東かがわ市議会 2018-06-18
平成30年総務建設経済常任委員会 本文 開催日:2018年06月18日
5:
◯井上議長 おはようございます。本日、追加議案となり委員会付託された案件を含め、議案第2号と議案第15号の審査であります。
議員各位におかれましては、また市民の方等々からのいろんな問い合わせ等をお受けしていると思います。その辺りを勘案して慎重なる審議をお願いして、簡単ですがごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
6:
◯大田委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
御案内のように、当委員会に付託されておりますのは、配付されております委員会付託区分表のとおりでございます。
議案の審査の進め方については、配付しております審査日程表のとおり進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯大田委員長 御異議なしと認めます。
それでは、本日の本会議において、議案第2号の訂正について承認され、訂正後の条文が原案となりました。
議案第2号 東かがわ市ひとの駅さんぼんまつ設置条例の制定についてを議題といたします。
財務課からの説明を求めます。
石川課長。
8:
◯石川財務課長 この度は、私の
発言がもととなり、皆さん方に大変御迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。このようなことを引き起こさないよう十分注意いたします。誠に申し訳ございませんでした。
それでは、ひとの駅さんぼんまつ設置条例の訂正した部分についての説明をさせていただきたいと思います。
まず、第2条3号にある「東かがわ市営駐車場」を、「ひとの駅さんぼんまつ駐車場」に訂正させていただきました。また、第3条第1項に駐車場の区域の定めや第2項に自動車の種類、第6条第2項に利用の制限として30日を超えて駐車してはならない旨を決めておりますが、この条項は第16条に放置自動車の処理に係る日数を定めたものであります。
最後になりますが、なお附則第2項に、東かがわ市営駐車場の設置及び管理に関する条例を附則により廃止しようとするものであります。
簡単ではございますが、以上で説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
9:
◯大田委員長 説明が終わりましたので、これより訂正された部分に限り質疑を行います。
それでは、質疑のある方挙手願います。
工藤委員。
10:
◯工藤委員 この
総務建設経済常任委員会に付託されました議案第2号、これにつきまして今回訂正というようなことで上がってまいりました。この設置条例の制定につきましては、この施設につきましては期待度の高い特色のある施設でございまして、にぎわいづくりをコンセプトに取り組んでいく上で、この本設置条例の制定は非常に重要であると考えます。
その提案されました設置条例におきまして、前回の部分につきましては整合性がとれてないというふうな部分がありました。その中で今回訂正をされてきたわけなんですけど、これによって整合性のところについては担保できたというようなことなんで、これで問題は無いんでないかなというふうに思います。
以上です。
11:
◯大田委員長 答弁はいいですか。
12:
◯工藤委員 はい、いいです。
13:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
14:
◯大田委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第2号の討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
15:
◯大田委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第2号を採決いたします。
本案は原案のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
16:
◯大田委員長 起立全員であります。
よって、議案第2号 東かがわ市ひとの駅さんぼんまつ設置条例の制定については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第15号 工事請負変更契約の締結について(平成29・30年度ひとの駅さんぼんまつ(仮称)建築工事)を議題といたします。
財務課からの説明を求めます。
石川課長。
17:
◯石川財務課長 議案第15号 工事請負変更契約の締結について(平成29・30年度ひとの駅さんぼんまつ(仮称)建築工事)につきまして、概要の説明をさせていただきます。
契約の変更につきましては、提案説明のところでもありましたように、契約額の変更でございます。当初契約金額に1億361万2,960円を追加して変更後の金額を10億1,683万2,960円にしようとするものであります。
また、追加の資料を提出させていただいておりますので、そちらのほうも見ていただいたらと思います。今回、ひとの駅さんぼんまつの変更内容概要という書類でございます。また、その後には図書館部分の変更の部分の図面も提出させていただいとるものであります。
