東かがわ市議会 2018-08-29
平成30年総務建設経済常任委員会 本文 開催日:2018年08月29日
それでは、ただいまより会議を開きます。
本日の出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
それでは、6月定例会において許可されました閉会中の調査事件、三本松浄化センターについて、ひとの駅さんぼんまつについてを議題といたします。
調査の進め方につきましては、配付しております調査日程表のとおり行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯大田委員長 御異議なしと認めます。
それでは、三本松浄化センターについての調査に入ります。
これより現地にまいりますが、その前に上下水道課より三本松浄化センターの水処理についての簡単な説明があります。
尾崎事業部長。
8:
◯尾崎事業部長 三本松浄化センターの視察ということで時間をとっていただきまして、ありがとうございます。簡単に担当のほうから、水処理のフローについて御説明をさせていただいて現場を見ていただければ、より理解していただけると考えて、今回説明ということになっております。
それともう1点、台風の被害でございますが、一番高潮のタイミングで台風が接近しました。そういうことで、北からの風が大分ひどかって越波がありまして、処理場のフェンス等が倒壊しているような状況です。全部でなく一部倒壊しておりますので、今後の対応をまた検討していきたいと思いますし、大分中に水が入ってきておりましたので、処理場自体についての機能は維持しておりますが、仮設の水路はちょっと壊れているような状況でございますので、それも現場で確認ができるようになっておりますが、そういう状況もありますので、まず御報告させていただけたらと思います。
それでは、担当のほうからフローについて説明させていただきます。
9:
◯上野グループリーダー それでは、三本松浄化センターの処理の流れと設備につきまして、私のほうから説明させていただきます。別添、三本松浄化センターのパンフレットにより説明させていただきます。パンフレットを開いていただき、フロー図、系統図を御覧ください。
家庭とか事業所等から排出された汚水が最初にたどり着く場所が、左の流入の横にあるマンホールポンプというところになります。こちらのほうは、本管幹線が、処理場の手前で約8メートルぐらいの深さにあります。ですので、その深いところを通ってきた汚水を次の処理槽のほうに送る設備がマンホールポンプとなっております。マンホールポンプの次が、次の矢印へ進んでいただいたら、スクリーンというところになります。こちらにつきましては、処理ができない汚水とごみを分ける施設となっております。
次の分配というところですが、分配槽です。分配槽というところで、現在、1期工事といたしまして1系統の汚水処理系統となっておりますが、将来2系統目を増設する予定でございます。その2系統目ができたときに、こちらの分配槽で1系統目と2系統目の汚水量の調整をする槽となっております。
次の矢印を進んでいただいて、次がオキシデーションディッチ槽、こちらが処理槽、反応槽となっております。こちらにつきましては、この絵のような形状をしております。非常に大きな施設でありまして、50メートルぐらい長さがあるかと思います。このような仕切りがありまして、汚水のほうがぐるぐると回っております。このエアレーション装置という部分で汚水をかき混ぜるとともに、空気を送り込んで微生物の活動を活発にして水の処理を行っております。大体、1日から2日ぐらいの滞留があって、それで処理をしております。汚水の量にもよりますが、大体、1日、2日と聞いております。
次に、最終沈澱池というところになります。こちらにつきましては、オキシデーションディッチ槽のほうで反応させました汚水を最終沈澱池のほうに流しまして、上澄みの水と汚泥を分ける施設となっております。上澄みの水につきましては、次に消毒槽のほうに送られます。消毒の方法につきましては、紫外線消毒という方式になります。紫外線消毒につきましては、塩素等薬品を使いませんので、非常に環境にやさしい消毒となっております。この紫外線消毒が終わった後、海のほうに放流ということになります。
また、最終沈澱池の下に伸びとるこの茶色の矢印のほうなんですけども、こちらにつきましては、最終沈澱池で分離した汚泥、分離した汚泥のうち一部は微生物の安定のために返送して、またオキシデーションディッチ槽に返しますが、余った余剰汚泥につきまして、矢印のように管理汚泥棟のほうにポンプで移送しまして、汚泥脱水機によりまして絞り機、水分のほうを絞って、水分のほうを絞った汚泥につきましては、ケーキ貯留ホッパーで貯留して、一定量がたまったら専門業者に委託しまして搬出、処分という形になります。
簡単ですが、流れといたしましては、このような形となります。以上です。
10:
◯大田委員長 ありがとうございました。
それでは、現地にまいりたいと思います。
ここで暫時休憩いたします。
(午前 9時41分 休憩)
(午前10時45分 再開)
11:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
これより三本松浄化センターについて、上下水道課から補足説明を求めます。
上野グループリーダー。
12:
◯上野グループリーダー それでは、資料の説明をさせていただきます。1ページ目を御覧ください。
供用開始スケジュールということで、公共下水道大内処理区につきましては、平成30年3月16日に排水区域を告示し、平成30年4月1日から供用を開始しています。供用開始した範囲につきましては、3ページの図面を御覧いただけますでしょうか。3ページの図面の赤枠で囲われた部分が、供用開始をした区域となります。
1ページ目に戻ってください。平成30年5月15日には、供用を開始した区域の公共桝設置者に対し受益者申告書を送付し、6月末日までの提出を依頼いたしました。申告書送付件数が804件に対し、7月末の申告書提出者数は709件でありまして、申告書を提出した方に対しましては、平成30年7月30日付けで受益者負担金決定通知書と納入通知書、または受益者負担金減免通知書等を送付いたしております。なお、受益者負担金の1期目の納期限は8月31日としております。また、排水設備工事、宅内の排水の接続工事につきましては、平成30年4月1日から受付を開始いたしまして、1ページの一番下の欄に記載しておりますように、7月31日現在、申請件数39件、使用開始件数27件となっております。
2ページ目につきましては、排水設備工事の手引きということで、排水設備の流れを参考までに添付しております。
