三豊市議会 > 2019-02-27 >
平成31年第1回定例会(第1日) 名簿 開催日:2019年02月27日
平成31年第1回定例会(第1日) 本文 開催日:2019年02月27日

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  1. 三豊市議会 2019-02-27
    平成31年第1回定例会(第1日) 本文 開催日:2019年02月27日


    取得元: 三豊市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    2019年02月27日:平成31年第1回定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                 会     議               〔午前 9時30分 開会〕             ──────────────── ◯議長(詫間政司君) 皆さん、おはようございます。  平成最後の年となり、はや2カ月が過ぎようとしています。また、新元号公表まで1カ月余り、そして新しい元号となるまで2カ月ほどを残すのみとなるきょう、平成と名のつく最後の三豊市議会の開会日を迎えました。世界では歴史的動きの予兆もあり、ことしは私たちの国にとっても大きな変化の時代になる転換点となるのではないかと感じております。私たちの町、三豊市にとっても大いなる飛躍の年となるよう、市民の皆様とともに一丸となってまちづくりに取り組んでいかなくてはならないと決意を新たにしているところでございます。  ただいまから、平成31年第1回三豊市議会定例会を開会いたします。  報道機関と執行部より写真撮影の申し出が、また議会広報委員長より会期中の写真撮影の申し出がありましたので、傍聴規則第13条の規定により、議長において許可しております。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。  日程に入るに先立ち、市長から平成31年度施政方針の表明があります。  市長 山下昭史君。              〔市長(山下昭史君)登壇〕 ◯市長(山下昭史君) おはようございます。平成31年第1回三豊市議会定例会に当たり、平成31年度当初予算案を初め、諸議案の御審議をお願い申し上げるに先立ち、新年度における施政の方針を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  平成の時代が終わりを告げようとしております。この平成の世の30年を振り返ってみますと、日本人で初めての宇宙飛行士が誕生し、野茂英雄投手が日本人初のメジャーリーガーとなり、夢を広げ、続くイチロー選手最多安打記録を達成しました。角界では空前の若貴ブームや、ポケモンフィーバーもありました。一方で、バブル経済の崩壊から始まり、平成7年の阪神・淡路大震災です。あの日、あのとき、私は断続的に余震が続き、目を覆いたくなるような現場に立っていました。そしてまた、想定外の甚大な被害をもたらした平成23年の東日本大震災、まだ記憶に新しい熊本地震、西日本豪雨など、各地で未曽有の震災や災害に襲われました。さらには、国内外で続いた無差別テロなど、忘れようとしても決して忘れることのできない出来事が深く記憶に刻まれています。  我々が生きた平成の意味を思い起こしますと、内平らかに外成るだったはずです。つまり、国の内外、天地とも平和が達成されるという意味です。理不尽な理由で多くの命が奪われたさきの大戦が起きた激動の時代、昭和から世が移るとき、改めて国内外から天地に至るまでの平和を願ったものであったはずです。しかしながら、この願いとは裏腹に、平成の世も平穏な日々ばかりではなく、まさに激動の時代だったと言えます。  こうした中で、私たちの三豊市も誕生しました。七つの町が合併という道を選び、平成18年から新たな自治体として歩み始めました。加速度を上げ、目まぐるしく変わり行く時代の中にあっても、その歩みを確実に進めるためのロードマップとして掲げたのが三豊市新総合計画です。これに基づき、我々はまちづくりに取り組んでまいりました。  自立への助走路と位置づけたこの10年間の三豊市のまちづくりを終えた今、新たなステップに向けて、昨年は第2次総合計画の策定に取り組み、市議会での熱心な御審議もいただきながら、さきの12月定例会において基本構想と前期基本計画の議決を経て、改めて平成31年度から次の10年間のまちづくりへと取り組んでまいります。日本の新たな時代の始まりと時を同じくして新たなスタートを切る三豊のまちづくりにおいても、市民の皆様と心を一つに、暮らしの中で豊かさを実感し、将来にわたり持続、発展し続ける三豊の実現に向けて、積極的にチャレンジしてまいります。  それでは、当初予算の概要から御説明いたします。  第2次総合計画のスタートとなる平成31年度の予算につきましては、少子高齢化の進展、人口減少という社会的な構造変化に対応しつつ、未来へ向けた投資を確実に進めるため、真に必要で緊急性の高い実現可能な事務事業について予算化いたしました。普通交付税の合併特例措置の打ち切りや合併特例債の延長を踏まえ、平成31年度からの5年間を対象期間として策定した財政収支計画に沿って厳格な予算総額管理を行うなど、財政健全化に向けて取り組みながら、将来に向けた第2次総合計画の重点プロジェクト、つまり、攻めの施策への配分を重視した編成となっています。  このような方針をもとに編成した平成31年度一般会計当初予算は、歳入歳出329億7,000万円とするものであり、以下、第2次総合計画に示している四つの基本目標と二つの基本方針に基づいて、その概要を御説明いたします。
     まず、基本目標1、にぎわいが地域を元気にするまちの実現に向けた取り組みについて説明いたします。  ことし1月、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズにおいて、ことし行くべき世界の52選のうち、日本からは唯一、第7位に瀬戸内の島々が選出されました。この記事には桜満開の紫雲出山から瀬戸内に浮かぶ島々を望む見事な画像が用いられ、今、世界中から三豊市が脚光を浴びています。この選出理由には、芸術と自然の調和として、瀬戸内国際芸術祭が挙げられています。ことしがちょうど3年に1度の芸術祭の開催年に当たり、本市では、秋会期となる9月28日から11月4日の期間、粟島で開催されます。このようなタイミングを絶好の機会として捉え、全世界に向けアピールしてまいります。  多くの観光客であふれる父母ヶ浜は、県内で最も注目されている観光スポットの一つです。インスタグラムでのブレークから豊かな地域資源が魅力の発信源となり、初めて本市で観光の産業化が動き出そうとしています。この動きを大きく成長させるためにも、新たに観光交流課を設置し、現在、組織のあり方を検討している観光交流局と一体となった新たな観光振興体制を整えます。さらに、観光基本計画を刷新するとともに、デジタルマーケティングによる観光戦略を公民連携により進め、観光交流の拡大、関係人口の増加、観光の産業化に向けて、より戦略的なパブリックリレーションの仕組みや広域連携を構築します。  また、東京オリンピックパラリンピックの開催を来年に控え、近隣町との連携によるホストタウンや、文化、スポーツを通じた国際交流事業を積極的に推進してまいります。  国内外の交流については、関東・関西ふるさと会や友好都市との連携を深めるとともに、地域の活性化につながる幅広い交流を行ってまいります。  次に、昨年から取り組み始めたAI、人工知能などの先端技術活用による産業振興については、昨年8月に東京大学大学院松尾研究室香川高等専門学校と本市の3者間で連携協力の合意をもとに、4月には全国初となる松尾研究室サテライトが本市に設置されます。このサテライトでは、財田庁舎の遊休スペースを活用し、AI技術に係る人材育成や企業、地域が抱える課題の解決に向けた研究、実証実験が一般社団法人による運営によって開始されます。