今日の新聞報道にもありましたが、旧三本松のとらまる市場の関係者の方が、地域活勢隊とその商店会のほうに寄付をするということもありました。全ての市内の住民の方が、これにならってそれぞれの立場で東かがわ市の活性化に努めていただけたらと、そういうふうに思っております。
そういった中で、本日は、
総務建設経済常任委員会の閉会中の調査ということであります。各委員の慎重なる審議をよろしくお願いして、ごあいさつといたします。
6:
◯大田委員長 ありがとうございました。
それでは、ただいまより会議を開きます。
本日の出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
それでは、3月定例会において許可されました閉会中の調査事件、大池オートキャンプ場の利用料金への対応についてを議題といたします。
調査の進め方につきましては、まず資料についての説明を受けた後、質疑応答を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯大田委員長 御異議なしと認めます。それでは、調査に入ります。
地域創生課より説明を求めます。
元網主幹。
8:
◯元網主幹 おはようございます。それでは、主要説明のほうを私のほうからさせていただきます。この資料説明に併せまして、市のほうの再発防止の取り組みでありましたり、今後の対応といいますか、予定のほうも併せて御説明のほうをさせていただけたらと思います。
まず、資料のほうですが、資料1から資料3までの資料をお示ししております。
まず1つ目、平成29年度の事業計画書になります。1ページから7ページまでになってございますが、こちら、昨年12月11日の
総務建設経済常任委員会が開催されました時点では未提出ということになっておりましたので、その後、市のほうから指定管理者に対しまして提出を要請いたしました。その後、平成29年12月20日に提出がありまして、市のほうでは同日付けでこの事業計画の内容を承認したということになっております。
それと、以降、資料2のほうが8ページから13ページまで、そして14ページが利用料金過徴収の返金状況ということで、こちらのほうは資料のとおりと、記載のとおりということになっております。なお、返金に関してのこの対応状況というところですが、大池オートキャンプ場のホームページ、それと管理棟内に過徴収があった件についてのおわび文、これと返金に対応しますということのお知らせの文を掲載、掲示しております。そして、電話予約時とか利用者が来場時において返金の申し入れがあった場合には、その内容を書類をもって確認いたしまして返金に誠実に対応しているというような状況となっております。
資料の説明につきましては以上になりますが、続きまして再発防止ということで、市の取り組みのほうを説明させていただけたらと思います。
市のほうでは、再発防止ということで、指定管理業務の履行状況でありましたり、施設の管理状況につきまして、確実なチェックを行うための手順等を定めたモニタリングマニュアルというものも作成いたしました。これを4月に財務課のほうから全庁的に実施するよう周知しておるところです。現在、このマニュアルに基づいてちゃんとできているかどうか、書類上、現地確認も踏まえて確認を行っているところでございます。なお、このマニュアルにつきましては、これを作って終わりというものではなく、より精度を高めて効果的に運用できるよう適宜改良もしていきたいというふうに考えているところでございます。あと、今後の予定になりますが、こういった一連のこれまでの経緯を踏まえまして、条例の一部改正を6月議会に上程する予定といたしております。
改正内容につきまして、大きくは2点ございます。
まず1点目ですが、大池オートキャンプ場の範囲、つまり指定管理者を任せる範囲が明確でなかったということがございましたので、その範囲、番地を1つずつ列記して明文化するような改正を行おうと考えております。その番地には、株式会社ジェイテクトから現在借用しております土地も含んで併せて明文化するということを考えております。なお、その借地におきまして、現在、キャンプ場として使用して、その収益事業をやっているということにつきましては、以前から先方も承知しておりまして、その確認もとれております。また、そういった今後も引き続きキャンプ場としてこれまでと同様な使い方というのをいくと、使っていくということの承諾も得ているところでございます。
