観音寺市議会 > 2022-09-09 >
09月09日-03号

  • 不妊治療(/)
ツイート シェア
  1. 観音寺市議会 2022-09-09
    09月09日-03号


    取得元: 観音寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-22
    令和 4年第5回 9月定例会          令和4年第5回観音寺市議会定例会会議録          ───────────────────────       議事日程(第3)                       令和4年9月9日(金)午前10時開議日程第1 一般質問       ─────────────────────────────      本日の会議に付した事件日程第1 一般質問       =============================              午前10時0分 開議〇出席議員 20名  1 番  三 好 優 子 議員   │    11 番  伊 丹 準 二 議員  2 番  藤 田   均 議員   │    12 番  井 下 尊 義 議員  3 番  白 川 雅 仁 議員   │    13 番  友 枝 俊 陽 議員  4 番  合 田 隆 胤 議員   │    14 番  詫 間   茂 議員  5 番  合 田 千佳子 議員   │    15 番  篠 原 重 寿 議員  6 番  豊 浦 孝 幸 議員   │    16 番  大久保 隆 敏 議員  7 番  岸 上 政 憲 議員   │    17 番  立 石 隆 男 議員  8 番  篠 原 和 代 議員   │    18 番  大 平 直 昭 議員  9 番  五 味 伸 亮 議員   │    19 番  大 矢 一 夫 議員  10 番  石 山 秀 和 議員   │    20 番  大 賀 正 三 議員       ─────────────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  佐 伯 明 浩  市長       │  挽 田 公 孝  副市長      │      選挙管理委員会事務局                    │    小 山   定  事務局長  土 井 久 史  政策部長     │  田 代 直 樹  総務部長     │       教 育 委 員 会  薦 田   等  市民部長     │    三 野   正  教育長  松 原 成 範  経済部長     │    合 田 浩 幸  教育部長  浮 田 健 二  建設部長     │       ─────────────────────────────〇事務局出席職員氏名  岡 崎 洋 祐  事務局長     │    山 田 雄 大  書記  高 嶋 由美子  事務局次長    │    石 川 雄 三  書記       ───────────────────────────── ○詫間茂議長 おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、配付しているとおりであります。 △日程第1 一般質問 ○詫間茂議長 日程第1、これより一般質問を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可します。 まず、16番大久保隆敏議員。 ◆16番(大久保隆敏議員) 皆さん、おはようございます。16番、立志会の大久保隆敏であります。 私は、佐伯市長に公共施設の削減についてお尋ねいたします。 まず、質問の前に、今回は最初からノー原稿でやります。そういったことで議長並びに事務局長の御指導をお願いいたします。 それでは佐伯市長にお尋ねをいたします。 公共施設の削減、これは非常に難しいと思います。やはり、周囲の皆さんが使用しているものがなくなる、使用できない、まさに不便であります。しかし、この公共施設、今現在、維持管理に、人件費を除いて約9億5,000万円とも言われております。そういったことを考えると、私は、持続可能な本市のまちづくりの構築には避けて通れない重要な課題だと思っております。佐伯市長の見解を改めて伺いたい。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 おはようございます。大久保議員の質問にお答えをさせていただきます。 公共施設の削減についてでありますが、持続可能なまちづくりについて、大久保議員御指摘のとおり、持続可能なまちづくりを実現するためには、健全な財政運営は必須であると考えております。歳入においては、財源を確保するための施策を講じ、歳出においては、経費の圧縮に努めていかなければならないと感じております。 公共施設は、建設経費だけでなく、管理運営に係る経費の歳出に係る影響が非常に大きいため、今後、少子・高齢化や人口減少が進む中で施設の削減を検討していくことは必要なことだと考えております。 ◆16番(大久保隆敏議員) 議長──16番 ○詫間茂議長 16番 ◆16番(大久保隆敏議員) 御丁寧な御答弁、ありがとうございました。 失礼ですけれども、簡単に言えば、大久保と同じ考えだと、こういうことですか。いえいえ、いいです。大久保議員と全く同じだと、こういう答弁であります。 さて、私は、今の市長の答弁を聞いて、意を強くしてこれから質問を進めたいと思います。 さて、田代部長、お願いをいたします。 さきの6月議会で個別施設計画についてお尋ねをいたしました。皆さんも御案内のように、この個別施設計画は約2年間、1,500万円のお金をかけて作成したものであります。この内容は、154の施設を8つに分類しとる。例えば、計画期間中に現状維持しますよとか、また、新しく建て替えますよとか、また、この施設はもう老朽化しとるから廃止しますよと、こういったことで8つの分類があるんです。 そこで、私は6月議会に、この内容を市民に公表せよと、こういうふうに言ったのですけれども、拒否されました。私は、市民が日常使っておる施設が今後どのようになるのか、当分使えるのか、それともどこかの施設を統廃合されるのか、また、取り壊されるのか、私は知りたいと思うんです。そういったことで公表せえと、こう言ったんですけども、あえなく拒否されました。 ちょうど、私と田代部長のやり取りを、今日もケーブルテレビで中継しとるんですけれども、その様子を見たある市民の方からお電話をいただきました。その方が言うのは、大久保議員の言うとおりじゃと、なぜ公表しないのか。1,500万円もの税金を使うてどうしたんじゃ、市民やって知る権利があろうがと。そして、最後に、公表しないのは、出来なかったら困る、自分の保身のために公表せんのだろうがと、こういう市民の声であります。 田代部長、あなたの思いをお聞かせください。 ◎田代直樹総務部長 議長──総務部長 ○詫間茂議長 総務部長 ◎田代直樹総務部長 個別施設計画の公表についてでございますが、6月議会で答弁したとおり、施設の管理方針については検討中であるものが多数ございます。それで、現時点での公表は考えておりません。施設の統合や廃止等の方針の決定を行う際には、施設を利用されている市民の皆さんの意見を賜りながら進めてまいりたいと考えております。 ◆16番(大久保隆敏議員) 議長──16番 ○詫間茂議長 16番 ◆16番(大久保隆敏議員) 分かりました。 恐らく、この中継を聞いておる市民の皆さんも、また何でぞと、こういう疑問が私は湧いてくると思っております。お金を公表せえ言よんでないんです。施設名を公表せえ言よんで、ひとつ御理解いただいて、早急に公表をお願いいたします。 さて、今までの質問はこれまでのおさらいでございます。今から新たな質問をさせていただきます。 公共施設の削減についての基本的な考えについて、田代部長にお尋ねをいたします。 観音寺市公共施設等総合管理計画の中に、本計画期間内に公共建築物を20%削減することを目標としますと、こういう記述があります。そこで、この目標について伺いたいと思います。 田代部長も御承知のように、目標には2つある。一つは必達目標、もう一つは努力目標。これ部長、意味は分かりますね、教育長の説明を聞かんでも──はい、ありがとうございます。 さて、ここで記述されております目標とは必達目標なのか、努力目標なのか、教えていただきたい。 ◎田代直樹総務部長 議長──総務部長 ○詫間茂議長 総務部長 ◎田代直樹総務部長 施設の削減目標についてでございますが、これは達成すべき目標と考えております。同時に、自治体を取り巻く環境は日々刻々と変化していきますので、目標についても、その変化に合わせて見直しを図るべきと考えております。 特に、大久保議員御指摘の削減目標20%につきましては、観音寺市公共施設等総合管理計画に掲げている目標であり、計画期間は30年であります。計画期間が中・長期的なものであることから、社会情勢や財政状況の変化に応じて、おおむね10年ごとに見直しを図る必要があると考えております。
    ◆16番(大久保隆敏議員) 議長──16番 ○詫間茂議長 16番 ◆16番(大久保隆敏議員) 今、丁寧な答弁があったんですけれども、部長、座ったままで結構ですけれども、簡単に言えば必達目標ですか。必達目標、はい、ありがとうございます。必達目標だそうです。 蛇足になりますけれども、この必達目標、努力目標には深い意味がある。それはもう教育長、御存じだと思うんです。議員の皆さん、お昼休みにインターネットで必達目標と努力目標を調べていただきたい。この記述が合っているかどうか分かると思います。 さて、次の質問に移ります。 田代部長にお願いをいたします。削減方法にはいろいろあると思われますが、どのような方法があるのか、ひとつお聞かせをいただきたいと思います。 ◎田代直樹総務部長 議長──総務部長 ○詫間茂議長 総務部長 ◎田代直樹総務部長 施設の削減方法についてでございますが、施設の削減方法には、更新時における規模の縮小、それから施設の統廃合及び複合化、それから施設の譲渡、施設の売却などの方法が考えられます。 ◆16番(大久保隆敏議員) 議長──16番 ○詫間茂議長 16番 ◆16番(大久保隆敏議員) これも部長、座ったままで結構ですけれども、施設の売却、これは有償ですか、無償ですか。有償、はい、ありがとうございます。 それでは、削減方法を幾つか上げられましたけれども、その中の一つ、売却について、私の思いを述べさせていただいて、市長、議員、また市民皆さんの御批判をいただきたいと思います。 私は、この公共施設、老朽化しておる施設は有償でなく無償、すなわち、ただで民間に払下げをする。そして、民間の資金、ノウハウを私は活用したい、このように考えております。 そこで、具体的に私の思いを申し上げます。 私が思っておるのは、皆さん御承知の大野原支所であります。これは昭和53年に建てられております。鉄筋コンクリート3階建て、土地が3,209平米、延べ床面積が2,392.66平米あります。これは耐震化されておりません。皆さんのいろいろなお話を聞いて、私なりに考えますと、この耐震費用は約2億円ぐらいかかるようであります。このことを頭の中に入れて、今から私の話をお聞きいただきたいと思います。 今、大野原支所には、1階に支所機能と公民館と郵便局があります。そして、2階には観音寺・三豊薬剤師会、それと観音寺の保護司の皆さんの事務所があります。また、一つの部屋には災害時の備蓄がされております。私は、これらの機能を、周辺にありますいろいろな建物に移転したらどうかと、このように考えています。 そこで、支所の南側にいきいきセンター、これ平成14年に建築されとんです、2階建てです。今、社協とシルバー人材センターがおります。また、2階には健康器具があって、市民の皆さんに喜んでいただいております。そして、そのすぐ南側に交流センター、これも2階建てで平成4年に建てられております。風呂もあって、合宿等に使われております。また、ちょうど支所の道を挟んで西側に勤労青少年ホーム、これも一部2階建てです。平成元年に建てられておりまして、図書館が入っております。そして、一部2階は2部屋あって、和室がありまして、茶室もあるようであります。そして、その勤労青少年ホームのすぐ隣、南側に黄色い建物のこどもセンター、これが昭和51年に建設されとります。これは最近まで放課後児童クラブで利用されておりました。そして、その隣に中央集会場、これ2階建て、昭和50年に建築されております。 そういった周辺に5つの施設があります。中央集会場こどもセンターはちょっと古いのでどうかと思うんですけれども、いきいきセンターと交流センター勤労青少年ホーム、ここの3か所に今の支所機能は移転が可能だと私は考えております。そういったことで、支所を民間に払い下げることは私は別に問題ないと、かように考えております。 ちょうど皆さんも御承知のように、大野原支所は大野原町のど真ん中に位置して、非常に便利がいい。近くにこども園、小学校、中学校もあるし、農協もある、銀行もある、スーパーもある、駐在所もあります。そういったことで、私は住宅等には非常に便利ないい場所でないかなあと、このように考えております。 3,200平米ぐらいあれば、十二、三軒ぐらいは住宅が建てれるんでないんかなと、このように思っております。概算で、捕らぬタヌキの皮算用ではないんですけれども、固定資産税が二、三百万円入るのではないかなと、かように思っております。 そういったことで、私は、老朽化した施設を有効に活用するには、無償で、ただで払い下げ、民間の資金やノウハウを活用するのが一番いいと思っております。