次に、3ページ目の図面を御覧ください。公共下水道供用開始区域図について説明させていただきます。公共下水道の事業計画につきましては、平成29年12月に変更しております。変更後の全体区域が紫の線で囲まれた区域となります。赤の線で囲まれた区域は、先ほど説明いたしました平成30年4月1日に供用を開始した区域です。緑の線で囲まれた区域は、旧農業集落排水川東上地区の供用開始区域であり、現在は特定管渠公共下水道に位置付けており、公共下水道の供用開始地域と併せて三本松浄化センターで汚水を処理しております。色を付けている区域は、それぞれ供用開始の計画年を表示しております。
最後に、平成30年8月11日より配付を開始いたしましたマンホールカードを参考までに添付させていただております。
以上です。
13:
◯大田委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手願います。
渡邉委員。
14:
◯渡邉委員 事前説明の中で、分配器を将来的には増設するという話なんですけども、今の供用開始で、この開始区域図の予定を見ますと、8年後、平成38年に大体全域完了するということなんですけども、今の現状はこのままでいいと思いますけど、どれぐらいの年代だったら分配器を増やす予定かということと、分配器を増やすということは、流入が大きくなってきてもう1基を増やすのか、後の処理施設の最終沈澱池とかいうんも増やす計画なのか、その2点ほどお伺いいたします。
15:
◯大田委員長 上野グループリーダー。
16:
◯上野グループリーダー 分配器を増やすといいますか、処理系統をもう1系統増設するという形になろうかと思います。時期といたしましては、当然、接続率を見もってにはなるんですが、ただ1系統だけでしたら何かあったときに返らないので、そこで処理がストップしてしまう可能性がありますので、できれば早いうちにもう1系統増設したいとは思うんですが、今のところいついうのはまだ決めておりません。
以上です。
17:
◯大田委員長 渡邉委員。
18:
◯渡邉委員 ということは、処理状況がもっと増えなくても、要するに故障とかいろいろな問題があるので、もう1系統増やすということでよろしいんですか。それと、ということはマンホールポンプももう1系統造ると、もう最初から全部造っていく計画なのか、マンホール以降のことを造るもんかいうことを、もう一度お伺いいたします。
19:
◯大田委員長 上野グループリーダー。
20:
◯上野グループリーダー もう1系統、維持管理の面から言うて、もう1系統造らないかんと思っております。マンホールポンプに関しましては、今、3基据えれるところを2基据えておりますので、1基追加いう形になろうかと思います。後の部分につきましては、オキシデーションディッチ槽がもう1つ、今日の見ていただいたオキシデーションディッチ槽の海側に用地を確保しております。それと、最終沈澱池をもう1つ造る予定となっております。
以上です。
21:
◯大田委員長 渡邉委員。
22:
◯渡邉委員 大体分かったんですけど、最終のこの汚泥処理フローシートいうて書いとるでしょう。ここの施設も増設する予定ですか。
23:
◯大田委員長 上野グループリーダー。
24:
◯上野グループリーダー 汚泥処理につきましては、もうこれで完成でございます。増設等はありません。
以上です。
25:
◯大田委員長 工藤委員。
26: ◯工藤委員 現地を見させていただきまして、ありがとうございました。その中で、最初、マンホールポンプからずっと見させていただいたんですけど、いろいろ中を見てくださいというふうな話の中で、蓋が簡単にあくんですよね。それにつきましては、思うたんは、これきちんともう少し整備をするであるとか、何かを考えるべきではないかと、安全性の確保をどういうふうに考えられておるんかをちょっとお聞きしたいと。
それから、引き続いて、先ほどの資料の中で、使用開始スケジュールの供用開始がこの30年の4月1日というふうなことから、その中で最初に申告書の送付件数が804件、申告書の提出が709件で、100件ぐらい差があると。これはどういうふうなことなのか御説明いただきたいんと、それと、今現在27件なんですけど、これ実際に本管工事と供用桝、その工事を行って、これがもう4、5年経つんでないかなと。4、5年、6年か分かりませんけど、そこら辺りになるんでないんかなと思うんですけど、その中でもう今後はその供用桝までの引き込みをせらなんだら使用ができないと、利用ができないというふうなことになると思うんですけど、そこのところで今現状としては個人的には合併浄化槽であるとか単独の浄化槽であるとかをやっとると思うんですけど、その分については個人負担になるんだろうと思うんですけど、そこら辺りのその説明といいますか、その一番最初の本管工事と供用桝の工事をしたときに、利用者に対して、こんだけの分については別に必要なんですよというふうな承諾といいますか、それが5年や6年経ったらやっぱり生活環境も変わってくるんで、そこら辺りで、もうやっぱり利用せんわというふうなことも起こってくるんでないかなというふうな懸念をするんですけど、そこら辺りのその説明はどういうふうな説明をされてきたんかというふうなんをちょっと教えていただきたいと思います。
27:
◯大田委員長 尾崎部長。
28:
◯尾崎事業部長 安全対策につきましては、あそこは視察用で多少は緩めてあったのが現状で、大体見ていただくところの場所を決めてましたので、そこはちょっと緩めとるような状況ですので、あれはちゃんと確実に対策、今後は閉めてまいります。それと、もう立ち入り禁止になってますので、あともうそこは人が入らないような状況に管理はしていかなきゃいけないというふうに考えております。
それと、申告の差です。一応、804件というのが今、供用開始したときまでに公共桝を付けたところの申告者の数です。そして、700件は、全て800件のところへ送ったんですけど、設置して10年も経ってますので、空き家がありますし、相続が明確でない方とか、あと申告書がまだ返送されてないような方100件がその方になります。その方については、今、1回、今まで送っていただいた人はそこで負担金の送付書を知っておりますので、今後、その100件につきましては、個別にいろいろ情報を収集いたしまして、再度面談して説明していきたいというふうに考えているところでございます。
説明会につきましては、それと、今現在、納付書を送った方は、公共桝を付けるときに全部説明は現在やっておりますので、あと家庭内の宅内の工事につきましては負担が要りますよいう説明は実際やってきているところでございますし、再度、今回の供用開始に向けまして、説明会を各自治会単位で開催させていただきまして、大体、自治会、今回の対象のところは639世帯で383名の参加をいただきまして説明会を実施いたしまして、16回の説明会を実施しているような状況でございます。ですから、宅内の公共桝が付いとる方については宅内の工事が発生しますということでやっておりますが、その申告書が出てくる段階で、もう高齢のために工事はしないとか、できないとか、もう住んでないけんもうしませんという方につきましては、猶予という形の制度がございますので、たってき今回は猶予申請をしていただきまして、3年ごとに猶予の再度調査をやっていくと、3年経てば、もう1回どうしますかいう判断していただくような処理をしていこうというふうに考えております。