それともう1つの改正点がありますが、今般、いろいろ問題がありました利用料金、これを誰が見ても様々な疑義が生じないよう、分かりやすいよう改正をしていきたいと考えております。
それと、この条例の改正の時期、スケジュール的なところなんですが、現在の指定管理期間が来年3月末となっております。次期指定管理者の公募の予定が夏頃以降で予定しておりますので、その前段、6月議会に来年度からはこういうふうに変わりますという一部改正条例を上程させていただきまして、施行時期につきまして今期指定期間が終了する平成31年4月1日からその料金体系を、議決いただいたときにはその料金体系を適用させていただくというようなスケジュールで準備を進めているところでございます。
説明は以上です。
9:
◯大田委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
工藤委員。
10:
◯工藤委員 昨年12月に大池オートキャンプ場の新聞報道等ありまして、その後ホームページ等で周知をしておるというふうなことから、その昨年12月以降、本委員会までの期間の中で、利用者から施設及び市のほうに問い合わせ等があったのかどうかお伺いしたい。あれば、件数とその内容についてをお伺いをしたいと思います。
11:
◯大田委員長 元網主幹。
12:
◯元網主幹 市のほうに利用者からの問い合わせというものはございませんでした。あと、指定管理者のほうにもその電話、先ほど申し上げました予約時に返金ということでお話がありましたが、そういった利用料金について苦情というものは無かったと聞いております。
13:
◯大田委員長 工藤委員、よろしいですか。
14:
◯工藤委員 はい。
15:
◯大田委員長 鏡原委員。
16:
◯鏡原委員 先ほど説明のあった借地の部分ですけれども、先方からは承諾済みだということですけれども、やはり前回指摘したように、あの文章といいますか、契約内容を見ると、そういった、それこそ先ほど言っておりましたように疑義といいますか、これは駄目なんでないかというようなところが読み取れますので、今回併せて更新の際に、その相手との契約の文章に関してもきちっと精査をしていただきたいと思いますけど、その点いかがですか。
17:
◯大田委員長 元網主幹。
18:
◯元網主幹 御指摘のとおり、更新が切れるタイミングでそういった疑義が生じないよう、それも併せて明文化していきたいと考えております。
19:
◯大田委員長 鏡原委員。
20:
◯鏡原委員 併せて資料3の現在の返金状況ですけれども、6,074分の43というような今の現状です。先ほどお話にありましたけれども、来年3月末で現在の指定管理期間は満了するという形ですけれども、今後の返金要請があった場合のその対応をどういうふうに市として考えているのかお伺いをいたしたいと思います。
21:
◯大田委員長 元網主幹。
22:
◯元網主幹 指定期間満了した後も、返金の要請があった場合には現在の指定管理者が支払っていくということで、指定管理者のほうには確認をとれてます。ですので、指定管理者が支払うということです。
23:
◯大田委員長 鏡原委員。
24:
◯鏡原委員 現状は、今現在の指定管理者が指定管理期間中の話でその部分を精査できると思うんですけれども、次の指定管理期間に入った場合に、現在の方が再度なれば問題無くスムーズに行けるかとは思うんですけれど、もし別の指定管理者が入った場合に、例えば返金してくださいと言った場合に、その確認とか、事務的作業等々が次の指定管理者の負担といいますか、次の管理者にかかってくると思うんですけれども、その辺りの対応は市としてどのようにお考えですか。
25:
◯大田委員長 元網主幹。
26:
◯元網主幹 これは次の指定管理者にかかるものではなくて、指定管理が切れたって、もし変わったとしても、現在の指定管理者……。
27:
◯大田委員長 地域創生統括監。
28: ◯朝川政策統括監 ただいまの件ですけど、もし現在の指定管理者と違う指定管理者になった場合、今のところは指定管理者が出してるホームページなので、問い合わせはもうそこへダイレクトに行きますけど、もし変わった場合には、ホームページ上に、「これの関係に関するお問い合わせはこちらへ」というような表示をして、そこが直接受けずに済むようなことを考えていく必要があると考えています。最終的にどうなるかというのは、新しい指定管理者となったところが現在の指定管理者と違う場合、そこで事前にそういった取扱いについては具体的に調整していくことになるというふうには考えております。
29:
◯大田委員長 鏡原委員。
30:
◯鏡原委員 電話の場合、先ほど工藤委員の質疑の中で問い合わせはあまり無かったということは、返金の部分以外という話でしたけれども、要は来ていただいたときに、そういうことであれば、もしあるんだったら返金してくださいねというようなお話の中で、今のこの現状の返金がある、発生してるのかなというふうに思ってます。そこの場合、今、政策統括監が言われたのは電話対応ですけれども、実際は私が考えてるのは現場対応です。実際に来られたときには変わった指定管理者になると。そこのふうなところが、要は次の、誰がとるかが分かりませんので、そこは難しいところかもしれませんけれども、そういった今後の対応のところで、次の指定管理の場合にはそういった対応が改めて今の指定管理者以外の方がなる場合は増えるというところも加味した上で、今度、指定管理は募集をしていただきたいと思うんで、その辺りいかがですか。
31:
◯大田委員長 朝川統括監。
32: ◯朝川政策統括監 今年、先ほども申しましたように、新たに来年度以降の指定管理者の募集をしますので、募集要綱の中にそういったことを特記事項として、そういうことがあるかもしれませんと、それを承知の上でというようなことで注意を促すというようなことはしたいというふうに考えています。
33:
◯大田委員長 鏡原委員。
34:
◯鏡原委員 注意を促すというのではなくて、要はそれが新しく来られて指定管理を申請されようとされる方にとってはプラスアルファの負担になってきますので、業務が増えるという考え方ではなくて、負担が増えるというような考え方のもとで、書き込むんであれば書き込んでいただかないとこれはいけないんだろうというふうに思いますので、そこは注意いただきたいと思います。
35:
◯大田委員長 朝川統括監。
36: ◯朝川政策統括監 御指摘のように、新たに指定管理者となる方が現在のところと違うところが、そういったところで混乱を招かないような書きぶり、これはもう極力注意してまいります。
37:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
井上委員。
38: ◯井上委員 前回の委員会においていろいろ議論があって、今回の件、市において事務処理、書類審査において不備があったと、そして指定管理者に対しての設置者である市が、責任、監督が十分でなかったということで、今後の対応ということで先ほど説明がありました。マニュアル化してチェック体制を確立したと、そして分かりやすい料金体系、これは条例改正によってなされると思うんですが、ただいま鏡原委員の質疑にあったように、過徴金の部分です。これ、現在の件数は5月11日の時点で43ということで、数字的に従来6,074あった部分の43と。このまま自然に流していったら、一体いつにこれ解消というか、返金が済むのかという心配もあります。その辺り、指定管理者の立場は別にして、市としてこの辺りの進捗状況を考えて、いつまでの期間でどのようにまた対応するのか、その辺り基本的な部分で対応策というか考えをお答え願いたいと思います。
39:
◯大田委員長 朝川統括監。
40: ◯朝川政策統括監 法律的には、消滅時効は10年ということになっておりますので、10年間は請求があれば当然その返済に応じる必要があるということになっております。そういったことがありますので、その極端な話、10年以内にできる限りしまいをしていただきたいというのが気持ちとしてはあります。その10年を待つということではなくて、できる限り早くしまいがつくということは、それはそれに越した事は無いというふうに考えておりますので、現在も現場は真摯に対応していただいてるというふうに聞いてますので、今後も早期にこの問題が解決するように、引き続き努めていただきたいということは伝えていきたいと思います。市としては伝えていきたいということです。
41:
◯大田委員長 井上委員。
42: ◯井上委員 伝えていくということであります。しかしながら、最初のこういった事例が発生したというのは、条例の部分並びに基本協定書、この部分の違反というか、それであります。市もやっぱり、法律上10年の時効があるとしても、だらだらだらだら10年間放置しておくのではなく、これは今の指定管理者、そして若しくは次、指定管理者が変わった場合にも、そのような市の消極的な姿勢ではかえって業務がだらだらと続いていくような形になるんで、もう一度その辺り再考のお考えは無いのか。これからまた庁舎内で協議すると言えばそれも結構ですし、最初の答弁どおりの答弁か、その辺りをお答え願います。