突然ですけれども、佐伯市長の感想をお聞かせいただきたいと思います。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 大野原支所用地の無償での民間への払下げについてでございますが、大野原支所の建物は、御案内のとおり、現在、支所機能及び公民館機能を担っております。また、大野原郵便局や観音寺・三豊薬剤師会建物貸付契約を締結し、貸し付けている状況にございます。そのため、大久保議員の御提案を実現するためには、支所機能等建物借受者の移転が必要と考えられますが、現時点では予定はございませんが、大久保議員御指摘のとおり、民間活力導入というのは非常に重要なことだと私も思っております。 これからは、やはり行政だけでは非常に難しい。民間の力を借りてやっていくということが非常に重要だと思ってますので、その御提案を十分にお伺いしながら、また、このあり方検討委員会等々でしっかりと議論をしてまいりたいと思っておる次第でございます。 ◆16番(大久保隆敏議員) 議長──16番 ○詫間茂議長 16番 ◆16番(大久保隆敏議員) ありがとうございました。 佐伯市長、ひとつ思い切った施策をやるように、気合を入れてお願いします。御清聴ありがとうございました。 ○詫間茂議長 次に、2番藤田均議員の質問を許可します。 藤田均議員。 ◆2番(藤田均議員) おはようございます。2番、日本共産党の藤田均でございます。議長の許可を得まして、ただいまから質問を進めたいと思います。 その前に一言言わせていただきたいと思いますけれども、今、国の首相は、国民の声を横にして、安倍元首相の国葬をこの27日に行おうということを言っております。市民の中からも、特定の個人を特別扱いするのは、憲法が定めた法の下の平等に反するとか、法的根拠がないのに税金を使うなと中止の声が広がっております。マスコミの世論調査も反対が多数です。ところが、首相は閣議決定の下に、何と16億6,000万円もの税金を投入しようとしております。さらには、国民の批判を浴びている統一教会の関係でも、最も深刻に関係したのが安倍氏でございます。有力政治家の一人です。統一教会問題の徹底究明もせず、国葬で安倍氏を美化して、国民の巨額の血税を使うことは私は許せないのであります。 今、市民や国民が求めているのは命、そして暮らしを守る政治だと思います。コロナ感染拡大への対応や暮らしを圧迫する物価高騰の対策に正面から取り組む政治への転換が今急がれていると思います。私は、こういう立場で市政にも向き合って、今回、大きく5点について質問をしていきたいと思います。 まず、大きな1点目でありますけれども、コロナ協力金等の収入除外について質問したいと思います。 そのうちの第1ですけれども、新型コロナ感染対策に対する協力金とか減収支援金などに対して、収入として扱わない収入除外について質問をしていきます。 まず、公営住宅家賃についてですけれども、コロナ禍で市内の多くの飲食店は、国や県の要請に応じて休業や時短営業に協力したことに伴い、不十分ながらも、補償として協力金などを受け取ってまいりました。この協力金、支援金などが課税の対象、つまり税金がかかると、今、疑問の声が上がっております。 多くの意見は、税金の計算上は非課税とすべきではないかと。一方で、税務当局は、売上げの補填であり、雑収入として課税対象であるというふうにしております。課税対象となると、納付する所得税だけではありません。住民税、事業税、国民健康保険税後期高齢者医療保険料、公共住宅の家賃、保育料、介護保険料、医療費の窓口負担まで大幅に上がるようになるわけです。実際に、協力金や給付額の全体の3割以上を税金として納めなくてはならない、こんなケースがあったと聞いております。 そういう中、東京都の協力金などを受けていた事業者の方が、「協力金が収入として加算され、公営住宅の家賃や国民健康保険料が値上げされている」と、こういう声が上がって、日本共産党参議院議員が、この8月12日付ですけれども、この問題で質問主意書を上げておるわけです。この主意書への国の答弁は、給付金、協力金を家賃算定の対象外となる一時的収入とすることは、公営住宅の事業主体の判断で可能だと答えました。つまり、市営住宅の家賃は、その判定からコロナ支援金などを本市の判断で除外できるというものであります。 調べてみますと、兵庫県では、日本共産党の県議が、この6月議会でこの問題を取り上げて、兵庫県は、家賃算定から除外できることを改めて確認して、事務連絡で知らせたそうでございます。県営住宅全戸に配っておる県住だよりの7月号で住民に周知したそうでございます。そして、兵庫県は、既に収入申告を済ませた人も、申し出れば修正するというふうにしております。 それでは、本市では市営住宅がありますけれども、この家賃算定からコロナ給付金などが収入除外されるということはどうなっているんでしょうか、現状と今後についてお尋ねしたいと思います。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 藤田議員の御質問にお答えをさせていただきます。 コロナ協力金等の収入除外についてでありますが、公営住宅の家賃の本市の現状と今後につきましては、公営住宅の家賃は、公営住宅法等の規定により、入居者及び同居者の世帯収入について、毎年、収入申告を行っていただき、その収入申告により家賃を算出いたしております。 国の答弁では、公営住宅の入居者及び同居者が受給した持続化給付金等を「公営住宅法施行令第一条第三号の収入の認定の特例について」における「退職所得、譲渡所得、一時所得、雑所得その他の所得のうち一時的な収入」に該当するものとして取扱い、持続化給付金等の額を除外することは可能であると回答いたしております。 本市においても、同様に公営住宅の家賃の算出においては収入から除外することは可能です。また、既に収入申告を済ませた人につきましても、確定申告書などで確認できる場合は、申し出れば修正することは可能であります。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。国と同じ方向で取り組まれるということでございます。 それでは2つ目の質問ですけれども、このコロナ協力金や支援金などを受け取っている業者数とコロナ協力金などが課税所得となることの通知について質問します。 市内において、協力金、営業継続支援金などコロナによる収入減収事業者への協力金などを受け取っている事業者は、事業者数、農業者数、漁業者数と、それぞれ何件ずつありますか。また、協力金が今まで課税所得となることは、どのように市内業者に通知されていますか、質問したいと思います。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 協力金などを受け取る事業者数などについてでありますが、8月31日時点で、市内事業者の事業継続や事業回復を支援するため実施している観音寺市営業継続支援金交付事業につきましては304件、原油価格高騰の影響を特に受ける市内運輸事業者等の負担を軽減するとともに、事業継続の下支えを図るため実施しております観音寺市運輸事業者等支援金交付事業につきましては26件、原油価格、物価高騰に直面する農林水産業者の経営を支援するため実施しております観音寺市農林水産業者支援金支給事業につきましては328件の申請がありました。 また、当該支援金は所得税の課税対象となるため、その旨、市ホームページ申請受付要項等において周知しているところでございます。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) この質問の最後ですけれども、今回のように、公営住宅家賃の算定にコロナ給付金が算定されないということは、市民にとって本当に助かることかと思います。そうであるならば、公営住宅家賃だけでなく、事業者への協力金、支援金が全体として収入から除外されるなら、業者の皆さんの営業はさらに助かるかと思います。 この協力金や支援金などは、コロナの感染拡大防止や苦しむ中小業者を守るための制度であり、今、全国で国に対して非課税措置を求める運動が起きております。私も、このコロナ支援金などは、公営住宅家賃の算定から除外するだけでなく、収入から除外して非課税にすべきだと主張させていただいて、ここは次に行きたいと思います。 次の大きな2つ目の質問ですけれども、インボイス制度が本市に与える影響について何点か質問したいと思います。 質問の一つは、インボイス制度は、市内経済にどのような影響を与えるかということで、消費税のインボイス──適格請求書と言うそうですけれども、この制度の登録が昨年10月から始まって、既に1年余りが経過して来年の3月まで行われます。運用は来年10月から始まり、本来、国の制度ではありますが、今後、市民に大きな影響を与えるということが予測されております。 まず、インボイスは課税業者にしか発行されません。今は課税業者が免税業者から仕入れた場合、消費税がかかっているとみなして控除できます。それが、これからは、インボイスのない仕入れでは消費税額の控除は認められません。そうなると、多くの課税業者は免税業者との取引をやめることが想定されます。引き続き取引を続けるためには、免税業者も課税業者になるしかありません。赤字経営になっても、身銭を切って消費税を納めざるを得なくなってしまうわけです。 私が聞いて驚いたのは、本市にもありますが、シルバー人材センターです。市に聞くと、市とは関係ない独立した団体ということですが、このシルバー人材センターの会員は請負などの契約で働いており、消費税法上は事業者と扱われるそうであります。そして、シルバー人材センターの利用料には消費税がかかるようになります。現在は、収入としてセンターから配分金が月3万円とか4万円と少額であるため、会員は免税業者の扱いです。 インボイスが導入された場合、課税業者であるシルバー人材センターが消費税を負担するか、会員が個々に課税業者になるかを迫られることになると聞いております。会員は、事務負担からも、経済負担からも、とてもインボイスを発行する課税業者になることはできないという方が多いと思います。 シルバー人材センターは仕入税額控除ができなくなって、センターの負担で消費税を納税することになります。このセンターの新たな税負担は、全国で何と200億円にもなると国も認めております。全国のセンターはおよそ1,300か所なので、1か所平均で税負担が1,500万円だそうです。 全国の自治体からは、インボイスの下ではセンターの経営が成り立たないとの声が相次いでいて、昨年は100余りだったものが、たった1年で242件の反対の声が上がっているそうです。各地の意見書では、「形式的に個人事業者であることをもってインボイス制度をそのまま適用することは、高齢者のやる気、生きがいをそぎ、ひいては地域社会の活力低下をもたらすもの」と強く懸念されております。 シルバー人材センターの例で話をさせてもらいましたが、もしインボイスをきっかけに免税業者が経営をやめたり破綻した場合、本市の経済や雇用にとって大変な事態ではないかと思いますが、市当局の見解を伺いたいと思います。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 インボイス制度は市内経済にどのような影響を与えるかについて、制度導入の大きな目的は、事業者間の取引における正確な消費税額と消費税率を把握することではありますが、導入に当たって様々な意見が論じられていることは承知をいたしております。 この制度導入が、個人事業主や小規模事業者などの消費税免税事業者には、大小にかかわらず影響を与える可能性は否定できません。そのような状況の中、仮にも市内事業者による制度の導入を理由とした経営撤退等が相次ぐことは好ましいことではございません。市内経済への影響度合いを推しはかることはできませんが、ゆゆしき事態でありますので、市といたしましては、その影響や動向を注視していく必要があると考えております。 インボイス制度に関しましては、国が進めるものであり、市が意見を述べる立場にはございませんが、事業者等も制度に関する理解が十分でないことから、市といたしましても、制度導入に向けた周知等に努めてまいりたいと考えております。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) 2つ目の質問ですけれども、本市が行わなければならない、このインボイス制度の準備について質問したいと思います。 この制度は国の制度ではありますが、本市も、市自体が課税業者としていろいろ準備することがあるのではないかと思います。課税業者として税務署にインボイス登録し、番号をもらったり、市の取引業者に登録をお知らせするなどインボイスの準備はどのようになりますか。 また、市の会計には、本来申告しない一般会計部分と消費税を申告する特別会計や企業会計があると思います。また、申告しない会計でも、条例で消費税をもらっている部分があるかと思いますが、それぞれインボイスが導入されると、どのような処理になるのでしょうか、教えていただきたいと思います。 ◎田代直樹総務部長 議長──総務部長 ○詫間茂議長 総務部長 ◎田代直樹総務部長 2点目の本市が行わなければならないインボイス制度の準備についてでありますが、一般会計につきましては、消費税の課税事業者として扱われますが、消費税法の特例により売上税額と仕入税額を同額とみなし、消費税の申告義務が生じないとされております。これはインボイス制度運用開始後も変更されませんので、現在、市の歳入には課税取引、不課税取引、非課税取引がそれぞれあり、課税取引には消費税は含まれるものの申告は行いません。 