ただいま契約金額の言い間違いがございました。当初契約金額に1億531万2,960円を追加して、変更後の金額を10億1,683万2,960円にしようとするものであります。
それでは、資料に基づきまして簡単に御説明をさせていただきたいと思います。
まず、図書館造作家具8,770万円でありますが、これは先ほど質問もございましたように、当初予算では確保しておったんですが、入札開始時までに具体的な詳細仕様が決定まで至りませんでした。そのため、図書館造作家具を除いて発注させていただきました。なお、当初の予算としては29年の予算と30年度の債務負担の総額の中で確保していたものであります。
次に、建築確認申請の手続の過程で指摘されたものでありますが、これは杭の形状や鉄骨部材の変更によるものであります。建築確認は事前協議が済んだ段階で入札等を実施させていただいております。その後、建築確認申請の最終許可が出たものが杭の部分の変更を要するものであったということで変更させていただきました。
次に、450万円が建具内装でございますが、これは扉等の建具の変更、また窓ガラスにUVカットフィルムなどの内装の一部変更に伴うものが450万円でございました。
それからその下に表記しておりますのが、造作家具の内訳でございます。これは図書館の平面図も併せて見ていただいたらと思うんですが、緑色で示しておりますのが閉架書庫で大体2,000万円程度、それから青色で示しているのが壁面書架でございますが、これが約3,100万円程度、赤色で示しているものが3,670万円ほどございますが、このうち学習カウンターが約650万円程度、書架付きベンチが950万円程度、残りはDVD視聴コーナー等でございます。
以上で説明とさせていただきます。
18:
◯大田委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手を願います。
石橋委員。
19:
◯石橋委員 1点お伺いします。今の説明で、杭の変更若しくは鉄骨の変更については建築確認の段階で指導を受けて変更したという説明でありましたが、そうなるとその時系列をもう少し詳しく説明していただきたいと思いますが、なぜか言いますと、建築指導でその杭の大きさが変わるということは、当初の杭の指示の構造計算が間違ってたのか、それとも構造計算は間違ってないけども、要はその建築指導でどのような指摘を受けたのか、その点だけちょっと説明を求めたいんですが、なぜかというとその順序がよく理解できなかったんで、要は事前協議があって設計して建築確認を取りに行ったと、そこで指導を受けたという話なんですが、その点もう少し詳しく。
20:
◯大田委員長 石川課長。
21:
◯石川財務課長 この工事請負の発注に関しましては、去年の3月末ぐらいから詳細な設計ができ上がり、入札に向かって準備をしたものでございます。なお、そのときの事前審査ではこれで良かろうということでオーケーは出ておりました。入札自体は4月3日から始まり5月16日で入札の決定となるものです。入札決定後、工事に当然掛かるわけでございますが、掛かるまでにはこの建築確認の最終申請書のオーケーが出ないと工事には掛かれません。この間の中で指摘を受けてまいりました。というのは、構造計算には変更は無いんですが、一部こちらのほうが考えていた建物の面積にどれほどのものが入るか入らないか、例えば2階部分、3階部分、屋上部分であるとか、これのカウントの仕方の変更があったものでございます。もう少し簡単に申しますと、当初、2階建てと塔屋、これはエレベーター、それから屋上に上がっていく階段の部分でございますが、2階建てプラス塔屋としていたものが3階建てとの指摘を受けてしたものでございます。
以上です。
22:
◯大田委員長 石橋委員。
23:
◯石橋委員 ということは、これ確認なんですが、その資料の中の杭、基礎形状、鉄骨部材の変更いうのは、結局、要は中に入れるものの全体の重量が増えたというのが主な原因で、なおかつ2階建てで申請したものが3階建てに認定されたということですか。それだけ確認します。
24:
◯大田委員長 石川課長。
25:
◯石川財務課長 はい。2階建てというふうにこちらが申請したものが3階建てというような指摘を受けたものでございます。
26:
◯大田委員長 鏡原委員。
27: ◯鏡原委員 まず1点ですけど、説明の中で、この補正が間に合わなくてというような話ですけれども、これ入札してから相当の期間が経ってます。入札する前から図書館が入るというのは分かった上でやってるという話と、あと予算取ってましたよと、設計の中で概算見積りありましたよという話もありましたけれども、その上でなぜ今なのかというのがちょっと把握できないんですけど、これを出してくるまでにどういう経過をたどってるんですか。
28:
◯大田委員長 石川課長。
29:
◯石川財務課長 まず、この図書館の部分を含めた全体の予算というのは取っておりました。それで、詳細な設計が無いということで、その部分を外して入札をかけ実施をしているものでございますが、当然ながら、図書館の仕様に関しては深く関係課との協議が必要でございます。最初の段階はどうしてもアバウト、ざっくりというふうになりますので、詳細を詰めていって、この時期になったものでございます。