43:
◯大田委員長 朝川統括監。
44: ◯朝川政策統括監 繰り返しになるかとは思いますが、法律上は指定管理者と利用者との関係だけになってしまいますので、市から何か強制力を伴うような形で指定管理者にそれを返済をするよう求めるということは、現状ではできないというふうに思っております。ただ、先ほども申しましたように、気持ちとしては、道義的にはできるだけこの問題について速やかに解決していただきたいということは言い続けていくというしか、もう現状では無いかなと思っております。
45:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
渡邉委員。
46: ◯渡邉委員 返金状況は43件ですか。思ったより少ないと思います。そして、今、指定管理が来期の方に負担がかかってくるというようなことなんですけども、これ指定管理を今度上げてくる人にハードルが高くなるんでないかと。上げにくくなる可能性があるので、できれば今年度中にこれを解決する方法を考えていただきたいと思うんですけども、今、方法としては、住所とかそういうのは分かっとると思うんですけども、そこらへ、私の案なんですけど、クーポンなんかを期間限定で配ったりして、そこらでうまく解決する方法をすればと思うんですけども、民間でしたら、そういう即解決してより一層大池オートキャンプ場に来ていただくというような、逆に逆転の発想で、御迷惑かけました、これをうまくサービスに結び付けて、この夏もありますので、するような方法で解決する方法も1つあるんだと思いますけど、それについていかがでしょうか。
47:
◯大田委員長 朝川統括監。
48: ◯朝川政策統括監 先ほど、クーポンを配付するというような具体的な御提案でありましたけれども、法律上の金銭債務の解消にはこれで対応できる、これによってその債務が解消できるというふうにはちょっと考えにくいなと思ってます。利用者にとってはそれでいいというような納得する方もおいでるかも分かりませんけれども、法律上の債権債務の話で、厳密にいくとそれでは不十分というか解決には至らないというふうに考えてますので、利用者を増やすという1つの手段としてはそういった方法も現場で取ることは考えられると思いますが、なかなかその1年以内にこれをおさめるというのは、現実問題ではやってほしいという気持ちはありますけど、それが担保できる方法というのはなかなか今のところは見当たらんかなというふうに思ってます。
49:
◯大田委員長 よろしいですか。ほかに。
石橋委員。
50: ◯石橋委員 2点だけお伺いします。まず1点目、この件が表面化して、みんなそれぞれ反省するところではあるんですが、新聞報道も一部ありました。その後にゴールデンウイークもありました。その後、極端に利用者が減ったとか、そういう現実があるのかどうか、それとも従来どおり利用者があったのか。それがまず1点お伺いしたいのと、それともう1点、今回これほど大騒ぎになる、新聞にも載ることの本質、これは前回の委員会のときも執行部の方は我々の管理ミスですと、総じてそういう結論ではあったんですが、再度きちっとその責任はどこにあったんか明確にしていただきたいなと、2点お願いします。
51:
◯大田委員長 元網主幹。
52:
◯元網主幹 まず、利用者の件について、私のほうから御答弁させていただきます。
お手元の資料の12ページのほうに、昨年度利用者実績がございます。こちらのほうで利用者数はあるんですが、これを見る限りそれで減ったという事実は確認できません。
53:
◯大田委員長 朝川統括監。
54: ◯朝川政策統括監 2点目の責任の所在ということでございますが、この件に関しては、これが問題として発覚したのが昨年の秋のことでありますが、その状態というのはずっと過去にさかのぼってということでありますので、これに関しましては、ずっとさかのぼって少なくとも5年前から過徴金が発生していたという事実がありますので、その際に十分チェックできていなかったという、我々行政サイドのチェック漏れ、チェックミスというのが根本的な原因というふうに考えてます。そこを十分指導できてなかった、これに尽きるというふうには考えております。
55:
◯大田委員長 石橋委員。
56: ◯石橋委員 であれば、まず1点目のやつで、その後、利用者の数が大きく変動はしてないだろうという見解であれば、今後とも、今、利用している利用者の大部分は恐らくリピーターだろうと思うんですよ。であれば、やっぱりそのリピーターに対して、より大池オートキャンプ場が利用しやすくなってますよという広報はする必要があるんだろうなと、今回のことも踏まえて。それが1点。
