丸亀市議会 > 2021-03-03 >
03月03日-04号

  • 指定管理者(/)
ツイート シェア
  1. 丸亀市議会 2021-03-03
    03月03日-04号


    取得元: 丸亀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 3年第1回 3月定例会         令和3年第1回丸亀市議会3月定例会継続会会議録  令和3年3月3日(水) 午前10時             ───────────────  出席議員 24名 1番  武  田  孝  三 君  │  14番  横  田  隼  人 君 2番  竹  田  英  司 君  │  15番  小  橋  清  信 君 3番  東     由  美 君  │  16番  横  川  重  行 君 4番  中  谷  真 裕 美 君  │  17番  松  浦  正  武 君 5番  神  田  泰  孝 君  │  18番  加  藤  正  員 君 6番  岡  田     剛 君  │  19番  山  本  直  久 君 7番  大  西     浩 君  │  20番  大  前  誠  治 君 8番  香  川     勝 君  │  21番  福  部  正  人 君 9番  三  宅  真  弓 君  │  22番  内  田  俊  英 君 10番  川  田  匡  文 君  │  23番  水  本  徹  雄 君 11番  真  鍋  順  穗 君  │  24番  国  方  功  夫 君 13番  多  田  光  廣 君  │  25番  片  山  圭  之 君             ───────────────  欠席議員 なし             ───────────────  説明のため出席した市長       梶   正 治 君 │ 財政課長     宮 西 浩 二 君副市長      徳 田 善 紀 君 │ 子育て支援課長  二 宮 卓 也 君教育長      金 丸 眞 明 君 │ 健康課長     奥 村 登士美 君モーターボート競走事業管理者     │ 都市計画課長   冨士川   貴 君         大 林   諭 君 │市長公室長    横 田 拓 也 君 │ 建設課長     伊 藤 秀 俊 君総務部長     栗 山 佳 子 君 │ 下水道課長    山 本 裕 章 君健康福祉部長   宮 本 克 之 君 │ 産業観光課長   林   裕 司 君都市整備部長   吉 本 博 之 君 │ 文化課長     平 尾   聖 君産業文化部長   山 地 幸 夫 君 │ 農林水産課長   横 井 隆 浩 君教育部長     石 井 克 範 君 │ 教育部総務課長  吉 野 隆 志 君職員課長     井 上 孝 敏 君 │ 幼保運営課長   黒 田 千 絵 君秘書政策課長   窪 田 徹 也 君 │ 農業委員会事務局長小 西 裕 幸 君庶務課長     小 田 健 二 君 │             ───────────────  事務局職員出席事務局長     渡 辺 研 介 君 │ 主査       高 橋 幸 見 君次長       平 尾 哲 男 君 │ 主任       伊 藤   傑 君総括担当長    松 尾 耕 平 君 │             ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 議案第16号から議案第33号まで   議案第16号 令和3年度丸亀市一般会計予算   議案第17号 令和3年度丸亀市国民健康保険特別会計予算   議案第18号 令和3年度丸亀市国民健康保険診療所特別会計予算   議案第19号 令和3年度丸亀市駐車場特別会計予算   議案第20号 令和3年度丸亀市後期高齢医療特別会計予算   議案第21号 令和3年度丸亀市介護保険特別会計予算   議案第22号 令和3年度丸亀市介護保険サービス事業特別会計予算   議案第23号 令和3年度丸亀市下水道事業会計予算   議案第24号 令和3年度丸亀市モーターボート競走事業会計予算   議案第25号 丸亀市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について   議案第26号 丸亀市公文書等の管理に関する条例の制定について   議案第27号 丸亀市手話言語条例の制定について   議案第28号 丸亀市障がいのある人の情報保障及びコミュニケーション手段の利用促進に関する条例の制定について   議案第29号 丸亀市市民福祉医療費助成条例の一部改正について   議案第30号 丸亀市介護保険条例の一部改正について   議案第31号 丸亀市コミュニティセンター条例の一部改正について   議案第32号 丸亀市火災予防条例の一部改正について   議案第33号 モーターボート競走施行に係る事務の受託に関する協議について(香川県中部広域競艇事業組合)             ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第16号から議案第33号まで             ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕 ○議長(山本直久君) ただいまから令和3年第1回丸亀市議会3月定例会継続会を開会いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。   本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山本直久君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番横川重行君、17番松浦正武君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第16号から議案第33号まで ○議長(山本直久君) 日程第2、議案第16号から議案第33号までを一括議題といたします。   昨日に引き続き、総括質疑を行います。   17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) ただいまから総括質疑を行います。   私は、議案第16号「令和3年度丸亀市一般会計予算」中の大綱3点についてお尋ねいたしたいと思います。   まず第一に、農林水産業費についてお尋ねいたします。   農林水産業の振興は、そこに働いている人々やその家族の生活を守るだけでなく、人間が生きていくための食料を確保していくという大事な事業の一つだと考えております。そして、現在では、コロナ禍の中で国際的に食料が逼迫しているという情報も寄せられてきております。トウモロコシや大豆などがそのような状況であるという分析もなされておりますだけに、ぜひともそうした観点で丸亀市民の生活を守るという観点での御答弁をいただきたいと思います。   まず第一に、水産業についてであります。   重要稚仔放流事業についてであります。   魚種の選定や放流量の決定に当たって、どのようにされているでしょうか、具体的に効果が生み出されるような施策が反映されているようでありますか、この点について御説明をいただきたいと思います。   次に、今年度はどのようなことに力を注いでいるのか。この点についても言及していただきたいと思います。単年度での効果というのは、なかなか生じないと私は考えております。数年にわたって、あるいは市町間にまたがっての放流事業でなければ、その効果は生み出されないと考えますので、今年度についてはどのようなことに力を注いでいるのかについて説明をいただきたいと思います。   そして、3点目は、この事業を通じて丸亀市民の食卓を豊かなものにしているのでしょうか。どのような状況にあるのか、御説明をいただきたいと思います。   それに加えまして、学校給食の期待に応えるようなものになっているのでしょうか。この点についても御説明を加えていただきたいと思います。   そして、次には、この漁業を営んでいくために、その後継は育っているのでしょうか。担い手対策とも併せて、どのように進行しているのか、御説明をいただきたいと思います。   漁業について、最後になりますけれども、豊かな海になるように、藻場作りなどの漁場の確保はどのようにされていますか。海が豊かになれば魚や貝がたくさん採れます。そして、私たちの食卓を豊かにすると思いますから、豊かな海になるような藻場作りについてどのようにされているのか、御説明いただきたいと思います。   この事業につきましても、多大な経費がかかると考えております。香川県との協調は欠かせないものでありますから、この点についても御説明をいただきたいと思います。 ○議長(山本直久君) ただいまの質疑に対し、理事の答弁を求めます。   産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 水産業についての御質問にお答えいたします。   最初に、重要稚仔放流事業における魚種の選定、放流量の決定に当たって、どのようにしているかとの御質問でございますが、魚種につきましては、消費ニーズの把握、放流海域への定着性や漁業環境との適応性、成魚の回収率のほか、漁業の漁法や就業エリアなど実際の捕獲実態にも寄り添いながら、丸亀市漁業協同組合本島漁業協同組合をはじめ、県や水産関係団体との協議を重ねて選定をしております。   また、放流量につきましては、できる限り多くの放流が望まれるところではございますが、県及び市の補助事業を活用した事業であり、地元負担も必要となりますことから、魚種ごとに両漁協の要望量の調査を行い決定することとしております。   次に、新年度はどのようなことに力を注いでいく予定かとの御質問でございますが、水産資源の確保により漁業の皆様の経営が安定いたしますよう、継続してクルマエビやヒラメなどの放流事業を行うこととしております。また、新年度から高級食材であるアワビの試験放流の実施を予定しており、本市の新たな水産品ブランドとなりますよう取り組むこととしております。   次に、この事業を通して市民の食卓を豊かなものにしているか、学校給食の期待に応えるものとなっているかとの御質問でございますが、成長した魚介類は、地元の市場等を通じてスーパーなど店頭に並べられ、瀬戸内海のおいしい海の幸として市民の皆様の食卓を豊かにしております。   一方、学校給食への魚介類の提供は、子供たちに地元の魚介類のすばらしさを体験してもらう絶好の機会ではありますが、学校給食には期日に決められた数量が必要となるため、天候や不漁に左右されず安定して数量が確保できます養殖魚が中心に提供をされているのが現状でございます。   そこで、本市では、子供たちに魚介類に触れてもらう機会の創出といたしまして、毎年、香川県水産振興協会が所有する水槽を搭載したトラック「おさかなシャトル」により小学校などに赴き、瀬戸内海でとれたタイ、ヒラメ、ハマチなどを見てもらい、説明などを行うPR活動を行っており、本年度は飯山南小学校など4校で実施をしております。   また、本年度はコロナ禍で開催中止となりましたが、例年11月に中讃の近隣沿岸部が連携して「秋のぴちぴちとれたて市」を開催しており、市民の皆様に地元水産物への理解を深めていただくとともに消費拡大に努めております。   次に、漁業の後継についての御質問でございますが、議員御承知のとおり、漁業の高齢化により後継不足が深刻化をしており、担い手の育成が急務となっております。香川県では、新規の漁業を確保する窓口として香川県漁業就業確保育成センターを設置し、就業相談から就業後までの一貫したサポートが行われており、また、かがわ漁業塾を開催し、漁業の経験や知識がないことなどにより漁業就業を断念していた方を対象に、知識、技術指導を行い、新たな担い手の育成を行っております。また、県に認定された漁業士などが中心となって現場における技術指導が行われておりますほか、新規就業に対する漁船漁具のリースによる支援事業により初期負担の軽減が図られます。   本市といたしましては、これらの情報を広く周知し、県や関係団体と連携して後継及び担い手の育成に努めてまいりたいと考えております。   次に、豊かな海になるような藻場作りなど漁場の確保についての御質問でございますが、藻場は、水産動物の産卵や幼魚の育成の場のほか、生物多様性の確保の機能や水質浄化の機能、波を弱める海岸保全の機能など重要な役割を担っております。高度成長期の干拓や埋立ての影響等により藻場が減少したことから、県では平成9年度より、継続して岩石やコンクリート製品を海底に沈め、藻場の再生に努めているところでございます。丸亀沖におきましても、平成14年度から平成18年度まで設置され、本年度から再び設置をされております。   本市といたしましては、県との連携を密にし、引き続き藻場再生事業の継続を要望することで豊かな漁場の確保につなげてまいりたいと存じます。御理解を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) 御答弁ありがとうございます。   重要稚仔放流事業についてですけれども、やはり何といっても、漁業の皆さん、とりわけ、それを取りまとめている漁協の皆さんとの密接な協議というのは不可欠だと思います。ただ、放流事業にあっては、田んぼと違って、この地域だけに放流した魚がじっとしていてくださいねと言っても、それは香川県、瀬戸内海それぞれ自由に動いているという認識の上に立って、私はそのような立場からも、引き続き関係市町、県との連携をしっかり深めていただきたいと思います。   あわせて、御答弁の中にありましたように、この放流事業には地元負担をいただいていると伺いました。今以上に増やすとすれば、地元負担ですね、漁協の皆さんの負担も大きくなるわけで、そのあたりの負担率の改善についても、県との協議をさらにテーマを絞り込んで深めていただきたいと思います。   それは、放流した魚が、一般市民の釣りてんぐあるいは釣り公望の皆さんにも海へ釣りに行く余暇活動の一つとして、瀬戸内海での魚を釣りに行くという、そうしたことにも役立つわけでありますから、そうした観点からも、政策的に加味していただくようにお願いいたしたいと思います。要望をいたしておきます。   次に、学校給食、これについても、適用するには、期日が決められていること、そして数量が必要であるということは、かねてからの課題ですね。飯山給食センター中央給食センター、第2給食センターそれぞれ合計すると1万食を超えるものですから、一度に一つのものが要るという大変困難なことだと思います。この点につきましても、ぜひ給食の調材をしていくに当たって前広に検討して、例えば、学校単位で一つの魚種を毎日リレー方式でつないでいくような検討をしていただきたい。今すぐというわけにはいかないでしょうから、そんな意味での検討を加えていただきたいと思います。要望であります。   もう一点、これも要望になりますけれども、魚礁の設置あるいは藻場の育成というのも、これも市単独では大変困難な事業でありますから、これも今以上に関係団体などとの協議を深めて継続的な事業継続をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。   続いて、農業費についてお尋ねいたしたいと思います。   たくさんの農産物を生み出している農地は、本当に減少するばかりであります。農地が農地として維持していくための法律や様々な支援策が今日まで取られてきておりますが、一向に成果が出ていないようでありますから、その施策について、さらに強化していかなければならないと私は考えております。その前提条件といたしまして、まず第一に、農地転用の状況について説明をいただきたいと思います。件数や面積、そして用途についても、その割合で結構ですから御説明をいただきたいと思います。   そして、二つ目は、田んぼは、もう皆さん御承知のように、洪水調整機能を持っております。宅地などに替わると、用水路に雨水があふれるような経験がございませんか。私は幾度か経験をいたしております。農地転用に伴っての洪水調整対策といいますか、この対策について丸亀市はどのようにされているのか、お示しを願いたいと思います。   3点目は、農地の転用によって、隣接する農地に影響を多大に受ける場合があっても、現在では、農家はただ受忍するだけ、黙って我慢をするだけなのでしょうか。救済する手だて、方法はなのでしょうか、御説明をいただきたいと思います。   4点目は、香川県は、水稲作付面積を増やしましょうと取り組んでおります。全国的には、米余り現象として減反政策に取り組んでいるわけですけれども、香川県は水稲作付面積を増やしましょうと取り組んでおります。丸亀市は、この香川県方式に対しまして、具体的にどのように進めていくのでしょうか。強い決意と具体策をお示しいただきたいと思います。   5番目に、お米は、よい味、おいしい味でなければ食べていただけません。農家では、良食味で、天候に左右されずに安定した収量を確保するために、現在では、基本に立ち返って土づくりから始めようと考えております。香川県農業改良普及センターにおきましても、この指導を県下的に取組をしていただいております。講習会では、その地区の状況を基に、土壌分析に基づいた個別指導や面談ができる体制が現在求められていると考えております。どのように考えておりますか。   また、牛ふん堆肥を活用した肥料設計が、現在、有機栽培、減農薬、減化学肥料というふうに見直され始めております。私は、具体的に取組を始めるときだと考えております。具体的に丸亀市の施策についてお示しをいただきたいと思います。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) おはようございます。   17番松浦議員の農林水産業費についての御質問のうち、丸亀市における水稲作付面積拡大への強い決意と具体策についての御質問にお答えいたします。   議員御案内のとおり、本県におきましては、近年、主食用米の作付面積が毎年400ヘクタール規模で減少し、生産数量目標を大きく下回っていることから、産地としての米の生産量の確保や水田農業の維持が危ぶまれる状況になっております。このため、広く生産に対し、積極的な作付拡大と適切な栽培管理による生産量の確保が図られますよう施策を展開し、これらの情勢に歯止めをかけるべく取り組んでいるところです。   本市におきましても、水稲作付面積の減少は同様であり、令和2年産水稲の生産数量目標1,300ヘクタールに対し作付面積は1,183.4ヘクタールにとどまり、約117ヘクタール下回っている状況でございます。また、5年前の平成28年産の作付面積と対比しますと、141ヘクタールもの減少が見られております。   本市農業の基幹作物であります水稲生産の衰退は、市民の生活に必要な食料の確保がおろそかになることだけでなく、作付されなくなった農地の荒廃化による生活環境の悪化や水田の保水、貯留機能の低下による洪水や浸水など被災時の危険性、また、農家のみならず市民の生活に必要なインフラである農道や水路、ため池の維持等の問題など様々な影響が出てくるものと考えられます。   そこで、これらに歯止めをかけるため、本市や県農業改良普及センター、JA等で構成する丸亀市地域農業再生協議会において経営所得安定対策等産地交付金を実施しており、令和2年度からは、水稲の後作である二毛作の野菜も対象となるよう適用範囲を拡大したところです。このことにより、水稲中心の生産や兼業農家の方にも安心して水稲の生産拡大に取り組んでいただき、地域の貴重な財産である水田の機能をフル活用した生産性の高い産地づくりを図っております。   また、農家の高齢化や後継不足などで離農が進む中、地域の水稲生産の中心となる認定農業集落営農法人に対しましては、県単独事業を活用し、水稲生産に要する機械、施設を導入する際に市の補助金を上乗せする支援を行っております。さらに、香川県農地機構の農地集積専門員を飯山、綾歌の両市民総合センターに配置し、これら担い手農業へ農地の集積が円滑に行われる体制を整備しております。   本市といたしましては、これらの施策をフルに活用しますとともに、今後も引き続き関係機関との連携を強化し、米の需要に見合った生産の確保に重点を置き、主食用水稲と麦や野菜などの二毛作を基本とした作付を促し、水稲作付面積の拡大が図られますよう強力に推進してまいります。   また、米の生産調整は国策であり、全国規模の米余りに対する一律の生産抑制策ではなく、本県特有の状況に配慮した農業施策が展開されますよう国に対して強く要望してまいります。   さらに、おいでまいが、令和元年度の全国食味ランキングで3年ぶりに特Aに返り咲いたことや、令和2年度から新たに多収品種であるあきさかりの本格導入など、生産のモチベーションが上昇気運に向かっている中、本市といたしましても、これに合わせ、各種イベントや試食会などを通じてお米のおいしさを伝えるほか、学校での米飯給食や米作り体験学習などを通じ、食育を推進することにより米のすばらしさを再認識していただき、関係機関と連携し、より一層の米の消費拡大に全力を注いでまいりたいと存じます。御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○議長(山本直久君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 最初に、農地転用についての御質問にお答えいたします。   答弁内容につきましては、農業委員会と調整済みでございます。   議員御指摘のとおり、農地は、私たちが生きていくために必要な食料を生産する貴重な土地であるとともに、雨水を一時的に貯留し、洪水や土砂崩れを防いだり、多様な生き物を育むなど人間が生活していく上で多大な役割を果たしており、貴重な農地を守りながら支えていくことが必要であると考えております。   このような貴重な農地を住宅や店舗など農業以外の目的に転用する農地転用許可制度は、農地法により食料の安定供給の基盤として、優良農地の確保と農業以外の土地利用との調整を図り、転用地を農業上の利用に支障が少ない農地に誘導することを目的として設けられており、厳しく規制をされております。   そこで、1点目の農地転用の状況でございますが、令和元年度における本市の申請件数は184件、面積は17万7,584平方メートルとなっております。用途別面積の割合で申しますと、一般住宅などの家庭用の転用申請が約36%、分譲住宅、店舗、駐車場、太陽光発電などの事業用が約64%となっております。直近5年間の申請といたしましては、年平均218件、21万1,555平方メートルとなっております。   2点目の農地転用に伴う洪水調整対策でございますが、まず、農地転用申請の際には、転用地からの排水計画を記載した被害防除計画書の提出や転用計画の内容を示した土地利用計画図などの提出を求めております。申請後には、農業委員、地区の農地利用最適化推進委員により現地調査を行い、転用後の隣接農地の給排水に問題がないか、転用予定地からの排水が隣接農地に影響を及ぼすことがないか、転用後の隣接農地への進入路が確保されているかなどについて確認をし、問題があると見受けられた場合には、転用事業に問題を解決するよう要請をしております。   また、申請に関しましては、申請だけでなく、地元土地改良区や水利組合からの転用に関する意見書や取排水に関する同意書の添付も求めており、地元関係組織からの御了承をいただくことを必要としております。   このように厳密な手続を経て、周辺農地の営農に支障を及ぼすおそれがないと認められるものを受付しておりますが、議員御指摘のとおり、これまで保水機能としての役割を果たしていた農地が宅地等に転用することで保水性が低い土地となりますので、雨量によっては、排水路において雨水があふれてしまうといった可能性もございます。そうしたことが発生し、営農に支障を及ぼす場合には、転用事業を指導し、問題解決を図っております。   3点目の農地転用に伴い、隣接農地が影響を多大に受ける場合であっても、ただ受忍するだけなのかとの御質問でございますが、農地転用制度に関しましては、転用する農地を農業上の利用に支障が少ない農地に誘導することを目的として設けられており、法及び厳密な基準の下で、それをクリアした場合に許可をしております。   農地法の趣旨であります農地を守るという大前提の下、営農が転用によって多大な影響を受けると考えられる場合は、申請時に転用事業に対して是正を求めており、事後において問題が発生した場合にも、できる限り営農に支障を及ぼすことがないように、関係と協議しながら問題解決を図ってまいりたいと考えております。無秩序な転用を防ぎ、優良農地を計画的に確保した上で、農業と非農家がお互いに気持ちよく営農や生活ができますよう取り組んでまいりたいと考えております。   次に、土壌分析に基づいた土づくりの個別指導体制の考え方と、牛ふん堆肥を活用した肥料設計についてお答えいたします。   