30:
◯大田委員長 鏡原委員。
31: ◯鏡原委員 だから、この時期になった理由を述べなさいと私は聞いてます。
32:
◯大田委員長 石川課長。
33:
◯石川財務課長 当然ながら、今年の3月議会においても、今年度用の予算として工事請負費の中にこの部分もありましたので、3月議会終了後6月が一番早い段階でございました。
34:
◯大田委員長 鏡原委員。
35: ◯鏡原委員 だから、29・30年度予算で取ってたんでしょう。30年は債務負担して29年度に、言うたら、要は発注をかける前に図書館が入るということは分かってましたよね。だから発注をかけて、その設計の中にも概算ではあるけど出たわけですよね。当初、それが詳細決まってないから入れなかったよというのは理解しました。ただ、市長も提案理由で述べて、これ6月議会の最終版になって出てくるというのは、なぜじゃあ4月にその詳細が詰めれなかったのか、5月に詰めれなかったのか、そういうその経過をきちっと言っていただかないと理解できないです。
36:
◯大田委員長 石川課長。
37:
◯石川財務課長 この変更契約を締結するお金に関しましては、十分な中身の積み上げ、検証等々の作業がございます。形とすれば当然年度初めには決まりますが、その中身を積み上げてくる努力をいたしましたが、6月議会当初に計上することができず、追加となったものでございます。
38:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時20分 休憩)
(午前10時26分 再開)
39:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
石川課長、2点について。
40:
◯石川財務課長 まず、この時期までに詳細が詰められなかったのかという話でございます。当然ながら、発注した後、生涯学習課とも十分協議を進めながら、まず11月をめどに詳細の抜き出し等々を実施しました。それから、ここでもまた大枠の予算的なものは出るんですが、それから後にその仕様を定めて1個1個検証をしていったものです。その検証というのが、当然ながら時間的なものが少しかかり過ぎたというのは反省すべきところではございますが、この時期になってしまっているものでございます。
41:
◯大田委員長 鏡原委員。
42: ◯鏡原委員 その上でお伺いするんですけども、いろいろ検討されて、庶民的に見ると、この図書館の造作家具が8,770万円というのは、正直、非常に高いです。先ほど3,670万円の内訳も簡単に教えていただきましたけども、これは学習カウンター、これ図面の、数が合うとるかどうか分かりませんよ、ただ数を数えると大体34個ぐらいあって、割り戻すと机1つ19万円ですよね。書架付きベンチも、これは多分丸いところだろうと思うんですけど、これも数えると70万円か80万円ぐらい。最後、そのDVD視聴コーナー等で等が付いてるのであれかもしれませんけれども、等ですから、主にはDVD視聴コーナーだと思います。2,070万円ということは、6ブースあって、1ブース345万円と高級車買えますけど、この金額で発注というか、これをするつもりなんですか。
43:
◯大田委員長 石川課長。
44:
◯石川財務課長 まず、学習カウンター並びに書架付きベンチでございますが、これも当然造作ということで、設計書から起こして見積りを徴収した中で決定していこうとしているものでございます。また、DVDコーナーでございますが、これはコーナーという表示でございますが、形とすればDVDを視聴する部屋のような要素の強い部分でございます。どちらにしても、設計会社等々とも協議しておりますし、他の公共団体等でもこういうような図書館を設置する場合において大体総額でどれぐらいの費用が掛かるかというのは概算ではつかんでおります。それから比較して大きく逸脱はしていないというふうに認識しているものでございます。
以上です。
45:
◯大田委員長 鏡原委員。
46: ◯鏡原委員 大きく逸脱してないのは分かりますけど、3万人を切った東かがわ市において、ほかの都市と比べるのもいいですけれども、やはりこのまちに合ったような形にしていかないと、例えばその学習カウンター19万円にしたって、これ図面見ると直角ですよね。作り付けにわざわざせずとも、こういった今私の机、こういったものも置こうと思えば置けるわけです。そういったものをきちっと検討して、どういったもので、19万円は非常に高いと思いますよ。書架付きベンチにしてもそうですし、先ほど言いましたけど、私の言ってたDVD視聴コーナーの部分ですけど、これ、そうは言っても1つ当たり345万円ですからね。等ですから、全部が全部でなくても300万円にしても、非常にこれはDVDを見るだけでこんな値段が本当に必要なのかと私ははなはだ疑問に感じます。その辺りはきちっと検討されてこの契約を結ぼうとされてるんですか。
47:
◯大田委員長 石川課長。
48:
◯石川財務課長 この家具類に関しましては、生涯学習課と十分検討をして、机に関してもここに作り付けで造作として取り付ける。また、仕様に関しても詳細な部分まで打ち合わせをして設計図書に落として見積りを取ったものでございます。