このサテライトのオープンを記念して、松尾准教授を招いたイベントセミナー人材育成スクールの開催が予定されていますので、本市といたしましては、連携協力の目的でもあるAIに携わる若手人材の育成や、このサテライトを拠点とした産業や企業の集積を目指して支援してまいります。  また、このサテライト設置に関連して、近隣4市3町からなる自治体の広域連携が進んでおりますので、共通する地域課題や行政課題の解決に向けた研究や実証を進めてまいります。  工業用水道に関しては、安定的な供給に向けての調査を継続するとともに、そのほか、市内工業集積団地や誘導可能な地域における将来的な地域経済の発展を担う企業及び工場の立地を支援してまいります。企業立地支援制度の拡充を図るとともに、新たな支援制度の研究も行ってまいります。  労働力人口の不足については、国においても外国人雇用についての制度が見直されようとしており、外国人を含めた多様な働き手、担い手の確保に向けた取り組みを行います。あわせて、県や市内企業と連携し、企業説明会インターンシップ制度等、雇用確保に努めます。  また、地域ファンドの造成を行い、企業への投資を行うことで、産業の活性化を図っていくための研究も引き続き行います。  基幹産業である農業分野においては、新たな三豊市型の確立を目指して、農業振興計画の改定や新農家台帳の整備を行い、地域の実情に合った農業施策を実施します。  また、昨年9月から取り組んでいる農作物の栽培データや農作業のICT化によるスマート農業への取り組みを初め、4月にスタートする松尾研究室サテライトと連携したAIの技術を農業に活用する施策を構築していきます。  さらに、本市が参画している日本薬用機能性植物推進機構との連携を深め、ことしは生薬栽培の実証圃を展開するなど、農業振興のための拠点整備を目指します。  また、地域おこし協力隊地域再生マネジャーの登用により、地域外の人材が持つ経験やノウハウを三豊の農業に取り入れ、農産品のブランド化薬用機能性作物の栽培など、新たな可能性に向けた取り組みを行うとともに、積極的な先端技術の導入の促進により、農業従事者の高齢化に伴う人材不足や耕作放棄地の拡大、有害鳥獣の被害対策など、本市の農業が抱える課題を乗り越え、効率的で安定的な地域農業の実現に向けて取り組んでまいります。  また、こうしたノウハウの蓄積を農業だけでなく同様の課題を抱える水産業にも展開し、農水産業に携わる人の所得向上へとつなげてまいります。  地域商社事業については、地域の稼ぐ力を高めるという目標のもと、産品開発や販路開拓に取り組みます。  このほか、近年多発する豪雨災害等を教訓として、ため池ハザードマップの作成を初めとした農業関連の災害対策にも取り組みます。  次に、基本目標2、知・体・心を育み、自分らしく暮らせるまちの実現に向けた取り組みについては、来年に控えた東京オリンピックパラリンピックの開催をまたとない機会として、スポーツ振興課の新設とともに新たに策定するスポーツ推進計画により、本市のスポーツ振興体制を強化し、地域スポーツの普及と発展に取り組んでまいります。あわせて、市内スポーツ施設へのプロスポーツの試合や練習の誘致機会を増加させることで、ハイレベルな技術を身近で体感し、学べる機会を創出します。このことは、子供たちが将来に夢や希望を持つきっかけづくりになり、その夢を実現させるため、地方、田舎に生まれ育ったためにやりたいスポーツができないというハンディキャップを背負うことのない環境づくりに取り組みます。  特に、今年度、市民の健康づくり学生スポーツの裾野を広げていくため、緑ヶ丘サッカー場の整備を行い、カマタマーレ讃岐の練習拠点とすることで、子供たちに夢を与え、選択肢を広げる象徴的な事業として取り組みます。さらに、緑ヶ丘総合運動公園については、地域のスポーツ・健康ゾーンとして全体構想を検討します。また、スポーツ分野を初めとした全国、世界で活躍している市民の方に対しては表彰、助成制度を設け、より一層飛躍ができるよう支援を行ってまいります。  次に、子供たちの思考力、表現力、考える力、伝える力の向上を目的として、東京大学と連携して実施する母国語教育の推進や総合政策アドバイザーによる映画制作スクールを開催します。  学校施設の適正配置については、市立学校再編整備基本方針に基づき、保護者と地域の皆様の御理解を得ながら、児童生徒の教育環境の確保を進めてまいります。  このほか、スクールサポートスタッフの配置により教員の負担軽減を図り、児童生徒への指導に注力できる環境の整備を行います。  北部地区学校給食センターにつきましては、PFI等、民間活力を視野に入れた調査研究を引き続き行ってまいります。  文化面においては、脚光を浴びている紫雲出山は、観光資源としての魅力を発揮するだけでなく、現在、山頂遺跡が国指定文化財の申請を行っていることから、文化財保護協会などの関係機関や地域の皆様と連携しながら、その活用と保護に努めてまいります。  また、人権にかかわる諸課題については、個性を認め合い、多様性を尊重するダイバーシティー社会を目指し、あらゆる差別をなくすため、今後一層の教育、啓発活動など、問題解決に向けた取り組みを行います。その一環として、LGBTなど性の多様性におけるパートナーシップ制度の導入にも取り組みたいと考えています。  次に、基本目標3、子どもが健やかに育ち、生涯笑顔で過ごせるまちの説明をいたします。  まず、永康病院の建てかえ計画については、これまでも特別委員会で御審議いただいておりますとおり、三豊市詫間町詫間6784番地206ほか2筆の市有地を建設場所として考えておりますので、4月からは病院事務局内に当該建設に向けた病院建設準備室を設けて集中的に取り組んでまいります。また、新たに電子カルテを導入し、新病院への移転後も混乱なくスムーズな診療体制が提供できるよう、情報化と効率化を進めてまいります。  次に、子育て環境の整備につきましては、これまでも積極的に取り組んでまいりましたが、これからもより子育て世代から選ばれる町であり続けるため、みとよすくすく子育てサポートプラン2(仮称)の策定をいたします。  また、本年3月1日見込みで67名となっている待機児童への対策として掲げた待機児童ゼロ対策アクションプランに基づき、保育受け入れ枠の拡大及び保育人材の確保等、その解消に取り組みます。  また、本年度は、子育て世代包括支援センターの開設のほか、新規事業として産後うつの早期発見、早期支援を目的とした産婦健診の公費負担及びおたふく風邪予防接種の助成、また、県内の市や町では初となる不育症に対する治療費助成を開始し、より子供を産み育てやすい、また子供の貧困や虐待などにも真正面から取り組む三豊市をアピールしてまいります。  これまで行ってきた高齢者福祉タクシー事業については、年齢要件を現在の80歳以上から70歳以上に拡充し、運転免許証を持たない方を対象とします。そのことにより、交通手段を持たない高齢者の移動手段の確保とあわせて、高齢者の事故防止、安全確保の観点から、免許証自主返納を促進してまいります。  次に、基本目標4、人と自然が守られる定住のまちの分野では、地域の重要な防災力となる消防団の活動支援と消防屯所、車両の計画的な更新整備を行います。  また、災害対策として、避難情報が発令された際に混乱なく迅速に市民誘導ができるよう、防災マップを改訂し、全戸配付を行います。あわせて、災害に対する自助、共助の機能を強化するため、体験型防災訓練を実施いたします。  また、日常生活において人命、人材を守り切る、財産を守り切る強い町をつくるため、未耐震住宅における耐震診断及び改修工事等への助成を引き続き行ってまいります。  市民生活の基盤であるインフラ整備につきましては、関係機関への働きかけを強化し、計画的に維持、整備等を行ってまいります。  都市計画の見直しについては、本市が目指すべき土地利用を実現するため、区域の見直しと、さらに、立地適正化計画の準備に取り組む都市整備課を設置し、集中して取り組んでまいります。さらに、グランドデザインによる土地利用やゾーニングと拠点配置の考え方を示した上で、将来を見据えたまちづくりを進めます。  