東かがわ市議会 2022-12-02
令和4年総務常任委員会 本文 開催日:2022年12月02日
本日もよろしくお願いいたします。
4:
◯工藤(正)
委員長 ありがとうございました。
続きまして、議長よりごあいさつをお願いいたします。
5:
◯井上議長 皆さん、おはようございます。
委員長のお話、また市長のお話の中にも出ましたように、正にブラボーということであります。これからこのブラボーがまた続きますことを祈っております。
さて、本日、
総務常任委員会、付託された3議案の審議であります。市民の間で、報道によりましてベッセルおおちについて話題になっております。関心も高まっており、今日の審議、12月定例会の審議結果によって、ベッセルおおちについては今後のいい展開がなされるだろうと、そういうふうに思っております。いずれも温浴施設の関連の3本の議案であります。不明な点、疑問点ありましたら、どんどん議論していただきたいと思います。
本日はよろしくお願いします。
6:
◯工藤(正)
委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
御案内のように、当委員会に付託されておりますのは、配付されております委員会付託区分表のとおりでございます。
お諮りいたします。
議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)の2議案を一括議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯工藤(正)
委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第5号、議案第13号の2議案を一括議題といたします。
議案の審査については、配付しております審査日程表のとおり行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
8:
◯工藤(正)
委員長 御異議なしと認めます。
それでは、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)の2議案を一括議題といたします。
説明、質疑は一括で、討論、採決は1件ずつ行います。
それでは、地域創生課からの補足説明を求めます。
地域創生課、酒井課長。
9:
◯酒井地域創生課長 おはようございます。それでは、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)を一括して補足説明させていただきます。
本市の温浴施設の在り方につきましては、この
総務常任委員会の閉会中の調査案件としまして、令和元年8月開催から9回にわたり積極的な議論を賜りました。そして、本件のベッセルおおちにつきましては、最終的には再整備に向けての基本構想や基本計画を策定していく中で、瀬戸内海に面した眺望、ロケーションの優位性や施設設置目的である健康増進、福祉の向上のほか、滞在型観光施設として近年の新しい利用者のニーズに対するサービス提供ができる施設をコンセプトとして、リニューアルできる事業者を民間に求めることといたしました。
ベッセルおおちの譲渡先の選定につきましては、建物等は無償譲渡、土地は無償貸付けを基本的な方針として、ベッセルおおち再整備基本構想のコンセプトに沿ったリニューアルを図る事業者を募集することとして、8月5日に公募要綱を公表し、9月9日期限で参加申込を受け付け、6者から参加表明がありました。そのうち5者から提案書の提出があり、10月24日のベッセルおおち譲渡先公募プロポーザル審査委員会において、その5者からプレゼンテーションを受け、審査をし、その委員会において優先交渉権者と次点候補者を決定いたしました。提案者の内訳は、県内3者と県外2者でございました。
評価を総括いたしますと、標準的な提案が2者、そして素晴らしい提案が3者ありましたが、株式会社エンジェルリゾートグループ小豆島代表取締役、中西一宏が総合評価点で250満点中172点で1番高い順位となり、優先交渉権者となりました。優先交渉権者と譲渡に関する交渉を進めたところ、11月30日に建物等は無償譲渡、土地は無償貸付けとすることなど、基本的な契約等の条件となる内容を定めた基本協定と、ベッセルおおちの本館、スパークおおちなどの建物や備品を無償譲渡する契約を締結することができましたので、本件議案を上程させていただいているところでございます。
譲渡の相手方となる株式会社エンジェルリゾートグループ小豆島は、小豆島の土庄町に所在地を置き、小豆島国際ホテルとベイリゾートホテル小豆島という小豆島の2大リゾートホテルを経営しており、滞在型観光施設としての経営ノウハウはとても優れております。
事業提案内容についてでございますが、本館をリノベーションし、眺望のいい会議室などを宿泊室に改装するなど、宿泊客を大幅に増やす計画でございます。また、浴場もロウリュウを導入するなど、若者をターゲットにしたコンセプトを統一したものに改修する計画でございます。日帰り入浴等のサービス料金は現状と大きく変えず、入浴、食事の利用ができる予定でございます。スパークおおちでは、産直マルシェや軽トラ市を育て、多機能な施設として再生し、マリンアトラクションを充実させ、グランピングのターゲットの拡大を図ります。また、この提案の大きな観点としましては、小豆島で運営するホテルとの連携で、ベッセルおおちの周辺の港と小豆島間をつなぎ、新たな観光ルートを創造することでございます。
このような計画の提案により、施設立地条件の優位性を生かした魅力度、満足度の向上、施設配置や機能の見直しによる集客力の向上、利用者ニーズの把握や需要の掘り起こしによる新たな顧客の獲得が大いに図られると期待でき、ベッセルおおち基本構想のコンセプトに合致した日帰り利用ができる温浴施設運営と併せて、宿泊機能を有した滞在型観光施設となるものと考えております。
令和5年4月1日からは、温浴施設であるベッセルおおちの土地、建物等の財産は普通財産に移管するため、温浴施設条例についてベッセルおおちに関する記載を削除いたします。そして、財産の譲渡につきましては令和5年5月1日の予定としております。
以上、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
10:
◯工藤(正)
委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
小松委員。
11:
◯小松委員 今、この選ばれたところの得点、点数があるんですけども、ほかの県外が2か所、それから県内が3か所、その点数というのは分かるんですか。
12:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
13:
◯佐藤グループリーダー 社名のほうは控えさせていただきますけども、1つが106点、もう1つが100点で、もう1つが163点で、エンジェルリゾートグループ小豆島が172点、もう1者が169点でございます。
14:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
15:
◯渡邉委員 小豆島のエンジェルリゾートグループ小豆島というところに決まって、そこは今、課長の説明では素晴らしいところと、実績もあるところと承知いたしました。その中で、具体的に今の中で、もう少し範囲ですね、無償譲渡する範囲、ログハウス含めとるというんですけども、それの範囲をもう1つ具体的に、こっちのゲートボール場ですか、そこら辺りも含めて、もう一度説明をお願いいたします。
16:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
17:
◯佐藤グループリーダー まず、建物の件数でございます。まず本館から始まりまして、スパークおおち、それとコテージが2棟、それとログハウスが3棟、ログハウス部分のほうまででございます。あと、附属の浄化槽の施設であったりとか、附属施設一式でございます。
18:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
19:
◯渡邉委員 駐車場から先、ゲートボール場も全部含んだということでよろしいですか。
20:
◯工藤(正)
委員長 議案書の中に出てます、それは。
21:
◯渡邉委員 その譲渡する建物の資産価値、それ多分、金額想定しとると思うんですけど、それ分かれば、どれぐらいのことを想定しとんか。
22:
◯工藤(正)
委員長 地域創生課、古井主査。
23:
◯古井主査 建物の最終的な評価につきましては鑑定評価を取っております。最終的に全て含めて2億2,000万円程度の評価として出ております。
以上です。
24:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
25:
◯渡邉委員 2億2,000万円ということなんですけども、譲渡する相手で5者がありまして、審査委員の中に、ちょっと確認なんですけども、応募者の中との利害関係のある方なんかはいないと思いますけど、ちょっと確認させてください。
26:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
27:
◯佐藤グループリーダー 利害関係のある方はいらっしゃいません。
28:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
29:
◯渡邉委員 もう1つ聞きたいんですけど、改修を5月1日からするんですけど、改修しますわね。改修するとなれば、一部閉館するのか、そのまま継続するのか、その点お聞きします。
30:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
31:
◯佐藤グループリーダー まず、営業しながらの改修が進められると思っております。それと、構造等でどうしても休業せざるを得ない状況になりますと休館というような状況にもなりますし、あと設備系で例えば配管等、電気系統をつなぐような場合に、もう休館せざるを得ない状況になった場合は、そういった工事の進め方が行われると聞いております。
32:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
33:
◯渡邉委員 それと、今、創裕が経営してますけど、その中に創裕が何らかの入浴チケットとか、そういうようなもんを販売して、使わなくて期限が切れる、経営者が変わるということなんですけど、その点の対応はどう考えとんですか。
34:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
35:
◯酒井地域創生課長 実質的な打合せは今からにはなるんですけれども、引継ぎまでの間に創裕と、それからエンジェルリゾートグループ小豆島と私どもを含めた形で、しっかり協議をして調整していくということで考えております。
36:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
37:
◯渡邉委員 もうちょっと最終的に、あそこのベッセルおおちの耐用年数はやっぱり何年間にあると思うんですよ。耐用年数がこれから30年ぐらいですか、これ。無償譲渡する期限、もう期限も聞きますけども、借地貸付年数があるんですけど、そのときに大きな資金が要って改修する必要が出てきた場合、そこら辺りも、やっぱり市がもう後は渡しとんですから全く携わらんのか、若しくは何らかの対応をするようなこともあるのか、そういう契約があると思うんです。その点と、最終的にあの建物は譲渡したところが責任を持って潰す、潰して更地にして返す、その点をちゃんと契約に明記しているのか、その点お聞きします。
38:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員、これは今までの
総務常任委員会の中でも、この件に関しましては、もう譲渡したら市のほうが一切それはノータッチやというふうな形で、それで解体であるとかそういうようなもんについても、そこらも考慮しながら譲渡というような形になっとんで、そこらは契約の内容についてでいいですか、確認するのは。
佐藤グループリーダー。
39:
◯佐藤グループリーダー まず、更地返還に関しましては契約の条項の中に盛り込んでおりますので、その条件でこの度契約させていただいております。それと、貸付けの期間に関しましては、これから貸付契約のほうを進めていきますけども、30年という形で契約を書こうと思っております。
それと、建物の改修のことについてでございますけども、基本的には先ほど
委員長のほうがおっしゃられましたように、改修等に関しましてはエンジェルリゾートグループ小豆島のほうでやっていただくというような形になりますし、それと例えば解体をして新しく建物を建設する場合、建て替えの場合に関しましては市の企業立地補助金というような制度の中の観光施設という施設分類に入りますので、そこで投下固定資産の設備投資がある場合にはそれに対しての補助が発生するという、そういった考えは持っております。