農業の基本は土づくりと言われますように、農作物において品質の向上や収量を確保するためには、その土壌に適した作物の選択と適正な肥料設計を行うことが肝要でございます。   本市には、沿岸部、平野部、山間部と様々な条件の農地があり、それぞれの地区により土質や土壌酸度、養分の含有量等に違いがあるなど、画一的な堆肥の使用や肥料設計では高品質、高収量の生産等に対応できない場合もございますので、議員御指摘のとおり、地区ごとの土壌状況の把握と併せ土壌分析を行い、科学的根拠に基づいた土づくりの指導が求められていると考えております。   これまで、その地区の土壌に適した肥料の使用による土づくりや作物の選択は、農家の方々が試行錯誤を経て経験上判断されておりました。昨今、認定農業や農事組合法人などの担い手農業への農地集積の推進に伴い、担い手農業が不慣れな農地を引き受けるケースも多くなっており、肥料設計や土づくりに関する指導がより重要となっております。   そこで、本市といたしましては、県農業改良普及センターやJAと連携し、丸亀市地域農業再生協議会を相談窓口として、それぞれの地区の土壌特性に合った土づくりの相談及び指導体制を構築し、農作物の高品質化、高収量化につながるよう支援してまいりたいと考えております。   次に、牛ふん堆肥を活用した肥料設計でございますが、牛ふん堆肥は、昨今の環境問題に対する意識や食の安心・安全への意識の高まりに対して非常に有用でございます。また、堆肥により土壌が軟らかくなり、耕起作業が楽になるなど生産側の負担も軽減されるメリットがございます。   家畜ふん堆肥の中でも牛ふん堆肥は、肥料としての効果が緩やかに持続し、有機物が土壌中に残りやすく、土壌改良の効果が大いに期待できるものであり、本市といたしましても、耕畜連携や有機農業の有効性を理解し、拡大に取り組んでまいりたいと考えております。   牛ふん堆肥の使用は、養分が過多とならないように注意が必要であり、先ほど申し上げました土壌分析に基づいた肥料設計が重要となります。一方、堆肥の供給体制に関しまして、県は香川県堆肥マップを作成し、地域別堆肥供給を公開しており、牛ふん堆肥等の普及と耕畜連携の推進に取り組んでいるところでございます。中讃地域の堆肥供給となる畜産農家は23社で、本市内は5社にとどまっておりますことから、牛ふん堆肥供給量は限られており、全市を挙げた取組を実現する上では厳しい状況にあると思われます。   これらのことから、今後、市全域での牛ふん堆肥をはじめとする家畜ふん堆肥の普及には、東讃と西讃にありますような肥料センター等の生産供給拠点の整備が一つの解決策と考えられますことから、近隣市町と連携、協議の上、JAに対しまして肥料センターの設置等の要望を上げていきたいと考えております。御理解、御支援賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) 丁寧な御答弁ありがとうございます。   まず、牛ふん堆肥の活用について、これは大変重要で、有機栽培を求める消費の皆さん増えつつある中に、悩みが一つあるんです。それは、牛ふん堆肥を散布したときに発生する臭いとささやかなほこりが生じてまいります。これは、先ほどの御説明にありましたように、食住、農地と家が物すごく隣接してるような状況がございますだけに、なかなか理解を得るというのは努力を要します。私は、市挙げて、有機栽培は健康にいいんだという観点からの理解を得るようなキャンペーンなどについて、機会あるごとに、そうした理解を得るような施策を講じていただきたいと思います。ぜひ要望しておきます。   次に、市長から、お米のことについて御答弁いただきました。改めて言うまでもないんですけれども、私たちが御飯を食べるときに、朝、御飯食べてきたって問いますね。そのときに、御飯食べたときに何回かんだというふうに、具体的に御飯のおいしさが実感できるような一工夫が要るんではないんかなと思うんです。市長においては、ここの部分について、どんなふうに進めたらよいお考えか、ぜひお考えを示していただきたいと思います。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕
    ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   非常に難しい課題だと思います。やはり子供たちの食生活というのは、一旦形づくられますと、その一生を通じて保持されると言われております。したがいまして、幼児期からの米に親しむ、そしてその米をおいしくいただく工夫というのがいるんだろうと思います。まずは食べる機会を増やすということと、今、議員がおっしゃいましたそれについて、大人の側から積極的な働きかけで、子供がそのことを、ただ単に一食終わったということではなくて、お米というものについての楽しみ方というのを増やせるような、そういった働きかけが必要だという御指摘だと思います。   この点は、今、保育士あるいは栄養士、保健師、そういった専門職の方々の知見も集めながら、丸亀ではこういった働きかけができてますよというふうなことを言えるような、そのような取組にしていきたいなと考えております。どうぞよろしくお願いします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) ありがとうございます。   今、保育所においても、かみかみ時間などを設けて指導していただいてると伺っておりますから、市長の考えが少しずつ浸透してるように感じます。   それでは、続いて2点目の土木費について質問をいたします。   まず第一に、市道原田金倉線道路の整備事業費についてであります。   丸亀市の総合運動公園へのアクセス道路として早期供用開始が求められている路線の一つであります。今年度になって、市民の目にも工事が進んでいるという実感が湧いてきております。   まず第一にお尋ねすることは、この事業は、いつ計画されたのでしょうか。また、これまでにかかった経費は幾らでしょうか。今年度の予算につきましては1億5,000万円を計上して、工事にさらに弾みをかけて取り組むと読み取っております。   そして、2点目は、全線工事が完了する予定はいつ頃ですか、御説明をいただきたいと思います。   3点目は、この工事の進捗具合では、一部供用開始をすると御説明いただいているわけでありますが、具体的にはどのようにお考えなのか、御説明を加えていただきたいと思います。   土木費の2点目についてです。河川費です。   用排水路の機能を維持強化するためにどのようにされていますか、お示しを願いたいと思います。また、堆積している土砂やごみを計画的に取り除いておりますが、毎年実施しておりますか。処理した土砂やごみはどの程度ありますか。経費は幾らかかっておるのか、お示しを願いたいと思います。   3点目は、西汐入川のごみ問題の解消へ進んでおりますか。河川管理者である香川県との協議はどのようにされておりますか。また、市民の協力を得ることも大切なことだと考えております。校区コミュニティなどへの働きかけはどのようにされておりますか。   そして、汐入川では、浮遊しているごみが瀬戸内海へ流れていけば、問題解決にもっと大きな困難が待ち受けていると思います。要所要所にごみ回収装置を設けてはどうかという提言を受けたところであります。私は検討に値するものと考えており、お尋ねするものであります。   このごみ問題というのは、一つの事業で全てが解決とはならない問題ですから、共に考えて、そして共に行動し、共に解決をしていくというスタイルでなければ、ごみ問題というのは解決しないと思います。いかがお考えでしょうか、御見解をお示し願いたいと思います。 ○議長(山本直久君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 土木費についての御質問にお答えいたします。   まず初めに、市道原田金倉線道路整備事業についての御質問でございますが、議員御承知のとおり、市道原田金倉線につきましては、国道11号から県道多度津丸亀線まで全長1,320メートルのうち、県道から以南1,070メートルが未整備となっております。そのうち、県道から丸亀総合運動公園に隣接する平池西北までの820メートルを1期事業区間とし、現在整備を行っているところでございます。   今年度の整備状況をお示しいたしますと、施工延長約550メートル区間の路側や排水構造物を設置する道路改良工事を3件、施工延長約440メートル区間の車道や歩道を舗設する道路舗装工事を2件、県道との交差点に照明を3基設置する照明設置工事を1件発注し、供用に向けて整備を進めております。   ここで、議員御質問の1点目、この事業はいつ計画されたのか、また、かかった費用は幾らかについてお答えいたします。   まず、いつ計画されたのかについてでございますが、本路線は、丸亀総合運動公園へのアクセス道路として平成6年8月9日、都市計画道路として計画決定がなされました。   また、かかった費用は幾らかについてでございますが、現在施工中でございます1期事業につきましては、平成24年7月20日に地元説明会を開催し、平成25年度に測量を行い、翌年、平成26年度からは用地交渉を開始しております。   ここで、令和3年度予算案に計上した要求額を含めた1期事業区間全体の事業費をお示しいたしますと、用地の取得、支障物件の補償などの費用が約2億9,000万円、工事費用が約5億円、これらを合わせた総額で7億9,000万円を見込んでおります。   次に、2点目の全線工事が完了する予定はいつ頃かについてお答えいたします。   本路線のうち、国道11号から以北250メートル区間につきましては平成8年度に整備を完了し、県立丸亀競技場の進入路として供用しております。また、整備を進めております県道から以南820メートルの1期事業区間につきましては、令和3年度末の完成、供用開始を予定しております。残る250メートルにつきましては、令和4年度から整備を行ってまいりますが、一部の用地で取得交渉が難航しており、現時点では、全線での工事完了時期をお示しできる状況ではございません。   最後に、3点目の工事の進み具合で一部供用開始ができるが、具体的にはどのように考えているのかについてでございますが、本路線の一部供用に係る今後の予定といたしましては、今年度末には県道多度津丸亀線から金倉保育所北側の東西の市道田村町金倉線までの320メートルを、また、令和3年度末には、1期事業区間の残り500メートルにつきまして供用開始を予定しております。   次に、河川費についての御質問にお答えいたします。   議員御案内の河川費につきましては、土器川水系とその他水系にある29か所の水門の管理委託料や市内や島嶼部の17か所のポンプ場の光熱費などで構成される河川総務費と、排水路の清掃委託料のほか、急傾斜地の崩落防止対策工事費や排水ポンプ場の更新工事費などで構成される河川改良費がございます。これら河川費で維持管理を行う水路といたしましては、市内や島嶼部に位置する水路のうち、農業用として利用されておらず、管理者が不在となったものを対象としております。   ここで、議員御質問の1点目、用排水路の機能を維持強化するためにどのようにしているかについてお答えいたします。   まず、用排水路の機能の維持についてでございますが、本市では、市民の皆様から寄せられた水路清掃の要望のうち、管理者が不在となり、清掃などが困難となった水路は、土器プラント職員による直営作業を基本としますが、清掃範囲が広く、作業量が多い箇所につきましては、民間業者へ依頼することで御要望に対応しております。   また、用排水路の機能の強化についてでございますが、降雨時の排水対策として設置しております排水ポンプ場の機械器具の更新や臨時ポンプ場の受電設備の新設などを行っております。   次に、議員御質問の2点目、堆積している土砂、ごみを計画的に取り除いているが、毎年実施しているのか、処理した土砂やごみはどれくらいあったか、経費は幾らかかったかについてお答えいたします。   まず、堆積土砂やごみの撤去は毎年計画的に実施しているのかについてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、水路の清掃につきましては、市民の皆様からの御要望に対し、適宜の実施としております。しかしながら、ポンプ場の遊水地などで行うしゅんせつには多額の費用を要することから、日常管理の中で堆積土砂の状況を確認し、しゅんせつなどの対策が必要な際には、予算に費用を計上し、対応していくこととしております。   次に、処理した土砂やごみの量についてでございますが、本市が実施する水路の清掃作業は直営作業が主であるとともに、水路の堆積土砂については、水分を含むものもございますことから、集積後、天日にて乾燥させた後、他の作業で発生したものと合わせて処分しております。このことから正確な量の把握が困難な状況でございます。   また、経費は幾らかについてでございますが、令和元年度の民間業者への発注実績でお答えいたしますと、水路清掃作業委託の件数は16件、その費用は約261万円を支出しております。   次に、議員御質問の3点目、西汐入川のごみ問題についてお答えいたします。   まず、西汐入川のごみ問題は解消へ進んでいるのか、河川管理者である香川県との協議はどのようにしているのかについてでございますが、西汐入川の河川管理者である県におきましては、引き続きJR高架橋下流部にて浮遊ごみの海への流出抑制対策を実施するとともに、地元自治体である本市において定期的なパトロールを行い、漂着ごみの回収が必要な際には、県へ連絡し、対応をお願いしているところでございます。   なお、今回、議員よりお示しいただいたごみ回収装置の設置について県へ照会を行ったところ、西汐入川は川幅もあり、設置後の保守に多額の費用が必要となることから、現段階では困難であるとの回答でございました。   最後に、校区コミュニティなどへの働きかけはどのようにしているかについてでございますが、現在、西汐入川におきましては、地域住民と県、市が共同で河川の環境美化を図るリフレッシュ「香の川」パートナーシップ事業を展開しており、城乾、城坤コミュニティの2団体には、草刈りやごみ拾いなどボランティア活動に御協力をいただいているところでございます。このことから、本市といたしましては、これらの団体の活動を継続していただけるよう支援してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) 御答弁ありがとうございます。   ぜひごみ回収問題については、地域コミュニティの皆さんとの連携を深めていただいて、ごみ問題として広く取り組んでいただきたいと思います。   次に、3点目に、民生費についてお尋ねをします。児童福祉費についてです。   保育士の確保について、新年度ではどのようなことに力を注いで取り組む計画ですか、お示しを願いたいと思います。   私の調べでは、今年の2月1日現在で丸亀市の保育所の保育士やこども園の保育士は、正規で184名で38%、そして非正規は62%という状況であります。その正・非の関係についても改善を加えなければならないと思います。特に保育専門学校、短大、大学などで学んでいる方々が、保育を学ぶことの楽しさや学んだことが職業に生かされるような支援、助言はされていると思います。数ある保育職場で丸亀市が選ばれるような反省と改善はされていますか、どのような状況にありますか。   そして、2つ目は、保育士職場の雇用が一時的な、短期的な契約であっては、よい保育環境とは私は言えないと思います。安心して保育士として働き続けられるような雇用契約が求められていると思います。保育士採用計画と併せて見解を示していただきたいと思います。   3点目は、よい食習慣を身につけるための取組は大変重要な時期に至っております。どのようなところに留意をして取り組んでおられるのか、示していただきたいと思います。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) 17番松浦議員の児童福祉費についての御質問に順次お答えいたします。   まず、1点目の保育士の確保についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、本市の保育行政における緊急の課題は待機児童の解消であります。そこで、保育士不足による待機児童を発生させないためにも、昨日までの各議員からの代表質問でもお答えいたしましたように、新年度は現職保育士の早期離職防止に力点を置き、保育士を確保する取組を行う予定としております。具体的には、公立保育所、こども園及び幼稚園へICT化を進めるための保育業務支援システムの導入ですが、このシステムの導入により、これまで紙ベースで作成していた作業を電子化することで事務の効率化による時間短縮が図られ、職場環境の改善につなげることができます。   また、保育専門学校や短大、大学で保育士を目指している最近の若い学生は、既に日々の生活にスマートフォンやタブレットは欠かすことのできないツールとなっておりますので、紙ベースで作成する保育日誌や保護へのお便り作成などのアナログな作業が苦痛であり、保育現場への就職を敬遠する要因の一つとなっているため、システム導入は、新規保育士確保のPRにもつながると考えております。   そして、一日保育士体験事業や保育実習を通して、この保育体験が楽しかった、自信を持てたという気持ちとなり、就職に結びつくよう受入れ態勢を整えているところであります。また、保育士等養成施設へ現役の保育士を派遣し、学生に保育の楽しさを直接届ける事業も行っております。   このような状況の中、職場環境などが改善され、これまでの保育士確保策と合わせ、若い学生たちに対してもよい印象ができるようになることから、新卒の保育士の方が本市の保育所等を就職先として積極的に選定していただけるのではないかと期待しております。   次に、2点目の安心して保育士として働き続けられるような雇用関係が求められると思うが、見解はとの御質問にお答えいたします。   公立保育所におきましては、待機児童の解消や保育の質の向上などのためには、正規職員に加え、会計年度任用保育士の力が必要であると認識いたしております。そこで、会計年度任用職員につきましては、臨時職員制度から会計年度任用職員制度への移行に合わせ、賃金改善のほか、当該職員の方々からの御意見を聞きながら、安心して働くことができるよう働き方の見直しも行ってきたところです。また、正規職員につきましては、本市の職員適正化計画の範囲内で、少なくともクラスに1人は正規職員が担当するよう採用に努めております。   いずれにいたしましても、1点目でお答えいたしました保育業務支援システムの導入などにより、議員御案内のとおり、安心して働き続けることができる職場環境の構築を目指してまいりたいと考えております。   次に、3点目の、よい食習慣を身につけるための取組についてお答えいたします。   現在、保育所では、子供やその保護に対し、食育の土台づくりを図ることを目的として、食に関する正しい知識の獲得や望ましい食習慣の形成を目指した教室の開催や情報提供に努めているところです。そして、保育所における日々の生活や遊びの中で、子供たちが様々な食に関わる体験を積み重ねることで、食べることに興味や関心を持つようにすることが、県食育事業を活用したり、保護、地域と連携したりするなど保育士が工夫して食育の大切さを伝えていくことに留意しながら積極的に取り組んでいます。   以上、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) 御答弁ありがとうございます。   保育士の確保については大変重要な仕事だと思います。直接には、子供たちの保育をするということが大変重要なんですけれども、それをしっかり担う保育士を確保するというのは、本当に事務方として大変重要だと私は思うわけです。   実は、この質問を考えていたときに、丸亀市では保育士が予定しても、なかなか100%到達し得ない、あるいは離職が出ていると感じています。そこで、実は、保育士の指定保育士養成施設卒業の内定先に関する調査研究という厚生労働省から研究事業として一定の取りまとめがされております。その文章を読ませていただいたときに、保育職の就職先を決めるに当たり重視してきたこと、第一番に多かったのは、園の保育理念、方針や保育内容が自分に合っている、これが第1位なんです。第2位が、職場の人間関係がよい、これは実習のときに感じるのかも分かりませんね。そして3番目が、保育環境が充実していて、給与が適切であること、こんなふうに、その研究会、厚生労働省の取りまとめで報告なんです。   そして、一方では、一般職、保育専門学校や大学で学んでいたけれども、保育所以外の職場に就職した方の一番の理由は、一般職員、そうですね。実習で保育をすることに自信を持つことができなかったからというのが第1位だったんです。2番目は、給与、福利厚生が充実しているか。つまり、一般企業のほうが給与、福利厚生が充実している、休みも十分に取れるようになっている、持ち帰り残業もないというようなことがしっかり受け止められていたんかも分かりませんね。そして、3番目が、休暇の保障や労働時間が適切であるか、これも一般企業の評価なんです。   もう一つ気になったのは、今年度ですね、部長から答弁がありましたように、実習日誌を書くことが負担だったからというのも一般職を選んだ理由の一つに挙げられています。この部分につきましては、部長の答弁がありましたように、改善の第一歩が始まったと感じるわけなんです。   ぜひ私は、これは一つの全国調査ですから、丸亀市の保育士や、いろいろな様々な経過を踏まえて、公立だけでなく私立の保育士の保育園長や施設管理者の皆さんなどと、そうした意見交換を重ねて、丸亀市の保育所へ保育士がしっかり働いてくれるような環境づくりというのをつくっていただきたいなと、そのあたりいかがお考えでしょうか。ぜひ御見解をお示し願いたいと思います。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。   確かに、保育士の充実は、かなり行政にとっても重要な問題であると考えております。そしてまた、公立だけではなく、私立園の保育士についてもしっかり考える必要があると思っております。   このため、丸亀市としましても、今までいろいろな方策を検討して、例えば給料面であるとか、市独自で私立園の方々への上乗せを実施したり、考えられることはどんどんどんどん実施して、丸亀で保育士になりたいと思っていただける学生を増やすように、今もいろいろ考えてやっておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。   以上、答弁といたします。 ◆17番(松浦正武君) 議長、17番。 ○議長(山本直久君) 17番 松浦正武君。             〔17番(松浦正武君)登壇〕 ◆17番(松浦正武君) ありがとうございます。   ぜひ保育士現場の立場に立って改善の努力をしていただきたいと思います。そして、市長においても、将来を担う丸亀市民ですね、次代を担う子育てや人づくりという大事な事業ですから、今まで以上に力を注いでいただくことを要望いたしまして総括質疑を終わります。 ○議長(山本直久君) 以上で17番議員の質疑は終わりました。   ここで10分間程度休憩をいたします。               〔午前11時00分 休憩〕             ───────────────               〔午前11時10分 再開〕 ○議長(山本直久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   総括質疑を続行いたします。   24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 令和3年3月3日、議員生活最後の総括質疑になりました。長い間ありがとうございました。   それでは、私から大綱3点、市長には耳の痛い話もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。   まず最初に、このたび、先般も新聞をにぎわしておりました市民会館の建設であります。   これは、市民会館の建設のプランニングは大分前からしよったんで、配置もあの辺だ、あくまでもそれは第一候補ですよと私は認識して、議会で承認議決はしとらんと思うとる。ところが、さもあそこに決まったようなスタートを切っております。当初、1年ぐらい前の計画のときには80億円やったんですね。ところが、知らん間に95億円、15億円上がった。1年ちょっとで15億円も値上がりしとんですけど、そらあ設計屋が好きなように描けば、何ぼでも上がってきますわね。馬蹄形1,100席で、いろいろなプランが入ってて、すばらしいですよ。でも、私は、一度立ち止まって、通告にもあるように考えてみるときだと思ってるんです。   それは、市長も御存じのとおり、国は1,480兆円、本市は583億円、やっぱり借金しとんですわ。市民1人53万円借金しとんですよ、国は1,000万円近くね。こういう借金のときに、一度立ち止まってみて、市民会館をどうしても要る。