい郷公園の管理及び運営に関する包括協定書の第17条第3項にございます「当該年度会費収入が」と記載したところは、琴平町都市公園条例第9条第3項の有料公園施設利用料金を収受する業務の中の徴収手段の一つであると考えておりますので、問題ないと考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  何も問題ないと考えていますと言いますけど、今、町長が言いました琴平町都市公園条例、ここの分にこれ、表が入ってますよね。町長、これ、表入っとるわね。そこを見るとあれなんですよ。いろいろ、プールマシンジムスタジオ、浴室、何か1回2,700円や、いろいろ細かく運営費なんかも決めとるんですよ。この分の2,417ページ都市公園条例の分で決めてますよね。会費いうのはどこにあるの。会費いうのがないやろ、この中に、会費4,500円。今、それはちょっと聞いてよ。夏に募集した1枚のビラじゃ、いや、ビラいうんか、チラシいうんか、大きいこのぐらいのチラシがあるんですわ。そこには会費4,500円いう数字をうとうとるんですよ。ことしの夏ごろ、町民一斉に、この会社が配っておる分には、会費いう4,700円いう書いとるんですよ。それ、おかしい思いませんか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘いただいております、琴平町都市公園条例の別表第3、いわゆる第10条関係のところについて、今、ご指摘かと思われます。この中の利用料金の欄をごらんいただいた中で、多目的広場町民体育館、次のページで、テニスコートゲートボール場とございますが、その下にありますように、「ただし、営利目的に利用する場合は、上記金額の15倍を超えない範囲で別に定めることができる」とございます。このように、いわゆる町民体育館であったり、そういった下にありますプールの分であったり、全て1日当たり3万何ぼとか、2万何ぼとか、それから、下にございますプールマシンジムスタジオ、浴室についても、1回利用した場合、2,700円以下というふうにございますので、今、議員さんがおっしゃったように、月会費が4,700円ということは。   (「4,500円て書いとるわな。あのビラには4,500円て書いとる」と言う者あり)  4,500円となり、その会費につきましては、1回利用した場合は2,700円以下ということを考えますと、掛ける1カ月分でしますと、その範囲内にはありますので、利用料金、会費というふうには明言はしておりませんが、利用料金として1カ月の会費収入というふうな形になっておりますので、違法ではないということをご理解ください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今、町長が冒頭に利用料金いうことを言いましたよね。そこでなんですよ。これも調べに調べ抜いたんや今回は。ここの204条の2項、地方自治法の太い分や、これ。詳しいに書いとるんですよ、これ。そこに出てくるのがで、これ、誰か、これ1冊持っとんやったら見てくれたらええんや。これを見ないかんのや。ここに利用料金いうんが出てきとるんや、何回も利用料金がこの中には。ただし、会費収入は一切ないんや。結局、条例にも会費収入も書いてないんですよ。あんた、この分では10条のこの分に言いよったけどね。言よりましたけどね。本来なら書くのを忘れとるやったら忘れとった言うたら済むのを、一々一々、もうこう言やああ言う、ああ言やこう言うからね、抜けとるんですよ、会費収入が。これもちゃんと明記しとかな、そして、ミスなんですよ、誰が考えても。これは法律にも出てこん、条例にも出てこんのを回収しとるんですよ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘ありがとうございます。地方自治法にも入ってないということですから、条例にも入ってないということだと思います。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたら、その会費収入は入ってないんやったら、これ、包括協定書になぜ入っとるんですか、「会費収入」いう言葉が。包括協定書出してくださいよ。それでチラシにも入っとるんや、会費いうんが。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほども申しましたように、本来、その利用料金には、1回1回使うのに幾ら、2,700円以下というふうに書いているのが条例の別表であるかと思うんですが、それを1カ月の中で、その以下ということで、包括的、一括して会費を集めるほうが、例えば、一々行くたびに、はい、200円とか500円と払うよりも、1カ月料金でやるほうが、利用、サービスも、徴収も楽ですし、また、利用料金利用者のほうも楽であるということで、確かに利用料金はこれ以内にしなさいというのが条例の中でありまして、今おっしゃっている会費収入という、会費につきましては、その中の超えない範囲ということでございますので、これはもう「会費収入」という言葉を条例に入っているか、いないかということは、その利用料金徴収方法の言葉でありますので、それはご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  何もね、私ね、責めているんで違うんですよ。そっちが手抜かりしておる。町長、そっちが手抜かりしとるだけなんですよ。会費収入会費収入が方々に出てくるんですよ、これ。ですから、ちょっと直したら済むことをね、あんたがもうあれで言いわけばっかりしてるんです。そんな言いわけしとったら、あんまり、俺も出るとこへ出るで。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  はい。恐れ入ります。今、議題となっております部分につきまして、琴平町都市公園条例の第10条をご覧いただけるでしょうか。ページで申しますと2,416ページでございます。   (「10条のとこで、これに書いとるわ」と言う者あり)  ここのところをちょっとお時間をいただきまして、利用料金は、第10条、町長は、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づき、利用料金指定管理者の収入として収受させるものとするということで、これをもって、指定管理者が料金を徴収できるということはご理解いただけると思います。  第2項に、利用料金の額は、別表3の範囲内において、指定管理者が町長の承認を得て定めるものというふうになっておりますので、今、話題となっております利用料金の金額の範囲内で、指定管理者協定書を結んでおります町長の承認という形で定めております。  そして、3つ目に、利用料金徴収方法については、指定管理者が定めるものということでございますので、こうした手続を経た上で、集める方法を、先ほど申しました1回1回払うんじゃなくて、利用料金を1カ月ごとに徴収する方法を会費という名称で指定管理者が定めているとご理解いただきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  今言いましたことは、入った利用料金向こう指定管理者が使うてもええ、ここに書いてますわ、地方自治法にも。ただし、もう繰り返しになるんですけどね、やっぱり会費いうんは4,500円、それは書いておかなだめなんですよ。これ、抜けとるんですよ。都市公のこの分に、都市公園に。ちゃんとあんたがつけ足したら、向こうがしたと言うてから、指導せないかんわ。そのままビラにも、チラシいうんか、夏に出したでしょう。あれにも4,500円の会費を書いとるんですよ。それだけ方々で、包括協定書にも会費も書いておるんですよ。会費収入という言葉で出ておるわ。それに出とるのに、ここには一切会費いうのが、ちょっとつけ足したら済むことなんですよ。それ、あんまり言いわけしたらこらえんぞ、ほんま。 ○議長(山神 猛君)  静粛に。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ちょっとこの会費収入という言葉のとりようといいますか、定義につきましては、ちょっと内部でもう一回協議いたしまして、今、議員さんご指摘のように、条例に載せるべきものなのか、載せなくていいものなのかというのは、多分載せなくていいということの解釈で現在まで運用しておりますので、今、ご指摘の載せたらええかどうかということ、また、載せれるものなのかにつきましては、少し研究する時間をいただきたいので、このやりとりは多分いつまでたっても同じことになりますので、現状については、そういう解釈で運用させていただいておりますので、ご指摘の会費収入という部分を条例に載せるべきかどうかということについては、もう少し、ちょっともう一度確認したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私は、この徴収は違法いうことを言ってるんですよ。違法いうことを。検討いう段階違うんですよ、もう。副町長がいに話しますけど、何ぼこれをやっても、こんなことを言うたらおどし的になったらいかんけど、裁判にかけたら100%勝ちますよ、私、これ。ど素人の議員がこれを言ってるんですよ、議員が。あんたはプロやないな、プロで。ほんで、後からこのことをちょっと協議してますわいうて、何たる言いぐさぞ。これも通告書で出しとるやない、ちゃんと。それまでに何回も煮詰めとかないかんわい、それ。お粗末。 ○議長(山神 猛君)  議員、ちょっと冷静にお願いします。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私が言っているのをもう一回言いますけど、書いとると思いますけど、違法いうことを言うとるんで、わしは違法を、徴収することは。徴収できんもんを徴収しとるんじゃわ。今は指定管理者が、コナミアンドパートナーズいうんか、そういうなんがいろいろあるから、私はこの前、反対討論していたでしょう。ちょっとしくじって、何か要らんこと言うてしもて、こっちは言うた覚えがないのか、何か言うたいうふうに認めましたけど。これ、町長ね、私は違法いう言葉を使うとるんですよ、これ違法いうんを。町長、徴収できんもんを徴収しとん。ちょっと謝りなさい。検討じゃなくして。はい。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いつのことかは記憶が薄いのですが、多分この議論も、相当前に眞鍋議員一般質問でしていたと思います。たしか、現状はちょっとわかりませんけども、その当時もいろいろ調べたんですが、全国で各地でこの指定管理者制度、同様の例えば体育館であったり、いろんな施設を、利用料金を徴収するところにも確認しましたが、多分そのときにも会費収入についての規定を条例にも載っていなかったかと思いますので、現状はそういう解釈のもとで、この条例をもって運用しておりますので、ご指摘の違法かどうかという部分につきましては、再度確認させていただきましたので、町としましては、現状はこの条例をもって運用していることについては、ご理解いただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これね、もう端的に言うて、端的に言いまして、コナミ、パートナーズのほうも、町も、気がついてないだけなんですよ。錯覚やそういうようなんを調べたらいう問題じゃないですよ。誰でも小学校の子でもわかるようなことを、わし、今言っているんですよ。要するに、この法律やわな。法律にも条例にも書いてない。ないいうことが第一、ちょっと入れたら済むのをね。これはね、町長、認識やそういうなんより、気づかなかったいうだけの、以前の問題なんですよ。気づいたら、今言ったように、小学校の子でもわかるような単純なことなんですよ。これ、後々、この問題、よく似とるんですよ。これ、今、3番を読みましたけどね。これ、やっぱり単純に気がつかなかって、そこ、忘れとった言うたら、この場で、いずれまた後で協議は、協議したらいいですけどね。協議するいうこと自体がおかしいんですよ、私に言わせたら。プロの集団やないか、皆。職員やってようけおるんやろ。町長、副町長、教育長、三役、それ以外に部下がいるじゃないですか。徹底的に調べささないかんわ、こんな場合。あんまり利口でないこの眞鍋でも調べよったら、こういうような本を買うて。4年に1回買いよるんや、この本、太いの。注いうんがあるんや、ここに注いうんが。その注いうとこを見るために買いよるんや、これ。どない考えても、私のほうが正しいんですよ。それをあなたは、今、協議するいうんでぼやかしてしまっているけどね、お粗末といや、余りにもこれはお粗末、ペケ。 ○議長(山神 猛君)  静かに。 ○10番(眞鍋 籌男君)  いらんでええこと言わんでええんじゃ。もう頭にくる、ほんま。協議する、協議するいうて。以前の問題で間違うとるんや。  次に行くわ。④現在の指定管理者との間の「包括協定書」16条2項には、「琴平町都市公園条例に定める範囲の額で、利用料金及び会費等に関する事項を定める」こととしていますが、町の条例では「利用料金」しか定めていないのではありませんか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  同様の答弁となりますが、包括協定書にございます利用料金及び会費は、琴平町都市公園条例利用料金の一つであると考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  この中にで都市公園あるわ、ここに。何ページか知らんけどありますわ。その中にで会費収入がないんですよ、この中に一切合切。これも先ほど言うたように、単純に気がつかんで忘れとるだけなんですよ。そういう見方せないかんで。一々あんまり言いわけしよったら、ほんまにこれ、ややこしなるばっかしなんや。わかっとん、そこ。  ⑤今年度の指定管理者の募集要項によると、「施設の利用料金及び会費等は指定管理者の収入とします」とされていますが、現在の指定管理者からの各年度の事業等による指定管理者はどのくらいの利益を得ているのですか。この前、何か300万程度いうのがちょっと出てましたけどね、ほかにその辺をちょっと詳しいに言ってください。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ことひらいこい郷パートナーズよりのというのは、ご案内の3社の、3つの会社で構成する1つの組織でございますので、何をもって利益かというのは非常にちょっと判断しにくいところはありますが、一応収入と支出の差額を報告させていただきます。2015年度は797万340円、2016年度は1,185万4,297円、2017年度は712万533円でございます。これをもって利益とするかどうかはちょっと判断が難しいところでございますが、一応収入と支出の差額がそれだけあるということで、ご報告とかえさせてください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑥指定管理者の利益の額によっては、「利用料金と会費等」の収入を全て指定管理者の収入とすることは不適当ではありませんか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  琴平町都市公園条例第10条第1項で、町長は、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づき、利用料金指定管理者の収入として収受させるものとするとなっておりまして、不適当ではないと判断いたします。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これは、また今度に言います。  ⑦ことしの指定管理者の募集について、応募した団体はどこですか。11月26日のとき、以来、どう変わったのですか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これも委員会等でもご報告させていただいておりますが、ことひらいこい郷パートナーズの1社でございます。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑧一次審査を通過した団体はどこですか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ことひらいこい郷パートナーズ、1社でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑨番は、もう飛ばします。  ⑩現在の指定管理者の利益の額によっては、利用料金に関する条例の見直しが必要ではないのですか。地元住民を大切に。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  5年ごとの協定等に基づいておりますので、今、ご指摘のような利用料金に関する条例の見直しは必要ではないと判断いたしております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  私は、全部の中で、琴平町民が、住民が占める割合は15から16、17のその辺、間を行き来してるんですよ。とにかく莫大な住民の税金を入れているので、私はちょっとでも、今も安んしとるんですよ。もうちょっと、ますます安んしとるんですよ、住民が。それについて、他町の連中が文句言うんやったらやで、出しとったらええんじゃわ。もっと、ほんで、これは琴平住民をもっと下げることを言っているんです、この分は。  次に行きます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今、議員さんがおっしゃったように、それが会費収入でございますので、町外の会員、町内の会員というふうに差額をつけているようなのが、指定管理者が定めやすいようにしておりますので、まさに、今のご質問のことが、利用料金会費収入の運用の弾力性でございますので、ご理解いただきたいと思います。  そして、それともう一つ、利益の部分につきましては、そうした部分につきましても、以前、議会からのご指摘もありましたので、町外会員と町内会員に会費収入、1カ月の会費の差を出しているということもご指摘のとおりでございますので、今後もそのあたりについても、今回の今後の協議の中で、また意見として取り入れさせていただきますので、よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ⑪「包括協定書」16条の2項の「会費等」とは、都市公園条例の「利用料金」とは別で、もうこれもさっきとダブるんですけどね。一応お願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  包括協定書の会費等につきましては、都市公園条例利用料金の一つであると考えております。よろしくお願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ですから、先ほど町長が言いましたけど、協議して、この会費、さっきの会費収入の分ね。それはちゃんと結論を出してください。あんたのほうが間違っているのが目に見えていますから。  次、⑫「包括協定書」17条3項の「平成24年度会費収入2億4,114万9,000円」という数字は、「こんぴらスポーツ財団」の決算書類の数字と異なってはいませんか。 ○議長(山神 猛君)  2億4,114万、数字が違うから。 ○10番(眞鍋 籌男君)  2億4,114万9,000円と言うたじゃないですか。   (「議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のとおりでございますが、平成26年4月1日に、ことひらいこい郷パートナーズと本町と締結いたしました琴平町いこい郷公園の管理及び運営に関する包括協定書第17条第3項にある平成24年度会費収入2億4,114万9,000円につきましては、その後、平成26年6月19日に、金額が間違っていることに気づきましたので、訂正後の会費収入2億114万9,000円に包括協定書の訂正に伴う覚書の締結の変更決裁を交わしておりますので、ご指摘のとおりでございますが、その後、訂正をした上で、変更の決裁をしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  これも24年のほう、2年もおくれてから、それも6月19日に2億114万に直したいうけど、それ、間違いないんですか。そしたら、前のが間違うとったんですか。前のこの24年に書いておる2億4,114万9,000円いうのが間違うとって、どこが間違うとったんですか、そこの。これは大事なんや、ここが。金額が大きいから。間違うとる箇所を言うてくれ。   (「3,000万やろ、約3,000万。これ、数字がちょっと間違うたん違うか。2、1と2、4の」と言う者あり)  こういうなんを間違うとって、はい、それもあと2年後に直して、はい、済みませんでいいんか。責任取れ、もう誰か。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは多分、私も当時、議員だったんで、議会に報告があったと思うのですが、その財団のほうの決裁の書類に不備があって、それをもって変更したというふうなのでございますので、財団の中のその経理なり部分がありましたのも、議員さんもご記憶にあるかなと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  町長ね、あんたもその当時、あんたは議員やったんで、小野町長のときの事案なんですよ、これ。ですから、今から言うのをちょっと控えといてください。どこがどういうふうに間違っていたか。それ、調べたらわかるから、向こうへ聞いてでもね。それ、金額が大きいし、私の計算では3,000何ぼの結構大きいですよ、金額が。これね、私が⑫番でこないして質問しとるやろ。そのときにやで、今言って、私が言ったような、再質問が大体書いとる時点で、2年後やいうんがおかしい、また。2年後いうのがおかし過ぎる。次の年や何ぼ監査やいろいろしても、2年後に出てきてから、ほんでいうのは、それは世間で通らんでな、これ。だから、今回もコナミのあそこへ委託したらいかんのじゃわ、指定管理者にしたら。不備ばっかしで、なっとれへんやないか。何言よんかわからん。  町長ね、これ、24年に間違うとっていうて言いましたよね。向こうのほうで、財団のほうで間違うとるのはわかっとるんですよ。訂正しとんやから。どういうふうに、どこが何ぼの金額、詳しいに後で、今せえいうても無理やからね。当然私は、これ、きょうはわかっとると思うとったんですよ、ここへ書いとるから。数字と、間違うとることを指摘しとるんですよ。ですから、向こうで聞いたらすぐわかるんですよ。そのぐらいせないくか、これ。一般質問やのに、これ。それをもうばっと言って、お茶を濁すようにして、ほったようにしたらだめやわ、それ。誠意がないやないか、一つも、議員に対する。わかっとるんか。今言うのも、俺が言うのも控えといてくれ。何や、ごちょごちょごちょごちょ言うて。  今、町長が言いましたら、2億114万言いよりましたね。それ間違いないですね。よっしゃ、もうええわ。もうそしたら今度調べてもろて。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。  次、琴平町情報公開の運用について、ことし9月議会の答弁によると、公開条例の33条と34条に規定する「出資法人」、「指定管理者」、「補助団体等」の各情報公開制度について、当該団体数、合計147団体の中で、制定済みの団体は20団体としていますが、20団体の名称を答えてください。公開用紙、これ、うちは公開請求や、公開申出書や、いろいろ呼び方はありますけど、町が保有しているということですか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  出資法人は、香川県信用保証協会、香川県農業信用基金協会、公益財団法人香川県環境保全公社、公益財団法人香川県農地機構、公益財団法人かがわ産業支援財団、公益財団法人香川いのちのリレー財団、公益財団法人かがわ健康福祉機構、公益財団香川県暴力追放運動推進センター、公益財団香川県下水道公社、地方公共団体金融機構の10団体と、補助団体が、香川県町村会、香川県公平委員会、かがわ情報推進協議会、香川県知事(かがわ新世紀情報ネットワーク利用負担金)でございます。それと地方公共団体情報システム機構、これは社会保障と税番号制度の補助金でございます。それと香川県防犯協会連合会、香川県暴力追放運動推進センター、NPO法人かがわ被害者支援センター、香川県国際交流協会の9団体、及び指定管理者は1つでことひらいこい郷パートナーズの、あわせまして合計20団体となります。  指定管理者でございます、ことひらいこい郷パートナーズにつきましては、琴平町教育委員会に公開請求をしていただければ対応いたします。  また、その他19団体につきましては、直接、請求していただければ対応していただけると思います。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたら、今、私が言いました、公開の用紙見せてください。