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平成27年 6月定例会(第2日 6月23日)

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  1. 琴平町議会 2015-06-23
    平成27年 6月定例会(第2日 6月23日)


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    平成27年 6月定例会(第2日 6月23日)                会 議 の 経 過    会期 第2日 平成27年6月23日(火曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問  第 3 議案第5号 平成27年度琴平町一般会計補正予算(第2号) 各常任委員長      報   告  第 4 議案第6号 平成27年度琴平町介護保険特別会計補正予算  教育厚生      報   告 (第1号)                  常任委員長  第 5 請願第1号 日本を「海外で戦争する国」にする「安全法制」 総務産業経済      報   告 関連法案に反対する意見書の提出を求める請願  常任委員長              (再開 午前9時30分) ○議長(片岡 英樹君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。
     これより、平成27年6月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  ご相談申し上げたいことがございますので、恐れ入りますが、議会運営委員会を開催願いたいので、お集まりいただきたいと思います。  直ちに大会議室の方へ移動お願いします。  関連しますので、できれば傍聴の方、よろしく議員さんお願いいたします。      休憩 午前 9時31分      再開 午前 9時55分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告を行います。  事務局長より報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(川添 龍也君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  命により報告します。  初めに、一般質問の通告は、お手元に配付しておりますとおり4件受理しております。  次に、本日の会議に説明のため出席を求めました者は、既に配付しております名簿のとおりであります。  以上で報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で諸般の報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により  3番 渡辺 信枝君  7番 今田 勝幸君  の2名を指名いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第2 一般質問 を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用いたしまして、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に通告者の発言を許します。  まず、3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  皆さんおはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、議長のお許しをいただきましたので6月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  今回は、3つのことにつきまして質問をさせていただきます。  1つ目が、放課後児童クラブ、そして2つ目がタブレットの導入について、3つ目、こんぴら歌舞伎大芝居について質問したいと思いますので、よろしくお願いしたらと思います。  まず、1つ目の放課後児童クラブについて、教育長に質問をいたします。  26年度には幼稚園の預かり保育の充実、そして、27年度4月よりは、待望の琴平町放課後児童クラブが始まることとなりました。少しずつ若い世代が住みやすい町、子育てしやすい町を目指してきてくれてるなと思います。  今後は、保護者が利用しやすいような内容の充実をお願いしたいと思いますが、早速、長期休業中の児童クラブの利用について、保護者から利用料金、そして、実施場所など多くの声を聞いております。利用状況や、その後の現状についてどうお考えでしょうか。  5点ほどありますけども、まず、1つ目、料金についてですけども、7月の利用料金が高過ぎるのではないかという声を聞いております。  終業式の21日から31日まで日曜日を除くと、10日間、日割り計算でも1回が1日が700円ですので、7,000円だが、7月の料金は8,000円。また、8月は20日利用しても1万円。割りにすると7月の利用料金が高過ぎるのではないでしょうか。  そして、2つ目、半日単位の枠はないんですかと、あれば助かるお母さんもいるのではないでしょうか。  それから、3つ目、夏休みの分団プールというのがあるんですけども、その分団プールには場所とか、実施場所がどこになるか、以前の説明ですと児童館ですが、夏休みの分団プールとかには参加できないのでしょうか。  それから、4つ目、児童クラブは先ほど言いましたように、1日700円で、お弁当やお茶を持参、それから社会福祉協議会が行っておりますゆうゆうクラブは、給食、おやつつきで840円。ゆうゆうクラブとの兼ね合いといいますか、今年もどういうふうな感じでなっていくのか。  それから、5つ目、実施場所ですけども、どうなるのか。以前の閉会中の委員会のときに、考え、検討していくという話がありましたが、その後、あのときは以前のときは琴平が4人で、象郷が7人だったかと利用者の申し込み思うんですけども、その後、変更とかまた保護者に周知したりとか、どういうふうになっているのか教えてください。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君の質問に対する教育長の答弁を求めます。  教育長、三井 尚君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  おはようございます。  ただいまの渡辺議員のご質問にお答えしていきたいと思います。  まず、議員ご指摘のとおり、平成26年度から町立幼稚園での3歳児保育の導入とともに、平日の預かり保育の時間延長、長期休養中の預かり保育を実施いたしております。  また、琴平町放課後児童クラブにつきましては、平成27年3月に規則を告示いたしまして、放課後、家庭における養育が困難な児童の増加に対応できるよう体制を整備するとともに、4月から各小学校におきまして、当初は低学年としていましたが、現在は、全学年を対象に実施しているところでございます。  平日は午後6時まで、土曜日、長期休業中は午前8時から午後6時まで開設いたしております。  家庭での養育ができにくい小学生を持つ保護者の方々にとりましては、琴平町ではこれまでになかった制度であり、喜んでいただいているものと認識いたしておりますが、議員ご指摘のような保護者からのご意見、ご要望も聞こえてまいります。  しかしながら、私は、子育ての基本は家庭の中で保護者が責任を持って行われるべきものであると考えますが、一方、現在の社会情勢や、女性の就労状況から鑑みまして、家庭での養育ができにくい家庭状況も理解できます。ある程度の受益者負担をお願いしつつ、子育て支援の一助になれば、放課後児童クラブの趣旨にも合致するものと思います。そのために、現在考えられる諸条件の中で、知恵を出し合って、よりよいサービスの提供ができますよう検討してまいりました。  その結果、現在、運用している放課後児童クラブとして落ちつきました。  今後は、放課後児童クラブの趣旨を十分踏まえ、尊重しつつ子育て支援の立場からも真摯に保護者等の意見要望に耳を傾けながら、検討を加えつつ改善していけるところは改善していきたいと考えておりますので、その節はよろしくご指導、ご協力賜りますようお願いいたします。  ところで、1つ目のご質問であります7月の利用料金が高いのではないかというご質問ですけれど、議員ご指摘の7月の料金につきましては、日利用と月利用される場合の料金を設定いたしております。  夏休みに入っての10日間だけではなく、平日も利用している日利用の料金と合算いたしますと、1万数千円になり、確かに月額料金としては高いように感じます。しかし、琴平町放課後児童クラブ規則では、7月の月額料金は8,000円と設定がされており、さらに規則の備考欄のイには、1カ月当たりの日利用料金の合計額が月額を超える場合は、月額料金とするとございます。したがって、7月の月額8,000円を超える料金の徴収はございません。  8月の長期休業中だけに利用する料金につきましても、臨時の利用希望がある場合は、日利用の額に利用日数を乗じた額の料金と考えておりますが、8月の月額1万円の枠を超えて徴収することはございません。  2つ目の半日単位の枠はないのかというご質問につきましては、平日は放課後に限って家庭における養育が困難な児童を対象にしていますので、現在は半日の料金を設定していません。しかしながら、今後は長期休業中も含め、半日単位の利用希望が発生する可能性がございます。利用者の事情は、希望等を勘案しながら検討していきたいと思います。  3つ目の夏休みの分団プール、つまり、子供会へのプール開放だと思うんですが、参加できないのかということですけれど、夏休み中の分団プールにつきましては、それぞれの分団ごとに当番等のルールを決めているものと考えます。そちらのほうに参加することを優先しなければならない状況等もあろうかとも思いますが、プール開放事業に参加した後、保護者の方が放課後児童クラブに連れてきていただければ分団プールへの参加は可能ではないかと考えます。  しかし、そのプール開放事業に参加した後、つねに保護者の方が児童を家庭で見ることができる状況であれば、放課後児童クラブの趣旨に沿わないものと考えます。  4点目のゆうゆうクラブは、給食、おやつ付きで840円、放課後児童クラブの日利用料金は、弁当とお茶持参で700円、ゆうゆうクラブはどうなるのかというご質問だと思いますが、ゆうゆうクラブと放課後児童クラブの体制で、最も違う点は、児童を見守る方々が教員免許等の資格を有しているかどうかではないかと考えています。  なお、受益者負担につきましては、どんな形であれ必要かと思っております。  今後の運営上、保護者の意見等を聞きながら、社会福祉協議会や福祉課等と協議しながら、ゆうゆうクラブと放課後児童クラブのあり方を考えていきたいと思っております。  5点目の実施場所はどうなるのかにつきましては、平日は各小学校で実施しておりますが、土曜日や学校休業日実施場所は、公共施設、及び公共施設に準じる場所と規定しておりますので、これまで琴平小学校区と、榎井小学校区の児童は、苗田児童館で、象郷小学校区の児童は、楽集館で実施するように考えていましたが、児童の安全や遊び場所、利用申し込み状況から判断いたしまして、長期休業中は、苗田児童館や楽集館ではなく、小学校のほうで町内まとめて実施していく選択肢もありかなとも考えております。  ところで、6月9日現在の申し込み状況ですけれど、平日が琴平小学校1名、象郷小学校1名となっております。  土曜日が琴平小学校1名のみ、長期休業中につきましては、琴平小学校は、日利用を含め3名、榎井小学校1名、象郷小学校は日利用を含め5名となっております。  長期休業中につきましては、日利用の申し込みが多少出てくる可能性もございます。  いずれにいたしましても、まだ始まったばかりの放課後児童クラブでございます。利用者の要望等に真摯に耳を傾けつつ、改善を加えていきたいと考えております。  よろしくご指導のほうお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  利用料金のことですけども、善通寺市の場合は、基本料金というのがありまして、多分ご存じだと思うんですけども、基本料金が3,000円で、1時間が50円。だから、マックスで10時間1日預けるとしてでも、500円ですか。だから、それがずっと預ける方には高かったりとか、それからおやつ代が1日100円ですから、10日で1,000円要りますので、実質的にはそんなにずっと預けるとしたら安くはないんですけども、そこら辺が保護者から見ると、ちょっと預けたいとか、最近のお母さんもどういうふうに考えてるのかわかりませんけども、教育長さんが申されたように、保護者が見るのが一番であって、子育ての基本は家庭の中と私も思うんですけども、ちょっと育児疲れといいますか、そういうことも考えると、長期休業中については、40日もありますので、例えばゆうゆうクラブは長期休業中というのもそのまましていますので、平日の夕方とか、土曜日とかでなくって、長期休業中とかは、仕事に行っている人限定とかじゃなくって、考えてくれてもいいような感じはします。また、いろんなことで今、聞きますと利用の数が割合少ないので、考えていただけたらと思います。そして、小学校でまとめて実施も考えていると言われたんですけども、その考えているだけで本当にどういうふうに決めていくのでしょうか。もしするのであれば、本当に来月、もうすぐ7月ですし、周知もしないと保護者の話によりますと、ゆうゆうの申し込みが結構遅いので、どちらにしようか迷ってるんだという声も聞いています。なので、どこでするといいますか、そういう場所的なこともあったりしますので、いろんなことを早く保護者に周知してあげたら考えやすいのではないかと思っています。  それから、もう一つ、ゆうゆうとやり方を考えていきたいと言われたんですけども、今年は2本立てといいますか、ゆうゆうと両方でするんですか、もう決まってそれこそこの3月に決まって、4月、5月、6月と経つんですけども、社協との話し合いはされたんでしょうか。しなければいけないという回答だったんですけど、考えていきたいということだったんですが、話し合いはされましたか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  今のご質問は大きく3つあったんではないかなと思います。  料金設定につきましては、善通寺市とか、まんのう町であったり、多度津、宇多津、丸亀市等、この規則が設定されるまでにいろいろ情報を収集いたしまして、また部内の方でいろいろ検討加えました。それで、サービスの面から考えたり、日利用であったり、時間設定であったり、そういうところで勘案しますと、琴平町の実態に合うのが現在の料金ではないかなというふうな結論に達しまして、現在お願いしているわけでございます。今、確かにおっしゃるように、利用希望者が少ないのではないか、それは料金が高いのではないかというふうな、そういうところに結びつきやすいとは思うのですけれども、そのあたりもう少し状況を見ながら勘案していきたいなというふうに思っているわけでございます。  それから、長期休業中の実施場所につきましては、当初、苗田児童館であったり、楽集館であったりということで答弁させていただいたと思います。現在、あのときは確か40人の定員ということを設定していたと思うんですが、その後、先ほど申しましたような人数の募集がございました。それで、保護者の方も、また議員の各位の方も、なぜ学校の方で預からないのかというようなご質問ございまして、それで、事務局職員がいろいろ情報集めたり、検討いたしました。私も一緒に考えたわけですけれども、その結果、学校の施設等の状況から鑑みまして、象郷小学校であれば今の状況を大きく変えなくて、現状踏まえながら預かりができるのではないかなと、学童保育ができるのではないかなというふうな結論に達しております。それで、とりあえず今週の27日の土曜日に象郷小学校をお借りしまして、試行として土曜日お預かりしている子どもさんをあそこで預かってみようかなというふうに思っています。そのために、26日の午後から象郷小学校で預かり要員であったり、私どもの職員が行きまして、具体的な鍵の仕方であったり、セットの仕方等について打ち合わせをしようというふうに考えておりまして、この状況が良しとするならば、長期休業中も象郷小学校のほうでまとめて考えていきたいなと思っています。ただ、少し遠方ではないかというふうなご指摘あるかもわかりませんが、これにつきましては、原則、放課後児童クラブにつきましては、保護者の送り迎えを原則といたしておりますので、そのあたりはクリアできるんじゃないかと思いますし、申し込みのときに保護者もそれは十分認識しておられるんじゃないかなというふうに考えております。  それから、3つ目のゆうゆうクラブ等につきましては、いろいろ話し合いをしたり、社協ともするんですが、現在は調整中ということで、ご理解いただければありがたいかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)
     3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  6月27日に試行ということでされるということですけども、保護者の方にそれが済みましたら、どういうふうな形になるかわからないですけども、早く、それこそ決まったら早く保護者の方に周知してあげたほうが利用しやすいというか、また、例えば向こうへ申し込んでて、それだったら児童クラブの方に預けたらよかったとかいうことにもなっても困りますので、早くきちんと周知をしてあげるようにしていただけたらと思います。  それから、ゆうゆうクラブといろんなことで調整中とは思うんですけども、しっかり話し合いをして、よりよいものに、町が両方に補助金を出しているというのもどうかなと、ゆうゆうクラブはゆうゆうクラブでいいところもあると思うんですが、そのいいところを一緒になったものでなるべく考えていただいて、1本化していただいて、中身を充実していただけたらと思います。ぜひ、保護者や支援員さんの意見をしっかりよく聞きながら、来年からもっといいものに充実してもらえるようにお願いいたします。  料金設定につきましても、善通寺のこととか、まんのうも安かったりとか、近隣も高かったり安かったりで割にすると、ずっと善通寺のほうが高いよとかいう計算にもなったりとかしますので、金額的には私もそんなにむちゃくちゃ高いとは思っていないんですが、いろんなことで保護者の意見、理解もしていただきながら、利用しやすいように、そして長期休業中は、先ほども言いましたように、半日だけでも預けたいとか、そういうもうずっとになりますので、そういう声も聞いていますので、またそういうのもおいおい聞いていただいて、また検討していただけたらと思います。  それでは、次に、2つ目のタブレットの導入についての質問に移らせていただきます。  3月議会で27年度当初予算における新規拡充事業として提案がありまして、広報5月号にもタブレット導入についての記事が掲載されておりました。そして、保護者の方からタブレット事業はいつから始まるのとか、誰が教えてくれるのとか、そういうことをいろいろ聞かれまして、当然、タブレットで授業をしてると思い、2つの学校に私は問い合わせをいたしました。  まだ、導入時期とか、それによる学習の仕方、学習時間などが何も知らない、決まってないみたいな感じで、はっきりとわからないとの回答でしたので、タブレットは本当に、3月議会の話ですと、2人に1台ということでしたので、タブレットなので1人1台使えないと意味がないと思って、6月10日に通告書を提出した次第でございます。  そして、その後、先週ですか、補正の説明資料が送付されてまいりまして、タブレットの台数をふやす増額補正の資料が送られてきたということで、これはちょっとしかたってないのにどうなってるのと思いました。  昨日も委員会のほうで各委員さんからもいろんな意見が出ましたけども、学校に何遍か校長先生とか、何人かの方には、いろいろと相談というか、連絡、報告という形で、本当に要るものかなとか、そこから始まって、きちんと計画を立てて聞いて本当に要るのだったら3月の時からつけていたらよかったわけでして、何かちょっとこれはお粗末だなと、雑過ぎるなと思いました。だから、ほかにもいろんなことあると思うんですけども、きちんとわかってると思いますが、初めに協議をしっかりいろんなところでして、きちんとした計画を立てて、予算化、無駄な予算化をしてることもあると思うので、要るものはいって早急にということでぜひお願いします。  それから、昨日パソコンの話が少し出たんですけども、私はタブレットパソコンのかわりといいますか、今、外してつけたらパソコンになるというのもあるという話で、テレビもしてるんですけども、現時点でパソコンを使って、10時間ぐらい県から指導してくれてるというんですけども、それはなくなって、今後タブレットにされるような話を昨日もお聞きしたんですけども、パソコンとかの今後のどういう方向でやってるんですか、古いから全部撤去して、タブレットにかえるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁大丈夫ですか。通告と違いますけど。  一応、1回目は通告どおりしてというのがルールなんで。  教育長できるということですので、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  まずもって、通告をいただいている件につきまして、お答えを先にさせていただきたいと思います。  タブレットの導入につきましては、本年度当初予算でお願いいたしまして、予算の議決をいただいている状況でございます。現在、当初予算の折に見積もっていましたシステムのうち、使用頻度が低いと思われます特別支援教育ソフト協働学習ソフトを削除いたしました。さらに、次年度から中学校の教科書改訂がございます関係から、中学校デジタル教科書ソフトを削除いたしました。これにつきましては、学校現場と協議、確認を行いましたし、また、精査いたしました結果でもございます。1人1台とするためには、現在、予算計上の倍の台数を導入する必要がございます。琴平小学校が12台から23台、榎井小学校が14台から28台、象郷小学校が17台から35台、小学校全体で43台から86台に増やすことになります。琴平中学校では、21台から42台にふやすために、予算上幾ら必要かを検討いたしました。  その結果、今回、補正予算でお願いしてありますとおり、小学校で700万1,000円から、792万4,000円で92万3,000円の増額、中学校で251万8,000円から297万2,000円で、45万4,000円の増額の補正予算をご了解していただければ、それぞれの小中学校で1人1台のタブレットを活用しての授業が行われることになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、昨日教育厚生常任委員会の折に、かなり詳しいご質問がありましたし、また私どもの宮脇課長のほうからも答弁させていただきました。これまでにつきましては、専門的な知識を持ちます象郷小学校の校長と十分協議いたしまして、現在に至っているわけでございます。多分今、2校のほうにお問い合わせされたということですけれども、一応補正予算で計上するということで予定しておりましたので、一応全部通って、一括して各小学校のほうに今言う台数を入れるということも考えておりましたので、まだ、現場のほうには届いていないということになります。  ただ、それをこちらから情報提供したらどうか、私もつかみかねてはいるんですけども、ご指摘のとおり、気にもかけていると思いますので、そういう状況を説明しながら、今回の補正を通していただければ、ご了解いただければ早速学校のほうに準備していきたいというふうに思っています。  なお、パソコンタブレットについて、私もそのあたり詳しくはないのでよくわからないんですけれども、使用状況、使用頻度等も鑑みながらまた予算等の絡みもございますので、学校とも協議しながらしていきたいと思います。  それから、10時間程度の指導者云々につきましては、もう終わってるんではないかなというふうな気がするわけでございますが、新たにタブレットの指導者につきましては、お願いをしているということは聞いておりますので、そのあたりご理解いただければありがたいかなというふうに思っています。  以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  私が、聞いたときに誰が指導するのかとかそういうこともはっきりとまだしてない、はっきりとしてないことだったので、ちょっと不安になりましたもので、タブレットのほうの指導してくれるいうことなので、十分また相談してやっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、最後の3つ目ですけども、3つ目の質問をしていきます。  こんぴら歌舞伎について質問したいと思います。  今年、第32回のこんぴら歌舞伎大芝居を開催いたしまして、記念事業として30周年を振り返る写真展も開催いたしました。今年は本当にたくさんの反省点があると思うんですけども、どのような反省が出て、今後はどのようにするのでしょうか。また、反省会はされましたでしょうか。町長にお聞きします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君の質問に対する町長の答弁を求めます。  答弁、小野 正人君   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、渡辺議員のこんぴら歌舞伎今後どうするのかと、またその反省について質問をいただいております。  今回の歌舞伎の結果につきましては、先日の常任委員会でも報告したとおり、3,500枚というチケットが売れ残ったということでございますので、この結果につきましては、反省点も含め真摯に受けとめなければならないと考えております。  その上で、今回まず入場券が売れなかったことについての幾つかの要因があったのではないのかなということを部内協議の中で探っております。これまで、30年間続けてきたこんぴら歌舞伎が、日本最古の芝居小屋で行う本格的な歌舞伎ということで、これまではおおむね90%を超える。ときには完売をするというような公演が続いておりました。ただ、今回に関しましては、公演をご覧になられた方からはすばらしい舞台であったとまた、座頭の演技に対して心を打たれたというような評価をいただいてはおるところでございますが、この内容と実際のチケットの販売というものが比例しなかったというふうに考えております。  その理由の一つといたしましては、1月に行いました東京での公演発表、このニュース総数が全国的な放送がされなかったということが1点上げられようかと思います。NHK、民放キー局を初め、報道や演劇雑誌等々の取材を受けたわけでございますが、本来ならば翌日の紙面、また翌日の芸能エンタメ情報等で全国ニュースとして扱われていたのでございますが、今回に関しましては、ちょうどISイスラミックステートの邦人人質問題というものが24時間体制で報道体制に入っていたということでございまして、残念ながら全国ネットでの放送等が少し控え目であったというような点がチケットの売れ行きにも影響があったと考えております。  そして、これは反省点といいますか、今後の課題の大きな一つでございますけども、ここ数年、全国各地で歌舞伎公演を行っておりまして、今回も4月には歌舞伎座、また平成中村座、名古屋の御園座、そして京都の南座等で歌舞伎公演を行っております。これらによりまして、東京、名古屋、京阪神からの集客が振るわなかったことが上げられると思っております。  また、これだけ全国的に公演を行っておる歌舞伎でございますので、花形役者という方々が全国の公演に分散いたしまして、ボリュームのある座組みというのができなかった点が大変大きく影響しているように思います。特に、南座で行われました市川海老蔵公演におきましては、本町でやりました同じ演目が上映されたこともありまして、これらについての影響というのもあったというふうに考えております。  また、本町の歌舞伎公演におきましては、過去にも入場券の販売で苦戦したことがあったというふうに聞いております。喫緊であれば改名前の市川亀治郎丈の公演、また昨年行いました市川染五郎丈の公演も発売当初大変苦戦をし、今回と同じようなチケットの売れ行きだったと聞いております。ただ、その後その内容について口コミ等を通じて、すばらしい公演だというようなことが広まったことによって、最終的には90数%というチケット売り上げにつながったわけでございますが、今回に関しましては、先ほど冒頭に申し上げましたように、その演目の内容と実際の売れ行きの間に格差が出てしまったということでございます。  また、これらに対応するために前売りの段階から、テレビ、ラジオ、また新聞広告等でこれまでのないような大きなPRをしてまいりました。ニュース番組や新聞等でもまだチケットには余裕があるというようなことをあえて告知していただきながら販売に臨んだわけでございますけども、それが結果として結びつかなかったということでございます。  