29:
◯大田委員長 工藤委員。
30: ◯工藤委員 分かりました。それで、3ページにある資料の中で地図なんですけど、赤枠で囲んどんがこの4月からの供用開始というようなことで、ここの赤枠で囲んどるところが、この804件の受益者というふうなことでいいんですか。それとも、もっとあるんやけど、最初から804件というふうな少ない数字になったか。そこら辺りどんなんですか。
31:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
32:
◯尾崎事業部長 一応、赤枠が、今度は804件が公共桝を付けたところです。ですから、まず公共桝を付けますか、付けませんかという、まずその前段で相談させていただいて、現状としては付けてない方もおられます。将来、その方が今度やろうとしたときには公共桝は自費でやっていただくような形になりますけど、今現在、804個の公共桝が付いておるような状況です。
33:
◯大田委員長 鏡原委員。
34: ◯鏡原委員 今回も台風で水が入ってたんですけど、要は、災害時、例えば地震が来たりしたときに、あの施設は、見てたら、普通に地上にコンクリート製で造ってあるというような感じなんですけど、そういった被災が起こったときというか、そういった対策等々を今現状、その施設に対して、管理棟だけでなくてそれぞれの施設でどういうふうな対応をしているのかというところと、先ほども2系統目を造るという話だったんですけど、今、1系統で、これ止まった場合、何かしら災害でも故障でも何でもいいですけど、止まった場合の緊急的な対応、その部分についてどういうふうな緊急措置を考えているのか。まずその2点についてお伺いします。
35:
◯大田委員長 ここで暫時休憩を行います。
(午前10時59分 休憩)
(午前11時00分 再開)
36:
◯大田委員長 再開いたします。
尾崎事業部長。
37:
◯尾崎事業部長 耐震関係ですが、一応、心配されるのは海沿いなんで津波ということで、本所は4メートルの津波というふうに想定されてますので、あそこは4メートルはクリアしとる場所になりますが、機械関係は全て2階に上げとるような状況です。電気関係は全部2階に上げて対応しているような状況です。
それと、緊急時の対応につきましては、もう止まったときはそれでどうにか処理していくしかないと、今のところ、まだスタートしたところですので、そういうのは無いとは考えておりますが、このポンプが止まれば、もうポンプから抜き取りするとかしかないんかなというようなところが現状です。
38:
◯大田委員長 鏡原委員。
39: ◯鏡原委員 津波に関してはそうなるかもしれないけど、予想していた台風でもフェンスが壊れるというような被害で出てますので、それはそれで、私が聞いてたのはそういうことでなくて、もし地震が来た場合、免震、耐震、いろいろあるんですけど、例えばこの分配器にしたって、マンホールポンプにしたって、オキシデーションディッチ槽にしたって、最終沈澱池にしても、多分、大きかったらコンクリートにひびが入るなり割れるなりする可能性が出てくると思うんですよね。そういった対応は、あの中でそういうことが起こらないような災害への対応をしているのかどうかという部分を、まず聞いてるのが1点です。
やっぱり故障しないのが一番ですけど、故障して止まったときの対応は考えとかないと、今でも、先ほど工藤委員からもありましたけど、700件近くの家がつないで、これ止まったら、700件近くの家は下水に流せない状況になるわけですよね。だから、その点はやっぱりきちっと考えとかないといけないのと、追加して、ここだけでなくて、管が詰まったときとか、管に異常が出た場合というのは、宅内はその家の人がするんだろうけれども、そこから出た先は多分市がやらなきゃいけないと思うんですけど、そういう緊急的に修繕というか、直すような契約というか、そういった業者というか、そういったものというのはきちっと持っていてそういう対応をしていくおつもりなのか、その点、もう少しきちっと3点お答えいただきたいと思います。
40:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
41:
◯尾崎事業部長 耐震化につきましては、工事段階で耐震の工事をやっておりますし、あの場所につきましては液状化も心配されますが、サンドコンパクションという形で液状化対策の処理を先にやってからあそこの処理場を建設しておるような状況でございますので、一応、耐震と液状化については対応しているような状況です。
あと、管が詰まったとき等につきましては、業者等にもう早急にお願いするしかありませんが、現在、まだ水道のように漏水のときの対応の業者等のそういう契約もまだできておりませんが、今後そういうふうな業者等について、また契約等を結んでいきたいというふうに考えております。
42:
◯大田委員長 鏡原委員。
43: ◯鏡原委員 しつこいようですけど、耐震はもう全ての施設、いわゆるその建物、管理棟だけでなくて、全ての施設で耐震というか、例えばオキシデーションディッチ槽だったら、もうコンクリートを打っとるだけですよね。それもきちんと耐震ができとんかどうかというところをお伺いしたいのと、もう1点答えてもらってなかったんですけど、施設が壊れたときに、そのときにどうにかすると言うんですけど、じゃあその700何件をそれぞれそこで汲み取っていくのか、やっぱり広げれば広げるほど、もし故障したときのリスクというのは高くなると思うんですよね。だから、それは水とかであれば、逆に言うたら、給水車で持っていって、どうぞと言えるかもしれないけども、トイレというか、排泄とかいう部分に関しては、なかなかそういうわけにもいかない思うんで、そこはきちっと対応を、対策を打つべきだと思うんですけど、どうですか。
44:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
45:
◯尾崎事業部長 オキシデーションディッチ槽等につきましては、耐震でできております。
あと、詰まったときの対応でありますが、全て大体今、自然流下でずっとおりてくるというような状況になっておりますので、そこで詰まったときは、もうそこのどこかの近くのマンホール等から汲み取りを処理していかなければならないというふうに考えていますし、最終的にはずっとおりてきますので、そこで処理場の中で処理、処理場が壊れてもそこで汲み取って処理していくというような状況になるところは、そういう対応しかないかなというふうに考えております。
46:
◯大田委員長 よろしいですか。
石橋委員。