優先順位を。私はね、要ります、市民会館は要らないとは思ってません。でも、アイレックスを当分利用しながら、ちょっと立ち止まるんも一つの英断だと思っております。   この同僚議員の中で、何ちゃやめりゃええということは一人もいない、みんなしたらええと思う。でも95億円ですからね。今回、どんだけうちの税収が落ちとったんですか、かなり落ち込んでるでしょ。38億円ですかね、一般会計で。487億円のうちの38億円も前年と比べて落ちとんでしょ、予算ベースで。これを考えたときに、一度立ち止まって考えてみるあれに来とんでないですか。   先般、総務部長が説明しよった減収補填債を活用して、5億3,000万円を。これは1年短期だけですけどね、繰入れなどして予算編成をしておりますね。執行残の予算をまた繰り入れて、ほんで次年度へ繰り越して、合わせて大きく予算を膨らませてますけど、結局、それでも税収は落ち込んできて、競艇からの繰入れも当て込んで。そらね、あんまり無理しても、扶助費や人件費や固定費は要るんで、これは毎年決まっとんです。ですから、そういう意味では、もう限られた財源の中でする市の予算編成を、こんだけ苦しい台所事情のときに、あえて今、市民会館の95億円を。そら今のプランニングの予算ベースですから、まだ実施設計に入ってないんですから、一遍ここで立ち止まって、これは考えていく必要があると思っておりますので、この辺のことについてのお考えをお聞かせいただきたいと思っております。   何で市民会館が今の場所ですか。こんな計画なさっとる、学習センターとかね。結局ね、これは全てが消防署を建てたことから始まっとんです。あすこは、島の子供たちの寮があったんですよね。それを転売、転売して、ある業者が転々と渡っていったんですよ。片山市長のときに買ってくれという話もあったんですよ。その他どんどん変遷して、当時、郵便局の裏の翠山荘という市が持ってた大きい用地があったんですよ。それを、いつの間にやら等価交換して、ほんで差額は出したらええがという変な理屈をつけて、これも私は平成21年の一般質問でしました。それを無理してした今日の結果が、全部しわ寄せが来とんです。   それはなぜかというと、中央保育所は、消防署さえなかったら、あすこ建ったんですよ。消防署は、郵便局の裏にちゃんと建てとけば、どこへ出動するんも便利よかったです。一つの箱物、建物、いろいろな政策の失敗が今日までずっと響いてきとんですよ。という意味で、私は、市民会館も要ります、でも今じゃないんですよ。このコロナ禍の中で、こんだけ財源不足で、困ってるんでしょ。こんだけの95億5,500万円もかけて、設計変更したり、もう一遍実施設計に入る前に、設計事務所は待ってくれますから。あなな紙で何遍描いても、何ぼでも構いませんから、くい打って工事かかる、これは困りますけど、今はまだ基本中の基本ですから、プランニングの段階ですから、市長、間に合うんですよ。一遍とめて、それをやめる勇気も、やめるんじゃないですよ。一遍休止する勇気を私は持ってほしいと思っとんで、このことについてのお考えをまずお聞かせください。   このお答えの中で引き続きあれになっとりましたけど、私の通告のDの部分は後にしましょう、この次にね。ですから、先に市民会館建設の一時中止を求める私の通告と、今の予算を考えたときに、財政が非常に厳しいという見解を、まずお知らせください。お願いします。 ○議長(山本直久君) ただいまの質疑に対し、理事の答弁を求めます。   産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 新市民会館の建設計画を一時中止するべきではないかとの御質問にお答えいたします。   先般の代表質問に対する御答弁と重複する内容もございますが、御理解を賜りますようお願い申し上げます。   議員御指摘のとおり、本市の財政状況は、コロナの影響による市税の大幅な減収が想定され、これまで以上に事業の選択が求められるなど厳しい状況にあるものと認識をいたしております。新市民会館につきましては、市民の皆様や関係団体の皆様から御意見をいただきながら、文化芸術で社会課題を解決に導く社会機関として位置づけ、ポストコロナ時代の新たな社会の創造にも寄与できます施設として進めているところでございます。   議員御承知のとおり、本年度には、債務負担行為により2か年をかけまして基本設計と実施設計の業務委託を一括契約し、現在、基本設計を進めているところでございます。さきの市民会館整備特別委員会におきまして、必要面積から積算した概算の整備費を95億5,500万円とお示しをさせていただきました。現制度において活用が見込まれる財源といたしまして、都市構造再編集中支援事業に関わります社会資本整備総合交付金10億5,000万円や起債積算額も併せてお示しをさせていただいたところでございます。   現制度が継続されますと、起債積算額73億6,200万円のうち、公共施設等適正管理推進事業債など約59億円は、後年度の返済に当たり元利償還金に地方交付税措置がなされますので、減債基金の実質の負担額は軽減されることとなります。また、モーターボートの収益により積立てをいたしております大手町地区公共施設再編整備基金から4街区の再編整備として建設費への充当や返済金の一部に活用し、後年度の負担を軽減することも、今後の予算編成等の中で検討することとしております。   御指摘の財源につきましては、今後とも市民の皆様の御負担を軽減できますよう、有利な補助金や起債の確保に引き続き最大限努力してまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。   次に、建設地を再考すべきではとの御質問でございますが、議員御承知のとおり、新市民会館の建設地につきましては、当時の市庁舎及び市民会館整備等特別委員会にもお諮りをしながら、平成30年11月に大手町地区4街区再編整備構想の中で建設地の決定をいただいたところでございます。   構想では、立地適正化計画との整合を図りながら、大手町4街区東側を都市機能としての公共公益施設が集積するシビックサービスゾーンとして、4街区西側を市民が憩うシビックパークゾーンとして定め、ゾーンの中央に丸亀城への景観に配慮した動線を形成しながら施設の再編を行うこととなっております。   施設の再編に当たり、新市民会館の建設地につきましては、シビックサービスゾーンの生涯学習センターや税務署の跡地として定められ、税務署の移転に当たりましては、四国財務局並びに高松国税局とも協議を重ね、中心市街地再編における新市民会館の建設地として御理解をいただいたものと認識をいたしております。   新市民会館につきましては、これまで市民の皆様や議会の皆様にも御意見をお伺いしながらスケジュールや建設地もお示しし、御説明をしてまいりました。旧市民会館が閉館してから3年以上が経過し、請願もいただく中で、その空白期間を埋めるべく、できる限り早期の建設を進めていきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 大手町4街区の整備計画の都市計画決定せんかったんはね、税務署が出てくれんかったり、いろいろな諸問題があったんですよね、ルール上ね。それが、果たして延期したからどうのこうのという問題じゃない。市庁舎建てて、合併特例債もいっぱい使って、競艇からの繰入金も使いながら、いろいろなお金のやりくりをしよんを知ってますよ。でも、今ここで95億円かけて市民会館は、ちょっと延ばしたって、市民の方々は文句を言うてくると思いませんよ。せんと言よんじゃないですから、もう一遍考慮して、場所もひっくるめて。場所もそうでしょう、昨日、消防署の訓練塔の後ろを通るから、駐車しとんをよけとって、機材の搬入のときはよけて、一々一々そんなことをして、狭い中へ無理やり入れて、ほんで庁舎から前が25メーターの高さでお城が見えなくて、それやったら、まだここに現庁舎へ持ってきたほうが、もっとすっきりしますよ、お城の前は。   私は、もっと基本的な、市長どうやろうかな、もっと民間の有識者を集めて、もう一度検討会、勉強会、さらなる協議会を私はしてほしいんですけど、どうなんでしょうか。どうしても95億円で市長は公約なさっとんか何か知らん、やりたいかも分からんけど、私は、決してそれは言われんと思いますよ。建てたらしまいになりませんよ、後々。想像してみてくださいよ。庁舎のすぐ南側に25メーターよ。その上、消防署があって、想像しただけで分かるでしょ。ちょっとここで立ち止まって、みんなで勉強、研究して、本当に有識者を集めて、芸術文化の関係も来てもらって、もう一度みんなで協議し直したって、やめるんじゃないんですから。それから、馬蹄形がいいのか悪いのか、本当に可児市のように、すぐ名古屋、近くの都市部と連結しとる。四国の香川県の丸亀ですわ。なかなかそれを活発に使えるんには私は難しいと。無論、努力したらいいんですけどね、やっぱりそれがありますよ。   部長、車座言うんやって、予定は1万人言うたんですよ。した回数、何件ですか。ひどいときは、中に10人とか20人とか、そのうちの半分以上は市の職員であったみたい。そんな会だらけやったんですよ、実態は、車座はね。そういういろいろなことを、数字やいろいろなデータを出すことも、市民にちゃんと説明責任かもしれんけど、正しい情報、本当に今、丸亀市がこんだけ起債の残高を抱えて大変だということを意識して、もう一度私が提案させてもらった協議会、検討会もしくは、もう一度見直す会、そうしませんか。再質問させてもらいます。 ○議長(山本直久君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 再質問にお答えいたします。   先ほどの答弁と重なってまいりますが、まず1点目といたしまして、財源につきましては、先ほどから申し上げましたように、大手町公共施設の再編整備基金が、一応、市民会館の目的として積み立てていただいた部分もございます。そういった部分の活用もしていきたいと思います。   それから、あと債務負担も2か年ということで、議員御承知のとおりだと思いますが、本年度基本設計、それから来年度実施設計、2か年の債務負担による一括契約をしております。そういうことで、基本的には、今の敷地の中で設計を考えていただいておりますので、継続してお願いをしたいと思っております。   それから、やはり市民の皆様に、これまでも市民会館の早期の建設ということで、我々としてはそういうことで御説明をして進めてまいりました。そういった中で、御承知のとおり、1万5,000余りの請願が過去に出て、議員にも請願の関係を受けていただいたと、そういった経緯もございます。そういった中で、やはり我々としましては、市民会館の空白期間を基本的にはなくしていくということで、そういった方針は変わっておりませんので、御理解を賜りたいと思います。   以上、再答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 資金の手だては何ぼでもできるんです、今後ね、そういうことは。一遍決めたらもういかんのや違うんですよ。私は、一遍ここで立ち止まって、一遍建てたら笑われんようにせんと困りますよ、あれしたん誰や言われて。ここで送りでも構わん、もう一度英知を出して、議員の御協力を得て、みんなで仕切り直したら。やめるや言よりませんから。部長、そうかたくなに言わんと、市長とお話しして、また議会にも御相談申し上げて、ちょっと延期しまして、勉強して考えてみてくださいよ。   私が言うた再質問の中で、協議会、勉強会、その他の有識者を集めてやる、する気はないですか。それ言うたんですけど、御答弁がなかったから。 ○議長(山本直久君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 再質問にお答えいたします。   今まで特別委員会にもお諮りをしまして、基本的にその都度御説明をして御理解をいただいたと考えております。議員御提案の協議会等の検討は、今のところはしておりませんので、よろしくお願いいたします。   以上、再答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) それでは、委員会のほうへ、もう一度、審議会や勉強会、協議会を設けるということはいかがですか。私は、後ろに大抵傍聴しとって、役所から一方的に、あすこをします、こうです。もう何ちゃ議論が足らん。委員会が知らん間に、それを承認、追認機関。それは議会でちゃんと議決を取らないかんのですよ。委員会に報告して、いつも委員会に報告。そら委員の方は理解できとりますよ。でも、委員以外の人はいっぱいいらっしゃいますからね。これはもう一度きちっと精査して、全員協議会をつくるか、もしくは、こういう議会から提案があったけれども、もう一度、そういう審議会や協議会や勉強会をつくる必要があるんかないんかと言ったら、ありませんて言うたら、それは仕方ないですよ。そういうことも、もう少し産業文化部長、真剣に。真剣でないとは言いませんよ、真剣に皆さんにお伺いして、議員は市民のいっぱい声を聞いた市民の代表ですから、いろいろな声を届けてくれるんですから。私はそういうことを、これはもう何遍も同じことになるきにやめますけどね、もう一遍するかせんかだけ、委員会に同意を諮るかだけお考えをしてください。 ○議長(山本直久君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 再々質問にお答えいたします。   先ほどからの答弁と重複いたしますが、やはり市民会館の整備特別委員会という議会の委員会を設置していただいておりますので、その中で、やはり我々としては御説明をし、全員の議員にお伝えしたい場合は、やはりまた全員協議会もお願いする場合もあるかと思いますので、よろしくお願いいたします。   以上、再答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 何遍も同じことを言うたけど、やっぱり、皆さんの声なき声、委員以外も発言あるんですから、一遍聞いてあげてください。ぜひともお願いします。まだ時間は十分あるんですから、よろしくお願いします。   次に、中央保育所と西幼稚園統合のこども園の中止を、また変更を求める質問をさせていただきます。   これも同じことを何遍も今まで言ってきたんですけど、西幼稚園は、あのとき9,000万円近くかけて補強しましたね。ようけ直して、まだ何年前ですか。あすこへ建てるんやったら、高低差があるから、くいも要るでしょ。必要以上に工事費要るでしょ。それやのに、子供数考えたときに、あすこで無理やり中央保育所が西をひっつけてまで建てんでも、亀寿園跡地もあれば、今、現に中央保育所が遊戯広場を直すときに平山へ行っとったでしょ。何ぼでも施設はあるんです。お母さん方も車でさっと行くし、中央保育所の子供たちも、あすこへ行っとる間、広うて楽しかった言よったんですよ。ですから、かたくなに、分かりますよ、かたくなに私はせんと、もっと柔軟に。   それと、補助金やって、いっぱいメニューがあるんですよ。すぐに何かしらん、ほんであなたのお得意の陳情があったから、何年前やったかな、あったな。ですから、城東の陳情も一番新しいでっせ。だから、そういう意味では、西と中央を一緒にするだけのメリットはないんですよ。去年と今年の3月の統計で、全国で89万人、人口が減っとんです。香川県よりはちょっと少ないですけど、ほんでも、そんだけの人が人口減りよる。そん中のお年寄りや子供たちが増えてないということもあるかもしれませんけどね、そんだけどんどんどんどん人口が減って大変なときに来とんですよ。   香川県の2番目の丸亀市かもしれんけど、いろいろな諸事情は一緒なんです。税収が上がってこんから、厳しいところもいっぱいあるんですよ。これもひっくるめて、中央保育所、西幼稚園の統合については、もう少し研究、勉強して、石井部長、今年度が最後かもしれませんけどね、後の方に、また市長と御相談して、もう少し勉強、研究しませんか。あんだけ補助金で耐震したんでしょ。中央保育所の耐震の話じゃないですよ、額も違いますし、このことについて。   たまたまついでに、もう一つ、城東小学校の問題を言います。   城東小学校も、耐力度調査して、もう耐力度や調査する前、分かってたんですよ。でも、建前上、耐力度をせんかったら補助金が出ん。違うんです、部長、補助金はメニューがいっぱいありますから。耐力度テストせんかったら補助金出さんとは言いませんから、文科省は。あなたの調べとるメニューはそうかもしれんけれども、いっぱいメニューございまして、小学校の建て直しはいっぱい条件あるんですよ。まして、うちの同僚議員の水本議員がおっしゃったように、一遍水につかったようなところは、すぐ緊急でしてくれるんですよ、川の横やし。普通以上に手だてをしてくれるんです。45年間もほっといて、あんだけたくさんの方が建ててくれというて署名運動も来とって、私は何を言よんかなと。梶市長らしくないと思ってね。福祉や教育や文化に造詣が深い市長が、なんで城東小学校を、城北と城西が済んだら、すぐにでもやるんかなと思ったら、ほっとく。ほんでまた附帯決議。附帯決議や何ちゃ拘束力がありませんからね。それよりも、やっぱり、理事当局が45年もほっといて。あん中に私の知った方がいる。もう雨のときは、廊下がぶるんですわ。急いで持っていきよんですよ。トイレは、もう子供たちは困っとりますわ。そういう等々、大変なこのことをいまだにほっといて、西と中央もいいんですけど、先こっちでしょ。20億円で建つんですよ、18億9,000万円、20億円で。市民会館一つ建てるんに、学校5つ建つんですよ。   限られた財源で、限られた中でやるんですから、やっぱりお金は大切にし、それを有効利用し、優先順位をつけたら、もっともっと方向性も変わってくるんじゃないですか。僕だけやろうか、こうやって、ばかみたいにやかまし言よんは。ただ、こらえてほしいんは、この口調ですから、心は優しいです。ぜひともその辺で、石井部長、もう一遍再考をお願いしたいんで、よろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) 24番国方議員の御質問のうち、まず、中央保育所と西幼稚園の統合こども園の中止または変更についてお答えいたします。   中央保育所と西幼稚園とを統合して新たに建設する(仮称)城乾こども園につきましては、昨年の12月議会をはじめとする一般質問において、これまで継続してその必要性などをお答えしてまいりました。具体的に申しますと、公立施設は、主として見守りを必要とする子供の受皿となる役割があること、また、丸亀城の北側にあった8か所の公立の保育所、幼稚園を2か所にまで減らしていく計画でもありますので、この城乾こども園は、どうしても地域性の観点からも必要な施設であること、さらには、城乾小学校や地元コミュニティとの連携などを総合的に勘案し、現在の西幼稚園の場所で中央保育所と西幼稚園とを統合した認定こども園として開園いたしますと、現時点であれは、補助率の有利な社会資本整備総合交付金が活用できることなど総合的に判断し、本市にとってこれが最良の選択肢であるとの結論に至り、これを市の方針として決定したところです。   以上のことにより、本市といたしましては、今後、この市の方針を計画どおり進めてまいりたいと考えております。   次に、城東小学校の速やかな新築工事を求めるについてお答えいたします。   城東小学校の整備方針につきましては、先日の代表質問において2人の議員から御質問があり、今後の方針などを答弁させていただきましたが、今年度実施しておりました耐力度調査の結果を踏まえ、現在検討を進めているところでございます。   整備方針が決定しましたら、議員の皆様に説明させていただきますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁とさせていただきます。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 耐力度テストは、もうする前から分かっとったでしょ。どなたに建築携わっとる人に聞けば、それがあるや言う人はおりませんからね。このことはとやかく言いませんわ。あなた方は、一応、そういうルールにのっとって、それがなかったら補助対象にならんからというんは分かります。でも、社会資本整備総合交付金でなくても、ようけ交付金はあるんですよ。もう調べとんです、今日持ってきて一々言うんもあれですから言いませんけど、やっぱり、この分が仮に今回間に合わんでも、何ぼでもメニューはありますから。そういうことを考えたときに、もっとこの交付金がいかなんだらこれとかという使い勝手もあります。さっきも説明したとおり、防災の拠点なんです、あすこ、城東小学校は。それだったら、そっちのほうの補助金もあるんですよ。むしろ、そのほうが補助率高いんですよ。だから、国交省からもありますし、まあ、これは釈迦に説法で、あなたほどの大ベテランになれば分かっとるはずですよ。こういう答弁せんでもね、僕の言いたいことのほとんどは。また、市長もベテランですから、いっぱいあるん知ってますわね。だったら、ちょっとこれに頼らんでもええやん、先しましょうや、急いで。6月に報告する言うたかな、この間の答弁で、もう出たからすぐ言うて。もう急いでやりましょ、城東小学校ね。ほんまに子供たちのためによろしくお願いしときます。   それから、さっきも言うた西幼稚園とあれの問題は、これは違うと思いますよ。そら昔でしたら、お子さんを連れていくんに、私も中央保育所に行きよりましたからね、分かっとんですよ。でも郡家のほうから来よったんですから、職場はこっちでなくてもね。だから、それぞれの用途があって保育所へ行きよんです、それは分かっとるつもりです。でも、亀寿園跡かお城の裏、あすこへ持っていって、きれいなええやつ建てたって、何ちゃ問題にならんですよ。むしろ、交通の便もいいですしね、交差点の中じゃなしに、角地じゃなくて、駐車場も確保し、子供たちはお城へ遊びに連れていけるし、こんなすばらしい場所にうちの用地があるのに、せっかく作るこども園やったら、そういういいん作りましょうよ。前にも提案させてもらったように、近くの私立だって一緒にしたらええんですよ。丸亀市の子供は一緒。先生も一緒、私立の先生も、公立は関係ないんです。ちゃんと免許持っとんですから。   そういう意味では、進んだ丸亀市にしてほしいんですけど、もう一度考え直してみたいな、もう一遍そのことについて協議していきたいなあとか、もう少し一歩踏み込んだ御答弁を、薄い頭を下げてよろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) それでは、中央保育所と西幼稚園の統合こども園の件についてお答えいたします。   まず、せんだっても御提案いただきました亀寿園跡地に民間と一緒にこども園をというお話ですけれども、そのときにお答えさせていただきましたが、まだ全国的にもそんなに例があるものでもなく、また、現在のところは、メリットよりかはデメリットのほうが多いと私の中では、調べた中ではそういう結果になっております。   それと、やはり亀寿園の跡地というのは、今現在、丸亀城の工事ということで使っております。その後も、先般お答えしましたように、帯曲輪の西側の石材の工事も今後検討する必要があると思いますので、そういう流れからいいましたら、亀寿園の跡地がいつ頃使えるかというのは、なかなかはっきりしないのが今の現状です。   そして、今の状況であれば、さっき言った有利な補助金、これは丸亀市がコンパクトシティーに認定されてることからつく補助金なんですけれども、この期間であれば、その計画の中にのっとって、恐らく半額、50%近い補助金が出るものと考えておりますので、そういうものを考えたら、今の時期にこの場所でと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 部長ねえ、補助金の組合せ、やり方はいろいろありますよ。今はそれかもしれんけど、まだ違う方法もありますからね。ただ、少子化、場所、交差点、くいを打たないかん工事、それから生徒数、全部を総括したときに、果たしてあすこが、例えばマンモスのこども園になって、地域にいっぱいいらっしゃるんやったら、私はここまで言いませんよ。でも、狭い中に百何十人やったかなあ、160ぐらいやったかなあ全部合わせたって。それやったら、減ることはあっても増えることはない。無理なさらんと、できたら向こうへ、亀寿園跡地へ。亀寿園跡地やって、別にうちが無理やり置いてもろとんでない、向こうが便宜上、鹿島建設の事務所として置いとるだけで、何ちゃのくんですからね。そらあ何年ものかんやいう話でないんですから、そういう言い方は、私にはちょっと苦しいなあと聞こえますよ。   ですから、これももう一遍、私の最後のお願いとしてしときますから。したらいいんですよ、要るんです。私は決して、やめ、やめ、何でも文句をつけよんでないんですよ。やっぱり、利便性、効率性、将来性、全部をひっくるめて言よるつもりです、私なりの。何ちゃ役所がつくったことを、市長、何でも文句つけよんじゃないんですよ。