また、従来からおつき合いのあります大手企業等々にも入場券の販売、購入というものをお願いしてまいったわけでございますが、残念ながら今回それらに対しても十分なるインパクトを与えられてなかったという点が反省点でもあり、課題でもあろうかと思っております。ただ、これはこの後の眞鍋議員との質問とも関連するわけでございますが、この本町が行っている歌舞伎公演は、当初からまちおこし事業の一環として捉えられ、観光振興を図ることを目的とした事業であろうかと考えております。これまでの公演実績等を考慮しても、この歌舞伎公演が本町にもたらした経済効果はかなりの額があったというふうに考えております。  また、本年に関しましても、多くの来場者、そして宿泊を伴う観光者ということで、地域経済には少なからず影響というか、好影響があったというふうには認識しております。そういった意味からも、観光事業としての位置づけを再確認いたしまして、歌舞伎公演につきましては、今後も継続が必要であるというふうに考えております。  なお、今回の公演につきましては、先ほど申しました課題等につきまして、松竹株式会社の間で協議を行い、本町の実情をしっかり申し上げた上で、お互いにメリットの見出せる公演にすべきだろうという共通の認識を交わしております。  また、歌舞伎に関しましては、松竹の独占事業ということもございまして、毎回かなりの売り上げをしておることから、松竹の意向が影響してきた公演依頼や、委託料の決定に関しましても、早期の座組みや、その座組みによります交渉というものを行っていけるように協議をしたいというふうに課題を抽出しております。  このような課題等々の抽出、また町の意向をまとめ次第、推進協議会、正副会長会を開催して、町の方針を協議、決定していきたいと考えておりますので、議員各位におかれましてもよろしくご助言を賜ればと思っております。  いずれにいたしましても、この事業そのものは琴平を代表する事業でもございます。また、観光振興という意味でも大変重要な事業となっておりますので、継続するためにどのような手段がいいのかということを考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解ほどお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  反省会ですけども、部内だけでやったみたいで、反省会はまだしてないと思うんですけども、私も推進協議会のほうにちょっと入ってるんですけども、そういうお声かけもないんですが、もっとみんなと、今回、入場券、チケットにつきましても、やはり後から返ってきたのがどっと返ってきたとかいう話も聞いたりしますので、いつものところ、まずチケットのことで言いましたら、旅行会社とかそういうふうなのも交えて反省会をするとか、いつもの推進委員会とか、役場の観光課だけとかでなくて、課の中も4月からがらっと変わったりとかもしてますので、本当に原点に立ち返って、30周年の節目に来年からどうするかいうの考えるんだということで、きちんと協議をして、最初から大勢でなくって、チケットのほうはチケットのほうとか、やり方とかいろいろ多分どんななるかもわからないんですけども、あろうかと思うんですが、ともかく話し合いをして、原点に返ってやってもらいたいなと思います。  それから、チケットについてもほかにも大手のいつものところでなくってもまた、違うところに声をかけるという手段というか、そんな方法もあるかと思うので、何しろ早く少人数でいいので、反省会というか、やってもらいたいと思います。  本当にしたんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  反省会という位置づけがちょっと十分理解できないわけでございますけども、それぞれ、まず部署において今回の結果の総括、そして、旅行会社を交えて今回の反省点、そして今後の方針というのを協議はしております。  ただ、おっしゃるような推進協議会としてのさまざまなご意見をいただくという場をまだ設けておりません。これに関しましては、先ほど来申し上げましたように、その課題の抽出、そしてまた今後どうするかというのをある程度我々内部としての意向をまとめた上で、そしてまた交渉相手である松竹というものがございますので、そことの内部協議を重ねながら、一定の方向を見出した上で多くの皆さんのお知恵をそれに加えていきたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、なるべく早い時期にそれが開催できるよう取り組んでまいろうと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  結局、いつも去年とかも思ったんですけど、遅いんですよね。いろんなことが決まるのが、今回本当に反省しなければいけないことがたくさんあるわけで、売れていなかったということが一番大きいことですけども、どんな見方をしとったみたいないろんなこともあろうかと思いますので、また7月いろんなことがあったりとかしてすると、遅く、だんだんだんだんと後回しになって、はや半年も経ってしまって、いつもだったら12月に発表してるんですけども、もっと早くに手だてをできたら6月とか、7月の初めぐらいにでも1回持てるようにできたらお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員がおっしゃられましたような方向で進めてもらいたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  それでは、ぜひ早目、早目の対応でよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で3番、渡辺 信枝君の質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。  再開を11時00分とちょうどとさせていただきます。      休憩 午前10時45分      再開 午前11時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開します。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  次に10番、山神 猛君。   (「議長、10番」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  議長のお許しをいただきましたので、4点について質問いたしたいと思います。  通告書に打ってあります順番に従って行いたいと思いますが、4番目の温泉問題につきましては、3月議会でも取り上げておりまして、時間が足らずに発言できませんでしたのでこの4番目の分を3番目に置きかえさせていただきたいと思います。  それでは、質問席に移らさせていただきます。  まず、琴平町の未来についてを質問いたします。  本年7月、町議会議員選挙を前に我々議員は後援会活動の一環として平常時より、より細かく住民に対し、町政に対する意見を聞いておるわけでございます。この場で本当にお伝えするのが恥ずかしいような内容でございまして、当町の町政が住民の負託に十分に応えられていない現状が浮き彫りにされているようであります。また、町内を歩いてみて感じたことは、人のいないこと、先日、日曜日10時頃でございますが、町内の商店街を歩いたのでございますが、シャッター通りとはこのことかと、本当に寂しく感じられました。猫の子一匹歩いていないのであります。さすが新町の通りには人の気配がありましたが、余り人影は見えませんでした。その昔人波で通りの先が見えなかったころを思い出しましたが、今は旭町から今橋まで、きれいに舗装された石畳の道路がはっきりと見えます。隆盛のころの昭和は遠きになってしまったと感じたわけでございます。
     このような末期的な琴平町を立て直さなければならないときに、町長の2期目のマニフェストを再度、拝見いたしました。町長の町の再興に対する意気込みが感じられないのであります。最近、島根県海士町の山内道雄町長という方のレポートを見ることができました。同じ5年でも、成り行きからの場合とありたい未来、意思ある未来を描き、国の地方創生事業の施策を最大限利用した5年では大きな開きがあると述べています。小野町長はどちらだったでしょう。  個々におきましては、町長の答弁時にお話をいたしたいと考えております。この時期にと思われますが2期目の1年を経過して、行財政改革等、何の施策もなしの町政運営で住民に希望を与えられてない、希望の光が少しも見えていない、閉塞感の中、このまま町の終局を待っているようであります。  町長は、2期目の選挙に際し、余り住民との対話がなされてないのではと思います。住民の悲痛な声が聞かされてないことが最大の原因と思います。町長の周りのごく一部の住民の声に満足されているのではと考えます。町長のマニフェストにしましても、琴平町を本当によくしていこうという思いがなされていない。言葉は適切ではないかもしれないが、おざなりで、形だけのマニフェストと感じました。このように捉えたのは、私ひとりではないと思います。それでは質問に入らせていただきます。  最初に、町長は琴平町の5年先、10年先をどのように考えておられるか、お考えを述べていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長、小野 正人君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、山神議員からいただきました琴平町の5年後、10年後、どのように考えているかというご質問に対して、答弁をさせてもらおうと思っております。  また、この答弁の中におきましては、私の町政に対する思い、また琴平町を取り巻くさまざまな全国的な流れ、環境というものにつきましても、あわせてご答弁をさせてもらおうと思っておりますので、若干時間を頂戴したいと思っております。  私は、かねてより山神議員に関して2点だけ大したもんだなというふうに感心する点がございます。  1つ目は、大型店や量販格安店が近隣に出店されているのにもかかわらず、現在もなお町内で商売を継続されているという点でございます。  もう1点は、お子さん一家が町内に帰ってこられているということを、山神議員からお聞きしたわけでございますが、この点につきましても、大変、今、よそへよそへという時代において、大したもんだなというふうに感心をしております。そして、この山神議員が心配をされる琴平町の現状でございますが、それに対しましては、私も同じように危機感を持って適切な対策を講じることが重要だろうかというふうに考えております。  そこで、ちょっとお水を拝借いたします。今、ここに1杯の水がございますが、この状況どうお考えになるか。これを私の考えで述べたいと思っております。  この水は、現在の琴平町と同じではないかと考えております。つまり、満水時が琴平町の人口的なピークだった昭和50年代と考えますと、それから幾分か減っているのが現状だろうというふうに思っております。しかし、これをコップの水が半分しかないと捉えるか、まだ半分残っていると考えるかによって、非常に大きな考え方の変わりが出てくるかと思っております。  私は、まだ半分残っているというふうな考えを持っております。人口は先ほど申し上げましたように、ピーク時であった1万5,000人の時代から比べますと、3割を超える減少というものがございます。また、今、ご指摘ございました商店街におきましても、商店の中にはお店を閉められているそういった軒数がかなり多く見受けられるようになっております。ただ、このシャッター通りに関しましては、本町だけの問題ではなくって、全国的に他の市町村でも同じことが言えるのではないかと思っております。近隣で言いますと、丸亀の通町や富屋町、ここは琴平以上に栄え多くの方々が商店街に利用しておったという時代がありましたが、現在ではほとんどの店がシャッターを閉めております。  また、善通寺、坂出、多度津、観音寺も同様でございます。高松の中央商店街ですら丸亀町の再開発によりまして、話題等を集めてはおりますけども、私が記憶する昭和50年代、60年代の人出に比べると、本当にその半分ぐらいしか通ってないのではないのかというふうに寂しい思いをするのが現状だろうかと思っております。  そこで、琴平に目を向けますと、旧町内の新町商店街で、最盛期の約半数、また榎井商店街でも山神議員のお店を初め、何軒かの頑張っておられるお店があろうかと思います。その中には八百屋さん、酒屋さん、魚屋さん、肉屋さん、衣服・呉服店、また化粧品店など生活に必要な食品や雑貨を扱っているお店があろうかと思います。  また、観光に関しましても、瀬戸大橋ブームのときは別にいたしまして、表参道には土、日、祭日等多くの方々、特に若い女性や今では海外からのお客様が多く来られております。これらまだまだ琴平は見捨てたものじゃないというふうに私は思っております。  ただ、若い世代が減少していることに関しては、憂慮すべき問題であり、これに対しては本当に大変な問題だろうというふうに認識しております。  この問題に関しましては、今、始まったのではなく、高度経済成長期には既に始まっていた問題だろうと認識しております。当時、いわゆる団塊の世代、山神議員もそうかと思いますが、今、琴平で生まれる子どもたちの5倍から6倍の方々がおられたかと思います。その方々の多くが東京を初め、京阪神等の大都会のほうで就職をするために町外を離れては行っておりましたが、分母が大きいものでございますので、それでもまだ多くの方々が町内に残ってお仕事についたり、勤めに行ったりというような状況があったと思います。ただ、その団塊の世代の皆様方のお子さん世代、いわゆる団塊ジュニアの世代に既に合計特殊出生率が2.0を下回りまして、少子化、人口減少の時代に突入していったというような調査報告がございます。  一方、この間、医療技術の進歩や新たな治療方法が確立されたことによりまして、平均寿命が飛躍的に延びたことで、高齢者の人口が増え、全体の人口としては増加傾向にありました。ここにきて国全体の人口が減り始めておりますので、若者の占める割合の減少がより一層目立つようになっております。何度も申し上げますが、この傾向は昭和40年代後半には既に始まっていたと言えるのではないでしょうか。  それと、もう1つ、これは私が個人的な思いでございますので、少し述べたいと思いますけども、私は以前、この仲多度、旧の南部4町を舞台とする青年経営研究会という会に属しておりまして、その30周年記念といたしまして、この生まれ育ったふるさとを滅ぼせたくないというような思いからシンポジウムを企画いたしました。そして、そのパネリストの方を招聘する際に、県内の著名な文化人の方にその参加依頼を行った際におっしゃられた言葉が今でも忘れることができません。  その方は、こうおっしゃいました。小野さんたちはなぜ琴平やまんのうで仕事をしているんですか。経営者としてもっと収入を増やしたい。また年商を拡大したいと思うのであれば、東京や大阪で仕事をすればいいんじゃないですかと。その方は冗談まじりでもっと言えば、ニューヨークの仕事を進出すればもっと大金持ちになれますよというようなことをおっしゃられました。そして、次にこう言われました。それは、お金ではない何かが琴平やふるさとにあるんではないんですか。それは両親への思いであったり、ふるさとを愛する気持ちなんじゃないんでしょうかということを言われ、まさに目からうろこというような思いがあったことを覚えております。  また、経営者であれ、サラリーマンであれ、仕事は与えられるものではなくって、みずからつくり出すものであると、仕事がないから都会へ行くというのでは余りにも寂しいと思っております。地方であれその仕事に価値観を見出し、納得することができれば、それは都会では味わえない人間として貴重なものを手に入れることができるというふうにその方はおっしゃっておりました。そういう点で、最初に述べましたように、山神議員のお子さんは大したもんだなと思ってるわけでございます。そろそろ人口減少、特に若い世代が減っているという本当の理由を少し突きつめないといけないと思っております。  この人口減少、特に若い方が減っている原因が何だとお考えになるでしょうか。よく新聞等、テレビ等では経済的な余裕がない、また職につけないというような話もございます。確かに、そういった要因がないということは言えないと思います。ただ、一番の要因は、昨日もテレビ報道等でございましたが、未婚、晩婚化にあるというふうに思っております。平成22年度の国勢調査の際のデータをもとにいたしますと、40歳までの既婚率が男性では53%、女性でも67%です。つまり、男性の約半分、女性の約3割の方が結婚していないということでございます。そして昨日の報道でもありましたように、20代の男女にアンケートをとったところその約4割が恋人をつくらないと、また交際をしたくないというような意向があるようでございます。  戦後の我が国は、経済的な繁栄と、平和な社会を築いてきました。そして、その中で長寿化を達成したという背景がございます。かつて名前は忘れましたけども、ある社会人類学者がこういっていたことを思い出します。それは、人間の本質的な本能に変化が起きていると。簡単に言えば、日本や発展途上国がかつてそうであったように、乳幼児の死亡率が高く、また平均寿命も50歳そこそこであるのであれば、1人でも多く子孫を残さなければならない種が絶えるという種の保存にかかわる本能が今の若者には決定的に欠如しているというような説を唱えておりました。  このことは、合計特殊出生率が2.0を大きく超えない限り人口が減り続け、若い世代が減り続けます。ましてや、既婚率が3割そこそこということは、その世代の子どもの世代になったときには、3割人口が減少するということでございます。とはいいながら、現に結婚やパートナーとの間に子どもを設ける方もいるわけでございますから、そういった方々への支援策を充実することが唯一人口減少のペースを緩やかにするための施策であろうかというふうに考えております。  山神議員は商店街が寂しくなったと、また若い人を見なくなった、子どもを見なくなったというのも現実問題あろうと思っております。今後この後の質問にも関連いたしますが、地方創生総合戦略におきまして、さまざまな子育て支援策というものを講じていかなければならないというふうには考えておりますが、例えば、琴平町が移住してきた世帯に100万円の生活支援金を渡す。また、1人子どもを産むたびに100万円の出産祝い金を支給し続けたら近隣の市、町から移住者が一定量増えるというふうには思っております。ただ、それは限られたパイの中での人の移動ということでありまして、根本的な人口問題を解決する方策ではないと考えます。  また、財政面での限界というものもありますので、そのあたりは認識をしながら総合戦略を練る必要があろうかと思っております。そして、山神議員ご指摘のように、このままだと地域の将来がないというふうに捉えるのであれば、全国的に見て琴平町よりも人口の少ない市町村が400自治体ほどまた、そのうち5,000人未満の自治体が230自治体さらに1,000人未満の100台の自治体が24ございます。財政力指数で見れば、1万人から5,000人が0.38となっておりますので、今現在、ほぼ本町はその平均値にあろうかと思います。この財政力指数も5,000人を切りますと、0.15から0.25という大変厳しい状況下にあります。山神議員の言葉を借りれば、本町を含め、本町より小規模の自治体には大変未来がないというようなことも言えるかもしれませんけども、そう簡単に断言してはいけないと私は思っております。  それぞれの地域が特色を持って生活しておる方々の幸福の実現のために何をするかというのがこの自治体に課せられた大きな課題だろうと思っております。  本町につきましても、同様で金刀比羅宮の門前町としてまた、天領地として誇りを持ち、生活をしたり、商売をされてこられた方がおります。また、耕地面積の大変少ない中でも頑張っておられる農家の方々も多くいると感じております。そういった地域をより幸福感実現のために豊かな自治体とするためには、これまで以上の努力、また知恵の終結というものが必要になってこようかと思っております。したがいまして、5年後、10年後でございますが、本町が観光立町としてまた、多くの方々が喜びを持ちながら、自分のライフステージの中で精いっぱい頑張れる市町村であるということには変わりがないと思っております。ただ、若い方が減るということは大変な危機感があろうかと思いますので、それに対しては対策を講じる思いでございます。  冒頭に山神議員から私のマニフェストに対しまして、熱意が感じられないというようなこともございましたが、私は言葉だけで民意を先導してあおっていき、そういった総合的な施策だけを打ち出しているつもりではないと考えております。本町の本質を見きわめて、その中でどのような町政をとるかということに重きを置いておりますので、そういった点で確実なる町政運営、また、本町の特色にあった地域づくりに努めていきたいと考えております。よろしくご理解のほどいただきたいと思います。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  長々と答弁いただきました。言われてる中で、納得できないところもあるわけですけども、やはりマニフェストというのは、公人です。町長がこの4期において、どういうことをやっていこうかということを住民の方に知らせる場ですから、やはりこれは一つの町長の目標であり、夢であり、目標に向かって一つ一つそのためにはどうしたらいいかと、積み上げていくのが町長のこれからの業績を上げるための手段だと思うんですよ。それを、やはり自分で考えてるだけ、そういう文書にするのが云々というようなことは私、個人であればいいと思うんですけども、やはり町を担っていくそれこそトップの方ですから、やはり住民に夢を与えるようなやっぱりマニフェストにしてほしいなと思います。  もし、それがやっぱり100%できなくても、やはりそれが50%なり70%なりできればいいんじゃないですか、マニフェストしなかったらどういうふうにでも逃げられるんですよ。そんなこと私言ってなかったとかそういうことね。それから、さっきの水なんですけども、水が50%入ってるのが多いか少ないか、その現時点で100が50になったのはいいです。50をだんだん下げているんではだめじゃないですか。やはり50だったらそれを60なり70に増やしていくとそういうような施策を考えていただきたいと思います。  今、観光業というのが私も思います。琴平町は、もう農業、観光ということでないと私は生きられないと思います。というのが、私も今までに町長に対して企業誘致だとか、ということ申してきましたけども、もうそういう土地がない、それこそそういう状況でございますから、大企業の誘致というのはこれもまず難しい。ですから、こんぴらさんを主体とした観光業、これに専念することは私がございませんけども、ただ、今、観光業に従事している方でもその生計を本当に立てていくのが大変だと、本当にその先に夢を持ってる人というのが本当に少ないんですよ。そのあたりも十分考えていただきたいなと思います。  それから、たくさん言われたんで、1回1回答弁するのがちょっとあれですが、私のところの子どもは1人はよそへ出て行きましたけど、ちょっと転勤がございますので、1人は単身赴任ということで広島のほうへ行っております。家族はこちらでおりますから、それを褒めていただいたのだったらあれだと思いますが、商売もまちのにぎわいづくりということで、そんなに大したもうけもないのですけども、ずっと開けております。いつまでできるかわかりませんけれども、それで、町長さんの先ほど出ましたけれども、海士町の町長さんのちょっとこれお話しさせてもらいます。  町長、こういう人の分を私はまねてもいいと思うんですよ。やっぱり独創的なものというのは、なかなか、町長の裁量であればできるかもわかりませんけども、やはり成功した首長さん。そういう方の最初はまねでいいと思うんです。それからだんだん独自性を発揮すればいいんじゃないかなと思います。  この海士町の山内道雄さんという町長さんですが、海士町というのはご存じかもわかりませんけども、島根県の島根半島の沖合の60キロに浮かぶ隠岐諸島の中の一つの島です。その一つの島全体が海士町、海の士と書くんですが、そういう中でフェリーで2時間30分ぐらいの33.46平方キロ、人口が2,374人、世帯数が1,050人の小さな島が、地域の活性化のモデルケースとして今、注目されているわけです。本年4月29、30日にも石破地方創生大臣が来町して、大変進んだ取り組みやと絶賛された町でございます。町政でございます。  離島地域の人口減少は、琴平町の過疎地域と比較してももう少しひどいわけです。この町も60年前は7,000人いた島民も今では2,400人。そのうち65歳以上が4割とかなり深刻な状況。就労先がないことや、教育等生活環境が十分整っていないため、若者のほとんどが島外へということで、これも当町とよく似ていると思いますが、それを何とか打破しようと町の活性化に取り組んだのがこの町長でございます。1番にされたのは、町長、祝い金をあげるとかそんなんじゃないです。要するにIターン、Uターンが来れるような町の体制をつくっとんですよ。お金出す必要ないんです。ただ、そのほうにお金はたくさん入れてます。要するに、私も何度も言ってますけど、やっぱり稼げる町じゃないと来ないんですよ。何ぼ福祉が進んだ町であっても、そこに要するにお金が入ってこないとこには、企業がないところには、そういうとこには絶対人は来ません。というのが、その証拠に、昔だったら金鉱が掘れただとか、銅山ができたというときには、人がそこに殺到しとったじゃないですか。炭鉱ができた。それが、一つのいい例です。やっぱりこれは昔から続いてる。やっぱり稼げる町でないと人は集まってこない。それから、その福祉だとか、そういうことを考えればいいわけです。  それで、この町長が立派なのは、そういった受け入れ体制を整えたわけです。そしたら一流大学の卒業生、それから一流企業のキャリアを持つ20代から40代の現役世代が続々とIターンして人口2,400人の中でそのうち330人がIターンであると。その秘訣はやっぱりもうけるとこがある。産業がある、稼げる場所があるということです。  そして、この町長さんが言うのは、役場は住民総合サービスの会社と言い切っております。ここまでになるのには、大変苦労されてます。地方債が平成13年度のピーク、平成18年度に赤字になり、平成20年度には財政再建団体へと移行しているわけでございます。そのとき、町長は行政改革やるぞ計画というのを策定して、1999年から2003年、町長が50%、助役、町議、教育長、40%、職員は16%から30%カットして、2億円の人件費を削減しています。そのため、一時ラスパイレス指数が72.4と全国で最低であったんですが、職員のモチベーションの向上のため、少しずつ復元をしてるということでございます。  そういった、2億円の人件費で何をしたかというと、最新の瞬間冷凍技術、CASを購入して、島でとれた海産物をそのままの品質で消費者に届けることに成功したんです。それまでは、そこの町でとれた分は、近隣の本土と言っても島根県ぐらいしか行ってなかったのが、これを導入したおかげで築地市場へ送れるようになった。ということは、要するに、数えきれないほど数量が多くなったということです。それで、あとは特産品のさざえを生かしたさざえカレーをレトルト化して、初年度は5万個、今でも3万個の売り上げということで、それから、潮風農業特区の認定を受けて、和牛の飼育、この和牛も松坂牛並みの評価を受けているということでございます。それから、釜炊きでつくられた天然の塩、隠岐の国の塩の製造、都内のホテルで使用されるほど品質がいい塩だそうです。それから、海士町の岩がきの春香としてのブランド化、要するに、産業の振興ということで一番に力入れとんです。だから、琴平町も人が来ていただくのには、やはり私これはやっぱり一番だと思います。今、いろいろ神奈川のほうからまちおこし隊とかいう方が来ておられますけどね、これ1年たってこれからの彼らの活躍、楽しみにしておるわけですけども、今、国の制度で琴平町から報酬が出てるからおれるというだけだったら、これ私何のあれにもならないと思うんです。やはり来たら、やっぱり町の中に住んで、要するに古民家を琴平町が与えて、そこで何か起業していただくと、そういった段取りをするのが私は町だと思います。町の役場の事務職の机の前でおって、要するに、全国の発信、これは、その人でなくても町の役場の職員ができるんですよ。これは、町の経費がいってないがということなんですけども、これは国の経費がいってるんですよ。国の経費というのは、町民一人一人もわずかであるが負担している。余りそういうとこで無駄なことっていうのはやめて、やるのであれば、一つ筋の通った本当にこの町長さんのような思い切った施策、こういうやつを断固してほしい。あなたのマニフェストにはこれがないんですよ。  今、町長は、琴平町が要するにまだ満足されてる。まだうちの町よりか下の分がようけあるわと、これが私だめやと思います。やはり、町民ていうのは、昔、琴平っていうのは、ブランドだったんです。琴平すごいなと。