それと、今回の責任の所在について今言われたとおり、当然、その当事者、指定管理を受けてる当事者もそれは責任の一端はあるんだろうと思います。もう何パーセントとかそういうことに言及するつもりは無いんですが、ただ今回の件について、やはりプロであるし、市当局のほうがより厳密に精査してやっていく必要があるんだろうと。恐らく、指定管理にしているのは、この施設だけでなしに市内にもうたくさんあります。前回にも、私、申し入れしたと思うんですが、やっぱり全ての施設について、恐らく間違いは無いんだろうと思いますけども、ほかの施設についてもちゃんと1回精査して、こうですよということを是非とも総務委員会のほうに御報告願いたいと思いますが、いかがですか。
57:
◯大田委員長 熊本部長。
58: ◯熊本総務部長 先ほどの件ですけれども、統括監が申しましたように、一応の標準的なマニュアル等を作成して、各部署に配付しております。周知しております。それに基づいて各課でチェックはしますし、そのようなことが無いように再発防止に取り組んでまいりたいと思います。
59:
◯大田委員長 よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。
久米委員。
60: ◯久米委員 私も資料3について伺います。現在、返金についてはホームページ等、また管理棟で行っている、また電話予約や訪問時に返金をしているとのことでありました。ツイッターなど、ほかのSNSを利用する考えがおありか伺います。
そう申し上げる理由はと申しますと、大池オートキャンプ場の利用につながったのは、ツイッターやブログなどキャンプが好きな人たちが接客の状況の素晴らしさや自然の豊かさを呟いたこと、また報告したことが利用につながっていると考えます。そちらを使って、その返金についてお知らせをしていくということも、1つ返金が速やかに行われるのではないかと考えます。
またもう1つは、理由の1つに、東かがわ市の持てるSNSの機能を十分に使うことが重要であると思います。なぜなら、大池オートキャンプ場にいきなり行きたいと思ったわけではなく、東かがわ市のホームページから大池オートキャンプ場を見つけたりですとか、そういうこともされていると思いますので、市としてこの返金の告知をSNS機能を使ってサポートする考えが今後あるか、伺いたいと思います。
61:
◯大田委員長 朝川統括監。
62: ◯朝川政策統括監 指定管理者に対しましては、こういう方法もあるということをお伝えをしておきます。市としても、SNSを使ったそういう周知の方法については検討したいというふうには考えています。
63:
◯大田委員長 久米委員。
64: ◯久米委員 続けて、今日まで大池オートキャンプ場の管理においては、トイレが故障した際にも、また生垣を造り直すときも、またごみ置き場の工夫など、本当に美しい環境を保つために頑張ってこられたことは、キャンプ場を見れば一目瞭然であります。しかしながら、今回こういうことがあったわけですけれども、モニタリングマニュアルを使って、今後、指定管理をスムーズに行っていくということではありましたけれども、今後、指定管理の皆さんが何か困った際にすぐにお電話をしてきたときに、担当職員は決められたのか、そこを伺います。地域創生課の皆さん全員がすぐにお返事とかできると思うんですけれども、この担当の職員というのは課の中に1つ仕事として決められたのか、伺いたいと思います。
65:
◯大田委員長 朝川統括監。
66: ◯朝川政策統括監 担当の職員はおります。
67:
◯大田委員長 ほかに。
鏡原委員。
68:
◯鏡原委員 これまでの質疑の中で、行政のチェックがなかなか働いてなかったよということを先ほど統括監からもありました。ただ、その対応について、金銭の契約上という話は分かるんですけれども、その指定管理者が対応していくことで、市としてはそれに指導しかできないんだという話に行政としては終始しております。ただ、その原因、元を返せば行政にあったんだという行政の認識であれば、やはりそこはその金銭的には向こうにあれがあるから向こうでお願いしないといけないというだけではなくて、やはり行政として、じゃあ自分たちに責任があったんなら自分たちはどう責任をとるのかというところもきちっと詰めてもらわないと、それで行政の責任責任という話だけでは、これは僕はいかんと思うんですけど、そこら辺をきちっと考えられてるのか、その点について見解をお伺いしたいと思いますし、そういったところがあるから、やはりその返金に関しても行政としてもうちょっとしっかり取り組んでいけという声もあるんだろうと思うんですが、だからそこら辺はきちっとしてもらいたいなと思います。
それと、もう1点が、たくさんこれからお客様が来られると思います。やはり、今、6,074分の43ということの中で、申告されないお客様もいらっしゃると思いますけれども、そういった方に関しては、朝川統括監おっしゃるように、これずっと10年間置いとくいう話になりますので、やはりこの件数が出たということは、住所とかお名前、利用金額、そういったものが特定されて出たんだと思います。それに関しては、データ等々も行政若しくは管理者のほうで持ってると思いますので、利用表を書いていただいて、住所と名前があればそれをすぐに見て、あなたは例えば1,000円の過徴収を我々はしておりました、だから返しますと、そういった話が、そこで要らないと言われればあれかもしれませんけれども、それを来ていただいたお客様にやっていかないと、これはなかなか件数の部分も返金の部分も私は上がっていかないと思うんですけれども、その辺りいかにお考えかお伺いをしたいと思います。2点。
69:
◯大田委員長 暫時休憩します。
(午前10時08分 休憩)
(午前10時10分 再開)
70:
◯大田委員長 再開いたします。
元網主幹。
71:
◯元網主幹 現状では、皆さんから申出があった場合に、その利用状況ということで、御指摘いただいたような全て利用者全員のという確認はとれておりませんと聞いてます。そういうことで、1人ずつ、ゴールデンウイークとかかなりの大勢の利用者、人数になりますけど、現実的にできるかどうかということがあるんですが、極力そういった対応をしていただくよう、こちらのほうから要請はしていきたいと思います。
72:
◯大田委員長 朝川統括監。
73: ◯朝川政策統括監 1点目のところの責任のとり方の話ですが、どういうイメージでその責任ということでおっしゃったのかよく分かりませんけれども、我々としては、やはり今まで不十分だった事務の流れ、これをできるだけ十分なものにしていこうと、そういう改善をしていくというのが我々の責任の取り方というふうに考えておりますし、もしこれに自治法で言うような市に損害を及ぼしたという、もしそういうことがあったとしたら、それはその法律に基づいた責任の取りようというのはあろうかと思いますが、現在のところ、そういったところまでの話ではないのではないかというふうには考えております。
74:
◯大田委員長 鏡原委員。
75:
◯鏡原委員 1点目ですけれども、多分、データ化されてると思います。例えば、エクセルデータでデータ化してソートをかければ、例えば何県から来られました、住所は何々ですと、それを打てば一発でその方が
ヒットする状況のデータというのは作れてると思うんですよね。だから、それに関してはしっかりとやっていくべきだろうというふうには思っております。と併せて、その自治法云々かんぬんというんではなくて、これまでの答弁の中で答弁の矛盾が非常に感じてて、要はその行政サイドの責任だけれども、返還義務は向こうにあるから向こうに行ってるんだという話で、それは分かるんです。その筋論としてはね。ただ、やっぱり行政としてもそういうふうな管理の責任があるんであれば、そういった返還の部分に関してもしっかりと行政も入っていって、逆に言えばパソコンのデータとかそういったものがなかなか現場サイドでできないというんだったら、それを分かりやすく行政のほうでそういったところを提供して、これで突合してやってくださいねというようなところも、そういうことをやっていかないと、本当にその中はそうかもしれないですけど、お客さんに対して行政としてどう考えているんだと、統括監は先ほど来、道義的な部分できちっとやっていくべきだろうと思うんですけど、いかがですか。
76:
◯大田委員長 朝川統括監。
77: ◯朝川政策統括監 おっしゃることはごもっともでございますので、できるだけその指定管理者のなかなか手の届かんそういう事務的な部分に関しましては、できるだけ連携をしながら、我々もできる協力をした上で問題解決をできるだけ速やかに進めていけるように今後も努めていこうと思ってます。
78:
◯大田委員長 鏡原委員。
79:
◯鏡原委員 是非、やってないだけでなくて、併せてきちっとデータ管理してるんだったら、その部分に関しては指定管理者の方とお話しした上で是非やっていっていただかないと、本当に6,000件てかなりの数字、同じ方が、5年間ありましたから割る5かもしれませんけれども、そこら辺に関してはきちっとできることはやってもらいたいと思いますので、その点について再度。