子供たちのため、あの城乾小学校の角地で高低差があんだけあって、子供たちの人数を考えてください。工事もくいを打つんですよ。前回、9,000万円近く金をかけて補強しとんですよ。いろいろなことを考えたときに、市長の側近がみんな集まって、ええ知恵ある人ばっかりですから、これをみんなで協力し合って考えていただきたい。これはもう口酸っぱく最後の質問として言っときます。   どうせ部長、答弁は一緒でしょ。はい、それは言うときます。   次に、市長及び副市長の給与及び退職手当を見直すべきというふうに、これ条例改正を求めております。   これは、我々議会からこうせえという話は難しい話なんですよ。これは自らせないかん話で、なかなかあれなんで、ちょっと資料を持ってまいりました。市長が退職手当をもらってないところが10以上あります。四国では八幡浜市がございます。それから、過去に市長手当を限りなくゼロ、限りなく言うて、ひどい22円やいう変な数字にした伊予市もあります。堺市、名古屋市、八代市、鳥栖市、北九州市、川崎市、前橋市、夕張市、全部退職手当をゼロにしとんですよ。   私は、いきなりゼロにしようとか、そんな失礼なことを言う気はない。これは、自ら財源が厳しくて、丸亀市民のことを考えたら、1期4年分の退職金だけで私はいいですよとか、毎年毎年、4年分のうちの半額にしましたとか、そういうふうな市長自らのお考えをお聞かせいただきたいなと思って、こういう通告書を出したんですよ、自ら条例を改正したらどうかなあと。   例えば、議員も平成22年か平成23年のときに議員年金を廃止しましたね。ところが、いまだに市民の人は、年金をもらいよるでないか、自分で掛けよんですけどね。ひどい人、退職金があるという人がおりますよ。それはよっぽどの人ですけどね。やっぱり、議員は襟を正しとんですよ、きちっと。中には、ある議員は国民年金、年間80万円払いよるんですよ。職員年金でしょ、市長も副市長も。半分市が補填してくれて、年金がずっとあるんですよ。その上、あんまり高い給料じゃないですけどね、退職金もらってる。それやったら、私は、一部改正する必要が来とんじゃないか。   それは、こんだけ厳しいコロナ禍で、向こう3年ぐらいは市の税収が上がらんと見てます、これは丸亀市に限らず、全国そうですわ。国は1,480兆円を、次、消費税を上げるんか何かでぽっと上げたらええしね。最悪は大蔵省で印刷、一万円札を刷ったら済みますしね。でも、丸亀市は刷れませんからね。税収等いろいろなことに頼ったときには、自ら範を垂れて、そういうふうに持っていくのも一つの私は自助でないかなと。あくまでも任意ですから、市長がどうお考えになっとんか、お聞かせいただきたいと思います。   大阪市は完全廃止ですわね。八王子、国立、あきる野市は、これもう支給しない市ですかね。その他内容によって違いますからね、22円やいうところがありますからね。ですから、市長のお考えを聞かせてください。よろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 24番国方議員の御質問のうち、私の給与及び退職手当を見直す条例改正についての御質問にお答えいたします。   議員御指摘の本市の財政状況につきましては、新型コロナウイルス対策や学校給食費の公会計化といった新たな行政課題など多くの財政需要が見込まれる中、現下の厳しい社会経済情勢を受けて、市税の大幅な減収が見込まれるなど非常に厳しい状況にあるとの現状認識は私も同様でございます。   一方で、私の給料等につきましては、議員も御承知のとおり、丸亀市特別職報酬審議会で、そうした財政状況等を御報告の上、御答申をいただくことにしております。今後とも、その都度、客観的な御判断を賜りながら特別職の報酬は決定されるものと存じます。   以上、答弁とさせていただきます。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 給与の特別職の報酬審議会で上げるんも下げるんも決められておりますからね、自身関係なく市長は。そういう私も理解しときます。ただ、自らそういう厳しいときに、一部自分からお申し出てて、3分の1とか半分とかカットしないかなあと思ってお伺いしたんですけど、これ以上言うたら、何か私が意地悪言よるみたいに思いますんで、お考えが聞きたかったんですけど、客観的な答弁でよく分かりました。   次に、副市長、昨年の3月に大事な議会を1か月間、最後の日に行ったんかなあ、ずっとお休みになって。告発された私が真面目に出て、した本人が休むんも不思議なかったんですけど、堂々と来てくれたらよかったのに、まあ何でかなあ。まあ御体調が悪かったんでしょう。   副市長ねえ、私は、何であなたに嫌な質問するかと言うたら、やっぱり、あのとき、給料その分を返還するとか寄附するとかおっしゃっじょったから、1年たったからどうなっとんかなあと思って聞きよんです。   それと、何でいうたら、副市長は充て職が36あるんです。充て職の中で、理事やら委員やら、いろいろある。会長、副会長、いっぱい充て職を持ってるんですね。例えば中部流通の役員会で出て、その御報告は時々してくれよりますわね。その他いっぱいあるんですけど、あんまりあなたからの御報告やいろいろなことを。今日聞いた三十何ぼもあるんかとびっくりした人もおるかもしれんけど、私は、やっぱし市を代表していって、あなたはようけ肩書。読み上げませんわね。中讃ケーブルテレビは取締役ですからねえ。職員懲罰委員会は委員長です。共済会は会長です。そういう等々ようけあるんですけど、なぜこういう話をするかというたら、私、今、土地開発公社の理事です。1年間で土地開発公社は3回ございました。そのうちの2遍は、理事長である副市長が欠席しとんです。3回中2遍欠席ですわ。あれっ、何でやろかなあと。御体調がすぐれなんだんかもしれませんけど、そこに責任感やら道義的ないろいろなもんを感じましたから、ほかの会も真面目に出席していろいろなさっとんかなあという疑義が生じましたので、副市長から各種団体の御報告の一例や二例挙げていただいたり、もしくは、この議会が終わって結構です、全部の報告書を作って議員方に出してください。私はそのぐらいしてもいいと思いますよ。   去年の3月に議会で特別職の報酬審議会で、私たち2,000円上げてくれました、2,000円。ほんで、うちの会派全員がこうやって、中讃ケーブル、アップで映っとる。こうやって返却口座をつくっとんですよ。毎月2,000円、法務局に持っていくわけにいかんから、一応、きちっと出たその日に2,000円天引きして、郵貯に入れております。これも寄附行為になるからできんのです、今は。だから、私は退職したら、しかるべき団体に寄附行為しようと思ってます。   ですから、ここで議場で、去年2,000円上がった。我々3人は反対で座っとりましたからね。やっぱり、座った議員としての責任を感じておりますから、ちゃんとこういうふうにしとんですよ。ですから、副市長のことですから、きっときちっといろいろなことができとんだと思いますし、今までの過程も踏まえて、私が言ったことをよく理解して御説明をお願いいたします。 ○議長(山本直久君) 副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 私の昨年3月議会欠席の責任と給与の返還及び各種団体の長としての報告についての御質問にお答えします。   昨年3月議会定例会に欠席したことにつきましては、当時の私の不当要求に対する告発によって、市政の停滞や、それによって生じる市民生活への支障を考慮した結果、苦渋の選択ではありましたが、副市長の職務を自粛するという決断に至り、休職したことによるものでございます。   また、その責任につきましては、副市長としての自らの立場と重責を踏まえ、とりわけ、新年度予算審議もある3月議会定例会において混乱を来し、市政の停滞を招かないことこそが最善と考え、市長に対し昨年の2月半ばより休職を申し出て了承をいただいております。   なお、休暇期間中の給与につきましては、丸亀市長等の育児等と公務に関する条例に準じて計算を行い、相当額を市へ寄附いたしております。   最後に、各種団体の長としての報告に関する御質問でございますが、各種団体の長としての報告につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、普通地方公共団体が出資している一定の法人について、その経営状況を議会に提出することが定められております。そのため、私が長を務める各種団体のうち、この規定に該当する丸亀市土地開発公社につきましては、毎年6月議会定例会と3月議会定例会に経営状況を説明する書類を作成し、市長を通じて提出させていただいているところでございます。   また、丸亀市土地開発公社につきましては、議員御指摘のとおり、昨年の2月、そして今年2月と、いずれも体調不良により、やむを得ず欠席をさせていただきましたこと、事実でございます。その点につきましては、誠に申し訳なく思っております。   以上、答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) あんまりしつこく言うと、いじめよると誤解されたらいかんので、例の一件は司法の場へ提訴しとりますから、ちゃんとしましょう。   続きまして、私のほうから選挙の問題をちょっと取り上げたいと思っております。   近年、微罪とはいえ、選挙違反的な、これも立候補してなかったら、その間、何してもええんですよ。立候補した途端に選挙違反に問えるわけですから、その間、たすきに名前をかけようが、要らん発行物出そうが、何してもええんですよ。ただ、私は、うちの議員は全員そうですけど、崇高な議員は、そんな選挙違反はせんのですよ、普通、常識ある人はね。ところが、今度の何人かの方はもう目に余る。ティッシュ配るんから始まって、旗を立てて、そこに名前を入れて、そこにわざわざ立候補しますだとか、これ今日、選挙管理委員長来てないですけど、総務部長が答えてくれるんだろう。やっぱり、取締り本部いうたって警察ですからね、あなたにそうせえ言うても無理かもしれん。でも、通報があって認知したら、これ警察と協議して、ぼんぼん取り締まりましょうや。真面目にやっとる人に失礼ですよ。だったら一罰百戒じゃないけど、選挙無効にしてやったらええんですよ。軽い罪だからええんやいうん。違うんです、罪は罪なんですよ。だから、違反した人をちゃんと3か月前はいけないというルールがある以上は、全部したらいいんですよ。そら新人の方は、市長とアップで映ったら、ああ、出るか出んかは分からん、言うたらいかんのか。そらあうれしいかもしれんけど、やっぱり常識ある首長は、自分が別の政治家とか、別の国会議員とか、別のいろいろな人との対談はいいんですけど、わしは、ああいうことをなさらんと思うたんですけど、総務省へ問い合わせて、県の選管へ問い合わせております。微妙なところのグレーゾーンだそうですけど、やっぱし、見て見苦しいですわ。選挙の当日までかけとんか知らんけど、それやったら、堂々と違う方と対談する写真だとか、いろいろなさったほうがええなあと思うんです。   けど、総務部長が代わりで答弁してくれるんですか。どんなんですか、きちっと警察と打合せして、丸亀市の選挙管理委員会に選挙違反本部はできませんからね、人手も足りません。警察と連携して微罪、軽い罪でも告発するんだと。ちゃんと告発せんかったら、警察もできませんからね。だから、議員もこれは目に余ることはどんどん言ったらいいと思うんですよ。だって、大半の方はフェアに真面目にやっじょんですから、そういうことをせな市会議員になれんのですか。そこまでして、違反までしてなりたいんですか。私は情けないと思いますよ。   この間、ある選挙事務所へちょっと行ったら、お茶を出すんでも、皆さん、こんなこんまい瓶です、封を開けてください、飲んだください。持って帰ったら違反になるからね。そんぐらい皆さん、気を遣いよりましたよ。大多数の議員は真面目に選挙を捉えてルールを守っじょんです。ところが、新人やけん何してもええ、初めてやから。ちゃんと選挙のバイブルがありますから、私が出るとき買いましたわ。ですから、そんなんをちゃんと読み込んで、どこがいい、いけない、ここからは常識外れ、そんな人が議員になって丸亀がようなるとは私はあんまり思えんのですけどね。   総務部長、通告にあるように、御見解とお考えをお示しください。 ○議長(山本直久君) 総務部長 栗山佳子君。             〔総務部長(栗山佳子君)登壇〕 ◎総務部長(栗山佳子君) 選挙違反の取締りとその対策についての御質問にお答えいたします。   なお、答弁内容につきましては、選挙管理委員会と調整をいたしております。   本年4月18日に、市民にとって一番身近な選挙である丸亀市議会議員及び丸亀市長の選挙が予定されておりますが、選挙管理委員会では、公正な選挙を行うべく準備作業を行っているところです。   そこで、議員御質問の選挙違反に関してでございますが、現在、既に市議会議員及び市長選挙に立候補予定の方の活動について様々なお問合せが電話等で寄せられております。選挙管理委員会事務局では、これらの問合せの情報に基づき、現地で状況が確認できるものは現地確認をするとともに、確認できないものにつきましても、該当にどのような状況であったのかを随時詳細を確認いたしております。その上で、法令に即しているのか否かを、県の選挙管理委員会や、場合によっては、県を通じ総務省にも確認をしながら判断をいたしております。   現時点まで立候補予定の方は、おおむね法令を遵守されておりますが、一部法令違反であると思われる事例も見受けられます。このような場合、事務局といたしましては、その内容が重大なものであるか、軽微なものであるかを問わず、法令を遵守するよう毅然とした態度で促しているところです。   また、選挙違反の取締りとその対策についてでございますが、議員御承知のとおり、公職選挙法違反の取締りについては所轄警察の権限となっております。したがいまして、選挙管理委員会事務局が様々な情報提供を受け、公職選挙法に違反していると思われる案件や現地で法令遵守を促した際などには、丸亀警察署にその状況を連絡することとしており、情報共有に努めながら、その後の対応を迅速に進められるような体制といたしております。   市民の代表となるべく、市議会議員や市長選挙に立候補を予定されている方々は、法令を遵守することは当然理解をいただいているものと考えておりますが、選挙管理委員会といたしましては、今後も公正な選挙を目指してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 今日は選挙管理委員長をお願いしとったんですけど、総務部長が代わりに答えていただいて、本当にありがとうございます。   私は、ここで何か取り締まるということは全てではないと思うんです。やっぱり、モラルある、常識ある方が議員になってほしいしね。せめてルールぐらい守らんやつが議員になる資格はないと思ってますから、そういうことから範を垂れなんだら私はいけないと思ってます。   最後に、ちょっと一説言わせてもらいます。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れるも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」。市長、ように肝に銘じてください。   終わります。 ○議長(山本直久君) 以上で24番議員の質疑は終わりました。   会議の途中ではありますが、ここでしばらく休憩いたします。   再開は午後1時を予定いたしておきます。               〔午後0時07分 休憩〕             ───────────────               〔午後1時00分 再開〕 ○副議長(川田匡文君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   総括質疑を続行いたします。   2番 竹田英司君。             〔2番(竹田英司君)登壇〕 ◆2番(竹田英司君) 飯山の桃太郎、竹田英司です。総括質疑をさせていただきます。   新型コロナウイルスワクチン接種会場の充実、大綱1点目。全部で2点ですね、1点目。   新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりますが、各種接種会場は、高齢や身障が来場された際、接種会場ごとにどのような配慮がなされているのか、お示しください。 ○副議長(川田匡文君) ただいまの質疑に対し、理事の答弁を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 2番竹田議員御質問の新型コロナウイルスのワクチン接種会場における高齢や障害への配慮についてお答えいたします。   新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、国が当初想定していたワクチンの使用基準や定められた期間での接種が求められていることから、接種開始時には集団接種が望ましいものと考え、接種会場には、丸亀、飯山の市立体育館、また市内の各小学校の体育館を設定し、その準備を進めているところです。   接種会場については、ワクチン接種プロジェクトチームの職員が候補施設の現地調査を行い、立地条件や動線を確認し、バリアフリー化や会場内の感染予防などの対応策を講じることが可能である施設を選定いたしました。   議員御質問の会場ごとの配慮でございますが、集団接種は3時間で約300人の接種を行う予定としております。まず、来場時及び会場内の密を避けるために、接種の予約時間を30分ごとに区切ることにより受付時の混雑を解消いたします。また、会場内での誘導とともに、見守りや付添いの必要な方への対応を行う人員を配置することにしておりますので、来場される方が安心して接種を行えるものと考えております。   施設のハード面におきましては、歩行のしづらい方や車椅子利用の方が安全に歩行また容易に走行ができるよう段差解消や十分なスペースを確保いたします。また、駐車場においては、会場入り口近くに駐車スペースを確保し、移動距離の短縮化を図るなどの措置を講じる予定としております。   視覚障害や聴覚障害のある方につきましては、当事者団体へ接種に関する情報をお伝えする機会を持つとともに、当事者の皆様の御意見も伺い、会場の設営等に反映してまいります。   今回のような大規模な集団接種を公共施設において行うことは初めての試みであるため、今後、施設面や対応面について様々な課題が出てくることも予測されますが、ワクチン接種が円滑に実施できるよう全力で取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆2番(竹田英司君) 議長、2番。 ○副議長(川田匡文君) 2番 竹田英司君。             〔2番(竹田英司君)登壇〕 ◆2番(竹田英司君) 施設面でも初めての話ですから、そうですよねえ。新しいことで今回接種するということなんですけど、いろいろなことに配慮されて、駐車スペースを確保してくれたり移動距離の短縮とかね、本当に配慮された分で、この前、先日、私の知り合いの人が、飯山総合運動公園が接種の会場となるということで心配なされて、今、飯山総合運動公園の駐車場というのは、エントランスの前、左側に入っていって、左側に身障用の駐車スペースが2台分確保されておるんですが、そこも、もう線が消えかけとって、何が何やら分からん状態で、前の駐車禁止のゼブラマークも消えてとるような状況なんです。   ここの会場に来るときに、エントランスからインターロッキング、れんがを敷いとんですね、ずっと。そこまでの距離は結構あるんで、しかも段差があって、そこに段差解消のプレート1枚だけ置いとるような状況やったんで、ちょっと小山部長に来ていただいて、一緒に見ていただいたら、部長はすぐ対応していただいて、今のところ、考えとることですけどというて、オブジェをいっぱい、桃のオブジェを置かれとったり、四角い石のオブジェを置かれとったりしてきれいに置かれとんですけど、そのオブジェとオブジェの間に、今、車が中へ入らんようにバリケードを置いてくれとんですけど、そのバリケードをそのときだけ臨時的に取っ払ってというか、のけていただいて、そこに簡単な看板、どういう表示にするか、高齢とか身障専用の昇降口、入り口という看板を立てて、向こうへずっと車を回す案内人みたいなんも置くこともちょっと考えよんです。どうなるかちょっと分からんということやけど、何らかの配慮をしていただいて、スロープのところから地下へ最短距離で、そういう方々が会場の中へ入っていけるという、そういうシステムをやってみようかと思うんやというような前向きなことをしていただいたんで、多分、4月15日までにそういうことはしていただけると思うんで、やっぱり、こういうことというんは、なかなか気づかんことですけど、常に弱者とか体の不自由な方、高齢な方々を一番に考えたような会場設営、設定というんをやっていかないかんのじゃないんかなと思います。これは一回例をつくって、今回、ワクチンの接種会場としてするわけですけど、起こったらいかんのですけど、災害が起こった場合、あそこは災害避難施設になっとるわけですね。   今回の例が、もしかしたら、そういう災害がなかったらえんですけど、あったときに、そういう経験、配慮とか会場設備が行かせてくることになるんで、前向きに捉えていただいて、常にそういうことを頭に置いていただいた上で、今後どんなことがあろうが、事前事前に対処していただけたらありがたいかなと思います。   それと、これは1月18日の月曜日でしたかね、市長。私の地元の先輩で、業者をしよる先輩がおるんですが、丸亀市に、無光触媒と言いまして、ない光を触媒の散布スプレーを寄贈していただいたという、新聞にも載っとったと思うんですけどね。あれは無光触媒という薬剤名で、散布したら効果が5年ぐらい続くんですよ。その主な目的としては、接触感染等のリスクを低減、軽減できるという薬でありまして、今、公共施設で実績でやっとるところというたら、飯山南の青い鳥ですね、それと飯野の青い鳥、今聞いとんはそれぐらいなんですけど、今回、接種会場の一つとなります綾歌のアイレックスの大ホール、あそこのところの玄関の入り口のところから人が触るところ、手すり関係とかドアとか、あとはトイレ、もちろんホールまでの動線、大ホールの壁、全部散布したとして、大体概算ですけど170万円ぐらいでできるということなんですよ。150万円ではちょっときつい、170万円ぐらいということやったんで、それ高い安いでなしに、今回、ミスを防止したり、会場の中も感染防止対策をするということやったら、やってみたら5年間使えると、5年間効果があるということやったら、その後も、いろいろなイベントとか、体育館やったら、もちろん運動する人もおるし、アイレックスのホールやったら、様々なイベントでみんなが使うわけやけんね、一回ちょっと、まだ1か月あるんで、またこれは通告書にないんで、要望という形で、もしできるんであれば考えていただいて、飯山総合運動公園と市立体育館とアイレックスのホール、これ3つね、ここでちょっと検討いただいても構わんで。市長、これまた考えとっていただけたらと思います。   ほな2点目の質問に入ります。   高齢であるとか体調面での不安等、様々な理由により、家から一人で会場まで行くのが難しい方もおられるわけですね、実際。年齢もあるし、体調もあるし、訳あって外へはもう出んようにしとんやという人もおるやろうと思いますし、挨拶回りしよる中で、不安に思われとる方々の声を何件も聞いたんですね。接種できるんやろうか、会場まで行けるんやろうかということで、そこで、提案ですけど、本市が今年度から本格実施する地域のおでかけ便ですね、今回3つ増えて7つコミュニティで始まるかね、そういうんを活用して、会場まで送迎差し上げることを臨時的にやってみてはどうかなと思います。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 2番竹田議員御質問の新型コロナウイルスのワクチン接種会場までの移動が不安な方への対応についてお答えします。   議員御指摘のとおり、高齢や体調面が不安な方の移動手段等については、市民の皆様からもお問合せをいただいているところです。接種会場につきましては、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、3か所の会場のうち、1か所につきましては、市内小学校を巡回することにより、遠くまで出向くのではなく、生活圏域内である地域での接種を可能としてるところです。また、小学校体育館での接種は、校区内のみではなく、校区外の方の予約もできますので、日程と場所を御確認いただきながら接種会場の選択をしていただけるものと考えております。   議員御案内の、会場までの移動手段として高齢移動手段確保事業を活用することについては、利用目的において、ワクチン接種への送迎が制限されるものではありませんが、地域ごとの事業設計による想定利用回数もありますので、全てを送迎できるものではないと考えております。