私も若いときに高松のほうで仕事をやってました。そして、そのときに、これは余り公表するわけではないんですが、滝宮のほうから友達が来て、琴平すごいなと、今、逆ですよ。滝宮すごいですよ。行ったら、あそこは完全なまちっていうんですか、イオンの。それも一つの施策だと思います。町が敷地っていうんですか、土地がないからそういったことはできないかもわかりませんけども、綾川っていうのは、イオンだけと思われるけど、あの山の、十瓶山っていうんです。あの分の南側、工業団地、町長見られました。見たことあります。すごいですよ。イオンだけ思われていますけど、あそこの場合はやっぱり町長がそういうとこ、県議されてからいろんなところを研修されて、見られてああいうことを取り組んできたんだなと思います。だから私は、議員で研修に行くっていうことは、やっぱり視野を広げることで、私は大賛成です。だから、それに行かれない方はやっぱり視野が狭くなってるんではないかなと思います。今ごろですから、テレビでいろいろ情報わかりますけど、それではやっぱりだめと思います。  そういうことで、町長にお願いしたのは、こういうことやってほしいんです。本当、ありきたりのもん、先ほども言いましたけど、何の目標も持たない行政では、先ほども言いました、5年先に海士町と琴平町と物すごい差がつくんですよ。町民は、こういう海士町だったら、しばらく5年待ってくれと。それからは少しずつよくなっていくからと。要するに再建団体になったとこです。今は、そんなことないですね。  それと、やはりそれだけの方が若い方が、島へ流入してくる。本当に琴平よりもっと条件が悪い、冬寒い、それこそ離島である。そういうとこへ入ってきてくれる。そういった発想ができる町長になってほしいなと。町長、すばらしい頭脳を持っておられると私は思っておりますので、期待しておりますが、町長のそのあたりのお考えをいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、島根県海士町ですかね、そこの事例をお聞かせいただきました。すばらしい町長さんだなというふうに思っております。  綾川の話とかも出ましたが、山神議員もおっしゃっておりますように、本町にはなかなか企業を誘致する土地もないというようなことで、もちろんやりたくてもできない事業もたくさんあろうかと思います。その中で、本町の特色と言えばやはり観光、また農業というものであろうかと思っておりますので、この点についてはやはり振興を十分にやっていかなければならないというふうに思っております。  先ほどの渡辺議員の答弁ありましたように、こんぴら歌舞伎ともしかしたら、今、山神議員がこの一般質問で海士町の例を述べたように、他の市町村でこんぴら歌舞伎を題材に上げてこんなすばらしい事業をやっとんだぞというような一般質問をする議員が他の市町村にもいるんではないのかなと思っております。そういう点を考えれば、自虐的になるんではなくって、我々のよさをもう一度再確認してそれを磨き上げるという作業も必要だと思っております。いずれにいたしましても、今、山神議員がおっしゃられたような発想また発信の仕方というのも重要だと思っております。ただ、私は冒頭でコップの理論を申し上げましたように、ある意味楽観主義者でもございます。その反面、非常に現実主義者でもございますので、その辺のバランスをとりながら、見きわめをしっかりして町政運営をしたいと思っておりますので、また、そういう事例がございましたらぜひとも研修に行かれたり、また、私にも同行させていただけるのであれば、同行しながらそういう先進地の事例というのも参考にしてまいりたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長は、先の4町の仲多度南部4町合併協議会において、合併賛成論者ということで私は記憶しております。人口問題にしてもその当時の私、資料見ました。そしたら、その当時に想定していた琴平町の平成27年度の人口が9,325人となっております。今年6月19日、私が見たとき、当時の人口は9,272人です。このことは町において、要するに50人減少が多くなってるわけですね予想よりも。このことは、要するにさっきも言いました町において、何もやってないからこれだけが出てきてるんですよ。だから、海士町のようだったら、悪いかもわからないけどそれから盛り返してるんですよね。これは、要するに、もうおざなり言うたら言葉悪いです。そういった行政しかやってないから予想どおりの人口の減少ということで私は捉えておるわけです。  そして、これこのままやっていきますと、平成12年度が1万1,335人です。それで現在約2,000人減少しております。そしてその資料によりますと、5年後の平成32年は8,579人となってるわけです。多分、ご期待にそぐわずこのままやってたらまたこれより多分人数は少なくなると思います。これやっぱり、町長危機感持たないかんですよ。人口だけでなくて、当町を取り巻く経済環境、その当時と比べても明らかに後退していると考えておりますが、町長は合併をどの様に考えておられるのか。答弁いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  山神議員からいただいておりますこの大きな質問のうちの、最後にこの合併の話が出ましたが、この答弁でよろしいでしょうか。  先ほど山神議員からかつて南部4町の合併時代に町長も賛成論者として頑張っておったという話でございますが、私もこの4町合併に関しましては、推進をしておりました。その理由の1つといたしましては、先ほども私答弁で言いましたように、私の活動舞台がこの南部4町の青年を中心とした組織での活動でございまして、その組織の我々の仲間うちの中では、町の垣根というのは全くないような状況でございました。そして、当時、私もまだ30代後半だったと思いますけども、希望に満ちあふれ、また夢を追い続けながら新しいまちをこの人たちと一緒につくっていきたいというような思い、また、この4町には琴平のような観光地もあれば、満濃、仲南、琴南のように、自然豊かでまた農村風景が広がるような穏やかな地域もございましたので、大変1つの自治体としては住みやすいよいまちになるんではないのかなという思いから、推進したわけでございます。  したがいまして、私がどんな合併に対しても賛成論者というのではなくって、それは時と場合によろうかと思います。今、山神議員から大変厳しい琴平町の状況の中で、将来的に広域合併というものは、現実問題としてどう取り組むのか、またどう思っておるのかという質問だろうと思っておりますが、前回の一般質問のときにもお答えしましたように、この広域合併というのは、やはりお互いの市、町、村が理解をし合いながら、またお互いの立場、お互いの環境というものを十分に把握し、それらの町とともに手を携えて、よりよく地域の発展、また住民の幸福感を実現しようと思う場合に、合併というのは必要になろうかと思っております。  さきの平成の合併から、約10年が経過しております。その平成の合併の問題というのもいろんな話を耳にするとこでございます。ただ、財政面から言えば、さまざまな特例措置等がございましたので、合併した町は、合併しなかった町に比べれば、財政的な余裕が生み出せているというようなこともあろうかと思っております。  しかし、その地域の特性、また町民気質という非常にナーバスな問題もございますので、これに関しましては、注意をしながらまだ、今後の他の市町との連携の中でどういう枠組みがいいのか、また、それに変わる広域の行政組合の中でもそういったことは実現が可能だと思いますし、また定住自立圏等を通して、お互いのサービスを共有するということも可能であると思いますので、多くの組み合わせ、また多くの手法があろうかと思いますので、そういった中での検討を考えていきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  合併に関しては、いろいろそういった捉え方というのがあろうかと思います。ただ、合併をされて10年がたって、いろいろさきに言われましたけれども、やはりそれはそれで、やっぱり人間、いろいろ妥協し合ってなれてくるもんです。ですから、そのあたりは当初はいろいろ問題点等が多々あったろうと思いますけれども、それは時が解決してくれるんじゃないかなと思います。  私は、近いうちに考えていただきたいと思う。それはなぜかというと、同じ生活をやっていて、Aという町でやるのと、Bという琴平町でやるのと、行政サービスに差があるというのは、私、琴平町の人は本当に我慢強いなと思うんですよ。要するに、子育てにしてもそうだし、お年寄りの福祉政策にしてもそうだし、やはり同じ日本の国民であって、町によって差がある。それは、私は、できるだけいい町に近づけていくのが私は琴平町の役目だと思うんですよ。やはり、特に近隣、今、全自治体において、要するに人の分捕り合戦ですよ。後でも出るかもわからないですけど、やはり人の確保、高松市ではそんなことやってるわけや。だから、琴平町が、やはりそれはもう少し真剣に考えないとどうぞどうぞ持っていってくださいよと、うちはこれだけしかできません。ですから、福祉のいいとこ、それから子育てのいいとこ行ってくださいよというような感じの琴平町の捉え方なんですよね。やはり、そこらあたりは、せっかく縁があって琴平町へ住まわれておるんですから、何とかよその町に負けないような施策、行政サービスをもってしてあげなければいけないと思います。  特に、今、琴平町の行政においては、それこそ人員の削減、それから報酬等において、本当に私は本当にきちっと牙城ができてると思うんです。だから、要するに、住民の方の生活のあれをわかってないと思うんですよ。要するに、皆さんは公務員で、そういう生活が守られているから、本当に若い方で、今、一生懸命働いても、それこそお年寄りの年金以下の給与しかもらえないって方、おいでるわけですよね。だから、そういう方もやっぱり視野に入れていただいて、やはり頑張ってる方には町を挙げて応援してあげるというような施策というのが、町長の分には全然見られないんですよね。だから、やはりもう少し私はこういうことを考えてるんだということを前面に出していただいて、私は出さないということは、私は悪く捉えてるかもわかりません。考えてないというふうに私は捉えます。だから、やはりマニフェストに、大きいことを書かないと、書いたからどうのっていうんじゃないですけど、やはり大きいことを言うたら、その何分の1か実現できるんですよ。何も言わなかったらできないと思います。だから、やっぱり、町長は、そのあたりの分をぜひ表明していただいて、それに向かって邁進していっていただきたいと思います。  それで、順番が私もこれいろんな分を見もっていってますので、今後の住民サービスの将来の財政状況ということで、町長の考えておられるようなことをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほど来の答弁の中でも申し上げましたように、本町は、本格的な少子高齢化に突入しておりまして、人口が減少するということは、すなわち税収も減少しているということでございまして、いわゆる実質外財源である比率というのが年々減少傾向にございます。そのような中で、一方、この地方自治体に求められております行政サービスという点におきますれば、地方分権、さまざまな多様化する社会問題に対する対応が進められておりまして、特に社会保障分野や、公共施設の管理運営、また、この後にも出てきますけれども、学校の教育環境の整備など、多額な財政需要というものが高まっておるのも今の時代背景かと思っております。  こういった中で、これはありきたりかもしれませんけども、住民サービスの低下を招かないように、本当に心のこもった行政サービスに努めること、そして、限られた財源を効率的で柔軟性のある財政運営を行っていくことが非常に重要であろうかと思います。これも言い古された言葉でございますけども、最小の経費で最大の効果を上げるという言葉どおりに、将来に負担を残さない財政運営を心がけるのが何よりも重要だと思っております。これに関しましても、絞るだけ絞るというのではなく、やはり投資する部分、また、ここを重要施策とする部分に関しては、積極的な事業展開というのも必要になろうかと思っておりますので、そういった点を含めて地方版総合戦略におきまして、本町の活性化さらには若い世代の人口減少のペースを緩やかにするための施策を展開していきたいと考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  先ほどちょっと触れましたけれども、今、各自治体において、人口の増加策、それから行財政改革というのは各市町最優先で取り組んでいる事業だと思います。各自治体があらゆる手段を用いて人集め、それから、行財政改革にしのぎを削っているわけでございます。県の都、高松市さえ若者の獲得に必死になってるんです。高松創生総合戦略会議等を開催して、どのようにすれば、高松市を若者から選んでもらえるのかという基本目標を設定して、各目標達成のために努力をされているようです。当町においても、中途半端な施策では人は寄ってきません。本当に真剣にそういったことに取り組んでいただきたいと思います。これ要望でいいです。  そういった中、先般、不動産会社の方とお話しする機会がありました。アパートを探してこられて、9割の方がまんのう町を指名すると言われました。たまたまだったかもわかりません。私は、そんなに琴平町は魅力がなくなってるのかと、本当に残念でなりませんでした。今回の選挙の後援会活動において、住民の皆さんにそういったことをお話ししますと、本当に昔の琴平を知る人というのは、情けないなというようなことを言われていたことをつけ加えておきます。  それで、先ほど申しました合併ということ、町長、これから一度考えていただきたいと思います。今、合併は一応平成の大合併は終わりました。しかし、合併は今、やろうと思えばできるわけですから、それは、やはり考えていただきたいと思います。やはりこれが効率化、町長がいつも言われる、今、職員数がやはり小さい個体でも最低限の人数は必要だと言われます。だから、合併すればそれだけ職員数は少なくなるということで、置きかえられるのではないかと思いますので、やはり、今後、琴平町の住民に、行政サービスを他市町並みにやるのには、やはり合併しかないと私は思います。今、この間もお話ししたんですが、保育所、幼稚園の施設、これは、山神さん琴平は昭和の設備やでと言われました。それはもう、昭和の時代に建っておりますから、昭和の施設かもわかりません。ただ、よそもそうじゃないですかって、よそは、定期的に大規模改修をやってるということを言われました。特にその方は保育所のご父兄の方、おばあちゃんかな私と同じですから。トイレ行きましたかと言われたんですけど、私、保育所の入園式、卒園式には行きますけども、トイレには行ったことないんですと言ったら、トイレ一遍行ってみてください。あれは本当に過去の遺物ですよというようなことを言われ、私、知りません。その方が言ったのをそのまま言ってます。確かめてないんですけども、そういうふうなこと言われました。  やはり、近隣の善通寺の町長、あれご覧になりましたかね。吉原保育所、この間も私、わざわざ見に行きまして、写真も撮っておりますけども、私、若いお父さん、お母さん、もし保育所入れるんだったらああいうとこ入れますわ。本当に広々とした芝生広場がある。建物もついこの4月から開園ですから新しい。そういう行政サービスができてるんです。だから、琴平町もやはり特に町長は、基金を積み立てるのはいいと思いますよ。それによって行政サービスが後退しとんでは、後の方はいいかもわかりません。今、現在行ってる方、そういう方が何かちょっと不公平じゃないかなと思います。だから、そういうことで、やはり基金の積み立て、これは必要かもわかりませんけども、やはりそういった行政サービスというのはおろそかにしてはならないと思います。そういったことをまた一度考えていただきたいと思います。  本当に、私の言葉では琴平町はつまらんような町のような聞こえがするかもわかりませんけども、本当に琴平町には琴平町の町長も言われましたように、いいとこあるんですよ。私も生まれて琴平町で一時ちょっと別のところで勤めましたけども、琴平から通っておりましたし、うちの町長が褒めてくれたんが余り大したもん褒めてくれやんだんですけども、それこそいつやめるかわからんような店と、息子が2人町内でいるということですけども、町内1人は転勤になってほか行ってます。1人はこちらでおるんですけども、要するに、琴平町の何ていうのか、みんな好きなんです。愛しとんですよ。だから、私は、琴平の町以外では生活というのは考えられない。実際に家持っていくわけいきませんから、ただ、やっぱり人によっては、私らは逆に家があるから琴平でしか住めないからよそへ行けないんだということ、私がもし借家住まいだったらとうに行ってますよという厳しいこと言われる方おいでるんですよ。だからそういうことも十分頭に入れていただいて、町政運営に携わっていただきたいなと思います。  若い方でまた町長の周りの方は、しっかりしたご職業につかれて、稼ぎもいいからそういうあれがないのかもわかりませんけども、やっぱり琴平町にはいろんな方おいでます。だからそういう方にも日の当たるような行政サービスを行っていただきたいと思います。  それで、合併というのは一つ、これいつするかわかりませんけども、私は考えていいと思います。私、道州制というのが言われてまして、このときのはちょっと追い込まれていくかなと思いましたけども、何かちょっと今、尻切れトンボみたいになって、その後話がないですけども、私は、もしそういうことがあれば、どんどんやっていただきたいなと思います。琴平町に企業誘致はできませんけども、琴平町で住んでもらって、それで高松なり丸亀、坂出、近隣でお勤めに行かれるというような、そういう琴平町に福祉施策、子育てがしやすいそういう町をつくっていただきたいと思います。これは、私要望ですので、町長、頭の隅に入れていただいたらと思います。  それでは、次に ○議長(片岡 英樹君)
     時計をとめてください。  時間があれなんで、次の質問に入ると正午わたるので、ここで一旦して、午後再開でさせていただきます。  ただいま、一般質問の途中ですが、暫時休憩といたします。  再開は13時とします。      休憩 午前11時53分      再開 午後 1時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き一般質問を行います。  ただいま、10番、山神 猛君の一般質問中であります。残り発言時間は、37分であります。よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  次に、商品券の発行についてお尋ねしたいと思います。  平成25年の12月議会での私からの要望で、27年度から実施されることになっていたのですが、ちょうど今年度、国、県の地域住民生活緊急支援のための交付金を活用して、町内における消費の拡大と町内商工業者の振興及び活性化に寄与するためのプレミアムの商品券であります。  近隣市町においては、数年前から取り組んできてかなりの実績を上げておられるのですが、当町としては初めての取り組みの上に、販売方法等手探りの状況ではないかと思います。そこで、近隣市町で行われているような予約販売方法をなぜとらなかったのか、せっかく住民に対して本当に大きなサービスをしておるのに、住民の皆さんのありがたさが半減するのではないかと考えるわけでございます。当日、商品券を用事があって買いに行けない。また、フリーということで、購入者が早くから並ぶと考えられるので、何時間も待つのはできないかと、いろいろ気にかけているようでございます。  そこで、なぜ予約方法をとらなかったのかお伺いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  山神議員の2点目の質問の商工会が発行するプレミアム商品券についてのご質問でございまして、この商品券につきましては、今、山神議員おっしゃられましたように、一般質問において、山神議員を初め、多くの方からもこの商品券の発行についてのご意見を賜っておりました。また、商工会の役員の皆様方との意見交換会の中においても、地域の商業の発展、また振興という意味から、ぜひとも琴平町独自の商品券を発行してもらいたいという要望に基づきまして、本町においては、平成26年昨年度にこの事業についての本格的な検討を始めておったところ、国の地方創生絡みで消費喚起型ということで交付金がつきましたので、本町においても従来考えておった10%のプレミアムから、20%に引き上げて今回発行することに決定いたしました。また、発行するに当たりましては、その運営主体をどこかということで、琴平町商工会にその発行主体を移しまして、発行の準備に取りかかっておるところでございます。  なぜ予約をとらなかったかという点でございますが、この点につきましては、担当しております観光商工課が直接商工会と交渉、また町の要望等を申し上げておりますので、この点につきましては、観光商工課長より説明をさせようと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  それでは、観光商工課長、細川 和徳君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○観光商工課長(細川 和徳君)  それでは、なぜ予約をとらなかったかという山神議員のご質問にお答えいたします。  今、町長が申しましたとおり、このプレミアム商品券については、商工会のほうで販売することを協議の結果決めました。商工会は、販売することを受けまして、役員会でその販売方法を検討した結果、商工会の決断としては、直接商品券を発売するような話になりました。ただ、所管の委員会等で山神議員さんほか、ほかの議員さんの方からも事前の予約をとるべきではないかという意見等々がございましたので、再度、商工会に対しては、そのことを伝えました。しかし、商工会の考え方としては、予約をとらなくても当日販売で十分対応できる。逆に商品券が売れなかったときのことのほうを心配しております。ということで、今回の発売に至ったわけです。  ちなみに、本年のプレミアム商品券の発売事業については、隣のまんのう町、それから坂出市においても今、まだ全部完売してないという状況が続いておるような状況でございます。以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  当日、発売枚数が残るようなことがあればいいのですけども、もし当日行って、9,700セットですか、ちょうど私の前で売り切れましたといった場合は、これはどういうふうな責任をとるのですか。私もちょっと商工会の方との温度差があって、今も近隣の坂出、まんのうさんは、売れ残ったということをお聞きしたんですけども、ちょっと普通考えられないんですけどね、もし当日、並んでいて途中であなたこれで打ち切りですと言われたときは、どういう対応されるんですか。順番でしょうがないですというような感じで終わるんですか。答弁願います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これに関しましても、山神議員が心配されておるということも十分理解できます。この事業に関しましては、発行枚数が決まっております。今、おっしゃられたように9,700セットということでございますので、並ばれて、その目の前で販売が打ち切りということも可能性としては、なきにしもあらずというふうな思いでおります。ただ、この運営方法につきましても、商工会が運営主体となり、商工会の役員会の中で決定した事項でありますので、それらに対しては、きちんと説明等当日していただけるものと考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  これは、琴平町が一応企画をして、それで国からの予算を交付金をいただいて、商工会に委託したと聞いておるんですけども、やはりそれは町としてある程度リーダーシップというんですか、やっぱり住民サービスで、こうこうやから、こういうふうにしてほしいとかいう要望等は全然言わなかったんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほど課長答弁でありましたように、議会の皆様方のご意見を反映させて商工会と交渉に当たっております。その交渉内容につきましては、先ほど課長が申し上げたとおりでございますが、それの意向というものをお伝えした上で、再度商工会の中で検討いただき、その中での決定事項だというふうにお聞きしております。当然、もし売れ残りの逆の場合になった場合には大変買えない方には残念だろうというふうに思っておりますが、これとて商工会の中で決定したことでございますので、それは、商工会の意向というものを尊重するのも一つの方法かなというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今、そういう話になってくるとちょっと後が出ないんですけども、やはり、町としての立場っていうんですか、そういうこと商工会のほうにも、商工会の役員さんというのは、もちろんわかりますけども、やはり町のほうからこういう要望が出てるんだというようなことを言えば、そのあたりも理解していただけるんでないんかなと思うんです。私もこれが決定いたしまして、商工会の方とお話をしたときに、ちょっと私と温度差があるなというのは感じておったわけでございますけれども、これ私の本当に取り越し苦労であればいいと思います。当日混乱がなく、スムーズにそういう希望者に商品券が当たればと思います。  それからもう1点、これ1万2,000円。20%2,000円のプレミアムがついてるわけです。このプレミアムの商品券という国の地域住民の生活緊急支援ということの交付金でございますが、一つは住民の方へのサービス、消費者のサービス。それともう一つは、やはり琴平町の商店のほうの振興ということに、2つの狙いがあると思うんです。そういう意味で、今回も琴平町の大型スーパー等が2件入ってるということ、1件はまんのう町ですか、そういうとこも商工会に入ってるから使えるんだということを聞いて、まず私は、それ多分完売すると考えておるわけですけども、その中で、やはり使われるとこが、やはり大型商店、大型のスーパーだとかそういうとこでなくて、やっぱり一般の店舗、お店で使っていただけるように、例えて言うと、1万2,000円中の1,000円は、スーパーでは使えないんだと、それは1,000円でも2,000円でもいいですけども、これは地元の商店しか通用しないんだというような商品券、これは今年できなかったけども、もし来年やるとすれば、商工会からの配布物には来年も行いますというようなことが明記されとったと思うんですけども、もしそういう来年やるようであれば、2,000円ぐらい、1万2,000円の2,000円ぐらいは地元の商店等でしか使用できないというようなシステムを商工会にまたお願いするんであれば、要望しておいてください。特に商工会の会員というのは、そういうお店の方ばかりですからね、十分そういうことで意見は、いい意見じゃないかなと思うわけですけども、これは一つ要望です。町長、このことに関して私の考え方で、ほかの町ではそういうことやってるわけです。プレミアムの1,000円は、地元の商店、スーパーではだめやということですから、そういうことは、どういうふうにお考えになられておりますか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、山神議員が申されましたような、プレミアム商品券のうち、何枚かは地元しか使えないと、残りは大型でも含め使えるということに関しまして、最も近町の例として宇多津町の商品券ございます。確か宇多津町の場合は、1万円分のうちの確か6,000円と4,000円とちょっと定かでないんですけども、そういった区分けをしております。私もこれを聞いたときに大変これはええ話やなということで、課長と相談し、この辺も商工会の方に伝えたわけでございますが、先ほど来山神議員が感じられたように、商工会との温度差というのがございまして、この話が立ち上がった時点からなぜか売り残しというものを非常に気にされております。そういった点を勘案しながら、我々も要望してきたわけでございますが、結果として商工会の判断ということでございますので、もし今回、そのようなご意見があったり、また、数が足らなかったりというようなことがありましたら、次年度以降、プレミアムになるかどうかは別にして、商品券の発行についてはそういった教訓等も生かしていくべきだろうということは強く商工会の方にも述べたいと考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  ぜひ、各商店の振興ということで、ぜひお願いしたいと。これ商工会においてもこのほうが私絶対求められてることだと思います。スーパーで使えるというのは各住民の方が買うのは買いやすいということですから、商工振興にはそういったシステムのほうがいいんじゃないかなと思います。  そしたら、商品券については、それで終わりたいと思います。  