また、一般会計及び消費税の申告が必要な特別会計、企業会計につきましては、インボイス制度の運用の開始により、市と課税取引を行った事業者へインボイスを発行する必要がございます。そのため、領収書等に適格請求書発行事業者登録番号や適用税率、税率ごとの消費税額等、必要事項を記載するなどの対応を行う予定であります。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。 それでは次に、大きな3番目に移りたいと思います。 3番目は、新学校給食センター整備計画について2点ほど質問したいと思います。 第1に、昨年、瀬戸町新学校給食センターの計画地の地質調査が終了しないのに、PFI民間委託のやり方で、15年間に67億円の事業費が決まったことについて質問したいと思います。 私、昨年の12月議会で取り上げたことではありますが、その前の9月議会におきまして、瀬戸町の新学校給食センターの建設、運用に15年間で67億円の事業費が決められました。ところが、地質調査が終わったのが今年の1月末であります。この地質調査が終わる何と半年も前に、PFI可能性調査により15年間の建設、運営費が出ているわけなんですね。私は、このセンター建設の上で、地下の状態が分からなければ、全体の建設費は出ないと考えております。まず、この食い違いの説明をお願いしたいと思います。 また、地質調査は、現地で30メーターの長さのボーリング調査を5本行って、約900万円かかっております。私は、このときも、この地が建設にふさわしいかどうかという点で、地下のくいが市役所の場合、1本当たり約12メーター、市民会館のくいは約14メーター、140本使ってるそうです。観音寺小学校のくいは約18メートル、140本ぐらいあるそうです。そして、海のほうへと向かう中で、地下のくいがだんだん長くなっていると、また、さらに長いくいを打つようになるのではないかと心配しておりました。このボーリング調査が1本30メーターが5本ですから、くいは25メーターから30メーターかとお伺いしました。結局、それだけ地震、液状化、特に現地は液状化では危険度Aランクという危ないところへの建設計画という点で心配してるわけでございます。その点で、この地質調査からどのような地下工事、また、くいなどはどんなものが必要になったのか、質問したいと思います。 ◎三野正教育長 議長──教育長 ○詫間茂議長 教育長 ◎三野正教育長 新学校給食センター整備計画についての1点目、くい工事費が総事業費に組み込まれていなかったことについてでありますが、令和3年9月市議会定例会で御答弁申し上げた新学校給食センターの総事業費約67億円は、同年8月に完了したPFI導入可能性調査の結果としてお示ししたものであります。このPFI導入可能性調査は、新学校給食センターの整備手法のうち、PFI手法も含めて最も優れた手法を選定するものであり、DBO方式、従来方式ともに、くい工事費は算入していないため、整備手法決定の際の調査結果に影響を及ぼすものではございませんでした。 一方、くい工事の必要性については、本年1月、地質調査が完了した後、検討を行ったところ、30メートルのくいが40本必要であることが判明したため、くい工事費として約2億円を見込み、本年6月の文教民生委員会で御説明させていただいたところであります。 以上でございます。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。 2つ目の質問ですけれども、この新給食センターで働く職員の給与水準について質問したいと思います。 この新学校給食センターの建設と運用の議論で、効率と経費の安さに重きを置いた議論になっているのではないかと心配しております。私、以前にも質問しましたけれども、今まで市単独の事業ではなかった経費として、給食の専門会社SPCが独自に配当や利益を受けたり、市債よりも高い金利の民間資金──銀行の資金でありますが、これを使いながら、全体の建設費や運営費は逆に安くなるということが起こるわけです。 それでは、どこが安くなっているのか。私が思いますには、はっきり言って、ここで働く職員の賃金がかなり安く据え置かれるのではないかと心配しております。本計画では、正規職員は二、三人ぐらいで、残りの42人から43人程度が非正規や派遣労働者ではないかと思いますが、職員全体の人数、職員の正規、非正規の人数内訳、さらに給与水準はどういうものになるんでしょうか、質問したいと思います。 ◎三野正教育長 議長──教育長 ○詫間茂議長 教育長 ◎三野正教育長 新学校給食センター整備計画についてでありますが、2点目の新学校給食センターで働く人数や正規、非正規等の人数内訳、給与水準等につきましては、市が提示する業務内容を確実に実施できるよう各事業者において判断されるものであり、市が関与するべきものではないと考えております。 以上でございます。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。 ただ、給与水準が全部業者お任せというのでは非常に心配だと言わざるを得ないと考えております。 また、それでは次に行きたいと思います。 大きな4つ目でございますけれども、産業廃棄物処分場建設予定地から出たヒ素、鉛について質問したいと思います。 ここの1番目は、財田川上流に産業廃棄物の管理型最終処分場ができ、財田川にその処理水が流される事業について質問したいと考えております。 昨年2月に業者から県へ建設申請が出され、8月に県は、本市に対して当事業に対する意見書を求め、本市は提出しております。そして、私、9月市議会から、本市が県に対してどんな意見を出したのか、一般質問で取り上げさせていただきました。その後、10月に市民の中で「財田川の水を守る会」という団体が生まれまして、財田川に処理水を流す建設に反対する署名を2,617筆集めて県へ提出しました。署名の大体の内訳は、山本町を中心とした三豊市で約1,000筆、財田川沿いの本市で約1,600筆であります。 そして、今年3月17日に、市民団体の要請で市役所横の働く婦人の家におきまして、業者から市民への説明会を開催いたしました。私、ここで事業者の説明から、初めて建設予定地からヒ素と鉛を基準値以上に含む土砂が1万6,000立方メーターもあることをお聞きしました。このことをびっくりして市に確認いたしますと、市もヒ素と鉛を基準値以上に含む土砂のことは聞いていないということで、私、何だということで、5月11日に県庁へ行って、このことを県に確認しますと、県も初めて事実を認めたわけです。 そこで、私は、基準値を超えるというが、その値は一体幾らなのか、また、そのヒ素、鉛を含む土砂の処理方法はどうなのか、2点をお聞きしました。県は「業者から話を聞いてくれ」の一点張りでありました。私は、あくまで認可責任、認可した県に対して説明を求めました。このことを市にも報告し、市は県への意見書の立場で、ヒ素、鉛の数値を教えてくれるよう申し入れてくれましたが、このときも、県は市に対して、業者に聞いてくれと言ったそうです。 これは、私、大変な問題で、市民の安全や健康に関わる問題と、すぐ県へ情報公開条例に基づき開示請求を行って、この8月18日に情報を公開していただきました。皆さん、すると驚きましたが、基準値以上の数値として、鉛の溶出量は、基準値超過区画が10メーター四方の区画が37あったそうで、その37のうち、最大で基準値0.01ミリグラムパーリッターの基準で最大6.3倍も出てきたわけでございます。また、鉛の含有量としては、基準値超過区画が22あったそうで、基準値150ミリグラムパーキログラムの最大で12.7倍も出てるわけです。ヒ素の溶出量は、基準値0.01ミリグラムパーリッター、この基準値超過区画は19あって、最大で4.8倍出てるわけなんですね。しかも、この検査は業者の試験結果で、県独自の調査はしていないということであります。そのデータの信用度は低くならざるを得ないと思います。 確かに、産業廃棄物の建設予定地は隣の市ではありますが、こんな汚染土壌が見つかった土地を通って処理水が財田川に流され、大雨のときは、貯水槽の水も全部一緒に流されてくるのですから、これでは安心できないものでございます。 そして、ちょっと言い忘れましたが、さっき鉛とヒ素の話をしましたが、これも20数項目の分類の中で6つの検査項目を調査した中での2つのヒ素、鉛ということで、まだまだ検査されていないマンガンとか、そういう項目が幾つもあるわけで、全部やらないと私は安心できないと思ってるわけでございます。市長や市当局は、今回の財田川に産廃の管理型最終処分場が建設されることについてどうお考えなんでしょうか、お尋ねしたいと思います。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 産廃最終処分場建設予定地から出た基準以上のヒ素、鉛についてでありますが、本市におきましては、令和3年8月16日付で香川県に対して意見書を提出しておりますので、香川県及び事業者において、意見書に基づき適切に対応されるよう香川県に伝えてまいります。 以上です。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) 本当に市民の命、安全に関わる問題でありますし、これから市長が観音寺市をつくっていく上で大きな障害になるのではないかと私は心配しております。ですから、運動される市民の中には、党派を超えた取組で、この場所には造らないでほしいというような要望が渦巻いているところでございますので、ぜひ県に対して、この市民の切実な声をお伝えしていただけたらというふうに考えております。 それでは次、最後、大きな5点目に移りたいと思います。 5番目は、旧統一教会の関連団体イベントへの市の後援について質問したいと思います。 1つ目の「ピースロード」イベントについて、これを市が後援するに至った経緯を全て明らかにすることを求めたいと思います。 さきの参議院選挙投票直前に安倍元首相が銃撃され、亡くなるという痛ましい事件がありました。この容疑者の動機について、その背景には、旧統一教会である世界平和統一家庭連合の霊感商法などがあることが分かり、今、大問題になっております。 この旧統一教会は、霊感商法ばかりか、集団結婚など社会的に多くの問題と多数の被害者を生んできており、多額な献金や正体を隠して行う伝道は、裁判でも違法性が指摘されているところでございます。 全国霊感商法対策弁護士連絡会によりますと、「世界平和統一家庭連合」と名称変更以降も含めて、昨年までの約35年間で確認できた金銭被害は、総額、何と1,237億円、相談件数は全国で3万4,000件を超えており、これも被害の一部にすぎないと言われております。このような反社会的カルト集団の関連団体が行っているイベントに観音寺市が後援するということは、観音寺市が反社会的カルト集団へお墨つきを与え、今後も被害を広げる手助けをするということになると考えます。 質問の一つは、本市がピースロードイベントを後援するに至った経緯を全て明らかにしてほしいということでございます。 また、他の市や町では、県議から後援要請があったというようなところもあったそうですが、本市では、どこから後援要請があったのでしょうか。県議や市議会議員からこういう要請があったのでしょうか。共産党の県議が県に情報公開して入手したピースロード後援者のリストには、本市で関係していたのは市長、そして在住県議1名、在住市議会議員1名となっておりますけれども、このあたりからの要請があったのでしょうか、質問させていただきます。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 旧統一教会の関連団体イベントへの市の後援についてでありますが、市が後援するに至った経緯についてでありますが、まず、本年5月16日付でピースロード2022イン香川実行委員会より後援の承認申請がありました。後援は、事業の趣旨への賛同を示すものであり、後援するかどうかの判断は、予定されるイベントの趣旨や内容などによるものであることから、本市としては、その内容等により後援を承認することといたしました。 その後、今度は8月4日付で実行委員会より後援取下げの申出があり、それを承認いたしました。 また、どこから後援要請があったのかとの御質問ですが、先ほど申し上げましたとおり、実行委員会から、直接、市への申出でありました。 以上です。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。 次に、質問の2つ目ですけれども、この件以外で、旧統一教会の他の関連団体と本市との間で関係はあったのでしょうか。この件以外で、これまでに旧統一教会関連団体と本市との間で関係はなかったのか。そして、その間で寄附の授受、行事への挨拶、参加など、そして、メッセージの送付などあったのかどうか。そして、寄附については返金すべきだと思いますが、どうなのか。今後、世界平和統一家庭連合などの旧統一教会関連団体と本市は一切関与しない旨を特に市長から表明してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 これ以外の本市との関係についてでありますが、まず、ピースロードの後援につきましては令和3年度からとなりますが、ピースロード香川実行委員会観音寺支部による表敬訪問が令和2年度、令和3年度にあり、また、同観音寺支部より新型コロナウイルス感染症対策応援寄附金として令和2年度に6万2,000円、令和3年度に4万円、それぞれ寄附がありました。 