名称は公開申出書、琴平公開請求書。   (「議長、総務課長より答弁をお願いします」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  佐藤総務課長。 ○総務課長(佐藤 任司君)  町長の命により、補足説明させていただきます。  今、町長のほうから報告がありました20団体につきましては、その団体に公開用紙が備えつけておりますので、直接、そこへ請求していただけたらと思っております。19団体でございます。   (「19団体、いこいの郷のいたきんやの」と言う者あり)   (「いこいの郷は違います」と言う者あり)   (「いこいの郷は教育委員会と今言いよったやないの」と言う者あり)   (「いこいの郷はね」と言う者あり)   (「ほやけん19になったわけやな」と言う者あり)   (「はい」と言う者あり)   (「わかった」と言う者あり)   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  そしたら、今、総務課長が言いましたように、今の各団体へ行ったら、ちゃんと公開の用紙は備わっているわけですね。   (「そうです」と言う者あり)  よっしゃ。  ②制定済みの20団体以外の団体の公開制度の制定について、町はどのような措置を講じているのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  琴平町情報公開条例の趣旨にのっとりまして、必要な措置を講じておりますので、よろしくお願いします。   (「はい、お願いします」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  次、③指定管理者「ことひらいこい郷パートナーズ」の制定する情報公開制度は、琴平町と協議して制定することとされていますが、このパートナーズの規程の4条には公開請求先を「琴平町」としていますが、誤りではないのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  以前にもお答え、お示しいたしましたが、琴平町情報公開条例第2条第2項で、行政文書とは、実施機関の職員が職務上作成し、または取得した文書、図面、写真及び電磁的記録であり、実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関において保有するものを指しております。  また、実施機関とは、同条例第2条第1項で、町長、議会、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会及び固定資産評価委員となっております。  実施機関でもなく、また、行政文書を持っていない指定管理者に対しての情報公開につきましては、琴平町情報公開条例第33条第2項にて、当該指定管理者の保有するものの公開に関し、必要な措置を講じるよう努めなければならないと記載されておるのはご案内のとおりでございます。この必要な措置ということが、いこい郷公園情報の公開規程であると考えております。  いこい郷パートナーズへの情報公開につきましては、いこい郷公園情報公開規程第4条に照らしまして、本町が保有していない施設文書に対して、本町に公開請求があった場合には、協力するものと解釈しておりますので、公開請求先は琴平町でなければ回答を求めることができないものと判断いたしますので、ご理解をお願い申し上げます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  片岡町長、目を覚ませ。これね、私ね、県や高松市へ行って、ようこいなんをとるんですけどね、全部これ、指定管理者は直接いくようになっとるんですよ。それを見せてくれ、町長に渡してくれ、これ。見てもうてくれ、まずはこれを町長に。何で指定管理者コナミが町を経由していかないかんのな。直接いくようにせんかい。それでも指定管理者なんや。直接できるんですよ。琴平町は、パートナーズへする場合に町を経由せないかんのや。そしてね、町長。このようにね、わかるでしょう。これ、ほか、町長ね、これ今、佐藤総務課長が言ったように、ほかの団体、19のは全部こういうなんがあるいうんですよ。それを、今、パートナーズだけは、さっき町長が言うのは教育委員会という言葉を使ったんですよ。そういうなんではだめなんですよ。  これ、きのうもある議員が、あそこの何な、乗降場の分をいろいろ言ったでしょう。何かもう同じことで、はっきり言ってさぼっていつままでも出んいうて。これ、小野町長のときから言うたあるもので、10回以上は言うとるんですよ、これ、この分。何でかいうたら、私が言うのが正しいいう絶対的な確信の上に立って言ってるんですよ。ということは町が間違っとるんですよ。気がつきませんか。目を覚ませ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いわゆる国の法律ですね、情報公開法、正式名称は行政機関の保有する情報の公開に関する法律というのがあるのはご案内のとおりでございます。その目的というのは、第1条、この法律は、国民主権の理念にのっとり、行政文書の開示を請求する権利につき定めることなどにより、行政機関の保有する情報の一層の公開を図り、もって政府の有するその諸活動を国民に説明する責務が全うされるようにするとともに、国民の的確な理解と規範のもとにある公正で民主的な行政の推進に資することを目的とするということは、ご存じのとおりかと思います。  そのうちの第26条に、地方公共団体の情報公開といたしまして、地方公共団体は、この法律の趣旨にのっとり、その保有する情報の公開に関し必要な施策を策定し、及びこれを実施するよう努めなければならないとあります。つまり、先ほど来申しておりますように、情報公開というのは、行政文書を、先ほど申しましたように、国民なり町民の権利として求めることができるということが解釈でございますので、行政文書の公開をすることがこの情報公開条例の趣旨でございますので、そういった面で言いますと、町、また、教育委員会に請求し、あるものが行政文書であることにつきましては、先ほど説明したとおりでございますので、直接、ことひらいこい郷パートナーズにすることは、あるものは行政文書には当たるもの当たらないものがございますので、そのあたりは協力するものとして考えておりますし、一切公開をしないということにはなっておりませんので、議員さんにはご理解いただきたいと思います。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  ご理解をお願いしますいうても、ご理解はできません。何でさっきの20なら20ある、町長は団体を読み上げましたけど、そのように1つだけを何で例外にするんですか。パートナーズだけを例外扱いにしたらだめですよ、これ。これ簡単なことなんですよ、これも。  一番初めにで、もう初めの当初じゃわ、もう何十年も前の。そこにコナミ主導でつくっとるからこうなっとるんですよ。こんな、これも簡単なことなんですよ、もう。行政のほうが意地張っとるだけなんですよ。わかっとるんかいな、私が言うのが。まず、何でかいうたら、またこれは延々と続くからね。余りにもこれを次々言うたら、もう10回以上は言うとるんです、小野町長のとき以来。同じ返答なんですよ。  やっぱりね東京でも、外国でも、どこでもそうですけど、情報公開をまず真っ先に言うていっているんですよ、今現在は。それ、議会で議員いうたら住民ですよ。それが言いよることを一々一々ね、今のあんたが言いよるけど、そんなんでも私は全部書いとるものは、一番初めのを読んだら、この中に書いとるんですよ、全部情報公開の中に。一やきんこっちか。ここへ入っとるわ、琴平の情報公開、ここにちゃんと。そういうなんでなくして、なぜ19と19団体のようにちゃんとした公開請求を直接いくようにしないのかといったら、町長、今、これらをいろいろ、るる申していましたけど、へ理屈、へ理屈いうんじゃ、そういうなん。もってのほかや、これ。町長が決断してで、ちょっと直したら、語句を直したら済むだけのことやない。もうぐちぐち何言いよるんじゃ、人が言いよるとき。まじめに聞かんか。
    ○議長(山神 猛君)  静粛に、静かに。 ○10番(眞鍋 籌男君)  答弁要るで、これ。私が言っているように、ちょっとした語句を直したら済むだけのことをね、なぜ一々回りくどいようなことをして、教育委員会を通じてや言わんと、19は直接いけるようにしとんやったら、そのように、1つだけ、パートナーズだけを特別扱いしたらだめ。答弁要る。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど来申しましたように、行政文書の公開という部分で考えますと、そのあたりにつきましては、先ほど来申し上げましたように、公益財団法人であったり、社団法人であったり、そういうところと、その指定管理者のことひらいこい郷パートナーズというのは、ちょっとそれは分けていただきたいなというものが1点と、余りその補助団体であったり、いろんな助成団体まで、議員さんおっしゃるように、公開請求の規程を設けろというふうになりますと、例えば、こんぴら歩こう会であったり、また、その他自治会であったり、そういうところにも公開情報にも及ぶ可能性もございますので、そのあたりでありますそういうところになりますと、非常に行政の運営上、大変にあるところもございますので、町としましては、行政文書を公開するという趣旨にのっとった上で運用しておりますので、このあたりは、町としての現在の状況につきましてはご理解いただきたいと思います。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  行政文書や、そういうなんでないんですよ、これ、問題のその核心は。ただ、19のように直接いけるようになぜしないかいうだけなんですよ。これ、まだ次も延々と続くわ。  5、口を慎め、町職員。平成30年11月の決算委員会のとき、私は町長に対して、琴平町職員の挨拶がまともにできていないことを言いました。そのとき、町長は、職員の挨拶については、これから十分に指導していく旨のことを言い、挨拶の徹底について、私に約束しました。  さて、今回の質問は電話の対応です。現在の町職員で電話の対応ができていないのを時たま見かけます。特に私のほうがよろしくお願いしますと言っても、はい、または返事なし、こうしたできの悪い職員がたとえ二、三人いたとしても、それはペケ、だめ。何万人といる会社できちんとできていることが、我が琴平町ではできていない。わずかの職員が全体の足を引っ張っている。この責任は誰が取るのですか。住民の税金で飯を食っていることを忘れているのでしょうか。このようなことを議会が取り上げること自体が町の衰退を意味している。ありがとうございます、わかりました、済みません、よろしくお願いいたします、はい、承知しました等々、それらのたった一言がなぜ言えぬ。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  職員の挨拶や電話対応が悪いというご指摘でございますが、私は、毎朝、おはようございますと挨拶を職員と交わしながら登庁させていただいております。また、私は「琴平町役場何々課誰々です」という電話対応につきましてはできていると思っております。ご指摘の町職員の対応につきましては、眞鍋議員がそのように感じていることは非常に残念でございます。さらに、町民の方々に同様に不愉快な思いをさせないことや、丁寧な対応を心がけるように文書にて伝えております。  町職員の公務員としての意識向上について、いろいろな場面で職員に伝えるよう、私も心がけておりますので、ご指導、ご鞭撻をお願いいたします。  なお、私は、今年6月に町長に就任以来、職員さんより先に挨拶するよう心がけておりますし、そうすることにより、必ず職員さんから挨拶が返ってまいります。また、この意識向上改革につきまして、9月には全職員対象のコンプライアンス研修、ハラスメント研修を町独自に行っておりますし、今後も管理者研修等々、町独自の町職員全員の研修を通じて、職員の公務員としての意識を向上するよう努めてまいります。今後ともご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  眞鍋君。 ○10番(眞鍋 籌男君)  以前、この問題を取り上げたときに、課長会なんかでちゃんと挨拶、電話の分の対応はきちんとするように言っていると言っていました。町長は、なるほど、したわ。笛吹けど踊らん。親の心子知らず。課長会で言うても、課長から部下に伝わってないやない、きちんと。  