次に、これちょっと私、昼間町長と話しして余りいい話が出てこなかったので、余りもう言いたくないんですけども、ただ、タクテックの訴訟ですね、私、ずっと携わっていただいておりまして、本当に今は、町とタクテックの裁判を私も行ってるわけです。その分に関して、町の弁護士は、私の意見を最近取り上げていただいて、それを訴状に上げていただいておるんですけども、一番肝心なとこを相手の弁護士にねじられています。だから、余り言うといかんのですけども、私も全部言うてしまうからいかんのです。だめやと思います。というのが、相手の弁護士のペースに入ってしまってます。だから、私が調査していることで、山神さんこれ言ったら絶対いけるよと言ってくれてるんだけど、やっぱりこれは弁護士の差かなと私は思います。  いないから言えますけども、おっても言うけど私の場合は。馬場さんには言っておりますからいつも。そういうことで、やはりもう少し真剣に取り組んでいただけないと、せっかくこの弁護士費用の高額なものを支払っていて、裁判が負けるということは本当にあれだと思う。私は、このいこいの温泉というのは、最初から出なかったと私は確信してます。要するに、出ないのを薬剤師会の成分検査の湧出量の分を持ってきて、それを証明に充てたということであります。その湧出量の証明というのが無効な証明なんです。要するに、とめていて、どかっと出たときの分をはかったときの分が相手方の掘削会社はこのとおりやと。また成功報酬をもらったと。それを私がそういうときの分は、いっときに出たのはポンプの性能を試しただけやと、要するに井戸に入れて、ポンプが何ぼかい出せるということでやったのが薬剤師会の湧出量の検査なんです。  薬剤師会というのは、言っときますけど、成分検査の機関であって、湧出量を証明する機関じゃないんです。それをタクテックはうまく利用してるんです。要するに、それを言ったら今度タクテックは方向変えてきたんです。要するに、平成17年の9月19日9時で終わっていたと最初証言してたんです。それで、成分検査をする薬剤師会来たときに再びモーターにスイッチを入れたということなんですけど、それはだめだと言ったら、今度はずっとやってたと言うんですよ。そしたらその分で町長にお渡ししてますけども、この表見ておかしいと思わんですかね。物すごいデータきれいに出てるんですよ。7月18日の16時から、毎分130.5ずっと出てるんですよ。9時に終えたときも130.5。終えてない。今は終えてないと言う。130.5出てる。それで、馬場弁護士が何で10時のときはからなんだんですか言うたら、ちょうど薬剤師会さんが来たからその対応してたからはかれなかったと。これは、薬剤師会は10時30分に着いたと我々に証言しとんですよ。だから、10時の分はかれるのを書いていない。  要するに、このデータ自体完全に偽造されたものです。それで、ここの薬剤師会の成分検査表に載ってる湧出量が、130.5だったら私はこれ何も言わないです。これだけずっと何時間もやって、18日の4時から翌日の9時まで130.5出てるんです。それで何で1時間半後に薬剤師会がはかったら98.6ですか、不思議に思わないですか。要するにこれでは実証にならないです。要するに、これは出たんだから、少なくても出たんだから、だけど、こんだけずっときちっと出てて、薬剤師がはかったら98.6という不思議だと思わんですか。要するにタクテックとか、それとタクテックの前身のカノーという会社があったんですけども、そこの会社が湧出量はかって、もうこれは定評があるんです。帰ったら湯が出んようになっとんです。そこやっぱりちょっとおかしい。これはもう人の話ですから、証明にはならんと思いますけれど、この表は大事にしていただきたいと。ただ、私はこの表は、完全に偽造されたやつやと思います。  それで、これだけきちっとできるとこが、証拠写真が1枚もない。こんなことは絶対にないです。工事屋さんで証拠写真、工事写真つくらないいうのは、素人がやっても写真を写すと思います。それがないというのはおかしいです。ですから、そういう点を、裁判に取り上げていただきたかったんだけど、うちの弁護士さんはそれは全然相手ペースに入ってます。要するに、我々が出してる掘削会社の八州試錐から私たちが1時間半にわたって話をしたの全部CDで渡してるわけ。それは、要するに、最初は全然佐藤さんという方は、本当に温厚な方で、本当のこと言ってくれたと思う。要するにそのデータもあるけど、今はちょっとここにはないんだと。埼玉のほうの工場にあるから、取りにいけんから後から送りますと言うたんだけど、1週間待っても来なかった。そのとき何かいうたら、タクテックへ話をしてそれはだめやと、山神が来とんではだめやということで送ってこなかったと思うんです。最初は山神さん今はないから送りますというような感じだったんですけども、それはなかった。そのデータが出てたら完全に、私もこれで裁判は行けたなと、それで確信してたんですよ。あのCDを聞けば、本当、こんなことを言ってもいいんかなというようなこと聞いてます。  町長聞かれました、CD。聞かれてない。会議録見ました。もう、御施主さんから湯が少なかったことは、口外しないでくださいまで言ってるんです。そういうようなことをあの方は紳士的に話ししてくれたと本当に温厚な方なんです。それが突然変わってしまった。これは、私は裁判は町長と話ししたら大体あれだけど、私の一言じゃないですよ。これは弁護士の差。それは言っておきます。  それで、このタクテックの1つだけ町のあれで言いたい。町の工事約款、このときの工事約款で、工事は下請に出すことはできないと明記されとんよ。それが、99%八州試錐へ下請に出された。この決着は町長どういうふうに捉えるんですか。答弁。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  まず、今回のこのタクテックとの裁判におきまして、 ○10番(山神 猛君)  それ構わん、裁判の分はもう言わんでええ。今の下請の分だけ言ってください。時間がないんで。済みません。 ○町長(小野 正人君)  その下請云々の話につきましても、今おっしゃいましたように、八州試錐というのが請け負っておるというような事実はあったようでございます。これに対しましても、この約款の解釈の仕方によって、請負の割合というものも、重要になろうかと思います。ただ、事実タクテックがその掘削作業においては、経験のあった八州試錐に依頼をしたという事実はあろうかと思いますので、これについては慎重に判断をしていかなければと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長、注文請書あるんです。タクテックと八州試錐、工事代金7,990万円の請負金額が発生しとんです。きちっとした請負のあれがあるんです。それから、どういった工事をするんかと、これ99%、100%とは言わんですよ。要するに揚湯試験のデータまでするんです。何をやるかというと、報告書はタクテックがやる。これ全部工事、町長ご覧になって、これは99%、100%と言っていいぐらい。要するに、タクテックは、1,700メートル掘る技術持ってないんです。あそこは、最初から請負するとこから下請に出さないかんの決まっとんよ。それが、工事約款で下請はだめやとなっとんですよ。これはどういうふうに捉えますか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  工事の全てを100%丸投げしたというんであれば、これは約款に違反すると思っております。また、この内容に関しましては、今私が答弁することで、相手方に有利になったり、また逆のパターンもあったりします。まだ係争中のことでありますので、この詳細につきましては、答弁を控えさせていただきます。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長、これね、下請を使うことはだめやとうととんのに、これは使ったという。この町長の判断ですよ。これは裁判云々じゃないですよ。要するに、工事約款では下請に出したらいかんということをタクテックは破って八州試錐に丸投げしたんです。それはどういうふうに町長は捉えるか。それです。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。
    ○町長(小野 正人君)  丸投げという言葉が出ておりまして、丸投げであればこれは約款違反だというふうに考えております。 ○10番(山神 猛君)  丸投げですよこれ見てくださいこれ。町長見られてない。丸投げじゃないですか。これが丸投げでなくてほかの分でどういうのが丸投げって言うんですか。  裁判云々じゃなくて、工事の責任と、町としての責任というのは、また裁判とはまた別にとっていただくということで、あれしておきます。  それと、空き家対策並びに更地対策ということでお伺いをいたします。県内の空き家は8万戸超すと言われておるが、町内の空き家の実態を調査したのでしょうか。答弁願います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  この空き家対策に関しまして、町内の空き家を調査したのかという点につきましては、今現在のところ調査はしておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  質問を続けてください。  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  私、以前にやはり一般質問でやってるんですよね。要するに対応が遅いですよ。というのが、全然意に介してない。職員のあれも見ても。まんのう町さんは、早もう今年の年度で空き家の対策費1,000万計上してるんですよ。すごいじゃないですか。そのあたりは琴平町が何もよその市町の後、後手後手っていうんですか。後を行ってるというように私は捉えるんです。やはりぱっとやらないかん。まんのう町の予算書見て1,000万計上してます。だから、要するに町は今、空き家対策特別措置法ができたが、その措置法を鑑みて今から条例づくりだとか云々言ってますけど、やはり、今、私の近所のとこにも、倒壊しかかったお家があります。その隣の人の、それこそ心情というのは、はかりしれないと思います。もし、町長の隣の家がそういうふうに傾いてきて、どうなるんかと思ったら、町長はどういうふうに考えるかなと思います。よそごとだからそういうふうに悠長に思ってるんじゃないかなと思いますけどね。それで、国のほうの特別措置法が施行されておりますが、町に関して、町の空き家条例づくりで取り組んだかどうか。答弁願います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員ご指摘のように、この空き家対策に関します特別措置法が本年の5月26日に全面施行となっております。本町におきましても、空き家等が数多く見られておりますし、また核家族化や高齢化の進展によりまして、今後も空き家が増加することが懸念されております。この空き家の中でも適切な管理が行われていない空き家が今、議員おっしゃられましたように、近隣の心配ごとになっておると、特に防災、衛生、景観等、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす恐れがありますので、喫緊の課題として認識しております。この空き家の実態を調査するためには、まんのう町が予算を組んだように、便途及び予算等もかかってくるものと認識しております。今回の特別措置法が施行しましたことに伴いまして、27年度より空き家対策計画の策定等に必要な空き家住宅等の実態把握に要する費用が補助されるように、国から成っておりますので、今後、この補助要綱による調査内容、また他市町の事例を検討しながら取り組んでいきたいと考えております。これまで、何で取り組まなかったのかというその背景には、以前の一般質問でもございましたが、仮にそういった空き家に対しまして、強制代執行というようなことも視野に入れて行う場合、その費用の回収をどうするのかという大きな問題が立ちはだかっておりました。今回の特措法によりまして、一定の国、県、または地元自治体の役割といいますか、負担区分ができておりますので、こういったことを勘案して、やはり条例の制定をするのであれば、この特措法に当たらない部分で本町の課題が何かということを検討した上でつくるべきだろうというふうに考えておりますので、この点に関しましては、引き続き、議員のご指導等賜ればと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。   (「はい」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  そういったことで、早急にそういった町の空き家条例に取り組んでいただきたいと思います。  それから、次に、皆さんもご存じだと思いますが、町中が本当に更地、花崗土を入れて本当に更地、本当に寂しくなるようなくらい更地になっておりますが、これに対して町の対策は、どのようにとられておりますか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  結論から言いますと、更地とはいえどもそれは民間の土地でございます。これに対して町が直接介入して何かをつくるとか、そこを買収するとかいうような計画は今のところございません。ただし、空き家があるということは非常に町並みを形成する上では少し寂しい景観等にもなろうかと思っておりますので、今後は昨年開催いたしました門前町サミットを契機として、景観整備等に取り組んでいきたいと考えております。今後の計画といたしましては、良好な景観は地域の活性化に資するとまた、地方公共団体事業所及び住民により一体的な取り組みをする必要があろうというような景観法の基本理念を遵守しながら、今年度4月には本町が景観行政団体としての登録を行い、それに移行しておりますので、今年度の取り組みといたしましては、まず、琴平町の景観というものに対する基礎調査を始めたいということで、香川大学工学部に委託して、実態調査を行うとともに、本町と町内事業者、住民の皆様によります景観まちづくり協議会を、これは仮称でございますけども、これを設置しながら協議を開始したいと考えております。ただ、この景観整備につきましては、大きな主体というのは本町が観光立町であるということから、観光の目抜き通りのたたずまい、それをどうするかということが主眼だろうかと思っております。町内に点在します空き地対策、更地問題ということに関しましては、その主たる目的の中心からは若干外れる周りの問題かというふうに認識しておりますので、この点については、その地権者等との意見も十分に尊重しながら、まずは民間地でございますので、民間の取り組みを促進するようにお願いをしていきたいというふうに考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長、今、更地問題でございますけれども、これは民間の土地で、町が云々ということですけども、やはり、先ほども町並み景観条例をつくられるとか、云々という話がありました。こういう更地があって、町並み景観条例をつくるっていうことで、ちょっと私、相反する、矛盾してると思うんですよ。どっちが先かだと思うんです。やはり、そういった今、更地になってるところが、特に旧町内の場合、そのお持ちになってる方が特定されてるんですよ。そういう方にそういった状況を、町の状況はこういうことやっていくんで、何とかそういうふうに協力してもらえんかとかいうそういうお話はされてないんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  議員ご指摘しておりますその更地の所有者につきましては、大きな土地を町内で各地持っておるところだろうと思っております。もちろんその活用につきましては、あくまで地権者の意向というものが大事になりますので、もちろん会話の中でそういうのが増えてきてますねという程度はお話はできると思いますけども、その活用法に関しては、その持ち主さんの意向というものを尊重すべきだと考えております。また、それ以外の更地等も出ておりますので、そういったとこに関しましては、本町として極力家を建ててもらいたいとそういうことから、家を建てた場合の固定資産税の減免制度等制定しておりますので、これらで少しでも家を建てるきっかけづくり、動機づくりにつなげればというふうに我々の中では考えとるところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  時間が迫っておりますので、取りまとめてください。  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今の更地なんですけども、町長、放っておくと、琴平町更地ばっかりになってしまうで。今言いよる景観条例とか、何とか云々じゃなくて、琴平の駅から琴平小学校のとこあの目抜き通り、もう今10年したら更地になるで、その下持っとんが全部そうやから。本当。それで、はやもう何軒か今、営業してないというようなとこあるじゃないですか。あれも近々潰すよ。それをやっぱり早目に手打たなんだらだめや、あそこの駅から琴小のメーンの通り、更地ばっかりになってしまう。本当にそんな悠長なこと言ってるんじゃなくて、やはりそのあたりは町としてお願いせないかん。やっぱり町並みを残していきたいとか、そういう条例つくるよりか私そっちが先やと思うわ。何かちょっと先になるものが間違ってるような感じする。それも、同時並行でいい。町長ね、駅前からあっちの下そこ誰が持っとるか調べてみて、あそこ今に全部更地になってしまう。それは、頭の中に入れといいてください。もういいです答弁は。終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で10番、山神 猛君の質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開を13時45分とします。      休憩 午後 1時35分      再開 午後 1時46分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○事務局長(川添 龍也君)  失礼いたします。議長が退席しておりますので、ただいまより副議長により進行をお願いいたします。 ○副議長(渡辺 信枝君)  再開いたします。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長、9番、眞鍋」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは通告順に従って、一般質問します。  1、琴平町の行政財産の目的外使用について。  2、琴平町情報公開条例の運用について。  3、琴平町の附属機関について。  4、こんぴら歌舞伎について。  5、県議選の投票の1票の誤差について。  6、学校の統廃合について。  7、花壇の下の崖が危ない。  8、道路の舗装について。  9、こんぴーくんの宣伝をもっと。以上。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  1、琴平町の行政財産の目的外使用について、1、今年3月議会の答弁では、行政財産の目的外使用に当たるジュース等の自動販売機の設置について、町長は使用許可はしていないと答弁をしていますが、条例違反の行為をなぜ続けたのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君の質問に対する町長の答弁を求めます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  それでは、眞鍋議員のご質問にお答えしたいと思います。その前に、この大きな1番の琴平町の行政財産の目的外使用許可につきまして、大変質問内容が細かいところに入っております。また、前問答のような質問等もあろうかと思っておりますので、端的に答弁だけを行いたいと思っておりますが、1つお願いがあります。毎回眞鍋議員からこういった質問をいただいとんですが、我々としては、行政の運営を行うに当たりまして、よりよい制度、よりよい条例、そして運用に努めておる次第でございますが、さまざまな解釈のありようがあろうかと思っております。その中で、さきの臨時議会でもお願いいたしました琴平町附属機関の設置条例のように、よりその条例の意味を明確化するために随時改善を行っております。そういった点でご理解いただけますとともに、ご指導等を通常の業務の中においても指導、ご指摘いただければ、よりよい行政運営体になろうかと思っておりますので、その点をお願い申し上げまして答弁をさせてもらおうと思っております。  まず1点目、今年の3月議会の中で眞鍋議員から行政財産の目的外使用に当たるジュース等の自動販売機の設置についてというご質問をいただいておりますが、これまでは地方自治法第238条の4第2項第4号の規定によりまして庁舎等の余裕部分に関して貸し付けをして設置をしているということでございますので、条例の違反行為というような解釈をしていないことを申し述べておきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長は、おっしゃいました地方自治法238条の4の2の4号ですが、これは確かにここに当該余裕がある部分を貸し付けいうふうにこれは、今言うた、うとてます。  それでは、貸し付けしたいうとこは、どこですか。  私が思ってるのは、町長は、条例に基づく使用許可はこれまでいたしておりません言うて、その後なんですよ問題は。今後は4月1日施行の行政財産の使用料徴収条例を適応し、適正に運用していく所存でございます言うて、これなっとんですよ。これは、いいとして、適当に行政処分して使用料を取る場合、許可じゃわな、使用許可いうんか、行政処分して、ちゃんと使用許可とれるようにしとるかしてないか。貸し付けのこの分言いましたけど、そこ聞きたいんですよ。それは次の質問にも関係するからはっきり言って。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長、答弁。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今年4月1日から新たに設けた条例等におきましては、新たに設置するものについてということで行っておりますが、従前から設置したものにつきましては、今申し上げましたように、貸し付けということで行っておる次第でございます。
      (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、このジュース等の自動販売機の設置に関して、結局条例に基づく使用料を徴収しなかったわけですが、この損害は誰が負担するのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、申し上げますように、これは貸し付け契約を行っておりまして、貸し付け書に基づいて設置したものでございます。したがいまして、これまでは設置に関して損害が出ていないというふうな解釈でおります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  使用許可をしてない言うとんですよ。私は、行政の財産やから、使用許可をしない以上は金は取れない。それを取っとんやったらそれ違反やらか、そういう意味でこの分の取れないの取っとることはできんと思いますので、それで、ですから損害なるでしょ。条例による使用許可してないんで、4月1日から云々して、4月1日からちゃんと行政処分の使用許可の分ちゃんとしてますか、4月1日からは、できとんやったらあるんやったらその文言ってください文書を。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  使用料に関します条例がこれまではできておりませんでした。新たに4月からそういった条例を定めておりますので、今後設置するものについては適正に徴収をすることになっております。これまでにつきましては、貸し付け契約による貸し付けということでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  契約による貸し付け、そしたら契約書見せてください。今すぐ。貸し付けの契約書あるんやったら見せてください。おかしいんや行政処分の、矛盾しとるとこあるから。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今すぐと申しましても、今それが手元に議場の中にはございませんので、後ほど課のほうに来ていただければご説明できると思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長、今、あるいいましたけど、あるんですねそれは。  議長、何でこんなことまでこだわるか言うたら、ぴしっとしてないから言いよんや。総務課長にコピーして持ってこさせてください。今、あんた契約しとる言うたんやから。貸し付け契約の。なかったら怒ったる責任問題じゃ。コピー言わんと現物でもええが。 ○副議長(渡辺 信枝君)  それでは一般質問の途中ですが、暫時休憩します。      休憩 午後 1時55分      再開 午後 2時02分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○副議長(渡辺 信枝君)  以降、資料の提出があればまた後ほどいうことでお願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今のはわかりました。  次、3、このジュース等の自動販売機の設置に関して、必要な許可申請もさせずに違法な状態で事実上の許可をした責任はどのようにとるつもりですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この場合によりますと、先ほど来説明をしておりますように、今年の4月より以前に関しましては、使用申請ではなく貸し付け契約となっており、その契約に基づいた設置でございますので、違法な状態ではないというふうに解釈をしております。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  端的に一言聞くと、行政処分はちゃんとあれしたんですね。行政で貸し付けちゃんとしとる今の分で今年4月から後の分も全部、それだけ言ってください。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  4月以降については、また新たな設置というのがございませんので。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今年3月議会の答弁では、このジュース等の自動販売機の設置に関して、今後4月以降は行政財産の使用料徴収条例及び公有財産管理規則等に基づき、適正に対処していくと述べてますが、適法に使用許可をしたのですが。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、この質問を読んでおりますと、眞鍋議員先ほど来の質問の答えが全てここにあるかと思っております。現在設置しております自動販売機に関しましては、これまで申し上げましたように、貸し付け契約により行っております。  契約、更新時期に合わせて適切な対応をしてまいりたいと考えております。ただし、有事の場合に被災者等に飲料水を無償提供していただける災害協定を締結しております自動販売機もありますので、これらに関しましては、計画的に適切な対応をしていく所存でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、適切な対応いうのは、お金やその辺はどうするつもりですか。無償の分もあるし、無償じゃないのもあると思うから。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これら災害等、人道的な観点からの販売機に関しましては、使用料を徴収しないということもあろうかと思っております。これは、今後の設置業者との話し合いの中で決定していくべきものと考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5、今年3月議会の答弁では、ジュース等の自動販売機の設置に関する答弁の中で、行政財産の貸し付けにつきましては、契約によってできるとなっておりますのでと答弁をしておりますが、その法的根拠はなんですか。  地方自治法238条の4第7項では、行政財産はその用途または目的を妨げない限度において、その使用を許可することはできると規定していますが、町長の考えでは、行政財産の目的外使用の許可は必要がないということになりませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これも、先ほど来の答弁と同じでございますけども、地方自治法の第238条の4第2項第4号による貸し付けを行っておりましたので、そのような解釈をしております。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、今年3月の議会の答弁では、琴平町行政財産の使用料徴収条例に規定する土地の使用料額と琴平町法定外公共物管理条例に規定する土地の使用料額とが矛盾するのではないかとの質問に対して、矛盾していないと答弁をしていますが、その理由として双方の条例の規定する範囲が異なるとしています。しかし、改正条例の法定外公共物という用語は、単に旧条例の公共用財産を言いかえただけではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。