このほかには、本年、YSP香川連合観音寺支部より、地域活性化のためのチャリティーイベントへの後援申請があり、それを承認した後に中止になった事案、また、世界平和統一家庭連合観音寺家庭教会より令和3年度に、子どもたちのための寄附金として8万70円の寄附を頂いた件、本年度、一の宮海岸ボランティア清掃において挨拶した件があります。 今後につきましては、イベントの後援申請などを受けた場合、慎重に審査するとともに、これまで同様、社会的に問題があると指摘される団体等とは関係を持つことがないように対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆2番(藤田均議員) 議長──2番 ○詫間茂議長 2番 ◆2番(藤田均議員) ありがとうございます。 この最後の答弁は、ぜひ市長に答えていただきたかったと、私、考えております。そして、初めて聞きましたけれども、寄附が3回、トータル、大体18万円ちょっとだと思いますけれど、ぜひお返ししていただいて、きれいな観音寺市というのを打ち出していただけたらというふうに私は思いまして、日本共産党藤田均の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○詫間茂議長 次に、1番三好優子議員の質問を許可します。 三好優子議員。 ◆1番(三好優子議員) 議席番号1番三好優子です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。 今回は、前回に引き続き空き店舗の利用についてとタクシー券についての2点質問をいたします。 6月議会の一般質問にて、空き店舗バンクについての提案をいたしました。お店を出すということにおいて、物理的に大きな壁の一つでもあるのが店舗探しであり、資金の問題であります。空き家バンクと同様に、物件情報を市のホームページでも開示し、リフォームなどに関しての補助をすることで初期のハードルが下がり、挑戦しやすくなります。また、お店ができることで地域に人を呼び込み、活性化するなどの観点からも必要と感じますが、今後、空き店舗バンクを本市で取り入れる予定はありますでしょうか。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 三好議員の質問にお答えをさせていただきます。 空き店舗の利用についてでありますが、空き店舗バンク制度の導入につきましては、市といたしましては、地域経済の活性化を図るためには、空き店舗の増加、経営者の高齢化、後継者の不足などの課題を抱える市内商店街の活性化が必要であり、中でも中心市街地につきましては、地域経済や社会の発展に果たす役割の重要性が高いことから、空き店舗活用の促進による活性化への取組や、空き店舗等の情報の充実による創業促進への取組が必要であると考えております。 また、創業に当たって、空き店舗を活用することは、地域の活性化はもとより、既存の設備等を有効活用することによる初期投資の抑制が図られるというメリットが考えられるなど、空き店舗解消に向けた有効な施策の一つであると考えております。 現在、本市では空き店舗バンク制度が導入されておりませんが、導入については、関係者等との調整も必要なことから、慎重に検討してまいりたいと考えております。 ◆1番(三好優子議員) 議長──1番 ○詫間茂議長 1番 ◆1番(三好優子議員) ありがとうございます。 御答弁の中に、関係者等との調整の中には、近隣への騒音、環境の変化などを懸念する点があるのかもしれません。ただ、お店を出そうと思う側は、地域の野菜を使ってお総菜を作り、高齢者の買物を助けたり、地域の役に立ちたい、そんな考えを持っている人がいることも忘れないでいてください。 その物件や土地を選び、そこで商売をするということは、近隣に受け入れられることが営業していく中で重要です。そして、近隣側の受け入れる気持ちも大切です。物件や資金の物理的要素と同時に、市町村やそれを取り巻く人や環境など周りの心情的要素も大切でありますので、慎重な対応をしていただいていることと期待しております。 次に、移住の観点から見た場合、市外から移住を考えられている方が本市のホームページを見た際に、以前していた職業を生かしてお店を経営するという選択肢を増やすことにもなり、移住者を呼び込むきっかけにもなると考えられています。移住促進の点に関しての空き店舗バンクの可能性についてのお考えをお聞かせください。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 移住促進の点に関しての空き店舗バンクの導入の可能性についてでありますが、現在、本市におきましては、市内在住者が新たに事業を開始する際などに、経費の一部を補助する創業者支援事業補助金交付事業を実施いたしております。この事業は、リフォームや店舗の借上料等の経費が補助対象となり、空き店舗を活用した場合においても十分に活用できる制度となっており、移住創業者に対しても、その事業活動を支援し得るものになっていると認識をいたしております。 空き店舗の所有者と空き店舗への出店希望者をマッチングする空き店舗バンクの制度導入につきましては、どの程度のニーズがあり、どの程度の情報収集が必要であるかなど制度に係る情報の把握が不十分であることに加えまして、空き店舗の所有者、不動産会社、地元商店街等の理解と協力が必要であることなどから、十分な検討が必要であると考えております。 また、空き店舗に特化した助成金制度の創設につきましても、創業者支援事業補助金交付事業との兼ね合い等を十分精査する必要があると考えております。 ◆1番(三好優子議員) 議長──1番 ○詫間茂議長 1番 ◆1番(三好優子議員) ありがとうございます。 現在、市内在住者が新たに事業を開始する際の補助が再開され、空き店舗を活用した場合にも十分利用できるとのことですが、その場合の空き家バンク制度のリフォーム事業補助金との併用ができないという点があります。 市内に移住を考えられ、経営し、活性化できた場合を想定するならば、今後、移住者にも使える創業支援を進めることは有効な手だてであります。また、観音寺に移住を考えられている方がいるとすると、自然環境を求めてこられることも考えられますので、商店街だけにこだわらず広く使える制度を期待しております。 次に、2つ目の質問に移らせていただきます。 現在、観音寺市でも、65歳以上の割合が人口の3分の1を占め、中でも、一人暮らしや高齢夫婦のみの世帯も増加傾向にある一方、身近な小売店の廃業や商店の衰退により、食料品や日用品の買物に行くのが困難になっている状況です。 現在、買物は週に一度、別居している家族が連れていってくれるという人もいれば、免許返納後はタクシーでの生活になることは覚悟していたが、頻繁には利用しづらい、そのような声も聞かれます。昨日のニュースでは、燃料価格の高騰により県下のタクシー料金が15年ぶりに値上げをすると報じられていました。 市が運行している1回100円ののりあいバスを利用する方は、スーパーなどの買物の行きは、バスの路線まで歩いて乗るが、帰りは、荷物が増えていることでバスの路線から自宅まで歩くのが大変で、タクシーを利用しているとのことです。高齢者の交通手段の確保と経済的負担を軽減するため、また、交通事故の減少を目的としたタクシー券を、毎年、申請者に対して交付している市町村も多く見られますが、本市でも取り入れる可能性についてお尋ねいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 タクシー券についてでありますが、高齢者の運転による交通事故の抑制を図るため、平成29年3月より運転免許証を自主返納した65歳以上の高齢者に対しまして、のりあいバス回数乗車券を1万円分交付いたしております。また、運転免許証の自主返納を促進するため、本年5月からタクシー利用券5,000円分とのりあいバス回数乗車券5,000円分のセットを新たに追加して、利用者に選択できるようにいたしております。 本年5月から8月末まで、のりあいバス回数乗車券等の交付を申請された方は85人あり、そのうち、タクシー利用券5,000円分とのりあいバス回数乗車券5,000円分のセットを選択された方は80人であります。 本市といたしましても、高齢者世帯や独居高齢者の増加、運転免許証の自主返納者の増加等、高齢者を取り巻く様々な環境の変化により、買物や通院などに困る高齢者が増えていると認識いたしております。三好議員御指摘のとおり、複数の自治体においてタクシー券を助成されていることは承知をいたしております。全ての高齢者への助成を行っている自治体、高齢者の免許返納者への助成や高齢者が医療機関を受診する場合のみの助成、また、要介護認定者を助成の対象としている自治体等、助成の要件は様々でございます。 タクシー券の助成につきましては、事業を実施する場合、単年の取組ではなく、継続性が必要な事業となってまいります。費用面も含め、数年先を見据えた制度設計も必要であるかと思っております。また、市内の第2層協議体の中には、住民互助による移動支援サービスを実施している地区もございます。今後、第2層協議体の移動支援サービスの進捗状況も確認をいたしながら、他の自治体の事例を踏まえて十分に検討してまいりたいと考えております。 ◆1番(三好優子議員) 議長──1番 ○詫間茂議長 1番 ◆1番(三好優子議員) ありがとうございます。 今年5月からの4か月間だけで85名が申請と、そのうち80名はタクシー券との併用を希望されたという現状を見れば、やはりタクシー券の需要があることは明白であります。この支援事業は交通安全対策を目的としたものなので、65歳以上で免許を自主返納した方または自主返納して5年未満の方が1回だけ交付されるということです。 免許を返納して年月がたつにつれ、外出もおっくうになってくるかと思われますが、それでも、毎年の申請者に対して交付されることで、外へ出るきっかけにもなることと思います。1年だけの取組ではなく継続して行うということは、もちろん、多くの費用がかかることかもしれませんが、それにより高齢者のひきこもりの解消や商店の利用客増加、また、タクシーがあることでのりあいバスの利用が増えることにもつながります。 利用する人によって、どの交通手段がベストであるかは様々です。選択肢を増やしておくことが必要です。住民の声から始まり、ボランティアに支えられている移動支援サービスも、のりあいバスも、必要だからできたものです。今後もデマンド型の乗合タクシーなど社会の変化に応じていろいろな交通手段ができてくることと思われます。先を見据えてと言ってる間に状況は変化し続けます。本当に必要なときにしないと、それこそ予算の無駄になりますので、どうぞ後れを取らない決断をお願いいたします。 これで質問を終えさせていただきます。ありがとうございます。 ○詫間茂議長 次に、9番五味伸亮議員の質問を許可します。 五味伸亮議員。 ◆9番(五味伸亮議員) 9番、立志会の五味伸亮でございます。今定例会におきまして、大きくは6項目にわたって質問をさせていただきたいと思います。 まず1点目でありますが、特定不妊治療の医療費助成について質問をさせていただきます。 さきの6月定例会におきまして特定不妊治療、特に混合診療について負担軽減を図る助成制度を提案させていただきました。昨日の一般質問におきましても2名の方が同様の質問をされておりましたが、子どもを生み育てたいと考える若い世代の移住・定住につながる施策として制度の創設を提案させていただきました。他市の動向を注視しと前回の答弁にありましたが、質問後、丸亀市に続き、坂出市、そして三豊市、そしてまた高松市と姿勢を示されました。実際は、前年度の継続、経過措置もあり、支援そのものが始まっているケースは多くありませんが、期待される方々に方針の発信は重要と考えます。 観音寺市のホームページは、保険適用後の対応については、決まりましたらお知らせする予定ですと示されていますが、一日も早く検討し、公表していただきたいと考えますが、市のお考えを改めてお伺いいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 五味議員の質問にお答えをさせていただきます。 特定不妊治療の医療費助成についてでございますが、令和4年4月から不妊治療が公的医療保険の適用となり、基本的に保険診療で受診していただくこととなりました。ただ、保険診療に移行した後も、治療の内容によっては、治療費に対する自己負担額が保険適用後のほうが高額となり、不妊治療を受けられている方の経済的負担が大きくなる場合があると考えております。 本市におきましては、保険適用後におきましても経済的負担の軽減が図れることが重要であると考え、これまで県内の自治体と情報交換をしながら、対象とする治療内容等、助成制度の詳細について調査研究に取り組んでまいりました。現在、新たな助成制度につきましては、早期に開始できるよう鋭意検討しているところでございます。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) ありがとうございます。 6月の質問の段階では、市長さんも、この内容について御存じなかったということで御答弁をいただきました。特に混合診療の場合は、1回の周期治療で50万円ともなると、実質、子どもを持つことを諦めなければならないケースが出てくることから、他市も早期に対応されています。他市の決定の早さですが、経過措置にあると私は思っております。予算の組替えで対応できることで、本市も確保されていると思いますが、組替えでの対応についてお伺いをいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長
    詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 現在、組替えも含めて、一日も早く早期実現に向けて開始できるように鋭意進めているところでございますので、御理解を賜ればありがたいと思っております。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 今日は、担当の部長さんが御不在ということで、この予算、本市が3月議会で提案し、可決した予算、財源ががんばれ観音寺応援基金ということで、組替えも非常にやりやすいって言うたらあれなんですけども、趣旨に沿ったものなので可能かと思います。他市の状況を見ましても、ここ1か月、また2か月の間で、ぜひ市として方向性を決め、そして発表していただきたいと強く要望いたしまして、次の質問に移らさせていただきます。 次、2点目の農業支援について質問をさせていただきます。 コロナ以前から続く農産物の価格低下に加え、長引くコロナ禍や世界情勢の変化も重なり、また、輸入原材料、燃料価格の高騰や円安の影響で生産資材コストの著しい上昇により農業経営者に多大な影響が懸念されています。同様に、様々な業種で影響が懸念されますが、原材料費の高騰が価格転嫁することのできない中小規模農家への影響は大きく、さらに、今後の見通しも厳しい状況において、観音寺市の基幹産業である農業をいかに守り育てていくかは、持続可能な観音寺市を目指す上で重要な取組と考えます。 特に肥料の高騰は、レタス栽培など負担の拡大が予想されます。そのような状況において、農業協同組合の各営農センターでも、緊急対策事業として資材費の補助や融資など幅広い支援策を実施し、農家さんを支えていますが、予算額が十分とは言えません。現状認識と市の対応、支援についてお伺いをいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 農業支援についてでありますが、世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加えまして、ロシアによるウクライナ侵略等の影響により、原油や資材、肥料価格が高騰いたしており、農業者は非常に厳しい状況に置かれていると認識をいたしております。 そうした状況を踏まえまして、本市では、原油価格、物価高騰に直面する農業者の経営を支援するため、国の臨時交付金を活用いたしまして、1経営体につきまして一律3万円、認定農業者や認定新規就農者は一律5万円の支援金を支給いたしております。申請期間は12月28日までありますので、一人でも多くの農業者に申請していただき、少しでも支えになればと考えておる次第であります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響や今後起こり得る自然災害等による農業収入の減少に備えるため、香川県農業共済組合が取り扱う農業経営収入保険制度に加入した農業者に対し、10万円を上限といたしまして、補償に係る保険料の2分の1を補助いたしております。 このように、本市では従来になかった支援策を設け、農業者の負担軽減に努めておりますが、物価高騰等の影響額を全て補填できるものではございません。現在、国、県においても追加の支援策の検討がなされていると思っておりますので、通知等がありましたら、県農業改良普及センターや香川県農協とも連携、協力いたしまして、農業者に対しまして適時適切な情報をお届けしていきたいと考えております。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 適時適切な、また柔軟な対応をよろしくお願いいたします。 ここで、通告にはないんですけども、市長さんにちょっとお伺いをしたいと思います。市長さんは農業の経験はございますでしょうか。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 私も五郷のミカン農家に生まれておりますので、農業の経験はありますし、高校まで観音寺市でおりましたので、休みのとき等々、一日中予防の手伝いをさせられたこともございます。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 私も、少々なんですけどキュウリを栽培させていただいております。よく曲がったキュウリと真っすぐなキュウリ、食べてみたら味は一緒と言われるんですけども、なぜキュウリが曲がるのか、市長さん、御存じですか。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 すいません、その辺はちょっと存じ上げておりませんが、私もよく海外に視察に行ったときに、もうほぼほぼ全てのキュウリは曲がっておりました。日本で見るキュウリは真っすぐでございます。ですから、キュウリも含めまして、日本の農作物というのは安全でおいしいというのは当たり前なんですけども、この美しさも売りだと思いますので、そういうのも含めて、これからいろいろと展開をしていければと思っておる次第であります。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 基本的には水と肥料を徹底的に与えることで、7割ほどのキュウリは真っすぐに育ちます。その上、摘果または枝葉の整理で8割、9割の出荷率を目指すというのがキュウリ農家でありまして、つまり、100%とは言えないんですけども、真っすぐなキュウリのほうが水分量が適切でおいしいというふうに言われております。このような農業が本市の強みである観音寺型の農業だと私は思っております。 以前から多用していますが、観音寺型農業というのは、大規模、そして小規模が混在し、耕作面積が小さくても、温暖な気候を生かした園芸栽培や管理の行き届いた高品質の作物が通年で栽培されます。この高品質な農産物ではありますが、価格の低下が課題となっています。 各地の農業がブランド化または独自性を打ち出す中、観音寺市も負けず取り組む必要があると考えます。その一つがトップセールスであります。コロナ禍ではありますが、トップセールスについて市長さんの考えをお伺いいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 ただいまの件についてでありますが、本市では、先ほど五味議員が申されたとおり、全国に誇れるすばらしい農産物がたくさんございます。そうした農産物は、付加価値をつけながら認知度を高め、効果的に売り出していく必要があると考えております。そのため、トップセールスは、コロナ収束後またウイズコロナ後は積極的に行っていきたいと思っておる次第であります。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 高屋地区、そして常磐地区、粟井地区はあまり知られてないかもしれませんが、キュウリの産地でありまして、特に高屋地域では、高屋神社のある稲積山、七宝山に守られ、風に弱いキュウリ栽培に適していることから、多くの若手農業者が生産量を拡大しています。栽培されたほとんどのキュウリは、規格をそろえ、袋詰めを行い、そのまま売場に並べることができる状態でJA香川県常磐支店より共選出荷されています。出荷先は大阪の市場、個別の名前は控えますが、あと滋賀県を中心に展開するスーパーマーケットであります。契約出荷により安定した価格での取引が可能となっています。 つまり、従来のトップセールスにより広く知名度を上げることも必要ではありますが、観音寺型の農業では、観音寺市の農地面積が小さいことから供給量に課題が残ります。そこで、観音寺型農業に適したトップセールスを提案いたします。様々なデータやネットワークを持つ農協営農センターと連携をし、各農産品の生産量や供給時期に適した流通先へのさらなるPRや新規開拓を行うことで価格の安定及び上昇、そして観音寺型農業の振興につながるものと考えます。 もちろん、目立つようなブランド化も必要な取組ではありますが、例えば滋賀県のスーパーでは、姉妹都市の草津市でも店舗を展開していることから、そのつながりを活用したPR活動は有効であると考えます。農協と連携した新たなトップセールスについて、市の考えをお伺いいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 ただいまの件についてでありますが、独自の販路を持たない小規模経営体にとりまして香川県農協はよりどころであり、大変大きな存在であります。香川県農協は、供給量に見合う出荷先を関西方面等で販路開拓しており、安定価格で取引されているため、生産者は助かっているとお聞きをいたしております。 香川県農協と連携したトップセールスにつきましては、コロナ禍等の影響で3年間実施できておりませんでしたが、早期に再開されることを願っておりますし、実施される際には、ぜひ参加したいと考えております。農産物の生産量や供給時期に適した流通先へのさらなるPRや新規開拓も必要な取組でございますので、香川県農協とも協議検討してまいりたいと考えております。 また、一方で、世界にも目を向ける必要があると思っております。東南アジア等諸外国における流通先の確保に向けて、国、県、関係機関との連携、また、国内外の私の人脈も活用し、農産物を含む地元産品の販路開拓がなされるよう、トップセールスを積極的に推進してまいりたいと考えております。 いずれにしましても、農産物の生産量や供給時期、流通先の需要に応じたトップセールスを効果的に実施してまいりたいと考えております。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 市長さんの広い人脈を生かすとともに、観音寺市がつくってきた、これまでのつながりも十分活用していただいて、ぜひトップセールスを進めていただきたいと思います。 次の質問に移らさせていただきます。 コロナ対策についてでありますが、この後、経済部長さんには現場の声が多く届いていると思われますので、部長さんから見る今の経済状況についての御所見をお伺いしたいと思いますが、これまでのコロナ対策では、ワクチン接種、そして人流抑制、経済活動自粛要請を強力に行い、感染防止に対応してきましたが、現在の感染拡大においては、人流の抑制や自粛を促すことも少なく、個人もしくは組織、団体に開催の判断を委ねる方向へシフトしてきました。 近い将来、5類相当への引下げも議論が始まったところではございますが、先は不透明かつ流動的で、人流抑制、経済活動自粛要請の補償も十分でない現状は、事業者にとっては厳しい状況にあると考えます。特に飲食業においては、利用を控える割合がコロナ以前の50%近く減少との報告があるように、濃厚接触者の定義がある以上、事実上の人流抑制、自粛につながり、補償のない現状に対する支援策を求める声も少なくありません。難しい状況下での事業者支援について市の考えをお伺いいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 コロナ対策についてでありますが、新型コロナウイルス感染拡大により、市内飲食業者の多くが依然として深刻な状況にあることは周知の事実でございますが、このたび、新型コロナウイルス感染拡大第7波の到来が追い打ちをかける結果となっております。行動制限や営業自粛要請がなくても、感染者数の増加が来客状況に大きく関係していることが浮き彫りとなり、対策の必要性を訴える声が高まりつつある状況にあると認識をいたしております。 市内においては、年末年始の商戦期を見据え、コロナ禍の影響で低迷する地域経済の下、消費購買を喚起し、地元消費の拡大を図ることにより中小・小規模事業者に活力を呼び戻すべく、観音寺市元気アップ商品券実行委員会により発行されるプレミアム付商品券が9月27日から市内一円において利用可能となります。 飲食事業者等を取り巻く状況等を鑑み、市といたしましては、これら現在実施中の支援施策等が最大限に活用されるよう推進することにより、飲食事業者を含めた市内事業者の営業継続支援に努めてまいりたいと考えております。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) ありがとうございます。 ここで経済部長さんにお伺いをしたいと思います。部長さんの元には、先ほども申し上げましたが、現場の声が多く届いていると思います。部長さんから見る今の市内経済状況について率直な御所見をお伺いしたいと思います。 ◎松原成範経済部長 議長──経済部長 ○詫間茂議長 経済部長 ◎松原成範経済部長 今の私の所見と申しますか、私のほうにも、また、担当課であります商工観光課のほうにも、いろんな御意見が寄せられているところではありますが、それを受けて、今、市長答弁にもございました中小規模事業者の活力をどうにか呼び戻したいということで、今月末にプレミアム商品券の紙ベースでの発売、また、近々幾つかの御質問も受けておりますけれども、デジタル商品券もスタートさせる予定にしております。 そういったことで、飲食店、小規模事業者の皆さんに少しでも活力の支援になればと、いろいろと部内、課内で協議をして、市長、副市長ともいろんな協議をさせていただいております。今後も、どれだけの効果が出るか、私もすごく期待はしておりますけれども、その効果も見ながら、いろんな施策を市長、副市長と考えていきたいと思います。また、議員の皆さんにもいろんな御意見をいただきながら、市内の中小規模の事業者の活力の支えになるよう日々考えて検討していきたいと思っております。 