これは以前からもあったんですよ。山下町長のときもあったんですよ。山下町長は、挨拶、もう超すばらしいんですよ。以前も言いましたけど、私は、町長、裁判かけとるんですよ。十何ぼ裁判しとるんですよ、10何カ所。証人喚問もしとるわ、高裁も行っとるわ。町長にしたら、私の顔を見たら、胸の中、煮えくり返るはずなんですよ。しかし、しかしなんですよ。私が冠婚葬祭で並んでいたら、私にこうして、お疲れさんですいうて、そういうことができるんですよ。その町長は、片岡町長、あなたが今おっしゃいましたように、挨拶は自分からしていってたんですよ。その町長がおって、町長のその挨拶なんかのやり方、応対の仕方が、なぜ部下に通じなかったか。なぜ町長の挨拶を、皆、見習わなかったか。それは山下町長のやで。今回は片岡町長の挨拶を皆さんが、あんた、町長は挨拶を自分のほうからかけていっとると言いましたけど、山下町長もそうだったんですよ。特に私はもう闘いですからね、裁判やから。それはもう熾烈ですよ。今はもう私もちょっとへたっていますけどね。あのときは自分でもすごかったと思うんですよ。そういうような中でも山下町長はきちんとできよった。その姿をなぜ部下が通じなかったか、職員に。今回、片岡町長ね、今、あなたが、私が来たらで、職員、私のほうから挨拶していますと今言いましたよね。しかし、その分が全職員に心が通じとるか。通じとると思うとるんか。通じてない。だから、ここでこういうとこを捉えよるんですよ。これは、町長。 ○議長(山神 猛君)  大きい声は慎んでください。 ○10番(眞鍋 籌男君)  こういうことは、町長、副町長、教育長、総務課長、それらが絶えず言わないかんの。今回、私、5つ質問したわ。一番大事なのは、この5番目、1、2、3、4はもう大したことないんや、これは。政策上のことはよう言いよるやろが。してもらわないかん。これぐらい、5ほど大事なのはないんや。なぜか、住民に直接やからや。誰の金で飯食うとる思うとるんや、みんな。もう給料やらん、もう。あんまりできが悪いけん、ほんま。挨拶や電話の対応が悪かった。これね、どよん書いとん、何万人という会社、全部できとるんや。町はできてないんや。全部が全部ではないけど、できてない職員がおるから言いよるんじゃわ。それも私は構わんのや、何ぼ少々どないしても。住民から聞いとるけん言いよるんじゃ。ここで取り上げたんじゃ、今回、住民から。  今、私、これ、課長がようけおるわ、ここに。また眞鍋が重箱の隅を突ついているわぐらいに腹の中で笑いよると思いますよ。しかし、私は指摘します。皆、好かんのやったら、この眞鍋を憎んでくれたらええんじゃ。好かんがってくれたらええんじゃ。もうけつから出た虫みたいに言うとるやつも、俺はへっちゃらじゃわ。何ぼ言うてくれてもこたえへんわ。何ぼどんなこと言うてくれても構わへんのや。眞鍋がぼろ議員やったら落としてくれたら、次の選挙で落としてくれても構わへんわ。こたえへんのや、そのぐらいは、少々のことは。その私がやで、事住民だけは大事にしてほしい言ってるんですよ。なぜか、誰の金で飯食いよるんや、みんな。課長連中、この眞鍋が今ここで言っていること通じているんかと思う。通じてないから言ってるんですよ。いいかげんにせえ、もう。答弁要るわ。今、あなた、これからもよろしくお願いします言ったけど、そんな軽いんで済まさんで、今回は。答弁要るで。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  答弁いたします。  まさに、今、議員さんおっしゃることにつきましては、まさに、よく以前より議員さんが、公僕たれという意識を強く持てということもございますし、名札の件もそうですし、挨拶、対応につきまして、態度につきましても、長年、いろんな議員活動、また、こういう議会の場でおきましても、町職員に対する、態度はきちっとせえいうことでご指摘いただいているのは私も重々わかっております。  また、先ほど発言の中に山下元町長のことがありましたように、率先して、我々もそうですし、議員さんも当然同じように模範として対応していただけることが、町職員に対する意識の改革と思います。やはり、例えば、もちろん先ほど来申しますように、文書なり、会があるたびに、こういうご指摘等がないように心がけるということは伝達しておりますけれども、言われるように、それがどこまで広がるというか、浸透するかということについては、なかなかやはり間接的な部分になると、響かないところはあるかもしれないのはご指摘のとおりでございます。  そこで、私は、現在、全職員に対しまして、一人ずつ個人面談を順次行っております。その中で、今の仕事に対する思いであったり、現状の仕事での思いであったりを聞くようにしておりますし、最後には、町職員としての心構えを私から直接、一人一人の職員さんにも申すようにしております。やはりなかなか意識を変えていくのは重要でございますけども、これも先ほど申しましたように、やはり気づきがない限り、なかなか人間って変わらないと思いますので、今、ご指摘の部分につきましても、課題として考えていきますし、また、私もそういう部分について、町職員さんに対しても気を使うように行ってまいります。決して議員さんのご指摘を否定することではございませんが、ご指摘がなくなるように努めてまいることをよろしくお願いします。 ○10番(眞鍋 籌男君)  終わります。 ○議長(山神 猛君)  これで、10番、眞鍋 籌男君一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで休憩といたします。  再開を11時5分といたします。  今田議員一般質問を12時をまたいで少し延長になるかもわかりませんけれども、やりたいと思いますので、ご協力いただきたいと思います。      休憩 午前10時53分      再開 午前11時06分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(山神 猛君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  8番、今田 勝幸君。 ○8番(今田 勝幸君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  日本共産党の今田 勝幸です。2018年12月議会の一般質問を行いたいと思います。  情勢の項については、いろいろ、さまざま、たくさんありますけれども、簡潔に思いを述べておきたいと思います。  近年になりまして、安倍政権が森友・加計学園に象徴されるように、お友達内閣とか、あるいは国政の私物とか、やゆをされたり、あるいはそういう感じることもございます。今国会でも資料の提出の問題とか、あるいは外国人技能実習生の人権問題を放置したまま強行した就労外国人出入国管理法案などの改正についても、実態を見ないという問題も浮き彫りになりました。  さらに、漁業の問題についても、沿岸漁業を守る漁民の声を聞かない漁業法の改悪、そして、私は水道の問題についても、まともな説明のないといいますか、水道運営の国としての民営に道を開く水道法の問題についても指摘をしておきたいと思いますが、また、核兵器禁止条約反対の態度をとっている国連での日本政府の態度についても、大いなる疑問でありますし、そして、9月26日の日米共同声明が発表されましたが、アメリカ側はFTA交渉開始と、その後、発表しました。ところが、日本政府は「TAG(物品貿易協定)」と和訳をし、内容が違うのかと思うような、あるいは、国民をだます方向かと思わずにはいられない。  何より、そして、終盤におきましての国会の運営の中で、安倍首相の三権分立を踏みにじった憲法審査会での政党の具体的改正案を審査会で示して、議員の責任をともに果たそうという、これは呼びかけではなくて、所信表明という中で総理大臣としてやられたわけですから、三権分立を踏みにじったと言われても仕方がないのではないでしょうか。そういった発言について、終盤でこの審査会も、結局のところ、自民党の案については提示されることができなかった。こういう結末でございました。しかし、国民生活に関係する問題については、数の力で押し切ったという実態、実情であります。  私は、今、政治が本当にこれでいいのかという思いがしております。国民は、多くの人たちは国を信じ、行政を信じてやっているわけですけれども、そこにこういった問題が続くのならば、日本の国そのものが内部から崩壊をしていくのではないか、このような危機感さえ持つわけであります。  私は、今12月議会でも、こういったもとでの政治から町民の命と暮らし、なりわいを守る立場から、質問を具体的にしていきたいと思います。  町政にかかわる質問であります。質問席から質問をいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  質問をいたします。  まず、来年度予算について質問いたします。端的に、ここに書いてあるとおりでありまして、余り具体性については触れておりませんけれども、来年度の予算(平成31年度の予算)について質問いたしますが、予算要求という立場もございます。特に来年度を見てみますと、引き続いて政府は社会保障関係の自然増部分の削減などを計画しています。そういう意味から、先ほども言いましたように、町民の暮らしなどが心配をされるところであると。そういう立場で、町民の願いや要望が世代の立場で当然異なるのは承知をしておりますが、小学校の統廃合問題や、保育と就学前教育のあり方、大規模する自然災害時、県庁舎などは司令塔の役割を果たす司令塔でございますので、心配がございます。  さらに、農業の問題とか、商工自営業者の問題とか、観光の問題など、さまざま問題、課題がありますけれども、予算編成について、基本的な方針をお伺いをしておきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  今田 勝幸君の質問に対する答弁をお願いいたします。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  8番、今田 勝幸議員の質問に対する答弁を行います。  平成31年度の来年度の予算編成の方針ということを明らかにということでございますが、11月に各課長宛てに町長としての予算方針を文書として出しましたので、その部分を披露させていただきたいと思います。  内閣府が公表いたしました10月の月例経済報告によりますと、景気は、穏やかに回復していると報告されており、先行きにつきましては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。また、相次いでいる自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要があると指摘されております。  国におきましては、2019年度予算の概算要求において、2019年度予算は、「経済財政運営と改革の基本方針2018」で示された「新経済・財政再生計画」の枠組みのもと、引き続き手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組む。歳出全般にわたり、平成25年度予算から平成30年度予算までの安倍内閣の歳出改革の取り組みを強化するとともに、施策の優先順位を洗い出し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点するとしております。  このような状況のもと、本町では第4次総合計画に基づき、基本理念であります「住んでよし訪れてよしことひら」のまちづくりを進めるため、基本計画に基づき、積極的に事業展開していかなければならないと考えております。そして、総合計画における人口減少問題対策の戦略版としての「琴平町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を考慮し、危機感と問題意識を持って、基本目標に向けた具体的な施策に取り組むことが重要であると考えております。  本町の財政状況は、少子高齢、人口減少により町税収入は減少傾向が続いております。さらには、現在、琴平中学校の校舎改築工事が進行中であり、今後、教育施設を初めとする公共施設の集約、老朽対策、また、社会保障関係の経費の増加などが喫緊の課題となっていることなどを考慮いたしますれば、歳入の確保、歳出の削減には最大限の努力は必要であります。  このようなことから、2019年度の予算編成に当たりましては、引き続き本町の財政は非常に厳しい状況にあるということを改めて認識した上で、行財政改革大綱に基づき、職員一人ひとりが創意工夫を凝らして取り組まなければならない。