以上でございます。
40:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
41:
◯渡邉委員 もう一度確認なんですけど、今聞いたら、建て替える場合は市から何らかの補助金があるということで、今、答弁していただいたと思うんですけど、改修の場合は何らかの補助金制度を利用できることはあるんですか。その点のお考えを聞きます。
42:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
43:
◯佐藤グループリーダー 改修の場合に関しましては、直接的にその改修に対しての補助はございませんけども、今回、エンジェルリゾートグループ小豆島がベッセルおおちという建物を居抜きで事業に入られるというようなことになりますので、当初の企業立地補助金で算定要件がございますので、その補助金をお渡しするというような考えはございます。
44:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
45:
◯渡邉委員 その補助金は限度額どれぐらいなことなんですか。決まっとんか、分かっとんですか。
46:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
47:
◯佐藤グループリーダー 補助金に関しましては、まず延べ床面積に対して掛ける1万円の助成額と、雇用人数に応じた補助額、それプラス、後年度に固定資産税を納付いただいた賦課額に対して、それの納付いただいた額、それを後年度に補助金として渡します。
48:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
堤委員。
49: ◯堤委員 確認なんですが、今の創裕の契約は来年3月31日で切れますと、エンジェルリゾートグループ小豆島は5月1日ということなんですが、その空白の1か月間はリニューアルの準備期間もあると思うんですが、その4月1か月間は休館という扱いでよろしいんですか。
50:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
51:
◯佐藤グループリーダー そのようになるかと思っております。
52:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
大藪委員。
53: ◯大藪委員 今ふと思い出したんだけど、古い話で間違ってるのかどうかちょっと確認したいんですが、温浴のほうの取水の施設のほうなんですが、他の施設と共有であったんではないですかね。そこら辺はどういうふうになっとんですか。
54:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
55:
◯佐藤グループリーダー 源泉の取扱いに関しましては、併設する絹島荘と共有で使っておる設備になりますけども、新しくエンジェルリゾートグループ小豆島が使用する際にも、その絹島荘と協議をしまして、承継して使用できるような形で調整を進めております。
56:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
57: ◯大藪委員 もともとその取水のところの位置というのはどっちにあるんですか。
58:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
59:
◯佐藤グループリーダー 源泉の位置は、今の絹島荘の建物の南側に位置をしております。
60:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
61: ◯大藪委員 所有権はどこにあるんかなと思って、その源泉を掘っとる位置の土地の所有権というか。
62:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
63:
◯佐藤グループリーダー 所有に関しましては、絹島荘を運営されております香東園のほうが所有というような形で、その当時の取り交わした覚書によりまして、市が利用できるものという形になっております。
64:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
中川委員。
65: ◯中川委員 これももう皆さんが質疑しましたんで、確認の意味も込めてちょっと聞きたいんですけど、今、無償譲渡、無償貸付けということでずっとお聞きしました。その辺りは認識したんですけど、その中にこの条例案からちょっとずれたら申し訳ないんですが、協定の中に観光協定みたいな、東かがわ市には宿泊施設は本当に少ないところですんで、それと含めてうちの官と、公共の市を含めて観光行政の協力体制について、その辺りの覚書みたいなんは考えてるんか、いや実はその中に協定の中にも多少含みを持って書いてるか、ちょっとお伺いします。
66:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
67:
◯佐藤グループリーダー 11月30日に取り交わしをさせていただいた基本協定の中に、基本的な合意事項という条文で取り交わしをさせていただいておりますけども、その中に提案事業を遵守して実施していただくというような内容のことで取り交わしをしておりますので、今回いただいた観光の連携等々の事業計画を遵守していただけると思っております。
68:
◯工藤(正)
委員長 中川委員。
69: ◯中川委員 ちょっとしつこいようになるんですけど、5月1日から優先交渉権を、成立したらそういう進めていくということなんですが、それも含めて進めるべきと思うんですが、もう早めにするお気持ちはありますか。その年度が変わってという、事前に交渉なり。
70:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
71:
◯酒井地域創生課長 財産の引渡しを5月1日ということでもう決めておりますので、それまでに事前調整は当然していくことになります。先ほどの、今現在の指定管理者であります創裕が使ってますサービスを引き継いだりするのも調整の1つでございますし、それから当然、雇用関係のことも調整していかなければなりませんので、そういったことも含めて、今回のエンジェルリゾートグループ小豆島におきましても、今の雇用者もできる限り雇用するという話も事業提案の内容にも含まれておりますので、そういったものを5月1日までにしっかり調整させていただいて、スムーズに引き継げるようにしたいと思っております。
72:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
大藪委員。
73: ◯大藪委員 要らん心配かもわからんのですが、3月までまだ指定管理の期間があるんですが、その間に大きな修繕とか改修とかが必要な案件が出てきた場合はどういうふうな対応をするんでしょうか。
74:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
75:
◯佐藤グループリーダー 3月までは創裕に指定管理として市が家主でお貸ししておる建物になりますので、営業するに当たって必要な修繕等が発生した場合には実施をせざるを得ないかなと、そういうふうには考えております。
76:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
77: ◯大藪委員 通常の修理辺りの金額であればまだしも、例えばボイラー系統なんかがいくと、もう何千万円という話になるわけですよね。その場合でもやっぱり改修というのはせないかんですかね。
78:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
79:
◯酒井地域創生課長 その状況にもよりますけど、どういったことが起こったかによって判断しなければならないですし、どうしてももうその後、ベッセルおおちが建物として、例えばエンジェルリゾートグループ小豆島に差し上げたとしても、もう機能できる、使えるようなものでなくなった場合というのは、当然、契約解除ということも視野には入れて検討しなければならないことになると思っておりますが、そのようなことがないことを願っております。
80:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
(「なし」の声あり)
81:
◯工藤(正)
委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
討論、採決については1件ずつ行います。
これより議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
82:
◯工藤(正)
委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第5号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
83:
◯工藤(正)
委員長 起立全員であります。
よって、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
84:
◯工藤(正)
委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第13号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
85:
◯工藤(正)
委員長 起立全員であります。
よって、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)は、原案のとおり可決することに決しました。
続きまして、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)を議題といたします。
地域創生課からの補足説明を求めます。
地域創生課、酒井課長。
86:
◯酒井地域創生課長 議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)の補足説明をさせていただきます。
指定管理者の選定についての概略を御説明させていただきます。
8月10日に公募を開始したところ、まず2者から参加表明書の提出がありました。10月5日を申請書類の提出期限として募集しましたが、最終的には今回御提案のkanemitsu株式会社1者から指定管理者指定申請書の提出があり受理をいたしました。申請書類を確認し、10月28日に指定管理者選定審議会に選定の適否について諮問した結果、指定管理候補者として指定することが適当であるとの答申を受け、提出された事業計画なども精査し、同者を指定管理者の候補者として選定するものでございます。また、本件の審議資料といたしまして、候補者提出の事業計画書を追加資料として提出しております。
以上、補足説明といたします。よろしくお願いいたします。
87:
◯工藤(正)
委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
堤委員。
88: ◯堤委員 今、指定管理者の候補者がkanemitsu株式会社に決まったということなんですが、今の指定管理料は今後、募集要綱でも発表されとると思いますが、指定管理料は幾らなのかお尋ねいたします。
89:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
90:
◯古井主査 指定管理委託料でございますけども、公募の要綱で1,320万円税込みで上限額として募集をしておりまして、提案があったのも同じ額でございます。
以上です。
91:
◯工藤(正)
委員長 堤委員。
92: ◯堤委員 ちょっと1点だけなんですが、今、今年度は936万円ほどと伺っておりますが、その1,320万円に上がった要因は何でしょうか。お尋ねいたします。
93:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
94:
◯古井主査 指定管理委託料の増額要因でございますけども、今回、公募の際に改めて過去数年間分の決算状況の確認をいたしまして、今回、指定事業だけを実施をするとした場合に想定される収支の積算をしまして、はじかれた額が1,320万円ということでございます。
以上です。
95:
◯工藤(正)
委員長 小松委員。
96:
◯小松委員 kanemitsu株式会社の事業計画書、それから事業の内容を見せていただいとんですけども、従業員数が30人で、ほかちょっと先ほどの参考なんですけども、エンジェルリゾートグループ小豆島は正社員が57人で、非正規の社員が1人、これ例えばkanemitsu株式会社の場合、従業員数30人なんですけども、正社員、それから非正社員の内訳は分かりますか。
97:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
98:
◯古井主査 30名の正社員と非正社員の内訳については、申し訳ございませんが分かりかねます。ただ今回、白鳥温泉を運営していくに当たりまして、今のところ計画しておりますのは正社員が3名、それからパート4名の合計7名で運営していこうと計画をされてるようでございます。
以上です。
99:
◯工藤(正)
委員長 中川委員。
100: ◯中川委員 何点か質疑させていただいたらと思います。
この白鳥温泉は、私が知っとる限りで、合併時は直営だったと記憶しております。それから創裕が指定管理者になって今現在に至っているわけなんですけど、それまでにもう何度も現地視察したりとかして、広場も含めてですけど行かれた経験があります。その中で、本館のほうの傷みもひどい、経年劣化もありますけど、建物自体が古いというのもあります。別棟の地下にボイラーがある建物なんかは特にひどいというんを、その当時も
発言してたと思うんですけど、それで前置きが長くなり過ぎてますけど、その中でボイラーは特にもう取替えの時期が、もう何年も前から言うてたと思うんです。その中で、これ今、資料が手元にあるんですが、追加資料の中で、別にこの会社を批判するわけではないんですけど、どうもこの追加資料の中に、項目の中に、これは当然そのメインの仕事というのは管理業、メンテナンス業と書かれてます。当然そうなんですけど、当然これ自分の得意なところというのはもうおもてに確かに多く書くというのが常設やと思うんですけど、あまりにもこれメンテナンスのことをよく書いてるんですね、今ずっとチェックしてますけど。そしたら、最初の指名をした1者だけが残ってしたということなんですが、当然、この会社というのも、今の設備関係、メンテナンスの会社ですから、どの程度もつかとか耐用年数があるかとか、これはちょっと修理が絶対必要な箇所でないかというんは分かってると思うんです、計算したらね。その上でこれを受けたと思うんですけど、その辺りの最初の会社のkanemitsu株式会社とどの程度深いというか、先行きのことでお話しされたのか、まずその辺りを教えていただけますか。
101:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
102:
◯古井主査 今回、公募に当たりまして、事前に公募の要綱を公表してから現地説明会というものを開催しておりまして、kanemitsu株式会社につきましても参加をしてございます。その中で現地をいろいろ見て回ったりですとか、あとは質疑回答のほうでいついつ市のほうでこういった設備を修繕しているとか、そういった履歴も出してますので、その辺りを把握していただいておるものと認識しております。
以上です。
103:
◯工藤(正)
委員長 中川委員。
104: ◯中川委員 なぜそういうことを質疑したかと言いましたら、実際、kanemitsu株式会社は今、翼山温泉でも事業展開しています。今回のこの提案しとるところとは違うんですけど、申込みいうか、指名を申込みしたのが同じ会社でございます。その辺りも加味するというたら失礼なんですけど、それだけのプロのメンテナンス会社ですんで、分かった上だったら、もうそないに大きな事故は起きんと思うとんですけど、何とかちょっとその辺りも不安なところがありまして質疑したところです。
追加でもう1つよろしいですか。
105:
◯工藤(正)
委員長 どうぞ。
106: ◯中川委員 先ほど言われたように、その従業員もそのまま使っていただけるということで、市に対しても有意義なことやろうと思うんですけど、その辺り、もう再度要望というか、されたことの項目を分かる範囲でしていただけたら有り難いです。従業員の雇用とか賃金とか、それとかその敷地のその管理の状況、白鳥温泉の敷地は広いですから、私が考えておったんは点数表まで奥まで含めとんかなと思うたんですけど、その辺りの条件をもう一度、確認のためにも教えていただけたらと思います。
107:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
108:
◯酒井地域創生課長 まず、今回の指定管理の出します範囲につきましては、おっしゃられてたとおりテニス場のほうまでが管理区域にございますので、そういったところも入れて指定管理していきながら、例えば自主事業で活用していただく部分が出てくるとか、そういったものを有効に使っていただくということが提案としていただいております。
それと、雇用に関しましても、基本的にはできる限り、今現在、白鳥温泉で働いている方は創裕の社員になるんですけども、そういった方も地元に残りたいという意向もある方が多いので、そういった方はできる限り雇用したいという話は聞いております。
109:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
大藪委員。
110: ◯大藪委員 この白鳥温泉というやつは、やっぱり地域の福利厚生、非常に役に立っておりますし、また水質も良いということで、コアなファンの方も多いように思われます。指定管理者が見つかって良かったなとは思う反面、いかんせん建物が非常に古いんですわ。御存じのとおりやと思うんですが、こうなってくると、なかなか先ほども同僚委員が言うとったように、いつ壊れるか分からない部分が非常に多い。そういった中で、指定管理をしていただくのは有り難いんですが、5年という契約期間をつくられて契約しようとされとんですが、非常に5年という時間というか年数には大きなリスクが伴うということも当然のことなんで、例えば今、引田のほうで管理主にやっていただいておる引田のほうと年数を取りあえず合わせて、短かめに区切りながら指定管理をお願いするというような考え方はなかったんでしょうか。
111:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
112:
◯佐藤グループリーダー まず、公募要綱を策定、出す際に、指定期間を何年にするかというところも当然考えております。当然、長い期間、5年間を取る場合と、例えば3年とかを取る場合を考えている際に、長く事業期間、その手を挙げていただく企業の投資を促すためにも長い期間を取っておいたほうがより良い提案が出てくるというところもございますので、そういった観点から5年というところを定めて募集をしたところでございます。
113:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