以上です。
49:
◯大田委員長 鏡原委員。
50: ◯鏡原委員 否定されないんで確認しておきますけど、DVD視聴コーナーは大体それぐらいの値段だということで、否定されていないのでそういうふうに私は考えます。それで判断させていただきますけど、あと、検討した検討したと言うけれども、それは自分たちがそういうふうにしたいという意思だけの話でしょう。ちゃんとその値段も含めてきちっと、いや19万円だったらこういったものも変えてもできるんでないかというような、そういった予算の部分を削っていくというか、そういったことがきちっとできていっているのか、市役所行政全体において、ある意味予算が無いからできません等々の話もある中で、こんだけの予算をかけてやっていくんだから、それに関してはきちっとそういった方々に対して説明もできるような答弁をいただかないと、担当課同士で話し合ったからこれですよというのでは、なかなかそれ説明になってないというふうに思いますし、私はこの8,770万円使うんだったら、図書の充実を是非ともしていただきたいと思います。いかがですか。
51:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時32分 休憩)
(午前10時35分 再開)
52:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
石川課長。
53:
◯石川財務課長 DVD視聴コーナー等の金額のみがこれかということで否定をしませんでしたが、今御
発言いただいたような金額ではございません。もっと安いものでございます。ただ、それにはDVD視聴コーナーというのは、当然、総合カウンターであるとかバックヤードの部分であるとか、授乳室であるとか等々が含んでおります。当然、それに伴う設置取付工事費もそこに応分の費用としてそのものに合わせて入るようにはなってまいります。
以上です。
54:
◯大田委員長 鏡原委員。
55: ◯鏡原委員 ただ、等に抑えとるということは、資料の作り方からして、DVD視聴コーナーが基本的には主な支出と考えるべきだと私は思います。例えば、2,070万円を半分にしても1,000万円です。1,000万円を6で割り戻しても、先ほど言いましたように150万円以上の金額になるというふうに思いますけれども、そういうふうな考え方でよろしいんですか。
56:
◯大田委員長 石川課長。
57:
◯石川財務課長 これ以上は、設計の内容の詳細を私のほうから御説明するというふうになりますので、私のほうでは控えさせていただきたいと思います。
58:
◯大田委員長 鏡原委員。
59: ◯鏡原委員 じゃあ、金額は言えないけど、この契約は認めてくれということでよろしいんですね。
60:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時37分 休憩)
(午前10時42分 再開)
61:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
石川課長。
62:
◯石川財務課長 DVD視聴コーナーに関して、この部分の金額の提示というのは私のほうからできませんが、基本的には、机、椅子とかいうようなもんでなく、DVDを視聴するために部屋を造ろうというような観点でございます。
以上です。
63:
◯大田委員長 鏡原委員。
64: ◯鏡原委員 私はプロでないんで分かりませんけど、この図面でこれで部屋なんですか。部屋は部屋ですけど、防音でもするんですか。ごめんなさいね。委員長、ちょっとその図書館のほうに入ってしもうて大変申し訳ないんだけど、ただ契約、これ発注すると、これ予算でないんですよ、契約なんですよ。この品番のこれを買ってください、これをこういうふうな形でこの長さで作ってください、それを締結する契約です。だから、これまで議会に対してもこういった図面は民生文教常任委員会のほうにも出てないし、そこら辺が本当にこれでいいんかどうかというのは、これ最終議決は議会でありますけれども、我々からしたらこれ最終なんですよ。それをきちっと詰めないと、我々も市民に対して説明つかないですよ。「机1個19万円のを、あんたら認めたんだ」と言われた場合、私たち説明できないですよ。そのことをきちっと説明できるようにそちらも説明していただかないと納得できないですということを私は言ってるんです。
65:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時44分 休憩)
(午前10時57分 再開)
66:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
先ほどの鏡原委員の質問について。
石川課長。
67:
◯石川財務課長 1つ御訂正をお願いしたいことがございます。それは、DVDの視聴コーナーを部屋というふうに私言いましたが、これ130センチメートル程度の仕切りを入れてブース的なものを設置するという意味合いでございます。訂正させていただきます。
68:
◯大田委員長 鏡原委員。