    ○町長(小野 正人君)  まず、公有財産には公共の用に供するための行政財産と売り払い等ができる普通財産とに区分ができております。また、行政財産には庁舎、学校、公園などとそのほかの法令等に特別の定めのない里道水路というものがございます。  議員ご指摘の行政財産の使用料徴収条例は、庁舎や学校などの使用に関し規定したもので、第2条第3項において、他の条例に規定する使用目的と同一のときは当概条例に定める額としておりまして、琴平町法定外公共物管理条例は里道水路の法定外公共物の規定を定めるものでございますので、矛盾はしてないという解釈でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  7、昨年12月議会に提出された琴平町公共用財産管理条例の改正条例では、公共用財産の用語を法的外公共物と変更しましたが、旧条例の公共用財産の定義も改正条例の法的外公共物の定義も変更されていません。両方の条例の規定する行政財産の範囲に変更はないのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほども申し上げましてけども、公共用財産には学校や公民館などと、他の法令等に特別の定めのない里道、水路などがあると。これらを明確化したものでございまして、変更したものではございません。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今年3月議会の答弁では、法定外公共物の定義において、道路法、河川法、その他の法令の特別の定めがないものとしていますが、その他の法令には地方自治法も含まれていると答弁しています。旧国有財産であった農道や水路も国から譲与された後は、自治体の行政財産として地方自治法が適用されますから、法定外公共物には該当しないのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  地方自治法では、地方公共団体の組織及び運営に関する事項の大綱を定めたものであります。その中では、行政財産を広く一般的な原則として定めたもので、道路法は河川法のように管理等を定めたものではありません。そのため、国有財産であった農道や水路を国から国有財産譲与対象財産通知を受けたときに、国が使用しておりました法定外公共物という名称を使用したものでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  古い話で昔の話では、今言いよった農道やあぜ道ああなのは、国があれしよって、河川法はいろいろなかったから、国のほうがしていたんですよ。しかし、現在は、ちゃんと法律ができとんで、今言いましたように、地方自治法によってされるんで、法定外公共物やいう用語辞典持ってるけど入ってない。これ以前副町長に言うたけど、入ってないじゃないですか。こういうような法定外公共物間違った用語使ってはだめ。それ言うとんじゃ、古い古い話でやったらあるんですよ。しかし今はもう新しくなって、国が溝や農道やその辺は、町にくれとんや、譲与されとるんですよ。譲与を、くれとんやからそのくれとるんは地方自治法が適用されるんですよ。私が言ってるんわからないかな。ですから、法定外公共物、何でも丸亀のまねしたらいかんで。法定外公共物意味一緒なんですよ。今までどおりのはちゃんとした根拠があるんや。法定外公共物は、法律用語、私が持ってる用語辞典の分には入ってないんや、私が何ぼ見ても、ですからこれ言ってるんですよ。昔のことは今、持ち出して、条例改正したらだめよこれは。答弁要りますよ。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほども申し上げましたように、国から国有財産譲与対象財産通知を受けたということで、国が以前使用しておりました法定外公共物という名称を使用させていただいておるということでご理解いただければなと。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今日はこれで、何ぼ言うても平行線たどるからやめます。  9、琴平町の所有する法定外公共物と称するものを具体的に10例ほど挙げてください。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  現在の琴平町にある法定外公共物は、農道、里道、排水路、農業用水路、出水、ため池とそれらに付随する堤塘や土手でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  10、旧国有財産であった農道や水路も国から譲与された後は、自治体の行政財産として地方自治法が適用されますから、改正条例にいう法定外公共物も地方自治法に規定する行政財産に該当するのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  地方自治法の第9章第9節第1款に行政財産の取り扱い等に関して規定がございます。行政財産に該当しますが、庁舎、学校、また公民館等と区別するために法定外公共物としております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長、今、あなたが言ったことは矛盾してます。それだけ指摘して次のところ行きます。  2、琴平町情報公開条例の運用について、1、今年3月の答弁では、土地開発公社の情報公開制度はできていないと答弁していますが、昨年12月議会での答弁では、出資法人について、独自の公開制度を設けて対応しておりますと答弁をしております。どちらが本当なのですか。もし仮にできていないと仮定すると、公開条例によって制定される必要があるのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この土地開発公社に関しましては、議会報告を行っております。また、行政文書となっておりますので、情報公開請求ができた場合でも町が行政文書として公開することができるということから、対応をしているというようなことでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長、今、あなたが言ってることは根本的に間違ってる。この分の今年の一番新しい分で、琴平町のここに出資法人で2つ上げてますけど、ここに土地開発公社入ってるんです。そして、この情報公開条例の出資法人のとこには、こう書いています。  この条例の趣旨にのっとり、その保有する情報の公開に関し、必要な措置を講ずるように努めなければならないとなってます。  ですから、小野町長、土地開発は抜粋にも入ってますけど、一応これこの例規集いうたらみんなの給料から全部定めとるんやから、これにのっとってしてくれたらええだけなんや。今回、言いよることわかると思うけど、今からでもつくってくださいよ、これ法律やから。簡単なことできるはずや。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員の意見をお聞きいたしまして、今現在の情報公開につきましては、このように既に公の文書となっておるものについては、行政文書として町の公開条例にのっとって公開できるとなっておりますが、眞鍋議員の意見もお聞きになった上で、検討していきたいと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  次、行きます。2、今年3月の答弁では、社会福祉協議会については厚生労働省からの通知もあることですが、情報公開条例によって、琴平町として情報の公開が推進されるよう必要な措置を講ずるとされていますが、具体的にどのような措置を講じているのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この琴平町社会福祉協議会につきましては、福祉ことひらや、社会福祉協議会の独自でホームページを設けて、その中で収支報告、または事業報告など、独自の情報公開を行っておりますので、先ほどの開発公社もそうですけども、既にさまざまな状況が公になっているというふうに考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長が言うたんこれはもう根底から間違ってしまってるんですよ。根底から。なぜかといいますと、第34条公開条例、町から補助金、要するに補助団体の場合は、当該補助金等の内容及び使途を明らかにする情報の公開に努めなければならない。実施機関はいろいろそこは私もこう書いてるんですよ。これ一番新しい分やからな。ここへ情報の公開が推進されるよう必要な措置を講ずる。ここに書いとるとおりなんです。その前に、もう読まんでもわかるでしょ今、読んだから。絶対にせないかんって書いとんや。補助団体は。何ちゃしとらへん。今すぐしてください。そして、公開制度を設けた場合は、独自の公開請求のさっきの土地開発公社もそうですけれど、独自の用紙が要るんでな。これ小野町長、何で私、情報公開にこだわるかいうたら、以前源泉徴収票もいろいろあったでしょ。米田不動産の分でいろいろあったでしょう。あれだって全部情報公開から出てるんです全て。ですから間違ってしもとるんです。捉え方町は。今すぐね、私が議員として形式で言うたらいけませんけどね、それでいいんですよ形式で。それでないとこれになっとるようにしたらええだけなんですよ。のっとってるようになってないじゃない町長の答弁やったら今の。何考えとん。お願いしますこれは。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員の意見としてお聞きしておきます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ね、お聞きしとんじゃないんや、何ちゃむちゃ言いよらへんのですよ前から。国で法律やからな、ほんならみんな給料やらんこれやったら。これにのっとってせんのやったら、それになるやないのこれ給料から、朝何時に来てから全部ここに入っとるやろ。これまあ1、2で1の分だけやけど、これにのっとってしてくれたらええだけのこと、小野町長は考えときます言うんや。考える理由ないやないこういうなん。あんた僕が言うたん見てみな、石橋後ろでおるけん。何条言うた、何ページや、このページやここの。311ページ。このとおりにのっとってしてくれたらええんや。みんな取り巻きもようけおってこれがわからんのか。もういいかげんに。考えときますじゃいかんでなこれ。何言うとん。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)
     多分、眞鍋議員がおっしゃりたいことは、きちんとそれぞれの団体にあっても情報公開の制度をつくっとけということですよね。一番その情報公開の趣旨の最も重要なことは、その情報がいかにして公開されるかということでございますので、公開に関しては既に公開する手段を講じておるということでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  違う、講じとるでない。ほな公開、講じとるんやったら用紙持ってきときや、公開用紙が別々に全部あるやない。社協行ってもろてきてくれ。公開条例できてるそんなん言うんやったら。用紙を。このとおりせい言うのがわからんのかみんな。いいかげんにしてくれ。前も言うとんや。  委員長ね、私、次行きます。話にならん。  3、今年の3月議会の答弁でも、ファックスによる公開請求は、琴平町の要綱によって認めていないと答弁をしていますが、要綱によって住民の情報公開請求権の行使を制限することができるとする法的根拠は何ですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この質問に関しましても、毎回答弁しておるとおりでございまして、現在、総務課にありますファックスというものは、コピーや印刷等ほかの業務のために使用することが多い、むしろそれらの業務を主としたものでございます。ファックスで送られてきました情報公開文書を紛失、もしくはほかの書類に紛れて行方不明になるという可能性が排除できません。そういったことから文書での提出をお願いしているところでございます。要綱に規定しておるファクシミリまたは電子メールによる公開請求については、誤送信の危険があることから、また、到達の確認手段が確立していないこと等から当分の間は認めないということで規定しておりますので、決してこの要綱で制限したものではございません。より公開請求を確実にするために、現在の体制ではファックスは受け付けないということでご理解ください。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4、ファックスによる情報公開請求について、町長は、公開請求書の受け付けを行うことはできずとしていますが、行政手続条例によってたとえ申請が不適合であったとしても、町役場に到達した時点で申請の効力が生じるのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  質問の中の、申請が不適合であったというものがどういうものかちょっとわかりませんけども、先ほどもお答えしましたように、ファックスによります受け付けを行った場合には、コピーまた印刷業、ほかの業務に使用することが多いということから、ファックスで送られてきた情報公開文書を適切に管理、また処理するということが非常に難しい可能性があるということから、文書到達の確認が十分にできていないために文書での提出を現在お願いしているところでございます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長ね、私、公開請求ファックスでするわね、その次電話したら確認できるじゃないですか。電話でしたら。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  そのために一度お役場に来ていただいて正式に出していただくということが正しいかなと思います。1つ憂慮するのは、例えば眞鍋さんが情報公開申請をしたという書類が届きます。眞鍋さんの名前で眞鍋という判を押しておった場合に、本当にそれが眞鍋さんかどうかの確認もできませんし、何よりも、その書類が確実に我々の手元に届くという今、手段が確立されていないということが重要かと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私はファックス送りますよね、ついとるかついてないか、私、この眞鍋が役場へ電話入れるんですよ。そしたらわかるじゃないですか、眞鍋が電話入れるわけです。確認できるじゃないですかそれで。小野町長確認できんできん言うけど。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  確認できるできないというよりも、そのファックス自体が正確に届くかどうかというところに問題があろうかと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5、琴平町情報公開条例6条1項では、公開請求の方式について公開請求者の住所、氏名、その他の公開条例に規定する事項を記載した書面と実施機関に提出することとしており、書面の提出方法について何らの制限を加えていません。公開条例では持参や郵送によるほかファックスによる書面の提出を禁止していませんが、なぜ禁止していると解釈ができるのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これもこれまでの答弁と同じですが、そのファックスが送られてきたというその到達の手段確認が確立していないということから、当分は認めないというものでございます。  私はこの質問に関しましては、やはりこの請求する方、請求する方がその請求内容を確実にお伝えいただくと、またその書面が正確に届いているということに何よりも重きを置くべきものだと考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これ議論する、次に回しますよ、ただ、高松市や香川県、裁判所それらは全部ファックス認められてますから。次、   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  はい、町長。  町長の答弁。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、琴平町の要綱には、ファックスによる公開請求を当分の間は認めない ○副議長(渡辺 信枝君)  眞鍋さん。ちょっと町長の答弁があるんです。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ああ、ほんま。 ○町長(小野 正人君)  今、くしくも高松県等々の例を申し上げていただきましたけども、それらは専門の部署があって、専門のファックス機というものが置いております。人と機材また環境というものが十分整っておる状況での対応だと思います。本町におきましては、残念ながらそこまで人員を割く余裕がございませんので、ファックスでの受け付けは現在のところできていないということでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、琴平町の要綱には、ファックスによる公開請求を当分の間は認めないとしていますから、ファックスによる公開請求は可能であることを前提としています。ファックスによる公開請求の禁止は、公開条例の制定の目的に反するのではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これも先ほどの答弁と同じなんですけども、高松や県のほうでそういう対応をしておるということでございますが、本町におきましては、残念ながらそれらファックスに送られてきました書類の到達の確認手段が確立されていないということでございますので、当分の間は認められないというものであって、目的に反するものではないと解釈しております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  さっきから聞いてたら、当分の間、当分の間ばかり言いよるけど、当分の間っていつですかそれ。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  高松市や県並みにそういう部署を専門の部署をつくり、専門の人員を配置することが可能であればそのときは対応も可能かと思います。しかし、やはり私は請求する方がもちろん役場に来れないそういった心身的な問題であるとか、そういうのを抱えておれば別ですけども、今、現在、この情報公開の適応に当たっては、役場にこられる方が多いのではないのかなというふうに推測しておりますので、その意図を正確に伝えていただくためにも、直接お越しいただく方法がファックスでのご送信等による混乱を回避できると考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  7、今年3月議会の答弁では、意味がわかりませんが、コナミら指定管理者の制定した情報公開規程4条では、琴平町へ公開請求があったときはとしていますが、公開請求先の誤りを指定管理者に通知したのですか。ことひらいこいの郷パートナーズの指定管理者に対する公開請求書の用紙はできているのですか。また、これ6月9日の火曜日、公共施設特別委員会あったんですけど、そこで、ある議員の質問に対して執行部は、情報公開は琴平町に対して情報公開した場合、指定管理者はそれに対して協力をする。指定管理者に対し直接情報を公開を請求した場合は、指定管理者が対応するとこれ言うとんですよ。執行部のほうで。  しかし、それなら、その用紙できてますか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この指定管理者の情報公開規程第4条に今、おっしゃられたように、公開請求が琴平町にあった場合に、指定管理者が該当する施設文書について、特定する業務などで協力する旨を記載しております。さきの委員会の中でも我々が指定管理者を募集した時点から琴平町の情報公開条例にのっとり、当然協力してもらえるものだと思っております。  それに関して、そのさきの委員会でも直接請求していただけるものだというふうな答弁をしております。ただ、その点に関して、先般、パートナーズとの間で、定例会をもったときに、再度その確認をしたところ、パートナーズ側としては、残念ながら直接請求には今のところ応じられないというような話をいただきました。しかしこれは、我々が指定管理者を応募する上での最低条件が町の情報公開にのっとり対応してもらいたいという思いがあったことから、これに関しましては、我々も強くパートナーズ側に対して協議の中で引き続き要望していきたいと思っております。したがいまして、現時点で請求用紙があるかということに対しましては、パートナーズ側としては今現在、用意はしていないということでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  根本的に違ってます。ちょっと読みます。
     出資法人及び指定管理者の情報公開、111ページ開けてといて、この条例の趣旨にのっとりその保有する情報の公開に関し必要な措置を講ずるように努めなければならない。その下に指定管理者は、当該指定管理者の保有するものの公開に関し必要な措置を講ずるように努めなければならない。となっとるんですよ。おかしいでしょ今、言うたん。ねばならないと来とんや。その後に細かく実施機関、いろいろ書いてますけどね。絶対にせい言うとんのに何でしてない。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  私たちのこの情報公開に努めなければならないということでございますので、努めてもらいたい。また努めなければならないということを引き続き強く要望するつもりでございます。なお、この情報公開条例につきましては、昨年の募集より後に指定管理者の項を確か設けたのではないのかなと思っておりますが、やはり情報公開の重要性を考えた場合に、適切に対応してもらうように根気強くこれからも交渉をしてまいる所存でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  もう今の、ことひらいこいの郷パートナーズいうんですか、おかしいでなこれ。そして、町も言わないかんそれに、用紙もさっきからいろいろ言うたけど、別のちゃんと用紙がいるんでな。わかっとんな。  次行きます。  8、今年3月末までに清算結了の登記も完了したスポーツ財団の会計書類は、公開請求に対応できるように全部引き継ぎが終わっていますか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  このスポーツ財団の会計書類の現状についてでございますが、引き継ぎを終わっているという報告を受けております。しかし、これを担当している生涯教育課より内容につきまして、説明をいたさせたいと思っております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  前田主幹。 ○生涯教育課主幹(前田 照幸君)  失礼します。それでは眞鍋議員さんのご質問のスポーツ財団の会計書類が公開請求の対応できるかということでございますが、一般財団法人こんぴらスポーツ財団は、平成26年12月24日に清算結了をしておりまして、平成27年1月6日登記閉鎖されました。登記閉鎖時に、こんぴらスポーツ財団が保有しておりました書類は、全て保管しております。したがいまして、スポーツ財団登記閉鎖時にスポーツ財団が保有していた会計書類は、公開請求に対応できます。以上です。 ○9番(眞鍋 籌男君)  残してるけど専決はしてないね一切合財。全てやね。 ○生涯教育課主幹(前田 照幸君)  あります。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、琴平町の附属機関について、1、平成27年度以降のいこいの郷公園の指定管理者に選定するために、去年の秋に選定委員会を開催しましたが、これは条例上の根拠のある附属機関ではなかったのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まずこの質問の通告書にございました平成27年度以降というふうに書いておりますけども、これは平成26年度以降でございます。  琴平町いこいの郷公園指定管理者選定委員会規程は、地方自治法第244条の2、第3項の規定に基づいて琴平町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条に定める基準に照らし総合的に審査するために本規定を設けたものでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  当該、公の施設の管理を行うことができるのは載ってますね。これに今見たら。  次、行きます。  2、この選定機関の部外委員には、報酬や費用弁償を支払ったのですか。支払った場合は、その支払いの根拠規定はなんですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  琴平町いこいの郷公園指定管理者選定委員会の部外委員におきましては、琴平町いこいの郷公園指定管理者選定委員会規程第8条に従いまして、琴平町報酬及び費用弁償に関する条例により報酬及び費用弁償を支払っております。報酬額につきましては、琴平町報酬及び費用弁償に関する条例別表1に記載があります。常勤以外の非常勤の委員及び職員に該当し、勤務内容に基づき任命権者と町長との協議により定める額となっております。この琴平町いこいの郷公園指定管理者選定委員の報酬については、近隣市であります三豊市の指定管理者選定委員会の報酬を参考に定めたものでございます。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、この選定委員会の設置に関して、今年6月4日の臨時議会に琴平町附属機関設置条例議案として提案されましたが、今になって条例上の附属機関とした理由は何ですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  地方自治法第138条の4第3項の規程によりまして、本町に設置する附属機関としたものでございます。これは委員会審議でも説明しましたように、よりその附属機関の位置づけというものを明確化することが目的でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長、あのとき私、委員会でここ近隣の町はどうしたんです聞いたら、今のとこわかりません言うて、後で調べたらどこってないじゃないですか。うちだけじゃないですか。町でどっかある。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  本町もそうではございますが、この附属機関の設置条例以外にも、個別の条例で設置している審議会等がございます。他の市、町、 ○9番(眞鍋 籌男君)  本当のこと言うたらええんや。 ○町長(小野 正人君)  他の市、町につきましては、個別の条例の中でうたい込んでいるものが多いのではないのかなというふうに推測しております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ね、この忙しいときに、意味わかるな。一遍で17、1つや2つ出してきて、それやったら当たり前なんですよ。一遍で17出してきたやない。どうなっとん一体。おかしいでな。本当に。ほんで近隣の人がやっとんかいうたらうちだけや香川県で。何か、私、あんたの反対討論したけど、今日の課長が答弁さすみたいに議運にかけたでしょ。議会運営委員会朝したじゃないですか。私もおったけど、これほど大事なことを条例制定17も、議運さえかけてないやない。なぜかけなかったか、委員会での答弁では、議運してその後に教育委員会から総務課へ来て、その後手に回ったということ答弁しましたよ。間違いない私書いとるから。何でそれほど先を急ぐ。はい、答弁。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  確かに、臨時議会という中でのお願いでございましたので、急遽のお願いではございました。これは事実でございます。ただ、その中でも眞鍋議員から小野町長が議員時代やったらどうするんや、というご質問いただきましたが、私が議員であれば、どんなときであろうが、任期中であれば町の必要施策としては議会議員としてその職務を全うするということが重要だろうかと思っております。その上で、今回この附属機関の設置条例を制定したことにつきましては、小学校の適正規模、適正配置の委員会もございます。また、今後地方創生に絡む委員会もあります。さらには景観まちづくりに関する設置に関する課題もございますので、もちろん眞鍋議員が言うように、9月や12月やもっと後で出してくれというご意見もあろうかと思いますが、そういった時間的な余裕がなったということでございますので、ご理解をいただけたらと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  時間的な余裕がなかったって何で17も一遍に出してくる。17も一遍に。法律を決めるんでな、ゆっくりせないかんでしょう。先ほど小野町長言ったように、他の市町村においては、1つ、2つ、3つ、そういうふうに出してきて一々決めていく。うち一遍で17来たんやない。有無も言わさんと来たんやない。これが行政か。  次、行きます。  4、こんぴら歌舞伎について、1、今年のこんぴら歌舞伎のチケットの売り上げが84%であったのは、前代未聞と私は思っています。過去の実績からしてこれより悪いときはあったのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  結果的に84%という結果に終わったというようなことは過去にはございません。  先ほどの渡辺議員の答弁にもありましたように、個々において発売当初から苦戦を強いられたということは現実にありましたが、公開前、また公開期間中において、口コミ等により、チケットが売れて最終的には90%等を超えたという公演はございましたが、最終的に84%でとまっていたというような公演は今回が初めてでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、その原因は何だと思っているのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  なぜ、今年の売れ行きが悪かったのかというご質問でございますが、具体的に何が悪かったという理由を限定するのは難しいかと思いますが、あえて申し上げるなら、先ほどの渡辺議員の答弁で述べましたように、全国各地で同時期に歌舞伎公演が行われていたことが大きな要因かと考えております。また、他の公演に比べ、特にこれといった話題提供ができなかった、さらには集客を見込めるような配役を組むことに大変苦戦したというところが最も大きく影響しているものと考えております。さらに、詳しく言いますれば、30年前に始まったこんぴら歌舞伎をきっかけに、全国的な歌舞伎ブームが始まったと松竹の関係者からお聞きしておりますが、全国の芝居小屋でも公演が行われるようになっております。さらには、歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂、名古屋の御園座、京都の南座、大阪松竹座、福岡の博多座などでの定期公演が頻繁に行われるようになりまして、全国何カ所かで同時期に歌舞伎公演が開催されるようになっております。しかし、このことは、歌舞伎が盛んになった反面、歌舞伎ファンが分散することにつながっておりまして、花形役者が勢ぞろいする歌舞伎座公演以外では、集客の面でどこも苦戦を強いられているというふうに聞いております。