47: ◯石橋委員 今の件なんですけど、普通は業者から引き取ったときに、その対応マニュアルいうのはもらうはずなんやけど、もろてないんですか。要は、こんだけの広面積であれだけの品物を財産として保有するわけやから、当然、それの保全と緊急措置、マニュアルはあるはずなんですよ。例えば、熊本地震、東北の地震があったときに、当然、浄化槽も壊れたし、管路も壊れとるはずなんですよ。その場合にどういう対応したかいうのは全部マニュアルに載っとるはずなんですよ。それを本当は手に入れとく必要があるんだろうなと思いますが、まずその件についてお伺いします。
48:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時07分 休憩)
(午前11時09分 再開)
49:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
尾崎事業部長。
50:
◯尾崎事業部長 緊急時の対応については、業者等にも再度確認しますとともに、もし無ければ早急に計画等を策定してまいります。
51:
◯大田委員長 石橋委員。
52: ◯石橋委員 そこで関連して、あと2、3点お伺いします。
まず1点目、最終的に海に放流する前に、当然、放流する水の水質検査をするとは思うんですが、その頻度と基準。それはなぜかというと、ここは瀬戸内地域なんで、瀬戸内環境基準いうんがあって、その基準値をクリアせないかんだろうと。ということは定点で恐らく調査するんだろうと思うんですが、その調査基準をちゃんとやっておるのかどうか。
それと、瀬戸内基準とは別に、施設の中から出す基準値、当然あって、例えば何日に1回やります、毎朝やります、異常があったときはどうしますいうのがマニュアルがあるはずなんやけど、それがまずあるのかどうか1点と、それともう1点は、先ほど鏡原委員も言よったように、この間のある程度の台風で壊れた部分がある。それについては恐らく早急に対策を考えて早急に改善する必要があると思うんですが、その点についてもう既に何か対策を考えておるのかどうか、2点目。取りあえず、その2点お伺いします。
それともう1点、これちょっとややこしいんやけども、よく聞いといてほしいんやけど、要はこういう大きい施設を次々だんだん広げていく。当初の全体の計画はあって、それを一部修正したり、これが最終案になっとんだけども、これが全部供用開始したときに、当然、収入の部はそれぞれの受益者負担が収入になります。当然、この工事全体するときは国のいろいろな補助があって補助対象になってやってる施設です。それが、今度、その日常のランニングコストになった場合に、市のほうとしてどの程度、一般財源若しくは別の財源から捻出する必要があるのか。恐らく、受益者負担で100パーセントは賄えないだろうと思うんですよ。それも当然、計画の中に入ってるはずなんで、分かる範囲内でお示しを願いたいと。でないと、そこが無かったら、要は受益者に対する加入率、一体何ぼに設定するんやということもできないはずなんですよね。取りあえずこんだけ入ったんでこうなりますいうのはあくまで結果であって、計画いうのは、あくまで損益分岐点がどこにあってどこまでの加入率を上げないかんのかいうのもそこから出てくるはずなんですよね。当然、こんだけ大きい計画なんで、そこを持ってないといかんはずなんで、その3点、ちょっとお伺いします。
53:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
54:
◯尾崎事業部長 まず1点目の水質基準でございますが、水質基準につきましては、環境省の生活環境の保全に関する環境基準というのがございまして、水素イオンとかCOD、7つの基準がございますので、それをクリアするような検査を現在やっておりますとともに、常時、機械である程度、水質等の検査、透明度とかを監視しておりますし、今、メンテナンス業者が週に2回入っておりますので、来たときには全部水質検査をやっていただくとともに、検査証明書が取れる業者、企業に、月に2回ずつ場内の水質検査を、調査検査依頼をやってる、報告をいただいているような状況です。それとともに、そとの外海でございますが、外海につきましては10か所、瀬戸内海の10か所を、東讃漁協との協議いたしまして、10か所の年4回の水質検査、これも環境省の基準に基づいて検査をやって、検査報告を上げていただいているような状況です。
それと、台風の災害でございますが、あそこまで風が来て、フェンスがちょっと傷むいうんは想定外だったような状況でございますので、このフェンス等につきましては、今後どう対応していくかいうんは検討していきたいと思いますし、財源につきましては、補正でお願いするか、来年の当初予算までに計画できればというふうに考えております。
それと、最終的に三本松浄化センターの下水道事業の経営につきましては、現在、加入率等の想定は、今現在、農集が7割程度でございますので、最低そこまでには持っていきたいというふうには考えておりますし、この4月から農業集落排水事業と公共下水道事業と特定環境保全公共下水道事業が全て下水道事業という形で企業会計に移行したような状況がございますので、その中で収益についていろいろ検討、貸借対照表とかバランスシート等を作成してまいりますので、住民の方にどんな負担していくかの推計していかなければならないと考えております。今現在は、水道の使用料と同じ料金体系を維持しておりますが、今後、その維持、メンテナンス等が増える可能性がありますので、料金等につきましては、値上げ等もまたいろいろと御相談しながらしていかなければならないというふうに考えております。
55:
◯大田委員長 石橋委員。
56: ◯石橋委員 逆から質問します。今の最後の答えなんですけど、私が聞いたのは、個々の受益者の負担が値上げするとかせんとかいう話でなしに、トータル的に要は個人負担だけでは賄えないでしょうと。ということは、その割合をある程度考えとかないかんだろうと思うんですよ。なぜかいうと、例えばその受益者以外の税金を使うんだったら、その地域以外の人にも負担が行くわけでしょう。それをちゃんと理解してもらわんと駄目ですよということ。それをちゃんと行政のほうが把握してないと、ですから、それも要は受益者に対して、あなたたち受益者はこれは妥当ですよという説明にもなるだろうと思うんです。これ全部賄えてないですよと、でもこれぐらいの負担はお願いしますということをちゃんと説明できないかんだろうということで、準備をしていただきたいと思います。それと、環境基準についてはそれでいいだろうと思います。
もう1点が、この間、台風で壊れた分について、今から検討してきちっとした対策を練った上でということなんですが、これは老婆心ながら申し上げますけども、ネットフェンスについては、海側の風を受ける側は、ああいう単独基礎でなしに連続基礎でやるべきだろうと思います、まず1点。