したがいまして、福祉サービスを利用できる方、できない方、全ての方がより効率的で速やかにワクチンを接種できる体制を柔軟かつ迅速に構築してまいります。御理解をお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆2番(竹田英司君) 議長、2番。 ○副議長(川田匡文君) 2番 竹田英司君。             〔2番(竹田英司君)登壇〕 ◆2番(竹田英司君) 部長ねえ、これ答弁を読ませていただいたら、送迎が制限されるものではありませんがということは、もし送迎してあげられる方がおられるんやったら運ぶんは構わんということですね、まずそこひとつ確認で、やっぱり、これ飯山の例だけで言わさせていただいたら、南部包括もありますし、地域の民生委員の方もおられるんで、そういった体の状況のことを把握されとる人がおるんで、そこら辺とネットワークして、どこどこの家の誰それさんはちょっと行きにくいような状況やとかというんを出して、順路でうまいことお迎えに行かせていただいて、運んであげるという方法をしたらええと思うんですけど、そこら辺の連携について、再質問でお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 再質問にお答えいたします。   高齢の方がより円滑に実施できるということで御提案をいただきましたとおり、様々な機関の方がいろいろな情報を持っておりますので、そういった情報を活用することが、よりネットワークといいますか、そういった形をより活用しまして、より迅速に対応できるような形で進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆2番(竹田英司君) 議長、2番。 ○副議長(川田匡文君) 2番 竹田英司君。             〔2番(竹田英司君)登壇〕 ◆2番(竹田英司君) じゃあ、具体的に言うたら、そういう南部包括とか、例えば民生委員の方とコミュニティを運営しよるコミュニティですね、コミュニティの窓口であったり、施設の担当であったりという人と連携を取って、そういう人を調べてピックアップして、そこへお迎えに行くという形を取って連携していくということですね。それやったら安心です。毎回毎回来られるわけでないんで、なかなか段取りようにうまいこといかんことがあるかも分からんのですけど、やってみることに意義があると思うんで、こういうことがあったときのために一つの例をつくって、さっきの話でもないですけど、そういうんができていけたらええと思います。   それで、今朝のNHKのニュースを見よって、イギリスのロンドンですね、今回みたいにワクチンの接種ですね、体が不自由やったり病気で外出を控えたりしとる人に安全にワクチンを接種してもらうために、ロンドンのタクシー会社の有名なブラックキャブという会社が協力してくれて、無料でワクチンの接種会場まで送迎すると。イギリスは、この前、200万人以上、新型コロナウイルスのワクチン接種しとんですが、まだ体が不自由で打ててない人とか、さっきみたいな理由の人は結構おるらしいんですね。それで無料で迎えに行ってあげて、会場まで行って、場合によっては、車の中で座った状態で、外から看護師なり医療関係の人が来て、車の中で接種してくれるというようなことをロンドンはやり出したというか、このお金はどこから来とんかというたら、クラウドファンディングを利用して集められた資金で支払われとるきに、そのタクシー会社にとっても有益な話であり、本当に受けにいけんで困っとる人が大助かりやというようなことを、今日、ニュースで見よったんですね。   国が違えど、人種が違え、同じように困ってる人がおるんは、世界中どこでも同じことであります。本市ができんこともないと思いますんで、こういったことに関して積極的に考えていっていただいて、事例を参考にしたらええんですよ。自分ところが一番にせないかんやなんや言うんでなしに、こういうええ事例があるんやけん、ぜひ自分ところの地域でもできるように職員の皆さんが頑張っていただいて、そのこと自体で職員も成長する、自分のスキルも上がりますから、強いて言えば、それが市民の公共の福祉、市民サービスに直結していくことですね。どんどんどんどん新しいことに挑戦していってもらいたい、市長。また頑張ってください。   次、大綱2点目の質問に行きます。   道の駅讃岐富士の整備計画について。飯山町川原交差点北側のコープの跡地ですね、道の駅讃岐富士の整備を考えられないか。   令和の新しい時代においては、PFIや──これ真ん中、僕、略して入れとんは間違えとって、ファシリティーでなくてファイナンスです、これ間違いです、すいません──PPPの官民連携型事業等の仕組みを活用して計画してみてはどうか。ここでブレスが入っとんですけど、もう続いて一緒に答弁していただけたら結構なんで、現在、四国には85いうて書いとる、これも間違いで、実は今89ぐらいあると言われよったんかねえ、部長。ちょっと調べるときにタイムラグがあったもんで失礼しました。88か所になったら、例えばですよ、面白い企画として四国道の駅88か所巡りとか、巡礼にかけて4県でコラボレートして、今、コロナで冷え込んだ経済を4県で盛り上げていこうというような楽しいこと、こういうことも考えられると思うし、そこら辺の御答弁をください。 ○副議長(川田匡文君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 道の駅讃岐富士の整備についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、道の駅は、国道や主要地方道などの幹線道路沿いに設置されることが多く、現在、県内では18駅が整備されております。設置の目的といたしましては、道路利用への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興や安全の確保の寄与が掲げられており、休憩、情報発信及び地域連携の機能を備えるもので、24時間利用可能な駐車場とトイレ、道路情報や地域観光情報の発信設備、観光・レクリエーションなどの地域観光施設や防災施設などが設けられております。   議員から御提案をいただきました飯山町川原にある当該地は、国道438号と主要地方道善通寺府中線に接する好立地な場所で、施設や設備整備に必要な面積も十分に有しているものと考えられます。   道の駅は、市町村またはそれに代わり得る公的な団体が設置するものとされており、整備方法といたしましては、道路管理者と市町村長等で整備する一体型と、市町村が全て整備する単独型の2種類がございますが、いずれの方法も、道路管理者と緊密に連絡を取りながら全体構想計画と事業計画を策定していくこととなります。また、施設整備に伴う用地取得や周辺住民への対応や設計など一定の期間と費用が見込まれます。   このように公共施設整備に共通する課題がございますので、議員から御提案をいただきました公が民間と連携して公共サービスの提供を行うスキームでありますPPPという考え方のうち、民間の資金とノウハウを活用し、民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るという考え方、PFIを導入する事例がございます。   道の駅では、平成16年10月に供用開始をしました鹿児島県指宿市が国内最初のPFI手法導入事例として知られており、ほかにも静岡県伊豆市や函南町、千葉県木更津市などでも事例がございます。   本市といたしましては、道の駅は、地域を活性化する拠点として非常に有効な施設となり得ることは認識をしており、県内にとどまらず隣県、他市県との連携企画等が地域経済の活性化に寄与する可能性は大きいと考えられます。一方で、道の駅整備に当たりましては、本市には、各地域において事業を営まれる数多くの民間施設もあり、必要性や採算性もさることながら、整備目的を明確にし、市域全体の中での最適地を検討していくといった手順も必要と考えられます。   したがいまして、道の駅整備の検討に当たりましては、先進事例等はもとより、PFIをはじめとする民間資本の活用手法など、まずは調査研究から始めさせていただきたいと存じます。   次に、近隣市県と連携し、地域を盛り上げるきっかけづくりについての御質問にお答えいたします。   議員御案内のとおり、現在、四国には88か所の道の駅が整備されております。それら道の駅では、全国1,180か所が加盟するネットワークである一般社団法人全国道の駅連絡会が組織されており、さらには、それぞれの9つの地域でブロック会が用意をされております。その中で香川県内の道の駅が加盟している四国ブロック会では、50か所以上を巡った方への敢闘賞や全箇所制覇した方への完全走破賞など豪華賞品を用意したスタンプラリーの開催や、各道の駅で行っているイベントについて、年間を通じてお知らせをする産直品カレンダーなどを提供し、相互連携して地域全体に誘客を図る事業を行っており、相乗効果につながっております。   コロナ禍において、改めて近隣観光の視点が見直されたことにより、四国は、景観はもちろんですが、食もおいしく、88か所巡りのお寺とお接待などの伝統文化があり、議員御提案のような四国をつなげた取組は非常に魅力があり、有益と考えられます。先ほど申し上げましたように、まずは道の駅の調査研究を行ってまいりたいと存じます。今後とも御提案、御意見を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆2番(竹田英司君) 議長、2番。 ○副議長(川田匡文君) 2番 竹田英司君。             〔2番(竹田英司君)登壇〕 ◆2番(竹田英司君) 部長ありがとうございました。調査研究をしていって、まずはそこから始めていってくれるということで、ありがとうございます。   今回、この話を僕が質問させていただくときに、自分の友達や同級生とで話しとって、たまたまですよ、本当に僕も大して知識がないんでね、話しよるときに、あすこのコープの跡地、何が来るんやろうのというような話をしとって、いや、まだ具体的な話が来てないけど、あんなええ土地やきに何か来るんでないんかなとかという話をしよったらね、昔は、飯山時代に、僕が幼少の頃、いまだにずっと思い出に残っとることがあるんですけどね、飯山のおじょも祭りとか、そういう楽しいイベントをしよったんですよ。ドジョウ汁を炊いて、ドジョウ汁選手権をしたりね。まさしく、この後ろでおられる真鍋さんが職員の頃に盛り上げてくれて、私たち子供に夢を与えてくれたわけですね。中の紹介しましたら、そのとき、楽しかったです。子供たち、ずっとじゃんけんしていって、勝って一番最後に残った子はヘリコプターに乗せてくれる、瀬戸大橋まで行って帰ってくるとかね。ちなみに、うちの妹は最後の一人まで残ったんですけど、最後の最後で負けてしもたんですが、それはええんですけど、そんな楽しかったイベントとかなんとかというのは、46歳になっても、いまだに忘れんと、楽しかったことをいまだ、あのときに帰れるぐらい覚えとんですよね。   コロナでそんなイベントがなくなってきて、そら日本だけでない、世界中がこういうような状況になっとるわけだから、ある意味、今の子供はかわいそうやなと思うてね。人と人と、ゲームとかばっかりするんじゃなしに、そういうイベントを市や地域で連携して盛り上げて、子供たちに思い出に残るようなイベントをつくってあげるための一つの施設として、道の駅というような考え方で、今回、質問させていただきました。   やっぱり、市民をわくわくさせるような、市長ねえ、限られた財源の中です。ほんでいろいろな仕事を皆さんずっと仕事をされよって、その業務も大変やけん、なかなかいかんかも分からんけど、夢を語ったりとか、後ろで香川 勝さん、おるしねえ。夢を語り、未来をつくるというて、それは本当にええ言葉やと思うんです。夢というんは、やっぱり口に出しよらんかったら実現せんのですよ、市長。やっぱり、どっかでこういうことができたらええなあ、ああいうことができたらええなあと思うてね。なかなか今言われよったように、いろいろな条件や制約があって、できるまでには、本当に行政やけん、慎重に慎重にいろいろ計算してやらないかんのですけど、まずは、やり始める勇気というか、やってみる、挑戦してみるということを、市長、職員にもうちょっと。やられとると思うけど、これこれ、こんなんしてみたらどうやろうかというような、職員がやる気になるようなことをやっていただいて、きっかけはともあれ、やり始めて、いろいろな困難とかしがらみとかを経験していくんで、その経験こそが職員を成長させることやと思うんです。理屈から本気に変わっていく過程が大事なんです、やっぱりね。職員がそういう環境で仕事ができるように、どんどん新しい政策をつくっていただいて、それが丸亀市に人が来る理由にもなるし、大学へ行っても帰ってきてくれるようなええまち、次は丸亀市はどんなことしてくれるやら、わくわくするなあというようなまちですね。   おのずと選挙の投票率も、コロナで下がっとるや何やいうたって、今、状況が状況かも分からんけど、そういう楽しいまちづくりをしたら、選挙に行かないかんとか、もっともっとええまちをつくってもらわないかんというて、張り切って選挙に行ってくれる人が増えるはずです。私もそれに向けてやっていくためには、やっぱり、行政と議会が両輪にならないかんのですよ。ある一定の緊張感は保ち持ってでも、いざ困ったときに、議員さん、こういうところで困っとんですとか、逆にこっちも相談させていただいたりとか、そういう関係づくり、それがええまちをつくっていくことやと思うんで、僕もそれができるように、今からこれから頑張っていきますんで、ちょっと長くなって申し訳なかったんですが、総括質疑を終了させていただきます。ありがとうございます。 ○副議長(川田匡文君) 以上で2番議員の質疑は終わりました。   ここで10分間程度休憩をいたします。               〔午後1時27分 休憩〕             ───────────────               〔午後1時36分 再開〕 ○副議長(川田匡文君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   総括質疑を続行いたします。   11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) これより総括質疑を行います。   大綱3点について質疑をいたします。   大綱1点目は、梶市長への質疑であります。   まず、一般論的な市長の市政方針とは、市長は、為政として政治を行うに当たっての目的、進路、方法、特に小さな政府、すなわち、地方自治体の長期にわたる基本政策を示すことであります。そのような観点から、市長就任後2期8年の集大成としてのメッセージを拝見させていただきました。しかし、丸亀市の長期的展望に立った施策はほとんど見当たらず、ルーチンワーク業務に関するものが大勢を占め、結局のところ、現状の課題解決にも乏しく、ましてや将来に夢を託するための布石とは評価し難いものでありました。   これら各論にわたるお尋ねは、10日からの予算特別委員会の場に委ねることといたしまして、本日は総論的見地からの質疑といたします。多少辛めなところがありますけれども、梶市長にお尋ねいたします。   まず1点目ですが、令和3年丸亀市議会3月定例会で表明した市長の市政方針に示された諸事業の中で、明らかに梶市長のガバナンス、指導力に基づき計上、掲載したものであると自負できるものを予算大綱に示す事業で列挙してください。 ○副議長(川田匡文君) ただいまの質疑に対し、理事の答弁を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 11番真鍋議員の私のガバナンス、指導力に基づき計上した事業についての御質問にお答えいたします。   令和3年度の予算編成に当たりましては、本年4月で私の2期目の任期が終わりますことから、基本的に新規事業の計上は控えておりますが、総合計画前期基本計画の最終年度として、その総仕上げに関わる事業費を計上したほか、世界中で猛威を振るい、多くの方々が不安に感じている新型コロナウイルス感染症対策として、地域経済の回復や市民の皆様が日常を取戻し、安心して暮らせることを最優先に、コロナ危機を克服し、新たな生活をつくる予算を計上し、令和2年度補正予算と一体的に取り組んでいくことといたしました。   具体的な施策といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業や介護施設等従事新型コロナウイルスPCR検査事業などを計上し、感染予防、感染拡大防止対策を着実に実施していくほか、新型コロナウイルス関連事業所支援事業により事業継続に苦慮されている事業への切れ目のない支援に取り組んでまいります。また、自立相談支援事業などをはじめとする重層的支援体制の構築といたしまして、相談窓口の集約などにより、生活面で困窮されている方々に対するきめ細やかな対応や断らない体制づくりの強化充実を図るほか、独り親家庭等子育て支援事業による児童の学習支援を行ってまいります。   そのほかの事業といたしましては、近年の集中豪雨などに備える今津及び土器雨水幹線での浸水対策事業、市道西土器南北線道路整備事業など主要幹線に関わる市道整備事業、また、産業振興対策事業費のうち、企業立地促進奨励金の要件緩和、高齢の移動手段確保事業の本格実施など市民の安心・安全を守る施策を継続し、市民の皆様が豊かで暮らしやすいと実感できるまちづくりに取り組んでまいります。   また、公立の保育所、こども園及び幼稚園に関わるICT化推進事業のほか、教育情報化推進費に計上しております教育現場でのICT支援員の配置や情報化推進費などをはじめとする行政のデジタル化の推進に取り組み、行政事務の効率化や業務改善を図りながら、利用の皆様の利便性やサービスの向上に努めてまいります。   以上、答弁といたします。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 市長、御答弁ありがとうございました。   確かに、改選を臨む議会でありますので、当然に、予算につきましても骨格予算ということが、ある意味で常識的なところかもしれません。したがって、そのような条件下の中では、なかなか御自分の市政に対する姿というのを明らかにしにくい部分があるかもしれませんけれども、しかし、そうした中におきましても、この8年という長い歴史の中で、市長として丸亀市のかじ取り役としてお感じになられたもの、あるいはその覚悟というものがあるはずですけれども、私は、その一部分でもこの中に生かされておれば、なるほどということで自分自身で納得ができるわけなんですけれども、やはり、先ほども申し上げましたようなことで、内容につきましては、各部の義務的、恒常的業務にすぎないところが非常に目立っておりました。   丸亀市の将来展望あるいは広域的運営の推進あるいは国、県との具体的連携等、市長のガバナンス、指導力というふうなもの、これを期待をいたしております。また、期待をいたしておりました。そういう中での先ほどの御答弁あるいは市政方針だったんですけれども、本市は、言うまでもなく、巨額の資金を投下した新庁舎、そしてマルタスが竣工し、これからは、それら拠点施設が中心となって本市丸亀市の持続的成長のための施策の策定、政策形成が絶対的重要業務、いわゆるミッションであるにもかかわらず、先ほど申しましたような評価をせざるを得なかったということであります。   そこで、この際、改めて確認をいたしますが、梶市長の市政方針とは、どのような方針を意図しておられるのでしょうか。一般的にいう施政方針、政治を施すという施政方針ですが、冒頭にも触れたように、市長は、為政として政治を行うに当たっての目的、進路、方法、特に小さな政府、すなわち、地方自治体の長期にわたる基本政策を示すことであります。そうした意味で再質問を行いますが、一般的な施政の「施」、施しを市に代えた意図ですね、これは市長としてどのような意図で、どのような背景があって、施すを市に変えたのでしょうか。これについてお尋ねいたします。   2点目ですが、本市の市政方針、市政の方針とは狭義の方針と考えるが、いかがでしょうか。   3つ目、行政課題、行政需要が山積する現在にあって、なぜ新たな財源の確保や公共施設の統廃合、行政のスリム化などの行財政運営への創意工夫等は示されなかったのでしょうか。   3点について再質問を行います。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   市政方針という、「市」という字を使いました市政方針につきましては、これまでも3月定例議会等で新年度の予算を提案する際には使わせていただいておりまして、主に来年度という、先ほど2点目の質問にもございましたが、狭い意味ではないかという御指摘、これは一定狭い意味ということも当たっているかと思います。   全体的な市の大きな方向性については、様々な計画、特に上位計画でございます総合計画、そういったところで示すこともございます。また、そういったこともありまして、新しい財源の涵養でありますとか、あるいは公共施設を統廃合するでありますとか、そういったことを、この一定のこの時期の市政方針の中で全て書き込むということは困難かとも思っております。   私としましては、令和3年度の予算という中での、おっしゃるとおり、これまで8年間やってまいりましたので、大きな方向性については市民も御理解いただいてる、また総合計画というものがございますので、それに沿って、当面する諸課題についての考え方、それを述べさせていただいたつもりでございます。   以上です。
    ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 市長、御答弁ありがとうございました。   確かに、市長がおっしゃるような考え方もあるかもしれませんけれども、やはり、自治体の長として、言わば、その大統領として一番必要なのは持続性ということで、今の丸亀市がこれから永久に存続をする、あるいは丸亀市がリーダーとなってこの中讃地域を、あるいは中西讃をまとめ上げていくという、そういう見地に立った内容のものが市政方針の中では、私は生かされるべきでないかということで、市ではなくって施すというような、そういったことでお尋ねもするし、提案に近いような形で申し上げさせていただきました。   2点目に移ります。   市政方針の冒頭に、2期8年間を振り返り、私が市長としての職責を全うすることができたと自己評価されておりますけれども、市政の現状を見るにつけ、今ほど行財政における課題が山積している状況は否めないものと思われます。市政に関心の高い市民の多くは、市長のガバナンスや指導力の欠如によるものであると言われます。   そこでお尋ねいたします。   通しますが、梶市長は、市長としての職責をどのように認識されているか。2つ目、市長の認識にある全うとは、どのような意味を持つのか。3つ目、何をもって、何を根拠に、このような自画自賛的な表現をされたのか。この3つについてお答えください。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 私が市長としての職責をどのように認識しているのかとの御質問に、まずお答えいたします。   私が丸亀市長の重責を担ってからの8年間は、少子高齢化が現実のものとなり、社会保障費の増大や自然災害の脅威、さらには新型コロナウイルスへの対応など困難な行政課題とともに未曽有の事態が重なる、本市にとって、まさに前例のない厳しい状況が続いております。   このような難局に対峙し、私が改めて感じます市長の職責といたしましては、市を統治し、代表するリーダーとして、市民の意向を適正に判断し、自らの責任において、その時々の市政の課題に対処したまちづくりを推進していくことであると認識をいたしております。   次に、市長の職責を全うするとは、どのような意味を持つのかとの御質問にお答えいたします。   私といたしましては、市長に就任以来、市民の皆様からの声をお聞きしながら、本市が直面する当面の課題解決と未来に向けた礎の構築に全力で取り組んでまいりました。こうした取組が、まさに先ほど申し上げました市長の職責を果たすものであり、任期中、私のなり得る最大限の努力を続け、来月の23日をもって2期目の任期を満了し、その役目を終えますことから、全うするといった表現を用いて申し述べさせていただいたものであります。   3点目、何をもって、このような自画自賛的な表現をしたのかとの御質問にお答えいたします。   私が市長としての職責を全うできたと申し上げました理由の一つといたしましては、市民の皆様の間に不安が広がっていくことが懸念される近年の状況にあっても、相談機能の充実など福祉サービスの推進をはじめ、子育て支援や安心・安全の基盤づくりのほか、地域経済の面におきましても、働く場の充実や事業のニーズに即した支援策など、市民の暮らしや営みを守り支える取組を任期中継続して展開できた点がございます。また、こうした取組ができたのは、議員各位の御理解と御協力をはじめ、市長懇談会や市民と市長の談話室、地域担当職員制度の創設、企業訪問員の配置などにより、市民や事業の皆様の声を拾い上げる努力を続け、それに多くの皆様方が応えていただけたことによるものと存じます。   私は、市政運営を進める上で、市民生活に寄り添い、守り支えるといった信念の下、こうした日々の取組を積み重ねることにより、市民の皆様が求める行政への役割に対し、私なりの成果を残しつつ任期を満了しようとしておりますことを市政方針の中で申し上げたものでございます。御理解賜りますようお願いして、答弁といたします。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 市長ねえ、今、御答弁をいただきました。   御答弁を聞く中で、市長の市長としての職責あるいは全う、この2つにつきまして御答弁をいただきましたことにつきましては、私は狭義の解釈という気がするんですよねえ。市長としての職責というのは、市長に与えられた権限というのが法律上定められたものがありますよね。それら市長に与えられた権限、仕事というものを、市長がトップとしてこれを執り行っていく。この市長の仕事に対して、補助機関たる副市長以下の職員集団があるわけですよね。だから、私が今、狭義あるいは広義ということで申し上げたのは、そういう意味なんです。   だから、ここに市長としての職責を全うということは、私は市長に対して厳しく求めたいものは、この全うとは完全なもの、そういう考え方で、今、市長と私の考え方の違いというのが浮き彫りになりましたですね。   振り返っていただいたら、12月の定例会の中で、いろいろ市長にお尋ねをしました。その市長にお尋ねをした中身については、まだ記憶に新しいと思いますけれども、それら一つ一つを取ってでも、市長としての職責を全うということには表現し難い、一生懸命にやられているかもしれませんけれどもね。しかし、現実問題としては、足跡として課題が山積しているということが実情なんですね。したがって、御認識は、そういうように改めていただくことを希望いたします。   それから、もう一つは自画自賛ということで、本当に単刀直入に表現をさせていただきました。これも本当に失礼な表現ということにも取られかねないというようなことを意識して、あえてこういう活字を使わせていただきました。   質問の、この席に立つ私も、市長、真剣勝負なんですよ。多くの支持、それから丸亀市民の代表ということを言うのにもおこがましいような、そういう気持ちでもって、しかし、この場に立つ以上は、市長、真剣勝負として、丸亀市のために、市民のために一生懸命に頑張りたいと、そういう気持ちで臨んでいるものですから、こういう厳しい表現をさせていただきました。   したがって、今後、市長も、あるいはここにいる議員それぞれが、これから後に丸亀市の行政に、政治に直接的に関わることができるかできないか、これについては、多くの市民の皆さんの洗礼を受けて、初めてそういった場に臨むわけですけれどもね。今日、こうして私がお尋ねしたことについては、しっかりと心に、脳裏に刻んでおいていただきたいと思います。   3点目ですね、市長の安全・安心を担保するため、市政に立ちはだかる難局を打破する市長の政治信条、これはどのようなものでしょうか。客観的かつ具体的にお示しをいただきたいと思います。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 私の政治信条についての御質問にお答えいたします。   先ほども申し上げましたが、本市は今、少子高齢化による社会構造の変化はもとより、石垣の崩落、コロナとの共存など、これまでに経験したことのない様々な困難に直面しております。この難局を乗り越え、これまで市民の皆様とともに育んできた私たちのかけがえのない日常を取り戻すためには、市政を預かるとして、これまで以上に民意を丁寧に酌み取る努力が必要であり、大切になると考えております。   そのため、私は、今こそ市長を志した原点に立ち返り、市民とともに安心して暮らせるまちをつくるという政治信条の下、市民一人一人の声に耳を傾け、市民の皆様とともに必要とされる施策を展開することで、この困難な時代を乗り越えてまいりたいのであります。とりわけ、市民の皆様の中でも心配される声の多かった新型コロナウイルス感染症に、医師会の御協力をいただき、いち早く市独自のPCR検査センターの設置ができたのは、こうした基本姿勢により実現できた例の一つであると改めて感じるところであります。   私といたしましては、こうした取組を重ね、その先に、市民の皆様が生活における不安や住みにくさを感じることのない安心して暮らせるまちを実現してまいりたいのであります。そのためにも、これからも一貫して市民目線での行政運営を基本とした政治姿勢を貫き、市民の皆様に寄り添い、しっかりと支える市政運営に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 市長ありがとうございました。市民目線に立ってという、今、お答えをいただきました。   もちろん、市民目線に立って、これは本当に大事なことです。しかし、いわゆるポピュリズム、大衆迎合主義ということで言われるようなマイナスイメージにつながることでは駄目なんですよね。したがって、市長御自身は先憂後楽の精神で、まずは御自身が市民の見えないところでしっかり汗をかいて、その結果で、今言われた市民の幸せというふうなものが実現するということであれば、これは本当にすばらしいまちになると思うんですよね。いろいろな形でPRしなくってでもね、そこに住んでいる人たちが、本当に充実感を、幸せを味わえるように、そういったまちであれば、社会増というのは、意識をしなくってでも、どんどん維持、増加していくと思います。   そういったことで、この政治信条という中では、やはり大企業、今、いわゆるコンツェルンとしての丸亀の、その総帥、長であるという、そういったことを強く意識することを求めたいと思います。   4点目ですね、緊縮財政の渦中にあってでも、依然として人件費や物件費の増嵩につながる記述が散見されております。本市の職員定数、事務執行能力はそれほど不足しているのでしょうか。また、どこに問題があるのでしょうか、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 本市の職員定数、事務執行能力はそれほど不足しているのか、また問題はどこかの御質問についてお答えいたします。   本市の職員定数でございますが、議員御承知のとおり、現在においては、第4次丸亀市定員適正化計画に基づいて、対象期間の2022年度までの間、980人を限度として管理をしているところでございます。   これまでの途中経過を申し上げますと、定員管理の対象となる4月1日時点の常勤職員は、平成30年度においては980人でありましたところ、平成31年度には977人、令和2年度においては965人となっており、近年の公務員志望数の減少傾向や職員の個人的な事情による予期せぬ早期退職など様々な要因により増減するといった面もございますが、微減といった状況にございます。   我々自治体を取り巻く環境は常に変化をしており、ここ数年においても、丸亀城石垣の崩落に伴う修復工事、顕在化した児童虐待やDVへの対応、大手町地区4街区の再編などの重要課題が挙げられ、さらには、今般の新型コロナウイルス感染症の予防接種に関する体制づくりや官公庁を取り巻く今後のデジタル化の推進、インターハイの開催など時宜を得た対応が求められております。   御質問の人件費や物件費の増嵩につきましては、これらに加え、市政方針でも申し上げましたとおり、地方公務員法の改正による会計年度任用職員制度の開始や学校給食費の公会計化、また新型コロナウイルス感染症対策に関わるものなど、新たな制度の導入や行政課題への対応に伴うものが大きな要因であると分析をしております。   議員の職員定数が不足しているのかとの御質問でございますが、市民の皆様の負託に確実に応えていくためには、必要な部署に不足することなく職員を配置しておかなければなりませんが、ここ数年においては、職員の超過勤務時間数も増加の傾向にあり、部署によっては十分な配置ができていない状況もあると考えており、さらには、全体としては不足ぎみであるとも考えております。   しかしながら、安易に職員数を増加することは人件費の増大に直結し、後々の財政負担へとつながっていくため、現在進行している人口減少社会の行方を見据えながら、行政のデジタル化や民間活力の活用なども有効に取り入れて、適切な定員管理に努めてまいりたいと考えております。   また、議員御質問の本市職員の事務執行能力につきましては、決して個々の能力が不足しているとは考えておりませんが、現状に満足することなく、さらなる高みを目指して人材育成に努めてまいり、職員の労働生産性の向上を果たす必要があるものと認識をしております。   今般のコロナ禍では、様々な場面において困難に直面しておりますが、この局面を職員の意識改革の絶好の機会と捉え、今後の成長へのステップとして、さらなる効率的な体制づくりの契機とし、市民サービスの充実へとつなげてまいる所存でございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 今、市長のほうで、それぞれ御答弁をいただきました。   後段のところですね、職員の能力、私は非常に高く評価しております。本当にすばらしい職員集団と思っております。これは、私の、ある意味で丸亀市を語るときの誇りとしているところであります。   しかしながら、その能力というものが最大限に発揮できるような職員配置ですね。異動も含めてのことなんですけれども、やはり、そこでは、まだまだ考えなければならないことがあるのではないかなというような気がいたします。あまり語るべきでないと思いますけれども、私自身も、一時期、そういった仕事に関係をさせていただきまして、非常に頭を痛めたのが、職員の適性も含めて能力を最大限に発揮をしてもらうという、そういったことで、本当に心を痛めました。   十分な創意工夫の中でできること、それから専門的な知識というふうなものが要求されるものがあるかもしれませんけれども、そういった点を考えながらこれを行っていく。結果として、先ほど申しましたようなことで、市民に対する広義の、広い意味での福祉の御提供につながっていくということになるということが一番望ましいことであります。   したがって、再質問を行いますけれども、市政方針の記述の中で、債権管理に外部人材を登用するなど重層的な支援体制の構築を目指すとあります。このことに関して、ずっと私、目を通していく中で、ここでクエスチョンがついたわけなんですけれども、たしか本市債権管理に携わる、あるいは携わった職員には、全国に名をはせるほどのがいたはずですが、外部からの人材を求める前に、そうした職員を中心とした税あるいは税外債権を処理するプロジェクトチームをつくって、そこで検討した結果で足りないということであれば、今回の記述にうなずけたわけなんですけれども、そういった部分については、ついぞ耳にしたことがございません。この点についてお答えをいただきたいと思います。   これに関連してなんですが、これまでも新規の事業主を育成するとの名目で、特定の人物に多額の費用を支払った事案があったと思いますが、それをほうふつとさせる案件と思われて仕方がありません。たしか、固有名詞は避けますけれども、〇〇塾ということであったと思うんですけれども、その費用対効果を検証した結果を、記憶をたどって併せて御説明をいただきたいと思います。   以上です。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   庁内に、非常に債権管理に優れた、全国的にも有名な職員がおるということは私も承知をいたしておりますし、非常に丸亀市の徴税率の向上あるいは職員の育成に力を尽くしていただきまして、現在、別の部署に異動ということでございます。そのでこれはできるのではないかということでございまして、もちろん、そういったことも当然でございますし、既にそののノウハウというのが、今の税務課の徴収体制の中に生かされておりまして、現在も、そのがいなくなっても徴税率が向上するという効果を生んでおります。   一方、債権管理の外部アドバイザーにつきましては、その人に代わるという意味合いではなく、そういった、これまで培ってきた我々の丸亀市の誇る徴税、徴収のノウハウと、今後必要となる生活再建、とりわけ、重層的な支援体制の中では、債権を単に回収するだけではなくて、生活再建と一緒に面倒を見る、あるいは公的な債権だけでない、私債権ですね、こういったものも併せて管理をする、こういった、これまでの担当とは違った役割を持つものでございますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。   また、かつての特定の人物にという御指摘でございますが、そういった事業の組立てではなかったと承知しております。地方創生の事業の中で、やはり人材育成ということが必要である。様々な事業を行う場合に、民間委託等々の手法で行う場合もあります。その成果がどうであったかということ、これまでにも議会にも説明をさせていただいたとおりでありまして、必ずしも当初の想定どおりの成果が上がらない場合もございますが、ぜひとも、そういったところは調整をする意味で取り組んでまいった、その中の成果の部分を、結果の部分は、今、御指摘のとおり受け止めて次の反省に生かす、そして、成果の部分を伸ばす、こういったことで御理解いただければと思います。   以上です。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 前段の部分ですね、税あるいは税外の債権、それぞれ滞納処分が法律上できるものと、それからできないものとありますよね。滞納処分ができる場合にでも、いきなりそうした行動に移るということではなくて、十分に納税あるいは債務の御家庭の事情あるいは健康上の問題とか、そういったありとあらゆることを、個人情報として踏み込み過ぎる部分があるかもしれませんけれども、よりその方に寄り添って、公としての判断ができるような、そういったことで臨むということには、先ほどの市長の答弁ではですよ、いわゆるスペシャリスト的な職員の影響を受けて、今、既にそこから、言わば枝葉が随分に広がっているというような、そういった御答弁だったですね。であればですよ、私は、わざわざ外部から人材を求めてしなくってでも、十分に事足りると思うんですよ。だから、これについては御理解をくださいということは、私も実務経験してますんで、だから、実務経験をした、そういった中で、わざわざ外から求める必要があるのかなというような気がいたしますね。これについては問題提起をしておきます。   時間の関係で次へ移ります。   5点目ですが、市長の指導力、ガバナンス、あわせて、真の行政力、そして職員力が発揮される事業でもある大手町の4街区を含む中心市街地の再編は、丸亀市の、言わば浮沈をかけた必須の都市計画事業でありますが、いまだにペーパーロケーションの域にも届いておりません。   私は、これまで何度か中心市街地の再編あるいは活性化につきまして、私の出身は飯野山の南、飯山です。したがって、中心市街地からは遠く離れたところに住んでいるですけれども、丸亀市民の一人として、議員の一人として、丸亀市の行く末を案じる立場で梶市長に提言も何度かいたしました。その都度、市長は、その趣旨に対して御賛同をいただけました。しかし、今、この場で現状を見たところでは、非公式ではありましたけれども、そうした会話というふうなものは雲散霧消してしまったのかという、そんな気がいたします。   このお尋ねの件、元に戻しますけれども、現在、丸亀市では、この4街区の再編というような、そういったことで事業展開をしておりますけれども、本来、シビックセンター・コアの位置決めについては、丸亀市の中心市街地の位置づけという中で、これが本来決まるべきでないかと。画竜点睛を欠くという、そういったことわざがありますけれども、私は、この大手町の4街区の再編は、この中心市街地あるいは丸亀市全体の中の核である中心市街地のまちづくりの計画、立地適正化計画、マスタープラン、そういった中で、この4街区の計画というのがなされるべきでないかと思います。この点について市長のお考えをお尋ねします。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 大手町地区4街区を含む中心市街地の再編と連動したシビックセンター・コアの位置決めについての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、本市におきましては、中心市街地再生に向けた起爆剤とするべく、大手町地区4街区の再編整備事業を本市の最重要施策となる一大プロジェクトに位置づけ、取り組んでおります。間もなく、その契機となった新庁舎整備が完了を迎えますが、今後は、市庁舎や生涯学習センターの解体、新市民会館の整備と事業は続き、最終的には、平成30年11月に公表した大手町地区4街区再編整備構想に基づく本市の新たな魅力を創出するシビックセンターが完成をいたします。   このエリアは、本市都市計画の基本的な方針を定める都市計画マスタープランにおいて、高次の都市機能を集約し、都市の拠点にふさわしい人の集う地域の形成を目指す中心拠点の中にあり、本事業につきましても、そういった都市計画上の方針に沿うよう進めているものでございます。   また、その中での位置決めにつきましては、都市計画マスタープランを踏まえて、エリアの特性を生かした土地利用や公共施設の将来的な在り方、都市としての魅力創出の方向性などを検討した上で、さきに申しました構想の中でお示しをしてきたところでございます。   いずれにしましても、まちの顔を変える大手町地区4街区の再編整備事業につきましては、将来的な本市の発展、丸亀市街地全体の再生に直結する非常に重要な事業と認識をしており、長期スパンでエリア全体の将来を見据える都市計画の視点から着実に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 市長ねえ、私がここで申し上げたのは、大きなゾーンの中で物事を考えていく、将来を洞察する市長の目線でもって、何を最優先して、そのためにどうするか、目的、手段ということをしっかりと定めた中で動いていくという。確かに、今、この大手町の4街区、これの再編も大事です。けれども、ここだけが大きなにぎわいというようなことでは、基本的には都市計画としては失敗なんですよ。それの動線に至るところをどうするか、線を面にするのをどうするか。   今、かつてのにぎわいのあった通町あるいは富屋町、こんな声を耳にしてますよ。富屋町周辺で売りが出たら、〇〇不動産が買うことになっとる。通町の中で売りが出たら、〇〇不動産が買うことになっとる。行政がイニシアチブを取ってやってくれてるということは一つも出てこんのですよ。もう一つ出てる分は、買物難民にならないように、エースワンを残す、そういう運動を一生懸命にしてくださいと、これが今の市民の声なんです、市長、市民の声に耳を傾けるということは。   だから、しっかりと、ひっそりと生活をしている市民、声なき声にも耳を傾けて、それで大胆に、かつ緻密に都市計画を立てていって、その中で大手町の4街区の整備があるべきなんです。ここには、確かに土地があって、金をかければできるんですよ。けれども、私有財産という、その中に入っていって、そこを説得して市街地の再編をやっている先進事例はいっぱいあるんですよ。職員にも一緒に行ってもらって、その現場も見てるんですよ。人口規模も変わりません、財政力も変わりません。だから、職員にやる気を起こさせる、あるいは市長の指導力を発揮するということが大事なんですよ。   だから、これは、定例会が終わったから、もうこれでくつろいだわということではなくて、市長の仕事というのは、議員の仕事も一緒ですよ、土日もない、夜もないんですよ、朝もないんですよ。だから、私が真剣というのはそこなんですよ、市長。だから、本気度がどこまであるかという、これしたらえらい目に遭うけにやらんわというような、もしそういう気持ちがあったら、丸亀市はどんどんどんどん置いていかれますよ。   あれこれ申し上げて申し訳なかったですけれども、やはり今、本市には、他の自治体にないボートレース事業局があります。そのおかげで基金残高、令和元年度末の258億円から令和3年度末の見込みでは92億円減の166億円になります、見込みとしてね。市債は、逆に6億円増の589億円ということで、見込みではありますけれども、予断を許さない状況にあります。   この上に、地方債を幾ら交付税で元利償還金があると言ってでも、30%でしょ、これも理論上ですよね。地方債を主な財源とする95億円余の市民会館の建設は、さらに財政状況を圧迫させる要因にもなります。片やで教室の雨漏り、非常に臭気の漂う不衛生なトイレ、あるいは危険なその環境下でじっと耐えて学習する児童・生徒に、さらなる我慢を強いることにもなるんですよ。このことを頭に置いて慎重に取り組むべきです。   時間の関係で再質問は行いませんけれども、先ほど申しました166億円の基金の残高見込みというのは、競艇からここ二、三年前から入った分の約180億円、さらには、基金を含めて200億円の金がね、そういった財源があって、やっとこの166億円の貯金があるわけなんです。したがって、これ競艇がなかったら転覆ですよ。だから、今から40年間で3,715億円の巨費を投じて公共施設のやり替えをしていかなかったらいかん丸亀市なんです。統廃合も今からしっかりと示し、様々な形で行政力を発揮していって市民の生活を守らなかったらいかんですね。このことを市長、この場でしっかりと頭に刻んでおいてください。   すいません、大綱2点目ですね。もう時間がないんではしょります。   丸亀市では、平成29年2月に丸亀市下水道事業経営戦略が策定され、それに基づき、今般、丸亀市公共下水道事業計画の変更がなされるようでありますが、事業目的に沿って下水道施設の再編を図り、流域関連公共下水道と農業集落排水の接続工事に着手することについて、以下お尋ねいたします。   通しますが、1点目が、丸亀市流域関連公共下水道事業計画に示す飯山第4処理分区内のうち、宅地開発の進展が著しい西坂元の処理区域の公共用水域の汚濁防止のため、認可区域を拡大し、支線の下水道管の敷設による本管との接続について見解を伺います。   2点目ですが、西坂元の処理区域内で処理場の処理能力の都合上、やむを得ず合併処理浄化槽による汚水処理を行っている家庭への対応について。   3点目が、流域関連公共下水道と農業集落排水の接続工事により不要となる処理施設の利活用について。   以上3点についてお尋ねをします。簡にして要を得た御答弁を願います。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 下水道施設の再編による農業集落排水の中讃流域公共下水道への接続についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、丸亀市が運営する農業集落排水は、飯山町に岡地区、西坂元地区、三谷地区と、綾歌町に赤坂地区の4地区がございます。これらの施設では、最も古い岡地区は供用開始から20年以上が経過し、施設や設備の老朽化が進むなど農業集落排水4地区の機能を今後維持していくためには多額の費用が必要であり、将来に向けた事業運営について総合的な検討を行った結果、農業集落排水の改築、更新を行うよりも、公共下水道へ接続することが経済的に最も有効であるとの結論に至ったものでございます。   このことから、農業集落排水の中讃流域公共下水道への接続に向け、関係機関であります香川県農村整備課及び下水道課との接続協議を終え、現在、下水道法に基づく事業計画の変更に着手しているところでございます。   そこで、議員御質問の飯山第4処理分区の認可区域の拡大と支線の下水道管の敷設による本管の接続についてお答えいたします。   議員御指摘のとおり、飯山町西坂元では宅地開発が進んでおり、特に農業集落排水地区については、既存の処理施設では汚水を受け入れる余裕がないなどの問題が生じ、地区内で新築する場合、処理施設を利用できない状況でありますことから、早期に公共下水道への接続を進める必要がございます。一方、西坂元には下水道整備を想定する計画区域があり、ここでは宅地開発が進んでいるものの、整備に着手できていない状況でございます。   これらの現状と今後の下水道全体の事業運営を考慮しますと、まずは農業集排水から公共下水道への接続に必要となる管接続工事を最優先に取り組んでまいりたいと考えております。そして、接続工事の進捗に合わせて、整備区域の見直しについても検討する必要があるものと考えております。   次に、処理区域内で合併浄化槽による汚水処理を行っている家庭への対応についての御質問にお答えいたします。   