東かがわ市議会 2018-09-21
平成30年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2018年09月21日
質疑はありませんか。
鏡原議員、執行部側演壇でお願いします。
4:
◯鏡原議員 賛成討論、反対討論があったということですので、その内容について御説明いただければと思います。
5:
◯井上議長 大森委員長。
6:
◯大森予算審査常任委員長 簡単に申し上げます。
反対討論は、補助事業500万円のうち145万円を国際交流のほうから回していただきたい、それから使用料20万円については減免措置をとってほしい、それからまた印刷製本費の中でパンフレット35万円だったと思うんですけれども、そのことについて努力していただきたいという話だったと思います。
それから、賛成討論につきましては、国際交流東かがわを今後ますます発展させ、地域に、また国際的に有名になれるようにしたいということで賛成していただいたと思いますので、よろしくお願いします。
7:
◯井上議長 暫時休憩いたします。
(午前 9時37分 休憩)
(午前 9時37分 再開)
8:
◯井上議長 再開いたします。
暫時休憩いたします。
(午前 9時37分 休憩)
(午前 9時39分 再開)
9:
◯井上議長 再開をいたします。
10:
◯大森予算審査常任委員長 反対の趣旨は、市のイベント助成事業に合わせた助成金としてすべきだろうという形であったと思っております。
それから、賛成の趣旨については、そのイベント事業にはそぐわないということでの賛成討論だったと思うんですけれども、皆さん方、こない言うたら悪いんですけれども、全議員がこの委員会には参加しております。先ほど申し上げたとおり、皆さん方がそれを理解していただいておると私は思っておりますので、よろしくお願いします。
11:
◯井上議長 暫時休憩いたします。
(午前 9時39分 休憩)
(午前 9時46分 再開)
12:
◯井上議長 再開をいたします。
大森委員長。
13:
◯大森予算審査常任委員長 失礼しました。今までこういった形の質疑は無かったもんでございますんで。
これにつきましては、開催補助金の500万円を300万円にするということで、執行部の説明では、議員としてまた議会としての説明責任を果たすことがなかなか難しいと考えるということでありまして、イベント助成の上限額ということでお願いしたいということで、補助事業としての根拠には不明瞭であるということで反対しておったと思っております。
賛成につきましては、本事業はイベント事業とは異なり、従来より実施している国際交流及び2020年に向けたホストタウン事業としての計画したもんであり、要求どおり認めるべきものであるということで賛成したと思っております。よろしくお願いします。
14:
◯井上議長 暫時休憩いたします。
(午前 9時47分 休憩)
(午前 9時49分 再開)
15:
◯井上議長 再開をいたします。
大森委員長。
16:
◯大森予算審査常任委員長 先ほど最後に申し上げました、「思います」でなしに、「でありました」。よろしくお願いします。
17:
◯井上議長 ほかに委員長報告についての質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
18:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
(午前 9時50分 休憩)
(午前 9時50分 再開)
19:
◯井上議長 休憩を解いて再開をいたします。
議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)について、18番 大藪雅史議員ほか1名から、お手元に配付いたしました修正の動議が提出されております。
この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
20:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)に対する修正動議についてを議題とすることに決定いたしました。
議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)に対する修正動議についてを議題といたします。
この際、提出者からの説明を求めます。
18番 大藪雅史議員、執行部側演壇でお願いします。
21:
◯大藪議員 おはようございます。委員会の討論の中でもよく御報告させていただきましたとおり、ただいま議案となりました議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)に対する修正動議について説明を申し上げます。
委員会中にも申し上げましたように、本修正内容は、歳出、2款、総務費、1項、総務管理費、13目、地方振興費、19節、負担金補助及び交付金の東アジアマスターズ開催補助金500万円を300万円にとするものであります。
予算審査常任委員会における討論でも申し上げましたが、これまでの執行部の説明では、議員として、また議会として説明責任を果たすことはなかなか難しいと考えております。よりまして、イベント助成金の上限金額、また同様な条件で補助を行うことが望ましいと考えております。執行部のこれまでの説明の中でもあるように、国際交流の一環やインバウンドの呼び水としての本事業を捉えることもでき、その点においては、本案が可決された後に予算審査常任委員会での討論で申し上げた内容を付帯決議案として提出することとしております。
最後に、この修正案におきましては、東アジアマスターズの開催のいいとか悪いとかいうことではなく、本市としての補助金の出し方に問題があるということを強く申し上げ、本動議に対する説明といたします。
議員各位の御賛同、よろしくお願いを申し上げます。
22:
◯井上議長 説明が終わりましたので、これより提出者への質疑を行います。質疑ございませんか。
石橋議員、議員側演壇でお願いします。
23:
◯石橋議員 何点かお伺いをいたします。
ただいまの提案説明では、本議案に対する修正動議を出した経過、意思、思いが十分理解はできなかったと私は思っております。ただいまから質疑する内容については、予算審査常任委員会の中で提案理由を説明されたことも含めて御質疑してよろしいでしょうか。
24:
◯大藪議員 はい。
25:
◯石橋議員 それでは質疑をいたします。まず、動議を提出されたとき、それから本予算に対する反対討論されたときに、説明の中で、もう前提条件として動議を提出しますというくだりがあったことはお認めになりますか。
26:
◯井上議長 大藪議員。
27:
◯大藪議員 はい。予定しておりますと申し上げました。
28:
◯井上議長 石橋議員。