それともう1つ、今のオキシデーションディッチのすぐ北側に仮の排水路をコンクリートで一部もたれ壁みたいにして造っとったのが、恐らく、あれ水で剥がれたんだと思うんですが、あれについてもどうせ仮設なんで、もう今あるコンクリートを起こして、そのままもたせかけとったらいいんだろうと思うんですよ。いつ次の2系統目の工事をするかは定かではないんだけども、そんなに長い期間でないんで、どうせ素掘りでもいいぐらいの排水なのに、あんだけのコンクリートを打って、そのコンクリートが壊れとんで、それも含めて検討してください。余分なお金を使わないようにお願いします。答弁要ります。
57:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
58:
◯尾崎事業部長 フェンス等、水路につきましては、今、御提案いただいたとおり参考にさせていただきながら、また検討してまいりたいと考えております。
それと、先ほども財源のお話がありましたが、財源につきましても、今現在、全て企業会計へ移行しておりますので、減価償却まで全て計算できております。そういう中で、必要経費、維持費、メンテナンス等の経費等についてどんだけ足らないか、そしてその中で使用料でどんだけ賄っていかなければならないか、その足らない部分については市のほうからまた出資金とか負担金で補助していただくというふうな状況になってまいりますので、それについて再度もう1回計算、もう1回再度見直しも必要になってこようかと思いますので、綿密に計算してまいりたいと考えております。
59:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
渡邉委員。
60:
◯渡邉委員 以前に私も1度聞いたこともあると思うんですけども、帝国製薬のところも平成36年に含まれてます。それと、平成31年、来年ですけども、三本松高校のところのエリアも含めているんですけども、帝国製薬はつなぎ込むということをお聞きしとったんですけども、三本松高校にしてはどのようなお考えなんでしょうか。
61:
◯大田委員長 上野グループリーダー。
62:
◯上野グループリーダー 三本松高校は、県の営繕課のほうが高校を担当しとんですが、私どもの問い合わせで、今回、近々体育館を直す予定があるそうなんですけども、それに併せてつなぎ込みができたらということで相談は受けております。一応、三本松高校の南側に既にもう供用開始しとんですが、南側につなごうかということでの、今、相談です。まだここにつなぎますと決定はしてないんですけども、そちらのほうにつなげたらということで相談は受けております。
以上です。
63:
◯大田委員長 渡邉委員。
64:
◯渡邉委員 帝国製薬もつなぐというんは前回聞いて確認しとんですけども、1つ、災害のときなんかは、三本松高校は避難所になると思うんですけども、今ある浄化設備は多分あると思うんですね。これをそのまま置いとくもんか、供用開始に、市のほうにつないだら撤去するもんか、その点、お伺いいたします。
もし支障が無かったら、何かのために、安全のために使えるように管理をするんも大変か分からないですが、置いとくような考えも、市のほうでは言えんのか分からんですけど、そういうことも必要でないかと思うんですね。
65:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
66:
◯尾崎事業部長 県の浄化槽につきましても、県のほうの対応になってまいりますし、それを要望して、基本的には浄化槽は公共下水につないでいただければ浄化槽は撤去していただくのが原則でありますので、多分撤去になるかなというふうに考えております。
67:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
井上委員。
68: ◯井上委員 1点だけお伺いします。公共下水供用開始区域図、これ平成29年12月に区域変更してこれでやるということで、一番長いのは平成38年ですかね。それで供用開始というこの図面なんですが、それぞれの年度で、その地域の住民の方、地域に、これこれで供用開始の予定ですよというような周知等、これがどの年度までできとるんか、全てできとるんか、それをちょっとお答え願いたいと思います。
69:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
70:
◯尾崎事業部長 特に全体的なところは、告知等でやってお知らせはしておりますが、個別にこの地区につきましては何年という説明までは現在やってないような状況です。とともに、工事に入った段階で、工事の説明会を全てずっと実施してまいりますので、この地区ではこの工事を今年やりますので、来年からつながりますよという話の説明を、供用開始のときの説明会の資料を持って、同じようにその工事のときの説明会もやっていくようには予定しております。
71:
◯大田委員長 井上委員。
72: ◯井上委員 工事開始のときに説明会に行くと。それでは、それぞれの家庭でいろんな分家住宅とか、それとまた浄化槽の入替えとか、そういう各家庭での計画というもんがあると思うんですわ。それがあるのにもかかわらず、もう直前に工事開始のときに説明に行くんではなかなか理解しがたいと思うんですが、当然、工事開始するにしても、実際の工事は2年ぐらいかかる、1年でやり切るんですか。それにしても、ある程度幅を持って地域の住民の方も、私らが住んでるところはこれぐらいの年度になるんかなと、やはりその辺り周知するのが行政としての役割と思うんですが、どのように考えますか。
73:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
74:
◯尾崎事業部長 基本的に、工事に入る前には、もう調査で実施設計を前年度に全部やってますので、その前年のときには、ずっとそのエリアの方については工事が入りますいうんは周知してやっておりますが、その3年、4年後、38年までの全ての方に説明をやっていませんので、ある程度何かの機会を捉えて説明をできるような資料を配付していきたいというふうには考えていきたいと思います。
75:
◯大田委員長 井上委員。
76: ◯井上委員 大方の方は理解していただけるとは思うんですが、なかなか家庭によったらそういった聞く機会、知る機会が無いと思われるんで、できるだけ早い機会に周知のほうをお願いしたいと思います。答弁は結構です。
77:
◯大田委員長 鏡原委員。
78: ◯鏡原委員 関連して、最大で8年ですか。市長も力を入れて若者定住等々をやられてると思うんですけど、例えば平成37年のところに新築しようとなった場合に、設置するときには、30年に建てたら30年にはそこで浄化槽に自分たちで入れると、7年後には除けるよと、つなぎ込むよというような形にせざるを得んということなんですかね。だから、その点について、正直言うと無駄ですよね。3年間のためとか、5年間のためとか、7年間のためだけにそれを設置する。新築したい人からしたら、住宅ローンの中にその中の配管も含めて全て入れ込んで家を建てたいという希望が多分あると思うんですけど、その辺りへの対応というか、いうのはどういうふうにお考えですか。