69: ◯鏡原委員 額が言えんのは分かりましたけれども、1点、これの要は契約の部分で額が言えんのは分かりましたけれども、予算として見積りをしたということですから、じゃあこの項目に対して予算ベースで幾ら取ってたんですか。
70:
◯大田委員長 石川課長。
71:
◯石川財務課長 今年の予算として8千数百万円の予算を計上しておりました。
72:
◯大田委員長 鏡原委員。
73: ◯鏡原委員 8,000万円余のこの学習カウンターとか、書架付きベンチ、DVD視聴コーナー等の中も含んで、そこの積み上げはそれぞれ幾らになっていたんですか。
74:
◯大田委員長 石川課長。
75:
◯石川財務課長 私が申しましたのは、8千数百万円というのは、当然、閉架書庫も含み、それから壁面の書架も含み、学習カウンターも含み、これを全てで当年度の予算として整理させていただいたものでございます。
76:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時59分 休憩)
(午前11時02分 再開)
77:
◯大田委員長 休憩を解いて再開します。
石川課長。
78:
◯石川財務課長 今年の予算の説明、要求時においての概要でございますが、学習カウンター、書架付きベンチ、DVD視聴コーナー等々の中で約3,500万円程度の積み上げをしてたものです。ただし、これから現実見積りを取って精査していくと現在の金額になったものでございます。
以上です。
79:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時02分 休憩)
(午前11時05分 再開)
80:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
石川課長。
81:
◯石川財務課長 当初予算の8千数百万円の内訳でございますが、閉架書庫、壁面書架、カウンター等々で積み上げたものでございます。
以上です。
82:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
皆さんにお諮りします。
今から少し休憩をとろうと思うんですが、いかがでしょうか。
(「はい」の声あり)
83:
◯大田委員長 そしたら、15分から再開いたします。
(午前11時06分 休憩)
(午前11時25分 再開)
84:
◯大田委員長 休憩を解いて再開いたします。
ほかに質疑ありませんか。
井上委員。
85: ◯井上委員 本会議でも質疑があり、委員会開会してからも質疑あり、それぞれちょっと疑義があって皆さん質疑してます。やはり、私も考えてみますと、今回なぜこの変更の契約、これになったんかということがもう根本だろうと思います。別発注でできなんだかと、そういう質疑もありましたが、この点についてなぜ今回この変更契約が出て別発注ができなかったか。割高であるとか、効率が悪い等々説明がありましたが、やはり私自身はその点についてまだまだちょっと納得できないんで、もう一度、なぜ今回こうなったのかという点について説明願いたいと思います。
86:
◯大田委員長 石川課長。
87:
◯石川財務課長 今回、別発注等々でしなかったのはなぜか、今回契約を変更しようとしたのはなぜかでございますが、当然ながら現施工業者で行うことが、建物との取り合わせ、それから安全、工程管理上最も効率がいいということで、変更追加の工事として変更契約を議案として提出させていただいたものでございます。
88:
◯大田委員長 井上委員。
89: ◯井上委員 別発注で入札等はできないのか、その点について答弁願います。
90:
◯大田委員長 石川課長。
91:
◯石川財務課長 現状においては工事のほうも進んでおります。9月28日の工期までに竣工さす段取りの中で進んでおります。変更することが一番妥当なものというふうに考えております。
92:
◯大田委員長 井上委員。
93: ◯井上委員 変更するのが妥当ということですが、この金額を聞くと、やっぱり市民の方びっくりすると思います。何で図書館の書架にしろ、それで図書館造作家具8,700万円、この金額で世間の通常の常識から言うて、そんなに壁面書架にしろ、学習カウンターにしろ、書架付きベンチ、鏡原委員の質疑の中で単価等々もそれぞれ割り込んだら想像ができます。その単価と、市場の実勢価格、これが同一であると、同じような価格であると自信を持って言えますか。それぞれ見積りを取ってやったということが答弁されましたが、その点についてお答え願います。
94:
◯大田委員長 石川課長。
95:
◯石川財務課長 公立の図書館として蔵書数、今回ですと12万冊、面積で1,500平米、大体このところから割り出していきますと、そんなに遜色の無いものというふうに考えております。
以上です。
96:
◯大田委員長 井上委員。
97: ◯井上委員 公立の図書館等々と比較して遜色の無いようにというか、同等のものということであります。しかし、東かがわ市は東かがわ市であります。財政的にも非常に厳しい。幾ら交付税措置等々があっても、税金は税金です。その辺りを市民との乖離が、非常に役所の常識、世間の常識、これが離れとると、私はそういうふうに思いますが、もう答弁でそういうことを言われたら、反論というかそれはできづらいんですが、これは造作家具は造作家具としていいんですが、既製品らしき、既製品としての書架、これについては一切無いということですか。