以上です。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 有症状者、無症状者、濃厚接触者の増加に伴いまして、市役所庁内においても業務に支障が出ている状況があります。それが民間企業も同様に、また、教育現場など経済活動や日常生活そのものに影響が拡大する中、岸田首相は、9月26日から全国一律で陽性者の全数届出を見直す旨を表明されました。有症状者の自宅待機期間を10日から7日に、無症状者を、検査と組み合わせて5日で解除も発表されました。感染状況も減少傾向に転じ、ウイズコロナの新たな局面を迎える今を苦しんでいる、困っている事業者、そして市民の皆様への適時な支援が必要と考えます。 答弁でありましたように、消費喚起策などあらゆる支援をお願いするとともに、国の動向によれば臨時議会または補正対応等々、議会としても対応できるよう環境を整えていきたいと思いますが、改めて市長さんの思いをお聞かせください。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 このコロナによりまして、ありとあらゆる産業が疲弊していると考えております。そのため、やはり国、県を中心、また、市も一緒になって、ありとあらゆる対策を、できる限りの対策をしていかなければいけないと思っておる次第であります。 あわせまして、ウイズコロナに向けて、しっかりと前に向いて、先を見据えて一歩一歩出ていかなければいけないと思っております。コロナ、コロナと言って消極的になるのではなくて、これからはウイズコロナの時代ということで、コロナと共存しながらやっていく時代ということで、積極的にいろいろな課題についてチャレンジし、課題を一つ一つ解決しながら、また、地元、市内がしっかりと、ありとあらゆる産業が活性化でき、また、元どおりになりますように、いろんな施策を講じながら、議員の皆さんとともに、また市民の皆さんとともに積極的に前に進めるように努力してまいりたいと思っておる次第であります。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) よろしくお願いいたします。 それでは、大きく次の質問に移らさせていただきます。 伊吹診療所について質問させていただきます。 医療の充実は定住に欠かせない条件であり、魅力でもあります。伊吹島の島民にとって伊吹診療所は最も身近な医療施設で、安心して暮らすために必要不可欠なサービスを提供しています。しかし、経年による老朽化から更新の声も聞こえてきます。伊吹診療所の施設概要等についてお伺いをいたします。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 伊吹診療所についてでありますが、観音寺市国民健康保険伊吹診療所は昭和56年3月25日に竣工し、41年が経過いたしております。建物の構造は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は196.26平方メートルとなっております。 診療所開設後、伊吹島住民の健康増進と医療の確保に努めているところであります。これまで雨漏り等の修繕を行いながら使用してきましたが、経年による老朽化が進んでいる状況です。 なお、伊吹診療所の過去3年間の診療件数ですが、令和元年度1,512件、令和2年度1,324件、令和3年度1,362件の診療を行っております。 以上です。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) この質問を含めて、残り3つは関連しておりますので、次の質問に移らさせていただきます。 2019年2月に、13棟を全半焼する火災が伊吹島で発生しました。消防団員として消火活動を行った際に、伊吹公民館にて炊き出しをいただきました。その際にお世話になりました島民の方々から、公民館の老朽化に対する御意見をいただきました。また、昨年の選挙時にも、同様に公民館の更新を希望される声を現地でいただきました。 公民館は、地域コミュニティーの中心を担う施設であり、田舎らしい田舎にとって重要な文化施設でもあります。伊吹公民館の施設概要についてお伺いをいたします。 ◎合田浩幸教育部長 議長──教育部長 ○詫間茂議長 教育部長 ◎合田浩幸教育部長 伊吹公民館についてでありますが、伊吹公民館は、木造瓦ぶき2階建て、延べ床面積391.23平方メートルの建物で、昭和41年11月に完成しました。開館後は、地域における定例行事や集会に加え、健康体操教室や編み物教室など様々な生涯学習の機会を提供する場として住民の皆様が利用されておりますが、築55年が経過していることから、経年による老朽化が進行しております。 なお、伊吹公民館の過去3年間の利用人数につきましては、令和元年度が延べ2,565人、令和2年度が延べ1,315人、昨年度が延べ998人であります。直近の2年間は、前年に比べて利用者が減少しておりますが、これは新型コロナウイルス感染症の影響によるものと思われます。 以上です。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) ありがとうございます。 続きまして、伊吹支所についてお伺いをいたします。 伊吹支所に限らず、観音寺市役所の支所機能は、住民の利便性を図るために各地に設置された窓口で、地域密着による様々な行政サービスを提供しています。中でも伊吹支所につきましては、さきに提案して対応していただいた伊吹航路の島民割があったとしても、交通の利便性からも支所機能の重要性は高いものと考えます。 伊吹支所についても、診療所並びに公民館と同様に老朽化が危惧されます。伊吹支所の施設概要についてお伺いいたします。 ◎薦田等市民部長 議長──市民部長 ○詫間茂議長 市民部長 ◎薦田等市民部長 伊吹支所についてでありますが、現在の伊吹支所は、伊吹開発総合センターの1階で業務を行っております。 施設概要といたしましては、構造は鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積は636.12平方メートルで、昭和54年8月に竣工いたしております。施設は耐震基準を満たしておりますが、竣工してから43年が経過しており、年々修繕の必要な箇所が増加しています。 施設の利用状況についてでありますが、施設内には老人憩の家や料理実習室、大会議室なども整備されていますが、現状といたしましては、地域住民が利用する機会はほとんどなく、支所業務に関連した利用が多くなっています。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 各施設の概要をお伺いいたしまして、伊吹診療所、伊吹公民館、そして伊吹支所は老朽化がそれぞれ進み、更新の時期を迎えてると思います。 そこで、最後に1点、提案をさせていただきます。3施設それぞれが必要な施設であるということを認識した上で更新すべきと考えますが、住民の減少や建て替え場所、利便性の観点から、3施設複合による整備を提案いたします。 メリットとして、3施設を個別に整備するより安く、そして、3施設が集まることで連携によるサービスの充実と地域コミュニティーの中心になります。防災の観点からも早急な対応が求められます。仮に旧小学校跡地を活用できれば、島内の交通の要衝となり、さらに利便性も向上するものと考えます。生活に直結する3施設をICT及びネットワークで完全につなぐなど、より利便性の高い時代に合った形で整備を行うことで、これからの40年、50年先まで安心して暮らすことができ、そして、価値観が多様化する中で移住・定住にもつながると考えます。3施設の複合整備について提案いたしますが、市の考えをお伺いいたします。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 ただいまの件についてでありますが、先ほど答弁しましたとおり、3施設とも、建築からかなりの年数が経過している施設が多く存在しており、修繕等が必要な箇所もありますので、地元住民の御意見をお伺いした上で、公共施設のあり方検討本部会議におきまして、再編整備も含めて今後の方向性について協議してまいります。 以上であります。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) 市長さんは就任されて10か月ということで、今回質問させていただいた3施設については、行かれたことはございますでしょうか、伺います。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 今年の頭に伊吹へ参りまして、いろいろな施設を拝見させていただきまして、いろいろと本当に傷んでるところもあるし、御苦労されているところ多々あるということを感じたわけでございます。 そんな中、今、五味議員御提案のとおり、一つにして再編してはどうかという御意見、そういったことを含め、また、他の事業等もいろいろ勘案しながら、公共施設のあり方検討本部等とも議論をしながら、また、住民の皆さん方の御意見を聞きながら前に進めていければと思っておる次第でございます。 ◆9番(五味伸亮議員) 議長──9番 ○詫間茂議長 9番 ◆9番(五味伸亮議員) まさに住民の方々の意見、最も重要であるというふうに思いますが、先ほど大久保議員さんが質問されたように、公表されない公共施設個別計画、これも庁内ではしっかり活用いただきまして、まさに中期的な計画に組み込んだ上で、一歩一歩着実に進めていただきたいと思います。ともに強く改めて要望し、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○詫間茂議長 最後に、4番合田隆胤議員の質問を許可します。 合田隆胤議員。 ◆4番(合田隆胤議員) 議席番号4番、自由民主党香川県連青年局次長、真風会、合田隆胤です。青年部から青年局に移行しております。議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。順番が前後したり、一部を次回に延期させていただくことも御了承ください。 質問の前に、我が国の元総理大臣がテロにより命を奪われ、数か月前に安倍総理と自民党本部で御挨拶させていただいたことを思い出します。暗殺という民主主義への暴力に屈することがあってはならないと分かっていても、これから自民党はどうなってしまうのかと、言いようのない喪失感が続きました。安倍総理なら、全国の若者に対して、こんなときこそ、ふるさとのために立って闘えとおっしゃっていただけると思うことができるようになり、新たな一歩を踏み出すことができるようになりました。 そして、メディアは、総理の功績や世界中から愛されたことは触れませんが、日本のために人生をささげてくださったことに感謝をし、思想がどうあれ、日本人ならば、亡くなった方へ手を合わす心のゆとりが欲しいと感じます。 そして、香川県においては、これまで県政に御尽力された浜田知事が御勇退された後、佐伯明浩市長とも関係がとても良好な池田知事が誕生いたしました。県議会の補欠選挙は、これまで大野原・豊浜、豊浜・大野原で守り続けた1議席を失うことになり、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。政治は私利私欲ではなく、心の底から市民を愛し、ふるさとを愛するものでなければならず、中身とバランスが本当に大切だと思います。ふるさと観音寺市が豊かさを取り戻せるようにと願い、質問に移ります。 本日も、傍聴席にお越しになっていただいてる市民の皆様に感謝申し上げるとともに、執行部の皆様には真摯で明快な答弁をよろしくお願いいたします。 1つ目です。公職選挙法について、執行部に答弁を求めます。 市民の方から質問があった具体的なことを幾つか例に挙げますので、シンプルに、分かりやすい言葉で御答弁をよろしくお願いいたします。 1つ、選挙区内の方に年賀状を出してもよいのか。1つ、祭りの御花はよいのか。1つ、神社等への寄附行為、例えば玉垣、ちょうちんなど。1つ、消防団への陣中見舞いなど。1つ、スポーツ少年団やクラブチームへの寄附など、執行部に答弁を求めます。 ◎小山定選挙管理委員会事務局長 議長──選挙管理委員会事務局長 ○詫間茂議長 選挙管理委員会事務局長 ◎小山定選挙管理委員会事務局長 公職選挙法についてでありますが、まず、選挙区内の方に年賀状を出すことにつきましては、同法第147条の2のあいさつ状の禁止に公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状その他これらに類するあいさつ状を出してはならないとありますので、抵触する場合があると思われます。 また、祭りの御花、神社等への寄附、消防団への陣中見舞い及びスポーツ少年団やクラブチームへの寄附につきましては、同法第199条の2第1項の公職の候補者等の寄附の禁止に当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするを問わず、寄附をしてはならないとありますので、抵触する場合があると考えています。 選挙管理委員会としましては、そのような説明になりますが、御了承いただきたいと思います。 以上でございます。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 最終は法の裁きですので、抵触するおそれがあるとかという言い回しでしか答えられないと思います。でも、しかし、結局のところは犯罪行為だと僕は思っております。本市が配布するパンフレットにも、クリーンな選挙、贈らない、求めない、受け取らないとありますが、昨年の市議会選挙の前から、来年の春の統一に向けて金品の授受の話が絶えず、市民の方から悲しい声を耳にいたします。何で大人はルールを守らないかと子どもたちに聞かれたらどう答えるのでしょうか。善良な市民の方は、犯罪だと知らずに、いつの間にか巻き込まれているあしき習慣がございます。選挙管理委員会としても周知不足だと思いますし、本気で取り組んでいない証拠だと思います。次代の候補者や市民のためにも、今後は断ち切るために、例に挙げた箇所にチラシを持参し、説明するなど季節やイベントごとにしっかりと情報発信をしていただきたいと思います。一言お願いいたします。 ◎小山定選挙管理委員会事務局長 議長──選挙管理委員会事務局長 ○詫間茂議長 選挙管理委員会事務局長 ◎小山定選挙管理委員会事務局長 挨拶状の禁止、それから寄附の禁止につきまして、委員会で話し合いまして啓発に努めてまいります。 以上でございます。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) しっかりとよろしくお願いいたします。 次は、議員親族事業者の公費助成の在り方についてです。 議員の親族に1,000万円を超える運営、経営などの公費助成する施設はございますか、執行部に答弁を求めます。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 議員の親族事業者への公費助成の在り方についてということでございますが、事業者からの助成、そのようなものにつきましては、どのような事業者になるか分かりませんし、また、議員の親族の情報も把握しておりませんので答えることはできません。 以上です。
    ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 次の質問に入りますというわけがございません。もう一度お伺いいたします。 議員の親族に年間1億を超える運営、経営など公費助成をする施設は把握しておりますでしょうか、執行部に明確な答弁を求めます。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 先ほど申しましたとおり、把握はいたしておりません。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) 私の通告は議長が許可をしております。この貴重な時間も、市民の大切な税金で行われております。 昨日、弁護士に相談したそうですが、そこまでして答えたくない理由というのか、そういうふうに思われても仕方がない行為はなぜでしょうか、お答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 御質問の内容が、議員の親族事業者への公費助成ということでございますので、そうした内容につきましては、法律等制度を踏まえた上においてお答えしなければなりません。したがって、法律の専門家である弁護士の意見、指導に基づいて答弁をさせていただいた次第であります。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) よく分からない答弁、すんません。 10億、100億の税金が流れていたとしても把握しない、ずさんな管理ということでよろしいでしょうか。市民に納得していただけると本当に思っていますか。 地方自治法第2編第6章第92条の2では、普通地方公共団体の議会の議員は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及び支配人又は主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人たることができません。したがって、地方公共団体の長あるいは議員が役員に関わるNPO法人に、その地方公共団体から事業を受託したり補助金を受けたりする場合、この法律に抵触するおそれがあります、とあります。 国や県でも、テレビやニュース、新聞報道でも、〇〇議員が親族の経営する事業やNPO、福祉団体などに事業を委託したとか、補助金が行ったなどの報道をよく耳にするところであります。本市においてもそういう事例はあるのか、ないのか。調べたことがあるのか、ないのか、お聞きいたしたいです。 また、ないのであれば、法の遵守者として、また、補助金や委託金、負担金は全て市長名で行われております。その中で、その調査をする気があるのか、ないのかをお答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 先ほども申し上げましたとおり、基本的には、市は議員と議員の親族についての情報は把握しておりません。それが第1番でございます。それから、負担金、補助金の事業者に対する制度につきましても、それを調べるというような部分についての制度の内容にもなっていないというように理解しておりますので、御了承のほど願いたいと思います。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) 今現在では理解していないということなので、次回、また改めてお聞きいたしますので、勉強していただいて。お願いします。公金の正しい使い方、正当性、倫理性を含めて改めて次回に問いたいと思いますので、次に行きます。 これまで何度となくヘルプマークや動物愛護関連の啓発について質問させていただいております。本市の結果といいますか、現状をお答えいただけたらと思っていましたが、少し端折りますので、よろしくお願いいたします。 弱者の味方、社会福祉課の課長も、仕事が早くて、高校生とのヘルプマークのコラボを現在は楽しみにしております。薦田市民部長と秘書課のエースがこだわって制作していただいたチラシの成果で、救える命、犬や猫が救えている結果が今増えているというすてきな現状です。本市がSNSで犬猫の迷子の発信をする際にも、制作していただいたすてきなチラシ画像も必ず添えていただきますようによろしくお願いいたします。 そして、子どもたちや保護者の周知ですが、各学校へのヘルプマークや動物愛護のポスター掲示、定期的に先生の言葉でしっかりと周知していただきますよう三野教育長にお願い申し上げます。 もう一点ですが、三豊市で愛され猫育成プロジェクト自治体クラウドファンディングが始まったのを御存じだと思います。これは野良猫を排除するのではなく、不妊去勢手術をして元の生活に戻す。そして、地域で愛され猫として、人と猫が幸せに暮らすというプロジェクトが開始されました。本市でも同様の動きができるのではないかと、8月初旬、担当課課長へ相談させていただきましたが、進捗状況をお聞かせください。 ◎薦田等市民部長 議長──市民部長 ○詫間茂議長 市民部長 ◎薦田等市民部長 自治体クラウドファンディングについてでありますが、これまで県内の自治体において、クラウドファンディングを利用して野良猫などの不妊去勢手術費などの寄附受付を行っているのは、香川県、高松市、坂出市、三豊市の4自治体であります。 本市においては、現在、飼い犬、飼い猫に対して不妊去勢手術費の補助を行っていますが、動物愛護の観点から、三豊市の状況も踏まえ、本市でも実施できるよう検討してまいります。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 薦田市民部長は、こつこつと市民のために真面目に仕事をするスタイルです。生活環境課の課長は、スピーディーに仕事を進める方なので、今回のクラウドファンディングの件ですが、本市でも実施を進めていけるように検討してまいりますということですが、目標ですね、いつ頃までにというのをお答えいただけますか。 ◎薦田等市民部長 議長──市民部長 ○詫間茂議長 市民部長 ◎薦田等市民部長 ただいまの件につきましては、時期につきましては、クラウドファンディングの制度設計や野良猫の認定、補助金額などに関する検討する項目も多くありますが、できるだけ早く検討してまいりたいと思っております。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) できるだけという答弁ではなく、もう10月までぐらいに。三豊市にサンプルがありますので、実現できるように御尽力ください。 次の質問に入ります。 コロナワクチンについてです。3月、6月議会に引き続きコロナ関係の質問です。 この場で私が何度も何度も発言していますが、ワクチンを打つ、打たないは自由です。副反応問題、後遺症問題、子どもたちへの接種問題などのリスクの部分について、本市の情報発信では偏りがあり、判断材料にならないといつも伝えております。命と健康を守るんだという気概が全く感じられません。市民の冷静な判断材料はメディアではなく、もう地方行政にしかないと僕は思っております。 質問です。 ワクチン接種後に重篤及び亡くなったとされる副反応疑いの累計をお答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 副反応疑い報告の状況についてでありますが、厚生労働省の資料によりますと、全国における予防接種開始から令和4年8月7日までの医療機関からの副反応疑い報告件数は3万4,612件であります。副反応疑い報告のうち、重篤報告件数が7,720件、アナフィラキシー疑いの報告件数が3,277件、死亡事例の報告件数が1,816件となっております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 イギリスの安全保障庁の報告でも、未接種よりも3回接種の方が3倍、4倍ほど陽性が多いとあり、厚労省から発表されたデータで、ワクチン未接種者よりも2回目、3回目の接種者のほうが感染率が高かったという事実はございますか。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 新型コロナワクチン接種後の感染率についてでありますが、このことにつきましても、厚生労働省の資料によりますと、令和4年8月15日から8月21日までのデータでは、10万人当たりの新規陽性者数を10の年齢階級別に未接種と接種済みで比較しましたところ、2回接種済みでは7階級で、3回接種済みでは4階級で、接種済みの新規陽性者が未接種を上回るデータが報告されております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 今の答弁も、見える化、グラフ化できる案件です。浜松市ではできておりますが、本市では、まだまだ努力不足だと思います。 ファイザーの社長ですら、ワクチンの有効に疑問を持ってるのは御存じだと思います。テレビでもおなじみの感染症の専門家である昭和大学の二木教授は、接種開始の当初は95%の有効率がある非常に優秀なワクチンだと言ってましたが、その1年後には、この程度のワクチンと発言されております。 さらに、ワクチンの中には、添加物、化学物質が含まれておりますので、ブースター接種を繰り返すと、帯状疱疹、リウマチ、ヘルペス、がん、心筋炎といった様々な免疫不全になるおそれがあると警鐘を鳴らす方も少なくありません。また、海外では超過死亡数と相関関係が見えてきたところもあります。2回の接種で元の生活に戻れると言っていたワクチン、2回、3回、5回とワクチンを打ち続けると、市民の体はどうなりますか、お答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 ただいまの新型コロナワクチンを打ち続けるとどうなるかということについてでありますが、これにつきましても、厚生労働省によりますと、新型コロナワクチンを接種した方で、ワクチン接種によって体内にできた抗体が、ウイルスの感染や症状をむしろ促進してしまう、いわゆる抗体依存性感染増強が生じたという報告は、現時点において確認されておりません。 まれにではありますが、ワクチン接種によりウイルスに感染したときの症状が増強してしまうワクチン関連疾患増強が起こることがあるため、引き続き情報を収集していくことが必要であるとされております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 死亡事例が1,800人を超えて、インフルのワクチンなら、即、停止だと思います。そして、様々な障害も議論されているのにもかかわらず、現時点では確認されていません、引き続き情報を収集っていう答弁をしていて、おかしいとは思わないんでしょうか。 実は、私の身近なところでも、中学生の女の子が亡くなっております。香川県ではデータを取っていないようなので、大阪府の出しているデータの中にワクチン接種歴の死亡者ですが、複数回接種の方のほうが圧倒的に多かったという事実はございますか、お答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 ただいまの件でございますが、第80回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の資料によりますと、大阪府における6月25日から8月21日までに判明した新規陽性者数のうち、死亡者数は579名で、その内訳につきましては、未接種者67名、1回接種者8名、2回接種者65名、3回接種者227名、4回接種者40名、不明172名と公表されております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 不明者を除いた407名の死亡者のうち340人の方が接種者っていうのは、すごく疑問に思います。