また、多極分散型のネットワーク構造によるまちづくり広域自治体連携に向け、その拠点を結ぶ移動手段の確保や離島航路など、本市にある地域交通政策の現状と課題を洗い出し、その解決に向けた取り組みを進めます。そのため、国が行っている新たなモビリティーサービスのあり方についても、民間企業と連携し、協議を開始します。  また、これまで進めてきた環境都市としての先進的な取り組みについては、環境保護団体との連携を強化し、子供たちへの環境教育を進め、環境都市三豊をアピールしてまいります。  このように、本市の持つポテンシャルやブランド力を発信しながら、人を呼び込む移住促進施策についても、これまでの移住・定住施策に加え、新たに新婚世帯への家賃補助や、東京一極集中からの脱却を目的として、東京23区から本市への移住者支援補助を開始します。あわせて、都市圏での市単独の移住相談セミナープロモーションを開催し、本市のPRと移住のきっかけづくりを行ってまいります。  若者の住宅取得支援については、延長3年目となることしも継続し、その効果、検証を行います。  また、空き家対策については、空き家バンク制度による活用を進めるとともに、助成制度の充実と老朽化した空き家の撤去、除去を支援してまいります。  次に、基本方針1、市民が可能性を切り開くまちづくりの分野について説明いたします。  グローバル化が急速に進む現代社会の中で、本市でも増加傾向にある外国人との多文化共生による社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。これまでも自主自立を基本理念として、市民や市民組織、民間企業が主体となり多様な活動を行うことで、まちづくり推進隊などを中心に市民力都市として認知されるとともに、まちに活気を与えていただいております。新たなステージへの改善も含め、自主的な活動を支援してまいります。  また、単発的に行われてきた各種のワークショップについても、将来のまちを見据え、それぞれの役割や立場から情報を交換しながら自由に表現できる市民参画の場として、継続的に市民主体で開催されるよう環境を整備します。  最後に、基本方針2、効率的で健全な行財政運営の分野においては、冒頭の予算編成内容でも触れたとおり、さまざまな社会要因によって今後もさらに厳しさを増すことは明らかであることから、行政のみならず、民間活力や地域の力によるサービス提供へと転換を促すと同時に、あわせて、国や県の財源にとどまらず、ガバメントクラウドファンディングなど新たな手法による財源確保に向け、取り組みを進めてまいります。  一方、ふるさと納税については、平成31年3月末で前年比約2.8倍の1億5,200万円となる見込みで、御寄附をいただいた皆様に御礼申し上げるとともに、今年度も返礼品の充実や周知方法を工夫し、より多くの寄附の獲得とリピート率の向上を目指します。  公共施設のマネジメントについては、公共施設等総合管理計画で方針を示していますが、目的を終えた施設については、処分マニュアル等に基づき、時期を逸することのないよう処分や機能集約を行ってまいります。中でも、詫間支所周辺整備については、讃岐造船跡地を含めた形で検討する中で、まず支所機能を一時的にマリンウェーブに移転することで、速やかに安全対策を講じます。  また、これまで検討を重ねてまいりました債権管理についても、体制を整えて整理回収に取り組んでまいります。  公共サービスにおいても、働き方改革が求められる中、行政が担うべきもの、民間企業や市民主体で担っていただくもの、アウトソーシングでできるもの、また自動化、効率化を図ることができるものなどを明らかにしながら、PFIなどの公民連携やRPAの可能性検証のもと、最大の効果を発揮できる業務を確立してまいります。  行政運営においては、プロジェクトチーム等部局間連携を強化するとともに、フォロワーシップによる組織の効果性を高めてまいります。  総人口の減少、労働力人口の減少、高齢化率の上昇などによる人口問題は、全国の自治体がこの課題解決に取り組みながらも、直結した特効薬はありません。しかしながら、人口減少を受け入れたままの縮小思考では、活気があふれ、夢が実現できる三豊市の未来を描くこともできません。ことし実施したシティプロモーション研修会でも、人口減少対策のキーワードとして「学びの場をつくる」と「関係人口がありました。これは、今年度本市が取り組んでいく東大松尾研サテライトであり、緑ヶ丘サッカー場の拠点整備であります。若い人材がこの地で可能性を求めて挑戦できる、魅力ある三豊市をつくっていく、観光や農業により地方と都市をつないでいく、そうすることで人、もの、ことが集まってくるまちづくりを目指します。  そのため、今年度は外部人材を積極的に登用したいと思います。総合政策アドバイザー地域おこし協力隊、さらには、地域おこし企業人、民間企業からの人材を受け入れるなど、外部人材による民間ノウハウ、ビジネス的な考え方を導入してまいります。また、民間企業と行政をつないで民間資金を呼び込んでくる、補助金だけに頼らない民間資金を活用したビジネスモデルにも挑戦していきたいと思います。  いずれにいたしましても、第2次総合計画に基づき精力的に実施してまいりますが、本計画に示す将来像「One MITOYO」であります。この「One MITOYO」には、まさに三つの豊かさを追求する意味があります。まず一つ目は、市民一人一人のワンが豊かさを実感できること。そして、二つ目は、その市民が心を一つにすることによって豊かになるという意味のワン、三つ目は、この町こそが市民にとってオンリーワンであり、ナンバーワンであることです。まさに三つの豊かさ、三豊であります。  私たちは、来るべき新しい時代に備えなければなりません。来るべき次の時代の激動の波に備えなければなりません。備えるとは、守るだけではなく、攻めることも必要です。そのためには、本市が抱えるあらゆる課題を総力戦で一つ一つ乗り越え、三豊ならではまちづくりを進めること、そして、市民一人一人が夢を抱き、挑戦できるまちを実現することであります。これまで以上に行政と市民の皆様、そして市議会の皆様とで同じベクトルを持ち、同じ温度で未来に続くまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  市民の皆様、そして市議会議員各位の一層の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げ、平成31年度の施政に対する方針といたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第1 会期の決定 ◯議長(詫間政司君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は2月27日から3月26日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、2月27日から3月26日までの28日間と決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第2 議席の変更の件 ◯議長(詫間政司君) 日程第2、議席の変更の件を議題といたします。  会派の異動に伴い、議席の一部を変更いたしたいと思います。その議席番号及び氏名を事務局長をして朗読させます。             〔事務局長(喜田由美子君)朗読〕             ────────────────   13番  岩 田 秀 樹 議員    │    16番  瀧 本 文 子 議員   15番  詫 間 政 司 議員    │    17番  三 宅 静 雄 議員             ──────────────── ◯議長(詫間政司君) お諮りいたします。  ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することに決しました。  それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着き願います。  暫時休憩します。               〔午前 10時05分 休憩〕             ────────────────               〔午前 10時06分 再開〕 ◯議長(詫間政司君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第3 会議録署名議員の指名 ◯議長(詫間政司君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、5番 浜口恭行君、6番 三木秀樹君を指名いたします。  なお、御両名のうちで途中欠席されました場合は、順次次席の方にお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第4 諸般の報告 ◯議長(詫間政司君) 日程第4、諸般の報告を行います。  この際、報告をいたします。  監査委員から提出された報告は、地方自治法第235条の2第3項の規定による11月分と12月分の例月現金出納検査の結果報告書2件と、1月22日付で地方自治法第199条第9項及び第10項の規定による平成30年度定例監査結果報告書(第1回)が提出されております。  次に、会議規則第166条ただし書きの規定により閉会中に決定いたしました議員派遣につきましては、通知してあります議員派遣実施報告書をもって報告にかえさせていただきます。  以上で報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第5 議案第1号から議案第11号まで、議案第22号から議案第46号まで ◯議長(詫間政司君) 日程第5、議案第1号から議案第11号まで及び議案第22号から議案第46号までを一括議題といたします。  件名は、事務局長に朗読させます。             〔事務局長(喜田由美子君)朗読〕
                ────────────────    議案第1号  専決処分の承認を求めることについて(平成30年度三豊市一般会計補           正予算(第7号))    議案第2号  平成30年度三豊市一般会計補正予算(第8号)    議案第3号  平成30年度三豊市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第4号  平成30年度三豊市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第3           号)    議案第5号  平成30年度三豊市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)    議案第6号  平成30年度三豊市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)    議案第7号  平成30年度三豊市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)    議案第8号  平成30年度三豊市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)    議案第9号  平成30年度三豊市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)    議案第10号  平成30年度三豊市港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)    議案第11号  平成30年度三豊市病院事業会計補正予算(第2号)    議案第22号  三豊市行政不服審査関係手数料条例の制定について    議案第23号  三豊市父母ケ浜海水浴場施設管理基金条例の制定について    議案第24号  三豊市就学前教育・保育検討委員会設置条例の制定について    議案第25号  三豊市森林経営管理基金条例の制定について    議案第26号  組織機構改革に伴う関係条例の整備について    議案第27号  三豊市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について    議案第28号  三豊市臨時的任用職員等の給与等に関する条例の一部改正について    議案第29号  三豊市自動車駐車場条例の一部改正について    議案第30号  三豊市企業立地促進条例の一部改正について    議案第31号  三豊市産地形成促進施設条例の一部改正について    議案第32号  三豊市父母ケ浜海水浴場施設条例の一部改正について    議案第33号  三豊市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第34号  三豊市指定地域密着型サービス等事業の人員、設備及び運営等の基           準等に関する条例の一部改正について    議案第35号  三豊市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について    議案第36号  三豊市地域子育て支援センター条例の一部改正について    議案第37号  三豊市都市公園条例の一部改正について    議案第38号  三豊市市営住宅入居者選考委員会条例の一部改正について    議案第39号  三豊市豊中町地域づくり推進基金条例の廃止について    議案第40号  三豊市仁尾町ふる里創生基金条例の廃止について    議案第41号  三豊市仁尾町観光振興事業基金条例の廃止について    議案第42号  三豊市山本町地域振興基金条例の廃止について    議案第43号  工事請負契約の締結について    議案第44号  指定管理者の指定について(三豊市詫間町松崎コミュニティセンタ           ー)    議案第45号  指定管理者の指定について(三豊市詫間町箱浦ビジターハウス)    議案第46号  市道の路線廃止及び路線認定について             ──────────────── ◯議長(詫間政司君) 以上、一括上程議案について、提案理由の説明を求めます。  副市長 小野英樹君。              〔副市長(小野英樹君)登壇〕 ◯副市長(小野英樹君) それでは、議案第1号から議案第11号まで、議案第22号から議案第46号まで、36議案の提案理由を申し述べます。  議案第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成30年度三豊市一般会計補正予算(第7号))は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものです。  内容につきましては、ふるさと三豊応援寄附金の増額に伴う予算を補正するものであり、歳入歳出それぞれ3,086万5,000円を追加し、予算の総額を345億3,081万4,000円とするものです。  歳入につきましては、ふるさと三豊応援寄附金を2,199万6,000円、財政調整基金繰入金を886万9,000円それぞれ増額するものです。  歳出につきましては、ふるさと三豊応援基金管理事業を2,199万6,000円、ふるさと三豊応援寄附事業を886万9,000円それぞれ増額するものです。  議案第2号、平成30年度三豊市一般会計補正予算(第8号)は、歳入歳出それぞれ4億2,222万2,000円を減額し、予算の総額を341億859万2,000円とする補正予算を提案するものです。  歳入の主なものとして、法人市民税の増等により市税で7,917万2,000円、民生費、雑入の増等により諸収入で5,121万2,000円をそれぞれ増額するとともに、財政調整基金繰入金の減額等により繰入金で4億1,245万3,000円、市債で2億5,690万円、県支出金で1億410万5,000円をそれぞれ減額するものです。  