98:
◯大田委員長 石川課長。
99:
◯石川財務課長 無いことはございません。閉架書庫等も既製品を工事として取り付けようとするものでございます。
100:
◯大田委員長 井上委員。
101: ◯井上委員 既製品の部分はどの部分に当たるんですか。
102:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前11時31分 休憩)
(午前11時31分 再開)
103:
◯大田委員長 再開します。
石川課長。
104:
◯石川財務課長 既製品での対応部分でございますが、先ほど言いました閉架書庫の移動書庫、それから授乳室に取り付けるもの、それから事務室、これはバックヤードになるんですが、バックヤードの書架、こういうものは既製品でございます。
以上です。
105:
◯大田委員長 井上委員。
106: ◯井上委員 造作ということでありますが、やはりそこは造作は造作として原点に返って別発注で入札を考える等々考えられると思うんですが、これは絶対この工期的なもの、それで効率なものとしてこの変更の契約でしていかないかんものか、その点だけ答弁願います。
107:
◯大田委員長 石川課長。
108:
◯石川財務課長 今回は、工事請負契約の変更部分でございます。当然、工事請負契約が終了した時点で、建物の完成検査を受けて、備品であればそれからの搬入になってまいります。11月25日の供用開始を目指して図書の搬入等々もございます。できるだけ本来、もう少し早くという言葉もあったんですが、この時期になってしまって、このような措置をさせていただくものでございます。
以上です。
109:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
110: ◯鏡原委員 自由討議させてください。
111:
◯大田委員長 今、鏡原委員のほうから自由討議いうことがございましたんで、今から自由討議をすることにいたします。よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
112:
◯大田委員長 では、ただいまより自由討議を行います。
鏡原委員。
113: ◯鏡原委員 今の質疑の中で、おおむね学習カウンターが19万円とか、DVD視聴コーナーが150万円とか、ほか詳細が出てきていないという部分については、これはもう判断のしようが無いというふうに私は解しますし、その辺りが値段的にも、井上委員からもありましたけれども、やはり一般の方というのは安いところを目指して探しに行くという部分もあって、実勢価格に私も合ってないと思いますけど、そういった部分に関して皆さんの御意見はどういう意見があるのかというところをちょっとお伺いしたいなと思います。
114:
◯大田委員長 楠田委員。
115: ◯楠田委員 私は解せないのが、つかみでもいいから数字を出せという部分が出ないというのがどうも解せないんですよね。その部分がはっきりしないとおかしいなというふうに思います。
116:
◯大田委員長 渡邉委員。
117: ◯渡邉委員 おおむね予算を計上してきとんですけども、この図面、平面図いただいています。これも今も井上委員が言ったように、既製品と備え付けと、現場でするという、もう少し判断材料を詳しくせんと材料が無さ過ぎますわね。大きな金額で、もう期限が来とるから承認してくれということでは、なかなか難しいんでないかと思いますね。
118:
◯大田委員長 石橋委員。
119:
◯石橋委員 まずもって、私は自分が疑問に思った部分については取りあえず答弁をいただきました。ただ1点だけ、このDVD視聴室の説明の中で、一部は楠田委員とかぶさるんでしょうけど、1番はこの一式で2,700万円とか何とかいう金額がドーンと出てきとんですが、それについては一部委員の質問に、それから深くはもう金額にかかわることなんでできないという説明ではあったんですけども、私の感覚から行くと、それを言い出すと、建物自体がやれ10億円少々、もうそれ以外は一切言えませんともうほぼ同等になるんではないんかなと。ですから、言えない部分がどこまでなんかが我々議員には分かりませんが、やはり議員が求めて金額を全部教えてくれと言うんでなしに、その中身についてどのぐらい分かれて、その一式2,700万円でなしに、結局、最初はいろいろこの部分が高い、これはどうなんだというんでだんだん1つずつ消えていって、結局最後に残ったんは唯一もうそこだけなんですね。だから、そこさえ説明をしていただければもう十分理解はできると思うんですよ。
それともう1点、他の委員から、なぜ今なのかとか、これがなぜ別途で入札できなかったのかという説明については、確かに理解はできます。その工期的なもんから考えたら、いろんなことがあるんでしょう。そこについては理解はしますけども、唯一その点だけ再度きちっと説明がいただければ理解もできるんかなというふうには思いますが。
120:
◯大田委員長 工藤委員。
121:
◯工藤委員 疑問点というんか、何でかなというようなところがあるんで、その点だけですけど、一番最初に