前回、本市独自でグラフ化し、保護者へのプリントの配布、広報への掲載、SNSで積極的に配信すると答弁をいただきましたが、一向に進んでおらず、市民の方からも、本市に対して落胆の声や怒りの声が聞こえております。どんどん市民を不安にさせていることに気がついてください。 どこの国よりも感染症対策をし、ワクチンを打っているのにもかかわらず、世界一の感染者数をたたき出している結果を見て、対策にどのような意味があったと言えるのでしょうか。ワクチンありきではなく、なぜ人間本来の免疫の大切さをしっかりと発信しないのか、お答えください。 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 ただいまの件につきまして、私は医者でもありませんし、また、感染症の専門家でもありませんので、今の答弁につきましては分からないというお答えしかできないので、御了承願いたいと思います。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) 医者でなくても、専門家でなくても、市民を守るんだという気持ちさえあれば、自分で調べることは可能やと思うんです。今まで免疫の大切さというのは、広報にも何回かは発信していただいとんですけど、そのことを問うてるんですが、ちょっと答弁がずれているので、どうしましょうか。次、進みますね。 まずは免疫、学校やSNSでもしっかりと発信していただきたいと思います。歯周病や虫歯、毛細血管からインフルエンザやコロナも侵入してくるという話も出ております。香川県議会のデータを基に国会でも発言があったと思われます。 食事、栄養、睡眠、運動、ストレスをためない、そして常在菌の大切さ。先ほども言いましたが、この壊れた状況を元に戻せるのは、地方行政として市民の認識だと思います。感染した高齢者は、家族にも会えない、面会もできない、ベッドの上で一人で息を引き取る場合もございます。そんな最期を望む方はどれだけいるのでしょうか。出産間近に感染してしまった妊婦さんは帝王切開になる。こんな社会、隔離社会が本当に幸せなのでしょうか。人の幸せを一番考えるべき職業の我々が何をしているのかと本当に疑問に思います。しっかりと第一歩を踏み出して、市民の命と健康、子どもたちの健康被害のサポートをしっかりと本市でも行ってください。 次に、人材育成の進捗状況について、執行部に答弁を求めます。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 人材育成についてでありますが、3月定例会での御質問、人材育成についての進捗状況はということでございますが、前回申し上げましたように、職員の人材育成に当たっては、これまでの前例踏襲ではなく、疑問を持って物事に当たり、そして、できない理由を考えるのではなく、できる方法を考えてみる、そういった姿勢が高い創造性を持った職員の育成につながると考えております。 このような高い創造性を持った職員の育成につきましては一朝一夕に進むものではございませんが、今後とも職員との対話を重ね、市民サービス向上のためにも、その育成に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 お考えください。すぐ先の未来、10年後、20年後に、このまちの行政が正常に機能して市民が幸せに暮らせていると思いますか。田園都市国家、50年前ほどに大平正芳総理が唱えた国家構想です。地方が元気になる、地方が発展することが日本が元気になるとおっしゃっていました。 地方が元気になることを追求すれば、地方行政に活力がなければ衰退いたします。もっといえば、本市の職員に元気がなければ、本市のV字回復は望めません。一朝一夕で進む話ではないとおっしゃってましたが、本市にとって、どんな職員を育てたくて、10年後、20年後、どんな観音寺市を目指して人材育成を考えますか、執行部に答弁を求めます。我こそはという方、お答えください。 ◎土井久史政策部長 議長──政策部長 ○詫間茂議長 政策部長 ◎土井久史政策部長 令和3年3月に改正いたしました観音寺市人材育成基本方針においては、求められる職員像として5つほど上げております。市民顧客思考のもとに、市民の立場で考え、市民とともにまちづくりに取り組む職員、専門的知識や能力を修得し、柔軟かつ的確に職務を遂行できる職員、高いコスト意識を持ち、経営感覚を持ち、多様化するニーズに対応できる職員、4番目としては、自らの能力を高めるとともに、部下や後輩を育成し、組織力を向上させる職員、全体の奉仕者としての使命と責任を自覚するとともに、高い倫理観を保持し、市民に信頼される職員。この職員像を目指すことによって持続可能な観音寺市がつくれると考えております。 以上です。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。 佐伯市長とは17年以上の御縁になりました。この間にたくさんの方と縁をつないでいただき、今も多くの方にかわいがっていただいております。大げんかもしました、あほなことを言って、みんなと大声で笑いました、何でも言うておいでと言われたので、素直に何百と相談事を持っていくと、ほんまに何でも言うてくるんじゃといじられました。でも、ほぼ100%、市民、県民の悩みを解決し、夢を形にしてくれました。 佐伯さんは、正直者がばかを見ない、優しく思いやりのある政治をすると断言し、色あせることなく、こうして市長になられて御活躍され、私は、その大きな背中を見て、結果、市議として、このように壇上に立たせていただいております。これも人材育成だと思います。私の政治生命を奪ってやると陰で言う議員もいれば、井下さんや豊浦さんはもちろんですが、立石さん、大矢さん、石山さん、白川君、大久保さん、大平さん、伊丹さん、詫間先生、会派は別ですが、相談があれば、いつでも飛び込ませていただける、これも人材育成だと思います。 人材育成の共通点は、器の大きさ、人との縁を大切にすること、佐伯市長の掲げる優しさ、思いやりだと感じております。結論、愛がなければ人は育たず、育てられないということだと思いますので、愛を持って人材育成をよろしくお願いいたします。 佐伯明浩市長、前回、職員に対してのエールを送っていただきましたが、若手の職員から、市長がああやってどんどん挑戦しろと言ってくれる言葉は本当にうれしいという声が聞こえてきました。コロナ禍で疲弊した職員に対し、夢や希望を、いま一度エールというか、愛を送っていただきたいと思いますが、一言お願いいたします。 ◎佐伯明浩市長 議長──市長 ○詫間茂議長 市長 ◎佐伯明浩市長 観音寺市の職員は、観音寺市にとりまして宝だと思っております。これから持続可能な発展し続けるまちといたしまして、職員の能力を最大限に発揮していただくために、しっかりと前に進んでいただきたいと思っております。 そして、やはりチャレンジを恐れずに前に進んでいっていただきたいと思います。チャレンジをすれば、いろいろ失敗やリスクもかかろうかと思います。しかしながら、チャレンジなくして成功もないと思いますし、やはり、しっかりと一つ一つ前に進むこと、いろいろなことにトライするということが非常に重要ではないかと思っておる次第であります。 私もいろいろとチャレンジをさせていただいております。ただ単に平々凡々と同じことをすれば、リスクもなく、そして摩擦もなく、批判もないかも分かりませんが、チャレンジすることによっていろんな批判、また摩擦もできるかと思いますが、まさしく市の発展のため、今後、市がこの地域の持続可能なまちとして、そして、将来に夢や希望、誇りが持てるまちとして進むために、市の職員には、しっかりとこれからもトライをしていっていただきたいと思っております。そして、人の悪口を言わず、人に対して非常に前向きに考えていただきたいと思っております。 私、1回目の選挙から、ある方に大平総理がこんなことを昔言ってたということを言っておられました。大平総理の言葉ですが、私は選挙を知らないので、全てのことを任す。しかしながら、他の人、また相手に対して、絶対に悪口を言わないでくれと、そのことは、私も、いまだに胸に刻んで、人の悪口、そして相手候補の悪口は一切言わないように心がけてきております。人間ですから多少出るかも分かりませんが、そういった気持ちを持って、人の悪口を言わない、そして人に対して失礼なことをしない、それをしっかりしながら一人一人が職員の自覚を持って、そして、職員たるもの公職である、公僕であることを忘れずに、そして、何よりも元気に明るくやっていただきたいと思っております。これが観音寺市の未来に向けて非常に重要なことではないかと思っております。 そして、失敗すれば、責任者は長でございますが、責任者がしっかりと責任を取るということを皆様に言い続けていきたいと思っておりますので、これからもどんどんチャレンジをして前向きに進んでいただきたいと思っておる次第であります。 以上であります。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。特に若手の職員には声を掛けてあげてください。 最後になりますが、昨日、大久保議員さんたちが萩原の友達7名と言ってましたが、春に県議選を筋として、豊浜から出さんと観音寺市全体のバランスがよくないし、豊浜に恩返しをせないかん。合田君の名前を出しとるきんのという話がありました。大野原の方が過疎地域に選ばれてしまった豊浜をちゃんと見てくれていることが心からうれしかったです。父は豊浜、母は大野原、私の体には2町の血が流れております。豊浜・大野原、大野原・豊浜の皆さんが、そして、佐伯市長や篠原先生が守り続けていただいた議席を失うことが、どんなに悔しくて、悔しくて眠れずに申し訳ない気持ちでいっぱいだったか。 政治は私利私欲ではなく、心の底から人を愛し、ふるさとを愛する者でなければなりません。私にはお金で人を引き寄せる力はありませんが、尊敬する仲間、ふるさとを愛する市民の皆様、くそ生意気な私を叱咤激励してくださる先輩議員、千佳子さんや優子さん、岸上君のような純粋な目線、そして、1,000を超える実績が武器でございます。先ほどおっしゃってたとおり、誹謗中傷ではなく、正々堂々と真っ向勝負で命ある限り、観音寺市の未来を守るため、愛を持って全力で闘いますので、どうぞこれからも御指導よろしくお願いいたします。 自由民主党香川県連青年局次長、真風会、合田隆胤です。御清聴ありがとうございました。              〔挽田公孝 副市長「議長、すいません。先ほどの……。勘違いしておりましたので、もう一度、質問を言っていただけますか。ワクチンの免疫のことですか。ちょっとその前のことだけ聞きよったんで。答弁を勘違いしておりましたんで。答弁をやり直させてください」と呼ぶ〕 ◎挽田公孝副市長 議長──副市長 ○詫間茂議長 副市長 ◎挽田公孝副市長 すいません、先ほど私が、うっかり質問の内容を前段だけ聞いて勘違いしたんで、最後ですが、答弁のやり直しをさせていただきます。 合田議員からの質問の内容は、免疫の大切さについての発信はどうですかっていうことだったと思いますが、合田隆胤議員が以前より御指摘されておりましたとおり、手洗いやマスクの着用等の感染防止対策のほか、免疫力を高める体づくりのために規則正しい生活習慣を身につけ、適度な運動、栄養バランスの取れた食生活、睡眠時間の確保などが大切であると認識いたしております。 なお、免疫力を高める体づくりにつきましては、令和3年8月号の広報かんおんじで紹介いたしましたが、さらに、本年10月号の広報かんおんじで、口腔内の衛生状態を清潔に保つことが免疫力の低下を防ぎ、ウイルスの感染予防につながることなどを紹介することと予定しております。 今後も、新型コロナウイルス感染症予防の基本的対策に加え、免疫の大切さや健康づくりのための啓発活動に、各種団体や関係機関の協力を得ながら積極的に取り組んでまいりますので、どうか御理解よろしくお願いします。 どうも失礼いたしました。 ◆4番(合田隆胤議員) 議長──4番 ○詫間茂議長 4番 ◆4番(合田隆胤議員) ありがとうございます。すんません、いろいろと言うたんで、こんがらがってたかもしれません。 ワクチンというのは、あくまでも獲得免疫なので、自然免疫、自分の体が一番基礎になります。ウイルスが体に入ったからといって、それがすぐに暴露状態から感染になるということはありません。その感染にならない状態をつくるのが、先ほどの大切な自然免疫──獲得免疫ではなく、日頃からの食生活、睡眠、栄養、軽い運動、ストレスをためないなど、そして口腔ケア──歯なんですけど、毛細血管が傷ついていたら、虫歯、歯周病などから菌は入ってきますので、口腔ケアを第一に大切にしていただければ強い体を維持できると思いますので、そういう発信をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○詫間茂議長 以上で通告によります質問は全て終了しました。 これをもって一般質問を終結します。 お諮りします。 委員会審査のため、12日、13日、14日、15日、16日、20日及び21日の7日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○詫間茂議長 御異議なしと認めます。よって、12日、13日、14日、15日、16日、20日及び21日の7日間は休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 継続市議会は9月22日午前10時より会議を開きます。 本日はこれにて散会します。              午後0時31分 散会...