     本町におきましては、日本最古の芝居小屋、重要文化財の旧金毘羅大芝居金丸座という付加価値がございましたので、これまで集客に対しましては、ある程度見込みが立ちまして、多くの方が来ておりました。しかし、このような背景の中、それだけでは非常に弱い部分も出始めたのがここ1、2年の傾向だろうと思っております。  そして、中村勘三郎さん、市川団十郎さん、坂東三津五郎さん、といった多くの歌舞伎ファンを魅了されてこられました看板役者が合い次いでお亡くなりになり、松竹としても配役という面でファンを十分に納得させる座組みが難しくなっているということも事実であろうかと思います。例えば、琴平で連日満員だった座組みが東京に戻って公演を行った場合に、空席が目立ったという話も聞いております。今回はそれとは逆でありまして、他ではそこそこ入っておってもやはり公演内容に新鮮味がないとか、そういった理由からによりまして、満席になるというようなことが難しい時代に入ったというふうに認識しております。  そして、もう1つ大きな問題がございまして、今回のように実際にはまだチケットがあるにもかかわらず、ウェブ等でチケットを購入される際に、お客様がこの松竹のウェブでの販売期間が過ぎると同時に、実際は券があるにもかかわらず、パソコンの画面上には完売という表示がなされます。このことによりまして、購入を諦めるというケースがあったというふうに推測します。この点につきましては、松竹側に表示の改善というものを求めて公演期間中途中からではありますけども、改良をしております。それと、よくこれは全国で言われるんですけども、こんぴら歌舞伎はすばらしいイベントですねと。またすばらしい小屋での歌舞伎というのはほかには類のないイベントでありますよねというようなことを言われます。その後にもう一言つけ加えられます。チケットが入らない公演ですよね。プラチナチケットですよねということをお聞きしておりまして、お客様の中で、はなからこんぴら歌舞伎はチケットが手に入らないというようなことを口込み等々で伝わったこともありまして、チケットの入手方法があるにもかかわらず、そういった手段を探していただけないということもございますので、これらに関しましては、今後のPR等で余りチケットがあるあるとも言えませんけども、適切なPR方法に努めなければならないと思います。  長々と申し上げましたけども、やはり売れなかった原因は何かというのは、ファンのニーズに応えられなかったというところが非常に大きいかと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長は今、そっちの言い分ばかりるる述べられましたけど、私は意見は違います。といいますのは、私は、以前やっぱり故玉三郎の映画を断ったりしたことで、例えば今回中村獅童なり香川照之なりそれらを来ていたら、今回のほうに赤字4,000万やないな。そうはなってなかったと思うんですよ。委託半々やって、いろいろする分の手数料やって1割いっきょってそんな考え方、もっと値切って500万、町長交渉の段階で委託料何ぼにしましたいうておかしいわ。1,000円も上げんでええの1,000円も上げたりして、それらのことがあるきん今回これ入らなかったやん。小野町長、あんたね、その言い分ばっかりいいますけど、私の言い分は違いますからね、それだけ言うとくわ。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  従前から眞鍋議員おっしゃっております、今の質問の中で、故坂東玉三郎と言いましたが、玉三郎さんは今の健在でございます。中村勘三郎さんだと思います。これに関しましては、松竹に行きまして、松竹の副社長ともこの話をしております。松竹は断言しております。この件が松竹の公演に対しまして影響を与えることは一切ないというふうにおっしゃってございます。確かに、勘三郎さんの所属事務所の社長が残念に思ったということは事実であります。しかし、松竹が配役等でこれらに影響を及ぼしたというのは眞鍋さんどなたからお聞きになったかわかりませんけども、そういう根拠のない話を言うべきものではないと思っております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  根拠ないことないやないな。ちゃんと金丸座申し込み来たけど本町は断ってるやないの。何てこと言うんたんや今。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  それは、公演委託があったときの経緯でございます。その後、眞鍋議員は、それが影響したと申し上げますが、松竹はそういうことは一切断言しておりません。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのとき委員会で答弁でそういうように、小野町長あなたが言ったのは答弁違いますよ。委員会であのとき断ったことについて、いろいろ意見出たじゃないですか。あんたもおったじゃないですか。今あんたそんなこと言うたらいけませんよ。委員会でそないなったじゃないですか。あんたおったやない。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員、ちょっと頭の中の整理してもらいたいんですけども、その委員会では、確かに勘三郎さんの所属事務所から映画の上演の依頼はありました。しかし、ほかの予定が入っとったので、残念ながらできないということを申し上げました。それはそれで事実です。しかし、その後に、松竹が気を憤慨いたして、琴平公演に有名役者を送ってこなかったというようなことは事実ではございません。それは、松竹で確認しとります。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長ねあなた違うよ、そのときに、いろいろ映画ができなかった理由は、高松でいろいろあった言いましたけどね、私はそうは思わない。なぜかといいますと、もうちょっと琴平町に貢献がある人やからね、もうちょっと気を回してしていたら、こういう事態はなかったと思う。今回の赤字4,000万、今回のことは、どうしてもそれは抜け切らない私から。小野町長ね、あなたその辺ちょっと、4,100万基金があるでしょ4,100万。この前の委員会で言いよったら、その辺でちょっと甘えとんじゃないですか。その基金にようけあるんで。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  決して基金があるから手を抜いとるわけではございませんし、先ほど来の公演に関しましても、ほかの先約がございました。それに関して、日を変えてもらえればできるんだがなというようなことは申し上げたんでございますが、残念ながら、その日しかいかんのだということで、先方からはその後、何の回答もなくできなかったということでございます。したがいまして、我々がそういったことを拒否したのではなくって、できない状況であったということをご理解ください。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、言うたんご理解できませんから。それだけ言うとくわ。  3、チケットを1枚でも多く売るために、主催者である町は、どのような努力をしたのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  例年どおりのPR等もありましたが、今回は当初から苦戦が予想されておりましたため、マスコミ等々に関しまして、かなり細かいセールス、またPRを行っております。詳細につきましては、観光商工課長より説明をいたさせます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  それでは、説明をお願いします。  観光商工課、細川課長、お願いします。 ○観光商工課長(細川 和徳君)  それでは、眞鍋議員の質問にお答えいたします。  まず、チケットの販売等については、高松三越、それからJーオイル、また全日空等、にチケットの購入のほうを依頼いたしました。高松三越については、始まったころ、お得意先がありまして、その当時は三越に依頼していたことがございました。その関係で三越のほうにも依頼したわけでございますが、発売が芳しくなかったということです。  それから、事前のPR等につきましては、ちょっと仕分けして申し上げます。  まず、2月の初旬ですが、金丸座公演のチラシについて、それぞれ1,000部ずつを歌舞伎座新橋演舞場、大阪の松竹座、京都南座のほうに置かしていただきましてPRしております。  また、2月中旬に、広域の観光協議会がございまして、大阪へ誘致宣伝にまいりました。そこで、街頭宣伝においてチラシ約1,000枚等を大阪道頓堀で配っております。また、3月に入りまして、東京の県事務所にお願いいたしまして、東京におられる県人会の方に、1,450人ですが、この方たちにチラシを配布していただくようチラシを送付しております。  それから、次に、テレビ等でございますが、テレビについては、3月の頭にセーラー広告にお願いいたしまして、パネット広告、それからRNC、それからOHK、NHK等で番組のほうが制作ございました。その中でチケットのこともうたっていただいております。また、ラジオについても、RNCとか、FM香川において、チケットのことをお願いしている次第です。そのほか、歌舞伎のホームページ、及び町のホームページにおいて、入場券発売中のお知らせ等を行っております。以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、観光課長がるる述べられましたけど、当たり前でしょそのぐらいは、当たり前のことを述べただけやない。小野町長、あなた券がかなり余っとるんと察知したときに、例えば香川県だけでもいいから、そこの市長や町長に何とかしてくれと言いましたか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  何とかしてくれということは言うておりませんが、お会いするたびにチケットが必要であればぜひとも購入願いたいということのお願いをしております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  お願いしとるだけじゃそんな何とかしとらへんやない。そしたら、これはしてこういうことしてと言いましたか。ようけ余った時点で。執行部、議員なら議員でもいいわ。まずお互いにしてから、各企業、それからいろいろ団体ありますよね方々、そういうとこへ売りに行ったか行かなかったか。どうですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  直接チケットを持って売りに行ったということはございませんが、先ほど課長が申し上げましたように、企業、また県内であります先ほどからの三越、いろんな企業に対しましての販売のお願いはしております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私、これ歌舞伎の分で、NHKやそれとKSBはほぼいたんですよこの前、そういうふうにね、企業に乗り込んでいかないかんわ、これで頑張っとんやから。甘い。私に言わしたら。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  そのNHK、RSK、RNC、OHK等々に関しましても、かなりのPRをさせてもらいました。また今回、30周年を記念した写真展を行っておりましたので、その取材にも来ていただきながら、現在の状況等伝えて、ぜひともニュースの中でこんぴら歌舞伎を伝えていただき、そして、なおかつその中で、チケットの入手方法をお知らせして、まだチケットは買えるというような情報を流してもらいました。特にその中で、NHKさんは、こういった営業に関する紹介というのは一切しないわけでございますが、今回、直接NKHに参りましてお願いし、最終的にNHKの中でもまだチケットの問い合わせに対応できるというような告知をしていただけるようになりましたので、そういった部分では県内の民放等に対しましての働きかけは行っております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、私、今、あなたの観光課長らの話聞きましたけど、血みどろになって努力したという熱意が伝わってこない。  次、行きます。  4、今後、このようなことが起こらないために、どのような対策を講じているのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これに関しましては、先ほどの質問でありましたように、今回の大きな要因の一つが歌舞伎ファンのニーズと合致していなかったというようなこともあろうかと思っております。これに関しては、究極的には松竹に対しまして、琴平への配役、これをさらに充実してもらうこれをお願いするしか方法はないと思っております。しかし、先ほどの答弁でも詳細を言いましたように、現在の松竹の全国的な公演、また、大看板であった役者の皆様方がお亡くなりになったということで、大変松竹側としても配役に苦慮してるのが現状でもあろうかと思っております。しかし、松竹とのその歌舞伎の最中、また歌舞伎が終了後に何度か協議を持ちました。  今回に関しましては、松竹の大谷会長、いわゆる松竹のトップでございます。その方に面談を申し込み、直接お話をして今回の現状、また今後の取り組みについて、十分琴平町側の意向を伝えました。その結果として、大谷会長が東京に帰られまして、すぐに役員会を開いてこんぴら歌舞伎の立て直し、また、松竹として応援できる体制をきちんとつくれというような指示が出たと聞いております。これら、今回の公演で出てまいりました課題や問題点等を協議を行いながら、多くの方に来ていただける内容になることに努めることが我々の責務であろうと思っております。そして、そのための方策といたしましては、これまで配役等が12月ぎりぎりにならなければ決まらないといったようなことではなくって、早い段階で看板役者、いわゆる中心となる役者のご提示をいただき、その役者と演目の概要について、早期に夏が終わって秋が入ったころにはお伝えいただきたいということで松竹側と協議をしております。そして、その配役が出そろった時点で、これまではこんぴら歌舞伎ということで、九十数%の売り上げを誇っておったわけですが、今回の現実というものを直視して、この配役、この内容であったら琴平町としてそろばんをはじいて、チケットの販売率はこれぐらいですよねというような試算をしたいと思います。その上で、松竹側に対してさらなる配役の充実、もしくは委託料の琴平町として出せる限界はここですよというのを明確に提示をしていきたいと考えております。ただ、この後の質問にも関連してくるわけでございますが、この歌舞伎公演先ほど来申し上げておりますが、収支のみを追及する興行なのか、それとも地域を活性化させる観光振興事業なのかという考え方によっても若干対応は変わる部分もございますので、私といたしましては、観光振興事業と捉えておることから、町内の活性化に資する事業になることが最も重要であろうかというふうに考えております。  いずれにいたしましても、この運営経費、松竹の委託料含めた運営経費の見直しというのも重要な事項になろうかと思っております。この中で十分に精査をして、もちろん無駄なことにはお金を費やすことは必要でありませんが、眞鍋議員が先ほど来おっしゃっているようなPR活動、こういったものがこれまでだけの琴平の発表、東京の発表だけでいいのか、また、今おっしゃられたような、宣伝法だけでいいのかということを再度検討しながら、PRにも力を注いでいく必要があろうかと思います。そういうことを考えますれば、やはりこれは観光振興事業であろうというふうな思いであります。これらの問題点を抽出しながら、適切に次回の公演が開催できるようなそういった思いでおりますことを答弁とさせていただきます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)
     今、るる言いましたけど、委託料の交渉よろしくお願いします。  次、5、今回の赤字補填をどうするのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましては、もう収入源というものが基金以外にはございません。先ほど申し上げましたように、決して基金を使うことがあるから何もしなかった、甘く見ていたというものではございません。しかし、現実といたしましては、基金の取り崩しというものを考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  幾らですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これちょっと次の質問とも関連しますけども、今現在、支出について支払い等々進めております。その中できちんとした額が出てまいろうかと思いますが、現在のところは4,000万円ぐらいの取り崩しが必要だろうかと考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  全部の基金が4,100万あって、4,000使うゆうたら全部やないなそれ。工事やいろいろこれから先の分もみんながこれまでにこつこつとためてきたんを、今回、4,000万赤字出して全部使ってしまういうて、ほなこれいつ出すの補正は。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これも先ほど申しましたように、支出の関係がございますので、ある程度額が確定するということで、できれば9月議会で補正をお願いする予定となっております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これだけ赤字出して4,000万も出して、その責任はどうするつもりですか。ここが今回の腰や。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これも、先ほど来申し上げましたように、このこんぴら歌舞伎が収益だけを目的とする単独の興行、単なる歌舞伎興行というふうに捉えますれば、それはあくまで収益を得るための事業でありますので、興行主である琴平町、またその代表である私が責任をとらなければならないというようなことが考えられなくはないと考えております。しかし、このこんぴら歌舞伎が収支だけを存じる事業であったのでしょうか、この歌舞伎公演を行っている本来の理由を考えるべきであって、誰が責任をとるとか、どうなのだというような問題を追及していったのでは、この歌舞伎公演は開催できないというような状況になろうかと思っております。それと、今回入場券が売れなかったことにつきましては、先ほどの答弁でも述べましたように、幾つかの要因があろうと思っております。その仮定において、何か不正があったとか、不手際があったというのではなくって、やはり宣伝活動等充実して、これまでの宣伝以外の方法をとるべきものが今回の反省を生かした教訓であり、責任の処し方であろかというふうに考えております。したがいまして、この歌舞伎公演が当初から観光振興を図ることを目的としたまちおこし事業であったということを再確認しなければならないと考えておりますので、どうかその点に限りましては、よろしくご理解をいただきご協力をいただければと思っております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ちょっと金額が大き過ぎる。小野町長初め、副町長関係しとった人で、何ぼか責任とってもらわな困る。全部言わへんやん、4,000万全部払え言わへん。何ぼかある程度は責任とる覚悟あるないんな。それ聞きよんや。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  責任のとり方のいろんな方法があろうかと思っておりますが、今、申し上げましたように、今後もこんぴら歌舞伎を観光事業として推進していくことが責任のとり方だと思っております。眞鍋さんがおっしゃるように、金銭的な負担ということでありますれば、逆に利益が出たときにその利益をどうするのかという問題も出てまいりますので、その点は行政としてしっかりと取り組んでまいる必要があろうかと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  来年やるんですか。歌舞伎。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これは、観光振興事業、まちづくり事業でございますので、これは非常に重要な琴平町の一大事業でございます。当然これをやめる理由はないと思います。ただ、眞鍋議員がおっしゃるように、収支だけを重要視するというのであれば、これはできなくなる可能性があると思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長ね、あなた眞鍋議員が、眞鍋議員が言うけどね、赤字が大き過ぎるから言ってるんですよ。そこがあんたわかってないやないのまだ全然。  次、行きます。  5、県議選の投票の1票の誤差について。  1、マスコミ等でも取り上げられましたが、今回の県会議員の選挙の投票で1票の誤差が生じました。琴平町にとってはまことに恥ずかしいことが現実に起きたということです。これについて、選挙管理委員会より十分な報告がありません。1票の誤差の経緯とミスが起きたことの原因はどこにあるのですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  答弁、総務課長。  選挙管理委員長が欠席ですので、選挙管理委員長の事務局。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  総務課長お願いします。 ○総務課長(石橋 満君)  それでは、眞鍋議員の質問にお答えさせていただきます。今回の県議選の投票の1票の誤差ということでございます。まことに残念なことではございますが、現実に1票の誤差が生じましたことにつきまして、改めておわび申し上げます。  先般の県議会議員選挙において、一票の誤差となった理由でありますが、第2投票場において、1人の方に2枚の投票用紙を渡したのではなく、1度に大勢の方が投票に来られ、その中で受け付けを済ませずに、投票用紙の交付を行ったのではないかと考えております。以上でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、このような事態が起きとんやから、これ選挙やっても法律のあれやから、法律上どのような対処いうのか、処理いうんかするようになっとんですか。何らかあるはずや。 ○副議長(渡辺 信枝君)  石橋課長。 ○総務課長(石橋 満君)  済みません。今回、1票を多く交付したような格好になっておりますので、これについて選挙管理委員会の方、当日判断をいたしまして、これは有効投票ということでさせていただきました。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それは今、1票有効投票はわかりましたけど、法律上にそういうふうにせよとなってるわけですか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  課長。 ○総務課長(石橋 満君)  これにつきましては、県の選挙管理委員会とも相談をいたしまして、決めさせていただいております。以上です。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、1票の重みを踏みにじったことに対して、住民が選挙への不信を抱くかもしれません。二度とこのようなことが起こらないために、今後の対策はどうなっているのか、その見解を求めます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  総務課長。 ○総務課長(石橋 満君)  失礼いたします。先ほども申しましたように、誤差につきましては、受け付けを済まずに投票用紙の交付を行ったのではないかと考えております。今後の対策といたしましては、受付場所に注意事項等を記載した建て看板等を設置するなどして、有権者が確実に一人ずつ受け付けし、名簿対照、投票用紙交付ができるような配置にしたいと考えております。以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、学校の統廃合について、1、1、2年も前から学校の統廃合についてどうするつもりかとの話は出ています。なぜ、これほどまでに先へ先へと引き延ばしたのですか。まんのう町など、10年も前から吉野と神野を1つにして南小学校を設立したではありませんか。 ○副議長(渡辺 信枝君)  答弁、教育長、お願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(三井 尚君)  眞鍋議員のご質問ですけれど、2つ目の今度の対策について一括してお答えさせていただいてよろしいでしょうか。  まず、最初に、議員のご質問の訂正をさせていただきたいと思います。まんのう町立満濃南小学校が吉野小学校と神野小学校が統合されまして、開校いたしましたのは、昭和56年の4月でございました。したがって、今から34年前の開校ということになりますので、ご訂正させていただきたいと思います。  それで、小学校の統廃合の問題につきましては、これまで答弁させていただきましたように、かつて壊れた経緯もございまして、住民感情等、非常にデリケートな問題でもあります。かといって、現在の児童数の急激な減少、それに伴う小学校での教育活動の状況、教育予算等、その他もろもろの教育行政の根幹をなすべき課題という観点からも、早急に取り組まなければならないものと認識いたしているわけでございます。  教育委員会といたしましては、町長の思いを伺ったり、教育委員会としての見解を踏まえた意見交換も行ったりしてまいりました。町長にはそれを重く受けとめていただくとともに、過去の答申を踏まえつつ、現在の財政状況、小学校の跡地利用、中学校舎の取り扱い、町民各位の思い等々、幅広い観点から小学校の適正規模、適正配置のあるべき構想を熟慮されておられるようでございます。折しも今年の1月15日に香川大学教育学部長を訪問いたしまして、ご指導いただきましたり、また答申を取りまとめていただいたりする指導者としてお願いいたしましたところ、快諾をいただきました。その後、4月6日に町役場のほうにお越しいただきまして、町長の思いをお伝えしたり、学部長としてのご指導をいただいたりいたしました。  そのときに、この問題につきましては、町の一大プロジェクトであるがゆえに、町長の構想や思いを十分に尊重しまして、それが実現されるよう検討委員会に諮問されるべきものであるということと、そのためには事務局は、総務課と教育委員会の双方で対処するべきであるとのご指導がありました。