その上で、住民ニーズに対応した施策を適切かつ効果的、計画的に展開することとし、予算編成の基本方針の事項に留意しながら予算編成を行うものでありますとしておりますので、よろしくお願いします。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  情勢は、政府は見通しが、経済情勢は何か緩やかな回復言いよるけど、発表されたこの近々の経済情勢は悪くなっております。それはもう見方とか、まだ先の問題もありますのでわかりませんが、いずれにしても、厳しい状況下に置かれているというのは、私も共通の認識だと思います。  しかし、その中で、特にお願いをしておきたいのは、今からるる具体的に質問に入りますけれども、やはり町民が安心して暮らせるような、そういう施策、そういったところに重点的に予算の配分等のお願いをしておきたいと思います。  次に移りますが、同和行政の終結を求めるものであります。  私は、議員になって以来と言っていいと思うんですが、町内で差別事象の有無について質問をたびたびしてまいりました。当初は落書き事件もありました。しかし、近年、ここ10年を越えて、十四、五年以上を越えて、長い期間になりますが、いつも町内では差別事象はありませんとの答弁であります。ですから、同和行政についても終結をしていただきたいというのが2番目の質問であります。答弁を願います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  現在もなお、部落差別は依然として根深く存在し、現在では、情報の進展に伴いまして、インターネットの匿名性を悪用し、全国の被差別部落の一覧が掲載された事案であったり、また、部落差別を助長する書き込み事案が発生しております。こうした背景を受け、国は、平成28年12月に部落差別解消推進法を制定し施行いたしました。法の第1条の目的におきまして、現在もなお、部落差別が存在するとともに、情報の進展に伴って、部落差別に関する状況に変化が生じていることを踏まえ、部落差別は許されないものであるとの認識のもとに、これを解消することが重要な課題であると明記しており、第2条の理念におきまして、部落差別の解消に関する施策は、全ての国民がひとしく基本的人権を享受する、かけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念をうたっております。第3条におきましては、地方公共団体の責務として、国及び他の地方公共団体との連携を図りつつ、その地域の実情に応じた施策を講じるよう努めることが明確に規定されておりました。さらに、第6条に規定する部落差別の実態調査に関しましては、現在、国において有識者会議を設置し、調査の内容、手法の検討がされていると聞いております。  本町では、部落差別撤廃・人権擁護に関する条例第5条に規定する地区実態調査並びに町民意識調査を5年ごとに実施しておりますが、直近で意識調査を行った平成27年9月の調査報告書では、今後、行政に希望する施策として、同和問題についての理解を深めるための教育・啓発活動に努め、人権尊重の意識を高めることが半数以上の住民が求めている結果となっております。この意識調査結果、さらには近年の人権侵害事案の状況を踏まえ、人権教育・啓発に関する基本指針を平成30年4月に改訂を行ったところでございます。  町民一人ひとりが自分の人権のみならず、他人の人権についても正しく理解し、町民の誰もがふるさととして愛し誇れる、真の人権尊重都市琴平町の実現に向け、部落差別解消推進法及び町部落差別撤廃・人権擁護に関する条例等の規定に基づき、県、他市町、関係団体と連携を図りながら、人権・同和行政施策を一層推進してまいります。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  最初、私が申し上げました、町内に差別事象はないという問題についてのおふれはなりませんでした。人権一般については、部落差別というのは、私は事象はなくて、人権問題としての消化を望むという内容でなかろうかと思います。問題は、そういった中で、いわゆるここだけ引き抜いて特別扱いというのをやめなければならないという私の主張であります。  それと、推進法についてもおふれになりました。この問題については、いろいろ非常にこの推進法については、長い間、継続に国会の中で引っ張って引っ張ってこられたわけです。最後は強行的にできたわけでありますけれども、この中に附帯決議があります。それは今まで進んできた同和問題の解消に向けての運動や、国の施策や、あるいは町やそれぞれの団体等の運動の成果が集約されている今の状態の中で、差別、部落問題の逆流は許さないという立場であり、この間の運動の流れは、さまざまな人権問題が逆に起こってきたというのを踏まえての問題である。  また、これも財政的な問題も踏まえて、きょうは時間的な問題もありますので、るるは言いませんが、基本的には、ここに逆流をさせてはならないという附帯決議ができております。この附帯決議は、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等、部落差別の解消を阻害していた要因を踏まえて、しっかりとここに決議が含まれると、今、私が言った内容がね。これに対する対策を講ずること。  2つ目に、当該教育及び啓発により、新たな差別を生むことがないように留意すること。そして、国は、部落差別の実態にかかわる調査を実施するに当たっても、新たな差別を生むことがないように留意しと、ここのところも、ですから、これをもし最初の町長の答弁と私の認識に大きな違いがあるんやけども、ここの問題を今は大事にしておかないと、全国的にはぼつぼつ無理難題が出てきておるところも出てきておるということでございます。ですから、今の状態の中で、どう本当になくしていくのかと。その基本を、私は最初に言いましたように、事象がないと。インターネットとかの問題については、国の法律や、あるいはそれをチェックする機関を設けて徹底すれば、それはただせることで、そして、差別というのは、今、町長も言われましたけれども、多くのさまざまな人権問題が発生をし、被害も受けております。それについては、やはり教育、憲法にある基本的人権の尊重という立場で全てを学ばなければならないと。お互いに学ばなければならないということであります。  最後に、この問題の1点でありますけれども、誰が部落差別をしているのか。あるいは、誰が残そうとしているのか。ここのところが肝要だというふうに思います。ややもすると、こういう条例なり、こういう法律を残すこと自体が、今は被差別部落というのは解消されてないというもとで、どうつくり上げていくのかというのが私は大事なことやと思います。ですから、そこのところをしっかりと今から早期に学んで、そういう立場に立っていただくことを切望をしておきたいと思います。  次に移りますけれども、この間、私は、公共施設の整備とか清掃、いわゆるメンテナンスの問題について、予算措置を求めてまいりました。今回も、予算措置として正式にここの項で求めておきたいと思います。できるだけ具体的に明快な態度をお示しを願えたらと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  現在、一部の主要施設におきまして、個別の施設計画を策定しているところであります。この個別施設計画において、公共施設の整備計画を行うものでありまして、個別施設計画策定後に、順次、整備・メンテナンス等を行ってまいりたいと考えております。  さて、このご指摘の分については、9月の一般質問でもご指摘がありました。清掃等につきまして、大規模清掃等を現在、この本庁を初め、そういう予算措置されてないのはご指摘のとおりでございます。新年度予算におきまして確保していきたいということで、現在、その方向で検討しておりますので、そのときにはまたよろしくお願い申し上げます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  この予算の関係で、町民の皆さんも庁舎に、あるいは他の公共施設に来たときに、あ、きれいになっているなと、すっきりした応対ができて、お互いにすっきりして、にこにこと帰れるようにぜひしてほしいという願いも実現がしそうなので、喜ばしいことだと思います。ぜひお願いをしたいと思います。  次に移ります。  4番目、全ての町営住宅の空き家状況の報告と入居募集時期を明らかにされたいということであります。これについては、私は、町の資産管理の問題と人口減少対策の問題、また、貧困対策の問題がこの裏には包含をされているというふうに認識をしておりますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  現在の町営住宅の空き部屋の状況につきまして、まず詳細を申し上げます。北野町南団地が2戸、北野町団地が5戸、北野町第2団地が1戸、豊明第3団地が2戸、富士見町団地が1戸、平松第1団地が1戸、豊明第1団地が1戸の合計13戸が空き部屋となっております。そのうち、老朽が進んでおります昭和22年建築の富士見町団地、昭和46年に建てられました平松第1団地、昭和53年建築の豊明第1団地の3戸につきましては、建物の老朽や劣化による事故や、また、居住性の低下等を考慮し、入居募集は行っておりません。また、美装等が済んでいないものが2戸、また、そして政策的に開放している、あけておるものが2戸ございます。  入居募集につきまして報告いたします。年が明けましての2月の広報、これはいわゆる1月中の配布になりますが、ホームページも1月中に掲載した上で、2月の上旬に募集を受け付けし、2月の下旬には入居者の選考、3月の上旬に抽せん会を行いまして、3月の中旬以降の入居手続、4月から入居できるようにと現在考えております。  なお、現在申し上げました入居募集の戸数につきましては6戸を予定しております。  答弁です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  空き部屋については、個々に具体的に説明がありました。済みません、6戸の募集のところについては、どこなのかということをちょっとお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  済みません、そこをちょっと漏れていました。北野町南団地が2戸、それから北野町団地が4戸のあわせて6戸を募集する予定でございます。  以上です。  (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  この計画どおり、他のところの老朽の問題とか、そういったところは仕方がないかなという思いがいたしています。ただ、放置のままがいつまでも続くというのもいかがなことかと思いますし、その近辺の老朽対策の問題もありますので、将来、早期には対策が、別の対策が必要かと思います。  次の質問に入りますが、町の入札制度と業者の活用、育成強化を求めて、質問をしたいと思います。  契約規則の問題で、平成29年度の執行で求めています。内容については、物品、役務提供、工事関係とコンサルト業務の指名願、総数なり、町内、あるいは仲多度南部いうて書いてありますけど、仲多度のまんのう町ですね、主に。善通寺市、その他に分けて、契約件数と金額、入札、随時等について分けて、一覧表としてというふうに、資料も含めてお願いをしておりました。まず、いただいた資料で、同じ資料だと思いますので、町長の感想なり、認識をお伺いしておきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  口頭で数字が並びますと、大変ちょっとわかりにくいんでございますので、ちょっと総数だけで一回読みます。  指名願は、全て全部入れますと1,353の業者のほうから指名願が出ております。そのうち、町内業者は35、仲多度南部、まんのう町になりますけども14、それから、善通寺市が25、それ以外は1,279というふうになります。そのうち、町内業者は35のうち、内訳は建設工事が20、コンサルタントが3、物品が9、役務提供等が3と。あわせて35の町内業者の指名願として出ております。  契約につきましては、全部で236の契約がございましたが、そのうち、建設工事が60、コンサル契約が25、物品が31、役務提供等が120の、あわせて236の契約が行われました。  感想等につきますと、指名願につきましては、先ほど申しました全部で1,353件のうち、町内は35件でございますので、パーセントにしますと2.5%となります。ただし、実質の契約につきましては、236のうち101件が町内業者との契約となっておりますので、その割合は42.8%が町内業者というふうになっております。  