29:
◯石橋議員 要は、前提条件として、予算の修正を出すことを前提に討論して、「皆さん、この予算は上程が不的確であるので反対してください」というおっしゃり方だったんですが、まずもって本予算に反対討論する場合に、「皆さん、もし通らんのであれば動議を提出しますよ」という前提条件で予算審議をするのは、まずいかがなもんかと思っております。
それと、予算審査の中で反対討論した中に、このマスターズそのものに反対するものではないというくだりがありました。その中で、当然、予算が無ければ本事業は開催することは不可能です。にもかかわらず反対をすると。しかしながら、その中で規模を縮小してやるなり、ほかの財源を求めたらどうだというくだりもありました。その財源を求める中に、本大会で使用するグラウンドの使用料を減免するとか云々のくだりもありました。それはあくまで執行者の問題であり、我々が云々する問題ではないかと思います。ましてや、とらまるのグラウンドについては、スポーツ財団に指定管理でお願いをしているグラウンドであります。スポーツ財団の一言の了解も無く、我々がそれを云々言うことは、これはスポーツ財団に対する侵害ではないかというふうに思います。それはなぜかといいますと、スポーツ財団は、市のほうから指定管理料を委託してやっている事業ですから、当然、使用料はいただくべきものであります。裏返しますと、結果的にはその予算で足りない部分は、スポーツ財団が仮に認めたとしたら、スポーツ財団は市の事業だから市のほうから応分の負担、補助金を増やしてくれという話になって、結局は元に戻ってくるんだろうというふうに考えますが、その点いかがでしょうか。
30:
◯井上議長 大藪議員。
31:
◯大藪議員 最初に委員会で申し上げましたとおり、今の石橋議員がおっしゃったとおり、その事業自体に対して、それがいいとか悪いとか反対をするとかいうことではなく、市長の非常に熱い思いを持たれて引いてきた事業でありますので、それに対してどうこう言うつもりは無いということで委員会の中では申し上げました。それと、その執行権の侵害というか、どこから予算を引いてくるかというのは、付帯決議なり何なりで、総額を元から出してきた500万円にできる限りほぼ同額に近づけたいという思いで意見を述べさせていただきました。
その中で、市長が熱い思いを持って市として取り組んでいきたい、協力していきたいということでありましたらば、スポーツ財団のほうの理事長は副市長でございます。副市長がそれを市の行事と認めないんであれば、それも不思議なところがあるのではないかと。そういったところで、スポーツ財団のほうの使用料も市が責任を持ってやるということで減免を、ここに何条があったか忘れましたけど、公園法の中にある減免措置として取り扱えばいいのではないかという提案はさせていただきました。
この反対討論のときに、先ほども申し上げましたとおり、この事業に反対しているもんでないということを皆さんにお示しをしたく、予定をしていると、同額でできる限り行えるということで修正を出したいということで、予告というか、それをしないと反対ととられかねませんので、事業自体に反対をしていないということを強く申し添えたい意思で、それを申し上げました。
32:
◯井上議長 石橋議員。
33:
◯石橋議員 反対の趣旨はよく分かりました。この事業そのものには決して異を唱えるもんではないということも理解をしました。であれば、もちろん金額の大小、それと確か反対理由の中に、この受け入れる実行委員会の実態が不明瞭であるという意味、これは言葉は若干違いますけど、そういう意味もありましたし、それともう1点は、今の現状の中で、東かがわ市にそういう特別なことまでするだけの説明できるものが無いということであったかと思います。それは当然そうではありましたけども、ただ市長の強い思いで、過去にいろんな事業、これは我々も認めてまいりました。それともう1点、本事業について、もう3月の当初予算の段階でいろんな質疑の中で答弁もありました。その際には皆さんもう全てお認めになった上での事業ということも我々は踏まえなければならないと思いますが、その点についていかがですか。
34:
◯井上議長 大藪議員。
35:
◯大藪議員 私が、団体の在り方云々を直接、委員会の中で正式に
発言をしたことは無いんでないかと思います。
それと、当初予算の中で説明されたときに、2020年オリンピックに向けたホストタウン事業というものがありました。私がこの事業に対して最初に疑念を持ったのは事実であります。それが実際にその2020年のホストタウン事業というものの考え方と、市長のお考えになるホストタウンの考え方に若干の差があったようでございます。
こういったオリンピッククラスの選手を招いて招致をして、その最高級の技術を見てもらうとかいうことでもなく、その前段としてこういう事業も推進していくことによって、そういう誘致につながる可能性があるとおっしゃることを委員会でもお聞きしました。
そういった中であれば、この事業は1回で終わることではないと思います。ですから、特別な思いで特別な予算ということではなく、次にどういうことが起こっても対応できるような条例にのっとった予算の組み方をすべきではないかと思いまして、修正を提出させていただきました。
36:
◯井上議長 石橋議員。
37:
◯石橋議員 今、いみじくも大藪議員、これは特別だという認識も若干持っておられると感じておりましたけども、ただ、この問題、私が思うには、唯一問題点は、先ほど大藪議員が反対討論で云々とかではないと、恐らくほかの議員の意見であったのか私が勘違いしたのかとは思いますけども、若干の執行部からの説明に十分な説明ができない部分があったということだろうと思います。その部分については、私なりの理解は、あくまでこれはホストタウン事業に向けたその1つであって、ただ説明が十分でなかったということと捉えております。そのホスト事業に関して言えば、もう何度も言いますけども、過去、フェンシングでありバスケットボールであり、公式ソフトボールであり、いろんなことをイベントを通して捉えたのではなく、あくまで別の事業として捉えてきたものだと認識しておりますので、本事業もその中に当然含めるべきだと、そこでその通常のイベント事業でありますと、条例の中で300万円上限ということは明記されておりますが、この際、これは特別なことで要求があったということでお認めになったものだと認識しておりますので、その点どう理解しているのか再度お答えをいただいて、御質問を終わらせていただきます。
38:
◯井上議長 大藪議員。
39:
◯大藪議員 確かに、石橋議員御指摘のように、執行部側からの説明におきまして、ホストタウン事業に直接結び付けてその予算を取るということには疑義を感じておりました。確かに、それがその前段としてそういったことにつながっていくもんであるという認識はしております。しかしながら、今回のこの事業をいろんな方向から見ていくと、私はイベント助成金というのが、どちらによりましてもホストタウン事業を先にするにしましても、今現在こちらの団体が海外からのお客さんを招いてイベントを打って、それをインバウンドとかそちらの経済効果につなげるという総合的な意味で賛成をするべきだと思いました。しかしながら、予算としては、できましたらそれはイベントには間違いございませんし、地元の団体が努力されていることに敬意を払っているところもありますし、そういうことでイベント事業と同等のということで、修正案を提案させていただきました。
以上です。
40:
◯井上議長 ほかに質疑はありませんか。
鏡原議員。
41:
◯鏡原議員 何点か質疑をさせていただきます。
まず第1点、修正案が出るに当たって、各委員会での説明が種々あったと思いますけれども、いわゆる500万円の計上に対する予算根拠というのが足らない部分を出すんだというような、そういった曖昧な答弁であったかと思います。そういったことが根底にあるのかなというふうに思うんですけれども、提出者のお考えをお伺いします。
42:
◯井上議長 大藪議員。
43:
◯大藪議員 二度と無い特別な事業であり、思いがあると、これは何が何でもやらなければならない、そのために500万円が足りないというような、詰めて言えばそういうふうな説明でございました。しかしながら、これから先にこういうことが特別なことでもなくそういう事業が行われていくと思いますし、またそうあったらいいなというふうには思っています。
そういった中で、いつも対応できるような予算を条例の中できちっとしていくべきなんでないかなというふうに思いまして、その予算計上の在り方を修正して出したものではあります。
44:
◯井上議長 鏡原議員。
45:
◯鏡原議員 予算計上の趣旨が、要は足らないものを出すんだという根拠の無い説明だったように私は感じております。やはり、これは事業自体がどうこうというのではなく、予算審査ですので、その予算の立て方、その予算がいいのか悪いのか、それを審議、判断するのが予算審査だろうというふうに思っております。
そういった観点からいって、これまでイベント助成金等々で頑張ってやられている地域の皆様方への御説明をどうするのかというところの部分について、そういった議会とかからの説明、議員からの説明というのはなかなかしにくいというところを考えるに当たって、やはり出すには出すだけの根拠、特別という一言だけではなくて、やはりそういった根拠が必要だからこそ、大藪議員はそういうふうな内容の修正案、また併せて先ほどの説明でも述べたように、付帯決議をお考えなのかなと私は考えるんですけれども、いかがですか。
46:
◯井上議長 大藪議員。
47:
◯大藪議員 当ソフトボールのこの団体に限らず、様々なところでそういったものを含めて、インバウンド、地域交流なんかを含めまして、頑張っておられる団体があろうかと思います。そういうところとの公平性、整合性いうことも考えまして、このイベント助成というものをほかと同額に持ってきて減額修正を出したところであります。
48:
◯井上議長 鏡原議員。
49:
◯鏡原議員 最後に、要は、私としては考えるに、やはり先ほど申し上げたとおり、予算の根拠がなかなか不明確な、それがやっぱり説明できないと、予算審査常任委員会とか当初予算の審議の中で、この積み上げ根拠は何だと聞かれる議員もたくさんいらっしゃいますけども、それが基本的に無い中でどうするのかという判断をされたんだというふうには考えますけれども、その点について、もう少し明確な端的な答弁を最後に求めます。
50:
◯井上議長 大藪議員。
51:
◯大藪議員 鏡原議員おっしゃるとおり、委員会の中での説明におきまして、非常に自分なりに不明確ではないかという思いがありました。そういった中で、この事業の内容から鑑みて、事業自体を反対するものではないということで、今、行われている助成の中に入れることによって、その不透明な部分がイベントの助成ということで1つ吹っ切れるところがあるんではないかなと思いまして提出しました。
52:
◯井上議長 ほかに質疑はございませんか。
大田議員。
53: ◯大田議員 修正案を出されました大藪議員にお伺いいたします。
修正案の根拠について伺います。先ほど、石橋議員がスポーツ財団のほうの20万円についてはお伺いしました。予算審査常任委員会のときに出されました中で、修正案の中にレセプションの145万円を国際交流の一環として実施するということを言われたと思います。この予算については、どちらのほうから考えられているのか1点。
私が感じるのは、500万円を300万円に減額して、200万円を付け替えただけのように感じます。その辺りの根拠を明確に説明していただきたいと思います。
54:
◯井上議長 大藪議員。
55:
◯大藪議員 あとの残りの部分200万円に関しまして、付帯決議のような案を私どもで提出しておりません。この間、委員会の中でそういうこともあり得るなということでお話をさせていただきました。
それと、金額を合わすんで付け替えただけということですが、非常に大事なところでありまして、市民にこの金額の説明をするときに、私はこれが議員の仕事であり非常に大事なところだと考えまして、出所をはっきりさせたものにする、そしてこの事業の運営をするということに協力する根拠を明確にしていく、そういうことで、特別だったりとか二度と無いことだったりとかいうような説明だけで、なかなか皆さん納得していただけないと私は考えまして、これはイベントであればイベント助成というのがあって、今もそういうふうに300万円を上限に助成をさせていただいとると、それと同額なんですよという説明であれば納得していただけるのかなというところで、この修正案にしております。
また、その拠出の部分におきましては、それはこの修正が通ったときにまた考えさせていただきたいと思います。同額にしたいというふうには考えております。トータルとして減らすことの無いようにとは考えております。
56:
◯井上議長 大田議員。
57: ◯大田議員 ちょっと理解しにくいところがあったのですが、私が質疑したのは、この国際交流に付け替えるいうことをおっしゃったと思うんですが、その件に関しての出所はどこですかいうことをお伺いしたんですけど、それがまず1点。
それから、確かにイベント助成でいろんな地域で活躍されてる方がたくさんいますし、自治会であったりそういう方もいます。しかし、この事業はホストタウンとして、先ほど石橋議員のほうからも言ったように、当初予算でもう決められた事業でないかと感じております。その辺りについて、明確にイベントにする必要性がいうのが、もう少し説明していただけたらと思います。
58:
◯井上議長 大藪議員。
59:
◯大藪議員 あとこのお金の出方の国際交流という意味合いが強いと、そういうほうから何とかいうのは
発言をしましたが、それをどうするかは執行部のお考えでされることで、それをどうせえいうのは執行権の侵害になると思われますんで、提案はしてもその辺りは執行部のほうでお考えをいただくということになろうかと思います。
それと、ホストタウン事業、最初に申しましたように、当初いろいろとフェンシングであるとか、そういう世界クラスのホストタウン事業の誘致というか、そういうことをされておりました。それがこの地元の団体の主催におけるソフトボールということで、先ほども申し上げましたとおり、そのものが直接つながっていくという可能性が大いにあると思いますが、それがそのまんまホストタウンという私の考え方とは違うように思いまして、それであればイベントとして取扱いさせていただくのが私は適正だと思いまして、提出しました。
60:
◯井上議長 大田議員。
61: ◯大田議員 私の認識では、予算というのは、減らしたらどこかで付けないといけないと、そういう認識しております。30年度の当初予算の中には、国際事業はちゃんと付いております。そこにもう用途も決まっております。そこにするのであれば、当然、これは補正か何かしないといけないと思うんですね。これは私の考えです。それを、執行部がするとか、そういう答弁ではちょっと納得がいかないんですけど。だから、ある程度の財源を踏まえてこれを出してこられると思うんですね。この20万円にしましても、先ほど委員が言ってましたように、スポーツ財団はそんなに余裕のある財団ではないと思います。そうすると、20万円は請求したら、これ多分市が出さないといけないと私は思います。そうすると、ただこちらの予算がこちらになったいうふうにしか私には感じられないんですが、その辺り最後にお伺いいたします。
62:
◯井上議長 大藪議員。
63:
◯大藪議員 予算のその出所云々くんぬん、予算の中で目もあります、款もあります。そういった中で、私としては、してませんけど、予定としてはもしもこれが通るんでありましたら、同額にするように提案としてはさせていただきますが、これはあくまでも提案でありまして、こうしたらいいんでないかということで皆さんの御同意もいただかなければならないし、また皆さんの御同意をいただいた上で、執行部の人にも補正とかいろんなことが出てこようかと思います。それは私がどうこうせえと言えるようなことではなく、提案するだけ、提言をしていくだけになるのかと思います。
それと、スポーツ財団がお金が無い組織なのかどうかいうんはよう分かりませんけれど、予算があるか無いか、そっちにしわ寄せが来て、また本市の予算のほうからそちらに回すから結局同じではないかということでしたけど、結局同じでないかという考え方は、私はいたしておりません。これを市として支援するんであれば、市の外郭団体であり、副市長がトップを務める団体も協力すべきではないかということで話をさせていただいております。
64:
◯井上議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
65:
◯井上議長 質疑なしと認めます。
これにて修正案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第4号 修正案については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
66:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、議案第4号 修正案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより、本案及びこれに対する修正案については、一括して討論を行います。
討論は、原案に賛成者、原案に反対者、修正案に反対者、修正案に賛成者の順で行います。
まず、原案に賛成の討論はございませんか。
大田議員、執行部側演壇でお願いします。
67: ◯大田議員 私は、議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論いたします。
本年3月
定例会、市長は行政報告で今年の秋、本市のソフトボール連盟と交流協定をしている香港ソフトボール協会から、東アジアマスターズを本市で開催したいとの申し出をいただき、10月11日から14日にかけて、本市でこの大会が開催されることになり、この機会を捉え、本市のソフトボール連盟の力をかりながら、本市の魅力を参加選手たちに発信し、今後の幅広い交流につなげていくと述べられています。すなわち、市長のトップセールスにより誘致した大会であり、またこの大会は、国もホストタウンの取り組みの一環として認め、香川県の補助金も交付対象となっています。
議会は、この事業を当初予算で認めてもおります。確かに、執行部からの説明が不十分で分かりにくい点はあったかと思います。この大会をあえてイベント開催補助金として取り扱わなければならない合理的な理由は無いと考えます。
この事業は、各関係者の努力の積み重ねにより実現されることになりました。約200名の外国人が本市に訪れ、市内で宿泊、滞在することで、地域の経済波及効果は補助金による投資額以上となり、客観的公益性は認められるものであります。さらには、本市を訪れた外国人がSNS等で情報発信することにより、さらなる海外からの来訪者を増加させる効果も期待でき、インバウンド増加につながることと考えます。
議会としては、市長の提案に対し、大所高所に立ち将来を見通す確かな目を持つべきと思います。世界的な流れや、またこのチャンスをいかすといった、総合的な視点で判断すべきと思います。海外から県内を訪れる観光客が急増する中、スポーツは世界と香川を結ぶ新たな架け橋になれるか、その可能性に期待が集まっています。
これらを踏まえて、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
68:
◯井上議長 次に、原案に反対の討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
69:
◯井上議長 それでは、原案に賛成の討論の方、ありませんか。
(「なし」の声あり)
70:
◯井上議長 それでは次に、修正案に反対の討論はございませんか。
石橋議員。
71:
◯石橋議員 私は、修正案に対する反対の立場で討論をいたします。
まず、本事業は前回も申し述べましたとおり、国際交流または2020年に向けたホストタウン事業、この大きい2つの大前提のもとに計画された事業であろうと思います。もちろん、先ほど質問の中でもしましたが、この事業そのものに誰も反対するものではないと、もちろん説明理由の中に執行部の説明、それと提案の確たる根拠等々が不明瞭な点があるということは私もそういうふうに思います。しかしながら、その根底にあるものをよく探ると、この事業そのものが東かがわ市の現在にとって、また将来にとって何ら不適合なものは無いというふうに判断をいたします。したがって、我々は今後、同様の事業が恐らく2020年に向けて、またその先も継続されていくことを願っております。今、その芽を摘むことなく、継続させて事業を推進していくことを願うものであります。
以上、本修正案に対する反対の立場の討論といたします。皆さんの御賛同をよろしくお願いします。
72:
◯井上議長 次に、修正案に賛成者の討論はございませんか。
山口議員。
73: ◯山口議員 ただいま議題となりました修正動議について、賛成の立場で討論を行います。今回、2款1項13目、地方振興費、19節、負担金補助及び交付金、東アジアマスターズ開催補助金として補正予算原案のほうでは500万円が計上されております。予算審査常任委員会で付託された際にも多くの質疑を行いましたが、「金額を含む補助金の根拠は、地方自治法より公益上の必要性があれば可能で、かつ主催する団体は特別である」という答弁がありました。議員必携にも書かれてあるとおり、予算審査におきましては、この公益上の必要性を明確に客観的に審議することは議員の大切な業務とも書かれております。
そこで、東京高裁判決、平成3年7月30日、判例批評・判例時報1433号154頁におきまして、判例学説に見る見解、公益上の必要性についてというものがありますので、それを参考にしながら質疑のほうは行ってまいりました。
本大会そのものについては、基本的な組織体系についてどうなっているのかを質疑いたしました。開催国、国内主催を行う団体については、目的や構成員については明確に確認することができました。しかしながら、そもそもこの大会を開催することを決定した、また各チームごと、各国ごとの貧富の差を確認した上でのエントリー料金の設定、国内到着後は開催国が送迎等を行う等の規定を定めたはずのこの大会自体の上位団体の実態については不明瞭だったと思います。
答弁の中には、7人の個人が集まって話し合っている、間違いなく実施しているという回答でした。ただ、組織としての形式については判断できず、その名称すら分からないのが実態だったと思います。また、同様に、資料請求をいたしました資料の中におきましては、各国の選手についてはその所属国の団体が承認しているとありました。しかしながら、その団体名称は分からない状態です。また、日本女子チームについては、その代表となる個人名は記載されておりましたが、その方からエントリーを承認したという
文書による記録は無いということでした。
このような状態では、この大会自体は、複数の国の愛好者が集まって私的に楽しむレクリエーション大会でないのだろうか、そういう印象を受けたのも事実でございます。以上のことから鑑みまして、現在の資料、そして答弁内容では、本大会の公益性を確認することは困難でないかと考えました。
しかしながら、項目はこれだけではございません。この判例事例には無い約7項目がございます。本事業による外国人との交流の増加、これまでの新聞報道による本市の認知度向上といった一定の波及効果、また国内主催団体の方がこれまで開催に向けて御尽力いただいたお力、そして市長が市を挙げて取り組みたいという思い、このようなことから、本大会においては一定の公益性の必要性があるのかという判断にも至りました。
しかしながら、もう1項目の、7項目にある中の1つなんですが、平等原則違反など裁量権の乱用逸脱が無いのだろうか、それについて考えました。この予算案500万円は不足しているものに対して500万円を支払うということですが、これは平等原則から外れるのではないでしょうか。既に東かがわ市では、イベント実施支援補助金交付要綱の中に上限300万円を認めた要綱がございます。平等の原則から、本大会におきましては、上限額と同額の300万円を支出することとし、200万円を減額する修正動議に賛成するものであります。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同いただけますよう心よりお願い申し上げまして、修正動議に対する賛成討論といたします。ありがとうございました。
74:
◯井上議長 次に、修正案に反対の討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
75:
◯井上議長 それでは、修正案に賛成者の討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
76:
◯井上議長 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
これより、議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
まず、大藪雅史議員ほか1名から提出されました修正案について採決いたします。
本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
77:
◯井上議長 御着席ください。
起立少数であります。
よって、修正案は否決されました。
次に、原案について採決いたします。
原案に賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
78:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第4号 平成30年度東かがわ市一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。
日程第4 地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求についての動議を議題といたします。
提出者からの趣旨説明を求めます。
鏡原慎一郎議員、執行部側演壇でお願いします。
79:
◯鏡原議員 ただいま議題となりました地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求についての動議について、御説明を申し上げます。
本監査動議につきましては、平成30年第3回東かがわ市議会
定例会において提出された工事請負変更契約の締結について、平成29・30年度ひとの駅さんぼんまつ(仮称)建築工事における内容、また審査に当たっての執行部の対応について、第三者的機関である監査委員に監査を求めるものであります。
内容については、大きく3点あります。