歳出の主なものとして、減債基金への積み立て等により積立金で7億7,434万5,000円を増額するとともに、実績見込みによる減額等により普通建設事業費で5億991万5,000円、委託料の減額等により物件費で3億9,116万円をそれぞれ減額するものです。  予算第2条の繰越明許費は、人事管理事業等全32事業、総額11億9,715万5,000円を繰り越すものです。  予算第3条の債務負担行為補正は、三豊市詫間町松崎コミュニティセンター指定管理料及び三豊市詫間町箱浦ビジターハウス指定管理料の期間及び限度額を新たに追加するものです。  予算第4条の地方債補正は、保健衛生施設整備事業等8事業の限度額を変更するものです。  議案第3号、平成30年度三豊市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ2,987万8,000円を追加し、予算の総額を80億9,881万6,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第4号、平成30年度三豊市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ255万5,000円を減額し、予算の総額を1億5,948万8,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第5号、平成30年度三豊市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ1,055万円を減額し、予算の総額を10億2,272万5,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第6号、平成30年度三豊市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれ3,177万4,000円を減額し、予算の総額を82億1,742万8,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第7号、平成30年度三豊市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ291万6,000円を減額し、予算の総額を9,048万3,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第8号、平成30年度三豊市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)は、歳入歳出それぞれ214万5,000円を減額し、予算の総額を1億9,347万8,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第9号、平成30年度三豊市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ64万6,000円を減額し、予算の総額を2億2,427万8,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第10号、平成30年度三豊市港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ34万5,000円を追加し、予算の総額を2,120万7,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第11号、平成30年度三豊市病院事業会計補正予算(第2号)は、永康病院及び西香川病院の運営に係る病院事業会計の補正予算を提案するものです。収益的収入及び支出は、永康病院事業収益4,218万9,000円減額し、西香川病院事業収益69万1,000円を減額するとともに、永康病院事業費用を4,218万9,000円減額し、西香川病院事業費用を206万3,000円増額するものです。また、資本的収入及び支出は、西香川病院資本的収入を3,242万5,000円減額するとともに、西香川病院資本的支出を3,389万7,000円減額するものです。  議案第22号、三豊市行政不服審査関係手数料条例の制定については、地方自治法第227条の規定により、徴収する手数料のうち行政不服審査に関するものについて、その徴収に関し必要な事項を定めるため、条例の制定を提案するものです。  議案第23号、三豊市父母ケ浜海水浴場施設管理基金条例の制定については、三豊市父母ケ浜海水浴場施設の整備及び維持管理並びに父母ヶ浜の環境保全を図ることを目的に基金を設置するため、条例の制定を提案するものです。  議案第24号、三豊市就学前教育・保育検討委員会設置条例の制定については、三豊市における就学前の教育及び保育のあり方等について調査研究することを目的に、三豊市就学前教育・保育検討委員会を設置するため、条例の制定を提案するものです。また、この条例の制定に伴い、三豊市保育所運営計画策定委員会設置条例を廃止し、三豊市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を一部改正するものです。  議案第25号、三豊市森林経営管理基金条例の制定については、森林環境譲与税が創設されたことに伴い、林業経営の効率化及び森林の管理の適正化の促進に必要な財源を確保することを目的に基金を設置するため、条例の制定を提案するものです。  議案第26号、組織機構改革に伴う関係条例の整備については、平成31年4月1日付で実施する予定の本市の組織機構改革に伴い、改正が必要となる条例を一括改正するため提案するものです。  議案第27号、三豊市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、人事院の公務員人事管理に関する報告に伴う国家公務員の措置等を踏まえ、地方公務員においても超過勤務命令を行うことができる上限を規則で定める必要があるため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第28号、三豊市臨時的任用職員等の給与等に関する条例の一部改正については、三豊市第2次総合計画に掲げた重点プロジェクト実現に取り組むに当たり、技術的支援を目的とした新たな職を設置するため、基本賃金の上限額を引き上げたく、条例の一部改正を提案するものです。  議案第29号、三豊市自動車駐車場条例の一部改正については、三豊市みの駅前自動車駐車場の位置を変更するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第30号、三豊市企業立地促進条例の一部改正については、さらなる企業誘致を促進するとともに、市内企業の雇用の拡大及び市内産業の発展に寄与することを目的に、企業ニーズに合わせ、奨励対象業種及び企業の設備投資に対する奨励措置を拡大するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第31号、三豊市産地形成促進施設条例の一部改正については、三豊市産地形成促進施設たからだの里物産館について、食堂コーナー及び喫茶コーナーの利用料金の見直しを行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第32号、三豊市父母ケ浜海水浴場施設条例の一部改正については、三豊市父母ケ浜海水浴場施設について、利用者用の駐車場等を新たに整備したため、また、それに伴い利用料金の見直しを行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第33号、三豊市国民健康保険税条例の一部改正については、平成31年度税制改正により国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、課税限度額及び低所得者の軽減判定所得の見直しを行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第34号、三豊市指定地域密着型サービス等事業の人員、設備及び運営等の基準等に関する条例の一部改正については、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律による介護保険法の一部改正に伴い、共生型地域密着型サービスに関する基準を定めるため、また、その他所要の改正をするため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第35号、三豊市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正等に伴い、災害援護資金の貸付利率等の見直しを行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第36号、三豊市地域子育て支援センター条例の一部改正については、三豊市立高瀬地域子育て支援センターについて、老朽化に伴う新施設の整備完了まで当該支援センターを三豊市総合体育館内に移転させるため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第37号、三豊市都市公園条例の一部改正については、都市計画法の規定に基づき、三豊市詫間町詫間にある中央児童公園を廃止し、その他、所要の改正をするため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第38号、三豊市市営住宅入居者選考委員会条例の一部改正については、公営住宅法第25条第1項の規定に基づき、三豊市定住促進住宅の入居者の決定に際して公正な方法で選考するため、条例の一部改正を提案するものです。また、この条例の一部改正に伴い、三豊市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正をするものです。  議案第39号、三豊市豊中町地域づくり推進基金条例の廃止については、三豊市豊中町の地域づくり推進のため設置した三豊市豊中町地域づくり推進基金について、当該基金の設置目的を果たしたため、条例の廃止を提案するものです。  議案第40号、三豊市仁尾町ふる里創生基金条例の廃止については、三豊市仁尾町の地域づくりの推進のため設置した三豊市仁尾町ふる里創生基金について、当該基金の設置目的を果たしたため、条例の廃止を提案するものです。  議案第41号、三豊市仁尾町観光振興事業基金条例の廃止については、三豊市仁尾町の観光振興のため設置した三豊市仁尾町観光振興事業基金について、当該基金の設置目的を果たしたため、条例の廃止を提案するものです。  議案第42号、三豊市山本町地域振興基金条例の廃止については、魅力ある三豊市山本町地域づくり、新しいまちづくりを目指した事業の円滑な執行を図るため設置した三豊市山本町地域振興基金について、当該基金の設置目的を果たしたため、条例の廃止を提案するものです。  議案第43号、工事請負契約の締結については、平成30年度三豊市立山本地区新設統合幼稚園(仮称)建築工事の工事請負契約を締結したいので、三豊市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。  議案第44号、指定管理者の指定について(三豊市詫間町松崎コミュニティセンター)は、三豊市詫間町松崎コミュニティセンターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものです。指定管理者としたい団体の所在地は、香川県三豊市詫間町詫間1338番地13、名称は特定非営利活動法人まちづくり推進隊詫間、代表者は理事長本田 進であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成34年3月31日までとしております。  議案第45号、指定管理者の指定について(三豊市詫間町箱浦ビジターハウス)は、三豊市詫間町箱浦ビジターハウスの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものです。指定管理者としたい団体の所在地は、香川県三豊市詫間町詫間1338番地13、名称は特定非営利活動法人まちづくり推進隊詫間、代表者は理事長本田 進であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までとしております。  議案第46号、市道の路線廃止及び路線認定については、道路台帳統合業務の完了に伴い、当該業務の成果を生かすため、市の区域内の全ての市道の路線を廃止し、路線名等について必要な変更をした上で、現状のとおり市道の路線を認定することについて、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものです。  以上、よろしく御審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(詫間政司君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、一括上程各案は後ほど関係各委員会に付託の予定にいたしております。  ただいまのところ、質疑の通告はありません。  これにて質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第11号まで及び議案第22号から議案第46号までの各案は、通知してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。なお、各常任委員会の開催日程は、委員長からの開催通知のとおりでありますので、委員諸君には御了承の上、よろしく御審査をお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第6 議案第12号から議案第21号まで ◯議長(詫間政司君) 日程第6、議案第12号から議案第21号までを一括議題といたします。
     件名は、事務局長に朗読させます。             〔事務局長(喜田由美子君)朗読〕             ────────────────    議案第12号  平成31年度三豊市一般会計予算    議案第13号  平成31年度三豊市国民健康保険事業特別会計予算    議案第14号  平成31年度三豊市国民健康保険診療所事業特別会計予算    議案第15号  平成31年度三豊市後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第16号  平成31年度三豊市介護保険事業特別会計予算    議案第17号  平成31年度三豊市介護サービス事業特別会計予算    議案第18号  平成31年度三豊市集落排水事業特別会計予算    議案第19号  平成31年度三豊市浄化槽整備推進事業特別会計予算    議案第20号  平成31年度三豊市港湾整備事業特別会計予算    議案第21号  平成31年度三豊市病院事業会計予算             ──────────────── ◯議長(詫間政司君) 以上、一括上程議案について、市長の提案理由の説明を求めます。  市長 山下昭史君。              〔市長(山下昭史君)登壇〕 ◯市長(山下昭史君) それでは、議案第12号から議案第21号まで10議案の提案理由を申し述べます。  議案第12号、平成31年度三豊市一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を329億7,000万円とする予算を提案するもので、前年度と比較して21億3,000万円、率にして6.9%の増となりました。  第2次総合計画のスタートとなる平成31年度当初予算については、少子高齢化の進展、人口減少という社会的な構造変化に対応しつつ、未来へ向けた投資を確実に進めるため、第1期実施計画で位置づけられた市に必要で緊急性の高い実現可能な事務事業についてのみ予算化したところです。  