79:
◯大田委員長 尾崎事業部長。
80:
◯尾崎事業部長 基本的に、この告示された赤のところのラインの中につきましては、今後、新築する場合には全て公共下水につないでくださいというのが原則になってこようかと思います。それで、将来的に計画、公共下水を工事やっていきます、供用開始していきますというところにつきましては、今から家を建てるという方につきましては合併浄化槽で対応をお願いするようになっておりますが、そのときの合併浄化槽につきましては、市の単独である程度補助をやっているような状況ですので、その後、公共下水につないでくださいというときのお約束をしながら、合併浄化槽のほうの支援をやっておるような状況でございます。
81:
◯大田委員長 鏡原委員。
82: ◯鏡原委員 それは分かっとんやけど、その言い方だったら、特別に今、合併浄化槽の補助をしている人以上に補助しとんですか。だからつなぎ込んでくださいよと言うたって、これ以外の人にもこれまでも合併浄化槽を入れるときには補助してきていますよね。それがあった上での話であって、例えば浄化槽を入れる、つなぎ込みを条件にもう少し補助を乗せてやるとか、要はそこに建てる人へのそういった負荷、言うたら7年後にはとか5年後には再度配管から何から全部やり直さなあかんよというような、いわゆるそこにもう分かっとるわけですよね。そこの部分についてどう考えて、そうなってくると、この地域に新しい家が建たないと、この7年後そんなにしないといけない、この地域から外れて別の地域に行きますよということも起こり得るわけですよ、まちづくりの観点からいくと。だから、その辺りのところをどう考えとんのかというところをもう少し答弁いただきたいと思います。
83:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時27分 休憩)
(午前11時32分 再開)
84:
◯大田委員長 それでは、休憩を解いて再開いたします。
今の質疑に対して、市長、答弁をよろしくお願いします。
85:
◯藤井市長 当然、御指摘の点は懸念されるところでございます。できることなら、予定を1度にどさっと施行できれば解決はできるんですけど、現実の問題としたらそういうわけにはいかないわけであります。そうした中で、もう分かりながら無駄が出てくるという中ではありますけれども、そうした許容される範囲の中での融通し合うと、市として、またその当事者としてということがスムーズにできるだけ行えるように、過去のことも踏まえて検討させていただきたいと、そのように思います。
86:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
鏡原委員。
87: ◯鏡原委員 市長も検討すると言いましたけど、だからきちっとまちづくりというか、そういう部分を考えて、この家を建てる人の気持ちになっていただいて考えてもらいたい。つなぎ込みするんを、じゃあ浄化槽を設置して補助するときにお願いするというふうに部長は言ったけれども、それはもう延べて全員同じ補助なんだから、それをお願いするんだったらお願いするだけのもう上乗せの補助とかいう部分も考えて、それも検討の中に市長入れていただかないといけないと思いますんで、よろしくお願いします。
88:
◯大田委員長 答弁要りますか。
尾崎事業部長。
89:
◯尾崎事業部長 今現在でもそういうふうな対応という形で補助等をやっておりますが、今後、またそういう補助等の上乗せ等につきましても検討してまいりたいと思います。
90:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
91:
◯大田委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。
(午前11時34分 休憩)
(午前11時35分 再開)
92:
◯大田委員長 再開いたします。
それでは、ひとの駅さんぼんまつについての調査に入ります。
財務課からの補足説明を求めます。
石川課長。
93: ◯石川財務課長 それでは、ひとの駅さんぼんまつの現在の工事に関する進捗について御報告をさせていただいたらと思います。
ひとの駅さんぼんまつの建設工事の進捗状況につきましては、現在、順調に工事は進んでおります。6月議会で変更いただきました図書館の造作家具については、壁面書架等の造作に関して下地部分が完了し、9月上旬までには大方のものが完了する予定であります。9月中旬には施工業者の社内検査が予定されており、10月上旬には市の検査を終え、備品の搬入、図書館の移転等を実施いたします。その後、11月25日より供用を開始する予定としております。
以上で、工事の進捗状況についての説明とさせていただきます。
94:
◯大田委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手願います。
鏡原委員。
95: ◯鏡原委員 先般、民生文教常任委員会がありまして、そのときの質疑の中で、本棚の利用方法についてこれから検討していきたいというような旨の答弁がありました。変更契約の部分のときに、理由として、なぜ変更になったのか、当初に入っていなかったのかというところで、それは利用等も含めて仕様が決まっていなかったというような答弁だったんですけれども、結局、今でもその仕様というか利用が決まっていないのに、じゃあなぜ仕様が決まっているのかという部分で、要は財務課と生涯学習課が言ってることに差異があるんですけれども、本当にその答弁が正しかったのかお伺いします。
96:
◯大田委員長 石川財務課長。
97: ◯石川財務課長 6月議会で御説明したとおり、図書館部分の造作家具についての詳細は、入札時点では決定しておりませんでした。その後、生涯学習課等との協議を経て、このような図書館の造作家具が必要であるという協議をした上での発注というか、変更になったものでございます。
98:
◯大田委員長 鏡原委員。
99: ◯鏡原委員 協議の内容を教えてください。
100:
◯大田委員長 石川財務課長。
101: ◯石川財務課長 協議の内容は、主には図書館を管理する生涯学習課からの要望事項をこちらのほうで精査していったということでございます。
102:
◯大田委員長 鏡原委員。
103: ◯鏡原委員 じゃあ、何に使うか分からないけど、これから要るんだということで、財務課は財政を担当する課としてもそれを認めたということですか。
104:
◯大田委員長 石川財務課長。
105: ◯石川財務課長 書架の配架数等々を考えた上では、その本を入れるスペースとしては必要であるというふうに我々の財政のほうでも考えたものでございます。
106:
◯大田委員長 鏡原委員。