80:
◯大田委員長 何度も先ほどから委員から聞かれてますように、今後の方針、今、委員が言うように、市としてするかとか、その辺りを答弁いただきます。
朝川統括監。
81: ◯朝川政策統括監 市としてできることは、何遍も申し上げましたように、指定管理者にできるだけ速やかに問題解決してもらうということを伝えると、そのために先ほども申しましたように、指定管理者のできない部分といいますか、なかなか手の届かない部分については、市としてもできる範囲の協力は押しまずにやっていきたいということでございます。
82:
◯大田委員長 朝川統括監、具体的に先ほどエクセルデータ等言ってます。そのことを。
83: ◯朝川政策統括監 もちろん、そういったことも含めて、我々協力できる範囲のことをやっていくというふうな、そういう所存でございます。
84:
◯大田委員長 ほかにありませんか。
井上委員。
85: ◯井上委員 最初からもそうなんですが、責任の議論に今なりました。今、統括監は市にとって実質的な被害が無ければという言及がありました。しかし、被害と言えば、利用者だけではないんですよね。やっぱり新聞報道によって市民の方も心配され、これはどうなっとるんやと、その辺りの影響もあるんですよ。だから、実質的な被害だけで云々言うよりも、指導だけという、今、具体的な、訪問利用者に対してコンピューターでチェックしていくということもやっていくと思いますが、そういった部分についての責任、その辺り、法律上、債権事項が10年という話もありましたが、なかなか実質的な被害だけではこれは済まされないと思うんです。その辺り、どう責任をとるのか、答弁願いたい。
86:
◯大田委員長 冒頭に、工藤委員のほうからクレーム等届いたかいうことを質問されたときに無いということだったんですが、今、井上委員のほうからいろんなことを聞かれてて、もしそういうような具体的なのがあればまた執行部のほうにお示ししたら、それに関して執行部のほうが答えられるんでないかと思うんですが、いかがですか。
井上委員。
87: ◯井上委員 今言ったのは具体的な部分でなしに、先ほどの答弁の中に実質的な被害が無ければ何ら責任は無いというような感じでした。指導は指定管理者に対してお願いするということで、それはそれで結構なんですが、その部分についての答弁を求めておるということです。
88:
◯大田委員長 朝川統括監。
89: ◯朝川政策統括監 先ほど私が申し上げましたのは、その法律上、こういう場合はこういうふうな罰則がありますという部分での話でありまして、今回はそういうものには全く当たっていないと。ただ、井上委員おっしゃるような、そういういわゆる道義的といいますか、感覚的、感情的な部分での責任の取り方はどうなのかということなんだろうとは思いますが、それに関しましては、市長が当初公式の場でおわびをしたということで、一旦市民に対するおわびということで責任をとったというふうに現在では解釈をしておりますし、その後、それによって、そんなんでということのような苦情に関しては一切この5月の中旬以降までかけて、少なくとも我々の地域創生課のほうにそういった苦情めいたことに関しては一切来ておりません。ほかのところに行ったかどうかまでは十分承知はしておりませんけど、もしあればこちらのほうには来るとは思うんですけど、少なくとも利用者からそういったものがあったというふうには、それは承知をしていないというところでございます。
90:
◯大田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
91:
◯大田委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
以上で、閉会中の調査事件、大池オートキャンプ場の利用料金への対応についての調査は終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長をはじめ執行部の方々には、心より厚くお礼申し上げます。
これをもちまして
総務建設経済常任委員会を閉会をいたします。
(午前10時20分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務建設経済常任委員長
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