総務建設経済常任委員会のほうに付託をするというところで、積算根拠を示してくださいよというふうなもんを出しました。そしたら、出てきたんが大きな数字の大枠の数字の金額が出てきまして、その分の中身のところで、今、何で言えんのんやというようなところが問題になっとるだろうと思うんですけど、例えばDVDの視聴コーナーのところにつきましても、これブースが3つほどあるんですけど、そこの小さくの机や椅子が幾らというんでなくて、DVD視聴コーナーが全部でこれぐらいですよというふうなところぐらいだったら言えるんでないかなというふうな疑問点があるんで、それを言えたら、今回の分については何もそれ以上のところは聞いてないんですから、その点を言うていただいたらというふうに思いました。
122:
◯大田委員長 大森委員。
123: ◯大森委員 私も、この入札については高いか安いか、これ私、素人ですんで、それは分かりません。しかしながら、これの見積り根拠は、皆さん方それぞれ設計業者と打ち合わせして、その情報を提供いただいて自信を持って示しておると私は思っておるんですけれども、それがなぜ皆さん方言えんのかなという気がいたします。高い安いいうんは個人の考えですから、私も正式に言うて、この金額はええか悪いかいうんは、適正かいうんは分かりません。だから、事務としてはそこら辺辺りの手順だけを踏んでいただいとると私は思うとんですけど、それは間違いないんかなということです。
124:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
久米委員。
125: ◯久米委員 私は、日頃から住民サービスの福祉の向上のために尽力をしている職員が、皆さんに喜ばれる図書館のためにどのようなものを置けばよろしいか検討して積んでいった金額であるとは思っております。その中で、先ほど1つだけ安心した言葉は、ほかの公立の図書館と遜色の無い状態で作っているということでありました。それを聞いて、1つあまりにそのものだけが高いというわけではない、そこまで調べてきてのこの予算であると思っております。ただ、1つ、図書館の書架の造作、作る家具というところで、工夫できる点も大いにあると思います。例えば、地震があった際に本が飛び出ないような仕様にしておるとか、そういったことも含めて考えておるのであれば、そういう値段を普通の書架といいますか、既製品のものよりはよろしいのでは、そういう工夫ができているということが分かれば納得のいくものもあるかと思います。例えば奥側が下がっていれば本は飛び出ないわけです。利用中に人に当たらないこと、また地震が起こった後、早いサービスを開始することによって被災者の心を安らげるというのがありますので、ただ、ほかの委員の皆さんが1つのものに対して市民の立場に立つと明快なほうがよろしいというのは私も分かります。
126:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
石橋委員。
127:
◯石橋委員 先ほど意見を申し述べたとおりではありますが、その説明の中でもう1つ疑問点というか、なぜ説明ができないのかというのが、要は変更契約にするということ自体は、先ほど申し上げたとおり、ある部分致し方がないかなという部分があります。一番気になるのは、これだけの金額を自信を持って提案しているというような答弁には聞こえました。それでいいんですけど、要はせめて私ら資料請求のときにもう少し踏み込むべきだったかもしれませんが、これだけの金額が出ている以上、今問題になっている部分の図面があるはずなんですよね。材質、例えば、説明に材質だけでも言えないのかなと、我々が判断するんに、例えばベニヤ板1枚敷いた机と大理石敷いた机、もう全く違いますんで、例えば材質はこういう材質で、要は我々はもう本当に市民にこれだけいいものを提供するんですよと、それを市民が、「そんな高いもん要らんわ」と言うか言わないか、それはもうそのときのそれぞれの意見です。私はそれはそれだけ自信を持っていいものを市民に提供したんだという自負があるんだったら、そのぐらいはお示しいただければなというふうに思います。これは自由討議なんで、執行部に対して言よんではないんですよ。そういうことを今後求めて我々判断すればいいんかなというふうに思いますけど。
128:
◯大田委員長 ほかにございませんか。自由討議ですので。
鏡原委員。
129: ◯鏡原委員 先ほども申し上げましたけども、先ほど石橋委員もあったように、本当にそれが高いものなのか安いものなのか、この契約をしていいのか悪いのか、最終的に委員会として判断し議会として判断しますけれども、結局はその判断ができるだけの答弁を、幾ら質問してもいただけていないというのが私は現状だと思います。だから、その点について今さら答弁できる言うたらまたおかしい話になりますけど、そこら辺もやはり我々は勘案してやっていかないと、それこそ市民の皆さんから聞かれたときに、何でこの机が19万円もするんやと、ホームセンターに行って8,000円の机並べとったらいいでないかという方もいらっしゃるだろうし、いややはりその図書館としての格といいますか、品格があれば、やはりこの程度は必要だろうと思う方もいらっしゃる。それは先ほど石橋委員が言よった個々の話ですけれども、それが比べられるような、それがいいか悪いかを判断できるような状況に今無いということは、これは認識を一にすべきだと私は思います。