114: ◯大藪委員 それはそうやと思いますわ。資本を投下するんですからね、ある程度長くやらないかん。でも、やっぱり相手方にしても現状を見ておられるわけなんで、例えば3年が終わった後に再契約ということも今までもずっとそうされてきてますんで、それで終わりですよ、1回で打ち切りますよというような契約でももともとないような協定だろうと思うんですけど、先にこれお聞きしたときに、ちょっと私の記憶では大規模な改修はしないというようなことを確か市長がおっしゃったような気がするんだけど、ここでしないと言うと、これが年数で大規模な改修、大規模の定義にもよりますが、発生した場合というのはどうするんですか。指定管理の打切りというのを途中ですることもあり得るということですか。
115:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
116:
◯佐藤グループリーダー 当然その状況、改修の規模とか状況にもよりますけども、その際にやはり協議をして、当然もう運営継続が困難というような状況であれば、もう指定管理の運営の打切りというようなところも視野には置いておかないといけないかなと思っております。
117:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
118: ◯大藪委員 そこなんですよね。それを腹に持っておられるんであれば、長く5年で引っ張るのはちょっと無理があるんでないかなというふうに感じるんですよ。不安はあるでしょう。近い将来、必ず大きな改修が必要なんですが、地震でないんで、そんなに長いスパンでなくて、南海地震が何年以内に来るよりは短いですよ。5年かもしれないし、3年かもしれない。そういう単位ですよ、ボイラーとか何かだったらね。だから、一応そういうところを、こない言うたらいかんけど、再考してくれとはこの場では言えんのやけども、出とるんでね。ちょっと長いんでないかなという気はします。
119:
◯工藤(正)
委員長 答弁いいですか。
120: ◯大藪委員 まあ、ちょっと。
121:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
122:
◯酒井地域創生課長 今、もう建ててから40年を過ぎた建物でございます。本市で決めております東かがわ市公共施設個別施設計画に基づいて話しさせていただきますと、おおむね鉄筋、鉄骨の構造でいったら、耐用年数というその国が定めたような耐用年数は過ぎてますけれども、それ以上、50年から80年ぐらいは使えるのでないかなというところで判断をしておりますので、今から言いましたら10年ぐらいはしっかり施設として活用できるんでないかなというように考えております。まずそれが前提でございます。
以上でございます。
123:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
124: ◯大藪委員 建物は本当にもつんですよ、確かに。鉄骨建てすると100年近くもつでしょう。ただ、それに伴う設備関係の修繕のほうが金額的には大分大きい、どこでもそうなんですけど大きくなってきて、これには必ず壊れるんですよね。耐用年数過ぎていつまででもいけるようなんはなくて、動いてるもんですから。そこら辺もあって、その設定として大規模改修というもんの定義というのはどの辺で考えとんですかね。
125:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
126:
◯酒井地域創生課長 まず、建物につきましても躯体がどうしても持たなくなるというところだと思っております。設備につきましては、まずどのぐらいというところですけども、基幹的なものの設備がもうどうしても無理になったもの。ですから、先ほどのボイラーとかそういうのが全く駄目になってきたらもう難しいのかなということになりますが、それもそのなったときの指定管理者と私どもでしっかり協議した中で話合いしながら、また議会の皆様にもお諮りしながら決めなければいけないなというように思っております。
127:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
128: ◯大藪委員 大体どれぐらいの金額が大規模になるとかいうようなことは考えておられませんか。
129:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
130:
◯酒井地域創生課長 正直に金額というのは考えておりませんというよりは、どのぐらいの金額とここで数字を言ってしまえばややこしくなりますので、控えさせていただきます。
131:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
堤委員。
132: ◯堤委員 指定管理を募集して応募があって、これからも継続運営をしてくれるというのは有り難いんでございますが、このkanemitsu株式会社は引田の翼山温泉の運営をしております。そのときに私も聞いたところ、運営をし始めた当初にはスムーズな出発もできなくて、従業員ともトラブルがあり、食堂のほうも休業したりしてトラブル続きだったとは聞いておりますが、今回、募集要綱をしたところ、この事業運営計画を出してきております。ここで1点お尋ねしたいんですが、このkanemitsu株式会社は指定管理者選定審議会で審議されて認められたとは思うんです。その審議会での適正な事業者という根拠といいますか、判断はどのようにしたのか、ちょっとお尋ねいたします。
133:
◯工藤(正)
委員長 久保総務部長。
134: ◯久保総務部長 審議会の内容の審査、審議結果ということ、経過についてはここではお答えするような内容ではございませんけれども、この資料にございます白鳥温泉に関する事業計画書、これにつきまして御説明をkanemitsu株式会社のほうからいただき、審査委員のほうがそれに質問する形でその決定をしております。その上で、白鳥温泉を指定管理者として運営するに当たって、この会社で適切であろうという総合的な判断に至ったということでございます。
以上でございます。
135:
◯工藤(正)
委員長 ほかに。
渡邉委員。
136:
◯渡邉委員 まず、今の堤委員の質疑の続きなんですけども、1者しか応募がなかったということは、もう当然、選定委員の方も審査しようがないですわね。執行部は5年間で継続したいという意向があれば、どちらにしてもそこに任命されるという、もう決まるということなんですけど、そこで、たまたまkanemitsu株式会社というのは、今、翼山温泉で指定管理を受けております。2年ほどになりますわね、経過が。それで、今のkanemitsu株式会社の管理状況、翼山温泉について、執行部としてはどのように評価しているのかお伺いします。
137:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
138:
◯酒井地域創生課長 翼山温泉を指定管理していただいてから1年と半年以上経ちました。当初は引継ぎがなかなかうまくいかずに、ちょっと休みが続いたりとかいうことでしておりました。それにつきましては、やはり温浴施設という特殊なものの引継ぎというところで、若干想定していたものとは違ったのかなというところかなと思っております。
それと、市民からの声とかでも、若干、以前やっていただいとった指定管理者のサービスよりも低下してるんでないかなという声も聞いております。ですが、最低限、お風呂に入る、それから食事ができるというサービスは、最低ラインかもしれませんけれどもしていただいておりますので、指定管理の業務としては適切にやっていただいているというようには思っております。
139:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
140:
◯渡邉委員 先ほど中川委員からも質疑がありましたけども、メンテナンス会社というようにこのうたい文句で書いてますけども、その割には全くのど素人でないんかというような……。
141:
◯工藤(正)
委員長 ちょっと今の
発言については……。
142:
◯渡邉委員 撤回いたします。修繕の手配とか何かになったときの手配とかそういうようなんも、スムーズにいってなかったと私は感じております。
それと、今現在、ジャグジーが止まっております。私もちょくちょく行ってるんですよね。
143:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員、今のは白鳥温泉の指定管理の議題なんで。
144:
◯渡邉委員 委員長、それにしても、今、翼山温泉でkanemitsu株式会社のところが同じ会社が指定管理を受けとるのだから、それは例に挙げても私はいいと思うんですけど、どうですか。いいですか。
145:
◯工藤(正)
委員長 どうぞ。
146:
◯渡邉委員 それで、ジャグジーですね。私も行く行くは存続するかしないか分からんですけども、経費も要ることでなかなか予算が通らないんで修繕がなかなか難しいんですよと思っていたら、実はkanemitsu株式会社の従業員に聞くと、「燃料費がよけ要るから止めてる」というように聞いたんですよ。そこで、これにはリピーター客とかいろいろするいうて書いとんですけども、白鳥温泉が指定管理を受けた時点でも、何かが壊れたら直すか分からんですけど、壊れんでも運営費を抑えるためにどっかの施設をちょっと止めるとか、そういうことが起き得る可能性があるんですよね、この会社に関しては。それと、そういうことは市への協力、貢献度に関して協力的でない会社でないかと思うんです。
それともう1つ、最近、また
委員長に止められるか分からないですけど、この間、執行部から議員のほうに、翼山温泉が止まっていることの説明がありました。それにしても、3日か4日で修繕できることでも、いろんな状況で延ばし延ばしになってる。もう少し貢献度があれば、翼山温泉は3日で復旧できとんです。そこらも少し疑問を感じる会社なんですよ。不安があるんですよね、我々も。5年間という長いスパンをすれば、施設は老朽化している。ここで壊れた、これどうするんやというんで、先々トラブルになる可能性が、保証の問題とか出てくるんか分からんし、こういうものはものすごい不安があるんです。それ、翼山温泉がもっとスムーズに協力的にできてたら何の議論もなくするんですけども、施設が老朽化であるいう不安がまず1つあります。その上に、指定管理者が協力的でないという感じがある。そこで指定管理を5年間渡すということは、市長が発表している、いずれベッセルおおちだけを、温浴施設を1つにするという方向から、ものすごく何か方向が先送りするような感じがあるんですよ。ここでちょっと立ち止まって、白鳥温泉をほんまに残すんだったら利用者の満足度を上げるような方向性に変えていかなんだら、この5年間というのは非常に長いですよ。実は言うたら、選挙も2遍せないかんですよ。我々もおるかおらんか分からんですよ。
147:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員、ちょっと……。
148:
◯渡邉委員 今のは撤回ですよ。そういう長いスパンということも考えて、ここで一遍よく踏みとどまって考える時期が私は来てるんかと思うんですけど、いかがでしょうか。
149:
◯工藤(正)
委員長 酒井課長。
150:
◯酒井地域創生課長 kanemitsu株式会社が協力的な会社でないということはありません。
以上です。
151:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
152: ◯大藪委員 私としては最後ですが、この大規模改修、または修繕が発生した場合の取決めというのは、協定というのは、やっぱり本協定を結ぶ前にある程度のことできっちりと決めてないと、ちょっと今、地方自治法の中での責任問題いうのがあって、地方自治体が貸付対応する場合の義務とかいうところがあったと思うんですが、そこら辺にも準じないかんので、きちっと協定をしてないと、その途中で口頭だけでやってたんでは、その大規模改修になった場合にこっちが修理をしなければならなくなる可能性があるんで、その辺をきっちりと協定でうたっておいていただかないと、なかなかこれがすぐにうんと言うことができないのかなと思いますが、その辺を。
153:
◯工藤(正)
委員長 佐藤グループリーダー。
154:
◯佐藤グループリーダー 施設設備の損傷につきましては基本協定書を取り交わししますが、その中のリスク分担表の中に区分を設けてございます。所要額が100万円以上か100万円未満かいうようなところで指定管理者が実施をするか市が実施するかという、そういうような区分を設けてございます。
155:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
156: ◯大藪委員 部長にちょっとお聞きするんやけど、自治法の中にある責任に分担とそのリスク分担表で協定をまくんとであれば、そのリスク分担表で協定をまいとるほうが強いんですか。