     それを受けまして、庁舎内で検討委員の人選を含め、今後の進め方など慎重に協議いたしました。その結果、検討委員会は9名の特別委員を含め、26名の方々の検討委員で構成することになりました。第1回の検討委員会を今月25日の木曜日、あさってになりますけれども、午後4時から大会議室で行う運びとなっております。遅くとも年度内に具体的な答申が出されるべく、今後のスケジュールはそのときに決定されるものと思います。以上でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ある程度、具体的に言ってくれたんで、大体わかったんですけど、私が言うのは、小野町長この前、先ほど附属機関で17したよね、一番最後に適正規模のんがあったよね、それをなぜ言わない。三井教育長の答弁で、いろいろ述べられましたけど、その正式な名前がわからないのでちょっと言えないんですけどね、17した分の最後にあった適正、書いてたでしょ。あの分の条例をもとにということが全然入ってないから。ちょっと何かおかしいなと思いますよ。そうでないですか。あれが根本やない。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員がおっしゃることは、今回の小学校の適正規模、適正配置に対する検討委員会を琴平町の附属機関の設置条例に基づいて開催するというようなことが述べられてほしかったいうような思いだと思っております。今、教育長から眞鍋議員の質問がなぜ検討委員会が本来26年度中に立ち上げるというのが1年遅れたのかというその理由の質問でしたので、教育長からはるる説明があったと思っております。  これは、今回のこの検討委員会に関しましては、私が諮問を申し上げるという立場にございます。私の考えといたしましては、従前からも申し上げましてるように、琴平町が少子化に伴いまして、各学校の児童数が減り、いわゆるいい意味での狭小環境、また切磋琢磨して友情を育むといったような環境が非常にとりにくいような状況になっておりますので、琴平町の子どもたちが一堂に会して、さらには先般新聞報道等でもありましたように、小中連携に関しましても、国の方針が変わりまして、これまでの特区申請から、1つの制度として取り組めるようになっております。これらを勘案いたしますと、教育というソフトの面から、小学校の統合、そしてさらには中学校を視野に入れた教育環境の整備というのが琴平町にとっては非常に重要でありますし、他の市、町にさきがけて、こういった新たな取り組みをして琴平町の学力の向上、さらには健全な子どもたちの成長を促すための重要な問題だろうかと思っております。そして、琴平町の子どもが笑顔あふれ、そして元気よく小学校に通ってくれるとそういう環境をつくりたいがために私としては、ぜひとも一定規模の中での小学校の運営というのが必要だろうと考えまして、今回諮問をするわけでございます。  以上、簡単でございますけども、私の付随した答弁になりますけども、させていただきます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  時間が参りましたので、以上で、9番、眞鍋 籌男君の質問を終わります。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ありがとうございました。 ○副議長(渡辺 信枝君)  ただいま一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。  再開を3時35分とさせていただきます。      休憩 午後 3時25分      再開 午後 3時35分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○副議長(渡辺 信枝君)  それでは再開いたします。  休憩前に引き続き、一般質問を行いますが、本日の会議時間を延長いたします。  それでは、次に、7番、今田 勝幸君の一般質問を行います。   (「議長」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田勝幸でございます。最後の質問者であります。今、ここは町会議員の討論の場でありますけれども、しばらく国政の問題についても意見を見解を述べて、一般質問に入りたいと思います。  国会では、平和安全法制整備法と国際平和支援法の大論戦が繰り広げてられています。特に、昨日私は、提出をいたしました請願書の提案理由で、憲法改定手続と国民主権、議会制民主主義を踏みにじるものと指摘をしました。今日は、同じことを言うわけにもまいりませんので、昨日の衆議院の特別委員会で、参考人として呼ばれた発言者がおられます。それは、さきの憲法学者に加えて、昨日は、内閣の憲法解釈の中心を担った元宮崎内閣法制局長官であります。彼は、集団的自衛権が憲法9条のもとで、許されないという見解の積み上げは、四十数年に達し、これを覆す法案を国会に提出するのは法的安定性を政府みずから破壊するものだと述べています。  また、1972年政府見解にある、外国の武力攻撃を日本以外の外国に対する武力攻撃を含むと強弁するのは、黒を白と言いくるめるもの。そして、集団的自衛権の行使容認は、限定的と称するものも含め、従来の政府見解とは相入れない、憲法9条に違反する、速やかに撤回されるべきだと坂田元長官が言いました。そして、中東有事まで出番があるとするなら、到底従来の枠内とはいえないと強い違憲の疑いを示したのであります。戦争法案の審議が進めば進むほど廃案を求める声が広がっています。24日の国会の会期末前に、昨日ですけれども、95日間の史上最長の会期延長を強行しました。  会期というのは、もともと多数党の横暴を抑制し、少数意見を保護するためにあるものと思います。95日という長期の延長は、私は、議会制民主主義のルールこれを乱暴に壊し、また、国政の問題ですけれども、一番大事な、日本の国の根幹・土台、あり方が今、揺れているという思いがいたします。そういうときだけにあえて、私の見解をここで述べさせていただきました。  それでは、町政に戻りまして、質問をしたいと思いますが、以下については、質問席から行いたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  まず、最初の平和安全法制整備法と、国際平和支援についてでありますが、私の見解は先ほど申し上げました。先ほども言いましたけれども、国のあり方が今問われていると思います。そういう意味で、本町にとっても結局、憲法や法律や条例等によって、運営をされているものであります。そういう中で、本町の特徴であります、観光行政とか、あるいは、福祉行政というのは、非常に町民の暮らしや、命や健康と直接的に関係するものであり、そういう意味において、まず、今国は、戦争する国、そういう国に足を踏み出そうとしているわけでありますが、私は、そうあってはならないというふうに思っています。  そこで、平和であってこそ、琴平の観光も福祉も成ると考えますが、町長の認識と見解をお願いします。なお、単純にこの町政問題だけでなく最後に町長の認識という見解をお尋ねしとるのは、もちろんこの2つ法案の問題についても問うているということも含めてお願いしたいと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長の答弁を求めます。町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今田議員から平和安全法制整備法並びに国際平和支援法についての見解、またその前段となるこれら戦争をもし行った場合に、琴平町の観光、また福祉というものがどうなるのかというご質問でございます。私も戦後生まれでございますので、さきの大戦中、琴平町が観光につきましてどのような状況だったかというのは存じ上げておりません。しかし、一般的に言えるのは、平和であってこそ観光も福祉もより反映、より発展するものと考えております。万が一国内での戦闘等があった場合に関して、やはり国民のニーズといたしまして、観光に出かけたり、福祉行政を推進するということは困難な状況が予想されると考えております。その上で、平和安全法制整備法並びに国際平和支援法について、私の見解を述べたいと思っております。  新聞報道、またテレビ等でもございますように、我が国の安全保障政策が大きく変わる可能性があるとともに、我が国の存続、またあり方を左右する大きな問題であると認識しております。そして、今、国会でも議論が戦わせておりますが、この集団的自衛権行使の容認につきましては、その是非が大きく国民により、また政治の立ち位置により分かれる問題だろうというふうに認識しております。  これまでの、個別的自衛権から、大きく踏み出して、他国への攻撃を自国への攻撃とみなし、反撃する権利に関しましては、これまでのこの集団的自衛権については保有はすれど、行使はできないという政府見解であったというふうにお聞きしております。また、この問題が憲法解釈という点におきましても、大きな問題が指摘されており、国の方向性に大きな影響を与えることからやはり十分なる審議と国民的議論が必要であると考えております。  そもそも、行使を容認するのであれば、広く国民の意思を聞くために、憲法改正を問うことが本来とるべき政治の王道であろうかと考えております。この憲法改正に関しましても、それぞれの思いはあろうかと思っております。その議論をする上で、重要な点が2つあろうと認識しております。  1つは、現在の日本を取り巻く国際情勢、安全保障環境が、これまでとは大きく変わりつつあるという点があろうかと思います。北朝鮮による核兵器保有問題、また中国の軍事的台頭による領土、領海の侵犯問題、これらが我が国の安全保障に大きな影を落としております。我が国は、戦後一貫して平和国家を目指し、憲法第9条により戦争の放棄、武力の放棄というものをうたってまいりましたが、周りの環境がそうはさせないというような環境になっている点も無視はできないかと思います。  2つ目の理由といたしまして、冷戦時代の国家間による戦争というものから、国際テロの脅威が大きくなっていることが上げられます。国家間の争いというのであれば、武力以外にも外交チャンネル等駆使して、平和外交を進めることによって、その回避というものにも可能になろうかと思っておりますが、現在の国際テロの時代におきましては、それらの交渉というものは非常に困難をきわめる。むしろ外交チャンネルがないと言う状況の中での模索となろうかと思っております。  これらの2点を十分に勘案した上で、我が国が今後どのような立ち位置にするのかというようなことは、まさしく憲法の根幹にかかわると思いますので、先ほど申し上げましたように、国民的な議論を得た上で憲法改正の手続というものでその是非を問うべきであろうというふうに考えております。  国会等で、参考人で呼ばれた憲法学者の多くの方が、憲法に抵触するというようなご意見も伺っております。それであるがゆえに、国会はもちろんのこと、やはり我々国民一人一人がこの国の状況を踏まえて、その上での平和の追求、また国際的な立場をどうするのかといった覚悟を決める時期に達しているというふうに考えております。  我が国が大きな岐路に立っている現実があることから、繰り返すようでございますけども、やはり慎重かつ十分なる議論を重ねて国民的議論の形成を得ることを私は願っておる次第でございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長の答弁は終わりました。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ただいまの答弁については、ここで論争する必要はないと思いますので、やめておきたいと思いますが、慎重、審議、国民的広い議論ということが重要かと思います。  2番目に入りますが、琴電駅前の不要家電置き場、これは私が勝手にこういうふうに名称つけとんですけども、こういう所があると。これは、観光立町としての景観は損なうので撤去の指導を求めるという項目であります。  琴電を降りますと、目の前に飛び込んでくるのは、この場所です。非常に不快感というか、うわここに観光の町にこんなもんがあるわというのが第一印象で、いい感じはしないというのがぶつぶつと言っているなというように思います。私も家の玄関の前とかにこういうのはごみ屋敷でない限りは置かないというふうに思いますので、これはやっぱりのけていただくということが大事やと思うんです。家電リサイクル法との関係について、お尋ねをしたい。1番の質問はそうなっておると思います。観光の町に似合わないいうのは当然似合わないという答えと思いますので、家電法の関係も含めて、1番の説明なり、見解認識をお伺いしたらと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  議員ご指摘の琴電琴平駅前の無料回収場と表現しますけども、無料回収場につきましては、琴電の駅前という観光客や乗降客を迎える玄関先にあることから、景観上好ましいものではないというふうに私も考えます。撤去できるものなら所有者の理解を得て撤去したいとは考えております。しかし、現時点におきましては、この収集品目の中に家電リサイクル法に規定する特定家庭用機器が含まれるのか、その他の収集品目が一般家庭から排出される廃棄物なのかどうかという点。また、廃棄物処理法、平成25年3月29日に環境省が出しました行政処分の指針について、党の基準に基づいて、これが廃棄物かもしくは有価物であるかの判断を県の廃棄物対策課、また琴平警察署、顧問弁護士などの関係機関との助言、指導を受けて、慎重に検討しているところでございます。しかし、今のところこの当該管理者と連絡がつかないこと、また、その当事者が過去有価物としての流通実績があること、そして、この当該地権者側から撤去依頼が当事者との間で行われていないこと、さらには、当該回収場から異臭、有害物質の流出、被害が出ていないことなどで、一般廃棄物として行政指導まで踏み込めないというのが現実であります。なお、この点につきましては、担当課で今後も引き続き観察を続け、先ほど申し上げました関係機関と連携をしながら、措置等が行えるように、協議研究を重ね、一刻も早く撤去できるよう検討を重ねてまいりたいと思っております。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  2番目の撤去していただきたいについては、答えにも今のに入っとると思いますが、本当にしかし、ふさわしくないものであれば、撤去をしていただきたいというのが思いであります。ところが、あそこを通るみんなが、10人おれば10人の人が思っているところです。方法については、今日、明日の問題にはならないと思いますけれども、本当にそれが撤去できないのかというようにちょっと思うんです。いろいろ考えられますけれども、あの場所についてどういうふうにしたらいいのかなという思いがちょっとあるんですけれども、町民の総意でもってこれは撤去してくださいという要請をするのがいいのか、行政のいわば権力的に強行的に上から押しつけていくのがいいのか、いろいろなやり方、検討したほうが私もちょっといいと思って、いろいろ頭を悩ませてみたけど、なかなかそりゃ率直に言うたらありません。難しい話やなと思います。それも事実やと思います。まして、連絡がつかないと言う状況もありますので、本当に難しいなと思います。しかし、あのままの放置ではやっぱりいけないと思うんです。ですから、撤去については強く求めておきたいと思いますが、とりあえずはそういう状況です。  3番目に移りますが、既にそういう一般質問とか、答弁とか、先に景観まちづくりの会の話とか、景観条例の話、これの策定の審議会等々含めて、今までの話題にもなりました。さきの一般質問でも私は景観まちづくり等については、非常に評価してるんですけれども、景観条例をつくったりするときに、その策定会というんか、その審議検討する会があると思う。率直に言いまして、この議題に上げてほしい。あるいは、町長が諮問をしてほしいと、想定される町並み保存の問題を考えると、しかし、ちょっと外れているのかなという問題もちょっと考えられないことはない。しかし、旧町内のこの網をかける場合に、単なる小松町とか、内町とか、一の柄札の前からあの上、坂の上ずっととか、あるいは通町、神明町あたりだけを指定するのではなく、一つに大きい網をかけておくと、その中が全体の問題としての、美観も含めた景観条例のやつを、あるいは全町的にも網をかけとって、この地域については観光の問題との関係でこういうふうにしますと、これは生活環境も含めたやつの条例ですというふうな別個、網をかけた中で、個別に指定するようなやり方でやってほしいなと、そうするとあそこもかかってくると思うです。もとと言えば、それにひっかかる空き家の壊れとるようなとこも、ひっかけられると、ひっかけられる言葉が悪いですけども、かけられると思いますので、そういう条例をつくってもらいたい。あるいは、諮問をしてぜひ会議にかけて皆さんのご意見を聞いた上で、それをやってほしいという思いがちょっとするんです。そういう内容で、今、提案をしたわけですけども、3番目の答えとして、どういうふうにお考えなのかお伺いしたいと。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、今田議員からは、今後の景観のまちづくりに絡めてこういったごみ問題も議論の訴状に上げてどう対応するかを検討してもらいたいということでございます。その前段といたしまして、先ほど他の議員のとこでも申し上げましたように、本町は、今年の4月1日に景観行政団体への移行を行っております。これによりまして、景観法に基づく景観計画、また景観条例の策定に向けて取り組みが行えるというものでございます。その中においては、当然さまざまな規制というものが必要になる部分もあります。例えば高さ規制、この後出てまいりますが、高さ規制、そして色等によります看板の規制、そして、もう1つが、それら観光目的だけの規制ではなく、そこに生活する方の快適な生活を実現するための規制というものがあろうと思います。これらのうちの生活環境の整備という点からもこのごみ問題に対しては十分に検討課題になろうかとは思っております。ただ、この不用家電置き場と今田議員が指摘されておりますが、これにつきましては、今現在の景観法には残念ながら対象できる条項というのがどうも見当たらないのでございます。また、今後発生する対象行為については、景観法第16条、届け出及び勧告等による届け出制にすることで、行為の規制を行うことは可能になろうというふうに考えておりますが、あくまでこれはそれらが実際に琴平町の条例等での制定というのも前提になろうかと思います。現状にあるものを今すぐ撤去というのは、なかなか法律等に照らし合わせてそれが廃棄物になるのか、先ほど言うたように有価物であるのかというところで判断が分かれるとこであろうかと思っております。  結論から申し上げますと。このような行為を条例制定時にその中に盛り込んで、制限するということは可能だろうというふうに思っておりますので、今後も琴平町の良好な景観形成のために議員が指摘されてる問題につきましては、景観計画、及び景観条例の策定に含めて取り組んでまいる必要があろうというふうに考えております。 ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ぜひ、取り組んでいただいて、先延ばししないでこの問題についても一つ一つ条文化していただきたいと、お願いをしておきたいと思います。できてからの問題であろうと思いますので、よろしく強く求めておきたいと思います。  次に、先ほど町長も高さの問題もちょっと言われました。私は、この過程の中で、もう一つ加えてもらいたいのが、高さの問題であります。この想定しとるのは、共立エステートの先般、テレビも明らかにしておりましたが、委員会の中でも資料をいただきました。また、8年前ですか、共立メンテナンス時代のあれも7階建てでした。私、思いますのは、あの場所に7階建てが建つと内町の点滅の信号から、さあこんぴらさん今から上がろうかいうたときに、どかんと入ってくるのは7階建てという思いがします。これは非常にこんぴらさんと門前町の風情、私は、それと石段のイメージをしたときに、大きな景観を損ねるように思います。できてみなければわからない。あるいは色等によって変わると言われるかもわかりませんが、やっぱり大きな壁ができるのは確かです。ぜひこれも高さの問題についてもこの審議会等に検討課題に上げていただいて、先ほども、高さとか色とかいう話がありましたので、そう思っておりますけれども、確認をしたいと思います。それが、まずは会議に議題に上げてもらえるのかと、そういう考えがあるのかというのを確認をしたいと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほども少し触れておるところでございますけども、景観法の第16条による届け出制とすることで、高さ等につきましては、制限はできるものとは考えております。ただ、これに関しましても、あくまで建築主や所有者の財産権に及ぶ規制となりますので、制限を設けるのであれば、その区域はどこにするのか、またどの程度の高さにするのか、そして、その根拠は何なのかということを慎重に調査、研究した上で決定し、当該区域の住民や、利害関係にある事業所等に対しまして、状況提供を含めた親切丁寧な説明を行いながら理解を得るということが必要になろうかと思っております。景観条例等々で、高さ制限というのは今、言うたように、できないことはないのですが、ただ、その条例が制定する前に関しましては、残念ながら適応はできないということも考えられますので、これらについても十分なる審議をすると。また、表参道からの景観ということで、実際に歩いた動線がどうなるのかということも調査の対象になろうかと思っております。今回のこの共立エステートの点つきましては、表参道よりかは少し引っ込んだ部分から立ち上がるということでございますので、実際の景観というものが表参道を歩く限りにおいては、そう影響するのではないというふうな説明はいただいております。ただ、景観のためのまちづくり審議会等におきましては、今後のこともございますので、それらも含めて実際にどうなのかという点を慎重に議論をしていただけるように、その俎上にのせることはできると思っております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  高さの制限の問題については、確か前の桜の抄、あのときにも、少し話題になりましたね。そう考えると、あの近辺、私は高さ制限は必要だと、今からの問題も考えると、現在あるそういう高層建築の問題についてはもちろんスパッとというわけにはいきませんけども、協議をして、住民の皆さんも関係者も含めて、この町をどうするのだという観点で議論する中で、よりよい方法、高さの制限を含めて例えば2階がいいのか、3階がいいのか、4階がいいのか、10階は構わんのかとかいういろいろな議論を含めてぜひ合意をとった上でつくるべきやと。つくらなければならないというのが私の最終的な考えです。どういう高さになろうともつくるべきというのは、必要なんだと。一度つくればそれは継続していきます。つくらなければこれは一つには、そういった問題もありますけれども、今の観光の宿泊、収容能力との関係とかで、一定の資本の小さいところなんかの問題もそういった面でも考えてあげるべきだと思うんです。そうしないと、結局効率のいいところばっかりになって町外あの場所に、かつては町外資本ばっかりでしたけども、町外資本がいなくなってくる恐れがあると。その町に住んで、一生懸命営々と築いてきた文化とか歴史とかを守ってきた人たちが、排除される。言葉は悪いかもわかりませんが、そういう結果になるのは、私は恐れています。ですから、この条例でそういうところまで視野に入れたやつをじっくりと相談してもらって、協議をして合意点でつくっていくという姿勢、方向で臨んでもらいたいという私の考えですが、その考えにご意見お伺いしたい。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この高さ制限に関しましては、今、お話ありましたように、かつて桜の抄の建築に際して、もともと象頭山の旭社から石段沿いの風景というものが、象の目と鼻になると、これが視界的阻害されるということで確か、位野木峯夫さんを中心に反対運動があったというふうにお聞きしております。これらに関しましても、確かに我々が子どものころ見て育った景色とは異なるものになっております。それ以降も町内には、かなり高層のホテル、建物が建っておりまして、一昔前に比べれば、景観的に町の形態といたしましても、大きく変化を遂げたところでございます。