107: ◯鏡原委員 この前も現場を見ましたけれども、3メートル近く上のものを、それを書架として、開架として、財務課もそれで認めたというのは、それはどういった協議をして、どういうふうな形でやってきているのかというところが、全然その生涯学習課の答弁からも財務課からの答弁も、お互いがお互いに向こうの責任だみたいな形で答弁をしているようで、一体それにした根拠というか、それにした内容というのが、どの議論を聞いていても見えないんですよね。どちらがどういうふうに、財務課からしたら向こうが仕様を言ってきたんだと、生涯学習課からしたらある程度利用についてはこれから協議するんだみたいな、どこでその折り合いを付けてどういうふうな形になったのかというのがこれまでの議論の中で全く見えないんですけども、そこの部分についてもう少し詳しく御説明いただけますか。
108:
◯大田委員長 石川財務課長。
109: ◯石川財務課長 図書館の部分に関しましては、これはもう間違い無く生涯学習課が今後所管してまいりますし、使い方に関しても生涯学習課のほうで決定していくものでございます。当然、我々はその工事をしておりますので、それに対する予算措置等々が発生してくるというふうに考えておりますので、基本的には生涯学習課の考え、教育委員会の考えを取り入れて実施しているものというふうに認識しております。
110:
◯大田委員長 鏡原委員。
111: ◯鏡原委員 それは分かりました。今後の運営についてお伺いをします。どのように運営するんですか。
112:
◯大田委員長 石川財務課長。
113: ◯石川財務課長 このひとの駅さんぼんまつは複合施設でございますので、当然、図書館部分に関しての運営は生涯学習課になります。それから、大内窓口が設置されます。これは、窓口としての運営をしてまいります。全体として、このひとの駅さんぼんまつのお貸しする部分もありますので、この部分に関しては我々財務課のほうで所管しようというふうに考えております。
以上です。
114:
◯大田委員長 鏡原委員。
115: ◯鏡原委員 コンセプトは何ですか。
116:
◯大田委員長 石川財務課長。
117: ◯石川財務課長 基本のコンセプトは、年齢を問わず、子どもさんからお年寄りまでが気軽に集える施設を目指していきたいというふうに考えております。
118:
◯大田委員長 鏡原委員。
119: ◯鏡原委員 今の話と、その前の答弁との整合性が分からないんですけれども、そのコンセプトにするための運営はどのようにするのか、はっきりとお答えください。
120:
◯大田委員長 石川財務課長。
121: ◯石川財務課長 先ほども言いましたが、当然、図書館の部分もそのコンセプトに合うような運営をされると思います。それ以外の部分においては、生涯学習課、地域創生課、いろいろな課が所管といいますか、使い方等々に関して協力しながらやっていくというふうに考えております。
122:
◯大田委員長 鏡原委員。
123: ◯鏡原委員 だから、その内容を聞いてて、やっていくと思います。生涯学習課と地域創生課がやると思います。じゃあ、財務課は所管をやめたらどうですか。
124:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時43分 休憩)
(午前11時44分 再開)
125:
◯大田委員長 休憩を解き再開します。
熊本総務部長。
126: ◯熊本総務部長 先ほど課長が申しましたように、この施設は図書館、それから支所という機能を持った複合の施設でありますので、まずは財務課が建物全体の所管として発信させていただきましてまず管理をしていくという中で、今後の利用については、そのユーティリティスペースなど自由なところについては、市民であるとかいろんな団体等、また市の行事等の活用が考えられますけれども、その状況を見ながら、市民の方々が利用しやすいように柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。その所管課については、今申しましたように財務課で発信はしますが、その状況も見ながら柔軟に対応できるように総務部のほうで検討してまいりたいと考えております。
127:
◯大田委員長 鏡原委員。
128: ◯鏡原委員 僕は、今後の運営は、もう11月25日からオープンするんでしょう。それが全然、今後、今後、今後と、今後はいつのことですか。きっちり、財務課が今所管してるんだったら、財務課がじゃあ地域創生課に、例えば11月25日からどういったことをやってくれますかと、こういうふうにやってくれませんかと、生涯学習課に対して本のイベントをこういうふうな形でやってくれませんかと、これを地域創生課とマッチングしてやってくれませんか、そういうふうな形でやっていくのが財務課の仕事でないんですか。併せて言いますけど、総務部がやりますと言いましたけど、総務部とは誰を指すんですか。
129:
◯大田委員長 熊本総務部長。
130: ◯熊本総務部長 総務部のほうで、今後の所管については検討してまいるということでございます。
131:
◯大田委員長 藤井市長。
132:
◯藤井市長 少し説明がまずいところがあるように思います。1つのひとの駅という全体を、建物を財務ということで、代表して財務課というふうになっておりますけれども、実際に運営するには、そのユーティリティであったり窓口であったり、また図書館であったりという、それぞれはそれぞれのその所管、生涯学習課であったり、また地域創生課であったり、そのそれぞれの連携した部分が非常に大切な施設になると思っております。そうした中で、全体を統括するというのは、もう当然これ市長の役割でございますので、そうした部分の連携がうまくいくように、もう絶対に必要になる、これみんながスムーズに運営していただく、またそのことによって市民の皆さん方がよく立ち寄っていただける、あそこができて良かったなと思う施設になるようにといったことには、そうしたコントロールが絶対に必要だと思っております。そうした所管間がスムーズに運営できるようにという、私どもがそうした責任を持って進めてまいりたいと思っております。
133:
◯大田委員長 鏡原委員。
134: ◯鏡原委員 じゃあ市長に聞きますけど、今後の目標動員数とか、そういった全ての運営に関してどういうふうな計画なのか、お答えいただきたいと思います。
135:
◯大田委員長 藤井市長。
136:
◯藤井市長 目標の動員数がどのくらいということについて、具体的にお示すするのは非常に現在の段階で難しいです。ただ、これまでもその委員会の中で、現在の3倍程度はいるんではないかというようなこともお示ししておりますけれども、そうしたことをまずの目標、それからよりスタートしてからも多くのそうした要望であったりを把握して、よりみんなが来ていただけるようにと、そうした努力を続けていくことが大事だと、そのように思っております。
137:
◯大田委員長 鏡原委員。
138: ◯鏡原委員 今現状でどう運営するかは決定していないということですか。