157:
◯工藤(正)
委員長 総務部長。
158: ◯久保総務部長 運営に関して、まずこの今回の部分につきましては、5年間という指定管理期間を定めて募集をし、手を挙げていただいたkanemitsu株式会社と基本協定を結ぼうとしております。その5年間の中で、運営の範囲において修繕が生じた場合には、先ほど言いましたリスク分担が重視されることにはなりますけれども、施設本体はこれは市の施設でございますから、御指摘の大規模改修というのは必要性があるかないかというのは、どんな大規模改修になるか分かりませんけども、その必要性が生じた場合、この場合には当然、費用が掛かってまいりますので、先ほど地域創生課長のほうから説明がありましたとおり、議会の皆様にもお諮りをし、この施設を存続するかどうかも含めて、これは協議をしないといけないというふうに考えています。ただ、現状においては、5年間の指定管理期間の中で施設が運営できるものと我々は思っております。御指摘のとおり老朽化した施設でございますので、その懸念もございますが、方向性としましては現状の施設を維持管理しながら、指定管理期間5年間を継続してやっていただきたいというふうなことで今は考えております。
以上です。
159:
◯工藤(正)
委員長 大藪委員。
160: ◯大藪委員 今いろんな質疑がこちらから出てるんだけど、ちょっと説明を頂いたことに対する認識が多少違うようなところがありまして、ちょっと休憩をお願いして……。
161:
◯工藤(正)
委員長 そしたら、まだまだ議論もあると思うんですけど、一応ここで暫時休憩したらと思いますんで、いいですか。
(「はい」の声あり)
162:
◯工藤(正)
委員長 暫時休憩いたします。
(午前10時36分 休憩)
(午前10時49分 再開)
163:
◯工藤(正)
委員長 休憩を解いて再開いたします。
ほかに質疑はありませんか。
渡邉委員。
164:
◯渡邉委員 先ほど大規模改修の話が出ました。これから5年間指定管理とすれば、今、想定される考えられる故障とか、多分想定としては100万円以上の改修が要るような可能性はあるのか、あるとすればどのような改修が見込まれるのかお聞きします。
165:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
166:
◯古井主査 今後見込まれる改修でございますけども、設備関係の大物でいいますと熱交換器でありますとかろ過機の類い、こういったものが相当に古くなっておりますので、必要に応じて取替えなどの必要が生じてくる可能性はあるのかなと思っております。
以上です。
167:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
168:
◯渡邉委員 想定される、今までの経験上、金額はどれぐらい掛かるんですか。
169:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
170:
◯古井主査 また予算での協議も頂ければと思うんですけども、熱交換器につきまして業者に見積り取りましたところ、2基で800万円程度の金額が出てございます。
以上です。
171:
◯工藤(正)
委員長 渡邉委員。
172:
◯渡邉委員 それ以外で設備もほかにもあるのか、それとか建築、建物は何か想定されるものがあるんですか。
173:
◯工藤(正)
委員長 古井主査。
174:
◯古井主査 建物部分につきましては、年に1回、建築基準法に基づく点検を受けてございますけども、大きな修繕箇所としては今のところは指摘はされておりません。設備関係でいいますと、細かい配管の修繕ですとか、そういったものはあるのかなと考えております。
以上です。
175:
◯工藤(正)
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
176:
◯工藤(正)
委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第14号の討論に入ります。
討論はありませんか。
執行部側演壇で。
177: ◯大藪委員 議案第14号 指定管理者の指定についてに対する反対討論をさせていただきます。
指定管理者の方が見つかり、白鳥温泉、非常に地域の方に愛されてもおりますしファンも多い、地域の福利厚生にも役に立っているということで非常に有り難いことで、やっていけたらいいなというところは、多分、委員の皆さんも同じ思いだと思います。ただ、いかんせん、その建物自体が昭和53年、4年ぐらいの建物でもございますし、改修してから日も経つ、そういった中で5年というスパンが非常に長い。私が反対するのも、その5年というその指定管理の長さでございます。その間に起こり得るであろうリスクというのはかなり大きい。もしもそれを大きな改修するなりしてするんであれば、その次の段階として、取りあえず今期はもう少し期間を短くしていただきたいという思いがあって反対討論とさせていただきます。何とぞよろしくお願いします。
178:
◯工藤(正)
委員長 ほかに討論はありませんか。賛成討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
179:
◯工藤(正)
委員長 そしたら、討論ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第14号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
180:
◯工藤(正)
委員長 起立、賛成者はありませんので、よって、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)は、否決をすることに決しました。
以上で、当委員会に付託されていました議案の審査は終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長をはじめ執行部の方々には心より厚くお礼を申し上げます。
これをもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。
(午前10時55分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務常任
委員長
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