まず1つ目は、総務建設経済常任委員会での質疑に対し、説明できない旨の答弁を繰り返し、締結される内容について明らかにされない状態でありました。特に約8,770万円の図書館造作家具の追加の説明では、どのようなものを幾らの価格で発注するのかという説明はありませんでした。したがって、本工事請負変更契約によって、どのようなものに幾らの価格で契約を締結するのか、現在でも分からない状況であります。そのことについて、発注の適切性、成果物と価格の妥当性等についての見解を監査委員に求めるものであります。
2つ目は、杭の変更等についてであります。当該工事については、工事施工後の議案上程となっており、本来であれば当該変更契約可決後に本契約を行い工事施工を行うべきであり、そのことが逆転しております。民法上の契約行為については問題無いのかもしれませんが、議会に対して承認を得ることになっている以上、行政執行上問題があると考えます。そのことについて、発注の適切性等への見解を監査委員に求めるものであります。
3つ目は、委員会としては細かな内容の説明を求めたものではなく、おおまかな内容でいいので内容と価格について説明を求めたにもかかわらず、説明できない旨等の答弁を繰り返しました。説明できない理由としては、執行部は、東かがわ市情報公開条例により説明できないということでありましたが、その適切性について監査委員としての見解を求めるものであります。
いずれにしても、本変更契約の内容が変わるものではなく、今後の議会としての説明責任を果たすため、また議会での審査をより詳しく行っていくためのものであります。
当該議案に対し賛成した方、反対した方いらっしゃいますが、賛成された方においては、本調査を行うことにより、賛成であるべき理由がより明確になりますし、反対された方においても、その疑義を払拭することになります。
是非とも全会一致において本動議を可決いただきますことを切にお願いを申し上げ、提案の説明といたします。よろしくお願いいたします。
80:
◯井上議長 これより質疑を行います。質疑はありませんか。
石橋議員。
81:
◯石橋議員 鏡原議員に1点お伺いします。
この説明の中で、書架等について不明瞭な点が多々あったと、これについては事実そうだろうと思います。それは執行部の説明で言えない範囲だという説明だったかと思いますが、その範囲が明確でなかったというふうに私も思っております。
もう1点なんですが、これ確認も含めて質疑するんですが、杭については施工後に上程したという御意見でありました。現地いうのは、工事の本体契約をもう既にしているわけでありまして、当然、工事をストップさせるわけにはいかないし、議会に対する説明責任がどこの時点でする必要があったのか、これについては恐らく時系列がありますので、今明確に質問することはできませんが、本体契約を既に発注した後の、その同じもので変更がある場合は、担当部課、若しくは現地の担当者がそれを指示すれば当然変更できるというふうに工事請負契約書にはあると思います。例えば、私の聞き及ぶ範囲内、執行者からの説明の中には、当初は事前協議で県の建築指導課から、2階建てで一応許可は得ていたという説明でありました。しかしながら、確認申請を最終的に出した時点で、これは恐らく県の担当者が変わったのか、それとも県の考え方が一部変わったのか、同じ建物であるにもかかわらず、一部その使用目的がどうも変わった節があって、それを県のほうは3階建てであるという結論を下したと。しかし、その時点で、本来であればもう既に杭の変更はあったはずなんで、その時点での議会への報告が必要でなかったのかということを、もしこれで問いただしているんであれば、それはそれでいいんだろうと思いますが、その不明瞭な点だけを御説明願えますか。
82:
◯井上議長 鏡原議員。
83:
◯鏡原議員 いい御質疑をいただいたと思います。その石橋議員がおっしゃっている疑義も含めて分からないので、監査を請求するということであります。考え方としましては、今回1,300万円が杭計上、その他もろもろの変更契約でありまして、要は本来であれば1,500万円以内であれば市長の専決処分で執行できるものであります。本来であればそれでしていただければいいんですけれども、議会としてはそれ以上のものを求めて、要は契約の変更の場合には、本契約は議会の議決後にするということになってますので、その段取りが、御説明申し上げたとおり、今、逆になっています。してからやっていると。そのこと自体がいいのか悪いのかというところを監査委員に調べてくれということを監査請求をいたしますので、その点、御理解をいただければと思います。
84:
◯井上議長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
85:
◯井上議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております監査請求についての動議については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
86:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求についての動議については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
まず、反対討論ございますか。
大森議員。
87: ◯大森議員 地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求について、反対の立場から討論いたします。
平成29・30年度ひとの駅さんぼんまつ建築工事における追加工事についての監査請求は、地方自治法第92条第2項の検査及び監査の請求により監査請求することはできます。しかし、このことにつきましては、6月
定例会において審議し議決しているものであります。議会の議決を考えたとき、議員は市長が提案した案件に対して可否の表明をすることが最も重要な使命であり職責であります。議会の意思決定が議決であり、このように決定した議会の議決は議員個々の意思からは独立したものとなり、議決に反対の意思を表明した議員であっても、議会の構成員である以上、議決の宣告をしたときから成立した議決に従わなければならないものであります。
以上のことから、議決した事件の監査請求は、議会の意思としてはできないものと考えます。なお、この事件については、議会選出の監査委員とほかの方法で監査することは可能であることを申し上げ、今監査請求に反対するものであります。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、反対討論といたします。
88:
◯井上議長 次に、賛成者の討論ございますか。
(「なし」の声あり)
89:
◯井上議長 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより、地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求についての動議を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
90:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、地方自治法第98条第2項の規定に基づく監査請求についての動議は、原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました監査及び結果の報告の請求については、議長において監査委員に送付いたしますので、御了承ください。
暫時休憩いたします。
(午前10時45分 休憩)
(午前10時46分 再開)
91:
◯井上議長 再開をいたします。
田中議員。
92: ◯田中議員 動議を出したいんですけど。
93:
◯井上議長 動議が提出されましたので、議会運営委員会において取扱いを審議いたしたいと思います。
ここで暫時休憩をいたします。
(午前10時47分 休憩)
(午前11時22分 再開)
94:
◯井上議長 休憩を解いて再開いたします。
東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議について、14番 田中貞男議員ほか3名から、お手元に配付いたしました動議が提出されております。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
95:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議についてを議題とすることに決定いたしました。
東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議についてを議題といたします。
この際、提出者からの説明を求めます。
14番 田中貞男議員、執行部側演壇でお願いします。
96: ◯田中議員 突然の動議ではございますけれども、議員定数条例改正の動議についての提案を申し上げます。
次期統一選挙に向けて、東かがわ市の議員定数についての条例改正を行うべきとして提案をいたします。今18名ですけれども、16名にの削減でございます。
さて、東かがわ市において議員定数調査検討特別委員会が設置され1年余りになります。8回の委員会と講師を招いての研修も行いました。大きく分けて、検討する人口や委員会数、面積や時代背景と、住民感情についての議論を重ねてきました。議論を重ねたことについては議会だよりにも報告されたところでありますが、しかし合併してからの住民の感情などにおいて、東かがわ市の議員定数は削減をされてきましたのは事実であります。前回の20から18に定数削減をされたときも、今回と同じような議論が交わされたことを記憶しております。
今回、特別委員会において採決するときにも、20から18人を2日に分けての採決を行いました。その結果、18となっています。今回についての委員会での協議については十分理解はしております。その上での動議であります。
その後、議会だよりを読んだ市民の方から出会って話をする中で、「削減はやっぱり考えていくべき」での話でもあります。また、「削減しなくても質を高めて」の話もありました。今後、人口減少が進んでいく中で、私たち行政改革を進めるに当たり、議員自らその模範を示すことにその意義は大きいと考えております。
前回のときと変わってきたのが地方自治法の改正で、委員会への複数所属が可能になってきたことであります。議員並びに議会の質を高め、議会の改革、市民の福祉向上に努め、進展していかなければなりません。最少で最高の効果を上げるために、今回提案をさせていただきました。
また、議会だより発行後、市民の方から意見箱の中に、「もう少し定数を減したら」というふうな意見がございました。そういったことを踏まえての提案でございます。
議員各位の賛同をよろしくお願いして、提案理由の説明とさせていただきます。
97:
◯井上議長 説明が終わりましたので、これより提出者への質疑を行います。
鏡原議員。
98:
◯鏡原議員 先ほどの説明の中で、意見箱の中に市民の方の御意見がとおっしゃってましたけれども、市民と特定できたのでしょうか。その辺りが特定できないと思いますけど、訂正いただきたいと思います。
99:
◯井上議長 田中議員。
100: ◯田中議員 市の意見箱に入ってたということで、私は市内の人か、市外の人か、それは分かりませんけれども、一応東かがわ市の意見箱の中にあって、そのものであるということで、私の認識としては市民の方との認識でございます。
101:
◯井上議長 鏡原議員。
102:
◯鏡原議員 私の認識ではなく、事実を申し上げていただきたいと思います。
103:
◯井上議長 田中議員。
104: ◯田中議員 市民であるかどうかの事実は、私はそこまでは分かりませんけども、内容等々を読むと市民の方だろうというふうに認識をしております。
105:
◯井上議長 鏡原議員。
106:
◯鏡原議員 事実は分からないということで、端的にお答えいただきたいと思いますけれども、事実としてそうなのかどうなのかということは確認した上で市民だと言ってるんですか。
107:
◯井上議長 田中議員。
108: ◯田中議員 確認はできておりませんけれども、先ほどから申し上げておるとおり、私の認識としてそういう物の言い方をしとるということでございます。
109:
◯井上議長 ほかに質疑ございませんか。
山口議員。
110: ◯山口議員 同様の内容で質疑いたします。先ほど、市民の方と言われました。具体的に何件の方の御意見があったんでしょうか、お聞かせください。
111:
◯井上議長 田中議員。
112: ◯田中議員 皆さん方もお目通ししたと思うんですけども、会派の部屋の中に3通来ておりました。
113:
◯井上議長 山口議員。
114: ◯山口議員 議会広報広聴特別委員会におきまして、議会報告会でこの件については市民の方の意見を聞くとありました。その件数と今回の件数、どちらが多いんでしょうか。
115:
◯井上議長 田中議員。
116: ◯田中議員 今回のほうが多いです。
117:
◯井上議長 ほかに。
滝川議員。
118: ◯滝川議員 私たちも議会運営委員会の中でいろいろ田中議員の意見を聞きまして、それで今までであれば、いろんな陳情があれば下にきちっと判を押して、それで名前も書いて住所も書いて、電話番号も書いとる、それでも上げてこんかったけども、なぜ今回上げにゃいかんのかいうんが、私もそこまでするいう理由が分からんのですけども。
119:
◯井上議長 暫時休憩します。
(午前11時30分 休憩)