     この点の高さ制限につきましては、やはり琴平らしさというものも一つ議論の対象になろうかと思っております。それが20メーターがいいのか、25メーターがいいのか、30メーターがいいのか、またその建物が建築するその土台がどの部分なのかというようなこともございます。仮に、少しそこから離れたとこに10階建てを建てたとしても、これは他の方が見る位置によりまして、例えば善通寺方面から見れば全て視界を遮ると、逆に南側から見れば全く影響がないというような条件もありますので、総合的な観点からの議論も必要であります。  ただ、言えることは、この条例等をつくるにつきましても、条例施行前の建物に関しては、下げてくれとか、削れというような権限は持ち合わせないというふうに理解しておりますので、こういった中での協議を進めるに当たっては、やはり議論を進めた上で、これで行くという方向が決まった時点から、制定ということになることをご理解いただければと思っております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  私もそのとおりやと思うんです。できとるやつをその条例によって取り壊すことはなかなか困難があると、それは重々承知です。私は、観光の問題について思うのは、その町に住んでる人が住んで住みやすいなとか、この町はすばらしいなと思えるような町をまずつくること、歴史とか文化が大事にされて、それが永遠と築かれていく中で、そこの観光が極端に言うと、宣伝しなくてもあそこいうたらああいう癒しができるぞという町をつくることやと。そうすると金もうけに走らない町ができると。それで、落ちついた観光の町として長く生きられる。そういう町こそ私は目指したいと思うんです。  そう考えると、この高さの問題もいろんな問題も景観条例というのは、非常に大事な柱なんで、ぜひお願いしたい。  もう1つは、こういう議論が、町内でされているという状況が今から進出する例えば、エステートもそうですけども、それなりの覚悟で来るわけですね。それを全くなしで来てもらえるのと、そういう議論をしている町だという思いで来てくれるのとでは、構えが違うので、町のこととか、地域の皆さんの声とかをよく聞いてくれると思うんですよ。そういう意味で今は言ってると。結果としてできたら守ってもらうと。もちろん町並みの保存条令の先進地でも、何年もかけてつくってきているわけで、結果としてそれが向こう10年、20年、あるいは50年先かもわからないと思います。しかし、そういう町をつくるという意識が私は町をつくっていくんだと思ってます。そういうふうに考えて、長期にわたる決意でぜひ取り組んでもらいたいと。いうふうにお願いをしときたいと思います。これは、多分町長も異論を挟まないと思いますので、これで置きますが、よろしくお願いしたいと。  次に移ります。総合的地域福祉審議会の設立の問題であります。  1番目に、既に要求してきました総合的な地域福祉審議会の設立については、その後の経過、どうなっとんのかな、前に一般質問で取り上げたときは検討、議会答弁で検討というのは余り信用してはならんということですけども、検討という言葉をいただいておるんですけれども、その後検討されたのかどうかだけお尋ねしたい。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この総合的な地域福祉審議会設立という点で、昨年の9月議会におきまして、今田議員からご提案をいただいております。住民の福祉の増進を図るためには、医療、保険、福祉、これらのサービスの充実が必要であるとともに、それらが有機的に連携しながら、施策を進めていくことが効果的だろうと思っております。特に、少子高齢化社会におきましては、これらが顕著に求めておると認識しております。あらゆる課題を地元の医師会や、専門の皆様方、そして地域の福祉の中心的担い手であります社会福祉協議会等の関係機関との連携、さらには協働によりまして、総合的かつ包括的な対応をとるための体制づくりが必要になってくるというふうに考えております。そこで、本町には、平成25年3月に策定しております。琴平町地域福祉計画というものがございまして、その中において、これらについても検討、協議、検討という言葉を使ったらいかんといいますか、協議を進めていく予定として、タイムスケジュールが載っておりますので、これらの中で適切に対応していきたいと考えております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  協議は進めていくということの理解をいたしますが、遅くなればなるほど立ち上げも遅くなりますので、予定でなしに、明確な期日があればよりいいんですけども、いつまでに協議をして、協議を進めていく予定ですから、協議をする、いつから始めるのか、いつごろ終わるのか、結論を出すのかというのはまだ答えはできるんですか。してください。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  今、申し上げましたこの地域福祉計画にのっております協議会といいますか、会でございますけども、確か平成27年から29年に期間において、検討協議するということになっておりますので、この間において協議を進めていく予定にしております。  この福祉に関する各所事業につきましても、本町にはさまざまな策定に係る委員会がございます。当然その中の委員さんという任期がございますけども、これは、計画、策定が終了するまでとなっておりまして、その期間内での審議ということになろうかと思っております。  一つ例を申し上げるんですが、こういった計画というのはもう一つ策定するだけでは意味がないということで、その後の事業実施及び推進が重要だと考えておることから、これは他の福祉課以外でございますけども、平成25年度に策定した健康推進課所管の健康増進計画、これは、従来方式から策定推進委員会として運営できるように変更いたしまして、その後の事業の進捗状況等、実際に検証、検討している会でございます。つい先日もこの推進委員会を開催し、それら計画の検証、またいわゆるPDCAによる見直し等というのも検討しておりますので、こういった先行事例を参考にしながら、議員ご指摘の福祉に関する総合的な審議会についても、このような形態をとればなというふうに考えておるところでございます。 ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。   (「はい」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  29年、まだ2年先やけど、ちょっと遅いなと思います。急ぐということではございません。それより先してくれてもそれは誰も怒りませんので、遅れると怒られるかわからんけど、先するのは誰も怒りませんし、喜ばしいのはやっぱりそれに関係してそのもとで暮らしている町民ですから。ひとつ急いでできるだけ早くということで要望しておきたいと思います。  次の問題ですけども、先ほど町長、若干触れたのもここの問題も関連するのだと思いますが、私も思います。さきの臨時議会、さっきの同僚議員の話にもちょっと出てました6月初めの臨時議会の中で、附属機関の条例化されました。その中に、関係する審議会が幾つか私の思いの中の関係する審議会があります。これは、地域福祉計画とか、障害者福祉計画、高齢者保健福祉計画、及び介護保険の事業計画の策定委員会。これについては、ほかの分については2年とか3年の期間が定められていますが、これらに期間がない、策定するまでというようなことになってます。これでは、さっき町長もちょっと触れられておりましたけれども、つくるだけで後は知らん顔というふうな形になりますので、それでは選ばれた委員の方々にも失礼に当たる。せっかく一生懸命勉強して、一生懸命審議をしてもらってつくっていただいたのを、それで終わりではなしに、最後までどうなってるのかも検証を含めて、そういった委員会が必要だという思いです。それが、琴平町におけるこれは町民の行政参加をする上でのお互いの信頼を深めるし、内容もさらに充実を図り、向上できる方向だと思ってます。ですから、何でもやりっ放しというのはよくないので、しまいもしてもらうというようなことで、こういう表現が悪いかわかりませんけども、そういう思い。町が信頼をして選んだ人の、さらに熱い思いに応えた方策を組織形態をとってもらいたいというのが1つです。  この中にはもう一つありまして、それを3つも4つもでなしに、1つの地域福祉計画みたいな、ここで言う地域福祉計画みたいなやつにまとめて、例えばその中の専門委員会みたいなやつをつくったときに介護保険の策定委員会みたいなのに特別に割り振りをするというようなことにしていただければ、今度は専門だけでなしに、全体の会議の中でもそれができて、お互いに縦横の関係で議論ができると、そうすると私はその会そのものが町民の隅々まで情報とか、悩みとか意見が吸い上げられるんではないかというふうに思うんです。縦でなしに横のつながりも出てきますので、そういうふうな組織形態をぜひとってもらい、その上で今からの問題というのは私は考えていきたいなと、これはここの問題で、今、言いましたような問題で町長の見解なりに、認識なり、決意なりをお伺いしたいと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  1つ前の質問の中で、今の答弁の半分ぐらい答えてしもたかなという思いがございます。まず、先ほど申し上げましたけども、計画策定というのは、法やいろんな定めによって当然町でやるべき問題であろうかと思っておりますが、これをつくりっぱなしでは確かにいけないということから、今回、健康推進課においては、琴平町の健康増進計画の必ず検証を、同じ委員でしてもらおうということで、名称を健康増進計画策定委員会から、策定推進委員会というふうに名称を変えて、引き続き調査、観察、またご意見等を賜るようにしております。  もう1個の質問が、それら、いろんな策定業務をするに当たって、その都度、その都度の委員さんというのではなくって、横の連携がとれる、また情報等がお互い交換できて、より施策を効果的に推進するような委員会形式にしてはどうかというようなご意見だと思っております。今、現実問題、いろんな策定委員会におきましても、町内の医師会であったり、有識者であったりという方、ある程度共通した方が参加をしているという現状もあろうかと思っております。これについては、今日そういうご提案をいただきましたので、ちょっと内部協議を進めながら、それらの有用性等々も検証する時間をいただきたいと思っております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(渡辺 信枝君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  いみじくも町長の言葉の中で、それぞれの会議のメンバーが同じ人が多いという分については、私は頭に入れてないんですよ実は、それから枠を出してもらいたい。できるだけ違う人をそういうふうに入れていく。そうしないと結局偏ってしまったら一緒やないかということ。それが町民参加の本当に町民参加の審議会のあり方、行政としてどういう形で使い勝手のいい委員じゃいけないと。立場とかそういうの含めてですけども、やっぱりそういう面でいろんな幅広くその委員さんを選出をするというようなことも、常に心がけてほしいと。これはなかなかこのごろですから、ひょっとしたらなり手がいないような状況もあるかもわかりません。ですけども、やっぱり小さい町であるだけに、人脈とかそういうなんもよくわかる人、広い意味で幅広く集めて協力をしてもらうと、いうことがやっぱり私は大事なんではないかと。この委員になったらどうのこうのという話ではなしに、同じ専門職的な人たちばっかり集めたりそういうんでなしに、それも必要なんですけども、それ以外の人も加えていただいて、幅の広い審議会をつくって専門的な話もすると、井戸端会議のような話も出るというような会議をぜひ審議会の中でできるようにしてほしいと、ややもすると町から言われた方針といいますか、諮問の内容で、異議ありませんかで何人かが賛成のみたいな話をしたら終わりみたいなんが、私の経験からもあります。それだったら余りしてもしないでもいいんじゃないかと、そういった会議の後、必ずしばらくしてぶつぶつと出てくる話がありますので、そういったぶつぶつの話を吸い上げた会議が本当やっぱり大事なんで、ぜひそういう、これは大変難しい話だと思いますが、ぜひそういう方向の会議のあり方も含めて、審議会、あるいは策定委員会等を私が提起をしたような内容で検討いただいて、お願いをしたらと思います。  私自身は、この福祉の問題というのは、特に子どもの貧困率の問題からも含めて、やっぱり大事な問題だと思いますので、なぜ貧困率かといいますと、給食費の問題とか、いろいろあるんですけども、私自身のやっぱり人生の中で、貧乏というのはやっぱり辛いということです。それが、よく言われる親の所得によって子どもの将来が決まるというのがよく言われます。やっぱりこんな社会というのはよくないというのがやっぱり思いがいたします。昔は、例えば私の友達なんかもよく話を聞くと、大学行くのに町のお金持ちさんが大分融通したいうような話も聞いたことありますが、やっぱりそういう個人的な問題ではなくやっぱり社会でどうするのかと、大学を出て正社員になれずに非正規でおって、その上に就職はしたけれども400万借金継いで卒業したというのが現代の今の社会ですから。そういう人たちはもうそれで終わりかというようなことになりませんので、なぜそこへ飛んだかというと福祉の問題は非常に大事なということを言いたいわけです。特にこの問題で今のいろいろな、さまざまなたくさんのニーズや要求がある中で、一つに行政がその真ん中に座って、町政をして町民に責任を果たしていくとしたら、私は、こういう総合的な地域福祉計画のようなやり方を審議会の設立を望んでおります。早期に実現ができるように努力をしていただきたいというように思います。  これで、時間もちょうど1時間ちょっと前ですから終わりますが、ぜひそういう思いも酌んでいただいて、お願いしたいと思います。  最後に、町長に確認だけしときたいんですけども、今の答弁ではほとんど実は対立というか、対決するところは実はないんです。それは、なぜそうなったのかということでありますが、これは、今の運営の仕方、町政運営の仕方、それと、福祉、あるいはまちづくり等の考え方、細かいところでは意見が違うんです。しかし、肝心なところといいますか、ここは大事だなという思いの中では、この点については、私は別に異論を挟むつもりはない。しかし、遅いか早いかの問題についてはいろいろまた意見が違います。先ほども言いましたように、遅くなれば批判は出てくる。不満は出てくる。早くなれば、評価は高くなるというのは、町民の声はそうなっております。ですから、ぜひこの確認ですけれども、今の答弁を誠実に早期に実現をしていただけるように再度お願いしておきたいと思うんですけども、その決意といいますか、認識、決意をお伺いして終わりたいと思います。 ○副議長(渡辺 信枝君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この最後の委員会等々の内容につきましては、大筋で方向性は同じだと私も認識しております。ただ、議員も指摘されましたように、なかなか委員の選定をするにも非常に人口が少ない中で選定する難しさというのがございます。また、この方にというふうに幅広い方に声をおかけしても、なかなかそれに応じてくれないというような状況もございますので、そこらは根気強く説明をするべきだと思います。でも、根本的なこと最後に一言申し上げますが、町民の福祉、また生活の向上につながることであれば、これは本町として積極的に推進していくべき課題だというふうに認識しておりますことを最後に述べたいと思っております。 ○7番(今田 勝幸君)  終わります。 ○副議長(渡辺 信枝君)  以上で7番、今田 勝幸君の質問を終わります。  以上をもちまして、一般質問を終了いたします。  ここで、10分程度の休憩とし、再開を4時40分といたします。      休憩 午後 4時30分      再開 午後 4時40分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続きまして会議を開きます。  日程第3 議案第5号 平成27年度琴平町一般会計補正予算(第2号) を議題といたします。  本案について、各常任委員長の報告を求めます。  まず、総務産業経済常任委員長、8番、山下 康二君。   (「はい、議長、8番、山下」と呼ぶ) ○総務産業経済常任委員長(山下 康二君)  それでは、議長の命により当委員会に付託されました議案第5号、平成27年度琴平町一般会計補正予算(2号)につきまして、6月22日全委員出席のもと当委員会にかかわるところを審議しました内容について、ご報告申し上げます。  まず、総務課、総務係でございますが、補正額124万4,000円の内訳は、小学校適正規模適正配置等検討委員会の報酬79万2,000円と、会議録反訳料37万8,000円が主なもので、報酬の内訳は、委員26名中、18名で職員は除いております。反訳料につきましては、1時間1万1,450円で3時間を予定しているようでございます。  次に、企画係でございますが、コミュニティ助成事業補助金の説明があり、交付団体はこんぴら太鼓翔に決定とのことでございます。  続いて、町政調査費、4万5,000円につきましては、農業センサス事業費1万8,000円、経済センサス調査費2万7,000円であります。  次に、観光商工課でございますが、歌舞伎30周年記念写真展の負担金50万円でございます。慎重に審議いたしました結果、全員賛成で可とすることに決しました。以上で報告終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  次に、教育厚生常任委員長、6番、籔内 伊佐子君。   (「はい、議長、6番、籔内」と呼ぶ) ○教育厚生常任委員長(籔内 伊佐子君)  それでは、議長の命により、教育厚生常任委員会に付託されておりました議案第5号、平成27年度琴平町一般会計補正予算(第2号)について、6月22日に委員全員が出席のもと委員会を開催致しましたので、その主なものについて、経過及び結果についてご報告を申し上げます。  まず歳入については、款14、国庫支出金120万2,000円。款15、県支出金60万1,000円は、低所得者保険料軽減負担金です。これは今回、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令において、軽減に関する基準が示されたことにより計上するものです。  次に、歳出については、款3民生費、240万5,000円は、介護保険特別会計への繰出金です。款10、教育費、節1、報酬28万6,000円の減額は、小学校適正規模適正配置等検討委員会に関する経費を総務費の一般管理費で計上するためのものです。項2、小学校費、92万3,000円。さらに項3、中学校費、45万4,000円は、それぞれ学校で使用するタブレット台数を増やすために増額するものです。  タブレットについては、当初1クラス半分を導入する予定であったが、学校からの要望があり、1クラス分入れるようにしたとのことであります。台数については、小学校で当初の台数43台から86台に、中学校で21台から42台に増やすとのことであります。委員よりは、タブレットをどのように活用するのかとの質問に、文化庁よりタブレットを使った学習を行うよう指導されており、調べものに使ったり、中学校においては、国語、数学、社会など、教科書として使う方向であるとのことであります。  さらに、パソコンを使った教育方針についての質問が委員よりありました。読み書き算の基礎学力についてはきちんと指導を行っている。情報化社会において、パソコンを使った授業は、社会的に必要になっているとの答弁でありました。  節15、工事請負費、43万2,000円については、金丸座横収蔵庫の瓦の下の板の修理を行うために増額をするものです。  採決の結果、議案第5号は、全員賛成により可とすることに決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。
      (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案を採決いたします。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よってこれより本案の採決を起立により行います。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  議案第5号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  全員起立と認めます。  よって、議案第5号は各委員長の報告のとおり可決されました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第4 議案第6号 平成27年度琴平町介護保険特別会計補正予算(第1号) を議題といたします。  本案に関し、教育厚生常任委員長の報告を求めます。  教育厚生常任委員長、6番、籔内 伊佐子君。   (「はい、議長、6番、籔内」と呼ぶ) ○教育厚生常任委員長(籔内 伊佐子君)  命により報告致します。  教育厚生常任委員会に付託されました議案第6号、平成27年度琴平町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、6月22日に全委員出席のもと委員会を開催いたしましたので、その主な経過及び結果についてご報告を申し上げます。  補正予算は、介護保険の政令等改正により第1号被保険料の第1段階の軽減が行われるため、歳入において介護保険料240万5,000円を繰入金として組み替えを行うものです。  採決の結果、議案第6号は全員賛成により可とすることに決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案を採決いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よってこれより本案の採決を起立により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  議案第6号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  全員起立と認めます。  よって、議案第6号は各委員長の報告のとおり可決されました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第5 請願第1号 日本を「海外で戦争する国」にする「安全法制」関連法案に              反対する意見書の提出を求める請願 を議題といたします。  本案に関し、総務産業経済常任委員長の報告を求めます。  総務産業経済常任委員長、8番、山下 康二君。   (「はい、議長、8番、山下」と呼ぶ) ○総務産業経済常任委員長(山下 康二君)  議長の命により、請願第1号、日本を「海外で戦争する国」にする「安全法制」関連法案に反対する意見書の提出を求める請願書について、6月22日、全員出席のもと審議いたしました内容についてご報告いたします。  この請願でございますが、大切な判断がゆえに、考える時間をとりながら慎重に審議し、採決の結果、賛成少数で当委員会では不採択となりました。  以上で報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案を採決いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よってこれより本案の採決を起立により行います。  なお、この請願に対する委員長の報告は不採択であります。  お諮りいたします。  請願第1号を採択することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  起立少数と認めます。  よって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  それではここで、今任期でご勇退されます議員の方々のご挨拶をいただきたいと思います。  6番、籔内 伊佐子議員、4番、臼杵 善弘議員、壇上のほうにお進みください。  まず、最初に籔内 伊佐子議員よろしくご挨拶お願い申し上げます。 ○6番(籔内 伊佐子君)  失礼いたします。貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。  このたび、議員として3期12年ではありましたけれども、議員として終えることを決意いたしました。議会の皆様、そして執行部の皆様、職員の皆様、本当にお世話になりました。皆様、これからも琴平町の発展のために、一生懸命働いていただきたいと思いますし、健康に十分留意されまして、頑張っていただければと思います。失礼いたします。ありがとうございました。  (拍手)
    ○議長(片岡 英樹君)  続きまして、臼杵 善弘議員お願いします。 ○4番(臼杵 善弘君)  一言お礼のご挨拶を申し上げます。私は、2期8年議員を務めさせていただきました。皆様方の今後のご活躍とまたご健勝でご多幸を心からご祈念申し上げまして、お礼のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。  (拍手) ○議長(片岡 英樹君)  それでは、議会を代表いたしまして、私より勇退議員の皆様にご挨拶申し上げます。  その後、続きまして、小野町長よりご挨拶お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  失礼します。お二人におかれましては、今期をもってご勇退という決意をなされたということで、本当にお疲れさまでございました。  まず、籔内伊佐子議員におかれましては、3期12年という議員生活でございました。平成15年の改選時に初当選されまして、まず1期目には、人権同和対策特別委員会の副委員長、そして、2期目におかれましては、建設教育民生常任委員会委員長、そして、今期3期目においては、教育厚生常任委員会委員長という大変大役を、特に、委員会活動等でご活躍いただきました。また、公明党の公認議員ということで、特に福祉関係につきましては、積極的な発言、提言ということをされてましたことを私も記憶にあります。本当にありがとうございました。  そして、特に、我が琴平町議会には、初めての女性議員としてということで、いろんなプレッシャーといいますか、いろいろなことがあったと思いますけども、そんな中で12年という長きにわたりまして、ご活躍されましたことを本当に心よりお疲れさまという言葉です。ありがとうございました。  そして、臼杵善弘議員でございますが、2期8年にわたりまして、ご活躍いただきました。平成19年の選挙で初当選されまして、1期目におかれましては、議会運営委員会の副委員長等々ですね、総務観光経済常任委員長副委員長、そして、常任委員長と大役をずっと1期目でもお務めいただきました。そして、2期目になられまして、最初に平成23年8月2日に議長におつきいただきまして、2年間にわたりまして議長職を務めていただきました。そして、その2年前になりましては、監査委員ということで、特にこの2期目の4年間は、町にとっても議会にとりましても重責を全うしていただきました。本当にありがとうございました。いわゆる、琴平町職員出身ということで、私も委員会審議等また発言がさすがいろいろ行政の中で精通された中で鋭い質問、そして住民の立場に立って発言されてることは、私も大変勉強させていただきました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。  お二人におかれましては、大所高所から我々これから残されました議員に対しまして、そして議会に対しまして、そして町行政に対しても、ご指導、ご鞭撻いただきたいなというふうに心から思います。そして、ご健康に留意されまして、これからも地域のため、町のためにもぜひご活躍いただきますことをご祈念申し上げまして、議会を代表としての挨拶とします。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。  (拍手) ○町長(小野 正人君)  それでは、町を代表いたしまして、お二人の方に感謝を述べたいと思います。  まず、籔内議員に関しましては、3期12年ということで、平成15年の選挙で初当選され、今、議長申されましたように、女性初の議員ということであったと思います。私も同じ年に議会議員に出まして、同期ということで、さまざまな思い出がございます。特に思い出されるのが、議員になって初めて行った視察研修、岐阜を中心とした中京地帯のほうに行ったわけでございますが、いろんな話をさせてもらいましたし、また、いっぱい食事をして、飲み会があった後にはいろんなこともあったということが本当に走馬灯のように思い出されます。しかし、この12年の間、終始一貫して、福祉行政の重要性、また、町民の目線に立った議員としてのご活動、これに対しましては、本当に頭の下がる思いでございます。何度かお宅にお邪魔させていただきながら、直接多くの皆様方のお声を聞いたこともございます。これらが、町政を築く上での非常に大きな礎となったことに関しましては、心から厚く御礼を申し上げたいと思います。今後もまだまだお若いのでございますので、どうか健康に留意されて、家庭の幸せ、そしてまた、地域の発展に対しましてもご助言、ご指導、賜ればと思っております。本当に12年間長い間お世話になりましたことを、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  また、臼杵議員に関しましては、2期8年ということでございます。しかし、その前には琴平町職員としての長いご経歴がございます。私が議員時代も、確か当時の環境衛生課長をされておった時期がございまして、全くわからないことを、し尿問題であったり、そういったものを聞きにいったというような記憶がございます。そのたびに懇切丁寧、また人柄からか、非常に穏やかな対応をしていただきました。また、議員になられましてからも、さまざまな要職を務め上げ、前期においては、議長の重責を担っていただいたというような経緯もございます。そして、私が臼杵議員に、最もすごいなというのは、今年の歌舞伎公演でもそうですが、こんぴら歌舞伎の黎明期に歌舞伎事務局、また、金丸座でのさまざまな対応にご尽力をいただいて、今日のこんぴら歌舞伎の礎をつくっていただいたお一人だと認識しております。どうかこれからも健康に留意されながらいろんな意味でのご指導を町に賜りますことを心からお願い申し上げまして、簡単ではございますけれども、お二人の議員さんに対して、心からの御礼を申し上げます。本当に長い間ありがとうございました。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で、今期定例会に付議されました事件は、全て終了いたしました。  閉会前でございますが、挨拶のため町長より発言を求められております。これを許可いたします。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、閉会前の貴重な時間をいただきまして、一言お礼を申し上げます。  まずは、先ほど勇退を表明なさいましたお二人の方に関しましては、重ね重ねでございますけども、本当にありがとうございました。  また、この定例会におきましては、梅雨に入り天候の不順の中、さらにはこの後改選を控えて、時節柄何かとお忙しい中、2日間という限られた時間ではございましたけども、上程させていただきました全議案に対し、慎重なるご審議をいただき、全てご議決賜りましたことを心から厚く御礼申し上げます。  本日で6月定例会が終わります。同時に改選ということでございますので、どうか皆様方また立候補される先生におかれましては、どうか引き続き町政発展のためにご尽力賜りお力添えを賜りますことをお願いしたいと思います。  なお、くれぐれも暑くなる季節でございます。どうか体にご留意されながら、皆様方の検討を心からお祈り申し上げまして、簡単ではございますけども、閉会に際しましてのご挨拶といたします。どうもいろいろとありがとうございます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の挨拶を終わります。  以上をもちまして、本日の会議を閉じます。  これをもちまして、平成27年6月琴平町議会定例会を閉会します。  ありがとうございました。              (閉会 午後 5時 3分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...