花巻市議会 2002-03-19 03月19日-06号
以上のことを踏まえて審査を進めた結果、個人の開業医と異なり、県立病院の果たすメリットには複数の診療科を受診できるということもあり、高度医療しか設けられないところに問題を感じている。
以上のことを踏まえて審査を進めた結果、個人の開業医と異なり、県立病院の果たすメリットには複数の診療科を受診できるということもあり、高度医療しか設けられないところに問題を感じている。
開業医は、1つの専門診療科でやっているのがほとんどでありますし、入院対応は困難なところも少なくありません。複数の病種を持つ現代人と言われます。特にお年寄りは顕著であり、どうしても県立病院のような規模の病院が身近になければなりません。個人病院と総合病院がバランスよく地域に配置されている、これが本来の地域医療ではないでしょうか。
診療科につきましては、内科、外科等、16診療科に常勤医師が配置となっており、まさに中核総合病院と位置づけされております。医師の確保につきましては、引き続き県医療局を初め、関係機関に要望してまいりたいと考えております。
医師の数は中央病院、三沢病院等に次ぐ医師の数となっておりますし、診療科につきましては内科、外科等、16診療科に常勤医師が配置となっており、まさに中核総合病院と位置づけされておりますが、医師確保につきましては引き続き県医療局を初め、関係機関に要望してまいりたいと考えているところであります。
また、入院患者の平均在院日数が20日以内という、そういうふうに国が定める基本診療科の施設基準というものがあるわけです。ということは、病気が完全に直らなくても次の病院に移りなさいという、そういう病院なんです。 それから、二次医療の充実とうたっております。これは救命救急病院にはなりません。国では中央病院、岩手医大、久慈、大船渡の4カ所の方針を出しております。ですから、救命救急病院にはなりません。
そして、統合した後の診療体制についても、1人診療科の解消やリハビリテーション科や麻酔科などの新設を挙げています。統合によって、何がどう変わるとお考えでしょうか。具体的にお聞かせをいただきたい。 3点目は、北上病院の単独改築と医療充実の県への要望についてであります。
しかし、現実には釜石市のような地方都市では一般診療科の医師の確保も難しい状況にありますので、高度・特殊なスポーツ医療に精通した専門医の確保となりますと、なお困難であると考えられます。
現在の花巻厚生病院は昭和44年、北上病院は48年に新築されたもので、老朽化、狭隘化が著しいこと、どちらも約半数の診療科で医師1人、または診療応援で対応していること、岩手中部広域圏の入院患者の16.8%が盛岡の医療機関に流出していることなどから、2つの病院を統合し、診療機能を集約することにより、高度特殊医療の充実と救急医療体制を整えた総合病院として整備したいという考え方でした。
2点目は厚生病院は14診療科中、7診療科、北上病院は16診療科中7診療科が医師1人または診療応援で対応しており、現状の診療体制では救急医療等への迅速な対応が困難。3点目は、岩手中部保健医療圏内の入院患者の16.8%が盛岡保健医療圏内に流出し、中部保健医療圏内での高度特殊医療の完結が求められている。
医療機関においては、異なった診療科や診療分野があるため、患者さんの病状に合わせて他の医療機関に紹介するとか、他の医療機関から医師を派遣していただいて診察や手術をしてもらうなど、医療機関相互に連携を保ちながら医療を提供しているところであります。 特に、当院におきましては、他の病院、診療所から多くの患者さんが紹介されております。
現在、当院の診療科には心臓血管外科がなく、外来ではおおむね月2回程度県立中央病院からの診療応援に依存しており、また検査においても県立中央病院に依頼せざるを得ないことから時間がかかるなど不便を来している状態であります。
ただ、アレルギーの場合は皮膚科とか小児科、それから呼吸器科、眼科、耳鼻科、こういうところで対応するというふうになっておりますので、それぞれの診療科の中でそのそれぞれの症状に合わせた診療をしていただいているというふうに考えておるところでございます。
事業の実施に当たりましては、市内の脳外科等の診療科を持つ医療機関並びに花巻市医師会の御指導を得ながら事業の内容を決定いたしたものでありますが、その結果、検査項目、検査料等につきましては、市内医療機関におきましては同じ内容となるよう統一されたものでございます。
その中で、医療の空白と言われている救急救命体制が大きな期待と注目を浴びているとき、救急の現場にはDOA患者や薬物中毒、交通事故の場合全身管理を必要とするなど、通常の診療科では対応できないものが多く、一般医の時間外診療だけでなく、専門の知識と設備、常時受け入れの体制が不可欠であります。