(午前11時30分 再開)
120:
◯井上議長 再開をいたします。
ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
121:
◯井上議長 質疑なしと認めます。
これにて動議の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております動議については、議員定数調査検討特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
122:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております動議については、議員定数調査検討特別委員会に付託することに決定いたしました。
議員定数調査検討特別委員会開催のため、暫時休憩をいたします。
(午前11時31分 休憩)
(午後 1時45分 再開)
123:
◯井上議長 再開いたします。
これより、委員会の審査結果について報告を求めます。委員長の報告の後、質疑を行いますので、よろしくお願いします。
議員定数調査検討特別委員会、鏡原慎一郎委員長、執行部側演壇でお願いします。
124:
◯鏡原議員定数調査検討特別委員長 それでは、議員定数調査検討特別委員会より御報告申し上げます。
本
定例会で当委員会に付託されました東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議について、審査の御報告を申し上げます。
委員会の開催年月日、出席委員については、お手元に配付のとおりであります。
委員会での主な質疑については、定数を18人から16人にすることへの根拠についての質疑であり、提出者からは市民の方から減らすべき、また質を上げるべき等の意見をいただいた、また意見箱への投書もあり、提出者として考えた中で動議を提出したとのことでありました。
慎重に審査した結果、討論は無く、否決すべきものと決定をいたしました。
以上、当委員会の審査報告といたします。
125:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
126:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
工藤議員、執行部側演壇でお願いします。
127: ◯工藤議員 議員定数条例改正案について、賛成の立場から討論をいたします。
議員定数については、議員定数調査検討特別委員会が設置され、人口や委員会数、面積や時代背景については基準値を設け検討してまいりましたが、一番重要である住民感情は数字的根拠が無いということで、十分な議論ができてないと思います。平成23年の20名から18名に改正したときには、今後、周辺自治体の定数削減も参考にすることを申し合わせたと聞いています。
既に、議員定数削減を行った市町も多く、議員定数削減を行った自治体から、議員数が減って市民生活に支障を来した、協働のまちづくりが後退した、あるいはチェック機能が低下したという報告を耳にしたことがありません。むしろ、結果は逆であります。こうした現実を直視したとき、定数を削減しても、十分市民の負託に応えることは可能であると考えます。
今回の議員削減は、議員からしてみれば狭き門となります。しかし、あえて自ら厳しい
選択をすることが、今まで以上に市民と議員との信頼を深めるきっかけになると確信します。それこそが議員定数削減の最大の効果であると最後に申し上げ、議員各位の賛同をお願いし、賛成討論といたします。
128:
◯井上議長 ほかに討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
129:
◯井上議長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより、東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は否決でありますので、提出された動議について採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
130:
◯井上議長 御着席ください。
起立少数であります。
よって、東かがわ市議会議員定数条例の一部を改正する条例の動議は否決されました。
お諮りいたします。
議会運営委員長より、会議規則第106条の規定により閉会中調査したいとの申し出がありました。議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中調査したいとの申し出であります。委員長の申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
131:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、委員長の申し出のとおり、閉会中に所管の調査をすることに決定いたしました。
お諮りいたします。
閉会中に民生文教常任委員会で県外への先進地視察研修を行いたいと思います。日程等については、平成30年11月5日に大分県竹田市で介護予防事業について、11月6日は大分県豊後高田市で給食費無償化について、学びの21世紀塾についての研修を行います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
132:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、閉会中に民生文教常任委員会が県外の先進地へ視察研修することに決定いたしました。
なお、議員派遣に変更がある場合は議長に一任とさせていただきます。
これをもって、本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
よって、会議規則第7条の規定により、平成30年第4回東かがわ市議会
定例会を閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
133:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、これにて本
定例会は本日で閉会することに決定いたしました。
これで本日の会議を閉じます。
平成30年第4回東かがわ市議会
定例会を閉会いたします。
(午後 1時51分 閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
東かがわ市議会議長 井 上 弘 志
署 名 議 員 大 藪 雅 史
署 名 議 員 久 米 潤 子
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