西坂元の農業集落排水地区内で新築する場合、既存の処理施設では汚水の受入れができない状況にありますことから、汚水処理については、合併処理浄化槽の設置をお願いし、市内の浄化槽区域と同様に浄化槽設置補助金を交付しており、今後も公共下水道の供用が図れるまでの間は補助金交付を継続してまいります。   しかしながら、今後、公共下水道へ編入することにより、基本的には下水道法に基づく事業計画区域の位置づけとなります。このため、これまでにやむを得ず合併処理浄化槽を設置された住宅につきましては、当分の間は、下水道法の適用を受けない措置を考慮いたしますが、将来、下水道の利用が可能となるよう、関係機関との調整や他市の先進事例も参考にしながら対応してまいりたいと考えております。   次に、接続工事により不要となる処理施設の利活用についての御質問にお答えします。   不要となった処理場施設などの活用方法につきましては、当面は、下水道課所管の施設として管理を行う予定としておりますが、これまでの県との接続協議において、地域の防災倉庫などの活用案が示されております。このような意見を参考に、今後、防災関係部局への情報発信のほか、地元関係の御意見もお伺いしながら有効活用が図れるよう検討してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆11番(真鍋順穗君) 議長、11番。 ○副議長(川田匡文君) 11番 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) 大綱3点目ですね、生活環境を脅かす空き家対策についてであります。   市政方針では、所有不存在の物件について、略式代執行への取組が示されておりますが、相続発生により法定相続人あるいは相続人が特定し難い危険家屋が存在し、しかも、当該家屋が満濃池土地改良区の幹線水路に隣接しており、台風、豪雨等の災害発生時に危険家屋が倒壊した場合には、水路の閉塞により大災害を引き起こすおそれがあり、人災のそしりを免れない可能性があります。   こうした事案に的確な対応ができる代執行等の手法について、あるいは、これの迅速な執行について、具体的に示していただきたい。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 御質問にお答えいたします。   空き家の管理につきましては、一義的には所有等の責務であるということが、空家等対策の推進に関する特別措置法において基本的な考え方であり、地域の住民から管理の行き届いていない空き家に関する情報がありましたら、現地を確認する一方で、まずは法務局の登記簿や固定資産税の情報等で所有の調査を行い、所有等に改善をお願いする文書を通知することとなります。中には、議員お尋ねの相続人が特定し難いケース、例えば所有が死亡し、相続が発生していることもありますが、相続人が確定するまで、あるいは相続人がいないことが確定するまでは、住民票、戸籍謄本等による相続人調査を行わなければ次のステップに進むことができません。   そこで、議員御質問の案件における代執行等の手続でございますが、まずは相続人を確定した上で、その相続人に自主的な解決をお願いすることにはなりますが、それでも改善が見込まれない場合は、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく〔ブザー音あり〕行政代執行の手続、手段が……。 ○副議長(川田匡文君) 答弁を止めてください。   以上で11番議員の質疑は終わりました。   ここで10分間程度休憩をいたします。               〔午後2時37分 休憩〕             ───────────────               〔午後2時47分 再開〕 ○副議長(川田匡文君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   総括質疑を続行いたします。   14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 本日最後になります。また、明日4人でこの総括質疑も終わり、我々の任期最後となる議会でございます。   今期で勇退される先輩議員の皆様、御苦労さまでございました。時にはけんけんがくがくとした議論をしたこと、ひとえに丸亀市への熱い思いでの激論でありましたので、御容赦のほどをよろしくお願いいたします。また、任期最後まで、また、その後も、別の立場で丸亀のために御尽力をいただきますことをお願い申し上げます。また、残る我々も、再びこの場に立てるように努力しましょう。訳の分からんポスターに勝ちましょう。   それでは、総括質疑を始めます。   まず、PCR検査とワクチン接種についてであります。   先ほど市長から、一番に市政方針の中でこれを上げました。PCRセンターでの最近の検査数とピーク時の検査数は、また検査に必要な担当の人数、4月から高齢及び介護従事を手始めにワクチンの接種が始まりますが、医師会にお願いする人数は一日何人なのでしょうか、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) ただいまの質疑に対し、理事の答弁を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 14番横田議員の御質問のうち、まず、PCR検査の現状についてお答えいたします。   議員御案内のとおり、本市のPCR検査センターは昨年の5月11日から運営し、月曜日から金曜日まで毎日PCR検査が行える体制を構築しております。2月末現在の検査数は786件となっております。   検査数の推移につきましては、11月までは月平均50件程度でしたが、12月に倍増し、この1月の検査数は193件と一番多く、2月は126件となっております。   PCR検査センターの人数は、医師2名、看護師2名、事務1名の5名で運営を行っております。担当医師につきましては、丸亀市医師会の医師43名が輪番で行っていただいております。   4月から始まるワクチンの集団接種に必要な医師の人数は、1会場につき医師4名、看護師8名を予定しております。一日3会場で行う場合、医師12名、看護師24名となり、午前午後で入れ替わる場合は、医師24名、看護師48名となります。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 本当に医師会の皆さんには御苦労をかけますけれども、どうぞよろしくお願いしたいと思います。本当に大勢の医師、看護師が必要なんだなということを改めて感じました。これだけのワクチン接種に、PCR検査も同様ですけれども、医師会の協力は必要であります。当分の間は少ない供給ですんで、十分に回ると思うんですけれども、ピーク時になってきたら、すごい数のお医者さん、そして看護師さんに御迷惑をかけると思いますけれども、そのようなとき、今からピーク時の対処の仕方というものをどのように考えているのかなと、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 御質問にお答えいたします。   議員御指摘のとおり、ワクチン接種も、PCR検査も、医師会の協力がなくてはできないものであり、ワクチン接種が始まれば、先ほどの答弁で申しましたとおり、多くの人員について御協力をいただくようになります。PCR検査センター設置において、また、これからのワクチン接種においても医師会との協議を積み重ね、協力体制を構築してきております。特にワクチン接種につきましては、ワクチンの配分状況や接種状況により柔軟な対応が必要であるため、今後、医師会とさらなる協議を重ねていかなければならないと考えております。   接種体制につきましても、供給されるワクチンの種類、扱い方、数量などの推移を見ながら、集団接種から医療機関での接種に重点を切り替えていくことで人員配置の軽減を図っていきたいと考えております。   いずれにいたしましても、市民の命と健康を守ることを第一に、引き続き医師会との連携を密に図り、円滑な接種が実施できるよう全力で取り組んでまいりますので、御理解、御協力をくださいますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 一番気になるんが、この医療従事に対して、国は優先的にということで、この13、14日からも丸亀市内でも接種が始まるということを聞いておりますけれども、一般の接種が始まるまで、4月までに医療従事にワクチンの接種というのは、もう終えるんでしょうか、香川県内、丸亀市の医療従事に対して。もしできないんであれば、4月、昨日も部長とかが言われましたけれども、香川県にワクチンの供給量というのは、4月5日に975人分、そして12日、19日は4,875人分ということを昨日言われました。当然、人口配分するとすれば、4月5日以降に丸亀には100人弱、第2週には500人弱、その次は500人弱となりますよね。それを、まずは丸亀市内の医療従事に優先的にすることというのは、何か聞いたら厚生労働省というところは面倒い省庁で、これを県に渡す分は、65歳以上で介護従事に限るんやというようなことを言ってますけれども、やっぱり、そういう見解を守らざるを得ないわけですか。一番大事な医療従事に優先的にするべきじゃないんかなと僕は思うんですけれども、その辺については、市長分からんかったら課長でもいいんでお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) ただいまの御意見については、私と全く同感でございます。   実は、ワクチンの供給量というのが県を通じて知らされるわけですけれども、本当に不透。今、議員が御案内をいただいた程度のことしか、市にも公式には入っておりません。推測しかできないわけですが、医療従事に対するワクチン接種が4月の半ばまでには、今のままのワクチン量では完了しないのではないかというおそれがありますので、県と協議をしながら、どういった限られた数のワクチンを、どういった順番で、どういった接種を進めるのかということで議論をする、そういった会も予定をされておりますし、会議以外でも、我々の考え方を申し上げております。   その我々の考え方は、今、議員がおっしゃったとおりのことで、医療従事のほうを済ませることでなければ、集団接種に御協力いただくというのは、なかなか難しい、そういったことを県で明確に示して、そして住民に理解をいただくような手順を取っていただきたいということを要望申し上げております。   一方で、ワクチンがもしかすると大量に来て、医療従事は終わるということであれば、予定どおり、4月15日から高齢の接種というのは可能な体制はつくっておりますので、両面で準備を進めてまいりたいと考えております。   以上です。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 同じ考え、多分、誰もそうだと思うんですけれども、それと、初日に、介護従事のPCR検査が補正予算で決まりましたけれども、僕はこれ、あんまり予防に対して有効的ではないと思ってるんですよ。それよりも、今回、香川県に来た、さっき言われました4月の1週で100人弱、第2週、第3週で500人、500人弱、このワクチンを、高齢じゃなくって介護従事に優先的に。そうしなければ、500人ぐらいやったら、計画してます丸亀の体育館と飯山の体育館、木曜日の午後、それだけで終わってしまうんじゃないんですか。土曜日、日曜日に学校の体育館を借りる必要もないし、もう電話はパンクするだろうと思いますし、だから、供給がある程度分かるまで、4月の第3週か第4週ぐらいまでは介護従事に対して優先的に接種する、僕はそのほうがいいと思いますし、この前の補正予算、あれ市単独なんでしょう、1回で1,500万円。無駄というたら、またそういう関係の人に怒られるかもしれませんけれども、要は、PCR検査した、そのときに、あっ、陰性が出ました、あっ、よかったなという、その一瞬の喜びだけですよ。その次の瞬間から、またかかったらというような不安感にずっと。ただ、その一瞬の安心感のためだけにPCR検査をする。   僕は、ある介護従事の方から、県が2月にしましたよね。そのときに、みんなにPCR、職員が県に検体を送って、その結果が出る2日の間、もう本当に冷や冷やもんでしたと、そんなプレッシャーなんかもう受けたないということも言われてましたし、あるところは124人の職員、24時間体制してますから、唾液を採る検体するだけで3日間もかかったんやと。それを2月にして、また3月から丸亀でする、そんな必要ないやろと。介護従事にするんやったら、1回しとんやったら、ほかの障害とか子育て施設の、そういう職員にしたらええんじゃないんですかと。そんなことするよりも、ワクチン接種を優先的に介護従事にしてくださいよ。丸亀市は、そこまで介護従事のことを思うてくれてるんだったらということが、僕、5つの施設の方にお聞きしたら、5つの施設みんなが言いました。ワクチン接種を優先的にしてくれたら、みんな安心して仕事ができますと、どうですか。   そやから、香川県から丸亀に来る4月5日以降のワクチン接種については、事業主体は市ですから、市が責任を持って65歳及び介護従事ということを、これ厚生労働省もきちんと明記してるでしょう。大阪市の松井市長も、大阪は優先的に介護従事から始めますということを言ってました。僕と全く同じなんですけれども、それについてどうですか。絶対そのほうが、1回だけPCR検査よりも、本当に介護従事にとっては、それが本当に有効ですということを何人もの方から僕は聞いてますから、ぜひともお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   まず、介護従事のPCR検査と、それからワクチン接種、目的はそれぞれございますので、検査についても、ぜひ御理解いただいて、やはりクラスターを発生させないためには、ある程度定期的に、介護従事の皆さんには負担でございますけれども、検査を受けていただくということで、ぜひお願いしたいと思っております。   一方で、ワクチンでございますが、これについては、居住地で受けるというのが原則ということが一つございます。高齢に接種する場合に、例えば、その高齢が施設に入所している、そういった方に接種をする場合については、その従事員も併せて接種をすることは可能だというふうな解釈は厚労省から伺っております。   ただ、ワクチンの配付数について、先ほど医療従事の件で申し上げましたが、それぞれに非常に厳しく、これは医療従事用、これは高齢用、こういった数量の限定が非常に厳しく今のところは言われておりますので、今言った御趣旨については理解もできますので、機会を捉えながら、もちろん、丸亀市で可能な場合には、高齢と介護施設の従事と同時接種ということで考えたいと思いますが、今後の状況も刻々と変化しますので、そういった状況を見ながら適切に対応したいと考えております。   以上です。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 要は、結局は、いつ介護従事に接種を始めるわけですか。4月からでも可能なんですか、始めるんですか、どうなんですか。それならば、この前の補正は、ワクチン接種の前の月からはしませんということやったら、4月からすれば、この前の補正で4,500万円使わずに済むんですけど、絶対に、さっきも言いましたけど、4月5日には100人弱で、12日、19日以降には500人弱しかワクチンの供給はないんでしょう。それだけの数やったら、介護施設へ行って、第1週はここの施設で、第2週はこことここの施設でってやれば、これぐらいの数量、簡単になくなってしまうんじゃないんですかね。4週目以降とか5月になってから、一般の65歳以上の方にきちんと供給ができる量が確定すれば、電話でも予約はできますし、そういうことをせんと、コールセンターとかもうパンクして、全く電話したって出えへんやないか、予約したって、いつのこっちゃ分からへんとかというような苦情のことばっかり僕はなると思うんですよ。それやったら、丸亀市に限られるかもしれませんが、丸亀市外から来てる従事もおりますけれども、2,000人ですから、そのうち、マックス3週間としたら、1,100人ぐらいですか、それぐらいの方に、今からいったら一月ありますから、事前に予約ももらって、そういうことをすれば、あっ、丸亀市は介護従事の、介護施設の中でクラスターが発生せんように、まず考えていただいたんだなということが目に見えて分かるし、ほかの自治体の人にも、あっ、こういうモデルもあるんやということが分かるし、本当に限られた少しの数量の中で、65歳以上いうても3万6,000人ぐらいおるわけなんでしょ。それで、いきなり100、500、500しか来んやつにみんなが電話したら、もうパンクするのは目に見えてますから、そういう方法をぜひ採ってほしいと思うんですけれども、市長、部長、課長、どないでしょうか。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 今のような形が、一つは技術的に難しいということがございます。ファイザー社製のワクチンにつきましてはマイナス75度、そして分ける場合の制約、輸送の場合の制約等々もございます。医師会との協議をこれまでにも重ねてきておりますけれども、そういった中では、今現在決めている集団接種体制ということで決めております。介護施設等の職員については、高齢接種と併せて、それぞれの施設での接種が可能となった時点で一緒に行うという、今までの協議経過でございます。   今おっしゃられてる趣旨は理解ができますけれども、それが現実に物理的に可能であるのかどうかということについては、少し検討の余地があるものと考えております。   いずれにしても、供給量自体が、やはりたくさん供給していただけるということが前提でございますので、ぜひとも中央に向かっても、そういった要望も皆さん方からもしていただければありがたいと思います。   以上です。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) そら言いますよ。でも、供給量は決まってるじゃないですか、少ない数しかない。僕が言ったほうが現実的じゃないんですか。いきなり集団でするというたって、100や500しか来てないやつを集団でしたって意味がないでしょ。きちんと効果的にできるんやったら、不公平感なく優先順位をつけてする、それが必要があると僕は思うんですよ。市長、PCR検査とワクチン接種が自分の市政方針の一番ですと言うたんですよ。現実的なことを考えてくださいよ。もう早うに2月の頭に決めたことを、今、現実にワクチンの数量はこれだけしか供給できない。それを、今まで2月に考えたんを、そのまま踏襲するというんやったら、全く考えてないと一緒ですよ。きちんとやりましょうよ、本当に。   僕も時間がなくなりますので、このぐらいにしますけれども、本当にさっき言いましたけれども、介護従事を優先するという方法を、まだ一月ありますから、できるはずですよ。そっちのほうが不公平感がないし、絶対にいいと思いますんで、よろしくお願いします。   それでは、ずっと続いておりますこども園について、もう石井部長がおらんようになるんで、最後に議論になると思いますけれども、まず簡単に、今後のスケジュールと完成までの総事業費について、よろしくお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) 14番横田議員の城乾こども園の整備に係る今後のスケジュールと総事業費についての御質問にお答えいたします。   なお、答弁内容につきましては、関係各課と調整済みであります。   議員御承知のとおり、現在、今年度予算に基づき、既に新しいこども園の基本設計に着手し、これまでに保護や城乾コミュニティの会長をはじめ、地元の方々の御意見、御要望等をお伺いしながら、先般、城乾こども園建設検討協議会における最終案が完成したところです。そこで、来年度、実施設計を行う予定ですが、これに並行して、現在の中央保育所と西幼稚園を解体するための設計業務委託を行う予定です。また、来年度末までに中央保育所と西幼稚園の園児につきましては、それぞれ城北こども園、旧城北幼稚園での保育に一旦切り替えさせていただきます。その後、令和4年度から、現在の中央保育所と西幼稚園の解体を開始し、おおむね令和4年度の下半期から新しい城乾こども園の建設に着手し、令和5年度末までに完了、そして令和6年4月からの開園を目指しております。   なお、総事業費につきましては、現在のところ、基本設計などを取りまとめている最中のため、算出するところまでには至っておりませんので、どうぞよろしくお願いいたします。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) あのねえ、今から建てよるのに、みんな家を建てるときに何ぼぐらいかかるんやぐらいはやりますよ、普通の家やったら。何が事業費が分かりませんや。もう言うてあげよう、10億円以上かかりますって、そうなんでしょう。一回聞きましたよね、10億円以上かかるいうの。忘れました。   じゃあ、次に行きます。   昨年見直されました第2次こども未来計画に基づいて、この城乾こども園を整備すると言われております。基本となる、この第2期のこども未来計画ね、市長が好きな女性議員が、よくエビデンス、エビデンスというて国会で言いますけど、これを基に建てるということでしょ、今回。でも、状況が大きく変わってると思うんですよ。例えばですけれども、こども未来計画の中の人口推移、ゼロ歳児ですね。昨年、この計画では895人となってますけれども、去年、出生数、丸亀市828人。計画に比べ実に70人近く、マイナス7.5%。国の平均では3%だとか5%といいますけど、丸亀は多く減少してます。多分、この計画書は4月から3月までとなっております。だから、ここにカウントされるんは何人になるんですかということをお聞きします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) ゼロ歳児の人口と数値の見直しに関する御質問にお答えいたします。   第2期こども未来計画の中の子供の人口推移は、コーホートセンサス変化率法により算出した推計値であり、2020年4月1日現在のゼロ歳児の人口は895人と推計しております。また、住民基本台帳に基づく2020年4月1日時点のゼロ歳児は、2019年4月2日から2020年4月1日に生まれた子供が対象となり、823人になります。計画と比べて70人近くマイナスになります。   計画の見直しについては、令和2年度、令和3年度の実績を踏まえた上で、令和4年度に予定しております計画の中間見直しの際に検討してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 令和4年度に中間見直しすると言われてますけれども、その見直ししたときに、この計画の中に城乾こども園という名称がもうなくなると僕は思っております。   続けて言いますけれども、昨年に続いて今年もコロナの影響が考えられます。今年、2021年、このこども未来計画の中では、ゼロ歳児は884人となっていますが、大幅な修正が必要となるものと思います。当然、来年度以降、2022年、これには870人。今年、来年と何人にするのが適当なのかということをお聞きします。   ひとつ資料としてですけれども、昨年、妊娠届出数というのが813人やったんですよね、前の年に比べて40人の減。これだけ見ても、884人ですから、また70人以上の減というのは考えられますし、次の年、婚姻届の数、去年491件、5年前は580件ぐらいあったんですよ。だから、500を割ったのは、多分、丸亀史上初というようなことなんですよね。そういうことを考えれば、本当に今年、来年と何人のゼロ歳児が生まれるのか推定できると思いますんで、よろしくお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 2021年及び2022年のゼロ歳児の人口の見込みに関する御質問にお答えいたします。   議員御案内のとおり、第2期こども未来計画におけるゼロ歳児の人口推計は、2021年4月1日時点は884人、2022年4月1日時点は870人となっております。2019年度と2020年度の母子手帳の交付状況から推測すると、出生数が減少してございますことから、2021年4月1日時点のゼロ歳児の人口は、推計値よりも減少すると見込まれます。また、2022年4月1日時点のゼロ歳児の人口についても、コロナの影響等もあり減少する可能性はあると思われます。現時点では、計画に示される数値しか出しておらず、計画の中間見直しの際や次期計画策定時に検討してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 将来のことで分かりませんけれども、もう確実に去年の妊娠届出数が813ですから、この数字がほとんど810とかという数字が出てくるのは当然なんですよね。また、来年も婚姻数がこれだけ減ってるから、同じような数が出るんですよ。ということは、大きくこのこども未来計画を見直さないかんということなんですよ。