件数を見たときにおきましては、先ほど申しましたように、非常に町内業者が1,353の指名願のうち35しかないということで、非常に少ないなというのを感じたのが率直な感想でありますが、実質の契約につきましては、42.8%を町内業者が占めているということを考えますと、まあまあこんなもんかなという表現はちょっとあれですけど、まあ町内業者にもある程度はしているのかなというような感想がありますが、どれぐらいの割合をいうのは、その年の工事契約の金額、また、総数によっていろいろ変わりますので、一概に言えませんが、今後も町内業者育成につきましては、ある程度、入札の条件等を配慮しながら努めてまいらなければいけないのは私も思いがございますので、一応報告並びに私の感想とさせていただきます。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  ありがとうございました。  町内業者の活用というか、そういう立場での問題点については、同じ方向かと思います。問題は、質的な問題も今からが問われてくると思います。  私、実はいろいろ無理を言いまして、金額を出そうと思って、二、三日かかって拾うたんですけども、最後に上と下と横と並びにというと若干違とったと。これは下手にすると、ひとり歩きしてもいかんと思ってやめましたけれども、いずれ分析をしたやつを出してみたいなと。  そういう作業をした中で思い立ったのが、随契が非常に多くなっているということであります。町の仕事の中で、やっぱり随契が多いということは、町内業者を活用するという点に働いているのかなという思いもございますけれども、ここには医療や介護の問題で、町内との関係はどうしても外せないとか、あるいは、そういう便利さの問題もあって、必然的にそこに行く、ふえるという状況の問題もあります。工事の関係とか、物品の関係とか、役務提供の関係がどうなっているのかという問題もちょっと調べ直していかなければならないし、入札を含めた内容についても、透明性が高くなっているのかなという思いを持ちながら、これは正しく正しく分析をしておかなければならないということだと思います。  問題は、2番目の質問との関係で言いました。税金の使い方を町内循環型にすれば町内の経済の活性につながっていくということであります。先ほども若干町長のほうからは答えをいただいておりますが、重ねて簡単に、もうそこだけお願いしておきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  契約につきましては、結果的に契約件数のうち、町内業者が占める割合につきましては4割強ということで、高いか低いかというのはちょっと判断が難しいところでございますが、ただ、コンサルタント業務に関しますと、さまざまな計画策定のコンサルタントがございます。  一方、町内のコンサルタントは、どうしても土木関係ということでございますので、やはり発注する仕事の内容によっては、町内業者が困難なときもあるのは、一例としてあるわけでございます。  しかしながら、本町といたしましては、特に専門的な業種など、町内にないものを除きまして、議員のおっしゃるように、町内企業の業者の育成という観点からも、町内業者で対応できるものにつきましては、公平を保ちつつ、できる限り町内業者へ発注し、町内の経済の活性には行政として寄与していきたいなという考えでございますので、答弁といたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  3番の質問であります。前回の9月議会で、一般質問で中小企業振興基本条例の問題を中心にお話をしました。きょうは、一方、9月議会で書いておったんですけども、そこが中心になりましたので、飛ばしました。きょうは、その問題でいわゆる大型公共工事等に分離発注を必ず入れるという姿勢が必要なんじゃないかという思いもありまして、この問題については、一連の関連の中からずっと経緯を見て、ここに落ちつくわけであり、もちろんこれだけではなくて、町長もちょっと触れたと思うんですけれども、中小企業振興基本条例とも相まって、これが進んでいかなければならないというふうに思いますので、ぜひお願いしたいということで、3番の回答を、答弁をお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  まず、分離発注のメリット・デメリットにつきましては、メリットといたしましては、発注のロットが小さくなり、町内の中小企業を初めとする入札に参加する機会がふえるというのがメリットというのはご案内のとおりです。その反面、デメリットといたしまして、複数の工事となるため、設計価格がふえ、また、結果として、予算の増大、また、工期が延びるなど、いろんなそういう現場のデメリット面もあるというふうな、ご案内のとおりでございます。  町といたしましても、工事の内容、また、予算額を勘案しながら、また、先ほどの質問等にも関連しますが、町内業者でできるもの、できないものというものも考慮した上でのケース・バイ・ケースということによって、適切な発注に努めていきたいと考えております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ)
    ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  端的に一つだけ求めておきたいと思います。中学校工事の2期工事の外構工事です。これについては、ぜひ分離発注ができるように取り計らいをお願いをしたいし、答弁を賜りたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  現在、1期工事の琴平中学校の改築工事が進んでおりますが、2期工事は2020年度の予定になっております。まだ若干時間がございますが、ご指摘の部分も含め、また、工事の内容、先ほど来申し上げておりますとおり、町内業者の規模といいますか、事業の対応力等につきましても勘案しまして、結果として、バランスのとれた入札になればなということは、十分私も憂慮しておるところでございますので、ここではなかなか明言できないことはご理解いただいた上で、そのあたりについても十分内部で協議した上で、そうした発注になるように努めておりますし、また、時期になりましたら、この辺につきましては、明言すべき時期が来たときにはできるようにしたいと思いますので、ご理解ください。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  カーテンが二、三枚かかった上の明言でありましたんで、そのカーテンをいつの日か、町長自身の手であけていただきたいというふうに思います。  次に、町民のくらしに安心を求めて、こういうことで質問をしたいと思います。  現在、町民の働く人たちは、正規にフルに働くことがまれになっているのではないでしょうか。本人や家族の病気、やむなく失業などで税金を滞納する。そういう状況、羽目になったときに、国保については、本当に大事な皆保険制度として、また、健康と命を守るために重要な、なくてはならない制度であります。ところが、一般的に言われておりますが、高過ぎて払えないという声もよく聞くところでございます。  そこで、最初の質問であります。  高過ぎる国保税の引き下げを求めつつ、このつつというのが大事なんですね。滞納者の延滞金免除制度があります。いわゆる「徴収猶予制度」であります。この周知と啓発を求めて、質問といたします。答弁を願います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  本年4月から国民健康保険制度が都道府県単位されるに当たりまして、本町の平成30年度国保税率につきましては、県から示されました標準保険料率を適用することを国保運営協議会と議会にて説明し、関係各位のご理解をいただいたところでございます。  また、医療費の確定精算が2年後になるため、広域になる前の平成29年度医療費の確定精算が平成31年度になることから、また、国保会計の運営にも不確定な要素があることから、当面の間は、県から示されました標準保険料率であります平成30年度の国保税率を適用し、繰越金で対応させていくと説明させていただいております。  ただいまご指摘の滞納者の延滞金免除でもあります「徴収猶予制度」の周知と啓発ということでございますが、現在、延滞金減免規則や要綱を本町では制定しておりません。よって、本町においては、今現在において「延滞金減免の基準」というものがございませんので、延滞金の減免はしておりません。今回ご指摘を受け、税制度にかかわることでございますので、内部で協議をさせていただきます。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  内部で協議もいいんですけども、よくこういった議論をするときに、私たちがよく口にするのは、溺れかけておる人に、行政はまだ向こうへ、川のほうへ押しやるんかというふうなことを、時々、そういう表現を使います。手を差し伸べておるのに、手を握ってやれやということが、こういう社会保障制度にはもう一つ必要なんです。それは今の現在の勤労世帯、あるいは老人世帯も含めて、生活の困窮というのは、いつ何どき、どういう形で来るかわからないという問題で、そのような施設のときにも安心ができるということが必要だということの表現であります。  国保税の引き下げについては、いろいろ数字とか制度的に言われておりますが、要はお金があったらできるということやと思います。これはもう町の国保会計から見ると、若干言いづらいなという問題が、そこだけで見るとそうなんですが、国とか県とかの問題に国庫負担の増を私たちは求めてきましたし、今からも求めていくべきだということで、そういう制度にしなければというふうには思っているところです。  滞納者の滞納の猶予の問題で、特に徴収猶予制度については、今お話がありましたけれども、制度が町に免除規定とか負担の減免を付記する規定がないと。あるいは基準がないと。基準はつくらなければなりませんが、その内部協議が始まるということ。私、もう一つ、この前、社保協のキャラバンに参加しておりまして、あの資料を見ると、中にこういった減免制度はないのは琴平だけというのがきちっと入っておるわけです。こういうところが、もしこれを恥ずかしいなという問題もあります。早期に基準をつくって、条例もつくるべきだということも大事なこと。  もう一つ、大事なのは、この税金の徴収免除制度、猶予制度というふうになってますが、これ、滞納者が不慮のときに、あるいは、そうでなくても、不慮のときに自分で申請ができるという制度なんです。ですから、その制度に基づいて、その人の生活が安定をし、早期に立ち直れるということの保障なんです。そうしないと、こけたときに、まだ通告が来るまで、督促が来るまで、わからなかったというんでは、もう何カ月も、あるいは1年を過ぎるという状況になると。そのときにはもう遅いという問題もありますので、こういう状況に陥る前に、これは大変やないうときに役場の窓口に来たら、あるいは広報でこういう制度がありますよというのが知らすことがまず大事なんじゃないかと。  今、そういう状況に制度として生かしていくべきだという立場からの質問です。これは日本の国の市町村の中でも、多々まだ全体的には広まっておりませんけれども、進んだところではちゃんと住民に知らせて、その制度の活用をして、早く立ち直れてよかったという評価になっております。そういうふうに最悪の状態に陥らなかったということでもなっております。  今までの私の経験でも、こういった場合には相談に行けば窓口で、あるいは相談に行けば、分納制度とか、いろいろさまざまなことを教えてくれますけれども、そこまで例えば誰かがついていかなければならないとか、あるいは督促状が来てからというのではもう遅いと。自分の置かれた状況で判断ができる人については、ああ、ああいう判断があれば、制度があれば活用してお願いをしようかという行動にまず立ってもらうことが私は大事なんじゃないかと。それが行政としてそういう制度を啓発する義務が生じてくるのではないかという思いで提起をしました。ぜひ内部協議も含めて、早期にそれが実現できるようにお願いをしておきたいと思いますし、これは強く要望しておきたいと思います。  次に移ります。  2つ目の子どもの医療費の問題であります。子どもの医療費を高校卒業まで無料にすることを求めているわけであります。