歳入につきましては、主要一般財源である市税を76億8,875万円、地方交付税を101億円、地方譲与税及び各種交付金を17億2,757万1,000円、臨時財政対策債を9億8,000万円計上いたしました。市税は固定資産税等の増により1億4,972万6,000円、率にして2.0%の増額、普通交付税は合併算定がえの縮減が進む中、公債費がふえたことにより2億円の増額となっています。市債は31億910万円を計上し、合併特例債の活用により、前年度と比較して7億6,930万円、率にして32.9%の増となりました。  歳出につきましては、義務的経費として、人件費を49億5,917万8,000円、扶助費を37億1,929万3,000円、公債費を33億5,033万6,000円、合わせて120億2,880万7,000円となり、歳出全体の36.5%を占め、前年度と比較して5億8,938万円、率にして5.2%の増となりました。これは、人件費においては定員適正化計画により7,645万8,000円、率にして1.5%の減となったものの、扶助費の児童扶養手当支給事業費や母子保健事業費の増により8,557万4,000円、率にして2.4%の増となり、公債費で合併特例債の償還額の増により5億8,026万4,000円、率にして20.9%の増となったことが要因です。  そのほかの経常的経費として、物件費で71億1,076万1,000円を計上し、前年度と比較して9億1,879万円、率にして14.8%の増となりました。  そのほか、補助費等で40億7,108万4,000円、繰出金で34億8,052万7,000円、積立金で8億2,555万円、それぞれ計上いたしました。  投資的経費として、普通建設事業費は、合併特例債の発行期限の再延長や事業の平準化を見据えながら、必要な公共施設の整備を計画的に進めるため、総額で52億1,029万9,000円、前年度と比較して3,269万8,000円、率にして0.6%の増となりました。主な事業は、山本地区就学前施設建設事業等です。  予算第2条の債務負担行為は、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものです。  予算第3条の地方債は、起債の目的と借入限度額、起債の方法、利率及び償還方法を定めるものです。  予算第4条の一時借入金は、借入最高限度額を50億円と定めるものです。  予算第5条の歳出予算の流用は、各項の給料、職員手当及び共済費の予算額が不足した場合に各項の間の流用ができる旨を定めるものです。  議案第13号、平成31年度三豊市国民健康保険事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を82億1,300万円とする予算を提案するものです。  歳入は、国民健康保険税に13億3,794万9,000円を計上しました。県支出金は保険給付費等交付金等で60億6,679万2,000円を計上し、繰入金はルール分、保険事業費等として一般会計繰入金7億8,176万円を計上しました。  歳出は、県の医療費推計、医療の給付実績等に基づき、保険給付費59億9,837万4,000円、国民健康保険事業費納付金として医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分として20億351万4,000円を計上しました。また、保健事業費には1億20万3,000円を計上し、特定健康診査を初め、保健事業を拡充し、医療費適正化に努めます。  議案第14号、平成31年度三豊市国民健康保険診療所事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,300万円とする予算を提案するもので、財田診療所、志々島診療所及び粟島診療所の運営に係る経費を計上しました。  議案第15号、平成31年度三豊市後期高齢者医療事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ9億9,400万円とする予算を提案するものです。  議案第16号、平成31年度三豊市介護保険事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ80億6,000万円とする予算を提案するものです。  議案第17号、平成31年度三豊市介護サービス事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ9,700万円とする予算を提案するものです。  議案第18号、平成31年度三豊市集落排水事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,200万円とする予算を提案するものです。  議案第19号、平成31年度三豊市浄化槽整備推進事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,300万円とする予算を提案するものです。  議案第20号、平成31年度三豊市港湾整備事業特別会計予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ2,200万円とする予算を提案するものです。  議案第21号、平成31年度三豊市病院事業会計予算は、永康病院及び西香川病院の運営に係る病院事業会計の予算を提案するものです。永康病院の収益的収入・支出はそれぞれ16億2,000万円、西香川病院の収益的収入は2億1,883万5,000円、収益的支出は1億9,229万3,000円を計上しました。次に、永康病院の資本的収入は3億776万9,000円、資本的支出は3億6,124万2,000円、西香川病院の資本的収入は8,557万9,000円、資本的支出は1億1,296万8,000円を計上しております。  以上、よろしく御審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(詫間政司君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、一括上程各案は、後ほど予算特別委員会を設置し付託の予定にいたしております。  ただいまのところ、質疑の通告はありません。  これにて質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第12号から議案第21号までの各案は、議長を除く21名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第12号から議案第21号までの各案は、議長を除く21名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において21名の委員を指名いたします。  事務局長に朗読させます。             〔事務局長(喜田由美子君)朗読〕             ────────────────   1番  近 藤   武 議員    │    12番  丸 戸 研 二 議員   2番  高 木   修 議員    │    13番  岩 田 秀 樹 議員   3番  湯 口   新 議員    │    14番  金 子 辰 男 議員   4番  田 中 達 也 議員    │    16番  瀧 本 文 子 議員   5番  浜 口 恭 行 議員    │    17番  三 宅 静 雄 議員   6番  三 木 秀 樹 議員    │    18番  坂 口 晃 一 議員   7番  西 山 彰 人 議員    │    19番  川 北 善 伴 議員   8番  水 本 真奈美 議員    │    20番  城 中 利 文 議員   9番  込 山 文 吉 議員    │    21番  為 広 員 史 議員   10番  市 川 洋 介 議員    │    22番  横 山   強 議員   11番  石 井 勢 三 議員    │             ──────────────── ◯議長(詫間政司君) ただいま指名いたしました以上の諸君を予算特別委員に選任いたします。  