基本となるエビデンスが変わってしまうということなんですよ、城乾こども園を建てるための。それで、多分これもまた同じような答弁になると思うんですけど、4年後やね、できる。そのときに、ゼロ歳児、1歳、2歳児、3歳児、推定する人数はどうなりますか。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 城乾こども園が開園する予定の3年後の子供の人数の見込みについての御質問にお答えいたします。   第2期こども未来計画において、3年後、2024年度の子供の人数は、ゼロ歳児838人、1歳児873人、2歳児888人、3歳から5歳児2,749人と推計しております。また、4年後、2025年度の人数は、ゼロ歳児827人、1歳児856人、2歳児871人、3歳から5歳児2,771人と推計しております。   これらの数値は、コーホートセンサス変化率法により、過去の変化率が将来も続くものと仮定し、算出した推計値でございますので、今後、必要量の見込みにつきましては、国から示される指針等を踏まえ、計画の中間見直しの際や次期計画策定時に検討してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 部長ねえ、こっから、ただ移しただけの数字でしょ。違うじゃないですか。去年、820何人ですよ、70人減っとんですよ。その数字を言わないかんのと違うんですか。そやから、勝手にマイナス7.5%していったら、開園のときになってくれば、僕のあれですけど、ゼロ歳児はもう800人を切る数字になります。1歳、2歳児、60人、70人が減る、3歳児等については200人以上減って、2,749人が2,500人台になるんですよ。この数字を出したときの女性の、こんなん言うたら、また女性蔑視やなんか言われるかもしれませんけれども、母親になり得る女性15歳から49歳、そこから出生率を掛けてするんが、さっき部長が言われたコーホートセンサス変化率法になるんですよね。じゃあ、5年後の、その母数となる女性の5年ずつのを見たら、増えるのは15歳から19歳が20から25歳、それと、上が45から49歳の、この2つの年代だけがぼっと増えるんです。あとはもう1割以上減ってるんですよ。失礼ですけど、45から49歳の年齢の数が増えたって、悪いですけど、子供はそなにできないと僕は思いますし、15歳から20、25というのは、その年代というのは学生ですから、学生が進学や就職でもう県外に出るわけですよ。そこの人数が減るということは、今、2万1,000人、その年代の女性が3,000人ぐらい減るということなんですよ。そしたら、絶対にこの出生数というのは、もっと減ってしまいますから、もうこのコロナの関係で、この1年2年が下がったからというんじゃなくて、次の4年後にも、5年後にも、もうその数がなってしまうんですよ。   だから、そこまで考えて、城乾こども園というのは真剣に考えな僕はいかんと思うんですよ。昨日も三宅議員が言いましたし、今日の朝も国方議員が言いました。やっぱり、10億円を超す事業、これが計画をつくった2年前、3年前とは状況が大きく変わってるんですよ、このコロナによってですよ。それをきちんとみんなが制止してせんといかんときなんですよ。今日もずっと同じ答弁でしょう。いや、公立がこっちになかったらいかんとか、そうじゃないんですよ。もう全体に減ってしまってるんですから、それに適応するということをしないと。   西中校区に、何ぼでも人口が増えよりますからと言っても、新しい保育所ができました、そして、従来あるところも、4階の立派な増築をしましたよ。そういうところが、城乾こども園ができれば、物すごい恐怖ですよ。これだけ子供の数が減っていくというような状況を見ればですよ。何ぼでも人口が増えると言いますけれども、今、新築の住宅着工率なんか5%、6%に下がってるんですよ。そういうことを、先を見越してすれば、絶対に城乾こども園なんか必要なくなると思いますし、これまた、あとでもう一度言いますけれども、さっき公立でこっちのほうばっかりと言いますけれども、僕は前々から、なんで西中校区が人口が増えるから、ここにこども園をつくらないかんというんであれば、綾歌の中学校区でゼロ歳児保育はないんですよね。これをどう説明するんですか。こっちは幾つか保育所があって、近くには、ちょっと行けばあるのに、あの広い綾歌の校区の中でゼロ歳児保育がないって、それについて御説明をお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) それでは、綾歌校区におけるゼロ歳児保育についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、綾歌校区内の保育所は公立のみでありますことから、年齢が満1歳に満たない子供については受入れを行っておりませんが、ゼロ歳児であっても、満1歳になった日の翌月1日からは入所することができます。   本市では、基本的に、島嶼部を除く市内全域で待機児童が発生しないよう保育施設の需要と供給バランスの調整を行っているところですので、綾歌地区にお住まいの満1歳に満たないお子さんにつきましては、居住地や保護の勤務地の近隣にある施設を御案内しているところです。   しかしながら、今後、人口減少が進むと見られる丸亀市においても、西中校区につきましては微増する見通しとなっております。このことから、人口が増える地区におきましては、それだけ多くの保育ニーズが発生することで、他の校区にある保育所等の入所選考に影響が及んでくることも想定されます。   そこで、西中校区においては、地域性の観点からも、今後廃止する中央保育所と西幼稚園の受皿となる城乾こども園の整備が必要であると考え、これまで本会議等において答弁で申し上げてきたところですので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) さっきも言いましたけど、状況は大きく変わってるんですよ。今まで綾歌をほったらかしにしとって、こっちのほうは手厚くしていったというのが僕は現状だと思うんですよ。前も、何か滝が見える保育所やなんかの、あれは直したんですか、ちゃんと。ほんまに直したんやな、それやったらええですけど、やっぱり、何か従来からの考えをそのまま踏襲するというのがおかしいと僕は思うんですよ。   次に行きますけれども、この出生数、さっきから言うてます。2013年には出生数が1,000人を割り込んで、3年前は900人を割り込む。そして、昨年は828人。もう3年、4年後には確実に700人台、もう目の前なんですよね。少子化がもっともっと進んで、こんな状況の中で、新たに城乾こども園という、こんな施設をつくるよりも、きちんと将来的な現状に応じた施設を縮小していく、これが普通、誰が考えても、子供の数が減るのに、何でまた新しいものをつくらないかんのやと。もっと2つも3つも減らす、それぐらいのことをせんと十分なことはないと僕は思いますし、本当に、この計画を立てた2年、3年前と大きく状況は変わっとります。   もう一度考え直して、このこども園を中止して、この財源を、この12月の議会でも同僚が言いました、また、共産党や公明党も言うてますよ、紙おむつに助成するとかね、そういうことで、特に幼児教育無償化で3歳以上は手厚くなりました。要は、ゼロ歳、1歳、2歳に対して丸亀市は何かしましょうという姿勢を、それが少子化のためには必要だと僕は思うんですよ。   そやから、そこで、子ども手当の増額、月5,000円でもいいじゃないですか。ほんだら6万円で800人の3歳分ですか、1億5,000万円もあればそれができますし、次、1万円をすれば3億円か。これ10億円から超すんですから、それでまた職員もずっとおりますから、絶対にこういうことをしていかないと、市長、少子化の何らかの手だてというのを講じんと。そのためには、きちんと将来的な人口に応じた施設、職員の数、そういうことをしていかなければ、今日の朝も言うてたじゃないですか。保育士がおらんのに、またこんな施設をつくったって意味がないじゃないですか。それよりも、今からの丸亀市の子供の数に応じた施設、そのために、このこども園を中止して、ゼロ歳、1歳、2歳に手厚い支援をするべきだと僕は思います。見解をお示しください。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) 城乾こども園の建設を中止し、他の支援に向けるべきではないかとの御質問にお答えいたします。   先ほど24番議員の総括質疑においてもお答えいたしましたように、城乾こども園の建設に当たりましては、昨年の12月議会をはじめとする、これまでの一般質問において、継続して市の方針や必要性をお答えしてまいりました。そのことに加えまして、常に横田議員から御指摘されています少子化が進みましても、現在、国の基準にあります保育士一人が保育できる子供の人数が丸亀市においては減少することで、より理想に近い保育が行えることとなります。   そして、近い将来において、現在の私立園の数が確保できているとは限りません。また、昨年度、中央保育所の移転先や西幼稚園の在り方について、市の方針がなかなか定まらず、保護の方から非常に多くの御意見をお叱りを受けてきた中で、昨年3月議会の基本設計に係る予算の御承認により、この方向性にようやく一定のめどが立ち、両園の保護や地元城乾コミュニティの方々の御理解をいただくことができました。   今後、行政と住民やコミュニティとの間で検討してきた内容を、双方の信頼関係の下、進めていく必要があります。このことからも、この城乾こども園の建設は、議員御提案の少子化対策としての子ども手当の増額などとは切り離して検討するべきであると考えておりますので、御理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 毎回毎回、僕はこのこども園のことを、もうやめるべきやということを言い続けてます。選挙が近くなって、後援の方から、横田さん、それを言うたら、もう票が減るよと何人もの方からも言われました。しかし、もう現状と合わないような状況の中で、これを僕は認めるわけにはいかんと。だから、申し訳ないけど、僕に1票入れてくれんでも結構ですと、僕は丸亀市全体のために、これは主張し続けるんですと言いました。   さっきの数、そうでしょう。ほんまやったら880人生まれるところが820何人しか生まれてない、来年もまた70人減る。いうたら、学校の35人学級やったら、2クラスずつ減るような体制なんですよ。それで、何でまた新たに建てる必要があるんですか。工事の間は城北こども園に入ってということは、そこに十分な施設があるということじゃないんですか。コロナになって税収が落ち込んだ、いろいろな意味で丸亀市も厳しいと口では言いながら、そういうところで10億円、15億円と使うわけですわ。市民会館も95億円できちんとできるんやから、これも、ある人に言われました。丸亀市、お金があるんやなあ。そやから、そんな無駄なことばっかりするんやなあと。それも競艇があるから、まあそうなんですけど、もうがらがらになるこども園をつくってどないするんですか。周りの私立の民業圧迫につながるような、そういう施設を、公立がなくなるから、そんなん必要ないことを、いつまででも、これもう2年も3年も前からずっと言ってますし、ほやけど、大きく変わったのは、このコロナによって出生数が変わったということなんですよ。ほいで5年後にも、さっき言いましたけれども、母数となる女性の数というのが2割3割減るんですよ。ということは出生数も減るんです。だから、もう700人台の、5年、10年後には、出生数で丸亀市の子育ての施策というものを考えないかんのですよ。   だから、一番大きな転換点はここなんですよ。みんなで謝りにいったらいいじゃないですか、コミュニティ関係の方に。限られた、丸亀市全体ですよ。その一部の人間のためだけに、いや、お叱りを受けるから、いや、約束ですからなんですか。状況は変わってるということは分かるはずですよ。その代わり、きちんとほかの地区にはない、ゼロ歳、1歳、2歳に対して、丸亀市はこういうことをします、御理解くださいと言えば分かるはずですよ。立場上難しいかもしれませんけれども、どうか本心で、部長お願いします。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長(石井克範君)登壇〕 ◎教育部長(石井克範君) それでは、横田議員の再質問にお答えいたします。   横田議員おっしゃるように、少子化が進んで、子供の数は微減ながら減っているのも確かに事実です。ただ、子供の数が減っても、保育所を望む子供の数は全く減っておりません。例えば令和2年度だったら、御存じのように、4月現在では待機児童ゼロとなりました。ただ、このゼロは、この3月末では170人の待機になってます。これは、国がいう待機ですので、私的待機を合わせると、500人近くの人数に上ってきます。ということは、子供が減っても、保育所を利用したいという数はどんどんどんどん増えているのが実情です。ですから、子供の減少イコール保育所が要らないというふうには結びつかないと私は考えております。   また、子供が減っても、御存じのように、見守りに必要な子供はどんどん増えているのが現状です。私が、この部に来ましたときには、四、五人に1人は見守りが必要なんですよというようなお話を聞いてびっくりしましたが、現状では、きつくいえば、もう2人に1人ぐらいの割合にまで今増えているのが現状です。   そういった中で、保育士の数、そして保育所のニーズは、これからもどんどん高まってくるとも思ってますし、また、先ほど答弁で申したように、子供の数が減少しても、例えば今、5歳、4歳であれば、保育士1人で30人の子供を見てます。国はこれを25人にしなさいというふうな指導も来ております。3歳にしてもしかり。ですから、子供の数が減ったとしても、保育士が見れる数も減りますので。ということは、丸亀の保育は理想的な形に近づいていくと私は考えております。そのことからも、城乾のこども園については、今後必要な施設になってくると思っておりますので、どうぞ御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 部長ねえ、令和2年、違うんや。来年、再来年、今からなんですよ。そら子供の数は減った、それよりか、がっと減るんですよ。さっき言うたみたいに、もう3年前の900人から、もう700人になるんですよ。いうたら200人ぐらい減ることが考えられるんですよ。母数が減るんやから、全体の数が減るんやから、保育所だけが増えるはずがないじゃないですか。絶対に、自分を肯定せんがための矛盾だと僕は思いますし、やっぱり、時代に応じて、きちんと立憲民主がいう、市長が好きなエビデンス。エビデンス示しなさい、それが出生数ですよ、絶対。子供の数に結びつくもんと僕は思いますよ。そんなこと言うたら、幾らでも職員の数が増えてしまいますよ。今の現状できちんとできてるんですから、私立にきちんと預けて、公立は速やかに撤退していく、その姿勢を僕は示すべきだと思いますし、これからもそうしなければ丸亀市が成り立たなくなると思います。   時間がないんで、次に行きます。コロナ禍を克服するための経済対策について。   まず、去年12月、予算編成方針で市長に僕はお尋ねしました。市単独事業を2割削減すると。以前、ゼロシーリングも、マイナス5%シーリングもできなかったのに本当にできるんですか、やりますと胸を張って言いました。その結果はどうなったんでしょうか、お示しください。 ○副議長(川田匡文君) 総務部長 栗山佳子君。             〔総務部長(栗山佳子君)登壇〕 ◎総務部長(栗山佳子君) 市単独事業の2割削減についての御質問にお答えいたします。   昨年9月に改定した中期財政フレームでは、新型コロナの影響を反映させた本市の厳しい財政見通しをお示しし、これを踏まえた令和3年度予算編成方針においては、投資的経費で、国や県の補助対象となっていない市単独事業のうち、単独市費補助土地改良事業補助金や市道舗装改良事業費などの継続的な事業費について、前年度と比較して2割の削減を要請いたしました。続く新年度予算の査定において、各部署から事業の状況や方針、優先度等を聞き取りするとともに、国の地方財政計画に伴う交付税の増額や市税の減収見込みなど歳入状況や事業の緊急度や市民への影響等を総合的に勘案し、予算編成を進めてまいりました。   その結果、議員御質問の単独事業の削減状況でございますが、令和3年度当初予算における継続的な単独事業費は約7億7,000万円となり、前年度と比較して約8,200万円、1割ほどの減少となっております。   以上、答弁といたします。
    ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) えっ、1割も減ったわけですか。僕は、いただいた資料ではマイナス5.95%となってます。12月に、そんなことをせんと、僕は予算をつけるべきやと言いました。要は2年前、ゼロ%シーリング、その前はマイナス5%シーリング、それもできずに、今度、2割カットもできず、その結果が、2年前は19億円の財政調整基金の切り崩しで、去年が10億円、また今年もということになってしまうんですよね。   それから、予算編成方針、方針やから守らんでもええという感覚はどっかにある。それは、やっぱり市長の政治姿勢やと思うんですよ。腹くくって俺やるんやと、おまえら全部削れと、それぐらいのことがないから、こういう結果になってしまったと僕は思ってます。やるんやったら、もっと元に戻して、もっともっと身近なインフラ整備、道路舗装であるとか道路改修、土地改良、全部、今まで積み残ったんが4年も5年もあると僕は聞いてますから、それを経済対策の一環として、この一、二年でばっと全部やってしまう。そうしなければ、今、国は雇用調整助成金ですか、それも今年6月末と言われてますし、いろいろな融資を受けた3年間猶予。これ、あと2年たてば、お金を払わないかんようになってしまいます。そのときに、もう丸亀市内の事業がばったばった倒れて失業があふれる、そんなことにならんために、この一、二年間、歯を食いしばって、大林さんから金をもろうて、丸亀中にばらまいて経済を回復させないかんのですよ。   そのために、今回、こんな削減よりも、こういう必要なインフラ整備を1年2年、5億円、6億円あったらできると僕は思います。やろうじゃないですか、その見解をお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 総務部長 栗山佳子君。             〔総務部長(栗山佳子君)登壇〕 ◎総務部長(栗山佳子君) 身近なインフラ整備等の集中実施についての御質問にお答えいたします。   議員御指摘のとおり、単独市費補助土地改良事業費補助金や土地改良施設整備事業費においては、近年、農道、水路の改良及び農道舗装などへの申請件数が増加し、事業着手をお待ちいただく状況となっております。これまでの待機状況への対応といたしましては、平成30年度にそれぞれの事業予算を増額し、事業を推進するとともに、令和元年度には、待機状態の解消に向けた予算を臨時的に計上することで、さらなる推進を図ってまいりました。   令和3年度予算におきましても、これらの単独事業については、前年度と同額の予算を確保するとともに、重点的施策の一つである多目的機能支払交付金事業費を拡充し、地域の共同体が農道、水路の長寿命化工事を実施できる体制づくりを支援することといたしております。また、市道舗装改良事業費についても、平成27年度から老朽化した舗装を集中的に改良するための予算を計上してまいりました。   このような経緯を踏まえて、議員御提案のインフラ整備等へのここ一、二年での集中投資についてでございますが、これまでも待機状態の解消に向けた予算を順次計上してまいりましたことや、新年度においては、新型コロナの影響で生活や事業に不安を感じている方々に対し、安心して暮らしていただけるための支援に優先的に予算を計上することが肝要と考えますことから、直近でのインフラ等への集中投資は、現時点においては難しいと考えております。   また、来月から新型コロナワクチンの接種が始まる予定ですが、今後も感染症対策の継続や経済状況の変化などに臨機応変に対応するための財源確保も重要であると考えております。一方で、待機状態が長期に及ぶことで災害等の発生も危惧されますことから、今後も、担当部署と情報共有するとともに、財政状況を勘案しながら予算への反映も検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) もう女性に言われたら弱いんで、これ以上は言いません。   時間がないんで、ちょっと飛ばして申し訳ないんですけれども、持続化給付金についての考えについてお聞きします。   昨日、国の予算が衆議院を通過しましたけれども、市長が支持してるかどうか分かりませんけれども、立憲民主は、国民みんなに給付金をということで組替え予算動議を出したようでありますけれども、どうなんでしょうか。市長は、これからコロナ対応として、丸亀市民に対して給付金、また、不況業種の事業に対して持続化給付金を行う考えはあるのでしょうか、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 市民全員に給付金、事業に持続化給付金の支給を行う考えはとの御質問にお答えいたします。   答弁内容につきましては、関係部と調整済みでございます。   本市におきましては、事業の皆様に対しましては、国の持続化給付金を補完する役割といたしまして、直接的な給付であります融資応援給付金やWithコロナ応援補助金を実施しているところでございます。特にWithコロナ応援補助金につきましては、国等の持続化給付金とは違い、売上減少等を要件としておらず、できる限りのものを対象として給付に努めており、対象も全業種全業態に拡大するなど大変多くの事業の方から申請をいただいている状況でございます。また、キャッシュレスポイント還元事業も、小売店や飲食店をはじめ、広く事業の方への支援につながるものと考えております。   また、市民の皆様全員への給付金につきましては、現時点におきましては、国からの交付金等がない限り、費用面等から実施は難しいと考えております。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 市長は、これやらないということでよろしいんでしょうか。選挙が近づいて、急にやりますよというて選挙公約には出さないですよね。きちんと調整して、この答えやったんですよね。それだけ確認させてください。 ○副議長(川田匡文君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 再質問にお答えいたします。   現時点におきましては、考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○副議長(川田匡文君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) もう一つ、最後、スーパーシティ構想について、丸亀市は取り組む考えがあるんかどうかということをお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) スーパーシティ構想に応募する考えについての御質問にお答えします。   議員御案内のスーパーシティ構想は、国が推し進める国家戦略特区制度の一つでございまして、地域や事業が一体となって、AIやIoTなどの先端技術を活用することにより地域の課題解決を図り、住民の暮らしを豊かにする最先端の丸ごと未来都市の実現を目指すために、全国で5つ程度の自治体を指定しようとするものでございます。   国では、スーパーシティの実現により国民生活のデジタル化をはじめ、将来的には遠隔医療や自動運転などのサービスの実現が構想されております。しかし、一方では、これら技術確立のために必要とされる日常生活上のプライバシーや個人情報に対する懸念のほか、デジタル弱への配慮やコストの増大なども指摘されているところでございます。   そこで、このスーパーシティ構想に応募する考えについての御質問でございますが、本市におきましても、その先進的な取組と未来都市の実現に共感するものではございますが、〔ブザー音あり〕現実的なスーパーシティの採択のためには、移動や物流……。 ○副議長(川田匡文君) 答弁を止めてください。   以上で14番議員の質疑は終わりました。   本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたします。   なお、次回会議の再開は明日午前10時といたします。   御審議、お疲れさまでした。               〔午後3時48分 散会〕             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名            議 長            副議長            議 員            議 員...