130:
◯大田委員長 石橋委員。
131:
◯石橋委員 それともう1点、最後に委員の皆さんにも確認していただきたいのは、今回、これ先ほども意見を申し述べたとおり、工期的なこともあってしたいんだという執行部の強い熱意いうのは分かります。ただ、これをこのまま我々認めて、もし万が一これがとんでもない高いもんだったということで我々も責任を感じないかんような場面が来る可能性もゼロではないんです。1つ最後に確認したいのが、この契約しても、結局、備え付けたもの、それに基づいて最終的な精算ができる仕組みがあるんかどうか。要は、自分たちが思ってたよりも、例えば大理石の机が付くんですよというふうに認識させられとったら、実際行ってみたらそうでなかった、そのときにはちゃんとした精算できるのかどうか。通常は、工事の場合、少額以外は何かものが違ってたらそれを精算して減額、若しくはいいものが付いとけば当然増額で精算するはずなんですけど、そういう仕組みがきちっとこれにできてるんかどうか、後々知りたいなというふうに思います。
132:
◯大田委員長 鏡原委員。
133: ◯鏡原委員 今のところで、要はこれ追加の契約ですから、基本的に仕様が決定してしもて、これで今仮契約結んでいると思いますけど、例えばこの仕様でやってくださいねと、この1億数千万円ですよという話で、逆に言うと、これを後で変更しますよというのを今言うんだったら、これ、もうそもそも契約が成り立たんのではないかなと思うんです。その辺りも含めて、もしこの後質疑をして答弁いただくんだったらお答えいただきたいなと思います。
134:
◯大田委員長 石橋委員。
135:
◯石橋委員 もっともな御意見なんだけども、結局、これをどこの時点でどう決めたか、それによって恐らく、当然、鏡原委員言うように、きちっとした指標があって、それで積み上げて積算根拠があってこの金額になっとるはずやということなんですが、先ほどの執行部の説明を聞いておりますとその辺を心配するんで、万が一、仮に賛成するとしたら、やっぱり最後まで検証したいなという意識もあって、その点を申し述べております。
136:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
137:
◯大田委員長 そしたら、これで自由討議は終わります。
再度、質疑を行いますので、よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
石橋委員。
138:
◯石橋委員 再度質疑をいたしますが、今、恐らく最終的に我々疑問が残るのは、そのDVD視聴室の詳細について、先ほど来、それはあまりにも深くは説明しかねるという答弁でありましたが、これだけの金額をきちっと精査した上で追加で契約をしようとする場合、当然かなりの精度で仕様図面等々決定していると思うんですが、その仕様については我々に御説明をいただいても問題は無いのでしょうか。もし、問題が無いんであれば、是非ともその材質等々について御説明を願いたいなというふうに思いますが。
139:
◯大田委員長 石川課長。
140:
◯石川財務課長 DVD視聴コーナーの材質等でございますが、仕様でございますが、幅が2メーター50センチメートル、奥行き1メーター80センチメートル、高さ1メーター30センチメートル、材質ですが、パネル、カウンターメラミン化粧板、ソファー、布張りでございます。収納棚付きでございます。
141:
◯大田委員長 よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
142:
◯大田委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第15号の討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
143:
◯大田委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第15号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
144:
◯大田委員長 起立多数であります。
よって、議案第15号 工事請負変更契約の締結について(平成29・30年度ひとの駅さんぼんまつ(仮称)建築工事)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上で、当委員会に付託されていました議案の審査は全て終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長はじめ執行部の方々には心より厚くお礼申し上げます。
これをもちまして
総務建設経済常任委員会を閉会いたします。
(午前11時52分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務建設経済常任委員長
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