139:
◯大田委員長 藤井市長。
140:
◯藤井市長 そのことにつきましては、それぞれの運営の役割というのはお示ししたとおりであります。それがよりスムーズにいくための努力を続けていく必要があるということでの説明です。
141:
◯大田委員長 鏡原委員。
142: ◯鏡原委員 運営というのは、単独の運営ではなくて、ひとの駅さんぼんまつ自体の運営をどうしていくかというのは一切お答えが今の現状では無いんですけれども、それはどうするのかお考えをお伺いいたします。
143:
◯大田委員長 藤井市長。
144:
◯藤井市長 一切無いというのが、私ちょっと理解できない。
145: ◯鏡原委員 図書館はこうだとか窓口はこうだと言うけど、全体の運営自体は一切ない。
146:
◯大田委員長 石橋委員。
147: ◯石橋委員 質問の視点を変えてちょっと質問するんですけど、今の関連しとんですけど、要するに、我々知りたいのは、あれだけの施設ができました、もうすぐ近々オープンです。最終的にどこが全体の責任を持つのか。恐らく市長だろうけれども、市長が直接行って事務的なことをするわけでもない。結局それが明確にされてないから、答えが曖昧になるんだろうと思うんですよ。例えば最初の答弁でいくと、図書館は生涯学習課です、ここはここの課、それを最終的に誰が責任をとる。結局、何か起こったときに、いや、あれは生涯学習課です、それは窓口ですでは、市民には理解できない。ですから、何かあったときに全体を統括する組織というのがきちっと明確でないとまずいですよということを言われとんだろうと思うんです。そこをお答え願わんと駄目でしょうと。それが今から作りますやいうんでは、それは一体今までのコンセプトが何だったんだということを問われかねませんよということを問われとんだろうと思うんです。そこを明確にお答え願えればと思いますが、聞いてる意味分かりますか。何でもあんだけの大きい施設やからね。もし本当にまだ明確にできてないんだったら、早急にする必要があるんで、それを答えてほしい。別にできてなかったって、別に1か月あったら窓口作れるんやから、作りますということでいいんだと思いますよ。
148:
◯大田委員長 熊本総務部長。
149: ◯熊本総務部長 当面の建物全体の所管としまして、管理する課として財務課で発信をいたします。
150:
◯大田委員長 石橋委員。
151: ◯石橋委員 それだったら、先ほど総務部長が答えた、総務部ですがどうのこうのいう話は1回訂正してもらわんとまずいんで、財務課がその上で答えていただかんと、結局それさえも曖昧なんよね。さっきの返事では、確か総務部長は総務部で全体を管理しますいう答えだったと思うんですよ。それで今の話では、いやこれは全体は財務課ですという話だったら、そこをまず一旦訂正せんと、我々混乱するんでね。
152:
◯大田委員長 熊本総務部長。
153: ◯熊本総務部長 まずは財務課でスタートするというふうに考えております。その利用状況に応じてその後どうなるか、柔軟に対応していこうということで、もし所管を変更しなければいけないような状況であるとか、利用形態が偏りがあるとかいうふうな場合が出てきましたら、検討するのは総務部で検討し、決定していこうというものでございます。
154: ◯石橋委員 今の答弁だったら、財務課のほうできちっとお答え願わんと、あれは生涯学習課です、これは窓口ですでは困るんです。全部のその窓口にしろ、生涯学習課にしろ、その意見を吸い上げた上で財務課が窓口になってもらわんとまずいだろうと思いますよ。ですから、その考え方の齟齬があったのについては訂正して、早急に解決するという答弁でももらわんと終わらんと思う。
155:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時53分 休憩)
(午前11時54分 再開)
156:
◯大田委員長 再開いたします。
暫時休憩します。
(午前11時54分 休憩)
(午後 0時03分 再開)
157:
◯大田委員長 休憩を解いて再開します。
藤井市長。
158:
◯藤井市長 各部署において一生懸命取り組んでいるけども、そのひとの駅としての全体計画が分かりづらいではないかという御質問だと思います。例えば、図書館についても生涯学習課ですけども、教育長もたまにいろんなことを対応している、そのことが私にも内容に大事な分は入ってきております。ただ、皆さん方にそのひとの駅の全体計画を十分にお示しできてないという不十分な部分があったと、そのように思います。早急にその全体を網羅した全体計画といったものをお示しできるようしていきたいと、そのように思います。
159:
◯大田委員長 鏡原委員。
160: ◯鏡原委員 11月25日オープンですから、市長、早急にというのは本当に早急にやっていただいて、もうできたらその9月議会これから始まりますけれども、9月議会中には是非、委員長、
総務建設経済常任委員会を開いていただいて、調査案件としてそのことを取り上げていただきたいし、それまでに担当課には、その準備、調整をしていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
161:
◯大田委員長 石川財務課長。
162: ◯石川財務課長 そのように努力してまいります。
163:
◯大田委員長 鏡原委員。
164: ◯鏡原委員 是非、9月議会中には、市長、提出いただいて審議に応じていただけるようにお願いをしたいと思います。併せて、利用調整をどのようにとっていくつもりなのかというところも、今お答えできるんであればしていただきたいし、そこまで考えていないんだったら、その計画の中に入れていただきたいんですけれども、その点併せてお伺いします。
165:
◯大田委員長 石川財務課長。
166: ◯石川財務課長 これから計画を策定する中で、はっきりとした文言として入れていきたいというふうに思います。
167:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
168:
◯大田委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
以上で、閉会中の調査事件、三本松浄化センターについて、ひとの駅さんぼんまつについての調査は終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長はじめ執行部の方々には心より厚くお礼申し上げます。
これをもちまして
総務建設経済常任委員会を閉会いたします。
(午後 0時06分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務建設経済常任委員長
発言が指定されていません。 Copyright © Higashikagawa City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...