暫時休憩をいたします。               〔午前 10時51分 休憩〕             ────────────────               〔午前 11時13分 再開〕 ◯議長(詫間政司君) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程追加 副議長辞職の件 ◯議長(詫間政司君) ただいま、副議長、込山文吉君から副議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。  副議長辞職願を事務局長に朗読させます。  事務局長 喜田由美子君。 ◯事務局長(喜田由美子君) 辞職願。私儀、このたび、一身上の都合により、三豊市議会副議長の職を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。平成31年2月27日。三豊市議会副議長 込山文吉。三豊市議会議長 詫間政司様。 ◯議長(詫間政司君) お諮りいたします。  込山文吉君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、込山文吉君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。  込山文吉君より御挨拶がありますので、しばらくお待ちください。  込山文吉君。             〔9番(込山文吉君)入場、登壇〕 ◯9番(込山文吉君) 副議長辞任に当たり、一言お礼の挨拶をさせていただきます。  私、昨年2月に議員の皆様の御推挙をいただき、副議長の大任を仰せつかりまして以来、詫間議長のもとで、議会の活性化や市民福祉の向上に、微力ではありますが、全力で努めてまいりました。公聴会座長として議会報告会で市民の皆様方の意見交換会運営に当たらせていただき、市民への要望書を提出させていただいたことや、市長、議長に同行して国会陳情など、この1年間、私にとりましてもこの上ない貴重な経験をさせていただきました。この間、皆様方には温かい御指導と御協力を賜りましたこと、改めまして厚く御礼を申し上げます。  今後は一議員として市民の皆様の期待に応えられるよう、この貴重な経験を生かすとともに、大衆とともにの原点を忘れず、三豊市のさらなる発展に精進してまいる所存でございます。今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻を心よりお願いを申し上げますとともに、後になりましたが、山下市長を初め、理事者、職員の皆様の御協力に対しまして心から感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。  1年間、本当にありがとうございました。(拍手)             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程追加 副議長の選挙 ◯議長(詫間政司君) ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに議題といたします。  暫時休憩をいたします。               〔午前 11時17分 休憩〕             ────────────────               〔午前 11時32分 再開〕 ◯議長(詫間政司君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  これより副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                 〔議場=閉鎖〕 ◯議長(詫間政司君) ただいまの出席議員は22人であります。  投票用紙を配付させます。                〔投票用紙=配付〕 ◯議長(詫間政司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱=点検〕 ◯議長(詫間政司君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  なお、白票の取り扱いについては、これを無効といたします。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。               〔氏名点呼=順次投票〕 ◯議長(詫間政司君) 投票漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(詫間政司君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                 〔議場=開鎖〕 ◯議長(詫間政司君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番 浜口恭行君、6番 三木秀樹君を指名いたします。  暫時休憩します。               〔午前 11時38分 休憩〕             ────────────────               〔午前 11時39分 再開〕 ◯議長(詫間政司君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  開票の立ち会いを願います。                  〔開  票〕 ◯議長(詫間政司君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数22票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、有効投票21票、無効1票。有効投票中、浜口恭行君20票、岩田秀樹君1票。以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は6票であります。よって、浜口恭行君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました浜口恭行君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  副議長に当選されました浜口恭行君の所信表明があります。  5番 浜口恭行君。              〔副議長(浜口恭行君)登壇〕 ◯副議長(浜口恭行君) ただいま、皆さん方の投票によって当選させていただきました。まことにありがとうございます。所信表明で申し上げましたとおり、本市のさまざまな課題解決に全力で取り組み、是々非々で二元代表制の一翼を担う議会としての責任を果たすために、議会改革も進めながら、議長や各議員とコミュニケーションをとり、議員相互の議論を深めて合意形成を図りつつ、住民の福祉の向上のため、わかりやすく、開かれた議会を求めていきたいと思います。  私自身、若輩議員ではございますが、これまで諸先輩方が積み重ねてまいりました議会と若い次世代の議員とをつなぐ役割を担い、これからも微力ながらさらなる高みを目指して、市議会が市民の安心と信頼の上に成り立ちますよう、議長や皆様方とともに努力を重ねていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  簡単ではございますが、私のお礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ◯議長(詫間政司君) 以上で、本日の会議日程は全て終了いたしました。  なお、次回会議の再開は3月6日午前9時30分といたします。  本日はこれにて散会いたします。  御審議お疲れさまでした。               〔午前 11時48分 散会〕             ──────────────── Copyright (c) MITOYO CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....