これは答弁を、この要求に対してのご答弁をまずもらっておきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  このご質問につきましては、9月の一般質問でもいただいておりますが、本町におきまして、子ども医療費の助成を高校卒業まで引き上げるというものには、多額の町の財政負担がふえることから、現段階では難しいとは考えておりますが、しかし、子育て世代の転入による人口増の可能性、また、既に住民である子育て世代の定住支援、次の時代を担う子どもたちを育てる先行投資と考えますと、町として検討すべき課題ということから、引き続き子育て支援・移住定住対策として、研究・検討をしていくことと考えております。  なお、参考までに、9月の答弁では、想定されます1人当たり2万9,423円の18歳までの追加といいますか、部分につきましては233名でございましたが、今年度の平成30年度の医療費は若干上がっておりまして、3万1,781円の1人当たりの医療費という概算が出ておりまして、町の負担額は年間約703万円というふうなことが、現在、試算として出ておりますので、この703万円をどう捉えるかということが検討課題として考慮してまいりますので、一応報告させていただきます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  それぞれのこの問題についての施策的効果、評価については、言われたとおりだと思いますが、お金の問題だということの答弁だと思います。要は、703万円は、私は高くないと思うことと、琴平町のやっぱり「住んでよし」というやつ、「安心して暮らせる」というやつ、こういうやつについては、本当に今の子育て世代に対する行政の姿勢が示されるんではないかということがあろうかと思います。ぜひ実現のために英知を絞っていただきたいと。私が英知を絞っても鼻血も出ませんけれども、皆さんの能力と工夫で、ぜひ実現を図っていただきたいと思います。  この種の問題で、あるいは他の問題でもそうですけれども、横並びはなじまない。損するよと。早く手を挙げたほうがいいよと。どうせその時期が来ますから、これはということであります。判断はそこが、今、基準になっております。  次に移りますけれども、中学校、小学校、幼稚園、保育所の給食費無料・助成制度創設を早期に実施されたいという要望であります。これについても答弁をまずしていただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  今田議員のご質問にお答えいたします。  ご承知のとおり、現在、善通寺市、多度津町及び本町で学校給食センター運営に関する協議会を開催していますが、給食費を負担する場合、年間約3,400万円の莫大な経費が発生することから、現況において、早期実施は大変難しいものと考えているところでございます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  3,400万かかるから難しいと。お金の話になると、さっきの700万よりは相当高いのは事実です。それはそういう数字ですから仕方がない。  私は、ここで強調しておきたいのは、来年9月から町の給食センターはなくなります。来年9月やったな。そうすると、そこに旧のところの維持管理費はどこへ行くんだろうかと。ほかのところへ回るんでなしに、やっぱり給食の関係で、ここに使うたらどうやというのが私の思いです。お金はそういうふうに色はついておりませんので、予算、一般予算の会計に入って、それがぐるぐる回ると、何かわかりませんけれども、そういうことも含めて思いがございます。  それとですね、学校の給食費についてはですね、特に4番目の関係との問題も実は出てこようかというふうに思いますので、4番目の関係で、3番目については強くお聞きをして、早期に要望をしておきたいと。  次、4番目に移りますけれども、4番目については、来年の10月から幼児教育と保育の無償化が国の政策でできます。国の方針は半年間無料で、その後の20年度から地方に負担を求めるということで、今、市長会等々の中で、国との折衝で、それが半分が4分の1程度に今はなっておりますが、もともとそれは国が全部する言いよった話ですね。そのために消費税を上げるんやと。またここでだましたわけですけども、そういう内容なんです。特に私は、今の状態で、こういうことで国がやるのはいつもこういうやり方なんです。せめて全額を国に求めなければなりませんけれども、私は、このような流れの中で、せめてこの問題では、坂出市長のように幼保無償化は全額国庫でと、やはりそういうことを求めたいと明言をすべきではないのかと。これは町長に質問。そういう今、各市町村の長がこういう態度でなければ、やっぱり将来の今の国のあり方からいって、社会保障のおぼつかない方向にどんどん進んでいくという心配がございますので、ここはベルトというか、ふんどしを締め直して、こういう態度が必要なんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  今田議員のご指摘のとおり、幼児教育の無償化にかかわります経費に関しましては、政府は11月21日に全国自治会、全国市長会、全国町村会等、代表者との会合を開きました。来年度10月から3月までの初年度分は、必要な経費と事務経費の全額を国の負担とする方針を示しております。その上で、再来年度の4月以降につきましては、地方側にも負担を求める考えを示しております。  新聞報道によりますと、この件も決着して、公立の幼稚園、保育所などは全額市町村、それ以外の私立施設、認可外保育、病児保育、ベビーシッターなどのサービスは、国2分の1、都道府県と市町村が4分の1ずつということで、これとは別に、事務費も最大5年間、国が拠出するということで決着を見たとの報道はご案内のとおりでございます。  こういった上で、まさに、後の質問にもちょっと関連してきますけども、私も、本町といたしましても、国の動向を注視しながら、また、町村会を通じ、就学前教育の無償化にかかわる町負担の軽減を国に対して強く求めていくべきであり、また、今ご指摘のように、基本的な部分については、国の方針のように、全額国の負担であるべきことを強く求めていきたいという気持ちは十分ございますので、よろしくお願いしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  気持ちの問題ではこれはいかん。やっぱり外へ向いて言わなければわからないということです。子どもにも言うのも、泣くばっかりしておってもわからん、ちゃんと言うてみと言うでしょう。そういう立場できっちりと、やっぱりぜひ発言をしてほしい。今後については、特にこういった、今からたびたび起こると思うんですよ。私は町だけが単独が無理なら、仲間を連れて言えばいいと。同じ考えの人、この指たかれでもいいじゃないですかと。ひらたく言うても、むちゃくちゃ言いよるみたいなんですけど、そういう行動が今は必要になってきてるんじゃないかというふうに思います。ぜひそういう態度を、態度表明についてもはっきりとしてもらえるように、今後は頑張っていただきたいというふうに思います。ここが今からの正念場だというふうに思います。  次に移っていきたいと思います。  子どもの通学を見ると、小学校の低学年については、腰をかがめたり、歩いていたりとか、時々、立てて背伸びをしたりとかいうのは、時々、低学年については見受けられるところです。なぜかと思うのに、かばんが余りにも重いということだそうです。全国的にも、これ、ちょっと話題になっておるんですね。やはり子どもが健やかに、特に腰の背骨のほうが曲がらないうちに、真っすぐ通学させたり、遊ばせたりと。あるいは、それが大きくなってどう影響するかわからないので、ぜひこの辺はそういう立場で、子どもの健康状態からの立場で、ぜひご検討をしていただけないかと。学校低学年の通学のかばんの重過ぎ、この問題について、軽減策をぜひお願いをしたい。ご答弁をお願いいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  議員のおっしゃられるとおり、集団登校を見ていますと、小さい体で大きなランドセルを背負って登校している姿を見ます。特に月曜日には教材のほかに上靴や給食エプロンなどの荷物を持って学校に行っております。学校に置いておくもの、家に持ち帰って家庭学習で使うものなどを整理して、子どもたちの登校時の荷物の負担を軽減できないかどうかを学校と協議していきたいと考えておりますので、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  ぜひ、何とかしてやってほしいというお願いであります。  次に、質問であります。6番目、教育施設、公共施設にある安全性に問題がある危険ブロック塀の調査、応急対策、住民への周知、安全対策について、質問をいたします。これについては、どうなっているのでしょうかということであります。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)
     教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  学校関係では、琴平小学校東側のブロック塀、琴平中学校の北側のブロック塀及び象郷小学校北側のブロック塀が該当いたします。そのうち、中学校については、12月定例会に補正予算を計上していますので、よろしくお願いいたします。また、琴平小学校につきましては、31年度当初予算に計上する予定になっております。象郷小学校のブロック塀は、一部体育倉庫の壁のため、補強等で対応いたします。公民館等社会教育施設については、問題ございません。  なお、通学路に面したブロック塀等については、通学路の変更や、歩行時の注意などを指導しているところでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  ほぼというか、今から取り組む、具体的には今からという問題もありますけども、計画も含めて対策はとれたと、とったというふうに認識をしておきたいと思います。  次でありますが、民有地の問題です。今、公共施設ってありました。民有地の問題での通学路の問題や、道路に面した危険ブロック塀への安全対策について、早期の改修を目指して、これは住宅リフォームの助成制度の適用も含めて助成制度を町としてつくるべきでないのかということで、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご指摘のことにつきましては、大阪北部地震によりまして、大阪府高槻市の寿栄小学校4年生の女児の児童がブロック塀の下敷きになり、死亡した事故が発端となりまして、対策が全国的にとられているところは、ご案内のとおりでございます。  これを踏まえまして、国等も動いておりまして、国及び香川県も新年度から、民間の危険ブロック塀の撤去支援事業、仮称でございますが、創設予定でございまして、町にもその意向調査、また、アンケート等が来ております。本町といたしましても、国及び香川県の動向を注視しながらではございますが、当初予算に計上した上で取り組んでいく意向でございますので、答弁といたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  もうちょっと明快にやります言うたほうがよかったです。というのは、もうこれで、もしもじゃもじゃ言いよったら、新聞発表にもう既に全ての町が、市町村が入ってやります言いよる関係も出てくるわけで。   (「もう一回言うか。もう一回言いましょうか」と言う者あり)  だから、そういうときにはもうはっきり明言したほうがええと。そのほうが聞きよるみんなも喜んでくれる。   (「わかりました」と言う者あり)  次に入ります。  次ですが、来年度の10月から消費税の増税があります。2%上がって10%になります。そこで、質問をするわけであります。町民生活と町財政への影響をお尋ねすると。まず、影響と対応策についてお尋ねをしておきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  消費税率引き上げによります町財政への影響額についてでございますが、歳出におきましては、平成29年度の決算の普通会計を基準に消費税額を試算しましたところ、投資的経費、物件費におきまして、約8,700万円となりました。これを新税率に当てはめますと約1億900万円となり、約2,200万円の支出増となる見込みでございます。  一方、歳入におきましては、平成30年度の交付額を基準に地方消費税交付金を試算いたしますと、社会保障財源分として約5,400万円の増額が見込まれております。ただ、増税が10月以降でございますので、歳入歳出ともに実際にはもう少し少なくなるものかと思われます。トータルで見ますと、歳入がふえる試算となっておりますが、前回の増税の際にもあったように、所得税や法人税が減少することによる影響も懸念されております。また、子ども・子育てを含めました社会保障関連経費の今後の伸びを考えますと、これまでの余裕があるとは決して言えないと考えております。  町民生活におきましては、平成26年に消費税率が現行の8%に引き上げられました際に、引き上げ前のいわゆる駆け込み事業の反動もありまして、予想に反して、長期間にわたっての個人消費が低迷したという経過がございます。来年10月の税率の引き上げでは、前回と比べましても引き上げ率が低く、また、軽減税率の導入など、そのときの経済状況も予測できない中にあっては、町民生活にどの程度の影響があるかについては、つかめる状況にないと言わざるを得ません。ただ、負担がふえることは間違いないとは言えます。  いずれにいたしましても、今後も国や県の動向を注視した中で、また、金融機関等の関係機関とも連携を図りながら、適切に対応してまいりたいと考えております。  答弁は以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  町にも町民にも影響はあるんです、大なり小なり。問題は、今からの問題、これはそういう問題があるということでありますので、2つ目の質問でありますけれども、今、政府はいろいろマスコミを大変にぎわしております。増税時の景気対策、これは税率の据え置きや、カードの支払いポイントで百貨店がどうかとか、コンビニがどうとか、一般小売店がどうかという、いろいろ言いよります。また、インボイスの制度が導入もちょっとおくれてですけれどもあると。それは中小業者も含めて、大変なことになるというふうにも言われています。このように、町民生活に大負担が強いられることになるわけであります。  今、町への影響については説明もありました。少し町民生活に触れておりましたけれども、もう一度、町民生活についての問題、景気対策とかの問題、今の町が思っている感想なり、思いについて、ちょっとお聞きをしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  この影響につきまして、具体的な話ということでございますが、特に高齢者の方々にとりましては、カードの決済であったり、電子決済ですね、いわゆる。また、ポイント還元等と、煩雑、複雑な手続の対応が難しいでありますし、実際、使えるのかなということは大変大きな課題、問題点になっているのは認識しておりますし、また、このことによって、逆にオレオレ詐欺なりの温床となりかねないのでないかなということが言われております。  また、その消費税が8から10と2%増額することへの影響を直接受ける町内消費者のみならず、町内の業者につきましても、食料費など軽減税率の適用を受けることができる、できないという選別のために導入されます、いわゆるインボイスの方式、制度につきましては、大変負担がかかることが予想されます。  ご案内のように、今までのような8%一括でなく、8%分と10%分の2つに分けての分で、非常にその消費税の申告方法も複雑になり、5年間ですか、猶予期間はございますが、大変そのあたりも煩雑になりますし、私もいろいろ飲食店なり小売店に行って話題に出るのは、来年からちょっと手間やなと、どないなるんかなという不安の声を聞いているのは事実でございます。  町といたしましては、国の増税時の景気対策の動向を見据えた上で、広報、回覧などを活用いたしまして、町民の皆様にもできるだけわかりやすくなりますよう説明に努め、また、商工会とも連携した上で、町民生活への影響を少しでも少なくなりますようにとどめるよう努力していくという考えでございます。よろしくお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  いろいろ心配事が尽きないようにお聞きをしましたし、私もそう思います。行政は行政として対策も必要かと思いますけれども、こういうややこしいやつと、増税をクロスするやつ、景気もよくならないのであれば、もうやめたらどうやというのが、大体庶民的感覚ではなかろうかというふうにも思います。  そこで、3番目の消費税10%の増税は、この際、思い切って中止を求めてはいかがでしょうか。どういう表現の仕方にせよ、これはやっぱりそういう問題を含めての質問であります。消費税10%の増税について、中止を求めてはいかがでしょうかと質問をしております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これまでの質問の最後の直球の質問でございまして、非常になかなか難しいなというのが本音でございますが、来年10月に予定されております消費税10%の引き上げに対しまして、政府が示しております増税分の使い分としましては、保育士の増員であったり、幼児や高等教育の無償化などのいわゆる子ども・子育てを含む社会保障関連費に充てるということでございます。  先ほどと同じことになりますけど、今まで2回延期したので、私も雑談の中で住民の方から、またそない言いながら、今度もまた延ばすの違うん、また、7月にも選挙があるんやからということで、マスコミもそういった報道等があり、住民の方も、そういった先ほど来あります煩雑な部分も含めて、また、そういうことでないかなというふうに思われておりますし、私の考えでは、恐らく、その前の質問にありましたように、幼児教育の無償化という部分をあそこまで明言して、地方ともやりとりしていることを考えれば、私はよっぽどのことがない限り、これは増税はあるというふうに思っておりますので、大変お叱りも受けながら、住民の方にも、これは恐らくあると私は考えるということでございます。  さて、ご指摘の中止を求めてはということでございますが、そういったことを前提に考えれば、あれはもらうけども、これはいかんということはありますし、当然ご指摘のように、税金は多くなることについては、誰もがなかなか厳しいというのが本音であるのはご指摘のとおりですし、私もそれには共感するところでございますが、政治は税金をいただいたものをいかに有効に、そして、住民福祉のために使うということが政治の本分であるのは常に私の中にあるわけでございますので、国には、そのあたりも含めて増税の暁にした上には、その使い道についてはしっかりとそういう住民福祉向上、国民のために使えるようには強く求めたいと思いますので、本音で言わば、先ほど来、同じことになりますが、やむを得ないというのが私の本音でございますので、今回のこの質問については、ちょっと厳しいなというのが私の答弁でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(山神 猛君)  今田君。 ○8番(今田 勝幸君)  若干時間がありますので、まず、このやりとりの感想等含めて言っておきたいと思います。  消費税の問題については、消費税が導入されて30年になるんです。負担増などを調べると、税率がゼロから8%。健康保険本人の負担は、そのとき、8%になって、本人負担が1割から3割になりました。国民年金保険料も7,700円が、今では1万6,340円になっております。特別養護老人ホームの入所は、希望に応じて入れよったやつが、介護保険、要介護3以上でなければいけないと。保育所の公立公営の数、これは1万3,657が8,948カ所に減っています。また、この30年に消費税の額の合計は372兆円だそうです。  国と地方の借金をあわせると、1989年は254兆円、2018年は1,107兆円になっております。国と地方をあわせた企業の税負担は291兆円減っているそうです。所得税・住民税は270兆円減収しているそうです。逆に、大企業の内部留保は、2017年度425.8兆円にもなっています。消費税の増税が大企業の減税に使われたと言っても、結局のところ、なっているんじゃないかと。  町長が、今、るる自分の本音だといって言われましたけども、本当にそう使われているのかというところが、トータルでしたみた場合にこうなると、なっているということであります。  それともう一つ、消費税にかわる、よく似た制度で戦費調達がの時につくられました。今も護衛艦のいずもの空母であるとか、あるいは、何とかアショアとかいうやつをアメリカから言いなりで買うとかいうところに、結局のところ、そこに全体を揺さぶりながらいくのではないかというのが心配をされるところです。町長の気持ちのように、集めた分はやっぱりそういう言うたとおり使うてくれたら、こういう声にはならなかったんではないかというふうに思います。  もう一つ、日本社会あるいは本町もそうですけも、人口減少対策というのは非常に課題であります。しかし、この人口が増えている国、フランスであり、あるいはまた、日本の中でも人口増の地方自治体は相当数ございます。そのほとんどのところが、やっぱり社会保障の徹底した措置であり、例えば人口がふえているフランスのことは、ちょっと言いますけれども、1955年以来、増え続けているということ、出生数については、景気の変動や雇用や収入による影響を受けやすいというのは、どこの国でも世界中共通である。日本の場合、出生率の低迷は、特にデフレ要因が長期したという問題があるそうです。フランスは特殊出生率が1965年2.85から、1994年1.65に落ち込みましたが、2000年に1.88に回復しました。現在は1.99をこのところ維持しているようであります。フランスをここで名前出すと、今、テレビやマスコミ報道のように、非常に大きなマクロン首相に対する批判の声が上がっています。燃料税から出発しているようですが、その前にも数々のそれが積み重ねて出ているようであります。結局、日本人は辛抱強いので、こういう構図にはなかなかなっておりませんけれども、国民の暮らしの中から出てくる問題は、これがやっぱり底流に流れているのではないかという思いがします。  フランスはこれだけではなしで、景気の問題とかでなくて、社会的に子どもを大事にするという国だそうです。お年寄りよりも子どもについては一番に考えるような社会文化があるようであります。政府についてもそれは非常に強いものがありまして、出産した女性にお祝金、収入に関係なく、8万9,000円、3歳になるまでは1万7,800円が支給される。公立保育園は無料であります。日本でもこういうことの移住対策、定住対策の中で、各自治体もとっているところがございます。家賃補助も含めて。ですから、人口がふえるような、今から日本社会もそうですけども、やっぱり琴平町もそういう立場で、ここに足を思い切って踏み込まなければならないんではないか。私は各地方自治体の行動が、結局は国をも最後は動かしていくと、早めていくということに、それが一番早道だと思います。  子どもの医療費の問題のことも、全国の自治体がだんだんとした結果、国はやむなく、あの交付金を下げてきたやつ、ペナルティを廃止に踏み出さざるを得なくなった。だから、実績をやっぱり地方でつくる。なぜ、そうなるかといえば、地方自治体は直接目の前で町民が暮らしているからであります。霞ヶ関の高い何階もなるところで仕事はしておりません。同じ目線で、同じ釜の飯とまでは言いませんけど、同じ水を飲み、同じ空気を吸って生きている町民の暮らしがそこにあるからです。そういう立場でぜひ、これらの予算要求の立場で質問をしてまいりました。  ちょっと延びましたけれども、私の思いも少し述べましたけれども、これで終わりたいと思います。とにかくよろしくお願いをいたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(山神 猛君)  これで、8番、今田 勝幸君の一般質問を終わります。  時間の延長をいたしまして、申しわけございません。ご協力ありがとうございました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  委員会審査のため12月14日から12月20日までの7日間、休会としたいと思います。  ご異議ありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山神 猛君)  異議なしと認めます。  12月14日から12月20日までの7日間、休会とすることに決定いたしました。  本日は、これで散会をいたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 0時28分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長
           琴平町議会議員        琴平町議会議員...